サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ボールを前に運び出すコントロールができない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。試合中は、様々な場面でボールコントロールをします。状況によっては前に運び出すことも多々あります。しかし、初心者はボールの扱いに慣れていないのもあり、足元でコントロールして前に運び出すのがが難しいもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、試合中ボールを受けてドリブル開始する際などにスムーズにボールを前に運べるようになります。親は難しい動きは一切ありません。【やり方】1.親がボールを持ち、親子で対面して2~3m離れて立つ2.親は子どもの足元にボールを転がす3.子どもは1回目のタッチで前に運び、2回目のタッチで親の前でピタッと止める4.慣れてきたら子どもの周りに目印を置いて、親がボールを転がした後にどちらかに移動、子どもは空いている方にコントロールするルールで行うなど難易度を上げる【トレーニングのポイント】・前に運ぶとき、身体と一緒にボールを進める・強く蹴ると親の前で止められないので、2タッチ目で止められる力加減を覚える・常に相手の位置、状況を見ながらコントロールする・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年09月21日サッカーにはさまざまなテクニックがありますが、その中でもダブルタッチは初心者でも取り組みやすいテクニックです。この記事では、ダブルタッチの概要から具体的なやり方や練習方法、コツなどについて解説します。試合で使えるテクニックを身につけたい、1対1で負けたくないといった方はぜひチェックしてみてください。ダブルタッチとはダブルタッチとは、サッカーにおけるテクニックの1つです。左右の足のインサイドを使って右→左もしくは左→右と一瞬でボールを移動させ、相手をかわすことができます。相手を交わしたあとは一気にスピードをあげることで、置き去りにすることも可能です。ダブルタッチの上手な選手サッカーにおけるテクニックには、そのテクニックを得意とする代表的な選手が存在します。例えば、マルセイユルーレットならジダン、ヒールリフトならネイマール、エラシコならロナウジーニョといったイメージです。そして、このダブルタッチに関しては、イニエスタやメッシが有名です。ダブルタッチを身につけたい方は、一度チェックしてみるといいでしょう。ダブルタッチは初心者でも取り組みやすいテクニックサッカーのダブルタッチは、サッカー経験の浅い人でも比較的行いやすいテクニックだといえます。フェイントなどのテクニックは体の動かし方やボールの扱い方などが複雑なものも少なくないため、なかなかうまくできない人も少なくないでしょう。しかし、ダブルタッチは、インサイドを使ってボールを動かすというシンプルなものであるため、初心者であっても繰り返し練習を行うことで扱えるようになります。ちなみに、初心者でも扱いやすいからといって実践で活用できないわけではありません。先述の通り、イニエスタやメッシなどトップ選手が試合で活用するテクニックであるため、磨くことによって自分の武器にもなるでしょう。ダブルタッチのやり方ここで改めてダブルタッチのやり方を解説します。ダブルタッチはインサイドを使ってボールを横方向に移動させ、反対のインサイドでボールを前に出します。右方向への移動→前へ、左方向への移動→前へと左右両方向に対応可能です。ダブルタッチを行う際のコツダブルタッチにはいくつかのコツがあります。例えば、ダブルタッチは行うタイミングが非常に重要です。具体的には、相手がボールを奪おうと足を出してきたタイミングで、素早くボールを動かします。また、前へボールを出したあとは、相手に追いつかれないようにするために一気に加速することも大切です。なお、ボールを横に動かす際は、ボールが動く範囲が小さいと相手の足が届いてしまうため、相手の足が届かない範囲を意識して大きく動かすようにしましょう。ダブルタッチは左右の足のインサイドが正確に使えなければ扱えないため、インサイドによるボールタッチの質を向上させることも重要です。特にボールに触れる際の力加減を間違えてしまうとうまくできないため、利き足だけでなく非利き足もうまく使えるように練習しましょう。ダブルタッチの練習方法ダブルタッチの練習は、1人でも行うことができます。練習の際は、もし持っていればマーカーやコーンを設置し相手選手と想定してください。なければ石や水筒などを代わりに利用しても構いません。あとは、相手選手の前で右→左、左→右とインサイドでボールを動かし、逆の足で前に押し出すという動きを繰り返し行います。慣れてきたら実際に人を相手にして取り組んでみてください。まとめ今回は、ダブルタッチの概要から行う際のコツ、練習方法などについて解説しました。ダブルタッチは初心者でも取り組みやすいテクニックです。シンプルな動作でありながら、一瞬で相手を置き去りにできるテクニックであるため、今回の内容を参考にぜひ練習に取り組んでみてください。
2021年08月19日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「切り返しの動きが遅い」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。試合中、ドリブルで方向転換をするときや相手を抜き去る時に素早い切り返しをすることが多いです。守備の際も相手の切り返しについていく動きができないと、あっさりとドリブル突破を許してピンチを招いてしまいます。しかし、初心者はボールを切り返しの動きが上手くできなかったり、遅くなってしまうことも少なくないもの。守備の時も相手の切り返しについていけず、遅れたりバランスを崩すことも。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、切り返しの動きが速くできるようになります。親は難しい動きは一切ありません。ボールを手で転がすだけ。【やり方】1.子どもの周りに3つの目印を置き、子どもは目印の中心に立つ2.親は、いずれかの目印を指定し、ボールは子どもが立っている場所に転がす3.子どもは親が指定した目印の所に行ったら、切り返して元居た場所(3つの目印の中心)に戻る4.慣れたら2つの目印を指定し、2回切り返してボールを受けるなど難易度を上げる【ポイント】・指定された目印から元の場所に戻るスピードを意識する・力まずリラックスして行う・止まらずに行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年07月19日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ターンが上手くできない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。試合中は、相手がボールを奪いに来るのでターンで方向を変える場面がたくさんあります。上手くターンすることで相手にボールを奪われなかったり、相手を交わすことができます。 しかし、初心者はボールを止めることが精いっぱいだったりして、自分が狙った所に上手く方向を変えられないことも少なくないもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、、試合中も自分が狙った所に方向を変えられる、上手なターンができるようになります。親は難しい動きは一切ありません。ボールを手で転がすだけ。【やり方】1.親がボールを持ち、横並びに立つ2.親が転がしたボールをインサイドでターンして戻る3.慣れたらアウトサイドや足裏でのターンに挑戦4.バウンドしたボールなどで難易度アップ【ポイント】・ターンの時は素早く、キュッと回る・足先だけで行かない・ボールのところまで身体を追いつかせる・力まずリラックスして行う・止まらずに行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年07月19日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「相手を見ながらドリブルできない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。試合中は、ドリブルでもパスでも常に顔を上げたプレーが求められます。ドリブルの時、足元ばかり見ているとボールを奪いに来た相手選手に気づくのが遅れ、容易にボールを失ってしまうリスクがあります。常に顔を上げて相手を見ながらドリブルすることができるようになれば、相手選手がボールを奪いに来たらドリブルで交わす、もしくはフリーな味方にパスを出したり、ゴール前ならシュートを打つなど、様々なプレーにつなげることができます。しかし、初心者は足元のボールに意識が行きがちで相手の顔を見ることができず、相手が寄せてきて焦ってしまいます。または、周りが見えてなくてパスやシュートができないものです。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、自然と相手を見ながらドリブルができ、落ち着いてプレーすることができるようになります。親は難しい動きは一切ありません。【やり方】1.目印を3つずつ対象において、親子で対面して立つ(目印は3つ以上置いてもよい)2.子どもはボールを持ったまま親をよく見て、親が回った目印と同じ色の目印を回る3.慣れたらドリブルしながらやってみる4.それも慣れたらパスを織り交ぜるなど、判断を伴ったゲームにしたり難易度を上げる【ポイント】・親の顔、動きをよく見る・最初はボールを持って親と同じ色の目印を回る動きを覚える・力まずリラックスして行う・止まらずに行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年07月15日「オンキヨー クラシック シリーズ(Onkyo Classic Series)」から、Bluetoothスピーカー内蔵ポータブルターンテーブル「OCP-01」が登場。 2021年7月7日(水)より、二子玉川 蔦屋家電、六本木 蔦屋書店、梅田 蔦屋書店ほかにて販売される。レコード初心者でも使いやすい、Bluetoothスピーカー内蔵ポータブルターンテーブル「オンキヨー クラシック シリーズ」は、オンキヨーのクラッシックロゴを使用したオンキヨーブランドの新たなシリーズ。オーディオの枠を超え、ファッションも含めた音楽ライフスタイルと、その楽しみ方を提案していく。今後はアパレルとのコラボレーション、セレクトショップやレコード専門店での展開なども予定している。そんな「オンキヨー クラシック シリーズ」の第1弾商品となるのが、Bluetoothスピーカー内蔵ポータブルターンテーブル「OCP-01」だ。レコード再生だけでなく、スマホからの音楽再生もOK「OCP-01」は、レコード針が付属しスピーカーも内蔵された、レコード初心者にも優しいシンプルな設計が魅力。電源を入れてレコードに針を落とすだけで、簡単に音楽を楽しむことができる。33 1/3、45、78 RPMの回転速度に切り替えができ、ほぼすべてのレコード盤を再生することが可能だ。非常にコンパクトでありながら、Bluetooth対応のステレオスピーカーを内蔵しているので、レコード再生だけでなく、自分のスマートフォンの音楽リストを楽しむこともできる。レトロなトランク型でインテリアのアクセントにレザー風仕上げのボックスに金属の留め具を施した、ほんのりレトロなデザインはインテリアのアクセントとしてもグッド。レトロ感のあるソニックブルー、上品なシェルピンク、インテリアとして馴染みの良いヴィンテージホワイト、シックな印象のミスティックブラックの4色を展開する。使用しない時には、トランクのように立てて収納することができるのも嬉しいポイントだ。【詳細】Bluetoothスピーカー内蔵ポータブルターンテーブル「OCP-01」発売日:2021年7月7日(水)価格:11,800円カラー:ソニックブルー、シェルピンク、ヴィンテージホワイト、ミスティックブラック※シェルピンクは8月中旬発売予定電源・電圧:50/60Hz, 100V(本体の電源入力:DC 12V 0.5A)消費電力:10W最大外形寸法:蓋を閉じたとき 幅350mm 高さ120mm 奥行260mm、蓋を開いたとき 幅350mm 高さ315mm 奥行450mm質量:2.5kgターンテーブル駆動方式:ベルトドライブ回転数:33⅓、45、78 RPMターンテーブル直径:198mm通信システム:Bluetooth standard specification Ver5.0対応Bluetoothプロトコル:A2DP対応コーデック:SBC出力:2W+2W音声入力:AUX IN(3.5mm)音声出力:LINE OUT(RCz)、ヘッドホン端子(3.5mm)使用スピーカー:76.2mm 4Ω 3W ×2【取り扱い店舗一覧】・二子玉川 蔦屋家電住所:東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズS.C. テラスマーケット・函館 蔦屋書店住所:北海道函館市石川町85-1・六本木 蔦屋書店住所:東京都港区六本木6-11-1・代官山 蔦屋書店住所:東京都渋谷区猿楽町17-5・軽井沢書店住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢(大字)1323・枚方 T-SITE住所:大阪府枚方市岡東町12-2・梅田 蔦屋書店住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレ 9F・奈良 蔦屋書店住所:奈良県奈良市三条大路1丁目691-1・蔦屋書店 武雄市図書館住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄5304-1※詳細は各店舗ホームページを確認。
2021年07月01日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「後ろから来たボールをコントロールして前を向くのが苦手」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。試合では状況によって後方から来たボールをインサイドやアウトサイドでコントロールしてターンして前を向くことがあります。 しかし、サッカーを始めたばかりの初心者は、後ろから来たボールをコントロールして前を向くのが難しいもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、後ろから来たボールをインサイドやアウトサイドでボールコントロールし、上手にターンして前を向けるようにになります。親は難しい動きは一切ありません。手で転がすか投げるだけ。【やり方】1.親子で対面して立ち、子どもの数メートル後ろに目印を置く2.親が投げたボールを手でキャッチし、目印を回って戻る3.身体の動きを覚えたら、手ではなく足裏で止めるコントロール4.足裏でのコントロールになれたらインサイドでやってみる5.インサイドの動きにも慣れたらアウトサウドでもやってみる6.転がしたボールでの動きになれたらボールを投げて浮き球の状態を作るなど、難易度を上げてやってみる【ポイント】・最初は身体の動きを覚える・ボールを受けたらすぐに身体を反転し前を向く意識で行う・身体には無駄な力を入れず、足首だけ固定・ボールの勢いを殺さずに体の反転と足元のコントロールを合わせる意識で行う・リラックスして行う・止まらずに行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年06月24日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「常に顔を上げてドリブルすることができない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。ドリブル中は常に顔を上げて周りを見ながらプレーすることが大事です。足元を見てドリブルしていると相手に取られてしまいます。足元だけに集中せず、顔を上げて状況判断をしなければなりません。 しかし、サッカーを始めたばかりの初心者は、ボールをにばかり注意がいってしまい、足元を見てしまうことが多く、ドリブルをしながら周囲を見るという2つの動きができません。どうしてもドリブル中に顔が下を向いてしまうことも多いもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、常に顔を上げてドリブルできるようになります。親は難しい動きは一切ありません。ボールを投げるだけ。【やり方】1.目印を2つ置き、親子ともにボールを一つ持ち、対面して立つ2.子どもは目印周りを8の字を描くようにドリブルをする3.親はドリブルしている子どもにボールを投げる4.子どもは常に親とボールを見ながらドリブルし、キャッチしたボールを投げ返す5.慣れてきたら右足だけでドリブルするなど、制限をつけて難易度を上げるボールの高さを変えたり強弱をつけてアレンジする【ポイント】・ボールをコントロールしやすいように自分の近くに置いてドリブルする・常にボールと親の状況を意識・どんな状況でも常に顔を上げることを意識する・受けたパスはすぐに返す・止まらずに行うこと・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年05月27日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブル中に顔が下がってしまうという」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。ドリブル中は常に顔を上げて周りを見ながらプレーすることが大事です。足元を見てドリブルしていると相手に取られてしまいます。足元だけに集中せず、顔を上げて状況判断をしなければなりません。しかし、サッカーを始めたばかりの初心者は、ボールをにばかり注意がいってしまい、足元を見てしまうことが多く、ドリブルをしながら周囲を見るという2つの動きが同時にできません。結果としてドリブルのスピードが上がらなかったり、パスを出すタイミングが遅くなってしまうことも多いもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、ドリブル中に下を向いてしまうのを改善することができます。親は難しい動きは一切ありません。合図を出すだけ。【やり方】1.目印を置いて四角を作る2.子どもはそれぞれの目印に向かってドリブルをする3.8の字を書いたり、前後に進んだり自由にドリブルをする4.慣れてきたら、子どもがドリブル中に親が手を挙げる5.子どもは親の手が挙がったのを見てストップする6.手が下がったらドリブル再開子どもが背中を向けているときに手を挙げることで、難易度が上がる【ポイント】・ボールをコントロールしやすいように自分の近くに置いてドリブルする・常にボールと親の状況を見る・真後ろに下がる時は、少しだけ首を振ると相手の状況が見えるようになる・どんな状況でも常に顔を上げることを意識する・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年05月25日リフティングは、サッカーの基本技術の1つです。リフティングが上達すればドリブルを始めとしたサッカーのさまざまなプレーの上達が期待できるでしょう。この記事では、リフティングとドリブルの関係性について解説します。また、リフティングの目的や上達のポイントなどについても取り上げているため、ぜひ参考にしてみてください。リフティングとはリフティングとは、ボールを落とさないように、足や太もも、頭などでボールを扱う技術のこととです。サッカーの基本ともいえる技術の1つであるため、多くのチームでリフティング練習が取り入れられています。リフティングは、サッカーのスキルアップにつながる要素がたくさん含まれている点が特徴です。簡単に取り組めるため、ついつい何も考えず漠然と取り組んでしまいがちですが、工夫次第でドリブルやパス、トラップのレベルがさらにアップするでしょう。リフティング練習にも最適テクニック上達専用ボール「テクダマ」>>リフティングの目的リフティングをする目的は、リフティングを通してボールの扱い方を身につけることです。チームによっては「リフティング●●回を達成しよう」など、回数を増やすことを目的として掲げているケースもあるでしょう。確かにある程度継続してリフティングすることは大切です。しかし、何百回、何千回と過度に回数を追い求める必要はありません。回数を追い求めると、右足ではリフティングが何百回もできる一方で、左足ではできない、ヘディングではできない、インサイドだと続かないなど、特定の箇所を苦手としてしまう可能性があります。リフティングを行う際は、回数を追い求めるのではなく、さまざまな部位でボールを扱えるようにすることを意識してください。リフティングでボールの扱い方が向上する理由リフティングをするとなぜボールの扱い方が向上するのでしょうか。これは、リフティングを行うためには、ボールを正確に扱わなければいけないためです。例えば、リフティングの際にボールを蹴る位置を間違えると、ボールは思いもよらない方向に飛んでいくため継続できません。また、ボールを蹴る力が強すぎてボールが高く上がると、その次のボールコントロールは難しくなるため、やはりリフティングは続かないでしょう。このように、リフティングをある程度継続させるためには、ボールのどの部分をどのくらいの力加減で、足のどの部分で触れるのか、といったことを感覚的に身につけなければいけません。ボールの正しい位置を捉えるという点は、ドリブルやパスも同じです。ドリブルの際に足で触れるボールの位置を間違えると思ったような方向に進めません。また、パスの際に力が入りすぎると、味方にとってトラップしにくいパスとなってしまいます。このような点から、ボールの扱い方を覚えることがドリブルやパスの上達にもつながると考えられます。ボールの扱いを上達させるリフティングをするにはでは、ボールの扱いを上達させるためのリフティングをするにはどうすればいいのでしょうか。もっとも簡単な方法としては、決められたエリア内でリフティングを行うというものがあります。このルールであれば、エリアの外に出ないようにボールを扱うことを意識することができ、ボールに触れる位置や力加減を養うことができるでしょう。最初のうちはエリアを大きく設定し、慣れてきたら徐々に小さくしてみてください。また、さまざまな部位で行うことでどの部位でも安定してボールを扱えるようになるでしょう。まとめ今回は、リフティングの概要から目的、リフティングの上達がドリブルやパスの上達につながる理由などについて解説しました。リフティングは回数を増やすよりも、ボールを正確に扱えるようになることが大切です。ボールの扱い方が上手くなれば、ドリブルやパスの際のボールコントロールも上達すると考えられます。ぜひ、今回の内容を参考にリフティングに取り組んでみてください。リフティング練習にも最適テクニック上達専用ボール「テクダマ」>>
2021年05月19日■前回のあらすじなんとかトラックの横を通過することに成功!しかし、今度は道に迷ってしまい、たどり着いたのは行き止まりで…。■初めてUターンをすることに…■止まることができず、着いた場所は…ウソでしょ? と思われるかもしれませんが、悲しいかな事実です…。私は子どもの頃から方向音痴で、中学生になっても家の近所で迷って、親に迎えにきてもらったりしたこともあるほど…。さて、難易度が上がった道幅の通り抜けは成功するのでしょうか?次回に続く(全13話)「ワンオペママ奮闘記」は毎日17時更新!※筆者は細心の注意を払って運転をしていますが、マンガ上ではコミカルに表現しています。参考:安全運転のための各専門機関による講習会やトレーニング・ 一般社団法人 日本自動車連盟 (JAF) 交通安全を学ぶ
2021年05月13日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブルが遅い、素早いドリブルができない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。試合の中では、ドリブルをしながらただ前進するのではなく、ボールを奪いに来た相手の逆を突いてかわすことが大事です。 しかし、サッカーを始めたばかりの初心者は、相手にボールを取られないよう身体を使ってボールを守りながらドリブルを続けたり、相手の逆を取って素早いドリブルに移ることができません。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、試合の中でどボールを奪いに来た相手の逆を取ってドリブルで攻撃し続けることが自然と出来できるようになります。親は難しい動きは一切ありません。【やり方】1.4か所にマーカー(目印)を置いて四角を作る2.子どもはインサイドを使ったドリブルで四角を1周3.次はアウトサイドを使ったドリブルで四角を1周4.インサイド、アウトサイドそれぞれのドリブルで逆回りに1周5.親がドリブル中の子どもをタッチしに行く6.相手を意識しながらゴールを目指すことで、徐々に素早いドリブルができるように意識する【ポイント】・相手の動きを意識・ドリブルのスペースがある時は強いタッチでボールを押し出すドリブル・コーナーを曲がるときは細かいタッチ・スピードに乗ったドリブルをするときはアウトサイドを使う・方向を変えるときはインサイドやアウトサイドを使う・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年05月07日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブルで相手の逆を取れない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。試合の中では、ドリブルをしながらただ前進するのではなく、ボールを奪いに来た相手の逆を突いてかわすことが大事です。 しかし、サッカーを始めたばかりの初心者は、相手にボールを取られないよう身体を使ってボールを守りながらドリブルを続けたり、相手の逆を取って素早いドリブルに移ることができません。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、試合の中でどボールを奪いに来た相手の逆を取ってドリブルで攻撃し続けることが自然と出来できるようになります。親は難しい動きは一切ありません。【やり方】1.左右にマーカー(目印)でゴールを作る2.親子で対面して立ち、子どもがボールを持つ3.子どもはアウトサイドを使って左右のゴールを突破4.親はゴールに向かう子どもの進行を邪魔する5.子どもは親がふさいだ方と逆の方向にあるゴールに向かう6.慣れたら親の逆を取った後に素早くドリブルをするよう意識する【ポイント】・相手をよく見て動きを予想する・アウトサイドを使って相手から遠い位置でボールを触る・相手との間に体を入れて距離を作りボールを守る・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年05月06日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブル中に相手との駆け引きが出来ない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。試合の中でボールを奪いに来る相手をどうかわすか、駆け引きをしなければなりません。 しかし、サッカーを始めたばかりの初心者は足元のボールのコントロールに集中してしまったり、とにかく前進すること以外の選択肢がなく、フェイントを入れて相手の逆をついたりすることができません。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、試合でドリブルしているときにボールを奪いに来た相手をかわす駆け引きが自然と出来できるようになります。親は難しい動きは一切ありません。簡単な動きですが運動不足解消にもつながるのでぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.目印を4つ用意し、2~3メートル間隔で正方形に置く2.親子で対角線に立ち、鬼ごっこをする3.子どもは親につかまる前に親子のセンターラインジュにあるどちらかの目印にタッチする4.タッチした目印に子どもが立ち、親は対角線に歩いて移動5.先ほどと同じように、親子を挟んだライン上にあるどちらかの目印にタッチ6.慣れてきたら、じゃんけんで攻守を決めるなどバリエーションをつける7.上半身を左右に揺さぶって相手を惑わすなど、フェイントを入れたり仕合で使う動きもやってみる8.ボールのない動き方が身についてきたら、ボールを使ってやってみる9.できるようになったら、親と子が立っている対面の目印に触れたら得点倍など、難易度を高めるアレンジをする【ポイント】・顔を上げて相手の動きをよく見る・空いているゴール(目印)を見つける・足だけでなく上半身も使って相手を誘う動きもやってみる・狙っているゴールではなく、あえて違うゴールを狙って相手を誘う駆け引きをする・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年04月21日ジュニア年代の指導ではドリブルとパス、どちらを先に教えたらいい?保護者も子どもたちもドリブル軍団が勝利を収める場面を見て移籍したくなるようだ。サッカーの最小局面は2対1という考えで指導しているけど、保護者や子どもたちのそんな姿を見ていると、指導が不安になる。ジュニア年代で優先的に伝えるのはドリブル?パス?というご相談。みなさんはどんな風に教えていますか?これまでジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、お父さんコーチの悩みにアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導DVDプレゼント!詳しくはこちら【4月限定】>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<監督の顔を潰さずチーム外自主トレでできることは?<お父さんコーチからの質問>池上さん初めまして。私は普段は専属で街クラブのジュニアチームで指導しています。指導年齢は未就学児から小6までです。早速ですが質問です。ジュニアの育成年代に伝えて行くべき優先順位はパスですか?ドリブルですか?ドリブルに特化したスクールや動画の配信が子ども達を夢中にさせているのを目の当たりにします。またドリブルに特化したチームが有利にゲームを運び勝利する場面も多々見かけます。私としては「サッカー」を教えたいのでサッカーの最小局面は2対1という考えの元で指導しています。ただ保護者や子ども達はドリブル軍団が勝利を収める場面を見ると移籍したくなるようです。正直私も不安になる事があります。池上さんの育成に関する優先順位、勝手に前提を作って恐縮ですが、ドリブルかパスかの考えをもとにご教授いただけると幸いです。<池上さんのアドバイス>ご相談、ありがとうございます。これまでも拙書でも何度か取り上げてきましたが、ドリブルかパスかという議論は、日本ではまだ見かける議論です。そのうえ数年前から「ドリブルデザイナー」といった肩書を名乗る方も現れました。■ドリブルよりパスを教えることが難しいと思う指導者も少なくないドリブルやリフティングは、目に見えて成長がわかりやすい技術で、しかも「個人」に絞って技術の程度を評価できます。一方の「パス」は、ひとりだけの技術ではありません。受け手がボールを受けやすいスペースに現れて初めて、出し手はパスを出せます。その点では、ドリブルが個人のスキルであるのに対し、パスはチーム(組織)のスキルと言えます。その点で、指導者のみなさんはパスを教えることを難しく感じられているようです。■止める、蹴るの技術を取り出して教えるのは後でいい例えばパスのスキルというと、まずは「止めて蹴る」から教え始めます。「ボールを止められなかったり、しっかり蹴れなければパスはできない」という考えの方は多いと思います。ある指導者と話をしたときのことです。私が「うまく動くことを教えれば、サッカーは楽しくなりますよ。(止める、蹴るの)技術を取り出して教えるのは後でいいのではないか」と話したら、「ボールを蹴れない子どもに動き方を教えても仕方がないだろう」とおっしゃいました。「まさしくおっしゃる通りです。でも、キックの練習から入ると、このキックはいつ使うのかがわからないのでは?ゲームの中で、向かい合って蹴ったりするパスは使いませんよね。まず最初に、『ここに動いてボールをもらえばシュートを打てる』ということを理解できれば、子どもは『じゃあ、そのときにうまく蹴るためにキックの練習をしよう』となりませんか?」そう話しました。キックやボールコントロールを何のためにやるのか、それがわかったほうが技術練習は断然楽しくなるはずです。その指導者の方は「なるほど」と納得してくださいました。■どちらが先ではない。パスもドリブルも一緒に教えないといけない対するドリブルも、実は同じことが言えます。「こういうときにドリブルできるとどう?向こうの人にパスしやすくなるよね」とか「この密集を抜け出すためにはドリブルができるといいね」と、使いどころを一緒に探してあげてください。要するに、パスもドリブルも一緒に教えないといけません。どちらが先ということはないと私は考えます。では、その先にあるものはなにか。ご相談者様が書かれているように「2対1」がそのひとつです。さまざまな局面で、ドリブルをしたほうがいいか、パスしたほうがいいかを判断する力を養うためにも、2対1をしてもらいます。2対1から始める意味は「2人で協力すると簡単に点が取れるよね」ということを伝えるのが一番のポイントです。例えば、味方のほうにちょっとボール向けると、前が空く可能性があります。そうすると、そこでパスもできるし、自分でドリブルしてシュートも打てます。どっちもできる。「そこで何を選びますか?」といったプロセスをたどることが大事です。指導者が「そこでパスを選べ」とか「ドリブルで勝負しろ」と命じるものではありません。■ドリブルがうまくなった子にパスを教えるのは難しい加えて、これは私の経験上わかっていることですが、ドリブルが上手くなった子に、「じゃあ、次はパスができるようになろう」とパスを教えるのは難しい。ひとりでドリブルで相手を抜けてしまう子は、なかなかパスを出そうとしません。逆に、ドリブルもパスも一緒にトレーニングした子どもがゲームの中で自分の前にスペースがあるのにパスを探していたら「ここ、空いてるじゃん。ドリブルしてごらんよ」とアドバイスすると、その子は変わってきます。変化しやすいのです。パスもドリブルも、選択肢が両方ある。もっといえば、どこにパスを出すか、どんなドリブルで場面を変えるかというようにそれぞれに選択肢があることが重要です。場面場面でどれだけたくさんの情報を持てるか。そして、その情報を瞬時に整理して選べるかがいい選手の条件です。この認知、判断の次に「行動」がきます。正確に出てきたパスをコントロールし、次にパスやドリブルを選べるか。それができるプレーヤーになるためのベースをつくるのが、私たち育成年代を教える指導者の大きな仕事なのです。■サッカーに必要な認知、判断力は「大人になったら理解できる」ものではないしたがって、情報を入れるトレーニングを早くからやったほうがいい。対面パスやジグザグドリブルのようなクローズドスキルだけでは、子どもは考えなくて済みます。日本のジュニアは足元の技術が素晴らしいと言われますが、それだけをやってしまうと頭で考える力がついてきません。近年、この認知能力は、世界のサッカーが見られるようになったおかげで推進されているかもしれません。「個の力を育てないといけないのでは」という意見があります。おっしゃる通り欧州でも「個の力が重要」と言われています。抜きんでた個の技術は、メッシなどスーパーな選手がひとつのお手本でしょう。ところが、欧州の指導者は、すべての子どもたちをメッシになるように育てなきゃいけないとは思っていません。対する日本人はことさら「個の力は大切だ。メッシのような選手を育てなくては」と思ってしまうのかもしれません。ディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワードと、ポジションの違いもありますが、共通して持たなくてはいけないのはサッカーをどう認知して判断するかという力です。このベースがあっての話が「個の力」の追求になるのですが、そこが抜けていないでしょうか。この能力は「大人になったら理解できる」というものでもありません。小さいときから、何を選びますか?何を考えますか?と、自分で考えて認知し行動する習慣をつけておく必要があります。無論、2対1の局面でもドリブルしたほうがいい場合もあります。でも、そこは「君が選べばいいんだよ」と伝える。そんな育て方をしてほしいと思います。池上正さんの指導DVDプレゼント!詳しくはこちら【4月限定】>>次ページ:ドリブル軍団を見て移籍したくなる理由■ドリブル軍団を見て移籍したくなる理由(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)「ドリブル軍団が勝利を収める場面を見ると移籍したくなるようだ」と書かれていますが、移籍する人たちはドリブルを指導してほしいわけではないと思います。シンプルに「強いチームに行きたい」と親子とも思っているのではないでしょうか。そこを変えない限り、日本の育成は変わらないと思います。「じゃあ、ドリブル軍団に勝つように頑張ろう」では時間がかかります。保護者や子どもたちがサッカーの本質を理解していないから、目に見えて成果がわかりやすいところに行きたくなる。そこに理解を求めたり、一緒に学ぶ姿勢を持てるといいと思います。2対1など、あなたがなさっていることは間違っていません。ご自分の指導にぜひ自信をもって、学びながら進めていってください。池池上正さんの指導DVDプレゼント!詳しくはこちら【4月限定】>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年04月16日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブルで前を向けない、足元ばかり見てしまう」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。ボールを止める、蹴る、というサッカーの基本中の基本の一つ。ドリブルは最も基本的なスキルの一つですが、最初は足元のボールばかり見てしまってなかなか顔があげられないもの。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、前を向いてドリブルできるようになります。親は難しい動きは一切ありません。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.親子で離れて立ち、子供がボールを持つ2.子どもはビブスやタオルなどでしっぽをつける3.親は子どものしっぽを取ろうと追いかける4.子どもは親に背を向けないようにドリブルしながらしっぽを守る5.慣れて来たら目印を置いてゴールを作り、子どもはゴールを目指しドリブル、親はゴールを守るなど実際の試合に近づける【ポイント】・顔を上げて親をよく見る・相手に背中を見せないように体の向きを意識する・インサイド、アウトサイド、足の裏などいろんな場所を使う・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年03月23日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブルで相手をかわすことができない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。サッカーは相手チームの選手がボールを奪いに来るスポーツです。ゴールを目指すためには、味方にパスをする判断も大事ですが、1対1でボールを奪われないようドリブルでかわす技術を身につけることも重要です。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、ドリブルで相手をかわす動きを習得することができるようになります。コーチたちの体の動きをよく見て、フェイントをかけるときはどこをどんな風に動かしているか覚えましょう。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.ゴール代わりの目印を2つ用意し、親子で離れて立つ2.子どもはドリブルをして目印の近くでボールを止める(目印がある程度の高さがあればそれにタッチする)3.親は子供が目印に到着する前に子供にタッチしに行く4.子どもはドリブルしながら親をよけて目印を目指す5.子どもは親につかまらないように、上半身を使ってフェイントをかけたり、駆け引きをする6.慣れてきたら、親が子どもに近い位置からスタートし難易度を上げる【ポイント】・顔を上げて親をよく見る・空いている場所を見つけてドリブルする・インサイド、アウトサイド、足の裏などいろんな場所を使う・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年03月17日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブル中に方向転換できない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。ボールを運ぶドリブルはサッカーの基本中の基本です。初心者のうちはどうしても足元のボールにばかり集中してまっすぐ前に進んでしまいますが、試合中は周囲を確認しながら状況に応じてドリブルしながら方向転換する必要が出てきます。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、ドリブルでよく使うインサイド(足の内側)、アウトサイド(足の外側)、足裏など、いろんなところを使いながらドリブルで方向転換することができるようになります。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.目印を4つ用意し、四方に置く2.子どもは目印の中心にボールを持って立つ3.親はどれかの目印を指定(例:「赤」「右手前」など)4.子どもはドリブルしながら指定された目印を回って中心に戻る5.慣れてきたら、「インサイド」「アウトサイド」などドリブルをする場所を指定するなどして難易度を上げる【ポイント】・顔を上げて親をよく見る・ボールは常に自分の近くに置きながらドリブルする・方向転換した後は素早く次のプレーをする・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年03月16日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブルしている時にすぐボールが足元から離れてしまう、足の近くでドリブルをすることができない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。ボールを運ぶドリブルはサッカーの基本中の基本です。初心者のうちはどうしてもボールが足から離れてしまい、難しいと感じるものですが、今回は、広いスペースがなくてもできて、遊んでいるうちに足元でのドリブルが上手になる方法を紹介します。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、足の色々な所でドリブルする感覚を楽しみながら上達させることができます。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.親は子どもに背を向けて立ち、子どもがボールを持つ2.「だるまさんが転んだ」の掛け声の間、ドリブルで近づく3.親にタッチしたら終了4.慣れて来たら、ボールを止める部位を指定するなど難易度を上げる【ポイント】・相手とボールをよく見る・優しいタッチを意識する・ボールはいつでも触れる場所に置く・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年03月10日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「狙ったところに蹴ることができない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。広大なスペースがなくても公園などのちょっとした場所でできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。ボールを止める、蹴る、はサッカーの基本中の基本の一つ。ただ蹴るのではなく狙った方向に蹴ることは、初心者には難しいもの。今回は、広いスペースがなくてもできて、遊んでいるうちに狙った方向に蹴れるようになる方法を紹介。ボールのスピードを速くしたりゆっくり転がしたり、緩急をつけることでドリブルが上手くなっていきます。難しくないのでサッカー経験ゼロの親御さんでも「的当て」のようなゲームをして楽しむこともできます。親子で一緒にやるとボールコントロールの練習につながります。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.子どもがボールを持つ2.目印を親の前に置く3.子どもは目印を狙ってインサイドで蹴る4.当てられるようになったら、目印の距離を離して難易度を上げる5.慣れて来たらキックの種類を変えたり、どちらがたくさん当てられるか対戦してみるなどアレンジして楽しむ【ポイント】・狙う場所をよく見る・軸足のつま先をしっかり狙う場所に向ける・インサイド(足の内側)で蹴る時は、蹴る足のつま先を外側に向け、足首を固定する・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年03月04日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は初心者に多い、「ドリブルが上手くできない」という悩みを改善するトレーニングをご紹介します。自宅や公園などのちょっとしたスペースでできるので、ぜひ親子で遊びながらチャレンジしてみてください。ボールを止める、蹴る、はサッカーの基本中の基本の一つ。ボールを運ぶ時に使うスキルであるドリブルは、最初は難しいものですが、基礎をしっかり身につけることが大事です。今回は、自宅など狭いスペースでもできるドリブル上達につながる遊び方をサカイクキャンプコーチが説明。ボールのスピードを速くしたりゆっくり転がしたり、緩急をつけることでドリブルが上手くなっていきます。このトレーニングは身体を素早く動かしたり細かくボールをタッチするので、コオーディネーション能力が高まることや、ターンと細かいボールタッチの上達につながります。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.目印を3つ並べる2.子どもは目印の横に立ち、親は子どもの横からボールを転がす3.子どもはボールのスピードに合わせて目印の間をジグザグに走りボールをとらえる4.目印の間をジグザグにドリブルしながら戻ってくる5.慣れて来たらボールを早く転がしたり、速く出すと見せかけてゆっくり転がすなど緩急をつけて行う【ポイント】・ボールをよく見る・身体を素早く動かす・たくさんボールを触る・ドリブルで帰って来る時、両足のインサイド・アウトサイドを使うなど工夫をする・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2021年03月03日気になっている男性ともっと話をしたい。そう思っていても、なかなかうまくいかない事がありますよね。そういった時は三つのコツをおさえると良いです。気になる男性と会話する時に実戦してみてください。何か聞かれたらこちらも聞き返そう男性に話しかけられた時に何か聞かれたら、自分も相手に聞き返してみるのが良いでしょう。相手と同じ話題でもかまいません。会話を続ける意思がこちらにあるという事を示してください。聞かれた事だけを答えていると、会話したくないのだと思われてしまいます。小さな会話を積み重ねながら、相手と話す時間を増やしていくと、次に話す話題が自然と浮かんでくるようになります。とはいっても、たまに思いつく話題がなくて困ってしまう事もありますよね。そういった時は、知人や友人について話題を広げていくのもアリです。初対面の場合はどうしてもお互いに構えてしまう事が多いため、共通の知人や友人について話題を展開してくのがコツになります。返事はできるだけ長い言葉にしよう自分のターンで会話を終わらせたくない、という時はできるだけ長い言葉で返事をするのが重要です。短い言葉で返事をするより長い言葉で返事をした方が、次に会話に繋がりやすくなります。話す言葉が長いと、文章の中に含まれる情報が多くなるため、相手が会話を続けるためのネタを見つけやくなります。気になる男性と長く話したい時は、積極的に会話の中に色々な情報を組み込んでください。しかし、あまり脈絡もない事を言っていてはいけません。自分の話したい事だけを話す身勝手な人だと思われてしまいますし、話しにくい人だと思われてしまう事もあります。相手が知識人なら説明を求めてみよう相手が何かについて詳しく知っている専門家なら、気になる事について説明を求めてみると良いでしょう。初対面の人が話す場合は、互いに口が堅くなってしまう事が多いのが難点ですが、例外が存在します。それは自分の得意な事や好きな事について述べる時です。話したい事がある人や教えたい事がある人は、普段より饒舌になりやすいという特徴があります。こういった点に注目する事で、会話を長くする事ができます。ただし、相手が一方的に喋る形になってしまうため、自分が喋る機会が少なくなってしまうのが要注意です。相槌を打つ時に、自分なりの考えや新たな疑問を述べる事を忘れないようにしましょう。返事の言葉を工夫しようすぐに会話を終わらせたくないという時は、返事の言葉を工夫する事が重要です。コツとしては、長い言葉で話す事を心がけたり、何かを聞かれたら相手にも尋ね返すといった事です。何かに詳しい人と話す時は、説明を求めるのも良いでしょう。小さな会話を積み重ねる事で、自然に会話ができるようになりますよ。
2020年12月24日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は、初心者に多い「足の内側(インサイド)でボールを止めることが出来ない」という悩みを改善するトレーニングを紹介します。ボールを止める、蹴る、というサッカーの基本中の基本の一つ。足の内側(インサイド)を使ってボールを止める方法を初心者が一から身につけるための基本動作、ポイントをサカイクキャンプコーチが説明。サッカーの動きの中で一番使うのが「インサイド」と言われていますので、基本からしっかり身につけましょう。このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、足の内側を使ってボールをうまく止める動作を身につけることができます。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.親がボールを持ち、子どもは離れて立つ(5メートルくらい)2.親が転がしたボールを足の内側(インサイド)で止める3.子どもはボールを止めた後キックしやすいところに止める4.慣れてきたら、転がすボールの強さや方向を変えたりしながら行う【ポイント】・最初はゆっくり足の内側のどこでボールを触るか確認しながら行う・慣れるまではボールをよく見る・ボールの正面に入る・足首は固定して土踏まずと親指の付け根の間辺りでボールを止める・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!
2020年12月21日派手なプレーは好まず、スペースを見つけてパスを捌く、狙えたらシュートを打つような連係プレーが得意で判断力が高い子。単騎でドリブル突破したり対人プレーをどんどん仕掛けるタイプじゃなく、スペースを見つけて動ける「目立たないけどいい選手」。なのに、力試しで受けてみたトレセンでは「素人が混じっているレベル」と酷評。上の年代のトレセンに携わっているチームの代表は、「このまま成長すればトレセンメンバーでやれる」と言うけど、これまでの自分の育成方法が失敗だったのか悩む、というご相談をいただきました。これまでジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが今回もコーチにアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<下級生との練習は上の子たちにメリットがないのでは。という上級者の親たちに年齢ミックスの良さを分かってもらうには?<お父さんコーチからの質問>いつも参考にさせていただいています。 U‐9、U‐10を指導していますが、どう育成したら良いのか悩んでいる3年生の選手がいます。私は日頃の指導の中で、試合で使える技術を大切にした練習などを行ってきました。例えば、昔からある対面での基礎練習やリフティング、1対1などには時間をかけず、1対2、2対1、4対4、ゲーム形式など、複数を意識したメニューを多めに実践しています。スター選手はいませんが、平均より少し上の選手が集まっていて、 個で勝負するよりもチームの連動性が良いチームです。その中で1人、この子は上のレベルでも十分やれるだろうなという子がいるのですが、 その子についての相談です。ドリブルや1対1など派手なプレーや対人プレーは好まず、スペースを見つけて動き、パスを捌いて、狙えたらシュートを打つような「あまり目立たないけどとてもいい選手」というタイプで、相手チームにスター選手がいても全然引けを取らないレベルではあります。本人は海外でサッカーをやりたいという夢をずっと持っていて、意識も非常に高いです。しかし、その子の父親が力試しを兼ねて強豪チームやスクールのセレクションを色々受けさせてみたところ、合格どころか「素人が混じっているレベルだ」と評価されたというのです。不合格の理由としては「基礎練習が他の受験生と同じように出来ない。ゲームでも、周りは1対1やドリブルで仕掛ける子ばかりで、どう動いていいか分からず終始あたふたした状態だった」という内容だったそうです。その父親からは「ドリブルや1対1に特化したスクールに通った方がいいかな?」と相談をうけていますが、個人技に傾倒していくと今の良さが消えてしまうのではないかとも危惧しています。正直、これまでの自分の育成方法が失敗だったのではないか、もっと違うやり方があったのではないかと悩んでいます。U-12地区トレセンの監督も務めているうちのチームの代表は「彼は目立たないけど、このまま成長すればトレセンメンバーでやれる」と認めてくれていますが、それは身内で特色を知っているからで......。知らない人が見たときに彼の良さに気づいてくれるのか、もっと分かりやすい特色を付けていくために練習を変えた方が良いのか、彼の大切な時間を潰してしまったのではないか、など葛藤している状態です。このような問題に正解はないと思いますが、指導者としてどのように考えたら良いのかアドバイスいただけると幸いです。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。いただいたメール文を読む限り、やろうとしている育成にまったく問題ないと思いました。対面での基礎練習やリフティングといったクローズドスキルに時間をかけず、1対2、2対1、4対4やゲームなどのオープンスキル、対人練習をたくさんやっているとのこと。まさしく私がみなさんにこうあってほしいと伝えている指導です。恐らくそのような練習によって、上のレベルでやれそうな子どもが育っているのでしょう。ドリブルや1対1など派手なプレーや対人プレーは好まず、スペースを見つけて動き、パスをさばき、狙えたらシュートを打つ。ご相談文に書かれているような選手をたくさん育ててほしいと願っています。■昨今のトレセンでは「今すぐ試合に勝つ」ための選手が選ばれることも少なくないが、強豪チームの中心選手やトレセンの選考でピックアップされるのは、私が見る限り「今すぐ試合で勝つために戦える選手」が多いようです。例えばドリブルが上手くて、スピードがあって、同学年の子どもを抜いて行ける子に、大人たちは「勝負、勝負」と声がけをしてドリブル突破を勧めがちです。その子が点を取ってくれれば、全国大会に行けたり、トレセンの地区大会で一番になったりできます。その一方で、サッカーを賢く考えられ将来性のある子どもが、ベンチに置かれたり、後回しにされてしまっているのが、強豪チームの現実だと感じます。Jリーグクラブで育成に携わった時期は、さまざまなセレクションに立ち会ってきました。そのときに、私が「この子、いいね」と指摘するのが、ご相談者様が育てている選手のようなタイプです。ところが、担当コーチは「うーん」と首をひねります。彼らが欲しいのは「今すぐ使える選手」なので、いいと思う選手像には常にギャップがありました。統計的にみても、トレセンに選ばれて、そのまま選ばれ続けて日本代表に上がっていく選手はゼロです。ひとりもいません。この結果を、私たち指導者は受け止めなければいけないと思います。トレセンに入っていたけれど、途中で落ちて、Jクラブに入った、育成期はまったく注目されなかったけれど海外でプレーした結果代表に選ばれた。それが今の選手たちの、日本代表までの通り道です。そう考えると、育成方法が変われば、日本の選手たちにはまだまだ成長できる余白がたくさんあると私は見ています。もっとうまくなる。もっとサッカーを熟知した、どのクラブでもどこの国でも通用するプレーヤーになれます。■トレセンに選ばれた子が必ずしも順調に伸びるワケではない逆に言えば、育成方法が古いままの指導者に出会ってしまうと、サッカーを学べません。コーチが育成の本質を知らないまま、海外のコーチたちがどんなところに注目し、どう育てているかを知らなければ、選手自身も「今勝負できる子」を選ぶトレセンに入ったり、チームが全国大会に出たりすることがいいと思ってしまいます。さらにいえば、そのようなやり方がいいと言われてしまいます。全国大会に出た全員が上手く伸びてプロに行くかといえば、それはあり得ません。無論ですが、ご相談者様が書かれているように、正解はないのかもしれません。しかしながら、全員がどこのステージに行っても楽しめるようなサッカーの学びかたがあるはずです。上のステージでもできる学びを経験させてあげたいと私は考えています。■今の指導を変えたり、思い悩む必要はないしたがって、今実践している練習を変えたり、この選手の「大切な時間を潰してしまったのではないか」などと思い悩む必要はありません。この指導をぜひ続けてください。まずは賢い選手を育てることに軸足を置きましょう。それが私の指導の大前提でもあります。自分で考えられる子どもに育てていけば、カテゴリーが進むにつれて次々とハードルが現れても「チャレンジしよう。どんなふうにやればいいかな」と自分で考えられます。指導者の要求にも応えられる思考や創造力を発揮できるはずです。例えば、ここはドリブルで抜くよりもパスを選択しよう、と考えられる。その時々で最も選択すべきプレーを選べるようになります。ドリブルで抜いたり、ゴールを決めることよりも、その力を磨くことのほうが重要です。■個人の特長を伸ばすだけでなく、頭脳を育てるのが指導者の役目現在Jリーグにいる選手で今後も生き残っていける選手は「僕のスタイルはこれしかない」ではなく、監督の要求に応えられるうえで、自分のやりたいこともできる。そんなタイプです。海外でプレーする選手は言わずもがなでしょう。例えば「これしかできない」という選手は、そのチームに自分と同じ武器で、より高性能でかつプレーの幅が広い選手が入ってくれば負けてしまいます。「一対一が強い」「ドリブルが上手い」は、個人の特長です。特長はあって然るべきですが、それがすべてでは困るのです。攻守においてチームとして連動するときに、イメージを分かち合える頭脳をもたなくてはいけません。その頭脳を育てるのが、私たち指導者の役目なのです。■トレセンに迎合する必要はない(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)ご相談者様が教えていらっしゃる子どもは、まだ9~10歳です。この先、高学年になればどの子も体が少しずつ大きくなって、パワーも増してきます。そこに「賢さ」を足せるようになれば、その後はどこに行ってもステップアップできるでしょう。トレセンに迎合する必要はありません。ここまで私が説明したことが世界基準だと自負しています。今の指導をぜひ続けてください。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2020年12月11日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は、初心者に多い「足裏でターンが出来ない」という悩みを改善するトレーニングを紹介します。試合中、相手からボールを奪われないよう自分の足元でコントロールしてターンをする時に使う基本動作です。最初は足の裏でボールを触りながら回るのが難しいかもしれませんが、このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、足の裏側を使ってボールをうまくコントロールしながらターンする動きを身につけることができます。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.親の前に目印を置く2.子どもは足をパーに開く3.親は足の間にボールを転がす4.子どもは足裏でボールを踏み、ターンをしてドリブルで戻る5.慣れてきたら、左右の足を使ったりターンした後の戻るスピードを上げる6.それができるようになったら、ボールを転がすスピードを速くするなどのアレンジをしてみる【ポイント】・最初はゆっくり足の裏でボールを踏んづけてからターンして戻る・慣れるまではボールをよく見る・拇指球あたりでボールを触って自分の前にボールを転がしてターンする・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!
2020年12月10日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回は、初心者に多い「アウトサイドでターンができない」という悩みを改善するトレーニングを紹介します。最初は小指の付け根辺りでボールを触ることが難しいかもしれませんが、このトレーニングは遊びを通して楽しみながら行うことで、足の外側を使ってボールをうまくコントロールしながらターンする動きを身につけることができます。ぜひ親子でチャレンジしてみてください!【やり方】1.親の前に目印を置く2.子どもはドリブルをしながら目印をアウトサイドターンで回って戻る3.足のどの部分でボールを触るか意識しながら何度か前へのドリブルを繰り返す4.目印に来たときに親が取りに来るので素早くアウトサイドターン5.慣れてきたら、スピードを上げる6.それができるようになったら、親はDF役としてターンするときにボールを取りに行く速さを調節する【ポイント】・小指の付け根あたりでボールを触ってターンする・慣れるまではボールをよく見る・ターンしたときに相手とボールの間に自分の身体を入れると取られなくなる・リラックスして行うこと・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!
2020年11月30日世間はお盆休みですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。お子さんが休みのこの時期に、改めてお子さんのサッカーの事を考えてみませんか。本日は、ジュニアサッカー(少年サッカー)の保護者向け情報サイト「サカイク」で2020年1月から7月に配信した記事の中でみなさんの注目度が高かった「テクニック」をテーマにした記事をランキングでご紹介します。技術や判断力を磨くベースも、自分で考える力があってこそになります。どんなふうに習得させるのか、三菱養和サッカースクールにはご家庭での過ごし方なども伺いましたので、ぜひいま一度ご覧ください。第3位中村憲剛が語るDFにボールを奪われなくするための2つのポイントDFがいる状況でも「止める・蹴る」を実行するにはどんなことを意識すればよいのか。日本最高峰のMF、中村憲剛選手がコーチとなって教えてくれた「中村憲剛のプレーの極意」。日本の選手の中もトップクラスに技術、判断に優れた中村選手が直接教えてくれたDFにボールを奪われないためのポイントとは。DFがいる状況でも「止める・蹴る」を実行するにはどんなことを意識すればよいのかを理解するのにおすすめです。記事を読む>>第2位「勝負に徹するより"個"を育てる」40年以上も続く静岡学園高校サッカー部のスタイルとは?テクニカルかつ攻撃的なスタイルを貫く静岡学園のプレースタイルには、多くのファンがひきつけられました。拘り続けるのは、目の前の勝負ではなく、選手の10年後を見据えた育成。選手として上のステージに行った時に何が必要なのかを意識した静学の「個の育成」について、選手権優勝の川口修監督に伺いました。記事を読む>>第1位育成の名門、三菱養和サッカークラブに聞いたサッカー上達につながる「判断力」の身につけさせ方テクニック系の記事で1~7月に一番読まれたのは、三菱養和サッカークラブに伺った判断力のお話でした。サッカーに必要な判断力をどう身につけるのかは、多くの保護者にとって関心が高いことです。育成の名門、三菱養和サッカースクールが子どもたちの判断力を高めるために保護者達にお伝えしていることなどをスクールの統括責任者を務める、秋庭武彦さんにお話を伺いました。上手いけど伸びない子の特徴なども教えていただいたので、記事でご確認ください。記事を読む>>いかがでしたでしょうか。これからも親御さんご自身が考えるきっかけになったり、チームがよくなるきっかけになる記事を配信していきますので、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。【保護者、指導者の皆さんへ】連日猛暑続きで夏バテが続いている方もいらっしゃるのではないですか?まだまだ暑い日は続きますが、お父さんお母さんの疲労回復のためにこちらの記事をご紹介しますので、参考にしてリフレッシュしてくださいね。バスクリンのお風呂博士に聞いた「正しい入浴と睡眠の知識」>>
2020年08月13日ゲームは好きだけど、複数人で協力するプレーがまだできない。一人でできるドリブル練習の方が集中できる子どもたち。U‐6世代ならそんなもの?今は個人のスキルを身につけさせた方がいいのか、それとも仲間との協力プレーを意識させる方法はある?と指導者よりご相談をいただきました。先日配信した、「日本での指導の順番が海外とは逆」という記事でお伝えした課題は、サッカーを始めたばかりの年代にも言えるのだそう。これまでジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが送るアドバイスを参考にして、子どもたちに仲間と協力するプレーを意識づけてあげてください。(取材・文島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<ボールを蹴るのは上手いけど、手で投げたりキャッチが苦手な子が多い。全身をうまく使えるようになる方法を教えて<お父さんコーチからの質問>U‐6世代を指導している者です。まだまだ集中力が続かない年代なので、楽しんでもらうことをモットーにしているのですが、自分が得意でなかったり、あまり好きではないメニューになるとどうしても気が散りがちです。ゲームは好きですが、複数人で協力し合うプレーなどがまだまだ苦手で、一人でできるドリブルなどのほうが集中できるようです。この年代では個人のスキルを身につけさせることが先決でしょうか。仲間との協力を意識させるようになる練習やウォーミングアップなどがあれば教えてください。<池上さんのアドバイス>ご相談、ありがとうございます。いただいたメールを読んで、ジェフ時代にオシムさんに言われた言葉を思い出しました。当時私はジェフの普及事業として、ホームタウンにある小学校や幼稚園などを巡回して授業をする「サッカーおとどけ隊」の内容を考えていました。クラブハウスでスタッフと相談していると、オシムさんがやってきたので、「どんなことをしたらいいか考えている」と話したら、一言だけおっしゃいました。「子どもたちにサッカーのやり方を教えるのではなく、サッカーすることを教えなさい」と。■6歳でもプレーを止めて考える時間を与えようサッカーをするといえば、一番楽しいのはゲームです。ゲームをしながら、子どもがサッカーというスポーツを理解していく手助けをしてみましょう。この連載直近の回で「チームの底上げ」や「判断を伴う練習」というテーマでお伝えした、スペインリーグのビジャレアルの育成方法を憶えていますか?日本人コーチの佐伯夕利子さんが育成のトップで活躍されているこのクラブでは、子どもたちにゲームを楽しんでもらいながら、サッカーの成り立ちを理解(認知)させます。考えながら動くことは難しいので、その状況ではどんな選択肢があるかをわかってもらうために「一回止まって考えてみようよ」と呼びかけます。6歳でも、試合を止めて、一緒に考えてみます。一見すると、とても大変そうですが、少しずつやっていくと子どもとさまざまなコミュニケーションがとれるようになります。そんな時間をとれば少しずつ変わってきます。ビジャレアルは、これを3歳児からやっているのですから、日本の6歳児も十分できるはずです。私もこれを実践しています。大阪で「サッカープレーパーク」という無料のスクールを実施していますが、集まるとまずゲームです。様子を見ながら、プレーを止めて対話する時間をつくります。答えは言いません。「どうして、ここにいったの?」「なぜこうなったのかな?」周りを見ていなかった。パスするのを忘れた......ハッキリだったり、ぼそぼそだったり、いろんな声が聴こえてきます。子どもたちの意見は一切否定せず、私の意見も言います。「そうか。オッケー。コーチはね、こうするといいかなって思ったよ。そんなことも考えながらプレーしてごらん」詰問するような言い方ではなく、あくまでリラックスした状態で、伝わりやすい言葉を選んで話します。6歳くらいだと、ボール保持者にぶつかっていく子どももいます。「みんな、知ってる?ソーシャルディスタンス。あるよね?コロナに感染しないようにしてるよね。サッカーもそういうふうにしよう。サッカーの試合、思い出してみて!自分からぶつかっていく人はいないよね」子どもたちはゲラゲラ笑います。全員ではないにしろ、少しイメージできます。ディフェンスが間にいてパスができないとき、どうする?「ドリブルで少し移動してからパスを出す」そんな答えが出てきます。そうやって、子どもが自分で気づいて、自分で学んで理解していくと、パスが早く出始めたり、自分でひとりでドリブルでいってしまうことが減ったりします。■「パスした方がいい理由」を見つけられるように導くサッカープレーパークでは、小学1年生から中学1年生まで一緒にサッカーをします。ある日のこと。小学1年生でドリブルばかりする子がいました。サッカーの初心者では当然です。そこで止めて、私はみんなに声をかけました。「ねえ、君さ、自分の味方がだれか理解していますか?えっと、この子の味方の人?」周りにいた子が一斉に手を挙げました。「ほら、こんなにいるよ」ドリブルをしていた6歳の小学1年生に尋ねます。「君はドリブルしていたね。コーチが前にいたね。右のほうに味方がいるよね。ドリブルをしていた君は、コーチにボールをとられたね。どう?味方にパスする?ドリブルする?どっちのほうがいいと思う?」すると、次にボールをもったとき、その子はドリブルをしながら周りを見たのです。パスもするようになりました。このように頭で理解をさせるのが非常に大切です。コーチの方は子どもたちに「パスしろ!」と言いますが、どうしてパスしたほうがいいのかを子どもたちは理解していません。「ああ、だからパスしたほうがいいんだ!」と子どもたちが納得できるように、その答えを自分で見つけられるような指導をコーチのほうもしていません。そういった指導でも、もし子どもがパスしたとしたら、それはパスをしないと怒られてしまうからだと私は思います。私の孫はいま小学3年生です。先日、通っているサッカースクールの子たちでチームを作って大会に出ました。全員顔見知りではなく、互いに恥ずかしがっていました。孫は特に内気な子で、コーチにベンチから大声で名前を呼ばれるとびっくりしてミスをしてしまいます。ほとんどがポジションが悪くて失敗するのですが、それが重なるとどんどん下を向いていきます。その大会の後、私のプレーパークにもやってきました。私は子どもたちに「ナイス」「お、いいね」とほめることしかしないので、帰宅後に「今日はいっぱいほめられて楽しかった」と母親である私の娘に言ったそうです。リラックスして楽しくプレーしていれば、いいプレーはたくさん出て来るようになります。■褒めながらプレーの幅を広げていく声かけ(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)ご相談者様いわく「協力し合うプレーなどがまだまだ苦手」とのことですが、少しでもみんなで協力してできたことがあったらほめてください。自分でドリブルしてうまくできたことを「すごいね」などとほめてしまうと、それだけしかできなくなります。「ドリブルうまいね。良かったよ。でも、こんなときはどうする?」そんなふうにプレーの幅を広げていくことが指導者の役目です。これまでは、6歳や小学校低学年は個人のスキルを身につけることに重点が置かれていました。でも、決してそうじゃないことがわかっています。みんなでサッカーをすることがどういうことなのか。ここをぜひ理解させましょう。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2020年07月31日ターンオーバーは美肌づくりの基本!人間の体は、年齢とともに新陳代謝が衰えやすくなります。代謝が悪くなると太りやすくなるだけでなく、美肌の基本である「ターンオーバー」も乱れがちになります。ターンオーバーとは肌の新陳代謝のことで、美肌づくりには欠かせない要素です。ターンオーバーが乱れると、シミやシワなどのエイジングサインが目立ちやすくなるため、ターンオーバーを正常に保つことが美肌の基本です。そこで今回は、エイジングケアにおすすめの「ターンオーバーを活発にする食べ物」をご紹介します。効果的な食べ物を毎日の食生活に取り入れて、輝くような美肌を保っていきましょう。肌の新陳代謝を高める食べ物肌の新陳代謝を高める食べ物は、以下の4つです。それぞれの栄養素が含まれる食べ物を見ていきましょう。ビタミンE出典:byBirth肌の新陳代謝を高めるには、「ビタミンE」が効果的です。ビタミンEは血行を促進し、肌の新陳代謝を高める働きがあります。また、ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれていて、エイジングケアにおすすめの食材です。抗酸化作用が高いため、肌老化の原因となる活性酸素を除去し、シミや肌荒れなどを防ぐ効果が期待できます。ビタミンEを多く含む食べ物は、アーモンドやアボカド、ウナギやタラコなどです。ビタミンC出典:byBirthビタミンCは、美肌づくりに欠かせない栄養素です。シミやそばかすの原因となる「メラニン」の生成を抑え、美白ケアに効果が期待できます。また、ビタミンCはコラーゲンの生成をサポートし、肌にハリや弾力を与える効果が期待できます。そのため、シワ予防にも効果的。ビタミンCを含む食べ物は、パプリカやゴーヤ、ブロッコリーやキウイなどです。ビタミンCは水溶性ビタミンのため、水で洗いすぎたり、茹ですぎたりすると栄養が流れ出してしまいます。調理法に気をつけて摂るようにしましょう。システイン出典:byBirthシステインとはアミノ酸の一種で、メラニンの生成を抑える効果が期待できます。美白サプリにも配合されていることが多く、シミやそばかすを防ぎ、白い肌を保つのに役立ちます。また、ターンオーバーを活発にすることで肌の生まれ変わりを促し、ニキビ跡を目立たなくする効果も期待できます。システインは、タンパク質を多く含む食べ物に含まれています。鶏肉やかつお、大豆製品やタマゴなどに多く含まれています。【番外編】ローヤルゼリー出典:byBirthローヤルゼリーは栄養素ではなく、食品の名前です。花粉やハチミツを食べたミツバチから分泌される物質がローヤルゼリーで、女王蜂の栄養源となっています。ローヤルゼリーには、人間の体に必要な「アミノ酸」のほか、「ビタミン」や「ミネラル」が豊富に含まれています。美容への効果は、肌の水分量を保ち、うるおいのある美肌づくりを実現させてくれること。また、自律神経のバランスを整える効果もあり、ストレスによる肌トラブルの改善にも効果的です。ローヤルゼリーは、おもにドリンクやサプリなどに含まれています。健康維持にも効果的なので、年齢を重ねたさまざまな体の悩みを改善してくれるでしょう。エイジングケアに効果的な飲み物肌のターンオーバーを活発にする食べ物をご紹介しましたが、エイジングケアに効果的な飲み物には何があるのでしょうか?トマトジュース出典:byBirthトマトジュースには「リコピン」が含まれていて、抗酸化作用が高く、エイジングケアに効果的です。美肌づくりのためにトマトジュースを飲むなら、塩分や添加物などが含まれていないものを選ぶと良いでしょう。甘酒出典:byBirth甘酒は「飲む点滴」とも呼ばれているほど、栄養価の高い飲み物です。ビタミンB群やアミノ酸が豊富に含まれていて、肌のくすみを改善したり、ニキビを予防したりする効果が期待できます。豆乳出典:byBirth豆乳に大豆イソフラボンが豊富に含まれていて、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。加齢とともに女性ホルモンの分泌が減少し、ホルモンバランスが乱れやすくなってしまうため、豆乳を飲んで効果的に補っていきましょう。水・白湯出典:byBirth水や白湯はダイエットや健康に良いと言われていますが、エイジングケアにも効果的です。水分を補給することで代謝が高まり、肌のターンオーバーを活発にする効果も期待できます。また、胃腸の働きを活発にする働きもあるため、便秘を解消したり、デトックス効果を高めたりしてくれます。肌トラブルを改善するとともに、体の中から美肌になる効果を引き出してくれるでしょう。数年後の肌の美しさは、食べ物によって決まる!肌のターンオーバーを高める食べ物と、エイジングケアに効果的な飲み物についてご紹介しました。年齢とともにターンオーバーが乱れがちになると、シミやシワ、くすみなどのエイジングサインが目立つようになります。そうなる前に予防するためには、肌の新陳代謝を高める食べ物を摂るのが効果的です。数年後の肌の美しさは、食べ物によって決まります。効果的な食べ物を摂り、年齢に負けない美肌をつくっていきましょう!
2020年07月02日オーディオテクニカは、ベルトドライブターンテーブル「AT-LPW50PB」を2020年5月15日(金)より発売する。アナログを高音質で楽しみたい人に向けた新ターンテーブル今もなお続くアナログレコードブームは、文化としても定着しつつあり、日本国内では、レコードの生産数が6年連続で増え続けている。そして、オーディオテクニカでは、それ以前からアナログ関連製品をずっと作り続け、ターンテーブルについても、フルオート機能を搭載した入門機をはじめ、音質追求モデルや、Bluetooth対応のワイヤレスモデルなどラインナップを拡充してきた。新たに登場する「AT-LPW50PB」は、アナログを高音質で楽しみたい人に向けた、高級感のあるピアノブラック仕上げのベルトドライブターンテーブル。モーターには、スピードセンサーを搭載することで、安定した回転を保持し、厚さ30㎜の高剛性MDFシャーシによって、不要振動を抑えることで音質を向上させた。また、軽量かつ高強度なカーボンファイバー素材のトーンアームも、高音質を叶える要因となっている。付属のカートリッジには、オーディオテクニカ製VM型「AT-VM95E」の特別なブラックカラーモデルを、ヘッドシェルには本製品専用の「AT-HS4」を採用。カートリッジは「AT-VM95シリーズ」との互換性があるので、別売の交換針に換えて音の違いを楽しむこともできる。ワンタッチでMM/MC切り替え可能なフォノイコライザーもまた、アンプやアクティブスピーカーなど、PHONO入力端子を持たない機器でもレコードが聴けるようになるフォノイコライザーの新型「AT-PEQ30」も展開。フロントスイッチでMM/MC入力の切り替えが簡単にでき、本格的なNF型フォノイコライザー回路や金属製エンクロージャーの採用による、低ノイズの高いパフォーマンス力を発揮する。【詳細】■AT-LPW50PB希望小売価格:オープン価格(予想市場価格は50,000円+税前後)発売日:2020年5月15日(金)■AT-PEQ30希望小売価格:22,000円+税発売時期:5月下旬予定 ※当初5月15日(金)を予定していたが発売延期。取り扱い:全国の家電量販店、オンラインストア他※現在臨時休業中の店舗あり。詳細は公式HP確認を推奨。
2020年05月11日