アーノルド・シュワルツェネッガー主演作『トータル・リコール』が、1990年12月1日の日本公開から30年を経て、4Kデジタルリマスター版で11月27日(金)より全国公開されることが決定。本作の最新キービジュアル、場面写真、特報が公開された。スクリーン一面にノンストップで映し出される真っ赤な火星での大冒険、ポール・バーホーベン監督のエクストリームなバイオレンス描写、そしてアーノルド・シュワルツェネッガーによるアクション。SF映画の金字塔が、30年の時を経て映画館に帰ってくる。原作は『ブレードランナー』の原作者としても知られる巨匠フィリップ・K・ディック。壮大すぎる世界観ゆえに映画化不可能といわれていたシナリオに惚れ込んだのが、当時『ターミネーター』『コマンド―』の記録的大ヒットですでにアクションヒーローとしての地位を確立していたシュワルツェネッガーだった。『ロボコップ』のポール・バーホーベンを監督に迎え、当時の最高額となる7000万ドルもの製作費が投入された本作は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』、『ダイハード2』などの話題作を抑えて全米初登場No.1を獲得。その後7週にわたり1位の座を守り続け、世界各地でも大ヒットを記録した。この度公開された最新の特報映像には、割れたマスクの中からシュワルツェネッガーが”ドヤ顔”で現れる伝説のシーンから、真っ赤に拡がる広大な火星、ホログラムを駆使した戦闘シーンなど、同時に公開された場面写真とともに、当時の記憶を呼び覚ます名シーンの数々が映し出されている。また、同じく公開されたキービジュアルも、90年のデザインそのままに、当時からの映画ファンにとって懐かしいビジュアルとなっている。『トータル・リコール』4Kデジタルリマスター版11月27日(金)より全国公開
2020年10月09日クリス・プラット&キャサリン・シュワルツェネッガー夫妻に第1子女児が誕生した。どちらも2人の手と赤ちゃんの手を重ねている写真をインスタグラムに投稿し、報告。ライラ・マリア・シュワルツェネッガー・プラットと名付けたことも発表した。クリスは「こんなにうれしいことはない」と大喜びで「母子ともに健康」であることも伝えている。クリスのインスタにはエンタメ業界の仲間たちから祝福メッセージが殺到。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の監督ジェームズ・ガン、共演者のゾーイ・サルダナ、カレン・ギラン、ジョシュ・ブローリンや『ジュラシック・ワールド』の共演者ブライス・ダラス・ハワードらがライラちゃんの誕生を祝った。「ETonline」によると、パトリック・シュワルツェネッガーは早速ライラちゃんに対して“叔父ぶり”を発揮。記者に「赤ちゃんへの贈り物なんだ」とピンクのリボンがついたプレゼントを見せ、うれしそうだったという。おじいちゃんとなったアーノルド・シュワルツェネッガーら家族はすでに夫妻の家を訪れ、ライラちゃんに面会した。クリス&キャサリンは昨年6月に結婚。クリスには元妻アンナ・ファリスとの間に7歳の息子ジャックくんがいる。(Hiromi Kaku)
2020年08月11日スティーヴン・スピルバーグ&ケイト・キャプショーの末娘デストリー・アリーン(23)が、インスタグラムで婚約したことを発表した。「親友と共に人生を歩めることに、すごくワクワクする! 最高の日! 大好き!」と絵文字で飾ったキャプションと婚約者のゲンク・レグランドのツーショットを掲載。ゲンクの首に手を回し、頬にキスしているデストリーの左手薬指にはダイヤモンドの指輪が光っている。2枚目の写真には2人が繋いでいる手が写っており、指輪もよりクローズアップされている。コメント欄にはエル・ファニングが「あああ!! おめでとう、美しいカップル」と祝福メッセージを寄せ、ジュリアン・ムーア、ケイトリン・デヴァーらも祝いの言葉を贈った。交際開始時期は不明だが、2人のインスタグラムには、2017年10月頃からツーショットが掲載されるようになっている。両親同様、数年前から映画業界で女優、監督、プロデューサーとして活動しているデストリー。お相手のゲンクはスイス出身の俳優で、キャリアを求めてロサンゼルスに移住。リー・ストラスバーグ・シアターで2年間の演技コースを修了したという。(Hiromi Kaku)
2020年07月06日平日午後に映画をお届けするテレビ東京「午後のロードショー」枠の5月15日(金)放送回は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演でフィリップ・K・ディックのSF小説を映画化した『トータル・リコール』をオンエアする。その映像が映画界のみならず多くのクリエイターに影響を与えた『ブレードランナー』。トム・クルーズ主演、スティーヴン・スピルバーグ監督のコンビで映画化された『マイノリティ・リポート』。ベン・アフレック主演、ジョン・ウー監督による『ペイチェック 消された記憶』。マット・デイモンを主役に迎えて映像化された『アジャストメント』など、発表した作品の多くが映画化されているフィリップ・K・ディックによる短編小説をベースに映画化した本作。その原作に『ターミネーター』では殺戮サイボーグを、『コマンドー』では超人的兵士を演じ、『プレデター』では異星人の戦士と戦ったかと思えば『レッドブル』ではソ連の刑事となってアメリカで大暴れ。当時アクションスターとして最盛期を迎えていたアーノルド・シュワルツェネッガーを主演に迎え、アクション要素を大胆に追加。『ロボコップ』『スターシップ・トゥルーパーズ』といったSFアクションから『氷の微笑』『エル ELLE』といったサスペンス、スリラーまで幅広く手掛けるポール・バーホーベンがメガホンを取った。西暦2084年。建設会社で働くクエイド(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、見知らぬ黒髪の美女と火星の大地に立つという不可解な内容の夢に毎晩悩まされていた。夢が気になり仕方ないクエイドは、会社の同僚に反対されながらも、記憶を売るという触れ込みの疑似旅行体験会社「リコール社」を訪れる。そこでクエイドは火星旅行を希望するが、疑似体験は失敗。さらにその帰り道、謎の男たちに襲われる。なんとか自宅に辿り着くが、今度は妻のローリー(シャロン・ストーン)までもが襲ってくる。間一髪逃れたクエイドは謎の男から渡されたビデオレターで衝撃の真実を知る…。いまの自分の記憶は植えつけられた偽りの記憶であり、本当の姿は火星を牛耳る男・コーヘイゲン(ロニー・コックス)と戦うレジスタンスの一員だというのだ…というストーリー。午後のロードショー『トータル・リコール』は5月15日(金)13時35分~テレビ東京でオンエア。(笠緒)
2020年05月15日昼下がりの名作劇場として愛される「午後のロードショー」。5月1日(金)はアーノルド・シュワルツェネッガー、ヴァネッサ・ウィリアムズらが出演した『イレイザー』をオンエアする。利害関係にある第三者から重要証人を守るための証人保護プログラム。そこには時に証人の死を演出してまで過去を消去するスゴ腕のエージェントの存在があった。証人保護プログラムエージェントのジョン・クルーガー(アーノルド・シュワルツェネッガー)が担当することになったのは、大手兵器製造会社サイレス社に勤めるリー・カレン(ヴァネッサ・ウィリアムズ)。彼女は自社が開発していた最新鋭の兵器「EM銃」、別名“レール・ガン”の密売計画を知り事実を公表しようとしていた。しかし証拠のデータを手に入れたところ、計画に加担する政府関係者に気づかれ、命を狙われていたのだ。証人保護を拒否するリーだったが、自宅にいたところを問題の最新兵器で襲撃を受ける。ジョンはリーを救出すると、安全な場所に彼女の身柄を預け痕跡を消した。リーの安全を確保したのも束の間、証人保護プログラム下の証人が次々と殺されるという事件が発生。恩師のロバート・ドゥゲラン(ジェームズ・カーン)と共にロバートの証人の保護に向かうが、ジョンは内部に裏切り者がいると睨んでいた…というストーリー。ボディビルダーとして成功し1984年、のちにシリーズ化される出世作『ターミネーター』で主演。その後は『プレデター』『トータル・リコール』『ラスト・アクション・ヒーロー』『トゥルーライズ』とアクション大作に出演を続けてきたアーノルド・シュワルツェネッガーが、証人を守るため国家と対峙する主人公・ジョン役に。R&Bシンガーとしてグラミー賞に輝き、ミュージカル女優としてトニー賞候補にノミネートされ、女優としても「デスパレートな妻たち」などで知られるヴァネッサ・ウィリアムズが“証人”カレン役で出演している。多くの作品で扱われてきた証人保護プログラムをテーマに、シュワルツェネッガーならではのパワフルなアクションでスピード感ある作品に仕上げた『イレイザー』は、5月1日(金)13時35分~テレビ東京「午後のロードショー」枠でオンエア。(笠緒)
2020年05月01日アーノルド・シュワルツェネッガーが、おじいちゃんになる。長女のキャサリン・シュワルツェネッガーが、昨年結婚したクリス・プラットとの間に第1子を妊娠したという。アーノルドにとっては初孫。「People」誌などが報じた。クリスは2017年8月に元妻アンナ・ファリスと離婚することを発表し、2018年10月に離婚が成立。キャサリンとは2018年夏から交際を始め、昨年6月に結婚した。クリスにはアンナとの間に7歳半の息子ジャックくんがいる。クリスとキャサリンおよびシュワルツェネッガー家から妊娠の発表はまだないが、先週金曜日、ゆったりめのサロペットを着用し、お腹に少しふくらみが見えるキャサリンの姿が目撃された。母親のマリア・シュライヴァーとともに、愛犬を連れて散歩をしており、時折笑顔も見られた。キャサリンは作家としての本業も順調で、「キャサリン・シュワルツェネッガー・プラット」名義で執筆した「The Gift of Forgiveness」(原題)が「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラー入りを果たし、現在バーチャルブックツアーを行っている真っ最中。数日前にはクリスとともに、自身が手掛けた子ども向け絵本の「Maverick and Me」(原題)の読み聞かせも行った。(Hiromi Kaku)
2020年04月27日平日の午後に名作の数々をオンエアするテレビ東京「午後のロードショー」では、4月23日(木)本日、スティーヴン・セガール主演のアクション巨編『沈黙の傭兵』を放送する。セガールが湾岸戦争の英雄に扮し、戦友の仇を討つ!幼少期から格闘技に触れ、17歳の時に来日。禅や合気道、剣道、柔道はもちろん太極拳などの日本武道や中国武術を学び、『刑事ニコ/法の死角』で映画デビューすると1992年公開の『沈黙の戦艦』が大ヒット。その後同作は続編『暴走特急』が製作されこちらも大ヒットするが、日本ではその後の主演作に『沈黙の~』という邦題をつけることが増え、昨年公開された『沈黙の終焉』に至るまで多数の“沈黙シリーズ”で知られるように。一方、現実世界でも2012年から保安官を務めるようになり、その姿を追ったドキュメンタリーが製作されるなど、ほかのアクションスターとは一線を画すストイックなキャリアを重ね続けるセガール。本作は2006年に公開された“沈黙シリーズ”の1作となる。南アフリカの小国ガンモラル。この国の国民たちを独裁政府から救おうとシーガー(スティーヴン・セガール)ら傭兵たちは戦いを繰り広げていた。しかしこの戦いはCIAの汚職捜査官ドレシャム(ルーク・ゴス)と、闇のフィクサーであるチャペル(ロジャー・グーンヴァー・スミス)が画策した金がらみのミッションだった。その事実を知らないシーガーたちはフランス軍の介入を受け、絶体絶命の状況に追い込まれる。シーガーの戦友ジョーンズが敵の銃弾に倒れ、妻と息子を守ってくれとシーガーに言い残し息絶えた。ドレシャムらの裏切りを知ったシーガーは、なんとか自力で戦場からの脱出に成功する。1週間後、シーガーはジョーンズの妻エディと息子ションドラの元を訪れ、必ず彼の遺体を国に連れ帰り手厚く葬ると約束するのだった。しかし家から出てきたシーガーをドレシャムの送り込んだ殺し屋が襲う。殺し屋たちを倒すシーガーだが、同じくシーガーを追っていたクルーガーを筆頭とする傭兵たちに拉致され、チャペルの元へと連れて行かれる…というストーリー。セガール扮するシーガーは戦友の妻子を救い、その仇を討てるのか? 『沈黙の傭兵』は4月23日(木)13時35分~テレビ東京「午後のロードショー」枠で放送。(笠緒)
2020年04月23日平日午後に映画をオンエアするテレビ東京「午後のロードショー」枠の4月21日(火)本日放送回は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で、冷戦時代のソ連とアメリカの刑事が“バディ”を組むアクション大作『レッドブル』を放送する。未来から送り込まれた殺戮マシーンを演じた『ターミネーター』が大ヒット。当時のアクションスターに珍しく演技にコミカルさを取り入れた『コマンドー』。宇宙からの敵と生身で戦う主人公を説得力ある肉体で演じきった『プレデター』などでアクション俳優としての地位を確立する一方、『ツインズ』や『キンダガートン・コップ』などのコメディにも挑戦。俳優としての幅を広げ、00年代に入ると政治の世界へ進出。カリフォルニア州知事を務めたのち俳優に復帰。『ターミネーター』や『エクスペンダブルズ』シリーズなどいまもヒット作に出演を続けるシュワルツェネッガー。彼がアクションスターとして注目を浴びた80年代後半に製作された、異色の刑事アクション映画が本作。シュワルツェネッガーが演じているのは、モスクワの刑事・イワン。冷戦時代のソ連の特捜刑事ということで、非常に“堅物”なイワンが、アメリカで自分とは正反対の性格を持つ型破り刑事と“バディ”として、ともに犯人を追う。そのなかで感じるカルチャーギャップや、刑事としてのシンパシー、そこから生まれる政治背景を超えた友情が描かれていく。モスクワ警察特捜部の腕利き刑事イワン・ダンコ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は米ソにまたがる麻薬密売組織の大ボス・ビクトルを苦労の末、ようやく追いつめるのだが、ビクトルは逮捕直前の一瞬の隙をつき逃走。悔しさとやりきれなさで悩むダンコだったが、数か月後、ビクトルが交通違反で検挙され、身柄を拘束されているとの連絡がシカゴから届く。ビクトルを連行するためアメリカに向かったダンコを迎えたのは、シカゴ市警の型破り刑事リジック(ジェームズ・ベルーシ)だった。ダンコとリジックの相性は良くなかったが、ダンコはとにかくシカゴ市警に向かい、ビクトルの身柄を引き受ける。だが、空港に向かおうとした矢先、ダンコは警官に変装した一団に襲われ、ビクトルを奪われてしまう。彼の手にはビクトルの所持品の鍵だけが残っていた…。決して犯してはいけないミスを犯したダンコは、モスクワからの帰国命令を無視してビクトル逮捕を誓う…というストーリー。午後のロードショー『レッドブル』は4月21日(火)13時35分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年04月21日アメリカでは2018年に出版されベストセラーになり、日本語訳版はまだ未発売のスティーヴン・キングの犯罪ホラー小説を「HBO(R)」がドラマ化した「アウトサイダー」。この度、キング自身や主人公のベン・メンデルソーン、シンシア・エリヴォらが本作について語る特別動画が、いち早くシネマカフェに到着した。同じく「HBO」の「ナイト・オブ・キリング 失われた記憶」でエミー賞にノミネートされたリチャード・プライスの脚本で映像化した本作。キングは「信じられないようなことを信じさせる怖い話を書いた。『トワイライト・ゾーン』でスタッフから学んだが、人は現実世界の試金石があるから信じるんだ」と語る。「ここ(第1話でジェイソン・ベイトマン演じるテリーが11歳の少年を殺害した容疑で逮捕されるシーン)から超自然現象が始まる。同じ人間が同時刻に異なる所にいる、そんな着想があった。そこで思いついたのは事件に個人的関与がある主人公だ」と、制作にあたっての着想を明かす。主人公であり、物語の軸となる事件を担当するベテラン刑事のラルフ・アンダーソン役を演じたのは、『レディ・プレイヤー1』『キャプテン・マーベル』のベン・メンデルソーン。「小説でも映画でもスティーヴンはこのジャンルの第一人者だ。真面目な人柄のアンダーソン刑事が自身の許容範囲を超えた状況に直面する」と、自身が演じるラルフが向き合うことになる問題について回想しながら語った。また、「ミスター・メルセデス」シリーズにも登場するキャラクターである天才私立探偵ホリー・ギブニーについて、キングは「ホリーは過去に書いたことのない面白い役柄だ」と語り、本作でホリー役を演じる『ハリエット』のアカデミー賞ノミネート女優シンシア・エリヴォは、「私立探偵だけれど少し変わっている」と、ひと癖あるホリーの役柄について匂わせた。続けてキングは「世の中には奇妙なことやこの物語のようなことがある。人は信じられないような出来事に対しどう対応する?」と本作で起こる不可思議な超自然現象に直面した人々の選択について、問いを投げかけている。なお、本日4月1日(水)より「アウトサイダー」の配信に先駆け、キングの作品を豪華スタッフ&キャストでドラマ化した「ミスター・メルセデス」シーズン1~3をAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX」にて全シーズン一挙配信されることも決定している。(text:cinemacafe.net)
2020年04月01日スティーヴン・キング原作のベストセラー・クライムホラーを「HBO」が初めてドラマ化した「アウトサイダー」。この度、Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて4月23日(木)より独占配信、映画専門サービス「BS10 スターチャンネル」にて4月23日(木)23時より独占日本初放送されることが決定した。「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」や「ナイト・オブ・キリング失われた記憶」でエミー賞を受賞するなど、クライムドラマでもハイクオリティな作品を制作してきたHBOがキング作品をドラマ化するのは本作が初めて。アメリカで2018年に出版されベストセラーになり、日本語訳版はまだ発売されていないキングの犯罪ホラー小説「THE OUTSIDER」を「ナイト・オブ・キリング失われた記憶」でエミー賞、『ハスラー2』でアカデミー賞にノミネート経験のあるリチャード・プライスの脚本で映像化。『レディ・プレイヤー1』『キャプテン・マーベル』のベン・メンデルソーン、「オザークヘようこそ」『モンスター上司』のジェイソン・ベイトマンら実力派キャストのほか、『ハリエット』でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた期待の新星シンシア・エリヴォが、謎を追う天才私立探偵役で出演する。序盤から繰り広げられる衝撃の展開!アメリカの片田舎の静かな住宅街を舞台にすることが多いキング作品。本作も例のごとく、ジョージア州の小さな町で11歳の少年の惨殺死体が見つかったところから物語が始まる。さらに少女が見る幻覚、現場に姿をちらつかせる不気味な男...など、続きが気になる仕掛けが溢れ、ハマってしまうこと間違いなし。また、シンシア演じる天才私立探偵ホリー・ギブニーは、同じくキング作品の「ミスター・メルセデス」シリーズに登場するキャラクターであり、さらに真犯人を「IT」と呼ぶセリフが出てきたりと、キングファンを楽しませる要素も随所に散りばめられている。「スティーヴン・キングと『X-ファイル』の融合」批評サイトで高評価!1月12日に第1話、第2話をまとめて放送した米国では、「IMDb」スコア9.1、「Rotten Tomatoes」では96%(audience)の高い評価を獲得。「スティーヴン・キングと『X-ファイル』の融合」「ドラマ化されたキング作品の中で久しぶりの傑作」などの評価の声が上がっている。「HBO」の第1話視聴者数は約72万4,000人(初回放送分のみ)と、2019年10月に放送が始まった「ウォッチメン」の初回(約79万9,000人)に次ぐ好調な数字で、視聴者の期待度の高さが伺えるものとなっている。(text:cinemacafe.net)
2020年02月28日世界的文豪、ヴィクトル・ユゴーの代表作「ノートルダム・ド・パリ」に発想を得て、ディズニー・シアトリカル・プロダクションズが製作した荘厳なミュージカル、劇団四季による『ノートルダムの鐘』が福岡で上演決定。【チケット情報はこちら】音楽は、ディズニーの長編アニメーション版に基づき、「陽ざしの中へ」「世界の頂上で」など、作曲アラン・メンケン、作詞スティーヴン・シュワルツの名コンビによる美しい楽曲揃い。15世紀末のパリを舞台に、ノートルダム大聖堂の鐘楼に住むカジモド、大聖堂大助祭・フロロー、同警備隊長・フィーバス、ジプシーの娘・エスメラルダの4人が織りなす深く美しい愛の物語。“大人がハマる”、ディズニーの新たな側面が楽しめる話題作に出演予定のカジモド役のひとり・飯田達郎、エスメラルダ役のひとり・松山育恵が本作の魅力を語ってくれた。飯田は台本を読んだ時から、カジモドを「なんとも美しい役」と思ったそう。「醜いと蔑まれながらも純粋で。その人生すべてに涙が出ました。実際稽古しながらも感動して(笑)。“こんないい作品に携さわれるなんて幸せだね”とキャスト同士で話しながら、日々作品と向き合っています」。対する松山は初見で大泣きしたそう。「最初観てあまりに感動して。次の日にまた観に行って(笑)。本当に涙が止まらなかった。この作品に出たい!と思って、ひたすら練習。エスメラルダとして出演できて、心から幸せです!」とにかくこの作品が大好き!と、笑顔で語るふたり。ストーリーや楽曲の良さはもちろん、その演出にも注目して欲しいと続ける。「舞台上には大きな鐘と厳粛で重厚なノートルダム大聖堂が現れます。そして大きなセットをほとんど登場人物が動かす様も圧巻ですよ。また、台本のト書きと呼ばれる部分を役者が伝えながら芝居するのですが、これは15世紀の芝居のスタイル。15世紀末が舞台のこの作品に、同じ時代の芝居のスタイルが取り入れられている。これも面白い試みだと思います」(飯田)「演じる役者によって雰囲気が全く変わるのもこの作品の特徴でしょうか。演出家のスコット(・シュワルツ)さんが“自由に”と言ってくださる方で。劇団四季の場合、キャストが変わっていくので、毎回新鮮でサプライズが待っている感じです」(松山)様々な出来事から人間の光と闇を描き出し、物語終盤で観客はある問いを投げかけられる。その答えは…。「自分は何者なのか?と試されているようです。神様に心を覗かれるというか。その感覚はぜひとも劇場で味わって頂きたいですね」(飯田)荘厳な鐘の音とクワイヤ(聖歌隊)の透き通った歌声を聴きながら、私たちはいったい何を感じるのだろうか。観終わったら、また最初から観たくなる。そんな衝撃と感動をぜひとも体感してみたい。福岡公演は、2月17日(月)からキャナルシティ劇場で上演。チケットは5月6日(水・祝)公演分まで発売中。5月9日(土)以降の公演は2月22日(土)10時より発売。
2020年01月24日スティーヴン・キング作「キャリー」が、再び映像化されることになったという。「Collider」などが伝えた。「キャリー」は1976年にブライアン・デ・パルマ監督&シシー・スペイセク主演で初めて映画化された。キャストのシシーとパイパー・ローリーが、それぞれアカデミー賞主演女優賞、助演女優賞にノミネート。1999年には映画の続編として『キャリー2』が製作された。テレビ映画やブロードウェイミュージカルのテーマとなったこともある。さらに2013年、キンバリー・ピアース監督&クロエ・グレース・モレッツ主演でリメイクもされている。今回は米テレビ局の「FX」と製作スタジオ「MGMテレビジョン」が、リミテッドシリーズのドラマとして制作する。いまのところは企画のごく初期段階だといい、脚本家などは決まっていないとのこと。この2社がタッグを組んで制作したドラマには、最近では「FARGO/ファーゴ」がある。キングの作品のドラマ化が報じられたのは、ここ1週間で2度目。米テレビ局「Epix」がキングの短編の「Jerusalem’s Lot」(原題)をエイドリアン・ブロディ主演で制作し、2020年秋に放送予定だとのこと。(Hiromi Kaku)■関連作品:キャリー 1977年3月より公開キャリー(2013) 2013年11月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
2019年12月24日11月8日公開の映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』のジャパンプレミアが6日、東京・新宿の歌舞伎町ゴジラ・ロードで行われ、アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ティム・ミラー監督、玄田哲章、神田松之丞が出席した。1984年に第1作が公開されて大ヒットを記録した『ターミネーター』。その後も続編が公開されて人気シリーズとなり、第6弾となる本作は、シリーズの伝説的キャストであるアーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンの最強タッグ、そして、伝説の生みの親でありながら、シリーズ最大のヒット作『ターミネーター2』以降、シリーズへの直接的な関与がなかったジェームズ・キャメロンが製作を担当。『ターミネーター2』の正統な続編を描いている。この日のイベントは東京・新宿の歌舞伎町にあるゴジラ・ロードにレッドカーペットが敷かれ、スペシャルイベントが開催。シュワルツェネッガーらキャスト陣と本作のメガホンを取ったティム・ミラー監督、そしてスペシャルゲストにシュワルツェネッガーの声を長年担当し、本人公認の吹替え声優でもある玄田哲章、芸能界きっての『ターミネーター』シリーズの大ファンという神田松之丞が登場した。シュワルツェネッガーは「東京の皆さん、今夜ここに来ることが出来て大変うれしく思います。前回来日した時に『I’ll be back』とお約束したのでまた戻ってまいりました」と日本のファンを喜ばせて、「今回はこのような素晴らしいキャストの皆さんやミラー監督と集まることができてうれしく思います。私たち全員がこの作品を愛しているように皆さんにも愛してもらいたですね」とアピールした。シュワルツェネッガーとはシリーズ第1弾『ターミネーター』から共演しているリンダ・ハミルトンは、映画のプロモーションとしては今回が初来日。「本当に私は日本に来れてとても幸せに思っています。ハリウッド以上に素晴らしいですね。ここにいるのがシュールな感じにさえ思えます」と驚きを隠せない様子で、「この映画はアクションやコメディーもたくさんあって、エモーションもたくさんあります。力強い素晴らしさも見えますし、素晴らしいキャストの皆さんと頑張り、お互いを高めあって作りました。誰一人欠けてもこの映画は出来なかったと思います」と作品の内容には自信を覗かせていた。映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』は、11月8日より全国公開。
2019年11月07日全世界から大注目を集めるシリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』から、 アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、そしてティム・ミラー監督の来日が決定した。『ターミネーター2』の正統な続編を描く本作は、シリーズの伝説的キャストであるアーノルドとリンダの最強タッグ、伝説の生みの親でありながらシリーズ最大のヒット作『ターミネーター2』以降、シリーズへの直接的な関与がなかったジェームズ・キャメロンが製作・ストーリーに復帰!さらに『デッドプール』のティム・ミラーが監督を務めるという奇跡のタッグが実現した。今回来日が決定したのは、揃っては初来日となる、T-800役アーノルドとサラ・コナー役のリンダ。そして未来から送り込まれてきた強化型スーパーソルジャー、グレース役のマッケンジー、そして監督のティム・ミラーだ。アーノルドは2015年以来4年ぶり、リンダ、マッケンジー、ミラー監督はプロモーションとしては初来日となる。さらに来日決定発表と合わせて、T-800とサラのキャラクター映像も到着した。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月8日より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年10月16日『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』や『ドクター・スリープ』などが控えるスティーヴン・キング原作の、悲哀なる“禁忌”ホラー『ペット・セメタリー』(原題:PET SEMATARY)が、2020年1月17日(金)より日本公開決定。最新映像とポスターが解禁された。それは、娘を亡くした父親の悲哀なる“禁忌”ホラー…ベストセラー作家スティーヴン・キングが、自身の原体験を基に1983年に執筆するも、当時あまりの恐ろしさに出版を暫く見送ったという、悲しき“禁忌”ホラーがついに日本上陸。1989年の映画化から設定を新たにし、“最高のスティーヴン・キング映画の1つ”とも評された本作は、主人公の父親役に『猿の惑星:新世紀』のジェイソン・クラーク、その妻役に『エイリアン:コヴェナント』のエイミー・サイメッツ、一家の隣人役に『インターステラー』などの名優ジョン・リスゴーが名を連ね、そして娘役でジェテ・ローレンスが怪演を見せる。そんな本作から、この度解禁となった最新映像は、ある出来事から娘を失ってしまったルイス(ジェイソン・クラーク)と妻の(エイミー・サイメッツ)が失意に暮れるシーンから始まる。愛する者を失った喪失感に耐えかねた夫婦に年老いた隣人(ジョン・リスゴー)が、夫婦の自宅の裏に広がる森の“ある秘密”を教える。「あの森の土地は、死者を蘇らせる」――。「アレは別の生き物だ」と不吉な言葉を皮切りに、不気味な覆面を被った子どもたちや、変わり果てた娘など、震撼の映像が畳みかける。愛する者を取り戻すため、禁忌を犯してしまったルイスに降りかかる、想像を絶する恐怖と悲劇とは?スティーヴン・キング最大の問題作のこの後の展開に期待がかかる。また、併せて解禁となったポスタービジュアルには、様々な動物たちの不気味な覆面を被った少年少女たちが事故にあった動物を、動物の墓地“ペット・セメタリー”に埋葬するため、森の夜道を歩くシルエットが描かれている。「娘は生き返ってはいけなかった」というコピーからも、禁忌を破ったルイスと家族を襲う恐怖を予感させるビジュアルに仕上がっている。『ペット・セメタリー』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月11日スティーヴン・スピルバーグ監督が、リメイク版『ウエスト・サイド物語』の撮影が終了したことを明らかにした。スピルバーグ監督の製作会社「アンブリン・エンターテインメント」のツイッターアカウントが、「『ウエスト・サイド物語』の撮影が終わりました。その記念に、スティーヴンがみなさんと思いや画像を共有したいと思います」と発表した。ツイッターに掲載されたスピルバーグ監督の長文レターによると、撮影は9月28日午前12時10分にニューヨークのスタジオにて終了。「世界的に有名なミュージカルの物語&音楽との、楽しく、とても感動的で、終わりない驚きの出会いに満ちた、先例のない長い旅でした」と撮影をふり返り、キャストやスタッフをねぎらった。記念写真は3枚投稿された。1枚目は監督とアンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デボーズ、デヴィッド・アルヴァレスの4人のメインキャストと撮ったもの、2枚目はキャスト&スタッフとの集合写真、3枚目は監督とオリジナル版でアニタ役を演じ、今作では女版ドク役で出演しているリタ・モレノのツーショット。リタが再び出演することに喜ぶファンは多く、「リタに神の祝福を。2度も『ウエスト・サイド物語』の映画を明るく照らしてくれるなんて」、「リタが出るっていうだけで、もうすでにお気に入りの作品だ」などのコメントが寄せられている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ウエスト・サイド物語 1961年12月より公開© 1961 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
2019年10月03日IT=“それ”は姿形を変え進化し、子どもだけでなく大人までも恐怖のどん底に陥れ、人間にとって最恐のトラウマを与える――。ホラー作家の巨匠スティーヴン・キングの傑作小説を原作にした『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』。本日9月21日のスティーヴン・キングの誕生日を記念して、原作者自ら見どころを語る特別映像が到着!さらに最高の恐怖と感動のドラマを成り立たせるべく、前作に引き続きR15指定に正式決定した。特別映像では、スティーヴン・キングが「前作の最後に『第1章』と出たとき観客は期待を込めて拍手を送った。今、それが現実となるんだ。前作で監督はキャラクターを掘り下げて描いた。だから主人公たちを応援したくなる素晴らしい映画体験ができる」と語る。前作が素晴らしい出来栄えだったことに、原作者自身も大満足であったよう。実は、前作を作り終えるころからキングとアンディ・ムスキエティ監督は交流を深め、本作ではキングも直接脚本に関わっている。また、本作のレイティングが前作に引き続きR15指定に決定。ムスキエティ監督は「全体の雰囲気は前作と似ているがホラー感をより際立たせた」と力強く明言。リッチー役のビル・ヘイダーは「恐怖をもっと煽るため監督はあらゆるリスクを負って挑戦した」と明かし、そしてIT=“それ”を演じたビル・スカルスガルドは「“それ”はルーザーズ・クラブを、たまらなく欲している。復讐をするためでもあるが、彼らを恋しく思っているんだ」と27年もの間待ちわびた“それ”の恐怖が、さらにグレードアップしていることをほのめかしている。さらに各キャストたちも、「仲間の絆の強さが試される」「ホラー映画の枠を超えた傑作。子供たちの成長ドラマもある」「夜眠れなくなるシーンもたくさんあるけど、人生や友情の物語も描かれているんだ」「互いに力を合わせれば不可能はないということも描かれている」と、ルーザーズ・クラブの仲間たちの絆についても口をそろえて語っており、意外にも涙を誘った前作以上のエモーショナルなドラマにも期待がかかる。『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は11月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 2019年11月1日より全国にて公開©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年09月21日『ターミネーター』『ターミネーター2』を作り上げたジェームズ・キャメロン、アーノルド・シュワルツネッガー、リンダ・ハミルトンらが約30年ぶりに再集結し、『ターミネーター2』の正当な続編となるシリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』が、11月8日(金)に公開される。この度、作品に登場する登場人物たちがそれぞれにフィーチャーされた、複数のキャラクターポスターが公開された。『ターミネーター:ニュー・フェイト』全キャラクターポスターこの度公開されたポスターは、サラ・コナー(左上)とT-800(右上)、新キャラクターとなる謎の戦士グレースと人類の命運を握るダニー(左下)、そして最新型のターミネーターREV-9(右下)がそれぞれに写し出されたもの。シュワルツェネッガーが演じるT-800と、シリーズのレジェンドとしてファンからも根強い人気を博してきた、ハミルトン演じるサラ・コナーは、黒いサングラスに銃を構えた姿を見せる。『ターミネーター』、そして『ターミネーター2』のポスターといえば、銃を片手に革ジャンにサングラス姿のT-800が印象的だったが、本作ではついにT-800がサングラスを装着。新しさのなかにも“ターミネーター”の伝統を踏襲する姿勢が感じられる。また、コンビで写っているのは、今回の物語のカギを握る女性ダニーと、彼女を守るために未来から送り込まれてきた戦士グレース。グレースの外見は一見すると普通の女性のようにみえるが、じつはターミネーターと互角に渡り合えるほどに強化された兵士。ターミネーターハントを長年続けてきたサラ・コナーに「初めて見るタイプ」と言わしめる登場人物だ。そして人類の敵であり、いまからシリーズ最凶と呼び声の高い、最新型ターミネーターREV-9。ターミネーターの象徴とも言える骸骨を思わせる金属の頭部と、赤い冷徹な眼差しが、恐怖の再来を予感させる。人間のような自然な微笑みを見せながら、ターゲットの息の根を止めるべく、執拗に攻撃を仕掛けてくるその様は、まさに恐怖の化身だ。これらのキャラクターたちの激しい戦闘を予感させるように、それぞれの背後に暗雲が立ち込めたり暗闇になっていたりと、ポスターは全体に不穏な空気を漂わせている。『ターミネーター:ニュー・フェイト』11月8日(金)公開
2019年09月19日スティーヴン・スピルバーグ監督・製作、映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が、アンセル・エルゴート主演で公開。第94回アカデミー賞では、アリアナ・デボーズが助演女優賞を獲得。第79回ゴールデングローブ賞ではコメディ・ミュージカル部門作品賞、主演女優賞、助演女優賞を受賞した。『ウエスト・サイド・ストーリー』とは「ウエスト・サイド物語」は、1957年に誕生したオリジナル・ブロードウェイ・ミュージカル。1957年のニューヨークを舞台に、ジェットとシャークの敵対する2つの少年非行グループの闘争の中、若い男女が許されざる恋に落ちる様を描いた作品だ。1961年には「ウエスト・サイド物語」として映画化され、第34回アカデミー賞で作品賞を含む10部門を受賞した。そして、今日までミュージカル映画の名作として、時を越えた人気作品として語り継がれている。そんな名作が、スティーヴン・スピルバーグ監督・製作で再びスクリーンに蘇る。第94回アカデミー賞主要7部門にノミネートスティーヴン・スピルバーグ監督・製作による映画『ウエスト・サイド・ストーリー』は、第94回アカデミー賞にて作品賞、監督賞、助演女優賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、録音賞の主要7部門にノミネート。アリアナ・デボーズが、見事、助演女優賞に輝いた。そのほか、映画界の名立たる賞レースにも参戦しており、第79回度ゴールデングローブ賞では主要4部門にノミネート。ミュージカル・コメディ部門の作品賞、主演女優賞、助演女優賞(アリアナ・デボーズ)の3部門で受賞を果たした。主演に『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴート主人公・トニー役(アンセル・エルゴート)ヨーロッパ系移民の若者たちによるチーム〈ジェッツ〉の元リーダー。現リーダーのリフに誘われたダンスパーティーで、マリアに一目ぼれをしてしまう。現在はバレンティーナの店で働いている。主演を務めるのは、『ベイビー・ドライバー』で一躍注目を浴びた若手実力派俳優アンセル・エルゴート。マリア役に新星レイチェル・ゼグラーマリア役(レイチェル・ゼグラー)プエルトリコ系移民〈シャークス〉のリーダー・ベルナルドの妹。ダンスパーティーでトニーと出会い惹かれ合っていく。一度決めたら揺らがない、芯の強い性格の持ち主。マリア役のレイチェル・ゼグラーは、『ウエスト・サイド・ストーリー』で第79回ゴールデン・グローブ賞のコメディ・ミュージカル部門 主演女優賞を受賞。SNSで人気アーティストのカバー曲などを披露し、そのパワフルな歌声で注目を集め、公開オーディションで30,000人の中から大抜擢された新人が、見事受賞を果たした。ディズニーの実写版『白雪姫』のヒロインに起用されたことも話題。リフ役(マイク・ファイスト)〈ジェッツ〉の現リーダー。〈シャークス〉を敵視し、ベルナルドに決闘を挑む。ベルナルド役(デヴィッド・アルヴァレス)〈シャークス〉のリーダー。移民の中でもとりわけ差別を受けていると感じており、マリアの恋には猛反対している。『ビリー・エリオット』ビリー役でトニー賞受賞したデヴィッド・アルヴァレスが担当。アニータ役(アリアナ・デボーズ) - 第94回アカデミー賞、第79回ゴールデン・グローブ賞 助演女優賞ベルナルドの彼女。マリアの恋に当初は反対するが、徐々に彼女の真っすぐな想いに共感していく。演じるのは、ブロードウェイミュージカルでトニー賞助演女優賞にノミネートされたリアナ・デボーズ。『ウエスト・サイド・ストーリー』では、第94回アカデミー賞、第79回ゴールデン・グローブ賞 助演女優賞を獲得した。バレンティーナ役(リタ・モレノ)トニーが働く店の店主。お店は〈ジェッツ〉のたまり場になっているため、日頃から彼らに適切なアドバイスを贈る。前作でアニタ役を演じ、アカデミー賞助演女優賞を受賞したリタ・モレノが担当。彼女は製作総指揮も務めている。珠玉のミュージカル・ナンバーに注目『ウエスト・サイド・ストーリー』を象徴する名曲にも注目。レナード・バーンスタインとスティーブン・ソンドハイムが生み出した「クール(Cool)」「サムウェア(Somewhere)」「アメリカ(America)」「マンボ(Mambo)」といった珠玉のミュージカル・ナンバーを、豪華キャストによるダイナミックなダンスと歌唱で楽しむことができる。中でも「アメリカ(America)」は、プエルトリコ系移民のシャークスのメンバーが、異なる場所で育った人々が集う地“アメリカ”を褒めたたえた名曲。“異なる立場の者は、手を取り合うことができるのか?”というテーマを持つ『ウエスト・サイド・ストーリー』の華やかな一面を歌い上げているナンバーだ。“幼い頃から映画化を夢見ていた”スティーブン・スピルバーグの集大成幼い頃から『ウエスト・サイド・ストーリー』の映画化を夢見ていたと話す監督・製作のスティーヴン・スピルバーグ。「私はクラシック音楽に囲まれて育ち、“ウエスト・サイド・ストーリー”は、うちのファミリーが初めて許したポピュラー音楽だった。私は虜になったよ」と幼き日のエピソードを語っている。また、人気シリーズ作品からオスカー受賞作品まで、多岐にわたるジャンルを撮り続けてきたスピルバーグが「(本作は)私のキャリアの集大成」と自信をにじませた。豪華制作陣が集結スティーヴン・スピルバーグのほか、制作陣には強力メンバーが勢揃い。脚本は、『ミュンヘン』『リンカーン』を手掛けたトニー・クシュナー。振り付けは、トニー賞振付賞受賞のジャスティン・ペック。そして、音楽総指揮は『アラジン』『美女と野獣』『シカゴ』のマット・サリバンが担当する。さらに、前述のリタ・モレノとともに製作を担当するメンバーとして、トニー賞受賞のケビン・マコラムと、スピルバーグ監督作『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』『レディ・プレイヤーズ1』にも関わっているクリスティ・マコスコ・クリーガーも参加する。【詳細】映画『ウエスト・サイド・ストーリー』公開日:2022年2月11日(金・祝)提供:West Side StoryTwentieth Century Fox原題:West Side Story監督・製作:スティーヴン・スピルバーグ脚本:トニー・クシュナー製作:ケビン・マコラム、クリスティ・マコスコ・クリーガー、リタ・モレノ出演:アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デボーズ、デビィット・アルヴァレス、ジョシュ・アンドレス、コリー・ストールなど製作:20世紀フォックス映画配給:ウォルト・ディズニー・ジャパンオリジナル・サウンドトラック:ハリウッド・レコード<映画『ウエスト・サイド・ストーリー』あらすじ>物語の舞台は1950年代のニューヨーク。マンハッタンのウエスト・サイドには、夢や成功、そして自由を求める多くの移民たちがいた。しかし、差別や偏見による社会への不満を抱えた若者たちは、やがて仲間と集団を作り激しく敵対し合っていく。ある日、ジェッツと呼ばれるチームの元リーダーのトニーは、対立するシャークスのリーダーの妹マリアと出会い、一瞬で惹かれあう。ふたりの禁断の恋が、多くの人々の運命を変えていくことも知らずに…。
2019年06月21日土曜日(現地時間)、クリス・プラットとキャサリン・シュワルツェネッガーがカリフォルニア州モンテシトのホテル、サン・イシドロ・ランチで結婚した。2人はそれぞれインスタグラムで結婚式のロマンティックな写真を投稿し、どちらも「昨日は私たちの人生で最高の日でした!神、家族、愛する人たちの前で、夫婦になりました」というコメントで報告している。昨年から交際を始めた2人は、今年1月に婚約を発表していた。結婚式に出席したのは、クリス側は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督や、「Parks and Recreation」(原題)でクリスと共演しているロブ・ロウら。キャサリン側は父でアーノルド・シュワルツェネッガーや母マリア・シュライバー、弟のパトリック・シュワルツェネッガーら。「Yahoo!」によれば、クリスの元妻アンナ・ファリスもクリスとの長男ジャックくんを連れて参加したとのこと。クリスのインスタには『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のカレン・ギラン、ゾーイ・サルダナ、『アベンジャーズ』のグウィネス・パルトロウ、『アクアマン』のジェイソン・モモア、『シャザム!』のザッカリー・リーヴァイなど、業界人仲間からの祝福コメントが殺到。義理の兄弟となったパトリックからも「愛してるよ、ブラザー」との書き込みが見られる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開© Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2019年06月10日スティーヴン・キングが1975年に発表した「呪われた町」が『Salem’s Lot』(原題)として映画化される。「The Hollywood Reporter」などが伝えた。製作は『ソウ』、『アクアマン』の監督を務めたジェームズ・ワン、脚本は『IT/イット “それ”が見えたら終わり。』シリーズのゲイリー・ドーバーマン。ドーバーマンは製作総指揮も担当する。監督はまだ決まっていない。ワンとドーバーマンは、人気の『アナベル』シリーズや『ラ・ヨローナ~泣く女~』などでたびたびタッグを組んできた仲。特にアメリカで4月19日に封切られた『ラ・ヨローナ~泣く女~』は、23日(現地時間)で製作費約10億円(900万ドル)に対しすでに世界興行収入約66億円(5860万ドル)の大ヒットとなっている。日本では5月10日に公開される。キングの「呪われた町」は、セイラムズ・ロットという町の廃洋館についての物語を書くために町に舞い戻ったある作家の物語で、いわゆる「吸血鬼モノ」。これまでに劇場公開用に映画化されたことはないが、1979年にテレビ映画化、2004年にミニシリーズとしてドラマ化された。(Hiromi Kaku)■関連作品:IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 2017年11月3日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年04月24日25日(現地時間)、「アップル」がプレスイベントを開催し、定額制の動画配信サービス「Apple TV+」を発表した。スティーヴン・スピルバーグ監督や俳優のリース・ウィザースプーン、ジェニファー・アニストン、人気司会者のオプラ・ウィンフリーなどを起用した、「広告なし」のオリジナルコンテンツを配信する。今秋、100以上の国でサービスを開始するという。イベントでは前述のセレブたちがそれぞれの作品のプレゼンテーションを行った。スピルバーグ監督は、製作総指揮として自身のオムニバス・ドラマ「世にも不思議なアメージング・ストーリー」をリバイバルすることを発表。会場を大いに沸かせた。しかし、インターネット上には「複雑」な感想があふれた。スピルバーグ監督は以前から「ストリーミング配信サービス向けに作られた作品は、オスカーを受賞するにふさわしくない。エミー賞の対象である」という意見を主張していたが、今年のオスカーで「Netflix」オリジナル作品『ROMA/ローマ』が監督賞などを受賞。これを受け、スピルバーグ監督は今後、「Netflix」などのオリジナル作品をオスカーの受賞候補にしないための働きかけを行っているとつい最近報じられたばかりだった。そのため、「Netflix論争を起こしたスピルバーグが、Apple TV+の宣伝? なるほどね」と矛盾の指摘や、「もし、またはいつかスピルバーグがApple TV+のために映画を作るとしたら、その作品でオスカーは欲しくないってこと?」という皮肉のきいたコメントが寄せられた。(Hiromi Kaku)
2019年03月26日『アラジン』、『ライオン・キング』、『リトル・マーエイド』など、アニメ映画から実写映画化を進めているディズニーが、そのラインアップに『ノートルダムの鐘』を追加した。「Deadline」などが報じている。脚本は戯曲「エム・バタフライ」でトニー賞を受賞したデヴィッド・ヘンリー・ファン、音楽はアニメ版の音楽を担当したアラン・メンケン&スティーヴン・シュワルツが再び担当する。製作は『アナと雪の女王』のオラフ役の声優で知られるジョシュ・ギャッドと、『美女と野獣』を製作した「マンデヴィル・フィルムズ」。ジョシュは主人公を演じる可能性もあるが、関係者によればキャスティングに関してはまだ具体的になっていないとのこと。アニメ映画『ノートルダムの鐘』(1996)はヴィクトル・ユーゴーの著書「ノートルダムのせむし男」を原作としている。この物語を実写化しようとしているのはディズニーだけではない。昨年5月、Netflixオリジナル映画としてイドリス・エルバも企画していることが明かされた。イドリスは監督、製作、音楽を担当し、さらに主演も務めるという。(Hiromi Kaku)
2019年01月17日年末休暇を彼女のキャサリン・シュワルツェネッガーとキャサリンの家族と一緒にメキシコで過ごしたクリス・プラットが、いよいよ “次のステップ”に進んだことが明らかになった。クリスがキャサリンにプロポーズしたことを、SNSで大々的に発表したのである。クリスはSNSにキャサリンとハグしている写真を載せ、「愛しいキャサリン、『イエス!』って言ってくれてすごくうれしいよ。結婚するのが楽しみでしかたない。きみと一緒に、信念を持って大胆に生きられることは誇りだ。よーし!」と興奮気味なコメントを添え、婚約を発表。キャサリンの左手薬指には大きなダイヤモンドらしき宝石の指輪が輝いている。クリスとキャサリンは交際歴7か月で、交際をSNSで公にしたのは先月とつい最近のこと。しかしすでにクリスはキャサリンの父アーノルドや母マリアと食事や旅行をしたり、キャサリンもクリスの息子を連れてデートしたりと、お互いの家族と良好な関係を築いてきた。クリスは2017年に元妻アンナ・ファリスとの破局を発表し、昨年離婚が成立。非常に落ち込んでいることを自らメディアに語っていたが、キャサリンと出会ってからはたびたび楽しそうにデートする姿が目撃されていた。クリスの“婚約宣言”の投稿には、トム・ホランド、オリヴィア・マン、ロブ・ロウらセレブから祝福コメントが寄せられた。(Hiromi Kaku)
2019年01月15日「ターミネーター」シリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』が、2019年11月8日(金)に公開。ジェームズ・キャメロン、アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトンの3人が、『ターミネーター2』公開以来、約30年ぶりに集結する。『ターミネーター2』のジェームズ・キャメロンが参加世界中を虜にした「ターミネーター」シリーズは、幅広い世代に渡って愛され続けている名作。『ターミネーター2』は全米で2億484万ドルを記録し、1991年の年間興行収入ランキングでは堂々1位に輝いた。劇中のアーノルド・シュワルツェネッガー扮するターミネーター:T-800 が溶解炉に沈むクライマックスシーンの「I’ll be back」は、伝説の名台詞としても知られている。最新作では、そんな伝説の作品ともいえるシリーズを世に出したジェームズ・キャメロンがカムバック。製作&脚本を担当した。キャメロンは『ターミネーター:ニュー・フェイト』について『ターミネーター2』の登場人物が活躍する、”正統な続編”であると語る。なお、監督は、『デットプール』のティム・ミラーが務める。キャストアーノルド・シュワルツェネッガーが再びメインキャストには、懐かしのメンバーが再登場。シリーズのレジェンドキャラクター、ターミネーター T-800役を演じるのは、これまでも作品の顔として物語を彩ってきたアーノルド・シュワルツェネッガー。そもそも第1作目『ターミネーター』(85’)でサラを抹殺する為に未来 から送り込まれてきた T-800だが、『ターミネーター2』(91)では、彼女を守るヒーローとして帰還。そして本作『ターミネーター:ニュー・フェイト』では更に“人間らしく”進化。プログラムではなく、自らの意志で行動する彼の運命の先に待つ未来とはー?!なおシュワルツェネッガーは、「T-800 を演じられることを楽しみにしている。(「T2」以来)ジェームズ・キャメロンが全体的な監修をするわけだから、すごい作品になりますよ」と喜びのコメントを寄せている。リンダ・ハミルトンのカムバック最大の注目はT2以来、姿を消していたリンダ・ハミルトンのカムバック。もちろん彼女が演じるのは、サラ・コナー役だ。「最高の気分ね。サラの助けが必要とされているんです。」と語るリンダは、劇中で歳を重ねながらも果敢に戦う様子が描かれている。サラ・コーナーの秘密も明かされる…?また『ターミネーター:ニュー・フェイト』では、『ターミネーター』、『ターミネーター2』で、地球上の全人類、そして世界の命運を握る息子のジョン・コナーをスカイネットの脅威から守るため、たった1人で死闘を繰り広げたサラが、『ターミネーター2』以降、どんな人生を歩んできたかも明らかになるという。マッケンジー・デイヴィスらも出演そして未来から送り込まれた強化型スーパーソルジャー・グレース役には、『ブレードランナー 2049』のマッケンジー・デイヴィスが抜擢。ブロンドのショートヘアをトレードマークに、優れた身体能力を持つ謎のベールに包まれた女性を演じる。またターミネーターの登場によって、平穏な暮らしが根底から覆されることになるダニー・ラモス役は、新世代のラテン系女優 ナタリア・レイエスが担当する。シリーズ最強!?最新型ターミネーターREV-9登場本作で新たな敵として登場するのは、液体金属で自身の分身を創り出す“最強”最新型ターミネーター<REV-9(レヴ・ナイン)>。肉体派ハリウッド俳優、ガブリエル・ルナが演じる。公開された映像には、ダニーを守るために、ターミネーター<REV-9>と対峙するグレースの姿が映し出されている。日本語吹き替え版キャスト日本語吹き替えキャストには、T-800 役にの玄田哲章、サラ・コナー役に戸田恵子と、シリーズの声優として活躍してきたメンバーが再共演。新たな魅力を放つ新キャラクター達には、坂本真綾、小松史法、高垣彩陽、伊東健人、落合福嗣らが声を当てる。【作品詳細】『ターミネーター:ニュー・フェイト』公開日:2019年11月8日(金)全国ロードショー監督:ティム・ミラー製作:ジェームズ・キャメロン、デイヴィッド・エリソン出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータ配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2018年08月05日先週、シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーが肺動脈弁の置換手術を受けた。先天性の心疾患により、1997年に肺動脈弁の置換手術を受けてから20年以上が経過。新たに弁置換が必要な時期はとっくに過ぎているということから、再手術に踏み切ったという。スポークスマンのダニエル・ケッチェル氏は、ツイッターでシュワルツェネッガーの無事と術後の経過が良好であることを報告。医療チームの献身的なサポートに感謝した。また、シュワルツェネッガーの目覚めの第一声が『ターミネーター』シリーズの決め台詞「アイムバック」(戻ったよ)であったことも明かした。非常にご機嫌だったもよう。2度目の開胸手術となったシュワルツェネッガーだが、以前、手術における痛みについて「People」誌にこのように語ったことがある。「心臓の手術よりも肋骨を骨折することの方が断然苦痛だった。比べようがないほどにね」、「肋骨の骨折は、もう本当に最悪だった!」シュワルツェネッガーは2001年にバイク事故で肋骨を6本骨折するという大怪我を負った。2006年には2度目のバイク事故で唇を15針縫うはめに。スキーで大腿骨を骨折して手術したことも…。数々の怪我を乗り越えてきたシュワルツェネッガーには開胸手術もノーダメージのようだ。(Hiromi Kaku)
2018年04月02日スティーヴン・ホーキング博士が亡くなったことが明らかになった。享年76。14日朝(現地時間)、ホーキング博士の子どもたちのルーシーさん、ロバートさん、ティムさんが「本日、私たちの最愛の父が亡くなり、深い悲しみに包まれています」と声明文で「BBC」に発表。「父は偉大な科学者であり、素晴らしい人でした。彼の研究や遺したものは、これから何年も生き続けるでしょう」。学生時代に筋萎縮性側索硬化症を患い、以降車いすに乗り、重度障害者用の意思伝達装置を使って意思の疎通をとりながら物理学者として生きたホーキング博士。その人生は2004年に『ホーキング』として映像化されベネディクト・カンバーバッチがホーキング博士を演じ、2014年に『博士と彼女のセオリー』として映画化され、エディ・レッドメインが演じてアカデミー主演男優賞を受賞した。生前、ホーキング博士は人気番組「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」に本人役で数回出演したことがあった。レナード役を演じているジョニー・ガレッキはSNSにキャストとホーキング博士が仲良く写っている写真を掲載し、「RIP(安らかに眠れ) あなたの素晴らしい才能だけでなく、ユーモアのセンスもみんなが惜しむでしょう」と悼んだ。(Hiromi Kaku)
2018年03月14日作家スティーヴン・キングが完成まで実に30年もの月日を費やした同名シリーズを、イドリス・エルバとマシュー・マコノヒー共演で実写化する『ダークタワー』が来年1月に公開。原作小説では現在公開中の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の怖すぎるピエロとも繋がりがあり、本作でも“他作品との繋がり”が劇中で登場するか否かがファンの間で早くも注目が集まっているが、そこで今回、その疑問について語るスティーヴン・キングのコメントがシネマカフェに到着した。■原作「ダークタワー」シリーズは、「架空の世界の軸」これまで、『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』など、自身の小説が次々と名作映画として実写化されるキング。「ダークタワー」シリーズは、彼が小説家としてのキャリアをスタートする際に書き始めた作家人生の集大成ともいえる作品で、シリーズについてキングは、「これは僕のキャリア全体にまたがる作品なんだ」と説明している。また、キャリア約50年の間に80以上の名作を世に送り出してきた中で、彼は「多くのキャラクターが<中間世界>という『ダークタワー』の異世界に関わっていると考え始めた。この作品がいつの間にか、僕が書く架空の世界の軸となっていたんだよ。ほかの小説のキャラクターが『ダークタワー』に登場することもあるし、その逆もある」とシリーズがこれまで手掛けてきた作品の中心となっていると明かしている。原作では『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』で、ピエロ“ペニー・ワイズ”を彷彿とさせたキャラクターが登場しているほか、スタンリー・キューブリック監督で映画化もされた『シャイニング』の象徴的なホテルの写真や、「呪われた町」に登場していた神父が重要な場面に関わっているなど、キングの言葉通り、小説のシリーズには他作品との共有ポイントが随所に散りばめられていることが分かる。■S.キング、『ダークタワー』は「全てつながって一つになっている」そこでファンの中で注目が集まっているのが、「このクロスオーバーが本作の劇中にも登場するのだろうか?」ということ。早くも様々な憶測が飛び交っているが、この疑問についてキングは「本作は、ほかの作品と共鳴する要素をストーリーでうまく作用している。僕のほかの作品を思い起こさせるものがいろいろと出てきて、全てつながって一つになっている。それが本作の魅力なんだ」と意味深発言。■執筆当時をふり返り語る…「一番創作エネルギーを費やした代表作」本作は、世界の均衡を保つ巨大な塔「ダークタワー」を守り続ける主人公のガンスリンガー(イドリス・エルバ)と、そのタワーを破壊し世界の崩壊を目論む黒衣の男(マシュー・マコノヒー)との、世界の運命を掛けた壮絶な戦いを描く物語。架空世界の大元であり、時空を超越する荒廃した異界“中間世界”と現実世界を巻き込んだその物語は、キングの原点であり集大成だと言う。「“黒衣の男が砂漠の彼方へ逃げ去り、そのあとをガンスリンガーが追った”という冒頭文を書いたのは大学を卒業してすぐの22歳のとき。いま、70歳になろうとしている僕が、一番長い時間をかけて、一番努力し、一番創作エネルギーを費やした代表作」とキングはふり返っており、最も熱のこもったストーリーであることが伝わってくる。ファンたちの期待をより高める言葉を残したキング。果たしてその真相は…?2018年の劇場公開が待ち遠しい。『ダークタワー』は2018年1月27日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月27日ホラー小説界の頂点に君臨するスティーヴン・キングの小説を『MAMA』のアンディ・ムスキエティが映画化し、早くも全米ではホラー映画の金字塔『エクソシスト』を超え史上No.1、R指定ホラー映画史上最高の記録をたたきだした『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』。この度、原作者のスティーヴン・キングが本作についてコメントしている特別映像が到着した。「子どもの頃は、世界は自分を中心に回っていると思い込んでいる。でもある日気づくんだ。そうではないことにね」というナレーションから始まる今回の特別映像。まず、ムスキエティ監督が「子どもたちはある恐ろしい事実を知ることとなる」と言い、さらに“それ”に勇敢に立ち向かっていく自称“ルーザーズ(負け犬)・クラブ”のメンバーである子どもたちが本作について語る映像も収録。また、本作の舞台となるデリーという町は、殺人や不明者の数が平均の6倍。スティーヴン・キングは「“それ”は27年ごとに戻ってくる。その度に子どもが失踪する」と町で起こる不気味な事件は“それ”が原因であることをほのめかし、さらに「期待以上の出来栄えに驚いた。原作ファンもきっと楽しめると確信している」と太鼓判を押すコメントも寄せている。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は11月3日(金・祝)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月27日“ホラー作家の頂点”スティーヴン・キングの原作を、俊英アンディ・ムスキエティが映画化した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』。全米では早くもホラー映画の金字塔『エクソシスト』を超え、史上No.1となった話題の本作から、この度、本作の原作者であるスティーヴン・キングのコメント入り特別映像が到着した。今回到着した映像では、スティーヴン・キングが「子どもは想像力が豊かだ。大人たちよりも信じる心があるし色々と気づく。『IT』に登場する子どもたちは迷信深いがなんでも信じるわけではない」と子どもたちの持つ性質を明かし、「あの怪物と戦えるのは子どもたちだけだ。怪物の存在を信じるのは唯一子どもたちだから」と子どもたちの純粋さが“それ”と戦うことの出来る武器になることを明かしている。本作のタイトルにもある“IT”は、このストーリーのヴィランのことで、“それ”は子どもたちにしか姿が見えず、彼らのもっとも深い恐怖を体現し、彼らをむさぼっていく。そして“それ”は一度見えてしまうと排水口だけではなく、自宅の地下室、バスルーム、図書館、そして町の中にも表れ子どもたちを襲い、何かに恐怖を感じるたびに“それ”は、どこにでも現れるという、まさに神出鬼没、変幻自在で決して逃れられることはできない。また“それ”に勇敢に立ち向かっていく子どもたちは、自分たちをルーザーズ(負け犬)・クラブと称し、周囲からのけ者にされている7人の仲間たち。メンバーは、内気で吃音のビル、おしゃべりでお調子者のリッチー、常に薬を持ち歩き神経過敏のエディや疑心暗鬼のスタンリー、太っちょボーイのベンやチョーズンなど学校ではいじめられっ子の男子たちに加えて、紅一点の女の子・ベバリー。映像では彼らを演じたキャスト達も登場。ビル役を演じたジェイデン・リーバハーは「キャラクターそれぞれに魅力があり、とても共感できる」と明かしながら、「だからこそ怖い。酷いことが次から次へと起こる。調べていくうちにデリーの連続殺人事件や子どもたちの失踪は全て繋がっていることが分かる」と語り、ベバリー役のソフィア・リリスは「いなくなった子どもたちを探し出そうとするのだけど、その裏にはとてつもなく邪悪な存在が潜んでいる」と明かし、また、映像内では子どもたちが自分たちの住む町がほかの町とは違い、殺人や不明者の数が平均の6倍であることに気づくシーンも収められている。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は11月3日(金・祝)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月11日