モラハラって、相手を罵倒したり否定したりするケースが一般的です。しかし、世の中のモラハラのほとんどは、もっとナチュラルで気づきにくいケースも多いかもしれません。今回はモラハラをする側に共通する性格と、受ける側がとりがちな5つの誤った対応についてご紹介します。付き合うと危険!モラハラ予備軍に共通する性格【おおしまりえの恋愛道場】vol. 122「彼氏の言い方、なんか乱暴かも」そんな違和感を覚える瞬間はありますか?最近当たり前になってきた「モラハラ=モラルハラスメント(言葉の暴力)」は、年齢問わず夫婦でも恋人同士でも起きているものです。「死ね」「クズ」「生きる価値ないな」など、わかりやすい批判ならすぐに気づけるものですが、モラハラの多くは判断に困るような微妙なものがほとんどです。また、モラハラはコミュニケーションの中で起こるものなので、微妙なやり取りに関して言えば、受ける側のリアクション次第で、モラハラがさらに加速してしまうケースもあります。モラハラがある彼と向き合うのか、別れるのかは皆さんの判断ですが、今回は付き合う前or付き合っている最中に気づきたい、モラハラする人の片鱗について、ご紹介します。モラハラ傾向の人がもつ性格5つまずはモラハラにつながる行動を起こしやすい人に共通する性格を5つご紹介します。ちなみに、モラハラは男性が女性に対してするイメージを持つ方も多いですが、逆のパターンも当然あります。また、モラハラを我慢していた人が、別の相手には逆にモラハラしてしまうといったケースもあります。目の前の大切な人の性格をまずは見ていきましょう。こうあるべき、こうしてほしいが強いモラハラをする人の根底には「べき論」が強く存在しています。自分の中でのべき論を基準に、外れたものを認められず許せない。そんな心情から、相手に攻撃的な態度を取ってしまうのです。自分は正しいし常識的だと思っているモラハラする人は弁が立ち、相手を言い負かすのが上手な人も多いです。受けた側は「そうかも…」と納得してしまいがちです。しかし、ケンカの目的は一方的な勝ち負けをつけるのではなく、お互いが納得し、理解を深めていくことです。強い正しさに捕らわれている人は、このお互いの理解より自分の正しさの主張を優先してしまうのです。人を上下で判断しがち「店員は客より下」「女より男が偉い」「稼いでいるほうが上」などなど、人を批判しがちな人は、独自の上下ルールをもち、それによって態度や言い方を変えたりしています。誰しも上下の意識はもってしまうものですが、モラハラに発展する場合、この上下意識が過剰に言葉や態度に表れる傾向があるので、注意してみてください。きちんと不満を伝えてこない相手が悪いと思っているモラハラをする側は、基本的に自分が正しいと思っています。その結果パートナーには批判や罵倒といった行動を取り、相手がそれに対して怖くて反論できなかったとしても「言い返してこない相手が悪い」と、完結してしまう部分があります。褒めない!労わない!モラハラをする人は、基本的に自分以外を下に見てしまう傾向があるため、結果として何かしてもらったりしても「ありがとう」「嬉しいよ」「感謝してる」といったリアクションはありません。また「ごめん」「俺が悪かった」といった謝罪も基本ありません。心のどこかで自分は労われて当然、相手は頑張って当然、くらいに思っているのかもしれません。モラハラする側に共通する5つの性格をご紹介しました。特定の相手を思い浮かべた時、思い当たる部分はあったでしょうか。モラハラをエスカレートさせる受け手の対応5つモラハラなど攻撃的な行動は、当然ながらする側が改めるべきことです。しかし一方で、微妙なラインのモラハラの場合、被害者側の対応が、モラハラする側をさらにエスカレートさせているケースもあります。では、どういった対応が相手の攻撃的な言葉を助長させているのか、5つ見ていきます。不満や恐怖は黙って我慢やスルー怖いと思うと、相手にきちんと言い返せないことってありますよね。また言い返したらさらに倍返しされてしまうため、黙るしかないケースもあります。しかし、攻撃する側からしたら、我慢やスルーは「響いてない」と捉えられる場合もあります。怖くてひとりで言い返すことができないなら、中立的な第三者を入れてきちんと対応することも考えてみると良いでしょう。何かあると、自分が悪かったのかなと謙虚に考えすぎる受け手に共通するのですが、何か相手を怒らせることをしたかな…と、謙虚に反省してしまうケースがあります。もちろん改善すべき部分がわかっているなら直した方がいいですが、モラハラに当てはまるケースの場合、受け手は過剰に反省しすぎている場合もあります。つい相手の気分や空気を読もうとしすぎる強い言動が日常になると、つい受ける側は相手の機嫌や空気を読もうとした行動をとりがちです。しかし人間関係は不思議なもので、相手の機嫌を伺うと、相手は無意識に合わせるように、さらに横暴な態度を取ってくることがあります。必要なら空気や気分は気遣ったほうがいいですが、不必要に相手の顔色をうかがう必要はありません。耐えることは良いことと考える女性に多いケースですが、「相手に合わせるのが当たり前」「女は耐え忍ぶもの」みたいな、偏った古い考えを持っている人は一定数います。しかしモラハラする側に合わせ過ぎたり、耐えすぎてしまうと、逆に相手の行動をエスカレートさせる側面があります。必要なのは、耐えるのではなく、勇気をもって自分なりの決断をすることです。「恋人なら」と思うと、判断が曖昧になる人と人には、心や精神の境界線が存在します。家族や恋人など親しい間柄でも、この境界線を超える権利はありません。例えば「お前は人としてダメ」といった他者の人格否定をする権利は、他人は誰も持っていないのです。しかし、この境界線が曖昧になっていると、恋人や家族など親密な関係だと、「言ってもいい」といった判断になりがちです。恋人から「お前はダメだな」なんてナチュラルに批判されることに慣れたりしていませんか。これは言い方次第ではジョークに聞こえますが、れっきとしたモラハラの第一歩なのです。モラハラについて、する側、される側に分けて傾向を紹介しました。コミュニケーションの基本は人それぞれ育った環境次第で異なるため、偏りがあるものです。わかりやすいモラハラを直していくのは、正直とても大変なことですが、ナチュラルに気づかず相手を傷つけるような発言をする人には、きちんと指摘してあげることで改善していくケースもあります。モラハラは我慢しても何の解決にもなりません。もし自分や相手との関係の中でこうしたいびつなやり取りがされているなら、何らかの対処をすることをおすすめします。おおしまりえ/恋愛ジャーナリスト10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。©bymuratdeniz/Gettyimages©Westend61/Gettyimages©hoozone/Gettyimages文・おおしまりえ
2021年05月26日入籍して間もない31歳のとき。テレビやネット記事でよくある嫁VS義母の話を目にしました。そこで好奇心からつい夫に聞いてしまったのです.。「どっちの味方する?」と……。返ってきた夫の答えは、想像の斜め上をいく衝撃なものだったのです。 他の嫁VS義母の話から、わき上がった好奇心当時、私は31歳。入籍後2~3カ月の新婚ほやほやでした。結婚にあたり、私は夫の勤め先に合わせて県外へ引っ越し、さらに周りに知り合いがいないなかでの妊娠判明と、初めてづくしで不安だらけな日々。そんななか、ふとテレビで嫁VS義母の話を目にしました。 わが家の場合、婚約中に義母が他界しており、義実家も遠方。嫁VS義母の構図はあり得ないのですが、私はふと思いました。「もし義母が生きていて、義実家が近所もしくは同居だったら、義母とトラブルがあったとき、夫は私の味方をしてくれるのだろうか?」と。そこで夫に聞いてみることにしました。 ドキドキしながら夫に聞いてみた「どっちの味方する?」「ねぇ、もしお義母さんが生きていて、私とお義母さんがモメていたら、どっちの味方するの?」。 私はドキドキしながら夫に聞きました。そして返ってきた夫の答えは、私にとって衝撃のものでした。 「2人とも、俺がいなければ存在しないんだから、俺に従ってもらう」 私としては、単純にどちらかの味方をするか、あやふやに答えるかだと思っていたので、この答えは想像の斜め上でした。確かにあなたがいなければ、私と義母の関係は存在しませんが、「従ってもらう」なんて……。私はあっけにとられ、頭が真っ白に! まったく理解できなかったことを覚えています。 ただ私は、夫の答えを「自分が一番偉いんだから、お前らの考えはどうでもいい」「自分の考えが一番正しいんだ」と受け取ってしまいました。私は、夫にモラハラ疑惑を持ってしまったのです。 モラハラ夫でも子どもには好かれる子煩悩「モラハラ夫なのでは…?」と疑い出したら、夫の言動、何もかもが、モラハラに感じるようになってしまいました。 例えば、私が家計管理のために給料の額を聞いたら「家計を改善できないのに、給料がいくらか知る必要があるのか?」と言われ、教えてもらえなくなりました。私は、夫の外食が原因で家計管理がうまくいかないと思っていたのですが、夫の考えでは「私の努力がたりない」と思っているようでした。 また、妊娠中に義祖父が亡くなったときにも、疑問に思うことがありました。そのとき私はやっと安定期に入り、つわりがおさまりかけていたころ。しかし、食後は安静にしていないと気持ち悪くなることが続いていました。そのため、葬儀でも慎重に動いていたのですが、夫は自分の妻としてサクサク動いてほしかったらしいのです。そのため、義家族と一緒になって「やることが遅い」と私に嫌味を言うのです。おかげでおさまっていたつわりが、ストレスで復活してしまったほど。妊娠中だったこともあってか、私はメンタルが弱り、落ち込みました。 夫の性格上、私が夫と違う意見を言うと、ふてくされて無視したり、「お前の意見なんて関係ない!」といった態度をとったりするので、深い話し合いをすることは避けています。 「結婚前はやさしかったのに」「こんな人じゃなかった」「なんで見抜けなかったんだろう」など、いろいろ悩みました。ただ、夫はとても子煩悩。子どもにはとても好かれているし、2人目を授かったこともあり、子どもを悲しませるようなことはしたくないなと思っています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 文/桜沢あきらさん
2021年04月19日こんにちは、心理カウンセラーの佐藤栄子です。これまで、子育てや夫婦関係、ママ友トラブルや自分のココロの在り方についてなど、さまざまなテーマを心理カウンセラーの立場で取り上げてまいりました。そういった記事に寄せられた「もっと深掘りした内容が知りたい」「個々のケースで対応は変わるの?」といった皆様のお悩みにお答えする連載「ココロで読み解く『ママのお悩み相談室』」。今回は、 「妻が傷つく夫の嫌味『いつも子どもと一緒でいいよな』イライラはどうかわす?」 という記事に寄せられたお悩みです。記事では、育児を頑張っている自分を認めつつ、夫の真意を確認してみることをお話ししましたが、今回は「高学歴夫から受けたモラハラが許せない」という方からのお悩みです。■質問:高スペックなモラハラ夫の言動が許せません私の夫は医師です。医師としての頭の良さは私も認めますが、人としてはあまりに自己中心的で、私が何を言っても狡猾(こうかつ)に言いくるめようとしてきます。周りを理解しようともせず、自分の意見を押し付けてばかりで、家庭の中で君臨しようとする態度が嫌でたまりません。我慢の限界に達した時、夫の理不尽な言いざまをひとつひとつ論破して、最後は離婚届を突き出しました。 現在は再構築してはいますが、当時の夫の言動はまだトラウマとなって残っています。一生許せません。■回答:モラハラ化しやすい夫には2つのタイプ頭も良く社会的地位が高い男性なのに、何故か妻に暴言や暴力をふるってしまう。実はこれ、カウンセリング事例では決して珍しくないケースです。高学歴でハイスペックなのに家庭ではモラハラまがいの言動をとる男性のタイプは、大きくわけて2つあります。一つは「人に言えない何らかのコンプレックスを抱えており、それを隠すために社会的地位という鎧(よろい)を着けたがる」タイプです。頭が良いゆえに仕事もでき、家の外では他人に気もつかえるので、人生の成功者というレッテルを勝ち取っていますが、どこかでそのコンプレックスが露呈することを恐れており、その不安を妻への八つ当たりという形で発散しています。もう一つは「自分は特別な存在で常に勝者であり、何でも思い通りにできると思っている」タイプです。勉強という競争を勝ち抜くことで親や先生からほめられてきた結果、他人を自分より上か下か(ほとんどは下の存在)で判断しています。しかし、社会に出て、頭の良さだけでは評価されないことに遭遇すると「周囲がバカばかりだから自分は認められない」といった被害者意識、他責の念を募らせ、その思いを妻にぶつけてしまうのです。どちらのタイプも、自分と同様に賢い女性か、正反対の従順で幼いタイプの女性と結婚する傾向があります。賢い女性は夫の隠し持つコンプレックスや傲慢(ごうまん)さに気づき意見するため夫は不満を募らせます。一方、従順な女性は夫の言いなりになりやすいので八つ当たりされるようになります。その結果、どちらの場合も男性は家庭内で自分の不機嫌をまき散らし、モラハラまがいの言動が増えてしまうようです。もちろん、頭が良く社会的地位が高い男性がみんなそうなるわけではありません。プレッシャーとなるような過大な期待を周囲から受けることがなかったり、本人のスペックが高すぎたことで激しい競争に自らを投じる必要のなかった男性は、モラハラ夫化する可能性は低くなります。それは、自分のすごさを周囲に認めせようとして身や心をすり減らす必要もないし、他人に特別扱いを求めることもないからです。そういうタイプは、トップを走ることはなくても地道に責務を果たした結果、人より上の地位にたどり着いていたというケースも存在します。そんなガツガツすることなく、虚勢をはる必要もなく周囲から認められる人に対し、高スペックなモラハラ夫は嫉妬やストレスを感じ、その矛先は家庭内へと向かうのかもしれません。■モラハラ夫は許さなくていいご相談者様は夫の理不尽な言動をひとつひとつ論破し、最後には離婚届を突き出したとのことですね。現在は関係が再構築されているけれど、かつての夫とのやりとりがトラウマとなっているようです。どんな言動があったのかはわかりませんが、頭の良さを盾にして理屈で自分の意見ばかり押しつけてくる夫にご相談者様は大きな失望感を持ったのではないでしょうか。また、夫婦なのにお互いを理解しようと歩み寄る姿勢もなかったのなら、夫に対する信頼感も失くしてしまっただろうと思います。おそらく、「自分が悪いのでは」と自責の念にかられたこともあったでしょうし、自分の意見を強く出しすぎて、夫から「それなら離婚する」と言われたら、その後の生活はどうしようなど不安もたくさんあったのではないでしょう。その不安や恐れを一つずつ克服し、離婚届まで突きつけた勇気はすばらしいです。実際は離婚せず夫婦関係の再構築に至ったということは、夫が少なからず自分の非を認めたということですよね。本当に負けずによくがんばったと思います。では今後、ご相談者様はどうすればいいのかという話です。一般的な正論で結論づけるなら「いつまでも夫を責める気持ちがあると、自分自身が苦しいばかりなので、許すことも大事です」といったアドバイスになるのでしょう。しかし私は、許したくなければ一生許さなくていいと思います。ご相談者様は夫に対する怒りや失望を導火線として、自分の本当の気持ちに気づき、進みたい方向に舵(かじ)を切れました。今後もこの「許さない気持ち」をバネにして、ご自身がどうしたら毎日快適に過ごせるかを考えていけばいいのではないかと考えます。■一番の仕返しは、圧倒的に幸せになることこのような高学歴モラハラ夫への対処法ですが、次の2つのパターンが考えられます。1. 今すぐではなくても、別居や離婚を視野に入れて密かに準備する2. 離婚はせず物理的に同居はするが、精神的に徹底抗戦をする1. のように別居か離婚を検討しているのであれば、日常では極力夫と関わらないようにして面倒な摩擦(まさつ)を回避し、ムダなエネルギーを消費しないように生活しながら、こっそり家計から貯金するなり、仕事を始めるなりして「精神的にも経済的にも夫を頼らない妻」に変わっていくことをおすすめします。2. のように同居を続けるのであれば、今回のご相談者様のように、夫が理屈を持ち出して絡んできたら、落ち着いて理屈と事実で対抗するようにします。どんな理論武装をしても、夫の本音は「自分はえらいんだ! 自分を大切に扱え! 自分を認めて!」という横暴でわがままな感情に基づいています。大抵の場合、最後は「自分は家族のためにがんばっているのに!」とか「男の大変さが女には理解できないだろう!」という流れになるでしょう。肝心なのは、感情的になってしまった夫につられて、あなたまで感情的になってしまわないこと。「がんばってくれているのはすごいよね。あなたの言いたいことはわかりました。でも、そんな態度で話されてもいやな気持ちになるだけです。あなたを好きでいたいので、これ以上は話したくありません」と言って別室に消えましょう。そうやって、夫がモラハラ発言をしてくるたびに、毅然(きぜん)とした態度で「嫌いになりたくないから、そういう話は聞きたくない」と強い姿勢で示し続けてください。そうすると、夫はあなたに八つ当たりをしても意味がないとわかり、ほかの八つ当たり相手をみつけるかもしれません。それにより孤立したり、社会的な制裁が加えられる可能性もありますが、このようなタイプの男性はそれくらいのことがないと、自分のモラハラ気質には気づきません。実際、定年退職してから会社という居場所がなくなると、周囲から人が去り孤独になって、怒りとさみしさのなかでカウンセリングに訪れる男性も少なくありません。モラハラ言動に傷ついてきたご相談者様が夫を見返す一番の方法は、夫がいてもいなくても、圧倒的に幸せで満足のいく人生をこれから送ることです。自分の幸せに熱中していれば、気づいたときには夫のことなど考える暇もなく、「許せる=どうでもいい、気にならない」気持ちになっているはずです。今は「許せない、傷ついた」と感じる心を抱えたままで、無理に夫を許そうとする必要はありません。これからは自分で楽しく幸せに生きていくことだけを考えて行動していっていただきたいと思います。これからも皆さんのお悩みに答えていきたいと思います。お気軽に、下の読者アンケートにお寄せください。お待ちしております。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2021年04月03日■前回のあらすじ私がただ漏らしただけの一言を元にひたすら自分の話をし始める夫。あまりに止まらない会話にイライラが募り…。どんな話をしていても、すぐに会話を盗んで自分の話をはじめる“会話泥棒”の夫。「ずっと自分だけの話を続けるのは止めて欲しい」「人が話している最中に話始めないで」などとと伝えてみましが、その後も夫の様子は変わらず…。しかも被害者は、私だけではなかったのです。結局、夫は自分の話をしてしまい、娘もあきらめて話を中断。夫がいなくなったところで娘の話を聞きました。そして、そんな状態であることに娘は疑問を感じ…。学校での出来事を話そうとしている美々の会話まで盗む夫。家族の中で会話のキャッチボールが成り立っておらず、娘にまで我慢させてしまっていることに気づいた私。この状態にイライラしながらも放置していた私の責任だ…と、本気で対策を考えないとまずいと思うようになりました。そんなある日、美々は私に相談事があったようで…。途中で夫の会話を止めてもすぐに復活して、最後まで話し続けてしまった夫。娘の相談を最後まで聞こうともせず、自分の話ばかりする夫に耐えられなくなり、とうとう大声をあげてしまいました。しかし驚きの事実が判明して…!?次回に続く!(全3話)毎日20時更新です!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ まきこんぶ
2021年04月01日●役者は余白を埋める仕事だと思っていたNHK連続テレビ小説『まんぷく』の塩軍団、『あなたの番です』(日本テレビ系)の管理人、『俺の家の話』(TBS系)では主人公の別れた妻の新しい夫と、ここ数年、気になる存在だと感じている人が多いであろう俳優・前原滉(28)。初の映画主演作となる『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』が26日から公開になった。毎日きっちり朝9時から夕方5時まで、川の向こうの町と戦争をしている架空の町を舞台に、淡々と進む映像の中に痛烈なメッセージを落とし込み、アキ・カウリスマキともロイ・アンダーソンとも、はたまたテオ・アンゲロプロスとも称される池田暁監督作で、主人公の露木を演じた前原にインタビュー。片桐はいり、きたろう、石橋蓮司と強烈な先輩陣が脇を固める中で初主演を務めた感想にはじまり、高校卒業後に入った養成所で「小栗旬さんみたいになれると思っていた」という過去や、「自分らしさ」を受け入れるようになったきっかけなどを聞いた。○■すぐに「やります!」とは言えなかった初主演映画――脚本で世界観をつかむのは難しそうな作品だと感じました。最初に脚本を読んだあとに、池田監督の過去作を観まして。全部ひっくり返りました(笑)。露木って、きっとこういうときはこうしてるのかなとか、なんとなく想像して読んでいましたが、これは全然違う!と。システマチックというかオートマチックな機械的な感じになりそうだと。そこから悩みまして。正直、すぐに「やります」と言えませんでした。いただいたお仕事を断るということは、基本的にないのですが、今回は戸惑いというか、見えなくて。――見えないままに引き受けていいのかと悩んだ?主演ということもあったと思います。これが僕の初主演作としてずっと残っていくわけですし。マネージャーさんとか、周りの方々に相談したり、話し合いをするうちに、チャレンジとして楽しそうだという気持ちが大きくなって。池田監督の世界観に染まろうと決めてからは、抗うことはなかったです。○■先輩方の演技に悔しさと尊敬の思いが――共演者には、第一級のクセある役者陣が揃っています。キャストが決まっていったときは?もう、ヤバイヤバイと(笑)。「周りのみなさんが、すごいんだけど!」となりました。ただ普段は、周りとのバランスを見ながら自分のポジションを探すことが多いのですが、今回は、自分のポジションに関して、周りとのバランスを考えるといったことはしなくていいと思いました。――というのは?周りの方々の名前を聞いたときに、この方たちが露木という人間も物語も動かしてくれるから、僕が量ることではないと思ったんです。観客のみなさんは、露木目線で共感したり、共感しなかったりしていくと思いますが、僕はただそこに立って、みなさんにおんぶに抱っこ状態でいればいいと。実際、本当におんぶに抱っこでした。皆さん本当に素晴らしくて。――本作でも強烈ですね。撮影でも笑ってしまって。定食屋さんで、厨房の奥のほうから、はいりさんが2人分の定食を持って出てくるシーンがあるんです。そのとき僕は今野(浩喜)さんと向き合って、正対して無言で待っているのですが、途中から、「今野さん、面白いな」とか思い始めてしまって、そのうちに、重いお盆を持って小鹿のように歩いてくるはいりさんが視界の端のほうに入ってきて。耐えられなくて笑ってしまいました。――独特の動きをされますからね。大先輩のお芝居を止めてしまって申し訳ないと思いつつ、笑わずにいられませんでした。ほかのキャストの方々も、きたろうさんに石橋蓮司さん、嶋田久作さんと、すごい方々ばかりで、みなさん、池田監督の空気のなかで同じようなニュアンスで演じているのに、それぞれ個々の色があるんですよね。悔しい思いと尊敬の思いが入り混じりましたね。○■新しい芝居の方法を知った――メッセージ性の強い作品で、「想像すること」の大切さを感じました。おかしなことがたくさん起きていて、理不尽な町長がいて、でも町長が当たり前だといえば当たり前になってしまう。抗うことにはエネルギーもいるし、当たり前だと思うことのほうが楽だったりする。それってこの作品の外側、僕らの日常でも同じですよね。演じているときも、完成した作品を観た時も同様のメッセージを受け取りました。ただ役者として感じることには違いがありました。――というと?役者は余白を埋める仕事だと思っていたんです。でも今回、言葉のニュアンスとか表情とか、そうしたものを全部抜いても、メッセージは、伝わる方には伝わるんだろうと感じて。こうしたお芝居の方法もあるんだということを知りました。監督の世界観に身を委ねてみて分かったことです。●「西へ」と書いた紙を掲げて、2週間かけて鹿児島へ○■“小栗旬”から脱却できたヒッチハイク――前原さんご自身についても聞かせてください。高校を卒業後、すぐに養成所に入ったそうですが、そこから2015年の事務所所属までに期間があります。僕、すごく怠け者なんです(苦笑)。養成所に籍を置いているということで、とりあえず安心してしまっていたというか。それこそアルバイトがあれば生きてはいけますし、きっと何とかなるだろうみたいな感じだったんです。あと、養成所に入った瞬間から、僕は小栗旬さんのようになれると思ってたんです(笑)。でも、仲間たちとレッスンを受けていくうちに、「違うな」と感じるようになっていって、頭では分かっていたんですけど、気持ちとしてはやっぱり小栗さんみたいになりたくて。そうした時期に、自分自身を見つめ直そうと思ってヒッチハイクをしたんです。それが僕を変えてくれました。「西へ」と書いた紙を掲げて。2週間かけて結局、鹿児島まで行きました。会う人、会う人、みんな優しくていい人で。車中で2人きりになるんですが、話しているうちに、みなさん「誰にも話していないんだけど」みたいな話をされるんです。たぶん、「初めまして」だからこそ話せたのだと思いますが、最終的に「話せてすっきりした。乗せてよかった」と言ってもらって。乗せてもらったのは僕のほうなのに。そうした優しさに触れているうちに、自分がこだわっている薄っぺらいプライドがしょうもないことに思えてきて。小栗さんになれないなら、なれなくていいじゃないか。別の道を探せばいいじゃないかと。自分を認められるようになっていったんです。――大きな変化があったんですね。そこから養成所でも三枚目のお芝居とか、人を笑わせるためにここをやってみようといった意識が増えて、そこが評価されるようになって事務所所属に繋がっていきました。あのときヒッチハイクをしていなかったら、いまだにアルバイトをしながら養成所に通っていたかもしれません。――自分らしさを受け入れたことが今に繋がったんですね。そこからはあまり迷っていないです。だから今回のように主演となると逆に緊張しますが、そこは自分なりの主演という形をこれから見つけていけたらと思っています。○■前原滉といえばこれ、という部分も作っていきたい――前原さんには不思議な空気感があります。『直ちゃんは小学三年生』(テレビ東京系)での小学生役も違和感がありませんでしたし、『俺の家の話』では、すごくほんわかしているのに、でも親権を争うんだ!?という役もハマっています。「エモい」っていう理由だけでね(苦笑)。Twitterでエゴサーチしたら、「エモいという理由だけで選ぶな」みたいにちょっと怒られてました。――エゴサーチはするのですか?最近はあまりしなくなりました。『あなたの番です』のときはすごくしてましたね。話題にもなっていたので、つい調べてしまって。でも以前までは役名とか自分の名前で調べていたのが、最近では作品自体の感想を見るようになりました。――ご自身の強みはどこだと感じていますか?おっしゃっていただいたように、なにかの役をやったら、それっぽくなるという幅が広いことかなと思います。変に陽気な奴をやっても、暗い奴をやっても、小学生をやっても成立するという。そういう見た目は強みかなと思います。――ハマるからこそ、いっときはそれこそ「塩軍団」(『まんぷく』)のように呼ばれた時期もあったかと。そうですね。そのあとは「管理人さん」(『あなたの番です』)と言われてました(笑)。それはそれで嬉しいですよ。その人たちのなかに残っているんだなと思いますから。でも常に塗り替えてもいきたいですね。この先5年経っても「管理人さん」と呼ばれていたらヤバイし。それに、前原滉といえばこれ、という部分も作っていきたいです。時間がかかると思うので、いま作りたいというより、これから作っていけたらなと。――まさに今回の作品を支えているベテランの方々は、なんにでもハマれるし、なおかつそれぞれの俳優さんとしての個性もある方々ですね。改めて、初主演作、最初に名前が出てくることに感慨はありましたか?そこにこだわっていた時期もありました。何番目にクレジットされてるといったことが、自分の評価だと思っていたというか。でも実際に主演を務めさせていただいたことで、一番目に“載せていただいた”という気持ちを感じたというか。それこそ作品作りはチームプレーなんだと身に沁みました。もちろん、最初に名前があるのは嬉しいし、ありがたいですけどね。■プロフィール前原滉1992年11月20日生まれ、宮城県出身。数多くの作品に出演する若手バイプレイヤーとして活躍中。映画『あゝ、荒野』(17)で注目を集め、連続テレビ小説『まんぷく』(18)では通称“塩軍団”の小松原として人気に。翌年には『あなたの番です』でマンション管理人役を演じて印象を残す。今年は年明けからスペシャルドラマ『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類! 新春スペシャル!!』、ギャラクシー賞2月度月間賞を受賞した『直ちゃんは小学三年生』、『俺の家の話』に出演。映画『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』が初主演作となる。またMOOSIC LAB[JOINT]2020-2021にて上映中の『彼女来来』でも主演を務めている。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2021年03月26日付き合ってはいけない男性のタイプとして、「モラハラな男性」が挙げられます。今回は、モラハラをする男性の特徴とその見抜き方をご紹介します。身の回りに、その特徴に当てはまる人がいたら要注意ですよ。■ 何でも人のせいにするモラハラをする人は、自分が絶対に正しいと思っています。たとえば仕事でトラブルあっても、会社や同僚のせいにするなど、他人を原因にしようとします。自分に足りない部分を認めて改善する発想がないので、よかれと思って伝えるアドバイスも攻撃と受け取ります。間違いを指摘されても、自分のことを棚に上げて反論してくるでしょう。■ 不機嫌になったら無言になる自分の主張が正しいと思い込んでいるので、意見が違うときには論破しようとしてきます。そんなとき、明らかに相手の意見が正しい場合は黙り込んでしまいます。自分の意見が通らないことで不機嫌になり、話すことを放棄するのです。話しかけても返事をしない、デートの途中で急に「帰る」と言い出す、電話に出ない、LINEをブロックする。こうした行動を取るなら、モラハラの傾向があると言えます。自分に非があっても認めず、相手に謝らせないと気が済まないのがモラハラの特徴です。■ とにかくプライドが高いモラハラをする人はプライドが高いのが特徴です。ときには、年収や職場でのポジションの高さが理由になっている場合もあります。思うがままに行動できる日々に慣れてしまっているので、自分がえらいと思い込んでしまうのです。■ 「自分が中心」な人に要注意自信家とモラハラは紙一重です。自分に自信がある人って素敵ですよね。でも「自分が正しい」と、相手の気持ちを無視する人はただのモラハラです。思いやりがあるか、こちらの話をちゃんと聞いてくれるかという点は、チェックするようにしましょう。(沙木貴咲/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年03月03日言葉や態度で人を傷つけるため、実は当事者以外に表面化しづらいのが「モラハラ」です。また人によってもモラハラを感じる「ものさし」が違うので、理解が得られないこともあります。とはいえ、を受けた方は大きな傷を負うので、自分が嫌だと思ったらもう近づかないこと。今回はどうして「モラハラ男」を避けるべきなのか、その理由をまとめてみました。■ モラハラ男性の特徴とはあなたの気になっている男性や今お付き合いしているパートナーは、モラハラの気質はないでしょうか?モラハラ男性には次のような特徴があります。「バカ、生きている価値なしなどの言葉を軽々しく使う」、「俺が食べさせてやっているなどの見下す発言がある」、「パートナーのスマホ着信履歴やメール履歴をチェックする」、「物に当たり散らしたり、舌打ちなどで威嚇する」、「稼ぎを全てギャンブルにつぎ込む」などなど…。このような言動を頻繁に繰り返す男性は、モラハラ男性だと考えて良いでしょう。人生を狂わされかねないモラハラ男ですが、自分はもちろん周りに被害が及ぶ前に避けるべき理由を3つご紹介いたします。■ 子どもや家族へのモラハラ拡大してしまうもし、このままモラハラ男性と結婚して子どもが生まれたら?家族と同居することになったら?モラハラ被害が家族に広がる可能性は否定できません。モラハラを受けた子どもは自己肯定ができなくなるだけでなく、将来的にモラハラをするような子どもに育ってしまうかもしれません。モラハラ人間を増やしてしまうのも恐ろしいことです。子どもに悪影響しかないのであれば避けるのは当然でしょう。■ 理解してもらえない辛さを味わってしまうモラハラ男性は、モラハラする対象以外には外面が良かったり、評判が良いことが多々あります。相談しても、「彼がそんな風に暴言を吐く人には見えない」「職場ではかなり有能で評価が良いのに」などと、彼よりも自分に非があるからだと言われたり、人によっては「そのくらいで」と温度差が違うために理解してもらえないこともあります。自分の味方になってくれる人がいない辛さを味わうのが、モラハラ被害者なのです。■ モラハラは簡単に直らないモラハラ男性は自分の価値観が絶対だと思っているし、自分以外の人間を見下す傾向にあります。ゆえにモラハラに至るわけですが、このモラハラ気質は長く培われてきたものです。「私の愛で彼を…」と思いたくなる気持ちは分かりますが、そう簡単にはいきません。そもそも、自分より下に見てる人間からの言葉をまともに取りあうでしょうか?直らないことを受け入れて自己犠牲を続けるか、別れるかの選択になります。そんな辛い思いをするなら最初から避けるべきですよね。■ モラハラ男には近づかないのが無難モラハラ男性が兼ね備える外面の良さは本当に危険で、多くの女性が騙されてきました。心に傷を負っても離れられればマシな方で、交際や結婚に発展して自分だけでなく親や子どもにまで悪い影響を与えてしまうことも…。更生させるのは難しく、「私が彼を変えてみせる!」なんていうのは、すぐに甘い考えだと分るでしょう。できる限り避けて、近づかないことが大正解です。(森山まなみ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年02月26日■前回のあらすじたまたま目に入った夫のスマホの画面。その内容はまさに予感的中! ついにパンドラの箱をあけてしまったのでした。■やっぱり夫の不倫には取り乱してしまう…<離婚68日前>取り乱して友人に相談するプリ子。そこで頼れるタピ岡ちゃんの存在を知ることに。そして翌日プリ子は…■「離婚」の2文字にプリ子は…<離婚67日前>早速タピ岡ちゃんにLINEを送ると即レスが…!しかしタピ岡ちゃんからの返信にある「離婚」の2文字に固まるプリ子。モラハラ、DV、不倫が重なっても、離婚するかどうかは簡単に答えが出るものではないようです。次回に続きます!この物語はフィクションです。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2021年02月24日恋愛に対する感性はさまざま。恋愛至上主義の人、現実的な人、そして冷めている人などそれぞれです。時には、恋で人生が狂わされることもあるでしょう。あなたの恋に大切感性……とくに「ピュアさ」はどれくらいでしょうか?今回は「あなたの恋の純粋度が分かる心理テスト」をご紹介いたします。【質問】あなたが気になる雪の結晶は、次のA~Dのうちどれですか?A:もりもりB:線対称C:煌びやかD:スマートあなたはどれを選びましたか?さっそく結果を見てみましょう。【診断できること】「あなたの恋の純粋度」深層心理において「雪」は、はかなくて消えてしまいそうな美しいものの象徴。恋に対する憧れを反映するもの、とも言えます。そして、その結晶の形状は、あなたが恋愛にどんなスタンスで臨むのかを意味します。そのため、気になる雪の結晶によりあなたの恋の純粋度が分かるのです。■ Aを選んだあなた……恋の純粋度70%あなたは純粋で、まるで初恋のようなプラトニックな恋愛を好むタイプ。恋に対して理想を抱く傾向も強く、一目惚れで恋に落ちることも多いかもしれません。この人!と思える相手が見つかると、とにかく相手に気に入られるためにあの手この手を尽くすでしょう。一度関係を結ぶと他の人が見えなくなってしまうので、冷静さを忘れないように。■ Bを選んだあなた……恋の純粋度10%あなたは、まず恋にのめり込むことはないクールでサバサバしたタイプ。いつもどこか冷めていて、恋愛も客観的に見てしまいがちかもしれません。擦れているわけではないのですが、親しい相手でも「人は人、自分は自分」と距離を取り過ぎる傾向があるようですね。恋愛においては、どちらかというと、相手をのめり込ませるタイプでしょう。ある意味モテると言えなくもないですが、あまり相手を振り回すと、ストーカー化させてしまう恐れもあるのでほどほどに。■ Cを選んだあなた……恋の純粋度95%あなたは非常にロマンチスト。自分の理想の恋愛が、しっかり仕上がっているタイプのようです。恋へのピュアさは相当なもの。まさに恋に恋する乙女と言えるでしょう。いつも「白馬の王子様が迎えに来てくれること」を夢見ているため、経験豊富な相手から甘い言葉をささやかれると、コロッと落ちてしまうかも……。ハマり込むとズブズブなので、理想と現実の区別をつけるようにしましょう。甘え上手なところを活かせば、小悪魔になれる可能性も。■ Dを選んだあなた……恋の純粋度35%あなたは広く浅くの付き合いを好み、恋に溺れる前に引き上げる冷静なタイプ。誰に対しても愛想がよく、男友達も多いのではないでしょうか?ただ、陰で八方美人だと噂されている可能性も……。もしかしたら一人に深く愛されるより、数で勝負するところがあるのかもしれません。恋にそこまでのめり込むことはないかもしれませんが、気付いたらいい年齢なのに独り身……なんてことになる恐れも。■ あなたらしく恋をしようあなたがどんな純粋な恋愛観を持っているかというのは、あなた自身の人生観やライフスタイルに由来していると言えます。もちろん好みの問題もありますが、パートナーとなる相手はあなたに大きな影響を与える存在。ベタベタした関係を好まず、自立した二人として付き合うというスタイルもあって良いのです。あなたはあなたらしく恋をするのが一番なのです。(脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年01月16日■前回のあらすじママ友からの「お金を貸してほしい」というお願いを断ると、それを見ていた他のママたちから呼び止められて…。旦那さんにモラハラを受けているというママ友の陽子さんに「お金を貸してほしい」と言われた私。断る様子を見ていた他のママ友2人に、陽子さんと別れたあと、声を掛けられました。ママ友の話によってあきらかになった陽子さんの状況。真面目で穏やかな陽子さんがギャンブルにハマっていたなんて、信じられませんでした。さらに、パートに通っているというのも嘘だったようで…、自分の人を見る目のなさに、ただがく然としました。数日後、陽子さんが幼稚園の保護者数人にお金を借りようとしたことが幼稚園に伝わり、陽子さん夫婦は呼び出されたそうです。あの日以来、陽子さんと話せていない私は、心の整理ができないままでした。陽子さんは、ギャンブルをするために、私に嘘をついていたというのが真実なのでしょうか…。旦那さんからモラハラされていると嘘をついてまで…。あのとき話を聞いた私はどうすれば良かったのか…できることがあったのか、これから大輝くんは大丈夫なのか…そんな考えがぐるぐる回っていました。抱えきれなくなった私は、夫に吐露していました。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ニタヨメ 【同じテーマの連載はこちら】 その人って本当にママ友ですか? この連載の全話を見る >>
2021年01月11日■前回のあらすじ かまってくれないことに不満を感じるプリ彦。変わっていく妻の姿や同僚の言葉へのモヤモヤがモラハラスイッチをさらに激しく押すことになるのでした。 ■妻を見下すモラハラ発動プリ彦は自分の大変さしか見えていないよう…。言いたいことは山ほどあるのに…もはや言葉を失う私。■自己中が過ぎるモラハラ夫妻を奴隷のように都合よく扱う夫。普段頑張ってくれるからと優しさを出してみたものの、案の定夫からのモラハラが待ち受けていました。ここからさらなるモラハラが私を襲います…。次回に続きます!この物語はフィクションです。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年12月24日■前回のあらすじ普段頑張ってくれるからと優しさを出してみたものの、案の定夫からは奴隷扱いのモラハラが待ち受けていました。■口から出るのは愚痴と文句ばかり…食事中もモラハラ発言が止まらない夫。今日も相変わらず愚痴と文句のオンパレードです…。■夫はいつから変わってしまったんだろう…付き合っている時は、夫がこんなモラハラ夫になるなんて想像もしていませんでした。傷だらけなのは私の心も同じ…。これから私たちはどうなってしまうのでしょう。次回に続きます!この物語はフィクションです。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年12月24日■前回のあらすじ 食事の時間さえもモラハラ発言が止まらない夫。付き合っている時は、夫がこんなモラハラ夫になるなんて想像もしていなかったのに…。■平日ゴロゴロしてるだと…!? 家事と育児の大変さを完全になめてる夫。主婦に休みなどないのに…。■オレなんてどーでもいいんだろ?まさにYESとしか答えようがありません…。いや、それこそモラハラ夫に何の価値があるのでしょうか?次回に続きます!この物語はフィクションです。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年12月24日■前回のあらすじ休日も炸裂する夫のモラハラ。「金を入れてればオレなんてどーでもいいんだろ?」あまりの愚問にプリ子は…。■モラハラ夫に限って…モラハラ夫は外面がいいと言われていますが、うちの夫もご多分にもれず…。ある朝ゴミ出しをした夫の姿を盗み見ると、めちゃくちゃいい夫アピールをしてました。■モラハラを友人に相談してみることに…友人が言うように本心を伝えてよい方向にいくこともあるようです。当時の私もまだ「本心を伝える余地があるのでは?」と感じていました。しかしこの後、夫のDV気質まで目の当たりにすることで状況は変化していくのでした。次回に続きます!この物語はフィクションです。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年12月24日■前回のあらすじ控えめにお願いしたら理解してくれるかも…なんて思った私が甘かった。どんどん暴力的になっていく夫に戦々恐々とする日々が始まります。■夫が帰宅するのが怖い…最近は夫の暴力的な一面まで垣間見て、ますます恐怖を感じる日々。夜になって夫が帰宅するのが怖くて仕方ありません。■突然不機嫌になる気分屋のモラハラ夫一緒に出かけても、突然不機嫌になって怒り出す夫。いつも夫の気分に振り回されて、こちらも身も心も持ちません。次回に続きます!この物語はフィクションです。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年12月24日■前回のあらすじ 最近は夫の暴力的な一面まで垣間見て、ますます恐怖を感じる日々。夫に会いたくなくて、震えます…。■モラハラ夫から夜のお誘いが…なんとか言い訳をして切り抜けられたけど、そもそも夫としても男としても無理すぎる!しかしそんな夫の不満に対して、思わぬ誘惑センサーが作動することに…■不満だらけのモラハラ夫に誘惑が…自己中でかまってちゃんのプリ彦。とある女性からの誘いによって、妻への不義理が始まろうとしていたなんて…!次回に続きます!この物語はフィクションです。 【同じテーマの連載はこちら】 モラハラ夫図鑑 この連載の全話を見る >>
2020年12月24日こんにちは、エェコです。今回は夫の育児に対する考えが理解できないお話についてです。■妹に注意せず、兄には我慢させる!? 夫の考えが理解できない基本、娘がいけないことをしても怒らない夫。兄にはめっちゃ怒ります。下の子には優しく…はわかりますが相手は兄とはいえ子どもです。そんな理由で納得できるわけなく…いつもモヤモヤしてる息子。そうなんです。娘がかなり調子にのって兄のものをとったり食べたり使ったり。クレヨンとか色鉛筆とか共有するのはわかるんですが(息子もそれは納得してる)、自分の分があるのに兄のお菓子やシールを許可をとらずこっそり食べたり使ったり。それが兄の大事なものだったりして…けんかは絶えません。■私の訴えを聞いた夫の答えは…なので、娘もちゃんと注意してほしい、息子の味方になって息子を安心させてほしい。そう思って夫に気持ちを伝えたのですが…は??????????全くもって理解できないし、私もディスられる始末。夫のなかでは「年長のものは下のものに優しく譲ってやる」「将来の理不尽さに備えて今から耐える」が譲れないことみたいです。まずは私は、娘が悪いことをしたときには娘をきちんと注意する。もちろん息子の時も同様。夫が娘ばかりをかばうときには、息子には夫の失言をフォローしようと思っています。そして夫には根気強く兄と妹で差をつける発言はよくないこと。人に優しくすることと、我慢させることは違うということを伝えていくつもりです。子どもには劣等感や嫉妬などを感じて兄妹の仲が悪くならないように、親としては気を付けていきたいと思います。
2020年12月20日■前回のあらすじ子どもが生まれて変わった妻を受け入れられず、アドバイスと称して指摘し続ける夫。被害者は夫である自分だと思っているが…【妻side STORY】弁護士の無料相談をしてから数ヶ月、夫の暴言の証拠を残し続け着々と準備を続けていましたが、いつしか夫と接するのすらも怖くてたまらなくなっていました。「夫が帰ってくるのが怖い」、「夫を避けたい」…そう思うと、頭痛がしたり動悸が起こったり。そして夜もだんだん眠れなくなるといった原因不明の体の不調が続きました。そんなとき、離婚についてネットで調べていると「モラハラが原因で体調を崩した場合、心療内科などの診断書が離婚時の慰謝料請求で有利になる」という情報を発見。私は子どもを守るために、行動を起こすことにしました。「録音をしている」と告げると…夫はとても驚いていました。そして…夫は態度を急変させました。夫自身、酷いことを言っている自覚があったのかもしれません。夫は怯んだように見えましたが…土下座をしながらボソっと言った言葉…この言葉が聞こえたからこそ自分の中での迷いはすべてなくなり、吹っ切れて前に進むことができました。夫はなかなか離婚に応じず調停を申し立て、離婚が成立するまで約1年半かかりました。夫は泣き言を言っていましたが、自分のしてきたことの結果だと思います。あの時、勇気を出して行動できて本当に良かったです。 【同じテーマの連載はこちら】 教えて!弁護士さん この連載の全話を見る >> 離婚できない妻のモラハラ対処法 この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ モグ /イラスト・ もちふわ
2020年11月08日■前回のあらすじリモートワークでモラハラな言動が増えた夫に耐えられず、家を出たゆいは…幸か不幸か実家は自宅からわりと近く、パートに行くときは親に子どもを見ててもらいました。実家に戻って1ヶ月たった頃、話をしたいことを夫に伝えました。パートの帰りに役所に立ち寄り、離婚届を貰いそのまま自宅に向かいました。夫には…私に対し悪いことをしたという自覚がありませんでした。「自分は正社員で仕事をしている」「俺が家族を食わせてやっているんだから、お前が仕事をやめるのは当たり前」「仕事を邪魔する子どもが悪い」「躾ができていないお前が悪い」 何を話すにも自分、自分…でした。私をバカ女と言ったり、パートだからと貶したり、子どもに暴言を吐いたり…思い付きで言ったならそれはそれで最低だけど、普段から私を見下しているからそういう言葉が次々に出てきたんだろうと思います。夫は悪びれもないような謝り方をしてきました。離婚届はその場で書いてもらう事はできず、離婚に応じる気もないようでした。それからしばらく、メッセージアプリで絵文字入りの謝罪文が来たり、どうしても本気で謝っているようには思えませんでした。この感覚のズレも含めて、話せば話すほどあつしとの再構築は無理だとわかり、私の離婚の決意はどんどん固くなっていきました。離婚に合意してもらないのなら離婚調停を申し立てる事も伝えました。一方、パート先に事情を話すと、これまで意欲的に働いてきた姿勢を評価してくれた社員さんがとりあってくれて、正社員試験を受けさせてもらえることになりました。それに合格し…私はしばらくして、正社員になりました。不思議と夫と暮らしているときより、気持ちが軽くなった気がします。はたから見たらリモートワークで在宅中のこれだけで…? と思われるかもしれません。しかし、私にとっては夫と暮らしたたった数ヶ月が地獄のような日々でした。夫の暴言で初めてモラハラについて調べたら、日頃から当てはまる事が沢山ありました。そのとき初めて夫はモラハラ気質なのでは? と気付き、日を重ねるごとに確信に変わっていったのです。離婚を決意してスピード別居でしたが、後悔はしていません。モラハラからは離れるのが一番の解決策だと改めて思いました。離婚への道のりはまだ長いかもしれませんが、仕事も思う存分楽しみながら、子どもたちと一緒に前を向いて過ごしていきたいと思います! 【同じテーマの連載はこちら】 教えて!弁護士さん この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ のばら
2020年10月22日■前回のあらすじようやくモラハラ夫との生活を終わらせる決心をした若菜は…そして…健一との離婚が決まってから、最後にお義母さんに挨拶しにいくと…「健一も被害者なのかもしれない…」そう思いましたが、私が健一に会うことは、もうありません。私は、たくさんの人に支えてもらい、モラハラ夫との離婚ができました。もし、あなたの周りの人がモラハラなパートナーとの生活に耐えていたら、ぜひ手を差し伸べてあげてほしいです。 【同じテーマの連載はこちら】 教えて!弁護士さん この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ ぺぷり
2020年10月18日■前回のあらすじモラハラ夫から生活費を減らされ、パートを掛け持ちしていた若菜は、トイレで立てなくなり…健一は私が倒れているのを見ても全く動こうとしませんでした。世間体を気にするタイプなので、救急車が来て騒ぎになるのが嫌だったのでしょう。夫の代わりに、子どもたちが救急車を呼んでくれて病院に。体調不良の原因は、ストレスによる重い胃潰瘍と貧血いうことでした。そんな様子を見て、お医者さんは…今までは「自分がちゃんとしないから怒られるんだ」と思っていましたが、今回の一連のことや、お医者さんに言われたことで、「夫とは離れるべきなのかもしれない」と思う気持ちが出てきました。さらに病室に駆けつけてくれた玲奈も…こうして私は 私と子どもたちの幸せのために 夫と別れる決心をしたのです。次回に続く!▼「夫はモラハラかも?」と思ったら… 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載Vol.1 【専門家監修】あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ ぺぷり
2020年10月17日彼氏の態度や言い方がきつくて心が挫かれそうに感じたら、相手がモラハラ男の可能性を考えてみましょう。危険な男性にハマらない為にも早めのジャッジが必要です。今回はモラハラ男の見分け方をご紹介していきます。容姿を否定をしてくるタイプは要注意彼女の容姿に対して否定をしてくるようなタイプはモラハラ傾向がありますので要注意。「可愛くない」とか「太っている」などの言い方を平気でしてくるタイプは、彼女がその言葉を言われてどう思うか考えて発言していません。大好きな彼氏に否定をされるということは女性にとってとても苦しく辛いことです。それを平気な顔をして言ってくるようなタイプは気を付けた方がいいでしょう。世の中でそのような男性をドSな男性として認識している女性がいますが、ドSな男性はその言葉の後に彼女への愛情表現があるはずです。それがないだけの男性はただのモラハラと認識しておきましょう。ましてや、こちらがショックを受けていることを伝えても「冗談だよ」と流すタイプは彼女の気持ちを理解しようとしない危険な男性の可能性が高いです。運転が荒いタイプにも気を付けて車の運転をする時に、いつも優しい彼氏が急に暴言を吐いたり、運転が荒いタイプはモラハラ傾向があります。モラハラ男は表面的にはとても優しく気遣いができるタイプが多いのですが、裏表があることが多く、運転中はその傾向が出やすいと言われているのです。その為、ドライブ中の様子をチェックしておくと、その男性がモラハラタイプかどうかを見分けることができます。彼女とデートをしているといった意識がある男性は、彼女に不快な思いをさせないような運転を心掛けます。例え、迷惑ドライバーがいたとしても、そこで暴言を吐けば車内の空気が悪くなることを予想できるからです。しかし、感情的になりやすいモラハラ男は、その感情を抑えることができずについ口に出してしまいます。否定をされることを嫌うモラハラ男は彼女に対して否定をすることを平気でするものの、自分自身がされることはとても嫌がります。自分が否定されたとなると、より攻撃をしてくることが多いので、喧嘩をした時の態度でモラハラ男かどうかを見極めましょう。ただし、モラハラをするようなタイプの男性は口で勝てないとなると、手が出てくるDV男になることもありますので、なるべく人がいる場所でするようにしてください。自分の間違いを認めることができないプライドが高い男性もモラハラ男の可能性がある為、付き合っていくのはとても苦労が多いでしょう。役職など地位のあるタイプの男性にモラハラ傾向が高いと言われていますので、外面が良すぎる男性は要注意です。モラハラ男に捕まらない為にはモラハラ男に捕まらない為には、女性側が男性に従い過ぎないということが大切です。自分の思い通りにならないと分かると、態度を豹変することがありますので、その点をよく見極めましょう。車の運転や喧嘩中などは見極めるポイントになってきますので、しっかり観察してみてください。
2020年10月07日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情582】パートナーにするなら、受け身で何もしない人より、多少は “引っ張ってくれる人”のほうがいいですよね?ただ、自分に自信のない女性の場合、自己主張の強いモラハラ気質の“強引な男性”のことを「男らしいなぁ」と勘違いし、惹かれてしまうことも……。強引な人と引っ張ってくれる人の区別がつかないと、悲恋になりがちですよ?■結婚するなら強引でなく引っ張ってくれる人何でもかんでも独断で仕切る人や「自分がされたらうれしい=彼女もうれしいはず」と短絡的に考えて、相手に自分の意見を押しつけるのは単なる強引な人。自己愛強めのモラハラ男ですね。実はこういうタイプほど、肝心なところで尻込みしたり、彼女任せにして責任逃れをするなど卑怯だったりします。もし、交際前でも交際中でも、彼の言動が独断的というか「え?なんで勝手に決めちゃうの?」「いざとなったら私に丸投げ?」と感じることが多いなら、結婚はおすすめしません。彼はあなたを引っ張っているのではなく、自己チューに振り回しているだけです。きっと将来はモラハラ夫になるでしょう。本当に引っ張ってくれる人は、相手の意見を聞き、それを踏まえて誘導してくれます。しかも、普段はそんなにリードするわけではなく、むしろ彼女の好きなようにさせて、彼女が迷っているときだけ引っ張るイメージ。例えば、レストランでメニューを見ながら彼女が悩んでいたら「お酒は飲める?乾杯にシャンパンはどう?」とか「パスタ好き?さっぱり系とこってり系ならどっちがいい?」と質問して、上手に意見を引き出し、一緒に決める感じですね。決して、独断でオーダーしたりしません。■引っ張ってくれる人は紳士で穏やかなんというか、引っ張ってくれる人は共感能力が高く、責任感も強くて、紳士な人が多いんですよね。相手の心の動きに敏感で、何か問題が起きても、絶対に彼女になすりつけたり、丸投げしたりなんてしません。一方、強引な人は自分が不利になったら人のせいにするし、我関せずって感じで人任せにしがち。そして保身のために言い訳ばかりします。引っ張ってくれる人と強引な人って、そもそもメンタルからして結構違うなと。引っ張ってくれる人の精神は基本的に穏やかで、感情の起伏もそうありません。ですが、強引な人は感情の起伏が激しく、後先考えられない人が多め。引っ張ってくれる人は精神的に成熟しているのに、強引な人は幼稚なままなんです。頭の中が子どもだから、相手の意図を汲み取るのも苦手だし、キャパが狭い分、他人の価値観を受け入れられず我を通そうとするし、短絡的な行動も目立ちます。■彼はモラ男じゃない?チェックを強引な人って、相手をイライラさせたり不安にさせたりしますが、引っ張ってくれる人は、心地いい状態を作るのが、すごく上手です。交際前でも交際中でも、彼がなんでも勝手に決めちゃうようであれば、引っ張ってくれる人ではなく強引なだけ。大好きなら付き合ってみてもいいけど、言い訳ばかりしないか、人のせいにしないかなど、よく観察しましょう。
2020年10月02日1児のママでもあるライター・かわむらあみりがお届けするコラム【ママライフばんざい!】連載第20回は、もしかしてモラハラかなと思うような夫の言動があったママの声から、関係悪化を防ぐためのコツを3つご紹介します。1. 夫の小言は華麗にスルー【ママライフばんざい!】vol. 20コロナ禍の現在、仕事がテレワークに切り替わった方もいるでしょう。そうなると、以前よりも夫婦で過ごす時間が長くなり、よりお互いのことを知る時間も増えているはず。そんなときに、「もしかしてモラルハラスメントかも」と思うような相手の言動があったとき、関係悪化を防ぐためのコツを3つお届けします。相手が「夫」でなく、「彼氏」におきかえても、同じように使えるコツかもしれませんよ。共働きをしていてお子さんがいる30代半ばのAさんは、仕事に家事に毎日大忙し。同年代の夫はというと、たまに少しだけ家事を手伝う程度でしたが、大変そうなAさんのことを気にかけてはいる様子だったそう。ですが、だんだんとお子さんのことに意識が向くAさんに、嫌味を言うようになります。疲れ果てて休日の朝にAさんが起きられないときに、「あれ?洗濯まだしてないの」と催促したり、「最近部屋が片付いてないんだけど」と掃除を促したり。自分でやれば、と思うAさんですが、言い返すと倍になっていろいろと言ってくる夫の性格がわかっているのでそうなるとよけい面倒なため、疲れた体に鞭を打ってなんとか家事をすることも。しかし、あるとき、あまりに疲れ果てていて、夫が話してくる内容がほとんど頭に入ってこないときがあったのだとか。そこからわかったのが、適当に相槌を打って夫の話が終わるのを待てば、“とりあえず言いたいことを話した”という満足感からか、夫はスーッとおとなしくなるのです。モラハラかと思うような言動があっても、そこでいちいちビクビクしたり、言い返したりしないで“スルースキル”を身につけると、それ以上はしつこく言ってこないことがわかり、それ以来は華麗に夫の小言をスルーするAさん。耐えているわけではなく、相手にしないスタイルでいくと、ストレスもたまらないのだとか。確かに、ふっかけてくる相手と同じ目線になるともめやすいので、うまくかわすことができればいいかもしれませんね。但し、このやり方は、言えばスッキリする自己完結型の夫にはいいですが、なかにはスルーにキレる夫もいるのでご注意を。また、Aさんが負担過多であることに変わりはありません。家事分担など、根本的な解決を求めるのであれば、お互いが冷静な時に気持ちを伝え、じっくり話し合うのがよさそうです。2. 高いプライドを満足させるアラフォーのBさんは、バリバリ働いていましたが、結婚を機に退職。エリートサラリーマンの年上の夫と二人暮らしです。結婚当初は、恋人時代と変わらずに、記念日があるたびに高価なプレゼントを贈ってくれたり、おいしいと評判のレストランに連れていってもらったりしていたのだとか。ですが、だんだんと夫は仕事のグチをBさんに言うようになります。もちろん、がんばって働いてきているのですから、グチぐらいいくらでも言っていいと思っていたBさんですが、次第に「俺がこんなにがんばっているのにお前は家でのんびりして……」などと、八つ当たりのような言動が出てきたそう。最初は申し訳ない気持ちもあったBさんですが、働くことの大変さをわかっているからこそ、あるとき、夫がなぜそんなグチを言うようになったのかを冷静に考えました。思うに、仕事がうまくいかないモヤモヤを話せる相手がいないからぶつけてしまう、甘えてしまうんだろうと分析。そこで、夫の激しい言動が出てきたときは、「こんなに努力しているのに周りは見る目ないよね!」「やっぱりその考えはスゴイわ」などと、高いプライドを満足させるような言葉をあえて言うようにしたところ、夫の態度が落ち着いてきたのです。仕事のスランプ時期を脱したのか、夫も以前のように優しくなってきたのだとか。相手が口撃してくるときは、冷静に対処をするというのは、ポイントなのかなと思いました。とはいえこのケースは、たまたま仕事が落ち着いたことも大きいです。再び仕事が大変になった場合を考えると、また暴言を吐かれるかもしれません。穏やかないまのうちに、「あの時、あなたにあんなことを言われて、私はこういう気持ちになった。あなたも同じことを言われたらどう思う?」と自分の気持ちを正直に伝えると、夫なりに気づきを得られるかもしれません。夫の心に余裕がある時に諭し、このような事態を二度と繰り返さないようにしましょう。3. 我慢も限界になったら別離も考える30代前半のCさんは、もともとおとなしい性格で、女友達といるときも、自分から何かを提案するというようなことはありません。Cさんをグイグイと引っ張ってくれる、頼もしい夫がいて、相性は良さそうに見えていました。ただ、リーダーシップを取りがちな夫は、家庭での発言権も強く、だんだんとCさんに対して傲慢になっていきます。あるとき、Cさんが女友達と集まったときに、そんな家庭の様子を話すと、まわりからはブーイングの嵐。Cさん自身も、実は「ちょっともう限界かな」と思っていたそうで、まわりの励ましもあって、別れることも考え出すようになりました。すると、いつもと違ってきているCさんの様子に気づいた夫が、「なんかいつもと違う?」などと顔色をうかがうようになります。「別に」とそっけなく対応していたCさんは、少しずつ、本音が言えるようになり、結果として夫との関係も以前より回復しだしたのだとか。それもやはり、「別れることまで考えなかったら夫に冷たくならなかったかもしれない」と、最悪のパターンを想定したからこそ、本音が話せるようになったそうです。いずれにしても、自分にとってマイナスとなる相手や原因には、できるだけうまく対処していけるといいですよね。いろいろなものを乗り越えて、みなさんもすてきな日々を過ごしてください。©GeorgeRudy/Gettyimages©GeorgeRudy/Gettyimages©g-stockstudio/Gettyimages
2020年09月23日■前回のあらすじ料理に文句が多く、ひんぱんに食事を作り直しさせる夫に悩んでいた私。そんなとき、妊娠していることがわかり…結局、私は夫と別れずに子どもを産み、育てることを選びました。 私は自分が選んだ人を信じたかったのです。 心配していた夫の態度も妊娠を告げると、料理に文句はつけながらも、料理の作り直しを命じられることは減りました。これでようやく家族になれると、私は期待していました。 しかし子どもが成長していき、私の仕事も本格的に忙しくなり始めたときに、また夫の暴言が始まってしまったのです。なんと聡まで、夫と同じように「今すぐ作り直して」「食べない」などと言うようになってしまったのです。聡が夫と同じように私に命令をし始めて、私は「このままではいけない」と決意しました。このまま息子を夫のように「女だから」「女のくせに」とジェンダー差別をし、人の気持ちを考えずに命令するような人には絶対なってほしくない。そしてこのままだと男性は自分の妻に何を言ってもいいという間違った価値観を植え付けてしまう気がして、それだけは許せませんでした。私の職場はもともと海外赴任の可能性があり、女性も海外への出張、赴任があります。だから私もいつかはと思っていましたが、夫のこともあり、あきらめかけていました。しかし、これで踏ん切りがつきました。 「妻は夫のいうことを聞くもの」という家庭で育ち、そんな家族が嫌だった私が、結婚した夫がまさか父と同じだったなんて、長らく信じたくなかったのです。 子連れでの赴任は、おそらくかなり大変だと思います。でも子どもには広い世界を知ってもらいたい。いろんな価値観に触れてほしいと思います。 私が子どもを連れて海外赴任をしたら、私たち夫婦はどうなるかのかはまだわかりません。ただ夫は変わらないだろうと思っています。そして私は、自分をもっと強く変えていきたいと思っています。原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2020年09月01日モラルハラスメントという言葉を耳にしたことはありますか。一般的にパワハラやセクハラは話題になることが多いですが、モラハラはまだあまり認知が進んでいないかもしれないので、この記事で紹介します。モラルハラスメントとは何かまず、「モラルハラスメント」とは何かという点について解説します。モラハラとは、言葉や態度などで相手を傷つける精神的な暴力のことです。例えば、暴言を吐いたり、大声で怒鳴ったり、束縛や無視をしたりするなどの行為がこれに当たります。特に女性は、体格や体力で勝る男性から理不尽な要求をされたり、突然怒ってこられたりするととても怖いと思います。実際にモラハラを一度でも受けた経験のある人は、トラウマが残りストレスから心理的にダメージを受けてしまうケースもあります。またモラハラは、パラハラやセクハラなどと異なり、目では見えない形で仕向けられるので、当事者でさえも気付きづらいし、周囲の人にも分かりづらいという傾向があります。そのため被害者が独りで孤独に悩みを抱え込み、追い詰められてしまうリスクもあります。モラハラがなぜ危ないのか次にモラハラにはどのようなリスクがあるのかという点について、そのポイントを説明します。まず、分かりづらく気づきづらいという点が特徴的です。モラハラをしてくる男性は、一見いい人そうに見えるし、親しみやすく、優しい印象を受ける場合があります。そして女性が自分でもよく理解しないまま被害にあい、その悪影響で心が疲弊してしまう危険性があるのです。そして周囲の人からも、加害者の男性は表向き良さそうな人と見られていることが多く、頼れる人が見つからず孤立してしまうこともあるのです。次に、いじめや暴力かどうかを見抜くことが難しいという問題点もあります。モラハラは本人に対する直接的なメッセージだけではなく、視線、声のトーン、しぐさ、語気など間接的なコミュニケーションでなされることもあるからです。そのため、被害者と加害者のお互いが自覚していなくて、無意識のレベルで人間関係の癒着が進み、共依存に陥る可能性があります。さらに恐ろしいリスクまた、被害者が自分を加害者だと思い込んでしまうリスクが考えられます。モラハラをしてくる男性は、被害者にたいして罪悪感や恐怖でマインドコントロールを行い、あたかも被害者が悪いかのような態度で接してくることがあります。ですがこれは、ただの支配と洗脳です。被害者を緊張させ、不安をあおり、言葉巧みに操ることが真の狙いなのです。そして最後に、一度でも被害にあうと、そこから抜け出すことや解決した後にトラウマを克服することが難しいという問題も残ります。モラハラの加害者とは会話すること自体が危険です。ほんの少し話しただけでも、引きずり込まれるように攻撃のターゲットへとされてしまう場合もあります。それは必ずしも弱そうな人というだけではなく、優秀な人や心が強い人でも被害にあうことはあるので、誰にでもリスクは存在するのです。モラハラかもしれないと思ったらもしモラハラの被害にあってしまっても、それは被害者が悪いわけではありません。もちろん責任は加害者にあるので、自分を責めずに冷静になることが大切です。相手の近くにいるとエネルギーを奪われてしまうので、逃げることを恥ずかしいなどと絶対に思わないで下さい。モラハラの相手とは、距離を置くことが重要です。
2020年08月09日前回 からのあらすじ(全3回)専業主婦でワンオペ育児中のマユミは、生活費を3万円しか渡さないモラハラ夫・ひできとの離婚を決め…モラハラをされている日々を、誰かに聞いてほしい。しかし身近な友達には相談しにくいと感じていました。辛い日々を過ごしている中…SNSで同じ境遇の人との交流を続けていくうちに、少しずつ気が楽になり、自分自身も少しずつ回復していきました。そんなとき、離婚相談をしている弁護士さんから思わぬ提案が!夫の給料なしで最低限の生活ができるようになり、ついにこの日が来ました。 【同じテーマの連載はこちら】 離婚できない妻のモラハラ対処法 この連載の全話を見る >> され妻なつこ この連載の全話を見る >> ※この漫画は実話をべースにしたフィクションですイラスト・ もづこ
2020年07月30日前回 からのあらすじ(全3回)専業主婦でワンオペ育児中のマユミ。浮気をしているモラハラ夫から、生活費を3万円しかもらえなくなり…こうして私は、離婚に向けて動き始めました。次回は7/30更新…【同じテーマの連載はこちら】●離婚できない妻のモラハラ対処法 連載一覧はこちら ※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。イラスト・ もづこ
2020年07月29日私は優美。これは私が実際に経験したモラハラ体験談です。結婚前は優しかった夫のモラハラが酷くなりはじめたのは、結婚して1年ほどたったころでした…はじめはこんな小さなことからでした。でも夫はだんだん、私の服装や容姿に対する批判や、バカにする口ぶりをするようになったのです手作りのおかず3品、ご飯は炊き立てを用意しないといけないのですが、それでも気に入らないと食べてくれないことがありますタオルの掛け方もこだわりがあるようで、揃ってないと機嫌が悪くなリます毎日ダメ出しされているうちに、夫が言っているように「私が悪いんだ。私はダメなんだ」……と思うようになっていきました→次回(7/18UP!)に続きますイラスト・ タキノユキ 【同じテーマの連載はこちら】 離婚できない妻のモラハラ対処法 この連載の全話を見る >>
2020年07月17日顔が自分好みのドストライクだった男性と出会い、そして彼と念願の結婚!しかし、幸せいっぱいの結婚生活のはずが、夫からモラハラを受けるようになり…。そんなつらい経験をしてしまったある女性の元夫との出会いから離婚までが綴られた書籍 「顔で選んだダンナはモラハラの塊でした」 が発売され、話題となっています。実はこちら、ウーマンエキサイトに連載中の「モラハラ夫図鑑」でも脚本を手掛けるモグさんの実体験が原案となり、漫画は鳥頭ゆばさんが担当しています。モラハラは人によって表出の仕方やタイプも違い、被害を受けている側もそれがモラハラであることに気づかないことも多いようです。夫との生活に苦しんでいたはずのモグさんですら、離婚を決意する直前まで夫がモラハラだとは気付かなかったと言います。そこでこの書籍から、ひとつのケースとしてモグさんが受けたモラハラを見ていきたいと思います。■念願の彼と結婚! でも結婚生活は想像とは違って…!モグさんの元夫マロくんは、モグさんがビックリするくらい自分好みの外見をした男性。お付き合いを始め一緒に過ごすにつれ、彼のやさしい性格にも惹かれていったと言います。しかし結婚後、モグさんは夫婦関係はもちろん、家事や育児のこと、お金のこと、義両親との付き合いのこと、いろんな面でマロくんの言動に違和感を持つように。モラハラは、「言動や態度などのモラルによって相手に精神的な苦痛を与えるハラスメント」と言われています。実際にモラハラを受けると、人はどんなふうになってしまうのか。モグさんのエピソードは、それを胸が痛くなるほどに教えてくれます。■否定され、激怒され、謝るまで無視される日々…大好きなマロくんとの子どもを妊娠、出産――。しかし、マロくんへの小さな違和感は、次第に大きな苦痛に。「見返りを求めて手伝ってくれたんだ…」とショックを受けるモグさん。しかも、無理なお願いを断ったら怒り出し、ごみ箱を壊して1週間無視! ドン引きしちゃうような態度ですよね。マロくんに意見しようものなら全否定され、モグさんが「自分が悪いんだ」と思うように仕向けていくマロくん。これは、モラハラ夫によく見られる言動と言われています。モグさんは「怒らせたくないから我慢したほうがまし」と、不安や不満といった本当の気持ちを自分の中にしまい込むようになっていくのです。そして、モグさんにとってもうひとつ結婚生活で苦痛だったことがあります。それは、夜の生活。産後は体がついていかず拒むモグさんでしたが、「夫婦の義務」と脅され…。■私ってただの性のはけ口なの?無理してするものではない。正常な精神状態であれば、判断がつくはず。しかし、追い詰められていたモグさんは「我慢しなきゃ」と思ってしまい…。モグさんはこのとき、マロくんによって“正しい判断ができない状態=洗脳状態”とされていたのかもしれません。■限界に達した精神状態。ついに別れを考え始め…2人目を出産後、さらにマロくんとの生活は息苦しくなり、常に機嫌をそこねないようにと気持ちが張り詰めていたモグさん。でも、子どものことはかわいくて精一杯お世話していたと言います。しかし、そんなモグさんの育児を事あるごとに批判し、「母親失格」と言うマロくん。育児も家事もまったくしない夫に“母親業”を批判される苦しみ、それは尊厳を踏みにじられる行為です。そんなマロくんのある言葉がきっかけで、モグさんはついに離婚を考え始めるのです…。なんという無責任な言葉…。こんなことを言う人との生活を自分は守ろうとしていたのか? 今まで胸の奥に隠していたいろいろな思いがあふれ出し、モグさんの決心が固まる瞬間でした。■モラハラで悩んでいる人へもしかしたら今まさにモラハラを受けたり、夫との関係に何か問題を抱えている人がこの記事を読んでいる中にも、または自分の周囲にもいるかもしれません。モラハラを受けると、我慢してしまう人が多いと聞きます。モグさんもそうでした。しかしモグさんは、最終的に自分の置かれている状況を正しく理解し、どうしたらいいか自分で考え、行動できるようになります。そんなモグさんの変化を描く本書は、「その状況から脱することができるんだよ」というメッセージに思えてなりません。最後に、モグさんにお話をうかがいました。――ご自身のモラハラ体験は壮絶なものだったと思いますが、こうしてブログや本で体験を伝えたいと思われたきっかけや理由はなんですか?書籍内でも書いたのですが、結婚生活でモラハラされているという自覚はなくモラハラと気付いたのは離婚の少し前でした。はじめは「結婚生活の愚痴を書いて発散させたい!」という気持ちが強かったのですが、今はモラハラで悩んでいる方の救いや気付きに少しでもなれたら嬉しいなという気持ちもあります。――何年も我慢してきた結婚生活について、振り返って今はどう思いますか?ずっと我慢をしていたわけではなく、幾度となく意見を言ったり話し合ってはみたものの最終的には論点がずれてしまって元夫が不機嫌になってしまう…ということから、それが苦痛に感じ「だったら私が我慢すれば平和でいられる」という思考に変わっていきました。我慢をせずに「何度も何度も話し合えば現状は変わっていたのかな?」とふと頭をよぎることもありますが、人はそう簡単には変われないと思います。そのときだけ変わる事ができても、それを継続するのは難しいですよね。それは私も元夫も同じだと思います。結婚生活を振り返ると私たちの結婚生活は「どちらかが我慢しないと成り立たない結婚生活」だったと思います。――今、夫との関係に悩み苦しんでいる人に向けて、メッセージをお願いします。私は、モラハラに悩んでいる方を結構フォローさせていただいているのですが、逃げ道がなくて「今は我慢の時期」と苦しんでいる方が本当に多くいます。何とか自分を救う道を考えて欲しいと思っています。モラハラ夫から逃げられない理由は人それぞれ違いますが、我慢の時期は本当に辛く心身ともにボロボロになってしまっているんではないかと思います。私から無責任な事は言えません。でも私自身は、モラハラ加害者とは離れるしかないと思っています。どうか、逃げてください。そして自分自身が幸せな毎日を送れることを一番に考えて行動してほしいと願っております。 「顔で選んだダンナはモラハラの塊でした」 モグ企画・原案、鳥頭ゆば著 (KADOKAWA刊) 1,210円顔が好みの男性に出会い、その後結婚した夫が、実はモラハラ人間だった!? モグさんの実体験を漫画化。元夫マロくんとの出会いから離婚までの壮絶な記録を、「トリあたま絵日記」で4歳差の姉弟を描く鳥頭ゆばさんのかわいいイラストで贈る。元夫マロくんの暴言の数々は、読んでいるだけで苦しくなること必至。果たしてモグさんは、どのようにしてモラハラ夫から逃れたのか?モグさんのブログ: 「顔で選んで、心で泣いて~人生の汚点、地獄の結婚生活~」 鳥頭ゆばさんのブログ: 「トリあたま絵日記」 鳥頭ゆばさんのウーマンエキサイト連載: 「パニックにゃんこ」 ■ 「モラハラ夫図鑑」 連載■ 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載\「モラハラ夫図鑑」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年07月17日