チームラボがイベント「ミュージックフェスティバル チームラボジャングル(Music Festival, teamLab Jungle)」を大阪・堂島リバーフォーラムにて開催。会期は2016年12月24日(土)から2017年1月9日(月・祝) まで。「ミュージックフェスティバル チームラボジャングル」は、光と映像によって演出される幻想的な空間の中で、音楽に合わせて観客全員で踊ったり音を奏でたりさまざまな体験が可能な音楽フェスティバル。会場全体が光による幻想的デジタルアート空間であり、ミュージシャンを呼ぶのではなく、参加者みんなでイベントを創っていく。昼フェスと夜フェスに分かれており、昼は子どもから大人まで、夜はカップルからアートファン、もちろん一人でも楽しめるようになっている。さらに、世界最大級のワークショップイベント「ワークショップコレクション」の人気プログラムを厳選した「ワークショップコレクションミニ」を昼フェスと同時に開催する。のぞくと虹が見える不思議なカメラ作りや自分だけのお絵かきロボット作りなど子どもの創造意欲はもちろん、大人も興味をそそられるようなイベントがラインナップ。 【開催概要】Music Festival, teamLab Jungle日時:2016年12月24日(土)~2017年1月9日(月・祝)会場:堂島リバーフォーラム住所:大阪府大阪市福島区福島1-1-17料金:・昼フェス前売券 15歳以上 1,200円、3歳~14歳 600円当日券 15歳以上 1,600円、3歳~14歳 800円※2歳以下無料。・夜フェス前売券 一般3,500円 当日券 一般4,000円※小学生以下は入場不可。※19:00からの公演は16歳未満は保護者同伴。※21:20からの公演は18歳未満は入場不可。※価格は全て税込み。発売日:・ローソンチケット先行発売2016年10月21日(金) 18:00~28日(金)23:00・一般発売2016年10月29日(土) 10:00~◼︎ワークショップ・レインボーカメラで虹をさがそう体験価格:600円(税込)制作時間:15~20分・お絵かきロボットをつくろう体験価格:800円(税込)制作時間:15~20分・ エレキハンティング体験価格:1000円(税込)制作時間:20~35分※開場時間は9:30。終了時間は、当日最終の昼フェスの終了時間(14:50か16:50)を予定。【問い合わせ先】「ミュージックフェスティバル チームラボジャングル」大阪運営事務局TEL:0570-200‐883(10:00~18:00)
2016年10月24日チームラボが、東京国立博物館で開催される特別展「禅―心をかたちに―」の会場でデジタルアート作品「生命は生命の力で生きている」を公開する。会期は、2016年10月18日(火)から11月27日(日)まで。「禅―心をかたちに―」は、臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱記念の特別展。本展のメインテーマと同じ“禅”に寄り添った作品「生命は生命の力で生きている」は、あらゆる恩恵や脅威は、人為的であれ自然発生であれ、“生きる”ということで全部肯定したいという作品だ。チームラボが長年取り組んできた、空間に描く書『空書』。書の墨跡が持つ深さや速さ、地下座の強さを立体的に構築している。なお、後期展示の際には、11月下旬にシンガポールで公開を予定している新作を先行発表する予定だ。【概要】臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱記念特別展「禅―心をかたちに―」会期: 前期展示 2016年10月18日(火)~11月6日(日)、後期展示 11月8日(火)~11月27日(日)※会期中、一部作品、および場面の展示替を行う。会場:東京国立博物館 平成館住所:東京都台東区上野公園13-9時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)※ただし、会期中の金曜日および10月22日(土)、11月3日(木・祝)、5日(土)は20:00まで開館休館日:月曜日料金:一般1,600円(1,300円)、大学生1,200円(900円)、高校生900円(600円)、中学生以下無料※()内は20名以上の団体料金。※障がい者とその介護者一名は無料。入館の際に障がい者手帳などを提示。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2016年10月20日10月21日(金)、22日(土)、23日(日)の3日間、様々な文化・芸術施設を構える上野「文化の杜」で日本文化を世界に発信するイベント『TOKYO 数寄フェス』が開催されます。アート作品の展示や様々なイベントの開催に加え、10月21日(金)と22日(土)は、一部の施設で開館時間を20時まで延長。アート一色に彩られる上野「文化の杜」で、新たな「数寄」を見つけてみませんか。『TOKYO 数寄フェス』でアートを堪能日本初の公園として上野恩賜公園が開園して以来、博物館、美術館、芸術大学、動物園、音楽ホールなど多くの重要な文化施設が一つの公園一帯に集まり、世界でも類を見ない文化芸術拠点が集中するエリアとして発展してきた上野。その歴史的資源と文化資源の宝庫である上野恩賜公園エリアに関わりのある各機関・団体が相互に協力し、『TOKYO数寄フェス』が開催されます。日本や東京を「数寄(=好き)」になるコンテンツを上野「文化の杜」で味わいましょう。いたるところにアート作品が出現!不忍池も幻想的な空間に変身●チームラボ「浮遊する、呼応する球体」 デジタル社会の様々な分野のスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団、チームラボ。不忍池沿いの並木道から弁天堂へと続くボールに触ると、光の色が変わり音色が響きます。・日時:10月21日(金) 20:00~22:00、10月22日(土)、23日(日) 17:00~21:00・場所:弁天堂(不忍池)・申込方法:申込不要※自由にご覧いただけます。●日比野克彦+島田清夏 「不忍池ファイヤーアート 和火(わび)・茶火(さび)」静寂の池に咲く侘び寂び。夏の夜空を彩る花とは異なる花が不忍池に咲きます。都会の中に潜む不忍の闇を彩るファイヤーアート和火・茶火を目撃してください。・日時:10月21日(金) 18:30~(約15分)・場所:不忍池(ボート池)・申込方法:申込不要※自由にご覧いただけます。●大巻伸嗣 「Memorial Rebirthー光の露地ー」 杜の日常を異化する無数のシャボン玉たちが空を舞います。何気なく見過ごされてきた風景と土地に紡がれてきた歴史が観客たちのストーリーと交錯する瞬間、溶け合う世界の新しい興奮が訪れます。・日時:10月21日(金)13:00~/15:00~/18:00~(約30分)、10月22日(土)、23日(日)11:00~/15:00~/17:30~(約30分)※天候や機材調整によって、時間を変更する場合があります。・場所:噴水広場東側・申込方法:申込不要※自由にご覧いただけます。●鈴木太朗+東京藝術大学美術学部デザイン科 空間・演出研究室 「ミナモミラー」不忍池をキャンバスにたとえ、光を不忍池に投影します。風の流れによって時間とともに変化する、水面にたゆたう反射光を楽しむ作品です。不忍のボート池全周、池に浮遊するオブジェを淡く柔らかい光が囲みます。現実の世界と水面に映し出された世界を結界をなくしひとつにします。虫の声を聴きながら、幻想的な世界を楽しみましょう。・日時:10月21日(金) 日没後~22:0010月22日(土)、23日(日) 日没後~21:00※10月21日(金)のみ、池中央のオブジェ無しでの展示となります。・場所:不忍池(ボート池)・申込方法:申込不要※自由にご覧いただけます。●橋本和幸 「ITO EN ティーテイスターフォレスト」伊藤園のお茶のスペシャリスト「ティーテイスター」が様々な種類のお茶を振舞いながら、お茶の楽しみ方や日本茶の魅力を幅広く紹介します。爽快に切り取られた橋本和幸がデザインした斬新な空間と、東京藝術大学OBの黒川悦史がデザインしたオリジナルのコスチュームがお茶の新しいカタチを彩ります。・日時:10月21日(金)、22日(土)、10月23日(日) 各日10:00~18:00・場所:噴水広場・参加料:無料・申込方法:申込不要●藝祭御輿東京藝術大学の学園祭である藝祭で展示された巨大なお御輿が展示されます。本年度学生によって制作された優秀作5基(ゴリラ・蟹・桃太郎・ウミガメ・猪鹿蝶)が上野の杜を震撼させます。日時:10月21日(金)、22日(土)、23日(日) 終日・場所:噴水広場 ・申込方法:申込不要※自由にご覧いただけます。コンサートやパフォーミングアーツも充実!●国立西洋美術館・東京藝術大学共催東京藝術大学演奏芸術センター特別講座「美を語る」世界的なヴァイオリニスト諏訪内晶子氏と馬渕明子国立西洋美術館長によるトークと演奏が楽しめます。音楽と美術が融合する贅沢な夢のひとときを堪能しましょう。演奏・スピーカー:諏訪内晶子(Violin / 東京藝術大学客員教授)・馬渕明子(国立西洋美術館長)コーディネーター:松下功(東京藝術大学副学長)・日時:10月21日(金)①第1部/対談 19:00(開場)19:20~②第2部/コンサート 20:00~20:30・場所:①第1部/対談国立西洋美術館地下2階講堂 ②第2部/コンサート 国立西洋美術館企画展示室前ロビー・定員:100名※事前申込制・入場料:無料※クラーナハ展観覧券のご提示が必要です。・申込方法:本イベント特設WEBサイトより申込受付 (URL:)●藝大プロジェクト2016「サティとその時代」 ー世紀末からベル・エポックへー第3回「サティとピアノ…そして、言葉」レクチャー&コンサート奇抜なタイトルや人をくった態度で有名なサティ。彼は楽譜に通常の音楽用語とは全く異なる不思議な言葉を書き 込んでいます。サティ演奏の第一人者、高橋アキ氏をお迎えして、サティの言葉に注目しながら、彼のピアノ曲の数々が紹介されます。レクチャー:小沼純一(早稲田大学教授)ピアノ:高橋アキ、鈴村真貴子 ほか語り: 若松泰弘、伊藤安那 ほか・日時:10月22日(土) 13:30(開場)①第1部/レクチャー14:00~②第2部/コンサート15:20~・場所:東京藝術大学奏楽堂 ・入場料:3,000円・チケット購入方法:藝大プロジェクト2016WEBサイトをご覧ください。 (URL:)●ル・コルビュジエに捧げる音楽の贈りもの~サティ・バッハ・パッヘルベル・クセナキス~世界遺産に登録された国立西洋美術館の設計を担当したル・コルビュジエの事務所で1950年代にスタッフとして働いていた現代音楽家クセナキス。彼の楽曲を始め、ル・コルビュジエが活躍したパリの雰囲気を伝えるサティの楽曲や国立西洋美術館で開催中のクラーナハ展にあわせたドイツの作曲家の楽曲を演奏します。演奏:アンサンブル東風指揮:松下功(東京藝術大学副学長)①国立西洋美術館地下2階講堂 演奏・日時:10月23日(日) 15:30(開場)16:00~16:40 ・場所:国立西洋美術館地下2階講堂 ・定員:100名※事前申込制・入場料:無料※クラーナハ展観覧券のご提示が必要です。・申込方法:本イベント特設WEBサイトより申込受付 (URL:<演奏曲目>エリック・サティ / ジュトゥヴヨハン・パッヘルベル / カノンヨハン・セバスティアン・バッハ / リチェルカーレ②国立西洋美術館前庭 演奏・日時:10月23日(日) 16:50(予定)~17:30 ・場所:国立西洋美術館前庭 ・定員:なし・入場料: 無料※自由にお聴きいただけます。<演奏曲目>ヤニス・クセナキス / カイ、フレグラ、ルボントークイベント・ワークショップ・シンポジウムも見逃せない!●チームラボ代表 猪子寿之 + 八谷和彦21世紀のアーティストが岡倉天心『茶の本』を語ったらチームラボ代表 猪子寿之氏と飛行装置「メーヴェ」の開発でおなじみの八谷和彦氏によるトークイベント。現代テクノロジーの大家である2人のクリエイターが岡倉天心のお膝元で熱い談義を繰り広げます。スピーカー:猪子寿之(チームラボ)・八谷和彦モデレーター:藤崎圭一郎(東京藝術大学デザイン科教授)・日時:10月23日(日) 13:00~15:30・場所:東京藝術大学美術学部中央棟第一講義室・定員:当日先着200名・参加料:無料・申込方法:申込不要※当日先着● 「数寄」をテーマにアルバム辞典を作ろう非対称、好き、空っぽ…「数寄」をテーマに自分の美意識を本にしてみましょう!国立科学博物館や動物園、公園内を自由に撮影します。東京都美術館をスタートし、東京藝術大学で冊子作りと講評会を行います。・日時:10月22日(土) 10:00~13:00 / 14:00~17:00、10月23日(日) 10:00~13:00 / 14:00~17:00・場所:国立科学博物館、東京藝術大学、東京都美術館、上野動物園 (集合場所:東京都美術館アートスタディルーム)・定員:20名/回・対象:小学4年生以上※小学4年生未満の方は、保護者ご同伴で参加可能・参加料:無料・申込方法:本イベント特設WEBサイトより申込受付 (URL:)●動物のしっぽを新聞紙で作ろう動物のしっぽを新聞紙で作ります。細部までしっかりと観察し鋭い観察眼を身につけましょう。作成したしっぽを付けて園内を自由に歩き回りましょう。10月21日(金)は、3種類の動物のしっぽを作ります。10月23日(日)は、特別バージョン「お面としっぽで全身パンダ」を開催します。・日時:①10月21日(金)全5回 (各20分)10:00~/11:00~/12:00~/13:00~/14:00~②10月23日(日)全6回(各20分)12:30~/13:00~/13:30~/14:00~/14:30~/15:00~・場所:上野動物園内東園動物慰霊碑横テント・定員:先着20名/回 21日(金)は9:30より、23日(日)は12:00より、動物園慰霊碑横テントにて、当日の各回すべての整理券を配布します。・対象:小学1年生以上 ※未就学の方は、保護者ご同伴で参加可能・参加料: 無料(入園料別)●ヨリミチビジュツカンー緑茶で語らうゴッホとゴーギャンー夜のライトアップされた東京都美術館で一期一会の出会いを楽しみましょう。「ゴッホとゴーギャン展」を鑑賞後、美味しい緑茶を飲みながら、展示室で話しきれなかったあれこれをおしゃべりしあうワークショップです。・日時:10月21日(金) 18:00~20:00、10月22日(土) 18:00~20:00・場所:東京都美術館・定員:各日15名 ※事前申込制・対象:18歳以上・参加料:無料※ゴッホとゴーギャン展の観覧券のご提示が必要です。・申込方法:東京都美術館とびらプロジェクトWEBサイトより申込受付 (URL:)夜間開館で、ゆっくりアートを堪能しよう下記施設で開館時間が20時まで延長されます。心ゆくまでアートを堪能しましょう。■10月21日(金)、22日(土)国立科学博物館、国立西洋美術館、東京国立博物館、東京都美術館、東京藝術大学大学美術館■10月22日(土)上野の森美術館※開催されるアート作品の展示やイベント詳細は、変更する場合があります。変更内容は『TOKYO数寄フェス』特設WEBサイトで確認してください。【開催概要】名称:TOKYO数寄フェス期間:2016(平成28)年10月21日(金)、22日(土)、23日(日)会場:上野恩賜公園各所(不忍池、噴水広場 他 )、東京国立博物館、国立科学博物館国立西洋美術館、東京都美術館、上野動物園、東京藝術大学公式ホームぺージ:公式Facebook:
2016年10月20日アベンジャーズのスーパーヒーローたちが、“チーム キャプテン・アメリカ”と“チーム アイアンマン”に分かれ、壮絶なバトルを繰り広げる『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。このほど、本作の戦いに全く参戦していなかったクリス・ヘムズワース演じる雷の神ソーが、この2人に対抗するかのように“チーム・ソー”を結成するという爆笑必至の特別映像が、MovieNEXワールドにて公開、その映像の一部が特別に解禁となった。世界の危機を救ってきた“アベンジャーズ”が、国連の管理下に置かれることを巡り、アイアンマンとキャプテン・アメリカが激しく対立、ブラック・ウィドウやスカ-レット・ウィッチたちもそれぞれ彼らに付き、スパイダーマンも参戦、“禁断の戦い(シビル・ウォー)”が幕を開ける――。キャプテン・アメリカやアイアンマンなど、同じ世界観を共有しながら数々のスーパーヒーローの活躍を描く“マーベル・シネマティック・ユニバース”の最新作となる本作。アベンジャーズが最大の危機を迎えている最中、姿を見せなかったメンバーが2人ほどいる…。神の国最強の戦士ソー(クリス・ヘムズワース)と、極度の興奮や恐怖心にさいなまれると凶暴な緑の巨人ハルクに変貌してしまうブルース・バナー博士(マーク・ラファロ)だ。彼らはいったいどこで何をしていたのか?そんな2人の“まさかの”エピソードを収めた爆笑必至の特別映像「“チーム・ソー”結成」から、その映像の一部が解禁された。実は、アベンジャーズが大変な局面を迎えている間、ソーはお気楽にオーストラリアでのホリデーを堪能していた!特別映像「“チーム・ソー”結成」では、そんなソーのお気楽生活がドキュメンタリータッチで描かれていく。ソーは、地域に溶け込むために幼稚園でこれまでの戦いをレクチャーしたり、居候ダリルの会社を訪れ、アイアンマンことトニー・スターク宛に“電子手紙”を送らせたり、自身の個性的な部屋を紹介したりと自由気ままな様子だが、実は心の中ではアイアンマンとキャプテン・アメリカの戦いを気にしている模様。今回はその映像から、ソーとブルース博士がカフェでおしゃべりをするシーンが到着。ブルースが「ところでトニーやキャプテンから電話はあった?」と切り出すと、「俺のところには電話1本もないよ」と答えるソー。ちょうどそのタイミングでブルースの携帯電話が鳴る。相手はなんとトニー・スタークだ。ブルースはチーム アイアンマンには参加しないと断った後、ソーに携帯電話を渡そうとしたが、スタークは「時間がない」とあっさり断ってしまう…。その後、ソーがとった行動とは?映像タイトルの“チーム・ソー”のメンバーは2人だけというが、ブルース博士ことハルクなのか、それとも…。その続きが何とも気になる映像となっている。なお、MovieNEX ワールドには、今回の特別映像以外にも、『アベンジャーズ』のN.Y.決戦後を舞台にしたTVドラマ「マーベル/デアデビル」の第1話視聴や、シビル・ウォーの豪華賞品が当たるキャンペーンなど、お楽しみコンテンツが充実。この機会に、MovieNEXワールドの楽しさを体験してみては?『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』MovieNEXは発売中、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月18日「TOKYO数寄フェス」が、東京・上野恩賜公園一帯にて2016年10月21日(金)から10月23日(日)まで開催。なお、不忍池ではチームラボの新作「浮遊する、呼応する球体 - 不忍池」が展示される。世界でも類を見ない文化芸術拠点が集中するエリアとして発展してきた上野。「TOKYO数寄フェス」は、その歴史的資源と文化資源の宝庫である上野恩賜公園エリアに関わりのある各機関・団体が協力し合い、日本文化と芸術を国内外へ発信するプロジェクト。新作「浮遊する、呼応する球体 - 不忍池」は、同プロジェクトの一環として開催され、上野恩賜公園の不忍池沿いの並木道と不忍池弁天堂を舞台に繰り広げられる。この区間を繋げるかのように浮遊する光の球体は、強く輝いたり儚く消えたりと、まるでゆっくりと呼吸しているかのように見える。これら光の球体は、人が叩いたり何かにぶつかったりして衝撃を受けると色が変化し、その色特有の音色を響かせる。そして、その近隣の球体や不忍池弁天堂も呼応し、最初に触れた球体と同じように色を変化させや音色を響かせる。さらに次々と伝染していくその現象は、そのまわりの球体にも派生して連続的に色と音が移ろい変わっていく。秋夜に輝く光と音色が共鳴する幻想的空間に自分自身も取り込まれることで、時を忘れるような神秘的体験ができるかもしれない。【開催概要】TOKYO 数寄フェス会期:2016年10月21日(金)~10月23日(日)会場:国立西洋美術館、東京国立博物館、国立科学博物館、東京都美術館、恩賜上野動物園、東京藝術大学、上野恩賜公園各所(不忍池, 噴水広場ほか)■「浮遊する、呼応する球体 - 不忍池」開催時間:10月21日(金) 20:00~22:00、22日(土) 17:00~21:00、23日(日) 17:00~21:00展示場所:弁天堂(不忍池)住所:東京都台東区上野公園入場料: 無料【問い合わせ先】TOKYO 数寄フェス事務局TEL:03-5834-2396
2016年10月16日宇宙をめぐる約200点の展示と幻想的な空間六本木ヒルズの森美術館で、2016年7月30日から2017年1月9日まで開催されている「宇宙と芸術展」。古代から残された天文学資料から、現代の最新技術を駆使した現代アートまで、宇宙にまつわる約200点の展示物が公開されています。展示は4つのSECTION、「人は宇宙をどう見てきたか?」「宇宙という時空間」「新しい生命観―宇宙人はいるのか?」「宇宙旅行と人間の未来」に分かれ、未来に向けて新たな宇宙観、そして人間観を示します。SECTION 1「人は宇宙をどう見てきたか?」展示のスタートは、SECTION 1「人は宇宙をどう見てきたか?」から。南北朝時代と室町時代に日本で描かれた宇宙を表す両界曼荼羅や星曼荼羅をはじめ、古来アジアでは宇宙がどのように捉えられてきたか探ります。SECTION 2「宇宙という時空間」ビョーン・ダーレム《ブラックホール(M-領域)》2008年SECTION 2「宇宙という時空間」は、宇宙空間の不思議を紐解きながら、時空の認識が変わるターニングポイントとなった天体観測技術などを紹介。さらに、現代美術を牽引する作家たちが、ブラックホールや銀河系などを、写真からインスタレーションまでさまざまな手法を用いた作品で表現します。コンラッド・ショウクロス《タイムピース》2013年SECTION 3「新しい生命観-宇宙人はいるのか?」SECTION 3「新しい生命観-宇宙人はいるのか?」では、隕石・化石などの展示から人類が想像してきた宇宙人像、さらには未来の人類の進化した姿まで一挙に紹介。パトリシア・ピッチニーニ《ザ・ルーキー》2015年イラストレーターとして世界で評価されている空山基氏が手掛ける、メタリックに輝く女性型ロボット「セクシーロボット」も見どころです。空山 基《セクシーロボット》2016年SECTION 4「宇宙旅行と人間の未来」最後のパートを締めくくるのは、SECTION 4「宇宙旅行と人間の未来」。JAXAのプロジェクトの紹介や、火星での仮想住居「マーズ・アイス・ハウス」の模型、宇宙開発の最前線、スペースシャトル「チャレンジャー号」の模型「ザ・クローラー」といった作品から、これからの宇宙時代の未来をうかがい知ることができます。トム・サックス《ザ・クローラー》2003年ほかにも、まるで宇宙遊泳のような浮遊感を体感できるインタラクティブなインスタレーション「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space」も見逃せません。チームラボ 《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space》2016年東京の中心から宇宙の神秘を探る旅に出かけてみてはいかがでしょう?取材・文/末吉陽子イベント情報イベント名:森美術館「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」催行期間:2016年07月30日 〜 2017年01月09日住所:森美術館/東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階電話番号:03-5777-8600
2016年10月14日名古屋市科学館(愛知県)にて、チームラボのこれまで発表してきたアート作品と遊園地を一度に体験できる「チームラボアイランド 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」を東海地方初開催。期間は、2016年11月12日(土)〜2017年2月12日(日)まで。「クリスタルユニバース」など、アート3作品と「チームラボアイランド -学ぶ!未来の遊園地-」の5作品を展示。展示詳細▲クリスタル ユニバース / Crystal UniverseteamLab, 2015, Interactive Installation of Light Sculpture, Endless, Sound: teamLab▲花と人、コントロールできないけれども、共に生きる / Flowers and People, Cannot be Controlled but Live Together – A Whole Year per HourteamLab, 2014 -, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi▲百年海図巻 アニメーションのジオラマ / 100 Years Sea Animation DioramateamLab, 2009, Digital Installation, 10min, 5 channels, Sound: Hideaki Takahashi▲<チームラボアイランド -学ぶ!未来の遊園地->お絵かきタウン / Sketch TownteamLab, 2014-, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi, teamLab▲つくる!僕の天才ケンケンパ / Create! Hopscotch for GeniusesteamLab, 2015-, Interactive Digital Installation, Sound: teamLab▲まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり /Story of the Time when Gods were EverywhereSisyu + teamLab, 2013, Interactive Digital Installation, Calligraphy: Sisyu, Sound: Hideaki Takahashi▲つながる!積み木列車 / Connecting! Train BlockteamLab, 2013, Interactive Digital Installation▲小人が住まうテーブル/ A Table where Little People LiveteamLab, 2013, Interactive Digital Installationクリスマス限定▲※クリスマス時期は、期間限定で「お絵かきタウン」と入れ替わります。teamLab, 2014-, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi, teamLab開催概要【チームラボアイランド 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地presented by 資格のキャリカレ】期間: 2016年11月12日(土)〜2017年2月12日(日)会場: 名古屋市科学館(愛知県名古屋市中区栄2-17−1)休館日: 毎週月曜日、その他は名古屋市科学館の休館日カレンダーによる時間: 9:30〜17:00(最終受付は16:30)料金: 前売り: 一般1300円、高校・大学生700円、小・中学生400円当日: 一般1400円、高校・大学生800円、小・中学生500円問い合わせ: 名古屋市科学館: 052-201-4486展示詳細: チームラボ作品紹介: チームラボInstagram: チームラボFacebook: チームラボtwitter: チームラボYouTube:
2016年09月04日ウルトラテクノロジスト集団の「チームラボ」が手掛ける体感型デジタルシアター「DIGITAL PROVENCE Powered by teamLab」が、「ロクシタン」新宿店ヴォヤージュ・アン・プロヴァンスにて9月16日(金)よりオープンする。「ロクシタン」は、世界90か国以上、約3,000店舗を展開するライフスタイルコスメティックブランド。今回のプロジェクトは、プロヴァンスの魅力を日本に伝える取り組みとして、フランス観光開発機構とプロヴァンス観光局より後援を得て実現した、これまでにない全く新しい映像を用いたデジタル体験とショッピングの融合だ。1F展示 「フレグランスウォール」は、エントランス付近に設置された鏡の正面に人が立つと、プロヴァンスの植物が鮮やかに咲き誇り、同時にその香りが噴霧される仕組み。プロヴァンスならでは植物を視覚でも嗅覚でも感じることができ、撮影スポットにもなっている。同じく1F展示「『フラワーテーブル』Powered by teamLab」では、ディスプレイ型のテーブルにロクシタン製品を置くと、製品のキーとなる原材料の植物イメージが表示されるほか、詳しい製品情報や使い方が表示され、誰でも簡単に製品の詳細を確認することができる。4Fには、「『デジタル プロヴァンス シアター』Powered by teamLab」により、物の組み合わせや動作で変化し続けるデジタルインスタレーションによって、プロヴァンスが持つ美しい自然の一瞬を表現する空間が展開される。360度広がる壁にプロヴァンスの美しい風景が映し出される。2Fのロクシタンカフェでは、オープンを記念して、プロヴァンスを代表するハーブ、ラベンダーを使用した持ち歩き可能な「ラベンダーブリュレコーン」を期間限定で販売する。スイーツは、「『デジタル プロヴァンス シアター』Powered by teamLab」内でも食べることができる。販売期間は、9月16日(金)~10月 16日(日)。価格は、500円(税込)。最新のデジタルアートに触れながら、ロクシタンの世界観を味わえる新スポットに注目が集まる。(text:cinemacafe.net)
2016年09月03日チームラボが手掛ける最新のデジタルアート「DIGITAL PROVENCE Poweredby teamLab」が、2016年9月16日(金)より、ロクシタン(L’OCCITANE) 新宿店ヴォヤージュ・アン・プロヴァンスにオープンする。今回チームラボが制作したのは、「デジタル プロヴァンス シアター」「フレグランスウォール」「フラワーテーブル」の3つ。それぞれチームラボならではの技術とアイディアを駆使したユニークな展示で、新たなショッピング体験を提供してくれる。4F 全体 「デジタル プロヴァンス シアター」メインとなる「デジタル プロヴァンス シアター」は、物の組み合わせや動作で変化し続けるデジタルインスタレーションで、プロヴァンスが持つ美しい自然の一瞬を表現する空間。大型テーブルに製品を置けば、その製品のキーとなる植物のビジュアルがテーブルや空間全体に広がる。他の製品との組み合わせによって、ビジュアルの形や大きさが都度変化し続ける仕掛けも。また、360度広がる壁には、プロヴァンスの美しい風景を映し出し、ロクシタン製品の香りが漂う空間で、まるでプロヴァンスにいるかのような体験を楽しめる。1F 展示「フレグランスウォール」「フレグランスウォール」は、エントランス付近に設置された鏡の正面に人が立つと、プロヴァンスの植物が鮮やかに咲き誇り、同時にその香りが噴霧されるという展示。撮影スポットと しても楽しめる。1F 展示「フラワーテーブル」「フラワーテーブル」では、ディスプレイ型のテーブルにロクシタン製品を置くと、製品のキ ーとなる原材料の植物イメージが美しく表示される。また、詳しい製品情報や使い方が表示され、誰でも簡単に製品の詳細を確認することが可能だ。オープン記念スイーツ「ラベンダーブリュレコーン」オープンを記念して、ロクシタンカフェ人気No.1のクレームブリュレを、プロヴァンスを代表するハーブ、ラベンダーでアレンジした「ラベンダーブリュレコーン」を期間限定で販売。ブルーベリー、フランボワーズなどのベリーをたっぷり練り込んだ、ワンハンドで食べられる新感覚のスイーツだ。【概要】■DIGITAL PROVENCE Powered by teamLabオープン日:2016年9月16日(金)場所:新宿店ヴォヤージュ・アン・ プロヴァンス 内住所:東京都新宿区新宿 3-17-5 盛成堂ビル センタープラザ 1 階時間:ショップ 11:00〜21:00、カフェ 10:00〜23:00(LO 22:00)※4階は12:00〜21:00(最終入場〜20:20)入場料:無料■オープン記念スイーツ「ラベンダーブリュレコーン」販売期間:2016年9月16日(金)〜10月16日(日)価格:500円(税込)
2016年09月01日チームラボ(teamLab)が8月31日まで、京都の下鴨神社にて「下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab」を開催する。会期中は2作品を展示し、そのうち「呼応する木々、下鴨神社糺の森」では、世界遺産である下鴨神社の糺の森の中の参道沿いの木々がライトアップされ光り輝く。木々の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように強く輝いたり消えたりする。また、光は鑑賞者や動物が近くを通ると光の色を変化させ音色を響かせ、木の光を次々と伝播させていく。一方、下鴨神社の楼門の中の空間に展示されるのが「呼応する球体 - 下鴨神社」。楼門にただよう光の球体は自律し、強く輝いたり消えたりし、まるでゆっくりと呼吸しているかのようにふるまう。光の球体は人が叩いたり、何かにぶつかったりして衝撃を受けると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そして、そのまわりの球体も呼応し、同じ光の色に変化し音色を響かせていく。さらに、球体の近くの木の光も同じように呼応し、その光は楼門を超え、参道の木々の光も呼応し、光の色を変え、音色を響かせる。また、参道の木々の光も楼門を超え、楼門の中の木の光に伝播し、同じように近くの球体は呼応する。そうして球体の光も参道の木々の光も楼門を超えて互いに呼応し合い、ふたつの作品が混じり合う不思議な空間を作り出す。動画引用元: (チームラボYouTube:
2016年08月18日先日TV番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で猪子寿之が特集されたことで記憶に新しいチームラボ(teamLab)が、新たに展覧会「teamLab: Transcending Boundaries」を8月9日より東京・表参道のジャイル(GYRE)でスタートさせた。今回の展覧会では新作1作品が初公開となる。会場は何もない、真っ暗な闇の空間。しかし鑑賞者が足を踏み入れると、鑑賞者自身へ、ゆっくりと、花を付け始める。この「Flowers on People」と題された新作は、じっとしている鑑賞者へ蕾を付け、いっせいに咲きわり、鑑賞者が動くといっせいに散り、枯れて、死んでいくという、人が存在して初めて完成するインタラクティブ作品である。これらは全てコンピュータープログラムにより複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながらリアルタイムで変容し続ける。1時間を通して季節の花々が咲いては散り変化していく様子は、今この瞬間にしか見ることができない。二部屋目に展示されている「境界のない群蝶」は、蝶が羽根の模様を変容させながら空間の中を舞うインタラクティブ作品。この蝶は、作品のフレームという概念を解き放ち、境界線を越えて飛び回る。フレームから飛び出した蝶は、鑑賞者が触れると死んでしまう。これら作品が体感できるのは9月25日まで。【展覧会情報】「teamLab: Transcending Boundaries」会場:ジャイル住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1会期:8月9日~9月25日時間:11:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:不定期(8月22日は休館)入場無料動画引用元(チームラボ オフィシャルYouTube:
2016年08月09日チームラボ(teamLab)が8月9日から9月25日まで、東京・表参道のジャイル(GYRE)にて新作展「teamLab: Transcending Boundaries」を開催する。同展で展示されるのは3作品。そのうち新作「Flowers on People」は、真っ暗な何もない部屋に鑑賞者が入ることで次々に花々が咲き乱れていくインスタレーション作品。花は生まれ、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて散り、枯れて、死んでいく。鑑賞者のふるまいの影響を受けながら変容し続けるインタラクティブな作品となっており、鑑賞者がじっとしていると花はより生まれ、いっせいに咲き渡り、鑑賞者が動くといっせいに散り死んでいく。1時間を通して、1年間の花々が咲いては散り、変化していく。また、蝶が羽根の模様を変容させながら空間の中を舞う「境界のない群蝶」も展示。蝶は同じ空間に展示された他の作品の中、他のインスタレーション作品の空間、他のディスプレイ作品の中でシームレスに飛ぶことによって、作品のフレームという概念を解き放ち、作品間の境界をなくして曖昧にしていく。群蝶は、他の作品の中の花が咲いている場所に集まるなど、他の作品の状態に影響を受けて飛び、鑑賞者が触れると死んでいく。今回はこれに「The Void」を合わせたデジタルアート3作品が展示される予定だ。【イベント情報】「teamLab: Transcending Boundaries」会場:ジャイル住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1会期:8月9日~9月25日時間:11:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)入場無料休館日:不定期(8月22日は休館)
2016年07月31日「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」が、2016年7月30日から2017年1月9日まで、東京・六本木の森美術館で開催される。本展では、歴史的な天文学資料、現代アーティストによる芸術作品、宇宙開発の最前線に至るまで、古今東西の宇宙に関する多様な出展物約200点を一挙公開。「人は宇宙をどう見てきたか?」「宇宙という時空間」「新しい生命観―宇宙人はいるのか?」「宇宙旅行と人間の未来」という4つのセクションを通して、未来に向かっての新たな宇宙観、人間観を提示することを試みる。「人は宇宙をどう見てきたか?」のセクションでは、歴史的な宇宙観の一端を紹介。南北朝時代、室町時代に描かれた両界曼荼羅や星曼荼羅、方位に宿る神々を描いた十二天像、日本最古のSF小説とも言える「竹取物語」の絵巻、日本初公開となるレオナルド・ダ・ヴィンチの天文学手稿、ケプラー、ニュートンなどの天文学や科学の初版本、北山善夫、北脇昇、前田征紀、向山喜章による現代美術作品が展示される。また、明治時代に富山県に流れ落ちた隕鉄と呼ばれる鉄の隕石から作られた伝説の日本刀「流星刀」も展示し、日本古来の刀から宇宙と地球の関係性を探る。「宇宙という時空間」のセクションでは、ブラックホールや多元宇宙を表現したビョーン・ダーレムの大型インスタレーション《ブラックホール(M-領域)》をはじめ、ヴォルフガング・ティルマンスの写真作品《金星の日面通過》、古来の時間観測法である日時計を表現したコンラッド・ショウクロスの大型のキネティック・インスタレーション《タイムピース》、太陽光の強度を音で表現し、何千本もの太陽活動の記録映像に重ねたセミコンダクターの3チャンネル・ビデオ・インスタレーション《ブリリアント・ノイズ》などが展示される。「新しい生命観―宇宙人はいるのか?」のセクションでは、隕石や化石を起点に、ピエール・ユイグや杉本博司、瀬戸桃子の人類史を超えた世界、江戸時代のUFO伝説とも言われる「うつろ舟の蛮女」、荒俣宏のSF雑誌コレクションが展示されるほか、ローラン・グラッソの作品に見られる宇宙人像、最先端の遺伝子工学やA.I.技術などについて言及したパトリシア・ピッチニーニ、ヴァンサン・フルニエの作品、さらには、セクシーでメカニカルな女性を造形し、エアロスミスのアルバム「Just Push Play」のアルバムジャケットにも使用された空山基の《セクシーロボット》が登場する。「宇宙旅行と人間の未来」のセクションでは、チームラボによる本展のための新作インスタレーション《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space》や、トム・サックス、野村仁、逢坂卓郎、ジュール・ド・バランクールなどの作品を通して、人間と宇宙の関係とその未来について考える。また、アメリカとロシアの宇宙開発の歴史や、JAXAの「ISS/きぼう 文化・人文社会科学利用パイロットミッション」参加作品、月面住居や火星住居モデル、民間月面無人探査に参加するHAKUTO、MITメディアラボ、ネリ・オリックスマンの宇宙服など、宇宙開発の最前線が一堂に展示される。なお、会期中には、トークセッションやアーティストトーク、シンポジウムなども行われる予定だ。詳細は、森美術館のオフィシャルサイトをチェックしよう。【イベント情報】「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階会期:2016年7月30日~2017年1月9日時間:10:00~22:00(火曜日は17:00まで)※いずれも入館時間は閉館時間の30分前まで料金:一般1,600円、学生(高校・大学生)1,100円、子供(4歳~中学生)600円休館日:会期中無休
2016年07月10日チームラボ(teamLab)が、9月17日から11月20日まで開催される、茨城県北6市町を舞台にした国際的な芸術祭「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」にて、新作を含めた6作品を展示する「チームラボ 小さき無限に咲く花の、かそけき今を思うなりけり」を開催する。新作「小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々」は、茶を点てると、茶碗の中に花々が生まれ咲いていく作品。コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けるインタラクティブな作品となっており、花は、茶が点てられた茶碗が置かれていたり静止しているとより生まれ、茶碗を持ち上げたり動かしたりするといっせいに散っていく仕組みになっている。また、花は茶碗に茶がある限り誕生と死滅を永遠と繰り返し続け、茶を飲み干すと作品は茶と共に消えてなくなる。「境界のない群蝶」は、蝶たちが羽の模様を変容させながら空間の中を舞う作品。蝶たちは作品の画面を飛び越え、同じ空間に展示された他の作品の中もシームレスに飛び周り、作品間の境界をなくし、あいまいにしていく。群蝶は、他の作品の中の花が咲いている場所に集まるなど、他の作品の状態に影響を受け、また鑑賞者が触れると死んでいく。「Nirvana」は、画面全体を数万もの升の形に区切って升目ごとに彩色する「升目画」という特異な表現方法を用いて制作されたもの。仮想の三次元空間上で動植物を立体物として動かしており、三次元空間上の色を画面の升目ごとに分割して彩色している。画面の升目が固定されたまま空間は動いていくため、升目内の彩色は空間とは違う時間軸でうごめく。これに、木の枝枝や花びら、光がゆっくりと成長したり散ったり消えたりする様子をコンピュータプログラムによってリアルタイムで描き続ける「増殖する生命 II - A Whole Year per Hour, Dark」や、新しい都がつくられて様子を様々な人々の物語が同時に平行して進んでいく様子を描くことで描いた絵巻物語「まほろば」、鑑賞者の影が文字に触れるとその文字がもつ世界が表れ、世界を創り、その文字から生まれたものたちが世界の中で互いに影響し合っていく「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」を加えた6作品が展示される予定だ。【イベント情報】「チームラボ 小さき無限に咲く花の、かそけき今を思うなりけり」会場:茨城県天心記念五浦美術館住所:茨城県北茨城市大津町2083会期:9月17日~11月20日時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日休館)※茨城県北芸術祭の個別鑑賞券(料金未定)、または作品鑑賞パスポートの提示で入場可能
2016年06月29日チームラボ(teamLab)が7月16日から8月31日までお台場・青海周辺エリアで開催される「お台場みんなの夢大陸2016」の会場内で、「DMM.プラネッツ Art by teamLab」を開催。新作として、超巨大なドーム空間作品「Floating in the Falling Universe of Flowers」を発表する。同作は、直径21m、高さ10.8mの超巨大なドーム空間に、一年間の花々が時間と共に刻々と変化しながら咲き渡る宇宙が無限に広がるインスタレーション作品。鑑賞者は各々のスマートフォンで蝶を選択し投げ込むと、花の宇宙空間に蝶が舞う。作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けており、花は生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて、花を散らせ、枯れて、死んでいく。1,000万本を超えて咲き渡る花の宇宙が落下していく中を、寝転んで浮遊するような感覚を体感することができるインタラクティブな作品となっている。また、光の彫刻の集合体によって宇宙空間を表現したインタラクティブなインスタレーション作品「Wander through the Crystal Universe」も展示される。同作では、光の点の集合で彫刻を創っており、それらをデジタルで制御することによって彫刻がインタラクティブに動いていく。鑑賞者は自身のスマートフォンを通じて、クリスタルユニバースを構成するエレメントを選び、出現させ、クリスタルユニバースを創ることができる。また、作品空間に入り歩きまわることも可能で、それぞれのエレメントは互いに影響を受けながら、または作品空間内の鑑賞者の存在にも影響を受けながら動いていく。【イベント情報】「DMM.プラネッツ Art by teamLab」会場:「お台場みんなの夢大陸2016」会場内住所:東京都港区会期:7月16日~8月31日時間:10:00~18:00料金:1DAYパスポート一般2,000円、小中学生1,300円会期中無休
2016年06月27日チームラボが、森美術館(東京・六本木)で開催される「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」にて、新作を展示することを発表。期間は2016年7月30日(土)~2017年1月9日(月・祝)まで。新作「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space」は、四方と下方が全て映像に囲われた空間を、人々が自由に歩き回りながら鑑賞するインタラクティブデジタルインスタレーション作品。テーマに因み、光で描かれたカラスが空間を飛び回り、その軌跡が光跡となり光の空間に『空書』が描かれる。カラスが互いに追い追われ、追いつかれたカラス同士がぶつかると散って花となっていく。カラスは鑑賞者を把握し、避けながら飛んで行くが、避けきれずに鑑賞者にぶつかると散って花となる。本作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれているが、あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。鑑賞者の動きに影響を受けながら変容していく、驚きの体験が味わえる新しいアート作品となっている。チームラボとはプログラマ、エンジニア、CGアニメーター、絵師、数学者、建築家、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、編集者など、デジタル社会の様々な分野のスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。近年ではシンガポールやオーストラリアなど海外での活躍にも注目が集まっている。開催概要◆イベント名:「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」◆会期:2016年7月30日(土)~2017年1月9日(月・祝)◆会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー 53F)◆時間:10:00〜22:00(火曜は17:00まで)※いずれも入館は閉館の30分前まで◆休館日:会期中無休◆料金:一般1600円、高校生・大学生1110円、4歳~中学生600円※表示料金に消費税込▼イベント特設ページ
2016年05月24日展覧会「宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ」が、東京・六本木の森美術館で開催される。会期は、2016年7月30日(土)から2017年1月9日(月・祝)まで。概要歴史的な天文学資料や現代アーティストによる芸術作品、宇宙開発の最前線に至るまで、宇宙に関する古今東西ジャンルを超えた多様な出展物約200点を一挙に公開する本展。「人は宇宙をどう見てきたか?」「宇宙という時空間」「新しい生命観―宇宙人はいるのか?」「宇宙旅行と人間の未来」の4つのセクションに分け、未来向かっての新たな宇宙観や人間観を提示し、紐解いて行く。ファッションプレスでは、展覧会を取材。それぞれのセクションのみどころをレポートしていく。「人は宇宙をどう見てきたか?」SECTION 1では、東西の神話・宗教美術作品や貴重な天文学資料等を通して「人は宇宙をどう見てきたか?」に迫る。仏教的観点から宇宙を紐解いた「曼荼羅」や、誰もが一度は読んだことのある「竹取物語絵巻」、ガリレオ・ガリレイの天文学手稿などを展示。貴重な資料の数々から、人間が宇宙に抱いてきた“興味・関心”を垣間見ることができる。「宇宙という時空間」SECTION 2では、現代美術の作品等によって宇宙がどのように表現されてきたかを展示。多元宇宙理論などを表現したビョーン・ダーレムの大型インスタレーションや、コンピュータ画面のピクセルとなった超高感度の天体望遠鏡がとらえた深宇宙の星々を、マクロとミクロが交差するイメージとしてとらえたヴォルフガング・ティルマンスの写真作品等……、さまざまな宇宙観に触れることができる。「新しい生命観-宇宙人はいるのか?」ダーウィンの『種の起源』や、隕石、化石が展示されるSECTION 3は「新しい生命観-宇宙人はいるのか?」がテーマ。注目は、空山 基の《セクシーロボット》。エアロスミスのアルバム『Just Push Play』でアルバムジャケットにも使用され、イラストレーターとして世界的に高く評価されている空山基の立体作品を間近で見ることができる。「宇宙旅行と人間の未来」宇宙旅行時代の到来が迫った今、これからの人間と宇宙の関係や、人間の生き方はどう変わっていくのかという問題について、アーティストのビジョンを紹介するのがSECTION 4。このエリアで必見の展示は、宇宙にいるかのような浮遊感を体験できるチームラボの新作《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく – Light in Space》。暗い道を通っていくと、四方と下方が全て映像に囲われた作品空間の中へ。そこでは光で描かれた烏が空間を飛び回り、映像が激しく目の前を巡る。見ている人は、平衡感覚を失い、まるで宇宙の中を浮いているような感覚になるだろう。コラボメニュー宇宙の日の9月12日に合わせて、2016年9月12日(月)より、森タワー52階のミュージアムカフェ「THE SUN」にて展覧会とのコラボレーションメニューを提供する。竹炭を加えて漆黒に仕立てた丼物メニュー「ブラックホールかきあげ丼」や、銀河をイメージしたパフェが登場。11月1日(火)からは、宇宙ステーションから見る宇宙の世界をスイーツプレートで表現した「惑星と時空間のスイーツプレート」の提供が開始する。【展覧会概要】宇宙と芸術展:かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ会期:2016年7月30日(土)〜2017年1月9日(月・祝)会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー53F開館時間:10:00〜22:00、火10:00〜17:00※いずれも入館時間は閉館時間の30分前まで※会期中無休入館料:一般1,600円、学生(高校・大学生)1,100円、子供(4歳〜中学生)600円※展望台東京シティビュー、屋上スカイデッキへは別途料金。■前売り券価格:一般1,400円、学生(高校・大学生)1,000円、子供(4歳〜中学生)500円販売期間:5月21日(土)〜7月29日(金)販売先:セブンチケット(セブン-イレブン)、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、CNプレイガイドなど※表示料金に消費税込。■コラボメニュー提供開始日:2016年9月12日(月)場所:森タワー52階 ミュージアムカフェ「THE SUN」・ブラックホールかきあげ丼 1,280円(税込) 9月12日(月)~2017年1月9日(月)・惑星と時空間のパフェ 900円(税込) 9月12日(月)~10月31日(月)・惑星と時空間のスイーツプレート 1,200円(税込) 11月1日(火)~2017年1月9日(月)【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2016年05月22日「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」 が高知県立美術館にて開催される。会期は2017年8月5日(土)から9月24日(日)まで。本展では、ウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」と教育プロジェクト「学ぶ!未来の遊園地」の共同で、アートの美しさとデジタル技術が掛け合わされた世界を披露。「チームラボ」によるアート3作品と、共創の知育をテーマにした「学ぶ!未来の遊園地」の4作品を展示される。『追われるカラス、 追うカラスも追われるカラス、 そして超越する空間』は、四方と下方の全てが映像に囲われたデジタルインスタレーション作品。1歩そこに足を踏み入れると、それまで自分が立っていた日常的な空間がどんどんと解体し、美しい光でできた花々や鳥たちによる神秘的な異世界が立ち上がってくる。同じくチームラボのよる作品『光のボールでオーケストラ』も展示。様々な色に輝く無数のボールを転がすと、その色も音も変化する、光のボールによるオーケストラだ。自分や周りの人との動きが組み合わさり、鮮やかな光に照らしだされら空間を、美しい旋律が満たしてゆく。全身の感覚を使って音を味わう”新たな音楽体験”を提案してくれる。【詳細】さんさんテレビ開局20周年記念「チームラボ踊る!アート展と、 学ぶ!未来の遊園地」会期:2017年8月5日(土)〜9月24日(日) ※会期中無休会場:高知県立美術館住所:高知県高知市高須353-2開館時間:9:00~17:00 (最終入場は30分前まで)※8月19日(土)、 20日(日)、 26日(土)、 27日(日)は19:00まで夜間開館を実施。 料金: ・前売り 一般1300円、中学生・高校生800円、3歳~小学生500円 ・当日 一般1500円、中学生・高校生1000円、3歳~小学生600円※2歳以下無料※小学生以下は保護者同伴※年間観覧券所持者は当日料金の半額※身体障害者手帳、 療育手帳、 精神障害者保健福祉手帳、 戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、 高知県及び高知市の長寿手帳所持者は1000円
2016年05月19日クリエイティブ・ラボPARTYは、オーディオウェアラブルデバイス「Song Wig」を発表した。同製品では、ウィッグがすべてがイヤホンでつくられており、スマートフォンや音楽プレイヤーからワイヤレスで音楽を再生することができる。ツインテールとLEDアクセサリーでポップミュージックを鳴らすのに最適な「POP STAR」、太くて縮れたコードでドレッド風でレゲエに適した「REGGAE GURU」、白いカールコードでクラシカルで厳かなムードに最適な「CLASSICAL MAESTRO」など、3種類のヘアスタイルをラインナップしている。第一弾となるPOP STARは、熱収縮チューブを使って200本のイヤホンを基盤に設置、200本のイヤホンはすべて音楽を楽しむことが可能となっている。また、Bluetoothを内蔵しており、スマートフォンや音楽プレイヤーとも接続が行える。なお、同製品は完全受注生産のため、価格やスケジュールについては同社まで要問い合わせとのこと。ちなみに、同製品は米国・オースティンで開催されているクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル「SXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)」にて出展されている。
2016年03月17日©teamLabプログラマ、エンジニア、CGアニメーター、絵師、数学者、建築家、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、編集者など、あらゆる分野のスペシャリストで構成されるウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」。彼らの生み出したデジタル芸術が、シンガポールを代表する博物館「アートサイエンス・ミュージアム」にて、2016年3月12日より常設展示される。 マリーナ地区のランドマークで開催©Singapore Tourism Board蓮の花の形をした建物が印象的なマリーナ地区のランドマーク「ArtScience Museum(アートサイエンス・ミュージアム)」。アート、デザイン、メディア、建築、テクノロジーをテーマとした世界初の芸術科学博物館として、常設展に加え、年間を通してあらゆる国際巡回展示を催している。その権威ある博物館で、チームラボ作品の常設展示「FUTURE WORLD:WHERE ART MEETS SCIENCE」が間もなくスタート。彼らがこれまで国内外で発表し、話題を呼んできたアート7作品に加え、子どもはもちろん、大人まで楽しめる「未来の遊園地」8作品を一度に体験することができる。チームラボにとって、初の海外常設展示となる。 感性を刺激する斬新な作品の数々花と人、コントロールできないけれども、共に生きる – A Whole Year per Hour / Flowers and People, Cannot be Controlled but Live Together – A Whole Year per Hour©teamLab鑑賞者の振る舞いの影響を受けながら、リアルタイムで変貌していく花々を、色鮮やかに映し出す作品。観る者の動きで花の様子が変化し、二度と同じ映像になることはない。自然と人間の摂理を暗に表現し、自然に対する人間のあり方について考えさせられる作品。 光のボールでオーケストラ / Light Ball Orchestra©teamLab大小カラフルに光るボールに触ると、音と共に色も変化する不思議な体験。子どもたちが自然と奏でるリズムと色が全く新しい音楽を生み出す様は、まるでオーケストラ!子どもから大人まで楽しめる体験型のアート作品。 他にも、ユニークなデジタル芸術作品の数々で、訪れる人々を魅了していく。 FUTURE WORLD:WHERE ART MEETS SCIENCE・会期: 2016年3月12日(土)~常設展示 (年中無休)・会場: ArtScience Museum (6 Bayfront Ave, シンガポール 018974)・開館時間: 10:00〜19:00(最終入場18:00)・料金: (カッコ内)はシンガポール在住者スタンダード 13 歳以上: S$17(S$14), 65 歳以上: S$14(S$11), 12 歳~2 歳: S$10(S$7)ファミリーパッケージ(子供 2 人、大人 2 人) S$44(S$35)シーズンパス 個人: $90, 家族: $150 ※訪問制限なし(2016 年 12 月 31 日まで有効) ・初回投稿日:2016年2月12日・更新日:2016年3月11日(常設展示名更新、インフォメーション更新)
2016年03月11日ライゾマティクス、チームラボなどによる最先端のテクノロジーカルチャーを集約し、都市へ実装する実験的なアートイベント「MEDIA AMBITION TOKYO 2016(メディア アンビション トーキョー)」が、2月26日(金)~3月21日(月・祝)都内各所で開催される。今年で4回目を迎える「MEDIA AMBITION TOKYO 」(MAT)は、開催エリアを拡大し、六本木を中心に青山・銀座・飯田橋・御茶の水・お台場・天王洲等、都内各所を舞台に最先端のアートや映像、音楽、パフォーマンス、ハッカソンやトークショー等が展開される。六本木ヒルズ森タワー52階東京シティビューでは、2月26日(金)20時から「MEDIA AMBITION TOKYO」オープニングライブとして、渋谷慶一郎がプロデュースする「Digitally Show」を開催。その後の3月21日(月・祝)までは、アーティストと企業による新しい都市実験の場「MAT LAB」が開催され、「THE NORTH FACE × Spider with EUGENE KANAGAWA」による人工合成クモ糸を衣服の繊維に用いて作られた革新的な衣服「MOON PARKA with SANSUI」などが紹介されるほか、著名アーティストを招いたトークイベントも多数開催される。その他、2月29日(月)のチームラボの創作の現場を公開するオフィス体験ツアーや、3月11日(金)~13日(日)の3日間行われる、2011年3月13日の消灯から5年ぶりとなるの六本木ヒルズけやき坂「Counter Void」の再点灯、さらに寺田倉庫での名和晃平とダミアン・ジャレによる美術と舞台芸術の二つの世界をつなぐ「身体」の映像表現「Vessel」の上映など、各地で多彩な企画が展開される。ジャンルやカテゴリーの枠を超え、さまざまな視点と最先端技術で未来を生み出すムーブメントを体感できる本イベント。プログラム詳細を公式サイトでチェックして、気になるプログラムへぜひ足を運んでみてはいかが。(text:cinemacafe.net)
2016年02月27日以前は野球チームのマスコットについてアンケートを採りましたが、サッカーもファンとチームの繋がりが強い印象があります。ファンをサポーターと言うのも、そうした関係性の現れと言えますね。さて、この絆をより強める働きをしているのがチームのマスコットキャラクターたちです。その愛らしさからサポーターになる人もいるというデザインを、海外の方はどう見ておられるのでしょう今回は、。日本在住の外国人20名に「Jリーグのマスコットキャラクター、どのチームが『かっこいい』と思いますか?」と質問してみました。■FC東京の東京ドロンパ。(ロシア/20代前半/女性)■東京ドロンパ(FC東京)。(スペイン/30代後半/男性)■ガンバ大阪(アメリカ/20代後半/男性)■ガンバ大阪(マレーシア/30代前半/男性)日本に住んでいて、サッカーのファンになったのであれば、やはり地元のごひいきチームができやすいもの。今回のアンケートではさまざまな地域のチーム名が上がりました。そこで、まずはJ1チームかつ2票ずつ挙がったものからご紹介します。まずFC東京の「東京ドロンパ」は、港区麻布狸穴町生まれの狸。東京タワー近くに住み「知らぬ間にパッと現れ、ドロンといなくなる」ことからその名前がついたそう。ユニフォームやフラッグと同じ赤&青の髪や目周り、尻尾のカラーリングがおしゃれです。もうひとつは、ガンバ大阪の「GAMBA BOY」。デザイナーは松下進氏で、チーム名の由来となった「脚」を強調し、闘志溢れるサッカー男子を表しています。Jリーグチームのキャラクター中でも、動物ではなく人間をモチーフにしているのは珍しいですね。クラブカラーの青をベースにエネルギーの黄をアクセントにしたカラーリングも快活な印象で、「かっこいいキャラ」と聞いた時に人気が集まるのもうなずけます。■川崎フロンターレ(フィリピン/40代前半/女性)■名古屋グランパス(韓国/40代後半/男性)■ヴィッセル神戸(チュニジア/40代後半/男性)J1のほ乳類マスコットあれこれ。川崎フロンターレの「ふろん太」はイルカがモチーフです。「先進技術を生み出す賢さ、臨海都市の海」をシンボル化し、スピード感や親しみやすさを表現したユニフォーム。水色のトップスと黒のパンツでスパイクはプーマだそうです。名古屋グランパスは、シャチの「グランパス」くん。Jリーグ内では珍しい、クラブカラーを身につけていないマスコットです。ぷっくりしたおなかと短めの足が愛らしく、他チームのサポーターにもファンが多いと言われています。ヴィッセル神戸は、神戸になじみ深い牛をモチーフにした「モーヴィ」。港町を感じさせる帽子(バイキング風?)にクラブカラーのエンジ色マフラーがポイントです。■アルビレックス新潟(ペルー/30代前半/男性)■ベガルタ仙台(台湾/40代前半/男性)J1の鳥類マスコット。アルビレックス新潟は「アルビくん」。新潟に多くやってくる白鳥をモチーフに、やさしさやかわいらしさ、また王の象徴である冠をつけた姿で力強さを示しています。オレンジと水色のユニフォームが目を惹きますね。ベガルタ仙台の「ベガッ太」は、ギリシャ神話で「勝利をもたらす」といわれる鷲をイメージ。イエローのユニフォームが、ふさふさした茶色の毛皮によく映えます。■ザスパ草津です。(タイ/30代後半/女性)■ヴィヴィくん(V・ファーレン長崎)。(イギリス/20代前半/女性)J2の伝説や架空の生き物をモチーフにしたマスコット群。ザスパ草津の「湯友(ゆうと)」は、草津温泉の「熱の湯」から誕生した獅子です。草津町にある前口諏訪神社の獅子舞が由来だそうで赤ら顔も納得。青い髪に黄色のハチマキがポイントです。V・ファーレン長崎の「ヴィヴィくん」は、イラストレーター白桃あおい氏がデザイン。県獣の九州シカ、県鳥のオシドリ、クラブ名の「V」を組み合わせた生き物で、くるくるとした目がどちらかというと愛らしいイメージですね。■ジェフィ(ジェフユナイテッド千葉)。(ブラジル/20代後半/男性)■大宮アルディージャ(オーストラリア/40代前半/男性)■大分トリニータ(トルコ/30代前半/女性)ジェフユナイテッド千葉の「ジェフィ」は秋田犬。スピード感や躍動感と親しみを込めたデザインで、ベージュの毛並みに黄色と緑のユニフォームがシンプルながら心なごむ雰囲気。弟のユニティ、みなちゃんと並ぶ様子もほほえましいです。大宮アルディージャの「アルディ」は、さいたま市のマスコット的存在のリスがモチーフ。いたずらっ子そうな表情が往年の動物アニメを思い出させて心がなごみます。一方、大分トリニータの「ニータン」はカメ。一歩一歩確実に前へと進む精神を表しています。亀の甲羅と青いサッカーボールが融合したようなデザインが面白いですね。■いいえ。ぜんぜん思わない。(アルゼンチン/30代前半/男性)■思わない。(イスラエル/30代後半/女性)■詳しくないので、なんとも言えないです。(中国/20代後半/女性)■サッカーを見ないのでわかりません。(ドイツ/40代前半/女性)■見ていないのでわかりません。(ベトナム/30代前半/女性)■興味がないのでマスコットを見たことがない。(スウェーデン/40代後半/女性)野球に比べると、スポーツ自体を見たことがない方は女性に多いようです。過去に行ったゆるキャラ関連のアンケート(「大人気の「ゆるキャラ」たち、どれがお好み?」)では皆さん好評価だっただけに、実際にマスコットたちをご覧になった時の反応が気になります。J1からJ2まで幅広いマスコットの名前が挙がった今回。モチーフとしては動物が多い印象でした。そう考えると人間のGAMBA BOY、獅子の湯友などはかなり珍しい部類に入るのだな~と改めて感じるなど、調査したことで筆者としても発見が多いアンケートでした。
2016年01月29日チームラボは2月5日~28日、サンロード青森(青森県青森市)にて開催されるイベント「北海道新幹線・奥津軽いまべつ駅 2016年3月26日開業 あおもり おもてなしスペシャル 『チームラボ お絵かき水族館』」にて「チームラボ お絵かき水族館」を展示する。「チームラボ お絵かき水族館」は、インタラクティブアートを使ったアトラクション。紙に描いた魚が壁面に投影された巨大な水槽の中で泳ぎ出し、画面上の魚に触ったり、エサをあげたりといった体験も可能となっている。また、北海道新幹線開業に合わせた記念イベントとして、お絵かき水族館のお絵かき用紙に描いた魚たちの絵とおもてなしの言葉をつなぎあわせ、巨大な「お魚おもてなし横断幕」を作成。奥津軽いまべつ駅などに大々的に貼り出す催しも想定しているとのこと。
2016年01月16日大阪府・枚方市のひらかたパーク イベントホールでは、デジタルアート作品と数々と「チームラボアイランド -学ぶ!未来の遊園地-」を一度に体験できる展覧会「チームラボアイランド 踊る!美術館と、学ぶ!未来の遊園地」を開催する。会期は2016年3月12日~6月6日(3月15日、4月8日、12日、19日、26日、5月10日は休園)。入場料(パーク入園料金+チームラボ展の料金)は、大人(中学生以上)2,200円、子ども(2歳~小学生)1,600円(割安で購入できる前売り券あり)。同展は、関西初のお披露目となるチームラボによるアート作品に加え、全国各地で子供たちを楽しませている、最新のデジタルテクノロジーを使ったデジタル知育空間「チームラボアイランド -学ぶ!未来の遊園地-」の遊園地作品が合計12点、展示されるもの。無限に広がる空間で花がコンピュータープログラムによってリアルタイムに描かれ続けるインスタレーション作品「花と人、コントロールできないけれども、共に生きる – A Whole Year per Hour」や、紙に描いた魚が目の前の巨大水族館で自由に泳ぎまわる「お絵かき水族館」などを体験できる。なお、同展を鑑賞するには、ひらかたパークの入園料金が別途必要となる。フリーパスの利用は不可だが、フリーパスを掲示すると100円引きとなる(年間パスポートフリーパス付での入場は可能)。
2015年12月21日明治は12月10日、「明治カバくんうがいラボ」を発足したと発表した。このラボでは、同社が30年以上にわたり「うがい習慣」の普及・啓発活動を推進してきた「うがい」をテーマとした話題をさまざまな視点から掘り下げていく。具体的には、インフルエンザによる学級閉鎖、生活者実態について、風邪による旅行のキャンセルはどれくらいあるなど、「うがい」や「風邪・インフルエンザ」にまつわるトリビアや、生活お役立ち情報など、面白くてためになるいろいろな話題を発信していく。なお同社は12月9日、これまで、「イソジン」ブランドの日本国内における製造販売権を取得し、50余年にわたりうがい薬を販売してきたが、イソジン製剤の製造販売権をムンディファーマへ移管することに合意したことを受け、新たに「明治うがい薬」およびシリーズ各製品(合計12品)を2016年4月1日より新たに販売することを発表している。その際、従来以上にうがいの重要性を啓蒙することで、うがい文化のさらなる定着による市場の活性化とシェアの獲得を図っていくことも発表しており、今回の「明治カバくんうがいラボ」もその一環。
2015年12月10日第4回の連載では、チーム開発におけるリポジトリ管理のポイントをご紹介しました。第5回は、チーム開発におけるビルド管理についてご紹介します。○今回取り上げるビルドの定義とは?一般的にビルドというと、統合開発環境(IDE=Integrated Development Environment)でおこなう「コンパイル→リンク→パッケージング」というプロセスのフローを指します。これは狭義のビルドと呼べるでしょう。しかし本来の目的に立ち返れば、「実行可能なアプリケーションを得るためにおこなう」行為をビルドと考えることができます。解釈を少し広げてWebシステムを例に考えると、「実行可能なシステムを得るため」には、実行ファイルを作成するだけでなく、テストをおこなった後のWebサーバへのデプロイやDBサーバへのマスターデータの投入が必要です。このように「複数のプロセスを組み合わせて利用可能な成果物を提供する」という行為も広義ではビルドと呼べます。本稿で取り上げるビルドの定義は、後者の広義のビルドを指しています。○ビルドを管理して複雑なプロセスをシンプルに広義のビルドについて考える場合は、プロセスの前後関係や依存関係が巨大かつ複雑になりやすいため、ビルドの管理を意識する必要性が出てきます。ここでの「ビルドが管理されている」とは、ビルドの各プロセスに対して開始条件と実行条件、終了条件、入力、出力、フローが明示的に定義されている状態を指します。正しく管理されているものはコンピュータによる自動化が可能です。「実行ファイルを作成する」というビルドはIDEによって自動化されていました。また、フローが明確になっているため、IDEはパッケージングの後に静的コード解析やユニットテストのプロセスを追加して新しい機能を提供できます。すなわち、ビルドにおけるプロセスのフローが定義されていれば、別のプロセスと組み合わせて新しいビルドを作成することができるようになるのです。○開発の速度と品質を高めるプラクティスを適用するためには?現在では、IT技術の進歩とともにビジネスは目まぐるしく変化し、それに対応すべく、ITシステム開発にはこれまで以上の速度が要求されています。また、ITシステムの障害によるビジネスに与える影響が大きくなっているため、品質に対する要求もより高くなっています。これらの要求に応えるプラクティスは数多く提唱されていますが、ここでは、ビルドの自動化と関係が深いContinuous Integration(CI)およびContinuous Delivery (CD)について説明します。CIは、実行ファイルの作成とテストの実施を自動化し、常に実行可能な状態でソースコードを管理するプラクティスです。その目的は、プログラムの結合時に起こる問題の早期発見やリファクタリングの実施によって、ソースコードの品質を向上させることです。CDは、実行ファイル作成やデプロイ、データ投入等の手順を自動化し、常に実行可能なシステムを提供するプラクティスです。その目的は、システム全体が完成する前からUIテストをおこない、ユニットテストでは検知しにくい問題を発見することです。さらに、近年ではUIテストに関しても自動化をおこなうケースが増えてきています。これらのプラクティスを組み合わせることにより、「常に実行可能なシステムを安定した状態で提供する」ことができるようになります。これも前述した広義のビルドと考えることができます。いずれのプラクティスもビルドの自動化が必須となります。しかし、単に自動化しただけでは、ある人の環境ではビルドが成功するのに、別の人の環境ではビルドが失敗する、といった問題が起こりがちです。それを防ぐにはビルド専用の環境が必要になりますが、環境をただ用意するだけではなく、ソースコードのリビジョンやビルド結果、テスト結果などがひもづいている必要があります。ビルドツールの支援を受けることでこれらの情報をひもづけるのに必要な労力を大きく減らすことができます。○チームで必要とする機能やコストに合ったビルドツール選択をCIやCDのプラクティスを実践する場合、構成管理リポジトリやチケット管理ツール、テストツール、レポーティングツールといった多数のツールと連携する必要があります。単独の機能に特化したツールを個別に連携させた場合には、それぞれのツールに情報が分散されてしまうため、必要な情報を参照のにツールを頻繁に切り替える必要があります。一方、これまでの連載で紹介してきたTeam Foundation Server(TFS)/Visual Studio Online(VSO)といった包括的なツールを導入した場合には、すべての情報がTFS/VSOで管理されているため、ソースコードのリビジョン確認およびビルド結果やテスト結果の履歴を参照する際に、それぞれの情報を管理しているツールに個別にアクセスする必要がなくなります。さらに近年では、クロスプラットフォームやマルチデバイスへの対応が要求されることがありますが、TFS/VSOではエージェントと呼ばれる機能を使って、ビルドの管理とビルドの実行を分離させることで、WindowsアプリやAndroidアプリ、iOSアプリ等のビルドを一括して管理できるため、これらの要求に応えることができます。包括的なツールとなると導入コストが高くなると思われがちです。しかし、単独の機能に特化したツールを個別に連携させた場合、それぞれのツールのイニシャルコストは低く見えても、導入・運用・連携・学習等のランニングコストを考慮するとトータルコストは想像以上に高くなります。第2回の連載でご紹介したようにTFS/VSOを無償で利用する方法もありますので、単独のツール群と連携させる場合と比較した上で、皆さんのチームに適したビルドツールを選択するとよいでしょう。今回はビルドという言葉の意味や、ビルドの管理の重要性について説明をおこない、ビルドの自動化により実現できる開発プラクティスについて説明しました。次回の第6回は、チーム開発における運用監視についてご紹介します。編集協力:ユニゾン○執筆者紹介TFSUG(Team Foundation Server User Group) 串田悠彰2009年より製造業向けの生産管理や在庫管理のコンサルティングやシステム開発に関与。チーム開発のプロセスを改善する方法を模索している時にTFSUGに遭遇。ツールそのものよりもビジネスやプロセスに主眼をおいたコミュニティの方針に共鳴し、2014年よりスタッフとして参加。TFSUGの他、プロジェクト&プログラムアナリシス研究部会にも頻繁に参加している。会社員かつ個人事業主かつ代表取締役の三つの顔を使い分けてひっそりと活動中。
2015年11月25日JR上野駅中央改札外 ガレリア1F(東京都台東区)では11月21日~23日、「Station Zoo in 上野」にてチームラボによる「チームラボ お絵かきアニマルズ」が展示される。「チームラボ お絵かきアニマルズ」は、チームラボが進める教育プロジェクト「チームラボアイランド -学ぶ! 未来の遊園地-」の一環として展開しているデジタルインタラクティブアート。紙に自由に描いた動物の絵をスキャンすると、動物が立体となって、画面上の巨大なアートの中で動き出す。また、他の人が描いた動物とコミュニケーションを取ったり、人に触られることでさまざまなアクションをとったりもするとのこと。なお、「Station Zoo in 上野」の開館時間は10:00~17:00となる。
2015年11月20日チームラボは、神奈川県・藤沢市の新江ノ島水族館にて開催されている夜のスペシャルイベント「えのすい×チームラボ ナイトワンダーアクアリウム2015」にて、新作「インタラクティブオーシャンバー」を開始したことを発表した。加えて、「呼応する球体と夜の魚たち」と「チームラボカメラ」のクリスマス演出もスタートした。会期は12月25日まで。同イベントの開催時間は17:00~20:00(最終入場19:00まで)。参加費は同水族館の入場料のみ(大人2,100円 / 高校生1,500円 / 小・中学生1,000円 / 3歳以上600円)。「えのすい×チームラボ ナイトワンダーアクアリウム2015」は、新江ノ島水族館にて毎日17:00から開催されている、"夜の水族館をデジタルアート空間にする"イベント。今回、新たにスタートした「インタラクティブオーシャンバー / Interactive Ocean Bar」は、目の前に海が広がるインタラクティブな光のテラスバー。ドリンクをハイテーブルに置くと、そのドリンクが持つ光と音色に全長約50メートルものテラス空間が包まれるという。その隣に2つめのドリンクを置くと、そのドリンクが持つ光と音楽の演出がさらに追加され、組み合わさった光と音楽が広がり、その瞬間だけのオリジナルのテラス空間になるという。なお、飲み物を購入していなくても鑑賞できるとのことだ。また、「呼応する球体と夜の魚たち / Resonating Spheres and Night Fish」は、光るボールがクラゲのように浮遊し、幻想的な音が鳴るインスタレーション。人が叩いたりぶつかるたびに色が変わり、それは次々に周りのボールにも連続的に派生し、まるで生き物のように見た目を変えていくという。このほか、「チームラボカメラ / teamLab Camara」は、自動撮影を行うFacebook連動型のデジタルサイネージ。サイネージの前に立ち、 手をかざしてスタートボタンに触れると自動的に撮影が始まり、さまざまな加工を施された画像が「えのすい×チームラボ ナイトワンダーアクアリウム2015」の特設Facebookページにアップロードされるもの。今回は、「呼応する球体と夜の魚たち」と「花と魚- 相模湾大水槽」、「メリークリスマス in 新江ノ島水族館2015」といった3種類のフレームが用意されている。
2015年11月19日チームラボ(teamLab)が11月13日から16年1月3日まで、スマートフォンでデコレーション出来るインタラクティブなクリスマスツリー「チームラボクリスタルツリー(teamLab Crystal Tree)」を香港のHong Kong K11にて展示している。「チームラボクリスタルツリー」は、約5万4,000個のFull Color LEDチップによって構成された高さ約6.8mの巨大クリスマスツリー。LEDを三次元上に配置することで三次元の動く立体物をリアルタイムに映し出すことが可能な「インタラクティブ4Dビジョン」という独自の技術が用いられており、来場者が飾り付けに参加することが出来るインタラクティブなツリーとなっている。来場者は、スマートフォンのブラウザからアクセスし、用意されたハートやリボン、プレゼントボックス、ベルなどのオーナメントの中から気に入ったものを選択。ツリーに向けてスワイプすると、選んだオーナメントが巨大な光の立体物となり、ツリーを飾り付ける仕組みになっている。なお、「チームラボクリスタルツリー」は、昼間は太陽の光を受けて輝く巨大な直方体のオブジェ「クリスタルキューブ」に様変わりする。【イベント情報】「チームラボクリスタルツリー」会場:Hong Kong K11住所:18 Hanoi Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong会期:11月13日~16年1月3日(会期中無休)時間:10:00~22:00料金:無料
2015年11月14日第3回の連載では、TFS(Team Foundation Server)/VSO(Visual Studio Online)を利用したチーム開発におけるプロジェクト管理方法をご紹介しました。今回はチーム開発におけるリポジトリ管理のポイントをご紹介します。なお、本稿でのリポジトリはソースコードのバージョン管理システムに対象を絞ります。○リポジトリ管理で情報管理の作業削減リポジトリはチーム開発の成果物の保存場所です。リポジトリの管理をおこなうことで、ファイルやアクセス権限の管理はもちろん、同一ファイルに対する変更者・変更時刻・変更内容などの履歴管理や、過去に保存したファイルの復元などをおこなうことができます。チーム開発を円滑に進めるためには、リポジトリの管理対象や管理方法を含む運用ルールを定めてチームメンバーに周知し、適切に運用され続けることが必要になります。リポジトリ管理がされていないと、必要になったタイミングで必要な情報が取得できない、必要な情報や環境を作ることができないなど、チーム開発に大きな支障が出ることになります。リポジトリ管理をおこなう際、管理対象と管理方式を決めます。○リポジトリの管理対象にふさわしいものとは…?リポジトリの管理対象にふさわしいものとして挙げられるのは、ある時点のソフトウェア・環境を構築するために必要なものすべてです。ソフトウェアのソースコード、ビルドスクリプト、データベースのスキーマ定義、マイグレーションのSQL、初期データ環境構築用の設定ファイルやスクリプトなどが該当します。逆に、リポジトリの管理対象にふさわしくないものとして挙げられるのは、ソースコードをコンパイルしてできたバイナリファイルや秘密鍵ファイルなどの他人に見せてはいけないものなどが該当します。表:リポジトリの管理対象TFS/VSOでは、リポジトリの管理対象から除外するファイルの指定をおこなうことができます。○主なリポジトリの管理方式:集中管理方式と分散管理方式の特徴リポジトリの管理方式として主なものは、集中管理方式を採用した集中型バージョン管理システム(CVCS:Centralized Version Control Systems)を活用する方法と、分散管理方式を採用した分散型バージョン管理システム(DVCS:Distributed Version Control Systems)を活用する方法が挙げられます。集中管理方式を採用した集中型バージョン管理システムは、すべての人が使うリポジトリが中央に1つのみあって、常にそのリポジトリに変更を記録する仕組みになっています。そのため、以前の状態に戻す、履歴の調査をおこなう、などの作業をおこなう場合、必ずその中央にあるリポジトリを参照します。代表的な集中型バージョン管理システムとしては、TFVC(Team Foundation Version Control)、CVS(Concurrent Versions System)、SVN(Subversion)、などがあります。分散管理方式を採用した分散型バージョン管理システムは、サーバ上のリモートリポジトリのほかに、各チームメンバーがローカルにリポジトリを持って作業をおこないます。これらローカルのリポジトリの内容を、リモートリポジトリに反映するという形で作業がおこなわれます。代表的な分散型バージョン管理システムとしては、Git、Mercurialなどがあります。集中管理方式と分散管理方式のどちらにも、ブランチと呼ばれる履歴の流れを分岐して記録していくための仕組みが用意されています。分岐したブランチは他のブランチの影響を受けないため、同じリポジトリ中で複数の変更を同時に進めていくことができます。TFS/VSOは、集中型バージョン管理システムであるTFVCと、分散型バージョン管理システムであるGitをサポートしています。○イマドキのチーム開発におけるリポジトリ管理イマドキのチーム開発では、リポジトリの管理方式として分散管理方式を採用した分散型バージョン管理システム(Git)を採用してチーム開発効率を上げ、リポジトリ管理対象の品質をプロセスで作り込んでいます。Gitなどの分散型バージョン管理システムを採用するのは、チーム開発におけるチームメンバー間での共同作業がより柔軟におこなえるからです。チーム開発において、各種成果物をリポジトリに反映する際、無差別に反映するとチームに大きな影響を与えることがあります。そのため、セルフチェックをしてからリポジトリに反映するか、他者のレビューが済んでからリポジトリに反映するかのどちらかを選択することになります。分散型バージョン管理システムであるGitを提供する多くのサービスでは、前者をプッシュ、後者プルリクエスト時にレビュアーを指名し、レビュー完了後にマージという操作で実施するケースが多いですが、レビュアーのレビューを通さずに自身でマージをする、継続的インテグレーション(以下、CI)の結果が失敗しているのにマージをしてしまう人も中には存在します。TFS/VSOではプルリクエストをサポートしており、かつbranch policiesと呼ばれる、指定した人数以上のレビュアーのチェックがなければマージをブロックする、最後のCIの結果が成功でなければマージをブロックする機能が実装されているため、品質をプロセスで作り込むことが可能です。○分散型バージョン管理システム採用+VSO/TFS利用で円滑なチーム開発をチーム開発におけるリポジトリ管理のポイントは、リポジトリ管理対象や管理方式について把握した上で、継続的デリバリーの実践を通してチーム開発効率を上げ、リポジトリ管理対象の品質をプロセスで作り込むことです。分散型バージョン管理システム(Git)を採用し、TFS/VSOを利用することで、容易に導入できるため、チーム開発を円滑に始めることができます。次回は、iOS や Android から Java までビルドできる開発ツールについてご紹介します。編集協力:ユニゾン○執筆者紹介グロースエクスパートナーズ株式会社 ITコンサルタント/ファシリテーター関 満徳(せき みつのり)エンタープライズ向けのIT業界にて、企画から開発運用および新規事業立ち上げに関与。現職は、エンタープライズ向けの新規ITサービス立ち上げおよび改善を支援。「顧客価値の創造」と「持続可能な仕組み創り」をテーマに、顧客に価値をもたらすITサービスを提供し続けられる人材育成のためのワークショップを数多くデザインし、ファシリテーターとして活躍。MicrosoftMVP for Visual Studio and Development Technologies。POStudy~プロダクトオーナーシップ勉強会~ 主宰。
2015年11月05日