ジェイク・ギレンホールが肉体改造をして主演を務めた、すべてを失ったボクシングの元世界チャンピオンの再起を描く物語『サウスポー』。実は本作は、スポーツ映画やボクシング好きの“カレ”だけでなく、スポーツ映画を観たことがない“カノジョ”が初めて観る1本としてもオススメできる、感涙必至のデートムービーと言える。無敗のボクシング世界王者、主人公ビリー・ホープは、ある事件をきっかけに最愛の妻を亡くしてしまう。悲しみに打ちひしがれ、自堕落な生活をおくったビリーは、ボクシングへの気力はもちろん、収入や家までも失うことに。裁判所より父親失格とみなされ、愛する娘を養護施設に引き取られてしまい、さらなる絶望の淵へと突き落とされる。すべてを失ったビリーは、やがて過去の自分とひたむきに向き合うことで成長し、愛する娘との絆を取り戻すため、再びリングへ上がる決意をするが…。◆リアルなスポーツドラマが大好きな“カレ”はもれなく熱狂!!感動の人間ドラマを描きながらも、“ボクシング映画”を超える徹底したリアリティを実現している本作。主人公ビリーを演じたジェイクは、撮影までの6か月間、1日2回のトレーニングを週7日こなし、荒削りな無敗のボクシングチャンピオンとして、筋骨隆々たる姿へと変貌を遂げた。また、元ボクサーのアントワーン・フークア監督だからこそ成し得たと言っても良い徹底的なリアリティにこだわった迫力満点の試合映像は、大熱狂すること間違いなし!レフリーや解説者なども、米「HBO」で実際にボクシング中継に関わるスタッフが参加している。◆ひたむきすぎる愛に“カノジョ”は思わず大号泣!!無敗の王者として君臨する夫ビリー。常に激しい戦いをするその姿を、複雑な心境で見守る妻モーリーンを演じたのは、『スポットライト 世紀のスクープ』で本年度アカデミー賞にもノミネートされたレイチェル・マクアダムス。チャンピオンである前に夫、父である彼をひたむきに愛する妻を好演する。そして、ジェイクが情感たっぷりに演じる、亡き妻の代わりに愛するひとり娘レイラ(ウーナ・ローレンス)を守ろうとする父と、娘のために再びリングへ上がる決意をする父を、亡き母の代わりに小さな身体で支えようとする娘という、これ以上ない親子愛のカタチにも心が掴まれる。しかも、劇中音楽を担当したのは、2015年6月に飛行機事故により急逝した、ジェームズ・ホーナー。世界中を感動で包んだ、あの『タイタニック』の名作曲家も父と娘のドラマに深く感動し、無償で本作の音楽を手がけたという。そんな本作には、海外著名人も絶賛のコメントを寄せる。◆メアリー・J.ブライジ(歌手)ありえないぐらいに素晴らしくて、勇気をくれる映画。ジェイクの演技が素晴らしかった!◆アダム・レヴィーン(「マルーン5」)この映画はボクシングだけじゃない!僕の彼女を連れて行ったら完全にこの映画に惚れてたよ。…伝説と呼ばれた破天荒なチャンピオンと、その家族の再生の物語は、ボクシング映画の枠を超えた感涙必至の人間ドラマといえそうだ。『サウスポー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日テイラー・スウィフトとカルヴィン・ハリスが、1年3カ月の交際に終止符を打ったようだ。破局の原因はけんかなどではなく、恋愛感情がなくなってしまったことにあるという。ある関係者はE!ニュースに対し「すべてのことは先週起きました」「テイラーとアダム(カルヴィンの本名)は大きなけんかをしたわけではありません。2人の間に恋愛感情がなくなってしまったようです。アダムの方から別れを切り出したそうです。すべては穏やかに進んだようですが、テイラーはかなり落ち込んでいました。とはいえ2人はまだ連絡は取りあっています」「アダムが車の事故にあったときにテイラーはそばにいたんですけどね」と話す。先日、カルヴィンは車の事故に巻き込まれ、いくつかのパフォーマンスをキャンセルせざるを得ない状況に陥っていたのだが、その時にもテイラーはカルヴィンのサポートをしていたという。しかし、2人が破局する前にはカルヴィンがテイラーへの恋愛的感情を失ってしまっていたようで、別の関係者は「アダムはテイラーのことがとても好きでしたよ。彼女はアダムが今まで交際していたタイプの女性ではありませんでした。テイラーの無邪気さと思いやりのある心が好きだったみたいですね。テイラーはアダムがテイラーを想っている以上にアダムのことが好きでした。ただここ数か月、アダムはテイラーへの興味を失っていっていたようですね。とはいえ、カルヴィンはただ別れるということだけはしないようにしていたようです」と語る。2人の多忙なスケジュールも原因の一つにあったようで、前述の関係者は「2人は仕事とプライベートを両立させることが難しかったようです。2人とも世界中をツアーで飛び割っていますからね。ですから恋人というよりは友達という感じだったんです」「テイラーとアダムの友達のタイプも全く違うものでした」と続ける。カルヴィンの方から別れを切り出したと報じられているもののテイラーはよりを戻したいとは思っていないようで、別の関係者は「テイラーはナッシュビルに戻っていて、家族と過ごし、失恋の痛みをいやしてもらっていました」「テイラーはカルヴィンにがっかりしていますし、運命の人ではなかったのだと感じています」「2人の関係はテイラーが望んでいたようには進まなかったようです。テイラーはカルヴィンが真剣に考えていると感じでいませんでしたし、彼女が彼を必要としているときにもそばにいてくれなかったんです。テイラーのニーズにカルヴィンはあっていなかったんです。ですからよりを戻したいとは思っていませんよ」と話している。今年4月にはあるインタビューの中でテイラーはカルヴィンとの関係を「魔法のような恋愛をしている」と話していただけに今回の破局はファンに衝撃を与えている。テイラーは以前「来るものを受け入れるようにしているの」「私は今、魔法のような恋愛をしているからね。私たちだけのもので、目立ちたくはないの。私のプライベートの中で唯一私だけのものだからね」と話していた。過去にジェイク・ギレンホールやハリー・スタイルズ、テイラー・ロートナーらと交際してきたテイラーは、カルヴィンと出会うまで誰ともデートをしなかったのはプライベートについて常に詮索されているからだと以前明かしていたこともあった。「20代の初めには普通にデートをしたりしていたけど、それらはすべて徹底的に打ち負かされてきたってわけ」「そうなると本当に恋愛するのが大変だから代わりの決断をすることにしたのよ。私は2年半誰ともデートしなかったの。これって私がしなければならなかったことなわけ? 違うわよね」(C)BANG Media International
2016年06月03日すべてを失くしたボクシングの元世界チャンピオンが、過去の自分と決別し、再び家族との絆を取り戻そうとする様を描く『サウスポー』の女性限定試写会が先日行われ、“夫を想う妻の気持ち”に97%が共感し、9割以上が「感動した」と回答するなど女性からも好評を集めていることが分かった。その他の写真ジェイク・ギレンホール扮する主人公ビリーは、リング上では無敵の強さを誇るボクサーながら、夫として、父親としては不器用な男。自らの抑えきれない怒りが原因で最愛の妻が命を落としてしまい、そこから人生の全てが崩れ始める…。本作はそんなどん底から、家族のために立ち上がる再生の物語だ。本作のため、6ヶ月の厳しいトレーニングを経てチャンプの肉体を作りあげたジェイクについて、参加した女性たちは「圧巻の肉体改造。本当のボクサーに見えた」「ファイトシーンの迫力に思わず身体が動いた」などその徹底した役作りを絶賛! また、「父として夫としてファイターとしての男くささ、純朴さ、不器用さ、誠実さを見事に演じていると思う」「序盤と終盤で目つきが全く変わっていました。セリフだけではなく全身で魅せる演技が大変素晴らしかった」などその演技力の高さを賞賛していた。そんな夫を支えるのはレイチェル・マクアダムス扮する妻のモーリン。「夫が痛めつけられる姿をもう見たくないと思う妻の想いの真剣さに胸を打たれました。素晴らしい夫婦だったと思います」「最愛の妻を失い、何もかも無くした主人公が娘との絆、強いては妻への思いを遂げるため、一から再生する物語に感動しまくった」「絶望の中からの再起に感動しかありません。また家族を想う娘への愛に涙しかありません」など、夫婦愛、家族愛に涙する女性たちが続出! そのほか「良きトレーナー(フォレスト・ウィテカー)との出会いも印象的」「娘を思う父として、ティックとの師弟関係、最高!!」などビリーとティックの師弟関係も本作の魅力のひとつとして多く挙げられていた。また、「1人で観るにはもったいない」「たくさん涙が出て、最後はスッキリ! 夫と観にいきたい」「友人と観にいって興奮したシーンについて語り合いたい!」「1人であと5回くらいは観たいですが、こんな素晴しい映画はぜひみんなに観て欲しい」など「誰かとこの映画を観たい」という声が多数挙がっている本作。家族や恋人、友人など大切な誰かと一緒にその興奮と感動を分かち合ってみてはいかがだろう。『サウスポー』6月3日(金)ロードショー
2016年06月02日ジェイク・ギレンホール主演の感動作『サウスポー』が来月3日(金)から公開になるのを記念して、徳光和夫が本作のボクシングシーンを実況し、作品の感動を伝える特別映像が公開になった。『サウスポー』特別映像本作は、“最強”の名をほしいままにしていた豪腕ボクサーが、愛する妻を失ったことを機に、愛する子や地位、名誉などすべてを失い、どん底から再び這い上がろうとする姿を描いた作品。関係者やマスコミ向けの試写会では「感動した」「泣けた」という声が多く寄せられていることから、本作の魅力をさらに多くの観客に伝えるべく、日本感動協会のチェアマンに就任した徳光が実況を担当した映像が製作された。実況ムービーでは、劇中に登場する試合を徳光が実況する場面や、徳光が映画を観賞して涙を流すシーンなどを収録。徳光は「感動がボディーブローのように効いてくる映画。私はこういった映画が本物の感動映画ではないかと思いますね」と語っており、力のこもった語りを堪能できる映像になっている。『サウスポー』6月3日(金)ロードショー
2016年05月31日英国女王エリザベス2世が19歳の王女時代、1945年5月8日のヨーロッパ戦勝記念日に、実際にロンドンの街で過ごしたお忍びの一夜を基に描く『ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出』。このほど、本作で“プリンセス”エリザベスを演じたサラ・ガドンの独占映像インタビューが、シネマカフェに到着。史実を基にした本作とカナダ出身の彼女との意外な関わりを明かしてくれた。本作の舞台は、『英国王のスピーチ』で描かれた王室の6年後。1945年5月8日、ロンドンの街は歓喜に沸いていた。6年間も続いた戦争が、まもなく終わろうとしていたのだ。国を挙げてのお祝いの夜に、エリザベス王女と妹のマーガレット王女は、何とか国王ジョージ6世の許しを得て、生まれて初めて、お忍びでバッキンガム宮殿をあとにする。約束の門限は1時、行き先はリッツ・ホテル。ところが、付き添いの兵士が目を離したすきに、シャンパンに勢いづいたマーガレットがホテルを飛び出し、キラキラと輝く街へと繰り出す。あわてて追いかけるエリザベスにも、人生を変える一夜が待っていた――。先日、4月21日に90歳の誕生日を迎えたエリザベス女王。英国民の母たる女王として、英国王室最長在位記録を塗り替え、先日はジョージ王子ら4世代の記念切手も発売された、まさに英国王室の顔。その女王がいまから71年前、まだ19歳のプリンセスだった時代に、宮殿を抜けだして「普通の女の子」として過ごし、終戦を告げる“英国王のスピーチ”を宮殿の外で聴いた、という一夜を描いたのが本作だ。演じたのは、鬼才デヴィッド・クローネンバーグの『コズモポリス』『危険なメソッド』やルーク・エヴァンス主演『ドラキュラZERO』、ジェイク・ギレンホール主演『複製された男』などで注目を集めたサラ・ガドン。映像では、「VEday(ヨーロッパ戦勝記念日)」、実際にトラファルガー広場の喧騒の中に若き日のサラの祖父母がいたことを明かしている。サラの祖父母は、戦争中ともに英国軍での仕事に就いており(祖父は海軍、祖母は空軍)、インタビューの中でサラも「だから、あの瞬間は個人的にも映画の役柄の経験としても強い瞬間だったの。特別よ」と思い入れたっぷりに語っている。また、エリザベス王女を演じるに当たり、数多くの資料を読み、特にケイト・ウィリアムズが書いた「ヤング・エリザベス:ザ・メイキング・オブ・アワ・クイーン/Young Elizabeth: The Making Of Our Queen」(原題)という本を参考にしたと語るサラ。さらに、若いころのエリザベス女王のアクセントや声の抑揚を身につけるため、当時の王女を映した希少な映像もいくつも鑑賞するだけでなく、エチケットに関するレッスンや歴史の専門家からの指導も受け、準備万端でオーディション及び撮影に臨んだという。その結果、本作のジュリアン・ジャロルド監督は、役をオファーするまでサラがカナダ人であることに気づかなかったというほどだ。そんな彼女について、ジャロルド監督は、「エリザベス役は1945年の世界に違和感なく馴染み、1945年の王女に変身できて、さらに19歳から20歳くらいに見える女優という条件があり、配役はとても難航した」とふり返って語る。「たいていの俳優は、雰囲気がいくぶん現代的すぎた。でもサラは、責任感や、意志の強さ、ウィットなど、若いころのエリザベスが持っていた性質をいくらか備えていた。また、彼女はとても熱心にリサーチを行ったし、キャラクターを正しく捉えるために労を惜しまなかった」と絶賛を贈っている。あの『ローマの休日』よりも8年前、プリンセス初めての自由な夜に起こった、ドキドキとときめきの物語に期待していて。『ロイヤル・ナイト英国王女の秘密の外出』は6月4日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日ジェイク・ギレンホールと『トレーニング デー』などで知られるアントワーン・フークア監督がタッグを組んだ、ボクシング映画を越えた感動の人間ドラマ『サウスポー』。このほど、本作でジェイク演じる主人公ビリーの妻・モーリーン役を務めたレイチェル・マクアダムスのインタビューや、本編シーンなどがたっぷり詰まった特別映像がシネマカフェに到着。『きみに読む物語』や『アバウト・タイム愛おしい時間について』など、数々の作品を通して愛と感動を届ける“感涙ドラマの女王”が本作に込めた思いを語ってくれた。主人公は、NYヘルズ・キッチン地区の養護施設から、ボクシングの聖地マディソン・スクエア・ガーデンまで上り詰めた世界ライトヘビー級王者のビリー・“ザ・グレート”・ホープ。怒りをエネルギーにする過激なボクシングスタイルが売りだったが、その怒りが引き金となり、最愛の妻の死を招いてしまう。さらに、悲しみに暮れ自暴自棄な生活を送るうち、愛する娘や世界チャンピオンの称号まで失うことに…。「第88回アカデミー賞」で作品賞&脚本賞をW受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』で、助演女優賞として初ノミネートを果たしたレイチェル。その公開日に合わせて緊急来日してくれたことも記憶に新しいが、本作ではまた一転、ジェイク演じるボクシング世界チャンピオンの妻モーリーンを好演する。届いた映像では、「演じたことのないキャラクター」と役柄について語るレイチェル。自身にとっても「全く知らない世界だった」というボクシングについて理解しようと、撮影の2週間前からリハーサルを行い、ボクサーを演じることになったジェイクのトレーニングに毎日同行するなど、徹底的な役作りを行なっていたことが明らかにされている。「彼女が『あなたはパンチをもらいすぎているわ』と口にするとき、本当にその感覚を理解しているんだ。なぜなら、彼女はずっとそばで見ていたからだよ」と、フークワ監督は言う。レイチェルにとって重要だったのは、ビリーの妻をただ演じるだけでなく、世界チャンピオンの妻としての目線からボクシングを理解して取り組むことだった。昨年公開された『ナイトクローラー』ではガリガリのルックスになり、本作ではムキムキの肉体美を披露するなど、見た目からもストイックに役作りを行うジェイクでさえ、レイチェルのその姿勢に感銘をうけた様子で、「とても刺激的な仕事だったよ」と、撮影時をふり返っている。そんな彼女が演じたモーリーンは、不完全なビリーを支え、大きな愛で彼を包み込む。血まみれで闘う姿には心を痛めながらも、時に恋人のように優しく癒し、時に母のように叱咤激励し、全力で夫をサポートする妻の強さを全力で演じたレイチェル。“感涙ドラマの女王”が徹底した役作りを行なった本作の演技に、この映像からも注目してみて。『サウスポー』は6月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月19日『プリズナーズ』『ナイトクローラー』のジェイク・ギレンホールが再起にかけるボクサーを演じた映画『サウスポー』の本編映像が公開になった。キャスト、スタッフがリアリティを求めて撮影したボクシングのシーンで、“痛み”まで伝わってくるようなリアルな映像だ。『サウスポー』本編映像本作は、自分の過ちで妻を失ったライトヘビー級元世界王者のボクサーのビリーが、娘との絆を取り戻すため、これまでの自分と向き合い、再びリングへ上がろうともがく姿を描いたヒューマンドラマ。ギレンホールのほか、レイチェル・マクアダムス、フォレスト・ウィテカーらが出演する。このほど公開になったのは、映画の冒頭に登場するビリーの試合シーン。マディソン・スクエア・ガーデンには観客がつめかけ、その視線は会場の中央にあるリングの中で打ち合いを続けるビリーと対戦相手に注がれている。相手は長いリーチとスピードをいかして的確にパンチを打ち込むが、ビリーはそれらをすべて受け止めながらも不敵な笑みをうかべてリングで悠々とステップを踏んでいる。相手のパンチがあたれば身体が一瞬、グラリと揺れ、汗が飛び散り、口元に血がにじむ……本当にボクシングの試合が行われているような生々しい映像だ。本作の監督を務めたアントワーン・フークアは、『イコライザー』などを手がける才人だが、ボクサーだった経歴があり、ギレンホールには「カメラはあらゆる瞬間を捉える。だから君が疲れていたり、気絶したり、嘔吐したりすれば、それは映画に映ることになる」と伝え、徹底的に“本物”であることにこだわった。撮影は大学のホールで行われたが、実際の試合と同じように装飾が施され、会場と同じ照明だけを準備し、撮影用の照明の追加や補正は行わなかった。さらに撮影時には本物の試合と同じように3分のラウンドを行い、複数台のカメラで撮影。ギレンホールは、本物のボクサーと同じように“ゴングが鳴るまでは誰にも頼れない”状況に追い込まれた。ギレンホール演じるビリーはこの後、家族や地位を失い、さらに追い込まれるも、再起を誓う。すべてを失った男の表情、それでも諦めない男の決意の眼差し……本作のドラマを描くため、試合をリアルに描くことは“必須条件”だったようだ。『サウスポー』6月3日(金)ロードショー
2016年05月19日『ブリズナーズ』『ナイトクローラー』など、新作のたびに衝撃を与え続けるジェイク・ギレンホールが、再起を賭けるボクサーを演じる人間ドラマ『サウスポー』が6月3日(金)より公開される。このほど、いち早く本作を観賞した映画監督や俳優、タレント、人気漫画家、アスリートといった各界著名人から、深い感銘と感動のコメントがシネマカフェに到着。特に、格闘家・魔娑斗と女優・矢沢心の夫婦は、物語を貫くレイチェル・マクアダムス演じる妻との愛や、孤高の男の立ち上がる姿に心打たれたことを明かしている。ジェイク・ギレンホールが驚異の肉体改造を遂げ、主人公のボクシング元世界チャンピオン、ビリー・ホープを熱演する本作。ビリーの怒りをエネルギーにするファイトスタイルは周囲を巻き込み、無情にも最愛の妻モーリーン(レイチェル・マクアダムス)を亡くしてしまう。愛する娘レイラ(ウーナ・ローレンス)とも引き裂かれ、全てを失い、どん底へ転げ落ちた父は、娘との絆を取り戻すために、再びリングに上がる――。そんな本作には、ボクシングにのめり込んでいく主人公を演じた安藤サクラに日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をもたらした『百円の恋』武正晴監督をはじめ、『ボックス!』を手がけた李闘士男監督、『ラストナイツ』の紀里谷和明監督、ボクシングや格闘技に造詣が深い竹中直人や片岡鶴太郎、関根勤、人気漫画「はじめの一歩」作者・森川ジョージ、元K-1世界チャンピオンの魔娑斗さん、その妻・矢沢さん、プロ野球選手を夫に持つ亀井京子、“美しすぎるボクサー”の高野人母美ら、男性女性問わず、実に幅広いジャンルの著名人からコメントが到着。また、マスコミ向けの試写会で実施された鑑賞直後のアンケートでも、映画評論家、編集者、ライターなど、厳しい目を持つマスコミ関係者から、すでに高い評価を得ているという本作。ボクシング映画の枠を超えた、夫婦の愛、家族の愛のドラマに、あなたも心をつかまれてみて。<著名人コメント※その他コメントは公式HPにて掲載>■武正晴(映画監督)『プリズナーズ』『ナイトクローラー』から『サウスポー』と立て続けのジェイク・ギレンホールの圧倒的な企てに畏敬の念を感じてしまう。娘の幸せのたまに、妻との約束を果たす為にリングに向かう勇姿を観て欲しい。エミネム、アントワーン・フークワ監督の悪童魂、音楽のジェームズ・ホーナーの最後の仕事ぶりに震えた。次なるジェイクのたくらみが待ちきれない。■李闘士男(映画監督)嫉妬、裏切り、挫折、別れ、絶望、孤独…。おおよそ男がこの世で味わう、痛みが詰まっている。それでも再生出来るのだろうか?これはただのボクシング映画でない、リアルな福音書である。この映画を分かる女性は、間違いなく素敵な人だろう。■紀里谷和明(映画監督)「全てを失くした時に何が見つかるのか?」それを問う勇気を与えてくれる映画。■竹中直人(俳優、映画監督)なんとエネルギーに満ち溢れた映画だろう! ジェイク・ギレンホールの演技に圧倒された!!思わず客席から立ち上がりスクリーンに拍手を浴びせたくなったほどだ!■片岡鶴太郎(俳優、画家)実は主人公はサウスポー(左構え)では無くオーソドックス(右構え)。タイトルの理由は最後に判る!ファイトシーンの迫力リアリティー。俳優陣の素晴らしい演技。特に主人公とトレーナーのシーンはボクシングを少し知る者には共感の演技!■関根勤(タレント)ジェイク・ギレンホールは、いつも魅了してくれる。今回は凄い!凄すぎる!■高野人母美(モデル・プロボクサー)格闘技に必要なのは昨日の自分に勝つこと。私もビリー・ホープのように昨日までの自分を変えたい、新しい自分を追いかけて、毎日トレーニングに励んでいます。作品のシーン一つ一つが自分と重なり物語にのめり込みました。練習や試合のシーンもリアルでモチベーション急上昇!こんなに感動するボクシング映画観たことない!■小村楓香(女子プロボクサー)「変われないことなんて、何もない」本当にこの言葉どおりの映画でした。家族を失って、いろんな思いをもって再びリングに上がる主人公を見て涙が止まりませんでした。自分の大切な物のためにここまで変われることは本当にすごいと思います。この映画を見てボクシングに対する気持ちが今まで以上に強くなりました。■魔娑斗(元K-1世界チャンピオン)この映画は単なるボクシング映画ではない。つらい境遇を乗り越えて再起する男のストーリー。ジェイク・ギレンホールが演じる主人公のボクシング世界チャンピオンが妻を失い、娘とも離ればなれとなり、いたたまれない気持ちになった。ささえとなる家族の存在を失うということは考えられない。あらめて妻、娘の存在に感謝。■矢沢心(女優)孤独と戦い、自分を追い詰める。守るために孤独と生きる。孤高の男の声なき姿に涙が止まらない。何が幸せか、守りたいものを掴むことが出来るのか、最後まで目が離せない。■柳ゆり菜(女優)私はこの映画を見て、人が本当に強くなる瞬間を目の当たりにしました。最初からビリーは強かったけど、それと同時にとても脆く壊れそうな印象がありました。妻を亡くして全てを失ったビリーは本当に痛々しかった。大切なものを失い、大切なもののために戦うビリーには心を掴まれました。自分のためだけに戦う者より、誰かのために戦う者に勝るものはないと思いました。ジェイクのノースタントでのファイトシーンは目を背けたくなる程リアルで目に焼きつく印象的なシーンでした。この映画は誰が見ても、自分を見つめ直すきっかけになる映画だと思います。■立石晴香(女優)大きな挫折を経験したからこそ見える最後の景色は、涙なしには見ることができませんでした。人生を通して誰もが経験する、失敗や挫折、諦めないこと、そして必ず乗り越えていけるということ。ビリーが人生をかけて教えてくれる、素晴らしい作品でした。■亀井京子(フリーアナウンサー)私の夫もプロ野球の世界で闘い、プレッシャーの中、緊張が緩む事のない毎日を過ごしています。いかなる結果でも変わらず笑顔で迎えてくれる娘と息子の存在がまた頑張ろうという原動力になっています。我が子への底知れぬ深い愛情で絶望の淵から復活し再出発するビリーの姿は、涙なしに見ることが出来ませんでした。■森川ジョージ(漫画家)あくまで僕の感想ですが、繰り出すパンチは迫真で試合の臨場感は圧倒的でした。リング内外の全てのドラマに説得力があり、心と身体(カラダ)の痛みが伝わってきます。ボクシングファンもそうでない人も、おそらく拳を握りしめてラストを迎えることになると思います。『サウスポー』は6月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月06日ブラッド・ピットが代表を務める「プラン B」と、名作『殺人の追憶』やクリス・エヴァンス主演『スノーピアサー』などで知られる韓国の鬼才ポン・ジュノがタッグを組む「Netflix」オリジナル長編映画『オクジャ(Okja)』。このほど、韓国の首都ソウルにてクランクインしたことが発表された。『それでも夜は明ける』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』など、プロデューサーとして関わった作品がいずれも高い評価を得ているブラッド・ピット率いる「プラン B」。世界最大級のオンラインストリーミングサービス「Netflix」と共同製作とするブラッド自身の主演作『ウォー・マシーン』(原題:War Machine)も控えているが、本作『オクジャ』では、アジアを代表する鬼才にしてヒットメーカーである『殺人の追憶』『グエムル 漢江の怪物』のポン・ジュノが監督を務める。脚本は、ポン・ジュノと『FRANK -フランク-』のジョン・ロンソン。ミジャという1人の少女が、危険を冒しながらも、巨大な多国籍企業に追われる親友 “オクジャ”という“動物”を守る姿を描き出すグローバルアドベンチャー映画。「この作品でお見せしたいのは、人と動物のふれあいの中にある美しさ、そして怖さです」と、ポン・ジュノはコメントを寄せている。主演には、『ヘイル、シーザー!』『スノーピアサー』のティルダ・スウィントン、『サウスポー』『ブロークバック・マウンテン』のジェイク・ギレンホール、さらに『グランドフィナーレ』『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』のポール・ダノと豪華なキャストが集結。少女ミジャを韓国の子役アン・ソヒョンが演じるほか、海外ドラマ「The 100 / ハンドレッド」ジャスパー役で知られるイケメン俳優デヴォン・ボスティック、『白雪姫と鏡の女王』のリリー・コリンズ、『グエムル 漢江の怪物』のピョン・ヒボン、『アンナ・カレーニナ』のシャーリー・ヘンダーソン、『母なる証明』のユン・ジェムン、「屋根部屋のプリンス」のチェ・ウシク、「ウォーキング・デッド」のグレン・リーことスティーヴン・ユァンといった、世界中の著名俳優が多数出演。撮影は韓国、カナダ、アメリカにおいて、英語と韓国語の2ヵ国語で行われる予定。まさにグローバルアベンチャーと呼ぶにふさわしい大作に、引き続き注目していて。『オクジャ』は2017年、Netflixにて世界配信予定(アメリカでは期間限定で劇場公開)。(text:cinemacafe.net)
2016年05月01日“泣きの徳さん”ことフリーアナウンサーの徳光和夫が4月19日(火)、都内で行われた米映画『サウスポー』のPRイベントに出席。本作を鑑賞し、「これだけ涙腺を刺激される映画は久々。被災地にも感動を届けたい」と九州をはじめ、全国各地で試写会を行うことを発表した。怒りをエネルギーに、相手を打ち負かすボクシング王者ビリー・ホープは、思いもよらぬ形で訪れた妻の死を受け入れることができず、失意のどん底に。ボクシングにも身が入らず、荒れた生活を送り始める。そんな彼が伝説のトレーナーと出会い、怒りの封印を学びながら、闇からはい出ようとする姿を感動的に描く。主演はジェイク・ギレンホール。『スポットライト世紀のスクープ』のレイチェル・マクアダムスが妻を演じる。「感動がボディブローのように効いてくるんですよ。監督の力や現場の結束、何より役者さんがボクサーになりきっていますね」と魅力を熱弁する徳光さん。長年のアナウンサー人生を通して、有名無名のスポーツ選手と数多く交流をもち、「挫折から復活した人もたくさん知っているから、いろんな顔が思い浮かびましたね」としみじみ語り、「もしかすると作者は『あしたのジョー』を見ているのかな?」と分析していた。イベントには女子プロボクサーの高野人母美が駆けつけ、「リアリティがすごい。練習方法やリング上での動きなど、実際に参考になるシーンもあった」とプロ目線で映画に太鼓判。座右の銘は「口でウソはつけても、体はウソをつかない」だといい、徳光さんは「私なんて『行き当たり、ばったり』ですよ」と笑いを誘っていた。『サウスポー』は6月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月19日フリーアナウンサーの徳光和夫が4月19日に、都内で行われた感動のボクシング映画『サウスポー』のPRイベントに出席。同作公開をきっかけに誕生した日本感動協会のチェアマンに就任し、「感動の涙を流すことは素晴らしいこと。被災地の皆さんにもご覧いただき、支えになれば」と九州をはじめ、全国各地での試写会開催に意欲を燃やした。その他の写真失意のボクサーが再起をかけて奮闘する、ジェイク・ギレンホール主演作。自分の過ちで妻を失ったライトヘビー級元世界王者のボクサーが、娘との絆を取り戻すため、これまでの自分と向き合い、再びリングへ上がろうともがく姿を描いた。自身もボクサーだった経歴を持つアントワーン・フークア(『トレーニング デイ』『イコライザー』)が監督を務め、『スポットライト 世紀のスクープ』のレイチェル・マクアダムス、オスカー俳優のフォレスト・ウィテカーらが共演する。「これだけ涙腺が刺激されるのは久しぶり。監督の手腕や現場の結束はもちろん、主演の役者さんが体型も含めて、ボクサーになりきっていますね。単なるサクセスストーリーではなく、感動がボディブローのように効いてくる」と賛辞を惜しまない徳光。局アナ時代から、多くのスポーツ選手と親交があり、「一度、頂点から転げ落ちると、どんなに強くてもなかなか復活できない。そんな選手の姿を何人も見ているから、いろんな人物の顔が浮かんだ。だからこそ、新たな一歩を踏み出す姿が感動的」と熱っぽく語った。イベントには女子プロボクサーの高野人母美が駆けつけ、「まるで本物の試合と同じ雰囲気。練習方法やリング上での動きなど、実践できるものもたくさんある」と本作のリアリティに感心しきり。選手としての信条は「口でウソはつけても、体はウソをつかない」だといい、これには徳光も「僕なんて『行き当たりばったり』だからね…」とプロ選手のストイックさに敬意を示していた。『サウスポー』6月3日(金)ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年04月19日フリーアナウンサーの徳光和夫(75)とモデルで女子プロボクサーの高野人母美(28)が19日、都内で行われた日本感動協会発足記者会見に出席した。このたび、俳優ジェイク・ギレンホールがアカデミー賞監督アントワーン・フークアとタッグを組む感動作『サウスポー』(6月3日公開)の公開をきっかけに、感動の輪を全国に広げることを目的とする「日本感動協会」の発足が決定。会見では、発足の発表と共に、涙もろく感動しやすい徳光のチェアマン就任が発表された。そして、プレゼンターの高野が、"日本感動協会チェアマン"と書かれたタスキを徳光に掛け、任命証を授与。徳光は「うれしいね。ハリウッド女優にいただいているような感じ」と目尻を下げた。高野は衣装について、「(主人公の)ビリーさんのグローブがレッドだったので全身赤にして、感動する映画だと聞いたので涙をイメージしたアクセサリーにしました」と説明。レース素材から美脚をのぞかせた。また、本作のボクシングシーンについて、「コンビネーションがすごかった。1、2、3からのアッパーとかボディとか」と話し、さらに徳光を相手に実践。パンチの動きを披露すると、徳光は「老人いじめだよね(笑)」と笑いを誘い、「突然、優しい目が変わるね」とうれしそうに話しかけた。会見前に本作を鑑賞して号泣した徳光は、ボクシングチャンピオンという栄光からどん底に落ちながらも再起を目指す主人公の姿が、実在のさまざまなスポーツ選手と重なると語った。薬物依存などを乗り越えボクサーとなった川崎タツキや、大けがを負うも奇跡の復活を遂げた巨人の吉村禎章、さらに、漫画『あしたのジョー』の矢吹丈の名前なども挙げた。(C)2015 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.
2016年04月19日『プリズナーズ』『ナイトクローラー』のジェイク・ギレンホール主演映画『サウスポー』の新ポスターが公開になった。本作はボクサーが再起をかけて奮闘する姿を描いた作品で、すでに実施されているマスコミ・関係者向けの試写会では参加者の9割以上が「泣ける」と回答しているという。その他の写真本作は、自分の過ちで妻を失ったライトヘビー級元世界王者のボクサーが、娘との絆を取り戻すため、これまでの自分と向き合い、再びリングへ上がろうともがく姿を描いたヒューマンドラマ。自身もボクサーだった経歴を持つアントワーン・フークア(『トレーニング デイ』『イコライザー』)が監督を務め、レイチェル・マクアダムス、フォレスト・ウィテカーらが出演する。今月実施したマスコミ向けの試写会で、本作の“泣ける度”を調査したところ、号泣、ボロボロ、じんわり泣けると回答した人が全参加者の92.1パーセントを記録。『ロッキー』『チャンプ』『ザ・ファイター』『クリード』などボクシングを題材にした作品は“感動作”が多く、『サウスポー』も公開後には人気を集めそうだ。『サウスポー』6月3日(金)ロードショー
2016年04月14日『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で主役のアナキン・スカイウォーカーを演じたジェイク・ロイドが、総合失調症のため精神障害施設に入所した。同人気シリーズの1999年作で幼い頃のアナキンを演じていたジェイクは昨年6月、サウスカロライナ州で時速100マイル(約160キロ)のカーチェイスの末、警察に逮捕されていた。10カ月間に渡って刑務所に拘留されていたジェイクだが、今回移動された精神障害施設で総合失調症と診断されたという。母親のリサは、同施設で治療を受けるようになってからジェイクの精神状態が改善したようだとTMZに話している。同サイトによればジェイクの精神科への入所期間は決定されておらず、家族もジェイクの病状が回復することを一番に望んでいることから、それに必要なだけ入院してほしいと考えているという。テレビドラマ『アストロノーツ』や映画『バーチャル・ウォーズ3』にも出演したジェイクは以前、『スター・ウォーズ』への出演により自身の生活が「生き地獄」と化したと話していた。「他の子供たちは僕にとても意地悪だったよ。僕のことを見るたびにライトセイバーの音をまねしてきたもんさ。すごくひどかったね」「学校生活はとにかく生き地獄だったよ。それに1日60ものインタビューを受けなくちゃいけなかったしね」と当時のつらさを明かしていた。(C)BANG Media International
2016年04月13日「第88回アカデミー賞」で、作品賞&脚本賞をW受賞した<a href="">『スポットライト 世紀のスクープ』</a>。本作で唯一の女性記者役を好演したレイチェル・マクアダムスがこの度、来日することが決定した。2001年の夏、ボストン・グローブ紙に新しい編集局長のマーティ・バロンが着任する。マイアミからやってきたアウトサイダーのバロンは、地元出身の誰もがタブー視するカトリック教会の権威にひるまず、ある神父による性的虐待事件を詳しく掘り下げる方針を打ち出す。その担当を命じられたのは、独自の極秘調査に基づく特集記事欄「スポットライト」を手がける4人の記者たち。デスクのウォルター“ロビー”ロビンソンをリーダーとするチームは、事件の被害者や弁護士らへの地道な取材を積み重ね、大勢の神父が同様の罪を犯しているおぞましい実態と、その背後に教会の隠蔽システムが存在する疑惑を探り当てる。やがて9.11同時多発テロ発生による一時中断を余儀なくされながらも、チームは一丸となって教会の罪を暴くために闘い続けるのだった…。監督には、<a href="">『扉をたたく人』</a><a href="">『靴職人と魔法のミシン』</a>のトム・マッカーシーが務め、数十人もの神父による児童への性的虐待を、カトリック教会が組織ぐるみで隠蔽してきた衝撃のスキャンダルを暴き、ピューリッツァー賞に輝いたボストン・グローブ紙の調査報道チームの軌跡を描いた。キャストには<a href="">『アベンジャーズ』</a>シリーズのマーク・ラファロ、<a href="">『バットマン』</a>シリーズのマイケル・キートン、<a href="">『シャーロック・ホームズ』</a>シリーズのレイチェル、『スクリーム』シリーズのリーヴ・シュレイバーら、豪華キャストが顔を揃えている。本年度「アカデミー賞」で作品賞と脚本賞をW受賞し、さらに注目を集める本作。今回来日が決定したのは、本作で唯一の女性記者として活躍するサーシャ役で出演し、同じくアカデミー賞で助演女優賞にノミネートされたレイチェル。彼女がプロモーションで来日するのは今回が初めて。<a href="">『きみに読む物語』</a>のヒロインで世界中の女性の心を揺さぶり一躍スターとなり、『シャーロック・ホームズ』『消されたヘッドライン』<a href="">『恋とニュースのつくり方』</a>などの話題作に出演。最近は<a href="">『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』</a>で、同年代の女子たちに絶大な支持を得ている。また昨年年秋には、米女性ファッションブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」が選ぶ、ハリウッドで最もホットで影響力のある女性リスト「What is Sexy? List」で最もセクシーな女優に選出。本作でもアンサンブル賞として数々の受賞に輝き、今後もジェイク・ギレンホールやベネディクト・カンバーバッチとの共演作が待機している。レイチェルは、本作の公開日翌日の16日(土)にTOHOシネマズ 日劇にて舞台挨拶を行う予定だという。『スポットライト 世紀のスクープ』は4月15日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月06日『ブロークバック・マウンテン』から『ナイトクローラー』『エベレスト3D』まで、演技派として活躍するジェイク・ギレンホール。彼がアカデミー賞監督アントワーン・フークアがタッグを組んだ人間ドラマ『サウスポー』の公開日が、6月3日(金)に決定した。リング上で脚光を浴びる左利きのチャンピオン、ビリー・ホープ。怒りをエネルギーに相手を倒す、という彼のスタイルに心配が耐えない妻と娘。やがて、そんな彼の闘い方が無情にも妻の死へと繋がってしまう。最愛の妻を失くしたビリーは悲しみに暮れ、ボクシングにも力が入らず、愛する娘とも引き離され、全てを失ってしまう。そんなビリーは、いまは第一線を退いて古いジムを営む、トレーナーのティックのもとを訪れるが…。全てをなくしたボクシングの元世界チャンピオンが、亡き妻と最愛のひとり娘のために、自分を変え、再びリングに上る再起の物語を描く本作。ひたむきに自分と向き合うことで成長し、家族との絆を取り戻そうとする父親にしてボクサーのビリーを演じるのは、狂気のパパラッチを演じた前作『ナイトクローラー』から一転、6か月にわたり体を鍛え上げ、切れ味鋭いボクサーの体を作り上げたジェイク。また、彼の亡き最愛の妻・モーリーンには、『スポットライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされたレイチェル・マクアダムス、ビリー再生の鍵となるトレーナーのティックには、アカデミー賞俳優のフォレスト・ウィテカー。監督はデンゼル・ワシントンの怪演でオスカーをもたらした『トレーニング デイ』の鬼才アントワーン・フークアが務め、現代最高のヒップホップスター、エミネムが自身の実体験に基づいて手がけた主題歌「Phenomenal」で、本作のパワフルでエモーショナルなドラマを後押しする。さらに今回、前売り特典付きムビチケカードの発売も3月25日(金)に決定。特典は、“サウスポー”のビリーが身に付ける左手のボクシンググローブをかたどった「ボクシンググローブ型携帯クリーナー付きキーホルダー」。屈強かつ美しい肉体を作り上げたジェイクのごとく、携帯に磨きをかけてみては!?『サウスポー』は6月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月24日『プリズナーズ』『ナイトクローラー』のジェイク・ギレンホール主演映画『サウスポー』の公開日が6月3日(金)に決定し、前売り特典付きムビチケカードの発売日と詳細が発表になった。予告編映像本作は、自分の過ちで妻を失ったライトヘビー級元世界王者のボクサーが、娘との絆を取り戻すため、これまでの自分と向き合い、再びリングへ上がろうともがく姿を描いたヒューマンドラマ。自身もボクサーだった経歴を持つアントワーン・フークア(『トレーニング デイ』『イコライザー』)が監督を務め、レイチェル・マクアダムス、フォレスト・ウィテカーらが出演する。主人公がどん底から這い上がろうとするこの物語は、エミネムの実体験に基づいたもので、彼は本作の主題歌『Phenomenal』を手がけている。ムビチケカードの前売り特典は、主人公が再起を誓って握る“左の拳”にちなんだボクシンググローブ型携帯クリーナー付きキーホルダーで、25日(金)より全国の上映劇場で発売される。『サウスポー』6月3日(金)ロードショーArtwork(C)2015 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.
2016年03月24日ジェイク・ギレンホールが、映像専門パパラッチを怪演した『ナイトクローラー』の激ヤセぶりから一転、全てを失ったボクサーの再生の物語に挑む『サウスポー』。本作から、彼を次々と襲う悲劇と、再生への希望の光が胸に迫る予告編映像が解禁となった。リング上で脚光を浴びるチャンピオン、ビリー・ホープ。狂気のような怒りをエネルギーに相手を倒す、というスタイルに心配が耐えない妻と娘。あるとき、その彼の怒りは無情にも妻の死へと繋がってしまう。最愛の妻を失くしたビリーは悲しみに暮れる毎日。ボクシングにも力が入らず、ついには愛する娘までも失うことに。そんなビリーは、古いジムを営むトレーナーのティックのもとを訪れ、自らの“怒り”を封印することを学んでいくが…。『ナイトクローラー』のために12kgもの減量を行い、演技派俳優としての実力を存分に発揮したギレンホールが、今回は撮影までの6か月間、1日2回のトレーニングを週7日こなし、無敗のボクシングチャンピオンとして筋骨隆々たる姿へと変貌を遂げた本作。栄光の世界からどん底に落ちながらも、愛する家族のために再起を決意する父の姿を熱演した彼は、「VARIETY」ほか各メディアから大絶賛を受けている。また、監督を務めるのは、デンゼル・ワシントンにオスカーをもたらした『トレーニング デイ』の鬼才アントワーン・フークア。また、『ラスト・キング・オブ・スコットランド』でアカデミーとゴールデングローブ、両賞で「主演男優賞」を手にしたフォレスト・ウィテカーや、『スポットライト 世紀のスクープ』で本年度アカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされているレイチェル・マクアダムスなど、錚々たる実力派俳優も集結した。予告編は冒頭から、ラッパーのエミネムが自身の実体験を基に書き下ろした主題歌「Phenomenal」に乗せて、大観衆を熱狂させる無敗のチャンプ、ビリー・ホープ(ジェイク)の輝かしい姿と、愛する家族との幸せな日々が映し出される。だが、妻モーリーン(レイチェル)と共にパーティー会場を後にするビリーの前に現れたのは、ライバルボクサーのミゲル。侮辱され、挑発に乗ったビリーの行動が、周囲を巻き込んでの乱闘に発展、モーリーンが何者かに撃たれてしまう。最愛の妻を失い、深い悲しみに打ちひしがれるビリーは、ボクサーライセンスを剥奪され、収入や家も失い、さらには父親失格とみなされ、愛する娘・レイラ(ウーナ・ローレンス)とも引き裂かれてしまう。全てを失い、どん底へと転げ落ちたビリーは、かつて自分を唯一苦しめたボクサーを育て、いまはアマチュアのボクシングジムを経営するトレーナー、ティック(フォレスト)のもとを訪れる。「お前の短気さは命取りだ」ビリーに浴びせられるティックの言葉には、実は再生の鍵が隠されていた。「俺は生まれ変わる」やがてビリーは、過去の自分とひたむきに向き合うことで、闇のなかに光を見出していく。人間ドラマを描きながらも、ビリーの試合相手には本物のボクサーを起用したり、米最大手の有料チャンネルHBOの撮影スタッフのもと、伝説的解説者ジム・ランプリーとロイ・ジョーンズ・ジュニアも本人役で出演するなど、徹底したリアリティを目指した本作。ボクサーとして、そして父として、亡き妻と最愛の娘のために再びリングへ上る主人公ビリーの姿には、胸が熱くならずにいられない。『サウスポー』は6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月19日『プリズナーズ』『ナイトクローラー』のジェイク・ギレンホールが主演を務める映画『サウスポー』の予告編映像が公開になった。最愛の妻を失い、愛する娘とはなればなれになってしまったボクサーが再起しようともがく姿を描いた感動作だ。予告編映像本作の主人公ビリーは無敗のチャンプで、このほど公開された映像の冒頭でも観客の大歓声を浴びながら敵をブチのめす。しかし、短気な彼はライバルの挑発にのって乱闘を繰り広げ、その結果、誰かが放った銃弾によって、愛する妻モーリーン(レイチェル・マクアダムス)を失ってしまう。ライセンスを剥奪され、家を奪われ、収入源をなくし、愛する娘ともはなればなれになったビリーは、“生まれ変わる”ことを誓って、再びトレーニングを開始する。本作のために12キロの減量を行い、半年に渡る準備を重ねて撮影にのぞんだギレンホールの肉体と鋭い眼光は、予告編の短い映像からでも“ただならぬもの”を感じることができる。監督を務めたのは、『トレーニング デイ』のアントワーン・フークア。生々しい映像と、知性あふれるストーリーテリングで観客だけでなく批評家からも高評価を集める人物で、名優フォレスト・ウィテカーが主人公を鍛えるトレーナー役で出演しているのも気になるところだ。ボクサーを主人公にした映画は、『レイジング・ブル』『ロッキー』『ミリオン・ダラー・ベイビー』『ザ・ファイター』そして『クリード』など傑作・名作が多く、『サウスポー』も公開に向けて注目を集めそうだ。『サウスポー』6月ロードショー
2016年02月19日『ナイトクローラー』から『エベレスト3D』まで、圧倒的な演技の振り幅を見せるジェイク・ギレンホールが、すべてをなくしたボクシングの元世界チャンピオンに扮する『サウスポー』が、初夏、日本公開されることが決まった。リング上で脚光を浴びるチャンピオン、ビリー・ホープ(ジェイク・ギレンホール)。怒りをエネルギーに相手を倒すというスタイルに心配が耐えない妻と娘。その彼の怒りは、無情にも妻の死へと繋がってしまう。最愛の妻を失くしたビリーは悲しみに暮れる毎日。ボクシングにも力が入らず、やがては愛する娘とも離ればなれに…。そんなビリーは、アマチュアボクサーたちのトレーナーを務めるティック(フォレスト・ウィテカー)のもとを訪れる。彼に教えを請い、自らの“怒り”を封印し、過去の自分と向き合うことで闇のなかに光を見出していく――。本作は、『トレーニング・デイ』『イコライザー』で世界を揺るがしたアントワーン・フークアが監督を務めた人間ドラマ。家族との絆を取り戻すため、過去の自分に別れを告げ、再びリングへと上がるサウスポーの元世界チャンピオンをジェイクが熱演する。ビリーが教えを請うトレーナー、ティックには『大統領の執事の涙』のフォレスト・ウィテカー。さらには、賞レースを席巻する『スポットライト 世紀のスクープ』のレイチェル・マクアダムスや、カーティス・“50 Cent”・ジャクソンらが出演する。また、『タイタニック』や『ビューティフル・マインド』などの名作を手がけ、2015年6月に飛行機事故により死去したジェームズ・ホーナーが音楽を担当している。愛する者を取り戻すため、いままでの自分と決別していくボクサーを体当たりで演じるジェイクの姿には注目だ。『サウスポー』は初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月14日『神様なんかくそくらえ』というタイトル、それに劣らぬ大きなインパクトをもたらすのは、ポスターにも大きく映し出されたヒロイン、アリエル・ホームズの美しさだ。2014年東京国際映画祭においてグランプリを受賞し、監督のジュシュア&ベニー・サフディが最優秀監督賞に輝いた本作。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督は「これこそ真の映画だ!」と本作を絶賛し、その挑戦的なタイトルと衝撃的な内容は、世界中の映画祭で賛否を巻き起こした。ニューヨークのストリートで暮らす青年たちの日常を、徹底したリアリティで描いた本作は、アリエル・ホームズの実体験に基づいて制作されている。その美しさからは想像もできない路上での生活、自殺企図とドラッグへの依存ー22歳の新星アリエル・ホームズとはいったい何者なのか、その魅力に迫った。監督から、自伝の執筆を依頼されたアリエルは、ニューヨーク中のアップルストアを廻って手記「マッド・ラブ・イン・ニューヨークシティ」を書き上げる。ホームレスであった彼女にとっては、ニューヨーク中が執筆場所になったのだ。路上での生活から一転し、女優としてインタビューを受けているこの現状について尋ねると、自身の人生は“映画のようだ”と明かす。「人生には何回か転換点があり、これもまた人生のひとつの局面だと思っているの。その時まで、私には何か楽しみを持つということや、野心、何かをやりたいという気持ちはなかったわ。あの時、あの仕事をもらったのはとても良いタイミングだった。書くこと自体が楽しいプロセスだった。それを映画にするということはとても素敵なことだし、自分の人生は映画のようだと思ったこともあったので、実際にそれをできて、冒険のような感じがしたわ」。彼女の手記に感銘を受けたサフディ兄弟は、本格的な映画化へと着手する。主人公・ハーリーは彼女以外にはありえなかったと監督は話すが、アリエルにとって映画出演はおろか演技も初体験。しかしながら、ショッキングな冒頭シーンからラストのクライマックスに至るまで、アリエルは閃光のような存在感を発揮している。以前から、詩や散文などに親しみ、演技にも興味はあったという彼女だが、撮影をどのように挑んだのだろうか。「自分自身を演じるのは大変ではないかとよく言われるけれど、私は自分のままでいたからそんなに大変じゃなかった。カメラの前で緊張することもなかったわ。恐らく、14歳からホームレスとして路上でうろうろしていたからいつも人に囲まれていたし、最近まで生活の中にプライバシーというものがなかったから、そういうことも影響しているんでしょうね」。最後に、好きな映画監督について尋ねると、デヴィッド・リンチ、スタンリー・キューブリック、ロバート・アルトマンとアート寄りの名前がずらり。好きな俳優は?という質問には「ジャックニコルソンが好きで、ジェイク・ギレンホールには一時恋をしていたわね」とアリエル。本作での衝撃のデビューを経た次回作では、『Winter’s Dream』 (原題)や、シャイア・ラブーフと共演する『American Honey』(原題)の公開が控える彼女だが、女優としての今後の展望について尋ねると、「面白いストーリーがあればやってもいいと思っているんだけど、自分の活動のメインとしてやっていくつもりはないの。学校にまた戻ろうと思っているわ。音楽もやりたいと思っているの」と、意外にも演技に対してはフラットなスタンスのよう。もしかしたらバンドを組んでデビューなんてこともあり得るかもしれない。ニューヨークのストリートを生きるホームレスから、国際映画祭を騒がせる問題作のヒロインへ。映画のような人生を生きる彼女の、人生のような映画を、ぜひ目撃して欲しい。『神様なんかくそくらえ』は、12月26日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月25日アメリカの芸能誌「People」が選ぶ毎年恒例の世界一セクシーな男性に、デビッド・ベッカムが選出された。記念すべき30回目を迎えた「世界一セクシーな男性」に選ばれたデビッドは今年40歳。「とてつもなく光栄です。喜んでお受けします」とコメントしたが、「自分をセクシーだと思ったことなんて一度もない」と言う。「もちろん、素敵な服やいいスーツを着るのは好きだし、気分がいい。かっこよくもなるしね。でも、自分のことをそんなふうに考えたことはないよ」と謙遜。その一方で、三男一女をもうけた妻のヴィクトリアには「僕について、いつもそう思ってくれていると願ってるよ」とシャイな笑顔を見せながら付け加えた。ヴィクトリアは「彼は素晴らしい父親よ。とても親切で、慈悲深い人。彼には毎日魅了されているわ」と夫の魅力を語っている。デビッドのほかにはジャスティン・ティンバーレイク、TVシリーズ「キャシーのbig C いまの私にできること」のリード・スコット、イドリス・エルバ、「アウトランダー」のサム・ヒューアン、ジャスティン・セルー、チャーリー・ハナム、TVシリーズ「Empire 成功の代償」のジャシー・スモレット、ジェイク・ギレンホール、ニック・ジョナスが選ばれている。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月19日ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰のエベレストで繰り広げられた実話を基に映画化した『エベレスト3D』。この度、今月6日の公開を目前に控えた本作が、過酷な撮影を通して一致団結した豪華キャスト達が、共演者たちに対しての想いをそれぞれ語る特別映像がシネマカフェに到着した。1996年、ニュージーランドで登山ガイド会社を営むロブ・ホールの率いる登頂ツアーがネパールに到着したところから始まる。エベレストのベースキャンプ(標高5334m)で約1か月間入念な準備を整えたあと、はるか3500m上の頂上を目指す4日間の冒険に出発した一行は、別のツアーと協力体制を組みながら順調に第4キャンプ(標高8000m)まで登っていく。しかし、ついにやって来た頂上アタックの日、固定ロープの不備や参加者の体調不良などでスケジュールが狂い、下山が大幅に遅れてしまう。さらに未曾有の嵐の接近で急激に天候が悪化。デス・ゾーンで散り散りになった登山家たちは、ブリザードと酸欠との過酷を極めた闘いの中で個々の生き残りの能力を試されることになる――。ヒマラヤ山脈に位置する世界最高峰・エベレスト。1953年に初登頂がなされて以来、世界中の登山家を魅了し続けるその山は、同時に地球上で最も生きるのが難しい場所でもある。山頂では風速は時速320kmを超え、気温は零下26度まで低下、気圧は地上の1/3。酸素の供給を受けずに長時間留まれば、肉体と意識の両方の機能は停止。まさに死の領域<デス・ゾーン>。本作は、登頂の夢をかなえるためエベレストへやって来た世界各国の登山家たちが、自然が猛威をふるうデス・ゾーンで生き残りを賭けた闘いに挑む姿を、3Dならではの圧倒的な迫力で映像化。その臨場感あふれる映像は、極限状況に置かれた人々の群像劇を緊張感満点に描き出し、ハリウッドの山岳映画史上最もエキサイティングで最も壮絶なサバイバルを体感させる超大作だ。今回到着した映像は、実際にエベレストに行き、現地で長期間の撮影を行い、過酷な撮影を通して一致団結した豪華キャスト陣が共演者たちに対して語る映像。ジョン・クラカワー役のマイケル・ケリーが「24時間ずっと一緒さ、寝ても覚めても同じ顔ぶれだ」と語るように、文字通り寝食を共にし、撮影に望んだキャストたち。水が凍結し、部屋に暖房はなく、電気毛布にくるまって眠る。そんな一歩間違えると命を落すような環境下で苦労を共にした彼らは、すぐさま結束を固めた。「テントで登山用具を身につけたり、昼食を共にするのは楽しかったよ」と語るのはスコット・フィッシャー役のジェイク・ギレンホール。本映像では、彼らがチームとして団結し、楽しみながら撮影に望んでいる姿を垣間見ることが出来る。そして彼らが口々に話すのが、この撮影を通して得た仲間への想い。「この映画では、最高の仲間ができた。一生の友になると思う」とケリーが語れば、ダグ・ハンセン役のジョン・ホークスは「一緒に困難を乗り越えたから、みんなと家族になれたよ」と絆の強さをアピール。そして、ベック・ウェザーズ役のジョシュ・ブローリン、ロブ・ホール役のジェイソン・クラークが、「こういう映画には滅多に出会えない」などと本作がいかに特別な作品だったかを語っている。また最後に「これほどいい雰囲気の撮影現場は、今までに一度しかない。そこで生まれた人間関係は何よりも貴重かもしれない」とギレンホールがまとめ、子どものように仲良く雪の上ではしゃぐキャストたちの姿が現れる。彼らの絆の強さを感じさせる、和気あいあいとした映像だ。本作のキャスティングにあたり、バルタザール監督は「嵐に向き合い恐怖心を克服できる俳優が必要だった。」と語っている。その期待通り、本作のキャストたちは一致団結してこの過酷な撮影を乗り越え、素晴らしい作品を完成させた。実際のエベレストで撮影した過酷な大自然の驚異を感じさせる映画をスクリーンで体感してみて。『エベレスト3D』は11月6日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:エベレスト 3D 2015年11月6日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2015年11月04日実話をもとにエベレスト登頂に挑む登山家たちのサバイバルを描いたスペクタクル超大作『エベレスト 3D』。ロケ地となったネパールの大震災復興支援を目的に10月26日に、都内でチャリティー試写会が実施され、来日中のバルタザール・コルマウクル監督が出席した。その他の写真『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラークをはじめ、ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ブローリン、サム・ワーシントン、キーラ・ナイトレイ、ロビン・ライトら豪華キャストが集結し、雄大な自然を背景にした極限の人間ドラマが展開する本作。コルマウクル監督は、「ハリウッドでしか実現しないスケールの大きさ、名優たちのアンサンブル、何より舞台がエベレストですから、私自身、監督のオファーを断る理由はなかった」と振り返る。標高5000メートル超の現地ロケは、「寒さと高山病との戦い。映画の登場人物同様に、我々も常にギリギリの状態でした。でも、それは観客に自然の厳しさをリアルに実感してもらうため。監督としてチャレンジを忘れず、エベレストという題材に対し、正直かつフェアに向き合いたかった」と作り手としての強い信条を語った。それだけに「もし自分がその場にいたら…。そんなことを想像しながら、感覚を研ぎ澄ませて、何より暖かい服装でご覧ください(笑)」とアピールにも熱がこもった。この日はエベレスト登頂を達成し、世界的にも活躍しているアルピニストの角谷道弘さん、登山番組への出演を機にプライベートでも日本中で登山を楽しむタレントの釈由美子が出席。「とにかくすべてがリアル。映画は20年ほど前の出来事を描いていますが、登山の装備なども当時のものを忠実に再現している」(角谷さん)、「先ほど監督がおっしゃった通り、とにかく寒いです! 映画を観ているのに、空気が薄くなる感じで、とにかく覚悟してご覧ください」(釈)と本作のリアリティに太鼓判を押した。『エベレスト 3D』11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開取材・文・写真:内田 涼
2015年10月26日第28回東京国際映画祭が開催中の東京・六本木ヒルズで10月25日に、特別招待作品『エベレスト3D』の公式会見が行われ、バルダザール・コルマウクル監督、唯一の日本人キャストとして七大陸最高峰を制覇した登山家・難波康子さんを演じる森尚子が出席した。その他の写真世界最高峰の山・エベレストに挑む登山家たちの壮絶な冒険と山にかける想い、そして登山の過程で目にした雄大な風景を3D映像で描くアドベンチャー超大作。ネパールでの現地ロケでは、ジョシュ・ブローリン、ジェイク・ギレンホールら著名なハリウッドスターが5000メートル級の高地を訪れ、「彼らには自分の荷物を背負ってもらい、かなりの距離を歩いてもらった。気温はマイナス30度にもなるので、キャストには嫌われました」(コルマウクル監督)。過酷な撮影について、森は「まつ毛も髪の毛も凍るような現場。監督は『自然vs.人間』のドラマにこだわっていたので、私たち役者にもacting(演技)ではなく、reacting(反応)してほしいと演出があった」とコメント。高山病の症状を訴えるクルーもいたが、「苦労が多い現場だったからこそ、チーム一丸で撮影に取り組み、最後は皆が家族のような絆で結ばれた」と振り返った。この日の会見は『EVEREST フレンドシップ会見』と銘打ち、来年3月12日に公開される日本映画『エヴェレスト 神々の山嶺』の角川歴彦製作代表、平山秀幸監督、原作者の夢枕獏氏が駆けつけた。角川代表は「とてもすばらしい作品でした。両方の作品を見れば、エベレストという山が、人間を拒絶する森厳な場所だとお分かりいただけるはず」と『エベレスト3D』を絶賛。コルマウクル監督も「完成したらぜひ拝見したい」と『エヴェレスト 神々の山嶺』に強い関心を示した。会見では角川代表が、今年4月に大地震が起こったネパールにエールをおくるため、駐日ネパール大使のマダン クマール バッタライ大使に義援金を手渡す場面もあった。『エベレスト 3D』11月6日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開『エヴェレスト 神々の山嶺』2016年3月12日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年10月26日『プラダを着た悪魔』『イントゥ・ザ・ウッズ』のエミリー・ブラントが、ヒュー・ジャックマン&ジェイク・ギレンホールの競演で話題を呼んだ『プリズナーズ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のもと主演し、現在、全米大ヒット中の『Sicario』(原題)が、邦題『ボーダーライン』として2016年4月、日本公開されることが決まった。巨悪化するメキシコ麻薬カルテルを掃討すべく、アメリカ国防総省の特別部隊にリクルートされたFBI捜査官ケイト(エミリー・ブラント)。特別捜査官(ジョシュ・ブローリン)に召集されて就いた極秘任務とは、謎のコロンビア人アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)と共に、アメリカとメキシコの国境付近を拠点とする麻薬組織を撲滅させるミッション。仲間の動きさえも把握できない常軌を逸した極秘任務、そして人が簡単に命を落とす現場に直面したケイトは、次第に善と悪の境界が揺らぎ始める――。トム・クルーズの『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で初の本格アクションに挑み、タフ女戦士を演じていたエミリー・ブラントが、今回、目を覆うような暴力と死が日常と隣合わせに存在する国境麻薬戦争に放り込まれるエリートFBI捜査官を演じる本作。本国アメリカでは、9月19日(現地時間)より6スクリーンの限定公開で封切られ、1館あたりの興収が『ジュラシック・ワールド』『エベレスト3D』のジョシュ・ブローリンが脇を固める。監督は『灼熱の魂』でアカデミー賞「外国語映画賞」にノミネートされ、SF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編監督に決定するなど、いま最も注目され、期待されている映画監督のひとり、ドゥニ・ヴィルヌーヴ。『ゼロ・ダーク・サーティ』や『アメリカン・スナイパー』に続く、極限の臨場感がほとばしるリアル・クライムアクションで奮闘する、エミリーにぜひ注目していて。『ボーダーライン』は2016年4月、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月08日米BOX OFFICE MOJOは9月18日~9月20日の全米週末興業成績を発表した。謎の巨大迷路に閉じ込められた若者たちの戦いを描いた、ジェームズ・ダシュナー原作のSF小説『メイズ・ランナー』の映画化第二作『メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮』が初登場首位にランクイン。前作で迷路から外の世界へ辿り着いた主人公・トーマスとその仲間たちが"第2ステージ"に挑む。ウェス・ボール監督の他、主役のディラン・オブライエン、カヤ・スコデラリオらキャスト陣も前作から続投している。2位の『ブラック・スキャンダル』も初登場。FBI史上最高の懸賞金で指名手配された、実在の凶悪犯をジョニー・デップが演じる犯罪ドラマ。『クレイジー・ハート』『ファーナス 訣別の朝』のスコット・クーパー監督がメガホンを取る他、『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』のベネディクト・カンバーバッチ、『華麗なるギャツビー』のジョエル・エドガートンなど豪華キャストが顔を揃える。5位に初登場の『エベレスト 3D』は、1996年に実際に起きたエベレストでの遭難事故を元に描いたサバイバル冒険劇。人間が生存できないとされる死の領域"デス・ゾーン"で生き残りをかけた戦いに挑む登山家たちの姿を、ジェイソン・クラーク、ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ブローリンなど演技派俳優たちが演じている。前週トップの『The Perfect Guy(原題)』は4位に急降下。その他前週2位の『ヴィジット』も3位に順位を下げるなど、以下9位『Straight Outta Compton(原題)』までの作品は揃ってランクダウンした。10位『Grandma (2015) (原題)|』は、公開5週目で初のトップ10入り。『アメリカン・パイ』、『アバウト・ア・ボーイ』などのポール・ワイツ監督・脚本の最新作で、孫娘の中絶費用のために昔の友人を頼りに旅に出るリリー・トムリン演じる老婦人を主役にしたコメディだ。
2015年09月21日開催まで残すところ1か月余りとなった第28回東京国際映画祭。このほど、今年の特別招待作品のラインナップが発表され、19日(土)より劇場で上映される本映画祭の予告編が解禁となった。10月22日(木)~10月31日(土)に開催される第28回東京国際映画祭。今回、9月29日(火)のラインナップ発表会に先立って発表された特別招待作品は、オープニングおよびクロージング作品を中心に、日本公開を控える話題作が勢ぞろいしている。先日すでに発表となっていたオープニングには、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『フライト』のロバート・ゼメキス監督最新作『ザ・ウォーク』を上映。NYツインタワーをワイヤーロープでつなぎ、命綱なしで渡ったフィリップ・プティの実話を、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演で描く。他には、過酷なエベレスト登頂を描くジェイク・ギレンホール主演の『エベレスト3D』、グスタフ・クリムトの絵画をめぐる実話をヘレン・ミレン主演で映画化した『黄金のアデーレ名画の帰還』、デイン・デハーンがジェームズ・ディーンに扮する『ディーン、君がいた瞬間』、『オーシャンズ』のジャック・ぺラン&ジャック・クルーゾのドキュメンタリー『シーズンズ2万年の地球旅行』、難病ALSの女性を『ミリオンダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンクが演じる『サヨナラの代わりに』、西島秀俊主演の人気ドラマの映画化『劇場版MOZU』、そしてすでに発表となっていたクロージング作品として、佐藤浩市&本田翼主演の直木賞作家による原作小説の映画化『起終点駅 ターミナル』が上映される。さらに、オフィシャルサイトにて、19日(土)より劇場で上映される本映画祭の予告編が公開。発表となった特別招待作品の本編映像に加え、先日邦画3作品の出品が発表され話題をよんだコンペティション部門や歌舞伎座スペシャルナイトのほか、アニメやJホラー、クラシックなどの特集上映、東京映画食堂によるフード出展や音楽ライブなど、東京国際映画祭の魅力を十分に伝える映像に仕上がっている。今後来日ゲスト情報などが順次解禁となり、今年も大きな盛り上がりを見せるであろう東京国際映画祭。続報を楽しみに待ちたい。第28回東京国際映画祭は10月22日(木)~10月31日(土)開催。(text:cinemacafe.net)
2015年09月20日第40回トロント映画祭が、現地時間10日に開幕する。年々、映画業界における重要度を増しているこの映画祭は、今年も話題の作品が多数上映され、多くのハリウッドスターが訪れる華やかなものとなりそうだ。その他の写真オープニング作品は、ジェイク・ギレンホール主演、ジャン=マルク・ヴァレ監督の『Demolition』。今作のほかにワールドプレミアを飾るのは、ジュリアン・ムーア、エレン・ペイジ主演の『Freehand』、ケイト・ウィンスレット主演の『The Dressmaker』、スティーブン・フリアーズ監督の『The Program』、アルフォンソ・キュアロン製作で息子ジョナスが監督する『Desierto』、リドリー・スコット監督の『The Martian』、ケイト・ブランシェットとロバート・レッドフォード出演の『Truth』など。マイケル・ムーアが極秘で撮影したドキュメンタリー『Where To Invade Next』は、とくに話題を集めること必至だ。日本の作品では、是枝裕和監督の『海街diary』、三池崇史監督の『極道大戦争』、河瀬直美監督の『あん』が北米プレミアされる。トロント映画祭は、オスカー戦線に向けてのキャンペーンにおいても重要な位置を占める。『スラムドッグ$ミリオネア』、『英国王のスピーチ』、『それでも夜は明ける』は、トロントで観客賞を受賞し、オスカーでも作品賞を受賞した。昨年、トロントで観客賞に輝いた『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』も、複数部門でオスカーにノミネートされている。一般人が入れないカンヌ映画祭などと違い、トロントは一般人にもチケットを販売し、賞は観客の投票で決める。しかし、今年は“プラットフォーム”という新しいセクションが設けられ、ここで上映される12作品は、審査員が評価し、賞金が与えられることになった。このほかに今年は、質の高いテレビ番組を上映する“プライムタイム”というセクションも新設された。開催は20日(現地時間)まで。取材・文・写真:猿渡由紀
2015年09月10日9月2日(現地時間)より開催中の第72回「ヴェネチア国際映画祭」。今年は残念ながら、コンペなど主要部門に日本映画の出品はないが、ジェイク・ギレンホール(Jake Gyllenhaal)主演のオープニング上映作『エベレスト3D』を始め、ハリウッドスターの出演作がラインナップされ、レッド・カーペットは今年も華やかなものとなった。夫のジョニー・デップ(Johnny Depp)と共に、それぞれの出演作上映に合わせてやって来たアンバー・ハード(Amber Heard)は、まずジョニー主演の『ブラック・スキャンダル』の公式上映でツーショットを披露。ここでは夫を立てて、ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)のシンプルなドレスに身を包み、髪も自然なダウン・スタイルだったが、翌日に行われた自身の出演作『The Danish Girl』(原題)の公式上映ではアレクサンダー・マックィーン(Alexander McQueen)の花柄ストラップレスのドレスで登場し、髪もアップに結い上げ、ハリウッドスターのオーラ全開だった。同作主演のエディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)の妻、ハンナ・バグショー(Hannah Bagshawe)もアレクサンダー・マックィーン(Alexander McQueen)のヌードカラーのロングドレスを着こなした。同じく出演者のアリシア・ヴィカンダー(Alicia Vikander)はルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のロングドレス。丁寧な刺繍が施されたクラシックなスタイルで清楚なイメージを醸し出していた。また、昨夏に東京ロケも行われた『Equals』(原題)が上映されたクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)は、シャネル(Chanel)のシルバーのドレス。ポイントはレースをあしらったアシンメトリーな裾。フォトコールでも、自身がミューズを務めるシャネルを着用していた。『A Bigger Splash』(原題)のダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)は公式上映にはマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)、フォトコールではロダルテ(Rodarte)のワンピース。黒にポピーの花柄、チャイナカラー、とオリエンタル・テイストのディテールが目を引いた。ダコタは『ブラック・スキャンダル』の公式上映ではプラダ(Prada)のパウダーピンクのドレスでフローレスなスタイルも披露した。映画祭は12日(現地時間)まで開催。これから参加予定の女優たちの装いにも注目が集まりそうだ。
2015年09月07日