今ロックがおもしろい。サブスクリプションサービスで音楽を聴くことが主流になり、プレイリスト文化が定着してもう何年経っただろう。縦割りのジャンルで音楽を聴く人が少なくなった横断/クロスオーバー時代に、ロックがさまざまな場所で確実に生きていることを実感する場面が増えた昨今。世界規模での直近の話だと、ラッパー/ソングライターのトラヴィス・スコットがピンク・フロイドから影響を受けたと公言するアルバム『UTOPIA』で、ロックの文脈から見ても圧倒的なサウンドを鳴らし、ロックを愛するポスト・マローンがさらにまごうことなきロックアルバム『Austin』をリリースした。UKからは御大ブラーが8年ぶりのニューアルバムで見事に帰還、本国でのライブは絶賛の嵐だ。日本国内に話を移すと、ヒップホップクルー、BAD HOPが、『フジロックフェスティバル』でロックバンド、RIZE×the HIATUSの演奏とともに圧倒的なパフォーマンスを披露した。ローカル規模でも、コロナ禍の規制緩和後、都内のライブハウスは活気を取り戻しつつあると感じている。クラブシーンでもダンスミュージックの中で新たな価値を見出し提示するロックバンドも出てきており、これから大きな何かが始まりそうな予感にあふれている。そんなロックが躍動する今をw.o.d.はどう走っているのか。彼らは、60年代から続くオルタナティブなロックの文脈をまっすぐ受け継ぎながらオリジナリティを突き詰め、ロックの王道をかつての貯金ではなく、現在進行のものとして輝かせているバンドだと言えるだろう。今年に入ってリリースしたシングル「My Generation」では、BOOM BOOM SATELLITES・THE SPELLBOUNDの中野雅之をプロデューサーに迎え、ぎらついたロックと電子音のダンスミュージックに親和性を見つけ、それをバンドサウンドに落とし込むことで自らのキャリアにまた新たな旗を立てた。最新シングル「STARS」は、TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-」のオープニングテーマに選ばれ、荒ぶるロックサウンドを2023年のお茶の間にまで響かせている。だからこそなのか、w.o.d.のライブはスケールアップとともに、年齢や趣味嗜好といった客層もどんどん広がっていることが印象的だ。今回の『バック・トゥー・ザ・フューチャーⅥ』もまた、多種多様な観客の織りなす景色に痺れた。会場は恵比寿ザ・ガーデンホール。オールスタンディング1500人を埋め尽くすフロアは、80、90年代からロックを聴いているであろうミドルエイジや明らかに高校生など、若者を中心に世代はバラバラ。ファッションも古典的なロックからパンク、グランジ、Y2Kのリバイバルなど個性豊かな人々が集う。開演前のBGMが、w.o.d.をめがけて多種多様な方面から集結した観客のシナジーによる、新たなムーブメントの始まりを祝福する賛歌のように聞こえる。広いステージの真ん中に寄せられたセット。その周りをスタンドところがしの照明が囲む。演出へのこだわりを感じさせつつ、w.o.d.はどこまでもライブハウスのロックバンドだという意志表明のような気合いが漲っていた。お馴染みヴァニラ・ファッジによるザ・ビートルズ「Ticket to Ride」のアーシーでサイケデリックなカバーとともに、サイトウタクヤ(Vo/Gt)、Ken Mackay(Ba)、中島元良(Ds)の3人が登場。場内には大きな拍手と歓声が湧く。1曲目はw.o.d.を代表する曲の一つ「1994」。終盤のハイライトを飾るイメージの強いキラーチューンがいきなりきたこともあってか、パンキッシュなイントロが鳴った瞬間、歓声が叫びに変わり、“ドドドッ”という無数の足音とともに、満員の会場の後ろ半分が空くほど観客の波が前のめりに。コロナ禍の規制中は味わえなかった熱狂とスリルがたまらない。サイトウが「w.o.d.ですよろしく」と一言、続いては「イカロス」。Kenのベースと元良がドラムがローギアのままフルスロットルで走っているような迫力のあるサウンドに、火花のようなサイトウの鋭く熱いボーカルが重なる。そこから最近のライブでは演奏していなかったロックンロールチューン「丸い真理を蹴り上げて、マリー。」とスピーディーな曲が続き、フロアを埋め尽くす拳と揺れる頭やジャンプが場内の熱をぐんぐん上昇させていく。タイプの異なる疾走系のサウンドで観客を牽引したあとは、「Kill your idols, Kiss me baby」。ミドルテンポで16分を刻む横揺れのグルーヴで揺さぶる。これぞw.o.d.。曲のバリエーションに生演奏だからこそのタフネスが加算され、早くもフロアはカオス状態に。元良の華やかでダイナミックなドラムから始まるロックンロールパレード「馬鹿と虎馬」では、色とりどりの照明にパーティー感が高まる。そこからの「失神」で、オルタナティブロックのダイナミズムと変則ダンスビートが交差し、ダンスの渦は天井知らずで激しさを増していく。「KELOID」、「スコール」は前述した「丸い真理を蹴り上げて、マリー。」もあわせて、2018年の1stアルバム『webbing off duckling』からの思わずにんまりしてしまうにくい選曲。w.o.d.のメロディアスサイドとして定着した「オレンジ」では、歓喜の声が湧く。サイトウタクヤ(Vo/G)のボーカルは激しいロックだけでなく、こういった伸びやかで優しい歌にもはまる。彼の弾く90年代UKロックを思わせるギターの音色やコード感、轟音のイメージが強いKenのソフトタッチなベース、元良のパワーで押さない軽やかな跳ね気味のドラムとのマッチングもライブで聴くとひとしおだ。続いても「あらしのよるに」でサイトウのメロディーメイカー/歌うたいとしての側面を響かせ、ステージは後半に入る。MCを挟んで一気にギアを上げ最新シングル「STARS」へ。サイトウのゾクゾクするようなギターリフにKenのヘビーなベース、元良の鬼神のような連打が重なるイントロが轟くと、待ってましたと言わんばかりに会場が揺れる。サビは3人と観客の感情のぶつかり合いが見えるよう。続いて元良のハンマービートが火を噴くような「楽園」、Kenの極太爆音ベースリフがうねりを上げる「Fullface」でフロアはもみくちゃ状態に。ロックンロールのみが持つ肉体性を爆発させた3曲の連打。しかし、まだまだこんなものではない。ここからの展開がさらに凄まじかった。今回の『バック・トゥー・ザ・フューチャーⅤ』は東阪のみの公演だったが、11月からは全国10カ所を回るツアー『バック・トゥー・ザ・フューチャーⅥ』を行うことを発表。「今回は2箇所だったけど、2箇所は少なったから。全国を周ります。俺らはあんまりそういう、どこまでもいくから!とかちゃうけど、そのうちデカいとこでやってもこのノリで観に来てくださいね。自由でね。自由にね」とサイトウが話し、「モーニング・グローリー」へ。60年代サイケデリック時代のザ・ビートルズと90年代のエレクトロニックミュージック、ケミカル・ブラザーズの接点を鳴らしたようなサウンドから絶妙なカットインで「Mayday」、そして4つ打ちの「踊る阿呆に見る阿呆」と、多様なダンスグルーヴを放ち乱舞の嵐が起こる。現実という概念が飛び、無双状態に入ったかのように見える3人と観客。そしてラストの「My Generation」で、これまでのw.o.d.の“自由な”ライブをさらに更新する。色とりどりのストロボがガンガン光り飛び交う。観客全員が覚醒したようなダンスの波が閃光と混ざる超絶景。目に見える動きではなく、ただひたすら個の感性で楽しむというベクトルで一つになった、熱狂の向こう側にあるハイなユートピア、理想のダンスフロアの獲得。一人ひとりが主役としてフロアに爪痕を刻む。そういう意味ではそこにアーティストと観客という境界線はない。その様が、ステージ奥に掲げられた幾多の星(「STARS」)が並ぶ大きな旗と繋がった。まさにマイジェネレーション(「My Generation」)が生まれた瞬間に興奮が湧いて止まらない。そして毎度アンコールがないことも最高だ。演者があらゆる予定調和を蹴り飛ばすことで、皆が感情(『感情』)を出し切った、閉演後のあの空気をまた吸いたい。w.o.d.ならそのための準備はしてきてくれるはずだと信じている。ありがとう。Text:TAISHI IWAMIPhoto:小杉歩<公演情報>ONE MAN TOUR “バック・トゥー・ザ・フューチャーⅤ”8月10日(木) 恵比寿ザ・ガーデンホールセットリスト1.19942.イカロス3.丸い真理を蹴り上げて、マリー。4.Kill your idols, Kiss me baby5.馬鹿と虎馬6.失神7.KELOID8.スコール9.バニラ・スカイ10.オレンジ11.あらしのよるに12.STARS13.楽園14.Fullface15.モーニング・グローリー16.Mayday17.踊る阿呆に見る阿呆18.My Generationw.o.d.「STARS [LIVE VIDEO]」<ツアー情報>w.o.d. ONE MAN TOUR "バック・トゥー・ザ・フューチャーⅥ"11月7日(火) 兵庫・神戸太陽と虎11月8日(水) 愛知・名古屋Electric Lady Land11月10日(金) 福岡・DRUM Be-111月11日(土) 広島・SIX ONE Live STAR11月16日(木) 宮城・仙台CLUB JUNK BOX11月18日(土) 北海道・札幌cube garden11月25日(土) 新潟・CLUB RIVERST11月26日(日) 石川・金沢AZ12月1日(金) 大阪・BIGCAT12月2日(土) 東京・Zepp Shinjukuチケット情報はこちら:()<配信情報>w.o.d.「STARS」配信中<リリース情報>w.o.d. ニューシングル『STARS』9月6日(水) リリース●通常盤(CD):1,300円(税込)【CD収録内容】M1. STARSM2. My GenerationM3. STARS -English version-●期間生産限定盤(CD+DVD):2,100円(税込)※7インチ紙ジャケット仕様【CD収録内容】M1. STARSM2. My GenerationM3. STARS -TV Size version-M4. STARS -Instrumental version-【DVD収録内容】TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』ノンクレジットオープニングムービー関連リンクw.o.d. オフィシャルサイト:
2023年08月18日8月15日、東京ダイナマイトのハチミツ二郎(48)が左大腿会陰部筋肉内膿瘍及び敗血症性ショックによる治療中であることがわかった。同日、よしもとライブが公式サイト上で、8月20日に予定されていた公演「金属バットvs東京ダイナマイト ワンマッチ興行」が、ハチミツ二郎の治療のため延期になると発表。これを受け、ハチミツ二郎本人もX(旧Twitter)上でコメントを投稿し、入院中であることを明かした。《明日どうなるか分かんないから、遠い約束は出来ないけど、都内同規模キャパの開場はもう押さえてあります。そこに向けて退院、回復を目指しています。目処が立ったら正式にお知らせします。チケットそのままお持ち下さい。秋には。》ハチミツ二郎には、’18年7月に急性心不全と急性呼吸不全、肺炎を起こし大阪市内の病院に入院した過去がある。さらに、’20年12月には新型コロナウイルスに感染し重症化。ICUで8日間意識を失い一時危篤状態にあったことを明かしていた。今年3月には母親をドナーとした腎移植手術を受けたものの手術がうまくいかなかったことも公表。ファンからは体調を心配する声があがっていた。■破天荒な芸風の裏で…シングルファザーとして娘を育てる苦悩を日記に綴る破天荒な芸風で知られるハチミツ二郎だが、私生活では’21年に妻と離婚。娘と暮らすシングルファーザーだ。自身のnoteでは、「ハチミツ二郎シングルファーザー日記」というタイトルで、闘病と小学生の娘の子育てを両立する苦労を赤裸々綴っており、初回の投稿は、以下のような冒頭から始まる。《2021年11月、離婚をして小学3年生の娘の親権を取り、シングルファーザーとして、単身で娘を育てることになった。それだけでも大変なのだが、2020年12月にコロナに感染し重症化したオレは入院中から有無を言わさず人工透析が始まっていた。人工透析は一度始めたらやめることは出来ない。週3回、1日4時間、機械で全身の血を入れ替え自力で出せなくなった老廃物や水分を除去する。これが透析になったら人生の終わりと言われる程のシンドさ。透析とシングルファーザー、2つの重い十字架を背負ったオレと娘の生活が始まった現在#10まで更新されているこの日記からは、料理や洗濯などの家事をこなし、ときに駄々をこねる娘に厳しさを交えながら、ひとりの父親として愛情を注ぎながら子育てする様子が伝わってくる。SNS上では今回の報道を受け、「ダディ」と呼ぶ愛娘のためにも、早く元気な姿を見せてほしいという声が相次いだ。《敗血症性ショックってそんな重篤な病状なのか、知らなかった。絶対に生きて帰ってきてほしい。じゃないと、あの天真爛漫な娘さん(noteより)に誰がまた美味しいご飯を作ってあげるんだ》《ハチミツ二郎さんを心配するツイートの中に「二郎さんがnoteで書いているシングルファザー日記を楽しみにしてたのに更新が滞っていて」というのを見つけて、note読んでました……小学生の娘さんとの二人暮らしのことが書いてある。こんなん泣いちゃうよ。娘さんも待ってるから早く元気なって二郎さん!》《ハチミツ二郎さんの娘ちゃんが心配になる》《シングルファザーで娘さんのためにも長生きしてほしい》
2023年08月16日音楽フェス「⻨ノ秋音楽祭 2023 #Seeds」が、2023年11月11日(土)・12日(日)に埼玉県東松山市の「コエド(COEDO) クラフトビール醸造所」にて開催される。キャンプ型音楽フェス「⻨ノ秋音楽祭 2023 #Seeds」2022年11月に初開催された「⻨ノ秋音楽祭」は、音楽ライブ、キャンプ、クラフトビール、を組み合わせたキャンプ型の音楽フェス。埼玉・川越発の醸造所「コエド クラフトビール醸造所」を舞台に、様々なアーティストによるライブ、開放感のあるキャンプ、そしてこのイベントでしか飲むことが出来ない限定のクラフトビールが楽しめるイベントだ。蓮沼執太 & U-zhaan、大木伸夫、ホリエアツシら出演イベントのメインコンテンツとなる音楽ライブには、盟友・蓮沼執太と共に出演する地元・川越出身のタブラ奏者・U-zhaan、同じく川越出身で「COEDO ビール」をこよなく愛するACIDMANのボーカル・大木伸夫、結成25周年を迎えたストレイテナーのホリエアツシ、傑出した音楽性で確かな地位を築いてきたandropらがステージに上がり、会場を盛り上げる。出演者一覧■11月11日(土)androp、蓮沼執太 & U-zhaan、ホリエアツシ(ストレイテナー)、村松拓(Nothing’s Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)with 伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION / PHONO TONES)/宮下広輔(PHONO TONES) ...and more■11月12日(日)大木伸夫(ACIDMAN)、Caravan、ROCKINʼ QUARTET(大木伸夫・ホリエアツシ・村松拓・内澤崇仁・NAOTO QUARTET) ...and more※第1弾出演アーティストラインナップ開催概要開催日時:・2023年11月11日(土) 8:00 キャンプエリア OPEN / 10:00 ライブエリア開場 / 11:00 開演(予定)・2023年11月12日(日) 10:00 ライブエリア開場 / 11:00 開演(予定)会場:コエド(COEDO) クラフトビール醸造所屋外グラウンドエリアおよび醸造所内(埼玉県東松山市大谷 1352)チケット早割受付期間:8月11日(金)10:00〜08月22日(火)23:59(先着先行)※限定数に達し次第販売終了。※「手ぶらでキャンプ」「場外駐車場チケット」は一般発売から取り扱い開始。取り扱い:イープラス【早割入場券】*限定数先着先行発売<早割2日通し券>・早割2日通し入場券(20歳以上) 13,000円(COEDO ビールチケット2枚付き)・早割2日通し入場券(中学生-19歳以下) 6,500円(ソフトドリンクチケット2枚付き)<早割1日券>・早割1日入場券(20歳以上) 7,000円(COEDO ビールチケット1枚付き)・早割1日入場券(中学生-19歳以下) 3,500円(ソフトドリンクチケット1枚付き)※ビールチケット、ソフトドリンクチケットは入場時に配布。※小学生以下は入場無料(要保護者同伴)。【早割キャンプチケット(場内駐車場付き)】※限定数先着先行発売。広さが選べるキャンプチケット。 キャンプエリアに隣接する場内駐車場を利用可能。・早割こじんまりキャンプ 区画 3m×4m+場内駐車場 2日間 7,000円・早割ひろびろキャンプ 区画 6m×7m+場内駐車場 2日間 11,000円・早割ひろびろキャンプ(森の中エリア) フリーエリア+場内駐車場2日間 13,000円※キャンプエリアの利用者は2日通し券が別途必要。1日券では利用不可。※場内駐車場はキャンプエリアと隣接。※場内駐車場はキャンプチケット1枚につき1台まで駐車可能。一般発売:8月26日(土)10:00〜受付開始【入場券】<2日通し券>・2日通し入場券(20歳以上) 15,000円(COEDO ビールチケット2枚付き)・2日通し入場券(中学生-19歳以下) 7,500円(ソフトドリンクチケット2枚付き)<1日券>・1日入場券(20歳以上) 8,000円(COEDO ビールチケット1枚付き)・1日入場券(中学生-19歳以下) 4,000円(ソフトドリンクチケット1枚付き)【キャンプチケット(場内駐車場付き)】広さが選べるキャンプチケット。キャンプエリアに隣接する場内駐車場を利用可能。・こじんまりキャンプ 区画 3m×4m+場内駐車場 2日間 8,000円・ひろびろキャンプ 区画 6m×7m+場内駐車場 2日間 12,000円・ひろびろキャンプ(森の中エリア) フリーエリア+場内駐車場 2日間 15,000円【手ぶらでキャンプエリア宿泊(COEDO ビール飲み放題付き)】※詳細は後日発表。【場外駐車場チケット】・11月11日(土) 場外第一駐車場チケット 2,000円・11月12日(日) 場外第一駐車場チケット 2,000円※各種チケットに関する詳細は、イベント公式WEBサイト(より。
2023年08月13日ものがたりグループ☆ポランの会主催、『手話と音楽と語りで綾なすライブセッション〜すきとおったほんとうのたべもの〜』が下記の通り上演されます。【東京公演】2023年9月8日(金)/会場:ルーテル市ヶ谷ホール(東京都新宿区市谷砂土原町1-1)【花巻公演】2023年9月30日(土)/会場:宮沢賢治イーハトーブ館ホール(岩手県花巻市高松1-1-1)チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中東京公演 花巻公演 公式ホームページ Twitter instagram Facebook YouTube 多様性が織りなす心震えるライブセッション。「共に創り出す共鳴の舞台」が帰ってくる!昨年、大きな感動と共感を呼び起こした公演が、さらなる進化を遂げて帰ってきます。視覚に障害のあるバイオリニスト、聴覚に障害のある俳優、そしてものがたりグループ☆ポランの会のメンバーとが、お互いの個性を輝かせ、手話パフォーマンスと音楽と語りを通じて一体となり、その場で生まれる芸術(ライブセッション)をお届け!今回のテーマ〈〜すきとおったほんとうのたべも〜〉には、文化・戦争・生命・多様性など、現代の私たちが共感するメッセージを込めています。手話パフォーマンスでは視覚的な表現で、音楽で感情を豊かに伝え、語りは言葉の力を引き出します。視覚、聴覚、感情のすべてを刺激し、異なる表現が調和して一体化する芸術的な魅力に溢れた共創舞台。言葉を超えた感動と共感を共有し、より豊かな心のつながりを感じてください!イラストレーターの日下明さんが〈〜すきとおったほんとうのたべも〜〉をテーマにした描き下ろしたメインビジュアルも必見!日下明×宮澤賢治ワールドをお楽しみください。会場では数量限定でクリアファイルを販売!過去公演より過去公演より過去公演より出演者プロフィール彩木香里俳優、ナレーター。16年間NHK広報ナレーション、7年間ポンキッキーズシリーズ総合ナレーションを務める。テレビや映画などにナレーターとして多数出演する他、新国立劇場、東京芸術劇場、超ダイバーシティ芸術祭、世田谷パブリックシアターなど舞台公演の音声ガイドディスクライバー(原稿執筆)としても活動している。映画『こころの通訳者たち 〜Whata WonderfulWorld〜 』 に 出演。白井崇陽視覚障害を持つバイオリニスト。作曲家。筑波大学付属盲学校音楽科を経て2006年桐朋学園大学音楽学部バイオリン科卒業。2008年アルバム「大いなる刻」にてCDデビュー。全国各地での演奏の他、学校での講演(トーク&ライブ)・舞台音楽への参加・アニメや音楽のレコーディング・ラジオパーソナリティなど、幅広く活動中。映画『こころの通訳者たち 〜Whata WonderfulWorld〜』に出演。河合祐三子地元の劇団『舞夢』を経て1988年に社会福祉法人トット基金『日本ろう者劇団』に入団。現在フリーランス俳優として舞台に立つ傍ら手話教師、ろう通訳者、ろう子どもの演劇ワークショップ、非言語ワークショップなど全国的に活動。2023年4月2人組ユニット「てことば・てかなで・てあそびDuoメリマリ」を結成。サインポエム、手話遊び、Dオンガク(ろうリズム)、VV(ビジュアルバーナキュラー)表現などを披露。武井誠手話通訳士。両親ともろう者の家庭に生まれ、「CODA ( コ ーダ)」として育つ。手話と音楽の融合を志し、大学在学中に手話バンド『こころおと』結成。卒業後音楽活動の傍ら『新・星の金貨』や『すずがくれた音』等のテレビドラマの手話指導、『バベル』や『ゆずり葉』などの映画協力、企業での手話コーディネート、手話教室の講師等も行っている 。TOKYO2020オリンピック・パラリンピックでは手話通訳統括として参加。団体概要2004年の設立以降、宮澤賢治の魅力に魅せられた様々なジャンルの人たちが集まって表現活動を行っている。これまで童話 38作品、心象 スケッチ7作品、唄 3作品を上演。2021年、『春と修羅』全詩の朗読をCD6枚にまとめた活動に対して「イーハトーブ賞奨励賞」を受賞。2022年には『手話と音楽と語りで綾なすライブセッション ーわたくしといふ現象ー』にて、「手話」「音楽」「語り」と3つの異なる視点から宮澤賢治の世界の可能性を切り開くことに挑戦。手話による視覚的情景描写、音楽での言葉を超えた空間体験、語りで動的立体感の公演で好評を博した。公演概要『手話と音楽と語りで綾なすライブセッション〜すきとおったほんとうのたべもの〜』作:宮澤賢治演出:窪田 荘史演目・注文の多い料理店 序・注文の多い料理店・土神と狐■東京公演ルーテル市ヶ谷ホール(東京都新宿区市谷砂土原町1-1)昼:2023年9月8日(金)13時開演夜:2023年9月8日(金)19時開演※開場は、開演の60分前です。<チケット料金>前売:一般 4,500円、学生 2,500円(学生証提示)当日:一般 5,000円、学生 3,000円(学生証提示)(全席自由・税込)■花巻公演宮沢賢治イーハトーブ館ホール(岩手県花巻市高松1-1-1)2023年9月30日(土)13時開演※開場は、開演の60分前です。<チケット料金>一般 2,000円、12歳以下 1,000円(全席自由・税込)出演アーティスト<語り手>石神哲郎 / 小寺麻未 / 彩木香里 / 鈴木太二<手話パフォーマー>數見陽子 / 河合祐三子 / 佐沢静枝 / 武井誠 / 南雲麻衣<演奏>白井崇陽(バイオリン)/ 金澤亜希子(ピアノ)全作品字幕・ライブガイド!見えないお客様、聞こえないお客様も一緒に楽しんでいただけるよう、字幕と音声ガイドを導入しています。・音声ガイドはお手持ちのFMラジオでどなたでもお聞きいただけます。 ※東京公演のみ・FMラジオを設置した音声ガイド席があります。お聞きになりたい方は選択いただけます。(先着順・限定50席)※東京公演のみ・字幕は宮澤賢治の本文に倣い、原文そのままを投影いたします。オノマトペや旧仮名などもお楽しみください。・当日受付ロビーにて触れる衣装(ハンズオンドール)を展示いたします。出演者の衣装を、手で触れてご体感ください。スタッフ演出:窪田壮史舞台総合:植松りか照明:石井高彦(ICONICS)映像制作:石神哲朗イラスト:日下明デザイン・編集:深田美千代衣裳:榊登司子音声ガイド:株式会社音声ガイドット字幕:山田よう鈴木太二制作:彩木香里山田よう制作協力:横田紗世野崎美樹宣伝:小寺麻未配信:KUR(U-3)主催:ものがたりグループ☆ポランの会協力:CINEMA Chupki TABATA特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)株式会社音声ガイドット後援:宮沢賢治研究会宮沢賢治学会イーハトーブセンター 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月08日総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、レンズ径60㎜、70㎜、80㎜の3機種のラインナップとなる「クリエールルーペR」シリーズを2023年8月17日(木)に発売します。使い勝手を多面的に見直し、普段使いでの快適性を極めた日本製ルーペです。レンズ面での反射を抑えるマルチコート、レンズの傷つきを軽減するハードコート、視野の隅々までスッキリした像を結ぶ非球面レンズ、置いた時に柄が持ち上がる構造、手になじみ疲れにくい形状など、すべてにおいて高い品質で設計しています。【マルチコートでクリアな視界】透明度の高い光学アクリル樹脂をレンズ材に採用しています。さらにレンズ光学面に光の反射を抑えるマルチコートを施し、レンズ材の高い透過率を最大限に発揮。光量ロスを抑えコントラストの高いクリアな像が得られます。【歪みの少ない非球面レンズ】歪みの少ない非球面レンズを採用しています。中心はもちろん、視野隅々まで歪みを抑えスッキリした像が得られます。※※レンズと目の距離を25cmとした場合に歪みが最小となります。【持ちやすい形状・ハードコート仕様】机などに置いた際、柄の部分が浮き上がるようにデザインしています。「置いたルーペはつかみにくい」 というお客様の声から生まれた工夫です。レンズ面には、硬度をアップする5Hハードコートを施しています。レンズにキズがつきにくく、安心して使用できます。【手に馴染むグリップ】双眼鏡の外装などで使用されている、ゴムよりも軽く高い弾力性のある樹脂素材を採用。手にしっくりと馴染み、長時間の使用でも疲れにくい設計です。商品名:クリエールルーペR60<発売日>2023年8月17日(木)<メーカー希望小売価格>4,180(税抜3,800)<商品コード>42901<JANコード>4955295429011<製品ページ> 商品名:クリエールルーペR70<発売日>2023年8月17日(木)<メーカー希望小売価格>5,060(税抜4,600)<商品コード>42092<JANコード>4955295429028<製品ページ> 商品名:クリエールルーペR80<発売日>2023年8月17日(木)<メーカー希望小売価格>5,940(税抜5,400)<商品コード>42903<JANコード>4955295429035<製品ページ> 仕様商品名:クリエールルーペR60レンズ径:60mmレンズ形状:非球面レンズ倍率(明視距離):3倍コーティング:マルチコード・5Hハードコートレンズ材質:光学アクリル樹脂(PMMA)作動距離:6.2cm※商品サイズ:183×68×21mm重さ:44g原産国:日本商品名:クリエールルーペR70レンズ径:70mmレンズ形状:非球面レンズ倍率(明視距離):2.5倍コーティング:マルチコード・5Hハードコートレンズ材質:光学アクリル樹脂(PMMA)作動距離:8.3cm※商品サイズ:198×79×21mm重さ:57g原産国:日本商品名:クリエールルーペR80レンズ径:80mmレンズ形状:非球面レンズ倍率(明視距離):2倍コーティング:マルチコード・5Hハードコートレンズ材質:光学アクリル樹脂(PMMA)作動距離:12cm※商品サイズ:213×90×21mm重さ:67g原産国:日本※:目とレンズの距離を25cmとした場合。<Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン 公式Facebook 公式Twitter また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月07日「このアルバムでは今の僕が感じる心地よさみたいなものを表現してみました。すべての現実はビジョンを思い浮かべるところから始まって未来につながっていくんだと思っています。聴いてくれた人が素敵なビジョンを思い描けるきっかけになればうれしいですね」そう語るのは、7月19日に5年ぶりのニューアルバム『Sweet Vision』をリリースした山下智久(38)。主演映画『SEE HEAR LOVE』がアジアでも大ヒット、海外ドラマにも出演し、グローバルに活躍中だ。アルバム収録曲『Beautiful World』は、アジアチャートNo.1を獲得している。「ありがたいです。映画のプロモーションで韓国や台湾などに行きましたが、各所で歓迎していただいてモチベーションもグッと上がりました」8月からスタートするコンサートツアー(アリーナツアー『Sweet Vision』は8月11日愛知・ポートメッセなごやから、9月3日神奈川・ぴあアリーナMMまで3都市6公演開催)も5年ぶりの開催となる。「5年って長いようであっという間でした。大変なこともありましたけどたくさん学ぶことができた、意味のある充実した時間だったと思います。何より待っていてくれたファンの皆さんに感謝なので、一緒に濃密な時間を過ごしたいと思います」リハーサルなどで多忙な毎日だが、この夏にやりたいことは?「海が好きなのでドライブに行ったり、バーベキューをしたり、リラックスできることをしたいですね」5年前も同じ質問をして「バーベキュー」という言葉が返ってきたことを伝えると、こんな答えが。「バーベキューはね、一生やっていたい(笑)。楽しいから」かつての仕事仲間たちが、新たなチャレンジをしていることについて聞いてみると……。「今はすべての人が自由に生きていく時代になっていますよね。自分の心が反応することを自由にやっていく時代。僕はずっと自分の心に正直に、というキーワードで生きてきたし、これからもそうしていくと思います」自身のSweet Visionは、心のままに真っすぐに描かれているようだ。
2023年07月29日北アフリカのイスラム国家アルジェリアで、内戦の傷が癒えきらぬ不安定な社会でバレエダンサーになることを夢見る女性の再生の物語『裸足になって』。前作『パピチャ 未来へのランウェイ』(20)ではイスラム過激派のテロと女性の権利をテーマに、自身も経験したアルジェリアでの壮絶な内戦“暗黒の10年”の時代を描いたムニア・メドゥール監督が今作について語った。『パピチャ 未来へのランウェイ』では、ファッションデザイナーの夢をもつ生命力溢れる女性(リナ・クードリ)の視点を通すことで、よりリアルで過酷なアルジェリアの内情を伝えたが、『裸足になって』では、内戦が終わった20年後、“現在”のアルジェリアの社会を描き出している。再びアルジェリアを舞台にした理由について監督は「『裸足になって』では、事故による変化に苦しむ若いダンサーの物語を語ることで、現在のアルジェリアの歴史に再び踏み込むことにしたかった」と明かす。「私は元々、ドキュメンタリー映画出身ですから、映画でフィクションに書き直すために、自分の記憶の奥や体験に迫るのが好きなのです。私自身、事故でかかとを複雑骨折した後、しばらく動けず、長いリハビリをしたことがあって、孤独や寂しさ、障害、そして何よりも再起について語りたいと思っていたのです」と自身の体験を語る。「傷ついたフーリアは再生して、最終的にはもっと強い女性、つまり<彼女自身>になります。耐えることで、より偉大になったフーリアのヒロイン像は、傷つきながらも立ち上がるアルジェリアのイメージも想像して出来上がりました」と思いを馳せた。内戦終結から約20年、アルジェリアでは未だ個人の自由や体を使った表現に多くの規制があるという。「ダンスの場合、プライベートな空間ではOKでも、公共の場で踊れる機会はとても限られています。女性の体はタブーなのです」と監督。「ダンスをする女性は表現をしたい女性で、習慣や貞操が体系化されている父権性の伝統を重んじる社会では有害とされてしまうのです。考え方を変える必要がありますが、まだまだ道のりは長いですね」と“現実”を語った。そんな中、劇中で描かれるフーリアと彼女の母サブリナはともにダンサーであり、男性と暮らさず、ヴェールも被らず、喫煙もするという、自由な女性として映し出される。そのことについて「私にとって個人の自由とは、人生を満喫し、自分自身を表現し、様々な芸術の道を突き詰めることです。アルジェリアでは、伝統や父権性がまだ根強いから、女性が自由でいるのは難しい。結婚式で踊ることが恥ずべき行為と思う人がいても、映画に登場するサブリナは、才能があり、自分の力で堂々と生き、教養ある女性として描かれています」と言及する。クラシックバレエの枠組の中にいたフーリア。しかし彼女は、命に関わるような事故で言葉を失い、傷つきながらも手話を使う女性たちと交流し、「体を解放し、新しい身体言語に身を委ねる」ことによって自分の殻を破り、本当の自分を手に入れる。ダンスと手話は、権力者には理解できない反逆者の言葉、秘密の言語だとも監督は考える。「フーリアは、こうした女性たちだけにしか理解できないような振り付けのダンスを完成させます。強い絆と秘密の言葉で、現代社会を批判すべく団結するのです」と、傷つきながらも自由を求めて抗いつづける女性たちにエールを送った。『裸足になって』は7月21日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月23日落語と音楽ライブを交互に披露するという今までにない斬新なスタイルで開催されてきたスペシャ寄席。これまで2021年大阪、2022年東京、そしてSWEET LOVE SHOWERとのコラボレーションと3回も開催されてきた。今回は音楽ライブアクトに初のバンド編成としてフラワーカンパニーズが登場。噺家は桂雀太、そして落語以外の紙切りも期待される笑福亭 笑利が登場する事に。MCは発起人でもあるFM802DJの樋口大喜。開催を前に、フラカンから鈴木圭介・グレートマエカワ、そして桂 雀太と樋口による座談会を催して、今の想いを話してもらった。思わぬ共通点から、サブタイトル「全開の噺」にちなんだ全開の気持ちなど、4人に熱く語ってもらっている。落語を生で観た事がない人も、ロックを生で観た事がない人も、この座談会記事を読み、是非とも10月2日(月)東京・北とぴあ つつじホールへ足を運んでほしい。★座談会の模様を音声データでも公開中――まずは「スペシャ寄席」についてMCの樋口君から成り立ちを教えてもらえますか?樋口コロナ禍でクラブハウスというアプリが一世風靡しまして、僕も何もわからない状態から始めたのですが、そこで落語家さんと知り合いになれたんです。で、クラブハウスで寄席をやったらおもしろいのではと「クラブハウス寄席」を始めて、そこから実際に生のお客さんの前で「生クラブハウス寄席」を東京・大阪で開催して。その時に、スペースシャワーの方々に観に来てもらったんですね。そしたら、「音楽とやったらおもしろいのでは?」と言ってもらえて。確かに落語も音楽も演者の魂と生き様が乗っかっていて、だから一緒にやったら新しいエンターテイメントになるなと。スペシャの方からフラワーカンパニーズの名前が挙がっていて、じゃあフラカンと合う落語家さんと考えた時に、一番最初に閃いたのが桂 雀太さんでした。泥臭い部分、人情的な部分がフラカン楽曲と合うと思いましたね。樋口大喜――フラカンおふたりはお話を聞いた時に、どう思われましたか?鈴木おもしろそう!だけど、どうなるんだろうなと。マエカワ対バンやフェスという音楽だけのイベントも普段なかなか交わらないジャンルの人たちと一緒になることもあったりしてもちろん楽しいし、さらに違うエンターテイメントの方達と一緒にやるのはずっと興味があった。これまでもNGKでの(プラン9との)企画やオハラブレイクというフェスで演劇の方達とコラボしたこともあったりして、あと夏祭り的なものとか、いつも最高だったから、今回も新しい景色が見える気がしたかな。樋口構えたりしましたか?マエカワどう?鈴木NGKでやった時はガチガチだったかな。マエカワあの時はコントに僕らもちょっと参加させてもらって、台詞があったからね。鈴木びっくりするくらいに噛み噛みだったなぁ。あんなに噛んだのは今までない。マエカワ今回は鈴木が落語するとか、雀太さんが1曲歌うとかはないよね?!雀太それはアカンで!(笑)。僕も最初に聴いた時はおもしろそうと思いましたね。落語って喋りなんですけど、めちゃくちゃメロディー、リズム、テンポがいるんです。そのバランスのせめぎ合いをどうするかというのがあって、そういうスタイルで僕はやっているんです。ミュージシャンの方も語るように歌うと言いますし、だから歌うように喋る落語とだと、予測不能な化学反応が味わえるのではと思っていますね。桂 雀太樋口1回、雀太さんに落語の稽古をつけてもらった事があって、その時に「テンポとキーが大事」と言われた事を思い出しました、今の話を聞いていて。雀太低いキーでおもしろい事を言っても、あまり笑えないんですよ。お笑いのおもろい人って、ピッチを見たら、みんな高いんです。鈴木昔からですか?雀太ですね。師匠の誉め言葉に「上がりましたね」というのがあるんですけど、これはキーの事ですね。まぁ、腕とかかっているとは思いますけど。マエカワ「声が出ていた」とか言いますもんね。雀太がなるだけやなくて、声が通るという事ですね。「うるさい!」と言われるくらいで、ちょうどいいんですよ。師匠にもそれでいいと言われましたし、「100押せると100引ける」というんです。これ結構知らない噺家も多いですね。ウチの一門は理論的なんで。鈴木ちょっとした秘伝ですかね。雀太フラカンの1997年の野音ライブと2022年の野音ライブのBlu-ray(「二十五年後 〜フラカンの日比谷野音 2022と1997〜」)を観させてもらったんですけど、1997年の方がうるさかったんですよ。マエカワそうなんです!若い時は、とにかく大きな声で勝負と思っていて、でも今は若い子には声の大きさでは勝てないと思っているから。雀太キャリア、ステージ数がそうさせはったんかな。あれおいくつの時ですか?鈴木28歳とかですかね。雀太僕も師匠から「押せ!押せ!」と言われていたのは28歳くらいですね。鈴木今は抑えるというか、ギャアギャアうるさく押せなくなってきましたしね。鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)雀太でも最初はギャアギャア言うために始めたとこないですか?僕もワーワー言ってウケたいと思っていたけど、いくら前に押してもウケないから、どうなってるのかなと思ってましたね。師匠には「とにかく押せ!」と言われていましたし、「必ず疲れてきて、自然に引くと。引こうと思って、引くもんじゃない」と言われました。今、僕が弟子にこの話をすると、力を抜く事に力を入れているんですね。師匠が言ってた事に、なるほどと思えました。これ以上押せない時に引けるんですよ。鈴木意識じゃなくて肉体的に引けるんですよね。マエカワ鈴木が言っている事と一緒かも。――フラカンおふたりは雀太さんの落語を生で観られたと聞きましたが、いかがでしたか?鈴木実は初めて寄席を観まして。前座さんとか入れると数名出られていたんですが、雀太さんの第一声の「うぉーい!」みたいな声を聞いた時に、ちょっとヤベェのが出てきたなって。目の座り方と声の出し方というか、いわゆるロックバンドで言うところの狂気というか……。マエカワひとりだけオーラが違って、出てき時の場の空気が「あっ……」となる感じというか……。ご一緒する時、覚悟してかからないとと思いましたね。出てきただけで場を変えられる人ってロックバンドでもなかなかいないですからね。グレートマエカワ(フラワーカンパニーズ)樋口圭介さん今、寄席を観た事がないと言っていましたが、学生時代に落語研究クラブに入っていたと聞きましたけど?!鈴木高校生の時クラブ活動が必須で、選ぶ時にシャレで第五希望に書いたら入る事になっちゃって。1年間、週1回落語のカセットテープを聴いて、最終的には一席やらないといけないということで、僕は「時そば」をやりました。何遍もカセットテープを聴いて、字起こししたりしまたね。雀太苦行でしたか?鈴木辛かったです(笑)。でも落語には興味があって、それからも好きな江戸の落語家のテープを聴いたり、文献とかも読んだりはしていたんですよ。でも、行きたいなと思う落語家の独演会チケットは人気が凄くて絶対取れないし、寄席で退屈な人を観て、今までの落語への思いがおじゃんになるのも嫌だなって。マエカワ鈴木っぽい考え方だよな(笑)。雀太上方の落語家はあまりテープも聴いた事ないですか?鈴木桂枝雀さんは何本か聴きましたね。枝雀さんもイメージは“ヤベェ奴”なんですよ!雀太ヤバいっすね、あの人は……。僕の師匠の師匠なんです。鈴木受け継いでいるんだ(笑)。雀太僕はお会いできていなんですけどね。後、江戸と上方の違いも今はますますなくなってきていますよ。江戸は武家社会でお偉いさんが退屈な時に、誰かおもしろい事をとなって、屋根あるとこでやっているんです。でも、上方は「俺、おもろいから聴いてや!」と屋根の無い神社の境内とかで歩いている人を止めてやっているんです。だから、よりキャッチ―事を言わないといけない。だから滑稽話ですよね。江戸は屋根のあるとこやったから、じっくり人情噺ができる。昔は江戸の若い人はおさまっている人が多かったけど、今は押せ押せの人が多いですね。今は江戸上方行き来していますし、ジャンルレスで壁はなくなってきています。マエカワそれは音楽も一緒で、さらに落語とか音楽とかのジャンルも関係なくなってきてるのかも。音楽フェスにアイドルや芸人さんたちがたくさん出ているのもそうだし、エンタテインメントすべてがいい意味で融合してきているように思いますね。鈴木僕ら名古屋で組んだ20代の時は、ライブハウスの人に「関ヶ原を超えられるんか?!」なんて言われたけどな。今は、もう違うよね。樋口雀太さんのさっきの話で言うと、上方は神社境内で始まったからダイナミックとも言われるけど、それはストリートカルチャーであって、だから、より泥臭い部分、人間臭い部分が出たんだと思うんです。その根性の感じはロックと繋がるかなって。雀太こないだ奈良の生駒のラッキーガーデンというスリランカ料理屋さんに客でいったら、レジのとこに「音楽や落語などライブ募集」と書いてあって、すぐ日を決めて、大きな木の下で羊や鶏や山羊がいるとこでやりましたけど、山やから声がこだまして、そこがめちゃくちゃウケるんですよ(笑)。もう色んな壁がなくなっていく時代なんでしょうね!マエカワ俺らもそこに行かないといけないかも!生駒は鈴木が生まれた場所だし(笑)。樋口(笑)。「スペシャ寄席」でミュージシャンにバンドセットで出てもらうのは初めてなんですけど、もう落語と音楽の壁は無いと思いますし、落語から音楽へも流れる様に観せれたらなと思いますね。雀太落語で枕からネタのジョイントをキレイに魅せるように、落語と音楽もブチっと切れない様にしたいですね。落語ファンも来てくれるでしょうし、音楽ファンと混じりあったら良いですね。マエカワ初めて落語を観る人、逆に初めてロックバンドを観る人もいるでしょうから、そこがどう渦巻くか、ですよね。鈴木僕みたいな落語の情報だけは持っているけど、生で寄席を観た事がない人は割といると思うからね。最初の一歩がなかなか踏み出せない人もいるから。雀太いつか行ってみたいという人はたくさんいますから。こういうきっかけは本当に良いんですよ。鈴木素人からすると寄席は敷居が高い感じがする。頑固親父の店に行く、みたいな知らないルールがいっぱいあると思っているから。僕ら10代の時のライブハウスもそういう感覚がありましたしね。雀太実際はないんですけどね。樋口落語初めて、ロック初めて、そういう人たちに観てほしい気持ちですね。寄席にもライブハウスにも足を運んでほしいですから。なので、今回は2組だけでは無くて、笑福亭 笑利さんに出て頂く事になりました。テーマは寄席なので、普段の寄席みたいに紙切りも観れるし、三味線も聴けるしみたいな感じにしたくて、笑利さんに紙切りをして頂きたくて。また、笑利さんは創作落語の達人でもあるので、今回もしていただけたらなと思っていますね。雀太僕は当日演目を何するか、まだ決めていませんが、僕の前にフラカンさんの演奏があるから、そこをどう受けていくかですね。――全開の噺編というサブタイトルも気になるので、そのあたりもお聞かせ願えますか?樋口今までサブタイトルは付けた事がなかったんです。今までは複数の方に出ていただいて、毎回終わる度に、樋口が出てくる感じだったんですが、今回はすべてを流れでいきたいので、何かテーマがあった方が良いかなと。フラカンの代表曲である「深夜高速」のラストの歌詞である〈全開の胸全開の声全開の素手で感じることだけが全て感じたことがが全て〉が印象的で、押せ押せじゃないですけど力強さを感じたし、そこが雀太さんと合っていると思えたんです。雀太いいと思います。パフォーマンスはもちろん全開でいきますけど、マインドもオープンマインドでぶつかっていけたらなと思っています。もうお互いにかっこつけて何かする歳とかじゃないでしょう?!マエカワいやかっこつけたいですけどね(笑)。雀太かっこつけていましたか?!鈴木かっこつけてアレです(笑)。あっ、この座談会が終わる段階で急に思い出したんですけど、寄席はこないだが初めてでしたけど、生の落語は上方落語で、それも外で観ていました!小学校4、5年の頃、父親の田舎がある四日市の納涼祭で、桂福団治さんでした。めちゃくちゃおもしろくて、そのイントネーションをまんまパクって、その年の生徒会選挙演説でやって当選したんですよ(笑)。雀太落語でおいしい目にあった事あったんですね!?鈴木そうですね。流石にパクった事は今まで言ってなかったかも(笑)。雀太いやいや、それもオープンマインドでいきましょう!全開でいきましょう。Text:鈴木淳史Photo:HayachiN<イベント情報>『スペシャ寄席 其の四~フラカン 全開の噺 編~』10月2日(月) 北とぴあつつじホールOPEN17:30 / START18:30出演:フラワーカンパニーズ、桂 雀太、笑福亭 笑利MC:樋口大喜(FM802 DJ)【チケット料金】前売指定席:6,000円(税込)※配信視聴チケット販売あり、詳細は後日発表★ぴあアプリ先行(抽選):7月26日(水) 23:59まで受付中!詳細は こちら()フラワーカンパニーズ HP:
2023年07月17日アーティストの手越祐也が9日、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」のトーク番組『音楽よもやま座談会“音ナナ”』に出演。ライブを観て衝撃を受けた歌手を明かした。MCとイチナナライバーを「Group Call」機能でつなぎ、リスナーからのコメントを交えながら語り合う同番組。その中で、リスナーから「実際にライブに参加して、心を動かされた曲やアーティストの方はいらっしゃいますか?」というコメントが寄せられ、手越が名前を挙げたのが、セリーヌ・ディオンだった。「当時自分はまだ18歳とかだと思うんですけど、セリーヌ・ディオンのチャリティライブをラスベガスで観た」と回想する手越。「15歳のときに歌唱力を評価されて、グループのメンバーに選んでもらった」といい、「『特技なんですか?』って聞かれたら、『サッカーと歌』って答えてたんです。今はよくそんなこと言えるなと思うんですけど」と少し照れくさそうに振り返る。そして、「歌番組に出ても、自信満々に『自分は歌が好きで得意です』と言ってたんですけど、その自信を完全に壊されたのが、セリーヌ・ディオンのライブを観たときだったんです」と告白。「日本と世界ではこんなに違うのかと。“自分の歌に自信があるとか言っちゃいけないな”って。“世界に追いつくのはすごく難しいことかもしれないけど、もっと上を見て練習しなきゃいけない”と、ガキ手越祐也は思いまして」と冗談めかしつつ、「いろんなステージを観るとか、いろんな人と交流することがアーティストとして大事なんだなって改めて気付かされたのが、セリーヌ・ディオンの『My Heart Will Go On』を聴いたときなんですよね。あの曲は自分の音楽観を変えてくれた楽曲ですね」としみじみと語っていた。なお、同番組は21日(20:00〜)に第2回が配信予定。
2023年07月16日アーティストの手越祐也が9日、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」のトーク番組『音楽よもやま座談会“音ナナ”』に出演。グループ時代のライブで心がけていたことを明かした。MCとイチナナライバーを「Group Call」機能でつなぎ、リスナーからのコメントを交えながら語り合う同番組。ライバーの鈴木龍二から「ライブをやる中で、ステージからフロアに対してするパフォーマンス、いわゆる“ファンサ”みたいなものが全然できなくて。『これをやればいいんじゃない?』というものを伝授していただきたい」とお願いされる場面が。これに対し、手越は「元々僕はグループだったんですけど」と切り出し、「グループのときって歌割りってものがあるじゃないですか。グループのときだと自分が歌ってないパートもあるから、踊りがないような曲だといくらでもファンの人と交流ができる」と回想。その上で「でも今は基本、全曲一人で歌って踊るから、昔みたいに(ファンサを)あんまりできなくなって」と明かしつつ、「ライブに来てくれたファンの皆さん全員と目を合わせようという努力と、うちわにやってほしいことが書かれていたら、一つでも多く応えるようにしてました」としみじみと振り返り、鈴木にも「ふとウインクとかやってあげると、キュンとしてくれるんじゃないかな?」とアドバイスを送っていた。なお、同番組は21日(20:00〜)に第2回が配信予定。
2023年07月15日アーティストの手越祐也が9日、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」のトーク番組『音楽よもやま座談会“音ナナ”』に出演。ライブ直前の過ごし方を明かした。MCとイチナナライバーを「Group Call」機能でつなぎ、リスナーからのコメントを交えながら語り合う同番組。ライバーの鈴木龍二から「手越さんの音楽的なルーティーンとか健康的なルーティーンとか、欠かさずやっていることを教えてほしい。かつマネできそうなものだったら、最高です(笑)」と尋ねられ、手越は「一人でボーッとするとか昼寝とかができない性格で、起きてから寝るまでずっと動いてるんですよ」と自己分析する。続けて、「昼前くらいから仕事して、そのあとトレーニングして、ゴルフの練習に行って、ワインの学校に行って、ごはん食べに行って、そのまま飲みに行って、ゲームして……ってスケジュールです」と自身のスケジュールを整理。鈴木が「普通の人の5日間分くらいのことを1日でやるわけですね」と驚くと、「そうかもしれない。なかなかの分量のことをやってると思います」と笑顔を浮かべた。また、音楽的なルーティーンとしては、「ライブでいうと、まずリハーサルをしてから、1時間くらい前にメイクをして、20〜30分くらいで仕上げて」「自分の好きなゲームの配信とかスポーツの動画を観てリラックスして、10分前くらいにバンドメンバーとかダンサーがいたら、みんなで気合い入れをして、ステージに出る数秒前まで周りのスタッフと談笑して、『じゃあ、行ってきまーす!」って感じです」と告白。手越のライブ直前の過ごし方を聞き、鈴木は「イメージ通りですけど、それ絶対マネできません!」と感服している様子だった。なお、同番組は21日(20:00〜)に第2回が配信予定。
2023年07月14日6月17日、日比谷野外音楽堂にて10人組ダンス&ボーカルグループBUDDiiSがワンマンライブ「BUDDiiS vol.05-MAGiiCAL-」を行った。グループ結成以来、初の野外となる本公演。初夏にぴったりの熱いライブの模様をレポートする。BUDDiiSが届ける、完全解放したライブ梅雨の真っ只中だというのに、晴れ渡った空。6月にしては少し暑すぎるようにも感じるが、青空と初夏の空気がBUDDiiSにはよく似合う。そしてこの空間がよりライブへの期待を高めてくれる。定刻17時。うっすらとスモークが立ち込め、照明が消える。スクリーンには森の中を10色の光が走るファンタジックな映像が流れ出す。メンバーの姿が映し出されるたびに、ペンライトが大きく揺れ、歓声が上がる。この日、腰椎椎間板ヘルニアおよび坐骨神経痛のため出演を見合わせているKEVINが映し出された際にはより大きな声援が沸き起こった。照明が会場をあおるように点滅し、体を揺らすようなサウンドが響き渡る。白を基調とした衣装を身に纏ったメンバーが登場すると、割れんばかりの拍手と歓声が響き渡る。「最高の1日にしていきましょう!」とFUMINORI。そんな最高の1日のオープニングを飾るのは、夏らしいムードを盛り上げる『Under The Sea』。FUMINORIの「暴れるぞ!」という声に会場が応える。ゆったりとした楽曲だが、1曲目の高揚感と、メンバーの気合いで波は激しめ、バディ(BUDDiiSファンの総称)たちを一気にその波で飲み込んでいく。初っ端から飛ばしていくセットリスト。続いては『To The Top』。ボーカルのKEVINの声は音源によるものだが、その歌声に9人の息の合ったダンスが重なるとグッとくるものがある。そこにMORRIEとSHOOTのハーモニーがバチッとハマり爽快感さえ感じられる。さらに2曲目にして銀テープが飛び、会場のテンションがもう一段階上がったのがわかる。 『Dream Love』ではFUMIYAがどこかあどけない表情を見せながらも、ドスの効いたラップを響かせれば、FUMINORIはキュートなウィンクを投げ、観客を魅了した。3曲を終えて「みなさんお待たせしました! そして晴れました!」とFUMINORIが言い、会場全体で晴天を喜んだあと、改めて一言ずつ自己紹介へ。トップバッターのMORRIEは「今日のためにツルツル坊主を作って……」と言って早速FUMINORIに「てるてる坊主ね」とツッコまれる。せっかくなので個性豊かな自己紹介を全員分残しておきたい。HARUKIはいつものスマイルで「天気も快晴でみんなの元気もモリモリで最高です!」と和ませ、SHOWは「ライブが楽しみすぎて髪が白くなっちゃった!」、続くFUMIYAもSHOWにならい「ライブ楽しみすぎて、雨男発揮しなくてすみました!」。SHOOTは「半パン小僧でーす。すみません、足出しちゃって。こんな暑かったら足出したくなりますよ」と言い、FUMINORIがその言葉を引き継ぎ「この顔してすね毛バリ濃いから短パン履けません!FUMINORIです!」とキュートなキメ顔で言うと、メンバーと会場からはカワイイの声。「マジでなんでも買ってあげる」と付け加え、会場を沸かせた。YUMAは「開始3曲で気合い入りすぎて結構もうヘトヘト。最後まで全力でがんばります」と癒しスマイルで気合いを見せた。「熱中症対策ということでコーラいっぱい飲んできました!」というTAKUYAにはメンバーからしっかりと「それはどうなの?」「あんまり意味ないかもな」「おいしいけどね」とツッコミが入る。ラストはSEIYA。「前の方から後ろの方まで一緒に楽しみましょう!」と会場を盛り上げた。自己紹介だけでニコニコしてしまうところだが、まだライブは始まったばかり。「最高の魔法にかかっていきますよ」というFUMINORIの言葉と共に次の曲へ。SHOOTのウィンクと大人っぽい表情で冒頭からバディの心を鷲掴みにした『ENCHANT』。FUMINORIの「たくさん踊って声出していきましょう!」と呼びかけたのは『Beautiful』。バディもメンバーと一緒にクラップで一体感を高めていく。さらに会場を熱くするのが『JEALOUS』。ここでは会場をふたつに分けてクラップの練習をしたあとに楽曲へ。曲の中盤では全員でタオルを回し、テンションもアップ。FUMIYAのダンスソロでは、手にしていたタオルもアイテムのように使いこなし、一瞬ながらも魅せていく様はさすがの一言だ。MCでは野外で気温も高いということでFUMINORIが念入りに水分補給を呼び掛けていく。もちろんメンバーも一緒に水分補給していくが、FUMIYAが水分補給をしている姿に会場からはカワイイという声が上がり、「誰だ、水飲んでかわいいって言われてるの!」とFUMINORIが張り合う場面も。ちなみに、この公演では設置されたスクリーンに常にメンバーの表情が映し出されており、意外なワンシーンを見られることも多々あったのではないだろうか。ここのMCでは改めてKEVINについても。「今回、メンバーのKEVINが出演できないことになってしまったんですけど、気持ちはステージに持ってきたので、最後まで10人のパフォーマンスを楽しんでもらえたらな、と思います」とFUMINORIが挨拶をした。ワンマンライブは半年ぶりとなる本公演。そして、ワンマンでの声出しは初めてとなる。そこで「みんなどれぐらい声が出せるか知りたいです」とFUMIYA。ここまでも声はステージに届いていたが、「もうちょいいける気がして」ということでコール&レスポンス。SHOOTも乗っかり「この10倍ぐらいいけます?」と観客をあおる。声掛けでFUMIYAが噛んだり、客席前方に虫が乱入するハプニングがありつつも、バディもしっかりと声を出したあとは『YO HO』から始まるメドレーへ。全員で手を上げ、声を出して、迫力あるダンスパフォーマンスを見せ「弱気な心Good bye」と歌いゴキゲンになっていく。そして『RISE IN LOVE』、『BEAST2』と続くメドレー。BUDDiiSの持っているさまざまなカラーの一部を映し出すような選曲でバディを酔わせていく。特に『BEAST2』では普段とは異なるワイルドな表情でドキリとさせる。そんな『BEAST2』の熱を帯びたまま、キレッキレのダンスパフォーマンスパートへ。FUMNORIのソロから始まり、TAKUYA、SHOOT、YUMAで魅せ、SHOWのソロにHARUKI、SEIYAが加わりダイナミックなパフォーマンスを見せ、FUMIYAのダンス、最後は全員で、と個性を生かしながらステージ上で躍動した。その存在感は日比谷野外音楽堂のステージを狭く感じさせるほどだ。「夏に汗かいて、こういうライブもいいんじゃないですか?」ダンスで圧倒したあとはFUMINORI、SEIYA、SHOW、FUMIYAで『Mr.FRAKE OUT』。ちょっとアングラな雰囲気も漂う楽曲で低いラップを響かせていく。いつもと少し異なる空気の中、バディも一緒になってその音に体を揺らす。FUMINORI曰く「かなり攻撃的なゾーン」を終えて、『Magic』の衣装に着替えたMORRIE、YUMA、HARUKI、SHOOTにバトンタッチしMCタイムへ。「ネクタイにすごく戸惑いました」と少し遅れてTAKUYAも加わる。暑さによる汗のせいで、早着替えにも手間取ってしまうのだという。ここまでを振り返ってHARUKIが「声出しがあって、どんどん盛り上がっていくので。盛り上がっていく準備はできていますか!」と会場に呼びかける。「野外は初ですので。みなさんにとっても思い出のライブになれば嬉しいな、と思いますし、まだ終わってないですけど、またね、こういう夏に汗かいてみんなでライブっていいんじゃないですか?」とSHOOT。湧く会場に「今日みんな絶対お風呂入るんだ?」という不思議な問いかけに、思わずTAKUYAが「どういうこと?」とツッコむ。「だいたいみんな同じぐらいの時間に入るんじゃない? ここに来た人たちが一番たくさんお風呂に入る時間帯当てましょうよ」とSHOOTの不思議な問いかけが続く。そして「俺から聞いたけど、知らん!」と苦笑い。これには、「暑さでおかしくなってきた?」とTAKUYAが言えば、「元からおかしいんだけど」と返すSHOOT。そこに「SHOOTは元からおかしいよね」とYUMA。「気付いちゃったんだよね。SHOOTと最近ずっと一緒にいるんですけど、SHOOTっておかしいんだな」ってまさかの証言が飛び出した。そこに着替えを終えたSEIYAが登場。が、襟元が乱れているのをTAKUYAとYUMAが直してあげるというほっこりする場面も。ちなみに、「SEIYAさんとネックレスお揃いなんです!付き合ってます」とMORRIEが報告し、並んでネックレスを披露。バディをここまでで一番沸かせた。続々と着替えを済ませたメンバーが戻ってくる中で、手こずっていたのはFUMIYA。最後にステージに姿を現したFUMIYAは「会場ってここで合ってます?」と言って会場を和ませた。わちゃわちゃと楽しくトークを繰り広げたところで、ライブは後半戦。しっとりと『her+art』からスタート。KEVINの優しい歌声が広がり、キレのある9人のダンスがステージを彩る。それぞれのボーカルがより際立つこの楽曲。MORRIEの高音、SHOOTの甘い声。重なった声が会場に広がっていき、愛で包み込む。さらに生カメラがそれぞれの瞬間を切り取っていく。ここからまた空気が変わり、『HOT CHEESE』へ。会場全体が一体になる「HOT CHHESE」のフリは自然と楽しさに口角が上がる。ダンスでも、もちろん歌声でも魅了。SHOWからTAKUYAへと優しい歌声を繋いでいくのも印象的だった。「一緒にジャンプしていきますよ」というFUMINORIの言葉と共に始まったのは『ALRIGHT』。サビでは、FUMINORIの言葉通り、全員が思いっきりジャンプ!をし、会場を揺らす。飛び跳ねて、ペンライトを回す。少しずつ太陽が傾き、気温も下がりつつあるというのに、会場の熱は上がっていくばかりだ。そしてここからは未リリース楽曲を立て続けに。HARUKI、TAKUYAのダンスからスタートした『P.A.R.T.Y』。伸びやかなダンスに歓声が上がる。SEIYAのラップ、低音の使い分けが効いてくる。「みなさんが僕たちの光です」というFUMINORIのメッセージとともに始まった『SUNSHINE』。SHOWの低い柔らかな声、そしてSHOOTの声で太陽が昇っていき、それぞれがその光を繋いでいくように歌声を繋いでいく。全員の歌声が聴ける楽曲だ。それでいて、ダンスはめまぐるしく変化していき、1秒たりともステージから目が離せない。「みなさんのかわいい笑顔を見せてください」とFUMINORIが言い『SM:)LE』へ。バディの笑顔を確認していくように、メンバー揃ってステージの端から端まで歩く。そんなメンバーの表情も笑顔だ。ライブ本編を締めくくるのは最新楽曲『Magic』。それぞれが思いを込めて歌声を届けた。KEVINも一緒に…最高潮の盛り上がりへすぐに会場からは大きなアンコールが。その声に応えるようにして、Tシャツ姿のメンバーが再びステージへと登場した。TシャツのデザインはSEIYAだそうで、「SEIYAさん、いつもデザインありがとうございます!」とFUMINORI。SEIYAも「みんなも着ていただいてありがとうございます」と客席にいるバディに向かって笑顔を見せた。早速アンコール1曲めへ。最高にカワイイ『The One』。FUMINORIがタイトルをコールしただけで大歓声が上がり、「最後の最後まで幸せを持って帰ってください!」ピンクを基調とした照明が楽曲のキュートさを盛り上げる。途中、MORRIEがKEVINとハートマークを作るパートがあるのだが、今日はKEVINが不在。代わりにFUMINORIが駆け寄り「いるよ~」とMORRIEとハートを作り、会場をほっこりさせた。さらに、この日の“電話”パートを担ったのは『もしもーし。KEVINでーす』。KEVINの声が響いた途端に大きな歓声が沸き起こった。『本当に行きたかった~!でもね、一番いいところ、僕とっちゃうからね。ほんとに好き』さらに二度目の銀テープが舞い、アンコールだというのにテンションをさらに上げてくれる。最後のMCではメンバーそれぞれから一言メッセージが。MORRIEは飛んだばかりの銀テープを手に取り、「すごいですね、これ銀テープ……金テープ?」と言い、「それかーい」としっかりFUMINORIからツッコミを受けたところで「今日9人で今やってますけど……気持ちは10人でやってますけど、ひとり減るとこんなに大変かと。ボーカル、きついですね。マジで倒れそうになる。KEVINがいつもいるから2人で歌ってるところはお互い補い合ってるのよ。『CLICK ME』の「勇気を出して~」の前のとかは、俺が歌ったりしてバランスとってるんだけど、いないとちょっときついですね」そんなMORRIEに会場からは「がんばれー!」という声が飛んだが、「それ以上にKEVINをもっと応援してあげたら。喜ぶ」と優しい表情を見せた。SEIYAは「あっという間の時間ですごく楽しかった。久しぶりのワンマンライブでこんなにたくさんの人が足を運んでくれて幸せです。KEVINくんの気持ちを持って10人でやったつもりで」。言葉がまとまらない、としつつも、「いつもみんなの応援でこうやって活動できてます。本当にありがとうございます」と感謝を伝えた。HARUKIは「10人の思いを乗せてここまでライブしてきましたけど、半年ぶりのライブということで、この日比谷野外音楽堂という場所でみんなの思いを溜めて溜めて溜めた熱い思いをバーン!とここで出せたと思います。次のライブにもこの思いを引き継いで、みんなで一緒に盛り上がっていきましょう」。SEIYAに「語彙力のあるTAKUYA」と言われ、TAKUYAは「そこであげてくるのやめようようよ」とはにかんだあと、「初めての野外ライブでこんなにみんなの声が響いて聞こえるって初めてのことだったのですごい嬉しかったです。やっぱりこの景色、今までのワンマンライブの中でみんなの顔が1番見れる中でパフォーマンスできるっていうのがすごく嬉しかったし、次こそ10人でこういうふうに立って、みんなの声も聞きながらパフォーマンスできたらな、と思っています」。この日、ボーカルでも存在感を示していたSHOW。「『To The Top』でKEVINくんと同じBメロ歌ってるので、KEVINくんがよくやってるアレンジにチャレンジしようとやったらめっちゃ声ひっくり返って。KEVINさん、偉大だ!と思って。『her+art』の落ちサビとかもKEVINくんを感じながらライブをしたな、という感じがありました」と振り返った。そして声出しについても、「ワンマンライブでみんなの声を聞けると本当に力をもらえるし、ここからもっと盛り上げるぞ、と、僕たちががんばりたいところでみんなが力をくれたな、という感じがすごくしました」と伝えた。FUMIYAは「やっぱりワンマンライブとしては初めての声出しで、初めての野外で、ということで結成してデビューしたころはこんな景色を見られると思ってなくて、本当に感慨深いんですけど……やっとパーフェクトな、完全解放したライブができてめちゃくちゃ楽しいし、みんなの声が聴けて、顔が見れてっていうのが、当たり前じゃないな、と知っているからこそ今日噛み締めながらライブができました」とここまでの道のりも交えながら語り、「これからもっともっとBUDDiiSは高みに行きたいし、いろんな景色を見ていきたいしバディのみんなに見せていきたいので、これからも一生よろしくお願いします」と笑顔を見せた。YUMAは「たくさん声も聞けて、顔も1番後ろまで、あなたもあなたもあなたもあなたも……見えました。カワイイな、と思いました」とにっこり。FUMINORIに「ナンパすな、急に!」とツッコまれながらも「大好きでーす」と伝え、大歓声を浴びた。そんなYUMAに「いいなあ」と言いながらもSHOOTは「結成してからちゃんと声出ししてっていうライブが初めてですから。感慨深いところもありますし、最初から応援してくださる方も、新しく応援してくださる方も、たくさん増えたと思うんですけど、なんか、お疲れ様です、って感じです。ほんと、ここまでですけどね、みんながんばって応援してくれたし、俺らもがんばってよかったな、って思うし。でもここで終わりじゃないし、まだまだ僕たちには見ないといけない景色も待ってると思うのでそこまでついてきてくれたら、僕らもちゃんと連れていくっていうのを約束するので。みなさん引き続き応援してくれたらもっと楽しいことを一緒にしたいな、と思うのでこれからもよろしくお願いします」。ラストはFUMINORI。「本当に伝えたいことはいつもひとつなんですけど、ありがとうございます。それに尽きます。ありがとう以上の言葉があるなら僕はそれをみなさんに伝えたい。こうしてステージに立つには、いろんな大人の方々の力があって、メンバーがいてくれて、何よりバディの皆さんがいてくれるから僕たちはこうして活動できているな、と日々感謝の気持ちでいっぱいです。ちょっとは甘えた言葉になりますけど、みなさんがいないと僕たちは強くなれないので。そして、みなさんがいると僕たちは強くなれます。だからこそ、これからも僕たちについてきてほしいな、と思いますので、これからも応援よろしくお願いします」。さらに、「BUDDiiSがお知らせなしにライブをやるわけがないんですよ! ということでお知らせ持ってきました!」と発表されたのは、10月14日、15日に幕張メッセイベントホールでのライブ開催だ。このビッグなお知らせに会場は最高潮の盛り上がりを見せる。「幕張ついに来たな!」とFUMINORI。客席からも「やばい!やばい!」という感激の声があちこちで漏れる。「もちろん大きいだけが全てじゃないですけど、大きい会場でできることは僕たちはすごく嬉しいことなので。本当に楽しみにしていただけたら嬉しいな、と思います」とFUMINORIが言い、メンバーも嬉しそうに、そして感慨深げに頷き合う。そんな熱狂冷めやらぬなか、本当に最後の楽曲『OZ』へ。ラストのサビ、KEVINのパートはバディも一緒に大合唱。楽しい時間を全員で締めくくった。「これからもたくさん楽しみを作っていけるように僕たちも一生懸命頑張りますし、少し疲れちゃったな、とか、元気がないときは今日のことを思い出して少しでも笑顔になってくれたら嬉しいな、というふうに思います。今日という一日が本当にこれからの人生の財産になりました。最高の思い出をありがとうございました」とFUMINORIが言い、メンバー全員で「ありがとう」を伝えた。『Magic』で「君を連れていくよ」と歌うBUDDiiS。これから、彼らがどんな場所に連れて行ってくれて、どんな景色を見せてくれるのか、期待は膨らむばかりだ。取材・文:ふくだりょうこ撮影:笹森健一、小坂茂雄
2023年06月25日この日のステージでしか見られないスペシャルな瞬間がたくさんあった。感動と驚きと胸の高まりを同時に味わった。「岸谷香プレミアム弾き語り2マンライブ~ふたりぼっちの大パーティー!!~」の6月18日、日本橋三井ホール。6月9日の名古屋公演でのスガシカオとのツーマン、6月11日の大阪公演での馬場俊英とのツーマンに続いて、東京公演のツーマンの相手はmiwaだ。ツーマンライブにも様々な形態がある。それぞれのミュージシャンが完全に独立したステージを行って、共演しないケースも少なくない。しかし岸谷が主催するツーマンは、出演者同士がっちり組んでコラボレーションする場面が、複数用意されているところに特徴がある。個々のステージだけでなく、共演による音楽の化学変化も楽しめるのだ。ステージ上に2本のマイクスタンドが立ち、後ろにはスタインウェイのグランドピアノが設置されている。岸谷とmiwaがステージに登場し、ステージセンターで握手し、それぞれの位置についた。下手側のスタンドの前には赤いMartinのアコースティックギターを持った岸谷が、上手側にはブラウンのMartinのアコースティックギターを持ったmiwaが立っている。ふたりがギターを抱えて並んでいる構図が新鮮だ。オープニングナンバーはmiwaのデビュー曲「don’t cry anymore」。miwaのギターのワンストロークに続いて、ふたりのハモリが聴こえた瞬間に、早くも鳥肌が立った。miwaのボーカルに岸谷がハーモニーをつける構成になっていたのだが、歌に込められた思いが増幅されて伝わってくるようだった。ふたりには歌・作詞・作曲・楽器演奏・弾き語りツアーという5つの共通点がある。それぞれが多面的に音楽と向き合っているからこその歌に対する理解の深さと歌心を備えた楽器演奏とが、深みのある世界を生み出しているのだろう。ふたりのギターの音色も生み出すグルーヴがとても気持ちいい。間奏では岸谷のギターソロが入るアレンジになっていた。ふたりが向き合ってのフィニッシュに、客席から盛大な拍手と歓声が起こった。「miwaちゃんとはこれまでも数回、共演したことがあります。今日は仲良くふたりで楽しく音楽をやっていきたいと思います」と岸谷が挨拶。ここからしばらくmiwaのソロステージが続く構成だ。「岸谷さんとツーマンのステージに立てるということで緊張もしていますが、初めての方にも楽しんでもらえたらと思っています。心をこめて歌います」というmiwaのMCに続いて、「Delight」が演奏された。ギターのつまびきで始まり、伸びやかな歌声がすーっと届いてきた。天気にたとえるならば、青空の中で光輝きながら降るパウダースノーのように軽やかで伸びやかでピュアな歌声だ。曲が進むほどに、力強さを増していく。彼女のシンガーとしての表現力の豊かさが実感できる。あだち充のコミックの名作『タッチ』の約30年後を描いたアニメ『MIX MEISEI STORY~二度目の夏、空の向こうへ~』のエンディングテーマになっている新曲「ハルノオト」も披露された。みずみずしい歌声とリズミカルなギターとで、主人公のせつなさやもどかしさを鮮やかに表現。歌とギターだけなのに、時の流れまでもが伝わってくるようだった。「ミラクル」では客席からのハンドクラップも交えての歌と演奏。輝くような歌声と開放感あふれるギターに、会場内が揺れている。ドラマ『リッチマン、プアウーマン』主題歌である「ヒカリへ」は、弾き語りバージョンで演奏されることで、音源とはまた違う歌の表情が見えてきた。旋律の美しさが際立ち、パーソナルな思いが浮かび上がってくると感じたのだ。後半にいくほどに歌の世界が広がり、高揚感が漂い、サビでは観客がハンドクラップで参加。伸びやかな歌声がどこまでも届きそうだ。アカペラを効果的に使った緩急自在の演奏も見事だった。ドラマ『コウノドリ』主題歌でもある「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」では、歌とギターが一体になって歌っているかのようだった。ドラマの主題歌が多く選曲されていたのは、ツーマンならではだろう。初めて観る人でも存分に楽しめる“敷居の低さ”もツーマンの醍醐味のひとつだ。いや、このツーマンにはもともと敷居なんてものは存在しないのかもしれない。オープンマインドも、このツーマンの魅力のひとつだ。再び岸谷が登場して、「横で聴いていたけど、本当に上手だね。素晴らしい歌だった」とmiwaの歌とギターを絶賛する場面もあった。続いてmiwaの曲「片想い」は岸谷のピアノ、miwaの歌というコラボレーションが実現した。岸谷の奏でるたおやかさと繊細さを備えたピアノの演奏のもとで、miwaが透明感あふれる歌声を披露。岸谷によるピアノの演奏とアレンジの素晴らしさにも、息を飲んで聴き入ってしまった。ピアノが曲にさらなる奥行きや広がりをもたらしている。歌とピアノとが共鳴しあってエモーショナルな世界を生み出していた。名作映画を観終えたような深い余韻が残った。「ふたりでひとつになったなという『片想い』でした。自分で鳥肌が立ってしまいました」と岸谷。「岸谷さんのピアノのアレンジが最高でした」とmiwa。今回の共演に、ともに手ごたえを感じていることが伝わってくるMCだった。ここから、岸谷のソロステージへ。岸谷ソロの1曲目はPRINCESS PRINCESSのヒット曲「GET CRAZY」。この曲もドラマの主題歌(1988年放映の『君が嘘をついた』)だ。ロックンロール調の曲をアコースティックギターによるアレンジで披露するところがニクい。艶やかさとタフさとワイルドさを兼ね備えたボーカルとノリのいいグルーヴィーなギターのカッティングに体が揺れる。ギターソロもファンキー。ルーパーを駆使して、「ヘイ!三井ホール、楽しんでいるかな」というフレーズの多重コーラスを入れる演出も楽しかった。弾き語りツアーなどで培った技がさらにブラッシュアップされていると感じた。フェイクでのフィニッシュに大きな歓声。コロナ禍に制作・発表された現時点での最新曲「STAY BLUE」では、爽快感と開放感の漂う歌の世界を歌とギターで見事に表現。エネルギッシュな歌声が真っ直ぐ届いてきた。この曲でも効果的にルーパーを使い、広がりのある世界が出現。屋内なのに頭上に青空が広がっているかのようだった。楽器をギターからピアノに替えて演奏されたのは、miwaのカバー曲「ホイッスル~君と過ごした日々~」。ちなみに岸谷が作曲して森口博子に提供した楽曲にも同じタイトルの「ホイッスル」という曲がある。やはり、このふたりにはいろいろな共通点があるのだろう。岸谷がmiwaの曲を歌うのも、ツーマンならではの楽しさのひとつ。この曲は全国高等学校サッカー選手権大会のテーマソングとして制作された曲だ。miwaの「ホイッスル~君と過ごした日々~」とは、またちょっと違う“青春”が見え隠れする。ノスタルジックなテイストのにじむピアノも味わい深かった。PRINCESS PRINCESSの「パパ」もピアノの弾き語りで披露された。「ホイッスル~君と過ごした日々~」はmiwaが22歳の時に書いた作品なのだが、この「パパ」も岸谷香22歳の作品である。世代の違うmiwaと共演することによって、岸谷も時代を自在に超えて、歌い演奏しているようだった。「パパ」は“今の思い”と“かつて感じた思い”が混ざりあっているような歌と演奏が素晴らしかった。みずみずしさと懐かしさとが共存しているのだ。間奏のせつないピアノにも、ハッとさせられた。この曲はラブソングであると同時に、親子間の愛情を歌った歌でもあるだろう。6月18日は「父の日」でもあったので、しんみり聴きいった父親である観客もいたのではないだろうか。ピアノの弾き語りでの「Diamonds<ダイアモンド>」は、バンドとはまた違うきらめきを放っていた。朗らかな歌声と弾むピアノによって、会場内に明るい空気が漂っている。聴く人たちをもれなく笑顔にするような温かな歌と演奏に胸が熱くなる。ハンドクラップやコール&レスポンスもあり。間奏の演奏はスリリングかつトリッキー。グリッサンドでのフィニッシュに会場内は拍手喝采。ツーマンの終盤は岸谷とmiwaとの三度目のコラボレーションが実現。岸谷の歌とピアノとmiwaの歌とギターでの披露となったのはPRINCESS PRINCESSの「世界でいちばん熱い夏」だ。イントロが鳴り響いた瞬間から、観客も熱いハンドクラップで参加。1コーラス目はmiwaのリードボーカルと岸谷のコーラス、2コーラス目は岸谷のリードボーカルとmiwaのコーラスという構成になっていた。miwaの歌声は成層圏まで一気に届きそうだ。そして、ふたりの声が混ざり合った瞬間に、マジカルな空気が生まれた。ラブもパッションもたっぷり詰まったハーモニーによって、会場内が熱気に包まれていく。miwaは曲のエンディングで岸谷の隣へと移動して、岸谷の肩越しにギターをかき鳴らしている。ふたりとも笑顔でのフィニッシュ。こんな場面からも、ふたりの息がぴったり合っていることがわかる。この日のMCのテーマのひとつはふたりの共通点である。“東京育ちであること”と“実家から仕事先に通っていたこと”とともに挙がったのは、“コンプレックスがないこと”だった。「悪エピソードと青春エピソードないのがコンプレックスです」とmiwaが答えると、「一緒」と岸谷。つまりふたりともすくすく“真っ直ぐ”に育ってきたのだろう。真っ直ぐさと真っ直ぐさとが混ざり合うことで生まれる“純粋さ”“曲がらない強さ”などをふたりの歌と演奏から強く感じた夜だった。終盤ではふたりとも大好きだというシンディ・ローパーのカバー「TRUE COLORS」と「ALL THROUGH THE NIGHT」も披露された。「TRUE COLORS」はmiwaがリードボーカルをとり、岸谷がコーラス、「ALL THROUGH THE NIGHT」は岸谷がリードボーカルをとり、miwaがコーラスをとる構成。どちらの曲もヒューマンな歌声とギターが素晴らしかった。互いが互いの奏でる音を聴き、高め合うような歌と演奏なのだ。演奏が終わった瞬間に、握手するふたりを温かな拍手が包み込んだ。岸谷にとって、弾き語りツーマンは今回の3本が初めて、miwaも弾き語りツーマンは初めてとのこと。「今日は正解がわからないもの同士がやっています」との岸谷の言葉もあった。“正解不正解”を超えた“音楽の楽しさ、美しさ、かけがえのなさ”を堪能した。この夜の最後の曲はPRINCESS PRINCESSの「M」。岸谷の歌とピアノとmiwaの歌での披露となった。やはりふたりのハーモニーは特別だ。包容力あふれる岸谷のピアノが、miwaの歌声を包み込んでいく。演奏が終わった瞬間、大きな拍手と歓声が起こった。ふたりが手をつないで、お辞儀してステージを去った後も拍手が鳴り止まず、再び登場して挨拶する場面もあった。おそらく観客全員をハッピーにするツーマンになったのではないだろうか。「私たち自身が楽しいステージでした。またmiwaちゃんとやりたいと思いました」と岸谷が語り、「またぜひやりましょう」とmiwaも即答していた。それぞれの音楽性だけでなく、人間性も共鳴しあうようなステージだ。音楽の楽しさとともに、人と人とが心を合わせることのかけがえのなさも感じた。「Diamonds<ダイアモンド>」の歌詞を借りて表現するならば、宝物のような瞬間がたくさんある夜だった。ふたりの歌声と演奏は、終演後も胸の中で輝いていた。Text:長谷川誠Photo:MAKOTO YOSHIOKA<公演情報>岸谷香プレミアム弾き語り2マンライブ ~ふたりぼっちの大パーティー!!~2023年6月18日東京・日本橋三井ホールセットリスト01. don’t cry anymore(共演)■miwa02. delight03. ハルノオト04. ミラクル05. ヒカリへ06. あなたがここにいて抱きしめることができるなら07. 片想い(共演)■岸谷香08. GET CRAZY09. STAY BLUE10. ホイッスル(miwaカバー)11. パパ12. Diamonds<ダイヤモンド>13. 世界でいちばん熱い夏(共演)14. TURE COLORS~ALL THROUGH THE NIGHT(共演)15. M(共演)<ライブ情報>岸谷香 バンドツアー2023年11月24日(金) 名古屋・BOTTOM LINE2023年11月25日(土) 大阪・BIGCAT2023年12月3日(日) 東京・日本橋三井ホール2023年12月9日(土) 福岡・トヨタホール・スカラエスパシオ関連リンク岸谷香 公式サイト: 公式サイト:
2023年06月23日グローバルな活動やエンターテインメント性の高いライブパフォーマンスなど、ちゃんみなを語る上でのキーワードはたくさんある。だけど彼女はいたって気負わず、素直に音楽と向き合うからこそ多くの人の胸を打つものになるのだろう。海外で暮らした幼少期のことや、ステージ上でのポリシーなど、じっくり語ってもらった。――幼少期はピアノやバレエでクラシック音楽にも慣れ親しんでいたそうですが、どんなふうに音楽と向き合っていましたか。ちゃんみな:私が韓国にいた頃は、同じ家で暮らしていた従兄弟たちと一緒にピアノを弾いたりしていました。彼らはいつの間にかバイオリンを習うようになって、一人はミュージカル音楽を作っていて、もう一人はもうすぐ兵役に行っちゃうんですけど、今年3月の横浜アリーナ公演で共演できたことは本当に嬉しかったです。――周りに刺激を受けながら、自然と音楽が好きになったんですね。ちゃんみな:物心つく前から音楽に触れていたし、音楽以外には興味を示さなかったぐらい。お母さんの話によると、私は1歳半で、両親に歌手になっていいかと聞いたそうです。私は覚えてないので、そこで両親がなんて答えたのかわかんないんです(笑)。――では幼い頃に韓国とアメリカを行き来して暮らしたことは、どんな思い出として残っていますか。ちゃんみな:自分の中に何かは残ってるんでしょうけど、本当に覚えてないんです。でも、飛行機に乗るときは毎回寂しかったことは覚えています。この土地から離れたくないな、あの人もこの人もいるのにな、とかは思ってたんじゃないかな。――アルバム『Naked』でも日本語、韓国語、英語と3つの言語を使って自由に表現されていましたが、それぞれの言語の良さというのはどう感じていますか。ちゃんみな:例えば音楽に乗りやすいのは英語だとか、よく言いますけど、私の中では、そんなふうに言葉を区別して捉えたことがないです。アメリカで仕事をご一緒した方で、何か国語も喋る方がいらっしゃったんですけど、彼女は「自分が話す数か国語が1つの私の言葉」と言っていて。私も本当にそういう感覚だなと思ったんです。その中でも、日本語と韓国語は似ている部分があるし、このふたつは擬音が超優秀。〈ずきずき〉とか〈ざらざら〉とか、感覚的なことを伝える言葉がすごく多いし、素敵な言葉がたくさんあると思います。一方で、英語はシンプルな言葉が多い。私の性格はどちらかというと日本人に近いと思うので、言いにくいことを表現するのに日本語だと回り道して伝えることができるけど、アメリカでそれをやるとめんどくさいって思われちゃうから、どうやってストレートに伝えつつ優しさを込めるか、みたいなことを考えます。そうした感情のコントロールが、英語での言葉の表現においては大事になってくるのかなと思います。――なるほど。ちなみに、ちゃんみなという呼び名はいつどのように始まったものだったんですか。ちゃんみな:最初は中学生ぐらいのときに友達に〈ちゃんみな〉って呼ばれて浸透していったんですけど。アーティストとしてデビューするときに、特に「ちゃんみなでいこう」とか思ってなかったんですよ。だからチャンスがあるなら今からでも変えたいです(笑)。――そうなんですか(笑)。ちゃんみな:もともと高校生RAP選手権に出たときに、MCネームを教えてくださいって言われたんですが、全く考えてなかったんですよ。その頃は音楽に集中するために地元を離れて、友達みんなと疎遠になっていて。私がちゃんみなという名前で有名になったら「ちゃんみなだ!」って気づいてくれるかなと思って、アーティスト名を〈ちゃんみな〉にしたら、ここまで来ちゃいました。――地元を離れて友達とも疎遠になったという話も、それだけの覚悟をもって音楽と向き合っていたということですよね。ちゃんみな:やっぱりこのままでは前に進めないと思いましたし、私は友達が好きだったからこそ、友達といると自分がやらなきゃいけないことをおろそかにしているとも感じて。――こうして今、ちゃんみなとして活動する中で、そのときの友達とまた会うことはありましたか。ちゃんみな:そのときの友達全員と連絡が取れているわけじゃないですけど、そのうちの何人かは毎回ライブに来てくれるし、今でもすごくいい友達です。――今年3月に行われた横浜アリーナ公演「AREA OF DIAMOND」ではエンターテインメント性の高い演出と目の前の観客に訴えかけるパフォーマンスで魅了しました。いつもどんな想いでステージに立っていますか。ちゃんみな:私の中で曲を書くことはプライベートなものなので、一人の女の子の人生として正直に書いているんです。これを誰かに届けたいというより、人生の一部を形に残すというイメージ。なので、ライブやエンターテインメントというのは曲作りとは違って、みんなに魅せにいく、見てもらう発信の場所。曲からどんなメッセージを見出して、みんなに伝えるかを考えるのがライブです。――エアリアルと呼ばれるアクロバティックな空中パフォーマンスも本当に素晴らしかったです。ステージ上では高い場所も怖くないほどの勇気が湧いてくるものなんですか。ちゃんみな:普通に怖いですけどね(笑)。特に私が輪の真ん中にいて、後から2人のパフォーマーが乗ってくるときなんかは揺れるので怖いです。ただ、エアリアル歴は結構長くて、ライブでも少しずつ取り入れながら、もう5年くらいやっています。最初は練習しても、使ったことのない筋肉を使うので全然できなかったですけど、もともとバレエやチアもやっていたこともあって、1~2か月くらいで徐々に慣れてきました。――そうしたライブパフォーマンスのアイデアはどういうところから浮かぶものですか。ちゃんみな:それは日常的にずっと考えていることです。ずっと考えている中で、その時どきのステージのテーマとすり合わせながら作っていく感じです。――そのために普段からいろんな舞台を観に行ったり?ちゃんみな:一緒に演出をやってくれている、ダンサーであり演出家のミカエウとゲンタに誘われたライブや公演は行くようにしてますが、そのために行くということではないです。私たちはそれより、3人でドライブしてるときの方がアイデアが出るんですよ。――ミーティングではなくドライブってところがポイントですか。ちゃんみな:そうかも(笑)。ちゃんみなのライブ作りにおいて重要なうちの一つが、私とミカエウとゲンタのいる3人のチーム。全てのことがこの3人から始まって、衣装や照明など、各チームに振り分けられていくんですけど。ドライブ好きな、この3人のLINEのグループ名が〈遠出愛好会〉。だからライブ前になると、スタッフの間では「それ〈遠出〉に確認した?」なんてやり取りが頻繁に行われています(笑)。ちゃんみな1998年10月14日生まれ。日本語・英語・韓国語を操るトリリンガルラッパー/シンガー。2017年、高校在学中に「FXXKER」でメジャーデビュー。今年3月には横浜アリーナでワンマンライブ「AREA OF DIAMOND」を開催。4thアルバム『Naked』が発売中。ヒット曲「美人」にAwichを迎えたリミックスも話題に。※『anan』2023年6月21日号より。写真・苗江スタイリスト・加藤吏紗ヘア・北村雄太メイク・野﨑裕子インタビュー、文・上野三樹(by anan編集部)
2023年06月16日公益財団法人ソニー音楽財団は、音楽を通じた教育活動に取り組んでいる団体の活動を助成する「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」の第5回(2024年度)募集を2023年6月15日(木)より開始いたしました。「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」の第5回(2024年度)募集開始「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」は、子どもたちが音楽を通した体験や活動に触れることで、感動する心を育てることを目的とした助成事業です。地域・環境・経済状況に左右されることなく音楽に触れることのできる社会を目指し、2019年に設立いたしました。これはSDGs(持続可能な開発目標/Sustainable Development Goals)で掲げられた「2030年までに世界が達成すべき17の目標」のうちの4番目の目標である「質の高い教育をみんなに」にも通じるものです。当財団は、1984年の設立以来、「Concert for KIDS~0才からのクラシック(R)~」「10代のためのプレミアム・コンサート」など、未就学児から青少年までを主な対象としたクラシック・コンサート事業を展開し、2022年には世界最大級のクラシック音楽の祭典「こども音楽フェスティバル」を開催しました。2020年には「ソニー音楽財団 新型コロナウイルス対策特別支援プロジェクト」をスタート。新型コロナウイルスの影響を受けている団体や若手演奏家、そして音楽に触れる機会を失った子どもたちを支援すべくYouTubeチャンネル「こどものためのクラシック」を立ち上げ、楽しくかつ質の高いクラシック音楽動画コンテンツの制作や、お子さまとそのご家族が気軽にクラシック音楽を楽しめる無料モバイルアプリ「子育てクラシックナビ」の配信等を実施しています。【ソニー音楽財団 子ども音楽基金概要】(1)名称:ソニー音楽財団 子ども音楽基金(2)設立年月日:2019年5月22日(3)助成の対象:日本国内の、原則として18歳未満の子どもを対象に、音楽*を通じた教育活動に取り組んでいる国内の団体およびその活動*原則としてクラシック音楽およびそれに準ずるもの(4)選考委員(五十音順):※=新任委員:神原 雅之※京都女子大学教授元国立音楽大学教授同大学元副学長久保山 茂樹※独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所インクルーシブ教育システム推進センター上席総括研究員(兼)センター長志民 一成文部科学省初等中等教育局教育課程課、文化庁参事官(芸術文化担当)付教科調査官国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官山野 則子※大阪公立大学教授スクールソーシャルワーク評価支援研究所 所長渡辺 元公益財団法人助成財団センター 理事立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 客員教授(5)助成金額 : 1団体につき10万円から300万円(年度毎)(6)助成対象期間 : 2024年4月1日(月)~2025年3月31日(月)(7)第5回(2024年度)応募期間: 2023年6月15日(木)から7月18日(火)17:00まで(8)応募方法 : ウェブサイトより応募書類をダウンロードして応募*募集内容詳細は、ウェブサイトの「募集要項」をご覧ください。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年06月16日チョコレート嚢胞だと宣告され、年明けの1月に5日間ほど入院し、腹腔鏡手術で腫瘍を切除することになったわみださん。婚約者や家族、職場の同僚たちにエールをもらい、不安を抱きながらも入院準備を進めていきます。 ついに迎えた入院初日。準備万全と思いきや…!?仕事のスケジュールを調整してもらい、1月12日から5日間ほど入院することになったわみださん。今回はわみださんが入院生活のために自宅から持参した物と、入院初日の様子をご紹介します。 ※チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の1つです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。 今回は、わみださんが入院生活に向けて持っていった物を紹介します。わみださんいわく、持ち物の中でも特に大活躍したのが、延長コードと充電器、イヤホンなのだとか。確かに、ベッドから電源コンセントまでが遠い場合は、充電するのが大変そうですよね。また、個室でなければイヤホンは必需品となりそうです。 そして迎えた入院初日は、あいにくの大雨。なんだか気分が下がってしまいそうですが……わみださんはなぜかテンションが上がって、病院に到着するころには「これから未知の体験が待っているんだ」とワクワクしていたそうです。 ただ、受付を済ませてから担当の看護師さんに「病衣は有料になります」と知らされ、わみださんは困惑。看護師さんが言うには、この病院では病衣やタオルは有料レンタルになるとのことですが……このあたりは病院によって対応が異なりそうですね。出費を抑えるためにも、パジャマは自宅から持っていくべきなのか、タオルは何枚くらい必要なのか、事前にしっかりと確認しておいたほうがよさそうです。 監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター わみだ
2023年06月14日コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMAでは、TENDRE(テンダー)が出演するプラネタリウムライブイベント「LIVE EXPERIENCE of DYNAVISION- LED」を、2023年8月2日(水)に開催する。全天周映像と音楽がシンクロするプラネタリウムライブドーム自体を高輝度・広色域で発光させることで、これまでにない映像体験を可能にするプラネタリウム施設・コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA。今回開催されるのは、日本初にして最新鋭のLEDドームシステムを駆使した、新感覚のプラネタリウムライブイベントだ。記念すべき杮落し公演にTENDREが出演その記念すべき杮落し公演に出演するのは、ベースやギター、鍵盤など、様々な楽器を操るマルチプレイヤー・河原太朗のソロプロジェクトであるTENDRE。本公演では、サポートに松浦大樹(Dr)、小西 遼(Sax)を迎え、業界内外より高い支持を集める確かなライブパフォーマンスを披露する。ステージから客席まで、会場全体を包み込む全天周映像。美しい星空はもちろん、非現実的な極彩色の映像世界まで、迫力ある映像と音楽がシンクロする特別なライブを、この機会に体験してみてはいかがだろう。開催概要「LIVE EXPERIENCE of DYNAVISION- LED」開催日:2023年8月2日(水)出演:TENDRE / サポート 松浦大樹(Dr)、小西遼(Sax)時間:1st Stage 18:30開演(18:00開場) / 2nd Stage 20:30開演(20:00開場)料金:7,500円会場:コニカミノルタプラネタリア YOKOHAMA(横濱ゲートタワー2F)<チケット>■TENDRE オフィシャルファンアプリ「TENDRE TIMES」先行受付(抽選)受付期間:2023年6月12日(月)12:00〜6月18日(日)23:59受付:「TENDRE TIMES」■一般販売(先着)受付期間:2023年7月1日(土)10:00〜受付:コニカミノルタプラネタリア YOKOHAMA 特設サイト
2023年06月12日俳優の草なぎ剛が出演する、大王製紙「エリエール」の新CM「毎日のこと、やっぱり、いいものを。」編が6月1日より放送される。新CMには、エリエールカラーであるブルーの衣装に身を包んだ草なぎが登場。楽しげな家族の食卓や一緒に鼻かみの練習をする親子の姿、休日に映画を観て感動する女性などを描きながら、草なぎがエリエールブランドの「毎日のこと、やっぱり、いいものを」というメッセージをやさしく語りかける内容となっている。○■草なぎ剛 インタビュー――今回のエリエールのCMの撮影はいかがでしたか。見どころや印象に残ったエピソードなどがあれば教えてください。すごく素敵な空間で撮影しまして、僕も普段よりちょっと爽やかに、ちょっと大人っぽくというか、穏やかになれたのかなと思っています。やさしさあふれる表情にこだわって、この商品の温もりや温かみが伝わればいいなと思い、一生懸命演技しました。ティシューの柔らかさと僕の柔らかさがリンクしてるところに注目してほしいです。――今回、エリエールの新CMのコンセプトが「毎日のこと、やっぱり、いいものを」となっていますが、草なぎさんが毎日の暮らしをよくするためにこだわっている“いいもの”はありますか?普段身につけるものは素材にこだわってますかね。デニムもやっぱり100%コットンにこだわったりとかして、直に肌に触れるものとか、長時間一緒に過ごすものは、やっぱりすごい大事なので、素材にこだわってますかね。――いい毎日を過ごすために今後始めたいことはありますか?笑顔はやっぱり忘れずに。マスクをしていても、表情って分かると思うんですよ。なんか本当前向きになれると思うので、僕はマスクしていても笑っています。でも、たまに「目が笑ってないね、ツヨシくん」って言われるんだけどね(笑)。――毎日笑顔で過ごすために行っていることや心がけていることはありますか?ものが結構好きなんですよ。ギターとか。自分の好きな趣味を探すっていうのは、すごく人生の幸福感を上げるような気がして。自分の趣味を伸ばしていくと、より良い人生になるんじゃないかなと思います。――CMの中に「エリエールを選ぶことって、自分や家族の一日一日を愛することなんだな」というセリフがありましたが、最近日常の中で愛を感じたエピソードはありますか?僕は愛犬のフレンチブルドッグと一緒に生活しているんですけど、その中でワンちゃんってこう達観してるというか、神様なんじゃないかなって思うときがあって。今日みたいな仕事のときに、僕のことをずっと玄関で待ってることがたまにあるんですよ。純粋に待ってくれている、黒いビー玉のような瞳を見ると、すごい愛を感じて守ってあげたいなって思うんですよね。
2023年05月31日3月に開催予定だったBiSHが出演するオンラインライブ『音楽と行こう BiSH 福岡県宮地嶽神社』の振替公演日が、6月22日(木) に決定。解散ライブ直前の最後の生配信ライブを行う。『音楽と行こう』は音楽ライブを通じた地域経済への貢献を目的とした企画。BiSHは「夢に向かう光の道」をテーマに「何事にも打ち勝つ開運の神」として知られる福岡・宮地嶽神社でライブを行い、6月29日(木) に開催されるメンバーたちの夢であった東京ドーム公演の成功とファンの夢の実現を祈願する。併せて、メンバーによるコメント映像が特設サイトで公開された。映像ではライブ開催を直前に控え、見どころや意気込みを語るメンバーの様子を見ることができる。<公演情報>『音楽と行こう BiSH 福岡県宮地嶽神社』配信日時:6月22日(木) 19:30~実施場所:福岡・宮地嶽神社発売期間:6月29日(木) 18:00まで視聴期間:6月29日(木) 21:00まで詳細はこちら:
2023年05月23日大切なお父さんに心からの感謝を。世界一美味しいビールで。三重県伊勢市で「あなたの人生にエールを!」合言葉に、本物のビールを追求し続ける「ISEKADO」。今年も『父の日ギフト』を販売致しました。金賞受賞のクラフトビールと名門「信濃屋」のおつまみが同梱された晩酌ギフトなど、3アイテムをご用意いたしました。さらに、6月5日までの早期購入で、父の日の晩酌ギフトがポイント10倍でお得にご購入いただけます。また期間限定でポイント15倍も!!今年は金賞ビールで日頃の感謝をお父さんに贈りましょう!!「あなたの人生にエールを!」父の日ギフトのページはこちら : 『プレミアム晩酌ギフト』3種3瓶+名門「信濃屋」おつまみ1種老舗コラボにより、本物の味を追求した記憶に残ること間違いなしの至極の晩酌ギフトが完成しました。スタンダードなギフトセットでいつもは言えない感謝の気持ちを届けましょう。3,980円(税込み/送料無料)ポイント10倍 『プレミアム晩酌ギフト』3種6瓶+名門「信濃屋」おつまみ2種ビール党のお父さんを唸らせる人気NO.1セット。普段はなかなか伝えられない感謝の気持ちを伝える特製ラッピングでお届けします。6,980円(税込み/送料無料)ポイント10倍 1930年創業。プロ御用達の名門セレクトショップが選ぶこだわりのおつまみさらに5月12日から15日までの4日間限定でポイント15倍『プレミアム晩酌ギフト』3種6瓶飲み比べセットISEKADOを代表する定番2種のビールと、世界12銘柄だけに贈られる「トロフィーアワード」受賞の定番ビールを贅沢に詰め込みました。感謝の気持ちがしっかり伝わる特製ラッピングでお届けします。5,280円(税込み/送料無料)ポイント15倍 世界が認めるISEKADO【ISEKADO について】創立:1997年 代表者:鈴木 成宗(スズキナリヒロ)事業内容:伊勢神宮近くに本社・醸造所を構え、「あなたの人生にエールを!」をスローガンに掲げるクラフトビールブランド。創業当時から、無謀だと言われることや誰も挑戦していないことに積極的に取り組んで参りました。その結果、国内外の品評会で数多く受賞し、ビール界のオスカー賞と言われる最も歴史ある英国IBAで2017年・2019年・2021年と日本勢初となる3大会連続でゴールドメダルを受賞致しました。10種の定番商品をはじめとし、様々な種類のビールの製造を展開。豊かなビール文化を協創すべく世界基準で”本物”のビールをお届けしています。■会社概要会社名:有限会社二軒茶屋餅角屋本店(にけんぢゃやもちかどやほんてん)本社所在地:〒516-0017 三重県伊勢市神久六丁目8番25号TEL:0596-23-3040 FAX:0596-28-3040事務所所在地:〒516-0003 三重県伊勢市下野町564番17号 TEL:0596-63-6515 FAX:0596-63-6516代表者:代表取締役社長 鈴木成宗(すずきなりひろ)事業内容:食料品製造販売(ビール類、生菓子、味噌、醤油)、飲食店経営 他代表商品:伊勢角屋麦酒、神都麥酒、二軒茶屋餅、角屋味噌醤油店舗・工場: 二軒茶屋餅本店(工場/店舗)、角屋醸造場(味噌醤油) 伊勢角屋麦酒 神久工場/麦酒蔵(店舗)、伊勢角屋麦酒 下野工場、 伊勢角屋麦酒 内宮前店(飲食店)、伊勢角屋麦酒 外宮前店(店舗)会社設立:平成6年(1994年)6月24日 創業:天正3年(1575年)舟着場の茶店として創業。現在21代目決算期:11月資本金:5,800万円 従業員:社員18名、パートアルバイト65名(令和2年3月末現在)取引銀行:百五銀行伊勢支店、中京銀行伊勢支店、第三銀行八間通支店他■公式オンラインストア ■伊勢角屋麦酒 楽天市場店 ■伊勢角屋麦酒 Amazon店 商品に関するお客様からのお問い合わせ先伊勢角屋麦酒岡田博明TEL. 0596-63-6515 axl@kadoyahonten.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月12日ジンジャーシロップを炭酸で割ったドリンク、ジンジャーエール。ピリッとしたさわやかな刺激がおいしいですよね。ジンジャーシロップは家庭でも手軽に作ることができ、ソーダ以外にも、牛乳やヨーグルトに入れたり、お酒に入れたりして楽しめます。ジンジャーシロップを作るのは簡単だった!kazh(@kazhomely)さんは、Twitterにジンジャーシロップの簡単な作り方を投稿しました。用意するものは、漬物などの材料にもなる、新ショウガと砂糖、レモン汁のみ。新ショウガを洗って薄切りにし、同重量の砂糖をまぶし、1時間置きます。あとは、鍋に移してレモン汁をお好みでたっぷり入れて弱火にかけてください。沸騰したら、そのまま5分煮るだけ。水などは加えません。でき上がったシロップは、下の写真のようにかわいらしいピンク色をしているとのこと。シロップをソーダで割れば、おいしいジンジャーエールの完成です!何度でも言いますけど、ジンジャーエールの素になるジンジャーシロップの作り方は新生姜に同重量の砂糖まぶして1時間放置するだけですからね。あとは鍋に移してレモン汁たっぷり入れて弱火で沸騰後5分です。水も何もいりません。簡単だから全員作ってください。 #Twitter家庭料理部 pic.twitter.com/MlkXkSeeTl — kazh (@kazhomely) April 9, 2023 投稿された方法は、ネット上のレシピなどでもよく紹介されている一般的な作り方とのこと。辛めのジンジャーエールが好きな場合は、シロップを作る際に砂糖の量を減らしたり、唐辛子を入れたり、新ショウガだけでなく根ショウガを加えてみたりして調整するといいそうです。ジンジャーシロップが意外とシンプルな手順で作れることに、多くの人が驚いた様子。投稿にはたくさんのコメントが寄せられていました。・わ~、これおいしそう!こんなに簡単なら、やってみます。・作ってみたらすごいきれいなピンク色になった。・うちも毎年作っていますが、本当においしいです。紅茶に入れても絶品!・残ったショウガで佃煮を作るのもおすすめですよ。基本的なレシピさえ覚えておけば、煮詰める時間や、材料を調整して自分なりのシロップを作ることができるでしょう。ぜひ試してみてください![文・構成/grape編集部]
2023年04月12日新年度をむかえ、進学、就職などによって新しい環境での生活がスタートする人も多いことでしょう。俳優の吉高由里子さんが、2023年4月10日に自身のTwitterで新生活をむかえる人へのメッセージを投稿しました。吉高由里子「人間に生まれた特典だと思って」この日は、「今日から新学期や仕事がスタートする」という人が多かった模様。吉高さんは、慣れない環境に複雑な思いを巡らす人へ、さまざまな感情を抱くことは『人間に生まれた特典』とポジティブに表現し、「人間を謳歌してくださいな」とエールを送りました。また、月曜日から1週間が始まる人へ「今週も頑張ってくださいー」と応援する言葉で締めくくっています。今日から新しい環境の方々がいらっしゃるみたいでワクワクも不安も様々あるかもわかりませんが人間に産まれた特典だと思って心も体もたくさん使って人間を謳歌してくださいな月曜日!今週も頑張ってくださいー♀️— 吉高由里子 (@ystk_yrk) April 10, 2023 不安を抱く人に寄り添いながら、前向きに鼓舞する吉高さんの言葉に多くの人が勇気づけられたようです。Twitterには、新生活への意気込みなどをつづったコメントが寄せられました!・新しい大学生活、頑張ります!・月曜からこんなに素敵なエールをもらえて嬉しい。・新しいクラスで友達づくり頑張ります!・「人間に生まれた特典」なんて発想はなかった!環境の変化をむかえる人が多い4月。新たな出会いに期待と不安の入り混じった思いを抱く人もいることでしょう。そんな時、自分の中に芽生えた感情はすべて『人間に生まれた特典』なのだと思えば、不安さえも楽しむことができるかもしれません。新生活に限らず、何か困難に直面した時にも、吉高さんの言葉を参考に前向きにとらえていきたいものですね![文・構成/grape編集部]
2023年04月11日7月2日(日)、大阪城音楽堂にてライブイベント『GOOOOOON!』が開催される。『GOOOOOON!』チケット情報3回目となる今回も、独自の世界観が溢れ出るバンドが集結!現在発表されているのは、NEE、SCANDAL、ヤングスキニーの3組。後日、追加出演者も発表予定なので期待して待とう。音楽のライブのパワーで、新たな道へ進むべき活力を!緑に囲まれた夏の大阪城野音へみんなで大集合!!チケットは、4月16日(日)23:59までオフィシャル先行(抽選)を受付中。お得なグループ割チケットもあるのでぜひチェックを!
2023年04月06日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」のイベント「戦国時代 × 花の慶次 ~17LIVE REAL EVENT~」が3月31日、都内にて行われた。「17LIVE」で毎年開催されているリアルイベント「戦国時代」と、漫画『花の慶次 -雲のかなたに-』がコラボレーションした同イベント。事前にアプリ内イベントを勝ち抜いた約60名のイチナナライバーが同じ会場に集まり、リスナーから贈られるギフトや投票の数などを競うライブ配信バトルを行った。また同イベントには、パチンコ台『CR花の慶次』関連曲を歌う角田信朗と大西洋平もスペシャルゲストとして登場。歌唱パフォーマンスを披露したほか、会場のライバーたちと交流した。そして熾烈な配信バトルの結果、「judyちゃん」が1位の座を勝ち取り、2位に「ayachu」、3位に“Naoking”こと岸田直樹がランクイン。スペシャルゲストの角田と大西から『花の慶次』作者の原哲夫氏によるサイン入りポスターや直筆イラストなどのプライズが手渡された。見事1位に輝いたjudyちゃんは、自身について良くないウワサもあったと明かしつつ、「自分が正しいと思ったことを続けてほしい。私はみんなの応援があって、この1位を獲ることができたし、正々堂々とイベントに勝ってきた」と主張。「本当にたくさんの応援ありがとうございます」とリスナーへ感謝の気持ちを伝えた。なおイベント後に行われた囲み取材で、角田は「配信のような顔が見えない人とのコミュニケーションでは、ポジティブな意見もあれば、当然ネガティブな意見もあって、100%サポートしてもらえることなんてあり得ない」と持論を展開。その上で「ネガティブな意見に心が負けてしまうこともあると思うのですが、そういうものを含めて楽しんでもらいたいですし、僕らもそうなんですけど、一番つらいのは無関心でいられることなので、最後にはアンチも味方にするような気持ちで楽しくコミュニケーションをしてほしい。そこから新しい輪が生まれて、これからの世界を明るくしていくようなものにしてほしいなと思います」とライバーにエールを送っていた。
2023年04月06日エールフランス航空(以下 エールフランス)は2023年3月26日パリ発便より夏期スケジュールの運航を開始いたしました。本シーズンは羽田路線を冬シーズンの週5便から最大週11便に増便し利便性の向上を図ります。増便スケジュールの初便を記念して、このたび羽田・東京国際空港にてイベントを実施いたしました。【記念イベント概要】開催日時:2023年3月27日(月)開催場所:東京国際空港第3ターミナル AF293便搭乗ゲート対象便 :AF293 羽田‐パリ実施内容●出発搭乗ゲートでの空港業務本部長、羽田空港支店長からのご挨拶●ご搭乗のお客様へ記念品の進呈●搭乗ゲート周辺の装飾・フォトブース設置3月27日出発のAF293便は、エールフランスの日本発夏期スケジュールの開始を飾る初便となりました。今期スケジュールよりエールフランスは羽田‐パリ間の夜便デイリー運航に加え、午前便を最大週4便、合計週11便まで増便します。羽田発夜便にはエールフランスの最上級のおもてなしでお迎えするファーストクラス「LA PREMIERE(ラ・プルミエール)」を再導入しております。さらに午前運航のフライトには新しいビジネスクラスを備えた機材を編入する準備を進めております。全てのクラスでご提供するフランス流の旅の美学を機上で是非ご体験ください。チェックインカウンター付近「LA PREMIERE(ラ・プルミエール)」専用チェックイン搭乗ゲートAF293便クルー記念品搭乗口の装飾係員による記念品配布エールフランスはひきつづき日本路線の座席供給数とプロダクト導入を強化し、より利便性の高い、快適で安全な旅行体験をお客様にご提供いたします。また航空事業の未来をけん引するリーディングカンパニーとして国際的な認証機関に承認された実践的な環境施策に取り組むとともに、環境貢献の価値を共有する産業間のパートナーシップのさらなる充実に務めます。エールフランス航空 公式ウェブサイト : Twitter Air France Japan公式アカウント: @AirFranceJP Facebook Air France 公式ページ : LINEオフィシャルアカウント : @airfrance 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月30日新音楽フェス「ワンステップライブ 2023」が、静岡・つま恋リゾート彩の郷 第一多目的広場にて、2023年4月15日(土)に開催される。新音楽フェス「ワンステップライブ」とは「ワンステップライブ」は、2023年に初開催する野外音楽イベント。豪華アーティストによる音楽ライブのほか、大人も子どもも楽しめるワークショップやジョイサウンドカラオケ大会、ヨガ体験など、多数のコンテンツを用意する。出演アーティスト&タイムテーブル音楽ライブには、テレビアニメ『SPY×FAMILY』の第2期オープニング主題歌を担当したyama(ヤマ)をはじめ、クレイジーケンバンド、水曜日のカンパネラ、竹原ピストル、一青窈、wacci(ワッチ)の6組が出演。また、オープニングアクトはシンガーソングライターの坂口有望が務める。開催概要「ワンステップライブ 2023」開催日程:2023年4月15日(土) 開場 9:00 開演 11:00 終演予定 19:30会場:つま恋リゾート彩の郷第一多目的広場住所:静岡県掛川市満水2000チケット詳細チケット料金:自由席 7,800円、ペア券(2枚) 15,000円※チケット情報詳細は公式サイト(を確認。
2023年03月26日これまでまったく存在しなかったタイプのピアニストの登場に、日本が、いや世界が湧いている。 ――山田和樹(指揮者) 本書「共演者からのエール」より抜粋株式会社ぶらあぼホールディングス(本社: 東京都千代田区、代表取締役会長:佐々木隆一)発行×株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(本社:東京都豊島区代表取締役:堤 聡)販売のコラボ企画本、新刊「モーツァルトは生きるちから~藤田真央の世界~」(著者:伊熊 よし子)を2023年3月28日に発売いたします。モーツァルトは生きるちから~藤田真央の世界~ソニー・クラシカルからモーツァルトのピアノ・ソナタ全集をリリースし話題となった藤田真央に、音楽ジャーナリストの伊熊よし子がロングインタビューを敢行。東京、そしてベルリンから届く藤田の生の声をもとに書き上げたライフストーリー。幼少期をはじめとした、藤田の貴重なプライベート写真なども多数掲載しているほか、共演アーティストからの特別寄稿も併載 / 牛田智大、佐藤晴真、高関健、服部百音、山田和樹(50音順)。[目次]第1章 あこがれのチャイコフスキー国際コンクール第2章 チャイコフスキー国際コンクールとは第3章 コンクールにドラマはつきもの第4章 ロシア・ピアニズムの4つの流派第5章 ゴージャスな審査員の顔ぶれ第6章 ロシア出身のマエストロ第7章 絶対音感と英語第8章 浜松国際ピアノアカデミー第9章 クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール第10章 野島稔、ゲルシュタインとの出会い第11章 シャイーとの対等な関係に感動第12章 モーツァルトのピアノ・ソナタ全集第13章 レヴィンのモーツァルト論第14章 ヨーロッパ各地の音楽祭への参加第15章 共演者からのエール■著者について伊熊 よし子(いくま・よしこ)音楽ジャーナリスト、音楽評論家。東京音楽大学卒業。レコード会社、音楽雑誌編集長を経て、フリーとなる。音楽専門誌をはじめ、一般誌、新聞、各種情報誌、Webなどにも記事を執筆。アーティストへのインタビューの仕事がもっとも多く、年間70名をこえる内外のアーティストに取材している。商品詳細モーツァルトは生きるちから~藤田真央の世界~定価:2,200円(10%税込)仕様:四六判縦/208ページ発売日:2023年3月28日ISBN:978-4-636-10764-7商品コード:GXS01101088 amazonにてご予約受付中! : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または弊社オンラインショップ >まで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月20日日常的に使うティッシュは、肌に触れることから品質にもこだわりたいところです。そこで今回は、ちーゆ(chi.yu_)さんのInstagramから、品質の良い4つのティッシュペーパーをランキング形式でお届けします。4位はコスパ高めの「スコッティカシミア」まず最初に紹介されたのは、「スコッティカシミア」です。このティッシュは1枚あたり約0.47円とコストパフォーマンスが高いのが大きなメリットです。一方で、使用感は普通のティッシュよりやや摩擦が少ない程度で、心地よい肌触りを求める人にとってはやや物足りないかもしれません。 この投稿をInstagramで見る ちーゆ ︴ずぼら夫婦のゆるシンプルライフ(@chi.yu_)がシェアした投稿 3位はしっとり感の強い「エリエール+Water」3位は、「エリエール+Water」がランクイン。このティッシュは柔らかさやしっとり感に定評があり、名前の通りみずみずしい肌ざわりとなっています。1枚あたりのコストも約0.45円と日常使いがしやすい値段のため、花粉症などで頻繁に鼻をかむ人や、子どもに使わせたい人にもぴったりのティッシュです。2位はバランスの良い「エリエール贅沢保湿」2位にランクインしたのは、「エリエール贅沢保湿」。こちらもその名の通り、しっとり感が抜群で、乾燥した時期でも肌を傷つける心配がありません。1枚あたり約0.68円とやや割高ですが、肌を気にする人にとっては最良なティッシュです。1位はやっぱり「鼻セレブ」高品質なティッシュの1位は、発売してから圧倒的な支持を得ている「鼻セレブ」です。ちーゆさんによると、触った瞬間の圧倒的なしっとり感や、きめ細かで摩擦感を感じないこと、肌触りの心地よさなどを評価したとのこと。1枚あたり約0.77円と4つのティッシュの中で最も高価ですが、間違いなく価値のあるティッシュです。みなさんもこの機会に、自宅で使うティッシュを見直してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年03月20日3人組音楽プロジェクト・DURDNが17日、東京・渋谷のSpotify O-EASTで開催されたライブイベント「Spotify Early Noise Night #15」に出演。今年初となったライブパフォーマンスで会場を盛り上げた。その年の飛躍が期待される国内新進アーティスト「RADAR: Early Noise 2023」に選出されたDURDN。2021年1月にリリースしたシングル「Conflict」で活動をスタートし、2022年に初の有観客ライブを東京と大阪で開催。同年8月リリースのシングル「何年後も」は、ダイハツ・タフトのCMソング採用され、その後もyamaの最新アルバムに収録された「マスカレイド」への楽曲提供も行うなど、着々とキャリアを積み上げている。この日のトップバッターを務めたDURDNは、開演を心待ちにしていた観客からの温かい拍手に迎えられながらステージに登場。2022年9月リリースの「WARUNORI」からスタートし、「All of You」「捨てたらいい」「My Plan」「忘れたいね」の計5曲を披露した。トラックメイカーでギターのSHINTAは、「たぶん初めましての人が多いと思いますが、僕たちDURDNと言います」とあいさつ。「SpotifyさんにEarly Noiseに選んでいただいて、今年はいろんなことが決まっていてすごく楽しみな一年です」と心境を伝え、「今年初のライブをここでやらせていただけることに感謝しております」とライブ実現のために尽力したスタッフにも謝意を示していた。
2023年03月19日4月になると、就職や進学など多くの人が新たなステージを迎えます。中には、長年暮らした地元を離れ、一人暮らしをする若者もいるでしょう。新たな生活の始まりに、若者が心を躍らせる一方で、我が子と離れる現実に、さびしさを感じる親も。富山県では、県外に旅立つ若者を応援するプロジェクト『I’m Your Home.富山県』を実施中。プロジェクトのウェブサイトには、このように意図が説明されています。県外へ旅立つ若者を応援する。そう聞くと「人口流出をあと押しするのか?」「県内に戻ってこなくてもいいのか?」と思われる方もいるかもしれません。ですが、次の世代を担う若い方々の、「挑戦するきもち」や「自分らしい自由な生き方」は決して否定できるものではないはずです。若い方々にとって富山県は、「いつでも帰れる場所」として感じてもらうことが大切なのではないでしょうか。そんな想いで生まれた新たなプロジェクト「I’m Your Home.富山県」。県外へ旅立つ若者を全力で応援します。I’m Your Home.富山県ーより引用初めて県外に出る人たちには、不安や悩みが付きもの。そんな若者に対し、地元の富山県が応援していることを打ち出したプロジェクトです。2023年2月22~3月7日まで、親からのメッセージが書かれた旗が、富山駅前の商業施設『MAROOT(マルート)』を中心に掲出されました。「つらかったら、いつでも帰ってきてね」「頑張るあなたは、お父さんお母さんの誇りです」といった言葉が書かれていたのです。4月から進学や就職で富山を旅立つ若者がいます。成長したわが子を見送る親の心には、色んな感情がつまっています。「がんばってね」という気持ち。同時に胸の内に抱える「さびしさ」。そんな嘘偽りない「エール」と「本音」を親から子に届けるプロジェクトが始まります。 pic.twitter.com/KG8kkrrC7t — 富山県 (@pref_toyama) February 22, 2023 またYouTubeでも、県外へと離れる我が子に対し、親がエールや本音などを語る動画が投稿されています。富山県は「若者を県内にとどめようとしているのではなく、進学や就職などで県外に出る、挑戦する若者を応援したい想い」と、プロジェクトの意図を説明。プロジェクトはネット上で、「泣けてくる」「心温まる」と人々の涙を誘ったようです。地方で暮らしていた若い人たちにとって、就職や進学で地元を離れるのは人生における1つの節目といえます。初めて1人で暮らしてみて、思うようにいかず悩んだり、不安になったりすることもあるでしょう。そんな時にこそ、親からのメッセージを思い出し、これからの日々も頑張りたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2023年03月18日