11月14日公開の最新作『ラスト・ナイツ』でハリウッド進出を果たした紀里谷和明監督。テレビ番組で映画批評家に対して痛烈な批判をしていた紀里谷監督に、批評家に対する本音を聞いた。15歳で単身渡米、デザインや音楽、絵画、写真、建築などを学び、ニューヨーク在住時の1990年代半ばに写真家として活動を開始し、その後、映像クリエイターとして数多くのミュージックビデオなどを手がけてきた紀里谷監督。2004年に『CASSHERN』で映画監督デビューし、2009年には『GOEMON』を発表、そして、5年の歳月をかけた渾身の第3作『ラスト・ナイツ』が完成した。過去2作品を振り返り、批評家に対して辛口な意見を発していた監督だが、その根底には、批評家が必要だからこそ役割をしっかり果たしてほしいとの思いがあるという。――テレビ番組で、映画批評家を批判されていましたが、本作においても批評家のコメントは意識しますか?まずはじめに、僕は批評家がいての業界だと思っています。そもそも、批評家がなぜ存在するかというと、「みなさん知らないと思いますが、こんなにすてきな作品がありますよ」と伝える機能を担っているんです。若手監督の作品でだれにも見てもらうチャンスがないものを、力のある批評家が推薦すると見てみようと思うかもしれない。その逆もあって、みんながすごいと言っているものを、そうではないと言うこともある。機能としては絶対に必要だと思います。ですから、批評家の存在自体を否定しているわけではなく、批評家自体が凝り固まってこうあるべきと言うのは、芸術という自由なものの可能性を狭めてしまうと心配しているんです。僕たちの仕事は、「こういう世界もあるのではないか」「こういう人間がいてもいいのではないか」「こういう考えがあってもいいのではないか」という自由の提案だと思います。なぜならば、現実社会は非常に不自由な社会であって、その中で苦しんでいる人に対して自由の提案をしているつもりなんです。例えば、自分はこういう人間でありたいという願いがあるのに、社会というものがそれを失速させていく。そこで、一人のキャラクターを使って「こういうことでしょ」と提案するわけです。そして、見た人が「そういうことなんだよ」って思ってくださるから、そこに感情移入していただいて、喜んでもらえる。そこには、圧倒的な自由がない限り、表現ができなくなってしまい、表現することはできてもお客さんに届けられないということになってしまう。批評家が「これはこういうものですよ」「こうでなければいけない」と言い始めたら、それはシステム的な人間です。そうなると、批評家の存在が逆に危ぶまれると思うんです。こちら側も批評家の存在が必要だからこそ、意見を述べたんです。これが何かのスタンダードに合致していないから違うと言われてしまうのは、どうなんだろうかと。自由を窒息させてほしくないですね。もちろん、今回の作品に関してもいろんな意見が出てくると思いますけど、届く人に届くといいなと思っています。撮影:蔦野裕
2015年11月13日紀里谷和明監督の最新作『ラスト・ナイツ』の女性限定試写会が11月5日(木)、都内で行われ、紀里谷監督をはじめ、大和悠河とホラン千秋が出席。女性陣の絶賛コメントに、紀里谷監督は「本当にうれしい。映画は自分の子どものようなもの」と喜びをかみしめた。紀里谷監督が初のハリウッド進出作として、「忠臣蔵」を題材に5年の歳月をかけて完成させた本作。架空の封建国家で、反逆罪に問われた師匠を自らの手で斬首した主人公が、忠誠を誓った主君の仇を討ち、堕落した権力者に反旗を翻す騎士道ファンタジー。クライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマンら豪華なキャストが、日本人の心に宿る忠誠心、名誉、正義、尊厳といったテーマを体現する。「自分では意識していなかったが、試写を始めると女性から褒めていただくことが多い」と少し意外そうに語る紀里谷監督。一方、大和さんは「映画の至るところに、サムライ精神があふれている。外見はもちろん、ここまで内面がカッコいい男性はなかなかいない」、ホランさんは「心が癒され、目の保養にもなる。女性がこれほどドキドキできる映画はそうないはず」と女性目線で絶賛していた。大和さんといえば、王子役や騎士(ナイト)役として、多くの男役を演じてきた元宝塚歌劇団宙組トップスター。「以前は男性の演出家さんが『これが男の友情なんだ』と言っていても、よく理解できなかったけど、この映画を見ると、男性同士の熱い魂のつながりを知ることができる」と独自の視点で、魅力を語った。これにはホランさんも、「こんなにも相手を裏切らず、見返りも求めず、忠誠心を守る男性がいるなんてステキ」と乙女のまなざし。「さまざまな文化や人種が入りまじっているのに、違和感なくスッと世界観に入り込めるのは、すばらしい脚本と監督の演出があるからこそ」とうっとりしていた。そんな女性陣の発言に、「今日は(女性から支持される)ナゾが解けました」と納得顔の紀里谷監督。「大切なのはモノじゃなく、形にできないもの。言ってしまえば、愛を描いた映画。これからも人種や国籍、洋画や邦画といった、いろいろな“くくり”を取り払い、いい作品を世界中に送り届けていきたい」と国際的に活躍する映像クリエーターとしての決意を新たにしていた。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラスト・ナイツ 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Luka Productions
2015年11月06日東京国際映画祭パノラマ部門作品『ラスト・ナイツ』(11月14日公開)の舞台挨拶が28日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、紀里谷和明監督と俳優の伊原剛志が出席した。『CASSHERN』『GOEMON』で知られる紀里谷監督のハリウッド進出作となる本作は、モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンを主演に迎え、不当な死をとげた主君の仇をとるために戦う騎士たちの"サムライ魂"を描いた作品。舞台挨拶で監督は「脚本をいただいたのは6年前。実際に制作にとりかかり完成まで5年かかった」と語り、客席を見渡しながら「この光景を思い浮かべながら、そして、全世界30カ国で公開、日本で11月14日公開というこの日を夢見て頑張って来たと言っても過言ではありません」とあいさつすると、客席から拍手が起こった。また、本作について「ベースは日本の『忠臣蔵』。それをどのようにしてインターナショナルなマーケットで展開するのか考え、黒澤明監督の『乱』がシェイクスピアの『リア王』を戦国時代に置き換えてやってらっしゃったことを思い出し、その逆ができるのではないかと思った」と説明。「もう1つステップを進めようと、ありとあらゆる国籍の方と仕事をしたいと思った」と続け、その理由について「映画の作り方の可能性が広がるのではないかと思った」と語った。そして、映画は「自分の子供」であり、「子供を多くの優秀な方々と作って育てていく作業」と表現し、「今回、3人目の子供。マイナス20度、30度の中で1日12時間、雪の中で一生懸命戦って作り上げた子供です。この子を好きになってもらえればそれに越したことはありません」と切望。さらに、「命をかけてこの映画を作ったつもりです」と並々ならぬ思いを伝え、最後に「日本映画、世界映画が一つになっていけたら」と今後の日本映画の発展を願った。日本人で唯一出演した伊原は、紀里谷監督のことを「現場で戦っている戦士に見えた」と言い、「現場で役者たちとディスカッションもしていましたし、ほかのキャストも監督をリスペクトしていた」と説明。「日本人の監督で世界に出ていろんな役者を使ってできる監督はなかなかいない。紀里谷さんはきっと今後も、いろんな世界で活躍する監督。ぜひついていきたい」と絶賛すると、監督は「ありがたいお言葉」と感激し、「単純にものすごい優秀な方々に囲まれた。自分の力はささいなもので、どれだけ優秀な方に囲まれるかだと思う」と語った。
2015年10月28日『CASSHERN』『GOEMON』の紀里谷和明監督最新作にしてハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』のポスターが完成。さらに、第28回東京国際映画祭パノラマ部門への正式出品がこのほど決定した。戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣への不正な賄賂を堂々と断り、刀を向けたバルトーク卿(モーガン・フリーマン)は反逆罪に問われ、最も残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て、身分を隠していた。隊長であるライデンは酒浸りの日々を過ごし、宿敵の目を欺く。すべては、忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、堕落し、不正がはびこる権力への報復のために…。『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞した名優モーガン・フリーマンと、英国アカデミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経歴を持つ『クローサー』『シン・シティ』のクライヴ・オーウェンを主演に迎え、紀里谷監督が5年の歳月をかけて完成させた『ラスト・ナイツ』。このほど本作の正式出品が決定した東京国際映画祭パノラマ部門は、先日「Perfume」のドキュメンタリー映画の正式招待が報じられ話題にもなった、今年初めて新設される部門。人間ドラマから、ホラー、アニメーションなど、映画の多様性が体感できる刺激的かつ個性的な様々な作品が出品され、日本公開前の最新作がプレミア上映される。そして完成した最新ポスターには、江口洋介やGACKT、岩井俊二、MIYAVIなど、アスリートから役者、アーティストに至るまで、多くの各界著名人からの絶賛コメントが掲載させている。<『ラスト・ナイツ』ポスター掲載コメント>■第69代横綱白鵬 翔この台詞が気に入りました。名誉は持って生まれるもの、誰もそれを奪えず、与えもできない!失ってもならぬ、 敵は騎士の掟が絶対であることを思い知る!民と国の魂を再生させるのだ!人生は、我慢した者が勝つのだと教えてくれた気がします!■江口洋介(俳優)誇り高き伝統と忠誠心を奪われた瞬間の、男達の逆転劇を見逃すな。紀里谷監督が打ち出すサムライスピリットが、ハリウッドのスケールの中で爆発する。■GACKT(アーティスト)この作品を見よ。そしてこの日本の美しい魂を、見事に紀里谷監督がどうやって世界に届けているかを感じてみよ。そして何よりこの作品を通して、日本人として忘れてはならない魂を自らの心に呼び戻せ。■岩井俊二(映画監督)正義とは何か?それは人間の生きる美学だ。欲望のままに増殖し収奪し続ける悪しき強者に対するプロテスタント。弱きを助け強きを挫く。強くなければ生きられないが、優しくなければ生きる資格もないのだ。■SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN)信頼、忠誠、良心。漢として永遠に守るべき最重要な精神性が全編で光を放っている。世界に果敢に挑みをかける紀里谷監督のアティテュードを心から讃えたい。■武論尊(漫画「北斗の拳」原作者)映像の奇才に魂が舞い降りた。この作品は日本人の魂の源流が描かれている!■奥田瑛二(俳優・映画監督)日本人が失いかけている美しき心がここにある。壮大で優美な映像とドラマが騎士道と武士道の融合によって見事に蘇った。KIRIYA KAZUAKI ハリウッド監督誕生だ!さらに、現在、紀里谷監督を見つけたらチケットが抽選で当たるという大サービスも。明日19日(土)15:00ごろ、品川プリンスシネマ劇場ロビーにて紀里谷監督が訪問するとのことだ。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月18日デジタルハリウッドは、 映画監督の紀里谷和明氏を招き、 同氏初のハリウッド進出作となる映画『ラスト・ナイツ』先行試写会と、紀里谷氏によるQ&Aセッションを開催する。開催日時は10月8日 19:30~22:30。会場は東京都・御茶ノ水のデジタルハリウッド 駿河台ホール。映画『ラスト・ナイツ』は、 『CASSHERN』『GOEMON』を手がけた紀里谷氏による、同氏初となるハリウッド進出作品。クライブ・オーウェンとモーガン・フリーマンが主演を務め、「忠臣蔵」をベースによこしまな政治が幅を利かせる封建的な帝国での騎士たちの物語が描かれている。このたびのイベントはデジタルハリウッドの在校生や関係者を対象に開催するものだが、一般を対象とした枠も設けており、先着30名を招待。また、映画監督や映画製作の仕事に就くことを目指している同学の学生からの質問に、紀里谷氏本人が答えるQ&Aセッションも予定されている。なお、参加時には名刺の提出(一般/同学関係者とも)あるいは同学の学生証(同学関係者のみ)が必要。申し込みはWebページより行える(同学関係者用フォーム、一般参加者用フォーム )。なお、イベントが深夜まで開催されるため、18歳未満の人は申し込むことができないため注意してほしい。
2015年09月17日『CASSHERN』『GOEMON』の紀里谷和明監督が名優モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンを主演に迎え、5年の歳月をかけて完成させた、映画『ラスト・ナイツ』。この度、紀里谷監督自ら制作した最新予告編が公開された。戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣への不正な賄賂を堂々と断り、刀を向けたバートック卿(モーガン・フリーマン)は反逆罪に問われ、最も残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て、身分を隠していた。隊長であるライデンは酒浸りの日々を過ごし、宿敵の目を欺く。すべては、忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、堕落し、不正がはびこる権力への報復のために。死を覚悟し挑む、気高い騎士達の戦いがはじまる――。今回公開された予告編は、全編に渡りベートーヴェンの名曲「ピアノソナタ第14番『月光』」が使用され、その儚くも美しい旋律が本作のドラマとエモーショナル、そして壮厳かつ重厚な映像世界に寄り添いながら、展開される。アメリカをはじめ世界30か国以上での公開が決定している本作。紀里谷監督にとって初のハリウッド進出作ともあり、今回の予告編も紀里谷監督自ら制作したという。「零下20度に及ぶ極寒の地での非常に困難な撮影を経て『ラスト・ナイツ』は生まれました。この作品を信じ続けてくれたキャストやスタッフの弛まぬ努力に、そして、彼等の想いを代表して、この予告編を皆様に届けさせていただける光栄に心から感謝いたします」。本作には『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞した名優モーガンと、英国アカデミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経歴を持つ『クローサー』『シン・シティ』のクライヴのほかにペイマン・モアディ、アン・ソンギ、アクセル・ヘニー、伊原剛志が出演している。こちらの映像から紀里谷監督がハリウッドで描いた“サムライの魂”をご覧あれ。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月01日映画監督・紀里谷和明がハリウッドに進出し、5年の歳月をかけて完成させた最新作『ラスト・ナイツ』。本作で主演を務めたクライヴ・オーウェンのインタビューと貴重なメイキング映像を交えた特別映像が、いち早くシネマカフェにて解禁となった。先日、バラエティ番組で自ら明かしたように、紆余曲折を乗り越えた紀里谷監督にとって、初のハリウッド進出作であり、日本人監督としては類のない規模で世界展開される本作。架空の封建国家を舞台に、日本人の心に宿る忠誠心、名誉、正義、尊厳といったテーマを、民族や宗教などの枠にとらわれない設定のもとで追求し、世界中の観客に投げかけるという壮大な試みに挑んでいる。題材となったのは、あの「忠臣蔵」。2人のカナダ人が手がけ、心震える騎士たち(Knights=ナイツ)のドラマが描かれた脚本から製作が始まった。徹底的な時代考証の調査が施され、オリジナルの魂を忠実に受け継いでいたその脚本を読んだ紀里谷監督は、「民族や宗教、国籍や出自に関わらず、誰もが知っているものだと確信しました」と語り、その脚本を世界に向けて映画化することを決意。グローバルなコンセプトに基づいてキャスティングを進め、日本からは伊原剛志が参加するなど、監督の描く独創的なヴィジョンと脚本に魅了された名優たちが集結した。『シン・シティ』『トゥモロー・ワールド』といった話題作の主演を務め、ハードボイルドな男の魅力を匂い立たせてきた英国の名優クライヴ・オーウェンも、監督と同様に、脚本に深く魅了された者の一人。本作で演じるのは、腐敗がはびこる国の未来を憂う、高潔な心を持つ領主バルトーク卿(モーガン・フリーマン)の忠実な部下、騎士団の隊長ライデン。届いた映像の中で、クライヴは「カズ(紀里谷監督)は約束を守ったよ、初めて会ったときに言われたんだ。“国籍を気にせず世界の優れた役者を雇いたい”。“舞台はアジアでも欧米でもない自分の世界を創る”と」。そう監督との最初の出会いをふり返り、国籍や言語や肌の色にとらわれないキャスティングを行うことを考えていた紀里谷監督が描く映画の世界を「独創的な世界」と謳い、「楽しい“人種のるつぼ”だ」と表現する。『CASSHERN』『GOEMON』でも幻想的な架空の世界の全体像をデザインした紀里谷監督は、今回の企画について「過去の作品との違いは、現実に深く根ざしている点です。確かにこれは架空の世界の架空の王国の話であり、皆が異なる言語を話し、異なる肌の色をしています。でも、そこにある感情はリアルなんです。その点は企画が始まった当初から非常に重要でした。それこそがこの映画をつなぎとめる碇となるものでした」と語っている。初のハリウッド作品を手がけることになった紀里谷監督について、クライヴは「彼は求めていることをはっきり伝えてくれる。精神的にとても落ち着いているからいい監督だと思うよ。各シーンに何を求めているかはっきりと言ってくれる。撮影は非常に楽しかったよ」と称賛を贈る。忠誠を誓った主君の不当な死に報いるために、気高い騎士たちが立ち上がるーー。この秋、ついに世界に放たれる本作の神髄をクライヴが語る映像から目撃してみて。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月24日『CASSHERN』『GOEMON』を手がけた紀里谷和明監督が、モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンを主演に迎え、5年の歳月をかけてハリウッドで完成させた映画『ラスト・ナイツ』。なんと、本日8月3日(月)、テレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間SP」にその紀里谷監督が登場。“思ったことを言いすぎて日本映画界から嫌われちゃった先生”として教壇に立ち、映画コメンテーター・有村昆氏と過去の評論をめぐって再び激突(!?)していることが分かった。『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー「助演男優賞」賞を受賞した名優、モーガン・フリーマンと、『クローサー』で英国アカデミー賞に輝いた英国俳優クライヴ・オーウェンを迎えた『ラスト・ナイツ』(11月日本公開)で、念願のハリウッド進出を果たした紀里谷監督。紀里谷監督といえば、1968年熊本県出身、現在47歳。写真家として有名アーティストのCDジャケットを数多く手がけ、32歳からはプロモーションビデオに進出。元妻・宇多田ヒカルの「traveling」「SAKURAドロップス」などで注目を浴び、2004年には処女作である伊勢谷友介主演『CASSHERN』を発表。続く2009年の江口洋介主演『GOEMON』では、自ら明智光秀役を演じたイケメン監督として知られている。「そんなにスゴイ人なのに何をしくじったの?」と、担任・若林正恭(オードリー)や生徒・吉村崇(平成ノブシコブシ)らから疑問の声が上がると、紀里谷“先生”は、「日本映画界を超バカにして、映画界から超嫌われちゃった」という、しくじりを告白!実は、映画監督になる以前から、日本映画界を否定する発言を思ったまま口にしてしまい、相当な反感を買っていたというのだ。いったい、どんな発言をしてしまったのか!?生徒たちからも「そりゃあ嫌われるわ!」と総スカンを食らうほどの、怖いもの知らずの発言とは!?さらに、『CASSHERN』の現場でも、映画界のしきたりをガン無視していたという紀里谷先生。映画は興行的にはまずまずだったものの、批評家からは酷評の嵐。今回、教室には、その『CASSHERN』を当時「映画として2時間もたない」とバッサリ斬った映画コメンテーター・有村昆の姿も。紀里谷先生は、生徒役の有村氏を指名し「ボクの映画、どうでしたか?」と自虐的に尋ねるが、直撃された有村氏の答えとは!?もしや、教室でかつてのバトルが再燃か…!?そして、その後の紀里谷先生を待ち受けていたのは、厳しい現実の数々。「日本映画をバカにした発言がきっかけとなり、結局10年間も撮りたい映画を撮ることができず、無駄な時間を過ごすことになってしまった」と、自身のしくじりを明らかにする。だが、そんな紀里谷先生を救ってくれたのは、ほかならぬ最新作『ラスト・ナイツ』に出演したモーガン・フリーマン。数々の名作、話題作で活躍を続ける大先輩の言葉は、有村氏を始め、生徒たちを唸らせる。紀里谷先生は、その名言の意味をひも解きながら、夢に向かって挑戦する人に向けたアドバイスを語りかけるが、よせばいいのに、時折ダジャレを挟み込み、ボケまくり!?紆余曲折をへて世界に進出した映画監督なのに、ゴールデンタイムのバラエティーに出演し、しかもボケ満載でしくじりを告白しちゃう紀里谷先生。貴重な授業を、見逃さないで。「しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間SP」は8月3日(月)19:00よりテレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月03日『ダークナイト』シリーズのモーガン・フリーマン、『シンシティ』のクライヴ・オーウェンらが出演する、紀里谷和明監督初のハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』の日本公開がこのほど決定。特報とティザービジュアルが公開となった。戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣への不正な賄賂を堂々と断り、刀を向けたバルトーク卿(モーガン・フリーマン)は反逆罪に問われ、最も残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て、身分を隠していた。隊長であるライデンは酒浸りの日々を過ごし、宿敵の目を欺く。すべては、忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、堕落し、不正がはびこる権力への報復のために…。『CASSHERN』『GOEMON』と、その独自の映像世界を展開する紀里谷和明監督が、5年の歳月をかけて完成させた本作。出演に、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞した名優モーガン・フリーマンや、『クローサー』でアカデミー賞にノミネートされたクライヴ・オーウェンなど豪華キャストが名を連ね、紀里谷監督初のハリウッド進出作として大きな注目を集めている。今回公開となった特報では、これまでのCGが前面に押し出されていた紀里谷監督作品とは一変、名優たちの凜とした表情と、騎士たちの手に握られた剣が存在感を放つ、力強い映像が展開されている。同じく公開されたティザービジュアルでは、騎士の姿に身を包んだクライヴ・オーウェンと、「紀里谷和明監督最新作」という力強い文字が存在感を発揮している。『ラスト・ナイツ』は、「忠臣蔵」を題材に、二人のカナダ人によって描かれた騎士達のドラマ。徹底した時代考証と、オリジナルの魂を忠実に受け継いだその脚本を読んだ紀里谷監督は、世界に向けて本作の映画化を決意。「内なる声がシンプルに呼びかける。『これは正しいのか、それとも間違っているのか?』と。その答えは、民族や宗教、国籍や出自に関わらず、誰もが知っているものだ」とコメントしている。さらに、主演のクライヴ・オーウェンは「とてもエレガントで優れた脚本だった」とコメントし、モーガン・フリーマンは「非常に高潔な人物たちを描く、ほかに類を見ないストーリー。誰もが必ずや共感を得るはずだ」と語り、脚本への惜しみない賛辞を送っている。総勢17か国に及ぶ一流のキャストとスタッフが結集した本作だが、ただ一人日本人俳優として『硫黄島からの手紙』を始め、数々の海外作品にも出演している伊原剛志が、世界の名優たちと肩を並べている。クライヴ・オーウェン演じる主人公の最大のライバルにして一流の剣士イトーを演じる伊原さんは、「武士道を騎士道に変え、日本の役者として唯一この映画に参加しました。世界の役者達との共演で自分の可能性を確信した作品です」と、本作への手ごたえを語っている。本作は世界30か国以上での上映が決定し、日本人監督としては類をみないワールドワイドに展開をみせる。独自の地平を行く紀里谷監督の新たな一歩を、まずはこの映像から体感してみて。『ラスト・ナイツ』は11月、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月16日ESや面接の自己PRが上手くいかないなど、悩みを抱える就活生も多い。そんな学生のために、『ドラゴン桜』の漫画家三田紀房氏と、三田氏著書『エンゼルバンク』のモデルとなった海老原嗣生氏による「就活のススメ講義」が開催されると聞きつけ、行ってきた。イベントは三部構成となっており、第一部では、三田氏と海老原氏による「企業分析討論」。ファシリーテーターに、光文社で『さおだけ屋はなぜつぶれないのか?』などを担当、星海社の初代編集長となった後、コルクにて三田氏のエージェントを務める柿内芳文氏を迎え、3人のトークセッション形式で行われた。○企業が欲しいのは、"はみでてる学生"海老原氏「企業側は、ある意味『なんかこの人周りとは違うな』という目線で学生をみている。つまり、どこかしら"はみでてる学生"から、企業は欲しがるんです。だから、自分の中の変な部分を再確認し、末端を肥大化させて、どう相手に食いつかせるかを考えるといいんじゃないかと思います」柿内氏「"末端を肥大化"とのことですが、どのように肥大化させるのでしょうか?」海老原氏「自分の好きなことやこだわりって、自分ではそれが普通のことだと思いがちですが、人に聞いてみると意外とそうでもないことが多い。先月、新人の漫画家が『漫画家になりたいけどなかなかデビューできない』と言っていたので、何が好きなのかを聞くと、彼はダチョウが好きで。『あのフォルムが凄く好きで、動物自然公園に3日に1回くらい会いに行くのが楽しい』みたいなことを言うんですよ(笑)。彼からすれば、個性のあることだと自覚してない。だから、自分の心の日常生活のほんの些細なことで良い。自分なりのアピールを身につけて、就活の時だけでもあざとく使っていくと良いんじゃないかな」三田氏「同じ人ばっかりだったら、採用する必要がない。例えば、グループディスカッションでは学生15人を人事2人ぐらいで見ていると、選ぶ時には覚えてない状況。逆算で考えてみてください。なんでこれで受かるんだろうって。それこそ、個性があればウチに欲しいと思いますよ」○企業がなぜ面接をするのかを理解する第二部では、就活生が悩みがちな「自己PR」の再設計講座というテーマで、海老原嗣生氏が登壇した。海老原氏「企業が見ていることの一つは、『わが社の仕事を上手くやれる』かどうか。仕事というのは、会社によって全然違う。銀行のように、少しずつ積み上げてようやく10年経って出世できる会社であれば、コツコツ地道な努力をできる人が欲しい。でも、2年目からトップ営業になれるような会社だったら、体力と気力がある人が欲しい。つまり、企業は『ウチに向いてるのか』どうかが知りたい。向いてなかったら、企業が落としてくれます。もう一つは、『わが社の仲間と上手くやっていけるか』。喧嘩ばかりでは困りますから。採用には3億円ほど払います。入社してから仕事もできない人に来られても困る。だから面接では、この二点で"相性"をみているんです」○面接で伝えるのは、着飾らない"あなたらしさ"さらに、海老原氏は面接で自己アピールとして、学生時代のどんな体験や取り組みを話せばいいのかを語った。海老原氏「面接で一番伝えてほしいのは『あなたらしさ』です。ある女の子が、内定をもらった子の話を例にします。その子は、みんながよく話すような『飲食業のアルバイト』の話をしていた。なぜ受かったのかと思いますが、彼女の話が凄くいいんです。『私はどんぶり屋で働いていました。どんぶり屋というのは、結構ご飯の量が多く、残している人もいます。そこで、ずっとお客様の様子を見ていました。カツ丼・天丼などの高カロリーのものを残すかと思えば、それは逆で、まぐろ丼のようなヘルシーな物こそごはんを残していた。疑問に思い、もう少し見ていると、残していたのは、大抵高齢者か女子高生。つまり、胃袋が小さいから残していたんです。そこで、カロリーの低いどんぶりこそ、小どんぶりをした方が良いと思い店側に提案したら、ますます売れてお客さんが増えました』そんな話をしてくれたんです。このアピールだと、『顧客に喜んでもらうために、いつもずっとお客様を観察して、提案してくれる人なんだな』という彼女の良さがみえてくると思うんです。これなら、提案の仕方も良いし、よく気がつく子だとわかり、周りと差別化されるでしょう。そして、内定した会社の社訓をみせてもらったら、残り物を見逃すな、みたいなことを書いてあるんです。つまり、ぴったりなんですよ(笑)。会社がどういう人を選ぶかよくわかったでしょう。このように、良い自己PRは、5W1Hがしっかりしていて、あなたのウリ・特徴が、差別化できる言葉で、納得できる話の構成に組み立てられています」第三部では、エビハラ式面接ワークショップが行われ、学生達が実践し、より学びを深めるイベントとなった。「7月中に何十社も面接を是非受けてみて下さい。やればやるだけでうまくなりますから」と海老原氏。8月に向け、もしくは来年の就職活動に向けて、今一度、自分らしさを見直してみるのもいいのかもしれない。
2015年07月06日iTunes Storeでレンタル100円の「今週の映画」と、iBooksでおススメ電子書籍が1冊無料の「今週のブック」を見逃すな! iPhoneやiPadで上質なコンテンツをお得に楽しもう!!お手軽価格&無料で利用できるので、レンタルや電子書籍未体験の方もこの機会に試してみてください!○100円で! 今週の映画今年のアカデミー賞で作品賞・主演男優賞などにノミネートされた、クリント・イーストウッド監督作『アメリカン・スナイパー』が、来週からiTunes Storeで先行配信されます。これに先駆け、今週の映画は同監督による『父親たちの星条旗』です。太平洋戦争末期、小笠原諸島の硫黄島における日本軍とアメリカ軍の戦いの中で撮影された、大きな星条旗を立てる兵士たちの写真。アメリカ軍の勝利を象徴する1枚に関わった兵士たちと、帰還した彼らを迎える国の思惑は……。戦争を通して、正しさとは、英雄とは何かを問う姿勢は、『アメリカン・スナイパー』にも通じます。戦場の悲惨さだけでなく、戦時の国家が何を考えるものなのか、歴史に学ぶ機会にしたい作品です。(作品紹介)<< 銃弾と砲撃が絶えず飛び交う激戦地、硫黄島。第二次世界大戦の重大な転機となったこの歴史的な戦場で、70,000人の海兵隊員が命の限り戦った。アカデミー賞受賞監督クリント・イーストウッドが、歴史に残る硫黄島の戦いを並々ならぬ決意で真実を見事に描きぬいた意欲作。兵士たちは国のために戦ったが、若者たちは友のために死んだのだ、という作品の根底に流れる一貫した視点で、戦場における英雄と本当の勇気とは何かを問いかける。激しく感情を揺さぶる、真実の物語。つながり作品『父親たちの星条旗』は硫黄島の戦いをアメリカ側から描いたものですが、監督は同時に日本軍の視点で描いた作品『硫黄島からの手紙』も制作し、連続で公開されました。日本ではこちらのほうが大きなヒットとなり、テレビでも放送されたのでご存じの方が多いかもしれません。イーストウッド監督は、これまでに見たほとんどの戦争映画は「どちらかが正義でどちらかが悪」だったが、「人生とはそんなものではないし、戦争もそんなものではない」と、この2作について語っています。日米両面の視点で見て、監督の意図したことを深く考えたい作品です。○無料で! 今週のブックスポーツマンガは日本マンガ史においても重要な一角を占めるジャンル。その中でも、近年は監督視点のストーリで人気を集めるものが増えています。今週のブック『クロカン』は、その先駆けともいえる作品で、稼業の豆腐屋を営みながら高校の野球部監督として低迷するチームを育てていく元高校球児・黒木竜次が主役です。監督が主役の作品では、もちろん監督は元選手で事情持ちという設定。でも、現場を一度離れることで積んだ経験値や人を見る目が強みになったり、チームを支える社会的経済的事情も見えてきたりと、スポーツをやらない人にとっても厚みのあるドラマが生まれます。熱血・友情・青春だけでは済まないチーム育成の奥深さを楽しんでください。(作品紹介)<< 「ドラゴン桜」、「エンゼルバンク~ドラゴン桜外伝~」、「マネーの拳」でおなじみの三田紀房が描き上げた、高校野球を舞台に型破りな野球部監督が活躍する熱血スポーツマンガ。低迷していた桐野高校野球部を、県内の強豪に育て上げたクロカンだったが、その評判は悪く後援会からは監督更迭の声も上がっていた。そんな中、クロカンはエース投手・正宮をショートにし、控えの石光をピッチャーにする。野球好きな人も、そうでない人にもおすすめの作品。つながり作品『クロカン』は1996年から2002年まで連載され、単行本は全27巻。黒木竜次が監督に就任し、学校を移り、さらに選手の世代が変わるという3部作になっています。iBookstoreでは全巻電子書籍で配信中。最初の高校野球大会から100年となる今年、全国の予選開始を前に監督の視点を知っておくのも面白いかも!
2015年06月03日『GOEMON』『CASSHERN』で映画監督を務め、数々のミュージックビデオの制作や、写真 、CM 、広告・雑誌のアートディレクションなどを手がける紀里谷和明が主導する社会派映像制作プロジェクトの第2弾が始動、クラウドファンディングにて支援者を集っている。紀里谷監督の熱い思いのもとに、数々のクリエーターが集結してスタートされた本プロジェクト。世界中の様々な社会問題に光を当て、人々の価値観を揺さぶる映像制作を行っていく。第一弾では「毛皮」をテーマに、毛皮製品生産の実態を映像化。衝撃的な内容が話題を呼び、クラウドファンディングにて目標資金調達額をはるかに超える1,825,020円を集めた。第二弾となる今回は、「子供」をテーマに、いじめ・虐待などの問題に向き合う作品を制作する。クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」にて、「社会問題に鋭く切り込む映像プロジェクト第ニ弾!子供を取り巻く闇をあなたは知っていますか?」と題されたプロジェクトがスタート、支援者を募集している。昨年のこどもの自殺数は538人、うち学校問題と原因を明らかにしているものが167人、家庭問題としているものが82人だという。「数字だけでみても、こどもたちの悲鳴が聞こえる気がします。大人が回す社会から、閉ざされている子どもの孤独に、耳を傾けるところから、はじめませんか。」という問いかけともにスタートした本プロジェクト。紀里谷監督がどのような視点で映像を届けてくれるのかに注目したい。(text:cinemacafe.net)
2015年04月24日“人生の1本に会いに行く”をテーマに、時代を彩る魅力的な人物を館長として招き、その館長自身の“思い入れのある1本”を上映するイベント「原宿シネマ」。このほど、第25回を迎える「原宿シネマ~青春を感じる映画たちvol.2~」では、井上雄彦の「バガボンド」や三田紀房の「ドラゴン桜」、安野モヨコの「働きマン」、小山宙哉の「宇宙兄弟」など超人気漫画を世に送り出してきたエージェント・佐渡島庸平を迎え、ジャン=ジャック・ベネックス監督による傑作『ベディ・ブルー/愛と激情の日々』を上映することが分かった。「原宿シネマ」は、館長が思い入れたっぷりに選んだ人生の1本について、その作品の魅力や味わい方を彼らの“コトバ”で紹介し、その“衝撃”と“高揚感”を参加者と共有していくことを狙った上映イベント。今回のゲスト館長は、講談社「週刊モーニング編集部」時代に「バガボンド」から伊坂幸太郎の小説「モダンタイムス」などまで話題作を数々世に送り出し、退社後はクリエイターのエージェント会社・コルクを立ち上げた稀代の作家エージェント。その佐渡島氏が選んだ1本は、1986年に劇場公開され、日本でも大ヒットロングラン上映された『ベティ・ブルー』。リュック・ベッソン、レオス・カラックスとともにフランス映画に新風を巻き起こした、『ディーバ』『溝の中の月』などのベネックス監督が、1組の恋人たちのあまりにも激しい愛の行方を独創的で圧倒的な映像美と物語とつづった傑作だ。『ニキータ』『キリング・ゾーイ』『王妃マルゴ』など幅広い作品で知られる名優ジャン=ユーグ・アングラード演じる主人公と、彼を翻弄する少女ベティを熱演するベアトリス・ダルによる“究極の愛”は、時を経てもいまだ色あせることのない衝撃と感動を与えている。「ずばりボクを映画の世界に目覚めさせてくれた“青春の1本”」と、佐渡島氏はコメント。「初めて観たのは、たしか高校生のころ。男と女の奔放な恋愛の形を独特の映像美で描いたこの作品は、ボクを映画の世界にドップリとはまらせるキッカッケとなりました」と明かしている。上映後は、日々マンガや小説といった日本のコンテンツづくりに携わっている館長ならではの視点で、映画やコンテンツビジネスをテーマにトークショーを実施。来場者全員にコルクの契約作家、羽賀翔一「ケシゴムライフ」がプレゼントされるという。「第25回原宿シネマ~青春を感じる映画たちvol.2~」は3月31日(火)、原宿・VACANTにて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年03月25日iTunes Storeでレンタル100円の「今週の映画」と、iBooksでおススメ電子書籍が1冊無料の「今週のブック」を見逃すな! iPhoneやiPadで上質なコンテンツをお得に楽しんじゃいましょう。お手軽価格&無料で利用できるので、レンタルや電子書籍未体験の方もこの機会に試してみては。関連作品やコンテンツ利用時に便利な機能・使い方のコツも紹介していますので、ぜひご活用ください。○100円で! 今週の映画博物館の恐竜やはく製たちが、夜になると動き出す……そんな空想が本当に起きてしまうのが、今週の映画『ナイト ミュージアム2』です。化石や古代遺跡から絵画・彫刻、リンカーンやルーズベルト、ナポレオン、アインシュタインといった古今東西の歴史上の人物、さらにダース・ベイダーまで?! 大ヒットとなった1作目に続き、2作目となる同作はスミソニアンを舞台によりスケールアップします。"展示品"たちはただ動くというだけでなく、人物像を活かしながらストーリーに絡んでくるのがまた面白いところ。これを見てスミソニアンに行けば、展示品一つひとつに親近感が湧きそうです。CGの進歩があればこそ実現できた作品ですが、映像のスゴさばかりでなく、年齢問わず楽しめて心に残るドラマも見所。ぜひご家族みなさんで楽しんでください。(作品紹介)<< 今度は世界最大の博物館で時空を超えたバトルが始まる! ある日、ニューヨークの自然史博物館にいた展示物から元警備員のラリー(ベン・スティラー)に電話が入る。その前日、展示物たちはワシントンにある世界最大の博物館スミソニアンの倉庫に移送されたが、不思議な力をもつ"魔法の石板"が一緒に運び込まれてしまったために、新たな博物館であらゆるものが生き返ってしまったというのだ。ラリーはあわててワシントンに飛んだが、ようやく見つけた石板に手を伸ばしたその瞬間、石板は再び光を放ちだした! 新たな魔法により、古代エジプト王がよみがえると、ナポレオンやマフィアを従え世界征服に向けて大暴走! ラリーは伝説の女性パイロット・アメリア(エイミー・アダムス)と共にライト兄弟の飛行機に乗り込み、リンカーンの石像やアインシュタイン人形を味方につけ、仲間とともに立ち上がった!つながり作品映画の続編は期待するだけソン、というのは昔の話。最近は2作目・3作目がますます楽しいのが当たり前ですよね。2006年に制作された『ナイト ミュージアム』のヒットにより、2009年に『2』が完成。少し間が空きましたが、3月20日から期待の『ナイト ミュージアム エジプト王の秘密』が公開されます。シリーズ完結編と名打つ今回は、ついに世界最大の博物館・大英博物館が舞台に!最新作だけ見ても話が分かるようには作られていますが、そもそも主人公のラリーが博物館に関わる経緯や、前作から引き続き登場するキャラクターたちとの関係を知っていると、最新作もより面白くなるはず。ショーン・レヴィ監督による、コメディ&アドベンチャーだけじゃない感動を楽しんでください。○無料で! 今週のブック物語を書くには、人並み外れた観察力と想像力が必要です。どんな人がどんな考えでどんなふうに行動するのか。それにより、どんな結果になるのか。『ドラゴン桜』『マネーの拳』など、様々な形で成功を目指す人物を描いてきた漫画家の三田紀房は、作品制作にあたって多くの人物に取材し、描き続けるうちに、それまで漠然と考えていたことが確信に変わったといいます。それは、「個性なんかいらない」「型にはまってこそ、成功できる」ということ。個性が大事、個性を伸ばすといいながら、逆にそれが若者の足を縛るものになっているのではないか。表現こそ極端に聞こえますが、何かに縛り付けるのではなくむしろ「個性」という強迫観念からの解放を語る三田氏。経営者や起業家とは違った視点で人間を見つめてきた漫画家が語る"生き方"論です。(作品紹介)<< 個性なんかいらない」「型にはまってこそ、成功できる」『ドラゴン桜』『エンゼルバンク~ドラゴン桜外伝~』『銀のアンカー』『マネーの拳』などで、成功に至る道筋を描いてきた著者・三田紀房が確信した「成功法」は、個性を捨てて型にはまること……!?つながり作品三田紀房といえばやっぱり漫画。『ドラゴン桜』『クロカン』といった人気作から、現在連載中の『砂の栄冠』『インベスターZ』のコミックもiBooksで配信中です。また、講談社が2015年から漫画誌の電子書籍配信を開始し、『砂の栄冠』を連載する『ヤングマガジン』も毎週読むことができます。無料版の『ヤングマガジン 2015年0号』では『砂の栄冠』1話も試し読みできます。
2015年03月18日映画『マンゴーと赤い車椅子』の初日舞台あいさつが7日、東京・イオンシネマ板橋で開催され、秋元才加、三田佳子、仲倉重郎監督が登壇した。本作は、事故による脊髄損傷で歩けなくなってしまった宮園彩夏(秋元才加)が、赤い車椅子を相棒に、葛藤しながら未来へ踏み出していくという感動作。彩夏と交流する車椅子の青年で、バンドのボーカリスト・翔太役を、EXILEパフォーマーのNAOTOが、認知症の症状が出始めた祖母役を三田佳子が演じた。監督は、映画『きつね』(1983年)を手掛け、脚本家としても活躍する仲倉重郎で、自身が車椅子人生となった体験を織り込んだ映画に仕上げた。主演の秋元は「監督が10年以上、構想されていた映画です。三田さんをはじめ、素晴らしい方々と共演させていただき、私自身も成長させていただいた映画です。うれしく思いつつもドキドキしています。興奮しています」と、初日の感想を語った。秋元は共演のNAOTOについて、「パフォーマーとしても尊敬していますが、今回の役で7kgも体重を落とされたと聞き、役者としてのストイックさに、私自身もすごく刺激を受けました。最後のライブシーンでは、NAOTOさんの歌声に、ぱーっと涙を流すことができました」と感謝。三田については、「三田さんが現場にいらした瞬間、『おばあちゃんだ!』って思いました」と感心しきりの様子だった。三田は「ふわっとした部分、ただの年寄りではなく、おばあちゃんの雰囲気を出すのを楽しみながらやりました」と役作りを振り返った。また「才加さんが、良い女優さんになる資質をもっていると思ったの」と称えた後、秋元に「歌手ですか?」と尋ねた。秋元は笑顔で「はい。いろいろやらせていただきました」と答えると、三田は「歌手の方は音感もリズム感もあるけど、彼女はさらに、勇気のある役作りもやりました」と秋元をねぎらった。自身も突然の車椅子人生となった経験を持つ仲倉監督は「こんなに若いお客さんが見てくださるのが本当にうれしいです」と大喜び。秋元は「車椅子の方にも見ていただきたいですが、健常者の方にも見ていただきたい。今、ある人生の環境のなかで、どうベストに生きていけるかという、背中を押せるような映画になると良いなあと」と、力強く本作をアピールした。
2015年02月08日映画『マンゴーと赤い車椅子』の完成披露試写会が16日、都内で開催され、秋元才加、三田佳子、仲倉重郎監督が登壇した。本作は、事故による脊髄損傷で歩けなくなってしまった彩夏(秋元才加)の奮闘と再生の物語。秋元は、主人公・彩夏の葛藤や勇気を車椅子姿で体現した。彩夏と交流する車椅子の青年で、バンドのボーカリスト・翔太役を演じるのは、EXILEのパフォーマー、NAOTO。認知症の症状が出始めた祖母役に三田佳子が扮した。監督は、映画『きつね』(1983年)を手掛け、脚本家としても活躍する仲倉重郎で、自身の突然、車椅子人生となった体験を織り込み、本作のメガホンをとった。秋元は「車椅子を乗りこなすという技術的な問題も難しかったけど、それ以上に、いろんな葛藤や思いがあり、成長していく彩夏(役柄)をどう演じていくかってことが難しくて。監督からアドバイスをいただきながら、一生懸命演じさせていただきました。素晴らしい共演者の方々と演じさせていただき、本当にありがたかったです」と力強く語った。祖母役の三田について、秋元は「三田さんが入ってきた時、『おばあちゃんだ!』と本当に思えました。私も三田さんのように相手を引き込むような女優になりたいです」とリスペクト。三田は「うれしい。どうもありがとう」と笑顔で言った後「監督から『あんまり老けなくていいから。今の80歳は若いから』と言われてたんです。でも、若く見えちゃうと、どうしても地を隠せない、なりきってないと言われるのがすごく嫌だなと思って、90歳くらいのつもりでやったら、監督から文句が出ました」とおちゃめな笑顔を見せた。仲倉監督は、30数年温めていた映画が完成して感無量の様子。秋元について「なるほど、こういう彩夏っているんだと、新鮮な気持ちで見ていました。秋元さん、セリフがすっかり入っていて、現場に台本をもってこなかったので、セリフは直せなかったです(苦笑)。また、三田さんは、もっと若くても良いなあと思って見ていました」と笑いながら語った。また、三田が秋元について「異国情緒がある、顔に凹凸があって、すごく良いでしょ。こういう映像向きの人がどんどん新しい役をしていったら、良い女優さんになるんじゃないかと。また、現場ですごく勝ち気だなと思ったの。監督にくってかかっていたから。でも、そういう役だったからね。見込みがあるなと思いました」と彼女を称えた。秋元は「その時期、自分では気付かなかったんですが、すごく強かったみたいで」と恐縮。三田は「私も『極道の妻』をやった時、そうだったの。役に成り切っていたのよ」とうなずいた。『マンゴーと赤い車椅子』は2月7日(土)より公開。
2015年01月17日神戸三田プレミアム・アウトレットでは、2014年12月から2015年2月の期間に新店11店舗がオープンする。人気の海外ブランド「マーク バイ マーク ジェイコブス(MARC BY MARCJACOBS)」や「エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)」、カジュアルファッションの「ジェラートピケ(gelat pique)」やゴルフ専門の「ナイキゴルフ(NIKE GOLF)」をはじめ、キッチンウェアの「フィスラー(Fissler )」、オーディオ製品を扱う「ボーズ(BOSE)」、スイスのチョコレートブランド「リンツ」など、多彩なジャンルのブランドが11店舗登場する。期間限定出店中の「ラルフ ローレン チルドレン」は好評につき、常設店のオープンが決定。【店舗概要】■2014年12月10日(水)オープンフィスラー(Fissler)2015年に170周年を迎えるドイツのキッチンウェアブランド。■2014年12月13日8土)オープンアンダーアーマー(UNDER ARMOUR)アンダーアーマーが運営するアンダーアーマー ファクトリーハウス。■2014年12月18日(木)オープンエルメネジルドゼニア(Ermenegildo Zegna)1910年に創業し、100年以上の歴史を誇るイタリアのメンズラグジュアリ-ライフスタイルブランド。■2014年12月19日(金)オープンジェラートピケ(gelatpique)『大人のスイーツ』をコンセプトに、着心地へのこだわり、着る人それぞれのライフスタイルに喜ばれるアイテムをデザート価格で実現したNew ルームウェアコレクションを展開。スナイデル(snidel)ストリートフォーマルをコンセプトに、美しいシルエットや上質なファブリックなど品を大切にした、大人の遊び心を追求し、常に新時代を意識したストリートファッションを発信。ヨーガンレール(Jurgen Lehl)※アウトレット関西発素材感を活かしながら、絶対的な着心地の良さと動きの美しさを追求したレディス、小物などを扱うブランド。■2014年12月23日(火・祝)オープンマークバイマークジェイコブス(MARC BY MARCJACOBS)「マークジェイコブス」のセカンドラインとして、レディースウェアを中心に、ハンドバッグ、シューズ、ウォッチ、アクセサリーなど、幅広いアイテムを展開。■2014年12月30日(火)オープンリンツ(lindt)スイスで1845 年に創業、世界120 か国以上で愛されるプレミアムチョコレートブランド。■2015年1月23日(金)オープンナイキ ゴルフ(NIKE GOLF)日本で4 店舗目、西日本2 店舗目のファクトリーストア。Golf の総合ブランドとして、クラブ、ボール、ウェア、フットウェア、アクセサリー、全ての分野の商品を販売。■2015年2月6日(金)オープンラルフローレンチルドレン(RalphLauren Children)時代を越えて大切にポロの精神を受け継いでいるチルドレンズファッションブランド。■2015年2月27日(金)オープンボーズ(BOSE)次世代本格オーディオをはじめ、一般の家電量販店では取り扱いのないダイレクト販売限定モデルなど豊富なラインアップ。元の記事を読む
2014年12月15日「肉グリル ヴィノグラーチェ」はこのほど、東京都・三田の慶應義塾大学三田キャンパス前にグランドオープンした。肉バルを超えた"肉グリル"を目指し、キッチンに専用グリルを完備する同店。こだわりの肉と旬の海の幸・山の幸を提供し、グリル料理に合うチーズや東欧のワインも多く取りそろえる。1枚450gの「1ポンドステーキ」(税込3,500円)は、分厚くカットされたリブアイ部分のブロック肉を専用グリルでじっくり焼き上げ、契約農家から直送される有機野菜のサラダとともに提供する。赤身肉ならではのしっかりとした歯ごたえと味わいが感じられるとのこと。
2014年11月11日東京都交通局は、「都営フェスタ2014 in 三田線」開催日の15日、臨時列車「都営フェスタ号」を巣鴨~高島平間で運行する。これに先立ち、10日からは地下鉄4線の図柄入りの「都営まるごときっぷ」が発売となる。臨時列車「都営フェスタ号」は、巣鴨駅9時7分発・高島平駅9時27分着で、途中駅には停車しない。事前予約など不要で、運賃のみで誰でも利用できる。10日発売の「都営まるごときっぷ」は大人700円、小児350円で、都電、都バス、都営地下鉄、日暮里・舎人ライナーを購入日に限り何回でも乗降りできる。発売駅の路線ごとに異なる図柄となっており、押上・目黒・白金台・白金高輪・新宿(都営新宿線)を除く都営地下鉄各駅の自動券売機にて販売する。販売数量は各図柄1万枚ずつ、計4万枚で、売り切れ次第終了となる。「都営フェスタ2014 in 三田線」は11月15日10~14時、志村車両検修場にて開催。運転台見学、車両撮影会、工場内見学、保守車両の展示、都営交通グッズ販売などを予定している。
2014年11月05日好きなドラマやマンガ、小説などから影響を受けたことはないだろうか。就職活動で会社や仕事を選ぼうという場面になれば、なおさら影響は大きくなる。今回は2015年卒業予定のマイナビ会員を対象に実施した「2015年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査」(回答者5,663名)から、文系男子が「就職活動や職業選択をする上で影響を受けた作品」を紹介する。調査期間は2013年12月13日~2014年1月13日。同質問に回答した文系男子274名の結果となる。Q.ドラマ、映画、漫画、小説、テレビ番組などの作品で、あなたが就職活動や職業選択をする上で影響を受けたものを教えて下さい。■半沢直樹(TBSのTVドラマ、及び池井戸潤『半沢直樹シリーズ』/文藝春秋)・「良くも悪くも銀行で働くことに興味を持った」・「銀行業に興味があったため、仕事の一部を知ることが出来たため」・「ドラマの脚色はあるものの、企業で働く大変さや、企業の課題に前向きに立ち向かう大事を痛感した」・「銀行は金の流れを作ることで日本の産業を支えており、それは社会貢献に有用」・「こんな銀行員は本当にいるのかと思ったとき、興味を持った。職業については中身をよく知る必要があると考えたため」・「銀行に入行するのはやめておこうと思った」■ビジネス書・実用書など・「『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)…ネットでよりよい人生にすべく調べて7つの習慣の概要を見つけ覚える後、漫画版を本屋で発見しはじめて内容に触れる。人間関係、自分の心のもちようなどおそらく一生参考になる本だと思う。まだ最近は就職活動や課題にSPIなどで忙しいが、漫画でない本家の『7つの習慣』は近いうち購入したいと熱望している」・「『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』(長谷部誠/幻冬舎)…メンタルマネジメントの大切さを学びました」・「『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』(山田真哉/光文社)…会計や、経理に興味を持ち、いずれはそういう仕事をしたいなと思うようになった」■TVドラマ・「『GOOD LUCK!!』(TBS系列)…子供ながらに航空業界に興味を持った。現に今も全日空が第一志望です」・「『アスコーマーチ! ~県立明日香工業高校行進曲~』(テレビ朝日系列)…工業高校を舞台に展開するドラマなのですが、ドラマ中で『つくる喜びを知って、壊れる悲しみを知る』という一言があり、これは全てのメーカーに共通する心理だと思い、深いと感じました」・「『ハケンの品格』(日本テレビ系列)…物語の仕事現場が企画・営業職で、社員が協力し和気藹々とし面白い職種だと思ったためです。私もそのようなところで仕事ができたらやりがいも持つと思いました」・「『パパとムスメの7日間』(TBS系列)…このドラマで商品企画の様子を初めて見て商品企画の道に進もうと思ったので」・「『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ系列)…IT企業のイメージがよくなった」・「『相棒』(テレビ朝日系列)…警察官を目指すようになった」■考え方が参考になったマンガ・「『サラリーマン金太郎』(本宮ひろ志/集英社)…サラリーマンの生き方を学んだ。ぶれない信念や、まっすぐに、間違っていることを違うと言えること。周りに流されないこと」・「『みそララ』(宮原るり/芳文社)…コピーライターを主人公にした漫画であり、自分の志望する業界と全く異なるものだが、仕事をどのように捉えていくのかということについて考えさせられた」・「『進撃の巨人』(諫山創/講談社)…『何かを得ることができる人は、何かを犠牲にすることができる人だ』という言葉に感銘を受けた」■職業の参考になったマンガ・「『クロサギ』(原案:夏原武、作画:黒丸/小学館)…財産の運用はプロの知識なしにやるべきではないと学んだ。また、専門知識はそれを持っているだけで人生の役に立つと思った」・「『ソムリエ』(原作:城アラキ、漫画:甲斐谷忍、監修:堀賢一/集英社)…まだ、お酒お飲んだことのない未成年だった私にワインの世界の入り口を示してくれて、これをきっかけにワインのみならずフランス語とお酒全般に興味をもつようになった。その結果、大学ではフランス語を専攻し、就職活動では商社や酒類メーカーを中心に見ている」・「『バクマン。』(原作:大場つぐみ、作画:小畑健/集英社)…今まで漫画を集め、すでに1,000冊以上読んできまして、元々漫画が好きでしたが、バクマン。を読んだことがきっかけで現在漫画の担当編集者を目指しています」■小説・「『エネルギー』(黒木亮/講談社)…エネルギーに関連する業界の仕事がどのようなものか分かり、同時に魅力的に感じたので、同業界を志望するようになりました」・「『さまよう刃』(東野圭吾/朝日新聞出版)…その内容により少年犯罪の現状の裁き方と限界、被害者やその家族への配慮などを考えさせられました。そして私が法学部に進学しようと思った理由の一つにもなりました」・「『スロウハイツの神様』(辻村深月/講談社)…若手クリエイターが夢に向かって邁進する話。自分が勝負できる土俵にこだわって世界とつながろうとする姿勢が、私にもそのこだわりが崇高なものだと痛感させる。私も彼らのようなこだわりを持って世界とつながりたい」・「『女子大生会計士の事件簿』(山田真哉/角川書店)…この本は公認会計士がその知識を使ってミステリーを解く小説で、私はこの本を読んで経営の楽しさ、簿記の楽しさを感じたから」■映画・「『アマルフィ 女神の報酬』…日本人が外国語を操り問題を解決していく姿がかっこいいから」・「『おくりびと』…暗い職業のやりがいと真実に惹かれた」・「『スティーブ・ジョブズ』…ITに関する考え方であったり、人との接し方などがとても参考になった」・「『ディア・ドクター』…偽医者である主人公が僻地の医療に貢献したという話から、時には嘘をつくことが人の役に立つこともあると学んだ」・「『風立ちぬ』…人生を賭けて取り組んだ製品への想いが素晴らしく伝わってきたから」■就職活動の参考になった本・「『何者』(朝井リョウ/新潮社)…就活の話で、主人公と自分を重ねて読むことができた。就活を通して何かと他人を見下すことで自分を保つ主人公のようにはなりたくないと強く思った」・「『銀のアンカー』(原作:三田紀房、作画:関達也/集英社)…就職活動に関しての漫画で、就職とはどのようなものか、主人公とともにイメージすることができた」・「『採用基準』(伊賀泰代/ダイヤモンド社)…今、企業の方々がどのような人材を欲しがっているか理解できた」■その他・「UVERworldというアーティストのMC。ライブへ行くたびにボーカル自身が夢を叶えるために苦労してきた事などをつたてえくれるし、それがあり夢が叶ったことなどを身にしみるほど伝えてくれている」・「『N・H・Kにようこそ!』(独立UHF局)…大学生である主人公がひきこもってしまう話です。悪い見本を見せてくれます。ただ、このアニメは話を盛り上げるためにご都合主義でかわいい女の子と知り合いますが、現実はその要素すら抜けてしまうと思うので、自分から歩んでいかなければならないなと思い知らされました」・「『ルパン三世シリーズ』…自由気ままに生きるルパン三世の姿を見て、もっと自分のやりたいことをしていいんだと思えるようになった」■総評文系男子が影響を受けた作品として最も大きかったのが『半沢直樹』という結果に。2013年大ヒットを記録しただけあって、良くも悪くも銀行や金融業界に興味を持ったという人が多かったようだ。「銀行には絶対入りたくない」とネガティブな感想を持つ学生が多い中、「社会貢献になっている」「銀行に入りたくなった」という意見もあり、そういった人は入ってからも成功できそうだ。また文系男子の特徴として、ビジネス系書籍や自己啓発、実用書などを読んで影響を受けている人が多かったこともあげられる。スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣』といった自己啓発書の古典作から、スポーツ選手が書いたメンタルマネジメントの本まで、幅広いラインナップが回答にあがった。マンガを回答する人も見られたが、こちらは「考え方などに影響を与えたもの」と「職業観に影響を与えたもの」と2つに分けられた。『進撃の巨人』などの戦闘漫画もあり、現実的な仕事の話だけが影響を与えるわけではないことがよくわかる。刑事ドラマを見て警察官を目指す人、パイロットのドラマを見て航空業界を目指す人など、『半沢直樹』意外のドラマも健闘。小説、映画などではじめて知った職業から仕事観が変わったと言う人も多かった。もし気になる職業があれば、いちどこういった作品に触れてみるのもいいかもしれない。調査時期: 2013年12月13日~2014年1月13日調査対象: マイナビ会員調査数: 文系男子274名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2014年10月27日りんくうプレミアム・アウトレットと神戸三田プレミアム・アウトレットでは、アーティストによる生ライブをはじめとする豪華なクリスマスイベントが2013年12月23日(月・祝)に開催される。今回、りんくう、神戸三田プレミアム・アウトレットで開催されるクリスマスイベントでは、FM OSAKA と Kiss FM KOBE の公開生放送「Christmas Jukebox」が開催される。「Christmas Jukebox」では、クリスマスソングのリクエストやランキング発表の他、アーティスト塩ノ谷早耶香とTEEが生出演しクリスマスソングを含む生ライブを披露するという豪華なイベントとなっている。さらに同日には、サンタクロースの故郷、フィンランドのロヴァニエミ市よりサンタクロースが来日。会場にサンタクロース財団公認のサンタクロースが登場し、来場者との記念撮影会も開催される。【公開生放送イベント「Christmas Jukebox」開催概要】 ■りんくうプレミアム・アウトレット開催日:2013年12月23日(月・祝)場所:ギャップ前広場時間:14:00~17:43(生ライブは 15:30~15:50 予定) 出演者:アーティスト・塩ノ谷早耶香放送局: FMOSAKA■神戸三田プレミアム・アウトレット開催日:2013年12月23日(月・祝)場所:フードギャラリー前時間:13:30~16:00(生ライブは 15:00~15:20 予定) 出演者:アーティスト・TEE放送局:KissFMKOBE 【サンタクロース記念撮影会概要】■りんくうプレミアム・アウトレット開催日 : 2013年12月23日(月・祝) 場所 : ギャップ前広場時間 :1回目 12:30~ (12:00より整理券配布)/2回目 14:30~ (14:00より整理券配布)/3回目 16:30~ (16:00より整理券配布)参加方法 : ギャップ前広場にて先着で整理券配布。各回先着 35 名/無料。カメラ持参の事。■神戸三田プレミアム・アウトレット開催日 : 2013年12月23日(月・祝) 場所 : フードギャラリー前 時間 : 1回目 11:30~ (11:00より整理券配布)/2回目 13:30~ (13:00より整理券配布) /3回目 15:30~ (15:00より整理券配布) 参加方法 : フードギャラリー前にて先着で整理券配布。各回先着 35 名/無料。カメラ持参の事。元の記事を読む
2013年11月29日BEAMS GOLF(ビームス ゴルフ)は、2013年7月5日(金)より期間限定ショップを神戸三田プレミアムアウトレットにオープンする。ビームス ゴルフは、ファッション性と機能性を両立させた、BEAMSならではのゴルフスタイルを提案するオリジナルブランド。スタイリッシュで遊び心溢れるゴルフスタイルを、アウトレットモールならではのプライスにて提供する。期間限定ショップオープンを記念して、税込10,000円以上お買い上げの方に、特製タオルホルダーをプレゼント。数に限りがあるのでお早めに。【店舗概要】オープン日:2013年7月5日(金)店舗名:ビームス ゴルフ アウトレット神戸三田所在地:兵庫県神戸市北区上津台7-3 神戸三田プレミアムアウトレット 1F営業時間:10:00~20:00電話番号:078-983-5851元の記事を読む
2013年07月01日神戸三田プレミアム・アウトレットは、2013年12月13日(木)より計216店舗へと第3期増設オープンする。12月12日(水)にはプレオープンを開催し、約2万4千人を招待した。12月12日(水)のプレオープンでは、開店11時前より約3,000人が列をつくり賑わいをみせた。第3期増設オープンでは、「トゥモローランド」「ユナイテッドアローズ」などの男女に人気の高いセレクトショップや、シニアからの要望が強かった「イッタラ」「タサキ」などが加わり、そのほか家電、スポーツ、生活雑貨、食品物販にいたるまで、幅広く店舗を拡充した。同施設のテーマ”開放感のある大人の街”にふさわしい、アウトレット日本初出店となるブルックスブラザーズの高級ライン「ブラックフリースバイブルックスブラザーズ」をはじめ、女性に人気の高い「ジミーチュウ」なども加わり、さらにファッション感度も高まっている。また、神戸三田では、施設付近にイオンモールが隣接しており、回遊性を増したショッピングセンターとして楽しむことができるのも特徴だ。神戸三田はオープン当初は89店舗で展開していたが、その後第2期増設オープンで約48店舗が増え、今回のオープンでトータル216店舗になり関西で最大のアウトレットモールとなる。同施設は年間約620万人の来客(2011年度)があり、兵庫県から約65パーセント、大阪から20パーセント、京都から10パーセントの集客がある。プレミアム・アウトレットを展開するチェルシージャパンは、御殿場をはじめ全国で8カ所のアウトレット施設をオープンしており、”プレミアムなアウトレットを体験できる非日常的な空間”をテーマに、それぞれ各施設でショッピングの楽しさを提案。アメリカの高級ショッピングストリート、ロデオドライブのようなイメージで各アウトレット施設の中に街並みをつくることで、テーマである”非日常”を表現している。同社は、関西圏に、りんくうプレミアム・アウトレットと、神戸三田プレミアム・アウトレットを展開しているが、双方ともに性格の違う施設として差別化している。りんくうは、チェルシーの展開しているアウトレットの中でも唯一、駅から歩いていける場所に位置し、車を持っていなくても気軽に行けるところが魅力だ。神戸三田は、今回の第3期増設オープンによって店舗が216になり、御殿場プレミアム・アウトレットに近づいた全好意的なブランド店舗の拡充を実現した。今後、チェルシージャパンは成田空港の付近に9つ目となるアウトレットを準備中で、来年春にオープンを予定している。(C)FashionLatte広々とした同施設は小さな子供がいる家族連れでも快適にショッピングが出来る。広い駐車場には、約4800台の収容が可能。開放感のあるフードコートには計8店舗の飲食店舗を導入。昼時には大勢の来客でいっぱいに。家族連れに人気が高い。隣接するイオンモール。通行用のブリッジがあるため、イオンとアウトレットを気軽に行き来することができるのも魅力。元の記事を読む
2012年12月12日クライヴ・オーウェンが、宇多田ヒカルの元夫である紀里谷和明監督の最新作『The Last Knights』(原題)でモーガン・フリーマンと共演することが決まった。『キング・アーサー』、『エリザベス:ゴールデン・エイジ』などでも騎士役を演じてきたクライヴだが、マイケル・コニーヴェスが脚本を執筆する本作でもナイトの役柄を演じることになるという。『GOEMON』などの日本映画界で映像美を追求してきた紀里谷監督がメガホンを取る本作は、腐敗した皇帝とその一味を捕らえて殺された師の敵討ちをする騎士団の物語で、製作が難航しているキアヌ・リーブス主演のハリウッド版忠臣蔵『47RONIN』と同様のストーリーラインになると見られている。ルカ・プロダクション・インターナショナル社が製作を担当する同作は、今月からチェコ共和国でクランクイン予定。クライヴは今後も『Blood Ties』(原題)などの新作が控えており、一方のモーガンは現在、マイケル・ダグラス、ケビン・クライン、ロバート・デ・ニーロらと共演するコメディー作品『Last Vegas』(原題)を撮影中だ。■関連作品:GOEMON 2009年5月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009「GOEMON」パートナーズ
2012年11月05日東京都交通局は11月4日、志村車両検修場で「都営フェスタ2012 in 三田線」を実施する。都営三田線の車両検査や修繕を行う車両工場内の見学や、保守車両の展示、都営地下鉄のグッズおよび鉄道部品、鉄道事業者各社局のグッズ販売などを予定している。同イベントでは、時間制にて都営三田線6300形、東急電鉄3000系・5000系車両の撮影会も実施。都営三田線6300形にはヘッドマークを掲出する。小学生以下が対象の運転台見学も50組限定で行う。事前申込みが必要で、希望者は往復はがきに必要事項を記載し、10月19日(必要)までに東京都交通局へ郵送。応募多数の場合は抽選となる。応募の詳細は東京都交通局ウェブサイトに掲載している。イベントの開催に合わせ、記念硬券セットの発売も行う。170円券、210円券、260円券、360円券各1枚のセットで、発売額は1,000円。1,000セット限定で、「都営フェスタ2012 in 三田線」会場内の交通局ブースでは、イベント当日の10時より600セットを販売。都営三田線日比谷駅 / 水道橋駅 / 巣鴨駅 / 高島平駅の各駅でも、イベント当日の8時よりそれぞれ100セットを販売する。「都営フェスタ2012 in 三田線」の開催日時は11月4日10:00~15:00。荒天中止。天候その他の事情により、イベント内容が変更や中止になる場合もある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日神戸三田プレミアムアウトレットは、第3期増設によりプレミアムアウトレット西の旗艦店へと進化。新たに48店舗の出店が決定し、2012年12月13日(木)にリニューアルオープンを予定している。“開放感のあるプレミアムな大人の街”をコンセプトに、ロサンゼルス市郊外の高級住宅地をモデルとした造りになっている神戸三田プレミアムアウトレットは、今回の増設を機に総面積約42,200㎡に、新たに48店舗がオープンし、物販209店舗、飲食6店舗、フードコート1箇所の合計216店舗に拡大する。今回の増設において、国内アウトレットの規模では御殿場プレミアムアウトレットに次ぐ、国内第2位のアウトレットセンターとなる。これまでの海外ラグジュアリーブランドから家電まで揃う多彩な店舗に加え、男女幅広い世代で人気の「トゥモローランド」や、「ユナイテッドアローズ」が新たに加わった。また「ジミー チュウ」、「アナスイ・ミニ」など関西初のアウトレット店舗なども多数揃い、「ブルック フリースバイブルックスブラザーズ」のアウトレットが日本初上陸となった。今回の増設により、プレミアムアウトレットの西の旗艦店にふさわしいアウトレットセンターへとパワーアップする。【神戸三田プレミアム・アウトレット】住所:兵庫県神戸市北区上津台7-3営業時間:10:00~20:00定休日:年1回2月第3木曜日お問い合わせ:078-983-3450(自動応答によるご案内)増設オープン日:2012年12月13日(木)公式サイト:元の記事を読む
2012年09月21日