エリジオンは3月4日、3D点群処理ソフト「InfiPoints」の最新版「InfiPoints Ver.1.2」を3月7日より発売すると発表した。InfiPointsとは、レーザースキャナで計測した3D点群データを表示/編集できるソフト。3Dデータを作成することで、工場内の新しい設備の導入やレイアウト変更、配管設置などの検討などに活用できる。最新版では、点群データを閲覧専用ファイルへの出力が可能となった。これにより、InfiPointsを持っていない利用者でも定点データを一通り閲覧できるほか、新たな情報を付け加えることができる。また、点群データから2D画像を出力する機能が加わった。2D画像を用紙に出力して図面として活用したり、2D CADソフトに取り込んだりなどの活用ができる。さらに、3D CADソフト「Rhinoceros」の画面上に点群データを描画し、点群に沿って面形状をモデリングできるプラグインを追加。これにより、参照したい形状の点群データを確認しながらRhinocerosでモデリングできるとしている。
2014年03月05日イーフロンティアは、3Dキャラクタ作成ソフト「Poser」の最新版として、「Poser 10」および「Poser Pro 2014」の日本語版を3月28日に発売すると発表した。価格は「Poser 10」のパッケージ版が1万4,800円、ダウンロード版が1万2,800円、「Poser Pro 2014」のパッケージ版が4万8,000円、ダウンロード版が3万9,000円(いずれも税別)。「Poser」は、あらかじめ用意された多彩な人体フィギュアに自由なポーズや表情を付けることで、簡単に3DCGキャラクタのデザインやアニメーションを作成することができる3DCGツール。最新版では「Pixarサブディビジョンサーフィス」機能が加わり、小道具やフィギュア、さらには個々のボディパーツごとのサブディビジョンレベルが調整可能となった。これにより、より滑らかなサーフェイスが実現できるほか、コンテンツのポリゴン数を減らせるため、全体のパフォーマンス向上も期待できるという。このほか、ソフトボディ、リジッドボディ、髪などのダイナミクス・シュミレーションを行う「Bullet物理演算」をはじめ、コミック風の静止画またはアニメーションをカラーやモノクロで作成できる「コミックブックプレビューモード」、衣服のフィット感が調整可能となった新しい「モーフブラシ」、さらにマグネットとデフォーマのウェイトマップ対応など多数の新機能を搭載。レンダリング速度やOpenGLの高速化なども実現した。また、プロのアーティストやプロダクションを対象とした上位版「Poser Pro 2014」では、上記の新機能に加えて、既存の衣服や小道具をあらゆるフィギュアの体型に合わせることができる「フィットルーム」機能やフィギュア間でのモーフ転写機能、コンテンツ開発に役立つパラメーター表示オプション機能なども搭載。さらに、64ビットへの対応やネットワークレンダリング、ハイエンド3DCGツールとの連携といった機能も備わっているという。いずれも対応OSは、Windows版がWindows XP/Vista/7/8、Mac版がMac OS X 10.6/10.7/10.8/10.9。なお、通常版のほか、旧バージョンのユーザーを対象としたアップグレード版や教育機関向けのアカデミックライセンス、ビジネスライセンス製品なども用意される。
2014年02月24日デジモは、3Dプリンタによる出力などを行う新サービス「未来玩具デジモ」をオープンした。「未来玩具デジモ」は、3DCG、およびそれを元に3Dプリントされたコンテンツを販売するWebストア。同サービスはPCからもアクセス可能だが、スマートフォンからの利用をメインに据えている。3Dコンテンツは専用無料アプリで閲覧でき、3Dプリント可能な商品に関しては購入者の希望送付先まで配送する。コンテンツとしては、地下アイドル、ご当地アイドル、グラビアアイドル、コスプレイヤー、芸人、アーティスト、アスリート、モデルなどの体を3Dスキャンして作成した3DCGデータ、および3Dプリントモデル「でじモデル」を用意。人物を元にしたデータに加えて、アニメやゲームキャラクター、ご当地キャラクター、TV・映画キャラクターなどの二次元キャラクターの3DCGや「でじモデル」も展開する。なお、開始時のコンテンツとして、グラビアアイドル・山中知恵の3DCGデータ、現役女子大生を手のひらサイズにした「デスクトップJDシリーズ」などが公開されている。今後は、ネット上で話題の海外コスプレイヤーやグラビアアイドル、アニメ「秘密結社 鷹の爪」、「古墳ギャルのコフィー」などのキャラクターを3D化し、順次公開していくとのこと。
2014年02月12日レイメイ藤井は、福岡本社の1階に3Dプリンタを設置したショールーム「PRODUCTION LAB(プロダクション ラボ)」を開設したと発表した。広さは約100m2(約30坪)。ショールームには、Stratasys製の3Dプリンタ「Objer30pro」「Connex260」「Mojo」の3機種が展示されており、利用者は実際に3Dプリントを体験できる。そのほか、カラー複合機のCanon iR C9280 Pro、カラープリンタのRISO ORPHIS EX9050、製本・封入のRISO OR、UVプリンタのMimaki UJF-3042 HG、カッティングマシンのMimaki CF2-0912RC-Sをそれぞれ設置している。
2014年01月23日SSS合同会社は、東北地方応援キャラクター「東北ずん子」の3Dモデル(MMDモデル)第3弾として、和服姿の「リアル頭身東北ずん子3Dモデル(和服バージョン)」を公開した。公式サイトより無料でダウンロードできる。本モデルは、2013年2月公開の第1弾「SD頭身東北ずん子3Dモデル」、2013年9月公開の「リアル頭身東北ずん子3Dモデル(制服バージョン)」に続き、公式が提供する第3弾となる3Dモデル(MMDモデル)。前2作のモデルを公開したところ、ユーザーから「和服を着たリアル頭身のモデル」を要望する声が多く寄せられ、今回の制作に至ったという。制作にあたっては、2013年10月に発売された小説『東北ずん子小説~「むちむち」ではありません! 「もちもち」です!~』の印税を利用。CGモデラーは、前作である"制服バージョン"も手掛けた湯葉(ゆのは)氏が担当したとのことだ。MMDモデルとは、樋口優氏が制作した人気のフリーソフト「MMD(MikuMikuDance)」で利用可能な3DCGモデルのこと。ユーザーは今回公開されたモデルをダウンロードし、同ソフトで利用することで、東北ずん子のダンスムービーが手軽に作成できるほか、キャラクターにさまざまなポーズを付けてイラスト化することも可能になる。また、キャラクター同様、このMMDモデルも非商用利用の場合は事前申請なしで利用できるほか、"東北地方に本社を置く企業"に限り商用利用が可能となっている。
2014年01月23日マーユは、3Dプリントで制作するお面「3D-Print新型深型リアルマスクお面」を発売した。価格は1枚3万8,000円より(業務用、量産する場合平均単価3万円)。この製品は、舞台やドラマ・映画などで用いることを想定したリアルなお面。正面と横斜めなど別角度の写真があれば、3Dプリントによって立体的なお面を作ることができる。素材には柔らかさや硬さが選べる軽量の樹脂を使用し、長期装着が可能。耳元までカバーする深いお面になっているため、さまざまな角度から観覧・撮影される舞台や映像にも最適だという。また、表面がコーティングされており、マスクの上に化粧を施すこともでき、口を開いている表情にも対応可。実物大サイズ以外にも小型~大型サイズ指定も受け付けており、100個程度までの複製にも対応する。そのほか、このマスクにヘッド部やウィッグなどをつけた頭部全体の作成およびマネキンなどへの取り付けも、別途見積もりで行っているということだ。
2013年12月24日ワイズテクノロジーは、Citrix HDX 3Dテクノロジをサポートするデュアルコアのゼロクライアント「Wyse Xenith Pro2 ゼロクライアント」を発表した。ゼロクライアントは、従来のクライアント端末にかかる負担(管理、コスト、消費電力等)を限りなくゼロに近づけ、従来よりも更にシンプルなハードウェアを目指し、OS、アプリケーションおよびコンフィグレーションをローカルデバイスに保持させない端末。「Wyse Xenith Pro2ゼロクライアント」はデュアルコアのAMD Gシリーズ 1.4GHzを搭載し、Citrixと共同開発したCitrix Receiver互換クライアントを備えている。Citrix HDX 3D向けに最適化され、Citrix XenDesktopおよびXenApp環境に特化し、端末起動時にネットワーク経由で構成情報を自動取得するプル型のゼロコンフィグレーションで、電源オンから10秒程度で起動する高速ブートを搭載。工場出荷時オプションで最大300Mbpsの802.11 a/b/g/n無線接続をサポートし、ハードウェアデコーダを搭載し、1080p動画再生や仮想化プロトコルの各種マルチメディアリダイレクション機能に対応する。価格はオープン。
2013年12月18日SOLID GOLDは、米・Zeeproがクラウドファンディング「Kickstarter」にて寄付を募り、大きな成功を収めた個人向け3Dプリンタ「Zim」の予約販売を開始した。出荷開始予定は2014年4月。12月31日までに予約した場合、特別価格12万9,800円(通常予定価格15万9,800円)が適用される(発送は4月を予定)。「Zim」は、2色のカラー出力が可能な、デュアルヘッドを搭載した個人向け3Dプリンタ。PLA、ABSといった素材のほか、水に溶ける性質のあるPVAに対応。PVAを用いることで、従来のプリンタでは不可能だった、組み立て不要なギアボックスやボールが中に入っているカゴなどといったモデルの出力が可能となる(同素材を利用する際の出力可能な色数は1色)。加えて、同素材はサポート材としての利用も可となっている。また、ビデオカメラを内蔵しており、進捗状況をスマートフォンなどから確認することが可能なほか、フィラメントはカートリッジ式を採用しているため交換が容易にできるようになっている。同機の筐体にはアルミニウム素材を使用している。最大出力可能サイズは高さ149mm×横幅×149mm×奥行き149mm、積層ピッチが80μ。印刷速度は110mm/2、ノズル径は0.35mm、インタフェースはWiFi、Ethernet、USBを備える。対応OSはWindows 8.1以上、MacOS X10.9以上、iOS 7.0.4以上で、その他のOS、バージョンについても順次対応予定。Windows 8.1 3D printer native driver対応のため、同OSを使用する場合接続してすぐに使用を開始することができる。なお、同社は購入後の技術・故障対応、消耗品販売に加え、Zeeproのサービスを日本語で提供するなど、初めて3Dプリンタを使うユーザーにも対応したサポートを行っていくということだ。
2013年11月27日Emotional Brainsは、1枚のイラストからフィギュアを製作できる3Dクラウド・ファンディング・サービス「Okuyuki」をリリースした。本サービスは、オリジナル・キャラクターのイラストをアップロードするだけで、フィギュア製作プロジェクトを立ち上げることができる新プラットフォーム。従来のクラウド・ファンディング・サービスの様にプロジェクトの支援者を募るだけでなく、目標を達成できた場合には、同社がイラストの3Dデータ化および3Dプリント/フィギュア製作を行うのが特徴となっている。製作されるフィギュアはフルカラー3Dプリンターによる石膏フィギュアとなり、完成品はオーナーのほか、リワード(報酬)として支援者にも送られる。イラストの3D化から完成品の発送までを同社が行うため、3Dデータの知識や発送の手間などは不要だ。さらにオーナーには売上の10%が割り当てられるという。なお、同サービスでは今後も新たな機能が順次追加される予定となっている。
2013年10月22日全体のシルエットをトータルに美しくするためにトリンプ・インターナショナル・ジャパンは、2012年秋冬より店頭にて導入しているブラジャーのフィッティング提案「3Dフィッティング」のボトム編として、「3Dボトムフィッティング」を、3月28日より導入する。「3Dフィッティング」は、千差万別な個人の体型に本当にフィットする下着選びと正しい着け方をアドバイスし、美しいボディラインとフィット感を実現するトリンプ独自のフィッティングコンサルティングで、好評を得ていることから、より全体のシルエットをトータルに美しくするために、ボトムフィッティングでも展開するもの。*画像はニュースリリースより「ヒップフレーム」など、総合的に確認しアドバイス「3Dボトムフィッティング」では、ウエスト・ヒップサイズだけでなく、おしりと脚の境目を「ヒップフレーム」と名付け、その人のヒップの丸みやヒップ下部のラインをより美しくメイクするガードル選びと、ガードルの機能を100%生かす着用アドバイスを提案する。トリンプ調査によると、ガードル着用では、多くの人が様々な悩みや不満を抱えており、「きつい」「くい込む」「ズレ上がる」などの他にも1割以上の人が「補正効果が感じられない」と回答。フィット感や効果の不満には、サイズが合っていないことや、きちんと着用していないことも多くみられ、ガードルの間違った着用は体型の崩れにつながる恐れもあることから、トリンプでは、正しいガードル選びと着用を提供し、女性の美と自信を応援するとしている。元の記事を読む
2013年03月28日KONAMIの人気ホラーアドベンチャーゲームを基にした3Dホラー『サイレントヒル:リベレーション3D』の場面写真が公開され、2006年に公開された『サイレントヒル』に登場した老婆ダリアと少女アレッサが本作にも登場していることが明らかになった。その他の写真本作は、幼い頃の記憶がなく、毎夜“サイレントヒル”で何かに追われる悪夢を見続けているヘザーが、父親の失踪を機に、迷宮のような街サイレントヒルに足を踏み入れ、想像を絶する恐怖を味わう様を3D映像で描いている。神秘的な世界観と、衝撃的なビジュアルでファンを魅了してきた人気ゲームシリーズの世界観を活かしながら、映画でしか描けない深いドラマや緊迫感のある演出で高評価を集めた2006年の『サイレントヒル』。6月に公開される『…リベレーション3D』には、前作に登場した少女アレッサが再び姿を見せる。彼女は“魔女”として虐げられた結果、サイレントヒルの街を恐ろしい地獄へと変貌させた。また前作で娘を探しに街に足を踏み入れた主人公の前に現われて助言をささやいた老婆ダリアも登場する。本作は、前作を観ていなくとも楽しめる新しい物語で、3D映像を駆使した前作以上の恐怖/衝撃描写が盛り込まれた作品だが、映画『サイレントヒル』で重要な役割を担ったダリアとアレッサの登場は、ファンにとっては新作への期待が大きくふくらむ要素ではないだろうか。『サイレントヒル:リベレーション3D』6月、全国ロードショー
2013年03月13日3Dアートでレッドネイルもキュートに見せるデコラティブなネイル。ラメの大人色使いもポイント。■スーパー・デコラティブ~緻密に計算されたインパクトスタイル~絶妙なバランス感覚で個性を主張するファッショニスタ。コケティッシュで、パワフルで、計算されつくしたインパクトのあるスタイル。強い輝きやボリュームのあるスタイル。■ 季節 :春夏■ シーン :パーティー デート■ デザイン :ラメ 3D■ カラー:レッド パープル提供日本ネイリスト協会 tel.03-3500-1580 公式サイト >>ネイル一覧
2013年02月18日ドイツの大御所テクノグループ、クラフトワークの来日公演が東京と大阪で開催されることが決定した。観客には3Dグラスが配布され、ステージ背景に映し出される3D映像と共にライブを楽しむ事が出来る仕掛けとなっている。特に注目すべき今回の東京公演では、彼らがこれまでリリースした8枚のアルバムが日替わりで全曲演奏される。これは昨年のニューヨーク近代美術館(MoMA)での公演を皮切りに、地元のドイツ・デュッセルドルフのノルトライン・ヴァストハファーレン美術館とロンドンの近代美術館・テートギャラリーで行われ、大絶賛されたもの。世界中から注目される前衛のライブを日本で体験できる機会だ。チケットの一般発売は3月2日(土)午前10時より。なお、チケットぴあでは一般発売に先がけて、先行抽選プレリザーブを実施中。東京公演が2月18日(月)午前11時まで、大阪公演が2月21日(木) 午前11時まで。■KRAFTWERK3-D CONCERTS 1 2 3 4 5 6 7 8[東京公演]会場:赤坂BLITZ(東京都)5月8日(水)『アウトバーン / Autobahn』18:00/19:005月9日(木)『放射能 / Radio-Activity』18:00/19:005月10日(金)『ヨーロッパ特急 / Trans Europe Express』18:00/19:005月11日(土)『人間解体 / The Man Machine』16:00 /17:005月13日(月)『コンピューター・ワールド / Computer World』18:00/19:005月14日(火)『テクノ・ポップ / Techno Pop』18:00/19:005月15日(水)『The Mix』18:00/19:005月16日(木)『ツール・ド・フランス / Tour De France』18:00/19:00※3Dメガネ付[大阪公演]5月18日(土)なんばHatch(大阪府)17:00/18:00※3Dメガネ付
2013年02月14日ジェット・リー主演の3Dアクション・アドベンチャー映画『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』が現在公開されている。本作の最大のポイントはやはり“3D映像で観るリーの華麗なアクション”だ。しかし、肝心の3Dのクオリティが低いと楽しさは半減してしまうだろう。そこで3D映像のエキスパートとして著書もあるイマジカの3Dスーパーバイザー、灰原光晴さんに作品を観賞してもらった。その他の写真本作は、明の時代の中国を舞台に、凄腕の義士ジャオ(リー)らが300年前に消失したとされる幻の財宝都市をめぐって壮絶な戦いを繰り広げる様を描いた超大作。長年、3D映画の制作を望んでいたツイ・ハーク監督がやっと実現させた3D映画だけあり、立体の効果を駆使した活劇・格闘シーンがたっぷりと盛り込まれている。まず、灰原さんは「この種の映画を3Dで撮影すると、アクションシーンで使用したワイヤーを消すのが大変だと思うんですけど、それがキレイに処理されていて驚きました。質的に高い映像になっていると思います」と言い、「2D映画のアクションだと、手や足の位置を少し動かしてパンチやキックを“あてるフリ”をして撮影できますけど、3Dだと奥行きがあるので“フリ”であることがわかる場合があります。でもこの映画ではカットごとに構図を工夫することで、3D撮影をしながら、しっかりとパンチやキックが当たっているように見えている」と分析する。ちなみに、3D映像では短いカットが連続すると観客の目がその度に画面の構図を捉えなおすため、“立体感”を感じにくくなるが、灰原さんは「この映画のアクションは、ストップモーションやスローモーションをうまく使うことで立体感が損なわれないような工夫がなされていましたね。それに速い動きは通常の3Dでは見えずらいんですが、この映画は速い動きでもしっかり見えていたのは驚きました。アクションの作り方や撮り方をかなり研究して撮影したのではないでしょうか」と予想する。「技術には限界がないので、撮影方法も少しずつ進歩していく」と語る灰原さんは「作り手が模索することで、常に新しい演出や見せ方が出てくる。この映画はワイヤーアクションをここまで3D映像で見せたのは本当に画期的なことだと思う」と言い、「この映画は、水中シーン、高度を感じる俯瞰のカット、洞窟のシーンなど“3D撮影に向いている”シーンが全部入っている映画。そういう意味では“3D”というものを研究し尽くして撮影された映画だといえると思います」と語った。『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』公開中
2013年01月18日高度なテクニックで映画のキャラクターを再現1月10日、Yahoo! UK&IRELAND LIFESTYLE では、3Dネイルアートの紹介記事が掲載された。日本でも人気の3Dネイル。専門的な知識と技術、そして道具を必要とする上級テクニックとしてサロンでも注目されている。今回紹介されたネイルアートは映画『モンスターズ・インク』のキャラクターをモチーフとした3Dネイル。制作者はイギリスでメディアアートを学ぶ Kayleigh(25)。これまでにもバットマン、Dr.Who、グレムリンなど、テレビと映画をテーマに個性的なネイルを作成し、FacebookとTwitter で公開している。試行錯誤の末に完成したネイルアートネイルは5本の指それぞれに1つずつ違うキャラクターデザインで、奇抜な色だけではなく爪の形から大きくはずれた大きな頭や角が異様に目立つ。フサフサの毛のような質感のものもある。初めは間違った方法で制作してホラー映画のようになってしまった。図面とデザインを計画的に起こしたが、サイズや材料の面で失敗を続けた。現在は1週間に2、3個づつ、楽しんで作っている。初期の作品は写真に残しておらず、もう見ることはできない。最近は粘土を使ったデザインも制作しているということだ。元の記事を読む
2013年01月14日ムーンスターは子ども向け本格スポーツシューズブランド、SUPERSTAR (スーパースター)の「バネのチカラ」シリーズより、最新モデル「パワーバネ3D」の男児モデル、女児モデルそれぞれ2型を展開。全国の靴専門店・量販店にて12月下旬から発売する。新作モデルは、独自開発の特殊ゴム「パワーバネ」をらせん状の立体形状に加工。これにより、伸縮性を示す「引張抵抗値」が従来のプレート状バネに比べて20%もアップし、蹴りだしの力をたくわえ、さらなる推進力を引き出せるという。ソールには、親指など踏み込み時に力のかかる部分に大小9つのスパイクを配置。効果的に地面をとらえるため、コーナリングでも力を発揮できる。さらに樹脂シャンクが左右のブレや疲労を軽減する。また、洗いやすく、汗をかいても清潔に使用できる、サニタイズAgのカップインソールを標準装備。デザインは、男児モデルは大人っぽいカラーリング(3,150円)と、大人顔負けの本格競技志向タイプ(3,465円)の2型。女児モデルはスポーツカジュアルテイスト(3,465円)と、スウィーツテイスト(3,150円)の2型。サイズは19.0cm~24.5cm。販売は大人っぽいカラーリングの男子モデルと、女児スウィーツテイストは12月下旬発売。男児本格競技志向タイプと女児スポーツカジュアルテイストは、2013年2月に発売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日2009年夏、全世界で3億ドルというヒットを記録したアクション超大作『G.I.ジョー』。このほど、今年5月に“3D作品”へと作り変えるため、公開延期が発表されていた続編『G.I.ジョー バック2リベンジ』がついに再始動。これを受けて12月12日(現地時間)に、香港にてキックオフプレゼンテーション会見が行われ、本作に出演するイ・ビョンホンとジョン・チュウ監督が出席した。アメリカの最強機密組織“G.I.ジョー”が、テロ組織“コブラ”と激戦を繰り広げる姿をダイナミックなアクションで描く本作。一国の裏切り者として国から追われる羽目となり、孤立無援、絶体絶命の窮地に追いやられたメンバーたちは、初代“G.I.ジョー”と呼ばれる伝説の司令官・ジョーに協力を仰ぐことになり――。今回より、大御所ブルース・ウィリスを迎えたことでも話題の本作。そのブルース扮する初代“G.I.ジョー”に真っ向から肉弾戦を挑んだのは、前作からの続投でテロ組織“コブラ”の冷酷な殺し屋・ストームシャドーを演じるイ・ビョンホン。今回の会見でも「ブルースとの共演は光栄としか言えません!彼は自分にとっては『ダイ・ハード』を始めとするアクション映画のヒーローだし、また『シックスセンス』のような作品にも出ている、素晴らしい俳優ですから、その人と共演できた経験は本当に素晴らしい体験でした」と興奮した面持ちで撮影をふり返る。また、公開を延期してまで3D作品へと修正を加えた点については、「僕が鍛えた腹筋が、今回3Dですごく見えるようになっているんだ(笑)」とご満悦の表情を浮かべていた。プレゼンテーションでは4分間の3D最新フッテージも上映され、会場は映画同様に終始、詰めかけた人々の熱気に包まれていた。『G.I.ジョー バック2リベンジ』は2013年6月、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:G.I.ジョー バック2リベンジ 2013年6月、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年12月12日カタログ通販を行っているセシールは、3D立体加工を施した、ワイヤーなしブラジャー「3D-BRA」のシリーズより「背中すっきりタイプ」を、12月3日発行のカタログ「セシレーヌ2013春号」および「セシールオンラインショップ」で発売する。価格は2,490円2009年12月発売のシリーズ「3D-BRA」は、立体測定データをもとに、体の丸みに合わせた成型のモールドカップを採用。トップを内向きの高い位置に設計したことで、ワイヤーなしでも「上向きバスト」を実現するという。同商品は、この「3D-BRA」に、同社のブラジャー「背中すっきりブラ」のノウハウを加えたニューアイテム。背中部分には、縦にも横にも伸びるパワーストレッチを使用している。サイズ展開はA70からD85。カラーはスキンベージュ、ブラック、ベールモーヴの全3色。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月29日2002年春に日本公開され、大ヒットを記録したディズニー/ピクサーの傑作を3D化した『モンスターズ・インク3D』が来年2月9日(土)に日本公開されることが決定し、このほど予告編映像が公開された。予告編映像本作は、子どもたちの悲鳴をエネルギーに変換し、モンスターの世界に供給する会社“モンスターズ・インク”で働いている毛むくじゃらの青いモンスター・サリーとひとつ目モンスターのマイクのコンビが、人間の女の子ブーに出会ったことから始まる大冒険を描く傑作アニメーション。アカデミー4部門で候補になり、日本だけで90億円の興行収入を記録。東京ディズニーランドに『モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”』が登場するなど、現在も根強い人気を集めている。今回の3D版はオリジナルの『モンスターズ・インク』を完全3D化したもので、初公開時に同時上映された短編『フォー・ザ・バーズ』も併映。このほど公開された予告編もファンなら何度も観たおなじみのシーンばかりだが、製作時にスタッフがこだわり抜いたというサリーの毛並みや、クライマックスのチェイスシーンが3D映像になった場面を想像しながら楽しむことができる。ちなみに来夏にはサリー&マイクの“学生時代”を描いた新作『モンスターズ・ユニバーシティ』の公開も予定されており、まずは『モンスターズ・インク3D』に足を運び、名コンビの復活を祝いたいところだ。『モンスターズ・インク3D』2013年2月9日(土) 3D劇場限定公開
2012年11月28日世界最高峰のパフォーマンス集団の世界を3D映画化した『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』の本編映像の一部がこのほど公開された。特に女性から熱い支持を集めている本作。華麗なパフォーマンスはもちろん、絢爛豪華な衣装や、ロマンティックな物語も好評のようだ。本編映像の一部本作は、『サルティンバンコ』や『ZED』などの作品で知られるパフォーマンス集団シルク・ドゥ・ソレイユが米ラスベガスで行っている7つのショーを題材に、サーカスに迷い込んだ女性ミアと空中ブランコ乗りの青年の恋模様とシルクのパフォーマンスを最新の3D映像で捉えた作品。『シュレック』や『ナルニア国物語』のアンドリュー・アダムソンが監督を、『アバター』のジェームズ・キャメロンがプロデューサーを務めている。このほど公開された映像は、長い旅を続けてきたミアとブランコ乗りの青年が再会し、華麗な空中パフォーマンスが披露されるシーン。11歳の時から空中アクロバットを続けているというロシア人パフォーマーのイゴール・ザリポフが天から伸びているストラップだけを頼りに宙を舞い、ミア役のエリカ・リンツとロマンティックなひとときを演出する。ふたりはシルクで多くのステージをこなしてきた名パフォーマーだ。彼らの人気公演『KA(カー)』のワンシーンを題材にした映画オリジナルのパフォーマンスで、プロデューサーのキャメロンは「身体的表現によって演技が暗示されている。しかもそれが実に優雅になされていて、美しいというほかない」とコメントしている。配給会社によると、本作は観客の約7割が女性で、口コミでの動員や、リピーターが多いのも特徴だそうだ。これまで3D映画は、子ども向けのアニメーションや迫力あるアクションを扱うことが多かったが、芸術的な美を追求し続けているシルク・ドゥ・ソレイユの世界を3D映像で描き出した本作は、これまで3D映画に興味がうすかった観客層や女性客をつかむことに成功しているようだ。『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』公開中(C)2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.
2012年11月22日世界最高峰のパフォーマンス集団の世界を3D映画化した『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』の特別映像がこのほど公開された。『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』特別映像本作は、『サルティンバンコ』や『ZED』などの作品で知られるパフォーマンス集団シルク・ドゥ・ソレイユが米ラスベガスで行っている7つのショーを題材に、サーカスに迷い込んだ女性と空中ブランコ乗りの青年の恋模様とシルクのパフォーマンスを最新の3D映像で捉えた作品。『シュレック』や『ナルニア国物語』のアンドリュー・アダムソンが監督を、『アバター』のジェームズ・キャメロンがプロデューサーを務めている。このほど公開された特別映像は、映画の名場面やメイキング映像を随所に盛り込みながら、製作者たちが作品への想いを語る貴重な内容だ。3D映画の進化と普及を推し進めるために活動を続けるキャメロンは「シルク・ドゥ・ソレイユの世界観は、豪華で色鮮やかな夢の世界だ。関係者には何年もの間“3Dで映像化しよう”と言ってきた」と振り返る。そこで彼らは、これまでシルクのステージを観たことのない観客にも作品を楽しんでもらえるよう、構成や物語に工夫を凝らした。アダムソン監督は「我々が見せたいのはパフォーマーたちの技や創造力なので映像に加工はしない」と宣言。初めての観客にはわかりやすく、シルクのファンにとっては“客席からは見られなかった世界”が楽しめる映画が完成した。日本では世界に先がけて最速公開がスタートしており、その幻想的な世界観と超絶的なパフォーマンスが好評を博しているという。『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』公開中
2012年11月16日世界最高峰のパフォーマンス集団の世界を3D映画化した『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』が世界最速で公開されている。本作は日本限定のオリジナルポスターを制作しており、切り絵画家の蒼山日菜がシルク・ドゥ・ソレイユの象徴である太陽マークをアレンジしたオリジナルのロゴを作成した。本作の製作総指揮を務めたジャック・メテも魅了したロゴはどのようにして生まれたのだろうか? 蒼山に話を聞いた。本作は、『サルティンバンコ』や『ZED』などの作品で知られるパフォーマンス集団シルク・ドゥ・ソレイユの世界を最新の3D映像で捉えた作品。『シュレック』や『ナルニア国物語』のアンドリュー・アダムソンが監督を、『アバター』のジェームズ・キャメロンがプロデューサーを務めている。その他の画像蒼山はフランスに在住し、日仏だけでなく世界的に活躍する切り絵画家で、繊細なタッチで生み出される“切り絵”のテクニックはもちろん、大胆な構成、観る者を魅了するイマジネーションあふれる作風が大きな特徴だ。「シルクの本拠地はカナダの中でもフランス語圏ですし、彼らが初めてフランスで公演するときにも大きなニュースになったのをおぼえています」という蒼山にとって、今回のオファーは“まさに驚嘆”の出来事。「本当にビックリしました。最初に息子に『シルク・ドゥ・ソレイユの仕事が来たよ』って報告したんですけど、ひとこと『は? 何言ってんの』って信じてもらえなくて(笑)」。ちなみに今回のロゴは迷わずに完成したという。「私は用紙を前にすると迷わないタイプなんです。難しい題材でも『これを一体、どうすればいいんだろう?』と思いながら、どんどんアイデアがわいてくるんです。シルクのパフォーマンスは人間の身体を使ってこの世ではないような世界を作り出してしまう。それに技だけではなくて感覚とセンスがないとあそこまでは可憐に見えないと思うんです。この映画は、そんなシルクの超絶的な技を見るもよし、恋愛映画としてみるもよし、楽しいことが3つ4つ一度に体験できる映画。それに観終わったら必ずシルクのショーを観に行きたくなると思います」。ちなみに蒼山は先ごろ行われた東京国際映画祭のグリーンカーペットにも登場し、シルクのパフォーマーたちとグリーンカーペットを歩いた。「歩くまでは何とも思ってなかったんですけど、知り合いから『画家が映画祭のカーペットを歩くなんて前代未聞だ』って言われて(笑)。でも、シルクのパフォーマンスを間近で観ることができましたし、アンドリュー・アダムソンさんやジャック・メテさんともお話をさせていただいて『こんなこともう一生ないよな』って。だからこそ『いい思い出だった』とは言いたくないですし、これを励みにもっといい作品を作りたい。今回の仕事は、人生で最高の励みになりました」。『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』公開中
2012年11月13日「ぴあ」調査による11月9日、10日公開の映画・満足度ランキングは、世界最高峰のパフォーマンス集団の世界を3D映画化した『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』がトップに輝いた。2位にウディ・アレン“公認”の記録映画『映画と恋とウディ・アレン』が、3位に現代日本が抱える問題に鋭く切り込んだ社会派ドキュメンタリー『長良川ド根性』が入った。上位作品の画像1位の『シルク・ドゥ・ソレイユ3D…』は、“シルク・ドゥ・ソレイユ”の世界を舞台に、サーカスに迷いこんだ少女と、空中ブランコ乗りの青年の恋の物語を描く。劇場には、幅広い世代の観客が来場し、特に20代、30代のカップルから「神秘的な世界観に圧倒された」「演者の細かい動きがよく見えて夢中になった」「幻想的でまるで夢の中にいるよう」「想像以上に3D映像の迫力があって、人間の身体能力にビックリ。ステージを生で観てみたくなった」などの声が寄せられた。また、実際のステージを観たことのある観客からは「映画でしか観ることのできない角度からの映像があって新鮮」「生で観るのとはまた違った魅力を感じた」など好評だった。2位の『映画と恋とウディ・アレン』は、映画関係者やアレン自身へのインタビュー、過去の秘蔵映像から、アレンの人生と創作過程に迫った記録映画。出口調査では、「ウディ・アレンをより好きになれた」「あれだけたくさんの人のインタビューを統一性を持たせてまとめあげているところが凄い。昔の作品を見直したくなった」「これまでの経緯、映画に対するアレンの想いが伝わってきてよかった」「彼の人柄がよく出ていて、成功者なのに最後に語るセリフが印象的だった」などのコメントが聞かれた。(本ランキングは、2012年11月9日(金)、10日(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年11月12日世界最高峰のパフォーマンス集団の世界を3D映画化した『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』が本日から世界最速で公開されている。ドキュメンタリーでも、舞台の記録映像でもない本作。そこで描かれるのは幻想的な世界を舞台にしたラブ・ストーリーだという。そんな本作の一端が垣間見える本編映像の一部が公開された。『シルク・ドゥ・ソレイユ3D』動画本作は、『サルティンバンコ』や『ZED』などの作品で知られるパフォーマンス集団シルク・ドゥ・ソレイユの世界を最新の3D映像で捉えた作品。『シュレック』や『ナルニア国物語』のアンドリュー・アダムソンが監督を、『アバター』のジェームズ・キャメロンがプロデューサーを務めている。映画はシルクが米ラスベガスで行っている7つのショーを題材にしている。そこでアダムソン監督は、これらの異なるショーを1本の映画にするために中心に物語を据えることにした。主人公はサーカスに迷い込んだ女性ミアと空中ブランコ乗りの青年で、異世界へと迷い込んでしまった青年を追って、ミアもまた不思議な世界へと足を踏み入れる。生と死が混ざり合った場所でふたりは互いを探し続ける。劇中にセリフは存在しないが、巧妙な構成とダイナミックな表現でふたりの恋の物語が綴られていく。このほど公開された映像は、物語の冒頭のシーンだ。サーカスのテント内でブランコから落下した青年が不思議な世界へと滑り落ち、彼に恋をしたミアはそれを追う。現実ではない世界に投げ出された彼女は広大な空間にひとり取り残され、そこで月明かりに照らされた色とりどりの巨大なテントを発見する。主人公ふたりを演じたのは、19歳でシルクに入団したエリカ・リンツと、11歳から空中アクロバットをやってきたというイゴール・ザリポフ。ふたりともシルクのパフォーマーだが、本作の製作総指揮を務めたジャック・メテは「どのシルク・ドゥ・ソレイユのショーにおいても、出演者全員がキャラクターであり、何らかの役を演じている。だからシルク・ドゥ・ソレイユで長年演じてきた彼らに演技力があることがわかっていた」という。本作は壮大な映像と華麗な技で観る者を魅了する作品だが、そこで描かれる“物語”も重要な役割を果たしているようだ。『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』11月9日(金)より、TOHOシネマズ有楽座他、全国ロードショー
2012年11月09日3D版『トップガン』の公開が来年2月にも予定されているようだ。「The New York Times」紙の報道によれば、8月19日(現地時間)にトニー・スコット監督が投身自殺で死亡して以来、1986年の大ヒット作『トップガン』の3Dバージョンとなる本作の処遇についてパラマウント・ピクチャーズ側が検討を重ねてきた結果、来年2月公開の方向で調整が進んでいるという。トニーは死の寸前までトム・クルーズと共に『Top Gun 2』(原題)の製作準備を進めていて、パラマウント側は当初3D版『トップガン』の公開によって続編への観客の盛り上がりを喚起する意図があったものの、同紙は『Top Gun 2』の製作が「取り止め」になったとも伝えている。3D版『トップガン』の製作は、今年初頭にはすでに完成しているという。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年11月09日『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』の世界最速公開を記念し、本作の世界を彩る“門外不出”のコスチュームが、東京・お台場の商業施設ヴィーナスフォートにて展示されている(11月25日まで)。このコスチューム展示会開催を記念し8日、同所で2012年ミス・インターナショナルのグランプリを日本人で初めて受賞した吉松育美がトークショーを実施。大ファンだというシルク・ドゥ・ソレイユの魅力や、衣装の感想を語った。その他の写真『サルティンバンコ』や『ZED』などの作品で知られるパフォーマンス集団シルク・ドゥ・ソレイユの世界を最新の3D撮影で映像化。ドキュメンタリーではなく、サーカスに迷いこんだ少女と、空中ブランコ乗りの青年が織りなすラブストーリーが幻想的に描かれる。『アバター』のジェームズ・キャメロンがプロデューサーを務め、『ナルニア国物語』のアンドリュー・アダムソン監督がメガホンを執った。日本初上陸となるシルクの衣装を目の当たりにし、吉松は「どれも独特でユニーク。カラフルで素敵ですね」とうっとり。パフォーマーの体型に合わせて、すべてオーダーメイドで製作されると知り「本当に大変なこと。でもその分、パフォーマーたちは衣装からパワーと信頼感をもらっているはず」と衣装の重要性を熱弁した。本場ラスベガスでのショーも鑑賞したといい「同じ人間なのかなと驚くほどの柔軟性。映画では(ショーと違って)いろんな角度からシルクを体験できるので、公開がとても楽しみです」と胸を踊らせた。この日は本作にインスパイアされた特別な“シルクバージョン・イルミネーション”の点灯式にも参加し「とても美しく幻想的。一足先にクリスマス気分を味わえた」とご満悦だった。イルミネーションは、館内合計約34万球のLEDライトが、幻想的な世界観を醸し出し、来場者を映画と同じ異空間に誘う。『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』11月9日(金)より、TOHOシネマズ有楽座他、全国ロードショー
2012年11月08日世界最高峰のパフォーマンス集団の世界を3D映画化した『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』が9日(金)から世界最速で公開される前に、本作を手がけたアンドリュー・アダムソン監督がインタビューに応じた。その他の画像本作は、『サルティンバンコ』や『ZED』などの作品で知られるパフォーマンス集団シルク・ドゥ・ソレイユの世界を最新の3D映像で捉えた作品。ドキュメンタリーではなく、シルクの幻想的な世界を舞台に、サーカスに迷いこんだ少女と、空中ブランコ乗りの青年の恋の物語を描くもので、『アバター』のジェームズ・キャメロンがプロデューサーを務めている。アダムソン監督は『シュレック』や『ナルニア国物語』で世界的な成功をおさめたフィルム・メイカーで、本作のオファーは『ナルニア…』の製作会社の元CEOで、本作の製作総指揮を務めたケイリー・グラナットから持ち込まれたという。「実は最初は『あまりいいアイデアじゃないな』と思ったんだ。映画が扱ったラスベガスの7つのショーはそれぞれがあまりにも違う内容だからね。でも自分がシルクのショーを観た時のことを振り返ってみると『まるで夢みたいだ』と思った。そこで、映画もそのようにすればいいんじゃないかと思ったんだ。黒澤明監督の『夢』や『不思議の国のアリス』のことも思い出したよ。だから大事なのは“何でもアリ”の世界に観客を惹きつけるストーリーを見つけることだった」。そのために監督は、シルクの世界観を損なわないためにセリフを用いず、事前に脚本を用意せずに撮影と編集作業を行き来しながらストーリーを紡いでいったという。「シルクの創造性をこれ以上拡大することはできないんだ。彼らはアーティストの集団で、その創造性をいかんなく発揮できる環境をすでに作り上げている。いろんな才能のある人たちが協力して創造性を発揮しているんだ。僕たちが映画を作り上げる過程にとても似ていると思ったよ。だから、基本的な物語だけを用意して、緩急をつけながら語ることに注意した」。アダムソン監督はシルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマンスを「人間の限界を見せてくれるもの」だと評する。「彼らは単にパフォーマンスをするだけではなくて、衣装や美術、音楽などのすべてが創造性をもって表現されていて、そのいずれもが極限まで高められている。そういうものを観ると“人間賛歌”ではないけれど、人間というのは何だって出来るんだ、という気持ちになるんだよ」。圧倒的な身体能力と芸術性がいかんなく発揮された世界を、ラブストーリーを軸に描き出した映画『シルク・ドゥ・ソレイユ3D』。そこには、驚きや楽しみだけでなく、観る者の胸をうつ大きなメッセージも隠されているようだ。『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』11月9日(金)より、TOHOシネマズ有楽座他、全国ロードショー
2012年11月07日今年の東京国際映画祭で公式オープニング作品として上映された、世界最高峰のパフォーマンス集団“シルク・ドゥ・ソレイユ”初の映画化作品『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』。2週わたって、本作の劇中シーンをお届けするこの企画、第2弾となる今回は、主人公・ミアを不思議な世界への案内人・クラウンが手を引いてシルクの世界へと誘う重要シーンをお届け!本作はドキュメンタリーではなく、シルク・ドゥ・ソレイユの中の最高レベルのショーと絶賛されるラスベガスのレジデントショー、「O(オー)」「KA(カー)」「LOVE(ラブ)」を中心に、不思議な異世界へと迷い込んだ主人公・ミアの恋物語を描く。エルヴィスなど、ビッグネームとのコラボで観る者を釘付けにする「ビバ・エルビス」、ショーの中でも一番アクロバティックな「ミスティア」、マジックがミックスされた「クリス・エンジェル ビリーブ」、魅惑的な「ズーマニティ」の一部も劇中には盛り込まれており、アダムソン監督自身が、ミアがテントからテントへと空中ブランコの青年を探し歩くラブストーリーに合ったものを、この7つのショーから選び出し再構築している。そしてストーリーのキーとなるのが、“クラウン”というキャラクター。劇中、ミアにシルクの世界を案内する重要な役どころだ。演じるのは、「O」のパントマイム・パフォーマー、ベネディクト・ニグロ。ニグロは本作でのキャメロンの手法を「とても科学的だったよ。彼は、ストーリーを僕たちに押し付けたりするのではなく、シルクの7つのショー全てを、ちゃんとうまい具合にスクリーン上で見れるようにしたかったんだ」と解説する。「だから、撮影した後、そのショットに出てこないアーティストたちに『カモン、見てみてくれ。どう思う?どう思う?』といつも聞いていた。誇りに思っている父親みたいにね(笑)。彼は、『あなたたちは、いつもこういうふうにやっているの?』と、いつも再確認していた。それはとても興味深かったよ」と撮影の様子をしみじみとふり返る。今回到着した映像では、大人数のパフォーマーがぴったりと動きを合わせてシクロナイズドスイミングを披露する横を、クラウンとミアが駆け抜ける姿が確認できる。水しぶきが立つ中、パフォーマンスを続ける彼らの方を、まるでミアに何かを伝えるかのように指差すクラウン。そして再びクラウンがミアの手を握り、2人が違う方角に顔を向けたところで今回の映像は幕を引く。さまざまなアングルから撮影される息の合った水中パフォーマンス、そしてクラウンの信じられないような跳躍力。前回、紹介した「ズーマニティ」の妖艶なワンシーンとはまた違い、躍動感あふれる映像に仕上がっている。公開まであと1週間、まずはこちらの映像から奥深い“シルク”の世界を探検してみて。『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』は11月9日(金)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。特集:芸術の秋、『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』でワンランク上の素敵ガール※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語 2012年11月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.
2012年11月02日今年の東京国際映画祭で公式オープニング作品として上映された、世界最高峰のパフォーマンス集団“シルク・ドゥ・ソレイユ”初の映画化作品『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』。本作の公開に先駆け、シネマカフェでは劇中シーンの一部を2週にわたってご紹介。第1弾となる今週は、美しく幻想的な「ズーマニティ」のワンシーンをお届け!本作はドキュメンタリーではなく、シルク・ドゥ・ソレイユの中の最高レベルのショーと絶賛されるラスベガスのレジデントショー、「O(オー)」「KA(カー)」「LOVE(ラブ)」を中心に、不思議な異世界へと迷い込んだ主人公・ミアの恋物語を描く。エルヴィスなど、ビッグネームとのコラボで観る者を釘付けにする「ビバ・エルビス」、ショーの中でも一番アクロバティックな「ミスティア」、マジックがミックスされた「クリス・エンジェル ビリーブ」、魅惑的な「ズーマニティ」の一部も劇中には盛り込まれており、アダムソン監督自身が、ミアがテントからテントへと空中ブランコの青年を探し歩くラブストーリーに合ったものを、この7つのショーから選んでいったという。今回到着したのは、中でも水を使ったパフォーマンスが印象的な「ズーマニティ」のワンシーン。水が入った容器の中から美しき美女が登場し、魅惑的なパフォーマンスで見る者を釘づけにする。なんでもこのシーンは、主人公・ミアが迷い込んだ不思議な世界で探している空中ブランコの青年を誘惑するシーンなのだそう。そして彼女が容器のフチに寝そべると、水の入った容器は月へと姿を変えていく…。この幻想的なシーンについてアダムソン監督は「この映画で使った『ズーマニティ』のアクトは、非常に限定的で小さいものだが、テーマ的にぴったり合った箇所に収めた」とこのワンシーンの重要性を語る。その驚異的なパフォーマンス、しなやかな動きに思わず目が釘付けになってしまい、ミアと同じくシルクの世界に迷い込んだかのような錯覚に陥るこちらの映像。果たして次回はどんなワンシーンが到着するのか?まずはこちら映像から、シルクの世界に一歩足を踏み入れてみて。『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』は11月9日(金)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。特集:芸術の秋、『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』でワンランク上の素敵ガール※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語 2012年11月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.
2012年10月26日今年の東京国際映画祭で公式オープニング作品として上映される、世界最高峰のパフォーマンス集団“シルク・ドゥ・ソレイユ”初の映画化作品『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』。驚異的な身体能力を駆使した華麗なパフォーマンスで多くの人の心を魅了してやまない彼らだが、その神業的なパフォーマンスだけでなくキャストたちの身に着けている衣装やメイクのデザインも本作の見どころ一つ。そんな華やかな舞台を支える衣装&メイクの舞台裏を潜入レポート!本作はドキュメンタリーではなく、シルク・ドゥ・ソレイユの中の最高レベルのショーと絶賛されるラスベガスのレジデントショー、「O(オー)」「KA(カー)」「LOVE(ラブ)」を中心に、不思議な異世界へと迷い込んだ主人公・ミアの恋物語を描く。パッと目を引く煌びやかな衣装の数々は、全てモントリオールにある本社内の工房でキャストそれぞれにフィットするようにオートクチュールで仕立てられている。15,000種ほどの生地が揃う現場を仕切る、コスチューム&クリエイティブ・スペース担当部長のブノア・マチューは「新しいパフォーマンスだったり、何かとても特殊なことが必要となるものであれば、3つか4つ試作品を作ります。時には一つのコスチュームに半年かかることもありますね」と語る。さらに、一つのコスチュームを製作するにあたり総額1万7,000ドル~2万ドルのコストがかかるとも明かしてくれた。マチュー氏が何よりも「大変」と語るのは、衣装のメンテナンス。「それぞれのショーごとにコスチュームのメンテナンス専門スタッフが15から20人ほどつかないといけないんです。一つのショーで600から800ものアイテムがありますから、その人数でもギリギリなんですよ…(笑)」と舞台裏での苦労を明かしてくれた。衣装の次に印象的なのが、メイク!実はあの独創的なメイクは、それぞれのキャストが自分自身で施しているというから驚きだ。ラスベガスでシルクの7つのショーでメイクを担当しているキャサリン・プライス曰く、新しいパフォーマーがくると、その人のメイクをして、そのメイクの方法をステップごとに詳しく記した“説明書”を作り、それを見ながらパフォーマーが自らメイクの練習に励むのだそう。複雑なメイクでは41ステップもあるようだが、慣れるまでは時間がかかるものの、そのうちみんな手早くできるようになるのだと教えてくれた。しかし、今回の劇場版となる『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』でのメイクは通常のパフォーマンス時とは少し違うようだ。「3Dのテクノロジーをうまく利用するためにかなり調整したわ。レイヤーを重ねて、違ったフィニッシュにすることで、特に鮮やかさを増すことができた。スクリーン上でとても素晴らしく見えるのよ!」とその出来栄えに太鼓判を押す。11月9日(金)より日本で世界最速公開を迎える本作。見るものを圧倒する究極のパフォーマンスのみならず、彼らの舞台を影ながら支えるスタッフたちの汗と涙の豪華な衣装、メイクにもぜひ注目してみて!『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』は11月9日(金)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。「第25回東京国際映画祭」開催期間:10月20日(土)~28日(日)会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ・シネマート六本木・TOHOシネマズシャンテほか公式サイト:特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語 2012年11月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.
2012年10月18日