2017年5月、ニューヨーク・メトロポリタン美術館のコスチューム・インスティチュート(Costume Institute)特別展として「川久保玲 / コム デ ギャルソン展(Rei Kawakubo / Comme des Garcons)」が行われることが決定、発表された。特別展に存命のデザイナーとして選ばれるのは、1983年のイヴ・サン=ローラン(Yves Saint Laurent)に続き2人目だという。特別展では、1981年に川久保が初参加したパリコレクションから現在までの作品を約120点展示するそうだ。年代順ではなく、テーマごとに並べることを予定しており、川久保のこれまで行ってきた境界と境界の間にあるものへの強い興味を探求していくという。展示されるマネキンたちは人の目と同じ高さに配置され、柵なども設置しない予定だ。コスチューム・インスティチュートのキュレーターであるアンドリュー・ボルトン(Andrew Bolton)曰く「川久保玲はこの40年で最も重要で影響力のあるデザイナーの1人だ。彼女は私たちにファッションは絶えず続く創造、再創造、異種混交性のある場所であることを再考させ、この時代の美学というものを定義してくれた。」とのことだ。また川久保は「私はこれまで確立された価値や慣習、一般的に普通とされるものを拒みながら新しいデザインの考え方を常に追い求めてきました。表現の方法として融合、不安定、未完成、除去、そして意図の欠如を最も重要なものとしてきました。」とコメントしている。開催を祝う恒例のメット・ガラ(MET GALA)は2017年5月1日に行われる予定。川久保をはじめ、ケイティ・ペリー(Katy Perry)、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、アナ・ウィンター(Anna Wintour)らが参加するとされている。※本記事は (引用元:に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
2016年11月16日来る11月18日よりニューヨーク、メトロポリタン美術館にて、コスチューム・インスティチュート(Costume Institute)の特別展「Masterworks: Unpacking Fashion」が開催となる。ここ10年で新たに収集された価値の高い歴史的な衣服たちが並ぶことが予定されている。18世紀初頭から現在までの約60点の作品が並ぶとされ、たった今美術館に届いたかのような輸送用の木箱に入れられた状態で年代順に展示されるそうだ。また2015年のジョン・ガリアーノ(John Galliano)がデザインしたメゾン マルジェラ(Maison Margiela)のドレスには1964年のクリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balenciaga)のガウンのように、最近コレクションに加わった作品と以前に収集したものをペアにし並べ、その与えた影響を分かりやすくする工夫もされるという。特別展のミッションは、ファッションが歴史を説明する生きたアートであることを示すこと、歴史の一部となっていくこと、そして生まれてくるアートにインスピレーションを与えていくことだという。「ファッションはその短い一生のため軽く見られがちではありますが、変化というものへのレスポンスの早さは、その時代の精神を瞬時に表現しているものであることを証明しています。社会的、カルチャー的、政治的な物事を、また美の理想を変化させるものを、鮮やかに映し出しているものなのです。」と特別展のアシスタント・キュレーターを務めるジェシカ・リーガン(Jessica Regan)はコメントしている。特別展は2017年2月5日まで。日本からは川久保玲(COMME des GARCONS)、三宅一生(ISSEY MIYAKE)、山本耀司(YOHJI YAMAMOTO)、舘鼻則孝らデザイナーの作品が展示される予定とのこと。※本記事は (引用元:)に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
2016年11月11日ニューヨークで公開後、大きな反響を呼んだドキュメンタリー映画『ホームレス ニューヨークと寝た男』が17年1月28日より、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国で順次公開される。同作の主人公は、ファッションモデル兼フォトグラファーとして活動するマーク・レイ、52歳。ブランド物の高級スーツを着こなし、ハンサムでチャーミングなルックスは女性からもモテる。誰もが羨む“勝ち組”に見える彼だが、実はもう6年近くもホームレス生活を送っているという。彼の家は、ニューヨーク・マンハッタンのペントハウスならぬ、雑居ビル街のアパートの“屋上”。厳しい競争社会で、家族や恋人を持たず、生き残るために必死で「ホームレス・スタイル」を編み出したという。同作は、そんな彼の「家を持たない=住居費を使わない」ライフスタイルに3年間密着したドキュメンタリー映画となっている。監督は、自らもファッションモデルであり、マークの友人でもあるオーストラリア出身のトーマス・ヴィルテンゾーン。ファッションモデルとして活動する傍ら、ピエール・カルダン、ニューヨーク・シティ・バレエ、フェイスブックなどといった企業のプロモーション動画やスチル撮影も手掛けている。マークから突然ホームレス生活を告白された彼は、驚くとともに、ファッション業界の裏事情や新しいライフスタイルの象徴としてマークのドキュメンタリーを作ろうと決意。同作が、企画、共同制作、監督、撮影、共同編集を務めた初の長編となる。音楽を手掛けるのは、俳優・映画監督のクリント・イーストウッドを父に持つ、カイル・イーストウッド。これまでに『グラン・トリノ』など父の8作品に楽曲を提供し、6枚のソロアルバムもリリースしたカイルが、作品全体に美しくスタイリッシュな色彩を与えた。
2016年11月08日ロシアのエルミタージュ美術館が所蔵する絵画85点を展示する美術館展「大エルミタージュ美術館展オールドマスター西洋絵画の巨匠たち」が2017年3月18日(土)より開幕。同展のテーマソングに宇多田ヒカルの『人魚』が決定した。【チケット情報はこちら】フランスのルーヴル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館とともに、世界三大美術館のひとつと言われているエルミタージュ美術館。同展では、美術館の絵画コレクションの中でも、質・量ともに群を抜く、16世紀ルネサンスから17世紀、18世紀のバロック、ロココの “オールドマスター”に焦点を当てて展示。ティツィアーノ、クラーナハ、レンブラント、スルバラン、ブーシェ、フラゴナールなどの作品から、油彩画のみ85点を国・地域別に紹介する。今回、テーマソングに決定した宇多田ヒカルの『人魚』は、9月にリリースした8年半ぶりとなるニューアルバム『Fantome』に収録。同作はオリコン週間CDランキング4週連続1位を獲得し、話題を呼んでいる。「大エルミタージュ美術館展オールドマスター西洋絵画の巨匠たち」は6月18日(日)まで、東京・森アーツセンターギャラリーで開催。その後、愛知、兵庫へ巡回する。現在、チケットぴあでは、東京展の早割チケットを販売中。■『大エルミタージュ美術館展オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち』【東京展】森アーツセンターギャラリー(東京都)2017年3月18日(土)~6月18日(日)【名古屋展】愛知県美術館(愛知県)2017年7月1日(土)~9月18日(月・祝)【神戸展】兵庫県立美術館(兵庫県)2017年10月3日(火)~2018年1月14日(日)※『Fantome』の「o」はサーカムフレックス付きが正式表記。
2016年11月04日「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」が開催される。期間は京都国立近代美術館で2016年12月17日(土)から2017年2月12日(日)まで、東京国立近代美術館で2017年3月14日(火)から2017年5月21日(日)まで。本展のタイトルにもある一子相伝とは、技芸や学問などの秘伝や奥義を、自分の子一人だけに伝えて他には秘密にして漏らさないこと。しかし、一子は文字通り実子ではなく代を継ぐ一人の子を指し、相伝とは代々伝えることである。本展では、樂家の祖長次郎から現在まで一子相伝で続く、日本の陶芸の中でも他に類例を見ない独特の美的世界を作り上げてきた樂焼の歴代作品を展示。樂家450年の伝統と技をかつてない規模で紹介する。千利休が愛した初代長次郎の黒樂茶碗「大黒」をはじめ、歴代の重要文化財のほとんどを一挙公開。また、本阿弥光悦の重要文化財など計約140点の名碗や屏風図を揃える。15代を数える各々の代では、当代が常に「現代」という中で試行錯誤の創作を続けてきた。本展では「現代」からの視点で初代長次郎はじめ歴代の“今”を見ることにより、一子相伝の中の現代性を考察。伝統や伝承ではない“不連続の連続”によって生み出された樂焼の芸術を紹介する。開催概要「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」展■京都展会期:2016年12月17日(土)~2017年2月12日(日)会場:京都国立近代美術館住所:京都市左京区岡崎円勝寺町TEL:075-761-4111(代表)休館日:月曜日及び12月28日(水)~2017年1月2日(月・振替休日)、1月10日(火)※ただし、1月9日(月・祝)は開館。開館時間:9:30~17:00※入館は16:30まで。入館料:一般 1,400円(1,200円) 大学生1,000円(800円) 高校生500円(300円)※中学生以下無料※()内は、前売りおよび20人以上の団体料金。※本展の観覧券でコレクション展も閲覧可能。※前売券の発売期間は10月15日(土)~12月16(金)まで。■東京展会期:2017年3月14日(火)~5月21日(日)会場:東京国立近代美術館住所:東京都千代田区北の丸公園3-1TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル 8:00-22:00)休館日:月曜日・3月21日(火)※ただし、3月20日(月・祝)、3月27日(月)、4月3日(月)、5月1日(月)は開館。開館時間:10:00~17:00※金曜日は20:00まで。※入館は閉館の30分前まで。入館料:一般 1,400円(1,200円) 大学生1,000円(800円) 高校生500円(300円)※中学生以下無料※()内は、前売りおよび20人以上の団体料金。※本展の観覧券でコレクション展も閲覧可能。
2016年10月31日バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)銀座店3階に、ザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒーとコラボレーションしたカフェ「バーニーズ カフェ バイ ザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒー」が、2016年11月17日(木)にオープンする。ザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒーは、ピエール マルコリーニなどを手掛けるカンパニー。今回はサービスを担当し、銀座の街に相応しい特別なメニューを提案する。コンセプトは「ずっと美味しく」。ランチタイム、ティータイム、バータイムと3部構成で、その時々に楽しめるメニューを用意。オリジナルブランドである、清澄白河「ザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒー」のロースターで焙煎した豆をハンドドリップで淹れたコーヒーに、ピエール マルコリーニがこのために開発したチョコレートを添えて提供する。さらに、ティラミスのパフェやチョコレートケーキ、スコーン、アイスクリームなど、個性豊かなスイーツも揃える。フードメニューからは、サンドイッチやサラダ、お酒と相性のよいピンチョスが登場。ギフトにも最適な、コーヒーやチョコレートのセットも販売する。【ショップ詳細】バーニーズ カフェ バイ ザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒーオープン日:2016年11月17日(木)場所:バーニーズ ニューヨーク 銀座店3階住所:東京都中央区銀座6-8-7 交詢ビル 3FTEL:03-3289-1500営業時間:11:00~20:00<メニュー例>・コーヒー(ザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒー) 900円+税※チョコレート1枚付・ティー (ベッジュマン&バートン) エデンローズ 1,100円+税※チョコレート1枚付・バーニーズ チーズケーキ 800円+税・スコーン 1,000円+税・バーニーズ パフェ ティラミス パフェ 1,600円+税・バーニーズ サンド(BLT) 1,300円+税・サラダニソワーズ 1,600円+税
2016年10月28日アメリカを代表する美術館のひとつ、デトロイト美術館の名作を集めた「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」の東京展が、10月7日より上野の森美術館にて開催中。【チケット情報はこちら】1885年の創立以来、デトロイト市の財政破綻などの危機にも見舞われながら、自動車業界の資金援助もあり、世界屈指のコレクション数を誇る美術館として知られているデトロイト美術館。今回の巡回展では同美術館から、ゴッホの『自画像』やマティスの『窓』など、近代絵画における巨匠の作品52点を展示、うち15点が日本初公開作品となる。モネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、マティス、モディリアーニ、ピカソなどが描いた名画を存分に堪能することができる。開幕前日の10月6日に行われたプレス向け内覧会には、本展の音声ガイドナビゲーターを務めた女優の鈴木京香が出席。「何度観ても面白い展覧会です。私も何回も来たいと思いますので、ぜひ皆さんも足を運んで、名画との対話を楽しんで」とコメント。また、月・火曜日に限り、来場者が自由に絵画を撮影することができるという同展の特徴に触れ、「通常の展覧会ではあまり撮影ができない展示会が多いですが、デトロイト美術館展は自分のカメラで撮影できる点がとてもいいです。私もカメラが好きですので、来場した時にはぜひ撮影したいです」とアピールした。「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」は、2017年1月21日(土)まで東京・上野の森美術館で開催。チケットは発売中。
2016年10月27日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)のデザイナー川久保玲にフィーチャーした展覧会が、アメリカ・ニューヨークにあるメトロポリタン美術館で開催される。会期は、2017年5月4日(木)から9月4日(月)まで。日本を代表するビッグメゾン、コム デ ギャルソン。その挑戦的でアヴァンギャルドなデザインが注目を集めるブランドだ。展覧会には、彼女の1981年のパリデビューコレクションから、最新の2017年春夏コレクションまで、約120体のルックが登場。東洋と西洋、男性性と女性性、過去と現在といった二項対立を乗り越えるような先進的な挑戦の姿勢を展示する。展示されるマネキンは、観覧者の目の高さに設置。従来の美術館のような、展示と見る人の距離が取り払われ、物理的障壁がない状態で洋服を楽しむことができる。【概要】Rei Kawakubo / Comme des Garçons会期:2017年5月4日(木)〜9月4日(月)場所:メトロポリタン美術館住所:1000 5th Ave, New York, NY 10028 アメリカ合衆国Rei Kawakubo (Japanese, born 1942) for Comme des Garçons (Japanese, founded 1969). "Body Meets Dress - Dress Meets Body," spring/summer 1997. © Paolo Roversi
2016年10月25日ニューヨーク近代美術館MoMAのミュージアムショップ、MoMA Design Storeが、2016年秋冬シーズンの新商品、約150点の展開を開始しました。2016年秋冬シーズンの新商品の中から、シーズンのテーマカラー「グリーン」など、ニューヨーク近代美術館がセレクトしたアイテムの一部をごご紹介しましょう。家の中のグリーンハウス寒い季節は家のなかに自分だけのグリーンハウスを。バンコクに拠点を置く2人のデザイナーが、スウェーデンに滞在していた際、緑が都会の風景の中に溶け込んでいるストックホルムの風景に感銘を受けて思いついたそうです。MoMAコレクション(永久収蔵品)でおなじみのメーカーDESIGN HOUSE Stockholm(デザインハウスストックホルム)社製。500個のみ限定生産のチェアイタリア系ブラジル人建築家、Lina Bo Bardi(リナ・ボ・バルディ)がデザインした、MoMAコレクションにも収蔵されているチェア。1951年に発表されたオリジナルを改良し、500個のみ限定生産されました。イタリアで1つ1つ、ハンドメイドされています。シリアルナンバー入り。幸運をつかみたい方にオススメアクリルの立体の中に収められているのは、滅多にお目にかかれない四つ葉のクローバー。フランスで栽培された1枚1枚が異なる葉は、フランス国立農業研究所とのライセンス契約による認証を受け、何年も耐光性を保ち、長持ちするよう、手作業で扱われています。イタリア製のパスタマシンデザイナーのOtto Marcato(オット・マルカート)が、本物の味を家庭に届けたいという夢を実現しました。このイタリア製のパスタマシンがあれば、色々な種類の生パスタを自宅で簡単に作ることができます。About MoMA Design Storeとは?ニューヨーク近代美術館[The Museum of Modern Art (MoMA) ]初の海外出店は東京・表参道でした。店頭に並ぶ約2000のアイテムは、MoMAの代表的な商品と、限定商品を含む、美術館のコレクションを象徴するラインナップ。商品はNYの店舗同様、全てニューヨーク近代美術館のアートを選定するキュレーターによってセレクトされています。ウエディングギフトサロンも併設されています。MoMA Design Store 表参道東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F03-5468-5801年中無休 11:00 - 20:00 (GYREに準ずる) Design Store 渋谷ロフト ※一部10月1日発売予定東京都渋谷区渋谷ロフト宇田川町21-1 1F03-3462-3807MoMA Design Store 池袋ロフト ※一部10月1日発売予定東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店9F03-5960-6210MoMA Design Store 仙台ロフト ※一部10月1日発売予定宮城県仙台市青葉区中央1-10-102F022-224-6210
2016年10月17日「富山県美術館」が、富岩運河環水公園に2017年8月26日(土)よりオープンする。2016年12月に閉館した富山県立近代美術館が、名前をあらたに移転リニューアルする美術館だ。アートとデザインという2つの大きな軸で展開していく。これまで多くの名作を紹介してきた富山県立近代美術館富山県立近代美術館は、城南公園の一角に位置。白御影石とミラーガラスに囲まれたシンプルな外観に、広い展示空間で、多くの人に親しまれてきた。作品としては、ピカソ、ミロ、シャガール、ウォーホール、草間彌生など、有数のアートコレクションを紹介してきたが、2016年12月28日をもって閉館した。新しく誕生する富山県美術館美術館の外観と空間富山県美術館は、富岩運河環水公園に移動。運河の記憶を残す公園の一角に、巨大な船のような造形の外観で建設される。建物の東向きの一面は、全てガラスで覆われ開放的な空間となる。設計を手掛けるのは内藤廣。屋上には、芝生広場が広がる。ふわふわ、ぐるぐる、ひそひそなど、たくさんの「オノマトペ」であふれた遊具が、子どもたちの想像力の源になりそう。アートとデザインで未来へと想像力、創造性を繋いでいくだろう。美術館の各フロア1階フロアにはカフェやミュージアムショップ、ギャラリーがあり、2階がメインの展示フロアとなっている。常設展示室では約2カ月に1回のペースで展示替えが行われ、20世紀から今日までの自慢の所蔵コレクションが披露される。企画展示室では、20世紀美術を中心に、アートやデザインを感じられる展覧会が開催される予定だ。2階のホワイエは壁面全体がガラス張りで、立山連峰のダイナミックな展望を楽しめる。3階はアートとデザインをつなぐフロアとして、ポスターや椅子を中心としたデザインコレクションを展示する展示室や、富山県出身の美術評論家・瀧口修造と、音楽家シモン・ゴールドベルクの集めた名品や資料を展示する部屋も備える。ほかに、図書コーナーやホール、キッズルーム、「日本橋たいめいけん」が出店するレストランなどが設置される。新しいロゴマーク富山県美術館の新しいロゴマーク及びロゴタイプの制作は永井一正が担当した。TOYAMAの頭文字「T」をベースにAとDで構成。白く輝く立山が映える空の色と、富山湾の深いブルーをイメージしている。概要富山県美術館開館日:2017年8月26日(土) ※2017年春にレストラン、カフェなど一部開館。住所:富山市木場町3-20開館時間:9:30~18:00 ※屋上庭園は8:00~22:00まで休館日:水曜日(祝日除く)、祝日の翌日、年末年始料金:常設展 300円※児童、高校生以下の学生、学校教育、社会教育活動としての生徒の引率者、各種手帳を持参の障がい者は常設展・企画展無料。70歳以上の人は常設展無料。
2016年10月08日ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)より、ニューヨーク・ロンドン・パリ、3つのファッションウィークからインスピレーションを得た「シティ コレクション」が登場。2016年9月16日(金)より限定発売される。アイシャドウ&チークカラーがセットされた限定パレットは、各都市のスタイルを閉じ込めた3種類で展開。パレット上部のイラストは、ニューヨークのファッションイラストレーター、リチャード・へインズが、それぞれの都市に暮らす女性をイメージして描いた。ニューヨーク パレットのアイシャドウは、自然な陰影を作り出すシアーマットとメタリックカラーを組み合わせた。ロンドン パレットは、肌になじむヌードピーチとネイビーを含んだスタイリッシュなカラーセレクト。煌きを効かせたグレージュのシャドウとフレンチピンクのチークのパリ パレットは、シックなヌードメイクを叶える。ボビイの名品、ロングウェア ジェルアイライナーはクレストロゴが刻印されたゴールドの25周年仕様に。ニューヨークはブラウン、ロンドンはユニオンジャックを想起させるブルー、パリはガンメタルインクと、都市を表現した3つの限定カラーが登場し、それぞれのルックを完成させてくれる。【詳細】シティ コレクション発売日:2016年9月16日(金)アイテム:・ニューヨーク パレット、ロンドン パレット、パリ パレット 全3種 各8,800円+税<限定品>・ロングウェア ジェルアイライナー 全3色 各2,900円+税<限定色>・リュクス リップ カラー 37 4,200円+税<限定色> 【問い合わせ先】ボビイ ブラウンTEL:03-5251-3485
2016年09月15日展覧会「トーマス・ルフ展」が東京国立近代美術館で2016年8月30日(火)から11月13日(日)まで、石川・金沢21世紀美術館で2016年12月10日(土)から2017年3月12日(日)までの期間、開催される。トーマス・ルフは、アンドレアス・グルスキーやトーマス・シュトゥルートらとともにデュッセルドルフ芸術アカデミーでベルント&ヒラ・ベッヒャー夫妻に学んだ「ベッヒャー派」として、1990年代以降、現代の写真表現をリードしてきた存在だ。彼は自ら撮影したイメージだけでなくインターネット上のデジタル画像から古写真コレクションまで、あらゆる写真を素材に用いて新しい表現の可能性を探究している。美術館で開催される本格的な日本国内の回顧展は今回が初。待望されていた本展では世界が注目する彼の初期から、初公開の最新作までを紹介する。初期に発表し注目されるきっかけとなった高さ約2メートルにもなる巨大なポートレート作品や、それ以降の建築、都市風景、ヌード、天体などさまざまなテーマの作品全18シリーズ、東京会場約125点、金沢会場約160点の作品で構成。最新作「press++」シリーズでは本展が世界初公開となるものも。彼は、作品を通して現代人をとりまく世界のあり方についてのユニークな見方を提示する。【開催概要】トーマス・ルフ展■東京会場会期:2016年8月30日(火)〜11月13日(日)※月曜休館。ただし9月19日、10月10日は開館。9月20日(火)、10月11日(火)は休館。開館時間:10:00〜17:00 毎週金曜日は20:00まで。※入館は閉館の30分前まで会場:東京国立近代美術館住所:千代田区北の丸公園3-1TEL:ハローダイヤル 03-5777-8600料金:一般 1,600(1,400)円、大学生 1,200(1,000)円、高校生 800(600)円※()内は前売の料金。20名以上の団体は一般 1,300円、大学生 900円、高校生 500円となる。■金沢会場会期:2016年12月10日(土)〜2017年3月12日(日)※月曜休館。ただし1月2日、9日は開館。12月29日(木)〜1月1日(日)、1月10日(火)は休館。開館時間:10:00〜18:00 毎週金・土曜日は20:00まで。※入館は閉館の30分前まで。会場:金沢21世紀美術館住所:石川県金沢市広坂1-2-1料金:一般 1,000(800)円、大学生 800(600)円、小中高生 400(300)円※()内は前売、20名以上の団体の料金。
2016年08月25日(Photo by The Guardian)1985年にニューヨーク近代美術館で行われた展示会で、165人のアーティストの作品が展示されたにも関わらず、女性アーティストはたったの17人だけだった。 それに憤慨した女性アーティストたちが、自らを「アート界の良心」と名乗り、結成したのが「ゲリラ・ガールズ」。 ギャラリーにもゴリラのマスクをまとった状態で登場する徹底的な彼女たちの素性は未だに明かされていない。 彼女たちは、違法な活動も含め、現在に至るまで90個以上のポスター、本、カード、雑誌などを作ってきた、超アクティブな「アバンギャルド・アクティビスト集団」なのである。※動画が見られない方はこちら (Photo by The Guardian)【バス会社はアートギャラリー業界より啓蒙されている。バス会社の女性の比率:49.2%。パリのギャラリーでソロ展示会した女性の比率:13%】 (Photo by The Guardian)【表にあるギャラリーは1985年の時点で10%以下しか女性アーティストの作品を扱っていなかった。2014年の時点でそれはたったの20%にしか増えていなかった。】 (Photo by The Guardian)【 メトロポリタン美術館に入るには女性は裸じゃないといけないの?】 アート業界の不平等さを変えようと戦うゲリラ・ガールズ。 そんな彼女たち、今年はヨーロッパに目をつけた。 現在、400箇所以上のヨーロッパのギャラリーを周り、「白人/異性愛者/男性」以外の女性、LGBTQ、有色人種などのアーティストの作品が展示されているかを調査している。 その結果を発表するのが、来年の10月にロンドンギのャラリーで行われる展示会だ。 その名も 『Is It Even Worse in Europe (ヨーロッパはもっとひどいのか?)』。 この展示会が終わったら、世界の近現代美術界の中でもトップの来場者を誇るイギリスのテート・モダン美術館になんと、「クレーム対応窓口」を設けるそうだ。 アーティストや来場者がもし美術館に関して「ダイバーシティ」などの問題で気になる点があれば、彼女たちに報告することができる仕組みだ。 「私たちはプロのクレーマーなのよ。30年前に始めた頃は、こんな長い間やるなんて思ってもみなかったわ。当時私たちはただただ怒っていたの。今では施設の方が私たちに『批判してください』って言ってくるの。楽しいわ」ーゲリラ・ガールズ しかし、そもそもなぜアート業界にそんなにも不平等さが生まれてしまうのか。 ゲリラ・ガールズは、テレビや映画は、観客である一般市民の反応によって人気度や知名度が決まるのに対し、アート業界は一部の裕福な階級のみが関わっているのが問題だと指摘する。 だから、「力のある人」の意見しかギャラリーなどに反映されないのだ。よって、女性、LGBTQ、有色人種のアーティストは中々取り上げられないわけだ。 (Photo by Guerrilla Girls)進歩的なイメージのある、現代アートの世界で、こんなにも不平等さが存在していたとは、意外だったのではないだろうか。 「力のあるもの」が作る歴史だけが未来に受け継がれるという事実は、全ての歴史に言えることだが、このままではいけない。 私たち全員が考えるべき問題だ。 ゲリラ・ガールズは30年代以上活動しているが、まだまだゴリラのマスクを脱ぐことができる日は遠そうである。 しかし、彼女たちはその日が来るまで戦うことをやめないのだろう。 via. Dazed, The Guardian, Guerrilla Girls, Time Out この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!コロンビアで6000人が参加した、世界最大級「ゲリラ・ヌード撮影会」。 6月5日。コロンビアで6000人を超える人が、街中でいきなり裸になった。一体なぜ、そんな「衝撃的な事態」が起こったのだろうか?... ーBe inspired!
2016年08月22日ニューヨークのラジオ局「HOT 97」が開催する音楽フェス「HOT 97 SUMMER JAM」。同フェス初の海外公演となる「HOT 97 SUMMER JAM TOKYO」が7月29日に東京・ZEPP TOKYOで開催された。「HOT 97 SUMMER JAM」は「HOT 97」が1994年から23年にわたり開催しているニューヨーク最大級のフェス。トップアーティストのライブを中心に、HOT 97の人気DJ陣も登場。毎年5万枚以上のチケットが即完するなど絶大な人気を博している。この日、ZEPP TOKYOの屋外には、グッズ販売だけでなくバスケットゴール、ロゴモニュメント、フォトパネル、DJブースなどが出現。開演前から盛り上がりを見せていた。イベントが開演すると、まずはアジアを代表する人気アーティストがライブパフォーマンスを披露。AKLO、バンコクインベーダーズ & ダボーイウェイ(BANGKOK INVADERS & DABOYWAY)、AK-69が登壇し、アジアでのアーバンミュージックシーンの盛り上がりを裏付けるハイレベルなパフォーマンスを披露した。また、ライブアクトの間には、THE HEAVY HITTERSのDJ ENUFFやDJ LEADをはじめ、HOT 97 の人気DJやパーソナリティが登場。DJタイムも観客を盛り上げた。イベント後半にはついにアメリカのトップアーティスト達がステージに登場。オマリオン(OMARION)、ファボラス(FABOLOUS)、プシャ・T(PUSHA T)、フレンチ・モンタナ(FRENCH MONTANA)、というアーバンミュージックファンなら誰もが唸る豪華なメンツが圧巻のパフォーマンスを披露。あらためて、ニューヨークの「HOT 97 SUMMER JAM」が日本に上陸したということを体感できる瞬間となった。
2016年08月04日ベン・スティラー、ナオミ・ワッツ、アダム・ドライバー、アマンダ・セイフライドが共演する『ヤング・アダルト・ニューヨーク』が7月22日(金)より公開される。ブルックリンで暮らすふた組のカップルを通してモラルや価値観、夢や野心をリアルかつユーモラスに描いたロマンチック・コメディだ。公開前にメガホンを執ったノア・バームバック監督のインタビュー映像が届いた。インタビュー映像本作でスティラーとワッツが演じるのは、いつの間にか人生にも夫婦間にも何かが欠けてしまったと感じている若いつもりの40代夫婦。対してドライバーとセイフライドは、レコードやタイプライターなどレトロな文化を好む成功したい20代カップルを演じている。ひょんなことから知り合い意気投合した彼らは、共に行動していくうちに、互いに刺激を受けそれぞれの内面に変化が生じてくる。バームバック監督の作品といえば、アカデミー賞脚本賞にノミネートされた『イカとクジラ』や、ウェス・アンダーソン監督と組んだ『ライフ・アクアティック』『ファンタスティック Mr.FOX』など、人間観察力の高さとシニカルな語り口が特徴。同時に登場人物たちへの眼差しには温かさがあり、日本でも人気のある映画監督のひとりだ。バームバック監督は、1969年に本作の舞台になったブルックリンで生まれた。インタビュー映像では、どのようなきっかけでアイデアやテーマが生まれたのか、自分の経験を通して感じた世代による価値観のズレや、スティラーやワッツ、ドライバーをキャスティングした理由などを明かしている。「結婚について、夫婦について、お互いがどう影響し合っているかについて描きたかった」と話すバームバック監督が手がけた本作は、クスッと笑えて、少しほろ苦く、最後には胸が熱くなる“迷子の大人たち”の成長物語になっている。『ヤング・アダルト・ニューヨーク』7月22日(金)TOHO シネマズ みゆき座ほか全国ロードショー
2016年07月21日近代建築の巨匠、ル・コルビュジエが設計した国立西洋美術館。世界遺産に登録するかどうかを決める審議が明日15日から17日にかけて行われるため、世界中で話題となっています。上野公園のなかにあって動物園にも近く、お散歩コースにもぴったり。せっかくだから、子ども一緒に芸術を楽しんでみませんか?■ル・コルビュジエ建築を体感できる国立西洋美術館とは、フランス美術コレクションを専門に展示している美術館です。館内の展示絵画はもちろん、敷地内では、ロダンの彫刻作品を鑑賞できます。あの有名な「考える人」は、入り口近くに展示されています。さらに本館は、ル・コルビュジエが設計した国内で唯一の作品。1階部分を柱だけにした「ピロティ」や、ら旋状の回廊などがその特徴です。世界中の人たちがうらやむコルビュジエ作品を実際に見て触れて体感できるのは、日本ではココだけです。■子どもと楽しむなら常設展がおすすめ企画展はほぼ毎日、全国から訪れる人たちで大混雑。でも、常設展であれば、ゆったりと鑑賞できます。常設展には、クロード・モネやルノワール、ゴッホ、ピカソ、ゴーガンと、知名度の高い作品群が展示されているので、美術に詳しくない人でも十分に楽しめるはず。親が足を止めてじっと鑑賞する作品に、子どもたちはどう反応するのでしょうか。大きなキャンバスに圧倒されたり、力強いタッチに魅かれたり、描かれた人物のポーズをマネしたり、動植物に興味を示したり…。さまざまな反応を見せてくれるはずです。そして、これらの作品を見ながら、子どもとの会話を楽しみたいですね。■子どもと鑑賞するときのポイント展示の案内順通りに回らなくても、作品ひとつずつをじっくり見なくても、いいと思います。初めて見るモノもあれば、自分が知っているカタチとちがうと気づくこともあるでしょう。子どもが興味のある作品を見つけることを大切にしてあげたいですね。子どもの意外な反応や、親の知らなかった好みを発見するなど、子どもだからこその感性や感覚に驚かされることも多いはずです。また、子どもが興味のない作品がある場合は、特別理由などを聞かずに、あっさり通りすぎてしまいましょう。■子どもと鑑賞するときのマナー広い空間やいつもとちがう雰囲気に、子どもたちは大興奮することも。美術館に来ている人たちが気持ち良く鑑賞するためにも、守りたいマナーがあります。・作品にさわらないこと・館内を走らないこと・おしゃべりは小さな声で美術館にはとっても大切な絵が展示されていることをしっかりと伝えて、子どもの気持ちを整えてから入れば大丈夫です!■親子でアートに親しむプログラム国立西洋美術館では、年に2回、春と秋には、子ども向けのファミリープログラム「どようびじゅつ」を開催しています。6~9歳の子どもと同伴の大人を対象に、常設展の鑑賞に加え、描いたり貼ったり切ったりといった創作活動を通して参加者たちがアートに親しむプログラムです。次回は9月開催、申込開始は8月ごろで先着順とのこと。また、毎年12月には、「美術館でクリスマス」を開催しています。クリスマスキャロル・コンサートやリース、ツリーをつくるワークショップなど、楽しいイベントがめじろ押し。家族みんなですてきなひとときを過ごせそうですね。美術館は子連れにはハードルが高い、なんて思っていてはもったいない! お散歩がてらに子どもと一緒にアートを楽しんでみるのもいいものです。親子で新たな発見があるはずですよ。
2016年07月14日アメリカを代表する美術館のひとつ、デトロイト美術館の名作を集めた「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」の大阪展が、明日7月9日(土)より開幕する。1885年の創立以来、自動車業界の資金援助もあり、世界屈指のコレクション数を誇る同美術館は、ゴッホやマティスの作品をアメリカの公共美術館として初めて購入するなど、芸術の街デトロイトの象徴となってきた。今回の巡回展では、そのゴッホの「自画像」やマティスの「窓」など、巨匠たちの作品52点を展示し、うち15点が日本初公開となる。モネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、マティス、モディリアーニ、ピカソほか、近代ヨーロッパ絵画の「顔」ともいうべき名画を堪能することができる。東京展は10月7日(金)より東京・上野の森美術館にて開幕。数量限定のお得な特典付き前売チケットは7月9日(土)午前10時より、チケットぴあにて発売開始。「特製クリアファイル付前売券」と「2017年特製カレンダー付前売券」の2種となる。また、9月5日(月)より通常の前売券とともに「オリジナル図録付前売券」も発売予定。■「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」【大阪展】会期:7月9日(土)~9月25日(日)会場:大阪市立美術館(大阪府)チケット:一般1,500円【1,300円】、高校・大学生1,000円【800円】※【】内は当日券【東京展】会期:10月7日(金)~2017年1月21日(土)会場:上野の森美術館(東京都)チケット:2017年特製カレンダー付前売券2,400円(サークルK・サンクス限定)特製クリアファイル付前売券1,400円(セブン-イレブン限定)一般1,400円、高・大学生1,000円、小中学生500円※全て前売券の価格※数量限定、予定枚数に達し次第販売を終了いたします
2016年07月08日「デトロイト美術館展 〜大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち〜」が東京・上野にある上野の森美術館で、2016年10月7日(金)から2017年1月21日(土)まで開催。モネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、マティス、モディリアーニ、ピカソほか、まさに近代ヨーロッパ絵画の「顔」ともいうべき巨匠たち。1885年に創立したデトロイト美術館には、自動車業界の有力者らの資金援助を通じ、世界屈指のコレクションが集結。ゴッホやマティスの作品をアメリカの公共美術館として初めて購入したのもデトロイト美術館だという。100を超えるギャラリーには、古代エジプトから現代美術まで65,000点を超える作品を所蔵。それらの多様性も同館の特徴で、アフリカ、アジア、オセアニア、イスラム、古代美術などどの分野でも重要な品々を誇る。本展では、その中からコレクションの中核を成している印象派、ポスト印象派、20世紀フランス・ドイツの数々の傑作の中から選りすぐりの全52点を紹介。日本初公開の15点を含む作品を、4章に分けて解説する。展覧会の入り口である第1章では、印象派を代表するモネ、ドガ、ルノワールらの絵画などを中心に展示。戸外での作品を重視し、黒色や褐色を避けた鮮やかな配色を用いることで映し出される、その時代のパリの街並みや市民の日常生活が魅力的だ。第2章のポスト印象派では、日本初上陸となるゴッホ晩年の作品《オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて》やゴーギャンの《自画像》など、この時代を代表する画家たちの傑作を中心に展開。この章では、アール・ヌーヴォーと連動し、挿絵や版画、ポスター、家具などジャンルの垣根を越え創作活動をした「ナビ派」モールス・ドニやピエール・ボナールの作品も楽しむことができる。20世紀のフランス・ドイツ絵画は、第3・4章に分けて紹介。ドイツ人館長ヴィルヘルム・R・ヴァレンティナーの時代に収集されたものや、ピカソがキュビズム時代に描いた作品など、多様性とダイナミズムが息衝く時代を体感できる。また、2016年12月17日(土)、24日(土)、25日(日)の3日間は、夜間特別開館「クリスマス・ナイトミュージアム」を実施。夜間開館中は、展示室内に特設クリスマスツリーを設置し、通路に色鮮やかな電飾を飾り音楽を展示室内に流すなど、クリスマス仕様にイメージチェンジしている。【概要】デトロイト美術館展 〜大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち〜会期:2016年10月7日(金)~2017年1月21日(土)※休館日は10月21日(金)会場:上野の森美術館住所:東京都台東区上野公園1-2開館時間:9:30~16:30(毎週金曜日、10月22日(土) 9:30〜20:00)※入館は閉館の30分前まで。観覧料:一般 1,600円、高校・大学生 1,200円、小・中学生 600円、小学生未満 無料※前売・団体は各200円引き(団体は20名以上、小・中学生は100円引き)<br />※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名様は無料。(要証明)【クリスマス・ナイトミュージアム概要】日程:2016年12月17日(土)、12月24日(土)、12月25日(日)時間:17:30〜19:00(入館は18:30まで)会場:上野の森美術館住所:東京都台東区上野公園1-2料金:ペアチケット3,000円(税込)【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600(全日/8:00~22:00)■巡回予定・大阪市立美術館 会期:2016年7月9日(土)〜9月25日(日)住所:大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1‐82※休館日:月曜日 (但し、7月18日、8月15日、9月19日は開館、7月19日は休館)開館時間:9:30~17:00 (入場は16:30まで)観覧料:一般 1,500円(1,300円)、高校・大学生 1,000円(800円)※()内は前売りおよび20名以上の団体割引料金※ペア券(一般のみ)プレイガイドのみで販売。販売期間は4月27日から7月8日まで※中学生以下、障がい手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。(要証明)。※本展は大阪市内在住の65歳以上も一般料金。・豊田市美術館会期:2016年4月27日(水)〜6月26日(日)※休館日:月曜日(但し、5/2は開館)住所:愛知県豊田市小坂本町8-5-1観覧料:一般 1,400円、高校・大学生 1,000円、中学生以下 無料※前売・団体は各200円引き(団体は20名以上)※豊田市内在住、在学の高校生、障がい者手帳の所持者、市内75歳以上は無料(要証明)
2016年07月01日ブリヂストン美術館が「アーティゾン美術館(ARTIZON MUSEUM)」としてリニューアルし、2020年1月18日(土)に再び開館する。「新TODAビル 文化貢献施設」や「アートスクエア」とともに、京橋1丁目東エリアに新しい芸術・文化拠点を形成する「京橋彩区(きょうばしさいく)」に立地する。ブリヂストン美術館がリニューアルブリヂストン美術館は、1952年1月に東京で初めて西洋絵画を展示する美術館として開館した。以来、60年以上にわたり東京・京橋において東西の名画にふれあう機会を提供してきた美術館だ。これまで、クロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールの作品を集めた「ベスト・オブ・ザ・ベスト」や、オランダ出身のウィレム・デ・クーニングにフォーカスした展覧会など、独自の美術展を開催してきた。アーティゾン美術館に名称変更へブリヂストン美術館の歴史を継ぐ美術館として、新たに誕生する「アーティゾン美術館」。展示面積は、旧美術館の約2倍となり、展示室は4階から6階の3フロアで構成される。ガラスに囲まれたモダンな建築で、館内には明るく開放的な空気が漂う中、作品世界に没入できる。展示面積の拡大に伴い、展示もパワーアップ。「創造の体感」をコンセプトに、印象派を中心とする従来のコレクションから、古美術、日本近代洋画、20世紀美術、現代美術まで2,500点以上にのぼる多彩な作品を、独自性豊かな企画とともに公開。旧美術館では実現できなかった大規模な企画展(特別展)とコレクション展の同時開催が可能となる。また、入口は従来の八重洲通り沿いから、銀座と日本橋をつなぐ中央通り沿いへと移動。京橋一丁目の再開発における芸術と文化の拠点として、地域の発展と貢献を目指す。「京橋彩区」でオープンする施設東京駅八重洲口から歩いて5分、美術館、ギャラリー、古美術商などが集積する東京駅周辺エリアに“開かれた芸術・文化拠点”として形成される「京橋彩区」。ここでは、芸術・文化イベントの開催や、若手クリエーターなども含めた芸術・文化活動をサポートしていく。新TODAビル 文化貢献施設(仮称)「新TODAビル 文化貢献施設」は、人々が気軽にアートやクリエイションに触れられるギャラリーの他、アーティストやクリエイターを支援するコワーキングスペース、イベントホールなどが整備される。また、アート作品やデザインプロダクトを販売するショップも併設され、ショッピングも楽しめる。アートスクエア(仮称)中央通り沿いに2019年7月一部オープンする広場「アートスクエア」では、多様な芸術・文化イベント開催される予定だ。また、新TODAビル 文化貢献施設が竣工後は、広場の間口が120mになり、さらに芸術・文化イベントが盛んになるだろう。詳細アーティゾン美術館オープン日:2020年1月18日(土)場所:ミュージアムタワー京橋住所:東京都中央区京橋1-7-2延床面積:約 6,650m²施設構成:1F エントランスロビー、ミュージアムカフェ / 2F ミュージアムショップ / 3F 受付、多目的ホール / 4F〜6F 展示室(面積約 2,100m²)※ 掲載パースはすべて計画段階のものであり、今後変更の可能性あり。【主な収蔵画家・彫刻家】クロード・モネ、ポール・セザンヌ、フィンセント・ファン・ゴッホ、ポール・ゴーガン、パブロ・ピカソ、藤田嗣治、藤島武二、ジャクソン・ポロック、堂本尚郎、オーギュスト・ロダンなど※そのほか古代美術品も収蔵■「京橋彩区」詳細・ミュージアムタワー京橋(2019年7月竣工) ※タワー内にアーティゾン美術館がオープン。・(仮称)新TODAビル 文化貢献施設(2024年竣工予定)・(仮称)アートスクエア( 2019年7月一部オープン、2024年全面オープン)
2016年06月20日ニューヨークのストリート・フォトグラファーに焦点を当てたドキュメンタリー映画『フォトグラファーズ・イン・ニューヨーク』が、8月よりイメージフォーラム他全国で順次公開される。ダイアン・アーバス、ロバート・フランク、ウィリアム・クライン、エリオット・アーウィットなど写真界の巨匠たちを魅了し続けてきた大都市ニューヨーク。同作は、チャレンジ精神のみを武器に、真実と希望の詰まった一瞬の夢を追い求めて、日夜街をさまよう15人の写真家たちの現在進行形のドキュメンタリーとなっている。参加者は、ブギー、マーサ・クーパー、ブルース・デビットソン、エリオット・アーウィット、ジル・フリードマン、ブルース・ギルデン、マックス・コズロフ、レベッカ・レプコフ、マリー・エレン・マーク、ジェフ・マーメルスタイン、ジョエル・マイロウィッツ、クレイトン・パターソン、リッキー・パウエル、リュック・サンテ、ジャメル・シャパズら15名。
2016年06月13日ニューヨーク、メトロポリタン美術館にて現在特別展「Manus x Machina: Fashion in an Age of Technology(テクノロジー時代におけるファッション)」が開催されている。展示では1900年代初頭から現在までの、170品を越えるオートクチュールやアバンギャルドな既製服が並ぶ。5月2日に行われたオープニングセレモニー、「Met Gala」ではテイラー・スウィフト、イドリス・エルバ、ジョナサン・アイブ、アナ・ウィンターらビッグネームが集結し大盛況で終えたようだ。この展示はオートクチュールの歴史が始まった19世紀について取り組んだもの。19世紀はミシンが発明され、“Manus”と“Machina”(ラテン語で“手”と“機械”を意味する)で作られた衣服の境界線が生まれ始めた頃で、工業化、マスプロダクションの幕開けの時代であった。ファッションとテクノロジーの進歩は切っても切り離せない仲であり、3Dプリント技術の発展などにも言えるように現代はその繋がりを過去よりも強く感じることができる。ハンドメイドと機械製のものは相対するものと考えられがちだが、共通している点も多いという視点もこの展示で伝えたいことのひとつだそうだ。米アップル社の最高デザイン責任者であるジョナサン・アイヴが語るには、機械製でもハンドメイドでもその制作プロセスには同量の専門知識と心遣いが必要であるとしている。テクノロジーが最適化された例もあるが、一般的なマテリアルを普通ではない特別なものに変身させるためには、最終的にはクラフトマンシップに注ぐ気遣いが必要だ。そこでは機械製もハンドメイドも関係がないという。展示の開催は8月14日まで。美術館内「The Robert Lehman galleries」セクションで行われている。※本記事は (引用元: に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。
2016年06月06日現代アートシーンを牽引する奈良美智が、MOMATのコレクショ ンからセレクトした約60作品を展示する「奈良美智がえらぶ MOMATコレクション 近代風景~人と景色、そのまにまに~」が 、5月24日(火)より東京国立近代美術館本館2Fギャラリー4で開催されている。独特なタッチで描いた子どもの絵で知られる奈良氏。本展では、大学時代の恩師である麻生三郎を始め、麻生氏とともに戦争の時代を生きた松本竣介、村山槐多のたくましい少女像や、榎本千花俊の女性像など、奈良氏が美術史にとらわれることなく好きな作品を選んだら、主に1910~50年代の人と景色を描いているものにしぼられたという作品が展示されている。奈良氏は「僕は武蔵野美術大学を中退するまでの2年近く、教授だった麻生三郎に教わった。先生にお願いして松本竣介など、すでに他界した仲間たちの人となりを語ってもらう時、僕は子犬のような眼をして真剣に先生の話を聞いていた」と語っている。奈良氏の感性が育んだ作品の数々が一堂に会す本展。奈良氏の人気作品《Harmless Kitty》も4F「ハイライト」コーナーに展示されるほか、ふだんあまり展示されない作品やおなじみの名作までが、奈良氏のコメントと共に並ぶ。5月24日(火)から11月13日(日)までの開催期間中、8月8日(月)~15日(月)は全館休館となる。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日ニューヨークを自転車で走るという新提案。タクシーでも、地下鉄でも、歩きでもなく、自転車から見るニューヨークとは?自転車で会いに行きたいニューヨークの光景やちょっと一息つきたいオススメのカフェ&レストランをマンハッタンの自転車屋CHARI&CONYC, LLCの後藤雄貴さんが案内します!マンハッタンとブルックリンを繋ぐ橋は3本あります。それぞれ ”おもむき” のあるブリッジで、自転車で渡ることができます。どれもすごくオススメで、時間のゆるす限り、全てのブリッジを自転車で渡って欲しいです。とは言いつつ、今回のオススメはイーストリバーフェリー。おすすめスポットと言うよりはおすすめトランスポート。平日は$4、週末は$6。北は34丁目から南はウォールストリート。その途中でQueens1ヵ所、Brooklyn4ヵ所にストップします。そして何より、自転車も一緒に乗せることができます(+$1)。通勤で使う人も多く、なのでマンハッタン側は大手の会社が多いミッドタウンと南側のウォールストリートが最終駅になっています。しかし、昼間はほぼ空いていてゆっくり座れる上に、マンハッタンのスカイラインをゆっくりと、ドラマチックに船から見ることができます。春から夏にかけての今頃は最高に気持ちよく、ずっと乗っていたいくらいです。フェリーとはいえ、かなりのスピードも出て風を受け、橋を渡るしんどさもない。ウィリアムズバーグブリッジ、マンハッタンブリッジ、ブルックリンブリッジの下をくぐり、ブルックリンサイドのダンボ地区で降りれば贅沢な景色とアイスクリーム屋があるのでオススメです。--「自転車で行きたいニューヨークのデスティネーション: Blue Note Jazz Club New York【ペダルを漕ぐ。ニューヨークを走る。】」へ--「自転車で行きたいニューヨークのデスティネーション:Devocion Cafe【ペダルを漕ぐ。ニューヨークを走る。】」へ--「自転車で行きたいニューヨークのデスティネーション:House of small wonder【ペダルを漕ぐ。ニューヨークを走る。】」へ【East River Ferry】 【YUKI GOTO(後藤 雄貴)】2002年に渡米、2008年にNYマンハッタンに英語読みでチャリンコと聞こえる自転車屋 CHARI&COをオープン。チームライダーをアメリカやヨーロッパのレースに参加させるためにブランドを展開させている。現在はニューヨーク、ロンドン、バルセロナ、ミラノへのレースに参加させる。またNYのグラフィティアーティストや80年代から活躍するスケーターなどのコミュニティーに根ざしている。
2016年05月25日ニューヨークを自転車で走るという新提案。タクシーでも、地下鉄でも、歩きでもなく、自転車から見るニューヨークとは?自転車で会いに行きたいニューヨークの光景やちょっと一息つきたいオススメのカフェ&レストランをマンハッタンの自転車屋CHARI&CONYC, LLCの後藤雄貴さんが案内します!東京でも、ニューヨークでも、強いて言うならどこでも、自転車での移動は面白い。歩くときよりも視点が高く、車の運転より多くの景色を見ることができる。街中の騒音や自然の音も心地よく入ってくる。NYに住み始めて14年目、やっぱり日本食が常に恋しい。日本で生まれ育ったので舌はダシの味を求めています。とはいえニューヨークにある日本食レストランはほとんどが高級店。ディナーなら税サ込みで一人単価$50以下なんてなかなか無い。TAXが約9%、チップが15%~20%、元の金額が$100なら$130位を払います。でもランチならなんとか$20以下で食べることのできるレストランもあります。今回オススメのレストランはブルックリンにある、House Of Small Wonder。東海岸ならではのヨーロッパをベースにしたカフェレストランなのですが、日本食の影響を受けたメニュー展開。完全なフュージョン料理ながら沖縄な感じのタコライスや、日本のハンバーグ。あるいは刺身丼なんかもあり、地元ニューヨーカーのお客で混み合っています。どこかオーガニックのイメージがする店内は緑も多く、本物の木が根っこから店内を突き抜けています。いたるところにグラフィティーの多いストリートの中で少し雰囲気の違った、美味しいフュージョンジャパニーズが食べられる、ランチでオススメのお店です。--「自転車で行きたいニューヨークのデスティネーション: Blue Note Jazz Club New York【ペダルを漕ぐ。ニューヨークを走る。】」へ--「自転車で行きたいニューヨークのデスティネーション:Devocion Cafe【ペダルを漕ぐ。ニューヨークを走る。】」へ--「自転車で会いに行きたいニューヨークのデスティネーション:East River Ferry【ペダルを漕ぐ。ニューヨークを走る。】」へ【House Of Small Wonder】【YUKI GOTO(後藤 雄貴)】2002年に渡米、2008年にNYマンハッタンに英語読みでチャリンコと聞こえる自転車屋 CHARI&COをオープン。チームライダーをアメリカやヨーロッパのレースに参加させるためにブランドを展開させている。現在はニューヨーク、ロンドン、バルセロナ、ミラノへのレースに参加させる。またNYのグラフィティアーティストや80年代から活躍するスケーターなどのコミュニティーに根ざしている。
2016年05月24日ニューヨークの食・ファッション・カルチャーにフォーカスする「ニューヨークウイーク」が、伊勢丹新宿店で2017年5月24日(水)から30日(火)まで開催される。パブリックスクールなどNYブランドの限定品を発売「NYC CREATORS SUMMER」では、ニューヨークシティから影響を受けながらクリエーションを発表する気鋭のクリエーターが、「サマーファッション」をテーマに限定品を販売。ニューヨークを拠点とするパブリックスクール(Public School)、J.W.アンダーソン(J.W.ANDERSON)の元で企画を担当していたクラウディア・リーが立ち上げたクラウディア リー(CLAUDIA LI)、日本初上陸ブランドのISMなどが参加する。さらに、イベント会場では写真家・嶋本丈士と独特な感性で世界中の様々な環境を表現するグラフティライター・ONEZKERよるストリートアートを展開。ニューヨークのアンダーグラウンドアートシーンが体現される。バーガー・ドーナッツなど、NYグルメが集結また、同館6階催事場には29日(月)まで「NEW YORK FOOD HALL」がオープン。二ューヨークにまつわる美味を数多く取り揃える。マティーニバーガーの100%ビーフハンバーグをマフィンでサンドした人気ハンバーガーや、ダンボによるこだわりのドーナツなどを展開。今注目のグルメを気軽に楽しめる。ベン&ジェリーズの会場限定デザートもスーパープレミアムアイスクリームショップ「ベン&ジェリーズ」も限定出店。日本ではまだ販売されていないチョコやナッツなどのチャンクが他フレーバーより4割も多く入った「New York Super Fudge Chunk」をモチーフにした限定メニュー「ベン&ジェリーズNY ファッジサンデー」を提供。SNSキャンペーン参加でスクープショップで使えるサイズアップクーポンも。「ザ クラビー シャック」が日本初上陸、NYで人気のクラブロールニューヨーカーの間で話題のシーフードレストランが日本初上陸し、期間中出店する。蟹なのに簡単に食べられるクラブロールやクラブタコスなど、シーフード好きにはたまらない品が揃う。実はこの店、世界的に有名な数々のセレブリティのプロデュースやスタイリングを担当した名物オーナーたちが運営しており、なんとアーティストのシェネルもパートナーの1人だという。そんな背景から本店は音楽家やセレブリティの憩いの場となっている。今回の店舗では、シェネルが24日から26日まで店頭に立ったり、ラッパーのダグ フォースが一日店長を務めるなど豪華な企画も用意されている。写真展やライブも開催ジャズベーシスト/プロデューサーとして活躍する、中村照夫による2日間限定のライブも開催。彼は日本人ジャズメンとして、前代未聞の全米チャートTOP10入りを果たす人物だ。今回はさらに、フォトグラファーとしての魅力に迫る写真展も同時開催される。【詳細】ニューヨークウイーク期間:2017年5月24日(水)〜30日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館6階=催物場住所:東京都新宿区新宿3-14-1時間:10:30〜20:00※最終日は18:00終了※ラストオーダー各日終了30分前■NYC CREATORS SUMMER期間:2017年5月24日(水)〜30日(火)場所:伊勢丹新宿店 本館3階=センターパーク/プロモーション■NEW YORK FOOD HALL開催期間:2017年5月24日(水)〜29日(月)会場:伊勢丹新宿本館6階 催事場■中村照夫 SPECIAL LIVE開催日:・2017年5月26日(金) 16:00時・18:00・5月27日(土) 15:00時・17:00(会場内にて)参加アーティスト:中村照夫(b)、鎌倉規匠(dr)、吉田桂一(p)、中澤剛(dj)※イベントの内容は予告なしに変更または中止となる場合あり。
2016年05月23日ニューヨークを自転車で走るという新提案。タクシーでも、地下鉄でも、歩きでもなく、自転車から見るニューヨークとは?自転車で会いに行きたいニューヨークの光景やちょっと一息つきたいオススメのカフェ&レストランをマンハッタンの自転車屋CHARI&CONYC, LLCの後藤雄貴さんが案内します!NYを自転車で移動するメリットは他のトランスポートよりも速いのはもちろん、世界を代表する大都会の景色を思い存分楽しむことができることではないでしょうか。コンクーリートジャングルの中を彷徨い、ブリッジを渡る時に見える摩天楼(言葉が全て古いですが)には心が吸い込まれそうになる。橋を渡り、一歩Brooklyn に入るとまるで違う街に来たのではないかというChill な透き通った雰囲気。自転車で移動して今イケてるカフェに行く。そんなダサいフレーズもここNYではカッコよく自分に酔いしれることになるでしょう。今回オススメのスポットは Devocion Cafe 。Lower East Side 地区 (マンハッタン)とWilliamsburg 地区(ブルックリン)を繋ぐ大きな吊り橋 Williamsburg Bridgeを降りてすぐ、Grand street & Wythe Ave にあるDevocion Cafe。倉庫の跡地を改装したのか天井の高い物音が響きそうな空間。入口から細い廊下を突き進むその横で他のお店に卸す用のコーヒー豆を作っているっぽい。奥に行くと天窓からこれでもかという強い日差しが真ん中のソファーとテーブルを照らしているのが印象的でスクエアな空間。ニューヨークのアイコニックなレンガの壁と東海岸らしい什器。日陰の席は既に満席。そうなんです、オシャレに見せてくれる天窓からの日差しが暑すぎて誰も中央の席には座れないようです。良くも悪くもBrooklynでオススメのカフェです。--「自転車で行きたいニューヨークのデスティネーション: Blue Note Jazz Club New York【ペダルを漕ぐ。ニューヨークを走る。】」へ--「自転車で行きたいニューヨークのデスティネーション:House of small wonder【ペダルを漕ぐ。ニューヨークを走る。】」へ--「自転車で会いに行きたいニューヨークのデスティネーション:East River Ferry【ペダルを漕ぐ。ニューヨークを走る。】」へ【Devocion Cafe】【YUKI GOTO(後藤 雄貴)】2002年に渡米、2008年にNYマンハッタンに英語読みでチャリンコと聞こえる自転車屋 CHARI&COをオープン。チームライダーをアメリカやヨーロッパのレースに参加させるためにブランドを展開させている。現在はニューヨーク、ロンドン、バルセロナ、ミラノへのレースに参加させる。またNYのグラフィティアーティストや80年代から活躍するスケーターなどのコミュニティーに根ざしている。
2016年05月23日独特なタッチで描いた子どもの絵で知られる奈良美智。現代アートシーンを牽引するアーティストである彼が、MOMATのコレクションからセレクトした約60作品を展示する「奈良美智がえらぶMOMATコレクション 近代風景~人と景色、そのまにまに~」が、5月24日(火)から11月13日(日)までの期間、東京国立近代美術館本館2F ギャラリー4で開催される。大学時代の恩師である麻生三郎や、麻生とともに戦争の時代を生きた松本竣介。村山槐多のたくましい少女像や、榎本千花俊の女性像など。奈良は美術史にとらわれることなく好きな作品を選んだら、主に1910~50年代の人と景色を描いているものにしぼられたという。奈良は「僕は武蔵野美術大学を中退するまでの2年近く、教授だった麻生三郎に教わった。先生にお願いして松本竣介など、すでに他界した仲間たちの人となりを語ってもらう時、僕は子犬のような眼をして真剣に先生の話を聞いていた。」と語る。奈良の感性が育んだ作品の数々が一堂に会す本展。奈良の人気作品「Harmless Kitty」も4F「ハイライト」コーナーに展示されるほか、ふだんあまり展示されない作品やおなじみの名作までが、奈良のコメントと共に並ぶ。5月24日(火)から11月13日(日)までの開催期間中、8月8日(月)~15日(月)は全館休館となる。(text:Miwa Ogata)
2016年05月23日ニューヨークを自転車で走るという新提案。タクシーでも、地下鉄でも、歩きでもなく、自転車から見るニューヨークとは?自転車で会いに行きたいニューヨークの光景やちょっと一息つきたいオススメのカフェ&レストランをマンハッタンの自転車屋CHARI&CONYC, LLCの後藤雄貴さんが案内します!■Blue Note Jazz Club New York地下鉄よりも、タクシーよりも早く移動できる手段。それが自転車です。特にクロスタウン(東西への移動)は自転車より早い移動手段は間違いなくありません。CHARIANDCO STORE のあるLOWER EAST SIDE からNORITA, SOHO などを通る---下町感漂うアンダーグラウンドな街からファッションの街への移動を楽しみ、バーなどが多いGREENWICH VILLAGE地区へクロスタウン。今回のオススメはジャズのメッカ、ブルーノート・ジャズクラブ。王道中の王道なのですが、王道だからNYに住んでいるとなかなか行く機会も少ない。でも、数年に1度行くのですが行くたびにその良さを感じることができます。登場アーティストによりますが、今回訪れた時はテーブルチャージ$75とややお高めなのは致し方ありません、それだけの価値があります。お店に入ってまずバーカウンター、奥に案内されるとギュギュウに詰め込まれたテーブル席。たまたま同じテーブル席に(相席はあたりまえ)既に座っていたお隣は体重150kgくらいの男性4人組でしたので、私はおしり半分椅子からはみ出た状態でしか座ることができませんでした。それも、アメリカ、致し方ありません。ウェイトレスに声をかけるも忙しく、なかなかビールすらオーダーできません。来たのが遅すぎました。通は1時間前に来て食事をしてワインを嗜みながら演奏開始時間を待ちます。たまたま観光でき来た人、地元の人、出演アーティストを数十年追いかけているファン、そういう客層が混ざって演奏は開始されます。出演者と観客の距離が近すぎるのも良し、歴史ある空間が音楽を更に盛り上げてくれます。--「自転車で行きたいニューヨークのデスティネーション:Devocion Cafe【ペダルを漕ぐ。ニューヨークを走る。】」へ--「自転車で行きたいニューヨークのデスティネーション:House of small wonder【ペダルを漕ぐ。ニューヨークを走る。】」へ--「自転車で会いに行きたいニューヨークのデスティネーション:East River Ferry【ペダルを漕ぐ。ニューヨークを走る。】」へ【Blue Note Jazz Club New York】【YUKI GOTO(後藤 雄貴)】2002年に渡米、2008年にNYマンハッタンに英語読みでチャリンコと聞こえる自転車屋 CHARI&COをオープン。チームライダーをアメリカやヨーロッパのレースに参加させるためにブランドを展開させている。現在はニューヨーク、ロンドン、バルセロナ、ミラノへのレースに参加させる。またNYのグラフィティアーティストや80年代から活躍するスケーターなどのコミュニティーに根ざしている。
2016年05月22日伊勢丹新宿本店本館及びメンズ館は、伊勢丹創業130周年を記念し、5月25日から31日まで、ニューヨークの最旬ライフスタイルを紹介するフェア「ニューヨークウイーク」を開催する。同フェアでは、そのときどきの街の流行の発信地がダウンタウンからブルックリンへ、ブルックリンからアップタウンへと常に循環するニューヨークの魅力を“ECLECTIC NEW YORK(ニューヨーク折衷主義)”をテーマに紹介する。メイン会場となる本館6階催物場では、5月25日から30日まで「ニューヨーク展」を開催。フードゾーンでは、ニューヨークを中心に展開するベアバーガー(BAREBURGER)の「カウンティフェアセット」(2,300円)など、今話題のオーガニックバーガーを発売。ブルックリン発の人気カフェベーカリー、ベイクド(BAKED)からは「ディープダーク・ブラウニー」(500円)や「ブラウンシュガー・ブロンディ」(500円)などのスイーツが発売されるほか、ニューヨーカーに人気のデザートバー、チカリシャス ニューヨーク アマリージュが生み出した、クロワッサン生地にドーナツの風味が加わったスイーツ「ドー’サン」(税込各451円)、“朝食の女王”と称されるサラベスの名を世界中に広めた「フルーツスプレッド」(1,500円)も登場する。ライフスタイルゾーンでは、ニューヨーク発のライフスタイルブランドであるベストメイドのボックス(4,200円)、スチールカップ(4,800円)、Tシャツ(6,000円)といった雑貨が展開される。尚、同会期中は催物場のほか、各階でニューヨークに合わせたポップアップショップがオープン。同店本館3階ウエストパーク/プロモーションではラグ&ボーン(rag & bone)によるブルックリンのフリーマーケットをイメージしたポップアップショップがオープンするほか、2階ザ・ステージでは、ブルックリンで注目を集めているショップをオリジナルトートバッグを通じて紹介。また、3階リ・スタイルでは、ニューヨークで活躍するアーティスト・ブラッドリー・セオドア率いるアーティスト集団NEW YORK’S FINEST(NYのいけてるやつら)のアートワークとLUGHAのコラボレートによるクラッチバックやバンダナなどのアイテムを販売。メンズ館2階のインターナショナルクリエイターズでは、グラフィックアーティストのミナミ ケンゾウ(KENZO MINAMI)によるインパクトあるデザインが配された限定アイテムが登場する。さらに、本館1階ザ・ステージでは、ファッション・アート・音楽の3つを軸にしたステージ企画「CREATORS STUDIO FROM 90’S TO THE PRESENT」を実施。フォトグラファーであるライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)やホンマタカシの作品ほか、古着Tシャツやカセットデッキ、アートブックなど90年代カルチャーをイメージしたアイテムまで発売する。本館5階アートギャラリーでは、世界で活躍する写真家たちがそれぞれの感性を刺激され撮影した1950年代から1970年代のニューヨークの写真展「photo:New York 1950’s~1970’s」が開催される。00
2016年05月22日伊勢丹新宿店では、5月27日に、ニューヨークのカルチャーを体感できるナイトイベント「ニューヨーク ナイト マーケット(NEW YORK NIGHT MARKET)」を同店本館6階催物場で開催する。イベントは午後8時から午後9時まで。(受付は午後7時30分から、同店6階催物場入り口 受付カウンターにて)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━本記事で募集を行っておりましたイベントへのご招待企画は、5月19日正午をもって締め切りとさせていただきました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。(当選者の方には20日14時に別途メールを送付させていただきました。)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━このイベントは、同店で5月25日から30日まで同会場で開催される「ニューヨーク展」の一環で開催されるもの。ニューヨーク展では、現地のグルメやファッションなど、ニューヨークの最新情報が“ブルックリン”、“アップタウン”、“ダウンタウン”の地区別に紹介される。会場ではベアバーガーやベイクドなどの出展ブースでの買い物や、購入したグルメ商品をイートインコーナーで堪能できるほか、ウェルカムドリンクの無料サービスや、マグノリアベーカリー特製プレゼントまで用意される。また、JAZZの DJとして活躍する音楽プロデューサーの大塚広子が来場し、同氏がフィーチャーするミュージシャンの生演奏やアーティストのライブペインティングなども楽しむことができる。大塚広子以外の出演予定者は、安藤康平、デイビッド・ネグレテ(David Negrete)、吉田サトシ、NOVOL、Saeko Sugaya、Shintaraw Sato、橋本現輝、荒川"B"琢哉、山本連、渡辺ショータ。安藤康平は、サックス奏者で平成第一世代のミュージシャンとして、アンダーグラウンドシーンから、メジャーアーティストのサポート、レコーディング等の活動まで幅広く活動している。デイビッド・ネグレテは、2004年に全額奨学金でバークリーで音楽院に入学、2011年に日本に移住し、バンド『Tribe of D』を結成した。吉田サトシは、2001年Gibson Jazz Guitar Contestで最優秀賞を授賞。現在、MISIA 星空VIII MoonJourney Tour に参加し、Hanah SpringのLIVE、アレンジやRecordingなどアーティストのバンドのメンバーとして都内を中心に全国でLIVEを行っている。NOVOLは、ペインターでデザイナー。2002年にJAZZに衝撃を受けてから絵を始め、人間と音楽の漲る関係を、人間性溢れる顔をベースに描き続けている。Saeko Sugayaは、10代からTAPダンスを開始し、様々なダンススタイルを実践。日本各地でAFRO CUBAN WORK SHOP、FREE STYLE CLUBを主催しその活動を通じて、様々な人と文化に触れる旅を続けている。Shintaraw Satoは、ブレイクダンスを軸に18歳でキャリアをスタート。数多くのフロアステップを主としたフリースタイルを重視、ジャムやセッション等に積極的に参加。橋本現輝は、Bosphorusシンバルのエンドーサー。オールラウンド・プレイヤーとして、国内外の多くのミュージシャンと共演している。荒川"B"琢哉は、16歳の時にラテンパーカッションに出会い、安定したビートとパワフルなプレイ、演奏を心から楽しむというスタイル。山本連は、14歳よりベースを始め、間もなくジャコ・パストリアスに影響を受けジャズ、R&B音楽に浸る。渡辺ショータは、自身のGroupや様々なアーティストのサポートなどでジャンルにとらわれず、東京、名古屋、大阪を中心に全国で幅広く活動している。尚、同店によれば、イートインコーナーのラストオーダーは午後8時30分まで。車(二輪車・自動車を含む)を運転する来場者と未成年の飲酒・試飲は不可。イベント内容は都合により変更する場合があるという。ファッションヘッドラインでは、このナイトイベントにメルマガ会員様の中から抽選で75組150名様をご招待いたします。応募締切は5月19日正午。当選者には5月20日午後2時にメールにてご連絡いたします。メルマガ会員の新規ご登録はこちらから応募の詳細は、午前7時30分に配信中のメルマガでお知らせいたします。
2016年05月12日