2次元のキャラクターと3次元のキャストがリンクする5次元アイドル応援プロジェクト『ドリフェス!R』から誕生したライブがついに夢の日本武道館でのファイナルステージへ。これまでの3年間の活動の集大成でもある『ドリフェス!Presents FINAL STAGE at NIPPON BUDOKAN 「ALL FOR TOMORROW!!!!!!!」』初日の模様をレポートします!文・尹秀姫 写真・KENTA Suzuki、JOKEI Takahashi、TAKUMI Nakajima©BNP/BANDAI, DF PROJECT『ドリフェス!』とは、アイドル事務所でデビューを目指す少年たちが切磋琢磨する日々を応援するゲームアプリ『ドリフェス!』からスタートして、アニメ、ライブと様々に展開しているコンテンツ。この作品で声優を務めるキャストが今回のライブではステージに立ち、モニターに映るキャラクターとともに歌い、踊るのです。2次元のキャラクターと3次元のキャストによるステージはまさに好きと好きが重なり合った“5次元”の楽しさ! 会場には推しメンの名前を書いたうちわを手にしたファンがたくさんいましたが、それ以上に目立つのが色とりどりのペンライト。『ドリフェス!』に登場するアイドルグループ「DearDream」と「KUROFUNE」のメンバーカラー7色に変えることができ、曲によって会場内のカラーが一変する様子にはファンの愛を感じざるを得ません!左から、戸谷公人(as風間 圭吾)、正木 郁(as沢村 千弦)、溝口琢矢(as及川 慎)、石原壮馬(as天宮 奏)、富田健太郎(as佐々木 純哉)、太田将熙(as片桐 いつき)、株元英彰(as黒石 勇人)。モニターに2次元のキャラクターが映し出されると、ステージには彼らとまったく同じ衣装、ライジングスター、ライトニングボルトを身につけた3次元のキャストの姿が。DearDreamとKUROFUNEの7人全員がステージに登場するや、赤が担当カラーの石原壮馬(as天宮奏)が「行くぞ武道館!」と雄叫びを上げ、まずは1曲め「ALL FOR SMILE!」からスタート。フラッグのパフォーマンスがインパクト大な「PLEASURE FLAG」など、まずはDearDreamが元気いっぱいに盛り上げます。場内が暗くなり、今度はKUROFUNEの2人が登場。「KUROFUNE!」「襲来!」のコール&レスポンスで会場が一体となった「ARRIVAL -KUROFUNE Sail Away-」にはじまり、「FACE 2 FAITH」では歌詞に合わせた背中合わせの演出で会場を熱狂の渦に。株元英彰(as黒石勇人)の「KUROFUNEだけの何かがやりたくて考えたことがあるんだけど」と言うと、戸谷公人(as風間圭吾)から「金と銀のペンライトで(会場を)彩ってほしくて」ということで、ブロックごとに会場を金と銀で染めあげました。さらにKUROFUNEのMC恒例の出席確認をすると、南は沖縄から北は北海道まで、はては宇宙(!)からの来場者もたくさん来ていることがわかったところで、ライブはユニットステージへ。始まりの衣装であるヴァンパイアロード、クールプリーストを纏った石原壮馬(as天宮奏)、溝口琢矢(as及川慎)、富田健太郎(as佐々木純哉)の3人による「グローリーストーリー」にはじまり、グリーンとピンクのレーザービームが交差する中で黒いスーツを着た溝口琢矢(as及川慎)と沢村千弦(as正木郁)があやしく腰を揺らすダンスでは客席から大歓声が沸き上がりました。“W-MaSKat”(ダブルマスカット)の太田将熙(as片桐いつき)と正木郁(as沢村千弦)は新衣装フレッシュペイントで「STATRING TOGETHER」を披露。2人のイメージカラーである緑と紫に染まった会場に2人ともご満悦でした。さらにもう1曲、W-MaSKatで歌いたい!ということで、季節的には少し早いけどと前置きして「リバーシブル→バレンタイン」を歌うと、続いてKUROFUNEが白い衣装イノセントパイレーツで登場し、「BEST☆★PARTNER」で会場を金と銀の2色にまとめます。ここからはソロステージへ。「ハピハピハッピー♪スマイリング☆」では正木郁(as沢村千弦)がステッキを使ったダンスに挑戦するなど趣向を凝らしたステージがあるいっぽうで、モニターには2次元キャラクターたちが悩みながら成長していく姿が映し出され、そうした苦悩を乗り越えて今彼らがステージに立っているのだと思うと感動もひとしお。「真夏色ダイアリー」では歌詞の「変な顔してみたよ」のところで富田健太郎(as佐々木純哉)が思いっきり変顔してみせたのを、MCでも再現してくれ、メンバー全員から「今日がベスト・オブ・変顔!」と大絶賛されていました。KUROFUNE 株元英彰(as黒石勇人)KUROFUNE 戸谷公人(as風間圭吾)MCではこのライブでの「ベスト・オブ・○○」を決めたい!ということで、会場のみなさんで声援の大きさを競ったり、ロングトーンを競ったりしたものの決着がつかず。最後はDearDream5人全員でいかに「ドリフェス!」という単語を短く言えるか競争になり、石原壮馬(as天宮奏)が圧倒的な速さで優勝! 最後は「ベスト・オブ・アニメは?」の問いかけに会場全体が「ドリフェスー!」と答えて、ライブはクライマックスへ。DearDream 溝口琢矢(as及川慎)DearDream 正木郁(as沢村千弦)モニターにKUROFUNEの2人の出会いから結成に至る映像が流れるなか、衣装インフィニットヴォヤージュの、ストライプのチェスタージャケットを着た戸谷公人(as風間圭吾)が「RING」を、同じく衣装インフィニットヴォヤージュのショート丈ジャケットを着た株元英彰(as黒石勇人)が「SINGIN’ IS ALIVE」を披露。さらに2人で「Whole New World」を炎が上がるステージで熱唱! 溝口琢矢(as及川慎)のソロステージ「リフレイン」では最後に星がひとつ手のひらに落ちてくる演出も。続く石原壮馬(as天宮奏)のソロステージでは「Run After Blowin’ Wind!」で場内を真っ赤に染め上げます。DearDream 石原壮馬(as天宮奏)DearDream 太田将熙(as片桐いつき)DearDream 富田健太郎(as佐々木純哉)そして今回の衣装がミリオンエールシリーズのものであることから、今回のキービジュアルと同じ写真をステージで撮りたい!ということで、ステージを背にした7人の写真を撮影。2次元キャラクターと同じポージングで1枚撮影した後、今度はそれぞれ思い思いのポーズで「ドリフェス最高ー!」と叫びながらもう1枚パチリ。ここからライブはラストスパート。武道館の天井が星空のように輝いたDearDreamの「ユメノコドウ」、そしてKUROFUNEの「Future Voyage」「OVER THE SEVEN SEAS」、そしてDearDreamの「GO TOMORROW!!!!!」と最後まで見ごたえのあるパフォーマンスでクライマックスを迎えます。そして最後は「ドリフェスの最後と言えばやっぱりこの曲!」と「シンアイなる夢へ」を7人全員で歌い、本編は終了。アンコールがわりの「イケるっしょ!」コールが場内にこだまするなか、再びモニターには2次元のキャラクターが登場。ひとりひとりメッセージを伝えてくれた後、今度はステージにキャストが勢揃い。「インフィニティ・スカイ」と新曲「ETERNAL BONDS」の2曲を披露して、熱いライブを終えました。すべての曲を終えてステージの端から端まで歩いて挨拶してまわり、最後にステージ中央の階段を登った7人の後ろには、モニターに映し出された2次元キャラクターの7人。総勢14人が一緒になってお辞儀をして、日本武道館での公演は幕を閉じました。彼らが去った後、モニターには公演中に撮影した写真が映しだされ、この日のライブがたしかに現実であったことを感じさせてくれました。Information
2018年10月26日多重構造の総合芸術とでもいうようなライブで、いままさに、人々を熱狂に導いているサカナクション。ベスト盤を引っ提げての、話題の即完ライブ「SAKANAQUARIUM2018“魚図鑑ゼミナール”」2018.7.10 @Zepp Tokyoに潜入。第1部深海深海で、海月のごとくゆらゆらと、音に酔いしれる。―ステージは『深海』からはじまった!―と書くと何のことやらだが、この春リリースした初ベストアルバム『魚図鑑』は、DISC1『浅瀬』→DISC2『中層』→DISC3『深海』の順に、海中へ潜っていくかのように自分たちの楽曲を階層分けした作品だった。しかし今日のライブは海底から徐々に水面に上がる順で行われるらしい。開演早々のサプライズだ。7月10日のZepp Tokyoは、全国5都市で2万2000人を動員したツアー「SAKANAQUARIUM2018“魚図鑑ゼミナール”」の最終日。波打ち際を映し出すオープニング映像を見つめながら《受講生の皆様》と呼ばれた観客は、既に感動の予兆ではちきれそうだ。グラフィカルなCG映像でのメンバー紹介の後、山口一郎、江島啓一、岩寺基晴、草刈愛美、岡崎英美が登場。山口が指揮者のようなポーズをとり、深海チャプターの1曲目『朝の歌』が始まった。暗転し、蒼々としたライトブルーに包まれてライブは静かに進んでいく。5曲の短い構成だったが、とくに『enough』など、山口さんの歌から流れる感情が体の中を伝うような感覚を味わう。深海で演奏する5人を見つめる私たちも、同じ海中を漂っているような、不思議な感覚にとらわれはじめていた。第2部中層近距離にいる彼らの演奏で、会場はダンスフロアに。『深海』の最後に、山口さんが今宵はじめてひと言だけ「ありがとう」と発し、いよいよステージは『中層』へ。ステージ演出はガラリと変わり、スクリーンを使ったディスコティックな空間へと観客をいざなう。サカナクションはダンスビートを刻みだす。いよいよ踊れる予感だ。『魚図鑑』の『中層』には17曲が収められている。あの素晴らしいラインナップから、ここで聴ける曲はどれだ?とワクワクする。結論から言えば、中層チャプターのステージは、ダンスグルーヴ満載の空間だった。山口さんに煽られ、バンドに乗せられ、Zepp Tokyo全体が揺れる、揺れる。それにしてもライブハウスで、この近距離で、サカナクションの生演奏に身を委ねられるとは、鳥肌モノの贅沢さだ。「僕はシャツの袖で流した涙を拭いたんだ」との歌い出しで、『三日月サンセット』が始まった。グリーンのライトに照らされ、空間は一気に変わる。それにしても既にライブ中盤戦で、“魚図鑑ゼミナール”の計算し尽くされた演出の素晴らしさに興奮。レーザーをはじめとしたライティング、映像、オイルアート、そして完璧な音響設備。最先端のさまざまな技術までパッケージにしてライブを作り上げる、彼らの見事な演出力にゾクゾクしていた。第3部浅瀬~アンコールエンターテイナーとして新しい可能性に挑み続ける姿。『魚図鑑』が完成したときのインタビューで、山口さんは「多くの人が好きなものと、受け入れられないものを組み合わせると、どうしても違和感が生まれます。でも僕は良いものって、違和感から生まれると思っていて、その違和感を組み合わせたものが『浅瀬』です」と解説してくれた。演奏曲はシングルも多く、高揚感たっぷりのチャプターに。忘れられないのが『アイデンティティ』。「みんな歌える?」と山口さんが問うと、会場全体がアカペラで歌いはじめる。「すごい!」と山口さん。観客だけに歌わせることに驚かされたが、圧巻の、忘れがたい光景のひとつだ。「まだまだ踊り足りなーい?一緒に踊りましょう」とラスト曲がスタート。曲中、歌謡ショーの歌手のように前列のお客さんと握手したり、マイクコードで縄跳びしたり、お茶目な山口さんの姿も。そんなサービス精神も含め、現代を代表するエンターテイナーとして、音楽を最大限に楽しむための可能性に挑んでいる。そんなことが心に刻まれた“ゼミナール”だった。アンコールの合間に、翌々日からレコーディングに入ること、いい曲がいっぱいできていること、を山口さんが報告して会場を再び沸かせた。そして「あと一曲、沁みながら踊りましょう!」と叫び、『夜の踊り子』で幕を閉じた。サカナクション札幌出身のロックバンド。メンバーは山口一郎(V&G)、岩寺基晴(G)、草刈愛美(B)、岡崎英美(key)、江島啓一(D)。2007年のデビュー直後から、デジタルを駆使した独特のサウンドを聴かせ、新たなロックの潮流に挑み続けてきた。とくに音響、映像など最新の装置を積極的に使い、明確なコンセプトで楽しませるライブ空間には高い定評があり、そこには必ず驚きと熱狂がある。バンドというより、クリエイター集団と呼びたい5人組。※『anan』2018年9月12日号より。文・北條尚子(by anan編集部)
2018年09月05日『アイドルマスター ミリオンライブ!』初のライブツアー「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」大阪公演初日が2016年3月12日、オリックスホールにて開催された。大阪公演には春日未来役の山崎はるか、最上静香役の田所あずさ、伊吹翼役のMachico、ジュリア役の愛美、箱崎星梨花役の麻倉もも、佐竹美奈子役の大関英里、望月杏奈役の夏川椎菜、所恵美役の藤井ゆきよ、百瀬莉緒役の山口立花子、横山奈緒役の渡部優衣、高坂海美役の上田麗奈、島原エレナ役の角元明日香、高山紗代子役の駒形友梨、二階堂千鶴役の野村香菜子が出演した。角元と野村は大阪初日のみの参加となる。既に終わった名古屋・仙台公演は、共通の基本フォーマットのもと、参加した10名のメンバーのほとんどを入れ替えた、いわばA面・B面的な構成だった。そして今回の大阪公演は、名古屋組、仙台組、ツアー初参加組がバランスよく入った14人構成なこともあって、セットリストの変化やメンバーの成長という「ツアーの醍醐味」が感じられはじめる公演となった。大阪は3rdツアー初の2日制であり、公演リーダーは藤井ゆきよと地元出身・渡部優衣のコンビ。5都市を巡るツアーはここが折り返し点となる。オープニングの「Dreaming!」で全員が登場すると、今まではメインステージ上の5つのお立ち台に2人ずつが立っていたのが、リーダー以外は3人ずつに。凝集感というか、見た目にも人数が増えたのが明らかだ。その中でもスラリとした長身の2人・渡部優衣と藤井が並び立つ姿には華がある。そして渡部優衣の「ついに、帰ってきたで大阪ーー!」の叫びには地元愛がにじむ。会場が大阪となれば、ご当地ネタで誰もが思い浮かべるのが食べ物の話だ。夏川が「楽屋のたこ焼きがおいしかったです。たこ焼きパワーで頑張る!」とアピールすれば、ステージでは麻倉がたこ焼きを本当に幸せそうに食べていた話題も。当の麻倉はといえば、「皆さんも是非食べてくださいね。あ! ライブも楽しんでくださいね」と、彼女らしい言葉で周りを笑顔にしていた。大阪ならでだったのが、リーダー藤井肝いりの「ミリオン興行演芸劇場」という企画コーナー。出演者たちが4組のトリオを組み、ショートコントや漫才風のネタを見せるというものだ。本業ではないし、微笑ましい感じのステージになるのかな……と思いきや、トップバッターの「もちぜっきーズギター(麻倉・愛美・大関)」チームから、麻倉の個性を最大限に活かしたシュールでかわいいネタと、関西出身の愛美のノリツッコミが冴える。驚いたのが駒形、角元、野村の同一事務所トリオによる「大阪スペクランド」チームで、3人とも喋りが立つ上に息がぴったり。立派にショートコントとして成立していた上に、角元が演じる人物のクソガキ感も素晴らしかった。それぞれの個性が出たネタ見せコーナーのラストは、リーダーの渡部優衣と藤井がご当地ネタをふんだんに織り込んだ掛け合い漫才を披露してきっちりと締めたのだった。ライブパートで感じたのは、今回のツアーに参加するミリオンスターズ総勢37人の層の厚さだ。非常に完成度と満足度が高かった名古屋・仙台を経ての三公演目だが、「恋愛ロードランナー」で海美が乗り移ったように熱いパフォーマンスを見せた上田、「Precious Grain」や「Persona Voice」で圧倒的な表現とボーカル力を見せつけた田所らは大阪がツアー初参加。ステージの顔になれるエースが次から次にと出てくるのは驚きしかない。一方、大阪初日のみの参戦で、大会場のライブ自体が初めてなのが角元・野村の2人。角元のステージで印象深かったのが麻倉と歌った「Smiling Crescent」。ライブでの絡みは初めてとは思えないぐらいバランスのいい2人で、ダンスの先生は「姉妹みたい」と評したとのこと。かわいさときらきらした存在感にますます磨きがかかる麻倉と、ステージ上でバランスよく映えるパフォーマンスを見せる初ステージ組がいたことに頼もしさを覚えた。野村はソロで「恋心マスカレード」を披露し、まずは千鶴としての「さぁ、行きますわよ!」の一言で会場の空気を引きこむ。初ステージらしい初々しさが随所にありながらも、間奏で4人のダンサーを従えてのダンスは堂に入ったもの。すでにたくさんの経験を積んで先を行く仲間たちに囲まれてのライブ初ステージには緊張や難しさもあったと思うが、この日のために懸命に積み上げてきた、今できるものを全力で見せる姿勢には好感が持てる。ステージの最後には野村から「明日も出たい!」「これから思い出をいっぱいいっぱい作っていけたらと思います」と、今日を楽しんで、これからに思いをはせる言葉が聞かれた。だが今回のライブで印象的だったのは、新鮮な顔ぶれのそれと同じぐらい、大ライブ出演経験の多い常連組のパフォーマンスが鮮烈に感じられたことだ。中でも圧倒的と表現したくなったのが関西出身の愛美。彼女がギターを奏でる弾き語りステージがどうやらすごいらしい……ということは、会場の観客には既に知れ渡っている様子。そんな期待感のハードルが上がりに上がっている状態の中、愛美が「プラリネ」を歌い終えると、会場は驚嘆と感動の叫びに包まれた。これぞベストアクトと思われた仙台公演でのそれを軽々と超えてきたMachicoの「Believe my change」など、素晴らしいパフォーマンスが続出する大阪公演初日だった。好パフォーマンスが続く空気ができあがる上では、地元凱旋ライブに気合が乗りまくっていた渡部優衣と、率先して緊張しながらステージを楽しんでいた藤井、ふたりのリーダーが果たした役割も大きいだろう。オープニングMC中、ゲーム用に収録が入るキャラクター挨拶でとちった藤井は、堂々と「TAKE2!」と叫んで、テンションましましでリトライ。失敗しても楽しんじゃっていいんだ、という姿勢に緊張がほぐれたメンバーもきっといたはずだ。藤井のソロの「アフタースクールパーリータイム」で、テンションが上がった藤井がちょっとしたミスをした際、会場の観客たちは歓声やコールでが自分たちが支えるから大丈夫! という意志を見せ、それを受け取った藤井が感謝して、感激していることがステージからはっきり伝わってきた。完璧ではなくても、こんなに幸せなステージはなかなかないはずだ。できあがった空気のベストライブを受けての二日目、明日は一体どんなステージを見せてくれるのかが楽しみでならない。「大好きな仲間と大阪にこれて、ほんまに幸せやなと思ってます! 今日はほんまにほんまに、ありがとうございました!」(渡部優衣)。○「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!」大阪公演初日(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
2016年03月13日人気スクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』に登場するユニット、μ’s(ミューズ)の最新ライブBlu-ray Disc『ラブライブ! μ’s Go→Go! LoveLive! 2015 ~Dream Sensation!~ Blu-ray Memorial BOX』(ランティス / 9月30日発売)が発売初週に4.9万枚を売り上げ、今週発表の10/12付オリコン週間総合BDランキング(集計期間:9/28~10/4)で初登場1位を獲得した。μ’sのこれまでの総合BDランキング最高位は、2014/1/6付で『ラブライブ! μ’s 3rd Anniversary LoveLive! Blu-ray』(2013年12月発売)が記録した3位で、首位獲得は初めて。さらに、2014/8/4付で『ラブライブ! μ’s →NEXT LoveLive! 2014 ~ENDLESS PARADE~ Blu-ray Disc』が記録した週間売上3.1万枚を上回り、同ユニット最高のBD週間売上となった。また、本作は音楽DVDとBDの週間売上の合算による同日付「総合ミュージックDVD・BDランキング」でも1位となり、BD総合1位とあわせて映像ランキング2冠を達成している。なお、アニメ関連の音楽作品によるBD総合首位獲得は、2012/12/10付で『THE IDOLM@STER 7th ANNIVERSARY 765PRO ALLSTARS みんなといっしょに! Blu-ray BOX【完全初回限定生産】』(2012年11月発売)が記録して以来、2年10カ月ぶりとなった。本作は、2015年1月31日と2月1日にさいたまスーパーアリーナライブで行われたμ’sの5周年記念公演の模様を収録した「Blu-ray Memorial BOX」(Disc4枚組)。全楽曲やアンコールパート前のアニメーションなど余すところなく収録している。(C)2013 プロジェクトラブライブ!
2015年10月07日