スズキのインド子会社マルチ・スズキは26日、新型小型車「バレーノ(Baleno)」をインド国内向けに販売開始するとともに、世界各国へ輸出するとを発表した。バレーノは、スズキが2015年9月のドイツ・フランクフルトモーターショーに出品した、ダイナミックでエレガントなスタイリング、最適なパッケージング、高いパフォーマンスを調和させた新しい小型車。インド国内向けモデルには、1.2Lガソリンエンジンと1.3Lディーゼルエンジンを搭載している。マルチ・スズキでは、同車をプレミアムハッチバック車として、プレミアム車の新販売網「NEXA」にて26日より販売を開始した。「NEXA」で取り扱うプレミアム車としては新型クロスオーバー「S-CROSS(エスクロス)」に次いで2車種目となり、バレーノの投入によりインド市場でのさらなる拡販を図っていく。なお、2015年4月から9月の上半期におけるマルチ・スズキのインド市場における卸販売台数は628,963台(前年比113%、乗用車市場のシェアは47.3%)となった。スズキは、このバレーノをグローバルカーとしてマルチ・スズキのマネサール工場で生産し、欧州をはじめとする世界各国へ順次輸出していく計画。
2015年10月27日スズキは、ドイツのフランクフルトで15日から開催された『第66回フランクフルト国際モーターショー』(一般公開は17日~27日)にて、新型コンパクトカー「バレーノ(Baleno)」を発表した。バレーノは、スタイリッシュなデザイン、広い室内空間、新技術を調和させた、同社が考える理想のコンパクトカー。高剛性で軽量な新プラットフォームを採用し、燃費・操縦性・安定性を向上しながら、高レベルの安全性と快適性を達成している。パワートレインは、新開発1.0L直噴ターボガソリンエンジン「BOOSTERJET(ブースタージェット)」、1.2L「デュアルジェット エンジン」、マイルドハイブリッドシステム「SHVS」を搭載した1.2L「デュアルジェット エンジン」の3種類をラインアップした。エクステリアは、「Liquid Flow(リキッドフロー)」をテーマにデザインし、車両全体に流れるような線や面を施すとともに、全高を抑え、全幅を広くとったスポーティーでありながらも優雅なスタイリングとした。インテリアは、前席ショルダールームと後席レッグルームに十分なゆとりを確保し、多彩なアレンジが可能な荷室スペースはクラストップの355Lの容量を確保している。そのほか、ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減システム「レーダーブレーキサポート」や、レーダーで前方車両との距離を測り自動で加減速するアダプティブクルーズコントロールのほか、車とiPhoneを連携させるApple CarPlay対応のスマートフォン連携ディスプレイなどの先進技術を採用する。
2015年09月16日スズキは31日、二輪車ユーザー向けiPhone用無料アプリ「ツーリングメッセンジャー」のサービスを開始した。「ツーリングメッセンジャー」は、ライダー同士のコミュニケーションを楽しく手軽にサポートすることで、二輪車の楽しさを広げていくことを目的に開発されたアプリ。同アプリは、3月に開催された『第42回東京モーターサイクルショー』に参考出品し、来場者から寄せられた意見をもとに、視認性が高く、大きなデザインのボタンに変更するなど操作性を改善したもの。ツーリング参加者の「位置と状態」の表示や、他のライダーにも勧めたいツーリングスポット等の情報発信機能を搭載している。具体的には、地図画面上でツーリングルートを設定して事前登録した仲間をツーリングイベントに招待すると、参加者はツーリング中にお互いの現在地を地図上で確認でき、「休憩中」や「道に迷った」などの自分の状態を示すアイコンメッセージ「つぶやき」を発信できる。また、ツーリング中に発見した絶景ポイントなど、他のライダーに勧めたい場所にアイコンメッセージ「足あと」を残すことで、全国のユーザーとの情報共有が可能となっている。画面デザインは、ツーリングに特化したシンプルで分かりやすいものとなっており、ボタンを大きく表示してグローブをしたままでも簡単な操作で「つぶやき」や「足あと」を発信可能な設計としている。対応はiOS 8.0以降となり、ダウンロードは無料、携帯電話の通信料金は利用者の負担となる。また、通常のグローブではタッチパネルが反応しない可能性があるため、スマートフォン操作対応グローブを推奨している。
2015年08月31日スズキは8月26日、小型乗用車「ソリオ」と「ソリオ バンディット」を全面改良し、販売を同日より開始すると発表した。今回の全面改良では、軽量かつ剛性の高い新開発プラットフォームを小型乗用車に初めて採用し、コンパクトなボディーサイズながら室内空間を大幅に拡大した。また、高圧縮比化で熱効率をさらに向上させた新開発のK12C型デュアルジェットエンジンとマイルドハイブリッドの搭載に加え、100kgの軽量化を実現したことにより、27.8km/lの低燃費と力強い走りを達成した。さらに、乗降性を高めた後席両側スライドドアや利便性が向上したリヤシートをはじめ、広い荷室と豊富な収納スペース、全方位モニター付メモリーナビゲーションの設定など、使い勝手や快適性も向上。デュアルカメラブレーキサポートをはじめとする安全技術を搭載するなど、「取り回しやすさと広さ」、「燃費性能と走り」、「使い勝手と快適性」、「安全性能」が追求されている。メーカー希望小売価格は「ソリオ」が145万4760円~196万7670円で、「ソリオ バンディット」が182万5200円~195万1560円となっている。
2015年08月27日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使った栄養バランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立はこちら。今日の献立は「スズキの塩焼き」を含めた全4品。スズキの塩焼きはもろみと合わせた野菜を添えて。アボカドはおつまみにもオススメな一品に! >>今日の献立はこちら スズキの塩焼きシンプルな塩焼きに。もろみと合わせた野菜を添えて。調理時間:20分カロリー:152Kcal主材料:スズキ キュウリ 大根 レモン >>「スズキの塩焼き」のレシピを見る 長唐辛子とジャコの炒め煮最後に加えるかつお節と白ゴマで味を全体にまとめます。調理時間:15分カロリー:89Kcal主材料:長唐辛子 チリメンジャコ だし汁 酒 白ゴマ かつお節 >>「長唐辛子とジャコの炒め煮」のレシピを見る アボカドと豆腐のピリ辛和え塩とゴマ油、ラー油で作るシンプルな一品! アボカドは食べごろを見極めて下さいね!調理時間:15分カロリー:120Kcal主材料:アボカド 木綿豆腐 ネギ >>「アボカドと豆腐のピリ辛和え」のレシピを見る 冬瓜とホタテのスープホタテの旨味が広がる、あったかスープです。調理時間:20分カロリー:134Kcal主材料:冬瓜 ホタテ 白ネギ ショウガ 溶き卵 ハム 水 酒 >>「冬瓜とホタテのスープ」のレシピを見る
2015年08月23日スズキは20日、軽トラック「キャリイ」を一部仕様変更して燃費を向上させたほか、5速オートギヤシフト(5AGS)車の2速発進モード追加やボディー表面積の100%を防錆鋼板とするなど、実用性をさらに高めて発売した。今回の一部仕様変更では、エンジン制御の変更等によって全車の燃費が向上。5AGS車には2速発進モードを追加し、空荷時や軽積載時のよりスムーズな発進と快適な乗り心地を実現した。ルーフパネルにも防錆鋼板を採用したことで、ボディー表面積の100%が防錆鋼板となり、防錆性能の向上も果たしている。また、左右2カ所の平シート用フックを採用し、リヤゲート中央に荷台フックを追加したことで、作業性を向上し、積荷をより安定して固定できるようになった。シートクッションの大型化により、乗り心地も向上している。キャリイの価格(特装車シリーズを除く)は、68万4,720円~116万7,480円(いずれも税込)。なお、キャリイ特装車シリーズにも同様の仕様変更を施したほか、新たに「リフトダンプ」を設定して10月の生産開始を予定している。
2015年08月20日スズキは7日、ドイツで9月15日から開催される『第66回フランクフルト国際モーターショー』(一般公開は9月17日~27日)で、新型コンパクトカー「バレーノ(Baleno)」を世界初公開すると発表した。バレーノは、2015年3月に開催された『第85回ジュネーブ国際モーターショー』に出品したコンセプトカー「iK-2」をベースとした量産モデル。スタイリッシュなデザイン、広い室内空間、新技術を調和させた、同社が考える理想のコンパクトカーとなっている。同車の詳細は、9月15日に開催される『フランクフルトモーターショー』の記者発表会にて発表される予定。また、スペシャルサイトの開設も行われている。
2015年08月07日スズキは5日、ステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」及び「全方位モニター」を搭載した軽乗用車「スペーシア」「スペーシア カスタム」が、JNCAP予防安全性能アセスメントにおいて軽自動車の中で最高の45.8点(46点満点)を獲得し、最高ランクの評価「先進安全車プラス(ASV+)」をスズキ車で初めて獲得したと発表した。予防安全性能アセスメントは、国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)が自動車の先進安全技術について評価し、結果を公表する制度。前方車両に対する衝突被害軽減制動制御装置(AEBS)、車線逸脱警報装置(LDWS)、後方視界情報提供装置(バックビューモニタ)の3項目の試験を基に、46点満点の評価点が与えられる。評価点が2点以上の場合には「先進安全車(ASV)」として認定され、さらに12点以上の場合は「ASV+」として認定される。「スペーシア」「スペーシア カスタム」は、これまでレーザーレーダー方式の「レーダーブレーキサポート」を搭載した機種で「ASV」を獲得していた。今回の「デュアルカメラブレーキサポート」搭載車はLDWS、バックビューモニタの項目でもそれぞれ満点を獲得し、AEBSで32点満点中31.8点の高評価となり、新たに「ASV+」を獲得。同社は、今後も「安全技術の取り組み」を強化し、積極的に安全性を向上させていくとしている。
2015年08月05日スズキは5日、同社のインド子会社であるマルチ・スズキが、インドで初のプレミアム・クロスオーバー車となる「SX4 S-CROSS」(インド名 : S-CROSS)の販売を開始すると発表した。S-CROSSは、新型プラットフォームに、高いトルク値を発揮するとともに低燃費・低排出ガスを特長とする新設計の1.6Lディーゼルエンジン「DDiS 320」、および1.3Lディーゼルエンジン「DDiS 200」を搭載。デザイン、ユーティリティー、走行性能、燃費の全てを高い次元で満たし、セダンの快適さとSUVの性能を併せ持つクロスオーバー車。同車は、新たに設定した販売網「NEXA(ネクサ)」で販売する第一弾の車種となる。「NEXA」は今年度中に100店舗を目指し、今後も店舗数を増やしていく計画だ。SX4 S-CROSSの生産はハンガリーや中国でも行われており、インドが3カ国目の生産国となる。マルチ・スズキでは、製品ラインアップにクロスオーバー車「S-CROSS」を加えることで、インド市場でのシェアの維持・拡大を図っていくとのこと。
2015年08月05日スズキのミャンマー子会社であるスズキ・ミャンマー・モーター(SMMC)は29日、同社工場にて3列シートの7人乗り乗用車「エルティガ」の生産開始を発表した。7月末よりミャンマー国内のスズキ販売店にて販売を開始する。スズキは、エルティガをインドやインドネシアでも生産しており、ミャンマーはアジアで3カ国目の生産国となる。SMMCは、ミャンマーでの四輪車生産と販売を拡大するためのラインアップ拡充の一環として、ヤンゴン郊外のサウスダゴンの工場でエルティガを生産。月間目標台数は100台を計画している。エルティガは、3列シートにより7名が乗車できるコンパクトサイズのMPVモデル(多目的車)で、モダンなデザインに広い室内空間と居住性をもち、5.2mの最小回転半径により狭い路地や駐車場での取り回しのよさも兼ね備えている。搭載する1.4リッターエンジンは優れた動力性能と燃費性能を両立し、スムーズな走行を実現している。
2015年07月30日スズキは10日、同社二輪車を代表するスーパースポーツバイク「GSX-R」シリーズが、1985年の初代「GSX-R750」発売から2015年で30周年を迎えたと発表した。これを記念して、ロードレース世界選手権のMotoGPに同社チーム「チームスズキ エクスター」は、初代「GSX-R750」を模した青 / 白の「30周年記念カラー」で参戦する。記念カラーを施した参戦マシン「GSX-RR」は、第9戦ドイツGP(決勝は7月12日)および第10戦インディアナポリスGP(決勝は8月9日)に出走。さらに、現行の「GSX-R」シリーズ「GSX-R600 / 750 / 1000」(海外向けモデル)にも「30周年記念カラー」として青 / 白および赤 / 黒の2種類のカラーグラフィックを採用し、タンク上に30周年デカールを装着して欧州・北米を中心とした海外向けに追加発売する。「GSX-R」シリーズは、初代「GSX-R750」発売以来、レース活動で培われた最新技術をフィードバックした軽量・高出力な高性能スポーツバイクとして人気を博し、2012年には累計生産100万台(GSX-R600 / 750 / 1000 / 1100の合計)を達成。また、同シリーズをベースとしたレース車両は、世界耐久選手権、スーパーバイク世界選手権、鈴鹿8時間耐久レース、全日本ロードレース選手権など、数々のレースで栄光を勝ち取ってきた。
2015年07月10日スズキは25日、福祉車両ウィズシリーズに、車両後部のスロープにより車いすでのスムーズな乗り降りが可能な新型「エブリイ 車いす移動車」「エブリイワゴン 車いす移動車」を設定するとともに、「スペーシア 車いす移動車」を一部改良して発売した。新型「エブリイ 車いす移動車」「エブリイワゴン 車いす移動車」は、2015年2月に全面改良した軽商用車「エブリイ」、軽乗用車「エブリイワゴン」をベースとした軽ワンボックスタイプの福祉車両。大きく広いバックドア開口部と車両後部のテールゲート一体型スロープにより、車いすでのスムーズな乗り降りを実現したほか、ワイヤレスリモコンで操作可能な電動ウインチを採用し、介助する人の負担を軽減している。そのほか、「エブリイワゴン 車いす移動車」は、左右分割式リヤシートを採用することで、車いす乗車時の乗員定員を従来の3名から4名とし、衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進安全技術を標準装備。「エブリイ 車いす移動車」は、エコカー減税の減税対象車となっている。「エブリイ 車いす移動車」の価格は159万5,000円~171万5,000円、「エブリイワゴン 車いす移動車」の価格は189万5,000円~201万5,000円(いずれも税込)。「スペーシア 車いす移動車」は、車いすでのスムーズな乗り降りが可能な車両後部のテールゲート一体型スロープに加え、衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進安全技術を搭載する福祉車両。今回の一部改良では、「G」と「X」に「S-エネチャージ」と改良型のR06A型エンジンを搭載することで環境性能を高め、エコカー減税の免税対象車とした。さらに、「X」には「ナノイー」搭載フルオートエアコン、プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)などを採用し、快適装備を充実させている。ベーシックな仕様の「E」は、装備を見直して購入しやすい価格とした。「スペーシア 車いす移動車」の価格は、144万5,000円~169万円(いずれも税込)。
2015年06月25日スズキは3日、軽量・コンパクトな2気筒0.8Lの小型車向け「E08A型ディーゼルエンジン」を開発し、インド子会社のマルチ・スズキ・インディアが生産・販売する小型車「セレリオ」に搭載して、インド国内向けに発売すると発表した。同社はこれまで、他社からの供給やライセンス生産によって1.3~2.0Lのディーゼルエンジンを主に海外向けのモデルに搭載してきたが、インド市場でのディーゼルエンジン仕様車の需要に対応するため、同エンジンを自社開発した。「E08A型ディーゼルエンジン」は、シリンダーブロックの材質にアルミニウムを採用し、コンパクトな2気筒エンジンに適した小型の燃料供給システムとターボチャージャーを搭載することで軽量化を実現。低圧縮比化と大型インタークーラーの搭載により、低回転域での高トルクと燃費性能を両立した。また、フライホイールを最適化することで2気筒ディーゼルエンジン特有の低周波振動を軽減している。「セレリオ」への搭載にあたっては、エンジンの取り付け方法や車体剛性の最適化、吸音材の追加等を行いエンジンから伝わる低周波振動や燃焼音を軽減し、快適性を高めた。さらに、このエンジンを搭載した「セレリオ」は、インドでトップの燃費性能となる27.62km/Lを達成した。
2015年06月04日スズキは6月3日、2気筒0.8Lの小型車向け「E08A型ディーゼルエンジン」を開発したと発表した。同社ではこれまで、他社からの供給やライセンス生産によって1.3~2.0Lのディーゼルエンジンを主に海外向けモデルに搭載してきたが、「E08A型ディーゼルエンジン」はインド市場でのディーゼルエンジン仕様車の需要に対応するため自社で開発した。「E08A型ディーゼルエンジン」では、シリンダーブロックの材質にアルミニウムを採用し、コンパクトな2気筒エンジンに適した小型の燃料供給システムとターボチャージャーを搭載することで軽量化を実現。また、低圧縮比化と大型インタークーラーの搭載により、低回転域での高トルクと燃費性能を両立したほか、フライホイールを最適化することで2気筒ディーゼルエンジン特有の低周波振動を軽減することに成功した。同社の子会社であるマルチ・スズキ・インディアが生産・販売する小型車「セレリオ」に搭載される予定で、「E08A型ディーゼルエンジン」搭載の「セレリオ」では燃費性能27.62km/Lを達成した。
2015年06月03日スズキは6月3日、軽乗用車「アルト ラパン」を全面改良した新モデルを発売すると発表した。3代目となる新型「アルト ラパン」は企画・開発段階から女性の目線を取り入れており、女性がクルマに求めるデザインや機能がふんだんに盛り込まれている。エクステリアはラパンならではの箱型に丸みを加えた「まる しかくい」フォルムを採用。インテリアは、ソファやテーブルといったモチーフを取り入れ、自分の部屋のようにくつろげる空間を目指した。車体色と内装色の組み合わせも豊富に用意されている。そのほかでは、デザイン性と使いやすさを追求した収納、「ナノイー」搭載のエアコン、プレミアムUV&IRカットガラス、運転をサポートするメーター音声案内機能など、女性にうれしいさまざまな機能や装備が採用された。また、新プラットフォームと効率を高めたパワートレインの採用などによって、120kgの大幅な軽量化と35.6km/Lの燃費を実現した。さらに、全車にレーダーブレーキサポートを始めとする安全技術を標準装備している。価格は107万7840円~149万2560円となっており、スズキは月間4000台の販売を目指すとしている。
2015年06月03日スズキは13日、軽乗用車「ハスラー」に、モーターでエンジンをアシストすることで低燃費を実現する「S-エネチャージ」を搭載した機種を設定して発売した。S-エネチャージは、減速時のエネルギーを利用することで発電に使用する消費燃料を抑える「エネチャージ」が進化したシステム。発電を行うオルタネーターをモーター機能付き発電機「ISG : Integrated Starter Generator」に変更したほか、充電・給電性能が向上した専用リチウムイオンバッテリーが採用されている。今回のハスラーでは、NA(自然吸気)・CVT車に搭載(「A」は除く)していたエネチャージを、S-エネチャージに変更。ハスラー搭載のS-エネチャージは、ISGのモーターアシスト時間を、従来の最長6秒間から最長30秒間に拡大したほか、モーターアシストする速度域を従来の15km/h~85km/hから発進後~約85km/hに拡大しており、モーターアシストする頻度が向上している。また、燃焼効率を高めるなどの改良を施したR06A型エンジンを搭載し、S-エネチャージとの組み合わせによって、2WD車は32.0km/Lの高い燃費性能を達成。併せて、ハスラー全車に車体色「クリスタルホワイトパール」「クリスタルホワイトパール ブラック2トーンルーフ」が新設定されている。ハスラー S-エネチャージ搭載車は、全車がエコカー減税の免税対象車となっており、価格は126万1,440円~162万1,080円(いずれも税込)。
2015年05月13日スズキは5月13日、軽乗用車「ハスラー」に加速時にモーターでエンジンをアシストする「S-エネチャージ」を搭載した機種を同日より発売すると発表した。ハスラーのNA・CVT車に搭載していた「エネチャージ」を「S-エネチャージ」に変更し、ISGのモーターアシスト時間を従来の6秒間から最長30秒間まで拡大した。また、モーターアシストの速度域は「15km/h~85km/h」から「発進後~約85km/h」に拡大し、モータアシストの頻度も向上した。エンジンは改良型R06A型エンジンを搭載。圧縮比の向上やEGRシステムを採用し、吸気、排気系を見直したことで燃費性能を高めることに成功。「S-エネチャージ」と組み合わせることで、2WD車は32.0km/lの燃費性能を達成した。カラーも新たに設定され、「クリスタルホワイトパール」「クリスタルホワイトパール ブラック2トーンルーフ」が加えられた。なお、ハスラー「S-エネチャージ」搭載車の価格は126万1440円~となっており、「S-エネチャージ」搭載車はエコカー減税の免税対象車となる。
2015年05月13日“鬼才”松尾スズキが監督、松田龍平が主演を務め、「ぼのぼの」で知られるいがらしみきお原作の人気漫画を映画化した『ジヌよさらば~かむろば村へ~』。このほど、松尾監督が直感的に繰り出す“ムチャぶり”ともいえる演出に、松田さん始め、二階堂ふみ、片桐はいりら豪華キャストたちが翻弄され、時に困惑したり、大爆笑を見せるメイキング映像がシネマカフェに到着した。病院も学校も警察もない、東北のある過疎の村“かむろば村”を舞台に、お金に触るだけで失神してしまう前代未聞の“お金恐怖症”になってしまった元銀行マン、タケ(松田さん)が、“ジヌ”=銭(ぜに)を一切使わないで生きていくことを決心する、ちょっぴりリアルでシュールな物語。今回到着した映像内では、松尾監督が松田さんに対し、「アイドルみたいに可愛くやって」というムチャぶりをしたり、松田さん演じるタケが車を暴走させ、道に転がっている障害物を避けるシーンの撮影では、なぜか障害物が“白菜”という設定に変わったりして、終始、困惑気味の松田さんの表情が映し出されている。その一方、二階堂さんは”白菜”の追加設定に大爆笑。別の場面では、松尾監督の要求にキッチリ応える女優魂も見せている。また、片桐さんも、困惑しながらも抜群のコメディセンスで松尾監督の要求に応えるなど、爆笑必至場面の連続。これらのシーンが劇中ではどのように仕上がっているのか、とても楽しみなメイキング映像となっている。松尾監督が自らが執筆した台本上からしても可笑しなやり取りなのに、監督の直感でさらに演出が継ぎ足され、笑いが絶えなかったという撮影現場。演じてもらいたい動きを役者の前でやってみせたり、監督がひらめいたギャグやアクションが急きょその場で追加されたりと、独特の手法で構築されていった“松尾ワールド”。その世界に、『恋の門』以来、10年ぶりに飛び込んだ松田さんの困惑ぶりが見え隠れする姿は、一見の価値ありと言えそうだ。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジヌよさらば~かむろば村へ~ 2015年4月4日より全国にて公開(C) 2015 いがらしみきお・小学館/『ジヌよさらば~かむろば村へ~』製作委員会
2015年04月20日映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』の学生向け試写会が3月30日(月)に開催され、上映後には松尾スズキ監督によるトークセッションが行われ、学生たちの質問に答えた。松尾監督にとって『恋の門』、『クワイエットルームにようこそ』に続く3作目の映画監督作で、いがらしみきおの人気漫画の映画化。元銀行マンでありながら“お金恐怖症”に陥り、お金に触れるだけで失神してしまう主人公が過疎化が進む村でお金を使わない生活を実践するのだが…。本作では『恋の門』以来、10年ぶりに松田龍平を主演に迎えたが、松尾監督はその意図について「コメディであり、その中でもお金に触れただけで失神するという特殊な主人公で、いわゆる“2.5枚目”の俳優が小器用にやると安っぽいくなってB級ぽくなってしまう。そんなに笑いをやらない俳優がいいと思ったし、10年ぶりというのも悪くない、話題になるかなといういやらしい考えもありました(笑)」と説明する。10年の間に俳優として松田さんと仕事を共にすることはあったが、今回、久々に監督と俳優として対峙して「10年前は20歳くらいでそこそこコドモで、そんなに使い勝手の良い俳優ではなかったけど、その分、伸びしろがあって演出しがいがありました。今回、30代になって何もしなくても画がもつ、雰囲気や色気があっていい感じで成長したなと思いました」と語った。また、大学生を相手にしたトークということで監督の大学時代に話が及ぶと「九州の美術科のある大学で、課題も多かったし、劇研で芝居やったりしてました。バイトは新幹線の売り子をしたり、ぬいぐるみショーでキン肉マンとかやってました」と明かした。学生時代にやっておくべきことは?という質問には自身の学生時代をふり返りつつ「やってなかったとすれば合コンかな?どんな感じなんですか(笑)?」と学生に逆質問する一幕も。大学卒業後、一度は就職したが、退職してその後、自ら劇団「大人計画」を旗揚げしたが、当時、経済的なことや先行きに不安はなかったか?と尋ねられると「不思議となかったです」と語る。「景気がメチャクチャよかったので、どこにでも仕事は転がっているという、最後の幸せな時代で、暗い気持ちにはならなかった」とふり返った。とはいえ、バイトで生計を立てるも、決して苦労がなかったわけではないよう。「組織では生きていけないとつくづく思い知らされました。フリーターもうまくいかない。学生がバイトリーダーだったりすると、なけなしのプライドが傷つくんですよ」としみじみと述懐。この日のイベントはは、早稲田大学近くのホールで行われ、会場には早大生が多く足を運んでいたが「高田馬場のマクドナルドでバイトしたこともあったけど、早稲田の学生のバイトリーダーに何度も煮え湯を飲まされた(笑)」と恨みつらみを口にし、会場は笑いに包まれた。現在は「大人計画」の主催であり、演出家、脚本家、俳優、作家と多彩な活躍を見せるが、仕事における原動力を問われると「ひと口では言えないですね。(作品づくりが)最後にたどり着いたところであり、背水の陣で、これを失ったらもうないという根性がないとやっていけない。だから、つい仕事を入れすぎちゃって余裕がないんですよ」と苦笑交じりに語っていた。『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』は4月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジヌよさらば~かむろば村へ~ 2015年4月4日より全国にて公開(C) 2015 いがらしみきお・小学館/『ジヌよさらば~かむろば村へ~』製作委員会
2015年03月30日スズキは24日、タイ・バンコクで23日に開催された『バンコク国際モーターショー』(一般公開は3月25日~4月5日)にて、本格セダン「シアズ」をタイ国内で発売すると発表した。シアズは、流麗で上質なスタイリング、広く快適な室内空間、低燃費と優れた走行性能の両立、高い安全性能など、セダンに求められる全ての要素を高い次元で融合させたという本格セダン。エンジンは1.25LのK12Bガソリンエンジン、トランスミッションは5MTもしくは副変速機付きCVTを搭載する。生産は、スズキのタイ子会社であるスズキ・モーター・タイランドで6月から開始され、順次販売される予定。同社のラヨーン工場では、2012年に「スイフト」、2014年に「セレリオ」を生産開始しており、シアズは3車種目となる。また、シアズは、インドで2014年10月より、中国で2014年12月より「アリビオ」名にて販売開始されており、生産国はタイで3カ国目になる。24日に行われた記者発表会において同社の鈴木俊宏副社長は、スズキの海外販売の約10%を占めるアセアン地域は非常に重要な戦略的地域であり、タイはスズキのグローバルビジネスにおける重要な拠点と発言。今後も走行性能や使い勝手の良いパッケージングに磨きをかけた商品を、タイで生産していくと述べている。
2015年03月24日スズキは13日、インテックス大阪で3月20日~22日の期間に開催される『31回大阪モーターサイクルショー2015』と、東京ビッグサイトで3月27日~29日の期間に開催される『第42回東京モーターサイクルショー』の出品概要を発表した。今回のスズキブースは「スポーツ」をテーマとし、4年ぶりにMotoGPに復帰する「チームスズキ エクスター(Team SUZUKI ECSTAR)」の参戦車両「GSX-RR」や、日本初公開となる海外向けの新型モデル「GSX-S1000 ABS」、インドでバイクオブザイヤーを9つ受賞したインド生産の150ccスポーツバイク「GIXXER」など、5モデルを参考出品。市販車では、3月に販売を開始する新型110ccスクーター「アドレス110」や、50ccスクーター新型「レッツ」をはじめとした国内モデル13台が出品される。また、「GSX-RR」にまたがることが出来るコーナーを設けるなど、実際に触れることができる車両を数多く展示し、同社二輪車の魅力を充分に体感できるブースを目指している。
2015年03月13日スズキはこのほど、ハンガリーの子会社マジャールスズキにて、新型SUV「ビターラ(VITARA)」のラインオフ式典を5日に実施したと発表した。式典にはハンガリーのヴィクトル・オルバーン首相、小菅淳一ハンガリー駐箚特命全権大使らの来賓を迎え、同社からは鈴木修会長兼社長が出席している。新型SUVビターラは、同社が「ジムニー」や従来の「ビターラ(日本名 : エスクード)」で培ってきた本格四輪駆動車やクロスオーバーSUVとしての資質を受け継ぎながら、デザイン、走行性能、安全性能、環境性能など、あらゆる面で進化させた新しいコンパクトSUV。走行性能を追求しただけでなく、ユーザーのライフスタイルを反映できるクルマとして開発されている。新型ビターラは、1.6Lのガソリンもしくはディーゼルエンジンを搭載(欧州仕様)し、新世代4WDシステム「ALLGRIP」をはじめ、ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減システム「レーダーブレーキサポート」や、レーダーで前方車両との距離を測り自動で加減速するアダプティブクルーズコントロールなどの先進技術が採用されている。同社は、ビターラを世界戦略車としてハンガリーをはじめ、欧州全域に供給するだけでなく欧州外にも輸出する予定で、初年度の生産台数は7万台を計画している。
2015年03月06日昨日より開幕したゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015のオープニング招待作品として『ジヌよさらば~かむろば村へ~』が上映され、主演の松田龍平と松尾スズキ監督が舞台あいさつに登壇した。その他の写真本作は、いがらしみきおの人気漫画『かむろば村へ』を原作に、ジヌ=銭と決別する宣言をした主人公が、なにも売らず、なにも買わずに生きていこうとする姿を描くコメディ。松田が現金に触るだけで失神してしまう“お金恐怖症”になってしまった元銀行マンのタケを演じ、阿部サダヲ、松たか子、二階堂ふみ、西田敏行、松尾スズキらが共演する。ゆうばり市民の熱い歓迎に松田は「北海道は撮影で初めて来ました。すごくアットホームな空気感と聞いていましたが、まんまとやられています。僕も仲間に入っていいですかという感じです」とコメントすると、松尾監督も「ゆうばり映画祭は非常に熱いお客さんたちばかりでありがたい」と付け加え、会場の歓声を集めた。また、舞台あいさつ後には夕張市の鈴木直道市長との鼎談を実施。松尾監督が今回オープニング作品に選ばれた理由を尋ねると、鈴木市長は「単純に面白い映画だということもありますが、夕張でこの映画を観るということで、考えさせられるものがあるんじゃないかと思います。(映画に登場する)かむろば村の設定が高齢者4割ということで、夕張市に似ているなと思いました」と地方行政の在り方などについても語った。ゆうばり国際といえば、ゲストが夕張に到着した際、黄色いハンカチを手にした市民が「おかえり」と出迎えてくれることが特徴のひとつ。松田も「黄色いハンカチを振ってくれるのは歓迎されていると思うし、緊張もほぐれる。ありがたいですね。夕張の人たちの愛情を感じましたね。みんなで夕張を盛り上げようかなという感じがありますね。何かのために自分を犠牲にするのではなく、楽しんでいることが映画祭のいいムードを作っている。それは本当に大切なこと。どんなに来る人を歓迎していても、自分が楽しまないと楽しくない。(出迎えのおばちゃんたちが)仮装したりして、自分から楽しんでいるのが伝わってくるからいいですよね」と感激した様子だった。なお、劇中で“お金恐怖症”の主人公・タケが現物支給や物々交換をしながら生計をたてようとする事になぞらえ、全国各地の劇場スタッフと物々交換をする“わらしべ長者キャンペーン”が本日からスタート。タケの田んぼで実際に収穫された“ほでなす米”からスタートし、最後の東京では一体何に変わるのか? その動向にも注目していただきたい。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』4月4日(土)より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー
2015年02月20日松尾スズキが監督を務め、『恋の門』以来10年ぶりに松田龍平とタッグを組む映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』の予告編映像が公開になった。OKAMOTO’Sが手掛けた映画主題歌『ZEROMAN』も登場する。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』本作は、いがらしみきおの人気漫画『かむろば村へ』を原作に、ジヌ=銭と決別する宣言をした主人公が、なにも売らず、なにも買わずに生きていこうとする姿を描くコメディ。松田が現金に触るだけで失神してしまう“お金恐怖症”になってしまった元銀行マンのタケを演じ、阿部サダヲ、松たか子、二階堂ふみ、西田敏行、松尾スズキらが共演する。本作の舞台になっている“かむろば村”は、過疎の村で、公共交通がなく村長が自らバスを運転して村人を運んでいるような田舎だが、なぜかそこには奇妙な人々がたくさん暮している。村長の与三郎(阿部)と妻の亜希子(松)はタケの面倒を見てくれる優しい夫婦だが、高校生の青葉(二階堂)はチンピラ風の男とつるんでおり、“神様”を自称するなかぬっさん(西田)や、村長選挙の裏で暗躍する勢力、突然、村に姿を現した謎の男(松尾)ら強烈なキャラクターが次々に登場。金を一切使わないと決めたタケは、彼らの間を行き来しながら、まだ誰も実現していない“ジヌなし”生活に挑む。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』4月4日(土)より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー
2015年02月18日スズキはこのほど、スイスで3月3日から開催される『第85回ジュネーブ国際モーターショー』(一般公開は3月5日~15日)に、理想のコンパクトカー「iK-2(アイケイ ツー)」と小型4WD「iM-4(アイエム フォー)」という2台のコンセプトカーを世界初出品すると発表した。iK-2は、「Harmonised Force(調和した力)」をコンセプトに、コンパクトカーに必要とされる全ての要素を高次元で融合させることで、コンパクトカーの価値を極限まで高めたというコンセプトカー。iM-4は、「Shape the Inspiration(インスピレーションを形にする)」をコンセプトに開発された象徴的な小型4WD。同社のコンパクト4WDのDNAと最新技術を個性的なデザインにパッケージすることで、乗り手にインスピレーションを与える新提案モデルとなっている。
2015年02月09日松田龍平が主演する松尾スズキ監督の最新作『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』の舞台あいさつ付プレミアム上映が、2月20日(金)に札幌シネマフロンティアで行われる。本作は、同時期に開催される『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015』のオープニング招待作品に決定した話題作だ。その他の写真映画は、いがらしみきおの人気漫画『かむろば村へ』を原作に、ジヌ=銭と決別して生きることを宣言した主人公が、なにも売らず、なにも買わずに生活しようとする姿を描くスラップスティックコメディ。札幌シネマフロンティアで行われる舞台あいさつ付プレミアム上映には、松田、松尾スズキ監督が登壇する。チケットは、プレリザーブ(先行抽選)が1月31日(土)より受付開始。一般発売は、2月7日(土)よりスタートする。『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015』2月19(木)から2月23日(月)まで開催『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』舞台あいさつ付プレミアム上映2月20日(金)会場:札幌シネマフロンティア18:00の回上映前/舞台あいさつ登壇者(予定):松田龍平、松尾スズキ監督料金:2000円(税込)プレリザーブ:1月31日(土)11:00AM~2月4日(水)11:00AMまで一般発売:2月7日(土)10:00AMより
2015年01月29日スズキは、街中での使い勝手の良さを追求した軽量な車体に、高い燃費性能と走行性能を両立したエンジンを搭載した、新型110cc原付二種スクーター「アドレス110」を19日に発売した。アドレス110は、2014年9月にドイツ・ケルンで開催された二輪車の国際見本市『インターモト』で「Address」として発表されたスクーター。クラストップレベルの軽量な装備重量97kgによる取り回しの良さや、51.2km/Lの燃費性能と低中速域での高い加速性能を特長とし、20.6Lの大容量シート下トランクスペース、フロントインナーラック、シート開錠機能付ステアリングロックを採用するなど、日常の使い勝手の良さが考慮されている。シャープかつコンパクトに引き締まったデザインは、原付二種らしい機動力を表現し、日常の使い勝手に配慮しながらグローバルに通じる外観とした。車体色は、「ブリリアントホワイト」「アイスシルバーメタリック」「タイタンブラック」の3色を設定。価格は、20万5,200円(税込)。なお、同車は小型スクーターのグローバルモデルとして、スズキのインドネシア子会社スズキ・インドモービル・モーターで生産が行われ、同国での販売をはじめ、日本、アセアン諸国、欧州、大洋州に向けて輸出される。
2015年01月21日スズキはこのほど、大型スポーツバイク「バンディット1250S ABS」を一部改良して15日に発売すると発表した。バンディット1250S ABSは、コンパクトな車体やトルクフルで扱いやすいエンジンなどを特徴とする大型スポーツバイクのロングセラー。中低速からの力強いトルク感と扱いやすさに加え、高い動力性能と静粛性を実現した水冷4気筒エンジン(4サイクル 1,254cc)を搭載し、シート高を二段階(790mmと810mm)に手動調節できる可変シート高機構や、電子制御式ABSが装備されている。今回の一部改良では、ハーフカウルの形状を変更して空気抵抗の低減を図ったことで、高速走行時の快適性を向上。また、黒色のフレーム及びホイールを採用し、全体的に引き締まった印象としている。フレームとホイールに合わせてハンドル固定部位にも黒色塗装を施し、ハンドルバーの色はマットシルバーに変更。車体色は、新採用の「キャンディダーリングレッド」のほか、「グラススパークルブラック」「パールグレッシャーホワイト」の3色を設定した。バンディット1250S ABSの価格は、111万2,400円(税込)。
2015年01月14日松尾スズキが監督を務め、『恋の門』以来10年ぶりに松田龍平とタッグを組む映画『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』の特報が解禁された。『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』特報映像本作は、いがらしみきおの人気漫画『かむろば村へ』を原作に、ジヌ=銭と決別する宣言をした主人公が、なにも売らず、なにも買わずに生きていこうとする姿を描くスラップスティックコメディ。松田が演じる主人公は、現金に触るだけで失神してしまう“お金恐怖症”になってしまった銀行マン・タケ。前代未聞の深刻な病を患った彼は、銀行の仕事を続けられなくなり、逃げるように山奥にある小さな村・かむろば村へ転がり込む。そこでタケは「一銭も使わずに生きていく」と宣言するも、村人たちは突然やってきて妙なことを口走る青年を奇異な目で見る。このほど公開された特報映像には、クセの強い村の住人を演じる阿部サダヲ、松たか子、二階堂ふみ、西田敏行、松尾スズキらも登場。病院も学校も警察もない過疎の村で、現代の生活に必要不可欠な携帯、電気、そしてお金を使わず、タケはどのように生活していくのか? 毎作、観客をアッと驚かせる設定とキャラクターを用いて、観る者の常識や虚栄心や嘘を容赦なくはぎとってきた松尾スズキが“ジヌ=銭”を使ってどんな世界を作り出し、どんなメッセージを描き出すのか気になるところだ。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』2015年4月4日(土)より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー
2014年12月26日スズキは12月11日、軽量・低燃費の50cc原付一種スクーター、新型「レッツG」を発売する。1996年の発売以来、軽さと扱いやすさで好評のロングセラー「レッツ」シリーズの全面改良モデルで、新型エンジンにより54.8km/リットルという低燃費を実現した。「レッツ」シリーズは通勤・通学など日常生活の足として高い人気を誇る。今回、全面改良された「レッツG」が12月11日に発売された後、ベーシックな仕様でより低価格とした新型「レッツ」も2015年3月13日から販売開始されるという。両モデルとも、新開発のフューエルインジェクションシステムを採用した新設計エンジンを搭載。WMTCモード測定値で54.8km/リットルの低燃費を実現した。ガソリンタンク容量を従来モデルの4.5リットルから4.8リットルに増量し、航続距離を延ばした。シート下のトランクスペースはフルフェイスヘルメットが収納できる広さを確保し、1リットルのペットボトルや小物の収納に便利なフロントインナーラックも装備している。スタンドがけを容易にするスタンドグリップやフラットフロアボードを工夫することで、ゆとりのある足元スペースをP実現するなど、さらに使い勝手の良い改良を行っている。ボディカラーは、「レッツG」「レッツ」にそれぞれ異なる4色をラインアップ。「レッツG」では質感の高い塗装を施し、車体色に合わせたインナー色も用意した。ミラーやグリップエンドをメッキ仕上げとし、高級感を高めている。価格は、「レッツG」が15万4,440円、「レッツ」が14万3,640円(ともに税込)。
2014年11月20日