タイメックス(TIMEX)と、日本のビデオゲーム「パックマン」によるコラボレーション腕時計「パックマン × タイメックス(PAC-MAN × TIMEX)」が新登場。2023年6月23日(金)より発売される。タイメックス×パックマンのコラボレーション第3弾2021年に続き、タイメックスとパックマンのコラボレーション第3弾が実現。今回は、タイメックスの名作オリジナル「キャンパー」と、“角デジ”の愛称で知られる「クラシック・デジタル」の2種の腕時計をベースに、パックマンの世界観を落とし込んでいるのが特徴だ。「キャンパー」モデルまず「キャンパー」モデルは、秒針の代わりに、パックマン&ゴーストがクルクル回転する特別なディスクを採用。人気キャラクターのカラーに着想したピンクとブルーの2色展開で、いずれも半透明の36mm径樹脂製ケースで表現している。ストラップの長さは調節可能なため、ジェンダー問わずぴったり腕にフィットしてくれるのも嬉しいポイントだ。「クラシック・デジタル」モデル一方、ゲームの液晶画面を彷彿とさせるデジタルモデル「クラシック・デジタル」にも、パックマンの人気キャラクターを随所に採用。液晶周りにメイズのパターンを採用したほか、デジタル液晶のバックライトを点灯させると、インキーが出現するユニークな仕掛けも施されている。またアラーム音の代わりに、パックマンのゲームで使用される音源が鳴るという、ツウな演出も魅力的だ。“ゴースト”のぬいぐるみポーチ付き!なお第3弾コラボレーション腕時計には、ドイツのぬいぐるみメーカー「ニキ(NICI)」とコラボレーションした“もこもこ”ポーチも付属。パックマンに登場するゴーストをモチーフにした、愛らしい見た目に仕上げている。【詳細】パックマン × タイメックス発売日:2023年6月23日(金)予約開始日:5月22日(月)■キャンパーTW2V94000 16,500円TW2V93900 16,500円スペック:クォーツ / 36mm径 / 3気圧防水 / 24時間表示■クラシック・デジタルTW2V94200(ステンレス製伸縮バンド+真鍮製ケース) 17,600円TW2V94100(ナイロンストラップ+樹脂製ケース) 16,500円スペック:クォーツ / 34mm幅 / 3気圧防水 / アラーム・クロノグラフ / カレンダー※いずれも時計とポーチの組み合わせは変更不可。
2023年05月25日ロン・パールマンが『Succubus』に主演することになった。ホラースリラー映画で、監督、脚本はR・J・ダニエル・ハナ。妻と別居した男性がマッチングアプリで若い美女に出会い、そこから恐ろしいことに巻き込まれていくというストーリーらしい。共演はロザンナ・アークエット。パールマンの最近作は、声の出演をした『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』。次回公開作は、やはり声の出演をする『トランスフォーマー/ビースト覚醒』。文=猿渡由紀
2023年05月23日『SILENT HILL』や『SIREN』など美学を感じるホラーゲームで、世界中のファンを魅了してきた外山圭一郎さん。外山圭一郎:世界の誰もが怖いと感じる暗闇をゲームのコアに。――ゲームを作り始めたきっかけを教えてください。外山圭一郎(以下、外山):僕は1970年生まれで、幼い頃にゲームセンターやテレビゲームが登場し、衝撃を受けた最初の世代。ゲームは大好きでしたが、作り手の世界は雲の上という感じでした。それが、美術系の大学に進学した時、ちょうど日本のゲーム業界が拡大期に入る時期で、大学に大手企業が説明会に来て。ゲーム業界に入る接点があったことを知り、コナミデジタルエンタテインメントに入社しました。そして初めてマッキントッシュを触り、その時にやっと“自分にも何かできるかも”と感じて。実際にやってみるとゲーム作りは自分に向いていることもわかりました。――『SILENT HILL』を作り始めたのが26歳の時です。外山:当時、『バイオハザード』が大ヒットしたこともあり、ホラー系のアクションアドベンチャーを作ることに。これまでとは違うジャンルなので新しい人にやらせようという方針なのか、入社3年目でディレクターになり、同期か1~2つ下の後輩が集められました。――若手ばかりだったからこそ生まれた作品だと思いますか?外山:本当に良くも悪くも考えすぎてないというか(笑)。“こうしてみたいね”というところから始まり、行き詰まると、“いったん『バイオハザード』みたいにしておいて後で考えよう”とかやってました。――具体的に、どのようにして作っていったのでしょう。外山:ゲームのコアになるところとしては、なるべくシンプルなエモーションに注力します。『SIREN』にも共通していますが、単純に暗いところが怖いみたいな幼少期の記憶をもとにしようという発想が最初にありました。海外で売らなければいけないことも考えると、たとえば幽霊などは文化が違うと通用しない場合もありますし。今作では3Dの街の中をライト一つを持って歩きますが、テストで見た時に他では見たことがないものになっていていいなと思ったものの、プレイステーション2(PS2)の処理負荷が重すぎて、リッチな街を作ることができなかったんです。そこで、極端な闇にして中遠景を描かないことに。色に関しても、メモリ消費を減らすために色の数を減らさないといけなくて、すると絵がガビガビになるんですね。そのノイズをあえて整えないのがホラーと相性が良かったんです。ノイズインダストリアルという音楽ジャンルに影響されてまして、実際に音楽でも容量が足りなかったことでミニマルループを作ることに。制約を逆手に取って生まれたアイデアがホラーと相性のいい要素となっています。――ビジュアルでいうと『SIREN』に登場する人の顔の怖さも話題になりました。外山:リアルな顔を描くほどのパワーはPS2にもなく、そこで『パーフェクトダーク』というゲームのモブ敵の気持ち悪さを思い出しました。実際の人の顔写真をテクスチャーにして、表情変化をブレンドしたらリアルになるかと思ったら、すごく不気味に(笑)。『SIREN2』のキャラになるとだいぶ整っているのですが、少し歪なほうがお客さんの心に残っていて、ゲームの面白さであり難しさでもあると思っています。――それぞれの作品の世界観は、どのように構築していきましたか。外山:まずホラーでいうと、子どもの頃に見ていた横溝正史シリーズの、フィルムの質感とテレビのおぼつかない感じが合わさった恐ろしさとか、心霊やUFO特番を見て感じた変なところにつながっていくような怖さの影響はあると思います。『SILENT HILL』に関しては、何かとそっくりでもなく、誰も知らないものでもない、みんなが見落としているようなものがないかと考え、思い出したのがスティーヴン・キングです。学生時代、ビデオ屋でバイトをしていた時、彼の原作コーナーにある『キャリー』や『シャイニング』が、地味だけど人気があるという印象が残っていて、ゲームであんな感じのものはないかもなと。何者でもない普通のおじさんが主人公とか、影響がモロに出ています。『SIREN』は、ラヴクラフトの小説を日本を舞台に翻案した『インスマスを覆う影』を起点に、『屍鬼』『バトル・ロワイアル』などの群像劇の影響で生まれました。『GRAVITY DAZE』の場合は、少し違って。ホラーを手がける前に憧れていたバンド・デシネ(フランス語圏独自の漫画)の作家メビウスのような作品を作りたいという思いがありました。――なかでも『SIREN』はシナリオが複雑ですが、どのように物語を構築したのですか?外山:まずはキャラクターで、当時の2ちゃんねるの怖い話で話題になっていたマウンテンバイクというハンドルネームの少年などをモデルに。そして、年表というかタイムテーブルを書きました。劇中以前のことも含め、“この人は何年に何をしているか”と遡って書き出していくと、“この二人はすでに出会ってるかもしれない”“こういう決定的な出来事があったのかも”など、発見があるんですね。エクセルで作っていて、少しいじると矛盾が出てきたりと難しく、すごく時間がかかる作業でしたが、面白かったです。今作に関しては、一人で家でやっていても全く解けない、2ちゃんねるなどで“俺はこれを見つけたぞ”とわいわい言い合う、集合知的なもので解けるゲームが面白いんじゃないかと思って作りました。発売当時は、難易度設定がおかしいとかボロクソ言われましたね(笑)。でもシリーズが一度終わった後に、一見理不尽な部分が実況文化との相性が良く、実況を含めてのエンタメになったんです。作り手側から仕掛けるのではなく、ユーザーベースで盛り上がり、毎年「異界入り」という言葉がトレンドに入るようにもなって(ゲーム内で8月3日0時に舞台となる村が外界から隔離されることから、毎年この日を「異界入り」記念日として実況が行われる)。本当に嬉しいです。『SILENT HILL』主人公のハリーは娘のシェリルとドライブ中、誤って崖下に転落。姿の見えないシェリルの消息を追って濃い霧が立ち込めるサイレントヒルと呼ばれる街へ。視界の悪さや不気味なクリーチャーが恐怖を煽るサイコロジカルホラーゲーム。数々の続編や映画も作られた伝説のタイトル。PlayStation(R)用ソフトウェア。1999年発売。©Konami Digital Entertainmentとやま・けいいちろうBokeh Game Studio代表。『SILENT HILL』、『SIREN』シリーズ、『GRAVITY DAZE』シリーズなどのタイトルで高い評価を得る。2021年に発表された新作『野狗子: Slitterhead』に、ゲームファンからの熱い視線が集まっている。※『anan』2023年5月17日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2023年05月15日味の素株式会社が製造・販売している、冷凍食品『それゆけ アンパンマンポテト(以下、アンパンマンポテト)』。アニメ『アンパンマン』のキャラクターの形をした、ひと口サイズのマッシュポテトで、幼い子供たちに人気があります。※写真はイメージお弁当の一品や小腹が空いた時のおやつなどにもぴったりなので、常備している家庭は多いでしょう。闇落ちした『アンパンマンポテト』『アンパンマンポテト』は凍ったままオーブントースターか、電子レンジで調理をすることができます。しかし、加熱時間を間違えると焦げてしまうなど悲惨な見た目になるケースも…。ス太郎(@nonnonn0505)さんは、娘が1歳の頃、『アンパンマンポテト』を闇落ちさせてしまったといいます。その時の1枚を、ご覧ください。こっわ…!加熱しすぎて膨張し焦げてしまった、おそらく『バイキンマン』と『ドキンちゃん』の形だと思われる、ポテト。かわいらしかった顔はもはや原型をとどめておらず、邪悪な雰囲気を漂わせています…。これは『新しい顔』を焼くしかなさそうですね。想像を上回る『闇落ち』っぷりに笑いが堪えられない人が相次いだようです。投稿にはツッコミのコメントが寄せられていました。・笑いすぎて苦しい…!アンパンマンにフルボッコされたんか。・『暗パンマン』誕生の瞬間である。・深夜に声出して笑った!怖すぎて捨てるのさえはばかられる。・ハリーポッターの映画に登場する『ヴォルデモート』みたい。・分かる!意外と難しいんだよね。私もアンパンマンから煙を出したことがある。『アンパンマンポテト』の焼き具合に失敗してしまう人は少なくないようで、共感の声も上がっていました。子供が笑顔で食べてくれるよう、誰でも上手に焼き上げるコツがあれば、知りたいですね![文・構成/grape編集部]
2023年04月26日キム・カーダシアンが「アメリカン・ホラー・ストーリー(AHS)」のシーズン12に出演し、レギュラーキャストのエマ・ロバーツと共演するという。キムは長年リアリティー番組の「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」や「カーダシアンのセレブな日常」に出演。アニメ映画『パウ・パトロール ザ・ムービー』で声優を務めたり、映画やドラマでカメオ出演や端役で出演したことはあったものの、本格的な俳優業に挑むのは今回が初めて。クリエイターのライアン・マーフィーは「The Hollywood Reporter」に「キムは世界においてテレビ界の輝かしい大スターの一人です。AHSのファミリーに迎えることができて本当に興奮しています」とキムを称賛。「エマと私は文化における真の力(を持つキム)とコラボができてワクワクしているんです。ハリー・ファイファーがキムのために特別に楽しく、スタイリッシュで、究極的に恐ろしい役を書いてくれました。今シーズンはこれまでにやったことのないような、挑戦的なものになります」とコメントを寄せている。キムが出演する「AHS」シーズン12は「American Horror Story: Delicate」というタイトルがついており、キムとエマがSNSにティザー動画を投稿して知らせている。(賀来比呂美)■関連作品:アメリカン・ホラー・ストーリー [海外TVドラマ]© 2011-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2023年04月11日ホラー映画『プー あくまのくまさん』が2023年6月23日(金)に公開される。癒し系キャラクター「プー」×アトラクション・ホラー癒し系キャラクターの代表格・くまのプーさんのホラー作品として、瞬く間に世界を席巻した映画『プー あくまのくまさん』が日本に上陸。青年になったクリストファー・ロビンは、大学進学のためプーとピグレットを残し旅立ってしまう。プーたちとの再会を楽しみにしていたロビンだったが、プーとピグレットは野生化し血に飢えるようになっていた。ロビンと会わない間、プーとピグレットに一体何が起こったのか?永遠の人気キャラクター×アトラクション・ホラーという禁断の組み合わせに注目だ。映画『プー あくまのくまさん』あらすじ大学進学を機にプーとピグレットを森に残し旅立ったクリストファー・ロビンは、婚約者のメアリーとともに100エーカーの森に再び戻ってきた。しかし、そこで目にしたのは血に飢え野生化してしまったプーとピグレットの異様な姿だった…。【作品詳細】『プー あくまのくまさん』公開日:2023年6月23日(金)監督・脚本:リース・フレイク=ウォーターフィールド編集・製作:リース・フレイク=ウォーターフィールド出演:マリア・テイラー、ニコライ・レオン、ナターシャ・ローズ・ミルズ、アンバー・ドイグ・ソー、ダニエル・ノナルド、ナターシャ・トシーニ、クレイグ・デイビット・ドーセット、クリストファー・コーデル配給:アルバトロス・フィルム
2023年04月03日ホラー映画『テリファー 終わらない惨劇』が、2023年6月2日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて公開される。失神&嘔吐続出の“超過激”ホラー『テリファー 終わらない惨劇』は、アメリカの脚本家、監督、プロデューサーであり、敏腕特殊メイクアップアーティストでもあるダミアン・レオーネが監督を務めるホラー作品。最狂ピエロ「アート・ザ・クラウン」をアイコンに、失神者&嘔吐者が続出した程の過激なバイオレンス描写と、ホラー愛溢れる表現で劇場を阿鼻叫喚の渦に陥れる。最狂ピエロ「アート・ザ・クラウン」新ホラーアイコンに『IT/イット THE END “それ”がみえたら、終わり。』のペニー・ワイズに続く新ホラーアイコンともいえる、ピエロ「アート・ザ・クラウン」は、ダミアン・レオーネが2008年制作の短編映画『The 9th Circle』、2013年の短編映画『All Hallows Eve』と、一貫して築き上げてきたキャラクターだ。満を持して「アート・ザ・クラウン」がメジャーのステージに躍り出たのは、ダミアン・レオーネの長編デビュー作となった『テリファー』。映画『テリファー』は、「アート・ザ・クラウン」の不気味さや特殊メイクによる生々しい表現、過剰だと言いたくなるような残虐描写、80年代ホラー映画へのオマージュなど、新旧ホラーファンの心をつかむ演出が随所にあしらわれ、興行的な大ヒットとはならなかったものの一部熱狂的なファンの火種を誕生させた。過激さ、恐ろしさが一層パワーアップそして『テリファー』から6年の時を経て、過激さ、恐ろしさがより一層パワーアップした映画『テリファー 終わらない惨劇』が公開へ。全米で封切られると、瞬く間にヒットを飛ばしたという。これでもかと非道の限りを尽くす「アート・ザ・クラウン」が巻き起こす、戦慄の惨劇に注目だ。映画『テリファー 終わらない惨劇』あらすじ人々に忌まわしい記憶を植え付けたマイルズ・カウンティーの惨劇から1年後のハロウィン。ピエロの恰好をした連続殺人鬼、アート・ザ・クラウンがハロウィンに再び姿を現した。絶命したかにみえたクラウンは死体安置所で息を吹き返し、その残虐性と冷酷さを増してハロウィンの街へと繰り出した。標的となったのは、父親を亡くした姉シエナと弟ジョナサン。悪夢が再び彼らに襲い掛かる。クラウンが通った後に残るのは惨劇の記憶と被害者の亡骸だけ。一人、また一人と増えていく犠牲者。ハロウィンの喧騒をよそに迫りくるクラウンの魔の手から姉弟は逃れることができるのだろうか……。【作品詳細】映画『テリファー 終わらない惨劇』公開日:2023年6月2日(金)監督・脚本:ダミアン・レオーネ出演:ジェナ・カネル、ローレン・ラベラ、デイビット・ハワード・ソーントン、キャサリン・コーコラン、グリフィン・サントピエトロR18+
2023年03月19日幼い子供たちから大人気のアニメ『アンパンマン』。全国5か所に『アンパンマンこどもミュージアム』と呼ばれる施設もあり、さまざまな体験や食事などを楽しめます。館内の点字ブロック上には、『隠れアンパンマン』という金属製のアンパンマンの顔がある施設も。数十個の丸い点で構成されている点字ブロックの中に『隠れアンパンマン』があり、どんなものかが気になって探す子供が一定数いるのです。2023年3月現在、『隠れアンパンマン』をめぐり、SNS上では視覚障がい者などから「点字ブロックの上に子供がいると、歩行時の妨げになる」と指摘が出ており、物議を醸しています。『アンパンマンこどもミュージアム』内の点字ブロックが物議点字ブロックは、視覚障がい者が足裏の触感覚で表面上の突起を認識し、安全に歩行できるようにするためのもの。駅構内や街中などで、白杖を持ちながら、点字ブロックの上を歩く人を見たことがあるでしょう。点字ブロックの上に自転車などが放置され、歩行の妨げになる…といった問題が起きることも、少なくありません。『隠れアンパンマン』の点字ブロックがある施設は、宮城県仙台市にある『仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール』と兵庫県神戸市にある『神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール』。仙台市にある施設の場合、階段や入り口付近などに数十個あるそうです。SNSでは視覚障がい者だけでなく、ほかの利用客からも「階段を降りた先の点字ブロック上にある『隠れアンパンマン』を探していた子供とぶつかりそうになって、ヒヤッとしたことがある」といった反応も上がっています。今回の反応を受けて、『仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール』に、詳しく話を聞いてみました。仙台市の施設では『隠れアンパンマン』撤去予定仙台市にある同施設がオープンしたのは、2011年のこと。開業当時から、『隠れアンパンマン』は施設内に施されていたといいます。点字ブロックの上に『隠れアンパンマン』を入れた理由について、筆者が尋ねると、同施設の担当者はこのように説明しました。お子様が探して楽しんでもらうだけでなく、点字ブロック本来の用途を、保護者の方々が説明してもらうことを想定し作られました。同施設の場合、壁にも『隠れアンパンマン』があります。点字ブロックの上で探す子供よりも、壁のほうを探す子供のほうが多いそうです。また担当者は、「点字ブロック上でぶつかる問題が起きたことはなく、スタッフが安全面に配慮して注意している」とも話しました。一方で、2023年2月には、同施設に視覚障がい者から「子供がいると歩行の妨げになる」という意見も、一部寄せられたとのこと。担当者は、「対策を見直し、取り外すことを検討しているとお伝えしました」と答えています。『隠れアンパンマン』を通じて、子供たちが点字ブロックの存在意義を知るのは、成長する上で大切な機会でしょう。しかし探すことに夢中になるあまり、点字ブロックを使う必要がある人たちに迷惑をかけてしまうのは、本末転倒といえます。『隠れアンパンマン』を探す子供が、視覚障がい者などの歩行の妨げになるという、今回の意見。点字ブロックの意義や視覚障がい者などに配慮する大切さを、多くの人が考えるきっかけとなることを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2023年03月14日カナダ発のホラーゲーム『デッド・バイ・デイライト(Dead by Daylight)』が映画化。オンライン対戦型のホラーゲーム『デッド・バイ・デイライト』映画化『デッド・バイ・デイライト』は、4対1の非対称型でオンライン対戦を行うマルチプレイヤーホラーゲーム。「サバイバルなかくれんぼ」をコンセプトとするダークファンタジーな世界観が魅力で、「殺戮場」を舞台にキラーと呼ばれる殺人鬼1人と、殺人鬼からの逃亡を試みるサバイバー4人に分かれてプレイする。2016年の発売以来、1日あたり約200万人のユーザーがゲームに参加し、総プレイヤー数は5,000万人を突破。テレビや映画、ゲームにおける伝説的な作品とも次々にコラボレーションしている。『死霊館』シリーズのアトミックモンスター×『パージ』ブラムハウスそんな人気ゲーム『デッド・バイ・デイライト』が満を持して映画化。『アナベル 死霊館の人形』を皮切りに、『ラ・ヨローナ~泣く女~』『M3GAN ミーガン』などヒット作の映画製作を手がけてきた、ジェームズ・ワン率いるアトミックモンスター(Atomic Monster)と、『ハロウィン』、『パラノーマル・アクティビティ』、『パージ』といったホラー映画を世に送り出してきたジェイソン・ブラム率いるブラムハウス(Blumhouse)がタッグを組む。尚、監督・脚本家は今後選出される。映画という新たなフィールドで、『デッド・バイ・デイライト』シリーズがどのような世界観を繰り広げるのか。詳細はまだ明らかになっていないが、続報を待ちたい。【詳細】『デッド・バイ・デイライト』映画化公開時期:未定プロデューサー:ジェームズ・ワン、ジェイソン・ブラム、ステファン・ムルローニーエグゼクティブプロデューサー:レミ・ラシン、マイケル・クリア、ジャドソン・スコット、ライアン・トゥレク、ラッセル・バインダー
2023年03月06日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「最新ホラー音楽事情」です。「最近、ホラー多ない?」と思います。Netflixなどの海外ドラマもホラー要素のあるものがウケているなと思っていましたが、気づけば韓国のドラマも、日本のドラマもホラーやバイオレンス要素のあるものが話題です。僕は、ホラーもバイオレンスものも実は苦手。でも、職業上、話題になっているエンターテインメント作品はできるだけ観たいなと思っているので、かなり気合を入れて、腹に力を入れつつ観るようにしています。でも、あまりに刺激が強すぎると途中で離脱したりもします……。ホラー作品において、音楽や音響は恐怖を増幅する役割があります。怖い怖いと怯えているときに「カチャン…」と何か小さな音がするだけでも、人は異常にびくっと怯えてしまうものです。どんな聴覚情報を効果的に使うかはホラー作品にとってとても重要です。僕は、大学時代の卒業研究で映像と音楽の密接さについて論文を書いていて、もともと映像と音楽の関係性に興味があります。音楽には長調(メジャー)と短調(マイナー)があり、通常、恐怖や不安、悲しみを演出するのは短調の音楽といわれています。ただ、最近のホラー作品を観ていると、この通説と変わってきているなと感じます。どういうことかというと、恐怖をもっとも煽りたい、観客に悲壮感を突きつけたいというときにこそ、明るい長調の曲を使うという演出が増えてきているように思うんです。童謡は明るい長調の曲が多いです。そんな童謡の歌を伴奏なしで少女がハミングで歌うと、なんかめちゃくちゃ怖い。そういう感じです。よい例が、韓国ドラマ『イカゲーム』。「だるまさんがころんだ」で動いてしまうと射殺されてしまう。その緊張感の中で小さな女の子の声で「だるまさんがころんだ~」と響く。恐怖の音楽とは真逆の少女のかわいらしい声です。そのかわいらしい声が死と表裏になっていると気づくと得体の知れない恐怖感が増します。不協和音は、調和しない不安定な音が人の不安感を誘うといいます。明るい音楽と恐怖の映像というのは、まさにその効果を視覚と聴覚でやっているのではないかと思います。映像と音楽が合わない。その違和感が人をどうしようもなく不安にさせるのではないでしょうか。これはホラー作品特有の音楽演出の考え方で面白いなと思います。ラブロマンスの作品では、どう考えてもやらないほうがいいと思います。おかざきたいいく対バン形式の自主企画イベント「okazakitaiiku purezentsu“TECHNIQUE”」Vol.3、4を7/5・6に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で、Vol.5、6を7/22・23に京都・宇治市文化センター 大ホールで開催。※『anan』2023年3月1日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年02月25日『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ、『ゲット・アウト』『M3GAN/ミーガン』などのホラー作品の製作で知られる製作会社「ブラムハウス」が、ホラーに特化したゲーム会社「ブラムハウス・ゲームズ」を設立したことを発表した。革新を可能にし、クリエイティビティの限界を押し上げるという映画ビジネスに則った方法で、“インディー予算”(1000万ドル以下)のゲームを製作&リリースするという。社長には、ゲーム業界で25年以上の経験を持ち、30以上のゲームを手掛けてきたプロデューサーのザック・ウッド(「Reafall」)が就任。CFOには元プレイステーション重役のドン・セクラーが起用された。「ブラムハウス」の社長アビジェイ・プラカシュは、「ゲーム市場に関する経験、感性、知識を持つザックとドンは、ブラムハウス独自のジャンルの強みをゲームに活かすのに理想的なリーダーたちです」と2人に太鼓判を押している。「ブラムハウス」のツイッターアカウントは、「ブラムハウス・ゲームズ」の設立を発表すると共に、「これからみなさんに、2人からさらなる情報をお届けするのが楽しみです」と投稿。「ブラムハウス・ゲームズ」はインディ系ゲームのデベロッパーと組み、家庭用ゲーム機、PC、モバイル機器のホラーゲームを開発していく。(賀来比呂美)
2023年02月22日フォークホラー映画『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』が、2023年2月3日(金)に公開される。“トラウマ級”フォークホラー、アイルランドの民間伝承をモチーフに映画『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』は、トロント国際映画祭ほか、世界中の映画祭で“トラウマ級の最高傑作”と称されたホラー映画。アイルランドの民間伝承をモチーフにしており『ミッドサマー』に続くフォークホラー作品として、注目を集めている。謎の失踪から戻ってきた母ある日、少女チャーの母アンジェラが謎の失踪を遂げるところから『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』の物語がスタート。アンジェラはすぐ戻って来たものの、その性格も立ち居振る舞いも失踪前とは違っていた。アンジェラは何者かに取り憑かれているかのような、おぞましい様子を見せ……?監督・脚本はケイト・ドーラン監督・脚本を務めるのは、ケイト・ドーラン。キャストとして、ヘーゼル・ドゥープ、キャロリン・ブラッケン、ポール・リード、イングリッド・クレイギーが出演を果たしている。〈映画『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』あらすじ〉ハロウィンの前週。少女チャーの母アンジェラが不可解な失踪をした。残されたのは放置された車だけ。翌日の夜に、アンジェラは何事もなかったように帰宅したが、何故いなくなったのか何も話さない。そんな母を見てチャーと祖母のリタは何かがおかしいと感じる。アンジェラは見た目や声は変わらないが、まるで悪意のある力に取って代わられてしまったかの様だった。そして、アンジェラは次第に常軌を逸した恐ろしい行動を取る様になり、チャーはこの母は“別モノ”と思い始める。【詳細】映画『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』公開日:2023年2月3日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷 ※近日公開:シネ・リーブル梅田監督・脚本:ケイト・ドーラン出演:ヘーゼル・ドゥープ、キャロリン・ブラッケン、ポール・リード、イングリッド・クレイギープロデューサー:ディアドラ・レヴィン『ビバリウム』2021年/アイルランド/英語 5.1ch/93分/原題:YOU ARE NOT MY MOTHER字幕翻訳:岡﨑恵配給:「ユー・アー・ノット・マイ・マザー」上映委員会
2023年02月05日A24のホラー映画『Pearl(原題)』で主演を務めたミア・ゴスが、レポーターのジェイク・ハミルトンと対談。先日発表されたアカデミー賞のノミネーションについて、ジェイクから「相変わらずホラーというジャンルが除外され、真剣に扱ってもらえないのはなぜなのでしょう?」と問われたミアは、「すごくポリティカルなことだと思います」と答えた。「プロジェクトそのもののクオリティーに完全に基づいて(選んで)いるわけではないのでは。ノミネーションについては、色々なことがあるのだと思います。指示する上の人たちが多すぎて統制が取れずに、うまくいかないこともあるでしょう。言うべきじゃないのかもしれないけど、正しいと思います。多くの人が知っていることです」と大胆に発言。さらにミアは、「変化が必要です。もっと多くの人と関わっていきたいなら、変えていくべきですね。(ホラー映画をノミネートするのは)有益だと思いますよ。本当に」と続けた。アカデミー賞は過去にホラー映画を評価したこともある。例えば『羊たちの沈黙』は作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞、『ゲット・アウト』は脚本賞を受賞した。とはいえやはり、ホラーはまだ例外として扱われている印象だ。今年のアカデミー賞では、興収1億ドル超えの大ヒット作となったジョーダン・ピール監督の『NOPE/ノープ』、ミアの演技が高い評価を受けた『Pearl』が候補になる可能性が期待されていたが、実現しなかった。(賀来比呂美)■関連作品:X エックス 2022年7月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022 Over The Hill Pictures LLC All Rights Reserved.
2023年01月27日投稿者さんの義母はホラー映画鑑賞が趣味。ところが、ホラー映画を鑑賞した後に、毎回衝撃的な発言を……。今回は、実際に募集した「理解しがたい義母のエピソード」をご紹介します。ホラー映画を鑑賞し……自称、心が弱いという義母の話。義母の趣味はホラー映画鑑賞。時間が空いているときは1人でホラー映画を見ています。そして見終わると必ず「怖くて心が辛いから今日の夕飯はお願いね」と言ってきて……。家事ができなくなるくらいしんどいなら、ホラー映画鑑賞は控えてほしいです。(29歳/主婦)義母のお願いに困惑……ホラー映画鑑賞が趣味の義母が、鑑賞後に夕食の準備をお願いしてくるという体験談。皆さんは家族の言動に不満を感じたら、どう反応しますか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年01月15日ホラー映画の中でも若者たちを主人公にした「ティーンホラー」はいつの時代も大人気。特に最近はZ世代(現在の10代、20代)を主体とした良作が多く生み出されている。今回はその中から配信で観られるおすすめ映画をご紹介!Z世代はデジタルネイティブで社会問題にも高い関心を持つ世代といわれ、彼らを主人公にした作品の多くは、既存の価値観にとらわれない作劇や、ジェンダーやフェミニズムなどを盛り込んだそのテーマ性も特徴的だ。大人世代の凝り固まった「常識」を刺激してくれる5作品をピックアップ。高校生と連続殺人鬼が入れ替わり!『ザ・スイッチ』地味な高校生ミリーは、夫の死の悲しみを引きずりアルコールに溺れる母親、警察官の姉と暮らしている。そんな彼女の前に、若者を襲う連続殺人鬼ブッチャーが現れる。短剣で刺されてしまったミリーは意識を失うが…翌日目を覚ますと、なぜかブッチャーと中身が入れ替わってしまっていた!高校生の体を得たブッチャーが意気揚々と殺戮を楽しむ一方、仲間とともに入れ替わりの謎を探るミリー。しかし元の体に戻るためのタイムリミットが迫る…!『ハッピー・デス・デイ』シリーズのクリストファー・ランドン監督による、ブラムハウス製作のティーンホラー。主人公のミリーを演じたのは『明日への地図を探して』『名探偵ピカチュウ』などの注目若手株キャスリン・ニュートン。冴えない女子から入れ替わり後に妖艶さをみせる変化の演じ分けも見事。「外見は大男の殺人鬼、中身は女子高校生」を体現したヴィンス・ヴォーンの演技もキュートで楽しい。そんな「高校生とおじさんの入れ替わり」という本作の奇想天外なアイディアだが、映像としての面白さだけでなく、ジェンダーにおける不均衡を可視化し「女の子」の生きにくさを鮮やかに描き出すことにも成功している。いじられるたびにビクビクしていたミリーが、入れ替わり後のブッチャーの体だと誰からもからかわれないことに気づくなど、数ある「入れ替わりジャンル」の映画でもあまりない視点が盛り込まれている。また、殺人鬼ブッチャー(外見はミリー)が手をかける対象が、スクールカーストやミソジニー(女性嫌悪)、同性愛嫌悪などを具現化したキャラクターなのもユニーク。現代における悪しき慣習や概念を「殺す」ことで批判していると見ることもできるだろう。『13日の金曜日』など80年代ホラー映画のオマージュを取り入れながらも、軸足はしっかりと現代に置かれているそのバランス感覚も高評価の所以かもしれない。ちなみに、劇中ミリーが好きな映画だと語っているのが、女子大生アカペラグループの活躍を描いた人気シリーズ2作目『ピッチ・パーフェクト2』。実は本作ラストの重要な伏線にもなっているのだが…ぜひ本編で確認してみて欲しい。『ザ・スイッチ』はAmazon Primeで配信中(12月30日現在)。「魔女」とは何か?を現代に問う『フィアー・ストリート』3部作呪われた街と呼ばれる「シェイディサイド」では、周期的に凶悪な殺人事件が繰り返されていた。女子高校生のディーナは元カノのサムが事件に巻き込まれたことで弟ジョシュとともに真相を追うことに。やがて連続する殺人事件が魔女の呪いによるものだと突き止めるが…。怪奇映画の時代から現在も「魔女映画」は人気の一大ジャンル。本作はそんな「魔女」をモチーフに、クィアな視点も織り交ぜながら展開するNetflixオリジナルの秀逸ティーンホラー。原作はR・L・スタインによる人気ヤングアダルト小説。第一作「Part1:1994」は1994年を舞台に、『スクリーム』の「ゴーストマスク」を彷彿とさせる仮面を付けた殺人鬼に襲われる王道スラッシャー、二作目「Pert2:1978」は70年代のキャンプ地で起こる殺人事件を、さながら『13日の金曜日』シリーズを思わせる手触りで描き、最終章「Pert3:1666」では大きく時を遡り15世紀の魔女狩りの時代で、ゴシックホラー調を意識しながら「女」や「魔女」に付与された意味を問い直していく。三作品がそれぞれ異なるテイストで作られている点と、名作ホラーから飛び出してきたかのような殺人鬼たちが次々に登場する展開はホラーファンにはたまらない。また、主人公のディーナと恋人サマンサの女子2人のロマンスが作品をさらに意義深いものにしている点にも注目。女性同士の恋愛が禁忌とされたり消費されたりしてきた歴史に反撃するかのような、若い2人の戦いはきっと未来に希望をもたらすものだろう。舞台となる時代はどれも現代ではないけれど、その視座はしっかりとZ世代を意識したもの。「ホラー映画」という枠組みの中で、蔑ろにされてきた者たちに光を当てる、新世代のティーンホラーだ。『フィアー・ストリート』3部作はNetflixにて独占配信中。続編とリメイクのいいとこどり『スクリーム(2022)』ゴーストマスクを被った殺人鬼の惨劇から10年後。再び同じ手口の事件が起き、若者たちを恐怖に陥れる。かつて惨劇から生き延びそれぞれの人生を送っていた大人たちが集結し、関係者の子どもたちと犯人に立ち向かう!スラッシャー映画ブームが下火となった90年代に登場し、「ホラー映画あるある」を絶妙に皮肉る作風で一世を風靡した『スクリーム』のシリーズ5作目。2015年に亡くなったシリーズの生みの親ウェス・クレイヴンに代わり『レディ・オア・ノット』のマット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレットが監督を務めた。今回のテーマは「リメイク」。数多ある続編映画やシリーズ、また自作の過去作を半ば自虐的に皮肉りながら、オリジナル至上主義的な「トキシック・ファンダム(有害な一部のファン)」の問題にも切り込んでいく。創造主不在ながらもオリジナルにあった「ホラー映画」をメタ的に描く姿勢は顕在だ。「地下室には一人で行くな」「〇〇すると死ぬ」…などなど、これでもかと盛り込まれる「ホラー映画あるある」と「あるある外し」はホラーファンならずとも笑ってしまうこと間違いなし。さらに、ゴーストマスクとの歴戦を勝ち抜いてきたレジェンドキャラが、若者世代を救おうとする展開には熱いものがこみ上げてくる。2022年公開のA24ホラー『X エックス』でも見事なスクリームクイーン振りを見せたジェナ・オルテガが主人公の妹として出演するほか、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のマイキー・マディソン、「イエロージャケッツ」のジャスミン・サボイ・ブラウン、「Love、ヴィクター」のメイソン・グッディングら若手俳優陣とベテラン勢の掛け合いにも注目。『スクリーム(2022)』はNetflixにて配信中(12月30日現在)。スクールカースト、何それおいしいの?『アンヒューマン』郊外学習へと向かうスクールバスが事故を起こし、森の中に取り残されてしまった高校生たち。するとどこからかうめき声が…血だらけで攻撃的な何者かに襲われ、外の世界はゾンビに溢れていると判明する。若者たちは襲撃者をかわしながら廃墟に逃げ込み、協力して生き残ろうとするが…?『ワナオトコ』シリーズのマーカス・ダンスタン監督によるホラーコメディ。ゴア描写も控えめなので、グロテスクな表現が苦手な人にもおすすめしたい。とはいえそこはただの「ゾンビ映画」とあなどるなかれ。終盤にはこれまでの「ホラー映画」におけるスクールカーストの図式を逆手に取ったひねりのきいた展開が待ち受ける。終わってみれば爽やかな青春映画のような後味で、さながらティーンホラー版『ブレックファスト・クラブ』といったおもむき。大人世代の「常識」を越えていく、若者たちがまぶしい!主演を務めるのはドラマ版「ラストサマー」などに出演する新星ブリアンヌ・チュー。フレッシュなキャスティングも魅力的な一作。『アンヒューマン』はU-NEXT、Amazon Prime Videoほか各種配信サービスで有料配信中(12月30日現在)。『ブックスマート』のホラー版!?『トラジディ・ガールズ』小さな田舎町で暮らすサディとマッケイラは固い絆で結ばれた親友同士。2人は街で起きている殺人事件が同一人物によるものだと推理し、パターンを予測して犯人を捕まえることに成功する。SNSに「トラジディ・ガールズ」の名前で事件についての投稿を続けるが、世間からは見向きもされない…。しかし、事件を利用して有名になろうと考える2人は、その手を血で染めることも厭わないのだった!「デッドプール」シリーズのネガソニック役ブリアナ・ヒルデブランドと「X-MEN」シリーズのストーム役アレクサンドラ・シップが親友同士を演じる、殺人でSNSインフルエンサーを目指そうとする女の子たちが主人公の一風変わったホラーコメディ。良心の呵責なくサクサクと人を殺していく彼女たちにはちょっと(いやかなり)共感はしづらいかもしれないが、2人の熱い友情は2019年のヒット作『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のような妙な清々しさがあって、「悪い女の子はどこへでも行ける」(女優メイ・ウエストの言葉)を体現したかのようなラストも感慨深い。…殺人は悪い子どころか完全に犯罪だけれど!監督は、殺されて体が継ぎ接ぎになってしまった女性たちが三位一体(文字通り)で復讐を果たそうとする『Patchwork』(日本未公開)のタイラー・マッキンタイア。殺戮描写はかなり血みどろだが(人体損壊などグロテスクな表現もあり)、あくまでも演出はポップでコミカルなので比較的見やすい(と思う)。『トラジディ・ガールズ』はU-NEXTで配信中(12月30日現在)。(text:cinemacafe.net)
2022年12月30日20th Centuryの坂本昌行が、ミュージカル『ザ・ミュージック・マン』の主演を務めることが3日、明らかになった。同作は作曲家メレディス・ウィルソンと劇作家フランクリン・レイシーによって共同制作されたブロードウェイ・ミュージカルで、2022年にヒュー・ジャックマン主演によってリバイバル上演され、話題を呼んでいる。アイオワ州にある田舎町リヴァーシティに、音楽教授と名乗る主人公ハロルド・ヒル(坂本)がやってくるが、彼は実は“ミュージック・マン”と呼ばれる詐欺師で、街の人々に演奏を教えると言ってマーチングバンドを作り、楽器や制服を売りつけてはお金を持ち逃げするという悪質商法を繰り返している。そんな彼がある時、リヴァーシティで図書館の司書として働くマリアンと出会い、徐々に惹かれていくことで、彼女に自分の正体を明かそうとするが、一方で街の人々に素性を暴かれてしまう。『ザ・ミュージック・マン』は1957年にブロードウェイで初演され、『ウェストサイド物語』が同年初演だったにもかかわらず、トニー賞最優秀ミュージカル賞他5部門とグラミー賞ベスト・ミュージカル・シアター・アルバム賞を受賞し、ロングランを記録。1961年にウエストエンドで初演、翌年には劇場映画化し大ヒットを記録し、2003年にはマシュー・ブロデリックとクリスティン・チェノウェス出演でテレビ映画化されるなど、欧米では言わずと知れたブロードウェイの名作ミュージカル。日本でも1985年に野口五郎主演、2010年に西川貴教主演で上演されている。さらに2022年にヒュー・ジャックマン主演によってブロードウェイでリバイバル上演されると、瞬く間に話題となり連日満席、チケット入手困難といわれるほど現在でも大ヒット上演を続けているという。この度、記念すべき日生劇場60周年イヤーの幕開きを飾るべく、演出にダニエル・ゴールドスタインを迎え、装いを新たに上演されることとなった。これまでオン・ブロードウェイでの『GODSPELL』をはじめ、オンオフ問わず数々の作品を手掛け、ブロードウェイのみならず世界各国の演劇シーンで活躍してきたダニエル・ゴールドスタインが、今作で10年ぶりに日本で演出を務める。楽器セールスマンにして実は詐欺師の主人公ハロルド・ヒルを演じるのは、約30年にわたって数多の名作ミュージカルに出演し続けてきた坂本昌行。2016年には読売演劇大賞 優秀男優賞を受賞し、確かな演技力と歌唱力を発揮してきた坂本が、2011年の『ZORRO THE MUSICAL』以来、12年ぶりに日生劇場に登場し、60周年イヤーの開幕を彩る。本作の1番の見どころであり、物語が大団円を迎える際に流れる楽曲「76本のトロンボーン」も、日生劇場60周年の開幕にふさわしいファンファーレとなり、華やかな演出ときらびやかな衣裳、圧巻の音楽に注目となっている。東京公演は日生劇場にて2023年4月11日~5月1日、その後名古屋公演(御園座)、大阪公演(梅田芸術劇場メインホール)、静岡公演(静岡市清水文化会館マリナート)、福岡公演(博多座)と、2023年5月の上演を予定している。○坂本昌行 コメント本作の出演が決まった時、ヒュー・ジャックマンが主演した『THE BOY FROM OZ』を自分が日本で上演させて頂いた事もあり勝手に縁を感じました。今回演じるハロルドは決して悪ではなく、明るく純粋で優しい心を持ち合わせている人物だと思っています。現在、ブロードウェイでヒュー・ジャックマンがハロルド役を演じていますが、彼が持っている明るさは、ハロルドと共通するものがあるので、その辺りを参考にしながら自分らしいハロルドをお届けしたいですね。今、本番中の舞台『凍える』とは、まさに真逆な作品ですが、役者にとってこれほど振り幅がある役をやらせていただけるのは嬉しい事です。初舞台でミュージカルと出会い、その衝撃がいまでも忘れられないほど自分にとってミュージカルは大切なモノです。今作品も自分にとって忘れられない経験になる予感がします。一日も早く稽古を行い、そして幕が開くのを楽しみにしています。今回演出を担当していただけるのは、ブロードウェイほか、世界で活躍するダニエル・ゴールドスタイン氏です。海外のクリエイターと一緒に仕事をする上で、心掛けていることは、海外の作品、役だからと言ってオーバーアクトにならず、純粋に頂いた役を演じるだけです。後は、どれだけ自由に演じられるかを心掛けています。まだ世の中が落ち着かない中での公演ではありますが、劇場で観劇される際は不安な事や嫌な事を全て忘れて、思いっきり作品を楽しんでいただきたいと思います。
2022年12月03日あのクマのプーさんが殺人鬼と化してしまうホラー映画『Winnie the Pooh: Blood and Honey』(原題)を手掛けた製作陣が、今度はバンビをホラー映画化することが分かった。タイトルは『Bambi: The Reckoning』(原題)。『Winnie the Pooh: Blood and Honey』のプロデューサー、スコット・ジェフリーが「Dread Central」に「私たちみんなが知っていて大好きな1928年の物語を信じられないほど暗い形で再び語る映画です。Netflixの映画『ザ・リチュアル いけにえの儀式』で使われた(モンスターの)デザインからインスピレーションを得て、バンビは荒野に潜む残忍な殺人マシーンになります」と語っている。ジェフリーは今作で監督を務め、『Winnie the Pooh: Blood and Honey』でメガホンを取ったリス・ウォーターフィールド、ジェフリーの製作会社「Jagged Edge Productions」も再び製作に関わる。ジェフリーと同社は『Winnie the Pooh: Blood and Honey』第2弾や、ピーターパンのホラー映画も企画中。『Winnie the Pooh: Blood and Honey』がA・A・ミルンの小説「クマのプーさん」を原作としているように、今作もフェーリクス・ザルテンが1923年に発表(英語版は1928年)した「バンビ」を基にしている。どちらの小説も著作権が消滅しパブリックドメイン化したことにより、独自の解釈を加えた映画化などが可能になった。(賀来比呂美)
2022年11月29日・ホラー映画のワンシーン!?・愉快だな…。かわいすぎる!・表情がヤバい!笑いましたー!もちこ(@5EfOKY2lpzcQIRP)さんがTwitterに投稿した、1枚の写真にこのような声が寄せられています。写っているのは、もちこさんが帰宅した時に目にした光景でした。部屋の扉を開けると、そこで待ち構えていたのは…。お”〜か”〜え”〜り”〜 pic.twitter.com/n2bvxo0xMs — もちこ (@5EfOKY2lpzcQIRP) November 15, 2022 扉の向こうにいたのは、猫のオリバーくん。「どこに行ってたの~」と、おどろおどろしい声で詰め寄りそうな表情です!もちこさんによると、オリバーくんは毎日この方法で出迎えてくれるといいます。こんなに熱烈なお出迎えをされたら、嬉しくなってしまいますね![文・構成/grape編集部]
2022年11月17日ananトレンド大賞2022“CULTURE”。ここでは、アジアの文化背景を生かした高品質なホラーが多く誕生した“アジアホラー”に注目。お笑い芸人、YouTuberの大島育宙さんが解説します。アジアホラー日本だけでなく韓国やタイ、台湾など、近年ますます盛り上がってきているアジア発のホラー。今年の春には、台湾映画として2022年最高の興行収入を記録している『呪詛』が一躍話題に。Netflixで全世界に配信されたということもあり、その圧倒的な影響力によって普段ホラーを観ない層にまでその人気が伝播していった。「『呪詛』や『哭悲/THE SADNESS』『返校 言葉が消えた日』を生んだ台湾では、1962年に金馬奨という賞が作られたのをきっかけに映画業界がぐんと盛り上がっていきました。当初はアクションの多い任侠映画が中心だったようですが、1970年代に日本とアメリカとの交流が途絶えたことで海外映画に触れる機会がなくなり、その反動で1980年代には“台湾ニューシネマ”という低予算で高品質な作品を作るムーブメントが生まれました。2000年代以降には行政が映画制作に潤沢な予算を使うという施策を打ち出し、そこから言論も自由化されていく中で、より多様な作品が作られるように。『呪詛』は配信でNetflixとタッグを組むという新しい方法に挑戦し、『哭悲/THE SADNESS』はカナダ出身の監督が制作。『返校 言葉が消えた日』は日本文化好きの監督が台湾の“白色テロ時代”を歴史エンタメホラーとして昇華しています。それぞれ毛色は違いますが、どれも国を挙げて映画制作を頑張ったおかげで生まれたと思うと羨ましい話ですね」そんな中、大島さんが“今年のベストアジアホラー”だと語るのは『女神の継承』。タイのホラー映画にたびたび登場する、タイ東北部にあるイサーン地方を舞台にした物語だ。「年間20~30本ほどしか映画を制作しない時期もあったタイでは、作品数が少ない分、一つずつ丁寧に作り上げている印象があります。なかでも怪奇映画には特に力を入れていて、2000年代頃からおもしろいホラー映画が連続的に発表されていました。そのため、タイのホラー映画ブームは今に始まったものではないといえるかもしれません。今回の『女神の継承』は『哭声/コクソン』で知られるナ・ホンジン監督が手がけているのですが、映画を世界へ届けるためのノウハウがある韓国の映画制作チームが参加したこともあって、よりいっそう海外から注目されやすかったのかなと思います」『リング』や『呪怨』など、日本のホラー映画のヒットが続いた平成期を経て、アジアの他の国・地域の作品がこれまで以上に数多く触れられるようになった今。ここ数年に公開された映画を観ていると、かつてのJホラーからの影響を感じる点も多くある。「個人的には、日本のホラーは昔ほど海外へ通用しなくなってきていて、今はリベンジの時期だと考えています。Netflixが2020年に制作した『呪怨:呪いの家』もとてもおもしろかったけれど、海外でヒットしたかというとそうでもないんですよね。しかし、やはり平成のJホラーは今なお偉大で、『リング』や『呪怨』に影響を受けた世代が“自分がこの国でああいう映画を作るならどうしよう”と考えて作ったのが、近年のアジアホラーなのかなと思います。アジアと欧米での違いでいうと、まず霊というものに対しての解釈が全然違うという点も重要です。英語圏には基本的にゴーストとモンスターしか存在しませんが、アジアには妖怪やお化け、精霊などがいて、これらは英語で表現しにくいアジア独自の存在です。タイの“ピー信仰”や台湾の“道教”など、同じアジアに暮らす私たちにも馴染みのない文化もあるので、アジア諸外国のホラーは日本人にとっては少し新鮮なものとして映るのではないでしょうか。ちなみに一神教が強いエジプトやイランなどのイスラム圏ではホラー映画が作られず、中国やベトナムなどの社会主義国でも規制の対象となりがちのようです。中国の莫大な資本を使ってホラー映画を作ったらどうなるんだろう…って考えるといろんな想像が膨らみますけどね」また、ホラー映画は他のジャンルに比べて低予算で制作しやすいため、経済危機に陥ったあとに多く作られるという説もあるのだとか。「日本でも、バブル崩壊後にたくさんのJホラーがヒットしましたし、都市伝説も流行りましたよね。もしかすると、ここ数年のアジアホラーブームも、コロナをきっかけに世界的に経済が落ち込んだことが関係しているのかもしれません。景気が悪いと、ホラーが流行るっていう(笑)。そう考えると、コロナ禍の影響を受けたおもしろい作品がこれからも続々と出てきそうで楽しみですね」『女神の継承』タイ・韓国合作の『女神の継承』。『哭声/コクソン』のナ・ホンジン監督が原案・プロデュースを担当し話題に。©2021 SHOWBOX AND NORTHERN CROSS ALL RIGHTS RESERVED.『哭悲/THE SADNESS』人間の凶暴性を助長するウイルスが蔓延する台湾を舞台にしたパニックホラー『哭悲/THE SADNESS』。『哭悲/THE SADNESS』Blu‐ray&DVD12月23日(金)発売発売元:クロックワークス販売元:ハピネット・メディアマーケティング©2021 Machi Xcelsior StudiosLtd. All Rights Reserved.『返校 言葉が消えた日』台湾の大ヒットホラーゲーム『返校』を映画化。国民党政権下の白色テロ時代を題材にしたダークミステリー。DVD発売中&デジタル配信中発売・販売元:ツイン©1 PRODUCTION FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED.『呪詛』Netflixの配給で今年公開された『呪詛』。大きな反響を受けて、続編の制作もすでに決定しているのだとか。Netflix映画『呪詛』独占配信中おおしま・やすおきお笑い芸人、YouTuber。東京大学法学部卒業。2016年にお笑いコンビ「XXCLUB」でデビュー。YouTubeチャンネル「【映画・ドラマ考察】の大島育宙」で映像作品のレビューや考察を発信している。※『anan』2022年11月16日号より。イラスト・武田星良取材、文・飯田ネオ大場桃果菅原良美(akaoni)(by anan編集部)
2022年11月14日ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW Anderson)から、1970年代に公開されたアメリカのホラー映画『キャリー(CARRIE)』にインスパイアされたカプセルコレクションが登場。ユニセックスのウェアやアクセサリーが、2022年10月30日(日)よりジェイ ダブリュー アンダーソン 伊勢丹新宿メンズ店ほかで販売される。映画『キャリー』の世界観を表わしたコレクション『キャリー』は、1970年代にアメリカで公開された、カルト映画界において古典的な影響力を持つ作品。一人の少女がいじめっ子たちに復讐するために、高校のプロムパーティでサイキックな能力を発揮するホラー映画だ。今回のカプセルコレクションでは、『キャリー』の主人公である少女“キャリー・ホワイト”や、映画ポスターのイメージ、セリフなどにインスピレーションを受けたデザインが落とし込まれた、パファージャケットやT シャツ、トラックスーツ、キャップやバッグなどが豊富なラインナップで展開される。正面とフードに大胆なプリントがあしらわれた「パファージャケット」。インパクトのあるプリントを用いながらも、ベースカラーにブラックを採用することですっきりとした印象に。両脇部分に施された白いチューブ状のパイピングが、モダンなムードを演出する。定番バッグからコラボモデルも定番バッグ「バンパームーン(Bumper Moon)」からも、カプセルコレクション限定のデザインが登場。ブラックやシルバー、赤といった『キャリー』の世界観を演出するカラーはゴールドジップと相性抜群だ。【詳細】ジェイ ダブリュー アンダーソン×『キャリー』 カプセルコレクション販売日:2022年10月30日(日)販売店舗:ジェイ ダブリュー アンダーソン 伊勢丹新宿メンズ店、一部セレクトショップアイテム価格例:・CARRIE GATE フーディ 47,300円・CARRIE PRINTED SHIRT 129,800円・CARRIE トートバッグ 25,300円・CARRIE ベースボールキャップ 25,300円・CARRIE テイラード トラウザー 147,400円・CARRIE POSTER パファージャケット 279,400円・CARRIE バンパームーン 147,400円【問い合わせ先】ジェイ ダブリュー アンダーソン 伊勢丹新宿メンズ店TEL:03-5315-0058CARRIE © 1976 – 2022 & TM Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved
2022年10月30日流れるゆく時や思い出を形に残す、写真。一瞬を切り取るため、時には意図しない光景が写ってしまうこともあります。国内外で廃墟や風景、一風変わった建築を撮影している、Saho(@urbex_34)さんがTwitterに投稿したのは、まさに偶然の産物といえる1枚。Sahoさんが大阪府大阪市にある心斎橋で飲食店の外観を撮影したところ、そこにはシュールな光景が広がっていたのです。映画のワンシーンのようにも見える、こちらの写真をご覧ください!巨大な蟹のお化けに捕食されてしまう5秒前の人、みたいな写真が撮れた。 pic.twitter.com/YP3pkpaHZB — . (@urbex_34) October 1, 2022 Sahoさんが撮影したのは、市街地に現れた巨大なカニ…ではなく、同市にあるカニ料理店『かに源』!入り口には、遠目でもどんな店かが分かる巨大なカニのオブジェが掲げられているのですが…その下を人が通ったことで、映画のような構図になってしまったのです!その姿はまるで、建物の物陰に潜んでから背後ににじり寄り、通りすがりの人間を狙う巨大カニ。ギョロッとした赤い目にも、恐怖感を覚えてしまいます!偶然が生み出した1枚は拡散され、多くの人が笑い声を上げました。・志村ー!上、上ー!・ヒエッ…夜になるとさらに迫力が増しそう。・これは完全にホラー映画のワンシーンだわ…。意図せず面白い写真が撮れてしまうのも、写真を撮る楽しさの1つといえるのではないでしょうか![文・構成/grape編集部]
2022年10月09日ホラー映画界を代表する、中田秀夫監督の最新作映画『“それ”がいる森』は、不可解な怪奇現象が起こるという、実在の森を舞台に描いたホラー・エンターテインメント。ホラー作品に出演するのは、今作が初めてだという松本穂香さんに、その胸の内を伺ってみた。ホラーを観るのが大好き。でも…観るのとやるのとは全然違いました。「実はホラーが大好き。普段から部屋で、一人で観ることが多くて、『その扉をなんで開けるの?』とか『まだ出ちゃダメ!』などと突っ込んだり、うるさいぐらい独り言を言ったりしながら観ています(笑)。だから、日本のホラーといえば!という中田監督にお声がけいただいた時は、本当に嬉しかった。監督が手がけられた作品の中でも『仄暗(ほのぐら)い水の底から』は、日本特有の怖さが詰まっていて、ホラーの醍醐味を堪能できる一本。中学時代に家族と観て、少し前も一人で観直したぐらい好きな作品です」今回松本さんが演じるのは、相葉雅紀さん演じる田中淳一の息子・一也(上原剣心)の担任教師・絵里。子供たちとともに、未知なる恐怖に巻き込まれていく。「好きなだけに、ホラーってこういう感じかな?というイメージはあったのですが、観るのとやるのとは、全然違いました。例えば、恐怖と驚きで目を見開くお芝居ひとつとっても、想像以上で。監督から『その2.3倍、見開いて』など、恐怖度合いを数値で細かく演出していただきました。それがとてもわかりやすかったし、もともとの自分の目の大きさを活かす時がきたな、という感じでしたね(笑)。他にも、はぁはぁという呼吸の荒さで恐怖や緊張を表現したりと、普段のお芝居にはないことばかりで、新鮮で楽しかったです。この作品は、何かわからない“それ”が迫ってくるという恐ろしさが魅力でもあります。私も“それ”に遭遇してしまうシーンがあるので、楽しみにしてください」撮影現場は、恐怖の物語とは一転、ほっこりとした、和やかなムードだったそう。「撮影の合間に、相葉さんには私のプライベートの悩みを聞いていただいたり、おすすめのお酒などを教えていただいたりで、お芝居の話は一切していません。『おじさんに何でも話してごらん』って(笑)、すごく優しい方でした。映像でのお芝居が、ほぼ初めてだった剣心くんが、何テイクも重ねることがあった時も、私や周りに『ありがとうね、ごめんね』と声をかけて、まるで本当のお父さんのように見守っていらっしゃる姿も印象的でした」機会があれば、今後もホラー作品に参加したい、と話す松本さん。「目を見開くシーンで、なかなかカットがかからないな…と思っていたら、監督が『カットかけたくなくなっちゃった。もっとホラーのオファー来ると思うよ』と言ってくださって、すごく嬉しくて。一段と公開が楽しみになりました」『“それ”がいる森』田舎町で一人農家を営む田中淳一。近くの森では不可解な怪奇現象が起こり、町では住民の不審死などが相次いでいた。そんな矢先、偶然に得体の知れない“それ”を目撃してしまう…。9月30日(金)より全国ロードショー。©2022「“それ”がいる森」製作委員会まつもと・ほのか1997年2月5日生まれ、大阪府出身。映画『今夜、世界からこの恋が消えても』、ディズニープラスで配信中の『拾われた男』などに出演。ワンピース¥60,500(FUMIE TANAKA/DO-LE co ltd. TEL:03・4361・8240)ブーツ¥91,300(3.1 Phillip Lim/3.1 Phillip Lim Japancustomercare@31philliplim.co.jp)イヤカフ¥63,800リング、右手人差し指¥70,400左手中指¥156,200左手小指¥26,400(以上GIGI/white office TEL:03・5545・5164)ベストは参考商品※『anan』2022年10月5日号より。写真・Nae. Jayスタイリスト・道端亜未ヘア&メイク・尾曲いずみインタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2022年10月02日台湾で大ヒットを記録したホラー映画「紅い服の少女」シリーズ2作一挙公開を記念し、台湾ホラー特集上映の開催が決定した。台湾で社会現象ともなった都市伝説を基にしたホラー映画「紅い服の少女」シリーズ。二作目となる『紅い服の少女 第二章 真実』は、2017年度台湾映画興行成績第一位を叩き出し、恐怖の大ヒットホラー映画として台湾全土に衝撃を与え、ホラーブームの火付け役となった。『紅い服の少女 第二章 真実』この度、本作公開を記念して“台湾ホラー特集上映”がシネマート新宿スクリーン2にて9月29日(木)~10月6日(木)まで開催されることとなった。上映作品は、「紅い服の少女」シリーズの番外編として製作された第3作ビビアン・スー主演『人面魚 THE DEVIL FISH』、今年の夏、ホラーファンを騒然とさせた容赦なきエクストリーム・ホラー『哭悲/THE SADNESS』、日本でもリメイクされ話題を呼んだ『あの頃、君を追いかけた』ギデンズ・コー監督のオリジナル脚本による学園ホラー『怪怪怪怪物!』と多彩な作品が集結。台湾ホラーの勢いと熱を感じられる、ホラーファン必見の特集上映となりそうだ。▼上映スケジュール9月29日(木) 『人面魚 THE DEVIL FISH』9月30日(金) 『哭悲/THE SADNESS』10月1日(土) 『人面魚 THE DEVIL FISH』10月2日(日) 『哭悲/THE SADNESS』10月3日(月) 『怪怪怪怪物!』10月4日(火) 『哭悲/THE SADNESS』10月5日(水) 『怪怪怪怪物!』10月6日(木) 『人面魚 THE DEVIL FISH』※上映時間については、後日シネマート新宿HPにて。※鑑賞料金は映画通常料金、『哭悲/THE SADNESS』についてはムビチケ使用可『紅い服の少女 第一章 神隠し/第二章 真実』は9月30日(金)より、シネマート新宿シネマート心斎橋ほか全国にて一挙公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:哭悲/THE SADNESS 2022年7月1日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2021 Machi Xcelsior Studios Ltd. All Rights Reserved.紅い服の少女 第一章 神隠し 2022年9月30日より全国にて公開©2015 The Tag-Along Co., Ltd紅い服の少女 第二章 真実 2022年9月30日より全国にて公開©2017 The Tag-Along Co., Ltd
2022年09月21日幼い子供を中心に大人気の『アンパンマン』。1973年に『アンパンマン』が世に出てからというもの、今なお多くの子供たちを魅了してやみません。まぼ(@yoitan_diary)さんの息子さんもまた、『アンパンマン』に心を奪われ、立派な『アンパンマンオタク』となった1人。息子さんと『アンパンマン』の出会いは2019年7月のことでした。それからというもの、親であるまぼさんも驚くほどの熱量で息子さんは『アンパンマン』を応援し続けてきましたが、2022年夏、まさかの出来事が起きたというのです…!息子の"推し変" pic.twitter.com/ETnvkIqZXw — まぼ (@yoitan_diary) September 13, 2022 3年間、一途に『アンパンマン』を応援し続ける息子さんを近くで見守ってきたまぼさんは、まさかの『推し変』に、少しばかりさびしさを覚えていました。…しかし!息子さんの『オタク』としての熱量は、変わらず引き継がれていたのです。『アンパンマン』という作品の魅力が、息子さんをあそこまで熱心にさせていたと考えていた、まぼさん。しかし、『ゲゲゲの鬼太郎』でも応援の熱量が変わらない息子さんに、「息子のオタク気質もすごいんだなと知りました」と語っています。「息子さんのオタクぶりを見習いたい」「声優さんをすでに理解していることがすごい」と、多くの人を驚かせた、まぼさんの息子さん。何か1つでも夢中になって追いかけられるものがあると、それだけで毎日が楽しく、輝いて見えます。息子さんの『オタク』としての気質は、成長しても変わらず大事に育んでほしいですね![文・構成/grape編集部]
2022年09月16日ホラー映画の製作会社「Jagged Edge Productions」より、最新作『Winnie the Pooh: Blood and Honey』(原題)の予告編が公開された。タイトル(直訳『クマのプーさん:血とハチミツ』)にふさわしく、あのクマのプーさんが殺人鬼と化してしまう映画。A・A・ミルンの原作小説「クマのプーさん」の著作権が今年1月に消滅したことをきっかけに、このような過激な作品も製作できるようになった。監督は今年から様々な作品を手掛けているリス・ウォーターフィールド。予告編では「子供のころの愛されキャラたちが、クリストファー・ロビンに捨てられ“ワイルド”」になっている姿が描かれる。冒頭では大人になったクリストファーが、パートナーの女性と「100エーカーの森」を訪れ、プーさん、ピグレット、イーヨーとの再会を期待するが、女性が「イーヨー、安らかに眠れ」と書かれた墓標を発見。危険な雰囲気を察知して「今すぐ帰ろう」とクリストファーに促すが、彼は「なにがあったのか知りたいんだ」と拒む。場面は変わり、ある別荘に5人の女性がやってくる。彼女たちはプーさんとピグレットのターゲットとなり、次々と命を落とすような恐怖体験に見舞われ…。後半ではクリストファーが涙ながらに「ぼくらは友達だったじゃないか!なぜこんなことをしているんだ?ぼくはきみを見捨てたんじゃない。誓うよ!」とプーさんに助けを乞うようなシーンも。映画ファンの感想は「なんてバカバカしいんだ!もちろん観るのを楽しみにしている」「怖いと同時に大笑い。なんだこりゃ?」「子供の頃の夢が悪夢となった」と賛否両論。ツイッターで拡散された予告編は1日経たずして320万回以上の再生回数を記録している。(賀来比呂美)
2022年09月01日『ルーム』『ワンダー君は太陽』のジェイコブ・トレンブレイが、ホラー映画『Queen of Bones』に出演することになった。監督は『ストックホルム・ケース』のロバート・バドロー。舞台は1931年のオレゴン州。人里離れた場所に住む双子のきょうだいが、母が死んだ原因について疑問を持ち、真実を突き止めようとする物語。出演はほかにジュリア・バターズ、マーティン・フリーマン、テイラー・シリング。レオナルド・ディカプリオのプロダクション会社アピアン・ウェイが製作する。トレンブレイの最近作は声の出演をした『あの夏のルカ』。来年公開の実写版『リトル・マーメイド』にも声の出演をする。文=猿渡由紀
2022年08月31日Jホラーブームの火付け役となった、鈴木光司・作の『リング』シリーズ。そこに登場する怨霊・貞子は、映画はもとよりWebサイトやゲームにまで登場、今や国内外で知名度抜群の日本のホラークイーンだ。その貞子が初めて歌舞伎の舞台に登場する。「日本怪談歌舞伎(Jホラーかぶき)」と銘打った今作は、貞子と歌舞伎の「皿屋敷伝説」が古井戸を通して時空を超えて交錯する、新作歌舞伎『時超輪廻古井処(ときをこえりんねのふるいど)』として上演。脚本・構成は新作歌舞伎の『NARUTO‐ナルト‐』や『風の谷のナウシカ』を手掛けたG2。出演は片岡愛之助、今井翼、中村壱太郎ら、人気シリーズ『GOEMON 石川五右衛門』のメンバーを中心にした座組でお届けする。主演の愛之助が東京で行われた製作発表で、意気込みを語った。Jホラーかぶき 日本怪談歌舞伎 貞子×皿屋敷『時超輪廻古井処』 チケット情報オカルトファンの愛之助に「初めて映画を拝見した時は衝撃でした。怖くて夜中にトイレに行けなくなったり、しばらく怖かったですね」と言わしめた『リング』。その貞子と共演すると聞き「昔から見ていた貞子さんですから、感慨深いものもあり、すごくワクワクしています」。物語は、室町時代後期。足利幕府が機能不全となった乱世に乗じ、天下掌握の野望を抱く細川家の国家老・浅山鉄山(愛之助)は、邪魔な忠臣・船瀬と許嫁・お菊(壱太郎)を井戸に沈めて殺害。しかし、不思議な力によって鉄山も井戸に引きずり込まれてしまう。500年後の現代。同じ古井戸のそばで、古いビデオテープの映像を見た若者たちが謎の死を遂げ、神官の室戸光(今井翼)が調査に乗り出すが…。「歌舞伎の『播州皿屋敷』の世界と貞子の世界が融合されている感じです」。よく上演される『番町皿屋敷』とは違い「残酷で、これだけでも十分にホラーな作品。お菊を縛り上げて竹刀でビシビシ叩くんですよ。鉄山、なんて恐ろしい役だと」。愛之助は11年前に松竹座で『播州皿屋敷』の鉄山を演じている。今回は「同じ役ですが、ただ怖いだけではなく、ちょっと愛嬌のある部分など、人間らしさがより濃く描かれていると思います」。現在はG2の描くプロットに、よりおもしろくなるよう自らのアイデアを提案しながら制作中だ。「人の思いや念というものが時空を超えてやってきます。怖さ倍増、いや倍以上かも(笑)。でも歌舞伎ですからね、怖すぎて観るのがイヤという人がいても困るので(笑)。初日が開いてみないとどんなものになるかわかりませんが、全力で傾(かぶ)いて盛り上げていきたい。『GOEMON』のように何度も再演され、できれば海外公演も」と意気込む。公演は、10月3日(月)から25日(火)まで、大阪松竹座にて。チケットは、8月24日(水)一般発売。また、10月28日(金)からは映画『貞子DX』も公開される。取材・文:高橋晴代
2022年08月23日ホラーイベント「花園怪奇スタジアム」が、2022年10月1日(土)、10月2日(日)の2日間、大阪・東大阪市花園ラグビー場にて開催される。“ラグビー×ホラー”の異色のホラーイベント東大阪市花園ラグビー場を舞台に、“ラグビー×ホラー”の異色のホラーイベントが実現。花園ラグビー場全体を使用した“スタジアム周遊型”のお化け屋敷となっており、参加者は、パンフレットを片手にスタジアム内を自由に巡ることができる。選手が実際に使用しているロッカールームやバックヤードなど、普段は入れない場所に足を踏み入れられるのも魅力だ。ストーリーは、花園ラグビー場にちなんで、ラグビーをもとにした作成。スタジアムに現れる謎の黒い影と目撃される謎の女、そして、スタジアム内で行方不明になった一人の清掃員をキーパーソンに進行していく。参加者は約80分間の体験時間内で、スポットを自由に巡り、怪奇現象を体験。スポットによってはミッションや謎解きも用意されている。なお、このホラーイベント「花園怪奇スタジアム」を手掛けるのは、方南町お化け屋敷オバケンだ。ホラーイベント「花園怪奇スタジアム」ストーリー2022年10月1日(土)、10月2日(日)にかけて東大阪市花園ラグビー場でのイベント開催が決定した。その名も「花園わくわくラグビースタジアム」。あなたは偶然知ったそのイベントに興味を惹かれ、当日、花園ラグビー場へと向かう。イベントは「バックヤードツアー」や「ラグビーミュージアムツアー」など好きな体験をいくつか選んで、決まった時間の中で体験していく、という内容。開場と共にあなたはワクワクしながら一つ目のツアーへと足を進めた。しかし、現場のスタッフたちは顔をこわばらせており何か様子がおかしい。実はこのイベントには別の目的があった。スタジアムに現れる謎の黒い影と目撃される謎の女。そしてスタジアム内で行方不明になった一人の清掃員。 一体この花園ラグビー場で何が起きているのか、その時のあなたはまだ知る由もなかった……。【詳細】ホラーイベント「花園怪奇スタジアム」開催期間:2022年10月1日(土)、10月2日(日) 14:00/16:00/18:00※各80分、3公演会場:東大阪市花園ラグビー場住所:大阪府東大阪市松原南1丁目1-1定員:各公演300名まで料金:[一般大人] 前売券 3,500円(手数料別)/ 当日券 3,880円[一般小人] 前売券 2,500円(手数料別)/ 当日券 2,880円[当日リベンジ券] 大人 2,000円 / 小人 1,000円※中学生以下は小人料金。※3歳以下の入場は不可。※[当日リベンジ券]は同日に再度公演参加をする際、窓口にて購入可能。ただし、各公演定員数に達し次第販売終了。※チケットは、プレイガイド「チケットペイ」にて8月16日(火)18:00~販売開始。「花園怪奇スタジアム」特設サイトを参照。※内容は変更になる場合あり。
2022年08月19日夢に至る道のりは、楽しいことばかりではありません。時に挫折などの苦しみを味わい、夢を諦めようかと悩む日もあるでしょう。4コマ漫画を描いている、こざ(@koza_manga)さんは、イソップ童話『金の斧 銀の斧』のパロディ作品をTwitterに投稿。夢を追っていたバンドマンがギターを泉に捨てると、まさかの展開になりました!『熱い女神』 #4コマ漫画 #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/dIkbdGQFEP — こざ@4コマ (@koza_manga) August 14, 2022 どれほど価値のあるギターを差し出されても、男性は背を向けます。なぜなら、もうギターを弾く情熱がないから…と口ではいいながらも、涙が止まりません。そう、男性がどんなにギターへの情熱を捨てようとしても、自分にウソはつけなかったのです。本心を見抜いていた女神は、男性の捨てきれない想いを諭したのでした。力強い女神の目は、「諦めるのはまだ早い」といっているかのようです…!漫画は、夢を持ったことのある人々の共感を呼んだ様子。男性を応援する声が数多く寄せられました。・マジで好き。・たったの4コマで感動した。・金でも銀でもない、ボロボロのギターを返してくれ。・こうしてスターが誕生したんですね!・泉の女神とバンドを組む、熱い展開を希望。心が夢を追う限り、人は立ち止まれないもの。夢が叶うか、情熱が尽きるその日まで、自分の想いと向き合っていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年08月16日Netflixが配信開始から間もない『グレイマン』について、続編とスピンオフ映画を製作することになったという。「『グレイマン』ユニバースが広がります!現在、『グレイマン』の続編を開発中です。主演のライアン・ゴズリング、監督のジョー&アンソニー・ルッソ、共同脚本家のスティーヴン・マクフィーリーが戻ってきます!さらに、多くの人から高い評価を得ているポール・ワーニック&レット・リース(『デッドプール』)による、スピンオフの製作も進行中です」とツイッターで発表。『グレイマン』は、マーク・グリーニーの小説「暗殺者グレイマン」シリーズを原作とした映画で、ライアンはCIAに裏切られ、逃亡生活を余儀なくされる暗殺者シエラ・シックス/コート・ジェントリーを演じている。シックスの命を狙うサイコパスな暗殺者ロイド・ハンセン役をクリス・エヴァンス、シックスを助けるCIAエージェントのダニ・ミランダをアナ・デ・アルマスが演じているほか、「Marvel アイアン・フィスト」のジェシカ・ヘンウィック、「ブリジャートン家」で大ブレイクしたレゲ=ジャン・ペイジらも出演。続編にはライアンが引き続き主演するが、スピンオフの主演はだれか明らかになっていないため、「ぜひクリス演じるロイドを!」という映画ファンの声がツイッターに寄せられている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-【Netflix映画】グレイマン 2022年7月15日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、イオンシネマほか全国にて公開、7月22日よりNetflixにて配信
2022年07月27日