社会での女性の活躍が叫ばれていますが、自分自身の働き方についてはどんな風に考えていますか。管理職になってバリバリ働きたい人もいる一方、あまり興味がないという人もいるかも。ただ、実際に管理職として働いている人とそうでない人では何か違いがあるのか、気になるところですよね。求人情報サイト、 リクナビNEXT が、女性ビジネスパーソンに対する調査の結果を見ると、30代と20代でのビジネスに関わる時間と費用の想像以上に顕著な変化がわかります。まず、勤務時間や残業時間に関しては、20代から30代にかけて増加する人が多かったものの、30代管理職と30代非管理職で差はないという結果が出ました。けれども、勤務時間以外で「社内の人との付き合いにかける時間」と「社外の人との付き合いにかける時間」においては、大きな差が見られました。「社内の人との付き合いにかける時間」は、30代管理職が週に2.88時間であるのに対し、30代非管理職は1.25時間、20代は1.73時間と1時間以上の違いが。「社外の人との付き合いにかける時間」も、倍近い差がつきました。社内外での人間関係は仕事をするうえで重要なことを感じている人もいるかも。そこに時間をかけて人脈を築けるかどうかが、30代からのキャリアアップに大きな影響を及ぼすのですね。次に、現在ビジネスに関わることでかけている費用をたずねたところ、ビジネススクールへの参加やビジネス書籍購入、社内の人との付き合いにかける費用、社外の人との付き合いにかける費用、いずれにおいても、30代管理職は、20代、30代非管理職を大きく引き離す結果となりました。特に、ビジネススクールへの参加費用については、30代管理職の9,900円に対し、30代非管理職は700円と約14倍の差がついており、20代非管理職も1,200円と、大きな差が生じています。もし20代に戻れるとしたら、今の自分のために最も時間をかけたいことをたずねたところ、30代管理職の24.0%が、「ビジネススキルをあげるためにビジネススクールへ参加する」と回答。他にも「社内の人との付き合いを深める」「ビジネススキルを上げるためにビジネス書を読む」「もっと仕事量を増やす」などの項目で30代非管理職より3ポイント以上の差がつきました。30代で管理職になった人は、20代からスキルアップをしておけばよかったと感じる人が多いようですね。今回のアンケートに回答した30代管理職のうち、52.0%が「仕事が楽しい」と答えているのに対し、「仕事が楽しい」と答えた30代非管理職は28.7%と管理職の約半分。仕事を楽しく続けたいなら、スキルアップをして、管理職をめざすのもひとつの方法なのかも。20代の頃は、なかなか30代のことはなかなか想像しにくいですよね。けれども、30代になって後悔しないように、そして可能性をより大きなものにしておくためにも、自分自身の働き方について改めて考えてみるのもよさそうです。・リクナビNEXT 公式サイト
2014年07月17日クラウド請求書管理サービス「Misoca(みそか)」を提供するスタンドファームは6月25日、クラウド会計ソフト「マネーフォワード」と「Misoca(みそか)」のデータ連携サービスを開始すると発表した。Misocaは、無料で見積・納品・請求書が発行でき、メール配信や郵送まで自動で行えるクラウドサービス。これまで個人事業主や中小企業を中心に1万3000 以上の事業者が利用する実績を持つ。今回の提携により、Misocaで作成した請求書データをマネーフォワードが自動取得できるようになる。取り込んだデータは、会計処理に必要な勘定項目がマネーフォワードによって自動的に付与されるため、利用者はその内容を確認するだけで会計記録を完了することができる。
2014年06月26日マネーフォワードとクレディセゾンは16日、自動家計簿サービス「マネーフォワード」に関する業務提携をすると発表した。クレディセゾンの発行するセゾン・UCカード会員限定で利用明細データを家計簿サービス「マネーフォワード」上に自動保存するサービスを開始する。これにより、セゾン・UCカード会員の利用明細データ閲覧期間は1年に拡大、利便性の向上につながるとしている。さらに今後は、クレディセゾンのネット会員IDで「マネーフォワード」にログインを可能とするID連携や、ユーザーに合わせたレコメンドサービスの提供を順次開始する。「マネーフォワード」は、クレジットカードでの支払いが毎日自動で家計簿に記録されるため、ユーザーは日常の現金支払いをクレジットカードに切り替える傾向がある。特に、カード利用回数が月間10回未満のユーザーの場合、「マネーフォワード」にクレジットカード登録後は、カードの利用回数が登録前の平均1.7倍に増加するなど、日々の決済手段の選択に変化があらわれているという。マネーフォワードは、こうした状況を踏まえ、クレディセゾンとの提携を強化することで、さらに支出管理を容易なものとし、両社の提供価値向上に努めていくとしている。提携の概要は、以下のとおり。○提携概要クレジットカードの利用明細データをマネーフォワード上で自動保存するサービスを開始する--クレディセゾンのインターネットサービス「セゾンNetアンサー」「アットユーネット!」では、クレジットカード利用明細の長期保存を求めるカード会員の声が多数寄せられていた。今後、カード会員は「マネーフォワード」を利用することで、クレジットカードの利用明細データ(PDFファイル、CSVファイル)を1年間無料で自動保存することが可能になる「セゾンNetアンサー」「アットユーネット!」に登録する1,000万人のクレディセゾンのネット会員に対し、上記サービスの利用を促進するセゾン・UCカード会員限定 「マネーフォワード」優待キャンペーンを開始(2014年6月予定)クレディセゾンのネット会員IDで、自動家計簿サービス「マネーフォワード」のログインが可能になる(2014年7月予定)「マネーフォワード」上で、ユーザーに合わせたレコメンドサービスを開始する(今夏予定)「マネーフォワード」は、クレジットカードのほか、銀行、電子マネー、証券会社など合計1,469以上の金融機関と連携しており、顧客は「マネーフォワード」上で複数の金融機関の入出金や残高状況を一括管理することができる(Web、iPhone、 Android、iPadで提供)。
2014年05月16日楽天EdyとTFペイメントサービスは4月17日、「おサイフケータイ」を搭載したスマートフォンで電子マネー「楽天Edy」の決済が利用できるプラットフォームを開発したと発表した。国内で初めて、外部デバイスを利用することなく、スマートフォン単体で電子マネー決済端末として利用できる。同サービスはおサイフケータイ搭載スマートフォンの読み取り機能を利用した決済アプリケーションと、クラウド型決済プラットフォーム「Thincacloud(シンカクラウド)」の連携により実現したもの。事業者は楽天Edyの加盟店契約を締結し、スマートフォンにアプリケーションをダウンロードするだけで、電子マネー決済端末として使うことができる。屋外イベントや運輸・宅配サービスなど幅広い分野への導入が見込まれており、TFペイメントサービスでは、将来的にGoogle Playなどのデジタルコンテンツ配信サービスから同決済アプリのダウンロードをできるようにする予定となっている。これにより、新たな電子マネーの決済手段を広く普及させる計画だという。第一弾として、「楽天Koboスタジアム宮城」で18日に開催される試合から、スタンドの一部(バックネット裏付近限定)でサービス運用を開始する。これは、ビールを購入する際に、「楽天Edy決済」をスマートフォンで利用できるようにしたもので、夏までにスタジアム全席への利用拡大を目指すという。iPhoneは活用できないものの、PayPalやSquareと異なり、専用のカードリーダーをせずに非接触ICでの決済ができることが特徴で、「おサイフケータイ」対応のスマートフォンの活用の幅が広まりそうだ。
2014年04月21日子どもへのマネー教育の第一歩として取り入れてほしいのが、「買い物ごっこ」です。学校ではさまざまな勉強を教えてくれますが、マネーリテラシー(お金を活用する能力)は学べません。算数は覚えられても、身の丈にあったお金の使い方や、将来をよりよくするためのお金の活かし方は学校では教えてくれないし、たとえ教えてもらったとしても、日々の暮らしに取り入れなければ習得することはできません。だからこそ、お金への興味が芽生え始める時期に買い物ごっこをすることは、親が子にお金の大切さを教える絶好の機会となります。買い物ごっこを通じて、マネー力を育むための親の声かけポイントを紹介します。買い物ごっこを始める前にスーパーやコンビニで買い物をすることが多くなった現代では、買い物に興味をもつ子どもは少なくなったように感じます。「いらっしゃい、いらっしゃい!安いよ~」なんて、道行く人に声をかける八百屋さん、魚屋さんを見なくなりましたしね。買い物ごっこに興味がわくように、親がナビゲートしていきましょう。買い物ごっこを始めるにあたって、まず用意してほしいのが「ままごと遊び」の道具です。おもちゃの野菜、お肉、果物、お魚とまな板、包丁、お椀、お皿等を使った、ままごと遊びから始めましょう。ままごとは女の子の遊びと思いがちですが、男の子でも楽しいものです。まな板の上に人参をのせて、包丁を使って2つに切る。それができたら「すごい!人参を上手に切ったね」と褒める。すると、子どもは嬉しくなって何度もやるはずです。「上手に切れたね」ではなく、「○○(切った食材)を上手に切ったね」と、食材の名前を添えることで、食材の名前を覚えることができます。まずはそこからスタートしてください。ままごと遊びに夢中になってきたら、食材の買い出しのときに、わざと子どもに商品をとらせたり、お金を払う手伝いをさせたりしましょう。商店街が近くにあれば、八百屋さんや魚屋さん、駄菓子屋さんで、お店の人と会話をしながら買うのも効果的です。「買い物って楽しいんだ!」「僕も(私も)やってみたい!」という気持ちをかき立てる場面をたくさん用意するのです。読み聞かせの絵本に、買い物のシーンがあるものを選ぶのもいいですね。ただし、無理強いは禁物です。すぐに興味を示す子もいれば、そうでない子もいます。無理矢理興味をもたせようとすると反発する子もいます。買い物やお金に対してネガティブな感情を植え付けてしまうと、それを取り除くのは困難です。買い物が楽しめないと、収入を得ること、仕事をすることに消極的になりやすくなるため、子どもが興味を示すまで、時間をかけて見守ってください。「それはいくらですか?」と聞いてみる買い物に興味を示し始めたら、おもちゃのお金と財布を用意して、買い物ごっこを始めましょう。子どもがお店屋さんになったときは、「そのりんごはいくらですか?」と、値段を聞いてみましょう。答えた金額によって、「それは安いね」とか「高いからやめようかな?」と真面目に応えることで、モノの値段に興味をもつようになります。「本物はいくらなの?」と、聞いてきたら、実際に見に行ってください。子どもが「あれは?」「これは?」と指差した商品の値段に答えることで、スーパー等に並んでいるモノには値段がついていることに気づきます。お金の種類と数え方を教えましょうモノの値段に興味が出たら、お金の価値を教えましょう。1円玉10枚、5円玉2枚、10円玉10枚、50円玉2枚、100円玉1枚を用意します。これらをテーブルに並べて、クイズを出します。最初は100円玉を指差して、「さて問題です。このお金はいくら?」と、聞いてみてください。当たったら「スゴイ!」、わからなければ「100円だよ」と教えます。100円で買える子どもの好きなお菓子等があれば、「100円があれば、○○が買えるね」等というと、記憶されやすくなります。小さな子どもは、1円玉や5円玉をあまり目にすることがないので、100円玉や10円玉等、馴染みのある硬貨から順にクイズに出していきましょう。また、50円以下のお金を説明するときは、「これ(50円玉)が2枚あると、100円になるんだよ」「10円玉5枚で50円だよ」と、何枚あればいくらになるかもクイズ形式で教えていきます。子どもは、クイズも褒められるのも大好きです。買い物ごっこでよく出てくる金額をヒントに、すんなり答えられる硬貨から順にクイズを出していきましょう。楽しみながらお金に触れることで、お金が身近に感じられます。100円、50円、10円、5円、1円の価値を丁寧に教えることで、計算力が高まりますし、おこづかいを渡したときのお金の使い方も違ってきます。一緒に買い物をするときに、100円で買えるもの、50円で買えるものを探してみるといいですね。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2014年02月20日「結婚してよかったなぁ」と末永く感じるには、お金でもめない家庭を作ることが大切だ。そんな結婚してからの必須マネー知識・常識を収録した『結婚したら知っておきたいお金のこと』が、海竜社よりこのほど発売された。筆者の畠中雅子氏はファイナンシャルプランナーとして、また、3児の母としても活躍している。筆者自身が日々の生活の中で感じた「お金で後悔しない人生」を過ごすためのポイントが、6つの章に分けて解説されている。第1章では家計管理の基本を紹介。共働きの場合でも、収入をまとめて管理することが効率的な貯蓄につながるという。また、筆者はお金の流れを把握するために、収入100%に対して各項目の支出費の割合を考えた、「家計バランス表」の設定を推奨している。中でも守ってほしい項目として、おこづかいは収入の10%がちょうどいいバランスと述べている。より効率的な貯蓄ルールを紹介している第2章では、金融機関やカードの使い方などを指南。第3章では妊娠・出産費と教育費、第4章は住宅費、第5章はいざという時に備える保険、そして第6章では老後資金と生涯マネー設計の全てを紹介している。読者には結婚間もない夫婦を意識して構成しているため、貯蓄ゼロからどのようにマネー設計をしていくかが、具体的な数字や図表を使って分かりやすく解説されている。同書は全213ページ。価格は1,260円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月22日楽天Edyは6日、小売店や飲食店などへ電子マネー「楽天Edy」および交通系・流通系電子マネーが使えるマルチ電子マネー決済端末(以下、マルチ決済端末)の導入を開始したと発表した。電子マネー専業である楽天Edyがマルチ決済端末の導入展開を開始することで、さらなる電子マネー市場の普及と活性化を目指すとしている。楽天Edyによると、従来は、クレジットカード会社を中心にマルチ決済端末の導入展開が図られてきた。加盟店が電子マネー決済端末を導入する場合は、電子マネー事業者ごとに契約や資金の処理を行うことが必要だったが、今回は電子マネー事業者の楽天Edyが契約を一元化し、マルチ決済端末を加盟店に導入することで、「一括して各種電子マネーサービスを導入でき、資金精算においても効率化を図れる」(楽天Edy)。また、ユーザーにとっては、いつも利用する小売店や飲食店など小額決済が見込まれるさまざまな店舗で各種電子マネーを使えるようになり、「精算時にスムーズな支払いを実現できる」(同)。マルチ電子マネー決済端末対象は、「楽天Edy」、交通系電子マネー「Suica」、流通系電子マネー「nanaco」。楽天Edyでは、今後、取り扱う電子マネーの種類を拡大していく予定としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日オリックス生命保険が所属するオリックスグループは10日正午、第9回「オリックスマネー川柳」の募集を開始する。「オリックスマネー川柳」は、2004年に開始した川柳コンクール。2011年の第8回には7万句以上の応募があり、「大賞」として海賊王さん(20代、男性)の「初任給母より先に被災地へ」が選ばれている。第9回となる今回のテーマは「お金」。貯める、増やす、使う、借りるなど「お金」に関する思いを詠んだ川柳を募集する。選者には川柳家の尾崎一泉氏を迎え、言葉の美しさ、句から感じられるユーモアや情景などを総合的に判断し、受賞者を決定する。各賞は、「大賞」が1句、「オリックスグループ賞」が5句(「オリックス生命賞」「オリックス銀行賞」「オリックス・クレジット賞」「オリックス自動車賞」「オリックス不動産賞」)、「優秀賞」が20句。賞品内容は、「大賞」が賞金30万円、および副賞として静岡県熱海温泉「ホテル ミクラス」または大分県別府温泉「杉乃井ホテル」1泊2食付き宿泊券1組2名分、「オリックスグループ賞」が賞金各10万円、「優秀賞」が賞金各1万円となる。作品は応募者の自作で未発表のもの限定。1回の応募は3句までとなっているが、1人で何回(何句)でも応募することができる。なお、応募作品および雅号(ペンネーム)の変更は不可となるほか、応募作品および雅号は「オリックスマネー川柳」およびオリックスグループのサイトで紹介する場合がある。さらに、発表は雅号で行い、個人名は一切公表しない。応募作品の著作権はすべて同グループに帰属する。また、応募者は応募作品について、著作者人格権を行使しないものとする。応募は、ハガキでの送付、または「オリックスマネー川柳」PC・スマートフォンサイトおよび携帯サイトにて受け付ける。募集期間は11月26日正午まで(ハガキでの応募の場合は11月26日必着)。各賞の発表は、2013年1月下旬頃に「オリックスマネー川柳」サイト上にて行う予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月10日累計5000億円を運用してきた元ファンド・マネージャーが、その膨大な知識と経験を生かし、これまでになかったマネー小説を、Web上で執筆します。掲載最初の週である先週は平日毎日更新しました。今週からは週1回の更新となります。女性インタビュアーは柏木の発言を受けて、さらに質問をした。「確かに米国は構造的に難しい状況に陥ったかもしれませんが、それに代わる成長のエンジンは生まれたのではないでしょうか? 中国や新興国はそうなってはいませんか?」柏木は軽く微笑みを作ってから答えた。「エンジンのひとつであることは否定しません。12億の人口を持つ国が豊かになるプロセスが世界経済に好影響を与えることは間違いありません。しかし、あの国は米国とは経済構造が違います。米国は内需成長型の国ですが、中国は外需成長型です。つまり、輸出に大きく依存している。将来のどこかで内需型に転換がなされるかもしれませんが、10年以内には不可能でしょう。それに貯蓄率も高い。つまり個人が消費に向けるエネルギーはまだまだ少ない。世界を見回して米国と同じ内需型になっている新興国は……ブラジルだけですね。ブラジルが米国の代わりになれば成長のメイン・エンジンになるでしょうが、まだまだその規模は小さい。それを考えると……」柏木はそこまで言うと視線を落とし少し淋しげな顔つきになった。自分の表情から結論を読み取って欲しいという態度に思われた。その後も質疑応答は繰り返された。特にユーロ圏の信用問題に時間が費やされ、柏木は丁寧に答えていった。そして、話題は日本のことになった。「ユーロ圏の信用問題もあって通貨では円が長期的な上昇傾向を続けていますが、ミスター・カシワギはこれについて、どのようにお考えですか?」「為替は本当に難しい。どんな力学が通貨に働くかは永遠の謎と言っていいかもしれない。でも、マネーのプロとしてそんなことを言ってはいられないですよね」柏木は笑いながら言ってから続けた。「円という通貨を考えるには、逆説的な説明をしなくてはならないと考えています」一転、真剣な表情になった柏木にインタビュアーは小首を傾げた。「逆説的?」「為替、つまり国家が発行する通貨の価値が何によって決まるのか。あるべき姿として、国力によって通貨の強弱が決まるとしましょう。すると、円という通貨を発行している日本という国の国力は強くなり続けていることになりますね。でも、直感的にその等式は成り立たないとお感じになるでしょう?」「確かに日本経済の長期低迷とは異なりますね」「国力とは何で構成されているか? 私は、(1)政治力、(2)経済力、(3)軍事力、(4)ソフト・パワー、の四つの総合で構成されていると考えています。この考え方に異論はないと思いますが?」女性インタビュアーは頷いた。「ひとつずつ見てみましょう。(1)の政治力には外交力も含まれます。日本の現状は酷いものです。政権交代後は混迷の連続で外交面でも戦後最悪の状況を作り出してしまった。(2)の経済力は見ての通りです。バブル崩壊以降、失われた20年は30年になりかねない。(3)の軍事力は…周辺諸国の軍事増強の中で安全保障の米国頼みは否めません」「(4)のソフト・パワー、文化や芸術による対外発信力ですが…KAWAII以外に目立った発信は出来ていない。すると、総合的に見て日本の国力が下がっているのは明白です。では、何故日本が発行する通貨、円が上昇を続けるのか?」インタビュアーは身を乗り出し、柏木を見詰めた。「私は今の世界経済の状況は1930年代と同じ状況だと考えています。主要国が各々時間差でバブル崩壊を起こし、デフレ状態に陥っている。中国の不動産価格を見ても明確にバブル崩壊を起こしている。つまり、世界はデフレに陥ってしまっているのです。国内の消費や投資、つまり内需は伸びず、外需に頼るしかない。全ての国は何とか輸出を伸ばして外貨を獲得しようとする。その為に自国通貨を安くして輸出競争力を高めたい。そこに真の国力が働きます。1930年代に近隣窮乏化政策と呼ばれたものを、暗黙の裡に世界主要国は国力の発揮と共に採っています。つまり……」言葉を切ってから、柏木は厳しい口調で続けた。「国力の強い国の通貨が弱くなり、国力の弱い国の通貨が強くなる。そういう前提が今の為替マーケットを支配しているのです」「だから国力の弱まった日本の通貨、円が上昇していると……」「日本人として悲しいですが、それが事実です。中国は国力があるから自国通貨の人民元を安く維持できる。円ドルの過去の関係を御覧なさい。円は米国の意思によってその方向性は決まってきた。米国政府の意思、米国企業の意思、米国通貨当局の意思、その総合によって決まって来たのです。米国の力が世界の中で相対的に落ちる中でも米国に代わる国々の総合力が日本に勝っている。それが円を『強くする』バイアスをかけ続けるのです」「柏木さんは日本という国を一体、どのようにお考えですか? 日本への投資、低迷を続ける日本株への投資を、これからどのようにお考えなのでしょうか?」女性インタビュアーは真剣な面持ちで訊ねた。「あの国は……もう、ダメです」(イラスト : ミサイ彩生)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第17回では、オンライン口座管理サービス『みんなの口座管理』を取り上げます。「みんなの口座管理」は、銀行や証券会社といった複数の金融機関の口座情報などを、インターネット上の1つの画面で確認することができる口座管理サービスです。1つのIDとパスワードのみで、登録している金融機関すべてのサイトへログインすることが可能です。また、金融機関以外にポイントやマイル、公共料金、インターネットショッピングといったサイトも登録することにできます。登録サイト数は、銀行が25社、証券会社が18社、FX会社が14社、クレジットカード会社が18社、ポイントやインターネットショッピングなどの「その他」が31社の合計106社(2012年9月30日現在)。NTTドコモの「My docomo」や楽天市場の「my Rakuten」、確定拠出年金インターネットサービスの「JIS&T」なども登録が行えるようになっており、家計簿代わりに使用することも可能です。それでは、早速使用方法を見ていきましょう。「みんなの口座管理」は、セブン銀行が運営していますが、同行の口座を持っていない人でも無料で利用することができます。まず、新規ユーザー登録ページにて必要情報を入力して仮登録した後、メールによる認証を経て本登録を行います。本登録が終わると、「金融機関の追加」画面にて、使用中の「銀行」「証券」「FX」「クレジットカード」「その他」の情報(口座番号やパスワードなど)を登録します。登録した金融機関の情報は、「資産一覧」ページにて一覧で表示されるようになります。このページでは、それぞれの金融機関情報のほかに、すべての資産の合計概算を示す「資産合計概算(銀行・証券・FX-カード)」や、電子マネー情報を示す「資産合計概算(その他)」などをチェックすることができます。また、ページ上部には「みんなの口座管理」からの通知も表示されるようになっています。もちろん、登録内容の詳細を確認することも可能です。「資産明細」画面では、金融機関の口座残高やカード利用明細といった詳細情報の確認が行えます。このうち、証券やFXの「資産明細」画面では、「時価単価」など登録した金融資産の時価を一括で確認することができるので、非常に便利です。「銀行等の入出金明細一覧」画面では、登録した銀行や証券、FX、その他(電子マネー)の入出金明細をまとめて表示。表示項目は、「日付」「金融機関名」「店名(口座番号)」「取引種別」「引出金額」「預入金額」「取引内容」「備考」の8項目となっています。「証券等の売買履歴一覧」画面では、登録した証券およびFXの売買履歴の一覧をチェックすることができます。表示項目は、「約定日」「受渡日」「金融機関名」「店名」「取引種別」「銘柄名」「数量」「単価」「清算」「金額」「備考」の12項目です。「クレジットカード利用明細一覧」では、登録したクレジットカードの利用履歴を閲覧することが可能です。表示項目は、「利用日」「カード名」「名義人」「支払月」「取引種別」「利用店名」「利用金額」「支払回数」「備考」の10項目となります。いくつかの表示項目に関しては、表示順序を昇順、降順に並び替えることができます。また、登録した金融機関情報を更新したい場合は、各金融機関の「更新」ボタンをクリック、すべての金融機関の情報を最新にしたい時は、「全てを更新」ボタンをクリックすると、情報が更新されるようになっています。なお、それぞれの明細・履歴の表示期間は最大3カ月ですが、サイトによりそれ以下の場合があるので注意して下さい。「オートログイン」機能を使うと、「みんなの口座管理」に登録したログイン情報を使用して、対象の金融機関に自動的にログインすることができます。ただし、オートログインに対応していないサイトについては、「ログイン」ボタンをクリックすると金融機関のログイン画面が表示されるようになっており、そこで各金融機関のログイン情報を入力してログインする必要があります。さて、みなさんの中には、口座情報などの重要情報を登録することについて不安を感じる人もいるかもしれません。しかし、「みんなの口座管理」では万全のセキュリティ対策を講じて、利用者の情報を守っています。登録の際には、SSLによる暗号化通信で個人情報を保護すると同時に、登録した情報は、複数のファイアーウォール(ハッカーからの不正アクセスを防止するための装置)によりガード。さらに、情報を格納するデータベースシステムは、セキュリティの堅牢なデータセンターに置かれ24時間365日監視されているため、安全に利用することができます。複数の金融機関情報をまとめて管理できる「みんなの口座管理」で、わずらわしいパスワード管理から解放されてみませんか? 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月03日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第16回では、オンライントレード証券会社の『楽天証券』を取り上げます。「楽天証券」は、インターネット専門の証券会社で、株・FX・投資信託など豊富な商品を取扱っています。同社のWebサイトでは、マーケット情報やニュース、経済カレンダー、専門家によるレポートなど様々なコンテンツを提供しており、投資生活に役立つ情報をチェックできるようになっています。各種ツールも充実しており、その中で最も人気と評判が高いものが、リアルタイムトレーディングツール「マーケットスピード」です。このツールは楽天証券独自のトレーディングツールで、国内株式の取引をはじめ、米国株式、FX取引、日経225先物、日経225オプション、海外先物、カバードワラントをワンストップで取引することが可能です。多機能でありながら操作は非常にわかりやすく、現在までの利用者は40万人以上(楽天証券)に上ります。「マーケットスピード」の特徴は高い操作性とスピードにあります。操作性においては、ほとんどの画面で右クリックでの画面遷移が可能となっており、「注文」や「チャート画面への切替」「銘柄登録」などが簡単に行えます。スピード面では、板情報(注文情報)からクリックするだけで発注できる「クイック注文」機能や、最短2クリックで発注できる「スーパークイック注文」機能を備え、ほぼリアルタイムで取引が行えるようになっています。また、「通常注文」に加えて、「逆指値注文」および「逆指値付通常注文」にも対応しています。逆指値注文とは、「価格が上昇し、指定した値段以上になれば買い」「価格が下落し、指定した値段以下になれば売り」とする注文方法です。一方の「逆指値付通常注文」とは、通常の指値注文に加え、相場が予想と異なる展開になった場合に、注文条件が変更できるように前もって条件を指定する注文方法です。つまり、通常の注文と逆指値注文を組み合わせて執行される仕組みです。「マイページ」機能では、投資情報画面や注文約定照会画面、ニュース画面といった搭載されている画面のほとんどを、自分の投資スタイルに合わせてレイアウトすることができます。「マイページ」には、4分割が可能な「カット画面」と、1ページに最大10画面まで登録可能な「マルチ画面」が用意されており、各画面はそれぞれ15ページまで設定することが可能です。また、画面を分割することで、複数銘柄の気配を同時に表示することもできます。初心者の人なら「マイページ」のテンプレート機能を利用すればいいでしょう。この機能では、楽天証券が選んだ6種類のテンプレートを使用できるほか、事前に用意されたレイアウトを外部ファイルから取り込むことが可能となっています。基本テンプレートとして、「クイック銘柄確認」「注目銘柄分析」「デイトレ板&チャート」「スプレッド取引」「株式指数先物」「引け後銘柄選択」などを搭載し、プロ仕様の情報収集が行えます。チャート機能も多彩です。「一目均衡表」や「ボリンジャーバンド」など20種類以上のテクニカルチャートが用意されており、チャートの拡大・縮小、トレンドライン&メジャーラインの編集に加え、コメントやオリジナルアイコン、トレンドラインを線画して登録できるようになっています。「ティック」「分足」「日足」「週足」「月足」の切り替えも簡単。さらに、「複合チャート」を利用すると、複数の株価チャートを重ね合わせて銘柄の比較が行えるため、様々な角度から分析することが可能となります。なお、「マーケットスピード」を利用する場合は、ソフトをダウンロードして使用しているパソコンにインストールした後、利用申請を行う必要があります。利用料金は3カ月3,000円。ただし、取引実績・口座状況に応じて無料で利用することができます。詳細は画像を参照ください。「自宅だけでなく外出先からも注文したい」、そんな人には携帯電話・スマートフォン専用トレーディングツール「iSPEED」の利用をお勧めします。リアルタイム株価のチェックから発注まで、トレーディングに必要な各種情報をアプリ上で閲覧することが可能となっており、Android、iPhone、iPad、および携帯会社4キャリアに対応しています。料金は無料で、利用申請の必要もなく誰でも利用できます。このほか、楽天証券Webサイト、「マーケットスピード」ならびに「iSPEED」(iPhone/Androidバージョン3.1以降)からは、東洋経済の人気企業情報誌「会社四季報」の最新データを発行日当日に閲覧することもできるようになっています。魅力的なツールと豊富な情報が入手できる「楽天証券」で、オンライントレードを始めてみるのもいいかもしれません。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月26日ティーガイア、日本ユニシスおよびビットキャッシュは24日、プリペイドカード形式の電子マネー「ビットキャッシュカード」の販売をティーガイアが運営する携帯電話ショップなどにて順次開始した。「ビットキャッシュカード」は、オンラインゲームをはじめ、動画や音楽のダウンロード、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)など、様々なWebサービスにおいて利用可能なサーバー管理型電子マネー。ひらがな16文字のIDを使用し、高度なセキュリティと利便性を実現しているという。個人情報を入力する必要がないため、サイト上での決済を匿名で行うことができる。今回発売する「ビットキャッシュカード」は、5,000円、1万円、2万円の3種類(いずれも税込)。販売は、ティーガイアの直営携帯販売店、およびティーガイアと日本ユニシスが提供する「ギフトカードモール」となる。「ギフトカードモール」では、店舗のレジで入金処理をすることで利用可能な新方式のギフトカードを販売。これにより、偽造や盗難のリスクをなくすことができるとともに、店舗では仕入れや棚卸しの必要がないため、「省スペースでの販売が可能になる」(両社)としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月25日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第15回では、総合金融情報サイト『モーニングスター』を取り上げます。「モーニングスター」は、投資信託情報をはじめ、株式・債券・為替・変額年金・商品ファンドなど、豊富な投資関連情報や経済情報を中立的な立場で提供する総合金融情報サイトです。「金融電卓」「ポートフォリオ」など資産運用に役立つ様々なツールが用意されています。主なコンテンツの1つである「投資信託」ページでは、国内の投資信託情報や外国籍投資信託情報、ファンドランキング、分配金速報などを閲覧することができます。ファンドを検索したい場合は、「ファンド名から検索」「条件を指定して検索(詳細検索)」「毎月分配型ファンド検索」「最大下落率を把握して探す」の4つの方法で検索することが可能です。各ファンドの詳細ページでは、基準価額や純資産など基本情報に加え、チャートや関連ニュース、ファンド分析などを紹介。また、モーニングスター独自の”★”記号を使った「スターレーティング」や、9つの箱でファンドの現在の規模と属性を図示する「9つの箱のスタイルボックス」といった視覚的に分かりやすい評価情報を採用しています。投資信託の知識や経験がない初心者の人でも、「らくらくファンドナビ」ツールを使えば、簡単に自分に最適のファンドを探すことができます。「らくらくファンドナビ」とは、運用利回りの計算などを行う「金融電卓」ツールを使用して、ファンドを検索するツールで、「増やすための資産運用」と「退職後の資産運用」の2つのスタイルからファンドを検索することが可能となっています。使用方法(「増やすための資産運用」)は、まず「金融電卓」の「運用・利回り」計算で目標とする運用利率を算出します。次にファンドを選ぶ際に重視する項目を選び、その後、検索結果の各カテゴリー(国内株式型、国内債券型、国際株式型、国際債券型)からファンドを1つずつ選択します。ファンド選択が終了すると、ファンドの一覧が表示されます。このページは印刷が可能なほか、各ファンドはポートフォリオに登録することができます。さらに、「金融電卓」では、「らくらくファンドナビ」で使用した「運用・利回り」のほかに、「取崩し・受取期間」「取崩し・受取金額」「取崩し・利回り」の3つの計算が行えます。具体的には、「運用・利回り」では、退職までの資金運用のための年間利回りを、このほかの3つでは、退職後に資産を取り崩す際の受取期間、受取金額、必要利回りを算出することが可能です。次に、「株式」ページについて見ていきましょう。同ページでは、株式検索、取引所情報(20分ディレイ)、PTS情報(リアルタイム)、国内株式ランキング、「ピックアップ外国株」、「株式新聞コラム」などのコンテンツを掲載。このうち、株式検索では銘柄名または銘柄コードを入力するだけで、目当ての銘柄を簡単に検索することができます。各銘柄ページでは、現在値や株価チャート、PTS株価、株価比較、指標、ファンド組入れ状況などが表示されます。同ページのお勧めツールの1つが「グローバル株式検索」です。このツールでは、国内外の上場銘柄の業績や財務指標を比較分析することが可能となります。対象は、日本市場、米国上場(ADR含む)主要銘柄、中国本土上場銘柄、香港市場上場主要銘柄で、モーニングスター独自セクターやインダストリーグループによる分析を実施。また、時価総額やパフォーマンスなど日本円への変換機能も搭載し、グローバルな銘柄比較が行えるようになっています。投資家の皆さんにぜひ活用して欲しいのが「ポートフォリオ」管理ツールです。このツールでは、保有または注目している株や投資信託の運用状況を一目で把握することが可能です。現在の基準価額や株価が反映されるため、日々の損益や分散投資の状況を簡単にチェックできるほか、毎月定期的に金融商品を購入している場合は、「積立プラン」を選択すると毎月自動で買付登録が行えます。さらに、「X-Ray」機能では、多地域・多商品に分散投資されたポートフォリオデータを、7つの視点から集計、分析を実施。ユーザーは、「資産分散状況」「地域分散状況」「株式スタイル分析」「債券スタイル分析」「コスト分析」「レーティング分析」「リスク・リターン分析」の7視点に関する分析結果を確認することができます。なお、「ポートフォリオ」管理ツールを利用する際は、「モーニングスタークラブ」への入会が必須となります。入会金は無料で、会員は、投資に役立つレポートを紹介する「アナリストの視点」や、ニュースなどを配信する「アラートメール機能」といった特典を利用できるようになります。このほかにも、投資初心者や投資を学びたい人向けの「マネースクール」ページ、ETF情報などバラエティ豊かなコンテンツが揃っています。皆さんも「モーニングスター」のツールを活用して、より効率的な資産運用を始めてみませんか?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月21日ポプラは11日、イオンクレジットサービスおよび三井住友カードと協力し、ポプラグループ全店(「ポプラ」「生活彩家」「くらしハウス」「スリーエイト」)で、電子マネー「iD(アイディ)」と「WAON(ワオン)」の取り扱いを開始すると発表した。8月31日に33店舗でサービスを開始しており、今後段階的に対象店舗を広げ、10月末をめどにポプラグループの約700店全店に導入を完了する予定。ポプラでは、2005年11月に全店舗で「楽天Edy」の取り扱いを開始している。このたび新たに「iD」と「WAON」を導入し、拡大する電子マネー決済ニーズに対応することで、顧客の利便性向上を図るという。今後も各社は協力し、顧客の更なる利便性向上と各決済サービスの利用促進を図っていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第14回では、中国株式情報を中心とした金融情報総合サイト『サーチナ・ファイナンス』を取り上げます。「サーチナ・ファイナンス」は、中国株式に関する情報をはじめ、様々な個人投資家向けの情報を提供する金融ポータルサイトです。主なコンテンツとして、「株価速報」、中国銘柄リスト、各種ランキング、投資判断情報、外為/FX情報などを提供しています。「サーチナ・ファイナンス」の詳細を見ていく前に、まずは中国株市場について説明しましょう。中国株市場は、上海市場、深セン市場、香港市場の3つの市場からなるのが特徴です。このうち上海市場と深セン市場は、それぞれA株市場とB株市場に分かれており、A株市場では中国国内投資家および特定の条件を満たした海外投資家を対象に、人民元で取引が行われています。一方、B株市場は中国国内および海外投資家向けに、米ドルまたは香港ドルで取引されています。香港市場は、メインボードと、中小型成長株を対象としたGEM(Growth Enterprise Market)市場の2つに分かれています。上場株式は、中国本土に法人登記している中国企業の「H株」、中国本土に主な事業資産を有し、海外に登記している企業を指す「レッドチップ」の2つが代表的なものとなり、いずれも香港ドルで取引されています。「株価速報」ページでは、「ハンセン指数」(香港証券取引所で売買される銘柄のうち、代表銘柄を時価総額で加重平均した指数)をはじめ、「H株指数」「レッドチップ指数」「GEM指数」「上海指数」など、各市場の指数速報を表示。一目でチェックすることが可能です。また、それぞれの指数の比較チャートや、月足・週足・日足チャート、構成銘柄、
2012年09月12日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第13回では、個人投資家向け金融投資情報サイト『みんなの株式』を取り上げます。「みんなの株式」は、SNS機能を活用した株に関する情報コミュニティサイト。「株に興味がある人」や「株取引をしている人」を対象にしており、通常のSNS機能に加え、「みんかぶPicks」や「みんかぶポートフォリオ」など「株式投資」に特化した機能を利用することができます。サイトは誰でも閲覧可能ですが、SNS機能などを使用する場合は会員登録(無料)が必要となります。なお、カブドットコム証券およびマネックス証券の証券口座の保有者は、両社サイトから簡単に会員登録が行えるようになっています。「みんなの株式」の代表的な機能として、「みんかぶPicks」と「みんかぶポートフォリオ」の2つが挙げられます。最初に「みんかぶPicks」について見ていきましょう。「みんかぶPicks」とは、ユーザー同士が特定銘柄に対する「買い」「売り」予想を投稿・閲覧できる機能のこと。取扱上場銘柄の今後の株価の値動きに対して、予想と実際の株価の値動きとを照らし合わせ、各会員の予想の精度を自動的にポイント化する仕組みです。ポイントの算出は、予想した銘柄の「株価の変化率(上昇率や下降率)」「経過時間などに基づく割引率」に係数を掛け合わせて行います。予想通り株価が動いた時はポイントがプラスされ、反対に予想とは違う値動きをした時はポイントがマイナスされます。さらに「強気」で投稿すると、通常の倍のポイントで計算されるようになります。獲得ポイントは、その会員が過去に投稿した「予想精度」となり、上位会員はランキング形式で表示されます。Picks(予想)の投稿方法は、「みんなの株式」にログイン後、まず、投稿したい銘柄の「銘柄ページ」(後述)を開きます。そこで、銘柄の株価が「今後値上がりする」と予想する場合は「『買い』予想する」を、「値下がりする」と予想する場合は「『売り』予想する」をクリックします。すると「Picks(予想)の投稿フォーム」が表示され、その投稿フォームから「タイトル」「目標株価」「期間」「理由」などを入力して完了となります。タグや画像も投稿可能となっているので、自作のチャート画像などをアップすることができます。また、コメントも投稿可能で、予想に対する意見や質問も行えます。次に、「みんかぶポートフォリオ」について説明しましょう。この機能は、特定銘柄に「Picks(予想)」を投稿している会員のポイントを集計して、注目度の高い銘柄を表示するというポートフォリオです。株初心者や未経験者でも、簡単に注目銘柄を見つけることができるほか、他の会員が注目銘柄に関してどのような予想を行っているかを知ることにより、株に対する知識を深めることができるようになっています。各銘柄の詳細情報を知りたい場合は「銘柄ページ」をチェックしましょう。取扱上場銘柄について個々に「銘柄ページ」が用意されており、前述の「みんかぶPicks」をはじめ、該当銘柄の株価推移と「みんかぶPicks」の投稿数と投稿者の過去の予想における確度を時系列に表示したチャート、株価診断、掲示板、企業情報(野村総合研究所提供)、ニュース(ロイター、メルトレ、株式ネット新聞、株式にっぽん、IGマーケッツ証券の6社提供)など、該当銘柄に関する詳細情報を閲覧することができます。なお、掲載株価情報は、最低20分ディレイ(遅れ)となっています。さて、SNSサイトといえばブログや掲示板といった人と繋がる機能が特徴ですよね。もちろん、「みんなの株式」でも会員同士でコミュニケーションを取る機能が用意されています。そのうちの1つ「コミュニティ」では、特定の銘柄や共通の関心、投資方法などについて掲示板を通して情報交換することができます。有望株情報を知りたい時などはここで質問してみるといいかもしれません。また、「日記」にも各会員が株に関する様々な情報を投稿しているので、お気に入りの会員を見つけて参考にするのもいいでしょう。情報分析や投資方法などをよく参考にしている会員は、「リスペクト登録」することができます。リスペクト登録した会員が「予想(Picks)」や「日記」を更新すると、会員専用ページ「マイページ」に更新情報が表示されるようになるので、より使い勝手がよくなりますよ。なお、自分がリスペクト登録されている場合は「マイページ」の「みんなの株式」サマリに表示されるようになっています。このほかにも、マーケットカレンダー機能やニュース、銘柄スクリーニング機能、銘柄・決算情報ランキングなど便利な機能が満載。多くの個人投資家とコミュニケーションを取ることができる「みんなの株式」で、投資生活をより実り多いものにしていくことができるかもしれません。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日NTTスマートトレードは3日、電子マネー「ちょコムeマネー」からVisaプリペイド「Vプリカ」への交換を開始した。あわせて、「Vプリカ」1,000円券が当たる「Vプリカ交換開始キャンペーン!」を実施する。「ちょコムeマネー」は、NTTスマートトレードが提供するショッピング専用電子マネー。同マネーを、インターネット上のユーザー専用貯金箱にチャージ(購入)することで、ショッピングに使用できる。チャージ方法は、ネット銀行やクレジットカードを使ってオンラインから行う方法と、コンビニや銀行ATMにて現金またはキャッシュカードで行う方法の2種類が用意されている。未成年でも利用可能。チャージできる金額上限が決まっているプリペイド方式のため、「使いすぎる心配はない」(同社)という。利用可能なショップ・サービスは約3,000店。同社はこのたび、「ちょこむeマネー」から、インターネット上でクレジットカードと同様に使用できるネットショッピング専用バーチャルVisaプリペイド「Vプリカ」への交換を開始。交換レートは、「Vプリカ」3,000円券が「ちょコムeマネー」3,300円分、「Vプリカ」5,000円券が「ちょコムeマネー」5,350円分となる。あわせて、今回の交換開始を記念し、「ちょコムeマネー」から「Vプリカ」への交換を行った人の中から、抽選で100名に「Vプリカ」1,000円券が当たる「Vプリカ交換開始キャンペーン!」を実施。期間中、交換を行った人はもれなくキャンペーンに自動エントリーされる。期間は10月31日まで。「Vプリカ」は、インターネット上でクレジットカードと同様に使えるネットショッピング専用バーチャルVisaプリペイド。日本国内在住の18歳以上であれば、本人確認資料や審査なしですぐに発行することができる。使い方は、ネット決済の際、クレジットカード番号入力欄に「Vプリカ」のカード番号を入力して使用する。発行はライフカード。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第12回では、オンライン家計簿『たまる家計簿』を取り上げます。「たまる家計簿」は、完全無料で、いつでもどこでも手軽に利用することができるオンライン家計簿です。家計簿機能だけでなく、ブログ機能やSNS機能など楽しい機能も充実。三日坊主の人でも飽きることなく続けられるようになっています。また、Yahoo! JAPANをはじめ、mixiやGoogle、はてな、NTT IDなど、各種OpenIDに対応しており、各サイトのユーザーは、会員登録を行わなくても「たまる家計簿」を始めることができます。IDとパスワードを新規に作成する必要がなく、入会の手間も省けるのでとても便利です。使い方は簡単。まず会員登録を行うか、自分が利用しているOpenIDでログインします。会員登録(ログイン)した段階で基本的な初期設定は自動作成されるため、すぐに利用することが可能です。さらに、「パソコンからの入力」「携帯電話・スマートフォンからの入力」「メールを送信して登録」に対応しているのが特徴で、自宅だけでなく買い物したその場で家計簿をつけることができます。家計簿の基本的な入力は「明細」から行います。入力方法は、「毎日の明細入力」「明細入力(まとめて入力)」「レシート入力」の3つ。最初に説明する「毎日の明細入力」は、日付から家計簿をつける機能です。この「毎日の明細入力」ページにて「新しい明細を追加する」をクリックすると、入力画面が表示されます。ここで「金額」や「支出の種類」「支出先」といった項目を1件ずつ入力していきましょう。各項目は、デフォルトでは一般的に使用される費目が登録された状態ですが、もっと細かく管理したい場合やおおまかでいい場合などには、「my費目」ページにて費目の追加・削除が行えます。また、「支出先」項目については、「支出先設定」ページにてよく利用する店舗や会社などを登録することができるので、特定の支出先で無駄遣いをしていないかチェックすることも可能です。1件ずつ入力するのは面倒という人には、「明細入力(まとめて入力)」機能がお勧め。この機能では1ページ当たり10件の収支情報をまとめて入力することが可能です。財布の中にレシートが貯まっているというような人なら、「レシート入力」機能を使えばいいでしょう。これはレシートをそのまま入力する機能で、溜まったレシートを処分して財布の中をすっきりさせることができますよ。「メールを送信して登録」する場合には、明細と一緒に写真を登録する「シャ明細」機能 の利用が可能です。この機能は、旅行や買い物の記念に商品を撮影して家計簿と一緒に保管したり、レシートや領収書を撮影して保管するといった用途に利用できるというもの。登録された写真は会員で共有され、コミュニケーションツールや節約の参考として使うことができます。さて、最近はカードで毎日の買い物を済ませる人も多くなっているようですが、そんな人にうってつけの機能が「カード管理」機能です。クレジットカードを登録すると、自動的にカードの引き落し明細が作成され、その後、引き落し明細を見ながら、実際に送付されてきた引き落し予定と合わせて、実際に引き落とされた明細を「引き落し登録」を行うようになっています。カードは複数枚の登録が可能です。登録情報はグラフ化され、一目でチェックすることができるのも便利。グラフの種類は、「毎月の支出内訳」「毎月の収入内訳」「資産の推移」「支出の推移」などで、パソコンだけでなく携帯電話から見ることもできます。また、「家計簿明細」や「カード明細」などの情報をCSVデータとして出力することも可能です。ところで、皆さんは買い物をする時の特売情報をどこで入手していますか? 「たまる家計簿」では、「価格情報共有サービス」といって、スーパーなどの買い物情報をユーザー同士で共有するサービスを提供しています。店舗情報は携帯電話の位置情報から登録でき、商品金額の入力も簡単に行えます。登録した情報は地図上に表示されると同時に、携帯電話から今いる場所の近くのお得情報も確認できるため、時間が空いた時にいつでも買い物情報をチェックすることが可能です。「節約したい」と思っていても、具体的な目標がなければなかなか実現できないものですよね。そんな時に是非使ってもらいたいのが「目標」機能。期間と目標金額を設定すると、トップ画面に進捗具合が常に表示されるようになります。加えて、一度立てた目標は会員に公開されるため、より意識的に節約に励むことができるようになっています。このほかにも、入力した支出明細をTwitterでつぶやく「つぶやき家計簿」や、コミュニティやメッセージなどのSNS機能、日記、スケジュール管理機能と様々な機能を利用することができます。節約に役立つ機能が満載の「たまる家計簿」なら、無駄遣いが減ってお金が”どんどん”たまるかもしれませんね!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第11回では、投資・マネーの総合サイト『Yahoo!ファイナンス』を取り上げます。「Yahoo!ファイナンス」は、金融関係の情報を取り扱うポータルサイトです。株価や新規株式公開(IPO)、株主優待といった日本株情報をはじめ、投資信託、外国為替、中国株、金利、経済ニュース、企業情報など様々な情報を掲載しています。コンテンツの種類が多いのが特徴で、初めて利用する人はその膨大な情報量に圧倒されるかもしれません。本コラムでは、それら多くのコンテンツの中でも代表的なものについて見ていきたいと思います。まず始めは基本の株価検索について説明しましょう。株価検索は「証券コード」または「企業名」を入力して行います。正式な企業名が分からない場合でも、会社名の一部を入力するとその文字を含む会社が一覧表示されるので便利です。また、検索の際には「株価ボード」「板気配」など表示形式を選択することが可能です。銘柄詳細ページでは、株価をはじめ、チャート、企業情報、その銘柄の掲示板、株主優待情報など様々な情報を確認することができます。ランキング情報も充実しています。「値上がり率ランキング」などを確認できる「マーケット関連ランキング」や、「営業利益」などを集計した「企業ランキング」のほかに、オリジナルコンテンツとして「ソーシャルランキング」を掲載。この「ソーシャルランキング」では、「掲示板投稿数ランキング」「検索数ランキング」「検索率上昇ランキング」の3つのランキングを確認することができます。中でも「掲示板投稿数ランキング」は、「Yahoo!掲示板」への投稿数を銘柄別にランキング化したもので、ユーザーの関心が高い”今、盛り上がっている”銘柄を知ることができます。投資家にとって最も気になることの1つが将来の株価の動きです。「Yahoo!ファイナンス」では、その株価の値動きを様々な投資の達人たちが予想する「株価予想」というコンテンツを提供しています。同コンテンツでは、投資の達人たちが出した予想に対して、実際の結果を公開し、結果を「3勝1敗」など具体的な勝率として公開。予想的中率が高い投資の達人が一目でわかるほか、投資の達人たちをユーザーからのアクセスやコメントが多かった順にランキング化して紹介しています。次に、「ポートフォリオ」管理機能について紹介しましょう。同機能では、自分が所有する銘柄や興味がある銘柄を登録すると、日々の値動きや出来高などを一覧で表示することができます。1つのポートフォリオには50銘柄まで登録可能で、加えて複数のポートフォリオの登録が行えるためでは分が所有する銘柄や興味がある銘柄を登録すると、日々の値動きや出来高などを一覧で表示することができます。1つのポートフォリオには50銘柄まで登録可能で、加えて複数のポートフォリオの登録が行えるため、幾つでも銘柄の登録が行えます。銘柄の登録は、各銘柄詳細ページの「追加」ボタンをクリックするだけで簡単に登録できるので、とても便利。さらに、ドラッグ&ドロップするだけで編集したり、「株価ボード」や「今日の値動き」といった多彩なチャートを表示したりすることも可能です。もちろん投資信託や外貨の登録もできます。なお、利用する際は「Yahoo!ID」の取得(無料)が必要となります。「もっと投資に役立つ情報が欲しい!」という人には、上場全銘柄の詳細データとオリジナル業種分類のレポートを閲覧できる有料サービス「ロイター銘柄レポート」をお勧めします。銘柄レポートには、証券アナリストのコンセンサス情報や東洋経済記者による分析記事、ファンダメンタルズの各種指標からテクニカル分析に必要なチャートまで、株式投資に必要なデータが満載。料金は月額1,449円です。なお、有料会員以外の人へのサービスとして、業種別・銘柄別レポートページにて、毎週1件無料で「今週のレポート(PDF)」が読めるようになっているので、是非活用してみましょう。また、有料サービス「Yahoo!ファイナンスVIP倶楽部(以下、VIP倶楽部)」を利用することもできます。VIP倶楽部は、リアルタイム株価と専門家が利用する専用端末などに流れるニュースを閲覧できるサービスです。VIP倶楽部を購入すると、全市場の株価情報をリアルタイムで表示できるほか、見出しに「VIP」が付いたトレーダー専用の最新記事を全文閲覧することが可能となります。VIP倶楽部を購入する場合は、「Yahoo!ID」の取得および「Yahoo!ウォレット」の登録が必須となっています。料金は月額2,079円です。さらに、携帯電話およびスマートフォンからも利用できるほか(一部利用できない機能あり)、Android、iPhone向けアプリ「株価チェック」、iPad向けアプリ「株価マップ」も無料で提供されています。みなさんも投資に役立つサービスが満載の「Yahoo!ファイナンス」を活用して、より効率的な資産運用を目指してみませんか?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第10回では、オンラインパーソナル・ファイナンスサービス(個人資産管理サービス)『Money Look(以下、マネールック)』を取り上げます。「マネールック」は、個人資産を総合的に管理することができるオンラインサービスです。「家計簿をつけたい」、「口座を手軽に管理したい」、「クレジットカードの利用状況を把握したい」いったさまざまな目的に対応。証券や銀行、カードなど個人のオンライン口座の残高などの情報を一覧で管理できるほか、ワンクリックで指定の金融機関のオンライン口座にログインすることも可能となっています。料金は無料で、利用する際は同サイトに会員登録を行います。また、「Yahoo!JAPAN ID」を持っている場合は、同IDを使って利用することができます。早速、サービス内容について説明していきましょう。「家計簿をつけたい」と考えている人には「キャッシュ管理」機能がお勧め。この機能は、日々の収支を管理する家計簿機能となっており、通常の家計簿より入力項目を最小限に抑えることで、家計簿をつける手間を大幅に削減しています。使い方は、投稿フォームに「金額」と「メモ」を入力するだけ。後はシステムが自動で計算して、「お金の動き」エリアに結果が表示されます。入力した情報は自動的にグラフ化され、お金の利用状況を一目で把握できるほか、予算の管理や収支結果の分析も行えます。また、メモで良く使う単語に項目(食費など)をあらかじめ登録しておく「お金管理タグ」機能を使えば、次回から同じ単語がメモに含まれた際に、自動で項目が設定されるようになります。これは入力の手間を減らせるのでとても便利です。あと、メールやTwitterからも入力できるので、外出先でも手軽に家計簿をつけられます。「計画的にお金を貯めたい」人にも便利な機能が用意されています。それは「目標管理」機能といって、「旅行費用」や「車の購入資金」など具体的な目標を設定し、必要な資金が貯まるまでの進捗状況をチェックできるというものです。達成状況は金額とパーセントで表示され、計画的にお金を貯めることができます。「口座を手軽に管理したい」「クレジットカードの利用状況を把握したい」という人は、銀行やクレジットカードなどオンライン口座の一括管理が可能な「口座管理」機能を使うとよいでしょう。通常、複数の口座情報をネットで確認する場合、IDとパスワードを各サイトでいちいち入力しなければいけません。あれって面倒だと思いませんか? でも「口座管理」機能を利用すると、ワンクリックで各サイトへ自動ログインできるようになり、IDやパスワードを入力する手間を省けるようになります。「口座管理」機能の最大の特徴は、登録口座の全ての残高・明細情報を自動取得し、現在の資産状況を一目で把握できること。どの口座に残高がいくら残っているかなど、気になる情報をすぐにチェックすることが可能となります。取得した情報は資産分析や「キャッシュ管理」などでも利用できるため、「残高推移」アプリで資産の伸びを確認したり、「資産負債別一覧」アプリでグラフ化した資産内訳の確認が行えるようになります。対応金融機関は、銀行、クレジットカード、証券、FX、電子マネー、ポイントサイト、地金など700社以上で、ほとんどの金融機関をカバー。さらに、24時間いつでも年金記録を確認できる「ねんきんネット」サービスにも対応しています。「口座管理」機能の使用方法は、各サービスを利用する際に使うID、パスワードなどのログイン情報を「口座管理」に登録するだけです。ただし、「口座管理」機能を使う場合は、セキュリティの安全を図るために、前もって「ログイン情報管理マネージャー」のインストールが必要になります。「ログイン情報管理マネージャー」とは、金融機関のログイン情報を利用者自身のパソコンに暗号化して保存する役割を果たす専用アプリケーションです。これにより、第三者に大切なログイン情報を一切預けない仕組みとなるため、安心して利用することができます。「マネールック」は人気のスマートフォンにも対応。iPhoneアプリ「MoneyLook for iPhone」では、「収支管理」「目標管理」「資産管理」機能が利用できます(一部利用できない機能あり)。もちろん料金は無料です。このほか、お金に関する疑問を分かりやすく案内するサイト「パーソナル・ファイナンスガイド」では、資産管理に役立つ様々な情報を紹介しています。計画的な資産管理をサポートする「マネールック」なら、あなたの”やりたいこと”に必ず応えてくれるはずです!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月15日エディオンとイオンクレジットサービス、イオンは7日より、エディオン店舗にてイオンが展開する電子マネー「WAON」の決済サービスを開始した。サービス対象店舗は、エディオン店舗357店。内訳は直営家電店舗全店(イシマル、エイデン、ミドリ、デオデオ)319店舗と、直営非家電店舗(ネバーランド広島本店、携帯電話ショップの一部)19店舗にフランチャイズ店舗(沖縄県内店舗と、京都府内の一部店舗)の19店舗。利用可能なカードとモバイルは、「WAONカード」「イオンカード(WAON一体型)」「イオンJMBカード(JMB WAON一体型)」などすべてのWAONカードに加え、「モバイルWAON」「モバイルJMB WAON」のモバイル版WAONにも対応している。サービス内容は、サービス対象のエディオン店舗にて電子マネー「WAON」で決済すると、200円(税込)で1WAONポイント(「JMB WAON」「イオンJMBカード」などのマイレージ一体型(JMB)を利用する場合は1マイル)が付与される。さらに、エディオンのカード会員は、サービス対象のエディオン店舗において「WAON」で決済した場合でも、エディオンポイントも同時に付与される。さらに8月18日から9月11日までの期間中に、サービス対象のエディオン店舗にて1回のレジ精算につき2000円(税込)以上を電子マネー「WAON」で支払うと100WAONポイントがもらえる「WAON」スタート記念キャンペーンが実施される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日東海旅客鉄道(JR東海)、トヨタファイナンス、およびジェーシービー(JCB)の3社は8日、名古屋駅周辺の商業施設で電子マネー「TOICA」と「QUICPay」の利用を対象とした共同キャンペーン「メイエキで! 電子マネー使ってGETキャンペーン!!」を、9月14日から23日の10日間実施すると発表した。キャンペーンの内容は、期間中にJR名古屋駅ショッピング店・飲食店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、タワーズプラザレストラン街12階・13階、タワーズ15階一部店舗、東急ハンズ名古屋店、名古屋駅前地下街テルミナ、ミッドランドスクエア、ユニモールといったJR名古屋駅周辺の商業施設で「TOICA」または「QUICPay」を利用すると1000円を1口として抽選会に参加できるというもの(Suica、ICOCA、SUGOCAも対象)。賞品は、A賞が頭皮エステ(ヘッドスパ)15人、B賞がマッサージクッション40人、C賞がTOICA/QUICPayオリジナルフリクション蛍光ペンセット1000人。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第9回では、マネー情報の総合サイト、MSNマネーのオンラインサービス『My Money』を取り上げます。「My Money」は、銀行・証券・クレジットカードの残高を一覧できる残高照会サービスや、株価・投資信託・為替などを登録するポートフォリオ管理機能を利用できるオンラインサービスです。料金は無料ですが、一部機能を利用する場合は「Windows Live ID」の登録が必要となります。まずは、主な機能の1つ「残高照会(MoneyLook)」ツールについて見ていきましょう。同ツールは、複数の口座の情報一元管理(アカウント アグリゲーション)を行うサービスです。同ツールを利用することで、ユーザーが持っている銀行やクレジットカード会社、証券会社の口座残高や取引明細など、複数の口座情報をインターネット上で一括表示することができます。これにより、複数サイトのIDやパスワード管理が簡単に行えるようになるほか、登録した口座に自動でログインすることも可能になるという大変便利なツールなのです。対応金融機関およびサービスサイトは、業界トップクラスの700以上。もちろん公共料金の管理もできます。資産や負債の状況を一括管理することも可能です。例えば、複数の銀行口座を持っている場合、現在の収支を正確に把握するのは難しいものですよね。でも同ツールを使うと、収支をグラフ化して一目で確認が行えるようになるのです。また、まとめて管理することで、家計管理に費やす時間を減らすこともできます。さて、読者の皆さんの中には「口座情報を登録するのは心配…」と不安に感じている人もいるかと思いますが、同ツールはセキュリティ面にもしっかり配慮。金融機関のIDやパスワードといったログイン情報を、利用者自身のパソコンに暗号化して保存する方式を採用し、安全に利用することができます。なお、この暗号化し保存する役割を「ログイン管理マネージャー」という専用アプリケーションが果たしており、利用時にあらかじめパソコンにインストールする必要があります。次に、株式や為替などの管理を行う「ポートフォリオ」管理機能について紹介しましょう。同機能を利用すると、株式、為替、外貨、投資信託といった資産をまとめて管理することが可能になります。日本国内だけでなく、世界の株式、投資信託も網羅。通貨に関しては、日本円をはじめ、ユーロやスイスフランなど7種類に対応しています。また、同サイトのポートフォリオ管理機能は口座別に管理が行えるのが特徴。どの口座でどの金融商品を購入したか忘れてしまっても、すぐに確認することが可能です。さらに、登録時に購入日時を入力することで、今までの値動きをチェックすることもできます。使い方は、最初に「Windows Live ID」を登録します。登録後、ポートフォリオページ左上の「取引の追加」ボタンをクリックすると、ポップアップ画面が表示されます。ここで株式などのコード、購入した日付、取引方法、数量などを入力します。なお、株式コードは「株式検索」からワンクリックで追加することもできます。こちらは後で説明します。口座情報は「口座の追加」ボタンから入力します。また、「設定の変更」ボタンからはポートフォリオの合計を計算する項目について設定が行えます。自分が所有していない金融商品の動きもチェックしたいという人には「ウォッチリスト」機能がお勧め。購入を考えている2つ以上の金融商品を並べて、実際の動きを見ながら検討することが可能です。また、ポートフォリオと並べて見ることもできるので、現在所有している資産に追加した際のシミュレーションも行えます。なお、こちらの機能も「Windows Live ID」の登録が必要となります。最後に「株価検索」について説明します。同機能では、世界12カ国の株価や企業情報を検索、閲覧することが可能です。使い方は、検索する株式またはファンド名を入力し、国と銘柄の種類を選択します。銘柄名を完全に入力する必要はなく、一部を入力するだけでも検索が行えます。検索ボタンをクリックすると、結果ページにジャンプし、このページから、「ポートフォリオ」「ウォッチリスト」への追加もできます。このほか「MSNマネー」では、経済ニュースやお金に関するコラム、ユーザーアンケートなど様々な情報を提供。パーソナルファイナンスに役立つ情報を収集することができるようになっています。資産を一括管理できる上、家計管理に費やす時間を節約できるMSNマネーの「My Money」は、まさにインターネット時代の資産管理に適したツールといえるでしょう。皆さんも「My Money」で資産を有効活用してみませんか? 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月08日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第8回では、無料オンライン家計簿『@家計簿』を取り上げます。これまで紹介してきたオンライン家計簿には、ブログや健康管理などさまざまな機能が付加されているタイプが多かったですよね。このようなタイプは利用していて確かに楽しいのですが「余分な機能は要らない」と感じることはありませんか? 今回紹介する「@家計簿」は、そんな「家計簿機能だけを利用したい」と考えている人に最適な、家計簿機能に特化したオンライン家計簿となっています。「@家計簿」のコンセプトは「簡単!」&「続けられる!」で、入力方法も非常にシンプル。ログインすると、まず「基本画面(今日の家計簿)」ページが表示されます。初期設定では、「現在の現金資産残高」の欄に、手元にある現金と普通預金口座にある現金の合計額を入力し、「残高調整」のボタンをクリックして、「現金資産残高」の設定を行うようになっています。ただ手元の現金を管理するだけなら、「現金資産残高」のみを設定しておけばいいのですが、金融口座やクレジットカードなどを利用する場合などは、それぞれの項目をあらかじめ設定しておくと使い勝手がよくなります。例えば、定期預金や投資信託、株式などの金融資産を管理する場合は、「金融資産口座管理」機能から行います。初期設定は、「金融資産口座」ページから、現在所有している金融資産の「取引内容」「商品名」などを入力するだけ。取引日付は、家計簿開始日以前であればいつでも構いません。最後に残高調整を行って完了となります。なお、給与振込口座、クレジットカード引き落とし口座・証券会社のMRFといった決済性のある口座については、現金資産として管理するため、口座登録の必要はありません。カードローンや口座貸付など現金の借入残高がある人は、「キャッシュローン管理」機能を利用すればいいでしょう。初期設定は、「キャッシュローン管理」ページにて、「新規借入」として現在の借入項目を入力して行います。日付設定および残高調整の入力は、「金融資産口座管理」と同様です。家のローンや給料など、毎月決まった日に支出・収入がある費目については、「固定入力項目設定」機能を使って、前もって登録しておくと便利です。この機能を利用すれば、登録日になると基本画面に入力項目が自動的に表示され、クリックするだけで入力が行えるようになります。金額が決まっていない費目も、日付と費目名だけでも登録しておけば、当日は金額を入力するだけで済みますよ。毎日の収支は、「基本画面」から行います。入力フォームにて「内容」「費目」「金額」「メモ」を登録すると、ページ下段に当日入力した項目と当月の収支、および現金資産残高が表示されます。また、消費税の「自動計上機能」を利用すると、レシートからの入力も簡単に行うことができます。もちろん携帯電話にも対応。i-modeおよびJ-skyからの利用が可能で、買い物したその場で入力することができます(入力機能のみ使用可能)。買い物の際にクレジットカードを利用した時は、入力フォームのカード利用欄にチェックを入れて記帳します。返済内容の入力方法を説明すると、「クレジットカード管理」ページを開いて、日付を確認。その後、全額返済の場合は「全額支払い」欄にチェックを入れる、また、分割払いの場合は「支払い金額指定」欄に今回支払う金額を入力して設定します。きっちりと予算管理を行いたい人は、「今月の予算と実績」ページで月ごとの予算を設定しておくことをお勧めします。予算設定は、「予算」欄に費目別の予算金額を入力し、一番下の欄で予算を設定する年月を選択して、「予算として登録」ボタンをクリックして入力します。予算と実績の差額も現時点のものが表示されるので、当月の残り予算を一目で確認することも可能です。また、「今月の予算と実績」ページは「家計診断システム」と連動しており、家計簿上から直接家計診断を受けることもできます。家計診断では、支出グラフと家計の健全度に関するアドバイスが表示されます。ところで皆さんは、家計簿をつけていて残高が合わなくなった経験はありませんか? 「@家計簿」では、どうしても残高が合わない場合、「現在の現金資産残高」欄を書き換えて帳尻を合わすことが可能です。簡単に修正できるので、めんどくさがりの人にも向いている機能だと思いますよ。余分な機能を省いた「@家計簿」は、初心者でも簡単に使うことができるオンライン家計簿です。これまで家計簿をつけた経験が無い人も今日から始めてみませんか?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第6回では、銀行口座などとの連携機能を備えたクラウド型のネット家計簿サービス『OCN家計簿』を取り上げます。「OCN家計簿」は、銀行やクレジットカード会社、ネット通販会社などがインターネット上で提供する明細情報を自動的に取り込んで、家計簿化することができるネット家計簿サービスです。OCN会員はもちろん、会員以外でも無料で利用することが可能で、提携するコンテンツパートナー会社は、みずほ銀行やJCBカードなど約140社に上ります。利用する際は、OCN会員の場合は「OCN ID」とパスワードの登録が必須となり、それ以外の場合は新規登録を行う必要があります。登録が終わると、まず「口座情報選択」画面が表示されます。ここでは、家計簿に登録したい銀行やクレジットカード会社などのコンテンツサイト(連携先)を、検索窓を使って検索するか、「カテゴリから選ぶ」の中から選択しましょう。次の画面では、さきほど選んだコンテンツサイトにログインするための「ID」「パスワード」、「表示させたい情報」などを登録します。もしかすると、セキュリティ面で不安に感じる人もいるかもしれませんが、FISC安全対策基準に基づいた管理、暗号化などにより保護されているとのことです。登録が終わると、各コンテンツサイトの入出金情報が自動的に取り込まれ、家計簿データとして表示されます。なお、コンテンツサイトから自動取得できないデータは、自分で入力することが可能です。また、登録したコンテンツサイトへは、「OCN家計簿」サイトからオートログインも行えるようになっています(一部不可のサイトあり)。近年、携帯料金など様々な料金をクレジットカードで支払う人が増えていますよね。確かにクレジットカードでの支払いは便利ですが、”いつ・何に・どれくらい”お金を使ったか忘れてしまうことはありませんか? かといって明細をチェックするには、クレジットカード会社のサイトにアクセスして、いちいち確認しなければいけません。これがなかなか面倒なんですよね。その上、クレジットカードを複数枚利用している場合は、各社のサイトを巡回しなければならないため、尚更手間が掛かります。でも「OCN家計簿」なら、そんな面倒なことをしなくても、各クレジットカード会社明細を、一覧画面に表示することができるのです。これはかなりポイントが高い! カード払いが多い人ほど、そのメリットが実感できると思いますよ。ただ、この連携機能には一点注意が必要となります。それは、クレジットカードと銀行口座の連携を同時に行った場合、両方のデータを取得するため、二重引き落としされているように見えるのです。これを修正するには、銀行の引き落としがあった時点で、該当する銀行引き落としの項目を集計対象外にする必要があります。修正方法は、ホームである家計簿リストの左側にある「○」マークをクリックして「-」に変えるだけ。それだけで正しい支出の値になります。日々の入出金、財布からの支出などについては、家計簿リストの「家計簿入力ボタン」もしくは「カレンダー」の各日付にある「+」をクリックすると、データの入力が行えます。ざっくりした家計簿でいい人は、連携機能を利用するだけでいいと思いますが、節約を目指す人なら、やはり費目を入力して支出をしっかり管理していきたいですね。また、各証券会社とも連携しており、サイト内で資産管理を行うことも可能です。登録した証券口座などの資産や負債を自動で一覧表にして表示する機能や、年度ごとの推移を確認する機能が利用できます。さらに、家計簿アプリ「Zaim」を使用すると、買い物したその場で家計簿をつけることができるようになります。同アプリは、単独で利用することも可能ですが、「OCN家計簿」と連携すれば、家に帰ってからパソコンを開くことなく、どこからでもデータの入力が行えるようになります。もちろん料金は無料。対応機種は、iPhoneおよびAndroidとなっています。このほかにも、家計のムダを把握する機能など、節約に役立つさまざまな機能が用意されています。例えば、「支払内訳」画面では、その月の支出情報がグラフ化され、一目で確認できるほか、「明細集計」画面では、「ATM手数料」「引落(利用会社別)」など同じ明細をまとめて表示し、何にどれ位お金を使っているのか知ることが可能です。また、支出全体や各費目の目標金額を決めると、「目標達成状況」画面にてチェックが行えるようになります。そして、2012年3月からは電子マネー「モバイルSuica」(トライアル版)「WAON」に対応。ますます便利になっています。家計簿の作成・管理を自動で行う「OCN家計簿」は、子育てや仕事で忙しい人に使ってもらいたいサービスです。この機会に是非試してみてはいかがでしょうか!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日通天閣を運営する通天閣観光と三井住友カードは12日、クレジットカード(Visa、MasterCard)、電子マネー「iDTM(アイディ)」「PiTaPa(ピタパ)」「WAON(ワオン)」、および中国人向け決済サービス「銀聯(ぎんれん)」を通天閣のチケットブースや物販店などに導入し、13日にサービスを開始すると発表した。このたび多様化する利用者の決済ニーズに対応するため、通天閣のチケットブース・お土産販売店・カフェにて、クレジットカード・電子マネー「iD」「PiTaPa」「WAON」および「銀聯」の決済に対応する。これにより利用者にとってはスムーズな決済が可能となるうえ、通天閣観光にとっても現金管理リスクが抑えられるほか、レジの混雑緩和に繋がるため双方の利便性が高まる。また、大阪のシンボルとして存在する通天閣で「銀聯」に対応することで、より一層多くの中国人観光客の来場が期待できる。なお、サービス開始に合わせて通天閣にて13日に式典を開催する。同式典は、電子マネー「iD」「PiTaPa」「WAON」および「銀聯」決済が可能になることを、通天閣の守り神・幸福の神様であるビリケン像に奉納するもの。今後も両社は協力し、利用者の更なる利便性向上と、各決済サービスの利用促進を図っていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第4回では、家計簿を中心とした無料ポータルサイト「その日暮らし」を取り上げます。家計簿をつける場合、一番面倒な作業といえばレシート管理ですよね。これが面倒で家計簿が続かないという人も多いのではないでしょうか? しかし、今回紹介する「その日暮らし」は、一般的な家計簿のようにレシート入力を行うのではなく、毎日の入力を省くことにポイントを置いた家計簿となっています。ユーザーは、事前に登録した固定費を元に、現在の残金を入力するだけで、必要経費を差し引いた自由に使えるお金(ゆとり)を確認することができるのです。もっと具体的に見ていきましょう。通常の家計簿ではお金を使った後に記入しますよね。しかし、『その日暮らし』では発想を逆転させて、「使ったお金=過去の管理」ではなく、これから先に使う「使用予定」の部分を管理するのです。例えば、現在の食費を1日1,000円までと設定した場合、入力内容を項目名「食費」、金額「1,000円」、清算日時「日毎」と登録します。そうすると、システムが今月必要な食費を自動的に計算した上で、現在の残高から差し引いた金額を”ゆとり”として表示します。仮に残高が4万円、次の給料日までの日数が7日だとすると、この先必要な食費は「1,000円×7日=7,000円」となり、残高の4万円からこの金額を差し引いた3万3,000円が、次の給料日までに自由に使える”ゆとり”となるのです。”ゆとり”が一目で分かる。これはかなり使えます。また、普段このような計算を自分でやる場合、面倒な上、間違えたりしますよね。その点、『その日暮らし』では全てシステムが自動で計算してくれるので、計算ミスもなく、出た数字を確認するだけで済みます。では、登録方法を説明しましょう。まず初期セットアップ項目の入力を行います。大まかな項目は、給与や年金などの「収入項目」、家賃や光熱費などの「支出項目」の2つ。これらの項目は後から追加することが可能です(最大50件まで)。初期セットアップ項目を入力した後は、現在の残高を入力します。これが一番基本的で重要なポイント。なぜなら、残高を入力しなければ現在使える正確な”ゆとり”が分からないからです。その後も、ログインする度に残高の更新を行っていきます。その次に項目の詳細を設定します。設定内容は、「タイプ」「項目名」「金額」「清算先」「清算日時」「状態」の6つ。このうち「タイプ」では、収入項目と支出項目のどちらかの設定を行います。「項目名」については、できる限り細かく入力することをお勧めします。携帯、新聞、書籍、美容室、医療費など、分かる範囲の1カ月の必要経費を事前に入力しておきましょう。「清算先」は「現金財布」「口座1・2・3」の4つから選択でき、「清算日時」では時間まで細かく設定することが可能です。「状態」は、清算日の現状を確定・不確定要素の2つから選ぶようになっており、不確定要素は一覧中、「内不確定収入/支出分」として計算され、項目名称が緑色で表示されます。金額設定に関しては、実際より少し多めに設定すればいいと思います。そうすれば、赤字になる心配もありません。前述のように「1日の食費は1,000円」に設定して700円で済んだ場合、余った金額300円は”ゆとり”に加算されていきます。この差額は単純に臨時収入となるので、なんとなく得した気分になるかも知れませんね。反対に、いつもより低めに設定して、その金額を目標にすることもできます。常に必要経費を把握することで節約意識が生まれるため、無駄遣いを抑えることができるのではないでしょうか。入力したデータについては、後から変更することが可能です。また、「翌月へコピー」機能を使用すると、実行月の項目データを複製して翌月に再利用することができるので、毎月の入力作業を大幅に減らすことができます。なお、新しい月に項目を追加する場合は、まず「空データ作成」を行う必要があります。利用開始直後は新規登録時の「初期セットアップ項目」により、当月分は自動生成されていますが、それ以降の月に項目を追加(修正)する場合は、先に「空データ作成」を行わなければいけません。ただし、事前に「翌月へコピー」機能を行っている場合は、この作業を行う必要はなくなります。また、入力したデータは、複数の月データを1つにまとめた「ノート」という単位で管理されます。ノートは3つまで作成することが可能となっており、「マイ家計簿」「サークル運営費」といったように、目的に応じた使い分けが行えます。もちろん、携帯からも利用することもできます。マルチキャリア対応(i-mode/EZweb/Vodafone対応、一部au機など未対応)なので、外出先でも家計簿をつけられますよ。レシート入力の必要がなく、残高を入力するだけでリアルタイムな”ゆとり”が把握できる『その日暮らし』。みなさんも『その日暮らし』で財布をしっかり管理して、節約生活を始めてみませんか?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第3回では、無料のSNS家計簿サイト『散財.com』を取り上げます。「散財.com」では、楽しく買い物するだけでなく、節約生活にもしっかり活用できる様々な機能を利用することができるようになっています。では、早速使用方法を見ていきましょう。会員登録を済ませた後は、まずマイページを開きます。ここから、家計簿やプロフィールなどの情報の設定を行います。家計簿のデータは、マイページの「管理・設定」メニューから入力することができます(トップページなどからもリンクされています)。入力フォームには、店舗情報「お店、時間帯、購入場所、お店の業種」、商品情報「商品名、値段/個数、ジャンル/カテゴリ、ちょいメモ、画像」が表示されており、このうち「商品名、値段/個数、ジャンル/カテゴリ」の3つの情報だけで登録することが可能です。すべての情報を入力する必要はありません。また、便利な使い方として、マイページのプロフィール設定から「自由に使えるお金」(任意)を最初に入力することをお勧めします。そうすると、入力した金額を予算として毎月の家計簿をつけられるようになります。入力データは自動的にグラフ化され、一目で確認することができるほか、商品レビューや売れ筋商品ランキングなどを閲覧することも可能です。また、家計簿データは公開・非公開のいずれかを選ぶようになっています。たくさんの人が見てくれていると思うとモチベーションになるので、三日坊主の人も長続きするかもしれませんね。ここまで読んで、「これじゃあ、ほかの家計簿サイトと変わらない」と思った方、結論を急ぐのはまだ早い! ここで、「散財.com」最大の特徴であるユニークなメール登録機能をご紹介します。この機能は、携帯電話から家計簿をつけられるという大変便利な機能なのですが、なんとツンデレ娘から無駄な散財をしないように注意してもらうことができるのです。メール登録機能は、「散財.com」モバイルサイトから登録を行います。登録すると、専用の家計簿登録用メールアドレスが割り当てられ、そのアドレス宛に「店名、商品名、値段」を送信するだけで、支出データの登録が完了します。支出データについては、同じ商品名のカテゴリのうち、最も多いカテゴリが自動的に割り当てられるようになっており、登録カテゴリが間違っていた場合は後で修正することが可能です。メール送信後には、投稿確認と今月の支出合計がメールで通知されます。この自動返信メールは、「散財.comちゃんバージョン」「ツンデレバージョン」「まねきニャンコバージョン」の3つのタイプが用意され、ユーザーは自分の好みのタイプを選択することができます。お勧めタイプはやはり「ツンデレバージョン」。このタイプを選ぶと、「ア、アンタが家計簿をどうつけたって、私にはちっとも関係ないんだからね!!」といったツンデレ口調の返信メールが毎回送られてくるようになります。メールの口調には様々なバージョンがあり、家計簿が赤字になった場合には「今月の支出総額は×××円になりました。赤字になっちゃったじゃない!! どうする気なの?? ち、違うわよ、心配してるわけじゃないんだから……」と、厳しく叱りながらもこちらの散財を心配してくれたりします。また、「散財.com」サイト以外から入力する方法として、Twitter投稿機能もあります。使い方は、「管理・設定」メニューの「カスタマイズ」にてTwitterアカウントを設定し、店舗名や商品名、値段などをつぶやくだけで、簡単に支出を登録できます。なお、1回のつぶやきで登録可能な商品は1つだけですので、少し注意が必要です。さて、最近は実店舗以外にネット通販で買い物をする人が増えていますね。そのネット通販の中でも人気が高いのがAmazon.co.jp。散財.comでは、Amazonで購入した商品情報を簡単に入力する、その名も「Amazon簡単入力機能」を使用することができます。この機能は、Amazonの商品詳細情報にある10桁の「ASIN:」から始まるコードや「ISBN:」コードを商品名に入力・登録するだけで、マイページに実際の商品名や店舗情報、Amazonバナーなどが自動的に表示されるというもの。こちらは、Amazonアソシエイト・プログラムにも対応しているので、お小遣い稼ぎをすることもできますよ。(※Amazonの商品詳細情報にあるASIN・ISBNコードを入力するだけで、商品情報が表示されます(出典:散財.comWebサイト))このほか、「45」「49」から始まる8桁、13桁のJANコードを使った「JANコード入力機能」、1カ月単位で”節約する””散財する”いずれかの目標金額を設定できる「目標管理機能」、毎日の食事を日記風につける「みんなの食卓日記」など、便利な機能が各種用意されています。ツンデレメールで出費を叱ってもらえる散財.comは、意志が弱くてつい無駄な買い物をしがちな人にぜひお勧めですよ!(※JANコードを使った「JANコード入力機能」では詳細な商品情報を登録できます(出典:散財.comWebサイト))【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日交通系ICカードのSuicaとPASMOの月間電子マネー利用件数が、5月に約7,129万件となり、初めて7,000万件を突破したことがわかった。JR東日本とPASMO協議会、ならびに株式会社パスモが11日に発表した。月間電子マネー利用件数とは、Suica加盟店およびPASMO加盟店におけるSuica・PASMOの利用件数の合計値。Suica・PASMOの相互利用は、2007年3月のPASMOサービス開始と同時にスタート。相互利用開始翌月の利用件数は合わせて約1,455万件だったため、5年強で約4.8倍に増えた計算だ。なお、5月末時点でのSuica発行枚数は約3,968万枚(うち電子マネー対応は3,738万枚)、PASMO発行枚数は約2,038万枚。あわせて約6,006万枚が使用されているという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月12日楽天銀行および楽天証券が、2011年4月からサービスを開始した口座連携サービス「マネーブリッジ」が、23日に利用者数10万人を突破した。これを記念して、「マネーブリッジ利用者10万人突破!キャンペーン」を実施する。口座連携サービス「マネーブリッジ」とは、同行口座と楽天証券口座を連携させることで、従来以上にシームレスな資金移動が可能となり、信用取引口座で発生する不足金などを自動的にスイープするサービスなどを提供しているもの。同キャンペーンは、「マネーブリッジ」を利用している顧客を対象に、同行の普通預金の優遇金利を現在の年0.12%(税引後年0.096%)から、年0.14%(税引後年0.112%)を適用する「普通預金口座金利優遇」が受けられる。期間は6月29日まで。また、楽天証券での取引の際に「ハッピープログラム」を通じてプレゼントする楽天スーパーポイントが、投資信託保有残高10万円ごとに6ポイント(通常は10万円につき4ポイント)、国内株式(現物)の取引時の手数料が100円につき2ポイント(通常は100円につき1ポイント)と 増量する、「ハッピープログラムのポイント増量」が受けられる。期間は6月30日まで。同行と楽天証券は、「今後もさらに連携を強化し、従来のネット銀行やネット証券にはない、付加価値の高いサービスを提供していく」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月27日