「いやヤバいでしょ」のフレーズでおなじみの動画クリエーターチーム「マツダ家の日常」の関ミナティさん。関さんは100万回再生のショート動画を連発し、TikTokフォロワー630万人、YouTube登録者数1190万人という驚異的な数の支持を得ている。ショート動画をバズらせる重要なポイントは動画の開始2秒にあると関さんは言う。視聴判断基準に使うサムネイル画像があるYouTube動画と違い、サムネイルがないショート動画の視聴者は動画の最初2秒で、見るかどうかの判断をしているという。よって普通は最後に出すインパクトのあるオチの映像を、あえて最初に使い視聴者を逃がさないようにするそうだ。こういったノウハウを知り尽くしていることから、「マツダ家の日常」は今では大手企業からの仕事依頼を多数受け、企業のアカウントでショート動画や広告動画を発信し、数多くバズらせている。そんなショート動画界の第一人者である関さんに、企画力、編集テクニック、オリジナリティなどにおいて一目置く注目のTikToker3人のおすすめ動画を紹介してもらった。【1】「オムライス兄さん」(PPP STUDIO所属)TikTokフォロワー81万人でオムライスに特化した動画を配信している「オムライス兄さん」。『TikTok Creator Awards Japan 2023』において「Gourmet Creator of the Year」を2022年に続き連続で受賞した。関さんのおすすめポイントは――「オムライスを作っている途中の顔が腹立つとかドヤ顔が腹立つとかで反響を呼んでいます。視聴者からコメント欄に来たお題を使って、オムライスを作るとかが人気なんです。オムライス兄さんの凄いところは、普通オムライスの動画だけをやろうと思ったら、何個か作ったらやることがなくなってくるじゃないですか。それを無限のパターンでずっとやり続けているところ。たとえば、オムライスを使ってテレビ番組『芸能人格付けチェック!』(朝日放送・テレビ朝日系)のパロディをしたり、いろんな人とオムライスでコラボしたりと、オムライスという1ジャンルだけを軸としてどこまでいろんなことができるかというのをいちばん伸ばした人かなと思います。あとは撮ってる画角やカット割りのスピードとかも、めっちゃうまいんですよ」【2】「しなこ」TikTokフォロワー150万人で、ASMR(スナック菓子をかむ音や、麺をすする音、包丁でサクッと切る音、紙に鉛筆でガリガリ書く音などを聞かせて聴覚を刺激する動画のジャンル)で大人気。バズりスイーツを作る原宿系クリエーターでもあり、スイーツのプロデュースも行っている。ベビタピ原宿店では「スポンジケーキ」という、一見食器洗い用スポンジのようなケーキが大人気。関さんのおすすめポイントは――「グミやマシュマロなど、いろんなものを食べるASMRが人気で最初は出てきたんです。でも、しなこさんの動画はASMRだけじゃなく、髪型や背景や食べる物で、自分の世界観をちゃんと作っているんです。実際に原宿でお店もやっているんですけど、TikTokの中だけに収まらず、お店を出すところまでいって成功しているのが素敵やなと」【3】「田舎民カイジ」TikTokフォロワー18万人。田舎をテーマに「これがあったら田舎確定なお店」「田舎あるある」など、実際に田舎で生活して紹介する動画が人気。坊主頭に白いタンクトップ姿で、田舎のなまり言葉を話すキャラクターはインパクト大。関さんのおすすめポイントは――「この子が出てきてすぐの3、4本目の動画ぐらいから、100%のびるなというのがありました。田舎に住みつつ田舎あるあるを言うんですけど、その編集能力が高いんですよ。縦動画に特化した編集が、ものすごくうまい。あとは展開も早いので、視聴者が動画をとばすタイミングがないですよね。そして、この子のすべてを表しているなと言うのが、『ヒラヒラ帽子おばあちゃん』のテロップですね」「木がテロップより前にあるから、テロップが少し隠れていますよね。もしテロップが前に来てたら、視聴者の頭の中がおばあちゃんよりテロップになっちゃうんですよ。この「おばあちゃんがメインやからテロップは後ろ」っていう感覚を理解して作っているのが凄い。分かりにくいですが、このことに見ている人もどっかで気づきます。おばあちゃんがメインになっているんで視聴者も見てて気持ちいいと思うんですよ。こういったことに気づける作り手だから、再生回数ものびているし、クリエイターとして絶対に成功するなと思います」バズっているTikToker研究して、自分だけのオリジナルコンテンツを探そう。(取材:インタビューマン山下)
2024年02月09日「いやヤバいでしょ」のフレーズでおなじみの動画クリエーターチーム「マツダ家の日常」の関ミナティさん。「マツダ家の日常」は100万回再生のショート動画を連発し、TikTokフォロワー630万人、YouTube登録者数1190万人という驚異的な数の支持を得ている。今では大手企業のアカウントでショート動画や広告動画を「マツダ家の日常」が発信し、数多くの動画をバズらせているのだ。そこでショート動画において演者側と制作者側の両面を熟知している関さんに、TikTokやYouTube Shortsなどのショート動画を始めたいと思っている人に向けて、ショート動画の始め方についてお話をお聞きした。――TikTokやYouTube Shorts始めてみたいと思っている人はまずどうしたらいいですか?関最初はTikTokなどのショート動画を見ることを、好きになるところから始めて欲しいんです。ショート動画は検索するのではなく、見ているとおすすめが自分の好みに合わせてどんどん出てくるので、動画を見れば見るほど面白くなっていくんですよ。そしたらそのうち「この形だったら私もできるんじゃないか」というのが出てくるんで。たとえば料理が得意な人だったら、料理動画を見て「これ凄く面白いしバズってるな」と思う動画のマネをしたらいいんです。――マネしていいんですね。関絶対マネするところから入るべきです。最初はマネしようと思ってもマネできないので。動画を見てたら「これどうやって撮影してんの?」とかなるんですよ。それを「こうかな?これかな?あぁ撮れた!」ってやることが練習になるんです。――撮影の仕方をマネしながら学習していくと。関そうすることで再生回数も伸びる可能性が高くなるんです。あとはマネをしても100%のマネにはならないので、そのマネになってない違う部分のところから自分のオリジナリティが見えてきます。――オリジナリティを具体的にはどうやって見つければいいですか?関たとえば自分がマネしようと思っている動画のコメント欄を見ると「包丁さばきが凄い上手!」とコメントがきてて、自分のコメント欄には「解説している声が素敵!」というのがあるとします。としたら、「声が素敵」というのはマネする動画にはなくて自分にしかない個性なんです。その需要がある「個性」が分かったら、それを伸ばしていきます。そうするとその部分がオリジナルになっていくわけです。――自分の個性を視聴者に教えてもらうんですね。関僕らも最初は意図してなかったんですけど、僕がたまたま足が出てる衣装で動画に出たんです。そうしたらコメント欄に「足きれい!」というのがきて、めちゃくちゃ「いいね」がついてて。自分では足がきれいという意識なんて全くなかったんですけど、反応があったので次は「足がきれい」というのを押し出す動画を撮ったら再生数がバコーンと伸びたんです。――動画に出演する際の見た目のアドバイスはありますか?関ショート動画は見た目って本当に覚えてもらえなくて。なぜかというとTikTokを見てると次から次へと動画がどんどん出てくるんで「どんな顔してた」とか「どんな服装だった」とか基本覚えてないんです。でも「どんなことをしてたか」「どんなフレーズを言ってたか」はなんとなく頭に残るんですよ。だから僕らの場合だと毎回最初に「いやヤバいでしょ」と言って始めて。それで動画が面白いと思ってくれたら次にまた「いやヤバいでしょ」ってきたら「これ面白いやつや」ってなってもらえるんですね。そうなるとショート動画は強いので、フレーズを意識するのは大事やと思います。――見た目よりフレーズの方が印象を付けやすいんですね。関あとは僕だったら「『いやヤバいでしょ』の人や」とか主婦の方だったらたとえば「『赤ちゃんを抱っこしながら料理をする人』や」とか「○○の人や」というのをはっきり印象づけるのがいいと思います。――ショート動画を作るにはまず何から手を付ければいいですか?関TikTokならアプリをまずダウンロードして+ボタンを押すと撮影や編集に必要な機能がいっぱいついているんですよ。――撮影や編集はスマホだけで大丈夫なんですか?関はい充分です。スマホでテロップも入れられますし、今は文字を打ち込まなくても、しゃべった言葉を自動で文字にできます。だから初心者の方は「こんな凄い動画がこんなに楽に作れるんや」ってびっくりすると思います。――スマホ以外に必要な機材はありますか?関三脚があると便利ですね。たとえば料理を撮るときにスマホを固定できたら、一人でも撮影できるので。――照明器具はどうですか?関照明はスマホの機能が充分高いので、初心者はいらないです。撮影をやっていく中で必要だと思ったらどんどん買い揃えればいいと思います。――最後にこれから始めたいと思っている方たちにアドバイスをいただけますか関動画がバズったら多くの人に覚えてもらえるんですけど、バズらなかったら誰も見てないんで、再生数が伸びなくても気にしなくていいです。だから気楽に投稿しまくるというのをやってください!なんともたのもしく、また、気が楽になるアドバイス。自分だけのオリジナリティあるフレーズを目指して、目指せ、再生100万回!!(取材:インタビューマン山下)
2024年02月09日自動車メーカー『マツダ』のカーディーラーである『株式会社広島マツダ』の従業員が、TikTokに障がい者の真似をした動画を投稿。その内容に非難の声が上がっています。2023年4月下旬に投稿されたという動画には、『MAZDA』のロゴが入った作業服姿の従業員が、舌を出し頭を傾けて電動車椅子を操作する様子が映し出され、周囲の笑い声や「もう1回」とリクエストする音声なども入っていました。『障がい者揶揄動画』について、広島マツダが謝罪動画に対しネット上では「障がい者を揶揄している」「障がい者を侮辱する差別行為に当たるのでは」という批判が続出。これを受け、同月30日に同社はウェブサイト上に謝罪文を掲載しました。この度、株式会社広島マツダの従業員が撮影、2023 年 4 月下旬に SNS に投稿した動画について、ご覧になられた皆様に大変不快な思いをさせてしまったこと、またお客様ならびに関係各位には、ご心配ご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。本動画を撮影し SNS に投稿した従業員、動画に映っている従業員、および撮影時に周囲にいた従業員に対して事実確認を行ったところ、決して障害者を揶揄するつもりはなかったと申しておりますが、会社としては軽率な行動に対して厳重注意を行い、当該従業員も深く反省しております。弊社は、本件を真摯に受け止め、広島マツダおよび関係グループ会社も含め、本件の内容を周知するとともに、再発防止に向けた取り組みを行ってまいります。広島マツダーより引用同社は従業員に事実確認の上、軽率な行動に対し厳重注意を行ったとつづりました。謝罪文では、従業員が動画作成の動機や経緯などは記されておらず、ネット上ではさらなる批判が噴出しています。・息子が車いすユーザーです。あんな風に見ているのかと思うと、ただただ悲しかった。・「揶揄するつもりはなかった」というけれど、どんな意図だったのかを説明してほしい。・明らかに茶化してるのに、それを認めない一文に違和感がある。すべての人がマツダ車に乗る機会があるのにね。この社会には心身の機能に障がいがあり、日常生活や社会生活において、制限を受けざるを得ない人たちが、多く暮らしています。実際に障がいを抱えている人や、障がいのある家族がいる人たちなどが、今回の動画を見た時に「揶揄ではない」と思えるのか、疑問に感じた人は多いようです。障がいは、個人の心身機能によるものだけではなく、社会の理解や配慮の欠如が生み出す障壁によって、創り出されているものでもあります。障がいを抱える人々への社会全体の理解がすすむことで、軽率な行動で誰かを深く傷つけるようなケースが減っていくのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年05月04日ハローキティはじめサンリオキャラクター初のハリウッド映画(タイトル未定)に、米アニメ界で高い評価を得ている期待の2人、ジェニファー・コイルとレオ・マツダが共同監督として決定した。本作は米ワーナー・ブラザース・エンターテイメント・グループの「ニュー・ライン・シネマ」社と、プロデューサーのボー・フリン率いるフリン・ピクチャー社(『Black Adam』や『ジャングル・クルーズ』)が企画を進めているもの。ワールドワイドに公開するハローキティ初の劇場用長編映画となり、実写とアニメのハイブリッド作品となる。今回共同監督に決定した2人は多くのアニメ映画・テレビシリーズで長年にわたり活躍してきた。数十人ものトップクラスの監督候補の中から選ばれ、2人とも本作がメジャー長編初監督作品となる。アニメ版ハーレイ・クインなどを手がける!ジェニファー・コイルジェニファー・コイル監督は、最近では動画配信サービス「HBO Max」の話題のアニメ「Harley Quinn」(原題)シリーズの監修を務めており、大ヒットアニメシリーズ『Bob’s Burgers』(原題)のうち6シーズンで監督を担当。初期には「King of the Hill」(原題)「スペクタキュラー・スパイダーマン」といった人気テレビアニメに携わってきた。ジェニファー・コイルコメント「マツダ氏と共に監督に起用されたことを非常に嬉しく思っています。これは人気キャラクターに息を吹き込み、ハローキティが代表する愛、友情そして共生というメッセージを広める貴重な機会でもあります。キティならではのもたらす喜びと幸せをまさに世界が必要としています。大きな笑顔をもたらす大きな仕事 になりますが、フリン・ピクチャー社とニュー・ライン・シネマ社の仕事に関わることができることを非常に光栄に思っています」。ディズニー作品で活躍!レオ・マツダまた、日系ブラジル人のレオ・マツダ監督のデビュー作は、ディズニー『モアナと伝説の海』と併映されたハートフルな短編アニメ『インナー・ワーキング』で、2017年・第89回米アカデミー賞短編アニメーション部門の最終選考作品に選出。ウォルト・ディズニー・アニメーションでキャリアをスタートさせた彼は、大ヒット作『ベイマックス』『ズートピア』『シュガー・ラッシュ:オンライン』、最近ではドリームワークス・アニメーションの『スノーベイビー』などの映画に携わっている。レオ・マツダコメント「日系ブラジル人として小さい時から遊び心に富んだハローキティに囲まれていて、個性の大切さを教わりました。コイル氏と共にフリン・ピクチャー社、ニュー・ライン・シネマ社と一緒に世界的に愛されているキャラクターに関わる素晴らしい機会に恵まれ、そのサンリオキャラクターのストーリーをさらに発展さ せることができることを本当に嬉しく思います」。1974年にサンリオが生みだしたハローキティは、翌1975年に最初の商品を発売。1976年にサンリオの米国進出に伴い、海外での商品販売をスタート。これまで日本国内での劇場映画、テレビアニメなどのほか米国企業製作によるテレビアニメシリーズ放送(1987年)の例があるが、劇場用長編映画となるのは初めて。なお、本作の脚本は女性脚本家チーム「ノウン・ユニバース」のリンジー・ビアが手がけ、「ノウン・ ユニバース」はエグゼクティブ・プロデュースも担当する。タイトルおよび公開時期は現時点では未定。(text:cinemacafe.net)
2021年03月03日マツダ新型「ロードスター」(海外名「MX-5」)が、ワールド・カー・アワーズ主催「2016年ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。特別賞のひとつ「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」も同時に受賞し、史上初のダブル受賞となった。「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」は2004年、世界各国の自動車ジャーナリストによって創設された自動車賞。ワールド・カー・アワーズ(WCA)が主催し、世界各国で1年間に発売された新型モデルの中から、世界23カ国・73名の自動車ジャーナリストの投票で選出される。マツダは2008年の「デミオ」(海外名「Mazda2」)以来、2度目の受賞となる。新型「ロードスター」はWCAが主催する特別賞のひとつ「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」も受賞。この賞を日本車が受賞するのは初めて。1車種によるダブル受賞も、同賞創設以来、初めてとなる。マツダ「ロードスター」は、アウディ「A4 セダン / アバント」、メルセデス・ベンツ「GLC」とともに「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」の最終候補の3車種に選ばれ、現地時間3月24日、ニューヨーク国際自動車ショーにて最終結果が発表された。なお、「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」においては、ジャガー「XE」、マツダ「CX-3」とともにファイナリスト3車種に選ばれていた。「ロードスター」はこれまでに「2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー」「2016年UKカー・オブ・ザ・イヤー」など、30を超える賞を受賞している。米国で開催中のニューヨーク国際自動車ショーでは、リトラクタブルハードトップモデルの新型「ロードスター RF」が世界初公開されている。
2016年03月25日マツダは18日、軽乗用車「フレアクロスオーバー」と軽商用車「スクラムバン」を一部商品改良して発売した。フレアクロスオーバーの一部商品改良では、ターボエンジン搭載機種を対象に、燃費性能を高めるISG(Integrated Starter Generator : モーター機能付発電機)を搭載したシステム「S-エネチャージ」を採用。さらに、「デュアルカメラブレーキサポート」(衝突被害軽減システム)を一部機種に採用して安全装備を充実した。ボディカラーに新色の追加も行われ、シート表皮のデザインを変更するなどして魅力を高めている。フレアクロスオーバーの価格は、133万8,120円~168万4,800円(いずれも税込)。スクラムバンの一部商品改良では、「PA」オートギヤシフト(AGS)車に、4W-ABS(EBD、ブレーキアシスト付)、ヒルホールドコントロールを標準装備させ、安全装備を充実。さらに、この「PA」AGS車に、レーダーブレーキサポート(衝突被害軽減ブレーキ)のほか、キーレスエントリーシステムなどを追加装備した「PAスペシャル」を、また、「PC」AGS車にはドアミラー格納機構やCDプレーヤーなどを追加装備し、新たに「PCスペシャル」として設定した。スクラムバンの価格は、92万3,400円~131万40円。PAスペシャルは109万800円、PCスペシャルは118万440円~131万40円(いずれも税込)。
2015年12月18日マツダはこのほど、2016年1月15日~17日にかけて幕張メッセで開催される『東京オートサロン2016』において、コンセプトカー「RX-VISION」と、ドライビングシミュレーターソフト「グランツーリスモ」シリーズ用にデザインされた「LM55 ビジョン グランツーリスモ」フルスケールモデルを出展すると発表した。今回の同社出展テーマは、「Be a driver.~人とクルマの関係は、『走る歓び』でもっともっと深くなる~」。展示ブースでは、市販車に専用デザインのエアロパーツなどを装着した「CX-3」「ロードスター」「アテンザ」のカスタマイズモデルを参考出品するほか、2016年より世界の複数の地域で開催予定の「Global MX-5 Cup」レース仕様のロードスターも出展する。また、2015年の6月に行われた世界最大級のヒストリック・モータースポーツイベント『2015年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(2015 Goodwood Festival of Speed)』を知ることができるコーナーを設け、世界の自動車文化やマツダの参加型モータースポーツなどを紹介する。さらに、デザイナーによるプレゼンテーションをはじめ、プレイステーション専用ソフトウェア『グランツーリスモ6』上で、コンセプトカー「LM55 ビジョン グランツーリスモ」のドライブを体験できるコーナーを設ける予定。
2015年12月15日マツダは27日、新型「ロードスター」および同車の開発グループが、「日本自動車殿堂」による「2015~2016日本自動車殿堂カーオブザイヤー」を受賞したと発表した。授賞式は同日、マツダ東京本社にて行われた。マツダ車による同賞受賞は、2003~2004の「RX-8」に続いて3回目となる。新型ロードスターは、「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を採用した新世代商品の第6弾となるモデル。人がクルマを楽しむ感覚の深化に徹底的に取組み、「人馬一体」の楽しさを追求した、後輪駆動(FR)の2シーターライトウェイトオープンスポーツカーとなっている。今回の受賞理由としては、「洗練されたオープンスポーツカーデザイン」「軽量高剛性ボディによる卓越した走行性能と低燃費」「進化した『SKYACTIV(スカイアクティブ)技術』」が挙げられている。
2015年11月27日奥田民生が11月28日(土)に広島・MAZDA Zoom-Zoomスタジアムで「奥田民生ひとり股旅スペシャル@マツダスタジアム」を開催する。【チケット情報はこちら】今回の公演は、作務衣にタオルハチマキ姿の奥田民生が、アコースティックギター1本で弾き語るライブ「ひとり股旅」の特別編。会場は、2004年の旧広島市民球場、2011年の世界遺産・厳島神社での「ひとり股旅スペシャル」に続き、単独コンサート”史上初”開催となる広島・MAZDA Zoom-Zoomスタジアム。広島出身で熱狂的な広島東洋カープファンである奥田が、マウンドという大舞台でどんな音を響かせるのか。そして「ひとり股旅」では、自身のオリジナルナンバーはもちろん、過去にPerfumeや斉藤和義、吉田拓郎などカバー曲を披露していることもあり、セットリストにも注目が集まる。また、同公演はステージ以外でも、遊び心溢れる企画が発表されている。会場となる、MAZDA Zoom-Zoomスタジアム店を含めた、広島県内の飲食店「むさし」全店では、「民生弁当」を11月29日(日)までの期間限定で販売。さらに、自身プロデュースの「股旅ラーメン」のほか、地元パティスリーによる「民生坊やクッキー」なども当日会場で販売される。チケットは股旅外野指定席のみ発売中。■奥田民生ひとり股旅スペシャル@マツダスタジアム日時:11月28日(土) 開場12:00 / 開演15:00(雨天決行・荒天中止)会場:MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島(広島県)料金:股旅外野指定席 4320円※その他席種は全て完売
2015年11月24日マツダは28日、「第44回東京モーターショー2015」にて、ロータリーエンジンを搭載したスポーツカーのコンセプトモデル「RX-VISION」を世界初公開した。「RX-VISION」はデザインテーマ「魂動(こどう) - Soul of Motion」にもとづき、同社が考える最も美しいFRスポーツカーの造形に挑戦するとともに、次世代ロータリーエンジン「SKYACTIV-R」を搭載。「マツダがいつか実現したい夢を表現したモデル」とされた。ロータリーエンジンは、三角形のローターが回転することによって動力を生む、独特の構造をもつエンジン。多くの技術的課題を乗り越え、同社は1967年、「コスモスポーツ」を通じてロータリーエンジンの実用化に成功。その後も、ロータリーエンジンを量産する唯一のメーカーとして、出力、燃費、耐久性などの性能向上に取り組み、1991年のル・マン24時間耐久レースでロータリーエンジン車を駆って総合優勝。数々の実績を挙げ、マツダのたゆまぬ挑戦と創造を象徴する存在となっている。現在は生産を行っていないが、同社はロータリーエンジンの研究・開発を継続しており、「SKYACTIV-R」という名称には、SKYACTIV技術の開発時と同様、「常識を打破する志と最新技術をもって課題解決に取り組む」という意味が込められているという。
2015年10月29日マツダは13日、同社子会社のマツダエースと共同で制作した新型「ロードスター」の電子取扱説明書が、テクニカルコミュニケーター協会が主催する「日本マニュアルコンテスト2015」において、「マニュアル オブ ザ イヤー2015」を受賞したと発表した。また、「電子マニュアル部門優秀賞」「最終審査委員特別賞」「デザイン賞」も受賞している。同社とマツダエースが制作するマニュアルが「マニュアル オブ ザ イヤー」を受賞するのは、今回がはじめとなる。ロードスターの電子取扱説明書は、「インターネットで簡単に使用方法を調べられるようにしてほしい」という要望と、「多機能化する装備をしっかり活用していただきたい」「もっと安心安全に車を使っていただきたい」という同社の想いを形にしたツールで、パソコン、タブレット、スマートフォンなどの様々な端末から利用できる。電子取扱説明書では、従来の取扱説明書の内容に加えて多彩な検索機能を備えるとともに、動画による説明を充実。外出先で簡単に使用方法を調べたり、納車を待っている間や購入の検討中に具体的な使用イメージを抱けるなど、使用用途が拡大している。今回の受賞に際して審査委員からは、「自動車のグローブボックスに押し込められている冊子マニュアルからの脱却を見事に果たした電子マニュアルだといえる」「WEB・マルチメディア特性を最大限に活用し、画面デザイン、説明内容の表現、操作方法のいずれからも"ワクワク"を感じ取ることができる」「レスポンシブデザイン、ストリーミング動画とGIF動画の使い分けなどを含め、今後、電子マニュアルの"標準"ともいえる姿が実現されており、まさにマニュアル オブ ザ イヤーに相応しいといえる」といった評価を得ている。同社とマツダエースは、この「電子取扱説明書」を新型「ロードスター」での導入を機に、「CX-5」以降の新世代商品に順次展開していく予定。
2015年10月14日マツダは9日、東京ミッドタウンで16日から開催される「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015」に出展し、『This is Mazda Design. CAR as ART』を開催すると発表した。今回展示されるのは、4月にイタリアで開催された「ミラノデザインウィーク2015」で好評を博した、トラックレーサー「Bike by KODO concept」とソファ「Sofa by KODO concept」。これらは、「CAR as ART(クルマはアート)」ととらえ、研ぎ澄まされた品格である「凛(りん)」、人の情念に訴えかける「艶(えん)」という日本の美意識に根ざした感性を大切にしている同社が、その表現を試みる過程で生まれたアートワーク。「Bike by KODO concept」は、自転車本来の美しさを追求し、「ロードスター」と同じくシンプルで艶やかなフレームは、同社の職人が1枚の鉄板からたたき出し丁寧に成形されている。「Sofa by KODO concept」は、同社のデザイナーとイタリアの家具職人の共同作業により生まれたアートワーク。マツダ車に共通する力強いスタンスを表現しながら、「CX-3」に特長的な研ぎ澄まされ凛とした造形をもつ。車両では、「CX-3 XD Touring L Package」と「ロードスター S Leather Package」を、今日のマツダデザインの到達点であり、日本のエレガンスを体現するクルマとして展示。CX-3には知的でクールな品格を、マツダの走りを象徴するロードスターには思わず手を触れたくなるような色気を表現。いずれも「凜」「艶」を表現しながら、深い奥行きのあるデザインに創り上げている。また、玉川堂作の鎚起銅器「魂銅器(こどうき)」や、金城一国斎作の卵殻彫漆箱「白糸(しらいと)」といった、マツダのデザインテーマ「魂動」に共感して創作された日本の伝統工芸も展示される。『This is Mazda Design. CAR as ART』は、10月16日~25日の期間に、東京ミッドタウン プラザ1F キャノピー・スクエア(東京都港区赤坂)にて開催。
2015年10月09日カプコンより、2016年春の発売が予定されているプレイステーション 4/PC向け対戦格闘『ストリートファイターV』に、シリーズ初キャラクター3人目となるマツダ流柔術の達人「ララ」の参戦が明らかとなった。「ストリートファイター」シリーズ初となる3人目の新キャラクター「ララ」は、ブラジル人女性キャラとしての見た目、そして柔術と電撃を使用した豊富な技の魅力に、相手はいろんな意味で翻弄される!?○熱風踊るパッション「ララ」自由奔放でスリルを楽しむ豪快な性格で、独自にアレンジしたマツダ流柔術の達人。素早く相手の懐に踏み込んで、得意の関節技を極める。■Vトリガー「バリバリスパーク」名称の通り、両手に電流を纏わせる。Vスキルに電流属性がついたり、後述で紹介するサンダークラップの飛距離が伸びる。■Vスキル「ボルティーライン」あびせ蹴りでの攻撃。方向キーを入れながら出す事で前後にステップしてからの攻撃となる。ボタンを放すとステップだけ行えるので、揺さぶりの手段としても使っていこう。■必殺技「ボルトチャージ」強度によって性能が大きく異なる突進の肘攻撃。中のボルトチャージはヒット後に「スプリットリバー」と「ロデオブレイク」へ派生できる。高ダメージなので連続技にしっかり組み込んでいこう。■必殺技「サンダークラップ」両手から作り出した電流を放つ技。ためることで飛距離がのび、長い時間残るように。攻められたときには防御壁として、攻めるときには他の技と組み合わせるなど用途は様々。■クリティカルア-ツ「イナズマスピンホールド」相手を掴んだ状態で、電撃を放ちつつ高速回転! 回転したまま所狭しとステージを駆け巡る豪快な技だ。○『ストリートファイターV』SPECIAL TRAILER 13(C)CAPCOM U.S.A., INC. ALL RIGHTS RESERVED.※画面は開発中のもので、すべてPlayStation 4版のものとなっている。
2015年10月09日マツダはこのほど、広島県三次市の「三次自動車試験場」が開業から50年を迎えたことを記念し、9月20日に同試験場にて「三次試験場50周年マツダファンミーティング」が開催されたと発表した。同イベントは、マツダファンを中心に構成された「三次試験場50周年マツダファンミーティング実行委員会」が主催し、マツダは特別協賛として参画。ファンの愛車展示、全国のファンクラブ紹介、ファンからマツダへ寄せ書きの贈呈など、来場者参加型のプログラムに加えて、試験場見学ツアーや高速周回路での高速走行体験、同試験場における活動紹介などが行われた。また、1991年に「ルマン24時間レース」で日本車として初めて総合優勝した「マツダ 787B」の走行や、当時ドライバーとして活躍し、今年でレース生活50周年を迎えた寺田陽次郎氏のトークイベントも開催。最後のプログラムとして、1,000台を超えるファンの愛車によるパレードが高速周回路にて行われ、イベントを締めくくった。前日には、同試験場の活動を見守り支えてきた地域住民などを招待した内覧会が開催され、日頃の協力に対して感謝を伝えている。2日にわたって行われたイベントには、ファンならびに来賓を含め地域住民など、総勢3,000名を超える人が来場した。三次自動車試験場は、当時の技術の粋を集めた大規模な自動車試験場として、1965年6月に開業。ロータリーエンジンのローターにも似た三角おむすび形をした高速周回路が特徴的で、50年を経過した現在においても、マツダのクルマ造りを支える重要拠点としての役割を担っている。
2015年09月24日マツダは3日、小型乗用車「デミオ」に「助手席回転シート」を搭載した機種を追加して発売した。助手席回転シート車は、レバー操作によって助手席を55度回転させることで、身体の不自由な人や高齢者の乗り降りをサポートすることはもちろん、スカートや和服を着ていても裾を乱さずに乗り降りが行える機種。「SKYACTIV-G 1.3」ガソリンエンジン車を搭載した「デミオ 13S回転シート」と、「SKYACTIV-D 1.5」クリーンディーゼルエンジン車を搭載した「デミオ XD回転シート」の2機種が設定され、駆動方式もそれぞれの機種に前輪駆動と4輪駆動が用意されている。価格は、デミオ 13S回転シートが165万7,800円~185万1,800円、デミオ XD回転シートが199万2,600円~218万6,600円(いずれも税込)。
2015年09月03日マツダは3日、軽乗用車「フレア」を一部商品改良して発売した。今回の商品改良では、5MT車を除く全機種で燃費性能の向上を果たしている。具体的には、ターボエンジン搭載機種にISGを搭載した「S-エネチャージ」を新たに採用することで、燃費性能をJC08モード燃費で26.4~28.0km/Lに向上。ISG(Integrated Starter Generator)は、モーターでエンジンをアシストする機能を持つ発電機で、これによって減速エネルギーによる発電量の増加とモーターによるエンジンアシストを実現したシステムが「S-エネチャージ」だ。また、自然給気エンジンも改良し、CVTを搭載した2WD車の燃費性能は、JC08モード燃費で29.0~33.0km/Lに達している。そのほか、LED内蔵フロントグリルやLEDイルミネーションなどを採用した個性的な内外装と充実装備で人気の「カスタムスタイル」では、フロントフォグランプにもLEDを採用し、「フロントLEDフォグランプ」を標準装備。ボディカラーのラインナップ変更も行われ、全8色を用意した。フレアの価格は、115万5,600円~175万7,160円(いずれも税込)。
2015年09月03日マツダは1日、筑波サーキットで9月5日に開催される『第26回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース』に特別協賛すると発表した。今年の大会は、5月に発売した4代目「ロードスター」をレースカーで使用する記念大会。同耐久レースは、普段情報を発信しているメディアが、自らドライバーとしてチームを組み、自ら体感したクルマの走る楽しさを世の中に伝え、日本の自動車文化の成熟へ寄与することを志として始まった。同社はその志に共感し、1989年の第1回大会から特別協賛を行っており、レース車両は、市販車両からレース用に最小限の改造が施された、同社が用意するイコールコンディションの「ロードスター」を使用する。今大会は、マツダという一自動車メーカーの枠組みを超え、各社から参加するドライバーやメカニックが構成する日本自動車メーカー連合チームが新たに参加。加えて、女性だけで構成されるチームが2チーム参加し、他チームで参加する女性ドライバーも含めて、過去最高の女性参加者数になることなどが大きなトピックとなっている。当日会場では、自動車ジャーナリストのドライブによる「マツダ新世代商品サーキット体験試乗会」や、オーバルコースで試乗ができる「マツダ新世代商品試乗会」、マツダエンジニアによる理想のドライビングポジションレクチャーなど、来場者とマツダとが直接触れ合える場を用意。そのほか、歴代「ロードスター」の展示や、市販予定の「デミオ」「ロードスター」のモータースポーツ用ベースモデルの参考展示、日本自動車メーカー連合チームで参加する自動車メーカー各社のワンメイクレース車両等の展示も行われる。
2015年09月01日マツダは27日、軽トラック「スクラムトラック」を一部改良して発売した。今回の一部改良では、作業性・防錆性能・快適性の向上に加えて、燃費性能の改善が図られている。作業性の向上では、リアゲート中央にロープフックを、左右には1カ所ずつ平シート用フックを新採用し、荷物保護用のシート掛けを容易にするとともに、より安定的な荷物の固定が可能となった。また、ルーフパネルにも防錆鋼板を採用し、ボディ表面の全てを防錆鋼板としたほか、バッテリーカバーの取付クリップの形状変更によって脱着性が向上している。さらに、全車運転席と助手席ともにシートクッションを大型化して乗り心地を向上させ、全車にエアコンを標準化。JC08モード燃費は、2WDの5MT車で最大19.8km/L、4WDの5MT車で最大19.6km/Lという、軽自動車トラッククラストップの燃費性能を実現した。これにより、全車種で「平成27年度燃費基準」を達成し、一部車種は「平成27年度燃費基準+5%」を達成。スクラムトラックの価格は、80万6,760円~120万5,280円(いずれも税込)。
2015年08月28日マツダは27日、トールワゴンタイプの軽自動車「フレアワゴン」を一部改良して発売した。今回の一部改良では、フレアワゴンの「カスタムスタイル」にISG(モーター機能付発電機)搭載のターボモデルを追加。「デュアルカメラブレーキサポート(DCBS)」に加え、ターボモデルでは「クルーズコントロール」や「パドルシフト」も標準装備した。「デュアルカメラブレーキサポート」には、「衝突被害軽減システム(前方衝突警報 / 前方衝突警報ブレーキ / 前方衝突被害軽減ブレーキアシスト / 前方衝突被害軽減ブレーキ)」「誤発進抑制機能」「車線逸脱警報」「ふらつき警報」「先行車発進お知らせ」の各機能が含まれている。また、クルーズコントロールは、設定した速度(約45~100km/h)を自動的にキープし、長距離等でのドライバーの疲労を軽減。さらに、Mレンジでパドルシフトによるシフトチェンジ(7速マニュアルモード)を楽しむことが可能だ。フレアワゴン カスタムスタイルのターボモデルの価格は、169万200円~192円4,560円(いずれも税込)。
2015年08月28日マツダは27日、「アクセラ」のガソリンエンジン及びディーゼルエンジン搭載車に先進安全装備を採用したほか、ガソリンエンジン車の燃費を向上するなどの一部改良を施して発売した。今回改良されたアクセラは、車両後方の検知システムを刷新。同社最新の安全装備である、走行中に後側方から接近する車両を検知してドライバーに知らせる「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」、駐車場などで後退する際に接近する車両を検知してドライバーに知らせる「リア・クロス・トラフィックアラート(RCTA)」を採用。ドライバーの危険認知支援を強化し、接触事故のリスク低減をサポートする。また、販売台数の約半数を占めるSKYACTIV-G1.5搭載車の商品力を強化。AT(自動変速機)制御の改良により燃費が向上し、JC08モード燃費で20.6km/Lの低燃費を実現。2020年燃費基準を達成して、エコカー減税の減税率も向上した。さらに、「15S Touring」に4WD車のグレードを新たに設定している。アクセラの価格は、ガソリン車が176万400円~255万9,600円、ディーゼル車が306万7,200円(いずれも税込)
2015年08月27日マツダは25日、2015年発表した「CX-3」「ロードスター」など展示や、開発者との同乗試乗といった体感イベントも行われる『Be a driver. Experience at Kanazawa』を、9月11日~13日の期間に石川県金沢市の「しいのき迎賓館 石の広場」で実施すると発表した。同社は、より多くの人に新しいマツダを感じてもらうために、クルマづくりの思想や作り手と直接触れ合える施策『Be a driver. Experience』を展開しており、今後も継続する予定。今回のイベントでは、2015年発表した「CX-3」「ロードスター」をはじめ、「デミオ」「アクセラ」「アテンザ」「CX-5」の計6台を展示。また、開発者によるマツダ推奨のドライビングポジションレクチャーや、実際に走りながら開発スタッフと直接コミニュケーションをとれる同乗試乗(約1時間30分)といった体感イベントも行われる。体感イベントの参加方法は、専用Webサイトにて申し込みを行う事前申込制となっており、各回6組12名(1組最大2名)が招待される(応募多数の場合は抽選)。
2015年08月25日マツダは17日、社会貢献活動の一環として、デザインに関心のある高校生以上の学生を対象とした『マツダデザイン特別講座』を、8月31日に広島県の本社ロビーで開催すると発表した。これにともない、18日より同社オフィシャルサイト内の応募専用フォームにて、同イベントの参加者の募集を開始する。同イベントでは、同社のデザイナーが講師となって、マツダデザインの思想や哲学、その歴史の中で培ってきた造形力によって成し遂げたモデルやオブジェなど、生命感をカタチにするマツダデザインのアートな世界観を紹介。また、デザイナーとの交流を通じて、マツダデザインにより関心を持ってもらうとともに、今後の学業や創造活動などの参考になることを目指している。同社では、2014年9月に本社ロビーを全面リニューアル。マツダブランドの世界観を体感できる身近なスペースとして、今後も本社ロビーで企画展示やイベントなどを実施していく予定。
2015年08月17日マツダは7日、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」の累計来場者数が7月25日に1,100万人を達成したことを受けて、「社会福祉法人 天友会 広島南第二作業所」に、福祉車両「ビアンテ GRANZ-SKYACTIV オートステップ車」を贈呈すると発表した。今回の贈呈にともない、8月21日に同球場で開催される「広島東洋カープ 対 読売ジャイアンツ」の試合開始前に、同社の小飼雅道代表取締役社長兼CEOより、贈呈先の代表者に目録を渡すセレモニーが行われる予定。この取り組みは、マツダが広島市民球場の命名権に応募した際に、社会貢献活動の一つとして広島市に提案したもので、2009年以降来場者数が100万人を達成するごとに、社会福祉法人 広島市社会福祉協議会により選定された社会福祉団体に、マツダの福祉車両を1台贈呈している。
2015年08月07日マツダは14日、タイの車両生産拠点「オートアライアンス(タイランド)Co., Ltd.」(AAT)において、ピックアップトラックの新型「BT-50」の生産を13日から開始したと発表した。新型BT-50は、2015年後半からタイ及びオーストラリア市場より順次導入する予定。BT-50の現行モデルは、従来のピックアップトラックのイメージを覆す、モダンで洗練されたフォルムを実現した"アクティブ ライフスタイル ビークル"として2011年に登場。高い走行性能とともにビジネス、プライベートを問わず使用できる機能的なインテリアやカーゴスペースにより、ファミリーユースやレジャーユースなど、幅広くピックアップトラックを活用するユーザーの期待に応えるクルマとして支持されている。新型BT-50では、現行モデルの高い実用性や、走る歓びを実現したダイナミック性能を継承しながら、新デザインのフロントフェイス、リアコンビネーションランプやアルミホイールなど、従来に増してスポーティで力強い存在感を放つスタイリングへ進化した。インテリアは、より質感高く洗練させたほか、安全装備としてリアビューモニターを新たに採用。パワートレイン及びボディータイプは、現行モデルのラインナップを継承する。
2015年07月14日マツダは2日、六本木ヒルズおよびその周辺で7月18日~8月23日の期間にに開催される『六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION』に出展し、開発者トークショーや同乗試乗などを実施する『Be a driver. Experience at Roppongi』を開催すると発表した。同イベントでは、2015年に発表した「CX-3」「ロードスター」「デミオ MID CENTURY」展示のほかに、新世代商品の各開発担当主査とのトークショーや、開発者との同乗試乗、マツダ推奨のドライビングポジションレクチャーなど、来場者とマツダの開発陣が直接コミュニケーションできる体感イベントを実施する。同社は、より多くの人に新しいマツダを感じてもらうために、クルマづくりの思想や作り手と触れ合える施策『Be a driver. Experience』を展開していくとのこと。
2015年07月02日マツダは28日、軽自動車「フレアワゴン」に、「S-エネチャージ」の採用や安全性能・快適性能の向上、エクステリアデザインの変更といった商品改良を施して発売した。なお、フレアワゴン「カスタムスタイルXG」「カスタムスタイルXS」のターボモデルは2015年8月頃の発売を予定。今回の商品改良では、ISG(Integrated Starter Generator : モーター機能付発電機)を搭載したシステム「S-エネチャージ」を全車に採用するとともに、エンジンの改良も行うことで燃費性能を向上。「XG」「XS」の2WD車では32.0km/L(JC08モード燃費)という低燃費を実現し、全車がエコカー減税の免税対象となっている。クルマだけでなく歩行者も認識して、衝突回避または衝突時の被害軽減をサポートするステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート(DCBS)」の採用や、「ナノイー」搭載のフルオートエアコンをはじめ、女性ユーザーにうれしい各種機能の採用など、安全性能・快適性能も大幅に向上させた。デザイン面でも、上質感・高級感を高めたグリルやバンパーを採用し、より魅力的なエクステリアデザインとしている。フレアワゴンの価格は、136万800円~184万8,960円(いずれも税込)。
2015年05月28日マツダは25日、クロスオーバーSUV「CX-5」の世界累計生産台数が2015年4月末までに100万台に達したと発表した。これは、2011年11月の生産開始以来、約3年5カ月での達成で、「アクセラ(海外名 Mazda3)」に続いてマツダ車として2番目に早い記録となる。CX-5は、「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面的に採用した新世代商品の第1弾として、広島県広島市の宇品工場で生産を開始。現在は中国の「長安マツダ汽車有限公司」でも生産を行っているほか、ロシアの「マツダソラーズマヌファクトゥリングルース」、マレーシアの「マツダマレーシア Sdn. Bhd.」、ベトナムの「ヴィナマツダCo., Ltd.」でも現地組み立てを行っている。世界中で成長を続けるクロスオーバーSUV市場に、マツダの新たな基幹車種として2012年2月に投入したCX-5は、「2012-2013 日本カー・オブ・ザ・イヤー」など60を超える賞を世界中で受賞したほか、2012年、2013年と2年連続でSUV国内販売台数第1位を獲得するなど、グローバルにマツダのカーラインアップをけん引する主力モデルに成長した。
2015年05月25日マツダは5月20日、同日よりパシフィコ横浜で開催されている「人とくるまのテクノロジー展2015(主催:公益社団法人自動車技術会)」に新型「マツダ ロードスター」を出展した。4代目となる新型ロードスターの大きな特徴は、先代モデル比で100kg以上となる大幅な軽量化を果たし、総重量990kg~1060kgを実現した点だ。総重量が1tを下回るのは初代ロードスター以来となり、長年のロードスターファンにとってはうれしいニュースとなった。エンジンにはマツダ自慢の「SKYACTIV-G 1.5」を搭載し、トランスミッションには新開発のFR用6速トランスミッション「SKYACTIV-MT」を採用。さらに、前後重量配分を50:50とすることで軽快なドライビングフィールを実現するなど、同社が追求する「走る歓び」を具現化した1台となった。シートには新開発のネット素材とウレタンパッドを組み合わせた新構造「S-fit構造」を採用したことで、どんな体型のドライバーでも着座した瞬間に体を包み込み、走行中のホールド性を大幅に向上させることに成功した。また、安全技術の面では、ミリ波レーダーやカメラなどの検知デバイスを用いた先進安全技術「i-ACTIVESENSE」を装備している。新型「マツダ ロードスター」の発売日は5月21日で、価格は249万4800円~。マツダは「新型ロードスターを通して、さらに多くのお客様に走る歓びと笑顔をお届けし、マツダのさらなるブランド価値向上につなげていきます」とコメントしている。
2015年05月20日マツダは14日、軽乗用車「フレアクロスオーバー」に「S-エネチャージ」を採用するなどの一部商品改良を施して発売した。今回の一部商品改良では、ノンターボエンジン搭載機種の「XG」「XS」を対象に、ISG(Integrated Starter Generator : モーター機能付発電機)を搭載したシステム「S-エネチャージ」を採用。同システムは、燃料を多く必要とする加速時にモーターアシストすることで、エンジンの負荷を軽減して燃費の向上に貢献するほか、アイドリングストップからのエンジン再始動時の静粛性や快適性も向上している。さらに、660cc DOHCノンターボエンジン(R06A型)の圧縮比を、従来の11.0から11.5に高圧縮化するとともに、吸気・排気系を見直して低中速の動力性能と燃費性能を向上。この改良を施したノンターボエンジンとS-エネチャージを組み合わせることで燃費性能を高め、エコカー減税の免税対象とした。ボディカラーの変更も行われ、従来の「パールホワイト」に変えて、より透明感のある「クリスタルホワイトパール」を採用している。フレアクロスオーバーの価格は、133万7,040円~165万3,480円(いずれも税込)。
2015年05月14日トヨタ自動車とマツダは13日、「クルマが持つ魅力をさらに高めていく」ことを念頭に、両社の経営資源の活用や、商品・技術の補完など、相互にシナジー効果を発揮しうる、継続性のある協力関係の構築に向けた覚書に調印したと発表した。今後、両社で組織する検討委員会を立ち上げ、環境技術、先進安全技術といった分野をはじめとする、互いの強みを活かせる具体的な業務提携の内容の合意を目指していくとのこと。トヨタとマツダは、これまでもトヨタのハイブリッドシステム技術のライセンス供与や、マツダのメキシコ工場におけるトヨタの小型車生産などで業務提携を行っている。今回の協業検討の合意は、持続的成長に向けた真の競争力強化のために会社を挙げた構造改革に取り組むトヨタと、「SKYACTIV技術」と「魂動デザイン」を導入し、「走る歓び」を提供することを目指しているマツダの思い・姿勢とが一致したことにより、従来の提携の枠組みを超えて「クルマの新たな価値創造」に向けた中長期的な相互協力を目指すとしている。
2015年05月14日