俳優の草なぎ剛と香取慎吾による2人芝居『burst!~危険なふたり~』の囲み会見が30日、東京・日本青年館ホールで行われ、草なぎと香取、作・演出の三谷幸喜氏が出席。三谷氏が2人のことを絶賛した。2015年に上演された舞台『burst!~危険なふたり~』が7年ぶりに復活。10月1日から26日に日本青年館ホールで上演される。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の脚本執筆を終えた三谷幸喜氏が作・演出を務め、三谷作品への出演は本作初演以来となる草なぎと、舞台『日本の歴史』(2021年)をはじめ多くの三谷作品に出演してきた香取が、再び2人芝居で魅せる。三谷氏は「今、僕が着ているスタッフジャンパーは初演のときのやつなんです。この作品が好きなので早くまたこのメンバーでやりたいなという願いを込めて7年前からずっと着ているスタジャン。夢がようやく叶ったという感無量な気分です」と感慨深げ。草なぎは「再演というのは何か意味があることだと思っていて、再演で完成することもたくさんあるので、初演のいいところもありつつ、また新たな発見もあるんじゃないかなと楽しみにしています」と期待し、香取は「三谷さんの作品に出られることもそうですが、草なぎ剛という、僕がとても好きな俳優さんなので、一緒に芝居できてとても楽しいです。古くからの付き合いですけど今改めてこうやって2人がぶつかり合えている時間がとっても楽しいです」としみじみと語った。三谷氏は、草なぎと香取のことを「最強のふたり」と表現し、「二人芝居って実はすごく難しくて、このお二人はそういうこと何も感じずにさらっとやられているけど、僕からするとよくこんなことができるなって思う。しかも普通の二人芝居ではなく、2人しか舞台に立てないけど2人が顔を合わせるのは1回だけ。あとはずっと2人とも違う方向を向いてしゃべっている。ものすごく演劇的に高度なことなんですよ」と絶賛。さらに、「相手の顔を見て呼吸を合わせないとできないことなんだけど、今回は遠隔操作みたいな感じで2人が遠くを見ながらしゃべっている。なおかつ呼吸がぴったり合って、綿密な構成でいい演劇的な空間が続く。そんなことって普通の俳優さんはできない。できたとしても、ものすごく稽古しなきゃいけないと思う。それをさらっとやっちゃった2人は本当にすごい2人だなと思います」と褒めちぎった。草なぎは「そうだったんですか。もっと早い段階で言ってくれたら自信持てたのに。三谷さんに褒めていただいてうれしいです」と笑顔。香取は「うれしいですけど、三谷さん自分で作った作品を褒めているみたいな」とツッコミを入れ、三谷氏が「僕の作品というより2人の作品だと思うので自画自賛できるのかな」と言うと、「ありがとうございます」と返した。三谷氏は最後に「僕はこのお二人の大ファンで、このお二人のために作品を作ることができたのがすごく光栄に思っています。だいたい1時間40分ありますけど、こんなに長く生の2人を見ていられるチャンスってあんまりないと思う。ずーっと出てますから、それはすごい機会だと思うので存分に楽しんで味わっていただきたいと思います」と語った。
2022年09月30日シネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』のBlu-rayが、12月7日(水) にリリースされることが決定した。『決闘!高田馬場』に続き三谷幸喜が手がける新作歌舞伎2作目となる本作は、エンタテインメント性たっぷりに歌舞伎の古典的表現を存分に活かした冒険コメディ。令和元年6月に東京・歌舞伎座で上演されると、連日大盛況となりシネマ歌舞伎化。そして今回ファンからの熱望の声を受けてBlu-ray化されることとなった。原作は、2021年に逝去したみなもと太郎が1979年から約40年にわたり連載した歴史巨編漫画『風雲児たち』。その中から、見知らぬ異国の地ロシアに漂流し、様々な困難に直面しても日本へ帰ることを諦めず強い意志を持ち運命と闘い続けた伊勢の船乗り、大黒屋光太夫の物語を歌舞伎舞台化した。出演者は松本幸四郎のほか、三谷が脚本を手掛けるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演している市川猿之助、片岡愛之助、坂東彌十郎、尾上松也、そして「義高ロス」を巻き起こした市川染五郎と、今をときめく歌舞伎俳優が勢揃いしている。Blu-rayには、みなもと太郎が本作のためだけに描き下ろした、貴重なイラストを基にしたオリジナルアニメーションを収録。映像特典には、稽古風景や稽古後囲み取材、完成披露上映会の舞台挨拶を収録している。シネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』Blu-ray情報付き予告<リリース情報>シネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』2022年12月7日(水) リリースBlu-ray:8,250円(税込)※デザイン・内容・仕様は予告なく変更となる可能性がございます。『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』Blu-rayジャケット【映像特典】・稽古風景 ※上演時・稽古後囲み取材 ※上演時・完成披露上映会舞台挨拶【予約&購入特典】松竹DVD倶楽部で予約&購入で、松本幸四郎・市川猿之助・片岡愛之助のオリジナルブロマイド3枚セットをプレゼント。詳細はこちら:<公演情報>シネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』原作:みなもと太郎作・演出:三谷幸喜【出演】松本幸四郎 / 市川猿之助 / 片岡愛之助市川男女蔵 / 八嶋智人坂東新悟 / 中村種之助 / 市川青虎 / 中村鶴松 / 市川染五郎 / 大谷廣太郎松本錦吾 / 市川寿猿 / 片岡松之助 / 澤村宗之助坂東彌十郎 / 市川高麗蔵 / 坂東竹三郎松本白鸚語り:尾上松也【あらすじ】天明二年十二月十四日、駿河湾沖を嵐が襲い二十四隻もの船が犠牲になった。二十三隻が海の藻屑と消えたなか、一隻だけ生き残った船、それが、大黒屋光太夫らを乗せた商船「神昌丸」。船頭・光太夫を含む十七人の船乗りたちは八カ月間海原を漂流し、ロシア領アリューシャン列島アムチトカ島にたどり着く。そして、次々と仲間を失いながらも、光太夫たちはふるさと日本への帰国を目指し、ロシア大陸を奥へ奥へと進んでいく――。
2022年09月17日脚本・演出 三谷幸喜、出演 草彅剛・香取慎吾の3人による舞台『burst!〜危険なふたり~』が、7年ぶりに上演されることが決定した。本作は草彅剛と香取慎吾のみの二人芝居。香取は舞台『日本の歴史』(2021年)をはじめ多くの三谷作品に出演してきたが、草彅は本作品初演以来の三谷幸喜作品への参加となる。公演は、10月1日(土) から10月26日(水) まで日本青年館ホールにて上演予定。チケットの一般発売は、9月3日(土) 10時より開始される。■三谷幸喜 コメント大好きな作品の再演。一番楽しみにしているのは僕かもしれません。だってこんなに芝居がうまくて、こんなに格好良くて、こんなに仲のいい役者が揃った二人芝居って、そうはないですから。■草彅剛 コメント慎吾ちゃんとまた2人芝居できるのは嬉しいです。2人ならではのburst感を三谷さんが作ってくれました。張り切りマッスル!■香取慎吾 コメント大好きな三谷幸喜さんの頭から生まれた言葉たちで、大好きな俳優 草彅剛さんとburst!します。再び。<公演情報>『burst!〜危険なふたり~』2022年10月1日(土)~26日(水) 日本青年館ホール『burst!〜危険なふたり~』ロゴ脚本・演出:三谷幸喜出演:草彅剛 / 香取慎吾【チケット料金】S席:12,500円(税込)A席:7,500円(税込)一般発売日:2022年9月3日(土) 10:00~(予定)新しい地図NAKAMA先行受付:2022年8月11日(木・祝) ~(予定)公式サイト:
2022年07月26日三谷幸喜が手掛けるパルコ・プロデュース2022「VAMP SHOW ヴァンプショウ」がこの夏、上演されることが決定した。楽しく旅する5人組の吸血鬼。うっそうとした森に囲まれたさびれた山間の駅にたどり着く。駅には駅長と、電車を待つ女性が一人…。本作は、1992年にサードステージのプロデュース公演として初上演された伝説の舞台。2001年には、パルコ&サードステージ提携プロデュースとしてPARCO劇場にてキャストを一新し、池田成志演出で上演された異色のホラーコメディ。21年ぶりの復活となる今回は、2001年版の出演者、河原雅彦が演出のバトンを受け継ぎ、キャストには、現在放送中のドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」に出演する岡山天音、『今日から俺は!!』「インビジブル」の平埜生成、『銀魂』「勇者ヨシヒコと導かれし七人」の戸塚純貴、「獣電戦隊キョウリュウジャー」の塩野瑛久、「アンナチュラル」「シグナル」の尾上寛之が決定している。なお、チケットは7月2日(土)に一般発売が行われる。パルコ・プロデュース2022「VAMP SHOW ヴァンプショウ」東京公演は8月8日(月)~28日(日)PARCO劇場にて上演。※愛知、大阪、福岡公演あり(cinemacafe.net)
2022年05月27日「三谷さんにはMCの経験がありません。それでも今回抜擢された背景には、“相棒”安住アナの意向があるんです」(TBS関係者)4月2日の放送から『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)のMCを務めている三谷幸喜氏(60)。前任のビートたけし(75)の後を継ぎ、安住紳一郎アナ(48)と共に番組の進行を担う。現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)も手掛けている人気脚本家の三谷氏と、TBSを代表するアナウンサーの安住アナ。異業種の2人だが、実は親交が深いようだ。「2人は’13年の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)で初めて共演しました。以来、プライベートでも連絡を取り合う仲になったそうです」(前出・TBS関係者)交流を重ねるにつれ、「信頼関係が生まれていった」と前出のTBS関係者は続ける。「’19年7月放送の『ぴったんこカン・カン』で番組冒頭から“重大発表がある”と言い、後半までその内容を隠して煽っていました。視聴者は安住アナの結婚や退社を予想しましたが、重大発表とは“安住アナが東京五輪のキャスターに就任した”ということ。当時、視聴者として見ていた三谷さんは『ああいう演出はよくない』と安住アナに“クレーム”を送ったそうです。安住アナはそんな本音を包み隠さず言ってくれる三谷さんを頼もしく感じており、MC起用の決め手になったと聞いています」いっぽうの三谷氏がMCのオファーを引き受けたのには、“打算”があると芸能関係者は明かす。「三谷さんの『Nキャス』1本のギャラは80万円だそうです。前任のたけしさんのギャラは180万円から200万円ほどといわれているので、たけしさんの半額以下。それでも、MC初挑戦の文化人枠としては異例の高額なんです。大河の脚本のギャラは約2千万円で、映画は1本800万円から1千万円。大河は約2年間拘束される大仕事なので、三谷さんは収入減を心配していました。そんななか『Nキャス』のオファーは“渡りに船”だったそうです」三谷氏がギャラを重要視するのには、理由があるようだ。「三谷さんは’13年7月、19歳下の一般女性と結婚。そしてその翌年6月、52歳で初めてお子さんが生まれました。その後、前立腺がんが見つかり、’16年に手術することに。改めて『家族をなんとしても守っていかなくては』という気持ちが強くなったといいます」(前出・芸能関係者)『週刊文春』’21年12月30日号で、《(家庭をもつまで)ギャラが幾らかなんて考えたこともなかった。でも今は違う。三谷家のため、仕事を選ぶ基準はまずそこですから》と語っていた三谷氏。『Nキャス』での活躍次第では、“MC転身”で荒稼ぎする日が来るかも!?
2022年04月08日「非常に今後が楽しみになる義時像でした」1月9日にスタートしたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。脚本の三谷幸喜(60)は、主演の小栗旬(39)にこのようにメールしたという。視聴率は17.3%と、同時間帯ではトップの数字を記録し、順調な滑り出しとなった今作。その撮影の裏側では、こんな出来事がーー。【1】出演者が困惑する三谷幸喜の「醜聞禁止令」「三谷さんのこだわりが強く、特に北条義時を演じる小栗さんへの注文は多々あります。脚本家が現場に来ることは珍しくはないですが、三谷さんは本当によく顔を出して制作陣や出演者と細かい打ち合わせを重ねています。現場で脚本を変えることもあり、小栗さんは“今まででいちばんしんどい役”と冗談交じりにこぼしていました」(NHK関係者)並々ならぬ熱意で今作に臨む三谷。クランクイン当初には、出演者にある“お願い”をしたという。「三谷さんは出演者たちに“マスコミに撮られないように私生活も注意してください”と、スキャンダル封印指令を出したそうです。昨今は撮影期間中に出演者のスキャンダルが報じられて降板になり、撮影の進行に支障をきたす事例が増えています。それまでの現場の雰囲気もガラッと変わり、作品のクオリティが下がってしまうこともあるんです。“作品が純粋に話題になってほしい”という三谷さんは、スキャンダルを危惧しているようでした」(前出・NHK関係者)’20年の記者会見で三谷は、出演者について「『脛に傷持ってるかな』と思う方は、ぜひ断ってください」と冗談めかして呼びかけていたが、警戒心は本物だったようだ。「今作は小栗さんをはじめ、兄・北条宗時役を演じる片岡愛之助さん(49)など大物俳優がズラリ。皆さん、三谷さんのあまりの真剣さに怯えながら、どこか困惑している感もありました」(制作関係者)【2】兄弟愛の秘密は阪神愛阪神ファンとしても有名な小栗。ある会見では「兄と親父が熱狂的な阪神ファン。負けると家の空気が悪くなる」と語っていたことも。「昨年6月に大河がクランクインしたときは、阪神が首位を独走しており、2位と最大8ゲーム差をつける絶好調の時期でした。実は愛之助さんも同じく阪神ファンで喜び合っていたそうです。後白河法皇役の西田敏行さん(74)も大の阪神ファンで上機嫌だったとか」(前出・NHK関係者)【3】小栗の大親友・松潤が撮影現場をサプライズ訪問コロナ禍での撮影では、マスクが必須アイテム。「小栗さんはマスクに毎日メッセージを書き、スタッフや出演者を和ませていました。その一日のなかで印象的なセリフを書いていたり、最後の現場となるスタッフがいる日には、その方の名前と《お疲れさまでした》と添えたマスクをしてねぎらっていました」(前出・NHK関係者)そんな和気あいあいとした撮影現場に、ある人物が訪れたという。「松本潤さん(38)です。小栗さんとは’05年の『花より男子』(TBS系)以来の大親友。小栗さんを激励していました。小栗さんは松本さんに『乗馬に行こう!』と誘っていました」(制作関係者)『鎌倉殿〜』の次の大河ドラマ『どうする家康』で主演を務める松本。小栗は親友同士の主演リレーに「感慨深い」と明かしていた。実際、小栗は最近のインタビューでこう語っている。《彼(松本)は彼で準備を進めているみたい。『大河の現場どう?』なんて言われて、楽しくやってるよと。『そうか、俺も楽しくできたらいいんだけどな』みたいな。自分もクランクインするまではどこか不安を感じていたので、その気持ちは分かるなと》(『日刊スポーツ』1月9日付)大親友&大河主演同士のエール交換で演技が一層磨かれたようだ。【4】菅田将暉新妻手作り「解毒(秘)スープ」愛飲中!源義経役の菅田将暉(28)は、大河出演に加え「月9」主演と今年も飛ぶ鳥を落とす勢い。昨年11月に小松菜奈(25)と結婚し、大河の現場では祝福の嵐だったと、菅田を知る役者仲間は話す。「大河の現場では、やはりふだんから親しい小栗さんとよく話しています。『新婚生活は楽しいだろ?』と小栗さんに聞かれ、『楽しいです。胃袋もしっかりとつかまれています』とのろけていたとか。小栗さんは別の現場でも『あいつ、幸せオーラを隠せてなかった』と笑顔で言っていたそうです」多忙を極める菅田だが、今は新妻の小松が体調管理をサポートしてくれているそうだ。「現場で出るお弁当だけでは栄養が偏るということで、小松さんは野菜をたっぷり入れたデトックススープをよく作るとか。保温ポットに入れて、仕事場にも持たせているそうです。ベースはトマトなので具材を変えればアレンジがきくのもお気に入りのポイント。カレールーを加える日もあるとか。寒い時季だけに重宝しているようです」(前出・制作関係者)【5】大泉洋&小池栄子は私生活でも家族ぐるみの付き合い今作では大泉洋(48)が源頼朝、小池栄子(41)が北条政子に扮し夫婦役を演じている。実は私生活でも以前から2人は家族ぐるみの付き合いだという。「大泉さんと小池さんは以前から仲がよく、小池さんの夫の坂田亘さん(48)も交えて飲みに行くこともあるんです。無愛想な坂田さんは大泉さんのトークにほとんど笑わないそうで、大泉さんいわく“2人は当たり屋夫婦”だとか。あるとき飲みの席で、大泉さんと小池さんの間で冗談半分の“罵り合い”が始まり、大泉さんが小池さんに暴言を吐いてしまった。即座に小池さんが隣の坂田さんに『今のちゃんと回した?』と振り、スマホで動画を撮っていた坂田さんは『これを世に出したらコイツは終わりだな(笑)』とやり返したことが」(テレビ局関係者)「(大泉と)2人のシーンでは、コントのようになっていないか心配」と話していた小池。気心の知れた豪華キャスト同士が大河ドラマで魅せる壮大な人間ドラマから目が離せそうもない。
2022年01月20日脚本家の三谷幸喜氏(60)が情報番組『新・情報7days ニュースキャスター』(TBS系)の総合司会に就任すると1月19日に報じられた。3月いっぱいでビートたけし(75)が卒業予定の同番組。『スポニチアネックス』によると三谷氏は深く考えた結果、“60歳の新たな挑戦”として引き受けることを決断したという。還暦という節目に、新たなフィールドへと歩みを進める三谷氏。ネットでは《三谷さんを持って来るとは中々の変化球》《どのような発言するか楽しみ》《どうなるのか気になる》と期待の声が上がっている。いっぽう懸念点も浮上している。実は三谷氏は筆が遅いことで広く知られているため、「本業に影響が出るのでは?」との声が上がっているのだ。例えば’13年12月、三谷氏が脚本・監督を務めたドラマ『大空港 2013』(WOWOW)に出演した竹内結子さん(享年40)は当時の会見で「ホテルで泣きながら覚えた。俳優を代表して言わせてもらいますが、台本は早くください!」と注文。さらに大河ドラマ『真田丸』(NHK総合)の主演・堺雅人(48)も’16年11月、『おんな城主 直虎』(同局)へのバトンタッチセレモニーで「(三谷氏の脚本が遅れたため)撮影が終わる頃にはスタッフを『直虎』に奪われていた」と苦笑していた。三谷氏の遅筆ぶりは、同業者の間でも話題のようだ。脚本家の中園ミホ氏(62)は’20年6月、ラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)でこう語っている。「私、日本で2番目に遅いって思っているんだけど。でもトップにはなれないんだよね」「『三谷幸喜さんには私、負けた』と思ったのは、フジテレビのある番組を書いているときに『遅い、中園さん遅い』ってみんなに怒られている最中に、隣の別のスタジオでは俳優さんが全部そろっているのに、台本が届かなくて(撮影を)バラしていたの。それで、『あっちのほうが遅いじゃないか!』って思って」■「ただでさえ遅筆で有名なのに大河の脚本遅れない?」そんな三谷氏は現在、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合)が放送中だ。三谷氏は昨年12月26日、同ドラマの公式サイトにアップされたインタビューで「台本執筆半ばまできた」と明かしている。しかしネットでは『Nキャス』の司会就任について、『鎌倉殿の13人』への影響を心配する声がこう上がっている。《大丈夫?ただでさえ遅筆で有名なのに大河の脚本遅れない?》《三谷さん、大河は大丈夫なんですか?》《脱稿は流石にまだだと思うし、遅筆で有名な方なので少し心配》三谷氏本人は、“筆の遅さ”を指摘されることに不服な様子。’19年9月、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、中井貴一(60)やディーン・フジオカ(41)から「台本が届くのがギリギリすぎる」とクレームを受けた三谷氏。「台本があればいい芝居ができるのか?」といい、さらに「台本がないと芝居ができないのでは」と問い詰められても「大体どんな感じか分かるじゃないですか?」とコメントしていた。『Nキャス』と並行して『鎌倉殿の13人』をやり遂げれば、汚名返上となるかもしれない。
2022年01月20日原田龍二(51)と妻の原田愛(48)が11月22日、愛の著書『別れない理由』の発売を記念して講談社で神前結婚式を行った。今年で結婚20周年を迎えた原田夫妻。各メディアによると、人生初の白無垢に身を包んだ愛は「20年前は結婚式の指輪の交換もしなかった」と明かし、「主人も20年目にして『指輪をしてみようか』と言ってくれた」と感無量の様子だったという。’92年放送の『キライじゃないぜ』(TBS系)での共演を機に、恋仲に発展した2人。愛は原田との交際を機に芸能界を引退し、’01年12月に結婚した。その後、夫妻は1男1女に恵まれ家族円満のように思えたが、’19年5月に原田に“4WD不倫”が報じられたのだった。「愛さんは夫の不倫を“許すことはできない”としつつも、離婚は踏みとどまったのです。愛さん自身も両親の離婚を経験していますし、子供たちからの反対もあったといいます。仲良く過ごしてきた原田さんとの付き合いを振り返り、『これからもうまくやっていける』と前を向く決心をしたそうです」(ワイドショーデスク)■「人間的に尊敬できる女性」一方、原田の不倫は世間的に大きく取り上げられたものの、その“代償”は最小限にとどまった。「不倫などの不祥事を起こした芸能人は、CMやタイアップなどを打ち切られることが通例になってきています。ただ、原田さんは報道直後の初動も早く、謝罪会見は時間無制限で実施。報道陣からの質問に一切言い訳することなく、正直に答えていました。原田さんは愛さんに『こんな馬鹿な亭主でごめんなさい』と謝ったところ、『原田、アウト!』とジョークを交えて叱られたとエピソードも明かしていました。そんな寛大な妻に、原田さんは『人間的に尊敬できる女性』と感謝しきりでした」(芸能リポーター)そんな反省ぶりが受け入れられたのか、現在も原田は映画やドラマ、バラエティ番組など幅広く活躍しており、仕事を失う事態には陥らなかった。なかでも原田が’18年にCMキャラクターとして起用された山本漢方製薬では、不倫報道後も原田は降板を免れる形に。さらには今年6月に同社商品「大麦若葉」の新CMで夫婦共演し、愛さんが“復帰”を果たしたのだ。同社の社長はスポーツ紙のインタビューで、原田について「撮影現場でみんなと楽しく仕事をしてくれます」と評価。不倫報道で降板とならなかった理由については、「契約を解除するのは普通なら当たり前の判断ですが、それではあまりにも寂しい。期待以上の仕事をしてくれるので、何とかしてあげたいという思いでした」と語っていた。また夫婦共演については、「家族愛」をテーマに「日本中を元気にしたい」との思いで愛にオファーをしたという。「子育てがひと段落してきたこともあり、愛さんは『いつまで経ってもチャレンジ精神を忘れたくない』との思いで快諾したと語っていました。約30年ぶりに原田さんとの共演になりましたが、原田さんは『あのようなことがなければ、夫婦共演のCMも来なかった』と振り返っていました。騒動後も仕事が続けられるのは、“妻のおかげ”と思っているようです。愛さんはオファーがあれば芸能活動を続ける意向のようで、将来的に夫婦共演が増えるかもしれません」(テレビ局関係者)真珠婚式となる次の10年に向けて、夫婦二人三脚で手を取り合っていくことだろう。
2021年11月23日俳優の原田龍二と妻の愛が22日、都内で神前結婚式を挙げ、その後、記者会見を行った。愛の著書『別れない理由』の発売を記念し、メディアの前で“永遠の愛”を誓う神前結婚式を行った2人。桂由美ブライダルハウスの協力で、「Yumi Katsura」の紋付き羽織袴と白無垢で登場した。2019年に龍二の不倫が報じられた際、「原田、アウト」の名言を放った愛は、『別れない理由』で、実は前科が2回あったと告白。3回も浮気されても龍二のことをパパと呼んで愛し、なぜ離れないのかをつづっている。愛は「私たちがなぜ別れなかったのか、今日ここに立っているまでの道のり……いろんな夫婦の形があると思いますが、私たちはこんな風にして今日に至っていますという内容が書かれています」と説明。「ありのままの私たちのいざこざを書いたものですが、あの人のうちどうなっているのかなと思った方々に読んでもらえたらうれしいです」と語った。すでに同書を読んだ龍二は「名古屋で仕事がありまして、名古屋で電車に乗って品川駅に着くまでに全部読んだのですが、新横浜あたりで目頭が熱くなりました。それまでは僕の浮気遍歴しか書かれてなくて自責の念に駆られていたんですけど、新横浜くらいで思わずグッときてしまいましたね。まさかあんな素晴らしい一言があると思いませんでした」と妻の言葉に感激したという。愛は、同書を執筆して「やっぱり自分の愛する人なんだなと再確認しました」と告白。「今回の本も原田愛として書かせてもらったんですけど、主人あっての私ですので、日々一緒に過ごしていくことでこれからも夫婦で思い出やらいろんなことを作り上げていけたらいいなと思っています」と夫婦の絆の強さを感じさせた。
2021年11月22日俳優の原田龍二と妻の愛が22日、都内で神前結婚式を挙げ、その後、記者会見を行った。愛の著書『別れない理由』の発売を記念し、メディアの前で“永遠の愛”を誓う神前結婚式を行った2人。桂由美ブライダルハウスの協力で、「Yumi Katsura」の紋付き羽織袴と白無垢で登場した。結婚式を終え、原田は「愛が出版したという、その記念という意味合いが強いかと思いますが、結婚指輪も交換させていただく儀式を執り行うこともできましたので、とてもうれしく思います」としみじみ。愛が「結婚して今年で20周年になるんですけど、20年前は結婚式も指輪の交換もしなかったので、今回神前式を開いてくださるということで、主人も指輪してみようかと言ってくれたので用意して式に備えました」と語ると、龍二は「決して指輪をしたくなかったわけではないですよ。俳優をしていると指輪をはずす機会が多くて失くしたくないというのと、基本的に装飾品をつけないので」と補足した。また、愛は「まさかこんな素敵なお着物を結婚20年目にして着させていただけるとは、感激しております。20年前はウエディングドレスを着て写真だけ撮らせてもらったんですが、出版記念に和装で用意してくださり本当に感謝しています」と感激。妻の白無垢姿に、龍二は「えーって感じはまったくない。常に見ている人なので、全裸だったとしても『えーっ全裸!?』みたいな感じにならない。それくらい違和感ない」と話し、愛が「きれいとか……」とツッコむと、「きれいだと思います。もちろんそれは言わずもがなっていうやつで」と照れ笑いを浮かべた。一方、愛も「凛々しい」と龍二を見つめ、「素敵なお着物を着させていただいて、気持ちが引き締まる。感激しています」と語った。謝罪会見から2年半。龍二は「もちろん精進中ですよ。死ぬまで執行猶予だと思っていますから」と述べ、「神様に見られても恥ずかしくない生き方をしようと思っていますので不穏な動きはないと思います」と語った。2019年に龍二の不倫が報じられた際、「原田、アウト」の名言を放った愛は、『別れない理由』で、実は前科が2回あったと告白。3回も浮気されても龍二のことをパパと呼んで愛し、なぜ離れないのかをつづっている。
2021年11月22日俳優の原田龍二と妻で元女優の愛さんが18日、都内で行われた山本漢方製薬「大麦若葉」新CM記者発表会に出席。愛さんは、2年前の原田の不倫騒動を振り返り、当時の心境を明かした。発表会は、原田が不倫謝罪会見を行ったTOKYO MX内の同じ会場で開催。原田は冒頭、「思い起こせば2年前、この場所であのような謝罪会見をしたことを思いますと、気持ちが楽といいますか、謝らなくてもいいんだなというのが大きいです」とほっとした表情。「こういう会見でみなさんとこういう風に対面できるのが本当にうれしいです」と心境を語った。騒動後、不倫はしていないか確認されると「あるわけないじゃないですか。一生ないですよ。もう二度とないですね」ときっぱり。愛さんは「大丈夫であってほしいという願いはありますけど、人生何があるか。今日、私がこの場にいるのも考えてなかったことなので」と話した。当時、離婚も「考えた」という愛さんは、「いろいろ考えていく中で、私はまだこの人とやっていこうという決意のもとで今日に至ります。人間いいところも悪いところもあると思いますが、まだいいところのほうが勝っていたんだと思います」と自身の決断を振り返り、「基本的には優しいですし、家族のために面白く生活してくれていましたし、裏の顔があったという。私たちの前では、面白いお父さんでいてくれます」と、原田の“いいところ”を説明した。2人は、18日より全国で放送される「大麦若葉」の新CM「本物の夫婦篇 15秒篇」ほか全5篇に出演。同社CMに出演中の原田に加え、愛さんが妻役で登場し、“本物の夫婦”として30年ぶりの共演を果たしている。
2021年06月18日俳優の原田龍二と妻で元女優の愛さんが18日、都内で行われた山本漢方製薬「大麦若葉」新CM記者発表会に出席した。約2年前、不倫騒動で原田が謝罪会見を行ったTOKYO MX内の同じ会場で開催。原田は冒頭、「思い起こせば2年前、この場所であのような謝罪会見をしたことを思いますと、気持ちが楽といいますか、謝らなくてもいいんだなというのが大きいです」とほっとした表情。「こういう会見でみなさんとこういう風に対面できるのが本当にうれしいです」と心境を語った。リポーターから「性欲はまだ強いですか?」と聞かれると、原田は「どうやったら弱くなるんでしょうか。逆に聞きたいです」と返して笑いを誘い、「結局、生命力だと思います。僕はもともと丈夫な体だと思いますが、毎日『大麦若葉』を飲んでいることも大きいのでは」と自身の考えを述べた。その後、不倫はしていないか確認されると「あるわけないじゃないですか。一生ないですよ。もう二度とないですね」ときっぱり。愛さんは「大丈夫であってほしいという願いはありますけど、人生何があるか。今日、私がこの場にいるのも考えてなかったことなので」と話した。2人は、18日より全国で放送される「大麦若葉」の新CM「本物の夫婦篇 15秒篇」ほか全5篇に出演。同社CMに出演中の原田に加え、妻の愛さんが妻役で登場し、“本物の夫婦”として30年ぶりの共演を果たしている。
2021年06月18日俳優の原田龍二と妻で元女優の愛さんが18日、都内で行われた山本漢方製薬「大麦若葉」新CM記者発表会に夫婦そろって出席した。この日の会見は、約2年前、不倫騒動で原田が謝罪会見を行った場所。原田は冒頭、「思い起こせば2年前、この場所であのような謝罪会見をしたことを思いますと、気持ちが楽といいますか、謝らなくてもいいんだなというのが大きいです」とほっとした表情。「こういう会見でみなさんとこういう風に対面できるのが本当にうれしいです」と心境を語った。18日より全国で放送される「大麦若葉」の新CM「本物の夫婦篇 15秒篇」ほか全5篇で、同社CMに出演中の原田に加え、妻の愛さんが妻役で登場。“本物の夫婦”として30年ぶりの共演を果たしている。
2021年06月18日2020年5月29日付で、YouTubeチャンネル『太田上田【公式】』にて三谷幸喜さんをゲストに迎えた動画を配信中です。『太田上田』は、2015年から中京テレビで放送されている爆笑問題の太田光さんと、くりぃむしちゅーの上田晋也さんによるトークバラエティ番組。今回ゲストの三谷幸喜さんは、劇作家、脚本家、演出家、コメディアン、映画監督で、最近は、俳優やテレビタレントとしても活躍中。NHKの大河ドラマの脚本などでもよく知られています。ちなみに、三谷さんは、太田さんと同じ『日本大学藝術学部演劇学科』の卒業生で、3年先輩。太田さんが大学に在籍していた頃から、三谷さんは既にヒーローだったとのことですが…。まずは、動画をご覧ください。番組の後半では、1994年に放送された三谷さんが脚本を手がけた刑事ドラマ『古畑任三郎』についての誕生秘話で盛り上がりました。実は、三谷さんが大の『刑事コロンボ』好きだったことから誕生したそうです。ちなみに、『刑事コロンボ』は、アメリカで制作され、日本でも放映されていた刑事ドラマ。『古畑任三郎』と同じように、医者や俳優などの犯人のアリバイを崩しながらジワリジワリと追い詰めていく一話完結タイプのドラマでした。『刑事コロンボ』の放送当時、日本では「うちのかみさんがね…」「あともう1つだけ」というコロンボの決まり文句と、よれよれのコートが話題に…。太田さんは、『古畑任三郎』が、そんな『刑事コロンボ』を真似していると噛みついていたわけですが、何とかフォローしようとする上田さんを、三谷さんがことごとく交わす姿がとても印象的でしたね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年01月29日「オリエント急行殺人事件」と「黒井戸殺し」に続く“原作・アガサ・クリスティ×脚本・三谷幸喜”コラボシリーズ第3弾「死との約束」の放送が来年に決定した。ミステリー界の女王、アガサ・クリスティが、1938年に発表した長編小説「死との約束」のドラマ化となる今作。『死海殺人事件』として映画化もされているが、日本での映像化は今回が初めてだ。今回、三谷さんが舞台を熊野古道に、時代設定を昭和30年代に置き換えて執筆した。三谷さんは原作について「ポワロ物で、僕がいちばん好きな作品」と話し、「事件が起こるまでのワクワク感。真相が明らかになっていくドキドキ感。そしてラストのあまりに意外な犯人。今回も原作のテイストを損なわないように脚色しました。キャスティングも完璧です。極上のミステリーを堪能あれ!」と自信を見せている。主人公は前2作に続き、野村萬斎演じる名探偵・勝呂武尊。ドラマ出演は「黒井戸殺し」以来となる萬斎さんは、「今回は、トリックが前作とは全く違っていて、ある意味、ご覧の皆さんが、“裏切られる展開”かもしれません」と期待を煽り、「熊野古道という日本有数のパワースポットが舞台になっているところも今回の見どころのひとつです。コロナ禍で、家にいる時間も多い昨今ですが、このドラマで、皆さんご一緒に熊野を旅しながら楽しんでいただければ」とコメント。また、勝呂が旅行先で出会う婦人代議士・上杉穂波を鈴木京香が演じる。旅先で偶然出会った2人だが、どうやら勝呂は穂波の過去を知っている旧知の仲のようで…。萬斎さんと鈴木さんは今作が初共演。「台本が待ち遠しかった」と話す鈴木さんは、「政治家は一度やってみたかった役でもあります。昭和30年代の女性政治家は、きっと当時では珍しく、目立つ存在だったと思うので、その役を演じられるのはとても光栄なことです」と語っている。そして、医師・沙羅絹子を比嘉愛未。税理士・十文字幸太を坪倉由幸(我が家)。穂波に随行する編集者・飛鳥ハナを長野里美。勝呂に捜査を依頼する警察署長・川張大作を阿南健治が演じる。比嘉さんは「三谷さんの作品で、萬斎さんと共演できるのはなかなかないチャンスだと思い、お話をいただいた時は純粋にうれしく思いました。何と言ってもこれまでとはまた違う作品との出会いだと思い、“これは絶対やりたい!”とすぐにお返事させていただきました」とオファー時をふり返り、長野さんも「『オリエント急行殺人事件』の時にちょうど三谷さんと舞台をやっていて、“オファーしようと思ったけれど、この舞台があるからできないですね”と断念されたので、“今回はようやくできる!”と、うれしさ満開でした」とコメント。阿南さんは「台本は、細かい笑いなどがいろいろなところにちりばめられていて、まさに三谷さんの世界だな、という感じで、楽しく読みました」と物語の印象を明かし、坪倉さんは「まさか僕にオファーがくるとは思っていなかったので驚きました。しかも“こんな豪華なキャストの中に僕でいいのかな?”というのが正直な感想です。今回の役は、今まで演じたことのない役柄ですので、芸人・坪倉としてあまり経験のない、ミステリアスで、男の色気みたいなものをちょっと出したいと思っています」と意気込んでいる。<あらすじ>休暇で和歌山の熊野古道を訪れた勝呂武尊(野村萬斎)は、ホテルのラウンジで医学書を読んでいた医師の沙羅絹子(比嘉愛未)に声をかける。沙羅は勝呂のことを新聞で見て知っていたため、すぐに打ち解ける。するとそこに、一風変わった一家がやってくる。本堂家だと沙羅は言う。沙羅は、これから本堂家と本宮神社に行くので、一緒に行かないかと勝呂を誘う。一家と古くからのつきあいがあるという税理士・十文字幸太(坪倉由幸)によると、主である本堂氏が、家族が一生遊んで暮らしていけるほどの十分なお金を残して死んだため、本堂家は家族全員で日本中を旅しているのだという。神社に到着し、散歩をしていた勝呂は背後から声をかけられる。振り返ると、婦人代議士・上杉穂波(鈴木京香)と編集者の飛鳥ハナ(長野里美)だった。翌日、貸し切りバスで古道散策ツアーに向かった本堂一家と勝呂、沙羅、穂波、飛鳥。霊峰と言われる熊野には神秘的な山道が多く、昔から天狗の目撃談も後を絶たない。そして日が陰りはじめた頃、ベンチで本堂夫人の遺体が発見される。地元熊野警察の署長・川張大作(阿南健治)に事件解決を要請された勝呂は早速捜査をはじめる。夫人は普段から心臓が弱かったというのだが、勝呂は、その右手に注射針の後を発見。勝呂は、ホテルに到着した晩、偶然耳にした言葉をふと、思い出す。「分からないのか、こうなったらもう殺すしかないんだっ」。ぎくしゃくしていた家族の誰にも動機があり、しかし全員にアリバイがあった――。スペシャルドラマ「死との約束」は2021年フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年12月15日三谷幸喜が作・演出を手掛け、2018年末に上演されたミュージカル『日本の歴史』が、2021年7月に再演されることが10日、明らかになった。出演は、中井貴一、香取慎吾、新納慎也、シルビア・グラブ、宮澤エマ、秋元才加の初演メンバーに、段田安則が参加。この7人が、60役以上の老若男女の登場人物たちを演じ、歌い、踊り、歴史を駆け抜ける。もともと歴史好きで知られている三谷氏は、近年多くの歴史ドラマや舞台を手がけ、2022年放送予定の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』も執筆。その独自の着眼点とアイデアで、エンターテイメントの姿を通して、改めて歴史の面白さや奥深さを伝えている。その三谷氏が手掛けたオリジナル・ミュージカル『日本の歴史』の再演が決定。長きにわたり、三谷氏の作品の世界観を支えてきた作曲家・荻野清子氏と共に創り上げ、珠玉のキャスト陣が歌い踊った壮大な“大河ミュージカル”が帰ってくる。初演以来高まってきた再演希望の声に大きな力を得て、決定したという。「卑弥呼の時代から太平洋戦争までの約1700年に亘る日本の歴史を凝縮」したこのミュージカルは、60人以上にも及ぶ歴史上の人物たちや市井の人々を、たった7人の俳優たちが演じ、歌い、踊るという大胆な構成。その中で、キャッチーなメロディーと親しみやすい歌詞に乗せて、めまぐるしく移り変わる歴史の場面が目の前で紡がれていく。脈々と次世代につながっていく人間の因果のドラマが語られ、ただの歴史の出来事の羅列ではない骨太な物語が展開される。
2020年12月10日菅田将暉が小栗旬主演、三谷幸喜脚本の2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、悲劇の天才武将・源義経役に決定。先ほど三谷幸喜から発表された。本作は、華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、新都鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描く。小栗さんが源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした鎌倉幕府二代執権・北条義時を演じる。連日、第一次出演者が三谷さん自身の口から発表されていた本作。その最終日となる今回、源氏を語るには外せない頼朝の弟で、次々と奇跡を起こす天才軍略家、源義経を菅田さんが演じることに。「おんな城主 直虎」(2017)以来、2度目の大河ドラマ出演を果たす。出演が決まった菅田さんは「「悲劇の武将」と言われ、ドラマティックに描かれることが多い人物ではあるけれど、意外と創作されているエピソードも多く実体がよくわからないところが演じる上では興味深いと思っています。いつも歴史上の人物や実在の方を演じるときに心がけているのは、“血の通わせ方”“綺麗事では終わらせない”ということ。特に義経は綺麗なイメージがあるので、生々しく、義経は生きていたんだと僕自身も実感しながら演じていきたいです。」とコメントを寄せている。SNSには「菅田将暉キター!!」「菅田さんがまた時代劇で見られるなんて」「期待しかない」という声や、「小栗旬さんのご指名かしら」「ぎ、銀魂…佐藤二朗さんもいるし」とキャストとの交流に触れる声も上がり、まだ明らかになっていない頼朝役にも注目が集まっている。なお、先んじて、義時(小栗さん)の生涯の盟友、三浦義村役に山本耕史、義時の妹の阿波局役に宮澤エマ、義時の父・北条時政役に坂東彌十郎、頼朝の息子で義時の甥となる二代将軍・源頼家役に金子大地らの出演も発表されている。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は2022年1~12月、NHKにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年11月20日三谷幸喜が、自らを演劇の道へと導いた“恩師”、喜劇王ニール・サイモンの傑作コメディの演出に再び乗り出した。『ロスト・イン・ヨンカーズ』(2013年)に続く今回は、サイモン自身の下積み時代の体験を描いたとされる、人気コメディアンのオフィスに集う放送作家たちの物語だ。瀬戸康史、松岡茉優、吉原光夫、小手伸也、鈴木浩介、梶原善、青木さやか、山崎一、浅野和之の鉄板のチームワークが立ち上げる、三谷×サイモンの笑いに大注目!王道から外れたものにあえてチャレンジしたくなる——三谷さんが手がける2本目のニール・サイモン作品です。前回の『ロスト・イン・ヨンカーズ』から7年ぶりになりますね。僕自身、翻訳モノの演出の経験は数えるほどしかないんです。どうしてもオリジナルでやりたいものを優先してしまって。たとえば初めて手掛けた翻訳モノの『桜の園』(2012年)では、チェーホフのどこが面白いのか、どこに皆は魅了されるのだろうか、喜劇と言われているけど、本当にそうなんだろうか――と、勉強のようなつもりでやりました。ゴルドーニの『抜目のない未亡人』(2014年)も、コクトーの『声』(2013年)も、自分では絶対に書かないような作品をあえて演出することで、何か自分に得られるものが欲しい――、そんな思いがあるんです。ただ、僕はニール・サイモンに出会えたことで、この演劇の道に進んだとも言えるので、やはりいつかはやりたいと思っていました。でも『おかしな二人』や『サンシャイン・ボーイズ』のような、いわば“ザ・ニール・サイモン”的なものは、今、僕が演出しても、あまりワクワク感がないように思っていて。僕も、お客さんも。だから『ロスト・イン・ヨンカーズ』も今回も、ニール・サイモンの王道から少し外れたものにあえてチャレンジしてみようと思ったんです。——『23階の笑い』は1950年代のアメリカ・テレビ業界が舞台。冠バラエティ番組を持つ人気コメディアンと、彼のオフィスで働く個性的な放送作家たちの物語です。ジョークを潜ませた会話の応酬、そのテンポの良さが圧巻ですね。正直なところ、翻訳台本を読んだ時に、これを立ち上げるのはかなり難しいなと思いました。とくにコレといった事件が起こるわけでもなく、とにかくジョークの応酬で。コメディライターたちの話だから、台詞のすべてがジョークと言ってもいいくらいで、どういうさじ加減でやればいいのか、上演台本を作る時にかなり苦労しました。「あ、ここでアメリカ人は笑うんだろうな〜」なんて想像しながら2時間観ていただくのは申し訳ないので、ちゃんとコメディとして成立するものにしないといけない。かといって日本人がわかるような日本語のダジャレや時事ネタみたいなものは入れるべきではないし……。なかなか難しいチャレンジでした。個性豊かな登場人物たちは「水族館の魚を見るように」楽しんでもらえたらもちろんニール・サイモンの作品をムチャクチャにはしたくないから、きちんと戯曲どおりですよ。でも、ちょっとぶっ飛んでいる登場人物たちばかりで、なかなか感情移入して観るのは難しいだろうなと最初は感じました。ではお客さんは何を観たらよいのか? と考えた時に、僕自身が主人公のルーカスと同じように新人作家として、ベテランの放送作家の人たちに混ざってバラエティ番組とかを作っていた時期があったので、そこにすごく重なる部分があると思ったんです。とにかくここに出てくるマックス・プリンスという人気コメディアンを筆頭に、この不思議な人たちの生態をきちんと描き出そうと。ヘンな例えですけど水族館で魚を見るような感じで、彼らの生き様を2時間飽きずに、お客さんに観てもらおう。あ、この人たちは本当に生きているんだな! といった匂いや空気感を、きちんと作るべきだと思ったんです。配信ドラマを手がけて感じた今のテレビドラマ界の限界僕、このあいだ配信のドラマ(編集部注;「Amazon Prime Video」にて配信中の香取慎吾主演『誰かが、見ている』)をやったんですが、そのときに、常に時間に追われて制作されている地上波のテレビドラマは、もしかしたら、もう限界に近づいているんじゃないかなと感じることがありました。でも僕はテレビが大好きだから、もしいつか終わりが来るのであれば、それをきちんと見届けなければいけないという思いをもったんです。それと同じ空気を、このマックス・プリンスたちの物語に感じるんですね。華やかで勢いのあった50年代のテレビ界の中で、取り残されていった人たちの物語――ならば、その人たちの滅び方というか、踏ん張り方をちゃんと見せることが、今この『23階の笑い』をやる意味だという気がするんです。僕が経験した1980年代の、テレビが元気だった頃の空気感をうまくこの作品の世界観に重ねて、それをお客さんに楽しんでもらうことが一番の見せ方なのかな……と感じて今、作っています。「瀬戸康史さんを“休ませない”のがテーマ」――多彩な面々が揃ったキャスト陣——キャストは、三谷作品におなじみの方もいれば、初参加の方も。この物語の登場人物と同様に個性の強い、華やかな顔ぶれです。そうですね、とても力のある俳優さんたちが集まってくださいました。理想は、「この人たち、覚えた台詞を言っているんじゃなく、今思いついた言葉でやりとりしているのでは?」と見えるくらいにしたいんですよね。今回はそれが出来る俳優さんたちですし、おそらくその域までたどり着くような気がします。ニール・サイモンの舞台を観ると、普通だったらあんなにしゃべる人たちはいないし、あんなに洒落た台詞を言い合う夫婦なんてありえない……と思うことがあります。それをどれだけリアルな空間に落とし込めるか――、この挑戦は面白いですね。——魅力の出演陣から、三谷さんの舞台に初参加となる瀬戸康史さん、吉原光夫さん、鈴木浩介さん、山崎一さんについて、稽古場での印象などをお願いします。瀬戸さんが演じるルーカスは、ほかの人たちが会話している場にいて何もしない時間が長いんです。なので一瞬たりとも気が抜けないように、皆に目配りしてコーヒーを入れたり、何かを片付けたり、相槌を打ったりとか、台詞以上に覚えなきゃいけないことが山ほどあるようにしたい。瀬戸さんを休ませないのがテーマですね。吉原さんは、ちょっと強面で怖いじゃないですか。で、「自分はコメディをやったことがないので」って堂々と仰るので、どうしていいかわからない(笑)。でも(吉原と同じく劇団四季に所属していた)栗原英雄さんとかいろんなところから「吉原をよろしくお願いします」とメールが来て、多くの人に可愛がられているんだな、というのはわかりました。でもまだ怖いです(笑)。鈴木さんは同じ事務所ですが、実は一度も会ったことがなかった。お会いする機会がなかったんですね。すごく何でも器用にこなしちゃう人かな〜と思っていたら、意外にそうではない、ということがなんとなくわかってきた(笑)。ただ、あの品のある佇まいは得難い。僕のオリジナル作品にも出て欲しい人です。山崎さんは、まあ、控えめに言って最高です。あの清潔感と存在感は得難い。面白い役者さんです。ヴァルというロシア移民の役で、ロシア語訛りの英語を話す、と戯曲には書かれているんです。それで、あえて翻訳調の“主語述語をハッキリ、きちんと言う人”にしたんですけど、もう、山崎さん、完璧です。歩く姿が三木のり平さんに似ているんです!面白い台詞とそのやり取りを存分に笑って楽しんでもらいたい——中心人物であるコメディアン、マックス・プリンスを演じる小手伸也さんは『子供の事情』(2017年)に続いての三谷作品への登場ですね。マックス・プリンスという人を誰にやってもらうかで、このお芝居は決まってくるわけです。小手さんはご自分でもホンを書かれたり、演出もされる方で、僕が思っていた以上に知的な人でした。あの体型なので、もっとノホホンとしたのんきな人なのかな? とイメージしていたんですが、ご本人は全然そうじゃない真逆のタイプでした。劇団をやっているだけあってリーダーシップもあって、皆の上に立つカリスマ性を持っている感じもある。それで今回マックスを誰にするかという時に、思い切って「小手さんは?」と提案しました。ご本人はビックリしていると思いますよ。このマックス・プリンスのモデルになっているのはシド・シーザーというコメディアンです。お笑いの人って、人前で演じている時と普段がまったく違って、オンオフの切り替えがものすごくはっきりしている人が多いんだけど、この物語はマックスのオフィスで展開するので、彼が表に立っているところは観客にはいっさいわからないんです。だから、「テレビに出ている時の感じをそのまま引きずっているマックスにしよう」と小手さんと話しました。「いるだけで面白い。一挙手一投足がコメディアンのそれになっているふうに作りたい」とお願いしたら、小手さん、頑張ってくれてます。彼は体の動きがすばらしい。足をぶつけて痛がっている様子とか、それだけでチャーミング。僕のマックス・プリンスがここにいる、という感じです。——いろいろ想像するだけで笑いが込み上げてきます。本番が楽しみです。『23階の笑い』はポピュラーではありませんが、ニール・サイモンの代表作に匹敵するくらい面白いものだと、皆さんに再認識していただけたら嬉しいです。とにかく皆おしゃべりで洒落ていて、ある種のファンタジーとして観ていただけるのではないかと思います。不思議な登場人物たちのやりとりを十分に味わえるよう僕なりに工夫しましたので、たくさん笑って、楽しんでいただけたらと思います。取材・文:上野紀子撮影:源賀津己■公演情報『23階の笑い』作:ニール・サイモン翻訳:徐賀世子演出:三谷幸喜出演:瀬戸康史 / 松岡茉優 / 吉原光夫 / 小手伸也 / 鈴木浩介 / 梶原善 / 青木さやか /山崎一 / 浅野和之2020年12月5日(土)~2020年12月27日(日)会場:世田谷パブリックシアター(東京)チケットは11月22日(日)よりチケットぴあにて一般発売開始! ※11月16日(月)11:00まで先行抽選受付中
2020年11月14日三谷幸喜が脚本・演出を手掛け、香取慎吾が主演するAmazon Originalドラマシリーズ「誰かが、見ている」。この2人のタッグは20年以上、NHK大河ドラマ「新選組!」や映画、舞台など各方面に及ぶ。本作では“1話30分を長回し”で撮影するこれまでにない手法が取られたが、2人の信頼関係がうかがえるエピソードが明らかになった。撮影現場に観客を入れ、舞台でもテレビドラマでもない、全く新しい形のライブ感が特徴となっている本作。三谷さんと香取さん、2人で築き上げた深い信頼関係があったからこそ、誰も見たことがないエンターテインメントが完成した。“1話30分を長回し”で撮影する手法が取られ、キャストたちは絶対にミスが許されない状況で撮影は進行。しかし、あるとき、三谷さんは香取さんに“アドリブでプリンを食べる”という演出を、本番中に突然お願いしたという。それでも、「プリンがあるのを知らなかったのですが、振り返ったらあったので、きっとこれを食べるんだろうと思いました。『え?』とは絶対に言えないですから」と、驚異のアドリブ力を発揮した香取さん。三谷さんは絶大な信頼を寄せているからこそ、だったそうで「僕が多少無理な注文をしても、決して『どうしてそれをやらなければならないのですか』と聞き返すことがない。なぜそれが必要なのかを彼はすべて分かっている。もっと言うなら、僕がお願いする前から、彼も同じことを考えていた、そんな気さえするのです」と明かしており、2人の信頼関係があったからこそ生まれたシーンとなっている。本作は世界に向けた配信のドラマシリーズ。舞台と映像を融合させた手法など、三谷さんにとっては新たな挑戦作となるが、本作が無事に完成したのも香取さんの存在があったからに違いない。Amazon Originalドラマシリーズ「誰かが、見ている」は9月18日(金)よりAmazon Prime Videoにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2020年09月16日公開が待ち遠しい、脚本、演出・三谷幸喜(59)×主演・香取慎吾(43)のAmazon Original新ドラマシリーズ『誰かが、見ている』(9月18日よりAmazon Prime Videoにて独占配信)。香取扮する主人公・舎人真一のユーモラスな私生活をのぞき見する本作には、佐藤二朗(51)、山本千尋(24)、夏木マリ(68)らレギュラー陣に加え、くっきー!(野性爆弾・44)、西田敏行(72)、大竹しのぶ(63)、小池栄子(39)ら豪華ゲストも。そんな『誰かが、見ている』にちなみ、三谷×香取がお互いを“のぞき見”!香取「僕が私生活をのぞいてみたいのは稲垣吾郎(46)ですね。バスローブにワイングラスのイメージが強すぎて、缶ビール開けただけでも『ビールも飲むんだ』って、全ての行動が面白そう」三谷「僕は香取さんですよ。こんなに長い付き合いなのに、ふだんの姿は全く知らないですから。でも、今回の舎人くんは、自分に似てるっておっしゃってましたね」香取「近いものありますね。部屋で一人で踊ってたり」三谷「現場での香取さんも、結構独特ですよね。台本を読み込んで役を作ってきてリハーサルから出していく方もいますが、香取さんは本番にすべてを捧げている男。『この人は本当に生きているんだろうか?』という感じで現場に入ってきて、リハーサルを重ねていくにつれいい感じになってきて、本番で100%を出す。一度役に入ったら素に戻ったり、つい笑っちゃうみたいなことはありえない。役に生きている。それぐらい本番の集中力が素晴らしいです。それが面白いなと思いますね」香取「僕からすると、こんな作品をいくつも生み出せる三谷さんが面白すぎて信じられません。今回は、自分の作品をこんなに見たことないというくらい見ていて、全8話をすでに2周してます。『面白い』という言葉だけじゃ言い表せなくて、最後の8話を見終わったあとは『やられたー!』って笑顔になる」三谷「今回は香取さんの変貌ぶりに驚きました。リハーサルの本読みに一番にやってくる。しかも、なぜかもう衣装を着ている、みんな私服なのに。本読みの段階から役になりきっている。こんなヤツじゃなかった。むしろ、こんな姿は見たくなかった。……っていうぐらい一生懸命やられていた印象です。なんで衣装着てたの?」香取「現場に着くと、まず衣装部屋に行って『衣装着てください』っていう流れになっていたんですよ。そうしたら三谷さんが『すごい気合が入ってる、いつもと違いますね』って言って。今気づいたんですけど、もしかしたら三谷さん仕組みました?(笑)いつもとは違う“しっかりした香取慎吾”が作られたのかな?」三谷「僕は一切指示しておりません。香取さんは恥ずかしがり屋さんで、一生懸命やっているというのを人に見られたくないからこう言ってますが、たぶん自分の意思で早く来て、衣装を着て……」「女性自身」2020年9月22日 掲載
2020年09月12日三谷幸喜脚本・監督×香取慎吾主演によるAmazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』が18日より配信される(全8話一挙配信)。このたび、本作の撮影裏を映し出した特別映像で構成された“配信直前スペシャル映像”の前編が公開された。本作は、何をやってもドジばかりで予想もしない失敗を繰り返す主人公・舎人真一(香取)と、書斎の壁に偶然発見した“穴”から、そんな真一の生活をのぞき見するのをひそかな楽しみとしている隣人・粕谷次郎(佐藤二朗)を中心に巻き起こるドタバタを描いた“シットコム”(シチュエーションコメディの略)。三谷氏の演出による思いがけない仕掛けの数々と、香取のユーモラスな演技により、ライブ感あふれる新感覚エンターテイメントが誕生した。公開された映像には、本作の裏側が映し出されている。注目は本作ならではの三谷のこだわり。全く新たなエンターテイメントを生み出すために、これまでの撮影方法の枠に囚われない、三谷流ともいえる独自の撮影を慣行した。それは、セットの前に客席を用意し、客入れをした状態で撮影するというもの。演者はカメラを向けられながら観客を前に演技をするという、半端ではない緊張感の中、撮影が行われた。さらに本作は、ほぼノーカットの一発撮り。“何があっても撮影を止めない”という三谷の強いこだわりで撮影されたことで、演者の熱量と観客の生の笑いが融合したライブ感のある映像が誕生した。また生バンドの演奏や、三谷自身が撮影前に前説をするなど、本編には映らない、舞台裏にまで細やかな演出が観客を楽しませるために施されていることが明らかとなった。本作の非常にユニークな撮影方法に関して三谷氏は、「撮影とは関係ないところにこんなに力を入れている現場ってまずないんじゃないでしょうか。でもそのおかげで、毎回、お客さんの最高のリアクションを貰うことができました。あ、スタンダップコメディアンだけは用意出来なかったので、進行は僕がやりましたけど」と語っている。さらには、三谷氏による香取へのムチャぶりだらけの一人芝居のシーンも明らかに。20年来、一緒に映画やドラマ、舞台を作り続けている三谷氏と香取。時に三谷氏からの厚い信頼は、香取にとってムチャぶりとも思える高い要求となって現れたよう。三谷氏と二人三脚で作り上げた舎人真一は、慎吾ママをはじめ、これまで数々のキャラクターを演じてきた香取にとっても特別だったようで、「完成した作品を見たら、凄いキュートで舎人真一のファンになりました」と映像の中で語っている。(C)2020 Amazon Content Services LLC
2020年09月11日三谷幸喜と香取慎吾がタッグを組んだAmazon Original ドラマシリーズ「誰かが、見ている」が世界240以上の国や地域で同時配信されることが決定し、本予告とメインビジュアルが解禁。さらに世界配信を記念して、“世界同時”YouTube LIVE試写会が開催されることになった。三谷氏の演出による思いがけない仕掛けの数々と、香取氏のユーモラスな演技が相乗効果となり、舞台でもない、テレビドラマでもない、全く新しい形のライブ感あふれる新感覚エンターテインメントとなる本作。本作が配信される言葉も文化も違う人々の目に、失敗ばかりなのに何故か憎めない舎人真一(香取さん)と、彼のハプニングに巻き込まれてゆく個性あふれる登場人物たちが織りなすユーモアあふれる物語は、いったいどのように映るのか。香取さんは本作の全世界同時配信について、「世界中の人々にこの作品を観てもらえることがとても嬉しいです」と喜びを表しながら、「香取慎吾ではなくて、“舎人真一”と いうキャラクターを愛してくれるファンが世界に溢れたらたらいいなと思います」と語り、自らが産み出した新キャラクター“舎人真一”の世界進出に期待を込める。公開された本予告映像には、「舎人真一は間違いなく人気者になる!」と言い切る、隣人・粕谷次郎(佐藤二朗)の娘あかね(山本千尋)の思い付きによって、勝手に日常を配信されてしまう舎人の姿が。炭酸を吹きこぼし、勝手に配線に絡まり、奇妙なダンスを披露する舎人の姿は、粕谷家の2 人だけでなく、本人の知らぬ間に次第に世界中の人々の心をとらえてゆく。なにをやっても失敗ばかり、でもどこか憎めず、一生懸命な姿に思わず応援すらしたくなってしまう不思議な魅力を放つ舎人。その唯一無二のキャラクターの魅力がふんだんに詰め込まれた、愉快で底抜けに明るい本予告となっている。また、本作の全世界同時配信を記念し、9月12日(土)には全世界同時YouTube Live試写会を開催予定。YouTubeとTwitter Live上にて、出演者と一緒に本編の1話と2話を先行して視聴できる。オンライン試写会に参加する出演者の発表など、詳細は後日「誰かが、見ている」公式 SNS にて発表される。Amazon Originalドラマシリーズ「誰かが、見ている」は9月18日(金)よりAmazon Prime Videoにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2020年09月04日三谷幸喜と香取慎吾がタッグを組んだ、Amazon Original ドラマシリーズ『誰かが、見ている』が、9月18日(金)にAmazon Prime Videoにて独占配信される。この度、脚本と演出を務める三谷が、本作に主演する香取を絶賛するコメントが届いた。『誰かが、見ている』は、Amazon が企画から参加し製作する、日本オリジナルドラマシリーズの第1弾。三谷の演出による思いがけない仕掛けの数々と、香取のユーモラスな演技。舞台でもない、テレビドラマでもない、全く新しい形のライブ感あふれる新感覚エンタテインメントとなる。三谷が手がけた香取主演のシットコムドラマ『HR』から18年、映画や舞台、ドラマなど様々なフィールドで経験を積み、俳優として成長した香取。三谷は香取の成長を見て「喜劇俳優として日本を代表するひとり」と絶賛する。本作で香取は主人公のトンネルマンこと舎人真一をユーモアに溢れた演技で熱演し、俳優として新たな一面を見せている。今回は『HR』のときと比べ、香取のひとり芝居のシーンが多く、俳優としての力量が試される作品であったと三谷は振り返る。三谷は、「香取さん演じる舎人くんが、恋人(宮澤エマさん)に指輪をプレゼントするために、寝ている彼女の指のサイズを測るエピソードがあるんですが、舎人くんなりに考案した奇抜な方法でそれにチャレンジするのを延々5~6分やりました。まさに香取さんのひとり芝居。僕は絶大の信頼を置いているし、彼もそれに応えてくれる」とその成長ぶりを讃える。そんな香取にとっても、やはり『HR』の経験は役者人生において特別だったようで、「どこから見ても、前の話を見ていなくても楽しい。それがシットコムだと三谷さんが教えてくれたのです」と当時を振り返っている。Amazon Original ドラマシリーズ『誰かが、見ている』9月18日(金)Amazon Prime Videoにて独占配信
2020年09月01日三谷幸喜と香取慎吾がタッグを組んだAmazon Originalドラマシリーズ「誰かが、見ている」。この度、本作に出演をしている佐藤二朗と宮澤エマが、本作ならではの驚きの撮影スタイルを明かした。穴の向こうの隣人、舎人真一(香取さん)の面白さにとらわれてしまった粕谷次郎役を演じた佐藤さんは、「初の経験といいますか...、もちろん舞台はお客様の前で演じるわけだし、テレビドラマはカメラの前で演じるわけですけど、その中間。お客様の前でもあり、カメラの前でもあるという、本当に初めての経験でした」と、本作の撮影が彼の俳優人生の中でも初めて経験となったことを明かす。さらに、真一の友人・曽我そと子役の宮澤エマも「本当に初めてのことだらけの現場で、舞台と映像の融合というのは、分からないことだらけでした」と、やはり当初は困惑していたそう。佐藤さんも宮澤さんも、これまで数々の舞台や、ドラマ、映画に出演している実力派。そんな多くの現場を経験してきた2人でさえ“初めてだった”という本作の撮影は、テレビドラマでもない、舞台でもない、ライブ感あふれる本作独特のもの。1枚の壁を挟み真一の住む301号室と、粕谷家の住む302号室をメインとし、物語はこの隣り合う二部屋での出来事を中心に展開。301と 302で生まれる物語が、それぞれの部屋に作用することで、全く先の読めないストーリーとユーモアを生み出していく。さらには廊下のセットでの撮影もあり、観客を前にしてセット替えも行われるなど、まさに配信だからこそ実現したかつてないユニークな作品に仕上がっている。こんな初めてなことばかりの現場はさぞ大変だったかと思いきや、「やり直しが効かないし、緊張感もありましたが、それを覆い隠して有り余るほどの楽しさがありました」(佐藤さん)、「回を重ねるにつれて、『あーなるほど、こういうことか!』と三谷監督の世界が見えてきましたし、だんだんわかってくると、終わるのがもったいと思ってしまうくらいです」(宮澤さん)とそれぞれに打ち明けている。数々の作品で日本に“笑い”を届けてきた三谷氏だが、新作は配信という新たなステージで実現した。三谷氏は「今までのどんなドラマとも違うし、もちろん舞台とも違う、まったく新しいジャンルの作品になっていると思います。沢山笑って頂いて、最後は気持ちがホッとなる。そんな作品になりました。ぜひ全話通して観ていただきたいと思っています」と語り、本作の出来栄えに自信を見せている。Amazon Original新ドラマシリーズ「誰かが、見ている」は9月18日(金)よりAmazon Prime Videoにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2020年08月31日7月1日(水)よりPARCO劇場にて開幕した三谷幸喜三作品三連発の一作、『大地(Social Distancing Version)』(以下『大地』)が8月23日に大阪・サンケイホールブリーゼにて大千穐楽を迎えた。未曾有の危機的状況により消えかけた演劇の灯りをつけるため、コロナ禍の7月1日から演劇界の先陣を切って開幕したPARCO劇場の舞台『大地』。大泉洋をはじめ、山本耕史、竜星涼、栗原英雄、藤井隆、濱田龍臣、小澤雄太、まりゑ、相島一之、浅野和之、辻 萬長と三谷作品には欠かせないメンバーから注目を集める実力派まで、個性豊かなキャストが集結。とある共産主義国家の収容所を舞台に、「演じる」行為を禁じられた俳優たちが、演じるとは何か、笑うとは、生きるとは何かを問いかける本作は、“Social Distancing”を強いられるコロナ禍にも繋がる物語となった。PARCO劇場オープニング・シリーズの第一弾として上演した『ビサロ』の公演中止から3カ月を経て、 PARCO劇場再開への第一歩として、稽古を開始したのは緊急事態宣言が解除されてすぐの6月上旬。換気や手指消毒などの新型コロナウイルス対策を徹底し、風通しの良い劇場を使い、稽古を続けた。開幕を10日遅らせ、座席はソーシャルディスタンスを保つため、キャパシティ50パーセント以下で上演。全席即日完売していたチケットを全て払い戻し、再販することになったが、観劇できなくなってしまった方や、劇場に足を運ぶことに不安を感じている方へのサービスとして、初めてオンラインライブ配信にも挑戦し、多くの観客に物語を届けた。劇場では、スタッフ・キャスト一人一人が意識を高め、体調管理・感染予防を徹底し、2カ月間全60ステージを走り抜けた舞台が無事に大千穐楽を終えた。コメントを寄せた三谷は、最後に「やれば出来る、でもやるのは大変」と締めくくっている。そして『大地』の後、PARCO劇場では、本日朗読劇『ラヴ・レターズ』を上演しており、9月4日(金)からは、栗山民也×長田育恵の初タッグとなる『ゲルニカ』が幕を開ける。演出家・栗山民也が、スベイン内戦時のゲルニカ無差別爆撃を描いたビカソの絵画 「ゲルニカ」と出会い、以来20年以上温めてきた構想を基に、劇作家・長田育恵がゲルニカに生きる人々にフォーカスして紡ぐ、珠玉の人間ドラマ。ヒロインに大注目の女優・上白石萌歌を迎え、さらに中山優馬、 勝地涼、早霧せいな、キムラ緑子ら豪華キャストが集結した。私たちと変わらない普通の人々の生活が、突然脅かされ、消えてしまった悲劇。それを乗り超えようと生きる人々の物語をご覧いただきたい。その後もPARCO劇場では、コロナ感染予防対策を徹底し、2021年5月まで継続する“PARCO劇場オープニング・シリーズ”を上演。今後のラインナップにも注目だ。<三谷幸喜コメント>一人の感染者を出すことなくこの日を迎えられました。正直、毎日ひやひやでした。役者の皆さん、ご苦労様でした。舞台スタッフ、劇場スタッフ、本当によく頑張ってくれました。なにより数々の不都合を乗り越えて、観劇して下さったお客様に感謝。やれば出来る、でもやるのは大変。<大泉洋コメント>こんなにも、千穐楽を迎えられた事に安堵した舞台はありません。明日には中止になるかもしれない、大阪への遠征は出来ないのではないかと、常に不安を感じながら、一公演、一公演と積み重ねてきました。我々役者陣も決して自分が感染しないように細心の注意を払って生活してきましたし、同じく舞台スタッフ、劇場スタッフも考えうる全ての感染予防対策をとって公演を続けてまいりました。そして検温や消毒、私語の自粛など、その全ての対策に対応していただいたお客様には感謝しかありません。「大地」が無事に千穐楽を迎えられたことは、今後の演劇界の大きな自信と実績になるでしょう。演劇を含むエンタメは「不急」かもしれませんが決して「不要」ではありません。それは半分しか入っていない客席からの、満席の時にも負けない熱い拍手が教えてくれました。今後、多くの舞台が僕らが出来たように、安全に開催されて行くことを信じています。<PARCO劇場オープニング・シリーズ9月以降上演の作品ラインナップ>●『ゲルニカ』2020年9月4日(金)~9月27日(日)作:長田育恵演出:栗山民也出演:上白石萌歌、中山優馬、勝地涼、早霧せいな、キムラ緑子 ほか※京都、新潟、豊橋、北九州公演あり●ねずみの三銃士”第 4 回企画公演『獣道一直線!!!』2020年10月6日(火)~11月1日(日)作:宮藤官九郎演出:河原雅彦出演:生瀬勝久池田成志古田新太山本美月池谷のぶえ宮藤官九郎※長野、北海道、京都、福岡、高知、沖縄公演あり●『迷子の時間』ー「語る室」2020ー2020年11月作・演出:前川知大出演:亀梨和也 ほか※大阪公演あり●『チョコレートドーナツ』2020年12月作:トラビス・ファイン脚本:谷賢一演出:宮本亞門●『志の輔らくご in PARCO 2021』2021年1月出演:立川志の輔●『ラヴ・レターズ』2021年2月上演作:A.R.ガーニー訳:青井陽治演出:藤田俊太郎●『藪原検校』2021年2~3月作:井上ひさし演出:杉原邦生出演:市川猿之助 ほか●『レディ・マクベス(仮題)』2021年3~4月作:ジュード・クリスチャン演出:ウィル・タケット出演:天海祐希 ほか●『月とシネマ』2021年4~5月演出:G2出演:中井貴一 ほか
2020年08月24日コロナ禍での劇場再開第1弾となり、大泉洋、山本耕史、竜星涼らが出演した三谷幸喜作・演出舞台「大地」(Social Distancing Version)が、WOWOWで放送されることが決定した。三谷さんが書き下ろした新作舞台「大地」。2020年のコロナ禍の中、“Social Distancing”という状況で、今回三谷さんがより豊かな演劇表現に昇華させ、タイトルも「大地(Social Distancing Version)」としてアップデートさせた。演じるとは何か?生きるとは何か――?本作のテーマは、俳優への愛を込めた“俳優論”。大泉洋や、舞台「おのれナポレオン」以来7年ぶりの三谷作品となる山本耕史をはじめ、栗原英雄、濱田龍臣、藤井隆、相島一之、浅野和之が集結。さらに、三谷作品初参加の竜星涼、辻萬長、小澤雄太、まりゑが出演、三谷流“俳優論”に挑んだ。なお、放送されるのは、7月11日の東京・パルコ劇場で収録されたものとなる。<ストーリー>舞台はとある架空の国家、反政府主義のレッテルを貼られた俳優たちの収容施設。強制的に集められ、自由を奪われた彼らを何よりも苦しめたのは、“演じる”行為を禁じられたことだった。役者としては三流だが面倒見のいいチャペック(大泉洋)、映画スターのブロツキー(山本耕史)、女形のツベルチェク(竜星涼)、大御所舞台俳優バチェク(辻萬長)、世界的パントマイマーのプルーハ(浅野和之)、大道芸人のピンカス(藤井隆)、演出もする正義漢のツルハ(相島一之)、そして演劇を学ぶ学生ミミンコ(濱田龍臣)ら8人の俳優たちは、政府の監視下で広大な荒野を耕して毎日を過ごしていた。ある日、ミミンコの恋人ズデンガ(まりゑ)が、女性専用の収容所にいることを知った一同。指導員のホデク(栗原英雄)や政府役人のドランスキー(小澤雄太)の目を盗み、恋人たちを会わせようと計略を練るが…。三谷幸喜「大地」(Social Distancing Version)は10月、WOWOWにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年08月24日三谷幸喜の描き下ろし新作舞台「大地(Social Distancing version)」の大阪公演が上演中。この度、本作がおうちで観られるライブ配信が決定した。本作は、新型コロナウィルス感染予防策のために客席の配席の見直しを行い、さらに演出面でも密閉・密集・密接の三密を避けた「Social Distancing Version」での上演となる。キャストには、大泉洋をはじめ、山本耕史、竜星涼、栗原英雄、藤井隆、濱田龍臣、小澤雄太、まりゑ、相島一之、浅野和之、辻萬長といった個性豊かなキャストが集結している。「PARCO STAGE@ONLINE」の一環として配信された東京公演に続き、大阪公演のライブ配信も決定。配信されるのは、大千穐楽の8月23日(日)公演を含む限定3公演となっている。なお、視聴チケットは「ぴあ」にて8月15(土)12時~、「e+」にて8月17日(月)18時~発売となる。<三谷幸喜コメント>舞台上での俳優の濃厚接触を限りなく避け、俳優同士は常に距離を取って演技。それによる不都合を不都合に終わらせずに、より豊かな演劇表現に昇華させる。それがSocial Distancing Versionです。要は、面白さのポイントがひとつ増えたとお考え下さい。PARCO劇場オープニング・シリーズ「大地(Social Distancing version)」大阪公演は8月23日(日)までサンケイホールブリーゼにて上演。(cinemacafe.net)
2020年08月16日現在、大阪・サンケイホールブリーゼにて上演中の三谷幸喜脚本・演出の舞台『大地(Social Distancing Version)』。舞台、映画、ドラマでさまざまな俳優へセリフを書き下ろしてきた三谷幸喜が、俳優への愛を込めて書き下ろした新作だ。新型コロナウィルス感染予防策のために客席の配席を見直し、演出面でも密閉・密集・密接の“三密”を避けた「Social Distancing Version」で上演されている。「大地」チケット情報舞台はとある共産主義国家の収容施設。そこには、独裁政権が遂行した文化改革の中、反政府主義のレッテルを貼られた俳優たちが収容されている。強制的に集められた彼らは、政府の監視下のもと、広大な荒野を耕し、農場を作り、家畜の世話をして過ごしている。過酷な生活の中、何より彼らを苦しめたのは「演じる」行為を禁じられたこと。役者としてしか生きる術を知らない俳優たちが極限状態の中で織りなす、歴史と芸術を巡る群像劇だ。不都合を不都合に終わらせず、より豊かな演劇表現へと三谷幸喜が俳優陣とともに創作した本作。出演は大泉洋をはじめ、山本耕史、竜星涼、栗原英雄、藤井隆、濱田龍臣、小澤雄太、まりゑ、相島一之、浅野和之、辻萬長と三谷作品には欠かせないメンバーから注目を集める実力派まで一筋縄ではいかない個性豊かなキャストが集結。そんな彼らが、激動の時代に生きる俳優を演じ、極限状態の中、演じるとは何か?笑うとは何か?生きるとは何か?を問いかけている。そして現在開催中の大阪公演で、劇場に足を運ぶのが難しい方々はもちろん、すでに観劇した方も新たな視点で作品を楽しめるようにと、ライブ配信が決定した。配信は大千穐楽の8月23日(日)公演を含む限定3公演。演劇を劇場で観たことのある方もそうでない方も、今だからこそ胸に響く「三谷流俳優論」に期待してほしい。『大地(Social Distancing Version)』劇場公演のチケットは販売中。ライブ配信のチケットは8月15日(土)12:00より発売開始。【配信公演】8月22日(土) 13:008月22日(土) 18:008月23日(日) 13:00
2020年08月14日三谷幸喜脚本・監督×香取慎吾主演によるAmazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』の配信開始日が9月18日に決定。香取演じる主人公のユーモアにあふれた愛されキャラの魅力がさく裂する初映像も公開された。Prime Video 5周年記念作品となる本作は、何をやってもドジばかりで予想もしない失敗を繰り返す主人公・舎人真一(香取)と、書斎の壁に偶然発見した“穴”から、そんな真一の生活をのぞき見するのをひそかな楽しみとしている隣人・粕谷次郎(佐藤二朗)を中心に巻き起こるドタバタを描いた“シットコム”(シチュエーションコメディの略)。三谷氏の演出による思いがけない仕掛けの数々と、香取のユーモラスな演技により、全く新しい形のライブ感あふれる新感覚エンターテイメントが誕生する。これまで香取と言えば、“おっはー”で流行語大賞を受賞した慎吾ママやテレビドラマ『西遊記』の孫悟空、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津勘吉など、個性豊か且つ強烈なキャラクターを演じてきた。そんな彼が本作では、ありえない失敗ばかりをするけれど憎めない愛されキャラの主人公・舎人真一を演じている。公開された初映像でも、ユーモアたっぷりで一風変わった舎人真一の魅力が伝わる。黄色いつなぎがトレードマークの舎人は、何をやっても失敗ばかり。誰も予想のできない失敗を繰り返す舎人に、ハラハラドキドキ、観てるこちらは気をもみつつ、彼の振る舞いには人間味とユーモアがあふれており、なぜか最後はくすっと笑ってしまう。そんな舎人の面白さに気付いた隣人・粕谷次郎は、舎人の日常をこっそりのぞき見することがひそかな楽しみ。そんなある日、娘のあかね(山本千尋)にのぞき見がバレてしまい慌てふためく次郎。しかし、いつの間にかすっかり舎人の虜になってしまったあかねは、次郎が考えもしなかった、あるとんでもないことを思いつく…。舎人の人生を大きく変えてしまうあかねの思いつき、そしてその先の展開とは。一風変わった魅力があふれるキャラクター・舎人真一を生んだ三谷は「舎人真一君は、ただ生きているだけで面白い。そういうキャラにしたかったのですが、そんな役を演じられる俳優は日本に一体何人いるんだろうと思います。喜劇俳優・香取慎吾の本領発揮です」と香取のユーモアたっぷりの演技を大絶賛。そして香取も「三谷さんの作品だと周りに振り回される役が多かったのですが、今回は舎人がトラブルメーカーみたいな役だったので僕にとっても挑戦でした」と明かしている。
2020年07月31日7月1日より東京・PARCO劇場にて幕を開けた三谷幸喜脚本・演出の舞台『大地(Social Distancing Version)』が、8月12日(水)より、大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。本公演を上演するにあたり、感染防止対策を徹底。客席の配席はもとより、舞台上での俳優の濃厚接触を限りなく避け、演技中も俳優同士が常に距離を取るように演出されている。「大地(Social Distancing Version)」チケット情報舞台はとある共産主義国家の収容施設。そこには、独裁政権が遂行した文化改革の中、反政府主義のレッテルを貼られた俳優たちが収容されている。強制的に集められた彼らは、政府の監視下のもと、広大な荒野を耕し、農場を作り、家畜の世話をして過ごしている。過酷な生活の中、何より彼らを苦しめたのは「演じる」行為を禁じられたこと。役者としてしか生きる術を知らない俳優たちが極限状態の中で織りなす、歴史と芸術を巡る群像劇。演じるとは何か、笑うとは何か、生きるとは何か…。三谷幸喜が俳優への愛をこめて描く三谷流俳優論だ。出演は、大泉洋、山本耕史、竜星涼、栗原英雄、藤井隆、他。個性あふれる魅力的なキャストに三谷が当て書きして描いているという本作。コロナ禍により、演劇のある日常が当たり前ではなくなった今、感じるものは大きいはず。大阪公演は8月12日(水)から23日(日)まで、大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。チケットは8月2日(日)一般発売開始。チケットぴあでは、7月30日(木)18:00より先着先行プリセールを受付。
2020年07月30日