低温デジタルパーマってどんなパーマ??言葉の通り、通常高温でかけるデジパーに比べて低い温度でかけるデジパーです!今までのデジパーでかかり過ぎた、ダメージがひどくなってしまった、などの経験をされた方もいらっしゃると思いますが、低温デジパーならそんなお悩みの改善してくれます。髪の毛は高温の熱を当てると、髪の毛に負担がかかり硬くなってしまうもの。低温デジパーはトリートメントが多く配合されている薬剤を使い、触れるぐらいの熱を当ててかけていくので髪にとっても優しい。カールはしっかりかかるけど柔らかい。ゆるふわ系のパーマをかけたい方にはぴったりのパーマです♪低温デジタルパーマにおすすめのスタイルはこれ!斜めバングランダムカールロング大人可愛いをテーマにしたロングスタイル。厚めに取った前髪は小顔効果が抜群!低温デジパーで作るゆるっとしたロングスタイル☆ラフな無造作感が柔らかな抜け感を演出。厚めバングで女性らしさアップ。細毛の方にもハマる!ゆるパーマ!キメすぎない適度なゆるさ。毛束の浮遊感がかわいさを出します。流し前髪で大人っぽくもできます。ワンカールさせた毛先を無造作に散らすだけなので誰にでも簡単にできるスタイルです。ショートバングカールヘアーショートバングがポイントのミディアムスタイル。ワンサイドにしてもOK。トップにレイヤーを入れて上から動きがつくカットライン。パーマをかけても◎。無造作ウェーブが柔らかい雰囲気を感じさせてくれます!!王道ゆるふわカール毛先を散らしたラフなパーマです。あえてカールのリッジを出さずに自分でもセットしやすいように緩めにかけ、軽さを出しました。春らしいやわらかさがポイント。少し長めに設定した前髪が大人っぽさを出してくれます。大きめカールの大人ロングふんわり柔らかカラーで思わず触れたくなる髪に☆大きめカールでお手入れもスタイリングも簡単。巻き髪の代わりパーマをかけようかとお考えの方におすすめなスタイルです。今の流行りは低温デジタルパーマがマスト!カラーやパーマ日々のスタイリングで常に髪に負担がかかる中、施術のダメージを最小限に抑えることを考えなければいけない今の時代。でもやりたいスタイルはたくさん!そんな方のお悩みを解決してくれる低温デジタルパーマで春のスタイルチェンジをしてみませんか?ご相談もお気軽に!ご来店お待ちしてます。
2018年04月08日両親、義父母、友人、夫、子どもへ…。手書きの手紙は、誰もがよろこぶ究極の贈りものかもしれません。文字や文章を上手に書けなくても、きっちりマナーを守らなくても、やさしい気持ちさえあれば大丈夫!思いを伝えたいとき、心通わせたいときに…。あなたも、大切なあの人に心を込めてみませんか?■もらってうれしい、手書きレターメールやSNSが普及してから手紙やハガキとは縁遠くなり、出したとしても印刷メイン。昨今、文字を書く機会がグッと少なくなりました。ただ、いまどきレアだからこそ、あえて送りたいのが手書きの手紙。受け取るほうは驚き、うれしいものです。相手のハートを瞬時に射抜くサプライズ手段として、手紙の利用価値はかなり高いのです。「いつもはメールで済ますところ、友人に何気なくお礼状を出したら、『なんだかすごく感動した!』と、お返しの手紙が。以来、ポツポツではあるけれど、やり取りが続いている」(30代前半)「夫に『誕生日プレゼントは何がいい?』と聞いたら、『ラブレター』と。前回、何をあげていいか迷いに迷い、苦肉の策で書いた手紙にいたく感動したらしい」(40代前半)何気なく出した一通に、思いもよらない相手からのレスポンス。手紙には、人を動かすちからがあるようです。 ■文字だからこそ、心に響く口では伝えづらい、思いがあふれてまとまらない…。そんなときはゆっくりじっくり、時間を作って便箋に向かい、言葉をつむいでみましょう。相手を思い、一生懸命言葉を探す作業には、ごちゃごちゃした頭の中を整理し、乱れた心を静める効果が。自身を整え、癒やす…。手紙を書くことは、究極のセルフメンテナンスなのかもしれません。また、手紙を受け取ることも、心の浄化につながる行為。相手の書いた心づくしの文字が、ハートを大きく揺さぶります。「お酒は控えて、タバコはやめるべき、もう少し体重を落としなさい…と、父のことを思うあまり、会うとついつい、口うるさくなってしまう私。でも直接意見すると、父は聞く耳なし。しかも最終的には大ゲンカに…。そんなことが何度も続き、最終手段として手紙を送ることに。最初は、心配やらムカつきやらで収拾がつかず、鋭く感情的な言葉のまま殴り書き。そしてそれを、冷静になって読み返しては推敲(すいこう)。そんな作業を何度も何度も繰り返し、思いや言葉がやさしく熟成され…。なんと、ポストに投函できたのは1か月後。すると、それを読んだからなのか、父がなんとなく健康志向になって…。手紙のおかげで、ようやく心が通じ合いました」(30代前半)「20年来の親友から、初めてもらった長めの手紙。その字は、思いのほかへたくそ(笑)。何でもそつなくこなせる優等生タイプだと思っていたけれど、実は不器用な人だったのかもと、なんだかほのぼの、愛しさが募りました」(30代前半)「引き出しを開けてみると、いつ入れたのか、折り紙が一枚。それは、息子からのラブレター。一生懸命書いたであろう鏡文字の『すき』に、胸キュン! ひそかに涙しちゃいました」(30代後半)書くもよし、読むもよし。手紙ほど、素敵なツールはありません。 ■心を動かすひと工夫季節の便箋を選んだり、イメージに合わせて切手をチョイスしたり、ハンコやシールでデコったり…。あれこれ楽しめるのが手紙の醍醐味。工夫は無限大です。おすすめは「香り」。便箋に好きなアロマを移しておいたり、小さな匂い袋・文香を封筒にしのばせたり…。五感が刺激され、いつまでたっても忘れることのない、記憶に残る一通となること間違いなし!文字色も同様で、黒以外でしたためれば、インパクト大。あなたの思いがしっかりと、相手の心に刻まれるはずです。
2016年09月28日幸せな恋がしたい皆さま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。恋活・婚活をうまく行かせるためには、日頃から自分自身のメンテナンスをしっかりしておきたいですよね。そこでオススメしたいのが、一定期間デジタル製品をオフにする「デジタルデトックス」。というのも、最近はスマホやPC、TV由来の疲れを訴える女子が多発しているからです。とはいえ、急に「デトックスしよう」と思ってもなかなかやりづらいもの。ということで、「デジタルデトックス」を宿泊プランに取り入れているホテル椿山荘東京で、コツを体験してきました。●ホテル椿山荘東京デジタルデトックスプランこのプランは今年3回開催される予定らしいのですが、その内容はというと「電子機器をオフにする」だけでなく、さまざまなアクティビティが企画されていました。特に感動したのが、1泊2日のなかに3回も「体を動かす時間」が設けられていたこと。予想もしていなかったのですが、これがデトックスに効果的だったのです。では概要です。夕方までにチェックインを済ませると、午後5時から第一回目のエクササイズが40分。講師はモデルでボディメイクトレーナーの佐々木ルミ先生がご担当してくれました。 その後、夕食を挟んで午後10時過ぎからは快眠を促すエクササイズ。こちらは30分間、ゆっくり体をリラックスさせるもの。そして、翌朝は6時半からホテルの素敵な庭園を散歩し、その後7時からは30分間のヨガストレッチタイム。なお、このタイムスケジュール以外にも、ホテルのプールやお風呂などを自由に利用できたので、私はプールに入ってのんびり水と戯れて過ごしました。運動の誘眠効果が抜群!食事は、ビストロでのディナーと朝食が付いていて、ディナーは夕方のエクササイズのあと、朝食はヨガストレッチのあとでした。プランを体験してわかったのは、デジタルをオフにするコツ。大きく言うと3つに集約できそうです。一つは、「早寝」。私自身の日頃の暮らしから反省を込めて言うのですが、夜だらだらと起きているとどうしてもスマホやテレビを見てしまいがちになりますよね。でも、「早く寝る!」と決めてしまうと、電源をオフにせざるを得なくなる。とはいえ「早寝」って難しいですよね。「早く寝よう」と思っても、なかなか寝付けなかったりします。そこで有効なのが「運動」です。特に、昼のうちに疲れるほどにしっかりと体を動かしたうえに、さらに寝る前にもう一度軽い運動をすると、「寝付きがよくなる」とわかりました。というのも、体験したプランでは、夕方のエクササイズが意外とハードな感じだったのですね。これが緩かったらあんなにスッと寝入れなかった気がします。さらに、寝る前の快眠エクササイズも割としっかりめで、「なるほど、このくらい体を動かすと心地よい眠りに入れるのだな」と体感することができました。夕食を早めに“しっかり”食べるということで、日頃、通勤で疲れている人は、「夜寝る前に体を30分程度軽く動かす」行為を取り入れるとといいと思いましたし、日中の運動が足りない人~たとえば私はデスクワークなので、普段は「日中の運動」が足りません~は、日中にも、「少し疲れる程度の運動」をするといい。続いてのコツは、食事の取り方です。早めの時間、たとえば19時くらいに夕食をしっかりと食べると、消化がうまく行き、寝入りやすいです。日頃の私は、夕食が遅く、ゆえに胃腸が休まらず、どんどん夜更かしが進んでしまうのですが、ある程度早い時間にきちんとボリュームある夕食をいただくと、その後はそこまで食欲がわかず、おなかがすく前に眠れると知りました。しかも、翌朝は空腹で目覚めるという「理想的な流れ」です。このたびのプランの夕食は、「前菜にスープ、お肉か魚、デザートにパン」という布陣でしたが、フレッシュな野菜がふんだんに使われていたので量をいただいているのに、ヘルシー。 そうそう、夕方のエクササイズ前には、スーパーフード「スピルリナ」のスムージーもいただきました。バナナも入っていたので、結構なボリュームでしたがそれもよかったかも。朝食を意識する最後のコツは朝食の取り方です。朝食で大事なのは、夜のうちに「朝食を絶対に食べる」と決意することだと思いました。というのも「朝はどうなるかわからない」「なんなら睡眠を優先したい」「夜食べ過ぎたら朝を抜いて調整しよう」というあやふやな気持ちでいると、夜におやつや夜食を食べる恐れがある。で、これをしてしまうと、結局胃腸は休まらず、結果としてしっかり眠ることができづらくなるのです。ちなみに消化には「3時間から6時間かかる」と言われています(ボリュームあるメニューでは6時間)。なので、12時に寝るのなら、9時には食べ終わりたいところです。……以上のコツを意識して快適な眠りに入れると、結果的に「デジタルデトックス」も実現します。すると、デジタルで疲れた目のダメージ(乾燥やたるみ)や、お肌の乾燥も治ってゆき、ひいては美貌アップできるハズ。毎日行うのは難しくても、時折、意識してみると、かなり違ってくると思いますよ。●ホテル椿山荘東京「デジタルデトックスステイ」<TEXT/PHOTO・にらさわあきこ>
2016年09月14日ブルース・リーが残した手書きメモを基にした犯罪ドラマシリーズが製作される可能性が出てきた。1973年に32歳の若さでブルースがこの世を去った後、娘シャノン・リーが発見したそれらのメモを原案とするテレビドラマ『ウォーリアー』において、パイロット版の製作が決まったようだ。米国の南北戦争後のサンフランシスコにあるチャイナタウンを舞台に繰り広げられる同作品は、暴力団抗争に巻き込まれた若き武道家の青年を主役にしたストーリーになるという。現在のところ出演者などはまだ決まっていないが、ジャスティン・リンとジョナサン・トロッパーが同ドラマの制作に携わっていくことは明らかになっており、シャノンもブルース・リー・エンターテイメントのプロデューサーとして参加する。ブルースの死後に作品がこの世に送りだされるのは今回が初めてではなく、その死から5年後にはブルースの書いた脚本を基にデビッド・キャラダイン主演作『サイレントフルート』が発表されている。『サイレントフルート』の監督を務めたリチャード・ムーアは以前、「この作品を作るきっかけになったのは僕が今まで読んだことのないような30ページに渡って書かれたとてつもなく難解で、映画っぽくない脚本でした。どうやってその脚本を映画化しようと思っていたかなんて、わかりませんよ。それから何が起きたかというと、スタンリー・マンがその作品を120ページの新たな脚本に作り直したのです。最終的にこの作品は、当初考えていたものとは全く違った作品になりました。僕が覚えている限りでは当初、この作品は決定的な禅武道の作品になるはずだったんです」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年09月06日世界が注目するチームラボ最大級のデジタルアート展Wander through the Crystal Universeフジテレビ『お台場みんなの夢大陸2016』内で8月31日(水)まで開催中のDMM.com、チームラボ、フジテレビによる『DMM.プラネッツ Art by teamLab』は、ウルトラテクノロジスト集団・チームラボの手掛ける最大規模のデジタルアート作品展。多彩なデジタルアート作品で迷路のように構成された約3000㎡もの巨大な展示空間内は、決まった順路はなく、気のおもむくまま自由に歩き回って鑑賞するスタイルです。スマートフォンを使っての参加型最新デジタルアートも4つあるゾーンのうち、宇宙空間を表現した過去最大サイズ(約20m×20m×4m)の光の彫刻の集合体を展示した「Wander through the Crystal Universe」と、超巨大なドーム空間に花々が咲き渡る宇宙を表した新作「Floating in the Falling Universe of Flowers」の設置されたゾーンでは、スマートフォンを通じて作品にエレメントや蝶を出現させることも。同じ瞬間は2度とない、貴重な体験空間に足を踏み入れてみては?Floating in the Falling Universe of Flowers裸足になって体験するデジタルアート人と共に踊る鯉によって描かれる水面ドローイング‐Infinity水面に広がる新作デジタルアート作品「人と共に踊る鯉によって描かれる水面ドローイング‐Infinity」は、裸足で鑑賞するゾーン。なかには、ひざ下まで濡れたり、全面鏡張りの作品も。訪れる際は、短パンやゆったりしたパンツがおすすめです(会場ではハーフパンツの貸し出しや足ふき用タオルの用意もあり)。人と共に踊る鯉によって描かれる水面ドローイング‐Infinityイベント情報イベント名:DMM.プラネッツ Art by teamLab催行期間:2016年07月29日 〜 2016年08月31日住所:お台場・青海周辺エリア(「お台場みんなの夢大陸2016」会場内)
2016年08月20日イタリアのマルチカテゴリーブランド・モレスキン(MOLESKINE)が4月20日、専用のアプリケーションと連動して手書きのデータを瞬時にデジタル化する「モレスキン スマートライティングセット」(2万6,100円)を発売した。このセットは、ノートのメモやスケッチを瞬時にデジタル化できるアイテム。「ペーパータブレット」と、書いた内容をデジタル化するキャプチャ用カメラ内蔵のアルミニウム製ペン「ペン+」、書いたメモやスケッチを保存やシェアできる専用アプリケーション「モレスキン ノーツ」の3アイテムで構成される。「ペーパータブレット」上に書き留めたメモやスケッチは、撮影やスキャンなどの作業をすることなく、専用アプリケーション「モレスキン ノーツ」を通して瞬時にデジタル化され、ミーティングの時に記入した内容も、オフィスに戻ってペン先のタップひとつでPDFデータとしてチームのメンバーにメールで共有することが可能。また、専用アプリケーションであるiOS専用の「モレスキン ノーツ」とAndroid専用の「ネオノーツ」を介すと、手書きのスケッチもリアルタイムで映し出すことができ、プレゼンテーションもライブ感覚でシェアできる。なお、「ペーパータブレット」は、韓国のNeoLAB Convergenceが開発した、紙にデジタルデータを保存することができる「エヌコード(Ncode)技術」を用いて製作されたもの。細かく点状に施した模様によってページ上の場所や、どこのページにペン先を置いているのかを認識できる。また、中紙は筆記と描画の両方に適するよう、厚みのある紙を採用。デジタルタブレットを彷彿させる丸みを帯びた形状に仕上げられている。「ペーパータブレット」上で作成したメモやスケッチを保存するアプリケーション「モレスキン ノーツ」と「ネオノーツ」は、書き留めたメモを手書きデータとデジタルテキストデータの両方で保存することが可能。その他のファイル形式へのエクスポートや編集、検索もできる。また、Google DriveやEvernoteを含む、様々なアプリケーションやデバイスで利用可能なフォーマットを用いてシェアすることもできる。なお、同アイテムは東急ハンズ新宿店内のモレスキン アトリエ、モレスキンオンラインストアでの先行発売後、5月20日より全国で順次発売される。
2016年05月02日アクセンチュアは4月5日、デジタル分野でのサービス拡大に向けて、デジタルマーケティング事業を展開するアイ・エム・ジェイ(IMJ)の株式の過半を取得することで合意した。IMJは1996年に設立し、現在およそ600名の社員を擁するデジタルマーケティング領域における国内企業で、さまざまな顧客に対し包括的なデジタルマーケティングサービスを提供している。同社の強みは、デジタル戦略の立案やコンテンツの設計・開発、デジタルマーケティング施策によるユーザー獲得支援、キャンペーン管理、データ分析などの多様なマーケティング機能と、それらを支えるクリエイティブを組み合わせた独自のサービスにある。同社はこれらのサービスにより、国内の消費財、飲料、自動車、通信、金融、エンターテインメントや小売業界などの顧客の成長に貢献しているという。今回の合意に基づく株式取得の完了後は、アクセンチュア・デジタルの構成チームであるアクセンチュアインタラクティブの国内市場に向けたサービス提供能力が強化される。また、アクセンチュアとIMJが持つ、クリエイティブ性、デジタルテクノロジーの専門知識、およびコンサルティング能力が融合され、戦略から実行までを一貫して提供できる体制が整う。なお、IMJの株式取得は規制当局による承認ならびに商習慣に基づく完了条件に従って実行され、完了後は両社で共同した運営体制を構築していく。
2016年04月06日デジタルガレージは、ドラッグストア事業を全国展開するココカラファインヘルスケアと協業し、デジタルガレージ が新規に開発した、小売店の店頭で行うプロモーションサービスのプラットフォームを利用した中国からのインバウンド消費促進施策を展開すると発表した。このプラットフォームは、店頭で実際に商品を見てから購入を決めるという消費スタイルが多いことを受けたもので、スマートフォンを活用して中国語で商品情報を配信し、商品への理解を深め、購入を考えるきっかけを提供するもの。具体的には、訪日中国人に対して店内MAPと情報提供の仕組みが記載されたチラシを配布し、QRコードが設置された対象商品の棚に誘導。顧客がスマートフォンでQRコードを読み込むと、商品についての詳細な説明ページが立ち上がり、商品訴求を行う。一連の情報は全て中国語で提供する。このサービスをココカラファインヘルスケアが運営する一部店舗でテスト導入したところ、一部商品では情報ページの閲覧数と販売数が同数になるなど、スマートフォンを活用した情報提供と販売に高い相関性を見出すことができたという。また、68%の中国人客が「購入を考えるきっかけになった」と回答し、高い販売促進効果が認められたという。そのため、協賛企業の協力のもと、導入店舗や紹介商品数を拡大し、サービス展開する。
2016年03月22日フェンディ(FENDI)が日本で公式デジタルブティック(fendi.com)をオープンした。昨年オープンしたヨーロッパとアメリカに続き日本でも、デザインを一新した公式サイト内にデジタルブティックがオープン。ウィメンズからは、バッグ、レザー小物、シューズ、ファッションジュエリー、テキスタイル、バックチャームなどのアイテムを展開。16SSコレクションで登場したバッグストラップ「ストラップ ユー(STRAP YOU)」も登場する。メンズからは、バッグ、レザー小物、ジューズ、アクセサリーに加え、音楽プロデューサーのドクター・ドレー(Dr. Dre)が手掛けるオーディオブランド、ビーツ・バイ・ドクター・ドレ(Beats by Dr. Dre)とコラボレーションしたヘッドフォンも販売される予定だ。また、デジタルブティックのオープンを記念した特別なビデオ「フラワーランド(FLOWERLAND)」も公開された。動画引用元: (FENDIオフィシャル:
2016年03月17日博報堂DYメディアパートナーズは、100%子会社として、博報堂DYグループのデジタルメディア領域の中核会社「株式会社博報堂DYデジタル(本社:東京都港区)を2016年4月1日付で設立すると発表した。博報堂DYデジタルは、成長市場であるデジタルメディアビジネスのシェア拡大に向けたデジタル人材の採用と育成による体制強化に取り組むほか、博報堂DYグループ各社やDACグループとの連携をこれまで以上に強め、デジタルメディアビジネスを中核に据えたクリエイティブ・マーケティング・プロモーション・CRM・データ解析・システム開発・デジタル戦略コンサルティング等、新たなデジタルビジネスを創出し、次世代型の統合コミュニケーションを実現するという。そして、生活者、企業、メディア、すべての「デジタルシフト」を主導するデジタルリーディングカンパニーを目指すとしている。なお、博報堂DYデジタルは、博報堂DYメディアパートナーズのi-メディア局等の組織と、博報堂DYメディアパートナーズ100%子会社の博報堂DYインターソリューションズを戦略的に統合することで設立し、2016年4月1日から、新たに営業を開始する。資本金は9980万円で、社員数は約300名の予定。主な事業内容としては、・デジタルメディア・プラニング・プロデュース(デジタル制作、企画プラニング、戦略コンサルティング他)・デジタルメディア戦略&デジタルメディア商品開発・デジタルキャンペーン&プロモーションプラニング・ソーシャルメディアマーケティング制作、運用・データマーケティング(DMP構築・コンサルティング・データ分析)・デジタルソリューション開発などを行う。
2016年03月01日箱根登山鉄道は、2015年10月10日より、「デジタル列車無線システム」の運用を開始したことを発表した。同システムには、NECのデジタル無線システムが採用されている。列車無線システムは、列車に搭載された無線装置を、基地局経由で指令所と接続することにより、情報伝達などを行うシステム。同システムは、デジタル無線を採用することで、伝送路上で音声にノイズが発生しても受信側で修正が可能になっている。これにより、ノイズに強く通話品質の変動が少ない安定した音声通話を実現する。さらに、無線伝送の音声信号にデジタル暗号処理をかけることにより、通信の秘匿性も向上するという。また、複信方式を採用することにより、音声の送信・受信が同時に行えるため円滑な情報伝達が可能となる。そのほか、中央制御装置・基地局間や各基地局間をつなぎ、信号を伝送する「アプローチ回線」に関して、既設の通信メタルケーブル設備を活用することにより、列車無線専用の光ケーブルなどの新設が不要となるとしている。
2016年02月03日MetaMoJiは2日、手書き入力システム「mazec」のWindows版「mazec 10 for Windows」の製品版を発表した。オンラインソフトウェア流通サイト「Vector」にて、税別3,000円/年で同日から販売開始する。「mazec 10 for Windows」は、Windowsタブレット上の手書き文字を認識・変換する、日本語手書き入力システム。漢字とひらがなが混ざった入力でも正しく変換する「交ぜ書き変換入力」機能のほか、よく使うフレーズの登録や、変換候補の自動学習機能などを備える。Windows 10環境では、デスクトップアプリやストアアプリ、メールやブラウザ、SNS、Officeなど、Windows上で文字入力する全アプリに対応。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10。なお、2015年7月末から提供していた試用版の学習内容や登録した単語は、製品版を上書きインストールすることで引き継げる。
2016年02月02日MetaMoJiは1月25日、法人向け手書き入力システム「mazec」のWindows版をアップデートし、最新版「mazec for Business Windows Ver3.0」の提供を開始した。今回のアップデートでは、初めて「mazec」に触れるユーザーでも操作説明なしで利用できる「初心者モード」を追加。また、金額や数量など数字入力を容易にする電卓配列の「数字キー」を新たに用意した。さらに、ストロークイメージ出力機能の追加(テキストと手書きストロークイメージの同時出力)や、API機能の拡張を行っている。これらの機能追加により、店舗における各種申し込みシステムでの利用や無人端末への搭載がより効果的になり、Windowsタブレットを活用したペーパーレスシステム適用範囲がさらに広がるとしている。
2016年01月26日パナソニックは19日、デジタルカメラ「LUMIX(ルミックス)」シリーズのコンパクトデジタルカメラとして、「日常の感動を手軽に共有するコミュニケーションカメラ」を掲げる単焦点モデル「DMC-CM10」を発表した。2月25日に発売し、価格はオープン、推定市場価格は100,000円前後(税別)。DMC-CM10は、LTE通信機能(データ通信・SMS専用)とAndroid 5.0を搭載した、SIMロックフリー仕様のコンパクトデジタルカメラ。2015年3月に台数限定で発売した「DMC-CM1」から通話機能を省き、データ通信専用SIMに対応した。撮影した写真をプリインストールアプリで編集、自動オンライン保存、SNSへアップロードといった機能を持ち、Google Playからもアプリをダウンロードできる。LTE通信のSIM(microSIM)はユーザー側で用意するが、CM1やCM10専用となる「Wonderlink LTE Lシリーズ」をパナソニック ストアで販売する予定。例えば「L-5G」プランなら、初期費用が3,000円(税別)、基本使用料が1,480円/月(税別)、パケット通信料が5GB(下り最大150Mbps、上りはLTEスピード制限なし)となる。4G(LTE)の対応バンドは、FDD Band1、3、4、5、7、8、20だ。本体まわりに目を向けると、まず厚さが15.2~21.1mmと薄型で、幅が135.4mm、高さが68mm。撮像素子には1.0型 総画素数2,090万画素(有効2,010万画素)の高感度MOSセンサーを搭載し、1.0型センサー搭載のデジタルカメラとして世界最薄を掲げる(パナソニック調べ)。レンズは単焦点の「LEICA DC ELMARIT(エルマリート)」で、35mm判換算の焦点距離は28mm、開放F値はF2.8となる。マニュアル撮影に関する機能を充実させており、絞りやシャッタースピード、クリエイティブコントロールといった設定を行うコントロールリングを装備した。動画機能では、最大で4K(3,840×2,160ドット)/15p、MP4形式を撮影可能。プリインストールアプリの「4Kプリ連写」を使うと、シャッターボタンを押す前後1.5秒間を4K画質で撮影し、45枚の画像から気に入ったものを残せる。そのほか主な仕様は、DMC-CM1に準ずる。撮像素子が有効2,010万画素の1.0型高感度MOSセンサー、対応感度がISO125~ISO12800(拡張設定でISO100、ISO25600を利用可能)、シャッター速度が1/16,000~60秒、連写性能が最大約50コマ/秒、開放絞りがF2.8、最小絞りがF11、合焦範囲が10cm~∞となっている。背面のモニターは約622万ドット・4.7型の液晶方式(タッチパネル)だ。有効92万画素のインカメラも備える。OSはAndroid 4.4で、CPUに4コア/2.3GHzのQualcomm Snapdragon801を搭載。内蔵メモリは2GB RAMと16GB ROM。記録メディアはmicroSD/SDHC/SDXCカード。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0、NFC(近距離無線通信)などをサポート。
2016年01月19日ワコムは、スマートフォリオ「Bamboo Spark」に書いた手書き文字をテキスト変換する機能の提供を開始した。同機能のベータ版使用料は無料。同機能は、手書きノートをボタンひとつでデジタルデータ化できるスマートフォリオ「Bamboo Spark」で、手書き文字をテキスト変換できるもの。今まで画像でしか保存できなかった手書きメモをテキストとしてデータとして保存し、EメールやEvernoteなどのアプリで共有することもできるようになる。手書きしたノートは「Bamboo Spark アプリ」に保存されると同時に、Wacom Cloudサービス内で提供しているウェブポータル「Inkspace」にも自動的に同期され、さまざまな端末からノートのデータを閲覧・管理することができる。「Inkspace」は、Wacom Cloud内のすべてのデジタルインクファイルのハブ(結節点)として機能しており、Bamboo Sparkやデジタルノートアプリ「Bamboo Paper」との連携や自動同期、手書きメモやスケッチの保存を可能にしている。また、Bamboo Spark アプリ上のエクスポートボタンをクリックすると、EメールやEvernote、OneNoteなどのクラウドサービスやアプリなどでテキスト文字を共有することができるということだ。また、Bamboo Sparkのテキスト変換機能を利用すると、Bamboo Spark アプリ上で単語、フレーズ、文字列でテキスト検索ができるようになる。このテキスト変換機能は、英語、日本語(縦書きを含む)、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、繁体字中国語、簡体字中国語の13言語に対応しているということだ。既にアプリに保存済みの古い手書きデータも、ワコムが提唱する「WILL(Wacom Ink Layer Language)」によって、テキストファイルに変換可能となっている。また、手書き文字のテキスト変換機能提供にあわせて、これまで7インチ以上のAndroid搭載タブレットならびにiOS向けに提供してきたデジタルノートアプリ「Bamboo Paper」を、7インチ以下のAndroid搭載スマートフォンとWindows10対応のBamboo Paperにも提供開始、マルチプラットフォームで使用できるようになった。なお、Bamboo Paperで書いた手書きノートのテキスト変換については、今後のアプリおよびInkspaceのアップデートで対応される予定となっている。なお、テキスト変換機能は、今後プレミアム機能として有償提供される予定だが、先行して、期間限定で無償のベータ版として提供されている。なお、利用の際にはWacom Cloudへの登録が必要となるということだ。
2016年01月06日NEXXは25日、Boogie Board技術を採用した手書きメッセージ入力ボード「Write2Go」を発売した。価格は13,800円(税別)。Facebookメッセンジャー、LINE、Skypeといったインスタントメッセージに、手書きのメッセージやイラストを投稿できる手書きメッセージボード。Boogie Boardの技術を用いており、5型のタブレットボード上にスタイラスペンで文字やイラストを書いてPC画面に送信する。書いたものはボード上に残るので、紙にメモを書く感覚で使用できる。デジタルメモ管理ツール(メモマネージャー)では、スケジュールを決めてPCの画面にメモをポップアップさせるリマインダー機能や、手書きメモをカテゴリ別に色分けして保存しておく機能を搭載。検索キーワードを入力するページを設けることもできるので、後日にメモの内容を検索する時などに重宝する。GoogleカレンダーやOutlookとの連携も可能で、予定を登録すると手書きメッセージのメモが予定表に添付される。WordやPDFなどの電子文書に、直接署名や注釈コメントを挿入できるほか、文字認識機能も搭載。日本語か英語であれば、PenPower製の認識技術により、手書き文字をテキストデータに変換する入力デバイスとしても使用できる。書き込み領域は113×64mm(5インチ)、本体サイズはW136×D125×H16.7mm、重量は100g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 10、Mac OS X 10.8以降。
2015年12月28日ソースネクストは12月14日、紙やPDFのフォーマットに文字入力できるソフト「さよなら手書き 3」シリーズを2016年1月29日に発売することを発表した。同製品では、通常版3990円に加えて、法人向けの機能を強化した上位版「さよなら手書き 3 Platinum」も9980円で新たにラインアップされる(いずれも税別)。さよなら手書き3は、2013年12月に発売した書類印刷用ソフト「さよなら手書き」シリーズの最新版。スキャナで読み取った市販用紙や公的機関の申請書類のフォーマットに合わせて文字入力や印刷が行える。1クリックで自動的に記入欄を配置したり、選んだ範囲だけ記入欄を配置したりできる。また、書き込みたい場所を選択すれば、そのまま文字入力も可能。最新版では、差し込み印刷機能が強化され、1つの申請書フォーマットで、日付や宛名だけが異なる複数の書類を作成しやすくなった。そのほか、マス目になっている記入欄にも1マス1文字ずつ入力し、濁点・半濁点も1マスに記入する方法にも対応したほか、報告書やアンケート回答欄などの固定行数の記入欄も入力できる。加えて、新たに地図などの図面記入の際に便利なキャプチャー機能が追加された。法人向けの機能を強化した上位版「さよなら手書き 3 Platinum」では、繰り返し提出する書類をテンプレート化する機能、過去の書類を再利用できる履歴機能、よく使う文字・画像を登録することで、ワンクリックで入力できる機能などを搭載した。
2015年12月14日ソースネクストは、紙の申請書などに文字入力できるソフトウェア「さよなら手書き 3」シリーズを2016年1月29日に発売する。直販サイトで24日から予約開始。価格は、ダウンロード版・パッケージ版ともに通常3,990円(税別)。また、法人向け機能を強化した上位版9,980円(税別)も新たにラインナップする。公的機関や市販の申請書、履歴書などの記入欄に合わせて、文字を入力し印刷できるソフトウェア。役所への申請資料やイベント申し込み用途などに役立つ。今回発売する最新版「さよなら手書き 3」では、1クリックで自動的に記入欄を配置する機能や、書き込みたい場所を選択するとそのまま文字入力できる機能などを追加し、より直感的な操作が可能なった。また、1つの申請書フォーマットで、日付や宛名だけ違う複数の書類を作りたい時に使う「差し込み印刷機能」では、差し込む項目の選択をわかりやすくしたという。このほか、金額、郵便番号、フリガナなどのマス目入力時、濁点・半濁点の1マス記入に新対応したほか、スキャンした用紙の文字をシャープにさせる機能も新たに搭載した。ビジネス向け機能を強化した「さよなら手書き 3 Platinum」では、記入欄を配置した書類をテンプレートとして登録できる機能や、一度作った書類を過去履歴として自動的に保管する履歴機能、自社の地図など、外部ページのキャプチャを挿入できる機能などを備えている。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10。
2015年12月14日Evernoteは11月4日(米国時間)、iOS用「Evernote」アプリのバージョン7.9の提供を開始した。ノートにカラフルな手書きスケッチ機能を追加、iOS 9のiPad向け新機能「Split View」(対応機種: iPad Pro、iPad Air 2、iPad Mini 4)をサポートする。手書きスケッチは、ノートの編集画面を開いて鉛筆マークのアイコンをタップすると手書き入力画面に切り替わり、すぐに書き始められる。指、Evernoteがマーケットで販売している「Jot Script 2」、iPad Proで使用できるAppleの「Apple Pencil」、他のスタイラスの使用が可能。ペン、蛍光ペン、消しゴム、選択ツールなどが用意されており、ペンや蛍光ペンのアイコンをタップして簡単に色や線の太さを変更できる。また3D Touch対応機種では、画面に触れる力の強弱で線の太さを変えられる。手書きが完了するとノートに収まるように自動的にサイズが整えられ、ノート上でテキストや写真と組み合わせることも可能。保存した手書きを含むノートはEvernoteに同期され、他のiOSデバイスやAndroidデバイスのEvernoteアプリでも手書きスケッチを編集できる。Macでは表示のみになる。Split Viewは、iPadの画面に2つのアプリを並べるマルチタスク機能だ。これまでWebページのコンテンツをノートに貼り付ける場合、SafariとEvernoteを切り替えなければならなかったが、Split Viewで2つのアプリを並べて、素早くコピー&ペーストを行える。
2015年11月05日デジタルハリウッドは、同スクールの在校生・卒業生と共に、遊べるインスタレーション作品と電子工作ワークショップを通して、デジタルのモノづくりを子どもから大人まで楽しめるイベント「Playground!2015~デジタル遊具と電子工作ワークショップ~」を開催する。日時は11月1日 11:00~18:00。会場は東京都・お茶の水のデジタルハリウッド 駿河台ホール(御茶ノ水ソラシティ・アカデミア3F/4F)。展示会場は入場無料。ワークショップの参加費は、午前の部:親子1組1,000円 / 午後の部:1人2,000円(ともに材料費込み)。同イベントでは、デジタルハリウッドのスクール在校生や卒業生、インタラクティブ作品を得意とする企業が制作したインタラクティブな作品が多数展示されるほか、親子ペアおよび中学生から参加可能な「littleBits」(電子工作キット)のワークショップが開催される。展示会場には、パノラマに広がった恐竜たちの世界を冒険するiPadのデジタル絵本「DINOBOOK」(Panon Public)やスマートフォンとPCを連携させた遊べるインスタレーション「Sky」(クスール / たき工房)、森のクマさんになって上から落ちてくるフルーツをキャッチする体感ゲーム「フルーツ☆キャッチ」(アイ・エム・ジェイ)など、Microsoft KinectやTouch Boardなどに代表される、体感センサーとプロジェクターが連動したインタラクティブな作品が並ぶという。また、ワークショップは"午前の部"は、磁石で安全・手軽に電子工作を楽しめるlittleBitsを使って、親子で一緒に工作ロボットを作る「親子で学ぶはじめての電子工作!工作ロボットをつくろう」。参加対象は小学生(親子連れ)。時間は11:00~12:30頃(約1時間半)。参加費は1,000円/1組(材料費込み、littleBitsは持ち帰り不可)。"午後の部"は、プログラミング初心者にもわかりやすいlittleBitsのArduinoを使い、少し複雑なオリジナルの電子工作を作る「初心者でも簡単!プログラミングを使った電子工作に挑戦しよう」。参加対象は中学生以上~大人。時間は14:30~17:00頃(約2時間半)。参加費は2,000円/1人(材料費込み、littleBitsは持ち帰り不可)。なお、ワークショップの参加希望者は、申し込みページより事前予約が必要で、定員を超える場合は抽選となる(参加費は会場払い)。申し込み期限は10月31日 午前0時。
2015年10月29日ローランドは、ステージで使用するデジタル・グランドピアノの理想のデザインを追求する「ローランド・デジタル・ピアノ・デザイン・アワーズ(Roland Digital Piano Design Awards)」を開催する。応募期間は11月10日~12月21日。大賞(1点)には50万円、優秀賞(1点)には20万円、奨励賞(1点)には10万円が贈られる。「ローランド・デジタル・ピアノ・デザイン・アワーズ」は、"未来のステージ用デジタル・グランドピアノ"を題材にデザインを公募するもの。音楽文化への貢献と次世代クリエイターと共にデジタルピアノの未来を考えることを目的としている。同社の狙いとしては、革新性、独自性、造形美、存在感、デジタルならではの利点を活かした、理想的なデジタル・グランドピアノのデザインを全世界から募集し、伝統的な音や形の制約を超えた理想のピアノのあり方を追求したいということだ。応募資格は、現在国内外で活動中のデザイナー、クリエイター、およびそれを目指している大学や専門学校の学生が対象となる。企業、団体あるいは個人やグループ、年齢、性別、職業、国籍は不問。募集条件および応募方法等の詳細は、11月10日から同アワーズ公式サイト内に開設するエントリーページに記載される。また、審査基準は「革新性、独自性があるもの」、「造形美を感じられるもの」、「テーマと適合しているもの」、「ステージで使用するコンサート用グランドピアノに相応しい気品と存在感を感じられるもの」、「デジタルならではのアドバンテージを活かしているもの」となっており、審査はローランド社内の専門家や識者で構成する選考委員会にて行われる。また、結果発表は2016年1月21日にアメリカで開催される楽器業界のトレードショー「Winter NAMM Show 2016」の会場と、同アワーズ公式サイトにて受賞者名と受賞作品が発表されるということだ。
2015年10月21日エムディーエスは、手書きのアナログデータをデジタルデータに変換するノートブック「Evernoteコレクション」の新製品として、「Evernoteスマートノートブック(スレートグレー)」と「Evernoteビジネスノートブック(XLサイズ)」を発売する。モレスキンアトリエおよびモレスキンオンラインストアでの先行発売は本日9月16日より。一般発売は10月15日からとなる。価格はEvernoteスマートノートブック(スレートグレー)が3,100円、Evernoteビジネスノートブック(XLサイズ)が3,670円(ともに税抜価格)。「Evernote(エバーノート) コレクション」は、Evernoteモバイルアプリと連携し、手書きのアナログデータをデジタルデータに変換して、手軽にEvernoteに取り込めるノートブック。「MOLESKINE+(モレスキンプラス)」のひとつとして販売されている製品だ。今回発売される「Evernote スマートノートブック」には特殊な罫線が施され、文字だけでなくアイデアのスケッチなどの書き込みもデジタルデータとして管理できるのが特徴。角が丸い長方形+ゴムバンドという「モレスキン」のデザインを踏襲しつつ、カバーには「Evernote」のロゴマークとしてお馴染みの"象"と、さまざまなイラストをデボス加工であしらったハードカバーが採用されている。中紙は、メモだけでなく日々の記録やクリエイティブツールとしても使えるように、横罫と方眼が240ページずつ用意される。カラーは既存の「ブラック」に加え、カジュアルなシーンでも活躍する「スレートグレー」が新色として追加された。また、モレスキン オンラインストアの限定色として、鮮やかなグリーンも発売されるということだ。サイズは幅130mm × 高さ210mm(ラージサイズ)。一方の「Evernote ビジネスノートブック(XLサイズ)」は、ビジネスにおけるミーティングでの使用を想定した作りになっているのが特徴。ページレイアウトが上下ふたつのセクションに分かれ、ページ上部にはほかのメンバーとの共有事項を、下部には個人的なメモや質問事項などを書き込むといった使い方が可能だ。データを取り込む際は、共有事項のみか、あるいはページ全体かを簡単に選択できる。ページ右上に備わるリマインダーボックスにチェックを入れると、プロジェクト管理に最適なリマインダー機能が自動で起動する仕組みだ。すべてのページにはページ番号が記載されており、巻末に設けられた「INDEX(インデックス)」ページと照らし合わせることで、検索も容易になっている。今回の新製品では、よりたくさんの書き込みに対応できるように、より大きな「エクストララージサイズ」(幅190mm × 高さ254mm)が新ラインナップに追加された。中紙は横罫240ページ。なお、両製品ともにゴムバンドと栞ひも、最終ページに配した拡張ポケットのマチ部分に、「Evernote」のキーカラーであるグリーンが使われている。さらに特典として、タグ付けができるスマートステッカー4枚(2種)と、Evernoteの有料版サービスを3ヵ月間試用できるプレミアムコードが付属する。
2015年09月16日ラトックシステムは3日、デジタル音声をアナログ音声に変換する、デジタルtoアナログオーディオコンバーター「RP-ADAC1」を発表した。9月中旬より、楽天市場店限定で販売する。価格はオープンで、直販価格は税込3,180円。デジタル音声出力端子をもつTVやゲーム機などと接続して、アナログ音声に変換するデジタルtoアナログコンバーター。本製品で中継することで、TVやゲーム機のデジタル音声を、デジタル音声入力のないアンプやアクティブスピーカーなどに接続できる。音声入力インタフェースは光デジタル(角型)×1、同軸デジタル×1、音声出力インタフェースはアナログ(RCA)×1、ライン出力(3.5mmステレオミニジャック)×1。対応サンプルレートは、光デジタルが24bitの96kHz / 88.2kHz / 48kHz / 44.1kHz。同軸デジタルが16bitの192kHz / 176.4kHz / 96kHz / 88.2kHz / 48kHz / 44.1kHz。本体サイズはW55×D70×H20mm、重量は約48g。
2015年09月07日ワコムは、手書きノートをデジタル化し、アイデアを編集・共有可能にするスマートフォリオ「Bamboo Spark」3モデルを発表した。発売時期は2015年10月。販売店舗は全国の量販店および同社のWeb通販ショップ「ワコムストア」。ワコムストア参考価格は1万7,800円(税抜)。「Bamboo Spark」は紙の上に書いた文字や図をリアルタイムにデジタル化し、編集・共有することができる、1024筆圧レベル対応のいわば"デジアナ文具"。A5サイズのノートに専用のボールペン「スマートペン」で書いた内容を、手軽にデジタルデータへ変換できる。スマートフォン、ペン、名刺、紙などが入るガジェットポケットつきモデル「Bamboo Spark, with gadget pocket」、スマートフォンやタブレットなどが入れられるタブレットスリーブつきモデル「Bamboo Spark, with tablet sleeve」、iPad Air 2専用モデル「Bamboo Spark, with snap-fit for iPad Air」(同モデルのみワコムストア専売)の3モデルが展開される。同製品には本体に同社独自の電磁誘導方式(EMR <Electro-Magnetic Resonance>)デジタイザーが搭載されており、その上にノートをセットして、デジタイザーと呼応する「スマートペン」を使って筆記を行うことで、高精度の「デジタルインクデータ」を生成。そのデータが本体のボタンを押すことでクラウド上に保管される。また、同製品は専用アプリ「Bamboo Spark app」(iOSまたはAndroidデバイス)と併せての利用が推奨されており、手書きのメモやノートを書いてから「Bamboo Spark」中央に位置するボタンを押すことで、その情報がデジタル化され、アプリ上に保存される。オンライン同期は利用の絶対条件ではなく、オフライン下ではノート100枚分までを本体に保存できる。クラウドに保存したデータは、友人や同僚などと共有したり、編集したりできる。ちなみに、「デジタルインクデータ」を生成するにあたり、ペンは専用品である必要があるが、ノートは対応品のほか、読み取り範囲(A5サイズ)以内で、約50枚(5mm前後)以下の厚みであれば利用可能となっている。保存されたデータは「Bamboo Spark app」や同社のノートアプリ「Bamboo Paper」などで編集可能。同社の無料クラウドサービス「Wacom Cloud」にアカウント登録することで、PCやMacなど、さまざまなデバイスからデータにアクセスでき、同社のWebポータルサイト「Inkspace」を使うことでコンテンツを1カ所にまとめて整理し、ファイルをJPEG、PDF、WILLの3つの形式で保存できる。こうしたワコムのクラウドサービス・アプリからなるエコシステムでの利用のほか、EvernoteやDropboxなどのアプリに同期可能だ。本体は2.5時間のUSB充電で約8時間使用でき、専用の「スマートペン」のボールペンのインクの持ちは約3カ月間となっている(別売の交換芯あり)。ワコムのコンシューマー製品担当シニアバイスプレジデント、マイク・ゲイ氏は、同製品について「ワコムは2016年も引き続き、手書き文字認識など先進的アプリケーションなど、より進化したBamboo Spark対応アプリ機能を開発していく予定です。製品をご利用いただくみなさまの要求に応え、さらに進化を遂げていきます」と述べている。
2015年09月04日プラスとデジタルステージ、デジタルハリウッドの3社は9月1日、全国の文具販売店を通じ、法人向けにリーズナブルで高品質なWebサイトの制作を行う「HP作成サービス」の提供を開始する。同サービスは、3社の密な連携により、通常であれば工数が発生しやすいデザインや構造考案工程のオペレーションを効率化したほか、要望の多い機能を標準オプションとしてパッケージ化。加えて、デジタルステージのホームページ作成サービス「BiNDクラウド」を用いることで高品質・高機能な仕様を比較的安価で提供可能とする。また、誰でも簡単に入力できるWebサイト作成指示書をデジタルハリウッドのプロデザイナーの協力で用意。これにより、デザインや構造設計などに時間を費やすことなく、1カ月程度でWebサイトを開設できる。なお、写真撮影や文書考案、ドメイン取得など実務面での有償サポートも多数用意する。
2015年09月01日伊勢丹新宿店では、8月26日から9月8日までの期間、ファッションとデジタルが融合したライフスタイルを提案する。デジタルが我々の生活にどのような変化を与え、次なる豊かさを創造しようとしているのかを体感出来る場となりそうだ。トレンドファッションを発信する本館2階では、先月開催されたファツションとテックが出合う場を創出するグローバルなサミットDecoded Fashion内で行われたコンペティション「ISETAN CHALLENGE」で選ばれた日本初展開の360度から試着姿を確認できるミラー「メモミ」や、世界初の生地3Dプリンター「エレクトロルーム」など、リテールやファッションビジネスにおける新たな可能性を示唆するアイテムを紹介する。また同フロアでは、アンリアレイジ(ANREALAGE)のブラックライトを当てると柄が可視化されるテキスタイルを使ったファッションや、ソマルタ(SOMARTA)の縫製ニットで構築されたボディスーツの他、3Dプリンターで作られたアクセサリーやシューズも展開。ひとつひとつのプロダクトやアプローチは異なるが、どれもデジタルテクノロジーを駆使することでクリエーションやユーザーエクスペリエンスを創出している点が共通している。今は個々のブランドや企業としての取組みだが、これらの体験を一環してユーザーが受けることが出来るような未来を想像させる。また、ソフトバンクと三越伊勢丹が行ったファッション・デザインの専門学生を対象にしたファッションハッカソンで誕生したペッパー(Pepper)も展示される他、人口知能を用いたファッションコーディネートアプリ「センシー(SENSY)」など生活を豊かにする将来性を秘めたデジタルソリューションを紹介している。同館6階時の場では、ミラノサローネにも出展したジンズ(JINS)のメガネ型デバイス「JINS MEME」の体験スペースを用意。グラフィックデザイナーの佐藤卓が監修を務め、ライゾマティクスの斎藤精一らが制作を行った同アイテムでは、メガネ型デバイスをかけた人の心の動きを可視化する。メガネという形はそのままに、デジタルテクノロジーをかけ合わせることで、自分自身の感情の動きを見つめるというまったく異なるアプローチをする点に面白みがある。ウェアラブルデバイスの可能性を体験することが可能だ。デジタルの可能性は計り知れない。こと、ファツションというフィジカルかつ情緒的な領域において、デジタルテクノロジーがどのような変化を生み出していくのか。今回のプロモーションが、ファッションの未来に向けた取組みのひとつの在り方なのかもしれない。
2015年08月28日『スター・ウォーズ』サーガ6作品が現在、デジタル配信されているが、9月1日(火)からデジタルレンタルもスタートすることが決定し、ジョージ・ルーカスが語る貴重な特別映像が公開になった。『スター・ウォーズ』特別映像1977年(日本公開は1978年)以降、世界中の映画ファンを熱狂させてきた『スター・ウォーズ』サーガはこれまでビデオカセット、レーザーディスク、DVD、ブルーレイなど様々なメディアでリリースされてきたが、どこでも気軽楽しめるデジタル配信も行われている。来月から始まるデジタル配信“レンタル”は、作品を視聴期限を限定して楽しめるサービスで、購入するよりも手軽な価格で作品を楽しむことができる。このほど公開されたのは、ルーカスが映画作りとデジタル技術について語った映像“ジョージ・ルーカスのデジタル革命”だ。彼は『スター・ウォーズ』を大成功させ、多くの富を手にしたが、それを映画作りの“未来”に向けて投資した。当時はデジタル技術は黎明期で、多くの人間がコンピュータを映画作りに活用することについて消極的だったが、ルーカスは、ニューヨーク工科大学で働いていたエド・キャットマルを招いて自社にコンピュータ部門を設立。デジタル編集システムや、デジタル音響システムを開発した。ルーカスが種をまき、育てた技術は様々な分野で発展。現在、映画作りになくてはならないデジタル技術のいくつかはルーカスの先見の明によって誕生、成長したものだ。映像には、やがてルーカスのもとを離れて“ピクサー・アニメーション・スタジオ”の設立者のひとりになったキャットマルも登場し、当時を振り返っている。ちなみにルーカスが情熱を注いだデジタル技術は『スター・ウォーズ』サーガを製作する上でも様々な分野で活用されており、映像にはこれまでの『スター・ウォーズ』の名場面も登場する。『スター・ウォーズエピソード1/ファントム・メナス』『スター・ウォーズエピソード2/クローンの攻撃』『スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐』『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』『スター・ウォーズエピソード5/帝国の逆襲』『スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還』デジタル配信中9月1日(火) デジタル配信(レンタル)開始
2015年08月20日MetaMoJiは29日、Windows 10に対応した、手書きで日本語の入力&変換が行えるソフトウエア「mazec for Windows」を発表。合わせて、フル機能が期間限定で使える無償試用版を提供開始した。有償販売は9月を予定しており、価格は未定。「mazec for Windows」は、タブレット端末などで、スムーズな日本語文字入力・変換が行える、Windows用日本語文字入力・変換ソフトウェア。従来「mazec」は、ストアアプリとして「MetaMoJi Note」や「MetaMoJi Sare」の入力用アドオンとして法人向けに提供されていたが、個人版「mezec」の要望が多かったとして、今回「mazecf for Windows」をデスクトップアプリとして個人向けに販売した。同ソフトは、Windows 10だけでなくWindows 7 / 8 / 8.1にも対応する。主要機能としては、漢字とひらがなが混ざった入力でも正しく変換する「交ぜ書き入力変換」や、入力文字種を最適なものに設定が行なえる「手書き認識フィルター」があり、単語登録や変換学習にも対応する。動作OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10。
2015年07月30日デジタルインファクトは7月14日、翔泳社のMarkeZine編集部と共同で、デジタル広告業界関係者460名を対象に、現在デジタル広告業界において注目を集める「アドテクノロジー」「スマートフォン広告」「動画広告」「ネイティブ広告」に関してアンケートを実施し、その結果を発表した。これによると、アドテクノロジーの定義に含まれるサービスとして、最も認識されているものはDSP(71.7%)で、DMPやアドネットワーク、SSPがそれに続いた。「動画広告元年がいつか」という認識については分散傾向がみられ、2014年(29.8%)との回答が最も多く、次いで2013年、2011年以前という結果となった。また、2015年のスマートフォン広告市場の見通しとしては、「ターゲティング広告配信技術の進化(55.0%)」が最も多く、「広告主層の拡大」や「クロスチャネルトラッキングと最適化配信」も比較的多い結果に。ネイティブ広告に関する現状認識としては、「新しい部分と、従来からの手法である部分とがある(39.8%)」や「特に新しさを感じない、マーケティング業界のバズワードに過ぎない」という回答が多く、17.6%は「わからない」と回答した。なお、同調査は、広告主(n=141)、広告会社(n=115)、メディア(n=52)、マーケティングコンサルティング(n=84)などに勤務するMarkezine読者460名を対象に、2015年1月~2月に実施されたもの。調査結果の詳細は、2015年6月17日発刊の「デジタル広告市場の最新潮流と現状動向分析調査」にまとめられているという。
2015年07月15日―――――――――――――――――――――――――――――――――――――署名、メモ、手紙…パソコンがどれだけ普及しても、私たちは「手書き」から逃れることは困難です。とすれば、誰もが「少しでも字をキレイに書きたい」という思いを隠し持っているのではないでしょうか?この連載では、ペン字講師の阿久津直記さんに「そもそもキレイな字とは何か?」から、キレイな字を書くために覚えておきたいペン字スキルまでご紹介いただきます。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――前回まで、文字を書くための準備について小難しいお話をしてきました。今回は少し違った視点から、文字を書く目的を考えてみたいと思います。○すばらしいフォントと使い分ける一般的に、書写・ペン字を教える方のほとんどは、「字は手書きで」と言うのではないでしょうか。しかし私は、そうは考えません。私たちが日々目にするゴシック体や明朝体(新聞の活字など)は、大変読みやすいものです。手書きの文字はそれぞれ癖があったり、また3mmほどの文字になってしまうと、完璧に書くことはまず無理でしょう。フォントというのは、「小さい文字を読みやすく記録する」という観点では非常に有効です。文字の目的は、読んだ人がその内容を理解することです。読みづらい字は不便でしかありません。その点、フォントというのは重心が整っており、縮小すれば線は細くなる。画期的ですよね。私はここ数年、年賀状はあえてフォントで作るようにしています。手書きの方が早いのですが、あえて、好きな楷書体を用います。手書きだからいい、という考え方はナンセンスだと考えるからです。○物心ついたときからあった、DYMO皆さんは、テプラ(キングジムのラベルプリンター)はご存知だと思います。最近では漢字も印刷できたり、便利ですよね。同じような用途のもので、DYMO(ダイモ)というテープライターをご存知でしょうか? 印刷ではなく、もっと原始的に、ガチンガチンと一文字ずつ専用のテープを打つんですね。調べてみると、2010年にも新商品が発売されたようです。根強い人気があるということですね。このDYMO、50年以上の歴史ある商品で、私の実家の父が30年以上前から使っていました。そのため、幼稚園の持ち物や傘など、いたるところに貼ってあったのを思い出します。別に手書きでもいいわけです。しかし、細い・書きづらい傘の柄に、油性であっても消えてしまうマジックで書くより、粘着力の強いDYMOの方が合理的だったと振り返ります。しかし、当時家にあったDYMO(写真のもの)は英数字しか打てず、"AKUTSU"と常に書かれていたのですが、何せ園児ですから読めず、あまり好きではなかったのは今では懐かしい思い出です。ここでお伝えしたいのは、字を残す目的と効率、合理的かどうか、です。メモを残すのにいちいちDYMOでバチンバチンとやる人はいないでしょう。逆に、持ち物の傘に名前を書くのであれば、「丸い! 細い! すべる! 書きづらい!」と言いながら書くよりも貼った方が早いですね。ここでも、何でも手書きであればいい、というわけではない、ということが想像していただけると思います。傘の名前がどんなにうまかろうが、すぐにかすれてしまっては無意味です。○手書きである必要性今回は、私のDYMOの思い出話になってしまいましたが、懐かしんでいただけた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 是非、新商品も試してみたいものですね。私たちはフォントや、筆記具以外のすばらしい文具をすぐに手に入れることができます。それでは、手書きのメリットというのは何でしょう? 思いを伝えるなどとおっしゃる方がいますが、私は100%賛同はしません。乱雑なものなど、逆効果です。そこで、ビジネスシーンにおいて手書きのいいところを考えてみますと、私なりのゴールに行きつきます。まずは、印刷がいらず、すぐに文字として紙に残ること。メモ用紙やホワイトボードなど、印刷ができないものは手書きで書くしかないものもありますが、打ち合わせのとき手書きで図を書きながら説明すると伝わりやすい、といったことはあるでしょう。もう一点、私が非常に重要だと考えるのが、紙やインク(ペン)を選ぶ自由がある、という点です。例えばオシャレな和紙に、ちょっと鉛筆で濃淡を出して書いてみたり、万年筆でにじませてみたり。そんな工夫はプリンタではなかなかできません。もちろんプリンタ用になっている商品はありますが、やはり凸凹した和紙が私は好きですね。紙を選ぶときの楽しみ方もあるでしょう。お礼状であれば、ただ手元にあった便箋に書くだけではなく、季節にあったキレイな便箋やはがきを、受け取った方が「素敵なはがき! 」と言ってくださっているのを想像して選ぶ。楽しそうだと思いませんか?せっかく手間をかけるのですから、(そもそも「手間をかけて」と考えている時点で、お礼状ではないですね)紙を選び、ペンを選び、受け取ってくださった方のことを思いながら書く。是非、面倒くさいと思わず、楽しんでみてください!阿久津直記ペン字講師。Sin書net代表。1982年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。6歳から書写をはじめ、15歳から本格的に書道(仮名)を学び、18歳で読売書法展初入選。23歳で書家の道を辞し、会社勤め時代に立ち上げに携わった通信教育で企画・運営を行う。2009年にSni書netを設立。著書は『たった2時間読むだけで字がうまくなる本』(宝島社新書/2013年)、『ボールペン字 おとな文字 練習帳』(監修/高橋書店/2013年)など。ブログ
2015年07月09日