オーストラリア・クイーンズランドの公園を訪れていた二コラ・ブースさんは、珍しい光景を目にして思わずカメラを回し始めます。地面にあおむけに寝転んでいる1匹の犬。そばに立っている飼い主の男性が起こそうと手を引っ張っても、犬はまったく動こうとしません。どうやら男性が家に帰ろうとしているのですが、犬はまだ公園で散歩をしていたい様子。このような場合、たいていは飼い主がリードを引っ張ると犬も観念して帰ろうとするでしょう。しかしこの犬の意志はどうやら想像を超える強さだったようです。約3分45秒間にわたる飼い主と犬の攻防戦。結果は…!Next time you get irritated by your dog for being too slow on their walk spare a thought for this dog owner I met this morning . Watch till the end . Absolutely cryingPosted by Nicola Booth on Sunday, May 3, 2020まだ帰りたくなくて死んだフリをする犬と、犬を置いて1人で帰るフリを飼い主さん。飼い主さんがリードを持って歩き出すと死んだフリをする犬のやりとりはまるでコントのよう!周りの人たちも大笑いしています。おやつを見せても反応せず、犬もかなり粘りましたが、どうやら最後は飼い主さんに軍配があがったようですね。晴れた日に青空の下で散歩をするのはとても気持ちがいいものです。この犬もまだまだ外で遊んでいたかったのでしょう。でも散歩のたびに毎回死んだフリをされたら飼い主さんも困ってしまうので、ほどほどにしてね![文・構成/grape編集部]
2020年05月20日内村光良率いるコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」が5月5日(火・祝)に放送。今回は女優の波瑠と上白石萌歌が初出演。超人気女優が内村さんらと繰り広げるコントに注目だ。ティーン誌のモデルから連続テレビ小説「あさが来た」のヒロインに抜擢され、ドロキュン展開が毎回視聴者の胸をざわつかせた「あなたのことはそれほど」や、豪華キャストで描かれたコメディ「もみ消して冬」などで人気を博すと、昨年秋クールの「G線上のあなたと私」では「LIFE!」ファミリーの中川大志とラブストーリーを演じ、視聴者の心を躍らせた波瑠さん。内村さんからの熱いリクエストを受けて出演が決まった波瑠さんは、ムロツヨシ演じる新郎と誓いを交わしている結婚式の会場に、中川さん演じる若者が飛び込んでくる…というコントに出演。ウエディングドレス姿で新婦を演じる波瑠さんと中川さんのコンビネーションに注目。さらに波瑠さんはトークパートにも出演、意外な「特技」が明らかに。また「東宝シンデレラ」オーディションから芸能界入り、2018年の「義母と娘のブルース」では綾瀬はるか演じる“義母”のもと、大学受験に奮闘する高校生を演じ、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」では物語のカギとなる少女役で出演。大河ドラマ「いだてん」にも出演するなど人気急上昇中、歌手としても活動する上白石さんは今回コント初挑戦。本番組のファンだという上白石さんは、塚地武雅、シソンヌじろう、ムロさんらと「完走した男」などのコントに挑戦。初めてのコント収録に緊張したという上白石さんと、内村さんの濃いめなキャラは必見。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は5月5日(火・祝)22時~NHK総合で放送。(笠緒)
2020年05月05日波瑠と上白石萌歌が、内村光良率いるコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」の5月5日(火・祝)放送回で初出演することが分かった。波瑠さんの出演は、以前から内村さんが熱望していたそうで、今回はコントとトークコーナーに登場。美しいウエディングドレスに身を包んだ新婦役で「ウエディング・デカ」というコントに挑戦。新郎役のムロツヨシと誓いを交わしている結婚式の会場に、中川大志演じる若者が飛び込んでくるというあらすじ。波瑠さんは「ずっとコントをされている方々の中に飛び込んでいくのは、『ムリー!できなーい!』と思いました」と言いつつも、「大志くんが現場にいたので、緊張が和らぎました」と収録を楽しんでいたという。さらにトークコーナーでは、波瑠さんの意外な特技にメンバーが大爆笑する場面も。一方、女優だけでなく歌手“adieu”としても活躍する上白石さんもコント初挑戦ながら2本のコントに出演。内村さんと初共演した上白石さんは本番組のファンだそうで「内村さんのコントはテレビで見ていたのですが、生で見ると迫力が全然違う。本当に楽しかった!」と参加した感想を語っている。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は5月5日(火・祝)22時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2020年04月23日レプロエンタテインメント主催の「映画をつくりたい人」を募集するプロジェクト「感動シネマアワード」のグランプリ作品6作品が決定。本プロジェクトは、heartwarming(心温まる)、be moved(心動かされる)、be inspired(鼓舞される)、be blown away(圧倒される)、soul-stirring(魂を揺さぶる)といった様々なニュアンスを持った観客の心を揺さぶる、“感動する”企画を全国から募集、製作する映画コンペティション企画。今回製作が決定したグランプリ作品は、「新進気鋭の俳優を主演にした映画の企画・プロデュース」部門からの6作品。6名の俳優から1名を主演に選び、企画概要と脚本を応募する部門となっている。6名の俳優には、「コウノドリ」「偽装不倫」『his』など近年の活躍が目覚ましい宮沢氷魚、連続テレビ小説「なつぞら」やバラエティ番組での活躍も話題になった福地桃子、「病室で念仏を唱えないでください」のうらじぬの、「初めて恋をした日に読む話」「俺のスカート、どこ行った?」の堀家一希、昨年同事務所に所属したばかりの植田雅、そして「ローファーズハイ!!」などの舞台に出演する山崎果倫。宮沢さん主演作は、現在出版社で漫画編集者として働く葛里華監督による『はざまに生きる、春(仮)』。発達障がいを持つイラストレーター・透を宮沢さんが演じ、彼と出版社に勤務する春の恋の物語を描く。福地さんを主演に描くのは、『真っ赤な星』で劇場デビューを果たした井樫彩監督による『あの娘は知らない(仮)』。熱海で小さな旅館を営む奈々(福地さん)と東京から来た俊太郎、大切な人を失ったもの同士の、遅れてきた夏休みを映し出す。そのほか、うらじさん主演作は、西加奈子原作、ふくだももこ監督・製作の『炎上する君』。堀家さん主演作は、飯塚花笑監督がゲイの高校3年生純悟と優助それぞれが、本当の愛を見つけることができるのかを描く『世界は僕らに気づかない(仮)』。植田さん主演作は、ダンサーを目指し芸大の舞踏科に通うゆっこ(植田さん)と、同じ大学の演劇科に通う元カレ・高橋との物語を描く『階段の先には踊り場がある(仮)』(木村聡志監督『恋愛依存症の女』)。山崎さん主演作は、借金に苦しんでいる映画監督志望のショウと仕事が順調な彼女・アヤ、ひょんなことで出会いショウと体の関係を持ってしまったタエコとの、3人の人間関係を描く『夢の中』(都楳勝監督『蝸牛』)が決定した。本企画プロデューサーは「最終的に6つの作品を選ぶことになりましたが、その過程で何度も悩みました。それでも今は、この6つの企画と脚本が素晴らしい映画になると信じています。今はまだテキストの“物語”が、どんな風に映像化されていくのかが今から楽しみです」と製作へ期待を寄せている。出演者コメント■宮沢氷魚この度、僕が出演する作品が「はざまに生きる、春」に決定しました。初めて脚本を読んだ時から引き込まれ、作品を手がけた葛里華さんともお話をして、彼女の熱量に感激しました。共にすばらしい作品を生み出したいと思います。■福地桃子今回参加する中で、心が動く感覚をとにかくたくさん感じたいと思いました。未知な部分への楽しみと不安と向き合いながら、良い作品になるように全力を尽したいと思っています。沢山の方に届く、残る映画を観て欲しいです..!■うらじぬの感動というものはだいたい突然やって来るような気がします。ふと耳にした音楽、目にした景色、受け取った言葉。この企画から生まれた作品達が、誰かにとって生活の中でふと出会った感動のひとつになれますようにとひっそり願いながら挑ませて頂きます。ふくだももこ監督、不束者ですがどうぞよろしくお願い致します!!!■堀家一希沢山のご応募頂きありがとうございました。今回、飯塚花笑監督の「世界は僕らに気づかない」という映画に出演させていただきます。初めて挑む役です。全力で演じていきたいと思います。よろしくお願いします。■植田雅このような機会を頂き嬉しい気持ちと同時に少し不安な気持ちもありますが、とても楽しみです。この作品を見て下さった、一人でも多くの方の心を動かせられるよう精一杯頑張りたいと思います。■山崎果倫映画には、人の人生を変える力がある。私はずっとそう信じています。そして映画は、時には自分を認めてくれて、時には叱ってくれて、言葉にできない気持ちを代弁してくれたり、自分の本当の気持ちを教えてくれたりする。そんな力がある芸術だと思っています。だから今回のこの“感動シネマアワード”では、沢山の人の心を揺らしたい。「感動」で衝撃を与えたい。自分の可能性と、映画がもつ力に、全力で賭けてみたいと意気込んでいます。(cinemacafe.net)
2020年04月21日これだけ日常に“時間”があるのはいつ以来だろうか?個人的に毎年4月になると、プロ野球を見て選手データやスポーツニュースを片っ端からチェックする作業に1日6時間近く費やしてきたが、無期限の開幕延期で先のスケジュールも立てようがない。緊急事態宣言で外出も控えたいので「いかに部屋で楽しむか」がこの春のテーマである。クリアできず放置してあったゲームをやったり(『メトロイド サムスリターンズ』とか)、懐かしの『キャプテン翼』の新作を20年ぶりくらいに読んだり(あの日向小次郎が初恋真っ只中の展開に驚愕)している。そして、ぶらり映画館で大人の「ソロシネマ」を楽しむというコンセプトだったこの連載も「家シネマ」へと一時変更。せっかくだから、これだけ時間に余裕がある今だからこそ「いつか見ようと思っていたけど乗り遅れて結局まだ見ていない」作品を楽しみたい。誰にでも名前は聞いたことあるけど今さら見るのも……みたいな映画はあると思う。とどのつまり、今さら映画体験だ。というわけでAmazonプライムビデオで物色していたら、一本の懐かしいタイトルが目についた。映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(以下『もしドラ』)である。言わずと知れた岩崎夏海氏が書く2010年頃の大ベストセラーで、漫画やアニメに、田中誠監督で映画化もされた。怒涛のメディアミックス展開だったので、もちろんそのタイトルは聞いたことがある。あの女子高生がよく晴れた空の真下こちらを見つめる表紙のビジュアルも覚えている。この本をきっかけにメディアにピーター・ドラッカーのブームが巻き起こったのも記憶にある。まだ世の中にスマホはそこまで普及していなかったが、電車内広告が大展開されていたのだ。ただし、だ。正直に書くと、本を読んだこともなければ、映画も結局スルーしてしまった。俺は当時ピーター・ドラッカーよりも、エドガー・ゴンザレスの方に興味があった。エドガーの二塁守備は下手でさあ……じゃなくて、当時は世の中の流行りを追う時間と心の余裕はなかった。ならば、今こそちゃんと向き合ってみよう。2020年にあえて3回りくらいした映画『もしドラ』を見る。これほど不要不急な行為はない気もするが、いざコーラとプロ野球チップスをおともに家映画である。物語は女子高生の川島みなみが、病気の親友の代わりに都立程久保高校の弱小野球部マネージャーになることから始まる。「野球部を甲子園に連れて行く」と宣言したみなみは書店で間違って買ってしまったドラッカーの名著『マネジメント』の内容に注目し、そこに書かれている教えを元に弱小野球部をマネジメントしていく。果たして強豪チームへと生まれ変わることはできるのだろうか?というシンプルなプロットを元にドラッカーの考えを紹介していくわけだが、まずドラッカー本と出会う街の書店の雰囲気がたまらなくいい。約10年前はまだこういう中規模の本屋さんが駅前に普通にあって日常に根付いていた。もはや懐かしさすら感じてしまう風景だ。主役の川島みなみ役を演じるのは当時AKB48の前田敦子。映画初主演で選抜総選挙1位にも輝いたスーパーアイドル時代というだけで引いてしまう人もいるかもしれないが、実は前田はのちの『苦役列車』の桜井康子役や『もらとりあむタマ子』の坂井タマ子役など役者としても評価が高い(2本ともマジ名作)。アイドルだから……AKBだから……みたいな先入観に縛られ女優・前田敦子を避けるのは非常にもったいないと思うわけだ。ちなみに当時のAKB48人気はまさに絶頂で、東京ドームの巨人戦でAKBクリアファイル付きチケットが販売されていたし、2012年開幕戦の巨人対ヤクルトでは国歌斉唱に登場したりしていた。そんな全盛期の格闘王・前田敦子を紹介役にドラッカーを知るというコンセプトは説明パートのテンポも良く退屈させない。もちろん野球部の定義や野球部のイノベーションの考え方はそのまま会社にも当てはまる(だからベストセラーになったわけだが)。「あらゆる組織において、共通のものの見方、理解、方向づけ、努力を実現するには『われわれの事業は何か。何であるべきかを』定義することが不可欠である」「イノベーションとは組織の外にもたらす変化なの。古い常識を打ち壊し、新しい野球部を創造することで高校野球界の常識を変える。古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものは、計画的かつ体系的に捨てていく」そして、高校野球にとって死につつあるものは「送りバントとボール球を打たせる投球」というセイバーメトリクス的な答えを導きだす。この映画の折り返し地点までの約1時間はかんたんドラッカー入門編としても秀逸だと思う。さて、ここからは野球ファンの目線になってしまうが、後半は間延びする野球の試合や青春ドラマ展開で一気にペースダウンしてしまう。これは邦画の野球映画全体に言えることだが、試合の山場の見せ方や客席のエキストラ含め寂しく、役者のプレースキルもバラつきがありすぎて感情移入するのは難しい。いまだにアメリカ野球映画の定番としておなじみの『メジャーリーグ』や『ミスターベースボール』の何が最高かと言えば、やはり野球の試合シーンの見せ方なのである。そんな中、ひとり飛び抜けて素晴らしいのが、柏木次郎役で程久保高校の捕手を務める池松壮亮だ。池松は小学生時代に野球の上手い子が九州中から集まってくる強豪チームでセンターを守るバリバリの野球少年だったという(ほぼ日刊イトイ新聞「俳優の言葉。」より)。とにかく投げる、捕る、美しいバットスイングからユニフォームの着こなしまで、ひとりだけ別次元のポテンシャルを発揮している。ぜひ傑作と噂の野球小説『ボス、俺を使ってくれないか?』(白泉社)の映像化の際には、主役の石原昌利役を演じてほしいものである。正直、本作はアイドル映画としても野球映画としてもいまいち弱いと思う。ただ、この映画が劇場公開されたのは2011年6月4日だった。あの東日本大震災から約3カ月後のことである。当時の揺らぐ社会において、人々はこれまでの働き方や組織のあり方を問われていた。あれから9年、新型コロナウイルスに揺れる今の世界だからこそ、再び自分の仕事や会社を見つめなおすきっかけになりそうな一本だ。今さらじゃなく、今こそ。お前さん、この映画を見なくていいのかい?
2020年04月10日内村光良を中心に俳優や芸人、ゲストらがコントに挑戦する「LIFE!~人生に捧げるコント~」の12月25日(水)今夜放送回に、俳優の向井理と伊藤健太郎が登場。2人が内村さんらとのコントやトークで盛り上がる。朝ドラ「ゲゲゲの女房」や映画『天空の蜂』『信長協奏曲』、ドラマ「神の舌を持つ男」「きみが心に棲みついた」といった話題作に多数出演。2019年も春クールの「わたし、定時で帰ります。」でワーカホリックな主人公の元カレを演じたほか、『ザ・ファブル』では顔面に大きな傷跡を残した裏社会の男を、『引っ越し大名!』では黒幕を演じるなど大活躍した向井さん。向井さんは今回「ラッキーチャンス」と「幸せの約束」という2本のコントに出演。「ラッキーチャンス」ではラーメン店の店主役に扮し、ドラマ共演の経験もあるムロツヨシら「LIFE!」メンバーたちとの軽妙なかけあいを見せるほか、「幸せの約束」では臼田あさ美の婚約者役として、彼女の父親役を演じる内村光良と息の合った二人芝居を披露する。「仰げば尊し」や「レンタルの恋」で注目されると、昨年は『コーヒーが冷めないうちに』『覚悟はいいかそこの女子。』『ういらぶ。』などの映画に立て続けに出演。秋クールのドラマ「今日から俺は!!」で演じたヤンキー高校生役で一躍人気となり、今年も独特の世界観を持った人気コミックを映画化した『惡の華』に主演するなど着実な成長を見せた伊藤さんはコント「面白寺」に出演。そのほか「LIFE!」メンバー総出演による「白雪姫と七人の付き人」には月9「好きな人がいること」や主演作『暗黒女子』などの出演を経て「花のち晴れ~花男 Next Season~」の“メグリン”役で注目を集め、今年は伊藤さんと共演した『惡の華』も公開された女優の飯豊まりえと、『木更津キャッツアイ』や「刑事7人」など数々の作品に出演、今年は『貞子』に『HiGH&LOW THE WORST』、秋クールの「まだ結婚できない男」も好評のうちに幕を下ろした塚本高史も登場する。本番組の放送に続いて「LIFE!」メンバーと今夜のゲスト、向井さんと伊藤さんも出演するドラマ「LIFE!presents 忍べ!右左エ門 ~THE SKY ATTACK~」が12月26日(木)22時~NHK総合でオンエアとなる。昨年放送された「忍べ!右左エ門」に続く忍者アクションとなっており、元忍者の右左エ門(内村さん)がかつての忍者仲間・長次(古田新太)から、二束三文で売ってしまった高価な反物を豪商・仁兵衛(向井さん)から奪い返してほしいと頼まれ、そこから様々な思惑を抱えた者たちによる反物の取り合いが始まる…というストーリー。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は12月25日(水)今夜22時~NHK総合で放送。(笠緒)
2019年12月25日●観客の反応をSNSでチェック作りこまれたコントを武器とするお笑いコンビでありながら、俳優としても活躍の場を広げている「シソンヌ」(じろう/長谷川忍)。あの東野幸治も絶賛する彼らは、コント、そしてライブに対して、どう向き合っているのだろうか? 単独ライブシリーズ「シソンヌライブ」の第八弾「huit(ユイット)」のDVD(発売中)に向けて、オーディオコメンタリーの収録を行っていた2人にインタビューを行い、コントに対する思いを語ってもらった。――今回の「huit(ユイット)」ですが、改めて映像で見てみるといかがでしたか?じろう:なんだろうなあ。やっぱり、本番のカメラがいつもより多かったので、今まで見たことがないアングルとかあって、いつものDVDより、ちょっと凝っている感じは、少ししましたね。見ている人は気づかないと思うんですけど。長谷川:新しいカメラのアングルが、お客様視線みたいな。前の席のお客様の視線に近かったので、普段見ているやつよりも、より臨場感があった気はするんですけど…それを見たお客さんが気付かなかったら、ちょっと寂しいですけどね(笑)。じろう:たぶん、気づかないと思うよ(笑)。――ネタのラインナップとしては下ネタも強めでしたが、パッケージとして「huit(ユイット)」はどんな単独ライブになったと感じていますか?じろう:今の時代っぽいネタもありつつ、カラオケのやつ(「飲み会のあと」)とか、家を出ていかなきゃいけない問題(「叔父と甥っ子」)みたいなものとか、どこかで似たような境遇の人がいると思うので、そういう人に届けばいいなって(笑)。男性保育士と男性看護師さんには特に、カラオケのネタを見て、どういう感想を持ってもらえるのか(笑)。長谷川:お互いに年も取って、そういう境遇の人から話を聞くことが増えて、こういうネタも増えたんだと思うので、いい年の重ね方をできて、それがネタに反映できているならいいなと。ネタにも、2人の味が出てきたらいいなとは思っていますけど、今回けっこうそれが出ていたんじゃないかな。だけど、お客さんがそう思わなかったら意味ないですからね…。――やはり、お客さんにどう届くかが重要ですよね。お客さんの反応は、SNSなどでチェックしていましたか?じろう:本番中はずっと見ていました。長谷川:どんな感じかなあって。それぞれだったよね。意外と、悪くなかった気がする。じろう:悪口は少なかったですね(笑)。長谷川:そこが救いですかね(笑)。――年の重ね方というワードが出ましたが、キャリアを重ねる中で、コント作りにおいて変わってきたことはありますか?長谷川:軸は変わってないよなあ。じろうの好きなものも変わってないし。じろう:でもやっぱり、昔みたいな、お笑いっぽい感じの作り方はできなくなりましたね。わからなくなっちゃって。どうやって書いてたのか。この設定でこういくかみたいな、コンテストを意識した感じのネタは、書けなくなっちゃって。――意識的に避けているのではなく、書けなくなった?じろう:僕がもう、書き方がわかんなくなっちゃって。そういうのは、もういいのかなっていうのもあるんです。たまに、思いついたらやるくらいの感じで。実際にいる感じの人の人間模様をどう面白くするのかっていうのが、いま自分の中で楽しくなっていると思うので、最近はそっちのネタが多くなっちゃいましたね。――憧れのシティボーイズさん的な?じろう:シティボーイズさんは、もうちょっと知性が…(笑)。僕らは、やっぱり品がない(笑)。うまくパッケージで品がある感じに見せているんですけど、実際はすごく低俗な題材が多いので、あの知性はまだないです。ああなりたいですけど(笑)。長谷川:この間、見て思ったんです。みなさんがシティボーイズさんと同じようなラインに立たせてくれるので、ありがたいんですけど、やっぱり全然違うもんな(笑)。東京03さんのライブも見に行ったんですけど、やっぱり違いますね。よく一緒に名前を挙げていただけるので光栄なんですけど、その中ではやっぱり俺らが、題材的なものは一番ひどいなと思いました(笑)。――とはいえ「くだらないからこそ好き」という方も多いんじゃないでしょうか。じろう:そういう人も、中には…。長谷川:「くだらないようなことを真剣にやる」っていう面白さでやっているところもあるので、そうですね。別に、題材はああいうものになってもいいのかなとは思っているんです。――お二人のコントでは、不器用な人の一生懸命な姿が見られるので、元気になる人もいますよね。長谷川:そう思ってくれたらありがたいですね。じろう:そうですね。●シソンヌ好きな東野幸治の反応――今回のDVDでも対談されていますが、「huit(ユイット)」について、東野さんはどんなことを仰っていましたかじろう:東野さんはいつも、見てすぐ帰っちゃうんですよ。今回は、あんまり東野さんにハマってなかったのかなって(笑)。――ええ!? そう思った理由は?じろう:いっつも(SNSとかに)書いてくれるんですよ。このネタがすごく好きだったみたいなことを。今回、なかった気がしたな…。長谷川:なかったっけ?じろう:東野さんの笑い声は目立つので、どれで笑ってるかというのはわかるんですけど…。インスタの方にも書いてなかった? 書いてたかなあ? どうだったっけ? だから、次回も来てくれるかどうか不安です。次回来なかったら、今年のはあんまりハマってなかったっていうことですね(笑)。長谷川:(インスタを調べて)書いてくれてるよ。書いてくれてました。よかった。これ(「知らない自分」)と、片付けのやつ(「CHINMARI ~Let’s キラメキお片付け~」)が好きだって書いてくれていますね(笑)。――よかったです(笑)。ところで、単独ライブというパッケージにおいてコントを作るときには、どういった点を大切にしているのでしょう?じろう:単独ライブを作るときは、なるべくジャンルが似ないように作ることは、いつも意識しています。こんなこともできるんだっていうのを、なるべく6本。全体として作ろうと思っているんです。一貫したコンセプトみたいなものは、最近はあまり持たせないようにしています。――今回は、やっていて楽しめました?じろう:毎年ですけど、今回も色々と楽しかったですね。やりがいのあるネタが多かったので。――長谷川さんのお気に入りのネタはありますか?あと、シソンヌのファンが特に喜びそうなネタは?長谷川:やってて楽しいのと、皆さんが好きなのは、また違うのかなと思っちゃうところもあるんですよね…キッチンのやつとお尻のやつは楽しかったですね(笑)。この1本目と3本目は、台本もそこまでカチッとせずに始まっていったネタなんです。なんとなく振って、ボケて、つっこんでみて、良かったら残っていくみたいな感じだったので、楽しかったですね。本番で出てこないネタもあるので、常に新鮮な気持ちでできました。バカなことを真剣にやっている楽しさもありました。お客様が喜びそうなやつ…「飲み会のあと」なんかは、やってみて思ったよね。これ、こんなに反応がいいんだって。じろう:うん。長谷川:思っていたイメージを、超えてきた感じはありましたね。●WOWOW放送で「一個、夢が叶った」――オーディオコメンタリーでも仰っていましたが、東野さん以外にも、いろいろな方が見に来てくれていたんですよね?じろう:柄本佑さんが「お尻のコント」の時の、「長谷川さんのバーテンの所作がすごくよかった」って(笑)。長谷川:ありがたいですね。そうやって見てくれている方が1人でもいるなら、頑張った甲斐がありますからね(笑)。じろう:あと、僕が1本目の洋食屋のやつで、米をよそう動きがあるんですけど、佑さんはあそこにジャーがあると思っていてくれていました。ジャー、ないですけど(笑)。「ジャー、あそこにあったんですね」みたいな。何もないのに(笑)。たぶん、動きでものごとを深く見ているんだと思います(笑)。長谷川:めちゃくちゃ見方が上手な人だから(笑)。見方がうまかったっていう話だよ(笑)。俺らじゃなくて、見るほうが上手だった(笑)。大根仁さんとかも見に来てくれて。大根さんもお尻のやつを見て「バカなことをやってるね。面白かったよ」って言ってくれました(笑)。きたろうさんも来てくれましたね。じろう:きたろうさんも「すごく面白かったです」って言ってくれて。勝手に、お尻のコントには「ニューヨーク」ってタイトルを付けてくれて(笑)。長谷川:「すごくいいよ」って言ってくれました。うれしかったですね。――今回のライブは、WOWOWで初放送されましたが、その点はいかがですか?じろう:うれしいですね。『シティボーイズ・ライブ』も、見に行けないやつはWOWOWで録画してくれたやつを、友達と回しっこして見たりしていたので、同じところで流してもらえるっていうのは…。ちょうど、東京に出てきて20年なので。確か、21歳になる年に出てきて。年齢的にも僕がシティボーイズさんを見ていたときって、シティボーイズさんが40ちょいくらいの時だったと思うんで。なんとなく、いい感じで、ついて行けてはいるのかなって。一個、夢が叶った的な感覚はありますね。制作の牛山(晃一)さんが、3・4年くらい前からずっと、WOWOWさんの方に言ってはくれていて。毎年「今年いけるかも」「いや、ダメだった」というのが続いてて、今年も話を聞いたときは「まだダメだろうな」と思っていたんですけど、「決まったよ」と言われたので、ようやくWOWOWさんも「流していいかな」と思っていただけるところまで来たのかなって。長谷川:ありがたいですね。今、じろうが言っていたみたいに、一個、称号をもらった感じはあると思うので。うまく言えないですけど…そっちの世界って言ったらおかしいですけど、ある種、ライブを見に来るお客様たちの中では、これは一個の勲章かなと僕は思っているので。お芝居を見られたりとか、コントを見られたり「シソンヌは聞いたことあるけど、まだ見に行くには…」って方が、これを見て「おお、なかなか面白そうなことやってんな」と思って劇場に来てくれるようになったらさらにうれしいです。これは一個の大きな出来事だと思っているんです。■プロフィールシソンヌじろう(1978年7月14日生まれ。青森県弘前市出身。NSC東京校11期生)と長谷川忍(1978年8月6日生まれ。静岡県浜松市出身。NSC東京校11期生)によるお笑いコンビ。吉本興業所属。作りこまれたコントを得意とする。2006年4月に結成し、2009年・2013年に「キングオブコント」準決勝進出。2014年に悲願の優勝を果たす。2013年より単独ライブ「シソンヌライブ」シリーズを毎年開催しているほか、2015年には広島ホームテレビで初の冠レギュラー番組となった『ぶちぶちシソンヌ』がスタート。NHK『LIFE!~人生に捧げるコント~』などにも出演。役者業も評価を得ており、じろうは『いだてん~東京オリムピック噺』『俺のスカート、どこ行った?』など、長谷川は『凪のお暇』『ブラックペアン』などに出演。『今日から俺は!!』にはコンビそろって教師役で出演した。
2019年11月26日映画『ゴッドファーザー』のシネマ・コンサートが、2020年1月12日(日)に東京国際フォーラムにて開催される。映画『ゴッドファーザー』のシネマ・コンサートが再演シネマ・コンサートとは、映画のセリフや効果音はそのままに、音楽パートをフル・オーケストラが大スクリーンでの映画全編上映に合わせて生演奏するという、映画とコンサートが融合したエンターテイメントショウ。これまで様々な名作がフィーチャーされているが、今回は2015年10月以来5年ぶりの再演となる『ゴッドファーザー』の上映が決定した。名優マーロン・ブランド、アル・パチーノらを迎え、フランシス・コッポラ監督作品として1972年3月にアメリカで公開され映画『ゴッドファーザー』は、当時の興行記録を塗り替えるほどの大ヒットを記録したギャング映画。アカデミー賞では10部門にノミネートされ、そのうち作品賞、主演男優賞、脚色賞を受賞している。国内外に多くのファンを持つ本作だが、その代名詞の1つと言えば、映画音楽界の巨匠であるニーノ・ロータによるスコア。メインテーマ「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を始め、全編に渡って響き渡る、切なくメランコリックな音楽。ニューヨークにおけるギャング抗争劇が描かれた同作品を、家族愛をテーマにした名画にまで昇華させたのは、このニーノ・ロータによる音楽の功績も大きいだろう。本イベントでは、そんなニーノ・ロータのスコアを、映画の上映に合わせて国内屈指の名門オーェストラである東京フィルハーモニー交響楽団が生演奏。シネマ・コンサートの醍醐味である大迫力の演奏を堪能しながら、映画『ゴッドファーザー』の世界にどっぷりと没入してみてはいかがだろう。開催概要「ゴッドファーザー シネマ・コンサート」開催日時:2020年1月12日(日) 14:30開場/15:30開演会場:東京国際フォーラムホールAチケット価格(全席指定):S席 9800円(税込) / A席 7800円(税込) ※未就学児入場不可上映作品:ゴッドファーザー/The Godfather(監督:フランシス・フォード・コッポラ/音楽:ニーノ・ロータ/1972年公開)※英語上映・日本語字幕付き演奏:東京フィルハーモニー交響楽団チケット:・一般発売 2019年12月14日(土)・先行受付 2019年11月22日(金)
2019年11月25日俳優・向井理が、12月25日(水)放送の「LIFE!~人生に捧げるコント~」に出演、2本のコントに挑戦することが分かった。12月26日(木)放送の「LIFE!」チームが贈る忍者アクションコメディードラマ「LIFE!presents 忍べ!右左エ門 ~THE SKY ATTACK~」への出演がすでに決定している向井さん。それに先立ち、番組初出演となる今回は、「ラッキーチャンス」と「幸せの約束」という2本のコントに出演。ラーメン店の店主役に扮するコント「ラッキーチャンス」では、「久しぶりに緊張した」という向井さんだが、ドラマ共演の経験もあるムロツヨシら「LIFE!」メンバーたちとの軽妙なかけあいを披露。収録では、アドリブ連発でスタジオは笑いに包まれたという。そして、コント「幸せの約束」は、臼田あさ美の婚約者役で出演。彼女の父親役を演じる内村光良との息の合った二人芝居に注目だ。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は12月25日(水)22時~NHK総合にて放送。「LIFE!presents 忍べ!右左エ門 ~THE SKY ATTACK~」は12月26日(木)22時~NHK総合、12月31日(火)15時~BS4Kにて放送。(cinemacafe.net)
2019年11月19日Webライター/動画制作の大北栄人がコントを書いて友人たちが上演するユニット・明日のアー。「アー」とは、過去の失敗を思い出して「ああ〜!」と声に出してしまう「思い出しアー」のことで、「一般市民が出てきて一般市民的視点のコントを繰り広げる」ことをテーマとして掲げている。ネットミームや街中の看板、家族などが出てくるコントは、テレビのお笑いの視点とも、演劇ともまた少し違う位相に存在しているようだ。そんな彼らが5回目のライブ「最高のアー」を東京・ユーロライブで行う(11月3日〜6日)。主宰の大北は、長らく「デイリーポータルZ」で記事を書き、そのファンも多い。公演にはきたろうや、たまの石川も出演し、いとうせいこうもその才能を認めた大北は、何をおもしろがってコントを書いているのか。今のテレビ主流のお笑いに一石を投じる意味について話を聞いた。○■そのときに面白いと思ったことをやる――2015年からライブを初めてられていますが、1回1回、テーマがあったんですか?毎年1年間、そのときに面白いと思ったことをやるという感じで、1年目は、論理が2つ走ってるのが面白いかなと思ってやっていました。――それはどういうことですか?例えば最近ので言うと「2×4の家に父、帰る」ってコントがあって、これは菊池寛の『父帰る』が元になっています。『父帰る』はもう青空文庫に入っていて、それをベースにしているコントなんですけど、でもその登場人物が、1マスの箱になってて、家族が父、母、兄、弟、妹の5人。その人たちが、2×4マスの家の中で、同じように物語を繰り広げると、お父さんと息子が顔をあわせたくても、この向きでは顔が見れない。家族の論理と、箱の中の物理的な論理の2つが走っていると面白いなと。――2年目以降はどんなことを考えてましたか?そのときは、くだらないものとドラマを一緒にやろうと。3年目は、Twitterのタイムラインに出てくるような話題をコントにしましたね。例えばその年お酒のWEB広告が話題になってて。出張に行ったおじさんが美女に声かけられて一緒に発泡酒を飲むやつ、ぼくはあのあほくささがすごく好きだったんですけど、社会学者の岸政彦さんが「おっさんファンタジーや」と言ってて、ああ、それそれ! と思ったんです。まず、どうしてもおっさんにやさしくしてしまう女の子がいる。ある日サングラスをした女たちに「この世界はおっさんファンタジーに支配されてる! この真実が見えるサングラスをかけろ!」と声をかけられる。サングラスをかけてみる。すると街行く人のanelloのかばんの多さに気づいたり、公的機関のいらすとやのイラストの多さに気づいたりする。ああいうの「知ってる人だけ気づいて知らない人は気に留めない」やつですよね(笑)。最後は「うわー!! おっさんの顔文字だー!」って「^^;」が追ってきて逃げて終わる。話題としてはちょっと早かったかもしれないですね。○■WEBから映像、そして舞台へ――大北さんは2007年くらいから「デイリーポータルZ」でライターや映像制作をやっていたわけですが、コントを作りたいと思ったのはいつごろからですか?大阪で大学に行ってたんですけど、就職ができなくて1年休学していたときに、地元の友人と1年間毎日、修行としてしゃべるってことをやってたんです。ファミレスで話して、そのあと近所の河原にいって朝までしゃべって。その会話がふたりの間だけでガラパゴス的な発展をとげまして、誰にでもわかるわけではないけど、面白いなという感覚がありまして。そのときからコントを書きたいと思ってましたね。――自分で演じたいというのではなく?自分で書いた冗談を誰かに言ってもらいたいなと。――そのころ、どんなお笑いが好きでしたか?就活って自己分析をやるじゃないですか。そのときに自分じゃなくて、何が好きかをつきつめたらシティボーイズの、特に三木聡さんが関わっていた期間が好きっていうことにたどり着きました。――大阪なのにシティボーイズに行くというのはどんなきっかけがあったんですか?そのころ、たまたま家がWOWOWに入ってて。いわば特権階級というか(笑)。その地元の友達も入ってたので。――特権階級(笑)。今のようにネットからいろんな情報が得られる時代の感覚としてはわからないかもしれないけど、15年とか20年くらい前とかの地方に住んでる人にとってWOWOWに家が加入してくれていて、そこでシティボーイズやっているのってめちゃめちゃ重要ですよね。その頃ってCSの音楽番組からもいろんな人が出てきたりしましたしね。それで、そういう仕事が多いのは単純に東京のほうだと思って上京しました。最初にハローワークからの紹介でイベント会社に入ったけど、1年くらいで辞めてしまって。会社に入って修行させてもらってから、いろいろやれると思ったら、経験を積むこともないまま、2007年くらいから「デイリーポータルZ」で書くことになりました。そこで初めてお金をもらって何かを書くことができて、その後映像も作っていたら、誰が認めてくれたわけじゃないけど、これは面白いからライブもやれるんじゃないかと思って2015年に「明日のアー」の公演を始めました。――ロスジェネっぽいエピソードですよね。それこそライブはゼロからやる感じだったのでは。参加された俳優さんからは「稽古はちゃんと場所借りてやりましょう」って言われて初めて「そうなのか」と気付くという。「したまちコメディ映画祭」のコンペ部門の映像作ってるときにも俳優さんと知り合ったりして、いろんな人が参加してたんですけど、舞台経験のある人から、こうしたらいいよってことを聞いて取り入れるというシステムでやってましたね。――したまちコメディ映画祭ではいとうせいこうさんにも出会ったそうで。審査員をやられていて、2017年に『Windows Updateは突然に』という短編で大賞をとったときに、「明日のアー」を見にきてくれました。――そして2018年の公演では、憧れのシティボーイズのきたろうさんも参加することになって。それは、2017年にきたろうさんの息子さんの古関昇悟さんと五反田団の宮部純子さんのユニット昇悟と純子の「evergreen」という作品で作・演出をしたのがきっかけで、きたろうさんとも知り合うことになりました。――コントを一緒にやってみていかがでしたか?力量の差を見せつけられるというのはありました。誰よりも声が響くし、倍音というかホーミーみたいな響きをしていて。すげえ! って思う一方、稽古場で人の靴間違えて履いてきて、やっぱりおじいさんだ! って思ったり (笑)、台本の理解がめちゃめちゃ早いです。台本って、一行、一行に、ここが冗談だなってポイントがあるんですけど、その行の間にもきたろうさんは一個多めに笑いを入れようとする。一行でも書いたものを上回ろうとする気持ちもすごかったですね。――そういう、コントを書く上での技術というのは、いつからわかったかんじですか?そもそも世の中に明文化はされていないとは思うんですけど、台本を書いて、役者さんに読んでもらって、「なんでですか?」と聞かれて説明してるうちに、ルールや論理ができあがってきました。――演じてる人は、その笑いのポイントをどこまで共有できてるもんなんですか?きたろうさんが「面白いな……君なんも考えてないだろ!」って指摘してた役者もいたくらいなので(笑)、理解なくやってる人もいるんですが、世の中には理解がないままに面白い人っていますからね、それが良く作用するときもありますね。○■ユーモアで抗うこと――今の興味は何ですか?日常生活の中でまだ誰も発掘してないところを見つけないといけないと思いますね。例えば、街中のチェーン店にでかでかとコピーが書かれてるんですけど、あまりにもストレートなコピーだったりすると、人間の浅はかさ、品のなさみたいなものがモロに出ているなと。それにネットの人たちが簡単に動かされることとかもコントっぽいなと思って気になっています。――陳腐でストレートなメッセージに簡単に扇動されると、負けたような気になりますよね。我々に残されたものは、ユーモアでそれに抗うことかなと。――ただ、何か思うのは、昔は冷笑的にそういうものを面白がっていたけど、今って、そういうのとも違うじゃないですか。だからこそ、抗わないとのみこまれてしまう、みたいな。今ってそういう力が大きすぎるんですかね。確かに、今後は政治的なことをやりたいと思っていて。――あいちトリエンナーレでも公演をされていましたが、場所がらもあるけれど、そういうものは感じました。ドイツの写真家のヴォルフガング・ティルマンスという人の写真展を見たら普通に政治的なことを言っていていいなと思って。何かやるときに、政治的な主張を入れるのはカッコ悪いことではないなと思ったので。あと、 Twitterを見ても、そういう話題が増えて、自分の脳にもそれが増えてきたなと。ただ、主張したい気持ちが勝ちすぎると、見てられないしダサくなるというのはあるでしょうね。そこを制作のスタッフからは心配されます。逆に、「私は中立です」っていう人がなぜか保守的であったりすることもあったりして。そういうことも気になりますね。――今後は、何かもっと多くの人に見てもらいたいとか、何か長編で映像作品を撮りたいとか、書きたいということはありますか?そういう思いは実は全部あるんですけど、単純にデカい美術とか、くだらないデカいものを使いたいので、大きくしていきたいとは思いますね。コントに関しても、ものすごく考えて書いてるし、長編とかもぜんぜんできるのになと。不満ばっかり言ってます(笑)。――デイリーポータルZで書いていたことは、コントにつながっていますか?そうですね。地元の友達との間でしかわからなかった笑いが、デイリーポータルZに来て、「このガラパゴス的に発展した世界を分かってくれる人がこんなにいたんだ」と思いました。それと、何度も出させてもらっている「テアトロコント」というイベントも、デイリーの記事を見て声をかけてもらえたし、1年に1回のライブを突然始めたのにも関わらず、集客の面でも最初からあまり心配がなかったです。――内容の面ではどうですか?デイリーの記事は、気になることをテーマに書いたり撮ったりしてるんですけど、要素分解をするということはいつもやっています。それはコントでも同じですね。例えば、さっき言ったように、チェーン店の変なコピーに関しても、そこを違う要素に変えたら面白いかなって。日高屋には、「ちょい飲み」っていう言葉がデカデカと書いているんですけど、ほかのコピーもデカくしたらどうかなって。――発想として、デカい「ちょい飲み」みたいなおかしなものを集めて並べるということはあったと思うんですよ。でも、そこからまた一ひねりして考えてるんですね。太鼓って普通はバチで叩いて音を出すと思うんですけど、ほかのもので叩くとどうなるかとか。条件を変えてみると、事実があぶりだされてそれが面白さになっていくのかなと。実験と同じ方法で記事もコントも作っているんだと思います。■大北栄人1980年生。2007年からwebメディア「デイリーポータルZ」で執筆を始め「してみよう!拾い食い」「リカちゃん人形をダンボールで作ると泣けます」「女性は大変だ!とか良いこと言わずに淡々とお化粧を体験する」などの記事が話題に。同サイトの動画コーナー「プープーテレビ」も担当している。2015年より「明日のアー」というコントユニットをはじめ、2017年には映像作品『Windows Updateは突然に』で第10回したまちコメディ映画祭in台東の短編コンペティション したまちコメディ大賞を受賞した。
2019年11月02日日本コント協会会長のビートたけしが、コントを愛する芸人や俳優と共に2時間にわたりコントを繰り広げる「コントの日」。この度、本番組のゲストが決定した。すでに会長のたけしさんのほか、秋山竜次(ロバート)、劇団ひとり、斉藤慎二(ジャングルポケット)、新川優愛、「チョコレートプラネット」「東京03」、「ロッチ」が会員に決定。たけし会長以下、コントを愛する会員が、同番組でしか見られない豪華な組み合わせで新作コントに挑戦。「テレビ」をテーマに、芸能界やテレビにまつわるトピックスをネタにコントを展開する。今回新たに発表されたゲストは、足立梨花、倉科カナ、小手伸也、鈴木杏樹、林遣都、後藤淳平(ジャルジャル)、村上純(しずる)、「ハナコ」、「ネルソンズ」、あいなぷぅ(パーパー)、森本晋太郎(トンツカタン)。コント「アーカイブスの日」には、“素人の女子”役で足立さんが出演。足立さんは「台本以上の彼氏がきたので笑いを堪えるのが大変で…予想以上のコントになっております(笑)とにかくやばいです。ただそれだけを伝えておきます。みなさまの反応を楽しみにしております!」とコメントしている。また、倉科さん、劇団ひとりさん、ロバート秋山さん、豊本明長(東京03)が出演するコント「いかがわしい店」。小手さん、ロッチコカドさん、飯塚悟志(東京03)、豊本さんがTVスタッフに扮するコント「三重野P」も放送。「すごく緊張しました」とふり返る倉科さんは、「今回のコントでは、男の人の本音がブラックユーモアで描かれているので、女性にとっては勉強になりますし、男性にとっては、私が演じた役が、大事な役目を担っているので、そのあたりを楽しみにご覧いただけたらうれしいです」と見どころを明かし、小手さんは「じつは僕、10年くらい前、舞台俳優をやりながら放送作家の見習いみたいなことをやっていた時期がありまして。テレビ局の企画会議に毎週参加したり、制作会社の方とバラエティ番組を1本立ち上げたりしていたので、今日のコントは親近感のあるシチュエーションだったんですよね。なので今日は、当時その会議でイヤだなって思ってたことを全力でぶちまけさせて頂きました」とまさにぴったりな役柄だと語っている。そして、鈴木さんが美人女将を演じ、劇団ひとりさん、角田晃広(東京03)、長田庄平(チョコレートプラネット)が出演するコント「タバコをやめた男」。林さん、ロバート秋山さん、コカドさん、豊本さん、村上さんが出演、パン屋が舞台のコント「高級食パン」が放送される。鈴木さんは「コントは生き物だなって思いました。本来はドラマでもそれでなければならないと思うんですけど、今日はよりリアルな感覚を味わいましたね。私の台詞のニュアンスでお二人の芝居がどんどん変わるので、どれが一番ぴったりなんだろうっていうのを探りながら、とても楽しませていただけました!」と挑戦した感想を語る。また「コントは、一度はやってみたいなとずっと思っていました」と言う林さんは、「大好きな芸人さんたちとの共演なので、すぐやりたいと思ったんですけど、実際にお会いしたらとても緊張しました」と明かし、「(アドリブで)何が飛んできても良いように準備はしてたんですけど、まったく想像つかないフレーズが飛んできたので、めちゃくちゃ面白かったです。今回のパン屋さんの絶妙な雰囲気を楽しんでいただけたらうれしいです」とコメントしている。コントストーリー●「アーカイブスの日」過去に放送された番組を紹介するコーナー、アーカイブスの日。紹介するのは、かつて人気を博したという恋愛バラエティ番組「私たち付きあってるんだよね?」。素人の女子(足立さん)が、「彼氏かもしれない男子」に、「私たち付きあってるんだよね?」と直接確認を迫る。●「いかがわしい店」会社の先輩(豊本さん)に誘われてきた店は、明らかにいかがわしい感じの店。戸惑う後輩(劇団ひとりさん)の前に現れた店員(秋山さん)に案内された部屋で、出てきた女性(倉科さん)は――。●「三重野P」ディレクター(コカドさん)と構成作家(飯塚さん・豊本さん)がテレビの企画会議をしているところへ、三重野プロデューサー(小手さん)がやってくる。彼らの出す企画に、三重野プロデューサーの反応は…。●「タバコをやめた男」美人女将(鈴木さん)の小料理屋で、旧友(劇団ひとりさん・角田さん)が再会。懐かしい話に花を咲かせていると、友人(劇団ひとりさん)がタバコをやめたことを明かす。タバコをやめて生活が一変したというが…。●「高級食パン」美味しいと話題の高級食パン屋。この店に憧れて入った新人(林さん)の出勤初日。店長(秋山さん)や先輩(コカドさん・村上さん)から、店の内情を聞くにつれ、新人は不安になり…。「コントの日」は11月4日(月・祝)21時~総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年10月28日「日比谷シネマフェスティバル(HIBIYA CINEMA FESTIVAL)」が、2019年10月18日(金)から11月4日(月)まで東京ミッドタウン日比谷にて開催される。"参加型"の映画イベント映画をテーマにさまざまなイベントが催される「日比谷シネマフェスティバル」は、2018年につづいて2回目の開催。普段は静かな空間で観ることの多い映画を、屋外大型ビジョンを中心に“観る”のみならず“参加する”ことにもこだわった映画祭だ。「ルパン三世」最新作×最新技術で新感覚映画体験映画『ルパン三世 THE FIRST』とのコラボレーション企画では、AR技術を活用することで作品の世界に入り込んだかのような映画体験を用意。デバイスをかざすことで大型ビジョンから街へ飛び出したキャラクターと出会ったり、コマ撮り風の写真を撮影したりすることができる。また、東京ミッドタウン日比谷内の全5店舗にて、コラボレーションメニューを10月18日(金)から27日(日)まで提供。MR.FARMERの「ヴィーガンバーガー アボカド&テリヤキソース」などをはじめ、オリジナルスイーツ・ドリンクも販売される予定だ。「トロント日本映画祭」無料屋外上映北米最大級の邦画映画祭「トロント日本映画祭」の上映作品をセレクトし、大型ビジョンでの“英語字幕付き”上映会を開催。上映作品には『翔んで埼玉』『ダンスウィズミー』『ビブリア古書堂の事件手帖』『ねことじいちゃん』など、バラエティに富んだ邦画がラインナップする。屋外の開放的な空間で、夜風を感じつつ邦画の魅力に浸ることができる。東京国際映画祭、ゴジラ・フェスもアジア最大級の国際映画祭「東京国際映画祭」の会場の1つとして、映画を無料上映。高精細・国内最大級の屋外用LED、高音質の音響を備えた巨大ビジョンが設置され、屋外で映画を楽しめる。さらに11月3日には特別企画「ゴジラ・フェス 2019」も開催し、ゴジラをテーマにしたフードや特別企画を用意する。詳細日比谷シネマフェスティバル会期:2019年10月18日(金)〜11月4日(月)場所:東京ミッドタウン日比谷住所:東京都千代田区有楽町1-1-2■ルパン三世 THE FIRST インタラクティブシアター期間:2019年10月18日(金)〜10月27日(日)※一部コンテンツは11月4日(月)まで時間 :11:00〜18:00(予定)会場:日比谷ステップ広場、日比谷アーケード ほか参加費:無料■トロント日本映画祭 in 日比谷期間:2019年10月18日(金)〜10月27日(日)※10月21日(月)、22日(火)は雨天予備日。※監督挨拶は19:00~。雨天時はアトリウムでの実施。時間:19:00〜21:00(予定) ※作品により異なる会場:日比谷ステップ広場参加費:無料上映作品:・10月18日(金)『ダンスウィズミー』 ※監督登壇・10月19日(土)『翔んで埼玉』・10月20日(日)『モリのいる場所』・10月23日(水)『恋のしずく』・10月24日(木)『ウスケボーイズ』 ※監督・キャスト登壇・10月25日(金)『ねことじいちゃん』・10月26日(土)『かぞくいろ』 ※監督登壇・10月27日(日)『ビブリア古書堂の事件手帖』 ※監督登壇■第32回東京国際映画祭 日比谷会場期間:2019年10月29日(火)〜11月4日(月) 予定会場:日比谷ステップ広場※雨天中止または順延入場料:無料・「ゴジラ・フェス 2019」日程:2019年11月3日(日)
2019年08月11日オードリー・ヘプバーン主演の映画『ティファニーで朝食を』が、シネマ・コンサートになって10月12日(土)上演されることが決定した。20世紀を代表する映画女優オードリーが主演する本作は、トルーマン・カポーティ原作のニューヨーク5番街を舞台にしたミステリアスなラブ・ストーリー。1961年に公開された本作は、オードリーが歌う「ムーン・リヴァー」をはじめ、名匠ヘンリー・マンシーニが作曲した美しい音楽が有名。「ムーン・リバー」は世界中で大ヒットし、第34回アカデミー賞(R)で歌曲賞とドラマ・コメディ映画音楽賞、グラミー賞(R)では最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀編曲賞の3冠を獲得。オードリーがヘンリー・マンシーニに宛てた手紙「音楽のない映画は燃料のない飛行機のようなもの。私たちはまだ地上で現実の世界にいます。けれども、あなたが作曲したとても美しい音楽が、私たちの映画を空に舞い上がらせてくれました」という逸話も有名だ。そんな美しい音楽が魅力的の本作をより楽しめるシネマ・コンサートが今秋開催!「シネマ・コンサート」とは、映画のセリフや効果音はそのままに、音楽パートのみフル・オーケストラが大スクリーンでの映画全編上映に合わせて生演奏する、<映画+コンサート>をライブ感覚で体感できる贅沢なエンターテインメントショー。今回シネマ・コンサートでは、その音楽を国内屈指の名門オケ、東京フィルハーモニー交響楽団が生演奏。英語上映・日本語字幕付きとなっており、2時間18分(休憩20分込)の上演となっている。なお、本公演のチケット一般発売は8月3日(土)10時から、最速先行受付(先着)は本日よりスタートしている。「『ティファニーで朝食を』シネマ・コンサート / Breakfast at Tiffany’s -IN CONCERT-」は10月12日(土)東京国際フォーラム ホールAにて開催(開場13:30開演14:30)。(cinemacafe.net)
2019年07月26日ポーラからクリーム状浸透マスク登場2019年10月5日(土)「Red B.A コントゥアテンションマスク」が株式会社ポーラから発売される。内容量は85グラム、価格は税抜き12000円となっており、ポーラ ザ ビューティーを含んだポーラショップ4200店舗、全国の有名百貨店ポーラコーナー65店舗、ポーラ公式オンラインショップにて販売。タイ、香港、台湾の3カ国でも同時発売予定となっている。「Red B.A コントゥアテンションマスク」はクリーム状の浸透マスク。顔の印象が20代の頃とは異なった変化を見せる事に注目して開発された商品だ。肌の印象を変える成分ポーラオリジナルの複合保湿成分であるシュードアルテロモナス発酵液Tは、Red B.A共通の成分で「Red B.A コントゥアテンションマスク」にも含まれている。「Red B.A コントゥアテンションマスク」には、更にポーラオリジナル複合保湿成分であるRED-CTエキスが含まれており、すべすべの引き締まった肌へと導く効果も期待される。その他の成分として、ポーラオリジナル複合保湿成分S-BAリキッドE、ポーラオリジナル美容成分EGクリアエキスなど、多数の成分が配合されている。こうした多数の成分により、長時間のハリ感の持続とみずみずしい素肌が形成されるのだ。「Red B.A コントゥアテンションマスク」のクリームは固め。香りはシリーズおなじみのフレッシュフローラル調に加え、トップノートにローズマリーとミドルノートにラベンダーが採用。気分転換が出来るようなすっきりとした香りとなっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ポーラ
2019年07月07日「キュープラザ池袋」内に出店するシネマコンプレックス「グランドシネマサンシャイン」にて、開業日前日の7月18日(木)に過去の名作を特別上映する「グランドシネマサンシャイン前夜祭」を開催することが決定した。全12スクリーン、2,443席を有する「グランドシネマサンシャイン」。この開業に先立ち開催される前夜祭は、同館の目玉となるシアター12(「IMAX(R)レーザー/GT テクノロジー」シアター)にて、クリストファー・ノーラン監督が放つ壮大なスペクタクル・アクション『ダンケルク』(字幕)をフルサイズのIMAX(R)で特別上映。さらに、シアター4(「4DX with ScreenX」シアター)では、ラミ・マレックが「クイーン」のリードボーカル、フレディ・マーキュリーを演じた音楽伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』(字幕)も特別上映する。各作品公開当時、日本国内でフルサイズのIMAX(R)作品を上映できる映画館は関西に1館しかなく、「4DX with ScreenX」シアターにおいては存在しなかった。そんな名作を、今回最新のシアター設備で鑑賞できる貴重な機会となっている。そして、シアター12とシアター4のオープニング作品も併せて発表!シアター12では『天気の子』、『トイ・ストーリー4』(字幕)、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(3D 字幕)を。シアター4では『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(字幕)、『ボヘミアン・ラプソディ』(※平日のみ)を4DXwithScreenX 上映、『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』『トイ・ストーリー4』(3D/日本語吹替)を4DX上映する。さらに、5階と12階に出店されるオリジナルブランドのカフェとレストランで提供するオリジナルメニューも決定。5階のカフェ「クラッパーズダイナー」では、ワッフルを使ったオリジナルメニューを、12階レストラン「バール パノーラマ」ではピザやオリジナルカクテルなどを提供する。キュープラザ池袋は7月19日(金)より開業。(cinemacafe.net)■関連作品:ダンケルク 2017年9月9日より全国にて公開© 2017 Warner Bros. All Rights Reserved.スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年夏、全国にて公開予定ボヘミアン・ラプソディ 2018年11月9日より全国にて公開© 2018 Twentieth Century Foxトイ・ストーリー4 2019年7月12日より全国にて公開©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会ミュウツーの逆襲 EVOLUTION 2019年7月12日より全国東宝系にて公開©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon©2019 ピカチュウプロジェクト
2019年07月05日内村光良率いるコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」の7月5日(金)放送回に女優・杉咲花の出演が決定。2本のコントに挑戦する。ずっと「LIFE!」に出演したかったという杉咲さん。コント「わたしを変えて!」では、内村さん、ムロツヨシに、TBSドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」で共演経験のある中川大志と共演。悪の組織によって「毒サソリレディ」という恐ろしい怪人に改造されそうになる女の子を演じる。「頭をフル回転させながら演じた。人生で一番さえてる瞬間だったかも!」と杉咲さんがふり返るアドリブの掛け合いに注目!もう1本は、ドラマのように1シーン1シーン時間をかけ丁寧に撮影したという「屋敷の怪物」。杉咲さんはとあるお屋敷の使用人役。主である小説家(内村さん)に対する彼女の大それた企てとは…?内村さんとの二人芝居では圧巻の演技力を披露する。なお、「LIFE!」の番組ホームページやSNS、NHKのネットサービス「1.5チャンネル」で公開され、大反響を読んでいるシソンヌじろう主演のWEB限定動画「一見、悪徳」シリーズ。待望の新作も近日公開予定という。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は7月5日(金)22時よりNHK総合にて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年06月17日池袋東口に開業するキュープラザ池袋内に、都内最大級となるシネマコンプレックス「グランドシネマサンシャイン」が、7月19日オープンする。グランドシネマサンシャインは、スクリーン数12、座席数2,443席と、都内最大級となるシネマコンプレックス。目玉は、国内最大サイズのスクリーンを有する「IMAXレーザー/GTテクノロジー」シアター。通常のスクリーンと比較すると、上下合計で約40%も画角が拡がり、大迫力の映像体験を実現する。12階レストラン「バール パノーラマ」イメージ5階と12階にはそれぞれオリジナルブランドのカフェとレストランが出店することが決定。5階のカフェ・クラッパーズダイナーは、アメリカンヴィンテージの映画のような居心地のよい空間で、焼きたてのワッフルを楽しめるアメリカンワッフル専門店。12階のレストラン・バール パノーラマは、スクリーンに映し出されたかのような街の景色を贅沢に眺めながら、オールデイ楽しめるイタリアンバル。いずれの店舗も、映画鑑賞に訪れた方はもちろん、食事だけでも楽しめるメニューを取りそろえ、従来のシネマコンプレックスの基準を上回るオリジナルメニューを提供する。『トランスフィアー(TRANSPHERE)』開業を記念して、全編フルサイズのIMAX映像のショートフィルム『トランスフィアー(TRANSPHERE)』を上映。本作は、昨秋公開の『生きてるだけで、愛。』で長編劇場映画デビューし、新藤兼人賞を受賞した関根光才を監督に迎え、今作が映像作品初主演となる俳優の佐藤緋美とモデルのる鹿が主演。全編フルサイズのIMAX映像の制作は日本史上初の試みであり、さらにIMAX12chサウンドシステムを駆使した作曲と音響設計をサウンドアーティストのevalaが担当する。国内最大サイズのスクリーンが持つスケール感と最高峰のサウンドシステムをフルに活かした極上の視覚×聴覚体験を楽しむことができる。なお本作は「IMAXレーザー/GTテクノロジー」シアターにて、劇場公開作品本編の上映前に上映する。また、開業時の上映作品ラインアップが決定。7月19日から『天気の子』、『東京喰種 トーキョーグール【S】』、『トイ・ストーリー4』、『Diner ダイナー』、『Free!-Road to the World-夢』、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』を、個性が異なる12スクリーンで上映する。【施設情報】グランドシネマサンシャイン住所:東京都豊島区東池袋一丁目30番3号 キュープラザ池袋内オープン日:7月19日スクリーン数:12スクリーン座席数:2,443席
2019年05月23日内村光良率いるNHKのコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」。その5月6日(月・祝)放送回に、音楽アーティストのジェジュンがゲスト出演することが決定。また俳優・伊藤健太郎に「乃木坂46」生田絵梨花らも出演する。「東方神起」としてデビュー、韓国はもちろん日本でも「どうして君を好きになってしまったんだろう?」「呪文-MIROTIC-」などのヒット曲を連発し「紅白」にも出場するなど大人気に。その後ソロ活動も開始、2017年には韓国、日本だけでなくアジア各国をめぐるツアーを開催。最近ではバラエティでもそのキャラクターが愛されているジェジュンさん。ジェジュンさんは今回、コント「刑事シンガー」で刑事ドラマの撮影現場に現れる本人役として登場する。ムロツヨシ演じる相棒の刑事が撃たれるクライマックスシーンから撮影することになったジェジュンさんだが、内村さん演じる監督がだんだん暴走し始める…という展開。収録について「みんなでアドリブを出し合ったりして、とても楽しかったです!」と語るジェジュンさん。座長である内村さんや共演のムロさん、塚地武雅さんらも大絶賛した熱演ぶりをお楽しみに。またトークコーナーでは謎に包まれたプライベートを大放出、こちらもご期待あれ!また、伊藤さんはコント「ご隠居!私は助さんです」に出演。黄門さま(内村さん)に長年仕えている助さん(伊藤さん)。ある日「もしや黄門さまは自分と格さん(中川大志)の区別がついていないのでは?」という疑念をもつ。その日から助さんの悩める日々が始まった…というストーリーだ。本格的なソロ活動で改めてその魅力に注目が集まるジェジュンさんだが、4月10日にはニューアルバム「Flawless Love」をリリース。「TYPE A」「TYPE B」「FC限定盤」「通常盤」の4パターンがリリースされる同作をひっさげて敢行されている「JAEJOONG ARENA TOUR 2019~Flawless Love~」も、6月15日(土)、16日(日)に神戸で、6月18日(火)、19日(水)には横浜で追加公演が決定。ソロ活動がさらに加速中のジェジュンさんが、コントでもその魅力を爆発させる「LIFE!~人生に捧げるコント~」は5月6日(月・祝)21時~NHK総合で放送。(笠緒)
2019年05月06日キノフィルムズの関連会社・キノシネマが手掛ける映画館「キノシネマ(kino cinéma)」が登場。4月12日(金)に横浜みなとみらい、6月に立川髙島屋 S.C.館にオープンする。「キノシネマ」は、ミニシアター系作品を中心に、世界各国の作品やファミリー向け作品を上映。みなとみらいミッドスクエア内の「キノシネマ 横浜みなとみらい」と立川髙島屋 S.C.館内の「キノシネマ 立川髙島屋 S.C.館」の両劇場では、それぞれスクリーン3室を保有する。またいずれのシアターも、最寄り駅から徒歩3分圏内という好立地に位置しているのもポイント。学校終わりや勤務後に気軽に立ち寄って、映画を鑑賞してみてはいかがだろう。【詳細】「キノシネマ(kino cinéma)」オープン■キノシネマ 横浜みなとみらいオープン日:2019年4月12日(金)場所:みなとみらいミッドスクエア内(タワーマンション)住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目7−1■キノシネマ 立川髙島屋 S.C.館オープン時期:2019年6月場所:立川髙島屋 S.C.館内住所:東京都立川市曙町2丁目39−3
2019年04月04日内村光良率いる、“人生”をテーマとするコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」。この度、3月15日(金)放送回に、女優・吉岡里帆が初登場することが分かった。今回出演が発表された吉岡さんは、近年「ごめん、愛してる」「きみが心に棲みついた」「健康で文化的な最低限度の生活」など、立て続けにドラマにメインキャストとして出演。5月には東野圭吾のベストセラー小説の実写映画化『パラレルワールド・ラブストーリー』が公開を控えており、今年も引き続き注目を集めている女優だ。この春の「LIFE!」は、2週連続で放送。第1弾に出演する吉岡さんは、コント「みんな大好き!バカヤロわかな先生」と「テスト」の2つのコントに挑戦する。「みんな大好き!バカヤロわかな先生」では、吉岡さんは不思議な魅力をふりまく養護教諭役で出演。ムロツヨシ、中川大志ら男性陣を翻弄する。一方、「テスト」では、内村さんとの二人芝居で、キュートなアンドロイド役を演じる。今回、コント番組初出演となった吉岡さん。「笑いのポイントをはずさないようにみなさんと息を合わせて演じるという緊張感はあったけど、すごく楽しかったです!」と収録をふり返っている。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は3月15日(金)&21日(木・祝)22時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2019年02月22日「キングオブコント2018」(TBS系)で優勝したお笑いトリオのハナコ。メンバーの秋山寛貴(27)と岡部大(29)は築地市場内の大和寿司と細谷商店で働いていた。秋山の職場である細谷商店に優勝報告をすませた3人がめざすのは、岡部が働いていた大和寿司。道中、「水産仲卸売場棟」のコースに展示してある小型運搬車ターレーを見つけ大はしゃぎ。“豊洲市場コント”がいまにもはじまりそうだったが、時間がないので断念。岡部が働いていた「青果棟」にある大和寿司。ご挨拶と優勝報告に来たハナコが店内に入ると馴染みの店員さんから「お帰り!」「スター登場です!」と喝采を浴びる岡部。「スターはやめてください」と照れながらも満面の笑みを浮かべ嬉しそうだった。大和寿司の大将の入野さんは、ハナコが優勝した瞬間を自宅のテレビで見ていた。「本人は、『自信あります』と言っていましたが、まさか本当に優勝するとは…正直ビビりましたね。『もうバイトは入れないのかな?』と思いました。移転後も働けるように大ちゃん(岡部)の新しいユニホームも作ったのに(笑)」ホールの接客をやっていたという岡部。「働きぶりは真面目だった」と大将は話す。「出勤時間は午前6時でしたが遅刻は絶対ないし、こっちが声を掛けると大きな声でいい返事が返ってくるんですよ。」バイトをしていると思わぬ有名人とも出くわした。「元イングランド代表のベッカムが食べに来て握手してもらいました。有名人の方もよく来られますが、ベッカムが来たときは大騒ぎでしたね。ベッカムはめちゃくちゃ寿司食います!(笑)店にある全種類の寿司を食べてました。最後記念写真も撮ってもらいましたよ」築地時代からお客さんとしては来たことがなかったが、今回は豊洲の新店舗で客席に座る岡部。バイトの賄いでは海鮮丼を食べていたが、今日は大将がにぎってくれた寿司を特別な思いでほおばった。「う~ま~い。最高ですね!バリバリ売れて、どんどん食べに来て売り上げに貢献したいです。秋田にいる両親も連れてきたいし、事務所の先輩のサンシャイン池崎さんに普段ご飯をご馳走になってばかりなので、ここに連れてきてお寿司をご馳走したいです」写真の細巻は両端が鉄火巻で真ん中はイクラ。岡部さんのバイト時代の思い出のお寿司。「バイト中に大将が余った細巻をくれるんです。1個1個味わって食う時間はないので3つ一緒に食うんですけど、それが美味しいんですよ。ゆっくり食べてると他のバイトに食われちゃうんです。(笑)」賄いで出していた寿司を美味しそうにほおばる岡部を見て大将は「ここまでよく立派になったね。たいしたもんだよ。」と嬉しそうに目を細めていた。(取材:インタビューマン山下)【ハナコ PROFILE】キングオブコント2018の王者。2014年結成。左から秋山竜大、秋山寛貴、岡部大。
2018年11月29日「キングオブコント2018」(TBS系)で優勝したお笑いトリオのハナコ。メンバーの秋山寛貴(27)と岡部大(29)は、築地市場内の大和寿司と細谷商店で働いていた。そこで今回は、築地市場から豊洲市場へ移転した、それぞれが働いていた店舗への優勝報告に。移転した豊洲市場には初めて訪れるという秋山と岡部に加え、メンバーの菊田竜大(31)にも豊洲市場を紹介してもらった。「水産卸売場棟」見学者コースの入口付近に展示されているマグロのオブジェは、築地市場で取引された最大級のサイズの国産クロマグロ。豊洲市場スタッフによると、あまりのマグロの大きさに子供はみんな「サメだ!」と叫ぶという。大人の岡部さんまで、サメと勘違いしているのか、思わず食べられてしまいそうなリアクション。場内にあるこちらの見学者コースは無料で予約も不要で入れる。「水産卸売場棟」見学者通路では、早朝5時30分から6時30分に行われる、せりの風景も見下ろすことができる。ちなみにハナコが見ている時刻は午前10時30分頃。窓の向こう側は何も行われていないが、豊洲で見る新しい景色にこの表情。キングオブコントで見せた迫真の演技を披露してくれた。「水産卸売場棟」3階は飲食店街。4階の「豊洲市場内プロショップ魚がし横丁」には昆布やかつお節や海苔など70店舗以上が軒を連ねる。そして、この4階に秋山が働いていた「細谷商店」がある。秋山は2年半の間、細谷商店で塩の配達を中心に働いていた。お店のスタッフを見つけるやいなや、「おおおっ!」と叫ぶ秋山。すると仕事仲間に「優勝したの?」と、とぼけられてしまう。ここ豊洲市場は、王者もタジタジになってしまうほど口が達者な人が多いのだ。まだ市場が築地にあったキングオブコント2018放送当日。スタッフの足立さんは、築地の仕事仲間で集まってテレビの前でハナコを応援していたと話す。ハナコが優勝した瞬間、大喜びしたものの、みんなが思ったことは「秋山のシフトを、どうしよう」……。実際に秋山は優勝した三日後にシフトが入っていた。その日は芸人の仕事は休みだったが連日仕事がつながっていた疲れから寝てしまったそう。しかし、スタッフの足立さんがそれを見越して秋山の代わりにバイトに入ってくれたという。細谷商店の連携に、秋山も思わずしんみりしたのであった……。(取材:インタビューマン山下)【ハナコ PROFILE】「キングオブコント2018」王者。2014年結成。左から秋山竜大、秋山寛貴、岡部大。
2018年11月29日日本人女性向けのコントゥワリングメイク11月16日、小顔に見せる日本人女性向けのコントゥワリングメイク術を解説している新刊『ボスメイク』が発売された。A5判で128ページ、1,400円(税別)の価格で小学館から刊行されている。著者はヘアメイクアップアーティストのJunJun氏で、同書にはあびる優氏、今井華氏、瑛茉ジャスミン氏、E-girls楓氏、GENKING氏、山本舞香氏が登場するほか、ガリットチュウの福島善成氏、尼神インター誠子氏がセレブモデル風に変身している。同性・異性・同僚からナメられないメイク英語で「輪郭」という意味を持つ「contour」が語源とされ、輪郭の外形を意識する「コントゥワリングメイク」はハイライトとローライトを駆使し、明暗を際立たせることで小顔に見せるメイク法である。ロサンゼルスのセレブなどの間で流行中のコントゥワリングメイクであるが、JunJun氏はこの日本人女性には不向きとも思えるメイク法をアレンジし新刊『ボスメイク』で紹介している。女性は顔が変われば心も変わり、意志を強くすると考えるJunJun氏は、ハウツー本、自己啓発書として同書を発表。顔のタイプに合わせたメイク法と、メイク道具も掲載。見た目を向上させるだけでなく、男性からも女性からも、先輩からも後輩からも見くびられないメイクが紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※ボスメイク
2018年11月21日1997年11月14日より映画情報メールマガジンとして始まり、本日創刊21周年を迎えた「シネマカフェ」。この度、「シネマカフェ」と同じ21歳を迎えた女優の桜井日奈子さんと山本舞香さんからお祝いコメントが到着しました!●桜井日奈子1997年4月2日生まれ、“岡山の奇跡”と称され話題になった桜井さん。舞台「それいゆ」で女優デビューし、「そして、誰もいなくなった」で連ドラ初出演。ほかにも「THE LAST COP/ラストコップ」やTVCM、今年に入っては大人気少女漫画の実写化『ママレード・ボーイ』で吉沢亮とW主演したことも話題に。そんないま大注目の桜井さんが、今回シネマカフェにお祝いのコメントを寄せてくれた。21周年おめでとうございます!デビュー当時から、何かあるたびに取材してくださって、とても感謝しています。読むたびに嬉しい気持ちになって、そして同時にもっと頑張ろうと、気持ちが引き締まりまるような、そんな素敵な記事を毎回書いてくださってありがとうございます。30周年も40周年もお祝いできるように、私も頑張ります!これからもよろしくお願いします!桜井日奈子またつい先日は、「King & Prince」平野紫耀と共演した、こちらも少女漫画を原作とした『ういらぶ。』が公開を迎えたばかり。幼なじみの恋愛模様を描いた今作で桜井さんは、平野さん演じるツンデレ主人公に、実は両想いなのに振り回される“超ネガティブ”ヒロイン・優羽を好演している。なおシネマカフェでは、桜井さんが『ういらぶ。』に出演し、漫画の中のキャラクターを演じることへの苦悩など語っているインタビューを公開中。●山本舞香そしてもう一人、1997年10月13日生まれの山本さんからは、動画でメッセージが到着!素敵な笑顔でお祝いコメントを寄せてくれました。女優でモデルの山本さんは、2011年「三井リハウス」14代目リハウスガールでデビューし、『暗殺教室』『Zアイランド』『桜ノ雨』『恋は雨上がりのように』「南くんの恋人~my little lover~」「チア☆ダン」と話題作に続々出演。そして今後の注目作といえば、やはり昨年公開された『東京喰種 トーキョーグール』の続編!わずかな情報しか明らかにされていない中、山本さんはヒロインの“トーカ”こと霧嶋董香役で出演が決定している。ビジュアルや登場シーンなど、今後の続報が待ち遠しい。●21歳の俳優はほかにも――桜井さんと山本さんのほかにも「シネマカフェ」と同じ21歳の俳優は、『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞と新人俳優賞をW受賞した杉咲花、主演作『ニセコイ』『雪の華』が公開を控える中条あやみ。さらに、北村匠海、芳根京子、小芝風花、玉城ティナ、黒島結菜「King & Prince」平野紫耀、神宮寺勇太などなど。これまでも数々の注目・話題作に出演し、いま勢いに乗っている彼ら。今後、さらなる躍進に期待したい。(cinemacafe.net)
2018年11月14日タレントのビートたけし(71)が11月3日放送のNHKスペシャル番組「コントの日」で、同局でのコント番組に初挑戦したと各スポーツ紙が報じている。各紙によるとたけしは「コントは文化である」という思いから、11月3日の文化の日を「コントの日」として架空の「日本コント協会」を創立し会長に就任。会員として劇団ひとり(41)や渡辺直美(30)、「サンドウィッチマン」「ロッチ」「東京03」らが参加。2時間半で20本以上の新作オリジナルコントを披露する。都内で会見したたけしは収録を終え、「割と自由にやらせてくれる」と満足げ。さらに「毎年『コントの日』をやって、『紅白歌合戦』のようなイベントになってほしい。芸人たちが、番組に出られることが一つのステータスになるような地盤を我々が作れたら名誉なこと」と語ったという。「たけしさんはお笑い界の後輩たちのことを考え、本気で番組でのコントに取り組んだようです。最近はなかなかオリジナルのコントを作る機会もないので、NHKからのオファーを喜んでいたといいます。これでNHKとの強力なパイプもできました」(テレビ局関係者)今年4月に所属事務所「オフィス北野」から独立したたけしだが、現在、胸に大きな野望を秘めているというのだ。「お笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんの芥川賞受賞で、刺激を受けたようです。北野武監督名義で数々の映画を世に送り出してきましたが、最近はヒマさえあれば小説を書いているようです。目標は直木賞か芥川賞に定め、『日本文芸振興会』を運営する『文芸春秋』での出版に焦点を絞っていると聞きました。実際9月には、同社から小説『ゴンちゃん、またね。』を上梓。文芸誌『オール讀物 9月号』には新作小説『キャバレー』が掲載されました」(出版業界関係者)次にたけしが狙うのは、出版業界の席巻!?
2018年10月22日内村光良率いるコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」の10月5日(金)の放送回に、玉木宏の出演が決定した。これまで多くの俳優・女優を迎えてコントを繰り広げている当番組。先日の連続テレビ小説「半分、青い。」の永野芽郁と佐藤健を迎えての放送も好評のうちに幕を閉じた。次回の放送で登場するのは、1998年に俳優デビューし、映画『ウォーターボーイズ』などで注目を集め、『悪と仮面のルール』や「あなたには帰る家がある」など現在は映画・ドラマにコンスタントに出演し続ける玉木さん。最近では女優の木南晴夏との結婚もあり、公私ともに話題となっている。そんな玉木さんが、ついに「LIFE!」でコントに初挑戦。コント「引き出してください」で女性が苦手な“おくてな男性”を演じ、内村さんとともにアドリブも飛び出す軽妙な2人芝居を繰り広げる。また、コント「怪人二十面相」では、黒タキシードとマント姿で華麗に登場。玉木さん演じる怪人が一体何を盗むのか気になるところ。本作の出演を受けた理由に、玉木さんは「『LIFE!』は『NHKのやる気と本気を感じる番組』だと思う」と語っており、この番組でコントに挑戦することを決めたとのこと。内村さんも「(コントを)5、10年やっている人じゃないかと思った」と絶賛しており、玉木さんのコント初挑戦がどのようなものか、注目が集まる。良い緊張感の中、楽しく演じたという玉木さんのコントに期待したい。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は10月5日(金)22:00~NHK総合にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年09月28日9月22日(土)今夜のNHK「LIFE!~人生に捧げるコント~」では“裏番組”となる日本テレビ系「嵐にしやがれ」と連携して放送。それぞれの番組にお互いの出演者が登場するなど局の垣根を超えてコラボを行なう。これまでの朝ドラ「ひよっこ」や「わろてんか」などとコラボ、有村架純、葵わかならヒロインたちが出演したほか、『ラブ×ドッグ』などの広末涼子に『ママレード・ボーイ』の桜井日奈子などもゲスト出演。旬な豪華なゲストを迎えてきた本番組。今回は「テレビ放送65年 NHK×日テレ コラボデー」ということで局の枠を超え民放の日本テレビと同時間帯の番組同士という前代未聞コラボを展開する。内村さん扮する番組の人気キャラ“NHKゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラス・ディレクター”三津谷寛治が「嵐にしやがれ」にゲスト出演。“民放初登場”となる三津谷さんからの「知的な櫻井氏には、インテリジェンスあふれるコントに出演してほしい」という熱烈オファーを受ける形で「嵐」櫻井翔が「LIFE!」で本格的コントに初挑戦する。「とても楽しかった」と収録をふり返ってさわやかな笑顔でスタジオを後にしたという櫻井さんの本格コントは必見。また「嵐」大野智もコントで華麗なダンスを披露するという。さらにいよいよクライマックスを迎える連続テレビ小説「半分、青い。」とのコラボ企画も行なわれる。ヒロイン・鈴愛を演じている永野芽郁と、律を演じる佐藤健が揃って番組初出演。2人は「半分、秋風。」というコントに出演するのだが、このコント、「半分、青い。」の収録現場に内村さん演じる謎の人物が現れる…というもので、その謎の人物というのが黒髪ロン毛でサングラスという明らかに豊川悦司演じる秋風先生を思わせる風貌。「みなさんの『秋風ロス』が解消されるのでは…(笑)」と佐藤さんも太鼓判(!?)を押す内村さんの“秋風先生”風キャラにも注目。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は9月22日(土)21時~NHK総合にて放送。(笠緒)
2018年09月22日映画『ニュー・シネマ・パラダイス』のイタリア公開30周年を記念したシネマ・コンサートが、2018年9月15日(土)・16日(日)に東京・有楽町の東京国際フォーラムで、17日(月・祝)に大阪・オリックス劇場で開催される。映画のセリフや効果音はそのままに、オーケストラが音楽パートを本編上映に合わせて生演奏するシネマ・コンサート。今回はジュゼッペ・トルナトーレ監督が1988年にイタリアで公開した『ニュー・シネマ・パラダイス』を題材に、映画本編の上映とオーケストラ生演奏の贅沢なコラボレーションが楽しめる。シチリアの小さな映画館“新パラダイス座”を舞台に、トト少年と老映写技師・アルフレードの交流を描く物語を彩るのは、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネによる、美しく感動的な音楽。そんなモリコーネの名曲の数々を、国内屈指の名門オーケストラである東京フィルハーモニー交響楽団が演奏する。【開催概要】『ニュー・シネマ・パラダイス』シネマ・コンサート開催日:■東京公演開催日時:2018年9月15日(土) 開場16:00/開演17:009月16日(日) 開場12:00/開演13:00会場:東京国際フォーラム ホールA■大阪公演開催日時:9月17日(月/祝) 開場16:00/開演17:00会場:オリックス劇場チケット価格(全席指定):S席 9,800円(税込) / A席 7,800円(税込) ※3歳未満入場不可指揮:ティアゴ・ティべリオ演奏:東京フィルハーモニー交響楽団©1989 CristaldiFilm
2018年09月07日「角川シネマ新宿」が、2018年7月28日(土)にリニューアルプレオープンを迎える。「角川シネマ新宿」がアニメ専門映画館に邦画・洋画、実写・アニメーしょんとジャンルを問わずに作品を上映してきた「角川シネマ新宿」が、アニメーション専門の映画館としてリニューアル。5階フロア、56席のシネマ2は「アニメギャラリー」として改装し、ギャラリーの展示やカフェのコラボメニューと上映作品を連動させることで、より深く作品の世界観を楽しめる作りとなる。リニューアル記念で細田守監督作品を上映リニューアルを記念した企画の第1弾として「細田守フィルムフェスティバル」を、7月28日(土)から8月24日(金)までの期間で開催。期間中は細田守が過去に監督した『劇場版デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム!』『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』の5作品を上映する。作品の複製原画や資料の展示もまた、作品上映と連動した展示企画「細田守監督作品フィルムワークスギャラリー」も同時開催。作品公開当時の雑誌「Newtype」特集記事や作品の複製原画、細田守監督やコミカライズ作家のサイン色紙など、『時をかける少女』から『バケモノの子』まで、細田守監督作品の過去から未来への足跡を辿る展示品の数々が用意されている。詳細「角川シネマ新宿」リニューアルプレオープン日:2018年7月28日(土)住所:東京都新宿区新宿3-13-3 新宿文化ビル4・5階TEL:03-5361-7878アクセス:東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線「新宿3丁目」駅B2出口より徒歩2分JR新宿駅東口より徒歩10分 伊勢丹本館向かい・明治通り側■細田守フィルムフェスティバル開催期間:7月28日(土)~8月24日(金)入場料金:『時をかける少女』/『サマーウォーズ』/『おおかみこどもの雨と雪』/『バケモノの子』各1,000円『劇場版デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム!』800円(c)本郷あきよし・東映アニメーション(c)東映・東映アニメーション・集英社・フジテレビ・バンダイ(c)「時をかける少女」製作委員会2006(c)2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS(c)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会(c)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS(c)2018 スタジオ地図
2018年07月30日最近、映画及びクラシック音楽ファンの間で話題になっているのが『シネマ・コンサート』。今夏から秋にかけては『スター・ウォーズ in コンサート』、『ニュー・シネマ・パラダイスシネマ・コンサート』の上演が控える。その魅力を、本企画の仕掛人のふたりに直撃。『ラ・ラ・ランド』など数多くのシネマ・コンサートを企画・制作してきた株式会社プロマックスの飯島則充プロデューサーと、数々のシネマコンサートのオーケストラを担当している東京フィルハーモニー交響楽団事業部企画制作課の岩崎井織氏に聞いた。【チケット情報はこちら】ともすると、映画の名場面のダイジェストをバックに、映画音楽を演奏するものと混同されがちだが、実は『シネマ・コンサート』の内容はかなり違う。『シネマ・コンサート』は、映画のセリフや効果音はそのままに、劇中に流れる音楽をフルオーケストラが生演奏するエンターテインメント。つまり大スクリーンでフルで映画を上映をしながら、音楽はフルオーケストラの生演奏という、贅沢な映画上映かつコンサート公演になる。まず、ふたりは『シネマ・コンサート』の魅力をこう語る。「はじめてみたシネマ・コンサートはシカゴでの『ゴッドファーザー』の公演。普通に映画館で映画を観る感覚とはまったく違う感動がありました。例えば、感動的な場面だったら、生演奏ならではの臨場感とスタジオ録音ではない生の音楽が心にダイレクトに伝わってくるようで感動がより深まる。もちろんスクリーンも映画館と遜色ない大スクリーンで映画の醍醐味も味わえる。それですぐに“これを日本でもやりたい”と思ったんです」(飯島)「通常のオーケストラの公演とは違うスタイル。ただ、飯島さんからお話をいただいたとき、私自身はオーケストラの演奏をもっと身近に感じてもらえる、すばらしい機会になるのではないかと思いました。実際、従来のクラシック音楽と映画の双方のファンからご好評をいただいている。また、昔は映画の中から劇伴の音楽だけを抜くのは難しかった。それが映像技術の進歩でたやすくなり、可能になったのが「シネマ・コンサート」。そういう意味で、新しいエンターテインメントといっていい。新しい映画体験、新しい音楽体験をご提供できている手ごたえを感じています」(岩崎)今夏は「スター・ウォーズ」の公演がスタート。こちらはシネマ・コンサート史上、最大規模のジャパン・ツアーで7都市14公演を巡る。「20世紀FOXファンファーレも生演奏。その時点から胸が高鳴ると思います(笑)」(飯島)「ジョン・ウィリアムズの生み出した歴史的音楽を生の演奏でとことん体感しながら、映画を味わう。すばらしいい機会になると思います」(岩崎)「スター・ウォーズ」の公演に続き、世界に先駆けてジュゼッペ・トルナトーレ監督の名作『ニュー・シネマ・パラダイス』の上演。映画ファンもクラシック音楽ファンもきっと新たな感動体験がまっている。未体験の方はぜひ会場へ!
2018年07月23日