2022年3月に失語症を公表し引退表明したブルース・ウィリスが、前頭側頭型認知症(通称FTD)と診断されたことが分かった。ブルースの現在の妻エマ・ヘミング、エマともうけた娘のメイベル、イヴリン、元妻デミ・ムーア、デミともうけた娘のルーマー、スカウト、タルーラが、連名で「ブルース・ファミリー」として声明文を発表した。FTDに対して「意思の疎通の問題は、ブルースが直面しているこの病気の症状の一つに過ぎません」「残酷な病気です」と率直につづるも、「つらくはありますが、明確な診断が出てホッとしています」と安堵している様子もうかがわせた。「ブルースは、常に自分の声を世の中の人たちのために役立て、重要な問題に対する意識を公私共に高めるということを信条としてきました」ということから、家族はブルースの症状を伝えることでメディアの注目を集め、この病気に対する意識の高まりや研究が進んでいくことを望んでいるという。声明文を投稿した一人であるデミ・ムーアのSNSアカウントには、メラニー・グリフィス、デミ・ロヴァート、リタ・ウィルソン、ヘレナ・クリステンセン、パリス・ヒルトンら業界仲間やファンからハートの絵文字や祈りが届いている。(賀来比呂美)
2023年02月17日2023年2月16日、ハリウッド俳優のブルース・ウィリスとデミ・ムーアの三女で、俳優のタルーラ・ベル・ウィリスが、Instagramを更新。同年67歳になるブルースが、認知症であることを公表しました。2022の春に『失語症』だと診断され、俳優を引退していた、ブルース。投稿された声明文では、病状が進行し『前頭側頭型認知症』であるという具体的な診断が下りたことが明かされています。私たち家族はまず、ブルースの最初の診断を共有して以来受け取った、たくさんの愛やサポート、そして素晴らしいストーリーに、心からの感謝を表したいと思っていました。その気持ちを持って、愛する夫、父、そして友人についての最新情報をお伝えしたいと思います。2022年春にブルースの失語症の診断を発表して以来、ブルースの状態は進行し、現在では前頭側頭型認知症 (FTD として知られています) というより具体的な診断を受けています。残念ながら、コミュニケーションの問題はブルースが直面している病気の1つの症状にすぎません。これはつらいことですが、最終的に明確な診断が得られて安堵しています。buuskiーより引用(和訳) この投稿をInstagramで見る tallulah(@buuski)がシェアした投稿 ビーチでリラックスした表情を見せるブルースの写真とともに、投稿された声明文には、娘のタルーラのほか、元妻で俳優のデミの名前も連名でつづられていました。前頭側頭型認知症とは、脳の前方にある前頭葉や側頭葉前方の部分に委縮が見られる認知症の一種です。人格の変化や抑制の困難、繰り返し行動、言語機能の障害などさまざまな症状が表れるといわれています。ブルースのニュースを知り、ネット上では世界中からコメントが寄せられていました。・ブルースとあなたたち家族に、愛と祈りを送ります。・引退もビックリしたけれど、もう前の姿が見られないと思うとさびしい。・今までたくさんありがとう。これからもずっと、あなたはスーパースターです。・大切な人が変わっていく姿を見るのはつらい。家族の気持ちを想うと切なくて涙が出た。映画『ダイ・ハード』シリーズをはじめ、これまでさまざまな作品に出演し、人々に夢や希望を与えてきた、ブルース。今後は家族や医療関係者のサポートを受けながら、余生を過ごしていくのでしょう。ブルースと家族の未来が、穏やかで愛にあふれたものであることを多くの人が願っています。[文・構成/grape編集部]
2023年02月17日「ぴあアプリ」で好評連載中の漫画『ロックちゃん』。音楽好きで知られる作者の芦沢ムネトがプロデュースする音楽イベント『Live!ロックちゃん2023』が、3月4日(土) 豊洲PITで開催される。出演する4組、くるり、ハンバート ハンバート、GLIM SPANKY、BREIMENを1組ずつ迎えてトークを繰り広げる対談シリーズ第3弾は、BREIMENが登場。とにかく止まらないトークはまさにセッション。対談中にいろんなマジックが起こってます。トラブルを楽しむというか。変だけど、むしろトラブル起きてほしいみたいなところがあって(高木)芦沢いやー、ほんとに出演していただけるとは。高木祥太(Ba&Vo)だってそのメンツに入れることってあんまりないですもん。しかも(芦沢さんからの)インスタのメッセージもよかったですよ。芦沢DMのね(笑)。高木「もらってうれしいDMランキング」のかなり上位っすよ(笑)。くるり!ってなりましたもん。――芦沢さんからラブコールを送って今回の出演が実現したわけですね。芦沢そうなんですよ。でも僕がBREIMENを知ったのは、実はめっちゃ最近なんです。高木でも、『VIVA LA ROCK 2022』のときは?芦沢その時はまだちゃんと知らなくて。配信のMCを担当していたんですけど、ちゃんとライブを観れなかったんです。サトウカツシロ(Gt)だからおまえ今日髭伸ばしてんの?高木よくわかったな。いや、その逆というか、俺普段髭ないじゃん、それで稼働がないときにどこまで髭が伸びるのか挑戦するっていうのをたまにやってて、なぜかその結果発表みたいなタイミングで芦沢さんに会うんだよ。ビバラのときもそうだし。で、今日も偶然そうだったんだよ。高木祥太(Ba&Vo)芦沢なぜか見届け人になっているんだ(笑)。高木今回の4組の中では僕らが一番若手ですよね。いけだゆうた(Key)そうだね。GLIM SPANKYは年齢がちょい上でって感じだもんね。芦沢どうしても若手というか、知ってる人は知ってるけどっていう、そういう人たちをどうしても入れたくて。知らしめたいって思ったんですよね。それで、アーティスト同士が袖で見たくなる感じがいいなと思って。いけだいいですね。芦沢その方がテンション上がるじゃないですか、やる側も。それで、BREIMENさんどうだろう、いけるかなと思ってお誘いしました。高木全然いけますよ。いけるっていうか、俺らのLINEグループにライブの出演関係のメッセージが来ても、結構みんな返信遅いんですよ。なんだかんだ一週間くらいかかるんですけど。でもこれは30分くらいで。芦沢うわ、うれしい。ライブをちゃんと観たのが去年の『SWEET LOVE SHOWER』で。えらいカッコよくて。なんていうか、みんなで一生懸命練習して演奏してるって感じじゃないんですよBREIMENって。みんなわりと気合い入れたりしてるじゃない、ステージに出る前って。でもなんか散歩みたいな感じで入ってくるよね。散歩してたらたまたまステージがあった、みたいな感じで。高木特にフェスはそういう感じかもしれないですね。ワンマンとかは演出なんかもあったりするし、最初に幕があったりすると……あ、でも幕の後ろでも俺らふらふらしてるか。いけだふざけたりしてるね。芦沢みんなしてそういう感じなんですか?Kanno so(Ds)俺、気合い入れてますよ。サトウ入っててあれだったらヤバイぞ(笑)。いけだ別に全員で円陣組むようなことはないよね。Kanno俺はやってみたいけどね。面白そうだし。芦沢面白そうっていう時点でもう方向性が間違ってるから(笑)。高木やっぱり根底にセッションがあるし、俺らってめちゃくちゃ飽き性だからライブごとにめちゃくちゃアレンジ変えるんです。ツアーなんかで飽きてきちゃったりすると、あんまり周りの音を聴かなくなると思うんですよ。芦沢ああ、もうだいたいわかってるから、自分のことだけに集中しちゃっていいやと。芦沢ムネト高木そうそう。これは俺の師匠の受け売りなんですけど、セッションって「しゃべくり007」で、いわゆるキメキメのライブって「M-1」とか「キングオブコント」なんじゃないかって。どっちがいいとか悪いとかじゃないんですけど、それで言うと俺らはワンマンのライブでも「しゃべくり」と「M-1」のあいだを狙っているというか。ジャムセッションは完全に「しゃべくり」なんですよ。決まってなくて、大きい流れだけわかってる状態で周りの音を聴いて反応していくっていう。サトウ「ダウンタウンDX」ってことだね。高木別にどっちでもいいだろ(笑)。だから俺らのライブってあいだを狙ってやってるから、始まる前に「よし!」ってやってもちょっと具合が違うっていうか。ジョージ林(Sax)わかる。空回りするよね。高木そうそう。変に気合入れると逆によくないみたいなところはあるんですよね。芦沢芸人さんにもタイプがあるもん。めっちゃネタ合わせするタイプと、あんまりネタ合わせすると飽きちゃうってタイプが。本番でボケるのが恥ずかしくなる。あのボケ全力でやってるわーって相方に思われるのが恥ずかしいっていう(笑)。BREIMENは、例えばロバートさんがネタなのかアドリブなのかゾーンに入っててわかんないっていう時の感じに似ているのかもね。高木それめっちゃわかります。そういう時ありますからね。芦沢どういうきっかけで始まるんですか?その、決まってない感じのことっていうのは。高木誰からでも始まるというか、そこにも決まりはないですね。最近面白かったのが、林さんがiPadでサンプラーを操作するんですけど、ワンマンの時にiPad(のアプリ)が落ちちゃって。「チャプター」っていう曲の中にフリーズするセクションがあるんですけど。いけだノイズの音が鳴ってるところが。高木そのフリーズセクション行く前ぐらいから林さんがちょっとキョドってて(笑)。で、いざそのフリーズのところにきた瞬間、音が何も鳴ってないんですよ。でもそれが本当に気持ち良くて。サトウ林さん〇〇してたもんね(笑)。サトウカツシロ(Gt)芦沢その音だけ聞こえたんだ(笑)。いけだなんで下にマイク立ててるんだよ(笑)。高木30秒くらいあったよね?林いやいや、体感は30秒くらいだけど、実際は10秒ちょっとだと思うよ。高木いやもっとあったよ!林さんのiPadの復帰を待つ時間を考えたら結構あったよ。芦沢それって、バーンと無音になって、みんな棒立ちなの?高木そういうトラブルがあった時って俺らはなんか入れたりとかするんですけど、その曲は世界観があったから、そこで誰も何もしなかったんですよ。誰かなんかやるかなとは思ったけど、本当に仁王立ちで、その瞬間、そういう何もないっていうゾーンに入ったんですよね。芦沢なるほど。無音という音を出してたんだね。いけだジョン・ケージだね。「4分33秒」だ。いけだゆうた(Key)サトウ宮本武蔵だね。芦沢もう例え終わってるから。ジョンで例えた後に宮本が出ちゃうとほら、ややこしいから。ジョンが困っちゃうから。高木いいっすね。いけますね、これ。芦沢え!?何が?高木ライブ出れますよ。芦沢無音の時に俺出されても困るからやめて(笑)。全員ははははは!林さっきの話に戻ると、ブーっていうブザーを鳴らして、で、次のボタンを押すと新しいセクションに行く効果音が出るんですよ。だから俺ひとりで次に繋ぐっていうセクションで、まったく音が出なくなっちゃったっていうことなんです。それで次のセクションに行くために誰かがきっかけになるのか、それとも誰も何もしないのかっていう読み合いが始まって。ジョージ林(Sax)Kannoその読み合いがめちゃくちゃ楽しかった。芦沢みんな刀の柄を握って抜くのか抜かないのかってやってる状態だ。宮本で例えちゃったよ(笑)。Kanno頭の中で全員と会話してたよね。いけだ照明は暗かったんですけど、キョロキョロするとバレちゃうので誰も見れなかったですね。芦沢最終的にどうしたの?サトウ林さんのiPadが復旧するのを待ちました。芦沢あ、復旧した。林そうですね。15、16秒くらいだと思うんですけど。芦沢さっきより増えましたね。全員わははは。林で、次のセクションに行く効果音を鳴らして、そしたらすぐにだーいけがベースラインを弾くわけですけど。いけだ僕がね。林拍で言ったら、効果音の拍が2拍くらいしかなくて。いけだ「せーの」くらいしかないんですよ。芦沢反応したんだ。すごいな。Kanno俺が一番全員を見れるポジションにいるんで、見てたんですよ。あ、みんな待ってるなって。でも祥太は、行こうか行くまいかすごく迷っているのが立ち姿でわかって。Kanno so(Ds)高木だーいけが本当は入るところを俺が行っちゃおうかなって一瞬思って。その時点で林さんのiPadが落ちたまでは想像ついてなくて、押しそびれたかなんかなのかなって。で、林さんの方を見たらアウトだなって思ったからとにかく前を向いたまま、俺から行っちゃおうかなって考えつつ、でもまあ待とうと決めて待ってたらだんだん気持ち良くなっちゃって。サトウ俺普通に林さんの方向いて笑っちゃったよ。芦沢ダメじゃん(笑)。話と違くなってきたじゃん一気に。高木今言ったのはまあ極端な例ですけど、トラブルを楽しむというか。変だけど、むしろトラブル起きてほしいみたいなところがあって。くるりと対バンしたいっていうのは目標とかとは違うけどあったよね(サトウ)芦沢じゃあ曲もセッションで作っていくってこと?高木曲はいろんなパターンで作ってて。セッションでできるパターンもあるし、この間出したアルバム『FICTION』ってやつは、俺がもうデモを作らないことにして、俺の中でメロディとかがあってもそれをあえてデモ化しないで伝えて、セッションとはまた違うんですけどね、なんだろうね、あの作り方っていうのは。芦沢事前にデモを渡してたらそれぞれ練習とかしちゃうから。高木そう、先入観が俺のデモから入っちゃうけど、それをなるべくなくした状態でやってみたいなって。そうすると、俺がイメージしてたものとみんなの解釈とのギャップができるじゃないですか、それの方がおもしろいなと思って、バンドだし。芦沢ものすごいそもそものことを聞いちゃうんだけど、なんでこのバンドって組んだんだっけ?高木その前の旧体制「無礼メン」っていうのがあって、それは俺も歌ってないし、そう(Kanno)ちゃんもいないし。その時は俺がバンドを組みたいと思ってセッションの面々を呼んで、結構コンセプチュアルな感じではあったんですよ。岡村ちゃん(岡村靖幸)のバンドバージョンみたいな感じでやってたんですけど。Y.M.O.みたいなちょっとふざけてる感じというか。とにかく俺がアマノジャクで、最初のMVは誰も楽器弾いてなくてなぜか俺がギター弾いてるみたいな。なんかMVの常識というかセオリーみたいなものってあるじゃないですか、とにかくそういうのがやりたくなくて。それを3年くらいやって、ボーカルとドラムが抜けるってなって、で、そうちゃんはもともと旧体制「無礼メン」のファンで、友達になってて、それで入ってもらって、じゃあ俺歌うかってなって、今に至るって感じですね。新体制になってからコンセプトみたいなのを全部やめて、一回思うがままみんなやってみるっていう感じでしたね。芦沢でもそれってなかなかまとまらなさそうじゃん。高木そうですね。でもまとまらない方が面白そうだって思ったんですよ。芦沢じゃあ曲作りにおいても、こういうものを作ろうっていうのはバンドとしてはないわけだ。高木細かいドラムの音とかでリファレンスを出したり、本当にざっくりなジャンル感くらいは共有したりはしますけど、例えばそれがテクノだったら、テクノに寄せていくというよりも自分たちなりに再構築していくというか。芦沢なるほどー。高木音に引っ張られるバンドと人に引っ張られるバンドがあったとしたら、俺らは人に音がついてくるというか。それぞれのパーソナリティとかを全部活かすというか。それがあったうえで、どうするっていうことかなと思っていて。芦沢最終的にこのバンドでどうなりたいとかってあるの?目指すところとか。サトウ俺はリボ払いの完済ですね。芦沢それは大事だよね。あれって魔法じゃないからね(笑)ってそういうことを聞きたいわけじゃないんだよ!高木逆にそういうことって他のバンドとかはなんて答えるんですか?目標とかって。芦沢GLIM SPANKYに昔聞いた時は「カルチャーを作りたい」って言ってて、すごいなって思いましたけどね。いけだすごい。サトウでも、くるりと対バンしたいっていうのは目標とかとは違うけどあったよね。高木あったかも。サトウだから今回お話をいただいて、俺たちくるりと対バンするんだ!ってなりましたよ。高木そういうざっくりしたものはありつつ、でもいわゆる武道館目指しましょうっていうようなものを立てちゃうと、目標に道が左右されちゃうというか、自分たちの道のりを塞がれちゃうというか。芦沢曲作りと同じだね。高木一貫してるかもしれないですね。芦沢ストレスなさそうだもんね。高木それをまったくなくすのって難しいじゃないですか。でも極力ストレスがない状態で楽しくやりたいっていうのが根底にあるので、それが目標と言えば目標なのかもしれないですね。別にそれを言葉にして話したりしたことはないですけど。みんなそう思ってるような気がする。芦沢じゃあ喧嘩もないでしょ。高木ないですね。タイミングでちゃんと話したりしますね、意外と。芦沢ちなみにどういう話し合いをするの?高木最近なんか思ってることある?みたいなことですね。やっぱ忙しくなってくるとなかなかそういう時間って取れないけど、でもそれはなんか都度都度やってるよね。その都度都度の間隔が空いて久々になると、ひとつの議題当たり4時間くらい喋りっぱなしだったりするよね。芦沢結構じゃああるんだ、モヤッとしたものが。高木いや、なんていうんだろ、いろんなトピックが出るっていうよりは、ちゃんと話し合うって感じかな。その結果4時間っていう。林人と付き合っていくと、「ん?」って思う時ってあるじゃないですか。別になんかそれをことさら追求したりせず「まあまあそうだよね」って受け流すというか。でもそういうのってちょっとずつ蓄積してて、アレルギーと一緒で許容範囲を超えたときにキレちゃうんだと思うんですよ。で、キレた時にはもうなんでそうなったかを覚えてないというか。爆発した瞬間にあったものが原因だと思ってるけど、実は原因はそこにあるんじゃなくて、もっと底の方にあるものだと俺は思っていて。だから、たまにチームで話し合う時も、「ん?」って思ったことを共有するというか。「なんであの時髭剃ってたん?」みたいなことをちゃんと表に出す、まあ膿を出しておくって感じですね。芦沢それは大事ですね。高木でもみんながみんなそうじゃないというか。それぞれ違う人間だから、林さんとかは結構溜め込む方で。林ま、そうだね。高木ほんとバラバラなんですよ。バラバラだからこそ話し合いの時間をたまに持つのが大事だなっていうことになっていった。だからルールというか、バンドをやっていく中でそうなっていったというか。いけだあの時のあれ良くなかったよね、みたいな、そういう不満をぶちまけるような会ではないよね。だから何を話したかあんまり内容も覚えてないんだけど、でもひとしきり話して、「じゃがんばろう」って言って終わるっていう感じ。芦沢最近こいつはこんなこと考えてるんだっていう様子を聞いておくっていう感じなのかな。高木そういう感じっすね。とは言え、足並みを揃えるためにやっているわけではないというか。そうしちゃうとしんどくなってくると思うし、自分がそういうタームじゃなかったらそれを強要されても無理だし。俺らが大事にしてるところはどちらかと言うと、その人の音がちゃんと出てるかどうか(高木)高木他に質問あります?芦沢やめてよ!質問なくなっちゃったインタビュアーみたいな感じにするの。この人弾切れか?みたいになってるじゃん。全員あはははは!高木いつもそうちゃんがあんまりしゃべんなくなっちゃうんですよ。バランス見て。芦沢バランス見てるんですか?Kannoあんま、しゃべりたくない。いけだそもそもじゃねーか!(笑)全員あはははは!芦沢そうちゃん、次から言っちゃダメよ、それは。苦手?しゃべるの。Kannoあ、苦手です。苦手なんですけど、上手になりたいなって気持ちはあります。芦沢どのへんが苦手なんだろう?Kanno頭の中が真っ白になるというか。緊張とかそういうのじゃなくて、何もなくなっちゃうんですよ。芦沢え、怖い話?どういうこと?高木たぶん、このバンドの会話のテンポが速すぎるんだと思うんですよ。俺も速いし、おまえ(サトウ)も速いし、だーいけも速いし、で、林さんでようやく。サトウ腰据える感じで。Kannoトルクがもう全然違うから。芦沢ゆっくりでも全然いいんですよ。ちなみに今朝は何を食べたんですか?Kannoえーっと……。芦沢それは記憶力の問題です。全員わははは。Kannoなんも食べてないです。え、食べました?芦沢パンを食べたよ。Kannoクリームパン好きです。芦沢それは全体的に?Kanno全体的にってどういう意味ですか?全員(爆笑)高木だからあるじゃん、セブンとかファミマとかコンビニ系なのかパン屋さんなのかとかさ。いけだあとは材質がね。クリームがこういうのがいいとか、外の皮の感じがとか。サトウストップ!もうついていけてない(笑)。芦沢クリームパンでこんなに速いラリーが行われるとは(笑)。高木いいっすね。めっちゃいいっすよ。番組やりたいな。いけだどこの立場なんだよ(笑)。ディレクターかよ。高木どちらかというと、いつも俺はツッコミに回るんですよ、このバンドでは。でも結構疲れてて。芦沢それはたまにある話し合いの時に言わないと。高木不満じゃないですから(笑)。でも今この感じだと芦沢さんがツッコミやってくれるから、俺も違う側にまわれて楽しいなって思って。芦沢やっぱりこの話してる感じがそのままセッション感あるよね。高木そう。だから人をそのまま音にしたいというか。それはバンドとしてというわけじゃなくてプレーヤーとしてみんな大切にしてると思うんですよ。うまい下手とかあって、俺らはよくうまいって言われますけど、でも俺らが大事にしてるところはどちらかと言うと、その人の音がちゃんと出てるかどうかって言うことの方が大事というか。芦沢そうするとやっぱ、そうくんみたいな人がいた方がいいね。いけだ確かに。高木だから人のバランスいいんですよね。Kannoじゃあここでがんばります。サトウははは。高木どうします?今回のイベントで何か一緒にやります?しゃべりでもいいですよって、これ面白いね。いけだうん。面白い。高木セッションやりましょうよ。芦田ちょっと待って、「セッション」を「セッ(⤴︎)ション(⤵︎)」ってイントネーションで言ったことないし。俺、何やったらいいの?サトウなんか小話でもしてもらう?俺らが演奏中にいきなり入って来てもらって。高木あります?すべらない話的な。いけだなんで終始上からなんだろう(笑)。芦沢大丈夫?(と言ってKannoに振る)Kannoめちゃめちゃイメージしています。芦沢ほんとに?(と言って林に振る)林バッチリイメージできてますよもう。高木入ればわかります。芦沢なんか今俺、宗教の勧誘にあってません?全員あはははは!サトウ絶対セッションした方がいいですよ。芦沢ほらその言い方がもう勧誘じゃない!いやあ、入ったらよかったわ。おまえもやった方がいいよって。高木あながち間違ってないかもですね(笑)。Text:谷岡正浩Photo:吉田圭子<ライブ情報>『ぴあ 50th Anniversary「Live!ロックちゃん 2023」』3月4日(土) 豊洲PITOPEN 16:00 / START 17:00出演:GLIM SPANKY/くるり/ハンバート ハンバート/BREIMEN【チケット料金】スタンディング:6,000円(税込)スタンディング ファミリーチケット(大人1名+小学生1名):8,000円(税込)※入場時ドリンク代必要※未就学児童入場不可※スタンディング ファミリーチケットは、公演当日時点で小学生のお子様1名と同伴限定のチケットとなります。チケット一般発売中:オフィシャルサイト:プロフィール芦沢ムネトコントグループ「パップコーン」のリーダー。癒し系キャラクター「フテネコ」の生みの親であり、様々なアーティストから支持を受け、数多くのMVやコラボグッズを手掛けるほか、ライブやフェス等のイベントではMCを務めるなど、幅広く活躍する。BREIMEN高木祥太(Vo&Ba) サトウカツシロ(Gt) いけだゆうた(Key) ジョージ林(Sax/flute) So Kanno(Ds)の5人からなる、常軌を逸した演奏とジャンルにとらわれないスタイルで注目を浴びるオルタナティブファンクバンド。2022年5月にリリースされたポルノグラフィティ・岡野昭仁とKing Gnu・井口理のコラボナンバー「MELODY(prod. by BREIMEN)」では高木祥太(Vo&Ba)が作詞作曲を手掛け、メンバー全員が演奏・編曲を担当。同年7月に3rdアルバム『FICTION』をリリース。ロックちゃんロックちゃんは、自分のことをなぜかオトナだと思っている4才の女の子(次女)。この連載はちょっと背伸びをした、キュートでやんちゃなロックちゃんの日常のお話です。関連リンク芦沢ムネト Twitter: オフィシャルサイト:漫画連載『ロックちゃん』:
2023年02月14日「ぴあアプリ」で好評連載中の漫画『ロックちゃん』。音楽好きで知られる作者の芦沢ムネトがプロデュースする音楽イベント『Live!ロックちゃん2023』が、3月4日(土) 豊洲PITで開催される。出演する4組、くるり、ハンバート ハンバート、GLIM SPANKY、BREIMENを1組ずつ迎えてトークを繰り広げる対談シリーズ第2弾は、ハンバート ハンバートが登場。ふたりでの制作風景や歌詞のテーマについてなど、芦沢ムネトの興味の赴くままにいろいろと伺いました。聴く人、観る人の想像の余地は絶対に残したい(遊穂)――まずは、芦沢さんがハンバート ハンバートにお声がけした理由からお聞かせください。芦沢僕が今、ぴあアプリで連載している『ロックちゃん』という漫画がありまして、それがきっかけでぴあさんにお声がけいただき、音楽イベントをやりましょうということになりました。で、『Live!ロックちゃん2023』ということでタイトルに「ロック」とついてはいるんですけど、決してロックイベントということではないんです。ちっちゃいお子さんも大人もみんなが一緒に楽しめて、「なんか音楽っていいよね」っていう気持ちになってもらいたくて。そういう気持ちにさせてくれる4組に今回はお声がけさせていただきました。ハンバートさんにはかなり早い段階でアプローチして、OKもいただいて、本当にありがとうございます。良成&遊穂こちらこそありがとうございます。――お会いされたことはなかったんですか?芦沢一度だけあるんですよ。野音のライブに行かせていただいた時にご挨拶をして。良成そうですよね。覚えています。芦沢でも本当に一瞬だったので。当時確か、ソニーのヘッドフォンのweb CMに出演されてて、なんか知らないけどその感想を言った記憶があります。「あれ、見ました」みたいな。そこまで知ってるぞアピールだったのか何なのか、今振り返るとめっちゃ恥ずかしいですね(笑)。良成ご挨拶したことは覚えているんですけど、内容までは覚えてなかったです(笑)。芦沢忘れていただいて良かったです。芦沢ムネト――出演依頼を受けた時はどう思われましたか?良成単純にうれしかったですね。芦沢僕のところには、「ロックじゃないけどいいですか?」って届いてて、それがすごくハンバートっぽいなって思って。――芦沢さんがハンバート ハンバートを知ったきっかけは何だったんですか?芦沢いつ頃だったかちょっと忘れてしまったんですけど、新宿に演劇を観に行ったんですよ。二人芝居で、恋人同士の男女が一緒に暮らしていてっていうところから話がどんどん進んでいくんですけど、実は女性は死んでいたっていう話で。その劇中にかかっていたのがハンバート ハンバートの「君と暮せば」だったんです。その曲の歌詞が本当にそういう内容で、その時に「めっちゃいいな」って思ったんですよね。で、家に帰ってハンバート ハンバートのCDなかったかなって探したら、くるりのトリビュート盤『くるり鶏びゅ〜と』の中にハンバートさんがカバーした「虹」があって。「あ、そうだ!この人たちだ!」ってそこで再認識したんです。そこから改めてアルバムを買ったりしました。あの、ちょっと曲のことになっちゃうんですけど、良成さんの書く歌詞って、なんか死ぬ話が多くて。怖いっていうのではないんですけど、どこか絵本ぽいというか。あれは、どこから来てるんですか?その、死のテーマというのは。良成何なんでしょうね。なんでだと思います?遊穂好きなんだよね。良成好きって言うとまた語弊があるんだけど(笑)。遊穂でも、自分の読んできたものとか、幼少期から好んできたものが影響してるのは間違いないよね。そういう匂いというか。なんで好きなのかがわかったら新事実だよね。ハンバート ハンバート・佐野遊穂良成そうだね。たぶんそういうのが自分の琴線に触れて来るんでしょうね。芦沢そのへんはご自身で掘り下げたりはしないんですか?良成掘り下げたりはしないですね。遊穂だから大体いつも新譜のインタビューなんかで、「この曲はどういう感じで作ったんですか?」って聞かれると、口籠る(笑)。わかんないって。芦沢そうなんですね。でも良成さんが書いたものをまずは遊穂さんに見せるわけですよね?その時に遊穂さんは何を気にされたり、どんなことをチェックされたりしているんですか?遊穂ハンバート ハンバートはこうでなくちゃいけない、みたいなフレームの中に入れるためにジャッジをするわけではないんですけど、私が最初に良成の曲を聞かされた時は、映画を観ているみたいな感じで見るんですよ。芦沢へー。聴くというよりも見るんですね。遊穂そうなんです。歌詞で描かれている物語がカメラワークみたいな感じで見えてきて、ここはもうちょっと細かな絵がいるんじゃない?とか、逆にここは細かすぎるんじゃない?みたいな感じでその時に感じたことを言っていくんです。もしかしたらそれは、私の好みを押し付けているだけかもしれないんですけど。良成でも、そういう感じでうまくいくよね。芦沢へー。遊穂これはこういうことが言いたいんですっていうふうにされても嫌だし、やっぱり聴く人、観る人の想像の余地は絶対に残したいんですよね。だけど、これはあまりにもカメラの見ている範囲が狭すぎて、ここがどうなっているかもうちょっと知りたいんだけど、ずっと同じとこ撮ってますよ、みたいなのは言います。伝わってないかもよって。芦沢そうやって言われることに対して良成さんはどうなんですか?良成あんまりじっくり考えて言う感じじゃないんで、渡したものを聴いてからすぐに答えてくれるんですよ。それこそ、映画を観に行って、劇場を出てからあーだこーだ言うじゃないですか。ここが良かったよねとか、でもここはあんまりだったよね、みたいに。そのノリと一緒で、思ったことをパッと言うので、それはやっぱり一番素直な感想なのかなと。あと、僕自身も薄々ここはぼんやりしてるなと思いつつ一回聴いてもらってっていうこともありますから。ハンバート ハンバート・佐藤良成芦沢曲を通じて見えてきた人となりっていうのもありそうですね。遊穂ありますね。それで言ったら、最初にもらったデモテープの中にも死んじゃったみたいな曲はありましたから。良成ああ、そうだね。確かに入ってた。遊穂だからそこはずっと変わらないんですよね。ふたりだからなんとかなってるのかなと思います(良成)芦沢ライブの時のおふたりのMCがすっごい不思議で。おふたりが掛け合いするじゃないですか。自分がお笑いやってるからか、なんか不思議な漫才を見ているみたいな気分になるんですよね(笑)。それぞれお互いの方を見ないで前を向いたまま、「そうだね」「うんうん」みたいな感じがすごく面白いんですよ。あれはふたりで編み出した何かなんですか?良成いや、全然そんな編み出したとかはないです(笑)。お客さんが前に居るから前を向いて喋ろうかなとかそれくらいのことで。芦沢その時に初めて聞く話でも、そうなるんですね。良成そうですね。実はMCの内容を決めてやってみたことがあったんですよ。どうしても大きめのホールやフェスの会場だとお客さんとの距離も遠いですし、温度感が伝わらない時が結構あったんですよね。だから大きなところでやる時は難しいなと思って、事前にある程度ネタというか話の内容を脚本みたいにして書いてやってみたんです。でもこれが全然面白くないんですよ。書いたものを覚えて読んでも。遊穂そういうことはできないってわかりました。良成だから自然のままやった方がいいねっていうことになりました。芦沢不思議ですね。一方で音楽も言ってしまえば同じことを繰り返しやっていて、そこに違いはないんですけどね。良成そうですね。遊穂音楽を通しての方が私たちの場合はダイレクトに相手の気持ちが伝わってきますね。緊張が伝わってきたら、(相手に対して)落ち着けって気持ちになる時と、一緒になって緊張しちゃう時とかはあります。芦沢その時はどうやってコントロールするんですか?良成でもやれることは何もないんですよ。芦沢そんなバカな!(笑)。遊穂自分の心をなるべく落ち着かせるとかね。良成ちょっと歌いやすいように弾かなきゃってやってみたりするんですけど、特にその効果は現れないですね(笑)。遊穂ちゃんと伝わる時もあるんですけど。フェスとかで持ち時間が結構シビアで時間がもうないっていうような時は。良成何回もオーバーして失敗してるから、それでそろそろちゃんとしなきゃっていう気持ちが強いからね。短すぎてもお客さんの不満足感になっちゃいますし。それはお笑いでもそうですよね。芦沢そうですね。遊穂最後の曲のアウトロが妙に長いから、(全体が)短かったんだなっていうのがわかるんですよ。ずいぶんジャカジャカやってるなって。良成前に出て挨拶したりしてね。芦沢ははは。じゃあカーテンコールみたいなのが出たら、今日はちょっと想定より短くなっちゃったんだっていうことですね(笑)。遊穂あと、予定になかった曲を始めた時もあった。良成ほんとに短くて、あと1分はなんとかしたいっていう時に。芦沢もちろん打ち合わせもなしってことですよね?遊穂そうです。しかも、イントロもほとんどなくて、すぐに歌に入らなきゃいけない曲で、最初のフレーズが本当だったら2回繰り返すんですけど、それを繰り返すのか、繰り返さないのか、どっちだ?でもたぶん2回繰り返してやるほど短くはなっていないはずだから、一回やっていきなりBに行くはず、そうだよね?っていうオーラを出しながら目で知らせるっていう。芦沢結構賭けですね。遊穂でもそれがわかって、実際に合ってると、やったー!ってなる。――ふたりだからその緊張感って増すんですかね?良成そうかも。例えばドラムがいたら……でもそうか、ドラムがいたら逆にそっちに合わせなきゃいけないってなっちゃうから逆にどうにもならないかもしれないですね。そういう意味ではふたりだからなんとかなってるのかなと思います。遊穂ふたりじゃなかったら最初からそんなに冒険はしないのかもね。良成4人とかだったらね。もともとそういう前提でやっているバンドだったらいいんですけどね。グレイトフルデッドってバンドあるじゃないですか。芦沢はい。アメリカのジャムバンドの草分け的な。良成そこにいたフィル・レッシュっていうベースの人が今やっているバンドのライブ映像を見たんですけど、ヘッドセットマイクをして演奏しながら次のコードをメンバーに言っていくんですよ、その時々の思いつきで。もちろんコード進行が決まっている曲もあるんだろうけど、そんなふうなことをやっている場面があって、面白いなと思いましたね。遊穂私たちはふたりだから、さすがにそのシステムは導入しないけど(笑)。良成急な変更もふたりだからギリ対応できるしね。遊穂3人以上になるとちょっと難しいなってなっちゃうかも。良成コントにもアドリブを入れたりすることってあるんですか?芦沢入れるとしても、入れるかもしれないっていうのを事前に言います。もしくはネタを作った時点で、ここは思ったより(お客さんに)受けたら自由に言ってもいいかもっていうスペースとして共通認識をもっておくっていうふうにしますね。でもそういうことを言うと、ボケのやつがどうしても何かを言いたくなっちゃうんですよ。遊穂(笑)。良成ああ。逆にそこが縛りになっちゃうんですね。芦沢そうなんですよ。変な空気の時に言っちゃったり。そうすると笑いが内向きになるというか、なんで受けないってわかってるのに言うんだよっていう、こっち側しかわからない笑いになってあんまり良くないんですよね。遊穂最近、M-1を見るようになって思ったのは、本当に音楽でよかったねって。芦沢(笑)。こんなこと聞いていいかどうかわからないんですけど、ライブ中ってどれくらい余裕があるものなんですか?遊穂余裕なんて全然ないです。芦沢あ、そうなんですか。音楽のイメージから勝手にすごく余裕な感じでやってらっしゃるものだと思ってました。その、余裕がないっていうのは何に対して余裕がないんですか?遊穂もうやること全部に対してです。ただただ必死に取り組んでますって感じですよ、毎回。良成あなたは歌うので精一杯だし、こっちはこっちで楽器を弾いて歌って、そこにプラス、時々ニコッとしたりとかしないと、顔が怖いってあとで言われたり書かれたりするから(笑)。遊穂なんか嫌なことでもあったんですか?って(笑)芦沢おふたりはお家で練習できるんですよね?良成そうですね。そこは強みとしてあるかもしれないですね。でもやっぱり子供ができてからは案外時間がなかったりするよね。遊穂うん、そうだね。芦沢僕ももうすぐ3歳になる子供がいるのでその感じはすごくわかります。全然自分の時間がなくなりますよね。もう向こうは全力でくるんで(笑)。良成もうすぐ3歳になるお子さんがいらっしゃるんですね。『ロックちゃん』の連載がどれくらい続いているんですか?芦沢5年くらいですかね?連載をやっている途中で子供が生まれたんですけど、そうすると途中からやっぱり自分の子供の話にだんだんなるというか、影響を受けるんですよね。音楽にもそういうところってありますか?良成ありますあります。芦沢そうですよね。去年リリースされた最新アルバム『丈夫な私たち』に収録されている「君の味方」なんかはまさにそうだなって思って聴いていました。良成&遊穂ありがとうございます。芦沢そうやって考えると、わかる曲が増えてきたというか。前までは恋人のことを歌っている曲だと思っていたのが、今は子供のことを歌っているんだなって思うようになったり。感受性が変わりますね。大きいフェスとは違って出演者同士の距離感が近いイベントになると思うので楽しみにしています(良成)――くるりの『鶏びゅ〜と』で「虹」をやろうと思ったのはどうしてですか?良成あの時は、自分たちが好きな曲を選んでよかったんですよ。それで好きな曲を何曲か自分たちで試してみて、自分たち的にいい感じになりそうだなって思ったのが「虹」だったんです。遊穂うんうん。良成その前に、くるりが主催している『京都音楽博覧会』に出させていただいてたんですよね。その年(2008年)の音博でくるりバンドのサポートメンバーとして参加していて、ハンバート ハンバートとしても出演したり、そういう一夏を一緒に過ごしたっていう交流があったので、カバーするにあたっても自分たちなりに変えてもいいかなっていう感じで「虹」はやりましたね。遊穂たぶん岸田さんと好きなものとか似ている部分があると思うんですよ。芦沢良成さんと。遊穂はい。歌詞を見てたら絶対にこのふたりは共通の好きなものがあるんだなってわかる。芦沢遊穂さんの歌い方っていうのは最初から確立されていたんですか?遊穂全然確立されてませんよ。芦沢そうですか?めちゃくちゃ確立されたものがありますよ。良成おれらは全然そんなことないんですよ。芦沢もちろん僕らは完成されたものを聴いているから余計にそう思うのかもしれないんですけど、おふたりのバランスもそうですし、よくぞ出会ってくれたと思っています。最初に良成さんがハンバート ハンバートを始めた時はボーカルが遊穂さんではなかったんですよね?良成おれがメインで歌おうと思ってたんです。それで、コーラスで遊穂を誘ったんです。まだ学生の頃ですけどね。で、当時は6人でやってたんですけど、みんなでリハスタに行って合わせてみたら、遊穂の方が歌がうまいと。みんな遊穂がメインで歌う方がいいって言うので、それでじゃあ、うんわかったいいよって(笑)。遊穂そこで、「いいよ」ってなるのがね(笑)。自分でやりたくて始めたことなのに。芦沢そうですよね(笑)。普通だったらいやいやメインはおれだ、だっておれが始めたバンドなんだもんってなりますよね。良成そうか。そうですねぇ。芦沢あははは。最初の方にお聞きした、良成さんが書いた歌詞を渡して、それに対して遊穂さんが素直な感想を言っていくっていうこともそうですけど、おふたりの関係性はもうその初めてスタジオに入った時に確立されていたのかもしれませんね。良成そうかもしれません。遊穂うん、そうかな。良成まあでも、ハンバート ハンバートというもの自体は、いろんな失敗を重ねてここまで来たなっていう感じですけどね。遊穂いろんなダイエット法みたいな感じで。芦沢ははは。ロングブレスやってみたりブートキャンプやってみたりで(笑)。遊穂でもだんだんそういうのもなくなってきた、はず。自分がこういうのが好きっていう基準みたいなものがはっきりとあるから、でもそればかりになると狭くなっちゃって。自分の好きなものをどうやって形にするかっていうことを考えたら、こうかもしれない、こうかもしれないっていうふうに行くのが一番の近道なんですよね、結局は。だから、この道しかないっていうふうに思って、そうしてしまうことが遠回りというか。いろんなトライ&エラーがあって、だんだんだんだん歩いている道がはっきりしてきたっていう実感はあるんですけど、でもそれも10年後にはどうなっているかわからないし。――先にメロディがあって、その後に歌詞を書くというプロセス自体はずっと変わらないんですか?良成そこは変わらないですね。ただ、それはこうしなきゃいけないとかっていうことではなくて、詞が先に出てくる気配がまったくないんです。芦沢あ、そうなんですね。意外と言えば意外かも。――ということは、先ほどおっしゃっていた“死の匂い”みたいなものはメロディにすでに含まれているんでしょうね。遊穂そういうことなんでしょうね。良成そうですね。――では、最後にイベントについてお聞きします。くるりとは久しぶりになるんですかね?良成&遊穂そうですね。遊穂すごく楽しみです。GLIM SPANKYのふたりもね。良成この間ライブに来てくれたもんね。遊穂現場で会って会話とかできる人が私たちは数少ないので(笑)、今回は2組も知っている人たちがいるからすごくうれしいです。良成ほんとそうだよね。そもそもおれらはワンマンが多いしね。大きいフェスとは違って出演者同士の距離感が近いイベントになると思うので楽しみにしています。Text:谷岡正浩Photo:山本佳代子<ライブ情報>『ぴあ 50th Anniversary「Live!ロックちゃん 2023」』3月4日(土) 豊洲PITOPEN 16:00 / START 17:00出演:GLIM SPANKY/くるり/ハンバート ハンバート/BREIMEN【チケット料金】スタンディング:6,000円(税込)スタンディング ファミリーチケット(大人1名+小学生1名):8,000円(税込)※入場時ドリンク代必要※未就学児童入場不可※スタンディング ファミリーチケットは、公演当日時点で小学生のお子様1名と同伴限定のチケットとなります。チケット一般発売中:オフィシャルサイト:プロフィール芦沢ムネトコントグループ「パップコーン」のリーダー。癒し系キャラクター「フテネコ」の生みの親であり、様々なアーティストから支持を受け、数多くのMVやコラボグッズを手掛けるほか、ライブやフェス等のイベントではMCを務めるなど、幅広く活躍する。ハンバート ハンバート1998年結成、佐藤良成と佐野遊穂によるデュオ。ふたりともがメインボーカルを担当し、フォーク、カントリーなどをルーツにした楽曲と、別れやコンプレックスをテーマにした独自の詞の世界は幅広い年齢層から支持を集める。ロックちゃんロックちゃんは、自分のことをなぜかオトナだと思っている4才の女の子(次女)。この連載はちょっと背伸びをした、キュートでやんちゃなロックちゃんの日常のお話です。関連リンク芦沢ムネト Twitter:ハンバート ハンバート オフィシャルサイト:漫画連載『ロックちゃん』:
2023年02月07日「ぴあアプリ」で好評連載中の漫画『ロックちゃん』。音楽好きで知られる作者の芦沢ムネトがプロデュースする音楽イベント『Live!ロックちゃん2023』が、3月4日(土) 豊洲PITで開催される。くるり、ハンバート ハンバート、GLIM SPANKY、BREIMENの強力な4組によってどんな化学反応が起こるのか!? このイベントを前に、出演する4組のアーティストと芦沢ムネトとの対談シリーズがスタート!第1回目のゲストは、GLIM SPANKY。彼らのデビュー時から交流を続ける芦沢ムネトとの止まらないトークセッションをどうぞ!ロックって激しいだけの音楽じゃなくて、僕は心意気だと思っている(芦沢)――まずは、このイベントがどのようなきっかけで生まれたのかというところから芦沢さんに伺いたいと思います。芦沢最初、ぴあさんからお声がけいただいたんです。ぴあさんの会社創立50周年の記念イヤーに芦沢さんがプロデュースするイベントをやりませんか?って。え!僕でいいんですか!?ってめちゃくちゃびっくりしました(笑)。それで、じゃあどういうイベントにしようかなというところで考えたのは、ぴあアプリで連載している漫画『ロックちゃん』は3歳の女の子が主人公なので、大人も子供も楽しめるものにしたいなということでした。若い人たちだけが盛り上がるんじゃなくて、幅広い世代の人たちが楽しめて、そこで初めての音楽体験を得られたりする場所にできたらいいなと思ったんです。芦沢ムネト――そういう想いやコンセプトに基づいて出演オファーを始めて集結したのが、すでにアナウンスされている4組というわけですね。確かに世代もジャンルもバラバラで、普通のイベントであれば揃わない4組だなという感じがします。芦沢そうですよね。ロックって激しいだけの音楽じゃなくて、僕は心意気だと思っているので、いろんな感情が感じられるようなラインナップにしたかったんですよね。だからロックではなく『ロックちゃん』っていうのがちょうどいいかなって。で、GLIM SPANKYはもう最初から絶対に出てもらうつもりで僕の中では勝手に決めていました(笑)。松尾うれしい。亀本ありがとうございます。芦沢GLIMのアルバム(『Into The Time Hole』)が出て、よく聴いてたんですよ。中でも9曲目の「形ないもの」っていう曲がすごい好きで、聴いた瞬間にメールしました。ちゃんとまだ歌詞も聴き込んでいないのに、いい!って思って。勢いに任せて送っちゃったからなんか失礼なこと書いてなかったかなって心配になっちゃったりして(笑)。松尾いえいえまったく。芦沢そのタイミングとこのイベントの話を具体的にしていくタイミングがちょうどかぶって、もうこれはGLIM SPANKYには出ていただくしかない!ってなったんです。亀本芦沢さんはいつも僕らが新曲を出すとチェックしてくれるんですよね。松尾ありがたすぎる。――最初に芦沢さんがGLIM SPANKYのおふたりに会ったのはどのようなシチュエーションだったんですか?芦沢えっとね……まず初めてGLIM SPANKYの曲を聴いたのは、当時僕が『RADIO DRAGON』(TOKYO FM)という番組をやっていて、ディレクターさんが「焦燥」(Sg/2014年)をかけたんですよ。それがめっちゃくちゃカッコ良くて、びっくりしたんです。声と音が最高で、ゆっくりかと思ったら速い!って(笑)。すごい小学生みたいな感想ですけど。それでライブを最初に観たのは、たぶんレコードメーカーさんが主催している新人のショーケースみたいなイベントだったと思うんですよね。松尾うわー、めっちゃ前だ。赤い公園、ボールズ、テスラは泣かない。と一緒に出たイベントですね(『EMI ROCKS neo』/2014年)。松尾レミ(GLIM SPANKY)芦沢それだ!亀本ゴリゴリのコンベンションライブでしたね。赤い公園はその1年前にデビューをしていたんですけど、僕らを含めた他の3組は同時にデビューしたんですよ。芦沢関係者に品定めされてるようなライブだったよね。亀本でも当時僕らは何もわからなかったから、こんなもんなのかなって思いながらやってましたね(笑)。芦沢で、その後くらいに僕が『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)という番組で“教頭先生”になるんですけど、GLIM SPANKYはもともと『SCHOOL OF LOCK!』が主催していた『閃光ライオット』(10代を対象にしたティーンエイジャー参加型ロックイベント)出身という縁もあったんですよね。『閃光ライオット』に出た時って何歳だったっけ?松尾高校3年生と大学1年生(亀本)でした。芦沢すごいですよね。で、僕が『SCHOOL OF LOCK!』をやっているときにゲストで来ていただいたりっていう感じで交流が始まりましたね。亀本デビューしてからしばらくツイキャスをやってて、僕らだけだとあまりにもグダグダになるからっていうので、芦沢さんが司会をやってくれたこともありましたよね。芦沢あったあった(笑)。ま、司会というか、楽しくおしゃべりしてただけなんだけどね。松尾『SCHOOL OF LOCK!』をやられてたっていうのもあったし、私たちも『フテネコ』好きだったし(笑)。芦沢その頃に1回だけプライベートで飲みに行ったよね?松尾行きましたね。亀本3人で?芦沢シモキタの。松尾中華料理屋。亀本あっ、中華行った!確かラジオ終わりでしたよね。松尾そうかも。芦沢全然何を話したか覚えてないけど。バンドでデビューするっていうことが決して雲を掴むようなことではないんだって思えた(松尾)――どういうイベントになりそうですか?芦沢どうしましょうかね。一応僕の役割としてはMCなんですけど、ぶっちゃけいらないんじゃないかなって思ってるんですよね。だって、ライブの合間に出てこられてもいらなくない?松尾&亀本はははは。亀本でも確かに難しいですよね。芦沢もう素敵な4組がライブをやってくれるわけじゃないですか。そこに説明なんていらないじゃないですか。それなのに出てくるわけですよ。「さてさて……」じゃないよ!って自分で自分にツッコミそうになる(笑)。松尾でも全然嫌じゃないですよ。その方が楽しい。亀本そうそう。僕らは全然いいんですけど、ただ僕がお客さんとして観ていて、くるりのライブが終わった後に、「はいどうも〜!」っていうテンションについて行けるかどうかは心配(笑)。芦沢いや、そうなのよ。松尾でも、ライブ終わった後にミュージシャンの話を聞けるっていうのはレアだからお客さんもうれしいんじゃないですかね。芦沢だからそうか、そういうふうにちょっとトークができればいいかもね。終わった後に俺だけステージに出て行って、お客さんに向かって「どうでしたか?」も何にもないよね(笑)。よかったに決まってるじゃん!ってなるもん。松尾それにしてもすごいメンツですよね。くるりもハンバート ハンバートもずっと好きだし、BREIMENもやったことがなかったのですごい楽しみですね。なんか、普通にいい音楽が聴けるイベントだなっていう感じがすごくいいですよね。芦沢そう。それをずっとやりたかった。亀本くるりもハンバート ハンバートも今までやったことありそうでなかったんですよ。芦沢あ、そうだったんだ!松尾そう。関わりはあるんですけど。芦沢だって、佐藤さん(くるり)がベースやったりしてるよね?亀本佐藤さんにめっちゃ弾いてもらってるのに、対バンはしたことなかったんです。亀本寛貴(GLIM SPANKY)芦沢えー!松尾大きなフェスで出演日が同じ、とかはありましたけどね。亀本だから僕らからしたら、今回すごくいい機会をいただいたなっていう感じでうれしいんですよ。くるりだけじゃなくて、ハンバート ハンバートもBREIMENも初めてなんで。芦沢そうだったんだ。松尾本当に私たちにとってもいいメンツだなって思うし、何よりデビュー当時から応援してくれてる芦沢さんにお声がけいただいたっていうことで個人的にはすごく特別なイベントですね。――今からGLIM SPANKYのセットリストが楽しみです。芦沢そうなんですよ。亀本「形ないもの」はやろう。この話の流れでやらないのも変だし(笑)。松尾そうだね。――出順も芦沢さんが決めるんですよね?芦沢そうなんですよね。いやぁ、楽しみ(笑)。亀本でもこの4組の感じだと、キャリアの若い順からっていう感じが普通じゃないですか。芦沢まあね。亀本そしたら最初はBREIMENになるんですけど、そうするとそこでもうわかっちゃうので、だとしたら僕らがトップでやるんじゃないかなって勝手に想像してました。先輩2組を最初に持ってくるわけにも行かないし、まあ僕らの音楽って瞬発力もあるタイプじゃない?松尾そうなの?亀本そうじゃない?松尾うん、まあいいや。亀本そう。だからそんな感じ。芦沢ふたりのこの感じがね、音楽を聴いていたらわからないんだけど、絶妙にいいんだよね(笑)。インスタライブをこのふたりでやってるとハラハラするもん(笑)。そこがすごい好き。亀本でも、バランスが崩壊することはないんですよ。松尾ギリギリね。芦沢そう。だからそれがすごい不思議なんだよね。今、組んで何年?亀本14、15年?松尾私が15歳の時に組んだので。亀本じゃあ15年か。松尾うん。人生の半分やってるわ。芦沢音楽性の部分以外で、何が居心地よかったりっていうことなんですか?亀本初めて組んだバンドがGLIM SPANKYで、学生コンテストも経験して、大学時代にライブハウスの出演を経験してメジャーデビューしてっていう感じでずっとやってきているので、それ以外を知らないんですよね。松尾そうなんだよね。亀本だから、バンドってこういうものっていうことになっちゃってるんですよね。芦沢なるほど。亀本この活動によって自分たちの音楽人生が形成されてきているんで。松尾これしかやったことないから、これが常識になっちゃってるっていう感じですね。芦沢結果、それがふたりのいいバランスになっていくんですね。亀本いいのかどうなのかはわからないんですけど成立してるっていう(笑)。――最初からふたりだったわけではないんですよね?松尾もともとは4人組でした。うちの高校は軽音部がなかったので、有志が集まったバンドだったんですよ。亀本僕は途中で入ったんですけどね。松尾私が高校1年生で、亀が2年生だった。で、亀よりもう1コ上の先輩と私と同級生の子がいてっていう4人組だったんですよ。軽音部の活動じゃなかったからこそ終わりがなかったというか。部活だったら、高校が終わったら解散っていう感じになるじゃないですか。でもそうじゃなかったから、目標も長いスパンで持てましたし、そもそもバンドをやりたくて集まってたからみんな気合いが入ってるんですよね。芦沢自分の目標を紙に書いてて、それがその通りになっていったっていう話をしてたよね?松尾そうなんですよ。その目標はメジャーデビューまでで終わってるんですけど。中学生くらいの頃に作って、とにかく、この時にこれをする、この時にはこれをするっていうのを予め書いておいて、全部実現させていこうって思ったんですよ。芦沢それができるってすごいよね。デビューより先を書かなかったのはどうして?松尾書いたことを実現していくっていうのはもちろん目標にはなるんですけど、でもそれ以上は行かないんじゃないかっていう気もして。どこか自分の限界を決めちゃうような気がして。芦沢うわ、すごいな!亀本想像できる範囲をクリアしていくっていうこともすごいことだよ?松尾そう、今考えたらね。でも努力したというよりも、好きでやってただけだから。だって、『閃光ライオット』の出場を『SCHOOL OF LOCK!』に応募して、まさかラジオから自分のバンド名が呼ばれるなんて思いもしなかったもん。亀本僕は選ばれると思ってたよ。松尾え!亀本その時大学に行ってたんですけど、たぶん呼ばれるからラジオつけとこうって友達の家で聴いてたから。松尾マジ!?私、腹筋してたら呼ばれてビビった。芦沢なんで腹筋してたの?松尾歌唱力つくかなと思って(笑)。そしたら呼ばれたからいつもの倍やったよね。芦沢やっぱこういう時に腹筋してる人が上にあがるんだな。松尾いやでもラジオで呼ばれるってあり得ないことだと思ってましたよ。私の住んでたところなんて人口が6,000人くらいしかいない村だったから。駅もないし。芦沢そんな感じのところだったんですね。松尾そうなんです。私は美術系の大学にずっと行きたいって思ってたんですけど、例えば町の人とかにそれを言うと、笑われる感じですよ。そんな人いないので。結局、高校創立以来最初の美術系大学入学者なんですよ、私(笑)。で、『閃光ライオット』に出て、『SCHOOL OF LOCK!』の校長や教頭がいて、コメントくださいとか言われるっていうことが現実に起こって、それまではそんなこと想像すらできない出来事だったんですけど、バンドでデビューするっていうことが決して雲を掴むようなことではないんだって思えたんですよね。それでGLIM SPANKYで東京に行こうって決めて、亀はその時名古屋の大学にいたんですけど辞めてもらって。芦沢辞めたんだ!それ、すごいね。さらっと「辞めてもらって」って言ったけど(笑)。親になんて言ったの?亀本最初、バンドやるために東京行くから大学辞めるわって言ったんですよ。そしたら、一応大学は出なさいって言われて。でもバイトしながら東京で音楽やるわって。それでも大学は出とけ、お金は出すからって言ってくれたんで、東京で活動ができるように大学を受け直したんですよ。それで結局そこも辞めちゃうことになったんですけどね。松尾私も中退しちゃうんですけど。ちゃんと考えた結果、大胆に速く決断するっていうのは、僕はいつもそうですね(亀本)――自分の思い描いた未来って決して夢物語じゃないんだなっていう感覚を10代のときに持てたというのが大きいですよね。松尾そうなんですよ。それが自分の人生を決定づけましたね。周りの大人たちはいろいろ言ってくるけど関係ねえって思って作ったのが、最初に出した「焦燥」って曲で、『閃光ライオット』に出たのもその曲だし、デビュー曲もそれなんです。その時の気持ちがいまだに私の中で大きいものを占めていますね。芦沢確かに、周りがどんなことを言っても関係ねえよっていう感じは、他の曲の歌詞にも出てくるよね。松尾そこが根っこになって結構たくさん書いてますね。芦沢なるほど。そこが大きなテーマになってるんですね。松尾そうです。その怒りはまだずっとありますね。芦沢だからか。GLIM SPANKYの曲って、言葉の覚悟がすごいんですよね。「お前何まわりの言うことに惑わされてんだよ」って、ストレートに言ってくれる人は今の時代にいないなって。「そうっすよね、先輩!」みたいな(笑)。ムカついてる部分をちゃんと持ってるっていうのが何よりロックですよね。松尾なんか私昔から、子供の頃の記憶もそうですし、過去の記憶がすごいこびりついてるんですよ。で、歌いながらでもそうなんですけど、そのことを思い出したり考えたりしたら、精神がその頃にタイムスリップするんですよ。その時の感情をめちゃくちゃリアルに感じることができるので、そこが力になっているんですよね。芦沢じゃあ歌いながら思い出してムカついたりするんだ?松尾しますね。今も話しててだんだんムカついてきてますもん。芦沢はははは!具体的な顔が浮かんでるでしょ。松尾浮かんでますね(笑)。でも、ムカつく奴はいたけど、先生とか友達とかがめちゃくちゃ応援してくれたんで、がんばれたんですよね。私たち生徒会もやってて、(亀本が)生徒会長で私が副会長だったんですよ。芦沢えー!嘘だぁ。いや、嘘ってことはないけど。マジで?亀本僕が卒業した後の代の副会長なんですよ。一緒にやってたわけじゃないんです。松尾カルチャーを変えたくて。それで生徒会をやってたんですよ。芦沢よく「カルチャーを変えたい」って言ってたもんね。その頃からそうだったんだ。松尾「ネオフラワーチルドレン」っていうのを始めたんですよ。町が「花いっぱい運動」っていうのをやってて。芦沢あ、ヒッピー的な感じのやつじゃなくてね。松尾そうですそうです。亀本普通にパンジー植えてました。芦沢はははは。松尾それが長年続いていて、花を植えるってことはフラワーチルドレンになればいいじゃないかっていうことでヒッピーカルチャーの危険な部分は伏せて企画書を書いたんです。そしたら好きなロックをかけられるわ、ポスターとか文化祭も全部私が作れるわ、もう最高じゃねえかって思って副会長になってやりました。芦沢その当時から始まってたんですね。GLIM SPANKYのいろいろが。松尾そうですね。今でもグッズのデザインを自分でしたりとかっていうのは、その時のことがきっかけになって続いているのかもしれないです。芦沢さっきレミちゃんが言ってた「怒りの感覚」を亀ちゃんは共有するの?隣でギターを弾きながら。亀本なんだろうな、書く言葉とか歌声とかもそうなんですけど、すべてを含めて誰とも比べられない個性を最初から持ってますし、そこは自分も含めて他にはないものなんですよね。まあだから、大学辞めてもいいかなって思えたんですよね。松尾他のボーカルを探したんですって。亀本いや、それはバンドメンバー募集みたいなことではなくて、常に生きてる中でいいボーカリストいないかなって当たり前に思うっていうことだよ。松尾だからもしかしたら名古屋にすごいボーカリストがいたら、一緒に東京には来なかったかもしれないよね。亀本それはそうだったかも。松尾だよね。芦沢亀ちゃんはさ、自分の決めたことに躊躇なくパッと行ける人だよね。亀本そうですね。芦沢普通だったら、そこでそうしようかな?とか、親のこととかいろいろ考えるわけじゃない。でも、わかったって瞬間的に言える、その感じが決して空返事じゃないのがすごい。亀本ちゃんと考えた結果、大胆に速く決断するっていうのは、僕はいつもそうですね。その代わり松尾さん全然決断できないんだよね。松尾ごめん。芦沢そうなの?松尾あーいやもう。芦沢バキッと行けないんだ。亀本ファミレスですら決められませんから。だからこっちがもうボタンを押すしかないっていう(笑)。松尾だってさっきもこの取材が始まる時、水かお茶にするか悩んだもん(笑)。芦沢曲作りの進みも遅いんですか?松尾それもそうですね。亀本制作の進み方は速くないよね。時間がかかる。松尾でもデビュー前に比べたら50倍くらいの速さでやってるんですけど、デビュー前はモナリザみたいな感じで描いても描いても完成しなくて(笑)。完成したかなと思ったら剥がれて前描いた絵が出てきてやっぱりこっちの方がいいんじゃないかなとか思ったり。芦沢あははは。松尾だからデビュー前は1年に3曲できるかどうかって感じだったんですよ。亀本うん。そんなもんだった。松尾だからこれでも今はギアを上げてる方です(笑)。芦沢じゃあテーマがあったら作りやすかったりするんだ。松尾そうですね。でも例えばタイアップでも、決められたテーマに沿いつつ、自分で表現しなければいけないこともきちんと盛り込んで、こだわりを持っていながらもちゃんと点を取りに行きたい。亀本すごいね。こんなじゃん(と言って両腕を広げてテーブルの上のものをかき集める仕草をする)。芦沢全部盛りでしたね(笑)。松尾全部盛りです。でもそんぐらい目指さんと何なん?って感じじゃん。な?亀本そうだそうだ。松尾こだわりは負けちゃいかんでしょ。亀本常に自分の価値観を疑い続けるっていうのは大事だよね。松尾それは大事。だからそこを目指してやってるんですけどね。芦沢全部盛りをね。松尾そうです。音楽的にもなんでも取り込んでいきたいと思ってるし。芦沢あ、そうそう。新しいアルバムを聴いていると、そういういろいろな要素を感じるというか。こなくそ!以外のものもある(笑)。アルバムの中に「HEY MY GIRL FRIEND!!」って曲があるじゃないですか、あれすごい好きなんですよ。あ、レミさんこういう歌うたうんだ!って。松尾あれはそうですね、チャレンジしてみました。ティーンの恋愛映画みたいなイメージで書いたんですけど、もともと野宮真貴さんに提供する楽曲の候補としてあったものなんですよ(野宮真貴の40周年記念アルバム『New Beautiful』に「CANDY MOON」を提供)。芦沢あ、そうだったんだ!松尾最初、亀がフレーズをくれたんですけど、もうそのときには野宮さんに提供する曲を作っていたので、このネタは自分たちのためにとっておこうということでアルバムの時に歌詞を書いたんですよ。だからちょっと自分とは違うテイストを盛り込んでみた、という感じですね。あえて野宮さんに提供するようなイメージでやってみたら面白いんじゃないかなと思って。芦沢なんか曲を聴きながら、ベッドの上で飛び跳ねているレミさんを勝手に想像してた(笑)。そういう怒りだけじゃない部分を感じられました。松尾いやあ、うれしいです。芦沢これはぜひ、イベントでも。亀本お!松尾やろうやろう。芦沢すみません、勝手にセットリストを決めているみたいで。亀本いえいえ。いつも悩んじゃうんで、イベントのセットリストは。ワンマンは決めやすいんですけどね。芦沢やっぱり、いろんなフェスやイベントがある中で、当然どことも似ていないものをやりたいじゃないですか。そしたら、こっち側の――やる側の熱量というか、好きな気持ちを伝えるというのは大事な要素としてあるのかなって思うんですよね。だからこそ、組み合わさらない人たちが組み合わさることができるのかなって。松尾私たちも今回は芦沢さんがやるっていうことだから、出たいって思いましたし、誰がいるとかって関係なく芦沢さんがやるので手を挙げました。亀本最初からそうだったよね。芦沢本当にうれしいです。松尾そしたらね、集まった人たちがすごくて、もう最高です。芦沢もうみんな最高なので、楽しみ。勝手な希望ですけど、誰かがライブをやってる時はみんな袖でライブを観ていてほしいですもん。松尾そういう雰囲気って最高ですよね。亀本僕はね袖では絶対観ないパターン。松尾あ、ちゃんとフロアで観たいんだ。亀本そう。芦沢場所はどこでもいいよ!袖限定で言ってないから。亀本袖で観るの苦手なんですよ。芦沢わかったから、そういう話じゃないよ(笑)。Text:谷岡正浩Photo:山本佳代子<ライブ情報>『ぴあ 50th Anniversary「Live!ロックちゃん 2023」』3月4日(土) 豊洲PITOPEN 16:00 / START 17:00出演:GLIM SPANKY/くるり/ハンバート ハンバート/BREIMEN【チケット料金】スタンディング:6,000円(税込)スタンディング ファミリーチケット(大人1名+小学生1名):8,000円(税込)※入場時ドリンク代必要※未就学児童入場不可※スタンディング ファミリーチケットは、公演当日時点で小学生のお子様1名と同伴限定のチケットとなります。チケット一般発売中:オフィシャルサイト:プロフィール芦沢ムネトコントグループ「パップコーン」のリーダー。癒し系キャラクター「フテネコ」の生みの親であり、様々なアーティストから支持を受け、数多くのMVやコラボグッズを手掛けるほか、ライブやフェス等のイベントではMCを務めるなど、幅広く活躍する。GLIM SPANKY男女二人組ロックユニット。 ハスキーでオンリーワンな松尾の歌声と、ブルージーで情感深く鳴らす亀本のギターが特徴。ロックちゃんロックちゃんは、自分のことをなぜかオトナだと思っている4才の女の子(次女)。この連載はちょっと背伸びをした、キュートでやんちゃなロックちゃんの日常のお話です。関連リンク芦沢ムネト Twitter: SPANKY オフィシャルサイト:漫画連載『ロックちゃん』:
2023年02月02日2023年3月、声優・浪川大輔のソロライブが決定!タイトルは「SPECIAL LIVE 激アツ超絶ロックナイト!!」。ロックに特化した新しい形でのライブが開催される。これまで浪川大輔のライブでは、まるでお祭りのように、様々な楽しみ方を味わって、明日からの活力に感じられるような内容だったのに対し、今回は、タイトルそのままに、ロックに突き抜けたライブを予定。お馴染みのバンド、ノンストレスとともに、アーティストと観客が一体となって、熱く、アツく、盛り上がることができるライブとなる。日時は3月5日(日)、奇しくも1stライブを行った品川・ステラボールでの開催となり、同日昼には、トークと、アコースティックライブによる毛色の異なる[フォークアフタヌーン]も行われる。浪川大輔の新しい一面と、変わらない魅力が交差する激アツな夜、「SPECIAL LIVE 激アツ超絶ロックナイト!!」にご期待ください。StayLuck presents浪川大輔 SPECIAL LIVE 激アツ超絶ロックナイト!!公演概要■出演:ノンストレス(Vo:浪川大輔/Gt:大内慶/Gt:YOUSAY/Ba:高橋寛知/Key:パスタ/Drums:春木淳一)■会場:品川プリンス ステラボール■日時:2023年3月5日(日)[フォークアフタヌーン]13:15開場/14:00開演[激アツ超絶ロックナイト!!]17:15開場/18:00開演■HP: ■チケット:[フォークアフタヌーン]指定席4,800円[激アツ超絶ロックナイト!!]指定席7,800円※未就学児入場不可☆オフィシャル先行:2/2(木)12:00ー2/7(火)23:59>受付URL ★一般発売: 2月18日(土)10:00より主催:ステイラック/ベリーグー協力:Kiramune Project制作運営:ディスクガレージ問い合わせ:ディスクガレージ050-5533-0888(平日12:00~15:00)<浪川大輔コメント>まさかの!ソロライブを開催しちゃいます!急なご報告で申し訳ありません。そして今回はいつもと何かが違う…そうなんです。ステイラックpresents!Kiramune Project協力のもと行います!なぜ?どうして?と思う方もいらっしゃると思います。わかります。Kiramune presentsのライブはとにかくお祭りのように様々な楽しみ方を味わって頂きたいとセトリもブロック分けして、笑い、しっとり、時に激しく、踊って、そしておどけて明日からの活力になるよう元気になってもらうライブ。今回のはなんぞやと言いますと、ロックの部分に特化しちゃいます!その名も、「激アツ超絶ロックナイト‼︎」もうアホっぽいです、だがしかし盛り上がること間違いなし!今やありがたいことに全ての曲をお届けすることが難しくなりました。思いきったことをやりたいという考えをここ数年レーベルにも相談してました。快く受け入れてくれたレーベルに感謝です。さらに協力までしてくれる。この優しさを胸におもいっきり暴れてやろうかと思います。品川ステラボール。1stライブと同じ場所というのも運命的!そしてもうひとつ。普段のライブで気になっていたことがあるんです。それは、MCが下手。ソロライブでは、感謝の気持ち、声優について、あまり表に出さないような気持ちを話すようにしてきました。ただ、ヘタ。何年やってんねんと思うほどに…なので、昼の部でトークします。調子に乗っちゃってアコースティックライブもしちゃいます。決して上手ではないですが丁寧に気持ちを込めて歌わせて頂きます。ということは、2部構成。メンバーは、もちろんノンストレス!安心、安定?のメンバーなので楽しくないはずがない。あ、ノンストレスってバンドの名前です。初参戦してくれる方も一瞬でお友達になれると思います^ ^さらにもうひとつ。ライブ後、生配信なんかも画策中。やってみないとわからないこともあります。ただ、みんなで激アツで超絶で最高な1日を作り上げていきたいのでまた力を貸してくれるとありがたいです!こんな風に新たな挑戦ができるのも全てが応援してくれてる賜物。いつもありがとう。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月26日ブルース・ウィリス、マイケル・ルーカー共演『ザ・ローブ THE HEROES HIGHT VOLTAGE』より予告編とポスタービジュアルが解禁された。本作は、グランド・チャステーン原作の人気グラフィック・ノベルの映像化。モンスターやサイボーグ、スーパーヴィランなどを収監する、世界で最も警備が厳重な刑務所に囚われた特殊能力者たちを描いたSFアクションだ。世界中が放射能に汚染され、特殊能力を持つ超人類たちが誕生。その力を恐れた政府は専門の刑務所を創設。天才と名高い超人類ザ・ローブたちは人類を危険にさらす存在として収容されるが…。解禁された予告編では、急性放射線症候群で遺伝子が変化し、特殊能力を持つ“超人”が誕生した近未来が映し出される。超人たちは虐げられ、彼らの能力を無効化する巨大監獄が設立された。だが、人の心を操る力を持つザ・ローブが、収監された超人たちの能力を解放。超人チームを結成し巨大監獄脱出に挑むのだった…。様々な能力を持つ超人たちの迫力バトルも圧巻だ。『ザ・ローブ THE HEROES HIGHT VOLTAGE』は1月27日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷“未体験ゾーンの映画たち2023”にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ローブ THE HEROES HIGHT VOLTAGE 2023年1月27日よりヒューマントラストシネマ渋谷「未体験ゾーンの映画たち2023」ほか全国にて公開© 2022. Arcana Productions, LLC. All Rights Reserved.
2023年01月24日ティファニーは、「ティファニー ロック」コレクションの全世界での発売を記念し、ブランド アンバサダーであるBLACKPINK(ブラックピンク)のROSÉ(ロゼ)を起用した 最新キャンペーンを発表いたしました。2022年9月にアメリカでデビューを飾ったバングルに加え、リングやピアス、ペンダントが揃い、今後も様々なカラーバリエーションが展開する予定です。デザインやクラフトマンシップの新たな表現となる「ティファニー ロック」コレクションは、ティファニーの輝かしいヘリテージにオマージュを捧げています。最新のイノベーションをバングルに融合させ、エレガントで革新的な旋回式デザインを採用しています。「ティファニー ロック」の最新キャンペーンには、K-POPのスーパースターでガールズグループのBLACKPINKのROSÉを起用しています。ROSÉは光り輝くダイヤモンドを贅沢にあしらったバングルを身に纏い、デザインの汎用性や、 それぞれのデザインが放つパワフルなスタイル ステートメントを際立たせています。ティファニーのブランドアンバサダーとしてモダンな女性像を体現し続けるROSÉは、「ティファニー ロック」と呼応するエネルギーをもたらし続ける存在です。最新キャンペーンでは、ブランド史上初のジェンダーレスなジュエリーコレクションに宿る包括的なスピリットを表現しています。「ティファニー ロック」コレクションは、2023年1月より全国のティファニー ブティック、 および公式オンラインストアで順次発売されます。
2023年01月04日芦沢ムネトの漫画『ロックちゃん』をテーマにしたライブイベント「Live!ロックちゃん 2023」が、2023年3月4日(土)、東京・豊洲PITにて行われる。漫画『ロックちゃん』着想のライブイベントが開催「Live!ロックちゃん 2023」は漫画『ロックちゃん』の作者・芦沢ムネトが主催するライブイベント。音楽好きで、自身も2歳の子供がいる芦沢ムネトが、漫画の主人公である4歳の女の子“ロックちゃん”のように、自分たちにパワーを与えてくれる子供のエネルギー同様、「参加したみんなが無茶苦茶かっこいい音楽で、自由に元気になれる様なフェスになれば」と企画したものだ。出演アーティスト出演するのは、芦沢ムネトがリスペクトするアーティスト、GLIM SPANKY(グリムスパンキー)、くるり、ハンバート ハンバート、BREIMEN(ブレイメン)の4組。開催概要ぴあ 50th Annivarsary「Live!ロックちゃん2023」開催日:2023年3月4日(土)会場:東京・豊洲PIT住所:東京都江東区豊洲6-1-23チケット詳細価格:・スタンディング 6000円・スタンディングファミリーチケット(大人1名+小学生1名) 8000円※入場時ドリンク代必要。※未就学児童入場不可。※スタンディング ファミリーチケットは、公演当日時点で小学生の子供1名と同伴限定のチケット。ご入場時に証明書の提示が必要な場合がある。子供の年齢が確認できる健康保険証・住民票などが必要。■一般発売期間:2023年2月4日(土)10:00~■ぴあアプリ先行期間:2022年12月20日(火) 20:00〜2023年1月5日(木)23:59※ぴあアプリよくばり ぴあニスト(有料会員)は1,000 円引き※チケット詳細は公式サイト(
2022年12月26日60年代のブルースロックやサイケデリックロック、それらがリバイバルした00年代といった点から受けた初期衝動と、固定概念を打ち破り続けその魅力を拡張してきたロックの歴史という線に対するリスペクト。GLIM SPANKYはデビュー期からぶれることのないアティチュードをもって進化を続け、どこか懐かしい、それでいて新しい作品を生み出しライブを展開してきた。そして20年代に入ってからは、モダンなソウル / R&Bや、現行のポップミュージックのプロダクションといった一見非ロック的なスタイルにも積極的に目を向け、持ち前の音楽性をさらに更新する。2020年10月にはロックの真ん中に立っているからこそ、自らの停滞を許さない気概を感じるアルバム『Walking On Fire』をリリース。そして今年リリースした通算6枚目のアルバム『Into The Time Hole』とシングル「不幸アレ」は、『Walking On Fire』によって獲得したより幅広い音楽性のうえで、さらなる進化の追求と原点回帰を自由に楽しむ松尾レミ(Vo / G)と亀本寛貴(G)の姿が見えるような作品に仕上がっている。そんなアルバム『Into The Time Hole』を引っ提げての『Into The Time Hole Tour 2022』のファイナルは、同作の魅力とともにGLIM SPANKYの歩んできた軌跡をじっくり堪能させてくれた約2時間半だった。1曲目は「シグナルはいらない」。亀本の分厚いギターリフが鳴り響くと場内に大きな歓声が沸き、松尾のハスキーな声が腰の据わった低音から高さを増すにつれ鋭さを帯びていく流れとともにフロアの熱はぐんぐん上昇する。そして跳ねたビートに乗って松尾が広いステージを駆け巡りファンの声援に応えた「ドレスを切り裂いて」から、GLIM SPANKYを代表するアッパーなアンセム「褒めろよ」へと、ハイテンションなスタートダッシュを切った。続くミステリアスな鍵盤のフレーズと軽快なビートのマッチングが心地良い「HEY MY GIRL FRIEND!!」から陽のサイケデリックナンバー「It’s A Sunny Day」ではハッピーで開放的な景色が広がる。その上で鳴り響いた珠玉の田園フォークバラード「美しい棘」では、うっとりしている観客もいれば、そのメロディに感情を爆発させ拳を上げる観客も。そこからうってかわってスリリングでヘビーなダークサイドからのブルースロック「Breaking Down Blues」では凄まじい一体感が生まれる。そして、「こんな時代に背中を押してくれるのはロックンロールだと思いませんか!」と松尾が叫んで演奏されたシンプルなロックンロール「時代のヒーロー」、松尾の赴き深いビンテージのアコースティックギターの音色に始まりサイケの深みへと誘うように鍵盤やギターの色が重なっていく「Looking For The Magic」、まさにベルベットなソファーが並ぶ昭和のキャバレーから宇宙へとトリップするような「Velvet Theater」、90年代のR&Bからのインスパイアを感じる「レイトショーへと」と、西暦も和暦もさまざまなジャンルもハイブリッドされた、ロックの自由を謳歌するめくるめく“GLIM”な世界と“SPANKY”な世界。そしてそのパフォーマンスに応える観客が織りなす景色こそ、GLIM SPANKYなのだと強く感じた。続いては「怒りをくれよ」「ワイルドサイドを行け」「愚か者たち」「不幸アレ」と、映画やドラマでもお馴染みの曲を含むアンセムを連発する。さらに畳みかけるようにサッカーW杯の余韻に浸る観客も多かったであろうこのタイミングで、ブラインドサッカー代表公式ソング「NEXT ONE」を披露。熱狂のスタジアムが想起されるビッグなビートに合わせ自然に巻き起こった観客たちの割れんばかりの手拍子によって曲の魅力が増大する。そして、夢見心地なライフスタイルソング「Sugar/Plum/Fairy」でほっこりした空気を醸し出したあとは、松尾がコロナ禍もあって失われたライブハウスなどへの想いと、だからこそそれらのレガシーを受け継いで未来へとカルチャーを繋いでいくのだという決意を語り「形ないもの」へ。さまざまなテイストをコラージュしたような、これまでになかったメロディの展開とともにメロディアスサイドのGLIM SPANKYらしい魅力を塗り替えた、チャレンジングかつエバーグリーンな、MCを体現する本編ラストに相応しい曲だった。アンコールは4曲。まずは石川さゆりから代々受け継がれてきた国民的CMソング「ウイスキーが、お好きでしょ」で、贅沢且つアットホームな空気を演出する。そして、二人の地元、長野県を舞台にした映画『実りゆく』の主題歌としても知られているカントリーソング「By Myself Again」、松尾が「ライブをしてもお客さんがほとんどいなかった日々を思い出す。PAさんや照明さんが気を使ってフロアに出てきてくれたこともあった」と話した、ライブでは欠かさず演奏している夢を持つことを肯定する曲「大人になったら」、2013年のデビューEPに収録されている「Gypsy」を披露。亀本が「ライブに来てくれたらみなさんがそれぞれに好きな時代のGLIM SPANKYがいる」と言っていたが、最後は二人のルーツを感じさせる曲を演奏して締めた。今回は、いつにも増して「楽しい」と思わず言葉が漏れる二人の姿が印象的だった。それは、コロナ禍で思うようにライブができなかったことで溜まったうっぷんを解放できたことも一つの要因だと思うが、インプットとアウトプットの幅を広げながらロックをロールさせることに手応えを感じている、脂の乗り具合の表れでもあるだろう。記念撮影を終えたあともステージへの名残惜しさを表す二人。「来年もたくさん曲を作って出す予定です」と亀本は言っていた。私たちの楽しみはまた次のフェーズへ。来年もGLIM SPANYの音が鳴る場で会いましょう。文=TAISHI IWAMI<公演情報>『Into The Time Hole Tour 2022』2022年12月21日(水) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂【セットリスト】01. シグナルはいらない02. ドレスを切り裂いて03. 褒めろよ04. HEY MY GIRL FRIEND!!05. It’s A Sunny Day06. 美しい棘07. Breaking Down Blues08. 時代のヒーロー09. Looking For The Magic10. Velvet Theater11. レイトショーへと12. 怒りをくれよ13. ワイルドサイドを行け14. 愚か者たち15. 不幸アレ16. NEXT ONE17. Sugar/Plum/Fairy18. 形ないもの■encore01. ウイスキーが、お好きでしょ02. By Myself Again03. 大人になったら04. Gypsy<配信情報>「不幸アレ」作詞:いしわたり淳治/松尾レミ作曲:GLIM SPANKY編曲:亀本寛貴配信リンク:歌詞リンク:<リリース情報>6thアルバム『Into The Time Hole』発売中特設ページはこちら:『Into The Time Hole』全曲試聴映像公式サイト:
2022年12月23日デミ・ムーアがブルース・ウィリスと撮った家族写真をインスタグラムで公開した。「私たちは家族!ホリデー気分を味わおう!」というキャプションを添えている。“家族”というのは、ブレンデッド・ファミリー(混合家族)で、ブルースの元妻デミ・ムーア&現妻エマ・ヘミングの家族が集結。元妻&現妻に加え、デミとの間にもうけたルーマー、スカウト、タルーラ、エマとの間にもうけたイヴリン、メーベルの計7人の女性に囲まれてブルースは満面の笑顔を見せている。ブルースはタルーラの愛犬ピラフを片手に抱き、背景には大きなクリスマスツリーがあり、みんな幸せそうな表情だ。コメント欄にはエマから「なんて楽しい夜だったんだろう」、リタ・ウィルソンから「みんなにメリークリスマス!」、ヘレナ・クリステンセンからハートの絵文字などが届いている。エマもインスタのストーリーズでこの写真をシェアし、「私たち家族からあなたたち家族へハッピー・ホリデー!」と幸せをおすそ分け。さらに、過去ブルースとデミが結婚していた時代に2人が子どもたちとレッドカーペットに出席した写真も載せ、「私が2人に抱いている愛」と2人への愛を表明した。今年3月、ブルースは失語症による俳優業引退を表明したが、デミ、エマ、デミの娘たちが頻繁にブルースの近況をSNSでシェアしてくれるため、ファンは喜んでいるようだ。(賀来比呂美)
2022年12月14日1973年7月、ブルース・リーは32歳の若さでこの世を去った。検視結果による死因は鎮痛剤の服用による脳の浮腫とされていたが、当時からドラッグのオーバードーズ説や暗殺説など、様々な憶測が飛び交っていた。死因究明のための裁判まで開かれたが、判決は「死因不明」。それから約半世紀経ち、新たな死因の可能性が提示された。腎臓疾患の専門誌「Clinical Kidney Journal」に、リーは「水の飲み過ぎ」で亡くなったかもしれないとの検証結果が掲載されている。リーは死亡当時、腎臓が余分な水分を排出できず、血液中のナトリウム濃度が極端に低くなる低ナトリウム血症を起こしていた可能性が高いという。公開されている情報を分析した結果、リーには低ナトリウム血症を引き起こす複数の危険因子があったと研究者は報告。慢性的に多量の水分を摂取していたことに加え、急激に喉の渇きをもたらすとされるマリファナの常用、腎臓の水分排泄能力を低下させる効果のある処方薬の服用などが指摘されているという。伝記作家のマシュー・ポリーの著作『Bruce Lee, A Life in 2018』の中で、晩年のリーは繰り返し水を飲み、死の当日には大量のマリファナを吸っていたことが記されていたと英SUNは伝えている。
2022年11月23日展覧会「四畳半タイムマシンブルース展」が、2022年9月23日(金祝)から10月12日(水)まで、池袋パルコ 本館7F・パルコ ファクトリーにて開催される。劇場版『四畳半タイムマシンブルース』資料や中村佑介の原画展示森見登美彦著、上田誠原案による小説『四畳半タイムマシンブルース』を原作とするアニメ劇場版『四畳半タイムマシンブルース』が9月30日(金)より劇場公開されるのに連動し、展覧会が開催される。会場では、『四畳半タイムマシンブルース』のキャラクター設定資料・美術設定資料や、キャラクター原案を手がけた中村佑介の原画を展示。また、「私」の四畳半の部屋やタイムマシンの再現コーナー、劇中に登場したシーンを再現したフォトスポットなど、『四畳半タイムマシンブルース』の世界観にじっくり浸れる内容となっている。映画鑑賞と合わせて楽しむのがおすすめだ。アクリルキーホルダーやアクリルスタンドなどグッズも展示に加え、会場ではオリジナルグッズも販売。「私」や明石さんをはじめとする登場キャラクターをデザインした四角缶バッジガチャやアクリルキーホルダーガチャ、めんこが登場する他、アクリルスタンドをキャラクター別に販売する。また、映画のメインビジュアルをデザインに落とし込んだタペストリーやキャンディ缶、Tシャツ、もちぐまをデザインした缶バッジなども登場する。【詳細】四畳半タイムマシンブルース展会期:2022年9月23日(金祝)~10月12日(水) 11:00~21:00※入場は閉場の30分前まで。最終日は18時閉場。会場:池袋パルコ 本館7F・パルコ ファクトリー住所:東京都豊島区南池袋1-28-2入場料:500円(小学生以下無料)※営業日時変更、入場者数制限及び休業となる場合あり。来場の際は池袋パルコの営業日時を確認。※企画内容は予告なく変更になる可能性あり。■オリジナルグッズ例・四角缶バッジガチャ(全8種) 300円 ※ランダム商品・アクリルキーホルダーガチャ(全8種) 400円 ※ランダム商品・めんこ(全8種) 220円 ※ランダム商品・アクリルスタンド 各2,178円・Tシャツ(S/M/L) 3,850円・キャンディー缶 880円※画像はすべてイメージ。※商品は売り切れの場合あり。※商品の仕様・価格などは予告なく変更になる場合あり。
2022年09月18日9月30日(金)より劇場版が3週間限定全国ロードショー、そして9月14日(水)よりディズニープラスで独占配信中のアニメ『四畳半タイムマシンブルース』。アニメ『四畳半神話大系』でも密かに後輩・明石さんへ恋心を寄せていた「私」。本作も、「私」が片思い中の明石さんと下鴨幽水荘で過ごすとある夏の日の物語になっている。そんな「私」が、はじめて明石さんと言葉を交わした日のエピソード映像が公開された。TVアニメ化された『四畳半神話大系』(太田出版、角川文庫刊)と、実写映画化もされた上田誠による戯曲『サマータイムマシン・ブルース』が悪魔的融合を遂げて誕生した、森見登美彦による小説『四畳半タイムマシンブルース』をアニメ化。TVアニメ『四畳半神話大系』、映画『夜は短し歩けよ乙女』で、湯浅政明監督のもと主要スタッフとして参加した夏目真悟監督を中心に 、脚本の上田誠、キャラクター原案の中村佑介、音楽の大島ミチル、そして主題歌のASIAN KUNG-FU GENERATIONと、お馴染みの顔ぶれが集結。アニメーション制作をサイエンスSARUが担当している。また、メインキャストとして「私」役・浅沼晋太郎、明石さん役・坂本真綾、小津役・吉野裕行、樋口師匠役・中井和哉、城ヶ崎先輩役・諏訪部順一、羽貫さん役・甲斐田裕子が名を連ねている。このたび公開された映像は、主人公「私」と、ヒロインの明石さんが初めて会話した日のエピソード。しんしんと雪の降る真冬のとある夜。あたり一面真っ白でふわふわな雪の中、足元にバフッ……とした人型を発見した「私」は、その道の先に、歩いてはバフッと転び、 立ち上がってはまた転び……を繰り返している黒髪の乙女の姿を捉える。見覚えのある彼女は、下鴨幽水荘に住んでいる後輩の明石さんだった。ふと足下に視線を戻すと、小さなくまのぬいぐるみが。拾った「私」は思わず、「おーい」「これ、落としましたよ」と声をかける。受け取ったくまのぬいぐるみを一心不乱に揉みながら、「ふわふわ戦隊モチグマンです」と笑う、真っ赤なコートに身を包んだ明石さん。その笑顔に見とれつつ、木の枝から落ちる雪と共に恋に落ちる「私」の甘酸っぱい映像となっている。『四畳半タイムマシンブルース』9月30日(金)より公開ディズニープラスで独占配信中(配信限定エピソード含む全6話順次配信)※1話(9月14日)、2話(9月21日)、3話(9月28日)、4話(10月5日)、5・6話(10月12日)
2022年09月16日3週間限定で劇場版が公開される『四畳半タイムマシンブルース』より、本編冒頭映像が到着した。今回の映像は、「四畳半神話大系」ファンにはお馴染み、主人公「私」(cv.浅沼晋太郎)の一人語りのシーン。物語の導入にもなるこの語りでは、夏という季節や京都のうだるような暑さを、文学的に見事なテンポで表現。「私」の小説を読んでいるかのような語りは、描写も四畳半をタクラマカン砂漠に見立てるなどセンスに溢れ、一気に四畳半ワールドに引き込まれる。最後は、クーラーを無為な青春の起死回生の打開策としていたが、この救世主であるクーラーが物語を大きく動かしていくこととなる。『四畳半タイムマシンブルース』劇場版は9月30日(金)より3週間限定公開、9月14日(水)よりディズニープラスにて独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:四畳半タイムマシンブルース 2022年9月30日より全国にて3週間限定公開©2022 森見登美彦・上田誠・KADOKAWA/「四畳半タイムマシンブルース」製作委員会
2022年09月12日ティファニー(Tiffany & Co.)から、新作ジュエリーコレクション「ティファニー ロック(Tiffany Lock)」が登場。ユニセックスのバングルが発売される。“パドロック”着想のユニセックスバングル新作ジュエリー「ティファニー ロック」は、ティファニーが1950年代以前から重要なモチーフとして使用してきた“パドロック”を、モダンなデザインに昇華したバングル。バングルの留め具に、南京錠からインスピレーションを得た旋回式デザインを採用している。イエローゴールドやローズゴールドに輝くダイヤモンドバリエーションは、18Kイエローゴールドや18Kローズゴールド、18Kホワイトゴールドなど。ミニマルなシルエットを堪能できるメタル素材のみのモデルに加え、眩いばかりに輝くダイヤモンドをセットした煌びやかなスタイルも揃う。リングやピアス、ペンダントも「ティファニー ロック」コレクションでは、2023年1月以降、バングルの他にも、リングやピアス、ペンダントを順次展開。さまざまなカラーバリエーションを取り揃える予定だ。六本木に期間限定ストア2月1日(水)から2月14日(火)までの期間は、「ティファニー ロック」をフィーチャーした期間限定ストアが、六本木ヒルズ 大屋根プラザにオープン。コレクションの世界観を反映したバーを併設するほか、ダニエル・アーシャムとコラボレーションした限定バングル「ティファニー × アーシャム スタジオ ロック バングル」も展示する。ビジュアルにBLACKPINKのROSÉを起用なお、「ティファニー ロック」の最新キャンペーンビジュアルには、BLACKPINK(ブラックピンク)のROSÉ(ロゼ)が起用されている。【詳細】「ティファニー ロック」発売時期:2023年1月全国発売アイテム例:・フルパヴェダイヤモンド 4,895,000円・ハーフダイヤモンド 2,035,000円・ポイントダイヤモンド 1,430,000円・18Kローズゴールド・18K イエローゴールド 各990,000円・18K ホワイトゴールド 1,045,000円■「ティファニー ロック」期間限定ストア営業期間 :2月1日(水)~2月14日(火)住所:東京都港区六本木 6-10-1 大屋根プラザ イベントスペース営業時間 :日~木 11:00-20:00、金・土・祝前日 11:00-21:00休業日 :不定休【問い合わせ先】ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクTEL:0120-488-712
2022年08月18日ティファニーは、新作ジュエリーコレクション「Tiffany Lock(ティファニー ロック)」を8月に全世界で発表いたします。その個性的でモダンなデザインは、人との絆や、その絆が自分をどのように伝えるのかを大胆に表現しています。「ティファニー ロックは、過去の機能的なデザインをエレガントにアレンジしたものです。モダンでクリーンなラインと、画期的な留め金のメカニズムが特徴で、ティファニーのダイヤモンドとゴールドジュエリーの新しい柱となるでしょう。最新のアイコンを発表できることを嬉しく思います。」とティファニーのプロダクト&コミュニケーション部門のエグゼクティブ ヴァイス プレジデントであるアレクサンドル・アルノーは語ります。“ルールはない。すべての人へ”の精神で作られたバングルは、ユニセックスなデザインです。ティファニーのアーカイブから重要なモチーフであるパドロック(南京錠)のアイデアを昇華し、一体感やインクルーシビティの新しいシンボルとして変貌を遂げました。ダイヤモンドをあしらったスタイルやメタル素材だけのスタイルを展開。バングルのクラスプ(留め具)は、パドロックの機能性を想起させる革新的な旋回式デザインを採用しています。1950年代以前、ティファニーは機能的なパドロックを提供してきました。20世紀半ばには、美しさを追求し、キーリングやマネークリップ、ブローチ、ネックレスなどのあらゆるアイテムにそのモチーフを連想させるデザイン要素を取り入れるようになりました。そしてこの20年あまりの間、「リターン トゥ ティファニー」や「ティファニー ハードウェア」などのコレクションで進化を続けてきました。@tiffanyandco
2022年08月15日エーエイプ バイ ア ベイシング エイプ(AAPE BY A BATHING APE)とブルース・リーのコラボレーションアイテムが、2022年8月13日(土)よりエーエイプストア 原宿などにて発売される。ブルース・リーのフォトプリントを配したコラボウェアアクションスターの第一人者として知られるブルース・リー。今回のコラボレーションでは、そんなブルース・リーのフォトプリントをあしらったウェア&スケートボードデッキを展開する。ジャケットは、モノクロのフォトプリントを大きくあしらった、インパクトのあるビジュアルが特徴。また、Tシャツは、映画のワンシーンを切り抜いたカラーフォトをメインに、ブルース・リーの哲学的なフレーズやサインがあしらわれている。さらに、モノクロのフォトを配したスケートボードデッキも用意。中央にエーエイプのロゴをカンフー風のフォントでプリントし、コラボレーションならではのデザインに仕上げている。詳細エーエイプ バイ ア ベイシング エイプ×ブルース・リー発売日:2022年8月13日(土)販売店舗:エーエイプストア(原宿・渋谷)、エーエイプ公式オンラインストア、ゾゾタウン価格:・Tシャツ 各6,600円・ジャケット 25,300円・スケートボードデッキ 10,010円
2022年08月12日今年3月に引退を発表した俳優のブルース・ウィリスが出演する映画『アンチ・ライフ』(20)が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。西暦2242年に謎のウイルスの流行によって、滅亡の危機に陥った地球。そこで選ばれた5,000人の富裕層が宇宙船に乗り込み、ニューアースへと避難を開始するが、ある日、船内で殺人事件が発生する。やがて犯人の正体が人間ではなく謎の生命体と分かり、クレイ(ブルース・ウィリス)を中心とした元兵士軍団とノア(コディ・カースリー)が武器を持って戦い始める。ブルース・ウィリス演じる元軍人クレイ・ヤングは、ぶっきらぼうだが情に厚く、いざという時にリーダーシップを発揮する頼りになる男。追い詰められても冷静さを失うことがなく、随所で戦いのプロとしての圧倒的な存在感を見せつける。
2022年07月30日9月22日・23日に大阪・Zepp Namba(OSAKA)で行われるスピッツ主催のライブイベント『ロックロックこんにちは!Ver.24 〜なにわ24ぎ発見!?〜』の出演アーティストが発表された。今回アナウンスされたのはいずれも初登場となる4組。初日には結成20周年を迎えた“日本一泣けるコミックバンド”四星球と、結成10周年イヤーとして日本武道館や大阪城ホールを含む全国ツアーを成功させたマカロニえんぴつ、2日目にはともに大阪出身となるピアノロックバンドSHE’Sと、3ピースロックバンドのHump Backが出演する。なおスピッツは両日ともに登場する。チケットは、オフィシャル先行を7月31日まで受付中。<ライブ情報>ロックロックこんにちは!Ver.24 〜なにわ24ぎ発見!?〜大阪・Zepp Namba(OSAKA)9月22日(木) 開場17:00 / 開演18:00 / 終演予定21:009月23日(金・祝) 開場16:00 / 開演17:00 / 終演予定20:00『ロックロックこんにちは!Ver.24 〜なにわ24ぎ発見!?〜』ロゴ【出演アーティスト】※五十音順9月22日(木):四星球 / スピッツ / マカロニえんぴつ9月23日(金・祝):SHE’S / スピッツ / Hump Backこんにちは!ハンター:FM802 DJ 加藤真樹子 / FM802 DJ 中島ヒロト【チケット料金】1Fスタンディング:8,800円(税込・ドリンク代別・整理番号付)2F指定席:8,800円(税込・ドリンク代別)※会場が定める収容人数の緩和を受け、1Fスタンディングエリアは通常の80%以下の収容人数になります。(立ち位置指定はございません)お問い合わせ:プラムチャウダーTEL:06-6357-6969(平日12:00〜18:00)イベント特設サイト:関連リンクスピッツ OFFICIAL WEB SITE: mobile(スマートフォン専用):スピッツ 公式YouTubeチャンネル“spitzclips”:スピッツ ユニバーサルミュージックHP:スピッツ 2022年夏のLIVE情報:
2022年07月25日今年3月に引退を発表した俳優のブルース・ウィリスが出演する映画『ハード・キル』(20)が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。同作は、精鋭ぞろいだが人数で劣る傭兵部隊が、圧倒的多数で迫る凶悪なテロリスト軍団と激闘を繰り広げるノンストップ・アクション作品。ブルース・ウィリスは、人質に取られた娘と新開発の量子AIシステムを守るために傭兵チームを雇ったキーマンの男・デイトンを演じる。脇役ながらも貫禄たっぷりの演技で存在感を見せ、『ダイ・ハード』シリーズの主人公ジョン・マクレーンを彷彿させるアクションシーンも見どころだ。また、主人公で傭兵部隊のリーダー・デレクを『大脱出2』(18)でシルベスター・スタローンと共演し注目を浴びたジェシー・メトカーフ演じ、『THE LAW 刑事の掟』(19)などでブルース・ウィリスとタッグを組んだマット・エスカンダリが監督を務める。
2022年07月23日フジロック会場がコンセプトキーン・ジャパン合同会社は2022年7月4日(月)、日本最大の野外ロックフェスティバル・フジロックとのコラボレーション第3弾となる水陸両用サンダルをKEEN直営店、および取り扱い各店舗にて順次発売します。同社は「自然と音楽の共生」をテーマにした持続可能な野外ロックフェスティバルFUJI ROCK FESTIVALのコンセプトに共感し、2015年よりオフィシャルサポーターとして同イベントを応援。7月4日発売される商品はフジロック会場をコンセプトに、豪雨の泥からインスパイアされたオリーブのベースカラーに会場の主要ステージカラーが浮かび上がるデザインです。長時間歩いても疲れにくい1日に平均2万歩(約10-15キロ)歩くといわれるフジロックでは、長時間歩いても疲れにくいシューズが不可欠です。フジロックとのコラボレーション第3弾で登場する『NEWPORT RETRO(ニューポート レトロ)』は、サンダルでありながら、つま先を守り、陸地を快適に歩き続けることを想定しています。同商品を、メンズ・ウィメンズで展開し、価格は14,300円税込みです。7月31日迄の間、フジロック ’22のチケットもしくはリストバンドをKEEN直営店へ持参することで、商品が10%OFFになるキャンペーンも実施しています(セール品は対象外、一部除外品あり)。(画像はプレスリリースより)【参考】※KEEN公式オンラインストア
2022年07月13日キーン(KEEN)とフジロックのコラボレーションサンダルが、2022年7月4日(月)よりキーン直営店およびび取扱い各店舗にて順次発売される。フジロック’22×キーン“豪雨の泥”着想のコラボサンダルキーンの水陸両用サンダル「ニューポート レトロ(NEWPORT RETRO)」が、野外音楽フェス「フジロックフェスティバル ’22」とコラボレーションして新登場。フジロックの会場に着想を得て、場内最大のメインステージ「グリーンステージ」、セカンドステージ「ホワイトステージ」、赤い屋根の屋内ライブステージ「レッドマーキー」など、主要ステージをドット柄で表現した。また、べースのアースカラーは、豪雨さえも“風物詩”“醍醐味”といわせるフジロックの面白さにインスパイア。豪雨の泥を想起させるオリーブを起用して、落ち着きのある佇まいに仕上げた。メンズ・ウィメンズのユニセックス仕様なので、カップルや友人と揃えて楽しむのもおすすめだ。“世界最小級のシューズストア”がフジロック会場になお、キーンは「フジロックフェスティバル ’22」の会場にてオフィシャルブースをオープン。「イエロー クリフ」エリアには、“世界最小級のシューズストア”靴の自動販売機も設置する。【詳細】フジロック’22×キーン「ニューポート レトロ」 14,300円発売日:2022年7月4日(月)順次発売取り扱い店舗:キーン直営店およびび取扱い各店舗※7月1日(金)より、フジロックオフィシャルサイト・キーン公式オンラインストアにて先行発売。サイズ:メンズ 25~28、29cm/ウィメンズ 22.5~25.5cm■10%OFFキャンペーン開催期間:2022年7月1日(金)~7月31日(日)※期間中、自身の「フジロックフェスティバル ’22」のチケット、もしくはリストバンドをキーンN直営店店頭に持参すると、購入合計金額から10%OFFのディスカウントを実施。※セール品は対象外、一部除外品あり。実施店舗:キーン ガラージ 原宿・大阪・横浜・名古屋・沖縄・さいたま・ポップアップ 湘南※営業時間は各店舗へ問い合わせ、
2022年06月30日「うっかりカギを忘れて出かけてしまい、家に入れなくなった」という経験がある人は一定数いるでしょう。ルームメイトと暮らしているベイリーさんも、アパートのドアに鍵がかかっていて、中に入れなくなってしまいました。「ドアを開けて!」猫にお願いすると?この時、ベイリーさんのルームメイトは不在でした。このような状況の時、多くの人は「ルームメイトが帰宅するのを待つしかない」と思うでしょう。ところが、彼女には、ある秘策がありました。それは、家の中にいるルームメイトの愛猫である、ブードゥーにドアを開けてもらうこと!鍵がかかったドアは、内側からハンドルを押し下げるとロックが解除する仕組みです。果たして、猫にそんなことができるのでしょうか…。@baileyrubal WHY IS HE SO SMART. His little noises #fyp #austin #atx #apartment #catsoftiktok #ut #fy #texascheck ♬ original sound - Bailey Rubal外側からドアを叩いて「頑張って!あなたならできるわ!」とブードゥーを励まし続けるベイリーさん。そしてついに、ブードゥーがロックの解除に成功したのです!この動画には250万件の『いいね』が集まり、驚きの声が上がっています。・なんて賢い猫だ!感動したよ。・ありえない!本当に猫がドアを開けたの?・正直にいって、人生でこんなに感銘を受けたことはないわ。「実際にブードゥーがドアを開けるところが見たい」という声を受けて、ベイリーさんは別の日に撮影した動画を公開しました。@baileyrubal Reply to @toofaced VOODOO REVEAL! What’s y’all’s favorite nickname? #greenscreen #fyp #cattok #austin #atx ♬ original sound - Bailey Rubalブードゥーは普段から家の中のドアを開けようとするそうですが、毎回うまくいくわけではないのだとか。彼女がブードゥーにドアを開けてもらった時は、ブードゥーがハンドルを押し下げた瞬間、ちょうどベイリーさんがドアに寄りかかっていたので、絶妙なタイミングでドアが開いたということです。もし、動画を撮っていなかったら、猫がドアを開けてくれたなんて誰も信じないかもしれません。ブードゥーの賢さには、本当に驚かされますね![文・構成/grape編集部]
2022年06月01日スピッツが東北・関東・関西エリアで定期的に開催しているイベントライヴ『ロックのほそ道』『ロックロックこんにちは!』『サンセット』が、3年ぶりに行われることが決定した。3月25日でデビュー31周年を迎え、7月には結成35周年を迎えるスピッツ。レギュラーイベントには、毎年スピッツと東北・関東・関西の担当コンサートプロモーターが純粋にライブを観たい・推したい、ブレイク前のニューフェイスからベテラン勢までのミュージシャンたちが出演。ライヴハウスやアリーナ、さらには数万人規模の野外会場で、今や主流の音楽フェスとは一線を画すお祭り的要素の高いイベントライヴにこだわり、20年以上にわたり開催されている。2019年に10周年を迎えた『ロックのほそ道』は9月7日・8日に宮城・仙台サンプラザホールで、そして24回目を迎える『ロックロックこんにちは!』は、4月に行われたオープン10周年記念イベントも記憶に新しい大阪・Zepp Namba(OSAKA)で9月22日・23日に開催される。さらに10回目を迎える『サンセット』は、場所を東京・東京ガーデンシアターに移し、『有明サンセット 2022』として9月28日・29日に行われる。各イベントの出演者やチケット料金などの詳細は追って発表される予定だ。<ライヴ情報>『ロックのほそ道』9月7日(水)・8日(木) 宮城・仙台サンプラザホール『ロックロックこんにちは!Ver.24』9月22日(木)・23日(金・祝) 大阪・Zepp Namba(OSAKA)『有明サンセット 2022』9月28日(水)・29日(木) 東京・東京ガーデンシアター関連リンクスピッツ OFFICIAL WEB SITE: mobile(スマートフォン専用):スピッツ 公式YouTubeチャンネル“spitzclips”:スピッツ ユニバーサルミュージックHP:
2022年05月27日5月29日(日)大阪・BIGCATで開催される『ツタロック DIG LIVE Vol.9-OSAKA-』のタイムテーブルが発表された。「ツタロック DIG LIVE Vol.9-OSAKA-」チケット情報出演アーティストは、ammo、Ochunism、ケプラ、ドラマストア、ねぐせ。、ハク。、pachae、ヤユヨ、ユアネスの9組。今、チェックしておきたい次世代のシーンの主役が集結する本公演、今回は初の大阪開催となる。チケットは、5月14日(土)10:00より一般発売開始。
2022年05月13日森見登美彦原作のアニメ『四畳半タイムマシンブルース』が映画化。劇場版『四畳半タイムマシンブルース』として、2022年9月30日(金)より、3週間限定で全国ロードショー。森見登美彦×上田誠『四畳半タイムマシンブルース』アニメ化原作の『四畳半タイムマシンブルース』は、森見登美彦著、上田誠原案による小説。森見登美彦の小説『四畳半神話大系』の続篇だ。アニメ版『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』『ペンギン・ハイウェイ』の脚本も担当した上田誠と、森見登美彦による、熱いコラボレーションが再び実現している。『四畳半タイムマシンブルース』は、森見登美彦の小説『四畳半神話大系』と、上田誠主宰の劇団「ヨーロッパ企画」の舞台「サマータイムマシン・ブルース」を“合体”させたら?というアイディアのもと、生み出された作品。四畳半アパート「下鴨幽水荘」を舞台に、水没したクーラーのリモコンを求めて“昨日”へタイムトラベル。しかし、気ままな連中が“昨日”を改変してしまい、世界は消滅の危機を迎えてしまう。タイムマシンの“有効活用”が引き起こすどんちゃん騒ぎに注目だ。キャラクター原案は中村佑介、監督は夏目真悟「四畳半神話大系」のアニメ放送から10年以上が経った2022年に、『四畳半タイムマシンブルース』がアニメ化。3週間限定で劇場公開される。監督は夏目真悟が務め、キャラクター原案は、アニメ『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』も手掛けた中村佑介が担当する。〈劇場版『四畳半タイムマシンブルース』あらすじ〉8月12日、灼熱の京都、左京区。「下鴨幽水荘」唯一のエアコンが動かなくなった。悪友・小津が昨夜リモコンを水没させたのだ。「私」が、映画サークル「みそぎ」のクールビューティー明石さんと対策を協議していると、モッサリした風貌の見知らぬ男子学生・田村が現れた。彼は25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという。そのとき「私」に天才的なひらめきが訪れた。このタイムマシンで昨日に戻って、壊れる前のリモコンを持ってくればいいじゃないか!しかし、小津たちが勝手気ままに昨日を改変、過去を書き換えていく。世界消滅の危機を予感した「私」は、慌てて止めに入るが、時すでに遅し!果たして、無事リモコンは、日常は、取り戻せるのか!?そして、「私」と明石さんの恋の行方は――?「昨日」と「今日」の、世にも迂闊なタイムマシンの無駄遣いが始まる!主な登場人物『四畳半神話大系』おなじみのキャラクターが、『四畳半タイムマシンブルース』にも勢揃い。声優キャストとして、浅沼晋太郎、坂本真綾をはじめ、吉野裕行、甲斐田裕子、諏訪部順一、佐藤せつじといった面々が名を連ねている。尚、『四畳半神話大系』では藤原啓治が担当していた「樋口師匠」の声は、『四畳半タイムマシンブルース』では中井和哉が担当する。主人公・「私」(声・浅沼晋太郎)…京都のとある大学の三回生。おんぼろアパート「下鴨幽水荘」の209号室で無為な青春を送る。後輩の明石さんが気になる。明石さん(声・坂本真綾)…「私」の一年後輩。映画サークル「みそぎ」に所属し、ひたすらポンコツ映画を量産する女子。エネルギッシュで負けず嫌い、いい具合にネジが抜けている。小津(声・吉野裕行)…「私」の同級生。弱者に鞭打ち強者にへつらい、わがまま、傲慢、怠惰、天の邪鬼で勉強をせず、他人の不幸をおかずに飯が喰える。全力で「私」の学生生活を駄目にしようとする。田村くん(声・本多力)…タイムマシンで二十五年後の未来からやってきたモッサリ青年。未来の下鴨幽水荘209号室で暮らしているらしい。樋口師匠(声・中井和哉)…下鴨幽水荘のヌシとして全住人から微妙な尊敬を集める先輩。明石さんは師匠として仰いでいるらしい。城ヶ崎先輩(声・諏訪部順一)…映画サークル「みそぎ」のボス。尊大で無神経な性格。「私」は城ヶ崎氏に敵意を持っており、城ヶ崎氏の足を全力で引っ張ろうとする。羽貫さん(声・甲斐田裕子)…陽気で気さくな美女で、近所の医院に勤める歯科衛生士。樋口氏、城ヶ崎氏とは旧知の仲。相島先輩(声・佐藤せつじ)新作ミニコーナー「『私』と小津の映画予告」で本編映像を初公開『四畳半タイムマシンブルース』のアニメ化を記念し、フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて再放送されているTVアニメ「四畳半神話大系」の放送枠にて、新作ミニコーナー「『私』と小津の映画予告」を放送。本編映像を初公開する。第1弾が4月28日(木)、第2弾が5月5日(木)に放送される。【詳細】劇場版『四畳半タイムマシンブルース』公開日:2022年9月30日(金) ※3週間限定※ディズニープラス独占先行配信(配信限定エピソード含む全6話順次配信)監督:夏目真悟脚本:上田誠キャラクター原案:中村佑介アニメーション制作:サイエンスSARU声の出演:浅沼晋太郎、坂本真綾、吉野裕行、中井和哉、諏訪部順一、甲斐田裕子、佐藤せつじ、本多力原作:「四畳半タイムマシンブルース」森見登美彦著、上田誠原案(角川文庫/KADOKAWA刊)配給:KADOKAWA、アスミック・エース
2022年04月28日山下達郎の新曲「OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース)」のリリックビデオが公開された。「OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース)」は6月22日に発売されるニューアルバム『SOFTLY』の収録曲で、世界各地で続く争乱と圧政が、そこに暮らす人々をどんなに苦しめ、悲しませているかに心を痛めたことがきっかけとなり制作された。すでに自身のラジオ番組『山下達郎のサンデー・ソングブック』で何度かオンエアされファンの間では話題となっているが、現在単体での発売は予定されておらず、リリックビデオでのみ視聴することができる。リリックビデオは通常の日本語バージョンに加え、英語字幕版やフランス語字幕版、さらにはイタリア語字幕版やスペイン語字幕版も制作され公開されていたが、本日4月27日からはポルトガル語字幕版も公開に。今後も各国語字幕版が随時制作・公開される予定となっている。「OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース)」リリックビデオ(日本語版)「OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース)」リリックビデオ(英語字幕版)「OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース)」リリックビデオ(フランス語字幕版)「OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース)」リリックビデオ(イタリア語字幕版)「OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース)」リリックビデオ(スペイン語字幕版)「OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース)」リリックビデオ(ポルトガル語字幕版)<リリース情報>山下達郎 ニューアルバム『SOFTLY』2022年6月22日(水) リリース●初回盤(2CD):4,400円(税込)●通常盤(CD):3,300円(税込)●アナログレコード(2枚組):4,620円(税込)●カセット:3,300円(税込)【収録曲】01. フェニックス [2021 Version] ※NHK・SDGsキャンペーン『未来へ17アクション』テーマソング02. LOVE’S ON FIRE03. ミライのテーマ ※映画『未来のミライ』オープニングテーマ~04. RECIPE(レシピ) ※TBS日曜劇場『グランメゾン東京』主題歌05. CHEER UP! THE SUMMER ※フジテレビ系木曜22時連続ドラマ『営業部長 吉良奈津子』主題歌06. 人力飛行機07. うたのきしゃ ※映画『未来のミライ』エンディングテーマ08. SHINING FROM THE INSIDE ※エステティックTBC / ソシエ エステティック TV-CMソング09. LEHUA, MY LOVE ※『JAL HAWAII Style yourself』篇CMソング10. OPPRESSION BLUES(弾圧のブルース)11. コンポジション ※NHKドラマ10『第二楽章』主題歌12. YOU(ユー)13. ANGEL OF THE LIGHT ※Nikon企業CM曲14. 光と君へのレクイエム 映画『陽だまりの彼女』主題歌15. REBORN(リボーン) ※映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』主題歌【プレミアムCD収録内容】※初回盤のみ■「The Latest Acoustic Live」~Recorded Live, 2021/12/03 at Tokyo FM Hall, Tokyo~01. ターナーの汽罐車02. ポケット・ミュージック03. あまく危険な香り04. PAPER DOLL05. パレード06. BELLA NOTTE07. HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS山下達郎『SOFTLY』発売告知トレーラー『SOFTLY』特設サイト:<ツアー情報>『山下達郎 PERFORMANCE 2022』6月11日(土) 東京 J:COMホール八王子(八王子市民会館)6月17日(金) 広島 ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ6月21日(火) 岡山 倉敷市民会館6月25日(土) 愛媛 愛媛県県民文化会館 メインホール7月1日(金) 大阪 フェスティバルホール7月2日(土) 大阪 フェスティバルホール7月9日(土) 広島 広島文化学園HBGホール7月10日(日) 広島 広島文化学園HBGホール7月16日(土) 東京 NHKホール7月17日(日) 東京 NHKホール7月23日(土) 北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru7月24日(日) 北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru7月29日(金) 岩手 岩手県民会館 大ホール7月31日(日) 福島 いわき芸術文化交流館アリオス 大ホール8月5日(金) 熊本 熊本城ホール メインホール8月7日(日) 大分 iichikoグランシアタ8月12日(金) 奈良 なら100年会館 大ホール8月14日(日) 大阪 フェニーチェ堺 大ホール(堺市民芸術文化ホール)8月19日(金) 東京 中野サンプラザホール8月20日(土) 東京 中野サンプラザホール8月27日(土) 福岡 福岡サンパレス8月28日(日) 福岡 福岡サンパレス9月2日(金) 大阪 フェスティバルホール9月3日(土) 大阪 フェスティバルホール9月8日(木) 愛知 名古屋国際会議場センチュリーホール9月9日(金) 愛知 名古屋国際会議場センチュリーホール9月13日(火) 群馬 高崎芸術劇場 大劇場9月16日(金) 宮城 東京エレクトロンホール宮城9月20日(火) 大阪 フェスティバルホール9月21日(水) 大阪 フェスティバルホール9月27日(火) 島根 島根県民会館9月29日(木) 兵庫 アクリエひめじ 大ホール(姫路市文化コンベンションセンター)10月2日(日) 静岡 静岡市民文化会館 大ホール10月7日(金) 石川 本多の森ホール10月13日(木) 神奈川神奈川県民ホール10月14日(金) 神奈川 神奈川県民ホール10月19日(水) 新潟 新潟県民会館10月20日(木) 新潟 新潟県民会館10月26日(水) 東京 NHKホール10月27日(木) 東京 NHKホール11月2日(水) 兵庫 神戸国際会館こくさいホール11月3日(木・祝) 兵庫 神戸国際会館こくさいホール11月8日(火) 秋田 あきた芸術劇場ミルハス 大ホール11月12日(土) 山形 やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)11月13日(日) 山形 やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)11月20日(日) 沖縄 那覇文化芸術劇場なはーと11月22日(火) 沖縄 那覇文化芸術劇場なはーと山下達郎オフィシャルサイト:
2022年04月27日フェンディ(FENDI)の2022年春夏ウィメンズコレクションから、アイウェアライン「オーロック」の新作が登場。FFロゴの透かし細工を施した「オーロック」フェンディのアイウェアライン「オーロック」は、ジュエリー アーティスティック ディレクター デルフィナ・デレトレズがデザインするジュエリーコレクション「フェンディ オーロック」から着想を得たもの。「イタリア文明宮」のアーチのようなオーバル型に、パドロックを思わせるFFロゴを落とし込み、透かし細工として施した。アセテートフレームの新作が登場そんなアイウェアライン「オーロック」に、アセテートフレームの新作が仲間入り。シェイプは、ビンテージ感のあるオーバーサイズのスクエア型や、太めのフレームでモダンにアレンジしたキャットアイ型、ブリッジが緩やかにカーブしたレクタングラーフレームなどが揃う。【詳細】フェンディ 2022年春夏 新作サングラス「オーロック」※2022年4月中旬現在発売中。販売店舗:フェンディ直営店、公式オンラインストアアイレム例:・オーロック(スクエア) 57,200円・オーロック(キャットアイ) 57,200円・オーロック(レクタングラー) 52,800円【問い合わせ先】フェンディ ジャパンTEL:03-3514-6187
2022年04月21日俳優のブルース・ウィリスの引退のニュースが世界中を駆け巡った、2022年3月31日。ウィリスの家族の発表では、失語症を発症したことが、引退の大きな理由だといいます。「残念すぎる」「あまりにショック」ブルース・ウィリスが俳優業の引退を発表これまで多くの名作に出演してきた、ハリウッドを代表する俳優であるウィリスの引退発表に、多くの労いの声が寄せられました。また、ウィリスの引退がハリウッドにも衝撃を与えています。映画『シックス・センス』で共演した子役も感謝のコメントウィリスの代表作の1つである、映画『シックス・センス』で共演した、俳優のハーレイ・ジョエル・オスメントも、ウィリスの引退を受け、自身のInstagramにコメントを投稿。オスメントにとって、1999年に公開された映画『シックス・センス』は、『天才子役』としての地位を確固たるものにした思い出深い作品の1つといえます。まだ幼かった彼にとって、当時すでに大スターだったウィリスとの共演もまた、印象深いものだったようで、コメントでは「彼は本物のレジェンド」ともつづりました。私が長年尊敬し続けた人について、正しい言葉を見つけるのはとても難しいことです。彼を初めて見たのは、大きなスクリーン上で。そして、幸運なことに実際に会うことができました。何年にもわたる素晴らしいキャリアの中で、多くの人の人生を豊かにしてきた彼は本物のレジェンドです。これからも多くの人が楽しめる作品をたくさん生み出してきた彼の仕事を、直接目にすることができ、感謝しています。ブルースと彼の家族の勇気、そして前に進もうとする気持ちに深い敬意と称賛を表したいです。hjosmentーより引用(和訳) この投稿をInstagramで見る Haley Joel Osment(@hjosment)がシェアした投稿 また、同じく映画『シックス・センス』からは、監督を務めたM・ナイト・シャマランも、「彼はこれからもずっと、僕のヒーロー」とコメントしています。All my love and respect to my big brother Bruce Willis. I know his wonderful family is surrounding him with support and strength. He will always be that hero on that poster on my wall as kid.— M. Night Shyamalan ⌛ (@MNightShyamalan) March 31, 2022 多くの人々に惜しまれながらも、引退を発表したウィリス。その引き際の鮮やかさもまた、彼がハリウッドを代表する俳優であり、人々に愛された理由なのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2022年04月01日