東京ディズニーシーは、ディズニー映画『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』のをテーマにした3エリアが広がる新テーマポート「ファンタジースプリングス(Fantasy Springs)」を、2024年春に開業する。「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマに掲げる「ファンタジースプリングス」は、『アナと雪の女王』のエリア「フローズンキングダム」、『塔の上のラプンツェル』のエリア「ラプンツェルの森」、そして『ピーター・パン』のエリア「ピーターパンのネバーランド」3つのエリアと、新たなディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」で構成される、東京ディズニーシー8番目のテーマポート。総開発面積は東京ディズニーシー開業以来最大となる約14万平方メートルを誇り、アラビアンコーストとロストリバーデルタの間にできる通路から進むことになる。『アナと雪の女王』のエリア「フローズンキングダム」『アナと雪の女王』を舞台とする「フローズンキングダム」に広がるのは、雪の女王であるエルサが氷の魔法を受け入れ、映画が幕を閉じた後の世界。ゲストは、暖かさを取り戻して祝福ムードに包まれたアレンデール王国の世界を楽しむことができる。村の奥には滝の流れる山々がそびえ立ち、遠くに見えるノースマウンテンの山頂付近には、エルサの氷の宮殿が輝く。ここで体験できるアトラクションは、ボートに乗って、アナとエルサの心温まるストーリーをめぐるというもの。美しい雪山のふもとにあるアレンデール城をテーマにレストランも設置される。『塔の上のラプンツェル』のエリア「ラプンツェルの森」『塔の上のラプンツェル』のエリア「ラプンツェルの森」の渓谷には、ラプンツェルが幼い頃から暮らしていた塔がそびえ立つ。夜になると、塔の灯りや小道に並べられたランプ、レストランやボートハウス、ボートに吊り下げられたランタンなどに明かりが灯り、暖かな光で森を包み込む。映画の中で描かれたランタンフェスティバルまでの道のりを体感するアトラクションのフィナーレでは、名曲と共に、美しく揺らめく灯りに包まれるロマンチックな体験を味わうことができる。さらに、愉快な荒くれ者たちの隠れ家をイメージにしたレストランも登場する。『ピーター・パン』のエリア「ピーターパンのネバーランド」3つ目のエリアは、『ピーター・パン』の世界が広がる「ピーターパンのネバーランド」。元気な子どもたちの集団「ロストキッズ」の一員となったゲストは、海賊船の散策や隠れ家での食事を楽しんだり、仲間と共に海賊に立ち向かったりと、ネバーランドを舞台にした冒険が楽しめる。ここでは、ティンカーベルが暮らす妖精の谷「ピクシーホロウ」に訪れることも可能だ。大型アトラクションでは、海賊にさらわれたウェンディの弟ジョンを救うためにボートに乗り込み、川を下って、ティンカーベルと共にネバーランドの上空へと飛び立つ。音楽や3Dの迫力ある映像とあわせて、これまで見たことのないネバーランドの冒険を体験することができる。ディズニーホテル「東京ディズニーシー・ ファンタジースプリングスホテル」最後に紹介するのは、「ファンタジースプリングス」の魔法の泉を囲むようにそびえ建つ、国内6番目のディズニーホテル「東京ディズニーシー・ ファンタジースプリングスホテル」。ディズニープリンセスを描いた絵画や草花のモチーフで装飾された館内には、全475室の客室を用意。そのうち56室は、東京ディズニーリゾート®で最上級の宿泊体験を提供する「ラグジュアリータイプ」の客室だ。詳細東京ディズニーシー 新テーマポート「ファンタジースプリングス」開業時期:2024年春予定施設構成:アトラクション4施設、飲食施設3施設、商品施設1施設、ホテル1施設・「フローズンキングダム」アトラクション1施設/レストラン1施設・「ラプンツェルの森」アトラクション1施設/レストラン1施設・「ピーターパンのネバーランド」アトラクション2施設/レストラン1施設・ショップ 1施設・東京ディズニーシー・ ファンタジースプリングスホテル客室数475室/付帯施設 レストラン2施設、ロビーラウンジ、駐車場ほか※2022年10月27日(木)時点の内容。今後変更になる場合あり。※画像は全てイメージ。©Disney【問い合わせ先】東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンターTEL:0570-00-8632(10:00〜15:00)※一部のPHS、IP 電話・国際電話からはTEL:045-330-5211
2018年06月17日日本初演から今年で38年目を迎える名作ミュージカル『ピーターパン』。気鋭の演出家・藤田俊太郎のもと、10代目ピーターパンの吉柳咲良が、昨年に引き続きこの大役を任されることになった。【チケット情報はこちら】初代の榊原郁恵を筆頭に、笹本玲奈や高畑充希など、そうそうたる面々によって演じられてきたピーターパン。昨年、そんな夢の大舞台に立った日々を、吉柳はこう振り返る。「あの夏の経験はとても大きかったと思います。自分の中で確実に何かが変わったというか…。なによりも、私はお芝居をすることが好きなんだなって、気付かされました。キラキラした目で観てくれている子がいたり、フライングをした時に『すごーい!』って声が聞こえてきたりすると、本当に嬉しくて!この世界に入らなければ味わえなかった感覚だと思いますし、まさに夢が叶った瞬間でした」演じるピーターパンについて吉柳は、「本当に生意気な男の子」と笑いつつも、「羨ましいところもある」と続ける。「とても素直に、はっきりと気持ちを伝えられるところは、すごく羨ましいなと思います。とにかくすべてにおいて真っすぐ過ぎるくらい真っすぐですし、嘘がない。そこは私と違うところなので、演じるのがすごく難しかったです。ただ、私のひとつ年下の弟が、本当に生意気で、まさにピーター(笑)。小さかったころの弟の姿が、役づくりをする上でとても役に立ちました」ピーターの役づくりを助けた人物がもうひとり。「演出の藤田さんって、ピーターっぽいところがあるんです(笑)。真っすぐに夢を見ている感じとか。藤田さんから“こうしたらもっとピーターっぽくないですか?”とか言われると、“絶対にそうだと思います!”みたいな(笑)。藤田さんを見ていればピーターがわかるというか、藤田さん自身がまさにピーターみたいだなと思います」そんな藤田の手を借りつつ、2年目の吉柳ピーターは、さらに高い空へと舞い上がる。「去年を越えなきゃいけない、というプレッシャーはありますが、前回演じてすごく楽しかった気持ちとか、今までレッスンをしてついた自信、さらに忘れられない小さいころの気持ちを大事にしながら、また新しいピーターをつくっていくことが出来たらなと思っています。そして“次のピーターになりたい!”って思ってもらえるような、みんなにとっての憧れのピーターを演じられればいいなと思います」。青山メインランドファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』は、7月21日(土)から8月1日(水)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて。その後、大阪、金沢、名古屋でも上演する。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年05月25日池畑慎之介の名で俳優としても活動するピーター(65)が5月21日、報道各社にFAXを送付。来年から、約2年間休養すると発表した。ピーターは、こう語る。 「この度、この50周年を期に、2018年いっぱいで『ピーター』のぬいぐるみを脱がせていたくことにしました」 ピーターはFAXで「私、『ピーター』として、1968年に映画の主人公にスカウトされ、69年には歌手としてもデビューし、皆さまには長きにわたり、愛していただきました」と挨拶。「もともとはあだ名で『あの子、男の子?女の子なの?ピーターパンみたいネ』と言う、まわりの愛情深き呼び名のまま、お仕事にもこの名を使って、この秋で50周年でございます」と、愛称の由来を解説した。 続けて「この50年の間には、1985年の映画『乱』の後より、『池畑慎之介(本名)』を役者名とし、数々の作品に挑戦させていただいております」と振り返り、休養の理由についてこう明かした。 「還暦を過ぎたあたりから、色々と断捨離を実行しつつ、『死ぬまでにやりたい事100』を作り、実現する度に一つ一つ消してゆく作業の真っ最中です。そして、来年から1~2年、休養させてもらい、パワー充電したいと思っております」 さらに「この50年、本当にがむしゃらに体の衰えも見ない振りをして、走り続けてきました。もう一人の自分がそろそろ『ピーター』を休ませてあげなさいよ!とささやいています」とし、「今この年齢でしかできない事を悔いなきよう残りの人生を歩みたいと存じます」と宣言。そして、こう結んでいる。 「本当に長い間『ピーター』を可愛がってくださいまして、ありがとうございました。これからは(2019年以降)は『池畑慎之介』として……。多分……!いやいや絶対に無理だと思いますが……『普通のオジサンに戻りたい!?』(爆)」 ネットではピーターの決断に、激励の声が上がっている。 《友達もたくさんいらっしゃるようだから ゆっくり 過ごされるのもいいでしょうね》《しっかりとした人生観をお持ちで羨ましい 漠然とした目標ややりたいことがあっても実行に移すのは、色々なしがらみとかがあって難しかったりするもの》《ピーター、長い間お疲れ様でした。ゆっくり心身を休め、「池畑慎之介」としてに戻ってくる事を楽しみに待ってます!》 同日、「ミヤネ屋」(日本テレビ系)に出演したピーター。休養について「ちょっと休まないと倒れちゃうし、煮詰まっちゃう。1年間だけ考えさせてください」と語り、「ヨーロッパをゆっくり旅行したい」と今後について明かした。
2018年05月21日高級食材“ロブスター”がテーマのスペシャル企画始動!NY発祥のステーキハウス「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー」では、国内全4店舗にて最盛期を迎える高級食材“ロブスター”をテーマに、その魅力を存分に楽しめるスペシャル企画「ロブスターヌーボー」が始まっています。開催期間は2018年5月15日(火)~6月30日(土)まで。旬の美味しさ“シーフードの王様”「ロブスターヌーボー」のメイン食材、ロブスターには“シーフードの王様”と呼ばれるカナディアンロブスターが使用されています。カナダ沿岸の冷たい自然水で育ったロブスターは今が旬。身がしっかりと詰まった、プリッとした肉質と甘みを楽しめる、贅沢な美味しさをぜひ味わって。ロブスターを味わうスペシャルメニューが登場「ウルフギャング・ステーキハウス」ではロブスターの魅力を心ゆくまで味わえるようなスペシャルメニューが登場。素材の味をダイレクトに楽しめるシンプルな料理から、お店ならではのエッセンスを加え、オリジナル演出された一品まで、多彩なラインナップで、ロブスターの魅力を存分に楽しむことができます。「ロブスターヌーボー スペシャルディナーコース」おすすめは、コースでロブスター三昧を楽しむ「ロブスターヌーボー スペシャルディナーコース(税サ別 12,000円)」。ロブスターだけでなく、お店の自慢であるステーキも味わえるスペシャルなディナーコースで贅沢なひとときはいかがですか。国内4店舗にて開催中!「ロブスターヌーボー」は、「ウルフギャング・ステーキハウス」の国内店舗、丸の内店・六本木店・大阪店・福岡店にて開催中です。今が旬の高級食材“ロブスター”をぜひ存分に味わって。イベント情報イベント名:ウルフギャング・ステーキハウス 「ロブスターヌーボー」催行期間:2018年05月15日 〜 2018年06月30日住所:東京都千代田区丸の内2-1-1 丸の内MY PLAZA 明治生命館 B1F電話番号:03-5224-6151(丸の内店)
2018年05月21日NY発のステーキハウス「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー」では、高級食材・ロブスターを使った様々なスペシャルメニューを提供する「ロブスターヌーボー」を、2018年5月15日(火)から6月30日(土)までの期間限定で実施する。メニューに使用されるのは、カナダ沿岸の冷たい自然水が育てる"シーフードの王様"とも呼ばれるカナディアンロブスター。5月から7月にかけて最盛期を迎るロブスター漁で水揚げされる旬のロブスターは、たっぷり詰まった身のプリッとした肉質と甘みが魅力。「ウルフギャング・ステーキハウス」では、このロブスターの魅力を堪能出来るメニューの数々を提供する。アラカルトで楽しむメニューは、素材の美味しさをダイレクトに楽しめる「カナディアンライブロブスター」(直火焼き又はスチーム)や、旨味が凝縮された「ロブスタービスク」、日本での人気も高まっている「ロブスターロール」などがラインナップ。また、ディナータイムには、計8種のアラカルトに加え、「ウルフギャング・ステーキハウス」の代名詞とも言えるステーキとロブスターの両方が味わえる「ロブスターヌーボー スペシャルディナーコース」も用意されている。【概要】「ロブスターヌーボー」提供期間:2018年5月15日(火)〜6月30日(土)実施店舗:ウルフギャング・ステーキハウス 国内各店(六本木・丸の内・大阪・福岡)料理:ランチタイム アラカルト計7種/ディナータイム アラカルト計8種およびディナーコース<メニュー例>■アラカルトメニュー時間:ランチ 11:30~14:30LO(大阪店 11:00~15:00 L.O).、ディナー 17:00~各店 L.O.時間・ロブスターカクテル 2,400円+税・ロブスターロール 2,400円+税 ※ランチ限定・ロブスターリゾット 2,900円+税 ※ランチ限定・ロブスタービスク 1,700円+税 ※ディナー限定・カナディアンライブロブスター 3ポンドより(直火焼き又はスチーム) 16,000円+税~・サーフ&ターフ(ロブスター&フィレミニオンフォアグラ添え) 7,800円+税 ※ディナー限定・ロブスター&ガーリックマッシュポテト 1,600円+税 ※ディナー限定■ディナーコース 1人12,000円+税ロブスターカクテルロブスタービスクステーキメインディッシュ(下記より一品)・ニューヨークサーロインステーキ・プティフィレミニオン・プライムステーキ2名様用サイドディッシュ(下記より二品)・ロブスターマックンチーズ・ロブスター&ガーリックマッシュポテト・クリームスピナッチデザート盛り合わせコーヒー又は紅茶※価格は別途サービス料が必要。【店舗情報】■六本木店住所:東京都港区六本木5-16-50 六本木デュープレックス M’s 1F営業時間:11:30~23:30(22:30 LO)TEL:03-5572-6341■丸の内店住所:東京都千代田区丸の内2-1-1 丸の内MY PLAZA 明治生命館 B1F営業時間:11:30~23:30(22:30 LO)TEL:03-5224-6151■大阪店住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ 10F営業時間:11:00~23:00(22:30 LO)TEL:06-6136-5658■福岡店住所:福岡県福岡市博多区住吉1-2-82 グランド ハイアット 福岡 1F営業時間:11:30~23:30(Food 22:30/Drink 23:00 LO)TEL:092-292-1651
2018年05月17日ハリウッドで待望の実写映画化された『ピーターラビット』が、5月に日本公開されることがこのほど決定。あわせて動くピーターが映し出された特報映像も公開された。■あらすじ舞台は豊かな自然に囲まれたイギリスの湖水地方。青いジャケットがトレードマークの、元気いっぱいでいたずら好きなうさぎ・ピーターと、自然を愛する心優しい女性ビアが暮らすお隣に、大都会のロンドンからちょっぴり神経質そうな男性トーマス・マグレガーが引っ越してくる。両親を亡くしたピーターにとってビアは心を許せるたった一人の女性だったが、マグレガーも美しくてピュアなハートを持つビアに次第に惹かれていき、ピーターとマグレガーは突如ライバルに!様々ないたずらを仕掛けてマグレガーを都会に追い返そうとするピーターに対し、マグレガーも大人げない行動で反撃開始!そんな2人を暖かく見守るビアだったが、あるアクシデントをきっかけに、マグレガーがロンドンに戻ることになり、ピーターの心に変化が――。■スタッフ&キャストにも豪華な面々が!全世界36の言語でシリーズ累計1億5,000万部を誇るベストセラー絵本、ビアトリクス・ポター原作の「ピーターラビット」を、ハリウッドで初めて映画化する本作。監督は、『ANNIE/アニー』『ステイ・フレンズ』のウィル・グラック。今回原作者のスピリットを引き継ぎ、緑豊かで色鮮やかな花々に囲まれた素朴でありながらカラフルでうっとりするような一大パノラマを背景に、心躍る音楽をちりばめ、うさぎたちと人間の、クスッと笑えてラストには胸にキュンと来る、全女性必見の愛らしいドラマを創り上げた。キャストには、ビア役を『ANNIE/アニー』『X-MEN:アポカリプス』のローズ・バーン、マグレガーを『スター・ウォーズ』シリーズや『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』のドーナル・グリーソンが演じるほか、声の出演としてジェームズ・コーデン、デイジー・リドリー、マーゴット・ロビーが参加。そしてピーターほかモプシー、カトンテール、フロプシー姉妹やいとこのベンジャミンなどお馴染みの仲間のうさぎたちは、かわいらしくリアルなCGで描かれていく。■特報映像解禁!到着した特報映像では、リアルだけどとてもキュートなピーターが草原を駆けめぐったり、大きく飛び跳ねたりと、動き回る様子が映し出される。さらに、ラストでは柵にお尻がつっかえてしまう、可愛らしい一面も収められている。『ピーターラビット』は5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年01月18日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Shadows on the Wall』Peter Lindberghタイヤメーカーのピレリ(Pirelli)が50年以上にも渡りプロモーション用に制作しているカレンダー、通称「ピレリカレンダー」は毎年、超一流フォトグラファーと美しいモデルの起用で世界中に多くのファンを持つ。その2017年版に起用されたのがファッション写真界の巨匠ピーター・リンドバーグ(Peter Lindbergh)。リンドバーグはニコール・キッドマン(Nicole Kidman)、ユマ・サーマン(Uma Thurman)、シャーロット・ランプリング(Charlotte Rampling)、ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)、ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)ら14人の女優をモデルに、一冊のカレンダーのために3万7,000枚以上のカットを撮ったという。その大部分が発表されないままになっていた膨大なカットから作品をセレクト、編集したのが本書である。大女優らの内面や人生を投影したような美しいモノクロームポートレートを満載した、ボリュームたっぷりの大判写真集。【書籍情報】『Shadows on the Wall』写真:Peter Lindbergh出版社:Taschen言語:英語、ドイツ語、フランス語ハードカバー/292ページ/360×260mm発刊:2017年価格:1万4,450円■Shelfオフィシャルサイト『Shadows on the Wall』購入ページ
2017年12月23日世界で一大ブームを巻き起こした『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、『ホビット』3部作のピーター・ジャクソンが製作・脚本を務める最新作『Motal Engines』(原題)が、『モータル・エンジン』として2019年に日本公開することが決定。早くも初映像となる特報映像が到着した。イギリス作家フィリップ・リーブのベストセラーSFファンタジー小説「移動都市」を、ジャクソン監督の右腕として『キング・コング』(’05)で第78回アカデミー賞視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リバースがメガホンをとり映画化した本作。物語の舞台は、人々は地上を這う巨大な移動型都市に住み、他の都市を喰うことによって資源を奪いながら生活している、という世界。とある目的を果たすため、移動都市ロンドンに潜入した少女ヘスターは、青年トムに出会い、街の強欲な主導者と、もう一度地上に戻ろうとする人々との壮大なバトルに身を投じることになる。荒廃した地球を舞台に描きだされる本作は、大きな決意を胸に刻むヘスターの勇敢な冒険と、息をのむほどの雄大な世界観が圧巻の映像美で展開する。今回解禁される特報映像では、滑走する巨大都市が小さい都市を丸飲みするかのように、中に取り込む衝撃の瞬間が映し出されており、小さい都市からその様子を見据えるへスターの力強く鋭い眼差しが印象的。そして短い映像ながらも、壮大な世界観とピーター・ジャクソンが手掛ける新たな冒険物語に期待が高まる映像に仕上がっている。主人公の少女へスターに抜擢されたのは、『アンナ・カレーニナ』(’12)でハリウッド進出を果たし、海外ドラマ「ダ・ヴィンチと禁断の謎」などで活躍をみせるアイスランド出身の新鋭女優ヘラ・ヒルマー。2015年には、過去にレイチェル・ワイズやキャリー・マリガン、アリシア・ヴィキャンデルなども受賞したベルリン国際映画祭「シューティング・スター賞」にも選ばれた注目株。また、へスターとともに壮大な戦いへと身を投じる青年トムを、俳優として『シャドウハンター』『ムーン・ウォーカーズ』やドラマ「Misfits/ミスフィッツ 俺たちエスパー!」に出演するほか、プロデューサーとしても活躍し、多彩な才能を発揮しているアイルランド俳優ロバート・シーハンが務め、物語に新鮮さと深みを与えるフレッシュキャストが集結。さらに、『マトリックス』『ロード・オブ・ザ・リング』でもおなじみのヒューゴ・ウィーヴィング、『アバター』『ドント・ブリーズ』のスティーヴン・ラングといった名キャスト陣が脇を固めている。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ1作目が公開された2000年から、およそ20年の時を経たいま。世界中を誰も見たことがない冒険の世界に誘ってきたピーター・ジャクソンと長編初監督となるクリスチャン・リバースにより、さらなる進化を遂げた映像体験が観客を魅了することになりそうだ。『モータル・エンジン』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月19日キャス キッドソン(Cath Kidston)が、ディズニー「ピーター・パン」コレクションを2017年9月22日(金)より全国のキャス キッドソン 直営店、公式オンラインストアにて発売する。主人公はピーター・パン、ロスト・ボーイズ、ダーリング家の3人の子供達キャス キッドソンは、「ピーター・パン」コレクション制作にあたり、1953年製作のディズニーアニメーションをくまなく調べ、劇中からインスピレーションを得た9つのデザインを考案した。ファッションウェア、バッグ、カトラリー、そしてキッズ&ベビーアイテムに落とし込まれたプリントは、ティンカー・ベル、ロスト・ボーイズ、ダーリング家の3人の子供達と「ピーター・パン」に登場するキャラクターたちを主人公にしている。ボタンスポットから顔を出す「Peter Pan Button Spot」キャス キッドソンのアイコンである「ボタンスポット」。ディズニーアニメーション「ピーター・パン」から登場するのは、いたずら好きな妖精ティンカー・ベルだ。真夜中を思わせる深い青色をベースに、スポットライトの下でかわいいポーズをとるティンカー・ベルの姿が映し出される。ラインナップは、ドレスからウォレット、 iPhone 7 ケースまでバリエーション豊富。どれも手にするだけで気分が上がるポップなデザインに仕上がっている。アニメの名シーンが蘇る「Midnight Placement」ピーター・パンとティンカー・ベル、そしてダーリング家の子供達が、星空と月を背景に連なって登場するシーンは、オリジナルアニメーションでも印象的な一コマ。夜空にディズニーのキャラクターたちが描かれたプリントは、思わず冒険に出たくなるほどワクワクする仕上がり。「ピーター・パン」コレクションからは、マグ、トートバッグ、ノートなどがこのデザインで提案される。ロンドンが舞台「Peter Pan in London」キャス キッドソンと「ピーター・パン」に共通するのは、どちらの物語もロンドンから始まっていること。キャス キッドソンのクラシックなロンドンプリントに、ディズニーのオリジナルイラストレーションを融合させたこのプリントデザインは、ホームウェアやバッグになって展開される。【アイテム詳細】Disney×CathKidston「ピーター・パン」コレクション発売日:2017年9月22日(金)取扱店舗:全国のキャス キッドソン 直営店、公式オンラインストア【問い合わせ先】キャス キッドソン ジャパン 株式会社 カスタマーサービスTEL:03-4579-3219(平日AM10:00〜PM17:00)
2017年08月27日初演から37年目を迎える名作ミュージカル『ピーターパン』の記者会見が、6月29日、都内にて開かれ、演出の藤田俊太郎と主要キャストが登壇した。10代目ピーターパンに抜擢されたのは、若干13歳の新星、吉柳咲良。さらに共演者の鶴見辰吾、神田沙也加、石井正則、宮澤佐江、入絵加奈子、久保田磨希が顔をそろえ、華やかな舞台衣裳も披露した。ミュージカル『ピーターパン』チケット情報会見の冒頭を飾ったのは、ピーターが歌う、本作を代表するミュージカル・ナンバー「アイム・フライング」。吉柳ののびやかで力強い歌声に、抽選で招待された一般オーディエンスからも大きな拍手が送られた。演出の藤田は、読売演劇大賞優秀演出家賞に輝くなど、年々その評価を高めている若手注目株。「演出家として『ピーターパン』を手がけることは夢でした」と切り出すと、「ファンタジーでありつつきちんと現代性のある作品をつくりたい」と現段階のビジョンを明かした。近ごろ将棋界やスポーツ界など中学生の活躍が目覚ましいが、演劇界における期待の星がこの吉柳。「13歳の今の自分にしかできないピーターを演じたい」としっかりとした口調で語ると、9年ぶりにフック船長役にカムバックした鶴見も、「52歳にしかできないフック船長を演じたい」と続き、会場の笑いを誘った。鶴見と同じく『ピーターパン』の世界に戻ってきたのは神田。6年ぶりのウェンディ役に、「とても思い入れのある役であり作品なので、新たな装いのもとでまたやらせていただけるのはすごく嬉しいです」と顔をほころばせる。また誇り高きインディアンの酋長の娘、タイガー・リリーを演じるのは宮澤。「こんなに短いスカートはアイドル時代にも履いたことがない」と照れつつも、「タイガー・リリーの凛々しい部分、強気な部分がカッコよかったと伝わるよう、役になりきって頑張りたい」と力強く語った。さらに石井、入江、久保田といったベテラン陣が、しっかりと脇を固める藤田演出版の『ピーターパン』。なかでも久保田演じるライザの存在は、このリニューアルのキーパーソンとなりそうだ。というのもライザは、現実世界であるダーリング邸とネバーランドを行き来できる唯一の大人という設定。藤田は「ライザがふたつの世界の架け橋になるんじゃないか。それが今回の演出の第一歩になっています」と話した。子供はもちろん、大人も楽しめる本格ミュージカル。今回はどんな新しい冒険を見せてくれるのか。夏の開演が待ち遠しい。ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』は7月24日(月)から8月3日(木)まで東京国際フォーラム ホールCにて上演。取材・文:野上瑠美子
2017年06月30日日本で37年目を迎えるブロードウェイミュージカル『ピーターパン』。今年は、吉柳咲良の10代目ピーターパンが誕生し、注目の若手演出家・藤田俊太郎が演出に初挑戦と、新たな『ピーターパン』が誕生する。そんなか、6年ぶりにウェンディとして戻ってくるのが神田沙也加。新たな座組で演じる神田に話を聞いた。【チケット情報はこちら】2009年から3年間、ウェンディを演じてきた神田。抜擢には「すごくビックリして。『年齢設定がだいぶ離れてますけど大丈夫ですか?』って正直に聞きました」と笑う。けれど実は待ち望んでいたカムバック。「私、ジンクスがあって。もう一度出たい作品は観に行かないんです」と観なかったそう。「だからとても嬉しいです!」。6年ぶりに演じるにあたり「やっぱりそこは前回のトレースでは絶対にダメですよね。前回はやさしい、かわいい、あまーいっていう部分を打ち出したのに対し、今回はピーターパンと対峙したときの心境の変化だったり、ネバーランドに無邪気に憧れた後にくる例えば不安感だったりとか、そういう内面的な部分をもう少し見せられるようにしていけたらいいかなって。子供はもちろんですが、大人のお客様にも、ウェンディは今こう思ってるんだなっていうのをキャッチしていただけるような演じ方ができたらいいなと思っています」。子供も観られるファミリーミュージカル。実は神田にとっても生まれて初めて観たミュージカルだ。「お子様のお客様も多いから、思ったことをその場で口にしてくれたりするんですよ(笑)。そこで『そう観てくれるんだ』っていう発見もあったりして。みんなの表情からも“今こういう感情で観てるんだな”っていうのが伝わってくる。多分、気を使って笑ったりしないじゃないですか。面白いから笑うし、悲しいから黙っちゃったり、戦わなきゃいけないところは応援してくれたりして。だからお子様に観てもらえる作品って大好きです」。10代目ピーターパンの吉柳について「『私が審査員でも選ぶだろうな』ってくらい(笑)。中性的な魅力があって、フレッシュで、普通の服を着ていてもピーターパンでした」。先輩として教えることは?と聞くと「いやいや!」と謙遜するが、今作が吉柳の初舞台であることについては「初舞台というものが役者さんにとってどれだけ大事かっていうのはわかっているので、絶対に『楽しかった』って思わせてあげられる相手役でありたいと思っています。ずっとこの世界で活躍していっていただくためにも、最高の初舞台のお手伝いができれば」とやさしく語った。そんな新たな『ピーターパン』は7月24日(月)から8月3日(木)まで東京・東京国際フォーラム ホールC、6日(日)静岡・静岡市清水文化会館マリナート 大ホール、12日(土)・13日(日)大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。取材・文:中川實穗
2017年05月29日デヴィッド・リンチ(David Lynch)の謎を紐解くドキュメンタリー映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』が、2018年1月27日(土)以降、順次全国で公開される。映像作品のみならず、絵画、立体、写真、音楽など、様々な方法で表現活動を続けているデヴィッド・リンチ。『デヴィッド・リンチ:アートライフ』は、美術学生時代の「退屈」と「憂鬱」、悪夢のような街フィラデルフィアの暮らしから、長編映画デビュー作『イレイザーヘッド』に至るまでを語るもの。リンチ自身がプライベート映像と共に、幼少期の家族との思い出や、同居人であったJ・ガイルズ・バンドのピーター・ウルフ、後に『ストレイト・ストーリー』『マルホランド・ドライブ』の美術監督を務めるジャック・フィスクとの出会い、そしてフィラデルフィアでの暮らしや妻ペギーの出産、愛娘の存在を感じながら創作する姿なども映画かれるようだ。第70回カンヌ国際映画祭の70周年記念イベントでは、デヴィッド・リンチ監督による伝説的TVドラマシリーズ『ツイン・ピークス』25年ぶりの新作2エピソードがプレミア上映されるなど、今再び世界を騒がせているデヴィッド・リンチ。「絵を描いたり何かするたびに、新しいアイデアが浮かんでくる。だが、しばしば過去がアイデアを生み出し、色付けをする。だから新しいアイデアであっても、過去が関わってくるんだ」と語るリンチの“創造"はどこから生まれてくるのか?映画界で最も得体の知れない監督に迫るドキュメンタリーが、ついに日本でも公開へ。【作品情報】映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』原題:David Lynch: The Art Life日本公開:2018年1月27日(土)※新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほかにて全国順次公開決定監督:ジョン・グエン、リック・バーンズ、オリヴィア・ネール・ガード=ホルム出演:デヴィッド・リンチ音楽:ジョナサン・ベンタ(c)Duck Diver Films & Kong Gulerod Film 2016
2017年05月12日ニューヨーク発ステーキハウス「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー」では、2017年5月11日(木)から6月30日(金)までのランチタイム限定で、ニューヨーク・ワイキキ・マイアミ・ビバリーヒルズをイメージした特別バーガーを提供する「ウルフギャング・バーガーマンス」を実施。ハンバーガーの本場ともいえるアメリカでは、5月は「ナショナル・ハンバーガー・マンス(National Burger Month)」と言われており、工夫を凝らしたオリジナルメニューの提供や、お得な価格でサービスするなど、いつもに増してハンバーガーが各地で楽しまれている。そこで、ウルフギャング・ステーキハウスでは「ウルフギャング・バーガーマンス」を企画。期間中は、通常販売しているクラシックバーガーに加え、国内各店舗限定のバーガー、そしてアメリカ国内の所在地をイメージしたユニークなバーガーがお目見えする。ニューヨークスタイルは、クラシックバーガーにチーズと厚切りベーコンをトッピングした贅沢な一品。ビバリーヒルズ スタイルは、ビーフパティを挟んだケイジャンスパイス風味のバーガーにアボカド・キュウリをトッピング。カリフォルニアスタイルのカラフルボイル野菜と共に味わって。さらにワイキキ スタイルは、ハワイのローカルフード「ロコモコ」をバーガー仕立てた。グレービーソース味のクリスピーベイクドリゾットとフライドエッグの相性が抜群な一品となっている。【詳細】ウルフギャング・ステーキハウス「ウルフギャング・バーガーマンス」期間:2017年5月11日(木)〜6月30日(金)時間:11:30〜14:30 (大阪店 11:00〜)場所:ウルフギャング・ステーキハウス 国内4店舗 (六本木店/丸の内店/大阪店/福岡店)価格:・<ニューヨーク>ニューヨークスタイル ベーコン&チーズバーガー 1,900円+税・<ビバリーヒルズ>カリフォルニアスタイル アボカド&ケイジャンスパイスバーガー 1,800円+税・<ワイキキ>ロコモコ風ベイクドライスバーガー 1,600円+税・<マイアミ> マイアミ スパイスフィッシュバーガー 1,900円+税・<六本木店限定> ドライエイジド ステーキバーガー 2,800円+税・<丸の内店限定> プライムビーフ&フォアグラバーガー 湘南野菜のコールスロー添え 2,600円+税・<大阪店限定> USDA プライム“ヘレ”カツバーガー 2,600円+税・<福岡店限定> 福岡よかろうもんバーガー 九州野菜のピクルス添え 1,700円+税・プライムビーフ 100% クラシックバーガー (レギュラーメニュー) 1,200円+税※価格はサービス料別
2017年05月11日5月17日から始まる第70回カンヌ国際映画祭。その70周年記念イベントでは、デヴィッド・リンチ監督の伝説的TVドラマシリーズ「ツイン・ピークス」の25年ぶりの新作が2エピソード、お披露目されるという。そんなリンチ監督自身に迫ったドキュメンタリー『David Lynch: The Art Life』(原題)が2018年、日本公開されることが決定した。TVシリーズの最終回で、ローラ(シェリル・リー)がクーパー捜査官(カイル・マクラクラン)に「25年後に会いましょう」と告げたように、25年後の世界が描かれるという「ツイン・ピークス」新シリーズ。YouTubeの公式チャンネルでは、25年後のオリジナルキャストが登場する予告編が解禁され、世界中のファンが放送を待ちわびている。カンヌでのお披露目の後、全米では5月21日より、日本では7月よりWOWOWにて放送予定だ。本作は、いま再び世界を騒がせている、映画界で“最も得体の知れない監督”といわれるデヴィッド・リンチの発想の謎を紐解いていくドキュメンタリー映画。映像作品のみならず、絵画、立体、写真、音楽など、さまざまな方法で表現活動を続けているリンチ氏。本作では、プライベート映像と共に、幼少期の家族との思い出や、同居人であった「J・ガイルズ・バンド」のピーター・ウルフ、後に『ストレイト・ストーリー』『マルホランド・ドライブ』の美術監督を務めるジャック・フィスクとの出会い、そしてフィラデルフィアでの暮らしや、妻ペギーの出産を経て、長編映画デビュー作『イレイザーヘッド』に至るまでを、リンチ氏自らが語る。その言葉の数々から、彼の作品には過去の恐怖や苦悶の記憶が大きく反映されていることが映し出されていく。「絵を描いたり何かするたびに、新しいアイデアが浮かんでくる。だが、しばしば過去がアイデアを生み出し、色付けをする。だから新しいアイデアであっても、過去が関わってくるんだ」と語るリンチ氏。リンチが紡ぐ“悪夢”はどこから生まれるのか?本作の上陸を楽しみに待っていて。『David Lynch: The Art Life』(原題)は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月10日J・ガイルズ・バンドの結成メンバーでギタリストのJ・ガイルズが11日、マサチューセッツ州グロトンの自宅で死去した。71歳だった。ザ・ボストン・グローブの報道によれば、ガイルズは自然死であり、犯罪性はみられないとはいえ、警察は調査は行う方向だという。1967年に同バンドを結成した同バンドは、「マスト・オブ・ゴット・ロスト」「ラヴ・スティンクス」「カム・バック」などのヒット曲を生み出し、1981年には「堕ちた天使」が大ヒット。同曲は、翌年2月には米ビルボード・ホット100で6週間連続1位を達成した。1984年、アルバム『ヒップアート』を出した翌年に活動を停止したが、1999年にはガイルズ抜きのコンサートのために再結成。そのためガイルズは、自身の参加しないバンドやツアーに「J・ガイルズ・バンド」の名前を使うことに異を唱え、残りのバンドメンバーを訴える事態となった。それを機に、2012年にガイルズはバンドを脱退している。同バンドは約50年間活動をしてきてロックの殿堂に4度のノミネートを果たしているが、まだ殿堂入りには至っていない。そんな山あり谷ありのバンドだったが、1967年から1983年までバンドのフロントマンを務めていたピーター・ウルフは、ガイルズの訃報を受けて「俺らが最高潮になって満場をうならせたあの時期を思い出している。ジェイ・ガイルズ、永遠に」とフェイスブックで追悼している。(C)BANG Media International
2017年04月13日右から3人目がJ.ガイルズ(写真:Shutterstock/アフロ) 1970~80年代にかけて活動した「J. ガイルズ バンド(The J. Geils Band)」のギタリスト、J・ガイルズが米国時間11日、マサチューセッツの自宅で遺体となって発見された。71歳だった。死因はまだわかっておらず、地元警察が調査中だが、事件性は薄いという。 J. ガイルズはカウント・ベイシーやデューク・エリントンといったビッグバンドを聴いて育ち、ノースイースタン大学ではトランペットとドラムを学んだ。しかし、当時ボストンを席巻していたフォークシーンに魅せられて大学を中退し、マサチューセッツ州のウースター工科大学に編入。1967年にピーター・ウルフ、セス・ジャストマンらと共に「J. ガイルズ バンド」を結成した。 1970年にR&B色の強いブルースロックバンドとしてメジャーデビューし、「Lookin’ for a Love」「Cry One More Time」「Must Of Got Lost」などのヒット曲を連発。70年代後半からポップ志向が加速し、大衆受けを意識した曲が多くなっていく。1980年代に入るとニュー・ウェイブの要素を取り入れ、「Love Stinks」がロマコメ映画『ウェディング・シンガー』の劇中歌に採用されるなど幅広いファンの獲得に成功したが、「商業主義的」との批判も浴びた。 83年にボーカルのピーター・ウルフが脱退、その2年後にバンドは活動を停止した。1999年に再結成するも、2012年にはガイルズがバンドを正式に脱退。自らの名を冠した「J.ガイルズ バンド」のバンド名を使わぬよう元バンドメンバーを訴えていた。
2017年04月12日俳優のジャック・ニコルソン(79)が60年間の俳優人生に終止符を打ったようだ。『イージー・ライダー』の共演者であったピーター・フォンダは、『シャイニング』などで知られるジャックが俳優業を引退したのだと話している。ピーターは、ロサンゼルスで行われた英国アカデミー賞ティー・パーティーの会場でザ・サン紙に対し、「彼は事実上、俳優業を引退していると思うよ。彼についていろいろと言うつもりはないけど、たくさんの仕事をこなしてきたし、お金もしっかりと稼いできたからね」と告白。「時に人は誰も知らない理由を持っているものなんだよ。それが何か僕に聞く権利もないよ。僕は彼のことをジョニー・ホップと呼んでいるんだけど、彼に電話して『やあ、ジョニー、何してるの?』『ご機嫌はいかが?』なんて聞いたりはしないよ」と語った。ジャックはこれまでにアカデミー賞で12回のノミネート経験と3度の授賞歴を持つ。さらに、ジャックの映画界での功績を称えられ、1999年に受賞したセシル・B・デミル特別功労賞を含む7つのゴールデン・グローブ賞に輝いている。ジャックは以前、年を取るにつれて自身の演技に磨きがかかってきていると語っていたことがあるが、その一方で人々から「リンカーン記念像」のようにあがめられたくないため、脚光を浴びるのが好きではないとも話していた。(C)BANG Media International
2017年01月18日『ハリー・ポッター』シリーズでピーター・ペティグリューを演じたティモシー・スポールが、ヴェネツィア映画祭に参加。以前と全く違う姿が話題となっている。あの小太りなワームテールことピーター・ペティグリューの姿を再び見られるチャンスは、おそらくないであろう。具体的な数字はわからないが、大幅な減量に成功した様子のティモシー。2年前のカンヌ映画祭に出席した際の彼の写真と比べると、まるで別人のようだ。(しかし、なぜかネクタイだけは変わらない…)「People」誌によると、ティモシーの息子で俳優のレイフも、最近大幅な減量に成功したという。レイフは3年ほど前に「父に、太るのはスポール家の遺伝子だと言われた」と語っていた。ティモシーも2年前に「私は大食漢だった。食べ物が大好きだった。いや、いまも好きだ。私の中には食べることをストップしてくれる“何か”がないんだよ」と止まらない食欲についての悩みを明かしていたが、親子そろって食生活の改善と健康の増進に成功か。ティモシーは1996年に急性骨髄性白血病と診断されたが、見事克服。『ハリー・ポッター』シリーズをはじめ、『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズや『英国王のスピーチ』などに出演、国際的な俳優として活躍している。(Hiromi Kaku)
2016年09月09日タレントのピーターが24日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~12:55)に生出演。強姦致傷容疑で逮捕された俳優・高畑裕太容疑者の母で女優の高畑淳子と電話で話したことを明かし、「すごくショックを受けている」と様子を伝えた。ピーターは「高畑淳子さんすごく親友なので、びっくりして…」と話し出し、「裕太のことも小学校のときから知っているので、まさかこのバカ野郎って思った」と厳しい表情。高畑淳子にLINEをしたそうで、「パニクッているだろうからかかってこないだろうと思ったんだけど返事が来たので、夜になって心配で電話した」と電話もかけたと話した。そして、「本人はまだ何も情報が入ってこないで、先にマスコミで情報が流れちゃったんで、どうしていいかわからないと。会わせてもくれないと」と、電話でのやりとりを説明。「たぶん今頃、11時半ごろかな、会いには行けてると思うんです。それからいろんなことをみなさんに発表しないといけないということは言っていました」と語った。さらに、「すごくショックを受けているみたいで…長男ですしね」と高畑の様子を明かし、「生まれっ放しみたいな子なので、もうちょっと大人に早くなってほしかった」と悔やんでいた。
2016年08月24日今年で36年目となる、ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』。7月9日、明治神宮球場にて行われた「東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ」の始球式にピーターパン役の唯月ふうかが登場した。【チケット情報はこちら】当日は選手も含め、球場に集まった東京ヤクルトスワローズファンのほとんどが緑のユニホームを着用。全体がピーターパン色に染まる中、グラウンドに現れたのは衣装を身にまとった唯月とウェンディ役の入来茉里、片山陽加らだ。可愛らしい姿に球場からは「ピーターパン!」「可愛い!」と声援がとぶ。それに応えるように唯月ふうかは笑顔で「いばろうぜ」を歌い出した。「クックーククッ!」の歌詞に合わせて踊るピーターパン達の姿に、球場からは思わず笑みが溢れる。歌唱披露が終わり、いよいよ始球式だ。マウンドに立ち、ぐんっと勢い良く振りかぶって放たれたボールは、ワンバウンドながらもまっすぐバッターボックスへ。キャッチャーが無事にボールを受け取ると、ほっとした表情を浮かべた唯月。球場からは大きな拍手が起こった。始球式終了後、つば九郎と唯月が並んでの会見が始まった。記者から始球式の感想を聞かれると、「あっという間であまり覚えていないが、なんとかキャッチャーの方に届いて良かった」と語った。稽古場や公園で5日間ほど練習をしてきたと言う唯月に対して、つば九郎が持っていたスケッチブックに「甘い」とひと言、一同に笑いが起きた。「球技がとても苦手で、始球式が決まった際にはどうしようかと思ったが、ボールと友達になれて良かった」とピーターパンならではの受け答えに、4年目をむかえる余裕をも感じた。始球式前のパフォーマンスに関しては、「ピーターパンの歌をまさか球場で歌えると思っていなかったので戸惑いがあったが、球場全体が盛り上がってくれて良かった」と笑顔。パフォーマンスと始球式、どちらが緊張したかと聞かれると、衣装での投球が困難だったこともあり始球式と即答するも、ボールが緑色に塗られていたり、グローブに葉が描かれていたりと至るところにピーターパンらしさが散りばめられていることに、パワーがもらえたと元気よく答えた。きっと球場にいた子供や大人たちも、見事に始球式を終えた唯月からパワーをもらったに違いない。本公演は7月24日(日)から8月3日(水)東京・東京国際フォーラム ホールC、8月17日(水)大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。チケットは発売中。
2016年07月11日『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』シリーズのピーター・ジャクソン監督と、スティーヴン・スピルバーグ監督が秘密のプロジェクトを進行中だという。ジャクソン監督とスピルバーグ監督は2011年に『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』を共同製作した仲であり、『タンタン』シリーズ2作目はジャクソン監督がメガホンを取ることが発表されていた。しかし1作目からすでに5年が経過しているが一向に続編製作の進み具合が聞こえてこない。「TimesOut」がスピルバーグ監督に話を聞いたところ、「ピーターはここ数年『ホビット』シリーズで忙しかったから『タンタン』からは遠ざかっていたね。それに、彼は私の製作会社でもう1本の映画を作っているんだ。誰も知らない秘密の映画だよ。それが終わったら『タンタン』に着手するだろう」と密かに1本の映画が製作進行中であることを明らかにした。また、『タンタン』2作目に関しては、まだ公開日は決定していないとのことだが、タイトルは「The Adventures of Tintin: Prisoners of the Sun」(原題)に決まっており、脚本は出来上がっているそうだ。スピルバーグ監督は、「ピーターは私の製作会社と『タンタン』シリーズを3作一緒に製作する契約を結んでいる。2作目は私がプロデューサーで彼が監督、3作目はまだ誰とは言えないけれど、新たに監督を選ぶつもりだ」と語っている。『タンタン』2作目よりも早く公開が見込まれる秘密の映画とは一体何なのか、情報解禁を乞うご期待!(Hiromi Kaku)
2016年07月04日今年で36年目に突入する、夏のファンタジーミュージカル『ピーターパン』(演出・振付・上演台本/玉野和紀)が東京と大阪で上演される。現在、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でヒロインを務める高畑充希から、9代目ピーターパンとして16歳の時にバトンを受け継いだ唯月ふうか。「みんなのヒーローになりたい!」と、4年目のアツい夏が始まる。ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」チケット情報ある夜、ウェンディ、ジョン、マイケルの3姉弟は、ピーターパンと妖精のティンカーベルの導きで、永遠に子供でいられる「ネバーランド」を訪れる。四季が入り交じる不思議な島でインディアンらと存分に遊んだ3人。そろそろ家に帰ろうとした時、フック船長率いる海賊たちが現れる。なんと、ウェンディを自分たちの「お母さん」にしようというのだ。助けに来たピーターパンやインディアンのリリーを巻き込み、海賊船上で大乱闘が始まる。ピーターパンといえば、フライング。ウェンディらと夜空を旅したり、海賊との戦闘では宙を舞いながらのアクションも披露する。「妖精の粉を撒く昨年の客席フライングでは、3年目にしてようやく子供たちの表情を見られるまでになりました。歓声を上げながら舞い落ちる粉を待っているみんなの姿が嬉しくて、自分はピーターパンなんだなと改めて実感しました」座長として本番前には必ず円陣を組み、共演者らに言葉をかける。毎公演100%の喜怒哀楽を出し切るため、毎日の腹筋背筋も欠かさない。「観に来てくれる子供たちが本当にパワフルなので、そこから元気を貰いまた舞台に返せる、相乗効果がある。チームワークも万全で、出演者みんなが『ピーターパン大好き』と公演が終わる度に言うくらい。私も『もう終わりね』と言われるまで出演し続けたいとブログに書くほど、特別な思い入れのある作品です」今年は宿敵のフック船長役に吉野圭吾が初参戦。唯月にとって3人目のフック船長だ。「橋本じゅんさんには毎回のアドリブで対応力を鍛えられ、2番目の大貫勇輔さんには体格や力では敵わないので、声の大きさで勝とうと頑張っていました(笑)。吉野圭吾さんは面白い方と伺っているので、どんな仕上がりになるのか私も楽しみです」東京公演は7月24日(日)から8月3日(水)まで東京国際フォーラムホールC、大阪公演は8月17日(水)に梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。「子供から大人まで楽しめる作品です。劇場ではネバーランドの住人気分で、一緒にアツい夏を過ごしましょう!」取材・文:石橋法子
2016年06月21日俳優のレオナルド・ディカプリオが、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』をめぐる名誉棄損裁判で証言台に立たなければならないようだ。2013年公開の同作品で実在する株式仲買人ジョーダン・ベルフォートを演じたディカプリオは、"ウィグワーム"のニックネームを持つアンドリュー・グリーンが、ディカプリオの製作会社アピアン・ウェイ・プロダクションズをはじめ、パラマウント・ピクチャーズ、レッド・グラナイト・ピクチャーズ、シケリア・プロダクションズに対して2,500万ドル(約26億円)の賠償金を求めている裁判で、証言しなければならないという。グリーンは、劇中でP・J・バーンが演じたかつら姿のニッキー・"ラグラット"・コスコフが自身をモデルにしているとし、名誉棄損で訴えている。グリーンの弁護団は、ディカプリオが同作品の中に登場するキャラクターたちについての詳細を知っていた当事者、プロデューサーの1人として質問をしたいのだという。同弁護団はさらに、ディカプリオは同作品の製作を進めた人物としてこの問題について認識があったはずだとしている。グリーンは道徳的に怪しげな取引を行う人物として描かれている登場人物のニッキー・"ラグラット"・コスコフが自身をモデルにしていることを不服としており、裁判所に提出されている書類には「作品の中でグリーン氏と思われる人物が登場するシーンは偽りであり名誉を傷つけています。さらにグリーン氏の弁護士、そして銀行家/投資家として、さらには個人的な評判に、根本的に害を及ぼしているのです」とつづられている。ディカプリオは当初、多忙のため証言台には立てないと主張したようだが、スティーヴン・ロック裁判官はディカプリオに対し証言台に立つよう要請したのだという。ベルフォート役を務めたディカプリオは、同役でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされていた。(C)BANG Media International
2016年06月21日レスポートサック(LeSportsac)は、ピーター・イェンセン(Peter Jensen)とのコラボレーションコレクション第2弾を2016年5月18日(水)より発売する。着目したのは、ベルギーの画家ルネ・マグリットからインスパイアされたシュールレアリズムとポップアート。2つの要素をミックスさせて、独創的なコレクションを完成させた。黒×白のボーダーの上に、ピーター・イェンセンのシグネチャーであるラビットをカラフルに描いた「ジェフリー(Jeffrey)」や、ハート柄をベースにラビットをあしらった「リチャード(Richard)」など、遊び心のあるプリントが揃う。夏のバケーションに最適なボストンバッグや、クロスボディとしても使用できるトートバッグなど大小さまざまなバッグが揃う。また、コンパクトながら収納力のあるポーチ「レクタンギュラー コスメティック」などの小物もラインナップする。【アイテム詳細】レスポートサック パートナーズ ウィズ ピーター・イェンセン フォー サマー 2016発売日:2016年5月18日(水)取り扱い:全国レスポートサック店舗及び、公式オンラインストア詳細URL:【問い合わせ先】レスポートサックジャパンTEL:0120-141-333
2016年05月19日ニューヨーク発祥のステーキハウス「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー」の国内3店舗(六本木・丸の内・大阪)は12月24日・25日の2日間限定で、クリスマス・スペシャルコースを提供する。○上級品質の熟成肉ステーキを本場NYの味とボリュームで同コースでは、看板メニューのプライムステーキ(骨付き約850g)や、グリルしたライブロブスター(約450g)が1尾丸々のったシーフードプラッターなどの人気メニューを、NYのクリスマスを彷彿とさせる雰囲気の中で楽しめるという。開催期間は、12月24日・25日。価格は1名1万6,000円(税サ別)で2名から、要予約。開催店舗は、ウルフギャング・ステーキハウス 六本木/丸の内/大阪。内容は、APPETIZERS & SOUP:シーザーサラダ シズリングベーコン添え/本日のスープ、FISH:シーフードプラッター(+ロブスター半身)、MAIN:プライムステーキ(2名用)、SIDES DISHES:マッシュポテト/クリームスピナッチ、DESSERT:チーズケーキ&シャーベット(コーヒーまたはティー)となる。
2015年11月19日映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(公開中)で、ピーターパンの名前に隠された意味が明かされる本編映像がこのほど、公開された。本作は、孤児院で暮らしていた少年ピーターが、ピーターパンになるまでを描いた物語。母と再会するためネバーランドへと旅立ったピーターが、若き日のフック船長やタイガー・リリーとの出会い、ネバーランドを牛耳る海賊・黒ひげとの戦いを通して成長していく。公開された映像では、黒ひげの元から逃げ出したピーターとフックたちは、タイガー・リリーら先住民たちに、海賊と間違えて捕らえられてしまう。そのピンチを救ったのが、ピーターが母と分かれた時から肌身離さず身につけていたパンパイプのネックレス。ピーターがこのネックレスを持っていることを知った先住民の族長が「その少年はパンの印をつけていた」と2人を釈放する。また、フックの「"パン"って何だ?」という問いに、タイガー・リリーは「"最も勇敢な戦士"よ」と答える。本作では、少年ピーターが試練を乗り越え、ネバーランドを救う勇敢な戦士"パン"になれるのか、その冒険を描く。同映像では、若き日のフック船長とタイガー・リリーの淡い恋模様も描かれている。戦いの最中に、フックに「2人きりでお会いしたかった」と言われ、うれしそうにほほ笑むタイガー・リリー。芯の通った強い女性である彼女が一瞬見せる笑顔を捉えている。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年11月14日だれもが知るピーター・パンのだれも知らない過去を描いた物語『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(10月31日公開)が誕生した。母と再会するためにネバーランドへと旅立った少年ピーターが、若き日のフック船長やタイガー・リリーとの出会い、宿敵・黒ひげとの戦いを通して成長していく。一般的に知られているピーター・パンの敵はフック船長だが、同作では、若き日のフックはピーターの仲間であり、敵は、強烈な存在感を放つヒュー・ジャックマン演じる黒ひげだ。驚きと感動のストーリーはもちろん、その舞台となるネバーランドのカラフルな世界もこの作品の大きな魅力。光り輝く妖精や美しい人魚、原色が鮮やかな先住民の村、そして、冒険心をくすぐる海賊船……大人も童心に戻れる世界が広がっている。そんな新しいピーター・パンの世界を作り出したジョー・ライト監督に、個性際立つキャラクターや夢の国ネバーランドを、どのような思いでどのように作り出したのかインタビューした。――少年ピーター、戦うプリンセスのタイガー・リリー、若き日のフック船長、そして、強烈なビジュアルのヒュー・ジャックマン演じる海賊・黒ひげと、キャラクターたちがとても豊かで魅せられました。監督にとって、キャラクターを仕上げていくという作業はどういうものなのでしょうか?キャラクター作りが大好き! それを考えていくと、だんだん可能性が無限だと思って、その作品が自分の傑作だと思ってくるんです(笑)。そして、現実にぶつかり、妥協しなければならない部分が出てくるんだけれども。――この作品のキャラクター作りで、一番ワクワクしたところはどこですか?だれって人を挙げてしまうと、自分の子供の中でだれが一番好きって言っているようなもので、それぞれ違うからすばらしく、それぞれ特別なんです。でも、そうはいっても今回、黒ひげというキャラクターはものすごいワイルドな悪役だったので、ヒュー・ジャックマンという偉大な俳優と一緒に作り上げたことは楽しかった。――ヒュー・ジャックマンさんとのやりとりで印象に残っていることは?最初に彼が全部の衣装を着て、メイクをして現れた時の印象はすごく強い。でも、髪の毛を本当にそるとは思わなかったです。彼が丸刈りにしたのは、メイクの時間を1時間短縮できるから、つまり、1時間ベッドに長くいられるという理由でした(笑)――そういう理由だったんですね(笑)。ピーター役のリーヴァイ・ミラー君の演技にも感動しました。オーディションの時に「彼は輝いていた」とおっしゃっていましたが、実際に一緒に仕事をしていかがでしたか?彼はとにかく、ものすごい仕事に熱心。そして、ものすごく人の話を聞く。それって俳優にはすごく重要なことなんです。彼の初めての映画作品で一緒になれて、彼の驚きや現場のすばらしさを一緒に楽しむことができてよかったと感じています。――今回、海賊船、先住民たちの村、採石場など、できる限り実際にセットを作られたそうですが、CGに頼るのではなくセットにこだわる理由を教えてください。CGの映画が初めてだったので、怖いと思ったんです。そして、リーヴァイの初映画ということで、彼が没入できる、セットがあってそこにいると感じられるような環境にしてあげたいと思いました。確かにCGはすばらしいですが、俳優にとってはやりにくいと思います。何もない空間で演技をするというのは。特に彼のような新人には大変なことだと思います。――今回のセットの中で特にこだわったものは?一番こだわったのは、先住民の村もある森を作ること。実際のジャングルのようなところで撮影しようと思っても、明かりが足りないので、セットを作りました。イギリスで室内で作られた一番大きなセットになりました。私は、あそこの村に住んでもいいっていうくらい好きで、キャンプをしようかなと思っています(笑)。そうはいっても、クリスタルの洞窟の空間はCGで、あのシーンは非常に気に入ってますし、CGが好きになりましたね。――音楽や踊りも印象的でした。世界中の要素を取り入れたとのことですが、"世界"というのは意識したところなのでしょうか。意識しました。私はとにかく、この地球上のいろんな文化が好きだし、相違点や共通点を見るのも好きなんです。妻がインド人なのでよくインドにも行きますし、いろいろな世界の音楽も大好きなので、そういうものを全部映画の中で子供たちに見せたいと思いました。――キャストの方やスタッフの方のコメントを読ませてもらい、みなさんジョー・ライト監督との仕事が「楽しい」とおっしゃっていました。ヒュー・ジャックマンさんも「真の意味でビジョンをもつ監督。これは一番楽しい映画撮影体験の一つになった」と。みんなが「楽しい」と振り返るその現場を作られた監督は、何を意識して指揮をとられているのでしょうか。私が心がけているのは、できるだけハッピーな環境を作ること。リラックスしている時が一番創造性が豊かになると思うので、恐怖や緊張感を取り除くようにしています。それぞれの人がこの映画を作った一人なんだと感じ、より頑張って自分を出せるような環境にできたらと思っています。こういったインタビューだと、まるで自分が何でもわかっているように話してますけど、現場に行くとわかっていないことがたくさんあるんですよ(笑)。――最後に、この作品を観客のみなさんにどのように楽しんでもらいたいと思っていますか?子供たちには、冒険として見て楽しんでもらいたい。例えば、自分の息子にも、ピーターのように勇気と想像力、信念を持って恐怖を乗り越えられるんだということを学んでほしいし、大人の方には子供心を取り戻してほしいと思います!■プロフィールジョー・ライト監督1972年、イギリス・ロンドン生まれ。セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アートで美術・映画・ビデオを学んだ後、テレビのミニシリーズなどを監督。2005年に『プライドと偏見』で長編映画監督デビューし、米アカデミー賞4部門にノミネート。その後、『つぐない』、『路上のソリスト』、『ハンナ』、『アンナ・カレーニナ』などで監督を務め、2013年には舞台劇『Trelawny of the Wells』のドンマー・ウェアハウス公演の演出を行い、演劇界デビューも果たした。(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年10月31日90歳になった今も精力的に舞台を作り続けている演出家ピーター・ブルック。9月にパリで発表したばかりの『バトルフィールド』が早くも来日公演を行う。舞台『Battlefield』チケット情報「私は30年以上前、古代インドの叙事詩『マハーバーラタ』を演劇にしましたが、今回の『バトルフィールド』はその後の物語です。つまり、主人公ユディシュトラの疑問は『マハーバーラタ』の勇者アルジュナのように、“私は戦争をしない”ということではなくて、“我々は戦争をしてしまった”というところから始まっている。歴史をさかのぼることはできない、戦争は終わってしまった――これって、世界のあらゆる場所での真実でしょう?だとしたら今、我々に何ができるのか。ひとつの方法としては、それが人間の深い本性だと理解して、悔い改める。でも『マハーバーラタ』の『バトルフィールド』は、いや、それでは簡単すぎる、と語っているのです」劇場空間に入った途端、パーッと目に入るのはテラコッタ色というか赤に染まった床だが、物語が語られるうちに、これは大戦争で死んだ人々の血で染まった大地だとわかる。「インドでは昔から語り手はたったひとり。そういうやり方で、現代もそれが続いている。彼はそこに座って、百人の人々が彼を囲んでこれから何が起こるんだろうとワクワクしているんです。彼はたった一本、棒を持って、それを使って語り始める。“ここに王がいます”というように。私たちの演劇もやはり何らかの方法で物語を語るものでしょう。重要なのは、少ない人数の役者たちで――今回は4人ですが――多くの人物を演じる時は、まるでリレーのように次々に違う人物を演じる、ということですね。時には蛇や川までをも」大戦争の後の、哲学的な命題も突きつけられている物語だというのに、『バトルフィールド』は、意外なくらいに笑いに包まれる。「私は、神が人間に与えたもうた最も大きな贈り物は何かと考えた時、それは笑えることだろうと思うんです。笑いはすべてを救います。だからこそ演劇では、何か厳しかったり、困難だったり、悲痛なことがあっても、同時にいつでも笑うことができるのも大切だな、と。日本の方にも笑ってほしいですね」11月25日(水)から29日(日)まで東京・国立劇場 中劇場にて。チケット発売中。
2015年10月15日ハリウッドでリメイク準備が進められている『デスノート』に、ナット・ウルフが主演することになった。現在、最終交渉が進められているらしい。その他の情報ウルフは、L.A.生まれの20歳。最近、『きっと、星のせいじゃない』『Paper Town』など、若者向けの恋愛映画で注目されるようになってきた。現在北米公開中の『マイ・インターン』にも出演している。リメイク版『デスノート』は、ワーナー・ブラザースが製作、配給。監督はアダム・ウィンガード。ロイ・リー(『ザ・リング、』)ダン・リン、ジェイソン・ホフ、マシ・オカ(『HEROES/ヒーローズ』)がプロデュースする。撮影は、来年春スタートの予定。文:猿渡由紀
2015年10月02日NY発祥のステーキハウス「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー」の国内3店舗(六本木/丸の内/大阪)は1日、新しいランチメニュー2品「プライムリブ」「ロコモコ」を販売開始した。○新しいランチメニュー2品「プライムリブ」「ロコモコ」登場「プライムリブ」は、米国農務省が最上級品質に格付けした"プライムグレード"の「リブアイ」(アバラ近くの柔らかい部位)を約3時間かけてじっくりと低温で焼き上げたローストビーフ(約300g)。ドライエイジングした肉ならではの柔らかさと独特の風味が一番の特徴で、オージュソース(肉と野菜でだしをとったソース)をかけて提供する。薬味に添えたホースラディシュ(西洋わさび)やクリームホースラディシュをつけて味わうのがおすすめとなる。マッシュポテト、クリームスピナッチ、コーンクリームとも相性抜群だという。価格は5,800円(税別)。「ロコモコ」はもともとハワイ・ワイキキ店の人気ランチメニューで、今回は日本初登場となる。リッチに"プライムグレード"のUSビーフを挽いて作ったハンバーグ(280g)をライスの上に乗せ、マッシュルーム入りのグレイビーソースをふんだんにかけた。プライムグレードビーフをランチで気軽に楽しめるメニューになっているとのこと。価格は1,800円(税別)。
2015年10月02日