性別を超えた美しさでジェンダーの境界を揺るがす、トップモデルのエリカ・リンダーが待望の映画初主演を果たした『Below Her Mouth』(原題)が、『アンダー・ハー・マウス』として10月7日(土)より日本公開されることが決定。そのビジュアルが解禁となった。ダラス(エリカ・リンダ―)は、昼間は大工として働き、夜は毎晩のように違う女性と関係を持っては、自分の居場所を探していた。そんなある週末の夜。ネオン輝くバーの片隅で、ダラスは、ファッション誌の編集者として成功するキャリアウーマンのジャスミン(ナタリー・クリル)と運命的な出会いを果たす。情熱的に絡み合う2人にとって、お互いの愛を確かめ合うのに、時間はかからなかった。だが、ジャスミンには結婚を約束した彼氏がいて…。2つの人格を持つ記憶喪失のヒロインを描いたスリラー『アウト・オブ・コントロール』(劇場未公開)で注目を集めたエイプリル・マレン監督をはじめ、プロデューサー、脚本、カメラマン、照明など全スタッフを女性で揃え、女性の視点を大切に製作された本作。本能のままに愛を求め、戸惑い、傷つきながらも、自分に正直に生きようとする女性たちを、繊細に、かつ官能的に映し出した究極のラブストーリー。主演を務めるのは、若きレオナルド・ディカプリオに似ていることから注目度と人気が高まり、数多くの世界的ファッション誌で特集が組まれ、2013年にはケイティ・ペリーの「Unconditionally」ミュージックビデオや「トム フォード(TOM FORD)」のキャンペーン・ビデオに登場するなど幅広い分野で活躍するエリカ・リンダー。彼女が映画デビュー作として選んだ本作では、女優初挑戦ながらも、惜しげもなく美しい姿態を披露、挑発的な眼差しで堂々たる演技を見せ、スクリーン上でも圧倒的な存在感を放つ。併せて解禁となった日本版ポスタービジュアルは、愛し合う2人の間にだけ存在する永遠の瞬間をとらえ、2016年のトロント国際映画祭で「本年度、最もセクシーな映画」として大絶賛された、情熱的でセンセーショナルな雰囲気を漂わせる仕上がりに。息が止まるほど激しい恋を体現したエリカの初挑戦に、注目だ。『アンダー・ハー・マウス』は10月7日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月07日アーノルド・シュワルツェネッガーの人気を不動なものにした『ターミネーター2』が、最先端の3D技術で新たに『ターミネーター2 3D』として8月11日(金・祝)より全世界最速公開されることが決定。また、ポスタービジュアルもお披露目された。サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)とターミネーターの死闘から10年が経ち、30億人の人命が失われる1997年8月29日に起こり得たスカイネットと人類間の核戦争(審判の日)を追憶にするサラは精神病患者として警察病院へ収監され、カイル・リースとの間に生まれた息子のジョン(エドワード・ファーロング)は養父母の下に引き取られていた。ある日、時空を超えて再び2体のターミネーターが送り込まれる。1体は10年前と同モデルのT-800型(アーノルド・シュワルツェネッガー)、もう1体は変形自在の液体金属で構成された最新モデルT-1000型(ロバート・パトリック)。2体はそれぞれ共通の目標であるジョンを捜索し、ほぼ同時に発見する。襲いかかるT-1000からジョンを救ったのは、かつてサラを襲ったT-800だった。未来への戦いがいま、始まる――。本作は、『タイタニック』『アバタ―』で数々の記録を塗り替えたジェームズ・キャメロン監督の代表作。今回の『ターミネーター2 3D』は、本国アメリカや他国に先駆け、日本で世界最速公開!このプロジェクトは、キャメロン監督が設立した映画製作会社ライトストーム(LEI)、DMGエンターテインメント、スタジオカナルによって開始され、『タイタニィック』の3D化も担当したライトストームのチームが、高度な技術によって現在の3D作品と劣らない高画質を実現させている。なお、このチームは『アバタ―』の続編にも携わっている。そして今回、新たに生まれ変わる本作公開決定に際して、キャメロン監督からコメントが到着。『タイタニック』3D化のプロジェクトのときから、次に3D化すべき作品は『ターミネーター2』だと思っていたという監督は、その理由を「四半世紀も前の映画だが、人々の記憶に残る、とても象徴的な作品だと思ったからだ。それに手法の面から見て、カメラの動き方、ショットの構成の仕方などを考えても、『ターミネーター2』の映像なら3Dにうまく変換できると思った」と説明。さらに、「初公開から25年後に劇場のスクリーンで観るのも、おもしろいと思ったんだ。この映画をビデオやブルーレイやDVDでしか知らない世代が大勢いる。だから、劇場で『ターミネーター2』のすべてを体験して欲しい」と呼びかけた。『ターミネーター2 3D』は8月11日(金・祝)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年05月15日『007』シリーズなどで知られるガイ・ハミルトン監督が20日、スペインのマヨルカ島にある自宅で死去した。93歳だった。死因などの詳細についてはまだ明らかになっていない。『007 死ぬのは奴らだ』『007 黄金銃を持つ男』でハミルトン監督と仕事をしたロジャー・ムーアが21日、ツイッターでこの悲報をファンに知らせており、「素晴らしい監督であるガイ・ハミルトンが天空の編集室へ旅立たれたことを聞いてとてつもなく悲しいです。2016年はつらい年です」とつづった。パリで生まれたハミルトン監督はキャリアにおいて22作品の映画を手がけたが、その中でもショーン・コネリー主演の『007 ゴールドフィンガー』(64)や『007 ダイヤモンドは永遠に』(71)で最も知られている。その2年後にはロジャー・ムーアの『007』2作品を手がけ、マイケル・ケイン主演作『パーマーの危機脱出』『空軍大戦略』、ハリソン・フォード主演の『ナヴァロンの嵐』(74)などを監督した。キャリア後期にはアガサ・クリスティ著作を原作とした『クリスタル殺人事件』『地中海殺人事件』の2作品を映画化していた。(C)BANG Media International
2016年04月23日『007』シリーズ4作を手がけたガイ・ハミルトン監督が亡くなった。93歳だった。その他の情報ハミルトン監督は、ショーン・コネリー主演の『007/ゴールドフィンガー』『007/ダイヤモンドは永遠に』と、ロジャー・ムーア主演の『007/死ぬのは奴らだ』『007/黄金銃を持つ男』を監督している。そのほかの作品に、ハリソン・フォードが出演した『ナバロンの嵐』、アガサ・クリスティの小説の映画化『クリスタル殺人事件』『地中海殺人事件』『レモ/第1の挑戦』などがある。ハミルトンは、パリ生まれ。その後、イギリスに渡り、第二次大戦で従軍した。監督デビューは1952年のスリラー映画『The Ringer』。晩年はスペインのマヨルカ島に在住していた。文:猿渡由紀
2016年04月22日スイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2015」。HAMILTON(ハミルトン)は新ムーブメント3種を発表。高機能と卓越したデザインを併せ持つ自動巻2種と、クロノグラフとワールドタイマーを併せ持つユニークなクォーツだ。それらを、ブランドを代表する伝統のシリーズのもっとも注目すべき新作に採用した。この新ムーブメントが、次世代のハミルトンを前進させる主動力と位置付けられていることは想像に難くない。なお、記事中の価格はすべて予価、税別価格となる。○カーキクロノ ワールドタイマー日本でも開催され、大きな話題となったエアレース。出場機の翼に大きく描かれた、HAMILTONのロゴを目にした人も多いだろう。歴史的にも飛行機との縁が深いHAMILTONを代表するミリタリーウオッチ、「カーキ」シリーズの新作が「カーキクロノ ワールドタイマー」だ。レッドブル・エアレース第2戦(千葉)でもファイナル4に残った、フランスのニコラス・イワノフ選手と共同開発したアヴィエーション・ウオッチ。ワールドタイマーとクロノグラフを10時位置のプッシャーで簡単に切り替えられ、ワールドタイムは24都市に対応。このプッシャーを短く押すと、パイロットが標準時として使用するUTCを即表示できる。インデックスの時表示は、クロノグラフ動作時の分経過確認も兼ねており、エアレースの4ミニッツフリースタイルの規定競技時間である4分がひと目で分かるよう、12~4までのゲージが黄色でカラーリングされている。ムーブメントには、新開発のクォーツクロノグラフ「H-41」を採用。各タイムゾーンのサマータイムも自動計時する。ケース素材はSS(ステンレススチール)で、ケース外径は45.0mm、風防はサファイアクリスタル、防水性能は10気圧だ。ストラップにより3つのバリエーションがラインナップされる。価格はSSブレスモデルとブラックラバーストラップモデルが14万8,000円。ブラックカーフストラップモデルが14万4,000円。11月発売。○カーキ ネイビー パイオニアカーキシリーズからは、アメリカ海軍帆船時計がルーツとなる世界的ベストセラー「カーキ ネイビー パイオニア」に新型3モデルが登場。クロノグラフモデル「カーキ ネイビー パイオニア オートクロノ」、落ち着いた華やかさのピンクゴールドモデル「カーキ ネイビー パイオニア スモールセコンド」、オーセンティックな3針モデル「カーキ ネイビー パイオニア オート」だ。ムーブメントはすべて自動巻。特に「~スモールセコンド」には、スネイル加工とベラルージュ加工が施された新型ムーブメント「H-32」を採用。また、「~オート」には、80時間のパワーリザーブで大好評を得ているハミルトンの自信作「H-10」が採用されている。ケース素材はすべてSSで、「~スモールセコンド」のみピンクゴールドPVDが施される。ケース外径は「~オートクロノ」のみ44mmで、「~スモールセコンド」と「~オート」は43mm。3モデルとも、サファイアクリスタル風防で10気圧防水。価格は、「~オートクロノ」(ブラウンカーフストラップ)が21万3,000円。「~スモールセコンド」(ライトブラウンカーフストラップ)が13万6,000円。「~オート」(ブラウンカーフストラップ)が11万1,000円。すべて7月発売。○ベンチュラ エルヴィス 801957年に世界初の電池式時計として発売された「ベンチュラ」。斬新なデザインで大ヒットとなったこのシリーズは、今もハミルトンの顔として多くのファンから愛されている。かのエルヴィス・プレスリーもまたそのひとり。1961年の主演映画「ブルーハワイ」で着用して以来、愛用していたという。そのベンチュラの新作として、エルヴィス・プレスリー生誕80周年記念モデル「ベンチュラ エルヴィス 80」が登場。大胆にカーブを描くサファイアクリスタル、輪郭をそぎ落としたケースライン、独創的なフォルムと一体化したストラップは、初代キャデラックのデザイナーでもあるリチャード・アービブへの進化したオマージュでもある。ケース素材はSSで、ケース外径は42.5mm×44.6mm。5気圧防水。自動巻ムーブメントとクォーツムーブメント、2つのモデルが用意され、自動巻モデルのみケースがブラックPVDとなる。価格は、自動巻のブラックラバーストラップモデルが16万1,000円で9月発売、ブラックカーフストラップモデルは同じく16万1,000円で10月発売。クォーツのブラックラバーストラップモデルとブラックカーフストラップモデルが12万円で9月発売。なお、クォーツのみSSブレスモデルが存在、こちらは12万5,000円で、9月発売。○レイルロード スケルトンハミルトン創業の1892年に誕生した、鉄道員向けポケットウオッチをルーツとする「レイルロード」シリーズ。オリジンのポケットウオッチを彷彿とさせる丸みを帯びた重厚なケースと、クールなフルスケルトンダイヤルの組み合わせが目を引く。ムーブメントは、最新の自動巻スケルトン専用ムーブメント「H-10S」。ベラルージュ加工やコート・ド・ジュネーブ加工が施されたパーツは美しく、ハミルトンのスケルトンムーブメント初の80時間パワーリザーブを実現するなど、実用性も高めている。ケース素材はSS。ケース外径は42mm。サファイアクリスタル風防で、5気圧防水。価格は、シルバーダイヤル+ブラックカーフストラップモデルが14万8,000円。ブラックダイヤル+SSブレスモデルが15万3,000円。11月発売。なお、レイルロードには「~スケルトン」のほか、「レイルロード オート」もラインナップ。ムーブメントは80時間パワーリザーブを持つH-10。ケース素材はSS。ケース外径は40mm。サファイアクリスタル風防で、5気圧防水。カーフストラップモデルは10万3,000円、SSブレスモデルは10万8,000円。8月発売。
2015年05月23日全世界のファンが待ちわびた、アーノルド・シュワルツェネッガーの代名詞である大ヒットシリーズの最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』。先日、この邦題と2015年7月という公開日が決定したばかりの本作から、初の映像となる特報が解禁!新たに起動した『ターミネーター』の衝撃のストーリーの一部が明らかになった。2029年、人類とマシーンたちとの熾烈な戦いが繰り広げられている未来。自分を産んだ母、サラ・コナーの命を守るため、人類反乱軍のリーダーであるジョン・コナーは、信頼できる同志カイル・リースを“過去”に送る…。ここまでは第1作目『ターミネーター』と同様だが、カイルがタイムスリップした80年代は、何かが違う!カイルが守るべきサラは逞しい女性戦士に変身を遂げ、ターミネーターT-800が彼女の守護神となっていたのだ。さらに、カイルは新型ターミネーターT-1000に急襲され、サラに助けられるという、『ターミネーター』の世界とはなぜか正反対の立場に。それは、少女時代のサラの身に起きたことが影響を及ぼしており、全ての時間軸はリセットされ、過去も未来も変わってしまっていたためだった。新たなる戦いが繰り広げられる中、やはり人類滅亡の“審判の日”は設定されてしまうのか…。全世界累計興収は14億ドル以上、シリーズ第4弾まで映画化されてきた『ターミネーター』。日本でも220億円を超える興行収入を上げている空前の大ヒットシリーズの最新作となる本作は、『ターミネーター』(’84)、『ターミネーター2』(’91)をミックスさせ、さらに新たな設定を加わえた、続編ともリメイクともまた違う“新起動”されたターミネーターだ。解禁となった待望の初映像には、シュワルツェネッガーの勇姿はもちろんのこと、新たなサラ・コナー役のエミリア・クラーク(「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズ)や、ジョン・コナー役のジェイソン・クラーク(『猿の惑星:新世紀(ライジング)』)、カイル・リース役のジェイ・コートニー(『ダイ・ハード/ラスト・デイ』)も登場。さらに、あの最新型液体金属でできたT-1000ターミネーターを演じるのは、アジアを代表するトップスター、イ・ビョンホンであることも確認できる。シュワルツェネッガーは、『ターミネーター3』(’03年)から12年ぶりに本シリーズに復活。映像には、1作目のころの若いシュワ、中年のシュワ、そして白髪のシュワが登場するが、その時間軸がどうなっているのかなど、詳細はいまだ謎のまま。この3タイプのシュワ型ターミネーターの登場は、本シリーズでSFタイムスリップ・ジャンルに革命を巻き起こしたジェームズ・キャメロンによるアイデアだという。もちろん本作を象徴する名台詞「I’ll be back !」も登場。そして、『ターミネーター』ではカイル・リース(マイケル・ビーン)からサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)へ、『ターミネーター2』ではT-800型(シュワルツェネッガー)からサラ・コナーへと使われていた「Come with me, if you wanna live !」(死にたくなければ一緒に来い)というセリフが、本作ではサラ・コナー(エミリア・クラーク)からカイル(ジェイ・コートニー)へと使われていることにも注目だ。『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は2015年7月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月08日「マイケル マイケル・コース(Michael Michael Kors)」は11月28日、「ハミルトン・トラベラー」の限定色モデルを発売する。ハミルトン・トラベラーはブランドのアイコンバッグ「ハミルトン」をリニューアルしたもの。40年の発表以来、受け継がれてきたスポーティーかつシックなディテールを活かしながらも、よりモダンなシティ仕様に仕上げた。MK ロゴを施した大きな鍵型のチャームも継承され、よりハンドバッグな雰囲気に。今回発売されたのはホリデー限定となるレオパード柄で、価格は8万2,000円。六本木ヒルズ店、表参道店、福岡店のみの限定販売となる。
2014年11月17日アメリカ発の時計ブランド「ハミルトン(Hamilton)」がウィメンズコレクションを日本で本格展開する。26日には、東京・虎ノ門のアンダーズ東京でローンチイベントが開かれた。創設120年以上に渡る同ブランドは、アメリカで最も長い歴史を誇る時計ブランドの一つとして、1世紀以上経った今も変わらず人気を博している。ハリウッド映画「チャーリーズ・エンジェル」を始め「シカゴ」や、ドラマ「ゴシップガール」など過去400作品以上の映画やドラマなどのヒロインにアイテム提供も行っている。日本ではこれまでメンズのイメージが強い同ブランドであったが、今回、ロングセラー定番モデル「ジャズマスター レディ オート」や新作の「バグリー」など、様々なシーンに応じた全ラインアップのウィメンズアイテムの販売をスタート。更に新作として、大人のモードスタイルを演出するホワイトカラーの「ベンチュラ レディ」や、シャープなカットアウトで文字盤にレッドルビーが輝く「ジャズマスター スケルトン レディ」のステンレスブレスモデルなども提案。これらは10月より発売開始予定。イベントの会場内は、インテリアコーディネーターの天木樹里監修のもと、NYのビジネススタイルをイメージした“NY Office”、アメリカ・西海岸をイメージした“Happy weekend by the sea”、ドレスアップするパーティーへ行く前の部屋をイメージした“Dress up before Paris”と、3つのシーンを設定しインスタレーション形式で展示された。また、ハミルトンインターナショナルCEOのシルバン・ドラ(Sylvan Dora)も今回のために来日。「感度の高い日本の方々の意見は最も重要視しており、日本のマーケットで成功するということはブランドとしても成功するに値すると考えている。このローンチで、更に幅広い日本人に愛されるブランドとなることを願っている」とコメントした。
2014年09月29日ザ・ブルーハーツの楽曲を全編に散りばめた音楽劇『リンダ リンダ』が、6月20日、東京・紀伊國屋サザンシアターにて開幕した。本作は劇作・演出を手がける鴻上尚史のユニット「KOKAMI@network」の第11弾にして、8年ぶりの再演でもある。『リンダ リンダ』公演情報物語で描かれるのは、アマチュア・バンドの「クール・パルチザン」。彼らは、大手レコード会社のスカウトマンを前に、気合い十分のライブを披露する。だが、結局はメインボーカルだけが引き抜かれ、ドラムのゴンパチは福島の実家へと帰ってしまう。残されたリーダーのケン、ベースのマサオ、マネージャーのミキは意気消沈。だがゴンパチからの電話で、ケンは、ある無謀な計画を思いつく。この舞台はバンドものではあるが、若者たちがひたむきに夢を追うような青春物語ではない。ケンとマサオは四捨五入すれば40歳。夢を夢見る時代はとっくに過ぎ去り、リアルな現実に直面せざるを得ない状況にある。そう、青い春と言うには年齢を重ね過ぎているのだ。だがそれでもロックへの夢を諦めきれず、彼らはあがき続けることをやめない。そんな彼らの心情は、そのままザ・ブルーハーツの楽曲として歌い上げられていく。耳馴染みのいいメロディラインは言うまでもないが、歌詞の一つひとつに、実直さと、繊細さと、胸を突くような熱さが感じられて、印象深い。しかも、楽曲が、まるでこの舞台のために作られたかのように、何の違和感もなく物語に溶け込んでいる。ザ・ブルーハーツに対する鴻上の思いは、それほどまでに深く、強いのだろう。マサオ役の松岡は、8年前の初演が初舞台。その後も重ねてきた舞台経験が、確実に今回の再演に生かされている。そしてSOPHIAでは決して聴けない、マサオとしての松岡の歌声。特に後半のソロパートは圧巻だ。鴻上に負けず劣らずザ・ブルーハーツの大ファンだと言うのが、ケン役の伊礼。その情熱は役にも反映され、まるで彼自身が、みんなを計画へと巻き込んでいく熱源のよう。感情の起伏の激しさがかわいくもコミカルでもあるのは、星野真里。大高洋夫、高橋由美子は、ベテランとしての安定感を見せる。一方、劇団鹿殺しの丸尾丸一郎は力の入った演技がキャラクターと合致し、笑いへ転化させることに成功していた。東京公演は7月22日(日)まで。その後、大阪・森ノ宮ピロティホール、福岡・ももちパレス 大ホールにて上演される。取材・文:野上瑠美子
2012年06月20日スウオッチグループジャパンはこのほど、同社が提供しているAndroidスマートフォン用壁紙に、ハミルトンの人気ウオッチ「パンユーロ」の2012年新作を体験できる機能を追加した。このスマートフォン用壁紙は、現在時刻を表示する腕時計を画面上に表示させる「ライブ壁紙」となっており、スタート・ストップといったクロノグラフの操作や、リュウズでの時刻設定、ベゼルの回転など、実際の腕時計さながらの操作感が体験できる。今回壁紙に新作が追加された「パンユーロ」は、昨年バーゼルで限定モデルを発表して以来、日本でも予約注文が殺到した人気モデル。今回の機能追加により、2011年モデルのブルーの文字盤に加え、新作のブラックとシルバーの文字盤カラーも壁紙として楽しめるようになった。壁紙は、ハミルトン公式サイトよりダウンロードできる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日ザ・ブルーハーツの楽曲に乗せ、夢を見続けたいとあがく大人達の奮闘を追った音楽劇『リンダリンダ』。作・演出を務める鴻上尚史は、この作品でひとりのアーティストを演劇の世界へと引きずり込んだ。その人こそ、ロックバンドSOPHIAのボーカル・松岡充。その後松岡は、ブロードウェイミュージカルの翻訳公演で主役を張るなど、演劇界にとっても欠かせない人材のひとりへと成長した。そして8年ぶりの『リンダリンダ』再演へ向け、松岡に現在の思いを訊いた。KOKAMI@networkvol.11「リンダリンダ」 チケット情報「自分では“第四舞台”のメンバーだと思っています(笑)」。鴻上が約30年に渡って主宰を務めた第三舞台に引っかけ、松岡はそう語る。それほどまでに松岡が鴻上をリスペクトするのには、初舞台の時の演出家という以上の何かがありそうだ。「もうカルチャーショックでした、鴻上さんとの出逢いは。本当に天才だと思いますし、今回はその頭の中を読み切りたいなと。2回目の挑戦だからこそ、ちょっとでも鴻上さんの“神様の目線”に近づきたい。鴻上さんの前で、おこがましくて絶対に言えないですけどね(笑)」。松岡はこれまでに6本の舞台を経験している。それが松岡の糧になっていることは間違いないが、「(初演では)経験値がないのが逆に武器だったと思うんです」とも話す。「やっぱり初恋の良さって、何ものにも代えられないじゃないですか(笑)。でも再演ではそれがない分、いかに高みを目指すのか。そこをテーマとして考えなければと思います」。そのひとつの糸口となるかもしれないのが、初演でも演じたロックバンドのベースを担当するマサオ役。「初演の時はマサオではなく、SOPHIA松岡充でやってしまっていたんです。でもマサオはボーカルではないし、ステージのセンターに立つ人間でもない。今回はそこを強く意識していこうと思います」。初舞台から8年の年月は、松岡にエンタテインメントというものの考え方も変化させたようで、「創り手側のエゴをいかに排除し、観る側の立場にどれだけ立てるか。そういうステージの創り方は絶対に必要だと思います」と語る。この考え方は、演劇界における鴻上の精神とも通じるものがある。コアなファン向けであったアングラ演劇から、誰もが楽しめる演劇へ。鴻上の歩んで来た道は、確実に松岡へも続いている。「舞台を観に行くことって、空港みたいなものだと思うんです。搭乗口に向かって、劇場という飛行機に乗る。それから離陸して、ありがとうございましたって僕らが機体から送り出すまで。そこにあるすべてのドキドキ感を大事するような、そんな作品を創り上げたいなって思います」。公演は6月20日(水)から7月22日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアター、7月28日(土)から30日(月)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、8月2日(木)・3日(金)に福岡・ももちパレス大ホールにて開催。チケットは東京公演は発売中、大阪、福岡公演は5月26日(土)より一般発売開始。取材・文:野上瑠美子
2012年05月24日6月1日に公開されるサスペンスアクション映画『ミッシングID』にて、軍用時計として名高いハミルトンが主人公の愛用する腕時計として登場する。ハリウッドの次世代スターNo.1とも称されるテイラー・ロートナー演じる主人公、ネイサンが劇中を通して着用しているのは、ハミルトンの「カーキフィールドチタニウム」。引き締まった印象を与える黒の文字盤とストラップのモデルが、タフでスポーティーなネイサンのスタイルにマッチしている。一瞬の差が作戦の成功を分ける戦場にあって、高い精度を誇るハミルトンは兵士たちから「守護神」として信頼を集めたことで知られる。敵も味方もわからない極限の状況の中で壮絶な逃亡劇を繰り広げる『ミッシングID』の劇中でも、ネイサンが着用するハミルトンは守護神のように終始手首で輝いている。なお、映画に登場する「カーキフィールドチタニウム」は、日本国内でも実売されている製品。ブラックPVDのチタンケースで、ケース径は42mm。ブラックのストラップはナイロン製。価格は8万7,150円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日♪ドブネズミ みたいに 美しくなりたい 写真には 写らない 美しさが あるから宮﨑あおいの歌声でおなじみ「earth music&ecology(アース・ミュージック&エコロジー)」2011 冬のテレビCMが、本日10 月19 日(水)より配信される。今回の新CMは、現在放送されている秋篇に引き続きとある旅先を舞台に、宮﨑さんが、ザ ブルーハーツ のメジャーデビュー曲「リンダ リンダ」を、エレキギター片手に披露する。実際に演奏しながら、ひとつひとつの歌詞に精一杯の思いを込めた弾き語りは、必聴もの。また、CMに登場するニットカーディガンは、手編みで作られており、機械編みではできない独特の編み柄や、ふくらみが特徴の逸品。宮崎さんの歌声や衣装、ますます目の離せないCMとなっている。・手編みケーブルニットカーデ:5,990 円・フレグランスボーダーカットソー:2,900円・ギャザースカート:4,900 円・ネックレス:4,900 円・スエードブーツ:9,900 円
2011年10月19日12月18日(金)に全米はじめ各国で同時公開され、期待を裏切らず106か国で初登場1位を獲得した、年末最大のハリウッド超大作『アバター』。先日発表されたゴールデン・グローブ賞でも作品賞を含む4部門にノミネート、さらにスティーヴン・スピルバーグ監督から「『スター・ウォーズ』以来、最もとんでもなくすごいSF映画だ!」とのお墨付きも得ている本作。その所以は圧倒的なスケール感と映像美。だが、もう一つ着目すべきは、ジェームズ・キャメロン監督が創り上げた“新旧”ヒロインの競演!そのヒロイン像から、監督の女性の好みもまでもが見えてくる――?まずはこのベテラン女優なしでは本作は語れない、『エイリアン2』以来23年ぶりにキャメロン監督とタッグを組んだシガニー・ウィーバーである。同作で、戦う、強いヒロイン像を確立させたシガニーだが、『アバター』では大人の強さを持つ植物学者・グレース博士を熱演。かつて見せたたくましき姿を凌ぐ新ヒロインと競演している。その新ヒロインとは、『スター・トレック』への抜擢で一躍注目を集めたゾーイ・サルダナ扮する、衛星パンドラの先住民・ナヴィの族長のプリンセス、ネイティリ。彼女は、ジャングルで獣に襲われた主人公・ジェイク(サム・ワーシントン)を助ける勇ましいヒロインであり、同時にジェイクと恋に落ちていく乙女。愛するジェイクと尊敬できる女性・グレース博士という2人の人間に触れ、人間とナヴィとの間で葛藤しながら、自らの生き方を見出していく芯の強さも持ち合わせている。さらにもう一人、ミシェル・ロドリゲス扮する女性パイロットのトゥルーディ・チャコンも見逃せないアクション・ヒロインの一人。この3人のヒロインの存在こそが、女性の共感を呼んでいるのかもしれない。先述のリプリー(『エイリアン』)然り、『ターミネーター』シリーズのサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)、『タイタニック』のローズ・デウイット・ブケイター(ケイト・ウィンスレット)、「ダークエンジェル」のマックス(ジェシカ・アルバ)然り、これまでキャメロン監督が描いてきたヒロインを見ると、生命力に満ち満ちており、時には男性を先導するたくましさを備えた女性が並ぶ。しかし、それはただ強いだけでなく、かと言って単なる恋愛対象にも終わらず、人間として魅力的に成長していく姿がそこにはある。さて、新たに仲間入りを果たした新ヒロイン、ネイティリはどこまでその存在感を伸ばすことができるか?『アバター』は12月23日(水・祝)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:第67回ゴールデン・グローブ賞 [アワード]アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved■関連記事:シャイア・ラブーフ、ゴールデン・グローブ賞候補の恋人とL.A.をデートサム・ワーシントン、今度は“英雄”ペルセウスに!来年公開の主演作の最新映像到着【どちらを観る?】2009年もあとわずか…年末年始オススメ映画レビュー第1弾オスカーの各俳優賞ノミネーションを占う、全米映画俳優組合賞候補が発表!第67回ゴールデン・グローブ賞テレビ部門では注目作「Glee」3部門ノミネート
2009年12月21日1984年以来、世紀の変わり目を挟んで3作が製作され、多くのファンを熱狂させてきた『ターミネーター』シリーズ。アーノルド・シュワルツェネッガーの印象が強いせいか、一見、男性中心の物語と思われがちだが、リンダ・ハミルトン扮するサラ・コナーに代表されるように、強く、美しい女性像が描かれてきたのも特徴のひとつと言える。まもなく公開を迎える最新作『ターミネーター4』でも、旧来のシリーズ同様に女性の活躍を見ることができる。ブライス・ダラス・ハワードが演じるのは医師、そして妻としてクリスチャン・ベイル扮する主人公のジョンを支えるケイト。そして、ジョンと物語の鍵を握る謎の男・マーカス(サム・ワーシントン)を結びつける、女性パイロットのブレアを好演しているのはムーン・ブラッドグッド。公開を前に、2人に話を聞いた。仲良さそうに、おしゃべりに花を咲かせながらインタビュー・ルームに入ってきた2人。まずは、女性の視点で見た本作の魅力を尋ねると、ブライスが口を開いた。「これまでは、リンダが演じたサラが物語の軸として存在していたけど、今回からは中心となる女性キャラクターがケイトとブレアの2人になって、見どころが増えたんじゃないかしら?アクションとSFの要素がこの映画の中心だと思われがちだけど、ジョンとケイト、それからマーカスとブレアという2組の男女のロマンスがあることで、物語の味付けが変わって、より女性にも親しみやすくなったと思うわ」。劇中でケイトは、お腹の中に新たな生命を宿すが、ブライス自身、本作の撮影に入る前に子供を授かっている。「自分の役柄だけでなく(実生活における)夫の存在、そしてお腹の子供を含めた人類の未来を強く意識した」と語るように、自らの人生経験が役柄に強く反映されたようだ。ケイトの感情が最もよく表れているのが、戦いへと赴くジョンとの別れのシーン。この場面を演じる上で、クリスチャンと話し合う時間を設けたという。「妊娠という事実が2人の関係にどこまで影響するのか、というところまで想像を膨らませて話し合ったの。この場面は、決して映画の中で主流のエピソードとは言えないかもしれないけど、ここを疎かにすれば、物語が浅くなってしまう。親としての感情、“犠牲”ということについても深く考えさせられたわ。自分の実生活に置き換えて、ジョンのように我が身を人類のために捧げられるか?と考えたとき、理性ではそうすべき、と思っても自分の中で消化しきれないところもありました」と屈指の名シーンの誕生の裏にあった、彼女自身の揺れる思いを明かしてくれた。ムーンが演じたブレアは、激しいアクションシーンに加えて、複雑な感情表現が求められる役柄である。子供の頃から本シリーズのファンだったというムーンは、「出演が決まったときは嬉しくて跳び上がったわ!」とその喜びを語るが、そこからブレアの人物像を作り上げていく作業は、決して楽ではなかった。「出演が決まってからしばらくは、手許に決まった台本がない状態だったんです。だから、どこから役作りを始めたらいいのか?という感じで…。戸惑いつつも、過去のシリーズを観たりしながら、自分なりに彼女のバックボーンについて考えを巡らせました。父親はパイロットで、母親を早くに亡くしてしまい、愛情を知らずに大きくなった。他人を信じたいんだけど、信じることが出来ない…といった具合にね」。ブレアの人生、そして人類の未来にとって重要な意味をもたらすことになるのが、脳と心臓以外は全て機械で出来たマーカスという謎の男の出現。人間と機械の間で苦悩するマーカスは、ブレアの輪郭をくっきりと浮かび上がらせる強烈な“光”のような存在と言える。「そう、ブレアはマーカスが人間だと信じることで、これまでの自分を乗り越えようとするの。そのことが原因で、ジョンと衝突することになっても、彼女は信念を曲げようとしない。ブレアを演じる上で、彼女の持つ“強さ”を何よりも意識しました」。タイプは全く違えど、それぞれに“美しさ”と“強さ”を持った2人の女性の生きるさまは、同性の共感、憧れを呼ぶこと間違いなし!脈々と受け継がれてきた、女たちの熱き戦いにも、ぜひ注目してほしい。■関連作品:ターミネーター4 2009年6月6日、7日先行公開、6月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 SONY PICTURES DIGITAL INC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:「ドラえもん」にターミネーター乱入猫型ロボットvs不死身のアンドロイドが実現!帰ってきたぜ!『ターミネーター4』シュワちゃん出演シーン含むTVスポットが到着“人類を救う男”クリスチャン・ベイルと“球界のターミネーター”清原が対面!『ターミネーター4』始動!クリスチャン・ベイルが妻と娘とプロモ・ツアーに出発クリスチャン・ベイルら登場!『ターミネーター4』ジャパン・プレミアに50組100名様をご招待
2009年06月12日