『007 スカイフォール』が、『アバター』を抜いてイギリスの歴代興行収入1位をわずか公開40日目で達成した。ダニエル・クレイグ主演、サム・メンデス監督で贈る『007』シリーズ第23作目となる同作は、イギリス国内で計9,427万7,612ポンド(124億6,200万円)の大ヒットを記録し、2009年に公開されたジェームズ・キャメロン監督の大ヒット作『アバター』が11か月かかって達成した9,402万5,632ポンド(124億3,000万円)の記録を抜き去り、イギリスでの封切りから40日目にして早くも歴代UKボックス・オフィス1位の座を獲得した。本作のプロデューサーを務めたマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは「イギリスで映画館に足を運んでくれたみなさんのおかげで、『007 スカイフォール』が歴代1位の座を獲得し、感謝の念と共に我々も圧倒されています。この映画を誇りに思っていますし、みなさんに感謝しています。特に主演のダニエルと監督のサムがこの映画の成功にもたらしてくれた貢献にはいくら感謝しても足りません」と喜びの声を上げている。また、製作元のMGMのゲイリー・バーバーCEOも「この映画がうなぎ登りで驚くべきヒットをし続けていることにとても誇りを感じますし、映画界の偉大なマイルストーンとなった今、この映画の関係者全員に再度、祝福の言葉を贈りたいと思います」と関係者の労をねぎらい、ソニー・ピクチャーズ・リリーシングUKのピーター・テイラー代表も「観客のみなさんが『007 スカイフォール』をこういった素晴らしい形で受け止めてくれて、とても嬉しいです」と喜びを語り、「イギリス文化の最も象徴的なキャラクターの一人であるジェームズ・ボンドが50周年を迎えた2012年に、こういった記録的な偉業を達成するのはまさに“ドンピシャ”といった感じですね」と続けた。特集:『007スカイフォール』美しきボンドガール・コレクション■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年12月07日とてつもなく強烈な役を演じ、しかもそのキャラクターがハマり役であると、俳優にとっては嬉しさ反面、いつまでもその印象がついて回り、それを乗り越えなければならない、さらなる挑戦を課せられてしまうものだ。スペイン出身の名優ハビエル・バルデムにとっては『ノーカントリー』で演じた殺人鬼アントン・シガーがそれにあたるだろう。あの殺人鬼は見た目も演技も強烈すぎた──そんな彼が『007』シリーズ最新作『007 スカイフォール』で新たに挑む悪役は、ジェームズ・ボンドと“MI6”を脅かすシルヴァ。アントン・シガーとは一味違う悪を映画史に刻んだ。目指したのは“居心地の悪い”悪役この手のアクション映画に登場する悪役は、大抵の場合、世界をどうにかしようという野望を抱いている場合が多い。けれど、シルヴァにおいては「とてもパーソナル」だとハビエルは分析する。「壊れてしまったものを持ったキャラクター、という印象を最初に抱いたんだ。シルヴァがほかの悪役と異なるのは、世界を滅ぼしてやる!とか、壮大な計画を持っているわけではなく、自分のために復讐しようとしていることだね。やろうとしていることはとてもパーソナルで、世界滅亡を企む悪と比べたらものすごく小さいんだよ(笑)。でも、そこが面白いと思ったし、演じ甲斐があるとも思った」と、役への興味を語る。ボンドと同じく、かつては“M”のもとでトップエージェントとして活躍しいていたシルヴァ。ある事件を機に彼のMへ忠誠心は崩壊、Mへの復讐心へと変わっていく。そんな複雑な一面を持った悪役を演じるにあたって、ハビエルが重きを置いたのは“居心地の悪さ”。サム・メンデス監督との話し合いで出てきた言葉をヒントに生まれたその居心地の悪さとは?「まず、サムと話し合いをした結果、金髪にしようということになったんだ。というのは、今回のボンドの敵はとにかく居心地が悪い、思わずむずむずしてしまうような、そういう居心地の悪いものにしようということになってね。アグレッシブであっても、怖さであってもいい、どんな居心地の悪さでもいいから、とにかくシルヴァをそういう存在にしたいと思ったんだ」。確かに、違和感のある金髪、話し方、歩き方、声のトーンに至るまで、言いようのない居心地の悪さを感じる。と同時に、そういう雰囲気をまるで最初から設定されていたかのような悪として、そこに“いる”のが、ハビエルが演技派と言われる所以でもある。「なにか一つこうしたというのではなく、言動すべてに居心地の悪さが滲み出るように心がけた。シルヴァはどんなレッテルも張ることのできない、自由な存在でもあるんだ。その自由を使ってボンドを非常に居心地の悪いところに追い詰めていくんだよ」。『007』への憧れ自由に、リアルに、しかも奇妙さや異質さを合わせ持った絶妙なバランスの悪を心から楽しんで演じたハビエルだが、苦手なこともあったそうで…「実はeメールも苦手なほどコンピュータには弱いんだ」と、いたずらっぽく笑う。そう、今回のシルヴァはコンピュータの天才という設定。「ほんとに苦手なんだけど、そんな自分がコンピュータの天才を演じているというのが面白いだろう(笑)。映画づくりの面白いところは、本当じゃないこともあたかも本当のように信じさせることができることでもあるからね」。コンピュータという切り口としては、シルヴァだけでなく“Q”の愛称として知られるボンドの武器開発係もITの天才だ。ダニエル・クレイグのボンドでは今回の『スカイフォール』でQは初登場となる。ほかにもボントとMの関係が初めて描かれるなど、さまざまな見どころが詰まっている最新シリーズだが、そもそもハビエルにとって『007』はどんな存在なのだろうか。遡ること35年──。彼がボンドと出会ったのは、11歳の頃。シリーズ11作目『007 ムーンレイカー』だった。それから現在に至るまで、いちボンド・ファンとしてシリーズを楽しんできたハビエル。今回の出演は断る理由など全くなかったはず。しかし、「特別な想いはあったけれど、脚本を読むときはまた別なんだよ」と、プロフェッショナルとしての言葉を残す。「オファーをもらったときは、『007』の世界に関わることができる!と、ものすごく心躍ったよ。いままで自分が見てきた『007』の映画であったり、その当時の記憶を思い出したりもした。ただ、演じるとなるとまた別物で、ファンであることを全て忘れて俳優として脚本と向かい合わなければならないんだ。自分がファンであることが頭にあると、プレッシャーに押し潰されてしまいそうだからね(笑)。この役は自分自身が面白いと思って演じられるかどうか、とてもシンプルなことだけを考えて脚本を読んだ。今回のシルヴァという役はそれに値する役だった、というのは言うまでもないけれどね」。“6代目ジェームズボンド”ダニエル・クレイグの魅力また、引き受けた理由には「キャストの素晴らしさもあった」と続け、“6代目ジェームズ・ボンド”のダニエル・クレイグがどれだけ素晴らしいかを力説する。「歴代ボンドを演じてきた役者は、それぞれにボンドに個性をもたらしたと思うよ。でなければ、これだけ長くシリーズを続けることはできないからね。僕が一番クールだと思うボンドは、初代ボンドのショーン・コネリー。彼自身があまりにもクールだからボンドもクールだった。一方、ダニエルはファンタスティックでパワフル、しかも複雑さを持った役者だと思う。だからこそ、これまでのボンドになかったような多層構造というのかな、より複雑な一面をもらたすことができたんだと思う。何がすごいって、ボンドにはある程度基本となるスタイルがあるわけだけれど、そのフレームから出ずに個性を出すことはとても難しいもの。でも、規範を踏襲しつつ何でもやってしまうのがダニエルなんだ。そこがすごい!彼の才能を感じるよ」。そんなダニエル扮するボンドを追い詰めていくシルヴァを演じたハビエルも、もちろんすごいわけで。これからシーズンを迎える様々な賞レース。映画ファンとしてはハビエルがどう絡んでくるのかも気になるところだが、俳優にとって賞は「最終的なゴールじゃない」と、きっぱり。「客観的ではない演技を選ぶわけだから、その結果が正しいのかどうかは実際は誰にも分からないものだと思うんだ。たとえば、オリンピックのレースは10人が走って一番最初に着いた人が一番の賞を得るわけだけれど、演技はスポーツと同じようにはいかない。だから、たとえ演技の賞をもらったとしてもどう受け止めていいのかいまだに戸惑ってしまう。とはいっても役者である以上、認知はされたいし、虚栄心もあるし、拍手喝采は浴びたいよ(笑)。でも、賞というゴールだけを目指して仕事をしたら必ず失敗に繋がる。大切なのは、どれだけたくさんの人に映画を観てもらえるか、そして気に入ってもらえるかだからね」。ゴールのない道を歩き、時に新しい道を開拓し、また歩き続ける──そんなハビエル・バルデムの役者人生の途中で生まれた“居心地の悪い”シルヴァという悪役。どれだけ居心地が悪いのか(=素晴らしい演技なのか)、その目で確かめてみて。(text:Rie Shintani/Photo:Cliff Watts)特集:『007 スカイフォール』© 2012 CTMG, Inc. All rights reserved.■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年12月06日スティーヴン・スピルバーグ監督が、過去に『007』シリーズの監督を断られていたことを明かした。スピルバーグは活躍をし始めた1970年代に、自ら同シリーズのプロデューサーを務めていたアルバート・R・ブロッコリに監督を務めたいと申し出たところ、あっさりと袖にされたようだ。 スピルバーグは「僕はブロッコリのところに行って、ジェームズ・ボンドの監督をやりたいって言ったら、彼ははっきりと『ノー』って言ってきたんだ。それ以来もうこっちから申し出はしてないよ。その代わり、僕は『インディ・ジョーンズ』シリーズを始めたんだ」と当時をふり返る。しかし、スピルバーグ監督はボンド映画の新作『007 スカイフォール』に関しても「もう観に行ったけど、もう1回観に行こうと思ってるんだ」と語り、同シリーズの熱烈な大ファンであることは変わらないようだ。スピルバーグ監督は現在、ダニエル・デイ=ルイスがエイブラハム・リンカーンに扮する新作『リンカーン』のプロモーション活動に大忙しのようだ。『リンカーン』は来年4月19日(金)にも日本での公開を予定している。■関連作品:リンカーン 2013年4月19日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月27日『007 スカイフォール』も公開間近のダニエル・クレイグを主演に、ナオミ・ワッツ、レイチェル・ワイズの豪華キャストで贈る、切なさと思いもよらむ恐怖が注目のヒューマン・スリラー『ドリームハウス』。本作の公開に先立ち、一般試写会を実施。そこでアンケート調査を行ったところ、思わぬ回答が飛び出した。家族との時間を大切にするため、会社を辞めて郊外の家に引越したウィル。愛する妻・リジーや子供たちと共に引越した新居はかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始め…。まずは、英国紳士らしくクールでミステリアスな魅力を放つナイスミドルのダニエルについての質問。「日本の芸能人に例えるなら誰?」という問いでは、仲村トオル、真田広之が同率一位で圧倒的支持を集める結果となった。次いで堤真一や渡部篤朗、佐藤浩市など日本が誇るダンディーな実力派たちが名を連ねた。「演技派で作品に応じてイメージを変えられる俳優」、「アクション・サスペンスもこなせて存在感がある」という“実力派”らしい俳優としての魅力を挙げる声が多数寄せられた。その一方で、本作での共演をきっかけにレイチェル・ワイズとゴールインを果たしたという、本作の話題に火をつけたエピソードから「家族想い」を理由に挙げる人も。続いては、続く質問もダニエルに関係するものだが、ズバリ!『007』シリーズのようなアクションと、本作のような良きパパを演じる彼、どちらが好きか?というもの。その回答を集計したところ、世界を股にかけるスパイ“ジェームズ・ボンド”よりも良き父を演じている『ドリームハウス』のダニエルに、なんと若干ではあるが53%の割合で軍配が上がった。その理由には、「やっぱりアクションが似合う!」、「紳士的でカッコいい」といった『007』シリーズで魅せる姿が広く浸透している一方で、「砕けた感じの父親役が良かった」、「新しい魅力を見せてくれた」さらに「前髪を下している姿は新鮮!」と思いがけない新たな一面にノックダウンされた人が多かったようだ。また、本作ではいわくつきの物件を購入したことから不可解な出来事が起こる…というストーリーにちなんで、引っ越し先や購入した家で不思議な体験談を聞いてみると、「家のトイレで青白い手だけを見た」、「家族全員の体の調子がおかしくなり、別の家に引っ越した」、「家を建てた後に、大きな蛇が出てきた」と本作に負けず劣らずの恐怖体験を告白する人が続出!中には「あまり話したくない…」と、まさに背筋も凍る驚愕の回答が返ってきた。ダニエルが魅せる家族思いの優しいパパの姿、驚愕の体験、思いもよらない応え、そのすべてが『ドリームハウス』では描かれている。ぜひ、この冬背筋は冷たく心は温かくなる未体験の感覚を本作で味わってみて。『ドリームハウス』は11月23日(金・祝)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年11月21日間もなく公開となる『007 スカイフォール』でメガホンを握ったサム・メンデスが、すでに『007』シリーズ24作目となる次回作のストーリーの構想があると明かした。日本でも12月1日(土)に公開予定のシリーズ23作目『007 スカイフォール』で監督を務めたサムは、ダニエル・クレイグが続投する予定の次回作で再びメガホンを取るか正式発表していないものの、『007』シリーズの過去5作品で脚本を執筆したニール・パーヴィスとロバート・ウェイドは声明で今後同シリーズで脚本を担当することはないと発表し、さらにサムが次回作に取り組んでいることをほのめかした。ロバートは「僕たちは5本も『007』シリーズに参加できて嬉しいよ。なかなかの仕事ができたと思うよ。ジョン・ローガンとサム・メンデスが次回作のシナリオを構想していると思うけど、おかげで肩の荷が下りたよ。このシリーズ作品はすごく時間がかかるからね」と、その苦労と共に語った。ニールとロバートの2人は2000年公開の『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』から『007 ダイ・アナザー・デイ』、そしてダニエルが主演を張った『007/カジノ・ロワイヤル』、『007/慰めの報酬』、『007 スカイフォール』まで通算5作品の脚本を執筆しているが、ニールは4作目で同シリーズから降りるつもりだったとふり返っている。「僕たちは『007 慰めの報酬』で止めようと思ってたんだ。でも『007 スカイフォール』まで続けてよかったといまでは思っているよ」。そんな2人は、主役ジェームズ・ボンドを「殺したい衝動に駆られた」とも明かす。同シリーズの脚本を担当する上での禁止事項を尋ねられたニールは「タイムトラベルだね」と答え、さらにロバートは「あと、ボンドを殺すことかな。僕たちはいっそ殺したいって衝動に駆られていたけどね」と続けた。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月21日『007』シリーズ誕生50周年を飾る記念作品『007 スカイフォール』のジャパン・プレミアが19日に都内劇場で開催。ボンドガールのセヴェリン役を演じたフランス人女優のベレニス・マーロウが来日したほか、スペシャルゲストとして先日、国民栄誉賞を受賞したレスリングの吉田沙保里選手が来場した。その他の写真シリーズ第23作目となる本作でボンドの前に立ちはだかるのは、かつてボンドと同様にMI6のエージェントだった男・シルヴァ。任務中に消されたことで組織と国家への恨みを抱える男の復讐を阻止すべくボンドが立ち上がる。ベレニスは胸元の開いたセクシーなドレスで登場。それに負けじと(?)、吉田は背中がぱっくりと開いた赤いドレスで現れ、普段のアスリートとしての姿とは全く異なる艶やかな姿に客席からはどよめきが。「ボンドガールの仲間入りできるようにきめてきました!」と満面の笑みで語ると拍手がわき起こった。「みなさん、こんばんは」と日本語で挨拶をしたベレニスは、ボンドガールとして映画界のアイコン、ジェームズ・ボンドの相手役を務めた感想を尋ねられるとユーモアたっぷりに「ボンドとの共演のために毎朝早く起きるのはつらかったわ」とニッコリ。続けて「本当に素晴らしい経験になりました」とうなずいた。吉田は「国を愛し続けて戦う姿がカッコイイです」とほれぼれとした表情。そんなボンドのセクシーさが際立つシーンを尋ねると「シャワーでキスしているところかな(笑)」と語り笑いを誘った。50年にもわたって愛されてきた『007』シリーズと、オリンピックおよび世界選手権の13連覇という前人未到の記録を達成した吉田。積み重ねによる偉業という点で共通しているが、吉田は「私の場合はみなさんの応援があったおかげ」と謙遜。「この映画のように愛され続けるように頑張りたい」とさらなる記録の更新に向けた意気込みを口にした。最後にベレニスは、これから映画を鑑賞する観客に向けて「素晴らしい才能と美しい心を持った方々と一緒にこの作品を作ることができました。楽しんでいただければうれしいです」と呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2012年11月20日『007』シリーズ最新作『007 スカイフォール』のジャパン・プレミアが11月19日(月)に都内で開催され、ボンドガールを務めたベレニス・マーロウ、スペシャルゲストとしてロンドンオリンピックのレスリング女子55キロ級金メダリストで先日、国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里が出席した。シリーズ誕生から50周年記念作品となる本作。盗まれた極秘ファイルを奪還するために敵と格闘中に味方の誤射によりボンドが転落してしまい…。MI6を知り尽くした元エージェントで、任務中に組織から消されたことを恨む男・シルヴァが復讐を胸にボンド、そして大英帝国に襲いかかる!舞台挨拶前に行われたレッドカーペットイベントには黒いドレスで登場したベレニスだったが、今回は胸元の開いた明るい色のドレスで登場。満員の観客を前に日本語で「みなさん、こんばんは」と挨拶した。ダニエル・クレイグ演じる“007”との共演については「ジェームズ・ボンドと共演するために毎朝早起きするのは大変だったわ(笑)」と冗談めかして答えつつも、「素晴らしい経験になりました」と充実した表情を見せた。改めて本作について「素晴らしい才能、そして美しい心を持った方々と一緒に組んで作ることができました。ぜひ楽しんでいただけたら」とこれから映画を観るファンに呼びかけた。吉田さんは、ボンドガールもかすむような鮮やかな真紅のドレスで登場。「ボンドガールの仲間入りができるようにキメて来ました」と対抗心を露わに。「こんな素晴らしい綺麗な格好をすることもないので」と照れつつ、「(ボンドガールに)なりたいなと思いました」と美しいドレスに身を包んですっかりその気になったようだ。ひと足先に映画を鑑賞したが、ボンドについて「国を愛し続けて戦う姿がカッコいいです」と絶賛する。戦う姿だけでなく「シャワーでキスしているシーンが…」とセクシーな姿にもメロメロ。「もし自分だったらと想像した?」という報道陣の問いかけに「そこまで妄想はしてないです!」と笑顔で返していた。「007」シリーズは50年で23作、吉田さんはオリンピックと世界選手権合わせて13連覇と積み重ねによる偉業は共通するところだが「私の場合はみなさんの応援のおかげ。この映画のように愛され続けるように頑張りたい」と慢心することなくさらなる継続へ向けて意気込みを語った。『007 スカイフォール』は12月1日(土)より公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月19日今年50周年を迎える『007』シリーズの最新作『007スカイフォール』で、ボンドガールのセヴェリン役を演じたベレニス・マーロウが本作に“ボンドウォッチ”を提供するウォッチ・ブランド「オメガ」の招待で来日。11月19日(月)、都内で行われたレッドカーペットイベントに同社のクリストフ・サビオ社長と共に出席した。シリーズ23作目となる本作は全米で初登場1位を獲得し、シリーズ最高のオープニング成績を記録したのを始め、すでに56か国で1位スタート。かつては007と同じ“MI6”のエージェントであり、組織への復讐を企む男が最強の敵としてボンドの前に立ちはだかる。大胆に肩を露出した黒いセクシーなドレスで、腕にはボンドウォッチを着けて登場したベレニス。レッドカーペット脇に集まったファンの歓声を浴び、サインの求めにも笑顔で気さくに応じた。今回が初来日となるが「東京は美しい街。またぜひゆっくりと訪れたいです」と挨拶。「オメガのアンバサダーを務めさせていただくことも光栄に思っています」と語り、「私も常に進化し続け、やりたいことをどんどんやっていきたい」と本作をきっかけにさらなる飛躍を誓った。オメガにとっては、ボンドウォッチの提供は今回で7回目。サビオ社長は「ボンド映画に携われることは誇りです。ジェームズ・ボンドというキャラクターは、フィクションの世界を抜け出した本物のアイコンです」と頷いた。「ボンドガールはフェミニンでグラマラスでありつつ、男性的な行動も取るという混合した要素を持つ女性」とベレニス。ボンド映画はそういう自由を可能にしてくれるんです」と語る。特に本作について「携わる中で最も驚かされたのは、現実がとても美しく描かれているということ。光を効果的に使い、夢を見ているかのような感覚になりました。現実と夢がミックスされた素晴らしい世界が描かれています」と完成した作品の質の高さに自信を覗かせた。『007スカイフォール』は12月1日(土)より公開。「ウインター ダンディズム~007 WEEK~」期間:12月7日(金)まで※但し11月24日(土)21:00閉店/12月7日(金)は18:00閉店場所:阪急メンズ東京全館(東京・有楽町)公式サイト:■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月19日のんびり&まったり過ごせるお正月休みは、数々の大作や名作が公開される映画のゴールデンシーズン。年末年始にかけて『007』シリーズやアニメ『ONE PIECE』の最新作、初詣ならぬ初感動必至のドキュメンタリーなど話題作が続々と上映される。そこで今回は「12月公開のお正月映画の中で最も見たい作品」について男性359名にアンケートをとった。>>女性編も見るQ.12月公開のお正月映画の中で最も見たい作品は?(単一回答)1位『007 スカイフォール』24.8%2位『ONE PIECE FILM Z』15.9%3位『ドキュメンタリー映画100万回生きたねこ』10.9%4位『レ・ミゼラブル』10.0%5位『映画 妖怪人間ベム』9.8%6位『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦 アルティメイタム』5.3%7位『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』5.0%8位『ホビット 思いがけない冒険』4.2%9位『今日、恋をはじめます』3.1%10位 『もうひとりのシェイクスピア』2.5%全体の約1/4もの人が見たいと答えた作品は、シリーズ23作目となる『007 スカイフォール』。1962年の記念すべき映画化第1作、初公開から50年も続く作品だけあって、「このシリーズが好きだから」(47歳/機械・精密機器/技術職)というシリーズ最新作に期待を寄せる人が多数。通算3度目のジェームズ・ボンドを演じる「ダニエル・クレイグが渋い」(40歳/医療・福祉/専門職)というコメントや「偉大なるマンネリだが下手なリメイクや新作よりも楽しいことが多い」(37歳/学校・教育関連/営業職)と手厳しくも愛のあるコメントも寄せられたが、今回の監督は前作のマーク・フォスターからサム・メンデスに交代。『アメリカン・ビューティー』でアカデミー監督賞およびゴールデングローブ賞監督賞を受賞した手腕をどう生かしてくれるか楽しみな作品だ。2位は『ONE PIECE』劇場版12作目となる『ONE PIECE FILM Z』。こちらも1位と同様に「ずっと『ONE PIECE』のファンだから!」(25歳/金融・証券/専門職)という意見が圧倒的。「原作者が製作に関わるので大作映画になりそう。前々作のも面白かったので期待大」(30歳/金融・証券/営業職)という声のとおり、原作者の尾田栄一郎が2年ぶりに総合プロデューサーを務めている。劇場版シリーズで歴代最高の興行収入を誇る『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』を超えられるか注目したいところ。また、オープニングテーマは中田ヤスタカ、主題歌はアヴリル・ラヴィーンが担当することもあり、「早く主題歌が聞きたい!」(34歳/建設・土木/技術職)という声も寄せられている。3位は絵本『100万回生きたねこ』の作者である佐野洋子の最期の日々を追った『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』。「絵本が好きだったので興味がある」(22歳/建設・土木/技術職)という絵本ファンのほか、作者、作品自体のファンというコメントが多数を占めた。4位は27年間のロングランを達成したミュージカルの映画版『レ・ミゼラブル』。ラッセル・クロウやアン・ハサウェイ、トム・フーパー監督など一流のスタッフ&キャストが揃った映画に「名作の予感」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)と期待する声も多い。5位の『映画 妖怪人間ベム』については、「ドラマが面白かったので映画も面白いはず」(30歳/医薬品・化粧品/技術職)というドラマ視聴者からの支持が集まった。■総評1位の『007 スカイフォール』は今年で50周年を迎える長期シリーズということもあり、40代以上の支持が多かったことが特徴。初めて監督を務めるサム・メンデスが『007』シリーズにどんな色を添えてくれるのか楽しみな作品である。2位の『ONE PIECE FILM Z』は原作者の尾田栄一郎が製作に関わっているということで、シリーズ最高の興行収入を記録する可能性もあるが、人気放送作家の鈴木おさむが『ONE PIECE』の世界観をどのように脚本に反映しているかにも注目したい。お正月から「初感動」を味わいたい人は3位の『ドキュメンタリー映画100万回いきたねこ』や4位の『レ・ミゼラブル』がおすすめだ。『英国王のスピーチ』でアカデミー監督賞受賞したトム・フーパー監督作品である『レ・ミゼラブル』は、後々に名作として名を残しそう。映画ファンなら見ておきたい作品だ。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年10月19日~11月2日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性359名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】『アウトレイジ』VS『009』『ギャバン』-10月公開映画で最も期待度の高い作品ランキング【男性編】「この続編は早く見たい!」4~6月公開映画ランキング【男性編】今年の注目株は誰だ!?「NHK紅白歌合戦」に初出場しそうな歌手・グループランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年11月18日ジェームズ・マカヴォイが、政府や企業などの内部告発のためのサイト「ウィキリークス」の創始者ジュリアン・アサンジの伝記映画に出演するための交渉中のようだ。ジェームズは、「SHERLOCK/シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチがジュリアンを演じる本作で、ジュリアンの右腕として活躍したダニエル・ドムシャイト・ベルグを演じるための交渉を現在行っているという。日本でも12月28日(金)に公開予定の『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』でメガホンを取っているビル・コンドンが監督を務める本作の脚本は、「ウィキリークス WikiLeaks アサンジの戦争」と右腕であったダニエルの著作「ウィキリークスの内幕」の両書を基にジョシュ・シンガーが手がけている。以前はリブート版『ロボコップ』で主役に起用されたジョエル・キナマンがダニエル役だと見られていたものの、今回新たにジェームズが同役の候補として急浮上したようだ。また、ジュリアン役にはジェレミー・レナーも希望を出していた。ドリームワークスが製作を担当する本作は、来年にも撮影開始を予定している。■関連作品:ロボコップ (原題) 2013年夏、全国にて公開トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.SHERLOCK/シャーロック [海外TVドラマ]© Colin Hutton Hartswood Films 2010 John Rogers © Hartswood Films 2010
2012年11月14日全米でも週末興成績No.1を記録した、“6代目ジェームズ・ボンド”ことダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズの最新作『007スカイフォール』。ショーン・コネリーが初代ボンドを演じた第1作から今年で生誕50周年を迎える同シリーズ最新作となる本作の公開を記念して、11月19日(月)~12月7日(金)の期間限定で、阪急メンズ東京にて「007 WEEK」が開催されることが決定した。日本でも12月1日(土)に公開を迎える本作は、ご存じボンドを主人公とした世界で最も有名なスパイ映画の最新作。“MI6”の壊滅を目論む元MI6エージェントとボンドとの壮絶な闘い、そしてボンドの上司“M”が封印していた知られざる過去が紐解かれる。今回、世界を駆け巡るジェットセッターのライフスタイルをコンセプトとしたメンズファッションストア・阪急メンズ東京で展開されるのは、『007』シリーズに登場する世界各地の美しい景観や、逞しくかつ洗練された大人の男“ジェームズ・ボンド”に象徴される華麗な世界観からインスパイアされたスペシャルコラボレーションの品々。期間中は、いま最も世界が注目する女優であり、最新作『007スカイフォール』でボンドガール・セヴェリン役を演じたベレニス・マーロウの来日スペシャルイベントを始め、“ボンドカー”としておなじみのアストンマーティ、前作からボンドの衣装を制作している「トム フォード」のボンドスーツの展示を予定。さらに、時計ブランド「オメガ」の“スカイフォール”限定モデルや、ボンドが劇中で着用しているモデルの販売などもあるという。そして期間中には『007スカイフォール』カフェも登場するなど、誰でも気軽に『007』シリーズの世界をとことん堪能することができる。あと1か月もすれば、もうすぐクリスマス。今年の冬は、彼が“ジェームズ・ボンド”のような理想の大人の男になれる贈り物をしてみてはいかが?『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。「ウインター ダンディズム~007 WEEK~」期間:11月19日(月)~12月7日(金)※但し11月24日(土)21:00閉店/12月7日(金)は18:00閉店場所:阪急メンズ東京全館(東京・有楽町)公式サイト:■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月13日12月に日本公開を控えている人気スパイアクションの最新作『007 スカイフォール』でボンドガールに抜擢されているベレニス・マーロウが、テレンス・マリック監督最新作の豪華キャスト陣に加わった。タイトル未定の本作にはクリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、マイケル・ファスベンダー、ライアン・ゴスリング、ルーニー・マーラ、ナタリー・ポートマンら豪華出演陣がすでにキャストに決定している。マリック監督は同時並行で進めている別の新作『To The Wonder』(原題)で『007/慰めの報酬』のボンドガール、オルガ・キュリレンコをキャストに迎えたもある。ベレニスは『007 スカイフォール』のPRツアーと並行して、今回の新作の撮影もこなす模様だ。同作は、テキサス州オースティンの生き生きとしたミュージック・シーンを背景にした、セックスと裏切りが相俟った2つの三角関係を描く作品で、現在同地にて撮影中だ。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月06日11月23日(金・祝)より公開となるダニエル・クレイグ主演作『ドリームハウス』。巧妙に仕掛けられた罠のような展開、心に突き刺さる結末で“ヒューマンスリラー”という新ジャンルを打ち立てた本作の公開を記念して、『ドリームハウス』公式サイトでは3週連続でスペシャルコンテンツが展開されることが決定!家族との時間を大切にするため、会社を辞めて郊外の家に引越したウィル。愛する妻・リジーや子供たちと共に引越した新居はかつて惨殺事件の起こった家だった。最初は気にせず生活をしようとしていたウィルたちだったが、次第に家族を狙う不審な男が家の周りに現れ、子供たちは幽霊のようなものを見始めたりと不可解な出来事が起こり始め…。マイホームと家族を守るため、一家を苦しめる問題に立ち向かう家族思いの主人公のウィルを『007』新シリーズのジェームズ・ボンド役でおなじみのダニエル・クレイグが、美しき妻・リビーを『ナイロビの蜂』(’05)でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、実生活でもダニエル・クレイグの妻である演技派女優レイチェル・ワイズが熱演している。今作の共演をきっかけに結婚へと至った2人の、リアルな夫婦のケミストリーも見所の一つだが、本作を緊迫感あふれるサイコスリラーたらしめている、3度目のアカデミー賞監督賞ノミネートを誇るジム・シェリダンによる才能にもぜひ注目してほしい。登場人物たちの繊細な心理や感情を丁寧にくみ取りつつも“家族愛”にフォーカスを当て、恐怖と切なさが同居した“ヒューマンスリラー”を作り上げることに成功している。そして今回、本作の公開を記念して、公式サイトでは3週連続に渡りスペシャルコンテンツを開設!第1弾は11月5日(月)、第2弾は11月12日(月)、第3弾が11月19日(月)から始動する。実はすでにその先駆けとして、公式サイト上には隠された謎(=ボタン)が…。そのボタンの先には、公式サイト上にのみ特別に用意された映像を見ることができるのだが、こっそりヒントを言うと、シックなグリーンの壁紙に溶け込んだ少女たちが佇む背景の中に注目を。本編の真相に触れる衝撃的な映像をその目で確かめてみて!『ドリームハウス』は11月23日(金・祝)よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開。公式サイト:www.dreamhouse-movie.com■関連作品:ドリームハウス 2012年11月23日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国TOHOシネマズ系列にて公開© 2011 MORGAN CREEK ALL RIGHTS RESERVED
2012年11月02日12月1日(土)から日本公開される最新作『007 スカイフォール』のオープニングシーンを撮影する様子を捉えたメイキング映像が公開され、物語がトルコから始まることが明らかになった。公開されたメイキング映像ジャマイカ、ロシア、日本など数々の国や地域を舞台に活躍してきたジェームズ・ボンドが今回、登場するのは西アジアに位置するトルコだ。トルコを舞台にした作品は『ロシアより愛を込めて』、『ワールド・イズ・ノット・イナフ』以来3作目だが、サム・メンデス監督は、「イスタンブールは独特な情緒を持っていて、つねに発展と変化を繰り返している。最高のオープニングを撮るためにトルコを選んだ」と語る。物語の始まりは、ボンドがトルコで何者かに強奪された“極めて重要なデータ”を奪還するべく追跡を開始する場面で幕を開ける。MI6の仲間であるイヴのサポートを受けながらボンドは十数分のシークエンスの中でカーチェイス、バイクチェイス、接近戦で敵を追いつめていく。撮影はイスタンブールのグランドバザール(現地名:カパルチャルシュ)や、南東の都市アダナ、観光客で賑わうエミノニュ広場などで行われ、メイキング映像では繁華街の中で、周囲の安全を確保しながら、ド派手な銃撃戦やスタントを撮影していくボンド役のダニエル・クレイグらの姿を楽しむことができる。本作のメガホンをとったメンデス監督は、007シリーズ初のオスカー受賞監督だが『007 スカイフォール』では重厚な人間ドラマを描きながら、シリーズ最大級のアクションも次々に登場するそうで、メイキング映像では“過酷な任務に体当たりで挑むボンド”を描くべく準備を進めるキャストとスタッフの勇姿を見ることができる。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショーskyfall(C)2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation, Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年11月01日『007スカイフォール』の公開が待たれる中、次2作への準備が早くも始まった。次の2作は2部作の物語になる様子。脚本家は『ヒューゴの不思議な発明』のジョン・ローガン氏だ。『007』シリーズは、今年50周年を迎える長寿ヒットシリーズ。12月に日本公開になる『スカイフォール』は、シリーズ23作目となる。同作品は先週末イギリスで公開、北米公開は11月9日だが、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリー氏とマイケル・G・ウィルソン氏は、早くも次の準備に取りかかっているようだ。シリーズ24作目と25作目は二部作になるようで、イアン・フレミングの原作には基づかないオリジナルのストーリーになるらしい。ストーリーは、脚本家ローガン氏が売り込んだもの。ひとつのストーリーが2作品にわたって語られるのは、『007』シリーズでは初めての試みだという。ダニエル・クレイグは、あと2回ジェームズ・ボンド役を演じることが契約で決まっている。ローガン氏は『グラディエーター』『アビエイター』『ヒューゴの不思議な発明』でオスカーにノミネートされており、『ランゴ』『ラスト・サムライ』『エニイ・ギブン・サンデー』などの脚本も手がけている。文:猿渡由紀
2012年10月29日12歳年下の女優と交際中と報じられたジェームズ・フランコがブログでこれを否定、併せて最近相次いでうわさになったハリウッドの若手女優たちとの仲も否定した。先日、TVシリーズ「プリティ・リトル・ライアーズ」のアシュレイ・ベンソンと交際中と報じられたジェームズ。今月初めにニューヨークのワシントン・スクエア・パークを散歩していた彼女とは、先週ロサンゼルスで手を繋いで歩いているのも目撃されたが、彼女は新しい恋人ではないと否定した。「The Huffington Post Entertainment」のブログでジェームズ自身が以下のように綴っている。「僕がセレーナ・ゴメス、クリステン・スチュワート、そしてアシュレイ・ベンソンとデートしているといううわさを耳にした。なんてラッキーな男なんだ、僕は。実際、トロントの劇場で13列目の座席から『On the Road』(原題)のQ&Aセッションに参加しているクリステンを見たときより、もっと彼女に近づきたかった。でも、そうはならなかった。彼女と話したこともないし、僕が彼女をデートに誘ったというソーホーの家にも行ったことはない」。ちなみにジェームズは数年前、ジョシュ・ハートネットと一緒に同作のオーディションを受けたが、2人とも落選したそうだ。ブログ上では、セレーナとアシュレイについて「(ジャスティン・)ビーバーの女の子たち」と綴ったジェームズ。セレーナは、もちろんジャスティンの恋人。そしてアシュレイはジャスティンの親友と交際していたが、『Spring Breakers』(原題)の共演をきっかけにジェームズと恋のうわさが立ったのだ。ジェームズは「彼女たちとあえて絡もうなんて思わない。彼(ジャスティン)に蹴飛ばされるよ!」と結んでいる。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開プリティ・リトル・ライアーズ [海外TVドラマ]© 2012 Warner Bros.Entertainment Inc.All rights reserved.
2012年10月26日シリーズ製作50周年を記念し、11月14日(水)に発売されるDVDボックス『007 TV放送吹替初収録特別版DVD-BOX【第一期】』のTVスポット映像がこのほど公開された。これまでのソフトには収録されていなかった日本語版吹替音声を収録したアイテムだけに、CM映像でも新旧のボンドが“声の共演”を果たしている。『007 TV放送吹替初収録特別版DVD-BOX【第一期】』TVスポット1962年に第1作『007/ドクター・ノオ』が公開されてから数々のヒット作を生み出し、劇場公開時はもちろん、TV放映された際にも多くのファンを楽しませてきた本シリーズ。しかしこれまでのソフトは、音源素材の確保が困難で、当時のTV放送の吹替音声は収録されていなかった。しかし、50周年を記念して製作された本ボックスでは、熱心なコレクターやファンが確保していた貴重な音声素材を活かしながら、あの日、テレビの前で観た/聞いたジェームズ・ボンドの姿を完全再現することに成功。“最長”かつ“最良”の音源を用いて、特別版DVDシリーズ全22作を11月より順次発売していくという。このほど公開されたTVスポットは、歴代のボンドが名シーンと共に登場する映像に合わせ、ショーン・コネリー演じるボンドの吹替を務めた若山弦蔵と、12月1日(土)に日本公開されるシリーズ最新作『007/スカイフォール』でダニエル・クレイグ演じるボンドの吹替を担当した藤真秀がナレーションする豪華な内容。往年のファンから若い世代まで幅広い世代を魅了し続けてきた“007”シリーズだから実現できた映像に仕上がっている。『007』TV放送吹替初収録特別版DVD-BOX 【第1期】初回限定6枚組DVD-BOX11月14日(水)発売18900円(税込)※単品DVD(TV放送吹替初収録特別版)の発売あり11月14日(水)発売各3990円(税込)FROM RUSSIA WITH LOVE (C)1963 UNITED ARTISTS CORPORATION & DANJAQ, LLC. All Rights Reserved. James Bond Materials(C)1962-2012 United Artists Corporation and Danjaq, LLC.007 Gun Logo and related James Bond Trademarks(C)1962-2012 Danjaq. LLC and United Artists Corporation. 007 and related James Bond Trademarks are Trademarks Of Danjaq, LLC.All Rights Reserved.(C)2012 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
2012年10月25日1962年にショーン・コネリーが初めてボンドを演じたシリーズ第1作から今年で生誕50周年を迎える、『007』シリーズ。“6代目ジェームズ・ボンド”のダニエル・クレイグ主演で贈る最新作『007スカイフォール』の日本公開に先立ち、10月23日(現地時間)、『007』誕生の地・イギリスにてロイヤルプレミアが開催された。『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス監督がメガホンを握った本作。“MI6”の壊滅を目論む元MI6エージェントとボンドとの壮絶な闘い、そしてボンドの上司“M”が封印していた知られざる過去が紐解かれる。今回のイベントは、前作『007/カジノ・ロワイヤル』でのエリザベス女王、『007/慰めの報酬』でのウィリアム&ヘンリー両王子の臨席に続いて、チャールズ皇太子、カミラ夫人が臨席してのロイヤルプレミア。会場となったロイヤル・アルバート・ホールでは、この記念すべきイベントのために鼓笛隊の演奏でゲストを出迎えたり、特設ステージでは本作で久々の登場となるみんなの憧れ“ボンドカー”ことアストン・マーチンDB5が設置され、出席したゲストたちはその豪華な演出に目を輝かせていた。この日のダニエルは、お馴染みのタキシードに身を包み、アストン・マーチンではなく、レンジローバーに乗って会場に到着。沿道に詰めかけた約2,000人のファンの大歓声に応えながら、「いままでで一番豪華なプレミアだと思う。(作品は)みんなが全力を尽くし、また監督のサム・メンデスが素晴らしい働きをしてくれたお陰で、最高のボンド映画になった!」とコメントし、ファンのボルテージは最高潮に盛り上げた。また、ダニエルと共にハビエル・バルデム、ジュディ・デンチ、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ベレニス・マーロウ、サム・メンデス監督、プロデューサー陣らもレッドカーペットを歩いた。その後、一同は劇場前でチャールズ皇太子&カミラ夫人をお出迎え。ダニエル以上(?)の歓声が上がり、英国王室の人気のほどを伺わせた。ご夫妻は一人一人と丁寧に挨拶を交わしながら、50年もの間愛され続ける本シリーズと最新作の公開を祝福していた。『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月24日ゴシック風の怪奇・幻想小説などで一世を風靡し、世界初の推理作家として名を刻む孤高の作家、エドガー・アラン・ポー。自らの小説模倣犯と対峙したポー最期の日々を、史実とフィクションを融合した大胆な発想とスタイリッシュな映像でダイナミックに描き出した極上のミステリー、それが現在公開中の、『推理作家ポー 最期の5日間』だ。監督のジェームズ・マクティーグにインタビューを行った。■本作は、作家エドガー・アラン・ポーの最期の数日間をモチーフにした作品となっていますが、本作を製作するきっかけを教えていただけますか?もともとポーの文学作品はお好きだったのですか?プロデューサーのアーロン・ライダーから話をもらったんだが、彼はこれまでにも『メメント』や『プレステージ』といった興味深い作品の数々を手掛けてきた人物で、個人的に注目していたんだ。僕自身、もともとポーのファンだったし、ポーの人生そのものと彼の作品が巧みに交差するストーリーにも大いに惹きつけられた。作品のほとんどが短編小説だったことや、彼の人生がかなり陰鬱で悲惨なものだったこともある。それに、ポーを題材にした映画の決定版、といったような作品がこれまでになかったという点でも意義あるチャレンジになると思った。彼の人生と物語を組み合わせて、今までにないユニークな映画が出来るんじゃないかと思ったんだ。■繊細なところもありつつ、芸術家として我の強いジョン・キューザックのポー役はハマリ役だと感じたのですがどのようにしてキャストを決めたのでしょうか? また、役作りの上でそれぞれのキャストに何かアドバイスをしたことはありましたか?ジョンはバラエティ豊かなジャンルの映画に出演してきた素晴らしい俳優だけど、彼のダークな部分が存分に活かされた作品はこれまでになかったように思う。意外かもしれないけれど、ジョンはアメリカの有名な作家ハンター・S・トンプソンやイギリスのアーティスト、ダミアン・ハーストといったダークな作風で知られる人々と親交が深くて、彼自身もかなりダークな一面を持ち合わせているんだ。そういった彼の側面をつつけば、興味深いポー像が出来上がるんじゃないかと思ったし、本人も大いに乗り気で役作りに熱を注いでいたよ。やつれた風貌にするため減量して髪をボサボサにしたり、ゲッソリした顔に見せるために不健康そうな黄色いメイクを施したりと、見た目的にもあれこれ工夫を凝らしていたけれど、実際のポーに似すぎていないのがよかったね。外見をそっくり真似するのではなく、もっと内面的な、ポーの“精神”のようなものを体現していたのが素晴らしかった。「ポーは実際にこんな事を言っていた」とか「実際のポーならこんな風には振る舞わないだろう」とか、ジョンとはあれこれ話し合ったとは言え、彼が演じるのはあくまでポーをベースにした想像上のキャラクターであって、そっくりそのままポーというわけじゃないし、映画のストーリーにしても史実に基づいているわけじゃないからね。この映画に登場するポーは、殺人鬼によって自らの小説の世界に身を投じ、危険なゲームに巻き込まれる哀れな1人の男というだけだし、ポーをめぐる歴史上の事実や出来事を忠実に再現しようだなんて、はなから考えていなかったよ。■では実際にジョン・キューザックと仕事してみていかがでしたか?また、フィールズ刑事役を熱演したルーク・エヴァンスについても聞かせて下さい。ジョンはアイデアも豊富で、本当にすばらしい俳優だよ。僕が間違った意見を言った時には、真っ先に遠慮なく指摘してくれたしね(笑)。他の役者なら考えつかないようなユニークな視点で、ニュアンスたっぷりにこの役を演じてくれた。すごく興味深いアプローチで、演出する側としても楽しかったよ。ルークは今後大スターになる可能性を秘めた、聡明で才能豊かな役者だし、エミリー役のアリス・イヴもすばらしい演技を見せてくれた。ブレンダン・グリーソンのことは昔から大ファンだったんだけれど、演じる役柄さながらの存在感でスクリーンに華を添えてくれた。すばらしいキャストに恵まれて、本当にラッキーだったと思うよ。■最後に、日本で公開を楽しみしているファンへ本作品の見所とメッセージをお願いいたします。日本の観客は僕がこれまで手掛けた作品も熱狂的に支持してくれたし、すごく感謝しているんだ。今までの作品とはちょっと毛色が違うとは言え、この映画にはホラーや心理スリラー、アクションといった日本で人気の高いジャンルの要素が詰まっているし、「落とし穴と振り子」をモチーフにした殺人などショッキングなシーンも含めたスリリングなストーリー展開に、日本の観客もきっと喜んでくれるはずだよ。作品情報『推理作家ポー 最期の5日間』 公式サイト 監督:ジェームズ・マクティーグ出演:ジョン・キューザック、ルーク・エヴァンス、アリス・イヴ、ブレンダン・グリーソン配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン大ヒット上映中!(C)2011 Incentive Film Productions, LLC. All rights reserved.
2012年10月24日ジェームズ・フランコがTVシリーズ「プリティ・リトル・ライアーズ」のアシュレイ・ベンソンと交際中だという。「プリティ・リトル・ライアーズ」でハンナ・マリンを演じているアシュレイとジェームズは「1か月と少し前から会うようになりました。いい感じですよ」と「New York Post」紙に関係者が語っている。ジェームズは昨年、5年間付き合った女優のアーナ・オライリーと破局した。ジェームズはコネティカット州のイェール大学で学び、アーナはロサンゼルス在住。「4、5年、付き合った。ロサンゼルスでは同棲してたよ。それから僕は大学に行くために、まずニューヨークで2年過ごした。その後、イェールに登録したんだけど、彼女はそれで(別れを)決めたみたいだ」とジェームズはアーナとの関係について語っている。シャイな性格ゆえに、昔から女の子との付き合いがなかなかうまくいかないと語るジェームズは34歳。「短期間付き合って、いつもふられるんだ。たぶん、僕が奥手なんだと思う」と言うが、今度のお相手、11歳年下のアシュレイとはうまくいくだろうか?(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:プリティ・リトル・ライアーズ [海外TVドラマ]© 2012 Warner Bros.Entertainment Inc.All rights reserved.
2012年10月23日英キャサリン妃が、『007』シリーズの「夢のボンドガール」投票で1位に選ばれたことが明らかとなった。新作『007スカイフォール』の公開を控えて、男性用娯楽グッズを販売するサイト、「メン・カインド」が実施した「夢のボンドガール」投票で、様々な人気女優やシンガー、モデルらを抑えて、公人のキャサリン妃が堂々の1位に輝いた。同サイトのスポークスマンを務めるポール・クラフトマン氏は「様々なガジェットを操るジェームズ・ボンドと共演して欲しいとイギリスから待望されている女性のトップを、ケイト・ミドルトン(キャサリン妃)が飾るとは我々としても驚きでした。とは言え、ケイトの義理の祖母(エリザベス女王)自身がオリンピックの開会式の際にボンドにエスコートされて、イギリスの皇室はスパイ・アクションの名手だということを証明していますしね。考えてみれば本来は、ボンドの諜報部は女王陛下に忠誠を尽くす組織ですから」と語っている。そんなキャサリン妃に続いて、2位にはリアーナ、3位にはビヨンセ・ノウルズ、4位にはキム・カーダシアンとビッグネームが名前を連ねている。そのほか、英皇室とも関係の深いシェリル・コールが5位、最近出産したばかりのミーガン・フォックスが6位、グラマーな妖艶さが魅力のケリー・ブルックが7位、ジェシー・Jが8位、スカーレット・ヨハンソンが9位、ケイト・モスが10位と続いた。『007スカイフォール』は12月1日(土)より公開予定だ。「夢のボンド・ガール」トップ101位: キャサリン妃2位: リアーナ3位: ビヨンセ・ノウルズ4位: キム・カーダシアン5位: シェリル・コール6位: ミーガン・フォックス7位: ケリー・ブルック8位: ジェシー・J9位: スカーレット・ヨハンソン10位: ケイト・モス■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月22日リュック・ベッソン製作、ガイ・ピアース主演のSFアクション大作『ロックアウト』が、11月に日本公開される。2079年の近未来を舞台にした本作の主人公は、1980年代のアクション映画のヒーローを彷彿とさせる“未来版ジョン・マクレーン”のような男だという。その他の写真『ロックアウト』は、元CIAエージェントが、凶悪犯500人が暴動をおこした宇宙刑務所で、人質となった大統領の娘を救出するべく奔走する姿を描くSFアクションで、ピアースが演じる主人公スノーは、近未来では時代遅れとなったタバコをふかし、ぼやきとジョークを連発しながら、単独でミッションをこなすタフガイ。製作陣が『ニューヨーク1997』や『ロマンシング・ストーン/秘宝の谷』のような「痛快な80年代のアクション作品を意識した」と語るように、ピンチのときでもジョークをカマし、ここぞという場面でズバ抜けた生存本能を発揮する。それは『ダークナイト』三部作で描かれた“苦悩するヒーロー”や、ジェームズ・ボンドやジェイソン・ボーンのような“クールなヒーロー”とは異なるヒーロー像だ。本作以外にも、シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガーらが大暴れする『エクスペンダブルズ2』や、スノ―の先輩格ともいえる、タフガイ代表“ジョン・マクレーン”が活躍する『ダイ・ハード/ラスト・デイ』など、80年代に大暴れしたヒーローが続々と登場。悩める主人公が主流となった映画界で、人間味と活力にあふれる80年代ヒーローたちがスクリーンで大暴れすることを期待したい。『ロックアウト』11月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国公開
2012年10月18日ブルース・ウィリス主演で贈る、日本でも絶大な人気を誇るシリーズ最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』。製作発表されてから沈黙を保ってきていた、この全世界待望のアクション超大作の最新映像とビジュアルがついに初解禁となった!シリーズお馴染みのニューヨーク市警察の不死身の刑事、ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)。第1作目では、ロサンゼルスの超高層のナカトミ・ビル、2作目ではワシントン・ダレス国際空港、3作目ではニューヨーク市内全体を舞台に、さらに4作目ではワシントンDCなどアメリカ合衆国全域を股にかけ、国家の危機を救ってきた彼が、5作目となる『ダイ・ハード/ラスト・デイ』でついに世界進出を果たす。前作から6年ぶりとなるシリーズ第5弾となる本作。舞台は、誰も予想だにしなかった異国の地、ロシア連邦の首都・モスクワ。“悪運のDNA”を脈々と受け継ぐ一人息子・ジャック(ジェイ・コートニー)と共に、ジョンはシリーズ最大の難関に立ち向かっていく。毎回信じられない災難に否応なく巻き込まれるジョンだが、ジャックも父親譲りの運の悪さを発揮する。どんな場面でも反りが合わないこのマクレーン親子だが、モスクワではこれまで以上の“大災難”に巻き込まれることになるようだ。解禁されたビジュアルでは、息子・ジャックとジョンの“世界一運の悪い”マクレーン親子がマシンガンを構える奇跡の2ショットが初お目見え。また、同時に初公開された最新映像では、ファンにはお馴染みの「ベートーヴェンの交響曲第9番」に合わせて、マシンガン、ショット・ガンを撃ちまくるド派手な銃撃シーン、スピード感あふれる瞬き禁止の怒涛アクションが繰り広げられる。ラストには「ニュージャージー州のジェームズ・ボンドだ」とジョンが決めセリフを放つ姿も収められており、期待を裏切らないジョンの“リアル・ヒーロー”ぶりは6年を経た本作でも健在!それ以上に、パワーアップしたアクションと観る者を引き込むユーモアのセンスは、まさにシリーズ最高傑作の誕生を予感させる。ビジュアルや映像は公開されたものの、ストーリー部分はほとんど明かされておらず、今後の続報に注目が集まりそうだ。『ダイ・ハード/ラスト・デイ』は2013年2月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。※こちらの最新編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ダイ・ハード/ラスト・デイ 2013年2月、TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2013Twentieth Century Fox
2012年10月12日今年のグラミー賞で最多6部門を受賞し、世界セールス2,400万枚を越える大ヒットを記録したアルバム「21」がいまなお世界中で売れ続けている歌手のアデルが、“6代目ジェームズ・ボンド”ことダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズ最新作『007スカイフォール』の主題歌を務めることがこのたび正式に発表された。日本でも12月1日(土)に公開を迎える本作は、ご存じボンドを主役とした世界で最も有名なスパイ映画の最新作。アデルが歌うのは本映画のために書き下ろした2年ぶりの完全オリジナルの新曲で、タイトルもずばり「スカイフォール」!シリーズ生誕50周年を迎える今作では、監督を『アメリカン・ビューティー』でアカデミー作品賞、監督賞など5部門を受賞したサム・メンデスが務めており、音楽界の頂点となるグラミー賞と映画界の頂点であるアカデミー賞を極めたアーティスト同士のタッグが実現することとなった。そして主題歌「スカイフォール」をアデルと共に共作、プロデュースしたのは、グラミー賞を受賞した大ヒット・シングル「ローリング・イン・ザ・ディープ」でもタッグを組んだポール・エプワースと、こちらもアデル・ファンにとっては最高の組み合わせだ。オファーを受けたときのことを「最初はちょっと及び腰だったの。ジェームズ・ボンドの曲と言えば、もの凄く大きな注目が集まるし、プレッシャーも大きいから」とふり返るアデルだが、脚本を読み、プロデューサーのエプワースのアイディアを聞いているうちにその考えは一変したよう。「気がついたら、これをやらない手はないって思うようになったのよ!あらすじに合わせて曲を書くことは本当に楽しかった。私にとって初めての経験だから、凄く面白かった。ストリングスを録音したときは、人生で最も誇らしく感じた瞬間だったわ。60歳になったときには、きっと髪を梳かしながら『私は昔、“ボンド・ガール”だったんだから』なんて言ってるはずよ!」と喜び露わにしている。総勢77名の大オーケストラと共にレコーディングされたという本楽曲。『007』シリーズ第1作『007 ドクター・ノオ』がイギリス公開された日にちなんで、今週10月5日(金)の「ジェームズ・ボンドの日」のイギリス時間午前0時7分(日本時間同日午前8時07分)に、アデルの公式サイトで公開されることがすでに決定。更に公開直後にはiTunesでの先行配信スタートも予定しており、本日よりプレ・オーダーがスタートしているとのこと。映画史に燦然と輝く金字塔『007』シリーズの50周年を飾るにふさわしい最強のコラボレーンが誕生しそうだ。『007スカイフォール』は12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月02日今秋、ベテランアクション俳優達が勢揃いした『エクスペンダブルス2』やジェイソン・ステイサム主演作『SAFE/セイフ』などいぶし銀な男たちのアクション映画が続々と公開となる。しかし、『エクスペンダブルズ2』然り、『SAFE/セイフ』然り、40歳オーバーのスターたちの活躍が目覚しいが、実は彼らの人気を脅かす(?)アクション畑のヤングスターたちも、今秋公開の作品で大活躍する。第1回目となる今回は、女子垂涎の若手イケメン俳優たちをピックアップ!まず、ご紹介するのは『シャドー・チェイサー』(10月27日公開)でブルース・ウィリス、シガーニー・ウィーヴァーら大御所スターたちを脇に主演を務めるヘンリー・カヴィルだ。『インモータルズ神々の戦い』ではマッチョな肉体と見事な剣術を披露し、「『007/カジノ・ロワイヤル』のオーディション時は22歳と若すぎた。将来はジェームズ・ボンドになれるかもしれない」と同作の監督マーティン・キャンベル言わしめる実力派だ。さらに、『ダークナイト』シリーズのクリストファー・ノーランを製作に迎えて送る2013年の話題作『マン・オブ・スティール』で主人公クラーク・ケント(スーパーマン)に抜擢されるなど、いまハリウッドで“最も旬な男”なのだ。『シャドー・チェイサー』では、家族に、政府に、CIAにと翻弄され傷だらけになってしまうのだが、そんなボロボロな姿もセクシーなヘンリーの魅力を存分に楽しんでみては?続いては、『リンカーン/秘密の書』(11月1日公開)で大統領でありながら、ヴァンパイアとの熾烈な戦いに自ら身を投じる第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンを演じるベンジャミン・ウォーカー。「人民の人民による人民のための政治を」という演説で民衆から絶大な支持を集める“表の顔”、その一方で銃を仕込んだ特製斧を振り回し、バッタバッタとヴァンパイアを切り倒していくハンターとしての“裏の顔”の両方を見事に演じ分け、注目を集めている。さらに、最新の映像技術で描き出すアクロバティックなアクションシーンでは、普段優しげな表情が一気に男らしくなり、ギャップに弱い女子ならイチコロ?最後は、このヤングスターたちの中でも最年少のイケメン男子アレクサンダー・ルドウィグと、“シラット”と呼ばれる最強格闘術の使い手でもあるインドネシア人俳優イコ・ウワイスの武闘派の2人。やんちゃ系イケメンのアレクサンダーは、アメリカで社会現象を巻き起こしている『ハンガー・ゲーム』(9月28日公開)に出演し、「MTVムービー・アワード」で格闘シーン賞を受賞した運動神経抜群の20歳なのだ。一方、イコはプロのシラット選手としても活動している本物の武闘家。それだけに『ザ・レイド』 (10月27日公開)での彼の動きは、“アクション俳優”という枠を越えた達人技のオンパレード!さらに、剣に銃と様々な武器を使いこなし、息もつかせぬそのアクションはハリウッドでも認められ、キアヌ・リーブスの監督デビュー作『Man of Tai Chi』への出演も決定している。そんな2人が魅せる華麗なアクションは、女子でなくとも惚れてしまうこと必至だ!イケメン俳優たちが魅せる迫真のアクションに、あなたもぜひノックダウンされてみては?次回は、麗しの戦うヒロインたちをピックアップ!■関連作品:シャドー・チェイサー 2012年10月27日より有楽町スバル座、新宿ミラノほか全国にて公開© 2012 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. リンカーン/秘密の書 2012年11月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて3D/2D同時公開© 2011 Twentieth Century Foxハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.ザ・レイド 2012年10月27日よりシネマライズ、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© MMXI PT. MERANTAU FILMS
2012年09月27日ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる映画『007 スカイフォール』で、悪役“シルヴァ”を演じるハビエル・バルデムの登場シーンの写真がこのほど公開された。その他の写真本作は、『007』シリーズ生誕50周年を飾る記念すべき23作目。ボンドの上司“M”を引き続きジュディ・デンチが、ボンドの特殊アイテムを発明する“Q”をベン・ウィショーが演じ、『アメリカン・ビューティ』『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』のサム・メンデス氏が監督を務める。詳細なストーリーはまだ明らかになっていないが、本作でバルデムが演じるのは、ボンドも所属するイギリス情報局秘密情報部(MI6)にかつて籍を置き、その内部事情に精通した謎の男シルヴァ。すでに公開されている予告編映像では、“M”と過去に何らかの確執があり、MI6の壊滅を目論んでいるようだ。『007』シリーズ歴代の悪役といえば、さまざまな俳優が演じてきた犯罪組織“スペクター”のNo.1・ブロフェルド。そのほか、リチャード・キールが演じた“殺されない悪役”のジョーズなど、個性が際立つキャラクターが多く登場してきた。本作の予告編映像で、ボンドがシルヴァに会おうとする場面では、シルヴァの部下らしき女性が「どれだけの恐怖を知ってる? ボスの怖さは知らないはずよ」と警告する。『ノーカントリー』でオカッパ頭の殺し屋アントン・シガーを怪演し、アカデミー助演男優賞を受賞したバルデムが、どんな“恐怖”をボンドに与えることになるのか? シリーズ最強にして最凶の敵の出現を期待したい。『007 スカイフォール』12月1日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショーskyfall(C)2012 Danjaq LLC United Artists Corporation Columbia Pictures Industries Inc. All rights reserved.
2012年09月27日第54回グラミー賞で最優秀楽曲など主要部門を含む6冠を制覇したアデルが、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドに扮する最新作『007 スカイフォール』のテーマソングのレコーディングをしたといううわさがあがっている。英「The Sun」紙の報道によれば、アデルは先月ロンドンのアビー・ロード・スタジオにいるところを目撃されており、それを受けて同映画のテーマ音楽のレコーディングを行っていたのではないかといううわさが渦巻いているようだ。同映画のサントラは現在、『アメリカン・ビューティー』『ロード・トゥ・パーディション』『ショーシャンクの空に』などを手掛けてきたトーマス・ニューマンによって仕上げ作業が同スタジオで行われているとも報道されている。アデルが、サム・メンデス監督がメガホンを握る『007スカイフォール』の公式ソングを手掛けるのではないかとのうわさは以前から囁かれていて、実際にファン投票では「ミューズ」を押さえてアデルが最も同映画の主題歌に適していると推薦されている。また『007/カジノ・ロワイヤルル』の作曲を手掛けたクリス・コーネルも最近、アデルが『007』の新作映画に「ぴったりだ」と発言していた。アデル自身も同作への関与を以前示唆しており、今年の年末までには新曲を出すだろうとも語っていた。『007スカイフォール』は12月1日(土)から日本で公開予定だ。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年09月14日『127時間』、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』のジェームズ・フランコが、在籍していたニューヨーク大学(NYU)の元講師から訴えられていることが明らかになった。訴訟を起こしたのはNYUで昨年9月まで映画制作の授業の講師を務めたホセ・アンヘル・サンタナ氏。同氏は昨年、長年勤めた職場を不当解雇されたとして大学に訴えを起こした。訴状によると、ジェームズが氏の講義を何度も欠席したために成績を「D」と判定したことで解雇されたという。サンタナ氏は、ジェームズは全14回の授業を12回欠席し、それを反映した評価を与えたが、ほかの教授や講師たちはジェームズに対して甘かったと話している。サンタナ氏は4日(現地時間)、マンハッタンの裁判所で今度はジェームズを相手どって提訴。ジェームズは大学が訴えられた直後はリアクションをせずにいたが、今年4月に出演映画『The Broken Tower』(原題)のプロモーション活動中に受けた取材で、サンタナ氏について「ひどい」、「駄目な教師のために時間を無駄にしたくない」、「今後、彼を雇う教育機関なんてないだろう」などと語った。サンタナ氏はジェームズの一連の発言により多大なダメージを受けたとして、今回の訴訟に踏み切った。「New York Post」紙上でサンタナ氏は、ジェームズについて「彼は名声を利用して、自分を評価しない人間のことを苦しめるのです」と酷評し、大学側が彼におもねるような態度をとっていたと語る。ちなみにジェームズは、サンタナ氏が解雇された昨年9月からNYUで講師として授業を受け持った。(text:Yuki Tominaga)© Broadimage/AFLO■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開
2012年09月06日ジェームズ・フランコ、ミラ・クニス、ケイシー・アフレックの3人が『クラッシュ』のポール・ハギス監督が手がける恋愛群像劇『Third Person』(原題)に出演することが決定した。既にオリヴィア・ワイルドとリーアム・ニーソンの共演も決まっている同作は3都市を舞台に3組のカップルを描く群像劇で、メガホンを取るハギス監督は本作について「3つの異なったストーリーラインで、それぞれ恋人関係の始まり、真ん中、そして終わりに焦点を当てます。イタリアのカップルは付き合いたてで、パリのカップルはしばらく付き合っている中堅カップル、そしてニューヨークのカップルは破局寸前、とそれぞれ異なるカップルを描き出します」と語っている。ジェームズとミラが演じるのは、ニューヨークのカップル。さらに、イタリアのカップルをケイシー・アフレックとモラン・アティアス、パリのカップルをオリヴィア・ワイルドとリーアム・ニーソンが演じる。ジェームズとミラは2013年に公開となる『オズ はじまりの戦い』でも共演している。本作は10月からローマでクランクインする予定で、製作陣は来月に開催されるトロント国際映画祭で同作の配給先を探す予定だという。■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開
2012年08月24日ジェームズ・フランコが、自身とリンジー・ローハンの2人の人生の5つの時期を描く新作で監督を務めることになった。ジェームズの製作プロダクション「ラビット・バンディーニ・フィルム」が手がける本作は、ジェームズとリンジーという2人のハリウッドセレブの人生の13歳、21歳、30歳、45歳、60歳の5つの時期を描くという自己遡及的な作品だという。本作にジェームズとリンジー本人たちは出演しない模様で、製作側は現在、13歳、21歳、30歳、45歳、60歳の5つの年齢でそれぞれジェームズとリンジーに似ているキャストを探しているという。ジェームズは近作では、ポルノ映画『ディープ・スロート』(’72)で有名となった女優リンダ・ラブレースの人生を描いた話題作『Lovelace』(原題)でプレイボーイ誌の創始者ヒュー・へフナーを熱演。同作では主演のアマンダ・セイフライド、サラ・ジェシカ・パーカーと共演している。■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開
2012年08月20日