レストランジャーナリストの犬養裕美子さんがおすすめのお店をご紹介。今回は、老舗ビストロ「BISTROT DE LA CITE(ビストロ・ド・ラ・シテ)」のサラダ・シテです。***1973年オープン、日本のビストロの草分けも今年で42年目。実は、この店は私のビストロデビュー店でもある。驚くのは30年前に初めて行った当時と現在で、店内の雰囲気はほとんど変わっていないこと。パリにもこれだけレトロなビストロは今や存在しない。ところが料理は決して古びないのがスゴイところ。その理由は、オーナーの関根進氏が自ら“シテ”の味を任せるシェフを選びだすから。そのポイント は?「1、好き、嫌いがないこと。2、様々な要望にも応えようとする柔軟性。3、声が大きいこと!」。今や料理の腕は誰もがなかなかのもの。一番大切なのはお客様においしい料理を出したいという強い気持ちなのだ。「その点、9代目江畑は非常に頼もしいよ」。今年2月から9 代目シェフに就任した江畑雄一シェ フは32歳。流行のモダンフレンチではなく、定番を基本に、自分の個性も出していきたいという。「このサラダだけは初代から変えていませんでした。ただ、江畑は温かい前菜も入れたい、と提案してきたので」。豚舌のコンフィ、キャラメリゼしたアンディーヴなどを入れたところ、常連からも大好評。この一皿でシテの歴史がわかるというスペシャリテ。江畑新シェフの仕事もしっかりと加わり、まさに看板メニュー。◇いぬかい・ゆみこレストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。◇BISTROT DE LA CITE(ビストロ・ド・ラ・シテ)東京都港区西麻布4 - 2 -10TEL:03・3406・547512:00~14:00LO、18:00~22:00LO月曜休昔から揃えているグランヴァンも潜んでいるワインもぜひ。※『anan』2015年5月27日号より。写真・清水奈緒取材、文・犬養裕美子
2015年05月25日パナソニックは5月22日、スチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ」の最上位モデル「NE-BS1200」について、発売日を延期すると発表した。当初、6月1日に発売する予定だったが、6月20日に変更する。NE-BS1200は3月17日に発表されたスチームオーブンレンジ。発表当初、6月1日とされていた発売日を6月20日に延期する。液晶画面の一部誤表示に関するプログラムを修正するため。NE-BS1200は、新形状の3Dアンテナを搭載し、マイクロ波をらせん状に放射する「サイクロンウェーブ加熱」を採用。サイクロンウェーブ加熱ではマイクロ波が食品中央付近から周囲へ広範囲に行き渡るため、解凍ムラを抑えられる。また、発酵・予熱をせず10分でピザやパンを焼き上げる「かんたんピザ・パン」メニューを新たに搭載した。推定市場価格は税別170,000円前後だ。
2015年05月22日東京都・葛飾のHHH galleryは、UKのイラストレーター ジェームス・ジャービスの個展「No More Negative Space」を開催する。開催期間は4月25日~5月31日まで(土日祝のみオープン)、開場時間は12:00~20:00、入場は無料。同展は、UKのイラストレーター ジェームス・ジャービスの日本では15年ぶりとなる個展で、2013~15年までのドローイング作品50点以上を一挙に展示。そのほか、本展のために制作した300部限定のzine(約60ページ)やオリジナルTシャツを販売する。そのほか、4月26日には、誰でも参加できるオープニングレセプションを開催(14:00~19:00すぎ)。15年ぶりの個展を記念して、エアブラシによる大判作品のライブペイントを行う予定になっている。ジェームス・ジャービスは、1970年ロンドン生まれのイラストレーター。コカコーラ、MTV、ナイキ、ソニーといった各国のクライアントと仕事をしながら、1998年にカルト的ブランド「SILAS」のアイコン的キャラクター「Martin」を誕生させ、世界的に知られるようになる。日本では、スポーツ振興くじ「toto」のマスコットキャラクター、MTVのID映像「Bro Down」(2012年)などを手がけている。また、「HHH gallery」は、2014年3月21日にオープンしたギャラリー。HAROSHIとUSUGROWという国内外で活動するアーティスト2人と、ドイツの美術出版社「ゲシュタルテン」の日本支部を務める半澤順子、ポストロックバンド「toe」のギタリスト・デザイナーの山嵜廣和、映像作家のMINORxU、写真家の松島幹など、さまざまな分野で国内外のアートシーンに携わるメンバーによって、世界中からセレクトしたアーティストやカルチャーを紹介。4月12日まで開催されていたプレオープン特別展「HAROSHI wait what」では、運営メンバーであり、使い古されたスケートボードを素材に彫刻作品をつくりだすアーティストでもあるHAROSHIが、高さ約1.5メートル、重さ約100キロという大作「middle finger」を披露した。
2015年04月24日パナソニックは3月17日、「サイクロンウェーブ加熱」で冷凍肉などをムラなく解凍できるスチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ NE-BS1200」を発表した。発売は6月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別170,000円前後だ。NE-BS1200は、新形状の3Dアンテナによって、マイクロ波をらせん状に放射する「サイクロンウェーブ加熱」を採用したスチームオーブンレンジ。従来のマイクロ波では食品の周囲から解凍されやすく、温度ムラが大きくなりがちだったが、サイクロンウェーブ加熱ではマイクロ波が食品中央付近から周囲へ広範囲に行き渡るため、解凍ムラを抑えられる。さらに、独自の「64眼スピードセンサー」によって、温度だけでなく、食品の大きさや分量、種類も判別し、状況に応じて自動で解凍を制御する。これらにより、ムラを抑えながら冷凍肉などを解凍できる「芯までほぐせる解凍」を実現した。また、発酵・予熱をせず10分でピザやパンを焼き上げる「かんたんピザ・パン」メニューを新たに搭載。高火力な光ヒーターと、サイクロンウェーブ加熱によるマイクロ波の自動制御によってグリル皿を集中的に加熱するメニューだ。そのほか、カラータッチ液晶に材料や作り方などを画像とともに表示する「みんなの料理教室」機能を持つ。みんなの料理教室には、子どもと一緒に楽しめるデコレーションメニューが多い「キッズ」や、手軽な準備で作れて食べごたえのあるメニューが多い「男前」など3コース18メニューを掲載している。外形寸法はW494×D435×H390mm、庫内寸法はW394×D309×H225mm、庫内容量は約30L。重量は約20kg。消費電力はレンジ使用時で1.38kW。スチームヒーターの出力は1.0kW、グリル/オーブンの消費電力・ヒーター出力は1.38kW・1.35kW/1.40kW・1.38kW、オーブンは80~300℃で温度調節が可能だ(300℃運転時間は最大5分、自動で230℃に切り替わる)。発酵モードは30~45℃で温度を調節できる。本体カラーはルージュブラックとホワイトの2色。
2015年03月17日RISE GATE(ライズゲート)は18日、東京都渋谷区広尾に肉ビストロ「29 Bistro Gastros(ガストロス)」をオープンする。○肉の美味しさを味わえる同店は、世界中から美味しい肉を集めた"大人の肉ビストロ"。唸るほど美味しい肉を食べたいという人に向け、全国から選りすぐりの素材を集め、肉料理を中心とした大人のビストロ料理を提供する。熟成牛は、群馬県のブランド牛「赤城牛」を使用。 群馬県の赤城山麓で肥育された赤城牛を140日間エイジングさせることで旨みの元であるアミノ酸を多く含み、柔らかくきめ細やかな肉質が特徴である赤城牛の旨みを引き出したという。ディナータイムに提供する「マダム・ビュルゴーのシャラン鴨」は、フランス・シャラン地方の鴨の中でもジューシーで甘みがあり、コク深い味わいと言われる肉。その他、長野県産の黒羊サーフォーク(ラム)、岩手県産短角牛のフレッシュ、群馬県産の愛豚や四万十川の最大支流沿いで育った鬼北の熟成きじなど、日替わり、月替わりで肉料理を提供する。主なメニューは、「本日のお勧め肉の盛り合わせ」(7,000円)、「熟成牛のローストビーフサラダ仕立て」(1,600円)、「熟成豚のリエットメルバトーストを添え」(700円)、「完全無農薬のこだわり農家から春野菜の盛り合わせ」(1,800円)、「フランス・ロワール産ホワイトアスパラガスのボイルポーチドエッグと生ハム添え自家製マヨネーズで」(2,400円)、「穴子のテリーヌミルフィーユ仕立て」(1,500円)、「自家製ソーセージ」(800円)、「バナナのキャラメリゼ塩キャラメルのソース」(950円)、「イチゴとマスカルポーネのムースフレッシュイチゴを添えて」(1,000円)など。ランチタイムには、週末(土・日)のみ1日20食限定で「赤城牛140日熟成の極厚ローストビーフ」(1,800円・税込/150g)を提供。平日は、「熟成牛100%の自家製ハンバーグランチ」(1,500円・税込)などを用意する。場所は東京都渋谷区広尾5-1-20-B1F。営業時間は11時30分~14時(L.O.13時30分)、17時~24時(L.O.23時)。※注記のないメニューはすべて税別価格。情報は掲載時のもの
2015年03月16日フレッシュハンドメイドコスメ「ラッシュ(LUSH)」は3月15日、洗顔ソープ「モービス」(100g/1,000円)を発売する。「モービス」は小麦が持つ様々な栄養素に注目した新感覚の洗顔ソープ。小麦全粒粉のパンを砕いて加えるという斬新な発想により、ソフトなスクラブが古い角質や汚れを優しく取り除いてくれる。更に、見た目も小麦全粒粉のパンそっくりに仕上げられた。なお、商品名の「モービス」は、創立メンバーの1人であるMoの名前をもじったもの。彼女が焼いたパンが、イギリスの定番食パン“Hovis”に似ていたことに由来している。その他、ホップオイルに含まれたビタミンEが肌を柔らかく整え、ラブダナムとサンダルウッドのエッセンシャルオイルが爽やかな香りを演出。サンフラワーオイル、カカオバター、ココナツオイル、ウィートジャムオイルなど、配合された植物由来の原材料とともに肌を優しく洗いあげる。取り扱いはラッシュの各店舗、及び通信販売を予定。
2015年03月11日日本KFCホールディングスグループの日本ケンタッキー・フライド・チキンは2月5日、「ビストロ風ハンバーグサンド」を、全国のケンタッキーフライドチキン(KFC)店舗で発売する。○ビーフとポークのハンバーグサンドが、ケンタッキーに初登場同商品は、ビーフとポークの肉厚でジューシーなハンバーグを使用したサンド。ビーフとポークのハンバーグを使用したサンドの販売は日本のKFCとして初。数量限定のため、なくなり次第終了となる。ハンバーグはビーフ7割とポーク3割で作った黄金比率のものを採用。店のスチームオーブンを使ってじっくり焼き上げるため、ふっくらジューシーで肉厚、大きな存在感を放つという。マッシュルームを隠し味に加えた濃厚で芳醇なデミグラスソースをかけ、シャキッとした食感のレタス、特製の「アリゴ」風ソースと一緒に全粒粉バンズではさみ、ボリューム感のあるサンドに仕上げた。「アリゴ」風ソースは、マッシュポテトにチーズを合わせた、フランス中南部の郷土料理「アリゴ」をイメージしている。パッケージは、ボリュームのあるサンドでも食べやすい袋状にし、ミシン目のついた開け口を設け、ビストロ風の高級感をイメージしたデザインとした。価格は490円(税込)。また同商品の発売に合わせ、人数に合わせて選べるセットや、パックも販売する。さらに、同商品の誕生を記念して1月22日にティザーサイトを公開し、「ビストロ風ハンバーグサンドツイートキャンペーン」を開催。「ビストロ風ハンバーグサンド」のツイート数に応じて、"超一流シェフの極上ランチ・ディナーコース"が当たるツイートキャンペーンを展開中。
2015年01月31日ウイルス対策や不正サイトブロックなど様々な機能を搭載した総合セキュリティソフトの最新バージョン「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」(以下、カスペルスキー 2015)が登場した。これまで提供してきた機能をさらに進化させ、新たな機能も搭載した同製品を実際に使ってみたので紹介しよう。○多層防御でPCを徹底的に守る!!まずは"どこが新しくなったのか"を中心に「カスペルスキー 2015」の特徴を説明する。その後、すでにセキュリティ対策が施されたノートPCに同製品をインストールし、その結果を紹介していきたい。さて「カスペルスキー 2015」は、ウイルス対策、Webセキュリティ、ファイアウォールなどのセキュリティ機能を統合した総合セキュリティソフトだ。その大きなポイントは「多層防御」の考え方にある。ウイルス対策では、メール、Webサイト、USBデバイスなど、さまざまな経路から侵入するマルウェアを検知して駆除するだけでなく、マルウェアが悪用するOSやアプリケーションの脆弱性をスキャンし、その脆弱性を悪用する攻撃をリアルタイムで遮断する。すでに知られているマルウェアだけでなく、未知のマルウェアも検出できる。重要な新機能としては、ランサムウェア対策を強化した点が挙げられる。ランサムウェアは、PCを使用不能にしたり、ファイルを暗号化して使えなくしたりして、「人質」をとって身代金を要求する悪質なマルウェアだ。ランサムウェアに感染すると、金銭を要求するポップアップが出て、操作を受け付けなくなる場合があるが、「カスペルスキー 2015」では、あらかじめ決めておいたショートカットキーを押すとポップアップを消去して、ランサムウェア自体も削除する「不正ロック対策」を強化した。さらに、すべてのプログラムの動作を監視する「システムウォッチャー」機能を備えており、レジストリやシステムファイルが改ざんされた場合も復元できるようになっている。同機能では、新たにユーザーファイルも監視対象となり、ランサムウェアに自分のファイルを暗号化されて、使えなくなるという状態にも対応した。暗号化以前の状態に復元できるので、データが改ざんされても元に戻すことができる。このように、多段階でマルウェアをブロックすることで、より安全性を高めているのが「カスペルスキー 2015」だ。その性能は折り紙つきで、世界的に権威ある9つの独立評価機関、6つの専門誌によるマルウェアの検知やパフォーマンステストなどさまざまな比較テストでの評価において、1位になった回数が41回と、対象16製品の中で最も多かった。加えて、「AV-Comparatives」のProduct of the Year 2013を22製品の中で単独受賞するなど評価は高い。マルウェアだけではない。偽サイトに誘導して個人情報やオンラインバンキングの金銭を奪うなどの攻撃を行うフィッシングサイトも、既知のものも未知のものも遮断してくれる。2013年には、全世界で6億以上のフィッシングサイトを実際に遮断したという。既知のフィッシングサイトは、豊富なURLのデータベースをもとにしており、最新情報はすぐにクラウド経由で配信され、常に更新されている。未知のフィッシングサイトも、URLを元にフィッシングサイトを検知するほか、コンテンツベースの検知技術もさらに強化した。さらに、偽のショッピングサイトへのアクセスをブロックする機能も搭載。警察庁が提供する偽サイトのURLデータと連携しており、安心してインターネットショッピングができるようになっている。もうひとつの重要な機能が「ネット決済保護」機能。最近は特にオンラインバンキングでの不正送金が問題となっており、2014年上半期だけで、過去最高だった昨年の被害額を上回る18億5,200万円もの被害が発生している。よく使われるのが偽サイトに誘導してIDとパスワードを盗む手口だが、「カスペルスキー 2015」では、前述のフィッシング対策に加え、SSL証明書をクラウドのデータベースから検証することで、不審なサイトかどうかを見分けられるようになっている。さらに、クリップボード内のデータを盗み見て、IDとパスワードを盗む攻撃を遮断できるようになった。こうしたIDやパスワードの盗難は、偽サイト経由だけでなく、無線LAN経由で盗まれる場合もある。無線LANは通常、暗号化して外部からデータを盗み見られないようにするが、公衆無線LANスポットの中には、暗号化されてないスポットもある。こうしたスポットに接続して個人情報などの重要なデータをインターネットに送信すると、その内容を盗聴され、IDやパスワードが漏えいする、といった危険性もある。そのような危険性に対応すべく、「無線LAN安全診断」機能も追加。接続した際に警告をポップアップして、安全性に注意を促すようになった。暗号化されてない無線LANスポットは、旅行者などにとっては利便性が高いが、いろいろな危険性が考えられるので、警告を見たら別のものを利用するようにしたい。こうしたさまざまな機能によって、「カスペルスキー 2015」は、さらに安心感の高い総合セキュリティソフトに仕上がっている。それでいながら、動作は軽快でメモリ使用量も抑えられており、普段の作業を邪魔することなく、セキュティを確保できるのも嬉しいところだ。○マルウェアも脆弱性もインターネット決済もすべて保護それでは実際に使ってみよう。今回は2013年に発売され、原稿執筆時まで使われていたノートPCに、「カスペルスキー 2015」を導入してみた。このノートPCは数年前に発売されたモデルで、OSはWindows 7。購入時にバンドルされていたメジャーなセキュリティソフトをそのまま使い続けている。こちらに「カスペルスキー 2015」をインストールしてみた。まずソフトウェアを起動すると、ホワイトを基調としたすっきりとした4つの大型のボタンが並ぶスタート画面が表示される。フラットかつ大きめのユーザーインタフェースとなっており、タッチパネル搭載のWindowsマシンでも操作しやすそうだ。インストールしたら、最初に完全スキャンを行おう。今まで別のセキュリティソフトをインストールしていた場合でも、今までは検出できなかったマルウェアが新たに検出できることもあるからだ。さらに、「便利ツール」にある「ぜい弱性スキャン」「プライバシークリーナー」「Internet Explorer設定診断」「Windows設定診断」もそれぞれ実行しておくのがおすすめだ。「ぜい弱性スキャン」は、ソフトウェアやOSの脆弱性を検索して通知してくれる機能。使っているソフトウェアに脆弱性があったら指摘してくれるので、マルウェアに狙われる前にアップデートしておくことができる。また、Windowsが脆弱な設定になっている場合も指摘してくれる。今回前述のノートPCに「カスペルスキー 2015」を導入して、既存ソフトでは発見できなかった脅威が見つかった。バージョンアップなどを行っていたつもりだったが、実際にチェックしてみると脆弱性のあるソフトウェアが存在していたのだ。これは今までのセキュリティソフトではチェックできなかった部分だ。このほか、便利ツールから選択できる筆者オススメ機能も紹介しておく。「プライバシークリーナー」は、Webブラウザの履歴やログなどを削除してくれる機能。自分一人で使っているマシンならそれほど問題ではないが、中にはマルウェアが履歴を送信する可能性もあり、不安なら指示に従って削除するといい。「Internet Explorer設定診断」と「Windows設定診断」は、「ぜい弱性スキャン」と同じ脆弱な設定を指摘してくれる機能で、個別に診断したい場合に利用する。こうした機能は、他のセキュリティソフトにはない場合も多いが、脆弱性や脆弱な設計は、マルウェアに狙われやすい。きちんと設定しておくといいだろう。このほか、ネット決済保護機能についても触れておきたい。同機能は、PayPalなどオンラインバンキング/決済システム利用時の安全性を向上するもの。アクセスしようとしているオンラインバンキング/決済システムが安全に利用できるかを確認。その上で、個人情報の漏えいを防ぐために、ネット決済保護機能が適用されたモードで決済サイトを表示することができる。「カスペルスキー 2015」は、マルウェア対策はもとより、インターネットに関わるさまざまな危険からPCを守ってくれる総合セキュリティソフトだ。本稿で紹介した通り、他のセキュリティソフトでは発見できなかった脆弱性を発見することもできる高性能なソフトウェアだ。あの手この手で迫ってくる攻撃に対して、幅広く、しかも確実に対応してくれる。無料の体験版もあるので、今使っているセキュリティソフトと比較してみてはいかがだろうか。
2014年12月08日ペルノ・リカール・ジャパンが展開するスピリッツ「ペルノ アブサン」は10月18日、東京都・駒沢のブックス&ギャラリー「Snow Shoveling(スノウショベリング)」にて、同商品を楽しむ一夜限定のイベント「Pernod Absinthe Night(ペルノ アブサン ナイト)」を開催する。「ペルノ アブサン」は、1805年に誕生し、ピカソ、ゴッホといった芸術家や著名人に愛飲されたスピリッツ。さまざまな理由から、1915年より製造・販売・流通が禁止となっていたが、2011年に禁止令を撤廃する法律が制定。誕生当時のオリジナルレシピに回帰し、2014年3月から再び販売している。このほど開催するイベントは、マガジンハウス発行「Hanako FOR MEN」のVol.13『男はBAR』号からのスピンオフイベント。恵比寿で多数のアブサンを取りそろえたバー「Bar Tram」を展開するスモールアックス代表伊藤拓也氏を迎え、Snow Shovelingの中村秀一氏と共に、「ペルノ アブサン」の歴史や18世紀初頭のアート・文学などのカルチャー、国内外のBARやカクテルなどについてトークをくり広げる。また、「ペルノ アブサン」を使ったカクテルも紹介。テイスティングも楽しめる。開催日時は10月18日の18:00~20:00。参加費は500円(税込/カクテル代含む)。事前申込制で、参加費は当日受付で支払い。なお、アルコールを提供するため、参加は満20歳以上限定となる。
2014年10月14日●カスペルスキー 2015の新機能・機能強化カスペルスキーは、新バージョンとなる「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」を発表した。本稿では、都内で開かれた記者発表会における製品説明の内容をレポートする。○IT上の脅威から世界を守る最初に登壇したのは、代表取締役社長の川合林太郎氏である。「Save the World」の実現のために、カスペルスキーが取り組む項目などを紹介した。単に製品の品質だけでなく、取締機関との協力により、サイバー犯罪を撲滅する活動なども紹介した。かねてより、カスペルスキー製品は、高度な検知力などで定評が高かった。最近、国内では、オンラインの不正送金が猛威をふるっている。それに対し、カスペルスキーは、Effitasのオンライン取引の安全認定などでも好成績であったことが報告された。また、今後のコンシューマ製品のロードマップとして、図4を披露した。年内に、iOS向けのセキュリティブラウザ、来年にはパスワード管理ツールが予定されている。アカウントリスト攻撃などのように、ID・パスワードの使い回しによる被害も急増している。その意味では、順当ともいえる製品のリリースとなるだろう。○カスペルスキー 2015の新機能・機能強化次いで、製品本部プロダクトマーケティング部コンシューマープロダクトマーケティングマネージャーの井手さとみ氏が新機能などを紹介した(図5)。まずは、Webカメラののぞき見防止機能である。いずれかのプログラムがWebカメラにアクセスを行うと、ポップアップ通知が行われる(図6)。米国では、Webカメラを悪用した、私生活の暴露などが行われている。こういった危険を防ぐことができる。もう1つの新機能は、無線LAN安全診断である(図7)。公共施設などでは、無料で利用可能は無線LANのアクセスポイントが用意されていることが多くなった。その一方で、暗号化が十分でなかったりすることもある。具体的には、パスワードが平文で送られてしまうといったこともある。便利かもしれないが、実際に使用して大丈夫かは、外見からは判断できない。そんなときに自動的に判定してくれる機能である。その他の強化機能として、以下がある。システムウォッチャー(クリプトマルウェア対策)未知のフィッシングサイトをコンテンツベースで検知ネット決済保護(クリップボード内ののぞき見防止)Mac/Androidに強固なプロテクションユーザービリティの向上(新ユーザーインターフェイス、図8)さらなる高速化・最適化また、販売形態も一新した。パッケージ版では、以下が提供される(価格はいずれも税込)。1年1台4,860円3年1台9,720円1年5台6,080円3年5台12,960円ラインナップが、すっきりしたという印象である。また、従来あったファミリー版がなくなり、プレミアムライセンス版となった(ダウンロード販売のみ)。こちらは、同一世帯のメンバーの端末を台数問わず保護する。1年プレミアライセンス6,980円2年プレミアライセンス10,800円3年プレミアライセンス13,800円●クリプトマルウェアへの対策デモ○クリプトマルウェアへの対策デモ次いで、製品管理本部プロダクトマネージャーの保科貴大氏が、デモを行った。身代金を要求するランサムウェアには、大きく分けて2種類ある。デスクトップロッカー:画面などをロックし、PCを使用不能にするクリプトマルウェア:ファイルを暗号化し、使用不能にする従来は、デスクトップロッカータイプが多かった。最近は、クリプトマルウェアが増えつつある。そして、クリプトマルウェアはこれまで以上にタチが悪い。デスクトップロッカーならば、駆除を行うことで、PCを元の状態に戻すことができた。しかし、クリプトマルウェアは、マルウェアを削除しても、暗号化されたファイルはそのままで使用不能な状態はそのまま残ってしまうからである。デモは、このクリプトマルウェアの対策であった。暗号化されたファイルを元に戻すことは、暗号レベルも上がりほぼ不可能なレベルとなった。そこで、カスペルスキーでは、システムウォッチャーを使い、ファイルの変更を監視する。もし、ユーザーファイルの暗号化(つまり変更)が行われると、バックアップを行う。その機能は、システムウォッチャーで確認できる。[悪意あるソフトウェアによる変更のロールバック]が自動実行になっている。実際に、クリプトマルウェアによる暗号化は、図11のようになる。ファイルタイプが「DONE」となり、開くことができなくなる。さらに、同じフォルダにはhow to repear.txtというテキストファイルが作成される。その中には、ファイルを元に戻したければ、送金せよといった内容が書かれている。しかし、多くの場合、送金しても意味はない。それどころか返信メールに新たなマルウェアが仕込まれている可能性すらある。システムウォッチャーが動作していると、このような変更があった場合、バックアップを作成する。そして、そのアプリケーションが、マルウェアと判定された場合、自動的にロールバックする。ユーザーには、次のように保護プロセスの進捗が表示される。このタイミングで、バックアップが作成される。さらにアプリケーションの分析が行われる。まずは、クリプトマルウェアが削除される。最終的に、このようにロールバックを行い、元の状態に戻すのである。当然であるが、カスペルスキーをインストール前に暗号化された場合には、元に戻すことはできない。また、多くの場合、クリプトマルウェアをダウンロードした時点で、マルウェアとして駆除される可能性が高いだろう。もし、ゼロディ脆弱性などを悪用し、未知のクリプトマルウェアがカスペルスキーの防御を潜り抜けたとしても、暗号化されたファイルを元に戻すことが可能となる。●最新の脅威動向と事例○最新の脅威動向と事例第2部として、国内の脅威動向などを情報セキュリティラボセキュリティリサーチャーの石丸傑氏が紹介した。マルウェアの感染経路として、Web閲覧からが多いことを指摘した。一度の感染で、3から10のマルウェアがダウンロードされる。この中には、FlashやPDF Reader、Javaなどの脆弱性を悪用するものが含まれていることが多い。こうして脆弱性を悪用し、さらにダウンロードを行う。ダウンロードされるのは、金銭を狙うトロイの木馬であったり、ランサムウェアである。最近の特徴の1つとして、1つのIPからは1回しかダウンロードできないような仕組みになっているもが多いとのことである。これはセキュリティ対策ベンダー対策と予想されるとのことだ。悪意を持った攻撃者も、虎の子のマルウェアを必死になって守っているのだろう。さらに、同じWebサイトでも、時間によってダウンロードするファイルが変化することがある。これは、従来のパターンファイルでの検知を難しくしている。トロイの木馬やランサムウェア以外にも、ダウンロードされるものにパスワードスティーラがある。これは、その名の通り、FTPなどのIDやパスワードを狙うものである。その目的は、Webの改ざんである。上述のように、マルウェアをダウンロードさせるためには、所有者の目を盗み、仕掛けを仕込む必要がある。それには、FTPなどができなくてはいけない。そこで、ID・パスワードを狙うのである。最近あった事例では、ブログ作成ツールの脆弱性を狙ったものがある。これは、検索サイトで特定の文字列を検索するだけで、ハッシュ化されたパスワードを表示してしまうものである。一般的には、ハッシュ化されたパスワードは、そのままでは不正アクセスには使えない。しかし、解析ツールなどを使うと、復号できてしまうこともある。こうして復号したパスワードには、「1234」や「8888」といった安易なパスワードが数多くあった。このような状況も、いまだに脅威が減らない原因の1つであろう。こうして、パスワードを入手した攻撃者は、Webの改ざんを行い、マルウェアをダウンロードさせるサイトに変えてしまう。カスペルスキーでは、こういった方法で、3138のWebサイトが改ざんされたことを報告したとのことである。しかし、220ほどのWebサイトが現在でも、マルウェアの強制ダウンロードなどの活動を続けているとのことである。石丸氏は、感染から、IDやパスワードなどの詐取、そしてWeb改ざんと、負の連鎖が継続していると指摘する。この連鎖が、2014年上半期だけで、18億5000万円もの不正送金被害をもたらしているのである。
2014年10月07日パリのテーブルやインテリアは女性にとっては憧れの街の一つ。ビストロというと赤いギンガムチェックのクロスが掛かっている…そんな光景がお決まりです。“女性はいつも可愛いものが好き”これは鉄則みたいなものですよね。でも年齢を重ねると可愛いものが似合わなくなっているもの事実。カジュアル+トラディションでバランスをけれどもフランスではギンガムチェックや水玉は、決してガーリーな柄ではなく、大人の食卓でも多用される模様。日本でいうところの縞や格子、亀甲や麻葉の柄に近い感覚で使われているそうです。そんな話をしてくれたのはフランスで「サーブル」というカトラリーブランドを立ち上げたパスカル・ゲルブさん。現役パリマダムです。彼女がそんな提案を実現するためにつくったのがこちらのカトラリー。口に触れる部分は正統派の本格的な技術でつくられていますが、柄はアクリルで扱いやすく、カラフルで愛らしい柄。彼女いわく「真面目すぎるテーブルはつまらない、カジュアルとトラディションのバランスが大切よ」とのことで、カトラリーの柄とお皿やテーブルクロスの色をそろえるコーディネートがおすすめだとか。この柄の部分はファブリックにプリントしたものを使っているので、カラフルな柄にありがちな、実際に見たときのチープ感はまったくありません。これなら大人の女性でもカジュアルな柄を楽しめそう。 パスカルさんおすすめの大人可愛いテクニックとは? 次のページへ≫ 色をしぼるとよりシックにまたパスカルさんは柄から先まで一色のスプーン「オールドファッション」も開発。17世紀の伝統的なフォルムを写し取って、アクリルという現代の素材で再現したアイディアあるもの。これを使ったテーブルを大人可愛くできるテクニックがあるという。「色を絞ってそろえると、とてもシックな雰囲気が出ますよ」とパスカルさん。そこで木やファーの質感ある食卓で、カトラリーを2色にしぼってみると、白とベージュの2色はシックだけれども可愛いらしい雰囲気に!緑と赤にすればクリスマス。お正月やハロウィンなどイベントカラーにあわせるのも楽しそう。 ちなみにパリ市内には3店の直営店(オデオン、サンジェルマン・デプレなど)があり、女性旅行者の間でもじわじわと人気が高まっているそう。お店のディスプレイには、テーブルのヒントがいっぱい詰まっているので、パリ旅行に出かけた時はぜひ立ち寄ってみて。お問い合わせ: サーブル TEL 03-5437-2533(フジイ)
2014年09月09日東京・神宮前に店を構えるビストロ「ブノワ」では、1912年創業、ミシュランガイド1つ星を保持するパリで唯一の老舗ビストロ「ブノワ」の100周年を記念して、5月1日~11月30日の期間、パリの本店と共通の100周年記念特別メニューを10,000円で展開する。100周年記念特別メニューをいただくと、合計100名に美味しく楽しいプレゼントが当たる「100周年記念抽選会」も行われる予定。パリを思わせる店内と温かく心地よい雰囲気の中で、パリのビストロのエスプリと味わいをご堪能あれ。お問い合わせ:ビストロ「ブノワ」 tel.03-6419-4181
2012年05月05日先日、パナソニックの新しいスチームオーブンレンジ「3つ星 ビストロ」NE-Rシリーズ、スチームIHジャー炊飯器「SR-SX2シリーズ」が発表されました。わずか8分で完成する超・時短メニュー機能や、スマートフォンでタッチするだけで調理設定ができる新機能が加わったとなればこの目でチェックしなくては!さっそく編集部も発表会にお邪魔してきました。今回の「3つ星 ビストロ」NE-Rシリーズの特長は、なんといっても余熱ナシで焼き物メニューが8分で完成する「こんがり8分」自動メニュー。おうちで手料理はしたいけれど、疲れて帰宅した時は、できるだけ短時間で済ませたいもの。従来品のビストロでは「こんがり10分」だったメニューがさらに2分短縮し、パワーアップしていました。僅かな時間でも短縮できるのは嬉しい限り!発表会の会場では、イケメン料理研究家「真ちゃん」こと、寺田真二郎さんが登場。美味しい時短メニューをデモンストレーション。編集スタッフの座ったテーブルでも早速実演が。目の前でビストロ本体にスマートフォンでタッチして設定完了。あとはスタートボタンを押すだけ。8分後には美味しい料理の完成です。しっかり中まで火がとおり、チキンの表面にはこんがりとした焼き目もつきました!調理後は、液晶画面に使用した電気代の目安も表示されます。スチームIHジャー炊飯器「SR-SX2シリーズ」で炊きあげたホカホカごはんと一緒に試食。この炊飯器、強力な熱対流で、米粒をおどらせる「大火力おどり炊き」と「200℃スチーム」機能で、一粒一粒ふっくら、はり、つやのあるごはんに炊きあげてくれるそう。蓋をあけた瞬間、お米もしっかり立っていましたよ!こちらの炊飯器も、事前にスマートフォンにメニュー登録をしておけば、タッチするだけで様々な調理設定が完了します。1~2人前の少量メニューでも、しっかりこんがり調理できる理由は、加熱エリアを絞り込み、マイクロ波と光ヒーターの熱を集中させる「スピードエリア加熱」。エコな上に時短ですぐに仕上がる、すごい機能です。ビストロ(NE-R3500)には、こんがり8分メニューを含む「10分100レシピ集」がついています。時短レシピが100品!助かりますね。スマートフォンでタッチするだけで簡単調理・炊飯設定できるこの2商品、発売は6月1日の予定です。発売時は全国のマルシェジャポン会場に、こんなかわいいビストロカーが登場するそう!今から楽しみですね。取材/おうちスタイル編集部
2012年04月03日