10月12日で40代ラストイヤーとなる49歳を迎えるヒュー・ジャックマン渾身の最後の“ウルヴァリン”『LOGAN/ローガン』が、10月18日(水)についにDVDリリースされる。本作を筆頭に、この秋に相次いでリリースされる、過激なアクションもいとわないオヤジスターたちの作品に注目した。■『LOGAN/ローガン』ヒュー・ジャックマンの“ウルヴァリン”卒業!17年にわたりスーパー・ヒーロー“ウルヴァリン”を演じ続けてきたヒューが最後の雄姿を刻んだ『LOGAN/ローガン』は、世界の未来を握る少女ローラを守るため、ローガンが最強の敵に立ち向かう過激で鮮烈なヴァイオレンス・アクション。17年前と変わらぬアクションを見せ、全身全霊で謎の少女ローラを守るウルヴァリンを熱演するヒュー。本作ではローラ(ダフネ・キーン)と、チャールズ/プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)とともに疑似家族のような関係を築いていく点にも注目。彼が、強靭な肉体を持つウルヴァリンというキャラクターを長きに渡って演じることができた裏には、ストイックなボディメイキングを行ってきた努力あってこそ。ヒュー入魂のラストウルヴァリンは絶対に見逃せない。■『ブラッド・ファーザー』メル・ギブソンが荒野に帰ってきた!元犯罪者のアウトロー・オヤジをメル・ギブソンが演じ、『マッドマックス』ばりに、ハーレーに跨り荒野でバイカーアクションを見せてくれる本作。警察にも、殺し屋にも追われる娘を命がけで守ろうとする父親の姿には注目だ。■『レイルロード・タイガー』ジャッキー・チェンが華麗に鉄道アクション!世界のアクションスターにして、アジア人俳優として初めてアカデミー名誉賞を受賞したジャッキー・チェーンが、63歳とは思えぬ動きで、鉄道アクションを披露。素人強盗団“レイルロード・タイガース”を率いるジャッキーのアクション・パワーは、まだまだ健在と映画ファンを魅了している。若い者には負けられない!年齢を重ねたからこそできるベテラン勢たちの熟練アクションをぜひ目に焼きつけて。『LOGAN/ローガン』は10月18日(水)よりDVDリリース&レンタル開始、デジタル配信中。『ブラッド・ファザー』は10月3日(火)よりDVD/BD発売(レンタル同日開始)。『レイルロード・タイガー』は10月25日(水)よりDVD/BD発売(レンタル同日開始)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOXレイルロード・タイガー 2017年6月16日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開
2017年09月23日スイスのプレミアムチョコレートブランド「リンツ(Lindt)」からハロウィンに向けたチョコレートが登場。2017年9月15日(金)から発売される。ジャック・オ・ランタン&ゴーストのチョコハロウィン期間しか買えない特別チョコレートが登場。ジャック・オ・ランタンの包み紙に包まれた「リンドール パンプキン」は、ミルクチョコレートのシェルの中に、同じくなめらかなミルクチョコレートのフィリングが詰まっている。一方「リンドール ゴースト」は、黒いラッパーにかわいらしいゴーストが描かれた一品。ミルクチョコレートのシェルの中に、ミルキーな優しい味わいのホワイトクリームのフィリングを入れた。シナモンが効いた新フレーバー秋限定ハロウィンテイストに仕上げたチョコレート「リンドール パンプキンスパイス」も新登場。まろやかなミルクチョコレートのシェルに、シナモンの風味が香るフィリングを詰めており、少しスパイシーな大人の味わいとなっている。ホーンテッドハウスやオバケがモチーフのセットもハロウィンチョコが詰め合わされたお得なセットもおすすめ。ホーンテッドハウスをモチーフにした「リンドール ハロウィンバッグ」は、窓から「リンドール パンプキン」「リンドール ゴースト」をはじめ、ハロウィンカラーの「リンドール」が覗く。屋根のデザインの蓋を開けるとかぼちゃが現れ、裏側にはメッセージが書ける仕様になっている。このほか、三匹のおばけが飛び出す三角形のバッグの「トリック・オア・トリートバッグ」、かぼちゃや黒猫が隠れるハロウィンの夜の街をイメージしたラウンドボックスの「リンドール リボン ギフトボックス」などが展開される。【詳細】リンツ ハロウィンチョコレート発売日:2017年9月15日(金)取り扱い:リンツ全店(アウトレット店含む)※ギフトバッグ類はリンツ ショコラ カフェ、リンツ ショコラ ブティックのみ価格:・リンドール パンプキンスパイス各781円/100g (量り売りで販売)・リンドール パンプキン<ハロウィン限定>各781円/100g (量り売りで販売)・リンドール ゴースト<ハロウィン限定>各781円/100g (量り売りで販売)・トリック・オア・トリートバッグ4種7個入り 1,080円・リンドール ハロウィンバッグ6種12個入り 1,620円・リンドール リボン ギフトボックス5種8個入り 1,080円、5種16個入り 2,160円※価格はすべて税込
2017年09月14日映画『グレイテスト・ショーマン』が、2018年2月16日(金)に公開される。アメリカの実在した伝説のエンターテイナー、P.T.バーナムの、夢と愛に生きた人生を描く。ロマンティックで一途な愛と、ドラマティックな人生を描いた感動のミュージカル・エンタテイメントだ。エンターテイナー P.T.バーナムP.T.バーナムとは、19世紀に活躍したエンターテイナーで、サーカスの基礎を作ったと言われている人物。1952年に映画化された名作『地上最大のショウ』は彼のサーカスが由来。空想家のバーナムがゼロからアイデアと野心でショービジネスを立ち上げ、世界中でセンセーションを巻き起こした一大スペクタクルを作り上げるまでを描く。あらすじ職を失い失意のバーナム(ヒュー・ジャックマン)は、脳裏に天啓とも言えるアイデアが閃く。ショー・ビジネスへの進出を狙うバーナムは一座を立ち上げ。華やかな社会の影でひっそりと暮らしていた人々を「大切なのは”君らしさ”」だと勇気づけ、エンターテイナーの道を歩みはじめる。そこには空中ブランコで華麗な芸を演じる若者をはじめ、さまざまな者たちが集まった。オンリーワンの個性を持つ人々にスポットライトを当てた、誰も観たことが無い華やかなショーを思い付いたのだ。世界中の観客を楽しませるためイギリスへ渡ったバーナムは、女王にも謁見。奇跡の声を持つ美貌のオペラ歌手ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)に出会い、共にアメリカへ行き、全米を魅了するショーを繰り広げる。しかし、その先には、築き上げてきたものすべてを失いかねない波乱が待ち受けていた…。ヒュー・ジャックマン主演主人公P.T.バーナムを演じるのは、『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマン。トニー賞 ミュージカル主演男優賞受賞を受賞したことがあるほどの歌声の持主だ。ジャックマンはと映像で使用されている楽曲に次のように話している。「異質であっても受け入れられること、自分自身でいることについての重要なメッセージがあります。”This Is Me”という歌に、多くの人々が共感するでしょう。他の人と違うことこそが自分を特別な存在にしてくれるものなのです。」P.T.バーナムを献身的に支える妻と愛する子供たち、そして、その愛も注目ポイントだ。ザック・エフロン×ゼンデイヤの空中ブランコ『ハイスクール・ミュージカル』や『ヘアスプレー』などで美しい歌声やダンスを披露したザック・エフロンも本作に出演。上流階級の生活を捨てて、バーナム率いるサーカス劇団の一員となる青年フィリップを演じる。そこで出会ったのは、空中ブランコ乗りのゼンデイヤ演じるアン。やがて惹かれ合っていく2人だが、そこには肌の色が違うという劇中当時の大きな問題が立ちはだかる……予告映像には、2人による美しい空中ブランコのシーンが映し出される。"シルク・ドゥ・ソレイユとシェイクスピアの組み合わせ"のようなものだと表現するザック・エフロンの言葉通り、本作に向けてトレーニングを重ねたというゼンデイヤは、演技とは思えないほど圧巻のパフォーマンスを披露。そして、ザック・エフロンとの息の合ったデュエットは、恋に落ちていく男女のムードをますますヒートアップさせていく。2人の恋の行方はいかに。メインキャラクターを取り巻く豪華キャストそのほかにも、演技×歌やダンスに定評がある豪華スターが集結する。・ミシェル・ウィリアムズ:妻のチャリティ・レベッカ・ファーガソン:バーナムによって世界的な名声を手にしたスウェーデン人のソプラノ歌手ジェニー・リンド・キアラ・セトル:バーナムの一座でスポットを浴びることで「This Is Me」(これが私)と主張できる自分を獲得していくレティ第90回アカデミー賞では主題歌賞にノミネート2018年1月23日(火)に行われた第90回アカデミー賞のノミネーション発表では、主題歌賞にノミネーションされた。対象となった楽曲は、ベンジ・パセックとジャスティン・ポールによる「This is Me」。2018年1月8日(月)に発表された第75回ゴールデン・グローブ賞で見事栄冠に輝いた楽曲だ。今回、アカデミー賞を受賞すれば、『ラ・ラ・ランド』に続き、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の2年連続ダブル受賞を果たすことになる。監督は「NARUTO -ナルト-」のハリウッド実写映画化を担当することが決定しているマイケル・グレイシー。彼は映画の音楽について次のように言及した。「題名を聞くと歌が浮かぶ作品にしたい」近年『レ・ミゼラブル』『ラ・ラ・ランド』とミュージカルの注目作が続く中、新たなストーリーが幕を開ける。作品詳細『グレイテスト・ショーマン』監督:マイケル・グレイシー出演:ヒュー・ジャックマン、ミシェル・ウィリアムズ、ザック・エフロン公開日:2018年2月16日(金)配給:20世紀フォックス映画(c) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation音楽は『ラ・ラ・ランド』のコンビが担当 - サウンドトラックにも注目音楽は『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞したベンジ・パセックとジャスティン・ポールが担当している。それだけにサウンドトラックも注目だ。もちろんヒュー・ジャックマン、ゼンデイヤ、ザック・エフロンなど主要キャストが参加しており、登場人物みんなで歌うゴージャスな「ザ・グレイテスト・ショー 」がは目玉。そのほかミュージカル女優のキアラ・セトルによる「ディス・イズ・ミー」は“他人と違うとここそが自分を特別な存在にしてくれるんだ”と声高だかに歌う。サウンドトラックは世界でもヒットしており、アメリカのビルボード アルバム・チャートで1位を獲得すると快進撃は続き、iTunesの総合チャートでは60ヵ国で1位を獲得。Spotifyでは収録曲11曲のうち9曲がトップ200グローバル・チャートにランクインした。日本国内盤は1月17日のリリースとなる。▼収録曲1."The Greatest Show" - Hugh Jackman, Keala Settle, Zac Efron, Zendaya & The Greatest Showman Ensemble2."A Million Dreams" - Ziv Zaifman, Hugh Jackman, Michelle Williams3."A Million Dreams (Reprise)" - Austyn Johnson, Cameron Seely & Hugh Jackman4."Come Alive" - Hugh Jackman, Keala Settle, Daniel Everidge, Zendaya & The Greatest Showman Ensemble5."The Other Side" - Hugh Jackman & Zac Efron6."Never Enough" - Loren Allred7."This Is Me" - Keala Settle & The Greatest Showman Ensemble8."Rewrite The Stars" - Zac Efron & Zendaya9."Tightrope" - Michelle Williams10."Never Enough (Reprise)" - Loren Allred11."From Now On" - Hugh Jackman & The Greatest Showman Ensemble
2017年08月26日ヒュー・ジャックマンと『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフがタッグを組み、夢と愛に生きた伝説のエンターテイナーの最高にロマンティックな愛と、ドラマティックな人生を描いた『グレイテスト・ショーマン』。このたび、待望の予告編映像が到着、圧巻の華麗なるミュージカル・エンターテイメントに込められた感動のメッセージが明らかになった。米「ハリウッド・レポーター」が公表した、2018年のアカデミー賞作品賞候補に早くも選出されている話題作。到着した予告映像では、職を失い失意のバーナムを献身的に支える妻と愛する子どもたちの姿からはじまり、彼の脳裏に天啓とも言えるアイデアが閃く。ショー・ビジネスへの進出を狙うバーナムは一座を立ち上げ、華やかな社会の影でひっそりと暮らしていた人々を「大切なのは“君らしさ”」と勇気づけ、稀代のエンターテイナーの道を歩み出す。そこには空中ブランコで華麗な芸を演じる若い2人をはじめ、さまざまな者たちが集まった。日本の人気漫画「NARUTO -ナルト-」のハリウッド実写映画化にも起用されている新鋭監督マイケル・グレイシーが、「題名を聞くと歌が浮かぶそんな作品にしたい」と話す本作。音楽は『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞したベンジ・パセックとジャスティン・ポールが手掛けている。主人公P.T.バーナムを演じるヒューは、「異質であっても受け入れられること、自分自身でいることについての重要なメッセージがある。『This Is Me』という歌は、多くの人に共感されるもので、他の人と違うことこそが自分を特別な存在にしてくれるものだ」と、本映像で使用されている壮大な楽曲に言及し、そこに込められたメッセージについて語っている。さらに、アカデミー賞ノミネートのミシェル・ウィリアムズと、『スパイダーマン:ホームカミング』のゼンデイヤ、『ベイウォッチ』のザック・エフロン、『ライフ』のレベッカ・ファーガソンといった、歌やダンスの実力にも定評があるハリウッドを代表する豪華スターたちの姿も視線をとらえて離さない。『ラ・ラ・ランド』以降、ハリウッドのミュージカル・ブームが再燃する中、早くもその最高傑作となる1本が幕を開ける!『グレイテスト・ショーマン』は2018年2月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月23日パティスリー キハチから、ジャック・オ・ランタンを飾ったかぼちゃのモンブランなどハロウィン向けのスイーツが登場。各店舗にて2017年9月6日(水)から10月31日(火)まで発売される。かぼちゃづくしの「パンプキン モンブラン」かぼちゃづくしのスイーツ「パンプキン モンブラン<ハロウィンバージョン>」はハロウィンにぴったり。粗く刻んだかぼちゃの種を加えたしっとりとした焼き菓子ダックワーズの上に、パンプキン風味の生クリーム、ほろ苦いキャラメルソースを重ね、仕上げにパンプキンクリームを絞った一品だ。さらに、秋スイーツとして登場した「ぶどうのグラスショート」やアメリカの人気スイーツ「スモア」をイメージしたベリーヌ「ベリーヌ キャラメルスモア」「ティラミス」などが、ジャック・オ・ランタンの飾りが付いたハロウィンバージョンになって勢揃い。ハロウィンパーティーのスイーツに良さそう。ジャック・オ・ランタンに入ったクランチショコラハロウィン限定パッケージのショコラも登場する。ジャック・オ・ランタンをモチーフにした可愛らしいパッケージを開けると、中には個包装のクランチショコラがいっぱい。ホワイト&クランベリー、ビター&オレンジといった口どけのよいチョコレートと爽やかなフルーツのバランスが絶妙な2種類を詰め合わせた。【詳細】ハロウィンスイーツ発売日:2017年9月6日(水)〜10月31日(火)※ケーキの販売期間は9月27日(水)〜10月31日(火)※販売期間は変更となる可能性あり。取り扱い:パティスリー キハチの店舗※店舗により取扱商品が異なる。価格例:・パンプキンモンブラン 562円・ぶどうのグラスショート 605円・ベリーヌ キャラメルスモア 562円・ティラミス 562円・ハロウィンフルーツクランチショコラ<数量限定> 864円※価格は税込
2017年08月19日以前から、代表作『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウ船長の衣装を身につけ、各国の小児病院を訪問しているジョニー・デップ。今回は『Richard Says Goodbye』(原題)の撮影で滞在しているバンクーバーの「ブリティッシュ・コロンビア・チルドレンズ・ホスピタル」を訪れ、子どもたちを喜ばせた。「E!News」によると、ジョニーは子どもたちと1対1の時間を設けたため、病院に6時間も滞在したそうだ。7歳の患者マディちゃんのお母さんは「ジャック・スパロウに会って、娘の夢が叶いました!」と大喜び。「ジョニーは一度たりともジャックのキャラクターを壊すことなく(演じていて)、自分の時間を惜しみなく使ってくれました。彼は純粋に子どもたちのためにここに来てくれたんです」。2013年、ジョニーは「時々、小児病院を訪ねるんだ。こっそりとサプライズで病室を回るんだよ。たいていは2、3時間だね。すごく楽しいんだ。だから俺はジャック・スパロウの衣装と旅をしているのさ」と、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の撮影時以外でもジャック・スパロウの衣装を持ち歩いていることを明かしていた。ジョニーはカリフォルニアのディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」にもジャック・スパロウの姿でサプライズ登場したことがあり、よほどこの役が好きなようだ。So many smiles and lots of #pirate talk today @BCChildrensHosp. Thanks #CaptainJackSparrow for the visit! pic.twitter.com/iKGh2LVrzy— BCChildren'sHospital (@BCChildrensHosp) 2017年8月15日(Hiromi Kaku)
2017年08月16日ダニエル・ラドクリフとポール・ダノという実力派の2人が共演を果たす『スイス・アーミー・マン』。本日8月8日は「髭の日」ということで、映画ファンから絶大な支持を集める怪優ポール・ダノの“髭的ビフォーアフター画像”がシネマカフェに到着した。本作は、無人島で助けを求める孤独な青年ハンクが、波打ち際に打ち上げられた男の死体のさまざまな“便利な機能”を利用して無人島を脱出しようと試みる、奇想天外な青春サバイバル・アドベンチャー。また、8月8日は漢字の「八」が髭の形に似ていることから、「日本ワーナーランバード(現シック・ジャパン)」が1978年に制定した「髭の日」。無人島で漂流といえば、髪や髭が伸び放題。ダノも、すっかり“ヒゲ・ダノ”と化している。ダノといえば、『リトル・ミス・サンシャイン』(’06)のパイロットになる夢のため、ひと言も話さないことを誓った一家の長男役、ダニエル・デイ=ルイスと共演した『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(’07)では狂信的な牧師役で大きな注目を集めたほか、『プリズナーズ』(’13)ではヒュー・ジャックマンにぼこぼこにされる幼女失踪事件の容疑者、『それでも夜は明ける』(’13)では冷酷な奴隷監督人を演じ、直近のポン・ジュノ監督によるNetflixの話題作『オクジャ/Okja』では物腰やわらかな過激派動物保護団体のリーダーなど、ひとクセもふたクセもある役を難なくこなす若き怪優。米国の映画サイトでは、「よくいじめられ、ひっぱたかれる役の多いポール・ダノ」などと書かれるほど、殴られる役が多い俳優としても印象を残している。一方、『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』(’14)では30kgの増量をするなど役作りにも余念のない俳優としても知られている。本作で演じているハンクも例にもれず、海に浮かぶ無人島に1人取り残され、偶然、流れ着いた万能機能を持った死体・メニーと大切な人が待つ故郷を目指してサバイバルする青年というクセがすごい変わった役どころ。このたび到着したのは、そんなダノの持つ魅力が詰まった髭ビフォーアフター画像。浜辺で寂しげな表情で佇み、はるか彼方を見つめるワイルドな髭フェイスの“ヒゲ・ダノ”と、髭を剃り、ナイーブな美肌ツルツルフェイスな“ツル・ダノ”。さらに今回は、まさかの赤毛に黄色いワンピース姿で女装中(!?)の写真も到着!サバイバル中なのにどんなシチュエーションでこんな事態に!? 果たして本編中で繰り広げられる、誰も予想できないサバイバルとはいったい…。なお、公式サイトでは、髭剃りの様子を一部公開。ダノがどのようにして変化を遂げたのかも確認してみて。『スイス・アーミー・マン』は9月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月08日バルマン(BALMAIN)とBeats by Dr. Dre(ビーツ・バイ・ドクタードレ)がコラボレートしたヘッドフォンとイヤフォンが2017年7月20日(木)に発売される。優美で自然体のカラーリングとディテールで「アーバン・サファリ」を表現今回発売されるのは、カーキとサファリベージュのカラーにメタリックゴールドをアクセントとして加えたラグジュアリーな雰囲気の溢れるヘッドフォンとイヤフォンだ。バルマンのクリエイティブ・ディレクター、オリヴィエ・ルステンは本コラボレートコレクションのテーマを「アーバン・サファリ」だと語る。優美で都会的、気品を感じさせるフォルムでありつつ、自然体の力強さを感じさせるカラーリングを用いたデザインは、確かに「アーバン・サファリ」という言葉にぴったりかもしれない。しなやかで美しくキービジュアルを演出するのはモデルのカイリー・ジェンナーだ。ワークアウトにも耐えうる機能性もヘッドフォンには最大12時間持続する充電式バッテリー、ノイズキャンセリング、内蔵マイクが搭載される。イヤフォンはワークアウトでも利用できるよう、耐汗・防沫仕様に加え柔軟なイヤフックで安定した装着感を実現。Siriを起動できるRemote Talkケーブルの採用も。美しいだけでなく機能面も優れたアイテムに仕上がっている。ラグジュアリーなスエードケースヘッドフォン・イヤフォンの両方に、本体デザインとマッチしたオーバルのスエードケースが付属。バルマンのロゴプレートとコイン型のジッパータブがデコラティブで華やかな雰囲気を醸しだしている。【詳細】バルマン×Beats by Dr. Dre発売日:2017年7月20日(木)カラー:カーキ、サファリベージュ価格:「Beats Studio Wirelessオーバーイヤーヘッドフォン - Balmainスペシャルエディション」59,800円+税「Powerbeats3 Wirelessイヤフォン - Balmainスペシャルエディション」24,800円+税販売店:アップルオンラインストア(サファリベージュのみ)、伊勢丹新宿店、二子玉川 蔦屋家電、代官山 蔦屋書店スマートフォンフロア、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI※アップルオンラインストア以外の店舗では、7月20日(木)以降順次発売予定
2017年07月23日岡田准一が石田三成を演じ、司馬遼太郎の傑作ベストセラーを映画化する『関ヶ原』。本作に、日本で大ブレイクを果たしたディーン・フジオカや、「逃げ恥」など人気ドラマに引っ張りだこの大谷亮平に続く、注目の“逆輸入俳優”・山村憲之介が出演していることが分かった。『日本のいちばん長い日』の原田眞人監督のもと、岡田さんはじめ、有村架純、東出昌大、役所広司ほか超豪華なキャスト陣が揃い踏みし、圧倒的なスケール感で関ヶ原の戦いを描く本作。錚々たるキャストの中で、平岳大演じる島左近(しまさこん)の嫡男・島信勝(しまのぶかつ)を演じているのが、山村さんだ。関ヶ原の合戦の最中、なかなか参戦しない小早川秀秋(東出さん)を命懸けで説得に行くという、世紀の一戦の勝敗を決定づける重要シーンを演じており、その鬼気迫る演技は必見。そんな山村さんは、「18歳のときに『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを映画館で観て、いままで体験したことのない感動を覚えたことがきっかけで、役者を志すことになりました」と語る。その後、オーストラリアの演技学校にオーディションで入学し、4年間演技の勉強を積んだという。そして最終学年の年、インターネットでヒュー・ジャックマンが日本で『ウルヴァリン:SAMURAI』を撮影するという記事を発見、「これは自分のための作品だ!」と自ら出演交渉をするべく、撮影に関係しそうなところ全てに手紙や自身のデモリールを送付。そんな中で繋がったのが、『ラスト サムライ』や『バベル』などのキャスティングディレクターとして知られる奈良橋陽子氏。山村さんはオーディションを経て、なんと実際に『ウルヴァリン:SAMURAI』で映画初出演にしてハリウッドデビュー!ヒュー演じる“ウルヴァリン”と日本の長崎で出会う青年時代の八志田という大役を手に入れた。ヒューと共演を、「『楽しかったよ。この経験は絶対忘れられないものになるから!』と声を掛けられたのが、心に残っている」とふり返って語る山村さん。続いて出演したのは、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』。監督のギャレス・エドワーズが山村さんの演技を気に入り、回想シーンに登場する日本人の役柄を彼に寄せた設定に変更した、という逸話も持っている。そんな山村さんが本作『関ヶ原』に出演することになったきっかけは、“原田監督に宛てた手紙”だったという。「以前から原田眞人監督の作品に出演したいと思っていて、原田監督が『わが母の記』を撮影しているときに、少しでも出演させていただきたくて監督に手紙を送ったんです。それから少し経ち、『日本のいちばん長い日』のオーディションにも参加、原田監督から「『ウルヴァリン』に出ている子でしょ?」と声を掛けてもらったという。「このときはスケジュールの関係で出演が叶いませんでしたが、今回『関ヶ原』で再度声を掛けていただけて!オーディションに行くと、久しぶりにお会いした監督から『憲之介、お前の手紙まだ持っているよ』と声を掛けられ、僕があのとき(『わが母の記』撮影時)に送った手紙をまだ持っていてくれて、覚えててくれたんだって、すごく嬉しくなりました」と、出演の経緯を明かす。また、撮影中のエピソードを聞くと、「撮影に入る前から技術訓練として、馬術、殺陣、所作や軍隊の動きなど、東出昌大さんや伊藤歩さんをはじめ、キャストみんなで稽古しました。士気がドンドン上がり、緊張感も高まり、とても良い雰囲気ができていましたね」という。「実は、その馬術訓練の中で、僕は落馬して、肋骨を折ってしまったんです。その上20kgくらいある甲冑を身に着けて演技をするので、負荷がかかって普段のようには動けなくて。だから走る演技の際に急に動いたら、肉離れを起こしてしまいました。戦いの場でしたし、必死でしたので、肉離れしようが関係なかったのですが、とても迫力のある現場でした。きっとスクリーンからも迫力あるシーンが伝わると思います」と、笑顔を見せながら過酷な撮影の様子を語ってくれた。最後に日本とハリウッドの撮影の違いを聞くと、「海外と日本、どちらの現場も経験していますが、どちらが良い、悪いとかはないと思いました。どちらも刺激的で、大好きで、これからも両方で仕事をして行きたいです。それに良い作品を作りたい、という思いは海外も日本も同じですから」と語る山村さん。ハリウッドで確かな経験を積んだ山村さんが、今回、念願かなって原田作品に大抜擢!しかも戦いの行く末を左右する重要な役を務めるという。その素顔は、どことなくディーンさんを思わせる爽やかさがありながら、ワイルド味が加わったルックス。本作をきっかけに、一気に注目を浴びること間違いなしの山村さん。今後も、国内外問わず出演作が増えていくことになりそうだ。『関ヶ原』は8月26日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月18日「最も成功した業務用ゲーム機」としてのギネス世界記録を持つ人気ゲームソフト、「パックマン(PAC-MAN)」。そのパックマンのイベント「PAC‐MAN GINZA STYLE」が、2017年8月12日(土)から8月21日(月)まで、銀座三越 9階銀座テラス/テラスコートにて開催される。ゲーム機の展示や体験はもちろん、銀座三越先行販売グッズやパックマンをモチーフにしたアパレルが一同に集結。中でも注目したいのは、パックマンの新ブランド「パック ストア(PAC-STORE)」のワンピースとクラッチバッグ。ボウリングシャツスタイルのワンピースは白地にピンクのネオンとチェリー、パックマンのアーケード機がポップにプリントされていてレトロかわいい仕上がりに。クラッチバッグはファストフード店のテイクアウトの袋に見立てたデザイン。中央ロゴのピザがパックマンになっていて遊び心溢れる一品だ。また、ゲーム会社とのコラボレーションによるライセンス製品を創るライフスタイルデザインブランドの「ゲームスグロリアース(GAMES GLORIOUS)」からは、Tシャツが登場する。パックマンのプレイ画面をイメージしたグラフィックが特徴的。その中央には「GINZA」の文字が。男女問わず着ることができるデザインだ。他にも、スイスの高級ウォッチブランド「ロマン・ジェローム(ROMAIN JEROME)」との限定コラボレーション時計や、釣り道具のルアー、缶バッチなどバリエーション豊かな商品展開となっている。会場には期間限定の「パックマン ギンザ カフェ(PAC-MAN Ginza Cafe)」がオープンし、パックマン、パックマリー、パックリトルをイメージしたわたあめソーダを販売。購入者には限定コースターを1枚プレゼントする。なお、オープニングイベントには、テレビでも活躍中のぺえ&へえが登場。さらに、パックマンとその仲間たちが会場に駆けつけ、イベントを盛り上げてくれる。【詳細】「PAC‐MAN GINZA STYLE」開催期間:2017年8月12日(土)~8月21日(月)会場:銀座三越 9階銀座テラス/テラスコート住所:東京都中央区銀座4丁目6-16オープニングイベント:2017年8月12日(土)1回目 12:00~ 2回目 14:00~(各回約20分)パックマンと仲間たち来場時間:2017年8月12日(土)1回目12:00~ 2回目14:00~(各回約20分)PAC-MAN Ginza Cafe営業時間:10:30~19:00※メニューは無くなり次第終了価格例:■ロマン・ジェローム三越銀座店限定 時計 2,700,000円(税込)※この商品は、9階では展示のみとなり、M2階での販売■パックストア ワンピース 13,000円(税込)クラッチバッグ 3,000円(税込)■ゲームスグロリアースTシャツ 3,996円(税込)三越銀座店先行 ボールペン 各540円(税込)■トーキョーピクセル缶入りドロップ 540円(税込)缶バッチ 各432円(税込)■PAC-LUREルアー 各1,620円(税込)
2017年07月13日ヒュー・ジャックマンが、「NARUTO -ナルト-」のハリウッド実写映画版にも抜擢された新鋭監督マイケル・グレイシーとタッグを組んだミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』(原題:The Greatest Showman)の日本公開が、2018年2月に決定した。夢と愛に生きた、伝説のエンターテイナーの映画史上最高にロマンティックな一途な愛と、ドラマティックな人生を描いた本作。実在の人物P.T.バーナムの野心と想像力にインスパイアされた本作のストーリーは、空想家のバーナムが何もないところからアイデアと野心でショービジネスを立ち上げ、世界中でセンセーションを巻き起こしたショーを作り上げるまでに焦点が当てられる。主人公P.T.バーナムを演じるのは、『レ・ミゼラブル』で世界中を魅了し、今年は『LOGAN/ローガン』で最後のウルヴァリンを熱演したヒュー。さらに、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞にノミネートされたミシェル・ウィリアムズ、『スパイダーマン:ホームカミング』のゼンデイヤ、『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』『ベイウォッチ』(原題)のザック・エフロン、『ライフ』のレベッカ・ファーガソンとキャスト陣は実に豪華。ヒューは、「イマジネーションや、自分自身の直感を信じ、ほかの誰にも自分の定義づけなどさせず、自分がやりたいことをやるんだ。自分の夢を生きるんだ」というメッセージを、バーナムから感じたと明かす。本作のテーマについても、「ほかの人と違うことこそが、自分を特別な存在にしてくれる。それを誇りに思い、正面から向き合うということだ」と続けた。監督を務めるのは、人気漫画「NARUTO -ナルト-」のハリウッド実写映画化にも起用されている期待の新鋭、マイケル・グレイシー。また、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞に輝いたベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビが音楽を手がける。グレイシー監督は「『雨に唄えば』や『ウエスト・サイド物語』、『サウンド・オブ・ミュージック』のように“題名を聞くと歌が浮かぶ”そんな作品にしたい」と、夢にあふれた意気込みをコメント。続けて、「『VOGUE』から抜け出したようなファッションだ」と語り、本作の煌びやかな衣装をはじめ、多彩なエンターテイメント性についても言及した。米国のエンターテインメント紙「ハリウッド・レポーター」が公表したところによれば、早くも、2018年のアカデミー賞作品賞候補、ヒューの主演男優賞候補にも選出されている本作。監督も「ヒューこそが最高のショーマンだ」と絶賛する彼の演技と歌声をはじめ、おそらく各部門で賞レースを騒がせることになるであろう本作を、期待して待っていて。『グレイテスト・ショーマン』は2018年2月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月11日ハン・ソロの若き日を描いた『スター・ウォーズ』のスピンオフ作品(以下、略して“ヤング・ハン・ソロ”)の監督コンビ、クリス・ミラー&フィル・ロードの2人が、撮影の真っ最中に突然クビになった。この異様なニュースでハリウッドは蜂の巣をつついたような大騒ぎになった。いったい何があったのか?本当の理由は本人たちのみぞ知るところだが真相を解明するべく色々まとめてみた。■楽園のトラブル『スター・ウォーズ』の登場人物の中でも特に人気があるハン・ソロの若き日々、知られざる過去を描いた作品として注目を集めていた本作。撮影がスタートした日、監督コンビのひとりであるクリス・ミラーはツイッターで、「この映画のコードネーム(暗号)は『レッドカップ』!」と発信。Very excited. Celebrating by drinking fancy whiskey out of this cup: pic.twitter.com/RpJKzmW5Ns— Chris Miller (@chrizmillr) 2015年7月7日暗号:レッドカップの由来は、アメリカのハウスパーティーなどでよく使用される赤いプラスチック・カップのメーカーが「SOLO」であることから。このツイートで世界中のファンが監督自身の興奮と喜びをガッツリと共有してワクワクしたものである。HanFirstShot pic.twitter.com/KReR6rgKFT— Chris Miller (@chrizmillr) 2017年1月30日この時点で順風漫歩に見えた監督コンビが、撮影最終日3週間半前にルーカス・フィルムから突然クビにされるとは誰が想像したことか!「ハン・ソロの映画監督、突然の解雇!」のニュースにハリウッドは騒然となった。今年のアカデミー賞で起きた封筒取り違え事件に負けないような騒ぎである。ディズニーと共に『スター・ウォーズ』シリーズを仕切るルーカス・フィルムの社長キャスリーン・ケネディは、「フィルとクリスは大変よくやってくれたものの、クリエイティブ面の相違で監督の座を去ることになりました」的な、当たり障りのないコメントを公表。そして渦中の監督ふたり組も「クリエイティブ面の違いという言葉はありきたりで使いたくないけど、今回はまさにその通りで監督降板となった」と言葉少ないコメントを発表した。■歴代の監督クビについて軽く…映画撮影開始前に監督が降板したという話しはそうそう珍しいことではない。ヒュー・ジャックマン主演『ウルヴァリン』は、当初アカデミー賞受賞監督ダレン・アロノフスキーがメガホンをとることになっていたが、製作準備中に海外ロケ撮影が1年近くになるという可能性が出てきたため、家族思いの監督はファミリー優先という理由で降板。また、当初『アントマン』のメガホンをとることになっていたエドガー・ライト監督が、“クリエイティブ面での相違により”という例のお決まり理由で降板することとなった。ほかにも数ある監督の交代劇だが、撮影真っ只中、それも残すところ3週間半という時点で「解雇」されたという監督のエピソードはそうそうあるものではない。「クリエイティブ面での相違により…」って?ハリウッド映画業界で誰かが降板することになると、このお決まりのコメントをよく耳にする。これは離婚で言うならば「折り合いのつかない性格の不一致」という感じだろう。映画製作はアートの域なので厳密にいえば「創意面での不一致」なのだが、心底わかりあっている友人関係、あるいはお互いに尊敬の念を持ち、協力しあっていこうと決意している人間同士であれば、「クリエイティブ面での相違」というのも話し合って理解し合うことで解決していけるはずなのである。…と綺麗ごとを並べてみればそうなのだが、一筋縄ではいかないのが人間関係。何人もの人間が集まって作るのが映画だから、クリエイティブ面で折り合いが合わないこともある。ケネディ社長は、きっちりと計画を立てて撮影を進めていく着実派なのと対照的に、コメディ映画出身のミラー&ロード両監督はアドリブや「その場の雰囲気」を大切にするという自然体重視の監督だったという。例えばケネディ社長が、「もっと様々なアングルから撮影したほうがいい」と監督コンビにリクエストしても、2人は結局自己流に撮影をして次のシーンに移る、というパターンを繰り返していたらしい。ケネディ社長からすれば、上司の言うことを無視する社員…という構図になる。おまけに撮影の休暇中にミラー&ロード両監督の撮影したフッテージをラッシュで見たときに、ケネディ社長ならびに往年のクリエイティブ・チームはそれぞれ、「悪くはないのだが、『スター・ウォーズ』というブランドから何かかけ離れたものになっている」という印象を持ったという。これは40年にわたる大フランチャイズの観点から見ると一大事である。一方、ミラー&ロード両監督は、アニメ/実写映画『LEGOムービー』で大ヒットを放ち、その後もチャニング・テイタム&ジョナ・ヒル主演コメディ『21ジャンプストリート』(日本未公開)、『22ジャンプストリート』(日本未公開)でセレブ監督の仲間入りを果たした監督コンビは、カッ飛んだコメディ・センスとヤング世代から大人気で、TV業界からも引く手数多の売れっ子だった。“ヤング・ハン・ソロ”の監督を頼まれたときは、向かうところ敵なしの気分だったに違いない。ところが、両監督にとって憧れの“ヤング・ハン・ソロ”の仕事は、何もかもがこれまでとは違っていた。監督コンビが慣れていた自由スタイルでの撮影方法は受け入れられず、細かいやり方にまで干渉してくるルーカス・フィルム。自由に指揮のできない撮影現場にミラー&ロード両監督は大いにイラついていたらしい。■「餌をくれる手を噛むべからず」英語で、Do not feed the hand that feeds you という言い回しがある。「餌をくれる(飼い主)手を噛むべからず」ということなのだが、今回の場合における「飼い主」とは、ルーカス・フィルムの社長キャサリン・ケネディ氏である。そしてもうひとりの大切な仕切り役は、“ヤング・ハン・ソロ”の脚本家で『スター・ウォーズ帝国の逆襲』や『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』なども手掛けた大御所ローレンス・カスダン氏である。ケネディ社長と共に、ミラー&ロード両監督にルーカス・フィルムの意向をことごとく提示するにもかかわらず、自分のやり方を曲げない両監督の“聞かん坊”さに、かなりイラついていたらしい。結局ケネディ社長は、監督コンビが履いている靴下の色にすら嫌悪感を催すほど怒りが心頭に達し、撮影をたった3週間半残すという段まで我慢したものの、遂に堪忍袋の尾が切れて監督コンビをクビにする、という決断に至ったという。ミラー&ロード両監督の後釜には、「ハリウッドの禅僧」の異名をとるロン・ハワード監督が就任。子役時代からハリウッドを渡り歩いているベテランで酸いも甘いも心得ていて、どんな仕事もきちんと片付けてくれるというスタジオからの信頼が厚い監督だ。ちなみに、どんなに人気のある監督でも『スター・ウォーズ』に勝る存在の監督というのは存在しないと思う。そんなすごいシリーズの監督を任されたのであれば、どんなに上の人とソリが合わなくても、仕事をキープしたいのであれば、やはり仕切っている上の人たちを立てて物事をうまいこと進行していくのが“大人の世界”なのである。例えば、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の監督ギャレス・エドワーズも似たような問題にぶち当たったが、彼は社長らと協調して映画完成に漕ぎ着けた。現在、ハリウッド界隈の最新情報によると、せっかく撮影した“ヤング・ハン・ソロ”のフッテージは、その大半がロン・ハワードによって再撮影されるという噂が流れている。ハリウッドも外めには華麗に見えるが、蓋を開ければイバラの道、厳しき世界なのである。(text:明美・トスト/Akemi Tosto)
2017年07月08日ヒュー・ジャックマンと『ウルヴァリン:SAMURAI』のジェームズ・マンゴールド監督が再びタッグを組み、ヒュー自身“最後”のウルヴァリンを描く『LOGAN/ローガン』。ヒットスタートを切った本作から、ヒューとマンゴールド監督がお互いへの思いを語り合うコメントがシネマカフェに到着した。ミュータントがほぼ絶滅し、荒廃した近未来。ウルヴァリンことローガンは、治癒能力を失いつつあり、メキシコ国境近くで年老いたチャールズ・エグゼビアの世話をしながらひっそりと暮らしている。そんな中、彼らの前に現れたのは、ウルヴァリンと似た特徴を持つ謎の少女ローラ。チャールズはローガンに、絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となるローラを守るという最後のミッションを託す。強大な武装組織の襲撃を逃れ、車で荒野を旅する3人の行く手には、想像を絶する運命が待ち受けていた――。『ニューヨークの恋人』(’01)、そして『ウルヴァリン:SAMURAI』、本作と、ヒューと3度も組んできたマンゴールド監督は、「彼は僕がいままで一緒に働いた役者の中で、最も人柄がナイスな人間だ。ワンダフルなスピリットを抱く彼は、本当に心底、良い人だ」と前置きした上で、「何を言っているんだ!もう一度、やり直せ!と、僕は叫んださ」と撮影の様子をふり返って言う。「僕はとても情熱的だからね。ひどい奴じゃないよ。ただ、熱烈な人間なんだ。叫んだり、ジャンプしたり、そうやって役者の演技をアップしていくことが好きなんだ。監督のエネルギーは、役者のエネルギーに繋がっていくものだからね」と監督。「だから、現場ではいつも大げさにエネルギッシュにやってきたんだが、ヒューからはもっと穏やかになることを学んだよ」と、“いい人”ヒュー・ジャックマンの人間性に感化されたことを明かす。一方のヒューは、「撮影も終盤に差し掛かったころに忘れられない出来事があった」と打ち明ける。「日が暮れかけ、急がなければいけない状況で、ジム(ジェームズ・マンゴールド監督)が『今日は君にとって大切な日だろ、好きなだけ時間をかけろ』と言ったんだ。最高の贈り物だった」と、2人の信頼関係を表す粋なエピソードに触れる。そんな信頼のおける監督のもと挑んだ本作には、「1日たりとも全力を出さなかった日はない。必要なことは何でもした。新境地を見せて、特別な作品にしたかった」と思い入れたっぷり。「完璧に準備が整うまで撮影を始めなかった。9割準備ができていても決してやらなかった。『3か月後に撮影できる?』と聞かれても『完璧に整ったら教える』とだけ答えたよ」と明かしている。強い信頼関係で結ばれた2人が描き出す“最後のウルヴァリン”には、これまでのアメコミとは一線を画す、崇高なる感動が待っている。『LOGAN/ローガン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年06月11日最新作『LOGAN/ローガン』も大ヒット公開中。ヒュー・ジャックマン主演で「X-MEN」の大人気キャラ・ウルヴァリン=ローガンを主人公に描く人気作『ウルヴァリン:SAMURAI』が6月9日(金)今夜の「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送される。本作はマーベル・コミックのヒーローたちの中でも一際高い人気を誇る『X-MEN』シリーズのウルヴァリン=ローガンを主人公にしたスピンオフシリーズ。映画『X-MEN』シリーズから引き続きヒューがウルヴァリン=ローガンを演じている。日本と関係が深いという設定のローガンだが、本作では東京の増上寺をはじめ、秋葉原や広島、愛媛など各地で大規模な日本ロケを敢行、『たそがれ清兵衛』や『ラストサムライ』など国内外で数々の作品に出演する名優・真田広之、パリコレで活躍するモデルのTAO、福島リラらが日本人キャストとして出演。ウルヴァリンが自らの運命を左右する戦いに挑む様を描く。最愛の女性を喪ったローガンはミュータントであることを隠しカナダの山奥で暮らしていたが、彼の前にユキオ(福島さん)という女性が訪ねてくる。彼女は第二次大戦中、長崎でローガンに命を救われた矢志田からローガンを日本に連れてくるよう命令されたという。矢志田が死ぬ前にローガンとの再会を切望しているというのだ。東京に向かったローガンを待ち受けていたのは、死に瀕した矢志田と彼の息子・シンゲン(真田さん)。そして矢志田の孫で大物政治家と婚約中のマリコ(TAO)だった。矢志田は謎の医師・グリーン(スヴェトラーナ・コドチェンコワ)の治療を受けていたがローガンの到着からほどなく亡くなり、葬儀の最中、マリコが謎の武装集団に襲撃される。彼女を密かに守っていたハラダ(ウィル・ユン・リー)のサポートもありマリコを助け出したローガン。矢志田の別荘がある長崎まで彼女と同行するなかでローガンとマリコは恋に落ちるが、ローガンの超人的な治癒力に異変が起きはじめる――真田さんからの提案で実現したというローガンとシンゲンの“二刀流対決”や、迫力の新幹線上でのバトルは必見だ。本作から続くシリーズ最新作『LOGAN/ローガン』は現在公開中。ミュータントの大半が死滅した2029年の近未来を舞台に、不死身の治癒能力が衰え始めたローガンが、ミュータントの最後の希望である少女・ローラを守るため“最後”の死闘に身を投じる姿が描かれる。ヒューのウルヴァリンはこれが最後、是非映画館でその闘いを見届けて。金曜ロードSHOW!『ウルヴァリン:SAMURAI』は6月9日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年9月13日よりTOHO シネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Fox.
2017年06月09日6月1日から日本でも公開が始まった映画『LOGAN/ローガン』。ヒュー・ジャックマンが不死身のミュータント、ウルヴァリンことローガンを演じる最後の作品としても話題の本作では、ローガンと彼の父親ともいうべき存在のチャールズ(プロフェッサーX)、そして2人が出会う謎の少女ローラの険しい旅が展開します。そんな彼らをつけ狙い、非情な攻撃を仕掛けてくるのがドナルド・ピアースという狂暴なイケメン。武装集団を率い、ローガンたちの前に立ちはだかるピアースのことが気になった人も多いのではないでしょうか。ピアース役のボイド・ホルブルックは、ヒュー・ジャックマンも絶賛する35歳。モデルとして活躍した後にニューヨーク大学やコロンビア大学、さらには演劇学校ウィリアム・エスパー・スタジオで本格的に演技を学び、ガス・ヴァン・サント監督の『ミルク』で俳優デビューを果たしました。この起用は、ボイドがガス・ヴァン・サント監督に自作の脚本を送ったことがきっかけになっているそうです。また、『アベンジャーズ』シリーズのスカーレット・ウィッチことエリザベス・オルセンと婚約していたことでも知られており、2015年1月の破局まで美男美女カップルとして注目を集めました。そんなボイド・ホルブルックを知るうえで絶対に外せないのが、Netflixの大人気シリーズ「ナルコス」。実在したコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルの実像に迫る犯罪ドラマで、ボイドはエスコバルと激しい攻防を繰り広げるアメリカ人捜査官スティーブ・マーフィーを演じています。現在はシーズン2まで配信され、シーズン3も予定されている「ナルコス」ですが、麻薬取締局の捜査官としてマイアミに勤務していたマーフィーが、麻薬の流通を断つためコロンビアにやって来るところからシーズン1はスタート。ナレーションもマーフィーが務めているため、実質的な主人公の役割を担っているとも言えます。70年代末に始まり、80年代、90年代といった時代のムードを漂わせながら、血みどころの麻薬戦争、その中心にいるパブロ・エスコバルのダークでハードな物語が展開していく中で、正義を掲げるマーフィーは視聴者が最もそばにいたいキャラクター。残忍でありながらどこかチャーミングでもあるエスコバルに翻弄され切った後、目に飛び込んでくるマーフィーの姿にどれほど安心感を覚えることか。とは言え、激しい麻薬戦争は徐々にマーフィー自身を蝕んでいき、彼のパーソナリティも徐々に変化を遂げていきます。捜査官としての成長と言えばそれまでかもしれませんが、傍から見れば非常に危うい変化。このギリギリのラインを進むマーフィーを、ボイドが巧妙に演じています。『LOGAN/ローガン』をご覧になった人ならわかるように、狂気の悪役を演じても魅力を発揮するボイドですから、“ちょっと危うい正義の捜査官”は本当にハマリ役。単なるイケメンではない物憂げな印象が、今後もボイド・ホルブルックらしさとして鍵を握るのではないかと思います。公開待機作の中には、大人気SFアクション映画『プレデター』のリブート版もあるボイド・ホルブルック。『LOGAN/ローガン』「ナルコス」共々、彼にご注目を!(text:Hikaru Watanabe)
2017年06月07日小栗旬と西島秀俊が繰り広げる迫力のアクションと、物語のスリリングな展開が話題のドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。6月6日(火)今夜は第9話が放送され、ついに今回より最終章に突入。小栗さん演じる稲見の過去と苦悩も明らかになっていく。前回は、カルト教団との壮絶な死闘を繰り広げた本作。第9話では、それを終え、平穏な日常を送る特捜班の前に、突然鍛治(長塚京三)が現れる。自衛隊時代の同僚・結城(金子ノブアキ)が行方をくらましたことを鍛治から聞いた夜、稲見の前に結城が姿を現す。稲見の除隊以来の再会を喜びあう2人だったが、結城の「俺はゆがみきった世界を正すつもりだ」という言葉から、稲見は結城がテロを計画していることを察知し…というストーリー。稲見が「私なんかとは比べものになりません」と鍛治に説明するほど、優秀な自衛隊員だった結城。そんな彼が、特捜班にとって最強の敵と化し国家に牙をむくことになった理由とは一体何なのか?稲見の問いかけに口を閉ざす鍛治は、結城が銃口を向けてきたら、ためらわず国家の秩序のために結城を射殺するよう稲見に命じる。これまで、自衛隊時代の稲見が人を射殺するシーンが幾度か登場し気になる場面ではあったが、最終章では稲見の過去も明らかになる。そして今回、稲見にとっての最高の友であり、最強の敵にもなる結城を演じるのは、ロックバンド「RISE」のドラマーを始めとするミュージシャンとしての活躍だけでなく、数多くのドラマ・映画で存在感ある芝居で輝きを放っている俳優金子ノブアキ。小栗さんとは『クローズZERO II』以来の共演となり、金子さんは「背中と行動で現場を引っ張る最高の座長。長い時間を費やして作り上げた体躯やアクションの重みには衝撃を受けました。心から敬意を表したいです」と称賛。また、出演者たちからひげをたくわえたワイルドな結城の風貌を、ヒュー・ジャックマンが演じたアメコミヒーロー、ウルヴァリン(ローガン)に例えられていた金子さん。小栗さんは「うちの“ローガン”の活躍を見てもらえたらと思います」とコメントしている。ついに残すところ2話となった本作について小栗さんは、「24話くらい撮ればよかったと思うくらい寂しいです。皆さんには最後までこの作品を愛して欲しいです」と呼びかけ、最終章について樫井勇輔役の野間口徹は、「ここまで観た方には何も言わなくてもわかると思いますが、最後までモヤっとさせます(笑)!第9話は嵐の前の静けさを感じて欲しいですね」とアピールしている。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年06月06日昨年のカンヌ映画祭を賑わせた、俳優メル・ギブソンの久々の主演作『ブラッド・ファーザー』。本作では、荒野を舞台にアゴヒゲをもっさりと蓄えた“父”メルの姿が印象的。彼のみならず、6月は、たくましいヒゲ面オヤジが活躍する映画が盛りだくさんだ。まずは、6月1日より公開されたばかりの『LOGAN/ローガン』。言わずと知れた大人気シリーズ『X-MEN』のスピンオフ作品であり、シリーズで絶大な人気を誇るキャラクター、ウルヴァリンことローガンが主人公。ヒュー・ジャックマンが、自身最後のウルヴァリンを熱演する。舞台は、2024年のメキシコ国境付近。治癒能力が衰えたローガンと、衰弱しきりテレパシー能力をコントロールできなくなったチャールズことプロフェッサーXが、ひっそりと暮らしているところから始まる。ある日、謎の組織に追われた少女がローガンの目の前に現れる。ローガンは、その少女ローラを守りながら組織に立ち向かうのだが…。シリーズを通してローガンを演じ続けてきたヒューがヒゲを蓄え、最後の最後まで暴れまわる!続いて、6月3日から公開されるのが、『ブラッド・ファーザー』。監督作『ハクソー・リッジ』が高い評価を受け、完全復活といわれるメルの最新主演作。『マッドマックス』シリーズにて激しいアクションを披露してきたメルが、荒野で演じるのは、トレーラーハウスでひっそりとタトゥー屋を営んでいた元犯罪者のジョン・リンク。行方知らずとなっていた娘リディアから電話を受け、愛娘との再会に喜ぶのもつかの間、彼女はギャングとのトラブルに巻き込まれ、命を狙われていた。仮釈放中であったジョンは、愛娘を守るため、自分の人生をなげうって、元犯罪者のアウトローのスキルを惜しみなく発揮する。『マッドマックス』『リーサル・ウェポン』にも引けを取らない狂気じみた暴れっぷりに、ヒゲ面がプラスされ、ワイルドさが2倍にも3倍にもパワーアップ!さらに、6月16日公開『レイルロード・タイガー』では、ジャッキー・チェンもヒゲ面に。日本軍の物資輸送を阻止するための鉄道爆破作戦が、日本軍の物資を盗んでいたマー・ユェン(ジャッキー・チェン)に委ねられる。アゴと口周りにヒゲを生やしたおとぼけ顔ながら、爆走する鉄道の上でジャッキーらしい軽妙なアクションが繰り広げられていく。日本から、俳優・池内博之も参戦。6月17日公開、『シャーロック・ホームズ』のガイ・リッチー監督の最新作『キング・アーサー』にも、ヒゲを蓄えたスラムの青年アーサーが登場。聖剣エクスカリバーを手にし、父を殺めた暴君と対峙していく。その暴君役をジュード・ロウが務めることでも話題を呼んでいるが、主人公のアーサーを演じるのは、海外ドラマ「サン・オブ・アナーキー」や『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナム。ソフトなアゴヒゲを生やし、9kg増量の肉体改造で剣を振るう姿からは、あふれんばかりの男らしさが漂っている。ヒゲを蓄えた熱き男たちの生き様を、スクリーンで目撃してみて。『ブラッド・ファーザー』は6月3日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月04日ウルヴァリン役を卒業する上で、迷いや葛藤はありましたか?と訊き終わらないうちに、力強く「ノー」と即答。どこかさっぱりしたヒュー・ジャックマンの顔を見ていると、彼が不死身のミュータント、ウルヴァリンことローガンを演じるのは『LOGAN/ローガン』が最後なのだと実感させられる。「迷いも葛藤も、全くなかった。『LOGAN/ローガン』に関して、監督のジム(ジェームズ・マンゴールド)と僕は多くのアイデアを語り合ったんだ。300人の敵と戦わせるのはどうだろう?シリーズ最強の悪者を登場させるのはどうだろう?とね。でも、これまでの8作でタフなウルヴァリンは演じ尽くしていたから、今回は彼の内面に迫る物語がいいという結論にたどり着いた。『許されざる者』や『レスラー』のようにね。そのアイデアが生まれたとき、これこそが完璧な幕引きだと思えた。そして、降板を6週間後に発表すると決めてから、パブリシストと僕は『本当にそれでいいの?』『もちろんだ』というやりとりを何度も繰り返したよ。SNSに投稿する直前にすら『本当にいいの?』と確認されたし、投稿した後も『後悔しない?』と言われた(笑)。でも、『絶対に後悔はない』といまでも言い切れるよ」。「完璧な幕引き」はヒューの言葉通り、ローガンの内面に迫る物語となっている。舞台は、ミュータントの大半が死滅した2029年。ひっそり暮らすローガンは衰えによってもはや不死身ではなくなりつつあり、甘くない現実が鋭い牙となって彼にむく。「ローガンはとても悲劇的で、複雑なヒーロー。けれど、これまではヒーローの部分がフォーカスされ、悲劇的な部分はさほど描かれてこなかった。だから、僕たちには彼のキャラクターを忠実に描きたい思いがあったし、リアルで心に響く物語にしたかった。これまでのシリーズとは違うものを生み出し、観客を驚かせたい気持ちもあったしね。その結果、西部劇をどこか超越していて、大人の複雑さがある作品になった。ローガンにとって戦うことは容易いけれど、誰かを愛したり、人とつながるのは苦手。今回の彼も父のようなチャールズ(プロフェッサーX)の面倒を見てはいるけど、孤独であることに変わりはない。そんな彼が人間関係を築き、人とつながることができるか、家族を持つことができるか、そのために自分を開くことができるか。それが、1つの美しいテーマになっているんだ」。ローガンに与えられた課題の鍵を握るのが、共に旅することになる少女ローラの存在。謎めいた彼女とローガンの関係は名作映画『シェーン』の主人公と少年のようで、実際、劇中にはローラとチャールズが『シェーン』を鑑賞するシーンもある。「『シェーン』を使うアイデアは、ものすごく大胆でリスキーだと思った。映画史上でも最高の傑作だし、あの作品に比べて僕たちの映画がどれほどクソかをさらすことになるかもしれないからね。汚い言葉を使って申し訳ないけど(笑)、それが事実。でも、心配する必要はなかったよ。あるシーンでローラが『シェーン』の台詞を引用することは、ほとんど教育も受けてこなかった少女が、映画を通して道徳に触れる素晴らしさを物語っている。それによって、映画の持つ力や神話的な役割を示すことができたんじゃないかな」。「映画の持つ力」を誰よりも承知しているのは、ヒュー・ジャックマン自身かもしれない。ウルヴァリンと共に歩んできた1本の道と、その一方で様々な役を演じてきた1本の道。これら2本の道をバランスよく突き進んできたキャリアは、映画俳優にとって理想的なものだ。「その通りだね」と認めるヒューに片方の道から離れることについて訊くと、冗談めかして「こんな風になっちゃうかもね(笑)」と言いながら下降線を描くジェスチャー。しかしながら、その表情はやはりすがすがしく、自信がみなぎっているように見える。「これからの作品づくりで大事にしていきたいのは、どんな監督と組むか、どんな物語を語るか、そして自分が観たいと思える映画になるかどうか。娯楽性があったり、考えさせられたり、何かを与えてくれるものがいいね。いまは新しい世界を迎えるにあたり、オープンな気持ちでいる。もしかしたら、新しい世界には何もないかもしれないけど(笑)。それに、劇場に戻って舞台にも立ちたい。この17年間はいつも映画が控えていたから、なかなか舞台をやることができなかったんだ。映画にせよ、舞台にせよ、とにかく自分の挑戦になるような、納得のいく道を選んでいきたいね。いろいろ考えると、本当にワクワクしてくるよ。(ウルヴァリン役のためにしていた)毎朝3時間のトレーニングもしなくてよくなるし。それも僕にとってはすごく大きな変化だ(笑)」。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年06月02日誰もが知る“ジャパニーズ・ヒーロー”が、ハリウッドにより圧倒的スケールの超大作アクションとして生まれ変わった『パワーレンジャー』。このたび、主人公のレッドレンジャー(ジェイソン)を演じるデイカー・モンゴメリーとピンクレンジャー(キンバリー)を演じるナオミ・スコット、そしてディーン・イズラライト監督が初来日することが決定!さらに、レンジャーたちと相棒メカ=“ゾード”の大迫力アクションを収めた新映像<バトル編>も解禁となった。日本生まれ、アメリカ育ちのヒーロー、レッドレンジャーとピンクレンジャーを演じる2人。アメフト部のスター選手でありながら選手生命を絶たれてしまい、自分の存在価値に悩む高校生・ジェイソンを演じるのは、デイカー・モンゴメリー。オーストラリア出身で、『LOGAN/ローガン』の名優ヒュー・ジャックマンを輩出した演技学校、西オーストラリア・パフォーミングアート・アカデミー(WAAPA)を卒業したデイカーは、本作がハリウッドデビュー。“第2のヒュー・ジャックマン”との呼び声も高い、22歳の正統派イケメン俳優。Netflixオリジナルの社会現象ドラマ「ストレンジャー・シングス」シーズン2への出演も決定している。そして、学校中のだれもが憧れる女子グループのトップとして君臨しながら、些細な事件でその地位を追われ、孤立してしまうヒロイン・キンバリーを演じるのは、ナオミ・スコット。ロンドン出身で英版ディズニーチャンネルの「Life Bites」(原題)で女優デビューし、ディズニーチャンネルのミュージカル映画「レモネード・マウス」への出演や、巨匠スティーブン・スピルバーグによる大人気ドラマ「Terra Nova ~未来創世記」で主人公の娘マディ役を演じて注目を集めた24歳。『オデッセイ』にもちらりと出演していた。また、今回メガホンを取ったのは、本作が映画監督2作目となるディーン・イズラライト監督。南アフリカで生まれ、TVシリーズの「パワーレンジャー」を観て育ったという監督は、オリジナルにリスペクトしつつ、現代的なアプローチで本作を作り上げている。初来日となるデイカーは、「日本に行けることに、最高に興奮しています!素晴らしい人々、素晴らしい文化、パワーレンジャーのツアーを締めくくるのにふさわしい場所です。またすぐ会いましょう!」とコメント。同じくナオミも、「Hi Japan!全てのパワーレンジャーファンの皆様にお会いすることにとっても興奮しております。もうすぐ会えますね」と、来日を心待ちにしている様子だ。ハリウッドのこれからを担う若手俳優の2人とイズラライト監督は、7月3日(月)に開催されるジャパンプレミアに登場。なお、ジャパンプレミアには、彼らに加え、吹き替え声優を務める勝地涼、広瀬アリス、鈴木達央、山里亮太、古田新太が登場予定。あわせて到着した映像には、パワーレンジャーに選ばれた5人が、“ゾード”に乗りこみテンションMAXで出撃するシーンや、最強の敵であるリタ・レパルサ(エリザベス・バンクス)たちとのバトルシーンなど一瞬たりとも見逃せない内容が満載となっている。『パワーレンジャー』は7月15日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アラビアの女王愛と宿命の日々 2017年1月21日より新宿シネマカリテほか全国にて公開(C) 2013 QOTD FILM INVESTMENT LTD. ALL RIGHTS RESERVED.パワーレンジャー 2017年7月15日より全国にて公開Motion Picture Artwork (C) 2016 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.POWER RANGERS and all original names, original characters, distinctive likenesses thereof and original trademarks and logos are the exclusive property of Toei Company,
2017年06月02日爽やかな季節にはオープンエアでデートを楽しみたい! 今月の「映画ではじめるデートプラン」は、オープンエアのテラスで楽しむグルメなひとときを楽しむ、ちょっぴりクールな大人デートをご紹介。フォーカスしたのは東京ミッドタウンで展開されている「~テラスで楽しむ~○○とお酒」のフェア。都会の真ん中のテラスで優雅な気分を2人で楽しんで。注目の映画は、ヒュー・ジャックマンが演じる『X-MEN』シリーズにおいて最高の人気を誇るウルヴァリン(別名:ローガン)の最後の戦いを描いた『LOGAN/ローガン』。ミュータントの大半が死滅した2029年の近未来を舞台に、ミュータントの最後の希望である少女・ローラを守るため、迫りくる“最後”の死闘に身を投じる。しかし治癒能力を失った男は、もはや不死身の超人ではない。生身の人間としての“ローガン”を描いた「魂」の物語。ウルヴァリン最後の姿、そして“人間ローガン”がたどる壮絶な運命の終着点には…。先日来日したヒュー・ジャックマン自身も「これぞウルヴァリン映画の決定版だよ」と手応えを語った本作。シリーズの前作を見ていなくても楽しめるヒューマンドラマに仕上がっているので、カップルでぜひ、ヒュー最後のウルヴァリンを鑑賞して。本作は、六本木では「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」で鑑賞出来る。映画を観たら、お散歩がてら東京ミッドタウンへ。東京ミッドタウンでは、7月13日(木)まで、レストラン各店がこの時期におすすめする料理とお酒を組み合わせた「~テラスで楽しむ~○○とお酒」のメニューを提案するイベントを開催中だ。人気カジュアルイタリアン「ノック クッチーナ ボナ イタリアーナ」(ガレリア内ガーデンテラス2F)では、夏野菜のパスタと夏の果実酒カクテルのペアリングを提案。一皿にほぼ1本分のとうもろこしを使用した「佐賀のとうもろこしと鴨のスモークで「もろこし・ペペロンチーノ」スパゲッティーニ」(1,512円)と、スイカ、マンゴーなど夏果実を焼酎で漬け込んでソーダで割った「サングリ和ソーダ」(864円 グラス。仕入れ状況により果実の種類は変更あり。)で、夏の旬を感じるディナーを楽しめる。テラス席は予約可能。いまどきのリッチなグルメバーガーとカクテルのペアリングを提案するのは、シャンパンビストロ「オランジェ」(プラザ1F)。3時間かけて焼き上げた特製ローストビーフと、トリュフオイルを絡めた野菜、黒トリュフをトッピングした「トリュフ・ローストビーフ・バーガー with トリュフフレンチフライ」(1,706円)と、国産オレンジを生絞りしてつくるカクテル「orange ミモザ」(1,350円)をペアリング。旨みたっぷりの脂とトリュフオイルが香るグルメな一皿を、テラスでカジュアルに堪能したい。テラス席は当日予約可能。こちらは11時からランチでも利用できる。また、6月1日(木)東京ミッドタウンにオープンするベルギー発祥のベーカリーレストラン「ル・パン・コティディアン」もぜひチェックを。同店は、世界中のセレブに愛用されているオーガニック中心のヘルシーなベーカリーレストランで、従来のブレックファスト、ブランチメニューに加え、今回世界初のディナーメニューを展開することでも話題だ。ディナーメニューは、「37 Steakhouse & Bar」や「37 QUALITY MEATS」等の肉料理専門店を手掛ける株式会社スティルフーズの監修による上質なグリルメニューや、BIOワイン、オーガニックのオリジナルカクテルを充実させている。映画鑑賞時間に合わせて、朝食からディナーまで幅広い時間帯で利用できるのも嬉しい。屋外テラス席は32席用意。テラス席はフリー席で予約は不可。映画とテラスで楽しむ一杯。都心でのんびり過ごす、初夏にぴったりな映画デートを楽しんで。『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国にて公開。(text:Miwa Ogata)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年06月02日ヒュー・ジャックマンが自身“最後”のウルヴァリンを全身全霊で演じる『LOGAN/ローガン』。実は、本作で“卒業”するのはヒューのウルヴァリンだけではない。シリーズ開始当初からプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア役を務めてきたパトリック・スチュワートも、本作をもって“卒業”する。このたび、最後の作品について語るパトリックのインタビュー映像が到着した。“アメコミ映画初”となるベルリン映画祭での上映後にスタンディングオベーションが起き、全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」のトップ批評家による評価でも92%(5月30日付)という高評価を維持し続けている本作。先日の来日でも、ヒューは「ウルヴァリン映画の決定版になった」と自信をのぞかせていた。そして、ヒューと同様、17年にわたってチャールズ・エグゼビア、通称プロフェッサーXを演じてきたパトリック。チャールズは史上最強のテレパシー能力を持ち、他人の心を読んだり、記憶を操作したりできるキャラクターだ。かつてミュータントと人類の共存を願い、“恵まれし子らの学園”を設立したが、現在は衰弱して療養中の身。発作によるスーパーパワーの暴走を抑えるために薬を服用している。到着した映像でパトリックは、自身の役どころについて「介護者が必要」な状態になっていることを明かす。「長い間、基本的にはチャールズのほうがローガンを気にかけ寄り添っていた側だった。ローガンが自分の能力をきちんと制御し、抑制できるようにね」といままでの2人の関係をふり返りつつ、本作では、その2人の関係が逆転していることを説明する。それだけでなく、「出来事も登場人物の態度も関係性も予想外だ。そして最も強烈な魅力は基本原則の変化にあると思う。シリーズで慣れ親しまれてきた基本原則が覆る」と意味深に続ける。それが、「アメコミの常識を突き破る映画だ!」(USA TODAY)と言われる所以なのだろうか?しかし、これまでのシリーズとは全く違う視点から描かれてはいるものの、「誤解してほしくないのは、本作のウルヴァリンがいままでの彼とは全く違わないということだ」とパトリックは言う。「彼を取り巻く環境が変わっただけのことだ」と、まるでチャールズそのもののようにローガンについて分析している姿が印象的だ。早くも、「パトリック・スチュワートのオスカーノミネートに値する演技」(LRM)、「スチュワートの演技は過去最高だ」(MOVIEFONE)と、各メディアからはスチュワートの演技に絶賛の声が上がっている。さらに、17年共にそれぞれのキャラクターを演じてきたパトリックについて、ヒューもまた「彼はチャールズ役を楽しんでいる。彼の演技は美しく、奥深く、陰影があり、複雑で心に響く。時に驚くほど明快だ」と、一番近くで長い間その演技を見てきたことをふり返っている。ヒューのローガン/ウルヴァリンからの卒業はもちろん、パトリックのチャールズ/プロフェッサーXからの卒業も、胸に迫るものとなるに違いない。『LOGAN/ローガン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年06月01日「ストレンジャー・シングス」のミリー・ボビー・ブラウンが、明日から日本で公開される『LOGAN/ローガン』のローラ・キニー役のオーディションを受けていたことを明らかにした。「Variety」誌の企画「Actors on Actors」で、エヴァン・レイチェル・ウッドから「いままでで最高だったオーディション」を聞かれたミリーは、『ローガン』のローラ役を挙げた。このオーディションで自分が俳優であると心底実感できたことがとてもうれしかったという。「オーディションルームでヒュー・ジャックマンを攻撃したり、ジェームズ・マンゴールド監督が目の前に座っていたり。もう『オー・マイ・グッドネス』って感じだった」とミリーは大興奮したらしい。残念ながらこの役は年下のダフネ・キーンがゲットすることとなったが、「映画を観たわ。ダフネは素晴らしかった」とダフネのローラ役を潔く受け入れた。一方、ミリーにとって「最悪だったオーディション」は、母国語のイギリス英語ではなく、アメリカ英語で挑んだバービー人形のコマーシャルだったそうで、「時々思うのよね。イギリス英語を使うと、雇ってもらえないのかなって」との悩みも語っている。『LOGAN/ローガン』の大役は逃したが、2019年3月22日(現地時間)公開予定の『Godzilla:King of the Monsters』(原題)の主演に決定しているミリー。「これが私の映画デビューなの。すごく楽しみにしているわ。最高の出来になるだろうってことしか言えないわね」と意欲満々だ。(Hiromi Kaku)
2017年05月31日最後のウルヴァリン作品『LOGAN/ローガン』を引っさげ来日中のヒュー・ジャックマンが5月25日(木)、ジェームズ・マンゴールド監督とともに都内で会見を行った。ミュータントの大半が死滅した2029年の近未来を舞台に、不死身の治癒能力が衰え始めたローガンは、ミュータントの最後の希望である少女・ローラを守るため、迫りくる“最後”の死闘に身を投じる。ヒューを一躍ハリウッドスターに押し上げた当たり役、ウルヴァリンを演じるのは本作が最後となる。「コンニチワ、ニホンニキテ、スゴク、ウレシイデス!」と日本語で挨拶したヒュー。大の親日家と知られ、「何度来たかわからないほど大好きな国。僕の人生でも、最も訪れた回数が多いよ」と早速、日本愛を爆発させた。また、日本が本作を公開する最後の国となったことに「このプロモーションツアー、そして17年間演じ続けたウルヴァリンの旅。その終着点が、ここ日本であることに感謝したい」と感無量の面持ちだった。『ウルヴァリン:SAMURAI』の完成直後から、マンゴールド監督とともに本作の構想を練り始めたといい、「ウルヴァリンにとって、最もふさわしい結末は何か?監督と一緒に模索しながら、結果的には新鮮かつ深遠な、何より最高な作品に仕上がった。これぞウルヴァリン映画の決定版だよ」と強い手応え。「そもそも、こんなに長く演じることになるとは思っていなかった。楽しいパーティを退席する気分だけど、いまは安どと感謝の気持ちでいっぱいだよ。こんな最高の贈り物をもらったんだから」と作品の完成度に胸を張った。『ニューヨークの恋人』『ウルヴァリン:SAMURAI』に続き、ヒューと3度目のタッグを組んだマンゴールド監督も、「何よりもウルヴァリンというキャラクターを称える作品にしたかった」と思い入れは格別。本作は「X-MEN」シリーズ全体でも、最も硬派でハードボイルドな“大人向け”の作品として、世界中で絶賛されており、「ありがちなヒーロー映画にしたくなかった。最近の大作は、まるでキャンディのように、口に含んだ瞬間に溶けてなくなってしまう。だから、今回は社会的なテーマも盛り込みながら、大胆かつ挑戦的なアプローチをとったんだ」と話していた。『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年05月25日主演映画『LOGAN/ローガン』(6月1日公開)のPRで来日している俳優のヒュー・ジャックマンが24日、自身のインスタグラムで、シドニー発のダイニング「bills 銀座」を訪れたことを報告した。ヒューは、同店で朝食を満喫。NYタイムズで「世界一の卵料理」と評された「オーガニックスクランブルエッグ」にアヴォカド、ハロウミチーズ、ベーコン、フェンネルソーセージ、マーマレードをトッピングしたメニューを味わったという。インスタグラムでは、「A flat white @billsjapan ... it’s going to be an awesome day!」というコメントを添えて、オーストラリアやニュージーランドで一般的なコーヒー「フラットホワイト」を手に撮影した自身の写真を掲載した。25日8時半時点で約54万の「いいね!」が押され、「日本を楽しんで」「かっこいい!」など、ファンからメッセージが殺到している。(C)Petrina Tinslay
2017年05月25日俳優のヒュー・ジャックマンが24日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた主演を務める「ウルヴァリン」シリーズ最新作『LOGAN/ローガン』(6月1日公開)の来日レッドカーペットイベントに、ジェームズ・マンゴールド監督と共に登場した。親日家で知られ、これまで何度も来日を重ねてきたヒュー。1年7カ月ぶりの来日にレッドカーペットに駆けつけたファン800人から大歓声が沸き起こるなか、今回もサインや写真撮影など熱心にファンサービス。「アリガトウ!」などと声もかけながら日本のファンを喜ばせた。途中、サイン入りTシャツの投げ入れも行い、そのたびにファンは大興奮。また、ファンサービス中に、カメラを構えた報道陣がいい写真を撮れるように、何度も顔を向けたり、カメラに向かってピースサインをしたり、報道陣に対しても神対応を見せ、「ありがとう!」とヒューへの感謝の声があがった。大ヒットシリーズ「X-MEN」において最高の人気を誇る"ウルヴァリン"ことローガンを、17年にわたり9度演じたヒュー。ステージ上でのトークタイムでは、最後となる『LOGAN/ローガン』が「最も挑戦的で、楽しく、やりがいがあった作品」だと言い、「この役をやってこられてラッキーだったということ非常にわかるし、自分がどれだけ恵まれていた状況だったかということを確認しました」と感慨深げに語った。また、ウルヴァリンのコスプレ姿のファンを見つけると、「ウルヴァリンを引き継ぐ人がここにいた! 日本のウルヴァリン!」と大きな声でファンを称えたヒュー。熱い声援に「ドウモアリガトウ!」と感謝の言葉も繰り返した。
2017年05月24日『X-MEN』の人気キャラクター「ウルヴァリン」のスピンオフシリーズ最新作『LOGAN/ローガン』の来日レッドカーペットイベントが5月24日(水)、六本木ヒルズアリーナにて行われ、ヒュー・ジャックマン、ジェームズ・マンゴールド監督が集まった日本のファンの声援に応えた。大歓声で迎えられたヒューは、「ありがとう」「センキュー」と言いながらファンの自撮りに笑顔で応じたり、ときにはピースサインを繰り出すなど、大盤振る舞い。時折、サプライズでその場で自身のサインをしたTシャツを投げるなどの、出血大サービスまで行った。『LOGAN/ローガン』は、ミュータントの大半が死滅した2029年が舞台。不死身の治癒能力が衰え、ひっそりと運転手を生業に暮らしているローガン(ヒュー)の元に、強大な武装集団に追われるローラ(ダフネ・キーン)が現れる。少女を救うべく、「エデン」まで届けることになったローガンは、いつしか命がけの闘いに身を投じていく。すでに公開された全米では3日間で8,530万ドル(約97億円)を記録、全世界では6億ドル(約650億円)を突破、シリーズの中でNo.1興行収入を叩き出し、日本公開にも期待がかかっている。本作で最後のウルヴァリンを演じることになったヒューは、17年間やってきた作品について、「本当に苦しかったこと、最も挑戦的だったこと、楽しかったこと、やりがいがあったのは、『LOGAN/ローガン』を作ることでした。今回が9作目で最後だと思うと、本当にこの役をやってこられてラッキーだった、自分がどれだけ恵まれていたかを改めて確認しました」と、万感の思いを込める。さらに、日本という土地について特別な思いがあると明かし、「17年間かけて続けてきたストーリーを、(プロモーションの)最後の地として、ここ日本で迎えられるのはとてもふさわしいと思います。2000年に『X-MEN』で初めて来たのが日本、そのときに息子が生後3か月で、にっこり微笑んだのが日本でした。私にとっても家族にとっても、日本は本当に特別です、ありがとうございます!」と、ヒューは集まった日本のファンへありったけの愛情をスピーチ。場内では割れんばかりの拍手が起きた。この日は、これまでのローガンの活躍を記念して、ヒューとジェームズ監督の手形を刻むセレモニーも実施された。『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国公開。(cinamacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年05月24日全米で公開され3日間で約97億円、全世界で約650億円を突破しシリーズの中でNo.1を記録している『LOGAN/ローガン』。この度、日本公開に先駆けて、“最後”のウルヴァリンを演じるヒュー・ジャックマンが1年7か月ぶりに来日。5月22日(月)15時20分頃、成田空港に到着し、ファンの出迎えに笑顔で応えた。ミュータントの大半が死滅した2029年の近未来。長年の激闘で心身ともに疲れ果て、不死身の治癒能力が衰えたローガンは、生きる目的さえも失ったまま荒野の廃工場でひっそりと暮らしている。そんなローガンの前に現れたのは、強大な武装集団に追われるローラという少女。ミュータントの最後の希望であるローラの保護者となったローガンは、アメリカ西部からカナダ国境を目指して旅立ち、迫りくる最強の敵と命がけの闘いに身を投じていく――。この日、夏のような暑さにもかかわらず、ウルヴァリンとして最後の来日を果たすヒューを出迎えようと、ファン400人以上が成田空港に詰めかけた。いまかいまかと待ちわびるファンの前にヒューが姿を現すと「ヒュー!」「I LOVE YOU!」と大きな歓声が沸き、ファンの興奮はMAXに!ヒューは「私は日本に来られてとても嬉しいです。ありがとうございます!」と流暢な日本語で報道陣にコメント。集まったファンに丁寧に握手やサイン、記念撮影など15分ほどファンサービスをし笑顔でその場を後にした。ヒューは、ジェームズ・マンゴールド監督とともに5月24日(水)、25日(木)に実施される“最後のウルヴァリン”に相応しい大規模レッドカーペットイベントや記者会見に登壇予定だ。『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年05月22日すでに全世界で6億ドル(約650億円)を突破し、「ウルヴァリン」シリーズの中でもNo.1の大ヒットとなっている『LOGAN/ローガン』。主演のヒュー・ジャックマンの来日も間近に控える本作を記念して、5月24日(水)より六本木ヒルズにて、本作の世界観とヒューが演じてきたウルヴァリンを堪能することができる「ローガン展」の開催が決定した。大ヒット・シリーズ『X-MEN』において最高の人気を誇る“ウルヴァリン”ことローガン。スパイダーマンやアイアンマンらとともに2000年代以降のアメコミ映画の隆盛を牽引してきた孤高のヒーローだ。アメリカのエンターテインメント情報誌「The Hollywood Reporter」の“50人の偉大なスーパーヒーロー”では、No.1に選出されるほどの高い人気を博している。ヒューが17年に渡り、カメオ出演も含めて9度も演じてきたウルヴァリン/ローガンは、アイアンマンのロバート・ダウニ-・Jr.や初代スーパーマンを演じたクリストファー・リーブを大きく引き離し、映画でスーパーヒーローを演じた最多回数となる。そんなヒューが、本作で思い入れあるキャラクターに別れを告げる。24日(水)より実施される来日も、自らのSNSで日本語を交えて報告するなど、親日家としても有名なヒュー。『ウルヴァリン:SAMURAI』では本格的に日本でロケを敢行したほど。そんなヒューの“卒業”を惜しむべく開催される「ローガン展」では、2000年公開の『X-メン』から本作まで、ローガンの軌跡を追った画像や、本作の撮影で実際に使用されたローガンのドッグタグや、SNSでも話題になったローガンの“老眼鏡”、謎の少女ローラのサングラスや靴、ウルヴァリンのフィギュアやアダマンチウムの銃弾、過去作で使用されたウルヴァリンの葉巻やライターなどの小道具も展示される予定。さらに、ヒューの来日時には、本作の世界観をイメージしたレッドカーペットイベントで彼のハンドスタンプを実施し、25日以降の「ローガン展」で掲出される予定という。ヒューが万感の思いを込めて最後に体現したのは、“生身の人間”としてローガンの心の葛藤。公開まで本展でヒューが演じる最後のウルヴァリンに思いを馳せてみては?「ローガン展」は5月24日(水)~5月28(日)11時~19時、六本木ヒルズ 大屋根プラザにて開催。※入場無料『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:LOGAN/ローガン 2017年6月1日より全国にて公開(C) 2016 TWENTIETH CENTURY FOX
2017年05月19日俳優のヒュー・ジャックマンが"最後"のウルヴァリンを演じるマーベル映画最新作『LOGAN/ローガン』(6月1日公開)の世界観および、ジャックマンが演じた9度のウルヴァリンを堪能することができる「ローガン展」(入場無料)が、5月24~28日に東京・六本木で開催される。予告編などでローガンが老眼鏡をかけている姿に、SNSで"老眼のローガン"などと盛り上がっているが、同展では老眼鏡の展示もあるという。大ヒットシリーズ「X-MEN」において最高の人気を誇る"ウルヴァリン"ことローガンは、スパイダーマン、バットマン、アイアンマンらとともに2000年代以降のアメコミ映画の隆盛を牽引してきた孤高のヒーロー。さらに、アメリカのエンタテイメント情報誌The Hollywood Reporterの"50人の偉大なスーパーヒーロー"で、No.1に選出される程の人気に押し上げたのは、ジャックマンの功績と言っても過言ではない。17年に渡り、9度演じるというのは、アイアンマンのロバート・ダウニ-・Jr.やスーパーマンを演じたクリストファー・リーブを大きく引き離し、映画でスーパーヒーローを演じた最多回数。そんなジャックマンが、本作でついに"ウルヴァリン"に別れを告げる。24日より実施されるPRのための来日も自らのSNSで日本語を交えて報告するなど、親日家としても有名なジャックマン。『ウルヴァリン:SAMURAI』では本格的に日本でロケを敢行した。六本木ヒルズの大屋根プラザにて行われる「ローガン展」では、『X-メン』から本作までローガンの軌跡を追った画像や、本作の撮影で実際に使用されたローガンのドッグタグやメガネ、ローラのサングラスや靴、ウルヴァリンのフィギュアやアダマンチウムの銃弾、過去作で使用されたウルヴァリンの葉巻やライターなどの小道具も展示される予定。さらに、ジャックマン来日時に行われるレッドカーペットイベントで、ジャックマンのハンドスタンプを実施し、25日以降にローガン展で掲出予定だ。(C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation
2017年05月19日ヒュー・ジャックマンが“最後”のウルヴァリンを全身全霊で演じるマーベル映画最新作『LOGAN/ローガン』の6月の公開を記念して、日本中でロケを敢行し、真田広之、TAO、福島リラと日本人俳優が活躍する『ウルヴァリン:SAMURAI』が6月9日(金)に「金曜ロードSHOW!」にて地上波初放送されることが決定した。『X-MEN』シリーズスピンオフの最新作『LOGAN/ローガン』は、“最後のウルヴァリン”を描く、まさに“最終章”。ミュータントがほぼ絶滅し荒廃した近未来を舞台に、治癒能力を失いつつあったローガンが、最後のミッションである絶滅の危機にあるミュータントの唯一の希望となるローラという謎めいた少女を守るために奮闘する物語を描く。ウルヴァリン(ローガン)は、『レ・ミゼラブル』で知られるヒューが7作にわたって演じてきた『X-MEN』シリーズの大人気キャラクター。そんなあらゆるものを切り裂く鋭いかぎ爪と超人的な治癒能力を持つ孤高の戦士ウルヴァリンが、『ウルヴァリン:SAMURAI』で日本に上陸!東京都港区の増上寺を借り切った大規模な撮影をはじめ、新宿駅の地下通路、秋葉原、広島県鞆の浦、愛媛県今治市など、日本中でロケが行われた作品だ。馴染み深い風景の中をウルヴァリンが駆け抜ける様は、観ているだけでテンションが上がること間違いなし。また、本作でウルヴァリンの前に立ちはだかるのは、真田広之演じる剣術の使い手・シンゲン。ヒューと真田さんの緊迫の殺陣シーンは見逃せない!そのほかパートナーのユキオ役には『ゴースト・イン・ザ・シェル』で芸者ロボットを演じた福島リラ、ウルヴァリンと恋に落ちるマリコ役には『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に出演したTAOがキャスティング。2人の女優の活躍にも注目して。金曜ロードSHOW!『ウルヴァリン:SAMURAI』は6月9日(金)21時~日本テレビにて放送。『LOGAN/ローガン』は6月1日(木)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年9月13日よりTOHO シネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Fox.
2017年05月19日