2020年12月9日、ラグビー元日本代表の五郎丸歩選手が現役を引退することを発表しました。2015年に開催されたラグビーワールドカップ(W杯)では、胸の前で人差し指を合わせる『五郎丸ポーズ』が話題を呼び、一躍時の人となった五郎丸選手。2021年1月にスタートするトップリーグを最後に、現役引退の意向を示しています。五郎丸選手は、今回の引退発表に際して、自身のInstagramを更新。 この投稿をInstagramで見る 五郎丸歩(@ayumugoromaru_official)がシェアした投稿 本日リリースされた通り、今シーズンを最後に引退を決意しました。ラストシーズン自分らしく!!ayumugoromaru_officialーより引用「ラストシーズンも自分らしく挑みたい」と意気込みをつづった五郎丸選手。ネット上では、次のような応援と感謝のコメントが相次いでいます。・さびしいです。今まで本当にお疲れさまでした。・大好きな選手なのでショックですが、これからもずっと応援しています!・あなたが見せてくれた、数々の素晴らしいプレーを決して忘れません。ありがとうございました!2020年12月16日に、五郎丸選手は今回の発表について、記者会見を行う予定とのことです。さまざまな試合で、私たちを魅了してくれた五郎丸選手の雄姿を、最後まで目に焼き付けたいですね![文・構成/grape編集部]
2020年12月09日サッカー人口は年々に増加し、身近なスポーツとして多くの人が触れてきました。幼い頃からボールを蹴ってきた子どもたちも増え、1993年に開幕したJリーグの発展によって競技の裾野が広がったと言えます。「プロサッカー選手」になりたいと口にする小中学生も少なくなくありません。多くの親御さんたちが子どもたちの夢を応援しています。では、プロサッカー選手になるために何が求められるのでしょうか。今回はU-19日本代表監督を務める影山雅永監督にお話をお伺いしました。(C)松尾祐希■個人技=足元の技術、ではない昨年のFIFA U-20ワールドカップでは日本を2大会連続でベスト16に導いた影山監督。2年半の月日をかけてU-18世代からチームを強化し、その中で多くの選手と接してきました。大人の入り口に立つ高校生、初々しさが残るプロ1年目の選手や飛躍を遂げようとする若手です。彼らと幾度となく膝を付き合わせ、成長を見守ってきました。各年代のトレセンスタッフやアジア諸国で育成年代の指導に携わってきた過去の経験を踏まえ、プロサッカー選手になるためには技術面とメンタル面に必要な資質があると言います。まず、技術面では何が重要なのでしょうか。影山監督は言います。「日本サッカー協会の基本的な考えとして、個人の能力を磨く指針を持っています。そう提唱すると、『個人技ばかりを磨いてどうするんだ』と言われる場合も少なくありません。ただ、私たちは個人の能力を技術だけだと思っていません。状況の認知や技術を発揮する術も含めて個人の能力だと考えているからです。スペインでは『チーム戦術を小学校年代からやっている』という方がいらっしゃるかもしれませんが、(国として)別の指標も持っています。(ジュニア年代の)試合も7対7で行なっていて日本とは異なりますし、リーグ戦のレギュレーションも違います。僕らも勝たせたいのでチーム戦術を取り入れるべきなのかもしれませんが、それよりも小学生や中学生に対しては大人になってから役立つような、個人として持っている力をもっと引き立てるような指導をしていくべきだと思います。もちろん、チーム戦術も将来的には大事。だけど、個人の力を伸ばすためにも早い段階から個人戦術を磨いてほしいのです。個人と戦術で比べるわけではありません。状況を判断する。技術を出す。点を取る。ボールを奪う。個人戦術を将来につながるように磨いて欲しいですね」■日本の指導において、技術よりも意識させるべきこと個人技という言葉に踊らされず、1人で戦う術を身に付ける。ただ、個人戦術を含めた個の力を伸ばす作業は子どもたちのメンタリティーにも影響されます。だからこそ、影山監督は指導者のスタンスが重要だと言います。「子どもたちが意識するだけではなく、指導者が意識させることが大事です。社会性なども含めてこれまでの日本には、自分で意見を出して議論して考えて言葉を発する日常があまりありませんでした。海外では自分の考えを持つことをすごく重要視されていて、何か物事に対して自分の意見を言うのは当たり前。逆に持っていないことが恥ずかしいことですらある。それが日常の会話の中にあって成り立っています。海外では自分としての考えを述べることを日常からトレーニングしているので、日常からそのような会話が自然と生まれます。ですが、日本ではあまり見られません。子どもたちが指導者の顔を見ながらプレーすることがよくあると思います。『何をしたらいいの?』と選手が訴えれば、指導者が解決策を教える。それで止められると『次はどうしたらいいの?』と選手が聞けば、指導者は『次はこうしよう』と伝えます。どんどんそうやって教えて行く。でも、サッカーは得点を取って、得点を取られないようにするスポーツです。サッカーの原理原則を考えながら、指導者が子どもたちに考えさせるように投げ掛けるべきで、他の国以上に意識させなければいけないと私は思います。」■子どもたちの心を焚きつけて本気にさせることが大事手取り足取り教えるのではなく、意見を自ら出し、自分で解決をする。そうした能力を習得するのは簡単ではありません。では、影山監督は子どもたちとどのようにして向き合うべきだと考えているのでしょうか。「トレーニングで自主性を育めれば良いですが、簡単ではありません。そのためには『ゴールを奪う』『ゴールを守る』といったサッカーの原理原則を踏まえ、子どもたちの心を焚きつけるべきではないでしょうか。日本では黙っていると、グラウンドに来た子どもたちはボール回しを始めてしまいます。また、遊びの中でミニゲームしても簡単にはシュートを打ちません。なぜならば、周りからひんしゅくを買うからです。そういうスタンスを子どもたちに伝えていくのは時間を要するので、指導者として導いてあげる必要があるかもしれません。勝利至上主義とは違います。得点を取る。得点を取られたくない。相手からボールを取りたい。相手からボールを取られたくない。本質の部分を焚きつけて、子どもたちをもっと本気になってやらせるべきだと考えています」このように藤枝東は人間的成長を促しながら、かつてのような高校トップを目指しています。同じ高体連で2019年プレミアリーグ王者の青森山田高校らとはまだまだ実力差があると小林監督は感じているそうですが、藤枝東らしく文武両道を貫き、自主性や自立心を生かしながら進化を遂げていければ理想的。そうなるように今後も高いレベルに突き進んでいくつもりです。■指導者が教えるから闘争心が失われる子どもたち本来が持つ本能をいかに引き出し、闘争心を焚き付けられるか--。長年、育成年代の指導に携わってきた影山監督は歳を重ねるに連れて薄れていくと感じているそう。しかし、これはサッカーを教え過ぎることで生まれる弊害でもあると感じています。「闘争心は持っておかないといけません。幼稚園や小学校の低学年の子を集めてサッカーをやると、ゴールを目指して必死にプレーします。倒れてもまた立ち上がってシュートを打ちますし、一生懸命ボールを追いかけます。それは生まれた国が関わっているわけではなく、子どもが本来思っているやりたいことなんです。逆に指導者が教えることで失われる部分かもしれません。特に守備に関してはボールを奪いに行く子どもに対して、『相手に外されてはいけない』と言う時があります。ボールを取りに行くポイントを理解しないといけませんが、ボールが取れるのに飛び込まないで我慢する大人のサッカーを教え込んでしまう場合も少なくありません。闘争心を持ってボールを奪う。自然とやっていれば学べることを学べなくしているのは指導者の責任かもしれません」■内田篤人さんが感じた日本とドイツのサッカーの違い現在、日本を飛び出し、欧州のトップリーグでプレーする選手が増えてきました。海外で活躍する選手が成功している理由の1つはプレーの強度やコミュニケーション能力に長けていたからでもあります。現在U-19日本代表でロールモデルコーチを務める内田篤人氏もその1人です。影山監督は言います。「僕らのチームでコーチをしてくれている内田篤人氏はドイツで初めてプレーした時に『別のスポーツかと思った』と言っていました。身体の大きさも違うし、スピードも含めて能力が高い選手が集まっているから感じた違いかもしれませんが、ボールを取る部分に関してはプレーのインテンシティがまるで違います。外国人の指導者は日本に来ると必ず言及しますし、過去に日本代表監督を務めた外国人監督も『そこを高めなければいけない』と言っていました。ぶつかることを否定して、サッカーはもっと綺麗にやるもの。日本は世界で言われているサッカーとは少し異なる育ち方をしてきたのかもしれません。コミュニケーションもそうです。海外では自分の意見を言います。一歩間違えると日本では生意気に取られてしまうかもしれませんが、意見を言うのは当然で言わないことが罪となる場合もあります。海外でプレーしている日本の選手はそういう環境に身を置いているので意見を言えます。意見を聞いて、ディスカッションする。2018年のFIFAワールドカップ・ロシア大会の時も西野朗監督(現・タイ代表監督)が発信しなくても、要求し合うことが日常になっていたと聞きます。なので、子どもたちに思っていることを言うことは大事だと思いますし、指導者は自然とそれができる環境を整えることが大事だと感じています」■久保建英や齊藤未月が持つ、自ら発信する力はどうやって身に付いたのか今まで影山監督が接した選手の中にも自発的に行動する選手がいたそうです。それが久保建英選手や齊藤未月選手です。「久保建英選手は練習で周りと同じ形でメニューを消化しませんでした。違う発想を持っているので、『それをやらなきゃダメですか?』と聞いてきます。他の選手がトレーニングの意図や方法を理解していない場合もあるので、『最初は周りと同じようにやって、手本を示してくれ』と言っていました。彼はスペインで過ごしていたので、相手が考えていないことをやろうという思考を持っているのかもしれません。また、前回のU-20ワールドカップでキャプテンを務めた齊藤未月選手は自分の意見を持っていましたね。チームに対してもこうしたいというのをハーフタイムや試合前に必ず言っている。子どもたちが自発的に発信できることはそうそうないので、周りにそれを求めていた大人がいたのかなと感じます」本来持っている本能を呼び起こしながら、いかにサッカー選手として成長して大人になっていくのか。指導者はその手助けをするために子どもたちと向き合っていくべきなのかもしれません。影山雅永(かげやま・まさなが)福島県の磐城高校を経て筑波大学に入学。同期の井原正巳氏(現・柏レイソルヘッドコーチ)、中山雅史選手(アスルクラロ沼津)らとプレーし、卒業後は古河電工(現・ジェフユナイテッド市原・千葉)に入団。Jリーグでも活躍し、1995年は浦和レッズ、翌年はブランメル仙台(現・ベガルタ仙台)に籍を置いた。引退後は筑波大学の大学院で学び、1998年にはワールドカップに初出場した日本代表で対戦国のスカウティングを担当。その後はケルン体育大学などで学び、2001年からはサンフレッチェ広島でコーチを務めた。以降はアジア各国でA代表や育成年代の監督を歴任。2009年からはファジアーノ岡山のヘッドコーチに就任し、翌年からは監督として指揮を執った。2017年からはU-18日本代表監督(U-20ワールドカップを目指すチーム)となり、昨年5月のFIFA U-20ワールドカップ・ポーランド大会ではチームを2大会連続となるベスト16入りに貢献。現在はU-19日本代表監督として、来年開催予定のFIFA U-20ワールドカップ・インドネシア大会を目指している。(取材・文・写真:松尾祐希、JFA)
2020年12月02日日本サッカー協会(JFA)の松田薫二グラスルーツ推進グループ長が、賛同パートナーを訪問し、どんな取り組みを行っているのかを聞くこの連載。今回登場するのは、千葉県木更津市に拠点を置く、房総ローヴァーズ木更津FCです。クラブの代表を務めるのは、ジュビロ磐田などで活躍した、カレン・ロバートさん。木更津に素晴らしいグラウンドを建設したカレンさんに「施設の確保」を始めとするクラブ設立の背景、グラスルーツの活動について伺いました。(取材・文鈴木智之)リコプエンテFCが自前のグラウンドを作った理由とは......<グラスルーツ推進6つのテーマ>■カレン・ロバートさんが育成年代のクラブを設立した理由松田:房総ローヴァーズ木更津FCは、JFAのグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の中の「施設の確保」「引退なし」「女子サッカー」「障がい者サッカー」「社会課題への取り組み」の5つに賛同してくれています。カレン・ロバート(以下カレン):はい。松田:今回の対談では、なぜクラブを作ろうと思ったのか。そしてグラウンドや施設をどのようにして作ったのかなど、賛同パートナーの方々の参考になるような話を聞かせていただければと思います。カレン:はい。よろしくお願いします。松田:元Jリーガーが育成年代のクラブを作り、グラウンドまで作ってしまったというケースは、あまり聞いたことがありません。カレンさんはオランダやイングランドなど、海外でのプレー経験も豊富なので、ヨーロッパの影響を受けたのかなと推測しますが、クラブ設立のきっかけは、どのようなものだったのでしょうか?カレン:僕は茨城県の土浦市で生まれて、小学3年生まで、つくば市でサッカーをしていました。その後、小学4年生から中学生(ジュニアユース)までは柏レイソル、高校では市立船橋でプレーさせてもらい、千葉県にお世話になりました。松田:レイソルジュニアで全国優勝、レイソルのジュニアユースでは全国3位、市立船橋でも全国優勝をしていますね。カレン:すごく良い環境でサッカーをさせてもらっていたんだなと、プロになって改めて感じました。ヨーロッパでプレーする中で、将来のことを考えていたときに、漠然とですけど「千葉県に恩返しがしたいな」と思い立ち、すべてはそこから始まりました。そのときは、縁もゆかりもない木更津にクラブを作るとは思いませんでしたけど(笑)■野球人口の多い木更津にクラブを作ることになったキッカケカレン:船橋市にJクラブがないこともあって、最初は船橋市でスクールを立ち上げて、少しずつ積み上げていこうと考えていました。それで2013年に千葉県の佐倉市や白井市で、市立船橋時代の仲間とスクールを始めて「5年以内に自前のグラウンドを持ちたいね」という話をしていました。松田:サッカー関係者にとって、グラウンドの所有は、誰もが描く夢ですよね。カレン:そうしたらあるとき、木更津に良い物件があることを知りました。それがイオンモール木更津です。将来的にはクラブチームを作りたかったので、フットサルコートを3面作ることができるのは魅力的だなと。グラウンドは大きい方がいいですから。僕はそれまで、木更津には行ったこともなかったのですが、「イオンモールができるのだから、木更津は今後伸びるんじゃないか?」と思い、グラウンドを作ることにしました。松田:イオンモール木更津のフットサルコートは、カレンさんというか、ローヴァーズが作ったのですか?カレン:僕が現役時代に貯めたお金と、銀行からお金を借りて作りました。土地はイオンモールに借りています。広さはフットサルコート3面でソサイチができるぐらいです。松田:木更津は野球のイメージが強いですが、サッカー熱はどうなんでしょう?カレン:木更津には高校野球の名門、拓大紅陵高校や社会人野球チームなどがあり、野球が盛んな土地柄です。ただ、サッカースクールやクラブを作り、運営していく中で、地域の人達の熱意を感じています。じつはサッカーの需要も高かったのだと思います。子ども達はすごくピュアで、身体能力が高いんです。他の地域の人達に「木更津の子って、足が速いよね」「身体が大きいよね」と言われることも多いです。しっかり育てれば、面白い選手が出てくる土壌はあると思っています。2020年10月にオープンしたローヴァーズドリームフィールド■実力がある選手にはチャンスを与えられるクラブにしたい松田:ローヴァーズにはどのカテゴリーがあるのですか?カレン:まずはジュニアユースを作り、ジュニアは去年、U‐9、U‐10のチームを作りました。それとユース、社会人があり、女子は小1~小6まで募集しています。松田:女子も含めて、カテゴリーは多岐に渡りますね。こんなクラブにしたいというイメージはありますか?カレン:オランダで見てきたものを再現したい気持ちがあります。具体的には、若手育成型のクラブです。オランダはとくにそうですが、日本のように年功序列ではなく、アヤックスでは、ハタチそこそこの選手がキャプテンをしています。それでチャンピオンズリーグで活躍していて。日本ではまずありえないですよね。松田: 実力主義ですね。オフト(元日本代表監督)がヤマハにいた時はそうでしたね。ちょうどその頃、私はヤマハにいたのですが、大卒の22、3歳の選手がゲームキャプテンをしていました。オフトはオランダ人なので、考え的に通じるものがあるのかもしれません。カレン:サッカー選手は、若ければ若いほど価値があります。ヨーロッパに行って、それを気づかされました。将来的には、若い選手を海外に送り出すクラブにしたいです。そのためには、環境も含めて投資をしていくつもりです。■地域に根ざしたクラブを目指す松田:トップチームは Jリーグを目指しているのですか?カレン: J1、J2を最初から目指すのではなく、近い目標としてはJ 3入りを考えています。僕はイギリスでもプレーしましたが、地域に根づいた街のクラブが各駅にあって、5000人、1万人程度のスタジアムに人が集まって、すごく良い雰囲気なんですよね。ローヴァーズがそうなれれば良いですし、そこから先は木更津の方々や地元の企業さんが「上を目指そう」と言ってくれるのであれば、全力で応えたいと思っています。松田:話を聞いていると、すごく現実的で進め方がよくわかっているなと感じました。ヨーロッパでご自身の目で見て、経験しているのが大きいんでしょうね。カレン:僕はJ 2でもプレーしましたが、練習場などの環境が整っていないところもまだまだ多いです。クラブを作るにあたり、まずはそこをクリアにしたいと思いました。今年の10月にオープンした「ローヴァーズドリームフィールド」(人工芝グラウンド)を作ることができたのは、かなり大きかったと思います。
2020年12月01日日本サッカー協会は、サッカー大好き芸人のミキのおふたりを司会に迎え、サッカー日本代表戦を前にインスタライブを開催。ゲストの大黒将志選手も交えて弾丸トークが炸裂しました。カズ、中田ヒデ、俊輔など歴代の名選手をはじめ、乾、香川、南野、久保、鎌田、三好といった海外でプレー中の選手に関するエピソードが満載!その模様と、日本時間11月18日(5:00キックオフ)のメキシコ戦や東京オリンピックのキーマンなどを語ってくれた、ミキさんのインタビューをお届けします。文・伊藤順子サッカー大好き芸人・ミキが大黒将志選手とインスタライブを開催©JFA/PR11月13日、サッカー日本代表パナマ戦の直前に行われた日本サッカー協会のインスタライブ、題して「ミキと”夜ふかし&朝活”で11月のサッカー日本代表戦を応援しよう!」。司会は人気芸人ミキのおふたり、ゲストに元日本代表で現在も活躍中の大黒将志選手をお迎えして、サッカーにまつわるさまざまなトークが繰り広げられましたが、みなさんご覧になりましたか? 「見逃した!」という方々のために、ここでは選りすぐりのシーンをご紹介(現在JFATV≪YouTube≫でも公開中)。加えて、ミキのおふたりにお聞きした、パナマ戦観戦後の感想や11月17日開催(日本時間18日5:00キックオフ)の強豪メキシコ戦予想など、ananwebだけの独占コメントもお伝えします!カズ、中田、乾、香川…名選手のあれこれエピソード!パナマ戦キックオフの1時間前となる午後10時。ライブは、JFAハウスのロビーから、ミキさんのハイテンショントークで始まりました。サッカー経験者でいまもなおサッカーが大好きというおふたり。特に弟の亜生さんは、西日本選抜に選ばれるほどの実力の持ち主で「高校の時に、乾貴士選手(エイバル)とマッチアップしました。レベルが全然違くて、監督に『無理です、速いです』と訴えました。なんで、あのスピードのままワンタッチでいけるのか…」と当時を回顧。このコメントに対し、2005年に代表初選出、ドイツW杯では途中出場ながらもアディショナルタイムで決勝点を挙げた伝説を持つ、ゲストの大黒選手も「乾選手はコントロールが良くてとにかく速い。彼がセレッソ大阪にいた時は、香川真司選手も在籍していて、このふたりからワンツーで持っていかれました」と大絶賛。その流れから、大黒選手がこれまで出会った記憶に残る選手や代表時代の話題に。まずは、「おしゃれだと思う選手は?」の問いには、大黒選手(以下、大黒) カズさん(三浦知良選手、横浜FC)。三浦淳寛さんもおしゃれだな、と思います。ーー次に、「モテると思う選手は?」と聞かれると、大黒 ガンバ大阪時代の1つ上の先輩で、稲本潤一選手(SC相模原)ですね。昴生 あ~、僕、奥さん(モデルの田中美保さん)が好きで、インスタフォローしてるんですよ!亜生 僕も奥さん好きです! 稲本選手は、やはり学生の頃からモテていたんですか?大黒 いや、あまり大きな声で言えないですけど、プロに入ってからモテていましたね(笑)。ーーそして、「人として素晴らしい選手は?」には、大黒 カズさんは全てにおいて見本となる人ですね。レディファーストだったり、当たり前のことをさらっとやるんです。僕がPKで失敗した時も、「次も同じコースに絶対蹴らなきゃダメ」と言ってくれて、それで僕はリベンジできたんですよ。カズさんのあの言葉があっての成功だと思っています。あと、カズさんは夜がすごく早くて、夕方の5時半くらいに寝ているらしいですよ(笑)。ミキ (笑)ーーほかに、「相性のいい選手は?」という質問では、サッカーマル秘テクも披露。大黒 中田英寿さん、中村俊輔選手(横浜FC)、遠藤保仁選手(ジュビロ磐田)ですね。中田さんはパスもタイミングもはやくて、さらにボールを持っていない時に、2、3手先のことを読んでいるんです。亜生 それは大黒選手もそうだと思います。先日テレビに出られていたのを拝見しましたけど(TBS系『炎の体育会TV』)、誰だかわからないよう覆面でプレーされていて、ボールをもらう前の動作が明らかに周囲と違っていました。大黒 ボールを持っていない時の動きは、ガンバ大阪のユース時代に教えてもらいましたね。プロでもわかる人はそう多くないかもしれません。僕も、それまで自分の好きなプレーばかりしていましたが、このことを教われてラッキーだったと思います。いまも現役を続けられているのは、このおかげかも。それくらい重要な動きだと思いますね。大黒選手が解説「19歳でそこまでできるとは…」久保建英選手のスゴさーー新型コロナウイルスは、ありとあらゆる分野に他大な影響を及ぼし、それはサッカー界にも。移動が困難な現状のなか行われることになった今年の代表戦のメンバーは、すべて海外クラブに所属する選手が召集されました。昴生 Jリーグと海外の違いは?大黒 ピッチの状態が違いますし、外国人のなかに日本人が入るのでコミュニケーションが大事になりますよね。こんな状況のなかではありますが、代表を海外組が占めるようになったのはすごいことだし、僕は良いことだと思います。昴生 日本で期待する選手は?大黒 Jリーグなら三笘薫選手(川崎フロンターレ)ですね。あのクリスティアーノ・ロナウド選手(ユヴェントスFC)の若き頃を彷彿させる手足の長さが印象的。ドリブラーでありながらシュートもうまい。たいていドリブルが上手な選手ってそれだけで満足してしまうことが多いですが、三苫選手はちゃんと決めていますからね。昴生 久保建英選手(ビジャレアルCF)はどうですか?大黒 即興でプレーできるのがすごい。目の前だけじゃなく、キーパーに対してフェイントをしていたりと、相手のことがよく見えていますね。19歳でそこまでできる選手はなかなかいないですよ。昴生 (現在久保選手は、ビジャレアルCFに期限付き移籍中だが)今後もし(移籍元の)レアルに戻ったら、(レアルに日本人が在籍するなんて)ちょっと前までは夢の話でしたけど、いまレアルには中井卓大選手もいて、これでピッチで戦うとなったら…夢が広がりますねぇ!©JFA/PR選手の素顔を見られる! 代表密着動画「Team Cam」を全員べた褒めーーこれまでにないことといえば、代表練習やそれ以外の選手の様子が、代表活動期間中毎日JFATV(YouTube)で配信されている「Team Cam」という日本サッカー協会(JFA)の代表密着動画。ライブでは、このダイジェストも流れました。昴生 森保一監督の熱意ある話し方だったり、吉田麻也選手がいいムードメーカーだったり。選手同士の会話やミーティングの様子なんてなかなか見られないですよ。みんなスタイルいいなぁ。大黒 (食事の風景で)西さんというシェフのペペロンチーノがおいしいんです。亜生 シュート練習はみんなうまくて、すぐ入るから、めちゃおもしろい。これ、もっと見たいわ。昴生 こういうのがあったらいいなと思うものをやってくれて、ありがたいですね。ーーそして、あっという間に時間は流れ、パナマ戦のスタメン発表に。大黒選手の注目は、鎌田大地選手(フランクフルト)。「彼がサガン鳥栖にいた頃からすごいと思って見ていました。最近は、得点力が出だしてとても楽しみ。シュートもスルーパスもうまい」と期待を寄せました。対して亜生さんは、三好康児選手(アントワープFC)を挙げ、「中盤の柴崎岳選手との絡みを見てみたい」とコメント。また、メキシコ戦は日本時間11月18日の朝5時キックオフと早朝スタートのことから、亜生さんは「録画して観いや、と言われますが、そこのモチベーションが違うんですよ!」と生で観ることの重要性を力説。昴生さんも「観るなら(リアルタイムで)じっと観たい。飲み物を取りに行ったとき、日本に点が入ったら俺のせいやと思ってしまう」と持論を展開し、続けて「昔、ハーフタイムでおかんが違う番組かけて、そしたら後半が始まっててしかも点を決められて…おかんのせいってなるもん」と亜生さん。このやり取りに、「よくわかります」とコメントする視聴者の方々もいました。最後は、「配信が1時間じゃなく2時間あったら~!」と名残惜しそうに叫びながら、ライブは無事終了。パナマ戦の結果はご存知の通り、1-0(南野拓実選手によるPK)で日本が勝利しましたね。それでは、ここからは、ananwebだけ! ミキのおふたりへのインタビューです!いよいよ11月18日朝5:00からメキシコ戦! 久保、南野の活躍は?観戦を終えたミキのおふたりに、試合の感想や東京オリンピックのオーバーエイジ枠、日本時間11月18日に行われるメキシコ戦の予想などをお聞きしました。ーーQ. パナマ戦の感想を教えてください。昴生 3バックからのスタートと今までスタメンで見たことなかった選手が見られたので最初からワクワクでした。メンバーが変わっても無失点が続いてることが素晴らしいし、メキシコ戦に期待が高まるなと思いました。亜生 3バックで板倉滉選手(フローニンゲン)とオフェンスに三好選手が入ってワクワクしました。後半、遠藤航選手(シュトゥットガルト)が入って、どんどん縦パスが通って、攻撃にテンポが出て見ていて楽しかったです! 贅沢を言わせてもらえば、流れの中での得点も見たかったです!ーーQ. スタメン出場した久保建英選手について、エピソードやプレーの感想を教えてください。昴生 以前、チョコプラさんと一緒にいるのを見て、チョコプラさんに少し嫉妬しました(笑)。パナマ戦では、後半遠藤選手からの前線へのパスでチャンスをいくつか作っていたので、代表初ゴールは近いなと思いました。ワールドカップもそうですけど、来年に迫る東京オリンピックでは、日本を背負って金メダルに導いてほしいです。そこで大ブレークして、ビッグクラブで活躍するのが目に浮かびます。亜生 まだ彼が幼く、天才少年と言われていた頃からいろいろテレビで見てきました。当時から僕は目をつけていました。彼がボールを持つと何かをやってくれるというワクワク感があります! ぜひゴールを決めてもらいたい。特に、右サイドから切り込んでのミドルシュートを見たいです! 東京オリンピックでは、日本にメダルを持ち帰ってきてほしいですね。ーーQ. PKを決めた南野拓実選手についてもお願いします。昴生 パナマ戦は、さすがエース、決めてくれると信じていました。10番に相応しい活躍だったと思います。メキシコ戦ももう任せました。亜生 昔、大阪の街で見かけたことがあります。イケメンですぐ気づきました(笑)。パナマ戦は、前線からのプレスがすごくて、スタミナもすごい。ずっと走ってはりましたね! メキシコ戦も勝利に導いてほしいです。ーーQ. 東京オリンピックについて。オーバーエイジ枠で出場してほしい選手を教えてください。昴生 カズさんです。僕は小さい頃からの憧れの選手でヒーローなので、ぜひカズさんに出場して日本を金メダルに導いてもらいたいです。亜生 柴崎岳選手(レガネス)。チームに安定感が出ると思います。これを機にビッグクラブへ行ってほしい。ーーQ. メキシコ戦で期待している選手とその理由を教えてください。昴生 冨安健洋選手(ボローニャ)です。高さでセットプレーからのヘディングゴールを期待したいです!現在、FIFAランク11位のメキシコ(2020年10月22日時点)を相手に、海外組オンリーの日本はどう立ち向かうのか。万全に体調を整えて、18日は早起きして応援しましょう!取材、文・伊藤順子
2020年11月16日子どもたちの「考える力」をサポートし、サッカーがうまくなるためにサカイクが制作した「サッカーノート」。質問に答えて書き進めていくことで、自分の考えを言葉にできたり、プレーのアイデアが湧いてくるのでおすすめです。そこで今回は、サカイクサッカーノートを熟知している、サカイクキャンプのコーチ陣に「このように活用すれば効果的」という使い方を教えてもらいました。ぜひ参考にしてみてください。(取材・文:鈴木智之)<<サカイクサッカーノートに込められた思い、たくさんかける工夫など制作秘話■書くことが苦手な子もスラスラ書けるサッカーノート菊池コーチはサカイクサッカーノートを「質問に答えることで、書くことがスラスラ出てくるノート」と表現します。「各ページに質問があるので、それに沿って自分で書き進められるノートです。自分の思ったことを素直に書くのが、一番いいと思います」サッカーノートを書き慣れていない場合、「何を書けばいいかわからない」という声を耳にします。そんなお子さんに対し、柏瀬コーチは次のようにアドバイスを送ります。「コーチやお父さん、お母さんにノートを見られることを前提に書くのではなく、自分はどう思ったかを、正直に書いていくといいと思います。ノートの中にある質問も、答えやすく、書きやすいものなので、できるところから始めてみましょう」菊池コーチは「サッカーノートはテストではないので、良い、悪いはありません」と話し、次のように続けます。「思ったことを素直に書く中で、1日、2日と書き進めると、内容が少しずつ具体的になり、変化が現れます。それが、考える力が高まっている証です。サカイクキャンプでも、初日と3日目のノートを比べると、見違えるようにたくさん書けるようになった子もいます」サカイクサッカーノートには、書き方の説明も記してあるので、何を書けばいいかわからなくなった場合、前のページに戻って「こう書けばいいんだ」と参考にすることができます。白紙のノートだと、何を書けばいいかわからず、戸惑ってしまうケースも見られますが、質問つきのサカイクサッカーノートは、その心配もありません。記入例※画像をクリックして拡大できます【詳細】子どもたちが自ら進んで書き出す、たくさん書けるようになるサカイクサッカーノートの表紙デザインなど■失敗の反省でなく、改善点などポジティブなことを書こうまた、サカイクサッカーノートは、開発者のひとり「しつもんメンタルトレーニング」の藤代圭一さんの「ポジティブな気持ちで、前向きに、サッカーも私生活もがんばってほしい」という想いが込められています。それも踏まえて菊池コーチは子どもたちには、「良かったことをたくさん書こう」と言っているそうです。「人間って、良かったことより、悪かったことの方が記憶に残りやすいですよね。『なんであの場面でシュートを外してしまったんだろう』とか、『自分のパスミスが失点につながった』とか。ネガティブなことを書き続けると、気持ちも下向きになってしまいます。なので、まずはできたことやコーチに褒められたことを書いてみる。その次に『こうすればできそうだぞ』など、改善点を書くといいと思います」サカイクサッカーノートには、イラストでプレーを振り返る箇所があります。サカイクキャンプのコーチ陣が「自由に書いてみよう」と言うと、「ドリブルでカットインしてシュートを打てた」「サイドでスルーパスを受けて、チャンスになった」など、子どもたちが楽しんでイラストを描いていくそうです。絵で描くことは、イメージトレーニングにもなるのでおすすめです。子どもたちが、楽しんで書き進めることができるサカイクサッカーノート。コーチや保護者の学びにも役立つようです。菊池コーチは「子どもたちが書いたノートを読むことで、自分が伝えたことが、どの程度浸透しているのか、理解しているのかという目安にもなります」と話します。「指導者としては、『自分が言ったことが、これぐらい伝わっているんだな』と確認の作業にも使うことができます。サカイクキャンプで『チャレンジ&カバー』を練習をしたのですが、子どもたちが書いたノートを見ながら『ここは伝わっているな』『ここは理解が不足しているな。使え方を変えてみよう』など自分の指導を振り返り、トレーニングメニューや伝え方を変更したこともありました」■サッカーノートを通じて会話だけじゃ伝わらない子どもの考えが分かる柏瀬コーチは「ノートを通じて、親子間でのコミュニケーションが円滑になるのも良いですよね」と笑顔を見せます。「試合中や試合後に、自分の子に対して厳しく言ってしまうこともあると思います。そこで、試合直後は厳しく言ってしまったけど、ノートには前向きな言葉を書いてあげたりすると、お子さんも親御さんの気持ちをわかってくれるのではないかと思います」柏瀬コーチの話を聞きながら、菊池コーチは「親子間のコミュニケーションに、ノートはすごく役立っています」と実体験を語ります。「ノートを見ることで、子どもがどんな一日を過ごしたのかを知ることができます。『今日のサッカー、どうだった?』と訊いても『普通』とか『勝ったよ』とか、素っ気ないことも多いのですが(笑)、ノートを見ると、どんなことがあって、どんなことを考えていたのかもわかるので、読むのが楽しみです」サカイクサッカーノートは改良を重ね、ひと足先にサカイクキャンプで導入しました。質問形式にすることで考えやすくなり、書く量も増えました。また、書き続けることで「思考力がついた」「文章の組み立てができるようになってきた」という声も聞こえてきます。「今まで、サッカーノートに何を書いていいかわからなかった子には、すごく書きやすいノートだと思います」(菊池コーチ)「ノートを書いていたけど止めてしまった子も、改めて『こうやって書けばよかったんだ!』とわかりますし、書こうという気になるノートだと思います」(柏瀬コーチ)何を書けばいいかわからなかった子達が書けるようになり、思考力アップの後押しをしてくれるサカイクサッカーノート。たくさんの子どもや保護者、コーチから好評のノートを、ぜひ試してみてください!【詳細】子どもたちが自ら進んで書き出す、たくさん書けるようになるサカイクサッカーノートの表紙デザインなど
2020年11月11日サッカーを思いきり楽しんでほしいけど、勉強も疎かにしてほしくない。親御さんたちの本音ですよね。元日本代表のキャプテン長谷部誠選手や中山雅史選手の母校で、サッカー強豪校であり、県内でもトップクラスの進学校、藤枝東高校ではどのように文武両道を実現しているか、小林公平監督にお話を伺いました。セレッソ大阪のU-15出身で、卒業後はプロ入りが決まっている稲葉楽選手からも、どのように毎日サッカーと勉強に取り組んでいるか聞いたのでご覧ください。(取材、文:本川悦子)藤枝東高校サッカー部の部員たち。この日はテスト明けで1週間ぶりの部活ということもあり、練習後もグラウンドで会話を楽しんでいました■長谷部誠選手らを生んだ文武両道の名門新型コロナウイルス感染拡大で開催が不安視されていた第99回全国高校サッカー選手権大会が、12月31日から1月11日に予定通り実施されることが決まりました。全国の高校サッカー部員にとって非常に明るいニュースと言えるでしょう。サッカー王国・静岡の名門・藤枝東高校もその朗報を受け、11月の決勝トーナメントに挑みました。J2・ツエーゲン金沢入りが決まっている3年生のDF稲葉楽選手も「今年は夏の高校総体がなくなり、全国大会は冬の選手権だけなので、何とか県大会で勝って本大会に行きたいです」と力を込めていました。残念ながら1日の東海大翔洋戦で0-2と黒星を喫し、全国行きは叶いませんでしたが、彼らは精一杯戦い抜いたことでしょう。過去4度の選手権優勝を誇り、中山雅史選手(アスルクラロ沼津)や長谷部誠選手(フランクフルト)ら数々の日本代表選手を輩出した同校は文武両道の名門として知られています。2020年度の偏差値は66と静岡県でトップ5に入っており、100人近いサッカー部員たちも勉強とサッカーを両立させています。セレッソ大阪U‐15出身の稲葉楽選手も「入学時点では成績が学年でも下の方だったけど、練習が終わって家に帰ってから必ず勉強をすることを日課にしたら目に見えて上がりました。周りも頭のいい子ばかりだし、『何事も自分から率先してやろう』という自立心が自然と養われたのがよかったと思います」とチーム全員の学習意識の高さを強調していました。■選手たちの精神的な不安を取り除くためにオンラインを活用藤枝東OBで長谷部選手の1学年下、大井健太郎選手(ジュビロ磐田)と同期に当たる小林公平監督も選手たちの自主性を尊重しています。「最後の選手権まで部活動を続けてほしい」という指揮官の思いに応えて、例年であれば、トップチームの選手は全員残り、Bチームの選手が早めに引退するのが常でした。しかしコロナ禍の今年はトップチームから引退者が出たといいます。「2月末に全国一斉休校となってから、僕らは3か月間活動を休止しました。まず感染しないことを第一に考えましたが、いつ再開できるのか、どの大会が行われるのか全く分かりませんでした。そういう中で受験を重視する選手が出るのは仕方ないという思いもありました。そんな中でも体力面をキープし、マイナスを最低限にとどめるための工夫は凝らしました。まず運動生理学やトレーニング理論を学んでもらおうと週1回のズームミーティングを始めました。加えて、管理栄養士による食事管理のミーティングを1回、トレーナーのリモートトレーニングを1回と合計週3回はオンラインで交流を持てるようにしたんです。選手たちは学校に来られず、練習もできなくて精神的な不安感を感じていました。私も精神科医の先生に相談しましたが、『オンラインでもいいからつながりを持てるようにした方がいい』とアドバイスを受け、実行に移しました」小林監督からのアクションに呼応するように、選手たちも絆を深める活動を率先して始めました。その1つが動画を使ったリレー。各自の目標を、動画を通じて伝えあったり、リフティングリレーをするなど、今どきの高校生らしい試みを始めたのです。4人1組でラインビデオを使ったリモートトレーニング動画を投稿するといった取り組みもありました。仲間が懸命に追い込んでいるのを見れば、「自分もやらなければいけない」という意識になるもの。そうやって選手個々が向上心を持ち続けて苦しい3か月間を乗り切ったのだといいます。■もっと選手を信じていい、選手たちは十分やれる「教師の自分にとっても、これだけ長期間の空白期間は初めてで、選手以上に不安感は強かったと思います。そこで自分もJFAのフィジカルトレーニングメニューを配信していただけるように旧知の先生にお願いしたり、指導者同士のオンライン交流会に参加したりしました。そこで感じたのは『もっと選手を信じていい』ということ。僕らが直接的に行動を起こせる機会が少なくなる中、彼らに自主的かつ主体的に行動してもらう場が増え、十分やれるなという手ごたえを感じたんです。3年生のレギュラーの選手が引退を決断したのは残念ですが、藤枝東としては進路も非常に重要だと考えています。我々としては高1の段階で希望を出してもらっていますが、スポーツ推薦や指定校推薦で関東大学1部や関西1部の大学には毎年選手がお世話になっていますし、一般受験で国公立やMARCH以上の大学に進む子も多い。そのあたりを基準にして文武両道にチャレンジしています。コロナを経てそういう意識を高めてくれる選手が増えたのは、前向きな点だと思っています」■サッカーノートを通して選手の内面を良く知ることができる藤枝東では小林監督就任2年目の2015年からアプリのサッカーノートを導入していますが、それも選手の自立心の高さを実感する一助になったようです。朝晩の体温・体調管理はもちろんのこと、選手が不安に感じていること、サッカーと学業を両立する上での懸念材料などを書いてもらい、毎日提出してもらうことで、彼らの内面に深く切り込むことができたといいます。「アプリだと休校期間も共有でき、選手とコミュニケーションを定期的に取れたので、非常に有難かったですね。6月の活動再開後は往復の電車や移動途中などに記入し、送ってもらっていますが、時間の有効活動という観点から見ても助かります。サッカーノートの中には、疲労度を1~10段階で判定し、選手自身に申告してもらう項目があるのですが、それも強度の高い練習を取り入れるに当たって有効です。選手権予選などの大きな大会前は追い込みたいという一方でケガも防がなければいけません。一番いい落としどころを探るうえでも役立っています。こうやって要所要所で数値を取り入れながら可視化できるデータを蓄積していけば、いずれは藤枝東サッカー部の大きな財産になる。そんな期待も抱いています」この記事が掲載される「サカイク」は、小学生向けなのでアプリではなく紙のノートですが、子どもたちがたくさん書けるようになる工夫を施したサッカーノートを販売しています。編集スタッフの依頼で小林監督にその内容を見ていただくと、「なるほど、これは書きやすいですね」と回答いただきました。サカイクサッカーノートの内容を見ていただきました小学生年代で、特にサッカーを始めたばかりでサッカーノートを上手く書けない子のために、いくつかの質問を用意して、書くのが苦手な子どもたちも自分の考えをたくさん書けるようになる工夫が施されているのですが、ページごとの設問を見て「ただ自由に書くのではなく、設問があることで思考力をつけるベースになりそうですね」「うちの選手たちにも聞いてみたい設問ですね」など高く評価してくれました。もともとITを駆使できる小林監督ですが、今回のコロナ禍を通して、利用できるテクノロジーを最大限生かしながら、強い藤枝東を築き上げていくことの重要性を再認識したようです。ご自身がITが好き、というのもあるそうですが「社会に出て重要なビジネスシーンで活躍する生徒も多く輩出する学校なので、最先端の情報に触れさせたいという思いもあるのです」と語ってくれた小林監督。彼らには文武両道の名門ならではのやり方で高校サッカー界に新風を吹かせてほしいものです。(後編に続く)小林公平(こばやし・こうへい)藤枝東高校出身。高校時代は県を代表する左サイドバックで、全国総体準Vや国体制覇などに貢献。国士舘大卒業後、藤枝東高非常勤講師、湖西高監督を経て2015年に藤枝東高校サッカー部監督に就任。
2020年11月02日現在、全国にて公開中の河瀬直美監督作『朝が来る』が、「第93回米国アカデミー賞」国際長編映画賞部門の日本代表作品に決定したことが分かった。直木賞・本屋大賞受賞作家の辻村深月の29万部を超える感動ヒューマンミステリー小説を、永作博美、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子ら出演で映像化した本作。実の子を持てなかった夫婦と、実の子を育てることができなかった少女を繋ぐ「特別養子縁組」によって、新たに芽生える家族の美しい絆と胸を揺さぶる葛藤が描かれる。カンヌ常連の河瀬監督は、本作でもカンヌ国際映画祭【CANNES2020】に公式選出され、その後、トロント国際映画祭をはじめ、サン・セバスティアン国際映画祭、釜山国際映画祭で上映が決定しているほか、北米・アメリカでの配給も決まり、フランス、スペイン、北欧、ブラジル、中国、韓国など、すでに26の国と地域で配給される予定だ。受賞に向けては、各国の代表作品の中から、ノミネート5作品が選定。近年では、是枝裕和監督作『万引き家族』が国際長編映画賞(従来の名称で外国語映画賞)にノミネートされている。このたびの選出を受けて河瀬監督は「本作品が描く、どんなことがあっても必ず朝は来ると思える希望の光を、日本代表として栄えある米国アカデミー賞国際長編映画賞部門の枠へ届けられることを誇りに想います」と喜びのコメントを寄せている。■河瀬直美監督コメント全文本作品が描く、どんなことがあっても必ず朝は来ると思える希望の光を、日本代表として栄えある米国アカデミー賞国際長編映画賞部門の枠へ届けられることを誇りに想います。撮影中、共に創りあげた俳優陣は、役を「生きる者」としてそこにあり、流す涙や心からの微笑みで嘘のない「本当」を作品に刻みました。映画を創るということは私にとってもうひとつの人生のようで、そこに降りそそぐ光や吹く風に勇気や希望を見いだします。子供のいない高齢の夫婦の元で両親を知らない私は養女として迎えられ、この生を慈しむことを知りました。運命的に出逢った本作品「朝が来る」には私が見てきたこの世界の闇と光が存在します。コロナ禍にあって、皆さんの生活が脅かされ、心が疲弊するとき、本作品に出逢っていただく時間は、少なからず「希望」を感じていただけるものとなりました。世界中の人々がその「希望」の光を持って、誰かに少しでも優しくなれる時間が訪れますように。明けない夜はない!大切な誰かと一緒に全国の映画館へ、公開中の「朝が来る」に出逢いに来ていただけると幸いです。映画監督河瀬直美第93回米国アカデミー賞授賞式は現地時間2021年4月25日(日)、日本時間4月26日(月)に開催予定。『朝が来る』は全国にて公開中。※河瀬直美の「瀬」は、正しくは旧字体(cinemacafe.net)■関連作品:朝が来る 2020年10月23日より全国にて公開©2020『朝が来る』Film Partners
2020年10月29日元バレーボール日本代表の木村沙織さんが、夫の日高裕次郎さんとYouTubeチャンネル『Saori & J STYLE【木村沙織&日高裕次郎】』を開設しました。2020年10月2日に公開された、記念すべき1回目の動画(予告編を除く)では、初公開かもしれないという夫婦の馴れ初めも語られています。中学生のときから、バレーボールの大会で、お互いのことを知っていたという2人の気になる馴れ初めは、こちらをご覧ください。少し緊張しながらも、ほのぼのとしたやりとりを繰り広げる2人の様子から、仲のよさが伝わってきます。コメント欄には、YouTube開設に対する喜びの声や今後の企画のリクエストが、たくさん寄せられていました。同時に、やはり皆さん、木村さんの顔の白さが気になってしまったようで…。「沙織さん透明度が凄すぎ。もう真っ白じゃん」「顔真っ白すぎて!そういうところも大好きです!」どうやら、機材トラブルがあったようですが、後日公開された次の動画には、これらのコメントに対して「白かったよね」「全面に浴びてたよね」と自ら大笑いする木村さんの姿も。現役時代から、天然キャラとして有名だった木村さんですが、夫の日高さんのフォローが絶妙で、ほっこりできる夫婦チャンネルになりそうです。まだ結婚式を挙げていないということで、いずれは、結婚式の様子もYouTubeで公開したいと話す木村さん。やりたい企画も色々とあるようで、これからどんなチャンネルになっていくのか楽しみですね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年10月23日秋や冬、春先など寒さを感じる季節のサッカーには防寒ウェアが欠かせません。この記事では、防寒ウェアの1つである「ピステ」についてその概要からメリット・デメリット、選ぶ時のポイントなどについて解説します。サッカーを始めたばかりでどのような用具を買えばいいのかわからない、というお子さんやその保護者の方はぜひ参考にしてみてください。ピステとはピステとは、サッカーの練習時に着用するウェアの1つです。主に使用されるのは長袖タイプのピステで、冬場などの防寒対策として活躍しています。多少の雨や風なら寒さをしのぐことができるので、身体を冷やすことなくプレーすることができるでしょう。裏地にメッシュや起毛が使われており、保温性の高いものや薄手の生地のものなど、バリエーションも豊富です。ピステは前面にファスナーがなく頭からすっぽり被るプルオーバータイプの防寒着のことウィンドブレーカーやジャージとの違いサッカーの防寒着というとウィンドブレーカーやジャージを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。これらのウェアも防寒対策として活用はできますが、ピステとの大きな違いがあります。それは、ウィンドブレーカーやジャージにはチャックがついていることです。サッカーの場合、胸でボールをトラップすることもあるため、チャックがあると胸トラップの際に金具にボールが当たり痛い思いをする可能性があります。一方で、ピステはチャックがなく頭からすっぽりとかぶるタイプのウェアなので、トラップ時に痛みを感じることもありません。ピステのメリットピステを着用すると様々なメリットが得られます。ここでは、ピステのメリットについて解説します。動きやすいウィンドブレーカーやジャージの場合、チャックがついていることもあり、着用時に重たさを感じることがあります。重いと動きにくくなってしまうため、いくら防寒対策になっても練習中の着用には向いていないケースもあるでしょう。一方で、ピステであれば、チャックがなく、非常に軽いため動きにくさを感じることはありません。選手のプレーの妨げにもならない点はピステの大きなメリットです。コンパクトになる薄手の生地のピステであれば、コンパクトな状態に畳むことができます。サッカーの練習に行く場合、ボールやシューズ、飲み物など荷物が多くなりがちなので、コンパクトになるピステは非常に便利でしょう。撥水性・速乾性に優れているものもピステの素材によっては、撥水性・速乾性に優れているものもあります。そのため、多少の雨や雪の中での練習であれば、特に濡れていることを気にすることもないでしょう。また、洗濯後はすぐに乾くので、練習が続く場合や練習の翌日に試合がある場合など、2日連続での使用にも向いています。洗濯をする親にとっても重宝するはずです。デメリットメリットの多いピステですが、デメリットも少なからず存在します。それは、薄手のピステの場合、生地が破れやすいことです。例えばプレーの最中にスライディングをしたり、転んだりすると破けてしまうケースもあるので注意してください。ピステの選び方ここでは、ピステを選ぶ際のポイントについて解説します。購入時は着用時のシチュエーションを考えて選ぶのがポイントです。サイズは少しゆったりしたものピステは、基本的に中にユニフォームや練習着を着た状態で着用します。そのため、サイズは少し大きめのものを選ぶようにしましょう。ユニフォームや練習着と同じサイズを選ぶとピステ着用時にパツパツになってしまうので注意してください。安いものを購入するのも◎デメリットとして紹介したように、ピステは破れやすいという特徴を持ちます。高価なものを買ってすぐに破けてしまう、となると後悔するかもしれません。そのため、破けて買い換えることを想定して、安いものを購入するのも1つの選択肢となります。まとめ今回は、ピステの概要とメリット・デメリット、さらには選び方などについて解説しました。寒い季節の練習には防寒対策が欠かせません。チャックがなくトラップ時に痛みを感じず、動きやすいピステは練習時におすすめです。バリエーションも豊富なので、お子さんに合ったピステもきっと見つかるでしょう。
2020年10月20日先月4日に結婚した元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈(37)と元サッカー日本代表の本並健治氏(56)が15日、都内で行われたSUBARUの新型「レヴォーグ」発表記念イベントに登場。2日前に同居をスタートさせたことを明かした。結婚翌日の5日に開催された「第31回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE」で結婚を電撃発表し、ステージ上で公開結婚式を挙げた2人。冒頭、丸山が「サッカーボールを追い続けて十数年、丸山桂里奈です。最近、ゴールを決めちゃいました!」とあいさつすると、本並氏も「最近ゴールを決められた本並です」とあいさつ。夫婦漫才のようなやりとりで笑いを誘った。PRイベントに2人そろって出演するのは今回が初めて。丸山は「PRイベントは初めてです。本当の話です」と強調し、本並氏は「これだけ取材の方が来られているのは初めてで、すごく緊張しています。ちょっとプレッシャーがかかっている。いろいろ彼女の言葉を解読しないといけない苦労が。頑張ります」と話した。結婚時には別居していた2人だが、丸山は「2日前にようやく同居しました」と報告。「少しずつ実感は湧いています」と心境を語った。また、報道陣から「少しふっくらと。おめでたかなと……」と妊娠の可能性を聞かれると、2人は「違います」「まだです」と否定。本並氏が「僕は(1964年の)東京オリンピックの年に生まれたので。来年に延びたので……」と来年誕生を希望すると、丸山は「それってすごくないですか! そんな奇跡ある!?」と興奮気味に話した。そして、丸山は「来年いいですよね」と期待しつつ、「あとは鳥が運んでくれるから、それは人間にはわからないので」とコウノトリ次第だと言い、「結婚して夫婦になっていますから、いつでもそういうことがあっていいということですよね」と語った。イベントでは、結婚祝いとして、車のトランクに花をいっぱい敷き詰めたトランクサプライズも行われ、2人は「すごい」「うれしい」と感激していた。
2020年10月15日株式会社 フィーゴは、イタリアのスニーカーブランド「HIDE & JACK」と元ドイツ代表のサッカー選手メスト・エジルによるコラボスニーカー「THE CAGE」を阪急メンズ東京・阪急メンズ大阪にて発売いたします。ご購入者にはメスト・エジル直筆のサインを両会場5名、計10名様にプレゼントさせていただきます。「THE CAGE」のデザインコンセプトは、メスト・エジルが貧しかった幼少期にサッカーを始めた、金網で囲まれたサッカー場「Monkey Cage」に由来しています。かかと部分のゴールドの箔はその金網、そしてダークブルーとホワイトレザーのカラーコンビネーションは、彼のルーツであるドイツ・ゲルゼンキルヒェンの街を表現しています。このスニーカーはすべてイタリアの職人の手により1点1点作られています。オリジナルのクロコ型押しレザーや柔らかなカーフレザーもすべてイタリアンレザーを使用しており、100%メイド・イン・イタリーにこだわっています。「THE CAGE」の詳細■品番OZLHBLUWHT/M■価格6万8,000円(税抜)■サイズ40、41、42、43、44■発売日と売り場10月14日(水)より、阪急メンズ東京5F スニーカーワールド10月21日(水)より、阪急メンズ大阪1F 紳士靴売場HIDE & JACK2014年、イタリア・ヴェネト州の中央に位置するトレヴィーゾにて、AlbertoとNicolaによるFranceschi兄弟によって創業したシューズブランド。ブランド名である、HIDE & JACKは、R.L.Stevensonの小説「ジキル博士とハイド氏」に由来。Instagram: Özilメスト・エジルは、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州ゲルゼンキルヒェン出身の元ドイツ代表のサッカー選手。シャルケ04、ブレーメン、レアルマドリードなど数々のチームを渡り歩き、現在はプレミアリーグのアーセナルFC所属。Istagram : & JACK日本公式サイト: & JACK日本公式インスタグラム:企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月15日サッカーをする子どもたちや保護者にとって、興味の対象である「トレセン」について、日本サッカー協会(JFA)ユース育成ダイレクターの池内豊さんに話をうがかいました。インタビュー後編では、トレセンの意義やオフ・ザ・ピッチでの取り組みなどをお伝えします。(取材・文:鈴木智之)日本独自の制度「トレセン」の意義とは(写真は少年サッカーのイメージ)<<前編:トレセンは日本代表への切符?どんなスキルを重視しているの?日本サッカー協会に聞いた最新トレセン事情■トレセンは日本独自の活動なぜ海外にはトレセンがないのか池内さんはトレセンの意義について、まずはこう話します。「トレセン活動の意義として、拮抗したレベルで練習や試合ができることがあります。子どもたちに『お山の大将』で満足しないように刺激を与え、勝ちか負けかどちらに転ぶかわからない相手と試合をする中で、『どうすれば、相手を上回ることができるか?』を考えるようになります。その環境を用意するのが、トレセン活動の意義のひとつです」上達のためには、レベルの拮抗した相手と試合やトレーニングをすることが必要です。その環境があれば、子どもたちは自ら考え、成長するための努力に視線を向けていきます。「ヨーロッパには、シーズンを通したリーグ戦があり1部、2部、3部とカテゴリーに分かれていることで選手のレベルに応じたリーグに参加できる環境が整っています。そして、一番上のカテゴリーである1部のクラブに、質の高い選手がいます。日本も育成年代にリーグ戦を導入し始めましたが、クラブのカテゴリー分けも含めて、整備している途中です。そのため、色々なチームに良い選手がいます。そこでトレセンを活用し、選手の発掘や刺激を与える場としています」池内さんは「ドイツには、日本のトレセンを参考にした活動がありますが、それ以外の国には存在しないと思います」と話し、その理由を「育成はクラブでするものという考えがあるからではないでしょうか」と言います。日本のジュニア年代では、リーグ戦を最優先ととらえないクラブも多く、ヨーロッパのように、リーグ戦を中心シーズンが進んでいく文化が浸透していないのが現状です。シーズンを通して、レベルが拮抗した相手との試合ができれば、一番の強化になるのですが、トーナメント形式をベースとした大会が多く、リーグ戦がカレンダーの中心になっていない以上、トレセンという日本独自の活動が広まってきたことも合点がいきます。■トレセンで実力を存分に発揮するための準備日本サッカー協会としても、トレセンをさらに有効活用できるように、リーグ戦の導入と平行して、トレセンの整備にも取り組んでいるようです。「これまで、トレセンの指導はボランティアの方々に支えられてきました。その環境を少しでも良くするために、47FA(都道府県サッカー協会)に技術の専任者を置いて、地域のトレセンのリーダーになってほしいと思っています。そこにJFAが補助金を出す形で進めていて、47FAのうち20ほどの地域で実施しています」静岡県では、すでにその制度が導入されていて、JFAのサポートを受けた専任者が指導しています。池内さんは「指導の質が上がり、選手のレベルも上がってきました。その成果が、(2019年の)国体(U‐16)での優勝にもつながっていると思います」と手応えを口にします。トレセンやセレクションなどの「選ばれる舞台」でプレーするのは緊張するもの。なかでも、経験の少ない子どもたちは、緊張して普段の力が出せないといったこともあるでしょう。そんな子どもたちに対し、池内さんは「前日や当日に何かをしたとしても、大きく変わることはありません。だからこそ、そこまでに何ができたか、いい準備ができたかが大切になります」とエールを送ります。「トレセンやセレクションで力が発揮できなかった、メンバーに入れなかったとしても『自分はこれだけやってきたのだから、後悔はない』という心理状態になれるかどうかです。プレー会場で不安を感じるのは、やり残したことがあるということ。次はそうならないように、頑張るしかありません。12歳のときにトレセンに選ばれなくても、コツコツやってきた子が追い越していく例は、たくさんあります。次のチャンスは絶対にあるし、それが報われる環境が日本サッカーにはあります」■サッカーがうまくなるために必要なことは日常生活にも関わっているトレセンではオン・ザ・ピッチのプレーに加えて、日常生活での取り組みや姿勢も大切にしているそうです。JFAのトレセン活動では、「トレセンの選手として」と題し、生活習慣の5か条を制定しています。それが、次の5つです。1:自分の物の管理に責任を持とう2:ルールを守ろう3:あいさつをしよう4:サッカー選手として、何をすべきかをいつも考えよう5:何事も積極的に!前向きに!池内さんは「自分で判断して実行することなど、サッカーがうまくなるためにすることは、実際の生活にも関わってきます」と言います。「ただし、大人が『あいさつしろ』『片付けしろ』『準備しろ』と言って、子ども自身に理解させず、形だけやらせても意味がありません。指導者に言われたから、チームのルールだからカバンをきれいに並べるのではなく、なぜカバンを並べたほうがいいのかを考え、そのために行動することが大切なのです。それができたら、ピッチの中で自分で判断して、実行したことが力になり、サッカー自体も伸びていくと思います」ピッチ内外で自分で判断し、行動すること。レベルの高い仲間と切磋琢磨すること。そのような日々の積み重ねこそが、サッカー選手としての成長につながります。トレセンはその一助になりますが、12歳の時点で選ばれなかったといって、悲観する必要はありません。子どもも保護者もそれを念頭に入れて、一喜一憂せず、自らの課題に向き合って、地道にトレーニングしていくことこそが、成長のためにもっとも大切なことではないでしょうか。池内豊(いけうち・ゆたか)現役時代はフジタ工業クラブサッカー部などに所属、1981年には日本サッカーリーグ1部で新人王を獲得。日本代表としてワールドカップ予選にも出場。引退後は名古屋グランパスエイトユースで指導者の道に進む。2007年にU-15日本代表監督に就任、2009年のFIFA U-17ワールドカップでも指揮を執った。現在はJFAユース育成ダイレクターを務める。
2020年10月12日サッカーをしている子どもたち、高学年になると「トレセン」の存在を知りますよね。チーム内で上手いと思っていた上級生がトレセンに呼ばれて行ってきた、というのを間近で見ることも増えます。プロになった選手たちも少年時代からトレセンに参加している経験を持つ選手も多く、上手くなりたい子どもたち、さらには保護者にとって「トレセンに選ばれるかどうか」は重大な関心事です。そこでサカイクでは、日本サッカー協会(JFA)のユース育成ダイレクターの池内豊さんに、トレセンの目的や選ばれる選手の特徴などをうかがいました。(取材・文:鈴木智之)トレセンでは何を見ているのか日本サッカー協会に聞きました(写真は少年サッカーのイメージ)■トレセンの目的はタイムリーに刺激を与えることトレセンとは、クラブを主とした選手育成と平行して、日本サッカー協会や都道府県協会、地区協会などが選手を選抜し、「個の育成」を目的に行う活動のことを言います。トレセンには、下から地区トレセン、47都道府県トレセン、9地域トレセン、ナショナルトレセンというカテゴリーがあり、U‐12年代から活動しています。トレセンの意義や目的について、池内氏は次のように言います。「トレセン活動自体は、30年以上前から始まっていて、12歳頃から選手をセレクトして、上を目指している子たちに、タイムリーに刺激を与えることを目的としています。(トレセン活動の最上位カテゴリーである)ナショナルトレセンでは、サッカーについての考え方などを、ナショナルトレセンコーチが選手たちにしっかりと伝え、最終的にはA代表につなげていきたいと思っています」トレセン活動の手応えについては「各地域から幅広く選手を見ることができるのは、ひとつの成果だと思います」と話します。「U‐12のナショナルトレセンから、U‐13/U‐14のエリートプログラムへの橋渡しができるようになり、エリートプログラムから、U‐15代表につながる選手が非常に多くなってきました。選手発掘の流れができてきたのは成果だと思います」■トレセンは将来を保証するものではない一方で、課題も感じているようです。それは、U‐15代表を経験した選手から、A代表へと上り詰める選手があまり見られないこと。「U‐12からU‐15までのつながりはできてきましたが、そこから上(A代表)への流れはまだまだです。私も監督をしていましたが、U‐17代表からA代表に進む選手は10%程度しかありません」これは言い換えると、12歳、15歳、17歳の時点で高い評価を受けていたとしても、将来どうなるかはわからないということです。池内氏もそこは認めていて、「U‐12のトレセンであれば、12歳の時点で良い子に刺激を与える場がトレセンであって、選ばれたからといって、将来につながる保証はどこにもありません。それは毎回のトレーニングで伝えるようにしています」と話します。「トレセンに選ばれたことで、選手や保護者が天狗になってしまうのは、我々が一番危惧することです。トレセンに選ばれなくても、悔しさをバネに頑張れば、絶対に次につながります」■「テクニック」とは判断力を伴うもの池内氏自身も、高校時代、自分以外のチームメイトのほとんどが国体メンバーに選ばれる中、選抜から漏れたことがありました。その悔しさをバネに「普段の3倍練習した」ことで、国体選抜を飛び越えて、年代別の日本代表に入った経験があるそうです。とくに12歳前後の年代は、成長による個人差が大きい時期です。身体の大きさ、パワー、スピードといった部分では、成長速度や生まれ月による影響など、様々なことが関係してきます。「私自身、育成年代に何十年と携わっていますが、子どもの頃は成長に個人差があるので、見極めが難しいです。12歳の時点では、プラスマイナス5歳ほど、成長に個人差があると言われています。指導者はそれを頭に入れて、評価することが大切だと思います」サッカーには、身体の大きさや成長スピードに関わらず、高めることができるものがあります。それがテクニック(技術)です。池内氏は「成長の個人差に関わらず、テクニックを身につけることは必要です。そこに早熟、晩熟は関係ありません」と、言葉に力を込めます。「テクニックとは、技術に加えて判断を伴うものです。状況を観て、判断して、一番良いと思うプレーを選択し、そのための技術を発揮する。そのすべてを『テクニック』という言葉に込めています。ボールを止めて、蹴る動作の質を高めるのは当然のことで、サッカーは動きながら、ゴールに向かいながら、どういうテクニックを発揮することができるかが大切になります。ぜひ、動きながらのテクニックを身につけてほしいと思います」サッカーの試合中、ボールに触っている時間はほんのわずかです。テクニックに加えて「オフ・ザ・ボールの動き」も同時に身につけていくことで、試合の中で消えることなく、攻守に関わることができるようになります。「テクニックの他に大切なのは、ボールを持っていない場面(オフ・ザ・ボール)での動きの質を上げることです。具体的には、ボールに近い所での攻守に渡るサポートです。攻撃ではボールを失わないためのサポートや、相手の守備を突破するためのサポート。守備では味方が抜かれた時のサポート、ボールを奪うためのサポート。ボールから遠いところでも、ポジションをしっかりととることを含めて、ボール周辺のオフ・ザ・ボールの動きは身につけてほしいと思います」■相手との駆け引きや判断を伴う中でのシュート練習をそして何より、「シュートのテクニック」を高めることにも、目を向けてほしいそうです。「サッカーの目的はゴールを決めることなので、子どもたち全般に言えることですが、シュートのテクニックはもっと練習してほしいですね。どこにボールを蹴るかというコントロールもそうですし、相手との駆け引きや判断を伴う中でのシュートは、もっとトレーニングした方がいいと思います」技術だけでなく、判断をともなう「テクニック」を身につけること。それが将来、良い選手になるために必要なことと言えるでしょう。トレセンでは、レベルの高い仲間と切磋琢磨することで、より精度の高いプレーをするためにはどうすればいいかを考えたり、コーチのアドバイスから刺激を受けられる場になっているようです。後編では、トレセンに向けた準備やリーグ戦の意義などについて、話は進んでいきます。池内豊(いけうち・ゆたか)現役時代はフジタ工業クラブサッカー部などに所属、1981年には日本サッカーリーグ1部で新人王を獲得。日本代表としてワールドカップにも出場。引退後は名古屋グランパスエイトユースで指導者の道に進む。2007年にU-15日本代表監督に就任、2009年のFIFA U-17ワールドカップでも指揮を執った。現在はJFAユース育成ダイレクターを務める。
2020年10月08日大好きな人からの励ましや応援は大きな力になるものです。それは時に奇跡を起こすほどのパワーになることがあります。イタリアのサッカー1部リーグ『セリエA』の『ラツィオ』に所属する19歳のイレニア・マティッリさんは、2019年12月に交通事故に遭いました。同乗していた友人は命を落とし、イレニアさんは助かったものの昏睡状態に陥ってしまったのです。トッティからの激励を聞いた女性に奇跡が起きる昏睡状態が続くイレニアさんが目覚めることを祈る家族は、ある人物に彼女へ激励メッセージを送ってもらえないかと頼むことにします。その人物とは、『ASローマ』で活躍し、イタリア史上もっとも偉大なサッカー選手の1人といわれるフランチェスコ・トッティ。海外メディア『CNN』によると、トッティはこの依頼を快諾。イレニアさんに向けて「頑張れ。あきらめるな」と呼びかけるビデオメッセージを撮って家族に送ったのです。そしてそのビデオをイレニアさんの前で再生したところ、彼女に回復の兆候が見られたのだそう。ローマの病院はトッティのビデオが「イレニアさんが目覚める『カギとなる役割』を果たした」とコメントしています。数か月後、意識を取り戻したイレニアさんは筆談で「トッティに直接会いたい」というメッセージをつづりました。すると本当にトッティ本人がお見舞いにやってきたのです。 Roma fan Ilenia Matilli was left in a coma in December by a car accident in which her friend sadly died❤️ @ASRomaEN legend @Totti recorded an encouraging video message for her months ago & on Monday he was there as she emerged We are all with you, Ilenia pic.twitter.com/ffkszY0CFf — FIFA.com (@FIFAcom) September 28, 2020 トッティとイレニアさんは1時間ほど一緒に時間を過ごしたのだとか。トッティは彼女に「早く退院して、元の生活に戻れるといいね」と伝えたということです。この心温まる出来事を紹介したFIFAの公式Twitterの投稿には、イレニアさんの回復を祈る声や、代表引退後もファンを大切にするトッティへの称賛コメントが寄せられています。イレニアさんは退院したらトッティと一緒にディナーを食べることを楽しみにしているのだそう。憧れのスターとの約束は、間違いなく彼女の回復を助けるパワーになることでしょう。イレニアさんが1日も早く全快して、トッティとの再会が実現するといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月07日銀座ロフトでは2020年10月1日より、日本を代表するクラフトコーラ専門メーカーとして話題の”伊良コーラ”とコラボレーションした「伊良コーラ スペシャルフェア」を展開いたします。クラフトコーラとはスパイスや柑橘類をブレンドして作りだされる上品な甘みが特徴で、近年の健康志向の高まりを背景に、ヘルシードリンクとして幅広い世代に人気が高まっています。伊良コーラは漢方由来の体に良いクラフトコーラとして、100年以上前のオリジナルレシピに基づき、本物のコーラの実や15種類以上のスパイス、柑橘類を使って手作業で作られています。スライスレモンと炭酸水で割っていただく基本の味わい方に加え、ウィスキーやビールなどのお酒と組み合わせたりアイスやヨーグルトにトッピングするなど、多彩なアレンジを楽しめます。今回のスペシャルフェアでは、大人気の伊良コーラの販売や、伊良コーラを食材として使用したバーガーなど、オリジナルメニューの提供も行います。「伊良コーラ スペシャルフェア@銀座ロフト」概要期 間:2020年10月1日(木)~11月4日(水)売 場:1階 カフェ&フード売場 特設会場およびロフトフードラボ◇販売商品例: ※価格は税込み●「IYOSHI CRAFT COLA(240ml)」・・・・・540円 ※数量限定「魔法のシロップ」を最適な配合比率の炭酸水で割り、追いスパイスしたもの。瓶を開けてそのまま美味しくいただけます。●「魔法のシロップ S(100ml)」・・・・・1,200円 写真2. 本物のコーラの実を使って作られたクラフトコーラシロップ。2人分ほどのお試しサイズ。◇オリジナルメニュー例: ※価格は税別 ※なくなり次第終了●「伊良コーラ」・・・・・500円その場でシロップと炭酸水で作る出来立ての生コーラ。国産レモンスライスの香りがマッチ。●「伊良コーラプルドポークバーガー」・・・・・580円伊良コーラを使用した、肉汁たっぷりのやわらかなプルドポークバーガー。バンズには厳選小麦と自家製酵母でこだわって製造されている「GARDEN HOUSE CRAFTS」のパンを使用。バーベキューソースやピクルスにも伊良コーラを使用しており、スパイシーかつフルーティーな味わいです。●「伊良コーラミートメルトサンド」・・・・・780円ミートソース、マッシュポテト、モッツァレラチーズを組み合わせたボリューム満点のホットサンド。隠し味に伊良コーラを使用しており、コクのある仕上がり。<伊良コーラとは>100年前のレシピを基にした生のクラフトコーラ。東京・下落合にある、伊良コーラの代表であるコーラ小林氏の祖父、伊東良太郎氏の和漢方工房を改装したコーラファクトリーにて粉砕機など当時の物を修理し手作業で作られています。2018年青山のファーマーズマーケットでの移動販売から始まり、2020年2月には工房のすぐ隣で出来立てのコーラが飲める「伊良コーラ総本店下落合」がオープン。そこには伊良コーラが大事にしている「顔の見えるものづくり」を伝えたいという思いがあります。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年09月28日「2020ミス・アース・ジャパン日本大会」が16日、都内で行われ、埼玉県代表でお茶の水女子大学2年生の東出あんな(とうで あんな・20歳)さんが日本代表に選ばれた。ミス・ユニバース、ミス・インターナショナル、ミス・ワールドと並び、世界4大ミスコンテストのひとつとして、2001年から毎年開催されている「ミス・アース」。80カ国以上の代表が参加する世界大会の出場権をめぐり、日本代表を選ぶ日本大会のファイナルがこの日行われ、約2,600人の応募者から29都道府県の地方大会を勝ち抜いた29人のファイナリストが出場し、グランプリとなる「2020ミス・アース・ジャパン」に埼玉県代表の東出あんなさんが選ばれた。東出さんは「この度は2020ミス・アース・ジャパン日本代表に選んでいただき、本当にありがとうございます。コロナ禍の中で無事に開催できるように準備してくださった関係者の方々や支えてくださったすべての皆さまに心から感謝を申し上げます。それとずっと私と二人三脚で一緒に頑張ってくれた双子の妹に心から感謝します」と感謝の言葉を口にし、「これからミス・アースの日本代表としての使命と責任を忘れずに頑張っていきたいと思います」と11月29日に開催される世界大会への意気込みを語った。また、「正直実感があまり湧いてないんですが、この大会のために頑張ってきたので本当に嬉しいです」と笑顔を見せながら、発表された瞬間の気持ちを「涙が出るかなと思っていたんですが、涙が出ずに感謝の気持ちが溢れたという感じでしたね」と振り返った。壇上でのスピーチでも語ったように、日本代表になるためにともに頑張ってきた双子の妹には「良い結果を報告できるのでうれしいです」と感謝しきりだった。東出さんはお茶の水女子大学の理学部生物学科で学ぶリケジョだ。将来については「大学院で研究したいと思います。その後は何も考えてないので、これから夢を見つけていきたいと思います」と進学希望だといい、気になる芸能界進出は「今のところ考えていません」と否定的だった。東出あんなさんが獲得したミス・アース・ジャパン以外では、2位のミス・エアー・ジャパンには栃木県代表の塙江里奈(26歳)さん、3位のミス・ウォーター・ジャパンには大阪府代表の枡田奈津子(22歳)さん、4位のミス・ファイアー・ジャパンには岩手県代表の堤渚紗(21歳)さんがそれぞれ選ばれた。
2020年09月17日元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈(37)と元サッカー日本代表の本並健治氏(56)が5日、さいたまスーパーアリーナで開催された「第31回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE」(TGC)にサプライズ登場し、結婚を電撃発表した。ステージ上で公開結婚式を挙げた2人を直撃し、馴れ初めや結婚相手に決めた理由などを聞いた。○■丸山から好きになり告白「人間離れしていてかっこいいなと惹かれて」4日に入籍した2人は、「マイナビウエディング」のステージにウエディングドレス姿とタキシード姿で登場。牧師役を務めた元日本代表の前園真聖氏の言葉に導かれて永遠の愛を誓い、“誓いのキス”として投げキッスを交わした。スペランツァFC大阪高槻の監督と選手という関係だった2人が夫婦に。結婚式後に2人に心境を尋ねると、本並氏は「実感があまり湧かない。徐々に、なんですかね」と話し、丸山は「人妻になったという響きがかっこいい。人妻なんですよね」と“人妻”という言葉をかみしめた。丸山は、もともと本並氏のことが人として好きだったが、今年に入ってから恋愛相手として意識。「もともと知っている人で、そのときはそんなに顔の形とか見てなかったんですが、こんなにはっきりしている顔ってあるんだなと。人間離れしていてかっこいいなと惹かれていき、気持ちというより体からという感じでした」と本並氏のかっこよさを改めて感じて好きになり、本並氏に告白したという。「『好き』ということは言いました。『すごい好き』よりもすごい好きだし、『もっと好き』って言われたらもっと好きだし、ただの『好き』が0だとしたら、100とか1000とか万とか、それくらい好きというのは伝えました」と本並氏への愛の大きさを語る丸山。本並氏は回答を保留することなくOKしたそうで、「好きなんやなーって思いました」と告白されたときの心境を振り返り、「魅力的な人。人を惹きつける魅力があり、彼女のいるところは盛り上がる。人が集まってくるというのがすごく魅力だなと思いました」と話した。○■プロポーズなく、本並氏が丸山の両親に結婚話そこから2人の時間を重ね、8月に入ってから本並氏が結婚を意識。丸山へのプロポーズよりも先に、丸山の両親もいるときに結婚の意思を伝えたそうで、「8月に入ってから結婚を意識して、けじめをしっかりしないといけないなと思い、タイミングがちょうどよかったので。彼女もいて、パッと見たら泣いていました。どういう涙かわからないですけど」と説明した。「私は(結婚について)しゃべるとは思ってなかった」と突然の結婚話だったという丸山は、「なんで泣いていたかというと、自分のお父さんとお母さんの気持ちになっちゃって。たぶん親の気持ちになったらこうなのかなって」と涙の理由を告白。自身の気持ちを尋ねると、「順番というものがあるじゃないですか。先にプロポーズして、そのあとにお父さんとお母さんに言うものなのかなって、私は構えていましたから。昭和の人間なので昭和でくるかなと思ったんですけど、新しかったですよね。飛び越えて言うっていうのは新鮮でした。自分の中ではまだプロポーズされたとは思っていない」と順番が逆だと指摘しつつ、「そりゃうれしいですよ!」と喜びを語った。本並氏は「コロナでしゃべれなかったり、離れ離れというのもあって、そこで気持ちの部分は近寄っていった。結婚すればいろんなことができるだろうし、堂々と付き合えるかなと思ったので」と結婚を決意した心境を告白。交際していく中で新たに知った一面に惹かれたそうで、「親孝行な部分もありますし、すごく気を遣うんです。コロナに関してもすごくケアしているし、こう見えて神経質。ぶっ飛んだ発言をしているけど、逆にしっかりした部分も目立ってくきて。いい子だなと思いますね」と明かした。一方、丸山は結婚相手に決めたポイントについて、「顔も好きですけど、一緒に歩いていると全部太陽を吸収してくれて、私はそこまで直で日に当たらないから、そういうのはすごくいいかなと」と丸山らしい独特な点を挙げてから、「動物に優しい。優しいだけではなく動物が寄ってくる人間で、すぐ犬になめられているんです。人間だけでなく動物にも愛されている人がいいなと思って」と、優しさあふれる本並氏の人柄に惹かれたと説明した。○■楽しく、健康第一の結婚生活を! 10月から同居スタート昨年9月に丸山を取材した際、自身にとっての師匠は誰かという質問に対し、本並氏を師匠の1人として名前を挙げ、「私は怒られたことがほとんどなかったんですけど、一番サッカーの大事なときにすごい怒られた。私のために怒ってくれるというのが初めてだったので、人間として尊敬できるなと思った。私が不満を言っても、納得することが返ってくる方で、同じ人間としてすごい」と尊敬の思いを語っていた。選手時代の監督であり、師匠として尊敬していた人が夫に。丸山は「師匠が旦那様になっても、弟子にはならなくてもいいですよね? 妻で大丈夫ですよね? とすると、師匠は卒業かもしれないです」と宣言し、「でも、私は体育大卒で目上の人には従おうというのがあるので。あと、私は骨太な人についていきたいので、背中を見て歩いていきたいと思います」と加えた。2人が目指すのは、楽しく、そして健康第一の規則正しい結婚生活とのこと。丸山は「一緒にいて楽しいのがいいですが、3食ご飯を食べるというのも大事。私よりも年齢が上なので、しっかり食べてもらってちゃんとした生活を。よく寝て食べる。そうじゃないと体力がつきませんから」と、年齢差もあり健康をより意識しているそう。本並氏も「栄養をしっかりとって長生きしようということです!」と話し、また、「僕は好きなことをやってくれたらいい。人生1回しかないですし、やりたいことをやってくれたら。人に迷惑をかけなかったら何でもいいです」と語った。同居は「10月から」とのこと。丸山は「場所は言わないですよ」と言い、「都内ですよね?」と念のため確認すると、「都内です。23区。もうちょっとヒントを出すなら、20区。3区減りました!」と答え、本並氏が「減った3ってどこだ!?」とツッコミ。丸山の発言について「意味わかります?」とフォローしてくれる場面もあり、お互いのことを理解し合っている熟年夫婦のような雰囲気もあった。
2020年09月06日元女子サッカー選手であり、『なでしこジャパン』の一員として活躍し国民栄誉賞にも輝いた、丸山桂里奈さん。現役引退後はタレントとして活動し、明るい人柄で人気を博しています。元『なでしこジャパン』丸山桂里奈が結婚を発表2020年9月5日、丸山さんは埼玉県の『さいたまスーパーアリーナ』で行われたイベント『第31回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE』に出演。新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン配信となった今回のイベントで、丸山さんは純白のウエディングドレスをまといステージに登場しました。タキシード姿で共に現れた、元サッカー日本代表で解説者である、本並健治さんと結婚したことを発表!同じく元サッカー日本代表の前園真聖さんが神父役になり、オンラインで公開結婚式を行いました。サンケイスポーツによると、丸山さんは2人のなれそめについて、このようにコメントしたそうです。壇上でなれそめを聞かれた丸山は「きっかけは私が好きになったこと。もともと人間として大好きでしたが、今年に入ってから唇をもってかれたいなと思うようになりました」と告白。本並氏のタキシード姿を見て「顔も黒だし、黒い服ばっかりだから全然違う人に見えた」と大喜び。本並氏も「いつもジャージかユニホームしか見ていないのできれい。新鮮ですね」と笑みがはじけた。サンケイスポーツーより引用丸山さんと本並さんの公開結婚式にネットを通して多くの人が驚き、祝福しました。「丸山さんの性格なら熱い妻になりそう!」「日本代表カップル誕生!めでたい!」「いい意味でビックリ!幸せなニュースで嬉しい」といった声が上がっています。きっと、笑顔あふれる素敵な家庭になることでしょう。ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2020年09月05日元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈と元サッカー日本代表の本並健治氏が結婚した。4日に入籍した2人は、翌5日にオンライン開催された「第31回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE」(TGC)に2人そろってサプライズ出演し、ステージ上で結婚式を行った。「マイナビウエディング」のステージで、ウエディングドレス姿の丸山とタキシード姿の本並氏が登場。元日本代表の前園真聖氏が牧師役を務め、ステージで公開結婚式を挙げた。MCのNON STYLEが驚くと、丸山は「マジです」と答えた。また、丸山は「きっかけは私が好きになったこと。もともと人間として大好きで、今年に入ってから唇をもってかれたいなと思うようになりました」と告白。今年になってから交際をスタートさせ、スピード結婚となった。2011年に行われたサッカー女子ワールドカップで、日本を初制覇へと導く歴史的ゴールを決めて注目を浴びた丸山。引退後はタレントとして多くのバラエティ番組で活躍している。一方、本並氏は、ガンバ大阪やヴェルディ川崎でゴールキーパーとして活躍し、引退後はなでしこリーグ・スペランツァFC大阪高槻の監督や、サッカー解説者などとして活動。スペランツァFC大阪高槻では、丸山と選手・監督の関係だった。
2020年09月05日元バルセロナで現在はヴィッセル神戸でプレーするアンドレス・イニエスタ選手。世界最高峰のプレーを日本で見られるのは本当に幸せなことですよね。そんなイニエスタ選手が、自身の理念を伝えるサッカーアカデミー「Iniesta’s Methodology(イニエスタ メソドロジー)」では、自身の経験やビジョンを次世代の子どもたちに伝える指導を行っています。そんなイニエスタ選手が日本の子ども達と共有したいこととは。昨年開催された「Iniesta’s Methodologyスペシャルエディションin神戸」で語った内容をご覧ください。(取材・文・写真:貞永晃二)Iniesta’s Methodologyスペシャルエディションin神戸参加者の子どもたちと記念撮影(C)貞永晃二■イニエスタが日本人の子どものと共有したいことイニエスタ選手のアカデミーでダイレクターを務めるフアン氏が夢について講義を行いました(C)貞永晃二特別講義「夢を叶えるために大事なこと」の講師を務めたフアン・カルロス氏はアカデミーのテクニカルダイレクターを務める人物で、イニエスタ選手が9歳の頃、故郷スペイン・アルバセテのクラブ「アルバセテ・バロンピエ」でプレーしていた当時に出会いました。その後20年以上の間イニエスタ選手の成長と活躍ぶりを見守り、サッカーを通じて親交を深めてきたことでイニエスタ選手が厚く信頼する方です。講義では、イニエスタ選手の華麗な選手人生を振り返りながら、夢を叶えるために大事なことを伝えました。フアン:「彼は自分がどのようにサッカーというものをどのように感じているのか、どのように捉えているのか、楽しんでいるかを日本人の子どもたちに伝えて、そして感じてほしいのです。このメソドロジーはイニエスタ選手が練習してきた内容をそのまま練習しようというプロジェクトで、世界でもトップ選手であるイニエスタ選手がしているようにトレーニングをして、サッカーが与えてくれる情熱を日々感じていく練習をしています。彼は日本の子どもたちの持つ特徴や、日本の文化にとても興味を持っているので、自身のサッカーへの情熱を伝えて、日本の子どもたちが持っているサッカーへの情熱を共有したいのです。このイニエスタ メソドロジーで、子どもたちと共有したいのは『どういうふうに教えて、どういう経験をして、プロ選手になっていくか』ということです。人としてどんな価値観を持ち、経験を積んできたか説明して子どもたちの能力に合った練習を挿入して組んでいきます。そこで注意していることは、相手、味方、ボール、スペースの確保、ピッチ上でボールを受けるときのポジション、相手を突破するのか、相手の裏をかく動きをどうやるのかなど、できるだけ質の高い練習を考えています。そして個人としても、チームとしても成長することを目指します」■認知・判断・実行の向上ができるトレーニング子どもたちとミニゲームを楽しんだイニエスタ選手(C)貞永晃二フアン氏は、イニエスタ選手が大切だと考えている考えは、自己犠牲、努力、向上心、情熱、チームワークの5つだと教えてくれました。そこからトレーニングの内容を作っていくのだそうです。フアン:「Iniesta’s Methodologyでは常に試合をイメージして、ボール、味方、対戦相手を重視して練習します。そして、イニエスタ選手自身の反省から来ていることは技術、戦術、体力、そしてメンタルを同時に向上できるような練習を取り入れていることです。子どもの年代では心も体も成長しますから、認知能力、判断能力、実行能力という3つの能力の向上を目指します。子どもたちのモチベーションを高めることで、練習意欲や参加する姿勢を養います。そして何よりもサッカーを楽しみながら学んでもらうことです。これが一生続けるべき学び方だと考えているのです。子どもたちにはどういうところを好きになったのか、どこに注意を払ったのか、何に興味があったのかを聞き出します。そうすることでイニエスタ選手とともに練習内容を考えるときに、子どもたちの欲求に応えられるような練習にしたいからです」と指導哲学を教えてくれました。子どもたちは「楽しい」からサッカーを続けたくなる、それをしっかり大人が理解して接することが大事なのです。これは指導者だけでなく、親も参考になる意見です。■プロ選手になりたければ学校の勉強も大事質疑応答で子どもたちが「プロ選手になるにはどのようなことを続ければいいですか?」と尋ねるとフアン氏は「たくさん練習をして、たくさん努力して、学校でよく勉強すること。そして親とコーチの言うことをよく聞くこと。そして練習ではいっぱい楽しむこと」と答えました。サッカーの技術的な回答を予想していた保護者達にとっては予想外の答えだったようで、会場では大きな笑いが起こりましが、イニエスタ選手がこのメソドロジーで伝えたいのは、サッカーに関することだけではなく、『アスリートとして大切な日常の立ち振る舞いやケガを防止するための身体のケアなど、人間的な成長を目的とした機会を創出』することなのです。サッカーのプレーだけでなく、勉強や人間性などオフザピッチの生活も重要な要素なのだと理解することができる言葉でした。■イニエスタが子どもたちに伝えたいことその後行われた実技指導では、子どもたちはお揃いの背番号8のユニフォームでピッチを駆け回りました。小2、3年生組と小4~6年生組に分かれ、ラダーを使ったウォームアップから、フェイントを入れたドリブル練習やミニゲームの中にじゃんけんや遊びの要素を挟んだもので自然に笑顔になれる楽しめるトレーニングが紹介されていました。途中で登場したイニエスタ選手は記念写真撮影のあと、実際のトレーニングメニューやミニゲームに参加して子どもたちと触れ合いましたが、メソドロジーで最も重視するのはやはり「サッカーを楽しむ」ことなのだということが伝わってくる内容でした。最後にイニエスタ選手とメディアの一問一答をご紹介します。【イニエスタ選手の一問一答】――子どもたちに囲まれてどういう感想を持ったか?アンドレス・イニエスタ(以下、イニエスタ)子どもたちと一緒の時間を楽しんでいます。私が日本に来た目的、理由の1つが自分のサッカーの理解の仕方を、サッカーの未来を担う子どもたちに教えたいという気持ちです。そういった意味でこれは大事なプロジェクトですし、やっていて楽しめるプロジェクトでもあるので、子どもたちにはこのイベントで楽しい時間をすごしていただきたいなというふうに思っています。――10歳前後の子どもたちが身につけるべきスキルはどういうものか?イニエスタ:彼らは育成年代でこれからどんどん育っていく年代なので、いろいろな要素を練習していく必要がありますが、本当に基礎的なこと、頭を上げて周りを見る、味方が周りのどこにいるかを判断する能力や、例えば両足でキックできるように技術を磨くというところが重要になります。ただ、そういった技術が高いだけでなく戦術もフィジカルも重要です。こういった場では子どもたちにいろいろな要素を教えていくことで彼らが成長していく中でどんどん総合的にサッカー選手としての力を身につけていけるようにやっています。特に重要だと思うタスクの1つがチームプレーです。サッカーというのは1人でプレーするものではなくて、チームとしてプレーしてはじめて成り立つものなので、やはり子どもの頃からゲームの中でのポジショニングや味方を見つけることや味方とのコンビネーションなどを学んでいくことが大事だと思いますし、このイニエスタ メソドロジーではそういうところを重点的にやっています。――子どもたちの教訓となるような座右の銘にしているような言葉があれば教えて下さい。イニエスタ:いつも言うことでもあるのですが、子どもの頃から、そしてキャリアを通してやり続けてきたことは、『学び続ける、成長し続ける姿勢』です。監督の話を聞いて、監督をリスペクトして、また毎日新たなことを学ぶ姿勢を持つこと、チームメイトと協力し合ってチームメイトを成長させたり、逆にチームメイトから学ぶことだったり、先ほども言いましたように、サッカーというのはチームスポーツなので大事なフレーズというか、コンセプトとしてはやはりサッカーにおいては周りが自分を成長させてくれますし、自分も周りに与えるものもある。そういう協力関係があってはじめて成立するスポーツなので、そこを理解していくことが大事かなと思います。――親元を離れバルサのカンテラに入られたわけですがご両親はどのように支えてくれましたか?イニエスタ:確かにあれは難しい時期ではありました。離れて生活するようになったこともあって、親はいつも私のことを助けてくれました。アルバセテにいた頃から、練習に連れて行ってくれたりして犠牲を払ってくれましたし、実際に離れて生活するという意味でも彼らが払った犠牲は大きなものだったと思いますし、人生はいい時ばかりではないので、両親はいい時も悪い時も私を支えてくれましたし、家族の意味はそういうところにあるのかなと思っています。【オンラインイベント決定】イニエスタ選手のトークセッションを8月31日開催!日本サッカー、日本の子どもたちのサッカーの「良いところ」「スペインとの違い」イニエスタ選手が12歳の頃の1日のスケジュールについてなどを語ります。テレビ放送、Webのアーカイブ配信ナシ。リアルタイムでしか見られない貴重なイベントです。ぜひご参加ください。詳細・申し込みはこちら>>■イニエスタ選手に質問するコーナーもあのイニエスタ選手に直接聞けるチャンス※事前抽選があります■サイン入りユニフォームを抽選で8名にプレゼント!!※お申込時に振られるお申込番号が抽選番号となります
2020年08月25日アメリカの女子サッカープロリーグ「ナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ」(以下「NWSL」)は、ナタリー・ポートマンらセレブが新しい女子サッカーチームを設立することを発表した。チーム名はまだ決定していない。ナタリーは「NWSL」を通して声明を発表。「今日、私たちはワクワクするような一歩を踏み出しました」「素晴らしい方々とパートナーシップを結び、ロサンゼルスにプロの女子サッカーチームを設立する機会に恵まれ、とてもうれしく思います」と語った。オーナーはナタリーのほかにエヴァ・ロンゴリア、ジェニファー・ガーナー、ジェシカ・チャステイン、アメリカ・フェレーラ、テニスプレイヤーのセリーナ・ウィリアムズら女性セレブが大半で、なんと、セリーナの2歳の娘アレクシス・オリンピアちゃんまでもが名を連ねており、男性メンバーにはセリーナの夫アレクシス・オハニアンがいる。オハニアンは出資者となった理由を「女性のためのスポーツの機会を作り出すことは、私と妻にとって非常に大切なこと。娘のためにも、よりよい未来を作る一部になりたいのです」と語っている。オーナーメンバーの多くは、昨年女子サッカーのアメリカ対ベルギーの試合を観戦し、「Time’s Up」と連動して選手たちの性別による賃金格差の解消を訴えていたメンバーでもある。(Hiromi Kaku)
2020年07月22日トップアスリートがゲームで真剣勝負する“eスポーツ”に日本サッカー協会(JFA)が本格参戦!日本代表プレイヤーも誕生したということで、JFAのeスポーツ担当・森田恭平さんに詳しくお話を伺いました。現役サッカー選手とコラボで早くも話題に!4月、日本サッカー協会(JFA)は、新たな日本代表のカテゴリー「サッカーe日本代表」に2名を選出した。2人は自粛期間中にオンラインで開催されたJFA主催や協力の大会やイベントに参戦し、元日本代表の岡崎慎司選手とタッグを組んだり、なでしこジャパンの岩渕真奈選手と対戦したりして、多くの視聴者にその華麗なテクニックを印象づけた。「彼らは本来なら5月に開催予定だった国際サッカー連盟(FIFA)主催の国別対抗eスポーツ大会『FIFA eNations Cup』に出場するために選ばれました。2人とも世界に通用する実績を持つ凄腕。ランクでいうなら日本サッカーと同じくらいの位置にいると思います。コロナ禍において大会は中止となりましたが、今回のオンラインイベントで素晴らしい活躍をしてくれました」と、JFAのeスポーツ担当・森田恭平さん。有名選手と一緒に出場したことも収穫だったという。「昨年の同大会を視察したのですが、eスポーツの強豪であり先進国のフランスでは、サッカーe代表がエムバペ選手など世界的なスター選手と対戦し、それをSNSで発信してe代表をアピールしていました。いずれe日本代表も広く知ってもらえたらと考えていたので、ちょうどいい機会になったと思います。今後も代表選手×サッカーe日本代表でできることを模索していきたいですね。また、オンラインの国際試合や、いずれはオフラインの全国大会開催も考えています。そして、リアルのサッカー代表戦の前座のような立ち位置で、試合前に同カードのゲーム対戦をやるのも面白いかなと。サッカーe日本代表の新しいイメージを作っていきたいですね」FIFA eNations Cup 2019(ロンドン)森田さんが視察した、FIFAによる初の国別対抗eスポーツ大会。20か国が招待された。©Getty Images森田恭平さんJFAマーケティング部所属。「eスポーツの魅力は性別や年齢、障害のあるなしに関係なく楽しめること。女性でも仮にサッカーで彼氏に勝てなくても、eスポーツなら勝てます!」※『anan』2020年7月15日号より。取材、文・伊藤順子(by anan編集部)
2020年07月16日サッカーでは、試合中に攻守が目まぐるしく変わり、予想外の事の連続です。そんなとき、いちいちピッチ外の監督やコーチの指導を仰ぐことはできません。だからこそ、自分で判断し動くことができる選手になることが大事になります。自分で考える力はサッカーだけでなく社会においても必要なスキルです。今回は、「幼少期から常に自分で考えることを意識していた」というU‐23世代の注目選手、三好康児選手(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー)にお話を伺いました。(取材・文:松尾祐希写真提供:UDN SPORTS)自分のプレーを掘り下げて「どうして」を追求していたという三好選手のサッカーノートの書き方は、上達するためにも必要な思考力をつける書き方なので参考にしてください■小学生時からスパイクは自分で管理現在はベルギーのアントワープでプレーする三好康児選手。U‐23日本代表でも主軸を担っており、来年開催予定の東京五輪でも活躍が期待されるプレーヤーです。そんな三好選手がサッカーと出会ったのは今から小学校1年生の時でした。三好選手はお兄さんの影響を受けて地元・川崎の中野島FCでサッカーを始め、小学校5年生の時に川崎フロンターレU‐12に入団をしました。当時から自分で何でもこなす性格だったそうで、3人兄姉の末っ子でご両親やご家族に頼れる環境があっても過度に甘えることはなかったと振り返ります。「小さい頃は兄と姉がおり、親も含めて色々と身の回りの面倒を見てくれていました。ただ、常に『自分のことは自分でやるように』と言われていましたし、特に川崎フロンターレのアカデミーに入ってからはその意識が強くなりました。クラブの方からも『人間として自立しないと選手として上に行けないぞ』と常に言われていたんです」中でも三好選手が小学校時代から気を遣っていたのが、スパイクの管理です。練習後は汚れを落とし、常に自分で手入れをしていたそうです。なぜ、三好選手が道具の管理を徹底したかというと、私生活とプレーがリンクしていると考えていたからでした。「自分が使う道具なのでスパイクを大事にしていました。スタッフからも、そうした細かい気配りが『プレーの最後に出るんだぞ』と教わっていましたし、『サッカーの部分だけではなく、私生活の取り組みがピッチに出る』と言われ続けていたんです。そこから自分で様々なことを考えるようになりました。たとえば、『ゴミ拾いをすることでその行いが良いプレーに繋がるかもしれない』。そういう考えを自ら持って、やっていたのを今でも覚えています」■「なぜそのプレーをしたのか」サッカーノートで自分のプレーを掘り下げていた"勝負の神様は細部に宿る"。そうした想いでサッカーに取り組むのと同時に、三好選手が重視していたスタンスがありました。"常に考える"ことです。そう思うようになったのは川崎フロンターレに入団してからだったそうで、サッカーノートを付けながら自身と向き合っていたと言います。「川崎フロンターレに入ってからは毎日サッカーノートを付けていました。おこったことや自分の感想を書き連ねる日記みたいに書くのではなく、どういうことが起こって、どうしてそういうプレーをしたのか、なぜそう考えたのか。一つの行動に対して掘り下げていく。そんな風にサッカー面以外も含めて、どういう思いでアクションを起こしたのかを整理していました。それまでは気持ちよくプレーしているだけだったのですが、プロのサッカーチームのアカデミーに入ったことで一気に意識が変わりましたね」小学校の時から自立に向かって歩き始めていた三好選手。中学では早くから頭角を表し、中学校2年次には飛び級で川崎フロンターレU‐18に昇格しました。周りの仲間たちよりも一足早く高校生の舞台に足を踏み入れる環境はサッカー面で大きな意味を持ちましたが、ピッチ外での経験も自身の自立をより促したと言います。「中学生と高校生の間にある数年は大きな差を持っています。その中で高校に進学するといろんな誘惑があるのを目の当たりにし、サッカーをやる上で何が大事かを確認できました。中学から高校に進級すると、大人に近づくのでいろんな誘惑が絶対に生まれます。その中でどれだけ流されないでいられるか、自分自身を持って何が必要なのかを常に考えるようになりました。僕自身はサッカーに夢中だったし、プロになりたいと思っていたので遊びたい欲求やほかの様々な誘惑をそんなに感じていませんでしたし、僕は惑わされることはなかったです。中学2年生からU‐18チームでプレーしていて、早くトップチームのカテゴリーに昇格したいと思っていたので遊びたい欲はあまりなかったですね」■私生活で人を手伝う、助けるなどのスタンスはピッチでも出るまた、中学時代に海外遠征へ行った経験も三好選手を子どもから大人に成長させる大きな要因になりました。特に世代別日本代表でプロを目指す仲間と切磋琢磨できた環境や、異国の地で味わった様々な体験は小学校時代から培ってきた考え方をさらに深めるきっかけになったと言います。「世代別代表ではA代表のように何から何まで揃っているわけではありません。ウェアなどは揃っている部分はありましたが、シューズの手入れも含めて色んなことを自分でやらないといけなかったんです。荷物の管理なども選手の仕事。だからこそ、よりチームのために何が必要なのかを考えて行くようになりました」徐々に自立していく三好選手ですが、すべてが順調にいったわけではありません。失敗を重ねながら成長をしてきました。特に今でも覚えているのが、代表合宿中の出来事です。「U‐16かU‐17の代表合宿中に怒られた経験があります。練習前にグラウンドへ荷物を運ぶ分担をみんなで決め、僕は水を運ぶ係りに決まったんです。行きは水を持って行ったのですが、帰りは水を消費したので何も持たずに宿舎へ戻りました。すると、スタッフの方から『どうして何も持たずに帰っているの?』と聞かれたんです。そこで、『水がなくなって持つものがありません』と答えると、『そういうことではないだろ』と怒られました。その時はただ自分の分担していたものがなくなったから持たなくて良いと思ったんです。当時は中学生だったので、指摘されてムッとした部分もあったのですが、よくよく考えてみたら、チームを思えば、できる行動はあったんですよね。他の誰かを手伝ったり、重い物を持っている人を手伝うとか。そういうスタンスはピッチで出ます。プレーでも人を助けることで自分を助けてもらえるかもしれません。サッカーは助け合いのスポーツですから。そういうチームスポーツの大切さを私生活の部分から学びましたね。上に行けば、行くほど細かいことを言ってくれる人は少なくなりますし、サッカーの面でも周りから言ってもらえるのは、期待をされている証拠でもあります。何も思っていなければ言ってもらえないので、自分は本当に恵まれていました」■活躍するために重要なのは自分自身を理解すること三好選手は高校進学後、川崎フロンターレU‐18でプレーし、2014年の8月に翌シーズンのトップチーム昇格を勝ち取りました。誰もが幼少期を経て多感な思春期を歩みます。その中でいかに大人になっていくのか。自立をする上で、 "常に考える"ことが大きな役割を果たしました。その結果、三好選手は"自分を理解する"ことに繋がったと言います。「一番は自分自身を理解することです。現在のチームメイトは全員プロなので、試合へ出るために競争があります。その中で自分が試合に出て、結果を残すことを考えていかないといけません。そういう意味では、幼い頃からプロになるために何をすべきかを考えてきたので、その習慣がプロになってより生きたと思います。中には何も考えずに能力だけでプロになれる人もいるかもしれませんが、プロになった時に周りはいろんな特徴を持った選手がいます。自分よりも強力な武器を持っていたり、身体の強さを持っていたり。そういう選手に対し、どう戦っていくかを考えなければいけません。自分がどうすべきか、監督にどうやったら認めてもらえるか。でも、周りみんなライバルで、誰もが自分を使ってほしい、自分が一番だと思っているわけで、僕が何をしたらいいかなんてほとんど言ってくれません。だからこそ、小中高で自分で考える力を身に付けることが大事だと思います後編では海外でプレーするために必要な力と語学の重要性について迫ります。
2020年06月18日スマホやパソコンなどに搭載されたカメラと音声機能を使い、離れた相手とも連絡がとれるようになるサービス『Zoom』。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響により、飲み会から仕事の会議まで、さまざまな場面で活用されるようになりました。そしてついに、スポーツ観戦でも『Zoom』が活躍するように…!「圧迫感やばい」「選手は、これでいいのか?」とネット上がザワついた、デンマークのサッカーリーグの試合風景がこちらです。フィールドの周囲に設置された画面上には、サポーターらしき人たちの姿が!それぞれ自宅で観戦している姿が映し出され、その光景は異様でもあり、新鮮でもあります。【ネットの声】・こういう観戦スタイルがあったらいいな~と、まさに思っていました。・これぞ本当に『ホーム感』。・新しくてワクワクしますね!コロナウイルスの影響により、無観客試合が強いられているスポーツ業界。その逆境をばねに新たな観戦スタイルを模索する姿勢は「素晴らしい」のひと言です!今後、この観戦スタイルが継続されるのかは分かりませんが、新たなスタンダードになる可能性も考えられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月01日サッカー日本代表のチーフアスレティックトレーナーを務める前田弘さんが、おこもり中に誰でもできる「体にいい習慣や簡単ストレッチ」を教えてくれました。第2回は、たった30秒でできる肩こり、疲労、ストレス軽減テクをお伝えします。文・伊藤順子つらい肩こりや疲労、ストレスに。毎日やりたい簡単テク毎日のパソコンワークに、子どもの抱っこやおんぶ、スマホに集中してしまった後など、「肩こった~」と悲鳴を上げる人は多いでしょう。また、おうち時間が長くなり、環境が変わったことで疲労やストレスが溜まっている人も少なくありません。そこで、一流アスリートの心身のケアサポートを担う、サッカー日本代表のチーフアスレティックトレーナーの前田弘さんに、それらを改善できる簡単テクをお聞きしました。前田さん たった30秒でできるケアです。前回ご紹介した入浴時でもいいですし、仕事や家事、育児の合間に行ってもいいです。その方法は、ツボ押しです。押す場所と注意事項に気をつければ、これらの不調、悩みを軽減することができます。ーーそれでは、さっそく詳しくお伝えします!肩こりに効くツボ合谷(ゴウコク)・手の甲から見て、親指と人さし指のつけ根の骨と骨の間(親指と人さし指を開いてできるV字形の底部)を刺激します。・3~5秒間、指で押しましょう。これを3~5回繰り返します。もう片方の手も同様に行います。前田さん このツボは、肩こりだけでなく、ほかに頭痛や歯痛、目や鼻の不快な症状、五十肩など、おもに上半身の症状に効果的です。ストレス、疲労に効くツボ足の三里(サンリ)・膝の外側、お皿の下に人さし指の端を当て、指幅4本分(3寸)下がったところを刺激します。・3~5秒間、指で押しましょう。これを3~5回繰り返します。もう片方の足も同様に行います。前田さん 消化器疾患、消化器症状の特効穴として最も有名なツボで、疲労に対するアプローチとして、古くから用いられています。具体的には、このツボを刺激することで、胃や結腸運動を促進させる一方で、ストレス負荷により亢進した結腸運動を抑制(改善)することがわかっています。膝痛、腰痛、下半身のさまざまな症状にも効果的です。また、ツボ押しやマッサージをすること自体、脳の視床下部という場所でつくられる、幸せホルモンと呼ばれる、オキシトシンが分泌されます。これによりストレス軽減が期待できるので、際立った不調がなくても毎日の習慣として取り入れると、より快適に過ごせるのではないでしょうか。最後に、ツボ押しの際の注意点をお伝えします。必ず、一読してくださいね。ツボ押しの注意点・むやみに強く押さない。・痛みや不調を感じたら中止しましょう。・妊娠初期や中期などに強い刺激を与えると、流産する可能性があるので注意が必要です。・押す部位を怪我している場合は行わないでください。・食後時間をあけて行う、飲酒後はNGです。ーー以上、肩こり、疲労、ストレスを軽減できるテクをご紹介しました。前田さん、ありがとうございました。次回は、前田さんに、生理痛を緩和する簡単テクを教わります。お楽しみに。Information前田 弘(まえだ ひろし)さん日本代表チーム チーフアスレティックトレーナー参考資料・「鍼灸臨床最新科学」・Prog Neurobiol. 2009 Jun;88(2):127-51・Oxytocin: the great facilitator of life.・Lee HJ1, Macbeth AH, Pagani JH, Young WS・The American Journal of Chinese Medicine Vol.36,No.01,pp.1-24(2008)・A Systematic Review of Acupuncture and Moxibustion Treatment for Chronic Fatigue Syndrome in China・Tianfang Wang Qunhao Zhang Xiaolin Xue and Albert Yeung©seb_ra/Gettyimages
2020年04月29日編集部:学研キッズネット編集部酒井高徳選手、家長昭博選手、稲本潤一選手、黒川淳史選手等、日本を代表するプロサッカー選手をはじめ、多くのトップアスリートのコンディショニングサポートを行う株式会社ライフパフォーマンスは、緊急事態宣言下で自宅待機を余儀なくされている全国のサッカー少年・少女向けの遠隔サポートサービスを開始したことを発表しました。概要について本サービスは既に、沖縄県・石垣島のサッカー少年・少女向けに配信しているサービスの特別版として、全国まで拡大した緊急事態宣言下で運動不足に陥りがちの子ども達に向けたサポートプログラムです。次世代育成の観点から、プロサッカー選手の日常を感じてもらいながら、目標意識の醸成とコンディショニングに関する正確な知識を配信型の遠隔サポートにより習得できます。また酒井高徳選手はじめ、この目的に賛同したプロサッカー選手達が、子ども達に働きかけるコンテンツも配信します。サービス利用料は無料。(1)目的●将来を担う子ども達にプロサッカー選手を身近に感じてもらい、新たな行動のきっかけを作る。●プロサッカー選手の日常や正しいコンディショニングに関する情報提供を通して、スポーツライフマネジメントについて学習し、実践する能力を身につける。●体力・運動能力の向上を通して、スポーツ活動(特にサッカー)のパフォーマンスの向上を図る。(2)内容プロジェクト名:「はじめの一歩(特別編)」対象:スポーツ(特にサッカー)に興味のある小中学生および保護者期間: 2020年4月29日(祝・水) 〜2020年5月31日(日)費用:無料方法:グループコミュニケーションアプリ「BAND」を利用した情報発信配信頻度:3日に1度テーマ:「子どもとアスリートの日常を繋げる“食う・寝る・遊ぶ(動く)”」詳細:弊社所属トレーナーから遠隔サポートサービスにより、ジュニアアスリートに必要なコンディショニング方法を配信。また、この目的に賛同するプロサッカー選手の日々の取り組みについて紹介を行います。(3)プロジェクト効果・外出自粛期間の子供達の体力の維持・向上。・コンディションに関する正しい情報を入手が可能。・プロサッカー選手の日々の取り組みを知ることによる目的意識の育成。(4)参加方法下記、URLをクリック後に「BAND」アプリをインストールすると自動的にグループへ招待されます。2.今後の展開本プログラムを終了後、利用者の声を集約し事業化も検討。【株式会社ライフパフォーマンス】「トップアスリートのコンディショニングを全ての人に」をテーマに、トップアスリートと同様のコンディショニング手法を広く提供。「日々のパフォーマンスを支えるのは、自身のライフスタイルにある」という考えの元、運動のみではなく、栄養、休養(睡眠)を各専門家がサポートをする「マルチサポートシステム」を確立。弊社運営施設LP BASE では、トップアスリートのみならず、ビジネスパーソンをはじめ、ジュニアアスリートや中高年者へのコンディションサポートも行なう。社名:株式会社ライフパフォーマンス(英名:LIFE PERFORMANCE CO.,LTD.)本社:東京都港区虎ノ門二丁目5番4号末広ビル7階設立年月日:2017年2月14日事業内容:トップアスリートのコンディション管理、コンディショニングジム運営・管理、チーム・学校法人とのアドバイザー契約、企業・団体向け 従業員パフォーマンス管理、トレーニング商品の共同開発及び販売代表者:代表取締役/共同代表大塚慶輔・岡本健一会社公式サイト:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年04月29日2020年4月14日現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で行動の自粛が求められています。緊急事態宣言が出された地域では、娯楽施設や百貨店などの多くの店が自粛要請に従って営業を取りやめ。しかし、生活に必要な食料品売り場やコンビニエンスストアはほぼ通常通りの営業を行っています。ネット上には自粛によって家から出る機会が減ったことから、営業しているスーパーに家族全員で買い物に来る人たちがいるという声が上がっていました。一般社団法人全国スーパーマーケット協会(以下、全国スーパーマーケット協会)は、「スーパーは遊び場、レジャーランドではありません」と、一家総出での買い物を控えるよう訴えています。感染症流行中も休業しないスーパー「家族で出かけられる!」と思っている人に協会が注意丸山桂里奈「自粛も何もないじゃん」元サッカー日本女子代表で、タレントの丸山桂里奈さんが街で見た光景へについて苦言を呈し、共感の声が寄せられました。全国スーパーマーケット協会の呼びかけもむなしく、丸山さんが街で見たのはスーパーに人がたくさんいる光景でした。緊急事態宣言や自粛要請といいつつも、外出は禁止されていません。しかし、スーパーには家族総出で買い物に来ていたり、マスクもしないで外出している人がいたり、感染防止の意識が足りない人が多くいたのです。丸山さんは「『自粛』っていったって、結局難しい気がする」と苦言を呈しました。自粛て言ったって、結局難しい気がする。諦めてるわけじゃないけど、あれだけスーパーに人がいて、普通に行列に並び、家族揃って律儀にスーパーに行くひとたち。みんな我慢してるし、逆に我慢出来ずにマスクもせずに出かける人達がいたら、自粛もなにもないぢゃん。— karina maruyama丸山桂里奈 (@marukarichan11) 2020年4月13日 また、仕事で買い物になかなか行けない人や、買い物することで経済が回ることを考えながらも、自粛の意識が足りないと指摘。仕事柄だったり、経済的にてなったり色々あるかもしれないけど、でも自分がまずならないことで、なったとしたらまず人にうつさないことで、なおかつ大切な人の為と考えたら普通はしっかり自粛するよね。それにはまず人混みに行かない、行くなら最低限の数で行かなきゃだし、一人一人が考えなきゃだよ。— karina maruyama丸山桂里奈 (@marukarichan11) 2020年4月13日 投稿を読んだ人たちからはさまざまな声が寄せられていました。・本当にその通りだと思います。・小さい子供がいるとそうはいかないんだよね…。なるべく気を付けます。・大切な人を守りたいなら、今は我慢する時。・スーパーで働いているけど、本当に家族で来る人が多い。家族で買い物に来ている人の中には、小さな子供がいて留守番ができなかったり、荷物を運ぶ人手が必要だったりといった理由がある人もいるかもしれません。ですが、できるだけ感染拡大に繋がらないよう一人ひとりの意識を高めていきたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年04月14日サッカーのプレーでよく聞く「判断力」。最近のサッカーではとくに重視されるものですが、サッカー経験のない保護者には「判断力」と言われてもよくわからないもの。そこで今回は三菱養和サッカースクールU‐12の田中大蔵コーチ、U‐11の冨田将司コーチに、判断力とはなにか?そして判断力を高めるためにどうすればいいのかをうかがいました。(取材・文:鈴木智之写真:新井賢一)自分がいま何をすべきか考えて行動できる選手は、中学以降にグッと伸びることもあると田中監督は言います<<前編:育成の名門、三菱養和サッカークラブに聞いたサッカー上達につながる「判断力」の身につけさせ方■サッカーだけがうまくても良い選手にはなれない――判断力のある選手とは、どのような選手でしょうか?田中:判断力がある=賢い、状況にあったプレーを選択ができる選手だととらえています。そのためには当然ですが、技術も必要になります。チームとして狙っているサッカーがあり、それを「プレーモデル」というのですが、コーチが「こういうプレーをしてみよう」「このスペースを使うことを意識してみよう」と提示する中で、状況に応じて一番良いプレーを選ぶことのできる選手が、賢い選手だと思います。冨田:U‐11もU‐12と同じ考えのもとに指導しているので、私も田中コーチと同じ意見です。三菱養和のジュニアでは、小学5年生が選手育成コースのスタートになります。サッカーでは、基本的な技術や判断を大切にするのですが、サッカー外のところも大事にしていてます。子ども達はサッカーをする一面と、小学生という一面を持っているので、サッカーだけがうまくて、学校生活がダメな子はゆくゆくはいい選手になれないと思っています。たとえば、試合に行くときに、公共の場で他の人に迷惑をかけるような行動をしてはいけないですよね。サッカー面以外の日常生活で、しっかりとした行動ができるのも、判断力だと思います。――日常生活とサッカー面での判断力は、どの程度、関係していると思いますか?田中:2019年度の『全日本U‐12 サッカー選手権大会 東京都中央大会』で準優勝したのですが、大会の優秀選手に選ばれた選手は、日常生活でもしっかりとした行動ができる子たちでした。我々指導者が、合宿でその振る舞いを見て「各部屋のリーダーだな」と納得した子たちが、ピッチの中でも良いプレーをしています。やはり、自分がいま何をすべきかを常に考えて行動ができる子は、試合中も自分で考えて判断して、プレーしていると思います。そのような人としてのベースがあれば、小学生時代に結果を残せなくても、中学生になってグッと伸びることもあります。冨田:日常生活がサッカーに通じることは、たくさんあります。たとえば、練習が終わったあとに、用具をどこに片付ければいいかを考えて実行できる選手は、試合中もよく考えて動いています。私は養和のOBなので、「考えて行動する」という部分を大切にしてきた歴史を肌で感じてきました。いまはコーチの立場として、選手になにか伝言をするときにも「この選手に頼めば、自分の意図が他の選手たちにしっかり伝わるだろう」といったことも考えています。■コーチが言ったプレーがベストとは限らない。選手自身が判断することが大事――サッカー面で判断力を高めるために、どのようなアプローチをしていますか?田中:まずはコーチがチームとしての方向性を整えますが、最終的には「ボールを持って判断して、実行するのはキミだよ」という形です。 そこでいいプレーをすると褒めますし、「いまはのタイミングだと、少し遅かったぞ」「背後のスペースに走ってもいい状況だったよね」といった会話を積み重ねていきます。練習の前には、トレーニング状況の説明と目的を話します。小学生にどこまで理解できるかは未知数ですが、それを積み重ねることで理解が深まっていくのだと思っています。冨田:判断を良くするためには、判断をする材料を持っている必要があります。三つある判断材料の中で、一番良い判断をするという風にすれば、小学生にも伝わりやすいのかなと思っています。ボールを持った選手が、前に行くのか、斜めなのか、横なのか。サッカーはゴールを奪い、ゴールを守るスポーツなので、優先順位はゴールです。ゴールを目指したいけど、前にいる相手にボールを取られたくない。その中で、良い判断をすることが大切で、プレーを成功させるためには技術も必要になります。右足しか使えない選手は両足を使える選手と比べて、選択肢が減ってしまいますよね。そのために、右足も、左足も使えるように練習に取り組んでいます。コーチが言ったプレーとは違う選択をしても、選手自身の決断を削がないようにあえて何も言わないこともあるという冨田コーチ――判断力を高めるために、指導をする上で気をつけていることはなんでしょうか?田中:コーチの言うことが、すべて正解と受け取られないように、気をつけています。サッカーは相手の逆をとると、チャンスになります。難しい局面でも、自分が行けると思えば、ドリブルを仕掛けてもいいわけです。そこで「こうしなさい」と命令はしません。チームが狙っている形をコーチが示して、「だから、このコースを狙っていこう」「状況が変わったら、このスペースも使えるよね」と選択肢を持てるようにしてあげて、そこから選手がベストの選択ができるように働きかけていきます。すべて自由にプレーさせると収拾がつかなくなってしまうので、チームとしてのプレーのイメージ、目指す方向性の中で、選手がよい判断ができるようにアドバイスを送っていきます。冨田:コーチが「こうプレーしよう」と言うと、選手たちはそればかりをしようとするんですね。でも、サッカーは相手があり、状況が変わるスポーツなので、すべての局面でコーチが言ったプレーがベストとは限りません。たとえばパスのことを言い過ぎると、前のスペースが空いていた状態でも、ドリブルではなく、パスをしてしまう。そこには選手自身の判断がありません。プレーを外から見ていて、アドバイスをしたくなることもありますが、あえてなにも言わないこともあります。選手が自分で判断して、決断することを削がないように気をつけています。「目的は何か」を常に考えながら練習に取り組むことで理解力、判断力もついてくるのです田中:いまの話で言うと、試合中、みんながボールを受けに行こうとしすぎてしまうことがあります。でも「ボールを受ける目的は何ですか?」と考えると、ボールを受けて、ゴールに向かっていくことですよね。ボール保持者がフリーであれば、相手のディフェンスラインの裏を狙えばいいわけです。最初はまず、選手たちにやらせてみて、プレーの中で「サッカーの目的は何?」と聞きながら、気づかせていきます。そうすると、相手の背後でボールを受けるようなプレーが増えていくので「ナイスプレー」と褒めて、そこを狙っていこうと伝えます。チームとして、今いる選手の特徴、やりたいサッカーに合わせて、良い判断や選択肢も変わってくると思うので、そこは指導者として常に意識しています。いかがでしょうか。判断力を高めるためにはサッカーのどんな練習をすればいいのか、と思いがちですが、実は学校や家での過ごし方も大事なのです。まずは自分の事を自分で決断する習慣を身につけること、コーチが言ったことをそのままプレーするのではなく、その選択がベストなのかを常に考えながらトレーニングに臨むことで、判断力がついていくということです。ついつい親が色々先導してしまいたくなることもあるかと思いますが、自分で考えて動ける選手になってほしいのであれば、まずは家でも自分で決断させることから始めてみてください。<<前編:育成の名門、三菱養和サッカークラブに聞いたサッカー上達につながる「判断力」の身につけさせ方三菱養和サッカースクールヨーロッパ諸国のクラブをモデルとして創立した日本サッカーのパイオニア的サッカースクール。一貫指導システムによる、発育・発達に応じた練習内容で、段階的な育成を行っている。U‐18年代は日本クラブユースサッカー選手権で優勝3回、準優勝7回、高円宮杯全日本ユース(U‐18)サッカー選手権大会(現高円宮杯 JFA U‐18サッカーリーグ)では3位が2回など輝かしい成績を残している。U‐18年代は高円宮杯 JFA U‐18サッカープリンスリーグでプレーしており、2019シーズンは関東4位。巣鴨と調布でサッカースクールを運営。小中学生年代でも多くの実績路残している。育成クラブとしての成績もさることながら、永井雄一郎、田中順也、加藤大、小川佳純、相馬勇紀、中村敬斗ら多くのJリーガーを輩出している。三菱養和サッカースクールのクラス内容、カレンダーはこちら>>田中大蔵(たなか・だいぞう)三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニア監督武南高等学校サッカー部キャプテンとして、全国高校サッカー選手権大会に出場。東京経済大学に進学し、2004年から三菱養和サッカースクールで指導を始める。巣鴨ジュニアコーチ、巣鴨ジュニアユースコーチを経て、2019年より巣鴨ジュニア監督を務める。日本サッカー協会公認B級ライセンス冨田・将司(とみた・まさし)三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニアコーチ三菱養和SC巣鴨ジュニアユース、ユースチーム出身。ユース時代にはキャプテンとして高円宮杯U‐18プレミアリーグを戦った。その後専修大学に進学し、3度の関東リーグ優勝を経験。大学を卒業とともに現役を引退し指導者の道へ進む。三菱養和SCのスクールコーチ、サポートコーチを歴任し2018年より巣鴨ジュニアU‐11コーチに就任。日本サッカー協会公認C級ライセンス
2020年02月10日サッカーU-23日本代表の2020年初陣となる「AFC U23選手権タイ2020」が開催中です。五輪イヤーの幕開け、残念ながら厳しい船出となってしまいましたが、これを糧に上昇すればいいだけです。そこで、もっと日本代表を応援するべく、彼らをより深く知ろうではありませんか。今回は昨年11月6日に発表され、すでに選手が着用している新ユニフォームに注目。込められた思いや、あっと驚くトリビアをお伝えします。あわせて寒い日の観戦にぴったりの公式ブランケットもご紹介!文・伊藤順子歴代ユニフォームには、各コンセプトがある新ユニフォームに身を包んだU-23日本代表。東京オリンピックへの生き残りをかけて熾烈なポジション争いの真っ只中。それでは、新ユニフォームの秘密を公開しましょう! といきたいところですが、その前に歴代ユニフォームをおさらい! ananwebが選んだ印象的なユニフォームをご紹介します。日本代表ユニフォームは、約2年ごとにデザイン、機能が一新されていて、その全てにコンセプトが掲げられています。2018 ロシアW杯の、勝色!まず記憶に新しいのは、2018年ロシアW杯に着用したもの。2019年まで身に着けていたので、サッカー日本代表といえばコレ! と思い浮かぶ人は多いはず。ベースカラーの濃い藍色は、日本の伝統色であり、コンセプトにもなっている「勝色」を意味するそう。特徴的な刺し子柄は、選手やスタッフ、サポーター達の想いを紡ぎ、ロシア大会へ挑むというメッセージが込められているのだとか。2014 ブラジルW杯の、円陣!続いて、勝色から遡ること4年、ブラジルW杯時に着用したその名も「円陣」がこちら。なんといってもユニークなのが、背面に描かれたネオンカラーの1本線です。これだけを見ると、何の変哲もないただの線ですが、選手やサポーターが円陣を組むと、線がつながってひとつの輪が完成するのです。選手とサポーターがひとつとなり闘おう、という思いを表現したデザインとなっています。2014 ブラジルW杯予選の、結束の1本線最後は、「結束の一本線」がコンセプトの1着です。日本中の思いをひとつに束ねる気持ちを表したこちらは、先述したブラジルW杯予選時に着用。この思い通り、日本代表は一丸となって予選を突破し、本大会出場へ進むことができました。ちなみに、存在感を放つまっすぐなラインは、SAMURAI BLUEではレッド、なでしこジャパンはピンク、フットサル日本代表はイエローなのだそう。以上、歴代ユニフォームを振り返ったところで、いよいよ2020新ユニフォームへと参りましょう!2020ユニフォームのコンセプトは、日本晴れ!これまでのものとは一線を画した前面の個性的なデザインは、5色の青を使った“スカイコラージュ”といい、浮世絵から着想を得たグラフィック。これは、選手、サポーターそれぞれが見てきた空がひとつにつながる様子を表現しています。そして背面は、ひとつになったそれらの空が、ともに向かっていく最高の青空「日本晴れ」をイメージ。爽やかなブルーが全体に広がっています。なでしこジャパン。この新ユニフォームで臨んだ昨年末のE-1 サッカー選手権は見事優勝!トリビア1. サインオフの秘密ユニフォームの首もとには、アンビグラム作家の野村一晟氏とのコラボレーションによる「日本晴れ」のサインオフがあります。力強い横書きの筆跡にこれだけでもテンションが高まりますが、逆さにして読むと、あら不思議、「侍魂」というこれまた迫力ある二文字に。ちなみに、なでしこジャパンは反対にすると「撫子魂」と読めるのだそう。トリビア2. 赤いストライプの意味ユニフォームのサイドには、3本の赤い線があります。これは、青でも黒でもダメ、赤だからこそ意味があるストライプなのです。なぜなら、赤は太陽を表しているから。青空の頂点に昇っていく日の丸をイメージしているのだそう。日本晴れに浮世絵、日の丸と、日本ならではのものを散りばめた新ユニフォームは、選手だけでなく私たちサポーターも日本を誇りに思い、ともに戦う気持ちにさせてくれるはず。森保一監督が東京オリンピックで目指すのは「メダル獲得」。思いをひとつに、みんなで頂へと向かいましょう!観戦したい! でも、女子は寒さに弱い…新ユニフォームを着てスタジアムで応援したい! 東京オリンピックまで待てない! と思うなら、直近の試合は3月26日(豊田スタジアム)。これはSAMURAI BLUE(日本代表)が出場するFIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選となります。ウキウキ気分で行きたいところですが、暦の上では春とはいえ、この時期はまだまだ朝晩肌寒い。そして、冷え性などに悩む寒さに弱い女子も多い……。そこでおすすめしたいのが、サッカー協会から期間限定販売中の、題して「大人女子のための日本代表応援ブランケット」です。温もりあるノルディック柄は観戦だけでなく、オフィスでも浮かない落ち着いたデザイン。よく見ると、三本足の烏とサッカーボールがさりげなく配置され、趣向を凝らしたものになっています。秋冬はもちろん、春先まで使えるほどよい薄手素材は保温調整がしやすく、かつ肌触りも心地いいので、ストレスなく観戦に集中できます。また、サイズが大きめなので、首に巻いてマフラーに、肩にかけてストールに、もしくは膝にかけてブランケットにと、好みや気温、シーンに応じて活用できるのも嬉しいポイント。さらに、取り外しできる撥水加工のフードが付いているので、観戦中に小雨に降られてもしのげます。これでユニフォームの知識も、寒さ対策も十分! 身も心も熱くして応援しまくりましょう。Information大人女子のためのサッカー日本代表応援ブランケット注文を受けてから作る、受注生産になります。12日までなのでお早めに!サイズ:180×70(cm) 価格:¥4980(税込み)販売期間:2019 年 12 月 20 日(金)18:00~2020 年 1 月 12 日(日)24:00
2020年01月11日Jリーグのイケメン選手を数々紹介しているananwebが、今度は日本サッカー協会の「大人女子のための代表戦観戦グッズ」作りをお手伝いしました。海外で活躍中の日本代表・板倉滉、安西幸輝両選手の声もお聞きしたうえで、遂に完成したあるアイテムとは?写真・大嶋千尋(板倉滉選手)、角戸菜摘 文・伊藤順子サッカー日本代表・板倉滉選手「大人っぽい女性が好き」「女性のみなさんに、サッカー観戦をイベント感覚で楽しみ、サッカーにもっと親しんでもらいたい」という日本サッカー協会のご要望を受けて、ananwebは、大人女子のための代表戦観戦グッズ(ブランケット)作りをお手伝いすることになりました。そこで、約200名もの20~30代女性が所属する読者組織、anan総研から、サッカー通の5名を選抜。彼女たちが「スタジアムはもちろん、オフィスでも使える」大人仕様ブランケットのアイデアを出し合いました。今回は、初回検討会(※)に続き、最終回となる第2回検討会の模様を、なんと日本代表で来年の東京オリンピック出場候補でもある、板倉滉選手(フローニンゲン)へのインタビューを交えてお伝えします!まずは、板倉滉選手に突撃!自分たちがいいと思うものを身に着けたいけれど、カッコいい選手の意見だって正直気になる……。ということで、サッカー通5名がイケメンと評判の板倉選手に直撃取材をしました。スタンドは見えているの? 女性にどんな服装をしてほしい? ぶっちゃけトークの始まりです!anan総研 練習終わりのところをすみません。遠くから見ていても、とても目立っていらっしゃいましたが、間近で拝見すると、より背の高さを感じますね!板倉選手 ありがとうございます! 186cmの長身が自分の強みです。その高さを生かしたヘディングを見てもらいたいですね。anan総研 ぜひ見たいです!板倉選手 カッコよく高くジャンプしますんで(笑)、お願いします。anan総研 私たちはそれぞれ本気でサッカーを好きなんですけど、女性が観戦している姿をどう思いますか?板倉選手 もちろん頑張ろうという気持ちになりますし、間違いなくどの選手も嬉しいと思います。anan総研 どんな応援の仕方が好きですか?板倉選手 ゴール裏で懸命に応援歌を歌っている姿も嬉しく、すごいと思いますし、何かを食べながら座って観ていてくださるのもいいと思います。スタジアムまで足を運んでくださる、それだけでありがたいですね。anan総研 そういう姿って、ピッチから見えているのでしょうか。私たちは、1ミリでもいいから存在に気づいてほしい、と思ったりします。板倉選手 試合中はさすがに見えないですが、試合後の挨拶などは観客のみなさんのお顔もけっこう見えます。キレイな人やかわいい人も、もちろんわかります(笑)。anan総研 そう言ってくださると、ユニフォームはもちろん、ちゃんとした格好で行きたいなと気合いが入ります。寒いなかでの観戦は、ブランケットが重宝するのですが、ブランケットを身に着けている女性をどう思いますか?板倉選手 かわいいと思いますね。包まっているのもいいし、普通にひざに掛けても肩に掛けてもいい。女性にブランケットは似合うと思います。anan総研 作る甲斐があります! では、女性の服装ではかわいらしさと大人っぽさ、どちらを求めますか?板倉選手 モコモコ素材の多い女の子らしいスタイルよりは、ロングコートの似合う大人の女性に惹かれますね。anan総研 私たちの目指すブランケットも大人女子が似合うものを意識しているのでよかったです。では最後に、恋人に求めることと、彼女が「さむ~い!」と言ったらどうしてくれるかを教えてください。板倉選手 え~(笑)、彼女に求めるのは居心地の良さですね。あまり気を遣わないでいられることが重要だなと思います。彼女が寒がったら? そうなるのを予測して、事前にあらゆるポケットにカイロを仕込んで……。anan総研 仕込んで?板倉選手 ポケットで温めておいて、そのカイロを渡します!anan総研 え、カイロのほうを? ポケットに彼女の手を入れて温めてくれるんじゃないんですか?板倉選手 ……あ、そっちのほうがいいっすね!anan総研 ですよね~(笑)!!短時間ではありましたが、人柄の良さが滲み出た板倉選手のインタビューでした。では、このご意見を踏まえて、最終検討会へと移ります!大人女子が似合う観戦ブランケット、決定!最終検討会では、前回の討論会で出たノルディック柄、チェック柄、無地の3パターンのサンプルから、ひとつに絞ることに。サッカー通女子たちはこの5名!左から、好きすぎてサッカー関連の仕事に就いた、尾谷萌さん(anan総研メンバーno.63)、フットサル経験者で日本代表サポーターの、武市彩花さん(同no.147)、W杯は全試合チェック、海外のスタジアムにも足を運ぶ、齊藤彩さん(同no.76)、一家そろってジュビロ磐田サポーター、伊藤沙織さん(同no.139)、サッカー好き女子が集まるSNSコミュニティを運営する、木下紗安佳さん(同no.53) 。尾谷 初回の安西選手も、今回の板倉選手も大人っぽい女性が好みで安心したね。では、デザイナーさんに作っていただいた3パターンから、さっそく決めよう!武市 私たちはどちらかといえばこのチェック柄を推していたけれど、いざ見るとどう? 代表戦なのに、この柄でいいのかな。木下 チェック柄だったら、わざわざ代表戦グッズから選ぶ必要がないかもね。齊藤 うん、“サッカー日本代表” 感がないと思う。伊藤 確かにないよね。それは無地にも言えるかなぁ。木下 色みでだいぶ印象が変わるだろうけれど、この明るい水色で無地だと某クラブカラーと一緒。日本代表ではないよね。何かのおまけにも見えるし。一同 そうだね。尾谷 その点、このノルディック柄は大人っぽい雰囲気がありつつ、総柄のブランケットってなかなか見ないから、目新しくてよくない?武市 うん。よく見ると日本サッカー協会のシンボルマーク“三本足の烏”やサッカーボールが紛れこんでいて凝ってるの。隠れミッキーみたいで楽しいね。伊藤 ホントだ! パッと見はわからないけれど、わかるとテンションが上がるね! オフィスではちょっと目立つ気もするけれど、色のトーンをもっと抑えればより大人っぽくなりそう。白もちょっとグレーがかった色で。尾谷 確かにこのままの色だと、かわいくなっちゃうものね。それに新ユニフォームにも合わなそうだから、全体的にもう少し暗くしてもらおう。あと、ステッチが赤なのも問題だと思う(笑)。伊藤 紺でよくない?齊藤 それがいいね。あ、初回に私が提案した撥水フードがちゃんとある! これはこのままでいいね。一同 うん!尾谷 そのフードとブランケットを留めるボタンは?木下 落ち着いたマットで茶系のものがしっくりきそう。一同 そうだね!武市 …では、ひと通り意見を言わせていただいたね。私たちなりによりよいものをと考えたつもりだけど、完成品がちょっと想像つかないかも。尾谷 でも、これまでにない大人のデザイン、かつユニークなものになっていると思う。あったかくなりながら、精一杯応援してほしいな。齊藤 小雨のときは、撥水フードをつければ、濡れずに済むのもいい。しかも、サッとつけられるから、支度に時間を取られず、試合に集中できるね。木下 大判だから、マフラー使いもストール使いもできて便利だしね。冬の観戦は寒すぎてしんどいこともあるけれど、これ1枚あれば心配無用と思える。伊藤 選手も気づいてくれたら嬉しいね!一同 ね!–サンプルは全体的に明るめだったので少しトーンを暗くしてもらい、ついに完成したのがこちら!「大人女子のためのサッカー日本代表応援ブランケット」!SAMURAI BLUEをイメージしたブルーのノルディック柄には、三本足の烏とサッカーボールが織り込んであり、サッカー好きにはたまらないデザインになっています。大きめサイズですが柔らかい薄手素材のため、観戦の行き帰りは首に巻いてマフラーに、試合中は肩にかけてストールに、もしくは膝にかけてブランケットにと、好みや気温、シーンに応じて活用できます。また、ずっと身に着けていられるから、荷物になることもありません(薄くて軽いのでバッグに入れてもコンパクトに収納できます)。しかも、取り外し可能の撥水加工フード付きだから、小雨程度ならこれをつけるだけで十分しのげます。ぜひチェックしてみてくださいね!Information大人女子のためのサッカー日本代表応援ブランケット注文を受けてから作る、受注生産になります。サイズ:180×70(cm) 価格:¥4980(税込み)販売期間:2019 年 12 月 20 日(金)18:00~2020 年 1 月 12 日(日)24:00
2019年12月21日