【ママからのご相談】イヤイヤ期の2歳男の子のママです。最近、ささいなことですぐに頭にきて、子どもを叱ってばかりいます。主人や実母などにも「最近どうしたの?」と心配されるほどです。自分でも気をつけたいと思っているのに、 どうしても怒ってしまうので嫌になります。●A. アンガーマネジメントで上手に自分の気持ちをコントロールできますよ。ご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。いけないと分かっているのに、ついイライラして子どもを叱ってしまうこと……ありますよね。子育て中のママのこのお悩みに、「あるある」と頷く方はきっと大勢いらっしゃることでしょう。私の周りの子育てママたちに、「子どもを叱ってしまいそうなとき、何か怒りを鎮める方法を試したことがあるか?」 という質問をしてみました。●子どもを叱ってしまいそうなときに怒りを鎮める方法『大きい声を出す前に深呼吸する。子どもが兄弟喧嘩を始めたら、怒る前に意識して深呼吸してみることに。夏休みに毎日怒鳴っていたら、さすがに自分でも嫌になってきて、自己流だがこの方法を試すようになった。多少気持ちが落ち着くかな』(小学3年と小学1年の兄弟のママ)『“怒鳴らない”と書いた紙を冷蔵庫に貼って、日に何度か見ては気をつけるようにしている。祖父母の家の中で“鍵を忘れない”や“薬を飲む”など書いて貼ってあるのを見て思いついた。変なやり方かもしれないが、私は結構効果を実感している』(6歳と2歳の兄妹のママ)『自分でもどうにも怒りを鎮められなくて、アンガーマネジメントの本を読んだ。怒りすぎだと自覚していたから、素直に書いてあることを試すように心掛けている。まだ効果を感じるまでうまくいっていないが、日々気をつけているつもり』(小学1年と3歳の兄弟のママ)このインタビューで、皆さんが試行錯誤しながらうまく自分の怒りをコントロールしようと心掛けているのがよくわかりました。今回は3人目の方のお話の中に出てきた、“アンガーマネジメント” というキーワードに注目してみたいと思います。『読売家庭版』にもこのアンガーマネジメントについての記事が掲載されていましたので、引用しながらご紹介したいと思います。●アンガーマネジメント(怒りを制御する方法)●自分の“許容ゾーン”を広げる日本アンガーマネジメント協会代表理事、安藤俊介さんの見解によると、**********『人が怒りを覚えるのは、自分が「~するべき」や「~するべきではない」と思っていることが裏切られたとき。イラっとしたら、自分の許容ゾーンがどこまでOKでどこからがNGかを頭の中で把握しておくと、怒りの感情にのまれなくなります。不要な怒りにさいなまれないためには、“許容ゾーン”を広げることが重要です』**********とのことです。●怒りのレベルを数値化する**********『人はカッとなってから最初の6秒間が一番怒りの度合いが強いと言われています。この6秒間をいかにして過ごすかがポイントです。もしカッとしたら、まずはその怒りの度合いに点数をつけてみましょう。怒りを数値化している間に気持ちが落ち着いてきます。また、その場にあるものを観察して、怒りを別の方向に向かわせる方法もあります』**********このように、自らの怒りとうまく付き合う方法がアンガーマネジメントなのです。無理なガマンをし、怒りの感情にフタをするのはただストレスを増やすだけで、健全とは言えませんよね。自らの感情に客観的な視点 を加えることで、自分がどんなことで怒りを覚えやすいのかパターンが分かるのです。するとその怒りへの対処が可能になるのです。ご相談者様のおっしゃっていたように、「自分でも気をつけたいと思っている」のに、ついまた同じことをしてしまうときには、このアンガーマネジメントが効果を発揮するのではないかと思います。----------いかがでしたか?子育てのさなか、完全で完璧な母親でいられないときもありますよね。人間ですからその日の気分も体調もいろいろです。私も自己嫌悪の繰り返しでなんとか子育てしています。ただこのコラムでご紹介したように、少しの工夫で今までの怒りの感情が楽になるかもしれません。知識として知っておくことで、役に立つこともあると思います。みなさんのご参考になれば幸いです。【参考文献】・『読売家庭版(2016年9月号)』読売新聞社・発行●ライター/あしださき(元モデル)
2016年09月05日夏休み真っ最中。小学生ママや、幼稚園の延長保育を利用しながら働いているママにとって、子どもの長期休みは死活問題。基本的に夏休みのない学童保育も、学年が上がると通えなくなったり、子どもが「毎日学童に行きたくない」と言いだすことも。子どもが夏休みだからといって、ママが仕事を休むわけにはいきません。困ったときの対策法をご紹介しましょう。■実家や親戚宅に泊まりで預ける長期休み中の子どもの預け先で多いのが、実家や親戚宅。おじいちゃん、おばあちゃんと一緒なら子どもものんびり過ごせますし、ママも安心ですよね。気軽に行き来できないような遠方に実家がある場合は、子どもだけ泊まりで預かってもらえないか相談してみるのも手。自宅とは違う場所で過ごす、夏休みならではの“スペシャル感”は、子どもにとっても良い思い出になります。また、「1人でお泊まりできた」と自信がつくきっかけにもなるはず。園や学校の宿題がある場合は、持たせるのを忘れずに。■夏休み中だけ民間保育園を利用する長期休みのない保育園とは違い、幼稚園には夏休みがたっぷり。普段は延長保育に対応している幼稚園も、夏休み期間内は子どもを預けることができないケースは多いようです。そんなときは、近隣に一時利用ができる民間保育園がないかを探してみては。認可外の民間保育園なら、幼稚園に在園していても、一時預かりや1ヶ月だけの利用などが可能な場合があります。少々費用はかさみますが、ここは仕方ないと割り切って。 ■お留守番の際はルールをしっかり決めておく子どもが小学生になると、1人でお留守番をさせる機会も多くなるかもしれません。事前に、お留守番のルールを親子でしっかり話し合うことが大切。まず、玄関のインターフォンや電話には、原則として出ないのがベスト。留守番中の子どもに、ガスや水道の業者、警察官などと偽りドアを開けさせようとする不審者の可能性も考えられます。家族の連絡には子ども用の携帯電話などを用意し、固定電話には出なくていいと伝えましょう。また、学校が休みだと、親がいない間に子どもの友達が遊びに来て、家がたまり場状態になってしまう危険も。トラブルを避けるためにも、親の不在時に友達を家にあげたり、同じように保護者がいないお宅に遊びに行ったりするのは原則NGです。親子ともに仲の良い相手など、「子どもだけで家で遊んでいい」とする場合は、入ってはいけない部屋や時間のルールなどをきちんと決めておきましょう。■サマーキャンプやサマースクールで子どもも成長既にご存じの方も多いとは思いますが、夏休みシーズンには、子どもだけで自然体験ができるサマーキャンプが数多く開催されています。来年度に向けて、余裕を持って今からリサーチしておくのもおすすめです。コースにもよりますが4歳くらいから参加でき、期間もさまざま。海や山、川遊びのほか、農業体験や動物の飼育体験などがプログラムされているものもあります。同じ年頃の仲間と自然の中で過ごすことで、きっと一回り成長できるはず。また、英語に興味がある子におすすめなのが、プリスクールやインターナショナルスクールで開催される「サマースクール」です。夏休みならではのイベントも多く、楽しみながら英語に親しむことができますよ。毎年やってくる子どもの夏休み。ママも子どももなるべく無理せず、乗り切っていきたいですね。
2016年08月10日小さな子どもは体調を崩しがちです。なかには“お薬拒否”をする子どももいるため、毎回苦労して飲ませているというママも少なくないようです。ちゃんと飲ませないと体調が回復しにくいのに、拒否される…。薬のたびに泣かれていたら、ママもイライラしてしまいます。今回は、子どもへの薬の飲ませ方を紹介します。■シロップよりも粉末の薬が飲ませやすい!?病院で薬をもらうとき、「子どもにはシロップの方がいい」と思ってはいませんか? じつは、粉末の薬を甘めの味にする「ドライシロップ」というタイプもあるのです。液状のシロップのベタベタ感が嫌いという子もいますが、ドライシロップは水に溶いてもサラサラ。いままで液体シロップで苦労していたママは、一度粉末もチャレンジしてみてください。■粉末の薬は水と混ぜてあげるだけいざ粉末の薬をあげようにも、直接口に入れると嫌がるでしょう。そんなときは小皿に薬を入れて、ティースプーン1~2杯くらいの少量の水を混ぜて、溶いてください。そのままスプーンで飲ませてもいいですし、コップを自分で持てる子だったら、小皿から一人で飲んでもらえるかもしれません。■「薬を飲む」ことを好きになってもらう子どもが小さいうちは、薬の役割がまだわかりません。まずは「薬を飲む」行為を好きになってもらうために、小さなごほうびを用意しましょう。私の息子は喘息もちで、最初は薬を飲めたら一口サイズのゼリーをあげていました。このごほうび作戦を続けることで、2歳をすぎたいまでは、ゼリーがなくても飲んでくれるように。また、きちんと薬を飲んだあとはたくさんほめてあげましょう。ほめることで「何でも挑戦しよう」という心が育まれていきます。■苦くならない薬の飲みあわせをチェック粉末の薬を何種類か与える場合、ひとつひとつは苦くなくても、一緒に水と混ぜてしまうと苦くなる飲みあわせもあるようです。親切な薬剤師は「これとこれを混ぜると苦くなります」と教えてくれるので、もし新しい薬を処方されたときは、飲みあわせも確認しておくといいでしょう。また、「うちの子は液体シロップのほうがいい」という場合は、薬局でもらえるスポイトが便利です。子どもの好きなシールやマスキングテープを貼って、特製スポイトを一緒につくることをおすすめします。そうすると子どもがスポイト自体に愛着を持ってくれて、薬をあげるときもクイっと一口で飲んでくれる確率が上がります。ちょっとした工夫で、ママが楽になれるといいですね。
2016年08月10日子どもの成長には親とのスキンシップが大切で、不足すると精神的に不安定になったり、自立しにくくなったりすることもあるといわれます。とはいえ、パパもママも働いていると、子どもと遊ぶ時間を十分に持てないのが現実。そこで、日常生活の中でつい見落としてしまいがちな “スキンシップの機会” をいまいちどチェックしてみましょう。■叱るときは体に触れて子どもを褒めるときは、どんなママも頭をなでたり体を抱きしめたりと自然にスキンシップをするものですが、叱るときはちょっと距離を置いて立つことがほとんどなのではないでしょうか。そこで、叱るときは、子どもの目線に合わせて座って、手を握ったり、肩に軽く手を置いたりしながら聞かせてみましょう。叱られているときの子どもは、ママが思う以上にショックを受けているもの。スキンシップをしながらだと、子どもも安心しますし、話の内容が伝わりやすくなります。また、自然に優しく穏やかな口調になるので、怒りすぎずに済むのもメリット。もし叱っている途中で子どもが泣き出したら、そのまま抱きしめてあげましょう。■「抱っこ」要求にはなるべく応える保育園や買い物の行き帰りの道で、ママは両手いっぱいに荷物を抱えているのに、子どもに「抱っこ」、「おんぶ」といわれることがあります。そんなときは、つい「今はムリ!」とはねつけてしまうこともあるかもしれませんが、数メートルでも、ほんの数歩でも、抱っこやおんぶをしてあげましょう。子どもが抱っこを要求するのは、スキンシップを求めている証拠。要求に応えることで、親子の信頼関係を深めることにもつながります。どうしても難しいときは仕方ありませんが、抱っこ要求を毎回拒絶していると、そのうち子どもは「抱っこして」と訴えなくなるかもしれません。そうなるとスキンシップの機会が減ってしまいますし、ママも寂しいですよね。 ■公共の交通機関では、子どもを膝の上にバス、電車などの交通機関で子どもを膝の上に乗せることも、あたりまえのようで実はスキンシップのチャンス。移動時間はずっと抱きかかえられますし、一人分のスペースをあけることができるので、混雑時は周囲への配慮にもなります。膝の上なら、保育園や幼稚園での体験や仲良しの友達との関係など、普段はなかなか話してくれないことまで打ち明けてくれるかもしれません。■絵本の読み聞かせを習慣にする忙しくて子どもと遊ぶ時間がなかなかとれない働くママは、寝る前に絵本を1冊読み聞かせることだけでもOK。絵本を読むときは、子どもを膝に抱っこしたり、子どもがママの体にもたれかかったりと体を密着させた状態になるので、自然なスキンシップになります。かかる時間も、1冊なら5~10分程度。子どもから「もっと読んで」とせがまれることもあるかもしれませんが、1冊ではスキンシップが足りないのだと考えて、できる限り応えてあげられるといいですね。心がけ一つで、スキンシップの機会はぐっと増えます。子ども自身はもちろん、子どもの笑顔を目にするママの心にも、うれしい変化が起こるはず!
2016年07月10日こんにちは。ママライターのパピルスです。日差しがだんだんと強くなってきて、プールが始まった小学校や幼稚園も多いのではないでしょうか。子どもにとっては楽しみの多いプールの時間ですが、少々心配なこともあります。それは感染症!今年はプール熱が九州や中国地方で流行の兆しを見せているというニュースも先日報道され、関心を持たれている方も多いのではないでしょうか?周囲のママたちに聞いてみると、『プールの時間に水イボがあることがわかり、治るまでプールが禁止になった』(※現在ではプールが禁止にならない場合もあります)『流行性角結膜炎(はやり目)に子どもがかかり、学校が登校禁止に。その後私(母)にもうつり、仕事を休まざるをえない状況が続き、とても困った』『幼稚園でヘルパンギーナがはやっていて、わが子もかかりました。喉が痛くて水も飲めないと泣くので大変だった』といった体験談が寄せられました。特に登校禁止になる感染症は、子ども自身もつらいですが、お仕事をされている保護者の方には、頭のいたい問題です。今回は、子どもがプールの時間にもらってしまいがちな病気とその予防方法について確認しておきましょう!●プールで感染しやすい病気7つ●(1)プール熱(咽頭結膜熱:いんとうけつまくねつ)夏風邪の一つでもあります。5日ほどの潜伏期間の後、高熱(38~39度)が3~5日間ほど持続し、のどが痛みます。目が充血で赤くなり目やにも出るのが特徴です。治癒には1週間ほどかかります。原因は『アデノウイルス』 というウイルスです。この病気は学校保健安全法によって第二種の感染症に指定されており、学校等は出席停止になります。出席停止期間は文部科学省令で定められており『主要症状が消退した後二日を経過するまで』と規定されています。プール以外でも飛沫(ひまつ)、接触感染するためです。ちなみに「○○した後△日を経過するまで」とした場合は、「○○」という現象が見られた日の翌日を第1日として算定するということも決められています。もしも日曜日に解熱し、主要症状が見られなくなったとすると、月曜日を1日目火曜日を2日目と数え、水曜日から出席が可能です。幼稚園、保育園も学校での対応に準拠しています。●(2)流行性角結膜炎(はやり目)この病気も『アデノウイルス』 が原因です(アデノウイルスには数多くの種類があります)。目が赤く充血し、目やにが出たり、まぶたが腫れたりします。目がゴロゴロする感じがしたり、朝、目やにで目が開かないなどの症状もあります。喉が痛む場合もあります。学校保健安全法では第三種の感染症に指定されています。非常に感染力の強い病気のため、学校等は出席停止と定められています。出席停止の期間は『医師において感染のおそれがないと認めるまで』です。完治までに1~2週間かかることが多いようです。プール以外でもウイルスのついた手で目をさわるなどして感染してしまいます。目の充血がとれたあとも、角膜に症状がでるなどして、治療が長引く場合もあります。●(3)急性出血性結膜炎白目に出血があり、真っ赤に充血し目やにがでます。この感染症はエンテロウイルス が原因で発症します。こちらも流行性角結膜炎(はやり目)と同様に学校保健安全法の第三種感染症に指定されており、出席停止になります。出席停止の基準は流行性角結膜炎と同様です。●(4)水いぼ1~3mmほどの小さないぼが膝や肘、胸、背中、わきの下などにできるウイルス性の病気です。水いぼができてしまっても、数か月~数年で自然治癒します。早く治癒させたい場合は、皮膚科での治療を受けてください。幼稚園や小学校のプールの利用を禁止されることもありますが、最近の専門家の見解では「健康な肌の状態であれば、水いぼの人と接触があってもうつるとは限らない」「水を介しただけでは感染しない」という意見もあり、学校や幼稚園においてもプールを禁止としない場合もある ようですので、幼稚園や小学校に確認が必要です。●(5)とびひこちらは虫刺されや擦り傷、切り傷などの傷からブドウ球菌が感染して発症します。水ぶくれができ、それが破れて全身にひろがっていくのが特徴です。とびひは感染力が強い感染症 ですからプールは休みましょう。皮膚科での治療が推奨されています。●(6)ヘルパンギーナ夏風邪の代表的な感染症です。38~40度の高熱が2日以上持続し、のどの奥にできた小さな水泡が激しく痛みます。プールなどでの接触の他、飛沫感染もします。ウイルスが原因のため、特効薬はなく、対症療法のみ の対応になります。●(7)手足口病3~6日の潜伏期間の後、手のひらや足の裏、口の中に水泡性の発疹ができます。微熱(37度くらい)が出ることもあります。飛沫感染やプールでの接触などで感染します。●プールでの感染を防ぐために大切なことこれらの感染症を予防するためには、次のことに気を付けてください。・1……プールの使用前後には十分体をシャワーで流す・2……プールのあとには、軽く目を洗い、うがいをする・3……タオルの貸し借りはしない・4……傷やかさぶたがあるときにはプールに入らないこれらのことを実行していても、体力や免疫力が落ちていると感染してしまう場合もありますから、規則正しい生活をして体調を整えておく ことが大切ですね。また、ご自身のお住まいの都道府県でどんな感染症が流行しているのかを知っておくことで、早めの受診に結び付けることが可能です。『Jタウンネット』では都道府県別の感染症の流行情報を毎週更新していますから、時々チェックしてみるのもよいでしょう。『Jタウンネット流行状況○○県』で検索してみてくださいね。----------いかがでしょうか?プール熱、流行性角結膜炎、急性出血性結膜炎などはかかってしまうと学校等への出席が停止になってしまいます。流行性角結膜炎は大人にもうつりやすいため、要注意ですね。お子さんには上記の予防方法を事前にしっかり教えておきましょう。ただし、どんなに予防に力を入れていても、かかってしまうこともあります。その場合は、医師の指示をきちんと守り、周囲へ感染を広げないように気を付けたいものですね。【参考リンク】・感染症情報 | 厚生労働省()●ライター/パピルス(フリーライター)
2016年06月21日フルタイムで働いて帰宅し、夕食のしたくや片づけをしなければならないのに、子どもが甘えてきてお手上げに。思うようにことが進まず、イライラしてしまう人もいることでしょう。私も同じ悩みを抱えていましたが、あるとき思いついたのが“ママのまねっこ遊び”。子どもと一緒に楽しみながら家事ができる方法を紹介します。■“ママのまねっこ遊び”とはまねっこ遊びとは、料理やそうじなどママのまねをしながら一緒に遊ぶこと。ママがしてほしいことではなく、子どもが楽しめることを選ぶのがポイントです。子どもが好きな遊びに近いものを探してください。そのためには、まず家事の内容をしぼりこむこと。子育て期間は完璧を目指さず、やるべきことの優先順位を決めておくと効率もアップします。子どもの年齢によって内容は変わりますが、ひとりで歩けるようになれば、始められますよ。■サラダづくりをお願いしてみよう料理のしたくをするときは、横でサラダをつくってもらいましょう。つくりかたは、大きめのボールに水をためて野菜を洗い、水をきって野菜をちぎるだけ。子どもは水遊びが大好きなので、喜んで野菜を洗います。安全で簡単な作業のため、小さい子どもでもトライできます。サラダの食材は、切らずに使えるベビーリーフ、手でちぎれるレタスやサラダほうれんそうなどの葉物、ミニトマトがいいでしょう。大きくなると、コーンや豆類などのトッピングも楽しみながらできるようになります。すべて子どもにまかせるぐらいの気持ちで、多少見た目がよくなくても、できあがりまでひとりでやらせるようにしてください。子どもは、すべてひとりでできたという達成感と満足感を得ることができますし、自己肯定感も育むのでおすすめです。■そうじは道具を交代しながらそうじ機とハンディモップをママと子どもで交代しながら使ってみてください。子どもはママが使っている道具を使いたくなるもの。最初にそうじ機を使いたいなら、ハンディモップを選んでみて。ママが楽しそうにモップでふきそうじをはじめれば「そっちがいい」と思うはず。様子をみて交代すれば、子どもがふきそうじをしている間にそうじ機をかけられます。子どもは窓ふきも大好き。スクレイパーなど同じ道具を用意して一緒にやればはかどります。仕上がりは目をつぶり、七割くらいのできあがりでよし! と思うことです。■「やって」よりも「一緒に楽しみたい」と伝える私が子どもへの声かけで心がけていたのは、「一緒にやりたい」と自分の気持ちを伝えること。やってほしいというお願いではなく、ママはあなたと一緒に楽しみたいという気持ちを伝えるようにしました。ママがやっていることを自分もやってみたいという気持ちを持つのは、心理学的に考えると親密な信頼関係を築き、思いやりの心を育むことにもつながります。料理やおそうじが終わったら「ありがとう! うれしかった」、「楽しかったね」と伝えましょう。いまは成人した私の子どもによると、家事はひと通りできるようになったそう。これこそ、まねっこ遊びの賜物だったと思いたいです。
2016年05月15日ヨーロッパでホテルを探すとき、キンダーホテル(Kinderhotel)という名前を聞いたことはありませんか。キンダーはドイツ語で「子ども(複数形)」のことですが、では「子どもホテル」とは何でしょうか。「子どもホテル」とは?キンダーホテルは、ドイツ全国、アルプス山中や森林地帯、あるいは海岸地帯にある、中規模から大型の宿泊施設。乳幼児からティーンまで、子ども向けプログラムが充実しているのが特長です。ドイツだけでなく、イタリアなど「ドイツ人が好んで旅行に行くエリア」にも多く見られます。たとえば、工作教室、ウサギやハムスターなどの小動物やヤギなどの牧場の動物たちとのふれあい、乗馬、サイクリング、各種スポーツなどのプログラムが用意されています。規模の大きいホテルでは、スイミングプールが併設されているところも少なくありません。プログラムには基本的に、インストラクターや保育士などの大人がついています。つまり、「親はとくに同席しなくてもいい」わけなのです。キンダーホテルにはオールインクルーシブ(施設利用料金、飲食代すべて込み)の形式をとっているところが多く、朝食から夕食、おやつまで、すべてホテル側で用意されます。つまり、ここでは子どもの世話だけではなく、食事の準備からも解放されるのです。 ■ママには天国!せっかくの休暇中、子どもが騒いでほかのお客さんに迷惑をかけるのではないかといった不安も、宿泊客すべてが子ども連れなら気になりません。また、たとえばキャンプやアパート滞在などでは、結局子どもの世話をしたり食事の支度をするのはママで、「ふだんの生活とちっとも変わらない!」と不満に思う人も少なくないはず。ここではそんな面倒から解放されます。キンダーホテルを利用した日本人のママは、「子どもの面倒は見てもらえるし、つねに食べ物が用意されている状態。毎日のんびりケーキを食べているうちに太っちゃったみたい」なんて声も。■「家族ホテル」ならエステも!キンダーホテルのほかに、ファミリエンホテルFamilienhotel「家族ホテル」というものもあり、こちらではスパやエステ、フィットネスなど、大人向けプログラムも用意されているようです。インターネットでも事前に検索できるので、周遊型の旅行に飽きた人、家族連れでゆっくりしたい人は、次回キンダーホテルやファミリエンホテルに滞在して、のんびりしてみてはいかがでしょうか。 参考/キンダーホテル検索
2016年04月30日こんにちは。ママライターのamuです。子どものころ親にされて嫌だったはずなのに、ついわが子に同じことをしてしまっていることってありませんか?ガミガミ、決めつけ、お節介……。人は、欲求や価値観が対立したときに、お決まりの12の対応で相手の行動を変えようとしてしまいがちだそうです。だけど、それは抵抗や反発を生んでしまうとか……。普段してしまっていることが、逆効果だと知ることも、親子のより良い関係への近道なのかもしれません。以下に、宿題をしないときの12の対応パターンと、子どもがそのときどう思いがちかをまとめてみました。●子どもがやる気をなくす親のNG対応12パターン●(1)命令、指示「これの解き方はこうだよ、さっさとやってしまいなさい」親の私たちにとっては簡単に見えるので、このようについ口を出してしまいます。→子どもの気持ち:(もう、聞きたくない、何を言ってもムダ )●(2)脅迫、警告「宿題をしないと怒るよ!どんどん頭が悪くなるよ」「はい!5、4、3、2、1!!」昔コギャル語にあった、MK5(マジでキレる5秒前)ってやつですね。→子どもの気持ち:(こわい、押しつけてきて嫌だなぁ )●(3)説教、義務付け「宿題をするのは、みんながしてる当たり前のことでしょ?勉強することが仕事でしょ」一般論を振りかざすこと、よくあります。→子どもの気持ち:(うるさい! )●(4)提案、助言、忠告「もっと上手に時間を使えるように、帰ってきたらすぐ片付けるとか、きちんと計画を立てなさい」「ママもご飯を食べたらすぐ洗い物したら?」と言われたら困るなぁと思いつつ。→子どもの気持ち:(わかっているけど、できないんだよ 。イライラする)●(5)論理による説得「寝る時間まで、もう2時間しかないんだよ。お風呂に30分入っていたら残りはどれだけ?よく考えて」逆算や時間配分が苦手な子は多いようです。→子どもの気持ち:(そうだよな……。なんでできないんだろう…… )●(6)批判、非難「ノロノロしてるからでしょ!どうしてそんなに怠け者なの?どうして毎日のことなのにできないの?」なんで?どうして?は、ママがよく使うワード→子どもの気持ち:(できない自分はダメなんだ )●(7)悪口、侮辱、はずかしめる「全く成長しないのね、小さい子でもできることができなくて恥ずかしくないの?」兄弟と比べるパターンは、ママ友達からも反省点でよく聞きます。→子どもの気持ち:(こんなこともできない自分は嫌われている )●(8)解釈、分析「宿題をしない言い訳ばっかり考えているんでしょ?勉強が嫌いなの?塾に入れないとダメかしら……」こういう、親の本気の一人言って怖いですよね……。→子どもの気持ち:(勉強ができるいい子になってほしいんだろうな、変わってほしいんだろうな 、でもできない……)●(9)同情、なぐさめ、激励「宿題多いよね。難しいよね。でも、きっとやればできるよ。ファイト!」これは、優しくて一見よさそうに見えます。私にはできない……。→子どもの気持ち:(できないと決めつけられている )●(10)尋問(原因・動機・理由を探る)「どれだけ時間をかければできるの?すぐに取りかかれない理由はなに?」そんなこと言われても、面倒だってこと以外に理由はないんですよね……。→子どもの気持ち:(どうしてすぐに問い詰めるんだろう )●(11)賞賛、ご機嫌とり、同意「本当は頭がいいんだから。やればすぐ終わるよ」俺の何を知っているんだ!パターンフラグ。→子どもの気持ち:(そんなことないのにプレッシャー…… )●(12)ごまかし、皮肉「誰かさんは、今日は機嫌が悪いのかな~」俺のこと何ひとつわかってない!パターンフラグ。→子どもの気持ち:(もう少ししたらやるといっても、理解してもらえないだろうな )----------どれも、「いいよね、お母さんはやらなくていいんだから」という気持ちにさせてしまうのもわかる気がします。●子どものやる気を奪う“親の攻撃行動”3つそして、これら12の対応以外にも、3つの攻撃行動と呼ばれるものが、●(a)無視「どうせやらないんだから」と冷たい視線でほうっておく。何か頼まれても聞こえないふりをする、など。●(b)仕返し言うことを聞かないのに腹を立てて、ご飯を抜きにしたり、普段してあげていることをしない。宿題に使うものを捨てるふりをする、など。●(c)他で攻撃する、いやがらせ「全然言うこと聞かなくて、宿題もガミガミ言わないとできない」と友達や祖父母などに言いふらす。先生に相談して言ってもらう、など。----------これらをすると、相手の心は閉じてしまうそう。かと言って、自発的にはやらないし、何も言わなかったら永遠にやらない!というママの声が聞こえてきそうです。そこで、オススメしたいのが、まずわが子の反抗パターンを知ること 。命令すると腹が立って反抗する子、逆に優しくすると子ども扱いや馬鹿にされたと感じて反抗する子がいると思います。命令されると重い腰をあげる子と、励まされたら頑張れる子がいると思います。12のパターンをうまく使って、その子にあったアレンジをしながら発破をかけるのも、親の腕の見せどころなのかもしれません。【参考文献】・『親業―子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方』トマス・ゴードン(著)●ライター/amu(ママライター)
2016年04月23日震災などで、これまでにない環境に身を置かなくてはならないとき。だれにでも、大きなストレスがかかります。とくに、自分の身だけではなく、子どもの安全や健康、そして心のケアなどあらゆる方面で心配ごとが尽きないママの心的負担は、計り知れません。いま、ご自身も不安な中で、子どものメンタルのサポートをしていきたいと考えている方に、子どもも、ママの気持ちも穏やかになれる「ふれあい」の大切さを、書籍『手の治癒力』を参考にお伝えしていきます。■心が不安定な子どもたちに大切なケアとは不安なときに、誰かに手を握ってもらったり、背中をさすってもらったりすると、それだけで心がほんのり軽くなった経験はありませんか?これには、理由があります。私たちが肌から感じる「快い刺激」は、肌の神経を通してストレスや免疫をコントロールする部分に伝わり、その機能を高めると言われています。実際に、マッサージなどのふれあいやスキンシップを一定時間すると、信頼や愛情をつかさどる「絆ホルモン(オキシトシン)」の分泌が促され、「ストレスホルモン(コルチゾール)」は減少するとの研究結果もあります。身体心理学者、山口創先生の著書『手の治癒力』には、以下の記述がありました。災害などで被災してPTSDになった子どもは、その親もまたPTSDであることが多いため、子どもにあまり触れようとしない傾向がある。そのためそのような子どもたちは身体接触を欲しており、ずっと親にくっついていることが多いという。先のティファニー・フィールズらのグループは、ハリケーンに被災した子どもたちを対象に、マッサージの効果を検討した。1ヵ月の間に8回のマッサージを施したところ、受けなかったグループよりも、不安や抑うつが低くなり、PTSDの症状は改善し、幸福感を感じ、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルも低くなった。出典:『 手の治癒力 』(山口創・著/草思社)P.101より※PTSD:心的外傷後ストレス障害ただぎゅっと抱きしめたり、いつも以上にぴったりよりそったりする「ふれあい」が、子どもの不安やストレスをやわらげるのに有効だということです。そして、ママも子どもとのふれあいで、子どものやわらかい肌の感触が「快い刺激」として脳に伝わり、ママの気持ちも落ち着く相乗効果が得られます。 ■ママの心のケアに、セルフタッチの不思議なちから子どもや家族のために「自分がしっかりしなきゃ」と気を張っているママも、きっと少なくないと思います。子どものメンタルをサポートしながら、自分自身も疲れを感じ始めたら、セルフタッチでリラックスしてみてください。脳内のストレスコントロール部分に反応しやすい体の部位が「ひじの下(前腕)」と「顔」です。できれば5分程度を目安に、ひじから下を、ゆっくり、やさしく手でさするようにタッチします。もし、ベビーや子ども用のワセリンや保湿クリームなどを持ち合わせていれば、少量手につけてセルフタッチすると、よりリラックス効果が得られます。このようなセルフタッチで手を温めることも、じつは心を穏やかにするポイントでもあります。それは、脳内で、手などからだの一部が温かくなるときに反応する部分と、心が温かくなるときに反応する部分がイコールだからです。もちろん、夫婦でマッサージをしあうのも、お互いの心のケアに有効です。ふれあいは、ときに言葉以上に、愛情や想いを伝える手段になります。ママや家族に愛され、保護されている感覚を、肌を通して子どもに伝えながら、ママ自身の心穏やかな時間が少しでも増えるように祈っています。
2016年04月23日「学校の持ち物がわからない」「行事の予定がはっきりしない」などの困ったことがあったとき、質問してフォローし合うことができるママ友がいると安心です。心強いママ友がいれば、何か問題が起きたときにも相談できるので、解決策を見つけることができ、乗り越えていけますね。いざというとき頼りになるのは、近所のママ友フランスでは子どもを預かるシステムが整っていて、働くママも安心して働ける環境だと言われています。しかし、一方で日本より不便なこともあります。それは、子どもの送り迎えをする期間の長さ。日本より治安が悪く、交通機関が発達していないフランスでは、小学校に通う間は子どもの送り迎えが必須です。場所によっては中学校になっても送り迎えは続き、さらに習い事や試合、友だちの家に遊びに行くときにも…。仕事をしながらこれだけの期間にわたって子どもの送迎をするのは大変なこと。祖父母がいるなら多少は助けてくれるかもしれませんが、いなければ全部母親か父親だけでこなさなくてはなりません。そんな時にフランスで一番頼りになるのは「ママ友」(もしくは「パパ友」)なのです。どうしても都合がつかない場合に頼めたり、交代で子どもたちの送迎ができたりすればとてもありがたいですし、負担も軽減されます。そんなママ友がいれば、学校のことで相談したい、子どもが学校を休む、宿題に使う教科書を忘れた…などの困ったときに、とても頼りになります。日本では小学校から子どもひとりで通学しますし、学校の先生が休んだ日の宿題の配慮をしてくれるので、小学校以後の子育ては、フランスより日本のほうが楽かもしれません。それでも、クラスメイトのママとメールアドレスなどの連絡先を交換しておけば、いざというときに安心です。同じ境遇や近所に住むママ友がいれば、とても心強いものです。積極的にママ友づくり、でも無理は禁物ママ友をつくるには、よく見かけるママに声をかけてみるのがいいでしょう。「子どもの年齢が同じですね」「家族構成が似ていますね」「お子さんはどんな習い事をしていますか」「PTAの役員をやったことがありますか」など、園や学校が同じなら、共通の話題はたくさんあるはずです。保育園でママ友を探すなら、お迎えでよく会うママがおすすめ。時間帯が一緒ということは仕事のスタンスや生活スタイルの共通点が多いということ。ふだんはお互いに忙しくてゆっくり話せないなら、運動会や保育参観などの行事のときに話しかけみては。小学生ならば、子どもが仲良くしている友だちのママなら、きっかけがつくりやすいですね。でも、無理は禁物です。ママ友との関係に悩む人もいますが、一緒にいるべきなのは「心がリフレッシュできて、エネルギーが充電できるような関係を築ける人」。毎日、忙しいのですから、時間は有効に使うべき。ママ友としてつき合うのがつらくなってしまうような関係は意味がないと割り切ることも必要です。かといって声をかけた手前、あからさまに距離を置くことは避けたいもの。女性同士の関係は複雑ですが、ママ友になったからといって『行きたくない』と思う誘いには、相手が納得のいく理由で断ることです。数ある出会いのなかで、「気の合うママと仲良くなれればいい」ぐらいの気持ちで、余裕ができたときに少しづつ交友の輪を広げていければいいですね。(Ulala<フォークラス>)
2016年03月25日子どもの小学校入学は、ママにとっても楽しみなことのひとつですよね。けれども、同時に不安があることは否めません。特に、「小学校は幼稚園などよりも厳しいのでは?」というイメージを持っている人も少なくないでしょう。そこで、子どもが学校に楽しく通えるようになるために今からできることを、小学校教師だった経験を踏まえ、5つ考えてみました。起きる時間を早めにする小学校の登校時間は、一般的に8:00過ぎからの30分間です。登園していた頃より早くなる場合は、今から起きる時間を早めにしてあげましょう。余裕をもって起床し、朝ごはんをしっかり食べて登校させたいですね。決まった時間にトイレに行く習慣をつける小学校では、基本的に休み時間を利用してトイレに行きます。できるだけ決まった時間にトイレに行く習慣をつけておきましょう。たとえば、食事の後、遊んだ後、テレビを観た後など、何かをした後に行くようにすると、授業と授業の合間に行く習慣がつきます。とはいえ、学校では休み時間だけしかトイレに行けないかというと、そんなことはありません。行きたくなったら先生に伝えて行けばよいのです。先生に伝える方法も教えてあげてください。給食の牛乳を飲む練習をしておく牛乳は毎回メニューにある学校が多く、量は200ml位です。中には学校で出された牛乳を全部飲むことができない子もいます。それが気になるようであれば、家庭で同量の牛乳を飲む訓練をしておくこともひとつの方法です。もし、その量が本人にとって多いようであれば、事前に担任の先生に伝えておくのもよいでしょう。今は、給食を無理に全部食べさせることは基本的にしません。に好き嫌いがあっても大丈夫です。残してもよいことを子どもに伝えてあげましょう。授業の時間感覚に慣れさせる授業時間は45分間が基本です。入学してすぐに45分間の授業を開始するわけではありませんが、できるだけひとつのことに長い時間、集中できるようにしておきたいものです。そこで、家庭でテレビを観る、本を読む、絵を描く、おもちゃで遊ぶというときに、時間を決めるとよいでしょう。設定する時間の長さは子どもの集中できそうな時間で問題ありません。45分間にする必要はなく、「できた」という達成感を経験させること、これが大切です。ママ自身が不安にならないようにする小学校はいくつかの幼稚園などから集まって、ひとつの学校に通うようになります。知らない子ばかりで孤立しないかと、ママは不安になるかもしれません。そんなママの不安は子どもに伝わりやすいものです。心配せずにおおらかな気持ちでいてください。「いろいろなお友だちや、お兄さん、お姉さんがいるから楽しみだね」などと話すのもよいでしょう。そのほか、学校の広さにストレスを感じる子どもも少なくありません。幼稚園などにくらべると学校はとても大きく、広く感じる場所です。さらにいろいろな教室があるので、自分がどこにいるのかさえわからなくなる子もいます。子どもが毎日楽しく学校に通ってくれることはどのママたちも願っていることです。学校という初めての空間に入った子どもたちに「今までと違っても大丈夫だ」と思えるようサポートしながら、まずは、元気に入学式を迎えることができるようにしたいですね。(のりこ<フォークラス>)
2016年03月04日「小さい子どもがいるから海外旅行に行けない!」なんて思っていませんか? そんなことはありません! 小さな子どもと一緒でもママも、楽しめる海外旅行の準備や楽しむコツを紹介します。子連れで行きやすい国は?海外とひとくちに行っても、場所によって千差万別。そこで、自身の経験や周囲のママの声から、子連れでも行きやすい国をいくつかピックアップしました。・ハワイ気候の温暖なハワイは年間を通して旅行のベストシーズン。日本語が通じる場所も多く、ファミリー向けの施設もたくさんあるので、まさに子連れ旅行にぴったりのリゾート地です。ホテルやエンターテイメント施設でも子連れにやさしいサービスが充実していて、ベビーカーでの移動もしやすいので安心です。日本~ハワイ行きのフライトは夜発が多いので、子どもが機内で寝てくれる確率も高いですよね。フライト時間は約8時間。アメリカ本土に行くより短い時間でいけるので、子連れでもギリギリ頑張れる距離ではないでしょうか。<関連記事>・ 連載:赤ちゃんと一緒のハワイ旅行 ・グアムハワイまでのフライトはちょっと長くて不安、というママにおすすめなのがグアム。こちらも年間を通して暖かく、ファミリーにぴったりのリゾート地です。気になるフライト時間は約3時間半。これなら小さな子連れママでも心配なく行ける距離ですよね。初めての子連れ海外旅行におすすめです。グアムはファミリーで楽しめるビーチアクティビティが充実しているので、事前に予約しておくとよいでしょう。そのほか、ショッピングや観光施設も子連れで楽しめます。・シンガポール次々と新しい観光スポットがオープンするシンガポール。街もきれいで、ファミリーで買い物や観光を楽しめるとあって、アジア圏を中心にさまざまな国から観光客が集まっています。特におすすめなのはシンガポール動物園や シー・アクアリウム(水族館)。ほかにもあちこちに観光スポットがあり、アクティブに動き回るファミリーにぴったりの国です。不安な飛行機の中の対策子連れで海外旅行をするときに、一番気になるのは飛行機内での過ごし方。子どもが退屈してグズらないかが一番心配ですよね。普段から慣れているお人形やおもちゃを持っていくことも大事ですが、新しいおもちゃを買っておいて、機内で初めて渡すというのも効果的です。子どもは目新しいものが好き。プレゼントとして新しいおもちゃをもらう喜び、開ける喜び、その後にそのおもちゃで遊ぶ楽しみで時間をつぶせます。また、新しい絵本や、親子で一緒にできるぬり絵や折り紙などもおすすめです。また、可能ならば夜の便を予約し、乗ってしばらくしたら寝てくれるように時間をアレンジするのがポイントです。離着陸時に耳が痛くなるトラブルを防ぐため、必ず飲み物を飲ませましょう。オムツは? ベビーフードは? 持ち物のポイント旅行でなくとも荷物が多い子連れ世代。持ち物はどのように調整すればよいのでしょうか。・オムツ子連れ(赤ちゃん連れ)旅行で一番かさばる荷物といえば、オムツですよね。旅行期間分持っていくべきか? 現地で調達するべきか? 迷うママも多いはず。肌が敏感でオムツかぶれしやすいのなら、やはり日本のオムツがおすすめです。しかし、旅行期間が長い場合や、持っていく荷物が多くて現地調達のほうが便利そうな場合は、飛行機内と初めの2日分ほどだけ持参し、残りの期間分は現地に着いたら早めに購入しましょう。パンパースはグローバルブランドなので、わりとどこの国でも購入できます。ただし、サイズや使用感は日本製とは異なるので注意しましょう。・粉ミルクと離乳食粉ミルクは計量しなくてもよい、固形になっているものが便利です。機内でもフライトアテンダントにお願いしてつくってもらうことができます。液体にして持ち込む必要はありません。ただし、レトルトの離乳食は注意が必要です。税関検査で食品の持ち込み制限があるので、検疫に引っかかると没収されることもあります。機内では予約時にベビーミールをリクエストしておきましょう。旅行先に着いてからは現地調達もおすすめです。ハワイやグアム、アメリカ本土などは、アップルソースなど果物や野菜のペーストになった離乳食がたくさん売られています。オーガニックのものもたくさんありますので、ぜひ試してみましょう。・医薬品かかりつけの医師から処方された風邪薬や解熱剤がある場合は持参しましょう。また、整腸剤も持っておくと安心です。小さなお子さんでも使えるものがあれば持参しましょう。リゾート地などにいく場合は、虫よけスプレーや虫さされ用軟膏も持参することをおすすめします。もちろん現地調達もできますが、医薬品は特に英語表記が理解できないとトラブルにもなりかねません。また、海外では見つけにくい医薬品のひとつが、冷却シート(おでこなどに貼るタイプ)。念のため、いくつか持参しておくとよいでしょう。そのほか、除菌効果のあるウェットティッシュも、海外のものは使用感が違うことが多いので、持参するのがおすすめです。手が洗いにくい機内などでも便利ですよ。さまざまな情報を参考にして、子どもと一緒の海外旅行を楽しんでください。(フレシュラスともみ<フォークラス>)
2016年02月27日子どもの遊びはひとつのことだけに集中することは少なく、あれこれと興味関心が移っていくものです。その中に「これは大好き」という遊びや関心事があったなら、ぜひその遊びにママも興味を持って、一緒に楽しんでみてください。もしかすると子どもよりも夢中になってしまうことがあるかもしれませんよ。やってみると意外と楽しい、子どもの好きな遊び私は昔小学校教員をしていました。その当時受け持っていたクラスに、休み時間になると「指編み」という編み物をしていた女の子がいました。まだ9歳だというのに、とっても上手に編んでいきます。編み物は苦手な私。器用に動く指に興味津々でした。そこで、その子にやり方を教えてもらい、少しやってみると、これがとっても楽しい。それからは休み時間に一緒にやるようになりました。すると、ほかの女の子も次々と一緒にやるようになったのです。しかも男の子も…。そんなクラスの子どもたちと「指編み」をする休み時間は、とても楽しいひとときとなりました。また、同じように、小学1年生の子どもに教えてもらいながら、一緒に折り紙でたくさんの動物をつくって、教室の棚の上に「動物園」をつくったこともあります。子どもたちはもちろん楽しそうでしたが、私にとっても安らげる時間になっていたことを覚えています。子どもと一緒に遊びを楽しむことのメリット子どもと一緒に楽しむことのメリットは、なんといっても「幸せな時間の共有」にあります。特に子どもと一緒に遊ぶことができる時間は、子どもが大きくなるにしたがって少なくなっていきます。親子で幸せな時間を共有することで、子どもは自分のしていることを認めてもらえているという安心や満足を感じ、ママにとっては、自分が楽しいという満足を感じることができるので、お互いにとって、とても価値のある時間になると言えるのではないでしょうか。成長してからも共通の趣味になる共通の経験をすることで、子どもたちが大きくなったときにも、小さい頃に一緒に楽しんだ遊びを懐かしく語ることができるでしょう。そして、もしかしたら、その遊びはママの趣味としてずっと楽しんでいけるだけではなく、子どもとの共通の趣味になるかもしれません。私の子どもは、大人になった今でもブロックが好きです。特にオリジナルで組み立てることが好きで、小さい頃はたくさんのお城や船をよくつくっていました。私も、わが子が夢中になる世界を知りたくて、当時専門店で同じブロックを自分用に購入しました。すると、いつの間にかすっかりブロックのとりこに。今では、ブロックでありとあらゆるものをつくることができてしまうほどです。種類が豊富なブロックは親子で共通の趣味のひとつになっています。大きくなっても子どもと同じ趣味をもてるなんて幸せですね。そんなことを想い描いてみたら、子どもの「すき」を自分の趣味にしたくなってしまうかもしれませんよ。(のりこ<フォークラス>)
2016年02月23日働くママの悩みは尽きません。大泣きする子どもを保育園に預け、後ろ髪を惹かれる想いで会社へ。なのに、「預けられる子どもはかわいそう」と言う人もいる。家事だって一生懸命だけど、時間がないから完璧になんてできない。そんないろんなことが積み重なって落ち込むことも…。でも、それは日本だけのことではありません。いま、私が住んでいるフランスでも同じなんです。日本よりもずっと以前に女性の社会進出が本格化したフランス。そんなフランスの働くママたちも、同じように悩んで戦い続けてきました。しかし、そのおかげで、現在は悩みを解決するためのノウハウが構築されてきています。制度という物理的なことも重要だけど、同時に「どういう考えで過ごすべきか」ということも大切。仕事をしながらの子育てにも、自信をもってやってきたフランスのママたちの心の持ち方、考え方とは? 今回は、働くママが抱えがちな子どもの教育にまつわる3つのポイントと、解決のヒントを紹介します。ポイント1.子育ての最終目的は自立「私が仕事をしているせいで子どもに時間がかけられず、可能性を伸ばしてあげられない。その結果、勉強ができない子になり、就職などで苦労したらどうしよう」なんて、ほかの教育熱心なママたちを見て、焦ることはないですか?働く女性が多いフランスでも、同じような悩みを持っているママは多いです。そんな状況でも一番大切にしていることがあります。それは、「子どもの好きなこと、やりたいことを後押ししてあげる」フランス人の教育の最終目的は「子どもが自立する」こと。いい会社に就職することや、働いて得る収入の額がすべてではありません。モチベーションをもって働き続け、ひとりで生活していけることを大切だと考えているのです。その、働いて生きていくモチベーションを保つには、やはり「好きなこと」を仕事にすることが大切。そのため、適正がなかったり、嫌いだと思ったりしていることは強制せず、子どもの「やりたい」という気持ちを尊重するべきだと考えています。成績だけで他人と比べる必要もないのです。成功の定義は人それぞれ違うのですから。ポイント2.先生との会話と質の高い「とっておきの時間」子どもを保育園などに預けていると、子どもと離れている時間が長くなり、しっかり子育てができていないのではないのか、と不安になることがありませんか?でも、フランスでは不安に思っているママは少ないように感じます。他人に預かってもらうということは、「子どもに社会性や自立心を身につけさせることができる」と考えています。また、預かってくれている人と、ひと言、二言でも話すことを心がけて、「自分だけでは気づかなかった子どものことを知ることができる」とありがたがるママもいます。そして、離れている時間が多い分、子どもと一緒に過ごせるときは「質」を重視。自分と過ごす時間が子どもにとって「とっておきな時間」になるように力を入れることで、「自分は子どもに対してできるだけのことをしている」という自信に繋げています。ポイント3.家事に時間をかけない工夫仕事をしていると、自由に使える時間が限られてしまうのが、悩みの種です。それは、全部、ひとりで完璧にしようと思うから起こる悩み。働くフランス人ママたちは、家事の時間をできる限り減らす努力をしています。「時間がかかる手料理はなるべくしない」「掃除は家政婦さんに任せる」など。その結果、現在フランスでは「手料理」は個人の特技の領域に入った感があり、本当に料理ができない人も増えました。しかし、家族に負い目を感じることはありません。反対に誇っているママが多いのも事実。なぜなら、「家事に時間をかけないこと」は、「子どもや家族と楽しい時間をつくるため」だからです。笑顔を共有できる時間が多いほうが、子どもにとっても、親にとっても、明日の活力になるのではないでしょうか。(Ulala<フォークラス>)
2016年02月06日子どもの機嫌が急に悪くなって、困ってしまったことはありませんか? 忙しい時や静かにしていてほしい時に機嫌を悪くされると、ママも疲れてしまいますよね。「いい加減にしなさい!」と叱ることもできるけれど、できれば声を荒げておさめたくない…。そこで、私が心がけている「子どもの機嫌をなおす魔法のことば」をシーン別に紹介しましょう。(1)朝起きたら「むすっ…」朝、なかなか起きないわが子に手を焼いていませんか? まだ眠そうで、何やら機嫌が悪そう。そんな時はゲームをしているように演出してみてはいかがでしょうか。たとえば、布団の中にいる子どもに対して「どこに隠れているのかな~? ここかな~?」とかくれんぼの鬼を演じ始めます。子どもが布団やベッドからすでに見えていても同様です。わが家の場合、声に気付いた息子は急に布団の中にもぐり始めます。こうなるとほぼ成功です。少し待っていると息子の方から「ここだーっ!」とがばっと起きてきます。眠気を忘れ、ゲーム感覚で楽しく起きてくれるのでおすすめの方法です。(2)友だちとケンカして「むすっ…」少し前までは「○○に嫌なことされた」「ケンカした」と子どもが言っても、「そんなこと気にしないの!」と話を流していました。しかし、それでは子どもの気持ちは落ち込んだまま。そこで、「○○くん(相手)、○○(わが子)のことが好きすぎて意地悪しちゃうのかもね」という風に相手の気持ちを考えた言葉がけをするようにしました。「好きなのに、なぜ意地を悪するのか」という疑問を抱かせるかもしれませんが「好き」というポジティブなことばを用いることで、また同じようなことがあった時に「こいつ、俺のこと好きなのかな…」とちょっとでも前向きにとらえ、嫌な気持ちが和らげばいいなと思い、こうした言葉がけをするようにしています。 (3)落ち込んだり、怒られたあとに「むすっ…」みんなができていることが自分にはできない、あるいは悪いことをして怒られてしまった…。そんな時、私は「過去に自分も経験した」話をするようにしています。たとえば子どもがかけっこでビリだったら「ママも小さいころは足が遅くてね~」、パパとの約束を守らなくて怒られたら「ママも昔、おじいちゃんにこんなことして怒られたよ~」と、過去の自分の経験をあげて子どもと同じ経験をしたことがある事実を伝えます。すると「え~、ママだめじゃ~ん!」と笑顔になってくれます。普段は何かと叱る立場のママも、こうして子どもと同じ立場で仲間意識を持たせると、いつもとは違った表情を見ることができます。笑顔になってくれれば、その後に励ましの言葉を掛けてもきっと前向きに受け取ってくれるはずです。今回はわが家に多いシュチュエーション別に、子どもの機嫌をなおす「魔法のことば」を紹介しました。子どもの性格や状況によって響く言葉も違うかもしれませんが、困ったときにぜひ参考にしてみてくださいね。(すだあゆみ)
2016年01月09日子どもの「お手伝いしたい!」という気持ちは大切にしたいけれど、実際にしてもらうと周りは汚れるし、目が離せないし、時間はかかるし、結局は自分ひとりでやったほうが断然ラク! そんな経験はありませんか?そこで今回は、子どもの「お手伝いしたい」気持ちも満足させられて、ママは調理の時間短縮ができる、一石二鳥のレシピをご紹介します。ふわっふわでおいしい、バナナオレンジシフォンケーキのレシピ(お手伝い対象年齢:3歳~)ふわっふわのシフォンケーキは、こどもだけではなく大人にも大人気。作るのが難しいと思われがちですが、卵白の泡立てさえしっかりやれば、お店で買ったようなふわふわのシフォンケーキが出来上がります。成功の秘訣は、こどもを信頼すること。分担して任せた作業は、できるだけ黙って見守るようにしましょう。材料(17cmシフォン型)卵白 4個分砂糖(卵白用) 30g卵黄 3個分砂糖(卵黄用) 25g薄力粉 75gサラダ油 大さじ1.5オレンジジュース 40mlバナナ 中くらい1本レモン汁 少々作り方<3>の、卵白の泡立て部分を子どもが担当します。1.材料の準備。お菓子作りは計量が命です。2.フォークの背などでバナナをペースト状に潰し、レモン汁をかけておきます。3.こどもの出番です!卵白の入ったボールに砂糖を2~3回に分けて加えながら、ツンと角が立つくらいまでハンドミキサーで泡立てます。卵白の泡立ては時間がかかるので、その間にママは4~7の手順を進めましょう。とても単純な作業ですが、シフォンケーキを作る上で最も重要な作業です。最初は透明でとろんとしていた卵白が徐々に生クリームのようなメレンゲに変身していく様子を、こどもと一緒に観察しましょう。4.薄力粉をふるいにかけます。この時、オーブンを180度に余熱開始しましょう。5.卵黄に砂糖を加え、マヨネーズ状にもったりするまで泡立てます。6.5にバナナを入れ、サラダ油、オレンジジュースを加え、その都度よく混ぜましょう。7.6にふるった薄力粉を入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜてください。8.7に3でこどもが作ったメレンゲの3分の1を加え、ゴムベラでよく混ぜ込みます。9.さらに3分の1のメレンゲを8に加え、泡を潰さないようにさっくりと切り混ぜます。10.最後はメレンゲのボールに9を入れ、泡を潰さないようにさっくりと切り混ぜましょう。11.少し高い位置から生地を型に流し入れ、1~2回、台に落として空気を抜きます。12.余熱していたオーブンに入れ、温度を170度に設定し40分ほど焼いてください。13.焼き上がったら、荒熱が取れるまで逆さまにしておきます。こうすることで、シフォンケーキがしぼんでしまうのを防ぎます。14.手で触っても熱くないくらいに冷めたら、型から外して切り分けます。子どもが作業に慣れてきたら、ほかの手順も簡単なものから徐々に、手伝ってもらう項目を増やすとよいでしょう。子どものおやつにはもちろん、うまくできるようになったら、かわいくラッピングしておすそ分けしてもよいですね。(ライター:穂積)
2015年08月28日小学校では、2学期がスタートしているところも出始めるこの時期。ママたちは子どもの夏休みに関してどう考えているのだろうか。今回は、マイナビニュース会員の中で子を幼稚園や小学校に通わせているママ限定で、子どもの夏休みに関するアンケートを実施した。○子どもの夏休みは憂鬱ですかはい 50.0%いいえ 50.0%○憂鬱な理由は何ですか。・「お昼ご飯も作らなきゃいけないこと」(28歳 / 人材派遣・人材紹介 / 事務系専門職)・「お昼ごはんも一緒なので、毎日3食の準備と食べさせる時間で1日が終わってしまうこと」(28歳 / 学校・教育関連 / 専門職)・「毎日出掛けたがるから」(33歳 / アパレル・繊維 / 販売職・サービス系)・「仕事を休まなくちゃならないこと」(34歳 / 医薬品・化粧品 / 事務系専門職)・「家が片づかない、うるさい、家に子どもと2人でいるとストレスだが、出掛けるとお金を使うことばかり要求されて面倒。まだ幼稚園に通っている年齢なので1人で遊びに出てってくれない。連れて行けとか言うくせに、暑いのが嫌いなのか外に長時間だと不機嫌になる」(33歳 / 小売店 / 販売職・サービス系)憂鬱だと答えたままの多くが、食事の準備をその理由に挙げていた。毎日3食の準備をしてその片づけで1日の大半が終わる……といった回答も。その他、家の中が散らかったり、どこかに行きたいと駄々をこねられたり。こういったママたちは2学期のスタートにほっとしていることだろう。一方、憂鬱ではないと回答したママにその理由を聞くと、「子どもが喜ぶから」「一緒に過ごせるので大切にしたい時間」といった回答が目立った。調査時期: 2015年8月17日~2015年8月25日調査対象: マイナビニュース会員(子を幼稚園や小学校に通わせているママ限定)調査数: 78名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年08月27日育児休暇中のママには、「早く復帰しないと」という気持ちが生じることもあるでしょう。保育園の入園時期にもよりますが、子どもがある程度成長してきたら、復帰のタイミングを意識しない人はいないはず。ただ、職場復帰の時期や子どもの預け先が決まると、別の気がかりが生まれてくることもあるようです。今回は、仕事復帰を控えたママが抱えがちな悩みを紹介します。子どもを預けることに罪悪感を抱いてしまう復帰する準備は整っているけれど、子どもと一緒にいることが母親の務めというイメージがあり、子どもを預けてまで働くということに罪悪感を覚える、という人もいるようです。姑や周りの人たちから「子どもはちゃんと見てあげないと」「こんな小さいうちから預けるなんて可哀想よ」などと言われることもあり、すると余計にその思いが強くなってしまうでしょう。たしかに昔は男が外で働き、女は家庭を守るというスタイルだったため、子どもを預けるということに、いまだ理解を示せない人もいるでしょう。しかし、時代は流れています。いまは共働きの家庭なんて、珍しいことではありません。誰から何を言われようとも、「自分は自分」と割り切って、自分の決断に自信を持ちましょう。子どもとのスキンシップを大切にする子どもを預けることを決意したのなら、可能な限り子どもとのスキンシップをとるようにしましょう。仕事に行くまでの間、仕事から帰ってきてからの時間を大切にして、子どもに深い愛情を注いであげることが大切です。絵本を読んであげる、子どもの遊びに付き合うなど、どんなことでもいいので子どもとの触れ合いを大事にしてください。そうすることで、子どもの心やママ自身の心を安定させることができます。子どもを預けることのメリットに目を向けよう子どもを預けることのデメリットばかりにとらわれていると、ネガティブな思いに心を支配されてしまいがちです。それよりも、「預けることで、子どもにどんなメリットがあるのか」を考えてみましょう。年の近い友だちと遊ぶ機会が増え、コミュニケーションを築けるようになる保育士がその日その日の目標や、その子に合った保育計画を立ててくれるので、毎日の遊びがマンネリすることがない家庭ではできない遊びができるなど、いろいろなところから刺激を受けて成長することができる。子どもを預けることには、こうしたメリットがあります。子どもの成長を見ることでママも嬉しくなるはず。預けることに抵抗を感じているママも、初めの1歩を踏み出すことができれば、きっと罪悪感を払拭することができるはずです。ママが幸せなら、子どもも幸せ。そう考えて、自信を持ちましょう。
2015年07月31日ママ同士の仲が良くなると、子どもの預け合いをすることも出てくるのではないでしょうか? どうしても都合がつかない日に子どもを預かってもらえるのは、とても助かること。助け合いの精神で、お互いに子どもたちを預けたり預かったりするのはよいことですよね。ただ、それが回数を重ねてくると、「あのママは、子どもを預けてくるだけで、おやつも何も用意しない!」「いつも預けてくるけど、うちは託児所じゃないんだけど!」といった不満が出やすくなってくるもの。せっかくこれまで良好な関係を築いてきたのですから、今後も仲良くやっていきたいですよね。そこで今回は、ママ同士の子どもの預け合いでの、マナーやルールについてお話しましょう。どんなに仲の良い相手でも、最低限のマナーは忘れないことどれだけママ友との仲が深くなったとしても、マナーや常識を忘れてはいけません。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉を念頭に置き、円満な付き合いができるよう、お互いが配慮することが大切です。子どもに必要なものを持たせるまず、子どもを預ける上で忘れてはいけないのが、「必要なものを、忘れずに持たせる」ということ。着替えはもちろん、おやつや飲み物などを持参させておきましょう。子どもを預けるだけで何も用意していない、ということにはならないように、必要なものは最低限持たせるのが、預かってもらう相手への気づかいです。気になることがあれば伝えておく子どもの体調などで気になることがある時は、子どもを預けるママにきちんと伝えておきましょう。たとえば、前日に鼻血が出た、あまり朝食を食べなかったなど、細かいことでも子どもの様子を伝えておいたほうが、相手のママが対処しやすくなるはずです。気をつかったつもりで何も伝えていないと、それが思わぬトラブルに発展してしまうおそれもあるので、気をつけてくださいね。預かってもらうことを「当たり前だと思わない」こと子どもを預け合っていることが当たり前になってしまわないように、常にママ友への感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。「預かってくれるから助かる」という気持ちを持っておけば、自然と相手のママ友への対応にも表れるはずです。しっかりと言葉にして御礼の気持ちを伝えることも、忘れずに。きちんとルールを作っておこう最後に、気をつけてもらいたいのは、預け合いをするママ友たちの間で「ルールを決めておくこと」です。たとえば、「過度なお礼はしない」というルールを決めておくと、お互いが気をつかい過ぎずにいられるはず。1人が大げさなお礼をすると、ほかの人たちもそうしなければならない状況になるので、負担が生じることもあります。最初にルールを決めておき、ルールにのっとって預け合いをすれば、今後も良いお付き合いを続けていけるでしょう。友だちづき合いには、子ども同士の関係性だけでなく、ママ友同士の付き合いも深く関係してきます。「ママ同士の仲が悪くなったから、子どもたちが一緒に遊べない」ということがないように、子どもの預け合いも、一度しっかりと話し合う時間を持ったほうがよさそうですね。
2015年07月21日子どもたちは公園で初めて外の世界、そして自由に遊ぶことを覚えます。とはいえ、公園デビューでママたちの心配ごとは子どもの怪我や事故だけでなく、そこで仲良くなったママ友たちとの人間関係もありませんか?SNSが普及し、顔を見合わせてのコミュニケーションよりも画面を通して繋がることを重視する時代になってきました。「公園に連れて行きたいけど、ほかのお母さんもいるし、めんどくさい」という気持ちは自然なものです、そこで一歩踏み出してみませんか? 子どもはママのことをよく見ています。人との関わりかた、コミュニケーションの取り方はママが一番のお手本です。大人同士のコミュニケーションが面倒であったら、公園にいる子どもと自分の子どもの仲立ちをしてあげることで十分なお手本になります。そして、人との関わりに疲れたとき、ゆっくり過ごすことも大切なお手本になります。公園で子どもの考えるスイッチを入れよう子どもは、高くそびえたつジャングルジムや大きな遊具を初めて見たとき「なんだこれは…」と、一瞬躊躇します。そこで、「遊んでいいよ!」という声掛けはタブー。「~していい」というのは許可の意味を持ちます。許可の繰り返しを行っていると、何かやってみたいことがあっても許可が出ないと自ら動くことができなくなってしまうからです。まずは、お手本を見せてあげることが大切です。例えば、ジャングルジムの一番上まで登り「高いところって気持ちがいいよ~」と声をかけてあげると、「高いところって気持ちがいいんだ! ママ、とっても楽しそう!やってみたい!」と高いところへの憧れと楽しみが芽生えます。そこで、ジャングルジムの登り方を教えてあげます。一つひとつ手取り足取り教えるのではなく、ズボンのおしりの部分を掴んで支えてあげることだけで十分です。四肢の使い方やどうやったら上まで登れるかを考える時間を与えてあげることが重要です。一段でも多く登れたときには目一杯褒めてあげましょう。認めてもらうことは自尊心を高めることに繋がります。一緒に遊ぶことで芽生える親子の絆と、自分で考えることを楽しむ子どもの姿を是非楽しんでくださいね。
2015年07月03日小さな子どもや大きな子ども、いろんな子どもたちの多く集う公園でわが子を遊ばせる時、子ども同士のトラブルが起きてしまうことは珍しくありません。そんな時、ママはどんな信念をもって対応すべきなのでしょうか? ■何か起きても、危険でなければいったん様子をみるたとえば、子ども同士でケンカになっていたとします。どちらが悪いともとれない状況で、両者がにらみあっている場合、どうすべきなのでしょうか。そんな時、私が心がけているのは、危ない場所・危ない行動をしていない限り、いきなり割って入ることはせず、いったん子ども同士に任せてしまうことです。ある程度会話ができ、自分の気持ちを表現できる年齢であれば、「誰かと衝突する」経験も必要なことであり、踏まなければいけない場数のひとつなのではないでしょうか。いったん様子を見ることで、ママ自身もまた客観的に物事を判断できるはずです。■子ども本人から「何がおこったか」を聞く子どもが泣き出して会話が成立しないなど、親の介入が必要そうになった場合は、一部始終を見ていたとしても、まずは子ども本人に「どうしたの?」と問いかけてみましょう。子どもの口から説明させることで、どんな問題が勃発し、子どもがそれをどう受け止めているのかが、よく分かります。泣いてパニックになっている子どもを一度、我に返らせることで、ぐちゃぐちゃになっている頭の中を整理させることもできますし、一体どうすれば良かったのかと考え直す時間を与えることができるのではないでしょうか。怒りもせず、笑いもせず、ただ子どもから話を引き出す。これが「子ども同士で解決できるようになる」練習にもなるはずです。■いったん相手親子と離れても、最後には声がけを感情が高ぶっているうちに無理やり、「ほら、ごめんなさいしなさい」といわれても、子どもは納得できない時があるかもしれません。子どもから話を聞く時には、いったんその場から離れてみましょう。トラブルのあった相手のいない場所で冷静に、静かに、丁寧に子どもから話を聞いたら「どうすればいいかな?」と問いかけてみる。それでも、子どもが納得しないことも時にはあるかもしれません。そんな子どもの気持ちに引きずられて、ママももやもやした気持ちになってしまうこともあるでしょう。そんな時は、どちらが悪い場合でも必ず一言、相手の子どもやママに声かけをしてみましょう。「さっきはすみません!」「ごめんね。また遊んでね」など、ささいな一言で大丈夫です。お互い、あるいはどちらかがもやもやしていた場合でも、その声かけが「子育てはお互いさま」という気持ちに切り替える、キッカケになるはずです。子どものトラブルは、できれば子ども同士で解決させたいもの。それを実現させるためには、親が手助けしすぎず、そっと見守る姿勢が大事なのかもしれません。辛抱のいる作業かもしれませんが、それはママ・パパにしかできない貴重な経験として、子どもをサポートしてあげたいものですね。
2015年05月05日幼い子ども同士で遊んでいると、おもちゃの取り合いになってしまうことが多々あります。子どもの年齢にもよりますが、「お友だちに貸してあげたら?」とママが言っても、まったく聞く耳を持たず、子ども同士のケンカに発展してしまうこともあるでしょう。ママの目の前でいざこざが起こってしまった時は、これから挙げる4つの方法を参考に対処してみてください。■子供同士のおもちゃの貸し借りトラブル対策(1)「10まで数えたら交代」などのルールをつくる普段から、物の貸し借りのルールをつくっておくことが、いざというときに役立ちます。「10まで数えたら貸してね」「『いいよ』って言われてから貸してもらうんだよ」と、子どもにしっかりと伝えておくことが大切です。なお、子ども同士がおもちゃの取り合いをしている時は、決して頭ごなしに「やめて」「ダメ」とは言わないように。小さな子どもは否定の言葉に敏感です。「先にお友だちに貸してあげよっか?」などと、子どもの立場に立った言い方をしましょう。■子供同士のおもちゃの貸し借りトラブル対策(2)貸し借りができたら思い切り褒める子どもがお友だちに、渋々ながらでもおもちゃを手渡すことができた時は、オーバーなくらいに褒めてあげましょう。「貸し借りできるのはすごいことなんだ」と思わせることで、少しずつ子ども同士のやり取りもうまくいくようになります。自分の意志でおもちゃを貸すということは、子どもにとって大きな成長。そんなわが子の成長を心から褒めて、喜びを共有しましょう。■子供同士のおもちゃの貸し借りトラブル対策(3)代わりのおもちゃを勧めるプレイルームや児童館なら、たくさんのおもちゃがあるはず。1つのおもちゃに執着しているようなら、「こんなおもちゃもあるよ」「あっちのおもちゃのほうが楽しそうよ」と、子どもの興味をほかのおもちゃに持っていくように働きかけてみましょう。ただし、この方法では、ただ単にその場から離れ、トラブルの火種を未然に避けるだけになってしまい、お友だちとのやり取り、すなわちコミュニケーションを学んでいるわけではないことを覚えておきましょう。■子供同士のおもちゃの貸し借りトラブル対策(4)どうしてもダメな時は、相手の子どもに対応してみるどんな方法を使っても、わが子の気持ちをそらすことができない、ということもあるでしょう。どうしてもおもちゃを貸すことができない時は、相手の子どもにやさしく言葉をかけてあげてください。「ごめんね。もうちょっとだけ貸してもらえる?」「一緒にほかのおもちゃで遊ぼっか」などと声をかけて反応を見ましょう。近くに相手の子のママがいるなら、「すみません、うちの子、わがままで…」とひと言伝えておくことも忘れずに。こうした気遣いは、決して無駄ではありません。何も言わずに子どもの好きなようにさせているのと、ひと言声をかけておくのとでは、相手の気持ちが違ってくるはずです。幼いながらも、お友達と関わることや協調性、社会性を学ぶきっかけとなるので、ある程度は見守ることも必要。とはいえ、まだ加減のわからない幼児同士の場合、できれば無用なトラブルは避けたいのが親心。適切な時に適切な対応を取れるようにしておきましょう。
2015年03月24日サンケイリビング新聞社が発行する「あんふぁん」および日本トイザらスはこのほど、ママ・子どもが選ぶおもちゃアワード「TOY-1グランプリ2014」を発表した。同アワードは、0~6歳の子どもを持つ母親、幼稚園児(おおむね3歳~6歳児)による投票で各賞を決定するもので、今回は1,806人からの投票があった。本年度は、子ども自身が欲しいおもちゃを選ぶ「キッズセレクト賞」(男の子・女の子部門)を新設。知育部門ではあんふぁん編集部が"目新しさと機能性"をポイントに「あんふぁん特別賞」を選定した。男の子部門の金賞は、「トイザらス限定 プラレール E5系新幹線&E6系新幹線自動のりかえ駅セット」(タカラトミー)が受賞した。銀賞は「レゴ シティ60036スノーベースキャンプとクローラードリル」(レゴジャパン)、銅賞は「妖怪ウォッチ DX妖怪ウォッチ」(バンダイ)だった。男の子部門のキッズセレクト賞は「トイザらス限定 E5系新幹線&E6系新幹線自動のりかえ駅セット」(タカラトミー)と、「妖怪ウォッチ DX妖怪ウォッチ」(バンダイ)の2商品が同票数で受賞した。女の子部門の金賞は、「トイザらス限定 シルバニアファミリー そよかぜ丘のお家ギフトセット」(エポック社)が選ばれた。銀賞は「アンパンマンおべんとうあたためますか? いっぱいおかいもの! アンパンマンコンビニ」(セガトイズ)、銅賞は「アナと雪の女王 光る! ミュージカルドレス(アナ・エルサ)」(タカラトミー)だった。キッズセレクト賞は、「アナと雪の女王 光る!ミュージカルドレス(アナ・エルサ)」(タカラトミー)が受賞した。知育部門の金賞は「アンパンマン おしゃべりどうぶつずかん」(セガトイズ)が受賞。銀賞は「キネティックサンド・キネティックサンドテーブル」(ラングスジャパン)、銅賞は「LaQ ボーナスセット2014」(ヨシリツ)だった。あんふぁん特別賞には「それいけ! アンパンマン コドなび!」(バンダイ)が選ばれた。現在、「トイザらス・ベビーザらス みなとみらい店」(神奈川県)・「トイザらス・ベビーザらス 神戸ハーバーランド店」(兵庫県)では、同アワードの入賞商品を集めた特設コーナーを設置。また、全国のトイザらス店舗(「トイザらス・ベビーザらス」併設型店舗含む)でも、入賞商品に特別POPを掲示している。
2014年12月10日子どもの小遣いをいくらにしたらいいのか、何歳から渡せばいいのか迷っている。そんなパパ、ママの相談をよく受けます。金融広報中央委員会「子どもの暮らしとお金に関する調査 平成22年度調査」によると、1ヶ月あたりの子どもの小遣い(最頻値)は小学生500円、中学生1,000円、高校生5,000円です。しかしその水準の小遣いを渡しておけばいいかというと、そうではありません。大切なのは金額ではなく、渡し方。大人になってお金に困らない暮らしを続けられている人の多くは、小遣いを通じてユニークな体験をしています。事例をもとに、金銭感覚を高める小遣いの渡し方を紹介します。4歳で1日100円+消費税。高校生になっても同額の小遣いでやりくりしているA君A君のママはA君が4歳のときから「1日100円+消費税(以下、100円)」の小遣いを渡すようにしていました。理由は、お金の価値をリアルに体験してもらいたいから。小遣いを通じて、マーケティングの仕組みや貯蓄の重要性、資金源となる親への交渉術を自ら体得できるように、おままごとでお金の数え方を覚えた頃から小遣いを渡すようにしました。ルールは次に挙げる2つ。毎日100円+消費税を渡しますお菓子は自分で買いましょう4歳の子どもに1ヶ月3,000~3,100円の小遣いは多すぎると思う人は多いでしょう。でも、彼は毎日100円をもらって、毎日買い物に行くうちに、彼は自分を満たすためのお金の使い方を考えるようになりました。たとえば、定価100円を超えるお菓子の場合、コンビニではなくスーパーに行くと、100円以下で売っていることがたまにあることを知りました。10円のお菓子を1個ずつレジに持って行くと消費税は払わなくていいけど、それを5個、10個とまとめて払うと消費税がとられることを知りました(※消費税は1円未満が切り捨てになる)。300円のゲームカードパックを買うために、「小遣いを貯める」ことも覚えました。あるだけ使っていては大きな買い物ができないことも、おじいちゃん、おばあちゃんからもらったお年玉がどんなに貴重なモノかも、小遣いが教えてくれたのです。A君ママのファインプレーは、お金に興味を持ち始めた4歳の頃からスタートしたことでした。小学生の高学年以上になると、友達の中には月1万円の高額な小遣いをもらっている子がいたり、小遣いはないけど、欲しいモノは何でも買ってもらえる子がいたりします。100円で買い物をすることを楽しめる時期というのは、小学校に進学する前の時期なのです。幼い頃は計算を間違えて、レジでお金が足りなくて恥ずかしくて泣き出していたA君ですが、高校生になった今でも月3,000円の小遣いで生活しています。友達に言うと「ありえない!」と驚かれるそうですが、お年玉等を有効活用したり、通信教材の課題提出ポイント等を貯めたりして、欲しいモノはほぼ自分で買っていると笑います。小遣いのルールは親子で決める!決めたルールは徹底して守ること!小遣いをいくら渡せばいいのか、というのは、子どもの金銭感覚を育てるのに重要ではありません。月1万円の小遣いでも、それで洋服や雑貨等すべてやりくりさせるのであれば、高額な金額とは言い難いからです。「子ども時代の小遣いの額は親へのプレゼンで決まっていて、その経験が社会人になって活きてきている」とか「娘がお年玉や小遣いを貯めて投資をはじめるようになりました。経済に興味をもつようになったし、親子でニュースを見て話し合うことができて楽しい」という家庭もあります。ただ小遣いを渡すのではなく、小遣いを使って子どもが育つ環境を整えることが大切だといえるでしょう。子どもの金銭感覚を育てるには、小遣いのルールを決めて例外を認めないことです。ルールはできるだけシンプルに、そのときの子どもの能力、環境、経験をベースに決めることが大切になります。たとえば、A君のように幼児期から小遣いを渡す場合は、親が一緒にお店について行き、少し離れたところで見守ることが重要です。ただし、欲しいモノが買えなくて子どもが駄々をこねて泣き出してもルールを変えてはいけません。A君のママはお金が足りなくて泣いていたA君に「お金が足りなかったので、もう一度買うモノを考えます。買うのをやめてもいいですか?と、レジの人に聞いてみたら?」とアドバイスをしています。工夫をすればピンチを乗り切ることができることも教えられるなんて、小遣いは奥が深いですよね。すでに、お子さまが小学生高学年~高校生になっているのであれば、子どもと一緒に小遣いルールを決めることをオススメします。ファッションに興味のあるお子さまなら、洋服代を含めてやりくりさせてみては?一緒に予算を決めて、その範囲内で買い物をするのです。洋服にお金をかけたかったら、友達とはお金のかからない遊びを取り入れたり、服の一部に古着を使って出費を抑えたりすることも覚えていくはずです。携帯電話を使っているなら、小遣いで携帯電話の通話料等を払うようにするのも一案。たとえば、小遣いを毎月1万5,000円にして、その月に支払う携帯通話料等を差し引いた残りを小遣いとして渡すのです。小遣いを増やしたいなら、携帯の使い方を考えるようになります。どうやったら通話料等を抑えられるかは、親がヒントを与えたり、ショップに一緒について行ったりプラン変更を検討したりして、サポートしてあげるといいでしょう。お金に興味がなく、ほとんど使わないというお子さまなら小遣いを無理に渡す必要はありませんが、少し渡して「貯金してみては?」と提案するのも一案です。今は必要なくても、将来何か欲しいモノが出てくるかもしれません。そのときのために「こうやって貯めるのよ」と、一緒に預金口座を作りに行って、ATMの使い方を教えればいいのです。こういった経験も、できるだけ早く体験しておくと、お金を貯める効果が実感でき、お金に対する苦手意識も少なくなります。気をつけたいのは、子どものモノをすべて親が決めて買い与えること。自主性が育たないばかりか、自分の所有物がいくらのモノなのかがわからなくなり、金銭感覚を麻痺させる要因となります。少しずつ子どもの判断でモノを買う機会を増やし、生活力を高めておきましょう。そのために小遣いはあるのです。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2014年03月27日子育てに忙しくても、ただ自分の子どもと向き合っているだけではないのが最近のアクティブなママの傾向のよう。たくさんのママが、ママサークルでいろいろな活動に取り組み、楽しんでいるのだとか。ウーマンエキサイト主催のママイベントが、11月11日月曜日、品川グランドホールで行われる「Woman.excite×NPO法人チルドリン ママまつりvol.1」にはたくさんブースを出展します!「Woman.excite×NPO法人チルドリン ママまつりvol.1」は、Woman.exciteとNPO法人チルドリンが共同主催する、ママによるママのための文化祭。ママの「好き」「得意」「経験」を活かした発表の場として、出展者も来場者も笑顔で楽しみ、つながることのできる場となりそです。出展するママブースの内容はさまざま。NPO法人日本ベビーサイン協会では、ベビーサインを体験する機会が。ベビーサインとは、まだ言葉をうまく話せない赤ちゃんと簡単な手話やジェスチャーを使ってコミュニケーションする育児法。ママの普段の語りかけに手の動き=ベビーサインを添えるだけで、赤ちゃんも自分からお手てでおしゃべりできるようになるから、ぜひ体験して、赤ちゃんとのおしゃべりを楽しみたいですね。当日は、赤ちゃんと一緒に楽しめる手遊び歌や絵本などを交えながらベビーサインを楽しめるグッズやベビーサイン教室の紹介もあるそう。他にも、産前産後のママのためのアロマテラピーやベビーマッサージ、心を元気にするカラーセラピーや体を元気にするハンドマッサージ、ハワイのセラピーカード、布の絵本など、いろいろなブースが出展!子育てに役立つ情報を知るためにも、そして新しいママ友つくりのためにも、ぜひ足を運んでみては?ほかにも「ママまつり」には、あの料理ブロガーみきママこと藤原美樹さんも登場し、「おうちで簡単・時短レシピ」をテーマとしてセミナーを実施、旬のさつまいもによる時短レシピの実演も。また、ブース出展企業によるサンプリングのほか、メルマガに事前登録した人には豪華プレゼントも!(先着200名、登録は こちら から)11月11日は、ママまつりに足を運んで、いろいろな経験を楽しんでみては? いつもとは違う一日が過ごせそう。・「Woman.excite×NPO法人チルドリン ママまつりvol.1」 公式サイト
2013年11月01日小さな子どもがいると、お買い物に行くのも大変。なかなかゆっくり商品を選ぶ時間もないかもしれません。でも、やっぱり子どものモノにはこだわりたい。そんなママの願いをかなえてくれるのが、マルスオンラインショップです。「子どもと共感できるライフスタイルを」がコンセプトなだけに、ママも子どもも満足できる商品がたくさんそろっています。お洋服では、デザインのみならず、品質の高さでも人気が高い PATACHOU(パタシュー) がオススメ。4人のお子様を持つ、デザイナーの石川理香さんが手がけるブランドです。「カジュアルなデザインでもかならずエレガントな部分を忘れない」というコンセプトのせいか、とても上品で、ちょっと足元を変えるだけでお出かけ着にも使える実用性があります。また、機能面でも優れており、何度洗ってもくずれにくい耐久性があります。それは上質な生地のおかげ。それらの生地はほとんどがオリジナルで、素材や色だけにとどまらず、糸の太さ、糸の編みの間隔にまでこだわっているそうです。さらに、特徴としては少し細身にして体にフィットさせることによって赤ちゃんが一番かわいらしく見えるように工夫されているという点があります。最初は小さく見えるかもしれませんが、一般的なサイズどおり選んでも大丈夫です。肌触りのよいやわらかい生地は、赤ちゃんにとってもきっと心地よく感じられることでしょう。このシーズンのPATACHOUには、リボンをあしらったカットソー(ピンク、アイボリー)や、おでかけにオススメの水玉バレエシューズ(カーキ、パープル)が入荷しています。赤ちゃんのかわいらしさをいっそう引き立てる一枚を選んではいかが?他にも、デザイナー大脇千加子さんとスタイリストの杉本好音さんが作り出すブランド cokitica(コキチカ) にも注目。コンセプトは 「愛されるべき すべてのちいさな人へ 愛と感謝と尊敬を込めて」。二人の小さな男の子による冒険物語をテーマとし、毎シーズンごとにその物語が次の章へと続く仕掛けになっています。懐かしさと空想的な雰囲気を持つそのお洋服たちは独自の世界をもちつつ、日常の空間に溶け込むものばかりです。今シーズンのテーマは、「伝説のアロー」。ふたりのちいさな男の子が、フクロウ王国の夜の森へ冒険にでかけます。そんな物語から生まれたコレクションは、フクロウモチーフのベビーラインやアロー柄のすてきな帽子など、物語の世界が広がるようです。さらに、マルスオンラインショップは、お洋服以外におもちゃやキッズ家具なども販売しています。中でも、プレゼント人気ナンバーワンアイテムは、デザインおもちゃブランド gg*(ジジ) のtsumiki。gg*は、nov*とkaz*の2人が世界のこどもに届けることを願い誕生した木のおもちブランドです。"こども"にも"その家族"にも親しまれるデザインを心がけているから、お部屋にあってもインテリアの邪魔をしません。tsumikiは、優しい色合いの木製積み木のセットで、ママにも大人気。お家を作ったり、車を作ったり、楽しく遊んだあとは、おうち型の木製ケースにきれいに収納できます。対象年齢は2歳から、2歳のお誕生日プレゼントにオススメです。gg*のおもちゃは、こどもたちが安心して遊べるよう、デザインだけではなく、仕上げにはミツロウからつくったドイツのbeewaxを使用し、構造や耐久性にも配慮しています。すべてのアイテムでヨーロッパのおもちゃの安全基準であるCE-EN71を取得しているので、安心してお子さんに買ってあげられますね。他にも、ニューヨークやフランス、デンマークなど、世界各国からよりすぐりの、ステキな商品がたくさんあります。自分の子どもにはもちろん、出産のお祝いなどに贈るのもいいですね。無料ラッピングサービスも行っています。暖かくなり、重いコートを脱いだら、柔らかな春のお洋服がほしくなる季節です。ぜひマルスオンラインショップで、お気に入りを見つけてみては? ・マルスオンラインショップ 公式サイト
2013年03月27日ママたちにとって、やっぱりわが子は誰よりもかわいく、大切な存在。そんなママたちのコミュニティーサイト「ママスタジアム」のユーザー642人に、どんな時に子どもがいて良かった!と感じるか聞いてみた。■子供のためなら頑張れる!・「落ち込んでいる時にパワーをくれる」(31歳女性/専業主婦/子供2人)・「守る者が出来たので強くなれた」(31歳女性/パート・アルバイト/子供2人)・「常日頃、子どもがいるから頑張れてる自分がいるから」(27歳女性/パート・アルバイト/子供3人)・「すごくかわいいし、子どもがいるだけでいろいろ頑張らなくちゃと思えるところ」(26歳女性/専業主婦/子供1人)・「娘に意外と励まされているから、毎日頑張っていられる」(38歳女性/専業主婦/子供2人)■とにかく寝顔がかわいい!・「かわいい寝顔と楽しんでる笑顔を見た時」(30歳女性/専業主婦/子供3人)・「幸せそうな寝顔を見ている時」(27歳女性/会社員/子供2人)・「いつも思いますが、やっぱり寝顔や2人仲良くしている時は特に思います」(25歳女性/専業主婦/子供2人)■日々の楽しみが増えた・「面白い発言や行動で、楽しませてくれる」(26歳女性/専業主婦/子供2人)・「毎日楽しい事、面白い事がたくさんあるから」(29歳女性/会社員/子供4人)・「イベントなどみんなで過ごせて楽しい」(31歳女性/パート・アルバイト/子供4人)■子供の成長に感激!・「運動会やお遊戯会など、子供の成長が見られた時」(29歳女性/専業主婦/子供2人)・「一つひとつできる事が増えて成長を目の当たりにした時、すごい感動を与えてくれるので」(28歳女性/専業主婦/子供2人)■自分を必要としてくれる・「ママ大好きと言われた時や優しくされた時」(30歳女性/専業主婦/子供2人)・「『ママ、ママ』と言って、何をするにも私を必要としてくれるところが嬉しいです」(26歳女性/専業主婦/子供1人)■その他、子どもがいて良かったこと・「家族がみんな笑顔につつまれている時」(31歳女性/パート・アルバイト/子供3人)・「旦那とケンカした時に慰めてくれる」(45歳女性/専業主婦/子供1人)・「両親が孫をかわいがってくれているので、少しでも親孝行ができたかなと感じる」(28歳女性/専業主婦/子供1人)■総評わが子への愛情をたっぷりとつづった回答が多く寄せられた今回のアンケート。子どもがいて良かったと感じる瞬間として、子どもの笑顔や寝顔を見ている時、子どもがいるから頑張ることができている時、などを挙げる意見が目立った。また、子どもの存在に救われている母親も多いようで、「10年くらいうつ病だったけど、妊娠と同時に薬も飲めなくなって、子供を守らなきゃと思うようになったら、うつ病が良くなってきた」「どんなに落ち込んでいても、子供のバカ笑いを聞いていると、つい笑ってしまう」などの声も寄せられた。子どもを育てる苦労はたくさんあるものの、それ以上に子どもは多くの幸せを運び、人生を豊かなものにしてくれるのかもしれない。調査時期: 2012年12月28日~2013年1月6日調査対象: ママスタジアムユーザー調査数: 女性642名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月20日ママの声を集めたランキングサイト「ママこえ」では、11月23日~29日にかけて、0~9歳の子どもを持つママを対象に、子どもと携帯電話に関するアンケートを実施した。まず、子どもが1人で外出しているママを対象に、「子どものひとり外出時の防犯対策はどうしていますか?」と質問。すると、回答数308のうち、1位・2位は同率で「防犯ベル・ブザー(31%)」「特に対策は行っていない(31%)」。3位は「子ども向けケータイを持たせる(15%)」だった。次に子ども向けケータイを持たせているママを対象に、いつから持たせたか聞くと、回答数215のうち1位は6~7歳(小学校1年生)。小学校入学と同時に持たせるようになったようだ。次に9~10歳(小学校4年生)で18%、7~8歳(小学校2年生)が13%。小学校5~6年と回答した人は4%前後で、3歳未満(13%)よりも少なかった。子ども向けケータイを持たせていないママに、いつから持たせたいか聞いたところ、回答数424のうち、1位は6~7歳(小学校1年生)で21%。次が「持たせたくない」で19%、3位は12~13歳(中学校1年生)で17%だった。持たせたい理由について聞くと、「離れ離れの時間が増えるので緊急連絡用に」「登下校が心配」「習い事や塾に通うようになるから」などの声が寄せられた。上記の質問と同様、小学校入学をきっかけに子ども向け携帯を検討している様子がうかがえる。次に、小学生の子どもに携帯電話やスマートフォン(子ども向けケータイを除く)を持たせるのは反対か賛成か尋ねたところ、反対は51%、賛成は17%だった。理由としては「トラブルの原因になる」「いじめにつながりそう」というコメントが寄せられた。子ども向けに機能をしぼった「子ども向けケータイなら安心」、というコメントも多かった(サンプル数660)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日