(イラスト:ちたまロケッツ) 『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し番組”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『ラジオ』ということで、『ラジオの時間』編集人の村上謙三久さんが最推し番組を紹介! 【最推し番組】『高橋みなみと朝井リョウヨブンのこと』/ニッポン放送で毎週日曜22時30分〜放送中 元AKB48総監督と平成生まれの直木賞作家。そんな2人のラジオ『高橋みなみと朝井リョウヨブンのこと』は今、まさに最推しの番組です。 朝井さんは『何者』で直木賞を受賞。『桐島、部活やめるってよ』が映画化されて話題に。また、本コーナー「今週の萌えガタリ」のマンガ編を執筆されている加藤千恵さんと一緒にオールナイトニッポンのパーソナリティを1年間務めていました。高橋さんはTOKYO FMでお昼の帯番組『これから、何する?』を担当。毎日、生放送で喋っています。 この番組を簡単に説明するなら、「面倒臭い朝井さんの言動を高橋さんとともに愛でる」といった感じでしょうか。 では、朝井さんがどう面倒臭いのか。例えば女性誌でよく見かける「2週間着回しコーデ」について。朝井さんはこの企画が「破綻している」と指摘し、「あの生活はこの世のものではない」と続けます。家計簿も含め、現実とのギャップを感じたようなんですね。 それだけでは終わらず、いくつか案を出していきます。「旦那が急逝して夫名義の銀行口座が凍結された未亡人の着回しコーデ」「学生が自動車免許を取りに合宿に行った時の着回しコーデ」。高橋さんは「それじゃ着たいと思わない」ともっともな指摘をして、面白おかしくトークは終わるんですが、本作りに関わる身としては、自分の企画でも過剰になって、現実味がなくなることがあるんじゃないかとハッとさせられました。 最近、人気になっているのは「もしたけ」のコーナーです。正式名称は「もし、竹内涼真ではない私たちが、今一番なりたい男ナンバーワンの竹内涼真になったら?」。リスナーが妄想を送るコーナーですが、朝井さんたちも乗っかってきます。 「男子高校生として、昼休みに紙パックの野菜ジュースを飲みたい」という投稿が来ると、朝井さんは「ちっちゃいイスの上で、足を畳んだ状態で飲みたい」「学ランの中はパーカーでいいですか」「女の子に借りた少女漫画をしかめっ面で読んでいてほしい」とあふれ出す妄想を足していきます。高橋さんも「その紙パックになりてぇ!」と“昇天”してました。 このコーナーも面白いだけでは終わりません。別の回では朝井さんが「空虚なイケメン」好きを告白。竹内さんにもそんな役をやってほしいと語っていましたが、そこから予想外の展開に。まず小説のキャラを描く難しさに話題は広がります。さらに、高校教師が覚醒剤使用で逮捕された事件にも触れ、その背景をシビアに考察していました。 聴いててニヤニヤして、噴き出してしまうこともあるけれど、終わった時にちょっと考えさせられる。『ヨブンのこと』で語られたことは、いつも周りの人に「ラジオで聴いたんだけど……」と話したくなるんですよね。まさに最推しの番組です……なんて書くと、ひっそりと番組をやっていたいお2人には閉口されそう。最後に謝っておきます。大変失礼いたしました。
2017年11月27日(C)小山 健/ポプラ社 『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し番組”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『マンガ』ということで、幼いころからマンガ好きな、歌人・小説家の加藤千恵さんが最推しマンガを紹介! 【最推しマンガ】『お父さんクエスト』小山健著・ポプラ社 育児マンガというのは、昔から数多くの名作が存在しているジャンルだけれど、その中でも本作は、夫=父親目線であるという点、主体があくまでも親にある点、において特殊だ。子どものおもしろい言動を紹介するというのではなく、子どもを通した親の思考や選択といったものが切り取られている。 主人公は著者でもある小山健さん自身だ。マンガ家・イラストレーターである彼が、出版社との打ち合わせをする場面から物語は始まる。 最初の段階では、妊娠前、妻とのセックスレス生活及びその理由や病院での受診などが描かれる。ともすればシリアスになってしまうのもやむをえないテーマなのだが、根底には終始、明るさと笑い、いい意味での軽さがある、パラパラと気軽にページをめくっていける、最高の読みやすさが存在しているのだ。中盤で妻が、無事に娘(作中では「ちーこ」と呼ばれている)を地元である関西で出産し、東京に戻ってきて、主人公の生活ももちろん変化するのだが、そこで大変さも気取らずに描かれているように見える。夫婦喧嘩までも。 子どもが生まれたからいきなり親になるのではなく、子どもが日々成長するように、親も日々変わっていくのだということが、作品を読むうち、深く納得させられる。 巻末収録されている、妻・さち子さんへのインタビューもすごくいい。マンガの中に登場するさち子さんは、あくまでも主人公というフィルターを通しての存在だったけれど、インタビューでは、彼女自身が答えている。マンガ内でスムーズに描かれていた不妊治療について、本当はもっと大変なものであったというように、裏側まで赤裸々に。 わたし自身は妊娠も育児も未経験なため、描かれていることは未知の領域ではあるのだが、なぜか、わかる、と思えてしまう。普段の生活の中でのささやかな悩みや、ちょっとしたことへの戸惑い。同じ経験をしていなくっても、何かに置き換えて、共感することができる。育児から遠い生活を送っている人であっても、素直におもしろがることができるようになっている。 著者は時々、Twitterでも一コママンガの投稿を行っていて、どの投稿にも多くの反応が寄せられ、インターネット上でもかなりの人気を博している。日常の中でもささやかなやりとりや思いがマンガの形になっているものがほとんどだ。それらはつい声をあげてしまいそうになるほど笑える。環境や立場の違う人であっても、おもしろがれる作品を発信しつづけている。 おもしろさというのは、軽薄さや無責任さとはまるで違う。小山さんの作品により、生きやすくなったり、気持ちが軽くなる人は多いだろう。それは優しさだ。『お父さんクエスト』は、とてつもなく優しいマンガでもあるのだ。
2017年11月20日(写真:Netflix/ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント) 『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し番組”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『海外ドラマ』ということで、『BAILA』『日経エンタテインメント!』ほか各種媒体に映画・海外ドラマのレビューやコラムを連載中の今祥枝さんが最推しドラマを紹介! 【最推し海外ドラマ】『ザ・クラウン』 英国王室といえば、いつの時代も羨望と注目の的。最近では、キャサリン妃の第3子の妊娠や、ヘンリー王子とメーガン・マークル(人気ドラマ『SUITS/スーツ』のアメリカ人女優)の、何やら波乱含みの熱愛騒動。また、イギリスでも話題騒然となった、故ダイアナ元妃の肉声インタビューで構成される衝撃のドキュメンタリー『ダイアナ妃の告白』が日本でも放送されるなど、話題は尽きません。 しかし、何と言っても英国王室の顔はエリザベス女王でしょう。91歳を迎えた今も現役で、英国史上最高齢君主として唯一無二の存在感。数々の賞に輝く『ザ・クラウン』は、25歳の若さで君主となったエリザベス2世が、真の女王となっていく過程を描いた見応えのあるドラマです。 のっけから、エリザベス王女とフィリップ王子とのロイヤルウエディングが描かれて、テンションは急上昇。純白のウエディングドレスはゴージャス&エレガントでうっとり。でも、この後、結婚式以上に絢爛豪華な戴冠式が控えているのですよ。1シーズン10話の制作費は100億円以上。と言われても、正直ピンとこないほどの額面ですが、宮殿内部から衣装、美術セットなど、これがドラマなのか!?と目を疑うほど。 主演のクレア・フォイは、本作で注目を集めた有望株。いかにも根性のありそうな、意思の強さを感じさせる目力に引き込まれます。もう一人、注目したいのはチャーチル役のジョン・リスゴー。いかなる豪傑であろうとも、等しく老いと向き合う晩年のエピソードは、人生の無常さを伝えるリスゴーの名演が圧巻です。 ドラマでは、エリザベスの妹マーガレット王女の、全国民が同情した悲恋の顛末や、離婚歴のあるアメリカ人女性と結婚するために、王室を離脱したウィンザー公爵(エドワード8世)の“王冠をかけた恋”のその後など、ゴシップの要素が強いエピソードも登場。いずれも王室の一員であることによって、ままならない人生を強いられることへの苛立ちと、王室への愛着(or執着)という相反する感情に揺れるロイヤルファミリーの姿に、何とも切なく複雑な気持ちに。 もっとも、本作にうわついた印象は皆無。幼少時より、身体が丈夫ではない父親の後を継ぐ覚悟をしながら生きてきたエリザベスが、運命を受け入れ、重圧に押しつぶされそうになりながらも、ぐっと口を結んで王冠をいただく瞬間は、鳥肌もの。母親や夫から首相まで、すべての者が王冠の前には膝を折り、かしずく様はゾワゾワします。 タイトルでもあるクラウン=王冠とは、何ものにも勝る権威の象徴。そこには、常人には想像もつかない義務と責任が伴います。家庭を何よりも大切に考えるエリザベスの、妻として、母親としての苦悩と、時代にマッチした、国民に開かれた王室へと改革を進めていく女王としての葛藤の日々。そこから浮かび上がるのは、懸命に生きる一人の女性の、力強く、一本芯の通ったあっぱれな生き様なのです。 『ザ・クラウン』シーズン1全10話は、Netflixで配信中。シーズン2は12月8日より全世界同時配信スタート。DVDはシーズン1が11月8日リリース開始。発売元:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント。出演は、クレア・フォイ、ジョン・リスゴーほか。
2017年11月13日高野雀さんの新刊『あたらしいひふ』は、数ある同人誌時代の作品から選りすぐった4編を収めた一冊。人を服装で判断して憧れたり、敬遠したりするのはよくあることだ。しかもその服を選んでいる理由には考えが及ばないまま、“別の世界の人”として一線を引いてしまうことも意外と多いのではないだろうか。「本書に収録されている『Recycled Youth』を発表したとき、嘲笑気味に“おしゃれって感じ”という感想をもらって…。自分をおしゃれだなんて思ったこともないし、おしゃれって一体何だろう?と考えたのが、女性と服をテーマにしようと思ったきっかけです」黒い服しか選ばない地味系の高橋、モードな服を着こなす渡辺、コンサバな鈴木、かわいく盛って武装するギャルの田中。表題作は同じ会社で働く外見も価値観も異なる4人の女性が登場するのだが、流行りのファッションで身を固めるのは、冴えない自分を隠すためだったり、かたや無難な服しか選べないことに引け目を感じていたりして、それぞれの悩みを俯瞰できるのが面白い。思春期の男女が抱く身体的劣等感と、その部分に惹かれる異性を描いた「It’s your(new) ID.」も、元同級生・30歳の男性3人が再会する「Recycled Youth」も、コンプレックスがキーワード。他人に見えている自分と、“本当の”自分の間で悩むのは、男も女も関係ないのだと実感。「私は凡人だから他人の話のほうが圧倒的に面白いし、その気持ちや行動を理解したいから物語にしているところがあるのかもしれません」収録作品はすべて過去に同人誌で発表していて、単行本化にあたり大幅な加筆修正を行っている。「過去の作品の描き直しは、苦行でしかないですけどね(笑)。自分にダメ出しをしながらやりました」高野さんの入門編としても楽しめるし、その独特の感性は同人誌時代からすでに顕在化していることを確認もできる、レアな作品集だ。たかの・すずめマンガ家。2014年、商業誌デビュー。主な作品に『さよならガールフレンド』『13月のゆうれい』など。月刊誌『フィールヤング』にて「世界は寒い」を連載中。『あたらしいひふ』 「女と服」の関係を群像劇で描いた表題作は、登場人物のファッションを2017年版にバージョンアップ。数ある同人誌時代の作品から選りすぐった全4編。祥伝社680円(C)高野雀/祥伝社フィールコミックス※『anan』2017年11月15日号より。写真・水野昭子インタビュー、文・兵藤育子
2017年11月11日(イラスト:ちたまロケッツ) 『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『お笑い』ということで、『オモロー山下』として活動した元芸人で、現在は本誌でタレントのインタビューや対談の記事を担当する山下しげのり記者が最推し芸人を紹介! 【最推し芸人】霜降り明星 編集部「10月も終わり、なんだかあっという間に年末になりそうです」 山下「11月になるとお笑い界は一気にM-1ムードになりますね。実は、もう優勝候補に目をつけてます。霜降り明星です! M-1の前哨戦といわれている、ABCお笑いグランプリで今年優勝したコンビです。粗品君のツッコミは最小限の言葉で端的にツッコむところが特徴的なんです」 編集部「ツッコミが端的?」 山下「霜降り明星のネタで1つ例に挙げると、カラオケの採点機能がしゃべりだし『歌は90点だけど、土足でソファに上がっていたので65点』というボケ。普通『内申点あんのかい!』とツッコむところ、粗品君は『内申点!』とひと言だけしか言わない。言葉は短いが、言い方や表情で伝えます。それを僕は『時短ツッコミ』と呼んでいます」 編集部「それが彼らのスピード感につながってるんですね。ボケのせいやさんのおふざけボケも動きが豊富で、見てて楽しいです。しかも24歳と25歳。若い!」 山下「この2人はまれに見るお笑いエリート。粗品君はピン芸人時代に『オールザッツ漫才』で最年少優勝を果たしてるし、結成2年目でいきなりM-1の準決勝まで進んでますからね」 編集部「フジテレビの若手芸人発掘番組『新しい波24』でも目立ってましたよね」 山下「『新しい波』シリーズは伝統ある番組で、このシリーズから『めちゃイケ』『はねるのトびら』といった人気番組につながっています。今回の『新しい波24』から生まれたのは、『AI-TV』。ここでリーダー的役割を担う霜降り明星は、いわばナインティナインの立ち位置なんです」 編集部「粗品さんがツッコミながら回してく姿は、矢部さんと重なりますね」 山下「せいや君の動き回るボケも、岡村さんに似てますね」 編集部「期待されるのもわかります。だけど、今たくさん芸人がいるなかで、ネタの面白さや器用さだけだと埋もれる不安が。彼らはネタ以外のインパクトが少し物足りない気がします」 山下「ネタを評価された後に呼ばれる、ネタ以外のバラエティで、いかに爪痕を残せるかですよね。でも、せいや君のキャラはポンコツで面白い。うどん店のバイトで、カレーうどんの麺を入れずルーだけをお客さんに出したり、皿を一気に40枚割ったりと天然なのに、いじられるのが大嫌い(笑)。いじられまいとあがく姿は、コロコロチキチキペッパーズのナダル君系かも。あと、ドッキリ企画などでも、はねると思います。2人ともキャラが真逆だから、フットボールアワーやオードリーのように、粗品君がMCで回し、せいや君がひな壇や企画で暴れる……といった形で、2人そろって活躍しそうです」
2017年11月02日(イラスト:ちたまロケッツ) 『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し番組”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『ラジオ』ということで、『ラジオの時間』編集人の村上謙三久さんが最推し番組を紹介! 【最推し番組】川島明(麒麟)『すっぴん!』 木曜日の朝8時半。こんな時間から『ニヤニヤ』を誘ってくれる番組があります。放送局は意外にもNHKラジオ第一。低音ボイスが印象的なお笑い芸人・川島明(麒麟)がパーソナリティを務める『すっぴん!』で、「日本一早い!大喜利コーナー」があるんです。川島さんたっての希望で始まったコーナーです。 大喜利と聞くと、とてもハードルが高く感じると思いますが、時間帯と放送局からわかるように、基本は主婦中心の企画。70代からも投稿があるそうです。以前川島さんからお聞きしたんですが、最初は「大喜利って何?」という方ばかりで、長文のエピソードを送ってきた人や「大切利」と字を間違えていた人もいたとか。男性リスナーやハガキ職人も投稿していますが、そのゴチャ混ぜ感が川島さんはたまらないそうです。 たとえば、10月5日分のお題は「こいつ、運動会初めてかも。何をした?」。毎週20通ぐらいの投稿が読まれるのですが、「前日に保険に入った」「転がる大玉の前を走ってアドベンチャー映画みたいになっている」「騎馬戦前、和平交渉に努めている」「パン食い競争のパンの前でトングを探している」と思わずニヤッとしてしまう回答ばかり。「一瞬だけバスタオルを巻いた姿を校門の前で見かけたが、すぐ帰った」とシュールな作品もありました。 毎回、川島さんと藤井彩子アナウンサーが楽しそうに紹介してくれます。実はここがラジオの面白いところで、川島さんたちが妄想を働かせて、ネタを膨らましてくれるんですね。「この2つの投稿で描かれているのは同じ人間じゃないか?」なんて説が出たり、「何でバスタオルで来たのか?」について話し合ったり、川島さんご本人がいつも読む投稿を選んでいるので、この日も「好きな作品ばかりでメッチャ迷いました。僕が読みたいヤツを読んだら9時半になる(笑)」とうれしい悲鳴を上げていました。 実は川島さん、学生時代からラジオが大好きで、ハガキ職人もやっていたんです。芸人さんの番組に必死に投稿していましたが、レベルが高くてまったく採用されず、ハガキが届いていないんじゃないかと郵便局を疑ったとか。 とにかく読まれることだけを目指して、早朝の川柳番組に応募。倍率が低いので何度も採用されて、知らないおじさんパーソナリティのテレホンカードを手に入れたそうです。そんな川島さんが同じく朝の番組で大喜利をしているなんて不思議な巡り合わせですよね。 家事の合間に、車の運転中に、お風呂に入りながら、ボーッとしながら……。アイデアを考える時間は気分転換になります。投稿すること自体に大した意味はないのかもしれませんが、騒がしい日常を一瞬忘れられる「、」や「。」になるような感覚なんでしょうね。今は放送中にメールで気楽な感想を送るだけでもOKなので、ものすごくハードルが低いんです。ラジオを聴くだけじゃなく、参加するのもありですよ。
2017年10月30日(C)おかざき真里/祥伝社フィールコミックス 『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し番組”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『マンガ』ということで、幼いころからマンガ好きな、歌人・小説家の加藤千恵さんが最推しドラマを紹介! 【最推しマンガ】『かしましめし』祥伝社フィールコミックス 食べ物が出てくる物語が好きだ。食にまつわる名言も多いように、食事というのは確かに、その人を作り出す要素の一つだと信じている。 『かしましめし』は、タイトルからしてグルメ漫画なのだろうと想像していた。おそらく料理が多く登場して、それについての話になるのだろうと。けれどそれだけではなかった。確かにおいしそうな料理はたくさん出てくるし、いずれもレシピまでついているので実用性も高いのだが、登場人物たちのバックグラウンドの細かさに意識を向けずにはいられない。 主な登場人物は三人。 主人公でもある千春は、憧れだった会社を心の問題によって辞め、今は無職。そこに強い罪悪感をおぼえている。ナカムラは仕事熱心な女性だが、同じ職場の恋人とかつて婚約破棄したことが関係して、社内に居づらさをおぼえることもある。唯一の関西弁キャラでもある英治は、同性愛者で、彼氏もいるのだが、近頃不仲だ。 美大の同級生である二十八歳の彼らは、別の同級生の葬儀で再開したのを機に、親交を深めていく。三人が会う場所は、たいてい千春の家で、あいだにはごはんがある。悩みを抱えながらも、彼らは本当においしそうにごはんを食べる。時にたくさんの言葉を交わしつつ、時に黙りつつ、とにかく食べる。彼らにとって食事は、生きるための行為であり、幸せになるための行為でもある。 一話完結ものとしても楽しく読めるのだが、三人それぞれの背景を追っていくという点では、早く続きが読みたくなって仕方ない作品だ。 著者であるおかざき真里さんの代表作であり、かつてドラマ化もされた『サプリ』では、広告代理店での仕事や、恋愛に悩む主人公の姿が、職場や年齢が異なる立場から読んでもリアルで、息苦しくなるほど「わかる!」と思った場面も多かった。 本作の『かしましめし』も同じく、時おり激しい共感に襲われる。共感以外にも、自分がうまく言葉にできずにいた感情を、短く言い表されていく爽快さもある。 《問題が解決したって助かるわけじゃないんだ》 《急に降り出す雨のように/思い出す/人がいる》 引用していけばキリがないほどの、ささやかでありながら胸に響くフレーズ。どのページも深く読み込みたい。
2017年10月23日小学館のマンガアプリ「マンガワン」で連載中のONEによる「モブサイコ100」の実写ドラマ化が決定。主演には現在放送中の「ウルトラマンジード」で主演を務める濱田龍臣を迎え、2018年1月に放送スタートする。■あらすじおかっぱ頭の内気で目立たない中学2年生・影山茂夫(濱田龍臣)、通称モブ。勉強もスポーツも人付き合いも苦手で、恋心を抱く幼なじみのツボミちゃんにも相手にされない。そんなモブには生まれつきある特殊な能力が備わっていた。それは強大な超能力。その能力に目をつけた自称・霊能力者の霊幻新隆は時給300円のバイト代でモブを雇い、都合よく利用して悪霊の除霊をさせている。超能力に頼らず普通の生活を送りたいと考えているモブは、平凡な自分を変えたいと肉体改造部へ入部。ツボミちゃんに振り向いてもらおうと必死に努力し始める。しかし、怪しい超能力者たちが現れて周囲で様々な事件が起き、モブも巻き込まれていく。なるべく超能力を使いたくないモブだが、感情が高ぶり「100%」に達すると爆発する。壮大な超能力バトルとモブの成長を描く青春ドラマ。■主人公・影山茂夫(通称・モブ)に濱田龍臣本作で濱田さんが演じるのは、主人公の超能力少年・影山茂夫(モブ)。演じるにあたって濱田さんは、「冴えないけれどとてもひたむきで純粋なモブをどのように演じていこうかいまからわくわくしています。モブを取り囲む個性豊かなキャラクターや悪霊たちも含め、どんな風に作品が仕上がっていくか、これからの撮影がとても楽しみです!」と意気込みを寄せている。少年の成長物語という王道の青春ドラマでありながら、ギャグ満載のコメディーとシリアスなシーンが絶妙に絡み合うという本作。監督は、濱田さんが主演する「ウルトラマンジード」を手掛ける坂本浩一が務めており、特撮やVFXを駆使した壮大な超能力バトルシーンが見どころとなっているようだ。小林史憲プロデューサーは、「原作でまず目を引くのは、凄まじい迫力の超能力バトルシーン。今回、ドラマでもそこに一番力を入れています。特撮やVFXを駆使して、原作に負けないスケール感を目指しています」と話し、「原作が面白いのは、激しいバトルシーンの裏で主人公モブの成長がしっかりと描かれているところだと思います。誰でも経験したことがあるような、思春期の悩みや葛藤。自分にはない能力や強さへの憧れ。そうした青春物語としての面白さを大切にして、実写ドラマならではのよりリアルな描写にできればと考えています」とコメントしている。木ドラ25「モブサイコ100」は2018年1月、毎週木曜日深夜1時~テレビ東京にて放送予定。※Netflixでは2018年1月より配信、BSジャパンでは2018年1月より毎週火曜日23時~放送予定。(cinemacafe.net)
2017年10月17日(C)2012 OPEN 4 BUSINESS PRODUCTIONS LLC. All Rights Reserved.,(C)2014 OPEN 4 BUSINESS PRODUCTIONS LLC. All Rights Reserved. 『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し番組”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『海外ドラマ』ということで、『BAILA』『日経エンタテインメント!』ほか各種媒体に映画・海外ドラマのレビューやコラムを連載中の今祥枝さんが最推しドラマを紹介! 【最推し海外ドラマ】『シカゴ・ファイア』 日本で人気の刑事ドラマや医療ドラマは、アメリカでも鉄板のジャンルです。加えて、弁護士ドラマとレスキューものも、職業ドラマとして人気が高い。特に、9.11の際にも真っ先に現場に駆けつけた消防士は英雄で、尊敬されている職業のひとつです。’12年の放送開始以来、世界各国で大ヒット中の『シカゴ・ファイア』は、シカゴ消防局51分署に所属する消防士や救急救命士たちの日常を、基本1話完結で描いたレスキューアクション。何よりもまず、主演格2人の、たくましい消防士っぷりが見ものです。 二枚看板としてドラマの人気を牽引する、ケイシー役のジェシー・スペンサーとセブライド役のテイラー・キニーは、タイプが違ういい男。ぱっと見で目を引くテイラーは、レディー・ガガの元婚約者(復縁説も)として有名ですが、本作で俳優としての地位を確立しました。ドラマでは来るもの拒まず系のモテキャラで、現場ではワイルドに炎をくぐりぬけたり重いものを持ち上げたり高所から飛び降りたりと、危険なスタントをこなして大熱演。特に、二の腕の盛り上がりには、しばしば目がくぎ付けに。 実は今年5月に来日した際にインタビューしたのですが、人を安心させるおおらかさと包容力にさわやかなフェロモンもぷんぷん。うっとりしちゃって、身の程もわきまえず本気で恋に落ちそうになりました……。このモテオーラ、ドラマでも堪能できます。 でも、視聴者にはケイシー派も結構いるんですね。演じるジェシーは『Dr.HOUSE』というヒットドラマで長年ひ弱な感じの医師役で人気を得たのですが、本作では鍛え抜いた肉体で、たくましい消防士に大変身。誠実さがにじむキャラクターも好感度大で、『結婚するならこっちがいいわー』みたいな。 体のことばかり書いてますが、イケメンが出てるというだけで何年間も続くほど、アメリカのテレビ業界は甘くありません。たとえ映画スターが出演しても、視聴率が悪ければ2〜3話程度で放送が打ち切られてしまうことも。その点、本作は火災現場のほか交通事故や自然災害、犯罪現場にも駆けつけて行う人命救助はスリル満点。恋愛模様も華やかだし、それぞれが抱える問題なんかもきっちりと描かれていて感動&ホロリの嵐。アクションも派手で、実に気前よくどっかんどっかん爆発炎上してくれるあたり、お金がかかったぜいたくな作りです。 ところで、『シカゴ・ファイア』にはスピンオフが2作品あります。同じくシカゴを舞台にした刑事ドラマ『シカゴP.D.』と医療ドラマ『シカゴ・メッド』。この3本、なんと世界線が同じで、登場人物のリンクも密。アメリカでは、1本のヒット作から次々と姉妹番組を展開するフランチャイズ方式が一般的で、本作は“シカゴ”シリーズとして大成功を収めています。まずは『シカゴ・ファイア』から始めて、順次手を広げてみるのも、きっと楽しいですよ。
2017年10月11日週刊少年ジャンプの世界がいまここに熱いストーリー展開、誰もが憧れを抱く英雄たち。日本のみならず世界を魅了する「週刊少年ジャンプ」創刊50周年を記念し、創刊時〜1980年代の同誌を彩る名作が大集結します。「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.1 創刊~1980年代 伝説のはじまり」は、六本木・森アーツセンターギャラリーで10月15日(日)まで開催中です。『DRAGON BALL』や『こちら葛飾区亀有公園前派出所』など、伝説的な作品をフィーチャーした会場には、原画や貴重な資料が多数展示されています。さらにジャンプ展公式ショップのオリジナルグッズや、カフェとのコラボメニューはファン垂涎まちがいなしです。光り輝く不朽の名作が時を越えて降臨入口をくぐればシアターゾーンがお出迎え。歴史を遡り、気づけばそこは1968年のジャンプ創刊当初の世界に。記念すべき第一号を筆頭に、続々とジャンプの名作が蘇ります。作品体感ゾーンは『シティーハンター』、『キャプテン翼』、『聖闘士星矢』など、今なお愛される名作を全身で味わうことのできるゾーン。『キン肉マン』コーナーではあの名シーンが大迫力の立体化、熱狂的なファンを生み出した『北斗の拳』コーナーでは音・映像・立体で名シーンを完全再現するなど、作品ごとの世界観に包まれる空間となっています。そして生ける伝説、鳥山明先生の作品も満を持して登場します。『DRAGON BALL』、『Dr.スランプ』の貴重な原画や資料を一挙大公開。夢中で読んだあの日の感動が、今ここに蘇ります!集え! 名作コラボバーガーたち!「週刊少年ジャンプ展VOL.1」とコラボして、同階にあるミュージアムカフェ「THE SUN」では、バーガー祭りを開催中。展示で紹介されている名作をモチーフに、作品にちなんだ最強バーガーが続々登場します。『シティハンター』をイメージした「100tのハムカツ&エッグバーガー」は、作品中に出てくるサンドウィッチをイメージしたハンバーガー。バンズは香の100tハンマーがモチーフ。たまごサラダとハムカツがサンドされたバーガーの前には、合言葉「XYZ」が。原作ファンも思わず唸る趣向の一品です。『DRAGON BALL』の「亀仙流のフィッシュバーガー」は、第一話で悟空が尻尾で釣った魚を見立てた、ボリューム抜群のフィッシュバーガーです。気になるのはバーガーの前に置かれた四星球。中に何が入っているかは注文してのお楽しみ!他にも原画集結ゾーンや物販ゾーンなど、ボリュームたっぷりの展覧会。マンガ界の歴史を築き上げた、週刊少年ジャンプのすべてがここに。取材・文/おゝしろ実結©2017 Go Nagai / Dynamic Production ©BUICHI TERASAWA/A-GIRL RIGHTS ©池沢さとし ©今泉伸二 ©江口寿史©小畑健 ©貝塚ひろし ©鏡丈二・金井たつお ©梶原一騎・井上コオ ©小林よしのり ©コンタロウ ©新沢基栄 ©ちばあきお ©次原隆二/NSP 1982 ©寺島優・小谷憲一 ©遠崎史朗・中島徳博/太田出版 ©とりいかずよし ©中沢啓治 ©にわのまこと ©平松伸二 ©武論尊・原哲夫/NSP 1983 ©北条司/NSP 1981 ©北条司/NSP 1985 ©星野之宣 ©巻来功士 ©諸星大二郎 ©山川惣治・川崎のぼる ©ゆでたまご ©吉沢やすみ/オフィス安井 ©秋本治・アトリエびーだま/集英社 ©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 ©江川達也/集英社 ©えんどコイチ/集英社 ©桂正和/集英社 ©牛次郎・リュウプロ/集英社 ©車田正美/集英社 ©佐藤正/集英社 ©三条陸・稲田浩司/集英社 ©SQUARE ENIX ©高橋陽一/集英社 ©高橋よしひろ/集英社 ©徳弘正也/集英社 ©鳥山明/集英社 ©バードスタジオ/集英社 ©萩原一至/集英社 ©武論尊・平松伸二/集英社 ©宮下あきら/集英社 ©本宮ひろ志/集英社 ©森田まさのり/集英社イベント情報イベント名:創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.1創刊〜1980年代、伝説のはじまり催行期間:2017年07月18日 〜 2017年10月15日住所:森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)電話番号:03-5777-8600
2017年10月10日秋の話題作の中で、映画ランキング初登場第7位の“ロケット”スタートを切った映画『ドリーム』。このほど、“理想の上司”“カッコよすぎる”と本作を観た観客の心をつかんでいるケビン・コスナーに、まさかの展開が繰り広げられる本編映像を入手!ケビンと主人公キャサリンを演じたタラジ・P・ヘンソンからコメントも到着した。『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』で第81回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、TVシリーズ「パーソン・オブ・インタレスト」「Empire 成功の代償」などのタラジ・P・ヘンソンが主演を務める本作。届いた映像では、1960年代、アメリカが国の威信をかけて挑む一大プロジェクトである有人宇宙飛行(マーキュリー計画)ロケットの打ち上げが数週間後に近づく中、日々変わっていく情報をリアルタイムで受け取ることができず、まったく仕事がはかどらない主人公キャサリンが、ついに限界を迎え、重要な会議への出席を直談判する場面。当時のアメリカは有色人種差別や女性蔑視がまだまだ色濃く、コンピューターの未発達な時代に緻密で欠かせない計算を、“手計算”で一手に担っていたキャサリンでさえも重要な会議への参加は叶わなかった。いよいよ打ち上げに間に合わなくなりそうな焦りから、キャサリンは同僚のポール(ジム・パーソンズ)と言い争いになるが、通りかかったのは、“非効率的な仕事は許すまじ”という本部長ハリソン(ケビン・コスナー)。彼は、「私が適任者です」というキャサリンの主張を聞き入れ、「ここでルールを決めるのは誰だ?」と、ボスらしい男前発言で会議への出席を図ったことで事態は一変。ポールは本部長の言うことを渋い顔で聞き入れ、キャサリンは「本部長です、責任者らしい行動を!」と勢いあまってしまい、慌てて敬語を付け足すお茶目な表情が見られ、彼らのいびつな関係性と、黒人女性たちが置かれている環境の厳しさがうかがえるシーンとなっている。本部長ハリソンに扮したのは、“アメリカの良心を表現する男を演じれば、右に出る者はいない”、と言っても過言ではない名優ケビン・コスナー。彼が演じたハリソンはキャサリンの強い味方となり、あるシーンでは差別をも跳ね返す行動に出るが、ケビンは「本当に勇ましいヒーローはこの女性たちの方で、彼はただ、『もうたくさんだ』と言っているだけ」とコメント。「当の女性たちには壊せなくても、彼にはそれを壊す力があっただけなんだ」と語っている。また、共演したタラジについては「本当にすばらしい女優で、この映画にぴったりだった。監督も彼女を強く信じていたし、私にもその理由がよくわかるよ。最初から私たちはお互いを信頼していたし、彼女は労をいとわなかったね」と賛辞を送っている。一方のタラジも、ケビンとの共演について「私は、彼が役に繊細な部分をもたらしていて、とてもびっくりしたの。時には、そのシーンに集中するように自分に言い聞かせなければならなかったぐらい。彼の演技に圧倒されていたから」と、その存在感の大きさをふり返っている。キャサリンの悲痛な叫びを聞き入れたハリソンだが、この英断によって、無事に有人宇宙飛行は成功へとつながるのか?この後に待ち受ける爽快な感動を、スクリーンで目撃してみて。『ドリーム』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリーム 2017年9月29日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) 2016Twentieth Century Fox
2017年10月09日大塚製薬株式会社は、2017年10月1日(日)を「食物センイの日」として、食物センイ飲料「ファイブミニ」と、人気マンガ家・高野苺さんとのコラボレーション企画「#センイとキレイにファイブミニ 漫画原作エピソード募集キャンペーン」を開始した。食物センイを通じて「女性のキレイ」を応援する「ファイブミニ」「ファイブミニ」は、食生活で不足しがちな食物センイを手軽にとり、おなかの調子を整えるトクホの食物センイ飲料。「センイとキレイにファイブミニ」をスローガンに、“女性のキレイ”を応援している。2017年10月1日(日)からは、1001=センイ(チ)の語呂合わせにちなんだ「食物センイの日」として、“女性のキレイ”を応援する新企画「#センイとキレイにファイブミニ 漫画原作エピソード募集キャンペーン」をスタート。本キャンペーンを通じて、「ファイブミニ」が女性の健康とカラダの内側からキレイをサポートする飲料であることを、より多くの女性に訴求するとともに、食物センイの重要性を見直してもらうきっかけをつくりたいと考えている。「キレイになろう!」と思ったエピソードを大募集!グランプリ作品はオリジナルマンガ化今回の企画では、女性から絶大な支持を得ている、マンガ家の高野苺さんとコラボレーション。高野さんは『夢みる太陽』『orange』など、独特の世界観や魅力的なキャラクター描写などに定評がある、今もっとも注目されているマンガ家の1人だ。本キャンペーンでは、ご自身が「キレイになろう!」と思った瞬間のエピソードを大募集。見事グランプリに輝いたエピソードは、高野さんによりオリジナルマンガとして作品化。漫画化されたエピソードは、2017年12月頃にキャンペーン特設サイトにて公開予定だ。応募方法は、ファイブミニ公式Twitterアカウント「@fibemini_jp」をフォローの上、ハッシュタグ「#センイとキレイにファイブミニ」をつけて、エピソードをTwitterに投稿いただくだけ。グランプリに選ばれた1名様、および特別賞3名様には、「ファイブミニ」セットもプレゼント。<キャンペーン概要>■キャンペーン名「#センイとキレイにファイブミニ 漫画原作エピソード募集キャンペーン」■キャンペーン期間2017年10月1日(日)~10月18日(水)■キャンペーン応募方法STEP1:ファイブミニ公式Twitterアカウント「@fibemini_jp」を検索してフォローSTEP2:「キレイになりたい!」と思った瞬間のエピソードを用意STEP3:「#センイとキレイにファイブミニ」をつけ、Twitterに投稿■賞品グランプリ1名様:漫画家・高野苺さんによるエピソードの漫画化+ファイブミニ50本(10本パック5個)特別賞3名様:投稿エピソードのサイトへの掲載+ファイブミニ100本(10本パック10個)■当選発表当選者の方にはTwitterダイレクトメッセージでご連絡※お一人様何回でもご応募可能【参考】※キャンペーン特設ページ
2017年10月02日(イラスト:ちたまロケッツ) 『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『お笑い』ということで、『オモロー山下』として活動した元芸人で、現在は本誌でタレントのインタビューや対談の記事を担当する山下しげのり記者が最推し芸人を紹介! 【最推し芸人】GAG少年楽団 編集部「ついに今週末、キングオブコント(以下・KOC)決勝ですね!記念すべき10代目チャンピオンが誰になるか、ドキドキします。準決勝も見ましたが、面白かったですね」 山下「今年の準決勝は、例年と違って披露するネタ数が2本。両方ともきちんと外さずにウケるって難しいんです」 編集部「山下記者の優勝予想は?」 山下「難しい中でも2本とも爆笑をかっさらっていたトリオ、GAG少年楽団ですね」 編集部「確かに、爆発力がすごかったです!シュールなシチュエーションだけど展開がありましたね」 山下「ツッコミのワードがいちいち秀逸でした。ツッコミの福井(俊太郎)は間違いなく、ワードチョイスの達人・南海キャンディーズの山ちゃんレベルです」 編集部「例えツッコミですか?」 山下「例えツッコミというより、福井自身の状況や心境を叫ぶ、という感じですね。南海キャンディーズは、しずちゃんのボケ自体はお客さんも『なんか変なことしてるな~』という感じ。だけどそこに、山ちゃんの鋭い例えツッコミが入ることでお客さんにも明確な意味が伝わり、笑いが爆発する。GAG少年楽団も、宮戸(洋行)・坂本(純一)のやり取りの段階ではあまり反応はないけれど、福井がツッコんだタイミングで笑いが起こってるんです。共通点はツッコミが笑いを主導するところです」 編集部「これだけの実力があっても、今回決勝初進出なんですね。準決勝の結果発表で泣いてた姿が印象的でした」 山下「9年連続で準決勝までいってますからね。芸人の世界では賞レースの準決勝までいけば実力者、と認識されます。でも、彼ら去年解散寸前だったらしいですよ」 編集部「えっ!」 山下「ウケてるのに決勝に行けない時期が続いたので『もう解散しよう』となったのを、メンバーの坂本が『もう1年だけやらしてくれ!』と止めたんだそうです」 編集部「坂本さんファインプレー!」 山下「坂本は決勝のネタ順を決めるクジ引きでも10組中9番目を引き当てましたからね。ネタ順が重要な賞レースにおいて、これは有利。GAG少年楽団のラッキーボーイです」 編集部「芸歴12年目、オリエンタルラジオやトレンディエンジェルが同期なんですね」 山下「同期を意識しているか、と聞いたら『同期よりコントやってる人に負けたくない』と返ってきました。KOCへの情熱は人一倍。決勝ではどう笑いをとるか楽しみです」
2017年09月30日(イラスト:ちたまロケッツ) 『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し番組”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『ラジオ』ということで、『ラジオの時間』編集人の村上謙三久さんが最推し番組を紹介! 【最推し番組】『星野源のオールナイトニッポン』 ラジオ関連の取材を多くしているので、オススメの番組を聞かれる機会がよくあります。特に多いのが「昔はよくラジオを聴いていたんですけど、今、聴くならどんな番組がいいですか?」というパターン。そんなときは『星野源のオールナイトニッポン』(毎週火曜日25〜27時に、ニッポン放送をキーステーションに全国36局ネットで生放送)を一番に挙げています。 人気者だけど親しみがあって、とっつきやすいけど意外性もあり、何よりラジオ愛に満ちあふれている……星野さんは久々にラジオを聴くときにもってこいのパーソナリティなんです。 星野さんと言えば、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の平匡さん役の印象が強いのではないでしょうか。ドラマの中では穏やかな草食系でしたが、ラジオの場合はそれと真逆。シモネタが大好きな普通の三十路男性です。 そんな星野さんの番組だけに、リスナーは男性・女性に偏らず、年齢層も幅広いのが特徴です。届くお便りは、思春期の男子たちによる妄想から、「主人とご無沙汰だったけど、息子が留守のときに……」なんて主婦からの告白まで盛りだくさん。いつも星野さんは刺激的な投稿に前のめりになっています。パーソナリティとリスナーの距離が近いのは、昔のラジオと同じ。「ばっかじゃないの!」と爆笑する星野さんは、テレビの世界にいるときとまったく違う印象です。女性向けにセクシーなささやき声を披露することもよくあるんですよ。 もちろん音楽や芝居について真面目に語ってくれるのも番組の魅力。時には弾き語りをすることもあり、この8月にはラジオブースから2時間のライブを放送するなんてこともありました。 スタッフと服越しに乳首の位置を当てる「ちくビンゴ」に熱中したり、おなかを壊してトイレに駆け込み、番組開始に間に合わなかったり、好きなおっぱいの形を熱弁したり、藤井隆さん&友近さんとカラオケを熱唱したり……。知らない人からすると、“くだらない”がたくさん詰まった番組ですが、その中にはラジオ愛があふれています。 学生時代、人間関係に苦悩していた星野さんを支えてくれたのは深夜ラジオでした。はがきを送って採用されたこともあります。病気療養中もパーソナリティのおしゃべりを聴いて不安な気持ちをやり過ごしました。その愛情は今も変わりません。 ラジオはよくも悪くも全てを開けっぴろげにしてしまうメディア。今、“素の星野源”に最も触れられるのがこの番組です。
2017年09月26日全米では11週連続でランキングTop10入りを果たし、あの『ラ・ラ・ランド』超えの大ヒットなった『ドリーム』。NASAの宇宙開発の陰で人知れず働いていたのは、数多くの黒人女性たち。このほど、色彩豊かでレトロ&ガーリーな1960年代ファッションに身を包む、彼女たちの劇中衣装の徹底解説がシネマカフェに到着した。1960年代、アメリカ・NASAラングレー研究所では、優秀な頭脳を持つ黒人女性たちが計算手として重要な任務を担っていた。人種差別、そして女性差別の両方と闘いながら、宇宙を夢見て、歴史を塗り替える仕事を日々こなしていく彼女たち。とはいえ、そんな彼女たちも妻であり、母であり、現代女性と何ら変わらない働きウーマン!どんなときも、お洒落をする心は忘れてない!彼女たちが着こなすのは、昨今の日本でも人気を博す、レトロでガーリー、色鮮やかな60’sファッション。強くひたむきに生きる彼女たちの美しさを、いっそう引き立ててくれる。そこで、教会のガーデンで食事会を楽しむシーンを中心に、三者三様のおしゃれが際立つポイントをご紹介。■主人公のキャサリン(タラジ・P・ヘンソン)宇宙飛行士も一目置く天才!休日の教会では、ピンクのニットベレー帽をかぶり、淡いピンク色の花柄のワンピースに花の飾りのついたホワイトのカーディガン、花のピアスという全体的に甘めで、優しい女性らしさあふれるスタイルのキャサリン。一方で、仕事中はグリーンやボルドーなどハッキリとした色のワンピースを着用。Yシャツにネクタイ姿の白人男性陣の中で、ハイセンスなキャサリンの存在感が際立つ。■メアリー(ジャネール・モネイ)エンジニアを目指す!ホワイトのトーク帽を被り、淡い水色でウエストが絞られたタイトめなトップスにフレアスカートというセットアップのメアリー。首元の長めのリボンも特徴的。陽気でオープンな性格のメアリーは、抜群のスタイルがより引き立つ、メリハリがつく着こなしが多い。ヘアターバンをつけていることも多く、視線を上に向かせ、さらなるスタイルアップ効果を生んでいる。■ドロシー(オクタヴィア・スペンサー)頼れるキレ者上司!パープルのワンピースに、重ね付けネックレスでコーディネートのドロシー。胸元にコサージュを付ける(イヤリングとおそろい)など、小物使いが上手い。先を見据える目があり、リーダー的役割をこなす彼女に相応しい、落ち着いた印象を与えるものばかり。本作の衣装デザイナーであるレネー・カルファスは、これまで『ベガスの恋に勝つルール』(’08)、『ANNIE/アニー』(’14)など、イメージカラーの印象的な作品を手掛けてきたことでも知られる。本作では60年代初期のアメリカ南部のファッションに焦点を当て、彼女たちのイメージを膨らませていったようで、「いろいろと組み合わせたの。手作りの衣装一式にしたり、ヴィンテージものを見つけたりして。まず、あの時代の洋服のカタログを大量に見ていくことから始めたわ。あの当時の『シアーズ』と『ワーズ』のカタログを数冊に、ほかのものも手に入れた。とても参考になったわ」と、こだわりながら作り込んでいったことを明かしている。どんなに理不尽な環境でも、ヒールを鳴らし、ハイセンスなファッションに身を包んでたくましく働く彼女たちの姿は、きっと現代の女性たちにも大きな勇気を与えてくれるはずだ。『ドリーム』は9月29日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリーム 2017年9月29日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) 2016Twentieth Century Fox
2017年09月25日アメリカの宇宙開発史を陰で支えた、知られざる3人の黒人女性たちを描いた『ドリーム』。本作で、夢の実現に向け奔走する彼女たちの前に立ちはだかるのは、NASAの職員たち。「こんな上司・同僚いるいる!」と時代・国境を超え共感を呼ぶに違いない(!?)、彼女たちの職場環境に迫った。1960年代の初め、ソ連との宇宙開発競争に遅れを取っていたアメリカは、国家の威信をかけて有人宇宙飛行計画“マーキュリー計画”に乗り出す。NASAのキャサリン・ジョンソン、メアリー・ジャクソン、そしてドロシー・ヴォーンは、差別や偏見と闘いながら、宇宙飛行士ジョン・グレンの地球周回軌道飛行を成功させるべく、奔走するのだが…。全米では公開から11週連続でランキングTop10入りを果たし、日本でも40億円超えの大ヒットとなった『ラ・ラ・ランド』を上回る興行成績を記録した本作。舞台となるのは、1960年代初頭、有色人種への差別が色濃く存在していたアメリカ。当時、まだコンピューターが十分に発達していない時代に、ずば抜けて優秀な頭脳を認められ、“計算手”として、黒人女性として初めて宇宙特別研究本部に配属された主人公キャサリン(タラジ・P・ヘンソン)。オール白人男性の職場で待ち受けていたのは、渡される資料は重要な箇所が黒く塗りつぶされ、大事な情報が巡るはずの会議には「黒人女性だから」という理由で参加させてもらえないという状況。それでもキャサリンはめげることなく、試行錯誤しながら、目の前にある自分にしかできない高度な計算を次々とこなしていく。また、ほとんど管理職と同じような仕事をこなしているドロシー(オクタヴィア・スペンサー)も、昇進を望み、上司ミッチェル(キルスティン・ダンスト)にかけ合うものの、「黒人グループには管理職を置かない」との一点張り。すげなく却下されてしまうが、黒人女性初の管理職として、また、コンピューターが人間の計算にとって代わる未来を展望して、彼女はひたむきに闘い続けていく。さらに、鋭い観察眼で設計に携わるメアリー(ジャネール・モネイ)も、その才能に見合った評価をしてもらえず、上司には「君が白人男性ならエンジニア希望かね?」と問われるも、「別に。もうエンジニアですから」と、強気の反撃で折れることなく夢の実現に邁進。必要な学位を取得するために、白人だらけの学校の門をたたく。いままでに居なかったタイプの優秀な新入りに何かと突っかかる同僚、無自覚な偏見から正当な評価を与えてくれず、出世の道を閉ざす上司など、この作品に登場する困り者たちのように、あなたの周囲にも思い当たる人がいたりして…?それでも、自分の能力を信じ、ひたむきに前進し続ける彼女たちの姿は、きっとあなたの背中を押し、勇気と大きなヒントを与えてくれるに違いない。『ドリーム』は9月29日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリーム 2017年9月29日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) 2016Twentieth Century Fox
2017年09月11日アメリカ生まれのプレミアムアイスクリーム「ベン&ジェリーズ(BEN&JERRY’S)」から、ミニカップの新フレーバー「ワッフルコーンドリーム」が登場。2017年9月4日(月)より、全国の一部のスーパーで発売される。「ワッフルコーンドリーム」は、日本のベン&ジェリーズ史上初となるソース入りのミニカップ。バニラアイスにキャラメルソースを練りこみ、チョコレートコーティングをしたワッフルコーンのチャンクを入れた一品だ。ワッフルのサクサクとした食感と、スプーンを入れる度にとろりとする甘いキャラメルソースの相性が抜群のフレーバーとなっている。【詳細】ベン&ジェリーズ ミニカップ ワッフルコーンドリーム発売日:2017年9月4日(月) ※発売日は各店舗によって異なる価格:348円(税込)容量:120mL販売店舗:全国の一部スーパー【問い合わせ先】ベン&ジェリーズ お客様相談室TEL:0120-500-985 (フリーダイヤル)※営業時間 9:00〜17:00 (土・日・祝日を除く)
2017年09月09日大人気の猫マンガ『うちの猫がまた変なことしてる。』の卵山玉子さんによるイラストがかわいい、片づけ応援マンガ『ネコちゃんのスパルタおそうじ塾』。ネコのおそうじマスターが、2度と散らからないお片づけ、お掃除のコツを教えてくれる1冊です。楽しいマンガに加え、空間心理カウンセラー・伊藤勇司さんのコラムもあり、ノウハウだけでなく、考え方や心理面からも片づけをサポートしてくれます。今回はその中から、子育て中のママがぜひ実践したい、リビングのお片づけのコツをご紹介。せっかく子どものカワイイ写真を撮っても、背景となるリビングが汚くて、インスタにアップできなかった…なんてことはありませんか? いきなり家中をキレイにしようと思うと大変なので、まずは過ごす時間の長いリビングをくつろぎの場所に変える片づけのポイントをご紹介します。■片づけができないのは「脳の疲労」が原因!空間心理カウンセラーの伊藤先生いわく、片づけをしようと思った途端に疲れてしまうのは、肉体的な疲労ではなく、脳の情報処理による「脳疲労」が原因だそう。「私たちの脳は見る物すべてを記憶していく性質があるため、 “さあ、片づけるか”と家中を見回したとき、物がたくさん散らかっていればいるほど、記憶処理のために脳に負担がかかることになります」逆に言えば、物を減らせば、負担も減らせます。まずは「大きい物を収納して空間を広くする」ことからはじめましょう。大きい物が片づくと、それだけで広々して見え、達成感も得やすいそうです。とくに床と家具の上にのっている物を減らせば、スッキリ片づいてみえるうえに、掃除もラク。物が散乱しがちなリビングのテーブルは、とりあえず物を端に寄せるだけでも空間が広がって、スッキリした感覚を得られます。何を片づけようか迷ったら、「1時間以内に使わない物は全部しまう」くらいの気持ちで思い切った片づけを!「空間を広げながら気持ちも頭もスッキリし、達成感も味わっていくことで、片づけをすることが自然に心地よくなってくるはずです」と伊藤先生。ぜひそこを目指したいですね。■物の「帰る場所」をつくれば、子どもも片づけ上手に!人の集まるリビングは物も集まりやすく、ごちゃごちゃしがち。物には必ず「帰る場所」をつくることが大事だそうです。物の「帰る場所」、すなわち収納場所を決めるときのポイントは、用途が近い物をまとめること。たとえば、出かけるときに使う鍵や財布は近くにまとめる、つめきりは美容・衛生コーナーに置く…など、わかりやすく場所を決めておけば、どこにしまったかすぐに思い出せます。物の「帰る場所」をつくることは、子どもの片づけにも役立ちます。あらかじめ、おもちゃや文具の収納場所を決めておけば、子どもも自分で片づけやすく、「あのおもちゃがない~」「ちゃんと片づけないからでしょ」なんてやりとりも減らせるはず! こまごました文具などの収納には大きめの箱を用意してポイポイ入れられるようにしておくと、小さな子どもでもカンタンに片づけられます。■ダイエットと同じ!? 収納を増やすと物も増える物が増えて収納場所がなくなったとき、単純に「収納を増やせばいい」と考える人がいますが、伊藤先生はそれはやめたほうがいいといいます。というのも、収納を増やせば増やすほど、確実に物も増えてしまうから。これは「最近太ってきたな」と感じて服のサイズを上げると、体がそれに合わせてさらに太ってしまうのと同じ。ネコちゃんが教えてくれるように、「今ある収納に合わせて物の量やしまい方を調整することが先決」だそうです。収納のポイントは以下の3つ。・全部取り出す・取捨選択する・キレイに戻すまずは「全部取り出す」ことで、自分が何を持っているか把握が可能。次に、現在の収納状況を見つめながら「取捨選択する」ことで少しずつ自分の考えもまとまってきます。さらに、「キレイに戻す」ことで、物を探す時間も減らせ、時間にゆとりも生まれます。物が減れば、管理もしやすくなりますね。■家族みんながわかりやすく、使いやすいリビング収納とは リビングには家族のさまざまな物が集まるので、みんながわかりやすく、使いやすい収納にするのがポイントです。扉付きの収納棚なら、透明のプラボックスを使えば、中身がひと目でわかり、子どもでも取り出しがカンタン。扉が付いていないラック類であれば、色や形をそろえた不透明の箱などにラベルを貼って分類すると、スッキリ片づけられます。棚にしまうときは、文房具やメガネなど使用頻度の高い物は取り出しやすい位置に、出番が少ない物やシーズン物は奥のほうへ入れると使い勝手がアップ。詰め込み過ぎると取り出しづらくなるので、収納は容量の8分目くらいまでを目安に。取り出しやすいということは、「片づけやすい」、つまり「散らからない」ことにつながります。本にはこのほかにもキッチンや寝室などリビング以外の家の片づけアドバイスやクローゼットの収納術などが、マンガでわかりやすく紹介されています。空間心理カウンセラーの伊藤さんによる心理面からの解説も目からウロコで、これまでなかなか片づけられなかった人も、読めば少しずつ意識が変わると思いますよ! マンガでわかる片づけ ネコちゃんのスパルタおそうじ塾 卵山玉子 著 伊藤勇司 監修/WAVE出版 1,200円(税別)ある日とつぜん、飼い猫がおそうじ指南をはじめたら…?ネコのおそうじマスターが教える、2度と散らからないユニークなお片づけマンガ。みんなが幸せになるおうちを目指して、ネコちゃんが懇切丁寧にお掃除のコツを教えてくれます。役に立つだけでなく、ネコちゃんのスパルタぶり&可愛さのギャップで笑えて心がほっこりするお片づけ物語です。<卵山 玉子(たまごやま・たまこ) プロフィール>お片づけじょうずなマンガ家。アメブロ公式トップブロガー。愛猫との生活を描いた猫マンガ『うちの猫がまた変なことしてる。』『うちの猫がまた変なことしてる。2』(共にKADOKAWA)で人気を博す。挿絵に『シュウさま-保護猫カフェからやってきた3本足のモフ天使』(WAVE出版)、『イラストでわかる! ネコ学大図鑑』(宝島社)。・ ブログ「うちの猫がまた変なことしてる」 <伊藤勇司(いとう・ゆうじ) プロフィール>「片づけ心理の専門家」空間心理カウンセラー。日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー。魔法の質問認定講師。引っ越し業で働きながら心理学を学ぶ中で「部屋と心の相関性」に着目し、片づけの悩みを心理的な側面から解決する「空間心理カウンセラー」として2008年に独立。著書に『片づけは「捨てない」ほうがうまくいく』(飛鳥新社)、『部屋は自分の心を映す鏡でした。』(日本文芸社)、『あなたはなぜ、片づけられないのか?』(PHP研究所)がある。・ 伊藤勇司オフィシャルサイト
2017年09月07日田舎のお寺暮らし、猫、年上のお姉さん。オジロマコトさんの『猫のお寺の知恩さん』は、キーワードを羅列しただけでも好きな人にはたまらない世界観となっている。事実、これらのシチュエーションありきで動きだした物語なのだとか。「最初にテーマみたいなものを2行くらいでまとめて、先のことはあまり考えずに行きあたりばったりで描き始めました。先々の展開を考えてもそうじゃない方向へ行ってしまうことのほうが実際は多いので、大体いつもこのやり方ですね」都会育ちの須田源は、県外の高校に進学することになり、遠い親戚のお寺に下宿することに。そこで3つ年上の幼馴染み・知恩さんと再会し、高校生にはちょっぴり刺激的なひとつ屋根の下での生活が始まる。そのくらいの年頃だと2~3歳上の人がやけに大人びて見えるものだが、源の目にも知恩さんはいかにも“お姉さん”といった雰囲気に映る。しかしまだ20歳にもなっていない知恩さんは、しっかり者のようでいて少々抜けているところもあり、そのギャップがたまらない。行きあたりばったりという執筆スタイルは、作品全体に流れるゆったりとした空気感にも不可欠なものなのだろう。「季節感を大事にしたいので、たとえば夏だったら海に行ったり、花火を見たりするよなあ、とまず考えてみるんです。描きたいイメージが一枚の絵から物語に広がっていく感じですね。読者の方には、何かすごいことが起こってほしいと思われているんじゃないかといつも不安になりながら描いていますけど(笑)」家族とではなく友だち同士で海に行くのがちょっとした冒険だったり、休日に勉強会をしたり、部活でレギュラーに選ばれずこっそり傷ついたり……。日常を丁寧に紡いでいく物語は、たしかに大事件が起こるわけではないけれども、それらがかけがえのない日々であることを教えてくれる。セリフの少なさも、その美しさをより際立たせている。「口にするのは簡単だけど、実際は言わなかったりすることは意外と多いので、そこは絵でリアルに描きたくて。そのぶんキャラクターの表情を描くのに時間はかかってしまうのですが、セリフがないと読む人が自由に想像を膨らませてくれるので、それもまた面白いんですよね」『猫のお寺の知恩さん』知恩さんの無防備さに源とともにドギマギしつつ、昔ながらの質素だけど豊かなお寺暮らしや、自由すぎる猫たちとヘタレな犬に癒される、甘酸っぱい物語。小学館552円(C)オジロマコト/小学館オジロマコトマンガ家。主な作品に『カテキン』(全10巻)、『富士山さんは思春期』(全8巻)など。本作は2016年、TVBros.主催のブロスコミックアワード大賞を受賞。※『anan』2017年8月30日号より。写真・水野昭子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2017年08月25日アメリカの宇宙開発史を支え、新しい時代を切り開いた知られざる3人の黒人女性を描き、第89回アカデミー賞に作品賞はじめ3部門ノミネートを果たした映画『ドリーム』。このほど、本作の製作と音楽に名を連ねるファレル・ウィリアムスが語る特別映像が到着した。『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』でアカデミー賞にノミネートされ、近年はTVシリーズ「Empire 成功の代償」で人気を博すタラジ・P・ヘンソンが主演を務め、『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』で第84回アカデミー賞助演女優賞を受賞したオクタヴィア・スペンサー、第89回アカデミー賞作品賞に輝いた『ムーンライト』にも出演している個性派シンガーのジャネール・モネイ、同じく『ムーンライト』により同助演男優賞に輝いたマハーシャラ・アリ、さらにケビン・コスナー、キルスティン・ダンスト、ジム・パーソンズといった実力派キャストが集い、実話を基に描く本作。このたび、本作に心酔し、音楽だけでなく製作にも名を連ねたファレルが手がけた“映画音楽史に残る劇中歌”の制作の裏側に、関係者一同の言葉とともに迫った特別映像が到着した。11度のグラミー賞に輝く世界的人気シンガーであり、大ヒット中の『怪盗グルー』シリーズの音楽を手がけていることでも知られるファレル。「メロディーは人の心を自由にする。肌の色は関係ない」という彼の、力強く愛のこもった言葉から本映像は始まる。本作は、知られざる偉大な女性たちにフォーカスをあてたこの物語に強く共感したファレルが書き下ろした、ポップでポジティブな楽曲がふんだんに使用されており、物語が持つパワーと等身大の共感を増大させている。メガホンをとったセオドア・メルフィ監督が「ファレルは映画を音楽で彩る」とふり返れば、主演のタラジは「圧巻の音楽よ。映画音楽史に名を残すわ」と最上級の言葉で称え、自身もアーティストとして活躍するジャネールは「ファレルは私のヒーローよ。私たちは一緒に歴史を創っていく家族なの」と尊敬の念と共に一緒の作品を作れる喜びを語る。タラジ演じるキャサリンの上司を演じた名優ケビンも、「実に効果的で最高の音楽だ」と明かし、キャスト・スタッフをも魅了する楽曲であることが明かされていく。第41回トロント国際映画祭でも、非常にエモーショナルなステージングを見せたファレル。本作に楽曲を書き下ろしたことについて「1961年当時、家の中にはいつも音楽が流れていて、みんなで踊っていたんだ。映画の世界に入り込んで音楽を作った。ストーリーに完全にマッチさせたんだ。製作として参加できて本当に光栄だ。友人で師匠のハンス(ハンス・ジマー)と仕事ができた。彼がベン(ベンジャミン・ウォルフィッシュ)を推薦してくれてベンも快諾してくれた」と明かす。ハンス・ジマーといえば、『ライオン・キング』で第67回アカデミー賞作曲賞を受賞、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『ダークナイト』シリーズなどの音楽を生み出し、近作には『ダンケルク』と、耳に残る数々の楽曲を手がけたハリウッドを代表する名手。ハンスは、劇中で3人の女性がそれぞれの夢に向かうことで目に見えぬ大きな力となるストーリーに重なるように、本作の楽曲作りも個性の違った3人が手を取り合い作り上げていったことをふり返り、「3人必要だったのは、才能と得意分野がそれぞれ違うからだ。音楽に希望を託した」と明かしている。ファレルが“師匠”と尊敬するハンスたちと丁寧に作り上げ、「メロディーに差別はない。ただ人々を楽しませるだけだ」と語る極上の楽曲を、本映像からも確かめてみて。『ドリーム』は9月29日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリーム 2017年9月29日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) 2016Twentieth Century Fox
2017年08月14日宇仁田ゆみさんのマンガ『パラパラデイズ』は、アニメの制作現場を描いた作品。自身の作品がアニメ化されたこともあり、その制作現場に興味を持つようになったという宇仁田ゆみさん。「みなさんすごく強くて聡明な方々で、心惹かれるものがあったんです。この人たちが働く世界として物語を構築していくなら、自分にももしかしたら描けるかもと思いました」『パラパラデイズ』の主人公は、10年少々キャリアがあり、作画監督を任された八嶋くん。いわゆるお仕事マンガは、新人が成長していく過程をメインにしたものが多いだけに、中堅の奮闘ぶりは、ある意味新鮮だ。「会社などで働いていると、自分は新人のつもりでもあっという間に下の人が入ってきますよね。ある程度仕事を続けているとどんな職業でもすぐにそういう立場になるし、そこからが仕事の本番のような気がするので、いろんな方の心に届くように描けたらいいなと思って、中間管理職的な主人公にしました」人に教えることが苦手だと思っている八嶋くんの言動や考え方に、思わず共感してしまう人も多いはず。「目の前にある仕事を自分でやってしまうのが一番早いのはわかっているけど、職場と自分の未来のために少し回り道をしなきゃいけないこともありますよね。かといって本当に時間がなくて自分で『おりゃー!』とやっつけてしまわないと、絶対に終わらないときも。そういうせめぎ合いや選択も描いていきたいです」キツいイメージのあるアニメの現場だが、登場人物たちの姿を通して働くことの意味を考えさせられる。「一日中好きなことと向き合って、収入や評価を得られる楽しさもありますが、好きなことによって心や体がむしばまれる可能性も。楽しさとつらさのバランスのとり方を、各キャラクターで匂わせられたらいいですね。アニメーターさんは基本的に作品ごとに職場や周りのメンバーが変わっていくので、その辺りも楽しみにしていただけたら嬉しいです」『パラパラデイズ』作画監督を任された八嶋くんの前に気になる絵を描く後輩が現れたり、尊敬する先輩が出戻ってきたり。夢を追うことの楽しさとつらさを丁寧に描いた奮闘記。小学館552円(C)宇仁田ゆみ/小学館うにた・ゆみマンガ家。アニメ化もされた『うさぎドロップ』、大家族ストーリー『よっけ家族』、子育てエッセイ『ソダテコ』、眠りがテーマのコメディ『ねむりめ姫』などがある。※『anan』2017年7月19日号より。写真・水野昭子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2017年07月16日NASAの宇宙開発史を陰で支えた、知られざる黒人女性たちの実話を映画化した『ドリーム』。このほど、彼女たちの目標が人類の夢へと重なっていく日本版予告が完成、さらにケビン・コスナー、キルスティン・ダンストらの姿も見える、新たな場面写真も到着した。ブラッド・ピット×デヴィッド・フィンチャーの「Empire 成功の代償」で第73回ゴールデン・グローブ賞TVシリーズ部門主演女優賞を獲得したタラジ・P・ヘンソン、『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』で第84回アカデミー賞助演女優賞を受賞したオクタヴィア・スペンサー、第89回アカデミー賞作品賞『ムーンライト』にも出演する個性派シンガーのジャネール・モネイが、それぞれNASAの“頭脳”=コンピュータとして重要な役割を担った3人の黒人女性に扮する本作。さらに、『ムーンライト』で見せた熱演により第89回アカデミー賞助演男優賞に輝いたマハーシャラ・アリ、ケビン・コスナー、キルスティン・ダンスト、ジム・パーソンズら、キャストのアンサンブルも見逃せない。監督は、日本でもスマッシュヒットを記録したハートフルコメディ『ヴィンセントが教えてくれたこと』のセオドア・メルフィが務めている。そんな本作から、苦難に屈せず奮闘する3人の黒人女性たちの思いが、前例のない人類の夢へと重なっていく日本版予告が到着。舞台となるのは、1960年代初頭、有色人種への差別意識がまだ色濃い時代。加えて、アメリカは宇宙開発競争において、旧ソ連に遅れをとっていた。映像では、故障車とともに立ち尽くす3人の黒人女性が白人警官に呼び止められるものの、彼女たちがアメリカの威信を懸けた一大プロジェクトである宇宙開発を推進するNASAの職員だとわかれば、警官がパトカーで先導する、奇跡的ともいえる光景から始まっている。ただ、そのNASAでは彼女たちの扱いは劣悪そのもの。それでも、白人男性社会の中でも決して卑屈になることなくひたむきで、キャサリン(タラジ・P・ヘンソン)はスタッフォード(ジム・パーソンズ)に邪険にされながらも特別チームで天才的な計算能力を発揮し、誰よりも鋭い観察眼を持ち合わせ設計に携わるメアリー(ジャネール・モネイ)は「君が白人男性ならエンジニア希望かね?」という上司の問いにも「別に。もうエンジニアですから」と強気の反撃、また多くの女性職員たちのお手本であり続け、陰のスーパーバイザーとなり、正式な管理職への昇進を夢見るドロシー(オクタヴィア・スペンサー)の頼もしい姿を垣間見ることができる。公私ともに直面する人種差別・女性差別の中、「人を宇宙に連れていく」という前例のない人類の夢の実現へ奮闘する彼女たちの驚くべき道のりが、親しみやすく、心揺さぶる爽快なストーリーとして描かれていることが分かる。また、そんな予告編を彩る音楽は、11度のグラミー賞に輝く人気実力ともに頂点に立つミュージシャン、ファレル・ウィリアムスが書き下ろしたもの。どこか60‘Sの懐かしさがありながらも、ポップでポジティブな精神を感じさせる曲ばかり。本作に強く共感したファレルは、音楽のみならず製作にも名を連ねており、「これほど強く刺激を受けたことはないよ。この話には上昇気分がみなぎっているから、音楽でもふさわしいものにしなければならないと思ったんだ。これらの歌が彼女たちのエネルギーの根源を反映できているといいね」と、音楽に込めた思いを明かしている。合わせて到着した場面写真には、黒板にギッシリと数式を書き込んでいくキャサリン、同僚の女性たちを引き連れ、自信をみなぎらせるドロシーに加え、宇宙特別研究本部のボスとして、史上初めて黒人女性のキャサリンを登用するハリソンに扮したケヴィン、「偏見はない」と口では言いながら、ドロシーの昇進の障壁となる上司ミッチェルに扮したキルスティンを演じた2人の、味わい深い好演にも期待が高まるショットとなっている。『ドリーム』は9月29日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリーム 2017年9月29日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) 2016Twentieth Century Fox
2017年06月29日子育てマンガといえば、ママ目線のものは多くありますが、最近気になっているのが、パパ目線で描かれている個性派のマンガ。なかなか知ることができないパパの喜びや苦悩、不安をゆるくて楽しいイラストでTwitterやWebサイトなどで描いている、2人のパパを紹介します。シュールなイラストがインパクト! あおむろひろゆきさん1人目は、あおむろひろゆきさん。大阪在住で、3歳と6ヵ月のお子さんのパパです。Twitterで、お子さんの成長や遊び、パパ友作りにパパの悩み、ご自身の個性的なファッションや音楽活動などについて、ユーモアとシュールさたっぷりに綴っています。 なんといっても、ゆるくてかわいらしい、一度見たら忘れられないイラストがインパクト大。オチもシュールで、読んでいて、いつも吹き出してしまいます。またご自身が作るオリジナルのおもちゃや画像コラージュも、かなりぶっ飛んでいておもしろいので、チェックしてみてください。4月に最新本『新米おとうちゃんと小さな怪獣』(KKベストセラーズ)を出版したばかりで、こちらもおすすめです。夫婦のやり取りがおもしろく、トレンド感たっぷり! 小山健さんもう1人は、小山健さん。あおむろさんのTwitterを通じて知った小山さんも、4ヵ月の娘さんのパパです。娘さんの子育てを通して初めて知ったことや、奥さんである「さち子」さんとの育児や普段のやり取りがおもしろく、読むといつも癒されます。マンガはTwitterや「webasta」の連載マンガ「お父さんクエスト」で読むことができます。 小山さんのイラストは、ゆるさに加えてトレンド感があって軽快。おしゃれなイラストが、今っぽいネタにもフィットしていて、マンガのみならずイラストレーターとしても活躍されています。また、小山さん自身がたまにつぶやく、女性への尊敬や愛情をこめたつぶやきが独特で、つい笑ってしまいます。子育てとは違いますが、小山さんが「オモコロ」で連載しているマンガ「ツキイチ!生理ちゃん」では、主人公の女性に毎月生理がやってくるエピソードを、現代的におもしろく、時には真面目に描いています。こちらもぜひチェックしてみてください。「子育てが大変なのはママだけ」「パパにも大変さを分かってほしいな」と思うことは、よくありますよね。でも、パパの気持ちを知ることも大事なこと。2人の楽しいパパマンガを読んで、ママが気づかない子育ての一面や楽しさ、パパの隠れた気持ちを知るきっかけにするのも良いかもしれません。もちろん、ただ笑って、リフレッシュするのにもおすすめですよ。◆あおむろひろゆき◆小山 健<文:フリーランス記者武田由紀子>
2017年06月12日NASAを陰で支えた女性たちを描き、第89回アカデミー賞にて作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門ノミネートを果たした『ドリーム 私たちのアポロ計画』(原題:Hidden Figures)。その日本公開日が9月29日(金)に決定し、それぞれが宇宙と未来を見上げるかのようなポスタービジュアルがお披露目された。NASAの宇宙開発に人知れず貢献した実在の黒人女性たちを描く本作は、昨年末に全米限定公開され、年明けから拡大公開を迎えると『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を抜き去り全米映画興行ランキング1位を獲得。本年度の第89回アカデミー賞にノミネートされるとその勢いはさらに増し、公開から11週連続でのランキングTop10入り、あの『ラ・ラ・ランド』を上回る興行成績を記録した。主人公キャサリンを演じるのは、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』で第81回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、近年はTVシリーズ「Empire 成功の代償」での活躍が目覚ましいタラジ・P・ヘンソン。ドロシー役には『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』で第84回アカデミー賞助演女優賞を受賞したオクタヴィア・スペンサー、メアリー役には第89回アカデミー賞作品賞に輝いた『ムーンライト』にも出演する個性派シンガーのジャネール・モネイ、さらに同作『ムーンライト』で見せた熱演により同・助演男優賞に輝いたことが記憶に新しいマハーシャラ・アリに、ケビン・コスナー、キルスティン・ダンスト、ジム・パーソンズといった実力と実績の確かな大スターたちが息の合った好演を見せている。監督は、日本でもスマッシュヒットを記録した『ヴィンセントが教えてくれたこと』のセオドア・メルフィ。また、本作に深く共感した11度のグラミー賞に輝くミュージシャン、ファレル・ウィリアムスが劇中音楽を手がけ、製作にも名を連ねている。このたび完成したポスターは、1960年代初頭、旧ソ連との熾烈な宇宙開発競争での劣勢を覆すため、NASAの“頭脳”=コンピューターとして最も重要な役割を担った3人の女性、キャサリン、ドロシー、メアリーが集結。「宇宙飛行士ジョン・グレンを宇宙空間に送り出し無事に帰還させる」という合衆国の威信をかけた一大事業に、自身の夢を重ねながら全身全霊を捧げた3人がまるで遥かなる宇宙を見上げているかのよう。それを支えるかのごとく並ぶ登場人物たちからも、確固たる意志と大いなる夢を感じさせる表情が印象的だ。全米映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では驚異の93%フレッシュ(5月31日時点)という高評価を獲得している本作。ポスター上部には、映画評論家・町山智浩と脳科学者・茂木健一郎からの力強いコメントが寄せられており、彼女たちが性別や人種を超え、世代をも超えて大きな夢へと導いた実話が彼らの心を奮わせたことがうかがえる。主演のタラジは、「いま、私たちは、ジョン・グレンが地球の周りを回った背景に素晴らしい女性たちがいたことを知っているわ。やっと、人々は彼女たちの話を知ることができるの。私も“フッド(低所得者層の地域) ”で育ったから、あったのは夢だけだった。キャサリンのような女性を演じるチャンスを持てただけで栄誉なことよ」と語り、本作への出演を誇りに感じていることを明言。大きな功績を残しながらも近年までほとんど語られなかった、驚くべきこの3人の先駆者たちによる物語について強く共感した様子だ。また、この物語の当事者であり、アカデミー賞授賞式にも登場して大きな話題をさらったキャサリン・G・ジョンソン本人は、98歳を迎えていまも健在で、本作について、「あきらめないで。どんな問題だろうと、解決できるから。女性には解決できる。それに男性にもできるわ、たくさん時間をあげればね」とコメント。自身の半生を描いたこの作品が、いままさにチャレンジや壁に直面している人々への大きなエールとなることに願いを込めている。『ドリーム 私たちのアポロ計画』は9月29日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドリーム:私たちのアポロ計画 2017年9月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016Twentieth Century Fox
2017年06月06日アメリカンドリーム――それは、出自とは関係なく、志と情熱を抱いた誰もが思い描くことができるが、ごくひと握りの人間だけが、自らの手で成功を掴み取ること。実在の人物、実際の出来事をベースにした映画は数多くあれど、まさに“これぞ!アメリカンドリーム”といえる2本が、これから連続公開される。一攫千金を目指し、金鉱採掘に命を懸け、ジェットコースターのような人生を生きた男と、52歳という遅咲きながら飽くなき野心を持ち続け、ついには誰もが知る世界規模のファーストフードチェーンの創始者となった男。観れば、あなたも何かを成し遂げたくなる(?)、そんな刺激的な2作品をご紹介!■マシュー・マコノヒー主演『ゴールド/金塊の行方』なぜ170億ドルの金塊が、一晩で消えたのか――。アメリカ経済に大混乱をもたらした衝撃の一大詐欺事件をもとに『ダラス・バイヤーズクラブ』のオスカー俳優マシュー・マコノヒーが驚異の肉体改造を経て主演&製作を務める。破産寸前から一転、インドネシアの奥地で金塊を掘り当てた男としてアメリカ、そして世界へその名をとどろかせ、ついに幸運を掴んだ男ケニー。だが、欲にまみれた人間の本質が金<ゴールド>によってあぶり出され、ケニーは巧妙に仕組まれた大事件へと巻き込まれていく。マコノヒーがここまで本作に執着した理由の1つとして、父親がダイヤモンド鉱山の採掘をしていたことを述懐しており、男たちが夢を追い、冒険を夢見る姿にアメリカという国の風景を重ねていることは想像に難くない。オスカー受賞後であっても、自由自在に肉体を操るマコノヒーは、主人公のタフさ、痛み、情熱を体現。確固たる地位を築いた彼があえて選んだ本作で、どんな姿を見せてくれるのだろうか。■マイケル・キートン主演『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』『ウォルト・ディズニーの約束』『しあわせの隠れ場所』のジョン・リー・ハンコック監督、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたマイケル・キートンを主演に迎えた最新作。52歳にしてマック&ディック兄弟のハンバーガー店“マクドナルド”と出会い、その革新的なシステムに勝機を見い出し、壮大なフランチャイズビジネスで“マクドナルド“の創業者となったレイ・クロック。最後まで決して満足することなく、さらなる成功へと飽くなき野望を持つレイは「きれいごとだけでは、夢は絶対に叶わない」とその姿勢を貫き通す。1950年代~60年代のファッション、音楽などアメリカンカルチャーと時代の空気感が目にも楽しめるだけでなく、誰もが知っている世界最強のハンバーガー店“マクドナルド”の誰も知らない誕生のウラが暴かれる。スリリングな駆け引きでレイがのし上がっていく様に、何かを成し遂げたいという向上心とともに、胃袋も刺激されるかも。そんなアメリカンドリームに命を懸けた男たちに、注目だ。『ゴールド/金塊の行方』は6月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』は7月29日(土)より角川シネマ有楽町、角川シネマ新宿、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴールド/金塊の行方 2017年6月1日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ 2017年7月29日より角川シネマ有楽町、角川シネマ新宿、渋谷シネパレスほか全国にて公開(C) 2016 Speedee Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2017年05月29日米BOX OFFICE MOJOは4月7日~4月9日の全米週末興業成績を発表した。前週に引き続きトップはドリームワークスの新作3Dアニメ『The Boss Baby(原題)』。2位も前週同様『美女と野獣 (2017) 』が順位を維持し、累計興行収入4億3,231万6,034ドルとついに4億ドルの大台を突破した。3位は『Smurfs: The Lost Village(原題)』が初登場。小さな青い妖精"スマーフ"たちの世界を描いた3Dアニメで、2011年の『スマーフ』、2013年の『スマーフ2 アイドル救出大作戦!』に次ぐ続編となる。アニメ『シュレック2』のケリー・アズベリー監督が指揮し、パパ・スマーフやスマーフェットなど主要キャストの声優陣が一新されている他、ジュリア・ロバーツ、ミシェル・ロドリゲスといった大物俳優が参加している。4位も初登場の『Going in Style (2017) (原題)』。1979年公開の同名作品(邦題『お達者コメディ/シルバー・ギャング』)のリメイクにあたり、俳優兼監督の『終わりで始まりの4日間』『WISH I WAS HERE 僕らのいる場所』のザック・ブラフが監督を務める。モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンのアカデミースターの名優3人が年金を取り返すべく銀行強盗に扮するコメディだ。前週3位の『ゴースト・イン・ザ・シェル』は5位にランクダウン。6位『パワーレンジャー』など以下の作品も初登場2作品に押され、それぞれ2位ずつ順位を下げた。10位『The Case for Christ(原題)』も今週初登場。1998年にジャーナリストのリー・ストロベルによって書かれた同名書籍を原案に描かれたキリスト教ドラマ映画だ。
2017年04月10日マンガアプリ「マンガボックス」にて連載され、大ヒットとなっている「恋と嘘」が、森川葵主演で今秋より実写映画化されることが決定。共演には、「DISH//」北村匠海と「劇団EXILE」佐藤寛太といった最旬注目の若手キャストを迎え、涙あり&胸キュンありのいままでにない、純粋かつ禁断の青春ラブストーリーを描く。原作は、2014年8月にマンガアプリ「マンガボックス」で連載を開始され、1か月あたり総閲覧数350万人を突破、人気No.1大ヒットを記録したムサヲの同名コミック。2015年1月に書籍化され、現在5巻まで発売されたコミックは累計90万部を突破。また、すでに今夏アニメ化されることも決定。アプリ漫画から書籍化、アニメ化を経て今回「マンガボックス」では初の実写映画化となる。本作は、どこにでもいるようなお姫様になることに憧れる女の子が、性格が真逆の2人のイケメン男子に挟まれるという、女子なら誰でも憧れキュンキュンすること間違いなしの王道の三角関係ストーリー。だが、設定はいままでの恋愛映画とは一線を画す…というのも、本作では少し先の未来が舞台。日本では「超・少子化対策法案」通称“ゆかり法”が施行されていた。それは、国が国民の遺伝子情報を分析・把握し最良の結婚相手を決める政策。ある日、政府から「政府通知」が届き恋愛禁止となり、国が決めた理想の相手が知らされる。本作のヒロイン・仁坂葵は、政府が決めた最高の結婚相手か、側にいる最高の相手か、究極の選択を迫られる…というストーリー。主演の森川さんが演じるのは、どこにでもいる普通の女子高生でありながら、ずっと側にいてくれている優しい幼なじみ・優翔と、「通知」が届いた最高のパートナー・蒼佑との間で揺れる仁坂葵役。月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」出演での女優業から、「A-Studio」ではアシスタントMCを務めるなど、幅広い活躍で注目を集める森川さん。「恋は心でするもの、嘘は頭でするもの、そんな2つの気持ちが“と”で繋がれたタイトル『恋と嘘』。今回この全く異なる2つの気持ちが1つの言葉にまとめられたこの映画でお芝居をしていくにあたり、常にこの恋と嘘という言葉を連れ回し、恋が見えるときに嘘が、嘘が見えるときに恋が、みなさんの目に映るように演じていけたらと思っています」とコメントを寄せている。また、葵に密かに想いを寄せる、イケメンで優しい幼なじみ・司馬優翔役には、「DISH//」でメインボーカル&ギターを務め、『君の膵臓をたべたい』でW主演が決定している北村さん。葵の「政府通知」相手であり、謎めいた無口なオラオラ系イケメン・高千穂蒼佑役には、「劇団EXILE」のメンバーで、「イタズラなKiss THE MOVIE」で主演入江直樹役を演じた佐藤さんが演じる。ラストの結末に涙したという北村さんは、「森川葵さんや、佐藤寛太さんと共演できることも楽しみですし、自分がこの作品に関われること、とても嬉しく感じます」と話し、佐藤さんは「原作が少年コミックの恋愛ストーリーということもあり、恋愛映画とは言えないドラマが織り込まれており、10代特有の心のアンバランス感を大事に、皆さんの心に残る作品になるよう尽力したいと思います」と意気込みを語っている。監督を務めるのは、『今日、恋をはじめます』『クローバー』の古澤健、また「男水!」や『ヒロイン失格』の吉田恵里香が脚本を担当する。『恋と嘘』は2017年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年04月03日「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」が、施設全体で302店舗・店舗面積約45,700m2を誇る日本最大のアウトレットモールとして大規模なリニューアルを実施。2017年9月25日(月)に、既存棟・第5期増床棟と合わせて100店舗が新規出店、47店舗が移転リニューアルオープンを迎える。「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」とは「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」は、「ナガシマリゾート」の一角に位置するアウトレットモール。周辺には、遊園地の「ナガシマスパーランド」、温泉施設の「湯あみの島」、花と食のテーマパーク「なばなの里」の他、高級温泉旅館「ホテル花水木」など観光集客施設が集積した、東海エリア屈指の一大レジャーゾーンに位置する。2016年7月には「ジャンボ海水プール」内に日本初&世界最大級の大型複合ウォーターアトラクション「ジャパーン」が新たにオープン。加えて、2017年春には「ナガシマスパーランド」に4Dスピンコースター「嵐」も導入予定となっており、ますます注目を浴びるスポットである。ラグジュアリー・インターナショナルブランドを誘致した日本最大約280店舗今回の大規模リニューアルで、サンローランやメゾン マルジェラ、バレンシアガなどの高感度なラグジュアリー・インターナショナルブランドを誘致。さらに、エッグスンシングスやジェラートピケカフェ クレープリーなどの人気飲食店舗やファッション・生活雑貨など、多彩なニーズに応えた302店舗を構える日本一のアウトレットモールとなる。また、壁面デザインやオブジェの変更など環境デザインもリニューアル。モールの利便性をより高めるため、エレベーターやエスカレーター等の増設・移設も実施する。また、近年海外旅行者が増えてきていることもあり、お祈りを必要とする人のためにプレイヤールーム(祈祷室)の設置される。【施設概要】「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」第5期リニューアルオープン:2017年9月25日(月)住所:三重県桑名市長島町浦安368アクセス:車:伊勢湾岸自動車道「湾岸長島 IC」よりすぐ、東名阪自動車道「長島 IC」より約10 ㎞公共交通機関:名古屋駅(名鉄バスセンター)発 長島温泉行きバスで約40分、または近鉄名古屋線・JR関西本線「桑名駅」よりバスで約20分第5期(9/25)開業店舗■第5期増床棟 新規アヴィレックス デポ/ビショップアウトレット/バブアー 期間限定店舗/ビルケンシュトック/デンハム /ディッキーズアウトレットストア/ヘンリーコットンズマリーナヨッティング/ハーレーアウトレットストア/マッキントッシュ トラディショナルウェザーウエア/プチバトー/オロビアンコ/ワールドアウトレット/エースアウトレット/アワーパッション/インターナショナルシューズギャラリー/ジンズ/マンハッタンニューヨークデポ/ピーチ・ジョン・ザ・ストア/アグ/チャンピオン/コールマン/キーン/ニューバランスファクトリーストア/アフタヌーンティー・リビング/マツモトキヨシアウトレット/エッグスンシングス/コンパーテス/ジェラートピケカフェ クレープリー/BAYCREW’S ベーカリー新業態/モロゾフカマダシチーズケーキ/朝日屋/クア・アイナ/羽根つき焼小籠包 鼎’s(Din’s) ディンズ■第5期増床棟 移転リニューアルアーノルドパーマータイムレス/フレッドペリー/マーガレット・ハウエル エー.ジー.オー./フェリージアウトレット/オニツカタイガー/フランフラン バザー/ザ・ノース・フェイス/ヘリーハンセン/アンダーアーマーファクトリーハウス■既存棟 新規アズ―ルバイマウジー ※オープン済/バレンシアガ ※2017年6月オープン/ブルーレーベル/ブラックレーベル・クレストブリッジ/ブルックスブラザーズ ※2017年冬オープン/バーバリー/ブルネロ クチネリ/エストネーション ※2017年9月オープン/フェアファクス/ガリャルダガランテ ※2017年9月オープン/ジョゼフ ※2018年春オープン/マッキントッシュロンドン/マッキントッシュフィロソフィー/メゾンマルジェラ ※2017年9月オープン/マーキュリーデュオ/ミツミネ ※2017年5月オープン/ナチュラ ル ビューティー ベーシック/プロポーショ ン/フリーズマート ※2017年9月オープン/ポールスミス ※2017年夏オープン/サンローラン ※2017年夏オープン/ステラ マッカートニー ※2017年秋オープン/タトラス アンド ストラダエスト ※2018年春オープン/トッズ 期間限定店舗/タケオキクチ ※2017年5月オープン/ヴェルサーチ ※2017年秋オープン/ダブルクローゼット/エクストララージ/エックスガール ※2017年秋オープン/松坂屋 ※2017年5月オープン/シチズン/ダイアナ/ドクターマーチン ※2017年9月オープン/ゲンテン ※2017年9月オープン/ハンター/ニクソン ※2017年6月オープン/マドラス/マイケル・コース メンズ ※2017年6月オープン/モーダクレア アウトレット ※2017年9月オープン/セルジオ ロッシ ※2017年夏オープン/スケッチャーズ ※2017年冬オープン/ファミリア ※2017年冬オープン/メゾピアノ ※2017年冬オープン/イデア セブンス センス ※2017年9月オープン/ザコスメティックスカンパニーストア ※2017年9月オープン/フジヤスイーツファクトリー/ミオバールバルケッタ ※2017年6月オープン■既存棟 移転リニューアルアドーア ※2017年9月オープン/アプワイザー・リッシェ ※2017年9月オープン/ベーセーストック/ボス アウトレット/ボッテガ ヴェネタ/チャオパニック/ドゥドゥ バイ パル グループ アウトレット ※2017年夏オープン/ダックス/ダブルスタンダードクロージング ※2017年9月オープン/エルメネジルド ゼニア/イネド/リーバイスアウトレット/ニューヨーカー ※2017年夏オープン/マジェスティックレゴン/モンクレール ※2017年夏オープン/ポロ ラルフ ローレン ファクトリーストア/ストラスブルゴ ※2018年春オープン/ストロベリーフィールズ ※2017年9月オープン/ユナイテッドアローズ アウトレット ※2017年冬オープン/アニヤ・ハインドマーチ/バリー ※2018年夏オープン/ケイト・スペード ニューヨーク ※2017年冬オープン/フェイラー ファクトリー アウトレット/フクスケアウトレット/フルラ ※2017年6月オープン/グンゼ/ジミー チュウ/レスポートサック ※2017年7月オープン/ロンシャン/スワロフスキー/トリンプ/ワコールファクトリーストア ※2017年9月オープン/アディダス ファクトリーアウトレット/ビラボン ※2017年5月オープン/ダンスウィズドラゴン ※2017年夏オープン/ル・クルーゼ ※2017年9月オープン/東洋軒
2017年02月05日女優・小雪が、来年1月期放送のフジテレビ系新ドラマ「大貧乏」で主演を務めることが決定。小雪さんがシングルマザーに扮し、権力者の欲により無一文に追い込まれたシングルマザーが、理不尽な社会に立ち向かう奮闘劇を描く。また主人公を支えるエリート弁護士を伊藤淳史が演じる。物語は、主人公・七草ゆず子が勤めていた会社が突然倒産し、給与も貯金も全てを失い、文字通り“大貧乏”に大転落してしまったところから始まる。職ナシ、金ナシ、子どもアリ。崖っぷちに立たされ、途方に暮れていたゆず子に、縁もゆかりもないエリート弁護士・柿原新一から連絡がくる。実は柿原はゆず子の元同級生。非常に小柄で、人が良さそうな風貌から一見頼りなさそうに見えるが、年商107億を稼ぐ敏腕弁護士の柿原。高校生時代からゆず子に憧れ、思いを募らせてきたが、ゆず子の置かれた状況を聞きつけ、助けたい(会いたい)一心で勇気を振り絞って連絡してきたのだ。「会社の倒産には裏がある」と柿原は助言するものの、ゆず子は、そんなことよりも生活を安定させるために働き口を見つけることの方が大切だと、柿原の提言を断る。しかし、「一番大切な家族の穏やかな生活が奪われたことに、疑問を持たないのはどうして? 何も理解しようとせずにただ不利益を被るの?」と本質をつく柿原の言葉、そして母親を気遣う子供たちの姿に心を打たれ、ゆず子は強い母になろうと決心。柿原の粘り強い調査の結果、倒産を引き起こした一端と考えられる謎の大金「30億円」がプールされている可能性が発覚。その核心に迫るにつれ、さらなる大きな渦に巻き込まれていくことに…。ゆず子と柿原、見た目も中身も全くもってチグハグで凸凹なこの2人だが、敵はひとつ。果たして、彼らは悪の正体を突き止め、反撃することができるのか――?実生活でも3人の子どもの母として、仕事と家庭の両立に奮闘する小雪さんが本作で演じるゆず子は、ひとつ年下の夫に裏切られ、以来女手ひとつで8歳の息子と6歳の娘を育ててきたシングルマザー。苦労もあったが、2人の子どもたちの成長を何よりの励みとして、3人での暮らしを大切にしている人物だ。今回役作りについて小雪さんは「作品によって準備することは違いますが、今回はリサーチをしています。自分で調べたり、シングルマザーの知り合いにインタビューしたり…」と明かし、「コメディーではありますが、面白おかしく演じようとは思っていません。主人公のゆず子は頑張り屋さんで、人に頼れなくて、勝ち気な面もあって…、ゆえに不器用な部分がかなりあります。その真面目で一生懸命空回りしている姿をはたから見たら面白い、と思っていただけたら、と思います」とコメント。そして、伊藤さんが演じる敏腕弁護士・柿原新一は、大手企業のM&Aや大型訴訟問題を多く抱え、年商107億、個人事務所として業界3位の実績を持つ柿原法律事務所のトップ。頭がキレて、交渉力も高く、異常に仕事が早いスーパーエリート。しかし、恋愛においては超奥手。そんな彼が高校時代の憧れの同級生・ゆず子再会して…。柿原の恋の行方にも注目だ。自身もいままでに経験したことのない役柄に、すごく楽しみと話す伊藤さんは「ただ“仕事がデキる人”というだけじゃなく、人としての優しさや温かさを持っている誠実な人なので、小雪さん演じるゆず子や子どもたちに対する思いをきちんとみせて、人間味のある役柄にしていきたい」と意気込み。小雪さんとの共演には「本当に楽しみにしています。物語の中にもドキドキするシーンがあるのですが、“小雪さんと一緒にお芝居できる”というドキドキする思いが、リアルにいい感じに僕の中にあるので、うまくミックスして出していけたらと思っています」と語った。「大貧乏」は2017年1月8日より毎週日曜21時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2016年12月07日マンガに精通したコンシェルジュがあらゆるマンガのなかから100種類以上のドリンク案を考案し、厳選してメニュー化してます。「ダーリン、うちしあわせだっちゃ」(ラムコーク)「ラムコーク」は「ラム」というワードから、『うる星やつら』のラムちゃんのセリフをメニュー名に。数ある名セリフのなかからこのセリフを選んだ理由は「オーダーするときに楽しい気持ちになれるから」。ラムちゃんのようにかわいらしくオーダーするだけで、幸せな気持ちになれます。「キンキンに冷えてやがるっ……!」(ビール)ビールということもあり、一番人気のメニュー。オーダーするときにメニュー名を言う割合は5割程度とのことですが、こちらのメニューは「キンキンに冷えてやがる……!」と気持ちを込めてオーダーする方も多いとか。「キン肉マンの好物ココア」(ホットココア)もちろんソフトドリンクメニューも豊富。やさしい風味のホットココアは気持ちも心も癒します。「ラビットハウスのコーヒー」(ホットコーヒー)、「紅茶とは呼べないけど……でもやさしい味だわ」(紅茶)、「運命の果実を一緒に飲もう」(リンゴジュース)など、好きなセリフから選ぶのも一興です。※記載している情報は取材時の内容です取材・文/萩原かおりスポット情報スポット名:マンガサロン「トリガー」住所:東京都渋谷区渋谷 3-15-2 コンパルビル4F電話番号:03-6427-2248
2016年11月05日