上島珈琲店から、初夏の期間限定ドリンク「伊豆山葵のミルク珈琲」が登場。2023年5月25日(木)から8月上旬までの期間で提供される。上島珈琲店、伊豆山葵を使った限定「ミルク珈琲」季節限定でラインナップに加わる「伊豆山葵のミルク珈琲」は、濃厚なダブルネルドリップコーヒーとミルクを2:8の黄金比率で合わせた定番カフェオレに、伊豆天城産の本わさびを合わせたユニークなカフェオレだ。ピリッとした後味の本わさびを合わせて濃厚かつまろやかな味わいのカフェオレにピリッとした後味を生む本わさびを加え、仕上げにバニラアイスをトッピング。甘くまろやかなカフェオレと爽やかなわさびが織りなす、上品な和のハーモニーが楽しめる。歴代人気No.1の「オレンジミルク珈琲」も再販また、上島珈琲店の限定「ミルク珈琲」の中でも歴代No.1の人気を誇る「オレンジミルク珈琲」が、2023年も再び登場。バレンシアオレンジの果汁で作るオリジナルシロップを合わせた「ミルク珈琲」に、皮ごと使用したオレンジコンポートをトッピング。ほろ苦く甘酸っぱいオレンジの味わいが印象的な一杯となっている。商品情報上島珈琲店 初夏の期間限定メニュー■「伊豆山葵のミルク珈琲」販売期間:2023年5月25日(木)〜8月上旬価格:R 780円、L 900円※アイスのみ。※一部店舗で価格が異なる。販売店舗:全国の上島珈琲店(一部店舗除く)■「オレンジミルク珈琲」販売期間:5月25日(木)~7月中旬(なくなり次第終了)価格:R 700円、L 820円※アイスのみ。※一部店舗で価格が異なる。販売店舗:全国の上島珈琲店(一部店舗除く)
2023年05月27日2023年5月14日、お笑いトリオ『ダチョウ倶楽部』のInstagramアカウントに1枚の写真が投稿されました。メンバーの上島竜兵さんが亡くなった2022年5月11日から1年が経ち、公開されたのは『ダチョウ倶楽部』の3人が笑顔を向ける写真。写真を見たファンからは、上島さんを偲ぶコメントが多数寄せられました。上島竜兵さんの逝去から1年「あっという間でした」スタッフが撮影した写真を掲載しているという同アカウント。投稿には、上島さんが亡くなってから1年が経った今の想いがつづられています。1年あっという間でした。写真上げたかったのですが、あげられず…この1年、沢山の方に支えて頂きました。ありがとうございます。まだまだ、頑張ります。よろしくお願いします。dachoclub_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る dachoclub_official(@dachoclub_official)がシェアした投稿 大切な人との別れによる、心に残った深い傷は、1年という時間が経ったとしても、まだすぐには癒えないでしょう。それでも、メンバー2人と周囲のスタッフを含めた『ダチョウ倶楽部』チームは「まだまだ、頑張ります」と、今後も歩みを続けていくことを伝えていました。投稿には、さまざまなコメントが寄せられています。・あれから1年ですね…。まだ生きているんじゃないかと思ってます。いや、僕の心にはずっと生き続けてます。これからも頑張ってください。・離れていても『ダチョウ倶楽部』はずっと3人だから。・もう1年か。まだまだ信じられません。3人にはいつも元気をもらっています!これからも楽しみにしています。・泣きました。ずっと忘れません。応援しています。多くの人を笑顔にし、愛され続けている『ダチョウ倶楽部』。たとえ、離れていたとしても、3人の想いはずっとつながっていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月15日2023年5月11日、お笑いタレントのカンニング竹山さんが自身のInstagramを更新。2022年に亡くなった、お笑いトリオ『ダチョウ倶楽部』のメンバー、上島竜兵さんを偲ぶコメントを投稿しました。カンニング竹山「おじさん、元気?」多くのバラエティ番組で共演経験のあった竹山さんと上島さん。一緒に仕事をした後には、お酒を飲みに行くほど親密な関係性でした。上島さんが亡くなって、ちょうど1年となる2023年5月11日。竹山さんは「おじさん、元気?」というコメントとともに、上島さんとのツーショットを公開しました。 この投稿をInstagramで見る カンニング 竹山(@cunningtakeyama)がシェアした投稿 笑顔で写る竹山さんと上島さん。楽しそうな雰囲気から、親しい間柄だったことが伝わってきます。竹山さんの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。・きっと元気にしてますよ!・泣きそう…。1年が経ったんだ…。・天国でも上島さんの代表的ギャグ『くるりんぱ』をしているのかな。生前、たくさんの人を笑顔にさせていた上島さん。今後も多くの人の心の中で生き続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月11日2023年4月29日、お笑いタレントの有吉弘行さんがInstagramを更新。2022年5月に逝去した上島竜兵さんを中心とした『竜兵会』の集合写真を投稿し、反響を呼んでいます。有吉弘行、『竜兵会』の集まりの写真を公開『竜兵会』のメンバーとして知られている、有吉さん。過去には、『竜兵会』として、バラエティ番組に出演したこともありました。中心メンバーであった上島さん亡き後、会のその後は、多くのファンが気にかけていたところでしょう。今回の有吉さんの投稿に、安堵する声も目立ちます。 この投稿をInstagramで見る 有吉弘行(@ariyoshihiroiki)がシェアした投稿 写っているのは、上島さんと同じ『ダチョウ倶楽部』のメンバーである肥後克広さんや、お笑いコンビ『デンジャラス』の安田和博さん、土田晃之さんら『竜兵会』の主要メンバーたち。有吉さんは、集まりの目的について特につづってはいないものの、『竜兵会』の面々にファンからは「素敵な1枚」「竜兵さんも天国で飲んでいるはず」とコメントが寄せられています。・上島さんが去られてから、もうすぐ1年ですね。ずっとファンでいます。ずっと忘れない!・『竜兵会』だ!あれからもう1年か…早いな。・定期的に『竜兵会』をやった方がいい!上島さんの逝去が報じられた直後、有吉さんを気遣うコメントも多く寄せられていました。あれから1年が経ち、今もこうして『竜兵会』のメンバーが変わりなく笑顔を見せてくれていることが、上島さんのファンにとっても、何よりも嬉しく感じられるものでしょう。『竜兵会』の集まりを喜ぶコメントの多さに、改めて上島さんの人気の高さを実感します。[文・構成/grape編集部]
2023年04月30日上島珈琲店から、期間限定のシーズンドリンク「ミントのミルク珈琲」が登場。2023年4月6日(木)から5月下旬までの期間、数量限定で販売される。上島珈琲店の限定ドリンク「ミントのミルク珈琲」ベースとなるドリンクは、上島珈琲店の代名詞的な人気メニュー「ミルク珈琲」だ。濃厚なダブルネルドリップコーヒー2:ミルク8の黄金比率で仕上げる濃厚でまろやかなカフェオレに、ペパーミントリーフを100%抽出した濃縮ティをブレンド。爽快感あるペパーミントの香りがひろがる、エキゾチックな大人の「ミルク珈琲」となっている。人気の「レモネードソーダ」がグランドメニューにまた、2022年の発売時にも好評を得た「レモネードソーダ」が、同日よりグランドメニューとなって復活。レモンとライチの花から採れるはちみつで仕上げたレモネードに炭酸水を合わせた一杯で、レモンの爽やかな香りと甘酸っぱい味わいが楽しめる。商品情報「ミントのミルク珈琲」販売期間:2023年4月6日(木)〜5月下旬価格:Rサイズ 740円、Lサイズ 860円※アイスのみ。※一部店舗で価格が異なる。販売店舗:上島珈琲店(一部店舗除く)「レモネードソーダ」発売日:4月6日(木)価格:Rサイズ 700円、Lサイズ 820円※アイスのみ。※一部店舗で価格が異なる。販売店舗:上島珈琲店(一部店舗除く)
2023年04月08日数々の傑作を生み出してきた脚本家・三谷幸喜さん。しかし、意外なほど再演の数は少ない。というのも三谷さんが演じ手ありきで脚本を書いているゆえ、自身のイメージに合う俳優が見つからない限り、上演を認めないことから。そんななか舞台『笑の大学』が25年ぶりに日本で再演されることになった。登場人物は二人きり。しかしそこに、笑いをまぶした深い人間ドラマが描かれ、初演時に読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞した後、映画化もされたほか、世界各国で翻訳上演がなされている。今回その不朽の名作に名優・内野聖陽さんと挑むのが瀬戸康史さん。「二人だけで成立させなきゃいけない作品ですし、普段の僕だったら初めての挑戦って不安の方が大きいんですよね。でも、三谷さんの一昨年の舞台『日本の歴史』と昨年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』をやらせていただいて、今回、ずっと温めていた作品にまた呼んでくださったことが嬉しくて、今の時点では、まだその高揚感の方が大きいのが自分でもすごく不思議なんですよ」三谷さんからは「今の僕が最も頼りにしている俳優さんの一人」との言葉も。まさに『鎌倉殿の13人』でも、物語がどんどん血なまぐさく非情な方向へと進んでいく中で、三谷さんらしい笑いを担っていたのが、瀬戸さん扮する北条時房だった。「物語がダークな方向に進んでいく中で、時房がいてくれるから癒されると言ってくださる視聴者の方が多くて、受け入れてもらえているのが嬉しかったです。それで作品の大事な部分を僕に任せてくださったんだと思えたんです。ただ、僕自身は面白い人間ではないんですね。爆笑を狙って取るのはもともと笑いのセンスがあって、ちゃんと計算して動けるような方の役割だと思うんです。僕はホンに書かれたことを忠実にやっているだけ。笑いを取ろうと欲を出して演じたら、たぶん僕はダメなタイプだと思います」今回演じるのは喜劇作家だが、その役も「面白いものは書けるかもしれないけれど、自分が面白いわけじゃないと思っている気がしている」と分析。戦時色が濃くなっていく時代に、不謹慎だとして笑える場面を削ろうとする検閲官(内野)と、作家との取調室での攻防が描かれる。「過去の舞台映像と映画も拝見しているんですが、役者が違うと全然見え方が違うんですよね。見どころとしては、内野さん演じる検閲官が変化していって攻守がどんどん入れ替わるところでしょうか。内野さんとは宣伝用のムービーを撮ったのが初対面だったんですが、対峙したときに、まだ稽古もやってないのにしっくりくる感じがして、自然とこの人を笑かしたい、認められたいって気持ちが引き出される。そこが内野さんのすごさなのかもしれません」三谷さんに限らず、いまや演劇界で第一線を走る演出家の作品に出演し、これまでにないタイプの役を演じるなど、演技の幅を広げている。「僕自身は、いろんなタイプの作品に出て、いろんな役をやれたらいいなというスタンスでやっていて、自分は何が得意かとか、俳優としての自分の色みたいなことは意識してないんです。ただ、20代の後半くらいから、事務所と仕事について話すようになって、自分が目指す俳優像の焦点が合ってきたような気はしています。自分が面白いなと思ったり、演じている姿が想像できなかったり、そういう作品を積極的にやらせてもらうようになってきたのが大きいのかもしれない。そうしていたら、自分の新しい部分が少しずつ開拓されたというか」毎回、自分ならやれるという自信があるわけではけっしてない。「博打みたいなもんです」。そう言って笑顔を向けた。「ただ、ここまでやってきた経験と技術で、近づくことはできるかもしれないとは思います。あと、不安に負けるのが悔しいから、やってやろうってなるのかもしれないです」PARCO劇場 開場50周年記念シリーズ『笑の大学』戦時色が濃くなってきた昭和15年。喜劇作家の椿(瀬戸)は、警視庁の向坂(内野)の厳しい検閲を受けていた。なんとか上演許可をもらいたい椿は、向坂の要求を呑みながら書き直しに挑むが…。2月8日(水)~3月5日(日)渋谷・PARCO劇場作・演出/三谷幸喜出演/内野聖陽、瀬戸康史全席指定1万円ほかパルコステージ TEL:03・3477・5858新潟、長野、大阪、福岡、宮城、兵庫、沖縄公演あり。せと・こうじ1988年5月18日生まれ、福岡県出身。昨年主演した映画『愛なのに』でヨコハマ映画祭主演男優賞受賞。出演舞台『世界は笑う』が2月11日にWOWOWライブ、WOWOWオンデマンドで放送・配信に。※『anan』2023年2月15日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・小林洋治郎ヘア&メイク・須賀元子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年02月12日2008年に日本で公開された三谷幸喜脚本・監督のフジテレビ映画『ザ・マジックアワー』が中国でリメイクされ、2022年の中国映画興行収入ランキングで3位に入る快挙を成し遂げた。『ザ・マジックアワー』は、暗黒界のボスの愛人に手を出した男が、命を助けてもらう代償に伝説の殺し屋を連れてくることを命じられ、売れない役者に映画の撮影だとウソをつき、殺し屋に仕立て上げたことから始まるコメディー。佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか、西田敏行らが出演し、興行収入39.2億円を記録した。日本のコメディー映画のリメイクを考えていた中国テンセントグループの大手映画配給制作会社・新麗伝媒が、『ザ・マジックアワー』に目をつけ、フジテレビに中国でのリメイクを打診。日本公開から14年の歳月を経て、映画『这个杀手不太冷静(日本語訳:この殺し屋はクールじゃない)』として生まれ変わり、春節にあたる2022年2月1日に公開された。公開当時は1カ月で上映を終了する見込みだったが、中国でもファンが多い三谷幸喜作品のリメイクということに加えて、この作品で映画初主演となった男優・魏翔(ウェイ・ショウ)が舞台俳優だったことがストーリーとリンクしていることも話題となるなどSNSで反響を呼び、7カ月にわたって上映されるという異例のロングランに。最終的な興行収入は26.27億元(約533.8億円)を記録した。これまで中国でリメイクされた日本映画で最もヒットしたのは、『鍵泥棒のメソッド』をリメイクした『人潮汹涌』(21年)で、興行収入7.62億元(約140億円)だったが、この記録を大幅に更新する記録的大ヒットとなった。
2023年02月07日三谷幸喜脚本・監督の映画『ザ・マジックアワー』(’08)の中国リメイク版が、2022年中国映画興行収入ランキング3位という大ヒットを記録した。佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか、西田敏行らが出演した『ザ・マジックアワー』は、暗黒界のボスの愛人に手を出した男が、命を助けてもらう代償に伝説の殺し屋を連れてくることを命じられ、売れない役者に映画の撮影だとウソをつき、殺し屋に仕立て上げたことから始まるオリジナル・ノンストップ・コメディー。興行収入39.2億円を記録した。日本のコメディー映画のリメイクを考えていた中国テンセントグループの大手映画配給制作会社・新麗伝媒が、本作に目をつけ製作。日本公開から14年の歳月を経て、『この殺し屋はクールじゃない』(日本語訳)として、昨年2月に公開。当時は1か月で上映終了の予定だったが、中国でもファンが多い三谷作品のリメイクということに加え、映画初主演となった魏翔(ウェイ・ショウ)が舞台俳優だったことがストーリーとリンクしていることも話題となり、7か月に渡って異例のロングランとなった。最終的な興行収入は26.27億元(約533.8億円)を記録。これまで中国リメイクされた日本映画で最もヒットしたのは、『鍵泥棒のメソッド』(監督:内田けんじ)のリメイクで、興行収入7.62億元(約140億円)だったが、本作はそれを大幅に上回る結果となった。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・マジックアワー 2008年6月7日より全国東宝系にて公開© 2008 フジテレビ 東宝
2023年02月07日三谷幸喜の代表作のひとつである『笑の大学』が、初めて三谷自身の演出により上演。そこで本作にかける想いを三谷に訊いた。1996年の初演、その2年後の再演(共に山田和也演出)以降、映画化、翻訳上演などを除けば一度も上演されてこなかった『笑の大学』。その理由を問うと…。「僕にとってはすごく特別な作品なんですよね。そんな大事な作品であるだけに、それを託せる俳優さんがふたり揃わなければやるべきじゃないし、やりたくないとも思っていて。それで25年もの年月が空いてしまったわけですが、このタイミングで信頼する内野聖陽さんと瀬戸康史さんに出ていただけることになり、それが今上演しようと思った一番の理由です」昭和15年を舞台に、警視庁検閲官の向坂と、喜劇を売りにする劇団・笑の大学の座付作家・椿の攻防を描いた本作。その誕生のきっかけは、三谷の実体験から。「もともと僕はなんの制約もない小劇場という世界にいたせいか、テレビドラマを初めてやった時に衝撃を受けたわけです。もう制約だらけで。ただそのいろんな制約をクリアしつつ、さらにプラスのものに作り変えていく。それはいまだ自分の仕事のやり方のような気がしています。つまり椿は僕自身であり、向坂は僕の前に立ちはだかる制約。それをひとりの人間に置き換えて作ったのがこの作品なんです」大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも話題を呼んだ三谷だが、コロナ禍においてその制約はさらに厳しいものになったと言う。「一度書いた台本について、『今この人はコロナでお休みなので、今週撮影出来ません。書き直してください』といったことは当然出てくるわけです。その結果、自分の理想から遠ざかっていくのが耐えられない、という作家の方もいるとは思いますが、僕はなんだか嬉しくなっちゃうんですよね(笑)。それを逆手に取って、もっと面白くしてやろうと。椿のようにうまく出来たかどうかはわかりませんが、そういうことに知恵を絞るやり方が僕には向いている。それは25年前から変わらないと思います」そんな三谷の原点とも言える作品、さらにタイトルからテーマは“笑い”なのかと思いきや…。「笑いについての物語ではありますが、僕がここで描きたいのは、“ものを作る上での妥協とはなんなのか”ということ。それはどんな国、どんなモノ作りの現場でも起きていることで、だからこそ海外でも上演されている。笑いにこだわらない、普遍的なテーマがこの作品にはあると思っています」取材・文:野上瑠美子
2023年02月03日嵐の櫻井翔と脚本家の三谷幸喜氏が出演する、アフラック生命保険の新CM「からみあう不安」編が13日、「先は長い」編が23日より放送される。がんの経験者を取材する「櫻井翔の取材ノート」シリーズの最新作となる新CM。櫻井とCM初共演となる三谷氏が、櫻井と約4年ぶりに共演を果たす。2015年に前立腺がんと診断された三谷氏の当時の心境や現在の状況、これからの人生について櫻井が取材する。撮影は冒頭の三谷氏のセリフから3台のカメラを使い、長回しで実施。「不安が、からみあう状態なんですね」という櫻井のセリフの後は本編では使われない部分だったため、三谷氏は「もうからみまくりですね、糸こんにゃく状態です」とアドリブを披露した。すると、櫻井も「ほぐれなさそうですね」と乗っかり笑いを誘った。その後も、三谷氏は「ペペロンチーノ」、「脱水機の中のストッキング」、「テレビの後ろのコード」などからんだ状態の例えを次々と切り出し、それに対して櫻井も毎回アドリブで応酬。しかし、あるカットで三谷氏が急に「うん。そんな感じかな」とあっさりと終わらせると、突然の路線変更に櫻井は爆笑。「あきらめましたね、急に」と指摘し、笑顔を見せた。■櫻井翔&三谷幸喜氏インタビュー―――CM初共演になりますが、CM以外での共演は何年ぶりなんでしょうか?櫻井:およそ4年ぶりですね。僕たちの番組にお越しいただいて、壁を登っていただきました。三谷:はい。そこでちょっと肩を痛めちゃって、回復までに2年かかりました(笑)。櫻井:あれからもう4年も経ったのかということがちょっと驚きですが、共演はそれ以来になります。――初共演時の三谷さんに対する印象はいかがでしたか?櫻井:初共演はそれよりもっと前で、三谷さんが僕たちの番組に来ていただいた時、即興でお芝居をやるという企画があって、嵐の役柄をそれぞれつけて、演出してくださったんですよ。とても思い出深くて、楽しい時間でした。三谷:その場で設定、ストーリーを決めて、お芝居を作ったんですよ。すごく評判が良かったです。――三谷さんと久々の共演はいかがでしたか?櫻井:楽しかったです。アドリブというか、いろんな三谷さんの引き出しを見せていただきました。あと、撮影の途中で30分ぐらい、三谷さん自身がちょっとシュンとする時間もあって(笑)。三谷:見てますねぇ。ちょっとくじけた時があったんですけど、何とか立ち直りました。――三谷さんご自身はがんに関するひとつひとつの悩みや不安をどのように解決されたのでしょうか?三谷:やっぱり不安って、知らないから不安になるわけで、いろんな人に話を聞くとか調べるとか、自分の中で知識として蓄積していくことで不安を解消していくしかないなというふうに思って、積極的に人に話を聞いていましたね。――その中で特に気をつけたことは?三谷:あんまりネガティブにならないことですね。それがまたストレスになって、身体に良くなかったりするので、なるべく深刻にならならないようにというか。実際にがんというのは、早期発見さえすれば、そんなに深刻にならないケースもあるので、常にそこへ立ち返って、割と楽観的に過ごしていましたね。――CMで「180度人生観が変わりました」とお話されていましたが、生活の中で具体的に変えたこと、改善したことがありましたらお聞かせください。三谷:人生、永遠には続かないんだというのはわかってはいたんだけど、実際にリアルに体感することができたのは、大きなきっかけだったというか。櫻井さんもたぶん、ずっと生き続けるつもりでいらっしゃるでしょう?櫻井:三谷さんがおっしゃるような、直面した問題としては正直捉えられていないですよね。三谷:年齢的なこともそうだし、自分はあと何年、仕事ができるんだろうかということを、切実に考えるようになりました。やっぱり仕事が好きだし、楽しいので、来る仕事は何でも受け入れようという感じでしたが、今後は自分が本当にやりたいものができるように選択していくというか。昔はお世話になった方への恩返しで、また仕事を一緒にやったりしていましたが、今はもうそういう恩とか考えず、自己中心的にやっていこうという風に思っています(笑)。――がん以外のことで、櫻井さんが三谷さんにお聞きしたいことは?櫻井:今回の撮影中、時間がたくさんあったので、いろいろお聞きしましたが、特に僕が興味深かったのは、お仕事を朝やるのか、夜やるのかというお話です。朝早く起きて執筆に取りかかると伺って、へぇーと思いました。三谷:今まで、そんなお話したことなかったですもんね。櫻井:こういった形では、もうほぼゼロですよね。三谷:今はなんかもう、親友というか。櫻井:ははは。そうですよね。ギュンと距離が縮まりました。――アフラックダックはCMに毎回登場することが“お決まり”となっていますが、櫻井さんが毎年新年に必ず行う“新年のお決まり”は?櫻井:5、6年ほど前から、年明けのなるべく早いタイミングで伊勢神宮に行っていますね。22年はコロナの状況もあって、結局行けたのは10月ぐらいでしたが、ここ数年は1月とか2月とか、ちょっと早い段階でお伊勢参りをしています。――CMでも描かれる相談サービスは、アフラックにとって2023年の新たな挑戦となりますが、櫻井さんが2023年に挑戦したいことをお聞かせください。櫻井:今回、三谷さんとお話している最中に決まりました。朝から動き始めるということをやりたいと思っていて。2022年は本当によく寝ていた印象があって、10時間以上寝ていたこともあったんですよ。さすがに寝すぎだと思って。そうなると、一日がすごく短いんですよ。もったいないなと思って、本気で朝から動くと決めています。三谷:水を差すようですけど、寝るのが一番ですよ。いっぱい寝られるときに寝た方がいいです。櫻井:えー、2023年はなるべく長く寝るということに挑戦して、10時間超えを目指したいと、今思いました(笑)。――今回のCMは成人式の翌週から放送開始ということで、新成人に向けてメッセージをお願いします。櫻井:新成人の皆さん、成人おめでとうございます! およそ僕が倍ぐらい生きているわけですが、倍生きても、大人になるというのは何なのか、いまだにつかみきれていないところもありまして。新成人になると、「いよいよ大人だね」とか、「大人の自覚を持って」と言われる機会が多いかもしれないですけど、ゆっくり時間をかけながら、理想の大人像みたいなものを探し続けていいんじゃないかなと思います。あと、僕が20歳の時はちょうどドラマの撮影中で、成人式に出られなくて、ちょっと寂しい思いをしたので、つい先日の成人式にいろんな事情で参加できなかった皆さんにも、合わせてお祝いの言葉をお伝えしたいと思います。おめでとうございます!――実はアフラックダックも2023年、日本に来て20年となります。櫻井さんとの付き合いも13年目となりますが、長い歳月をともに歩んできたダックにメッセージをお願いします。櫻井:アフラックダックさん、日本に来て20年、誠におめでとうございます。そのうちの半分以上お付き合いできていることを、とても嬉しく感じています。これからも末永く僕と一緒に演技していただけたらと思っております。よろしくお願いします!
2023年01月10日「聞いてないよォ!」など数々の定番ギャグで知られるお笑い芸人の上島竜兵さん(享年61)が亡くなって、半年が過ぎようとしている。今年5月に伝えられた彼の急逝は、全国に衝撃をあたえた。急逝の理由はいまだ判然としないが、残された肥後克広(59)、寺門ジモン(60)の二人によるダチョウ倶楽部は活動を続けている。本誌は上島竜兵さんの故郷・神戸市で、小中学校のころ上島さんとよく一緒に遊んだという同級生のAさんに話をきく機会を得た。「訃報の後は、同級生や、担任の先生と会う機会が増えました。みんな気になるんだと思います。『竜兵はぼくら同級生の中では一番の出世頭。全国区の人気者になった。なんでああいう死に方をせなあかんかったんや……」とみんな言います。でも最後には『そんなん俺らにわかるわけないやんな』と沈黙してしまう。そんな感じが続いています」少年時代の上島さんについて聞くと、こう答えてくれた。「普段はおとなしくて、どちらかというと“いじられキャラ”でした。口数がすくない分、突然のアクションで爆笑をとる感じ(笑)。道路でひからびたイモリを見せて、冗談で『これを食べると忍術が使えるようになるらしいで』と竜兵にみせると、『ほんま?』といって、一気にパクッと口に……。すぐに『うぇーっ』っと吐き出しましたが、まさか本当に口にいれるとは。あの時はこちらの方が驚きました。また、竜兵がのどに効く粉を口にふくんで息を吐くと、白い煙のように粉が出て、火を吐く怪獣みたいでかっこいいんだ、とみせてくれたことがありました。大ウケだった竜兵が気を良くして口に粉をため込み過ぎると、粉は口のなかで固まって、息を吹いても出てこない。竜兵は涙目になって、さらに爆笑が起こっていました。僕たちは、こんな小学校のころの日常が、彼のお笑いの原点じゃないかと思っています」当時の子供らしいエピソードの数々は、ダチョウ倶楽部のコントの一場面のようで、どこか笑えてしまう。全国区の人気者となった上島さんとAさんの再会のチャンスは2003年にやってきた。小学校の同窓会が行われたのだが……。「この時は、『仕事でいけない』と連絡がきました。残念でしたが、本当にいつもテレビに出ていましたからね。そして、次の同窓会はみんなが還暦になった2021年にやろうということで計画を進めていたんです。しかし、コロナで中止になってしまいました。この時は竜兵も来てくれると言っていたのに……。本当に残念で仕方ありません。勝手な考えですが、もしコロナがなくて、去年の還暦の同窓会が予定どおり開催されていたら、竜兵は絶対に死んでなかったと思うんです。地元の連中に囲まれて思い出話をするだけでも心が少しは晴れたはず。他には言えへん悩みでも、僕らには言えることがあったんとちがうかなとか、僕らやからこそ元気づけたり、励ましたりできたんとちがうかなと。そう思うと残念で、くやしくて……」Aさんたちは、いまも次の同窓会を計画しているという。「“竜兵を偲ぶ会”みたいになると思います。会のはじめに黙祷をしてから、そのあとは、みんなで竜兵の思い出話をいっぱいしようや!と言っているんです。あいつは、あんまりしゃべらへんやつやったけど、しでかしたことはいっぱいあるんです(笑)。同級生の誰もが、竜兵について、話したくてしかたないエピソードを、ひとつやふたつはもってますから。同級生みんなが、笑い声を天国の竜兵に届ける、そんな同窓会になればいいなと思っています」■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年12月10日脚本家の三谷幸喜氏が第70回菊池寛賞を受賞し、2日、都内のホテルで行われた贈呈式に、“菊池寛”の扮装で登壇した。文藝春秋の創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として1952年に創設した同賞。三谷氏は「よく人から『君は菊池寛に似てるよね』と言われます。思い返せば中学生のときに、友人から『お前にそっくりな文豪がいるよ』と言われて、文豪というと悩めるカッコいい作家のイメージがあったので、ちょっとうれしかったんですけど、それで菊池寛先生の写真を見たのですが、ちょっと衝撃を受けました。こんな感じの文豪もいらっしゃるんだなと」と回想した上で、「今、菊池先生の人となりや作品に触れることによって、本当に僕は菊池寛賞を頂けて、光栄だなと思っております」と強調した。この贈呈式のために、髪型を変え、メガネを買い、眉毛も整えたという三谷氏は「ここまで菊池寛になりきろうとした受賞者が、今までいたでしょうか」とアピールし、会場からは笑いと拍手が。続けて、「菊池地先生がおっしゃっていたのは、『つまらない現実よりも面白いウソ』。これは、僕が大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を書くにおいて、一番のモットーでした。もちろん歴史モノなので。実際あったことを覆すことはできないんですけど、歴史の教科書や参考書にはしたくなかった。やっぱりドラマとして面白いものにしたかった。そのためには、多少のフィクションが必要だと思って、僕は1年間この脚本を書き続けました。きっと皆さんにも喜んでいただけたんじゃないかなと思っております」と胸を張った。さらに、「菊池先生は、大衆が何を考えているのか、ずっと考えていらっしゃったと思います。それは僕のテーマでもあります。僕もそんなクリエイターでいたいなと思っております。今は見た目しか真似できませんけれども、ゆくゆくは“第二の菊地寛”と呼ばれるようになるまで、頑張っていきたいなと思っております」と真剣に述べたかと思いきや、「今回ちょっと見た目でふざけてしまったので、真面目な感じでまとめてみました。どうもありがとうございました」と、やはり“三谷節”で締めくくった。
2022年12月02日内野聖陽と瀬戸康史の共演で上演される、三谷幸喜の傑作二人芝居「笑の大学」より、チラシビジュアルとポスタービジュアル、スポット映像が解禁された。さらに、三谷幸喜のコメント映像も到着した。戦時色が濃厚になる昭和15年を舞台に、厳格な検閲官と喜劇作家の間の攻防と不思議な友情を描く本作は、2004年に役所広司、稲垣吾郎の共演で映画化もされた人気作。日本のファンのみならず、海外でも特に評価の高い作品だが、1998年以来1度も日本で公演が行われてこなかった。本作の上演は四半世紀ぶりとなる。この度解禁となったのは、警視庁の取調室で2人が向かい合う緊張感の漂うチラシビジュアルとポスタービジュアル、主演の2人の攻防が映し出されるスポット映像。ビジュアル撮影では、お互いの印象について内野さんは「若いのに技術や魅力をたくさん持ってらっしゃる方なので、稽古中もクリエイティブないい稽古場になるような予感がしてすごくワクワクしています」と語り、瀬戸さんは「内野さんは無骨な役からコミカルな役まで幅広く演じられている印象なので、今作では内野さんと僕でしかできない掛け合いや空気感が出せればいいなと思います」と語るなど、緊張感のあるビジュアルとは裏腹に初共演ながらも和やかな雰囲気で撮影が行われたようだ。さらに、三谷幸喜が本作への思いを語ったコメント映像も到着。これまで再演されなかった理由を「この人だったら「笑の大学」を見てみたい、と思う人が揃わない限りは再演はしたくなかった」と語る三谷さんは、「内野さんの『向坂』が見たいと思った」と言い「この人しかいない」と内野さんのキャスティングについて明かしている。さらに椿役の瀬戸さんへは「(自分の作品に)毎回出て欲しいくらい」と深い信頼を寄せていると語り、「瀬戸さん以外には考えられなかった」とコメント。三谷さんの希望により実現した2人の俳優が起こす化学反応に注目したい。PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「笑の大学」は2023年2月より上演。(text:cinemacafe.net)
2022年11月28日2022年11月7日から公演されている、脚本家として知られる三谷幸喜さんが作・演出を務める舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』。三谷さんが主宰する劇団が公演してから、28年の時を経て、令和の時代にリニューアルされたコメディです。総勢16名のキャスト陣で演じる予定でしたが、俳優の小林隆さんが左足筋損傷により、公演初日に出演の見合わせを発表。福岡公演、京都公演ともに、三谷さんが代役を務め、話題となりました。またもや三谷幸喜が代役として登場同月25日には、舞台製作を行っているシス・カンパニーが、小林さんの復活を報告しました。治療の甲斐あり、東京公演の初日より出演するとのこと。しかし、今度は、あずさ役の俳優であるシルビア・グラブさんが、体調不良のため出演見合わせとなったのです。緊急事態に立ち上がったのは、またもや三谷さんでした。「あずさ役」のシルビア・グラブが体調不良のため、本日11月25日(金)の出演を見合わせることになりました。つきましては、本日の同役は、三谷幸喜が代役を務めさせていただきます。直前のお知らせとなってしまい申し訳ございませんが、皆様のご理解をお願い申し上げます。度重なる不測の事態ではございますが、私どもスタッフ、キャスト一同、以前にも増して総力を結集し、皆様に楽しんでいただける舞台をお届けする所存です。皆様には、引き続きのご心配とご迷惑をおかけしてしまうこと、心よりお詫び申し上げます。シス・カンパニー ーより引用舞台のすべてを把握している三谷さんだからこそ、どの代役であっても務めることができるのでしょう。とはいえ、小林さんの時とは異なり、今度は女性の役という難しさがあります。舞台のタイトル『ショウ・マスト・ゴー・オン』の意味通り、「一度開いた幕は何があっても途中で降ろしてはいけない」という精神で困難に立ち向かう姿に、ネット上では称賛の声が続出しました。・もはや代役のプロ。・どういうことなの…すごいわ…。・まさに『ショウ・マスト・ゴー・オン』を地で行く三谷さん。・女性の代役も務めるとか、優秀すぎ。むしろ楽しみです!・誰が休んでも代役が三谷さんになる舞台とか、面白すぎるでしょ。舞台で三谷さんがどのように演じるのか、多くの人たちが興味を持っていることがうかがえます。東京公演も無事に乗り切れるよう、応援する人々の声は、きっと三谷さんに届いていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年11月25日UCC上島珈琲株式会社は、『上島珈琲店』の名を冠した家庭用レギュラーコーヒーの豆、ワンドリップ、粉製品を2022年3月に発売しました。この『上島珈琲店』を無料で試飲できるポップアップイベント「STORY OF THE REAL COFFEE SHINSAIBASHI」が、2022年11月12日(土)・13日(日)に大阪・心斎橋にて実施されます。専門店の本格コーヒーが自宅で楽しめる『上島珈琲店』UCCグループが全国に展開する、こだわりのコーヒーと心地よい空間を提供するコーヒー専門店『上島珈琲店』。UCCグループが創業から約90年にわたって培ってきた知識や技術を結集した、本格的な一杯が味わえるお店です。2022年3月には、そんな『上島珈琲店』のこだわりの一杯が手軽に味わえる、家庭用レギュラーコーヒーの発売を開始。豆、ワンドリップ、粉の3カテゴリーで展開され、飲用シーンや持っている器具を問わず、誰でも本格的なコーヒーを楽しめる製品として人気を集めています。ラインアップは、『上島珈琲店』にまつわる「創業」「産地」「焙煎」「抽出」「シーン」の5つの“ストーリー”をイメージしたブレンドコーヒー全5種類。パッケージ表面には、ストーリーを表現した書き下ろしのオリジナルイラストが採用され、裏面にはそれぞれに込められたストーリーや味覚が表記されています。表参道で開催した人気ポップアップイベントが、大阪で初開催!本製品を発売した3月には、東京・表参道で、ポップアップイベント「STORY OF THE REAL COFFEE OMOTESANDO」が開催され、多くの人々が訪れました。今回は、第2弾として、大阪でのポップアップイベントを実施。人気エリア・心斎橋において、2022年11月12日(土)・13日(日)の期間限定で「STORY OF THE REAL COFFEE SHINSAIBASHI」として開催されます。本イベントでは、『上島珈琲店』を無料で試飲可能。「創業」「産地」「焙煎」「抽出」「シーン」の5つの“ストーリー”をイメージしたラインアップの中から、好きな一杯を楽しめます。会場では、挽きたてのコーヒー豆をドリップ抽出した、淹れたてのコーヒーをオリジナルのペーパーカップで提供。ペーパーカップは全5種類で、試飲するラインアップごとに異なるイラストです。ハズレなしのガチャ企画や、来場者全員へのワンドリップコーヒー1杯分プレゼントも!さらに、指定ハッシュタグ「#おうちで楽しむ上島珈琲店」を付けて、オリジナルペーパーカップや店内のイラストの写真をSNSに投稿することで、豪華賞品が当たるガチャに参加できるキャンペーンも実施。賞品は、1等が家淹れコーヒースターターキット、2等が銅マグカップ(S)、3等がフレッシュキューブ(1杯分のレギュラーコーヒー)。ガチャはハズレなしとなっており、1等~3等の賞品いずれかが必ず当たります。また、来場した全員に、『上島珈琲店』のワンドリップコーヒー1杯分もプレゼント。自宅でも『上島珈琲店』の本格的な味わいを楽しめます。【イベント実施概要】・イベント名:「STORY OF THE REAL COFFEE SHINSAIBASHI」・日時:2022年11月12日(土)〜11月13日(日)10:00~19:00・場所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目2-14・アクセス:御堂筋線・長堀鶴見緑地線 心斎橋駅4番出口から徒歩1分・実施内容:(1)『上島珈琲店』のコーヒーの試飲体験(2)WEB CMの上映(3)SNS投稿キャンペーン(4)ワンドリップコーヒー1杯分プレゼント※試飲用コーヒー、キャンペーン賞品、プレゼント用コーヒーはなくなり次第、終了となります。※イベントの詳細は、公式サイトからご確認いただけます。朝、目覚めたての一杯や、ちょっと一息つきたいときの一杯。カフェに行かずとも自宅でおいしいコーヒーが味わえれば最高ですよね。関西に住むコーヒー党の皆さん、11月第2週の週末は心斎橋でコーヒーを味わってはいかがでしょうか。【参考】※公式サイト
2022年11月04日UCCグループで外食事業を担当するユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社(本社/兵庫県神戸市、社長/川野 浩司、略称/UFS)は、主力業態の「上島珈琲店」を、ペットフレンドリーなコラボレーションストア「PET PARADISE×上島珈琲店」として、2022年10月20日(木)、「ふかや花園プレミアム・アウトレット」(埼玉県深谷市)にオープンします。店舗外観店舗内観(1)店舗内観(2)上島珈琲店は“失われつつある日本の喫茶文化を大切にした懐かしく温かで、しかしかつて何処にもなかった大人のための珈琲店”をコンセプトとしたUFSの主力業態です。2003年6月18日に東京・神田神保町に1号店をオープンして以来、UCCグループが創業から80余年の永きに亘り培ってきたコーヒーへのこだわりと技術のもと、おいしいコーヒーと心地よい空間を提供してきました。~ペットと一緒に過ごす、地域の憩いの場~上島珈琲店として国内144店舗目となる『上島珈琲店 ふかや花園プレミアム・アウトレット店』は、約10年ぶりに新しく誕生するプレミアム・アウトレットに、「PET PARADISE」とコラボレーションした、ペットフレンドリーな店舗としてオープンします。「ふかや花園プレミアム・アウトレット」のコンセプトのひとつである「ペットに優しい」に共感し、ペットと一緒に楽しく過ごしていただける、地域から必要とされる店舗を目指して計画しました。同店では、ペットと一緒に飲食を楽しんでいただけるカフェスペースを設けており、ペットとともに快適に滞在いただけるほか、隣接された「PET PARADISE」にて、ペットのファッションやグッズの販売を行っています。毎朝のペットとのお散歩の途中に立ち寄り、休憩をしていただけるような空間であり、ペットをお連れになられたお客様同士で新しいコミュニケーションが生まれる憩いの場を目指しています。■店内のご案内 ~5つのエリアご説明~(1) Terrace Area・・・中型・大型のペットとも気兼ねなくご利用いただける広々としたテラス席のエリアです。(2) Living Area・・・ペットとの時間をゆっくり過ごされたい方におすすめのエリアです。外の景観を楽しみながら、オリジナルソファにてペットと一緒におくつろぎいただけます。(3) One Self Area・・・お一人でご利用の方でもペットとともにゆったりとくつろいでいただけるエリアです。(4) Authentic Area~Cafe With a pet~・・・ペットとともに従来の上島珈琲店のアイデンティティを楽しんでいただけるエリアです。携帯やPCの電源・ケーブル関連の制限し、設置場所を工夫するなど、ペットの安全を考慮しています。(5) Authentic Area~No pets allowed~・・・ペットが苦手な方でもご使用いただける、ペット利用禁止のエリアです。段差をつけたスキップフロアに設計されており、コーヒーをゆったりと楽しめる優雅な空間です。ドリンクメニューは、上島珈琲店のこだわりであるネルドリップで抽出したブレンドコーヒーをはじめ、上島珈琲店独自のダブルネルドリップコーヒーを使用した『ミルク珈琲』、季節限定のドリンク、お子さまにもお楽しみいただけるキッズ用ドリンクメニューをご用意しています。また、やわらかなロースカツとシャキシャキのキャベツを合わせ、粒マスタードで全体の味を引き締めたボリューム感のある『上島珈琲店のカツサンド』や、サクッと香ばしく焼き上げたイギリスパンに、トマト、オニオン、ピーマン、ベーコン、2種類のチーズをトッピングして焼いた、ジューシーな『ピザトースト』など、こだわりをたっぷり詰めこんだフードメニューもお楽しみいただけます。『上島珈琲店 ふかや花園プレミアム・アウトレット店』概要○店舗名 :上島珈琲店 ふかや花園プレミアム・アウトレット店○所在地 :〒369-1244 埼玉県深谷市黒田169(関越自動車道「花園IC」より約1.5km)○開店日 :2022年10月20日(木) グランドオープン○営業時間:10:00~20:00○店舗面積:33坪 36席+テラス23席(全席禁煙)※テラス席は増減になる可能性がございます。○メニュー例(税込):【コーヒー】ネルドリップブレンドコーヒー(ホット):R¥530 L¥610ミルク珈琲(無糖)(ホット) :R¥570 L¥690ミルク珈琲(黒糖)(ホット) :R¥600 L¥720【フード】上島珈琲店のカツサンド:単品¥750ピザトースト :単品¥640※表示価格は、イートイン・テイクアウト共通です。■関連URL▼上島珈琲店: ▼上島珈琲店が取り組むサステナビリティ: ▼上島珈琲店公式オンラインショップ: ひと粒のコーヒーやその可能性にかける想い。その想いを世界中の人々に届けたい。そして、より良い世界をつくっていきたい。そんな私たちUCCグループからのメッセージが込められています。【本件に関する一般のお客様からのお問い合わせ先】ユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社 お客様担当〒650-0046 神戸市中央区港島中町7-7-7<WEB> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月19日第70回菊池寛賞が11日に発表され、フィギュアスケーターの羽生結弦氏、脚本家の三谷幸喜氏、作家の宮部みゆき氏、NHK『映像の世紀バタフライエフェクト』、信濃毎日新聞社「五色のメビウス」取材班が選ばれた。授賞理由は、以下の通り。■羽生結弦氏フィギュアスケートの男子シングルで五輪2大会連続金メダル、主要国際大会全制覇などの輝かしい記録を達成。本年プロ転向を宣言し、4回転半ジャンプなど、さらに高いステージを目指して挑戦を続ける。■三谷幸喜氏大学在学中に劇団「東京サンシャインボーイズ」を旗揚げ、以来40年にわたり、コメディから「鎌倉殿の13人」などのシリアスな歴史劇まで舞台、テレビドラマ、映画のすべてで優れた作品を生み出し続けている。■宮部みゆき氏デビューから35年、社会性を持つ現代ミステリーから、時代小説、ファンタジー、SF、ホラーまで数々の優れたエンタテインメント小説を発表。物語の力によって、老若男女問わず多くの人を読書にいざなう。■NHK『映像の世紀バタフライエフェクト』世界各国から収集した貴重なアーカイブス映像で現代史をたどる人気シリーズに、一人のささやかな営みが連鎖し世界を動かしたという新たな視点を導入、歴史の汲めども尽きぬ魅力を伝えている。■信濃毎日新聞社「五色(いつついろ)のメビウス」取材班コロナ禍の地域社会において外国人労働者、住民に丹念に取材、その過酷な状況、さらには国の技能実習制度や入管制度の問題を明らかにし、彼らと共存し多様性を尊重する社会の在り方を提言した。同賞は、文藝春秋の創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として1952年に創設。菊池寛と生前関係の深かった文学、演劇、映画、新聞、放送、雑誌・出版、および広く文化活動一般の分野で、その年度に最も清新かつ業績をあげた人・団体、長年にわたり多大な貢献をした人・団体に贈られる。選考顧問は、阿川佐和子、池上彰、保阪正康、養老孟司。贈呈式は、12月上旬に都内で行われる。
2022年10月11日現在放映中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。俳優たちのハマり具合に加え、回を追うごとにディープさを増す展開、そして三谷幸喜の脚本の巧みさが話題になっているが、このドラマの中で視聴者の癒しポイントとなっていたのが、頼朝の異母弟・阿野全成。残念ながら8月中の放送で壮絶な最期を遂げたが、その全成を演じていたのが新納慎也だ。これまでにも数々の三谷作品に出演し、三谷の信頼も厚い彼が、大河ドラマに続き舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』に出演する。『ショウ・マスト・ゴー・オン』は三谷が率いる劇団、東京サンシャインボーイズが1991年に初演した傑作舞台。大物俳優が主演するシェイクスピア劇の舞台裏で起こる大小さまざまな事件を時に解決し、時に強引に片付け、時に一層大事件を引き起こしてしまったりしながらも、なんとか無事に公演を続行させようとする舞台スタッフたちの騒動を描くバックステージものだ。今回は最後の上演(1994年)から数えてなんと28年ぶりに、三谷自ら手掛けるリニューアル版として上演される。キャストは新納を含め鈴木京香、尾上松也、ウエンツ瑛士、シルビア・グラブ、浅野和之ら、豪華俳優16名。『ショウ・マスト・ゴー・オン』への出演を控える新納に、この作品の魅力はもちろん、『鎌倉殿の13人』について、三谷幸喜との仕事について、そしてコロナ禍でショウをゴー・オンすることに対する思いについて、話を聞いた。『鎌倉殿の13人』全成の反響は予想の倍以上! 今も可能な限りリアルタイムで観ています――全成さんの最期は圧倒されました。大きな話題にもなっていましたね。大河ドラマへのご出演は3回目ですが、今回の『鎌倉殿の13人』の反響をご自身ではどう感じていますか。『真田丸』(2016年)の時の方が、反響という意味では跳ね方は凄かったのですが、あの時は「あの俳優、誰?」というのも含め、話題にしていただいたと思うんです。今回は「『真田丸』で豊臣秀次をやっていた新納さんね」とわかって観てくださる方も多いだろうから、前回ほど話題にはならないだろうと思っていたのですが……自分の想像の倍ではきかないくらいの反響をいただき嬉しい限りです。全成の最期の回ではまた“全成ロス”なんてことも言っていただいて、本当にありがたいですね。――全成さん、可愛らしかったです。なんだかずっと、“あわわ、あわわ”していましたね(笑)。――秀次も全成も、歴史上のキャラクターとしてはどちらかというと黒いイメージの人ですが、ずいぶんチャーミングに描かれていました。三谷さんの中の新納さんのイメージが“優しい人”なのかな、新納さんが演じるからこそこういう描かれ方になったのかなと思ったのですが。ははは(笑)。三谷さんも最初は、全成さんは腹黒いタイプの男として考えていたようなんです。でも、そうじゃない方に勝手に筆が進んでいったと三谷さんがコラムで書かれていて。新納さんがやっている全成を見ているとこっちの方向ではないなと、思っていたのとは違う方向に新納さんが連れていってくれたとおっしゃってくださいました。僕も最初は色々と企みも張り巡らすタイプの男だと説明受けていたし、「秀次とは真逆のイメージ」と言われていたのに、来る台本来る台本、どんどんコメディみたいになっていくんです(笑)。「おいおい三谷さん、聞いていたのと違うぞ(笑)」と思ったのですが、三谷さん曰く「そういう風になっちゃった」だそうです。ただ、全成さんが眠るお墓がある静岡県の大泉寺の住職さんがその記事を読んで、「もしかしたら本物の全成さんが、僕は世で言われているような悪い人じゃないんだと、三谷さんと僕を“真実の阿野全成像”に導いたのではないか」とおっしゃっていて、そうだったら素敵だなと思っています。――宮澤エマさん演じる実衣さんとのご夫婦像も印象的でした。宮澤さんとはそれ以前から舞台共演もありますが、どんな相手役さんですか。三谷さんの『日本の歴史』で兄妹の役を演じています。昨年再演もありましたが、この初演(2018年)がエマちゃんとの初共演。この作品を初演から一緒に作り上げた、同志というか戦友。彼女には絶大な信頼を持っています。そんな間柄だから、夫婦と言われて照れくさいなと思ったのは最初の1シーン目くらいだけですね。相談せずとも「こういう夫婦像だよね」と方向性がバシっと見えたのは、長らく舞台を一緒にやってきたからこそだな、と思っています。今回の現場が初共演だったら、あの空気感は出せなかったんじゃないかな。――ちなみに今、『鎌倉殿の13人』はご覧になっている?観てます、観てます。可能な限りリアルタイム視聴していますよ!――どんな心境で、実衣さんのことを見ているのですか?ドラマ全体的には、もう一視聴者として見ているんです。全成退場後の台本ももらっていないから、話の展開も知らないですし。でも実衣ちゃんに関しては自分の妻だと思って見ています(笑)。まさにあの世から下界を見守っている心境。「赤が似合うね」「赤を着てくれ」と言ったけれど、そんな血みたいな赤じゃないんだよな~とか、そんな怖い顔しないで~「誰も恨んじゃいけないよ」って言ったでしょ、とか。「ちょっと、実衣ちゃーん!」って、ハラハラ心配しています(笑)。――素敵なエピソードです! そして新納さんは、三谷作品が続きます。次回出演舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』は脚本・演出ともに三谷さん。東京サンシャインボーイズの名作として知られていますが、作品はご存じでしたか。僕、たぶん28年前に観ている……と思います。ただこの作品、テレビで劇場中継をしているんですよね。だからテレビで観た記憶を劇場で観たと勘違いしている可能性もなきにしもあらずですが……でも観ているのは確かです。宝物のように大事にしている三谷幸喜からの言葉――28年前って、新納さんは何をされていた時期ですか。大学生でした。僕は演劇科だったので、芝居を観に行くことは今以上にしていたんです。当時は第三次くらいの小劇場ブームで、演劇好きとしては三谷さんの作品や東京サンシャインボーイズは絶対観たいものだった。大学は大阪なのですが、たしか仕事でちょうどその時期に東京に行く予定があったから、チケットを取った記憶もうっすらある。でもそれは別の記憶とごっちゃになっていて実はテレビで観たのかも、そのへんの記憶は曖昧ですが(笑)、でもわりと中身は覚えていて、ずっと笑い続けていたな、という印象です。――その作品を28年ぶりにリニューアル上演しますと出演のオファーがあった時の心境は。「まじですか、やったぜ!」ですね(笑)。あの作品に僕が出ていいの!? という感じ。自分が何役なのかといったことも考えずに、ただ嬉しかったです。――そして新納さんが演じるのが……。初演で梶原善さんが演じていた、小道具作りの名人です。梶原さんの役だというのは、すごいプレッシャーです。僕も一演劇好きとして、大好きだった前回上演を観た記憶を塗り替えたくない! と思うこともよくあるんですよ。だからそう思う方もいらっしゃるだろうなというのはよくわかりますし、比べられてしまうことは、仕方ないですね。ただ、とにかく参加できることが嬉しいので、「やらせていただけるんですか、ラッキー!」という気持ちです。――三谷さんとは、何か話をされていますか?していないです……あ、ちょこっとだけメールはいただきました。「次、『ショウ・マスト・ゴー・オン』よろしくお願いします。あ、梶原善さんがやっていた役ですよ」とだけメールが来て。「はい、知っています」で会話が終わりました(笑)。ドラマの時は「あの時のあの役のような感じで」とか「新納さんのこういう部分を出してほしい」というざっくりした情報はくださるのですが、舞台はわりといつも事前情報は“無”ですね。別の方が監督するドラマと違って、舞台は現場に三谷さんがいらっしゃるので、稽古に入ったら好きなだけディスカッションもできますから。――新納さんから見た三谷さんは、どういう方ですか。僕が今までやってきた演出家さんの中でも、穏やか度ではかなり上位に入ります。三谷さんの現場はいつも穏やかで笑いが絶えなくて楽しい。あと、三谷さんが選ぶ役者さんって、性格がいい人が多いんです(笑)。だから現場で揉めたりすることもなく、穏やかに時間が過ぎていく。でも三谷さんご本人は、もちろんとても頭がいい方なのですが……お葬式で笑い出しちゃう人っているじゃないですか。そういう方だと思います(笑)。頭の中でずっと、やっちゃいけないこと、言っちゃいけないことを考えていて、自分の中で可笑しくなっちゃう人なんだろうなと感じます。楽しい方なんですが、ちょっとブラックなところもある楽しさなんです。――三谷作品への最初の出演は舞台『恐れを知らぬ川上音二郎一座』(2007年)でした。この時からご自身が三谷さんに「ハマった」自覚はあったのでしょうか。ないです! まったくありませんでした。三谷さんが僕の芝居を見て爆笑しているようなこともあまりなかったし、僕もそこまでの手応えはなかった。千秋楽の日に「三谷さんの作品に出るのはこれが最初で最後だろうな」と思った記憶があります。実際、そういう方もいっぱいいるでしょ、1回出て次がない俳優さん(笑)。自分もそういう感じだと思っていました。でも2回目、3回目と呼んでいただいて。何作目かで初めて「僕のどこを評価してくださっているんですか?」とお聞きしました。それも恐れ多くてなかなかお聞きできなかったんです、ずっと「たまたま続いて呼んでもらっただけかも」と思って。――三谷さんは何と?「僕は新納さんの中にある悲しみが好きなんです。あなたの悲しみを抱えた感じと、繊細さが好きなんです」と言っていただいて。嬉しかったですね。僕はよく悪役やエキセントリックな役、女装する役柄を振られがちなんですが、三谷さんは「新納さんを飛び道具みたいにだけ使う演出家やプロデューサーは、あまり信用しない方がいいよ」とおっしゃっていた(笑)。「本当の新納慎也を見ている人は、悲しみを表現する役を回すはずだ」とおっしゃってくれた言葉を、僕は宝物のように抱きしめています。――それがあの、全成像に繋がっていくんですね。……さて『ショウ・マスト・ゴー・オン』ですが、この言葉は演劇人にとってはとても大切な言葉であり、さらにこのコロナ禍の数年は、多くの演劇人がこの言葉について考えた期間でもあったかと思います。この時期に、このタイトルの作品を上演すること自体にメッセージがあるようにも感じました。僕もまさに、最初に『ショウ・マスト・ゴー・オン』をやると主催のシス・カンパニーさんからご連絡いただいた時に「この時期だし、すごくいいと思う!!」と言いました!3つの“ショウ・マスト・ゴー・オン”『ショウ・マスト・ゴー・オン』チラシ――“ショウ・マスト・ゴー・オン”という言葉について新納さんが思うことを教えてください。今、3つの“ショウ・マスト・ゴー・オン”があると思っています。この劇中で言う“ショウ・マスト・ゴー・オン”は、幕が開いたら絶対に途中で下ろしてはいけないということ。これは僕らは演劇を始めた第一歩から叩き込まれたことです。“ショウ・マスト・ゴー・オン”は何があっても死守するというのが当たり前にあります。それから、当たり前だったこの言葉に改めて向き合った最初の出来事は3.11の東日本大震災。この時は地震があり津波があり、1・2日ですが劇場をいったん閉じざるをえなかった。その後も電力の問題などがあり様々な葛藤がある中でも演劇界は「こんな時こそ、今こそエンターテインメントをやらなければ」と“ショウ・マスト・ゴー・オン”という言葉を合言葉のようにみんなが口にしたし、この言葉の意味を深く感じていました。そしてこのコロナ禍では、この言葉はまた少し違う意味合いを持ってきています。こんな時こそエンタメの力を……という気持ちはもちろんあるんだけれど、人を集めてはいけない、人が集まることが害になるという状況になり、“ショウ・マスト・ゴー・オン”とは言っていられなくなってしまった。その無力感を僕たちは経験した。今は2020年の緊急事態宣言下のような状況よりは緩和されて劇場は動いていますが、それでも現在の第七波ではバタバタと公演が中止になっていて、まともに予定通りの形で上演できる舞台の方が少ないくらいです。それでも必死で僕たちは幕を開けようと、1カ月半とかの稽古をする。実際に一回も上演できずに終わる舞台もたくさんあるのに、“ショウ・マスト・ゴー・オン”の気持ちで次から次へと作品を作っている。その“演劇への愛”みたいなものを、この言葉に重ね合わせています。舞台人が舞台にかける思いを痛感している今だからこそ、この物語で描かれている「幕を降ろさないために演劇人たちがどんなに必死に舞台を作っているか」は、お客さまにもリアルなものとして伝わるのではないでしょうか。それに、ここで描かれているエピソードはめちゃくちゃなことなんだけど、意外とありえないことじゃないんですよ。実際、盆が止まらなくなってぐるぐる回り続けた俳優さんも僕は知っている(笑)。まだ劇場では声を出すことは控えていただいている状況ですが、でも少しずつ世の中も、屋外だったらマスクを外していいんじゃないかとか、コロナ対策を見直す方向になってきていますよね。声を出して劇場で笑える時期も近付いてきていると思う。すべてにおいてこの『ショウ・マスト・ゴー・オン』の上演がピタッとはまるタイミングなんじゃないかな、と思います。取材・文:平野祥恵撮影:源賀津己ヘアメイク=田中エミ(Rapport81)スタイリスト=津野真吾(impiger)衣装=ジャケット 価格未定(ZARNY / ZARNY.K.K TEL 03-4577-8515)・その他(スタイリスト私物)ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★新納慎也さんのサイン入りポラを抽選で2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!★10月10日(月・祝)よりチケット一般発売開始!
2022年10月01日俳優の草なぎ剛と香取慎吾による2人芝居『burst!~危険なふたり~』の囲み会見が30日、東京・日本青年館ホールで行われ、草なぎと香取、作・演出の三谷幸喜氏が出席。三谷氏が2人のことを絶賛した。2015年に上演された舞台『burst!~危険なふたり~』が7年ぶりに復活。10月1日から26日に日本青年館ホールで上演される。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の脚本執筆を終えた三谷幸喜氏が作・演出を務め、三谷作品への出演は本作初演以来となる草なぎと、舞台『日本の歴史』(2021年)をはじめ多くの三谷作品に出演してきた香取が、再び2人芝居で魅せる。三谷氏は「今、僕が着ているスタッフジャンパーは初演のときのやつなんです。この作品が好きなので早くまたこのメンバーでやりたいなという願いを込めて7年前からずっと着ているスタジャン。夢がようやく叶ったという感無量な気分です」と感慨深げ。草なぎは「再演というのは何か意味があることだと思っていて、再演で完成することもたくさんあるので、初演のいいところもありつつ、また新たな発見もあるんじゃないかなと楽しみにしています」と期待し、香取は「三谷さんの作品に出られることもそうですが、草なぎ剛という、僕がとても好きな俳優さんなので、一緒に芝居できてとても楽しいです。古くからの付き合いですけど今改めてこうやって2人がぶつかり合えている時間がとっても楽しいです」としみじみと語った。三谷氏は、草なぎと香取のことを「最強のふたり」と表現し、「二人芝居って実はすごく難しくて、このお二人はそういうこと何も感じずにさらっとやられているけど、僕からするとよくこんなことができるなって思う。しかも普通の二人芝居ではなく、2人しか舞台に立てないけど2人が顔を合わせるのは1回だけ。あとはずっと2人とも違う方向を向いてしゃべっている。ものすごく演劇的に高度なことなんですよ」と絶賛。さらに、「相手の顔を見て呼吸を合わせないとできないことなんだけど、今回は遠隔操作みたいな感じで2人が遠くを見ながらしゃべっている。なおかつ呼吸がぴったり合って、綿密な構成でいい演劇的な空間が続く。そんなことって普通の俳優さんはできない。できたとしても、ものすごく稽古しなきゃいけないと思う。それをさらっとやっちゃった2人は本当にすごい2人だなと思います」と褒めちぎった。草なぎは「そうだったんですか。もっと早い段階で言ってくれたら自信持てたのに。三谷さんに褒めていただいてうれしいです」と笑顔。香取は「うれしいですけど、三谷さん自分で作った作品を褒めているみたいな」とツッコミを入れ、三谷氏が「僕の作品というより2人の作品だと思うので自画自賛できるのかな」と言うと、「ありがとうございます」と返した。三谷氏は最後に「僕はこのお二人の大ファンで、このお二人のために作品を作ることができたのがすごく光栄に思っています。だいたい1時間40分ありますけど、こんなに長く生の2人を見ていられるチャンスってあんまりないと思う。ずーっと出てますから、それはすごい機会だと思うので存分に楽しんで味わっていただきたいと思います」と語った。
2022年09月30日脚本・演出 三谷幸喜、出演 草彅剛・香取慎吾の3人による舞台『burst!〜危険なふたり~』が、7年ぶりに上演されることが決定した。本作は草彅剛と香取慎吾のみの二人芝居。香取は舞台『日本の歴史』(2021年)をはじめ多くの三谷作品に出演してきたが、草彅は本作品初演以来の三谷幸喜作品への参加となる。公演は、10月1日(土) から10月26日(水) まで日本青年館ホールにて上演予定。チケットの一般発売は、9月3日(土) 10時より開始される。■三谷幸喜 コメント大好きな作品の再演。一番楽しみにしているのは僕かもしれません。だってこんなに芝居がうまくて、こんなに格好良くて、こんなに仲のいい役者が揃った二人芝居って、そうはないですから。■草彅剛 コメント慎吾ちゃんとまた2人芝居できるのは嬉しいです。2人ならではのburst感を三谷さんが作ってくれました。張り切りマッスル!■香取慎吾 コメント大好きな三谷幸喜さんの頭から生まれた言葉たちで、大好きな俳優 草彅剛さんとburst!します。再び。<公演情報>『burst!〜危険なふたり~』2022年10月1日(土)~26日(水) 日本青年館ホール『burst!〜危険なふたり~』ロゴ脚本・演出:三谷幸喜出演:草彅剛 / 香取慎吾【チケット料金】S席:12,500円(税込)A席:7,500円(税込)一般発売日:2022年9月3日(土) 10:00~(予定)新しい地図NAKAMA先行受付:2022年8月11日(木・祝) ~(予定)公式サイト:
2022年07月26日三谷幸喜氏が脚本・演出を務める、草なぎ剛と香取慎吾の二人芝居公演『burst!~危険なふたり~』が、10月1日から26日に東京・日本青年館ホールで上演されることが26日、発表された。2015年に脚本・演出の三谷幸喜氏、出演の草なぎ剛・香取慎吾の3人による競演が実現した舞台『burst!~危険なふたり~』が7年ぶりに帰ってくる。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の脚本執筆を終え、次に三谷氏が臨むのは、舞台『burst!~危険なふたり~』。主演は草なぎと香取のみの二人芝居だ。三谷作品への出演は本作品初演以来となる草なぎと、舞台『日本の歴史』(2021年)をはじめ多くの三谷作品に出演してきた香取の2人。2015年の初演より7年、三谷氏は常に舞台、ドラマ、映画とジャンルを問わず話題作を生みだし続けるにとどまらず、自身が『情報7daysニュースキャスター』の司会を務めるなど新たな顔も見せている。一方、草なぎと香取も、この7年の間に、舞台、ドラマ、映画、さらにはSNS、アートの世界までも活躍の幅を広げ、節目ごとに三谷幸喜と向き合っている。2017年11月には稲垣吾郎、草なぎ、香取がMCを務めた『72時間ホンネテレビ』(ABEMA)に三谷幸喜をゲストに迎え共演を果たした。2020年には、三谷幸喜作・演出、香取主演の初シットコム作品『誰かが、見ている』(アマゾンプライムで配信中)の配信が開始。コロナ禍の中、エンターテイメントの力を疑問視する風潮もあった中、そんな重たい空気をエンターテイメントの力で吹き飛ばした。エンタメの世界をけん引する3人が久々にタッグを組むスリリングな競演に注目だ。3人のコメントは以下の通り。○■三谷幸喜大好きな作品の再演。一番楽しみにしているのは僕かもしれません。だってこんなに芝居がうまくて、こんなに格好良くて、こんなに仲のいい役者が揃った二人芝居って、そうはないですから。○■草なぎ剛慎吾ちゃんとまた2人芝居できるのは嬉しいです。2人ならではのburst感を三谷さんが作ってくれました。張り切りマッスル!○■香取慎吾大好きな三谷幸喜さんの頭から生まれた言葉たちで、大好きな俳優 草なぎ剛さんとburst!します。再び。
2022年07月26日2015年、脚本・演出を三谷幸喜が務め、草彅剛と香取慎吾が出演した舞台「burst!~危険なふたり~」が7年ぶりに上演されることが決定。3人からコメントが到着した。放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本執筆を終え、次に三谷さんが臨むのが本作。主演は草彅さんと香取さんのみの二人芝居。三谷作品への出演は、本作品初演以来となる草彅さんと舞台「日本の歴史」(2021年)をはじめ多くの三谷作品に出演してきた香取さん。三谷さんといえば、常に舞台、ドラマ、映画とジャンルを問わず話題作を生みだし続けるにとどまらず、自身で「情報7daysニュースキャスター」の司会を務めるなど新たな顔も見せている。三谷幸喜一方、草彅さん、香取さんも、この7年の間に舞台、ドラマ、映画、さらにはSNS、アートの世界までも活躍の幅を広げ、節目ごとに三谷さんと向き合ってきた。2017年11月には稲垣吾郎、草彅さん、香取さんがMCを務めた「72時間ホンネテレビ」(ABEMA)に三谷さんをゲストに迎え共演。草彅剛2020年には、三谷さん作・演出、香取さん主演の初シットコム作品「誰かが、見ている」(AmazonPrimeVideoで配信中)が登場。コロナ禍の中、エンターテイメントの力を疑問視する風潮もあった中、そんな重たい空気をエンターテイメントの力で吹き飛ばしてくれた。この3人が久々にタッグを組むスリリングな競演に、注目だ。香取慎吾三谷幸喜コメント大好きな作品の再演。一番楽しみにしているのは僕かもしれません。だってこんなに芝居がうまくて、こんなに格好良くて、こんなに仲のいい役者が揃った二人芝居って、そうはないですから。草彅剛コメント慎吾ちゃんとまた2人芝居できるのは嬉しいです。2人ならではのburst感を三谷さんが作ってくれました。張り切りマッスル!香取慎吾コメント大好きな三谷幸喜さんの頭から生まれた言葉たちで、大好きな俳優 草彅剛さんとburst!します。再び。「burst!~危険なふたり~」は10月1日(土)~26日(水)日本青年館ホールにて上演。(text:cinemacafe.net)
2022年07月26日お笑い芸人トリオ『ダチョウ俱楽部』のメンバー、上島竜兵さん逝去という衝撃的なニュースが日本中を駆け巡った、2022年5月11日。著名人はもちろん、SNS上でも「ショック」「さびしい」など、上島さんを悼む声が相次ぎました。キンライサー、上島竜兵さんを追悼上島さんの訃報からおよそ1か月が経った、同年6月13日。『ダチョウ俱楽部』をCMに起用していた株式会社キンライサーは、亡くなった上島さんを追悼するウェブサイトと、CMの総集編動画をYouTubeで公開しました。「押すなよ」や「どうぞどうぞ」など、『ダチョウ倶楽部』のネタが豊富に盛り込まれた同CM。特設されたウェブサイトで、キンライサーのスタッフは次のようにコメントしています。上島竜兵さん、ありがとうございました。「絶対に押すなよ!」この一言で、どれだけ多くの人が笑顔になれたでしょうか。世の中のお湯を途切れさせることなく日本中を元気づけていきたい。そんな想いの中、私たちキンライサーは5年に渡り、上島竜兵さん、そしてダチョウ倶楽部の皆さんと共に歩んできました。ご遺族の方、ダチョウ倶楽部メンバーの皆さん、所属事務所の方々と話合いの上、上島さんと歩んできた記録をしばらくの間映像としてこちらに残させていただきます。本当にありがとうございました。キンライサーーより引用また、キンライサーはYouTube動画の概要欄にも想いをつづっていました。3人のかけがえのない仲間と過ごしてきた長い歳月、その伝統芸で日本中を笑顔にしてきたこと、そして私たちキンライサーのスタッフにも気さくに声をかけていただき、一緒に盛り上げていただけたことは本当に貴重な財産であり、心から感謝したいと考えております。この動画で爆笑することは難しいかもしれませんが、泣き笑いでも、くすくすとした笑い声でも、日本中の笑顔が上島さんに届くことを祈っております。株式会社キンライサーキンライサーーより引用約5年間、『ダチョウ倶楽部』のメンバーと関わり、上島さんたちを間近で見ていたからこそ、込み上げるものがあったのでしょう。「ご遺族、ダチョウ倶楽部メンバーのみなさん、所属事務所の方々と話合いの上、追悼映像をしばらくの間残します」と、動画の公開に至った経緯を明かしていました。キンライサーのスタッフたちの想いに、感動と感謝の声が上がっています。・CMの総集編を制作したキンライサーさんに感謝します。本当にありがとう。・心が温かくなりました。ずっと上島さんが出ているCMを使ってほしい!・泣ける…。キンライサーさんの決断に感謝です。キンライサーのスタッフが祈った通り、日本中の笑顔は、きっと上島さんの元へ届いているはずです。[文・構成/grape編集部]
2022年06月14日三谷幸喜が手掛けるパルコ・プロデュース2022「VAMP SHOW ヴァンプショウ」がこの夏、上演されることが決定した。楽しく旅する5人組の吸血鬼。うっそうとした森に囲まれたさびれた山間の駅にたどり着く。駅には駅長と、電車を待つ女性が一人…。本作は、1992年にサードステージのプロデュース公演として初上演された伝説の舞台。2001年には、パルコ&サードステージ提携プロデュースとしてPARCO劇場にてキャストを一新し、池田成志演出で上演された異色のホラーコメディ。21年ぶりの復活となる今回は、2001年版の出演者、河原雅彦が演出のバトンを受け継ぎ、キャストには、現在放送中のドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」に出演する岡山天音、『今日から俺は!!』「インビジブル」の平埜生成、『銀魂』「勇者ヨシヒコと導かれし七人」の戸塚純貴、「獣電戦隊キョウリュウジャー」の塩野瑛久、「アンナチュラル」「シグナル」の尾上寛之が決定している。なお、チケットは7月2日(土)に一般発売が行われる。パルコ・プロデュース2022「VAMP SHOW ヴァンプショウ」東京公演は8月8日(月)~28日(日)PARCO劇場にて上演。※愛知、大阪、福岡公演あり(cinemacafe.net)
2022年05月27日5月20日に放送されたドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)に、上島竜兵さん(享年61)が登場した。その在りし日の姿が、ネットで反響を呼んでいる。上島さんが亡くなったのは、今月11日のこと。早すぎる死を悼む声がいまだに止まないなか、20日の『ミタゾノ』には生前の上島さんの姿があった。劇中で上島さんが演じたのは、「両親がいない」という理由で結婚を断られることを懸念した男性の用意した“レンタルお父さん”。TOKIOの松岡昌宏(45)演じる、主人公の家政婦・三田園薫に「お早いお戻りでしたね」と声をかけられると、持ち芸の“くるりんぱ”を披露するという一幕もあった。そして、ドラマの最後には「本作にご出演頂いた上島竜兵さんが 5月11日にお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げますと共に 心よりご冥福をお祈りいたします」と上島さんへの追悼コメントも流れた。上島さんの“サプライズ出演”は、瞬く間にネットで大きな話題に。Twitterでは「上島竜兵」がトレンド入りし、さらにこんな声が上がっている。《ふいに登場した上島さんに感情を持っていかれてしまった。演技をしてるんだけど「くるりんぱ」もしてくれて…最後のテロップでしんみりしてしまった》《元気な上島さんが見れてちょっと嬉しいのともう見れない寂しさで感情がぐちゃぐちゃになってる》《家政夫のミタゾノで上島さん見れて、笑いもあって良かった》
2022年05月21日今月11日、突然の訃報に日本中が悲しみに包まれた。’85年のダチョウ倶楽部結成以来、数々のリアクション芸でお茶の間をにぎわせてきた上島竜兵さん(享年61)とのお別れには、あまりにも早すぎる……。哀悼の意を表して、みんなから愛され続けた芸人人生を写真で振り返ります。【’93年】長年務めたアートネイチャーの新CM発表会。「聞いてないよォ」などの定番ギャグもCM内で何度も登場。【’93年】ムッシュムラムラセクシー美女を前に楽しそうな3人。「流行語大賞」銀賞受賞やレコードデビューなどマルチに活躍。【’94年】のちに結婚する広川ひかるとの交際発表会見にて。肥後克広と寺門ジモンからの祝福に笑みがあふれる。【’94年】結婚披露宴でも全力芸を。コロナ禍にあらためて妻の存在に感謝するほど、仲むつまじい夫妻だった。【’94年】『24時間テレビ』のチャリティーランナーを務めたことも。3人で交代しながら100キロを完走した。【’10年】ヤー!!“脱ぐ”のも鉄板ギャグのひとつ。竜兵会のなかでもとくにかわいがっていた有吉弘行、土田晃之らと。【’12年】どうぞどうぞ公私ともにいつも一緒に過ごしていた志村けんさん(享年70)と上島さん。きっと天国で再会していることだろう。【’14年】くるりんぱ!芸人たちが“凍らせギャグ”を競った「凍らせ芸人グランプリ」で見事(!?)優勝したダチョウ倶楽部。【’15年】あちち「棺桶には(ビショビショになるので)コンビニのパックおでんを入れて」と語っていたほど大切な定番ネタ。“竜ちゃん”の渾身ギャグは永遠にーー。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年05月21日5月11日に亡くなった上島竜兵さん(享年61)の出演する、ケツメイシ『友よ~この先もずっと…』のミュージックビデオがYouTubeで8,000万再生を突破。さらにAmazon Musicのランキングで1位となるなど、上島さんの功績が音楽業界でも注目を集めている。『友よ~この先もずっと…』は、もともと’16年4月にリリースされた楽曲。そのMVはダチョウ倶楽部の友情を描いた作品で、熱々おでんや熱湯風呂といった芸に興じる様子とともに、3人の思い出の写真も収められている。そのため発売当時、ケツメイシは「完全にダチョウさんのPVになってしまいました(笑)」といい、上島さんも「親よりも嫁よりも長くいるメンバーが3人とも50歳を過ぎて、より愛しくなりました」とコメント。双方にとって、思い出深いMVだったようだ。そんな“笑って泣けるMV”に出演する上島さんが亡くなったのは5月11日のこと。その2日後、ケツメイシの公式Twitterは《謹んでお悔やみ申し上げます》《お仕事がご一緒出来た事、大変光栄でした。心よりご冥福をお祈りいたします》と追悼コメントを発表した。すると同MVはいっそう注目を集めることとなり、今月14日にはYouTubeでの再生回数が8,000万回を突破。さらに15日19時頃には8,150万回だったところ、16日13時時点で8,260万回に。18時間で110万回も再生されたのだ。またAmazon Music「人気のミュージックビデオ」部門では、BTS『Butter』や星野源『喜劇』を超えて1位となった。さらに音楽配信サイト『レコチョク』では、11日のデイリーランキングで11位に急浮上。15日には3位を記録している。発売から6年を経て、再び注目を集めている『友よ』。天国の上島さんも、自身の仕事ぶりを誇らしく感じているかもしれない。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年05月17日「自宅から搬送された病院でダチョウ倶楽部のメンバーである肥後克広さん(59)と寺門ジモンさん(59)は、上島さんのご遺体に対面することができました。その顔はまるでバラエティ番組収録のロケバスで寝ているときのようで……。肥後さんたちや事務所スタッフが泣きじゃくる中にも、みんなに愛された“竜ちゃん”の顔がそこにはありました」(事務所関係者)5月11日未明に亡くなった、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(享年61)。ダチョウ倶楽部がブレークした『お笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系)で共演したビートたけし(75)や“お笑い第三世代”の同期である松本人志(58)や出川哲朗(58)ほか超大物タレントもこぞってコメントを発表するなど、日本中に衝撃を与えた。「同日の午前0時ごろ、自宅で妻の広川ひかるさん(51)がぐったりしている上島さんを発見。すぐに119番して病院に運ばれましたが、深夜1時ごろに死亡が確認されました」(スポーツ紙記者)最近は役者業にも進出。この4月も『恋に無駄口』(テレビ朝日系)、『やんごとなき一族』(フジテレビ系)に出演するなど、仕事の幅を広げていた。共演者のひとりは“異変”など微塵も感じなかった、と証言する。「上島さんは持ちギャグを見せるなど、現場を明るく盛り上げてくれていました。緊張している若手には率先して声をかけるムードメーカーでした。本当にいい人でした。ただただ、驚きです」上島さんは“師匠”と慕う志村けんさん(享年70)を2年前、新型コロナで亡くしたばかり。それだけにコロナには人一倍気を使っていた、と前出の事務所関係者は強調する。「自らコロナを警戒して、大好きな飲みの席など含め、できる限り外出を自粛していたんです。以前は不摂生でしたが、最近は健康にも気を使い、ウオーキングなどもしていました。仕事も順調で、バラエティ番組からドラマ、イベントへの出演がずっと先まで決まっていたし、亡くなる前日も担当マネージャーと電話で仕事の打ち合わせをしています。死につながる原因がまったくわからないんです……」■学生時代は藤山寛美さんに憧れ、役者を目指していた’61年、兵庫県丹波市に生まれた上島さん。父親は住宅設備メーカーに勤めるサラリーマン。酒癖や女癖が悪く、母親を苦労させていたと『週刊文春』’18年3月8日号のインタビューで語っている。《芸事が大好きで、めでたい席では率先して謡曲の「高砂」を歌ったりしてね。お酒好きなのも似てる》幼少期から人気者だったという上島さんの小中学校の同級生は、当時、松竹新喜劇の話をしていたことを今も鮮明に覚えていた。「ドタバタの吉本新喜劇よりも、藤山寛美が客を泣かせて笑わせる松竹新喜劇のほうがいいよね、なんて話をしていました。『何回見ても同じところで笑えて、同じところで泣ける。藤山寛美さんはすごい!』と興奮していることもありましたね」上島さんは最初はお笑い芸人ではなく俳優を目指していたという。「中学生時代に映画に目覚めて、俳優名鑑を暗記していたほどでした」(地元の知人)劇団青年座研究所の試験に受かり、上京して1年がたったころ、母親が倒れた。直腸がんだった。一度、帰郷し、母親の退院を見届けて再上京。しかし、今度は父親が自己破産。一家は全員千葉県市川市に引っ越してきた。「弟さんは大学を休学して働き始め、母親も掃除の仕事をし始めたそうです。上島さんは青年座を受け直したものの今度は不合格に。そのためテアトル・エコーの夜間部に通い、寺門さんと出会ったのです。後に南部虎弾さんと肥後さんが加わり、’85年にダチョウ倶楽部が誕生しました」(演芸関係者)’87年に南部が脱退し、現在の3人体制となった。’89年、ダチョウ倶楽部は『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!』に出演。背負ったリュックを爆破されるなど、おなじみのリアクション芸でお茶の間の人気者に。’93年に「聞いてないよォ」で流行語大賞銀賞を受賞。’94年には、ものまね芸人の広川ひかると結婚。当時『お笑いウルトラクイズ』の放送作家をしていた、江戸川大学教授でお笑い評論家の西条昇さんは、こう証言する。「上島さんの芸風はバカバカしいことに徹したものでしたが、ふだんは人に気を使うし、真面目。いつも笑顔で接してくれました。サービス精神も旺盛で、酔うと直径15センチほどの灰皿を局部にあてながら服を脱ぐ芸を見せてくれたことも。昔ながらの喜劇人だったと思います」■40代から「竜兵会」を始めたのは志村さんへの恩返し順風満帆に見えたが、上島は当時、マンネリ感に内心焦りを感じ始めていたと打ち明けている。《そのうちドタバタやるようなお笑いがテレビの画面から消えていってね。30代の終わりごろには、なんか「新しいこともしなきゃいけないのかな」なんて漠然と思ってたんですよ》(『BIG tomorrow』’16年10月号)前出の演芸関係者が続ける。「そんなとき、友人のプロレスラー・川田利明さんから電話があり、“志村さんと一緒に飲んでいるからどうか”と。面識がなかった上島さんは『明朝早いから……』と断るも、志村さんが『俺も早いんだ。来いよ』と言われて初めて麻布十番の飲み屋で会ったといいます」志村さんは、上島が抱える不安を言い当て、こう告げた。「お前ら、最近ネタやってねえだろう。飛ばされたり、熱い、痛いとか、そんなのばっかりやっていて。じゃあ『バカ殿』のネタづくりやらせてやろうか」その3日後には『バカ殿』の仕事が入っていたという。上島さんは「『バカ殿』で40代を突っ走れたようなもんですよ」と感謝の言葉を口にしている。志村さんの恩を返さんとばかりに、上島さんは動き出した。《40代に入ってからかな。吉本の芸人なんかだと、番組が終わった後に「飯でも食いにいこうか」というノリがあるじゃないですか。そんなノリが東京の芸人にはないから、「毎週水曜、ラジオで生放送やってるから、ヒマな奴は遊びに来ない?ギャラ出ないけど、終わったら居酒屋でご馳走するから」と言ったら、まだヒマだった有吉弘行、土田晃之、劇団ひとりといった若手が来てくれるようになって》(『BIG tomorrow』’16年10月号)これが「竜兵会」の始まりだ。東京・中野の韓国料理店オジャンドンの店主はこう振り返る。「上島さんが飲むのは芋焼酎のロック。お気に入りはホルモン鍋で、後輩たちから『おい、上島!』と朝までイジられていました」■連日酔っぱらって泣きながら「自分の信じるお笑いの道を進め」と――数十万円におよぶ日もあったという飲食代はすべて上島さんが支払った。猿岩石を解散し、仕事がまったくなかった有吉弘行(47)を特にかわいがっていた上島さんは、今年2月のラジオ番組でうれしそうに当時をこう振り返っていた。「深夜2時に連絡してもほかのメンバーは反応がなくても有吉だけは出た。『ダメだったらいいよ』って言っても必ず来た」10日連続で飲んだことも……。「上島さんは食事や金銭面でも有吉さんの面倒を見ていました。『月30万やるから、仕事せずにいつも俺のそばにいてくれ』とまで言ってくれた上島さんの励ましがあったから、有吉さんは踏ん張れたと感謝しているそうです」(芸能プロダクション関係者)上島さんが後輩たちによく話していたのが、志村さんからの愛ある教えだったという。「『マンネリをずっと続けるのは実力が必要だし、難しいけど大切』だと。“いくらくすぶっても自分の信じる笑いの道を進め”と連日酔っぱらって泣きながら伝えていたそうです」(前出・演芸関係者)その後、毒舌キャラで再ブレークした有吉だが、上島から受けた恩義を一時も忘れることはなかったとテレビ局関係者は言う。「テレビでは上島さんを頻繁にイジっていましたが『上島さんをバカにされると俺は怒りのスイッチが入る!』と力説していました。去年の上島さんの還暦の誕生日にはオメガの腕時計を贈っていました。夏目さんとの結婚を事前に報告したのも上島さん。泣かない有吉さんが泣くときは『上島さんの葬式だけ』とも言っていました」上島さんの訃報が流れた11日、有吉は『有吉ゼミ』『有吉の壁』(日本テレビ系)の収録があった。「誰も声をかけられないほど憔悴した様子で時間ギリギリにスタジオ入り。ただ、本番は気丈にこなしたそうです」(テレビ局関係者)上島さんは昨年7月、自身の考える最高の葬式についてテレビ番組でこう語っている。「やっぱり僕は定番として、棺桶に豆絞りのふんどしを入れてもらって、おでんはコンビニのパックのおでんをそのまま入れてもらって……。お棺は一度ガタンと落としてもらって、そのとき出てこなかったらほんとに死んでると。そのとき初めて(みんな)泣く」あまりに早すぎる死。上島さんの枕元には有吉からの腕時計が宝物として置かれていたという。■「日本いのちの電話」ナビダイヤル:0570-783-556(午前10時~午後10時)フリーダイヤル:0120-783-556(毎日・午後4時~午後9時/毎月10日・午前8時~翌日午前8時)
2022年05月17日お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが11日に亡くなったことを受け、妻でタレントの広川ひかるが16日、所属事務所を通じてコメントを発表した。広川が所属する太田プロダクションは、公式サイトで「故・上島竜兵の葬儀も無事終えることが出来、皆様には心より深く感謝申し上げます」と報告。「本日、夫人より追悼文が届きましたので掲載させていただきます」とし、広川のコメントを伝えた。全文は以下の通り。■広川ひかるコメントファンの皆様関係各位応援してくださっているファンの皆様、関係各位の皆様にはご心配おかけしましたこと深くお詫び申し上げます。生前は仲間とお酒を飲むのが好きで先輩や後輩、仕事でお世話になりました皆様にはご厚情を賜りたくさんの思い出を作らせていただいたと思います。また、最近ではドラマやCMに出演させていただく機会も増えて本当に喜んでおりました。故人に代わって厚く御礼申し上げます。私達家族も、皆様からの温かい言葉に励まされ葬儀もとどこおりなく相営むことが出来ました。これからもずっと竜ちゃんを忘れないでください。「芸人上島竜兵」は皆様に愛され大変幸せな人生でした。皆様の中に思い出がありましたら、どうぞたくさん笑ってたくさん思い出話をしてほしいです。上島光(広川ひかる)悩んでいる方の相談窓口があります。下記の公式サイトをご覧ください。・電話:よりそいホットライン・SNS:生きづらびっと・いのちと暮らしの相談ナビ(相談窓口検索サイト)
2022年05月16日ダチョウ倶楽部が5月14日、メンバーの上島竜兵さん(享年61)への追悼コメントを公式サイトで発表。コメントの中での肥後克広(59)から上島さんへの“イジり”がネットで反響を呼んでいる。5月11日に上島さんの訃報が伝えられて以来、沈黙を貫いてきた肥後と寺門ジモン(59)。コメントの中で寺門は、冒頭で「ダチョウ倶楽部上島竜兵を愛してくれた皆様本当に申し訳ありません」と謝罪し、「僕は竜ちゃんと出会って40数年 苦しい時も楽しい時もいつもそばにいてくれました!! 本当にありがとう!!竜ちゃんがいたから僕はあります!」と上島さんへの感謝と愛を伝えていた。寺門と同じく冒頭でファンと仕事関係者に謝罪した肥後だが、「何をやっても笑いを取る天才芸人上島が最後に誰も1ミリも笑えない、しくじりをしました」とコメント。そして、こう続けたのだ。「でも、それが上島の芸風です。皆で突っ込んで下さい。『それ違うだろ!』『ヘタクソ!』『笑えないんだよっ!』と地面も蹴って下さい。上島は天国でジャンプします。皆様もジャンプして下さい」さらに、肥後は「皆にツッコまれる、それが上島の芸風です」とも綴っている。生前、「押すなよ」と言いながら熱湯風呂に落とされる、ギャグがすべったことを笑いに変えるといった“イジられ芸”で愛されてきた上島さん。肥後はそんなキャラクターを尊重するように、追悼コメントでも上島さんをイジったのだ。想像を絶する悲しみの中にいながらも、“芸人”としての上島さんを尊重したコメントに、Twitterではこんな声が上がっている。《リーダーのコメント、大泣きしながら読んでるけどうちらが地面踏んで天国で竜ちゃんがジャンプしてるの想像してたら笑けてきてしまった。最高のコメント。そして想像だけで笑かしてくれる竜ちゃん最高。有難う》《なんて愛があるコメントなんだろう。心が少し軽くなった。。ジャンプしてる姿想像したらフフっと笑えるところがまたやはり天才だったなって思う。愛されてたなって。。》《肥後さんのコメント涙が出た。今日は上島さん、天国でジャンプしっぱなしかもね、みんな地面蹴ってるから》《肥後さんのコメントすごいな。温かい》
2022年05月15日