《ドレスコードとかガン無視で、周りの国賓から内心 何と思われていることやら…》ツイッター上で、総理夫人・安倍昭恵さん(57)のドレスに、そんな指摘が相次いだのは、10月22日の午後のことだった。この日の午後1時から、天皇陛下が即位を国内外に宣言する「即位礼正殿の儀」が、国内外から多数の要人らを招いて執り行われた。天皇陛下や男性の皇族方は公家の伝統的な正装である「束帯(そくたい)」、皇后雅子さまや女性の皇族方は「十二単(ひとえ)」というお姿。別室のモニター越しでその様子を見守る要人たちも、民族衣装を含む正装で臨んだ。そんななかで、ひときわ目を引いたのが昭恵夫人の服装だった。昭恵夫人が選んだのは、“ひざ丈”のワンピースのドレスだった。ひじの位置から、袖がラッパのように大きく開いた個性的なドレスに、真珠のネックレスと高めのヒールという出で立ち。通常、このような儀式であれば、女性は和装か、アフタヌーンドレスなどひざが完全に隠れるドレスで参加するのが一般的。実際に「即位礼正殿の儀」に参加した女性のほとんどが、着物かひざが完全に隠れたドレスだった。歴代総理と同じ最前列で、儀式を見守った昭恵夫人。椅子に座ると、完全にひざが露出。その姿は衛星の電波にのって、日本中、世界中に拡散されていく。昭恵夫人の姿がテレビに映るやいなや、ツイッター上ではドレスコード違反を指摘する声が……。《結婚式の二次会のような服 見間違えかと思った》《昭恵夫人のドレスが場違い この人いつもそう》《場違い感すげぇな安倍昭恵》《デイドレスだからセーフ》という声もあったが、昭恵夫人の服装が周囲から浮いていたことは衆目の一致するところのようだ。これまでも、総理夫人という立場に縛られず、奔放な発言や行動で世間を騒がせてきた昭恵夫人。ドレスコードに縛られないというのも彼女らしい?
2019年10月22日つい先日『カルミナ・ブラーナ』という大作を世に送り出したばかりの熊川哲也が、早くも次なる新作を発表する。プッチーニのオペラ『蝶々夫人』を全幕バレエ化する『マダム・バタフライ』だ。『カルミナ・ブラーナ』がBunkamura開業30周年記念公演なら、こちらはKバレエ カンパニーの20周年記念公演。本日9月27日に東京・オーチャードホールで幕を開けたあと、10月10日(木)からは東京文化会館 大ホールでも公演を行う。過去には『カルメン』でもオペラのバレエ化に挑んだ熊川。その時はオペラの物語に忠実に沿う形だったが、今回は肉付けを施すと言う。開国まもない長崎で、遊女見習いのバタフライと米兵ピンカートンが出会い、つかの間の結婚生活を送る……という骨子はそのままに、ピンカートンのアメリカ時代や、彼がバタフライを見初めた過程などを追加。アメリカのシーンではドヴォルザークの音楽も使うなど、演出・振付・台本をひとりでこなす、熊川ならではの手法で悲恋物語を描き出す。舞台美術を手がけるのは、オペラやミュージカルでも多くの実績を持つダニエル・オストリング。西洋で生まれた日本が舞台のオペラを、日本人振付家が西洋人デザイナーとともに、西洋の踊りであるバレエで表現する本作。和と洋がどのように融合するのかにも注目だ。文:町田麻子
2019年09月27日タレントのデヴィ夫人(79)が8月14日にブログを更新。『ノスタルジックな宝物♪』と題して、所持品の整理中に発掘したという50年以上前の写真を多数公開。ネット上で大きな反響を呼んでいる。「生後2ヶ月の娘カリナと27歳の私」や「女優を目指し、東芸プロダクションの 2期生となりました」など当時の状況説明を交え、6枚のプライベート写真をブログに掲載したデヴィ夫人。「すっかりセピア色になった写真ですが、当時の記憶は鮮明に覚えているものですね」と、懐かしむ内容を投稿。これに対して、ネット上ではデヴィ夫人の圧倒的な美貌に驚きの声が相次いだ。《やっぱり昔から凄く綺麗なんだな》《この美人すぎる女の人が若かりし頃のデヴィ夫人だという事に驚きを隠せない》《今も美しいけれど若き日のデヴィ夫人の美貌はハリウッド級》先月10日には79歳にしてYouTuberデビューし、配信1カ月で7万人近い登録者数を集めているデヴィ夫人。バラエティを中心としたテレビ出演に加え、オフィシャルブログ・ツイッター・インスタグラムなど若者さながらのSNS発信もおこなっている。そんな彼女のバイタリティーにも、称賛の声が上がっている。《デヴィ夫人のYouTube、格が違いすぎて面白い》《テレビに出てるデヴィ夫人見るたびに「このバアさんホンット元気だよな~」って思う。デヴィさんすごい》“美貌”と“バイタリティー”を兼ね揃え、若者からも支持されるデヴィ夫人。今後ますますの活躍が期待されそうだ。
2019年08月15日10月に新制作上演される東京二期会の《蝶々夫人》(プッチーニ)は、ザクセン州立歌劇場(ドレスデン)、デンマーク王立歌劇場との共同制作公演。6月12日都内で開かれた制作発表会に、演出の宮本亜門、衣裳を手がける世界的デザイナー高田賢三らが出席した。【チケット情報はこちら】今回、ヨーロッパの名門ザクセン州立歌劇場でも上演されると聞いて、「身体が震えました」と宮本。演出については、あえて「愛」に集中したいと語る。宮本「オペラの中の蝶々夫人は15歳。やや年上のピンカートンとの、若いふたりの純粋な愛を表現したい。ちょっと照れくさいと思われるかもしれませんが、難しくするよりも、あえて、お客さんが『うわーっ、人間ってなんて美しいんだろう!』と感動するような、国を超えた愛の形を世界中に広めたいと思っています」また、上演のたび、着物や所作など「日本」の描き方に過度に敏感になりがちなのも《蝶々夫人》だ。宮本は「僕たちは日本人だけれど、現代の日本で生きているということを思いながら、新たな視点を入れたい」と意気込みを語った。なお、今回のチラシやポスターのヴィジュアルは、2012年に宮本が《蝶々夫人》の物語と音楽をベースに制作した《マダム・バタフライX》と共通だ。その意図やいかに?一方、高田賢三がオペラ衣裳を手がけるのは1999年のパリ・オペラ座の《魔笛》以来2度目。日本国内では初めて。高田「《蝶々夫人》は僕にとってオペラの原点。見方によってシチュエーションがさまざまに変わるので、難しいし面白い。亜門さんにいろいろな話を聞きながら頑張っています」宮本「第1幕で蝶々夫人は、キリスト教に改宗したことを告げます。(ピンカートンと結婚することで)アメリカ人になりたいということから始まっているので、第2幕からは和服ではなく、むしろ洋服でもいいのではないかと」高田「でも、洋服を作るにしても、当時はやはり着物の生地で作った洋服。今回、染めじゃなくて、全部織りでやってもらっています。伝統的なものを守りつつ、モダンなファンタジーに持っていきたい」この日は、宮本亜門が5月に前立腺がんの手術後の初の公の場への登場とあって、テレビ各局のカメラ・クルーも多数訪れ、会見での元気そうな様子が、多くのワイドショーで放送された。東京二期会の《蝶々夫人》は2019年10月3日(木)から6日(日)まで4公演(東京文化会館)。俊英アンドレア・バッティストーニの指揮。出演はダブル・キャストで、蝶々夫人(ソプラノ)に森谷真理と大村博美、ピンカートン(テノール)に樋口達哉と小原啓楼ほか。東京でのワールド・プレミエののち、2020年に共同制作のドレスデンとコペンハーゲンで上演。さらに、すでにサンフランシスコ・オペラでの上演が決まり、他にも申し込みが来ているという。まさに日本が世界に向けて発信するオペラ・プロダクション。今後の成り行きからも目が離せない。文:宮本明
2019年06月24日映画『第三夫人と髪飾り』が、2019年10月11日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー。美しい桃源郷にやってきた“14歳の第三夫人”19世紀の北ベトナム。男児を産むことが女の唯一の務めであった父権社会の時代を描いた本作は、絹の里の富豪に14歳で嫁ぐ“第三夫人”主人公メイと、彼女を取り巻く愛憎・哀しみ・希望を美しく官能的に描いた甘美なドラマ作品。最初から、生きる場所も役割も定められていた女たちの複雑な感情を、まるで桃源郷のような美しい景観と共に映し出す。舞台はベトナムの秘境・世界遺産チャンアン物語の舞台として描かれる絹の里は、首都ハノイから南へ約90キロに位置するニンビン省チャンアン。奇岩が連なる断崖絶壁の山々と、その麓を流れる川などが織りなす景観、鍾乳石が垂れ下がる神秘的な洞窟などが広がる魅惑の地だ。2014年には、チャンアンを含むベトナム北部・ニンビンの一部が世界に約30か所しか存在しない世界複合遺産として登録。その絶景を求め、世界中から観光客が押し寄せている。新鋭監督アッシュ・メイフェアのデビュー作メガホンを取ったのは、ベトナム人のアッシュ・メイフェア。『ブラック・クランズマン』のスパイク・リー、『ノルウェイの森』『青いパパイヤの香り』のトラン・アン・ユンといった映画界の巨匠たちがその才能を絶賛する新鋭の女性監督だ。なお、本作は、監督の曾祖母の実話をもとにしたもの。映画について、アッシュ・メイフェアは「つらい歴史の一面でありながらも、同時に豊かさ、ユーモア、そして愛も官能もあったことが伝わることを祈っています」とコメントしている。ストーリー19世紀の北ベトナム。14歳のメイはその地を治める大地主のもとに、三番目の妻として嫁いでくる。一族が暮らす大邸宅には、唯一の息子を産んだ穏やかな第一夫人、3人の娘を持つ美しく魅惑的な第二夫人がいた。まだ無邪気だったメイは、この家では世継ぎとなる男の子を産んでこそ“奥様”になれることを知る。そして妊娠。出産に向けて季節が流れる中、第一夫人も妊娠していることが発覚。時を同じくしてメイは、第一夫人のひとり息子ソンと、第二夫人のある秘密を知ってしまう。【詳細】『第三夫人と髪飾り』公開日:2019年10月11日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー監督:アッシュ・メイフェア撮影:チャナーナン・チョートルンロート アーティスティック・アドバイザー:トラン・アン・ユン出演:トラン・ヌー・イェン・ケー、グエン・フオン・チャー・ミー、マイ・トゥー・フオン(Maya)、グエン・ニュー・クイン
2019年06月21日英国時間6日早朝、サセックス公爵夫人であるメーガン妃(37)が第一子となる男児を出産した。夫のヘンリー王子(34)は同日夕方、ウィンザーの馬小屋の前で報道陣の取材に応えた。「想像しうる限り、最高の体験でした。女性がいかに、あのような素晴らしいことを成し遂げているのかについては理解の範疇を超えています。しかし私たちは2人とも、皆さんからの愛と支援にとても感激し、感謝しています。このことを、皆さんと共有したかったんです」と、まずヘンリー王子はカメラの前に現れた理由を嬉しそうに説明。「妻のことをこの上なく誇りに思っています。そして、全ての父親、両親がみな口にしてきたように、『子どもは本当に素晴らしい』です。小さな我が子があまりにも愛おしくて、天にも昇る気持ちですよ」と目尻を下げて喜びを語った。ヘンリー王子は、出産に挑むメーガン妃に一晩中付き添っていたと見られるが、誕生した後も2時間しか眠れていないと告白。早くも新生児の育児に付き物の「細切れ睡眠」に直面しているようだ。名前については、「まだ考え中です」とのこと。兄のウィリアム王子の妻キャサリン妃は、3人の子どもたちを予め公表していた病院で出産し、退院には報道陣による写真撮影に応じたが、ウィリアム王子夫妻は出産をプライベートなものにしたい、との意向を発表。出産の報告はInstagramの公式アカウントを通じて行い、入院先も明かしていない。ヘンリー王子は2日以内にウィンザー城で家族3人のお披露目をするとしている。王室の伝統に縛られず、妻と子どもを好奇の目から守ろうとするヘンリー王子の姿勢にはSNSなどで「素敵すぎる」「理想の父親だわ」「これが本当の幸せってものだ」とおおむね好意的な声が寄せられている。
2019年05月07日令和へと持ち越された眞子さまと小室圭さんのご結婚延期問題。元インドネシア大統領夫人のデヴィ・スカルノさんは、お二人の結婚に「条件付き賛成」だという。その理由とは?■婚約内定会見までは、眞子さまと小室圭さんの物語は素敵なロマンスとして祝福されていました。ところがそこに、自分の名前も顔も出さない「小室さんの母の元婚約者X氏」なる男が現れました。小室さん母子に貸していた409万円を返せ、あのお金は贈与ではない――。X氏は週刊誌やテレビに何回も登場してそう訴えたのです。小室さんの母・佳代さんは、ご主人を亡くして母子家庭となっても、洋菓子店などのパートを掛け持ち。圭さんにバイオリンを習わせ、授業料の高いインターナショナルスクールに通わせ、ICU(国際基督教大学)にも入学させました。そんなけなげな佳代さんを愛して婚約までしたのなら、一人息子である圭さんの留学費用くらい出すのは当然のこと。それなのに匿名で「何月何日にいくら貸した」「何日にいくら銀行に振り込んだ」と409万円の内訳を喋りまくるX氏には、憤りを覚えました。その行為は、小室さん母子を侮辱するばかりか、どれほど眞子さまを苦しめているか。彼の言動は日本の皇室をもおとしめていることにほかなりません。マスコミはそんなX氏をとがめるどころか、言い分をそのまま連日のように報道する一方で、母子家庭である小室家の貧困さを書き立てました。婚約解消時ではなく、5年後の小室さんの婚約発表後に表沙汰にするとは悪意を感じます。小室さんは実際には弁護士事務所の正規職員だったにもかかわらず、非正規雇用で年収200~300万円といった誤った情報も流れました。佳代さんのご主人とその父が自殺している、怪しげな新興宗教を信仰している、などとセンセーショナルに取り上げられましたが、はたしてそれらは責められるべきことでしょうか?そもそも、一連の小室家の“スキャンダル”は、モナコやイギリス、ほかのヨーロッパの王室のスキャンダルに比べれば何でもなく、貧しいことも罪悪ではありません。モナコのアルベール王子は、トーゴ人のキャビン・アテンダントとの間に隠し子がいました。イギリスのチャールズ皇太子はダイアナ妃がいるのにカミラ夫人との不倫を続けていました。しかし、それでも国民は王室を敬愛しています。ヨーロッパ王族のほとんどが一般人と結婚している時代です。王族といえども恋愛は自由なのだと認めているのです。ところが日本では、眞子さまの妹の佳子さまが《結婚においては当人の気持ちが重要》《姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい》とおっしゃっただけで「『公』より『私』を優先」とバッシングが起こりました。自分を犠牲にすることのみが「公人」なのですか。私自身も初めは小室さんに対し、身分不相応、不釣り合い、不敬、不遜、なぜ辞退しないのか、ご遠慮すべきなのに……と、常識の無さに怒りを覚えました。しかし、今は2019年ですよ。とっくに世界は身分も差別もなく自由思想の時代。結婚に家の問題を言い立て、公人の自由恋愛を許さない報道は日本の恥です。お二人がこのまま交際を続け、結婚の意志を折らなければ、バッシングはより一層激しくなるでしょう。でも私は「お二人がそれに耐え、乗り越えられ、愛を貫く覚悟がおありなら」という条件付きで、結婚に賛成いたします。
2019年05月02日昨年5月に結婚したイギリス王室のヘンリー王子(サセックス公爵)&メーガン妃夫妻。結婚1周年を前に待望の第1子がまもなく誕生する。4月下旬から5月上旬と言われる予定日が迫るなか、これまでの慣例にとらわれない、自分らしさを盛り込んだメーガン妃の赤ちゃん誕生の準備をおさらいする。出産後すぐには発表しない4月11日、イギリス王室は「赤ちゃんの出産、誕生に関する情報を公表しないと決めました。公爵夫妻は家族として新たな命の誕生を祝う時間を持ち、それから赤ちゃんに関するニュースをみなさんと共有したいと考えています」と発表した。ウィリアム王子&キャサリン妃夫妻の場合、3人の子どもが生まれた直後、退院時に赤ちゃんを抱いて病院の前で撮影に応じてきたが、今回はそれもないだろうと言われている。生まれてくるのはプリンセス?とあるブックメーカーでは、1位はヘンリー王子の母である故ダイアナ元妃にちなんだダイアナ、以下、王子の祖母である女王にちなんだエリザベス、グレースなど女の子の名前が上位を占める。これはメーガン妃の親友であるセリーナ・ウィリアムズがテレビのインタビューで、メーガン妃の赤ちゃんについて話すときに「彼女(She)」と発言したから。これまでの慣例にとらわれない出産を希望出産は、ダイアナ元妃やキャサリン妃が利用したセント・メアリー病院とは違う場所になりそう。メーガン妃の親友、アマル・クルーニーが出産したチェルシー・アンド・ウェストミンスター病院のプライベート病棟「ケンジントンウィング」が有力視され、立ち会う医師も王室付きの男性医師ではなく、メーガン妃自らが女性医師たちを選んだという。さらには、新居のフロッグモア・コテージで水中出産するといううわさも浮上した。また2月にはニューヨークでベビーシャワーを行った。高級ホテルのザ・マーク・ホテルでセリーナやアマル、アビゲイル・スペンサーら親しい友人20人ほどが集って開催された。第1子誕生後はアフリカへ移住計画?4月半ばには、第1子誕生後にサセックス公夫妻がアフリカへの移住を考えているという報道が出た。ヘンリー王子とメーガン妃は交際が始まってすぐにアフリカのボツワナ共和国へ旅行したことから、最有力候補地と見られている。4月に開設したばかりのサセックス公夫妻のインスタグラムにも、同地での様子が投稿されている。ほかには王子がイートン校卒業後のギャップイヤーを過ごし、チャリティ活動もしているレソト、南アフリカ共和国、マラウイ共和国なども候補に挙がっているらしいが、実現するとしたら来年以降、期間は2、3年になると英大衆紙「The Sunday Times」は報じている。4月半ばにはメーガン妃の実母がイギリスに来て、サセックス公夫妻の住まいであるフロッグモア・コテージで一緒に過ごしている。4月21日(現地時間)の復活祭にはヘンリー王子の兄・ウィリアム王子&キャサリン妃も、ウィンザー城で行われた礼拝に出席した後に訪ねてきたという。(text:Yuki Tominaga)
2019年05月01日「“いだてん”って何ですか?」夫の活躍ぶりをこう一笑に付すのは、ビートたけし(71)の妻・幹子夫人(67)。たけしは現在、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリンピック噺~』で“落語の神様”と呼ばれた古今亭志ん生を怪演中だ。そんななか、元日発売の『スポーツニッポン』で“たけし離婚調停”という見出しが躍った。「記事によると、昨年5~6月ごろにたけしさんサイドから離婚調停の通知書が幹子夫人に届いたそうです。幹子夫人も2人のお子さんたちも突然の出来事に驚きを隠せなかったといいます」(スポーツ紙デスク)報道から4日後、たけしは出演した報道番組で「(離婚)調停なんか終わっているよ、バカヤロー!あとは判子を押すだけだ」と衝撃発言。その直後にたけしの所属事務所が否定コメントを出すなど、迷走ぶりがうかがえる。夫婦の溝が決定的になったのは、昨年3月。たけしは「オフィス北野」から独立し、愛人と報じられている18歳年下のA子さん(53)と設立した新事務所「T.Nゴン」で芸能生活を始めたのだ。実は昨年11月、本誌はこの報道に先立って、幹子夫人に“離婚説”について直撃している。幹子夫人は離婚については完全否定していたが、「(たけしに)腹の立つこともあるじゃないですか」と複雑な胸中を告白してくれた。今回も本誌はさっそく幹子夫人のもとへ。顔見知りの記者が声をかけると、幹子夫人は苦笑しながらも取材に応じてくれた。――たけしさんとの離婚調停についての記事、お読みになりましたか?「もういいって。私はもう、わからないから。全然わからない」またもや離婚を完全否定する幹子夫人。前回の直撃では「その人(愛人)が自分の思ういい展開になると思ってるんじゃないですか?」と、たけしの愛人問題についても初めて言及していた。――たけしさん本人もテレビ番組で“離婚調停は終わった”と話していましたが。「えぇっ!?本人が言っているの!?呆れた。調停なんて、絶対ないですから……」たけし自身が「(離婚したら)もう何100億(円)も取られちゃうよ」と語っていたように、離婚すれば多額の慰謝料が舞い込む可能性は高い。それでも離婚を拒否し続けるのは「愛人とは絶対に再婚させない!」という本妻のプライドがあるからだろうか。最後に幹子夫人は「大河ドラマってこれまで見る習慣がなかったけど、“いだてん”見てみます」と語っていた。離婚へ突き進む夫の姿をテレビ越しに見て、幹子夫人の心境はいかばかりか――。
2019年01月16日14日(現地時間)、イギリス王室から今年のクリスマスカードに使われる写真が公開された。今年はヘンリー王子(サセックス公爵)がメーガン妃と結婚、兄のウィリアム王子(ケンブリッジ公爵)とキャサリン妃夫妻には第3子のルイ王子が誕生、兄弟の父・チャールズ皇太子は70歳の誕生日を迎え、とおめでた続き。カードの写真から、明るいニュースが続いた王室の2018年をふり返る。ケンブリッジ公ご一家の1枚は、ノーフォークにある別邸アンマー・ホールの屋外で撮った家族写真。夫妻はデニム、3人の子どもたちもカジュアルな装いで自然な笑顔。5歳になる長男ジョージ王子はパパの両肩に手を置き、左足をあげたわんぱくなポーズ、3歳の長女シャーロット王女はお澄まし顔で、4月23日(現地時間)に誕生した次男のルイ王子はママに抱かれて、しっかりカメラ目線。7月9日(現地時間)にロンドンのセント・ジェームズ宮殿で行われた洗礼式の時から目覚ましい成長だ。ちなみにキャサリン妃はルイ王子を4月23日午前11時1分(現地時間)に出産し、7時間後の午後6時に退院。王子を抱いて、ワンピースにハイヒール姿で笑顔を見せ、世間を驚かせた。5月19日に結婚したヘンリー王子とメーガン妃夫妻がカード用に選んだのは、フロッグモア・ハウスで開かれた披露宴の夜、花火を並んで見ている後ろ姿をとらえたモノクロ写真。背後でつながれた2人の手がロマンティックな1枚だ。メーガン妃に離婚歴があることや母親がアフリカ系であることへの中傷を乗り越えてのゴールインは世界中で大きく報じられ、祝福された。もともと人気女優で注目を浴びることに慣れていた妃は、婚約時代からヘンリー王子の公務に同行していたが、結婚後は早速6月にエリザベス女王に誘われ、ロイヤル・トレインで一泊する公務も行った。フレンドリーなキャラクターで、一般の人々とふれ合う場で見せる親しみやすさで、ますます人気が高まっている。10月には待望の第1子の妊娠が発表、誕生は来春の予定。2019年はさらに幸せな年になりそうだ。チャールズ皇太子はカミラ夫人(コーンウォール公爵夫人)と公邸のクラレンス・ハウスの庭で撮った1枚。夏の緑に囲まれ、ベンチに座って互いを見つめ合う夫妻の仲むつまじい様子が伝わってくる。11月14日(現地時間)に70歳の誕生日を迎えられたが、その記念にBBCが制作したドキュメンタリー番組では、9月にクラレンス・ハウスで孫のルイ王子をあやす姿が収められた。またケンジントン宮殿も、インスタグラムで皇太子の誕生日を祝って、2人の息子夫妻と3人の孫たちとの記念写真を公開。こちらでも皇太子は優しいおじいちゃんの表情を見せている。10月には、ウィリアム王子やヘンリー王子の従妹にあたるユージェニー王女(ヨーク公爵夫妻の娘)が実業家のジャック・ブルックスバンク氏と結婚した。ウエディングドレスは背中が大きく開いたデザインで、王女は12歳のときに受けた脊柱側弯症の手術痕を隠さずに見せた。自分を助けてくれた医療関係者たちへの敬意と同じ病を患っている人たちに希望を示したいという気持ちからの、あえての行動には称賛の声が寄せられた。ジョージ王子とシャーロット王女が通う学校やナースリー・スクールは冬休み。ロイヤル・ファミリーは今年も例年通り、92歳になるエリザベス女王とフィリップ殿下夫妻とノーフォークの別邸サンドリンガム・ハウスでクリスマスを過ごしたようだ。(text:Yuki Tominaga)
2018年12月30日米ドラマ「大草原の小さな家」でオルソン夫人を演じたキャサリン・マグレガーが、13日(現地時間)に亡くなったことがわかった。享年93。同ドラマで主役のローラを演じたメリッサ・ギルバートが、SNSにローラとオルソン夫人の2ショットを掲載。「キャサリンからは演技、ヴィンテージのジュエリー、人生についてまでたくさんのことを教わった」とふり返り、「卑しむべきキャラクターでも心を込めて演じられる、類まれな才能を持つ女優だった。ハリエット・オルソンという役は、ファンたちの愛すべき嫌われ者だったわね。完璧なかたき役だったわ」と女優としてのキャサリンを称えた。メリッサが言うように、キャサリンが演じたオルソン夫人は「大草原の小さな家」の中ではクセの強い憎まれ役ではあったが、「ドラマの“外”の人たちは知らなかったことだけれど、彼女は若いキャストたちの面倒をよくみてくれたし、とても素敵な人だった」とメリッサはキャサリン本人のやさしさに感謝。オルソン夫人の娘のネリーを演じたアリソン・アーングリンは「美しいハリエットよ永遠に!キャサリン・マグレガーの不朽の名声、万歳!」とSNSでキャサリンを追悼した。アリソンは2011年に出版した自伝で、「大草原の小さな家」は「キャサリンがいなければ機能しないドラマだった」とキャサリンの「天才的な演技」について触れていた。(Hiromi Kaku)
2018年11月15日トランプ大統領の妻、メラニア・トランプ夫人がABCニュースのインタビューで、自らを「世界でいちばんいじめられている人間」だと発言し、波紋を拡げている。選挙期間中、インターネット上でのいじめ問題に取り組むと公言していたメラニア。今回、アフリカ訪問中に行われたインタビューで、「ソーシャルメディアをどう考えていますか?選挙運動ではネット上のいじめ問題について話していましたよね。あなたの身に何かがあったのですか?もしくは何かを見たのでしょうか」と問われ、「私は世界で最もいじめられている人間だと言えるかもしれません」と答えたのだ。インタビュアーが少し面食らいながら、「あなたは、自分が誰よりもいじめられていると?」と聞き返すと、「その中の1人、というところですね。人々が私について何と言っているか、実際に目にしたことがあればわかってもらえると思うのだけど」と言葉をつないだ。メラニア夫人は今年5月から「Be Best(最高になろう)」というスローガンを掲げ、ネットいじめ防止のキャンペーンを展開している。インタビュアーが「あなたは大人ですよね。それに、自分は強い、とも言っておられましたが」と突っ込んだ質問を投げかけると、「このキャンペーンがソーシャルメディアをはじめとするオンライン上の言動に焦点をあてている理由はそこにあるのです。子どもたちには誰でも見られる場所での感情的な言動について教育する必要があると考えています。彼らが大人になれば、この問題にどう向き合うかを知るでしょう。これはとても重要なことです」と答えた。メラニア夫人は夫が大統領選に出馬して以来、インターネット上で数え切れないほどの誹謗中傷の矢面に立たされてきた。夫の過激な発言や施策に反感を持つ人々の怒りの矛先が、妻である彼女に向かってしまうのだ。また、移民である故の訛りをからかわれたり、「モデル時代にコールガールをしていた」という噂が一人歩きしたり、ファーストレディがソーシャルメディア時代の弊害とも言うべき“いじめ”の被害者であることは事実だ。今週、Instagramは機械学習の技術を用い、いじめ投稿を検出する機能を実装することを発表。外見や人格を攻撃したり、写真を並べて一方をけなしたりといった投稿が運営側に自動的に通報されるようになる。「ネットいじめ」の温床であるソーシャルメディアが本格的に対策に乗り出すことで、状況は改善してゆくのだろうか。
2018年10月12日今年5月にヘンリー王子と結婚し、サセックス公爵夫人となったメーガン妃が、来月ロサンゼルスで開催されるエミー賞授賞式の来賓招待を断ったと報じられている。同式出席は王室メンバーの公務としてふさわしくないという理由で「丁寧に辞退した」という。元ハリウッド女優に、ドラマ『SUIT/スーツ』とハリウッドへのささやかなお別れの場を設けたいという主催者側の想いは叶わなかったようだ。関係者はザ・サン紙に次のように話している。「私たちはメーガンが式に出席し、『スーツ』ファンと共演者にお別れの挨拶をしてくれると期待していました。エミー賞の実行委員会とNBCテレビはヘンリー王子夫妻を招待し、式を祝い、賞の授与をしてもらえないか打診していました。ですがメーガン妃の出席はありません」メーガン妃は、『SUIT/スーツ』のレイチェル・ゼイン役として2011年から主演していたが、2017年の婚約発表とともに役の降板と女優引退を表明した。その際、メーガン妃は次のように語っていた。「これは変化の一つに過ぎないわ。新しい章が始まるの。これからも7年間主演したドラマのことを忘れることはないわ。こんなに長くドラマを続けられて私たちは本当に幸運だったし、個人的にも100話達成したときは、タスクリストにチェックを入れて、これまでやってきたことを本当に誇りに感じた。だから今は、ヘンリー王子と一緒にチームとして働く時が来たと思っているの」そんなメーガン妃が生まれ故郷ロサンゼルスを離れ、ロンドンにあるケンジントン宮殿に住み始めてまだ3カ月ほどだが、すでに王族の一員としてイギリス各地での様々な公務を精力的にこなしている。(C)BANG Media International
2018年08月08日英王室のヘンリー王子と結婚し、サセックス公爵夫人となったメーガン妃が、8月4日に37歳の誕生日を迎える。しかし、実父であるトーマス・マークルからの祝福は必要としていないようだ。「あの子は私を完全に切り捨てました。ものすごく傷ついています。私には娘に連絡する手段すらないんですよ」英国時間29日付の「Daily Mail」紙のインタビューで、トーマス・マークルは恨み節を炸裂させた。愛する娘とはもう10週間も口をきいておらず、渡されていた側近の電話番号は現在繋がらないという。ヘンリー王子との婚約が成立してからというもの、メーガン妃の家族は醜聞を振りまき続けてきた。異母姉サマンサは暴露本を執筆し、父トーマスは自身のイメージを良くするためにスーツをオーダーしたり、身体を鍛えたりする様子をパパラッチに撮影させるねつ造騒ぎを起こした。結果、この2人はロイヤルウエディングに招待されることはなかった。トーマスは悲しみと怒りがない交ぜになった口調で、インタビュアーのあらゆる質問に答えた。以前、ロイヤルファミリーについて批判的な発言をしたことが報じられたことがあったが、それについては「将来、孫が生まれても会わせてもらえないかもしれない。たかがちょっと王族を悪く言っただけで、子どもから祖父を奪ってもいいんですか?」と怒り心頭だ。4日の誕生日にはバースデーカードを送るつもりだという。また、今後も娘に振り向いてもらうためにも口をつぐむことはせず、積極的に声を上げていく予定だとか。その作戦では愛娘の態度が硬化する一方だということに、早く気づいてほしいものだ。
2018年07月30日2011年10月、新婚の頃のメーガン・マークルとトレヴァー・エンゲルソン(写真:Splash/アフロ) 英国のヘンリー王子と結婚し、サセックス公爵妃となったメーガン・マークル。離婚歴のあるプリンセスが誕生したことになるが、彼女の元夫も婚約していたことがわかった。 マークルは2004年、映画プロデューサーのトレヴァー・エンゲルソンと出会い交際を開始。6年後の2010年9月10日にジャマイカのリゾートホテル、ジャマイカ・インで102人のゲストを迎えカジュアルな結婚式を挙げた。列席者の一人が式の様子をSun紙にこう語っている。「セレモニーは15分程度で終わり、みんな速攻でダンスフロアに降りていきました。全員が単にパーティーがしたかっただけみたいに見えましたね」。 2人の蜜月は2年も保たず、2013年8月に破局。離婚理由はいわゆる“性格の不一致”とされているが、関係者は原因の一つにマークルがドラマ『SUITS/スーツ』にレギュラー出演することになったことが挙げられると話す。撮影の行われるトロントと、エンゲルソンが拠点を置くロサンゼルスは飛行機で5時間の距離だ。「メーガンがレイチェル役を手に入れたのは、結婚する2、3カ月前のことでした。2人はそれまで6年間一緒にいたのに、結婚後間もなく離ればなれになってしまったんです。遠距離結婚を頑張って続けようとしていましたが、それはとても難しいことだったようです(前出の関係者)」。 エンゲルソンは、元妻のロイヤルウエディングの約2週間後、栄養士のトレイシー・カーランドにプロポーズしたことをInstagramのプライベートアカウントで公表。「僕は最強の運の持ち主だ!」と喜びをあらわにしていた。
2018年06月05日ヘンリー王子(33)とメーガン・マークル(36)が公式に「サセックス公爵」夫妻となった。2年弱の交際を経て昨年の9月に婚約を発表した2人が、19日午後ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で開かれたロイヤル・ウェディングにて正式な誓いを交わした。ヘンリー王子とメーガン・マークル(C)BANG Media International父トーマス・マークルが直前に行われた心臓手術による療養のため欠席する中、チャールズ皇太子にエスコートされながらメーガンはバージンロードを歩いた。式中、終始笑顔が絶えなかったメーガンだったが、新郎のヘンリー王子は祭壇で新婦を待つ間涙をぬぐうなど感動の面持ちを見せていた。最初の賛美歌「ロード・オブ・オール・ホープフルネス」が流れた後、ダイアナ妃の姉ジェーン・フェローズの朗読があり、米聖公会にて初の黒人の主宰司教となったマイケル・カリーによる力強いスピーチが始まった。「我々は愛の力を見つけなくてはいけない。贖いの愛の力を見つけることでこの世界は新しいものに生まれ変わる。(マーティン・ルーサー)キング牧師は正しかった。愛の力を見つけなけくてはいけない、贖いの愛の力を。私のブラザー、シスター、あなた方を愛する。神はあなた方を祝福する。神の愛のご加護がありますよう」そして、ベン・E・キングの名曲「スタンド・バイ・ミー」が聖歌隊によって歌われた後、ヘンリー王子は「幸せな時も困難な時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も死が私たちを分かつまで共に愛し、慈しむ」と誓い、メーガンもそれに倣い同様の誓いを返した。締めにカンタベリー大主教のジャスティン・ウェルビーが、2人が「夫妻」となったと公式に宣言をすると場内は割れんばかりの歓声が巻き起こった。(C)BANG Media International
2018年05月21日4月19日夜、アメリカから日本への帰国の途についた安倍首相(63)と昭恵夫人(55)。 「日米首脳会談は無事に終えたものの、一連の疑惑に対する野党の追及は続いており、いまだ安倍政権は厳しい状況に置かれています」(政治部記者) 森友学園疑惑が長引いている間に、なかったはずの陸上自衛隊の日報が発見されたり、加計学園について“首相案件”と書かれた文書が愛媛県で見つかったりと、安倍首相は追い詰められている。 「“暴走妻”とも評される昭恵夫人は、まさに安倍政権のアキレス腱です。小学校の名誉校長も含めて、昭恵夫人が務めていた名誉職は55にものぼります。なぜ、ここまで放任していたのか理解に苦しみます……」(自民党関係者) 昭恵夫人が顧問を務めていたある団体の関係者は次のように語った。 「昭恵さんの名刺には携帯電話の番号も書いてあるので、『誰から電話がかかってくるかもわからないし、やめたほうが良いのでは』と忠告した人も多かったようですが、『いいのよ、大丈夫!』と言って名刺を変えることはありませんでした。なかにはその番号に日に10回とか連絡してくる図々しい人もいるようでしたが、昭恵さんは『自分を親しく思ってくれている』と逆に喜んでいるようでした。森友学園の問題は、そういった昭恵さんの、お嬢さん育ちらしいオープンな性格が災いしたのだと思います」 森永製菓の創業者家の令嬢だった昭恵夫人。その“永遠のお嬢様”の、熱狂的なファンだったのが安倍首相だった。’87年の結婚から、すでに31年。“安倍家の嫁”となった昭恵夫人だが、いつも思い通りとはいかなかったという。前出の団体の関係者は続ける。 「安倍首相のお母さまで、昭恵さんの姑である安倍洋子さんとはソリが合わなかったようです。お子さんに恵まれなかったことについて洋子さんから『本来なら、離婚ね』と、言われたことがあるともらしていました。そういった過去もあるためか、昭恵さんは“子供たちのため”という言葉に非常に敏感です。小学校の名誉校長を引き受けた理由の1つにもなっていると思います」 昭恵夫人本人は政治家の妻でありながら子供を産めなかった苦悩について、’16年の雑誌のインタビューで、涙ながらに語ったこともある。 安倍首相が昭恵夫人の証人喚問に断固反対しかばい続けているのは、もしかしたら『夫婦2人の問題なのに、妻にだけ矢面に立たせ、つらい思いをさせてしまった』という負い目があるからなのだろうか。
2018年04月20日インドネシアの故スカルノ元大統領夫人でタレントのデヴィ夫人(77)が7日、ブログで孫・キランくんの写真を公開。「まるで宝物のようです」と愛情をつづっている。 デヴィ夫人はこの日、『この子はだ~れ??』というタイトルでエントリー。「私に謎めいた“アルカイック・スマイル”を投げかけている、この男の子、いったい誰でしょう?」とカメラ目線でポーズを決める美少年の写真をアップ。 「答えは。。。私の最愛の孫のキランです」と美少年の正体が自身の孫であること明かし、「このポートレートは娘のカリナが送ってきてくれた今年のカレンダーから抜粋したものです」と説明。 つづけて「微笑むキラン」、「まじめなキラン」、「ワイルドなキラン」と様々な表情を浮かべるキランくんの写真を公開し、「どのキランも可愛いですね~孫の存在は格別。その可愛さと言ったらまるで宝物のようです(笑)」と溺愛している。 キランくんといえば、これまでバラエティ番組やデヴィ夫人のブログに登場したことがあり、その都度ネットでは「可愛すぎる」「超美少年」「天使すぎる」と話題になり、まとめサイトが作られるほどの人気ぶり。 デヴィ夫人は「会うたびに大人っぽくなっていくので、今度会う時には声や容姿もすっかり変わって、より男の子っぽくなっているかもしれませんね」とつづり、「グランマとしてはキランの成長が何より、とても楽しみです」と期待を寄せた。
2017年12月07日イギリス王室のキャサリン妃の第三子ご懐妊をケンジントン宮殿が発表した。ケンジントン宮殿は4日午前(現地時間)、「ケンブリッジ公爵夫妻は、ケンブリッジ公爵夫人が第三子を妊娠していることを、喜んで発表いたします。女王や両家の家族はこの報せにとても喜んでいます」と、ウィリアム王子とキャサリン妃に新しい家族が増えることを発表した。同時に「過去2度の妊娠時と同じく、公爵夫人はつわりに苦しんでいます。妃殿下は本日ロンドンで予定していたホーンジーロード・チルドレンズ・センター訪問を取りやめました。公爵夫人はケンジントン宮殿で治療を受けています」と伝えている。夫妻には、9月からプリスクールに通い始める4歳のジョージ王子と2歳のシャーロット王女がいる。BBCでは王室報道関係者が、キャサリン妃がつわりに悩まされたことで発表の予定が早まったのではないかと話している。今週はジョージ王子が学校に通い始める週でもあり、ケンブリッジ公ご一家にはうれしいニュースが続く1週間になりそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年09月04日「夫妻の険悪ムードが決定的になったのは、現地時間5月22日。中東訪問でイスラエルの空港に降り立ったときでした。トランプ大統領はレッドカーペットで夫人と手を繋いで歩こうとしたのですが、差し出した手をぴしゃりと払いのけられたのです」(米国在住記者) 就任当時から“仮面夫婦”と現地メディアに報じられてきた、トランプ米大統領(71)とメラニア夫人(47)。 「トランプ大統領は、05年にメラニア夫人と3度目の結婚をしました。翌年には子宝にも恵まれています。しかし、このころからすでに夫婦関係は破綻していました。というのもトランプ大統領は、モデルだった夫人の体型が崩れるのを嫌がり、出産に猛反対。激しい口論になった結果、2人の仲はどんどん悪くなっていきました」(前出・米国在住記者) 不仲説が囁かれて久しい2人だが、離婚の可能性はあるのだろうか。 「十分ありえますが、今すぐに離婚、というわけではないでしょう。大統領就任式の前夜、トランプ夫妻は『任期中の離婚は回避しよう』という約束を交わしたそうなのです」(前出・米国在住記者) 億万長者のトランプ大統領が離婚となれば、気になるのは“慰謝料”だ。その桁外れの金額とは――。 「経済誌『フォーブス』の調査によると、トランプ大統領の純資産は推定4,000億円。適用される州法や離婚の理由にもよりますが、通常はその50%が慰謝料や財産分与となります。つまり、2,000億円近くの“慰謝料”が発生する可能性があります」(現地の司法関係者) 実際、トランプ大統領が1度目の離婚で支払った“慰謝料”は約1,800億円。この慰謝料が原因で自己破産申請をする事態に陥ったという。 「2度目の離婚では約2億5,000万円の現金で危機を乗り越えました。この際、役立ったのが“婚前契約”というもの。欧米では、入籍前に結婚に関するさまざまなことを取り決めておく婚前契約を交わすことが一般的です」(前出・司法関係者) トランプ夫妻も“婚前契約”を取り交わしているそうだ。 「そこには“慰謝料の対象となる資産は不動産に限定する”との条件があるそうです。さらに“慰謝料”の分配額も50%を大きく下回るよう設定。仮に現時点で離婚した場合、支払総額は400億円ほどになるといわれています」(前出・司法関係者) どちらにしても、天文学的な数字であることに変わりはない。
2017年08月15日タレントのデヴィ夫人が20日、自身のブログを更新し、日本テレビ系バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(毎週日曜19:58~20:54)への思いをつづった。デヴィ夫人は「イッテQ10周年記念パーティ」というタイトルで更新。「先日、 記念パーティが帝国ホテルにて開催されました」と報告し、内村光良、宮川大輔、出川哲朗、イモトアヤコらがあいさつする様子や、大抽選会の様子など、写真を多数掲載した。そして、「『イッテQ』には、本当に素敵な思いもさせていただいております。 小さいお子さまから おじいちゃんおばあちゃんまで、ファンが増えたのも 『イッテQ』のおかげです」と感謝。「しかし、この番組では 非人間的 不眠不休なロケをさせられたり、高所恐怖症なのにスカイダイビングをさせられたりと、散々な目にも合わされています。日々、何かを企んでいるので・・・制作会社の名が日企とか(笑)」と冗談交じりにロケの過酷さも訴えた。それでも、「私は 絶対 無理、出来っこないと言われると 闘志がメラメラと燃えてくる性格で、たとえどんなに難しいことでも それではやってみるわ!!と、チャレンジします」とデヴィ夫人。「まだまだこれからやりたいことが沢山あります。負けずに頑張っていきたいと思います」と力強く宣言し、「この先、『イッテQ』が15周年、20周年と迎えられるように私もいろいろな事にチャレンジしていこうと思います。皆さま、これからも『世界の果てまでイッテQ』をよろしくお願いいたします」と締めくくった。
2017年03月21日タレントのデヴィ夫人が、19日に生配信されたAbemaTVのニュース番組『AbemaPrime』(毎週月~金曜21:00~)に出演。「南京大虐殺」を否定する書籍が客室に置かれていることで批判されているアパホテルに対し、「大変立派」と評価した。この書籍の著者は、アパグループ代表の元谷外志雄氏で、デヴィ夫人は元谷氏と親交が深いというが、問題化してからも撤去しないとしているアパホテル側の主張を「大変立派で、撤回しないことも高く評価している」と理解。「ホテルにはいろんな本が置かれ、飛行機にもいろんな新聞が置かれている。言論の自由があるので、アパホテルの代表が自分の書籍をホテルに置いたことは何の問題もない」「日本は黙ってばかりで外国に言われっぱなしで不甲斐ない。もっと主張するべきところを主張するべき」と、持論を展開した。一方、中国出身ジャーナリストの徐静波氏は「言論の自由はあるが、人間としての良識、ラインがある」と反論。「歴史の中で起きたことを否定することで、中国だけでなく(ホテルに宿泊する)世界の人はどう思うか、経営者として考え直すべきでは」と問題提起し、議論が白熱した。(C)AbemaTV
2017年01月20日元テレビ朝日アナウンサーで、ウッチャンナンチャン・内村光良夫人の徳永有美が11日、AbemaTVのニュース番組『けやきヒル’sNEWS』(毎週月~金曜12:00~13:00)で、12年ぶりにキャスター復帰を果たした。徳永は、番組冒頭で「久しぶりなので緊張しているのですが、どうぞよろしくお願いします」とあいさつ。視聴者からは「おかえりなさい!」「あいかわらず綺麗」「いい声、さすがの安定感ですね」といった復帰を歓迎するコメントが寄せられた。番組では、オバマ米大統領の最後の演説や、トランプ次期政権の閣僚人事を審議する公聴会の様子などのニュースを取り上げた。本番終了後、徳永は「ものすごく緊張して、昨日はあまり眠れなかったのですが、今日はオバマ大統領最後の演説という大きなニュースがあったので、そちらに頭が集中できてよかったです」と感想。久々の復帰で、「原稿読みや課題はたくさんありますが、やっぱり生放送のスタジオで話すことはとても楽しいな、ということを深く実感しました」と振り返りながら、「あまり余計なことを考えずに、一つひとつのニュースに向き合っていきたいと思います」と、今後の意気込みを語った。同番組は、月・火・金曜を元SKE48の柴田阿弥、水・木曜を徳永が担当することになっており、あす12日にも徳永が登場する。
2017年01月11日2017年1月から2月にかけて全国4都市で5公演が上演される「全国共同制作プロジェクト」の歌劇《蝶々夫人》(プッチーニ作曲)の発表会見が行なわれ、指揮者・演出家・主要キャストが顔を揃えた(12月13日・東京芸術劇場)。同プロジェクトはコンサートホールでのセミステージ形式のオペラ上演ながら、昨年全国10都市で上演された野田秀樹演出のモーツァルト《フィガロの結婚》が大きな話題を呼んだように、従来の演奏会形式上演の枠を超えた新たな劇場空間の在り方を示すプロダクションとしても注目されている。今回は、俳優・演出家の笈田ヨシが日本で初めてオペラ演出を手がける。ヨーロッパを拠点に活動する笈田は、ピーター・ブルックの多くの舞台に出演してきた俳優であり、演出家として演劇、オペラなどを手がける、世界的な演劇人だ。今回の演出について次のように語った。「プッチーニが意図した重要な要素のひとつはエキゾティシズム。それを日本でやってもエキゾティックでもなんでもないので、プッチーニの望んだ異国情緒は表現できない。その代わり、日本人が観ても、絵空事ではなくて本当に起こったことであると信じられるお話にしたい。外面的な風俗ではなく、人間の真実を描くこと。日本人とアメリカ人の心持ち、その行き違いを表現したい」オペラの題材は豊かな国と貧しい国との間に今も存在する普遍的な問題だ。「豊かな国の男たちが貧しい国へ行って女を買う。そういうお金のことではなく、本当の人間関係とはなんだろう。お客さんが現代と照らし合わせて、人間関係、男女関係を考えていただける要素を提供できると思います」とはいえ、難渋な哲学的考察になるわけではないから安心してよさそうだ。「僕はオペラを観るといつも寝ちゃうんですよ(笑)。だから僕が演出する時はせめて、音楽にあまり関心のない人でも楽しめる、面白いものをお観せしたいと思っています」オペラの主役はもちろん蝶々さん。広い声域とドラマティックな表現が要求されるわりに、役柄の設定としては純真でいたいけな十代の少女という難しい役を演じるのは、中嶋彰子と小川里美。美しい容姿を併せ持つふたりのダブルキャストだ。アメリカ人女優サラ・マクドナルドがケイト役で「オペラ・デビュー」を果たすのも話題になりそう。公演は1月22日(日)金沢、1月26日(木)大阪、2月4日(土)高崎、2月18日(土)・19日(日)東京で。取材・文:宮本明
2016年12月15日タレントのデヴィ夫人が、1日に放送されたTBS系バラエティ番組『7時にあいましょうSP』(19:00~)で、絶縁状態だったカイヤと11年ぶりに再会した。以前はさまざまな海外ロケを共にするなど仲が良かったという2人。ところが、カイヤから夫の浮気問題について相談を受けたデヴィ夫人が、カイヤを守るべく浮気についてテレビで発言したところ、逆にデヴィ夫人が責められる事態に。その際、カイヤはデヴィ夫人をかばわず沈黙を続け、謝罪や説明もなかったことから、絶縁状態になってしまったという。デヴィ夫人は、「ひどい目に遭った」と当時のことを振り返り、「私は彼女のこと大好きでしたし、ずいぶんお仕事ご一緒しましたし、あれだけ私に愛情を注がせておいてああいう形で裏切るかと」と回顧。「本当に心配して離婚もすすめて、私がお嬢ちゃんと坊やを預かってもいいわよと、そこまで考えた人を裏切るのは許せない」と怒りを爆発させた。「私は会いたくない」と再会を拒否するデヴィ夫人だったが、くりぃむしちゅーの有田哲平らに説得される形で対面。カイヤが「ずっと会いたかった。大好きだし、謝りたかったし」と話しかけると、デヴィ夫人は「彼女は心から謝ることはできない人だと思います」と強い口調で言い放った。当時、沈黙を続けたことについて、カイヤは「事務所から電話することはNGと言われた」と釈明。デヴィ夫人は「そんなこと絶対にない。事務所が止める止めないの問題じゃない、あなたの問題」と否定し、「あなたは三流。私は三流の人間とはお付き合いする必要がない。これからもずーっと」と伝えた。カイヤはめげず、「本当に申し訳ない」と涙ながら謝罪を続けるも、デヴィ夫人は「今謝っていただいても、私が受けた衝撃はあまりに強いので」と拒否。ところが、その後も英語で訴えるカイヤに、デヴィ夫人は「なぜ結婚しないの?」と切り出し、カイヤが「それはまた別の問題。娘も交えて他の日にしましょう」と提案すると、デヴィ夫人は「お子さんたちとお話をしましょう。信頼を取り戻すためにも」と受け入れ、関係修復に向けて一歩前進した。
2016年08月02日ロックバンド「ゲスの極み乙女。」ボーカル川谷絵音さん(27)との不倫騒動で休業中のタレント・ベッキーさん(31)が、川谷夫人に謝罪の手紙を送っていたと、3月11日付の『デイリースポーツ』が報じました。手紙の内容は今回の不倫を謝罪するもので、川谷さんの所属事務所を通じて送ったそうです。ただ、夫人のもとに届いているかは不明とのこと。なお、すでに川谷さんとベッキーさんは交際を絶っているようです。●ベッキー、一応のケジメ? 優等生アピールも「私が夫人なら読まずに捨てる」の声報道の通りであれば、ベッキーさんはようやくケジメをつけたことになりますが、ネットでは『友達なんでしょ?何故お詫び?』『自己満足としか思えない』『今更謝罪なの?おっそ!w』『復帰に向けての準備だろうけど、こういうことは表向きになっては意味が無い』などと、容赦ない指摘の連発。また、『今更謝られても嫁からすればベッキーからの手紙なんて見たくもないと思います』『私が夫人の立場だったら読まずに捨てる』と、このタイミングで手紙を受け取っているかもしれない川谷夫人の心情を推し量るようなコメントも多く見られました。----------休業中のベッキーさんの動向が関係者づてに公開され、「復帰へのストーリー画策か?」と言われていますが、世間の反応はまだ……という印象です。一方、お相手の川谷さんは、3月10日発売の週刊文春での“開き直り”インタビューやTwitter再開などあまり意に介していない様子(Twitterは炎上中)。対照的な二人の言動は、まだまだ注目を集めそうです。【画像出典元リンク】・Becky ベッキー(@becky_dayo)(Instagram)/(文/パピマミ編集部・楠)
2016年03月11日元AKB48の川栄李奈とデヴィ夫人が6日(土)、都内スタジオでゲスト声優を務める映画『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』の公開アフレコを行った。デヴィ夫人は芸能界のご意見番として、覚せい剤で逮捕された清原和博容疑者や不倫騒動で休業するベッキーについて持論を展開。川栄さんは、俳優・浅香航大との熱愛質問に反応した。同作は、テレビ東京系で放送中のアイドル・アニメーション「プリパラ」の劇場版第3弾。小学6年生の女の子・らぁらが、アイドルの聖地「プリパラ」にいる大切な友達・ファルルからのSOSをきっかけに、“キラキラ”がなくなり消滅の危機にある「プリパリ」を救うべく奮闘する。デヴィ夫人は清原容疑者逮捕に「日本で野球は大変大事なスポーツで、彼は英雄だった。少年たちの夢の姿である事を壊して残念。孤独に勝てなかったのでは?」と心の弱さを指摘。また不倫騒動に揺れるベッキーさんには「ベッキーさんたちは恋に夢中で溺れているだけ。放っておいてあげてもいい」と擁護し「文春さんいる?大きなお世話よ、人の恋を邪魔する必要はないでしょ!」とスクープした週刊誌におかんむりだった。そんなデヴィ夫人は、私立パプリカ学園小学部校長の姉・大神田プロリア役で声優初挑戦。「声優を一度はやってみたかったので嬉しかったし、成功させたいと思った。嬉しくてワクワクしたし、またオファーがあれば色々な役をやりたい」と念願の抜擢に喜んだ。一方、ファルルの妹的存在・ミニファルル役と川栄ジェンヌ役を務める川栄さんは「子供に大人気の作品に参加できて嬉しい。友達との絆や団結力の大切さが描かれているので、小さい子たちに見てほしい」と声を弾ませ「アニメの方が可愛いし、私なんかちょっとどころじゃなくてダメ」と自虐で笑わせた。そんな中「恋愛は順調ですか?」との質問が飛ぶと、川栄さんは「え?え?あはは~!」と焦りながらも、否定も肯定もしなかった。映画『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』は、3月12日(土)より全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月06日アメリカのファーストレディこと、ミシェル・オバマ大統領夫人が9月25日(金)の公の場でカスタムメイドの「3.1 フィリップ リム」を着用した華麗なるファッションを披露した。今回、オバマ大統領夫人のファッションが注目されたには、中国の習近平国家主席と彭麗媛夫人が国賓としてアメリカへ初めて訪れた際にホワイトハウスで行われた歓迎のセレモニーでのこと。オバマ大統領夫人に着用された「3.1 フィリップ リム」のドレスとジャケットは、9月14日にニューヨークファッションウィーク中に発表されたばかりの2016 Springコレクションからインスピレーションを得て創った、メタリックのフローラルの刺繍を施したカスタムメイドのセットアップ。国賓をもてなすフォーマルなシーンにおいても、最旬ファッションを上手にコーディネートしてみせた夫人のセンスに脱帽。「3.1 フィリップ リム」は、新進気鋭のNY発のモダンラグジュアリーブランド。2005年にNYコレクションでデビューし、たちまち業界人や批評家、ファッショニスタの間で知名度を上げ、カリスマブランドとなった。日本には2008年4月に、東京・青山に路面店をオープン。現在、世界各地50か国、400以上のブティックや大手百貨店で取り扱われている。(text:Miwa Ogata)
2015年10月01日フランスを代表するギュスターヴ・フローベールの最高傑作とも言われている小説『ボヴァリー夫人』をテーマに、ユーモラスで官能的に描いた大人のためのファンタジー映画『ボヴァリー夫人とパン屋』。フランス西部にあるノルマンディー地方の片田舎で妻と息子と静かに暮らすマルタン。パリの出版社で12年間勤務した後、故郷に戻って稼業のパン屋を継いでいた。平穏な生活を求めて故郷に戻ったものの、単調すぎる毎日の生活において、唯一の救いは文学だけだった。そんなある日、向かいにイギリス人夫婦のジェマとチャーリー・ボヴァリーが引っ越してきてマルタンの生活は一変する。愛読書である『ボヴァリー夫人』を彷彿とさせるジェマの魅力にどんどん引き込まれていくマルタン。ついに、美青年と情事を重ねるようになってしまったジェマがボヴァリー夫人と同じ悲劇的な運命を辿るのではないかと心配するマルタンは、思いがけない行動に出ることに……。そして、マルタンが目撃する予想を超えた衝撃のラストとは?マルタンを演じたフランスの名優ファヴリス・ルキーニは、絶妙な表情で観客を魅了し、監督も「この役は彼しかない」と絶賛するほどのはまり役。そして、ボヴァリー夫人さながらのジェマには、『007 慰めの報酬』でボンドガールに抜擢されたこともあるイギリス人女優のジェマ・アータートン。次々と男性を惹きつけてしまう女性らしさと同性でも思わずドキッとしてしまう色気にはくぎ付けになること間違いなし。これぞ女性ならではの魅力全開で、同じ女性としては見習うべきところです。そして、本作を彩る美しい田園風景と重要な役割を果たしている本場フランスパンの数々も見逃せません。パンの香ばしさとともに、ジェマの放つ甘いフォロモンで満たされた本作は、スクリーンから芳醇な香りが漂ってきそうなほど。これを観れば、あなたの中に眠っている何かが発酵されるかも!?イベントデータ:『ボヴァリー夫人とパン屋』公開表記:7月11日(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国公開配給:コムストック・グループ© 2014 – Albertine Productions – Ciné-@ - Gaumont – Cinéfrance 1888 – France 2 Cinéma – British Film Institute
2015年07月07日麻実れいを主演に迎え、イプセンの傑作『海の夫人』が5月13日より東京・新国立劇場にて上演される。『人形の家』で新たな女性の生きる道を描いたイプセンが、故国ノルウェーの小さな町を舞台に、医師・ヴァンゲルの妻として暮らすエリーダの“人生の選択”を通じて個人の自由意志と夫婦の結びつきについて描いた本作。5月初旬、通し稽古が行われた稽古場に足を運んだ。舞台『海の夫人』チケット情報麻実が演じるエリーダは、ヴァンゲル、彼の先妻の娘ふたりと暮らすも、その関係は順風満帆とは言えない。数年前に生後まもない息子を亡くしたことで精神的に不安定な状態が続き、さらにヴァンゲルとの結婚以前に心を通い合わせた恋人が再び彼女の前に現れたことで激しく揺れ動く。そんな、振れ幅の大きな“海の夫人”を麻実は圧巻の演技で体現する。登場シーンで明るくはつらつとした姿を見せたかと思えば、突然、目の前にいる誰の姿も目に入っていないかのような表情で己の過去や苦悩を吐露し、かつての恋人を前にして恐怖におののくなど、ひとりの女性の中にある明と暗の両面を存分に見せつけ、まるで時間帯や天気によって様々な顔を見せる海のように、つかみどころのないミステリアスな女性としてエリーダを演じている。海に加えて、エリーダという女性の気質、物語全体に漂う空気を強く特徴づけているのが、この地に特有の“白夜”と“フィヨルド”の存在。演者の真上から放たれる強い照明により、白夜を思わせる明るいけれど、どこか暗い幻想的な空間が生み出されると共に、時に登場人物の顔にはハッキリと陰が差す。フィヨルドも北欧の絶景としていまでは観光名所のようになっているが、氷河によって鋭く削られた入り組んだ入江は、エリーダをはじめ、登場人物たちをこの小さな町に閉じ込める装置として機能している。エリーダを取り巻く人々を演じる共演陣もそれぞれに迫真の演技を見せる。村田雄浩が演じる夫・ヴァンゲルは彼女を優しく包み込むが、そこにとどまらず、エリーダの心の叫びを真正面から受け止めることで“答え”を見出そうとする。一方、海からやって来て彼女を連れ去ろうとする眞島秀和演じるかつての恋人はエリーダの烈しさを上回る氷河のような冷たさを舞台上で醸し出す。彼女の義理の娘たちやその教師、胸を病んだ画家といった周囲の人物も単なるエリーダの引き立て役ではなく、ひとりひとりが実はエリーダと同じ問題を抱える存在であり、19世紀に描かれた人物たちは現代を生きる我々に鋭く“選択”を突きつける。舞台『海の夫人』は5月13日(水)から31日(日)まで。チケット発売中。取材・撮影・文:黒豆直樹
2015年05月13日