ポール・マッカートニーが、『パイレーツ・オブ・カリビアン』5作目に出演する。役柄はわかっていない。その他の情報マッカートニーの出演シーンは、現在、追加のシーンとして撮影されている。マッカートニーのために新しく作られたシーンということだ。『パイレーツ…』5作目には、主演のジョニー・デップ、バルボッサ役のジェフリー・ラッシュ、ウィル・ターナー役のオーランド・ブルームが復帰するほか、悪役で新しくハビエル・バルデムが参加する。監督は『コン・ティキ』のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリのコンビ。北米公開は来年5月26日。デップの次回作は、7月1日(金)公開の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。文:猿渡由紀
2016年03月25日俳優のトミー・フラナガン(50)が、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2』に出演することが決まった。カート・ラッセル、エリザベス・デビッキ、クリス・サリバン、ポム・クレメンティーフがすでにキャスティングされている本作で、トミーはマイケル・ルーカー扮するヨンドゥ・ウドンタが率い、クリス・プラット扮するピーター・クイルを誘拐した宇宙海賊ラヴェジャーズの1人を演じることになり、同海賊内で物議を醸すキャラとなるようだ。トミーはツイッターで「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2』に出演するってついにお知らせできるよ」と伝えている。マーベル・シネマティック・ユニバースが手掛ける本続編には、主演のクリスをはじめ、ゾーイ・サルダナ、デビッド・バウティスタ、カレン・ギラン、マイケル、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー、グレン・クローズら主要キャストの続投も決まっており、アトランタ・パインウッド・スタジオを通してケヴィン・フェイグがプロデューサーを務め、ジェームズ・ガンがメガホンを取る。公開は2017年5月5日を予定している。(C)BANG Media International
2016年03月01日ジェラルド・バトラー主演作『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編『エンド・オブ・キングダム』が5月に公開されることが決定した。最新作では、英国のロンドンを舞台に、シークレットサービスの主人公とテロリストの戦いを描く。その他の情報前作では、ワシントンのホワイトハウスが襲撃され、米大統領シークレットサービスのマイク・バニング(バトラー)が混乱する状況下で敵に立ち向かったが、新作はそれから2年後が舞台。イギリスの首相が謎の死を遂げ、ロンドンで行われる葬儀に各国の首脳が集結。厳重な警備体制が敷かれる中、ロンドン同時多発テロが発生し、マイクは、米国大統領と決死の逃亡劇を繰り広げる。バトラーだけでなく、大統領役のアーロン・エッカート、副大統領役のモーガン・フリーマンが続投し、シャーロット・ライリー、ジャッキー・アール・ヘイリーらが新キャストとして出演する。『エンド・オブ・キングダム』5月28日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
2016年02月22日『エンド・オブ・ホワイトハウス』(13年)の続編『エンド・オブ・キングダム』(原題:『London Has Fallen』)が、5月28日より日本公開されることが決定し、ポスタービジュアルが22日、公開された。完全無欠のホワイトハウスが陥落するという斬新な設定と、迫力あるアクションで大ヒットを記録した『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編となる本作は、舞台をイギリス・ロンドンに移し、製作費も大幅にスケールアップ。前作を超える"現代最大の敵(テロリズム)"との壮絶な闘いを描く。物語は、ホワイトハウス陥落の2年後。イギリスの首相が不可解な死を遂げ、葬儀のために各国首脳陣が大集結したロンドンで、超厳戒態勢の中、同時多発テロが勃発する。再び命を狙われたマイクとベンジャミンは、決死の逃亡を繰り広げていく。キャストには、米大統領のシークレットサービス、マイク・バニング役にジェラルド・バトラー、アメリカ大統領ベンジャミン・アッシャー役にアーロン・エッカート、副大統領アラン・トランブル役にモーガン・フリーマンと、前作に引き続きハリウッドを代表する俳優が再集結。さらに、シャーロット・ライリー、ジャッキー・アール・ヘイリーらも出演する。公開されたポスタービジュアルは、史上最大規模のテロ攻撃を受け、崩れ落ち燃え上がる"王国(キングダム)"の街並みと、世界の運命を託されたマイクらの静かながらも熱い思いに満ちたまなざしが印象的なデザインに仕上がっている。(C)LHF Productions, Inc. All Rights Reserved.
2016年02月22日『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウ、『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカ、『アリス・イン・ワンダーランド』のマッドハッター…。“カメレオン俳優”ジョニー・デップが、これまで変身してきた役柄は数知れず。そのジョニーが、身も心も役に没頭し、まるでその人物が憑依したかのような熱演を見せているのが『ブラック・スキャンダル』だ。本作で、実在する凶悪非道のギャング、ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを演じたジョニーは、ハリウッドの“同業者”による全米映画俳優組合(SAG)賞で「主演男優賞」にノミネートされ、ファンが選ぶ2016年ピープルズ・チョイス・アワードでは「ドラマ映画男優賞」を受賞、主要メディアからも「キャリア最高の演技」と絶賛を受けた。これまで、奇抜な見た目のキャラクターのイメージが先行しがちだったが、本作で改めて“実力派”であることを示した彼が、そのバルジャーの役作りから、実弟で大物政治家に扮したベネディクト・カンバーバッチ、FBI捜査官を演じたジョエル・エドガートン、そしてメガホンを取ったスコット・クーパー監督のビジョンまで、たっぷりと語ってくれた。「全くの別人だった」と、バルジャーの恋人役を演じたダコタ・ジョンソンもふり返る今回のジョニー。「ジェームズ・バルジャーには以前からとても興味をもっていた」と、彼は言う。「生い立ちや生き方だけでなく、16~17年もの間、国の追跡を逃れ続けることができたという点にね。そんなことができる人はめったにいない。だから彼について、ずっと興味があった」。本作の舞台で、バルジャーが生まれ育ったサウスボストン、通称“サウシー”は、昔もいまも住民同士の結びつきが非常に強い場所だと言われている。「地元の人たちはバルジャーに対して、大きな恩を感じていた」とジョニー。「子どものころからバルジャーに憧れ、目標にする人も多かったんだ。彼は何をするにも自分の流儀を通し、たいてい勝利をおさめる。しかも圧倒的なカリスマ性があった。人を惹きつけてやまない独特の魅力があり、誰もがバルジャーと仲良くなりたいと思う。この人をもっと知りたい、理解したいと思わせるような求心力を備えていたんだ」とバルジャーの興味深い“人となり”に触れ、「その原動力はどこから来るのか、知りたいと思ったよ」と明かす。「実在のバルジャーは謎多き男なんだ。バルジャーを“つかむ”うえで高いハードルだった。だけど、彼のかつての友人や仲間に会うことができて、参考になったよ。おかげで人物像の輪郭がつかめたし、演技のたたき台にすることもできたんだ。バルジャーは一触即発の爆弾だったけど、一方では感傷的でデリケートな一面もある。そんな人物を演じるのは綱渡りをするような感覚だったね」。とはいえ、バルジャーは“サウシー”を取りしきるアイルランド系ギャングのトップに君臨し、ボストン北部のイタリア系マフィアと抗争を繰り広げていた人物。「それで(幼なじみの)FBI捜査官のコノリーが、バルジャーにこんなふうに密約をもちかけたんだ。『イタリアン・マフィアを潰す手助けをしてくれれば、犯罪に関して目をつぶってもいい。あまりにもイカれたことをしない限りは、目をつぶる』ってね。このとき、バルジャーの反応は、密告者なんかになるものか、誰のためでも、何のためでも、裏切り者にはならない、というものだった。この密約は、彼にとっては“ビジネス”だった。彼は自分の仲間を売ったりはしない。それはギャングとしての信条に反する。だから彼はビジネスとしての決断を下したんだと思う。それは間違いなく彼の利益になった。彼は密約を利用したんだ」と、アメリカ史上最悪の汚職事件をジョニーはそう言い表した。FBIと組み、向かうところ敵なしとなったバルジャーは、ドラッグ取引、恐喝、マネーロンダリング、殺人(ときには身内までも!)など、あらゆる凶悪犯罪を実行しながら、法の裁きを逃れることになる。そんな実在の人物を演じることは、「その人、真実、歴史に対する責任を背負うことになる」と、ジョニーは言う。「それが誰であろうと敬意を払うことがとても大切。その人の生きざまを演じさせてもらうわけだから、たとえ犯罪者であっても、できるだけ本人に近づくように努めるのが礼儀じゃないかな」。そのため、彼は長年タッグを組み、信頼を寄せるメイクアップ・アーティスト、ジョエル・ハーロウとともに“バルジャー”を生み出すことになった。「バルジャーの特徴を掴みながら、ヒューマンに見えることにこだわった。僕の目はスペードのエースのように黒いから、ブルーのコンタクトは特注で作ってもらった。俳優は、リスキーな肉体的変身をして、毎回フレッシュな、異なる外見で観客にサプライズを与える責任があると思っている。試行錯誤した挙げ句、最終的に、最も近いと思われる今回のルックスに決まったんだ」。また、「バルジャーのキャラクターが浮かび上がったとき、彼はとても肉体的で、タフな男だったから、さらに体格をよくした」と、体作りをしたというジョニー。さらに、「彼の声の録音はあまり残っていなかったので、ある意味、カンでやっていたが、うまくいった。彼の以前の仲間から手紙をもらったんだが、かなりビビっていたようだったからね(笑)。そう聞いて嬉しかったね」と、この完璧なまでの役作りの手応えを口にする。だが、「彼は一方で、母や弟をとても大切にし、家族愛のある複雑な人間だった。そんな彼を的確に、ある意味、正当性をもって演じるようにした」とも明かすジョニー。ベネディクト・カンバーバッチが演じた弟ビリー・バルジャーは、兄弟でありながら、あまり似ていなかったといわれ、兄・ジェームズとは全く別の“政治家”という道を選んでいる。「ビリーは政界に入り、派手なパフォーマンスが身上の大物政治家になった。ビリーはビリーの道を究め、暗黒街に君臨したんだよ。それでも2人は揃って実家の母親を訪ねたりして、ずっと兄弟仲は良かった。社会的な立場はえらく違うけどね」。そのビリーを演じたベネディクトについては、「本当に凄い。素晴らしい人物で、心も魂も美しい」と絶賛するジョニー。「ベネディクトはとても献身的な俳優で、今回も期待以上の結果を出しているんじゃないかな。ビリーの心境、忠誠心、兄への思いが透けて見えるようだよ。俳優として、彼はとにかく心がいい。彼もジョエル(・エドガートン)もどちらもだ。2人とも人に対して感謝を忘れない。彼らとの共演シーンが終わると、みんなで、『最高だった。見事だったよ』と言い合える。そんな人たちは尊敬できるよね」と、撮影現場でも“絆”がしっかりと生まれたことを明かす。「彼らとの共演は本当に素晴らしい体験だった。彼らはもう兄弟同然だ」。バルジャーに憧れを持っていた1人、“幼なじみ”のFBI捜査官コノリー役を好演したジョエルについても、「彼には毎回驚かされたし、彼との共演では僕自身が気づかされることも多かった。彼のことは心から尊敬しているよ」と敬意を込めるジョニー。「カンの良い俳優が相手だと、心情的なピンポンができる。自分がぶつける球をしっかり打ち返せるだけの強さがあると分かるからね。すると不思議な感覚が生まれ、美しいチェス・ゲームのようになって、演技することが楽しくなる。こんな共演ができる相手との仕事が待ち遠しくなるんだ。ジョエルは見事だった」。そして、彼らキャストたちをまとめ上げたスコット・クーパー監督に対しても、ジョニーは手放しで絶賛を贈る。『クレイジー・ハート』と『ファーナス/訣別の朝』を見て「いつか組んでみたいと思っていた」というジョニーは、「現場での仕事ぶりを見ていても、これが3作目とは信じられなかった。その手腕、ビジョン、熱意に惚れ惚れしたね。まったく、すごい男だよ。スコットが監督するなら、電話帳の撮影にだってつき合うね(笑)。本気だよ!スコットのことは心の底から尊敬してるんだから」。最後に、特別に日本のファンにだけと、本作の見どころを明かすジョニー。「この映画で最も重要なのは、最初の10分で映画を観ているという感覚を失うほどになることだ」と言う。「スコット・クーパーは素晴らしい監督で、彼のカメラの動かし方、使い方が型にはまったものでないというのは確かだ(笑)。カメラをまるで人のように扱い、覗き見しているかのように使う。カメラがあたかも一人のキャラクターとして息をしているかのようなんだ」。だからこそ、観客は実際にその場にいるかのような感覚に陥り、ジョニーが体現する複雑さを持った人間“バルジャー”をよりリアルに感じ、恐れおののくことになる。最凶の悪人であれ、ストイックにその人物像を追求し、キャスト・スタッフに絶大な信頼を置くジョニーは、やはり最高にカッコイイ。『ブラック・スキャンダル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・スキャンダル 2016年1月30日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2016年02月02日『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズをはじめ、『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』などで強烈なキャラクターを演じ、全世界の観客を魅了し続けてきたジョニー・デップの最新作『ブラック・スキャンダル』の日本公開日が、2016年1月30日(土)に決定した。1970年代のサウス・ボストン。FBI捜査官ジョン・コナリー(ジョエル・エドガートン)は、アイルランド系マフィアのボス、ジェイムズ・“ホワイティ”・バルジャー(ジョニー・デップ)に、FBIと協力して共通の敵であるイタリア系マフィアを排除しようと説得する。その密約がやがて制御がきかなくなり、ホワイティが法の目をかいくぐって権力を揺るぎないものにし、ボストン史上もっとも冷酷で危険なギャングのひとりになっていく姿を追う――。オスカー・ノミネート3回と人気、実績共に名高いジョニーが選んだ本作では、冷酷な“凶悪犯”ジェイムズ・“ホワイティ”・バルジャーが起こしたアメリカ犯罪史上、最大のスキャンダルを描き出す。バルジャーを追ったFBIは、当初25万ドルの懸賞金を設定して指名手配。16年の逃亡生活の末、2011年6月に逮捕された時点では200万ドル(約2億円)というFBI史上、最も高額な懸賞金となっていた。ハリウッドの俳優たちが最も仕事をしたい監督として名を挙げる、スコット・クーパー監督がメガホンを握る本作で、話題を呼んでいるのがジョニーの容貌だ。薄くなった毛髪をオールバックに固め、サングラスから眼光鋭く相手を射抜くかのような眼差し。常に鍛えた精悍な体躯に、ジーンズに革ジャンというスタイル。そのただならぬ空気感で凶悪な男を演じている。さらに、『ゼロ・ダーク・サーティ』『華麗なるギャツビー』のジョエル・エドガートンがFBI捜査官ジョン・コナリーを、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』でオスカーノミネートを果たしたベネディクト・カンバーバッチが、ホワイティの弟であり、権勢を誇る州上院議員ビリー・バルガーを演じる。そのほか、ワイティの最も親密な共謀者スティーブ・フレミにロリー・コクレイン、ホワイティの腹心の部下ケビン・ウィークスをジェシー・プレモンス、FBI主任捜査官チャールズ・マグワイアをケビン・ベーコンが演じる。9月2日(現地時間)に開幕する第72回ヴェネチア国際映画祭でワールドプレミア、9月10日に開幕するトロント国際映画祭で特別上映される本作。カメレオン俳優、ジョニーが演じきる“凶悪キャラ”に注目だ。『ブラック・スキャンダル』は2016年1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月31日イーサン・ホークが主演し、『ガタカ』『ロード・オブ・ウォー』のアンドリュー・ニコルが脚本と監督を務めた映画『ドローン・オブ・ウォー』の新映像が公開になった。遠隔操作で飛行する無人戦闘機を駆使した現代の戦争の姿を描いた衝撃的な映像だ。『ドローン・オブ・ウォー』衝撃映像本作の主人公トミー・イーガンは米軍の無人機ドローンのパイロットで、1万キロも離れた場所の飛行機を操って異国で“正義”のために爆撃を続けている。このほど公開された映像でも、パイロットは静かで快適な部屋で椅子に腰掛け、モニタを見ながらボタンを押して、モニタの向こうで音もなく煙があがるのを確認するだけだ。攻撃の指令はすべて電話で伝えられ、パイロットは相手が攻撃するべき相手なのか自分で判断することなく、指示されるままにボタンを押す。電話によると、畑の隣にひっそりと建つ小屋は“爆弾工場”で、非戦闘員が近くいる民家は“米国の脅威”だという。映画は、戦場から遠く離れた場所で“戦争”を続ける者たちの日常と、彼らの精神の変化をスリリングなタッチで描き出していく。『ドローン・オブ・ウォー』10月1日(木) TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国順次公開
2015年08月28日オーランド・ブルームが、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第5作に出演していることが明らかになった。15日(現地時間)、カリフォルニア州アナハイムで開催されているディズニーのファン・イベント「D23 EXPO 2015」で発表されたもので、オーランドはシリーズ第3作(2007年公開)まで演じていたウィル・ターナー役で復帰するという。さらに、ヘクター・バルボッサ役のジェフリー・ラッシュの出演も発表になった。ジェフリーは、主演のジョニー・デップと並んで5作連続の出演となる。この日はディズニーの実写映画ラインナップの発表が行なわれ、シリーズ第5作『Pirates of Caribbean: Dead Men Tell No Tales』(原題)のプレゼンテーションには、ジョニーがジャック・スパロウの扮装で登場し、観客を喜ばせた。ジョニーの右手負傷などトラブルに見舞われた撮影は7月に無事クランクアップ。『メイズ・ランナー』のカヤ・スコデラリオやハビエル・バルデムも出演している同作は、2017年7月7日に全米公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)
2015年08月17日イーサン・ホークが主演し、『ガタカ』『ロード・オブ・ウォー』のアンドリュー・ニコルが脚本と監督を務めた映画『ドローン・オブ・ウォー』の新画像が公開になった。主人公がたくさんのモニターの前に座っている画像だが、ここで行われているのは“戦争”だ。その他の画像本作の主人公トミー・イーガンは米軍の無人機ドローンのパイロットで、1万キロも離れた場所の飛行機を操って異国で“正義”のために爆撃を続けている。かつては実際に戦闘機に乗り込み、何度も戦場で危険と隣り合わせの状態で戦ってきたトミーは、配置転換され、エアコンのきいた快適なコンテナからドローンを操って、ボタンひとつで敵を殺している。ドローンには精巧なカメラが仕掛けられていて、地上で行動する人々の姿や行動がしっかりと認識できるが、彼らは遥か上空にあるドローンの存在には気づいていない。そんな状況で彼らは予告もなく、何かに気づくこともなくいきなり爆撃されて、この世を去る。そして、爆撃をした本人は勤務時間が終わると、ネオンに囲まれたラスベガスの華やかな街を通り抜けて帰宅し、愛する家族と夕食をとる。本作ではテクノロジーの進歩によって、大きく変化を遂げつつある現代の戦争のイメージを描きだす。そして、安全で快適な環境にいながら、再び戦地で戦闘機に乗りたいと願う主人公トミーが苦悩し、周囲や家族との関係に亀裂が生じていくドラマが重厚なタッチで描かれる。現在の戦争は一体、どんな姿をしているのか? そこで生きる人々の精神は? 本作は多くの観客に衝撃を与えるのではないだろうか?『ドローン・オブ・ウォー』10月1日(木) TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国順次公開
2015年08月13日イーサン・ホークが主演し、『ガタカ』『ロード・オブ・ウォー』のアンドリュー・ニコルが脚本と監督を務めた映画『ドローン・オブ・ウォー』の予告編映像が公開になった。無人機ドローンを操る軍人を主人公に“現代の戦争”を描く衝撃作だ。『ドローン・オブ・ウォー』予告編『ロード・オブ・ウォー』では武器商人を主人公に冷戦終結後の戦争のあり方や怨念の連鎖、テロの現状を描いたニコル監督が新作の舞台に選んだのは、戦場でも紛争地域でもなく静かで快適なコンテナの中だ。本作の主人公トミー・イーガンは米軍の無人機ドローンのパイロットで、1万キロも離れた場所の飛行機を操って異国で“正義”のために爆撃を続けている。このほど公開された映像でもまず登場するのはドローンが捉えた“映像”で、彼らはエアコンのきいた快適な部屋で映像を見ている。過酷な戦場から遠く離れ、“勤務”が終われば家族の待つ家に帰ることができるイーガンが行っているのは“戦争”なのか? 映像には現代の戦争の姿と苦悩するイーガンの姿が交互に描かれる。『ドローン・オブ・ウォー』10月上旬 TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国順次公開
2015年07月31日ジョニー・デップが、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作を撮影中のオーストラリアで、ジャック・スパロウの扮装でコウモリの赤ちゃんに授乳している姿を公開した。コウモリや野生動物の治療を行なう施設「The Australian Bat Clinic & Wildlife Trauma Center」が公開したビデオで、ドレッドヘアにヒゲをほどこしたジョニーは片手にすっぽり収まる大きさのコウモリの赤ちゃんに極小の哺乳瓶で授乳している。実はジョニーは、グリーンの毛布に包まれたこの小さなコウモリ、ジャッキー・スパロウの里親。施設はFacebookの公式ページに「ジョニー・デップが先週、小さなジャッキー・スパロウ(彼が里親になっているみなしごのコウモリ)の様子を見に、再訪してくれました」「パパがみなしごの赤ちゃんにミルクをあげているビデオです」とコメント付きでビデオを投稿した。ビデオでジョニーはときどきカメラの方に視線を向けながらも、完全にパパ・モードで「まだ残ってるよ。まだもうちょっとあるよ」とジャッキーに話しかけながら授乳していた。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月27日マッキントッシュ(MACKINTOSH)が10月、バンド オブ アウトサイダーズ(BAND OF OUTSIDERS)とコラボレーションした「マッキントッシュ×バンド オブ アウトサイダーズ(MACKINTOSH×BAND OF OUTSIDERS)」の第3弾を発売する。“アメリカンプレッピー”を表現するバンド オブ アウトサイダーズのフィルターを通して「伝統的なマッキントッシュのイメージを再構築すること」をコンセプトとする同コレクション。3シーズン目にしてラストとなる今回は、アメリカの画家ノーマン・ロックウェルの作品に見られる“家族営業の商店の美学”からインスピレーションを得て制作された。40年代から50年代のアメリカの生活に息づいていた日曜大工といったDIY精神に敬意を表したコレクションとなっている。ラインアップは木目プリントのゴム引きコートや、デニム生地に白いペンキのブラッシュストロークが映えるトレンチコートなど。随所にDIY精神を表現したデザインが施された。
2015年06月05日ジョニー・デップがオーストラリアで、実刑10年の判決を受ける可能性が出て来た。事の発端は、ジョニーが『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作を撮影中のオーストラリアに愛犬2匹を連れて来たこと。プライベート・ジェットで到着した際、ヨークシャテリア2匹の入国に必要な申請をせずに、そのまま滞在先に連れ帰ったことが発覚し、殺処分か強制送還かと大騒ぎになった。事態は、愛犬たちの訪問を受けた地元のトリマーがSNSで公表したことから一気に広まり、検疫に厳しいオーストラリア政府から選択を迫られたジョニー側は2匹をアメリカに送り返した。だが、これで一件落着とはならず、もしこの件が裁判沙汰になって有罪となった場合、ジョニーは懲役10年か34万豪ドル(約3,226万円)の罰金を支払う可能性が出て来たという。その場合、プライベート・ジェットのパイロットにも懲役2年が課せられるかもしれない。オーストラリアのジョイス農政大臣は、映画スターだけに例外を認めるわけにはいかない、と話していたが、確かにオーストラリアは自国の環境を守るために外国から来る動植物に対する厳しい検疫法がある。隣国ニュージーランドも同様で、2005年に同国に入国しようとしたヒラリー・スワンクがリンゴとオレンジを1個ずつ持っていたことで罰金を課されたことがある。3月から撮影が始まったシリーズ第5作『Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales』(原題)はジョニーの右手負傷による撮影中断に今回の騒動と、トラブルが続いている。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月29日60年代のテレビアニメを実写映画化する『Johnny Quest』の監督に、ロバート・ロドリゲスが決まった。ロドリゲスは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の脚本家テリー・ロッシオと共に、脚本のリライトも手がける。製作、配給はワーナー・ブラザース。その他の情報『Johnny Quest』の主人公は、少年とボディガード。ピーター・シーガル監督で映画化の企画が進められていた時は、ザック・エフロンとドウェイン・ジョンソンが出演を検討していた。新しいキャストは、明らかになっていない。ロドリゲスは、バイオレントな映画で頭角を現したが、後に『スパイキッズ』シリーズを生み出し、ファミリー映画の分野でも実力を証明している。最新作は『シン・シティ 復讐の女神』。文:猿渡由紀
2015年05月28日来る2017年公開予定の『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作で、おなじみジョニー・デップ演じるジャック・スパロウの新たな相棒ヘンリー役を演じることが決まった、オーストラリア出身の若手俳優ブレントン・スウェイツ。その主演最新作となる『シグナル』がこの5月15日(金)より日本公開されることにあわせ、劇中とは一転、髪を伸ばして爽やかさ全開のブレントンから独占コメントが到着した。『シグナル』は、度胆を抜く展開と結末で2014年のサンダンス映画祭を沸かせた、『第9地区』『クロニクル』を凌ぐといわれる新感覚SFスリラー。ハッキングを受けたマサチューセッツ工科大学(MIT)に通う学生たちが、“何か”と接触したため“感染”が疑われ、政府によって隔離。やがて、彼らに思いもよらない力が発動するのだが……。そんな本作で堂々の主演を務め、MITに通う秀才学生ニックとして、次々と迫りくる不可解な出来事に立ち向かう勇敢なキャラクターを演じているのが、ブレントン。オーストラリア出身の25歳で、『マレフィセント』の麗しきフィリップ王子役で一躍注目を浴び、西オーストラリアを舞台にしたユアン・マクレガー共演『ガンズ&ゴールド』などに出演。先日は、大ヒットシリーズの最新作『Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales』(原題)への出演が決まったばかりだ。彼が新たに務めるジャック・スパロウの相棒役といえば、かつてオーランド・ブルームがシリーズ第1作から務め、当時まだ若手だった彼を押しも押されもせぬトップスターへとのし上げた黄金のポスト。つまり、ブレントンが第2の“オーリー”になる日も遠くないということだ。コメント映像では、劇中の雰囲気とは打って変わって、ブルーのGジャンにはだけたシャツが目にまぶしい姿で登場!まずは、爽やかさ全開で茶目っ気たっぷりに挨拶。出演の動機について、「ハリウッド的な結末の映画が多い中、『シグナル』は正反対だった。だから挑戦しなきゃと思ったんだ」と語り、自身にとって意欲作であることを伺わせた。また、彼ら学生たちを施設に隔離する政府の研究員を演じた『マトリックス』のローレンス・フィッシュバーンとの共演については、「怖かった。神経がすり減ったよ」と、大物相手に緊張したことを正直に告白。だが、あるとき、長台詞の撮影でナーバスになっていた彼に、ローレンスが「リラックスしろ」と語りかけてくれたそうで、「あの言葉のおかげで撮影ができた」と嬉しそうにふり返っている。まさにブレイク前夜ともいえるブレントンを、まずはこちらの映像からチェックしてみて。『シグナル』は5月15日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月13日右手手術のためにアメリカに帰国していたジョニー・デップが21日(現地時間)、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作を撮影中のオーストラリアに戻ってきた。今回は2月に挙式したアンバー・ハードも一緒の来豪となった。ジョニーは21日午前、プライベート・ジェットでオーストラリアのブリスベン空港に降り立った。右手には包帯を隠すためか赤いバンダナが巻きつけられていたが、左手はアンバーの右手としっかりつなぎ合った状態。挙式後すぐに不仲説が流れたこともあったが、夫婦仲は順調そのものといった様子だ。ジョニーは、ジャック・スパロウ船長を演じる『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第5作『Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales』(原題)の撮影でオーストラリアに滞在していたが、先月前半、オフの時間に右手を負傷。手術を受けるために先月11日(現地時間)にアメリカへ帰国し、映画の撮影は一時中断となった。ジョニーの休養は当初2週間の予定が延長となり、改めて20日に撮影再開にスケジュールを組み直した。本来は先週中にオーストラリアに戻るはずだったが、結局到着したのは撮影再開から1日遅れの21日。何はともあれ、これで撮影再開の目処は立ち、関係者は胸をなでおろしているだろう。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月22日ジョニー・デップが負傷し、撮影が遅れている『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作だが、ジョニーの回復を待つ状態が続いている。シリーズ第5作となる『Pirates Of The Caribbean: Dead Men Tell No Tales』(原題)は2月からオーストラリアで撮影が行なわれていたが、クランクインから2週間後にジョニーが手を負傷。3月11日(現地時間)に手術を受けるためにアメリカに帰国してから、3週間が経過しようとしている。撮影現場以外と伝えられた負傷は、ゴーカートに乗っていたときに起きた事故によるものだったという。右手と手首に怪我を負ったジョニーだが、「The Hollywood Reporter」誌によると、負傷した指のうち1本にピンを入れて固定する手術が必要だったという。ジョニーの現場復帰は4月中旬を予定しているそうだ。バルボッサ船長役のジェフリー・ラッシュやハビエル・バルデムが出演するシリーズ第5作は2017年に公開予定。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月01日ドラマ「善徳女王」「赤と黒」のキム・ナムギルを主演に、最強の盗賊たちを描く韓国NO.1大ヒット映画『パイレーツ』が、初夏に日本公開されることが決定。本日3月13日のキム・ナムギルの誕生日に併せ、『頭の中の消しゴム』のヒロイン、ソン・イェジンや、コメディ俳優ユ・ヘジン、人気ガールズグループ「f(x)」のソルリなど、豪華スターが顔を揃えたポスタービジュアルが解禁となった。韓国で866万人を動員、公開時に興行収入No.1を記録した本作は、朝鮮建国の直前が舞台。建国の証である黄金の“国璽(こくじ)”を積んだ船が、クジラと衝突。消えた国璽をめぐり、海賊と山賊、そして朝鮮開国勢力が海上で大激戦を繰り広げる、痛快なアクション・アドベンチャーだ。これまで映画で描かれることのなかった朝鮮建国の史実をもとに、ドラマ「チュノ~推奴~」の原作チョン・ソンイル×「ダンシング・クイーン」の監督イ・ソクフンがタッグを組む。本作で、剣術に長けた山賊の頭、チャン・サジョンを演じるのは、日韓合作ドラマ「赤と黒」などで知られるワイルド系イケメンのキム・ナムギル。また、海賊団のカリスマ的女親分、ヨウォルを『私の頭の中の消しゴム』(’04)のソン・イェジンが演じる。今回解禁となったポスターも、山賊チャン・サジョンと海賊ヨウォルの凛々しい表情が印象的なビジュアル。すでにチャン・サジョンというキャラクターは「キム・ナムギルそのもの」と評されており、ナムギル自身も「フィルモグラフィー史上、私の性格と最も似ている」と愛着が深い様子。ユーモアを持ち合わせたキャラクターであるだけでなく、アクションも代役なしでこなした彼に対し、コ・ヒョンウン武術監督は「キム・ナムギルは元々アクションが上手な俳優。体を使うことができる。アクション動作の理解力が早い」と賛辞を惜しまない。また、チャン・サジョンの右隣には、キム・テウ演じる朝鮮開国勢力の水軍長モ・フンガプ。サジョンと因縁の関係で結ばれた独眼の男だ。その奥にはイ・ギョンヨン演じるソマ。ソン・イェジン扮するヨウォルは、かつて海賊長であったソマに仕えていたが、欲望のままに生きる冷血なソマを見限って船から追放することになる。そして、ヨウォルの左隣の少女が、「f(x)」のソルリが演じるフンミョ。可愛い外見とは裏腹に口調は乱暴で、ヨウォルの右腕ともなっている。さらに左奥が、喜劇俳優としての妙演が光るユ・ヘジン演じるチョルボン。元・海賊だったが、単身で山賊に転身したクセ者だ。本作で、ソン・イェジンは大鐘賞映画祭「主演女優賞」、ユ・へジンが「助演男優賞」を受賞。火花散らす海上のバトルは、目が離せなくなりそうだ。『パイレーツ』は初夏、TOHO シネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月13日ジョニー・デップが、『パイレーツ・オブ・カリビアン5』の撮影が行われているオーストラリアでケガをしたことがわかった。手術のため、すぐにアメリカに戻る予定だ。その他の情報ケガをした時、デップは仕事をしていなかったということだが、何が原因なのかはわかっていない。これからの数週間は、デップが登場しないシーンを中心に撮影するようスケジュールの工夫がなされる模様だ。2017年7月の北米公開予定日に変更はない。『パイレーツ5』には、悪役でハビエル・バルデムが登場する。監督は『コン・ティキ』のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ。デップの次回作は、ディズニーの最新ミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』で、ベネディクト・カンバーバッチと共演する『Black Mass(原題)』(北米公開9月18日)などが控えている。『イントゥ・ザ・ウッズ』3月14日(土)全国ロードショー文:猿渡由紀
2015年03月12日『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作を撮影中のオーストラリアで右手を負傷したジョニー・デップが、手術を受けるためにアメリカへ帰国した。ジョニーは『Pirates of the Caribbean Dead Men Tell No Tales』(原題)撮影のために先月から滞在していたクイーンズランド州ゴールドコーストで先週末、右手を負傷。11日午後(現地時間)、ブリスベンからプライベートジェットでロサンゼルスへ向かった。しっかりとテーピングされた右手は胸のところで固定されて痛々しいが、見送りにつめかけたファンたちに笑顔で左手を大きく振って挨拶した。怪我を負ったのが撮影現場ではないことは発表されたが、正確な場所や原因、手術の必要があること以外は怪我の程度なども不明。ジョニーは先月来、撮影のないときは親友のマリリン・マンソンやフー・ファイターズのブリスベン公演などに姿を見せていたという。地元の警察や救急隊は、今回の負傷に関してジョニー側からの連絡はなかったと明らかにした。先月結婚したばかりのアンバー・ハードはロンドンでエディ・レッドメインと共演する『The Danish Girl』(原題)を撮影中で、ロサンゼルスでジョニーと合流するかどうかは不明だ。ジョニーが現場復帰するには2週間ほど要すると見られているが、製作のディズニーは、この間はジョニー扮するジャック・スパロウが登場しないシーンの撮影にあて、撮影スケジュールの遅れは最小限に抑えるとしている。映画の公開も、当初と変わらず2017年7月を予定している。(text:Yuki Tominaga)
2015年03月12日もともとは『トワイライト』シリーズのファンフィクションから始まり、いまやベストセラーとなり映画化もした『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』について、ある意味当事者(?)のロバート・パティンソンが口を開いた。ロバートは「Reuters」に同作について「実は本を読んだことはないんだけど、多分ものすごく、違ったものなんだろうね」「違うものでないなら僕にはどうやって上手くいくか分からないよ」と語っている。また同作が『トワイライト』にインスピレーションを得て書かれたものであることについては、「これがファンベースのものだってのはすごいことだ。たくさんの人々がこれに感じる深い繋がりみたいなものがあるんだろう。それが何なのかは分からないけどね」と、ファンの力への感銘を表した。主演が友人のジェイミー・ドーナンであることについて「ちょっと変な気分だよ。僕はジェイミーと十年来の知り合いだからね」と少し困惑した様子を見せている。ロバートにとっては、自身が演じた作品が全く別物に成長し、みるみるうちに有名になってしまったいまの状況に戸惑っているというのが本音なのかもしれない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 UNIVERSAL STUDIOS
2015年02月16日『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『アリス・イン・ワンダーランド』、『チャーリーとチョコレート工場』…と強烈キャラを演じ続けてきた“カメレオン”俳優ことジョニー・デップが、主演最新作『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』を引っ提げ1月下旬に緊急来日することが明らかになった。今回ジョニーが扮するのは、超ナルシストで、いかにもインチキくさいセレブの“ちょびヒゲ美術商(アートディーラー)”。自慢のうんちくと“ちょびヒゲ”、そして持前の強運を武器に、伝説の財宝の謎を追い求めて、イギリス・アメリカ・ロシア・香港へと大冒険を繰り広げる。本作には、主演を務めるジョニーのほかに『アイアンマン』シリーズのグウィネス・パルトロー、『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガー、『マジック・マイク』のオリヴィア・マン、『ダ・ヴィンチ・コード』のポール・ベタニーなど実力派俳優陣が集結し、ジョニーに負けず劣らずの癖のあるキャラクターを好演している。2013年7月の『ローン・レンジャー』以来1年6か月ぶり11度目となるジョニーの来日。これまでに世界で976億円(Box Office MOJO調べ)を超える興行収入を稼いだと言われている国民的ハリウッド・スターであり、『ラム・ダイアリー』で共演したアンバー・ハードとの結婚もうわさされているなど、公私ともに絶好調。そんな彼の新キャラクター“ちょびヒゲ美術商”は、海賊、お菓子屋、帽子屋、ヴァンパイアに続いてまたしても日本を沸かせてくれそうだ。『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は2015年2月6日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日ナショナル・ボード・オブ・レビューの最優秀作品に『A Most Violent Year(原題)』が選ばれた。犯罪に満ちた1981年のニューヨークを舞台にしたダークなドラマで、同作品に出演するオスカー・アイザックとジェシカ・チャステインも、それぞれ主演男優賞、助演女優賞を受賞した。主演男優賞では、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートンも同時受賞している。その他の情報主演女優賞は『Still Alice(原題)』のジュリアン・ムーア、助演男優賞は『バードマン・・・』のエドワード・ノートン、監督賞は『アメリカン・スナイパー』のクリント・イーストウッド。アニメ賞は『ヒックとドラゴン2』、」外国語映画部門にはアルゼンチンの『Wild Tales(原題)』が輝いている。文:猿渡由紀
2014年12月04日マシュー・マコノヒーの、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星が、11月17日(現地時間)にお披露目された。ハリウッドブルーバードに並ぶ、これらのスターの名前を冠する星の仲間入りをするのは、俳優にとって大きな夢のひとつ。お披露目セレモニーの後、マコノヒーは、現在北米公開中の主演作『インターステラー』の監督クリストファー・ノーラン、共演者アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステインらも参加する、豪華なランチイベントに出席した。“ウォーク・オブ・フェーム”への仲間入りは、『インターステラー』が、主演部門および作品部門でオスカー候補に食い入るためのステップのひとつと考えられる。長年ロマンチックコメディや大衆向けのアクションで知られてきたマコノヒーは、ここ数年、インディーズの秀作に立て続けに出演し、キャリアを大改革。今年のオスカーでは、『ダラス・バイヤーズクラブ』で主演男優賞を獲得した。『インターステラー』は、彼にとって久々のメジャー映画復帰作となる。文:猿渡由紀
2014年11月18日ハビエル・バルデムが『パイレーツ・オブ・カリビアン5(原題)』への出演を交渉しているようだ。役柄は悪役で、詳しいことは明らかになっていないが、幽霊の海賊で、ジャック・スパロウの船と衝突することになるという設定らしい。『パイレーツ5』は、来年1月の撮影開始を目指し、すでにオーストラリアで撮影準備が始まっている。今作には、シリーズ1~3作目に出演したオーランド・ブルームに当たるような若手男優を出してくるつもりで、現在、そのキャスティングが行われているという。北米公開は2017年7月7日。バルデムの最新作は昨年の『悪の法則』。次回作はショーン・ペンと共演する『The Gunman(原題)』で、北米公開は来年2月。文:猿渡由紀
2014年10月15日『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編となる『London Has Fallen(原題)』の監督候補に、スウェーデン人のババック・ナジャフィが挙がっている。同作品の監督はフレデリック・ボンドに決まっていたが、今月半ば映画の方向性について意見が合わず降板し、監督が不在の状態になっていた。ジェラルド・バトラー、アーロン・エッカート、モーガン・フリーマンは今回も続投。舞台はロンドンで3人は、イギリスの首相の葬式に出席。だが、テロリストはこのチャンスに世界から集まったリーダーを殺そうと狙っていた。映画の北米公開は来年10月。撮影は、1カ月ロンドンで行われた後、バトラーが『Geostorm(原題)』の撮影に入るため一時中断し、来年2月に再開することになっている。バトラーは1作目に続き、今作でもプロデューサーを兼任する。文:猿渡由紀
2014年09月29日ヘアケアコスメを企画開発する「オブ・コスメティックス(of cosmetics)」が、新業態のトータルサロン「オブヘア(Of HAIR)銀座店」(東京都中央区銀座6-2-3 3階)を6月1日にグランドオープンする。フロアには専属スタッフを有するネイル・アイラッシュブースとヒーリングヘッドスパを併設した「オブヘア銀座」、オブ・コスメティックスのショールームの他、初となる理髪店「オブ・ザ・バーバー」がオープン。銀座という立地ながらも入りやすい雰囲気作りを心掛け、「自由が丘店や表参道店のリラックスした空気を持ってきた」とオブ・コスメティックスPRの辻村氏。回廊をイメージした店内には緑が溢れ、照明を落としたスパブースはリラックスできる空間。2回連続で行うシャンプーが特徴的で、1回目は頭皮と毛穴をこすり洗いするスタンダードシャンプー、2回目は地肌を指圧しながら洗うマッサージシャンプー(スタンダードの選択も可)を実施。シャンプーは専門スタッフが髪の状態に合わせてセレクトする。香りを10種のオリジナルブレンドオイルから選択でき、リラックス効果の高い「ラベンダーオレンジ」が1番人気という。シャンプー(ショートスパ&マッサージ)&ブローで4,000円から。バーバースペースは英国紳士を意識したクラシックモダンな雰囲気。理容師免許を持ちつつ、オブヘアのカット理論も学んだスタッフがそろう。主に男性客向けだが、顔剃りなどで女性客が利用することも可能。オブ・コスメティックスは、自由が丘にヘアサロンを構えていた古里オサムが1988年に設立。オーガニック素材と最新テクノロジーを採り入れた、髪にもサロンスタッフの手にも優しいアイテムを開発している。
2014年05月16日ジョニー・デップと『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのスタッフが再タッグを組んだエンターテイメント超大作『ローン・レンジャー』。現在公開中の本作から、ヘレナ・ボナム=カーター演じるレッドが、義足に仕込んだ華麗な銃から豪快に銃弾を放つシーンの特別映像が解禁された。復讐に燃える奇抜なメイクの“悪霊ハンター”トント(ジョニー・デップ)と、トントが死の淵から蘇らせたマスク姿のローン・レンジャー(アーミー・ハマー)。何もかも正反対で不釣り合いな2人のヒーローが、聖なる力に導かれて共に巨悪に立ち向かう本作は、息をのむ派手なアクション、個性的なキャラクターたちによる謎に満ちたストーリーで話題沸騰中だ。今回公開されたのは、鉄道建設労働者たちを追って移動する興行小屋の女主人・レッド・ハリントン(ヘレナ・ボナム=カーター)が、エジプトの象牙でできた右足の義足に仕込んだ銃を発砲する場面だ。列車を強奪しようと機関車に乗り込むトント。同じころ、レッドはドレスから美しい模様が施された義足を大胆に持ち上げ、密かに爆薬に狙いを定める。トントが列車を発車させ、集まった人々が混乱する中、レッドがガーターを引くと靴のヒールから銃口が現れ、銃弾を発射。弾丸は一直線に爆薬へ……。赤毛の髪と赤いドレスに身を包んだ魅惑的なレッドにふさわしい、セクシーで威力抜群な武器による迫力満点のシーン。また、レッドとトントの行動にどんな関係があるのかも気になるところだ。ヒーロー2人に引けを取らないレッドの魅力とかっこよさを、劇場のスクリーンで確かめてみてほしい。『ローン・レンジャー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ローン・レンジャー 2013年8月2日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開(C) Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer Inc. All Rights Reserved.
2013年08月06日正義に燃えるヒーロー、ローン・レンジャー(アーミー・ハマー)と復讐に燃える悪霊ハンター、トント(ジョニー・デップ)、何もかも正反対な2人が、聖なる力に導かれ巨悪に立ち向かう。『ローン・レンジャー』はこの夏、劇場でハラハラドキドキを味わえる、空前のアクション・アドベンチャーだ。『パイレーツ・オブ・カリビアン』3部作を生み出したの黄金のコンビ、ジェリー・ブラッカイマー(製作)&ゴア・ヴァービンスキー(監督)。満を持してジョニー・デップと再タッグを組んだ超大作『ローン・レンジャー』が公開される。公開を記念して、監督を務めたゴア・バービンスキーに作品の魅力を聞いた。Q:『ローン・レンジャー』を監督したいと思った理由は? 私が育ったのは70年代なので、「ローン・レンジャー」のイメージは、張りぼてで、あまり深みのないものでした。私が興味を持ったのは、ネイティブ・アメリカンとレンジャーが出会い、ぶつかり、絆を結ぶようになってゆく物語です。ローン・レンジャーの物語はアメリカでは誰もが知っています。これをトントの視点から語るという部分に、私は特に惹かれました。そのアイデアが浮かんだ時、「オーケイ、これで切り口は決まったな」と思いましたね。ジョニーがトントを演じるということは、決まっていたので、トントを適切に描くことも大切だと感じました。私たちのバージョンの『ローン・レンジャー』では、どちらが助手なのか分かりません。私は「ドン・キホーテ」が大好きですが、サンチョ・パンサの視点からドン・キホーテを語る、というスタイルにずっと興味を持っていました。ジョニーがトント役につき、物語も決まった所で、次はローン・レンジャーに戻り、この男の人間像を作り上げることになりました。アーミー・ハマーをキャスティングしたことで、すべてが解決したようなものです。私たちは、言ってみれば、往年のスター、ジェームズ・スチュワートをウェスタン映画の巨匠サム・ペキンパー監督の映画に放り込んだようなタイプのキャラクターを求めていました。『リバティ・バランスを射った男』のジェームズ・スチュワートは、エプロンをしたまま拳銃を片手に外を歩きますが、それはある意味、彼の信念の現れです。私たちのローン・レンジャーにも、そういった信条を持たせ、この信条を、正義さえも金で買えてしまうグレーな社会にぶつけたいと思ったのです。そんな彼の相棒としてトントを据えることで、法を重んずる男vs大自然に従う男という図式の人間関係が出来ました。2人はお互いにないものを埋め合って完全になる、そういうストーリーに私は強く惹かれました。Q:『ローン・レンジャー』の企画について最初に知らされたのは『パイレーツ…』の製作中のことですか? 確か『パイレーツ2』の撮影で浜辺にいるときでしたね。(脚本の)テリー・ロッシオとテッド・エリオットが、「ローン・レンジャー」の映画化権を取ってジェリー・ブラッカイマーのところに持ち込もうという話をしていました。ジェリーもそのアイデアを気に入っていたようだし、2人はかなり情熱を持っていましたよ。そこで私はジョニーに「君がトントを演ったらどうだい? 」と言ったのです。単純にそれが面白いと思ったのでね。そのときは、色々なアイデアを出したりしながらお喋りしましたが、あくまでも本気ではありませんでした。ジェリーもまだ権利を取っておらず、ジョニーはトントについて考え始め、私は『ランゴ』の製作に入って行ったのです。テッドとテリーは原案を幾つか書きはじめていました。『ランゴ』を作っているとき、ジョニーが頭に鳥を乗せてトントに扮装した写真を見せてくれました。どこかの段階で彼が撮ったものです。そして、このプロジェクトに参加して、また一緒にやらないかと誘われました。その写真がとても素晴らしいものだったので、ようやく私も本気で考えるようになったのです。キャラクターは出来ていても、ストーリーはどうする? そこで脚本家のジャスティン・ヘイスを雇い入れ、ジャスティンと私でストーリーに挑みました。とにかくトントの視点からこの物語を語りたいと思っていました。そして100歳になったトントが少年たちに物語を語る、つまり、あてにならない語り手の視点からストーリーを語るという形式に辿り着きました。そこからストーリーが一気に形成しはじめましたね。18か月かけて脚本を仕上げ、これをジェリーたちのもとに持ち帰ると、誰もが興奮していました。Q:ジョニー・デップのトントの役作りについて聞かせてください。あれがジョニーの本領ですよ。彼は奇妙で人を困惑させるようなキャラクターを生み出します。この映画が他の作品と違うところ唯一をあげるなら、彼は確かに今回も作品全体をかっさらっていますが、目立たずにそれをこなしています。分かりますか? この映画の主人公が2人だということを彼はしっかりと意識しているのですが、以前に彼がそんなことをやった記憶は私にはありません。彼はアーミー・ハマーを助演し、アーミーは彼を助演して、ギブ・アンド・テイクの関係になっていました。色々な意味で驚くほど抑えられたパフォーマンスになっていますよ。ジャック・スパロウが、まるでワルツを踊るようにあのスクリーンを支配した形で、自分の船を取り戻そうとしたときとは、パフォーマンスが明らかに違うのです。初期段階で彼とそういう話をしていますが、様々なレベルでずっと寛大に演じることになるだろうことをジョニーは心得ていました。そういう彼の姿を見るのは実に楽しいものでしたよ。Q:この映画を見る人々は何を期待できますか? 予測できないことが起こることを期待できます。素晴らしいストーリーのこの映画で、私たちは皆さんをジェットコースターのような興奮をお届けしますよ。『ローン・レンジャー』大ヒット上映中 ・公式サイト (c)Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer Inc. All Rights Reserved.
2013年08月02日大ヒットシリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』のスタッフが再び集結して作り上げた映画『ローン・レンジャー』の来日記者会見が7月17日都内ホテルで行われ、ハリウッド俳優のジョニー・デップ、主演のアーミー・ハマーらが出席した。現在交際中の女優アンバー・ハード、長女のリリー、長男のジャックを連れて1年2か月ぶり10度目の来日を果たしたジョニーは「日本に来るのは本当に嬉しいことだけれど、問題はいつも時間が短すぎることだね。だからいつかきちんと時間をとって日本を満喫したい」とニッコリ挨拶。ハリウッドの第一線で活躍し、50代に入ってもなおクールさを保つジョニーに「カッコ良くなるための秘訣は?」との質問が挙がると、ジョニーは「カッコ良くなる為には、アンクールであるべき」と断言し「世間体を気にせず、自分らしくいるのが大切。アンクールであれ、そして無視をしろ。この2つが重要だね」と意外なポイントを明かした。『パイレーツ・オブ・カリビアン』3部作の名プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーとゴア・ヴァービンスキー監督が、アメリカの国民的ヒーローをスクリーンに蘇らせた同作。正義に燃えるヒーローのローン・レンジャー(アーミー)と復讐に燃える戦士トント(デップ)が、聖なる力に導かれて巨悪に立ち向かっていく様をアクション満載で描く。演じたトントについてジョニーは「テレビシリーズでもトントが好きで、彼が何故相棒でしかないのか不思議だった。僕は組織からはみ出したアウトサイダーが昔から好きで、今回は原住民的キャラクターを前面に押し出すことができると思ったし、トントを引き立たせるチャンスでもあると感じた」と愛着を語り、頭の上に乗せた鳥や顔面に施した奇抜なメイクは「とある絵画からヒントを得たんだけれど、そこに描かれている原住民はそれまでの僕のイメージを覆した。頭の鳥はまるで魂の案内人のように思えたんだ。皆さんにもぜひ頭に鳥を乗せてもらいたいね」とキャラクター造形へのこだわりをアピールした。主人公を演じたアーミーは「ジョニーはディテイルを常に観察していて、スタッフの動きが作品全体にどんな影響を及ぼすのかを、長く豊富な経験から完璧に把握している。僕もそんな姿勢を参考にしていきたい」とハリウッドスターの現場での立ち居振る舞いを絶賛。さらにアーミーが「太陽を直接見てはいけないことや、トレイでのお尻の拭き方を教わったよ」と冗談めかすと、すかさずジョニーも「そのアドバイスを送った時は生の鰻を食べていて、深い瞑想状態にあった。きっとオムツもしていただろう」とそのジョークに合わせ、相棒としての愛称のよさを見せていた。『ローン・レンジャー』8月2日(金)より全国公開配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン・ 公式サイト
2013年07月19日