ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)の2018-19年秋冬ウィメンズコレクションが、発表された。フリーハンド、自由な精神、アートフルなどがキーワードとして挙がった今季は、固定概念から逸脱したような開放的な姿勢が印象的だ。ブランドが得意とする美しいジャカード。サテン、ポンジーなどクラシックなファブリックがテクニカルな糸によって再構築される。肌触りのよいカシミヤの中にはナイロン糸を、ラムウールの中にはキラキラと輝くルレックスを。現代技術を駆使した糸が交わることによって、テキスタイルそのものから新しい可能性を見出している。フォーマルな印象のテーラードやトレンチコート、知的な女性を映し出すロングドレス。これらはシルエットとデコレーションによって遊びを加えた。肩の位置から大きくドロップさせてアームを太くとったり、アームそのものにギャザーを入れて膨らませたり。毛足の長いフェザーをランダムに、そしてアシンメトリーに配して動きをつけたりしている。新鮮に映るのは、テーラードの中にメンズのスポーツウェアの要素が溶け込んでいること。パーカ、ウィンドブレーカー、スキューバウェアの一部などが仕立て服の中に溶け込み、優雅に交わっていく。コレクション全体にリズムをもたらしたプリントシリーズ。描かれた様々なモチーフは、すべてドリスのアトリエで手書きされたものだ。ペンやインク、ボールペンなどでなぐり書きのように描かれたペインティングは、アクセントになると同時に、ハンドクラフトのような温もりももたらしている。
2018年03月11日ドキュメンタリー映画が日本でロングランとなっているドリス・ヴァン・ノッテンによるドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)は、パリ市庁舎のホールを会場にショーを発表した。今シーズンは、美術を学んでいない人々の手による、思いのままに創造したアート=「アール・ブリュット」または「アウトサイダー・アート」をキーモチーフに、その自由な精神や、70年代グラムロックのグリッターな要素、そしてスポーツウエアのディテールを用いて、重層的でバリエーションに富んだアイテムで構成している。ペンとインクで気ままに描いたピーコックの羽モチーフをプリントしたアイテムには、マラボーの羽をバイアスにパッチワークしたモンゴリアンラム風フェイクファーのコートをコーディネート。異素材をバイアスで切り替えるテクニックは、ブルゾンやワンピースなどでも見られ、それぞれのアイテムに動きを持たせていた。パーカーに用いられるディテールを配したフェザープリントのギャザートップスには、3Dジャカード(ブロケード)のスカートをコーディネートし、スポーティーなものと伝統的なものとのコントラストを強調。羽を思わせるビニールテープ刺繍のスポーティーなブルゾンには、シャイニーなパンツやチェックのスカートを合わせ、このブランドらしいモチーフと色のミクスチャーを見せている。様々な要素を織り交ぜながらバリエーション豊かなアイテムを見せているが、散漫になることは一切なく、一つの流れに沿って美しくまとめ上げられたコレクションとなっていた。
2018年03月07日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)が1月18日、パリのサン・マルタン運河沿いの船置き場を会場に2018-19秋冬メンズコレクションショーを開催した。ナッシュヴィル、トラディショナル、テーラリング、フォーク、タータン、スポーツといったキーワードを掲げたコレクションは、互いに異なる様々な要素をミックス。オーソドックスでシンプルなアイテムを交えながらも、全く新しい世界観を創出していた。特に今シーズンのメインモチーフとなっていたマーブルプリントは印象的で、サイケデリックなイメージを導き出し、他のブランドにはない強固な独自性を与えている。タータンチェックやストライプといったトラディショナルなジャケットには、パイピングのウエスタンシャツや、マーブルプリントのシルクシャツをコーディネートし、1つのルックの中で様々なムードが交錯するが見事な調和を見せている。フェイクレザーのアップリケや色糸刺繍、ビーズ刺繍、リベット使いの他、コートやジャケットなどに使用されたフランネル地に刺繍を施したイングリッシュレースなど、的確に装飾されたアイテムは絶妙なバランス具合。最後までトータルなイメージを崩さず、ドリス ヴァン ノッテンならではのミクスチャーのテクニックを全編に感じさせる内容となっていた。
2018年01月30日ヴィタメール(wittamer)から、2018年の新作チョコレート「パヴェ・ド・ヴィタメール」が登場。「パヴェ・ド・ヴィタメール」は、ガナッシュの味をシンプルに楽しむことのできる、パヴェタイプのチョコレート。フレーバーは6種類だ。カカオの味わいを詰め込んだ「ベネズエラ」は、苦味のあるカカオと、コクのあるカカオをバランスよくブレンドした一粒。また、ミルクチョコレートをベースに、紅茶とコーヒーの味を加えた「アールグレイ」や「ジャバ」、甘酸っぱいパッションフルーツピュレをバニラ風味のミルクチョコと合わせた「パッション」といったショコラが揃っている。「パヴェ・ド・ヴィタメール」は、4個入り、6個入り、9個入り、16個入りの4種類のアソートメントで販売される。【詳細】「パヴェ・ド・ヴィタメール」販売期間:~2018年3月中旬販売店舗:全国のヴィタメール(21店舗)・4個入り(ジャバ×1、アールグレイ×1、パッション×1、マダガスカル×1) 1,400円+税・6個入り(ベネズエラ×1、 パッション×1、 ジャバ×1、 マダガスカル×1、 アールグレイ×1、 ポワヴル×1) 1,900円+税・9個入り(ベネズエラ×2、 アールグレイ×2、 ジャバ×1、 パッション×2、 マダガスカル×1、 ポワヴル×1) 2,800円+税・16個入り(アールグレイ×4、 ベネズエラ×2、 パッション×4、 ジャバ×2、 マダガスカル×2、 ポワヴル×2) 4,700円+税
2018年01月16日■美しい洋服。ドリスのインスピレーションの源は――?色鮮やかな生地や刺繍、異なる素材やテイストの組み合わせなどで、私たちを魅了し続けているラグジュアリーブランド「ドリス・ヴァン・ノッテン」。これまでプライベートや自宅の公開を拒否してきた同ブランドのファッションデザイナーであるドリス・ヴァン・ノッテン本人が、ついにその秘密のベールを脱ぎます。同ブランドと他ブランドの大きな違いは、デザイナーであるドリス自身がデザイン画を描かずに、生地作りから始まる、その製作過程にあります。また、「ドリス・ヴァン・ノッテン」は”広告は一切出さない”、”自己資金だけで活動する”、”手軽な小物やアクセサリーは作らない”など、洋服だけで世界と勝負しつづけてきました。本ドキュメンタリーはここ25年間、一度も休むことなく春夏・秋冬のメンズとレディースのコレクションを発表しているドリスの創作プロセスや、インスピレーションの源に迫ります!◼︎ドリス・ヴァン・ノッテンってどんな人?プロフィール・1958年ベルギー・アントワープに生まれる・1976年18歳でアントワープ王立芸術学院のファッション・デザイン科に入学・1986年同期生6人と、ロンドン・ファッション・ウィークに参加し、メンズウェアのコレクションを発表/アントワープのギャラリーアーケードに初のブティックをオープン・1989年パリメンズコレクションに初参加・1993年パリレディースコレクションに初参加・2014年パリ装飾芸術美術館で自身のインスピレーションズ展を開催・2017年記念すべき100回目のファッションショーを開催1958年、ベルギーのアントワープで生まれたドリス・ヴァン・ノッテンは、テーラーとブティックを経営する家で育ちました。少年時代から父に連れられてミラノやパリなどのショーやコレクションを見学していたドリスは、アントワープ王立芸術学院のファッション・デザイン科に入学します。卒業後は、フリーランスのコンサルタントデザイナーとしてファッション界に入ると、86年にメンズウェアのコレクションを発表し、そのキャリアをスタートさせました。あのアイリス・アプフェルも絶賛!ミシェル・オバマ前大統領夫人やニコール・キッドマンなど多数のセレブリティたちから愛されるドリス。現在96歳にして多くの有名デザイナーたちからリスペクトされ、今なおNYのカルチャーシーンに影響を与え続けているアイリス・アプフェルもドリスを愛するひとりです。アイリスは、ドリスを「彼のようなデザイナーはもうすでに絶滅している。だからこそ、彼は宝物なの」と語ります。◼︎ドリスの創作プロセスとは?ドリスの洋服作りは、生地作りから始まります。世界中の織物メーカーに発注した生地サンプルをチェックし、メンズ・レディースのデザインチーフとともにアイディアを出しあうと、さまざまな布を重ねたり当てたりして、最終的な形になるまで検討を重ねます。ドリスがもうひとつ大切にしているのが、職人の手による刺繍。インドに刺繍工房を構え、駐在員を置くなど徹底した姿勢は、手仕事の美しさを熟知する彼ならではの取り組みです。ドリスは、シーズンごとに刺繍を取り入れることで、高い技術を持つ職人を保護したいと語っています。ドリスの仕事は、洋服を作るところでは終わりません。コレクションのショーの舞台裏では、モデルたちに自ら着付けを行うだけでなく、ポケットに手を入れるか、それとも入れないで歩くかなど細かく指示を出します。ショーが終わっても「もっとこうすれば良かったというミスを100は思いつく」という、ドリスのストイックな姿勢がスクリーンに映し出されます。◼︎公私にわたるパートナー・パトリックとの暮らしにも迫るドリスを語るうえでかかせないのは、公私ともに長年ドリスのパートナーをつとめているパトリック・ファンゲルーヴェの存在です。ドリスとともにブランドのデザインやコレクションを担当しているパトリックは、アントワープの郊外の邸宅でドリスと共に暮らしています。カメラは3年に及ぶ取材交渉の末に、ついにその邸宅をも撮影することを許可されました。パトリックとドリスは「私たちの家や庭や暮らしぶりのすべてを撮影に含んでもよいものか?」と考えた末、最後には「そうした方がいいだろう」という結論に達したそうです。そのほどまでに、家や庭、そこでの私生活が、ドリスを構成する大切な要素であることが、映画の中では時間をかけて明かされていきます。デビュー以来、多種多様な花のモチーフを使ってきたドリス。パトリックと暮らす邸宅の広大な庭に咲き誇る季節ごとの花々や、家庭菜園で採れるカラフルな野菜たちが、彼のコレクションに大きな影響を及ぼしていることは、想像に難くありません。ふたりの審美眼をクリアした芸術品が所狭しと飾られ、庭園から持ち込まれた花が、インテリアにマッチする形で生けるけられていく様はため息が出るほど美しく、ドリスがプライベートにも全力で取り組んでいることが伝わってきます。「ドリスは自宅や旅先でも細かいやることや行くところのリストと時間割を作り、のんびりできない性分なの」と明かすパトリックと、それを苦笑しながら聞くドリスの表情からは、28年連れ添ったふたりが、互いを想う気持ちがじんわりと伝わってくるようです。本作のカメラが密着するのは、2014年9月にパリのグラン・パレで開催された「2015春夏レディース・コレクション」から、15年越しのラブコールが叶い、やっと会場の使用許可が下りた2016年1月のパリ・オペラ座での「2016/17秋冬メンズ・コレクション」の本番直後まで。「ファッションという言葉は好きではない。なぜならそれは半年間で消費されるもののように聞こえるから」「時代を超えたタイムレスな服を目指している」「じっくりと何度も味わえる服を作りたい」そう語るドリスの服作りの裏側を知ったあとは、きっと誰もが彼の服を手にとってみたくなるでしょう。以前よりもっと彼の服が好きになる――『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』は、そんな必見のドキュメンタリーです。◼︎『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』公開情報『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』2018年1月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野ほか全国順次公開監督・脚本・撮影・製作:ライナー・ホルツェマー出演:ドリス・ヴァン・ノッテン、パトリック・ファンヘルーヴェ、アイリス・アプフェル配給:アルバトロス・フィルム上映時間:93分公式サイト:© 2016 Reiner Holzemer Film – RTBF – Aminata bvba – BR – ARTE
2018年01月13日「今年はワンランク上の女性を目指したい!」と思っているなら、上質な洋服に身を包んでみるというのもひとつの方法。そこで、そんな女子にオススメしたい映画とは、多くの人が憧れるラグジュアリー・ブランド『ドリス・ヴァン・ノッテン』を生み出した孤高のデザイナーに迫った話題作です。それは……。注目のドキュメンタリー『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』!【映画、ときどき私】 vol. 134大統領夫人からハリウッド女優まで、世界中のセレブたちに愛されている『ドリス・ヴァン・ノッテン』。唯一無二のブランドをけん引しているデザイナーのドリスは、広告は一切出さず、手軽な小物やアクセサリーも作らず、自己資金だけで活動しながら、ほかの一流ブランドと勝負していた。これまで25年間一度も休まずに年4回のコレクションを発表し続けているドリス。控えめな性格であるがゆえに、これまでカメラに舞台裏を見せることはなかったが、ついに初の密着取材が行われ、その素顔と創作の源が明らかに!そこで今回は、誰よりもドリス本人に近づいたこちらの方にお話を聞いてきました。それは……。ライナー・ホルツェマー監督!ドイツ語圏のドキュメンタリー界をけん引し、いままでにさまざまな人物や題材を映し出してきた監督ですが、本作の見どころや撮影時のエピソードなどについて語っていただきました。これまでプライベートを公開することを拒否し、殺到する密着取材も断り続けてきたというドリス。そんなドリスをなんと3年もかけて説得したそうですが、承諾の決め手となったものは?監督とても長い時間がかかったけれど、イエスと言ってもらえたのには、いくつか理由があると思うんだ。最初に出会ったときに彼の作品と人柄にとてもひかれて、「ぜひドキュメンタリーを作りたい」と言ったんだけど、控えめな性格であることと、忙しいということもあって断られたんだよ。でも、その後にいいよと言ってくれたのは、おそらくいままでオファーされていたコンセプトと違うものを提示したからだと思うんだ。僕はファッション界の人間ではないし、ファッションの映画を作ったこともない。だから、ファッションの部分だけではなくて、彼のアーティスティックなアプローチに興味を持ったというのが一番の理由だったんじゃないかな。その後、撮影はどのようにして始められたのですか?監督どうしてもカメラが回っていると、ドリス自身も彼のチームも気が散ってしまうんじゃないかということを心配していたから、まず僕が提案したのはテスト撮影。3日かけて僕のやり方を経験してもらって、それで物事が乱れるかどうかというのを判断してもらったんだ。実は、そのあとにやるかやらないかという言葉は一切交わさずに、このまま行けそうだなとお互いに思ったので、そのまま撮影を続けていったんだよ。1年間にわたって公私ともに密着したそうですが、ドリスを見ていて一番驚いたことは?監督毎日彼と過ごすなかで驚かされることはたくさんあったよ。特にベルギーのアントワープにあるアトリエでは、コレクションの準備として生地を選んだり作ったり、コンセプトから立ち上げていくわけだけど、そのときに彼が持っているアイディアというのは毎日新しいものだったんだ。たとえば、劇中にも出てくるメンズコレクションでは、はじめは白とチェックをメインにして、色をちょっとだけ乗せるというコンセプトからスタートしたんだけど、その2週間後にアトリエに行ったら、突然マリリン・モンローとか、唇やエビのデザインが置かれていて、「いったいどこから湧いてきたんだろう」とびっくりしたよ。それほどまでにファッションについてのいろんなアイディアや空想というものが常に彼のなかでは進展しているんだなと。コレクションを作っていく1年のなかで、ひとりのアーティストがこんなにもたくさんのアイディアを持てるんだということが、最大の驚きだったかもしれないね。完成した作品を観たドリスさんの感想はどうでしたか?監督最初に見せたときはまだ完全版ではなかったんだけど、すごく緊張したね。しかも、一番近いところに座って一緒に観たんだけど、上映中に何のコメントもしてくれないし、笑うこともなかったから、さらにナーバスになったよ。それで、終わったあとに「どう思いますか?」と聞いたら、「正直、いま言うのは難しい」と言われてしまったんだ。というのも、ドリスはカメラの前に立つのが好きじゃないほうだし、見たことのない自分の側面や性質に直面しなければいけなかったからね。そのあともドリスとは一切話をしていなかったんだけど、彼がアントワープでプライベート上映を主催してくれたとき、上映前のスピーチで「監督にはすごく感謝している」ということや「作品が大好きである」ということ、そして「そこに映し出されているのはリアルな自分だ」ということを言ってくれて、それは僕にとってエモーショナルな瞬間だったよ。内容に関して指摘された部分はありませんでしたか?監督プライベートなシーンについては2~3か所だけ見せるのが恥ずかしいと思っていたようで、「あそこは外せないの?」と聞かれたけど、「それは外せません」と言ったよ(笑)。というのも、プロフェッショナルなデザイナーであるドリスとしてだけではなくて、ほかの誰もが持っている感情をあんな素晴らしい人も持っているんだというところを見せることが重要だと思っていたからね。気恥ずかしさは少し残っているみたいだけど、自分の人生をきちんと映し出している作品として、パートナーのパトリックさんとともにとても気に入ってくれているし、ずっと応援してくれているよ。自称 “病的な完璧主義者” であるドリスですが、監督から見てどう感じましたか?監督確かにリアルな完璧主義者だと僕も思ったよ(笑)。たとえば、花のアレンジは何時間もやるし、ちょっと物を動かしたりするのもミリ単位で動かして調整したりしているんだ。それはデザインしているときも一緒で、服を生地から作っていくときには0.5ミリくらいから調整していくし、とにかく正確な追及の仕方なんだよ。あとは、自社のCEOでもあるからどの選択にも責任を持っていて、ショーの音楽や照明も全部彼が決めているし、お店の外観や内装はもちろん、家の模様替えをするだけでも完璧主義者なところがあるんだ。スタッフからすれば「もうちょっとリラックスしたら?」みたいなときもあるみたいだけど、あれだけのクオリティを生み出すためには完璧主義者じゃなきゃいけないんだなとも思ったよ。監督はドリスの服からもそういうことを感じていますか?監督僕もいまはドリスの服を着ているんだけど、それ以来ほかのデザイナーの服は着なくなってしまっているんだ。というのも、フィット感がいいし、彼の完璧主義なところというのが服を身に着けたときにすごく感じられるからなんだよ。最後に、彼の仕事の向き合い方から学んだことがあれば教えてください監督パリでのショーのときに、会場の天井に照明が吊ってあったんだけど、フィッティングやスタイリングなどを終えてかなり夜も更けてから、彼が「照明が全然違うからやり直そう」と言い出したことがあったんだ。技術チームにとっては大変な話だったと思うけど、結果的にはやっぱり彼は正しかった。そのときに、あのレベルで仕事をして、常に最高を求めていくのであれば、妥協してはいけないし、あきらめることは絶対にしてはいけないんだということを学んだと思うよ。内に秘めた情熱を掻き立てられる!ドリスの人柄やブランドが持つ魅力を存分に味わえるだけでなく、彼の服がなぜ愛されているのかという秘訣にも迫ることのできる本作。超一流と呼ばれる “仕事の流儀” に触れることで自分のなかにあるモチベーションが高まれば、ドリス・ヴァン・ノッテンを着こなせる女性になれるはず。美しさがつまった予告編はこちら!作品情報『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』1月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野ほか全国順次公開配給:アルバトロス・フィルム© 2016 Reiner Holzemer Film – RTBF – Aminata bvba – BR – ARTE
2018年01月11日孤高のファッション・デザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテンベルギー・アントワープ出身のファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテン。2017年の3月には、100回目のコレクションを発表。秋には集大成としてコレクションをまとめた『DRIESVANNOTENBOOKS1-100』を出版。59歳と円熟期を迎えている。ニコール・キッドマン、ミッシェル・オバマ、アイリス・アプフェルなど、世界のセレブやファッション・アイコンも愛して止まない。広告は一切しない、自己資金だけで活動するメゾン。年4回のメンズとレディースのコレクションの洋服だけで世界と勝負する潔さ、ファストファッションと大資本全盛の時代において、まさに孤高のファッションデザイナーなのです。あまりメディアへの露出を好まなかった彼を監督のホルツェマーは、3年がかりで口説きました。カメラは、パリのグラン・パレで開催された2014年9月の2015春夏レディース・コレクションの舞台裏から、念願だったオペラ座を舞台にした2016年1月の2016/17秋冬メンズ・コレクションの本番まで1年余りも密着。描かれるのは、華やかなコレクション・ショーの舞台裏、世界中に特注した大量な生地をセレクションするアトリエの様子、スタッフを駐在させて高い品質を維持するインドの刺繍工房の現場など、クリエイションの現場のリアルなプロセスです。他のブランドとの違いは、ドリス自身がデザイン画を描かずに、生地作りから始まる創作過程にあります。世界の織物メーカーに発注し、生地サンプルをチェックし、デザイナーのザイラーやメリルらとアイデアを出し合い、裁断、仮縫いへ。その後、仮縫いされた150~160点のサンプルを叩き台にして、公私にわたりパートナーのパトリックとスタリイストのナンシーとともにさらに絞り込んでいきます。最終的にリリースする50~60体まで、さまざまな布を重ねたり、合わせたり。ドリスがファミリーと誇るチームでの試行錯誤を続けて、コレクション当日を迎えます。こうした繰り返しを年に4回、メンズ、レディースの春夏、秋冬のコレクションを25年余り続けているのです。ドリスは言います。「成功はプレッシャー、さらなる期待が高まる」「このサイクルから抜けたい、デザイナーなら誰しも、1年間休みたい、いや1シーズンでも休めればと妄想するが、それは不可能だ」コレクションはすべてチャレンジ、と語るドリス。自らを「病的な完璧主義者」と認め、コレクションの直後は「ここをこうすれば・・・」など後悔するので、すぐに映像を見たくないという彼に、過去のコレクションを解説させる場面もあり、「見せ方が冷淡、受けも悪かった」「スポーツウェアとオート・クチュールのミックスは冒険だった」「スージー・メンケスに腐ったエビのいろと酷評された」など、率直に語る姿はとても印象的です。ドリスのプライベートに立ち入ったのは、パートナーのパトリックと暮らすアントワープ郊外の自宅。庭園と自家菜園をドリス自らが案内し、花を摘み、野菜を調理する場面も描かれています。子供のころは、両親の経営するブティックで遊んでいましたが、家業を継ぐことより、服そのものをつくることに興味を覚えました。1977年から80年までアントワープ王立芸術学院で服作りを学びました。同期にアントワープ・シックスと呼ばれる才能ある6人が集まっていました。1992年に初のメンズコレクションを発表、3年目からレディースのコレクションも手掛けるようになりました。英国のジャーナリストのスージー・メンケスが賞賛して売れるきっかとなり、さらにマドンナが着たことで、一気にブレークします。1994年には、フランスTVでは、3シーズンで有名なデザイナー、トップ20のゴルチエの次の2位にランクされたのです。6カ月で消費される「ファッション」が嫌いなドリスドリスは語る。「とりつかれている。ファッションは空っぽ、ファッションという用語は嫌いだ。半年で寿命がつきると思われてている。自分の洋服はもっとタイムレスな言葉で表現したい」ファッション・デザイナーでありながら、「ファッション」という用語は嫌いだと断言し、「服をデザインする前に、ストーリーや人物や、モノを思い浮かべる。感じることを服を通して表現したい」93分に凝縮されたドリス・ヴァン・ノッテンの「とりつかれた」世界にひたってみませんか。『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』公開情報2018年1月13日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー監督・脚本・撮影・製作:ライナー・ホルツェマー撮影:トゥーン・イレハム音楽:コリン・グリーンウッド、マシュー・ハーバート、サム・ペッツディヴィス2016年/ドイツ・ベルギー配給:アルバトロス・フィルム上映時間:93分© 2016ReinerHolzemer – RTBF – Aminata bvba – BR – ARTE監督ライナー・ホルツェマープロフィールドイツ語圏のドキュメンタリー界を牽引する作家。1958年、ドイツ・ゲミュンデン生まれ。82年にドキュメンタリー作品『Wer sich nicht wehrt…』がHessianTV Awardで最優秀新人監督賞を受賞。代表作はアウシュヴィッツに強制収容されたロマ族に光をあてた『Verfolgt und vergessen』(85)、ドイツで初めてエイズ患者を公表した人物に密着した『I am still alive』(86),『マグナムフォト世界を変える写真家たち』(99)など。本作はドリスに出会って3年がかりで説得し、撮影に至った。
2017年12月07日フランス産スパークリングワイン「カフェ・ド・パリ(Café de Paris)」のイベント「カフェ・ド・パリ プレゼンツ #カラフルパーティー」が表参道のZero Base 表参道で開催される。期間は2017年12月1日(金)・2日(土)・8日(金)・9日(土)の4日間だ。カフェ・ド・パリとはカフェ・ド・パリは、1967年にフランスで生まれたスパークリングワイン。6種のブドウをブレンドしたスパークリングワインに、香り豊かなフルーツフレーバーを加えて作られており、レモン・ストロベリー・マスカット・グリーンアップル・ピーチ・ライチ・ザクロと豊富なラインナップが特徴だ。また、アルコール度数が通常のスパークリングワインに比べて低いため、お酒が苦手な人も飲みやすい。スパークリングワイン&カラフルスイーツを無料でイベントでは、「カラフルパーティー」をテーマにした期間限定のバーがオープン。1階では人気フレーバーであるグリーンアップル、ピーチ、マスカット、サクランボの中から好みのフレーバー1杯が味わえる。グラスはサンタ帽やハートマーク、リボンなど可愛らしい飾り付きだ。さらに、テーマである「カラフルパーティー」からインスピレーションを得たスイーツも一緒に。レモン色のレアチーズ、レッドカラーのショコラムース、ピンク色のエクレール、グリーンの抹茶スポンジケーキなど、5種の色鮮やかなお菓子の中から1つ選び、さらにマカロンとクッキーどちらかも味わえる。バルーンアートのフォトルーム2階へ進むと、カラフルなバルーンを使用したフォトルームが出現。4フレーバーをイメージしたフォトフレームが設置されており、それぞれバルーンアートで作られたりんごやぶどう、さくらんぼ、桃があしらわれたポップで可愛らしいなデザインとなっている。プロップも用意されているので、撮影を楽しんでみては。なお、撮影した写真をハッシュタグ付きでインスタグラムの投稿した人には、カフェ・ド・パリのミニボトルが数量限定でプレゼントされる。「青の洞窟」を巡るパーティーバスが運行また、期間限定バーからは、都内のイルミネーションスポットを巡る2階建てのパーティーバスが運行される。乗車料は無料で、渋谷の「青の洞窟」や表参道のイルミネーションへのナイトクルージングを楽しめる。車内はフォトルーム同様カラフルなバルーンで彩られ、パーティー感満載だ。【詳細】カフェ・ド・パリ プレゼンツ #カラフルパーティー■「カフェ・ド・パリ」期間限定バー日程:・2017年12月1日(金) 18:00〜21:00・2日(土) 12:00〜21:00・8日(金) 15:00〜21:00・9日(土) 12:00〜21:00場所:Zero Base 表参道住所:東京都港区南青山5-1-25※入場無料※入店時にIDチェックあり。入店は20歳以上に限る。<ミニボトルプレゼント>「#ColorfulParty」「#カフェドパリ」をつけて写真をインスタグラムに投稿した人は、カフェ・ド・パリのミニボトル(200mL)がプレゼントされる。■パーティーバスの運行乗車場所:Zero Base 表参道運行日時:・12月1日(金) 18:00、19:00、20:00・2日(土) 17:00、18:00、19:00、20:00・8日(金) 17:00、18:00、19:00、20:00・9日(土) 17:00、18:00、19:00、20:00乗車予約:カフェ・ド・パリ公式HP ※予約は1組2名以上、4名まで※予約状況により、期間限定ストアにて当日の乗車も可※乗車は20歳以上に限る。
2017年12月04日世界のセレブリティやファッション・アイコンが愛して止まない孤高のファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテンの初のドキュメンタリー映画『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』が、2018年1月13日(土)より日本公開。この度、本作の予告編が公開された。これまで、殺到する密着取材を断ってきた孤高のファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテン。カメラはパリのグラン・パレで開催された2015春夏レディース・コレクションの舞台裏から、オペラ座で発表した2016/17秋冬メンズ・コレクションの本番直後までの1年間に密着。半年間かけて準備した努力の結晶であるショーの舞台裏はもちろん、アトリエ、刺繍工房など創作活動の全貌を明らかにする。また、ドリスのユニークな創作活動を支えるインスピレーションの源であるアントワープ郊外の邸宅にも初潜入。季節ごとに表情を変える花園や家庭菜園をドリス自らが案内し、採れたばかりの野菜を手際よく調理する貴重な映像も収められた。美しいものを愛し、スキャンダルとは無縁で、何事にも全力で取り組む完璧主義者の彼がのぞかせた意外な素顔とは。これまでの25年間の軌跡とこれからの25年間を予感させる夢のような93分が、いま、始まる――!本作は、ニコール・キッドマン、ミシェル・オバマ前大統領夫人、そしてアイリス・アプフェルなど、世界のセレブリティやファッション・アイコンが愛して止まないファッションデザイナーのドリス本人に迫る初のドキュメンタリー映画。監督は、『マグナム・フォト 世界を変える写真家たち』のドキュメンタリー監督、ライナー・ホルツェマー。3年に及ぶ取材交渉の末にドリスから撮影許可を取り付け、映画化が実現。また、2013年にドリスの2014春夏レディース・コレクションで音楽を担当したイギリスのロックバンド「レディオヘッド」のベーシストを務めるコリン・グリーンウッドが本作で映画音楽を初めて手掛けた。到着した予告編では、ドリスの美しき服作りへの知られざるインスピレーションの源を垣間見ることが出来る。ドリスのデザイナーとしての姿はもちろん、芸術品に囲まれたアントワープ郊外の邸宅の庭園に咲き誇る鮮やかな花で部屋を美しく彩る、私生活では花に没頭している姿が映し出されている。そして、美しい生地サンプルや多くのデザインに囲まれ「じっくりと味わえる服をつくりたい」と徹底した姿勢で取り組むドリスのデザイナーとしての姿や、15年越しのオファーが実現したパリ・オペラ座でのショーに向けてひたすらに突き進む様は、アイリス・アプフェルの「彼は宝物よ」という言葉がピッタリはまる。また、これまで多くの取材を断ってきたドリスに「そこまで取材する?」とはにかませるなど、彼の内面にまで迫った貴重なドキュメンタリーとなっていることが、この予告編からも感じ取れる。『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』は2018年1月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年11月29日パスザバトン表参道店(PASS THE BATON OMOTESANDO)内にある「LITTLE PAVILION」では、 映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』の公開を記念したスペシャル企画を、12月21日から2018年1月21日まで開催する。パスザバトンの出品者の中でもコレクターが多く、また、ラブコールが絶えないブランド、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)。本企画では、出品されたドリス・ヴァン・ノッテンコレクションはもちろん、パスザバトンがデザイナー「ドリス・ヴァン・ノッテン」および、映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』からインスパイアされてセレクトしたヴィンテージアイテムなどの展示、販売を行う。なお、会場で対象商品を購入すると、先着で映画のオリジナルクリアファイル(非売品)をプレゼントする。【イベント情報】「─ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男─ × PASS THE BATONスペシャル企画」会期:12月21日〜2018年1月21日場所:PASS THE BATON LITTLE PAVILION(パスザバトン表参道店内)住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館 B2F パスザバトン表参道店内時間:11:00〜21:00(日祝 11:00〜20:00)
2017年11月15日映画『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』が、2018年1月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて順次全国ロードショー。密着取材を断ってきたドリス・ヴァン・ノッテンのドキュメンタリー、遂に実現ニコール・キッドマン、ミシェル・オバマ前大統領夫人など、世界のセレブリティやファッショニスタに愛され続けるファッション・デザイナー、ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)。類まれな色彩感覚と美的センスによって創造されるコレクションは、ほかのどのブランドとも比べることのできない独自の世界観を確立している。『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』は、殺到する密着取材を断ってきたドリス・ヴァン・ノッテンとの、3年に渡る交渉の末に実現したドキュメンタリー映画。2015年春夏ウィメンズコレクションの舞台裏から2016-17年秋冬メンズコレクションの本番直前まで約1年間に密着している。アトリエやショーといった彼の仕事風景はもちろん、芸術品や自然の花々など、常に美しいものに囲まれて生活する彼の、知られざる素顔が紹介される。また、イギリスのロックバンド「レディオヘッド」のコリン・グリーンウッドが手掛ける音楽にも注目したい。パスザバトンでは特別販売パスザバトン表参道店内の「PASS THE BATON LITTLE PAVILION」では、2017年12月21日(木)から 2018年1月21日(日)までの期間、スペシャル企画を実施。各界著名人やパスザバトンの出品者から預かったドリス・ヴァン・ノッテンコレクションに加えて、パスザバトンがデザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンと映画からインスパイアを受けてセレクトしたヴィンテージアイテムなどを展示販売する。なお、対象商品の購入者には先着でオリジナルクリアファイルがプレゼントされる。ストーリーこれまで、殺到する密着取材を断ってきた孤高のファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテン。カメラはパリのグラン・パレで開催された2015春夏レディース・コレクションの舞台裏から、オペラ座で発表した2016/17秋冬メンズ・コレクションの本番直後までの1年間に密着。半年間かけて準備した努力の結晶であるショーの舞台裏はもちろん、アトリエ、刺繍工房など創作活動の全貌を明らかにする。ドリスのユニークな創作活動を支えるインスピレーションの源であるアントワープ郊外の邸宅にも初潜入。季節ごとに表情を変える花園や家庭菜園をドリス自らが案内し、採れたばかりの野菜を手際よく調理する貴重な映像も収められた。美しいものを愛し、スキャンダルとは無縁で、何事にも全力で取り組む完璧主義者の彼がのぞかせた意外な素顔とは。これまでの25年間の軌跡とこれからの25年間を予感させる夢のような93分が、今、始まる。【詳細】『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』公開日:2018年1月13日(土)より順次全国ロードショー映画館:ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか監督:ライナー・ホルツェマー音楽:コリン・グリーンウッド(レディオヘッド)出演:ドリス・ヴァン・ノッテン、アイリス・アプフェル、スージー・メンケス© 2016 Reiner Holzemer Film – RTBF – Aminata bvba – BR - ARTE■「─ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男─ × PASS THE BATON スペシャル企画」開催期間:2017年12月21日(木)から 2018年1月21日(日)場所:PASS THE BATON LITTLE PAVILION住所:渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館B2F パスザバトン表参道店内TEL:03-6447-0707営業時間:月~土 11:00~21:00(日祝 11:00~20:00)
2017年10月20日ハリウッドのおしどり夫婦の1組として知られたアンナ・ファリスとクリス・プラットの衝撃的な離婚宣言から2か月。アンナが複数回にわたって撮影監督のマイケル・バレットとディナーデートする様子が目撃されている。「IMDb」によれば、アンナは女優、マイケルは撮影監督として来年4月全米公開予定の『Overboard』(原題)で仕事を共にしている。マイケルは1996年から撮影監督として映画業界に身を置き、今年は竹中直人、内田朝陽が出演する日米共作ホラー映画『Temple』(原題)で監督デビューも果たした。2人はロサンゼルスのイタリアンレストラン「Modo Mio」がお気に入りのようで、連日ディナーに。「E!News」によると、「会計はマイケル持ちで、残った料理を一緒に持ち帰った」、「とってもロマンティックな雰囲気でお互い見つめ合い、笑いが絶えなかった」という詳細が居合わせた人によって語られている。2人は1か月以上前の9月10日(現地時間)にすでにロサンゼルスで行われた家族向けカーニバルに参加しており、アンナはシングル生活を満喫する間もなく新たな恋を見つけたようだ。アンナは「People」誌に「(離婚しても)私とクリスは仲間だし、素晴らしい友だちなの」と離婚後も家族としての関係は変わらないことを強調していた。(Hiromi Kaku)
2017年10月19日© 2016 Reiner Holxemer Film – RTBF – Aminata bvba – BR - ARTE世界のセレブリティやファッション・アイコンが愛して止まないファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)。彼のドキュメンタリー映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』が、2018年1月13日より日本で公開される。本作は、これまで殺到する密着取材を断ってきた孤高の天才デザイナー、ドリス本人に迫る初のドキュメンタリー映画。カメラはパリのグラン・パレで開催された2015年春夏ウィメンズ・コレクションの舞台裏から、オペラ座で発表した2016-17年秋冬メンズ・コレクションの本番直後までの1年間に密着。半年間かけて準備した努力の結晶であるショーの舞台裏はもちろん、アトリエ、刺繍工房など創作活動の全貌を明らかにする。監督は『マグナム・フォト 世界を変える写真家たち』で知られるライナー・ホルツェマー(Rainer Holzemer)。音楽はイギリスのロックバンド、レディオヘッドのベーシストであるコリン・グリーンウッド(Colin Charles Greenwood)が手掛けた。また、本作ではドリスのユニークな創作活動を支え、インスピレーションの源であるアントワープ郊外の邸宅にも初潜入。季節ごとに表情を変える花園や家庭菜園をドリス自らが案内し、採れたばかりの野菜を手際よく調理する貴重な映像も収められた。美しいものを愛し、スキャンダルとは無縁で、何事にも全力で取り組む完璧主義者のドリスがのぞかせた意外な素顔、そしてこれまでの25年間の軌跡とこれからの25年間を予感させる作品となっている。『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他、全国順次ロードショー。
2017年10月17日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)は、パリ市庁舎の大広間を会場に2018年春夏ウィメンズコレクションのショーを開催した。このブランドらしいモチーフ使いに美しい色が加わり、それらを浮き立たせるために、ランウェイには白いカーペットを敷いてモデルがウォーキング。1920から80年代の各時代のイメージをミックスし、ヒトデや花などの享楽的なモチーフ、唐草などのクラシカルで重厚なモチーフ、そして20年代のシュールレアリズムを思わせる唇のモチーフなど、数10種類以上を駆使。素材はコットンやシルクなどの自然素材を中心に、膨れ織りのブロケードやチュール、モスリンなど軽重様々で、その重なりは絵画的な美しさを見せる。今シーズン特に新鮮だったのが、プリントのスカーフ使い。キャミソールやスカートなどに仕立てられていたほか、ドレスやトップスのパーツとして融合させているのが特徴。毎シーズンのことではあるものの、様々な時代背景やインスピレーション源で縦横無尽さを保ちながら、コレクションを多面的に見せつつ、強さと優しさを兼ね備えたエレガントでモダンな女性像という共通のイメージで全体に統一感を持たせている。しかし、それが常にアップデートされたフレッシュなものになっているのは、正にドリスマジックとしかいいようがない。
2017年10月03日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)の2018年春夏コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク2日目の2017年9月27日(水)に発表された。今季のドリス ヴァン ノッテンは楽し気だ。コラージュ、モンタージュ、アッサンブラージュ。大切に作り上げたピースたちを寄せ集め、立体的に重ね合わせ、全く新しい生命体を作る。そんな冒険心と好奇心に溢れた、ポジティブなシーズンである。まずは素材作りから。ドリス ヴァン ノッテンおなじみのジャカードは、ボタニカルやスターフィッシュ(ヒトデ)をモチーフにしたハッピーな印象。。輝くシルバーや淡いラベンダーなどを使用して丁寧に作り上げた。そこに交わるシルクプリント。こちらは、1920年代のアール・デコから1980年代の装飾スタイルまでを着想源とした。シュルレアリスムのリップ、ペイズリー柄、幾何学模様…仲良く手を取り合うようにプリントにプリントを重ねてカスタマイズする。新作ウェアは、心躍る気持ちに反映して軽やかな印象、そしてフェミニンだ。オーバーサイズのジャケットはオーガンザで包み込み、テーラードジャケットはラペルを取り除き、細いベルトでウエストマークする。パンツスーツは柔らかい素材で仕立てていて、鋭さはなく可憐な印象だ。ストラップのハイヒールサンダルにシャツドレス、シルクスカーフのパッチワークスカート。どれも女性らしく今季らしいアイテムと言えるが、一番のキーピースといえるのはスリップドレスだろう。肌の色とマッチしたヌーディドレスには、長く伸びたビジュー装飾を散りばめて煌きを。モデルの目元、口元には同様にキラキラメイクが施され、耳元ではシャンデリアのようなビジューピアスが瞬いている。
2017年10月02日ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)から、「ヴィンテージ アルハンブラ」の特別限定イヤリングが登場。2017年8月19日(土)より、全国のヴァン クリーフ& アーペル ブティックで発売される。メゾンを象徴する”幸運のモチーフ”「アルハンブラ」。今回は、漆黒のオニキスやダイヤモンドを使った特別限定のイヤリングを展開する。艶やかな漆黒のオニキスは、ピンクゴールドで縁取って。ゴールドとブラックのカラーリングが、フェミニンな上品さを放つ。そして、センターにはダイヤモンドをあしらった。透き通るようなダイヤモンドの輝きが、漆黒のオニキスの美しさを一層引き立てる。【詳細】ヴィンテージ アルハンブラ特別限定イヤリング発売日:2017年8月19日(土)※eブティックでは8月17日(木)より先行発売販売店舗:全国のヴァン クリーフ& アーペル ブティック価格:620,000円+税【問い合わせ先】ヴァン クリーフ&アーペル ル デスクTEL:0120-10-1906
2017年08月27日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』シリーズの主演で大人気のクリス・プラットが、Facebookで妻アンナ・ファリスとの別れを連名で報告した。「悲しいことに、アンナと僕は法的に別れることをお知らせします。長い間、なんとかうまいくいくよう努力してきたのでとても残念です。息子にとっては、彼を愛する2人の両親であることに変わりはありません。僕たちはこの状況をできる限りプライベートに進めていきたいと考えています。いまも互いを愛し、一緒の時を大切にし、今後もお互いを深く尊敬しあうことでしょう」。クリスとアンナは『パーティー・ナイトはダンステリア』(2007)での共演をきっかけに2009年に結婚。2012年に長男ジャックくんが誕生している。クリスは今年4月にハリウッドの「ウォーク・オブ・フェイム」に殿堂入りし、セレモニーにアンナとジャックくんを連れて仲良し3ショットを披露していた。スピーチでは「きみなしじゃ、意味がないんだ!」とアンナへの愛と感謝を語っており、アンナもそれに愛情たっぷりのコメントで応えていたのだが…。あれからわずか3か月と少し。2人の間に一体何があったのか。(Hiromi Kaku)
2017年08月07日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)の2018年春夏コレクションが、2017年6月22日(木)にフランス・パリで発表された。今季のカラーは、ドリス ヴァン ノッテンがもつ美しさ、優しさ、儚さ、強さ、色気……全てを表現している。ランウェイで移り変わる色味はくすみがかったものから明瞭なものまで様々。控えめながらも時折主張的に映る。色彩の遊びには、規制のないシルエットをベースとし、より自由奔放にコレクションを創り上げる。ボックス型のジャケット、ドロップショルダーのニット、コンパクトなシャツ、そしてロング&リーンなコート。一方、ボトムスはショート、ハーフ、ロングと長さのバリエーションに加えて、クロップド丈のテーパードだったり、股上の深いナードなワイドストレートだったり、細やかにバランスが調整されている。ドリス ヴァン ノッテンらしいフローラル柄やボタニカル柄は、色に負けじと種類が豊富。荘厳な柄の中には、ヤシの木を描いたハワイアンモチーフも登場している。と言ってもこの世界に入れば、通常はハッピーなイメージの柄が、一目見ただけでは分からないほどクラシカルな雰囲気を纏っている。幾何学模様やチェックなど柄同士を合わせても、あるいは上品なシルクとエッジィなデニムを共存させても、ぶつかることなく、派手になることもなく、むしろ自然と溶け合っている。毎シーズン少しずつ姿を変えるエンブロイダリーが唯一といっていいほどの装飾で、コレクションの中に決して特異なものはない。しかしながらそのバランスが絶妙で、いつの間にかここにしかない空間が完成している。
2017年06月30日いつの時代も女子から抜群の人気を誇る慶應ボーイ。モテモテの彼らが選ぶ女子ってどんな女子なんでしょう?一体、なにをどうすれば落とすことができるのでしょうか?今回は慶應ボーイが大好きと言われているフェリス女子から、アドバイスを頂いちゃいましょう!■・横浜トーク「慶應って文系は3年から三田キャンになるけど1、2年は日吉なんだよね。フェリスも横浜だからだいたい横浜トークすると仲良くなれる。で、『今度、横浜でデートしようよ!』みたいな流れになって付き合ってるよ!」(大学2年生)2年間を過ごす日吉は言わば彼らにとって地元のようなもの。そしてそこからすぐの横浜は庭のようなものですから、話題に出せば相手に親近感を持って貰えること間違いなし!ちなみに、フェリス生のように“横浜に詳しくない・・・”というなら東横線トークでもOK。渋谷や自由が丘には慶應生もよく繰り出すので、ぜひ話題に出してみて!■・狙うはインカレサークルの男子「狙うならインカレサークルの慶應ボーイがイイと思う。学内のやつに入ってる人は慶女と付き合いたいと思ってる人が多いと思うからアプローチしても無駄なことが多い気がするよ。」(大学4年生)ほほう。たしかに内部のサークルに入ってる人は慶女派の人が多そうですもんね。インカレに入る人は他の大学の女子とも仲良くなりたい!ということでしょうから、需要と供給が一致しているということ。攻めるには良さそうです。掛け持ちでもいいので、一つ入っておくとイイかもしれません。■・ブランド物をチラ見せする「慶應生は慶應ブランドに誇りを持ってる人がほとんど!早稲田じゃなくて慶應を選んだんだから割とブランド主義なんだと思うんだよね。だから慶應ボーイとデートに行く時はブランド品を持って行ってちょいちょいアピールしてる」(大学2年生)ブランド物好きの女子ってお金がかかると敬遠されるイメージがありますが、坊ちゃん育ちの彼らはそんなことは気にしないよう。あ、でもこれは下からエスカレーターで上がってきた真の慶應ボーイたちの話。大学からの外部生は中流家庭の人も多いのでこの限りではないようです・・・。■・お嬢アピール「慶應ボーイはお嬢育ちが好きだと思う。みんな頭いいからチャラそうでも根は結構マジメなんだよね。だから箱入り娘っぽく振舞うとだいたい落とせるよ。」(大学2年生)モデルのタマゴやクラブのお姉さんなど幅広く遊んでいるスーパー内部も、公立高上がりの庶民派外部生も、なんだかんだお嬢が好きなんだそう。内部生は「本命には自分と同じようなしっかりとした家の人がいい」という傾向にあり、外部生に関しても「憧れ」という点で、どちらからもお嬢様がモテるよう。立ち居振る舞いやファッション、家柄、使えるお嬢要素はガンガン出していきましょう。■・プライドを傷つけない「男子ってプライド高い物だけど、慶應ボーイって特にプライド高いんだよね。だから『え?バカ商なんだ(笑)』なんて間違っても言っちゃダメ。笑いにならず、ガチでイラッとされちゃうよ」(大学3年生)東大コンプレックスもありながら私大トップにプライドがある慶應ボーイ。名門女子大だと東大との交流もあるので、“慶應なんてフツー”なんて発言をする女子がたまにいますが、そんなことはゼッタイNG!更に内部進学では楽だと言われている商学部に関しても別大学の女子が“バカ商!”なんて言うのは冗談でもダメですよ!■最後に1度でイイから慶應ボーイと交際してみたい!という女子は多いのではないでしょうか?ぜひ、上記を参考にコミュニケーションをとってみましょう。夢の夢・・・と思っていた憧れの彼との距離がグッと縮まりますように。応援しています。(城山ちょこ/ライター)(ハウコレ編集部)(島村遥/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2017年05月22日旬の食材とワインを味わえる大人の隠れ家フレンチ銀座駅から歩いて1、2分、静かな路地裏にフレンチビストロを発見しました。「ル・ヴァン・ドゥ」は、大人の隠れ家のような雰囲気のレストラン。単品のビストロ料理のほか、リーズナブルなランチや満足感のあるコース料理まで豊富に用意しています。ワインのお供に食べたい! 絶品オードブルお店の定番メニューは、「豚肉と鶏白レバーのテリーヌカンパーニュ」(1,280円)。ベーコンで巻いた後、3時間じっくりとオーブンで焼いて仕上げています。豚のネックと肩肉を使っているので、芳醇で濃厚な旨みがあります。ポートワインとブランデーの香りが鼻に抜けて、お酒もどんどん進むはず!大自然が育んだ大沼牛は赤身が美味い絶品ステーキでガッツリと赤身のお肉を食したいなら、「北海道大沼牛ロース肉のステーキ」(100g/1,750円)がおすすめです。自然放牧でのびのびと育った大沼牛は、黒毛和牛でも脂のサシが少ないのが特徴。その分赤身にギュっと旨みが凝縮されており、深い味わいが楽しめます。肉本来の旨味を最大限に引き出すため、ハーブ&ソルトでシンプルに焼き上げます。ローズマリー、タイムなどのハーブに、ガーリック、ハーブソルトのシンプルなシーズニングでどうぞ。メイン顔負けのボリューム感! 彩り豊かなサラダ「マリネして焼き上げた真イワシのニース風サラダ」(1,480円) は、食べ応え満点の一品。ゆで卵にレタス、インゲンやトマト、パプリカなどが入った色とりどりで具だくさんのサラダの上に、香ばしく焼いた真イワシが豪快にオン! クルミオイルとシェリービネガーでさっぱりといただきます。また、パンはお店で焼き上げる自家製。ふっくらしっとりの食感は、ついおかわりしたくなるほど!どれを食べても大満足できるリーズナブルな本格派フレンチ。まだ行っていないという人は、ぜひ体験してみて!スポット情報スポット名:LE VIN 2 DEUX(ル・ヴァン・ドゥ)住所:東京都中央区銀座3-3-12 銀座ビルディングB1F電話番号:03-6263-0955
2017年05月09日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)記念すべき100回目のショーとなる、2017-18年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリで発表された。ドリス ヴァン ノッテンのDNAを100%詰め込んだことを意味する「#DVN100」というキーワードが添えられた今シーズン。歴代ブランドのランウェイを歩いてきたモデルが並び、これまで手掛けてきたアーカイブプリントから特にお気に入りのものがリワークされて登場した。1994年春夏からは柔らかなピンク色の上にローズの花を咲かせたプリントがセレクト。花のモチーフは黄味がかっていたり、深みを持っていたり、それぞれのパーソナリティを放ち、いきいきとした緑の葉が添えられている。2000年春夏からは、紅色で描かれたボタニカルモチーフのエスニックな雰囲気のメキシコをテーマにしたプリントがピックアップされている。それらのプリントはそのまま使用されるのではなく、ほんの少しの趣向を凝らして新しい姿で生まれ変わる。プリントに重ねた、グラフィカルでジオメトリックなモチーフをスパンコールで描かれたり、コラージュするようにパッチワークしたり、ハンド・ステッチで輪郭を際立たせたりして。装いは、オーバーサイズのテーラードを筆頭としたマスキュリニティにフェミニニティを交差させた。大胆で知性に溢れ、それでいて気まぐれでエレガントな女性たち。そんな彼女たちのありのままの姿を表現するように、ジーンズなどのラフなアイテムがドレスやスリットスカート、ランジェリー風トップスなどと重なり、アイデンティティである折衷主義のスタンスを詩的に表現している。
2017年03月17日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)が3月1日、ベルシー地区の複合競技場を会場に2017-18年秋冬ウィメンズコレクションのショーを開催した。メンズコレクションと併せて100回目の記念すべきショーは、ドリス ヴァン ノッテンのDNAを未来につなぐという意味で、過去に使用したプリントをリワークし、その上ににグラフィカルなモチーフを新たに加え、アーカイブをモダンにアレンジ。ノスタルジックな雰囲気は無く、全く新しいアイテムに生まれ変わっている。シルエットは身体をゆったりと包み込むものが趨勢を占め、リラックスしたムード。フェイクファーでさらにボリュームを加えたり、樹脂ビーズの刺繍やネックレスで華やかさをプラス。約50種類のプリントを最大限に駆使して壮麗なコレクションを見せた。また登場したモデル陣も目を引き、90年代に活躍していたカースティン・オーウェン(Kirsten Owen)、ナジャ・アウアマン(Nadja Auermann)、アンバー・ヴァレッタ(Amber Valletta)、トリッシュ・ゴフ(Trish Goff)、ミッシェル・ヒックス(Michele Hicks)、キャロリン・マーフィー(Carolyn Murphy)等、過去ドリス ヴァン ノッテンのショーでウォーキングしたスーパーモデルたちが勢ぞろい。集大成的なコレクションに、観衆はスタンディングオベーションでドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)を迎え、感動的なフィナーレとなった。
2017年03月11日去年はやたらとその名前を聞くことが多かった『ドローン』。でもドローンって何!?そんな疑問を晴らすべく、ミニタイプのドローンを実際操ってみることに。何ができるの?操作性は?誰でもできるの???ドローンの謎に迫る。 人間は、広い世界のほんの一部で生きている。全てを知ることはできない。世界のどこかには、自分の知らない何かを熱狂的に愛してる人がいる。研究する人がいる。そんな人が集まると、小さなブームになる。誰かの世界を、少しだけ覗いてみちゃおう。それが「うさこの覗いた世界」なのだ…! 一時期ニュースを賑わせまくった『ドローン』という言葉を覚えているだろうか。 「ドローン無許可飛行」「お祭りをドローン撮影し逮捕」 ドローンという馴染みのなかった言葉は、突然わたしたちの前に現れメディアの話題をさらっていった(ように見えた)。しかしニュースを見ながら「で、ドローンてなんやねん」と思った人も多いだろう。 そもそもドローンは人を乗せずに飛ぶ無人航空機のこと。決して最近の技術ではなく、軍事用として初登場したのは1944年にも遡るらしい。以来、今日に至るまで世界中で開発が進められ人件費がかからず渋滞にも巻き込まれない配送サービス、倉庫の在庫チェックや農薬の散布など人間では危険すぎることや大変なことをドローンが肩代わりしてくれる事例も増えてきているようだ。 その中でも、昨今注目を浴びたのはカメラ付きドローン。ドローンを飛ばすことで全体が掴めるような高いところからの撮影ができる。俗にいう『空撮』だ。テレビ番組やスポーツの試合、ミュージックビデオなどで映像や画像を見る機会も増えたがわたしたちにとっても『ドローン』はまるで無関係な話ではない。ニュースを見てても分かる通りめちゃくちゃ法で規制されまくってはいるが、200グラム未満のものなら許可なく操縦することができるのだ。 それを聞きつけたわたしは、「それならやってみよう!」とミニタイプのドローンを用意した。『ホビードローン』と呼ばれる軽量タイプのものは、1万円もあれば購入することができる。 いざドローンとご対面…!箱の中には本体、バッテリー(2個つき安心タイプ)、リモコン、箱の裏側にはまるで隠し特典のように謎のサングラスまで封入されていた。 やっぱ空とか見るしね。必要だよね。サングラス。 機体は片手でも簡単に持ち上げられるフワッした重量。これが?飛ぶの?本当に??? 200グラム以下のものであっても ・周囲30メートル内に人や物(建物含む)がないところで行うこと・日中にできること・必ず目視すること など、細かくルールがあるのでわたしは人のいない河川敷に向かった。 本体にはばりばりに充電済みのバッテリー、リモコンには単三電池を突っ込み準備万全。このドローンにはカメラが内蔵されており、Wi-fiでスマートフォンと接続することでスマートフォンから写真を撮るなどの操作ができる。 (一目もはばからずアスファルトの上でスマホとドローンを同期する様子) 訳も分からずリモコンを操作する。レバーをくいっとあげると一気に機体が上昇!!! 天高く舞い上がるドローン!これはやばい!!!操作が難しすぎる!!!!初めて操作したドローンは、風に煽られ悲しく地面へと落下していった。 改めて説明書を読む。海外で作られたこの製品、実は説明書の日本語や情報があやふやすぎるところから難易度が高め。 なんとか解読し、ドローンを飛ばすもわたしに出来るのは 浮遊させて そよ風に煽られさまようドローンを全力で追っかけ 翻弄されることだけ…。撮った写真を確認するがドローンである意味がまるでないものばかり。 この写真ドローン使わんでも撮れるわ!!!!!どうしよう。ドローンのドの字も味わえてない。絶望感でいっぱいになったところ、撮影チームからやってみたいというお申し出があったので委ねることにした。 するとどうだろう。 軽さのあまり風には勝てないものの、安定して漂うドローン…! ドローンによって撮影されたのがこちらの写真だ。 画質こそ懐かしくなる90年代的なものだが、高いところからだからこそ撮れる爽快感…!これが空撮…!わたしはドローンに遊ばれてばかりだったが、こうでもない、ああでもないとリモコンをいじりながらドローン操縦を上達させていく。ドローンで遊ぶってこういうことだったんだ…。 ひとつ分かったことがある。ホビードローンは誰にでも触わることができる。ただし扱えるのはセンスがある者のみということ…!根気よくやればセンスがなくても上達するかもしれない、わたしは完全に放棄した。何故なら夢中になってめきめき上手くなる姿を見て、見ているこっちも楽しかったからだ。近寄って目をキラキラさせるちびっこも多かったので、お子さんがいるご家庭のお母さんは、ドローンでデジタル英才教育を受けさせてみてはいかがでしょう。
2017年03月08日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)は、15区にあるガレージを会場に2017-18年秋冬メンズコレクションのショーを行った。原点に立ち戻りながら、未来へ向けて自らの初期・過去作品の新解釈を試みたコレクション。新解釈へ向けて吟味した様々な要素の中で、一番の割合を占めていたものがファブリックであるとし、今シーズンはテーラーを経営していた父親の代から付き合いのある、多くは英国のウール繊維会社のロゴをライニングに大きくプリントしたりするなどしている。ちなみにグレーのスウェットには大阪の東紀繊維のロゴがプリントされた。ウエスタンシャツやブーツなどが見られたが、これは50~70年代のファッションからの影響で、80年代のバッファローからも着想を得ている。ハワイアン風の花モチーフのプリントや刺繍などが登場しているが、基本的に装飾は少なく、ボリュームで遊びを加えているのが特徴。キャメルのコートやジャケット、ブルゾンなどのアウターは、多くがドロップショルダーで、細身のパンツをコーディネート。逆にスウェットやニットなどにはバギーを合わせる場合もあり、パンツの幅には多くのバリエーションが登場している。スカンジナビア風のニットもオーバーサイズで、ドロップショルダーのものが趨勢を占めている。ポニースキンを表現したニットや、スカンジナビアニットを転写プリントしたジャケット、バッキンガム宮殿の衛兵の制服に使われるファブリックをあしらった繊維会社のロゴを大きく配したスウェットなど、ディテールに面白味を感じさせるアイテムも。今シーズンは、どのアイテムをとってもオーセンティックなものばかりだが、ドリス ヴァン ノッテンらしいエレガントな解釈でウルトラモダンに仕上げられていた。
2017年02月15日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)の2017年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク2日目2016年9月28日(水)に発表された。会場へ足を踏み入れると、氷に閉じ込められた花々が暗闇の中で輝いていた。空調がきいていない生暖かい空間、じわじわと溶け出す氷柱、それに合わせたように流れる溶ける氷の音色。様々な要素が融合されたその環境は、幻想的であり生命感を感じられた。ショーの始まりは突然で穏やかだった。開場時から続く、溶ける氷の音色以外に音は加えられず、真っ暗な中にファーストルックが浮かび上がった。真っ白なTシャツとハーフパンツ、潔いほどにシンプルだ。そして対象的にデコラティブなアクセサリーで飾られている。足元は下駄のようなサンダルで、突然現れた和の文化は不自然であるのに、面白いほどに調和している。その後はしばらく白の世界が続くのだが、洗いざらしのホワイトワンピースに唐突に投じられた、オレンジやイエローの花々が印象的であった。和、花模様、ワントーンに浮かぶ鮮やかな色彩、そしてカジュアルと対照的なアクセサリー。これらは、今季のドリス ヴァン ノッテンの折衷主義を支えるキーワードであるだろう。美しいジャカードや繊細なシースルー素材には、日本の着物から着想を得た花々がのっている。咲き誇るように優雅な姿をみせるもの、流れるタッチで描か曖昧な表情を浮かべるもの。繊細な感性によって描かれたモチーフは、国境を越え、時代を越えて、モダンウェアの中で再び命を宿し、花を咲かせている。光沢とマット、透け感などニュアンスに違いがあるものの、パレットはほぼ黒または白で構成されていて、そこに差し込まれた、明るいイエローや鮮やかなブルーは、驚くほど強い色彩のパワーを発揮している。コレクションピースはエレガンスが基本だ。Iラインドレスやジャカードのコート、フレアなスカートなど、高貴でフェミニンである。そこに差し込まれたTシャツやワークウェアには、ドレスルック同様に、オーナメントのように精巧なビーズ刺繍を添えた。ヴィクトリア時代を思わせる服の断片。その手の込んだディテールがリュクスとストリートの間を埋め、カジュアルをドレスラインまで昇華させている。
2016年10月02日タイ、シンガポール、インドネシアのイケメン12人が、ドSでエスニックなイケメン・通称“エスメン”として女性の食欲を刺激する新しいコンテンツ「ドSニック・パラダイス~行こうぜ。スパイシーの絶頂へ~」が公開。ドSボイスの吹き替えを、福山潤、鈴木達央、松岡禎丞、諏訪部順一と豪華声優陣が担当し、魅力たっぷりのドSボイスで刺激的なセリフをささやいていることが分かった。「この夏、日本中の女性たちの食欲を刺激したい。」日清食品のそんな思いから誕生した本企画は、本場のエスニックを極めた「カップヌードル エスニックシリーズ」の新商品「カップヌードル ミーゴレン」の発売および「カップヌードル トムヤムクンヌードル」「カップヌードル シンガポール風ラクサ」のリニューアル発売を記念して登場したWEBコンテンツ。3商品のお膝元であるタイ、シンガポール、インドネシアのイケメンをイメージしたドSでエスニックな12人のイケメン“エスメン”たちが、12通りのドSボイスを披露し、観るものを刺激(アバンチュール)の渦へと誘う趣向となっている。“エスメン”を演じるのは、今後日本での活躍も期待されるタイを代表する国民的イケメンのモト君ほか、アジアきってのイケメンたち。そして、天真爛漫な弟キャラや甘辛執事、濃厚な愛情表現を繰り出すスーパーダーリンに、愛に飢えている孤独な貴公子まで…12人の“エスメン”のボイスを担当するのは、福山さん、鈴木さん、松岡さん、諏訪部さんら4人の人気声優たち。福山さんといえば、「コードギアス 反逆のルルーシュ」ルルーシュ・ランペルージ役をはじめ「青の祓魔師」奥村雪男役や「暗殺教室」殺せんせー役、「おそ松さん」松野一松役など、好青年からトリッキーな役柄まで幅広くを演じ分ける実力派。鈴木さんは、「七つの大罪」バン役や「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズの黒崎蘭丸役などSっ気のあるキャラクターの演技に定評がある人気声優だ。松岡さんは、若手ながら「食戟のソーマ」シリーズ幸平創真役や「ソードアート・オンライン」キリト/桐ヶ谷和人役など主演作多数、今年も「DAYS」「虹色デイズ」「モブサイコ100」とメイン級での出演が相次ぐ注目株。そして、「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ神宮寺レン役や「テニスの王子様」跡部景吾役など、大人なセクシー・俺様キャラを魅力的に演じる諏訪部さんが出演。3段階のドSレベルなセリフに合わせて、それぞれ1人3役を担当する。また、12人の“エスメン”たちの人気を決めるTwitter投票企画「エスメン頂上決戦」も開催決定。参加者には抽選で4人に、人気声優演じる“エスメン”たちがドSボイスで読み上げる「ドSニックかるた」がプレゼントされるという。この夏、思わずエスニック・ヴァージンを捧げたくなるような、“エスメン”たちのドSなボイスを本映像で堪能して。(text:cinemacafe.net)
2016年07月19日ドリス ヴァン ノッテン(Dries Van Noten)は6月23日、ベルシーの複合競技場を会場に17SSメンズコレクションのショーを開催した。産業革命後に失われつつあった技術を取り戻すべく、デザイナー、ウィリアム・モリス(William Morris)が提唱したアーツ・アンド・クラフツ運動になぞらえて、手作業を重視し、手仕事の美しさを讃えるコレクションとなった。ウィリアム・モリスのデザインから直接的な影響を感じさせるモチーフも見られたが、今シーズンは特にフランドル地方やオービュソンなどの古いタペストリーから引用されたものが印象的。バロック時代の「モーセの発見」の端に見られるオウムをブルゾンに写真プリントしたり、中世のタペストリーの中の花をボンバースにあしらったり。それぞれ凹凸ある素材にプリントしているため、実際にタペストリーを使用しているのではないかと見間違うほど。タペストリーのモチーフをリサーチする中で結びついたという迷彩柄も、様々なアイテムで組み合わせられていた。テキスタイルと陶器などの美術品からインスパイアされたという手の込んだニットや、マクラメの手編みフリンジなど、長い時間をかけて作り上げられたアイテムが各ルックを美しく彩る。継ぎ接ぎのデニムをプリントしたコートやパッチワークブルゾンには、サンクトペテルブルグ在住のポクラス・ランパス(Pokras Lampas)によるカリグラフィーが踊り、コレクションに重厚さを加えていた。
2016年07月14日イケア(IKEA)は、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンクとコラボレーションした「グローダンデ(GLÖDANDE)」コレクションを2016年6月23日(木)より全国のイケアストアで発売する。ウォルター・ヴァン・ベイレンドンクは、ドリス ヴァン ノッテン、アン ドゥムルメステールらとともに「アントワープ6」の1人として知られるファッションデザイナー。ただ服をデザインするのではなく、ストーリーとともにデザインしていくということを大切にし、数多くの作品を世に送り出している。今回、ウォルターのアイデアを生活用品で表現。「ワンダーモーイ(Wondermooi)」と名付けられた架空のキャラクターたちの物語を布地、文房具、ショッピングバッグ、ラグ、食器、リネンなど約30のアイテムの上で描く。それらはどれも強烈で個性的。しかし、親しみの湧く仕上がりで、日常生活に華を添えてくれそうだ。【アイテム詳細】「グローダンデ(GLÖDANDE)」コレクション発売日:2016年6月23日(木)取扱い店舗:全国のイケアストア(イケア仙台を除く)アイテム例・グローダンデ クッションカバー 999円(税込)・グローダンデ サイドプレート 699円(税込)・グローダンデ Tシャツ 1,299円(税込)
2016年06月25日2016年5月、冷凍食品を扱うニチレイフーズが、アメリカで製造された製品の一部がリステリア菌に汚染されている恐れがあるとして、商品を自主回収するというニュースがありました。日本では冷凍食品にリステリア菌に対する規制基準はありませんが、 安全を考慮して回収に踏み切ったということです。この聞き慣れない『リステリア菌』 ですが、感染してしまった場合、人体へどのような影響があるのでしょうか。食中毒になったときの影響や、予防法についてまとめました。●リステリア菌とはリステリア菌とは、動物の腸内や河川、土壌などに広く分布し、食品を介して人に感染する食中毒菌です。加熱により死滅しますが、4度以下の低温や塩分濃度の高い食品でも増殖することができる というのが他の細菌とは違うところ。そのため、チーズやハムなど、長期間冷蔵庫で保存が可能で加熱せずに食べられる食品が原因で食中毒が発生することがあります。●リステリア菌感染の影響食品によりリステリア菌の食中毒が発生することは非常にまれで、仮に発症しても軽症で済むことが多いようです。ただし、中には敗血症や髄膜炎を引き起こすこともあり、妊娠している人や高齢者、免疫力が落ちている人 などが感染すると重篤化しやすく、死に至ることもあるため注意が必要でしょう。特に妊婦が感染すると、リステリア菌が胎児にも感染し、流産したり生まれてきた赤ちゃんに影響が出たりすることがあります。●家庭でできるリステリア菌対策生野菜や果物などは、食べる前によく洗うようにしましょう。お肉など加熱が必要な食品も、中までしっかりと火を通す ようにすると安心です。また、殺菌されていない生乳を使った食品は要注意で、特に妊娠中はチーズなどの加工食品を食べる際には十分に加熱するようにしてください。----------必要以上に恐れることはありませんが、人によっては注意が必要なリステリア菌。とはいえ、心配しすぎてなにも食べられなくなり、食事を楽しめなくなってしまうのは好ましくありません。正しい情報を身につけ、健康な食生活を送りたいものですね。【参考リンク】・リステリアによる食中毒 | 厚生労働省()●文章/パピマミ編集部
2016年05月21日『HEY!レイモンド』でレイモンドの母親・マリーを演じ、人気を博した女優のドリス・ロバーツさんが17日、ロサンゼルス市内で死去したという。TMZが報じた。『HEY!レイモンド』の共演者であったパトリシア・ヒートンもこのニュースをツイッターで報告しており、「私の愛するマリー。安らかに眠ってくださいね。1つの時代が終わってしまいました。TVの中での私の素晴らしい義母であり天敵でもあった『HEY!レイモンド』のドリス・ロバーツは、私が多くを学ばせてもらった正真正銘のプロの女優でした」とメッセージ。「面白くて強くて人生を謳歌している女性でした。3人の素晴らしいお孫さんたちをとても愛していました。ドリスは特別な存在で私はとても彼女が大好きでした。会えなくなるなんてさみしいです」とつづっている。ドリスさんは計6度のエミー賞ノミネートの中、『HEY!レイモンド』で4度のエミー賞助演女優賞を獲得したほか、『セント・エルスウェア』でも同賞を受賞している。テレビドラマだけでなく『ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケーション』『ボディガード』『殺しの接吻』『ハネムーン・キラーズ』『男と女のあいだ』『殺人狂想曲』『サブウェイ・パニック』などの映画作品にも出演していた。(C)BANG Media International
2016年04月20日