『レオン』『フィフス・エレメント』など、数々の名作を世に送り出してきた世界的巨匠リュック・ベッソン監督によるSF超大作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』。この度、本邦初公開となる本作の特報映像が到着した。本作は、大人気作『スター・ウォーズ』にも多大な影響を与えたSFコミックの金字塔「ヴァレリアン」(作:ピエール・クリスタン/画:ジャン=クロード・メジエール)を原作に、ベッソン監督が脚本も兼任した最新作。到着した特報映像では、最新鋭のVFXにより、規格外の映像美が垣間見れる。また、映画の予告編では初使用となるビートルズの楽曲「Because」が流れている。さらに、広大な銀河を守る任務を帯びたエージェントのヴァレリアン役のデイン・デハーンや、頼れる相棒にしてクールビューティーのローレリーヌ役のカーラ・デルヴィーニュらの姿も。そして、ほんの数秒だけ世界の歌姫・リアーナも登場!果たして、彼女は敵か、味方か。人間か、化け物か…?『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』は2018年3月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年11月08日映画・ドラマ・CMと幅広く活躍し、2017年上半期大ブレイクを果たした吉岡里帆が、映画ナレーションに初挑戦した『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩きコトラ家族と世界のいいコたち』。10月21日(土)からの劇場公開を控え、愛猫家とも知られる吉岡さんと世界的動物写真家・岩合光昭の2ショット写真と共に、本編ナレーションや作品へ込めた想いを綴った2人の最新コメントが到着した。ファンの間でも人気の、津軽のリンゴ農家で暮らす“コトラ家族”の現在を追う、岩合さんによる追撮も終了した本作。このたび、まさに「ネコも歩けば、地球が幸せ?」の作品キャッチにふさわしい、優しい笑みを浮かべた2人の2ショット写真が到着。また、「ネコを愛する、すべてのヒトたちへ」向け、「ネコ愛」あふれる言霊を珠玉の映像に丹念に吹き込んだ2人からも温かいコメントが届いている。本編ナレーション撮りを終え、岩合さんは「吉岡里帆さんがとても落ちついてナレーションに臨んでいたのが印象的でした。そして、吉岡さんの声を聞いて感じたのは、とにかく“ネコに合っているなぁ”ということです」とコメント、「そんな吉岡さんの声も聴きながら、僕もより自然体でナレーションに臨むことができました」とふり返っている。また、久々に訪れた津軽のリンゴ農園では「今回も、何も包み込まないありのままのリッキーやハナの姿を撮影することができました。母ネコになったハナの子育てに、逞しく成長したリッキーの表情に、母コトラの姿を感じます。追撮前、(何が起きているか判らないので)彼らに会いに行って良いのか?という想いもありました…」と言う。「でも、やはり、会いに行って良かった。(オオトラからコトラへ)コトラからリッキー、ハナたち、そしてまたその子たちへ、そんな命の引き継ぎがずっと続いているあのリンゴ農園は、いまの時代、本当に貴重な場所です。“命の大切さ”をこの作品を通じて皆さんに感じていただけたら嬉しいです」と万感の思いを明かす。また、吉岡さんはまず「撮影現場での話を聞きながらナレーションのまだ入っていない素の映像を拝見しました。岩合光昭さんが長い時間をかけて丁寧に丁寧に猫と向かい合ってこられたんだと、ひしひしと伝わってきました。この愛らしい猫ちゃんたちの邪魔にならないよう、より魅力が伝わるよう音入れしたいと心から思いました」と、岩合さんたちの「ネコ愛」に心打たれた様子。そして「本番当日は、コトラの赤ちゃんたちに寄り添いたく思い、優しく繊細な空気感で挑みました」という吉岡さん。「できるだけ柔らかく家族の在り方やニュアンスが伝わるようにスタッフさんと話し合いながらアフレコしました。岩合さんの撮った猫ちゃんたちはスクリーンの中でちゃんと生きています。必ずその姿に心動かされると思います」と、思いを込めている。『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』は10月21日(土)より全国のユナイテッド・シネマほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月06日この秋で20周年を迎える新国立劇場のシーズン最初を飾るのは、フランス近代演劇の巨匠、ジャン・ジロドウの『トロイ戦争は起こらない』。1935年に書かれて以来、世界中で上演が続く不朽の名作だ。歴史に名高いトロイ戦争の直前、戦争を止めたいトロイの英雄エクトールは、開戦派の父や弟の説得に奔走、ギリシャの知将オデュッセウスとの会談に臨む。古代の物語に題材を借りて、戦争を起こす人間の愚かさや、避けられない運命を描く。7月29日に行なわれた制作発表会見では、鈴木亮平、一路真輝、鈴木杏、谷田歩、三田和代が出席、それぞれの想いを語った。新国立劇場演劇『トロイ戦争は起こらない』チケット情報トロイの王子で、国一番の英雄であるエクトールを演じる鈴木亮平は「僕は世界遺産が大好きで、トロイ遺跡も世界遺産です。大好きな分野の物語だ!と思っていましたが、台本を読むと、とても現代的で、戦争を起こす人間の愚かさが深く描かれています。ジロドウは外交官でもあり、情報局長官も務めた人で、戦争の裏側も知っていたはず。どんな思いを込めたのか稽古の中から見つけていきたい」と抱負を語る。エクトールの弟パリスに誘拐されて、戦争の原因ともなるギリシャの王妃エレーヌには一路真輝。「初めてのフランス戯曲で、新しい挑戦ができるのはうれしいことです。エレーヌは絶世の美女と言われていて、私でいいのかしらと思いましたが、三田和代さんが、スタートラインはみんな一緒と言ってくださったので、勇気をもらいました」と笑顔を見せた。エクトールの妻で、平和を望んでいるアンドロマックには鈴木杏。「台本を読んだときは、戦争が題材で、胸が苦しくなるように感じましたが、クスッと笑えるような部分もあって、ウィットに富んだ面白い作品だと思いました。言葉が詩のように美しく素晴らしいので、みなさんの声で作品が立ち上がってくるのが楽しみです」まずは、名前を覚えなきゃと、笑いを誘った。トロイの王妃でエクトールとパリスの母、エキューブを演じるのは三田和代。「皮肉やエスプリのきいたことばかり言う女性。戦争にはもちろん反対で、エレーヌに魅了されてしまっているトロイの男たちには辛辣だし、戦争の悲惨さをちゃんとわかっている人物。いわゆる“お母さん”らしくはないですが、初めてのキャラクターでとても新鮮に感じています」と、取り組みがいを語った。ギリシャ一の知将オデュッセウスを演じるのは谷田歩。「戦争が始まると策を弄するのですが、本当は戦争をしたくなかったのではないかと思います。エクトールとの話し合いでは、その思いが読み取れますね。どちらも戦争を望んでいなくて、開戦の運命に挑戦しようとするところが、醍醐味だと思っています」戦争と平和というシリアスな物語でありながら、夫婦や恋人、家族といった日常につながるような要素もたくさんある。演出の栗山民也は、丁寧に細部を掘り起こし、頼もしいキャストと共にヴィヴィッドなドラマを見せてくれるに違いない。公演は10月5日(木)に東京・新国立劇場 中劇場にて開幕。取材・文:沢 美也子
2017年07月31日大丸心斎橋劇場では、大丸創業300周年を記念した名作映画の上映イベント「ワンコインシネマ in 心斎橋」を開催する。期間は2017年6月1日(木)から12月21日(木)まで。今では希少となったフィルムでの映画上演を、ワンコイン(税込500円)で楽しめる本企画。フィルムならではの独特の質感、雰囲気、画面から伝わってくるぬくもりなど、昔ながらのノスタルジーあふれる雰囲気が味わえるのは、フィルム映写機のある劇場だからこそ。上映作品は、「ニュー・シネマ・パラダイス」、「エデンの東」、「クレイマー、クレイマー」、「スラムドッグ$ミリオネア」、「英国王のスピーチ」、「最強のふたり」など、至極の旧作から2000年代の話題作まで全14作品。各作品はそれぞれ1日限りの上映となっており、午前11時、午後3時、午後6時30分の3回に分けて上映される。【開催概要】「ワンコインシネマ in 心斎橋」期間:2017年6月1日(木)〜12月21日(木)会場:大丸心斎橋劇場(大丸心斎橋店 北館14階)上映時間:11:00〜、15:00〜、18:30〜 ※入替制※開場は上映の30分前料金:500円(税込)※小学生以下は無料(ただし、座席が必要な場合は通常料金となる)。※16歳未満で保護者同伴でない場合、18:30からの上映回には入場出来ない。※自由席(各回先着200名)前売り発売日:1~5は、6月1日(木)、6は7月1日(土)、7〜8は8月1日(火)、9~11は9月1日(金)、12〜14は10月1日(日)※劇場窓口、ローソンチケットなどで発売。※前売り完売の場合、当日券の販売はない。<上映スケジュール>1. 6月30日(金)「Shall we ダンス?」 1996年 日本 136分2. 7月25日(火)「アース」 2007年 ドイツ・イギリス 98分3. 7月28日(金)「クレイマー、クレイマー」 1979年 アメリカ 105分4. 8月22日(火)「オーシャンズ」 2009年 フランス 103分5. 8月25日(金)「エデンの東」<PG12> 1955年 アメリカ 115分6. 9月29日(金)「私の頭の中の消しゴム」 2004年 韓国 117分7. 10月17日(火)「最強のふたり」 2011年 フランス 112分8. 10月27日(金)「スラムドッグ$ミリオネア」 2008年 イギリス 120分9. 11月2日(木)「幸福の黄色いハンカチ」 1977年 日本 108分10. 11月13日(月)「鉄道員 ぽっぽや」 1999年 日本 112分11. 11月14日(火)「英国王のスピーチ」 2010年 イギリス・オーストリア 118分12. 12月7日(木)「手紙」 2006年 日本 121分13. 12月12日(火)「オペラ座の怪人」 2004年 アメリカ 143分14. 12月21日(木)「ニュー・シネマ・パラダイス」1989年 イタリア・フランス 123分
2017年06月10日『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』の公開が決定。NHK BSプレミアムの人気番組がドキュメンタリー映画となって、2017年10月21日(土)に全国ユナイテッド・シネマ・グループにて上映される。ネコを撮り続ける写真家、岩合光昭岩合光昭は、19歳で出会ったガラパゴス諸島の大自然に感銘を受け、動物写真家としての道を歩み始めた。以来、地球上のあらゆる地域で動物たちに出会い、貴重な瞬間を写真におさめてきた。その中でも、私たちの身近に暮らすネコを映し出す写真は特別。表情豊かなネコの姿は、幅広い層から絶大な人気を集め、人々の心をとらえてやまない。ネコの写真は、全国津々浦々で紹介されている。これまでもネコの人間との暮らしとライオンの野生を比較する斬新な視点で撮影された写真展「ネコライオン」の開催やフォトエッセイ「世界のねこみち」の発売などで人気を博した。また、2017年7月~9月にも、東京・大阪・京都など全国16箇所にて写真展を開催する。NHK BSプレミアムの人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」を映画館で元来、「岩合光昭の世界ネコ歩き」は、動物写真家・岩合光昭が世界30ヵ国以上の国々を訪れ、猫の目線で世界の街角のネコを撮影・紹介する人気ドキュメンタリー番組だ。「ネコは人間とともに世界に広まった。だからその土地のネコはその土地の人間に似る!」との岩合の考えから始まったこの番組は、2012年の放映開始以後人気を守り続けている。その劇場版となる本作では、番組ファンのあいだで人気の「津軽の四季」より「コトラとその家族」を中心に、世界6ヶ国のネコたちの生きる姿を再編集。テレビでは放送されなかった、選りすぐりの未公開シーンとともに、この夏に撮影予定の“コトラの子どもたち”の今の姿が紹介される。青森県・津軽の大地で、太陽を浴び真っ赤に育ったリンゴのように愛くるしく、そして力強く生きるネコたちの姿を大スクリーンで楽しめそうだ。メイキングの様子を公開津軽追撮のメイキング写真では、岩合と無邪気なコトラたちの様子が見て取れる。カメラを構える岩合に寄り添っていく子猫の姿には思わず笑顔がこぼれてしまう。追撮を終えた岩合は、「成長したリッキーやハナと過ごせるなんて、本当に嬉しい時間でした。そしてそれ以上に、彼らの懸命な生き方にあらためて感動しました。逞しいボスネコとなったリッキー、ハナの子育ては母親のコトラを彷彿させます。子ネコたちもかわいい盛り、ぜひ大きなスクリーンでお楽しみください。」と語っている。ナレーションを務める女優・吉岡里帆また本編ナレーションキャストは、女優の吉岡里帆に決定。TBS「日曜劇場『ごめん、愛してる』」でドラマ初主演、2017年4月公開の映画『名探偵コナン から紅の恋歌』では声優に初挑戦と、幅広い活躍をみせ、今注目される女優の一人である吉岡里帆は、映画のナレーションを担当するのは本作が初となる。岩合光昭とともに、ほっこり心温まるネコの世界をナビゲートする。【詳細】劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち公開日:2017年10月21日(土)※劇場前売り券(ねこ型しおり風、1,400円)が全国公開劇場窓口にて発売中。 ※一部劇場では前売券取扱無し。出演:岩合光昭語り:吉岡里帆音楽:高野正樹製作・配給・宣伝:ユナイテッド・シネマ©Mitsuaki Iwago
2017年04月30日日本が誇る世界的動物写真家、岩合光昭が世界の街のネコたちをカメラに収める、NHK BSプレミアムの人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」が、初の劇場版としてスクリーンに登場することが決定。ティザーポスタービジュアルと、未公開の初出し映像も収録されたティザー予告編映像が解禁された。「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙も飾った世界的動物写真家、岩合氏がネコの目線で世界中のネコを撮影し、「いいコだね」と岩合氏自らがネコに語りかける様子と共に紹介する人気ドキュメンタリー番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」。「ネコは人間とともに世界に広まった。だからその土地のネコはその土地の人間に似る!」と考える岩合氏が、世界30か国以上の国々を訪れ、そこで生活するネコの目線を通じて街を写し出す。2012年、NHK BSプレミアム特集で放送され大反響を呼び、2013年よりレギュラー番組となり現在も放送中だ。待望の劇場版では、番組ファンの間で人気の「津軽の四季」よりリンゴ農家で暮らす“コトラとその家族”を中心に、岩合氏お気に入りの世界6か国のネコたちの生きる姿を再編集。TVでは放送されなかった、選りすぐりの未公開シーンとともに、この夏に撮影予定の“コトラの子どもたち”の現在の姿も紹介。青森県・津軽の大地で、太陽を浴び真っ赤に育ったリンゴのように愛くるしく、そして力強く生きるネコたちの姿を岩合氏がカメラに収めていく。届いたティザー予告映像では、コトラの家族たちをはじめ、世界のネコたちをカメラが優しく覗き込む様子をとらえている。“猫ブームの原点にして頂点”ともいうべき、“究極の癒しと微笑み”で人々を魅了してやまないネコたちと岩合氏を、楽しみにしていて。『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』は秋、ユナイテッド・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月30日劇場版最新作『相棒 -劇場版IV-』の公開を記念して2週にわたって『相棒』劇場版を放送する企画の第2弾として、2月12日(日)今夜は「日曜洋画劇場」枠で『相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン』が放送される。「相棒」シリーズ初の劇場版となった本作。2008年5月1日に公開されると大ヒット、翌月には公開時と同規模の約300スクリーンでのロングランも決定。大きな話題をさらった。東京郊外の巨大なテレビ塔で、「f6」という暗号めいた記号とともに元ニュースキャスター・仲島の遺体が発見される。一方、警視庁特命係の右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は小包爆弾のターゲットとなった衆議院議員・雛子(木村佳乃)の警備を命じられる。予告どおり雛子は爆発物で襲われるがなんとか難を逃れ海外視察へと出発。しかし襲撃現場には「d4」という記号が残されていた。右京と薫は会員制のSNSで「処刑リスト」という掲示板を発見、仲島と雛子の事件が予告されていたことを知る。掲示板には2週間前に事故死した判事の名前も残されており、その現場には「e4」という記号が。右京は暗号がチェスの手を示す棋譜記号であると確信し、一連の事件には関連があると推理する。捜査一課がなかなか犯人に近づけないなかで、右京は独自に捜査を始め「処刑リスト」を管理者から乗っ取ったという謎の人物と真剣勝負へ。ついに「チェックメイト」に持ち込むがゲーム終了と同時に驚愕の事実が発覚する…という物語。主人公の杉下右京を水谷豊が、そしてその相棒である亀山薫を寺脇康文が演じるほか、鈴木砂羽、川原和久、六角精児、岸部一徳、西村雅彦、原田龍二、松下由樹、津川雅彦、本仮屋ユイカ、柏原崇、有森裕子、岸谷五朗、平幹二朗、西田敏行と錚々たるキャストが集結。『探偵ミタライの事件簿星籠の海』などの和泉聖治監督がメガホンを取ってよりスケールアップした“相棒”ワールドが展開される。なお劇場版最新作『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』は現在全国公開中。7年前に英国日本領事館で起こった集団毒殺事件と少女誘拐、日本国内に秘密裡に持ち込まれた化学物質、そして東京のど真ん中で行われる世界的なスポーツ大会の凱旋パレード。それらの点と点を、杉下右京が持ち前の推理と洞察力によって線で結んだとき、『相棒』史上最も衝撃的で悲痛なクライマックスがおとずれる――。反町隆史、仲間由紀恵、石坂浩二、そして“元相棒”の及川光博、“元鑑識”六角さんといったシリーズの人気キャラクター総集結で特命係と国際犯罪組織の戦いを圧倒的な映像で描く。日曜洋画劇場『相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン』は2月12日(日)21時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2017年02月12日2018年で開場20周年を迎える新国立劇場の2017/2018シーズンのラインアップ発表会見が1月12日に行われ、演劇芸術監督の宮田慶子、舞踊芸術監督の大原永子らが出席した。演劇では、次期芸術監督の小川絵梨子演出による『1984』をはじめ、3本の日本初演作、シェイクスピアの『ヘンリー五世』、蓬莱竜太による新作と充実のラインアップ。バレエ&ダンスでは『くるみ割り人形』が“新国立劇場バレエ団版”として新たに制作されることなどが発表された。演劇では、2期にわたって芸術監督を務めてきた宮田が来季で退任となり、昨秋より芸術参与に就任した小川絵梨子にバトンを渡すことになる。宮田は2期8年にわたった任期を感慨深げに振り返りつつ、来シーズンのテーマとして「世界を映し出す」を掲げた。その言葉通り、8本中の3本が日本初演、1本が新訳上演。まず10月は岩切正一郎の新訳による『トロイ戦争は起こらない』で幕を開ける。1935年に初演されたジロドゥの名作で、いまなお、やむことのない“戦争”を炙り出す。鈴木亮平、一路真輝、鈴木杏らを迎え、演出を栗山民也が務める。日本初演の3本の1本目は、11月に上演される『プライムたちの夜』。近未来を舞台に85歳の老女と30代の男性の思い出話から家族の姿を描き出す。2018年3月には、鄭義信の『赤道の下のマクベス』がお目見え。新国立劇場では『焼肉ドラゴン』『パーマ屋スミレ』『たとえば野に咲く花のように』の戦後3部作が大反響を呼んだが、さらに時代を遡り、1947年のシンガポールの刑務所を舞台に物語が展開する。こちらは韓国語で書かれたオリジナル版を全面改訂し日本語での上演となる。2018年4月~5月にはジョージ・オーウェルの小説を基にした『1984』が小川絵梨子の演出、井上芳雄主演で上演される。古典では、昨年の『ヘンリー四世』二部作に続くシェイクスピアの『ヘンリー五世』を前回に続き浦井健治、岡本健一らを迎えて贈る。また、子どもと大人が一緒に楽しめる企画として好評を得た長塚圭史作・演出で、長塚、首藤康之、近藤良平、松たか子出演の『かがみのかなたはたなかのなかに』の再演が決まった。2018年6月は井上ひさしの『夢の裂け目』の再演、7月は蓬莱竜太の新作戯曲でシーズンの幕を下ろす。バレエではシーズン幕開けの10月~11月に新制作の『くるみ割り人形』を上演する。2014年の『眠れる森の美女』の改訂上演で高い評価を得たウエイン・イーグリングが振付を担当し、前田文子が衣裳デザインを務める。新制作はこの1本だが、2018年4月~5月には『白鳥の湖』6月には『眠れる森の美女』とチャイコフスキーの3大バレエがラインアップされている。また、「こどものためのバレエ劇場」と銘打ち7月には『しらゆき姫』の上演を実施。そして、ダンスでは「舞踏の今」シリーズとして山海塾と大駱駝艦の公演が行われるほか、森山開次、高谷史郎(ダムタイプ)といった世界的な活躍を見せるアーティストが新国立劇場に登場する。取材・文・撮影:黒豆直樹
2017年01月13日「THE 世界名作劇場展~制作スタジオ・日本アニメーション 40年のしごと~」が、2016年12月28日(水)から2017年1月9日(月・祝)まで、阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリーにて開催される。同展は、アニメーション制作会社である「日本アニメーション」創業40周年と、アニメシリーズ『世界名作劇場』の放送40周年の記念展。会場では、「フランダースの犬」「あらいぐまラスカル」「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」など1970年代の初期作品から、1980年代の「トム・ソーヤーの冒険」「ふしぎな島のフローネ」「小公女セーラ」、1990年~2000年代の「私のあしながおじさん」「ロミオの青い空」「こんにちはアン ~Before Green Gables」まで、『世界名作劇場』シリーズ全26作品を、貴重な当時の原画や設定資料などとともに展示。また『世界名作劇場』シリーズを中心とした、アニメーション制作の礎を築いたクリエーターたちをクローズアップしたコーナーも。「フランダースの犬」のキャラクター設定を受け持った森やすじをはじめ、関修一、遠藤政治、井岡雅宏、小田部羊一、椋尾 篁(むくお たかむら)、近藤喜文など、錚々たるメンバーのクリエーターたちも合わせて紹介する。さらには、「赤毛のアン」作中でアンが窓辺から空を見上げるシーンや、「フランダースの犬」のラストシーンを再現したフォトスポットの設置、人気7作品の名場面を350インチの大スクリーンで上映するイベント、250点を超える展覧会限定グッズの販売も行われる。【開催概要】「THE 世界名作劇場展~制作スタジオ・日本アニメーション 40年のしごと~」開催期間:2016年12月28日(水)〜2017年1月9日(月・祝)※1月1日(月・祝)は休業会場:阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー※最終日は午後6時閉場。※小学生以下の入場は保護者の同伴が必要。入場料:一般800円、学生(大学・高校・中学生) 500円、小学生以下無料※阪急阪神お得意様カード・ペルソナカード・エメラルドSTACIAカードの呈示で、本人に限り入場料から100円割引。■世界名作劇場 名場面上映会開催日:2016年12月28日(水)・29日(木)時間:10:30~19:00会場:9階 阪急うめだホール※イベント参加には「THE世界名作劇場展」の入場券または、半券が必要。<上映スケジュール>10:30~:「フランダースの犬」第52話『天使たちの絵』11:00~:「母をたずねて三千里」第51話『とうとうかあさんに』11:30~:「あらいぐまラスカル」第52話『別れと出発の時』13:00~:「ロミオの青い空」第15話『火をともせ! 11人の誓い』14:00~:「赤毛のアン」第10話『アン・心の友と遊ぶ』14:30~:「トム・ソーヤーの冒険」第48話『インジャン・ジョーの最後』15:00~:「小公女セーラ」第46話『また逢う日まで』15:30~:「フランダースの犬」第52話『天使たちの絵』16:00~:「母をたずねて三千里」第51話『とうとうかあさんに』16:30~:「あらいぐまラスカル」第52話『別れと出発の時』17:00~:「ロミオの青い空」第15話『火をともせ! 11人の誓い』17:30~:「赤毛のアン」第10話『アン・心の友と遊ぶ』18:00~:「トム・ソーヤーの冒険」第48話『インジャン・ジョーの最後』18:30~:「小公女セーラ」第46話『また逢う日まで』
2016年12月19日書籍『世界シネマ大事典』が、2016年12月9日(金)より発売される。『世界シネマ大事典』は、イギリスQuintessence社刊行の”THIS IS CINEMA”の日本語版。オールカラー576ページ、図版総数1,100点以上という豪華な内容で映画製作のバックステージへと導く。幻想映画、ホラー映画、SF映画、コメディ、そしてロマンス……。撮影技術の発展や多種多様なカメラワークがあみだされ、映画は世界各地の社会、技術、歴史、経済といった文脈と密接に関係しながら発展を続けてきた。本書では映画草創期から21世紀の現在に至る古今東西の名作映画を、年代別およびジャンル別に網羅。サイレント映画を紹介する第1章からはじまり、CGIと特殊効果による作品が並ぶ第6章まで、ジャンルごとに主要な作品や監督、俳優などについて、豊富なポスターや写真を用いて分かりやすく解説。さらに歴史年表を通して当時の社会や政治の状況もあわせて追うことができる。見開きで個々の映画をとりあげているページでは、作品についての評価も含めた短いエッセイ、写真を使ったあらすじの紹介、映画制作者のプロフィールや関連事項に関するコラムなどの多角的な解説も。日本映画では、黒澤明の『七人の侍』や宮崎駿の『千と千尋の神隠し』など4作品が詳しく紹介される。【詳細】書籍『世界シネマ大事典』 4,200円+税発売日:2016年12月9日(金)※発売日は地域によって異なる。著書:フィリップ・ケンプ 責任編集、遠藤裕子ほか訳体裁:B5変型判/576ページ
2016年12月12日再開発計画によって一旦閉じることになったPARCO劇場。今年1月からは、“クライマックス・ステージ”シリーズとして、劇場ならではの演目を打ち出している。なかでも6月に上演される『メルシー!おもてなし~志の輔らくごMIX~』は、その最たる作品となりそうだ。今や 名物となった立川志の輔による独演会『志の輔らくご in PARCO』で披露された新作落語をもとに舞台を作ろうというのだから。主演を担うのは中井貴一。PARCO劇場と作品への熱い思いを見せた。舞台『メルシー!おもてなし~志の輔らくごMIX~』チケット情報「今回のお話は、『最後にもう1回どう?』と、劇場が僕を呼んでくれたのかもしれないなと、迷わずお引き受けしました。それぐらい僕はこの劇場が好きなんです」。中井はこう切り出して、劇場への思い入れを語る。「長い歴史によって作られたあの独特の雰囲気。赤い座席の背がハート型に色あせているのを見ると、これまでのお客様の愛を感じて励まされるんですよね。そして、458席というキャパシティが、観る側としても演者としても心地いいんです。もう少し大きな劇場になると、僕らも届かせようと頑張ってしまったりするんだけど、ここなら、お客様を自然に引き込んで、お客様も自然に引きこまれていくという空間であったような気がします」。そんな独自の空間で最後に演じるのが、志の輔の落語の世界。外国大使夫人が雛人形を見に来た商店街の騒動を語った「メルシーひな祭り」を軸に、4本の落語を紡いでいく。「志の輔さんはとても優れた脚本家でありプレイヤーであると感じます。登場人物の個性が浮き立っていて、それを全部ひとりで演じていらっしゃる。芝居がそれにどこまで対抗できるのか、間合いひとつをとっても、非常に難しいことだとは思いますが、落語より面白かったよと言わせるのが僕たちの使命。落語を意識しすぎず、ちょっと洒落た大人の舞台にしたいと思っています」。『コンフィダント・絆』『趣味の部屋』など、これまでもPARCO劇場で上質な芝居を見せてきた中井。今回も笑いのなかに、宝物となるような何かを潜ませてくれるはずだ。劇場の最後に立ち合うにあたっては臆さず思いをあふれさせる。「ここにいられる時間を大切に演じることになるでしょうね。来てくださる方も、肩の力を抜いて気軽に観ながら、この空間をしみじみ感じてくださればうれしいです。カフェで売っているおいしいホットドッグも最後にぜひ(笑)」。劇場空間を愛する者同士、濃密な時間を味わいたい。公演は6月4日(土)から26日(日)まで。チケットの一般発売は4月29日(金・祝)午前10時より。取材・文:大内弓子
2016年04月28日1953年に製作され、多くの人に愛され続けてきた名作『シェーン』のデジタルリマスター版が9日(土)から公開になる。本作は、大きなスクリーンで観て楽しめる、発見のある作品になっており、これまでも何度もリバイバル上映されている。その他の画像本作の舞台は、南北戦争後のアメリカ西部。悪徳牧場主に苦しめられていた一家のもとに、流れ者のシェーンがやってくる。謎めいたその男は、牧場主が率いる一味を撃退したことで、一家に招きいれられ、開拓民にも受け入れられるが、牧場主がスゴ腕の殺し屋を雇ったために事態は急変。シェーンは銃を手に牧場主の一味に戦いを挑む。本作で最も有名なのは、シェーンが馬に乗って旅立っていく背中に向かって少年が「シェーン!カンバック!」と叫ぶラストシーンだ。この場面はあまりにも有名なため、繰り返し紹介され、語られるだけでなく、“実はあのシーンではシェーンは死んでいたのでは?”という説まで出た。その前のシーンでシェーンは悪党に撃たれて負傷しており、去っていくシェーンの手は下がっている。サミュエル・L・ジャクソンとケヴィン・スペイシーが競演した『交渉人』では、ふたりが“シェーンの生死”について激論を交わす場面も描かれた。雄大な自然を去っていくシェーンの背中、そびえる山、青い空、少年の姿は大きなスクリーンで観ることで、より深い感動が得られるはずだが、大画面で観ることで、もしかしたら“シェーンの生死”について新たな発見があるかもしれない。『シェーンデジタルリマスター版』4月9日(土) 丸の内TOEI2ほか全国順次ロードショー
2016年04月01日2016年4月23日(土)より公開となる劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』だが、映画の公開を記念して、「劇場版『遊☆戯☆王』ARスタンプラリーin横浜」の開催が決定した。作品の舞台である「童実野町」が「横浜みなとみらい」をモデルとして描かれていることから、この2つの都市がARを通じて仮想交流都市として、遊戯をはじめとするキャラクターたちが横浜にやってくるという設定で、4月16日(土)~5月11日(水)の間、ARスタンプラリーが実施される。スタンプポイントは全部で12カ所(9施設)。専用のアプリ「ふらっと案内」を起動してラリーポイントを見ると、ARのキャラクターに会うことが可能。中には実物大の3DCGを使用した大迫力のモンスターたちも登場する。それぞれのポイントで記念撮影をすることでスタンプが押され、12カ所中8カ所のスタンプを集めると、「遊☆戯☆王OCG (オフィシャルカードゲーム)」カード「オベリスクの巨神兵(劇場版限定KC仕様)」が達成賞として先着3万人にプレゼントされる。■劇場版『遊☆戯☆王』 ARスタンプラリー in横浜 ~横浜市&童実野町 仮想交流都市企画~ - 開催概要【開催期間】平成28年4月16日(土)~5月11日(水)【ARスタンプポイント / 9施設12カ所】・横浜ランドマークタワー (2カ所)・ドックヤードガーデン・よこはまコスモワールド (2カ所:★)・帆船日本丸・横浜みなと博物館 (★)・YCC ヨコハマ創造都市センター・横浜都市発展記念館・横浜マリンタワー (2カ所:★)・横浜人形の家 ・三溪園※ラリー景品交換ポイントは上記★印3カ所と桜木町駅観光案内所を加えた全4カ所劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は2016年4月23日(土)より劇場公開予定。各詳細は公式サイトにて。(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/2016 劇場版「遊☆戯☆王」製作委員会
2016年04月01日巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督の名作『山猫』の4Kバージョンと、『ルートヴィヒ』のデジタル修復版を上映する特集“ヴィスコンティと美しき男たち ~アラン・ドロンとヘルムート・バーガー~”の予告編映像が公開になった。痛んでいたフィルムを丁寧に修復/復元した映像で、息をのむような色彩、デティールで名作を楽しむことができそうだ。その他の画像/復元された映像が公開『山猫』は、シチリアの名門貴族の栄華と終焉を圧倒的なスケールで描いた作品で、2010年には、マーティン・スコセッシが設立したザ・フィルム・ファンデーションが1万2千時間をかけて褪色したフィルムを復元。今回は初の4K素材での上映になる。本作は、フェデリコ・フェリーニと繰り返しタッグを組み、『ひまわり』や『オール・ザット・ジャズ』も手がけたジュゼッペ・ロトゥンノが撮影を担当したが、このほど公開になった予告編でまず驚かされるのが、鮮やかな色彩だ。時間のかかる復元作業を経た映像は息をのむほどの美しさで、特に“赤”の表現に注目だ。さらに舞踏会のシーンの装飾やドレスなどの細部もボヤけたり、つぶれたりすることなくハッキリと描かれており、この素材がスクリーンに映し出される日を待ちわびるファンは多いのではないだろうか。18歳で即位した美しくも孤独な王ルートヴィヒII世の狂気を描いた『ルートヴィヒ』は、デジタル修復版での上映で、フィルムならではの質感を残しつつ、キズやゴミ、変色のない映像。陰影にとんだカットも美しく復元されており、重厚な映像美をじっくりと堪能できる。ヴィスコンティと美しき男たち ~アラン・ドロンとヘルムート・バーガー~『山猫』(1963年/イタリア=フランス)『ルートヴィヒ 完全復元版』(1973年/イタリア=フランス=西ドイツ)5月14日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
2016年03月02日ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督が1980年代に発表した名作『冬冬の夏休み』と『恋恋風塵』が5月にデジタル・リマスター版で劇場公開されることが決定した。その他の画像『冬冬の夏休み』は1984年の作品で、祖父の暮らす田舎でひと夏を過ごすことになった少年トントンと妹のティンティンの姿を描いた傑作。第7回ナント三大陸映画祭でグランプリを受賞するなど世界的な評価も高く、日本でも人気の高い作品だ。今回は世界初のDCP上映で、台湾の倉庫から発見されたネガプリントを東京光音で修復。デジタル・リマスター版は、日本が最初の公開地になり、今後は海外でのセールスも予定されている。『恋恋風塵』は、『冬冬…』の3年後に発表された作品で、鉱山の村で暮らす幼なじみのワンとホンの淡い恋模様を描いた作品。監督の最新作『黒衣の刺客』でもタッグを組んでいる世界的な名撮影監督リー・ピンビンが手がける美しい映像と、繊細な人物描写が光る作品だ。本作もDCPで上映されるのは世界初になる。『冬冬の夏休み』デジタル・リマスター版『恋恋風塵』デジタル・リマスター版5月21日(土)より、渋谷ユーロスペースにて2週間限定公開
2016年02月23日1989年に公開され、ロングランヒットを記録した名作『バベットの晩餐会』のデジタル・リマスター版が4月9日(土)からYEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開されることが決定した。その他の写真本作は19世紀後半のデンマークを舞台に、慎ましく生きる老姉妹に仕えているフランス人女性バベットが偶然に買った宝くじで大金を手に入れたことから、賞金を使って豪華なディナーをふるまう姿を描いた人間ドラマ。穏やかに過ぎていく時間、圧倒的な映像美、それぞれに過去を背負ったキャラクターたち、そして観客をクギづけにした鮮やかな調理シーン、テーブルに並ぶ料理の豪華さと美しさ……初公開時には多くの観客を魅了し、口コミで動員を拡大。リピーターも多く見られた傑作だ。世界的にも評価の高い作品で、1987年の米アカデミー賞では外国語映画賞を受賞している。今回の上映はデジタル・リマスター素材を使って行われるもので、あの美しい映像、深い人間ドラマ、魅力的な料理がズラリと並ぶ晩餐会を、再びスクリーンで堪能できる。『バベットの晩餐会 デジタル・リマスター版』4月9日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
2016年02月15日映画史に輝く名作『山猫』の4Kバージョンと、『ルートヴィヒ』のデジタルリマスター版が5月に日本で公開されることが決定した。巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督の生誕110周年、没後40年を記念して行われれるもので、映画ファンにはたまらないひと時になる。その他の画像シチリアの名門貴族の栄華と終焉を圧倒的なスケールで描いた『山猫』は、バート・ランカスター、アラン・ドロンらの名演、画面の細部にまで貫かれたヴィスコンティの美学が多くの人々を魅了し、何度も上映されてきた。2010年には、マーティン・スコセッシが設立したザ・フィルム・ファンデーションが1万2千時間をかけて褪色したフィルムを復元。今回は初の4K素材での上映になる。『ルートヴィヒ』もまたヴィスコンティの傑作として人気の高い作品だ。18歳で即位した美しくも孤独な王ルートヴィヒII世の狂気を描いた作品で、デジタルリマスター版での上映は初となる。ヴィスコンティと美しき男たち ~アラン・ドロンとヘルムート・バーガー~『山猫』(1963年/イタリア=フランス)『ルートヴィヒ 完全復元版』(1973年/イタリア=フランス=西ドイツ)5月よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
2016年02月03日A-1 Picturesとポニーキャニオンによるオリジナル劇場アニメ『ガラスの花と壊す世界』(1月9日公開)の週替わり来場者特典の詳細が8日、発表された。発表された週替わりの来場者特典は、キャラクター原案を務めたカントク氏による描き下ろしのミニ色紙。1週目となる9日からはリモが、2週目となる16日からはデュアルがそれぞれデザインされた色紙がプレゼントされる。さらに、本作Blu-ray(劇場限定版)の数量限定販売も決定。公開日の9日より、上映劇場にて発売され、無くなり次第終了となる。価格は、5,556円(税別)本作は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』シリーズや『心が叫びたがってるんだ。』(15年)などを手がけてきたA-1 Picturesとポニーキャニオンによるオリジナル作品。アニメ化のための原作を表現方法やジャンル問わず募集する「アニメ化大賞 powered by ポニーキャニオン」で2013年に大賞を受けた、創作ユニット・Physics Pointによるシナリオとイラストレーション作品『D.backup』を原案とする。脚本は、『涼宮ハルヒの消失』(10年)や『未確認で進行形』(14年)などで知られる志茂文彦氏が担当し、『新世界より』(12年)でメガホンを取ってきた石浜真史氏が監督を務める。舞台は、"知識の箱"と呼ばれる無重力の空間。世界を侵食する存在と戦う2人のアンチウイルスプログラム・デュアル(種田梨沙)とドロシー(佐倉綾音)が記憶喪失の少女・リモ(花守ゆみり)に出会う。近未来の世界の構造を目の当たりにしながら、絆を守り、未来を作り出すため奮闘する様が描かれる。(C)Project D.backup
2016年01月08日2015年12月16日、TOSYOは同社が手掛けるイラスト印鑑通販店「痛印堂」で、『ガールズ&パンツァー劇場版』とタイアップし、作品の世界観に合わせた、世界初となる砲弾型印鑑「至砲の痛印セット」を10日間限定・完全受注生産で販売する。○世界初!? 『ガールズ&パンツァー劇場版』至砲の印鑑セットイラスト印鑑通販店「痛印堂」は、『ガールズ&パンツァー劇場版』とタイアップし、世界初の砲弾印鑑となる「至砲の痛印セット」をラインナップ。あんこうチームのリーダー・西住みほをはじめ、武部沙織、五十鈴華、秋山優花里、冷泉麻子の計5キャラクターの絵柄から砲弾型印鑑に彫刻をし、「ガールズ&パンツァー劇場版至砲の痛印セット」として販売する。3年前、痛印堂は「部屋に飾れる印鑑」とそして「銀行印としても使える印鑑」をコンセプトにしたオリジナルの印鑑セットを作成し、それを"至高の痛印"と名付けた。それから毎年、「至高とは何か…」を追い求めた痛印堂が印材の素材から化粧箱や印鑑ケース、捺印マットの制作に至るまで一つ一つにこだわり続けた結果、今回の『ガールズ&パンツァー』の世界観に合わせた、世界初の砲弾型印鑑「至砲の痛印セット」が実現したという。■日本戦車道連盟公認! 砲弾型印鑑の誕生砲弾印鑑は印材の素材には金属のアルミニウムを採用しており、柘と比べるとその重さはなんと約10倍。『ガールズ&パンツァー』のアニメに出てくる砲弾の資料を参考に痛印堂が3D設計をし、職人の手により金属を砲弾型に加工し、アルマイト処理と日本戦車道連盟のマークを施した超特注品ができあがった。判子の業界の常識を覆す砲弾型の印鑑は、理想を追い求めた痛印堂の意地の一品となっている。至高の痛印『ガールズ&パンツァー劇場版』描き下ろしイラスト&砲弾印鑑セットでは、砲弾印鑑を持った秋山優花里の描き下ろしイラストを用意。こちらは、至高の痛印のために描き下ろされたイラストとなっている。さらに、砲弾印鑑を納めるための化粧箱は新開発した特製の「木箱」。木箱の各面に焼印を施し、高級感溢れる木箱を収納ケースとして使用することによって、従来のアニメグッズでは考えられない風格のある製品に仕上がっている。至高の痛印『ガールズ&パンツァー劇場版』オリジナル描き下ろしイラスト印鑑セットは、「砲弾型印材」「木箱」「レザー捺印マット」がセットになって、価格は25,000円(税別)。販売期間は、2015年12月18日~2015年12月27日までの10日間限定となっている。そのほか詳細は、痛印堂の公式サイトをチェックしてほしい。(C)GIRLS und PANZER Film Projekt
2015年12月16日ポニーキャニオン×A-1 Picturesによるオリジナルアニメプロジェクトとして、2016年1月9日に公開となるオリジナル劇場アニメーション『ガラスの花と壊す世界』だが、2015年11月21日(土)からは、特典付き前売券第2弾の発売が開始となる。上映劇場にて11月21日より発売される特典付き前売券(全国共通特別鑑賞券)は、「アニメ描き下ろし特製きらきらクリアファイル(石浜真史監督アートワーク)第2弾(A4サイズ)」が特典として用意される。価格は1,500円(税込)。数量限定のため、無くなり次第販売終了となる。さらに、数量限定プレミア特典付き前売券も11月21日(土)より上映劇場(一部劇場を除く)にて同時発売。こちらは、プレミア特典として、CD(曲:Insomnia (Short edit)/歌:デュアル prototype starring 種田梨沙)が用意され、価格は前売券料金+1,000円(税込)。数量限定プレミア特典のため、無くなり次第販売終了となる。○【ガラスの花と壊す世界】イメージソング「Insomnia」(Short Edit)【試聴PV】また、2016年1月6日には、映画『ガラスの花と壊す世界』主題歌&挿入歌CD「夢の蕾」がリリースされる。本CDには、「夢の蕾」(歌:THREE (花守ゆみり、種田梨沙、佐倉綾音))、「もっとメモリー」(歌:リモ starring 花守ゆみり)、「オシエテ」(歌:デュアル&ドロシー starring 種田梨沙、佐倉綾音)および各曲のinstrumentalを含む全6曲が収録される。価格は1,389円(税別)。さらに、「映画『ガラスの花と壊す世界』オリジナルサウンドトラック」(価格:3,000円(税別))も同日発売となるので、こちらもチェックしておきたい。オリジナル劇場アニメ『ガラスの花と壊す世界』は、2016年1月9日より新宿バルト9、シネマサンシャイン池袋ほかにて全国劇場公開。上映館についての詳細は公式サイトにて。(C)Project D.backup
2015年11月10日いま観たい、最新&名作エンタメをご紹介。劇場公開映画のほかにも、新しい動画配信サイトの上陸が話題の海外ドラマ、かつての名作が復活のTVアニメなど話題作がいっぱいです。最新・名作エンタメをチェックして秋の夜長を楽しんでね。■伝説の大ヒットドラマが復活!昨年、伝説のドラマ『24‐TWENTY FOUR‐』が復活。その興奮冷めやらぬ中、さらに多くの名作ドラマの続編製作が明らかに。『X‐ファイル』の新シリーズは、来年1月の全米放送が決定。モルダー&スカリーはもちろん、スキナー副長官やスモーキングマンなどの名脇役も健在。今冬、再ブームが起こりそう。『ツイン・ピークス』は、2017年放送へ向けて撮影を開始。オリジナルキャストが再結集するほか、デヴィッド・リンチが全話を監督。スター女優のアマンダ・サイフリッドの参加も決定し、より豪華になった新シリーズにファンの期待は増すばかり。詳細は不明ながら『プリズン・ブレイク』新シリーズも進行中。日本上陸が待ちきれない。■『聲の形』が劇場アニメに。そして、ついにあの巨人も…!?来年はアニメ化が待ち望まれた作品が目白押し。なかでも注目は、少年誌連載時に大反響を巻き起こし、漫画史に残る名作と言われた『聲の形』。連載終了とともにアニメ化に動きだし1年。先月、ついに制作スタッフが明らかに。監督に山田尚子、制作は〈京都アニメーション〉。これまで高評価を受けてきたコンビが、聴覚障害という繊細なテーマをどう映像化するのか、期待が集まる。そしてやはり1年前、TVアニメ第2期の製作が発表された『進撃の巨人』。いよいよ本格的始動の気配です!◇『X‐ファイル』2人のFBI捜査官が謎めいた事件に立ち向かう。FOXクラシック 名作ドラマにて毎週火曜20:00~字幕版、23:00~吹替版放送中。新シリーズは2016年にDVDがリリース予定。(C)1993 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.◇『ツイン・ピークス』『ツイン・ピークス 完全なる謎』Blu-ray BOX発売中¥29,000発売元:パラマウント・ジャパンTM&(C)2014 Twin Peaks Productions. Inc. All Rights Reserved.(C)2014 CBS Studios Inc. CBS and related logos are trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.(C)MMXCII Bonne Question. All Rights Reserved. TM,(H)&(C)by Paramount Pictures. All Rights Reserved.◇『プリズン・ブレイク』『シーズン1<SEASONSコンパクト・ボックス>』 DVD発売中。¥4,75212枚組発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント(C)2010 Twentieth CenturyFox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.◇『 進撃の巨人』『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』初回限定版(BD¥9,000、DVD¥8,000)通常版(BD¥4,800、DVD¥3,800)発売中劇場版 後編BD&DVDは12/16発売!発売元:ポニーキャニオン(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会◇『聲の形』大今良時(講談社コミックス)全7巻発売中。(C)大今良時/講談社※『anan』2015年11月11日号より。文・田嶋真理(topic1)
2015年11月06日2016年1月9日より公開予定のオリジナル劇場アニメーション『ガラスの花と壊す世界』。その追加キャストなど最新情報が公開された。2013年「アニメ化大賞 powered by ポニーキャニオン」にて、多数の応募の中から見事大賞を射止めた『D.backup(ディー・ドット・バックアップ)』(新進気鋭の創作ユニット「Physics Point(フィジクスポイント)」によるシナリオ&イラストレーション作品)を原案とした新作オリジナルアニメーション『ガラスの花と壊す世界』。石浜真史氏が監督を務め、脚本は志茂文彦氏、キャラクター原案はカントク氏、キャラクターデザインは瀬川真矢氏、アニメーション制作はA-1 Picturesが担当する。そして注目の追加キャストとして"茅野愛衣"の出演が決定。リモ役の花守ゆみり、デュアル役の種田梨沙、ドロシー役の佐倉綾音に加え、茅野愛衣がスミレ役を担当する。また、2015年10月22日~31日に開催される「東京国際映画祭」での上映が決定しているほか、本日9月19日(土)からは、新宿バルト9/横浜ブルク13/T・ジョイ蘇我/T・ジョイ新潟万代/T・ジョイ京都/梅田ブルク7/広島バルト11/T・ジョイ博多などの劇場スクリーンにおいて、キャストコメントやアフレコの様子が垣間見れる新PVが上映される。公開に向けてますますの盛り上がりをみせるオリジナル劇場アニメーション『ガラスの花と壊す世界』は、2016年1月9日より新宿バルト9ほかにて全国ロードショー。なお現在、特典付き前売り券が上映予定劇場にて販売されているので、こちらもチェックしておきたい。価格は1,500円(税込)で、特典は「カントクイラスト使用特製きらきらクリアファイル」。数量限定のため、無くなり次第販売終了となる。そのほか詳細は公式サイトをチェックしてほしい。(C)Project D.backup
2015年09月19日森永製菓は9月8日、日本アニメーションが制作するTVアニメーション『世界名作劇場』シリーズとコラボレーションしたパッケージの「小枝<ミルク>」(税別180円)を発売した。販売は11月末までを予定。「小枝<ミルク>」は、1971年に発売した"小枝"のような棒状のチョコレートの中に、サクサク食感のアーモンドが入ったチョコレート菓子。今回、同商品のリニューアルを機にコラボレーションパッケージで新発売する。箱パッケージは全3種類、袋パッケージは全2種類のデザインを展開する。個包装のパッケージにも、『赤毛のアン』『フランダースの犬』『あらいぐまラスカル』『私のあしながおじさん』などの名作を配した。なお発売に際し、オリジナルフォトフレームキャンペーンも実施。特設サイトでシリアルコード(箱パッケージに記載)を入力すると、オリジナルフォトフレーム1種類を、最大3回までダウンロードできる。特設サイトへは、箱パッケージの中面に記載したQRコードまたはURLからアクセスできる。
2015年09月08日ハーマンミラージャパンは、ミッドセンチュリーの名作「イームズシェルチェア」に、新しくハイスツールの販売を開始すると発表した。スツールの高さは「カウンターハイト」と「バーハイト」の2種類。受注開始は9月10日。価格は6万3,000円(税別)から。同製品は、チャールズ&レイ・イームズによってデザインされ、1950年に発表された名作「イームズシェルチェア」(イームズプラスチックシェルチェア、イームズファイバーグラスシェルチェア、イームズウッドシェルチェア)に追加されたスツール。オフィスで人びとが交流する場所、カフェのカウンターや家庭など、さまざまな場所で活躍するスツールとなっており、高さは「カウンターハイト」と「バーハイト」の2種類が用意される。価格は、「イームズプラスチックシェルスツール カウンターハイトスツール」(幅465×奥行き550×高さ1030ミリ、座面高635ミリ)が6万3,000円~、「イームズプラスチックシェルスツール バーハイトスツール(幅465×奥行き550×高さ1155ミリ、座面高750ミリ)が6万5,000円~、「イームズファイバーグラスシェルスツール カウンターハイトスツール」(幅475×奥行き560×高さ1030ミリ、座面高635ミリ)が9万1,000円~、「イームズファイバーグラスシェルスツール バーハイトスツール」(幅475×奥行き560×高さ1155ミリ、座面高750ミリ)が8万9,000円~、「イームズウッドシェルスツール カウンターハイトスツール」(幅465×奥行き550×高さ1030ミリ、座面高635ミリ)が11万3,000円~、「イームズウッドシェルスツール バーハイトスツール」(幅465×奥行き550×高さ1155ミリ、座面高750ミリ) が11万5,000円~となっている(価格はすべて税別)。
2015年08月28日東京都・池袋の東武百貨店 池袋店は、「フランダースの犬」「あらいぐまラスカル」「赤毛のアン」などを生んだアニメのしごとに迫る「THE 世界名作劇場展 ~制作スタジオ・日本アニメーション 40年のしごと~」を開催する。会期は7月30日~8月18日。開場時間は10:00~20:00(8月18日は17:00まで)。入場料は一般・大学生800円、中・高校生600円、小学生以下無料。同展は、アニメーション制作会社・日本アニメーションおよび、同社の制作する「世界名作劇場」シリーズの40周年を記念して開催されるもので、製作過程にスポットを当て、アニメーションの礎を築いた「職人」たちによる、一般初公開となる貴重な制作資料や原画などが展示される。展示は映像、立体物なども交え、綿密な世界観づくり、魅力的なキャラクター設定、温かみを感じる作画など、「世界名作劇場」シリーズを中心としたアニメーション製作の舞台裏が公開されるとのこと。同展の見どころとして、「世界名作劇場」シリーズ、「未来少年コナン」、「みつばちマーヤの冒険」など日本アニメーションを代表する作品の数々の、これまで門外不出とされてきたキャラクター設定の原画100点や、宮崎駿直筆の「赤毛のアン」レイアウト原画30点が一般初公開される。また、アニメを制作する最初の段階で、その物語の世界観、キャラクターの見た目や性格など、制作スタッフが共有するために描かれた貴重な「イメージボード」も展示される。特に、宮崎駿・高畑勲をはじめ数多くのアニメーターたちに影響を与え、「アニメーションの神様」と称される森やすじによる「フランダースの犬」、「シートン動物記」のイメージボード、「あらいぐまラスカル」「みつばちマーヤの冒険」の監督である遠藤政治による初期のラスカルやマーヤのスケッチは必見ということだ。そのほか、「世界名作劇場」に登場する世界各地のさまざまな国や地域を描いた背景原画の中から、「赤毛のアン」、「ふしぎな島のフローネ」、「みつばちマーヤの冒険」などを担当した井岡雅宏、「母をたずねて三千里」を担当した椋尾篁、「ロミオの青い空」を担当した川口正明を中心に、美術監督の背景画が多数展示される。また、会場では、「赤毛のアン」のシーンに登場する「アンの窓辺」を実寸で再現しており、記念撮影をすることができるようになっている。また、7月4日から公開される映画『シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島』の告知映像をはじめ、これまで日本アニメーションが手がけた企業CM、キャンペーン映像など、短尺ながらも温かみのあるストーリーが好評を博した、今では見られない貴重な映像も一挙に上映されるということだ。(C)NIPPON ANIMATION CO., LTD.(C)NIPPON ANIMATION CO., LTD. "Anne of Green Gables" AGGLA
2015年06月26日オープンエアーで名作映画が上映される「Films at the Fort(フィルムズ・アット・ザ・フォート)」が、シンガポールのFort Canning Park(フォート・カンニング・パーク)で2015年8月14日~23日に開催される。©Films at the Fortフィルムズ・アット・ザ・フォートとは広大な緑に囲まれたフォート・カンニング・パークに、夕暮れ時の涼しい風が吹き始めるころ、フィルムズ・アット・ザ・フォートは幕を開ける。シンガポールでも珍しいこの野外映画祭は、連日午後5時から開場。会場に設置されたブースでは、美味しいワインや食事が提供される。©Films at the Fort夕暮れのピクニックを楽しんでいるうちに、上映が始まる7時半を迎える。毎晩異なる1作品が10夜連続で上映されるこの映画祭は、連夜訪れても愉しめそう。公式サイトからチケットを購入すれば、誰でも参加できる。昨年、一昨年と、チケットが完売しているそうなので、お目当ての作品の上映日は早めにチェックしよう。※年齢制限のある作品については年齢以下の子供の入場は認められないので注意。この映画祭の会場であるフォート・カンニング・パークには、電車で行くならシティーホール駅、ブラスバサ駅、ドービーゴート駅が便利。タクシーなら、ドライバーに「フォートカンニングパーク(Canning Rise Road)内の、シンガポールナショナルミュージアムと道を挟んで反対側にあるコンサートスペース」と伝えよう。気になる上映作品は2015年の映画祭では、上映に10作品が選ばれている。誰もが知る「ショーシャンクの空に」、「ロッキー」などの名作の他に、第87回アカデミー賞(2015年)の8部門でノミネートし、日本でも現在上映中の「イミテーション・ゲーム」や、ベン・スティラーとナオミ・ワッツが共演した日本未公開作品「WHILE WE’RE YOUNG」も上映される。「Walking Under Water」は、国籍を持たない海の漂海民族「バジャウ族」の少年と海の豊かさが描かれる作品。この作品はチケット1枚につきS$2が主人公の少年の教育のために寄付されるという。©Films at the Fort入場者には、日本でも人気の「Ben & Jerry’s(ベン&ジェリーズ)」のアイスクリームが、無料で提供されるのも嬉しい。フォートカンニングパークといえば、2015年5月末に新しくパリの美術館「ピナコテーク・ド・パリ」の分館が開館したばかりの話題のスポット。メロウな雰囲気に包まれる夕暮れの中で、美味しいワインと共に名作映画に酔いしれてみては?
2015年06月24日京都府京都市の京都国立近代美術館4階・コレクションギャラリーで6月6日から8月16日の間、ハリウッド・ミュージカルの世界をポスターで伝える展示会「ポスターにみる ミュージカル映画の世界」が行われる。○オリジナル版のポスターを中心に展示同展は、トーキー技術の到来とともにハリウッドで高度な発達を見せ、20世紀の大衆娯楽の代名詞として君臨した「ミュージカル映画」に光を当てるポスター展。「アニーよ銃をとれ」(1950年)、「バンド・ワゴン」(1953年)、「雨に唄えば」(1952年)、「パリの恋人」(1957年)、「足ながおじさん」(1955年)などの54点のポスターが展示される。また、6月27日と28日には映画上映会や、7月12日にはギャラリー・トーク「映画史からポスターを読み解く!」などの関連イベントも予定している。開催日時は6月6日から8月16日の9時30分から17時まで。なお、会期中の金曜日は20時まで開館(6月12日を除く)。毎週月曜日は休館日(7月20日は開館し、翌21日休館)。観覧料は一般430円/大学生130円/高校生・18歳未満無料。関連イベントの詳細については、同展のサイト内資料を参照。
2015年06月04日1989年に原作となる漫画連載がスタートして四半世紀を経た2015年。全世界のファンが熱望した完全新作の長編アニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』が6月20日(土)より公開。この度、本作の劇場予告編がWEBサイトにて先行解禁された。これまでアニメ化、映画化と展開され、『アバター』のジェームズ・キャメロンや『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟など、世界中のクリエイターに刺激を与えてきた「攻殻機動隊」シリーズ。完全新作となる本作では、そんなシリーズの主となる“攻殻機動隊”の結成の物語が描かれる。大使館で勃発した人質事件、そして総理大臣暗殺事件という戦後最大の事件の発覚を期に、事件の捜査に乗り出す草薙素子たち。事件の背後に見え隠れする電脳ウイルス【ファイア・スターター】の謎や、草薙素子出生の秘密が絡み合い、2つの事件は草薙たち“はぐれ者の寄せ集め集団”を窮地に追いこんでいく…。今回解禁となった劇場予告では、全編にわたり攻殻機動隊による迫力あるアクションシーンや電脳戦が展開。さらに、超ウィザード級のハッカスキルを持った全身義体のサイボーグの草薙素子が、なぜ自らの部隊を求め戦い続けるのか?その攻殻機動隊の結成の物語がドラマチックに映し出され、本作への期待度を高める。さらに、坂本真綾 コーネリアスによる主題歌「まだうごく」が映像内で使用され、映像とあわせて作品世界を盛り上げる。そして、生誕25周年を記念し、過去の攻殻機動隊シリーズの複製原画(3枚入り)が、4週連続で来場者にプレゼントされる企画も決定。こちらは数量限定でなくなり次第終了となるので、気になる方は要チェックだ。まずは本劇場予告映像から、『攻殻機動隊 新劇場版』の世界観を体験してみて。『攻殻機動隊 新劇場版』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月29日東京都・銀座のチーパズギャラリーは、「世界名作劇場」シリーズで知られるアニメーター佐藤好春の原画をあつめた「日本アニメーション40周年映画『シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島』公開記念佐藤好春 原画展」を開催する。会期は5月20日~6月28日。開場時間は10:00~19:00。入場無料。同展は、佐藤氏がキャラクターデザインと作画監督を務めた最新劇場作品「シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島」が7月4日に公開されることを記念し、最新作のラフスケッチや「世界名作劇場」シリーズの原画約40点などを多数展示するもの。リピーターも楽しむことができるよう、会期中盤の6月10日には展示原画10~20点が変更される予定となっている。また、最終日には、佐藤氏によるサイン会の実施が予定されており、会期中にギャラリーのショップコーナーでグッズを購入した人を対象に参加券が配布される。詳細は公式HPで案内されるということだ。また、会場では、佐藤好春のイラストを使用したグッズの先行販売も行われる。グッズのラインアップは、クリアファイル(ロミオの青い空/赤毛のアン)各400円、液晶レンズクリーナー(ロミオの青い空/赤毛のアン/シンドバッド)各750円、ポストカードセット 全2種(5枚セット)各750円、クリアブックマーク2枚セット(ロミオの青い空/牧場の少女カトリ/フランダースの犬/シンドバッド)各400円、レターセット(ロミオの青い空/フランダースの犬)各600円、Tシャツ(ロミオの青い空/フランダースの犬)各3,500円となっている。また、原画から高精細なデジタルデータを作製し、保存性の高い顔料を使用して上質な専用紙に印刷する複製技術を用いた「U-ART COLLECTION(エディションナンバー・作者直筆サイン・額付き)」が数量限定で受注販売される。全10種、価格は5万円~7万5,000円。(いずれも税別)また、併設するカフェ・チーパズカフェにて、「シンドバッド」や、「世界名作劇場」シリーズの「パトラッシュ」、「アン」、「ロミオ」のラテアートが施された4種のカフェラテ(各700円)が特別メニューとして提供される。さらに、6月10日からは「ラスカル」、「アルフレド」、「バロン」もラインアップに追加される。注文すると、「世界名作劇場」シリーズの作品が描かれたオリジナル缶バッジがプレゼントされるということだ。
2015年05月19日フロレスタは「フランダースの犬」「母をたずねて三千里」「あらいぐまラスカル」のキャラクターをかたどった「世界名作劇場ドーナツ」を26日から発売する。○子どもには新鮮!、大人には懐かしい!3作品は、人気のアニメ番組「世界名作劇場」で放送されたもの。毎週日曜日に放送されていた同番組は40周年を迎えるという。発売期間は、4月15日までが「あらいぐまラスカル」、4月16日から5月6日までが「母をたずねて三千里」、5月7日から27日までが「フランダースの犬」となる。全8種類で、価格は300円(税込)から380円(同)。実施する店舗は次の通り。「東北」は石巻R45店、アップルタウン美里店、会津若松店。「関東」は高円寺店、祖師谷大蔵駅前店、保谷駅前店、京王クラウン街笹塚店。「関西」は堀江店、四天王寺店、堺店、ファーマーズキッチンCODOMO、神戸トアロード店。「四国」は丸亀町グリーン店。「中国」は倉敷店、広島八丁堀店、五日市駅前店。「九州」は藤崎店、大分店。○ランチバックプレゼントキャンペーンも実施また、同コラボ商品の発売を記念して、同社の「くまの絵」を手がける中島良二氏による、パトラッシュ、アメデオ、ラスカルのランチバックを進呈する。同商品1個を購入するごとに1ポイントを捺印、合計6ポイントでバックと交換する。スタンプ捺印期間は5月27日まで。バッグ引換期間は4月20日から6月30日までとなる。(C)NIPPON ANIMATION CO.,LTD
2015年03月31日