ロバート・デ・ニーロが、来年1月19日にロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで開催される全米映画俳優組合(SAG)賞授賞式で、功労賞を受賞する。これまでのSAG功労賞受賞者には、モーガン・フリーマン、ジュリー・アンドリュース、クリント・イーストウッド、オードリー・ヘプバーンらがいる。全米映画俳優組合の代表ガブリエル・カーテリスは、「ロバート・デ・ニーロは、傑出した能力と奥行きを持つ俳優です。彼が創り出すキャラクターは、私たちの心をとらえます」とロバートを功労賞に選出した理由を述べた。これまでロバートが演じた『ゴッドファーザー Part II』のヴィトー・コルレオーネ、『レイジング・ブル』のジェイク・ラモッタ、『マイ・インターン』のベン・ウィテカーの役名を挙げ、「彼は私たちの心に触れ、心を開き、共感と感動に満ちた新しく楽しい世界へと連れ出し続けています」と功績を称え、絶賛した。デ・ニーロは「私は50年以上、組合の会員だ。この賞を受賞できるのは、大変光栄なこと」と語っている。現在76歳のデ・ニーロはまだまだ現役。今年は『ジョーカー』、『アイリッシュマン』に出演し、今後も5本以上の作品が控えている。(Hiromi Kaku)
2019年11月13日マット・リーブス監督による映画『THE BATMAN-ザ・バットマンー』が、2022年3月11日(金)に公開。主演はロバート・パティンソンが務める。DCコミックスの人気ヒーロー“バットマン”DCコミックス『バットマン』は、架空の都市・ゴッサムシティを舞台に、悪と戦うヒーロー“バットマン”としての顔を持つブルース・ウェインを主人公にした物語。これまで数々の監督によって実写化されてきた人気作品で、特にクリストファー・ノーランの手掛けたシリーズ3部作は、今なお根強い人気を誇る。また作品に登場するヴィランファンも多く、人気ヴィランの1人・ジョーカーの誕生秘話を描いた単体映画『ジョーカー』は、公開されるや否や、世界中で大ヒットを記録した。若き日のブルース・ウェインの姿を描く新作『THE BATMAN-ザ・バットマンー』の監督・脚本を手掛けるのは、『猿の惑星』リブート版を代表作に持つマット・リーヴス。彼によると、本作はバットマン誕生のものがたりではなく、“若き日のブルース・ウェイン”に焦点を当てたミステリー要素の強い物語だという。また、物語のムードは、『チャイナタウン』(74)、『フレンチ・コネクション』(71)、『タクシードライバー』(76)に代表される、1970年代の“リアルなストリート”を題材にした作品から影響を受けている。<映画『THE BATMAN-ザ・バットマンー』あらすじ>世界の《嘘》を暴け。本性を見抜け。優しくもミステリアスな青年ブルースは、両親を殺害された社会への復讐を誓い、夜は黒いマスクで素顔を隠し犯罪者を見つけては力でねじ伏せ、悪と敵対する存在の“バットマン”になろうとしている。ある日、権力者が標的になった連続殺人事件が発生。その犯人を名乗るのは、史上最狂の知能犯リドラー。彼は犯行の際、必ず“なぞなぞ”を残し、警察や世界一優秀な探偵のブルースを挑発する。いったい何のために犯行を繰り返すのか?そして暴かれる、政府の陰謀とブルースにまつわる過去の悪事や父親の罪...。追い詰められたその時、彼の心の中で、何かが音を立てて壊れ始めた―。あなたは世界の嘘を暴き、人間の本性を見抜けるか―。キャスト一新!バットマン役はロバート・パティンソン『ザ・バットマン』では、キャラクターの解釈とキャストを一新。主人公のバットマン/ブルース・ウェイン役を演じるのは、映画『トワイライト』シリーズで主人公のヴァンパイアを演じ、クリストファー・ノーラン監督作『TENET テネット』で、主⼈公のバディ“ニール”を好演したことも記憶に新しいロバート・パティンソンだ。ブルース・ウェイン/バットマン - ロバート・パティンソン両親殺害の復讐を誓い、夜はマスクで素顔を隠し”バットマン”として犯罪者の心に恐怖を植え付ける。ある日、最狂の知能犯に狙われたことで、彼の良心が狂気に変貌していくことになる。人気ヴィラン“ペンギン”にコリン・ファレルバットマンの宿敵となる人気ヴィランたちが多数登場するのも、映画『THE BATMAN-ザ・バットマンー』の見どころ。これらのヴィランたちもまた、ヴィランとして完全な姿になるまでの物語が描かれる。ペンギン(別名オズ) - コリン・ファレル注目は、ジョーカーに並び多くのファンを持つヴィラン・ペンギンだ。本名はオズワルド・チェスターフィールド・コブルポット。太った体型に、よたよたと歩く滑稽な見た目のヴィランで、傘がトレードマークで、さまざまな武器を使いこなす。悪党も集うゴッサム・シティの人気高級ナイトクラブ、アイスバーグ・ラウンジの経営者。経営者としての顔の裏に、ある企みを隠しているようだ…。ペンギンといえば、ティム・バートン監督の『バットマン リターンズ』でダニー・デヴィートが演じた強烈なビジュアルが印象的だが、『THE BATMAN-ザ・バットマンー』では、なんと甘いマスクの持ち主であるコリン・ファレルが演じる。コリンがどのように演じるのか?是非チェックしてみてほしい。リドラー - ポール・ダノ天才的な頭脳で、バットマンを陥れようとするリドラー。謎解きやゲームに取りつかれており、ゴッサム・シティの権力者を標的に連続殺人事件を引き起こす。そして、政府の陰謀とブルースにまつわる嘘を暴こうとする…。演じるのは『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、『スイス・アーミー・マン』のポール・ダノ。キャットウーマン(セリーナ・カイル) - ゾーイ・クラヴィッツセクシーな見た目の女泥棒。自らの目的のため、ネコのようなスーツとマスクを身に纏い、ゴッサム・シティの権力者や悪党を狙って盗みを働く謎めいた人物。ブルースに近づき協力を持ちかけるが、その目的とは…?マット・リーヴス監督は「これまで語られていなかったセリーナ・カイルの人生にも焦点をあてた」と語っており、セリーナの物語にも注目だ。演じるのは『ファンタスティック・ビースト』シリーズのゾーイ・クラヴィッツ。カーマイン・ファルコン - ジョン・タトゥーロゴッサムシティの強力な暴徒、マフィアのボス。『トランスフォーマー』シリーズのジョン・タトゥーロを起用。バットマンの頼もしい味方また、『バットマン』シリーズでブルース・ウェインを助けるお馴染みのキャラももちろん登場。アルフレッド - アンディ・サーキスブルースの執事。演じるのは『猿の惑星』シリーズのアンディ・サーキス。ジェームズ・ゴードン - ジェフリー・ライトゴッサム・シティ警察の刑事。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のジェフリー・ライトが演じる。Nirvanaの「Something In The Way」が流れる特別映像特報映像は、形容しがたいが⼈々の⼼情に訴える雰囲気の作品になることを予期させる内容に。カート・コバーンが率いた伝説のバンドNirvanaの「Something In The Way」が流れる中、悪役でありながらも⼈々の⼼を離さない魅⼒的なヴィラン“バットマン”の姿が映し出され、バットスーツや様々な機能が搭載されたバットマンが愛⽤する特殊⾞両・バットモービルなど、ファン心をくすぐるガジェットも見てとれる。マット・リーブス監督が描く、新たなる“バットマン”の物語に高い期待が募る。日本語版声優も豪華キャストなお、日本語版声優キャストには、『劇場版 呪術廻戦0』『鬼滅の刃』などで知られる櫻井孝宏、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のファイルーズあい、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の石田彰、俳優の金田明夫らが名を連ねる。詳細映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』公開日:2022年3月11日(金)原題:The Batman監督:マット・リーブス脚本:マット・リーブス、マットソン・トムリンキャスト:ロバート・パティンソン、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジョン・タトゥーロ、アンディ・サーキス、ジェフリー・ライト
2019年11月11日今年の各映画祭で話題となったティモシー・シャラメ主演のNetflix映画『キング』(デヴィッド・ミショッド監督)が11月1日から全世界一斉配信された。『キング』は14世紀のイギリスが舞台。ティモシー・シャラメ演じる自由奔放な放蕩(ほうとう)王子ハルが若くして王位継承後、ヘンリー五世となり様々な試練を乗り越えながら英国王として成長する姿を描く。日本ではNetflix映画として異例の劇場公開も一部行われた注目作である本作。視聴者の心を掴んで離さない豪華俳優たちの魅力に迫りたい。脚本も務めたジョエル・エドガートンの渋さに人生相談したくなる映画『ザ・ギフト』で脚本、監督を務め俳優だけでなくクリエーターとしても才能が注目されるジョエル・エドガートン。今作では監督デヴィッド・ミショッドと共同で脚本家を務めている。馬と剣が出てくる映画を作りたくて、ミショッドに声をかけ実現した本作。脚本を書くことは自由で大好きだと語るジョエルが演じるのは、王位継承前からハルに忠誠を誓った親友の騎士ジョン・フォルスタッフ。ジョエルの新たな解釈で生み出され、幾多の戦を乗り越えてきた、いぶし銀の騎士フォルスタッフは、登場する度に、人生相談に乗ってほしくなるくらいの安心感がある。共演者も絶賛!ロバート・パティンソンの怪演が観終わった後も頭から離れない各映画祭で多くの批評家から出た感想が「ロバート・パティンソン演じるフランス王子が強烈」というものだった。共演者でベテラン俳優のベン・メンデルソーンもMTVのインタビューで「本当に凄いよ。あんな喜びに満ち、遊び心があり、かつ面白い深みある演技は見当もつかないし、観たことない」と興奮気味に語るほどだ。登場シーンから、主演のティモシーを超える勢いで印象に残る。事前に怪演だという情報を知っていてもなお、想像を超えてくる怪演の連続だ。観終わった後に誰かに「あの、ロバート・パティンソンは一体何…?」と言いたくなるので心の準備しておいて欲しい。ファンタジー少女漫画から飛び出したようなタフで美しいティモシー・シャラメティモシー・シャラメは線の細い、ナイーヴな役が多かったが、本作では打って変わってタフで美しい放蕩王子ハル(のちのヘンリー五世)を熱演している。いままでの役柄から想像すると、重たいものすら持つイメージがないし、馬に乗って草原で戦うなんてもっての外だが、それを覆すように、冷淡さをあわせもつ、決闘にも強いカリスマ性に満ちた闘う若き王を見事に演じ切っている。鎧を着て泥だらけになりながら戦うシーンは、美しいティモシーをこれ以上汚さないでくれと心配してしまうほどに生々しい。ただ、戦い後、王として成長する過程で見せる横顔はファンタジー少女漫画で見開きいっぱいに描かれそうなくらいに端正で美しい。『キング』は自宅で好きなシーンを何度も再生できるのも魅力の一つ。ぜひ一度観終わった後は、好きな登場人物のお気に入りシーンを何度も見て堪能して頂きたい。それほど、素晴らしいキャスティングが実を結び、俳優が映画を牽引した必見の映画である。(キャサリン/Catherine)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年11月10日ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシという豪華オスカー俳優が共演するNetflixオリジナル映画『アイリッシュマン』が、「Netflix」配信に先駆け、11月15日(金)より劇場公開されることが決定した。巨匠マーティン・スコセッシ監督が手掛ける本作は、第2次大戦後のアメリカ裏社会、ある殺し屋が見た無法者たちの生き様を描き出す物語。アメリカでは11月1日より劇場公開され、より賞レースに期待がかかっているが、今回日本でも配信に先駆けて、アップリンク渋谷・吉祥寺などで劇場公開が決定した。なお、ほかにもNetflix映画では、ティモシー・シャラメ主演『キング』が公開・配信中。アリシア・ヴィキャンデル主演『アースクエイクバード』などが先行公開されることも決定している。Netflixオリジナル映画『アイリッシュマン』は11月15日(金)よりアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。11月27日(水)よりNetflixにて全世界同時配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】アイリッシュマン 2019年11月27日よりNetflixにて全世界同時配信開始
2019年11月07日マット・リーヴス監督作、ロバート・パティンソン主演の新『バットマン』のキャスティングが進んでいる。スーパーヴィランのペンギン役候補にコリン・ファレルの名前が挙がっており、出演交渉中だという。「The Wrap」が報じた。ペンギン役については最初に出演が報じられたのは、ジョナ・ヒルだった。次第にペンギン役ではなくリドラー役で交渉が進められているとも報じられたが、最終的にジョナは『バットマン』から完全に離れてしまった。リドラー役はポール・ダノが演じることになった。ジョナの次に候補とみられていたのはセス・ローゲンだったが、現在はコリンが有力のようだ。『バットマン』映画に欠かせない人気キャラクター、執事のアルフレッド・ペニーワース役も『ロード・オブ・ザ・リング』や『猿の惑星』シリーズのアンディ・サーキスとの出演交渉が進んでいるという。アンディとリーヴス監督は『猿の惑星:新世紀』『猿の惑星:聖戦記』でタッグを組んだ仲。これまでにアルフレッド役を演じた俳優は、マイケル・ガフ、マイケル・ケイン、ジェレミー・アイアンズなどがいる。今年は若きアルフレッドを描いたテレビドラマ「ペニーワース」(原題)がアメリカで放送され、シーズン2に更新されることが決定した。同ドラマではジャック・バノンがアルフレッドを演じている。(Hiromi Kaku)
2019年11月06日お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が3日、都内で行われた単行本『クリエイターズ・ファイルVol.03』(発売中 1,500円税抜 ヨシモトブックス刊)の発売記念イベントを行った。本書は、ロバートの秋山竜次が様々なクリエイターに扮して密着取材を受ける『クリエイターズ・ファイル』(ハイブリッド型総合書店hontoのオフィシャルマガジン「honto+」誌面で連載中)の書籍第3弾。清純派女優の藤原采、パリコレNo.1モデルのアルセーヌ・ダルタニアンのほか、You Tubeでも100万回以上再生された人気キャラクターが収録されている。この日のイベントでは、その中でも人気の高かった、3年先まで予約の取れない人気パーソナルヒップトレーナー・MICOに扮し、MICOが開発したズルして美尻を手に入れられると評判のメソッド"ZURU"(ズール)公開レッスンと参加者限定の撮影会を行った。超売れっ子のパーソナルヒップトレーナーということで、登場するなりMICOのメゾットを体験するモデルをいきなり走らせた秋山。「とにかく走れ! 休むな休むな! あいさつしたい気持ちは分かるんだけど、あいさつは後! 出会って3秒以内にレッスンしないと時間が勿体ないの。3年半待っているんでしょ?」と完全にMICOになりきっていきなりのレッスン。気を取り直し、この日集まった一般客には「クリーターというよりも、尻エーターなんて言われています。ロサンゼルスから来たばかりですが、本日は『クリエイターズ・ファイル』と私の特別レッスンを受けられるということで、皆さんお集まりくださって本当にありがとうございます」とあいさつし、「皆さんにはレッスンを体験して欲しくて、普通にお話するだけじゃなく、3年待たなければいけないMICO流のヒップトレーニングを3分でまとめました」と説明しながら次々とヒップがアップするメソッドを披露して訪れた観客を笑わせた。最後には単行本についても「今回は女性のクリエーターがいっぱい入っていて、とくに1日で3億円だまし取った詐欺師がいます。そういう方もいますし、透明感がありすぎる女優さん、アルセーヌ・ダルタニアンというパリコレビッグ4などが目白押しで、こんなキャラクターなかなか居ないぞ! というぐらい詰め込みました。動画でも楽しめますが、動画にはない細かいところを本に書いています」とアピールしていた。
2019年11月03日ティモシー・シャラメが英国王ヘンリー5世を演じるNetflix映画『キング』。この度、ティモシーの麗しき王族衣装から甲冑姿までとらえた本予告が解禁された。未来の英国王でありながら王室の一員としての暮らしを拒み、何年もの間、民衆に混じって自由気ままに生きてきた王子ハル(ティモシー・シャラメ)。しかし、国王である父の死後、ヘンリー5世として王位を継承した彼に突き付けられたのは、これまで避けていた厳しい現実。親友のアルコール依存症の騎士ジョン・フォルスタッフ(ジョエル・エドガートン)との人間関係や王室の過去のしがらみに悩みながらも、若き王は戦争と混乱の時代にたくましく成長していく。解禁された予告編映像では、ハルがヘンリー5世として王冠を被り、王族衣装に身を包む姿、さらに困難を乗り越えながら、甲冑に身を包みフランスとの壮大にして壮絶な戦争に身を投じていく姿が描かれていく。フランスの王太子を演じるのは、次の“バットマン”でもあるロバート・パティンソン、そしてハルの妃キャサリン王女をリリー=ローズ・デップが演じており、さらにショーン・ハリスやベン・メンデルソーンといった名優たちの姿も目にすることができる。ティモシー、初のキング役は「ポーカーフェイスで自分自身を守る力が必要」監督を務めたのは、ブラッド・ピット主演のNetflix映画『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』のデヴィッド・ミショッド。脚本家・映画監督としても活躍するジョン役のジョエルと共同で脚本を担当した。ミショッド監督は「ヘンリー5世を描いた作品によく見られる国家主義を誇張せず、権力や妄想、貪欲や傲慢、恐怖や家族を取り巻く困難な状況が、戦争を引き起こしかねないという部分に光をあてた作品です」と解説、シェイクスピアをはじめとした作品とは異なり、より人間ドラマに焦点を当てた作品であることを明かす。また、「ハル王子を演じるのはティモテしかいなかった」と監督に言わしめた主演ティモシーは、「これまでに参加した映画の中で最大規模の映画で素晴らしいストーリーだ。でも、監督は、スケールが大きくなったとしても事実に即したストーリーテリングをしているんだよ」とコメント。さらに「僕はこれまで、守られる必要のある感情的な役を演じることが多かったけど今回は全く違う。国を率いる王を演じるためには、ポーカーフェイスで自分自身を守る力が必要なんだよ」と、本作で新境地に挑戦していることを熱く語っている。Netflix映画『キング』は11月1日(金)よりNetflixにて独占配信。アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2019年10月25日マット・リーヴス監督作『バットマン』に、ポール・ダノがヴィランのリドラー役で出演するようだ。「Variety」誌が報じた。先日、悪役のオファーを受けていたジョナ・ヒルが辞退したと報道されたが、ワーナー・ブラザースはすぐに新たな候補に声がけをした模様。ジョナはリドラー役またはペンギン役で出演交渉を行っていたとされている。ポールは『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』で英国アカデミー賞助演男優賞でノミネート経験を持つ俳優で、『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』ではゴッサム・インディペンデント映画賞&ボストン映画批評協会賞の主演男優賞を受賞した。リドラー役は過去に『バットマン フォーエヴァー』でジム・キャリーが演じたことがある。1966~68年のテレビシリーズ「怪鳥人間バットマン」ではジョシュ・ゴーシン&ジョン・アスティンが演じた。リドラーの本名はエドワード・ナッシュトンで、原作コミックではのちにエドワード・ニグマとなるが、今作でポールが演じるのは“ナッシュトン”だという。リーヴス監督作の『バットマン』に現在出演が決定しているのは、バットマン役にロバート・パティンソン、キャットウーマン役にゾーイ・クラヴィッツ、ゴードン刑事役にジェフリー・ライト。全米公開は2021年6月25日予定。(Hiromi Kaku)
2019年10月18日「ビッグ・リトル・ライズ」のゾーイ・クラヴィッツが、マット・リーヴス監督がメガホンを取る新しい『バットマン』で、キャットウーマンを演じることが明らかになった。「Variety」誌が報じた。すでにタイトルロールにはロバート・パティンソンが決定している。同誌によると、ここ数週間キャットウーマン役の候補に、ゾーイのほかザジー・ビーツ(『デッドプール2』、『ジョーカー』)、エイザ・ゴンザレス(『ベイビー・ドライバー』)、アカデミー賞女優のアリシア・ヴィキャンデルの名前が挙がっていたという。ゾーイは『ファンタスティック・ビースト』最新作の撮影も控えていることから、スケジュール調整が懸念されたが、最終的にキャットウーマン役に選ばれたようだ。キャットウーマンはこれまでにミシェル・ファイファー、ハル・ベリーらが演じており、最近では『ダークナイト ライジング』でアン・ハサウェイが演じた。新『バットマン』はすでに製作準備段階に入っており、撮影開始は今年の終わりまたは来年の始まり頃とのこと。全米公開は2021年6月25日予定。(Hiromi Kaku)
2019年10月15日11日(現地時間)、名優ロバート・フォスターが亡くなったことが明らかになった。78歳だった。脳腫瘍を患っていたという。「Entertainment Weekly」誌などが報じた。ニューヨークで生まれ、高校時代に演技の虜になったというロバートは、劇場勤務を経て俳優を目指し、ロサンゼルスに移住。1967年の『禁じられた情事の森』でデビュー後、『レッド・ムーン』、『アレキサンドリア物語』などの作品に次々と出演した。80年代前半頃までテレビに映画にとキャリアを築くものの、80年代後半から低迷期を迎える。1997年、クエンティン・タランティーノ監督作『ジャッキー・ブラウン』のマックス・チェリー役でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、再びブレイク。以降、『マルホランド・ドライブ』、『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』、「Heroes」、「ブレイキング・バッド」、「ツイン・ピークス」など多数の作品に出演した。過去にロバートと共演した俳優たちが、SNSに追悼メッセージを掲載している。「ブレイキング・バッド」のドラマ・映画で共演した主演のブライアン・クランストンは、「ロバート・フォスターが亡くなったと聞いて悲しんでいる。すごくいい人で、最高の俳優だった。彼とは(写真の通り)40年前に『アリゲーター』の現場で会って、BB(ブレイキング・バッド)でもまた会えたんだ。ハリウッドに足を踏み入れたばかりの若造に、親切で寛大に接してくれたことを忘れない。安らかに眠ってね、ボブ」とつづった。(Hiromi Kaku)
2019年10月15日ティモシー・シャラメが英ヘンリー5世を演じて注目を集める映画『キング』が、Netflixでの配信に先駆けアップリンク渋谷・吉祥寺にて10月25日(金)より劇場公開されることが決定した。第76回ヴェネチア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門でワールド・プレミア上映された本作。ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ヘンリー四世」2部作や「ヘンリー五世」にインスパイアされたストーリーで、英国王である父の死後、王位を継承したハルの物語が描かれる。自由気ままな若き王子が、宮廷の問題や戦争、混乱の時代を経験しながら、国王としてたくましく成長していく。ハルこと若き日のヘンリー5世をティモシーが演じ、“新バットマン”ロバート・パティンソンがヘンリーと対立するフランスの王太子に。また、ヘンリー4世役をベン・メンデルソーン、フランスの王女キャサリン役としてティモシーとプライベートで交際中のリリー=ローズ・デップが出演しているほか、ジョエル・エドガートン、ジョーン・ハリスら豪華キャストが顔を揃える。Netflix作品では、第91回アカデミー賞で外国語映画賞、監督賞、撮影賞の3冠を受賞した『ROMA/ローマ』が2018年12月14日より配信され、2019年3月9日より全国のイオンシネマで公開された後、3月21日よりアップリンク渋谷・吉祥寺で上映された。配信で観た観客にも映画館でも観たいと支持された結果で、アップリンクでは6か月のロングラン。『キング』はそれに続く劇場公開となる。Netflix配給作品『キング』は10月25日(金)よりアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて公開。11月1日(金)よりNetflixにて独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年10月10日10月5日(土)今夜のフジテレビ系「土曜プレミアム」枠は、アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロの共演でおくる『マイ・インターン』を放送する。『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞の助演女優賞を受賞。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の白の女王役や『ダークナイト ライジング』のキャットウーマン。『インターステラー』や『オーシャンズ8』でも知られるアン・ハサウェイ。出世作ともいえる『プラダを着た悪魔』では仕事と恋に奮闘、ファッション業界でキャリアアップしていく姿を等身大で演じ、世界中の女性たちの支持を得た彼女が、今度はファッションサイトの社長に扮する。アン演じるジュールズのもとにやってくる40歳も年上のシニア・インターン、ベンには『レイジング・ブル』でアカデミー賞主演男優賞を受賞、そのほか『タクシードライバー』『ディア・ハンター』『レナードの朝』『ケープ・フィアー』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、徹底した役作りで知られるロバート・デ・ニーロ。家庭を持ちながら何百人もの社員を束ね、ファッションサイトを運営する会社のCEOを務めるジュールズ。仕事と家庭を両立させ、まさに理想の女性像を絵に描いたような人生を送っているように見える彼女のもとに、会社の社会福祉事業で雇用された40歳年上の“シニア”インターンのベンがやってくる。ベンはジュールズ専属のインターンとなるが、彼女は自分の親と同年代のベンとどう接したらいいか分からず、「仕事はメールするわ」と言ったきり、ベンを迷惑者のように扱う。そんなジュールズだが大きな問題を抱えていた。重役のキャメロンからこのままでは会社の維持ができないため新しい経営者を雇うことを提案され、家庭ではいつの間にか夫婦の会話が減り、夫とすれ違っていたことに気づく。人生の危機に瀕したジュールズに対し、人生経験豊富なベンは“最高の助言”をアドバイス。次第に心を通わせていく2人だが、彼女の危機は救うことができるのか――。『プラダを着た悪魔』の主人公のその後を思わせるようなジュールズ役を、オーディションを受けてまで演じたいと願ったアン。数々の名作に出演してきた俳優としての経験も豊富なデ・ニーロ。2人の演技の化学反応に心揺さぶられること間違いなし。土曜プレミアム『マイ・インターン』は10月5日(土)今夜21時~フジテレビ系で放送。※「FIVB ワールドカップバレーボール2019」延長の際、放送時間繰り下げの場合あり(笠緒)■関連作品:マイ・インターン 10月10日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国© 2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2019年10月05日ロバート・パティンソンが、ベン・アフレックの後任として新バットマンに就任したことについて「Esquire」誌にコメントした。「正気じゃないよね。現実的な可能性を考えて、ぼくは(バットマン役から)ものすごくかけ離れていると思ったよ。結局どうやって役を得たのか、文字通り本当にわからない」という。ロバートは『トワイライト』のエドワード・カレン役でブレイクしたことが、現在の俳優としてのポジションを築いたとして、こんなことを語っている。「(『トワイライト』から)長年の間、街中では自意識過剰気味になっている。しょっちゅう隠れたりもするよ。その分、(セットでは)ワイルドになっていいっていう言い訳にしてね。アドレナリン・ジャンキーみたいになるんだ」。そうして仕事に集中してきたロバートは、確実にキャリアを積んできた。まもなく、Netflixのオリジナル映画『キング』の配信も控えている。同作でロバートと共演したティモシー・シャラメは、今月1日に開催されたプレミアで、バットマンを演じるロバートについて期待の声を寄せた。「最高の映画になると思う。フレッシュさのある。どんな方向性になるのかは知らないけど、新しくて素晴らしい作品になるに違いないよ」。(Hiromi Kaku)
2019年10月03日10月15日(火)より、独占日本初放送されるミステリー&ヒューマンドラマ『MANIFEST/マニフェスト』。この度、製作総指揮を務めるロバート・ゼメキスが、本作の製作陣や自身の想い、そしてキャストについてふんだんに魅力を語るインタビューが公開された。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『フォレスト・ガンプ/一期一会』をはじめとする数々の大ヒット作を手がけた、言わずと知れた名監督であるゼメキス。本作にはその他にも、多くの大ヒット作を生み出してきた製作陣が集結しており、すでにシー ズン2の製作も決定している。なぜ今回、TVシリーズである本作を手がけることになったのかについてゼメキスは、「素晴らしいストーリーだからだよ。僕は映画ほどTVシリーズを手がけてないが、このストーリーは長期にわたって描く方が適していると思ったんだ」と理由を語った。また本作では旅客機がキーポイントとなるが、「僕はパイロットだから、この作品のような出来事が実際に起こったら飛行機のシステムはどうなるのかなどはとても興味深いよ」と、パイロットとして自ら飛行機を操縦することもあるという、自身の経験からもこの作品に興味があったそうだ。今回、ゼメキスの他にも製作陣には、『ボストン・リーガル』『BONES』のジェフ・レークなど、ゼメキスと共に名作を生み出してきたスタッフが名を連ねている。「ジェフは素晴らしい脚本家でプロデューサーだから、一緒に仕事をするのは最高だよ。彼はこの作品に明確なビジョンを持っていて、脚本を読んだ時、瞬時に心を打たれたよ。次の展開が気になってページをめくり続けたくなるような、そんな良い脚本に出会えることは滅多にない」と、最高の製作陣で臨んだ作品だということを語った。さらに、本作のキャスト陣に対しては、「とても素晴らしいキャストたちだよ。主演のミカエラ・ストーンを演じるメリッサ・ロクスバーグは、素晴らしい演技を披露してくれている。感情豊かで、見ていてとても興味深い。彼女が演じることによってミカエラというキャラクターやストーリーが魅力的になっているんだ。そしてもうひとり、重要な役どころでもあるミカエラの兄ベン・ストーンを演じているジョシュ・ダラスは、ベンの持つ力強さ、理論的なところや責任感があるところをしっかりと表現してくれている」と、キャストの魅力もアピール。最後に本作の楽しみ方については、「視聴者には登場人物たちの置かれた状況を自分に置き換えながら楽しんでほしい。ストーリーが巧みで説得力があり、キャストも素晴らしく、登場人物もよく描かれているから、彼らの行動や状況を理解でき、共感できると思う。感情移入する対象が事件を直接体験した旅客機の乗客たちであれ、その乗客たちの身内や関係者であれ、「もし自分ならどうするだろう?どんな行動をとるだろう?」と思わず問いかけてしまうと思うし、どんな結末になるのか楽しみになると思うよ」と、続きが気になる展開であると期待させてくれた。『MANIFEST/マニフェスト』海外ドラマ専門チャンネル スーパードラマTVにて10月15日(火)22:00より独占日本初放送
2019年09月27日ロバート・パティンソン主演で製作準備が進んでいる新たなバットマン映画に、ジョナ・ヒルが出演することになりそうだ。現在、話し合いが進められているところだそうで、演じるのは悪役だ。ただし、どの悪役なのかは分かっていない。また今作は、ジェフリー・ライトがジェームズ・ゴードン総監役で出演を交渉されている。クリストファー・ノーランの『ダークナイト』三部作では、ゲイリー・オールドマンがこの役を演じた。リブート版の監督は、『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』のマット・リーヴス。脚本もリーヴスが手がける。北米公開予定は2021年6月25日だ。文=猿渡由紀
2019年09月25日ロバート・ゼメキスら豪華製作陣が贈るミステリー&ヒューマンドラマ『MANIFEST/マニフェスト』が、10月15日(火)22:00より日本初放送される。この度、本作の主演のふたりであるメリッサ・ロクスバーグとジョシュ・ダラスのインタビューが公開された。本作は米NBCで2018年秋に放送をスタートし、2018年新作ドラマの中で視聴率No.1を獲得した作品で、海外ドラマ専門チャンネル『スーパー!ドラマTV』が放送するもの。乗員乗客191名を乗せて突如消息を絶った旅客機が辿り着いた先は、5年半後の未来だったーーというミステリードラマだ。ロクスバーグは本作を、「飛び立った飛行機が5年半後に戻ってきて、失踪を経験した搭乗者たちが自分自身を再び作りなおす一方、一体何が起こったのかを解明しようとする姿を描いたストーリーよ」と、ミステリーでありながら、人間ドラマしての側面もあると説明する。またダラスは、「このドラマはたくさんの謎が盛り込まれていて、エピソードごとにたくさんの隠れた要素も詰め込まれている。見れば分かるけど、『LOST』と『THIS IS US 36歳、これから』をかけ合わせたようなドラマなんだ。素晴らしいミステリードラマだし、希望やセカンドチャンスについて描かれた素晴らしいストーリーなんだ」と、さまざまな要素が含まれるストーリー展開を期待させてくれた。さらに、それぞれが演じる役についての印象をロクスバーグは、「ミカエラ(・ストーン)はすごくいいキャラクターよ。人間らしくて、ごく普通の人間ね。たくましいところもあるけど、欠点もものすごくある。過ちを犯してしまったこともあるから、誰もが親しみを感じるキャラクターなの」と、共感している様子。一方でジョシュは、自身が演じるベン・ストーンに対して「ベンの精神構造は僕とはまったく違っているところが好奇心をそそられる。僕自身はスピリチュアルな人間で大いなる力や宇宙を信じているけど、ベンはすごく科学的な人間で、数学者でもある。絶対的なものや真実や理論を信じてる」と、自分とは反対の面を持ち合わせているベンの性格は興味深いと語った。またロクスバーグは本作の見どころとして、「第1話でミカエラにとって決定的な瞬間は、戻ってくると母親が亡くなっていたことね。すべてを失って、ひどい状況から生まれ変わって立ち上がるミカエラを見ることになるわ」と自身が演じるミカエラの奮闘を挙げる。ジョシュは「この前、飛行機に乗っていたら、『MANIFEST/マニフェスト』のジョシュだよね?あのドラマは最高だよ」と言われて、放送前なのに『もうドラマを見た?あの人は未来で見たのかもしれない』と思ったよ。もしかしたらシーズン5まで進んでるのかもしれない(笑)。すごいよね!飛行機に乗るたびにドラマのことが頭をよぎるよ」と飛行機に搭乗した際のエピソードを交えながら、本作をPRした。最後に、以前ロクスバーグは、空港で航空券引換券が提供されるため次の便に変更し、5年半の歳月を失うことになってしまった本作の主人公たちと同じように、空港で無料航空権を配布される場面に遭遇したという。「第1話の冒頭ではなんてラッキーな人たちだって思うんだけど、受け取るのは少し考えた方がいいと思うわ。『みなさん5年後に会いましょう』って言ったの。空港で無料航空券を配布しているときは、絶対に受け取っちゃダメよ(笑)」と、場を和ませた。『MANIFEST/マニフェスト』10月15日(火)22:00よりスーパードラマTVにて独占日本初放送スタート
2019年09月13日先週、新バットマンに就任したロバート・パティンソンに対する「Variety」誌のインタビュー記事が話題となった。インタビュー中、ロバートが『ジョーカー』のホアキン・フェニックスに関するあたりさわりのない話をしていたのに「ヤバい」とあわて、いまの発言は書かないでほしいと記者に頼んだことが書かれていたからだ。ロバートの希望通り、「なに」を言ったかは分からないままだが、この記事により、DCコミックス及び映画のファンたちの間では、「きっとバットマン(ロバート)とジョーカー(ホアキン)の共演の話だ!」という憶測が飛び交った。しかし、残念なことに、ファンの望みは絶たれてしまった。同誌がトロント国際映画祭に出席した『ジョーカー』のトッド・フィリップス監督に、「バットマンとジョーカーを同じ映画の中で見られる可能性は?」と尋ねると、「ない。絶対にないことだね」と返答したという。とはいえ、シェークスピアの「ハムレット」が数々のバージョンで作られているように、「いろんなジョーカーが誕生するんじゃないかな。今後、きっとね」と、今回の『ジョーカー』が最後のジョーカー映画ではないことをにおわせた。先月にも、「ホアキンが乗り気なら絶対やる!」と『ジョーカー』の続編製作に前向きな発言もしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年09月11日トロント国際映画祭に出席したクリスチャン・ベイルが、新バットマンに就任したロバート・パティンソンについて、コメントした。「Variety」誌に意見を尋ねられたクリスチャンは、「グッドチョイスだと思う!おもしろくなりそう」と太鼓判を押したという。同映画祭で上映されたクリスチャンの『フォードvsフェラーリ』にW主演したマット・デイモンも、ロバートを応援。「彼が出演したサフディ兄弟の作品を観た?彼、本当に素晴らしかったよ」と『グッド・タイム』でのロバートの演技を絶賛した。過去、クリストファー・ノーラン監督がメガホンを取った『バットマン ビギンズ』、『ダークナイト』、『ダークナイト ライジング』にバットマンとして出演したクリスチャン。先輩としてロバートに助言するとしたら、「ベン(・アフレック)へのアドバイスと同じだよ。『自力でトイレに行けるようにしておけ』っていうこと」で、その理由は「自分でオシッコができない状態じゃ、スーパーヒーローだって感じられないから」だという。バットマンのコスチュームを着用していると、トイレに行くのは大変なようだ。(Hiromi Kaku)
2019年09月10日UK版「Harper’s Bazaar」の表紙を飾ったクリステン・スチュワートが、自身のセクシュアリティによってハリウッドで直面した問題について語った。「十分言われてきた。『悪いことは言わないから、女の子と手をつないで外を歩いたりしないで。そうすればマーベル映画にだって出演できるんだから』ってね。でも、べつにそんな人たちと一緒に働きたくないし」。クリステンは『トワイライト』で共演したロバート・パティンソンと交際中に、自身の主演映画『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督と不倫関係に。その後は、セイント・ヴィンセント、歌手のSoKo、ステラ・マックスウェルと交際してきた。2017年には「サタデー・ナイト・ライヴ」で「私はすっごくゲイ」とカミングアウトもしている。カミングアウトしたのは「ただ単に、人生を楽しみたいだけ」とクリステン。「それに、(カミングアウトしないで)自分の生活を守ろうとすると、どんどんダメになっていっちゃう。たとえば、付き合っている人と一緒に外に出られないとか、インタビューを受けて話すことができないとかね」。「世界には私のことを嫌いな人がいる。女性とデートしている私のことがイヤという人たちね。私が自分のことをいわゆる“レズビアン”って定義しても、“異性愛者”と定義しても、嫌がる人がいる。それでも、人ってそういうことを知りたがるでしょ。何なのって感じ」と語った。クリステンは現在脚本家のディラン・マイヤーと交際中だ。(Hiromi Kaku)
2019年09月04日ロバート・デ・ニーロとシャイア・ラブーフが、父子を演じることになった。作品は『After Exile』というタイトルのインディーズ映画。この父子はいずれも元犯罪者で、ラブーフのキャラクターは刑務所から出てきたばかり。彼は、強盗の途中に一般人を殺した罪で服役していた。彼の弟もまた悪い道にはまりつつあり、自分の人生を後悔している父は、ふたりの息子が自分と同じ人生を歩むことを止めようとしている。ほかにシャイリーン・ウッドリーも出演。監督はジョシュア・マイケル・スターンだ。撮影は10月にフィラデルフィアでスタートする。デ・ニーロの次回公開作は、マーティン・スコセッシ監督の『アイリッシュマン』。ラブーフが脚本と助演を兼任した自伝的映画『Honey Boy』は、来月のトロント映画祭で上映される。文=猿渡由紀
2019年08月28日ティモシー・シャラメ主演、Netflixオリジナル映画『The King』(原題)の予告編が公開された。本編は9月2日、ヴェネチア国際映画祭にて世界初公開となる。シェークスピアの「ヘンリー五世」を基に描いた同作。ティモシーは、若き日はやんちゃでハル王子と呼ばれ、戴冠したばかりのヘンリー五世を演じている。ティモシーといえば、やや長めのカーリーヘアが特徴的だったが、今作ではかなり短めのマッシュルームカットに近いヘアスタイルを披露。さらに、ティモシーはヘンリー五世を演じるとあってイギリス英語で話しており、ツイッターではティモシーのイギリス英語に話題が集まっている。「イギリス英語をしゃべるティモシーは、なめらかなチョコレート、温かいはちみつ、夏のそよ風みたい。星の爆発、惑星の衝突が一度に起きたような感じ!」「私の人生に、イギリス英語を話すティモシーがこんなにも必要であることに気付いていなかったわ」、「永遠にイギリス英語をしゃべっていてほしい」など、称賛の嵐だ。予告編ではティモシーとの交際が報じられているリリー=ローズ・デップやロバート・パティンソン、ジョエル・エドガートンら共演者も出演している。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2019年08月28日ピアース・ブロスナンが、マット・リーヴス監督がメガホンを取る『The Batman』(原題)に出演かとうわさになっている。ネタの出どころは、今作におけるバットマンがロバートになると言い当てた、フィルムメーカーのライアン・ユニコムのインスタグラムだ。ライアンは十数時間前に、「ピアースがチャットパーティーに参加するよ」というキャプションと共に眼鏡をかけた老人とこうもりの絵文字をつけ、ピアースの写真を投稿。これに対してユーザーのひとりが「アルフレッド、あなたがそうなの?」とコメントし、ライアンが「いいね!」とつけた。ピアースが、これまでにアルフレッドを演じてきたマイケル・ガフ、マイケル・ケイン、ジェレミー・アイアンズらに続くかどうかに期待が高まる。なお、ピアースは1989年のティム・バートン監督作『バットマン』で、バットマン役のオファーを受けたことを以前明かしている。「ティム・バートン監督とバットマン役について話し合うために会いに行った。でも、どうしても真剣に受け取ることができなかったんだ。ズボンの上に下着のパンツをはいているような男だなんて…」。自分が演じるのはナシだとは言え、バットマンは好きだし、バットマンを観て育ったと語っていたことから、アルフレッド役なら快諾の可能性もあるか?(Hiromi Kaku)
2019年08月16日AbemaTVのバラエティ番組『おはようロバート』(毎週土曜10:00~)のオリジナルショップ「中目黒インスタ映え映えショップ」が、8月12日~17日の期間限定で東京・中目黒のレンタルスペースさくらにオープン。初日の12日、番組出演者のお笑いトリオ・ロバートの秋山竜次、馬場裕之、山本博によるオープニングセレモニーが行われ、“お客様第1号”としてロバートファンを公言している女優の仲里依紗が駆けつけた。同番組は、ロバートの3人がさまざまな“クセの強い”キャラクターに扮し、遊び心満載のコーナーを届けるバラエティ。2018年7月28日から放送を開始し、まもなく放送50回目を迎える。オリジナルショップ「中目黒インスタ映え映えショップ」では、3人が番組で実際に使用した小道具を自由に見て、SNSでたくさんの“いいね!”をもらえるような映える写真を撮影できるほか、番組の人気コーナーから誕生した“SNS映え間違いなし!?”のオリジナルグッズの販売も行う。秋山は「小道具を売りさばいて金にしてしまおう」と話し、ラブドール5万円、インスタ映えTシャツ1万5000円などを紹介。その金額に、2人から「ぼったくり」などとツッコミが入った。セレモニーには、AbemaTVを運営するサイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏もお祝いに駆け付け、ロバートの3人と一緒にテープカット。藤田社長が同番組を「いつも見ています」と話し、最初は子供向け番組としてスタートしたため子供と一緒に見ていたが、下ネタ満載の内容に「見せられるもんじゃない」と笑いながら話した。さらに、ロバートファンを公言している仲里依紗も“お客様1号”として来店。3人が「え!」「マジで!?」「なんで来たんですか?」と驚くと、「大好きで旦那さんとよく見ています」と夫で俳優の中尾明慶とともに同番組を見ていることを明かした。ロバートの単独ライブにも家族そろって見に行っているそうで、「息子も」と話した。秋山は「お笑いのツボがわかっていらっしゃるファミリー。素晴らしいですよ」と大喜び。また、文字に点などを書き加えることで“乳”を浮かび上がらせていく秋山の特技「乳道」を、仲の名字を使って披露する場面も。下ネタ満載のトークに3人は「後悔していませんか?」と心配したが、仲は終始笑顔で楽しんでいた。
2019年08月12日ジェイソン・クラークが、NBAの伝説の人物ジェリー・ウエストを演じることになった。ウエストは80年代にロサンゼルス・レイカーズのジェネラル・マネージャーを務め、チームを大成功させた存在。タイトルは『Showtime』で、プレミアムケーブルチャンネルHBOが製作、放映する。1時間ものの連続ドラマになる予定だ。エグゼクティブ・プロデューサーは『バイス』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のアダム・マッケイ。彼は第1話の監督も務める。撮影は9月にスタートの予定だ。クラークの最近作は、4月に北米公開されたホラー映画『Pet Sematary』。次回作は、トム・ホランド、ロバート・パティンソンらと共演するスリラー『The Devil All the Time』。文=猿渡由紀
2019年08月02日第8回オーストラリア・アカデミー賞にて作品賞を含む9部門にノミネートされるなど高い評価を得た、人気俳優サイモン・ベイカー初監督の青春サーフィン映画『ブレス あの波の向こうへ』。この度、『コードネーム U.N.C.L.E.』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の超絶美形女優エリザベス・デビッキが演じる妖艶なシーンと、彼女のインタビュー映像が解禁となった。TVドラマ「メンタリスト」で知られ、第61回エミー賞主演男優賞にノミネートされたオーストラリア出身のサイモン・ベイカーが、原作に惚れ込み、初監督・製作・脚本、そして出演も務めた渾身の一作。初めてサーフィンの楽しさを知り、まるで世界が広くなったような感覚になった少年たち。そこに生まれる少年期特有の仲間意識やライバル心。息苦しいほど愚直に“生きること”への葛藤を描く、新たな青春映画として話題を集めている。本作で異様なまでの存在感を放つのがエリザベス・デビッキ。彼女は、恵まれたルックスと身長190センチという並外れたスタイルを持ち、2012年に「VOGUE Australia」で表紙モデルに抜擢され話題を集めた。女優としては『華麗なるギャツビー』でハリウッドデビューを果たし、オーストラリア映画協会賞助演女優賞を受賞するなど演技力が評価され、『コードネームU.N.C.L.E.』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、TVシリーズ「ナイト・マネジャー」などの話題作に相次いで出演。先日発表されたクリストファー・ノーラン監督の最新作『Tenet』(原題)ではロバート・パティンソンらと共に出演する。70年代のオーストラリアの田舎を舞台にした本作でデビッキは、当時の女性ミュージシャンをイメージし、腰まで伸びるウェーブがかった輝かしい金髪姿を披露。Tシャツにジーンズというラフな格好ながらも、長い手足に透き通るほどの白い肌が目を引く、うつろげな表情が魅惑的な人妻イーヴァを演じた。この度解禁となった本編映像は、イーヴァが雨に濡れた少年パイクレットを家に引き入れ、服を脱がすシーンから始まる。彼女は、半裸の少年の胸に手を置くやいなや、おもむろにその場を離れ、レコードをかけ、寝室へ向かう。部屋中に鳴り響くのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』でも使用されたフリートウッド・マックの「ザ・チェイン」。そのリズミカルなドラム音と、少年の胸の高鳴りが重なり、サーフィンとはまた別の、新たなる刺激的な道へ踏み入れていく緊張感がいっそう際立っている。デビッキは、夫サンドー(サイモン・ベイカー)がいる身でありながら、まだ幼さの残る少年との関係を持つイーヴァについて、「女性解放運動が盛んになった当時の時代背景を、彼女も強く体現している。独自の生き方を貫く、ルールに縛られない反逆児だ」と述べている。同時に解禁されたインタビュー映像では、「大きな苦悩と不満を抱え、もがく姿は、自身の経験にも通じる点が多くあった」とその役柄の魅力を語る。その過去には何があったのか…。美しく、壮大なオーストラリアの海辺で描かれる物語は、まるで波の様に、時に静かに、時に激しく心動かすはずだ。『ブレス あの波の向こうへ』は7月27日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブレス あの波の向こうへ 2019年7月27日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開© 2017 Screen Australia, Screenwest and Breath Productions Pty Ltd
2019年07月04日長年、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品にアイアンマン/トニー・スタークとして出演し、貢献してきたロバート・ダウニー・Jr.が、今後のMCU作品にアイアンハートが仲間入りすることを希望しているという。コミックの「アイアンハート」の作者イヴ・ユーイングがSNSで明かした。イヴは、先週ジーン・シスケル・フィルム・センターで行われたジョン・ファヴロー(MCUのハッピー役)を称えるイベントで、ロバートを紹介するプレゼンターとして登壇した。そのイベントにてロバートが「アイアンハート」について語ったのを聞いたイヴは、「現実の話よ。ロバート・ダウニー・Jr.が、人がたくさんいる会場で公に言ったの。アイアンハートがMCUに仲間入りするべきだって!」とツイート。「私はそのあと、取材陣のところに直行して、思わず『ねぇ、みんな、聞いたでしょ。ちゃんと書き留めてよね』って言っちゃったわ」と興奮した様子を綴った。イヴは2015年、ブライアン・マイケル・ベンディスとマイク・デオダートとともに「アイアンハート」を手掛けた。同コミックは、アイアンマン風のスーツを作り上げ、アイアンマンからお墨付きをもらってスーパーヒーローのアイアンハートになった15歳の少女リリ・ウィリアムズの物語。(Hiromi Kaku)
2019年06月19日6月9日に56歳の誕生日を迎えるジョニー・デップ。今年に入ってからは実在のフォトジャーナリスト、ユージン・スミスを演じた映画『Minamata』(原題)の撮影や、バンドのツアーなど活発に活動している。■出演最新作は撮影終了、恋人との交際も順調今年に入ってすぐ、セルビアのベオグラードで撮影が始まった『Minamata』(原題)は、1950年代に熊本県水俣市で発見された工業排水が原因の公害病「水俣病」の実態を追うアメリカ人フォトジャーナリストとその妻を描いた物語。ジョニーは製作も兼任している。1970年代前半にスミスが日本に滞在して取材していたのは50代の頃で、現在のジョニーとほぼ同年代。公開された場面写真のジョニーは髭をたくわえ、カメラを構える姿もスミス本人に生き写しだ。すでに撮影は無事終了し、現在ポストプロダクション中。美波、真田広之、浅野忠信、加瀬亮、國村隼といった海外でも活躍する日本の俳優たちも多数出演する同作は2020年に公開予定だ。ベオグラードでの撮影中、ジョニーと一緒にいたのは昨年から交際中とうわさされるロシア人ダンサーのポリーナ・グレン。歳は20代前半というから30歳以上年下だが、昨年ロサンゼルスのパーティで知り合ったという。ジョニーの方から声をかけたが、2年前にロシアから来たばかりだった彼女はジョニーが誰なのか知らなかった…という話だったが、最近、ロシア時代の友人がポリーナは10代の頃ジョニーの大ファンだったことを暴露。これが事実なら、彼女はちょっとした策士かも。2人は現在ロサンゼルスで同居中、交際は順調のようだ。■いまだ俳優活動に影響を及ぼすスキャンダルただ、公私とも充実と言い切れないのは、2016年に離婚したアンバー・ハードとの終わりなき争いがあるから。2015年2月に結婚したアンバーが翌年5月に離婚を申請、ジョニーから家庭内暴力(DV)を受けていたと公表した直後ら、双方が互いの主張を否定し合う中傷合戦が始まった。長期化するかと思われたが、離婚そのものは同年8月、ジョニーが700万ドルの和解金を支払うことで合意に達した。その際、この件については今後一切語らないという条件があったのだが、アンバーは昨年12月に「ワシントン・ポスト」紙にDVの被害者として意見記事を寄稿。性的暴力に反対する声を上げたことで、メディアからネガティブな報道をされ、出演が決まっていた映画から降板させられたと綴ったのだ。名指しはしていないが、ジョニーとの一件について語っているのは明らか。ジョニー側は「暴行したことは一度もない」と完全否定し、名誉毀損で5000万ドルの損害賠償を求める訴えを起こした。ジョニーは5月に提出した陳述書の中で、DVの被害者はアンバーではなく自分だと主張。離婚申請当時、アンバーが公表した顔にあざのある写真もでっちあげだとしている。わずか15か月だった結婚生活よりもはるかに長引く泥沼の争いは、ジョニーのキャリアにも影響を及ぼし始めている。製作が予定されている『パイレーツ・オブ・カリビアン』リブート作からの卒業説や、またゲラート・グリンデルバルドを演じている『ファンタスティック・ビースト』シリーズへの続投を疑問視する声が一部で上がっているのも、アンバーとの争いでジョニーのイメージダウンが著しいからと言われている。この間には浪費がかさみ、資産管理をめぐって元マネージャーに対して訴訟を起こすなど、離婚以後は波乱含みの日々が続いている。■今後も続く映画出演それでも前述の通り、今年後半以降はスキャンダルよりも本業の俳優としての活躍に期待できそうだ。97年に起きたラッパーのノトーリアス・B.I.G.殺人事件の捜査官を演じる『City of Lies』(原題)やマーク・ライランス、ロバート・パティンソン共演の『Waiting for the Barbarians』(原題)など公開が待ち通しい作品の出演が続く。2015年にアリス・クーパー、エアロスミスのジョー・ペリーらと結成したロックバンド、「ハリウッドヴァンパイアーズ」の活動も断続的に続いている。5月には短期間の北米ツアーを行い、エネルギー事業に携わる企業「SSE」が2018年に行われたベストな公演を表彰するSSEライブ・アワードで、ベストグループ賞を受賞。俳優とミュージシャン、二足のわらじを上手に履き分ける幅広い活躍が期待できそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2019年06月09日新バットマンにロバート・パティンソンが就任することが明らかになった。「Entertainment Weekly」などが報じた。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、『スーサイド・スクワッド』、『ジャスティス・リーグ』でバットマンを演じてきたベン・アフレックから役を引き継ぐ。ロバートのほかにニコラス・ホルトも候補者として名前が挙がっていたが、スクリーンテストを行った結果、製作スタジオがGOサインを出したのはロバートの方だったという。契約は数日内に締結するとみられ、その後正式に発表されることが見込まれている。バットマンとして出演する映画は3本で、まずはマット・リーヴス監督の『The Batman』(原題)の撮影が今年の終わりにロンドンで開始となる。公開予定日は2021年6月25日。バットマンファンの反応は、「これまで(歴代バットマン)の中で、一番楽しみなバットマン。おめでとう、ロバート・パティンソン」とロバートに期待する声や、「今回のバットマンは銃撃戦ばかりなの?だって、ロバート・パティンソンに本当の取っ組み合いの戦いなんてさせられないよね?」、「バットマンはスーパーパワーを持っているわけじゃないから、強靭な肉体が必要。ロバートじゃね…」と、線の細いロバートの容姿から筋骨隆々のバットマン像を思い描けないという声も多数。ファンの予想をいい意味で裏切るロバートの肉体改造に期待が高まる!(Hiromi Kaku)
2019年06月03日お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が、9日発行のフリーマガジン『honto+』2019年5月号vol.69の連載企画「クリエイターズ・ファイル」で、パリコレNo.1モデルに扮している。秋山扮するさまざまなトップ・クリエイターたちの現在を追いかけるインタビューシリーズ「クリエイターズ・ファイル」。連載第42回となる今回、秋山が扮した“フランスが誇るスタイルの神”パリコレNo.1モデルのアルセーヌ・ダルタニアン(28)は、人間離れしたスタイルを持ち、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍の場を広げ、世界中から絶大な人気を博しているキャラクターだ。誰もが憧れるスタイルを持ち、パリでの名声を不動のものとした彼に、パリコレの現場で密着。彼のスタイル維持の秘訣を探るため、気になるライフスタイルに迫った。
2019年05月09日世界待望の大ヒットシリーズ完結編『アベンジャーズ/エンドゲーム』。アイアンマン役としてお馴染みのロバート・ダウニー・Jr.やキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンス、キャプテン・マーベル役のブリー・ラーソンらが、公開1週間前にして本作について語る特別映像が解禁となった。アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命の半分が消滅…ロバート・ダウニー・Jr.自らが「衝撃的だった」と語るのは、ヒーロー映画の常識を打ち破る結末で、全世界を震撼させた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のこと。最強ヒーローによる究極のチーム“アベンジャーズ”の前に、最凶最悪の敵サノスが出現。彼の野望を阻止しようと、アイアンマンをはじめ、スパイダーマンやドクター・ストレンジ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々も一丸となって死闘を繰り広げた。しかし、究極の力を秘めた石を手に入れ、無限大の力を得たサノスは、惑星をも投げ飛ばす強烈なパワーを発揮。これまで宇宙から迫り来る敵や暴走する人工知能など、数々の脅威に立ち向かってきたアベンジャーズでさえ、その強さには敵わなかった。彼らが敗北したことで、アベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命の半分が消滅するという、まさかの結末で幕を閉じたのだ。誰も予測できない!? “アベンジャーズ最大の挑戦”がはじまる!だが、彼らは失った仲間たちを救うため、一度は敗北を喫したサノスに“史上最大の戦い”を挑むことを決意する。「アベンジャーズ最大の挑戦よ」と語るブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンを筆頭に、クリスやブリーも『アベンジャーズ/エンドゲーム』で“マーベルの最高潮”を迎えると口を揃えている。10年以上に渡って、壮大なスケールとヒーロー同士の対立や絆などの人間ドラマで観客を魅了し、ヒーロー映画という枠を超えて世界中から愛されるシリーズとなったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)だが、キャストたち自らクライマックスだと語る本作は、「アベンジャーズ」シリーズの“完結”を飾る作品として、また映画界に新たな歴史を刻む作品として、全世界を揺るがすことになるはず。さらに、ホークアイことジェレミー・レナーやダウニー・Jr.は「絶対に誰も予測できない展開が待っている」とも話している。まだ物語のほとんどがベールに包まれたままだが、アベンジャーズの完結、消えてしまった仲間たちの行方、サノスとの戦いのなかに隠された“予測不可能”な展開は気になるばかり。“アベンジャーズ最後の戦い”まで、あと1週間だ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©Marvel Studios 2019
2019年04月19日