夫と2人暮らしをしているペンコさん。そんなペンコさんは、義母のことを尊敬し、義実家との関係は良好でした。病気がちだった義父が他界し、義母との同居のことについてさまざまな思いを巡らせていたペンコさん。少し前から気になっていた夫の義母に対する言動や行動について、率直な気持ちをぶつけます。その際、保留にしていた同居についての考えも夫に初めて伝えました。すると夫は、自分の気持ちをうまく言えないながらも話してくれて、同居に関してはペンコさんの気持ちを尊重すると言ったのでした。初めて自分の気持ちをペンコさんに話した夫ですが……。それからの私たち 「とりあえず同居はなしにしよう」と夫が言ってくれたおかげで、ペンコさんの気持ちはかなり軽くなりました。 今まで不満に思っていた夫の言動や態度が大きく変わったわけではありませんが、普段言葉にしないだけで、夫なりに真剣に向き合ってくれていたことがわかったのです。 義母との関係を含め、以前ととくに変わらない生活を送るペンコさん家族。しかしペンコさんは、モヤモヤが減ったことで、たまに息抜きをしながらもまた冷静に今後の生活について考えることができるようになりました。 これからは、夫のことを信じて、意見を交わしながら家族の形を作っていこうと心に決めたペンコさんでした。 お互いに気持ちを伝えないことから、溝ができかけていたペンコさん夫婦。大切に思っているからこそ、義母との同居のことを真剣に考え、夫のストレスにならないよう自分の気持ちを押さえていたわけですが、あまりにもひとりで抱え込みすぎていたのかもしれません。 実母に相談したり、夫に気持ちをぶつけたりしたことによって、これまの悩みがすっきりして、前向きな気持ちになれたようですね。 このことをきっかけに、これからは何でも相談し合える夫婦になっていくことを、私たちは願うばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター ペンコ
2023年12月31日夫と2人暮らしをしているペンコさん。そんなペンコさんは、義母のことを尊敬し、義実家との関係は良好でした。義実家近くに引っ越した妊娠中のペンコさんと夫。病気がちだった義父の他界後、ひとり暮らしになった義母を心配した夫が、義母との同居を打診してきました。ペンコさんは悩んだ末、義兄弟の言葉もあり一旦同居話は保留に。それから息子も無事に誕生し、義母の家へよく遊びに行っていたペンコさんでしたが、義母に対する夫の言動や態度が気になるようになってきます。そんなある日、今まで我慢していた気持ちのすべてを夫にぶつけたペンコさん。すると夫は、自分の思いを話してくれたのでした。「ありがとうとは言えないと思う」という夫の言葉に、ペンコさんはさまざまな思いを巡らせますが……?この際、私の考えを夫に言ってみよう 「うまく表現できないけど、母親の話にも積極的になれない」そう言った夫の気持ちをなんとなく理解したペンコさんは、「これからは夫の気持ちを伝えてほしい」と率直な思いを伝えました。 そして、ペンコさんは1年後に同居を始めるか否かについても、「少なくとも5年くらいは同居すべきではないと私は思う」とはっきり伝えます。 すると夫は、そもそも同居についてそこまで深く考えておらず、仕事を辞めて自分の地元にきてくれたペンコさんの気持ちを優先すると言ってくれたのです。 夫の義母に対する今までの言動や行動には、自分でも言い表せない感情が関係していたのですね。はっきりとしない気持ちに詰め寄るのではなく、理解しようとするペンコさんのやさしさがあるからこそ、家族関係が良好なのかもしれません。 今まで自分の思いを言わなかった夫もペンコさんに感謝をしていて、意見を尊重してくれました。 夫婦といえども、お互いを大切に思っているということは、きちんと言葉にしなければわからないものですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ペンコ
2023年12月30日夫と2人暮らしをしているペンコさん。そんなペンコさんは、義母のことを尊敬し、義実家との関係は良好でした。義実家近くに引っ越した妊娠中のペンコさんと夫。病気がちだった義父の他界後、ひとり暮らしになった義母を心配した夫が、義母との同居を打診してきました。ペンコさんは悩んだ末、義兄弟の言葉もあり一旦同居話は保留に。しかし、また同居について考えるときが来ると思うと不安だったペンコさんは里帰り出産の際、実母に相談をしたのです。実母からのアドバイスでペンコさんの心は晴れ、自分たち家族の形が定まるまでは同居はしないという結論に至りました。ただ、義母との良好な関係は続けていきたいという思いもあり、ペンコさんは子どもとともに義実家へ頻繁に訪問。その結果、だんだんとしんどさを覚えるようになったのです。自分から義母の家に行っているのに、どうしてこんな気持ちになるのだろうとペンコさんは考えます。無理して頑張っていた理由 しんどいと思いながらも義母の家に行くのは、夫に「同居しなくてもうまくやっていける」ということを証明したかったからだという、自分の気持ちに気付いたペンコさん。それから義母の家に行く頻度を減らしますが、そんな中でも義母のやさしさを改めて実感することができました。しかし、義母が思った以上に心配性なことや、少し頑固で夫と喧嘩をすることもわかったのです。 義母に、夫との喧嘩に対して意見を求められてしばし困ることもあり、「これが同居したら頻繁に起こるのか…」と不安に思うこともありました。 そんな日々の中で、ペンコさんは夫に対して疑問に思うことが出てきたのです。 自分の本当の気持ちに気付き、義母に会う頻度を減らせたことは、産後のペンコさんのストレスを減らすためにも得策だったのではないでしょうか。 しかし、新たな不安要素が増えつつも、義母との付き合いをうまくやれるようになってきたペンコさんがやっと落ち着けるのかと思ったのも束の間でした。 義母との話をしてもなんだか他人事のような夫の言動には、私たちもモヤモヤを感じずにはいられませんね。今は大きなものではありませんが、次々とペンコさんの中に生まれる小さな悩み。 どんどんと膨れ上がる前に、日々少しずつ気持ちを伝えることができると良いですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ペンコ
2023年12月27日夫と2人暮らしをしているペンコさん。そんなペンコさんは、義母のことを尊敬し、義実家との関係は良好でした。義実家近くに引っ越した妊娠中のペンコさんと夫。病気がちだった義父の他界後、ひとり暮らしになった義母を心配した夫が、義母との同居を打診してきました。これから子どもが生まれ、生活が変わるときに同居を始めるのは避けたいと思っていたペンコさんですが、夫のメンタルを案じて返事を濁します。そんな中、義兄弟の言葉のおかげで、1年間は同居話を保留とするとに。しかし、1年後にはまた同居について考えないといけないという不安から、里帰り出産をしていたペンコさんは、実母に同居について相談をしたのです。実母のアドバイスを受け、自分なりに今の答えを出したペンコさんは、ある行動を起こします。義母との良い関係作りのはずが…? 実母からのアドバイスを受け、義母のためにも自分のためにも、「自分たち家族の形がある程度定まるまでは、同居はしない方がいい」と答えを出したペンコさん。そして息子が生まれたあとは、義母との関係を作ったり、孫にも会ってもらったりしたいという思いから、義母の家によく遊びに行くようになりました。 そんな日々がしばらく続いたある日、ペンコさんは義母に会いに行くことが少ししんどいと感じるように……。 「そろそろ帰りたい」「来週は義母の家に行くのを控えたい」などと思っていても、気を遣ってしまい正直な気持ちを言いだせなかったのです。 いくらやさしい義母相手でも、嫁の立場だとどうしても気を遣ってしまうもの。ペンコさんのように相手を気遣い過ぎてしまう人や、元々自分の意見を言うことが苦手な人は、余計に悩んでしまうところではないでしょうか。しんどいと思うことが続くこの状況は、育児も家事も一挙に引き受けているペンコさんにとっては余計なストレスになってしまっています。 直接言いにくいのであれば、メッセージを通じてなど、ペンコさんが言いやすい環境で、一度はっきりと今の気持ちを義母に伝えてみることが大切かもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ペンコ
2023年12月26日ペンコさんと夫はペンコさんの妊娠を機に、引っ越しすることに。義父の体調が悪化したこともあり、夫の実家近くに引っ越そうと準備を進めていましたが、その最中に義父が他界。すると今度は夫が、自分の母親と同居したいと言い始めます。■夫から義母との同居を提案されて…ペンコさんと夫は2人暮らし。お互い実家は離れていたため、両親、義両親と会うのは年に2回程度でした。引っ越しの理由は主に2つ。ペンコさんが子供を授かったこと、そして義父の体調が悪化したことでした。夫から実家の近くに住みたいと言われ、賛成したペンコさん。2人は引っ越しの準備を進めていましたが、その最中に義父が他界してしまったのです。ちなみに、義母は優しく気遣いに溢れ、物知りで話し上手。関係は良好でしたが、すぐに明確な返事ができなかったペンコさん。いつ頃、同居を始めたいのか、夫に聞いてみました。すると…■将来的にはと思っていたけど1年以内?!内心ホッとしたペンコさん。1年以内の同居は白紙になりましたが同居話が消えたわけではありません。果たしてペンコさんは義母と同居を始めるのでしょうか…? こちらは、ペンコさんの体験をもとに2021年3月19日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。■読者からは衝撃的な経験談が!義母との関係は良いとはいえ、なかなか同居に踏み切れないペンコさん。まずは読者から届いたペンコさんに共感する意見や、同居反対派の意見を紹介します。・共感できることが多く、心の拠り所になります。私もペンコさんとまったく同じ状況で、本当に何も悪いところがなく、尊敬できる素敵な義両親ですが、同居の場合、洗濯は? 家事は? 買い物の分担は? 家に居てもダラダラできないのでは? 小さなストレスが溜まり、逆に不仲になっていくのでは? など心配事が多く、同居に反対をしています。・初めての出産で心細いのに同居までするなんて。近くに越してきたんだし、とりあえずそれで充分じゃないですか?・義父義母との同居は絶対に辞めた方がいい! 自分が考える生活のリズムがめちゃくちゃになってしまいます。我慢ばかりが増えて毎日イライラして過ごすことになる。最悪の場合、義母と離れるには離婚しかないって私みたいに考えるようになるかも。・「一年以内に同居したい」のほかにも「近くに住んでもらう」「子どもが保育所に入ったら同居してもらう」などの選択肢があればいいと思います。初めての出産・育児では、一人では大変で、掃除洗濯など行き届かず、家の中は荒れます。実の親なら気にせず手伝ってくれるけれど、義母は家事がおろそかな点を気にすると思います。それに加えて、初めての同居では乗り越えるハードルが多すぎる気がします。・住居を引き払ってしまったら次の住居はどうするのか。一度住んだら腰は重い。たまにお客さま扱いしてくれるのと、生活を共にするのでは話が違う。今まだ自分でできるならただ一緒にいるのが良いとは限らない。義両親との同居を考えている娘・息子夫婦ではなく、義両親の立場にある親世代の読者からもコメントが届きました。・当方は親世代です。息子夫婦が家を新築する時に、息子たちから同居の提案がありましたが断りました。頭金は出しましたが、近場での(車で30分弱)別居です。世代が違うのですから、生活パターンなどが違います。子育てなどは手伝っていますが、別居の方が我が家ではお互い気楽です。・そんなに同居を望む親が本当にいるのか疑問です。私(60歳)なら希望しない。世代も価値観も違うのにうまくいくわけがないし、自分の親との同居でもうまくいかないものなのに、義理の親なんてありえないです。・よく嫁側からの同居への心配(嫌悪)するものを見ます。昔、嫁だった身としてよくわかることですが、同じように姑である現在は、こちらも同居なんて嫌悪感しかありません。同居を迫る姑がお決まりですが、信じられません。実際に暮らしの費用も家事も親世帯で負担して、なおかつ子どもたちのわがままに耐えている人の話も聞きます。もちろん子どもたちも我慢と不満はあるのでしょうが。やはり別居してお互いに困ったときだけ助け合うというのがいいような気がします。コメントにあるように、義両親が息子・娘夫婦との同居を実は望んでいないケースも多そうですね。今回は、実際に義両親と同居している、または過去にしていた読者からの経験談も多数届きました。一部を紹介します。・同居歴約24年です。夫が長男で結婚の条件に親との同居があり、当時は「なんとかなるだろう」と簡単に考えて同居を了承しました。ただ元々、外面がよく、見栄っ張りな両親だったようで、かなりの浪費癖がありました。同居してから判明した借金が数千万円あり、夫名義で勝手にしていた借金も発覚しました。それでも家計を握りたがる義母には本当に困りました。・ゆっくりできません。自分のペースで過ごせません。自由に過ごせません。生活や子育ての価値観が違います。義兄妹が来ると息苦しくなります。・母親との同居でうまくいっている話を聞いたことがありません。私は主人の父と同居しており、とてもうまくいっていますが、それは「家事」の全権を私に渡してくれて、私の至らぬ点には目をつぶり、なおかつできることは自分でやってくれるから。こんなできた義父はいません。義母との同居で同じことができるとは到底思えません。・夫の実家で義父と同居していますが、本当に辛いです。汚いんです。特にトイレ風呂などの水回り。トイレの床なんて地獄です。掃除するのはもちろん私。濡れた傘を玄関に干したり、子どものための食べ物を食べつくされたり、逆に義父が残した食事を捨てることになったり、常識もないです。義理の妹も予告なしに来て、私が食事を用意したり、愚痴が書ききれません。・まだ義母と良好な関係だった時、義父が亡くなり、1人で寂しいという義母の訴えで同居を決意。義実家をリフォームして私たち世帯の住まいにしました。しかしリフォーム業者が悪く、手直しの連続でそのやり取りの中で義母との関係が悪化。妊娠中ということもあり、実家に戻りました。結果2週間の同居生活でしたが、義母の非常識さを夫も認識し、絶縁状態です。ですが、リフォーム業者からは工事費の支払いと手直しをさせろと連絡が夫にかかってくる日々です。住めないのに1000万払いました。・玄関とお風呂と台所はすべて共通。トイレだけ2つあります。義両親は私の留守中に勝手に部屋に入ってくる。私たちの捨てたゴミを見る。たまに買う服や私物をチェックされる。通帳も見られているかも。・勝手に不動産屋と打ち合わせして2世帯設計されていた。朝4時から洗濯機をまわし、夜には消灯。生活時間が違いすぎる。70才の義両親が子どもの頃に着ていたボロボロの着物をくれたり、物が捨てらずゴミ屋敷寸前。・2世帯で義両親と同居して14年。義両親がどんなにいい性格で優しくても同居はしない方がいいと思います。我が家は玄関とお風呂が一緒でそのほかは別。玄関とお風呂だけでも必要のないストレスを抱えます。外出や帰宅時には必ず声をかけないといけないし、郵便物は見られるし、入浴の時間には気を遣うし、まるで他人のお風呂を借りているような感覚がある。とにかく挙げたらキリがないです。現在進行形で同居している方や経験者のコメントは否定的なものがほとんどですが、金銭問題なども出てきたりと相当な覚悟が必要なことがうかがい知れます。これからペンコさんは義母との同居についてどんな答えを出すのでしょうか。▼漫画「お義母さんとの同居について考えた話」
2023年11月22日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、「胞状奇胎」という病気であることが確定しました。長い通院生活を経て、ホルモン値が安定したことを機に一旦治療は終了。妊活の許可もおりました。5年間は定期的な経過観察が必要になりましたが、ようやく前に進むことができるのでした。今回は、その後のペンコさんの妊活についてお伝えします。 胞状奇胎は再発しやすいと先生に言われたわけではないのですが、その可能性がないこともなく妊活中もやはり不安は拭いきれませんでした。 出産予定日も決まった今はいつ陣痛がくるか、とソワソワする毎日です。息子は最初から妊娠をわかってくれていて「自分のおなかにも3人赤ちゃんがいるんだよ〜」と言っています(笑) でも最近は、出産間近なのを感じてか少し寂しそうな発言を寝る前によくしているので、出産するまで、そして2人目が生まれてからもたくさん遊んでお話していきたいなあと思っています。 連載、そして報告にお付き合いくださりありがとうございました! 医師からの許可がおり、第2子の妊活をスタート。手術で卵管を1つとっているからか、排卵日の予測が難しかったそうですがある日妊娠が判明。 妊娠検査薬で陽性反応が出てこの上なくうれしいはずなのに、「またなにかあったらどうしよう……」と心配が消えません。つらい経験をしているペンコさんにとって、胎嚢や心拍が無事確認できるまでの期間は不安が拭えず、辛抱が必要な時期だったのではないでしょうか。その後、無事に心拍確認ができつわりに苦しむ日々を乗り越え、臨月まで迎えることができたようです。 妊娠したと思ったはずが卵巣に腫瘍が見つかり、小さな息子さんを抱えながらの手術・通院の日々の苦労ははかり知れません。ここまでくるのに、たくさんの気がかりがあったのだろうなと思います。つらい経験でしたが、家族と共に乗り越えたペンコさんの体験記に勇気をもらった方もいるのではないかと思います。 あとは、待望の赤ちゃんとの対面を待つばかりです。無事、元気な赤ちゃんが生まれてきますように! ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2023年01月08日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、「胞状奇胎」という病気であることが確定し、hCGの値を定期的に確認していく日々がスタート。ようやくホルモン値が安定し、妊活も再開。5年間は経過観察が必要で、半年に1回は検査のため通院することになりました。 半年に1回、経過観察のために検査を受けながら妊活に励んでいるペンコさん。インスタグラムのフォロワーさんにアンケートをとったところ、彼女がかかってしまった「胞状奇胎」という病気は、まだまだ認知度が低いことがわかったそう。 あまり知られていない「胞状奇胎」という病気の実態を伝えたくて、ペンコさんは自身の体験をマンガにしました。ペンコさんのメッセージにもありますが、妊娠・出産は本当に奇跡の連続ですよね。 「動いているかな?」「元気かな?」とおなかの赤ちゃんの心配をしながら、自分の体調も管理して過ごす妊娠期間。無事に赤ちゃんと対面するその瞬間まで不安が尽きることはありません。ペンコさん自身も病気になって、改めてこの奇跡を実感するのでした。大変なことも多い妊活ですが、頑張ってほしいですね! ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2023年01月07日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、「胞状奇胎」という病気であることが確定し、hCGの値を定期的に確認していく日々がスタート。3カ月ぶりに血液検査を受けると、ホルモン数値が安定していることがわかり、先生から妊活の許可もおりたのですが……。 病院に行くのが心底嫌だと思ったわけではありません。(いや、手間ではあるけども。笑) ただホルモン値が上がっていなければもう病院通いは終わりだと勘違いしていたので、5年間も経過を見ると聞いてびっくりしたのが正直な気持ちです。 多分その驚きようから「こいつは来なくなるタイプだな……」と先生に思われたのか、「忘れずにきてくださいね」と釘を刺されました(笑) 手術から始まった、ペンコさんの長い長い通院生活。小さなお子さんを抱えながらの通院は、きっと想像以上に大変だったことでしょう。 ようやくホルモン値が安定し、これで通院から解放される!と思っていたら、先生から「がん化の恐れがあるので、5年間は半年に1回通院をしてほしい」と言われます。予想外の事実にびっくりしてしまうペンコさん。これからあと5年は経過観察が必要と知れば、ちょっとがっかりしてしまう気持ちもわかりますよね。 しかし、経過観察をしっかりとおこなうことはとても大切です! 半年に1回検査をしてもらい先生の口から「心配ありませんよ」と言ってもらえると、安心ですよね。なにはともあれ、第二子妊娠を目指して、新たなる一歩を踏み出せることでホッとするペンコさんでした。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2023年01月05日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、「胞状奇胎」という病気であることが確定し、hCGの値を定期的に確認していく日々がスタート。ついにホルモン値がゼロになってから3カ月が経ち数値の上昇もしなくなりました。先生からは妊活の許可がおり、これで通院も終了かと思っていたところ……? ホルモン値が最低まで下がってから3カ月間、その後再び上昇することがないか経過観察をしなければならなかったのですが、無事上がることなく終えることができました。 途中で再び値が上がってしまうと、侵入奇胎(異常な細胞がさらに内部に入り込んでしまうこと)の可能性があり、そうなるとさらなる治療や抗がん剤治療の必要性が出てくると聞いたことがあったので、無事数値が上がらずに終えられてすごくホッとしました。 早く妊活を始めたいという焦りと、もしまた数値が上がってしまったらどうしようという不安を抱えながら過ごした3カ月間。ペンコさんにとって試練とも言える期間でした。 3カ月ぶりに訪れた検診で、恐る恐る血液検査の結果を聞くと……心配していたホルモン値の上昇は見られず、先生からも「妊活を始めていいですよ」と許可がおりました。この結果にホッと安堵するペンコさん。もしかしたらさらに治療を進める必要があるかもしれない……と、心の片隅に常に不安が残る3カ月はとても長く感じたことでしょう。 これでいよいよ通院もおしまいかと思いきや、先生から次回の検診について案内されます。「次の検診?!」と戸惑うペンコさんでしたが、ひとまずは妊活をスタートできることになりよかったですね! ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年12月31日子宮外妊娠の疑いで手術した話 第22話。1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、「胞状奇胎」という病気であることが確定し、hCGの値を定期的に確認していく日々がスタート。数値は順調に下がっていったのですが、まだ妊活の許可は出ません。そこで妊娠していない今の時期を楽しもうと決意して――。 息子といろんな場所に行きました。暑くて死にそうになる夏場ではなかったってのも大きいですが、秋、冬、春のお出かけは本当に楽しかったです。気持ちもかなり前向きになれました。 そしてホルモン値がゼロに下がりきってから3カ月後の検診。 無事にホルモン値が上がっていなければ一段落、妊娠可能という状況だったのですが、その結果は……。 第2子を望んでいるペンコさんにとって、妊活の許可が下りないというのはつらいこと。でも、逆に妊娠していない時期にしかできないこと、とりわけ息子さんとの日々を楽しむということをめいっぱい力を注げだことで、「妊活できない時期」が意味のある時間となり、ペンコさんも前向きになれたのだそうです。 泣いても1日、笑っても1日。どうせ過ごすなら、たくさん笑って過ごしたいですね。つらくなる日々を考え方を変えて、楽しくて有意義な時間に変えたペンコさん。とても素敵だと思います! ママの入院でさみしい思いをした息子さんも、ママを独り占めできる時間を過ごせてよかったですね! ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年11月04日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、「胞状奇胎」という病気であることが確定し、hCGの値を定期的に確認していく日々がスタート。数値は順調に下がっていき――。 少しでもいい方向に進む――。それだけでこんなに前向きになれるんだなと思いました。 妊活ができない時期は、逆に貴重な時間だ!と捉えるようにして、かなり自由に過ごしていました。手術を機にまあまあ太ってしまっていたので、ダイエットも結構ガチで頑張りました!(マイナス4kgは頑張ったかな!) ペンコさんが患っていた胞状奇胎という病気は、血液検査でhCGという妊娠性ホルモンの値が下降してゼロに近い数値になっていくことを確認していきます。このhCGの数値が下がらない場合は、別の病気(侵入奇胎や絨毛がん)に移行している恐れがあるためです。ただ、hCGは妊娠すると数値が上昇するため、医師が許可するまでは妊娠しないように指示されます。妊娠許可が出るまでの期間は早くて約半年、それ以上になることもあります。 第2子を強く望んでいて、また30代に突入する時期でもあったペンコさんにとって、この「早くて半年」という時間は長く感じられたと思いますが、妊娠できない今だからこそやれることもある!と気づいて、前向きに過ごせたことは、きっと心の栄養になったことでしょうね。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師 REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年11月03日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、「胞状奇胎」という病気であることが確定し、hCGの値を定期的に確認していく日々が始まったのです。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、「胞状奇胎」という病気であることが確定し、hCGの値を定期的に確認していく日々が始まったのです。 すぐに涙が出てしまうほうなので、一連の出来事の中で何回か泣いてるのですが、通院が1カ月に1回に延びたとき、安心してエスカレーターで涙が出てきたのはすごく覚えています。 元々ポジティブなほうだし、「なんとかなる、大丈夫」と思ったときは本当になんとかなってきたのですが、このときは 「赤ちゃんがいてくれると思ったけどダメだった」「子宮外妊娠かと思ったらそうじゃなかった」「胞状奇胎でないといいなと願っていたけど胞状奇胎だった」 などとマイナスなことばかりが続いていたので、気持ちが少し後ろ向きになっていました。 「もしかしたらまたホルモン値があがっちゃうかもしれない」「抗がん剤治療になるのかもしれない」 と不安が大きくなっていたんだと思います。だからこそ、この出来事の中では初めて 「ホルモン値ゼロになった」「通院の期間が延びる」 といういい報告が聞けて、安堵の涙が溢れました。 これまでペンコさんは、妊娠したと思って受診したら、異所性妊娠(子宮外妊娠)かもしれないと言われ、検査すると腫瘍だったと言われ、さらに胞状奇胎であると言われ……と、検査をするたびによくない結果が出ていたので、心も疲弊してきていました。 しかし、hCGの数値を計る血液検査に通う日々では順調に数値は下がっていき、週に1度の検査が、2週に1度になり、そして1カ月に1度に。通院回数が減っただけではありますが、初めて良い方向に向かっていることを実感でき、ペンコさんは初めて安心できたのです。ペンコさん、本当によかったですね! なお、ペンコさんが患っていた胞状奇胎という病気は、血液検査でhCGという妊娠性ホルモンの値が下降してゼロに近い数値になっていくことを確認していきます。このhCGの数値が下がらない場合は、別の病気(侵入奇胎や絨毛がん)に移行している恐れがあるためです。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年11月01日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、「胞状奇胎」という病気であることが確定し、hCGの値を定期的に確認していく日々が始まったのです。 この「若いから大丈夫でしょう」とおっしゃった先生を強く非難したいわけではもちろんありません。今までの経験から言ってくださったのかもしれません。実際、同じ言葉をほかの場面でも聞きました(言い方にもよるのかもしれません)。 でも正直「本当に大丈夫なのか? 大丈夫と言い切れるのか」「若い……若いのか?」と思わずにはいられませんでした。 「大丈夫、なんとかなるさ!」と前向きに考えようとする気持ちと、不安な気持ち。仕事復帰のことなども考えると、不安な気持ちを拭うことはなかなかできませんでした。 胞状奇胎の治療が始まったものの、1歳の長男をかかえるペンコさんには「預け先」という問題がのしかかりました。大病院での長時間の待ち時間に付き合わせることはできない、そもそもコロナ禍で付き添いが許されてないということで、実家のお母さんを頼ることにしたそうです。 また、メンタル的な不安も抱えていました。それは、医師からこの後の妊娠について「若いから大丈夫でしょう」と言われたこと。実際そういうデータがあるのかもしれませんし、励まそうとしてくれているのかもしれませんが、卵管を1つ取っていること、順調にいっても、次に妊活を始めるころには30代になっていることから、とても焦っていたペンコさん。医師の「大丈夫」という言葉も、素直に受け止めることはできなかったのです。 この段階では特に治療という治療はなく、できることは何もないということもあり、心だけが焦ってしまいますよね。「この先、赤ちゃんがちゃんときてくれるかなんて誰にもわからないのに、大丈夫なんて軽々しく言わないでほしい」――きっとペンコさんはそう思われたのでしょう。医師という専門的な立場の人の言葉はとても重いもの。言葉の端々まで、その意味を重く捉えてしまいますね。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師 REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年10月21日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、医師に「胞状奇胎」という病気である可能性が高いと告げられ、さらに大きな病院へ行ってほしいと言われたのです。 「胞状奇胎です」と診断が確定されたときは、もう心構えができていたので、落ち込むことはありませんでした。 なお、子宮内容除去術を2回やるかどうかについて、どういう決まりがあるのか、私はよくわかっていません。ただ、ホルモン数値の推移を見て、私の場合は1回で大丈夫だ、と先生はおっしゃっていた気がします。 検査の結果が出た翌日、ペンコさんは病院で紹介状などを受け取り、大きな病院へ向かいました。そして、検査や問診を経て、「胞状奇胎で間違いない」と診断が確定されたのです。待ち時間の間、ネットで調べた情報から「今日、2回目の子宮内除去術(子宮内のものを取り除く手術)をやるのかな」と思っていたペンコさんでしたが、医師によると、ペンコさんの場合は必要なく、このまま様子を見ていけばよいとのこと。そして、血液検査でhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の値を定期的に確認していくこととなったのです。 最初は、待望の2人目妊娠だと思い、受診したペンコさんでしたが、赤ちゃんの姿が見えず、異所性妊娠(子宮外妊娠)かもしれないというところから、結果的には「胞状奇胎」だったことがわかりました。2人目の赤ちゃんを望んでいるペンコさんにとっては、ショックが大きく、また2人目妊娠への道のりが遠くなってしまいましたが、病名がはっきりし、スタートラインに立てたのです! まずは、hCGの値がゼロになるのを目指す日々。ペンコさん、頑張って! ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師 REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年10月15日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。しかも、退院後の検査では医師に「胞状奇胎」という病気である可能性を告げられ、確定したら早期に大きな病院への受診が必要になるため、「診察日よりも前に胞状奇胎とわかったら電話をする」と言われていました。そして次回診察日の2日前、ペンコさんの携帯に病院から着信があり――。 私は感情を抑えられるタイプの人間ではないため、悲しんだり、落ち込んだりしたときは、感情がそのまま出てしまう。一緒にいる息子に心配をかけたくないという気持ちもありましたが、この電話をもらったときは「ふ〜〜〜〜〜〜」っと長い息を吐いたり、正直な気持ちを息子に聞いてもらったり……。 まだ1歳だった息子に支えてもらった記憶があります。 病院からの電話の内容は「胞状奇胎である可能性が高い」という連絡でした。診察予定日前の電話ということもあり、着信があった時点でその内容を覚悟したペンコさんでしたが、やはり気持ちは落ち込みました。側にいた息子さんに、そのつらい気持ちを吐露したと言います。ママが悲しそうな表情をしていることを息子さんも不思議に思ったかもしれませんが、こういうとき、何も意見が返ってこない、小さな子が相手だったからこそペンコさんも素直な気持ちを吐き出せたのかもしれませんし、いつもと変わらない息子さんとの日常を過ごすことで、気もまぎれたのかもしれません。 親と子どもというのは、親が子どもを支えているようで、本当は親も子どもに大きく支えられているのですね。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師 REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年10月13日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。しかも、退院後の検査では医師に「胞状奇胎」という病気である可能性を告げられ、ネットで調べると、絨毛がんなどになる恐れもあると知り――。 まだ胞状奇胎は確定ではない。その可能性があるだけ。悪いことはそんなにたくさん起きないはず。そうプラス思考でいるのに必死でした。 次の診察日までに電話が来たら、胞状奇胎と確定かもしれない。来なかったら、大丈夫かもしれない。 「電話、来ませんように……」 と願っていのですが――。 ペンコさんはこの段階ではまだ胞状奇胎と診断されたわけでありません。その可能性があるということで、病理診断(採取した細胞を光学顕微鏡で観察しておこなう診断)の結果を待っている状態でした。この診断が出るまでは時間がかかるため、翌週の診察でも結果がわからず……。ただ、胞状奇胎であればなるべく早く大きい病院を受診したほうがよいため、「もし次の診察予定日より先に、胞状奇胎とわかったら電話します」と言われたペンコさん。息子さんとの日々を過ごしながら「大丈夫、病院からの連絡はない」と願っていたのですが……。診察予定日の2日前、病院から着信があったのです。 次の診察日までに、病院から電話がこなかったら大丈夫ということもあって、きっと日にちが経つのが長く感じられたでしょう。不安で押し潰されそうな心を、何とかポジティブに保とうと過ごしていたペンコさん。その気持ちを思うと、本当にいたたまれなくなりますね。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師 REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年10月11日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのですが――。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。しかも、退院後の検査では医師に「胞状奇胎」という病気である可能性を告げられ、ネットで調べるとショックなことが書いてあり――。 「赤ちゃんが子宮にいない」「子宮外妊娠かもしれない」「流産かもしれない」と言われたときも、もちろんショックでしたが、なんというか……胞状奇胎の内容を知ったときはとにかく不安になりました。 やっぱり人間、利己主義なんですかね。わずかな確率でも「抗がん剤治療をする必要が出てくるかもしれない」「妊活は最低半年、長いと2〜3年できないかも」というワードを聞くと不安に思わずにはいられませんでした。 侵入奇胎(胞状奇胎が、子宮内の筋層にも侵入し広がった状態)になる確率は高くはなく、発見が遅れることなくちゃんと治療すれば治る病気と言われているそうです。なので、そこまで怖い病気ではないはずですが、それでもこれらのワードにはびっくりしてしまいました。 私は第1子の出産と同時に、仕事を辞めていたので、今後の仕事復帰のこともいろいろと考えてしまって……。「赤ちゃんは計画通りにきてくれるなんてことはない」。そうわかってはいても、焦る気持ちを抑えられませんでした。 初めて聞く「胞状奇胎」という言葉をネットで調べると、そこには「抗がん剤治療」という文字が。これは、胞状奇胎が子宮の筋層まで広がった「侵入奇胎」や「絨毛がん」になった場合のことで、胞状奇胎にだったからといって、すべてがそうなるわけではありません。それでもペンコさんは不安でたまりまらなかったそうです。 しかも、胞状奇胎の治療後に侵入奇胎や絨毛がんが起こることがあるため、少なくとも半年間は妊娠を許可できない、ということも知り、第2子を強く望んでいたペンコさんには、大きな衝撃だったのです。 新たな病の可能性、ガンになる恐れ、さらに願っていた妊娠をしてはいけないという衝撃の連続で、ペンコさんはどれだけショックを受けられたことでしょう。しかも、長男はまだ1歳。自身が病気だった場合、お子さんに与える影響についても考えられたはずです。いろいろなことが頭をよぎり、まだ明確な結果が出ない状況に、不安と悶々とした気持ちが続くペンコさんなのでした。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師 REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年10月09日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、「排卵日がズレた」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられました。そして迎えた次の受診でもモニターには何も映らず、医師には異所性妊娠の可能性が高いことを告げられ、すぐに大病院へ搬送⇒手術に。しかし、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」とわかったのです。入院4日で退院となりましたが、退院後の検査で医師にはある病の可能性を告げられ――。 「胞状奇胎」って言葉は、私はこのとき初耳で(家族親戚も知らなかった)。 このときは、ショックというか「ホウジョウキタイとはなんぞや!?」と知ることに精一杯だったのですが、病院の帰り道に調べて出てきた内容にびっくりしました。 胞状奇胎は痛みが出ることもあるみたいなのですが、私は最初の手術のときから痛みは本当にありませんでした(ありがたいことだ……)。 検査の結果、ペンコさんは「胞状奇胎」である可能性が高くなってきました。胞状奇胎という言葉すら知らなかったペンコさんに先生は説明をしてくれ、最後に「確定したらもっと大きな病院へ行ってもらうことになる」とひと言。1週間後に受診の予約を入れ、病院をあとにしました。そして「胞状奇胎」について、自分でも調べてみようとネットで検索したところ、ペンコさんはある衝撃的な2つの事柄を知ることになるのです。 妊娠したと喜んでいたのに、受診したら異所性妊娠かもしれないと言われ、さらに異所性妊娠ではなく腫瘍だった。そして、胞状奇胎という病気である可能性も高くなってきて……と、短い期間にさまざまな診断をされたペンコさん。病気も大変だったと思いますが、心もきっとおつらかったですね。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師 REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年09月25日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、「排卵日がズレた」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられました。そして迎えた次の受診。願いもむなしく、またしてもモニターには何も映らず、医師には異所性妊娠の可能性が高いことを告げられ、すぐに大病院へ搬送⇒手術に。しかし、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と告げられたのです。その後、術後の説明中に倒れるなどのハプニングがありながらも、無事入院4日で退院となりました。 ※羊水⇒腹水家に帰ってきたとき、息子は「ん?」「お母さんだ」くらいの薄い反応だったし、私がいない間もそこまで問題なく過ごしていたので「意外と平気なタイプだったのかも」と思いましたが、やっぱりその後の息子の様子を見ていると「変化を感じ取っていたんだなあ。たくさん抱きしめてあげたいなあ」と感じました。 ついに退院の日を迎え、長男くんに会うことができたペンコさん。長男くんは会ってすぐはきょとんとしていたそうですが、その後は後追いが激しくなるなど、息子さんの寂しかった気持ちをペンコさんも感じたそうで、息子さんへ愛情をたくさん伝えることを心がけたそうです。そして、退院1週間後の検査で再び病院へ。そこで子宮や検査に出していた腫瘍や腹水については、特に問題がなかったものの、ある別の病の可能性を告げられたのでした。 まだ1歳の長男をおいて入院となったことを、とても心配していたペンコさん。長男くんは実家で楽しく過ごしつつも、やはりお母さんがいない寂しさを小さな体で感じていたのですね。頑張りましたね、長男くん! ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師 REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年09月19日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、「排卵日がズレた」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられました。そして迎えた次の受診。願いもむなしく、またしてもモニターには何も映らず、医師には異所性妊娠の可能性が高いことを告げられ、すぐに大病院へ搬送⇒手術に。しかし、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と告げられたのです。そして術後の説明を聞こうとしていたところ、ペンコさんは倒れてしまい……。 おまけで、今回の4日間でかかった手術・入院費について、お話ししますね。 ※正しくは「限度額適用認定証」です。 保険、多分おりるよな……と思いつつも、入院中から「いくらかかるか」ということが心配で……。高額療養費も、結局私は何も提出しなかったので、本当に返ってくるかな〜と不安でした。 妊娠を確認するための受診が、子宮外妊娠の疑いで緊急搬送・手術となり、さらに子宮外妊娠ではなく、初期の流産と卵管腫瘍だった……と怒涛の展開で、4日間の入院を終えたペンコさん。とりあえず、1週間後にまた診察で病院を訪れることになりました。 また、ペンコさんは、入院中から費用のことが気になっていたそう。緊急の入院・手術だったので、健康保険組合に「限度額適用認定証」を発行してもらって、窓口での支払い金額を抑えることはできませんでしたが、ペンコさんが加入している健康保険では高額療養費に当たる部分が自動計算されて、後日戻ってきたそうです。ペンコさんの場合は個人で加入している医療保険もあり、自己負担分についてもその医療保険で賄うことができたとか。いざというときのための備えは、大切ですね。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師 REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年09月17日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、「排卵日がズレた」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられました。そして迎えた次の受診。願いもむなしく、またしてもモニターには何も映らず、医師には異所性妊娠の可能性が高いことを告げられ、すぐに大病院へ搬送⇒手術に。しかし、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と告げられたのです。ペンコさんは「赤ちゃんが病気を教えに来てくれたのかも……」と思わざるを得なくて……。 意識を無くしたのはこの時が初めてで、「血圧めっちゃ低いです」みたいなことを先生が言っていたのは聞こえたのですが、正直あまり覚えていません。気づいたら病室でした。 大丈夫?と聞かれるとどうしても、「大丈夫です!」と答えがちなのですが、このとき実は、歩く前から、めまいはしていました。やっぱり無理してはいけないですね。 特に「自宅で子どもと2人のときに何かあったら、息子を守れない!」と思ったので、絶対に無理はしないようにしようと心から思いました(難しいことなんですけどね……) そして、このときの先生のお話が、すごく重要だったことは後々知ることになります。 産婦人科を受診したとき、まだ1歳の長男を実母に預けていたペンコさん。それが、大病院へ搬送され、急な入院・手術となったため、置いてきた長男くんのことをとても心配していました。でも、実母の元で元気に過ごしている長男くんの写真を見て、少し安心することができたようです。そして、夫も病院に到着し、術後の詳しい話を医師から聞く予定だったのですが……。急に意識を失って倒れてしまい、気が付いたら部屋に戻ってきていました。実はその前からめまいがしていたのに頑張ってしまったペンコさんですが、このとき無理をしてはいけないと、強く思ったそうです。 ペンコさんがおっしゃっているように「大丈夫?」と聞くと、つい「大丈夫です」って答えてしまいがちですね。しかし無理をしてしまうと、倒れてしまうという事態になりかねません。子どもを抱えていたり、大切な仕事をあったりと、人によっていろいろな事情はありますが、自分の体を守ってあげるのは自分。「体調が悪いときには無理しない」ということは、いつも心に留めておきたいことですね。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年09月15日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、「排卵日がズレた」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられました。そして迎えた次の受診。願いもむなしく、またしてもモニターには何も映らず、医師には異所性妊娠の可能性が高いことを告げられ、すぐに大病院へ搬送⇒手術に。しかし、術後の検査で「子宮外妊娠ではありませんでした」と告げられたのです。 赤ちゃんが教えてくれたかどうかはわからないですが、赤ちゃんのおかげで産婦人科に行って、卵管破裂の前に腫瘍を取り除くことができたのは事実。 妊娠検査薬で陽性反応が出なければ病院には行ってなかったと思うと、破裂する前に腫瘍に気づけたのは赤ちゃんのおかげだ、と思わずにはいられませんでした。 こんなことって、本当にあるんだなって。 強い痛みもなく、こうしてここに生きていられるのも、赤ちゃんのおかげだなあ、と感謝でいっぱいです。 「ペンコさんは子宮外妊娠ではありませんでした」という衝撃の言葉のあと、医師は続けて「卵巣にあったのは腫瘍でした」と言います。そのため、卵管切除の手術がおこなわれたのでした。そして、さらなる処置が必要だろうとも告げられるのですが、それを待つ間、ペンコさんが思っていたのは「赤ちゃんがきてくれなかったら、卵管の腫瘍にも気づかなかった」ということ。赤ちゃんは、病気を教えるためにきてくれたのかもしれない――そう思わざるを得ないのでした。 人生において、不思議なつながりってありますよね。ペンコさんは偶然にも妊娠反応があったことで、産婦人科を受診し、腫瘍が破裂する前に気づくことができました。赤ちゃんに会えなかったことはとてもとても残念なことだったけれど、赤ちゃんは、ペンコさん家族にとってすごく大切なことを教えにきてくれたのかもしれません。 このような不思議な体験、あなたは体験したこと、ありますか? ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師 REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年09月12日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、「排卵日がズレた」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられました。そして迎えた次の受診。願いもむなしく、またしてもモニターには何も映らず、医師には、異所性妊娠の可能性が高いことを告げられ、すぐに大病院へ搬送され、手術に。手術は無事に終了したものの、なぜかある部分に痛みがあったのです。 個人差があると思うのですが、私は痛み止めが入っていたこともあってか、そこまでおなかは痛くなくて。それよりも腹腔鏡手術で体内に入れたガスが、起き上がると上昇して、肩に痛みが走るのが結構きつかったかな……。 ゆっくりとならすぐ歩けるようにもなったのですが、肩が痛くて「早く横になりたい」という感じでした(横になるとガスが上に上がってこないからか全然痛くなかった)。 あと飲み物飲めないのが、本当にきつかった!!! もともと常にコップを手に何か飲んでいるような人間なので、手術が終わって「やっと飲める〜!」と思ったら「まだしばらくはダメ(検査の結果どうなるかわからないため)」と言われて……。 点滴を入れているので、水分量的には大丈夫なはずなんですが、枯渇感がしんどかったです。 手術が終わって、なぜか肩が痛むことが不思議だったペンコさん。結局、腹腔鏡手術の際に入れたガスのせいだったのですが、ペンコさんはおなかの痛みよりも、こちらの痛みのほうがきつかったそうです。また、手術前後は水分補給ができず、もともと水分をよくとるタイプだったペンコさんにはこれもきつかったそう。手術では、おなかの痛み以外にもつらいことがたくさんあるのですね。 そして、術後の検査では、医師が集まってザワザワしている様子。ペンコさんも「経過がよくないのかな」と心配になったそうですが、その後、医師から「ペンコさんは子宮外妊娠ではありませんでした」という衝撃の結果を告げられるのです! 子宮外妊娠(異所性妊娠)じゃなかったって……どういうことなのでしょう!? 手術にあたっては、さまざまなことが心配になりますね。ペンコさんは、自分の体以上に、実母に預けている息子さんのことを一番に心配されていたようですが、術後は予想しなかった苦痛と心配が! 体の痛みに加え、のどの枯渇感、そして、医師からのまさかの検査結果! ペンコさんの心配事は尽きません。 こんなとき、あなたならどうやって自分の心を落ち着かせますか? ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師 REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年08月31日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。「確実に赤ちゃんが確認できるように」と妊娠6週目と予測したあたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、「排卵日がズレた」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられました。そして迎えた次の受診。「頼む!」という願いもむなしく、またしてもモニターには何も映らず、医師には、異所性妊娠の可能性が高いことを告げられ、すぐに大きい病院へ搬送され、手術をすることになったのです。 「手術前にこういう話をされたくない!」という方もいると思いますので、意見が分かれるかもしれませんが、私は明るい雰囲気を作ってくださっている感じがとてもありがたかったです。緊張せずに過ごせたのはこの雰囲気のおかげかもしれません。 絶対、にぃちゃんは肩幅で判断したがな!! いいんだ! 肩幅はもうあきらめてるんだ!(笑) 全身麻酔が効く前にどんな言葉をかけてもらったか、どんな風だったかあまり覚えていません。気付いたら病室にいました。起き上がることはできたのですが、意外な部分に痛みがあったのです……。 妊娠確認のための受診から、あれよあれよという間に大病院に搬送され、手術を受けることになったペンコさん。手術室での和やかな雰囲気もあり、緊張する間もなく、手術を迎えたそうです。そして気が付けば手術は終わっており、病室に戻ってきていました。そして、まさかの部分に痛みが!? どんな手術だしても、受けるほうにとっては、やっぱり怖いし、不安なものです。ペンコさんの場合は、考える間もなく手術になりましたが、手術までの期間があると、心構えや準備ができる半面、検索魔になったり、いろいろな情報に惑わされたりすることも……。もちろん、手術をするようなことにならないことが一番ではありますが、どちらもメリット・デメリットがあるのですね。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年08月12日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。「確実に赤ちゃんが確認できるように」と妊娠6週目と予測したあたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、「排卵日がズレた」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられました。そして迎えた次の受診。「頼む!」という願いもむなしく、またしてもモニターには何も映らず、医師には、異所性妊娠の可能性が高いことを告げられ、すぐに大きい病院へ搬送されたのです。付き添いをお願いした義母もきてくれたのですが、「ペンコさんに謝らなくてはいけないことが……」と言い始めて――。 お義母さんはこういうひと言をよく覚えていてくださる方です。 この日が初めての妊娠報告だったので「おめでとう」と言ってくれたお義母さんに対し、「ごめんなさい」ととっさに出てしまいました。「ごめんなさいって言わせてしまってごめんね」と言ってくれたやさしさがありがたくて。 この一件で「お子さん残念だったね」「まだ次があるよ!」というような言葉はほとんどなくて、みなさん私自身の体調を気づかってくださいました。それがそこまで落ち込まずに「今はしっかり休もう」と思えた理由の1つだと思います。 本当にありがたかったです。 手術に付き添ってもらうために、妊娠報告と同時に、異所性妊娠だった報告をしなければならなかったペンコさん。妊娠報告を聞いて思わず「おめでとう」と言ったお義母さんは、「ごめんなさい!」という言葉がとっさに出たペンコさんに対し、「つらいのはペンコさんなのに、ごめんなさいと言わせてしまった」という思いがあったのでしょう。「謝らなくちゃ」という言葉と共に、ペンコさんの心と体を気づかってくださいました。相手の立場に立って気持ちを考えてくださる、素敵なお義母さんですね。 その後、再度医師の診察を受け、「卵管の異常は確実」と言われたペンコさんは、すぐに手術を受けることに。そして手術室へ向かったのです。 妊娠・出産に関わることは、とてもセンシティブ。悪気のない、何気ないひと言でも、その人にとってはつらく、重く受けとめられ、心の傷になってしまうことがあります。今回のペンコさんのお義母さんのように、その人の立場でものごとを考え、伝えられるといいですね。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年08月10日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。「確実に赤ちゃんが確認できるように」と妊娠6週目と予測したあたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、「排卵日がズレた」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられました。そして迎えた次の受診。「頼む!」という願いもむなしく、またしてもモニターには何も映らず、医師には、異所性妊娠の可能性が高いことを告げられ、すぐに大きい病院へ移ることになりました。しかし搬送直前、熱を測ってみると、まさかの39度!? 特に暑いとか、気持ち悪いとか、悪寒がするとかなかったので、なぜ39度近くあるか自分でもわかりませんでした。しかし、そのせいでまずはPCR検査を受けることに…。 痛みの感じ方には個人差があると思うのですが、私はこの鼻にツッコむ検査が本当に痛かったです!何よりも痛かった! もうやりたくない!って思います。 そして、搬送先の病院には同意書などのためにお義母さんがきてくださいました。 1時間前は平熱だったのに、救急搬送直前にまさかの39度の発熱。コロナ禍のため、搬送先の病院でPCR検査がおこなわれることになり、鼻にブスッ! この検査、やったことのある方はおわかりかもしれませんが、ものすごく痛いんですよね……。そして、検査結果を待っている間に、手術の同意書に記入するため、お義母さんが病院にきてくれました。するとお義母さんは「ペンコさんに謝らなきゃ……」と言い出したのです。 お義母さんに付き添いをお願いしたペンコさん。義母とよい関係を築けていると、こういうピンチを助けてもらえますね。あなたは、義母との関係、良好ですか? それとも……。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年08月08日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。「確実に赤ちゃんが確認できるように」と妊娠6週目と予測したあたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、「排卵日がズレた」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられました。そして迎えた次の受診。「頼む!」という願いもむなしく、またしてもモニターには何も映らず、医師には、異所性妊娠の可能性が高いことを告げられ、すぐに大きい病院へ移ることになりました。そこへ夫から電話が……。 実母もお義母さんも何かとお願いできる距離で、本当に恵まれていると思います……。 だからこそ、甘えた気持ち、油断があって、夫が出張の日に診察を入れてしまったのかもしれません。子宮外妊娠の疑いが出た際には、万が一手術になったときのことまでしっかりと想定しておいたほうがいいのかもしれない――。そういう意を込めて描きました。 ちなみに、夫の出張先は、飛行機で2時間以上かかり、かつ便が少ない場所だったのです。手術の時間には間に合わないかも、ということで、手術の付き添いはお義母さんにお願いしました。お義母さんには「こんなことを頼んでいいのかな? 申し訳ない」という気持ちでいっぱいでしたし、救急車にも「こんな元気な私が乗っていいのか?」というくらい、私の場合は痛いところもなく……。ただ、卵管が腫れていると、腹痛に襲われる方もいるそうです。 医師に「緊急性が高い気がする。手術になるかも。今すぐ大きな病院へ」と言われ、救急車で向かうことになっていたペンコさん。そのまま手術となれば、しばらく家には帰れませんし、まだ1歳の息子さんにも会えません。さらに手術に同意をしてもらう家族も必要だけど、夫はその日出張中……。 そんなペンコさんを助けてくれたのは、実母と義母でした。実母には息子のお世話をまかせ、義母には手術に付き添ってもらうことに。さまざまな方面に申し訳なく思いつつ、救急車に乗ろうとしたら、体温がまさかの38.8度! コロナ禍でこの発熱、手術はどうなる!? ペンコさんのいうように、まだ幼い子どもがいる状態では、急に入院だ! 手術だ!と言われても、なかなかすぐに「はい」と言えない状況もあるもの。ペンコさんの場合は、実母や義母がそれほど遠くない距離に住んでいたのでなんとかなったようですが、もし自分がペンコさんと同じような状況になった場合、どういった対応をすることになるのか……。日頃から少しシミュレーションできているといいかもしれませんね。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年08月07日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。「確実に赤ちゃんが確認できるように」と妊娠6週目と予測したあたりに、産婦人科を受診しましたが、子宮内を映したモニターには何も映らず、「排卵日がズレたせい」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられました。そして迎えた次の受診。「…頼む!」という願いもむなしく、またしてもモニターには何も映らず、医師には「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。 子宮外妊娠と聞いたときは「息子をどうにかせねば」ということで頭がいっぱいで……。夫の声を聞いたときに少しほっとしたのか、申し訳ない気持ちが強くなったのか、涙が溢れてきました。 医師から、左の卵管が腫れており、恐らく緊急性が高いので、すぐに大きな病院へ移るようにと言われたペンコさん。異所性妊娠という悲しい結果以上に、まず頭をよぎったのは、まだ1歳の長男のこと。入院・手術となれば3~4日の入院が必要になるはず。その間、息子をどうするべき? 息子のお世話を一番わかっている母に預けなければ! そして夫にも……! 考えなくてはならないことがいっぱいのペンコさんでしたが、夫の声を聞いた途端、思わず涙が出てきてしまったそうです。 子どもがいると、入院・手術となったときに考えなければならないのは自分のことだけではなくなります。子どものことをどうするべきかが一番心配になるでしょう。近くに親がいて頼れる場合はよいですが、そういう人ばかりではありませんね。突然ペンコさんのような状況に陥ったときにはどこに頼ればいいのか……、いざというときのために考えておきたいですね。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年08月01日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。コロナ禍ということもあり「確実に赤ちゃんが確認できるようになる週数になってから受診しよう」と妊娠6週目と予測したあたりに、産婦人科を受診しました。しかし、「赤ちゃんが見える可能性が高い」はずだったのに、子宮内を映したモニターには何も映らず、「排卵日がズレたせい」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられました。 どちらかといえば、私はプラス思考なので、子宮外妊娠の可能性があることはわかっていたけれど、どこかで「大丈夫かも」という希望を込めた考えがあったんだと思います。しかし、診察室で自分でも見られるモニターに何も映らなかったとき「そっか……2択(流産か子宮外妊娠)」と覚悟しました。 夫にも、赤ちゃんが見えず「排卵日がズレたせい」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられたことを伝えたペンコさん。しかし、夫は次の受診日に出張が入っており、一緒に受診することはかないませんでした。ただ、ペンコさんには元気いっぱいの長男くんがおり、長男くんと一緒に慌ただしい毎日を過ごしていたため、検索魔にもならず、「きっと大丈夫!なんとかなる!」という思いでした。しかし、再受診した産婦人科でもモニターには何も映らず……。医師には「子宮外妊娠の可能性が高い」と言われてしまったのです。 日本産婦人科学会によると、医療機関で確認された妊娠の15%前後が流産となり、その8割以上が妊娠12週未満の早い時期に起こるそうです。妊娠初期はとても不安定な時期なのです。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年07月30日1男を育てるペンコさん。2人目のお子さんを望んでいたところ、ある日、妊娠検査薬で陽性反応が! 夫婦で大喜びし、後日産婦人科を受診すると、異所性妊娠(子宮外妊娠)の疑いがあることを告げられたのです。「一個人の経験談ではありますが、日常的には話しづらい内容だからこそ、マンガにして発信する意味があるのかもしれないと思っています」というペンコさんの体験マンガ。ぜひご覧ください。※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。 前回、妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。コロナ禍ということもあり「確実に赤ちゃんが確認できるようになる週数になってから受診しよう」と妊娠6週目と予測したあたりに、産婦人科を受診しました。しかし、「赤ちゃんが見える可能性が高い」はずだったのに、子宮内を映したモニターには何も映らず……。 「赤ちゃんが見える可能性が高いかな」と思って病院に行ったので、胎嚢が見えなかったことはやはりショックでした。 医師からは、考えられる原因もしっかりと伝えていただき、1週間もたたないタイミングで次の診察の予約をとりました。生理は順調にきているほうだったので、「排卵日、ズレるかな……う〜ん」とマイナス思考にもなりつつも「まだわからない! 次の診察を待とう!」と思うようにしていました。 モニターを見てペンコさんが感じたように、医師からも子宮内に胎嚢(=赤ちゃんを包む袋)は見えない、という診断。そして、「排卵日がズレたせい」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という可能性を告げられたのです。医師の言葉に不安になったペンコさんですが、マイナス思考になりそうな自分を奮い立たせるように、小さな希望を信じていたのでした。 胎嚢が確認できる時期については、通常は妊娠5週ごろ、遅くても妊娠6週ごろと言われており、妊娠6週には、胎嚢の中に「胎芽」と呼ばれる赤ちゃんの姿を見ることができると言われています。ただし、排卵日が遅れ、前回の生理日から予想した日よりもあとに受精していれば、妊娠週数もズレることに。その場合は「前回の生理から考えると、今は妊娠6週ごろだな!」と思っていても、実際はもう少し妊娠週数が経っておらず、そのために胎嚢が見えない、といったケースもあるのです。 ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。 監修/助産師REIKO ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ペンコアラサーで1児の母。育児絵日記やイラストエッセイを描いています!よく食べよく寝る人。テキトー人間だけど変なところを気にします。
2022年07月21日