JALは12月15日、2016年1月12日~2月29日まで成田=パリ線を運休することを発表した。11月13日にパリで発生した同時多発テロにより、フランス国内では非常事態宣言が発令されて以降もJALは運航を続けてきたがしてきたが、需要の大幅減に考慮して成田線の運休を決めた。運休する路線はJL415(15:05成田発/19:40パリ着)とJL416(21:20パリ発/翌17:05成田着)の1日1便。運休期間は1月12日~2月29日(1月20日、21日、22日、25日、2月11日、12日、14日を除く)で、3月以降については現状、未定となっている。該当便の予約者にはJALより順次連絡される。なお、羽田便は通常通り運航となり、希望者には羽田便への振り替えなどにも対応する。
2015年12月15日自然と“都市”の関係性を絵画で探る企画展「自然と都市―印象派からエコール・ド・パリまで」が、16年3月13日まで神奈川県・箱根のポーラ美術館にて開催されている。時代とともに変化していく“自然”と“都市”の風景。近代化が進んだ19世紀後半、画家たちはこのふたつの主題との新たな関わり方を模索していた。同展では、19世紀後半から20世紀初めに近代化の波によって巨大な都市へと変貌をとげたパリの風景を描いたモネやシャガールらの風景画約70点を展示。数々の名品をもとに、芸術都市であるパリを中心に、“自然”と“都市”をめぐる美意識の変遷を紐解いていく。また、1889年と1900年に開催されたパリ万博を機に建てられたエッフェル塔などの建造物を題材とした当時の絵画やポストカードも合わせて展示。さらに、会場では地図が配布され、資料を見ながらパリを散歩するように展覧会が楽しめるようになっている。その他、「乳白色の下地」で知られる画家のレオナール・フジタ(藤田嗣治)の「少女と猫」、モネに戸外制作を教授した画家のウジェーヌ・ブーダンの「ウジェーヌ・ブータン」の新収蔵作品2点も展示されている。【イベント情報】自然と都市―印象派からエコール・ド・パリまで会場:ポーラ美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285会期:10月3日~16年3月13日時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般1,800円、高大生1,300円、小中生700円会期中無休
2015年11月22日華やかで多彩なフレーバーが楽しめる女性に人気のフランス産スパークリングワイン「カフェ・ド・パリ」が、11月6日~8日の3日間、六本木ヒルズ大屋根プラザにて、SCRAPとコラボレーションし、『Cafe de Paris × リアル脱出ゲーム「白い部屋からの脱出」』を開催する。「カフェ・ド・パリ」は、ペルノ・リカール・ジャパン株式会社が展開するフランス産スパークリングワインで、フランスをはじめ、世界70か所以上で愛されている。6種のブドウを使用した高品質なスパークリングワインに、自然のものから抽出したフレーバーを加えてつくられており、フルーティな味わいと繊細な泡立ちが若い女性たちに人気のお酒だ。今回、開催される「リアル脱出ゲーム」とのコラボレーションイベント『Cafe de Paris × リアル脱出ゲーム「白い部屋からの脱出」』では、“カラフルなきらめきの体験”をテーマに、プロジェクションマッピングやキネクトテクノロジーなどリアル脱出ゲーム史上初のデジタルを駆使した体験型エンターテイメントイベントとなっている。「リアル脱出ゲーム」は、2004年に発表された「クリムゾンルーム」というネットの無料ゲームを発端に爆発的に盛り上がった「脱出ゲーム」を、フォーマットをそのままに現実世界に移し替えたもので、これまでにマンションの1室や廃校、廃病院、そして東京ドームや六本木ヒルズなど、様々な場所で開催されてきた。2007年に初開催して以降、現在までに160万人を動員している。今回のリアル脱出ゲームのストーリーは、家具や壁、天井などがすべて真っ白な部屋に閉じ込められた参加者4人1組が力を合わせて、部屋の中に隠れた奇妙な暗号や謎を、頭と体を使って解きながら脱出に挑戦。隠された5つの謎を解き明かすごとに、真っ白な部屋に色が取り戻される仕掛けになっており、全ての謎を解き、カフェ・ド・パリらしいカラフルな世界を取り戻したら脱出成功だ。会場には、「カフェ・ド・パリ」が無料で試飲できるブースも登場するほか、10月15日からは、イベントに先駆け、『Cafe de Paris × リアル脱出ゲーム「白い部屋からの脱出」』特設サイトにスマホでアクセスしてオリジナルの無料ゲームにチャレンジし、180秒以内に謎を解いて、カフェ・ド・パリのボトルを開けることができたら、プレゼントチケットが進呈されるというゲームを提供する。イベント当日、チケットを提示するとカフェ・ド・パリのミニボトルとオリジナルキーチャームがプレゼントされる。(数量限定、先着順)謎解きゲームに挑戦しながら、カフェ・ド・パリも楽しめるというユニークなイベント。秋のレジャーのワンスポットとして、4人集めてチャレンジしてみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2015年10月26日世界中のファッショニスタから愛されているパリのファッションブランド「イレブン・パリ(ELEVEN PARIS)」が、10月23日(金)から11月6日(金)まで、ラフォーレ原宿1Fのエントランススペースにてオープンする。「イレブン・パリ」は、2003年にパリで創立され、毎シーズン、ロック界のスターや有名な写真家、モデルなどを起用したPRキャンペーンを展開していることなどでも知られており、現在世界40か国以上、1,000を超えるショップで展開されている。今回は国内2度目の期間限定ポップアップストアとなる。大人気の「LIKE IS A JOKE」シリーズをはじめ、スキニーデニムで一世を風靡したパリ発の「APRIL77(エイプリル77)」とのコラボレーションデニム、海外セレブの名前を使ったメッセージプリントがアイコニックな「familyシリーズ」などは、今回のポップアップストアのみでの限定販売となる。また春夏コレクションで人気を博した、“ディズニー”とのコラボレーションシリーズや、今年の最新作が公開となる話題の映画『スターウォーズ』とのコラボレーションもニット、スウェットなど秋冬アイテムとなって再登場する。中心価格帯は15,000円~35,000円程度となる。また今回のポップアップストアでは、税込25,000円以上商品を購入すると、海外のみでしか手に入らない、ELEVEN PARISオリジナルのiPhoneケースがもらえる。(先着順、なくなり次第終了)(text:Miwa Ogata)
2015年10月20日○ホビーのドローンからビジネスのドローンへ2015年9月25~26日に東京・お台場の日本科学未来館で「Breakthrough Summit(ブレークスルーサミット)」と呼ぶ、新技術に関する講演会が開催された。後半の26日には、「Drone Day(ドローンデイ)」と銘打ち、ドローンに関する講演会や座談会などが数多く実施された。その中で、「ドローン:マネタイズの可能性」と題した座談会がとても興味深かったので、その概要をご報告しよう。スピーカーを3名、モデレータを1名とするトークセッションである。モデレータは牧浦土雅(まきうら・どが)氏。株式会社オブリージュのCEOである。スピーカーの最初の1名は玉川憲(たまがわ・けん)氏。ソラコムの代表取締役社長をつとめる。次に、渡辺健太郎(わたなべ・けんたろう)氏。マイクロアドの代表取締役である。最後に野波健蔵(のなみ・けんぞう)氏。千葉大学特別教授であり、自律制御システム研究所の代表取締役をつとめる。セッションは、出席者の4名がそれぞれを自己紹介するところから始まった(以下は文中敬称略)。牧浦土雅(以下牧浦) みなさん、こんにちは。きょうのこのセッションをモデレートさせていただく、牧浦土雅です。タイトルは「ドローン:マネタイズの可能性」。「ドローン」というワードは、ここ最近は本当に誰でも知っているようになりました。ホビーとしてのドローン、そしてビジネスへと。ビジネスとしてのドローンの可能性はどうなのだろうか。事業としてのドローンの可能性を、このセッションで深掘りしていければと思います。それでは、皆さまから、自己紹介をしていただきたく、お願いいたします。玉川憲(以下玉川) 玉川です。ソラコムという会社を経営しています。もともとはアマゾンで5年ほど、日本のAWSクラウド事業の立ち上げをしていました。その後で今年(2015年)にソラコムという会社を創業しました。ソラコムは、IoTのためのプラットフォームづくりをしています(注記:このプラットフォームは2015年9月30日に発表された(関連記事:ソラコム、IoT向けネットワークプラットフォーム「SORACOM」と関連サービスを提供開始)。個人的にはドローンが大好きで、ビジネスを含めて真剣に検討しています。渡辺健太郎(以下渡辺) マイクロアドの渡辺と申します。マイクロアドは、インターネット広告のプラットフォーム事業を手がけている会社です。ドローンに関してはビジネスへの展開をいろいろとリサーチしたり、あちこちで相談させていただいたりしています。来年には広告関係で、外に出せるものを何かやりたいなと、いろいろと準備しているところです。○国産のドローンと海外製のドローン野波健蔵(以下野波) 野波です。2013年11月に自律制御システム研究所という会社(注記:ドローンを開発、製品化する大学発のベンチャー企業)を立ち上げて、ドローン・ビジネスのまさに最前線におります。2013年11月にスタートした会社は始めは10名ほどだったのですが、現在は40名くらいの人員がおります。大学では自律制御システムの研究を30年ほど、ドローンの研究を20年ほど、やってきました。非常に地味な研究なのですが、おかげさまで最近はあちこちで注目を集めています。会社には毎日のように、引き合いがきています。国内の企業や官公庁、そして海外からもきています。面白いことに、中国からも引き合いがあります。ドローンはちょうどいま、ホビー用から業務用へと拡大する、そのとっかかりに来ています。本日は熱く語っていきたいと思います。牧浦 今、海外から野波さんのところに問い合わせがくるとおっしゃっていたのですが。なぜ日本なのでしょうか。野波 現在話題となっているホビー用のドローンは主に海外製です。しかし、海外製のドローンでも、使われている部品は3分の1が日本製なのです。しかも重要な部品はかなりの割合で日本製です。例えば、ESCというモーターをドライブする部品は、米国製ですと100時間しか持たない。それが日本製ですと1000時間の寿命があり、米国製の10倍も長持ちします。ですから、日本製に期待するということは、あると思います。牧浦 野波さんの会社で開発されているドローンの部品は、すべて国産なのでしょうか。野波 完全というわけではありませんが、ほぼ純国産です。牧浦 渡辺さんの会社は東南アジアの各国に拠点を置かれている。ドローンに関するビジネスを始めるとしたら、どこが候補になりますか。渡辺 うーん・・・。エンターテインメントということで考えると、シンガポールやフィリピンではカジノを始めとする新しい市場ができています。新しいエンターテイメントが求められているということから考えると、シンガポールあるいはフィリピン、かもしれないですね。牧浦 そうしますと、場所に対するこだわりはあまりないと。渡辺 そうですね。ニーズがあるところで、始められれば良いかなと。○山形で飛行させたドローンのカメラを東京で操作牧浦 玉川さんは、会社の名前に「ソラ(空)」が入っています。それは創業のときにドローン・ビジネスを視野に入れていたからでしょうか。玉川 いいえ。あれは「空」ではなくて「宇宙」の「宙」のソラなんです。先ほどご説明したようにIoTをやっている会社なので。モノをインターネットにつなげて、その裏側に、クラウドのような、コストが低くて処理能力の高いものがある、そういった世界観ですね。どんどんデータが入ってきて、解析して、それをフィードバックして面白いことをするという。玉川 僕はドローンにはとても興味を持っていて。なぜかというと、ドローンは空中を動き回るし、無線で通信するし、人間では見ることのできな視点からモノを見ることができるからです。そういったことから、ドローンを使った面白い実験をしています。ドローンを使った実験をしているのは山形県にある「熱中小学校」という社会人向けの小学校で、僕はここの教員(教頭)をしています。玉川 実験には、野波先生のところのドローン「MS-06LA」を使っています。このドローンは市販のネットワーク・カメラを積んでいまして、カメラの映像をインターネット経由で送ったり、カメラをインターネット経由で操作したりできます。そこでドローンの操縦は山形県で友人にやってもらって、カメラの操作を東京のソラコムでやるという実験をしたところ、大成功でした。牧浦 これはソラコムでドローン・ビジネスへと展開するのでしょうか。あるいはシステム自体を販売する可能性はあるのでしょうか。玉川 それは今のところは考えていません。ソラコムはエンジニア集団なので、システムづくりはやります。サービスは別のところになるでしょうね。例えば観光ツアーをサービスする会社があって、人間が入れないところから撮影した映像をお見せする、そのシステムをソラコムが開発する、といった可能性は考えられます。(続く)
2015年10月05日カフェ・ド・クリエを展開するポッカクリエイトはこのほど、カフェ・ド・クリエ店舗(一部店舗除く)にて、ドリンクメニュー「カラメルアングレーズラテ」「ソルベージュ カラメルプディング」、フードメニュー「トーストサンド 日南どりの醤油チキンとたまご」を発売した。○秋のティータイムにふさわしい、ヨーロピアンなデザートドリンク同メニューは、同店20周年第29弾として登場した商品。「カラメルアングレーズラテ」は、アングレーズソース(イギリス風のカスタードソース)とミルク、エスプレッソを合わせたドリンクに、カラメルソースをトッピングしてビターな味わいだというホットのデザートドリンク。アングレーズソースは、デザートソースの一種でイギリス風のカスタードソースを意味する。価格は380円~(税込)。「ソルベージュ カラメルプディング」は、アングレーズソースをフローズンにしてプリンをトッピングした、まるで「飲むプリン」のようなアイスのドリンクとなる。価格は420円~(税込)。秋のチキンサンド「トーストサンド 日南どりの醤油チキンとたまご」は、日南どりを九州産の甘みのある「フンドーキン醤油」を使ったタレに付け込み、アクセントで七味唐辛子をプラス。相性の良いゆで卵と合わせてボリューム感のある一品に仕上げたとのこと。価格は単品440円(税込)。ドリンクセットは650円(税込)。
2015年09月20日米軍の軍事ドローンの恐るべき実態と対テロ戦争の知られざる真実を暴くイーサン・ホーク主演の問題作『ドローン・オブ・ウォー』(10月1日公開)の新予告映像と新ビジュアルが28日、公開された。2001年の9.11同時多発テロ以降、米国が対テロ戦争における画期的な兵器として利用し、戦争のあり方を根底から変えたと言われている無人機ドローン。本作では、遠隔操作で爆弾を投下するドローンを用いた現代戦争の恐ろしい実態と、アメリカ国内の"戦地"と"家庭"を行き来するドローン操縦士の異常な日常をリアルに描く。『プライベート・ライアン』『ハート・ロッカー』『アメリカン・スナイパー』など、戦争の臨場感を体感させる戦争映画の傑作は数多くあるが、本作には戦場のシーンは一切ない。イーサン・ホーク演じる主人公のドローン操縦士トミー・イーガンにとって、アメリカ国内のエアコンの効いたコンテナが戦場なのだ。昼は何人もの人々をクリック1つで殺害し、夜にはマイホームで家族とディナーを楽しむ。そんな異常な日常により、トミーはPTSD(心的外傷ストレス障害)に苦しめられていく。公開された新ビジュアルでは、イーサン・ホーク演じるトミーが、ターゲットのテロリストが潜むアフガニスタン上空を飛ぶドローンがとらえる映像に、厳しい表情を浮かべている。また、新予告映像では、標的の近くに非戦闘員がいるにも関わらず攻撃を指示する上官に従って、ドローンコックピットから1万キロ以上離れた標的に次々と爆撃を行うトミーの葛藤する姿が映し出されている。本作でメガホンをとったアンドリュー・ニコル監督は、『ガタカ』でもイーサン・ホークとタッグを組んでいる。(C)2014 CLEAR SKIES NEVADA,LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2015年08月28日オプティムは8月27日、ドローン対応ビッグデータ解析プラットフォーム「SkySight」を発表した。Skysightは、ドローンによる空撮だけでなく、ドローン、IoT、ウェアラブルのデジタルビッグデータを統合管理し、「ビッグデータ解析」「画像解析」「遠隔制御」を行うプラットフォーム。スキャニングデータ、センシングデータ、デジタル作業ログデータを組み合わせることで、複合的な情報による判断や新たな発見を可能とし、過去データをさかのぼって解析できるため、経過比較による情報の判断なども行える。また、ビッグデータとして蓄積したデジタルデータに対して、各産業の専門的な知見(アルゴリズム)を組み込んで自動解析できるほか、同社のリモートテクノロジーにより、ウェアラブルデバイスを遠隔地からも制御することができる。なお、同社と佐賀大学農学部、および佐賀県生産振興部は8月27日に連携協定を締結し、デジタルスキャニングビッグデータを活用した、農業ITの研究・実践を行っていくという。具体的には、佐賀県が保有する農業試験研究機関の圃場および、佐賀大学が保有する圃場のすべてに、ドローンを活用したデジタルスキャニングを実施する。スキャンしたビッグデータを解析し、病害虫の早期発見や生育管理を手軽に行えるようになることで、人材不足の解決と効率的な農作業(施肥、雑草・害虫・鳥獣害防除、収穫)を目指すとしている。
2015年08月28日ジャストシステムは17日、ドローン(小型無人航空機)に関するアンケート調査の結果を公表した。これによると、ドローンの規制に賛成するユーザーが64%、反対するユーザーが11.1%となり、規制へ賛成する人が多いことがわかった。どちらでもない、わからないと回答したユーザーは25%に上った。調査は同社のセルフ型アンケートサービス「Fastask」にて実施し、10代から60代までの552名(男性282名、女性270名)から回答を得た。なお、調査では小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計が100とならない場合がある。調査によると、ドローンの規制について「規制に賛成する」と回答した人は32.8%、「どちらかというと規制に賛成する」が31.2%と、賛成派が全体の6割超を占めた。一方、「規制に反対する」と回答した人は4.0%、「どちらかというと規制に反対する」が7.1%となり、規制への賛成が反対を大きく上回る結果となった。「どちらでもない」と回答した人は15.6%、「わからない」と回答した人は9.4%となった。規制の程度についての賛否を尋ねた質問(n=353)では、「使用禁止区域を定める」が"非常に賛成""どちらかというと賛成"の合計が最も多い計87.5%、続いて「購買者情報の登録を義務づける」が86.4%、次いで「撮影データに関してプライバシーの配慮を義務づける」が計84.7%という結果となった。また、規制のメリットとしては、「ドローンが安全に有効活用される」が最も多い38.2%、続いて「ドローンのイメージが改善され、普及しやすくなる」が20.1%、次いで「ドローンの事故が減る」が16.7%となり、今後ドローンを活用していく上で規制が必要という見方が多い結果となった。一方、ドローン規制に「反対」とした人(n=61)に対し、規制反対の理由を尋ねたところ、「各領域での活用を期待しているから」が最も多い31.1%、次いで「利便性が高いものだから」と「用途が制限されるから」が同数の19.7%、次いで「自由に使いたいから」が8.2%となった。ドローンに関しては、地方の成長戦略として活用するドローン特区に設ける議論が高まる一方で、2014年4月に発生した首相官邸への落下事件をきっかけに首相官邸や皇居など重要施設の上空での飛行を禁じる法案が提出されたり、都内の一部の区の公園などでドローンの飛行が禁止されるなど、運用について試行錯誤が続いている。
2015年06月18日カフェ・ド・クリエを展開するポッカクリエイトはこのほど、カフェ・ド・クリエ店舗(一部店舗除く)で、20周年第19弾の商品としてフードメニュー「クロワッサンサンドハムとクリームチーズ」を発売する。また、6月17日より20周年第20弾の商品として、ドリンクメニュー「ココナッツミルクココア」「オレンジセパレートティー」「フレッシュオレンジティー」、フードメニュー「トーストサンドパンチェッタとマスカルポーネ」を発売する。○クロワッサン本来の味を楽しむサンドイッチなどが登場「クロワッサンサンドハムとクリームチーズ」は、スモークハムとクリームチーズのシンプルな具材の組み合わせで、クロワッサン本来の味を楽しめるサンドに仕上げたという。価格は単品390円、ドリンクセット600円。6月17日発売の「ココナッツミルクココア」は、クリエの定番人気のココアとココナッツミルクを合わせ、優しい甘さと、ココナッツの風味が夏にふさわしい一杯になっているという。価格は390円~。紅茶とオレンジを合わせた爽やかなフルーツティー「オレンジセパレートティー」は、アイスティーとオレンジジュースの2層になった夏のフレーバーティー。オレンジピールの香りが上品な仕上げとのこと。価格は360円~。「フレッシュオレンジティー」は、少し肌寒い夏の日におすすめのホットのフレーバーティー。オレンジの香りを存分に楽しめるという。価格は360円。フードメニュー「トーストサンドパンチェッタとマスカルポーネ」は、旨味がギュッと詰まったパンチェッタに、程よい酸味が効いたトマトペーストやマスカルポーネを合わせている。価格は単品450円、ドリンクセット660円。販売店舗は、「カフェ・ド・クリエ」「カフェ・ド・クリエプラス」。一部店舗では取扱いをしていない。また一部店舗にて価格が異なる場合がある。※価格はすべて税込
2015年06月14日ペルノ・リカール・ジャパンは6月1日、フランス産スパークリングワイン「カフェ・ド・パリ」から、夏季限定品「カフェ・ド・パリ マンゴー」(オープン価格)を出荷開始する。○日本で企画された日本でしか買えない夏季限定商品同商品は2011年~2013年の3年間、夏季限定品として発売していたが、2014年に発売を休止。このたび、消費者から寄せられた復活のリクエストに応え、パッケージをリニューアルして再び登場するという。マンゴーから抽出した天然のフレーバーを高品質のスパークリングワインに加え、瑞々しいマンゴーの程よい甘さと爽やかな酸味を追求し、食事などあらゆるシーンで楽しめる味わいだという。日本で企画され、日本人の味覚に合うように作られた「世界中で日本だけでしか買えない特別な一本」になっている。新ボトルは、2010年よりカフェ・ド・パリの広告ビジュアルを担当している世界的イラストレーター「永宮陽子(YOCO)」デザインによるフルラッピングパッケージ。遠くから見ても目を惹くような元気なマンゴーカラーを基調に、イラストは風を感じさせるような夏の爽やかさを表現した。
2015年05月25日河北新報社とヤフーは5月19日、「ツール・ド・東北 2015」の全5つのコースおよび「ツール・ド・東北チャリティーライダー」プログラム、「ツール・ド・東北 クルー」への参加エントリー受付を開始したと発表した。「ツール・ド・東北」は、東日本大震災の復興支援および、震災の記憶を未来に残していくことを目的に、宮城県三陸沿岸の2市2町(石巻市、女川町、南三陸町、気仙沼市)を舞台に開催するサイクリングイベントで、今年で3回目。昨年の申し込み状況をふまえ、募集人員を3,000名から3,500名に増員し、また、昨年より広い地域の現状と東北の美しい風景を感じられるよう、気仙沼市をスタート地点とするコース「気仙沼ワンウェイフォンド(95km)」を新設した。今大会より、東北の魅力の1つである「食」をテーマにした新企画「ツール・ド・東北 応"縁"飯」も実施し、コース上の休憩箇所であるエイドステーションや、スタート・ゴール地点の石巻専修大学で展開するフードイベントで、9月12日、13日に東北の旬の食材を使用したメニューを提供する。また、会場内での受付などを行う大会運営ボランティア「ツール・ド・東北 クルー」も募集。昨年同様、「ツール・ド・東北 クルー」参加者は、翌年の大会でライダーとして参加できる優先出走権を得られるなど、一度きりの参加ではなく、長期的に大会に関わってもらう参加形式となり、ほかに、参加ライダーやクルー(ボランティア)を現地の協力者の自宅に泊める「民泊」も用意している。大会当日には、各コース上とエイドステーションを巡る「応援ツアー」があり、ライダー以外も、ライダーと同じコースを巡り被災地の様子を見ることができる。気仙沼大島へのサイクルフェリーも運航されるので、サイクルフェリーに自転車を搭載して、気仙沼大島までアクセスが可能だ。
2015年05月20日無意識のうちに持っている、パリ=素敵の方程式。パリ女性のライフスタイル本も数年おきにベストセラーになります。なぜ惹かれるんだろう? 話題本の紹介とともにその疑問に答えます。 フランス女性のライフスタイルを紹介する“パリ本”は、数年に一度必ずと言っていいほど現れ、日本の女性に憧れを残す。その理由を近著に『専業主婦になりたい女たち』(ポプラ新書)がある作家の白河桃子(しらかわとうこ)さんはこう話します。 「少女漫画黎明期の作家や雑誌編集者がヨーロッパの文化を志向した’70年代の頃から、“パリ好きDNA”が受け継がれていると思います」(白河さん) では、その後何十年も憧れであり続ける、その魅力って? 「女性が女性であることを楽しんでいること。妻や母である前に、まず女だということが前提にある。自分を犠牲にするという選択肢がないんです。その意識をもとに、素敵に暮らすためのエッセンスが蓄積されている。 パリ本の内容を読むと、衣食住に意識を持つことに関しては、日本の考え方からそう遠くはないんです。けど日本の場合、それが“女の仕事だから”という、滅私奉公のような意識から生まれている。そうではない“自立して暮らすにはこういうことも大切だよね”という自主的な発想だからこそパリ本は共感できるんです。本は世界を覗く“窓”。パリ本も、女性としての生き方を考える材料の一つになるはずです」 ◇パリの女性の生き方は、日本人の憧れと重なる部分が多いよう。『フランス人は10着しか服を持たない』ジェニファー・L・スコット大和書房1400円 写真・土佐麻理子 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月11日5月、東京都交響楽団を指揮するベルトラン・ド・ビリーは、パリ生まれのフランス人。コンサートとオペラの両輪で活躍し、2002~2010年にはウィーン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督を務めるなど、ヨーロッパで多くのポストを歴任している指揮者だ。すでに何度か来日して日本でもおなじみだが、都響にはこれが初登場となる。「ぜひ呼びたい」と彼を指名したのは、今シーズンから都響の第5代音楽監督に就任した大野和士。その魅力を次のように語っている。東京都交響楽団 5月定期公演のチケット情報「以前から評判は聞いていましたが、初めて出会ったのは彼がバルセロナのリセウ大劇場で首席指揮者を務めていた頃です。大変な才人で、学生時代からヴァイオリニストとしても名を馳せながら、指揮者としてもどんどん頭角を現してきました。作品への洞察力、スコアを読み込む力、いずれも長けており、作品全体を把握してその構造を見通しよく明らかにする力が素晴らしいと思います」今回はふたつの公演を振る。5月13日(水)の定期演奏会(東京文化会館)はフランスの現代作曲家アンリ・デュティユーとブラームスというふたりの作曲家の「交響曲第2番」。そして5月17日(日)のプロムナードコンサート(サントリーホール)では、ベートーヴェン、モーツァルト、シューベルトというウィーンゆかりのプログラムを聴かせる。彼ならではのプログラム・ビルディングに大野も期待を寄せる。「デュティユーとブラームスのプログラムは、いわば相対するふたつの大曲。まったく異なる内容、形式をもつ作品です。きっと熱く、しかも整然とした解釈で聴かせてくれるでしょう。また彼は近年、ウィーン放送響で芸術監督を務めるかたわら、ウィーン国立歌劇場にも登場し、フランスもの、ドイツもの、いずれにも如何なくその才能を発揮してきました。ベルトラン・ド・ビリーというひとりのフレンチ・コンダクターの感受性の中に、全ヨーロッパ的、全世界的なものが共存している、とでも言いましょうか。彼の音楽の中に、きっと目を見張る点を見出すことになると思います」大野は今シーズンの都響定期全体のテーマを「対照の妙味」と表現しているが、デュティユーとブラームスなどは、「フランスとドイツ」「現代と古典」がそれぞれに互いを照らす、まさにそのテーマに合致した選曲だろう。楽しみな初顔合わせになりそうだ。文・宮本明
2015年05月01日カフェ・ド・クリエを展開するポッカクリエイトはこのほど、カフェ・ド・クリエ店舗で、20周年第11弾の商品としてドリンクメニュー「ビターキャラメルホイップラテ」「アイスビターキャラメルホイップラテ」、フードメニュー「ソフトフランスサンド アボカド」「パスタ ホタテと桜海老のバター醤油」、デザートメニュー「ベルギー産チョコレートのズコット」を発売した。販売は一部店舗を除く○ドリンク、フード、デザートで季節感あふれる新メニューが登場「ビターキャラメルホイップラテ」は、人気のフレーバー"キャラメル"を使ったビターリッチなカフェラテ。アイスとホットで発売する。濃いめのエスプレッソとキャラメルミルク、さらに甘さ控えめのホイップクリームをふんだんにトッピングしたドリンク。カラメルキャンディチップの食感が楽しめるという。価格は、ホットがトールのみで390円(税込)。アイスは390円(税込)~。サンドからは、以前好評を得たという「ソフトフランスサンド アボカド」が再び登場。トッピングのクリエオリジナルわさび醤油ソースが味のアクセントになり、軽食としておすすめだという。単品290円(税込)、ドリンクセットは500円(税込)。春のパスタは、桜海老とキャベツなどが入った「ホタテと桜海老のバター醤油」が登場する。クリエオリジナルのバター醤油ソースは、バターの風味豊かな洋テイストになっており、具材のホタテや桜海老などをソースに絡めることでより一層味わい深く楽しめるとのこと。単品690円(税込)、ドリンクセットは900円(税込)。ベルギー産チョコレートを使用した本格的なチョコレートケーキ「ベルギー産チョコレートのズコット」は、濃厚なガナッシュとチョコレートホイップを味わうケーキに仕上げた。価格は390円(税込)。販売期間は、4月8日~。販売店舗は、カフェ・ド・クリエ、カフェ・ド・クリエプラス。なお、一部店舗では取扱いをしていない。また一部店舗にて価格が異なる場合がある。
2015年04月12日JALは2月24日、3月28日をもってエールフランス航空の運航する羽田~パリ(シャルル・ド・ゴール)線でのコードシェアを終了することを発表した。対象便はJL5057便(羽田22:55発)とJL5058便(パリ23:20発)。なお、シャルル・ド・ゴールを発着するヨーロッパ域内便のコードシェアは引き続き実施する。該当便の予約している人には、順次JALより連絡を行い、旅行会社を通じて該当便を予約の場合は、旅行会社で対応するという。
2015年02月26日サワダアートプランニングは、2015年5月21日(木)に大阪府大阪市のザ・シンフォニーホールにて『フジコ・ヘミング&マキシム・ヴェンゲーロフ コンサート』を開催します。本コンサートでは、日本とヨーロッパを股にかけ活躍し続けている“魂を奏でるピアニスト”、フジコ・ヘミング氏と、世界一の実力を持つと言われている“キング オブ ヴァイオリン”、マキシム・ヴェンゲーロフ氏の、音楽界の2人の巨匠の初共演が実現。今回は、多忙を極めるフジコ・ヘミング氏に貴重なお時間を割いていただき、初共演に関するインタビューにお答えいただきました。――マキシム・ヴェンゲーロフ氏と初共演することになった経緯を教えていただけますか。フジコ・ヘミング(以下フジコ、敬称略):「彼と共演する話は実は何度もあったのだけど、彼が腕を痛めて、なかなか実現しなかったのね。それで、あれは2009年頃だったと思うけど、彼が日本へ来たときに2回ぐらい、初めて一緒に食事をしたの。彼は私のCDを聴いてきたのか、食事の席で私のピアノをお世辞を並べて持ち上げるわけ(笑)。それで私は、一度は彼と一緒にやってみたいと思ったわけだけど、芸術家の中には悪いヤツもいっぱいいるから、今は用心して練習してる段階ね(笑)」――ヴェンゲーロフ氏の人柄がまだわかっていないから、用心していると(笑)。フジコ:「芸術そのものが、人を惑わすものじゃない? だから一流と呼ばれる人の中には、ちゃらんぽらんなイカサマ師がゴソゴソいるわけ(笑)。実際に私は今までそういう人に、何人も会ってきていますからね。ただ、一緒に演奏したらどんな人かわかるでしょうけど。本番までに2回しか会って合わせる時間がないんだけれど、デュオはお互いに譜面を見ながら弾くし、事前にCDを聴いておけばクリアーできる問題なのよ」――5月の本大阪公演を含め、フジコさんはおいくつになられても精力的に活動していますよね。健康の秘訣は何なのでしょうか。フジコ:「よく聞かれるわ(笑)。私、普段は質素な食事を好んでしているの。じゃがいもとワカメが入ったお味噌汁を食べただけでお腹がいっぱいになっちゃうこともあるし、お茶漬けとお漬物ですませることもあるのね。お肉もお魚も、まったく食べない。それでも病気ひとつしたことがないし、ちょっとコンコンと咳が出たら、のど飴を舐めればすぐ治っちゃう。私の家には薬って置いてなくて、あるのは漢方薬だけ。それでも健康でいられるんだから、秘訣と言ったら…健康保険に入っていないからかしら(笑)。20年ぐらい前にドイツの音楽学校で講師をしてた頃は、オートマートに給料から健康保険料が天引きされていたのね。その後、講師を辞めたときにドイツ人に健康保険料のことを相談したの。そうしたら、『健康保険料は高すぎてバカげているから、病気になったときに払ったほうが、君は病気にならないよ』と言われて、その通りにしたのよ。その20年前から今まで、歯医者に2回ほど行って、6000円払っただけ。私、病院では死にたくないの。だからもし今がんにかかったとしても、お医者に行かないで、家でいっぱいいる猫に囲まれて死にたいのよ(笑)」――そんな…! まだまだフジコさんのピアノを聴きたいファンは大勢いますよ!フジコ:「そうね、死ぬ話より今は5月の公演のことを考えないと。ピアノって毎日時間をかけて練習して、1日でも弾かないと腕が落ちるから、そこが大変なの。5月の公演ではパガニーニという大天才が作った『ラ・カンパネラ』を弾くんだけど、この曲、バイオリニストが1人で弾いてもたいしたことないのよ。ヴェンゲーロフに弾けと言ったら、きっと恐ろしくなってやめると思うわ(笑)。私は2曲、パガニーニを弾くんだけど、その頃になるとプログラム上、かなり盛り上がっているはず。リストの曲はサーカスを見ているようなものだから。そしてラストで、ヴェンゲーロフと私が共演するんだけれど、きっと年代問わず引きこまれてしまうはずよ」フジコ・ヘミング氏とマキシム・ヴェンゲーロフ氏の間では、ブタペストにあるエリザベス女王の宮殿で演奏する話も持ち上がっているそう。フジコさんは「彼がOKすれば、チャリティーコンサートにして貧しい子供たちを助けることができるかもしれないの。実現するかは決定ではないけど、今から楽しみ」と語っていましたが、日本で2人の共演が見られるのは、2015年5月21日(木)の一夜限り。チケットは即完売が予想されるため、気になった人は急いで問い合わせを!・サワダアートプランニング 公式サイト
2014年12月25日FASHION HEADLINEを始め、雑誌・新聞などでファッションジャーナリストとして活躍する清水友顕さんは、ブログ『友くんのパリ蚤の市散歩』や書籍『パリのヴィンテージファッション散歩 』などの著者としても知られる、パリのビンテージのスペシャリスト。約20年前、ファッションを学ぶ学生だった時にファッションのネタ探しのために蚤の市に通い始め、今では週5日通うこともあるほど。長年の経験から培われた審美眼と独自の感性でセレクトされたビンテージアイテム達は日本にも届けられ、日本各地で開催されるポップアップショップはいつも大盛況。毎回心待ちにしているファンも多い。今回、そんな清水さんの蚤の市散歩(買い付け)に同行。清水さんのビンテージワールドの舞台裏をレポートする。取材当日は 9時半にパリ8 区のモンソー公園に集合。そこから 5分ほど歩いて、清水さんとの待ち合わせ場所であるトレラール通りに到着した。高級住宅街で開催されるこの蚤の市は、プロが少なく、住民による出店が多いのも特徴。「蚤の市というより、地域住民によるバザーといった方が正しいかも」と清水さん。食品以外は何でも売っていいことになっているという。「お金持ちが多い地区だから良いものが出てくる可能性がある」と清水さん。先祖が撮影したのではと推測される古いスナップ写真から、子供が昔遊んだおもちゃ、家具など、様々な商品が並ぶ。魚屋の店先では、昔店で使っていた魚の形の陶器や皿などが売られていた。インテリアを扱う店先では、 1950年代のデザイナーズランプなどを日本のビンテージショップにも卸しているという。清水さんは、コレクターズアイテムであるキノコのキャニスターを発見。ホーローの水差しやレースを購入。次に向かったのは、シャンピニー・シュール・マルヌのマーケット。 2,000件以上が出店する大規模なもので、月1回の開催。地元の人や、古物業者が芝生の上に軒を連ねる。ここでは、18世紀から20世紀初頭に掛けての食器などを中心に物色。洗剤やスニーカーなど、新品の日用雑貨などの店も多く、うっかり通り過ぎてしまいそうだが、そんな店の片隅にも、お宝もののアンティークアイテムがこっそり隠れていたりするから面白い。そして、次はモントルイユ市へ向かう。パリからメトロでも短時間でアクセスできるモントルイユは、最近クリエーター達にも人気の都市。パリの地価高騰を避けて引っ越す人が増え、ニューヨークで言うブルックリンのような立ち位置なのだそう。クロワ・ドゥ・シャヴォーは、そんなモントルイユの駅のそば、下町にある蚤の市。元々泥棒市のようだったとのことで、がらくた市のような雰囲気。が、清水さんはさすがプロ。おもちゃの山から発見したのは、シュタイフ社製のクマのぬいぐるみ。蚤の市散歩は、本当に宝探しのようだ。モントルイユ駅から少し離れ、住宅街で開催されていた蚤の市へ。ここも住民が多く出店するバザーのような雰囲気。取材で到着したのは夕方近くで店仕舞い直前。こんな時は正に残り物に福ありで、値引きのチャンスタイムでもある。最後は、モントルイユ駅前の広場での、エマウスによる特別開催の蚤の市へ。ホームレスの救済のためピエール神父が創設した慈善団体「エマウス」は、古着や日常品を扱うショップをパリ市内で運営している。郊外では家具なども扱うことがあり、今回のような家具の市も開催されている。シャンデリアやソファなどが日本円にして1 万円からそろう。不定期開催とあってか、このチャンスを逃すまいとお客さん達も真剣勝負だ。五つの蚤の市を回って集められたアイテム達を並べてみると、見事に“友くんワールド”が誕生していた。これらは清水さんの自宅で大切にケアされて、日本へ届く。後編では、清水さんに、蚤の市散歩の魅力や、出掛ける前に知っておきたいルールなどをお聞きします。
2014年12月03日ペルノ・リカール・ジャパンが展開するフランス産スパークリングワイン「カフェ・ド・パリ」は、12月中の計5日間、東京・渋谷の「マルイシティ渋谷」正面入り口にてプロジェクションマッピング体感イベントを開催する。同イベント「カンパイから奇跡が起こる。カフェ・ド・パリpresents Girls! Cheers! Fantasy!」は、12月8日・9日・19日・20日・21日に開催される。「乾杯した瞬間、魔法がかかる」というストーリーをプロジェクションマッピングで体感できるという。会場ブース内には、参加者の"乾杯"の瞬間を検知する特製グラスを設置しており、同グラスで乾杯するとブースの4面(壁面、床面)にプロジェクションマッピング映像が投影される。宇宙や花火、パリの雪景色、フルーツなど全5種類の映像を楽しめるという。また、プロジェクションマッピング体感の瞬間を写真と動画で撮影し、参加者へプレゼントするサービスも用意しており、参加者はそのままSNSで情報をシェアできる。撮影を終えた参加者には、先着・女性限定でスパークリングワイン「カフェ・ド・パリ」200mlボトル1本をプレゼントする。なお、同イベントの参加は満20歳以上限定。イベント開催時間は11:00~21:00(マルイシティ渋谷の営業時間に準じて変更となる可能性もあり)となる。
2014年12月03日「アンリアレイジ(ANREALAGE)」は、パリファッションウィーク中の9月22日から10月2日まで、パリ3区にあるレクレルール・セヴィニ店で展覧会「ANREALAGE EXHIBITION “A REAL UN REAL AGE”」を開催した。店に入ってすぐのスペースと奥の広いスペースに、アンリアレイジのアーカイブコレクションを展示。森永が自ら服を縫っていた、初期の頃に製作されたパッチワークの作品や、13-14AWに発表され話題になった光で色が変わるドレスが並ぶ。店内の壁に無数に設置されたモニターには、過去のコレクションの映像が映し出され、レクレルールがアンリアレイジの世界観に染まった。24日にはレセプションが開かれ、多くの招待客でにぎわった。その中には、前日のショーの評判を聞きつけてやってきたというイエール国際モード・フェスティバルのプレジデントの姿もあった。レクルールのオーナーであり、数々の才能あるクリエーター達を見出してきたアルモン・アデイダ(Armand Hadida)氏は、「ショーは本当に美しくポエティックでもあり、素晴らしかった。彼のクリエーティビティーやオリジナリティーなど、他に類を見ない才能を高く評価している。パリは彼にとってブランドを成長させるのにベストな場所だと思う。一歩一歩、大きく成長する姿を見守って行くのが楽しみだ。レクレルールはロサンゼルスに来月新店をオープンするが、そこでもアンリアレイジを紹介する予定」と話し、新たな才能の今後に期待を寄せている。
2014年10月02日7月18日、東京ミッドタウン プラザ1階に上質本格フレンチグリルとワインを提供する「GRILL & WINE GENIE’S TOKYO」がオープンした。手掛けるのは、かつて赤坂の地で「マキシム・ド・パリ」をオープンさせた齋藤正浩、阿部有、伊藤正顕の3人。マネジメントは、「Doc Popcorn」「French cafe&wine 虎の門バール」など、今話題の飲食店を運営するFSプランニング。店内の席数は79席。入店してまず目を惹くのは、エントランス両サイドに設置されたワインセラー。ワインは20から30年ものを中心にそろえているが、中には60年前のものも。価格は安いもので3万円前後、高いものだと桁が変わるが、120万円程度のワインでも約70万円で提供するという。シャンパンが泡立つ様をデザインにおこしたレセプションカウンター後ろの壁には、プロジェクションマッピングで泡や水、炎などを投影する。店内の装飾にもこだわり、カリフォルニアで流行中だというチェーンを使ったアート作品を、現地から取り寄せて壁際に配置。他にも、フローリストの今泉冴也香によるフラワー作品、照明デザイナーのインゴ・マウラー製作の照明など、多彩なアートが店内を彩る。料理は、マキシム・ド・パリで定評のあるクラシカルな高級フレンチの質はそのままに、パリの最新トレンドのエッセンスを加えた数々のメニューを、カジュアルスタイルで提供する。フランス最高級ブランド・ルージェ社のフォアグラをソテーした「フランス産フォアグラのポワレ ソース“マデール”」(1,500円)、豚肉や香味野菜をミンチにしてコニャックを振りかけ1週間寝かせた後、オーブンで焼き上げる「パテドカンパーニュ」(1,200円)などの前菜を始め、「骨付き仔牛ロース肉のロースト グランメール風」(2,800円)、「スペイン産熟成豚“ラルポーク”のローストディアブル風」(1,600円)など、素材にもソースにもこだわったメニューがそろう。食事の〆としては、「GENIE’S特製夜のBOULETTE DE RIZ(焼きおにぎり)」(500円)、「GENEI’S特製夜の大人ラーメン」(1,000円)など、なじみのあるメニューをGENIE’Sスタイルに仕立てたものがそろう。また、デザートには、シャンパンの帝王・ドンペリニヨンをおしみなく使った究極の逸品「ドンペリニヨンのカキ氷」(2,100円)を用意。一夜の締めくくりを美しくドレスアップしてもらう狙いだ。営業時間は、日曜から水曜日が11時から15時、17時から24時。木曜日から土曜日が11時から15時、17時から28時。ラストオーダーはそれぞれの終了時間1時間前。
2014年07月16日「サンローラン(SAINT LAURENT)」のアイコンバッグ「サック・ド・ジュール(SAC DE JOUR)」コレクションに14SSより、新サイズの「ベイビー・サック・ド・ジュール(BABY SAC DEJOUR)」(19万4,250円)が登場する。ベイビー・サック・ド・ジュールは、ユニセックスサイズの「サック・ド・ジュール(SAC DE JOUR)」、A4サイズの書類が収納可能な「サック・ド・ジュール・ミニ(SAC DE JOUR MINI)」に次ぐ最少サイズ。取り外し可能なストラップが付く。ブラック、ブルー、ナチュラル、フローイエロー 、フローオレンジ、ピンク、グレー、フローピンク、レッド、ホワイトの全10色。ブラック、グレー、レッドは2月1日より日本先行発売される。サック・ド・ジュールは、エディ・スリマン(Hedi Slimane)による新バッグコレクション。ブランドロゴがフロントに型押しされ、ダブルのチューブハンドルやアコーディオンサイド、マチを調節出来るストラップなど機能的なのも特徴。アクセサリーとして取り外し可能な鍵付き南京錠が付属する。ケイト・モス、ニコール・リッチー、アンジェリーナ・ジョリー、キャメロン・ディアスなどセレブリティーも愛用している。
2014年01月28日パリ・凱旋門近く、ビクトル・ユーゴー通りに本店を構える「ギベール・パリ(GUIBERT Paris)」は、馬具のトップブランドの一つ。同店では、乗馬用の鞍からコスチュームまですべてがそろい、中東の王族やラグジュアリーブランドのオーナーが顧客リストに名を連ねている。近年、馬具製造の技術を用いたバッグなどの人気も高まっており、2013年7月のモード・イン・フランス14SS展に出展した。「馬具を作るには、高い技術が必要。なぜなら、乗馬はとても激しいスポーツだが、馬の身体はとても繊細。更に人間の乗り心地も考えると、強いけれどソフト、という相反する条件をクリアした馬具が求められるから」と語るのは、同ブランドの創始者でオーナーのピエール・ギベール(Pierre Guibert)氏。乗馬を愛する一族に生まれ、自身も乗馬選手として活躍。その傍ら、大学では経済学を学び、投資会社に勤めた後にブランドを設立し、店を開いたのが1995年。創業約20年のブランドながらその製品のクオリティーは馬術界でも評判で、しばしば老舗ブランドと間違えられることもあるほどだという。ギベールのバッグや革小物に使用されるのは、フランス・アルザスのバール地方でのみとれる子牛の革(バレニア)。ベジタブルタンニングで長い時間掛けてなめされ、ノルマンディーの同ブランドアトリエで縫製される。そのため100%フランス製だ。「天然なめしの柔らかい革なので、使うほどに体になじみ、自然な光沢が出て色が飴色に変わってくるところも人気の秘密。2本の糸をからめながら縫製しているので、絶対にはずれない、と言いたいぐらい丈夫。親子で使い続けてもらえる」とギベール氏。メンズ・ウィメンズのアイテムがそろい、価格帯はバッグが1,100ユーロ、長財布596ユーロ、iPhoneケース296ユーロなど。馬のくつわと同じパーツをストラップに使用するなど、馬具モチーフのデザインも特徴だ。これらの革製品は、今では馬具と同じくらい売り上げるという。革製品だけでなく、「カーター・マーカー(Quarter Marker)」と呼ばれる柄のシルクジャカードのネクタイも人気。この柄は、フランスの軍馬の身体に施される伝統文様で、数百年の歴史を持ち、現在もフランス騎馬隊のシンボルとして使用されているもの。フランス騎馬隊に馬具を提供するギベールだからこそ使用が許された特別な柄だ。日本では、東京・日本橋三越本店の乗馬サロン「ピアッフェ」他、シップスなどのセレクトショップや百貨店で扱われている。
2014年01月05日ロシアのデザイナー VALENTIN YUDASHKIN。2014春夏コレクションは、パリ最も有名な博物館のひとつエコール・ド・ボザールで、古代スキタイ(紀元前8世紀~紀元前3世紀のウクライナを中心に活動していた遊牧騎馬民族)のゴールドによって蘇る。他のブランドがシンプルモダン、アフリカンというトレンドを表現する中、ロシア人のオリジンのひとつスキタイ文化の豪華なフォークロリックと90年代80年代にみられたデザインカッティングのマッチング、というバブルをイメージしてしまうほどゴージャスなコレクションとなった。 >>2014年春夏パリコレ情報、続きはコチラ
2013年10月07日『レ・ミゼラブル』(映画の日本公開は2012年)でジャン・バルジャンがパリ市内の下水道を逃げる場面がある。その下水道を“体験”できる施設がパリ市内の下水道博物館(Musee des Egouts de Paris)だ。場所はセーヌ側左岸、アルマ橋南詰西側。橋のたもとの小さなキオスクみたいな建物が切符売り場で、脇の階段から地下に潜る。古い下水道を改築した展示部分と、現役の下水道からなる、地下博物館で社会科見学ができる。下に降りると少し臭う。まず係員が見学者一人ひとりを止め、順路の説明とともに「見学後は手を洗うように」との注意があった。最初は古い下水道を改築したギャラリー。パネルや模型で、パリの下水の歴史や仕組みを解説する。頭上のパイプは現役の水道管のようだ。結露して水滴がしたたっていた。続いて現役の下水道。ちょっとした自動車トンネルぐらいの断面で、中央を下水が流れ、両脇に歩行通路がある。ここまでくると臭気が目や喉にしみる。柵の向うや足下のグレーチング格子の下は下水なのだ。放射状に複数ある公開区間の終点まで行く人はさすがに少なく、起点付近で折り返す人がほとんどだ。今もし、ゲリラ豪雨で下水の水位が急上昇したらどうなるか、ふと考えた。順路最後の売店では、ドブネズミのぬいぐるみが公認キャラらしい。階段を上がって甘い外気を再び吸う。入り口階段とは植え込みを挟んで数メートルしか離れていなかった。所要時間は約30分。展示パネルのフランス語が読めて、臭いに耐えられれば1時間はいられる。夏は臭いが強いので、臭いがおさまり、外気と比べて地下の気温が暖かくなる冬が訪問するのにいい季節だ。入場料は4.3ユーロ(博物館パス利用可)、休館日は木・金曜日と、博物館としては変則なので注意されたい。公共交通機関によるアクセスは、郊外鉄道RER C線のPont de l’Alma駅が最寄り。メトロだと9番線のAlma-Marceau駅で下車してアルマ橋を渡る。地下鉄を出たあたりの川岸に、ユゴーの原作でジャン・バルジャンがたどり着いた下水の出口があったらしい。またアルマ橋北詰の地下の道路は、ダイアナ妃がなくなった交通事故現場だ。映画『ダイアナ』は10月18日に日本公開される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.ダイアナ 2013年10月18日より、TOHOシネマズ有楽座ほかにて全国にて公開(C) 2013 Caught in Flight Films Limited. All RIghts Reserved(C) Laurie Sparham
2013年08月30日1966年、東京・銀座にオープンした「マキシム・ド・パリ」。歴史ある憧れのグランメゾンを気軽に体験できるメニューが、5月7日にスタート。それが、12時~17時半(L.O)にラウンジで提供される「アフタヌーンティー」2,800円(サービス料別途10%)だ。プレゼンテーションは、本格的な三段プレートで。1段目は、同店が発祥と言われる「苺のミルフィーユ」や季節のデザートが盛り合わせに。2段目には、アフタヌーンティーに欠かせないスコーンにコンフィチュールとクロテッドクリームが添えられている。3段目は、スモークサーモンとキュウリのサンドイッチ、フランスランド産フォアグラのタルティーヌ、そして本日のキッシュという軽食が並ぶ。サンドイッチやタルティーヌに使われるパンとスコーンは、人気のブーランジェリー「ドミニク・サブロン」のものというのも、なんとも贅沢(*写真は2名分)。こちらで堪能できるのは“贅を尽くした美味”だけではない。何よりうっとりするのは、ラグジュアリーなインテリア。パリ本店のイメージを踏襲し、壁面はロートレックの絵と鏡で彩り、真紅のベルベッド製ソファを配置。古き佳きパリを彷彿させるアールヌーヴォーの空間は、まさに“非日常”。天井から優雅に揺れるシャンデリアや真鍮を用いたランプスタンドは職人がひとつひとつ手がけたというから、感嘆ものだ。「アフタヌーンティー」はコーヒーまたは紅茶がセットになっていて、8種類からセレクトでき、お替りもOK。また、¥1,260でグラスシャンパンを追加することも可能。エレガントを極めた上質な空間で、グランメゾンならではの本格的な味を、シャンパンと共に楽しむ。きっと、ゆったりと優雅な時間が過ごせるに違いない。マキシム・ド・パリ場所:東京都中央区銀座5-3-1ソニービルB3FTEL:03-3572-3625 営業時間(ラウンジ):12:00~23:00(日・祝日は~22:00)*アフタヌーンティー提供時間は12:00~17:30L.O年末年始とソニービル休館日は休み
2013年05月07日パリコレ期間中にオープンモード界でも注目1月23日、Female First では、M.A.Cがパリにフラッグシップ・ショップをオープンすると報じた。アメリカ発のコスメティック・ブランド M.A.C が、パリにフラッグシップショップをオープンする。個性的で鮮やかなカラー展開が人気のM.A.C。2月20日、世界中のファッション界が注目する Fashion Weeik Paris (パリコレ)開催中に、新規店舗をオープンすると発表した。ファッションのトレンドを作るイベントには、当然コスメティックのプロフェッショナルたちも集る。フランス国内にはすでに40店舗を構えるM.A.Cだが、今回はアメリカ以外で初のフラッグシップとなるパリ店。オープン前から期待が高まっている。コスメ製品の他、エステやメイクアップクラスも店舗はシャンゼリゼ通り78番地に位置し、2フロアの総面積は362㎡の広さだ。10時から深夜まで年中無休で営業する。M.A.Cのスキンケアやメイクアップ製品、フレグランスの他、まつ毛エステやメイクアップクラス、VIPのためのスペシャルコレクションコーナーも設置される。店内には40名以上のメイクアップアーティストが常駐し来店客へメイクのアドバイスをする。パリの新しい観光スポットとしても注目されることは間違いないだろう。元の記事を読む
2013年01月30日ファミリーマートは12月25日、菓子メーカーのおやつカンパニーが製造する”ベビースターラーメン”を使用したサラダ「海老タルタルのパリパリサラダ」を、東海地方(岐阜県、愛知県、三重県、静岡県西部)と北陸地方(富山県、石川県、福井県)で発売した。価格は298円。同商品は、三重県に本社をおく、おやつカンパニーの”ベビースターラーメン”と、東海地方で人気の食材”海老”を組み合わせ、東海地方ならではのサラダとしてつくられた。マヨソースであえた海老と、細麺タイプの「ベビースターラーメン」のほか、大根、ニンジン、紫玉ねぎなどの野菜、ゆで卵入りのタルタルソースが添えられており、パリパリとした食感が特徴とのこと。詳細は、同社ホームページで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月27日豊富なバリエーションがあるフルーツフレーバーのスパークリングワインといえば、世界70カ国以上で愛飲されている「カフェ・ド・パリ」だ。“味わいカラフルに、泡立ち華やかに”をコンセプトとした「カフェ・ド・パリ」から、この冬限定のフレーバーワイン「カフェ・ド・パリ パリの雪」が11月中旬より出荷開始される。(左)通常ボトル / 750ml (右)ベビーボトル / 200mlこのフレーバーワインは、他にはないヨーグルト風味を主体に、シトラスとハニーの余韻が口に広がる、爽やかな味わいが特徴だ。ほのかな甘さで、すっきりと軽い口当たりに仕上がっているので、飲みやすい。今回のパッケージには、世界的なイラストレーターである永宮陽子(YOCO)さんのイラストが使われている。パリの街並みを背景に「カフェ・ド・パリ」を楽しんでいる女性のシーンが描かれている。繊細な絵のタッチで、「カフェ・ド・パリ」の華やかさを可愛らしく表現している。また、今回のフレーバーから新しく200mlサイズのベビーボトルも登場した。これからのクリスマスパーティや女子会に、手土産としてもちょうどいいサイズのベビーボトル。大活躍しそうだ。カフェ・ド・パリ ブラン・ド・フルーツ パリの雪 公式サイト ■生産国:フランス■アルコール度数:6%■サイズ:750ml / 200ml■出荷開始:2012年11月中旬(製品がなくなり次第終了)
2012年11月10日お洒落な街、ファッションの街、ステキな街…として映画の中に登場する街・パリ。『アメリ』、短編オムニバス映画の『パリ、ジュテーム』、『恋人までの距離』の続編『ビフォア・サンセット』など、パリの街を舞台にした映画は数え切れないほどたくさんあるけれど、まだパリを訪れたことのない人にとっては、その一つ一つの景色や街並があまりにも風光明媚すぎて、「ああ、きれいだな」という感想だけが心に刻まれて、はい、終わり…なんていうパターン、意外と多いと思うんですよね。でも、主人公たちが日本人だったら、もっと親近感を持てるのかもしれない?パリの街をグッと身近に感じさせてくれるのが、映画『新しい靴を買わなくちゃ』。中山美穂と向井理という美男美女コンビがパリで出逢い、3日間を過ごす大人のラブストーリーです。パリでフリーペーパーの編集者として働くアオイ、妹に付き添ってパリに連れてこられたカメラマンのセンが、セーヌ河のほとりで偶然出会うところから3日間の物語はスタートします。センが落としたパスポートをたまたま通りかかったアオイが踏んで、転んで、靴のヒールがポキッと折れて──見上げたら、あら、ステキな人!と恋に堕ちてしまう、ちょっぴりファンタジーな出逢いではありますが、ロマンティックが不自然じゃなくさまになってしまうのがパリの魅力。また、アオイもセンも心の奥底に哀しみや葛藤、不安を抱えて生きていて、会ったばかりだから話せるのか、彼だから彼女だから話せるのか…リアルな会話が親近感に繋がっている、そう、パリだけど、お洒落だけど、お高い感じがしない映画なんです。もちろん、エッフェル塔、凱旋門、ノートルダム寺院、ポン・マリの橋など、パリと言えば…な観光名所が映し出されますが、“ザッツ観光映画”になっていないのがまた良いところ。パリで暮らすアオイの日常の中にさりげなく観光名所が見え隠れしているような、パリの地に密着した生活感がなんとも心地よくて。旅に欠かせないホテルがほとんど登場していないというのも、この映画らしさですね。センはアオイの家、センの妹は恋人の家、パリで暮らす人たちのアパートでそれぞれの恋愛模様が語られていくからこそ、まるで自分がパリで生活しているような、パリの裏道を知っているような、特別な気分にさせてくれるんです。パリを旅したら、アオイとセンのような出逢いがあるかも!運命の出逢いがあるかも!そんな乙女な気持ちにさせてくれるこの映画を観たら、きっとパリに行きたくなるはず。観光名所を回る旅もいいけれど、河のほとりを歩いたり、地元のパン屋さんで買ったパンを公園で食べてみたり…そんなパリの土や風を感じる旅をしてみたくなるはずです。もちろん、新しい靴を履いて──。(text:Rie Shintani)■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年10月05日