キャメロン・ディアス(40)が、ロバート・パティンソン(26)に目を付けているようだ。パーティで彼を必死に魅了しようとする姿が、複数の人に目撃されているらしい。ディアスとパティンソンが出席していたのは、グッチがスポンサーになっているロサンゼルス群立美術館のパーティ。ふたりは同じディナーテーブルで隣に着席。食事の間、ディアスは、やたらとパティンソンに触ったり、パティンソンが何かを言うたびに大袈裟に笑ったりして、気を引こうとしていたという。パティンソンはそんなディアスに親切に接していたが、心を動かされている様子はまるでなかったらしい。ディアスがパティンソンを獲得するチャンスは、かなり少なそうだ。クリステン・スチュワートの浮気騒動のせいで、しばらくシングルだったパティンソンだが、最近はまたスチュワートとの熱々ぶりを見せつけている。このパーティの数日前には、パティンソンとスチュワートがコンサート会場で人目もはばからずキスする姿が目撃されている。かつては関係を公にすることを嫌っていたふたりだが、困難を乗りこえた今は、愛し合うカップルであることをむしろ宣言したいようだ。文:猿渡由紀
2012年11月07日『トワイライト』シリーズ最終章がまもなく公開になろうとしているが、ロバート・パティンソンのキャリアは絶好調だ。最新作では、キャリー・マリガンとの共演が決まった。最新作となる『Hold On To Me』は、実際に起こった事件にインスピレーションを得た犯罪スリラー。最も裕福な男を誘拐し、身代金を取ろうとたくらんだカップルの運命が、予想もしなかった方向に転がっていく物語だ。イギリス人同士のパティンソンとマリガンの共演はこれが初めて。監督は『マン・オン・ワイヤー』のジェームズ・マーシュだ。『トワイライト』シリーズで大ブレイクしたパティンソンだが、その間も、『恋人たちのパレード』『リメンバー・ミー』などのシリアスなドラマに出演、ただのアイドルではないことを証明し続けてきた。この後もナオミ・ワッツと共演する『Queen of the Desert』や、ガイ・ピアースと共演の『The Rover』などが決まっている。この夏は、恋人クリステン・スチュワートの浮気問題でゴシップ紙の注目の的になったが、最近ふたりの仲も復活し、公私ともに順調のようだ。文:猿渡由紀
2012年10月23日破局の危機を乗り越えたとされるロバート・パティンソンとクリステン・スチュワートが、ロブの故郷であるイギリスで家を購入する計画を立てているようだ。クリステンが主演作『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督と浮気したのを認めたことで同棲を解消、距離をとっていた2人だったが、共演作の『トワイライト・サーガブレイキング・ドーン Part2』のプロモーションが始まるのを機にヨリを戻し、イギリス南西部のコーンウォール州への移住を望んでいると「The Sun」紙が伝えている。「ロバートは子供の頃、よく家族でファルマスやトゥルーロ、ニューキーなどで休暇を過ごしていたので、この地方が大好きなんです。彼は数週間前にクリステンを連れてリザード・ポイントへ4日間の旅行に出かけました。誰にも邪魔されず、楽しい時間を過ごした2人はこの地に隠れ家を買うことに決めたのです。いくつか素敵なコテージを見つけ、早いうちに契約を成立させたいと望んでいます」と関係者は語る。『トワイライト・サーガブレイキング・ドーン Part2』では別々の場所でのプロモーション活動をセッティングされるなど、周囲もロブ&クリステンに気を遣っている様子。「ホテルの部屋も別々です。クリステンがほかのキャストたちとは違うホテルに泊まります」と関係者は話している。ロブもクリステンもプロ意識は徹底しているが、何かのはずみで浮気の話を蒸し返され、プロモーション活動に支障をきたさないよう、細心の注意が払われている。(text:Yuki Tominaga)© Startraks/AFLO■関連作品:スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved. トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年10月18日ロバート・パティンソンと関係を復活させたばかりのクリステン・スチュワートが、彼の家からたった5分の距離に新居を購入した。値段は2,200万ドルとのことだ。スチュワートの新居は、パティンソンと同じL.A.のロスフェリツ地区。寝室4つ、バスルーム5つのほか、プール、ジャクジー、眺めのいいテラスもある。今年7月、『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督との浮気騒動が起きるまで、スチュワートはパティンソンの家で同棲生活をしていたが、浮気発覚の直後、パティンソンもスチュワートも家を出ており、パティンソンは「思い出がありすぎるから」と、購入してからまだそれほど年月がたっていないにも関わらず、家を売ろうと考えているとも報道されたていた。ふたりの仲は、最近になって復活。今週になってからは2度も外で仲睦まじく会う姿が目撃されている。来月北米公開される『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2』のプロモーション活動も一緒に行う予定だ。文:猿渡由紀
2012年10月17日クリステン・スチュワートの浮気発覚で、破局必至と言われたロバート・パティンソンとの関係だが、修復に向かいつつあると報じられている。今年7月、クリステンが自身の主演映画『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督との不倫が発覚した後、同棲を解消して距離をとっていた2人だが、「People.com」によると9月中旬にロサンゼルスで再会して以来、一緒に過ごす時間が増え、ロブはクリステンと共同で所有していた家の売却を思い留まったという。2人の共演作『トワイライト・サーガブレイキング・ドーン Part2』のプレミア上映が今月アメリカで開催されるが、騒動以来、初めて2人一緒にレッド・カーペットに登場することになる。だが、映画会社は必要以上にツーショットを披露したくないようで、映画のプロモーション・ツアーの行き先は別々に設定されている。「The Sun」紙によると、ロブはオーストラリア、クリステンは日本、テイラー・ロートナーはブラジルに赴く予定。関係者は「ロブのファンの多くは、いまもクリステンに対して怒っているので、3人が別々の場所に行くことになったのです」と話している。ちなみに先週末、ロブはニューヨークで友人のトム・スターリッジとトムの婚約者であるシエナ・ミラーと過ごし、クリステンはロサンゼルスで父親と一緒にロックバンド「Florence + Machine」のコンサートに出かけた。オフの時間を別々に過ごす2人は、本当に仲直りできているのだろうか?(text:Yuki Tominaga)© James Veysey/Camera Press/AFLO■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年10月10日ロバート・パティンソンとクリステン・スチュワートが、“お試し同棲”を始めたようだ。クリステンの浮気発覚以降、破局状態が続いていた2人だが、ロバートの方がクリステンにチャンスを与えるために現在2人は同じ屋根の下で再び同棲を始めているという。ある関係者は「US Weekly」誌に「2人は同棲をまた始めて、仲直りしたようです」と明かしている。最近ロバートは復縁の条件として“ロバート一筋”になることを提示しているとも伝えられていることから、クリステンは仲直りのために、将来的にロバートとの結婚を誓った可能性もあると別の関係者は話す。「ロバートは、もし自分一筋になってくれるなら不倫のことを許してもいいとクリステンに言ったんです。ロバートは以前からずっとクリステンとの結婚を熱望してきたので、彼女が生涯添い遂げる気がない限り、彼としても復縁することはないでしょうね」と明かす。さらに、「もちろんクリステンの不倫はロバートを傷つけましたが、一方でロバートは彼女なしでは生きていけないという事実も痛切に感じているんです。クリステンへの愛は高まるばかりで、ロバートは彼女からの愛をいまだに信じているんですよ。なのでロバートは必死にヨリを戻そうとしていますね。まあ、クリステンにその気があればの話ですが」と続けている。■関連作品:COSMOPOLIS (原題)On The Road (原題)トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年09月28日人材紹介会社「ロバート・ウォルターズ」はこのほど、2012年における職務環境調査の結果を発表した。この調査は、国内約700人のグローバル人材からの回答をもとに、職務環境やその課題点などを調査結果としてまとめたもの。その結果、回答者のほぼ全員が、日系企業では外資系企業より、職場環境における性差を感じていることが明らかと結論付けられた。「女性がどの役職レベルまで就くことができると感じているか」との質問に対して、外資系企業では48%が「上限はない」、28%が「経営幹部まで」と答えた。対して日系企業で「上限はない」としたのは18%に止まり、もっとも多かったのは「課長」で32%だった。「同等なキャリアを持つ男女を比較した場合、給与差はあると思うか」との質問では、外資系企業に勤務する女性は60%が「男女とも同等」、18%が「女性の方が給与が低い」と感じていた。対して日系企業で「男女とも同等」と答えたのは9%。「女性の方が給与が低い」と感じている人が68%に上った。また、男性回答者は女性回答者より、職場での性差が少ないと感じていることもわかった。本調査の詳細な内容は「ロバート・ウォルターズ職務環境調査2012年完全版」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月28日昨年の東日本大震災発生から1年後、世界各国から寄せられた“2012年の3.11”の映像を、リドリー・スコット監督やプロデューサーの亀山千広氏らがつなぎ合わせて制作した映画『JAPAN IN A DAY〔ジャパン イン ア デイ〕』が、第25回東京国際映画祭(TIFF)の特別オープニング作品として上映されることが決定した。その他の写真本作は、スコット監督が「震災から1年後の3.11をあなたはどう過ごしましたか?」と、世界各国から映像を募集。日本を中心とした12か国(英国、米国、フランス、ドイツ、中国、南極大陸など)から集まった約8000件、総計300時間にものぼるひとつひとつの映像を、スコット監督や亀山氏がつなぎ合わせて完成させた作品。東京国際映画祭は昨年のTIFF ARIGATOプロジェクトに引き続き、今年も募金等を通して震災への取り組みを実施。今年の3月11日に収録された投稿映像を1本の映画にまとめあげた本作は、復興への道のりとしての意義ある作品として、特別オープニング作に選出されたようだ。スコット監督は、「人々の物語、秘密、そして願いを捉えることによって、いま地球に生きるということがどういうことなのかを提唱すると同時に、日常生活や願い、恐怖、そして日本の人々の夢を、具体的な瞬間に焦点を当てて描いた」と語り、「スクリーンを通しておくる日本人へのラブレター」とコメントしている。『JAPAN IN A DAY〔ジャパン イン ア デイ〕』11月3日(土)TOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて全国順次公開
2012年09月14日ロバート・パティンソンとクリステン・スチュワートが、密かに復縁したようだ。ゴシップサイト「Laineygossip.com」によれば、2人はすでに元サヤに納まっているものの、ロバートは自身のファンからの反応を心配しているという。同サイトは「トロント国際映画祭の最中に2人の復縁が囁かれていました。ただ2人共、このことがロバートのキャリアに悪影響を及ぼさないかと心配してるようですね。クレイジーな反発があるかどうかということです」と報道している。2人は先日のMTVビデオ・ミュージック・アワードで再会する予定だったものの、クリステンの方が急遽参加を見送り、代わりに第37回トロント国際映画祭に出席していた。クリステンは最近、私生活でのロバートとの破局劇が12月28日(金)より日本公開を迎える『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』のプロモーション活動に影響を及ぼすことはないと同映画祭で語っている。「私たちは大丈夫よ。まったく問題ないわ!私たちはこの映画のリリースを長い間待っていたの。この作品ほど腰を据えて作ったものは少ないから、公開の瞬間に感謝しているの」。■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年09月12日ロバート・デ・ニーロが、2006年に監督を務めた『グッド・シェパード』のTVドラマ化を進めているようだ。マット・デイモンとアンジェリーナ・ジョリーが共演し、自身も出演した同作だが、今回デ・ニーロは米ケーブル局「Showtime」と提携して同作のTVシリーズの製作を進めているという。CIA諜報員の活躍を描いた同作で、脚本を執筆したエリック・ロスが今回のドラマシリーズでも脚本を担当する予定で、デ・ニーロ自身も同シリーズでTVドラマでの監督デビューを果たす見込みだ。デ・ニーロは2010年に、『グッド・シェパード』の続編2本の監督を務めたいとも話していた。■関連作品:グッド・シェパード 2007年10月20日より日劇1ほか全国にて公開
2012年09月10日ロバート・パティンソンが、アンドリュー・ガーフィールドの“元恋人”から言い寄られているようだ。アンドリューと以前交際をしていたシャノン・ウッドワードは、アンドリューとの失恋の痛みを経験したからこそ、クリステン・スチュワートと破局したロバートの心痛を理解できると、ロバートに急接近しているようだ。ある関係者は「Daily Star」紙に「ロバートとシャノンは最近、急接近していますね。実は、シャノンがロバートのことを昔からずっと好きで、彼女はロバートと公のイベントなどで出会うたびに、クリステンと一緒にいたのが気になっていたようです。しかもシャロンはロバートの最近の辛い気持ちを理解しています。というのも、昔付き合っていたアンドリューが『アメイジング・スパイダーマン』で共演したエマ・ストーンに鞍替えしてしまったことで、彼女はアンドリューと破局しているわけですからね」と語り、続けて「なのでシャロンとしてはロバートと友達以上の関係になれればと願っているようです」と明かした。実は最近、シャロンの親友でもあるケイティ・ペリーが、傷心のロバートを励まして楽しませるためにディナーに誘って楽しんでいる姿が目撃されたばかり。別の関係者は「先週の23日(現地時間)の夜にケイティとロバートはウェスト・ハリウッドのソーホー・ハウスでディナーを楽しんでいたんです。2人は親友で、お互いにフリーの身になって楽しんだようですよ。ケイティはロバートをできるかぎりサポートしようとしているんです。ケイティはロバートが経験したことを理解できますし、彼を助けたいんです。だからケイティはロバートを外に出させて、バカなことでもして楽しむようにけしかけたんですよ」と語っている。■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.アメイジング・スパイダーマン 2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Columbia Pictures Industries, Inc. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man character ™ & © 2012 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.
2012年08月31日レオナルド・ディカプリオが、クリステン・スチュワートとの破局から立ち直らせようとロバート・パティンソンを男だけの傷心旅行に誘ったようだと、ある関係者がゴシップサイト「Showbiz Spy」に語った。この証言によれば、レオは共通の友達であるリース・ウィザースプーンを介して連絡を取ったよう。前述の関係者は「ディカプリオは自身がプロデュースした映画『Runner Runner』(原題)の製作打ち上げパーティでプエルトリコにいたときにロバートを誘ったようです。ディカプリオはロバートにとって長年の憧れなんです。だからディカプリオから電話がかかってきたときはロバートはかなり驚いていましたね」と明かしている。レオは、俳優として映画業界でロバートとお互い比較される存在であったため、特にロバートには思い入れがあったようで、クリステンとの不倫騒動で傷ついた彼に何か特別なことをしてあげたかったようだ。先の関係者は「ディカプリオは海岸沿いの秘密の場所にある豪邸をブッキングして、ロバートや自身の友達とでプライベートなパーティをしたいようですね」と語り、「2年前のハイチ基金で出会ったリースを通してロバートに連絡をとりました。ロバートが周囲から“未来のレオナルド・ディカプリオ”と言われてた頃からずっと気にかけていたのでしょう」、「ディカプリオはロバートが自身の気兼ねない友人たちと一緒にリラックスできればいいと思っているようですね。その友人たちを野球帽のコレクションに例えて、自分のようにモデルと付き合えばいいと冗談を言ってました」と続けた。■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.華麗なるギャツビー 2013年夏、全国にて2D/3Dで公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年08月27日ロサンゼルス郡検視局は24日(現地時間)、ロサンゼルス市のヴィンセント・トーマス橋から19日(現地時間)に投身自殺を遂げたトニー・スコット監督の遺書の内容について、自殺の理由を示す記述はなかったと発表した。スコット監督の訃報が流れた直後、監督が手術不可能な悪性脳腫瘍と診断されたという一部報道があったが、遺族は直ちにこの説を否定した。郡検視局のスポークスマンによると、現場近くに停めてあった監督の愛車・トヨタのプリウス車内に遺されたメモの内容は緊急連絡先のリストで、オフィスには家族や友人に宛てたメッセージが遺されていた。いずれにも健康問題についての記述はなかったという。スコット監督の葬儀は24日、ロサンゼル市内で近親者のみで行われた。映画関係者などによる偲ぶ会は後日開催を予定しており、詳細はレイバー・デイ(9月3日)後に発表するという。-(C) ZUMAPRES/AFLO(text:Yuki Tominaga)■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開(C) 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年08月27日映画監督トニー・スコットの訃報を受けて、デンゼル・ワシントン、トム・クルーズら、親しかった人々が悲しみのコメントを寄せている。また、ABCニュースはスコットが脳腫瘍をわずらっていたと報道したが、遺族は否定、後に「脳腫瘍説には疑いがある」と訂正した。その他の情報スコット監督の最後の作品となった『アンストッパブル』をはじめ、5作品でコラボレーションをしてきたワシントンは、「トニー・スコットは偉大な監督で、すばらしい友人だった。彼がいなくなってしまったなんて信じられない。彼は人生と映画の芸術に情熱をもっていた。その情熱を僕たちと分かち合ってくれた。ご冥福をお祈りします」とコメントを発表。『トップガン』『デイズ・オブ・サンダー』で組んだクルーズも、「トニーは僕の大切な友達だった。彼がいなくなってしまって悲しい。彼は自分らしさを持ったクリエイティビティにあふれる人だった」とし、遺族への思いやりの言葉を添えた。弟の死の知らせを受けて、ロンドンで新作『The Counselor』を撮影していたリドリー・スコット監督は、急遽撮影を中断し、ロサンゼルスに向かっている。撮影は最低でも1週間中止になると見られるが、いつ再開されるかはわかっていない。同作品にはブラッド・ピット、マイケル・ファスベンダー、キャメロン・ディアス、ぺネロペ・クルスが出演する。スコット監督が撮影準備をしていたプロジェクトの運命も不明だ。『トップガン』続編は来年にも撮影を開始し、2014年の公開を目指していた。ほかにも、『Narco Sub』『Lucky Strike』、また1968年の西部劇『ワイルドバンチ』などの企画を抱えていた。これらのプロジェクトに関わる人々は、ここ数週間、スコット監督は「仕事への意欲にあふれており、変わったところはまったく見られなかった」と語っている。文:猿渡由紀(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年08月22日8月19日(現地時間)、ロサンゼルスのヴィンセント・トーマス・ブリッジで投身自殺を遂げたトニー・スコット監督。その直後に、監督が手術不可能な悪性脳腫瘍と診断を受けていたと米「ABCニュース」が報じたが、遺族はこの報道を否定した。「Los Angeles Times」紙によると、遺族はロサンゼルス郡検視局に報道されている事実はないと告げたという。「TMZ.com」では夫人のドナさんが郡検視局に「事実無根」と話したと伝えている。スコット監督がほかに健康上の問題を抱えていたかどうかは明らかになっていない。現地時間の20日に検視が行われたが、詳しい死因の特定までには数週間かかるという。「ABCニュース」のウェブサイトは「トニー・スコット監督の悪性脳腫瘍報道に疑いが生じた」とした上で、この件に関する遺族への問い合わせの回答が得られていないと記している。監督の出世作『トップガン』に主演し、共に続編の企画を進めていたトム・クルーズは「映画界に計り知れない功績を残した、創造力あふれる先見の明がある人でした。私の深い悲しみはご遺族と共にあります」と声明を発表。この続編のリサーチのため、監督が亡くなる2日前には、トムはスコット監督と共にネバダ州に赴いていたばかりだったという。また、『クリムゾン・タイド』や『マイ・ボディガード』、そして監督としての遺作となった『アンストッパブル』で主演を務めたデンゼル・ワシントンも「トニー・スコットは素晴らしい監督であり、真の友人でした。彼が逝ってしまったと考えることなどできません。人生にも映画作りにも、とてつもない情熱を持ち、素晴らしい作品を通してその情熱を私たちと分かち合う人でした。私の家族からスコット家のみなさんに祈りとお悔やみを捧げます」と声明を発表した。(text:Yuki Tominaga)© Barcroft Media/AFLO■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年08月22日現地時間(アメリカ)19日午後、橋から飛び降り自殺をしたトニー・スコット監督。近しい関係の人が匿名でABCニュースに語ったことから、スコット監督が手術が不可能な脳腫瘍をわずらっていたことがわかった。『トップガン』『クリムゾン・タイド』『アンストッパブル』など大ヒット映画で知られるスコット監督(68)は、現地時間19日午後、ロサンゼルス近郊サンペドロで橋から飛び降り、自殺をした。近くに停められていた黒のトヨタプリウスの中には連絡先のリストがあり、後に彼のオフィスで遺書が発見された。遺書は妻と双子の息子たちに宛てられていたという。目撃者の話によると、スコットは、プリウスを橋の上に停めた後、2~3メートルあるフェンスを乗りこえて、ためらいもなく飛び込んだということだ。有名映画監督の突然の自殺に、ハリウッドは大きな衝撃を受けている。先週彼と話したという関係者によると、彼は『トップガン』続編の製作準備に意欲的に取り組んでいたらしい。続編も、1作目同様スコットが監督、トム・クルーズが出演することになっており、クルーズは17日にも役作りのためネバダ州の空軍基地を訪れていたそうだ。また、スコット監督は『トップガン』続編より先に『Narco Sub』というアクション・スリラーを監督する予定で、つい最近は兄リドリー・スコットと共にプロデュースを手がけるクリスチャン・ベール主演作『Out of the Furnace』の撮影を終えたところだった。リドリーと共にプロデュースをするテレビドラマ『グッド・ワイフ』は、今年のエミー賞にも複数部門でノミネートされている。スコット監督はイギリス生まれ。3人兄弟の末っ子で、画家、CM監督を経て映画監督に。2度の離婚歴を持ち、3度目の妻ドナ・ウィルソンとの間に双子の息子をさずかり、ビバリーヒルズに在住していた。文:猿渡由紀
2012年08月21日『トップガン』や昨年公開の『アンストッパブル』などで知られるトニー・スコット監督が19日(現地時間)、ロサンゼルスの橋から投身自殺を図った。享年68。当局によると、19日午後12時35分頃、ロサンゼルス市内のサン・ペドロとロサンゼルス港に架かるヴィンセント・トーマス・ブリッジから人が飛び降りたという複数の通報がロサンゼルス市警に寄せられた。目撃者によると、スコット監督はフェンスをよじ上り、飛び降りたという。ロサンゼルス港湾警察の潜水チームが捜索にあたり、遺体は午後3時前に警察当局によって収容された。スコット監督の代理人は「トニー・スコットの死去を確認しました。遺族はプライバシーの尊重を願っています」と声明を発表した。橋に駐車してあったスコット監督所有のトヨタ・プリウスの車内には連絡先を記したメモがあり、監督のオフィスに遺書があったことから、当局は自殺と断定。アメリカ「ABC」のニュースでは匿名の関係者が、監督は手術が不可能な悪性の脳腫瘍と診断されていたと話している。『プロメテウス』のリドリー・スコット監督の弟で、兄と2人でスコット・フリー・プロダクションという製作会社を創設し、プロデューサーとしても精力的に活躍してきたトニー・スコット。出世作となった1986年の『トップガン』は続編の企画があり、トム・クルーズを再び主演に迎え、スコット監督がメガホンをとる予定だと4月に報じられていた。映画サイト「IMDb.pro」によると、東日本大震災から1年後の3月11日の映像を集めた『Japan in a Dayジャパン イン ア デイ』(原題/11月3日公開予定)を始め、ほかにも30本あまりの企画を抱えていたという。突然の訃報にハリウッドは衝撃に包まれ、多くの映画人がTwitterで追悼の意を表している。ロン・ハワード監督は「トニー・スコットの映画はもう作られない。悲劇的な日(No more Tony Scott Movies. Tragic day)」とつぶやいた。ご冥福をお祈りいたします。-(C) BENHAMOU SERGE/Gamma/AFLO(text:Yuki Tominaga)■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開(C) 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年08月21日今、世界で最も観られている100年に1度の映像プロジェクト『アベンジャーズ』が遂に日本上陸!!本作は全米で5月4日に公開され、「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」のオープニング記録を超え、全米歴代オープニング新記録を樹立。また世界70カ国No.1に輝き、わずか10日間で全世界興収10億ドルを突破、「アバター」の19日間を大きく上回り、史上最速突破となった。更に、日本公開前で既に世界の興行収入は「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」を超え、「アバター」「タイタニック」についで第3位にランクイン、今後の新たな記録更新に注目が集まっている!出演する者の中で唯一、3度目の最強ヒーローを演じるアイアンマンのロバート・ダウニーJr.にインタビューを行った。■トニー・スタークは、とてもクセのあるキャラクターですが、今回のようなアンサンブル・キャストにどのようになじんでいますか?これまでの2本の『アイアンマン』におけるトニー・スタークの成長過程を見れば、『アベンジャーズ』で描かれているようなこともできる方向に成長していることが分かるよ。第1弾は彼がいかにして生まれたかという物語で、そこには彼の悟りや贖罪のようなものが描かれている。第2弾は自分の狭い世界に他人を入れる余地を作り、過去にかかわる問題に取り組んでいる。そして今、もしもトニー・スタークの家にソーが訪ねてきたら、彼はきっと面白がるだろうね。自分の父親が超現実的なものに夢中だったことは知っていたけれど、エンジニアであり科学者である彼は、あらゆる可能性を考慮する者として「うん、これも確かに不可能ではないな。自分の経験上の領域からは大きく外れてはいるけれど、可能かもしれないということに間違いはない」と思うはずだよ。■主役として統制する立場にない映画に出演する場合、1人の役者として大きな違いはあるのですか?うーん、統制っていうのは厄介なものだね。私は正直その本当の意味すら分かっていないと思う。影響力を受けることは好きだけれど、そのシチュエーションや相手を誤れば、カオス状態になってしまう可能性もある。しかも誰もが同じやり方をしているわけじゃないしね。同じ部屋に7人、8人、もしくは10人もいて、その内の6人が主要人物だとしたら、「ちょっと中断してこれについてグループディスカッションしよう」なんて言えないよ。他の主演にとっては、受け入れられることじゃない。■出演者同士の関わりはどうでしたか? すごい顔触れですが、ライバルのセリフの量を数えて比べたりするような人はいませんでしたか? 共演者のセリフを数えるような役者なんか、最初から採用されないよ。たとえばセリフが3行しかなくても、それが映画史上最高のセリフだということだってあるんだからね。ここまでの時点で、この映画に関わって一番素晴らしいことは、キャスト全員をとても好きになれたことだね。スカーレットのことはすでに知っているけど、私はあの娘に夢中さ。彼女の頼れる兄貴のような気持ちでいるんだ。今後もきっと共演することになる予感がするな。クリス・ヘムズワースだけど、私は『マイティ・ソー』を映画館で見た時「ケネス・ブラナーが監督として良い仕事をしていて出演者もみんな素晴らしいけれど、この映画がヒットした最大の理由はクリスがこの役に吹き込んだ生命にある」と言ったんだ。彼は何でもできるし、あれ以降も良くなるばかりだね。ジェレミー・レナーについては何も言う必要ないよね。彼はすごい役者のクセに、そんな素振りすら見せもしない男さ。ラファロとは『ゾディアック』以来の長い付き合いだ。彼は立派な男であり素晴らしい役者だよ。クリス・エバンスのことは強烈に好きだ。彼を大好きな理由の1つは、ボストン出身のタフガイなのに繊細なアーティストでもあるところ。彼は確固たる意見をいつも持っている。昨日も一緒のシーンを撮ったけれど、あるセリフについてこだわりを持っていた。そのセリフにこだわり続けていた彼の横で、私はアイアンマンのスーツを着て立ちながら「なんてこった、もう9年もずっとこうやってるような気がする」と思ったよ。サム・ジャクソンもレナーと同じタイプさ。何も言う必要はないだろう? 彼がすごいってことは誰だって知っているからね。そしてトム・ヒドルストン。彼のことは知りはじめたところだけど、とても好きだよ。結局の話し、このキャストの一番興味深い点は、全員が良いやつらだということなんだな。 作品情報『アベンジャーズ』監督:ジョス・ウェドン 出演:ロバート・ダウニーJr./クリス・エヴァンス/マーク・ラファロ/クリス・ヘムズワーススカーレット・ヨハンソン/ジェレミー・レナー/サミュエル・L.ジャクソン配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンTM & (C) 2012 Marvel & Subs. 8月14日(火) 3D・2D公開 公式サイト
2012年08月20日ニューヨーカーの自社ブランド『Sally Scott(サリー・スコット)のブランドカタログがサリー・スコット全店舗に設置された。サリー・スコット 2012秋カタログのネーミングはなんと『ニクキューissue#11』。なんとゆるかわいいネーミングだろう。サリースコットというブランドはは、少女のように純粋な気持ちを持ち、好奇心旺盛で、いつも新しい自分を探し続けている架空の人物、「サリー・スコット」をイメージしている。シーズンのテーマは、サリー・スコットの生活の一部を切り取り、その時々の彼女の内面を反映させている。サリー・スコットのワードローブが並ぶ部屋 - それがショップ「サリー・スコット」なのだ。独特な世界感が広がる『ニクキューissue#11』は、サリー・スコット各店舗、オンラインストアで、商品を購入した方へプレゼントしている。また、一部店舗では1冊210円で販売も行っている。数量限定カタログなのでお店へ急いで。お問い合わせ:NYオンライン カスタマーサービス tel.0120-10-3299 公式サイト
2012年08月18日クリステン・スチュワートの浮気騒動の渦中にあるロバート・パティンソンが、アメリカ時間13日、トークショーに出演した。その夜には『コスモポリス』のニューヨークプレミアにも出席している。スチュワートと『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督の浮気が発覚して以来、パティンソンはスチュワートと同居していた家を出て、カリフォルニア州オハイにあるリース・ウィザースプーンの別荘に身を隠していた。この日、人気トーク番組に出演したのは、最新作『コスモポリス』のプロモーションのため。司会のジョン・スチュワートは、ベン&ジェリーのアイスクリームを用意してパティンソンを迎え、「僕がずっと昔失恋した時、ベン&ジェリーが心を癒してくれたんだ」とその理由を説明。「大丈夫? 僕にすべてを話してよ」と率直に質問すると、パティンソンは照れくさそうに笑いながら、「インタビューというのは奇妙なものだよね。どうアプローチしていいかわからない」と答え、「僕はケチだからパブリシストを雇っていないんだよ。それが問題なんだ。雇わなきゃ」とも付け加えた。辛い思いをしているにも関わらず、明るくチャーミングにふるまうパティンソンに、収録スタジオの観客は大きな拍手をおくった。パティンソンは、私生活では困難に直面しているが、キャリアは好調。デビッド・クローネンバーグ監督の『コスモポリス』でこれまでとまったく違う役に挑戦した彼は、つい最近、ヴェルナー・ヘルツォーク監督の『Queen of the Desert』に出演が決まったばかり。20世紀の幕開けの頃を舞台にした物語で、パティンソンの役は、アラビアのロレンスことT.E.ロレンス。共演はナオミ・ワッツ。ほかにもいくつか興味深い作品がラインナップされており、『トワイライト』シリーズ終了後も大活躍が期待される。
2012年08月15日先月に恋人のクリステン・スチュワートの浮気が発覚し、彼女と距離を置いてきたロバート・パティンソンが直接彼女と会って話し合うことを望んでいることが分かった。『トワイライト~初恋~』で共演して以来、4年間交際を続けていたクリステンが主演作『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督との浮気を認めて以来、同居していたロサンゼルスの家を出て、リース・ウィザースプーンの別荘で過ごしていたロバートだが、ようやく今後についてクリステンと話し合う気持ちになったという。「とてつもないショックを受けて、ロブは一人で考える時間が必要だったんです。主演作『COSMOPOLIS』(原題)のプロモーションでL.A.に戻り、友人たちと再会して、強い気持ちを取り戻し始めました」と関係者は「Heat」誌に語っている。「彼はひどく傷つきましたが、いまもクリステンのことを気にかけていて、彼女が動揺しているんじゃないかと心配しています」。ロバートは今月13日(現地時間)、トーク番組「The Daily Show」に出演し、司会者のジョン・スチュワートから「若者にとって、破局を経験するのは世界の終わりのように感じられるだろうね」と言われると、「その通り」と答えた。クリステンもサンダース監督も浮気を認めて謝罪する声明を発表したが、ロバートの心はもう決まっている?前出の関係者も「元通りになることはできないですが、2人は徹底的に話し合う必要があると分かっているんです」と話している。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:COSMOPOLIS (原題)スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved. トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年08月15日リドリー・スコット監督の最新作『プロメテウス』が24日(金)から日本公開になる前に、スコット作品にエディターとして参加した経験を持つ映画編集者の横山智佐子氏が、本作の魅力を語った。その他の写真『プロメテウス』は、世界各国の遺跡から発見された“メッセージ”が指し示す宇宙の彼方に向かったプロメテウス号のクルーたちが、人類が決して触れてはならない“秘密”を目撃する姿を壮大なスケールで描く。横山氏は1996年にセカンド・アシスタント・エディターとしてスコット作品に参加し、『グラディエーター』や『ブラックホーク・ダウン』『アメリカン・ギャングスター』などに関わった。本作『プロメテウス』には参加していないが、全米公開後すぐにIMAXで3D版で作品に観賞し、その映像世界に圧倒されたという。「映像を観ると『リドリーさんの作品だなぁ』という気がしますね。今回は3Dだから自分が映画の世界の中にいるようで、そこはこれまでの映画にない新しいところですよね」。『エイリアン』や『ブレードランナー』など独自の映像スタイルで観客を圧倒してきたスコット監督だが、横山氏によるとそれらはすべて“スコット監督の頭の中”にすでに存在しているものだという。「映像が完璧に頭の中にあるんですね。デッサンしている場面を何度も見ましたし、撮影されたフィルムを観るとまったく同じものが出来上がってくるんです。現場の人に聞くとリドリーさんは朝、撮影現場に行くと『カメラはこことこことここ』って決まってるらしいんですよ。撮影時間もすごく短くてしっかり終わるし、テイクもすごく少ないんです」。しかし、映画は共同作業。脳内のイメージをフィルムに焼き付けるために膨大な労力と知恵が必要だ。「リドリーさんは毎回、連れてくるスタッフがスゴいんですね。ハリウッドで大事なのは監督がどんな人材を連れてこれるか。リドリーさんは毎回、自分のことをわかってくれているスタッフをちゃんと連れてくる。それは大きいと思います」。そんなスコット監督は硬質で緊張感のある物語や世界を描くことが多いが、監督本人は意外(!?)にも人間的な人物だそうだ。「英国的ですよね。アメリカ人みたいにすぐ握手してくるような人間ではないですけど、色んな事に熱心だし、顔に出さないけど、いつも胸には何か情熱的なものを持ってる。優しくて人間的なんです。その部分は映画にも出てますよね」。本作も“人類の起源”という重厚なテーマを題材にしながら、プロメテウス号に乗り組んだ登場人物たちの人間ドラマが繊細に描かれている。表面的にはクールだが、内面は人間的。そんなスコット監督の人柄が、映画『プロメテウス』にも現れているのかもしれない。『プロメテウス』8月24日(金)ロードショー8月11(土)~15(水)、18(土)、19(日)先行上映(一部劇場除く)
2012年08月07日恋人クリステン・スチュワートの浮気が発覚し、荷物をまとめてふたりの家を出て行ったロバート・パティンソンが、カリフォルニア州オハイにあるリース・ウィザースプーンのバケーションホームに隠れていることがわかった。スチュワートとの関係を続けるか、絶つかは、まだ決心していないらしい。その他の情報パティンソンとウィザースプーンは、『Vanity Fair』と『恋人たちのパレード』で2度共演している。スチュワートと『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督の浮気の証拠写真がマスコミをにぎわせた時、ウィザースプーンは彼に、オハイの家を隠れ家として提供したようだ。この家は、ウィザースプーンが5年前に700万ドルで購入したもの。テネシー生まれのウィザースプーンが、「ここに来ると、カリフォルニアにいながらテネシーにいる気分になれる」という閑静な場所だ。馬、ブタ、4匹の犬など動物もたくさん飼っているという。現在の夫でタレントエージェントのジム・トスとの結婚式もここで行われた。スチュワートの裏切りにパティンソンはひどく心を傷めており、スチュワートから電話がかかってきても、いっさい取らない状態。近しい人の話によると、彼女と別れるのか、やり直すのか、まだ決められないでいるそうだ。だがふたりには11月に北米公開の『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』のプロモーションが控えている。同作品を配給するスタジオは、「俳優たちの私生活についてはコメントしないのがスタジオのポリシーだが、この作品の11 月公開に向けては万全の態勢で行くつもりだ」と、宣伝活動をスローダウンするつもりはないことを主張している。文:猿渡由紀
2012年08月03日恋人、クリステン・スチュワートの浮気発覚で傷心のロバート・パティンソン。沈黙を守り、姿をくらましている彼はどうやらリース・ウィザースプーンの所有する農場に滞在しているらしい。ロバートとリースは『恋人たちのパレード』で共演して以来の友人。リースがカリフォルニア州オーハイに所有する農場で、ひとりで過ごしているという。関係者は「ロバートはいま混乱していて、いろいろな疑問が頭に渦巻いている状態です」と明かす。主演映画『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督との浮気を認めたクリステンと仲直りして再スタートを切るのか、このまま別れてしまうのか、まだ決断できずにいるロバートだが、クリステンの関係者は「彼女は何としても関係を修復したいのです。彼女はいまそのことだけを考えています」と語る。クリステンはロバートにメールや電話攻勢をかけているという。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.恋人たちのパレード 2012年2月25日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年08月03日先日、主演作『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督との浮気を報じられ、恋人のロバート・パティンソンとの関係にひびが入ったクリステン・スチュワート。先週土曜には2人が暮らすロサンゼルスの家から引っ越し用のトラックが2台出て行くのが目撃された。ロバートは浮気報道が出た直後に荷物をまとめて家を離れたというが、クリステンの姿もなく、家は現在もぬけの殻状態。イギリスの「Sunday Mirror」紙では関係者が「ロバートはクリステンと結婚するつもりで、プロポーズの準備もしていました」と語ったが、現在のロバートは彼女が浮気を認めたことに深く傷つき、激怒しているという。そんなロバートは、サンダース監督と会って話を聞きたいと考えているそうだ。別の関係者は「RadarOnline」の取材に「ロブはルパートと男同士の話し合いをしたいのです」と語る。クリステンに裏切られたと感じているロバートは、彼女がすべてを話さないのではないかと疑っているのだという。「監督には妻子がいます。家族を守るためなら、包み隠さず話すはずだとロブは考えています」相手を疑うことしか出来なくなっては、関係修復は難しそう。浮気されて激しく動揺する気持ちはわかるが、これでは互いに余計傷つくだけになりかねない。(text:Yuki Tominaga)© /AFLO■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年07月31日『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』で新境地を開拓したリュック・ベッソン監督の次回作は、マフィア物。ロバート・デ・ニーロのほか、彼の妻役でミシェル・ファイファーも出演する。アクション映画で知られるフランスのヒットメーカー、リュック・ベッソン監督の次回作『Malavita』は、『Badfella』という小説が原作。重要なことを目撃したデ・ニーロ演じるマフィアのボスは、身の危険にさらされる可能性があることから、家族とともにフランスのノルマンディー地方に身を潜めるが、マフィアとしての立ち居振る舞いはそう簡単に変えられるものでもなく…。平和で静かな街に、大きな波を立てることになっていく。デ・ニーロは、現在北米公開中のスリラー『Red Lights』に出演。今年は、ほかにデヴィッド・O・ラッセル監督の『Silver Linings Playbook』やアクションコメディ『Freelancers』、アマンダ・セイフライド共演のコメディ『The Big Wedding』などの公開が控えている。娘役のダイアナ・アグロンは人気TVシリーズ『Glee/グリー』のほか、映画『アイ・アム・ナンバー4』に出演。ファイファーは最近、『ダーク・シャドウ』に出演している。文:猿渡由紀
2012年07月17日『エイリアン』などで知られる巨匠リドリー・スコットが、地球上のあらゆる概念を覆す“人類誕生の謎”に挑んだ3Dミステリー大作『プロメテウス』。このほど、スコット監督が次なるミューズとして選んだ“戦うヒロイン”ノオミ・ラパス演じるエリザベスの新たなるビジュアルが解禁となった。スコット監督が彼女を本作のヒロインに選んだそのワケとは?監督のコメントを交えて検証してみたい。「人類はどこから来たのか?」という永遠なる謎を解き明かす重大なヒントを手に入れ、未知の惑星を訪れた科学者チームの運命を描く本作。スコット監督自らのアイディアを基に、前人未踏の宇宙の彼方に眠る驚愕の真実に挑む。これまでにも『G.I.ジェーン』のデミ・ムーアや『エイリアン』シリーズのシガニー・ウィーバーなど、強く、美しく、逞しくという元祖“戦うヒロイン”を描いてきたスコット監督。その歴代女優たちのDNAを受け継いだ、次代のミューズとして選ばれたのがノオミ・ラパスである。世界各国で記録的な大ヒットを記録した『ミレニアム』シリーズ3部作でのリスベット役で一躍脚光を浴びたノオミだが、それに続くロバート・ダウニーJr.主演の『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』で演じたジプシーの占い師マダム・シムザ役など、カラーは違えど戦うヒロインを体現してきた。本作では人類の起源を探る科学者、エリザベス・ショウを演じているノオミは、「彼女(エリザベス)は、リドリー・スコットの映画に登場するヒロイン像だと思うわ」と語る。一方、スコット監督はこの重要な役にノオミを選んだ理由を「ノオミは稀に見る知性と身体性を兼ね備えている。会ってみたら、彼女はエリザベス役にぴったりの素晴らしい資質を持っていた」と語り、彼女が持ち合わせるヒロインの資質を大絶賛。さらに、製作総指揮のマイケル・エレンバーグも「ノオミが見せた獰猛さ、パワー、スクリーンでの存在感に、私たちは圧倒されたんだ!」とその実力を認める。1996年にテレビシリーズでデビューを飾ってから16年、現在32歳。女優としてはやや遅咲きではあるが、息子をもつ一人の母親でもあるノオミだからこそ芯の強さや凛々しさを併せ持った最強のヒロインになりえたはず。デミやシガニー然り、先述の主演作品に出演してから彼女たちは大女優の道を駆け上がり、シガニーに至ってはジェームズ・キャメロン監督の最新作『アバター』の続編3部作への出演なども報じられるなどハリウッドの一線で活躍を見せている。彼女たちに続き、ノオミも大女優への道を歩み出す?さらに、マイケル・ファスベンダーやシャーリーズ・セロンなど豪華キャストとの初共演にも注目の本作。ぜひ、本日解禁されたばかりの、ノオミの魅力がたっぷりと詰まった予告編をチェックしてみて。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年06月29日『トワイライト』シリーズで全米の女子を夢中にさせたロバート・パティンソンにとって、母国イギリスのアクセントで演じるのは「裸になった気分」だという。『トワイライト』シリーズではアメリカのアクセントで演じているロバートは、イギリスの大衆紙「The Sun」に「イギリスのアクセントで話していると、裸をさらしてるような気分になる。なんだか演技をしていないような感じなんだ」と語った。さらに、アメリカ映画界の方がずっと優れているので、イギリスの作品への出演にはあまり興味がないと言い、「イギリスのものはあんまり良くないよね」と付け加えた。自分がアクション・ヒーロー向けの体型だとは思わないというロバートは、ブロックバスターな大作よりも、小規模で骨太なドラマ作品に出演したいそうだ。デヴィッド・クローネンバーグ監督と組み、カンヌ国際映画祭で上映された最新主演作『COSMOPOLIS』(原題)についても「大勢の観客が観て、キャーキャー騒いでくれるとは思えない。そうなったら嬉しいけど」と気弱に語るロバート。自分が抱える最大の問題点は、自信が持てないことだとも分析している。(text:Yuki Tominaga)© Most Wanted Pictures/アフロ■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.COSMOPOLIS (原題)
2012年06月06日世界が注目する巨匠リドリー・スコットの最新作、3Dエピック・ミステリー超大作『プロメテウス』の公開に先駆け、5月31日(現地時間)、エリザベス女王陛下即位60周年記念に沸くロンドンにてワールド・プレミアが開催された。いままで一切ストーリーが明かされず、全貌が謎に包まれたままだった本作の初披露とあって、会場には約1,500名にものぼる大勢のファンが集結!リドリー・スコット監督を筆頭に、主演のノオミ・ラパス、シャーリーズ・セロン、マイケル・ファスベンダー、ガイ・ピアースらが大歓声に迎えられた。「人類はどこから来たのか?」という人類史上最大の謎を解き明かす重大なヒントを手に入れ、未知の惑星を訪れた科学者チームの運命を描く本作。スコット監督自らのアイディアを基に、前人未踏の宇宙の彼方に眠る驚愕の真実に迫る。至る所に国旗が飾られているロンドンの中心街レスター・スクウェアに敷き詰められたブルーカーペットでは、駆けつけた報道陣への取材と撮影ののち、ファンサービスに終始していた一同。満を持しての新作の晴れの日を迎え、スコット監督は「映画作りはとても楽しかったから、仕上げるのは惜しい気がした。こういう映画を作るときは一つの世界を一から作りだすようなものだから、全てのものや人に思い入れがあって、終わってしまうと寂しい気がするものだ」と興奮と哀愁入り交じる胸の内を明かした。『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』での演技が監督の目に止まり、主演に抜擢されたノオミは、人類の謎に挑む考古学者であり科学者を熱演。「彼女はリドリー・スコットの映画に登場するヒロイン像だと思うわ。私にとって彼女はアイコン的存在ね。演じるのは楽しかったわ」といい、完成した映画については「これは本当に大作映画だと思うわ」と自信をうかがわせた。スコット監督に「彼は優れた俳優というだけでなくコメディアンでもある」と絶賛されたマイケルは、本作で何とロボット役に挑戦。役作りについて聞かれると「台本を持って電子レンジとかトースターとかに向き合って練習した。午後のお茶のときに、そういう家電たちと輪になって向かい合うんだ。会話は一方通行だけどね」とお茶目な一面を見せた。謎の多い本作の完成はキャスト自身も大いに驚かせたようで、シャーリーズが「エンディングは知っているし、台本も読んだし、実際に出演もしているのに、びっくりして肘を椅子の金属部分にぶつけた瞬間が4回はあったわ。ものすごく大きな痣になったの」と語れば、ガイも「思っていたよりもずっと感情に訴えるものだった。キャラクター同士の人間関係に大いに気持ちが揺さぶられた」とその感動を表した。注目は、開けてはならない“パンドラの箱”の中身であるが、「映画のエンディングについては教えられないわ。もし何か言ったら私はスナイパーに殺されちゃうだろうから」(シャーリーズ)としっかりとお口にチャックも欠かさなかった。この日はほかに、テリー・ギリアム監督やサルマ・ハエック、トム・ハーディら錚々たるゲストたちが姿を現し、会場をさらに盛り上げていた。『プロメテウス』は8月24日(金)より全国にて公開。■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年06月04日デヴィッド・クローネンバーグ監督作品『COSMOPOLIS』(原題)に主演したロバート・パティンソンがカンヌに登場し、レッドカーペット前にファンが殺到。その大人気ぶりをカンヌでも証明した。原作はポストモダン作家ドン・デリーロの小説「コズモポリス」。近未来のニューヨークで金融界の寵児となったエリック(ロバート・パティンソン)の危険な1日を通して、資本主義社会の破綻を描き出す。映画の大半は、豪華なリムジンの中での、エリックと訪問者たちの会話やセックスで占められており、役作りに関して聞かれたロバートは「2週間、ホテルにこもりきりになっていたけれど、頭を抱えてしまった。それで監督のところに相談に行ったんだけれど『自分の思うようにやってごらん』としか言ってくれなかったよ」と、難役だったことを明かした。クローネンバーグ監督は「デリーロの文章は美しい。私はグランドキャニオンの広大な風景より、美しい言葉を話す人間の表情を捉えることの方が好きなんだ。人間の表情こそが映画の醍醐味だと思っている」と持論を語った。同席した原作者のデリーロは「私は脚本を書いてはいないよ。だから素晴らしい映画になったんだ」と語り、会場を沸かせた。(photo/text:Ayako Ishizu)特集:第65回カンヌ国際映画祭■関連作品:COSMOPOLIS (原題)第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート】ミヒャエル・ハネケ、2本連続でパルム・ドール受賞!【カンヌレポート】ザック・エフロン、ニコールとの恋に「全く年の差感じなかった」【カンヌレポート】クリステン・スチュワート、15歳の妻を演じた難しさ明かす【カンヌレポート】『愛と誠』の和製“愛”、海を越えスタンディング・オベーション!【カンヌレポート】ブラピ、主演作会見でアンジーとの順調ぶりアピール
2012年05月28日