マップアール・テクノロジーズは6月11日、ビッグデータのためのスキーマフリーSQLエンジン「Apache Drill 1.0」の提供を開始した。この製品では、事前のスキーマ定義を必要とせず、セルフサービスで利用可能なSQL分析機能を提供する。これにより、ビジネスアナリストがデータを検索、理解する時間を大幅に短縮できるという。既存のトランザクションシステムからの構造化データだけでなく、新しいデータソース、非構造化データなど、新旧を問わない、あらゆるデータソースに対応。Internet of Things(IoT)センサーデータやWebサイトのクリックストリーム、といった半構造化データから、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールやデータ可視化ツールへの出力が可能だ。また、マルチテナントのデータレイクやエンタープライズデータハブに必要となるきめ細かな設定が可能なセキュリティ機能・ガバナンス機能も備えており、Hadoop利用の規模であっても、信頼性とパフォーマンスを両立できるとしている。MicroStrategyやQlok、TableauなどのBIベンダーと密に連携しており、共通APIのODBC/JDBCなどを介してApache DrillとBIツールの相互運用を容易にしている。また、ODBCドライバー内に内蔵しているDrill ExplorerはApache Drillで利用可能なデータを走査してスキーマの透視図を表示。ビッグデータに対してシームレスで迅速なセルフサービス検索を可能にしている。パートナー経由の販売となるため、米国における販売参考価格が提示されており、1年のライセンス契約で、1ノードあたり1750ドル(約21万6000円)となる。○ぐるなびなどもマップアールを活用11日に行われた記者会見では、米MapRの共同創業者で最高経営責任者のジョン・シュローダー氏が来日し、登壇。また、マップアール・テクノロジーズ 日本代表の安田稔氏と同社 アライアンス&プロダクトマーケティングでディレクターを務める三原 茂氏が説明を行った。シュローダー氏は、同社の現況を初めに紹介。売上が毎年2倍の高成長を誇っており、ライセンスビジネスの利益率は実に90%にも達しているという。現在、世界で700以上の顧客企業があり、シュローダー氏によると「Hadoopディストリビューターとしてはトップの実績」とのこと。日本では現時点で30社以上の顧客企業が存在しており、ぐるなびやリクルートテクノロジーズ、ヤフーとブレインパッドの合弁会社のQubitalデータサイエンスといったWebビジネスの企業を中心に採用例が増えているという。しかし、安田氏によるとエンタープライズビジネス企業の採用例もここのところ伸びているということで、Hadoopを活用する裾野が広がっていると指摘。これにあわせてパートナーとなるSIerも増加している。三原氏の説明では、「ITの情報システム部門が、バックオフィスなど基幹システムへの採用が多かったものの徐々にフロントオフィス、ビジネス運用を支えるための基盤づくりにHadoopの採用例が増えている」という。これは、BIツールの活用など、現場の営業がすぐに生データにアクセス、分析できるようにすることで「ビジネスのスピード、アジリティ(俊敏性)を支える」(三原氏)ために活用が増えているとのことだ。「エンドユーザーが、中身のデータを知ってさえいれば探しやすいようにできる時代になった。データベーステクノロジーは、これまで構造化データのためのものだった。ただ、これからは非構造化データも入る時代で、1つのSQLで、すべてのデータを探索できるようにしなければならない」(三原氏)
2015年06月12日●白物家電でもあり、黒物家電でもある冷蔵庫ハイアールアジアは6月2日、「Innovation Trip! 2015 feat. AQUA」と題した戦略発表会を開催した。1月に行った戦略発表会で明らかにした3つの事業戦略に基づき、AQUAブランドから近日中に発売する新製品や、開発中のコンセプトモデルを多数公開した。前回の戦略発表会で、ハイアールアジア 代表取締役社長兼CEOの伊藤嘉明氏が表明した事業戦略は、「家電を利用した新しいビジネスモデルの構築」「既存分野でのイノベーション」「家電の嗜好品化」の3つ。今回の発表会でも、この3つを柱にした事業展開や製品開発などを引き続き行っていくと改めて強調された。○冷蔵庫はキッチンに置かなくてもいい1つめの事業戦略である「家電を利用した新しいビジネスモデルの構築」の中核を担うのが冷蔵庫だ。前回の発表会で伊藤氏が「黒物家電でも白物家電でもない」と語った、扉に液晶ディスプレイを搭載する冷蔵庫「DIGI」シリーズを"IoT"(Internet of Things、モノのインターネット化)のハブと位置付け、Wi-Fiによる通信機能やマイクなどの機能とともに、ジェスチャーによる操作などを実現していく。発表会では、ハイアールアジアが思い描いている世界観を表現したイメージビデオなどが公開された。○時間通りに適温のミルクを作ってくれる家電2つめの戦略である「既存分野でのイノベーション」では、白物家電という既存のカテゴリには存在しなかった革新的な商品を生み出していく。1月の発表会では、持ち運び可能な洗濯機「COTON(コトン)」(既発売)と、空気(オゾン)の力で水を使わずに衣類の除菌・消臭を行うエアウォッシャーが紹介されていた。今回の発表会では、エアウォッシャーを「Racooon(ラクーン)」の製品名で6月下旬に発売することが明らかにされた。そのほかにも、多くの開発中製品が披露された。開発中製品の一つが、2016年発売予定のミルク自動調合機「Auto milk」。育児の負担を軽減することを目的とした家電で、ボタンを押すだけで月齢に合った適量・適温のミルクを自動で調合するというものだ(カートリッジなどの形式で提供予定)。自動調合だけでなく、冷凍保存した母乳を自動で解凍して適温にする機能、ミルクの飲ませ忘れを防ぐためのアラーム機能、タイマー機能や、スマートフォンの専用アプリを通じて授乳状況の管理を行える機能なども持つ。そのほか、重量を測定しながらカメラで食材を認識し、カロリーや栄養情報を測定するハンディ栄養成分測定器「CAL」、キャスター付きの移動式冷蔵庫「Carry」、円柱型冷蔵庫「Tower」、食品の酸化を防止することで冷やさずに鮮度を保つ食品保存庫「Non-Ref」も紹介された。CALは2015年冬に、Carryは2016年春に発売予定で、TowerとNon-Refは発売時期未定だ。●中身が丸見えの洗濯機、R2-D2型の冷蔵庫が登場!○自分がほしいと思う、ワクワクするものを作りたい次に、3つめの事業戦略として掲げる「家電の嗜好品化」について。前回の発表会でも具体例として、洗濯槽が透明なスケルトン洗濯機や、冷蔵庫の着せ替えカバーを紹介していた。伊藤氏いわく「家電を所有するワクワク感」を提供する意図で展開していく製品として、今回新たに「R2-D2型冷蔵庫」(仮称)を初披露。いわずと知れた映画「スター・ウォーズ」シリーズの人気キャラクター「R2-D2」を模した冷蔵庫だ。R2-D2の胴体部分に冷蔵庫を備え、ペットボトルなどの飲料を保冷できる。さらに、呼ぶと冷蔵庫が移動して近づいてくれる(実際にはリモコンでの操作)など、音声や動きなども細部にわたって忠実に再現したという。発売時期や価格は未定ではあるものの、実際に発売する予定だ。すでに発売している「COTON(コトン)」には、期間限定カラー13色のほか、ディズニーキャラクターをデザインした4モデル、スター・ウォーズのキャラクターをデザインした5モデル、MARVELコミックキャラクターをデザインした2モデルを追加した。冷蔵庫用の着せ替えカバーは、「Colo-mo(コローモ)」という名称で予約販売を開始することが発表された。第1弾として、ディズニーキャラクター、スター・ウォーズ、MARVELコミックキャラクターのシリーズを展開する。○今までにないものを作り出す前回に続き、伊藤氏が繰り返し強調していたのは「革命」のキーワードだ。2015年、三洋電機時代の赤字から計算して、15年ぶりに黒字転換したハイアールアジアだが、伊藤氏はこれまでを振り返りながら、「ハイアールが、他の国内メーカーと同じように赤字を計上していたのは、『これまでどおりの家電を作ってきたから』という一言に尽きる」と語る。さらに、「昭和30年代に、"三種の神器"と呼ばれる冷蔵庫・洗濯機・掃除機が登場したが、当時の消費者のライフスタイルを大きく変えたからこそ売れたといっていい。つまり、人々の生活に新しい価値を提案してきたのが"家電"。しかし、いまやその役割を終えている」と分析する。そこで、ハイアールアジアが目指すものとして伊藤氏が表明したのが、"家電"ではなく、価値を伝える"価電"であり、可能性を伝える"可電"だ。「これまで白物家電に求められていた価値を、次のレベルで昇華していきたい。日本からアジア、アジアから世界に向けて発信していき、日本を"覚醒"していく」と、最後に熱い意気込みが語られた。
2015年06月02日ハイアール アジアは6月2日、AQUAブランドの縦型全自動洗濯機「SLASH(スラッシュ) AQW-GT800」(以下、AQW-GT800)を発表し、予約受付を開始した。発売は6月下旬。価格はオープンで、「A by A.com」での直販価格は税込118,584円だ。AQW-GT800は、手前に傾けた洗濯槽「スラッシュ・ドラム」が特徴の全自動洗濯機。洗濯槽を手前に傾けたことによって、衣類の出し入れがしやすくなった。スラッシュ・ドラム専用に開発されたパルセーター(洗濯槽底部の羽根)「スラッシュ・ウィング」を装備。左右に動くもみ洗いの動作だけでなく、衣類を持ち上げて入れ替える上下の水流も生み出す「スラッシュ洗浄」を実現し、洗いムラを抑える。スラッシュ洗浄の特徴を活かして、「標準やさしくコース」「標準節水コース」「標準おまかせコース」の3つの標準コースを搭載。汚れに合わせた洗濯コースを選べる。水流に合わせて、糸くずを捕らえる捕獲口が大きく左右に可動する「スイングキャッチ・フィルター」を搭載。これにより、洗濯物から発生する糸くずなどが衣類に付着することを防ぐ「衣類おそうじ」機能を実現した。サイズはW590×D674×H1,040mm、重量は41kg。洗濯容量は8kg。消費電力量は46Wh。標準節水モードの運転時間目安は約37分だ。カラーはパッションレッド、オーシャンブルー、プレミアムゴールド。
2015年06月02日ハイアールアジアは6月2日、水を使わずに空気(オゾン)を利用してスーツやジャケットの除菌・消臭を行う衣類エアウォッシャー「RACOON(ラクーン) AHW-SR1」(以下、AHW-SR1)の予約受付を開始した。発売は6月下旬。「A by A.com」での直販価格は税込84,240円だ。AHW-SR1は、1月に行われた戦略発表会にてすでに発表されていた製品。発表当初、2015年春の発売予定とされていた。AHW-SR1はオゾンを発生し、その酸化力によって衣服に付いたニオイを分解して除菌・消臭する衣類エアウォッシャー。水を使わずに空気(オゾン)で洗う「エアウォッシュ」を採用しているため、リビングや寝室、オフィスにも設置可能だ。衣類を本体カバー内にハンガーで吊り下げて使用する。消臭モードの場合、運転時間は30分 / 2時間 / 4時間 / 8時間の4段階から選択可能だ。好みの香りを衣類にまとわせる「フレグランスモード」も搭載。付属のケースに香水などを含ませたコットンをセットすれば、約10分で衣類全体に香りを付けられる。サイズはW700×D375×H1,670mm、重量は約8kg。消費電力は16W。カラーはグロリアスグレー。
2015年06月02日ハイアールアジアは4月20日、「スヌーピー」とコラボレートした扇風機「AQUA スヌーピー DC扇風機(AQS-SN30)」を発表した。発売は5月上旬。テレビ東京が運営する「おかいものSNOOPY」、ディノスが運営する「ディノスオンラインショップ」などで販売する。希望小売価格は17,500円だ(税別)。AQS-SN30は、2014年11月に発売された「AQUA スヌーピーロボットクリーナー」に続くコラボ製品の第2弾。ベース部分にはスヌーピー、オーナメント部にはウッドストックのイラストがデザインされている。ベースとなっているモデルは、既発売の「AQS-L30C」。6枚羽根とDCモーターを採用しており、やさしい風を送り出す。6段階の風量調節が可能なほか、リズム風機能も搭載している。首振り角度は左右90°。1/2/4/6時間のオン・オフタイマー機能も持つ。本体サイズはW360×D350×H675~840mmで、質量は3.2kg。消費電力は2W~20W。(c)2015PeanutsWorldwideLLC
2015年04月20日ムービックは20日、カシオのデジタルカメラ「EXILIM」と、TVアニメ「ハイキュー!!」とのコラボレートモデル「ハイキュー!!×EXILIM コラボ デジタルカメラ」の予約受付を開始した。7月9日頃の到着予定で、価格は29,800円(税込)。全国のアニメイト / アニメイトオンラインショップ / ムービック通信販売にて予約を受け付ける。TVアニメ「ハイキュー!!」とカシオ計算機「EXILIM」がコラボレートした特別モデル。完全受注生産品で、予約受付期間は4月20日から5月20日までだ。デジタルカメラ本体には「ハイキュー!!」オリジナル刻印が入っている。そのほか、「ハイキュー!!」オリジナルダイナミックフォト機能では、お気に入りのキャラクターとのツーショット写真を撮影可能だ。キャラクターフレームは20種類用意されている。ベースとなるEXILIM EX-ZS30は、有効2,010万画素の1/2.3型正方画素CCDセンサー、35mm判換算で約26-156mmの光学6倍ズームレンズを装備。人物の肌をきれいに写す「メイクアップ」機能、さまざまなエフェクトで個性的な写真が撮れる「アートショット」なども搭載している。本体サイズはW93×D18×H53mm、重量は約145g(バッテリおよびメモリーカードを含む)。「ハイキュー!!」オリジナルポーチが付属する。(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
2015年04月20日ハイアールアジアは4月17日、「AQUA」ブランドの5ドア冷蔵庫「AQR-SD42D」を発表した。発売は4月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は180,000円前後(税別)。AQR-SD42Dは、定格内容積415Lの5ドア冷蔵庫。最上部は容積230Lの冷蔵室、冷蔵室の下は容積21Lのアイスルームと容積19Lの上段冷凍室、さらにその下は容積70Lの下段冷凍室、最下段は容積75Lの野菜室となっている。冷蔵室の下部には容積16Lの「フレッシュルーム」(チルドルーム)を設け、-1℃から+2℃の低温でデリケートな食材の鮮度をキープする。上段の冷凍室には、熱伝導性に優れたアルミトレイを採用。上段冷凍室ではスピーディーなフリージングが可能だ。そのほか、パイプや製氷皿など、水が通るところをすべて取り外して洗える自動製氷機「清潔製氷 はずして洗お」を採用した。水道水だけでなく、ミネラルウォーターも製氷に使える。本体サイズはW600×D698×H1,840mmで、質量は約76kg。なお、AQR-SD42Dは右開きモデルで、左開きモデルの「AQR-SD42DL」は5月下旬に発売される予定だ。
2015年04月17日アニメ『ハイキュー!!』のTBS・MBS限定手ぬぐいが、4月29日から発売されることが2日、明らかになった。『ハイキュー!!』の全キャラクターをかるた風にデザインもので、TBSストアのカラーをイメージしたイエロー×ブラックをベースにデザイン。キャラが描かれていないかるた札には、「デコバッジ」(別売り)が付けられ、カスタマイズが可能となっている。販売は、TBSストア(赤坂店、東京駅店)、テレビ局公式ショップツリーヴィレッジ(東京スカイツリータウン内)、MBSらいよんデイリーストア(MBS本社1階)にて、4月29日より開始。また、TBS・MBS公式オンラインストア「アニまるっ!」で、先行予約を受け付けている。『ハイキュー!!』は、今秋にセカンドシーズンの放送が予定されている。
2015年04月02日森永製菓は3月25日~31日の期間中、東京・松屋銀座地下にチョコレートショップ「GINZAハイクラウン」を期間限定で出店する。「ハイクラウン」は1964年に発売したチョコレート。発売50周年を迎えた昨年10月~12月には、東京駅グランスタにて、コンセプトショップ「ハイクラウン2Tsubo Shop(2つぼショップ)」をオープン。予想を大きく上回る来店客数を記録した。今年1月には、世界のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ2015」の東京会場に出店。「ハイクラウン50th アニバーサリー(8本入り)」を発売したところ、予定販売数を超えて急きょ追加製造となるなど、計画比125%という予想を大きく超える結果となった。これらの好評ぶりを受け今回、国内はもちろん海外からの観光客も多く集まる銀座に出店する。桜をあしらった美しいパッケージの「金沢箔ジュエリーケース(5本入り)」は、金沢箔を使って仕上げたジュエリーボックスの中に、ハイクラウンが5本入っている。価格は6,800円。「ハイクラウン50周年アニバーサリー」は、桜色の化粧箱に入った全8種類のフルラインアップセット(2,000円)と、おすすめ3本セット(全4種各800円)を発売。15本入りの「プレミアムBOX」は、全9色で価格は3,700円。そのほか、ハイクラウンのブロック形状を生かして、チョコの上にナッツや果物をちりばめた「ハイクラウンロリポップ」(300円)も発売する。伊万里・有田焼の四角い器にチョコレートをたっぷりそそぎドライフルーツをトッピングした「ハイクラウンマンディアン(ミルク/ホワイト)」は、各3,200円。期間限定ショップは、松屋銀座 地下1階ギンザスイート内に出店。営業時間は10:00~20:00。※情報は掲載当時のもの。価格は税別
2015年03月23日ハイアールアジアは3月19日、埼玉県熊谷市に新たなR&D(研究開発)拠点となる「ハイアールアジアR&D」の開所式を行った。このたび開所したR&D施設は、ハイアールアジアの100%子会社であるハイアールアジアR&Dが利用する。冷蔵庫、エアコンを中心とした白物家電の基礎研究や企画、デザイン、設計、製品の品質保証に関わる業務を行う拠点という位置付けだ。産学連携など外部機関との共同研究・開発を行うオープンイノベーションの場としても機能させていくという。ハイアールアジアR&Dは、グローバルに展開するハイアールグループのR&D拠点で5カ所目にあたり、敷地面積は約12,426平方m、延床面積は約14,930平方mと、世界でも最大規模を誇る。2012年に三洋電機の白物家電事業を買収し、日本法人を設立したハイアール。今回の新施設は群馬県大泉町にあった旧三洋電機時代の製作所を移転するかたちで、2013年7月に着工、2015年1月に竣工した。大泉町の施設と比較して、約1.4倍の規模となる。敷地内には、6階建ての事務棟のほか、5階建ての実験棟、2棟の別棟を有する。土地、建物、研究開発にまつわる設備機器などを含めた投資額は約70億円だ。現時点での従業員数は約200人だが、年内には300人に増員する方針でいる。○熊谷の地で、イノベーティブな製品をハイアールアジア 代表取締役社長兼CEOで、ハイアールアジアR&D 代表取締役会長兼CEOを兼務する伊藤嘉明氏が、新施設のお披露目となる開所式に登壇した。伊藤氏は「2012年に、日本の技術を世界に向けて発信するR&D拠点を埼玉県熊谷市に設置するプロジェクトがスタートした。1月14日に開催した戦略発表会では、"世界初"のプロダクトを複数発表したが、そういった製品を生み出していくというのがこの場所のコンセプト。例えば、戦略発表会で披露した一つ、液晶ディスプレイ付き冷蔵庫は、"冷蔵庫付き液晶ディスプレイ"ともいえる。このように、白物家電・黒物家電という境目はなくなっていくだろう」と述べた。また、伊藤氏は"家電"という枠組みすらなくなっていくと説明。「先述の液晶ディスプレイ付き冷蔵庫は、モノのインターネット化と呼ばれる"IoT"(Internet of Things)デバイスの一つともいえる。将来的には家電業界とその他の業界の差すらなくなっていくと考えている。こうしたイノベーティブな製品群の開発を、この地でさらに加速していく。地域に根ざしながら、グローバルカンパニーとして製品を開発し、熊谷から世界へ発信していきたい」と所信を表明した。○熊谷から世界へ発信できることを誇りに思うそのほか、開所式には自治体関係者も参列した。上田清司・埼玉県知事は来賓として挨拶。上田氏は「100カ国以上に展開するグローバル企業のハイアールが埼玉県へ進出したことに、県民を代表して歓迎の意を表明したい。技術やネットワークがこの地に結集し、新しい製品がここから生まれて、世界的に貢献していくことを期待したい」とコメントした。富岡清・熊谷市長は「ここから世界に向けて素晴らしい製品が発信されていくことを、市民として誇りに思う。産学連携をはじめ、市民との連携を深める企業として地元の中でも存在感を高めていただけるのでは。自治体としても最大限に支援をしていきたい」と語った。新拠点の開所に先立ち、ハイアールアジアは今春からプロ野球独立リーグに加盟した、熊谷市を拠点とするBCリーグ所属の球団「武蔵ヒートベアーズ」と1年間のスポンサー契約を結んだと3月9日に発表している。ハイアールアジアR&D 代表取締役社長に就任した時振玉氏も「地元の経済発展にも貢献していきたい」と述べるなど、グローバル企業ながら地域に密着した発展を目指している意向を改めて強調した。
2015年03月20日ハイアールアジアは3月19日、新たな研究開発拠点となる「ハイアールアジアR&D」を埼玉県熊谷市に設立した。同社の100%子会社であるハイアールアジアR&D社が白物家電製品の基礎研究や企画、デザインを行うほか、ハイアールグループが海外で展開する開発拠点との連携を強化するねらいもある。新拠点となるハイアールアジアR&Dでは、国内のハイアールグループで調査研究・企画開発事業を手がけるハイアールアジアR&D社が、冷蔵庫を中心とした白物家電製品の研究開発、企画、デザイン、設計を行う。世界5カ国で展開する研究・開発拠点との連携を強化するとともに、共同研究・開発を中心としたオープンイノベーションの実現を目指す。
2015年03月19日ハイアールアジアは2月17日、ハンディ洗濯機「AQUA コトン HCW-HW1」(以下、コトン)の出荷日を変更したと発表した。すでに1月14日からAQUAオンラインストアにて予約受付を開始しており、当初の発売時期は3月上旬とされていた。コトンは2015年1月14日に発表されたハンディ洗濯機。発表当初の発売予定は3月上旬とされていたが、予定よりも早く準備が整ったため、2月14日に発送を開始した。なお、コトンはAQUAオンラインストアでの限定販売で、店頭での販売については未定。コトンは世界初(同社調べ)の持ち歩き可能なスティック形状のハンディ洗濯機。衣類の部分汚れやシミ汚れなどを落とすのに適している。衣類をたたくと同時に水を噴射して汚れを繊維から押し出す「押し出し洗い」方式を採用。汚れの付いた衣服の下にキッチンペーパーなどを敷いて、汚れを転移させる仕組みだ。通常の洗濯機でいう「洗い」と「すすぎ」の工程を、1回あたり約5cc(およそスプーン1杯分)の水で行える。
2015年02月17日マイボイスコムは3日、「白物家電ブランドのイメージ」に関するインターネット調査の結果を発表した。それによると、『価格が安い』と思うメーカーの1位は「ハイアール」となった。今回で第4回目。調査期間は2015年1月1日~5日、有効回答は10代以上の個人1万1,289人。白物家電と聞いて思い浮かぶメーカーを聞くと、「パナソニック」の38.7%が最も多く、高年代層ほど割合は高かった。以下、「日立」が16.7%、「東芝」が14.3%、「シャープ」が9.7%と続いた。『価格が安い』と思う白物家電メーカーは、「ハイアール」の27.7%、「LGエレクトロニクス」の25.3%が多く、次いで、「シャープ」が12.1%、「コロナ」が8.2%、「富士通ゼネラル」が6.4%となった。「ハイアール」は過去調査と比べて増加傾向にあり、今回「LGエレクトロニクス」を抜いて初の1位を獲得した。『品質・技術が優れている』と思う白物家電メーカーは、「パナソニック」が59.1%で1位。以下、「日立」「東芝」が各5割弱で続いたほか、「ダイキン工業」が前回(2012年)より増え、6位に順位を上げた。『信頼性・安心感』『革新的・先進的である』でも「パナソニック」(69.8%、32.7%)がトップ。また、『環境(エコ)に力を入れている』でも「パナソニック」が31.2%で最多となったものの、「特にない」が50.6%を占めた。
2015年02月04日ビームスはこのほど、古舘春一原作のバレーボールアニメ「ハイキュー!!」とのコラボレーション商品を発売した。「ハイキュー!!」は、宮城県立烏野高校排球部(バレー部)に入部した主人公・日向翔陽が、中学時代に「コート上の王様」と呼ばれていた天才セッター・影山飛雄と出会い、仲間たちとともに「頂の景色」を見るために全国大会を目指していくストーリー。前回は、主人公・日向翔陽と影山飛雄、青葉城西高校バレー部主将・及川徹の3人をイメージしたTシャツを販売した。第2弾となる今回は、ハイキュー!!とビームス オンラインショップ「MANGART BEAMS T」、アニメやゲームを題材にしたアパレル・雑貨の通販サイト「SuperGroupies」とのトリプルコラボレーション商品を展開している。主人公たちが所属する烏野高校排球部の菅原孝支、西谷夕、月島蛍をイメージしたダブルジップのパーカ(各8,640円)や、世界初のカスタムヘッドフォンブランド・KOTORI(コトリ)とのコラボによるイヤフォン(5,940円)が登場。ビームスのウェアを着用した3人の描き下ろしイラストのキャラクターカードが付属している。なお、商品は、BEAMS Online ShopおよびSuperGroupiesにて受注販売している。※価格はすべて税込(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
2015年02月03日東京都港区白金台の東京都庭園美術館は4月7日まで、開館30周年を記念した展覧会「幻想絶佳: アール・デコと古典主義」を開催している。○33作家・80余点のアール・デコ作品に酔いしれる同展は、1910年代半ばから1930年代にかけて流行、発展した装飾様式「アール・デコ」をテーマに、古典主義のアール・デコ作家たちの豊かなイマジネーションから生まれた幻想絶佳の世界を紹介するもの。会場となる同館は、アール・デコの様式美に魅せられた久邇宮朝彦親王の第8王子鳩彦王がその様式を積極的に取り入れ建設した「朝香宮邸」を美術館として公開しており、今回の展覧会ではアール・デコにおける朝香宮邸の位置づけも明らかにするという。展示作品は、「ウジェーヌ・ロベール・プゲオン《蛇》1930 年頃」、「ジャン・デピュジョル《青の母子像》1935年頃」、「カルロ・サラベゾール《海神》1935年」、「ルネ・ラリック ダイニング用センターピース《二人のナイト》1920年」など。フランスの美術館所蔵品を中心とした33作家による家具、磁器、銀器、ガラス、ドレス、絵画、彫刻など80点余りが一堂に会する。また、関西学院大学准教授・久保昭博氏による「反近代のフランス文学 - 第一次世界大戦を中心に」、茨城大学人文学部教授、藤原貞朗氏による「1931年パリ国際植民地博覧会と驚異の美術」といった、ゲストを迎えての記念講演会も実施。そのほか、スポーツ&文化ジャーナリストのフローラン・ダバディ氏による映像×トーク「パリのアール・デコ建築をみる」、アートエデュケーターの三ツ木紀英氏による「ギャラリーカンバセーション(対話による鑑賞)」なども行われる。開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。入場料(税込)は、一般1,200円、大学生・専修・各種専門学校含む960円、中・高校生・65歳以上600円。なお、同展のメインビジュアル「Le Serpent」にちなみ、蛇のモチーフや模様を身に着けて来館すると、100円引で観覧できるドレスコード割引も用意されているとのこと。
2015年01月19日ハイアールアジアは2015年春、水を使わず空気(オゾン)で洗う「スーツリフレッシャー」の発売を予定している。○水を使わず、空気(オゾン)の力で除菌、消臭同商品は、同社独自の「エアウォッシュ」機能により、水を使わず空気(オゾン)の力で除菌、消臭する。焼き肉などの食べ物やタバコの臭い、汗の臭いや体臭などの着いたスーツやジャケットなどの上着を、ハンガーにかけてスイッチを押し、ひと晩(約6~8時間)おくだけで、除菌、消臭することができる。また、好きな香りをつけることができる機能も搭載するという。デザインについては、さまざまなブランドとのコラボレーションも検討し、事業者向けも含め、幅広く展開する予定という。
2015年01月16日●"新参者"だからこそ変革を起こせるハイアールアジアは1月14日、「Haier ASIA Innovation Trip! 2015」と題した戦略発表会を開催した。同社が2015年内に発売を予定している新製品を披露したほか、今後展開する新事業について明らかにした。発表会に登壇したのは、2014年2月に同社の代表取締役社長兼CEOに就任した伊藤嘉明氏。2014年6月には、日本発のデザイン家電ブランド・amadanaと戦略的パートナーシップ契約を締結し、2015年春には共同開発した家電製品を発売すると発表していた。今回の発表会では、amadanaブランドの製品群第1弾のほか、開発中のプロダクトを紹介。伊藤氏は「家電業界の"新参者"として革命を起こす」と力強く宣言し、3つの戦略について説明した。○新しいビジネスモデルの構築白物家電メーカーとして、これまでの方向性とはまったく異なる戦略として掲げたのが、"家電を利用した新しいビジネスモデルの構築"だ。白物家電の買い替えサイクルは通常8~10年で、物によっては15年、20年の長い寿命を持つ。そのため、製品を1度売ったらおしまいのいわば"売り切り型"のビジネスモデルが基本だ。「この常識を変えたい」と意気込む伊藤社長は、白物家電をハブとした新たなビジネスモデルを提唱した。1つは、「DIGI」という仮称が付けられた液晶ディスプレイ搭載の冷蔵庫。画面にペットの映像を表示したり、水槽に見立てて泳ぐ魚を表示させたりすることで、冷蔵庫がただの"食べ物を冷やすためのハコ"ではなくなる。DIGIはオンラインで購入したコンテンツを表示するデバイスとしても展開していく予定で、白物家電の枠組みを越えた黒物家電のような特徴も持つ製品だ。まさに昨今のネットワーク業界のトレンドである"IoT"(Internet of Things、モノのインターネット化)を冷蔵庫で具体化したものといえる。伊藤氏によれば「冷蔵庫をインターネットデバイスとして考えることで今後の可能性が広がる。例えば、冷蔵庫の中の食材をスキャンして賞味期限を知らせたり、足りない食材をオンラインで購入したりできる」とのことだ。また、無料でハイアール製の冷蔵庫を貸し出し、高級アイスやスムージーなどの高付加価値商品を提供する「off ice(オフアイス)」という企業向けの食品販売サービスを展開していく。伊藤氏は「ただ商品を売るだけでなく、冷蔵庫を通して新商品の宣伝広告やテストマーケティングも可能」と今後の可能性について触れた。ちなみに、2014年12月からすでに都内のとある企業で試験導入されているそうだ。そのほか、コンテンツ配信事業「intergallery」も行う。まず液晶ディスプレイなどハードウェアの普及に注力して分母を拡大した後に、多様なソフトウェア(コンテンツ)を配信していくという課金制のビジネスモデルだ。●画期的でエキサイトな製品で革新を○既存分野でのイノベーション既存の白物家電分野においても革新的な製品を世に送り出すとして、掲げたのが2つめの戦略「既存分野でのイノベーション」だ。伊藤氏は洗濯機を例に挙げて、「これまで洗濯機と言えばハコ状の機械だった。でも洗濯機を持ち歩けたらいいんじゃないの? という思いから『COTON(コトン)』というハンディ洗濯機を開発した。スマートフォンをちょっと大きくした程度のサイズなので持ち歩けるのはもちろん、家庭内だけでなくオフィスやレストランなどいろんな場所に導入できる可能性がある」と語った。コトンは、筒状で持ち運びができる大きさ。衣類の汚れた箇所に液体洗剤を少量塗布し、コトンのヘッド部分を布に押し付ける。電源ボタンを入れると上下に振動し、汚れを繊維から押し出す"押し出し洗い"を行うという部分洗い用の洗濯家電だ。コトンのほか「スーツリフレッシャー」も伊藤氏は紹介した。"エアウォッシュ"と呼ばれる独自の機能により、スイッチを押すと衣服のニオイを除去してくれるというものだ。旧三洋電機の洗濯機における看板技術であり、同社が引き継いだ「オゾン洗い」によって、水を使わず除菌と消臭を行える。さらに"香りプラス"という機能も搭載し、お気に入りの香りを衣類にまとわせることもできる。伊藤氏によると、デザインは検討中の段階で、アパレルメーカーとコラボレーションした製品展開も考えているとのことだ。○家電の嗜好品化3つめの戦略として掲げたのは"家電の嗜好品化"。伊藤氏は「日本の家電業界は価格と性能の追いかけっこをしている。それに巻き込まれるのではなく、嗜好性を高めた製品を提供していきたい」と説明し、冷蔵庫を着せ替えできるカバーをはじめ、衣類をキレイにしていく様子を眺められるスケルトン洗濯機などを紹介した。これらの製品に加えて、amadanaブランドで発売されるレザー張りの冷蔵庫や、AV機器をイメージしたトースター、ステンレス素材の縦型洗濯機、シンプルに洗練されたデザインの二槽式洗濯機などもあわせてお披露目した。伊藤氏によると「今回紹介した新商品とコンセプトモデルは、現在進めているプロジェクトのうち、ほんの15%くらいであくまで第1弾にすぎない」とのこと。3月にも第2弾の発表を予定しているとし「今後は黒物と白物家電の垣根がなくなるだろう。そうなった時に必要なのはスピードと、他とは違った視点。我々は中国資本のメーカーだが、資本がどの国であるかは関係ない。アジア10カ国を統括している会社として、画期的でエキサイトなものを提供していきたい」と、閉塞感のある日本の家電業界に旋風を巻き起こしていく強い意志を表明した。
2015年01月14日ハイアールアジアは1月14日、ハンディ洗濯機「コトン HCW-HW1」を発表した。衣類の部分汚れを落とすのに使用する。発売は3月上旬。価格はオープンで、AQUAオンラインストアでの販売価格は税込10,800円だ。コトンは世界初の持ち歩き可能なハンディ洗濯機。スティック形状で、衣類の部分汚れやシミ汚れなどを落とすのに適している。衣類をたたくと同時に水を噴射して汚れを繊維から押し出す「押し出し洗い」方式を採用。汚れの付いた衣服の下にキッチンペーパーなどを敷いて、汚れを転移させる仕組みだ。通常の洗濯機でいう「洗い」と「すすぎ」の工程を、1回あたり約5cc(およそスプーン1杯分)の水で行える。サイズはW46×D46×H176mm、キャップと電池を除いた重量は約200g。電源は単4形アルカリ乾電池×3本、または充電式ニッケル水素電池×3本。カラーはスカーレットオレンジ、チタンゴールド、コーラルピンク。なお、同社のオンラインストアでの限定販売で、1月14日から予約受付を開始している。ハイアールアジアは、リビングやキッチン、外出先などをコトンの利用シーンとして挙げ、汚れたその場ですぐ洗うことでシミ汚れを防げるとしている。部分汚れのほか、プリーツスカートなど家庭での洗濯が難しい衣類に使用することも提案。個人だけでなく、レストランやビジネスホテルなど事業者向けにも展開していく。
2015年01月14日トヨタ自動車はこのほど、「ハイエース」のバン・ワゴン・コミューターと、「レジアスエース」のバンを一部改良するとともに、ハイエースとレジアスエースのバンに特別仕様車「スーパーGL"DARK PRIME"」を設定して、2015年1月6日に発売すると発表した。今回の一部改良では、ガソリンエンジンへの「Dual VVT-i(吸・排気連続可変バルブタイミング機構)」採用などによってガソリン車全車の燃費性能を向上し、「平成27年度燃費基準+10%」を達成するとともに、「平成17年度基準排出ガス50%低減レベル」の認定とあわせて、「エコカー減税」の対象(仕様によって異なる)とした。そのほか、ガソリン車のトランスミッションを従来の4速オートマチックから6速オートマチック(シーケンシャルシフトマチック付)に多段化し、バン全車にリヤシートベルト(外側3点式・中央席2点式)を標準装備している。価格は、ハイエースとレジアスエースのバンが226万2,109円~338万914円、ハイエースのワゴンが267万2,509円~379万2,763円、ハイエースのコミューターが300万437円~345万1,885円(いずれも税込)。新設定されたスーパーGL"DARK PRIME"は、最上級グレード「スーパーGL」をベースに、外装ではダークメッキを施したメッキフロントグリル、メッキバックドアガーニッシュを採用、内装ではシート表皮に合成皮革&ダブルステッチを採用したほか、運転席周りに黒木目マホガニー調加飾やダークシルバー加飾を施した特別仕様車。また、LEDヘッドランプ(クリアスモーク加飾)、スマートエントリー&スタートシステム、ステアリングスイッチの標準装備も行われ、外板色には、特別設定色「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」(オプション設定)を含む全5色を設定している。ハイエースとレジアスエースのスーパーGL"DARK PRIME"の価格は、299万3,563円~382万2,218円(いずれも税込)。あわせて、福祉車両のウェルキャブならびにTECS(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様の改良が施され、幼児バスは「幼児専用車の車両安全性向上のためのガイドライン」に対応している。
2014年12月17日ハイアールアジアは11月27日、「AQUA(アクア)」ブランドの2ドア冷蔵庫「AQR-16D」「AQR-18D」を発表した。発売は2014年12月上旬。価格はオープンで、推定市場価格(税別)は、AQR-16Dが55,000円前後、AQR-18Dが65,000円前後。AQR-16Dは定格内容積157L、AQR-18Dは定格内容積184Lのパーソナル向け2ドア冷蔵庫だ。小型の冷蔵庫でありながら、54Lの冷凍室を備えており、冷凍食品などをたっぷりと保存できる。冷凍室には透明ケースも装備されており、アイスクリームだけを入れておくといった整理もしやすい。パーソナル向け冷蔵庫では、耐熱仕様の天板を採用して、冷蔵庫の上にオーブンレンジを設置できるようになっている製品が多い。ただし、もともとが小型の冷蔵庫なので、あまり大きなオーブンレンジは置けない(だいたい庫内容積20Lクラスまでのパーソナル向けレンジが限界)。AQR-16DとAQR-18Dは、W525×D576mmという幅広スタイルを採用しており(高さはAQR-16Dが1,160mmでAQR-18Dが1,300mm)、ファミリータイプとして標準的な30Lクラスのオーブンレンジまで設置できる。年間消費電力量は、AQR-16Dが300kWh/年、AQR-18Dが320kWh/年。AQR-16Dはアークシルバーとミルク、AQR-18Dはルージュとミルクのそれぞれ2色が用意されている。
2014年11月27日ハイアールアジアは16日、「AQUA」ブランドから定格内容積501Lの大型冷凍冷蔵庫「AQR-FG50D」を発表した。独自の「スマートエアカーテン」機能で庫内の温度上昇を防ぐ。発売は10月下旬で、価格はオープンだ。AQR-FG50Dは、冷蔵室のドアを開閉した際に、専用ファンで上から下へ冷気の流れを作り出す「スマートエアカーテン」機能を搭載した冷凍冷蔵庫。スマートエアカーテン機能を搭載したことで、冷気がもれ出して庫内温度が急激に上昇することを防ぎ、従来の約1/2に温度上昇を抑える。約-1度から+2度の低温で食材を保存できる「トリプルフレッシュルーム」は大容量の24L。上段と下段に分かれており、上段は幅57cmで、ファミリーパック用の食品トレイを収納できる。製氷時の水の通り道をすべて取り外して洗える「清潔製氷 はずして洗お」を採用。給水タンク、パイプ、製氷皿まで、水が通る場所は水洗いが可能だ。前面は、傷が付きにくい強化処理ガラスを採用した「フレームレスガラストップ」となっている。また、操作パネルは必要な時に点灯する「フィーリングタッチパネル」だ。サイズはW685×D713×H1,836mm、重量は126kg。定格内容積は、冷蔵室264L、アイスルーム18L、上段冷凍室23L、下段冷凍室107L、野菜室89Lの計501L。カラーはピュアホワイト、チャコール、スカーレット。
2014年10月16日ハイアールアジアは10月16日、「AQUA スヌーピーロボットクリーナー」を発表した。発売は11月上旬で、希望小売価格は53,000円。初回生産特典の「スヌーピードッグハウス」を充電台に設置すると、おなかがすいたスヌーピーが家に帰って、エネルギーを補給しているように見えるかも。「AQUA スヌーピーロボットクリーナー」は、PEANUTSの国内エージェントであるソニー・クリエイティブプロダクツの協力で実現した製品だ。キャラクターショップや通販サイト「おかいものSNOOPY」での先行販売を予定しており、初回生産分プレミアム特典として600台限定で、充電台を飾る「スヌーピードッグハウス」が付属する。ロボットクリーナーとしては、7月に発売した「AQC-RB100C」がベースとなっている。動作音は50dBでエアコンの室外機や静かな事務所の騒音レベルに抑えられている。障害物を感知するセンサーの数は10個。本体のサイズはW360×D360×H92mm、重量は2.7kg。充電時間は約6時間で、最長で約90分連続動作する。微細なホコリを捉えるHEPAフィルターは水洗いが可能。ダストカップにティッシュペーパーをセットすることで、ゴミ捨てやフィルターの手入れを楽にできるほか、サイドブラシは工具不要で着脱可能なマグネット固定式となっている。(c) 2014 Peanuts Worldwide LLC
2014年10月16日森永乳業は10月14日、「サー・トーマス・リプトン」シリーズから「アールグレイミルクティー チルドカップ」を全国で発売する。価格は160円(税別)。紅茶業界における功績により「サー(Sir)」の爵位を授かった、リプトンの創始者トーマス・リプトンの名を掲げる同シリーズ。ティーエキスパート(お茶の専門家たちの総称)が厳選した茶葉を使用し、ワンランク上の香りや味わいを楽しめる。同シリーズは、30年近く高級ホテルや高級レストランなどで業務用として展開してきたが、今年8月、家庭用として「ダージリンストレートティー チルドカップ」が発売となった。第2弾となる「アールグレイミルクティー チルドカップ」は、スリランカのヌワラエリア地方で作られる茶葉を100%使用。この茶葉自体が柑橘系の香りを持つことに注目したとのこと。
2014年10月08日ハイアール アクア セールスは25日、洗濯・脱水容量4.5kgの二槽式洗濯機「AQW-N450」を発表した。2.4kgまでのマイヤー毛布を洗濯・脱水できる。発売は10月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別33,000円だ。AQW-N450は、最高級といわれるマイヤー毛布を、2.4kgまでなら洗濯・脱水できる二槽式洗濯機。ウール洗いにも対応している。ステンレスを使用した脱水槽は丈夫で、清潔さを保つ。洗剤の力を引き出し、汚れをしっかり落とす「つけおき洗いタイマー」を搭載。水流は標準とソフトを用意し、用途に応じて使い分けられる。サイズはW770×D422×865mm、重量は22kg、洗濯・脱水容量は4.5kg。なお、下位モデルとして洗濯・脱水容量3.5kgの「AQW-N350」も同時に発売する。1.8kgのタフト毛布を洗濯できる。推定市場価格は税別29,000円だ。
2014年09月29日ハイアール アクア セールスは25日、全自動洗濯機「AQW-S60C」を発表した。4カ所から水を噴出する「立体ジェット水流」機能を搭載している。発売は10月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別44,000円だ。AQW-S60Cは、4カ所から水を噴出する「立体ジェット水流」によって、すばやく衣類の汚れを落とす全自動洗濯機。パルセーター(洗濯槽底部の羽根)は新型の「ディープウイングパルセーター」で、縦方向の水流を起こして衣類をかく拌する。槽内には糸くずをキャッチするフィルターを左右に配置。乾燥機能として、ヒーターを使わずに吸気口からの風と回転だけで乾燥させる「風乾燥」機能を搭載している。風乾燥は1.5kgまでの化繊衣類に対応。また、洗濯のたびに、洗濯・脱水槽の裏側に付着した洗剤カスを洗い流して黒カビを抑える「自動おそうじ」機能も持つ。サイズはW565×D540×H895mm、重量は32kg、洗濯・脱水容量は6kg。別売の洗濯ネットを使用すればふとん・毛布の洗濯も可能だ。AQW-S60Cのほか、洗濯・脱水容量が5kgの「AQW-S50C」、4.5kgの「AQW-S45C」も同時発売する。推定市場価格は「AQW-S50C」が税別40,000円、「AQW-S45C」が税別38,000円だ。
2014年09月29日(画像はプレスリリースより)65%の妊婦さんが「妊活」をしていたと回答医療・健康系モバイルサービスを展開するプラスアールは、「妊活」について、同社が提供するマタニティアプリ「妊娠なう」利用の妊婦さん668名(年齢構成:10代6%、20代66%、30代27%、40代以上1%)を対象に調査した、「妊活についての調査2014」を発表した。調査結果によると65%の妊婦さんが「妊活」をしていたと回答。年齢別では10代で60%、20代で62%、30代で73%、40代で83%。妊活によって妊娠に至った人が半数以上で、年齢が高くなるほどその傾向が強くなっているという。医療機関を受診していたのは15%「妊活」としてどんなことをしましたか?(複数回答可、N=436)という質問では、「定期的なSEX」(76.8%)、「基礎体温をはかる(排卵日の予測)」(65.6%)、「妊娠のための知識アップ」(48.4%)が上位。「排卵日の予測」については、「パートナーにはっきり伝えた」という人がいる一方で、伝えづらいという人も。「義務的にならないよう排卵日に旅行やお出かけをしていた」、「排卵日は毎月旦那さんに伝えづらかったので家族共有カレンダーアプリに登録していた」という妊婦さんもいたという。また、医療機関を受診していたのは15%(パートナーの受診も含む)で、「妊娠に関してパートナーと深く話し合った」、「妊娠を希望してすぐに不妊症の検査を受けた」、「主人との絆が強くなったなと痛感しています」、「人と比べてしまい、それがストレスとなった」などの体験談が寄せられたとしている。【参考】・プラスアールプレスリリース(Dream News)
2014年06月01日ハイアールは1日、「Haier Joy Series 38L 前開き式冷凍庫 JF-NU40F」を発売した。家庭用前開き冷凍庫としては日本国内で最小のサイズとなっている(2014年3月同社調べ)。価格はオープンで、市場想定価格は税別22,000円前後。JF-NU40Fは横幅、奥行きともにおよそ50cmほどで、約25dBの静音設計となっており、書斎や寝室などの限られたスペースにも置きやすい。冷凍庫内の整理のためにバスケットと網棚が付属している。サイズは500×505×540mmで、重量は23kg。容量は38L。温度調節は7段階。カラーはシルバーのみ。耐熱性能天板を採用している。年間消費電力量は150kWhで、家庭用前開き冷凍庫50L以下において、クラス省エネNo.1を実現している(2014年3月同社調べ)。
2014年05月07日埼玉西武ライオンズは1月13日、埼玉県・ビックカメラ大宮西口そごう店にて、ビックカメラ「ライオンズ選手トークショー&写真撮影会」presented by ハイアールを開催する○西武ライオンズ・中村&炭谷選手のトークショーと写真撮影会を開催同イベントは、同球団の中村剛也選手と炭谷銀仁朗選手によるトークショー&写真撮影会。会場は同店の1階特設会場で、トークショーは13時開始となる。また、一定の条件を満たせば、写真撮影会にも参加できる。写真撮影会に参加するには、1月11日から13日12時までの期間中に同店にて3,000円以上(税込)を購入し、抽選会で100組200名に当たる写真撮影会参加権を得る必要がある。参加権のほかにも、「選手直筆サイン入り・ミニ冷蔵庫(2名)」「浅村選手・菊池投手サイン入りユニフォーム(各1名)」「牧田投手・秋山選手サインボール(各2名)」「ビックカメラ商品券1,000円分(8名)」「ハイアールエコバッグ(2,700名)」などの賞品も用意されている。トークショーは13時~、写真撮影会は13時30分~。会場は、ビックカメラ大宮西口そごう店 1階特設会場。抽選会には同店にて3,000円以上(税込)を購入した人が参加でき、レシート1枚の提示で1回抽選可。レシート複数枚での合算金額では参加できない。その他、詳細は同球団Webページを参照のこと。
2014年01月10日Justin Davis(ジャスティン・デイビス) が、2012年11月28日(水)~12月11日(火)の間、ジェイアール名古屋タカシマヤ1階にて、期間限定ショップをオープンする。ジュエリーブランドのJustin Davisはモチーフ使いが特徴で、シルバー中心のアイテムからハイクオリティでエレガントなK18イエローゴールド、ホワイトゴールドを使ったアイテムで構成されている。ジェイアール名古屋タカシマヤ1階にて11月28日(水)~12月11日(火)まで、期間限定ショップがオープン。豊富なラインナップでこの季節にぴったりのアイテムが登場する。また11月23日(金)よりクリスマスコレクションが開催されており、全国の直営店にて新作コレクションを多数取り揃える。新作コレクションはクリスマスギフトにおすすめのペアリングや、独創性溢れるアーティスティックな作品が多数登場する。さらに52,500円以上購入するとスペシャルギフトとして、クッションとしても使用できるJustin Davis特製ブランケットがプレゼントされる。・Justin Davis期間限定ショップ 11月28日(水)~12月11日(火)ジェイアール名古屋タカシマヤ1階婦人アクセサリー売り場特設会場【お問い合わせ先】ジャック・オール・トレーズプレスルームTEL:03-3401-5001 Justin Davis元の記事を読む
2012年11月28日ハイアールジャパンセールスは21日、日本市場では初めてとなるマイコンジャー炊飯器(JJ-M30A)を発売した。実売価格は6,000円前後。同製品は、帰りが不規則で遅いなど、忙しい人のために高速炊飯機能、炊き上がり時刻を10分単位で指定できる時計式タイマー機能を搭載した。短時間でも2mm厚フッ素塗装黒釜でおいしく炊き上げるという。また、昨今の健康志向に対応するため、玄米・発芽玄米・分づき米などに対応するヘルシーメニューのほか、炊飯メニューを充実させた。カレーやおにぎりに合うあっさりと少し固めの「カレー用」、じっくり吸水し一気に加熱して炊き上げ、さらにおいしさを引き出す「じっくりコース」など、シングルライフの内食派にも簡単に炊飯ができる機能を搭載している。炊飯容量は0.5合から3合。茶わん1杯(0.5合)からおいしく炊けるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日