写真界の巨匠ロバート・フランクと、アートブック界の重鎮であるドイツSteidl社の設立者ゲルハルト・シュタイデル(Gerhard Steidl)による展覧会「Robert Frank: Books and Films, 1947-2016 in Tokyo」が、11月11日から24日まで東京・上野の東京藝術大学美術館 陳列館にて開催される。写真、映画の歴史に最も影響を与えた人物の一人として挙げられるロバート・フランク。しかしその影響の大きさにもかかわらず、非常に繊細な扱いが求められる彼の作品の貸し出し条件は非常に厳しく、高額な保険料が求められるためにそのほとんどが公開されてこなかった。しかし本展では、新聞紙に作品を印刷し、さらに会期終了とともに破棄するという従来の写真展のスタイルを覆す方法で商品価値を低くし、売買と消費のサイクルを回避。また、東京展では東京藝術大学の学生が主体となり展示構成からイベントの立案、広報・什器の製作までが行われ、美術市場において教育的価値も大きな展覧会となった。本展のカタログも、ドイツの有名な日刊紙である『南ドイツ新聞』の特別エディションとして、定型のフォーマットに則ってデザインされ、再生新聞紙へ印刷。それによりわずか5ドル(東京展では500円)という低予算での製作が可能となった。また、関連イベントも多数企画されている。11月9日の13時から16時まではシュタイデルによるワークショップを、11月10日の15時から16時30分まではシュタイデルによるレクチャー「印刷は死なない:デジタルな世界のアナログな本」、20時から21時までは「Robert Frank: Books and Filmsメイキング」を開催。11月23日には、新作ドキュメンタリー映画『Don’t Blink - Robert Frank』の上映会、「鈴木理策 × 松下計 シンポジウム『PHOTO & PHOTOBOOK(仮)』」も行われる。イベントの詳細や事前予約については、「Robert Frank: Books and Films, 1947-2016 in Tokyo」展のオフィシャルページ()より。【展覧会情報】「Robert Frank: Books and Films, 1947-2016 in Tokyo」会場:東京藝術大学美術館 陳列館住所:東京都台東区上野公園12-8会期:11月11日~24日時間:10:00~18:00会期中無休
2016年11月07日セレクトショップのグラフペーパー(Graphpaper)にて、ドイツのブランド、フランク リーダー(FRANK LEDER)を取り上げた企画展「Museum von FRANK LEDER」が開催される。期間は2016年10月8日(土)から10月16日(日)まで。フランク リーダーは、ドイツの歴史・生活・自然をインスピレーション源に深いストーリー性を感じさせるコレクションを展開するブランド。ヴィンテージアイテムを織り交ぜることでひとつひとつ異なる風合いを持つプロダクトを創り上げ、独創的でユニークな世界観を築き上げてきた。31回目となる2016-17年秋冬コレクションは、過去30回分のコレクションの集約となり、ブランドの軌跡を振り返るようなもの。グラフペーパーでは、それらをアート作品を扱うのと同様の感覚で取り上げる。コレクションの中からピックアップするのは3素材。1つ目は、頑丈に織られ、ふっくらとした質感へと変わっていく経年変化が魅力のデッドストックのシーツ「ヴィンテージベッドリネン」。2つ目は、ドイツの極寒に耐えうる、肉厚で高密度のコットン生地「ジャーマンレザー」。そして、銃跡や傷跡をあえて残し、植物エキスなどの天然素材で染色した牡鹿のレザー「プラントダイドディアレザー」だ。ブランドに欠かせないこれらの素材を使用したアイテムと共に、過去のコレクションのインスピレーションとなったアートピースや什器、ヴィンテージの小物などが展示され、ファッションだけにとどまらない深い世界観を楽しむことができる。【詳細】「Museum von FRANK LEDER」期間:2016年10月8日(土)~10月16日(日)時間:12:00~20:00場所:グラフペーパー住所:東京都渋谷区神宮前5-36-6 ケーリーマンション1A/2DTEL:03-6418-9402
2016年10月09日2016年サマーシーズン、並み居る大作をおしのけて全米興収ベストテンに5週にわたり君臨、あれよあれよという間に世界興行収入1億ドルを突破したR15+指定のCGアニメ『ソーセージ・パーティー』。その大ヒットを受け、日本でも11月4日(金)より緊急公開が決定した本作から、衝撃の予告編映像と超意味深なポスタービジュアルが解禁となった。舞台は、郊外にあるスーパーマーケット “ショップウェル”。ここで、ソーセージのフランク(声:セス・ローゲン)をはじめ食材たちは、お客様に選ばれ、買われることを夢見て毎日陳列されている。彼らはみな、“きっと外の世界は「楽園」に違いない”と信じて疑わない。そして、フランクはパンである恋人のブレンダと結ばれ(合体し)、ホットドッグになる運命(?)だと信じていた。やがて、ついに夢が叶う日が!2人揃ってお客様がカートにイン。しかし、テンションMAXではしゃぐ2人を乗せたカートにアクシデントが発生し、スーパーマーケットに取り残されてしまう。夢に破れ絶望するフランクとブレンダだったが、実は命拾いしたことに気付く…。なぜなら彼らは、“食材”だから!「食われてタマるか!」運命に抗う彼らの闘いがはじまる…。主人公はなんと、ソーセージ。彼ら食材たちの反撃をキュート(?)かつシュールなCGアニメで描く、「決して、お子さんとは見ないでください」という注意書き付きの“大人のための”衝撃作。15歳以上が鑑賞可という「R15+」の映倫指定マークとともに、「子どもは見ちゃダメ!」という言葉から始まる予告編。主役はソーセージやパンなど、人間たちに選ばれ、買われることを夢見るスーパーマーケットの陳列棚の食材たち。映像では、彼らが人間たちに食べられてしまうことを知ったときの衝撃と反撃が描かれる。そして、1本のソーセージが笑顔で気をつけ! をしているように見えるポスターには、「新たなヒーローがたちあがる!」とのコピーが…。主演と製作を務めたのは、『40歳の童貞男』『ネイバーズ』や『カンフー・パンダ』シリーズなど、俳優・脚本家・監督・製作者としてハリウッドで大活躍するセス・ローゲン。監督は人気アニメ「きかんしゃトーマス」のグレッグ・ティアナンと『マダガスカル3』のコンラッド・ヴァーノン、音楽は『美女と野獣』など数々のディズニー作品でアカデミー賞に輝く、まさかのアラン・メンケン。そのほか、『ゴーストバスターズ』のクリステン・ウィグ、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のジョナ・ヒル、『スプリング・ブレイカーズ』のジェームズ・フランコ、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のエドワード・ノートン、『五日物語 3つの王国と3人の女』のサルマ・ハエックら豪華な布陣が声を担当する。食欲の秋、大人の心をワシ掴みにするCGアニメに注目だ!『ソーセージ・パーティー』は11月4日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月30日女優のミーガン・フォックス(30)が第3子となる男児を出産していたことがわかった。夫ブライアン・オースティン・グリーンとの第3子となるジャーニー・リバー・グリーン君が今月4日に誕生していたと、E!ニュースは報じている。ミーガンが男児を妊娠中であることは、父フランクリンさんによって今年になってから明かされていた。その際フランクリンさんは「ミーガンは素晴らしい母親ですし、3人の男の子の親になるなんて信じられません。孫ができたことは最高の経験ですし、家族間の絆も強めてくれています」「おじいちゃんになることは素晴らしい経験だし、家族の絆をより深めてくれました」と話していた。そして、フランクリンさんは「私が言えることと言えば、ミーガンとブライアンは今も夫婦であり、幸せだということです。私自身ブライアンには数えきれないほど会っていますが、彼は素晴らしい男ですよ」「私は2人の美しい男の子のおじいちゃんですし、娘にはもう1人の男の子が生まれる予定です。私の娘がこんなになってこれ以上誇らしいことはありません」と続けた。昨年に離婚を申請していたミーガンとブライアンだが、すでに2人の息子を持つ2人が以前のような関係に戻っていると言われている。ある関係者は以前、「2人はすっかりよりを戻しています。いろいろなことがありましたが、子供たちのためにも一番良いことなんです。ミーガンもそういう気になってきていますが、離婚申請の取り消しだけはまだしていません」「最近マリブに引っ越して、学校探しをしています。できるだけ特別な時間を一緒に過ごそうとしていますよ」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年08月11日『半沢直樹』(2013年)への出演以降、映像での注目度が格段に上がり、話題作へ次々と出演している石丸幹二。NHK連続ドラマ「とと姉ちゃん」への出演も発表になったばかりだ。その彼はもともとはミュージカル界を代表する人気俳優。注目の次回主演作『スカーレット・ピンパーネル』について話を聞いた。チケット情報はこちら1997年にブロードウェイで初演、日本では2008年に宝塚歌劇星組が初演して以降再演を重ねる人気ミュージカルだ。「日本で『スカーレット・ピンパーネル』に関わることのできる“最初の男性”になれることが嬉しいです(笑)。この作品には“勇気、正義、愛”についての問いかけが満ち溢れている。だから人を惹き付けるのだと思います」。物語は、フランス革命期のフランスとイギリスが舞台。王政を倒し権力を手にした革命政府は、貴族をどんどん断頭台送りにしている。パリではそんな無実の貴族たちを救い出す謎の集団“スカーレット・ピンパーネル”の存在で話題騒然だ。スカーレット・ピンパーネルのリーダーは、イギリス貴族のパーシー・ブレイクニー。石丸はそのパーシーを演じる。「スカーレット・ピンパーネル団のリーダーであることは誰も知らない。妻に対しても、堅く口を閉ざしている。そんな状況は、ある意味、スーパーマンやバットマンと同じですね」と石丸。暗躍するパーシー、夫の秘密を疑うその妻マルグリット、ピンパーネル団の素性を暴こうとする革命政府側…。愛と疑惑が交差していくさまがスリリングで、同じフランス革命期をテーマにした『レ・ミゼラブル』などに比べ、爽快感とスピード感のある作品だ。「イングリッシュ・ジェントルマンの粋なところもお見せできると思います。フェンシングもありますし!」。そして作曲は、世界的ヒットメイカー、フランク・ワイルドホーン。石丸はこれまで『ジキル&ハイド』等、ワイルドホーン作品の経験も豊富だ。「フランクの曲は、エネルギーがないと歌えない。しかもただ若さゆえの体力があるだけじゃ歌えないんです。経験を積んでこそ得られる技が入っていないとその魅力が出てこないんですよ」とその魅力を語る。しかも今回は「『君の歌いたいものがあれば加えるよ』と言ってくれたので、『でしたら私に1曲、書いてください』とお願いしました。送られてきた曲がまた、高いハードルの曲(笑)。バラードで始まるのですが、やっぱりパワー全開になって終わります。好きになれそうな曲です」と、石丸のための新曲が追加されているので、注目だ。ほか、マルグリットを日本初演である星組公演でパーシーを演じた安蘭けいが演じるなど、話題も豊富。「愛と疑惑、情熱と勇気で物語が進みます。僕や安蘭さんの世代の俳優たち、そして、思いっきり若い世代の俳優たちが、自分たちだからこそ出せるものをお互い、精一杯披露します。楽しみにしていてください」。公演は10月19日(水)から26日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、10月30日(日)から11月7日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。その後東京凱旋公演あり。チケットは7月30日(土)に一般発売開始。
2016年07月28日ミュラー オブ ヨシオクボ(muller of yoshiokubo)、2016年秋冬コレクションの新作を紹介。2016年7月上旬頃から、取り扱い店舗で順次展開される。今シーズンはスペイン・バルセロナにインスパイアされ、街の空気感と風景をファッションに落とし込んだ。街の名所となっている、アントニオ・ガウディの建築「グエル公園」を表現したシリーズに注目したい。公園のタイル模様やカラフルな色使いをデニムパンツの裾や、オールインワンにアクセントとして取り入れている。フリンジを使用した表情のあるデザインは、コーディネートの主役になりそうだ。スペインの民俗舞踊といえば、フラメンコ。まるでその衣装を彷彿させるような、鮮やかなペイズリー柄をフィーチャーしたシリーズも登場する。繊細なプリーツで柄を取り入れたロングスカートや、後ろ姿で主張できるカーディガン、そして大担に全面ペイズリー柄のワンピースなど様々。他にも、ガウディが手がけたカサ・ミラの建物の螺旋階段を刺繍で表現したシリーズや、碁盤の目の様に、規則的に作られた街並みをジャガードで描いたシリーズなども展開される。スペインに想いを馳せながら、着こなしてみてはいかがだろう。【商品詳細】ミュラー オブ ヨシオクボ 2016年秋冬新作■グエルシリーズ・デニムパンツ 27,000円+税発売時期:2016年7月上旬頃発売場所:伊勢丹、西武、ミッドウエスト・オールインワン 41,000円+税発売時期:7月末〜8月上旬頃発売場所:そごう西武■ペイズリー柄・ロングスカート 37,000円+税発売時期:7月上旬頃発売場所:ESTNATION、SHIPS、高島屋、そごう西武、BEAUTY&YOUTH・カーディガン 39,000円+税発売時期:7月末〜8月上旬頃発売場所:BEAUTY&YOUTH、西武、伊勢丹、高島屋・ワンピース 36,000円+税発売時期:7月末〜8月上旬頃発売場所:BEAUTY & YOUTH、UNITED ARROWS、西武【問い合わせ先】ミュラー オブ ヨシオクボTEL:03-3794-4037
2016年06月19日“蘇り”の絶叫ホラー『ラザロ・エフェクト』に主演する、「世界で最もセクシーな100人」のトップに選ばれたこともあるオリヴィア・ワイルド。そのインタビュー映像がシネマカフェに到着し、彼女自身、もともと本作のテーマにも通じる“神経学オタク”であることを明かした。『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』『パージ』や、昨年の賞レースを席巻した『セッション』など、斬新なテーマで次々とヒット映画を生み出している「ブラムハウス・プロダクションズ」が次に選んだ本作のテーマは、世界中で実際に報告されている死者の復活「ラザロ徴候」。医療の発展につながると信じた研究者チームが成功させた“死者の蘇生”は、生き返った人間が“死の間に何を見て、何を体験したのか”までは考えていなかった。そして、その地獄から生き返らせられた人間の、死ぬよりも恐ろしい“死のその先の恐怖”と力を、本作では目の当りにすることになる…。本作で、悲劇のヒロインから一転して恐ろしい変貌を遂げていくゾーイを演じるのが、オリヴィア・ワイルド。「Dr.HOUSE」や「The OC」といったTVドラマシリーズで人気を博し、2009年に英マキシム誌による「最もセクシーな女性100人」の1位に選ばれた、誰もが疑わぬ圧倒的美人女優だ。ゾーイは、研究者チームのひとりとして死者を蘇らせる「ラザロ血清」を発明するが、実験中の不慮の事故で命を落とし、悲しみにくれる婚約者のフランクから血清を投与され死の淵から蘇る。ところが、彼女は死んでいた間に“死より怖い恐怖”を味わい、それまでとは全くの別人になってしまう。届いたインタビュー映像では、オリヴィアは、ゾーイという女性の背景にあるものとして、「子どものころの経験がトラウマになって、ゾーイは悪夢に苦しんでいるの。彼女が、燃える部屋の中に閉じ込められた人々が出てくる悪夢を繰り返し見ていることが分かる。黒焦げた手が彼女のほうに迫ってくるの」と説明。さらに、「彼女は無意識と意識の間の世界に閉じ込められた。何が本当で何がそうでないのか分からなくなってしまった」状態になると語っている。また、インタビュー後半、「私は神経オタクなの」と語り始めた彼女が、その瞳をいっそう輝かせていることにも注目。本作の背景や「ラザロ血清」への彼女の説明は、こういった分野に不案内な人間にも分かりやすく、ある程度の知識なくしてはできないことだが、「オタクっぽい神経学の本をたくさん読んでいるの」と彼女は生き生きと明かす。神経学者オリバー・サックスの著書を全て読み、共演者に貸すこともあったという本格派ぶりで、現代科学の現状などを踏まえた上で「このコンセプトが事実に根ざしている点が気に入ったわ」と語るあたり、かなりのガチオタクの様子。本作のデヴィッド・ゲルブ監督も、「オリヴィア・ワイルドはとても美人で、チャーミングで、頭が良いだけでなく、実に恐ろしくもなれる。今回の役は演じ甲斐があったはずさ。なぜなら、映画の冒頭ではとても愛らしくて、彼女には実験に成功してほしい、彼女は大丈夫であってほしいと思わせるけど、途中で彼女のキャラクターは変貌を遂げていくんだ」とその豹変ぶりに太鼓判を押すが、オリヴィア本人は、自分の“得意分野”での映画出演とあって嬉々として狂気のヒロインを演じたのかもしれない。本来、人は脳の10%程度しか使っていないといわれている。彼女が演じたゾーイは、血清の影響で同時に残り90%が活動し始めたことで、我々の理解を超えた力を解き放つことになってしまうのだ。オリヴィアが喜々として演じたこの役を、スクリーンでも確認してみて。『ラザロ・エフェクト』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月12日ダイアナ・ガバルドンのベストセラー小説を原作に、18世紀のスコットランドにタイムスリップしたヒロイン、クレアの数奇な運命を描く「アウトランダー」。今秋Blu-ray&DVDのリリースも予定されている同作のシーズン2突入を記念し、クレアと恋に落ちるスコットランド戦士ジェイミーを演じるサム・ヒューアンが来日した。来日に合わせて開催されたファンイベントには、熱心な視聴者(特に女性!)の応募が殺到。演じる役柄共々、サム・ヒューアンは人気スターの仲間入りを果たした。何せサム演じるジェイミーは、好奇心旺盛で、肉体もたくましいスコットランド戦士。そんなジェイミーを演じるサム自身からも、役柄に通ずる魅力が感じられる。「ジェイミーは良くも悪くもアクティブだから、やたら戦いに巻き込まれるんだ(笑)。でも、彼のそういった面が僕は嫌いじゃないし、演じるのが楽しい。スタントもほとんど自分でこなしているよ。馬に乗り、剣を持って戦うのは大変だけれど、いい気分だね。僕自身、体を動かすのは大好き。ここのところ少し怠けた生活を送っているから、撮影中に僕を鍛えてくれたパーソナルトレーナーには怒られちゃうだろうけどね(笑)」。ジェイミーが、そしてサムが世の女性たちを夢中にさせるのは、もちろんアクティブな面からだけではない。劇中では、未来から来たクレアと18世紀を生きるジェイミーのロマンスが展開。未来の女性だけに進歩的で、知恵があり、意志も強固なクレアもさることながら、そんな彼女に偏見を抱かず、やがて秘密を知ってなお愛し抜くジェイミーが魅力的だ。「ジェイミーはありのままのクレアを受け入れる器の大きい男。未来から来たことを告白され、不思議な状況を理解し切ることはできなくても、彼はクレアを信頼し、受け入れるんだ。シーズン1の前半で、ジェイミーは彼女が何か秘密を抱えていると気づきつつも、彼自身が秘密を抱えていることもあり、訳ありな者同士として互いを尊重し合う。そんな彼らを運命の2人と言っていいかどうかは分からないけど、僕は運命の瞬間というものを意識して演じたかった。怪我をして、手当てをしてもらい、パッと目が覚めてクレアと目が合ったとき、彼女こそが運命の相手だとジェイミーは思ったのだと思う」。また、「ジェイミーのクレアに対する愛は高潔なもの」とも。2人の愛の軌跡に言及する。「僕たちの生きる現代に、彼らのような無条件の愛があるかどうかは分からない。でも、理想に思う人は多いんじゃないかな。僕自身もそんな風に人を愛せたらいいなと思う。シーズン1でも、シーズン2でも、ジェイミーとクレアの前には様々な壁が立ちはだかる。いろいろなトラブルに巻き込まれ、いろいろな衝突が起こるんだ。けれど、2人は互いを無条件に愛しているから、試練を乗り越えてより強固な関係を築いていく。どんなに邪魔が入ろうとね。それってある意味、むしろモダンな関係と言えるんじゃないかな」。「どんなに邪魔が入ろうと」。この一言で、シーズン1のクライマックスを思い起こした番組ファンは多いはず。イングランド軍の冷酷な将校であり、ジェイミーに異様な執着を見せる男・ランダルが、クレアとジェイミーの前に立ちはだかっていた。「ジェイミーとランダルの関係は、意志の戦いとも言える。ジェイミーは強固な意志を持つ男だから、ランダルに屈したりはしないんだ。そのせいで、ランダルは自分の思い通りにできないジェイミーに固執する。彼は人を支配して操るのが好きだからね。シーズン1のクライマックスでは、そんな2人の関係が顕著になる。ジェイミーを支えているのがクレアへの愛だと知り、ランダルは彼の中のクレア像を壊そうとするんだ。でも、体を支配することはできても、心を支配することはできない。本当に壮大なバトルだと思うよ」。さらに、ジェイミーとクレアの愛を揺るがすのは、ランダルだけではない。クレアが元いた世界で愛情を育んでいた夫であり、実はランダルの子孫にあたるフランクの存在も、クレアの心を引き裂く。「よくできたストーリーだよね。僕たちのドラマは原作以上に、クレアがジェイミーを愛するように、夫であるフランクを愛していたのだとしっかり描いている。だからこそ、クレアはジェイミーへの愛とフランクへの愛の狭間でものすごい葛藤を抱えるんだ。実を言うと、シーズン2の第1話は、これまでジェイミーを応援してくれていた人も、フランクを応援したくなる内容になっている。困ったことにね(笑)」。話の及んだシーズン2は、「よりスケールの大きい、緊迫した展開になる」とのこと。ジェイミーを演じ始めてから、すでに2シーズン。サム自身を取り巻く状況も激変した。「2000年に演劇学校を卒業して以来、僕はずっと俳優として活動してきたのだけど、だからこそ俳優という仕事の不安定さも感じているんだ。どんなに素晴らしい作品に巡り合えても、それが永遠に続くわけじゃないからね。『アウトランダー』のような作品に出演できて、こうして東京に招いてもらえるのが毎年続けばいいけど、そういうわけにもいかないだろうし(笑)。だから、僕はどんな仕事をするときも、初心に返ることを忘れないようにしている。そして、自分自身に関して学ぶ機会だと捉えるようにしている。そうすることで、恵まれた立場にある自分と適度な距離を保つことができていると思うんだ」。では、ジェイミーをあと何シーズン演じ続けたい?最後にこう尋ねると、地に足のついた彼らしい答えが返ってきた。「ジェイミーという男がどんな変化を遂げていくのか。それはもちろん原作を読めば分かることだけど、シーズン1と2だけを比べてみても彼は随分と変わった。だから、この先のジェイミー、そして自分が2~3年後、どうなるのかすごく楽しみなんだ。誰かに肩を叩かれて番組が終わるような状況は嫌だし、人気のあるうちに終わるのが理想だとは思うけど、できるだけ長く、変わりゆくジェイミーを演じ続けたいな」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Nahoko Suzuki)
2016年05月22日フランク & アイリーン(Frank & Eileen)より、東京・千駄ヶ谷にある旗艦店の2周年を記念したシャツが登場。2016年4月29日(金)からフランク & アイリーン 千駄ヶ谷店で発売される。ブランド初となるウィメンズのノースリーブシャツ「フィオナ(FIONA)」と、メンズ向けオックスフォードシャツが登場。「フィオナ」は、ビッグシルエットの定番シャツ「アイリーン(EILEEN)」のようなふんわりとしたシルエットと、腰回りをカバーしてくれる丈感が特徴だ。メンズのオックスフォードシャツからは、ボタンダウンシャツ2型と半袖シャツが初展開。素材感が生み出す都会的で大人っぽい印象のオックスフォードシャツは一年中着まわすことができる秀逸な1着となっている。また、初日だけのスペシャル特典として4月29日(金)14時から16時の間、カリフォルニアから来日したデザイナー オードリー・マクローリンによるシャツを使ったパーソナルスタイリングやフォトイベントも開始。日々のコーディネートに、美しいシャツを取り入れてみて。【アイテム情報】千駄ヶ谷店 2周年記念シャツ発売日:2016年4月29日(金)・ノースリーブシャツ「フィオナ(FIONA)」価格:24,000円+税カラー:ホワイト、オリーブ、ネイビー・メンズ オックスフォードボタンダウンシャツ半袖シャツ「DON」30,000円+税シャツ「LUKE」「FRANK」各32,000円+税カラー:ホワイト、サックス場所:フランク & アイリーン 千駄ヶ谷店TEL:03-6447-4841住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-28-4営業時間:11:00~19:30■デザイナー来店日時4月29日(金)14:00〜16:00
2016年04月23日ドキュメンタリー映画『二郎は鮨の夢を見る』で世界中から絶賛を受けたデヴィッド・ゲルブ監督の、最新作となる絶叫ホラー『ラザロ・エフェクト』。その戦慄の予告編映像が解禁となった。フランク(マーク・デュプラス)と婚約者のゾーイ(オリヴィア・ワイルド)たち研究者グループは、“死者を蘇らせる”ことができる“ラザロ血清”の研究に日夜没頭していた。ある日、実験中にゾーイが事故で感電死してしまう。悲しみに駆り立てられたフランクは仲間の制止をふり切り、ラザロ血清をゾーイに投与、彼女を死の淵から蘇らせる…。しかし、奇跡的に息を吹き返した彼女は、それまでとは明らかに何かが違っていた。死からの再生という禁断の研究に足を踏み入れた研究員たちを襲う恐怖と絶望のなか、彼らは死よりも恐ろしい“死のその先の恐怖”を目撃する――。大絶賛のドキュメンタリーから一転、ゲルブ監督が次に贈るのは“禁断の領域”を描くホラー。『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』『パージ』や、昨年の賞レースを席巻した『セッション』など、次々とヒット映画を生み出しているブラムハウス・プロダクションズとタッグを組んだ本作は、全米初登場5位、全世界28か国で初登場トップ10入りし、世界的大ヒットに。実際に古くから多くの国で報告されている死者の復活“ラザロ徴候”をテーマに、“死者の蘇生”とともに、生き返った人間が死の間に何を見て何を体験したのか、その地獄から生き返らせられた人間の恐怖をも描き出していく。この予告編では、“死者の復活”という禁断の領域に挑んだ科学者たちが味わう恐怖と共に、生き返った人間が体験する恐怖を、まさに“双方向”からとらえている。奇跡的に息を吹き返したゾーイが、フランクの腕を掴み「私、死んでた?」と聞く姿はこれまで見たことのない鋭い視線を放っている。やがて、その指先は変化していき、フランクの心を読むかのような発言をするなど、生前とは明らかに様子が変わっているのだ。さらに、“いつも”のゾーイと“もうひとり”のゾーイが交差し、次第にコントロール不能になっていく様と、彼女が死後体験した地獄のような恐怖も映し出していく。その異変に気づき不気味がる研究者たちに、ゾーイはその圧倒的な力を持って1人ひとりに刃を向いていき…。また、この物語がほぼ、彼らの仕事場である研究室で繰り広げられる密室劇であることも、恐怖を増大させている。ゲルブ監督は、「人間をこの世に蘇らせるというコンセプトを徹底的に掘り下げるアイディアがすごく気に入った」と語る。そして、「蘇るまでの間、いったいどんな体験をするのだろう?蘇ったとき、以前とは何が変わっているだろう?そして、潜在的に何を持ち帰って来るのだろう?若い科学者たちは、患者や愛する者たちに希望を与えようというところからスタートするけど、自然の法則をもてあそぶことには恐ろしい影響があることに気づくんだ」と見どころに言及した。なお、現在、本作の設定にちなんで、“蘇生意志表示カード”ステッカー付き前売鑑賞券も発売中(一部劇場除く)。そこには“私は「ラザロ復活」計画に同意し、死のその先の恐怖を体験することになったとしても、死んだあと生き返ることに同意します”と書かれ、遊び心(?)にあふれたデザインになっている。本作でゾーイが体験するような壮絶な恐怖を味わうことになっても、生き返りたい…というならチェックしてみて!?『ラザロ・エフェクト』は6月11日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月07日世界最大級のオンラインストリーミングサービス「Netflix」によるオリジナルドラマとして、2013年に制作された「ハウス・オブ・カード 野望の階段」の全シーズンが、日本で一挙独占配信されることが決定した。新政権発足に伴い国務長官に就任するはずだった下院議員フランシス・アンダーウッド(通称フランク)は、ウォーカー大統領とバスケス首席補佐官にその約束を反故にされ、怒りに燃えていた。復讐を誓ったフランクは、女性記者ゾーイに新政権の柱となる法案の極秘情報をリーク、弱みを握る下院議員ルッソを巻き込んで政権を混乱させる卑劣な策に打って出る。妻クレアもフランクに協力的だったが、次第に意見が食い違い夫婦の溝が広まっていく――。『セブン』『ゴーン・ガール』など、革新的なストーリーテリングと映像美で映画ファンを魅了し続ける鬼才デヴィッド・フィンチャーと、『ユージュアル・サスペクツ』『アメリカン・ビューティー』でアカデミー賞に2度輝いたケヴィン・スペイシーが主演&エグゼクティブ・プロデューサーとしてタッグを組んだ本作。共演には、『エベレスト3D』のロビン・ライト、『オデッセイ』の好演が記憶に新しいケイト・マーラらハリウッドスターが顔を揃え、オンラインストリーミングドラマとして初めてエミー賞にノミネート。これまでに3部門を受賞し、ゴールデングローブ賞でも絶賛されている。主人公・フランクが視聴者に直接語りかけるという意表をついた演出や、アメリカの政界で巻き起こる非情なパワーゲームを描き、米国をはじめ全世界で病み付きになる人が続出。日本でもすでに多くのファンにがいたが、これまでは日本の「Netflix」での配信が行われておらず、同作および新シーズン配信を望む声が多く寄せられ、このたび晴れて日本配信が決定した。「Netflix」のCEOであるリード・ヘイスティングスは、「Netflixは私たちのサービスにおいてみなさんの期待に応えるように常に努力しています。昨年の日本のサービス開始後に、なぜ『ハウス・オブ・カード』がないのか?と日本の多くのファンの方から頂いたコメントを拝見していました。今日、ここに『ハウス・オブ・カード』が日本で全てのシーズンをご覧いただけるようになったことをお知らせできることを嬉しく思います」とコメント。なお、本作は新シリーズとなる第5シーズンの製作がすでに決定している。「ハウス・オブ・カード 野望の階段」は「Netflix」にて配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月04日フランク ミュラー(FRANCK MULLER)は、16年1月13日から19日まで、伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージで期間限定イベント「THE MOMENT SCOPE ~見えない瞬間を、見える感動へ。~」を開催する。同イベントでは、新作ウォッチコレクション「ヴァンガード」にフォーカス。会場はコレクションの特徴である近未来的なケースフォルムや文字盤、針などのディテールをイメージした華やかな装飾でデザインされ、同コレクションの新作やウィメンズウォッチ「ヴァンガード レディ」(170万円)の先行販売を実施する。このほかブランドのアーカイブコレクションも展開する。「ギガ トゥールビヨン」(3,100万円)、「マスターカレンダー クロノグラフ ルナ ヴィンテージ 80」(780万円)、「トノウ カーベックス クロンヌ」(145万円)、「ロングアイランド クロンヌ」(165万円)など。また、フランク ミュラーのライフスタイルブランドとなる、フランク ミュラー フューチャー フォームも紹介。有田焼で用いられる天草陶石を用い、凹凸にビザン数字が彫り込まれている平皿「ARITA HIRA」(2万5,000円)をはじめ、九十九里のハンドメイドで製造され、ビザン数字が光の当たり加減で水面に揺らめくワイングラス「WHITE WINE GLASS」(1万3,000円)、ビザン数字のあしらわれた燕市で作られたカトラリー66点のオリジナルボックス「CUTLERY SPECIAL 66PIECES BOX」(75万円)も展開する。
2015年12月29日今回の特集テーマは、『日本を楽しもう!』。ファッションでも、日本発信のデザインは私たちに心地よくフィット。世界に羽ばたくブランドも多数!日本発アイテムの良さを実感して。■アートピースのような趣。グレーのハイゲージニットに色とりどりのミンクファーをびっしりと施して、オリジナリティを発揮。個性的でありながら、どんなボトムスとも好相性。¥56,000(アダワス/ショールーム セッションTEL 03・5464・9975)■細部まで計算された日本人のためのアイウェア。極細のフレーム&テンプルが今の気分にマッチ。小ぶりなボストンシェイプは、これ一つでこなれた印象に。軽くてずれにくく、実用性も文句なし。眼鏡¥30,000(クレイトン フランクリン/ブリンク・ベースTEL:03・3401・2835)■さすが『G.V.G.V.d』! な一着トレンドのMA-1も、このブランドにかかればアバンギャルドなミニ丈に。大胆かつボリューミーなロングスリーブや、フロントのビッグポケットも見逃せないポイント。ブルゾン¥53,000(k3 OFFICETEL:03・3464・5357)■ブランド定番のライダースが変身!人気のライダースジャケットを斬新にもショルダーバッグにアレンジ。シャンパンゴールドも小物ならほどよく華やかに。W26×H19cm¥45,000(ビューティフルピープル/ビューティフルピープル 青山店TEL:03・6447・1869)※『anan』2015年12月30日-2016年1月6日合併号より。写真・多田 寛(DOUBLE ONE)スタイリスト・武政
2015年12月29日●超高級ブランドがコラボレーション2015年12月8日、イタリアのファッションブランド「ロベルト・カヴァリ」が、日本市場で腕時計を発売するとリリースした。注目したいのは、この腕時計ブランドのムーブメントを、スイスのハイエンド腕時計メーカー「フランク ミュラー」が担当していること。フランク ミュラーといえば“ブレゲの再来”といわれる時計師が創業したブランドで、最低でも数十万円から、高いものになると数億円という超高級腕時計を世に送り出している。ちなみにブレゲとは1700~1800年代に活躍した時計師、アブラアム=ルイ・ブレゲ本人のこと、または彼が創業した時計メーカーのことを指す。現在の機械式時計に用いられている技術の3/4はブレゲが開発したものといわれているほどの時計師で、マリー・アントワネットから「最高の時計を作って」と依頼され、数十年の歳月をかけて時計を完成させたが、そのときにはすでにアントワネットは“断頭台の露に消えていた”という逸話が有名だ。そのブレゲの再来と例えられるフランク ミュラーが、5~30万円ぐらいのゾーンで販売されるブランドとコラボレーションするというのだから、“驚き”ともいえる。○日本市場での成功が世界での評価につながる「ロベルト・カヴァリ by フランク ミュラー」の販売代理店となるミスズの代表取締役、半田晴久氏は、「日本はもっとも腕時計への注文が多く、多数の時計メーカーが切磋琢磨している市場。日本で成功することはグローバル市場での成功を約束してくれることになる」と、同ブランドを日本に投入する意味を語った。確かに、日本市場には数百におよぶ時計ブランドが海外から進出しているほか、世界初のクォーツ時計を世に送り出したセイコー、多局受信型電波時計を開発したシチズン、高い堅牢性で海外ユーザーからの支持が厚いカシオといった強力な国内メーカーも存在する。この市場で成功することは、海外での事業展開への見通しが明るくなるのは確かだ。実際、フランク ミュラーも日本市場で成功した時計ブランドのひとつ。「フランク ミュラーでは年間約40,000本の腕時計が生産されているが、そのうちの約14,000本が日本で売られている」(半田氏)という。ただ、ロベルト・カヴァリ by フランク ミュラーの投入は、日本市場へのチャレンジだけではないとする。機械式ではなくクォーツムーブメントを採用することで価格を抑え、若い世代でも購入しやすくするのもねらいだという。「機械式腕時計は高額で、若い世代はなかなか手に入れられない。だが、普及価格帯の製品を購入してもらい、次世代の腕時計ユーザーに“育って”もらいたい」(半田氏)。ちなみにミスズは、「みすず学苑」に代表されるように教育事業からスタートした企業。“生徒を育てる”ということに触れ、「腕時計ユーザー」および「腕時計ブランド」を“育てる”立場だと強調することも忘れなかった。●好調な日本の腕時計市場日本国内のウォッチ市場が好調なのも、新ブランド投入の背景になっているともいえそうだ。矢野経済研究所がリリースした「国内時計市場に関する調査結果 2014」によると、「2013年国内ウォッチ市場規模は前年比121.3%の6,405億円」だったという。2008年に約5,700億円だったウォッチ市場は、2009年にリーマンショックのため3,861億円に激減した。だが、それ以降、2010年に3,991億円、2011年に4,462億円、2012年に5,281億円と確実に右肩上がりで成長してきた。同研究所によると、2018年には6,600億円規模になる見込みだという。ウォッチ市場が着実に成長している背景について、同研究所は「消費者の本物志向による百貨店チャネルの復活」「若い世代の入門モデルの購買ニーズ」「高額時計のリユースマーケットの拡大」「円安による訪日外国人観光客の増加とそれに伴う消費拡大」などと分析する。○復権する腕時計事実、ある時計販売店員によると、インバウンド消費が目立って増えていることが大きいという。円安という背景もあるが、“信用のおける販売チャネル”ということが、購買行動に結びついているのではないかと指摘した。ここ最近増えている中国や東南アジアの観光客は、自国での高額商品の購入に不安を感じるのだという。その点、デパートや家電量販店など、日本の販売チャネルならば“偽物”や“不良品”をつかまされる心配はまずない。さらにこの店員は独自の論理を展開する。「限定的かもしれないが」と前置きしながらも、携帯電話がスマートフォンに移行しているのが、腕時計の復権につながっているのではないかと明かす。「“ガラケー”と呼ばれた折りたたみ式の携帯電話は、外側に小型液晶が搭載され、そこで時刻を確認できた。つまり、ポケットから出す“1アクション”で、時刻を知ることができたのです。それに比べスマホはポケットから出す→電源を押すという“2アクション”になってしまいます。それを嫌忌して、腕時計を見直している層が確実にいるはずです」という。また、数量、金額ともスイス時計が市場の多くを占めているが、国産メーカーのがんばりも大きいという。「機械式時計は“スイスメード”にまだまだ分がありますが、高機能搭載時計は国産が圧倒的です」と強調する。つまりGPS時計や電波時計、気圧計や高度計を備えた多針モデル、脈拍計付き活動量計などは、国産メーカーにアドバンテージがあるとした。こうした多機能腕時計が、市場拡大に寄与しているのは間違いないだろう。いずれにせよ、国内腕時計市場が好調な時期に新ブランドを投入できたことは、ミスズににとって追い風といえよう。
2015年12月09日JALは12月1日より、欧州発ファーストクラス・ビジネスクラスの2食目アラカルトメニューにて、欧州各国の食材を活かしたJALオリジナル丼メニューを提供する。オリジナル丼は4種類あり、どれも食材やネーミングにその就航地ならではの要素を加えている。ロンドン発日本便にて提供する「ロン丼」は、地中海マグロや脂ののったノルウェーサーモンなど、海の幸を活かした海鮮丼。ロンドンの寿司屋でも人気のサーモンを用いており、出汁に工夫をこらしたたまり醤油とともにいただく一品となっている。フランクフルト発日本便にて提供する「フランクフル豚(トン)丼」は、ホテル・ニッコー・デュッセルドルフ「弁慶」シェフが監修したメニュー。旨味に定評のあるドイツ産オーガニックポークをドイツビール・生姜・醤油などの特別ソースで仕上げ、ザワークラウトをあしらった"和独折衷"の丼となっている。ヘルシンキ発日本便にて提供する「フィンラン丼」は、旨みのあるフィンランドポークを生姜焼きに仕立て、フィンランドの森で採ったカンタレリキノコとともに、ルッコラを敷きつめた一品。そして、パリ発日本便にて提供する「フランス丼」は、フランスならではのシャンピニオン・ドゥ・パリ(マッシュルーム)とエビを揚げた天丼になっており、おろし生姜が添えられている。これらのメニューはJALのホームページでレシピを公開している。また、同じ12月1日から、"つけめんの元祖"である「大勝軒」と行列ができるハワイカフェ「カフェ・カイラ」とコラボレーションした機内食をエコノミークラスとプレミアムエコノミークラスで提供する。
2015年11月28日ところどころ大きくヘコんで見えるような建物や、宇宙船風のフシギな形をした美術館など、今まで見たことがないユニークな建造物をつくり続けてきた建築家、フランク・ゲーリー(1929~)。その独創的なアイデアの秘密に迫る展覧会『建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”』が東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開かれています。カナダ出身のゲーリーは、アメリカの大学で建築と都市計画を学んだあと、建築家としてのキャリアをスタート。プリツカー賞をはじめ建築界の代表的な賞を数多く獲得し、アメリカ、ヨーロッパやアジアなど世界中で活躍しています。本展では、ゲーリーの建築物を模型や映像、資料などで紹介。ビルバオ・グッゲンハイム美術館やウォルト・ディズニー・コンサートホールなど、代表作の空間を映像で体感できる展示室や、安価な素材で工夫してつくられたゲーリーの自邸紹介など、見どころがたっぷりあります。なかでも注目したいのは、「アイデアの進展」と題するセクション。アイデアを実現するために試行錯誤を重ね、形にしていく過程をスケッチや模型で紹介しています。浮かんだアイデアを疑い、壊し、考えてから、またつくり直す……展示されているたくさんの模型は、建築家の強い信念を物語っています。建築、デザインに興味がある人はもちろん、新しいアイデアや発想を求めている人も楽しめる展覧会です。会期は2016年2月7日まで。どうぞお見逃しなく。イベントデータ:21_21 DESIGN SIGHT企画展『建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”』会期:2015年10月16日(金)~2016年2月7日(日)※休館日は火曜日(11月3日は開館)、年末年始(12月27日~1月3日)時間:10:00 ~ 19:00※入館は閉館の30分前まで会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン・ガーデン内)料金:一般 1,100円/大学生 800円/高校生 500円/中学生以下無料画像クレジット:ビルバオ・グッゲンハイム美術館(スペイン・ビルバオ1997年)FMGB Guggenheim Bilbao Museoa, 2015 (Photo:Erika Barahona Ede)※画像無断転載禁止
2015年11月12日グラビアアイドルの橋本マナミ、タレントの春香クリスティーン、コラムニストの犬山紙子がこのほど、都内スタジオで行われた、海外ドラマ『アウトランダー』のPR動画収録に参加した。2014年に米国で放送された本作は、現代と過去の"愛"に翻弄されるヒロインを描くSFラブストーリー。第2次世界大戦後、夫・フランクとスコットランドを訪れたクレアは、200年前にタイムスリップしてしまう。過去の時代で生き抜くため、クレアは若き戦士・ジェイミーと結婚するが――というストーリーで、Blu-ray&DVDが発売中(発売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。PR動画では、橋本、春香、犬山の3人が、"2人の男性の間で揺れ動く心"、"官能的なセックスシーン"など、本作の見どころについてトークを展開。収録後、報道陣の取材に応じた橋本は、「愛の描写が美しい。服の脱がせ方やベッドの入り方など、男性にこうして欲しいという願いを叶えてくれる。色んな角度からジェイミーの筋肉美を見せてくれるので、そういうところにもキュンキュンしました」とうっとりした表情でアピールした。また、フランクとジェイミーという2人の男性について、春香は、「フランクの方が知的でリラックスできそうだけど、どんどんスリルを味わせてくれるジェイミーとも冒険したくなっちゃう」とタイプの異なる2人に興味津々。「今まで年下に興味がなかったけど……」と明かす橋本は、「危険な感じがするジェイミーに魅かれました。年下ならではの隙があって、守ってあげたくなっちゃう要素がたくさんあった」と笑顔を見せた。その後、好きな男性のタイプの話になり、春香が、「グイグイとリードしてくれた方が良い」と亭主関白好きを明かすと、橋本は、「私も23歳の時はそうだったから、すごい年上の人と付き合ってた。でも、色々経験すると、オラオラ系の人はもう嫌~!人として大丈夫かな? と思う」と心境の変化を吐露。続けてセックスの話になり、「童貞なら下手でも許すけど、そうじゃなかったら1回で終わりにする」(橋本)、「でも、ぎこちない人も可愛い」(犬山)と"大人"の会話で盛り上がっていた。
2015年11月04日ラグビーW杯で日本中を沸かせた五郎丸歩選手が10月28日(水)、都内で行われた米映画『トランスポーター イグニッション』のヒット記念舞台挨拶に駆けつけた。五郎丸選手が芸能イベントに出席するのは初めて。「試合より緊張します」と照れ笑いを見せていた。「イグニッション(火をつける)」というタイトルにちなみ、W杯での歴史的勝利で日本人のハートに火をつけた五郎丸選手は、「これを機に、皆さんにラグビーに興味をもっていただければ」と喜びのコメント。W杯南アフリカ戦で挙げたトライが、年間最優秀トライの候補になっており、「僕がトライできたのは、ほかのメンバーのおかげ。日本代表全体のトライと捉えている」と謙虚に語った。リュック・ベッソンが贈る人気アクションシリーズ最新作。“天才運び屋”フランクが、誘拐された父親の命と引き換えに、前代未聞の依頼品=美女3人を送り届けるミッションに挑む。フランク同様に、ボールをゴールに“送り届ける”五郎丸選手は、「どんな障害があっても、しっかり前だけを向いて、目標に進む姿は共通している」と自分を主人公に重ね合わせた。劇中には「1、名前を聞かない2、契約厳守3、依頼品は開けない」という3つの“ルール厳守”が登場するが、「注目していただいた精神統一のポーズですが、ポーズそのものには意味はなく、試合中に自分自身のブレない時間を作るためにやっています」と自分なりのルールを語っていた。この日は日本版主題歌を歌う「EXILE」SHOKICHIも来場し、「心に突き刺さるものがありました」と五郎丸選手の活躍に、刺激を受けた様子。自身が書き下ろした楽曲「IGNITION」について、「とにかく映画を盛り上げたいという思いで、映画から感じた“熱”を注入した」。一方、五郎丸選手は「映画にぴったりの曲。聞いたら帰りの車、飛ばしそうです」と楽曲に太鼓判を押した。『トランスポーター イグニッション』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トランスポーター イグニション 2015年10月24日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014 - EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION/Photo:BrunoCalvoトランスポーターイグニション 2015年10月24日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014 - EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION/Photo:BrunoCalvo
2015年10月28日リュック・ベッソンが生んだ人気シリーズの最新作『トランスポーター イグニション』の大ヒット記念舞台あいさつが10月28日に、都内で行われ、ラグビーW杯の歴史的勝利で日本中のハートに火をつけた(=イグニッション)日本代表の五郎丸歩選手が来場した。映画PRイベントは初めての経験で「試合より緊張します」。それでも、シリーズの大ファンだといい「期待通り、面白い作品でした」と太鼓判を押した。その他の写真誘拐された父親の命と引き換えに、謎の“依頼品”である美女3人を愛車に乗せた運び屋フランクの激闘をスリリングに描く本作。ラグビーの試合では、ボールをゴールに“送り届けている”五郎丸選手だけに、「どんな障害があっても、しっかり前だけを見て、目標に突き進む姿が共通している」と主人公のフランクに感情移入。試合中に見せる精神統一のポーズも話題だが、「ポーズそのものに意味はなく、自分なりのブレない時間を作るためにやっています」と自身の“ルール”を語った。舞台あいさつには、日本版主題歌『IGNITION』を書き下ろしたEXILEのSHOKICHIが駆けつけ、五郎丸選手と対面。「心に突き刺さるものがありました」と五郎丸選手の活躍をたたえ、楽曲については「この超大作を盛り上げたいという一心で、映画から感じた“熱”を注入した」と自信を示した。一方、五郎丸選手は「映画にぴったりの曲。聞いたら帰りの車、飛ばしそう(笑)」と楽曲を絶賛した。『トランスポーター イグニション』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年10月28日2014年10月パリ ブローニュの森にオープンした“現代アートのための新たなスペース”である文化・芸術総合施設「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」。完成から1年を迎えた今、建築界の巨匠フランク・ゲーリーが手がけた同館の建築プロジェクトを紹介するエキシビジョンが、表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されている。本展は、フォンダシオンがパリを飛び出し世界中でアーティスティックな活動を展開する『Beyond-the-Walls (壁を超えて)』プロジェクトの一環として開催されているもので、2014年10月から2015年2月にかけてパリ、2015年夏には北京を巡回し、大成功を収めてきた。ゲーリーが「フランスの深い文化的使命感を象徴する壮大な船」と称するフォンダシオン ルイ・ヴィトンが、どのように構想され、完成したのか。本展では、初期のスケッチから実際に作成され、利用された模型がすべて展示され、そのコンセプト形成までの全プロセスを振り返ることができる。LVMHグループは1991年からフランス国内において芸術的遺産及び若者と人道支援プロジェクトのための積極的な活動を行い企業メセナの先駆けとなっている。社長兼CEOのベルナール・アルノーは建築に情熱を持ち、そしてその取り組みはアートにコミットしてきたと言えるだろう。フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、12枚の半透明の帆は、3,600枚ものガラスパネルで作られ、そのガラスに同じものは一つもないという。3面をガラスで囲まれた光溢れるエスパス ルイ・ヴィトンでの展示は、光に包まれたフォンダシオン ルイ・ヴィトンと通じるところがあるかもしれない。会場では、フォンダシオン ルイ・ヴィトンで行われた小沢征爾指揮によるコンサートの映像などを見ることもできる。展覧会のオープニングには、小澤征爾、小澤征悦、高梨臨、中田英寿、福島リラ、蜷川実花、LVMH モエヘネシー・ルイヴィトン社長兼CEO/ フォンダシオンルイ・ヴィトンプレジデントのベルナール・アルノーが駆けつけた。フランク・ゲーリーの世界に飛び込むことができる本展は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンを訪れたことがある人も、これから訪れるだろう人、建築を志す人、ものづくりに携わる人、すべてに感銘を与える。【展覧会情報】FONDATION LOUIS VUITTON BUILDING IN PARIS BY FRANK GEHRY会期:10月17日~2016年1月31日時間:12:00~20:00 (エキシビション会期中のみ)※臨時休業、開館時間の変更は会場ホームページでお知らせ会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル 7F料金:無料
2015年10月26日リュック・ベッソンが贈る人気アクションシリーズ最新作『トランスポーター イグニション』の公開直前イベントが10月21日(水)、都内で行われ、SEKAI NO OZAWA(セカオザ)ことスピードワゴンの小沢一敬、タレントの足立梨花が出席した。現在、独特な世界観“セカオザワールド”で新たな魅力を発揮中の小沢さん。この日は女性限定のイベントで、早速「きっといまごろ、天国は大パニックになっているはず」と凡人には一瞬理解できないコメント。その真意は「だって、こんなにたくさんの天使たちがこの地上に舞い降りているんだから」だと言い、足立さん&女性客はポカーン顔だった。「1、名前を聞かない2、契約厳守3、依頼品は開けない」という3つのルールを厳守する“天才運び屋”フランクが、誘拐された父親の命と引き換えに、前代未聞の依頼品=美女3人を送り届けるミッションに挑む本作。同シリーズでスターダムにのし上がったジェイソン・ステイサムから主演の座を継承したエド・スクレイン(海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」)が豪快かつ華麗なアクションに体当たりで挑んでいる。「カッコいい男と、カッコいい女がカッコいいアクションを繰り広げる。見ればカッコいい時間が過ごせる映画。始まったら最後まであっという間で、ドキドキが止まらない」と小沢さん。一方、足立さんは「女性が見てもカッコいい。特にカーアクションが本当にすごくって!」と興奮気味にアピールしていた。また、運び屋の3つのルールにちなんで、“恋愛の3大ルール”に話題が及ぶと小沢さんは「まず女性を絶対待たせない。そしてメールやLINEは男で終わる。最後にこういう(公の)場所で、本当のことは言わない」と力説。足立さんが「最後の1つがよくわからない」と首をかしげると、小沢さんは「つまり、最初の2つはウソってこと」となぜかドヤ顔…。足立さんは、交際相手に求める3大条件として「いつまでも心づかいを忘れない」「一緒にいて安心できる」「私のアニメ好きを許してくれる人」を挙げていた。『トランスポーター イグニション』は10月24日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トランスポーター イグニション 2015年10月24日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014 - EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION/Photo:BrunoCalvoトランスポーターイグニション 2015年10月24日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014 - EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION/Photo:BrunoCalvo
2015年10月22日リュック・ベッソンが生んだ人気シリーズの最新作『トランスポーター イグニション』の公開記念イベントが10月21日に、都内で行われ、SEKAI NO OZAWA(セカオザ)ことスピードワゴンの小沢一敬、タレントの足立梨花が出席。劇中に登場する「依頼人の名前を聞かない」「依頼品を開けない」「何があっても契約を守る」という3つのルールにちなみ、自身の“恋愛3大ルール”を語った。その他の写真誘拐された父親の命と引き換えに、謎の“依頼品”である美女3人を愛車に乗せた運び屋フランクの激闘をスリリングに描く本作。ジェイソン・ステイサムから主演の座を引き継いだ、海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のエド・スクレインが華麗なアクションと、豪快なカースタントシーンが体当たりで挑んでおり、「カッコイイ男と女が繰り広げる映画で、最後までドキドキが止まらない」(小沢)、「女性が見ても楽しめるアクション。特にカーアクションがすごいです」(足立)とアピールした。“恋愛3大ルール”について、小沢は「絶対に女性を待たせない」「メールは男で終わる」「こういう(公の)場所で本当のことを言わない」と持論を展開。この日のイベントは女性限定で、「きっと今頃、天国は大パニックになっているはず。だって、こんなにたくさんの天使が地上に舞い降りているから」と甘いコメントも。一方、足立は、交際相手に求める3大条件として「いつまでも心遣いを忘れない」「一緒にいて落ち着ける」「私のアニメ好きを認めてくれる」を挙げた。『トランスポーター イグニション』10月24日(土) 新宿バルト9ほか全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年10月21日21_21 DESIGN SIGHTで「建築家 フランク・ゲーリー展 "I Have an Idea"」の開催がスタートした。世界的建築家フランク・ゲーリーの「アイデア」に焦点をあて、5つのセクションでその仕事、そしてひとりの人間としてのゲーリーに迫る本展覧会は、新国立競技場のファイナリストとして話題を呼んだ建築家 田根 剛が展覧会ディレクターをつとめている。見る者を圧倒し人々の印象に深く残り続ける唯一無二の建築を生み出すフランク・ゲーリーという人物、そしてその「アイデア」を、実際に作成・利用された模型や素材ブロック、そして彼の言葉を紹介しながら、建築家・田根剛がひも解き、紹介するという試みが面白い。ひとつめのセクション「ゲーリーのマスターピース」では、代表的なゲーリー建築であるビルバオ・グッゲンハイム美術館、ウォルト・ディズニー・コンサートホール、ルイ・ヴィトン財団の様子がプロジェクション・マッピングで映し出される。安藤忠雄が設計した会場の壁にゲーリーの建築物が現れるというコラボレーション空間に包まれる高揚感はユニークな体験だ。そして、展示はゲーリー自邸の模型やアイデアの原石となるオブジェやゲーリーのマニフェストを掲示した「ゲーリー・ルーム」、本展覧会の真髄「アイデアの進展」「アイデアの実現」に続き、最後にあまり公開されることのないゲーリーが描いた魚のスケッチや撮影した工場の写真などを展示した「ゲーリーのシークレット」に到達する。「やりたいのは、新しいアイデアをうむことだけ」(フランク・ゲーリー)の言葉に、アイデアを生み続けるモチベーションがどこから来るのかを問うと、ゲーリーは、友人である三宅一生がクリエーションに取り組む姿勢を例にしながら「直観を信じるんだ。一貫性を伴い進化し続けることはHumanityと繋がっていて、誰にも真似できない、非常にパーソナルなことだよ」と答えてくれた。フランクが使う「Humanity」を田根は日本語で “人間の尊厳”と表現した。人間の尊厳、生きていることの価値につながるアイデアは、物質的な重さをもち、人を巻き込み、社会を動かしていく。フランク・ゲーリーのアイデア、そしてそれが実現するプロセスを紹介する本展覧会は、未来を作る切望と信念がもたらす『アイデアの時代』に勇気を与えてくれる。【イベント情報】建築家 フランク・ゲーリー展 "I Have an Idea"会期:10月16日~2016年2月7日時間:10:00~19:00(入場18:00まで)休館日:火曜日(11月3日は会館)、年末年始(12月27日~1月3日)会場:21_21 DESIGN SIGHT東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内料金:一般1,100円大学生800円高校生500円中学生以下無料
2015年10月21日●天才運び屋としての役作りとアクション秘話プロの運び屋(=トランスポーター)である主人公フランク・マーティンの奮闘を描く、リュック・ベッソン製作・脚本のカーアクション『トランスポーター』シリーズ第4弾『トランスポーター イグニション』が、10月24日に公開を迎える。本作で2代目フランクを演じているのが、アクション界の新星エド・スクレイン。ラッパーから俳優に転向後、大ヒットテレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』(11~)でブレイクするなど活躍し、ミラ・ジョボヴィッチやジェイソン・ステイサムら数々のスターを生み出してきたリュック・ベッソンの目に留まり、大抜てきされた。天才的なドライビングテクニックと、いかなる敵をも倒す格闘センスを兼ね備えた運び屋・フランクは、過去3作ではジェイソン・ステイサムが演じ、アクションスターとして世界にその名を知らしめた役だ。今回新たにこの役に挑んだエドは、大迫力のカーアクションや緊迫の接近戦を繰り広げ、そして、親子の関係性や依頼主である美女との駆け引きなども見ごたえ十分に演じ切った。9月に初来日を果たした際にインタビューし、撮影の裏話や俳優としての今後の目標、さらに私生活にも迫った。――はじめに、2代目フランクに抜擢された時の気持ちを教えてください。役をいただく時はいつもワクワクするものだし、それぞれ違った形で興奮するものだけど、今回脚本を読んだ時から、絶対楽しい内容になることははっきりしていた。そして、フランスでの撮影、リュック・ベッソンと仕事ができること、また、今まで自分がやったことのないようなアクションを学ばなければいけないというところにもワクワクしました。――ジェイソン・ステイサムさんが演じた過去3作は公開当時に見ていましたか?実は、今回オーディションのチャンスをいただいた時は見ていませんでした。とはいえ、それは珍しいことではなく、僕は人より5年10年遅れていて、みんなが盛り上がったあとに一人で見て興奮するタイプなんです。作品については、ファンが『トランスポーター』にどんなものを望んでいるのか抑えることは重要でしたが、同時にそれに引きずられ過ぎないということも重要でした。どの映画もそうですが、僕は常にピュアな形で臨み、誠実に向き合いたいと思っている。言ってしまえば、映画だと思わないし偽物だと思わない。だから、シリーズものであっても前作のことはなるべく考えないで、その瞬間リアルであろうと、そういう演技の仕方をしているので、今回も見て楽しみはしましたが影響されるということは特にないです。――なるほど。その中でも、『トランスポーター』にファンが望んでいるものは抑えて、役に挑まれたのですね。過去3作を見ても、脚本を読んでもそうでしたが、フランクは、強さ、ストイックさ、シリアスさ、自立心を持ったキャラクターだと思いました。同時に、セリフでユーモアがにじむようなものもある。そして、シリアスなトーンから一転して、ものすごいアクションをこなしてしまう。そういう部分は見せなければと思いました。――カーアクションも、敵と向かい合っての接近戦も、アクションに圧倒されました。トレーニングはどれくらいやられたのでしょうか。カーアクションについては、パリの南にある滑走路で、初めて愛車のアウディS8に乗りました。普通はアクセルを少しずつ踏んでいくと思いますが、一気に全部踏み込んで運転するんです。そして、普通の車だとアクセルを踏むだけだといろんな方向に行ってしまいますが、この車はまっすぐに軌道を修正してくれるんです。ほかに、エンジンやハンドブレーキを改良しているスタント用の車にも乗り、ドリフト走行やハンドブレーキを使ったターンなどをやりました。最初はいろんな失敗もやらかしましたが(笑)、とても楽しかったです。肉体的な面では、まず12週間ロンドンで、自分の体の強さとコーディネーションを上げるワークアップをしました。そのあと、格闘技関連の先生と一緒に、ボクシング、ムエタイ、カリ(フィリピン武術)、接近戦のさまざまなテクニックを組み合わせて、自分の強みに合わせた振り付けを作り上げていったんです。――アクションで一番苦労したことは?脚本に書かれていた通り本当に撮影するのかと思っていたのが、車に女性3人を乗せたまま自分だけ降りて戦って戻るシーン。「本当にやります」と言われた時はちょっと驚き、不安もありました。今回の映画で一番最初に撮影したアクションシーンでもあり、パリの郊外で夜間に3日間くらいかけて撮りました。車が遠隔操作によって本当に動いている状況で戦っているので、タイミングを合わせる必要がありました。大きな挑戦だっただけに、うまくいった時は報われました。そしてもう一つ、崖でのバトルシーンは、温度が37度くらいあり、スーツ姿な上に、本当に崖ギリギリのところで撮影していたので、かなり危険でした。時には、監督がヘリに乗って、われわれに近づいて撮っていたので、そういった意味でも危険な瞬間がありました。どれもそれぞれ大変でしたが、ものすごく大変だったというわけではないんですけどね。(C)2014 - EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION/Photo:BrunoCalvo●新星エドの素顔と日本への特別な思い――そもそも、ラッパーから俳優に転身したきっかけを教えてください。10代からの友人でプランBさんというシンガー(ラッパー)がいて、僕からするとリュック・ベッソンと並ぶオーラとビジョンを持ったクリエイティブで尊敬している人物なんだけれども、僕が27歳くらいの時に、その人が脚本を書き、主演をやってほしいと言われたんです。それまで演技をしたこともないし、役者になろうなんて考えたこともなかったので驚きましたが、新しいことにチャレンジするのが大好きだし、なんとかなるだろうという自信もあり、たとえうまくいかなかったとしても得られる経験はあると思いチャレンジしました。そして今につながっています。――こんな俳優になりたいというイメージはありますか?この役者さんのようになりたいという考え方をするタイプではないんですけど、影響を受けた大好きな俳優さんはたくさんいます。例えば、ジャック・ニコルソン、スティーヴン・グレアム、スティーヴ・ブシェミ、ジョン・グッドマン…大好きです。――ジェイソン・ステイサムさんは『トランスポーター』シリーズをきっかけにアクションスターとしてブレイクしました。エドさんも、本作をきっかけにさらに活躍すると期待されていますね。確かにこの作品を通して、自分自身に対しても世界に対しても、アクション映画の中でそれなりの仕事をできるということが証明できたかなという気持ちはあります。これからも自分がやりたいと思うアクション映画のチャンスをいただけるならやりたいという気持ちがありながら、もともとインディーズ系、単館系の作品が大好きで、『デッドプール』や『トランスポーター』の前はそういった作品に出演していたので、今はまたそういう作品をやることを楽しみにしているんです。アクションもインディーズも両方やっていき、映画のさまざまなスタイルにチャレンジしていきながら役者として向上していけたらうれしいですね。――日本でも2代目フランクのエドさんはどんな人だろうと、注目されています。普段プライベートの時間はどんなことをして過ごしているのか教えてください。仲のいい俳優ニール・マスケルに言われた言葉なのですが、「人生の目的は、非日常的なすばらしいキャリアを持つことと、普通の日常的な人生を歩むこと」。僕の人生はとても普通で、大好きな時間の過ごし方は、息子と公園や遊び場に行くこと、家族や友人と楽しむこと、おいしい食べ物をいただいたり、人と会ったり、愛する人と時間を過ごしたり。スポーツも好きで、週6日くらいはトレーニングをしていますし、音楽も暇があれば聞き、ライブにも行く。食べることはとにかく好きで、だから日本に来て僕はハッピー! 僕を見かけると、だいたいいつも何か食べているよ(笑)――そうなんですね(笑) 今回の初来日では何を食べましたか?寿司とお刺し身が大好きなんですが、焼き鳥も和牛のステーキもいただき、かなりいろいろチャレンジしています。栗もすごくおいしかったし、おいしい日本酒もいただきました!――初来日をとても楽しみにしてくださっていたとのことですが、実際来ていかがですか?美大で絵画をやっていた時に、日本人とコラボレーションし、彼を通して日本の文化や日本食が好きになりました。今回のプロモーションでほかの国も訪れましたが、一番来たい国が日本でした。そして実際に来て、その期待をはるかに上回りました! 礼儀正しさや謙虚さ、温かい歓迎に感動しましたし、とても清潔で、建築も含めて美しい街だと思います。明治神宮や秋葉原にも行くことができて興味深かったですし、これからも機会があったら絶対に戻ってきたいです。いつか日本で映画を撮って、4、5カ月と長期滞在できたらと思います。■プロフィールエド・スクレイン1983年3月29日、イギリス生まれ。2004年よりミュージシャンとして活躍するも、俳優へ転向し、2012年に『PIGGY』(未公開)でスクリーンデビュー。大ヒットテレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』(11~)のダーリオ・ナハーリス役でブレイクし、screen誌の“2013 Star of Tomorrow”にも選出される。そして、『トランスポーター イグニション』で2代目フランク・マーティンに大抜擢。今後、マーベルコミックス原作の『デッドプール』で主人公の宿敵エイジャックスを演じるほか、ニコラス・ホルト主演『Kill Your Friends』など多くの公開作品が控えている。(C)2014 - EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION/Photo:BrunoCalvo
2015年10月19日東京都・赤坂の21_21 DESIGN SIGHTは、建築の慣習を覆し、世間の常識に挑戦する作品をつくり続けてきたフランク・ゲーリーの展覧会「建築家 フランク・ゲーリー展 "I Have an Idea"」を開催している。会期は2016年2月7日(12月27日~1月3日・火曜休館、ただし11月3日は開館)。開館時間は10:00~19:00。入場料は一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料。同展は、ビルバオ・グッゲンハイム美術館をはじめ、昨年開館したルイ・ヴィトン財団など、半世紀以上にわたり建築の慣習を覆し、世間の常識に挑戦する作品をつくり続けてきた建築家フランク・ゲーリーの「アイデア」を紹介するもの。展覧会ディレクターには、エストニア国立博物館の設計や東京の新国立競技場基本構想国際デザイン競技のファイナリストとして国内外から評価の高い建築家田根剛を迎え、同氏の仕事に大きな影響を与えたゲーリーの「アイデアの力」に注目する。ゲーリー建築の生命力に満ちた外観と居心地の良い内部空間を映像で体感できるプロジェクションをはじめ、ひとりの人間としてのゲーリーの姿に触れられる「ゲーリー・ルーム」が登場する。そして、つくっては壊し、またつくり、疑い、時に否定しながら生み出されるゲーリーのアイデアと、その実現に不可欠なテクノロジーや素材、建築プロセスを紹介するということだ。同展の開催に際し、田根氏は次のように語っている。「本展は建物の紹介を中心とした建築展ではなく、建築家の展覧会です。フランク・ゲーリーがどのような人物で、何に興味を持ち、どこで着想を得て、何に執着を示すのか……つくっては壊し、壊してはつくり上げる大量の模型、シンプルな組み合わせで生み出される見たことのない複雑な形態、建築業を熟知して考案されたゲーリー・テクノロジーによる最新の設計手法、そして世界各国で同時に進行し続けるプロジェクトの数々……これら膨大な創造力と作業量はどのようにして可能だったのか。ゲーリーは誰もみたことのないアイデアを生み出すために、どんなに困難な状況でも、努力と信念、葛藤と重責のなかで、「アイデア」を実現するために勇気もって闘い続けてきた建築家なのです。アイデアはポジティブな力がなくては生み出せません。本展を見ることでゲーリーの成し遂げた「アイデアは世界を変える」と信じてもらえれば最高です。」
2015年10月19日ミニストップは16日の「BIGフランク(ペッパー入り)」の発売を皮切りに、3週連続で「ミニストップ」店舗にてホットスナックを強化する。○人気のホットスナックを3週連続でパワーアップ同社の2015年上期のホットスナックは、前年を111.3%と大きく上回る販売だったという。下期においても、10月16日に「BIGフランク(ペッパー入り)」を新発売し、その後、10月23日に「ジューシーチキン」(プレーン・辛口)をリニューアル、10月30日に「イベリコ豚を使った5種のチーズインメンチカツ」を新発売する。「BIGフランク(ペッパー入り)」は、人気商品「フランクフルト」の約1.3倍となるBIGサイズのフランク。熟成させて旨味を凝縮するなど、味付けにもこだわった。まろやかなコクの深みと熟成させた旨味が味わえるフランクに黒胡麻を加えることで、味にアクセントをつけたという。トマト&粗挽きマスタード付きで、価格は165円(税込)。10月16日より順次発売。23日より全店発売となる。「ジューシーチキン/プレーン/辛口」は、チキンがもっとも売れるクリスマス時期の前に、定番商品のフライドチキンの味を改良。プレーンは、香辛料を少なくし旨味を増やし、シンプルで幅広い客層にあった食べやすい味に仕上げたチキンとなっている。また、辛口は、2007年当時に世界一辛い唐辛子としてギネス認定された唐辛子「ブート・ジョロキア」を同店のフライドチキンでは初めて使用した。価格は各170円(税込)。10月23日より順次発売。30日より全店発売となる。「イベリコ豚を使った5種のチーズインメンチカツ」は、5種のチーズ(チェダーチーズ・カマンベールチーズ・ゴーダチーズ・クリームチーズ・エメンタールチーズ)を入れることにより、チーズのコクと香りを引き立たせた。さらに甘みが特徴のイベリコ豚を使用することで、肉の旨みをより味わえるとのこと。価格は150円(税込)。10月30日より順次発売。11月6日より全店発売となる。
2015年10月15日14日、リモデルグランドオープンした銀座三越6階に、デンハム(DENHAM)とブラックバレット バイ ニール・バレット(BLACKBARRETT by NEIL BARRETT)、マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)などが新たにオープン。従来7階で展開されていた、コムデギャルソン オム ドゥ(COMME des GARCONS HOMME DEUX)なども同フロアに移設オープンした。カジュアルなプライベートシーンを演出する6階メンズフロアのシティスポーツ、シティリラックスゾーンに新規導入されたもので、デンハムは今シーズンの立ち上がりから好調なデニムアイテムを牽引するブランドとして伊勢丹メンズ館でも好調。ブラックバレット バイ ニール・バレットは伊勢丹メンズ館に次いで国内2店舗目の展開となり、そのモードな世界観がインバウンド顧客にも高い支持を得ている。今回、両ブランドが新たに加わったシティスポーツの売り場は「都会的でスポーティなスタイリングが、銀座らしいツヤ感のあるブランド」(井染尚二バイヤー)を中心に新たにゾーニング。従来から展開されていた、ハイドロゲン、ディーゼル、セオリー、ジョゼフ オム、マッキントッシュ・フィロソフィー、ブラックレーベル・クレストブリッジ、23区オム・アルジャンで構成。中でも、23区オム・アルジャンは、今回新たに全アイテムが銀座三越との共同企画となる商品となり、ブランドも「アルジャン=銀」とネーミングされた。また、ジョゼフ オムはエスカレーター前のプレゼンテーションスペースで本国で展開されているカフェで出されているのと同じコーヒーマシン、コーヒー豆を使ったドリンクサービスを実施。英国ウィークに合わせブックセレクションのコーナーも設置され、カルチャーを含めた提案が図られている。マーガレット・ハウエルが導入されたリラックスカジュアルゾーンは、ネイビーとホワイトをキーカラーにシーズンを問わずコンフォートなアイテムを揃える編集ゾーン。クロ、ブルーブルー、サイドスロープといったデニムやインディゴ、ニットなどで独自のモノ作りを展開するジャパンブランドと、AG、スリードッツ、フランクアンドアイリーンなどのインポートブランドでMDが構築されている。今回のリモデルオープンに合わせて銀座三越限定アイテムも数多く登場。カナダグースからは人気モデルの「ブルックフィールド」をシティリラックスのキーカラー、ブルーに合わせて限定で展開。その他、デンハム、ディーゼル、セオリー、ブラックバレット バイ ニール・バレットなどでも限定アイテムが用意されている。(Vol.03へ戻る)
2015年10月15日リュック・ベッソンが製作と脚本を手がける人気シリーズの最新作『トランスポーター イグニション』の本編映像が公開になった。新星エド・スクレイン演じるフランクが壮絶な接近戦を繰り広げる息つまるシーンだ。その他の画像/バトルアクション映像公開本作の主人公フランクは運び屋(トランスポーター)で、依頼人の名前を聞かず、依頼品を開けず、何があっても契約を守るプロ中のプロ。危険が迫れば相手をブチのめし、追っ手が来れば華麗なドライビングテクニックを駆使して目的地を目指す男だ。しかし、最新作では突然、彼の車に3人の女性が乗り込み、さらにフランクの父が何者かに誘拐されて毒を飲まされてしまう。依頼品の女性たちの正体は? 父を誘拐したのは誰なのか? フランクの愛車アウディS8が再び始動する。このほど公開になったのは、フランクと敵が鉄パイプを手に激しいバトルを繰り広げる場面。複数の敵の攻撃をすべて防御し、的確に攻撃をヒットさせていくフランクの能力は圧巻だ。本シリーズは激しいカーバトルが大きな見どころだか、肉体を武器にしたバトルアクションもふんだんに描かれ、ワイヤーや引き出しなどを利用した“技アリ”のバトルや、拳と拳がぶつかりあうハードな闘い、逃げ場がまったくない状態でのガンファイトなどが登場する。本作で主演を務めたスクレインは、1983年生まれの英国人で、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で注目を集めた新星だ。本作で彼は、ジェイソン・ステイサムからフランク役を引き継ぎ、入念に準備とトレーニングを重ねて、スピード、アイデア、迫力のすべてを兼ね備えたアクションを披露している。スクレインはマーベルの人気キャラクターがスクリーンに登場する『デッドプール』への出演も決定しており、今後、さらに人気を集めそうだ。『トランスポーター イグニション』10月24日(土) 新宿バルト9ほか全国ロードショー(C) 2014 - EUROPACORP - TF1 FILMS PRODUCTION/Photo:BrunoCalvo
2015年10月14日フランク ミュラー ウォッチランド グループが、京都の「THE SODOH (艸堂)」にてエキシビション「WPHH JAPON 2015 in KYOTO」を、10月19日から22日まで開催する。天才時計師が興したブランドであるフランク ミュラー(FRANCK MULLER)を中心とした9ブランドで形成されるウォッチランド グループ。フランク ミュラーの他、マスター オブ ダイヤモンドのバックス & ストラウス(BACKES & STRAUSS)、先進技術と勇壮な美観を併せ持つクストス(CVSTOS)などのブランドが属している。第3回目となる今年の「WPHH JAPON 2015 in KYOTO」では、今年の注目作品を含む23年の歩みを振り返る珠玉のコレクションが特別に一般公開される。また、フランスの有名シェフであるジョエル・ロブションの愛弟子・須賀洋介、ミシュラン1ツ星シェフ・原田慎次、レストラン サンパウ東京(RESTAURANT SANT PAU)」のエグゼクティブシェフ・岡崎陽介、東京ミシュランガイドの星も獲得した和の達人・黒木純といった4人のスターシェフによる限定ランチメニューが提供される。その他、“時”を大切にするというフランク ミュラーの感性に共鳴した西陣織の老舗・細尾、日本を代表する着物作家・中川正洋、織物作家・高尾弘とのコラボレーションアイテムが数量限定で発売。熟練の時計技師によるスイス時計作りの伝統技巧の披露や、和洋折衷を取り入れた「フランク ミュラー カフェ」などの企画されている。なお、事前登録した来場者には「イベント限定オリジナルトートバック」がプレゼントされる。【イベント情報】「WPHH JAPON 2015 in KYOTO」会場:THE SODOH HIGASHIYAMA KYOTO住所:京都府京都市東山区八坂通下河原東入八坂上町366会期:10月19日~22日時間:11:00~19:00(10月19日・22日は17:00まで)※20歳未満の来場者みの場合は、入場不可。
2015年10月07日今年8月に「SKE48」を卒業した松井玲奈が10月6日(火)、都内で行われたディズニー映画『トゥモローランド』のMovieNEX発売&デジタル配信開始PRイベントに、タレントでアスリートの武井壮とともに出席した。同作は未来に秘められた可能性をテーマにした冒険ミステリー。松井さんが所属していたSKE48は先日7周年を迎えたばかりで、「さみしさはあまり感じないですね。それ以上に、後輩たちが頑張る姿が楽しみです」とグループの“未来”に期待を示し、自身の将来については「戻る場所がなくなった分、いままで以上に真剣に仕事に取り組むつもり。お芝居を頑張り、どんな役でも演じられる女優さんを目指す」と決意を新たに。「友だちを100人作る」と目標も定めた。世界中で起こる危機を監視する主人公・フランクと、不思議なピンバッチに導かれた17歳の少女ケイシーが、「すべてが可能になる理想地」トゥモローランドに秘められた人類存亡のカギに迫る本作を「とてもワクワクする映画」(松井さん)、「誰もが夢見る未来が描かれ、前に一歩進む希望をもらった」(武井さん)とアピールしていた。30歳までアスリートとして活動した後、芸能界入りを目指した武井さん。「夜になると六本木や西麻布のバーに出かけ、そこで出会うタレントさんや芸人さんの話術を勉強していた。家に帰る時間がもったいないし、家にいるとひとりになってしまい、何も始まらないので…」と“未来”を切り開いた8年間のホームレス生活をふり返った。『トゥモローランド』MovieNEXは10月7日(水)に発売。同日、デジタル配信が開始される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トゥモローランド 2015年6月6日より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
2015年10月06日