※このコラムは『Re:リベンジ欲望の果てに』11話までのネタバレを含んでいます。■数々の修羅を潜り抜けてきた会長の胆力理事会にて医療過誤とその隠滅の絶対的な証拠を突きつけられ、絶体絶命の海斗(赤楚衛二)。全てを知る会長(笹野高史)は「これが真実なら到底許されるものではない!自分が後日海斗に話を聞いておく!」と大芝居を打ってこの場を収めようとします。しかし、この場で白黒つけるべきだと他の理事より諭されると、海斗は「全て事実です。自らの保身、立場、プロジェクトの成果のため、医療過誤と隠滅を行なってしまいました」とあんなに隠し通していたはずが、拍子抜けするほどにありのままを話し始めます。しかし、数々の修羅場を潜り抜けてきたさすがの会長。予想外の事態にも顔色ひとつ変えず、遺族である陽月(芳根京子)に居直り、「誤って済む問題ではない。自分が責任を持って誠意ある対応をする。ただ、これが表沙汰になれば、病院で働く数百人も患者も路頭に迷う。この問題をどう扱うべきか時間が欲しい。海斗は理事長の座を退け」としらを切りながら大芝居をかまします。陽月は「問題を大きくしたいわけじゃない。真実と向き合ってもらい、このようなことが繰り返されなければ……」と会長の思惑通り、事態は表沙汰にならない形で事態が治まりそうになるのです。■海斗と大友の「バルス」発動今まではどんなピンチも、人心掌握が大得意な会長は、大芝居でうまいこと全てを治めてきたのでしょう。しかし今回は違います。さらなる切れ者大友が「理事長、最後にお聞きしたいことが。隠蔽工作は本当に理事長の独断なんですか?」とすかさず海斗に問いかけます。そこに「会長の指示です」と包み隠さず答える海斗。しかしながらそれも顔色一つ変えずに全否定する会長。ここからがもう鳥肌ものの展開。海斗と大友が二人そろって会長を見据え、「あなたは最後のチャンスを失いました。ここは理事長だけでなく、会長の罪を暴く場でもあります。終わらせましょう、全てを。あなたが人生を賭けて築きあげた天堂記念病院。今日が最後の日です」と告げるのです。敵だったはずの二人が実は協力して会長の息の根を止めるべく、ストーリーを練っていたとは……。もはや海斗と大友で手を握りながら、会長に向かって「バルス!」と唱えても違和感ないくらいのシチュエーション。悪人・会長がラピュタのムスカに見えてくるほど。まさか智信(光石研)があれだけ望んだ、「大友と海斗が協力して進めるプロジェクト」が心臓血管外科プロジェクトではなく、会長の失脚劇になるとは。■一筋縄ではいかない会長海斗は自分の犯した過ちに気づき、全てを捨ててでも諸悪の根源である会長を失脚させることを決意し、事前に大友に打ち明けていたのでした。それによりかなった会長を陥れるための二人の連携プレー。しかし、会長はまるでウナギのようにつかみどころがなく、どんな証拠を突きつけてもスルスルと逃げてしまいます。会長の秘書が紗耶(見上愛)を殺した事実も、「全ては秘書の私が独断でやったこと。会長は無関係」と逃げられてしまい、理事会では結局会長の息の根を止めることができませんでした。ですが、ここで大きなチャンスが訪れます。会長が心筋梗塞で倒れ、大友が会長の執刀医となるのです。■大友の抱える秘密と真の目的と復讐全部入りフルコース大友の母親は天堂記念病院で医療過誤を起こされ、亡くなったのでした。その執刀医は智信。しかし、それは表向きで、実際の執刀医は会長だったのです。簡単な手術にも関わらず失敗し、大友の母は帰らぬ人となり、そのミスの責任を智信に押し付けていた会長。つまり大友にとって、会長は母の命を奪った男なのです。大友はこれらの真実を全て明らかにし、医療過誤を隠滅する天堂記念病院の体制そのものと、母を殺した人物へ復讐をするためにここにやってきたのでした。会長が手術をするとなればまたとないチャンス。大友は会長に全てをやり返します。「執刀医は私です。場合によっては術中に動脈を傷つけてしまい、命を落とす可能性も0ではない。病理解剖がされなければ遺体は灰になり、真相は闇に葬られる。海斗にも全て確認をとっている」と会長に告げ、今まで会長自身が、大友の母を始め、あらゆる人間に行ってきた悪事全部入りのフルコースで、死の恐怖を存分に味わわせます。「天堂記念病院の会長」であることが、会長の生きることの全て。命を失ってはなんの意味もありません。命乞いをするとともに、紗耶を殺害する指示をしたのは自分であると自供した後、麻酔で意識を失います。■命を救われ、訪れる社会的な死会長が目を開けると、手術は無事に終わっていました。しかし、そこで「肉体的な死」を免れた会長に待ち受けていたのは、「社会的な死」。「死ぬんですよあなたは。生きながらにして」という大友の言葉通り、紗耶が天堂記念病院の医療過誤隠蔽について書きあげていた原稿を海斗が完成させ、週刊誌に掲載されることで、病院の全ての悪事が白日の下に晒されていました。と思えば、テレビでは海斗が全てを釈明する記者会見を行っており、「理事長である自分と会長に責任がある。本日をもって、病院は解散する」と高らかに宣言しているのです。自分が人生を賭けて、作り上げ、守ってきたものが一瞬にして崩れ落ちる瞬間を目の当たりにし、会長には社会的な死が訪れると同時に、精神的な死も訪れたのでした。■全ては大友のシナリオ通り。シゴデキ男の完璧な復讐劇海斗は「少しでも罪を償いたい。自分のやれることは一歩ずつ」と、病院を信頼できる医療機関へ譲り渡すことを決断します。その目は、もう欲望や保身に囚われていない、最初の頃のようなまっすぐな瞳。欲望という悪魔に取り憑かれた海斗の姿はありませんでした。そして海斗は出版社で再度働き始め、昔のような日常を取り戻し始めます。そこに紗耶がいないことだけがとても残念ですが……。すると、元天堂記念病院の新たな理事長を報道するニュースが流れます。そこにはなんと別の病院で心臓血管外科医として働くと言っていたはずの大友の姿が。天堂記念病院と会長に復讐し、最後には病院そのものを無償で手に入れ、理事の座を自分のものにする……海斗も会長も、最初から最後まで大友のシナリオの上で踊らされていたのです。あまりにも上手すぎたシゴデキ大友の完璧すぎる復讐劇。『Re:リベンジ-欲望の果てに-』のタイトルのように、リベンジを終え、欲望の果てに全てを手に入れたのは大友。実は一番欲深いのは大友だったのかもしれません。最後の怒涛の展開はまるでホラーさながら。あらゆる予想を裏切って、人間模様を描いてくれたこのドラマ。まっすぐで素直、その分染められやすい海斗と、冷静沈着で用意周到、初志貫徹の大友。この個性がぶつかり合って、毎週ハラハラが止まりませんでした。通しで視聴すると、また新たな発見と疾走感が生まれそうです。サブスク配信も期待したい良ドラマでした。連載にもお付き合い頂き、ありがとうございました!(やまとなでし子)
2024年06月27日赤楚衛二が主人公を演じる「Re:リベンジ欲望の果てに」の最終話が、6月20日に放送。ラストで郁弥と海斗が浮かべた表情に「圧倒」や「ゾクゾクした」などの声が上がっている。本作は、巨大病院で起きた権力闘争をきっかけに、人間の欲望が剥き出しになっていく様を描いたリベンジサスペンスドラマ。天堂記念病院の理事長・天堂海斗を赤楚衛二、天堂記念病院で働く優秀な外科医で理事の大友郁弥を錦戸亮、妹が医療過誤でなくなった可能性を知った朝比奈陽月を芳根京子、海斗の後輩で転落死した記者の木下紗耶を見上愛、海斗の祖父で会長の天堂皇一郎を笹野高史、医師の岡田千尋を内田慈、医療過誤の可能性を訴える若林を橋本淳が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。天堂記念病院の理事会が開かれた。理事長の海斗(赤楚衛二)は、会長である皇一郎(笹野高史)の同席のもと、郁弥(錦戸亮)を解任しようとする。しかし、陽月(芳根京子)と事件を知る若林(橋本淳)の登場で状況は一転。若林は陽月の妹・朝比奈美咲(白山乃愛)の死因と医療ミスの隠蔽について告白し、全ては海斗の指示だったと証言する。そこで皇一郎は海斗から事実確認を行い、後日改めて報告すると話す。そして、病院で働く人や患者のためにもこの問題の扱いは慎重に検討したいと話し、遺族である陽月もそれを了承するのだった。しかし、院長の小笠原哲也(古舘寛治)はこの場で白黒つけるべきだと主張し――というのが最終話の展開。海斗は全て自分の責任であると隠蔽の事実を認める。するとそこで郁弥が、隠蔽当時の状況を尋ね、その場に皇一郎が同席していたことが明らかになる。さらに紗耶を殺したのは皇一郎の秘書であることが判明。しかし秘書が全て自分が独断でやったことだと主張し、皇一郎をこれ以上追及できなくなる。そんな中、皇一郎が倒れ、郁弥が手術をすることに。郁弥の母を医療過誤で殺した過去を持ち、郁弥に医療過誤で殺すと脅された皇一郎は自らの罪を告白。手術を終え、皇一郎が目を覚ますと、紗耶の書きかけだった天童記念病院に関する原稿が海斗の手によって世間に出回っていた。さらに、海斗は記者会見を行い、天道記念病院の解散を発表。皇一郎は全てを失ったのだった。最終話で自らの罪を悔い改めた海斗と郁弥がタッグを組む展開にSNSでは「赤楚くんと錦戸くんのタッグ最後にして見れたのが1番のしあわせ!!!」や「海斗と大友先生が協力して会長に抗う望んだ展開になった」、「海斗と郁弥が協力してリベンジする未来に安心した」などの声が。また、ラストで天童記念病院を無償譲渡した先の新理事長が郁弥であることが判明する。理事長の椅子に座った郁弥の表情と、新理事長が郁弥だと知った海斗の表情に「ラスト、大友先生の悪い顔はやっぱりたまらんね」や「ラストの大友先生と海斗の表情が最高にゾクゾクした」、「最後の大友先生が理事長の椅子に座るところからの大友先生の顔アップに続いて海斗の顔アップを繰り返しみている。錦戸亮ちゃんと赤楚衛二さんの表情に圧倒されているよ」などの声が上がっている。(シネマカフェ編集部)
2024年06月21日※このコラムは『Re:リベンジ欲望の果てに』10話までのネタバレを含んでいます。◼️誰が紗耶を殺したのか天堂記念病院の腐った体制の被害者の一人だった海斗(赤楚衛二)。当初は出世や名誉のためなら、人の命さえ軽んじる、自己中心的な病院の体質に疑問を抱いてた熱い青年でした。しかし、気づけば諸悪の根源である会長イズム(笹野高史)に染め上げられ、天堂記念病院の悪しき体質をそのまま具現化した理事長と化してしまいました。そんな中、海斗に利用された紗耶(見上愛)は、「これを世に公表する!」と宣言してすぐ、ビルからまさかの転落死。おそらく他殺でありながら、周到に遺書まで用意され、自殺として片付けられてしまいました。さて犯人は誰なのか?紗耶への怒りで目が血走りまくっていた海斗が犯人だと、視聴者にミスリードさせるような演出もありましたが、遺書まで準備し、他殺の線を消す形で完遂されているので海斗ではないことは明らかです。海斗はいつも感情のままに動き、ツメが甘くうっかりが多いので、もし海斗なら証拠を何か残してしまうでしょう。であれば、他に完璧にやってのけそうな人間とあれば、秘書の高村(村重剛)でしょうか。しかし、患者第一の智信(光石研)のために、身を粉にして働いてきた彼もまた聖人だと感じていたので、彼ではないと信じたい……。智信の願いであった「海斗と大友(錦戸亮)が協力してプロジェクトを進める」ことがかなわないと気づいた時の、高村の寂しい目が忘れられません。彼も智信イズムの継承者の一人のはずです。となると、海斗がいつものように会長に相談し、会長のネットワークで片付けてもらった線が濃厚でしょうか。もしそうなら、本来海斗が心から憎み、変えたいと思っていた、この病院の腐った体質のひとつだったはずなのに……。◼️事故の当事者の「やってません」で丸く収まるガバガバ理事会医療過誤隠滅の事実を知った陽月(芳根京子)は渦中の若林医師(橋下淳)のもとに、その事実確認と、直談判へ。「医師が全力を尽くしたのは知っている。だから医療過誤も責めない。でも隠そうとしているのならそれは間違っている」被害者の家族の心からの言葉は若林の胸に強く刺さり、全てを打ち明け始めます。それを聞いた陽月は「明日の理事会で話していただけますか?もう終わりにしましょう」と病院の息の根を止める、強力な若林というカードを手に入れるのです。しかし理事会当日。会場に現れたのは若林ではなく執刀医の岡田(内田慈)。身重の妻がいる若林は自分の立場が失われることを恐れ、話すことを決断できなかったのでした。当事者である岡田からの「手術に一切のミスはなかった」という、なんの意味もなさない宣言によりなぜかそのまま追求もされない理事会。正しい医療機関や企業であれば、内部告発があり、その渦中の人物・若林が来れなかったのなら、後日然るべき人間が若林に事情聴取を行い、レントゲン隠滅の事実も調査の上ジャッジするはずです。しかしながら、「私は医療ミスをしていません!」と当事者である執刀医の証言をそのまま通して完結する、ゆるすぎる裁判によりこの理事会は幕を閉じます。さすが腐った体質の天堂記念病院です。小学校でも、さすがに花瓶を割った子に対して「花瓶を割りましたか?」「割っていません」「じゃあ割っていませんね」で終わらんだろ。◼️論点ずらし、責任転嫁と、クソ男に堕ち切った海斗納得がいかない陽月は海斗に詰め寄ります。しかし、海斗は「そんなに強い口調で迫られたら本当に自分がやったんじゃないかと思い込む!しゃしゃり出ることで院内の足並みは乱れ、プロジェクトにも支障がでて、救えるはずの命も救えなくなる!」と論点をすり替え、陽月に全てを責任転嫁するクソofクソムーブ。「何を守ろうとしているの?真実を歪めてまで、その椅子に座り続けることがそんなに大事?ずっと苦しそうだよ」と陽月から全てを見透かされたような図星すぎる言葉を返されます。気づけば欲望に飲み込まれてしまっていた海斗は、自分が犯してしまったことに気がついたような表情に変わり、たまらず陽月を追い返すのです。◼️地獄絵図になる!?最終回への序章医療過誤の隠蔽を理事会で糾弾しようとした陽月と大友に危機感を覚えた海斗は、大友を左遷という形で理事を解任し、天堂記念病院から消そうとします。大友ならたとえ病院から離れたところで、他のあらゆる手段を使って病院の悪事を世に知らしめようとするはずなので、あまり意味もなさない気がしますが、とにかく目の上のたんこぶを即座に海斗は切ろうとします。解任を円滑に進めるため、海斗は会長にも根回しし、理事会に出席していただくことに。さてそこで始まった大友の解任劇、かと思いきや、突如スペシャルゲスト登場!とばかりに扉を開けてやってきた若林医師。全ての真実を知る若林が「全てをお話しします」と宣言し、海斗は究極の絶体絶命状態に。最終回の地獄絵図が想像され、今から震えが止まりません!◼️おそらく会長まで逃さず追い込むであろう大友また大友は紗耶の事件現場にも足を運んでいたので、殺人の真相についても調査済なのでしょう。若林の告発の後にその真実も大友の口から明かされそうですね。全てが明らかになり、海斗が崖っぷちまで追い込まれた時、会長はおそらくトカゲの尻尾切りのように海斗を切るのでしょう。しかし、大友は過去に『天堂記念病院によって母の医療過誤を隠滅された』などの何某かの切り札を持っているはずなので、そこから会長も逃さずに追い込んでいくのでしょうか。海斗や会長が守ってきたものが、雪崩のように一気に崩れ落ちる怒涛のラストに期待です!(やまとなでし子)
2024年06月20日赤楚衛二が主人公を演じる「Re:リベンジ欲望の果てに」の10話が、6月13日に放送。権力を守るため、保身に走る海斗の姿に「ある意味復讐より恐ろしい」などの声が上がっている。本作は、巨大病院で起きた権力闘争をきっかけに、人間の欲望が剥き出しになっていく様を描いたリベンジサスペンスドラマ。天堂記念病院の理事長・天堂海斗を赤楚衛二、天堂記念病院で働く優秀な外科医で理事の大友郁弥を錦戸亮、妹が医療過誤でなくなった可能性を知った朝比奈陽月を芳根京子、海斗の後輩で屋上から転落した記者の木下紗耶を見上愛、海斗の祖父で会長の天堂皇一郎を笹野高史、医師の岡田千尋を内田慈、医療過誤の可能性を訴えるも口をつぐんだ若林を橋本淳が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。郁弥(錦戸亮)から、妹の美咲(白山乃愛)は手術中の医療ミスが原因で亡くなった可能性があり、その証拠を理事長である海斗(赤楚衛二)がもみ消したと聞かされた陽月(芳根京子)。郁弥に週刊誌に記事が出るまで海斗に確かめるべきではないと止められるが、翌週の週刊誌に記事は掲載されなかった。陽月は記者の紗耶(見上愛)に会いに行くが、彼女は1週間前にビルから飛び降り、自殺したと聞かされる。その頃、海斗から事件について口止めされている若林(橋本淳)は、週刊誌の記事について海斗に尋ね、海斗から「その件はもう解決した」と言われていた。紗耶が自殺するとは思えない陽月は、海斗と直接話をすることに。陽月は、紗耶が飛び降りる前に彼女と会い、全てを聞いたと話す。しかし、海斗は全て憶測に過ぎないと言い、他言しないようにと念を押すのだった。陽月に相談された郁弥は、緊急の理事会を開き、理事たちの前で海斗を問い詰めると話す。そのためには若林の証言が不可欠。陽月は若林の家を訪ね、理事会での証言を求める。そして翌日、緊急の理事会が開かれ――というのが10話の展開。しかし若林は姿を見せず、学会に参加していることがわかる。保身に走る海斗にSNSでは「海斗が落ちるとこまで落ちた。保身は自分を苦しめるばかりで全く自由じゃない」や「あまり思ったこと無かったけど保身てほんとに恐ろしいな、嘘にウソを重ねて自分自身が見えなくなる。ある意味復讐より恐ろしい」、「欲望とか保身とか権力とか、そういうのに潜む悪魔の正体はなんなんだろうね」などの声が。その後、海斗は郁弥を理事から外し他の病院へ異動させることを会長に提案。空いた理事の席には岡田を推薦する。そして迎えた理事会だが、そこへ陽月と若林が登場。若林はついに隠蔽の事実を告白するのだった。そんな理事会での展開に「若林先生が死ななくてよかった。告白できてお顔もスッキリしてる」や「一度は怖気づいたのかも知れないけど大きな決断をしてくれて良かった」、「この理事会は大友とタッグ組んで、会長を引き摺り下ろす作戦のように見えるんだけど、違う?」などの声が上がっている。【最終話あらすじ】天堂記念病院の理事会が開かれた。理事長の海斗(赤楚衛二)は、会長である皇一郎(笹野高史)の同席のもと、郁弥(錦戸亮)を解任しようとする。しかし、陽月(芳根京子)と事件を知る若林(橋本淳)の登場で状況は一転。若林は陽月の妹・朝比奈美咲(白山乃愛)の死因と医療ミスの隠蔽について告白し、全ては海斗の指示だったと証言する。そこで皇一郎は海斗から事実確認を行い、後日改めて報告すると話す。そして、病院で働く人や患者のためにもこの問題の扱いは慎重に検討したいと話し、遺族である陽月もそれを了承するのだった。しかし、院長の小笠原哲也(古舘寛治)はこの場で白黒つけるべきだと主張し――。「Re:リベンジ欲望の果てに」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月14日※このコラムは『Re:リベンジ欲望の果てに』9話までのネタバレを含んでいます。■被害者のはずだったはずが、いつの間にか加害者側に医療過誤が起きた可能性をもみ消すため、その証拠となりうるレントゲン写真を隠滅した海斗(赤楚衛二)。しかし、その事実を大友(錦戸亮)に突きつけられ、絶対絶命のピンチに陥ってしまいます。「お前に人の上に立つ資格はない」と海斗を揶揄する大友に対し、「捏造の証拠はあるのか?(隠滅したと主張している)レントゲン自体が捏造では?」と海斗も反論。当初は天堂記念病院で起きた権力争いの被害者であり、病院内に単身乗り込み正義を貫いていたはずの海斗。気づけば加害者側に立ち、自身の立場と病院の名誉を守るためにスラスラとうそをついてしまっているのですから恐ろしいものです。自分にとって、大友は危険分子であると判断した海斗は、大友を切ることを会長に提案します。しかし「切るのはいつでもできる」と一蹴するとともに、「その他の手なづけた犬に噛まれぬよう気をつけろ。厳しくするだけでは人の心は掌握できない」と忠告します。その忠告を元に、今回の手術の結果に疑問を持つ医師・若林(橋本淳)を権力と圧力で押さえ込んでいた海斗は方向性を転換します。■利用するものはとにかく利用!ダークサイドに堕ちた海斗とにかく保身に走る海斗は、利用できるものを躊躇なく利用し始めます。まずは若林医師の両親を田舎から招き、もてなし囲い込み、さらには近い将来の出世を両親の前で確約することで、両親は大喜び。喜ぶ両親を裏切れないよう、若林を心理的に追い込むことで、病院から離れられなくなるよう圧力をかけます。さらには紗耶(見上愛)の口を封じるために、再度紗耶と寝る始末。紗耶の好意を利用し、週刊誌に病院の記事を書かれないよう体をはる海斗。しかしツメが甘く、陽月(芳根京子)とのラインを紗耶に見られてしまい、紗耶に都合のいいことを言いながら、実は陽月に気持ちがあることがバレてしまいます。その小さな綻びと大友の協力によって、海斗の保身のメッキが完全に剥がされることとなります。■とうとう殺人(未遂?)まで起き始める、不穏な権力争い医療過誤と隠滅が事実であることに気づいた紗耶は、病院内の関係者に連絡をとり始め、全てを知る大友と接触します。ある日、理事長室で大友に詰め寄られることとなった海斗。「医療過誤や隠蔽を隠し、陽月に寄り添うふりをして近づき、保身のために陽月の心すら踏みにじる。まるで詐欺師のやり方だ。病院を守るために紗耶の好意も利用したのか?」という大友からの糾弾に対し、痛いところを突かれたからか、海斗は初めて大きく声を荒げます。「俺は本気で陽月を大事に思ってる!お前さえ現れなければ俺たちは幸せになるはずだった!そんなのお前もやってきただろ。使えるものは使う!病院を守るためには必要なことだ!」感情的になり本音をぶちまけたものの、実は大友の手引きによって、それを裏で聞いていた紗耶。「まっすぐで馬鹿正直なところが好きだった」と、紗耶は会長メソッドに染められ、変わってしまった海斗を見限り、海斗と病院の悪行を記事という形で日の目に晒すことを宣言します。そして後日、ビルから落ちて血を流す紗耶の姿が……これは誰の手によるものなのか……どうか海斗が関わっていないことを祈りたいものです……。それをやってしまったら、権力争いで父を殺された被害者だった海斗が、はっきりと加害者側に堕ちてしまったということ。天堂記念病院の悪人体質に染まりきってしまった海斗は見たくない。紗耶も命に別条がないことを祈ります。■大友は天堂記念病院の過去の被害者?大友の目的はおそらくこの隠蔽体質のある天堂記念病院を変える、または潰すこと。今回の隠滅に対して、「天堂記念病院はずっとそうだ」という大友の一言がありました。おそらく、大友の母が亡くなったのは天堂記念病院の医療過誤か何かで、それを隠滅された過去があるのではないでしょうか。その被害者かつ当事者である大友だからこそ、「ずっとそう」という、以前にも同様のことがあった口ぶりなのでしょう。そして、やむを得ず隠滅をしなくてはならない立場だったが、良心を持つ智信(光石研)が、その贖罪として大友に対して経済的な援助をしていたのかもしれません。■タイトル「Re:リベンジ」に隠された意味智信が変えることができなかった、この病院の体質を変えることがおそらく大友の狙い。その悪の根元が会長だったはずなのですが、会長メソッドをどんどんと学び、会長マインドの継承者となっていく海斗。おそらく会長イズムの継承者・海斗VS智信イズム(おそらく)の継承者・大友の一騎打ちとなっていくのでしょうか。果たして勝者は……?そして「リベンジ」だけに終わらない、タイトルの「Re:」の真の意味とは?会長と智信で起こるはずだった病院第一VS患者第一の戦いを、後継者たちが再度代理戦争することを指しているのでしょうか?■このままでは海斗の味方は0に?智信の元秘書であり、海斗の元秘書・高村(村重剛)は「智信の分まで支えることが私の役目!」と、滅私奉公とばかりに海斗のために働いてくれます。しかしこれは患者第一に考える智信の仕事を信頼していたからこそ。智信への信頼貯金で働いてくれているようなものです。海斗の実態が、今や会長に毒された病院第一のやり方だと知った時、高村も海斗の元を離れていくのでは……?と心配でなりません。陽月も隠蔽の真実を知ることとなり、海斗への気持ちが大きく動きそうです。紗耶も離れ、残された海斗の味方となるのは会長のみ。しかし会長も保身のためなら易々と海斗を切り捨てるタイプでしょう。そうなった時に、海斗の周りに残る人間は誰もいなくなりそうで心配です。「欲望の渦に巻き込まれたばかりに、人間関係も地位も全てを失う」なんてことにならなければいいのですが……。タイトルにある、「欲望の果てに」。その先には何が待ち受けているのでしょうか。クライマックスへの序章を楽しみに待ちましょう!(やまとなでし子)
2024年06月13日赤楚衛二主演ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」第10話が6月13日(木)今夜放送。この度、本作に出演する錦戸亮、芳根京子、見上愛のクランクアップ写真が公開された。本作は、巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、様々な事件が起き、野心と復讐心が入り乱れ、秘めた欲望がむき出しになっていくリベンジサスペンス。第9話では、「天堂記念病院」の新理事長・天堂海斗(赤楚さん)の元同僚で、海斗に思いを寄せる週刊誌記者・木下紗耶(見上さん)が、血まみれで倒れている衝撃的な展開で幕を閉じた。また、海斗の元恋人で看護師の朝比奈陽月(芳根さん)は、医師・大友郁弥(錦戸さん)から、妹の美咲(白山乃愛)は手術中の医療ミスが原因で亡くなった可能性があり、その証拠を海斗がもみ消したという話を聞き、不信感を抱く。残すところ2話となった本作。赤楚さんとのあるシーンを最後にクランクアップとなった錦戸さんは、「皆さん、本当にお疲れさまでした。約4カ月間撮影させてもらったんですけど、僕個人的な話ですが、2019年に連ドラを出演した後はずっと出演していなくて…。今回、久しぶりに(地上波レギュラーでの)連ドラに参加させてもらいました。皆さんとほぼ毎日一緒に撮影させてもらって、久しぶりに湾岸スタジオで撮影して、こういう感覚は本当に久しぶりでステキやな、って思いました」とふり返る。隣にいる赤楚さんを見て「すごく愛せる主役の赤楚くんがいて、なんか…5年ぶりにこうやって戻ってこられてうれしいな、って本当に思いました」と声を詰まらせ、感極まる一幕も。さらに、最後のシーンを撮り終えた芳根さんは、「今回の役は相当ツライだろうな、と覚悟を持ってクランクインしたのですが、想像をはるかに上回るツラさで…。本当に“日常の小さな幸せ”が泣けるほど幸せに感じる数ヶ月を過ごしました。本当に鍛えられた日々でした」と苦悩を明かしながらも、「明日からは、久しぶりに抜け殻だろうな~と思えるような役と作品に出会えて、本当にこのご縁と皆さんとの出会いに心から感謝致します」と思いを伝え、最後は大きく手を振りながら笑顔で挨拶をした。紗耶にとって一番ハードともいえる、第9話のビルでのシーンを撮り終え、クランクアップした見上さんは、スタッフからクランクアップの声が掛かると、「あ、そっか!クランクアップだ!忘れてた(笑)!ありがとうございました!」とおちゃめな姿にスタッフ一同笑いが起きる。改めて「今回のようなリベンジものの作品に参加するのは初めてだったので、私自身、“誰が犯人なんだろ?”と探りながらお芝居ができて、すごく楽しかったです」とコメントした。第10話あらすじ朝比奈陽月(芳根京子)は、天堂記念病院の医師である大友郁弥(錦戸亮)から、妹の朝比奈美咲(白山乃愛)の死にまつわる話を聞く。美咲は手術中の医療ミスが原因で亡くなった可能性があり、その証拠を理事長である天堂海斗(赤楚衛二)がもみ消したという。海斗に確かめようとする陽月だが、郁弥は「来週の週刊誌にこの事件の記事が出る。それまで待つべきだ」と話す。しかし、翌週の週刊誌に記事は掲載されなかった。海斗は「心臓血管外科プロジェクト」を着々と進め、新病棟の建設にも着手していく。陽月は記者の木下紗耶(見上愛)に会いに行くが、彼女は1週間前にビルから飛び降りたと聞かされる。その頃、海斗から事件について口止めされている医師・若林雄介(橋本淳)は、週刊誌の記事について海斗に尋ねるが、海斗は「その件はもう解決した」と言うだけだった。そして、紗耶が飛び降りたとは思えない陽月は、海斗と直接話をする。陽月は、紗耶が飛び降りる前に彼女と会い、全てを聞いたと話す。海斗が医療ミスを隠蔽したこと。海斗に好意を寄せる紗耶の気持ちを利用したこと。海斗は全て臆測に過ぎないと言い、他言しないようにと念を押す。陽月に相談された郁弥は、緊急の理事会を開き、理事たちの前で海斗を問い詰めると話す。そのためには若林の証言が不可欠だ。陽月は若林の家を訪ね、理事会での証言を求める。そして翌日、緊急の理事会が開かれ…。「Re:リベンジ-欲望の果てに-」は毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月13日赤楚衛二が主人公を演じる「Re:リベンジ欲望の果てに」の9話が、6月6日に放送。郁弥が陽月にした意味深な発言に、「隠蔽された過去があるのかな?」など郁弥の過去を推測する声が上がっている。本作は、巨大病院で起きた権力闘争をきっかけに、人間の欲望が剥き出しになっていく様を描いたリベンジサスペンスドラマ。天堂記念病院の理事長・天堂海斗を赤楚衛二、天堂記念病院で働く優秀な外科医で理事の大友郁弥を錦戸亮、海斗の元恋人で妹を亡くした朝比奈陽月を芳根京子、海斗の後輩で関係を持った記者の木下紗耶を見上愛、海斗の祖父で会長の天堂皇一郎を笹野高史、医師の岡田千尋を内田慈、医療過誤の可能性を訴える若林を橋本淳が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。海斗(赤楚衛二)は、医療ミス疑惑の隠蔽について郁弥(錦戸亮)から追及を受けるも、郁弥が持っている証拠は自分を陥れるための偽物だと主張。また、疑惑について海斗に口止めされた若林(橋本淳)は、このままでいいのか思い悩んでいたが、両親の前で海斗に次期センター次長に推薦したいと言われ、素直に喜ぶ両親の姿に何も言えなくなってしまう。海斗は、出版社時代の後輩・木下紗耶(見上愛)を家に招く。海斗を好きな想いと、海斗を信じきれない想いの間で揺れている紗耶。そんな中、海斗のスマホに元恋人の陽月(芳根京子)から「明日会えないかな」とメッセージが届く。それを見た紗耶は「明日映画に行きませんか?」と誘うが、海斗は嘘をついてその誘いを断るのだった。翌日、陽月は海斗と中華店へ行き、大盛りラーメンと餃子とライスを注文。それは亡くなった妹・美咲が遺した「元気になったらやりたいこと」のひとつだった。帰り道、海斗は美咲がいない辛さを語る陽月を抱きしめ――というのが9話の展開。郁弥は海斗を呼び出し、陽月を騙していることを追求。郁弥に「保身のためなら陽月の心も踏み躙るんですね」と言われた海斗は動揺する。さらに紗耶を利用していることを問われた海斗は「そんなのお前もやってきたことだろ。使えるものは使う。この病院を守るためには必要なことだ」と発言。実は隣の部屋には紗耶がおり、全てを聞いていた。自分が利用されていたと確信した紗耶は、海斗に記事にすると宣言。帰りがけに会った陽月にも医療過誤が海斗に隠蔽されたことを伝える。その後、陽月は以前解剖を勧めてくれていた郁弥に話を聞くことに。すると郁弥は「天堂記念病院はずっとそうだ」と言うのだった。そんな郁弥の発言に、SNSでは「大友先生のこの発言の意味これから明らかになるんだよね」や「大友先生も母親の死の時、陽月と同じような経験をし、隠蔽された過去があるのかな?」、「海斗パパが何をしたかったのか、どうして大友先生を呼んだのかも気になる」などの声が。また、隠蔽の事実に信憑性を持たせるため、紗耶は医療過誤を疑っていた若林を電話で呼び出す。しかし、待ち合わせ場所のビルの屋上に誰かが来た後、紗耶はビルから転落するのだった。そんなラストの展開に「「屋上」って…やっぱりこうなるーー」や「海斗のこと誰よりもひたむきに信じて慕って融資取り付けるために身体まで張って頑張ってたのに恋心利用されたあげくビルから転落したとか木下紗耶、あまりにも不憫すぎないか?」、「個人的には紗耶ちゃんは生存してて、こうなったら全てブチまけて欲しいけどなぁ」などの声が上がっている。【第10話あらすじ】郁弥(錦戸亮)から、妹の美咲(白山乃愛)美咲は手術中の医療ミスが原因で亡くなった可能性があり、その証拠を理事長である海斗(赤楚衛二)がもみ消したと聞かされた陽月(芳根京子)。海斗に確かめようとするが、郁弥に週刊誌に記事が出るまで待つべきだと止められる。しかし、翌週の週刊誌に記事は掲載されなかった。陽月は記者の木下紗耶(見上愛)に会いに行くが、彼女は1週間前にビルから飛び降りたと聞かされる。その頃、海斗から事件について口止めされている若林(橋本淳)は、週刊誌の記事について海斗に尋ねるが、海斗は「その件はもう解決した」と言うだけだった。紗耶が飛び降りたとは思えない陽月は、海斗と直接話をすることに。陽月は、紗耶が飛び降りる前に彼女と会い、全てを聞いたと話す。しかし、海斗は全て憶測に過ぎないと言い、他言しないようにと念を押す。陽月に相談された郁弥は、緊急の理事会を開き、理事たちの前で海斗を問い詰めると話す。そのためには若林の証言が不可欠。陽月は若林の家を訪ね、理事会での証言を求める。そして翌日、緊急の理事会が開かれ――。「Re:リベンジ欲望の果てに」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月07日※このコラムは『Re:リベンジ欲望の果てに』8話までのネタバレを含んでいます。◼️マジで命を預けたくない!天堂記念病院元恋人・陽月(芳根京子)の妹・美咲(白山乃愛)の葬儀の場で、「手術過誤があった可能性」と「美咲の病理解剖」を医師から提案された天堂記念病院の理事長・海斗(赤楚衛二)。今まさにご遺体が火葬されようという直前で、「遺族に病理解剖を提案し、手術の結果について明らかにすることで、患者に誠意を持って対応するか」はたまた「そのままなかったことにして病院の名誉を守るか」の究極の二択を突きつけられます。しかし結局、海斗は陽月に病理解剖の提案をすることができず、美咲のご遺体は火葬場に。手術にミスがあったのかどうか、真相は闇に葬られました。それを「よくやった。いや、よく何もやらなかった」と手放しで賞賛したのが会長の皇一郎(笹野高史)。ご遺体が火葬されてしまえば、検証のしようがありません。「海斗にとって一番大切なことはプロジェクトを進め、多くの命を救うこと。それをポシャらせないために、今回の件は予期せぬ心不全によって亡くなったことにしておけ」と病院の名誉と海斗のために不確かな事実は隠滅することを後押しします。絶対に命を預けたくない病院、天堂記念病院のクソ体質が理事長が変わった今も、変わらず継続することとなりました。◼️大友のおかげで心が軽くなった海斗海斗は陽月から、「実は大友(錦戸亮)に病理解剖を勧められていたが、『病気で苦しんできた美咲の体をこれ以上傷つけたくない』と言う理由から、断っていた」ことを聞きます。もし自分が提案していた場合もそうなっていたであろうと、病理解剖を提案できず心にしこりが残っていた海斗は、陽月の決断を知り、ほんの少し罪悪感から解放されたことでしょう。そしてまるで自分に言い聞かせるかのように、「解剖したところで何か分かったわけじゃない。体を傷つけたくないという気持ちは間違っていない」と病理解剖を断った判断を正当化する言葉を陽月にかけるのです。病院と自分の名誉と患者、どちらのために理事長として行動するべきかを即決できなかった海斗。良心と、利己的な気持ちの狭間で海斗の心は揺れ動き続けます。◼️ダークサイドに落ち始めた海斗天堂記念病院より、今回の手術の一件についての公式文書が発表されるや否や、それを見て病理解剖を提案した医師が鼻息荒く理事長室に乗り込んできます。「真実を明らかにすべき!病理解剖を遺族に提案しなかったのに、提案したことになっている!」と訴える若い医師に対し、海斗は「病理解剖は(大友が勝手に)提案した上で、遺族の意思で実施しなかった。ご遺体なき今、できることはない」とつっかえします。しかし、「左肺が落ちていたことは伝えてないのでは?」と、医療過誤の可能性をはっきりと伝えず病理解剖を提案していたという痛い点をつかれ、また海斗の良心は痛み始めます。しかし、ダークサイドに落ちかけている海斗はこの医師の訴えを全て棄却し、病院を守る行動をはっきりと取り始めるのです。◼️会長の見事な調教術そして、海斗はダークサイド側の黒幕・会長から「証拠のレントゲン写真を削除して隠滅する」よう圧をかけられます。「お前がやるんだ。お前が手を汚して病院を守るんだよ」と、海斗の手で記録を消させることで心も体もしっかりと悪の道に調教していく会長。これで万が一何かがあっても、会長は「海斗の一存でやった」と知らぬ存ぜぬで通せますし、トカゲの尻尾切りのように海斗を切るだけで、自分の立場は揺らぎません。加えて、手を汚した自覚をはっきりと持たせることで、海斗を飼い慣らし、悪行に対する感覚を少しずつ麻痺させながらダークサイドへ引き込むというやり口。都合のいい駒として動かすための会長のいつもの手なのでしょう。◼️智信が大友を金銭的に援助していた理由?トドメは「(海斗の父である)智信(光石研)もやってきた」という一言。これは海斗が闇堕ちするのに十分すぎる言葉でした。しかし、患者第一のスタンスで行動し、救えなかった患者の息子である大友を金銭的に援助し、定期的に顔を見にいくなどしていた智信が、果たして本当にそのような行動をとっていたのでしょうか?それとも、大友の母の一件の時も、同様に会長からの圧で証拠を隠滅させられ、その贖罪として大友の援助をしていたなんてこともあるのかもしれません。◼️破滅の序章!?紗耶へのうそ手術に疑問を持つ医師の口を封じたはずが、海斗の元同僚である紗耶(三上愛)の元に天堂記念病院についてのタレコミメールが届きます。そこには医療過誤疑惑どころか、証拠を隠滅したことまで書かれているなど、あまりに詳細すぎる内容。「これは事実なのか」と、紗耶は海斗に尋ねます。これまで一貫して、まっすぐに自分の正義を貫く海斗のためにと協力し、男性としても海斗に好意を持っていた紗耶。まさか、病院と自分の名誉のためだけに動くようなことがあってほしくないと、自分の願いも込めながら海斗に聞くのです。もしそうであれば、自分が海斗を好きだったこと自体が過ちになってしまいますから……。それに対して海斗は「何も知らない。俺が隠滅するはずもない」と全否定し、紗耶の好意を利用してキスからのベッドインの力技で全てをごまかします。どんどんとうそをつくこともスムーズになってきた海斗。しかし、これは破滅の序章のように見えます……。このタレコミが事実だと分かった時、紗耶の海斗への好意が憎しみに変わり、銃口の矛先が変わってくるのではないでしょうか……。◼️海斗、絶対絶命垂れ込み相手が指定した場所へ海斗の秘書が様子を伺いに行くと、そこにいたのは大友。大友は秘書の姿を見て、海斗が隠蔽に関わっていることに確信を持ちます。そして、大友は海斗へ「個人的感情から自分をプロジェクトから遠ざけ、手術を強行した結果、取り返しのつかない事態になった。全てが明るみになれば病院もあなたもおしまいです。全てを明らかにし、理事長の立場を降りろ。お前に人の上に立つ資格はない」と、はっきりと伝えるのです。しかし今現在の事実は「肺が落ちていたことと、手術中に肺を傷つけてしまった『可能性』がある」ということだけ。それが事実かどうかは病理解剖をしないと明らかにはできず、誰も断言はできませんし、今や明らかにする術はない。ただ、大友の判断に従っていれば、今も美咲が生きていたことは事実……。真相は不明でも、この流れも含めて世に出れば、理事長の私利私欲が招いた大きなスキャンダルとして扱われ、病院の未来は失われるのでしょう。◼️海斗、破滅の序章を歩み出した感会長も「器を超えた欲望を持った時、人は破滅する」と言っていましたが、今回のエピソードが、海斗の破滅の序章でないことを祈ります。どこかで海斗もダークサイドから目を覚まし、正義の心を取り戻して、大友と協力しながら真の悪である会長を倒し、患者のためにある天堂記念病院を取り戻してほしいのですが。海斗と大友の次回一騎打ちを楽しみに待ちましょう!(やまとなでし子)
2024年06月06日※このコラムは『Re:リベンジ欲望の果てに』7話までのネタバレを含んでいます。■危機一髪!危うく命を失うところだった美咲元恋人・陽月(芳根京子)の妹・美咲(白山乃愛)の心臓病を早く治療してあげたいという人情と、手術を成功させることで得られる病院の名声と、ライバル大友(錦戸亮)を出し抜きたいというさまざまな感情から、海斗(赤楚衛二)の判断により強行された美咲の手術。ところが、血管を傷つけるアクシデントにより事態は急変。美咲の命が危うい場面も訪れましたがなんとか持ち堪え、手術は成功に終わりました。会長にも「融資で下手こいた分、結果を見せろ」と言われていた海斗は、やっと病院の名をあげる成果を出すことができ、一安心です。そのおかげで会長も今回は、海斗の直角詫び姿をおかずに飯を食うことはなく、海斗の成果を讃えながら会食を楽しみました。■海斗、しっかり目のパワハラ始めましたしかし、手術の結果に疑念を持つ大友は、美咲の予後を心配して色々と周囲を嗅ぎ回ります。その様子が気に入らない海斗。彼にとって大友の動きは「海斗の粗探しをして理事長の椅子から引きずり下ろそう」という魂胆に見えるのでしょう。突如海斗は大友に対して「明日からしばらく休暇を取ってください。この病院に赴任してからずっと働き詰めだったでしょう」と告げ、大友を病院やプロジェクトから強制的に引き離そうとします。しかしこれ、立派なパワハラでは。本人が望んでないのに「明日から来るな」とか、労基署垂れ込んだら一発で行けそうなヤバ発言です。まるで会長を思わせる独裁っぷり。■労基署に垂れ込まなかった大友のおかげで命拾いした海斗それに対して大友は、「心臓血管外科プロジェクトのために、高難度の手術ができる人材である自分を入れておくべき」と提言します。しかし、それに対しても海斗は「病院の未来のため?嫉妬してるだけでしょう?理事長になれず、プロジェクトを外され、恋人だった陽月を失い、何も無くなったから」とまたも一蹴します。感情と嫉妬で動いているのは常に海斗の方ですし、病院やプロジェクトのためには絶対に大友と岡田医師(内田慈)の2枚のカードで、盤石な心臓血管外科体制を作っておく方が将来的には安泰なのですが……。大友も「それは感情を排した合理的判断の上ですか?」と、詰まるところ「海斗こそ感情論で動いてるやないかーーい!」という的確な反論をするのですが、独裁者となった海斗の権力には勝てません。なんというブラック病院。大友が労基署に垂れ込まなかったおかげで、海斗は命拾いしたといっても過言ではない。大友なら即辞職しても他で引く手数多でしょうが、ここで遂げたい目的のために、望まぬ休暇を取らざるを得ない結果になりました。■もはや誰が主人公なのか分からなくなってきた常に大友の意見は冷静で正しく、海斗は感情に流されて判断を間違ってばかりなので、誰がこのドラマの主人公なのか分からなくなってきました。病院にとっての最善の行動を取っている大友が正義、海斗が悪に見えてきてしまうのです。そのため、どうしても大友に肩入れをし始めている自分がいます。なぜなら彼はここまで何一つ間違った判断をしていないのです。安心と信頼、実績の大友。■天堂記念病院の体制のヤバさ、再実感今回の手術の成功を世に知らしめるため、記者会見を開く海斗と岡田医師。素晴らしい功績を讃えられるその裏で、美咲の容体は急変していました。主治医である岡田医師は記者会見で不在。もう一人の心臓外科医である大友は、海斗のお気持ちパワハラにより休暇。美咲を治療できる医師は誰もいません。病院として、改めて体制が終わりすぎていることが証明された天堂記念病院。さらに、海斗においてもその場の感情に流され、病院や患者にとって、理事長として最適な判断を下せていなかったことが最悪な形で露呈します。そして、その結果として残酷にも美咲は亡くなってしまうのです。■海斗よ、早く問題点に気づいてくれ!海斗は今何を思うのでしょうか。手術の手柄への欲や、大友への対抗心からくる自分の強行な判断により、美咲の命を奪ってしまったのではないか。手術に警鐘を鳴らした大友の判断こそ、あっていたのではないか。などと、後悔の念に苛まれているのでしょうか。また、全ての問題の根っこには海斗の嫉妬と私情があるのですが、この点を彼は気づいているのでしょうか。岡田医師は術後、美咲の様子を見に行くことなく自分のレポートに夢中なようでしたし、やはり“自分の名声第一!”な人物のよう。その実態に海斗が気づいた時に、またもう一つ大きな後悔が生まれるのでしょう。病院の未来を託す人物は岡田ではなかった、ということに。視聴者としては、誰が病院のことを一番に考えて行動しているのか、海斗に早く気づいてほしいものです。■自分の立場か、患者の尊厳か?究極の選択を迫られる葬儀の後、美咲を診察していた医師の一人が海斗に病理解剖を提案します。彼によると。「手術は成功していたが、治療の際に肺を電気メスで傷つけてしまうという医療過誤が起きていた懸念がある」と言うのです。病理解剖を行って、その事実が発覚すれば、岡田を招いた自分の判断の失敗を認めることになりかねませんし、病院の信頼の失墜はもちろん、自分の理事長としての立場も危うくなります。しかし、陽月や美咲のためを思えば、真実を明らかにし、事実に沿って然るべき対応をするべきです。ここでも、自分の立場と患者を天秤にかける究極の選択が突きつけられます。果たして海斗の選択は?■会長の残した大きな伏線・権力者は女が狂わせる会長の「いつの時代も権力者は女が狂わせる」という発言も大きな伏線っぽいですよね。今回の記者会見後の夜を過ごす相手に、あんなにも海斗のために体を張って尽くしてくれたジャーナリスト・紗耶(見上愛)ではなく、陽月を選びました。それにうっすら気づいている様子の紗耶。海斗は尽くしてくれる女ではなく、尽くしたい女を選んだわけですが、これでいよいよ陽月とよりを戻すようなことがあれば、紗耶に手を噛まれるのでは?海斗に失恋した紗耶が嫉妬から、病院の一連の真相を暴いた記事を書き、海斗を陥れるなんてこともあるかもしれません。元々、1話でもあったように彼女は真実を暴くジャーナリストになりたかったわけですし……。今回の医療過誤懸念の件など、まさに危険をはらんでいそうです。海斗の暴走が相変わらずで、病院がどんどんと迷走していきますが、とうとう物語も終盤戦。今後、どのように着地していくのか楽しみに待ちましょう。(やまとなでし子)
2024年05月30日赤楚衛二が主人公を演じる「Re:リベンジ欲望の果てに」の7話が、5月23日に放送。医療過誤の可能性を知って動揺する海斗を演じた赤楚衛二の演技に「心臓の音まで聴こえてくる」などの声が上がっている。本作は、巨大病院で起きた権力闘争をきっかけに、人間の欲望が剥き出しになっていく様を描いたリベンジサスペンスドラマ。天堂記念病院の理事長・天堂海斗を赤楚衛二、天堂記念病院で働く優秀な外科医で理事の大友郁弥を錦戸亮、海斗の元恋人で郁弥との婚約を破棄した朝比奈陽月を芳根京子、海斗の後輩で記者の木下紗耶を見上愛、海斗の祖父で会長の天堂皇一郎を笹野高史、陽月の妹・美咲を白山乃愛が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。天堂記念病院では、陽月(芳根京子)の妹・美咲(白山乃愛)の手術が行われていた。血管から出血し、危険な状態に陥る美咲。郁弥(錦戸亮)は、海斗(赤楚衛二)に手術の中止を訴えるが、執刀医・岡田千尋(内田慈)の機転で難を逃れ手術は成功する。陽月は泣きながら海斗に感謝を伝え、海斗は陽月を優しく抱きしめる。そして、美咲の手術の成功と「心臓血管外科プロジェクト」の始動は、海斗の出版社時代の後輩・木下紗耶(見上愛)により大きなニュースに。その後、海斗は郁弥に休暇を言い渡し、プロジェクトには自分が必要だと訴える郁弥の声に耳を傾けようとしない。そして数日後、海斗は岡田と共に記者会見に臨むが、岡田も郁弥もいない病院で美咲が急変し――というのが7話の展開。岡田のオペをサポートしていた若林(橋本淳)が駆けつけるも、美咲は息を吹き返さずそのまま他界。若林は前日に岡田に美咲の肺の位置がおかしいことを報告しており、精密検査を求めていた。結局、術後一度も美咲の診察をせず、若林の依頼を無視して記者会見を優先した岡田にSNSでは「こんな先生には絶対に手術してほしくないな…」や「やっぱり岡田先生は自分のことしか考えてなかったか」、「大人の都合、欲望で子供の命が奪われるなんて」などの声が。また、お葬式の日に若林は海斗に岡田が美咲の肺を電メスで傷つけた可能性を示唆。病理解剖をするよう進言するが、海斗は複雑な表情を浮かべ動揺を見せる。そんな追い詰められた海斗の姿に「責任と罪の重さに動揺を隠せず精神的に追い詰められていく…額にイヤな汗が吹き出し、全身に響き渡るような心臓の音まで聴こえてくる。次週へ続く転落の前触れを増長させる。最高にヤバいね海斗」や「前から悪役する赤楚君を見てみたいと思ってたけど、まさかこんなに早くかなうとは」、「こうなったらとことん堕ちて海斗の欲望の果てを赤楚くんのお芝居で魅せて欲しい」などの声が挙がっている。【第8話あらすじ】陽月(芳根京子)の妹・美咲(白山乃愛)が亡くなった。海斗(赤楚衛二)は医師の若林雄介(橋本淳)から、執刀医の岡田千尋(内田慈)が手術中にミスをした可能性があるという話を聞く。病理解剖をすれば死因は明らかになるため、若林は美咲が火葬される前に、遺族に病理解剖を提案するべきだと訴える。海斗は会長である天堂皇一郎(笹野高史)に一部始終を報告。このことは忘れろと告げられ、岡田からもこちらに落ち度は無い、ミスがあったとしても今更確かめられないと言われる。陽月の家へと赴いた海斗は、美咲が亡くなった日に、大友郁弥(錦戸亮)から病理解剖を勧められたと知る。陽月はこれ以上、美咲の身体を傷つけたくないと思い、郁弥の提案を断っていたが、その判断が間違っていたのではないかと悩んでいた。後日、病院のホームページに美咲の死に関する説明が公表される。そこには病院に落ち度が無かったこと、解剖は遺族の意向により行わなかったことが書かれており、若林は海斗に抗議。しかし、海斗は「今更どうすることもできない」と突っぱねる。そんな中、海斗が以前勤めていた出版社に、美咲の手術が医療ミスの可能性があるというメールが届き――。「Re:リベンジ欲望の果てに」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月24日※このコラムは『Re:リベンジ欲望の果てに』6話までのネタバレを含んでいます。■大友の筋書きの裏を読んでいた黒幕「理事長席争奪!金集めレース」にどんでん返しで勝利し、天堂記念病院の理事長となった海斗(赤楚衛二)。しかし、海斗が融資を取りつけてきた会社は違法に資金を集めるなど、投資詐欺を行っている会社だということが発覚。ひと足先にそれをつかんでいた大友(錦戸亮)は、この会社との融資契約をわざと海斗に譲り、そのネタを週刊誌に売り込むことで、「海斗の不祥事」として世間からバッシングを受けさせ、理事長の椅子から下ろすところまで計画を練っていました。しかし本来、契約を結ぶにあたって病院側も事前に企業調査を行うはず……。でなければ営利団体の組織としてあまりにリスクが高すぎるし、もし行われていないなら海斗一人の責任ではなく病院全体の体制の問題でもあります。そうなれば、バッシングの先は海斗だけでなく病院全体に向くのでは……?と思いきや、この話にはまだまだ裏がありました。■二週連続の紗耶の苦行。地獄すぎだろ海斗がこの事実に気づいた時にはすでに大友の策の中。先日のクソ接待のお礼にと、紗耶(見上愛)を高級鉄板焼きに誘っておきながら、このことを知り焦った海斗は紗耶を店に放置。紗耶は前回の「ワインがぶ飲み&テキーラ鬼ショットに耐えてからの、性欲クソ男を柔道技にかけ九死に一生」に続き、「高級店のカウンター席で放置され、1人で2人前の鉄板焼きを喰らう突然のノルマ」という、2話連続とんでもない苦行に課せられていて同情を禁じ得ません。海斗は詫び鉄板焼きに対する、さらなる詫び会を開催すべきです。■海斗の詫びをおかずに飯を食う会長投資会社に連絡がつかず焦った海斗は、会長(笹野高史)に相談に行きます。自分の不手際により、本来関わるべきではない不適切な企業と契約を結んでしまったことに対して腰を90度に折りながら詫びます。『←カギカッコの擬人化かな?くらい腰を曲げながら詫びる海斗を見て会長は高笑いをしながら「許しを乞うために必死で頭を下げる人間の姿はいつ見ても愉快だな〜!」と満面の笑みで食事を頬張りまくります。もはやあれ、海斗の詫びる姿をおかずにエビチリ食ってましたよね?それくらい、突然食が進みまくっており、異常すぎる会長の性癖と笹野高史のマジキチ演技のうまさに震えが止まりません。結局、会長は会社のことなどすでに調査済みで、契約しておらず海斗は命拾いしたのでした。■大友のさらに裏をかく黒幕の正体この話にはさらなる裏があるのが恐ろしい。会長とこの投資会社は元々つながっていて、海斗はわざと融資を取りつけさせられたのです。全てを知る会長が表向き失敗を尻拭いした形をとることで恩を売り、会長には逆らえないようにするという恐ろしい罠。これで理事長である海斗は会長のマリオネットとなる仕組みです。そう、会長にとっては誰が理事長になろうとぶっちゃけどうでもよかったのです。詐欺投資会社と融資を結んだアホが、自動的に15億ぶっちぎり優勝で理事長になり会長に弱みを握られるシステム。この罠に大友は気づいていますが、海斗はまだ気づけていません。そのため、会長への恩を返す実績を積まねばと奔走し始めます。海斗ここまでマジでいいとこないけど大丈夫かな?■陽月の外からの見え方心臓病の妹を抱える陽月(芳根京子)は大友と婚約破棄し、海斗に心が動いているようです。そして今回、海斗はまさかの理事長となったわけですが、もし再度海斗と陽月がくっついた場合、外からの見え方が最悪ですよね。理事長の息子、海斗と交際したと思ったら、大友に乗り換え。理事長になるはずだった大友と気づけば婚約破棄し、現理事長となった海斗とくっつく。となると、理事長の妻を狙った強かで厚顔無恥な女に見えかねません。病院での立場が少し心配になります。■「私情を挟むな!」と私情を挟みながらキレる海斗そんな陽月の妹・美咲の心臓手術でもまた一悶着。海斗は理事長の権限を駆使し、美咲の手術を強行しようと動きます。そして「私情で病院を陥れようとする医師に患者を任せられない」と大友を美咲の主治医から外すのです。「いや、私情挟みまくりはどっちだよ!?」という視聴者の心の叫びをよそに、大友からの「今は手術すべき体調ではない」という助言を振り切り、手術を進めようとします。「他の医師は同じことを言うかな?あなたの代わりならいくらでもいる」とまで啖呵を切る始末。今までの流れで言うと、大友の意見は絶対に正しいので、美咲の手術は実施すべきでないことは確定ですし、大友の代わりはそんじょそこらにはいないんですよ。医師としてだけでなく、サラリーマンとしても確実に大成する立ち回りと頭の回転の速さ、抜け目のない仕事の完璧さ。ライバルとなると鬱陶しいのは分かるのですが、味方になるとこんなに心強い人は他にいません。前々理事長の智信には、海斗と大友に協力してプロジェクトを進めてほしいという想いがありましたが、二人が協力できると実はお互いにないものを補い合えていいのでは、という気がしてきますね。理性と知性の大友、感情と情熱の海斗。お互いが持っていないものをそれぞれが持っていますし、左脳と右脳のような役割を果たして、バランスを取り病院をより良くしていける気がするのですが。一番のガンは会長だと分かったので、二人で協力してラスボスを倒すラストなんかが見られたら胸熱です。■反省を活かさずホイホイ医師の売り文句にのっちまう海斗さて、私情に振り回されまくっている海斗は、美咲の手術を請け負ってくれる新たな医師をリクルートします。女性医師・岡田(内田慈)からの、「美咲の手術をいち早くやることで、他の病院を出し抜くことができ、病院の成果となり注目を集めることができる」という売り文句に海斗はまたホイホイと乗っかります。なんでもすぐ表面的に受け止めて乗っかってしまうのが海斗の良くないところ。この岡田と言う医師も、自分の実績のためだけに美咲を利用しようとしている可能性だってあるのに。私情に踊らされている今、岡田と大友の意見だけでなく、もっと多くの医師の意見を聞いてから判断すべきですが後の祭り。手術は決行され、動脈を傷つけてしまうミスが発生します。「手術が終わったら花火見に行こうね」と言う、死亡フラグみたいな美咲と陽月のやりとりもあったことから、手術の失敗により美咲が亡くなってしまうのではないかと心配でなりません。大友がそこに乱入して、ブラックジャックの如く全ての処置をパーフェクトに済ます、超絶展開を期待するしかありません。もう俺らは大友しか信じられんのや!海斗!!!そろそろマジで頑張って!!次回こそ頼むよ!!!!(やまとなでし子)
2024年05月23日※このコラムは『Re:リベンジ欲望の果てに』4話までのネタバレを含んでいます。■理事長の椅子取りゲーム開幕天堂記念病院の元理事長である、父・智信(光石研)の突然の死の真相を暴いた海斗(赤楚衛二)。それにより、殺人の首謀者であった理事長・市子(余貴美子)が退くこととなり、突如理事長の椅子が空くことに。この椅子を巡って今回は物語が繰り広げられます。理事長戦に立候補したのは副院長である三輪(小林茂光)と、謎のイケメン医師・大友(錦戸亮)。親族経営の天堂記念病院において、大友は突如流星の如く現れて理事となり、会長とも深いつながりを見せるなど、新入りながら病院内でこれでもかと存在感を見せつけまくる存在です。理事長戦に向け、この二人の院内での票取り合戦が始まりました。■対大友で視野が狭くなっている海斗大友の目標である理事長の椅子がこんなにも早く空くとは海斗にとっても想定外。大友の真の目的を探りつつ、理事長にはさせまいと息巻きます。そんな中、大友の対抗馬である三輪から「自分は父・智信を支持し続けてきた。目先の利益と自分の出世のためだけに大友がプロジェクトを潰そうとしているのは見ていられない。智信のプロジェクトを取り戻そう!」と口説かれます。その提案にヒョイっと乗っかる海斗。父がウィークポイントであるため、父に寄り添う手法で、いとも簡単に三輪の票集め要因として口説き落とされてしまいました。対大友に息巻いてることもあり、視野が狭くなっておりある意味ちょろい。早速、票の動きのキーマンとなる小笠原(古舘寛治)を取り込むべく、海斗は動き始めます。■海斗が智信にオーバーラップした瞬間三輪の指示通り、小笠原の元を訪ね、自分が智信の実子であることをアピールしつつ、「父のプロジェクトを(大友から)取り戻そう!」で推す海斗。しかし、父とは10年も音信不通だったことを突っ込まれた挙句、プロジェクトの根幹の問題点や具体的な話を小笠原から問われると、一切答えることができず……。プロジェクトに意義を感じているから取り戻したいのではなく、票集めの道具に使っているだけなのでは?と痛いところを突かれてしまいます。父・智信が今まで病院で培ってきた信頼の貯金と情で落とせると考えていた甘さにより、撃沈。しかし、何度もアプローチを繰り返すことで、「病院の未来よりも目の前の患者の命を優先したい」という海斗の想いが小笠原に伝わります。それはまさに、今は亡き理事長・智信と同じ思想。「理想論だ」と一蹴しつつも、小笠原は海斗の信念の奥に智信の姿を重ね、三輪に票を投じることを決めるのでした。■シゴデキ大友と若干詰めの甘い海斗と思いきや、三輪がクソofクソ野郎であったことが発覚。三輪は海斗を票集めに利用した後は、約束通り智信のプロジェクトを進めるのではなく、企業と癒着しながら自分の専門分野のプロジェクトを進めるつもりだったのです。いや、三輪が理事長に就任したとしても、そんな突然のゴリ押し方向転換に、他の理事は納得するのか?という疑問は湧きつつ。しかしこれを暴いたのはやはり大友。いつも「千里眼なの?」ってぐらい、いいタイミングで登場する大友は、今回も小笠原と海斗が個室で話している最中に乱入し、証拠の品を持ってきました。ツメが甘い海斗に対し、いつも細部まで調べ尽くして抜け目のない対応をする大友がシゴデキすぎて。結局、海斗は敵であるはずの大友にいつも助けられている構図。海斗は立ち回りをもう少し丁寧にしてほしいものです。それと、三輪は「親族経営の天堂記念病院じゃ出世できない!」というようなことを嘆いていましたが、そんなん勤めた時から分かっていたろうに。早く他の病院に転職しなさいの一択です。■大友の動きを封じ、海斗と大友の一騎打ちが始まる三輪が消え、このままでは大友が理事長に就任……というところで海斗が打った手が、『被害者であり当事者である海斗が記者会見を行う』こと。本来は新理事長となった大友が一連の不祥事の矢面に立って、会見をする予定でしたが、それを「被害者である自分が責任を取る」と、先回って会見をすることで、理事長が出る幕を封じました。そして理事長戦に出馬することを大友に宣戦布告し、大友に奪われたものを全て取り返すべく、海斗と大友の一騎打ちが始まります。これを焚きつけたのは会長・皇一郎(笹野高史)。「駒に成り下がっている人間が何かを成すことはない。今のお前は息苦しそうだ。もっと思い切り息を吸える場所に行きたいと思わないのか?」と、海斗に「理事長を狙え」と暗にけしかけるのです。会長がどんな構想を練って、海斗を動かしたのかも気になるところです。■現段階で理事長として有能なのは大友…海斗が勝つには「陽月の妹の治療のためにも本来の心臓外科プロジェクトを!」と息巻く海斗に対しても、「一人の特殊な事例のために何億もの投資はできないし、個人的感情に流されて判断を下す人間に理事長が務まるとは思えない」と一蹴。客観的に見ると、医師としても実績を残し、病院経営や利益について長期的な目線で捉え、危険分子はどんどんと排除しながら病院をクリーンな経営にしていく大友が理事長として適任であり有能に見えてしまいます。現段階では天堂家の血縁という以外、海斗には勝ち目が見えません……。しかし今回、海斗の奥に見えた智信イズム。これを感じ取り、智信派だった理事が今後海斗についていきそうな気もしますね。大友への勝ち筋はここを活かすことでしょうか。■大友の目的は海斗へのリベンジ説今話の冒頭に、理事長の椅子を「そこ僕とお父さんしか座っちゃいけないんだよ!」と海斗に取られ、座れなかった幼少期の描写がありました。智信とともに理事長の椅子に座る海斗を恨めしく見る、幼少期の大友。前回の考察では大友は智信を尊敬し、愛する気持ちから智信の子どもになりたいと考えていた説を唱えましたが、この描写で「幼少期の海斗へのリベンジ」という説も浮かび上がりました。あの時、海斗のように智信の実子として理事長席に座りたかった子どもの頃の大友。天堂家の血縁がないから座れないと海斗に押し除けられたことをきっかけに、「海斗を出し抜いて、理事長の椅子に座りたい!」という海斗への嫉妬と憎しみが生まれたことが発端だったのかもしれません。そのために、医師、心臓外科医など、「海斗が成し得なかった、智信の理想の実子像」を大友が体現して、智信の後継者である理事長になろうとしているのでしょうか。陽月を奪ったのも海斗へのリベンジの一つ。にしても、イチ患者の息子だった大友を、わざわざ病院の理事長室にまで連れてくるって、やはり智信と大友の隠された関係性があるように感じてなりません。次回は物語の折り返し地点。想像以上に展開が早く目が離せません。どのような戦いを繰り広げていくのか。楽しみに待ちましょう。(やまとなでし子)
2024年05月09日※このコラムは『Re:リベンジ欲望の果てに』2話までのネタバレを含んでいます。■この世の覇者みたいな全裸の会長どこ行った?まず1つ苦情を申し立てたい。前回予告にあった、会長(笹野高史)が高層階のガラス貼りの風呂から全裸で下界を見下ろす、「The 絵に描いたようなこの世の覇者」な映像がサブリミナルのように一瞬仕込まれていたのですが、2話にそのシーンなくなかったですか?会長の全裸を見るために2話を見たと言っても過言ではないくらい、おもろ描写に期待していたのに……!こんなおもろ状況でありながら、何事もないかのように横で風呂を掃除する女性がめちゃくちゃシュールでよかったのに!どうかあの予告を回収してください!よろしくお願いします!■気づけば5ヶ月経っていた、浦島太郎状態の海斗最愛の彼女へのプロポーズを目前に控え、幸せに暮らしていた海斗(赤楚衛二)。病院の理事長だった父・智信(光石研)の死から生活は一変。突如父の周囲で巻き起こっていた権力争いに巻き込まれてしまいます。父の葬式で拉致られ、海斗が目を覚ましたのは葬式会場のあった東京ではなく、山梨の奥地の縁もゆかりもない謎の診療所。ヒゲは伸び、気づけば5ヶ月もの間意識を失っていたのでした。何が起きたのか状況がつかめぬままに、恋人の陽月(芳根京子)に連絡を取るものの、「もう連絡しないで」と電話を切られてしまいます。職場に戻れば、勝手に「旅に出る」とのメールが、海斗のふりをした何者かによって送られ、退職したことに。「突然仕事をやめて迷惑をかけたくせに、今更何をしにきたんだ」と疎まれ、あしらわれてしまいます。スマホも同時に失っており、何者かがそれを悪用して海斗を計画的に陥れた様子。気づけば時が経っていて、自分の状況が分からず現実からおいていかれている海斗の様子は、まるで現代の浦島太郎状態。■全てを失った中に降りてきた一筋の蜘蛛の糸、紗耶意気消沈のまま自宅に帰れば埃だらけ。そして固定電話に残されていたのは、陽月からの複数の留守番電話でした。連絡が取れず戸惑い、苦しみ、別れを受け入れていくまでの気持ちの変化が痛いほど見えてくるメッセージの数々。にしても海斗、この若さで一人暮らしにも関わらず固定電話を設置しているとは。なかなか稀有な若者です。とにかく何が起きたのか分からないまま、海斗は気づけば全てを失っていました。支えとなっていた仕事も恋人もいなくなり、拉致され眠っていたという事実も誰も信じてくれず、四面楚歌の中、唯一味方になってくれたのが元同僚、紗耶(見上愛)でした。■どんどんと事件性が高まっていく恐ろしい事実海斗も紗耶も記者という仕事柄、調査や取材はお手のもの。何者かに仕組まれたこの謎を解くために調査を始めます。そこで分かったのは、海斗が目を覚ました病院はとうの昔に閉業していたということ。入院していたはずの病室を尋ねると、そこには人も設備も全て無く、もぬけの殻になっていました。そして、そこで一般診療所では用いないレベルの強い麻薬を点滴され、海斗は5ヶ月もの間、意図的に眠らされていたという恐ろしい事実が分かります。目覚めた5ヶ月後は、天堂記念病院の新体制の理事会が発足した直後。父であり理事長であった智信によって、海斗が病院に戻ってくれば理事の座を約束されていたが、新体制発足後は理事長も変わっているためそれがかなわなくなっていたのでした。つまり、海斗を病院から排除したい何者かが、海斗を拉致し、眠らせ、海斗が病院に手出しができなくなる新理事会が発足するまで、海斗の動きを封じていた、という疑念が浮かび上がったのです。おまけに父は何者かによって意図的に殺された可能性まで浮上。権力争いの椅子取りゲームのために、智信を殺し、海斗を拉致り、5ヶ月も昏睡させていたのだとしたら刑事罰レベルの大事件です。■浮かび上がる怪しい3人の人物地位>>>人命のサイコパス野郎は誰だ?という点で一番に洗い出されるのは、理事長の椅子を狙い、海斗や智信を疎ましく思っていた市子(余貴美子)。そして、外部から引き抜かれてきた謎のイケメン医師、大友(錦戸亮)です。彼もまた、今回の人事で異例の速さで理事に就任するなど、怪しい動きが多い人物の一人。そしてもう一人、会長も行動の意図や真意もはっきりと読めないため、黒幕の可能性が捨てきれません。海斗はまず大友が何者なのかを調べ始めます。市子のポンコツ息子を捕まえて話を聞くと、さすがはポンコツ。全ての情報を惜しげもなく披露してくれました。ポンコツによると、元々、父・智信が心臓血管外科立ち上げのため引き抜いてきた医師が大友で、新プロジェクトは海斗と大友に任せる計画だったとのこと。つまり、本来は父側の味方であるはずだった大友。しかし、智信の肝入りの事業だった心臓血管外科立ち上げのために呼ばれたにも関わらず、大友は不可解な行動をとります。「心臓血管外科では採算が取れないから、予防医療センターにしてはどうか?」と提案するのです。自分が呼ばれた理由を根底から覆し、病院の利益のみを追求した大胆な提案に周囲は驚きを隠せません。しかもすでに会長の承認済みですから、大友と会長の深い仲がさらに怪しさを増します。■大友の父親が智信、会長説?また海斗が調査を進めると、大友は実母が病気で亡くなっていることや、その執刀医が海斗の父、智信であったことを知ります。大友は児童養護施設で育ち、医学部に進む学費など、経済的な援助は智信から受けていたことも明らかに。加えて、実は幼い頃に海斗と大友は出会っていたことも写真に残されていました。しかし、ここで気になることが一点。一切出てこない大友の父は誰なのでしょう?治療がうまくいかず、患者が亡くなってしまったと言っても、一執刀医が子の大学までの経済的な援助ってするものでしょうか?それを思うと、実は大友は智信の隠し子という可能性もあるかもしれません。聖人な智信なので、そうはあってほしくない願望はありつつ……。または、会長と大友の関係の密度の濃さを思うと、会長の隠し子、という線もあるかもしれません。ここも気になる点です。しかし、海斗の恋人だったはずの陽月はいつの間にか大友と交際しているし、海斗が見ているのを分かってキスを見せつけ挑発してくるなどと、大友の真意が一切読めません。見せつけてくる時点で、陽月が海斗の元恋人であることは分かっていそうですが。恋人を失った上に、一番起こってほしくない最悪な現実をもう一つ知り、海斗はただただ絶望するしかありませんでした。■大友の真の目的は?2つの仮説智信が意図的に誰かに殺された後、後日カルテが改ざんされており、智信は一見病死のように偽装されたわけですが、それに気づいた看護婦への口止めをしたのも大友です。一見、大友の目的は、「母の命を奪った天堂記念病院を恨んでのリベンジ」のように見えます。しかし、もし経済的援助を受けた智信へ何らかの関係や恩義を感じていたとしたら、「亡くなった智信の意思を受け継ぎ、病院を内側から変える。智信のためのリベンジ」を行なっている可能性も捨てきれないように思います。陽月も何者かと電話をしていた怪しい一面がありましたし、病院のために事実を調査しようと交際した、といったこともあるかもしれません。「心臓血管外科の立ち上げを予防医療センターにする」というのも、心臓血管外科をなくすわけではなく、血管外科ありきで、採算を取るために予防センターも組み込み、利益も取るために間口を広げたという可能性もあり、それであれば智信の意志も継ぎ、病院の利益も上がり、win-winです。まだあの一言だけでは全てを判断しきれません。とはいえ、あまりに不審な点が多い大友。引き続き一挙手一投足が気になります。謎や疑惑が一気に溢れ出た2話。海斗は全ての謎を暴くため、会長に直訴し、天堂記念病院の一般社員として働くこととなります。病院に潜入し、内側が見えてくる次回。どんな真相や謎が湧き出てくるのでしょうか?また次回。(やまとなでし子)
2024年04月25日赤楚衛二が巨大病院と闘う主人公を演じる「Re:リベンジ欲望の果てに」の2話が、4月18日に放送。郁弥が海斗に見せつけるようにキスをするシーンに、「完璧なキス」や「表情がたまらない」などの声が上がっている。本作は、巨大病院で起きた権力闘争をきっかけに、人間の欲望が剥き出しになっていく様を描いたリベンジサスペンスドラマ。天堂記念病院の前理事長の息子で監禁されていた天堂海斗を赤楚衛二、天堂記念病院で働く優秀な外科医で新理事の大友郁弥を錦戸亮、海斗の元恋人で天堂記念病院で看護師として働く朝比奈陽月を芳根京子、海斗の後輩・木下紗耶を見上愛、海斗の父で理事長の天堂智信を光石研、海斗の伯母で現理事長の天堂市子を余貴美子、海斗の祖父で会長の天堂皇一郎を笹野高史、市子派で院長の鮎川賢二を梶原善、海斗の従兄弟・天堂佑馬を青木柚、陽月の妹・美咲を白山乃愛が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。父・智信(光石研)の葬儀の日に何者かに襲われ監禁されていた海斗(赤楚衛二)が山奥の診療所で目を覚ますと、5か月経っていた。そして、恋人の陽月(芳根京子)に電話をかけるも拒絶されてしまう。さらに、職場である出版社に赴くと、メール一本で辞められたと恨み言を言われる。海斗は陽月のいる天堂記念病院へと向かい、事情を説明しようとするが、「今さら何なの」と取り合ってもらえない。海斗は意識を失っていた間に、仕事も恋人も失ってしまっていた。その頃、天堂記念病院の理事会議室では新体制が発表され、海斗の伯母・市子(余貴美子)が新理事長に就任していた。そして、理事会の中には大友郁弥(錦戸亮)の姿も。携帯電話を持っていない海斗は家の留守番電話を確認し、陽月からのメッセージが何件も入っていることに気づく。そこには、自分が何も言わずにどこかへ消えたと思っている陽月の辛い思いが伝わるメッセージが残されていた。そこに、出版社の後輩・木下紗耶(見上愛)が訪ねて来る。海斗は自分がずっと眠っていたことを証明するため、紗耶とともに診療所に行くことに。しかし、数時間かけて着いた診療所には誰もおらず、今朝まで寝ていたはずのベッドすらも無くなっていた。さらにこの診療所は、20年以上前に閉鎖していたこともわかる。また、落ちていた点滴の袋から海斗が誰かの手によって強力な麻酔薬で眠らされていたことがわかり――というのが2話の展開。郁弥の母が術中死しており、手術の執刀医が智信(光石研)だったことが判明。そのことで恨みを持った郁弥が、智信を脅していたのではという疑念を持った海斗は、郁弥に会いに行く。しかし、郁弥は海斗の推測を軽くあしらい、車でその場を去ってしまう。海斗はそんな郁弥を追いかけるが、そこで郁弥が陽月を車に乗せ、キスをするのを目撃。海斗が後ろにいると知りながら、見せつけるように陽月にキスをした郁弥の行動に、SNSでは「見せつけキスにしてもなんて完璧なキス」や「大友先生の見せつけキスびっくりすぎて口塞がらんかった。ミラー確認してからキスしてまた確認するの悪い男すぎ」、「大友郁弥がキスする前と後のバックミラーを見る錦戸くんの表情たまらんね」などの声が。また、序盤から郁弥が犯人として疑われる展開に、「大友先生が完全に犯人にされてる~。どうなのー?気になる~」や「全員怪しいがここで怪しさ爆上がりしてる大友先生は犯人じゃないと思うなー主人公焚き付けて巻き込んでやりたいことがありそう」、「大友先生が本当に犯人なのかな?まだ2話だからここから色々展開ありそうで楽しみ」など、さまざまな推測や期待の声が上がっている。【第3話あらすじ】海斗(赤楚衛二)は、理事長だった父・智信(光石研)が郁弥(錦戸亮)に殺されたのではという疑念を持つ。郁弥の正体を暴くため、海斗は会長である祖父・天堂皇一郎(笹野高史)に頭を下げ、天堂記念病院の広報部で働くことに。同じく広報部で働く従兄弟の天堂佑馬(青木柚)に協力を仰ぎ、智信が急死した日の監視カメラをチェックする海斗。すると、容態が急変した前後の映像が消えていることがわかる。そして、監視カメラの閲覧履歴には、郁弥の名前が残されていた。ある日、天堂一族による会食が開かれた。そこには、なぜか郁弥の姿も。皇一郎は、郁弥が提案した新病棟プロジェクトの新プランを紹介する。それは、智信の悲願だった心臓血管外科センターではなく、予防医療センターを作るというものだった。新理事長である海斗の伯母・市子(余貴美子)は郁弥に不満を爆発させるが、皇一郎は市子に厳しい言葉を浴びせ、郁弥の肩を持つ。一方、海斗の出版社時代の後輩・木下紗耶(見上愛)は、取材中に海斗の元恋人・朝比奈陽月(芳根京子)と遭遇。紗耶は陽月に、海斗は本当に5ヶ月間眠らされていたと伝えるが、陽月は信じることができない。また、海斗は看護師から、郁弥が陽月の妹・朝比奈美咲(白山乃愛)の担当医であること、そして郁弥と陽月が婚約したことを聞かされ――。「Re:リベンジ欲望の果てに」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月19日赤楚衛二が主演、錦戸亮が共演を務めるフジテレビ系木曜劇場「Re:リベンジ-欲望の果てに-」の主題歌を「Stray Kids」が担当。今回初めて日本のドラマで主題歌を手がける「Stray Kids」がドラマのために書き下ろした新曲「WHY?」が彩るティザー映像も解禁となった。本作は、巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、さまざまな事件が起こり、登場人物たちの「野心」と「復讐心」が入り乱れ、人間の内に秘めた「欲望」がむき出しになっていくリベンジサスペンス。その主題歌は、本作のために「Stray Kids」が書き下ろした最新楽曲「WHY?」。世界的人気を誇る韓国の8人組ボーイズグループ「Stray Kids」は、2018年にデビューすると異例の「新人賞11冠」を達成。世界的音楽チャート「米ビルボード」のメーンチャートで、4作連続で1位を記録。2022年から2023年にかけて世界18都市、42公演のワールドツアーも敢行し、世界的な人気を不動のものに。日本でも2023年放送の「第74回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たし、圧巻のパフォーマンスで話題を呼んだことも記憶に新しい。「Stray Kids」©JYP Entertainment「Stray Kids」は、今回のオファーについて「日本のドラマの主題歌は初めてなので、お話を頂いた時、とても期待が膨らみました。ステキな機会を頂き、とても光栄です。僕たち『Stray Kids』の曲で、より一層ドラマの深みや世界観を楽しんで頂ければうれしく思います」と喜びをあらわにした。強烈なロックサウンドが印象的なナンバーとなっており、楽曲制作にあたり、「目標に向かっていく中で、たくさんの障害や妨害にぶつかりながらも、それでも前に進んでいかなければならない、という“ディストピア”なイメージで、ドラマの世界観に寄り添えるよう想像しながら楽曲を制作しました」と語る。さらに、「まわりや他人は気にせず、前に進む強い姿勢を強烈なサウンドで表現したので、中毒性がある楽曲に仕上がったと思います。また、歌詞はドラマの主人公の姿を表現するように努めました。ぜひ、“天堂海斗”のつもりで『WHY?』を聴いて頂けたらと思います!」とメッセージを送った。天堂海斗(赤楚衛二)「Re:リベンジ-欲望の果てに-」©フジテレビ主演の赤楚さんはそんな主題歌「WHY?」について、「『Stray Kids』さんの力強さをすごく感じるステキな楽曲でした。歌詞の一つ一つの言葉が印象的で、物語が進むにつれ描かれていくストーリーや海斗の心情とリンクする言葉もあり、心に刺さりました」と感想をコメント。そして、「主題歌『WHY?』を聴いた時、このドラマの世界観とマッチしているからこそ、すごく燃え上がるような気持ちになれると思います。主題歌とともにドラマを楽しんで頂けたらな、と思います」と熱いメッセージも寄せた。赤楚さん演じる海斗と錦戸さん演じる郁弥、この2人の出会いと、その2人を取り巻く登場人物たちの「欲望」がむき出しになっていくとき、巨大病院を舞台とした権力闘争に大きく拍車がかかっていく。「野心」と「復讐心」が入り乱れ、「欲望」に食い尽くされた者たちの先に待つ未来はーー?毎話、最後の1秒まで見逃せないリベンジサスペンスが展開する。木曜劇場「Re:リベンジ-欲望の果てに-」は4月11日より毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月23日赤楚衛二と錦戸亮が共演する「Re:リベンジ-欲望の果てに-」よりポスタービジュアルとポスター撮影メイキング映像、ティザー映像が解禁された。巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、登場人物たちの「野心」と「復讐心」が入り乱れさまを描く本作。この度解禁されたポスタービジュアルは、主演の赤楚さんと本作のキーマンとなる錦戸さんの、5つの表情を捉えたビジュアル。「苦悩」「葛藤」「復讐心」など、様々な感情が入れ乱れ、自身の「欲望」と闘い、もがく主人公・天堂海斗の心情を赤楚さんは見事に表現。一方、錦戸さんが演じる、病院へ赴任してきた優秀な外科医・大友郁弥(錦戸亮)は、謎多き人物。そんな郁弥の心情を錦戸さんも目線やしぐさなどで細やかに表現している。それぞれのキャラクターが抱える思惑や感情が伝わってくる仕上がりになった。また、本作のタイトル「Re:リベンジ-欲望の果てに-」は、ただの復讐劇ではなく、“権力の座”を目指す登場人物たちの「報復の連鎖」という意味も込められている。物語後半で明かされる、ある大きな事件の復讐の暗示でもあり…。そして、サブタイトル「欲望の果てに」は、本作のテーマでもある「自らの器を超える欲望を果たそうとするとき、人は一体どうなるか?」を指している。なお、ポスター撮影の様子を捉えたメイキング映像と、赤楚さんと錦戸さんのコメント映像も解禁。貴重な撮影シーンの裏側や本作への熱い思いが伝わってくるインタビュー映像、初共演となる2人のオフショットなど、盛りだくさんとなっている。さらに、本作の本編映像を捉えたティザー映像も解禁。本映像には、恋人の朝比奈陽月(芳根京子)へのプロポーズを決意した海斗が婚約指輪を手に、ほほ笑んでいる姿が映し出されている。しかし、「大切なものを―全て、奪われた。」という意味深なメッセージと共に場面は一変し、一気に物語は加速する。錦戸さんをはじめ、見上愛、光石研、余貴美子、笹野高史ら豪華俳優陣の顔ぶれも。「奪い返せ。」「絶対的権力」と強いメッセージとともに、目まぐるしく展開していき…。そして、「支配」「謀略」「保身」と、登場人物たちの「欲望」が入り乱れる時、海斗は巨大な権力争いに巻き込まれていく。果たして、登場人物たちがどんな結末を迎えるのか?最後まで見届けたい。コメント◆足立遼太朗(プロデュース)「ポスタービジュアルとティザー映像がついに公開となりました!ポスターは赤楚さんと錦戸さん、それぞれ5つの表情が並び、回を追うごとに変化していく赤楚さん演じる主人公・海斗と、一方で海斗とは対照的に冷静沈着で、ミステリアスな錦戸さん演じる郁弥が表現されています。そして、ティザー映像では、赤楚さん演じる海斗が“全てを奪われる”という衝撃的な展開で始まり…“奪ったのは誰なのか?”、“どのようなリベンジになっていくのか?”と、視聴者の皆さんの“欲望”をかき立てるような仕上がりになっているので、是非、お楽しみ下さい。そして、ライバルとなる錦戸さんや恋人である芳根京子さんに加え、見上愛さん、光石研さん、余貴美子さん、笹野高史さんら豪華キャストの皆さんが勢ぞろいしています。皆さんの重厚感と迫力のあるお芝居にもご注目下さい!」木曜劇場「Re:リベンジ-欲望の果てに-」は4月11日より毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月18日■気が済むならいいのかも……長期スパン!でも、ダンナさんの洗濯物をとりこむとき自分にも影響が出ちゃうので、結局のところパンパンしてる(花粉を落とすために)って言ってたから、なんだかんだいって奥さん優しい……?のかな?でも、何かしてやんないと気が済まないほどのケンカだったんだろうなあ。わが家はそこまで夫婦喧嘩をしたことがないんだけど、くま氏が深夜に酔っぱらって帰ってきてすごい大変だった翌日に、くま氏のお小遣いでご飯食べにいったことがあるよ。夫婦喧嘩ってきっと各家庭で違うんだろうなあ。皆、どんな感じなんだろう?
2024年03月16日4月スタートの新ドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」の公式SNSが、赤楚衛二と錦戸亮のビジュアル撮影の様子を公開した。本作は、巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、様々な事件が起こり、野心と復讐心が入り乱れる、欲望だらけの完全オリジナルリベンジサスペンスドラマ。赤楚さんが、日本屈指の巨大病院「天堂記念病院」の理事長の息子だが、週刊誌の記者をしている天堂海斗、錦戸さんが「天堂記念病院」へ新しく赴任してくる優秀な医師・大友郁弥を演じ、2人の出会いが権力争いに拍車をかけ、周囲の欲望をかき立てていく。今回公開されたのは、先日発表された赤楚さんと錦戸さんのビジュアル撮影の様子。仲良く登場し、カメラにピースのサービスをしたり、スタッフと話したりと、楽しそうな様子が覗ける。この映像が投稿されると、「動くおふたり!ありがとうございます」、「微笑ましいふたり」、「とっても和やかであの写真を撮影した裏側とは思えません!ドラマますます楽しみです」、「何を話してるのか聞こえるverも観たいですね」、「めちゃ良い空気感でほっこりしました」、「ニコニコの2人が見れて嬉しいです」、「赤楚くんのピース最高」などと、コメント欄は放送を楽しみに待つ視聴者の声で溢れている。また2人のほかにも本作には、海斗の恋人であり、「天堂記念病院」の看護師・朝比奈陽月役で芳根京子の出演も決定している。「Re:リベンジ-欲望の果てに-」は4月11日より毎週木曜日22時~フジテレビ系にて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月06日赤楚衛二主演、錦戸亮共演「Re:リベンジ-欲望の果てに-」に芳根京子が出演することが分かった。本作は、巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、様々な事件が起こり、登場人物たちの「野心」と「復讐心」が入り乱れ、人間の内に秘めた「欲望」がむき出しになっていくリベンジサスペンス。この度出演が決定した芳根さんが演じるのは、赤楚さん演じる主人公の天堂海斗の恋人であり、巨大病院「天堂記念病院」の看護師・朝比奈陽月役。芳根さんがフジテレビの連続ドラマに出演するのは、2019年7月に放送された「TWO WEEKS」(カンテレ・フジテレビ系)以来、約5年ぶり。そして、赤楚さんとは2015年7月に放送された「表参道高校合唱部!」(TBS系)以来、実に9年ぶりの再共演。なお、錦戸さんとはドラマ初共演となる。陽月は、恋人・天堂海斗との交際期間が2年たち、そろそろ将来を見据えたいと思っていた。海斗に「私との将来を真剣に考えてくれてるなら、海斗のお父さんにも会わせてほしい」と思いを伝えるが…。そんな矢先、海斗の父親はある事件に巻き込まれる。また、両親亡き後、心臓病を患う妹の面倒を1人で見ていた陽月は、妹の病気の進行も気がかりで、落ち着かない日々を過ごす。そんな時、新しく赴任してきた心臓血管外科の医師・大友郁弥(錦戸亮)が数々の実績を残してきた優秀な医師と聞き、妹のことで郁弥を時折、頼るようになり…。「妹を守りたい」という強い心を持つ陽月は、様々な逆境に襲われることになるが、彼女なりの闘い方で巨大病院と立ち向かう。そして、巨大病院の権力闘争に巻き込まれていく海斗と、ある目的があって病院にやってきた郁弥。この2人の男性と登場人物たちの入り乱れた「欲望」に、陽月の心も物語が進むごとに大きく揺さぶられていくことになる。本作で初めて看護師役を務める芳根さんは、「2013年4月期の木曜劇場がデビュー作でした。ちょうど11年たって、今度はヒロインという立場でこの枠に戻って来られたことをうれしく思うと同時に、初心を忘れずにいなきゃ、と思わせてもらえる日々です」と心境を明かす。また、「陽月は海斗との関係、大友先生との出会い、妹の病気、とさまざまな試練、そして運命が待ち構えています。今、自分にとって1番大切なものはなんだろう、と自分と向き合うきっかけにもなっています。陽月にとって宝物である妹に思いをはせながら、誰よりも陽月を愛し、受け止め、陽月からあふれる感情を丁寧にすくい上げていきたいと思います」と役への思いも語った。そして、赤楚さんとの再共演について芳根さんは、「赤楚さんとは9年前にご一緒していたのに、当時の私は初めての連ドラの主演で毎日溺れそうになるほど必死だったので(笑)、あまりお話したことがありませんでした。なので9年たって“あの頃こうでしたね”なんてお話ができて、うれしく思います」と喜びをあらわにした。また、ドラマ初共演となる錦戸さんについては、「錦戸さんとはバラエティーでお会いして以来なので、今お芝居でご一緒させて頂けるのが、とてもうれしいです。お二人(赤楚さんと錦戸さん)とは、それぞれ同じシーンが多いので、それぞれとの空気の違いを感じて頂けるよう頑張ります」と錦戸さんとの共演に胸を膨らませながらも、意気込みを語った。芳根京子 コメントQ.本作の出演オファーを受けた時の感想は?「2013年4月期の木曜劇場がデビュー作でした。ちょうど11年たって、今度はヒロインという立場でこの枠に戻って来られたことをうれしく思うと同時に、初心を忘れずにいなきゃ、と思わせてもらえる日々です。フジテレビの作品は5年ぶりということで、気を引き締めて精いっぱい努めさせて頂きます」Q.台本を読まれて…感想・印象はいかがですか?「(台本を)読めば読むほど“そうか、そうなるか、そうきたか…”となっています。日々覚悟を決めながら現場に向かっています。陽月は海斗との関係、大友先生との出会い、妹の病気、とさまざまな試練、そして運命が待ち構えています。今、自分にとって1番大切なものはなんだろう、と自分と向き合うきっかけにもなっています」Q.ご自身の役(朝比奈陽月)について「陽月という名前は、陽の光のような明るさと、月のような影をあわせもつ女性です。そして海斗と郁弥という太陽と月のような2人の男性に挟まれる、という意味があると聞き“ハッ”としました。陽月にとって宝物である妹に思いをはせながら、誰よりも陽月を愛し、受け止め、陽月からあふれる感情を丁寧にすくい上げていきたいと思います」Q.赤楚さんや錦戸さんとの共演について「赤楚さんとは9年前にご一緒していたのに、当時の私は初めての連ドラの主演で毎日溺れそうになるほど必死だったので(笑)、あまりお話したことがありませんでした。なので9年たって“あの頃こうでしたね”なんてお話ができて、うれしく思います。錦戸さんとはバラエティーでお会いして以来なので、今お芝居でご一緒させて頂けるのが、とてもうれしいです。お二人(赤楚と錦戸)とは、それぞれ同じシーンが多いので、それぞれとの空気の違いを感じて頂けるよう頑張ります」Q.放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージ「人間誰でも大なり小なりの“欲望”を持っていると思います。それぞれの登場人物がどんな選択をするのか、どんな人生になるのか。展開も早いので、是非1話から見て頂けたら、うれしいです!」木曜劇場「Re:リベンジ-欲望の果てに-」は4月11日より毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月04日錦戸亮が、赤楚衛二主演の4月の木曜劇場「Re:リベンジ-欲望の果てに-」に出演決定。5年ぶりにフジテレビ系ドラマに出演し、赤楚さん演じる主人公とライバル関係となる医師を演じる。本作は、巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、様々な事件が起こり、登場人物たちの「野心」と「復讐心」が入り乱れ、人間の内に秘めた「欲望」がむき出しになっていくリベンジサスペンス。この度、主人公の天堂海斗(赤楚衛二)の父親が経営する巨大病院「天堂記念病院」へ新しく赴任してくる優秀な医師・大友郁弥(おおとも・ふみや)役で錦戸亮が出演。錦戸さんがフジテレビ系ドラマに出演するのは、2019年1月に放送された月9「トレース~科捜研の男~」以来、実に5年ぶり。また、赤楚さんとは初共演となる。錦戸さんが演じるのは、日本屈指の巨大病院「天堂記念病院」に赴任してくる心臓血管外科の医師・大友郁弥。若くして難易度の高い心臓移植を成功に導き、多くの実績を残してきた。そんな優秀な能力が見込まれ、「天堂記念病院」で働くことになるが、実は郁弥にはある思惑があり…。一方、海斗は父親が事件に巻き込まれたタイミングで突如現れた郁弥のことをどこか怪しむ。海斗と郁弥、この2人の出会いが、巨大病院の権力争いに拍車をかけ、周囲の登場人物たちの「欲望」をかき立てていくことに。果たして、2人の行く末に待ち受ける結末とは…。錦戸亮がフジドラマ5年ぶり出演、赤楚衛二との2ショットビジュアルも初解禁錦戸さんといえば、「1リットルの涙」(2005年)や「アテンションプリーズ」シリーズ(2006~2008年)、「ラスト・フレンズ」(2008年)、「ジョーカー 許されざる捜査官」(2010年)、「全開ガール」(2011年)など数々のフジテレビドラマに出演。また、「パパドル!」(2012年/TBS系)や「ごめんね青春!」(2014年/TBS系)、「ウチの夫は仕事ができない」(2017年/日本テレビ系)などの作品でも主演を務めてきた実力派俳優。昨年話題となったNetflixシリーズ「離婚しようよ」では、“自称アーティスト”役を演じ、持ち前の演技力で異彩を放った。そんな錦戸さんが、本作ではどんな演技を魅せてくれるのか。今回のオファーについて錦戸さんは、「僕自身、フジテレビさんのドラマには一番多く出演させて頂いていて、声を掛けて頂きうれしかったです」とコメント。また本作について、「『リベンジ』というタイトルのように、人間のドロドロした部分や、“欲”が出てくる作品です。とにかく面白い」と自信をもって語る。そして、「4月放送ということで、新生活を迎えられる方も多いと思います。このドラマが皆さんの“週1回の楽しみ”になってくれたらうれしいな、と思います」と視聴者にもメッセージを寄せた。また、赤楚さんと錦戸さんの2ショット役ビジュアルも初解禁。今回、錦戸さんと初共演となる赤楚さんは、「僕が小学生の時から見ていた方なので、今回、ご一緒させて頂けるのが本当にうれしいです。何より大友先生の役が錦戸さんだとバッチリ、ハマっていて…僕演じる海斗との役とは対峙する役ではありますが、一緒に撮影できるのが楽しみです!」と心境を明かす。さらに「1話から早速、怒濤の展開が起きる」といい、「海斗と大友先生の対立関係は、このドラマの大きな見どころのひとつになってくる」と触れた。錦戸さんも赤楚さんについて、「すごく真面目というか、20代なのに本当にしっかりしてるな、と思います」と印象を語り、「一緒の撮影シーンはこれからになりますが、リハーサルで様子を見つつも、監督の演出の元、“あうんの呼吸”じゃないですが、少しずつ良いシーンが撮影できたらいいな、と思っています」とコメントした。木曜劇場「Re:リベンジ-欲望の果てに-」は4月11日より毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月22日俳優・橋本環奈の素の部分と、カナダの大自然の映像美が楽しめる「橋本環奈のリベンジ旅」が、3月4日(土)本日放送される。橋本さんにとって初の冠番組となる同番組は、橋本さんが“これまでにやり残したこと”のリベンジを目指すバラエティー番組。第1弾となる今回は、「オーロラを見ること」を挙げた橋本さん。2020年に特番「なるほど!ザ・ワールド ~新年あけまして!!奇跡の絶景スペシャル~」において、「どうしてもオーロラが見たい」という強い希望で、フィンランドでロケを行ったが、時期や悪天候などによりオーロラを見ることは叶わなかった。そこで今回橋本さんは、あの時見られなかったオーロラをどうしても見たい!ということで、オーロラリベンジ旅に出かけた。向かったのは、カナダ・イエローナイフ。橋本さん自ら、この時期に世界で一番オーロラが見やすいと言われる場所を調べてきたという。イエローナイフは3日間滞在すれば遭遇率95%を誇るという“オーロラの聖地”として有名。橋本さんはオーロラ観賞専用施設「オーロラビレッジ」を訪ね、街の光が届かない自然環境の中、「ティーピー」と呼ばれるカナダ先住民のテントで寒さをしのぎながら、オーロラの出現を待つ。そして、オーロラ観賞以外にも、体を張った様々なアクティビティを体験。世界で10番目に大きな湖・グレートスレーブ湖が凍ったところに穴をあけ、魚を釣るという先住民の伝統漁「アイスフィッシング」に挑戦すると、現地の人が驚くほどの大漁。さらに、犬ぞりレース世界チャンピオンが率いる犬たちにソリを引かれ、マイナス36度の中、ジェットコースターに乗っているような気分を味わったり、ここでしか食べられない絶品のフィッシュ&チップスや、大人気の地ビールも楽しんだり。多忙なスケジュールを調整して、旅を堪能する。初冠番組に橋本さんは「正直、初冠番組という実感はあまりないのですが、私だけで番組になるということで、ロケ中の撮れ高を心配してしまいました(笑)。オーロラ以外にもカナダ・イエローナイフで釣りに行ったり、犬ぞりに挑戦したり、素敵な雪景色をご覧頂けるのではないかと思います!」とコメント。続けて、「この番組は『リベンジ旅』なので“果たしてオーロラが見られたのか!?見られなかったのか!?”に注目していただけたら、と思います!せっかく2回も行ったのにまたオーロラが見られなかったら、本当にがっかり・・・なので、視聴者の皆さんもテレビの前で“オーロラが出てほしい”と願いながら見ていただければと思います」と見どころを語っている。「橋本環奈のリベンジ旅」は3月4日(土)14時35分~フジテレビにて放送(※関東ローカル)。(cinemacafe.net)
2023年03月04日11月9日より「ディズニープラス」にて配信中の韓国ドラマ「代理リベンジ」の制作発表会見が韓国で行われ、「A-TEEN」のシン・イェウンや「今、私たちの学校は...」のロモン、ソ・ジフン、イ・スミン、チョン・スビン、キム・ユジン監督が登壇した。本作は、双子の兄の死の真実を追究するチャンミ(シン・イェウン)と、不公平な世の中に抗い復讐の代行を始めたスホン(ロモン)が、衝撃的な事件に巻き込まれる、ハイティーンたちの復讐スリラー。これまで多く演じてきた明るいキャラクターとは異なる役に挑んだシン・イェウンは「このような役に挑戦したいと思っていました。わたし自身、明るい性格でもありますが、一方でクールで冷たい面もあるんです。そういう姿を演技に盛り込みたいと思いました。兄を死に追いやった人物を探そうとするチャンミのつらい姿をありのままに撮るために、メイクもまったくせず、目の下のクマも隠さず自然に見せました。ご覧になった方が『あの子は誰?』『シン・イェウンかな?』と言ってもらえれば、私は成功したといえるでしょう」とコメント。アクションシーンが注目のひとつとなっている本作。チャンミは射撃のスター選手だが、「最初は、果たして私にできるのかと悩んだ」とシン・イェウン。監督は「射撃シーンは代役を頼らずにすべて自分でこなしました。本当に上手。射撃選手の資格も取ったんですよ」と努力を高く評価した。また、スホンもキックボクシングの達人という役どころとなっており、「撮影の数か月前からスクールで週に3,4回のトレーニングを受けました。最初はパンチがうまくできなかったので、明け方に漢江にひとりで行って練習をしました。復讐代行というキーワードに合う強烈な感じを与えられるように、ウェイトトレーニングをして身体づくりに励みました。あと、バイクシーンもあって、本作のために免許を取ったんです。アクションシーンのたびに、僕の成長していく姿をお見せできると思います」と語る。一方、ソ・ジフン扮するソク・ジェボムは、ある事故で記憶を失い休学した後に高校に復帰するという、複雑な過去を抱える人物。「『記憶を取り戻すための混乱』がジェボムのキーワード」と分析するソ・ジフンは、「楽しく演じた」そうで、「消えた記憶に興味があり、その記憶が重要な事件にかかわっているだろうと予想していました。それが少しずつつまびらかになる過程のジェボムの感情に共感し、引き込まれていきました」と明かしている。登場人物のひとりひとりが立体的に描かれている本作。ソヨンを演じるチョン・スビンとジヒョン役のイ・スミンは、自分の役を「ソヨンは、過酷な世の中と信じられない大人の中で苦しむ感情を知っているがゆえに、スホンと一緒に復讐代行をするようになる。正義を具現化する人物」、「ジヒョンは、チャンミとスホンに嫉妬しながら、ある事件に巻き込まれていく」と説明し、徐々に明かされるストーリーに対する期待を高めた。約1時間にわたる会見も終始、穏やかな雰囲気に包まれていたという。最後に視聴者へ向けて、シン・イェウンは「面白い、幸せだ、怖い。それだけでなくさまざまな感情を得られる作品です。楽しみにしてください」、ロモンは「配信がスタートしてワクワクしています。たくさんの関心と愛をお願いします」と呼びかけ、ソ・ジフンは「視聴者の方も一緒に楽しく見ていただけたらうれしいです」とメッセージ。チョン・スビンとイ・スミンは「多くの方々が準備をしましたので、ぜひお楽しみに」、「俳優の方々、脚本家さん、監督さん、すべてのスタッフが熱意と誠意を尽くして作った作品です」と思いを語った。なお、第3話&第4話は本日より配信がスタートした。「代理リベンジ」はディズニープラス スターにて独占配信中(毎週水曜日2話ずつ/全12話)。(cinemacafe.net)
2022年11月16日「A-TEEN」のシン・イェウン、「今、私たちの学校は...」が話題を呼んだロモンらが共演する韓国ドラマ「代理リベンジ」が、「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて11月9日(水)より独占配信。殺人、陰謀、謎が渦巻くハイティーン復讐スリラーから日本語版ポスタービジュアルと予告編が解禁された。本作は、双子の兄の死を調査する少女と、不公平な世界に対抗すべく復讐を代行する少年の周りで起こる様々な事件を取り巻く復讐物語。一緒に施設で育つが、その後別々の家族に引き取られた双子の兄妹は、苦労しながらもお互いを支えに、励ましあいながら静かに生活していた。ところが、兄が学校で謎の死を遂げたことをきっかけに、主人公オク・チャンミがその死の真相を突き止めようと、身分を隠して兄と同じ学校に転校するところから物語が始まる。そんな中、新たに通い出した学校で出会った学生チ・スホンと共に、いじめをした人間に いじめられた人の代理で復讐する”復讐代行”を始めることになるのだが、チャンミはやがて謎と陰謀が渦巻く、衝撃的な事件の数々に巻き込まれていくことになる。オープニングからチャンミに襲いかかる奇妙な事件と緊迫感あふれるハラハラドキドキの展開に目が離せない、ハイティーンたちの復讐スリラーだ。射撃のスター選手でもあるオク・チャンミ役にはウェブドラマ「A-TEEN」で一躍有名になり、「彼はサイコメトラー-He is Psychometric-」「場合の数」などに出演してきたシン・イェウン、いじめをした生徒に復讐する学生チ・スホン役は「今、私たちの学校は...」で勇気ある好青年を演じたロモン。ほかにもソク・ジェボム役にソ・ジフン、キ・オソン役にチェ・サンウ、クク・ジヒョン役にイ・スミン、テ・ソヨン役にチョン・スビンをキャスティング。いま韓国でも大活躍の、人気と実力を兼ね備えた注目若手俳優たちが集結した。日本語版キービジュアルは、オク・チャンミの最大の武器である“射撃”に使われるピストルが学校に見立てられている印象的なイラスト。ピストルの脇には、誰かに突き落とされている人影が描かれている…。また、日本語版予告編では、 冒頭から一面雪で覆われた真っ白な地面に頭から血を流し横たわっている高校生の衝撃的なシーンから幕を開ける。「私が犯人を捕まえる!」と、兄の謎の死の真相を暴こうと奮闘するオク・チャンミ。終始漂う重くて暗い空気と、恐怖に怯えて涙を流す生徒たちが映し出される様子からもスリリング溢れる展開が予想される。「代理リベンジ」は11月9日(水)よりディズニープラス スターにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年10月25日SILENT SIRENが、9月25日に日比谷野外大音楽堂で開催する『SILENT SIREN きららリベンジ〜サイサイ10歳祭〜』を「uP!!!」にて独占生配信することが決定した。本公演は結成10周年記念ライブとして昨年9月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け延期となり今回1年越しに行われる。視聴チケットは本日9月1日18時より発売中で、auスマートパスプレミアム会員はお得な割引料金で購入することができる。<配信情報>『SILENT SIREN きららリベンジ〜サイサイ10歳祭〜』配信日時:9月25日(土) OPEN 17:30 / START 18:00(予定)事後配信:10月2日(土)15:00~10月10日(日)23:59まで【チケット料金】■auスマートパスプレミアム会員GoToイベント適用割引価格:2,400円(税込)(通常価格:3,000円(税込))■一般GoToイベント適用割引価格:2,800円(税込)(通常価格:3,500円(税込))購入期間:10月10日(日) 20:00まで※auスマートパスプレミアム会員はau以外をご利用の方でもご入会いただけます。(月額548円(税込) / 初回30日間無料)※ご購入時システム手数料として別途200円が必要となります。視聴チケットのお申込みはこちら:『SILENT SIREN きららリベンジ〜サイサイ10歳祭〜』公式サイト:
2021年09月01日アルゼンチン発の無謀にして最高の大逆転痛快リベンジ劇『明日に向かって笑え!』の日本版予告編が到着した。2001年、アルゼンチン。隣人たちとの温かな繋がりが残る寂れた小さな田舎町。農業施設を共同で復活させるために貯金を出し合う住民達。だが現金を銀行に預けた翌日、金融危機で預金は凍結。しかもなんと、この状況を悪用した銀行と弁護士に騙し取られて無一文となり、絶望のどん底へ。だが嘆いていたって始まらない!盗まれた財産を奪還して暮らしと夢を勝ち獲るべく、人生を地道に歩んできた庶民軍団の奇想天外なリベンジ作戦が始まった――。第82回アカデミー賞外国語映画賞受賞作『瞳の奥の秘密』の脚本家エドゥアルド・サチェリと、主演リカルド・ダリンが再びタッグを組み、本国では2019年アルゼンチン映画での動員No.1の大ヒットとなった本作は、実際に起きた2001年のアルゼンチン金融危機<債務不履行(デフォルト)>を背景に、現実の鬱憤を晴らす痛快な物語。本作の監督セバスティアン・ボレンステインは「危機の最中、経済的地位の異なる人々が一丸となり、弁護士のマンシーら『エスタブリッシュメント』(体制)に挑戦状を突きつけます。彼らの目的は奪われた夢を取り返すこと。そこで彼らは未知なる領域に踏み入れ、無謀な作戦を実行に移そうとします。心が浮立つ計画ではありますが、ほぼ不可能に近く、それはまるでファンタジーです。でもそこに独特な磁力が生じ、この町の人々が社会の既存システムと立ち向かうために辿る旅が、この物語の核なのです」と本作について説明している。今回到着した予告編では、小さな田舎町でガソリン・スタンドを営むフェルミンと妻リディアが、町の再建のため、農場施設を買い取り、農協を作ろうと動き出すシーンからスタート。町民たちは出資に協力し、一見順調に思われたが、突如、アルゼンチン金融危機が勃発、さらには、出資金が奪われてしまう。そこで、取り返すために、奇想天外なリベンジ作戦を決行する様子も映し出されている。『明日に向かって笑え!』は8月6日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:明日に向かって笑え! 2021年8月6日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開©2019 CAPITAL INTELECTUAL S.A./KENYA FILMS/MOD Pictures S.L.
2021年06月09日BiSHが、昨年開催できなかった初の対バンツアー『BiSH’S 5G are MAKiNG LOVE TOUR』をリベンジ開催することを発表した。本ツアーは、当初2020年春に開催が予定されていたがコロナ禍により中止に。1年越しの開催となる今回は、5月14日のKT Zepp Yokohama公演を皮切りに、公演数を昨年の5公演から全国7箇所12公演と大幅に増加して行われる。なお、メンバーのセントチヒロ・チッチ曰く「やべーメンツ」だという対バン相手は後日発表される。合わせて、同ツアーのキービジュアル、予告動画がBiSH公式TwitterおよびYouTubeチャンネルで公開された。■セントチヒロ・チッチ コメント2021年、BiSH初めての対バンツアーがやっと始まります。こっからやべーほどかっこいい皆様と音楽で真っ直ぐにぶつかり合い、音楽で愛を分かち合い俄然猛進のツアーにしていきたいと思っています。めちゃくちゃ楽しみであります。何卒。『BiSH’S 5G are MAKiNG LOVE TOUR』予告動画ツアー情報『BiSH’S 5G are MAKiNG LOVE TOUR』【公演日時】●5月14日(金) 神奈川・KT Zepp YokohamaOPEN 17:30 / START 18:30出演:BiSH / and more(問)KM MUSIC:045-201-9999●6月3日(木) 北海道・Zepp SapporoOPEN 17:30 / START 18:30出演:BiSH / and more(問)WESS:011-614-9999●6月4日(金) 北海道・Zepp SapporoOPEN 17:30 / START 18:30出演:BiSH / and more(問)WESS:011-614-9999●6月9日(水) 福岡・Zepp FukuokaOPEN 17:30 / START 18:30出演:BiSH / and more(問)BEA:092-712-4221●6月10日(木) 福岡・Zepp FukuokaOPEN 17:30 / START 18:30出演:BiSH / and more(問)BEA:092-712-4221●6月24日(木) 大阪・Zepp Osaka BaysideOPEN 17:30 / START 18:30出演:BiSH / and more(問)グリーンズ:06-6882-1224●6月25日(金) 大阪・Zepp Osaka BaysideOPEN 17:30 / START 18:30出演:BiSH / and more(問)グリーンズ:06-6882-1224●6月28日(月) 愛知・Zepp NagoyaOPEN 17:30 / START 18:30出演:BiSH / and more(問)ジェイルハウス:052-936-6041●6月29日(火) 愛知・Zepp NagoyaOPEN 17:30 / START 18:30出演:BiSH / and more(問)ジェイルハウス:052-936-6041●7月5日(月) 東京・Zepp TokyoOPEN 17:30 / START 18:30出演:BiSH / and more(問)KM MUSIC:045-201-9999●7月6日(火) 東京・Zepp TokyoOPEN 17:30 / START 18:30出演:BiSH / and more(問)KM MUSIC:045-201-9999●7月31日(土) 宮城・仙台GIGSOPEN 17:00 / START 18:00出演:BiSH / and more(問)G/I/P:0570-01-9999※出演バンドは後日発表となります。【チケット料金】■通常チケット(指定席):6,000円(税込)※ダイブ・リフト・サーフ禁止※全て電子チケットとなります。【BiSHファンクラブ先着先行】<受付期間>2021年3月4日(木) 22:00~2021年3月5日(金) 23:00※お一人様1枚まで。【WACK FAMiLY CLUB先着先行】■TRUE ROMANCE TiCKET<受付期間>2021年3月6日(土) 22:00~2021年3月7日(日) 23:00※ファンクラブサイトログイン後「TiCKET」よりお申込みください。※お一人様1枚まで。【BiSHファンクラブ抽選先行】■通常チケット<受付期間>2021年3月8日(月) 22:00~2021年3月15日(月) 23:00※お一人様2枚まで。【WACK FAMiLY CLUB抽選先行】■通常チケット<受付期間>2021年3月8日(月) 22:00~2021年3月15日(月) 23:00※ファンクラブサイトログイン後「TiCKET」よりお申込みください。※お一人様2枚まで。【チケット申込に関するお問合せ】チケットぴあヘルプページの「よくあるお問合せ」で確認するか、「ヘルプ検索」より質問内容を検索してください。※公演内容、座席位置等に関するお問合せにはお答えできません。予めご了承ください。関連リンクBiSH Official HP Official Twitter Official YouTube
2021年03月04日アイドルグループ・SKE48が16日、「2021年もみんなの夢が叶う場所~年末特別公演リベンジ~」をSKE48劇場にてスタートした。本日からは1日2公演で全7公演開催し、「SKE48 LIVE!! ON DEMAND」で生配信・アーカイブ配信中。今回は、昨年末中止になった特別公演のリベンジ企画。初日には10期研究生が登場し、年末に1日だけ開催された「チーム公演に憧れてやっちゃいました!」公演と同じ、青木莉樺、石塚美月、伊藤実希、鬼頭未来、澤田奏音、杉山歩南、西井美桜、林美澪の8人がチーム公演の楽曲をパフォーマンスした。チームE「SKEフェスティバル」公演、チームKII「最終ベルが鳴る」公演、チームS「重ねた足跡」公演から代表的な3曲ずつを披露し、憧れの楽曲をステージで踊れた機会に「まさか2回目ができるとは思わなくて、本当に楽しかった」と、笑顔を見せるメンバー。青木は「私たちにとって忘れられない1日がたくさんあるように、それが皆さんにとっても忘れられない1日になると嬉しいです」とファンへメッセージを送った。(C)2021 Zest,Inc.
2021年02月17日シャーリーズ・セロン製作・出演で話題の『グリンゴ/最強の悪運男』から、主人公の“最強の悪運男”が大逆転のリベンジを試みるも、運命に翻弄されていく初映像となる予告編が解禁となった。朝から晩までマジメに働いたのに、もうすぐクビに。友達だったはずの経営者にだまされたうえ、妻には離婚される始末…。これほどのどん底は初めてのハロルド(デヴィッド・オイェロウォ)は、極悪モンスター上司のリチャード(ジョエル・エドガートン)とエレーン(シャーリーズ・セロン)への復讐を誓うのだが…。この度解禁となった予告編映像では、真面目なサラリーマンのハロルドが信頼していた上司リチャードの裏切りからクビになる運命を知り、良き夫として尽くしてきた妻のボニー(タンディ・ニュートン)からも離婚を突きつけられる失意の場面から始まる。愕然とする“最強の悪運男”ハロルドは、そんなリチャードやエレーンから身代金をだまし取る、一世一代の偽装誘拐計画を企てる。映像では、エレーンを演じるシャーリーズが偽装誘拐の身代金を値切ろうとする“性悪”ぶりが垣間見れるシーンや、“最強の悪運男”ハロルドへ「きっと良いことがあるわ」と励ますサニーを演じるアマンダ・サイフリッドの可憐な姿など、豪華キャストたちが弾ける!偽装誘拐計画のはずが、なぜか本物のマフィアや殺し屋から命を狙われることになったハロルドの、逆転人生を狙った大勝負の行方はいかに!?スピード感とコミカルな爽快感があり、壮大な“リベンジ・エンターテインメント”に相応しい映像に仕上がっている。『グリンゴ/最強の悪運男』は2020年2月7日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月13日芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋など秋の代名詞は数あれど、今年の映画界は“リベンジアクションムービー”が豊作な“復讐<リベンジ>の秋”!?毎週公開される、絶対に見逃せないオススメ3本をピックアップした。『96時間』監督最新作は王道、かつ斬新!『ライリー・ノース復讐の女神』9月27日(金)公開『96時間』で世界中にその名を知らしめたピエール・モレル監督の最新作『ライリー・ノース復讐の女神』。「エイリアス」シリーズで主演に抜擢、マーベル・コミックスのスーパーヒロインを主人公にした『エレクトラ』で主演をつとめたジェニファー・ガーナーが、『キングダム/見えざる敵』(’07)以来11年ぶりにアクションを解禁したリベンジアクションだ。今度の主人公は凄腕の殺し屋でも、スパイでも、刑事でもない、ひとりの心優しいママ。平凡ながらも理想の家族を築いてきた母・ライリーは、ある日突然家族の命を奪われてから5年後、復讐のため、悪党どもに正義の制裁を下すため、世界中で訓練を重ねた最強のパニッシャーとして帰ってくる!「彼女はごく普通の女性です。経験によって受けたトラウマが彼女を何か他のもの、正義を貫く女性に変えるのです。普通の人間が、これほど劇的で残酷な状況に置かれたときにどうなっていくのか、それが私の心を揺さぶりました」とモレル監督は語る。CGやワイヤーなどを使用しない真のリアルアクションを、ボクシング、クラヴマガ、ウェイトトレーニング、さらにはネイビーシールズとの訓練など、毎日決死の覚悟で肉体を鍛え上げたジェニファーが熱演!キレキレの骨太アクションを見せつける彼女が、復讐<リベンジ>の秋の幕開けを飾る。死闘はクライマックスへ!『ジョン・ウィック:パラベラム』10月4日(金)公開数々の伝説で裏社会を震撼させてきた最強の殺し屋ジョン・ウィックの鮮烈な復讐を、キアヌ・リーブスのキレ味鋭いアクションと独自の世界観で描いた大ヒットシリーズの最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』。過剰なまでの超絶アクションは驚異の進化を遂げ、新たなキャラクターが加わった豪華キャスト陣とともに帰ってきた!裏社会の聖域:コンチネンタルホテルでの不殺の掟を破った伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。全てを奪ったマフィアへの壮絶な復讐の先に待っていたのは、裏社会の秩序を絶対とする組織による粛清。果たしてジョンは窮地を脱出し、再び平穏な日々を取り戻すことができるのか?敵、味方入り混じった数々の新キャラクターの登場と共に、ジョンの過去が次第に明らかとなり、独特の世界が大幅にスケールアップ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』から全米初登場No.1を奪取してシリーズ最大ヒットを遂げている本作には、かつて彼が忠誠を誓った世界そのものが全面抗争を繰り広げ、まさにシリーズのクライマックスといえる熱い展開が待ち受ける。AIで進化する前人未到のハイ・ディメンション・SFアクション!『アップグレード』10月11日(金)公開『ゲット・アウト』『セッション』などアカデミー賞作品から『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ、『ハロウィン』などのホラー作品まで手掛ける気鋭のプロデューサー、ジェイソン・ブラムと『ソウ』シリーズの脚本や出演、『インシディアス 序章』で監督デビューを果たした多才なクリエイター、リー・ワネルがタッグを組んだ『アップグレード』。近未来、愛する妻と平穏な日々を送っていた男グレイは、突然現れた謎の組織により妻を殺され、自身は全身麻痺となってしまう。巨大企業の科学者によって実験的にAI(人工知能)チップ、“STEM(ステム)”を埋め込まれたグレイは、AIの力で全身麻痺を克服。人間を超越した身体能力を手に入れ、脳内で会話する相棒“STEM”とともに、妻を殺害した謎の組織に復讐を誓う!辛口批評サイト「Rotten Tomatoes」で87%フレッシュと好評価を獲得。AI“STEM”に身をゆだねることで機械的かつ斬新なアクションが繰り広げられる、前人未到のハイ・ディメンション・SFアクションをお見逃しなく!(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョン・ウィック:パラベラム 2019年10月4日より全国にて公開®, TM & © 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2019年09月25日お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(37)の企画による「リベンジ成人式」が2月4日、横浜市で開かれ「はれのひ」の被害者ら成人式に出席できなかった約100人が参加した。西野は翌日5日に自身のブログを更新しイベントについて語った。 西野はこの日「キンコン西野は面白いことしかしない」と題したブログを更新。「今回の式で動いてくださった400名のボランティアスタッフの皆様方、60社をこえる協賛企業の皆様方、綺麗なお花を贈ってくださった皆様方、レターを贈ってくださった皆様方、寒い中、足を運んでくださった報道関係者の皆様方に厚く御礼申し上げます」と感謝を伝え、「全員笑顔で終えることができました」つづった。 前日4日のブログでは、「主役は新成人で頑張ったのはスタッフ」と題したブログを更新し、今回のイベントの費用について、《「なんとかしてあげたい」と打診があった瞬間は「あ。ウン千万円が飛んだな」と思いました。》と正直な気持ちを告白。 しかし、《ただ、頑張れば返せる額だし、日頃、皆様のおかげで好き勝手やらせてもらっているし、そもそもレターポットの売り上げはそういうことに使いたかったので、1ミリも「損失」だとは思いませんでした(強がりじゃなくて、ホントに)。》と金額負担に対する思いを伝え、しかし結果として「本当にたくさんの企業さんが協賛で入ってくださることとなって、おかげで僕の負担費用もウン千万円という額にはならなくなりました。」と明かした。 「リベンジ成人式」とは、着物の販売・レンタル業社「はれのひ」の被害者のために西野が計画したイベント。着物のレンタルや着付け、ヘアメイク、プロのカメラマンによる写真撮影などもすべて無料で、ビュッフェ付きのクルージングディナーもプレゼントするとし、必要経費はすべて西野が立ち上げたサービス『レターポット』の売り上げから捻出すると明言していた。 参加した新成人は「リベンジ成人式とっても楽しかったレットカーペット歩いた時は思わず感謝で涙が出ちゃた」「リベンジ成人式を全力で満喫してます!キンコン西野さんをはじめ関係者の方々ありがとうございます」などの喜びの声が届いていた。
2018年02月05日