神奈川県箱根町の「箱根ガラスの森美術館」では、現在、「ヴェネチア仮面祭り~Il Mondo Nuovo ─ヴェネチアン・マスクが誘う新たな世界~」を開催している。期間は4月14日(日)までの予定。同イベントでは、冬のヴェネチアで行われてきたカーニバルを背景に、大きな発展を遂げた仮面とヴェネチアン・グラスについて、「祝祭都市ヴェネチアの職人たち」、「仮面から生まれた新たな演劇」、「描かれた仮面と人々」という三部構成で紹介する。「祝祭都市ヴェネチアの職人たち」では、仮面をつけて仮装するカーニバルが流行し始めた15世紀から、カーニバルの全盛期を迎える18世紀頃までのヴェネチアン・グラスの名品を中心に展示。「仮面から生まれた新たな演劇」では、16世紀イタリアで生まれたコメディア・デラルテと呼ばれる仮面を用いた喜劇を題材に作られたヴェネチアン・グラスの人形作品を展示する。さらに「描かれた仮面と人々」では、ヴェネチア派を代表する画家、ピエトロ・ロンギの複製画やヴェネチアの祝祭行事を描いた画家、ガブリエル・ベッラの複製画を展示し、当時のカーニバルの様子とともに、それにちなんだヴェネチアン・グラスの作品を紹介している。また、ヴェネチアで作られたフルフェイス、ハーフマスク、羽根つきタイプや、ピエロやピノキオ、猫などの仮面と色とりどりのマントのほか、子ども用の仮面とマントも多数用意されており、期間中は無料貸し出しも行っている。開館時間は9時00分から17時30分(入館は17時00分まで)で、年中無休。入館料金は、一般大人1,300円、大高生1,100円、小中生800円。同館のサイトでそれぞれ100円割引となる割引チケットを入手できる。駐車場は、隣接の有料駐車場が150台収容可能で、普通車1日300円、同館より徒歩5分の第二駐車場が100台収容で無料。なお、ペットの同伴は遠慮してほしいとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月17日底冷えする東京の冬。その寒さの中でも元気に暮らしている動物たちに会いに、今回は上野動物園を訪れました。上野動物園で暮らすパンダさんたち。すっかり人気者となり、動物園のマスコットに。この日は、タイミングよくごはんを食べる様子を見ることができました。ササを取り分けながら器用に口に運んでいくリーリー。大きな身体につぶらな瞳がなんともカワイイです。シンシンはお休み中。ダラリとした寝そべり方を見ていると、とても癒やされます。次はゾウのすむ森へ。5頭のゾウさんが暮らしています。この日はトレーニングの一環として、後ろ歩きを練習していました。それが終わると、飼育員さんがゾウさんを褒めてあげていて、ほほえましい光景を見ることができました。寒い中でも、元気に水に遊ぶホッキョクグマさん。アザラシさんやアシカさんなど、冬が似合う動物たちの泳ぐ様子には、動物園を訪れた子どもたちも興奮の様子でした。次に、「干支展ヘビかヘビじゃないか、それが問題だ」が開催されているズーポケットへやって参りました。ヘビの特徴や生態、似た生き物たちとの違いが解説されており、楽しみながら勉強ができる展示です。表示されている動物がヘビかそうでないかを問うクイズ形式の展示や、今年の運勢を占うヘビみくじも。ぜひチャレンジください。■イベント情報名称:干支展ヘビかヘビじゃないか、それが問題だ場所:上野動物園西園ズーポケット開催時間:10:00-15:00。2013年1月20日まで東園に戻る前に小獣館に寄ることにしました。暗がりに暮らす小さな動物たちはすばしっこくて、にぎやかです。ほかの動物園では、なかなかお目にかかれないマヌルネコがいました。ネコ科の中ではとても古い種族で、「マヌル」はモンゴル語で「小さいヤマネコ」を意味するそうです。他の猫とは違って、暗がりでも瞳孔まん丸のまま。ぜひ注目してください。たっぷり園内を満喫したところで、おみやげをセレクト。人気はパンダさんたちがモチーフのぬいぐるみ。他にもお菓子やマグカップなど、多彩なアイテムがあります。園内はしっかり見て回ろうとしたら1日がかり。モノレールに乗ったり、ガイドツアーに参加したりなど、多彩な楽しみ方があります。どうぞ動物たちとすてきな時間をお過ごしください。■スポット情報園名:恩賜上野動物園場所:東京都台東区上野公園9-83営業時間:9:30-17:00。月曜休、祝日の場合翌日代休、12月29日から1月1日休。入園料:一般個人600円、65歳以上300円、中学生200円、小学生以下および都内在住在学の中学生無料。団体割引、年間パスポートあり。<著者プロフィール>一色千里ハンドメイドや動物、街歩きや旅をテーマに撮影と執筆を手がける。著書に「東京手づくり市マップ」「東京ねこ街案内」(角川グループパブリッシング刊)などがある。新著「カワイイ動物カフェへようこそ!」が日本工業新聞社より2012年11月2日に発売!猫情報を配信するちまたの猫暮らしを運営するほか、物語で街と人をつなぐ「本のカケラ」など街イベントも積極的に企画。ホームページ、ツイッターも運営中。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月10日「LOVE展:アートにみる愛のかたち」展が2013年4月26日(金)から森美術館で開催される。注目は、愛をテーマに走り続けてきたアーティスト草間彌生が新作インスタレーションを出品するほか、ヴァーチャルな世界からボーカロイドの歌姫、初音ミクも登場。世界的な拡がりを見せる「初音ミク現象」を通して、今日的なつながりと熱狂を伝える。さらに、森美術館のアドバイザリーを務める、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やロンドンのテート(テート・モダン美術館、テート・ブリテン美術館)の協力により、フリーダ・カーロ、フランシス・ピカビア、ジョルジョ・デ・キリコ、ルネ・マグリットらの名画が集結。特に、フリーダ・カーロの「私の祖父母、両親そして私(家計図)」、フランシス・ピカビアの「恋人のポートレート」は日本初公開となる。また、デヴィッド・ホックニー、デミアン・ハースト、トレイシー・エミン、ソフィ・カル、ジャン・シャオガン、オノ・ヨーコなど、現代美術界のスターたちの作品も集結する。同展では、人間の根源的な希求であり、古今東西、あらゆるジャンルの芸術家たちに多彩なインスピレーションを与え続けてきた「愛」に注目。時代や地域を超えて選ばれた美術史を彩る名作、意欲的な新作など約100点の作品が、「愛ってなに?」、「恋するふたり」、「愛を失うとき」、「家族と愛」、「広がる愛」の5つのセクションに分かれて展示される。【展覧会情報】「LOVE展:アートにみる愛のかたち」会期:2013年4月26日(金)から9月1日(日)会場:森美術館住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53 階開館時間:10:00から22:00 火曜のみ10:00から17:00※いずれも入館は閉館時間の30 分前まで※会期中無休入館料:一般1,500 円、学生(高校・大学生)1,000 円、子供(4歳から中学生)500 円出展作家:アーデル・アービディーン(Adel Abidin)、リチャード・ビリンガム(Richard Billingham)、コンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brancusi)、ソフィ・カル(Sophie Calle)、マルク・シャガール(Marc Chagall)、チャン・エンツー(張恩慈)、ジョン・コンスタブル(John Constable)、サルヴァドール・ダリ(Salvador Dalí)、ゴウハル・ダシュティ、ジョルジョ・デ・キリコ(Giorgio de Chirico)、ジム・ダイン(Jim Dine)、トレイシー・エミン(Tracey Emin)、ギムホンソック(Gimhongsok)、ナン・ゴールディン(Nan Goldin)、シルパ・グプタ(Shilpa Gupta)、デミアン・ハースト(Damien Hirst)、デヴィッド・ホックニー(David Hockney)、アルフレッド・ジャー(Alfredo Jaar)、フリーダ・カーロ(Frida Kahlo)、メアリー・ケリー(Mary Kerry)、ルネ・マグリット(Rune Magritte)、ジョン・エヴァレット・ミレイ(John Everett Millais)、ザネレ・ムホリ、ジャン=ミシェル・オトニエル(Jean-Michel Othoniel)、フランシス・ピカビア(Francis Picabia)、オーギュスト・ロダン(Auguste Rodin)、榮榮&映里、デヴィッド・シュリグリー(David Shrigley)、ローリー・シモンズ(Laurie Simmons)、ワッソーX. ワッソーとR. ヴィジェイ、エンタン・ウィハルソ、ジャン・シャオガン(張暁剛)、荒木経惟、浅田政志、初音ミク、出光真子、草間彌生、森 淳一、村山留里子、西山美なコ、岡本太郎、オノ・ヨーコ、澤柳英行、TANY、梅沢和木、吉永マサユキほか
2012年12月26日トムス・エンタテインメントは12月23日~24日、東京・上野動物園にて「パンダコパンダ40周年×上野動物園モノレール開業55周年記念イベント」を開催する。同イベントは、1972年のジャイアントパンダ「カンカンとランラン」ブームと同時期に製作された、宮崎駿・高畑勲のアニメーション映画「パンダコパンダ」に登場するキャラクター「パパンダ」が、上野動物園モノレールの1日駅長に就任、来場客と交流するというもの。パンダコパンダ生誕40周年と上野動物園モノレール運行開始55周年を記念しての開催となる。イベント開催日は12月23日と24日の2日間。両日とも、上野動物園モノレールに乗車した人先着2,000名に記念ステッカーがプレゼントされるほか、11時、13時、15時には「パパンダ」の着ぐるみが一日駅長として登場。握手会や撮影会が行われる(天候により中止の可能性あり)。開催場所は東京都恩賜上野動物公園内、上野動物園モノレール西園駅。時間は10時~16時。入園料は一般600円、65歳以上300円、中学生200円、小学生までは無料。上野動物園モノレール運賃は、中学生以上150円、2歳以上の小児80円。詳細は「パンダコパンダ特設サイト」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月04日サントリー美術館(東京都港区)は11月21日より、「森と湖の国フィンランド・デザイン」展を開催している。同展はフィンランド・デザインの魅力を、18世紀後半から現代に至るまで、ガラス作品を中心に紹介している。18世紀後半から1920年代までの黎明(れいめい)期の作品では、ヨーロッパにアール・ヌーヴォーの波が押し寄せる中、建築から日用品まで、フィンランド・デザインの土台が築き上げられていく姿を見ることができる。また、1930年代の代表的なデザイナー、アルヴァル&アイノ・アールト夫妻を中心としたフィンランド・デザイン躍進期の作品も展示。さらに世界に広く普及し、同デザインの黄金期である第二次世界大戦後の1950年代の作品も展示。戦後、モダンデザイン界を先導したフィンランド・デザインの数々を紹介している。さらに日用品としての美しさより、ガラス・アートへと発展した1960~1970年代の作品、そして今なお「生活の中の美」を提案し続ける、フィンランド・ガラスの作品を展示している。同館は11月21日~2013年1月20日まで開催。開館時間は10時~18時(金・土曜日は10時~20時)。休館日は毎週火曜日、12月30日~1月1日。入館料は一般1,300円、大学生・高校生は1,000円。中学生以下無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日東京・上野の森美術館で開催中の「ツタンカーメン展 黄金の秘宝と少年王の真実」の総入場者数が、3月から7月まで開催された大阪と合わせて160万人を突破し、記念セレモニーが11月6日(火)に開催。160万人目の来場者にはスペシャルサポーターである篠田麻里子(AKB48)より日本とエジプトの往復ペア航空券が贈られた。古代エジプトの最も有名な王のひとりであり、その遺跡の発掘に関わった人間が次々と亡くなったことで“ツタンカーメンの呪い”がまことしやかにささやかれるなど多くの人の心を惹きつけてやまない少年王・ツタンカーメン。黄金のカノポス(内臓を入れる器)を始めとする122点もの貴重な展示品が日本に上陸した。160万人目の来場者となったのは、秋田県から来た須藤由美子さん。どうしてもツタンカーメン展を見たいと埼玉県在住の娘の実佳さんと一緒に来場し、今回の幸運を射止めた。航空券を手渡した篠田さんは「豪華ですね」と羨ましそう。もしも誰かとエジプトに行くなら?と問われると「私も母と一緒に見に来たので、母と行って(展示に)ないものを見たい」と笑顔を見せた。メンバーの中では?とさらに尋ねられると「メンバーの誰かと行くなら…秋元才加がツタンカーメンのマネをしていたので、被り物を被って行きたいですね。(秋元さんは)さいたまスーパーアリーナでのライヴでファンからもらった被り物で踊ってたのである意味で影のサポーターです」と明かした。この日は27時間テレビで話題を呼んだ、笑福亭鶴瓶が全身を金色にしてツタンカーメンになりきった「ツルベカーメン」の等身大パネルも登場。篠田さんは「爪のきわまで金を塗っていて、こだわりが強いんだなと思いました。大御所のすごいところを見せていただいたと思います」と語り、パネルと腕を組んで写真に収まった。この日、160万人を突破した「ツタンカーメン展」は日本国内の歴代総入場者数(展示別)でも1974年の「モナ・リザ展」を抜いて現在第4位。3位の「国宝 阿修羅展」まであと5万人、2位の「ミロのヴィーナス展」まで15万人に迫っており、残り76日の会期中に歴代2位になることは確実。なお歴代1位は47年前に開催された前回の「ツタンカーメン展」で295万人。このときはツタンカーメンの象徴とも言える黄金のマスクも展示され日本中が熱狂したが現在、この黄金のマスクは過去の海外での展示で傷がつくなどしたこともありエジプト国外での展示は禁止されている。「ツタンカーメン展 黄金の秘宝と少年王の真実」は上野の森美術館にて2013年1月20日(日)まで開催。「ツタンカーメン展 黄金の秘宝と少年王の真実」公式サイトkingtut.jp/■関連作品:シュガー・ラッシュ 2013年3月、全国にて2D/3D公開
2012年11月06日上野動物園は28日、パンダ来日40周年記念イベント「パンダの日 トーク&クイズ」を開催する。1972年に日本で最初のジャイアントパンダ「ランラン・カンカン」が上野動物園に来園してから、28日で40年。同園では、2012年2月19日に行ったリーリーとシンシン来園1周年の記念講演会の際に、この日を「パンダの日」とした。イベントでは「私とパンダの想い出」と題して、これまで同園で飼育してきたジャイアントパンダについて関わった職員が思い出を語る。併せて同園の歴代パンダについてクイズを出題、楽しみながらパンダについての理解を深められる機会となる。正解者には記念品がプレゼントされる。開催時間は13時30分~15時30分。場所は同園西園「動物園ホール」。定員は、申し込み不要の先着130名。詳細は、同園のパンダ情報サイト「UENO-PANDA.JP」まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日旅行クチコミサイト「フォートラベル」を運営するフォートラベルは、同サイト会員のクチコミの評価をもとに「人気の美術館ランキング(国内・10月版)」を決定。1位に「金沢21世紀美術館」、2位に「大塚国際美術館」、3位に「三鷹の森ジブリ美術館」が選ばれた。1位の石川県「金沢21世紀美術館」は2004年にオープン。以来、金沢の人気スポットとして毎年たくさんの人が訪れているという。実際に訪れたユーザーのクチコミからは、「周りの雰囲気、建物の特徴、中身の充実度、どれをとっても日本の誇る美術館。アクセスもいいので観光にはもってこい」、「今までの美術館にはない楽しみがある。作家の自由な発想で作られた斬新な作品を楽しむことができる。空間そのものがアート」といった、ユニークな展示を楽しむ声が寄せられた。2位の徳島県「大塚国際美術館」に対するコメントとしては、「世界の名画などが陶板(陶磁器製の薄い板)を使って色・サイズ共に忠実に再現されている。陶板なので自由に作品に触れたり、写真を撮ったりすることができる」、「本物そっくり。でも本物以上に楽しめる。名画が修復後・修復前と並べて展示されているのが楽しい」など、絵画を再現した陶板や、館内の大きさに感嘆するクチコミがよせられている。3位の東京都「三鷹の森ジブリ美術館」には、「ジブリ好きにはたまらない癒やしの場所」、「ジブリファンはもちろんのこと、映画を見たことのある人ならきっと一日中楽しめる場所」、「何度行っても必ず新たな発見がある」など、工夫の凝らされた館内に、大人も子どもも楽しんでいる様子がうかがえるコメントが寄せられた。以下、4位には東京都「国立西洋美術館」、5位には神奈川県「箱根ガラスの森美術館」。6位以降は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三ツ星を獲得した庭園が有名な「足立美術館(島根県)」をはじめ「国立新美術館(東京都)」、「大原美術館(本館)(岡山県)」、「地中美術館(香川県)」、「彫刻の森美術館(神奈川県)」の順に、新旧問わずさまざまなジャンルの美術館がランクインする結果となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月16日若者向け商品が充実した「シュープラザ上野店」を都心型旗艦店として、2012年10月11日(火)にオープンする。10月11日(火)よりオープンする上野店は、都心型旗艦店として店舗のカラーを「赤」に変え、他店舗との差別化を図る。郊外型のシュープラザは、大型スペース・1フロアの店舗が標準に比べ、都心型の同店舗は土地の有効利用のため、コンパクトな店舗設計となっている。商品ラインナップは、20~40代の若者向け商品を中心に、通常店舗より1,500点少ない約3,500点を扱う。上野店は特にメンズに注力し、メンズ7割、レディース3割のラインアップを計画している。日本有数のターミナル駅の上野駅周辺に出店することで、「シュープラザ」業態の更なるブランド認知を狙う見通しだ。同店舗の初年度の売上は3億円以上を目指す。シュープラザは1994年の立ち上げ以来、ファミリー向けの郊外店を中心に約350店の規模に拡大し、2010年12月には同業態初の都心型旗艦店「シュープラザ新宿東口駅前店」をオープン。上野店は旗艦店の2号店の位置づけとなる。【シュープラザ上野店店舗概要】東京都台東区上野4丁目5-102012年10月11日(木)オープン元の記事を読む
2012年10月08日上野動物園は10月11日~11月11日、ジャイアントパンダ来園40周年を記念して、企画展「ジャイアントパンダ来園40周年展~はじまりはいつも上野から~」を開催する。同企画展では、1972年の初来園からこれまでの歴史をエピソードや写真で紹介。また、普段は多摩動物公園で展示している最初のパンダ「ランラン・カンカン」の剝製を、期間中は同園にて展示する。場所は、同園の西園「ズーポケット」。開催時間は、ズーポケットの開館時間である10時~15時となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月01日手羽先唐揚専門店をチェーン展開する「鳥良・酉の舞」は、9月15日に上野西郷会館(UENO3153)に「手羽先唐揚 鳥良 上野駅前店」をオープンした。同店は上野の西郷会館の跡地にリニューアルオープンした「上野西郷会館」内に開店。鶏料理専門店「鳥良」で培ってきた“技”に加え、日本料理の神髄である「京」の調理技法も用い、素材の持ち味を引き出すメニューをラインナップした。食材の旬や産地にもこだわった日本料理の味わいを堪能できる。お勧めメニューは「桜島鶏と滋養卵の親子丼」。宮崎産の桜島鶏の鶏肉と、神奈川県産の滋養卵を使い、とろとろの親子丼に仕上げた。その他「桜島どりの香草ハーブ焼き」「くるみだれせいろそば」「真鯛の土鍋めし」「鳥良の丸どり鍋」など、多彩な料理が楽しめる。また、9月21日からは限定ランチも提供。「親子丼御前」ほか、全6種類の御前メニューから選べる。「親子丼御前」は滋養卵の親子丼にお総菜2種、香の物、赤だし付きで価格は850円。ランチ時間は11時から15時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月26日東京・上野の森美術館にて8月に開幕し、連日大盛況の「ツタンカーメン展」が会期延長を決定、来年の1月20日(日)まで開催される。「ツタンカーメン展」開催情報「ツタンカーメン展」は2004年スイス・バーゼルを皮切りにボン、ニューヨーク、ロンドン、メルボルンなど世界各都市を巡回、1000万人以上の入場者数を記録した話題の展覧会。日本では大阪開催を経て、現在東京で開催中。当初は12月9日(日)までの開催を予定していたが、好評につき会期を大幅延長することとなった。3300年前のエジプトに生きた、謎の少年王ツタンカーメン。同展ではツタンカーメンの内臓が保管されていた器、黄金のカノポスをはじめ、王のミイラが身にまとっていた黄金の襟飾りや短剣など、王墓から見つかった副葬品約50点など、日本未公開を含む全122点が展示されている。■エジプト考古学博物館所蔵ツタンカーメン展~黄金の秘宝と少年王の真実~開催期間:開催中~2013年1月20日(日)開館時間:平日9:30~18:00/土日祝9:00~18:00(最終入場は17:00まで)
2012年09月24日上野動物園では10月20日、「上野の山のナイトミュージアム」のプレミアム企画として「夜の動物見学ツアー&動物園ナイトシアター」を開催する。「夜の動物見学ツアー&動物園ナイトシアター」は、動物園職員の引率で、夜の動物たちの姿を観察しながら園内を巡り、その後、動物園ホールで上野動物園園長の話を聞いたり、同園の歴史記録映画を鑑賞するもの。開催は、10月20日18時~20時50分。対象は、小学校4年生以上の100名で、参加費は無料。応募は、往復はがきに必要事項を記入し、同園「夜の動物見学ツアー&動物園ナイトシアター」係まで送付する。申し込み締め切りは10月4日必着。詳細は同園ホームページにて確認のこと。「上野の山のナイトミュージアム」は、今年「上野の山文化ゾーンフェスティバル」が20周年を迎えたことを記念し、10月20日に開催されるイベント。上野の山の博物館・美術館が一斉に21時までの夜間開園を行い、さまざまなプレミアム企画が予定されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月21日上野動物園では今年、ジャンアントパンダの来園40周年を記念した数々のイベントが行われる。1972年に日本で最初のジャイアントパンダ「ランラン・カンカン」が上野動物園に来園してから、10月28日で40年になる。同園では、これを記念して年間を通じてさまざまなイベントを企画している。下のマークは、パンダ来日40周年を記念してつくられたロゴ。これから進めるイベントで、シンボルマークとして活用していくという。これまでに、以下のイベントの開催が決定している。<パンダ来日40周年記念シンポジウムシリーズ その1>「ジャイアントパンダへの想い──影の立役者の語り」 ジャイアントパンダ来日40周年事業の一環として、パンダをテーマにした連続シンポジウムを実施。その第1弾として、日本におけるジャイアントパンダ飼育の歴史を、地元の取組と輸送の方法といった面から振り返るシンポジウムを開催する。・日時:2012年9月23日(日) 13:30~15:30 ・内容:第1部 講演1「パンダの街上野をつくった人々」~地元上野の観光連盟の方に40年前の様子などを語ってもらう。第2部 講演2「パンダを運ぶ」(仮題)~中国からのジャイアントパンダの輸送に携わった、阪急阪神エクスプレスの担当者に輸送の工夫や苦労などを語ってもらう。※事前の応募が必要。詳細は同園ホームページまで。<パンダ来日40周年記念企画展>「パンダがいっぱい! フォト&アート展パンダ写真展」 2012年は、日中国交正常化とパンダ来日40周年、臥龍中国パンダ保護研究センター設立30周年、そして日本パンダ保護協会設立10周年という大きな節目の年。同園では、この記念すべき年に日本パンダ保護協会と共催して、「パンダ写真展」を開催する。・日時:2012年9月4日(火)~9月23日(日) ・内容:パンダをテーマとした写真や美術作品、臥龍パンダ保護研究センタースタッフが撮った写真、パンダ保護の普及啓発用資料やグッズの展示などを紹介する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月28日いわさきちひろ氏を中心とした絵本原画を展示する「ちひろ美術館・東京」では、8月29日~11月11日、「アンソニー・ブラウン展──ゴリラが好きだ」を開催する。会期中の10月6日と10月13日、ゴリラを飼育している上野動物園と連携し、コラボイベントを行なう。■教えて、飼育員さん! 上野動物園出前トーク「ゴリラのおはなし」 動物園で日々ゴリラの飼育にたずさわる担当者が、飼育の苦労や動物園でのゴリラのくらしぶりを紹介する。2009年に誕生したコモモが群れの中で成長していく様子や、父親ハオコの子育てぶり、そして、絶滅に瀕したゴリラを守るために行っている動物園の取り組みについても話をする。会場は「ちひろ美術館・東京」。・日時:2012年10月6日(土)14時~15時30分 ・対象:子どもを含む一般の人、60名(事前申込制) ・講師:北田祐二(上野動物園東園飼育展示係ゴリラ担当) ・参加費:無料 ・申し込み:ちひろ美術館サイトの申し込みフォームで、9月6日から受付開始。■ゴリラの絵本を読もう! ちひろ美術館による出張よみきかせ ゴリラやサルなどの動物をテーマにした絵本のよみきかせ。ゴリラの飼育担当者によるお話もあり。会場は上野動物園。・日時:2012年10月13日(土)第1回-11時から、第2回-14時30分から ・対象:子どもを含む一般の人、約30名(申し込み不要) ・講師:ちひろ美術館職員 ・参加費:無料 ・場所:上野動物園 東園 ゴリラ舎前(ゴリラの親子ブロンズ像付近) そのほか、アンソニー・ブラウン展の会期中(2012年8月29日~11月11日)、上野動物園入園券の半券を持参すると「ちひろ美術館・東京」の入館が100円引きとなる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日上野の森美術館(東京・台東区)にて開催中の「エジプト考古学博物館所蔵 ツタンカーメン展 ~黄金の秘宝と少年王の真実~」の総来場者数が13日、100万人を突破した。同展覧会は3月17日~7月16日まで大阪にて開催。93万3,130人の動員を記録し、大阪での美術展来場者の最多記録を20万人以上も上回ったという。その後、8月4日から場所を東京に移して開催。子供連れや若いカップル、サラリーマンら、老若男女問わず幅広い来場者を集めているとのこと。ツタンカーメン王墓から見つかった副葬品約50点など、日本未公開の展示品を含むエジプト考古学博物館所蔵の122点を展示。監修は、元エジプト考古大臣であるザヒ・ハワス博士が行っている。3300年の時を超え、エジプト史上最も有名な少年王ツタンカーメンの素顔に触れることができるという。開場時間は10時~18時(最終入場は17時)。ただし8月11日~19日の期間は9時から開場する。現在発売中の前売券は、10月1日~12月9日の間に入場可能で、料金は平日一般2,500円、高校生1,600円、小・中学生1,200円。土日祝日一般2,800円、高校生1,900円、小・中学生1,500円。当日券は平日一般2,700円、高校生1,800円、小・中学生1,400円。土日祝日一般3,000円、高校生2,100円、小・中学生1,700円。未就学児童は無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日上野動物園は、毎年参加している「上野の山文化ゾーンフェスティバル」にて、11月13日から25日まで、企画展「動物日本画・鋳金作品展」を開催する。「上野の山文化ゾーンフェスティバル」は、台東区と上野の森の博物館や美術館などの文化施設が連携し、相互に交流・連携を深めることによって、上野の山を芸術・文化の拠点として発展させることを目的とするイベント。毎年秋に開催され、今年20周年を迎える。「動物日本画・鋳金作品展」は、東京藝術大学の日本画研究室と鋳金研究室の学生が、同園の動物を題材に製作した日本画25点(予定)と、鋳金作品6点(予定)を展示する。日本画は会期中に作品の入れ替えを行い、前半・後半で異なる作品を展示するもの。開催期間中、学生による解説を実施する。詳細は、決まり次第同園のホームページに掲載する。同園では、「上野動物園で、芸術・文化の秋を感じてほしい」と呼びかけている。■企画展「動物日本画・鋳金作品展」概要 ・日時:2012年11月13日(火)~11月25日(日)各日10時~15時 ・場所:上野動物園 西園 ズーポケット ・展示作品リスト(予定): 日本画…アジアゾウ(3点)、アロワナ、イリエワニ、オオアリクイ、オリイオオコウモリ、カバ、キリン+オカピ、クロツラヘラサギ、ケープペンギン、コンドル、スマトラトラ、タンチョウ、ニシローランドゴリラ、ニホンザル、ハゲトキ、ハゲワシ、バーバリーシープ、フラミンゴ、ホッキョクグマ、見島牛+メンフクロウ、ライオン、ライチョウ、ワシ 鋳金…アジアゾウ、クジラ、クロシロエリマキキツネザル、ニシローランドゴリラ、ニホンザル、ヒツジ 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日上野動物園は、毎年参加している「上野の山文化ゾーンフェスティバル」にて、11月13日から25日まで、企画展「動物日本画・鋳金作品展」を開催する。「上野の山文化ゾーンフェスティバル」は、台東区と上野の森の博物館や美術館などの文化施設が連携し、相互に交流・連携を深めることによって、上野の山を芸術・文化の拠点として発展させることを目的とするイベント。毎年秋に開催され、今年20周年を迎える。「動物日本画・鋳金作品展」は、東京藝術大学の日本画研究室と鋳金研究室の学生が、同園の動物を題材に製作した日本画25点(予定)と、鋳金作品6点(予定)を展示する。日本画は会期中に作品の入れ替えを行い、前半・後半で異なる作品を展示するもの。開催期間中、学生による解説を実施する。詳細は、決まり次第同園のホームページに掲載する。同園では、「上野動物園で、芸術・文化の秋を感じてほしい」と呼びかけている。■企画展「動物日本画・鋳金作品展」概要 ・日時:2012年11月13日(火)~11月25日(日)各日10時~15時 ・場所:上野動物園 西園 ズーポケット ・展示作品リスト(予定): 日本画…アジアゾウ(3点)、アロワナ、イリエワニ、オオアリクイ、オリイオオコウモリ、カバ、キリン+オカピ、クロツラヘラサギ、ケープペンギン、コンドル、スマトラトラ、タンチョウ、ニシローランドゴリラ、ニホンザル、ハゲトキ、ハゲワシ、バーバリーシープ、フラミンゴ、ホッキョクグマ、見島牛+メンフクロウ、ライオン、ライチョウ、ワシ 鋳金…アジアゾウ、クジラ、クロシロエリマキキツネザル、ニシローランドゴリラ、ニホンザル、ヒツジ 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月15日上野の森美術館(東京・台東区)にて開催中の「エジプト考古学博物館所蔵 ツタンカーメン展 ~黄金の秘宝と少年王の真実~」の総来場者数が13日、100万人を突破した。同展覧会は3月17日~7月16日まで大阪にて開催。93万3,130人の動員を記録し、大阪での美術展来場者の最多記録を20万人以上も上回ったという。その後、8月4日から場所を東京に移して開催。子供連れや若いカップル、サラリーマンら、老若男女問わず幅広い来場者を集めているとのこと。ツタンカーメン王墓から見つかった副葬品約50点など、日本未公開の展示品を含むエジプト考古学博物館所蔵の122点を展示。監修は、元エジプト考古大臣であるザヒ・ハワス博士が行っている。3300年の時を超え、エジプト史上最も有名な少年王ツタンカーメンの素顔に触れることができるという。開場時間は10時~18時(最終入場は17時)。ただし8月11日~19日の期間は9時から開場する。現在発売中の前売券は、10月1日~12月9日の間に入場可能で、料金は平日一般2,500円、高校生1,600円、小・中学生1,200円。土日祝日一般2,800円、高校生1,900円、小・中学生1,500円。当日券は平日一般2,700円、高校生1,800円、小・中学生1,400円。土日祝日一般3,000円、高校生2,100円、小・中学生1,700円。未就学児童は無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月15日8月4日(土)より東京・上野の森美術館で「ツタンカーメン展~黄金の秘宝と少年王の真実~」が開催。その開幕を控え8月3日、オープニングセレモニーが行われ、本展のスペシャルサポーター・タカアンドトシが登場した。「ツタンカーメン展」は2004年スイス・バーゼルを皮切りにボン、ニューヨーク、ロンドン、メルボルンなど世界各都市を巡回、1000万人以上の入場者数を記録した話題の展覧会。先に公開されていた大阪では、総来場者数93万人を記録する人気ぶりだった。3300年前のエジプトに生きた、謎の少年王ツタンカーメン。本展ではツタンカーメンの内臓が保管されていた器、黄金のカノポスをはじめ、王のミイラが身にまとっていた黄金の襟飾りや短剣など、王墓から見つかった副葬品など50点を含む全122点が展示される。大阪開催から引き続きスペシャルサポーターをつとめるタカアンドトシ。「大阪で見せてもらったんですけど、想像をはるかに超える出来のよさというか」と話すタカに「出来のよさって言い方、何だよ。何千年も前からある貴重なものなんだよ」とすかさずトシが突っ込む。おすすめは、と聞かれてふたりは「やっぱり黄金のカノポス。こんな精巧に作られたものが何千年前にあったんだという(驚き)。これは一見の価値あります」(トシ)、「僕は一番でっかい棺(チュウヤの人型棺)。上から顔を見てたら、吸い込まれてしまうような、そんなパワー、目ヂカラを感じました」と同展の魅力をアピールした。開催は12月9日(日)まで。
2012年08月03日上野動物園では、動物園で生きた動物を観察しながら、動物の体やくらしについて学ぶ、毎年恒例の「サマースクール」を今年も開催する。募集する教室は、「動物のしぐさとかたち発見コース」「みんなでつくるおもしろ動物図鑑コース」「飼育係の仕事を体験してみよう! コース」の3つ。動物と触れあいながら、動物の生態を理解できる貴重な体験となる。応募方法は、往復はがきに、希望教室名・希望日・住所・氏名(ふりがな)・学校名と学年・性別・電話番号、返信面に住所・氏名を明記のうえ、〒110-8711 台東区上野公園9-83 上野動物園 教育普及課「サマースクール」係まで送付。応募は1人1枚、1教室まで。重複応募は無効。応募多数の際は抽選をおこない、当落にかかわらず知らせる。締め切りは、7月9日(消印有効)。なお、「飼育係の仕事を体験してみよう!コース」では爬虫類を希望することが可能。爬虫類を希望する場合は、その旨を明記のこと。■「動物のしぐさとかたち発見コース」 子ども動物園の中で、ウマ、ヒツジ、ヤギ、ニワトリ、ウサギ、モルモットなどいろいろな家畜や小動物とふれあいながら楽しく学ぼう! 日時:7月26日(木)、27日(金)、30日(月)、31日(火)のいずれか1日のみ。8:30~12:00 対象:小学1~2年生、1日コースを4回開催、各日20名 ■「みんなでつくるおもしろ動物図鑑コース」 動物のからだを細かな部分に分けて観察し、カード式の図鑑を作ります。世界でただひとつ、自分だけの図鑑づくりを通して動物のおもしろさを発見しよう! 日時:7月26日(木)、27日(金)、30日(月)、31日(火)のいずれか1日のみ。8:30~14:30 対象:小学3~4年生、1日コースを4回開催、各日20名 ■教室名「飼育係の仕事を体験してみよう!コース」 午前中は、飼育担当者の指導で、エサの準備や動物舎の掃除、動物の世話などを体験します。午後は、午前中を振り返り、ポスターを作ります。日時:7月26日(木)、27日(金)、30日(月)、31日(火)のいずれか1日のみ。8:30~14:30 対象:小学5~6年生、1日コースを4回開催、各日20名 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月21日上野で開催中のクラシック音楽祭「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012-」において、4月1日(日)にリニューアルオープンする東京都美術館で「美術と音楽」をテーマにしたコンサートが開催される。「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012- ミュージアム・コンサート美術と音楽~絵画に描かれた楽器たち」の公演情報約2年にわたる大規模改修工事を終えた東京都美術館は、前川國男設計の外観を残しつつ、より快適に美術鑑賞ができる環境を整備。「アートへの入口」をコンセプトに、企画展などの新しい事業を展開し、「心のゆたかさの拠り所」となる美術館を目指すという。「美術と音楽」をテーマにした今回のコンサートでは、5種の楽器が日替わりで登場する。渡辺克也(オーボエ)、篠崎和子(ハープ)、マルモ・ササキ(チェロ)、江口玲(ピアノ)、寺神戸亮(ヴァイオリン)ら、国内外で活躍する名手たちが演奏を披露。また公演前には、美術館でのコンサートらしく、須沢友香子(博士[美術史]ロンドン大学・コートールド美術研究所)により、古くから名画に登場する楽器たちについてのプレ・トークが催される。東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012- ミュージアム・コンサート「美術と音楽~絵画に描かれた楽器たち」は、4月2日(月)より東京都美術館 講堂にて開催(全5公演)。チケットは発売中。また「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012-」は、4月8日(日)まで東京文化会館ほか上野界隈の文化施設を中心に開催中。■東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012-ミュージアム・コンサート美術と音楽~絵画に描かれた楽器たち会場:東京都美術館 講堂[vol.1] 管楽器編~渡辺克也(オーボエ)4月2日(月)14:00開演[vol.2] ハープ編~篠崎和子(ハープ)4月3日(火)14:00開演[vol.3] 弦楽器編~マルモ・ササキ(チェロ)4月4日(水)14:00開演[vol.4] 鍵盤楽器編~江口玲(ピアノ)4月6日(金)14:00開演[vol.5] 古楽器編~寺神戸亮(ヴァイオリン)4月7日(土)14:00開演*各回 約60分【プレ・トーク】時間:各日 13:35~13:55お話:須沢友香子 [博士(美術史) ロンドン大学・コートールド美術研究所]※本公演のチケットが必要。
2012年03月29日今夏に公開されるディズニー/ピクサーの最新作『メリダとおそろしの森』の最新予告編がこのほど公開された。『メリダとおそろしの森』予告編『メリダとおそろしの森』は、自由を求めるあまり、王家の伝統をうとましく思っている赤毛の王女メリダが、太古から続く森の呪いを目覚めさせてしまったことを機に、王国にかけられた呪いを解くために壮大な冒険を繰り広げるアドベンチャー大作。このほど公開された予告編でまず登場するのは、物語の主要な舞台となる“森”だ。ナレーションでは「森と人間たちは共存してきた」と語られるも、王女メリダが“人間は森の魔法を使ってはならない”という掟をやぶったことで、両者の共存関係に大きな問題が生じる。予告編は、森で青く光る鬼火に誘われて掟をやぶってしまうメリダと、そのことによって大混乱に陥る王国の人々、そして国を守るために過酷な試練に立ち向かい、森の謎を解き明かそうとするメリダの姿が描かれる。美しくもおそろしい森には一体、どんな秘密が隠されているのか? 予告編にはメリダの冒険と試練を想像させるカットが多く盛り込まれており、数分間の映像ながら、繰り返し何度も観たくなる内容に仕上がっている。『メリダとおそろしの森』※同時上映『ニセものバズがやって来た』7月21日(土) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2012年03月05日東京・上野を舞台にした音楽祭「東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012-」が3月16日(金)~4月8日(日)まで開催される。本格的なクラシック音楽から日本の歌曲、タンゴなどさまざまなジャンルの音楽を楽しめる同イベント。8年目を迎える今年は、ワンコイン料金の野外公演や無料公演など約80公演を予定。「東京春祭 for Kids」と題して子ども向けのイベントも4つ開催する。3月24日(土)には、「国立科学博物館×東京・春・音楽祭 音楽ワークショップ~音の世界を大冒険」と題し、ワークショップエンターテイナーのなおやマン&しま:アイとアーティストが、音楽を楽しみながら音の仕組みや不思議に迫るサイエンス・クラシック音楽ショーをお届け(※申し込み受け付けは終了)。3月25日(日)には国立国会図書館で「子どものための絵本と音楽の会 『はろるど まほうの くにへ』」を実施。世界中の読者に愛されている絵本『はろるど まほうの くにへ』を題材に、バイオリンとチェロの響きのなかでイメージがふくらむ絵本の世界を体験。イマジネーションを広げる楽しさを伝える。(C) 文化出版局(C) 大窪道治さらに、子どもたちを対象に、音楽祭のメインプログラムである2つの演奏会のリハーサルを公開。4月3日(火)に「ワーグナーのオペラを聴いてみる!」、4月6日(金)に「ストラヴィンスキーのリズムを体験」を予定している。いずれも無料で楽しめるが、事前の応募が必要。先着順なので、気になる方はぜひ早めに申込みを。・子どものための絵本と音楽の会「はろるど まほうの くにへ」日時:3月25日(日)13:30/15:00会場:国立国会図書館 国際子ども図書館ホール対象:3歳~中学生およびその保護者(原則として子ども1名につき保護者1名)申込締切:2月29日(水)まで問い合わせ先:東京:春・音楽祭実行委員会 03-3296-0600・こどものための公開リハーサル「ワーグナーのオペラを聴いてみる!」日時:4月3日(火)14:30~16:00(終了時間は予定)会場:東京文化会館 大ホール対象:小学生~高校生 ※子ども1名につき、保護者1名まで同伴可能申込締切:3月21日(水)まで問い合わせ先:東京:春・音楽祭実行委員会 03-3296-0600・こどものための公開リハーサル「ストラヴィンスキーのリズムを体験」日時:4月6日(金)15:00〜16:30(終了時間は予定)会場:東京文化会館 大ホール対象:小学生~高校生 ※子ども1名につき、保護者1名まで同伴可能申込締切:3月21日(水)まで問い合わせ先:東京:春・音楽祭実行委員会 03-3296-0600■東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2012-日時:2012年3月16日(金)~4月8日(日)会場:上野恩賜公園(東京)、国立科学博物館ほか取材/古屋 江美子
2012年02月28日長野県軽井沢を拠点に森や野鳥といった自然の道先案内人をしてくれるピッキオ。冬から春にかけては、クロスカントリーやスノーシュー(西洋かんじき)で森を散策する『雪の森ハイキング』ツアーを開催している。徒歩では困難な雪の上も、クロスカントリースキーやスノーシューを使えば泳ぐようにスイスイ進める。普段は行けないような場所まで、森のことを熟知したガイドが案内してくれるので、きっと野生の生き物たちとの思いがけない出会いが待っているはず。例えば冬になると遥かシベリアからやってくるという渡り鳥。森の奥に佇む樹齢何百年という巨大なトチノキ。雪の上に残されたかわいらしいウサギの足跡。キツネの足跡を見かけることもあるらしい。『雪の森ハイキング』は小学生から参加可能なので、親子で自然に触れてみたい人には絶好の機会だ。ピッキオでは「森本来の姿を未来の森に」という理念の下、自然の不思議を解き明かすさまざまなエコツアーを行っている。日々の喧騒を離れ、冷たく澄んだ空気の中で冬の自然を満喫しよう。お問い合わせ:ピッキオ 公式サイト ~動物の足跡を追って白銀の世界へ~ 雪原ピクニック開催日:12月23日(金・祝)~2012年3月15日(木)時間:13:00~16:00 小学生~大人(小学生は保護者同伴)料金:\7,000(スキーまたはスノーシューレンタル代込)
2011年12月28日「江~姫たちの戦国~」で注目の上野樹里2011年1月27日、オリックス生命保険株式会社は、イメージキャラクターの上野樹里さんを起用した「医療保険CURE[キュア]」の新テレビCMを2月7日から放送を開始することを明らかにした。上野樹里さんは、NHK大河ドラマ50作目にあたる「江(ごう)~姫たちの戦国~」の主人公の江を演じている今年注目の女優。9日に第1回が放送されたが視聴率も良く、今年の大河ドラマは好調な滑り出しである。わかりやすくリーズナブル「医療保険CURE」新CMは「わかりづらいことが多い時代、せめて保険はわかりやすく」をコンセプトにしている。生命保険は「わかりにくい」と言われることが多く、顧客の視点に立った、わかりやすい商品を提供することが求められている。「医療保険CURE」は、「シンプルでわかりやすいこと」「合理的な保障をリーズナブルな保険料でご提供すること」をコンセプトに開発された。「医療保険CURE」の良さを知ってもらいたいという願いを込めて、新CMは制作されたという。2月7日から、ホームページに新テレビCMとメイキング映像を公開する予定である。今年、注目度アップの上野樹里さんの新CMは話題を集めそうだ。
2011年01月31日村上春樹の大ベストセラーを映画化した『ノルウェイの森』の主題歌に、タイトルの由来にもなっているザ・ビートルズの「ノルウェーの森」の原盤が使用されることが決まった。世界配給の日本映画で、ビートルズの原盤が主題歌として提供されるのは初めてのこととなる。1987年に刊行されて以来、日本のみならず世界中で出版されている村上さんの代表作を映画化した本作。原作では、学生運動が盛り上がりを見せていた時代、主人公であるワタナベと彼の死んだ親友の恋人であった直子、同じ大学に通う緑らを中心に、若者たちの喪失や再生、青春の苦悩が綴られる。デビュー作『青いパパイヤの香り』以来、常に質の高い作品を送り出しているトラン・アン・ユン監督の下、松山ケンイチ、菊地凛子、玉山鉄二といった俳優陣で映画化されることが2008年に発表され、注目を集めてきた。原作の「ノルウェイの森」というタイトルは、ザ・ビートルズが1965年に発表した名盤「ラバー・ソウル」に収められている「ノルウェーの森」に由来しており、劇中でも登場人物が同曲を弾き語りで演奏するなど、作品の中で重要な役割を果たしている。一見、同曲を主題歌で使用することは当然のことのように思えるが、さにあらず。ビートルズの楽曲の原盤をこうした形で使用するのは容易ではなく、撮影前の段階から交渉は難航。本作の小川真司プロデューサーは、一時、原盤ではなく「ノルウェーの森」のカヴァー曲を主題歌にすることも検討したというが、同曲を仮あてした編集を見て、やはり原盤以外にありえないと思い直し、1年以上の交渉を経てようやく使用許諾を得たとのこと。ビートルズのカヴァー曲が映画に使用されることは多々あるが、彼らの演奏による原盤の使用許可が出るのは非常に稀なことで、日本での窓口であるEMI MUSIC JAPANのシニアプロデューサーである藤村美智子さんも「1999年にザ・ビートルズの制作担当になって以来、様々なビートルズ楽曲使用に関するオファーをいただきましたが、実現したことも、実現に近づいたことさえもなかったので今回の主題歌使用に許諾が出たことは、正直大変驚きました」と驚きを隠さない。さらに藤村さんは「交渉を始めた時点で、(本国)EMI-UKの担当者は既に原作を読んでいたようで、“『ノルウェイの森』は素晴らしい作品だ”とコメントしていたので、村上春樹さん、そして彼の小説の素晴らしさがイギリスでも知られているのだと思ったのを記憶しています。楽曲使用の許諾にもきっと大きな影響があったのではないでしょうか?」とも語っている。トラン・アン・ユン監督は「原作における『ノルウェーの森』という曲の重要性から、原盤を起用するのは必然的な事でした。映画をご覧になった観客が、たったいま体験したドラマの余韻に浸るための空間作りが出来るように、特定の場所にこの曲を使用しました」とファンの期待をあおる。小川プロデューサーも「まだ村上さんから映画の許諾をいただく前、一番最初にトラン監督にメールを送ったときに、原作映画化の許諾と同じぐらいビートルズの原盤を使うのは難しいよ、と書いたのを覚えています。自分の中ではそれぐらい、この曲と原作が分かちがたい印象を持っていたので実現できてよかったと思っています。原作では冒頭でビートルズの曲が流れ、主人公のワタナベはそれまでの出来事の全てをふり返り、時の流れを思い起こします。映画で生のビートルズのメロディを聞くと、原作の大人になったワタナベのかき乱されるような感情を実感できると思います」と監督同様、自信をうかがわせるコメント。果たしてどのシーンでどのように使用されているのか――?そのシーンがもたらすのは寂寥感か?青春の苦味か?それとも…。映画『ノルウェイの森』は12月11日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン■関連記事:高良健吾初のフォトブックが発売撮影現場&箱根プライベート旅行の様子も!あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!2010年、最も活躍する俳優は?『かいじゅうたちのいるところ』Tシャツを3名様プレゼント“堕天使”ジョシュ・ハートネットが語る『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』
2010年07月14日「のだめカンタービレ」や『キラー・ヴァージンロード』など、TVドラマに映画にと引っ張りダコの演技派女優、上野樹里。そんな彼女が、「鞄」をキーワードに5人のクリエイターとタッグを組み、個性豊かなヒロインに5変化!全5話のオムニバスドラマ「上野樹里と5つの鞄」がWOWOWにて9月3日(木)より放送される。8月25日(火)、本作の記者会見が行われ、上野さんと第1話で共演した江口のりこが出席した。今回、監督を務めたのは高崎卓馬、マイケル・アリアス(『ヘブンズ・ドア』)、山下敦弘(『天然コケッコー』)、タカハタ秀太、萩生田宏治(『神童』)の先鋭クリエイターたち。共演には、新井浩文やリリー・フランキー、ピエール瀧など個性の強い面々が揃っている。上野さんは撮影をふり返り、「1か月の間に、それぞれ違う作り手の違うストーリー、役柄を撮ったので、(撮影の)ペースが速くて大変でした。でも企画段階から監督と話す機会があったので、一つ一つへの思い入れが強いです。それぞれの監督の次回作にも携わりたい」と充実した表情を見せた。各回に登場する鞄に対する深い思い入れも。この日披露された第一話「ギターケースの女。」(タカハタ監督)では、タイトル通り、怪しげなストリートミュージシャンを演じたが、「出てくる人全員が変わっていて、誰が正しくて誰が悪者なのか分からないので、秘密を出すか隠すかのさじ加減を考えながら演じた」とのこと。一方、謎を秘めたクールな女性を演じる江口さんは、「監督から『姿勢を天海祐希さんみたいに正しくしてください』と言われて、だったら天海さんにやってもらえばと思いましたけど、本当に楽しく撮影させてもらいました」と漏らし、笑いを誘った。本作で、上野さんは泉谷しげるの楽曲のギター弾き語りに挑戦。「初めてだったので難しかったですが、タカハタ監督から直接指導してもらいました。劇中のギターは自分で買ったのですが、それっきり弾いてないです」と明かすと、江口さんは「すごく上手だったのでもったいない」とコメント。地元が同じで上京した頃からの友人という2人のトークからは、気の知れた間柄がうかがえた。また、本作のエンディングテーマ曲でも作詩・唄を手がけるという新境地を開いた上野さん。「役者とはまた違うことをやらせてもらえてすごく嬉しかったし、作るのも楽しかったです。鞄の中のガシャガシャ揺れてる感じを出したくて、ギロや木の実、いろんな打楽器など、使えるもの全部使って賑やかに作りました」と楽しそうにふり返った。さらに最後には、「鞄」に因んで、ダイヤモンド208カラットをあしらった、お値段2億円の鞄(GINZA TANAKA)もお目見えに。恐る恐る鞄を手にした上野さんは思わず、「チワワ1匹分(の重さ)ですかね」と一言、「鞄というより宝石、家にはとても要らないです…」とその輝きにすっかり参った様子だった。上野さんが「いろんな人に見てもらえる作品なので、毎週楽しみにしてほしい」と自信を持って贈る「上野樹里と5つの鞄」は、WOWOWにて9月3日(木)より毎週木曜放送。WOWOW「上野樹里と5つの鞄」WOWOWにて9月3日(木)より毎週木曜23:30〜放送(全5話)公式サイト:
2009年08月25日