つかこうへい没後10年を偲ぶ「つかこうへい演劇祭」の第一弾『飛龍伝 2020』が1月29日(水)のプレビュー公演を皮切りに開幕。それに先駆け公開ゲネプロと囲み取材が行われ、取材には主演の菅井友香(欅坂46)、石田明(NON STYLE)、味方良介が出席した。【チケット情報はこちら】本作は、つかこうへいが1973年に発表した作品で、学生運動真っただ中の時代を舞台に、全共闘40万人を束ねる委員長・神林美智子(菅井)を中心に、革命と夢と現実、愛を描いていく。演出は岡村俊一。取材で菅井は「偉大なつかさんの作品に、つかさんが亡くなられて10年、そして2020年というタイミングでこうして挑戦させていただけることを誇りに思います。つかさんが伝えたかったことを、舞台を通して伝えられればと思っています」と語る。そんな座長・菅井の姿を石田は「成長がすごい。正直、最初はどうなることかと思いましたが、今は声も出るようになったし、感情の振れ幅もどんどん広くなった。幕が開いてからもさらに良くなるんじゃないかと思います」、味方も「多くを語るわけではないけれど、自分がきちんとやることで周りを惹きつける座長。“神林美智子がいる”ということを見せてくれる素晴らしい女優さんです。僕も最初はどうなることかと思ったのですが(笑)、今の姿を見られて嬉しい。(カンパニーの)みんなが菅井さんのことを大好きだと思います」と共に絶賛。菅井は「この未熟すぎる座長を皆さんがサポートしてくださって、感謝の気持ちでいっぱいです。絶大に信頼できる方々と出会えて嬉しいです」と明かす。開幕を前に「僕はできる限りのことをやるだけ。つかさんに届くようなお芝居ができたら。面白いものにしたいなと思います」(石田)、「つかさんの作品は何作かやらせていただいているのですが、つかさんに会えなかったという悔しさがある。その悔しさをバネに、自分ができること、できる以上のことをやって、この作品を後世に伝えていけるようにがんばります」(味方)、「新たな挑戦がすごくたくさんある舞台。つかさんが伝えたかったことを、世代を超えて皆さんにお届けする使命があると思うので、精一杯努めたいです」(菅井)とそれぞれ語った本作。ゲネプロで見せられた、明日の世界を夢見て希望を持って生きること、愛すること、信じることに命懸けで向き合う学生そして機動隊の姿、そしてそれを全力で演じる役者たちの姿は、どこか胸倉をつかまれているような感覚にさえ陥る強さがあった。それは劇場でしか体感できないもの。ぜひ足を運んでほしい。公演は2月12日(水)まで東京・新国立劇場 中劇場、2月22日(土)から24日(月・祝)まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて。
2020年01月31日デビュー7周年を迎えたGENERATIONS from EXILE TRIBE。念願のNHK紅白歌合戦初出場も決めた彼らが、怒涛の1年間を振り返ります。今回は数原龍友さん、片寄涼太さん、佐野玲於さんのインタビューをご紹介。メンバーのキャラクターを表した詞に注目してほしい。数原龍友今年の前半は個人活動が中心でわりとのんびりしていたんですけど、後半はグループでの活動がありがたいことに本当に充実していて、人生で一番、過ぎるのがあっという間だった一年かもしれません。「BATTLE OF TOKYO」っていう後輩たちと一緒にやったライブだったり、自分たちのツアーだったり、AbemaTVでやらせていただいている番組であったり。今回のアルバムもその一つ。この中には、僕の初のソロ曲「Nostalgie」も収録されています。作詞の小竹正人さんは、僕のことを子どもの頃から知ってくださっている方。僕とリンクするような言葉を選んでくださったので、大げさではなく自分の人生を投影する気持ちで歌わせていただきました。それと「心声(しんせい)」は亜嵐くんが曲を作ったんですけど、作詞に協力してよって声をかけてくれて。作家さんたちとセッションを重ねながら、メンバーのグループでのキャラクターを言葉でおもしろく表現したりしました。「これは誰のことだろう」って想像しながら聴くと楽しいと思いますよ。そして今年は念願の紅白歌合戦に初出場できて、最高の締めくくり!元日は全員で集まって一年の目標を決めたあとに、深夜の街を「さむー」って言いながら散歩するのが恒例なので、来年もそこからいいスタートが切れたら、と思います。かずはら・りゅうと1992年12月28日生まれ、兵庫県出身。ボーカル。映画『HiGH&LOW THE WORST』の劇中歌のソロ曲「Nostalgie」が配信中。ニット¥48,000(DISCOVERED TEL:03・3463・3082)パンツ¥17,000(Johnbull/ジョンブルカスタマーセンター TEL:086・470・5770)その他はスタイリスト私物手を取り合っている感覚を大切に駆け抜けた7周年。片寄涼太7周年記念のオリジナルアルバム『SHONEN CHRONICLE』は、田名網敬一さんのアートワークであったり、初めての方にサウンドプロデュースをしていただいたり、新しいジェネの一面が表現された作品になっていると思います。個人的には、「Brand New Story」と「One in a Million-奇跡の夜に-」は、ライブで歌っていても映画の印象が蘇る曲(共に片寄さん主演映画の主題歌)。いろんな場所で流れていた曲でもあるので、映画を観ていない方にも「どこかで聴いたことがある」と親近感を持って聴いていただけたら嬉しいですね。今年は、ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』に始まり、ドラマや映画への出演が続いていた状況で。そのおかげで、見てくださった方はもちろん、番組でご一緒した方にも認識していただけるようになった一年だったかな、と思います。でも、そうやって個人で活動をしていると、グループに戻ってきた時にホッとする。最近は、メンディーさんがよく全員にお昼をごちそうしてくれるので、それがみんなの楽しみに。ほかのグループのメンバーが、僕たちの仲がいいと言ってくれているようですが、その秘訣は何だろう…。お互いに手を取り合っている感覚を大事にしていることかな。一緒にいて安心できる場所なんです。かたよせ・りょうた1994年8月29日生まれ、大阪府出身。ボーカル。来年1月スタートのドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系)に出演。カーディガン¥30,000トップス¥15,000(共にlot holon TEL:03・6418・6314)ブーツ¥20,000(REGAL/リーガルコーポレーションTEL:047・304・7261)その他はスタイリスト私物僕らは仕事仲間であり、友達でもあるんです。佐野玲於今回のアルバムのアートワークは、大好きな田名網敬一先生に手がけていただいて。先生のアートを見ていると、すごくパワーがもらえるんですよね。グループ活動以外では一人一人違うビジョンを持った僕らの“7人7色”を美しく表現していただき、ありがたかったです。今年はライブもやって、MVもたくさん撮って、お芝居もして、本当にめまぐるしい一年でした。だから年始は海外でゆっくりしたいです(笑)。今年の年始もメンディーくんと一緒にLAに行ったんですが、またいろんなものに触れて芸の肥やしになるような過ごし方ができれば。来年は俳優としても、さまざまな作品に出演したいです。占いは信じてなかったんですけど、ゲッターズ飯田さんと共演させていただいた時、「生まれつき心が60歳」「カルチャー好き」「役者をやったほうがいい」と言われてすごく納得して。以来、運気のようなものも意識するようになりました。相変わらずメンバーとよくごはんに行っているのですが、みんな大人になったのか、居酒屋や誰かの家じゃなく、お寿司を求めるようになってきました。生意気ですけど(笑)。積もる話ができるので、この時間はとても大切。僕らは仕事仲間でもあるけど、友達でもあるんです。どちらかに偏らないよう、そのバランスを大事にしているのがいい関係でいられる理由かも。さの・れお1996年1月8日生まれ、東京都出身。パフォーマー。俳優としての近作は短編映画『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』。ニット¥32,000(DISCOVERED TEL:03・3463・3082)その他はスタイリスト私物ジェネレーションズ フロム エグザイル トライブボーカル2名、パフォーマー5名からなるダンス&ボーカルグループ。最新アルバム『SHONEN CHRONICLE』が好評発売中。※『anan』2019年12月25日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・吉田ケイスケヘア&メイク・寺本 剛取材、文・菅野綾子保手濱奈美重信 綾(by anan編集部)
2019年12月21日劇作家、つかこうへい没後10年に合わせて実施される「つかこうへい演劇祭」。その第1弾として来年1月から2月にかけて東京・大阪で「飛龍伝2020」が上演される事が決定した。1973 年に発表された『飛龍伝』は学生運動の真っ只中を舞台にした物語。1974年青山・VAN99 ホールで(平田満、故・三浦洋一など)の出演者3人のみで上演され、1980 年には紀伊國屋ホールで、つかこうへい3部作の中の1本として上演され、つかこうへいの隠れた名作として愛された。今回、全共闘40万人を束ねる委員長、神林美智子を務めるのは、欅坂46キャプテン菅井友香。全共闘作戦参謀の桂木純一郎役に『熱海殺人事件』で木村伝兵衛役を務めた味方良介。敵対する機動隊員山崎一平役を務めるのは『新・幕末純情伝』、『熱海殺人事件』にも出演したお笑いコンビ「NON STYLE」の石田明。演出は岡村俊一が務める。公演は1月30日(木)~2月12日(水)まで、東京・新国立劇場 中劇場、2月21日(金)~23日(日)まで、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホールにて。また、「つかこうへい演劇祭」では3月半ばから新宿・紀伊國屋ホールにて『熱海殺人事件 ザ・ロンゲストスプリング、モンテカルロイリュージョン』。そして命日にあたる7月には新宿・紀伊國屋ホールにて『蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く』を上演する。■「飛龍伝2020」1月30日(木)~2月12日(水)新国立劇場 中劇場(東京都)※1月29日(水)プレビュー公演2月21日(金)~23日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホール(大阪府)作:つかこうへい演出:岡村俊一出演:菅井友香(欅坂46)石田明/味方良介/細貝圭/小柳心/久保田創/小澤亮太/須藤公一/大石敦士/吉田智則 ほか
2019年11月29日数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と☆Taku Takahashi(m-flo/block.fm)が26日、東京・MUSIC BAR 代々木VILLAGE BY KURKKUにオープンする「ゲーム・オブ・スローンズ バー」に登場した。『ゲーム・オブ・スローンズ』は一つの玉座をめぐり複数の名家が繰り広げる壮絶な覇権争いを描いたアクション・スペクタクル巨編で、世界的に人気を博している。この度、『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』のブルーレイ&DVD発売(12月4日)に合わせて、中世ヨーロッパを思わせるドラマの世界観たっぷりの「ゲーム・オブ・スローンズ バー」が、11月26日〜12月1日の期間限定でオープンした。この1年について、数原は「すごく楽しく活動させていただいた1年だったんですけど、『BATTLE OF TOKYO』というプロジェクトで後輩たち(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBE、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE)を引き連れてライブをやって、今まで1番弟分として活動してきたGENERATIONSがリーダーとして活動しなきゃいけないという戸惑いがありました」と振り返る。「並行して自分たちの単独のツアーもあったりして、かなりバタバタしていた印象でした。紅白歌合戦の出場も決まったので、ひとつひとつの活動が結果につながっていくんだなと勉強になる1年でした」と充実した表情を見せた。初の紅白出場が発表されたばかりだが、数原は「発表からけっこう経つんですけど、いまだに同級生や、普段連絡を取らないような人からも『紅白おめでとう』と言っていただいて、そういう経験は今までになかった。『ドームツアーをやります』と言った時よりも反響があるので、紅白歌合戦の影響力を感じる瞬間ではあります」と明かす。内容について聞かれると、「楽曲はまだきまってないんですよ」と苦笑し、演出もまだ内緒。「見えてない部分ばかりなので、ひとつひとつ丁寧にやっていかないと、すごいスピード感で進んでいく気がする」と気を引き締める。m-floとして紅白出場の先輩でもある☆Takuは、「いつも通りの自分を出すというところだと思うんですよね。特殊な空気感があるんですよ。いろいろな人たちが生放送でって、すごいことじゃないですか。張り詰めた中でも絶対楽しめるので、ジェネらしさを出してもらえたらいいなと思います」とエール。数原は「メンバーを信じて。緊張した時は周りを見て、メンバーも緊張しているだろうけど、チームで頑張れたらと思います」と改めて意気込みを語った。
2019年11月26日数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と☆Taku Takahashi(m-flo/block.fm)が26日、東京・MUSIC BAR 代々木VILLAGE BY KURKKUにオープンする「ゲーム・オブ・スローンズ バー」に登場した。『ゲーム・オブ・スローンズ』は一つの玉座をめぐり複数の名家が繰り広げる壮絶な覇権争いを描いたアクション・スペクタクル巨編で、世界的に人気を博している。この度、『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』のブルーレイ&DVD発売(12月4日)に合わせて、中世ヨーロッパを思わせるドラマの世界観たっぷりの「ゲーム・オブ・スローンズ バー」が、11月26日〜12月1日の期間限定でオープンした。同作ファンの数原は、最終章について「見れば見るほど魅力が感じられる、『ゲーム・オブ・スローンズ』らしい最後」「感謝しかない」と魅力を表し、スタート時より応援していた☆Takuは「僕の旅も終わったなという感じがしました」と感慨深い様子。数原は改めて「いい意味でいっぱい裏切られてきた。自分たちがふだんやっているエンターテインメントも、裏切りがサプライズになったりする。めちゃくちゃ心動かされまくった最後だった」と説明した。作品に登場する「鉄の玉座」にも座った数原だったが、「僕はまだここに座れる器じゃないなと思いました。玉座に見合う男になるためにはまだまだ修行が足りないな」と謙虚に語る。☆Takuは「彼らを玉座に座らせられるように頑張りたいなと思いつつ、僕が座った時は、座ってる側なのに重みを感じた」としみじみ。「どのへんを修行するのか」と聞かれた数原は、男性レポーターに「それはもう、男性だったら絶対に、いい男を目指すじゃないですか。自己自身に足りないもの、何かあると思ってませんか? 絶対満足していないですよね? そういう感じです!」と逆に同意を求めて会場の笑いを誘った。「いろいろ経験すると、力のなさを思い知るばかりなので、世の中の男性に足りないもの、すべてを僕が身につけていこうと思います」と出た数原だったが、他のメンバーで玉座にふさわしい人物を聞かれると、「残念ながら僕ですね、それは」ときっぱり。「メンバーのこと、大好きなんですけど、僕以外の6人はまだ足元にも……。まだ座れて、僕かな。愛があるので」と同作への愛をアピールした。楽曲制作等の現場では会うが、一緒にカメラの前に立つのは初めてだったという2人。☆Takuは「ジェネのメンバーといろんなところで飲みに行ったりしているんですけど、数原さんとはそんなに会うことがなかったんですよね。めちゃくちゃ誠実というか、男気あふれる」と称賛。「彼の声の倍音が大好きなんですよ。今回は人間の部分に初めて触れることができて。もっと一緒に酔っ払ってふざけあえたらなと思います」と希望する。同作の中で一緒に酒を飲みたいキャラクターという質問には、☆Takuは「ティリオンと一緒に飲みたいのと、ホーダーとずっと飲む」、数原は「僕はかなり無謀だと思いますけど、ドロゴとね、対決を」と希望。また女性キャラでは「サーセイとか。自分の言ったことに対して、一捻りも二捻りも返してきそうで、自分が考え付かないことを言ってくれそうな気がする」(数原)、「ミッサンディ。普段飲まない人だけど、飲んで楽しくなれるシーンがあるじゃないですか。そういうところで知的な話ができたらいいな」(☆Taku)とそれぞれ思いを馳せた。
2019年11月26日「即位礼正殿の儀の後に行われた晩さん会で狂言と歌舞伎を披露した後、海老蔵さんが萬斎さんと2人で話し込んでいたんです。とても真剣な表情で、誰も近づけないような雰囲気でした。この日、2人は来年の東京オリンピック開会式について打ち合わせをしていたようです」(海老蔵を知る芸能関係者)東京オリンピック・パラリンピックの文化・教育委員会の委員を務め、開会式にも出演するといわれている市川海老蔵(41)。そんな彼が、動きだしていた。10月23日、内閣総理大臣夫妻主催の晩さん会後に五輪開会式総合統括の狂言師・野村萬斎(53)と“極秘会議”を行っていたのだ。「海老蔵さんは、萬斎さんに対して『東京五輪の大舞台で宙乗りを披露できないか』と提案しています。そしてさらに、息子である勸玄くんとの共演を希望しているんですーー」(梨園関係者)“宙乗り”は歌舞伎における演出の一つで、舞台から飛び出して観客の頭上を飛ぶ派手なパフォーマンス。海老蔵は17年の七月大歌舞伎でも勸玄くん(6)との親子宙乗りを披露していた。「今年11月に『スター・ウォーズ歌舞伎』を開催するように、海老蔵さんの頭の中にはいつも『海外の人にも楽しんでもらえる歌舞伎を作っていきたい』という思いがあります。五輪開会式では、これまで練ってきた構想を披露したいと考えているのでしょう。すでに、松竹とも話し合いを進めています。松竹も『できれば数人、少なくとも2人はほかの歌舞伎俳優を出演させたい』と各所へ働きかけているそうです」(別の梨園関係者)そして来年5月からは、いよいよ親子同時襲名披露興行がスタートする。海老蔵は13代目・市川團十郎白猿、勸玄くんは8代目・市川新之助となる。「5月から7月までは歌舞伎座、その後は11月の博多座から全国を回ることになります。開会式は7月24日のため、出演に支障はないはずです。それに五輪は、各国の要人が集結しますからね。新之助となった勸玄くんの名を世界にとどろかせる絶好の機会です。過密スケジュールのなかで出演に意欲を見せているのも、『息子が世界に羽ばたけるようにしてあげたい!』という思いがあるのでしょう」(前出・別の梨園関係者)
2019年11月15日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの数原龍友が3日、個人の公式インスタグラムを開設した。GENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカルとして現在活躍中の数原は、昨年グループとして初のドームツアーを開催し、4大ドームで全10公演を行い、41万人を動員。今年の8月からは初の会場となる札幌ドームから5大ドーム「GENERATIONS LIVE TOUR 2019 “少年クロニクル”」をスタートし、全12公演、過去最高の48万人動員を予定している。そんな勢いの中、今月4日から全国公開となる映画『HiGH&LOW THE WORST』の劇中歌に起用された、初のソロ楽曲「Nostalgie」が、3日0時に配信リリース。配信に合わせて個人の公式インスタグラムも開設された。今後、自身のソロ活動はもちろん、グループとしての活動の様子などを投稿していく予定とのこと。
2019年10月03日坂本龍馬の魅力に出会える街高知県高知市で2月に開催される「高知龍馬マラソン2020」のエントリーが始まっています。坂本龍馬の故郷、高知の魅力がギュッと詰まった42.195kmを走りきるフルマラソンの開催は、2020年2月16日(日)です。歴史もグルメも楽しめる大会が開催される高知県高知市は、日本国内で江戸時代から天守が現存している12城の1つ「高知城」太平洋に臨む海岸「桂浜」「よさこい祭り」高知のグルメスポット「ひろめ市場」「日曜市」など人気観光スポットがあり、多くの人が訪れます。また、幕末維新のキーマンとして多くの人に知られている坂本龍馬の生まれ故郷で、ゆかりのスポットが多くあります。高知の魅力が詰まったコース高知龍馬マラソンは、県庁前の高知城を見える場所からスタートし、江戸時代末期の僧侶・純信とお馬の恋物語で有名な「はりまや橋」に向けて走ります。そして、コース最大の難所の浦戸大橋を渡り、太平洋を始めとする美しい景色を見ながらゴールの春野総合運動公園陸上競技場を目指します。レースの途中には、応援ポイントでの楽器演奏や合唱、よさこい踊り、ダンスなどの心のこもった応援、高知の特産品を使った給水・給食を味わうことができます。(画像は公式ページより)【参考】※高知龍馬マラソン2020公式ページ
2019年09月19日台湾タピオカドリンク専門店「龍珍珠(ロンチンジュ)梅田」が大阪・梅田に2019年8月30日(金)にオープンする。「龍珍珠」は、自家製生タピオカにこだわり、タピオカ本来の美味しさを生かした台湾タピオカドリンク専門店。台湾産タピオカ粉のみを使用して作られるタピオカは、店内でこねるところから作る様子を間近に見ることが可能だ。ドリンクには、黒糖の味わいを最も引き立てる、厳選された台湾茶葉やコクと甘みのある大阿蘇牛乳など、こだわりの素材が使用されている。看板商品の「焦がし黒糖タピオカミルク」は、鍋で煮詰めた、まだ温かい黒糖タピオカをミルクの中に入れ、表面を覆うミルクフォームを黒糖でカリカリに焼き上げた香ばしい風味のドリンク。鮮やかな見た目にも注目だ。「黒糖タピオカミルクティー」には、苦味がなくすっきりとした味わいと独特な香りのアッサム茶、苦味がなく甘い香りが特徴の鉄観音茶、口当たりが良く癒される香りが特徴のジャスミン茶といった本場の台湾茶葉を使用している。その他、愛玉子(オーギョーチ)、仙草、杏仁など台湾デザートを合わせたドリンクなど充実したラインナップを用意する。また、店舗2階では、「とろとろ杏仁豆腐とアジアンフルーツパフェ」や「黒ごまとココナッツミルクのアイスクリンわらび餅と仙草ゼリーのパフェ」といったスイーツメニューを提供。フルーティーなマンゴーのふわふわ台湾かき氷や、「杏仁牛乳ソフトクリーム」、「紅茶牛乳ソフトクリーム」といった生タピオカスイーツも販売される。【詳細】龍珍珠(ロンチンジュ)梅田オープン日:2019年8月30日(金)住所:大阪府大阪市北区芝田1-6-6(阪急梅田駅高架下)TEL:06-6372-5012営業時間:11:00~23:00(フード L.O.22:30/ドリンク L.O.22:45)定休日:無休■メニュー例・焦がし黒糖タピオカミルク 650円・焦がし黒糖タピオカ宇治抹茶ミルク 650円・焦がし黒糖タピオカ宇治ほうじ茶ミルク 650円・焦がし黒糖タピオカ黒ごまミルク 650円・黒糖タピオカミルクティー 500円・黒糖タピオカ鉄観音ミルクティー 500円・黒糖タピオカキャラメルミルクティー 530円※価格はすべて税込み。
2019年08月24日GENERATIONS from EXILE TRIBEが、ニューシングル『Brand New Story』をリリース。メンバーの数原龍友さんが、今回の曲で表現したもの、そして、今後挑戦していきたいことについて語りました。30歳の時、圧倒的な輝きを放っていたい。新曲のデモテープを聴いた瞬間、探し求めていた曲と出合えた手応えがありました。ビートがあり今っぽいけど、温かみもあり、それがEXILEらしい。今作のように歌が前に出る楽曲は表現遊びが楽しいのですが、特に“歌は楽しいな、いいな”とあらためて強く感じられた作品です。今は、次のツアーで昨年の完成度を超えていくには何をすべきかと考えている時間が、すごく楽しい。想像を超えないと熱狂には繋がらないから、誰も観たことのないものを作りたいです。ファンの皆さんは、思わぬところで僕たちを包んでくれることもあれば、逆に、こちらの気持ちがうまく伝わらないことだってある。でも、その経験を生かし、次の僕たちの形として提示していくわけだから、今のGENERATIONSは、ファンの皆さんが構築しているところが大きいと思います。そう、今年27歳になるのですが、30歳になった時に圧倒的な輝きを放っていたいんです。やるべきことをやりながら余裕のある、窮屈じゃない男。後輩に“数原さんは働いているけど遊んでいるし、いつ寝てるんだろう。あんなふうに自由に生きていきたいな”と思ってもらえれば嬉しいです。かずはら・りゅうと1992年12月28日生まれ。兵庫県出身。ボーカリスト。今はマリンスポーツに夢中。サーフィンと、湖でレイクサーフィンをやることにハマっている。シャツ 参考価格¥150,000中に着たカットソー 参考価格¥40,000(共にヴァレンティノ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)その他はスタイリスト私物ジェネレーションズ フロム エグザイル トライブ2012年にデビューした7人組ダンス&ボーカルグループ。アニメ映画『きみと、波にのれたら』の主題歌「Brand New Story」を収録したニューシングルが発売中。今年は5大ドームツアーを予定。※『anan』2019年7月24日号より。写真・酒井貴生(aosora)スタイリスト・吉田ケイスケヘア&メイク・寺本 剛(JYUNESU)取材、文・菅野綾子保手濱奈美重信 綾撮影協力・アワビーズ(by anan編集部)
2019年07月21日世田谷パブリックシアターの芸術監督・野村萬斎がホストとなり、毎回異なるゲストを招いて表現の本質に迫る人気シリーズ「MANSAI 解体新書」。7月に開催される記念すべき30回目は「特別版」と称し、萬斎が新作パフォーマンス『5W1H』を披露する。また、これまでの「解体新書」で培った“知の成果”をカタチにするため、パフォーマンスのビジュアルデザイン・テクニカルディレクションを日本を代表するクリエイター真鍋大度+石橋素+ライゾマティクスリサーチが手掛ける。【チケット情報はこちら】公演は二部制。第一部では新作『5W1H』を上演。When(何時)、Where(何処で)、Who(何人が)、What(何を)、Why(何故)、How(如何にして)、という《六何の法則》を記号化することで、人間のプリミティブなパフォーマンスを表現し、そこから“生きている人間”を実感していくという試み。第二部では各ステージごとにゲストを招き、萬斎とトークを繰り広げる。現在パフォーマンスの創作に取り組んでいる萬斎からコメントが寄せられた。「今回の『5W1H』は、今までの「MANSAI 解体新書」とはまた違う、観客参加型のレクチャー&パフォーマンスになる予定です。最新の映像や技術と、私の古典的身体がコラボレートします。「5W1H」という情報の基礎から、人間とはどこの誰であるという、自分の座標軸のような、ある種の因果の中で偶然ここにいる、という「立ち位置」を俯瞰できるような内容になると思います。きっと色々な方に色々な刺激があると思うので、トークではゲストの方含めて皆さんがどういう反応をされるのか楽しみにしています。だれもがふだんの生活ではなかなか認識することのない、けれど確かにだれもが持っている「自己」という存在そのものを、ちょっと揺さぶる体験が待っています。どうぞお楽しみに」公演は7月9日(火)から14日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて開催。チケットはぴあにて発売中。<各回トークゲスト>7月 9日(火) 19時公演 首藤康之(ダンサー)7月10日(水) 19時公演 落合陽一(メディアアーティスト)7月11日(木) 14時公演 佐々木正人(多摩美術大学統合デザイン学科教授、東京大学名誉教授)7月11日(木) 19時公演 大友良英(音楽家)7月12日(金) 14時公演 コロッケ(エンターテイナー)7月13日(土) 14時公演 稲葉俊郎(医師 医学博士)7月13日(土) 19時公演 樋口真嗣(映画監督・特技監督)7月14日(日) 13時公演 田根剛(建築家)
2019年06月28日村上龍の小説をハリウッドで映画化、世界各国の映画祭を騒然とさせセンセーションを巻き起こした『ピアッシング』(原題:Piercing)が、6月に日本公開決定。併せて場面写真も到着した。主人公は自分の幼い娘をアイスピックで刺したいという衝動に駆られる男。彼はその衝動を抑えるため、SM嬢をホテルに呼び出して殺害する計画を立てる。しかし、計画は滑稽なほど思い通りにはいかない。ホテルにやってきた女は、いきなり自分自身を傷つけて倒れこんでしまう。これはリアルな悪夢なのか、シュールな現実なのか?刃を外に向ける者と内に向ける者は、磁石のプラスとマイナスのように交わり、やがて共鳴していくのだろうか…。本作は、愛する者にアイスピックを向ける衝撃的なシーンで幕を開け、ラスト1秒まで緊迫感が持続する、殺人衝動を持つ男と自殺願望を持つ女を描く衝撃のサイコスリラー。原作から強烈なインスピレーションを受けたのは、米インディーズ界の新鋭ニコラス・ペッシェ。デビュー作『The Eyes of My Mother』が2016年のサンダンス映画祭で絶賛され、ファンタスティック映画祭の5部門を受賞。『呪怨』のリブート版に取り組むなど、日本文化を敬愛する監督が、今回洗練されたスタイルで原作のテイストを映像化した。出演には、「GIRLS/ガールズ」『ファースト・マン』のクリストファー・アボットと、『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズでアリス役を演じたミア・ワシコウスカ。端整な顔立ちと静かな表情の中に抑えきれない狂気を混在させた男と、些細なことで壊れてしまいそうな危うさと美しさと孤独を抱えた女。2人が繊細かつ圧倒的な演技で魅せる。2018年のサンダンス映画祭では再び衝撃に包まれ、熱狂的な評価が徐々に拡散。スイスのヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭では国際批評家賞と未来イメージ賞の2部門に輝いたほか、世界各国で数多くの賞にノミネートされた話題作は、原作者の村上氏も大絶賛。また、劇中のインテリアに荒木経惟の写真を使い、和洋芸術の絶妙な親和性が作品に不思議な深みを与え、オリジナリティあふれる世界観を形作っている本作。到着した場面写真では、本作の世界観が少し覗くことができ、静かな怖さが感じられる。『ピアッシング』は6月28日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年03月28日台湾のタピオカティースタンド「ジロンタン(吉龍糖)」が日本初上陸。2019年4月上旬東京・恵比寿に1号店をオープンする。台湾発「ジロンタン」日本初上陸「ジロンタン(吉龍糖)」は、台湾に20店舗以上、香港、マレーシア、上海、広州とアジアを中心に展開している台湾発祥のティースタンドだ。沖縄産黒糖ブランドの“極タピオカ”看板メニューは、「ジロンタン」オリジナルの極タピオカを使ったタピオカティー。古代製法の砂糖工芸で使用される技術を継承し、沖縄産の黒糖を何度も煮詰めて仕上げる。毎日手作りされたタピオカは、黒糖の豊かな香りと風味が特徴だ。日本1号店では、黒糖タピオカと新鮮牛乳と合わせた「黒糖タピオカミルク」「黒糖タピオカミルクフォーム」をホット、アイス、マイルドホットの3種類で展開。それぞれ甘さの調整も可能だ。厳選台湾茶葉のティーまた、ティーは高品質の台湾茶葉を厳選し、店舗で丁寧に抽出して提供。黒糖タピオカと合わせた「黒糖タピオカ台湾ウーロンティー」や「黒糖タピオカ台湾ブラックティー」などがラインナップする。こちらもそれぞれ甘さ、氷の調整ができる。【詳細】ジロンタン(吉龍糖)恵比寿店オープン時期:2019年4月上旬※予定住所:東京都渋谷区恵比寿1-13-10恵比寿壱番館1FTEL:03-5860-2114(準備中)営業時間:11:00~22:00<メニュー例>・黒糖タピオカミルク600円・黒糖タピオカミルクフォーム630円・黒糖タピオカ台湾ウーロンティー480円・黒糖タピオカ台湾ブラックティ480円※タピオカトッピング+60円
2019年03月26日ハウステンボスは、「春の九州一花火大会」を2019年3月30日(土)に開催する。「春の九州一花火大会」は、九州最大規模、20,000発の花火を打ち上げる春の花火イベント。今回は、「世界花火師競技会」の歴代チャンピオンである「ワキノアートファクトリー」社と「マルゴー」社の2チームによる、芸術的な花火のエキシビションや、有名なアニメソングに合わせて花火を打ち上げる「アニソン花火」を実施。さらに、『ワンピース』バギー役の千葉繁、『ドラえもん』骨川スネ夫役の関智一、『カードキャプターさくら』李小狼役のくまいもとこ、『クレヨンしんちゃん』マサオ役の一龍斎貞友といった豪華声優陣によるトークショーも開催され、イベントを盛り上げる。花火大会のクライマックスを飾るのは、いくつもの花火を組み合わせて短い時間で大量の玉を連続で打ち上げる「大スターマイン」。フィナーレには、5分間で約4,000発もの花火が打ち上がり、700mにもわたって花火が連なる、ダイナミックな風景を楽しめる。当日は「春の九州一花火大会」の他、世界最大1,300万球のイルミネーション「光の王国」や、日本最多700品種が集結する「100万本の大チューリップ祭」など、様々なイベントを同時開催。子供から大人まで楽しむことのできるイベントが目白押しとなっている。【詳細】ハウステンボス 春の九州一花火大会開催日:2019年3月30日(土)場所:ウォーターマークホテル前会場(トークショー開催)、ロッテルダム会場 ※ロッテルダム会場では大型ビジョンでトークショーを生中継。住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1料金・チケット:花火特別観覧チケットあり、詳細は公式サイトに記載■スケジュール:19:15~19:55 エキシビション花火20:00~20:30 豪華声優陣によるトークショー20:30~21:00 アニソン花火、クライマックスは大スターマイン21:00 終了予定※当日、ハウステンボスは24:00まで営業【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内TEL:0570-064-110
2019年03月01日現在公開中の映画『七つの会議』の大ヒット御礼舞台あいさつが13日、都内で行われ、野村萬斎、及川光博、藤森慎吾、朝倉あき、福澤克雄監督が出席した。2月1日に公開初日を迎え、週末興行成績ランキングで1位、ぴあ映画初日満足度1位を獲得、そして公開から13日目で観客動員数100万人を突破した本作。大ヒットを記念して行われたこの日の舞台あいさつに、主演の野村萬斎らが登壇した。劇中で主人公の八角民生を演じた野村は「映画が100万人突破し、興行成績も2週連続で1位ということで本当にありがとうございます。皆様のお陰だと思っておりますし、リピーターの方が多いということで、中毒性の高い映画ということのようでございます。その中毒性を他の方にも分けていただきたいですね」と感謝の言葉を述べた。周囲の反響について、エゴサーチなどでネットでの評判を目にしたという野村は「皆さん針一本落としても気づくぐらいお芝居を集中して見ているみたいです」と好評の様子。女性社員の敵とも言える新田雄介役の藤森は「朝倉あきちゃんのファンの方だと思いますが、『お前絶対に許さないからな』というツイッターでの書き込みがありました。それに長野の両親と姉が映画館で見てくれたみたいで『映画は面白かったけど、あなたの役は過激なのね、あなたはそういう人間じゃないことは分かっているから』と言われました」と明かして笑いを誘った。舞台あいさつの後半には、社会人の悩みをキャスト陣がアドバイスをおくることになり、4月に新入社員となる20代の男性から先輩や上司と仲良くなるコツを問われた野村は「僕の本業は大先輩がたくさんいる業界。自分の自信があるところから小出しに出していってコミュニケーションをとることが大事だと思います」とアドバイスを。上下関係が厳しい芸人の世界に身を置く藤森も「標的を決めたら徹底的に調べますね。何が好きなのか調べてその話をします。好きだとアピールすることが大事だし、最終的にはモノでイチコロ!」と自身がしていることを明かし、及川は「笑顔じゃないですかね。笑顔であいさつが結構大事だと思います。笑顔は最強の武器ですよ」と笑顔の重要性を説いていた。『陸王』や『下町ロケット』、『半沢直樹』といった企業の矛盾や働く人々の葛藤や絆を描いて人気を博している作家・池井戸潤の同名小説を、『半沢直樹』や『下町ロケット』(いずれもTBS系)を手掛けた福澤克雄監督が映画化した本作。結果がすべてとも言われる中堅メーカーを舞台に、社内で起きたパワハラ騒動に隠された謎が明らかになると、会社員たちの人生、そして会社の存在をも揺るがす事件が巻き起こる、というストーリーとなっている。
2019年02月13日狂言師の野村萬斎、長男の裕基くん、長女・彩也子さんの親子3人が共演する公文教育研究会の新テレビCMが、1月21日からYouTubeで公開され、2月1日から全国で放送される。野村親子3人のCM共演は今回が初めて。現役大学生の彩也子さんはこれが記念すべきCMデビュー作となる。公文式OBの野村萬斎と裕基くんがそれぞれ2014年と2017年から、KUMONのCMに出演しているが、このたび同じく公文式OGの長女・彩也子さんも共演することになった。新CMは、「生きる英語力」編、「くもんの子」編、「一人ひとりのKUMON」編(各15秒・30秒)、「魅力の3教科」編(60秒)の4タイトル。野村親子3人の微笑ましい掛け合いを通じて、KUMONの価値と魅力を伝えるとともに、“親も!子も!やっててよかった、公文式!”というメッセージを全国の家庭に届ける。親子3人の初共演ということで、これまで以上に表情がにこやかだった萬斎。一方、裕基さんは姉の彩也子さんとの共演にやや緊張の面持ちを浮かべていた。そして、それ以上に緊張していたのが、今回が初めてのCM撮影となる彩也子さん。それでも、頼もしい父親と仲良しの弟と一緒ということで、次第に肩の力も抜け、撮影が進むにつれて父親譲りのセンスと度胸の良さを発揮。細かなアクションも難なくこなし、初体験とは思えない素晴らしい演技を披露していた。そんな姉の様子を見て、自身の緊張もすっかりほぐれたのか、「次のシーンはもっといけると思うよ」と裕基さん。兄のようなコメントで、現場には笑いがこぼれた。野村萬斎は「初めての親子3人で、不思議な感じもありましたが、撮影を楽しむことができました。自分が幼い頃やっていた公文のCM出演に加えて、親子共演も果たすことができ光栄です」とコメント。裕基さんは「今回は父に加えて姉も登場したので、前回よりも楽しんで撮影ができました。姉は思っていた以上に上手に演技をしていて、僕も負けられないなと思いました」と振り返り、彩也子さんも「初めてのテレビCMで、最初は手が震えてしまうほど緊張しましたが、父と弟が和ませてくれたので、無事に演技ができました。普段、こんなに大勢のスタッフさんたちに囲まれて仕事をしている父と弟を改めて尊敬しました」と語った。
2019年01月21日2月1日公開の映画『七つの会議』の完成報告記者会見が16日、都内で行われ、野村萬斎、香川照之、及川光博、音尾琢真、藤森慎吾、朝倉あき、吉田羊、世良公則、鹿賀丈史、北大路欣也、福澤克雄監督が出席した。『陸王』や『下町ロケット』、『半沢直樹』といった企業の矛盾や働く人々の葛藤や絆を描いて人気を博している作家・池井戸潤の同名小説を、『半沢直樹』や『下町ロケット』(いずれもTBS系)を手掛けた福澤克雄監督が映画化した本作。中堅電機メーカーを舞台に、社内で起きたパワハラ騒動に隠された謎が明らかになると、会社員たちの人生、そして会社の存在をも揺るがす事件が巻き起こる、というストーリーとなっている。主人公の八角民生役を演じた野村萬斎は、本作で初のサラリーマン役に挑戦した。「サラリーマンの役がやっと回ってきたという純粋な喜びもつかの間、地に足がついてない役かと思いましたが、話が進行していくうちに大きな犯罪や真相が分かっていきます。とにかく総当たり戦でもありますので、スリリングに演じて楽しい毎日でしたね」と満足げ。八角というキャラクターは「ぐうたらな役でしたね(笑)。最後まで見るとそうとも言い切れませんが、僕自身もぐうたらなので役作りとしては入りやすかったです」と語った。本作で初共演となった香川は「全くそんなことはなくて、常に姿勢をよくしてましたよ。対極の役の挑戦だったと思います」とべた褒めだった。また、昨年末に自身のインスタグラムで長年所属していた事務所との契約終了を報告し、独立との報道もある吉田羊は、野村扮する八角と離婚するも八角の良き理解者の元妻・淑子役を演じている。「私は会社勤めの経験がないので、サラリーマンのご苦労をこの映画で知りました。もしこの方々が私の旦那であるならば、帰ってきた旦那樣に一品夕飯のおかずを増やして提供したいと思います」と話した。それぞれの立場は違えど、サラリーマンの姿を描いた本作。それにちなみ、「このキャストの中で会社員に向いている人は?」という質問を投げ掛けられた福澤監督は「及川さんは絶対に失敗します。雰囲気的に自由過ぎちゃって。音尾さんもちょっとついていけないんじゃないかな。後は皆さん大丈夫ですよ」と回答。その回答に香川は「電車乗れないでしょ」と同意し、当の及川も「切符の買い方が分かりません。あっ! 今は切符じゃないんでしたっけ?」と笑いを誘っていた。映画『七つの会議』は、2月1日より全国公開。
2019年01月16日池井戸潤原作の野村萬斎主演映画『七つの会議』の主題歌が、ボブ・ディランの「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」に決定。最新予告映像と本ポスタービジュアルも公開された。ロック界最重要アーティストであるボブ・ディラン。全世界アルバム・トータル・セールスは1億2500万枚を超え、38作のオリジナル作品、ライヴやコンピレーションを合わせると60タイトルを超え、600曲以上の自作曲、そして世界中で2千回以上のライヴを行い、半世紀以上に渡って常に第一線で活躍している唯一のアーティストだ。過去11度のグラミー賞受賞(1991年にはグラミー特別功労賞受賞)、1982年には「ソングライターの殿堂」入り、1988年には「ロックの殿堂」入りを果たすなど数多くの功績を残している。今回本作の主題歌に決定したのは、1998年のグラミー賞最優秀アルバム賞を受賞した「タイム・アウト・オブ・マインド」収録のバラード「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」。歌・作詞・作曲をボブが手掛けた本楽曲は、ビリー・ジョエル、アデル、エド・シーランなどなど、多くのアーティストもカバーするほどの名曲。なお、ボブが日本映画へ楽曲提供するのは、2016年のノーベル文学賞受賞後初となった。本映画製作着手と同時にボブの楽曲使用を打診、何度も交渉が続く中で、夏にフジロックで来日したボブがこの曲を演奏したことで一層の力を得、「正義」を問いそれが晴らされた印象的な場面、企業戦士が戦い終わった時の「鎮魂歌」として、疲れ切ったサラリーマンに癒しと希望を与えたいことを強調できるとさらに熱望。結果、約1年に渡る交渉の末、主題歌に決定したのだという。主題歌決定と同時に公開された予告編では、主題歌が挿入。主演の野村萬斎をはじめ、香川照之、及川光博、北大路欣也ら豪華キャストたちの激しい演技合戦を覗くことができる。なお、映画主題歌「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」をフィーチャーしたボブ初のラヴ・ソング集「フィール・マイ・ラヴ ~ Love Songs of BOB DYLAN」が2019年1月23日に発売されることも決定した(※日本独自企画)。『七つの会議』は2019年2月1日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:七つの会議 2019年2月1日より全国東宝系にて公開©2019映画「七つの会議」製作委員会
2018年11月27日日本はもとより、世界各地で親しまれてきた“龍”の存在。いにしえより、人々はそこに大いなる“流れ”のイメージを託してきました。いま、あらためて龍の力を身近に感じ、取り入れるために生まれた“写龍”を通して、自らを取り巻く運の流れを見つめ直しましょう。よき流れを司る龍の力を自分の中に取り入れる。私たちの周りに、当たり前に存在する龍のイメージ。そこにはどんな意味があるのだろう?「古来、龍という概念は世界中に存在しました。そこには大きく2つの意味があります。一つは、アジアにおいて主流である、万物の大いなる“流れ”の象徴としての龍。そして、中東やヨーロッパを中心とした、“大切なものを守る”存在としての龍です」そう語るのは、絵師として全国各地の神社仏閣に龍の天井画を描き続けてきた斎灯サトルさん。曰く、龍の存在を身近に感じることには、「悪い流れに気づき、よい流れに乗る」効果があるという。「水や空気、人やお金、そして運、地球上のあらゆる流れを司るのが“龍”であり、その存在を意識し、自分のなかに取り入れるために生まれたのが、“写龍”という新しい文化。龍の姿をなぞることを通じて、よりよい流れのなかに自らの身を移すことができます」龍のパワーとつながることで、“流れ”に乗る力が身につく。龍のもつパワーはどこからきたもので、そしてなぜいま、私たちに必要なのか。龍と写龍を知るための、5つのお話。【龍の正体は、大いなる流れのシンボル】様々な形で描かれてきた“龍”。その歴史は古く、一説によると、アジアで最初に龍のイメージが生まれたのは、新石器時代の中国に遡る。「黄河流域に栄えたこれらの文明にとっては、治水が非常に重要でした。人々は黄河を生き物に見立て、治めるべき大いなる流れの象徴として龍=流のイメージが誕生し、浸透していったと考えられます」【龍=流を治めることで、運の流れが整っていく】地球上のあらゆるものに流れが存在するように、“運”そのものも流れを含む。「いい流れは加速していき、乱れた流れを放置すれば悪い出来事が続きます。昔の人々が大河の氾濫を治水で治めたように、悪いことが起こったときには、流れの途中にいることを意識し、そこから感謝と学びを得ることで、運の流れを整えることが必要なのです」【神社仏閣の天井画が持つ、もうひとつの龍の役割】天井画のモチーフとして神社仏閣に描かれている龍には、流れの象徴とは別の役割が存在する。「龍は水のシンボルでもあります。と同時に“大切なものを守る”存在でもあるため、火災から社殿を守り、ご本尊を守護するものとして天井画に描かれています。この役割を個人に照らせば、龍は自分自身の本質を守ってくれる存在ともいえます」【龍をなぞり、写し取ることで、そのパワーとシンクロする】写教や写仏がそうであるように、写し取ることで人は対象と一体になれる。同様に、なぞることで龍とつながる方法が“写龍”だ。「人は、意識しているものに近づいていきます。写龍においても、姿をなぞるうち、龍の存在が自身と同調し、その力が満ちていきます。結果、周囲を取り巻く流れを感じ、よりよい流れに乗ることができるのです」【自分を運ぶ大きな流れを意識すれば、人生も好転する】龍を通じて流れを意識することは、ひいては人生を好転させることにもつながる。「流れを感じることは、物事を点ではなく線で考えること。いまがすべてではなく、過去から未来へと移り変わる流れの全体を感じられる人は、失敗しても落ち込まず、成功しても驕らず、周囲にも感謝ができます。その姿勢は、人生を豊かにしていくでしょう」斎灯サトルさん天井画絵師。全国各地の神社仏閣の天井画を手掛け、個人の制作枚数としては日本一を誇る。創作活動のほか講演などでも活躍。著書に『写龍 しあわせの龍を呼ぶ本』(サンマーク出版)が。※『anan』2018年10月17日号より。イラスト・SANDER STUDIO取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年10月14日9月15日(土)のフジテレビ系「土曜プレミアム」では、先日逝去した漫画家のさくらももこさんを追悼して『映画ちびまる子ちゃんイタリアから来た少年』をノーカット地上波初放送する。8月15日に乳がんのため53歳で亡くなったさくらももこさん。彼女が自身の幼少期を反映させて描いた代表作「ちびまる子ちゃん」は1990年にテレビアニメ化。瞬く間に超高視聴率番組となり、主題歌「おどるポンポコリン」も大ヒットを記録。現在まで放送が続く長寿番組となった。そんな「ちびまる子ちゃん」の23年ぶりとなる劇場版となった本作。世界の5か国からやってきた子どもたち。花輪くんのお願いで、みんなの家に外国の子どもたちがホームステイすることになったからさあ大変!まる子の家にはイタリアからやって来たアンドレアが来ることに。学校での授業に参加したり、週末には清水の町を飛び出して、みんなで大阪や京都へと出かけたりと楽しい日々を過ごすまる子たち。一緒に行ったお祭りでは「また会えますように」とそれぞれお願い事をする2人。そんな楽しい日々にもいよいよお別れのときが――というストーリー。原作・脚本をさくらももこさん自ら担当、まる子役のTARAKOはじめ、おじいちゃん役の島田敏、お父さん役の屋良有作、お母さん役の一龍斎貞友、おばあちゃん役の佐々木優子、ナレーションのキートン山田らお馴染みの声優陣と、2016年にさくらさんと同じ乳がんで亡くなった水谷優子さんがお姉ちゃん役を演じている。またゲスト声優として「花晴れ」『虹色デイズ』などヒット作を連発、『覚悟はいいかそこの女子。』の公開も控える中川大志をはじめ、大河ドラマ「西郷どん」などの劇団ひとり、振付師のほか連続テレビ小説 「半分、青い。」などに出演もしているパパイヤ鈴木、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』もヒット中の渡辺直美、『バイオハザードザ・ファイナル』のローラなども顔を揃えている。またテレビ版の主題歌だった「おどるポンポコリン」を映画スペシャルバージョンとして大原櫻子が担当。大原さんは挿入歌「キミを忘れないよ」も手掛けている。普段の「ちびまる子ちゃん」では見られない映画ならではの笑って泣けるストーリー「土曜プレミアム」『映画ちびまる子ちゃんイタリアから来た少年』は9月15日(土)21:00~フジテレビ系でノーカット地上波初放送。(笠緒)■関連作品:映画ちびまる子ちゃんイタリアから来た少年 2015年12月23日より全国にて公開© 2015さくらプロダクション/フジテレビジョン日本アニメーション東宝博報堂DYメディアパートナーズFNS27社
2018年09月15日現代能『陰陽師 安倍晴明~晴明 隠された謎…~』が9月、梅若実、野村萬斎、大空ゆうひ、桂南光(語り部)らによって上演される。公演に先駆けて記者会見が行われ、葦屋道満役の梅若実と、安倍晴明役の野村萬斎が登壇した。【チケット情報はこちら】映画監督の吉田喜重が原作を書き、梅若実(当時・玄祥)が節付・演出・出演し、Mr.マリックの超魔術も取り入れて2001年に初演された本作。海外を含め各地で20回以上公演を重ね、変化・発展を遂げながら今に至る。2016年の大阪公演では、野村萬斎が安倍晴明役を演じ、玄祥、脚本補綴の藤間勘十郎と共同で演出も手がけたが、今回は萬斎の単独演出で生まれ変わる。梅若実は「この作品を初演した2001年はちょうど、萬斎さんが映画『陰陽師』をなさった時期。萬斎さんの人気にあやかって、回数をさせていただきました(笑)。フランス、オランダなどにも参りましたし、晴明神社でも上演するなど、新作能としては、絶え間なく上演させていただいています。初演から10数年経ちましたので、今回は新しい視点、角度から見直すべく、萬斎さんに全面的に演出をしていただくことになりました。普段の能では考えられないような趣向もあり、面白い舞台になると思います」と語る。野村萬斎は、「(実)先生と私と、葛葉姫の大空ゆうひさんと、“異形なる者”が3人集まり、安倍晴明の世界をお見せします。先生と私の陰陽師対決もあります。私は映画に出て以来、自分と安倍晴明という役のセット感に悩み、敢えて避けていたところもありますが、羽生結弦さんのおかげで少し離れることができたかなと思います。演技、音曲性、謡、舞踊などが詰まった、ミュージカルに負けない伝統芸能の深さを感じ取っていただきたいですね」と意気込む。初演以来、様々なマジックや最新テクノロジーを用いていることも話題の本作。その意図や、古典的な表現との兼ね合いは?「能というと幽玄の静かなイメージがあるけれど、能の世界にもイリュージョンのようなことを行った時代があったんですよ。僕がこの題材を最初に選んだのは、あまり皆さんに能を杓子定規でとらえないようにしていただきたいという思いがあったから。我々も楽しんでやっている作品ですし、そういうところは萬斎さんに任せれば絶対、大丈夫です」(実)「我々の芸能のアドバンテージは、魑魅魍魎が都に跋扈する中世の時代感、闇が出せるところ。ですから、能狂言ではあまり使わない照明や音楽の効果、マジカルな演出なども取り入れつつ、何より能狂言であることを生かした、想像力をかき立てるダイナミズムを追求したいですね。“ジャパニーズ・アイデンティティ”を醸すパフォーミングアーツになると思います」(萬斎)中世と現代が出会う、刺激的な公演となりそうだ。公演は9月6日(木)・7日(金)に東京・新宿文化センター大ホールにて。チケットの一般発売に先駆けて、現在プレリザーブを実施中。受付は6月26日(火)午前11時まで。取材・文:高橋彩子
2018年06月20日「陸王」「下町ロケット」などの半沢直樹シリーズほか、代表作を数多く抱える池井戸潤。その中でも傑作小説として名高い「七つの会議」を、野村萬斎主演で実写映画化することが決定した。■あらすじ都内にある中堅メーカー・東京建電。営業一課の万年係長・八角民夫(野村萬斎)はどこの会社にもいる、所謂“ぐうたら社員”。トップセールスマンである課長の坂戸(片岡愛之助)からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限しかこなさず定例の営業会議では傍観しているのみ。絶対的な存在の営業部長・北川誠(香川照之)が進める結果主義の方針の元で部員が寝る間を惜しんで働く中、一人飄々と日々を送っていた。ある日突然、社内で起こった坂戸のパワハラ騒動。そして、下された異動処分。訴えた当事者は年上の部下、八角だった。北川の信頼も厚いエース・坂戸に対するパワハラ委員会の不可解な裁定に揺れる社員たち。そんな中、万年二番手に甘んじてきた原島(及川光博)が新課長として着任する。会社の“顔”である一課で、成績を上げられずに場違いすら感じる原島。誰しもが経験するサラリーマンとしての戦いと葛藤。だが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた…。■初の池井戸作品に出演する野村さん「結果がすべて」そんな考え方がいまなお続く会社が本作の舞台となり、主演を務めるのは狂言界の至宝にして、俳優としても存在感を放つ野村萬斎。捉えどころのない自由奔放な顔と、信念を貫く強い心を併せ持つ人物像の主人公・八角民夫に挑む。野村さんにとっては、初のサラリーマン役となり、「八角は一癖も二癖もある決して平凡ではない役どころなので、演技すること自体が新たな挑戦だなと思います」とコメント。作品に関しては「登場人物たちが人生を懸けてしのぎ合う、手に汗握る物語。原作をご存知の方も、そうでない方も、そのスリリングな展開を大いに堪能していただけるはずです」と大いに期待を寄せた。そのほかキャストにも、社内で絶対的な存在である営業部長・北川に香川照之。うだつが上がらない営業課長・原島に及川光博。営業成績トップでありながら突如パワハラで訴えられてしまう坂戸に片岡愛之助。零細ねじ工場の社長・三沢に音尾琢真、新進気鋭のねじ製造会社社長・江木に立川談春。そして御前様と呼ばれる親会社の代表取締役社長・徳山役に北大路欣也と、いままでの池井戸作品を支えてきた、重厚かつ超豪華な俳優陣が揃った。会社員たちの人生、そして会社の存在をも揺るがしていく、働くことの「義」を問う内容は必見だ。『七つの会議』は2019年より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月10日小説家・池井戸潤の『七つの会議』が実写映画化され、狂言師の野村萬斎が主演を務めることが10日、明らかになった。2019年の公開を予定している。同作は池井戸による企業小説を実写化。都内にある中堅メーカー・東京建電で起きたパワハラ騒動をきっかけに、想像を絶する秘密と闇が明らかになっていく。野村は営業一課の万年係長でぐうたら社員の八角民夫を演じる。『私は貝になりたい』『祈りの幕が下りる時』などを手掛け、『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』と池井戸作品とともに歩む福澤克雄がメガホンを取る。営業部長・北川に香川照之、うだつが上がらない営業課長・原島に及川光博、営業成績トップでありながら突如パワハラで訴えられてしまう坂戸に片岡愛之助、零細ねじ工場の社長・三沢に音尾琢真、新進気鋭のねじ製造会社社長・江木に立川談春、そして御前様と呼ばれる親会社の代表取締役社長・徳山役に北大路欣也と、実力派キャストが揃った。野村は「ようやくめぐり合えた池井戸作品。そして、福澤監督とのお仕事に心から喜びを感じています」と喜びを表す。「私自身、初のサラリーマン役。それでいて、八角は一癖も二癖もある決して平凡ではない役どころなので、演技すること自体が新たな挑戦だなと思います」と意気込んだ。また、共演者について「特に、香川さんは、芝居と古典芸能の両側の世界で生きる者として、"気""間合い"のような独特の感覚が互いにあるように感じています。共演が本当に楽しみですね」と期待を寄せた。ドラマ『半沢直樹』の土下座シーンも話題となった香川は「池井戸潤・福澤克雄の両巨頭が組む作品カラーはすでに国内に幅広く浸透しているという点では、そこに出演する私に求められる役割はほぼ確定していると言ってもいいのだが、主演の野村萬斎という鬼才と福澤との融解、あるいは彼と池井戸ラインとの化学反応こそは、私が現場で土下座してでも盗み見たい最大の焦点だ」と語る。及川も「『半沢直樹』以来の池井戸作品の出演となります。いただいた脚本がとにかく面白く、今作の一部として機能できることにワクワクしています」と期待を表した。同じく『半沢直樹』で独特の存在感を見せた愛之助は、「野村萬斎さんとはプライベートで仲良くさせて頂いておりますが、仕事をご一緒するのは初めてです。同じシーンが多いのでリラックスして撮影をすることができております。香川さんは歌舞伎の舞台でご一緒することがあるので、いろいろなお話ができ楽しませて頂いております」と印象を明かす。TEAM NACSの音尾は、「『陸王』に続いて、池井戸先生の作品にまた出演できて幸せです」、北大路も「『半沢直樹』以来、久しぶりの福澤監督演出になります」と、池井戸作品のオールスターが集結。立川は「狂言師、歌舞伎役者、アーティスト、ちょっぴり落語家も。あいかわらず福澤組のキャスティングは一筋縄ではおさまりきりませんね」と驚きを語った。福澤監督は「今作は『会議』を舞台にした物語。今まで見たことのないような映像表現に挑戦し、極限まで追い詰められた人間の心情と行動を、ドラマチック、且つダイナミックに描ければと思います」と構想を明かした。撮影は4月30日から始まり、6月上旬のクランクアップを予定している。
2018年05月10日劇場版『若おかみは小学生!』が2018年9月21日(金)より全国公開される。人気児童文学シリーズを劇場アニメ化『若おかみは小学生!』は、「講談社青い鳥文庫」で累計発行部数300万部を誇る、全23巻の人気児童文学シリーズ。交通事故で両親を亡くした小学6年生の女の子・おっこは、祖母の経営する旅館“春の屋”に引き取られ、ひょんなことから若おかみとしての修行を始めることに。旅館に住みつくユーレイ少年・ウリ坊や、転校先の同級生でライバル旅館の跡取り娘・真月らに助けられながらも、次々とやってくる変わった“お客さま”をもてなすために、若おかみとして日々奮闘していく。おっこがエネルギッシュに成長していく過程を描いた、笑いあり涙ありのストーリーとなっている。また、『若おかみは小学生!』は、2018年4月8日(日)よりテレビ東京6局ネットでTVアニメーションとして放送を開始。劇場版では、原作でもテレビシリーズでも描かれなかった両親とおっこの物語を描いていく。小林星蘭、水樹奈々、松田颯水など声優キャスト声優キャストとして、主人公・おっこ(関織子)役は映画『SP THE MOTION PICTURE』にも出演していた小林星蘭が務める。ユーレイのウリ坊(立売誠)役は『クレヨンしんちゃん』『文豪ストレイドッグス』といった作品にも参加している声優・松田颯水、おっこのライバルである秋野真月役を、『七つの大罪 戒めの復活』『魔法少女リリカルなのは』といった作品で声優を務め、歌手としても活躍する水樹奈々が担当。テレビアニメと同じキャスト陣が劇場版でも登場する。おっこの父・関正次役は薬丸裕英、おっこの母・関咲子役は声優初挑戦の鈴木杏樹。スランプに陥った占い師の客、グローリー・水領役は声優初挑戦となるホラン千秋が、おっこが若おかみ修業をする旅館「春の屋」の客人、作家の神田幸水役は、『ミニオンズ』『ペット』などで声優を務めたバナナマン・設楽統が熱演する。また、物語のカギを握る客人・木瀬文太役は山寺宏一、「春の屋」の女将であり、おっこの祖母・関峰子の少女時代は花澤香菜、神田幸水の息子・神田あかね役は小松未可子が担当するなど実力派声優も集結。さらに、ウリ坊と同じくおっこの前に現れるユーレイの秋野美陽役は、子役の遠藤璃菜が演じる。監督は高坂希太郎、豪華スタッフが集結監督は、2003年の作品『茄子アンダルシアの夏』から約15年ぶりの劇場公開作品となる高坂希太郎が担当。作画監督として、『風立ちぬ』『コクリコ坂から』といった作品にも参加している。その他、脚本には『聲の形』の吉田玲子、音楽は『アウトレイジ 最終章』で第41回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した鈴木慶一など豪華な制作スタッフが集結している。詳細劇場版『若おかみは小学生!』公開時期:2018年9月21日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー原作:令丈ヒロ子・亜沙美(絵)(講談社青い鳥文庫『若おかみは小学生!』シリーズ)監督:高坂希太郎脚本:吉田玲子音楽:鈴木慶一キャスト:小林星蘭、水樹奈々、松田颯水、薬丸裕英、鈴木杏樹、ホラン千秋、設楽統(バナナマン)、山寺宏一、遠藤璃菜、小桜エツコ、一龍斎春水、一龍斎貞友、てらそままさき、小松未可子、花澤香菜、田中誠人他
2018年04月10日製薬メーカー「龍角散」が販売する服薬補助ゼリーの1つ「おくすり飲めたね」。’08年、同社女性初の執行役員となった福居篤子さん(53)が、そのアイデアから開発、販売まで関わった大ヒット商品である。 「大きな錠剤やカプセル、苦い薬も、服薬ゼリーで包むと、子どもも、お年寄りでもすっと喉を通って、無理なく飲めるんです」(福居さん・以下同) 最近では老人ホームなどでも、服薬補助ゼリーはよく使われる。ゼリーのおかげで、粉薬が気管に入ってむせることも、薬を吐き出すこともなくなって、服薬の時間がスムーズになった。 「龍角散に勤める前、私は臨床薬剤師として、病院の薬局に勤務していました。そのとき多くの患者さんが薬を飲むのに苦労していること、病気を治すための薬というものが理解できない子どもにとってはただ嫌な行為であるということを痛感したんです。どうして飲みにくい薬を作るのか理解できず、全ての人にとって苦痛になっている課題を解決した新しい薬を作りたいと考えました。だから、臨床の世界から製剤の世界に移ったんです」 患者さんに寄り添いたい。守りたい。それが、福居さんの製薬の原点だ。 福居さんは’64年12月27日、広島で生まれた。親戚に尊敬する医師がいた影響で、いつしか医療の道を志すように。大学の薬学部薬剤学科に進学し、卒業後は患者さんと触れ合う仕事がしたいからと、臨床薬剤師として病院に就職した。その後、両親が住む近所の病院の薬局に転職すると、患者さんの薬の悩みを聞く機会が増えた。 患者さんの薬の悩みを聞いているうちに「どうしたら、楽に薬を飲めるのだろう」という疑問が、福居さんのなかで膨らんでいったという。 「それなら一度、薬を作る側に回ってみてもいのかな」 そんな思いで、新聞の求人欄で見つけた龍角散の採用試験を受け、合格。’91年、福居さんは26歳になっていた。 社長面接で、先代の社長に「うちは専門性を重視した縦割りの業務体系だが、横断的にいろんな部署をまたいで活躍してくれる人材が欲しい」と言われた福居さんは、「いろんなことにチャレンジできる」と、意欲満々だった。 しかし、入社してみると、200年を超える歴史ある企業には、旧態依然とした空気が蔓延していた。今と違って、男尊女卑の風潮も根強かった。職場のなかでも心臓部である製剤室は、まるで女人禁制の“聖域”だ。 「錠剤を作る機械にも簡単に触らせてもらえません。怒られるんじゃないんです。『作業中、指を落とした人もいるから、女性には危なすぎるわ~』と、優しく諭されるんです」 入社当初は、千葉工場勤務で、開発と兼任で、自社製品を営業するMR(医薬情報担当者)も任された。自作の資料を手に、熱心に説明して回り、瞬く間に営業成績トップクラスに。同期入社のなかで、誰よりも早く主任に出世し、30歳で本社勤務となった。 当時の龍角散は、40億円の年商に対して、40億円の負債を抱え、倒産の危機に瀕していた。しかし、社員の危機感は希薄で、保守的な古参役員には、会社を立て直そうという気概もない。 福居さんは、千葉工場時代から、新製品の開発を始めているが、そこには常に古参の役員との対立がついて回った。最初に取り組んだのは、鼻炎薬の開発だ。当時はまだ1日3回飲む薬が主流だったが、1日2回の服用で効く薬の開発に取り組んだ。 だが、苦闘の末に新製品が完成しても、古参の役員たちは、反対しかしない。開発した製品が、ことごとく否定され、嫌気がさして、転職を決意。別会社の内定をもらって、役員室に行ったこともあった。 「辞めさせてもらいます!」 福居さんの大きな声に、隣室から出てきて「私は1カ月後に社長になる。一緒に改革をしよう。一度、思う存分やってみてから辞めても、遅くはないよ」と、慰留したのが現社長の藤井隆太さんだ。 ’95年10月、社長に就任した藤井さんを中心に、上司と福居さんの3人で改革チームが結成された。「もう龍角散だけでは生き残っていけない」と危機感を募らせる改革チームは、保守的な古参役員の反発を尻目に、新製品の開発を推し進めていった。 服薬補助ゼリーの開発を始めたのは、’97年ごろからだ。 「薬局で買って、その場で服用できるように、薬と一緒にパックされた水を開発してほしい」という営業からの要望がきっかけだった。そのとき思い浮かんだのは臨床薬剤師時代の経験だ。水では薬が飲めない患者さんを大勢、見てきた福居さんは、「ゼリーで包む」という画期的なアイデアを思いつく。 服薬補助ゼリーの試作品を作って、経営会議に提出した。だが、古参の役員からは「水を作れと言ったのに、なぜ、ゼリーなんだ」という声が上がる。当時は、嚥下機能が低下した高齢者が服薬で、誤嚥を引き起こし、肺炎につながるという事実や、嚥下機能が未熟な子どもの存在は、ほとんど知られていなかった。何度も現状を訴えたが、古参の役員たちは理解せず、製品化を認めようとしない。 「そんなに言うなら、介護現場を見てみよう」と言ってくれた藤井社長と一緒に訪ねた高齢者施設には、福居さんがかつて、臨床の現場で見ていたのと全く同じ光景が広がっていた。薬を食事に混ぜるため、食が進まず、苦悶の表情で食事をとる高齢者を目のあたりにして、社長は帰りの電車のなかで、「明日はわが身だな」と呟いた。 藤井社長は、古参役員の反対を押し切り、「服薬補助ゼリーは社会的意義のある製品だ。販売するのは、龍角散の使命だ!」と英断を下す。福居さんも、長年の夢だった「薬を飲みやすくする」製品の開発に夢中になった。 糖衣チョコを錠剤に見立て、ゼリーに包んで何十個も飲み込むなど、無謀ともいえる体を張った実験までした。’98年、ついにレモン味をつけた服薬補助ゼリーが完成する。 福居さんは、地域の医師会や医師の勉強会などにもサンプルと実験データを持って押しかけ、営業にも奮闘。介護施設でもそのニーズが高まっていった。ほどなく、子ども向けの服薬補助ゼリーを販売し、ヒット商品となった。
2018年03月31日月に1回お届けしている、御神札の正しいお祀りの仕方や日々の奉仕。今回は新しく神棚を自宅に設置する際に、神様にお鎮まりいただく「神棚奉斎」について解説しましょう。神棚奉斎ってどんなことをするの?自宅に初めて神棚をお祀りする、または宮形を新しくした際に行いたいのが「神棚奉斎」です。空間を清浄にして神様が神棚にお鎮まりいただき、家族を見守っていただくようお祓いとご祈祷を行うものです。これは御神札を納める前に行いますが、次の二通りのやり方があります。1.神主さんを自宅に呼んで執り行う神主さんを自宅にお招きして、設置した神棚の前で執り行います。所要時間は20~30分程度。当日は家族全員が揃って参加しましょう。神棚の前にあらかじめ神社から指定された神様への御供物(お酒、尾頭付きの魚、野菜、果物、お米など)を用意し、神棚奉斎の祝詞をあげていただきます。費用は神社によって異なりますが、3万円前後が一般的です。2.道具類を神社へ持ち込んで行う新しくする宮形や、買い揃えた祭器具を神社へ持ち込んでお祓いしていただく方法です。神具店によっては、すでにお祓いを済ませたものを販売しているところもあります。購入時にお祓い済みかどうか確認しておくとよいでしょう。所要時間は同じく20~30分程度で費用は5,000円からが多いようです。連絡をせず、突然道具類を持ち込んでも神主さんが行事や来客等で対応できないことも……。あらかじめお電話でお伺いする日取りを決めてから出かけましょう。最近では住まいの洋風化で本式の神棚を設置するお宅も減りつつあり、こうした神棚奉斎をすることも少なくなっているといいます。最初は簡易的な御神札立てからはじめてみて、「宮形や棚板を設置した本式の神棚をつくろう」と思ったときにこうした手順を踏んでもよいかもしれません。神棚奉斎をお願いする神社は地域の氏神様になります。「自分の氏神様がわからない」ということがあれば地域の神社庁にお問い合わせを。また「個人的に崇敬している神社があるので、そこでお願いしたい」という場合には、その神社へ問い合わせてみるとよいでしょう。なかには遠方であっても、出張料や日程等の折り合いがつけば対応くださるケースもあります。引っ越しのときにも祝詞をあげていただく転居の際にも神主さんに来ていただいて、この家で平穏無事に暮らせるようお守りいただいたことを感謝し、引っ越しをすることを奉告する祝詞をあげていただくと丁寧です。とはいえ、引っ越し前はなにかと忙しいもの。日程調整が難しいようであれば、家族で神棚に拝礼して転居する旨をお伝えして、引っ越すようにしましょう。●ライター大浦春堂【神様と暮らす #1】自宅にしつらえる、神棚のキホン【神様と暮らす #2】神棚をつくるときに用意したいもの【神様と暮らす #3】神棚をつくったら気をつけたい4つのこと
2018年02月22日フジテレビでは、アガサ・クリスティが1926年に発表した人気長編推理小説「アクロイド殺し」を、三谷幸喜脚本で日本で初めて映像化することが決定。野村萬斎を主演に迎えるほか、大泉洋、向井理、吉田羊、松岡茉優ら豪華キャスト共演で「黒井戸殺し」のタイトルで4月に放送される。「原作:アガサ・クリスティ×脚本:三谷幸喜」のコラボは、2015年にフジテレビ開局55周年特別企画として2夜連続で放送した「オリエント急行殺人事件」で初コラボが実現。続く今作は、クリスティの6作目の長編小説であり、エルキュール・ポアロシリーズの3作目にあたる「アクロイド殺し」が原作。事件が起きた人間関係を知るポアロの隣人による手記を読んでいく形で進んでいく本作は、その結末におけるトリックの斬新さによって、当時世界中に衝撃を与え、そのトリックを巡って「フェア・アンフェア論争」が引き起こされ、長らく映像化不可能とされてきた作品だ。「黒井戸殺し」のタイトルで映像化される今回は、「オリエント急行殺人事件」同様、萬斎さん演じる名探偵・勝呂武尊が主人公。そして医師・柴平祐を、舞台「ベッジ・パードン」で萬斎さんと同じ舞台には立っているものの、テレビドラマでの共演は今回が初めてとなる大泉さんが演じ、勝呂の良き相棒としてコンビを組み、事件の謎に立ち向かっていく。「オリエント急行殺人事件」以来、ドラマ出演は約3年3か月ぶりとなる萬斎さんは、「再び勝呂武尊を演じることができて、とてもうれしくもあり、やりがいもありました。前回の『オリエント急行殺人事件』のときより、人間味の増した勝呂になったのではないかと思います」とコメント。テレビドラマ初共演となる大泉さんについては、「いつもにこやかに明るく撮影現場を盛り上げてくれました。撮影の中で、洋くんと一緒にあぜ道を自転車で走るシーンがあり、偶然、勝呂が自転車から転げ落ちるシーンの倒れ方がチャップリンみたいになったところが、とてもおもしろかったです」と撮影中のエピソードも明かし、「10人の容疑者に対して、全員のアリバイを整理し、見破っていく駆け引きも見どころとなっています。複雑に絡み合ったアリバイを見事に解いていく勝呂武尊をぜひお楽しみに」と見どころを語っている。一方、とにかく台本が面白かったと話す大泉さんは、「三谷さん脚本による個性豊かなキャラクターたちがとにかく魅力的」と言い、萬斎さんについては「どんな役をやっても強力な印象を残すお芝居が大好きだったのでとてもうれしかったです。撮影中は、ずっと聞いてるとドンドン勝呂のキャラのとりこになり、最高に楽しい毎日でした。そんな勝呂と柴との掛け合いも見どころの一つだと思います」と話している。またこの2人に加え、物語を彩る個性豊かな登場人物たちを演じる俳優陣も決定。三谷作品初参加となる余貴美子、草刈民代、向井理、佐藤二朗、和田正人。三谷映画や舞台には出演しているものの、三谷ドラマには今回初出演となる寺脇康文。さらに、浅野和之、秋元才加、吉田羊、松岡茉優、藤井隆、今井朋彦、斉藤由貴、遠藤憲一が出演。彼らが代わる代わる事件の容疑者として浮上していく。夫を毒殺した疑惑のあった唐津佐奈子が死亡するところからはじまる本作。彼女を演じる吉田さんは、「故人ではありますが、語り手たちによる在りし日の私から、その人生を想像していただけるとうれしいです。大泉さんを想定した三谷さんの『当て書き』がこれまた楽しい!」とコメント。かねてより三谷作品に参加したかったという草刈さんは、「私演じます“満つる”さん、ちょっと変わった人です。このような役柄は演じたことがありません!でも、楽しかった~」と述べ、松岡さんも「野村萬斎さん演じる奇妙な探偵・勝呂に振り回されるのは大変心地よい時間でした」と参加した感想を語っている。そして“謎の男”役で出演する和田さんは、自身の役について「極めて重要な容疑者の一人です。明らかに怪しいです。疑われても仕方ない。誰が見てもそんな印象です。ストーリーを追っていく中で、加害者なのか?被害者なのか?と、そんなところにある種の面白みを感じる人物です」と説明しており、多くの登場人物の中でも特に気になるキャラクターだ。また脚本を手掛けた三谷さんは、「あの名作『アクロイド殺し』のドラマ化に関われるのは、クリスティファンの脚本家にとっては最高の喜びです。ミステリーの女王に敬意を表し、設定を日本に移した以外は、極力原作に忠実に脚色してみました」とコメントを寄せている。「黒井戸殺し」は4月、フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年02月15日「もし超能力が使えるなら瞬間移動して、温泉に行きたいです。国内で由布院、草津とか、いい温泉に行って、ゆっくりしたいですね」 そう語るのは、大河ドラマ『龍馬伝』など子役から大活躍の濱田龍臣(17)。放送中のドラマ『モブサイコ100』(テレビ東京・木曜深夜1時~)では超能力を持つ中学生、通称・モブを演じている。モブは内気で目立たず勉強もスポーツも苦手。超能力に頼らず、普通の生活を送りたいと願っている少年だ。 子役から活躍する濱田自身は、普通の生活に戻りたくならないのだろうか。 「そう思ったこともありますけど、今このお仕事をやらせてもらってすごく充実した生活で、すごくいい経験だと思うんです。普通の経験ができない分、違う経験も多くさせていただいているので、今戻りたいとは思わないです」(濱田・以下同) 子役からやってきてよかったと思うことも多いという。 「17歳にしてはしっかりしてるねってよく言われるのはよかったですね。家でも礼儀や食事のマナーは結構厳しく言われていたので、そのおかげかな?」 濱田演じるモブはモテたいと願っているが、もしモテようとするなら何をする? 「考えたことないですね(笑)。周りの人にいろいろ聞いてみて、どうすればいいのか相談するかな。何かしら見た目を変えるために、自分の知識では及ばないから周りの人に聞いてみよう、みたいな(笑)」 モブはモテないほか、内気な性格にコンプレックスを抱える少年でもあるが……。 「結局どんなことも、どんな形であれ自分は自分。それを嫌だって受け入れないよりはそれも自分だからって受け入れるしかないと思うんです。あまり面白くない答えだと思うんですけど(笑)。ネガティブに自分のここが嫌だって思うことはあまりないかな。それが自分なので」 ということはあまり落ち込むこともない?と尋ねてみると、やはり何でもポジティブに考えるという。どこまでも大人な濱田にポジティブへの転換法を教えてもらった。 「最終的にはネガティブな部分も含めての自分だなって。それに自分は自分、他人は他人で結構区切りをつけるので、人に何か言われても、たまたまその人の価値観と合わなかっただけで、あまり気にしなくていいかなって思ってます」
2018年02月11日濱田龍臣が主演を務め、波岡一喜、与田祐希、望月歩ら注目キャストで贈る木曜深夜ドラマ枠・木ドラ25「モブサイコ100」。このたび、濱田さん演じる主人公の超能力少年、通称モブを取り巻く共演者が解禁、悪霊エクボの声をアニメでもお馴染みの大塚明夫が務めることになった。テレビ東京がNetflixと強力タッグを組む「木ドラ25」の第4弾となる本作。少年の成長物語という王道の青春ドラマでありながら、ギャグ満載のコメディーとシリアスなシーンが絶妙に絡み合い、笑ったりハラハラしたり…。特撮やVFXを駆使した壮大な超能力バトルシーンも見どころとなっている。そんな本作で、濱田さん演じる超能力少年・影山茂夫こと通称モブを勧誘する宗教団体「(笑)」(カッコワライ)の教祖である上級悪霊・エクボ役の声を、アニメ版に引き続き大塚明夫が務めることに。「アニメに引き続きドラマにも呼んで頂けるなんて光栄です」と語る大塚さんは、「ドラマの中でエクボがどう動くのか、どんな表情をするのか、楽しみにしていて下さい」と自身でも楽しみな様子。超能力少年・モブと関わる“濃い”キャスト陣また、内気で目立たないモブを取り巻く、キャラの濃い共演者たちも明らかに。超能力を使わずに普通の生活を送ろうとしているモブ。しかし、モブに近寄ってくる人々によって平穏な日常は大きく変わっていく。【塩中】モブの通う中学校肉体改造部:ひたすら肉体強化を目的とした部活。「モテたい」一心でモブが入部。(中)部長・郷田武蔵役に長濱慎、(左)部員・山村秀樹役に黒石高大、(右)部員・志村遼平役に鈴木貴之塩中の番長・鬼瓦天牙役は白戸達也塩中の生徒会長・神室真司には國島直希【黒酢中】塩中と敵対する中学校黒酢中の番長・枝野剛役には根岸拓哉【爪】謎の超能力集団桜威役には出合正幸、誇山役に岩永洋昭、槌屋役に間宮夕貴、霧藤役に鈴之助【ギャランドゥ】霊幻の行きつけのバー霊幻(波岡一喜)の行きつけのバーのマスターを木下ほうかが演じる主題歌はThinking Dogs「愛は奇跡じゃない」2015年6月にシングル「世界は終わらない」でメジャーデビューを果たし、「NARUTO -ナルト- 疾風伝」のエンディングテーマ「そんな君、こんな僕」でも知られるロックバンド「Thinking Dogs」。本作について「僕らの愛する『モブサイコ100』、記念すべき初の実写化! その主題歌に選んで頂きとても光栄です」とコメント、「新境地となる楽曲に挑戦し、メンバー一同、ワクワクしながらレコーディングに臨みました。放送が待ち遠しい! エンディングまで、じっくりとお楽しみください!」と期待を込めている。木ドラ25「モブサイコ100」は2018年1月18日(木)より毎週木曜日深夜1時~テレビ東京にて放送。※Netflixでは1月12日(金)より配信、BSジャパンでは1月23日より毎週火曜日23時~放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月22日狂言師・野村萬斎主演の映画『花戦さ』が、6日からビデオマーケット、TSUTAYA TV、U-NEXTなどで配信をスタートし、DVDも同日発売された。映画『花戦さ』今年6月3日に公開された同作は、鬼塚忠氏の小説『花いくさ』が原作。花の名手である初代・池坊専好と千利休の友情や、京都の町衆・六角堂にいる花僧が、権力者・豊臣秀吉の乱心に刃でなく花をもって相手をあだ討ちするストーリーが展開する。専好を演じる萬斎は、役柄の「天真らんまん」「奇想天外」というイメージからオファーを受ける。クランクイン前には華道の指導も受け、細かい所作にもこだわって撮影に挑んだという。「命あるものにさらなる命を吹き込む、純粋(ピュア)な存在として演じたい」と意気込み、「特有の所作に、私なりの動きを生かせれば」と語っていた。各レビューサイトでは、Yahoo!映画が3.68点、映画.comが3.3点、フィルマークスが3.5点(2017年12月11日時点)。DVDには、メイキング、記者会見や舞台あいさつなどの特典映像が収録されている。(C)2017「花戦さ」製作委員会
2017年12月11日