NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(NTTコム オンライン)は6月11日、アクセス解析ソリューション「Visionalist」に、サイバーエリアリサーチの「どこどこJP」サービスと連携したアクセス行動分析の提供を開始した。これにより「Visionalist」にて、運営するサイトに来訪する企業名や地域情報などの測定が可能となり、検索経由、メールマガジン経由など、それぞれの来訪企業がどのような経路からアクセスしてきたかということも分析できる。活用例として、たとえば、複数の商材を持っているBtoB企業では、ある商材やサービスについて、特定の企業からのアクセス数が急に増えていることが把握できるようになるので、法人営業の担当者がアクセスしてきた企業の興味をアクセス行動から理解し、営業活動の促進に活用するケースが考えられる。別の利用例としては、BtoBマーケティングにおけるリードナーチャリング(ホットリストの抽出、営業へのリード展開)、ならびにサイトの効果測定ツールとして活用することが考えられる。たとえば、セミナーを実施したのち、セミナー参加企業のアクセス状況をみて、セミナー内で紹介した商材やサービスへのアクセスがある場合、当該企業の関心が高まっていると判断して、法人営業の担当者にアクセス情報を付加したリードとして展開することができる。このアクセス行動分析は、「Visionalist」の価格体系のまま提供され、初期設定費用はPCサイト用で5万円、モバイルサイト用で10万円、基本月額使用料金はPC/モバイル共通で、月間PV数上限により5万円・10万円・15万円・22万円の4コースを用意している(すべて税抜)。
2015年06月12日PEZY Computingは6月5日、ExaScalerの第2世代液浸冷却専用HPCシステム向けに最適化した演算処理システムの最小構成モデルを開発し、液浸冷却環境下での初期動作の確認に成功したと発表した。今回開発された演算処理システムは、Intel Xeon E5-2600 v3シリーズのプロセッサ1個を搭載した専用の「Xeon Module」1枚と、1024コアのMIMD型メニーコアプロセッサ「PEZY-SC」にDDR4メモリを接続し、PCI Express Gen3を32レーン接続可能とした「PEZY-SC Module」4枚を、マザーボード機能を集約した専用の「Carrier Board」に2セット組み付けて、さらに専用の56Gbit InfiniBandアダプタカード 2枚と1,200WのPSU(Power Supply Unit)を1台組み付けた「IF Board」を上下方向に組み合わせた構成を採用しており、多数のPCB基板をコネクタで積層した、細長い直方体形状を採用したものとなっている。また、マザーボードへの電源供給のためのケーブルなどは、冷媒の効率的な循環を阻害する要因となっていたことから、新たに基板内の配線とネジおよびスペーサーを用いた給電手法を開発、採用することで、多積層構造ながら、完全なケーブルレス構成を実現したという。さらにPEZY-SCそのものも従来のエンジニアリングサンプル品から、量産前段階品に変更したことによる動作周波数の引き上げがなされており、従来品と比べてXeonプロセッサの変更やInfinibandの帯域を2倍に向上したことなどと併せて、ノードあたりの性能は6305.61GFlopsから6669.12GFlopsへと引き上げられたほか、平均消費電力性能も5107.06MFlops/Wから5323.06MFlops/Wへと向上が図られたとする。なお同社では、本来は4枚の「PEZY-SC Module」間での 1対3の双方向プロセッサ間通信を実現する計画であったが、今回のタイミングでは実現が叶わず、「ExaScaler-1.5」としての完成は次のタイミングに持ち越されることとなり、今回開発された最小構成システムを用いた第2世代の液浸冷却HPCシステムは、ExaScalerより「ExaScaler-1.4」として近日中にリリースされる予定だとしている。
2015年06月08日エスキュービズム・テクノロジー(Sテック)は6月2日、同社が提供するタブレットPOSシステム「EC-Orange POS」が、ビリングシステム提供の「PowaPOS (製造元 : Powa Technologies PLC)」と標準連携し、同日より販売を開始すると発表した。「EC-Orange POS」は、iPadやWindows 8タブレットといったスマートデバイスでPOSレジ業務を行うことのできるPOSシステム。飲食店でのオーダーや小売店でのレジ・会計、接客対応、在庫管理、ECサイトと店舗間における在庫・売上情報の連携などの機能を提供する。一方、「PowaPOS」は、プリンターとハンズフリーバーコードリーダーが一体となった、タブレットPOS向け多機能周辺機器だ。両社はこのたび、汎用タブレットとタブレット専用に作られた周辺機器を組み合わせることにより、省スペースで実現可能なセルフレジを開発。通常のレジとしても利用可能(マルチレジ)となっており、店舗内の状況に応じて利用形態を変更することも可能となる。両社は今後、年内300店舗への導入を目指したい考えだ。
2015年06月03日セールスフォース・ドットコムは5月28日、米国セールスフォース・ドットコムが次世代の「Community Cloud」を発表したと報告。Community Cloudにより、企業はビジネスデータとプロセスをプラットフォームと統合し、モバイル利用が可能なパーソナライズされた安全な環境を短時間で構築できるようになるという。また、Salesforce CRMはもとよりConnect APIを通じてサードパーティのシステムやデータソースと直接統合できるため、企業は顧客、パートナー、従業員がそれぞれの成功に必要なツールおよび情報とつなぐことを可能としている。Community Cloudの主な特徴として、Targeted Recommendations機能が挙げられている。これは、強力なアルゴリズムによって構造化データと非構造化データの両方を分析し、ポストやリソース、ファイル、グループなど最適なコンテンツをメンバーに提供するという。ユーザーの貢献度合いに基づいてエキスパートを判別し、個々の分野についてのエキスパートとしてほかのコミュニティメンバーに推薦。コミュニティマネージャーが具体的な情報とともにコンテンツを提案したり、指定のグループやメンバータイプ、個人をターゲットにフィードの発表をポストしたりすることもできる。この機能により、コミュニティマネージャーは新入社員にパーソナライズしたメモを送信して研修コースに誘導するようなことができるという。スピードについては、Lightning Community Builder、コミュニティテンプレートにより、開発者やITスタッフだけではなく、すべてのビジネスユーザが、カスタマイズ、ブランディング、モバイル用に最適化したコミュニティを簡単迅速に展開できるとしている。企業はLightning Community Builderを使用することによって、自社独自のコミュニティを構築できるだけでなく、Lightning Componentsによって独自のカスタムアプリを開発し、コミュニティに埋め込むことも可能だという。さらに、Salesforce Files Connect for Googleドライブによって、コミュニティメンバーは作成したファイルやGoogleドライブに格納しているファイルを共有することで、エンゲージメントを促進させる。マーケティングチームであれば、キャンペーンプランニンググループとGoogleファイルを共有することで、このファイルへ簡単にアクセス・コラボレーションを推進でき、Googleドライブ内のファイルは、販売やサービスに関するレコードに添付することができるため、ユーザーは一元化したユニバーサルなファイル共有ソリューションを利用できるという点がメリットとされている。
2015年05月29日住友電工情報システムは5月28日、文書管理・情報共有システムの最新版として「楽々Document Plus(らくらくドキュメント プラス) Ver.3.7」を発表した。パッケージ・ライセンス価格は150万円(税別)から、販売開始は6月1日。同製品は、企業内に分散して存在する文書やデータを登録・保存・管理し、必要な時に必要な情報を高度な検索で速やかに取り出せるという文書管理・情報共有システム。オフィス文書の管理の他、契約書管理やISO文書管理、複合機との連携による紙文書活用などの機能を備えるとのこと。新バージョンでは、文書フォルダの新規作成が従来に比べて簡単になったという。また、文書へのコメント投稿機能やグループウエアとのシームレスな連携機能を追加し、より便利な使い方が可能になったとのこと。ユーザー企業の業務効率化を実現し、社内の情報共有に活用できるとしている。同製品の旧バージョンで文書フォルダを新規作成する場合、文書フォルダの作成、閲覧権限設定、登録フォーム作成、承認経路設定の4ステップが必要であり、特に大きな組織では権限と経路の設定が大きな負荷になっていたとのことだ。新バージョンでは、事前に準備したテンプレートを元にしたり、既存の文書フォルダの設定をコピーして、文書フォルダを作成可能になった。このテンプレートの設定内容はユーザーがカスタマイズ可能。よく使う設定内容をテンプレートとして用意しておくことで、文書フォルダを新規作成する際の作業を大きくに減らし、文書フォルダ管理者の負荷を軽減するという。また、公開した文書へのコメント投稿機能を新たに追加。承認申請中の承認者からのコメント入力に加え、承認後や承認申請に関与しないユーザーによる補足のコメント投稿も可能になった。文書を改訂する必要が無い些細な変更や補足などをコメントとして投稿する、社内で共有された情報に関係者がコメントを寄せ合うといった用途を、同社は想定している。グループウエアとの連携では、同製品のログイン認証がグループウエアでよく使われているSAML認証に対応。グループウエアから同製品へのユーザーIDとパスワードの入力が不要になった。また、グループウエアの画面に同製品の申請・承認状況を示すガジェット(情報画面)を表示可能にした。これにより、グループウエア画面からワンクリックで同製品の承認画面に遷移できるとのことだ。動作環境は、サーバOSがWindows Server、アプリケーション・サーバとしてTomcat、データベースはPostgreSQL/Oracle/SQL Server、クライアントはInternet Explorer/Firefox/Android (Firefox)/iPad (Safari)。
2015年05月29日ユニットコムは27日、スタンドとしても使えるタブレットカバー「G161 022」(ブラック)、「G162 022」(ライトブルー)、「G163 022」(ブラウン)を、パソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。価格は税込1,079円。G161 022、G162 022、G163 022は、カバーを折りたたんでスタンドとしても利用できるタブレットケース。同製品とタブレットは、面ファスナーつきのパーツをタブレットの四隅に合わせて設置することで固定できる。内寸はW175×H265×D10mmで、10.1インチ以下のタブレットに対応。外寸はW184×H270×D24mmで、重量は225g。本体背面にゴムバンドを備える。
2015年05月28日ユニットコムは14日、法人向けに「防犯・監視カメラ・映像ソリューションのご提案特設サイト」を開設した。セキュリティや防犯カメラ、監視カメラシステム導入についての相談受付・導入提案を行うサイト。マンションや飲食店・店舗、倉庫・工場、戸建て住宅など、環境や用途に合わせ防犯カメラの提案、設置を行う。遠隔監視モニタリングシステムにも標準対応する。実際の設置完了までの流れは、問い合わせ、相談・提案、現地訪問、見積もり、成約、施行、運用説明、定期点検保守といった経緯で行われる。ユニットコム運営店舗では、実際に製品を触ることも可能だ。
2015年05月15日システムサポートは5月14日、データベースシステムの問題個所にフォーカスした新たなデータベース診断サービス「ズバッとDB診断サービス」を提供開始すると発表した。同サービスは、Oracle Databaseを対象に、STATSPACKやAWRでは取得することが困難なOSおよびデータベースのリソース情報を、より短いサイクル(1秒単位)で取得し、診断・改善提案するもの。同社はすでにシステム全体を診断するためのデータベース診断サービスとして「まるっとDB診断サービス」を提供しているが、システム全体ではなく、すでに問題が発生している部分にフォーカスした診断を希望する利用者向けに、同サービスを提供する。「ズバッとDB診断サービス」と「まるっとDB診断サービス」の価格はいずれも1データベース当たり70万円となっている。
2015年05月14日サイコムは11日、FPS「Battlefield Hardline」推奨のグラフィックスカードを搭載したゲーミングデスクトップPC「G-Master Mace H97-BFH」「G-Master Spear Z97-BFH」「G-Master Hydro Z97-BFH」を発売した。エントリーモデルの価格は121,710円から。○G-Master Mace H97-BFHエントリーモデル「G-Master Mace H97-BFH」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4460(3.2GHz)、チップセットがIntel H97 Express(GIGABYTE GA-H97-HD3)、メモリがPC-12800 8GB、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB(GALAX GF PGTX960-OC/2GD5 MINI V2)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 64bit。電源が650W 80PLUS SILVER(OWLTECH RAIDER RA-650S)、ケースがFractal Design ARC Midi R2。本構成での価格は121,710円から。○G-Master Spear Z97-BFHスタンダードモデル「G-Master Spear Z97-BFH」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4460(3.2GHz)、チップセットがIntel Z97 Express(ASRock Z97 Pro4)、メモリがPC-12800 8GB、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960 2GB(GALAX GF PGTX960-OC/2GD5 MINI V2)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 64bit。電源が750W 80PLUS GOLD(CoolerMaster V750 Semi-Modular RS750-AMAAG1-JP)、ケースがCoolerMaster CM690 III。本構成での価格は137,620円から。○G-Master Hydro Z97-BFHCPUとグラフィックスカードを両方水冷とした「G-Master Hydro Z97-BFH」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4460(3.2GHz)、チップセットがIntel Z97 Express(ASRock Z97 Extreme4)、メモリがPC-12800 8GB、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスが水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX 970 4GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 64bit。電源が750W 80PLUS GOLD(CoolerMaster V750 Semi-Modular RS750-AMAAG1-JP)、ケースがFractalDesign DEFINE R5 Window Black Pearl。本構成での価格は176,500円から。
2015年05月11日ユニットコムは8日、水洗いすることで繰り返し使用できる粘着クリーナー「K031 Sticky Buddy」をパソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。価格は税込1,491円。K031 Sticky Buddyは、繰り返し使用できる粘着クリーナー。使用後に水洗いすると粘着力が戻るため、粘着シート交換の必要がない。旅行先や職場への持ち歩きを想定したミニクリーナーが付属する。本体サイズはW190×H110mm。ローラー部分のサイズは直径56×長さ100mmで、取手部分は長さ約90mm。重量は135g。ミニクリーナーの本体サイズはW122×H40×D30mm。ローラー部分のサイズは直径20×長さ75mm(折り畳み時)。重量は50g。
2015年05月08日富士通は5月7日、生活支援ロボット関連事業を展開するRT.ワークスに対して、IoTと介護ロボットを融合するインフラシステムを提供したと発表した。新システムは、RT.ワークスが開発した生活支援ロボット「歩行アシストカート」が搭載するセンサーから収集した情報を、富士通のIoTプラットフォーム上で管理・蓄積・分析することで、家族や介護施設関係者が位置情報や歩行距離などをリアルタイムに把握でき、利用者の活動量の確認や異常検知などの見守りを可能にするもの。使用状況から歩行アシストカートのバッテリー状態や機器情報などを分析し、富士通から機器の故障対応などの新たなサービスも提供可能になるという。富士通のIoTプラットフォームは、日本IQPの簡易アプリ開発実行環境をクラウド上で利用でき、実現性を検証したIoTモデルをもとに、センサー・デバイス/ネットワーク/ミドルウェア/アプリケーションなどの組み合わせが可能なトータルなシステム環境とのこと。新システムでは、RT.ワークスの歩行アシストカートが搭載するGPSや6軸モーション・センサーなどのセンシング情報を、機器内で接続した、富士通エレクトロニクスが開発したネットワーク通信デバイスから数秒おきに配信し、富士通のIoTプラットフォーム上で管理・蓄積・分析する。これにより、利用者の歩行距離や歩行速度などの日々のデータから健康状態の把握が可能になる他、機器の傾きや転倒といった状態をリアルタイムに検知することで利用者の異変などを予測し、アラートの通知が可能になるという。使用状況や健康状態、歩行速度などの設定情報といった利用者情報や各種要望、トラブルなどの問い合わせは、富士通エフサスのサポートセンターが請け負う。一貫した情報を把握し分析することで、歩行アシストカート利用における課題や改善点を見出し、利便性を追求した今後のサービス開発に反映していくという。また、歩行アシストカートの稼働時間や経年数などにより、活動量の少ない利用者にカートの利用を促したり、機器の計画的なメンテナンスや故障の予測などが可能になる。富士通はIoTプラットフォームを活用して、機器のセンサーから得られる多様な情報に基づく見守りサービスやヘルスケアといった新しい価値を創出し、RT.ワークスとともに超高齢化社会に向けた新たなビジネスを、医療・介護分野や自治体などに向けて展開していくという。なお、IoTプラットフォームを利用した歩行アシストカートは、5月14日・15日の両日に東京国際フォーラムで開催する「富士通フォーラム2015」に出展するとのことだ。
2015年05月07日NTTコムウェアは4月6日、日本オラクルと協業して「Oracle Fusion Human Capital Management(Oracle Fusion HCM)」の取扱を開始すると共に、同製品を用いた人材マネジメント・ソリューションを提供開始すると発表した。これまで同社は、オラクルのERPパッケージである「PeopleSoft」を用いて人事給与ソリューションを展開してきた。今回、新しい人事業務アプリケーション群である「Oracle Fusion HCM」を利用して、人材価値の最大化・組織強化を目的とした採用/育成/評価/後任計画/人事データ分析を実現するタレント・マネジメントの導入をサポートし、企業独自の人材マネジメントの実現を推進する。同社は、90社15万人を超えるNTTグループの複雑な制度を支える人事システムを導入・運用してきた経験と、金融/製造/公共など様々な業界に人事システムを導入してきたノウハウを元に、人材に関する企業の課題や要望を整理し、解決に導くという。企業によって異なる人材像や必要なスキルの定義といったシステム化に向けた初期のサポートから、システムの構築・導入・システム導入後の問合せ対応などの保守・運用までを一貫してサポートする。Oracle Fusion HCMは使いやすさを追求しており、全従業員が活発に利用でき、多くの正確な人事・タレント情報の収集を可能にする。同社では世界中のデータをリアルタイムに入手し、充実した分析・レポート機能を利用することで、分析作業時間が短縮でき、入手した精度の高い分析結果を元に、スピーディーで的確なリソース配置や事業展開が可能になるとしている。またOracle Fusion HCMは、目指すキャリアに必要なスキルと、従業員本人の持つスキルをレーダーチャートで可視化して比較可能。これにより、不足するスキルを正確に把握し、企業の経営戦略に沿う最適な人材に育成するための適切なジョブ・アサインや研修などを計画できるとしている。さらに、世界中で全従業員の情報を一元管理することで、社内に埋もれている人材の発掘および海外グループを含んだ全社から最適な人材の選定・配置を実現する。新ソリューションは、ユーザー企業のご要望に合わせてクラウドまたはオンプレミス、もしくは双方の組み合わせによるOracle Fusion HCMの導入に対応すると共に、同社のクラウド・サービスである「SmartCloud」と組み合わせたさらに高信頼なサービスの提供も進めていくという。なお、2015年4月に開催予定の「Oracle CloudWorld Tokyo 2015」において同社は、「NTTコムウェアが推奨する人材マネジメントへの取り組みと、タレントマネジメントシステム導入の秘訣」と題して、同ソリューションの紹介も含めた講演を行う予定だ。
2015年04月07日コム デ ギャルソン・コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS COMME des GARCONS)の15-16AWコレクションは可愛さにあふれている。セーラーカラー、ジャンパースカート、フラットな丸い襟などスクールガール風からスタンドカラーのチャイナジャケット、小花の刺繍が散るワンピースなどシノワズリのアイテム、スポーティーなしわ加工が施されたサテンのブルゾンやスカートなどちょっとしたアクセントがコムコムらしい。レオパードプリントのコートはコレクションにスパイスを与える。抽象的なサークル文様が描かれたレースのワンピースや前立て裏にフリルが縫い付けられたデコラティブなジャケットなどメインラインとリンクするアイテムも。ドクターマーチンとのコラボシューズにはタッセルローファーが登場。また今季新たにスウェーデンのスニーカーブランド「スパルウォート(SPALWART)」とのダブルネームスニーカーがラインアップした。
2015年04月02日トリコ・コム デ ギャルソン(tricot COMME des GARCONS)が15-16AWコレクションをコムデギャルソン社ショールームにて発表した。今季は柔らかい雰囲気のデニム使いが特徴的。起毛デニム、チェックなど様々なテクスチャーで登場。テントコート、ワンピース、ラッフルが揺れるフレアスカートなどに落とし込まれ、ブランドらしいシルエットと混ざり優しい印象を醸す。トリコらしいフリルやフレアが変わらずフェミニン。シャツ、ドレス、ショールを飾る。ワンピースフロントのタックをつまんでフリルのように見せる凝ったパターンも。花柄シフォン、レースとあいまって柔和な表情だ。
2015年03月31日コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)2015-16秋冬コレクションは前3シーズンからつながるように、ボリューミー・抽象的な形がランウエイを歩き、リアルからは逸脱したコレクションショーを見せた。今回のテーマは「別れの儀式」。モデル達はすれ違う時一旦向かい合って静止し、今生の別れを惜しむかのように顔を一瞥し、通り過ぎていく。送る人も送られる人も最期の時をふんだんに着飾って、とでも言うかのようにギャザー、リボン、ボーン、詰め物でガーメント達は誇張される。素材使いで目立ったのはウエディングや葬礼服をイメージさせるレース。ヴェールやレイヤリングに用いられロマンティックかつ儚げな印象を醸した。2014春夏「服でない服」で服を再考し、人間の精神の奥底にある「モンスター」を表現した2014-15秋冬、2015春夏では肉体を想起させる「バラと血」と続いたコム デ ギャルソン。今回は言うなれば「死」か。デザイナー・川久保玲が来シーズン考えていることとは何であろうか?
2015年03月30日サイコムは27日、CPUとGPUのデュアル水冷システムを搭載した「G-Master Hydro」シリーズの新モデルとして、NVIDIAの最新GPU「NVIDIA GeForce GTX TITAN X」搭載モデルを発表した。即日販売を開始する。「G-Master Hydro」シリーズは、水冷CPUクーラーに加え、グラフィックスカードに水冷ユニットを取り付け、独自に水冷化したデュアル水冷システムを採用するBTOシリーズ。「G-Master Hydro-X99II」「G-Master Hydro-GK3-FFXIV」「G-Master Hydro-Z97」「G-Master Hydro-Mini2」の4モデルそれぞれに、独自に水冷化した「NVIDIA GeForce GTX TITAN X」を搭載する。○G-Master Hydro-X99IIハイエンドモデル「G-Master Hydro-X99II」に、水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN Xを搭載した場合の標準仕様は、CPUがIntel Core i7-5820K (3.3GHz)、チップセットがIntel X99 Express(ASRock X99 Extreme4)、メモリはPC4-17000 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA3 HDD、グラフィックスが水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN X 12GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ、電源が750W 80PLUS GOLD(CoolerMaster V750)、OSがオプションの構成で価格は341,660円から。○G-Master Hydro-GK3-FFXIVFF14推奨PC「G-Master Hydro-GK3」に、水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN Xを搭載した場合の標準仕様は、CPUがIntel Core i5-4460S(2.9GHz)、チップセットがIntel Z97 Express(ASRock Z97 Extreme4)、メモリはPC3-12800 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA3 HDD、グラフィックスが水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN X 12GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ、電源が750W 80PLUS GOLD(CoolerMaster V750)、OSがオプションの構成で価格は311,050円から。○G-Master Hydro-Z97「G-Master Hydro-Z97」に、水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN Xを搭載した場合の標準仕様は、CPUがIntel Core i5-4460S(2.9GHz)、チップセットがIntel Z97 Express(ASRock Z97 Extreme4)、メモリはPC3-12800 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA3 HDD、グラフィックスが水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN X 12GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ、電源が750W 80PLUS GOLD(CoolerMaster V750)、OSがオプションの構成で価格は287,280円から。○G-Master Hydro-Mini2ミニタワーPC「G-Master Hydro-Mini2」に、水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN Xを搭載した場合の標準仕様は、CPUがIntel Core i5-4460S(2.9GHz)、チップセットがIntel Z97 Express(ASUS GRYPHON Z97)、メモリはPC3-12800 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA3 HDD、グラフィックスが水冷仕様のNVIDIA GeForce GTX TITAN X 12GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ、電源が750W 80PLUS GOLD(CoolerMaster V750)、OSがオプションの構成で価格は290,370円から。
2015年03月27日パスロジは3月26日、メールで受信したクイズに回答するだけで不正送金を防止する「クイズ型取引防護システム・メール版」の提供を開始すると発表した。システムでは、利用者がパソコンのブラウザなどで振込操作を指示すると、取引防護システムから、振込先の口座番号や金額などの取引情報を一部欠損させた穴埋め問題と、その欠損部分を補う回答の選択肢を表示した電子メールを受信。利用者は、正しい回答の選択肢にふられた確認番号をインターネットバンキングの画面で入力することで、送金操作を完了する。もし受信した電子メールの内容が、利用者が指示した取引と合致しない取引情報であれば、取引情報が偽装されている可能性があると判断できる。選択式クイズに回答するだけの誰でも簡単に分かりやすい方式で、使用手順は、受信した電子メールを確認し、確認番号を入力するだけとなっている。2経路認証とクイズへの正確な回答が必要なため、不正送金を確実に阻止できるほか、専用デバイスの管理・所持が不要となる。金融機関側についても、メールを使用するため、すべてのインターネットバンキング利用者に提供可能であるほか、専用デバイスを使用しないため、利用者への提供が低コストで行える。また、システム導入における既存システムへの変更は数が少なく、速やかに導入できるとしている。ユーザビリティ・コストパフォーマンス・防護確実性のすべてを備えたシステムとなっており、電子メールの受信の代わりに、同社がiOSとAndroidにて提供中のスマートフォン用アプリ「PassClip -パスクリップ-」上にクイズ画面を表示できる。
2015年03月27日ミズノは3月16日、野球のバットスイングの解析を可能とするシステム「スイングトレーサー」を開発したと発表した。同システムは、バットのグリップエンドにミズノが独自に開発したプログラムを組み込んだセイコーエプソン製専用センサを取り付け、スイングをすることで、打者のバットスイングの傾向などを知ることができるというもの。これまでバットスイングの分析というと、スイングの様子をビデオで撮影し、以前のものと比較する、といったことが多く、スイングを科学的に解析し、それを実際の練習に活用するといった取り組みは少なかった。今回、同社では同システムを実用化するにあたって、スイング解説を元侍ジャパン社会人代表監督の小島啓民氏が、データ監修・解説を早稲田大学 スポーツ科学学術院の矢内利政 教授がそれぞれ行い、以下の8つの数値データを解析することで、バットスイングを正確に知ることができることを突き止めたという。スイング時間スイング回転半径ヘッドスピード(MAX)ヘッドスピード(インパクト)ヘッド角度インパクト加速度ローリングスイング軌道これらの計測データは、選手用アプリケーションを利用することで、閲覧が可能なほか、カレンダー機能を用いて、過去の情報と比較することができる。また、スイング軌道をアニメーションとして見ることもでき、選択した2つのスイングを重ねて比較することもできるため、選手の調子の波を調べることも可能だという。さらに素振りモードの活用により、スイングの回数やスイング速度、練習時間などのデータ計測も可能。これにより、練習の質などの向上を図ることができるようになる。加えて、プロ野球選手のスイングデータも収録。自分の軌道を重ねて見たりすることもできる。一方、コーチ向けにもアプリケーションが用意されている。こちらは登録したプレーヤー全員の素振り結果やデータを一覧でみたり、分類分け、比較などが可能。時系列で見て、選手の調子などを客観的に把握することが可能なほか、選手のスイング1つ1つにコメントを付けることも可能となっており、選手の上達を早める強い武器になると同社では説明している。なお、発売日は2015年5月9日。価格はセンサが2万9800円(税別)、センサを取り付けるアタッチメントが1800円(同)。アプリはサーバ使用料が31日あたり980円(同)、コーチ用が2980円(同)となっており、同社 ダイヤモンドスポール事業部 事業部長の久保田憲史氏は、「野球の練習では、コーチなどが指導する際に伝えたい感覚を言葉で表すのが難しい、例えば最短でバットを出せ、とよく言われるが、感覚的にはどういったものか良くわからないという課題があった。しかし、同システムを用いて、実際の数値を使って指導ができるようになれば、もっと練習の効率を挙げられるようになる」と期待を述べ、中学生をはじめとして大学生、社会人幅広く使ってもらいたいとした。なお、ミズノでは、ウェラブルやセンサを活用したビジネスの強化を図っていきたいとしており、同システムについて、販売初年度で6000万円、5年後には2億円規模の事業に育てたいとしている。また、会見には元プロ野球選手の田口壮氏も登場。実際に同システムを付けたバットをスイングしてみて、「このシステムは現役の時に欲しかった。ビデオも用意することなく、スマホだけあれば良いのも手軽。マシンでもティーバッティングでも良いけど、オフシーズンに使って、スイングの改造とかに役立てたかった」と語り、プロ野球選手でも活用が可能であることを指摘していた。
2015年03月16日ユニットコムは9日、スイッチサイエンス製のシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」スターターキットと、プラネックスコミュニケーションズ製のソフトキット「クラウド・パイ」の取り扱い開始を発表した。販売は同社が運営する「パソコン工房」の法人営業部。価格は税別3,600円から。○スイッチサイエンス製「Raspberry Pi」スターターキット「Raspberry Pi」をはじめるのに必要なものが全て入っているスターターキット。無線LAN版と有線LAN版の2種類を用意。価格は無線LAN版が税別10,500円、有線LAN版が税別10,000円。付属の4GB SDメモリーカードにOSイメージが保存されており、すぐに運用することが可能。同梱物は「Raspberry Pi B+」用のエンクロージャ、長さ1mのHDMIケーブル、50cmのUSB-microUSBケーブル、USB ACアダプタなど。○プラネックスコミュニケーションズ製 IoT スタートアップキット「クラウド・パイ」「Raspberry Pi」を使って外部ネットワークに接続し、スマートフォンやPCからリモートアクセスを行うためのソフトキット。価格は3,600円(税別)。外出先からローカルエリアネットワーク内の「Raspberry Pi」にリモートアクセスできる。サーバ対応OSはRaspbianで、対応ハードは「Raspberry Pi B / B+」。対応OSはWindows XP以降、Android 4.x(2.xは制限付き、MacとiOSにも対応予定。
2015年03月09日ユニットコムはこのほど、中古ゲームやアニメDVD、フィギュアなどを扱うオンライン通販ショップ「コムショップ」を運営するコムコーポレーションを子会社とすることを発表した。コムコーポレーションが持つ、中古品の買取・販売のノウハウを生かすことで、PCやタブレット、スマートフォンの買取、販売の強化を行うという。また、協業を記念してコムショップでは新たにMacbookの中古買取と販売をスタートする。ユニットコムでは今後、中古PCの買取・販売の展開も予定するという。
2015年03月03日ユニットコムは18日、パソコン工房の通販サイト内雑貨専門店「Nantena」にて、USB接続の光るゲーミングヘッドセット「G180 H1-0991-UHP」を発売した。価格は税込み1,923円。PCのUSBポートに接続するタイプのヘッドセット。ゲーム中のボイスチャットにも使用できるアームマイク付き。USBケーブルの途中にコントローラが付いており、ボリューム調整、マイクミュート、スピーカーミュートを手元で操作できる。使用中は、スピーカー部分に付いているイルミネーションLEDが点灯する。見た目が華やかなだけではなく、スピーカーやマイクのON・OFFも分かる。主な仕様は、ヘッドホン部のインピーダンスが32Ω、周波数帯域が20~20,000Hz。マイク部のインピーダンスが2.2Ω、周波数帯域が30~16,000Hz。対応OSはWindows 7 / 8。重さは約218g。直付けのUSBケーブル長は約2.4m。
2015年02月18日大林組は2月16日、東京都綾瀬市の技術研究所においてスマートエネルギーシステムを完成させたと発表した。同システムでは820kWの太陽光発電システムに加え、これを安定かつ有効に活用するために出力500kW、容量3000kWhの大型蓄電池と、450kWのマイクロコンバインド発電システムを導入。これにより商用電力のピークを3割以上低減し、電力負荷の平準化やエネルギーコスト削減を目指す。発電・蓄電・節電をコントロールするEMS(エネルギーマネジメントシステム)は、気象状況や機械の稼働状況、過去の運用実績などのデータを解析することで電力需給を予測するとともに、太陽光発電量の予測機能を有する。また、在勤者から建物の使用予定をリアルタイムで収集し、予測の基礎データに反映するほか、電力の逼迫時には在勤者に向けてメールを発信し使用量の低減を図る行動を促す。同社は、スマートエネルギーシステムの運用を通じてノウハウをパッケージ化し、計画から運用・管理に至るまでのサービスを提供することで、顧客のエネルギーコストの削減と省CO2の実現、さらには持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
2015年02月16日NTTコムウェアは2月9日、SNSなどに投稿される画像コンテンツからアダルトなどの不適切なコンテンツを高精度に識別するシステムの開発に成功したと発表した。同システムは、人間の感性に近い基準で柔軟に画像を判別する新方式を開発することにより、より実用的なフィルタリングを行うことを実現している。具体的には、対象の画像をスコアという数値で評価することにより、「適切」「不適切」の単純な判定ではなく、日本における成人向けコンテンツであれば、映画倫理委員会が実施・管理する映倫規定で用いられる制限区分「G」「PG12」「R15+」「R18+」などの段階に応じた分類が可能。分類のための基準値はサービス運営者が自由に設定できるため、排除したい"不適切"のレベルを柔軟に変更することができる。一般的に、機械学習においてある程度の認識精度が出るまでには大量の学習用データとシステムのパラメータチューニングが必要になるが、同システムは、独自の学習方法により、少ない学習データでも短期間で精度の高いエンジンに仕立てることができる。そのため、早期に導入することが可能。同社はデータセクションと共同で同日より、商用化に向けたトライアルを開始した。トライアルを通じて検証を行い、2015年度上期に本格版サービスの提供開始を目指す。
2015年02月10日○多拠点展開をする企業の強い味方拠点数が多く、頻繁な打ち合わせが難しい企業にとって遠隔会議システムは強い味方だ。古くはテレビ会議システムからはじまり、現在では簡単に利用できるWeb会議システムが増えたことからも積極的に利用している企業は多い。特に、早くから多拠点展開してきた企業の場合、そうした遠隔会議システムを導入している。しかし、旧来のシステムに不満を感じているという声は少なくない。音質の悪さや設定の難しさといった部分に加えて、大人数が参加する会議では集音能力という課題も出てくる。そうした企業が、大人数参加のある拠点から徐々に導入をはじめているのが「YVC-1000」だ。ヤマハのユニファイドコミュニケーションマイクスピーカーシステム「YVC-1000」は、マイクとスピーカー部を分離して設置できるため、話しやすく聞きやすい配置に自由にレイアウトできる大きな特徴があるのだ。○システム刷新で会議開催回数を大幅に伸ばした日世ソフトクリームの総合メーカーである日世株式会社は、ソフトクリームの材料や専用のフリーザーなどを扱っている。日本全国に営業所や工場を構えており、海外を含めると26拠点に上る。社内での意思伝達のために遠隔会議システムを早くから導入している企業だ。しかし、導入したシステムは初期設定が難しく、音声調整にも手間がかかったため現場での利用はあまり進まなかったという。音声品質にも課題があり、社内に設置したサーバの運用も負担がかかることなどからリプレースを検討。その結果、2009年に新たな遠隔会議システムとして導入したのが、ジャパンメディアシステムのWeb会議システム「LiveOn」と、ヤマハのマイクスピーカーだ。全26拠点のうち、25拠点についてはヤマハの一体型マイクスピーカーである「PJPシリーズ」を選択。参加者が多く、より集音能力や臨場感を必要した本社会議室には「YVC-1000」が導入された。「LiveOn」を選択したのは、地域防災システムなど公的機関での導入実績があり信頼性が高いという理由に加えて、煩雑な設定や調整が不要であるということもポイントだったという。これに「YVC-1000」を組み合わせたことで、容易な設定で臨場感のある遠隔会議が可能になった。本社会議室では10~15名程度の出席者がコの字型のテーブルに着席。マイクを2台連結し、スピーカーを搭載した本体を大型モニターの前に設置して利用している。大人数が参加する会議でも十分な収音能力があり、クリアな音声で臨場感のある会話ができるため、会議の開催頻度向上にも貢献したという。「現場間で日常的な打ち合わせ会議が頻繁に行われるようになり、大きな成果が出ました。今後は品質をより高め、社員全員へのライセンス配布を検討するなど、さらに有効な活用方法を追求していきたいと思います」と語るのは、日世 情報システム部 運用管理課の大坪一博氏だ。社内での会議開催回数は、更改前の2008年が49回だったのに対して、2013年には364回と飛躍的に伸びている。今後はさらに「YVC-1000」などを拡充し、臨場感のある会議のあり方を追求したいとしている。
2015年02月10日パリのショールームでショーを開催したコム デ ギャルソン・シャツ(COMME des GARCONS SHIRT)。冒頭では、フレッシュなイメージでまとめたシャツ ボーイラインのルックを披露。ボーダーのカーディガンや、ジャケットのようなラペルのシャツには、サスペンダー付きのくるぶし丈のパンツをコーディネート。シャツラインでは、ポスターのような絵柄を繰り返したグラフィカルなモチーフのプリントシャツや、鉛筆のようなアウトラインとアップリケでアーティスティックな雰囲気を出したシャツ、リボン状にカットした布を格子状に組み合わせたシャツなどが登場。様々なストライプを組み合わせた清涼感溢れるトレンチコートや、パッチワークスエードのジャケット、ペンキがはねたようなハンドペイントのシャツとジャケットなども目を引いたアイテム。染料を吹き付けて、グラデーション効果を出したジャケットやコート、シャツでショーを締めくくった。
2015年02月09日NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(NTTコム オンライン)は2月3日、「マーケティング・オートメーション」への現状の認識や今後の意向に関する調査を実施し、その結果を発表した。これは、同社が運営するインターネットアンケートサービス「NTTコム リサーチ」登録モニターの中から、Webマーケティング(Webサイトの戦略策定・企画、ネット広告による集客、Webサイト上での顧客の会員・顧客化のいずれか)に携わっている人を対象に2014年11月14日~11月17日の期間に実施したもの。有効回答者数は356名。マーケティング・オートメーションとは、リード(見込客)の獲得および育成プロセスの高度化をソフトウェアで支援することで、案件化確度の高いリードに対してメッセージを届ける施策のこと。それによると、マーケティング・オートメーションに関する認知度は、既に全体で約40%を超え、このうち、従業員数が100人以上の企業では60%以上を占めるに至る。特に1000人以上の企業では、「内容まで詳しく知っている」が32%と認知度が高く、大企業ほどマーケティング・オートメーションに注目している現状がみられた。次に、マーケティングや広告施策上の課題については、企業規模別に大きく異なる結果となり、特に企業規模が大きくなるにつれ、最新のアドテクノロジーやマーケティング・オートメーションに注目するだけではなく、「施策に対する効率化」によりROIが求められる傾向がみられた。また、1,000人以上の大企業では、マーケティング・オートメーションのメリットとして、「マーケティング活動の最適化」「見込み客へのアプローチを多様化しつつ大幅なコストダウン」「顧客へのアプローチの自動化」といった結果が出ており、大企業ほどリード(見込み客)を獲得したい、施策を多様化させつつ顧客へアプローチしたい、といったニーズが顕著に現れた結果となった。「マーケティング・オートメーション」ツールを提供している企業名では、Salesforce Marketing Cloudの認知率が全体で約4割を超え、この傾向は、特に1000人以上の大企業で顕著だった。アドテクノロジー関連広告・ソリューションでは、新たな広告のコンテンツ訴求施策である「ネイティブ広告」「インフィード広告」「動画広告」を重視される方が約半数に達しており、その関心の高さが感じられる。同時に、施策に対する効率性が求められていることから、今後は、その施策効果を検証していくための「効果測定とPDCAサイクル」が課題になると想定される。
2015年02月04日中央システムは、今年の7月でサポートを終了するWindows Server 2003に向け、サポート終了後も大規模なシステムの改修をすることなくシステムを使い続けられる「Windows Server 2003 延命ソリューション」を2月2日より提供開始した。このソリューションは、OSだけでなく、サーバ等のハードウェア機器の手当も包含したWindows Server2003 システムをトータルで延命できる。本ソリューションは、ハードウェアのメーカー保守終了に対するサービス、OS脆弱性への保護サービスの2つのレイヤで構成され、中央システムが一括して問題解決にあたるという。ハードウェアでは、保守延命サービスとP2V 変換サービスがあり、後者はWindows Server 2003を最新のサーバで稼働させるためのサービスで、Windows Server 2003 システムをVMwareやHyper-V上で動作できるよう、システムを物理環境から仮想環境へ変換するサービスを提供する。OS 脆弱性への保護サービスでは、ホワイトリストによる保護(対象サーバに「McAfee Application Control」を適用)、ブラックリストによる保護(対象サーバに「Trend Micro Deep Security as a Service」を適用)を提供する。価格と最小構成で30万円から。
2015年02月04日「コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)」は2015年のDM(ダイレクトメール)にパリを拠点に活動するアーティスト・JRを起用した。コム デ ギャルソンのDMは毎年選んだアーティストの作品を川久保玲が自由に用いてデザインするもの。JRは世界各地で貧困や差別に苦しむ人達と建物の壁面などに写真を貼る制作活動を実施しているストリートを美術館に変えるアーティスト。日本では2013年にワタリウム美術館で個展を開催した。DMには彼の作品にコム デ ギャルソン15SSコレクションを思わせる血しぶきのような赤のグラフィックが施されている。今年の初号は例年より判型が大きくなり、「The Spring-Summer 2015 collections have arrived 2015年春夏のコレクションがそろいます。どうぞおでかけください」とのテキストが入ったカードが挟まれている。例年DMに関連したアイテムや特別インスタレーションなどが発表されており、今回も期待される。同社DMには、今まで現代美術家のアイ・ウェイウェイ(艾未未)、写真家のルネ・ブリ(Rene Burri)、漫画家の大友克洋などが起用されている。
2015年01月08日企業でクラウドサービスの利用が進んでいるとはいえ、システムの運用管理業務がなくなることはない。システムは正常に稼働して当たり前、障害が発生したらできるだけ早く復旧する――こうしたユーザーの厳しいリクエストに、運用管理部門はこたえていかなければならない。しかし、現場にはさまざまな情報があふれかえっており、対応が必要な情報を見つけるのさえ一苦労だ。また、運用管理業務は属人化されている部分も少なくなく、共有がうまく行われていない。こういう状況で障害が発生すると、迅速に対応できず、ユーザーに不満を与えてしまう。では、どうしたら日々忙しいIT部門が疲弊することなく、ユーザーに満足してもらえる運用管理業務を遂行できるのだろうか。運用管理における永遠の課題とも言える「障害対応のミスと遅れ」。そうそう簡単には解決できないが、解決に導くコツがないわけではない。例えば、「メッセージ・フィルタリング」によって、障害対応の件数を減らすことに成功し、結果として、障害対応にかかる時間を短縮できたという実例がある。また、人手が必要な作業をウィザード形式で指示する「ナビゲーション」によって、運用担当者は作業手順書を探し回ることなく、対象の端末に集中して作業を完了できる。本資料では、この「メッセージ・フィルタリング」と「ナビゲーション」について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしていただきたい。良質な運用管理を実現する障害対応ナビゲーションツールとは!?『NRIがお届けする、「必要な情報だけを選び抜き、正しいオペレーションへ一直線にナビする障害対応ナビゲーションツール Senju/EN ESP」』についてPDF形式のホワイトペーパーを無償で配布しています。⇒ホワイトペーパーをダウンロード(マイナビニュース広告企画)
2015年01月07日ポリコムジャパンは12月15日、Microsoft Lync 2013用に設計されたグループ コラボレーション システム「Polycom CX8000 for Microsoft Lync」を日本市場向けに販売開始すると発表した。Polycom CX8000は、Microsoft Lync 2013用に最適化されたビデオ会議システムで、Microsoft Lyncのシンプルなユーザーインターェースを採用したタッチ コントロール システムを搭載。Outlookと緊密に統合されたワンタッチ会議機能を使用して、会議室にいるユーザーだけでなく遠隔地のユーザーも簡単に会議に参加できる。また、遠隔地の会議参加者とコンテンツを共有し、その場でインタラクティブな編集も可能。価格はオープン。
2014年12月15日