長らくリメイクに期待の視線が注がれている『ウエスト・サイド物語』がついに製作へと動き出したようだ。現在、監督のスティーヴン・スピルバーグが主要キャストを探しているという。キャスティング・ディレクターのマーシ・リロフのツイッターに掲載されているオーディションのお知らせによれば、現在募集しているのはトニー、マリア、アニータ、ベルナルドの4人の主要キャスト。応募条件は年齢が15歳から25歳で、歌が歌えること。ダンスの経験があればプラスになるとのことだ。キャストの人種は大元の同名ミュージカルに忠実に、トニーは白人、マリア、アニータ、ベルナルドはラテン系であることが求められている。スピルバーグ監督は同作のリメイクにあたって「ミュージカル」にするかどうかは明言していなかったが、この応募条件を見る限りミュージカルになることが想定される。「The Hollywood Reporter」によるとスピルバーグ監督は何十年も『ウエスト・サイド物語』のリメイクを夢見ており、リメイク権を手に入れてからすでに17年が経過。脚本はトニー賞受賞者で『リンカーン』の脚本を手掛けたトニー・クシュナーに決定している。(Hiromi Kaku)
2018年01月29日2大オスカー俳優メリル・ストリープとトム・ハンクスがスティーヴン・スピルバーグ作品で初競演を果たす『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』。現地時間12月14日(金)、米首都ワシントンD.C.にある報道博物館「ニュージアム(Newseum)」にてワールドプレミアが開催され、豪華キャスト・スタッフが一同に会した。第75回ゴールデン・グローブ賞にて6部門にノミネートされ、本年度アカデミー賞最有力作の1つとして注目される本作。ワールドプレミア会場となった「ニュージアム(Newseum)」は2008年にオープンした報道博物館で、ニュースの歴史を総合的に扱うジャーナリズムの“聖地”。ホワイトハウスと米国議会議事堂を結ぶペンシルベニア通りに面した一角に位置し、映画の舞台である「ワシントン・ポスト」本社もすぐそば。まさに本作が描く「報道の自由」を象徴する会場として、ふさわしい場所といえる。スピルバーグ監督をはじめメリル、トムに、サラ・ポールソン、ボブ・オデンカーク、トレイシー・レッツ、ブラッドリー・ウィットフォード、ブルース・グリーンウッド、マシュー・リス、アリソン・ブリーら錚々たる顔ぶれが揃う中、ホワイトハウスと議事堂を隔てるように敷かれたレッドカーペットを歩く豪華キャストたちを、一目見ようと多くの観客が集まった。■スピルバーグ監督「アメリカ社会だけではなく、世界中の観客に伝わるテーマ」会場に現れたスピルバーグ監督は、トランプ大統領就任45日後に製作を発表した本作について、「キャサリン・グラハムとベン・ブラットリーの物語は、どれだけ時が経っても永遠に語り継がれるべきだと思っていたんだよ。ジャーナリズムが非難されていることや、メディアが軽視されていること、ニュースが虚偽報道だと言われ、人々を混乱させている状況は大きな問題で、アメリカ社会だけではなく、世界中の観客に伝わるテーマだと思っている」とコメント。さらに、宗教の自由、言論または報道の自由に関するアメリカ合衆国憲法修正第1条について触れ、「その権利を掲げる人々を守るべきだと思うし、その権利のために戦うのは新聞業界の人間たちだと思っているんだ」と、自身の思いをファンを前に熱く語った。■メリル・ストリープ、キャサリン・グラハムは「とても才能に溢れた女性」また、ゴージャスなプラダのスーツを身に纏って登場したメリルは、「仕事をする上で自分は力不足だと思っている女性は多いと思う。私もその気持ちがよくわかるし、私が演じたキャサリンもそういうタイプだった。でも彼女はとても才能に溢れた女性で、この事件で素晴らしい決断をしたの。観客の皆さんにはぜひそれを感じてほしいわ」と、自身が演じた「ワシントン・ポスト」紙の発行人キャサリン・グラハムの勇敢な行動を讃え、メッセージを寄せた。■トム・ハンクス、デスクに足を乗せてしまうクセに言及!?同紙の編集主幹ベン・ブラッドリーを演じ、ベン本人とも面識があったというトムは、「彼はすごく興味深い男だったよ。軽いテーマでも身のある会話をする男で、彼が書く記事はいつも面白かった」とコメントしながらも、劇中の男性新聞編集者たちがついデスクに足を乗せてしまうクセについては「理由を教えてあげよう、それは足が痛いから(笑)!」と明かし、会場を笑わせていた。スピルバーグが「いま、撮るべき作品」として、先に予定していた作品よりも前倒して撮影を敢行、メリルとトムをはじめとする実力派キャストが集結し、全員の想いが1つとなって完成された本作。キャスト陣の熱いメッセージがストレートに発信され、観客や報道陣も大興奮となる中、プレミアは幕を閉じた。『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は2018年3月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月18日スティーブン・スピルバーグ監督最新作にして、日本のポップカルチャーを代表するアイコンたちが多数登場する『レディ・プレイヤー1』の日本公開が2018年4月20日(金)に決定、合わせて待望の最新映像が全世界同時に解禁された。本作の舞台は、想像したことすべてが現実になるバーチャル世界「オアシス」。このたび解禁された映像には、主人公ウェイド・ワッツ(タイ・シェリダン)の姿と、彼の大冒険の始まり、そして驚異のバーチャルリアリティ(VR)の世界が映し出されている。注目はなんといっても、圧巻の「オアシス」の世界。バーチャルといっても、触れたものの感触をダイレクトに感じ取ることのできる超最先端VR。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンや、『AKIRA』に登場する金田のバイクが縦横無尽に疾走し、キングコングやアイアン・ジャイアントといったキャラクターも大暴れ。ヒロインを務める「ベイツ・モーテル」のオリビア・クックや、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のベン・メンデルソーンらのキャストの姿もちらり。さらには、伝説的な格闘アクションゲーム「ストリートファイター」シリーズの人気キャラクター春麗やブランカ、サガット、また大ヒットシューティングゲームの「オーバーウォッチ」からレナ・オクストンなど、お馴染みのキャラクターたちと思われる、日本生まれのキャラクターやアイコンが数多く登場!また、今回の最新映像では、誕生から38年の時を経てもなお圧倒的な人気を誇るロボットアニメ「機動戦士ガンダム」より、連邦の白いヤツこと“RX-78 ガンダム”が姿を現す。本映像からは、どのようにストーリーに絡んでくるのかは明らかにされていないが、このキメポーズを見る限り相当な活躍をしてくれるに違いない。原作小説「ゲームウォーズ」では「新世紀エヴァンゲリオン」なども登場しているが、果たして本作にも現れるのか!?たった2分半の映像ながら、これほどまでに我々を魅了する『レディ・プレイヤー1』。主人公ウェイド・ワッツがVRで体験する驚異のアドベンチャーと、日本発のポップカルチャー祭りに、さらに期待が高まる。『レディ・プレイヤー1』は2018年4月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月11日メリル・ストリープとトム・ハンクスが初競演を果たし、本年度アカデミー賞最有力と呼び名の高いスティーヴン・スピルバーグ監督作品『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』。この度、本作の初の映像となる予告編と新場面写真が公開された。本作は、極秘報告書“ペンタゴン・ペーパーズ”を取り巻く物語。到着した予告編は、メリル演じるアメリカ初の女性新聞発行人として足固めをしようとしていたワシントン・ポストのキャサリン・グラハムと、トム演じる同紙の編集主幹ベン・ブラッドリーの密談シーンからスタート。2人が話しているのは、“例の文書”、ベトナム戦争が泥沼化しアメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた1971年、国防総省がベトナム戦争に関する経過や客観的な分析を記録し、トップシークレットとなっていた通称“ペンタゴン・ペーパーズ”のこと。その存在をNYタイムズがスクープ。また映像では、NYタイムズのスクープ記事が差し止められ、政府からの圧力に屈したことが明白な中、グラハムが「臆病もの」と揶揄されながらも信念を貫き、報道の自由を守り抜くため最後の決断を迫られる緊迫した場面や、グラハムを支えるブラッドリーが「この記事を諦めれば、自由の炎が消えるぞ!」と力強く訴える場面など、観る者を圧倒させるシーンが登場している。スピルバーグ監督は「いま、撮るべき作品」として、トランプ大統領就任45日後に本作の製作を発表し、先に予定していた作品を前倒しすることを決め、撮影を敢行した本作。政府によってジャーナリズムに規制がかけられ、国の主役であるはずの国民に真実が伝えられず、何が真実で、何が正しいのかがわからなくなってきている現代。“いま”だからこそ伝えるべき作品と強烈なメッセージを込め、この危機的状況に警鐘を鳴らす作品となっている。『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は2018年3月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年11月28日スティーヴン・スピルバーグ監督映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』が、2018年3月30日(金)より全国で公開される。主演を務めるのは、メリル・ストリープとトム・ハンクス。NYタイムズとワシントン・ポストが共闘、政府が隠した最高機密文書を巡るドラマ物語の舞台は、ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた1971年。国防省がベトナム戦争に関する経過や客観的な分析を記録していた最高機密文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在をNYタイムズがスクープ。アメリカ初の女性新聞発行人として足固めをしようとしていたキャサリン・グラハム、そしてその部下である編集主幹ベン・ブラッドリーをはじめとするワシントン・ポスト紙の面々は、報道の自由を統制し記事を差し止めようとする政府と戦うため、ライバルであるNYタイムズと時に争いながら連携し、政府の圧力に屈することなく真実を世に出そうと決断する。政府がその存在すらひた隠しにしていた衝撃の事実を明らかにすべく立ち上がった実在の人物たちの姿を追う『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』では、ライバルという立場を超えた熱い信念や絆、それぞれの思惑や葛藤が幾重にも重なる、緊張とスピード感溢れるドラマが描かれる。第90回アカデミー賞では作品賞、主演女優賞にノミネートメリル・ストリープとトム・ハンクスの2大オスカー俳優による息の合った圧巻の演技バトルも、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』見どころの一つだろう。2018年1月23日(火)に発表された第90回アカデミー賞では、作品賞と主演女優賞にノミネート。メリル・ストリープは自身21回目のノミネートとなる。先に開催されたゴールデン・グローブ賞では、ドラマ部門作品賞、監督賞、ドラマ部門主演女優賞、ドラマ部門主演男優賞、脚本賞(リズ・ハンナ、ジョシュ・シンガー)、作曲賞(ジョン・ウィリアムズ)の6部門にてノミネート。 主演男優賞のトム・ハンクスの通算9作目のノミネートという数字も驚きであるが、なんとメリル・ストリープ(主演女優賞)は通算31作目のノミネートという偉大な記録を達成している。スティーヴン・スピルバーグ「今、撮るべき作品」監督のスピルバーグは「今、撮るべき作品」として、トランプ大統領就任45日後に『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』の製作を発表し、先に予定していた作品を前倒しして撮影を敢行。国民が知る情報の何が真実で何が正しいのか、それがより曖昧になってきている現代において、政府によってジャーナリズムに規制がかけられてしまうような危機的状況に警鐘を鳴らす作品だ。メリル・ストリープとトム・ハンクスが初共演そんなスピルバーグの強い呼びかけに応え、メリル・ストリープとトム・ハンクスが共演するとこも見どころの1つ。メリル・ストリープ - アメリカ初の女性新聞発行人として足固めをしようとしていたワシントン・ポストのキャサリン・グラハムトム・ハンクス - ワシントン・ポストのの編集主幹ベン・ブラッドリーまた、脚本はリズ・ハンナと、『スポットライト世紀のスクープ』でアカデミー賞最優秀脚本賞を手にしたジョシュ・シンガー、音楽はジョン・ウィリアムズと、製作陣にも豪華スタッフが集結している。作品情報映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』公開日:2018年3月30日(金)原題:The Post製作:エイミー・パスカル、スティーヴン・スピルバーグ、クリスティ・マコスコ・クリーガー監督:スティーヴン・スピルバーグ脚本:リズ・ハンナ、ジョシュ・シンガー音楽:ジョン・ウィリアムズ出演:メリル・ストリープ、トム・ハンクスほか(c)Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.
2017年11月17日オスカー俳優として絶大な人気を誇る、メリル・ストリープとトム・ハンクスが、待望の初競演を果たすスティーヴン・スピルバーグ監督作『The Post』(原題)が邦題『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』として、2018年3月の日本公開が決定。あわせて、メイキング&場面写真が解禁となった。ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた1971年。国防省がベトナム戦争に関する経過や客観的な分析を記録し、トップシークレットとなっていた文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在をNYタイムズがスクープ。アメリカ初の女性新聞発行人として足固めをしようとしていたキャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)、そしてその部下である編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)をはじめとするワシントン・ポスト紙の面々は、報道の自由を統制し記事を差し止めようとする政府と戦うため、ライバル紙であるNYタイムズと時に争いながら連携し、政府の圧力に屈することなく真実を世に出そうと決断する――。早くも本年度アカデミー賞有力作の呼び声高い本作は、スピルバーグ監督が「いま、撮るべき作品」として、トランプ大統領就任45日後に製作を発表、先に予定していた作品を前倒ししてまで撮影を敢行したことで話題を呼んでいる。スピルバーグの強い呼びかけに応えたのは、メリルとトムという2大オスカー俳優!輝かしいキャリアを誇る2人の名優が共演するのは、なんと本作が初めて。今回解禁された場面写真では、緊迫したシーンを垣間見ることができる一方、メイキング写真では、リラックスしたムードで撮影に臨む風景も。2人の息の合った圧巻の演技バトルにより一層の期待が高まる本作。脚本はリズ・ハンナと、『スポットライト世紀のスクープ』でアカデミー賞脚本賞を手にしたジョシュ・シンガーが手がけ、音楽はジョン・ウィリアムズが担当するという世界最高の布陣。すでに「Variety」紙、「Indie Wire」といった有名媒体をはじめ、「Gold Derby」「Awards Daily」「Awards Circuit」といった大手オスカー予想サイトでも賞レースのフロントランナーとして上位に挙げられており、大本命として大きな期待がかかっているとのこと。今後の続報からも目が離せない。『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は2018年3月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月14日スティーブン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』が2018年4月20日(金)に公開される。スティーブン・スピルバーグ監督最新作本作は、スティーブン・スピルバーグ監督最新作。彼はこれまで『E.T.』『ジュラシック・パーク』『A.I.』『マイノリティ・リポート』と数々の“SF映画の金字塔”を打ち立て続けてきた。そして『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』において2度のアカデミー賞監督賞に輝き、監督作のトータル世界興行収入は93億6000万ドルを超えると言われている。「VR」が舞台のSFアドベンチャーそんな彼の最新作は、アーネスト・クラインによるベストセラー小説「ゲームウォーズ」の実写化。VR(バーチャルリアリティ)を舞台にしたSFアドベンチャーとなっている。リアルVRワールド「オアシス(OASIS)」とは?日米の超有名キャラクターたちが大集結、夢が叶えられる超リアルVRワールド[OASIS]は、人々の唯一の居場所だった。作り出したのはハリデーといういかにも堅物の天才。舞台は貧困の差が激しい2045年。人類の歴史を変えた仮想ネットワークシステム「オアシス」に、世界へ向けてメッセージが突如発信された。この仮想世界を開発し巨万の富を得たジェームズ・ハリデーが死去、「オアシス」に隠された謎を解き明かし者に、すべての遺産を譲り渡すと――。かくしてその覇権を賭けた争奪戦が開始される。主人公で、オタクの高校生ウェイドも参戦する。彼は「俺はOASISマスターになる!」と拳を突き上げて奮い立たつ。ウェイドを演じるのは『ツリー・オブ・ライフ』でデビューし、『X-Men:アポカリプス』でサイクロップスを演じた、タイ・シェリダンだ。映像には日本のアニメ・特撮ネタも公開された映像には、主人公のウェイドが、バーチャルリアリティの世界へ飛び込み、目を見張る程美しく刺激的なVRの世界が次々と展開。体験したこともないような映像世界がスピーディーに繰り広げられている。また、原作小説が80年代当時のポップカルチャーや特撮ネタをふんだんに盛り込んだストーリーであることから、映像にも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン、『アイアン・ジャイアント』のアイアン・ジャイアント、『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガー、『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クインといったキャラクターたちが写り込んでいる。さらに、日本でお馴染みの人気アニメキャラクター達も多数登場。『AKIRA』に登場する金田のバイクに始まり、『ストリートファイター』シリーズの人気キャラクター春麗やブランカ、サガット、また『オーバーウォッチ』のレナ・オクストンが大画面に現れる。そして、根強い人気を博す『機動戦士ガンダム』からは、連邦の白いヤツこと“RX-78 ガンダム”の姿も。『新世紀エヴァンゲリオン』も登場している原作。本作でもその姿を見れるかは、劇場に足を運んでからのお楽しみだ。公式アートブックも公式アートブックとして『メイキング・オブ・レディ・プレイヤー1』が、2018年3月30日(金)に発売される。ビジュアルブックでは仮想空間やキャラクター、物語のバックグラウンドなど映画の舞台裏が紹介される。映画のコンセプトアート、スケッチ、ストーリーボードなどの図版に、スピルバーグ監督、原作者のアーネスト・クラインなどのクリエーターのコメントや解説が加えられている。ストーリーいまから27 年後の世界。17 歳のウェイドは、新世代のVR ワールド[オアシス]に生きていた。ある日、オアシスの天才創設者からの遺言が発表される――「全世界に告ぐ。オアシスに眠る3つの謎を解いた者に全財産56 兆円と、この世界のすべてを授けよう」と。ウェイドと全人類の、夢を賭けた争奪戦が始まる!【詳細】『レディ・プレイヤー1』公開時期:2018年4月20日(金)監督:スティーブン・スピルバーグキャスト:タイ・シェリダン配給:ワーナー・ブラザース映画■公式アートブック『メイキング・オブ・レディ・プレイヤー1』発売日:2018年3月30日(金)価格:3,888円(税込)著者:ジーナ・マッキンタイヤー序文:スティーブン・スピルバーグ前書:アーネスト・クライン(原作『ゲーム・ウォーズ』著者)仕様:254×279㎜/並製/156頁
2017年07月28日映画界で最も成功し、最も影響力のある監督の1人、スティーブン・スピルバーグの待望の最新作『レディ・プレイヤー・ワン/Ready Player One』(原題)の日本公開が2018年に決定。合わせて、米サンディエゴ「コミコン」にて初お披露目された最新映像が到着した。舞台は、貧困の差がいっそう激しくなった西暦2045年。人類の歴史を変えた仮想ネットワークシステム「オアシス」に、世界へ向けてメッセージが突如発信された。この仮想世界を開発し巨万の富を得たジェームズ・ハリデーが死去、「オアシス」に隠された謎を解き明かした者に、すべての遺産を譲り渡すと――。かくして、その覇権を賭けた争奪戦が開始された。オタクの高校生ウェイド(タイ・シェリダン)もその1人。彼の唯一の特技は、この「オアシス」に誰よりも精通していること。果たして、ウェイドはすべての秘密を解き明かすことが出来るのか!?『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』で2度のアカデミー賞監督賞に輝き、監督作のトータル世界興行収入は93億6,000万ドル(※Box Office MOJO 調べ)を超えるスピルバーグ。『E.T.』『ジュラシック・パーク』『A.I.』『マイノリティ・リポート』と数々のSF映画の金字塔を打ち立て続けてきたレジェンドが、今回、『ハリー・ポッター』シリーズのワーナー・ブラザースと『A.I.』以来16年ぶりにタッグを組み、彼にしか描けないSF超大作を生み出した。アーネスト・クラインによるベストセラー小説「ゲームウォーズ」を原作にした本作。若きスピルバーグ監督を形作ったような1980年代のポップカルチャーや、いまなお世界のエンターテインメントへ影響を与える日本のアニメ・特撮ネタが、原作小説ではふんだんに盛り込まれたストーリーが描かれている。先日、米サンディエゴにて開催された世界最大のポップカルチャーの祭典「コミコン・インターナショナル」では、約2分半もの特別映像がお披露目。『X-MEN:アポカリプス』『MUD-マッド-』などで知られるタイ・シェリダン演じる主人公のウェイドが、2025年生まれながら「1980年代に生まれたかった」と語るところから始まる。その彼がバーチャルリアリティの世界へ飛び込むと、目を見張るほど美しく刺激的なVRの世界が次々と展開!初めて目にする映像世界がスピーディーに繰り広げられる中、そこには『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンや、『アイアン・ジャイアント』そっくりのロボ、『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クインや『エルム街の悪夢』のフレディ・クルーガーらしき姿が。さらに、『AKIRA』に登場する金田のバイクのようなバイクも!?しかも、このバイクをよく見れば、キティちゃんのステッカーとSEGA のステッカーらしきものが張られている!?この映像が解禁されるやいなや、世界中で話題騒然、早くもさまざまな憶測が飛び交っている。映画を愛し、世界の映画界をけん引し続けるスピルバーグ監督だからこそ描くことが許さる究極ワールド。ストーリーやキャラクターはまだ謎に包まれているが、その驚きのVR世界を、ここから覗いてみて。『レディ・プレイヤー・ワン』(原題)は2018年、全国にて公開(全米公開:2018年3月30日)。(text:cinemacafe.net)
2017年07月25日6月3日(土)今夜放送されるフジテレビ系「土曜プレミアム」で、トム・クルーズ主演、スティーヴン・スピルバーグ監督でフィリップ・K・ディックのSF短編を映画化した『マイノリティ・リポート』がオンエアされる。原作者であるフィリップ・K・ディックの小説は本作のほかにも『トータル・リコール』や『アジャストメント』『ペイチェック 消された記憶』など数多く映画化されており、ディックが1968年に発表した「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」をハリソン・フォード主演、リドリー・スコット監督で映画化した『ブレードランナー』はSF映画の金字塔的作品としていまなお高い評価を受け、今年10月には続編『ブレードランナー 2049』の公開も控えている。本作の舞台は西暦2054年の首都ワシントンD.C.。政府が度重なる凶悪犯罪を防ぐべく6年前に設置した犯罪予防局(プリ・クライム)は、殺人事件ゼロ、犯罪そのものも90%減少という成果を出しているが、それもこれも、未来を透視できる“プリコグ”と呼ばれる3人の予知能力者がキャッチした未来殺人の光景を犯罪予防局が分析・判定し、事件が起きる前に犯人を逮捕し、殺人を未然に防いでいたおかげだった。主人公のジョン・アンダートン(トム・クルーズ)は犯罪予防局のチーフとして活躍していたが、ある日、ジョンは自分が36時間以内に見ず知らずの他人を殺害すると予知されたことを知る。一転して追われる立場になったジョンは予告された未来“自分の運命”を変えることができるのか…という物語。トム・クルーズといえばアクションやサスペンスのイメージが強いが、本作以降、スティーヴン・スピルバーグ監督と再びタッグを組んだ『宇宙戦争』をはじめ、『オブリビオン』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などSF大作に数多く出演。また現代に蘇った王女ミイラと壮絶な闘いを繰り広げるアクション・アドベンチャー『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の公開も7月28日(金)に控えるなか、先日オーストラリアのテレビ番組「Sunrise」では自身の出世作でもある『トップガン』の続編製作に言及。こちらの進展にも注目したい。54歳にしていまだ挑戦し続ける世界を代表するスーパースターと数多くの名作を生み出してきた巨匠による近未来SF大作『マイノリティ・リポート』はフジテレビ系「土曜プレミアム」枠で6月3日(土)21時~放送。(笠緒)
2017年06月03日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めるNetflixオリジナルドキュメンタリー「伝説の映画監督 ―ハリウッドと第二次世界大戦―」が、本日3月31日(金)より全世界同時で配信スタートされた。この度、この配信開始に合わせて、本作のキービジュアルも到着した。本作は、マーク・ハリスの同名書籍の映像化。第二次世界大戦中、戦地で作品を撮った伝説の映画監督たちの作品を検証し、ハリウッドが戦争に与えた影響、そして逆に戦争がハリウッドに与えた影響を掘り下げていく迫真のドキュメンタリーシリーズ。『駅馬車』のジョン・フォードや『ローマの休日』『ベン・ハー』のウィリアム・ワイラー、そして『白鯨』のジョン・ヒューストン、『或る夜の出来事』のフランク・キャプラ、『シェーン』のジョージ・スティーヴンスと5人の名監督は、当時映画界の第一線で活躍していながらも、愛国心のために安全な立場を捨て、命をかけて戦地に赴いて悲惨な戦争の現実を伝える映画作品を撮っていた。戦争に向かう多くの人々と共に、実は映画監督たちも祖国の勝利を考えて力を尽くしていたのだ。本作では、スピルバーグ監督をはじめ、『ゴッドファーザー』シリーズのフランシス・フォード・コッポラ、『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ、『ジェイソン・ボーン 』のポール・グリーングラス、『ドリームキャッチャー』のローレンス・カスダンという現代ハリウッド映画界の巨匠5人の監督のインタビューから、如何に映画が国民の戦争への意識を操作するために影響したか、そしてハリウッドが担った役割は何だったのかを探っていく。製作総指揮も手掛けるスピルバーグ監督は、「映画はサイレント時代初期から人を酔わせるものだった。そしてハリウッドは早くから、映画が変化をもたらすための強力な道具あるいは武器であることに気付いていたんだ」と語り、コッポラ監督は「最も純粋な形である映画は、プロパガンダに利用することができてしまう。ヒトラーとナチス宣伝相のヨゼフ・ゲッベルスは、大衆の思想を思い通りに操作できる映画の力を理解していた」と話している。そして、シリーズを通してのナレーションは、アカデミー賞に輝く大女優メリル・ストリープが担当。また「Netflix」では、本作の配信開始と併せて、シリーズ内で取り上げられている当時製作された13本の貴重な映像作品も配信されることも決定。本作は、5人のハリウッド巨匠監督とメリルの語りによって、映画について、そして戦争についてを改めて考えさせられるきっかけとなるに違いない。Netflixオリジナルドキュメンタリー「伝説の映画監督 ―ハリウッドと第二次世界大戦―」は3月31日(金)より全世界同時配信開始。(cinemacafe.net)
2017年03月31日巨匠スティーブン・スピルバーグとディズニーが初めてタッグを組んだ映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』。早くもデジタル配信とブルーレイ&DVDで登場する本作について、誰よりもこの物語に親しんできた特別な人物が語る、とっておきの裏話が明らかになった。本作は、夜な夜な子どもたちに素敵な夢を吹き込む、“やさしい巨人”BFG(マーク・ライランス)と孤独な少女ソフィー(ルビー・バーンヒル)の奇妙な友情を描き、スピルバーグ久々のファンタジー超大作としても大きな注目を集めた。原作は、「チャーリーとチョコレート工場」などで知られる児童文学界の巨匠、ロアルド・ダールの「オ・ヤサシ巨人BFG」(評論社刊)。ダールが手がけた名著は数あれど、映画化で監督を務めたスピルバーグも、作者のダール自身も、本作が一番のお気に入りだという。そしてもう1人、この物語をこよなく愛するのが、脚本家の顔も持つダールの実娘ルーシー・ダールだ。ルーシーいわく、父ダールは変わり者ながら遊び心にあふれ、「真夜中にアイスを食べさせながら物語を聞かせてくれた」という。もちろん、本作『BFG』も、そうして彼女が毎晩話してもらった物語の1つ。ダールはやさしい巨人の物語を語り終えた後、「BFGが部屋の外から夢を吹き込んでくれるように」と、子ども部屋の窓を少しだけ開けておいたという。今回届いた映像では、映画ファンも原作ファンも思わずワクワクするような、原作者ダールの遊び心をルーシーが楽しそうに明かしている。ルーシー自身が本作のキャラクターの中で一番好きだと語るのは、もちろんBFGだ。その理由は「彼は、明らかに父が生まれ変わったようなキャラクターだから」。ルーシーが語ってくれた幼少期のエピソード1つとってみても、BFGはダールの人間性や作家性が大きく反映されたキャラクターであることがうかがえる。ちなみに、BFGは身長7mの巨人という設定だが、ダール自身もかなりの長身で198cmもあったとか。世代を超えて、いまなお世界中に夢をふりまくダールは、娘ルーシーにとってもファンたちにとっても、BFGそのものといえそうだ。最後に、ルーシーから世界中のファンへのメッセージが。「私はこの映画をこれまでに5回見ました。見るたびに、それまで気づかなかったことが見えてきて、新たな感動を覚えます。この作品の世界に惹かれる人にはぜひ、何度も見ていただきたいです!」。寒い冬の1日、夢いっぱいの『BFG』の物語でじんわりと心を温めてみては?『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は12月21日(水)より先行デジタル配信開始。2017年1月18日(水)よりブルーレイ(デジタルコピー付き)&DVD発売。(text:cinemacafe.net)
2016年12月17日スティーヴン・スピルバーグ監督とケイト・キャプショーの娘デストリー・アリン・スピルバーグがモデルとして活動していくことを決めたようだ。モデルのリディア・ハーストや、あのパリス・ヒルトンが所属する「DT Model Management」との契約が決まったデストリー。同モデル事務所の公式サイトには、スピルバーグ姓を取り、「デストリー・アリン」の名前で華々しく掲載されているデストリーの宣材写真が数枚見られる。公式サイトの情報によれば、身長は約170センチと海外のモデルとしては小柄か。瞳はブルー、髪の色はブロンドで、顔はスピルバーグ監督の面影が感じられる。デストリーにとって宣材写真がモデルとして初めての撮影になり、カメラマンのラウル・ロモ、ヘアデザイナーのアレックス・タオ、メイクアップ・アーティストのエリン・B・グースにインスタグラムで感謝の意を表している。現在、デストリーのインスタグラムのフォロワーは1万4千人。5年前に開設し、700枚以上投稿してきた写真の中には、二コラ・ペルツ、ベラ・ソーン、エル・ファニングなどの若手セレブとプライベートでつるむデストリーの姿が!セレブ一家に育つと、必然的に交友関係もセレブが多くを占めるのだろう。若い頃のスピルバーグ監督の写真も必見だ。モデルとして契約を結び、今後活躍が期待されるデストリー。ネクスト・ジジ・ハディッドやケンダル・ジェンナーになれるだろうか!?(Hiromi Kaku)
2016年11月16日ディズニーとスティーブン・スピルバーグが贈る、珠玉のファンタジー・アドベンチャー『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』。今年9月に公開された本作だが、早くもBlu-ray&DVDとなって来年1月18日(水)に発売&レンタル開始されることがこのほど決定。また12月21日(水)からは、先行デジタル配信もされることが分かった。ロンドンの児童養護施設で暮らす10歳の女の子ソフィーは、ある夜中に巨大な何者かにベッドから毛布ごと持ち上げられて、またたく間に遠い見知らぬところに連れ去られてしまう。着いたところは人間に知られていない「巨人の国」。彼女を連れてきたのは、心やさしい巨人BFG(=ビッグ・フレンドリー・ジャイアント)だった。彼の仕事は、夜ごと世界中の囁きに耳をすませて人間の子供たちに様な“夢”を送り届けること。互いにひとりぼっちだった二人は、次第に心を通わせていく。しかしほかの凶暴な巨人たちは、自分たちの大好物“ニンゲンマメ(=人間)”をBFGがかくまっているのでは…と、ひそかに疑い始めていた――。原作は、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者としても知られ、今年が生誕100周年となるイギリス児童文学界の巨匠ロアルド・ダールの「オ・ヤサシ巨人BFG」。本作は、製作や脚本、撮影、編集、音楽など長年スピルバーグ監督を支え、数々のオスカー受賞歴を誇る“ドリーム・チーム”が結集。新しさと懐かしさが見事に融合した、史上空前のエンターテインメント大作となっている。また本作の日本語吹き替え声優には、子役としてはもちろん、フィギュアスケーターとしても活躍する本田望結が、ロンドンの児童養護施設に暮らす10歳の主人公、ソフィーの吹き替えを担当していることでも話題となっている。ひとりぼっちの少女とやさしい巨人の思わぬ遭遇から始まる、驚くべき冒険が描かれる本作。違うもの同士の出会いから起こる心あたたまる物語を、ぜひ家族みんなで楽しんでみて。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』Blu-ray&DVDは2017年1月18日(水)より発売&同日レンタル開始。※12月21日(水)より先行デジタル配信開始。(cinemacafe.net)
2016年11月14日スティーブン・スピルバーグ監督の『ブリッジ・オブ・スパイ』で第88回アカデミー賞の助演男優賞に輝いたマーク・ライランスが、再びスピルバーグとタッグを組むファンタジー大作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』を引っさげ、来日を果たした。いまなお挑戦を止めない映画界の巨匠が、初めてディズニー作品を手がけ、久しぶりに本格的ファンタジーに復帰した本作。英国人作家ロアルド・ダールの名作児童文学を原作に、ロンドンの孤児院に住む好奇心旺盛な少女ソフィーが、子供たちに夜ごと“夢”を届ける巨人(愛称BFG)と出会い、イギリスを襲いかかる最大のピンチに立ち向かう。マークは最新のパフォーマンス・キャプチャー技術を駆使し、身長7mの巨人を演じている。握手を交わしながら「初めまして。巨人じゃなくてゴメンなさい。ご覧の通り、普通の人間なんだよ」と早速お茶目な一面を見せてくれたマーク。紳士的な応対と知的な語り口は、心優しいBFGそのものである。「技術的に初めての挑戦で、最初は不自由なんじゃないかと思ったけど、実際はその逆。自由な演技が細部にまで活かされ、とてもクリエイティブな体験だったよ」とパフォーマンス・キャプチャーを用いた撮影にも柔軟に対応した。それにしても、いまさらながらスピルバーグ作品のふり幅の大きさには驚かされるばかりだ。米ソ冷戦時代、実際に起きた人質交換劇を描いたサスペンス『ブリッジ・オブ・スパイ』の次に完成させたのが、21世紀の『E.T.』と呼ぶべき“子どもと異界の住人”の絆と信頼を問いかける本作なのだから。両作品に出演するマークも、さぞ戸惑ったのではないか?そう質問すると「彼は作品によって、演出を変えたりしないんだ」と教えてくれた。「その代わり相手、つまり俳優に合った演出をするんだ。例えば『ブリッジ・オブ・スパイ』のトム・ハンクスは監督との親交も深いし、(日本語で)スバラシイ俳優だから、最小限の言葉で通じ合える。片や今回、主人公のソフィーを演じるルビー・バーンヒルは初めての大役で緊張もしていた。現場では『少しだけ集中してみようか』『ちょっと想像してごらん』とシンプルな指示を出していたね。俳優の考えやペースを尊重してくれるんだ」。もちろん、マーク本人もスピルバーグ監督の“魔法”に何度となく魅了されたという。「彼の“道具箱”にはたくさんのツールが入っていて、作品ごとに使い分けている。だから大人に向けたシリアスなドラマから、子どもを夢中にさせるファンタジーまで自分のスタイルを貫き通せる。まるで千手観音だよ(笑)。常に熱意にあふれて、エモーショナル。それでいて、俳優を置いてきぼりにせず、瞬間を共有してくれる」とその素顔を語ってくれた。長年、イギリスの演劇界で舞台俳優、芸術監督として活躍してきたマークの人生はスピルバーグとの出会い、そしてオスカー受賞を機に大きく変わった。「以前に比べると、街中で声をかけられることも増えたのは確かだね(笑)。そんな状況を楽しみつつ、あまり真に受けないようにしているよ。役者は自分の価値を把握するのが難しいので、受賞はありがたいけど、あくまで結果。たとえ無冠であっても、すばらしい役者はたくさんいるからね」。(photo / text:Ryo Uchida)
2016年09月13日スティーブン・スピルバーグ監督とディズニーの初コラボレーションで話題を呼んでいるファンタジー・アドベンチャー『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』。先日、“やさしい巨人”BFG役のオスカー俳優マーク・ライランスの来日でも盛り上がりを見せた本作から、スピルバーグもお気に入りの、BFGの愉快なキャラクターを堪能できる本編映像が公開された。本作は、好奇心旺盛な10歳の少女ソフィーと、「巨人の国」に住む身長7mの“やや小柄”な巨人BFGがコンビを組み、深い絆で奇跡を起こす物語。イギリス児童文学界の巨匠ロアルド・ダールによる原作「オ・ヤサシ巨人BFG」を、スピルバーグ監督が久々のファンタジーとして映画化した。BFGの日常は、森で捕まえた夢を調合して素敵な「夢」を創り、人間世界にやって来て、眠っている子どもたちに夢を届ける「夢の配達人」が仕事。菜食主義で、主食は超不味い“おばけキュウリ”だ。小さなソフィーを、ほかの巨人たちから守ろうとする彼は、頼りがいのあるやさしいおじいちゃんに見えるが、実は強面の見た目とは裏腹に、子どものような無邪気な一面を持っている。例えば、彼がこよなく愛するのが、緑色のソーダ「プップクプー」。通常、炭酸は下から上に泡が立つが、「プップクプー」は反対で、上から下に泡が流れるのが特徴。そのため、体の“反応”が出る場所も逆で、これを一気に飲み干すとゲップではなく、「プリプリプー」、つまりオナラが出てしまうのだ。今回公開された映像では、BFGが満面の笑みで「プリプリプー」を発射し、あまりの勢いに彼の身体が宙に浮く、というインパクト抜群のシーンが展開されている。「プリプリプー」発射後は、「幸せのあかし!」とニッコリ。少年のように大はしゃぎする、BFGの意外な素顔にも注目。この「プップクプー」のくだりは、監督を務めたスピルバーグもお気に入りシーンの1つだという。スピルバーグいわく、最も大変だったのはBFG役のマーク・ライランスだったが、撮影自体は楽しく進んだようだ。「マークはワイヤーをつけて、彼がオナラをするたびに空中に勢いよく引っ張られないといけなかったんだ。マークはそれが大好きだったよ(笑)」と明かしている。ファンタジー作品らしい幻想的で美しい映像世界と、少女と巨人の深い友情を描きながらも、思わず笑いを誘う楽しいシーンも盛りだくさんな本作。特に、監督も主演俳優も太鼓判を押すこのシーンは、このほかにも劇中の意外な場面で登場するというから、楽しみにしていて。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は9月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月12日スティーブン・スピルバーグ監督がディズニーと初タッグを組む映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(9月17日公開)の本編映像が、このほど公開された。『E.T.』(82)から34年ぶりとなるスピルバーグ監督のファンタジー大作となる本作の物語の中心となるのは、知的好奇心あふれる少女・ソフィーと優しい巨人・BFGのコンビ。ある晩ソフィーは、BFGの姿を目撃してしまい、彼の大きな手につかまれ「巨人の国」へ連れて行かれてしまう。BFGの仕事は、"夢"を捕まえて調合し、思い通りの"夢"を創り出して子供たちに吹き込む「夢の配達人」。公開された映像には、本作の見どころのひとつでもある、"夢"を捕まえるシーンが収められている。舞台は、BFGが住む「巨人の国」の外れにある「夢の国」。巨大なドリーム・ツリーや空にかかったオーロラのような光、そして鮮やかに輝きながら飛び回る夢と、幻想的な光景が広がっている。"夢"を網でとらえようと四苦八苦するBFGに対し、「そっちじゃない!」「反対側!」といったように一生懸命アシストするソフィー。しかし、彼女のサポートもむなしく、思わずBFGの足がもつれてすっ転んでしまう、コミカルなやりとりがほほ笑ましいワンシーンだ。劇中では、BFGの夢を創り出す力と、ソフィーの大胆なアイデアによって、やがて世界を揺るがす脅威に立ち向かうことになる。ひとりぼっちだったソフィー、そして異形ながらも優しく孤独なBFG。その役を務めたマーク・ライランスは、2人の関係について「彼とソフィーはどちらも孤独な存在ですが、そんな相手を理解できる友だち、恐らくは自分自身よりも自分のことを理解している友だちを見つけます。それって最高の友だちですよ」と話している。(C)2016 Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2016年08月21日スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の日本語吹替え版で、本田望結がヒロインの少女ソフィー役を演じることが発表になった。声優初挑戦になる本田は「すごく緊張しましたが、ソフィーになれたことは一生の宝物ですし、私の夢が叶いました」とコメントを寄せている。その他の画像少女ソフィーは、ロンドンに住む好奇心旺盛な10才の少女。ある晩、彼女は街を歩く巨人を窓から発見したことをきっかけに、心優しい巨人=BFGの暮らす世界に誘われる。本田は「アフレコのためにディズニー・アニメーションをみさせていただきました。今回は“本田望結を全部捨ててソフィーを演じる”ということを一番に考えました。『この声、本田望結ちゃんがやってたんだ!』と気付かれずに言われたらと思います」と話し、「たくさん練習しました。オーディションの時はドキドキし過ぎて、手と足が同時に動く感じで会場へ行ったのを覚えています」と振り返る。ソフィーはBFGと出会い、新たな世界に飛び込んでいくが、BFGについて「初めて映像を観た時は大きくてビックリしました。ひとりぼっちのソフィーが優しい巨人のBFGと出会って、ふたりで力を合わせて、ふたりの友情とソフィーの勇気で世界を変えていくお話なので、掛け合いのシーンを大切にやりました。最後まで『巨人て大きいな』、『一度はあの巨人の世界に行ってみたいな』と思いました」と印象を語り、「ソフィーとBFG、ふたりの思いで世界が変わっていくので、奇跡を与える物語になっていると思います」とコメント。最後に本田は「3歳から芝居の勉強をしてきた中で、今回は声だけにすべてを込めて、監督さんたちと一緒に作れたかなと思います」といい、「声優さんというのがひとつの夢だったので、今回叶ってすごく嬉しいです。でも女優さんとしても、すごく(夢が)大きくなりますが、出来ればハリウッド女優さんとしての演技もしてみたいなと思います。ぜひ海外の映画にもチャレンジしてみたいです。でも、まだ大きな大きな夢なんですけど…。この映画でもっともっとお芝居の、そして声優さんへの想いが深くなりました」と決意を新たにした。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』9月17日(土) 全国ロードショー
2016年08月18日人気子役でフィギュアスケート選手の本田望結が、スティーブン・スピルバーグ監督がディズニーと初タッグを組んだ最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(9月17日公開)でヒロインの日本語版声優を務めることが17日、わかった。今回が声優初挑戦となる。本作は、好奇心旺盛な少女・ソフィーと"やさしい巨人"・BFG、孤独だった2人が友情を超えた絆で結ばれ、大きな変化と奇跡を起こす物語。本田は、そのヒロインで好奇心旺盛な10歳の少女ソフィー役の声を演じる。本田は「私はディズニーがとても大好きで、たくさんの作品を観ています」と話し、「声の出演が決まった時は、大好きなディズニーと世界中の皆さんが知っている有名なスピルバーグ監督の素晴らしいタッグの作品に参加できる、ということで『まさか!』と思いました」と抜てきされたときの心境を明かした。声優初挑戦については「うれしさやドキドキもありましたが、3歳から芝居の勉強をしてきた中で、今回は声だけにすべてを込めて、監督さんたちと一緒に作れたかなと思います」とコメント。「声優さんのお仕事はすごくやってみたくて、オーディションの時はドキドキし過ぎて、手と足が同時に動く感じで会場へ行ったのを覚えています。すごく緊張しましたが、ソフィーになれたことは一生の宝物ですし、私の夢が叶いました」と喜びを語った。また、「女優さんとしても、すごく(夢が)大きくなりますが、できればハリウッド女優さんとしての演技もしてみたいなと思います。ぜひ海外の映画にもチャレンジしてみたいです。でも、まだ大きな大きな夢なんですけど…」とハリウッド映画出演という夢も告白。「この映画でもっともっとお芝居の、そして声優さんへの想いが深くなりました」と話している。
2016年08月18日『E.T.』のスティーブン・スピルバーグ監督と、ディズニーの夢のコラボレーションによって生まれたファンタジー・アドベンチャー『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』。この度、本邦初公開となるスピルバーグ監督のコメント入り予告編映像が到着した。ロンドンに住む好奇心旺盛な少女ソフィーが出会ったのは、子どもたちに夜ごと「夢」を届ける巨人BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント。ひとりぼっちのソフィーと、巨人にしては優しすぎるBFGの間には次第に「奇妙な友情」が生まれていく。やがて、小さなソフィーの勇気は大きなBFGを動かし、イギリス最大の危機を救うことに…!本作は、好奇心旺盛な少女ソフィーとやさしい巨人“BFG”という孤独だったふたりが友情を超えた絆で結ばれ、世界に大きな変化と奇跡を起こす感動大作。スピルバーグ監督自身、「若いフィルム・メーカーに戻ったようだ」と34年前にメガホンを取った『E.T.』を思い起こすフレッシュな気持ちで挑んだ作品であると述べており、日本公開前から大きな期待を集めている。キャストには、BFG役の『ブリッジ・オブ・スパイ』にて助演男優賞受賞が記憶に新しいマーク・ライランスを始め、ソフィー役にオーディションで巨匠スピルバーグの目にとまった“奇跡の新人女優”ルビー・バーンヒル、メアリー役にレベッカ・ホールらが出演している。今回到着したのは、日本語で「みなさんこんにちは」とスピルバーグ監督が挨拶するところから始まる予告編。「この作本は友情や冒険を描いたファンタジーを超えた特別な映画です」とスピルバーグ監督が語っているように、見る者の感情をゆさぶる美しいシーンが満載となっている。映像では、BFGの心優しい人柄が垣間見えるシーンやスピルバーグ監督らしい幻想的でユーモラスな映像美盛りだくさん。繊細さと壮大さを両立した「夢の国」や「イギリスの兵士にBFGが囲まれる」シーンは圧倒的な映像クオリティで、スピルバーグ監督の職人技が伺えるようだ。そして、本映像のラストでソフィーが「なんで私を選んだの?」という問いに「ひとりぼっちだったからさ」と答える際の、ソフィーの小さな手とBFGの大きな指を重ね合わせるシーンは、まるであの名作『E.T.』のポスターを彷彿とさせる。どこか懐かしくも新しい、ソフィーとBFGの名コンビが繰り広げる友情と奇跡。観る者に興奮と感動を与えてくれる本作を、まずはこちらからご覧あれ。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は9月17日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月04日スティーブン・スピルバーグ監督がメガホンを取る映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(9月17日公開)の予告映像が4日、公開された。本作は、好奇心旺盛な少女・ソフィーと"やさしい巨人"・BFG、孤独だった2人が友情を超えた絆で結ばれ、大きな変化と奇跡を起こす物語。スピルバーグ監督自身は、「若いフィルム・メーカーに戻ったようだ」と34年前にメガホンを取った『E.T.』を思い起こす新鮮な気持ちで挑んだ作品であると述べている。公開された予告の冒頭では、「皆さんこんにちは、スティーブン・スピルバーグです」と監督があいさつ。続けて、本作は「友情や冒険を描いたファンタジーを超えた特別な映画」と紹介しているように、幻想的で美麗な場面が映し出される。BFGは、思い通りの夢を創り出し、夜ごと子供たちにそれを届ける"夢の配達人"。そのBFGが暮らしている、繊細さと壮大さを両立した"夢の国"や、イギリスの兵士に囲まれるシーンは、巨大なBFGと小さく見える人間たちの対比が映像のきめ細やかさを表しており、"夢の国"にある巨大なドリーム・ツリーから夢を捕まえる場面では、色とりどりの輝きを放つ夢たちが、神秘的に描かれている。最後に映されるのは、ソフィーの小さな手とBFGの大きな指が重なるシーン。幼い人間の子どもと種族を超えた友情を見せるこの場面は、思わず『E.T.』の名場面を彷彿(ほうふつ)させる懐かしさのある温かみが感じられる。(C)2016 Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2016年08月04日スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の予告編映像が公開になった。孤独な少女ソフィーと心優しい巨人“BFG”の冒険を描いた作品で、スピルバーグ監督が日本の観客に語るかける映像も収録されている。公開された予告編映像これまで数々の名作を手がけてきたスピルバーグ監督は予告編の冒頭に登場し、本作を「ファンタジーを超えた特別な映画」と紹介。続いて登場するのは、現代の英国・ロンドンだ。本作の主人公ソフィーは孤児院で暮らす好奇心旺盛な女の子で、ある日、彼女は街を歩く巨人を窓から発見したことをきっかけに、BFGの暮らす巨人の世界に誘われる。BFGは子どもたちに夢を届ける心優しい巨人で、ソフィーとBFGは仲良くなっていくが、悪い巨人たちが好物の小さい人間=ソフィーの存在に気づいたことから、大騒動が巻き起こる。このほど公開になった予告編には、現代の街を疾走するBFGの姿や、孤独を抱えたソフィーとBFGが心を通わせていくシーンが登場。巨人の世界の映像も数多く登場し、思わず息をのむほど美しい光景が次々に描かれる。スピルバーグ監督の代表作のひとつ『E.T.』は、孤独な少年エリオットと、地球外生命体のE.T.が友情を築いていくドラマで、先ごろこの世を去ったメリッサ・マシスンが脚本を手がけているが、本作も『チャーリーとチョコレート工場』などで知られる作家ロアルド・ダールの原作を基にマシスンが脚本を執筆。予告編の最後には、『E.T.』の名シーンを連想させる心温まるシーンも登場する。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』9月17日(土) 全国ロードショー
2016年08月04日スティーブン・スピルバーグ監督とディズニーのコラボレーションから生まれたファンタジー・アドベンチャー『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』。このほど、本作から待望の本編映像の一部が初解禁!心やさしいBFGの姿が明らかになった。本作は、好奇心旺盛な少女ソフィーと“やさしい巨人”BFGという、奇妙な出会いを果たした2人の友情が奇跡を起こす物語。今回解禁された映像は、ひとりぼっちのソフィーがBFGに連れてこられた「巨人の国」にある、BFGの「秘密の部屋」が舞台。物語のカギを握る“夢”の存在を、BFGがソフィーに明かす重要なシーンとなっている。BFGの正体は、「夢の配達人」。“夢”を調合して思い通りの夢を創り出し、それを眠っている人間の子どもたちに吹き込んで、素敵な夢を見せてあげることをライフワークにしている。「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」の名の通り、彼が“やさしい巨人”であることがうかがえるポイントの1つだ。「秘密の部屋」は彼の仕事場であり、あちこちで色とりどりの輝きを放つのは、BFGが調合のために“捕まえてきた”ドリーム・ジャー(瓶)に詰められた夢の数々。そんな幻想的で美しい空間に、大きな手の平に小さなソフィーを乗せたBFGが登場し、2人の微笑ましいやりとりが繰り広げられていく。自らの“仕事”をしに夢を捕まえに出かけようとするBFGに、「一緒に行く!」と目を輝かせるソフィー。しかし、外にはBFGとはまるで違う恐ろしい巨人たちもいるため、その場にとどまるよう説得するBFG。ソフィーを安心させるために満面の笑みを浮かべる彼の表情には、思わずほっこりとしてしまう。この見ているだけで微笑ましい名コンビを演じるのは、世界的名優と“奇跡の新人”という注目の2人。BFG役には、スピルバーグ監督作『ブリッジ・オブ・スパイ』でオスカーに輝いたマーク・ライランス。彼の繊細かつ豊かな表情の演技、またキュートな言い間違いを含む独特な話し方によって、BFGは愛すべきチャーミングなキャラクターに仕上がっている。また、ソフィー役を演じるのは、本作に大抜擢されたルビー・バーンヒル。「彼女が特別な“何か”を持っているのは一目瞭然だった」とスピルバーグも絶賛する大型新人だ。本作では、そんな2人が演じるBFGとソフィーが出会い、冒険を通して心を通わせ、次第にかけがえのない存在になっていく様子が描かれていく。常にソフィーに寄り添い助けようとするBFGと、彼を心から信頼する純粋なソフィー。この新たな名コンビともいえる2人の勇気と行動力が、やがて世界の運命を左右する大きな奇跡を巻き起こす物語を、期待して待っていて。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は9月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月22日スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の本編映像が公開になった。本作は、少女ソフィーと心優しい巨人(BFG)の交流を描いた作品で、BFGは“夢の配達人”をしているようだ。公開された本編映像映画の主人公ソフィーは、英国の孤児院で暮らし、夜になって周囲が寝静まってから建物中を冒険する好奇心旺盛な女の子だ。ある日、彼女は街を歩く巨人を窓から発見したことをきっかけに、心優しい巨人=BFGの暮らす世界に誘われる。このほど公開されたのは、BFGの家で、ソフィーがBFGに“彼の秘密”を教えてほしいと頼むシーン。彼の家には美しい光を放つビンがあちこちに置かれているが、このビンにつまっているのは“夢”で、BFGはこれを集め、調合し、子どもたちが眠っている間に吹き込んで、素敵な夢を見せてあげる役割を務めているらしい。この夢はある場所で捕まえているようで、ソフィーは一緒にいきたいと頼むが、BFGは外が危険なので、ソフィーにとどまるよう説得する。BFGはソフィーが手に乗ってしまうほど大きいが、その笑顔はどこまでも穏やかで優しく、人間の話し方に慣れていないのか、ところどころ“言いまつがい”をしてしまう微笑ましい面も持っている。BFGを演じるのは、舞台俳優として絶大な地位を築き、先ごろ、オスカーも受賞した名優のマーク・ライランス。彼の繊細な演技にも注目だ。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』9月17日(土) 全国ロードショー
2016年07月22日スティーブン・スピルバーグ(69)が「007」シリーズで監督をしたいと申し出たものの、拒否されていたようだ。同シリーズ作の監督を務めるのを1度ではなく2度も断られたというスピルバーグは、1975年の『ジョーズ』で大成功を収めたことから『007』の監督もできるだろうとふんでいたが、現『007』のプロデューサー、バーブラ・ブロッコリの父親であるアルバート・’カビー’・ブロッコリから同シリーズの監督にふさわしくないと判断されたという。BBCラジオ2の『ザ・マイケル・ボール・ショー』に出演したスピルバーグは「カビー・ブロッコリに2度も電話したんだ。『ジョーズ』があんなに成功したから、『そうだな、みんなが僕にファイナルカットを与えてくれるよな』って思ったんだ」「それでカビーに電話して、自分が監督をやるってオファーしたら、カビーは僕が適役じゃないって思ったんだ」とそのエピソードを明かした。そして、1977年にSF映画『未知との遭遇』でも大成功を収めた後、スピルバーグは同じように掛け合ってみたがそれでも監督として迎え入れてもらえなかったようで、「それで、『未知との遭遇』がリリースされて大ヒットした後に、もう一度だけジェームズ・ボンドの映画を試してみたけど、そのときも彼らは僕がその監督に適していないってまだ思っていたんだ」と続け、「『007』の監督になろうと2度も挑戦したけど、彼らは今や、僕のギャラを払えないだろうな。だから、バーバラ、忘れることだな!」と冗談を飛ばした。また、スピルバーグはシリーズ4作品に出演したダニエル・グレイグがジェームズ・ボンド役を卒業すると言われている中で、「もしダニエル・グレイグが続けないのであれば、次の映画では有色人種のボンドが見たいな」「ダニエルが帰ってこないのなら、僕はイドリス・エルバが一番いいと思うな」とイドリスを後任に推した。(C)BANG Media International
2016年07月20日オスカー・アイザックが、スティーヴン・スピルバーグの新作に主演することがわかった。タイトルは『The Kidnapping of Edgardo Mortana』。物語の舞台は1858年のイタリア。洗礼を受け、キリスト教徒として育てられたユダヤ人の少年が、政治的争いに巻き込まれていくという物語らしい。アイザックの役柄はわかっていない。共演はマーク・ライランス。小説の映画化作品で、脚本はトニー・クシュナーが手がけた。その他の情報スピルバーグの次回作は、SFスリラー『Ready Play One』で、今作はその次に作られることになる。撮影は来年最初の四半期にスタートする予定だ。『Ready Play One』には、ライランス、サイモン・ペッグなどが出演する。アイザックは最近、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『エクス・マキナ』などに出演。『エクス・マキナ』のアレックス・ガーランドの新作『Annihilation』を撮り終えたところだ。文:猿渡由紀
2016年07月19日数々の名作を世に送り出してきた映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグ監督が、ディズニーとタッグを組んで贈るファンタジー超大作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』。近年、歴史的な事実を語る作品が続いたスピルバーグ監督だけに、世界中のファンが「ファンタジー映画への帰還」に歓喜の声を上げている。本作は、“やさしい巨人”BFGと、好奇心旺盛な少女ソフィーの“奇妙な友情”を描いた物語。ロンドンの児童養護施設に暮らすソフィーは、ある晩、突然ベッドからBFGの“巨大な手”に毛布ごと持ち上げられ、“巨人の国”に連れ去られてしまう。ひとりぼっちだったソフィーと、孤独でやさしいBFG。2人の出会いはやがて、友情を超えた深い信頼関係を育んでいく。やがて、ソフィーの小さな勇気が大きな巨人を動かし、英国最大の危機を救うことに!?原作は、『チャーリーとチョコレート工場』で知られる英国児童文学界の巨匠、ロアルド・ダールの「オ・ヤサシ巨人BFG」(評論社刊)。これまで、何作も映画化され、世界中で親しまれているダール作品だが、スピルバーグ監督自身も長年のダール・ファン。「オ・ヤサシ巨人BFG」も、かつて自分の子どもたちに読み聞かせていたという。そんなスピルバーグが本作の監督を望んだ理由の1つは、この作品が「ダークで恐ろしいことを描きながらも救いがあり、誰にとっても普遍的な教訓が描かれている」こと。さらに「それは多くのディズニー初期作品にも込められていたテーマでもある」こととして、ダールとディズニーのいずれにも共感。つまり、ダール、ディズニー、スピルバーグという世界屈指のストーリーテラー3人のコラボレーションによって、本作は実現したといえる。また、スピルバーグ監督は、「夢やイマジネーションの世界に逃避できるということは、それ自体が私にとって夢のようなこと」として、ファンタジー映画製作への喜びともとれる思いをコメント。「だからこそ、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は特別な作品といえるでしょう。私自身がベストだと思っているものに逃避できるのですからね」と語る。スピルバーグ監督本人も待ち望んだ、新たなファンタジー超大作。「これは友情や誠実さについて、友人を守ることについて描かれた物語」と自ら語るように、映画では少女ソフィーとBFGの絆が巻き起こす奇跡と感動のストーリーが、原作以上にエモーショナルに展開されていく。“やさしい巨人”BGFを演じるのは、スピルバーグ監督作『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー賞助演男優賞に輝いた名優マーク・ライランス。少女ソフィーを演じるのは、スピルバーグによって見出された奇跡の新人ルビー・バーンヒル。今回、合わせて解禁となった新しいメイン画像では、『E.T.』を彷彿とさせるような、少女とBFGの美しい友情のワンシーンを切り取っている。監督こだわりのキャスト陣が熱演する、新たな名コンビにも注目だ。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は9月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月17日『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』シリーズのピーター・ジャクソン監督と、スティーヴン・スピルバーグ監督が秘密のプロジェクトを進行中だという。ジャクソン監督とスピルバーグ監督は2011年に『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』を共同製作した仲であり、『タンタン』シリーズ2作目はジャクソン監督がメガホンを取ることが発表されていた。しかし1作目からすでに5年が経過しているが一向に続編製作の進み具合が聞こえてこない。「TimesOut」がスピルバーグ監督に話を聞いたところ、「ピーターはここ数年『ホビット』シリーズで忙しかったから『タンタン』からは遠ざかっていたね。それに、彼は私の製作会社でもう1本の映画を作っているんだ。誰も知らない秘密の映画だよ。それが終わったら『タンタン』に着手するだろう」と密かに1本の映画が製作進行中であることを明らかにした。また、『タンタン』2作目に関しては、まだ公開日は決定していないとのことだが、タイトルは「The Adventures of Tintin: Prisoners of the Sun」(原題)に決まっており、脚本は出来上がっているそうだ。スピルバーグ監督は、「ピーターは私の製作会社と『タンタン』シリーズを3作一緒に製作する契約を結んでいる。2作目は私がプロデューサーで彼が監督、3作目はまだ誰とは言えないけれど、新たに監督を選ぶつもりだ」と語っている。『タンタン』2作目よりも早く公開が見込まれる秘密の映画とは一体何なのか、情報解禁を乞うご期待!(Hiromi Kaku)
2016年07月04日『E.T.』など数々の名作やヒット作で世界中を熱狂させてきたスティーブン・スピルバーグ。久々にファンタジーを監督することですでに話題沸騰の映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のUSプレミアが、現地時間6月21日、米・ロサンゼルスにてに行われた。物語の舞台はロンドン、児童養護施設に暮らす好奇心旺盛な少女ソフィーは、真夜中に窓から入ってきた“巨大な手”に持ち上げられ、突如“巨人の国”に連れていかれてしまう。ソフィーを連れ去ったのは、夜ごと子どもたちに“夢”を届ける、優しい巨人のBFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント。ひとりぼっちだったソフィーは、孤独なBFGと心を通わせ、奇妙な友情と信頼関係を育んでいく。この日、米国エル・キャピタン・シアターには、劇場まで続くレッドカーペットが敷かれ、本作の上映を心待ちにする1500人もの観客が、カーペットに沿うように並び、今回のお披露目に駆けつけた。また、世界各国から取材陣が多数駆けつけ、本作の注目度の高さも伺えた。プレミアにはスピルバーグ監督のほか、本年度アカデミー賞で同じくスピルバーグ作品『ブリッジ・オブ・スパイ』にて助演男優賞の受賞が記憶に新しいマーク・ライランス(BFG役)、オーディションで巨匠スピルバーグの目にとまり女優歴わずか2年あまりでスクリーンの主役へと駆け上がった“奇跡の新人女優”ルビー・バーンヒル(ソフィー役)、『それでも恋するバルセロナ』で一躍知名度を上げたレベッカ・ホール(メアリー役) 、そして『ジョーズ』『E.T.』『インディ・ジョーンズ』シリーズなど、スピルバーグ監督と長年タッグを組んできたジョン・ウィリアムズ(作曲家) らが登場し、会場がより一層華やいだ。スピルバーグ監督は今作のテーマのひとつに“友情”を掲げており、「友達を大事にしなさい。人を見た目で判断するのではなく、中身でちゃんと判断してほしい。そしてちゃんと相手の話を聞くこと。そして、人を肩書きなどで判断しないで、その人の細部を見て、それぞれの良さを見つけることが、どんな友情でも大事なんだ」とBFGと少女ソフィーに生まれた奇跡の友情の通り、映画にに込められた心温まる深いメッセージを述べ、また公開を待ちわびる日本のファンへ「おはようございます! こんにちは! こんばんは! 何時に放送されるかですが。日本の友達のみなさん、ぜひ『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』をご覧いただき、愛してもらえると嬉しいです。僕が全力の気持ちを注いで作った作品です。キャストのみんなも同じ気持ちで参加してくれています。また、僕らは特に、日本の皆様の心に響くように作りました! ありがとうございます!」と日本語を交えながらコメントを寄せていた。さらにルビーは「カンヌよりリラックスできる感じかな、少し緊張感がほぐれた空気感がすごく良くて、楽しいです」と感想を語る。また、マークとスピルバーグ監督の存在について「彼らは2人ともすごく素晴らしく優しい人たちなの。だから、彼らは私にとって最高の友達になったと思うわ」話した。そして2作目のスピルバーグ作品への参加となったマークは、彼は以前より日本の歌舞伎好きを公言しており、日本の印象として 「こんにちは! 日本、大好きだよ。玉三郎、鴈次郎さん、そして歌舞伎役者のみなさん、こんにちは。世界で最も好きな役者さんたちなんだ。三船敏郎さんは、映画俳優で最も好きな役者さん。『生きる』の主人公の渡辺勘治(志村喬)も、素晴らしい俳優さんだよ。僕は日本の俳優さんたちから多くを学んできたんだ」と、日本への熱いラブコールが贈られた。豪華キャスト・スタッフ陣が一堂に集結し、溢れる熱気に包まれ幕を閉じたUSプレミア。そして今回は、今まで秘密のベールに包まれたBFGの姿が明らかになる日本版予告も到着。さらにミステリアスでドキドキする仕上がりとなっている。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は9月17日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月23日スティーブン・スピルバーグ監督最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(9月17日公開)のアメリカプレミアが現地時間21日、ロサンゼルスで行われた。加えて23日、同作の日本版予告が公開された。本作は、SFファンタジーの『E.T.』(82)で大ヒットを収めたスピルバーグ監督が、『チャーリーとチョコレート工場』(05)の原作者と共に新たに手掛けるアドベンチャー。少女ソフィーと"やさしい巨人(BFG)"の友情を描く。会場となったエル・キャピタン・シアターには、観客1,500人がカーペット沿いに集結。そこにスピルバーグ監督のほか、2016年のアカデミー賞でスピルバーグ作品『ブリッジ・オブ・スパイ』(16)にて助演男優賞を受賞した英国の俳優マーク・ライランス(BFG役)、オーディションでスピルバーグの目にとまり女優歴2年あまりで主役へと駆け上がった女優ルビー・バーンヒル(ソフィー役)、『それでも恋するバルセロナ』(09)で知名度を高めたレベッカ・ホール(メアリー役)、そして『ジョーズ』(75)、『E.T.』などでスピルバーグと長年タッグを組んできた作曲家ジョン・ウィリアムズなど、そうそうたる面々が登場した。スピルバーグ監督は、本作のテーマの一つを"友情"と掲げ「友達を大事にしなさい。人を見た目で判断するのではなく、中身でちゃんと判断してほしい。そしてちゃんと相手の話を聞くこと」とメッセージ。加えて「肩書などで判断しないで、その人の細部を見て、それぞれの良さを見つけることが、どんな友情でも大事」と"BFG"とソフィーの間に生まれるような温かな関係を築くための秘訣を口にした。バーンヒルは、ライランスとスピルバーグ監督を「2人ともすごく素晴らしく優しい人たち」と称賛し、「彼らは私にとって最高の友達になった」と満足感をにじませた。さらにスピルバーグ監督は、「日本の友達のみなさん、本作を愛してもらえるとうれしいです。僕が全力の気持ちを注いで作った作品です。キャストのみんなも同じ気持ちで参加してくれています。また、僕らは特に、日本の皆さまの心に響くように作りました!」と日本語を交えながらアピール。以前より日本の歌舞伎好きを公言しているライランスも「日本、大好きだよ。玉三郎、鴈次郎さん、そして歌舞伎役者のみなさん、こんにちは。世界で最も好きな役者さんたちなんだ。三船敏郎さんは、映画俳優で最も好きな役者さん」とその愛を語り、「僕は日本の俳優さんたちから多くを学んできた」と告げた。あわせて公開された日本版予告は、児童養護施設で暮らすソフィーが「真夜中になると何かがやってくる」と震える描写からスタート。そんな暗夜の中、窓から入ってきた巨大な手に持ち上げられ、ソフィーは"巨人の国"へと連れ去られてしまう。最初はおびえていたソフィーだが、その世界の魅力に「すごい」と感動。「なぜ私を連れてきたの」という問いにBFGは「キミが一人ぼっちだったからさ」と優しくその大きな手を差し伸べる。(C)2016 Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2016年06月23日スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』のUSプレミアが6月21日(現地時間)にロサンゼルスで行われ、スピルバーグ監督、マーク・ライランス、ルビー・バーンヒル、レベッカ・ホール、ジョン・ウィリアムズらがレッドカーペットを歩いた。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』日本版予告会場のエル・キャピタン・シアターには上映を心待ちにする1500人の観客と、各国からの取材陣が多数、駆けつけた。映画は、ロンドンから巨人たちが暮らす国にやってきた少女ソフィーと、心優しい巨人BFG(ビッグ・フレンドリー・ジャイアント)の交流と冒険を描くファンタジー。このほど解禁された日本版予告編映像には、これまで手や足、後姿だけしか明かされていなかったBFGの姿が登場する。スピルバーグ監督は今作に込めたメッセージについて「友達を大事にしなさい。人を見た目で判断するのではなく、中身でちゃんと判断してほしい。そしてちゃんと相手の話を聞くこと。そして、人を肩書きなどで判断しないで、その人の細部を見て、それぞれの良さを見つけることが、どんな友情でも大事なんだ」と語った。BFG役のライランスと、ソフィー役のバーンヒルは、日本の観客に向けて「こんにちは! 日本、大好きだよ。玉三郎、鴈次郎さん、そして歌舞伎役者のみなさん、こんにちは。世界で最も好きな役者さんたちなんだ。三船敏郎さんは、映画俳優で最も好きな役者さん。『生きる』の主人公の渡辺勘治(志村喬)も、素晴らしい俳優さんだよ。僕は日本の俳優さんたちから多くを学んできたんだ」(ライランス)、「日本のみなさん、こんにちは! ぜひこの映画を楽しんで頂き、どんな人とでも友達になれるというメッセージを受け取ってもえれば嬉しいです!」(バーンヒル)とコメントを寄せた。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』9月17日(土) 全国ロードショー(C)2016 Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2016年06月23日