公益財団法人稲盛財団(理事長:金澤しのぶ)は、3月8日(金)の理事会において、国内の自然科学、人文・社会科学の研究者を対象に、独創的で優れた研究活動に対して助成する稲盛研究助成の2024年度対象者を決定しましたので、お知らせいたします。贈呈式の様子(2023年)● 採択人数:自然科学系40名/競争率8.4倍人文・社会科学系10名/競争率7.3倍(計50名)● 助成金額:1件につき100万円(計5,000万円)を贈呈● 助成実績:1985年度~2024年度=延べ1,879名、18憶6,940万円「2024年度稲盛研究助成金贈呈式」は4月13日(土)に京都市内にて開催いたします。また、贈呈式後は3S(*)交流会として、約30名の会員によるポスター発表が行われる予定です。詳細は改めてお知らせいたします。(*3S:以下5. 参照)■ 稲盛研究助成について稲盛財団創立者 稲盛 和夫の理念に基づき、未来の人類社会に貢献する人材育成を目的として、1985年より毎年、国内の自然科学、人文・社会科学の研究者を対象に、独創的で優れた研究活動を支援しています。1. 2024年度選考結果2024年度は、国内の選抜された国立大学、公立大学、私立大学、大学共同利用機関法人、その他の研究機関に所属する408名(自然科学335件、人文・社会科学73件)の研究者から応募がありました。いずれの研究テーマも新しい視点やユニークな取り組みによりそれぞれの研究分野に発展をもたらし、将来的に人類や社会への大きな貢献が期待できるものです。2024年度を含めた稲盛研究助成の助成対象者は延べ1,879名、助成総額は18億6,940万円となります。2. 助成金額1件につき100万円。毎年、自然科学系40件、人文・社会科学系10件、計50件(5,000万円)を助成します。3. 助成金の使途当該研究の遂行に必要な経費である限りにおいて、その使途に制限はありません。4. 伯楽制度本研究助成のユニークな制度として「伯楽制度」があります。これは中国の故事「千里馬常有 而伯楽不常有(千里の馬は常に有れども、伯楽は常に有らず)」にちなみ、当該年度の助成対象者に選ばれた方の中で、抜きん出て優秀かつ有望な研究を行うと選考委員会が認めた方に対して2年連続して助成する制度です(2024年度の適用者はありませんでした)。5. 盛和スカラーズソサエティ(3S:Seiwa Scholars Society)本研究助成を受けた対象者相互の交流と親睦を深めることによる研究のさらなる発展を願い、1997年に発足しました。専門分野が細分化され、学問全体が見えづらい近年、異分野間の横断的かつ学際的な思考の重要性がますます求められています。3Sの会員は、自然科学から人文・社会科学にいたる幅広い分野の研究者で構成され、研究発表、交流会、メールマガジンなどを通じて、専門分野を越えた交流をはかっています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月08日将来のことや人間関係で不安を覚えたりするなか、若者たちはどう今を楽しみ自分らしく生きているのだろう。Z世代研究の第一人者で当事者の竹田ダニエルさんに、Z世代の「優しい」価値観について分析してもらいました。Z世代を取り巻くたくさんのモヤモヤ。明るい未来をどうやってつくる?団塊世代やゆとり世代のように、ある年代に生まれた人たちを総称して「世代」と呼ぶことがある。「Z世代」もそのひとつで、1990年代後半から2010年頃までに生まれた人たちがこう呼ばれる。しかし、生まれた年代層だけでZ世代のすべてを語ることはできない。アメリカ在住のライターでありZ世代当事者である竹田ダニエルさんは、著書『世界と私のA to Z』でこう書いている。《私はそもそも『Z世代』というのは生まれた年月で区切られるものではなく、「社会に対して目を向け、常に自分と向き合い、誰もがより良い社会を目指すべきだという“価値観”」で形成される「選択可能」なものなのではないかと考えている》つまり、年代層のくくりから派生して「私たちで社会を変えていこう」という当事者意識を持っている人たちの考え方を「Z世代的価値観」として定義している。「なかでも特に、1990年代後半から2010年頃生まれの人は幼い頃からインターネットに触れ、世界には多様な人種や思想、価値観の人が存在するという事実を実感してきた世代。同時に、大人たちが見て見ぬふりをして後回しにしてきた環境問題や人種差別などの実態を目にしてきたがゆえに、『私たちの世代で変えなければいけない』という使命感を持ちやすい」とも竹田さんは分析している。「Z世代の人格形成に大きな影響を及ぼしたことのひとつは、多感な時期にコロナ禍を経験したことだと思います。アメリカはロックダウンの期間が長く、お店が潰れて街が再生不能になってしまったり、隔離や制限によって生活様式が激変しました。そうした変化を学生時代に経験するのと、例えば就職して10年経ってから経験するのとでは意味が違います」また、コロナ禍でさらに加速したのは「大人たちは何もしてくれなかった」という社会への不信感だった。「国民の生活よりも景気や経済を優先した政府や、ルールを守れない大人に対しての不信感がさらに増したのがコロナ禍でした。子どもの頃から、銃規制がされないことによって起こる学校での銃撃事件や、格差社会の拡大による資本主義の限界、人種差別による分断などを見てきたことで、『こんな社会は持続可能ではないし、これまでの当たり前を変えるべき』という必然性ゆえに立ち向かっているんです」Z世代って優しい?「優しさ」をめぐる考察。アメリカのZ世代は、地球環境や他者に対して「優しい」と語られることも多い。その背景には、このままの社会で生きていても幸せになれないという確信と強い当事者意識を各々が持っていることが関係していると竹田さんは考察する。「日本では政治参加しない若者が問題視されることがありますが、アメリカでは、マイノリティの立場として社会保障を充実させてほしいとか、自分が生きていくために政治の変革について考える機会が多い。多くの人が何かしらの苦悩を抱えていて、このままではいけないという感覚を持っているんです。他者に対して優しい理由は、互いが抱える苦悩に対して想像力を働かせるようになったからだと思います。いま大変な思いをしているのは、必ずしもその人が怠けていたからではなくて、格差社会をつくってしまう資本主義の仕組みや社会保障制度の問題が引き起こしていることも多い。自己責任論ではなく社会や政治の欠陥を指摘するようになり、みんな大変なんだから他者に対しては寛容でいようというマインドが形成されているように思います」竹田さんは10代の学生を相手に授業を受け持つこともあり、彼らからは、他者に対する共感性の高さや、人間関係で波風を立てないといった風潮を感じ取ることも多いという。「アメリカのZ世代はオバマ政権によって初の黒人大統領の誕生を経験したり、2004年には初めて国内で同性婚が合法化されたりと、多様性が当たり前の社会に生きてきました。そして、そうした多様な人種や価値観、思想が存在するのは社会にとっていいことなのだという感覚がある。例えば映画やドラマを観ていても、白人中心的な市場でこれまでは笑いものにされていたようなものが、価値観が多様化して“クール”だと捉えられつつある。自分とは違う価値観も受け入れる、“それもいいね”と共感し、想像力を働かせる考え方が広まっているんです」また、環境問題や人種差別といった大きな社会問題へのアプローチとして、仲間やSNSのつながりを通して情報をシェアすることができるのもZ世代的価値観の強みといえるかもしれない。「例えば、TikTokでヴィーガン系のインフルエンサーをフォローしていたら、その人のライフスタイルをすぐに真似しやすいし、実践的な知識も得やすい。どんなに小さなアプローチでも、それによって精神的な安定を得られるとか、問題に向き合い続けられる点が重要になっていると思います」セルフラブや環境問題。Z世代が「優しく」したいもの。日本では上下関係が生まれがちな学校や職場では、ハラスメントを意識するがゆえに親密な関係を築けなくなってきていると問題視されることも多いが、アメリカではどうなのだろう?「アメリカではプライベートと仕事を分けようという動きがどんどん出てきているのと、同僚と仲良くする文化が日本と比べてもともと希薄なんですよね。社会人になったらみんなライバルで、そこでサバイブしていかないといけない。これはメンタルヘルス(精神的な健康状態)に関わる話ですが、アメリカのZ世代はセラピーに行くことがとてもカジュアルになってきていて、重い悩みはセラピストに聞いてもらう文化が特にコロナ禍以降広まっています。だから、センシティブな話題や友人間のコミュニケーションで解決しづらい話題はセラピストに聞いてもらう、という人が増えています」そうした線引きがある一方で、日常生活では互いに「リアルな話」をするようになったとも竹田さんは分析する。「例えば、『今日は精神的に不安定なので学校を休みます』とか、自分の身に起きていることをオープンに話すようになってきていると思います。セラピーで話すほどの重い悩みは打ち明けなくとも、『私はメンタルヘルスのためにセラピーに通っている』と話すことには抵抗が少ない。それは先ほども話したように個々人の境遇を受け入れる社会ができているから他者に話せることでもあるし、自分を大事にするセルフラブの考え方が浸透しているからこそでもあります」セルフラブは、いうなれば「自分に対して向かう優しさ」だ。まずは自己を愛し、自分の持続可能な生活のために最善を尽くすことが、Z世代にとっての前提になっているという。「恋愛や友情、職場関係において、自分を傷つけるような人とは一緒にいるべきではないというのがZ世代的な考え方です。例えば浮気をする彼氏と付き合っている時点で、自分をリスペクトできてないってことだよね、とか。だからまずは自己を深く認識するために、日記をつけたり、セラピーに通って話をしたりすることが大切。社会を変革しようとする上でもまずは自分のメンタルヘルスを整えないと始まらない。だから、自分に優しくあることが、他者や地球に対しての優しさにつながるのだと思います」竹田ダニエルさん1997年生まれ、米カリフォルニア州出身、在住。そのリアルな発言と視点が注目され、あらゆるメディアに抜擢されている新星ライター。著書に『世界と私のA to Z』『#Z世代的価値観』(共に講談社)。※『anan』2024年3月6日号より。イラスト・マコ カワイ取材、文・原 航平(by anan編集部)
2024年03月02日未来政治経済研究会(代表:島田 光喜)は、『第4弾 Z世代カフェ シルバー民主主義、いつまで続く?』におきまして、「シルバー民主主義」をテーマに、ゲストとともにZ世代の意見を政治に反映するための選挙制度について考えるシンポジウムを2024年2月13日(火)にオンラインにて開催いたします。詳細URL: 第4弾 Z世代カフェ 概要日本では、平成28年に選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げられ、若者のより一層の政治参加が期待されました。しかしながら、近年の若者の政治離れは歯止めがかからず、「シルバー民主主義」と揶揄されてしまっている現状となっています。実際に、令和3年の衆議院議員総選挙においては、20代の投票率は36.50%、10代の投票率は43.21%、30代の投票率は47.12%と、過半数が投票権を行使しない状況となっています。それに伴って、有権者に占める割合の高い高齢者に有利な政策が実現しやすく、その一方で若者に対する政策は後回しとされてしまう「シルバー民主主義」は止まりません。また、国会議員や地方議員の平均年齢も諸外国と比較して高齢になっており、これからを担う若者世代と政治家の感覚のずれが広がっています。政治への関心が薄れ、もはや政治に対して期待をしていない世代がまさに「Z世代」である一方で、これまでに打ち出された政策の影響を最も受けるのも「Z世代」であると言えます。Z世代が自分たちの意見をどのように社会に表出させていくのか、どのように「シルバー民主主義」を脱却し、同世代の政治家を誕生させていくのかについて考えるべく、『第4弾 Z世代カフェ シルバー民主主義、いつまで続く?』と題して、イベントを企画します。今回は、国民民主党代表の玉木 雄一郎衆議院議員、立憲民主党デジタル政策PT座長の中谷 一馬衆議院議員、日本維新の会政務調査会長の音喜多 駿参議院議員をゲストにお迎えし、「なぜ、Z世代から政治家が生まれてないのか」、「若者の投票率を上げる方法」、「Z世代の政治家を誕生させるために必要な事」などについて議論します。【開催概要】題目 : 『第4弾 Z世代カフェ シルバー民主主義、いつまで続く?』日時 : 2024年2月13日(火)19:00~21:00場所 : オンライン(@Zoom)定員 : 100名(先着順)参加費 : 一般 1,000円(税込)、学生無料主催 : 未来政治経済研究会後援 : 松下政経塾、日本政策学校申し込み方法: 以下のリンクより(2月11日締切)URL : 【出演】〇パネリストのご紹介玉木 雄一郎衆議院議員(国民民主党 代表)中谷 一馬衆議院議員(立憲民主党 デジタル政策PT座長)音喜多 駿参議院議員(日本維新の会 政務調査会長)パネリストのご紹介〇MC司会 :加藤 みづな(松下政経塾 44期)モデレータ:島田 光喜(未来政治経済研究会 代表)〇Z世代カフェ、総合プロデューサー島田 光喜(未来政治経済研究会 代表)【後援】松下政経塾、日本政策学校【団体概要】名称 : 未来政治経済研究会代表者 : 島田 光喜設立 : 2022年2月事業内容: 定例研究会事業、ディベート&スピーチ研修事業、「Z世代カフェ」シリーズ運営、「次世代政策サミット」主催URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月01日挙式や披露宴は、新郎新婦の晴れ舞台です。一生の思い出になるよう、2人でアイディアを出し合うことでしょう。自分たちだけでなく、招く友人や知人も楽しめる式にできたらいいですよね。研究者らしい披露宴自律移動ロボットの研究者である、れご(@FluffyHernia)さん。同じく研究者である夫と結婚し、静岡県駿河湾に浮かぶ無人島にある『淡島ホテル』を1泊貸し切って、挙式と披露宴を執り行ったといいます。親族や友人、知人は総勢100人。『大人の修学旅行』といえるほど楽しんだ様子をX(Twitter)に投稿しました。披露宴ではよく、新郎新婦の生い立ちから結婚に至るまでを紹介したり、両親へ感謝を伝えたりするムービーが公開されます。情緒あふれる音楽とともに、笑顔の写真や手紙の画像が流れていく光景は、披露宴を盛り上げてくれますよね。…しかし!れごさん夫婦は、まったく異なる雰囲気のものをスクリーンに映し出したのです。新婦である、れごさんが指さすスクリーンを見ると…。・本研究の目的私が幸せな人生を送ること研究者夫婦ということで、れごさんは両親への手紙を学会発表風の資料にしていたのです!メッセージを読み上げていると、会場の誰かがベルを鳴らし、学会らしくタイムキーパーを買って出て笑ったとのこと。最後は、上司、友人、家族に向けた『論文調の謝辞』をスライドに出しつつ、新郎が「質問のある方は二次会にてお受けします」といって締めたそうです。ユーモアあふれる趣向に、吹き出す人が続出しました。・斬新で笑う。ネタが通じる人との結婚って憧れだよね。・めっちゃ好きなノリ。表情から、学会っぽさがほとばしっていますね。・「幸せの定義とは?」って絡みたいです。・玄人から飛んできがちな、「素人質問で恐縮ですが…」って空耳が声が聞こえた。ちなみにウェディングケーキは、日本で人工衛星・探査機の打ち上げを行っている『H-llAロケット』でした!ドライアイスの煙を活用した噴射が、ロケットエンジンの点火を再現しています。スポンジケーキを数段重ねて、クリームを盛り付けた一般的なウエディングケーキとは、方向性が違いますね…!煙が噴射した瞬間、盛り上がったこと間違いなし。新郎新婦の個性が詰まった、挙式と披露宴に出席した誰もが、忘れられない思い出となったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月26日子供の自由な発想を伸ばし、さまざまなものへの興味関心を高めることを目的とした、自由研究の宿題。一人ひとり異なるテーマも、各々の個性が光ります。どんな題材にするかを考える点も含めて、1つの課題といえるでしょう。テーマを決め、本やインターネットで資料を集め、対象を観察し、時には実験に挑むなど、数々のステップを乗り越えて完成した『研究』は、子供にとって成長の証といえます。校長先生も絶賛の『小学生の自由研究』慈(@AltItk)さんがX(Twitter)に投稿したのは、小学生の娘さんが成し遂げた、夏休みの自由研究。なんと、その高いクオリティに驚いた校長先生が、校内放送で称賛するほどの出来だったのだとか!娘さんがテーマにしたのは、大好きなサーモンに関するもの。昔からよく耳にする、不思議な食べ合わせが発端でした。「アボカドに醤油をかけて食べると、マグロの味になる」果物のアボカドに醤油をかけると、なぜか魚であるマグロやトロの味になる…という噂は、きっと誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。不思議な食べ合わせに興味を持った娘さんは、こう思ったのです。「じゃあ、大好きなサーモンに似た味も、別の食べ物で再現できるのかな?」…と!そもそも、なぜ『アボカド+醤油=マグロ』なのかを調査した上で、娘さんは実験を開始。あらかじめ仮説を立てた上で、サーモンの味に近くなるであろう食材を複数用意し、その結果を事細かにまとめました。クリックすると画像を拡大しますクリックすると画像を拡大しますクリックすると画像を拡大します「脳が魚と勘違いする主な要因は醤油にある」という情報を得た娘さんは、醤油は必ず使用することに決定。それに加えて、サーモンに似た食感の食材をそろえることにします。また、主観のみの調査になってしまわないよう、家族にも協力をあおぎ、複数人のデータを集めることにしたようです。複数人の感想から『サーモン度』を記録し、10個以上の食材で調査。その結果、フルーツあんみつの寒天や、刺身こんにゃく、生ハムなどの食材が適していることに気付きました。それだけで終わらず、『おまけ』と称して『サーモンを再現した寿司』を作るなど、強い熱意を感じる娘さんの自由研究。投稿は拡散され、ネットを通して多くの大人から称賛する声が相次ぎました。・大人だけど、クオリティの高さに脱帽した。自分の書いた卒論よりうまいかも…。・研究の基礎がしっかりとしている。こういった考え方は、大人でも実は難しいと思うよ。・これはもう、100点を超えて300点をあげたい。天才の所業だ…。研究結果そのもののクオリティが高いだけでなく、娘さんがこの自由研究を心から楽しんでいることが、文面から伝わってきます。そういった点も、校長先生や多くの大人から高い評価を得た理由なのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年09月18日Z世代は「子育て」をどう捉えているのか明確な定義はありませんが、Z世代とは1990年代中盤から2000年代序盤に生まれた世代を指すことが多く、2023年現在においては、10代中盤~20代前半ぐらいまでの世代が該当します。Z世代の物事に対する考え方の特徴として、「自分らしさ」を大切にする傾向が強い世代と言われています。そんなZ世代は、子育てについてどう考えているのでしょうか?今回はビッグローブ株式会社がおこなった「子育てに関するZ世代の意識調査」をもとにZ世代の子育てに対する認識を紹介します。Z世代の約5割が「将来、子どもがほしくない」Q. 将来、結婚と子どもについて未婚で子どものいない18歳から25歳までの男女を対象に、将来の結婚と子どもについて質問した結果は、「将来結婚して、子どもがほしい」と回答したZ世代が44.9%、「将来結婚というかたちにこだわらなくても子どもはほしい」が9.4%であり、あわせて約5割となっています。一方、「将来結婚はしたいが、子どもはほしくない」が9.6%、「将来結婚もしたくないし、子どももほしくない」が36.1%となっており、将来、子どもがほしくないというZ世代もおよそ半数という結果となりました。男女別でみてみると、「将来、子どももほしくない」と回答した男性が51.3%、女性が40.2%となっており、男性が約10ポイント上回っています。子育てに自信がないZ世代が多い?「将来、子どもがほしくない」と回答したZ世代の理由として、「お金の問題」と回答した割合は17.7%、「お金の問題以外」と回答した割合が42.1%、「両方」と回答した割合は40.2%でした。子育ての負担として「お金の問題」は大きいと思いますが、Z世代にとっては「お金の問題以外」が特に影響しているようです。Q. お金の問題以外で子どもがほしいと思わない理由(複数回答可)お金の問題以外でのもっとも大きな理由は「育てる自信がないから」で52.3%と5割を超えています。ついで「子どもが好きではない、子どもが苦手だから」が45.9%、「自由がなくなる(自分の時間を制約されたくないから)」が36.0%となっています。また、「これからの日本の将来に期待ができず、子どもがかわいそうだから」が25%、「子どもを育てにくい世の中だから」が20.9%となっており、社会状況もZ世代の子育てに対する意識に影響を与えていることがうかがえます。まとめ今回ご紹介した調査では、将来子どもがほしくないというZ世代は約5割にのぼりました。お金の問題以外でそう思う理由として、5割以上が「育てる自信がないから」と回答しています。これは自分自身のことが理由になっていますが、「これからの日本に期待ができない」「子どもを育てにくい世の中だから」という意見も2割を超えています。Z世代が子どもがほしくないと考える要因には、社会に対する不安も影響しているようです。(マイナビ子育て編集部)画像はイメージです<調査概要>子育てに関するZ世代の意識調査/ビッグローブ株式会社調査地域:全国調査対象:18歳から25歳までの男女500人調査時期:2023年2月7日~2月9日調査方法:インターネット有効回答数:500サンプル<関連記事>✅中高生は結婚や子育てをどう考えている?「名字はどちらでもよい」「子育ての分担は夫婦で同じがよい」など時代を反映する結果に✅「結婚したい」若者は4割以上の一方、「必ず結婚する」という人は男性で2割、女性で1割強【17~19歳の結婚観】✅「子どもが生まれた後は緩いペースで働きたい」、女性だけでなく20代男性も4割に上る
2023年08月16日未来政治経済研究会(代表:島田 光喜)は、Z世代が「2050年の日本」について考える『次世代政策サミット JAPANビジョン2050』にて、「環境問題」「地方創生」「国際社会」の3つのテーマで政策提言の応募受付を開始します。詳細URL: 次世代政策サミット JAPANビジョン2050 チラシ【趣旨】21世紀に突入してから、四半世紀が経過しようとしています。デジタル技術の革新により、社会はますます便利になり、組織や世俗ではなく、個人を中心としたアイデンティティが形成されるようになりました。また、気候変動というテーマは国際的な価値観となり、脱炭素に向けた取り組みは一気に世界的潮流となっています。その中で、日本では少子高齢化に歯止めがかかりません。Z世代と呼ばれる年代の人口は、この30年間で半減し、2050年には日本における生産年齢人口は現在の2/3に減少すると言われています。生産年齢人口の減少は、日本社会が硬直化することを意味し、激しさを増す国際競争の中で日本が更に厳しい状況におかれることは避けられません。つまり、これからは、より少ない人口で社会を維持し、国際競争に負けないという意味でも、社会システム全体の見直しが迫られていると考えられます。その中で、次世代の若者たちができることは何か。個人主義が進む世の中で、これからを担うZ世代があえて、「日本」という国の未来を考え、そのために取り組むべき政策立案を行い、同世代と共に価値観を共有することは、日本の変わっていくべき方向性が明確になるのではないかという問題意識から、「次世代政策サミット JAPANビジョン2050」として政策立案サミットを開催します。次世代政策サミット JAPANビジョン2050(概要)【開催概要】主催:未来政治経済研究会後援:農林水産省一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)公益財団法人松下幸之助記念志財団 松下政経塾学校法人メイ・ウシヤマ学園 ハリウッド大学院大学〇決勝大会日程2023年10月14日(土)14時~17時15分(開場13時30分)〇決勝大会会場六本木ヒルズハリウッドプラザ ハリウッドホール(東京都港区六本木6丁目4-1 六本木ヒルズ ハリウッドビューティープラザ5階)〇テーマ「次世代政策サミット JAPANビジョン2050 ~創りたい未来社会の実現のために~」2050年の日本の目指すべきビジョンを描き、描いたビジョンを実現するために日本が行うべき政策を少なくとも1つ選んで、以下の6点を踏まえながら、スライドを用いた15分以内の動画およびスピーチ原稿(人数分)を作成してください。(0) 3つの中から、一つテーマを選択する(『環境問題』『地方創生』『国際社会』)(1) 2050年に向けてどのような日本社会を実現したいか?(ビジョンを明確に提示した上で、具体的な政策のコンセプトを指定する)(2) 2050実現に向けて、日本の当該政策に関する現状はどうなっているのか?(3) なぜ、日本では当該政策が進んでいないのか(構造的な要因を提示)?(4) JAPANビジョン2050に向けて、どのように政策を展開するべきか?(5) 政策実現に向けてどれくらいの予算が必要なのか(実現可能性)。※スピーチ原稿は1600文字以内、動画については15分以内(参考文献を除く)とします。※スライドについて、(1)ビジョン(2)現状分析(3)政策提言(4)実現可能性(5)参考資料の5項目の順番で作成してください。※なお、参考資料として、別途資料を添付することは認めますが、評価対象とはしません。〇受賞最優秀賞…1チーム 賞状および副賞10万円・政策提言権利優秀賞 …1チーム 賞状および副賞5万円奨励賞 …1チーム 賞状および副賞3万円※最優秀賞を獲得したチームは、後日、有料国会議員に直接政策提言を出来る権利が付与されます。〇決勝大会審査員朝比奈 一郎氏(青山社中株式会社 筆頭代表CEO/ビジネス・ブレークスルー大学大学院 客員教授)石井 正文氏(前駐インドネシア大使/元外務省国際法局長/学習院大学特別客員教授)山口 豊氏(株式会社テレビ朝日エグゼクティブアナウンサー)〇応募資格・満35歳以下の学部生・大学院生もしくは社会人からなるチーム(3名以上)(国籍不問。ただし、提出書類は日本語のみ)・決勝大会および懇親会にご参加いただける方懇親会 開催日時:10月14日(土)14時~19時15分会場 :ハリウッド大学院大学・松下政経塾主催「第4回松下幸之助杯スピーチコンテスト」への応募(同時)をご了承いただける方〇応募期間2023年8月1日(火)~2023年9月1日(金) 23:59※政策サミット事務局での一次審査(動画審査)を経て、9月27日(水)に決選大会出場者(3チーム)を決定します。〇応募方法未来政治経済研究会の下記ウェブサイトよりご応募ください。 ※決勝大会の会場観覧もお申込みいただけます。【団体概要】名称 : 未来政治経済研究会代表者 : 島田 光喜設立 : 2022年2月事業内容: 定例研究会事業、ディベート&スピーチ研修事業、「Z世代カフェ」シリーズ運営、政策コンテスト主催URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月01日未来政治経済研究会(代表:島田 光喜)は、これからの時代を担うZ世代を対象とした政策コンテスト『次世代政策サミット JAPANビジョン2050』を開催いたします。「環境問題」「地方創生」「国際社会」の3つのテーマでのうち、1つテーマを選択いただき、2050年の日本の目指すべきビジョンを描き、描いたビジョンを実現するために日本が行うべき政策を提案いただきます。詳細URL: 次世代政策サミット JAPANビジョン2050 チラシ【趣旨】21世紀に突入してから、四半世紀が経過しようとしています。デジタル技術の革新により、社会はますます便利になり、組織や世俗ではなく、個人を中心としたアイデンティティが形成されるようになりました。また、気候変動というテーマは国際的な価値観となり、脱炭素に向けた取り組みは一気に世界的潮流となっています。その中で、日本では少子高齢化に歯止めがかかりません。Z世代と呼ばれる年代の人口は、この30年間で半減し、2050年には日本における生産年齢人口は現在の2/3に減少すると言われています。生産年齢人口の減少は、日本社会が硬直化することを意味し、激しさを増す国際競争の中で日本が更に厳しい状況におかれることは避けられません。つまり、これからは、より少ない人口で社会を維持し、国際競争に負けないという意味でも、社会システム全体の見直しが迫られていると考えられます。その中で、次世代の若者たちができることは何か。個人主義が進む世の中で、これからを担うZ世代があえて、「日本」という国の未来を考え、そのために取り組むべき政策立案を行い、同世代と共に価値観を共有することは、日本の変わっていくべき方向性が明確になるのではないかという問題意識から、「次世代政策サミット JAPANビジョン2050」として政策立案サミットを開催します。次世代政策サミット JAPANビジョン2050(概要)【開催概要】主催:未来政治経済研究会後援:一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)公益財団法人松下幸之助記念志財団 松下政経塾学校法人メイ・ウシヤマ学園 ハリウッド大学院大学〇決勝大会日程2023年10月14日(土)14時~17時15分(開場13時30分)〇決勝大会会場六本木ヒルズハリウッドプラザ ハリウッドホール(東京都港区六本木6丁目4-1 六本木ヒルズ ハリウッドビューティープラザ5階)〇テーマ「次世代政策サミット JAPANビジョン2050 ~創りたい未来社会の実現のために~」2050年の日本の目指すべきビジョンを描き、描いたビジョンを実現するために日本が行うべき政策を少なくとも1つ選んで、以下の6点を踏まえながら、スライドを用いた15分以内の動画およびスピーチ原稿(人数分)を作成してください。(0) 3つの中から、一つテーマを選択する(『環境問題』『地方創生』『国際社会』)(1) 2050年に向けてどのような日本社会を実現したいか?(ビジョンを明確に提示した上で、具体的な政策のコンセプトを指定する)(2) 2050実現に向けて、日本の当該政策に関する現状はどうなっているのか?(3) なぜ、日本では当該政策が進んでいないのか(構造的な要因を提示)?(4) JAPANビジョン2050に向けて、どのように政策を展開するべきか?(5) 政策実現に向けてどれくらいの予算が必要なのか(実現可能性)。※スピーチ原稿は1,600文字以内、動画については15分以内(参考文献を除く)とします。※スライドについて、(1)ビジョン(2)現状分析(3)政策提言(4)実現可能性(5)参考資料の5項目の順番で作成してください。※なお、参考資料として、別途資料を添付することは認めますが、評価対象とはしません。〇受賞最優秀賞…1チーム 賞状および副賞10万円・政策提言権利優秀賞 …1チーム 賞状および副賞5万円奨励賞 …1チーム 賞状および副賞3万円〇決勝大会審査員朝比奈 一郎氏(青山社中株式会社 筆頭代表CEO/ビジネス・ブレークスルー大学大学院 客員教授)石井 正文氏(前駐インドネシア大使/元外務省国際法局長/学習院大学 特別客員教授)山口 豊氏(株式会社テレビ朝日 エグゼクティブアナウンサー)〇応募資格・満35歳以下の学部生・大学院生もしくは社会人からなるチーム(3名以上)(国籍不問。ただし、提出書類は日本語のみ)・決勝大会および懇親会にご参加いただける方懇親会 開催日時:10月14日(土)14時~19時15分会場 :ハリウッド大学院大学・松下政経塾主催「第4回松下幸之助杯スピーチコンテスト」への応募(同時)をご了承いただける方〇応募期間2023年8月1日(火)~2023年9月1日(金) 23:59※政策サミット事務局での一次審査(動画審査)を経て、9月27日(水)に決選大会出場者(3チーム)を決定します。〇応募方法未来政治経済研究会の下記ウェブサイトよりご応募ください。 ※決勝大会の会場観覧もお申込みいただけます。【団体概要】名称 : 未来政治経済研究会代表者 : 島田 光喜設立 : 2022年2月事業内容: 定例研究会事業、ディベート&スピーチ研修事業、「Z世代カフェ」シリーズ運営、政策コンテスト主催URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月17日芝浦工業大学(東京都江東区/学長 山田 純)は、企業と大型の共同研究を行う「共同研究講座制度」を2023年度から導入しました。共同研究講座は、本学が100周年を迎える2027年に向けて研究力のさらなる強化を進めることを目的とし、すでに民間企業2社との共同研究講座を設置しています。今後、本制度を活用して企業との連携を深め、共同研究講座を増加させることにより本学の技術シーズが社会実装されることを目指していきます。連携の拠点となるベイエリア・オープンイノベーションセンター(BOiCE)がある豊洲キャンパス本部棟【ポイント】●2023年度から企業と大型の共同研究を行う共同研究講座制度を導入●すでに2社の民間企業と共同研究講座を設置●2023年5月26日に共同研究講座セミナーを実施予定■共同研究講座を設置した目的本学ではこれまで、学内の研究者を主体として多くの企業と大小様々な共同研究を進めてきました。しかし、今後、研究成果の社会実装をより一層促進するためには、大学と企業が双方の研究者だけでなく、組織としてお互いが持つ課題を共有する仕組みが必要です。それらの課題解決に向けて具体的な出口を見据え、長期的に大規模な研究プロジェクトを進めるなど、より効果的な取り組みを実現するために共同研究講座を設置しました。これは、文部科学省の「産学官連携による共同研究強化のためのガイドライン(2016年11月発表)」で求められている、企業との大型の共同研究実施にも資する取り組みとなっています。また、このガイドラインにおいて推奨されている「戦略的産学連携経費」を共同研究講座に対して設定し、この経費を本学の中長期的な研究力強化に向けて活用を図ります。■共同研究講座の概要共同研究講座では、企業等から受け入れた資金を活用して、大学内に研究組織を設置、大学と企業等に共通する研究課題について、対等な立場で共同して研究を行う制度です。企業との間で設定した研究課題に両者の組織で取り組み、複数年度にわたる比較的大規模の共同研究に適した制度となります。そして、企業研究者が本学で博士学位を取得することも可能です。また、産学官連携コーディネーター(CD)や、リサーチ・アドミニストレーター(URA)が共同研究の実施、外部資金獲得や知財管理等を支援することで円滑な運営を行うことができます。【共同研究講座と従来の共同研究との比較】<講座設置>共同研究 :設置しない共同研究講座:設定する<課題設定>共同研究 :個別課題ごとに設定共同研究講座:目標とする共通課題を設定する<経費>共同研究 :共同研究費共同研究講座:共同研究費<契約締結>共同研究 :単年度契約共同研究講座:複数年度契約<特任教員>共同研究 :なし共同研究講座:あり(共同研究講座教員) 博士学位の取得も可能<組織的支援(URA)>共同研究 :内容に応じて支援共同研究講座:全案件支援<成果の帰属>共同研究 :企業と共有共同研究講座:企業と共有<研究規模(予算規模)>共同研究 :小~中共同研究講座:大型・長期■今後の展望設置したそれぞれの共同研究講座が十分な研究成果を上げ、本学発の技術シーズが将来的に社会実装されることを目ざし、研究担当URAによる研究者の支援、ベイエリア・オープンイノベーションセンター(BOiCE)における研究スペースの提供などの支援を行います。そして、100周年を迎える2027年までに共同研究講座の設置件数を増加させていきます。■関連する情報共同研究講座を含めた本学の最新情報については、Webサイトに掲載しています。また、共同研究講座セミナーを5月26日(金)に開催します。このセミナーでは2件の共同研究講座について、それぞれ本学の教員ならびに設置企業2社からの講演を予定しています。今後も新しい情報を順次公開します。URL: ■芝浦工業大学とは工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科 日本屈指の海外学生派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の理工系大学です。東京都と埼玉県に2つのキャンパス(豊洲、大宮)、4学部1研究科を有し、約9,000人の学生と約300人の専任教員が所属。2024年には工学部が学科制から課程制に移行し、従来の教育の在り方を根本から変えていきます。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月25日公益財団法人稲盛財団(理事長:金澤しのぶ)は、3月10日(金)の理事会において、国内の自然科学、人文・社会科学の若手研究者を対象に、独創的で優れた研究活動に対して助成する稲盛研究助成の2023年度対象者を決定しましたので、お知らせいたします。贈呈式の様子(2019年)● 採択人数:自然科学系40名/競争率8.3倍人文・社会科学系10名/競争率6.4倍(計50名)● 助成金額:1件につき100万円(計5,000万円)を贈呈● 助成実績:1985年度~2023年度=延べ1,829名、18憶1,940万円「2023年度稲盛研究助成金贈呈式」は4月15日(土)に京都市内にて開催いたします。また、これまで行っていた贈呈式後の3S(*)総会は、本年より3S交流会へと形態を変えて、約30名の会員によるポスター発表を軸に行う予定です。詳細は改めてお知らせいたします。(*3S:次頁5. 参照)■稲盛研究助成について稲盛財団創立者 稲盛 和夫の理念に基づき、未来の人類社会に貢献する人材育成を目的として、1985年より毎年、国内の自然科学、人文・社会科学の若手研究者を対象に、独創的で優れた研究活動を支援しています。1. 2023年度選考結果2023年度は、国内の選抜された国立大学、公立大学、私立大学、大学共同利用機関法人、その他の研究機関に所属する394名(自然科学330件、人文・社会科学64件)の研究者から応募がありました。いずれの研究テーマも新しい視点やユニークな取り組みによりそれぞれの研究分野に発展をもたらし、将来的に人類や社会への大きな貢献が期待できるものです。2023年度を含めた稲盛研究助成の助成対象者は延べ1,829名、助成総額は18億1,940万円となります。2. 助成金額1件につき100万円。毎年、自然科学系40件、人文・社会科学系10件、計50件(5,000万円)を助成します。3. 助成金の使途当該研究の遂行に必要な経費である限りにおいて、その使途に制限はありません。4. 伯楽制度本研究助成のユニークな制度として「伯楽制度」があります。これは中国の故事「千里馬常有 而伯楽不常有(千里の馬は常に有れども、伯楽は常に有らず)」にちなみ、当該年度の助成対象者に選ばれた方の中で、抜きん出て優秀かつ有望な研究を行うと選考委員会が認めた方に対して2年連続して助成する制度です(2023年度の適用者はありませんでした)。5. 盛和スカラーズソサエティ(3S:Seiwa Scholars Society)本研究助成を受けた対象者相互の交流と親睦を深めることによる研究のさらなる発展を願い、1997年に発足しました。専門分野が細分化され、学問全体が見えづらい近年、異分野間の横断的かつ学際的な思考の重要性がますます求められています。3Sの会員は、自然科学から人文・社会科学にいたる幅広い分野の研究者で構成され、研究発表、交流会、メールマガジンなどを通じて、専門分野を越えた交流をはかっています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月10日未来政治経済研究会(代表:島田 光喜)は、『第3弾 Z世代カフェ 若者が今、思うこと。』におきまして、「失われた30年」についてZ世代と有識者が語り合うシンポジウムを2023年1月29日(日)にベルサール六本木グランドコンファレンスセンターで開催いたします。詳細URL: 第3弾 Z世代カフェ概要日本では、「失われた30年」と言われるように1990年以降、一貫して低成長が続いています。1989年の世界時価総額ランキング上位20社のうち、日本企業は14社ランクインをしていたのに対し、最新の2022年の世界時価総額ランキングでは上位20社に1社もランクインせず、一人当たりの労働生産性もアメリカの6割に落ち込んでいます。そんな「失われた30年」に生まれ育ったのが「Z世代」であり、少子高齢化やAIによるテクノロジー進化の中、特にこれからの社会を担うのが「大学生」です。そんな彼らが今、何を思うのか、そして再び国際的に日本の人材が活躍していくためにどうすればよいのか、これらを表出すべく、「第3弾 Z世代カフェ 若者が今、思うこと。」と題して、イベントを企画します。今回は、第1部と第2部に分かれており、第一部では慶応義塾大学特任准教授の若新 雄純氏を中心にZ世代ゲストと共に「人生とお金」「人生と家族」という2つのテーマについて徹底討論します。そして、第2部では若新氏に加えて、内閣府大臣政務官で元三重県知事の鈴木 英敬衆議院議員、経団連政治統括担当主幹でCATCHY代表の大山 みこ氏によるシンポジウムにて「失われた30年」の要因、そしてこれからの日本の未来予想図について議論します。【開催概要】題目 : 『第3弾 Z世代カフェ 若者が今、思うこと。』日時 : 2023年1月29日(日)17:30~20:30場所 : ベルサール六本木グランドコンファレンスセンター(オンライン同時配信)対象 : 全て定員 : 計200名(会場100名、オンライン100名)参加費 : 一般1,500円(学生800円)オンライン視聴チケット一般1,500円(学生800円)申し込み方法: 以下のリンクよりURL : 【出演】〇パネリストのご紹介第1部 わかしん。とZ世代が日本社会を考えるモデレーター:わかしん。(若新 雄純)氏プロデューサー/慶応義塾大学特任准教授/株式会社NEWYOUTH 代表取締役Z世代ゲストZ世代ゲスト:五百旗頭 アレン東京大学経済学部4年/EdTech 学生起業家/TEDxUTokyo 2022 司会矢田 いおり株式会社アジアンファイナンス 代表/IFA(独立系金融アドバイザー)河 暎健東京大学医学部4年/エコノミックコンサル従事江蔵 瑠美東京都立大学理学部4年/アイドル事務所MISPRO 代表茶山 美鈴早稲田大学法学部3年/有志団体 Health for all.jp 代表第2部 シンポジウム「失われた30年」からの脱却のためにパネリストパネリスト:わかしん。(若新 雄純)プロデューサー/慶応義塾大学特任准教授/株式会社NEWYOUTH 代表取締役鈴木 英敬衆議院議員/内閣府大臣政務官(新しい資本主義、スタートアップ担当)/元三重県知事大山 みこ一般社団法人日本経済団体連合会(経団連) 政治担当統括主幹/CATCHY 代表〇MC総合司会 :加藤 みづな(日本経営道協会 アシスタントプロデューサー)シンポジウム:島田 光喜(未来政治経済研究会 代表)〇Z世代カフェ、総合プロデューサー島田 光喜(未来政治経済研究会 代表)【後援・特別スポンサー】公益財団法人 松下幸之助記念志財団 松下政経塾、学校法人メイ・ウシヤマ学園 ハリウッド大学院大学【協賛パートナー】イチニ株式会社(選挙ドットコム)、CPAエクセレントパートナーズ株式会社、株式会社法学館(伊藤塾)、POTETO政治部「ZEXT」【協力団体】学習院大学国際政治研究会、成蹊大学政治学研究会、法政大学志雄会、早稲田大学鵬志会【団体概要】名称 : 未来政治経済研究会代表者 : 島田 光喜設立 : 2022年2月事業内容: 月1回の定例研究会事業、イベント実施URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月12日~CCI Z世代研究会(ゼトケン)、デジタルギフト「デジコ」と共同調査を実施~ 株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社である株式会社CARTA COMMUNICATIONS(本社:東京都中央区、代表取締役社長:目黒 拓、以下CCI) のZ世代へのマーケティング活動を強化するプロジェクト「Z世代研究会(ゼトケン)」( )は、マーケティングソリューション事業を展開する株式会社DIGITALIO(東京都渋谷区、代表取締役:古谷 和幸)が運営するデジタルギフト「デジコ」( )と共同で、「Z世代の金銭事情・キャッシュレス決済利用」に関する調査を実施いたしました。調査背景世の中に対する影響力も大きく、これからの消費を担っていくとされており注目を集め続けているZ世代(※)の金銭事情について調査しました。また、日本国内でも普及しつつある現金を用いないキャッシュレス決済について、Z世代間の実態を調べました。※本調査では、調査時点(2022年10月)で25歳までの対象者をZ世代とする。調査結果サマリー・Z世代は、他世代に比べ「長財布」の利用率が低く、コンパクトな「ミニ財布・三つ折り財布」の利用率が高い。・Z世代は他世代には無い、「財布を出すのが面倒くさい」というストレスを抱えている。・人口の多い地域と少ない地域のZ世代を比較すると、人口の多い地域に住むZ世代の方が、圧倒的にキャッシュレス決済利用率が高い。・人口の少ない地域に住むZ世代の方が「小銭がかさばる」「財布を出すのが面倒くさい」という悩みを抱えている人が多い。・財布を出すことなく決済を行うことが可能であるキャッシュレス決済は、今後全国のZ世代に需要が高まっていくことが期待できる。現在使用している財布の形状について(世代別)現在最も使用している財布の形について聴取したところ、Z世代は他の世代に比べ「長財布」の利用率が低く、コンパクトな「ミニ財布・三つ折り財布」の利用率が高いという結果が出た。買い物時に抱えるストレス(世代別)買い物時に感じるストレスとして当てはまるものを聴取したところ、Z世代は「財布を出すのが面倒くさい」と感じている人が他の世代と比較して多いことがわかった。前述の「長財布よりもミニ財布を使う人が多い」という特徴と照らし合わせると、Z世代は財布の出し入れにストレスを感じる人が多いことが推測される。支払い時に財布を出さずにスマホのみで決済を行うことも可能なキャッシュレス決済は、今後Z世代の中でも需要が高まっていくことが予想される。キャッシュレス利用状況(都市部と地方の比較)人口の多い地域(都道府県別人口数上位7位※以上を指す。以下、都市部)とそれ以外の地域(以下、地方)で、直近1ヶ月以内のキャッシュレス利用状況を比較してみると、キャッシュレス利用状況に大きな差があることがわかった。全世代いずれも都市部の方が地方よりもキャッシュレス決済利用経験率が高く、特にZ世代の中でその差は顕著に現れており、都市部では69.3%なのに対し、地方では36.3%と2倍近く多い結果となった。※人口数上位7都道府県(2022年10月1日時点):東京都、神奈川県、大阪府、愛知県、埼玉県、千葉県、兵庫県買い物時に抱えるストレス(都市部と地方の比較)買い物時に抱えるストレスを都市部と地方で比較したところ、地方に住むZ世代には「小銭がかさばる」「財布を出すのが面倒くさい」という悩みを抱えている人が、都市部に住むZ世代よりも多くいることが判明した。前述の通り、地方では都市部に比べてZ世代のキャッシュレス決済利用経験率は低かったが、「小銭がかさばる」「財布を出すのが面倒くさい」といったストレスはキャッシュレス決済を利用すれば解決できるため、今後さらに需要が高まっていくことが推測できる。今回の調査から、現状では全世代において都市部の方が地方よりもキャッシュレス決済利用経験率は高いことがわかったが、今後は地方でも買い物時の決済手段としてキャッシュレス決済の需要が高まっていくと考えられる。また、Z世代は財布の出し入れによるストレスを軽減することを重視していると考えられるため、財布を出すことなく、かつ短時間で決済を行えるキャッシュレス決済へのニーズが高まっていくことが予想される。調査概要1.調査目的:Z世代の金銭事情の実態把握2.調査対象:テスティーモニタ12歳〜59歳の男女3.調査地域:全国4.調査方法:インターネットリサーチ5.調査期間:2022/10/25(火)- 2022/10/27 (木)6.回答数:400名7.割付:12〜18歳100名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済利用者:50名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済未利用者:50名19〜25歳100名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済利用者:50名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済未利用者:50名26〜49歳100名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済利用者:50名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済未利用者:50名50歳以上100名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済利用者:50名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済未利用者:50名CCI Z世代研究会(ゼトケン)とはZ世代を対象とした定量調査やCCI独自調査のほか、インタビューなどを通じてZ世代のリアルな意見を調査しています。また、それらの調査データを活用した、Z世代を対象としたマーケティングの啓蒙活動や、ソリューションの企画・開発を行っています。Z世代研究会(ゼトケン)note 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月22日~CCI Z世代研究会(ゼトケン)、デジタルギフト「デジコ」と共同調査を実施~ 株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社である株式会社CARTA COMMUNICATIONS(本社:東京都中央区、代表取締役社長:目黒 拓、以下CCI) のZ世代へのマーケティング活動を強化するプロジェクト「Z世代研究会(ゼトケン)」( )は、マーケティングソリューション事業を展開する株式会社DIGITALIO(東京都渋谷区、代表取締役:古谷 和幸)が運営するデジタルギフト「デジコ」( )と共同で、「Z世代の金銭事情・キャッシュレス決済利用」に関する調査を実施いたしました。調査背景世の中に対する影響力も大きく、これからの消費を担っていくとされており注目を集め続けているZ世代(※)の金銭事情について調査しました。また、日本国内でも普及しつつある現金を用いないキャッシュレス決済について、Z世代間の実態を調べました。※本調査では、調査時点(2022年10月)で25歳までの対象者をZ世代とする。調査結果サマリー・Z世代は、他世代に比べキャッシュレス決済の直近利用率は低い。・Z世代は、キャッシュレス決済の中では「バーコード決済」の利用率が最も高い。・Z世代は、一度「バーコード決済」を利用すると、そのまま最も利用意向の高いキャッシュレス決済方法になる傾向がある。・キャッシュレス決済利用者の中でも、18歳以下のZ世代は「基本的に現金を使う」人が多いが、19歳〜25歳のZ世代は「基本的にキャッシュレスを利用する」人が多い。・「クレジットカードを所持しているかどうか」はキャッシュレス決済の利用意向に大きく関わるものである。・今後、18歳未満のZ世代もクレジットカードを所有できるようになると、よりZ世代のキャッシュレス決済の利用意向は高まると考えられる。キャッシュレス決済の利用状況調査対象者に対し、キャッシュレス決済の直近1ヶ月以内での利用経験率を聴取し、世代別で比較したところ、Z世代は他世代に比べキャッシュレス決済を利用していないという結果が出た。Z世代より上の世代(26歳以上)では直近1ヶ月以内のキャッシュレス決済利用経験率が7割を超える一方で、Z世代全体では5割と大きく差が見られた。さらに詳しく見てみると、18歳以下では43.8%、19〜25歳では67.3%とZ世代の中でも乖離があることがわかった。登録・所持したことのあるキャッシュレス決済「直近1ヶ月以内にキャッシュレス決済を利用した」と回答した人に、「今までに一度でも登録・所持したことのあるキャッシュレス決済方法」を聴取した。Z世代は、キャッシュレス決済の中で「バーコード決済」の登録・所持率が最も高い。Z世代の中でも19歳以上の世代では、「クレジットカード」の所持率が高い。利用経験のあるキャッシュレス決済「直近1ヶ月以内にキャッシュレス決済を利用した」と回答した人に、「今までに一度でも利用したことのあるキャッシュレス決済方法」を聴取した。Z世代は、キャッシュレス決済の中で「バーコード決済」の利用率が最も高い。Z世代の中でも19歳以上の世代では、「クレジットカード」の利用率が高い。直近1ヶ月以内に利用したキャッシュレス決済「直近1ヶ月以内にキャッシュレス決済を利用した」と回答した人に、「直近1ヶ月以内に一度でも利用したことのあるキャッシュレス決済方法」を聴取した。Z世代は、キャッシュレス決済の中で「バーコード決済」の直近利用率が最も高い。Z世代の中でも19歳以上の世代では、「クレジットカード」の利用率が高い。最も利用頻度の高いキャッシュレス決済「直近1ヶ月以内にキャッシュレス決済を利用した」と回答した人に、「最も利用頻度の高いキャッシュレス決済方法」を聴取した。Z世代は、キャッシュレス決済の中で「バーコード決済」の利用頻度が最も高い。また、Z世代は、一度バーコード決済を使うとそのままバーコード決済が最も利用するキャッシュレス決済手段になる傾向が見られる。現金/キャッシュレスの利用状況直近1ヶ月以内のキャッシュレス決済利用者に対し、現金決済とキャッシュレス決済のどちらを使うことが多いかを聴取した。18歳以下のZ世代では、キャッシュレス派よりも現金派の人の方が多い。一方で、19〜25歳のZ世代に着目すると、現金派が比較的少なくキャッシュレス派の人が比較的多い。Z世代の中でも18歳以下と19〜25歳の世代で差が生まれている。クレジットカード所持率とキャッシュレス決済利用経験の関係性について直近1ヶ月以内のクレジットカード利用者と非利用者に対し、現金・キャッシュレスの利用頻度はどちらの方が高いかを聴取した。クレジットカード利用者は半数以上が「キャッシュレス決済を使うことが多い」と回答したのに対し、クレジットカード非利用者は半数以上が「現金決済を使うことが多い」と回答。キャッシュレス決済の利用頻度において、クレジットカードの有無は大きな影響力があると考えられる。今回の調査で、Z世代は他世代に比べてキャッシュレス決済の利用率が低いという結果になったが、クレジットカードを所有しているかどうかがキャッシュレス決済の利用意向に大きく影響を与えることがわかった。今後、現在18歳未満のZ世代もクレジットカードを持てるようになると、Z世代のキャッシュレス利用率は上がると予想される。調査概要1.調査目的:Z世代の金銭事情の実態把握2.調査対象:テスティーモニタ12歳〜59歳の男女3.調査地域:全国4.調査方法:インターネットリサーチ5.調査期間:2022/10/25(火)- 2022/10/27 (木)6.回答数:400名7.割付:12〜18歳100名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済利用者:50名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済未利用者:50名19〜25歳100名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済利用者:50名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済未利用者:50名26〜49歳100名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済利用者:50名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済未利用者:50名50歳以上100名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済利用者:50名直近1ヶ月以内キャッシュレス決済未利用者:50名CCI Z世代研究会(ゼトケン)とはZ世代を対象とした定量調査やCCI独自調査のほか、インタビューなどを通じてZ世代のリアルな意見を調査しています。また、それらの調査データを活用した、Z世代を対象としたマーケティングの啓蒙活動や、ソリューションの企画・開発を行っています。Z世代研究会(ゼトケン)note 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月20日当社は、卵白プロテインについて、九州大学大学院農学研究院細胞制御工学研究室(片倉 喜範教授)と共同研究を行ってきました。その研究成果として、卵白プロテインは「β酸化活性化効果」を有していることが明らかとなりましたので、以下のとおりお知らせします。■研究の背景・目的卵白に多く含まれるたんぱく質は必須アミノ酸のバランスと体内利用率が非常に高く、また、脂質をほとんど含まないことから、良質のたんぱく源と言われています。本研究では、当社製品REVOPRO(R) EGG WHITE PROTEINの主原料である卵白プロテインと、乳清(ホエイ)由来のホエイ・プロテイン・アイソレート(以下、WPI)とを用いて、骨格筋細胞における遺伝子発現変動につき検証し、卵白プロテインが筋肉細胞におけるβ酸化に及ぼす効果を明らかにすることを目的としました。■研究内容と結果サンプルとして、卵白プロテインとWPIをそれぞれ100mlのリン酸緩衝生理食塩水に15gずつ溶かしたものを使用し、比較対照はリン酸緩衝生理食塩水としました。骨格筋細胞の一種である分化C2C12細胞を2日毎に培地交換およびサンプル添加を行いながら分化誘導し、そこから5日間培養した後にRNAの抽出・回収を行って、細胞内でのエネルギー産生に関係するβ酸化関連遺伝子の発現を測定しました。その結果、3種類のβ酸化関連遺伝子(CD36、CPT1、MCAD)の発現はいずれも卵白プロテインにおいて特に増加しました(図1・図2・図3)。これらの発現が増加すると、細胞内のミトコンドリアが活性化し、脂肪酸の分解やエネルギー産生が促進されます。これは、生体としては脂肪の燃焼によるエネルギーへの変換が盛んになることを意味しています。これにより、卵白プロテインはダイエットに有効な効果を有しているものと考えることができました。図1~3(注)・エラーバー :標準誤差を示す・有意差(「比較対照」に対して):*p<0.05 **p<0.01 ***p<0.001当社は今後も、「食のインフラ」としての液卵事業を通じて卵製品の安定的供給に努めるとともに、「卵」の新たな可能性を追求してまいります。〔用語説明〕・β酸化:脂肪酸の代謝(分解)において、脂肪酸を酸化してエネルギーを取り出すための重要な代謝経路の一つです。・骨格筋:動物の筋肉には、骨格を動かす「骨格筋」と内臓を動かす「内臓筋」があります。基本的に、内臓筋が不随意筋の平滑筋であるのに対し、骨格筋は自分の意思で動かしたり鍛えたりできる随意筋の横紋筋であり、トレーニングやエクササイズの対象となるのは骨格筋です。・ミトコンドリア:動植物の細胞中に広く存在する細胞内小器官の一つで、生命活動に必要なエネルギーを産生する場となっています。なお、卵白プロテインに関する九州大学との共同研究につきましては、以下のとおり筋繊維タイプの変化に与える効果に関し発表を行っておりますので、併せてご覧下さい。・2022年8月26日発表「卵白プロテインに関する九州大学との共同研究結果について」 〔イフジ産業株式会社について〕本社 : 〒811-2318 福岡県糟屋郡粕屋町戸原東二丁目1番29号代表者 : 代表取締役社長 藤井 宗徳電話番号 : 092-938-4561(代表)事業内容 : 液卵・冷凍卵・卵加工品・プロテインの製造・販売上場取引所 : 東京証券取引所 スタンダード市場・福岡証券取引所証券コード : 2924ホームページ: REVOPRO(R) 公式サイト : REVOPRO(R) 公式Twitter : REVOPRO(R) 公式Instagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月10日夏休みの宿題で、多くの子供たちに出されている自由研究。文字通り、研究内容は自由であるぶん、何について調べるかを考えるところから始まります。そのため、子供によっては「何を調べればいいのかが分からない」と悩んでしまいますよね。ゾロリが行う自由研究は?児童書『かいけつゾロリ』のTwitterアカウントは、日頃からとんちを利かせたようなクスッとする投稿で人気を博しています。日本列島を涼しくするはずが…ゾロリの設定温度に「やめろー!」「猛暑の犯人、発見」かいけつゾロリ「深夜っていうのはな…」続く言葉が、あるあるすぎて泣けてくる2022年8月28日、同アカウントはTwitterを更新。双子のイノシシであるイシシとノシシに、ゾロリは「宿題はまだ手を付けなくていいのか」と聞かれます。「いいのいいの」と、余裕を見せるゾロリが、自由研究の題材に選んだものは…。自由研究 pic.twitter.com/BHDOyht0Xq — かいけつゾロリ ポプラ社公式 (@zororizz) August 28, 2022 ゾロリが自由研究として選んだのは、「白紙で提出したらどうなるか」というもの。何を研究してもいいのが自由研究ですから、「何も調べない」という内容も可能性としてはあり得るでしょう。しかし、白紙で出すことで、先生に怒られてしまう未来は見えているはず。白紙で提出したら、怒られておしまいなのか、はたまたやり直しを求められるのか…そうした結果を調べる自由研究なのかもしれませんね!ゾロリの自由研究に、「さすがゾロリ先生」「その手があったか!」「とてもいい回答」と、多くの人が感心しています。中には、実際に白紙で出した人から「結局居残りで宿題をすることになった」といった悲しい体験談も。自由研究は、ゾロリを見習わず、自分の興味あることなどを調べるのが吉と出そうです![文・構成/grape編集部]
2022年08月29日イフジ産業株式会社は、卵白プロテインについて、九州大学大学院農学研究院細胞制御工学研究室(片倉教授)と共同研究を行いました。その研究成果として、卵白プロテインは速筋化を誘導する効果があることが明らかとなりました。REVOPRO ロゴ■研究の背景・目的卵白は、脂質がほとんどなく、タンパク質が多く含まれています。卵白のタンパク質は必須アミノ酸のバランスが非常に良く、体内利用率が高い良質のたんぱく源と言われています。本研究では、当社製品であるREVOPRO(R) EGG WHITE PROTEINの主原料である卵白プロテインとホエイ・プロテイン・アイソレート(以下、WPI)を用いて筋肉細胞を活性化させ、その筋繊維タイプ変化に着目して実験を行い、卵白プロテインの効果を明らかにすることを目的としました。■研究内容と結果<卵白プロテインは筋肉細胞に対する分化誘導能と筋肉の速筋化を誘導する>サンプルはWPIと卵白プロテインを100mLのリン酸緩衝生理食塩水(以下、PBS)にそれぞれ15g溶かしたものを使用し、コントロールはPBSとしました。C2C12 細胞を2日毎に培地交換およびサンプル添加を行いながら分化誘導し、そこから5日間培養後にRNAの抽出、回収をしてRT-qPCRで内在性遺伝子の発現を測定しました。その結果、分化関連遺伝子であるMyoDとMyogeninの発現は卵白プロテインの方がcontrolおよびWPIより増加しました。このことから卵白プロテインには筋肉細胞に対して分化誘導能を有することが明らかとなりました。(表1・表2参照)次に、遅筋マーカーであるMyHCIの発現は卵白プロテインの方がcontrolおよびWPIより発現が減少していました。(表3参照)そして、速筋マーカーであるMyHCIIa, IIb,IIx(表4・表5・表6参照)の発現は卵白プロテインの方がより増加していました。つまり、卵白プロテインは筋肉の速筋化を誘導することが明らかとなりました。(表1)MyoD(表2)Myogenin(表3)MyHCI(表4)MyHCIIa(表5)MyHCIIb(表6)MyHCIIx*>.05 **>.01 ***>.001REVOPRO(R) 公式サイト : REVOPRO(R) 公式Twitter : REVOPRO(R) 公式Instagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月26日未来政治経済研究会(代表:島田 光喜)は、『第2弾 Z世代CAFE~大学を語ろう~』におきまして、政治家・官僚・企業から教育のスペシャリストの方をお招きしたシンポジウムを2022年5月7日(土)にオンラインで開催いたします。詳細URL: Z世代CAFE 概要(1)新型コロナウイルス感染症が流行し始めてから約2年が経過します。新型コロナウイルス感染症の拡大によって社会生活は一変し、リモートワークや外出自粛など様々な制約を受けました。しかしながら、その一方で文部科学省の「GIGAスクール構想」などにより、生徒一人に1台ずつのタブレット・PC端末が普及し、新型コロナウイルス感染症をきっかけとして教育の形も今までとは大きく変化しています。そんな中、「withコロナ、afterコロナ」の教育、とりわけ大学はどうあるべきかについて、元文部科学大臣の下村 博文衆議院議員、「GIGAスクール構想」を推進した経済産業省 教育産業室長の浅野 大介氏、そして超党派の国会議員による「教育立国推進協議会」会長代行を務めるアチーブメント株式会社の青木 仁志氏が徹底討論します。【開催概要】題目 : 『第2弾 Z世代CAFE~大学を語ろう~』日時 : 2022年5月7日(土)17:00~18:30パネリスト: 下村 博文氏、浅野 大介氏、青木 仁志氏場所 : オンライン@Zoom対象 : 全て参加費 : 無料申込み方法: 以下のリンクよりURL : 【出演】〇パネリストのご紹介パネリストのご紹介下村 博文(衆議院議員、元文部科学大臣)浅野 大介(経済産業省 教育産業室長)青木 仁志(アチーブメント株式会社代表取締役会長兼社長)〇MC総合司会 :加藤 みづな(日本経営道協会 アシスタントプロデューサー)パネルディスカッション:栗林 魁(早稲田大学鵬志会 幹事長)〇Z世代CAFE、総合プロデューサー島田 光喜(未来政治経済研究会 代表)【共催】未来政治経済研究会、早稲田大学鵬志会【協力団体】公益財団法人 松下幸之助記念志財団 松下政経塾、法政大学志雄会、学習院大学国際政治研究会、成蹊大学政治学研究会、中央大学政治学会、同志社大学政治学研究会、専修大学創志会、立命館大学政治研究会【団体概要】名称 : 未来政治経済研究会代表者 : 島田 光喜設立 : 2022年2月事業内容: 月1回の定例研究会事業、イベント実施URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月21日明治学院大学は研究成果の社会還元と優秀な研究者の輩出により、社会への貢献に注力しております。この度、本学の教育・研究力のPRを強化するために「研究」ページをリニューアルしました。「研究者情報」「科学研究費助成事業(科研費)」「明学の理由。」「教員の著書」などをまとめることで、研究へのアクセスが容易になりました。「研究」ページ: 明治学院大学Webサイト「研究」ページ●「明学の理由。」研究インタビュー掲載 本学では教員の研究に関するインタビュー記事「明学の理由。」を掲載しており、今回リニューアルしました「研究」ページでご覧いただけます。社会において注目を集める「イギリスのEU離脱」「家族心理学」など最先端の研究内容を紹介しております。メディア関係者をはじめ、受験生、一般の方にも興味深くお読みいただける記事です。穴澤 万里子 (文学部 芸術学科教授 演劇身体表現コース) 「それぞれの青い鳥を探しに。メーテルリンク研究を通じて豊かな演劇世界の扉をひらく」大竹 光寿 (経済学部 経営学科 准教授) 「「らしさ」を超えてブランドを成長させる創造的原点回帰とは」明石 留美子 (社会学部 社会福祉学科 教授) 「今求められる「グローカル」な国際福祉」池本 大輔 (法学部 政治学科 教授) 「時代の変化を告げたイギリスのEU離脱-答えが一つではない問題を扱う政治学-」蛯原 健介 (法学部 グローバル法学科 教授) 「グローバルでありながらローカル。その価値を守るための、複雑で奥深い「ワイン法」の世界」野末 武義 (心理学部長・心理学部 心理学科 教授) 「家族、夫婦が互いに尊重し合える関係を築くために」今後も研究に尽力してまいります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月17日寝たきりにならないために何を食べればいいのか……。米国の最新研究から料理研究家が“最強の食べ合わせ”を導き出した--!「死ぬまで元気に過ごしたい--。そんな思いから、日常生活を制限なく過ごせる健康寿命を1日でも延ばそうと、みなさん、日常的に食事に気を配っていることと思います。しかし、漠然と食材を選ぶより、具体的に何を食べれば、何分健康寿命への影響が出るのかわかれば、献立も立てやすく、幅も広がるのではないでしょうか」こう語るのは、米国ボストン在住の内科医・大西睦子さんだ。日本人女性の平均寿命は87.45歳だが、健康寿命は75.38歳(ともに’19年)。約12年も、介護などが必要な期間があることになる。“寝たきり”など、不健康な期間をいかに短くするのか、そのヒントが’21年8月、『ネイチャーフード』誌で発表された、米国ミシガン大学による論文だ。「世界の研究者7,000人の協力を得て開発されたデータベースから、食材、加工品、料理など約5,800品目を対象に、健康寿命がプラス、またはマイナスになるのかを、1食あたりの分単位で算出しています」たとえば、ホットドッグ140グラムで36.11分、ハンバーグ(牛肉)85グラムで7.79分健康寿命が短くなり、納豆ご飯239グラムで13.79分、焼きサーモン85グラムでは15.98分健康寿命が延びるという結果が出ている。■健康寿命を縮める食事ホットドッグ(140g):-36.11分ハム(55g):-28.52分ソーセージ(豚肉・55g):-22.15分コーラ(360g):-12.48分ミートローフ(牛肉・140g):-8.58分ピザ(肉と野菜入り・140g):-7.81分ハンバーグ(牛肉・85g):-7.79分ビーフステーキ(赤身肉・85g):-7.00分ベーコン(豚肉・15g):-6.44分チーズバーガー(140g):-6.26分■健康寿命を延ばす食事ピーナツ(ロースト、塩味・30g):+25.50分ピスタチオ(塩味・30g):+25.28分ピーナツバター(甘くない・32g):+23.91分サーモン(焼き・85g):+15.98分納豆ご飯(239g):+13.79分バナナ(140g):+13.49分りんご(140g):+13.46分もも(缶詰・140g):+11.94分豆類(調理済み・90g):+10,42分オートミール(調理済み・234g):+8.03分※ミシガン大学の論文より抜粋して本誌作成。一部、品目名は日本で身近な食品名に置き換えた「具体的な数字が示されているぶん、マイナス食材を敬遠しがちですが、食べたいものを食べないというストレスも体によくない。牛肉や加工肉なども、野菜などのプラス食材と合わせることで、マイナスを“帳消し”にすることができます」そこで、管理栄養士で料理研究家の松尾みゆきさんに、論文をベースに朝食での健康寿命を延ばす“食べ合わせ”を提案してもらった。■朝食での健康寿命を延ばす“食べ合わせ”【豆乳グラノーラにバナナ】+21.44分「ビタミン、ミネラル、食物繊維などをバランスよく含むグラノーラには、抗酸化作用のあるイソフラボンやサポニン、鉄分を多く含む豆乳をかけて食べましょう」(松尾さん・以下同)グラノーラ+豆乳+バナナ(+7.05+0.9+13.49=21.44)【オートミールとミニサラダ、卵添え】+10.78分「最近、人気の高いオートミールは、食物繊維が豊富で便秘改善に役立ちます。キャベツなどが入ったコールスローサラダで、さらに食物繊維とビタミンCをプラスして、栄養価アップを!」オートミール(調理済み)+コールスロー+ゆで卵1個(+8.03+3.99-1.24=10.78)【ピーナツトーストとハムサラダ、牛乳】+22.81分「ピーナツバターは甘さ控えめなものを。サラダの具材には、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1を含むハムをチョイス。1枚(10g)あたりで計算すると、マイナス5.19分にとどまります」トースト(全粒粉)+ピーナツバター+ハムサラダ(ハムとレタス)+牛乳(+0.72+23.91-5.19+3.8-0.43=22.81)【トマト目玉焼き定食(ヨーグルト付き)】+1.66分「朝食はご飯派の定番メニュー。ほぼ完全栄養食品の卵に欠けているビタミンCと食物繊維を補給する意味で、目玉焼きと輪切りのトマトを一緒に焼いても、生のトマトを添えてもOKです」白米+トマト+目玉焼き+フルーツヨーグルト(-2.15+3.82-0.86+0.85=1.66)【納豆ご飯、野菜、味噌汁】+13.79分「納豆は食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で、血栓溶解効果も。論文データにはありませんが、ビタミンCとβ-カロテンが豊富なブロッコリーや、野菜たっぷりの味噌汁を合わせてみましょう」納豆ご飯+ブロッコリー+味噌汁(+13.79+α=13.79)「論文では豆類、野菜、果物、ナッツ類、魚料理、シリアル食品は全般的にプラス傾向ですが、’19年の国民健康・栄養調査の結果、日本人に不足している食品に位置付けられているものがほとんどです。積極的にとりましょう。また、論文では牛乳がマイナス0.43分になっていますが、日本人はカルシウム不足なので、毎日、飲んでもいいでしょう。健康保持、増進に望ましい栄養素の基準値は国ごとに異なります。こうしたことに留意しつつ、献立を考えました」どれもおいしくいただける“食べ合わせ”なので、箸が進む。おいしい食生活で、健康寿命も延ばそう!
2022年03月16日公益財団法人稲盛財団(理事長:金澤 しのぶ)は、この度、理事会の決議を経て、国内の若手研究者の支援を目的とする稲盛研究助成の2022年度対象者を決定しましたので、お知らせいたします。贈呈式の様子(2019年)● 採択人数:自然科学系40名/競争率9.1倍、人文・社会科学系10名/競争率4.8倍(計50名)● 研究助成:50名それぞれに100万円を贈呈(計5,000万円)● 交付実績:1985年度~2021年度=延べ1,731名、17億2,060万円「2022年度稲盛研究助成金贈呈式」につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止することにいたしました。■稲盛研究助成について稲盛財団創立者・稲盛 和夫の理念に基づき、未来の人類社会に貢献する人材育成を目的として、1985年より毎年、国内の自然科学、人文・社会科学の若手研究者を対象に、独創的で優れた研究活動を支援しています。1. 2022年度選考結果2022年度は、国内の選抜された国立大学、公立大学、私立大学、大学共同利用機関法人、その他の研究機関に所属する411名(自然科学系363件、人文・社会科学系48件)の研究者から応募がありました。助成対象となった研究は、いずれも新しい視点やユニークな取り組みによりそれぞれの研究分野に発展をもたらし、将来的に人類や社会への大きな貢献が期待できるものです。2022年度を含めた稲盛研究助成の助成対象者は延べ1,781名、助成総額は17億7,060万円となります。2. 助成金額1件100万円です。毎年、自然科学系40件、人文・社会科学系10件、計50件(5,000万円)を助成します。3. 助成金の使途当該研究の遂行に必要な経費である限りにおいて、その使途に制限はありません。4. 伯楽制度本研究助成のユニークな制度として「伯楽制度」があります。これは中国の故事「千里馬常有 而伯楽不常有(世に千里の馬は常に有れども、伯楽は常に有らず)」にちなみ、当該年度の助成対象者に選ばれた方の中で、抜きん出て優秀かつ有望な研究を行うと選考委員会が認めた方に対して2年連続して助成する制度です。(2022年度の適用者はありませんでした)5. 盛和スカラーズソサエティ(3S:Seiwa Scholars Society)本研究助成を受けた対象者相互の交流と親睦を深めることによる研究のさらなる発展を願い、1997年に発足しました。専門分野が細分化され、学問全体が見えづらい近年、異分野間の横断的かつ学際的な思考の重要性がますます求められています。3Sの会員は、自然科学から人文・社会科学にいたる蝠広い分野の研究者で構成され、研究発表、講演会、交流会の開催やメールマガジンの配信などの活動を通じて、専門分野を越えた交流をはかっています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月11日日本最大級のメンズ美容サイトMOTEO(モテオ)を運営するカッコイイ株式会社(代表取締役社長:川口 健作、本社:東京都港区)はミレニアル世代とZ世代に対してメンズ美容の意識調査を行いました。ミレニアル世代とZ世代に対してメンズ美容の意識調査 髪型の好みに大きな差が出る高いデジタルスキルを有し、その政治観から、キャリア選択、さらには商品選びから購入に至る方法まですべてが目新しいものと話題になったミレニアル世代。しかし今、ミレニアル世代が占めていたポジションに、新たな消費者層として注目されるのがZ世代です。1981~95年生まれのミレニアル世代と、1996~2012年生まれのZ世代。今回は、そんな2世代間における調査の第2弾。メンズ美容に関する意識格差を明らかにしていきます。【調査内容】●1981~95年生まれのミレニアル世代(n56)と、1996~2012年生まれのZ世代(n57)を対象とする調査●アンケート回答対象は女性のみ●同一設問の一斉アンケート調査【設問内容】(1)男性のメイクについて印象を選んでください(2)男性にまずは最初にチャレンジしてほしいメイクを1つ選んでください(3)男性に実践してほしいメイクを1つ選んでください(4)男性で好印象のヘアスタイルを1つ選んでください(5)印象が悪い男性の肌について1つ選んでください(6)自分より肌の綺麗な男性を許すことはできますか?【調査結果における注目トピックス】男性のヘアスタイルに関して大きな意識の差が現れる結果となりました。Z世代については、あまり偏らずマッシュヘア、センター分け、ツーブロック、ショートヘアに好みが別れる結果となりました。一方のミレニアル世代は、半数近くがショートヘアを支持する形となりました。(1)男性のメイクについて印象を選んでください男性のメイクについて印象を選んでください選択肢 Z世代 ミレニアル世代好印象 21.05% 8.93%やや好印象 45.61% 48.21%やや好印象ではない 22.81% 32.14%好印象ではない 10.53% 10.71%Z世代の66%強がメンズメイクを支持する一方、ミレニアル世代は57%の支持と10%近く差が出る形となりました。特に、「好印象」の一番良い評価について大きく差が出ており、Z世代の方がミレニアル世代に比べて2倍以上の方が好印象と評価しました。(2)男性にまずは最初にチャレンジしてほしいメイクを1つ選んでください男性にまずは最初にチャレンジしてほしいメイクを1つ選んでください選択肢 Z世代 ミレニアル世代ベースメイク 42.11% 32.14%眉 56.14% 55.36%アイメイク 1.75% 0.00%チーク 0.00% 0.00%リップ 0.00% 8.93%ネイル 0.00% 3.57%両世代でほとんど差が出ず、ベースメイクと眉の支持が9割前後という結果になりました。(3)男性に実践してほしいメイクを1つ選んでください男性に実践してほしいメイクを1つ選んでください選択肢 Z世代 ミレニアル世代韓国系メンズメイク 12.28% 8.93%ジェンダーレス系メンズメイク 7.02% 5.36%ビジュアル系メンズメイク 1.75% 0.00%ホスト系メンズメイク 3.51% 1.79%爽やか系メンズメイク 75.44% 83.93%両世代で意識の差にそこまで大きく乖離はありませんが、Z世代の方がややメイクの価値観に多様性がある印象をうける結果となりました。(4)男性で好印象のヘアスタイルを1つ選んでください男性で好印象のヘアスタイルを1つ選んでください選択肢 Z世代 ミレニアル世代マッシュヘア 21.05% 10.71%センター分け 29.83% 8.93%ツーブロック 17.54% 23.21%ショートヘア 19.30% 44.64%ウルフヘア 8.77% 8.93%オールバック 1.75% 0.00%坊主 1.75% 0.00%ソフトモヒカン 0.00% 3.57%髪型については、ミレニアル世代がショートヘアの支持に偏る一方、Z世代についてはミレニアル世代より偏りが少ない結果となりました。(5)印象が悪い男性の肌について1つ選んでください印象が悪い男性の肌について1つ選んでください選択肢 Z世代 ミレニアル世代ニキビ肌 47.37% 44.64%開いた毛穴 12.28% 17.86%日焼けした肌 5.26% 3.57%濃いひげ 28.07% 28.57%シミやシワ 7.02% 5.36%両世代ともニキビ肌の印象が一番悪いという結果になりました。その他の項目についても大きな差はあらわれておりません。(6)自分より肌の綺麗な男性を許すことはできますか?自分より肌の綺麗な男性を許すことはできますか?選択肢 Z世代 ミレニアル世代許せる 65.2% 56.1%許せない 4.5% 3.5%どちらでも良い 30.3% 40.4%両世代とも半数以上が肌の綺麗な男性を許せるという結果になりました。その他の項目についても大きな差はあらわれておりません。【MOTEO】◆メンズ美容ケア薄毛・脱毛・EDに関する、お役立ちコラムやおすすめ店舗を紹介する日本最大級※のメンズ美容ポータルサイト「MOTEO」は、新ジャンル「メンズスキンケア」を開設します。メンズスキンケアの総合TOPページでは、メンズのスキンケアからファッション、メイクまで、さまざまなおすすめ商品やお役立ち情報などを発信するコラムを公開予定です。イケてるメンズを目指すための美容の悩み解消にお役立てください。※日本最大級は店舗掲載数を根拠としています【男を磨くみんなの情報サイト「MOTEO」】MOTEO「MOTEO」は、【日本男子が世界でモテモテになる】を本気で目指す、メンズ美容の総合情報サイトです。AGA治療やメンズ脱毛、ヒゲ脱毛からED治療までイケてるメンズに必要な“すべて”の情報が集まるサイト作りを目指しています。「MOTEO」を利用すれば、あなたに適したメンズ美容法、お得なクリニック情報、メンズ美容のトレンドなどがわかります。メンズ美容クリニックやサロンの掲載数も、日本最大級の規模!どうぞ、「MOTEO」の圧倒的な情報量から、比較・検討してください!◆薄毛・AGA治療 ◆メンズ脱毛・髭脱毛 ◆ED治療 New!◆メンズスキンケア ◆本調査のダイジェストURL ◆運営会社【運営会社】会社名 : カッコイイ株式会社代表取締役社長 : 川口 健作 本社所在地 : 東京都港区高輪1-19-11設立 : 2019年4月1日コーポレートURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月22日日本最大級のメンズ美容サイトMOTEO(モテオ)を運営するカッコイイ株式会社(代表取締役社長:川口 健作、本社:東京都港区)はミレニアル世代とZ世代に対してメンズ美容の意識調査を行いました。ミレニアル世代とZ世代それぞれに聞いたメンズ脱毛に関する意識調査高いデジタルスキルを有し、その政治観から、キャリア選択、さらには商品選びから購入に至る方法まですべてが目新しいものと話題になったミレニアル世代。しかし今、ミレニアル世代が占めていたポジションに、新たな消費者層として注目されるのがZ世代です。1981~95年生まれのミレニアル世代と、1996~2012年生まれのZ世代。今回は、そんな2世代間における調査の第3弾。メンズ脱毛に関する意識格差を明らかにしていきます。【調査内容】●1981~95年生まれのミレニアル世代(n56)と、1996~2012年生まれのZ世代(n57)を対象とする調査●アンケート回答対象は女性のみ●同一設問の一斉アンケート調査【設問内容】(1)男性に脱毛して欲しい部位を1つ選んでください(2)男性の全身脱毛について好みを教えてください(3)男性のVIO脱毛について好みを教えてください(4)男性の髭脱毛について好みを教えてください【調査結果における注目トピックス】脱毛して欲しい部位や毛の薄さについてはZ世代、ミレニアル世代の両世代においてほぼ変わらない結果となりました。しかし、髭脱毛に関してだけZ世代の方がミレニアル世代よりもツルツル肌を肯定するという結果となり、世代間の価値観に差が出ることがわかりました。(1)男性に脱毛して欲しい部位を1つ選んでください男性に脱毛して欲しい部位を1つ選んでください選択肢 Z世代 ミレニアル世代髭 26.32% 26.79%胸毛 54.39% 53.57%腕毛 1.75% 1.79%お腹 7.02% 7.14%VIO 1.75% 3.57%足 8.77% 7.14%ミレニアル世代とZ世代でほぼ同一の結果となりました。脱毛してほしい部位は胸毛が圧倒する形となり、ついで髭が選ばれる形となりました。メンズ脱毛の部位に関しては世代間の特徴がないという結果が得られました。(2)男性の全身脱毛について好みを教えてください男性の全身脱毛について好みを教えてください選択肢 Z世代 ミレニアル世代ツルツルが良い 12.28% 12.50%ツルツルは嫌だが薄いくらいが良い 73.68% 67.86%脱毛しない方が良い 14.04% 19.64%こちらについても、両世代においてほぼ近しい結果となりました。やや、ミレニアル世代の方がメンズ脱毛に否定的な結果となっています。(3)男性のVIO脱毛について好みを教えてください男性のVIO脱毛について好みを教えてください選択肢 Z世代 ミレニアル世代ツルツルが良い 10.53% 7.14%ツルツルは嫌だが薄いくらいが良い 61.40% 62.50%脱毛しない方が良い 28.07% 30.36%やはり同様に、両世代においてほぼ近しい結果となりました。部位、毛の濃さなどについては世代間の価値観があまり変わらないことがわかります。(4)男性の髭脱毛について好みを教えてください男性の髭脱毛について好みを教えてください選択肢 Z世代 ミレニアル世代ツルツルが良い 49.12% 30.36%ツルツルは嫌だが薄いくらいが良い 36.84% 48.21%脱毛しない方が良い 14.04% 21.43%髭脱毛については、世代間で結果がやや異なりました。Z世代の方がツルツル肌を求める傾向にあり、一方のミレニアル世代については薄めの髭が好まれる結果となりました。Z世代の方が中性的な顔が好まれる可能性の示唆とも言えるでしょう。【MOTEO】◆メンズ美容ケア薄毛・脱毛・EDに関する、お役立ちコラムやおすすめ店舗を紹介する日本最大級※のメンズ美容ポータルサイト「MOTEO」は、新ジャンル「メンズスキンケア」を開設します。メンズスキンケアの総合TOPページでは、メンズのスキンケアからファッション、メイクまで、さまざまなおすすめ商品やお役立ち情報などを発信するコラムを公開予定です。イケてるメンズを目指すための美容の悩み解消にお役立てください。※日本最大級は店舗掲載数を根拠としています男を磨くみんなの情報サイト「MOTEO」「MOTEO」 「MOTEO」は、【日本男子が世界でモテモテになる】を本気で目指す、メンズ美容の総合情報サイトです。AGA治療やメンズ脱毛、ヒゲ脱毛からED治療までイケてるメンズに必要な”すべて”の情報が集まるサイト作りを目指しています。「MOTEO」を利用すれば、あなたに適したメンズ美容法、お得なクリニック情報、メンズ美容のトレンドなどがわかります。メンズ美容クリニックやサロンの掲載数も、日本最大級の規模!どうぞ、「MOTEO」の圧倒的な情報量から、比較・検討してください!◆薄毛・AGA治療 ◆メンズ脱毛・髭脱毛 ◆ED治療 New!◆メンズスキンケア ◆本調査のダイジェストURL 【運営会社】会社名 : カッコイイ株式会社代表取締役社長 : 川口 健作 本社所在地 : 東京都港区高輪1-19-11設立 : 2019年4月1日コーポレートURL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月16日日本最大級のメンズ美容サイトMOTEO(モテオ)を運営するカッコイイ株式会社(代表取締役社長:川口 健作、本社:東京都港区)はミレニアル世代とZ世代に対してメンズ美容の意識調査を実施しました。ミレニアル世代とZ世代それぞれに聞いた、メンズの眉に関する意識調査。大きく意識の違いが出たのはアートメイクへの印象高いデジタルスキルを有し、その政治観から、キャリア選択、さらには商品選びから購入に至る方法まですべてが目新しいものと話題になったミレニアル世代。しかし今、ミレニアル世代が占めていたポジションに、新たな消費者層として注目されるのがZ世代です。1981~95年生まれのミレニアル世代と、1996~2021年生まれのZ世代。今回は、そんな2世代間におけるメンズの眉に関する意識格差を明らかにしていきます。【調査内容】● 1981~95年生まれのミレニアル世代(n56)と、1996~2021年生まれのZ世代(n57)を対象とする調査● アンケート回答対象は女性のみ● 同一設問の一斉アンケート調査【設問内容】- 眉毛の形で男性の印象は大きく変わると思いますか?- 男性の眉毛の形で印象がいいものを1つだけ選んでください- 男性の眉アートメイクの印象について1つだけ選んでください- 眉毛の濃さについて印象を教えてください- 眉毛の太さについて印象を教えてください【調査結果における注目トピックス】眉毛が印象に影響することについては、概ね回答内容が一致しつつも好まれる形や濃さについては差がつきました。また、眉のアートメイクに関する印象は大きく差が出ておりZ世代の方が全体的に肯定的(80.70%が肯定的)であることがわかりました。(1)眉毛の形で男性の印象は大きく変わると思いますか?眉毛の形で男性の印象は大きく変わると思いますか?選択肢 Z世代 ミレニアル世代そう思う 73.68% 69.64%ややそう思う 22.81% 30.36%ややそう思わない 3.51% 0.00%そう思わない 0.00% 0.00%ミレニアル世代においては、なんと100%で印象への影響があると回答。一方のZ世代に関しても96.49%と高い水準で印象への影響があると回答しています。以上から、男性の眉毛のお手入れの重要さが伝わる結果となりました。(2)男性の眉毛の形で印象がいいものを1つだけ選んでください眉毛の形男性の眉毛の形で印象がいいものを1つだけ選んでください選択肢 Z世代 ミレニアル世代直線型 33.33% 16.07%アーチ型 12.28% 23.21%並行型 31.58% 51.79%シャープ型 22.81% 8.93%Z世代よりもミレニアル世代の方が偏りのある結果となりました。全体的には並行型や直線型といった力強さや自然なイメージを与える形が好印象となっています。特にミレニアル世代ではその傾向が強く、半数型以上が並行型を支持する形となりました。また、アーチ型とシャープ型についてはZ世代とミレニアル世代で意見が逆転しており、2つの形を比較した際にZ世代はシャープ型、ミレニアル世代はアーチ型を好印象と回答しています。(3)男性の眉アートメイクの印象について1つだけ選んでください男性の眉アートメイクの印象について1つだけ選んでください選択肢 Z世代 ミレニアル世代好印象 22.81% 8.93%やや好印象 57.90% 41.07%やや好印象ではない 17.54% 44.64%好印象ではない 1.75% 5.36%アートメイクへの印象に関する回答では、Z世代とミレニアル世代で大きく差がついています。Z世代の80.70%が肯定的な回答である一方、ミレニアル世代では肯定的な意見と否定的な意見が半数ずつとなっています。特に、ミレニアル世代では好印象と回答する女性が少ない結果となり、本調査時点ではまだまだミレニアル世代の女性に男性のアートメイクが受け入れられていないことがわかりました。(4)眉毛の濃さについて印象を教えてください眉毛の濃さについて印象を教えてください選択肢 Z世代 ミレニアル世代濃い眉毛の方が良い 42.11% 55.36%薄い眉毛の方が良い 57.89% 44.64%Z世代、ミレニアル世代ともに拮抗する結果となっています。注目すべき点としてはミレニアル世代の方が薄い眉毛を支持する割合が多く、一方のミレニアル世代では濃い眉毛の指示が多く結果が逆転する形となっています。(5)眉毛の太さについて印象を教えてください眉毛の太さについて印象を教えてください選択肢 Z世代 ミレニアル世代太い眉毛の方が良い 50.88% 67.86%細い眉毛の方が良い 49.12% 32.14%眉毛の太さでは、ミレニアル世代の方が偏りが大きくなる結果となりました。Z世代については、太い眉毛も細い眉毛も同率程度の結果となりましたが、ミレニアル世代に関しては太い眉毛の方が好まれる形となっています。【MOTEO】◆メンズ美容ケア薄毛・脱毛・EDに関する、お役立ちコラムやおすすめ店舗を紹介する日本最大級(※)のメンズ美容ポータルサイト「MOTEO」は、新ジャンル「メンズスキンケア」を開設します。メンズスキンケアの総合TOPページでは、メンズのスキンケアからファッション、メイクまで、さまざまなおすすめ商品やお役立ち情報などを発信するコラムを公開予定です。イケてるメンズを目指すための美容の悩み解消にお役立てください。※日本最大級は店舗掲載数を根拠としています男を磨くみんなの情報サイト「MOTEO」MOTEO 『MOTEO』は、【日本男子が世界でモテモテになる】を本気で目指す、メンズ美容の総合情報サイトです。AGA治療やメンズ脱毛、ヒゲ脱毛からED治療までイケてるメンズに必要な”すべて”の情報が集まるサイト作りを目指しています。『MOTEO』を利用すれば、あなたに適したメンズ美容法、お得なクリニック情報、メンズ美容のトレンドなどがわかります。メンズ美容クリニックやサロンの掲載数も、日本最大級の規模!どうぞ、『MOTEO』の圧倒的な情報量から、比較・検討してください!◆薄毛・AGA治療 ◆メンズ脱毛・髭脱毛 ◆ED治療 New!◆メンズスキンケア ◆本調査のダイジェストURL ■会社概要会社名 : カッコイイ株式会社代表取締役社長: 川口 健作URL : 所在地 : 東京都港区高輪1-19-11設立 : 2019年4月1日事業内容 : メディア運用・Webコンサルティング事業・Webサイト制作事業・イベント事業 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月14日「ケムリ研究室『砂の女』を研究する~リーディング&トーク~」が6月11日(金)にLOFT9 Shibuyaで行われる。この度、イベントの詳細が決定し、5月15日(土)よりチケット発売開始となった。2020年、劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)と、女優・緒川たまきが結成した演劇ユニット「ケムリ研究室」。8月からは第2回公演として安部公房の小説『砂の女』を上演する。本イベントはそれに先駆けて行われるもの。小説『砂の女』から一部抜粋して緒川によるリーディング、KERAと緒川とで『砂の女』について語り合うトークを織り交ぜながら進行していく2時間だ。客席数は新型コロナウイルス感染予防対策のため70席限定だが、同時にツイキャスにて配信も予定されている。そちらでも楽しんでほしい。<ケムリ研究室・コメント>ケムリ研究室ではこの夏、舞台『砂の女』を上演予定です。それはそれはワクワクする演目で、是非ご期待いただきたいのですが、ケムリ研究室としてどの様に手をつけるべきか悩み多き高き山でもあります。安部公房の原作小説をもとに、ああでもない、こうでもない、ああしよう、こうしよう、を地道に繰り返していくその過程を、ちょっとご見学いただくというのはどうだろう、そこから何か、ピリッとしたものが生まれるかもしれない。生まれなければそれはそれでよいではないか。というのがこのイベントの趣旨です。きっと楽しい時間になることでしょう。やがて来る夏に(『砂の女』の上演は夏であることが必須でした)客席から観てくださろうとしている皆様にも小粋な予習になることでしょう。ケムリ研究室、初めての研究会、どうぞ気軽にご見学ください。ケムリ研究室ケラリーノ・サンドロヴィッチ緒川たまき■イベント情報「ケムリ研究室『砂の女』を研究する~リーディング&トーク~」6月11日(金)開場17:00 / 開演17:30(19:30~20:00終了予定)会場:LOFT9 Shibuya※イベント開催時間が開場19:00 / 開演19:30(21:30~22:00終了予定)から変更になりました(5/28追記)会場チケット:前売3,000円 / 当日3,500円(+ドリンク代)70席限定配信チケット:2,000円*6月20日(日)23:59までアーカイブ配信ありチケット発売開始:5月15日(土)10:00詳細: ■公演情報ケムリ研究室no.2『砂の女』8月22日(日)~9月5日(日)会場:シアタートラム(9月兵庫公演あり)東京公演チケット一般発売:7月予定最新情報:
2021年05月12日あなたの周りに、世代を超えて年下からも年上からも愛されている女性はいますか?ただ顔がキレイだとか、性格が明るいとか……それだけでは、幅広い世代から愛されることはあまりありません。年上・同い年・年下関係なく好かれる女性になるためには、実は表面上だけではない深い魅力が必要なんです!今回は、あらゆる世代からモテる女性の特徴について男性に聞いてみました。ぜひ参考にして、全世代ウケを目指してみましょう。■ 立ち振る舞いが美しい「年配の世代から見ても上品に見えるほどに立ち振る舞いが洗練されている女性は、やっぱり好感度が高いと思う」(35歳/不動産関係)立ち振る舞いが美しい女性というのは、どの年齢層から見ても「きちんとしてる」と印象を持たれるもの。それだけで信頼度がぐっとアップする上に、美人オーラをまとえる最強のスキルです。美しい仕草や振る舞いは一生ものなので、今からでも身につけて損はありません。■ 話の返しが上手「会社の先輩女性は、飲みの場で年下とも年上ともソツなく会話を盛り上げていてすごいなぁと思いました。そういう人って基本的には聞く側のスタンスなんだけど、ふと返す言葉が面白いんですよね』(22歳/銀行員)全世代にウケる人というのは、多くを語らなくても相手の心に残る発言ができてしまいます。ウィットに富んだ返しをするためには、日頃からあらゆることに関心を持つ柔軟な好奇心が必要。また、相手の立場に立って発言をする想像力や優しさも養っておきたいですよね。■ 幅広い知識がある「若くても教養のある女性は、自分たちの年代から見ても素敵だと思います。幅広い知識を持っていて、そのうえで自分の意見もしっかりと述べる姿を見ると年齢関係なく話してみたいと感じますね」(40歳/税理士)若くして目上の人に愛される女性は、年齢以上の知的さを携えている傾向があります。政治や経済、文化などあらゆる知識を吸収し、話題の引き出しが多ければ多いほど他の年代からも一目置かれる存在になるでしょう。■ 安心できる雰囲気を持っている「落ち着きがありつつ、どこか親しみやすい年上の女性が好きです。隙がなさすぎると近寄りがたいので、いい意味でゆるさがある人に惹かれます」(25歳/販売員)明るすぎるでも暗すぎるでもなく、独自の佇まいを感じさせるのが全世代ウケする女性の特徴です。自分をしっかり持ちつつも必要以上の壁は感じさせず、ほどよく周囲を許容するゆるさを持つ。そうすることで、下の世代からもとっつきやすいイメージを持たれるでしょう。■ 世代を問わず愛されるのは、深みのある女性!幅広い世代に愛される女性の特徴をご紹介しました。調査した結果を総合すると単なる男ウケタイプではなく、教養と柔軟さを併せ持ちながらしっかりと自分を持った女性像が世代を問わず支持されることが見えてきました。どれも短期間で身につくものではないため、すぐに深みのある女性になるのは難しいかもしれません。しかし、日々広い視野を持って知識を得続けることで、少しずつ全世代ウケに近づいていけるかもしれませんよ。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年04月19日巷では年下派・年上派に分かれることが多い「好みの男性の年代」ですが、実はあえての同世代の男性が狙い目なんです!見落とされがちな同世代彼氏と付き合うべき理由を5つ紹介します。気を使わずに話すことができる年下や年上と付き合っているとどうしても年齢差で「こういうことを言うと失礼かな…」「愚痴を言いたいけど、わかってもらえないかもしれない」と気を使ってしまうことが多いのではないでしょうか。でも、同世代彼氏なら気を使わずに話せるというメリットがあります。言いたいことを素直に伝えても許してもらえたり、共感してもらえそうですよね。会話の内容で困ることが少ない年齢差のあるカップルは、会話の内容にジェネレーションギャップを感じる可能性が高いです。しかも、無難に仕事の話や友人の話をしたとしてもお互いの経験値の違いからなかなか互いの会話の内容や面白いポイントを理解できないことも多いのではないでしょうか。でも、同世代の彼氏ならそんな心配は不要!過ごしてきた時代が同じなら同じ流行を知っていて似たような経験をしている分、会話が弾みやすいと言えます。お互いの悩みを理解しやすい同世代なら仕事やプライベートでも似た悩みを抱えていることが多いのではないでしょうか。その分同世代の彼氏と付き合っていれば、お互いの悩みを理解し合えるというメリットがあります。2人が同じような悩みを抱えていたら、2人で相談しながら悩みを解決することができるでしょう。成長スピードが似ている同世代の彼氏と付き合うメリットの1つに成長スピードが似ていることが挙げられます。特に20~30代なら、仕事のキャリアの変化やライフステージの変化も大きく、さらにそれに伴って精神的な成長も大きくなることでしょう。そんなときに年上の彼と付き合っていたなら意外と彼は精神的に幼いことがわかって幻滅したり、年下の彼氏ならあなたが成長した分同じもので盛り上がることは少なくなるかもしれません。同世代の男性なら、だいたい同じようなスピードで成長していくことができるので、ライフステージの変化によってしだいに溝が深くなっていく…ということを避けられる可能性が高まります。結婚のタイミングが似ているケースは多い同世代の彼氏と付き合っていると、結婚を考えるタイミングが似やすいというメリットがあります。自分が「そろそろ結婚したいな」と考えている時期に、彼氏も同じようなことを考えているケースが多いので結婚が現実的なものになりやすいです。また同世代の人が彼氏であれば、家族に結婚の報告をするときにも年の差を気にせずに済むので、結婚をスムーズに進めたいなら楽であるといえます。
2020年03月20日EXILEを夢見てアーティストを目指してきたEXILE TRIBEの新世代“Jr.EXILE”世代を牽引しているダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBE。ライブでの圧巻のパフォーマンスのみならず、ドラマや映画での俳優としての一面、また、AbemaTVの冠番組『GENERATIONS高校TV』(毎週日曜21:00~)をはじめとするバラエティで見せる素顔など、さまざまな魅力でファンの心をつかんでいる。2日に生配信されたAbemaTVの特番『全国JKDKガチ投票今本当に流行ってるもの選挙2019夏』でMCを務めたGENERATIONSを直撃し、“Jr.EXILE”世代の4グループによるLDHの新プロジェクト「BATTLE OF TOKYO」の手応えを聞いてみた。また、特番にちなんでグループの中で流行っていることや、『GENERATIONS高校TV』への思いも語ってもらった。○■Jr.EXILE世代の活動への思い「BATTLE OF TOKYO」は、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、FANTASTICS from EXILE TRIBE、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEとの4グループを中心とした次世代エンタテイメント。7月3日にコラボアルバムを発売、7月4日~7日にはライブも開催し、今後もさまざまなエンタテイメントを創造していくという。数原龍友は同プロジェクトについて「これまでは後輩だった自分たちがJr.EXILE世代では一番のお兄ちゃん分。ほかのメンバーが率先して後輩たちを引っ張っている姿を見て、自分も後輩たちに教えられることは教えてあげないといけないなと。また、先輩たちがこういう思いで面倒見てくれていたんだなとか、いろんなことに気付けて、GENERATIONSというグループに箔がつく、重みが出るいいきっかけになったなとやりがいを感じています」と手応え。「『BATTLE OF TOKYO』プロジェクトはどんどん盛り上がっていくと思うので、いいお兄さんでい続けたい」と語った。4グループがJr.EXILE世代としてまとめられることへの抵抗はなかったか尋ねると、中務裕太は「10歳離れている子とかいるので不思議な感覚でしたね。世代が違うと感覚も違う部分はあったんですけど、みんなずっとLDHで先輩を見てきた世代の子たちなので、そういう空気感でみんなついてきてくれてありがたいなと思いました」と返答。佐野玲於は「ジュニアって言うとあれなんですけど、ファミリーで例えると息子的な次の世代。5年後のLDHを考えたら、もしかしたら第一線のプロジェクトになっているかもしれないですし、活動の幅が広がっていると思うので責任感はありますね」と気を引き締めた。片寄涼太も「自分たちはデビューしたのが早かっただけで後輩のグループにも年上の方もいますし、そういう意味では、同世代で1つのプロジェクトを作り上げるという感覚。その中でそれぞれがよりGENERATIONSとしても成長できる機会になったと思うし、いい機会でした」とやりがいを感じている様子。「GENERATIONSのメンバー一人ひとりの個性を、後輩を鏡にして、より意識するきっかけになったんじゃないかなと思います」と、自分たちを見つめ直すいい機会になったようだ。○■グループで流行っていることは!?『全国JKDKガチ投票今本当に流行ってるもの選挙2019夏』では、若者を対象にした投票結果から“今、本当に流行っているもの”がランキング形式で発表されたが、GENERATIONSのグループ内で最近流行っていることは、“最年長の関口メンディーにランチをおごってもらうこと”だそう。メンディーが「Uber Eats(フードデリバリーサービス)を僕が頼むときにみんなの分をまとめて頼むだけです」と説明すると、佐野は「最近ちょっと覚えたみたいです。最初の頃は後輩にもお金を出させていたんですけど、最近は“先輩の男”っていうのを覚えたみたいで、やっと7年目にしてお昼ご飯を奢ってくれるようになりました。ありがたいです」といじりながら感謝。ほかのメンバーからも「ありがたいっす!」「大人の余裕」「ごちそうさまです」という声が上がり、笑いが起こった。○■『GENERATIONS高校TV』の反響に喜びほかでは見られない弾けっぷりや素顔が見られるとして、2017年4月の番組スタートから人気の『GENERATIONS高校TV』への思いも語ってくれた。全国の高校を訪問し、学生たちを応援する青春バラエティだが、とても反響を感じているようだ。小森隼は「番組以外のところで高校生に会ったときも、『GENE高』見てます、『GENE高』がきっかけでGENERATIONS知りました、と声をかけてもらい、今までの僕たちにないきっかけを作ってくれている番組」と言い、「今年で3年目になるんですけど、まだ行けてない高校も多いので、よりこの番組を通して全国のみなさんにもっと会いたいですし、ここでさらに応援してもらえるきっかけを作っていけたらと思います」と意欲を見せた。すると白濱亜嵐が「『行けてない高校も多いので』って全国の高校をコンプリートするの?」と思わずツッコミ。小森は「そうよ!」と即答し、「僕らの世代だけじゃなくて受け継いでいくスタイルになるかもしれないですけど、コンプリートする勢いでやっていきたい。それくらい僕らにとってもいいきっかけになっている番組。高校生のみなさんとより密になってGENERATIONSを応援していただけたらと思います」と力強く語った。
2019年09月06日最近の学校では、学習教科や自由研究などさまざまな場面で、アクティブラーニングの一環としての「調べ学習」が取り入れられています。でも、親世代にはあまり馴染みがないので、どうサポートすれば良いのか戸惑う方も多いかもしれません。調べ学習についての基本的な知識とテーマの見つけ方について『調べ学習の基礎の基礎』(ポプラ社)などの本を数多く書いていらっしゃる赤木かん子さんにお聞きしました。編集/木原昌子(ハイキックス)取材・文/田中祥子写真/児玉大輔(インタビューカットのみ)「調べ学習」は、生き抜くためのツールを手に入れる訓練調べ学習の目的は、単に子どもが「何かを調べられるようになる」ことではありません。子どもたちには、将来成長して社会に出て、親にも先生にも頼れなくなったとき、問題だということを認識でき、何が問題なのかを突き止め、必要な情報を収集し、解決できる人になってほしい!調べ学習は、つまり生き抜くためのツールを手に入れる訓練なのです。これからの社会では、“イノベーション” を起こす能力が求められます。“イノベーション” とは、AとBというまったく違う2つのものをドッキングさせて、新たなCというものを作り出すこと。このイノベーションをするには、いますぐ直接には役に立たない知識を豊富に持っていることと、必要な情報を検索できる能力の両方が必要になります。知らないことはドッキングできませんから。情報収集をして、自分の目的を導き出し、さらに新しいものに組み立てていく能力を育成するために、調べ学習をするんです。小学校の3年生くらいまでは、しっかりした知識の土台作りの期間です。本物の論文を書くには世界の誰もが知らなかったこと、つまりオリジナリティが必要ですが、小学生はもうすでに誰かがクリアした謎(ですからこの答えは本に書いてあるわけです)の答えを探しだし、「わかった!」と満足できればいい。大人は本物の論文を知っていますから、最終的に完成したものに目を向けがちですが、それは泳いだことのない子に25メートル泳げ、といっているようなものです。まずは水に浮こう、次は蹴って5メートル進もうね、次はバタ足……、というように順番に練習すれば泳げるようになる。同じように、調べ方も順番に覚えていけばできるようになります。小学生の調べ学習では、途中経過を確かめながら知識の土台作りに目を向けてあげましょう。テーマが見つかる、決められる!「3つのキーワード」手法調べ学習を始めるとき、一番最初に悩むのは、「謎」「テーマ」を何にしようか、ということでしょう。でもこれには簡単なやり方があるのです。まずは3つのキーワードを決めます。先生が「食べものについて調べなさい」と指示したのなら、1つ目のキーワードはもちろん「食べもの」になりますね。次に「食べもの」に関係した言葉で、より範囲の狭い言葉を決めます。たとえば、食べもののなかの「野菜」にしよう。これが2つ目のキーワード。さらに子ども自身が大好きな「トウモロコシ」にしよう、と決めれば3つ目のキーワードができます。そうしてそのあとに、「いつ?」「どこで?」「なにが?」「どうした?」「なぜ?」「いくつ?」の疑問の1つをくっつけます。たとえば、同じ「いつ?」でも“食べ物のなかの野菜のトウモロコシはいつできますか?”“いつ日本に入ってきたのですか?”“いつから人類はトウモロコシをたべているのですか?”と、いくつも考えることができますね。このやり方を知っていれば、テーマを決めるのに苦しむことはなくなります。子どもにも説明してあげましょう。しかし、こうやっていつも自分の知っている知識だけでテーマを決められるとは限りません。もしも先生が「縄文時代について調べなさい」と言ったら、もともと縄文時代の知識がないとお手上げですね。となると、これはいうなれば調べ方の中級編……。中級編は「百科事典を引いて、基本の知識を知ろう」です。最初のキーワードの「縄文時代」を百科事典で引くと、そこには詳しい解説文が書いてあるので、その文中から2つ目のキーワードを選ぶことにすれば簡単ですね。同時に基礎知識も頭に入るので、その後の調べ学習にも役立ちます。3つ目のキーワードは、さっきの “?” がつく言葉を選びます。2番目のキーワードが「土器」だったら、3番目は「どうやって作るの?」「だれが発見したの?」「どんな模様がついてるの?」など、いくらでも考えられますね。百科事典は答えを調べるためだけてはなく、テーマを決めるためにも使うのです。さらに上級編としては、「百科事典で概略がわかったら、その次の段階で専門書やネットで調べて、さらに細かい知識を増やす」ということになります。夏休みの自由研究のように、先生の指示が何もなく自分でテーマを決める場合、子どもにどれだけ雑学が入っているかがポイントになります。それまで聞いたことも見たこともない言葉を、思いつくことはできないからです。さまざまな雑学を入れるには学習まんがを読むと良いでしょう。『名探偵コナンの学習まんがシリーズ』(小学館)は、地理や物理などの難しい知識もわかりやすく学べるので大変おすすめですよ。テーマは途中で変えてもいいでも、実は最初に決めたテーマは “仮の” テーマです。本当にそれを研究できるのかというのは、実際にやってみないとわかりません。調べてみようとしても資料を手に入れるのが難しいものや、実験をやってみようとすると多額の費用がかかるものもあります。もしかしたら、調べているうちにもっとおもしろそうなテーマを思いつくこともあります。難しそうだなと思ったら、テーマを変えるように促してあげると良いかもしれません。次のテーマは最初のテーマに関連したものを選べば、一からやり直す必要がなく、スムーズに移行できるはずですよ。***大きなテーマのままでは調べる範囲が広くて大変ですが、3つの言葉でピンポイントに絞ればその部分を深掘りすることができますね。テーマに迷ったときには、子どもが興味を持って取り組めるように、普段から好きな分野について調べることを提案してあげてはいかがでしょうか。次回は、子どもが実際に調べて、まとめる方法をお聞きします。■ 児童文学評論家・赤木かん子さん インタビュー一覧第1回:自由研究のテーマが簡単に見つかる「3つのキーワード」手法~調べ学習のコツ・前編第2回:自由研究の“正しい”調べ方とまとめ方。絶対に守るべき「体裁の基本」~調べ学習のコツ・後編(※近日公開)第3回:図書館の本の9割は○○系!子どもに物語をすすめる親が図書館を活用しきれていない理由(※近日公開)第4回:「つまらない本」を知ることも大事。図書館での“3千冊の乱読”から子どもが養う大事なもの(※近日公開)【プロフィール】赤木かん子(あかぎ・かんこ)児童文学評論家。長野県松本市生まれ。法政大学英文学科卒業。子どもの頃に読んだけれどタイトルや作者名が分からなくなってしまった本を探し出す「本の探偵」としてデビュー。現在は、児童文学やミステリーの評論、子どもの文化の研究を始め、図書館の改善活動にも積極的に取り組む。主な著書に『改訂版調べ学習の基礎の基礎 (かんたん!たのしい!調べ学習)』『本で調べてほうこくしよう』(ともにポプラ社)、小学校1年生から使える科学のシリーズとして『ヒマワリ』『アサガオ』『タンポポ』『イネ』ほか(新樹社)、『お父さんが教える図書館の使いかた』(自由国民社)など。
2019年07月22日私たちの生活に欠かせないものになっているスマホ。インターネットやPCが子どものころからある環境で育ってきた世代の人をデジタルネイティブといいますが、その中心層である「LINE世代」とはどういった世代で、どんな特徴、ファッション感をもっているのでしょうか?■「LINE世代」とは?人との連絡手段やつながりとして欠かせないLINE、Facebook、Twitter、InstagramなどのSNS。30代以降の人たちは、移動電話からはじまり、ポケベル、携帯電話(ガラケー)、スマホなど、年齢を重ねるごとにデジタル環境の進化を実感してきました。かつて、友だちとの会話や遊ぶ約束をするときは“自宅の電話”を使っていたという人がほとんどでしょう。しかし、「小学生の頃から友だちと携帯電話で連絡を取り合っていた」という、色濃いデジタルネイティブとも呼べる世代が、今の20代「LINE世代」にあたります。■LINE世代の幸福度の測り方は?ifs世代研究ラボで定義しているLINE世代とは、1992~1996年生まれの人たちのことで、現在22歳~26歳くらい。物心ついた頃から携帯電話があたり前のようにあり、彼女たちが10代後半だった高校生の頃にはスマホが登場。TwitterやLINEなどのSNSが身近なものに。SNS=「人とつながっている」ことが日常的な状態であることから、「人と一緒にいるときが一番楽しい」という考え方が共有されており、一緒に過ごした思い出のシーンをどれだけ写真として残せているかが、幸せの程度を測るものにもなっていたようです。■「モテ」「かわいい」より大切なこと人とのつながりを大切にし、デジタルネイティブであるLINE世代のファッションは、上の世代にあたるアラサーとはまた少し違った傾向があります。たとえば、現在アラサーにあたるハナコジュニア世代(1987~1991年生まれ・現在27~31歳位)では、「モテ」「かわいい」といったどこかフェミニンさを感じるスタイルが流行っており、ファッションもメイクも「盛る」といった言葉がよく聞かれていました。LINE世代では、上記のようなスタイルを好む人たちももちろん継続していますが、ユニセックスな印象のスタイルを好む人が多いようです。どちらかというと、異性にモテることよりも、同性にいいね!と言われることを重視します。■LINE世代のお手本は?ファッションやメイクのお手本は「Instagram」「Youtube」などSNSやウェブサイトがメイン。モデルや読モのみならず、一般人のおしゃれさんをフォローしてファッションをまねている人たちも多く、ファッションの情報収集も「雑誌<SNS」とこれまでの世代の人たちとは異なっているようです。日々私たちを取り巻くデジタル環境は変化しています。新しいものが次々と登場し、何だかもうついていけないかも…!? と思っている人はとくに30代以上の人たちで多いかもしれません。「今流行っているものは何?」「●●を知りたい時は何のアプリがいいの?」など、デジタルネイティブでもあるLINE世代に聞くと、今の時代感をつかむヒントが得られるかも…!Q.ファッション購入時の情報源(ネット)は?1位 一般人でおしゃれな人のSNS 26.4%2位 芸能人、読者モデルなど有名人のSNS 19.0%3位 ショップのSNS 18.2%※伊藤忠ファッションシステム「生活者の気分’18-19」Webアンケート調査より※伊藤忠ファッションシステム「生活者の気分’18-19」Webアンケート調査より(22~26歳女性・121名が回答)LINE世代のより詳しい情報はこちらで読めます!LINE世代: 伊藤忠ファッションシステム/世代研究ラボ
2019年01月17日「ファッション雑誌を読み始めたのは小学生くらいから」「親はいわゆるバブル世代」「ゆとり世代と言われる」…上記に心当たりがあるあなた、もしかしてハナコジュニア世代(1987~1991年生まれ・27~31歳位)ではないでしょうか?■「ハナコジュニア」って一体何?そもそも「ハナコジュニア」って一体??と思う人も多いでしょう。この世代の両親の多くは、いわゆるバブル景気を謳歌した「ハナコ世代」(1959~1964年生まれ・バブル当時にマガジンハウスから創刊された雑誌『Hanako』から命名)。両親の志向が自分自身のモノゴトの判断時に強い影響をもたらしていることから、ハナコジュニア世代というネーミングになっています。彼女たちの中には「10代の頃から母のお古のルイ・ヴィトンのバッグを使っていた」「夏休みは家族でハワイ旅行に行っていた」など、幼い頃から華やかなモノ・コト消費を体験してきた人や、休日のショッピングは母親と一緒に行って楽しむなど「母娘消費」と言われるように家族仲が良い人が多いといった特徴があります。現在アラサーにあたるハナコジュニア世代。社会人になり数年経ったことで仕事では責任あるポジションに立つ人、もしくは新たな場所に転職をした人もいるでしょう。また、結婚・出産などでライフステージが大きく変わった人も。今回は、そんな節目にあたるハナコジュニア世代にフォーカスし、彼女たちのファッション、志向、そして現在の興味・関心事について、掘り下げてみます。■厳しい不況の時代を闘ってきた彼女たちハナコジュニア世代の人たちにこれまでのファッション遍歴を聞くと、「小学生の頃は雑誌『ニコラ』を読んでいた」「小学生の時に『エンジェルブルー』の服が流行していた」など、ファッションに芽生えたのは比較的早い時期だったといいます。小学生向けファッション雑誌の創刊や、「モーニング娘。」といったティーンアイドルの活躍もあって、より一層興味・関心に火がついたのかもしれません。そんな子どもの頃からの数々の消費経験によってモノ選びの目を着実に養いつつ、バブル崩壊後の長引く不況下の中で育ってきたことや、就職時のリーマンショックの影響などもあって、現実をシビアにとらえる感覚を持ち合わせています。突然降って湧くような夢物語ではなく、コツコツと「着実にステップアップ」していくことを望む志向を持つ人も。当時、前述の「モーニング娘。」が、日々人知れず練習を重ね、熾烈なオーディションを勝ち抜きスターダムに伸し上がっていく様子をテレビで見ていた人も多いでしょう。“隠された努力あってこその成功”が、彼女たちにとっての一つの指標になっていたりもします。■「しっかりしてる」と見られたい!その行きつく先は…そんなハナコジュニア世代の人たちに現在のファッションについて聞くと「周りから、しっかりとした社会人として見られる服装をしたい」「ママらしいファッションを楽しんでいる人に見られたい」など、トレンドは押さえつつも自分自身の現在の状況に“ちゃんと”見合った格好をしているか? を常に意識したコーディネートを考えているようです。そのなかでも「花柄」「リボン」「レース」のように、女性としての気分が上がるもの、心がときめくアイテムを重宝する人も。また、ファッションだけではなく、ボディケア、スキンケア、ヘアケア…など、日頃から美容家電やアイテムをリサーチしセルフメンテナンスに力を入れている人もいるようです。実際に、Webアンケートで「お金をかけたいジャンル」を聞くと次のような結果に!<Q.将来に向けてお金をかけたいジャンルは何?(食以外)>1位 ファッション 47.3%2位 ボディケア・スキンケア 46.4%3位 国内旅行/貯蓄・資産運用 44.5%4位 ヘアケア 40.0%5位 家のインテリア 34.5%※伊藤忠ファッションシステム「生活者の気分’19」Webアンケート調査よりとくに他世代の女性たちに比べ「ヘアケア」への反応が高いことが特徴です。「髪の毛をきれいにケアしていると、第一印象もよく、ちゃんとした人として見られる気がする」「乾燥しやすい冬は、静電気対策もしっかりする。いつでもサラサラツヤツヤ髪に見られたい」と、季節に合わせた入念なケアも怠りません。実際に、購読雑誌ランキングを見ると、上位に美容情報雑誌が挙がるのもこの世代ならでは! ファッションだけではなく、細部にわたって身だしなみを整えることに抜かりがなく、女子度が高い人が多い印象です。肌、髪などビューティーケアで困った時、周りにいるハナコジュニア世代の人に聞くと、役立つ情報が得られる可能性が高いかも…?ハナコジュニア世代のより詳しい情報はこちらで読めます!■ ハナコジュニア世代 伊藤忠ファッションシステム/世代研究ラボ
2018年12月13日