東西冷戦下、手作りの熱気球で西ドイツを目指した平凡な家族の勇気と絆を描く実話サスペンス『BALLOON』(原題)が、邦題を『バルーン 奇蹟の脱出飛行』として公開されることが決定した。■ストーリー1979年、東ドイツ・テューリンゲン州の電気技師ペーターとその家族は、手作りの熱気球で西ドイツを目指すが、国境までわずか数百メートルの地点に不時着してしまう。東ドイツでの抑圧された日常を逃れ、自由な未来を夢見ていたペーターは、準備に2年を費やした計画の失敗に落胆の色を隠せない。しかし妻とふたりの息子に背中を押されたペーターは、親友ギュンターの家族も巻き込み、新たな気球による脱出作戦への挑戦を決意する。ギュンターが兵役を控えているため、作戦のリミットはわずか6週間。ふたつの家族は一丸となって不眠不休の気球作りに没頭するが、国家の威信を懸けて捜査する秘密警察の包囲網が間近に迫っていた…。■東西冷戦下、西ドイツへと亡命した家族描いた実話サスペンス東西冷戦下、西ドイツへと亡命した家族の奇想天外でスリリングな“逃飛行”を描いた本作は、1979年に実際に起きた奇蹟の実話を基にしている。ハリウッドのアドベンチャー映画さながらの脱出劇を実行し、本当に成功させてしまったのは、特殊技術も持たないごく平凡な一般市民で、総勢8名のメンバーの半分は幼児を含む子どもだった。そんな彼らが、当時のメディアに「東ドイツからの最も華々しい亡命」と世界的に報じられた奇蹟の脱出作戦をいかにして成し遂げたのか。国家の裏切り者として逮捕、投獄されるリスクを知りながら、命を危険にさらしてまでも、なぜ一か八かの亡命を決断したのか。本作では、これらの疑問を解き明かすとともに、息もつかせぬ圧倒的なスリルと力強いエモーションで観る者を魅了する。監督を務めたのは、『小さなバイキング ビッケ』『マニトの靴』などを手掛けたミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ。手作りの熱気球で西ドイツを目指す家族を、『マーラー 君に捧げるアダージョ』『ルートヴィヒ』のフリードリヒ・ミュッケのほか、カロリーヌ・シュッヘ、デヴィッド・クロス、アリシア・フォン・リットベルクらが演じる。『バルーン 奇蹟の脱出飛行』は今夏よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年03月26日“最強の世界”を夢見てアニメーション制作を志す3人の女子高校生の姿を独特な世界観と共に描き出す『映像研には手を出すな!』。「乃木坂46」のメンバーが出演し、もうすぐTVドラマ、実写映画が放送&公開されるが、そんな実写化からこの度、映像が初解禁、最新ポスタービジュアルも到着した。今回到着した映像では、極度の人見知りな主人公・浅草みどり(齋藤飛鳥)の「この高校を舞台にアニメを作りたい!」という物語の根幹となるセリフからスタート。“どうやってあの世界観が描かれるのか?”という疑問が少し明らかになる映像となっている。浅草に加え、水崎ツバメ(山下美月)や金森さやか(梅澤美波)らの姿も。部の設立を提案するシーンや、空想で作り上げたメカ「カイリー号」、「プロペラスカート」で空を飛ぶ浅草などの場面、数々の部活動の学生たちも登場し、ハチャメチャ感溢れた世界を覗くことができる。さらに、同時に到着した最新ポスタービジュアルは、アニメーションの世界に入り込んだかのような「映像研」の3人が写し出されている。なお、本作のムビチケが4月3日(金)より上映劇場にて販売されることも決定。劇場限定購入特典として、劇中の印象的なシーンより制作した“『映像研』実写版パラパラ漫画”がついてくる(浅草版、水崎版、金森版の全3種がランダムに配布、数量限定)。ドラマ「映像研には手を出すな!」は4月5日より毎週日曜日24時50分~MBS、4月7日より毎週火曜日25時28分~TBSにて放送。映画『映像研には手を出すな!』は5月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映像研には手を出すな! 2020年5月15日より全国にて公開©2020 「映像研」実写映画化作戦会議 ©2016 大童澄瞳/小学館
2020年03月26日『HiGH&LOW』を手がけたチームによる、プリンスバトルプロジェクト『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』が公開中。白濱亜嵐、片寄涼太を筆頭に若手俳優が結集し、貴族や王子たちに扮する物語だ。2018年、ドラマ放送が始まるや大反響を呼び、続く映画の公開でも“王子が渋滞”し、世の女性たちのハートを鷲掴みにしてきた『PRINCE OF LEGEND』。同作公開後も続編を求めるファンからの声が相次ぎ、この度、待望の続編として公開されているのが『貴族降臨…』なのだ。連続ドラマ『貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-』では、一介の土木業者である主人公・安藤シンタロウが、さまざまな抗争の末、やがて貴族・ドリーとなるまでが描かれた。そして、この劇場版では、そのドリーが率いる愛と優しさに溢れたエレガントな貴族たちが、伝説の称号を巡って、王子たちと史上空前の大バトルを繰り広げる。そんな本作で、主人公である伝説の貴族・ドリーを演じるのは、GENERATIONS from EXILE TRIBE、そしてEXILEのパフォーマーをとして絶大な人気を誇る白濱。俳優としても『ひるなかの流星』などでその魅力を放ってきた。そのほか“貴族チーム”に、中島健、廣瀬智紀、荒牧慶彦ら人気若手俳優、さらにDAIGO、山本耕史といった俳優陣も名を連ねている。対する“王子チーム”には、前作『PRINCE OF LEGEND』の面々が、誰ひとり欠けることなく再集結。前作で伝説の王子の称号を手に入れた朱雀奏を、GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーとして活躍しながら、『きみと、波にのれたら』『午前0時、キスしに来てよ』など話題作への出演で、俳優としても力をつけている片寄が演じる。そのほか、佐野玲於、関口メンディー、劇団EXILEの鈴木伸之、町田啓太、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの川村壱馬、吉野北人、藤原樹、長谷川慎らなど。さらに、人気急上昇中の清原翔らも出演している。こんなメンツを束ね、ドラマと映画のメガホンを取っているのは、『ニセコイ』『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』『初恋ロスタイム』や、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』などの河合勇人監督。これまで多くの作品で、独特のセンスをみせてきた河合監督が、果たしてどのように“男たちの絆”を描いているのか。不穏な世の中だからこそ、ぜひとも快活な男たちの姿を劇場で目撃していただきたい。『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』公開中
2020年03月14日大手出版社を舞台に、主演の大泉洋が会社のお荷物雑誌の変わり者編集長を演じる『騙し絵の牙』。この度、本編映像初公開となる特報映像、大泉さん演じる速水の場面写真も到着した。今回到着した映像では、廃刊の危機が迫る編集部だが、「まだまだ戦える」と速水は雑誌を立て直そうと奮闘。しかし、一方で超大御所作家(國村隼)や専務・東松(佐藤浩市)からは「戦争だな」「狸黙らせろよ」というセリフも飛び出し、なにやら不穏な雰囲気も感じられる。また、先日発表された超豪華追加キャスト、松岡茉優、佐藤浩市、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、斎藤工、國村隼らの姿も次々と登場。“クセモノ”たちが繰り広げる、仁義なき騙し合いバトルに期待高まる映像となっている。『騙し絵の牙』は6月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年01月23日スカーレット・ヨハンソン主演のマーベル映画最新作『ブラック・ウィドウ』から、待望の初映像となる特報映像が世界同時解禁された。世界最高のエージェントにして超一流の暗殺者、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフの謎に包まれた過去と秘密を描く本作。アベンジャーズが分裂した『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の直後が舞台となる。今回解禁となった映像は、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)の「私には何もなかった」という印象的な台詞で始まり、これまでの『アベンジャーズ』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で描かれてきたナターシャの過去のシーンが盛り込まれている。孤独な暗殺者だったブラック・ウィドウがアベンジャーズとしての使命にたどり着き、「もう過去から逃げない」と大きな争いの裏で自分自身と向き合う覚悟をしている様子が伺える。そして、ナターシャとそっくり同じ動きをしながら互角に張り合う“妹”と呼ばれる女性エレーナ(フローレンス・ピュー)が登場。赤いスーツに身を包んだ、原作コミックでは“ロシアのキャプテン・アメリカ”と呼ばれる父アレクセイ/レッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)や母メリーナ(レイチェル・ワイズ)と食卓を囲む場面もあり、弓矢を操る仮面の戦士も登場している。これまで過去が語られることがなかったブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ。謎が多い本作についてスカーレットは、「この作品は私に“終わり”をもたらすために必要だった」と語っており、「私のキャラクターにはベールに包まれたところがありますが、(『ブラック・ウィドウ』で)彼女は過去と向き合い“自分を許し、自分を愛する”こと、そして家族を描いています。彼女は本当に重大な局面で自分自身と向き合っている。その全てを乗り越えて(観客が知っている)あのキャラクターになっていくの」と、描かれる物語に言及。彼女に秘められた謎、そして彼女が『アベンジャーズ/エンドゲーム』で下した衝撃の決断に至る背景がついに明らかになる!『ブラック・ウィドウ』は2020年5月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・ウィドウ 2020年5月1日より日米同時公開©2019 MARVEL
2019年12月03日人気声優の花澤香菜が、新作劇場アニメーション映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』に出演していることが判明。彼女が声をあてるテルの本編映像も到着した。日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、仏・アヌシー国際アニメーション映画祭優秀作品賞など、国内外で70以上の賞を受賞するなど大きな反響を呼び、公開から1日も途絶えることなく、1000日以上も日本全国どこかの劇場で上映が続けられている『この世界の片隅に』。新作『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は、この『この世界の片隅に』を原型とした新たな物語だ。今回花澤さんが担当したテルは、すずが遊郭で出会う九州出身の女性。併せて到着した映像では、手に息を吹きかけ、寒さをこらえながら南の島の絵を描いてあげるすずに、「そげん南の島がよか。よかねぇ…」と嬉しそうに話しかける、切なくも愛らしい声が収められている。「〈物語〉シリーズ」や「デュラララ!!」、「東京喰種トーキョーグール」、「3月のライオン」など数々の人気作に出演し、また歌手としても活躍中の花澤さん。本作からの参加について「観て…というより、すずさんを通してあの体験をしてからずっと大切にしていた作品だったので、参加できるなんて信じられませんでした」と喜び、「原作を読みながら、自分なりにテルちゃんの描かれていない部分も想像して収録に臨ませていただきました。さらに多くの方に観ていただけますように!」と願った。『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は12月20日(金)よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:この世界の(さらにいくつもの)片隅に 2019年12月20日より全国にて公開予定© 2018こうの史代・双葉社 /「この世界の片隅に」製作委員会
2019年09月19日“超新人”細田佳央太演じる町田くんが、観る者を魅了する映画『町田くんの世界』。この度、太賀演じる町田くんのクラスメイト・西野がプールサイドで全力告白する本編映像がシネマカフェに到着した。今回到着したのは、人との距離感が分からない西野(太賀さん)が“人が大好き”な町田くんとは正反対な、“人が嫌い”な猪原さん(関水渚)に全力告白するシーン。「好きです! 付き合ってくださーい!お願いしまーす!」と畳みかける西野は、猪原さんが困った表情を見せてもお構いなしに、片手を差し出し、にじり寄っていく。そんな中、猪原さんは、西野の後ろにいる町田くんを発見。西野は町田くんがいることなんてお構いなしに、「お願いしまーす!」と再び全力投球で猪原さんに向かっていく。「私、付き合うとかそういうの…」とタジタジの猪原さんの返答に、ようやくフラれる可能性があることに気づいた西野。「まだ答えないで! 1回! 1回でいいからデートしてくれませんか?」とデートの申し出をすると、その告白を見ていた町田くんが「西野君は一生懸命だよ。だから、猪原さんが嫌なら一生懸命断ったほうが良い」と、恋心が分からないゆえの、とんちんかんなアドバイス…。実は、人との距離感が分からない西野が猪原さんに全力告白を果たしたのは、いつも一生懸命な町田くんに出会ったから。そんな町田くんと西野のコミカルな掛け合いは必見だ。SNS上では、すでに本作を鑑賞した人から「太賀くんはほんと達者。泣きそうになったよ。」「思ったことは伝えなければいけない、思いを行動に移さなければ意味がない。ありがとう町田くん。わたしをあなたの世界に巻き込んでくれて」など、劇中で町田くんに関わった全ての人たちのように優しい気持ちになり、町田くんのようにまっすぐに物事に向き合いたい、と思うようになる人々が続出している。『町田くんの世界』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:町田くんの世界 2019年6月7日より全国にて公開Ⓒ安藤ゆき/集英社Ⓒ2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
2019年06月17日“負け組”高校生が歌って踊って暴れまくる、イギリス発の青春ゾンビミュージカル『アナと世界の終わり』から、斬新すぎるゾンビ回避術を映した本編映像がシネマカフェに到着した。突如ゾンビが増殖し始めた田舎町で、なんとか生き延びるアナ、ジョン、ステフ、そしてクリスのイケてない系ちぐはぐ高校生は、それぞれに家族や彼女などを助けるため、彼らが閉じ込められている高校へ向かうことに。しかし、外はゾンビたちが徘徊中。そこで閃いたのが、“ビニールプール”を被って前進すること。シニカルなステフは「最高にバカなアイデア」とイラ立ちを隠せず、一方の能天気な男子2人は「ゲームをすれば気がまぎれる」と超絶くだらないゲームを始め出してしまう。そんなとき、彼女たちのところへゾンビが接近!お年寄りのゾンビだと判明し、少しほっとした次の瞬間、ステフの頭上におばあさんゾンビが腰かけてきて、まさかのおしっこをしましまう…。その温かさを感じたかわいそうなステフには申し訳ないが、思わずクスりとしてしまうシーンとなっている。『アナと世界の終わり』は5月31日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アナと世界の終わり 2019年5月31日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.
2019年04月22日おもちゃたちの世界を舞台に展開する『トイ・ストーリー』シリーズの最新作『トイ・ストーリー4』から、待望の最新映像が全世界で解禁された。今回到着した映像では、ウッディたちの仲間に“フォーキー”が加わるシーンからスタート。フォーキーは、ボニーが作ったもので、ボニーのいま1番のお気に入り。しかし、フォークやモールでできたフォーキーは、自分を“ゴミ”だと思い込み、「ボクはおもちゃじゃない!」とボニーの元から逃げ出してしまう。そんな彼を連れ戻そうと、追いかけるウッディ。道中、説得を試みるが、フォーキーは上の空。途中、アンティークショップでボー・ピープのランプを発見し、ウッディはボーを探すため思わずお店へ入ると、そこでかつての仲間で外の広い世界を知ったボー・ピープと再会するのだ。フォーキーが逃げ出したことで、ウッディたちの新たな冒険がスタートする本作。19年ぶりにカムバックしたボー・ピープ、ふわもふコンビのダッキー&バニー、そして新たに登場することが分かったアンティークのおもちゃのギャビー・ギャビー、ユーモア溢れるデューク・カブーンと、新キャラも続々登場している。またラストでは、優しくも何か強い決意をしたかのような表情を見せるウッディ。一体、どんな決断をしたのか?ワクワク、そしてドラマティックな展開も予感させる本映像から、まずは冒険の始まりを覗いてみて。『トイ・ストーリー4』は7月12日より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:トイ・ストーリー4 2019年7月12日より全国にて公開©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2019年03月20日「爆笑オンエアバトル」(NHK総合)が放送20周年を迎えるにあたり、3月23日に一夜限りで復活すると発表された。しかしお笑いファンのなかで、波紋を呼んでいるという。同番組はオンバトの愛称で知られ、後継番組を含めると99年から14年まで放送されていたお笑い番組。観客が審査するというシビアなルールが話題を呼び、若手芸人の登竜門として人気を博した。各メディアによると、今回放送される「爆笑オンエアバトル 20年SPECIAL~平成最後の年に一夜限りの大復活!~」は2部制。1部はタカアンドトシ、アンジャッシュ、おぎやはぎ、ダンディ坂野、テツandトモといった番組で活躍した人気メンバーたちのトークが中心。さらに2部はかが屋、空気階段、ザ・マミィといった人気急上昇中の芸人たちがネタ合戦を繰り広げ、オンバトに出演した先輩芸人たちが審査するという。人気番組の復活に、Twitterでは《オンバト復活ヤバイな……。私の青春ね……》《オンバト激アツ!!!わたしのお笑い好きの原点!!!》《うおお~!これは永久保存版になりそう》といった歓喜の声が上がっている。しかし三度チャンピオンに輝いたトータルテンボスや、545キロバトル(満点)を獲得し話題を呼んだタイムマシーン3号といった芸人たちはトークに参加していない。他にも同番組でおなじみの芸人たちが1部に出演していないため、Twitterでは不満の声も上がっている。《3連覇したトータルテンボス呼ばれてないんかい!タイマに三拍子に磁石もおらんやないか……》《ルート33、ユリオカ超特Q、田上よしえ、江戸むらさきも出てないのになにが爆笑オンエアバトルだ、馬鹿野郎!》《ラーメンズが存在しない世界線のオンバト》また観客が審査を務める点も人気の理由であったため、2部のネタ合戦について《芸人が審査したらオンバトじゃないじゃん》《えっ!?ルール!?えっ!?》といった戸惑いの声も。放送前から波乱の予感だが――。番組を評価するのは“テレビの前のあなたたち”だ。
2019年03月12日誰もが何かと戦いながら日々を過ごしているものですが、そんななか“最強戦士”として覚醒したひとりの少女を描いた話題作『アリータ:バトル・エンジェル』がついに日本に上陸!今回は究極の映像体験を誰よりも体感したこちらの方にお話を伺ってきました。それは……。写真・大嶋千尋(ローサ・サラザール)ヒロインを務めたローサ・サラザールさん!【映画、ときどき私】 vol. 216ローサさんが演じたのは、奇跡的に復活を果たしたサイボーグの少女アリータ。本作では人間の動作や表情をコンピューターに取り込む「パフォーマンス・キャプチャー」での演技に挑戦しています。そこで、役をつかみ取るまでのいきさつやアリータを演じるなかで感じた思いなどについて語ってもらいました。オーディションで監督を泣かせたことは忘れられない―今回はオーディションでこの役を勝ち取ったそうですが、そのときのことについて教えてください。ローサもう3年も前のことなんだけど、すごくよく覚えているわ。なぜなら、私はオーディションでロバート・ロドリゲス監督を泣かせたのよ!だから、もしこの役をもらえないとしても、そんなふうに彼を感動させることができたというのは、記憶に残ることであり、思い出になると感じたわ。通常のオーディションでは、1~2シーンくらいしか演じさせてもらえないから、幅のある演技を見せることはできないんだけど、そのときはありがたいことに5シーンも演じることができたの。だからこそ、私はアリータに必要なあらゆる感情を見せることができたと思うわ。―そのときに、ロドリゲス監督とのやりとりで印象に残っていることはありますか?ローサロドリゲス監督というのは、あまり多くを語らないし、直感で決める人。それもあって、「どうぞ好きにやってください」と俳優を信じて任せてくれるのよ。そういうところも私は監督の好きなところなの。ホテルの一室で行われたオーディションでは、テーブルのうえに大勢の女優たちの顔写真が並んでいたんだけれど、監督は私の写真を探したあとに、私にこう言ったの。「そういえば、僕の友達が君と仕事をするべきだと言っていたよ」と。そう言われて、「そうね、私もそう思うわ」とつい答えてしまったんだけど、部屋を出てから、「ああ、なんて生意気なことを言っちゃったんだろう!」って頭を抱えてしまったわ(笑)。でも、アリータもまさにそういうことを言うタイプ。だから、これも運命なのかなと思ったわね。私が語るべきストーリーだと感じた―そういう意味でも選ばれるべくして選ばれたんだと思いますが、実際にアリータを演じていくなかで共感したり、若いときに同じような思いを経験したことを思い出したりしましたか?ローサもちろんよ!でも、これは女性なら誰でも共感できるキャラクターだと思うわ。いや、女性だけじゃなくて、人なら誰でもと言ったほうがいいかもしれないわね。私はどんな脚本でも読むときには、「これはもしかしたら私の物語かしら?」と思いながら読むようにしているんだけど、今回はまさに私が語るべきのストーリーだと感じたの。特に、アリータが最初に感じていた気持ちはとても理解できたわ。つまり、不安があったり、大きな世界で自分が小さい存在だと感じたりするということだけど、誰もが若いころはそう思うことってあるわよね?―確かに、誰もが自分を重ね合わせることができる部分がありますね。ローサあとは、私もアリータも理想主義者だから、同じようにその理想を砕かれる経験もしているし、彼女が自己発見の旅に出ようとする気持ちもすごくよくわかるわ。そして、彼女は戦士でありながら、感傷的な部分があって、何よりもハートを持っているの。本来、戦士が持ってはいけないものかもしれないけれど、その気持ちにも共感することができたわ。―全編パフォーマンス・キャプチャーというのは、普通に演技するのとは全く異なる難しさがあったと思いますが、実際に経験してみていかがでしたか?ローサパフォーマンス・キャプチャーは私をサイボーグにも10代の少女にもさせてくれたわけで、そういう意味では俳優としての幅をものすごく広げてくれたわ。こういう技術がなければ、演じられない役だったと思うから。でも、大変だったのはスーツがものすごくきついこと。それからヘルメットは重いし、目の前には2つのカメラがつねに自分を撮っているような状況で、さらにマイクやファン、レコーダーにバッテリ-といったものすべてがマジックテープで体中につけられているのよ。手袋もしているし、靴もぬぐことができないから、閉所恐怖症の人にはできない役なんじゃないかしら(笑)。―想像するだけでも、その状況で繊細な演技をするというのはかなり難しいことだったと思います。ローサとはいえ、普段のヘアメイクや衣装で役を作り上げていくのとはまったく違うプロセスは興味深かったこと。特に、私は映画作りの最先端にいられることを目標としてきたところもあるからうれしかったわ。もちろん、スタントなどは挑戦でもあったけど、私はカメラに映ることが好きなので、つねにカメラが私の演技や表情をとらえてくれていたのも、楽しいことだったわね。最高の監督たちと出会えてすべてが学びだった―今回は、ロドリゲス監督だけでなく、製作・脚本を務めたジェームズ・キャメロン監督とも一緒に作品を作り上げていったわけですが、その過程でアリータ同様に成長を感じた部分もあれば教えてください。ローサまず、彼らは私が成長することを許してくれたと言えるかしら。というのも、2人とも巨匠でありながら、上から目線で指示をすることもなく、自分たちのエゴを押しつけるようなこともなく、とてもオープンに愛情を注いでくれたのよ。監督のなかには、自分のビジョンに俳優を取り込もうとしすぎて俳優たちが輝きを失う場合もよくあるけれど、彼らは俳優のことを一番に考えてくれて、俳優を輝かせてくれる最高の監督たち。今回、これだけの大作で主演を務めることになった私にも、「君だからできるんだよ」という気持ちにさせてくれたし、本当にすべてが学びの体験だったわ。インタビューを終えてみて……。部屋に入ってきた瞬間から弾けるような明るさが印象的なローサ。本物のアリータが現れたかと思って驚きましたが、周りからあまりにも「アリータだ!」と言われてしまうこともあり、自分と切り離すためにいまは金髪にしているのだとか。とはいえ、それもまた似合っていて、とてもチャーミングなローサにすっかり魅了されました。見たこともない世界へと引き込まれる!ハリウッドの最先端技術を駆使した圧巻の映像は興奮必至!アクションとしても、人間ドラマとしても、ラブストーリーとしても楽しめる見どころ満載の本作に、思いっきり飛び込んでみては?ストーリー世界は天空に浮かぶユートピア都市「ザレム」と廃棄物が堆積したクズ鉄町「アイアンシティ」の2つに分断されていた。アイアンシティに暮らすサイバー医師のイドにより、荒廃した瓦礫の中から拾われ、新しい身体で蘇ったサイボーグの少女は、過去の記憶をすべて失っていた。そして、サイボーグの少女はアリータと名付けられることに。長い休眠状態の影響で過去の記憶を失っていたが、襲ってきた敵からイドを守るために戦った際に、自分のなかに戦闘能力が備わっていることに気がつく。アリータに隠された秘密とは……。驚異の映像が広がる予告編はこちら!作品情報『アリータ:バトル・エンジェル』2月22日(金)より全国ロードショー配給:20世紀フォックス映画©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年02月21日映画『十二人の死にたい子どもたち』(公開中)に出演する、杉咲花と橋本環奈の本編映像が5日、公開された。同作は、冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化。廃病院を舞台に、「死に方、タイミングが12人全員一致すること」という集団安楽死をするために集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れ、ミッション達成が崩壊し出す。剥き出しになる12人の死にたい理由と、犯人捜しの追及が同時進行していく。1月25日の公開から2月3日までに、動員数61万3,829人、興行収入7億7,597万9,100円とヒット中の同作。公開2周目である2日~3日の2日間で、興収1.85億を達成しており、若年層・中高生~20代カップルを中心に、記録を伸ばしているという。今回到着した本編映像は、アンリ(杉咲花)とリョウコ(橋本環奈)の名場面の一部始終が収められたもの。息の詰まりそうな緊迫した雰囲気が漂う廃病院で、2人が互いの“死にたい理由”、すなわち自殺することによって果たせる目的を巡り口論に。「私の主張は、あなたのおかげで当初の予定よりもはるかに広く伝わるということ」「死ぬ時まで、誰かに利用されたくはありません」初共演の実力派若手女優2人が、演技バトルを繰り広げる。SNS等でも「熱演すぎ。もはや観ちゃいけないもの観た気になった」「あのシーン、なんか気まずい!!(笑)」「女子同士の観ちゃいけないケンカを目撃した気持ちになる(笑)」と話題を呼んでいる。
2019年02月05日稲垣吾郎が主演を務める阪本順治監督最新作『半世界』(2月15日公開)のメイキング映像が21日、公開された。また、昨日20日には、阪本監督が講演会を行い、ロケを行った三重県の魅力や制作時のエピソードを語った。阪本監督の完全オリジナル脚本による同作は、美しい地方都市を舞台に、39歳という人生の折り返し地点を迎えた男性3人が人生半分を振り返る時、家族や友人との絆を通じ、あらためて大切なものに気づかされていく物語。主人公の炭焼き職人・紘を稲垣、故郷に帰還する紘のかつての同級生の瑛介を長谷川博己、紘と瑛介の同級生の光彦を渋川清彦、そして、紘の妻・初乃を池脇千鶴が演じた。メイキング映像では、稲垣が炭焼きの現場を見学して「すごい。絵みたいですね」と感動する姿や、職人として作業するシーンや同級生3人のシーンの撮影の様子を紹介。稲垣、長谷川、渋川、池脇、阪本監督のコメントも収録され、稲垣は「自分が触れたことのない世界。自分の身の回りにもこういう人はいないので、不思議な経験でしたね」と語っている。昨日20日には、阪本監督が「地方に新しい暮らしを探しに行こう JOIN 移住・交流&地域おこしフェア」で講演会を実施。「炭焼き職人の森前さんがまず自分たちを受け入れてくれた。そこからすべてが始まり、炭焼き小屋だけでなく、リアス式海岸や山なみなど、映画としての言語がとても潤沢な土地でした」と三重県でのロケを振り返り、地方で映画を撮ることについて「地域振興と映画振興ということがバランスよくいくと良いと思います。地域の方には撮影を通じて映画ってこうやって作っているんだと知っていただいたり、映画に興味を持ってもらい、映画をさらに好きになっていただきたいという側面もあります」と語った。また、『半世界』のテーマについて「小さな地方のもう一つの市井の人々の世界も大切なんだ、という意味も込めています。“世界”って地球儀を眺めた“世界”もありますが、地元も“世界”だし、自分自身も“世界”。“世界”の“世”というのは時間、“界”が空間という意味合いなんだそうで。“世界”は時間と空間を有したものすべてを指しています。ご自分の家庭も“世界”と捉えていただけたらと思います」と説明。さらに、「この作品は、深刻な話のようですが笑いも含まれてますし、ほろっと泣いていただけるところもあると思うので娯楽として見に来ていただけたらと思います」と呼びかけ、自身の人生について「60を過ぎたときに、今まで修練してきたことを一度おいて、またゼロから学ばなければならないところに我が身を投じることができるか、そこで“違う自分”を見ていたいと思ったんです」と話した。(C)2018「半世界」FILM PARTNERS
2019年01月21日映像とアートのフェスティバル「第11回恵比寿映像祭 トランスポジション 変わる術」が2019年2月8日(金)から2月24日(日)の期間、東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイスなど恵比寿地域の文化施設にて開催される。「恵比寿映像祭」は、“映像とは何か”を考えるため、年ごとにテーマを設け様々な時代やジャンルの映像を集めて構成されるフェスティバル。国内外のビデオアート、インスタレーション、劇映画、アニメーション、ライヴ・パフォーマンスなど、多彩な作品がジャンルの壁を越えて一堂に会すのは、世界的に見てもユニークな試みとなっている。世界26の国と地域から76名の作家及びゲストが参加する今回のテーマに据えたキーワードは、“トランスポジション”。視点の変化や編集の緩急、ひとつの主題を異なるメディアやメソッドで表現することなど、多様な“トランスポジション”によって形作られる、アートや映像表現の面白さを再解釈していく。【詳細】第11回恵比寿映像祭 トランスポジション 変わる術会期:2019年2月8日(金)~2月24日(日)時間:10:00~20:00会場:東京都写真美術館、日仏会館、ザ・ガーデンルーム、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、恵比寿地域文化施設およびギャラリーなど料金:入場無料※2月12日(火)、18日(月)は休館。※最終日は18:00まで。※定員制プログラムは有料。※参加作家及びゲスト、プログラムについての詳細はホームページ(www.yebizo.com)を参照。
2018年12月24日初演から50年が経過するジャニーズの歴史ある舞台「少年たち」の映画化が決定しました。東西のジャニーズJr.が集結し、少年刑務所を舞台に織りなす注目の作品の情報や出演者コメントをお届けします。舞台「少年たち」映画化が決定ジャニーズJr.の人気舞台「少年たち」が2019年3月29日に映画化されることが発表されました。本作には、舞台で主演キャストを務める“SixTONES”や“Snow Man”のほか、“関西ジャニーズJr.”や“関ジャニ∞”の横山裕さん、“A.B.C-Z”の戸塚祥太さんなども登場予定。舞台「少年たち」のストーリー本作は、ジャニー喜多川氏が企画・構成・総合演出を務める舞台です。少年刑務所を舞台に、若さから生まれる少年たちのさまざまな苦悩や葛藤が描かれたストーリー。これまでも歴代ジャニーズタレントが受け継ぎ上演されており、ジャニーズJr.の登竜門のような作品です。映画「少年たち」監督・出演者コメントSixTONES「映画 少年たち」のオフィシャルサイトには、監督や出演者からのコメントが公開されています。監督:本木克英さん “ジャニー社長が半世紀も注ぎ続けた、この伝説的舞台への愛と情熱を探求し、映画として最大限に刻もうと、気を引き締め、細心の注意をはらって監督しました。ご協力頂いた旧奈良監獄の、ホンモノが持つ迫力も功を奏し、才能あふれるジャニーズJr.たちが、未来を求めてスクリーン一杯に躍動します。リアルな芝居と音楽とダンスが融合し、ミュージカルの枠に収まらない、斬新なエンターテインメント映画にしたいと思います。”出典::ジェシーさん “先輩たちから受け継いだこの伝統ある舞台を2015年から4年間、東京ではSnow Man、SixTONESで、大阪では関西ジャニーズJr.が演じてきました。映画化は夢にも思っていませんでしたので、喜びとともに、正直驚きが大きかったです!!それぞれの事情で刑務所に入った少年たちの友情希望 平和 夢をテーマにした作品で、歌や踊りのシーンもあります。奈良の少年刑務所での撮影は、冬の寒い時期と夏の暑い時期に行いました。大変でしたが、滅多に入れない場所での撮影でしたので貴重な体験となりました。”出典: Man:岩本照さん “歴史ある「少年たち」が映画化!?と、素直に驚きと、このプロジェクトに携われる嬉しさを感じました。舞台では描ききれなかった表情やリアルな少年刑務所でのシーンが、大きなスクリーンで楽しめます。舞台へ足を運んでくださった方も、初めての方も、映画館なら気軽に行けると思いますので、多くの方に何度も観て頂きたいです。日本の重要文化財に指定されただけあって、歴史を感じる奈良の少年刑務所での貴重な撮影は、忘れられない経験になりました。”出典:なにわ男子:西畑大吾さん “ジャニーさんが作り上げた歴史ある「少年たち」が映画になり、その作品の中で役として生きれる喜びを噛み締めながら撮影に臨ませて頂きました。関西ジャニーズJr.代表としてこの作品に参加させて頂いたので身が引き締まる思いでいっぱいです。サプライズ好きのジャニーさんが何を仕掛けてくるのか、今から僕自身とても楽しみにしています。完成を待ち望んでいます。”出典:関西ジャニーズJr.:向井康二さん “「少年たち」というジャニーズの伝統ある作品を関西ジャニーズJr.が先輩達から引き継いで公演をさせていただいたので、実際に映画になると聞いた時はすごく驚きました!映画の「少年たち」は若い人たちに勇気を与える作品になると思います。自分から積極的に行動することや、普段忘れている人との繋がりの大切さを改めて考えられる作品です。いつも舞台でやっていることが映画になるのでとても楽しみです!”出典:映画「少年たち」詳細公開日2019年3月29日公開予定スタッフ監督:本木克英脚本:石川勝己製作・総指揮:ジャニー喜多川出演者SixTONESSnow Manなにわ男子関西ジャニーズJr.宮近海斗(Travis Japan)HiHi Jets東京B少年横山裕(関ジャニ∞)戸塚祥太(A.B.C-Z)など問い合わせ先公式HP:映画 少年たち映画「少年たち」を見に行こう人気舞台の映画化で注目の集まる「少年たち」。東西のジャニーズタレントが一同に集結する、迫力ある作品は見逃せません。ぜひ2019年の春は映画「少年たち」を見に、劇場へ足を運んでみませんか。
2018年11月16日ジャニー喜多川が企画・構成・総合演出を担う舞台「少年たち」が、来年春に『映画 少年たち』として映画化されることが決定。キャストには、次世代を担う東西ジャニーズJr.勢揃いする。■舞台「少年たち」1969年に初演された舞台「少年たち」。時を経て2010年、「少年たち 格子無き牢獄」として復活し、以降、幾度もの上演を重ね「少年たち」シリーズとして歴史をつないでいる。これまでに、いま活躍中の「Kis-My-Ft2」「A.B.C-Z」「ジャニーズWEST」らがジャニーズJr.時代に出演しており、若手の登竜門のような作品でもある。そして今回映画化にあたり、『超高速!参勤交代』シリーズ、『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督がメガホンをとる。■ストーリー2012年、とある少年刑務所。ここは犯罪に手を染めた少年たちがそれぞれの事情を抱えて収監される場所。刑務所内にはいくつかの房がある。赤房と青房の少年たちは互いをライバル視して喧嘩を繰り返し、黒房はそれを面白がって傍観している。常に監視され抑圧された刑務所ではあるが、それでもシャバよりはましだ。ある日、刑務所に一人の新入りがやってくる。身寄りのない彼は誰とも馴染もうとせず、いつも独りぼっちで日記を 書いていた。そんな頃、新しい看守長が赴任。少年たちを暴力で支配し始める看守長。以来、地獄のような日々が少年たちを待っていた。新入りは、いじめを受けた自分を庇い、懲罰を受ける同じ雑居房の少年に心を寄せるようになっていく。いつしか2人は親友になり、仲間も増え、夢を語るようになる。しかし、看守長の圧制はいよいよ厳しさを増し…。■「SixTONES」「Snow Man」らが出演キャストには、ジャニーズJr.のグループ「SixTONES」ジェシー、京本大我、高地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹。「Snow Man」岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介。「なにわ男子」西畑大吾。関西ジャニーズJr.から向井康二、正門良規、小島健、室龍太が中心となる少年たち役に。それぞれ赤、青、黒のチームとなり、刑務所で親友とよべる仲間と出会い、明日への一歩を踏み出していく少年たちの成長と再生を、歌とダンスに昇華、連動して生き生きと演じる。■コメント到着「SixTONES」、「Snow Man」、「なにわ男子」、関西ジャニーズJr.のメンバーたちから、本作の見どころなどを語るコメントも到着した。「嬉しい限り」/「SixTONES」「映画化は夢にも思っていませんでした」と語るジェシーさんは、「髪型も人生初の短髪なのでそこも観てください!!笑」とアピールし、京本さんも「僕は新入り役として、『少年たち』の舞台に4年間出演させて頂いていますが、まさか映画でも新入り役を演じることが出来るとは、未だに夢のようです」とコメント。ほかのメンバーも「今までとは違った新しい『少年たち』になると思うので、完成がとても楽しみです」(高地さん)、「歴史ある舞台「少年たち」を映画化し、その一員であること、嬉しい限りです」(松村さん)、「臨場感を楽しんでいただけたら」(森本さん)、「歴史あるこの作品を、映像として残せることをとても嬉しく思います」(田中さん)と作品への思いを明かす。「アツいものになっています」/「Snow Man」「多くの方に何度も観て頂きたい」と話す岩本さんは、「歴史を感じる奈良の少年刑務所での貴重な撮影は、忘れられない経験になりました」と撮影をふり返り、深澤さんも「台本を頂き、セリフを覚えていくうちに楽しさに変わり、撮影を待ち望んでいたのを覚えています」と撮影前の心境を明かした。また、阿部さんと宮舘さんさんは「少年刑務所で暮らす少年たちの情熱や葛藤を表現した オープニングのダンスシーンは、極寒だった撮影日程を全く感じさせないアツいものになっています。楽しみにしていてください!」(阿部さん)、「ジャニーズらしく華やかで臨場感ある映像や、今を生きる少年達の気持ちや熱を映画館で見て感じて頂きたい」(宮舘さん)と見どころを説明し、佐久間さんは「舞台『少年たち』の全シリーズの『原点』になるんじゃないかな」と言い、渡辺さんは「きっと、すばらしい作品になる」と自信を見せている。「演出は舞台と全然違う」/「なにわ男子」「関西ジャニーズJr.」「なにわ男子」西畑さんは、「関西ジャニーズJr.代表としてこの作品に参加させて頂いたので身が引き締まる思いでいっぱいです。サプライズ好きのジャニーさんが何を仕掛けてくるのか、今から僕自身とても楽しみにしています」と完成が待ち遠しいとコメント。そして、向井さんは「若い人たちに勇気を与える作品になると思います。自分から積極的に行動することや、普段忘れている人との繋がりの大切さを改めて考えられる作品です」と本作について語り、事務所に入って初めて出演した舞台だったという正門さんは、「本当に皆さんにお見せできることが楽しみです!」と話す。さらに、小島さんは「『少年たち』の良さを映画に詰め込められたと思います。劇中歌なども、歌は同じでも、演出は舞台と全然違うと思うので、舞台をご覧になったことがある方はまたそういう点からも楽しめると思います」と観方を説明。嬉しさと不安が入り混じっていたと明かす室さんは、「世代に関係なく観て頂きたいですし、当時の事を少しでも知って頂ければ幸いです」と多くの人に見て感じてほしいと語っている。■メインキャストのほかにも、東西ジャニーズJr.勢揃いメインの少年たちのほかにも、「Travis Japan」宮近海斗、「なにわ男子」大西流星、「関西ジャニーズJr.」嶋崎斗亜、「7 MEN 侍」中村嶺亜、「5忍者」川崎皇輝。「HiHi Jets」「東京B少年」を始め、「7 MEN 侍」、「5忍者」、「ジャニーズJr.SP」、「なにわ男子」、「関西ジャニーズJr.」ら、東西のジャニーズJr.のメンバーが勢揃い。さらに、新任の看守役に「関ジャニ∞」横山裕、児童相談施設の後見人に「A.B.C-Z」戸塚祥太も参戦する。メインのロケ地は、舞台「少年たち」のセットの元となった明治時代の建築物「五大監獄」のひとつで重要文化財に指定されている旧奈良監獄。冒頭には1キャメ、1カットでの8分間に渡るジャニーズJr.たちの圧巻のダンスシーンが予定されており、見どころの一つとなりそうだ。『映画 少年たち』は2019年3月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年11月16日◼︎女と男、性差を超えた白熱の戦い!DRESS読者のみなさん、こんにちは。今回みなさんにご紹介したいのは、男女平等をめぐる白熱のテニスマッチを描く感動の実話『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』です。1973年。全世界で9000万人の目をくぎ付けにしたのは、女子テニス世界チャンピオンのビリー・ジーン・キングと、男子元世界チャンピオンのボビー・リッグスのテニスマッチ。『ラ・ラ・ランド』でオスカーを受賞したエマ・ストーンが「伝説のテニスの女王ビリー・ジーン・キング」を、スティーブ・カレルが「男子元世界チャンピオンのボビー・リッグス」を演じ、”バトル・オブ・ザ・セクシーズ=性差を超えた戦い”を繰り広げます。全世界が見守る白熱のテニスマッチは必見です!◼︎『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』のストーリー男女平等を訴える運動があちこちで起きていた1973年。全米女子テニスチャンピオンのビリー・ジーン・キング(エマ・ストーン)は、全米テニス協会が発表した次期大会の女子の優勝賞金が、男子の8分の1だったことに憤っていた。全米テニス協会の責任者であるジャックから「観客を呼べるのは男子の試合だ」と言われた彼女は、次期大会のボイコットを決意する。著名なジャーナリストの友人・グラディスの力を借り、仲間の選手たちと「女子テニス協会」を立ち上げたビリー・ジーンは記者会見を開く。資金もなく、不安だらけのスタートを切った女子テニス協会だったが、グラディスの力によってフィリップモリス社からの資金提供が決まり、”バージニアスリム選手権”が開催されることが決定する。そんなある日、「女子テニス協会」立ち上げの記者会見の前に髪を切ってくれた美容師のマリリンが、ビリー・ジーンを訪ねてくる。夫のラリーを愛するビリー・ジーンだったが、マリリンにも惹かれている自分に気づき、戸惑いつつもときめきを抑えきれないのだった……。その日の夜遅く、かつての男子テニス世界王者ボビー・リッグス(スティーブ・カレル)から、ビリー・ジーンはテニスマッチを申し込まれる。55歳、表舞台からも遠ざかり、妻のプリシラとも危機を迎えていたボビーが、もう一度世間の脚光を浴び、妻の愛を取り戻すために考えついたのが、ボビーとビリー・ジーンによる、男対女の戦いだったのだ。一度は断るビリー・ジーンだったが、ライバルの女性テニスプレイヤー、マーガレットがこの試合を受けたことを知り……。◼︎女性テニスプレイヤーたちに注目!注目は、ビリー・ジーンと一緒に「女子テニス協会」を立ち上げる、強くて可愛い女性テニスプレイヤーたちです。資金がないため、自分たちで選手権のチケットを売ったり、みんなで一緒にラジオ番組に出て宣伝活動に励んだりと、仲睦まじい楽しげな様子に、ついほっこりとしてしまいます。彼女たちが身に纏う、女子テニス史上初となる色鮮やかなウェアも見逃せません。映画にも登場するデザイナーのテッド・ティリングのデザインを踏襲し、旧来のテニスコートでの厳しいドレスコートを破った衣装は、カラフルな色彩や、目を引くデザインに溢れ、見ている者の気分を楽しくしてくれます。◼︎憎めないキャラ全開のボビー・リッグス注目せざるを得ない人物がもうひとりいます。スティーブ・カレル演じるボビー・リッグスです。ビリー・ジーンにテニス対決を申し込む際に「男性至上主義のブタ対モジャ脚のフェミニスト」とまくしたてたり、ヌードで写真を撮影してみたりと、奇想天外な行動を繰り返すボビーですが、そのひどい悪ふざけの奥にひそむ優しさが垣間みえるため、なぜか憎むことができません。”男性優位主義者の代表”としてビリー・ジーンに挑戦状を叩きつけながらも、私生活では、止められないギャンブル癖のせいで、最愛の妻から別れを宣告されてしまい、尻にひかれっぱなしのボビー。人間味にあふれるその人柄から、ビリー・ジーンとの間に(ライバルとしての)絆が生まれるシーンも。思わずホロリときてしまいます。また、愛するジーンを支える夫のラリーと、ラリーを愛しながらも、美容師のマリリンに惹かれてしまい、葛藤するビリー・ジーンにも注目です。ジーンは、ラリーとマリリンのどちらをパートナーとして選択するのか。そして、世紀のテニスマッチのゆくえはーー。結末は、ぜひスクリーンでご確認ください!◼︎『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』公開情報『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』7月6日(金)TOHOシネマズシャンテほか、全国順次ロードショー監督:ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス『リトル・ミス・サンシャイン』製作:ダニー・ボイル、クリスチャン・コルソン『スラムドッグ$ミリオネア』出演:エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』、スティーブ・カレル『フォックスキャッチャー』配給:20世紀フォックス映画上映時間:122分公式サイト:battleofthesexes.jp(C)2018 Twentieth Century Fox
2018年07月06日世界の様々なテレビ番組を紹介するバラエティ「世界まる見え! テレビ特捜部」の6月11日(月)今夜放送回に、女優の井上真央と歌手のジェジュンがゲスト出演。2人をはじめとした豪華ゲストを迎え「ウソかマコトかSP」をお届けする。2005年にドラマ「花より男子」のヒロイン・牧野つくしを演じ、同作は続編、さらに映画化も製作される大ヒットとなると、2011年の連続テレビ小説「おひさま」ではヒロインに抜擢、2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」では主演を務めたほか、『ダーリンは外国人』『白ゆき姫殺人事件』といった数々の映画にも主演するなど大きく飛躍した井上さん。一方、ジェジュンさんは2004年に東方神起のメンバーとしてデビューすると、その後2010年からは「JYJ」として活動。2013年には初のソロアルバムをリリースし、兵役を経て2017年から再始動、ソロアーティストとして新たな道を歩みはじめた。2人を迎えた今夜の本番組では、アメリカの大富豪が2億円の財宝を山に隠し、見つけた人に全部差し上げますと言ったことから35万人ものトレジャー・ハンターが殺到したという話題をお届け。カナダの有名トレジャーハンターの宝探しの様子を紹介するほか、世界のうそみたいな本当の映像とちょっと怪しい映像を大連発する。井上さんが出演する映画『焼肉ドラゴン』は6月22日(金)より全国にて公開。日本の演劇賞を総なめにした伝説の舞台を、舞台でも作・演出を務めた鄭義信が初監督を務め映画化。万国博覧会が催された1970(昭和45)年、高度経済成長に浮かれる時代の関西の地方都市の一角にあるちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を舞台に、亭主・龍吉と妻・英順、 静花、梨花、美花の三姉妹と一人息子・時生の6人の暮らしを描く。真木よう子が静花、井上さんが梨花、桜庭ななみが美花の三姉妹を演じ、大泉洋、大谷亮平らも出演。ジェジュンさんはニューシングル「Sign」を6月27日(水)にリリース。また「The Reunion in Memory」ツアーが6月26日(火)・27日(水)の横浜アリーナを皮切りにスタートする。「世界まる見え! テレビ特捜部」は6月11日(月)今夜19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年06月11日スティーブン・スピルバーグ監督が贈る『レディ・プレイヤー1』から、この度、誰しもがなりたいものになれる世界[オアシス]を舞台に、全人類が争奪全を繰り広げる壮絶・怒涛の長尺ノンストップ・アクションシーン映像が世界初解禁された。今回到着した3分間以上にも及ぶ本編映像は、スピルバーグ監督が日本のファンのために特別に許可したもので、前半のハイライトと言っても過言ではないシーンを収録したスペシャル映像だ。この驚異のレースは誰もがなりたいものになれ、どんな夢も実現することができる[オアシス]で繰り広げられるもので、[オアシス]を生み出した天才創設者ハリデーが仕掛けた3つの謎を解くための重要なレース。勝ち抜き全ての謎を解いた者にだけ与えられる56兆円もの莫大な財産を目当てに、世界中から挑戦者が集結している。本作の主人公ウェイドもこのレースに参加する1人で、イケメン少年パーシヴァルとして、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンで駆る姿も登場。大事なレースの最中だが、彼は「AKIRA」の金田バイクで疾走する女性が気になる様子…。実は彼女こそ、[オアシス]で知らぬものはいない程の超有名人のアルテミス。このアルテミスとの出会いが、後のパーシヴァルそしてウェイド本人の人生を大きく変えることになるという。さらに、あの日米の超有名なアイコンたちの姿も!「ポールポジション」のレースカーや「特攻野郎Aチーム」の“Aチーム バン”、『アメリカン・グラフィティ』の車、『マッドマックス』の主人公マックスの愛車“インターセプター”、孤高の戦士バットマンの愛車“バットモービル”など、“名車”の姿も見逃せない!そして、『ジュラシック・パーク』T-REXやキングコングなどの巨大なキャラクターたちがそれらを待ち構える様子も確認することが出来る。『レディ・プレイヤー1』は4月20日(金)より全国にて公開(3D/2D/IMAX3D(R)/4D)。(cinemacafe.net)■関連作品:レディ・プレイヤー1 2018年4月20日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2018年04月11日三重・鈴鹿サーキット内のゆうえんち「モートピア」に、世界初の2人乗りバトルコースター「DUEL GP」が、2018年3月3日(土)オープンする。新アトラクション「DUEL GP」は、搭乗者が自分でハンドルを操作しながらマシンをコントロールする2人乗りバトルコースター。世界最高峰の自動車レース「F1日本グランプリ」を開催する鈴鹿サーキット国際レーシングコースと同形状のコースを舞台に、隣を走るライバルと1対1のバトルを楽しめる。レールの上を走るこのコースターは、コースを駆け抜けるスピード感を体感できるだけでなく、安全の範囲でハンドル操作を誤るとスピンするスリルも兼ね備えている。鈴鹿サーキットはモータースポーツ観戦だけでなくレーシングコース体験から本格的なレース参戦までできるレジャー施設。そして、同敷地内に位置する遊園地が「モートピア」だ。親子でゆっくり楽しめる乗り物だけでなく、モータースポーツを本格的に楽しめるカートなども用意されており、観覧車では空の上からレーシング観戦もできる。なお、同施設内には大浴場、露天風呂、サウナが設けられている「天然温泉クア・ガーデン」なども併設されている。【詳細】DUEL GPオープン日:2018年3月3日(土)住所:三重県鈴鹿市稲生町7992 鈴鹿サーキット内 ゆうえんち「モートピア」※営業時間は公式HP参照。■入園料金モートピア大人(中学生以上) 1,700円、子ども(小学生) 800円、幼児(3才~未就学児) 600円
2018年02月09日「関ジャニ∞」と食通芸能人がプレゼンバトルを繰り広げる「ペコジャニ∞!」の2時間スペシャルが1月29日(月)今夜放送。今夜のゲストはあの世界的人気アーティスト「X JAPAN Toshl」。“芸能界No.1スイーツ好き”のToshlさんのスイーツ愛に今夜世界が驚愕する!?毎回定番メニューをテーマに芸能界屈指の食通たちが“日本一美味しい”と思う一品を熱くプレゼン。番組認定の「芸能界グルメ四天王」、芸能界の“知られざる”「新グルメスター」、そして「関ジャニ∞メンバー+専門家」の3組がバトルを繰り広げ、腹ペコパネラーの「ペコラー」がそれをジャッジする“腹ペコ”ガチバトルが繰り広げられる本番組。今回は「誰に贈っても喜ばれる!絶対に外さない手土産スイーツ対決!!」ということで、自他共に認める芸能界イチのスイーツ好きあるToshlさんが自信を持ってオススメする魅惑のスイーツとともに参戦する。1989年に衝撃的なメジャーデビューを飾った「X JAPAN」(当時は「X」)。そのボーカリストとして迫力あるステージングを支え続けたToshlさんは、その後ソロアーティストとしても活動。2007年の「X JAPAN」再結成以降は世界を舞台に活躍。2016年にはイギリスでドキュメンタリー『We Are X』が制作されるなど、いまや世界的ビッグバンドへと飛躍を遂げた。世界的スターとなったToshlさんを迎え、今回は「SWEETS are MY LIFE 芸能界のスイーツキングToshl」と題し、Toshlさんの知られざる「スイーツ好きエピソード」が紹介される。意外すぎるToshlさんのスイーツ愛にスタジオのみならず視聴者も驚きの声を上げること必至。さらにロケVTRではToshlさんの“スイーツフレンド”である「芸能人H」も登場。2人が今気になっている最新スイーツを試食する。Toshlさんがプレゼンする手土産No.1スイーツのほか、様々な最新スイーツが続々登場する。「国内外問わずライブのステージでは全くと言っていいほど緊張などはしないのですが、初体験のスイーツプレゼンで何とも言えない緊張感を味わうことができました」とプレゼンの感想を語るToshlさん。今回の2時間SPは「スイーツをもっと愛し、楽しんでいただけるような番組になっていると思います」とのこと。“スイーツ愛”溢れるToshlさんと「関ジャニ∞」横山裕とのプレゼンバトルの結果やいかに。「ペコジャニ∞!」2時間スペシャルは1月29日(月)21時~TBS系にて放送。(笠緒)
2018年01月29日木城ゆきとによる伝説の漫画「銃夢」を、巨匠ジェームズ・キャメロン製作・脚本で実写化する『アリタ:バトル・エンジェル』。この度、本作の予告編と特別映像、そして場面写真が到着した。舞台は数百年先の未来。<アイアン・シティ>のスクラップの山の中で意識を失った状態で発見されたサイボーグの少女“アリタ(ローサ・サラザール)”はサイバー・ドクターの“イド(クリストフ・ヴァルツ)”によって助け出される。目を覚ましたアリタだが自分の過去も、自分がいる世界についての記憶も一切ない。あるとき自分が持つ並外れた戦闘能力に気付き、自らの出生の秘密を見つけようと決意する。その過程で世界の腐敗に気づき世界を変えようと挑むが…自分は一体何者なのか?並外れた戦闘能力の意味するものとは?サイボーグの少女アリタの旅がいま、始まる――。原作は、SF漫画の最高峰として語り継がれ、日本はもとより世界8の国と地域で翻訳された漫画「銃夢」。『タイタニック』『アバター』などで知られるキャメロンが原作に惚れ込み、長年に渡り映画化を切望し、今回それが実現。彼が脚本・製作を担うほか、『シン・シティ』『スパイ・キッズ』のロバート・ロドリゲスが監督を、キャメロンの製作パートナーとして『タイタニック』や『アバター』など大ヒット作を世に送り出してきたジョン・ランドーがプロデューサーを務める。今回到着したのは、『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』のローサ・サラザール演じる主人公のアリタが目覚めるシーンから始まり、敵との戦闘シーンも描かれている。また、今回原作漫画をリスペクトする製作者の拘りにより、彼女の姿は全てモーションキャプチャーによるCGで、より原作に忠実な姿で描かれている。ローサのほかにも、クリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリなど実力派俳優たちが脇を固めている。そしてあわせて、キャメロン、ロドリゲス監督のコメント映像も到着。キャメロンと「一緒に仕事をする機会をずっと待っていた」と言うロドリゲス監督。15年以上も構想してきた作品を、今回ロドリゲス監督に任せたキャメロンは、「僕の脚本を生かしつつ彼自身の作品にした」と太鼓判を押している。『アリタ:バトル・エンジェル』は2018年夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年01月09日アメリカとロシアの最新ホラー映画が、「ホラーバトル・ウィークス 21世紀の東西冷戦バトルホラー映画編」として激突。アメリカ発『ドクター・エクソシスト』(原題:Incarnate)とロシア発『ゴースト・ブライド』(英題:The Bride)が、11月25日(土)より同日公開されることが決定した。アメリカ代表は、車椅子の科学者が主人公となる、ハリウッド生まれのかつてないエクソシスト映画『ドクター・エクソシスト』。ドクター・セス・エンバーは悪霊に憑依された人間の潜在意識に入り込み、除霊を行う有能なエクソシスト。しかし、過去に妻と娘を悪霊によって殺され自身も車椅子となり、いまは復讐のみを目的に生きている。ある日、バチカンの手に負えず彼のもとにやってきた11歳の少年キャメロン。彼に取り憑いているのは、エンバーが追い続ける悪霊“マギー”だった。潜在意識の中では健康体で最強のエクソシストとなるエンバーは、マギーとの戦いに挑んでいく。キャメロンを母親のもとへ無事に返すことができるのか!?宗教ではなく科学で悪魔払いをする車椅子のヒーローを演じるのは、『ダークナイト』『ハドソン川の奇跡』のアーロン・エッカート。「ゲーム・オブ・スローンズ」の“紅の女”メリサンドル役で知られるカリス・ファン・ハウテン、『そして、ひと粒のひかり』でコロンビア人として初めてアカデミー主演女優賞にノミネートされたカタリーナ・サンディノ・モレノ、海外ドラマ「GOTHAM/ゴッサム」で少年時代のブルース・ウェインを演じたダヴィード・マズーズと豪華キャストが出演。監督は『カリフォルニア・ダウン』のブラッド・ペイトン。製作に『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』、近作では『ゲット・アウト』など、革新的なホラー作品を次々と送り出すヒットメイカー、ジェイソン・ブラム。これまでにはない、現代的な要素を取り入れた新たなエクソシト映画として、日本に上陸する。一方、ロシア代表は、19世紀から伝えられた死者を甦らせる恐ろしい儀式を、現在に復活させる『ゴースト・ブライド』。恋人のヴァンヤと婚約した女子大生のナスチャは幸せに満ちあふれていた。2人は結婚式を挙げるためにヴァンヤの実家へと向うが、彼女の実家は不思議な空気に包まれ謎めいている。この家に着いてから、次々と幻想に襲われるナスチャ。彼女は死者を甦らせる惨劇の儀式の幻想を見る。だが、それは幻想ではなく、ヴァンヤの曽祖母オルガを現世に甦らせるため、儀式の生贄として捧げられたナスチャ自身だった。彼女は花嫁=生贄として、この家に迎えられたのだ…。死者を甦らせる儀式には生贄は、その生贄は花嫁(ブライド)。ミステリアスなベールに包まれた帝政ロシア時代の儀式と恐怖を、『ミラーズ 呪怨鏡』(’15)で脚光を浴びホラー映画の演出に定評のあるスヴィヤトスラフ・ポドゲイエフスキー監督が映像化。異様な儀式をさせられそうになる花嫁役に抜擢されたのは、長編映画初主演となるロシアの新星女優ヴィクトリア・アガラコヴァ。古典的なサスペンスの構造と、帝政ロシアの伝承に基づく独自のテーマが組み合わさった本作は、今年に開催された第4回ブライトナイツ・ホロラント映画祭で最優秀撮影賞を受賞。予告編はYouTubeですでに200万回以上視聴され、注目を集めるロシア発の最恐のホラーだ。この2作品は、「ホラーバトル・ウィークス 21世紀の東西冷戦バトルホラー映画編」として上映。ホラーDVDなどの抽選プレゼント企画や相互割引、先行オールナイトなどが予定されているという。秋のホラー映画の“東西冷戦バトル”を見逃さないで。『ドクター・エクソシスト』&『ゴースト・ブライド』は11月25日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて(text:cinemacafe.net)
2017年08月15日福士蒼汰を主演に迎え、久保帯人の大人気コミックを原作に、最新鋭のCGを駆使して壮大なスケールで描かれるバトルアクション大作『BLEACH』。この度、本作の初映像となる超特報映像が公開。さらに、巨大な斬魄刀(ざんぱくとう)を肩にかけた一護の後ろ姿と、虚<ホロウ>の全貌を期待させるスチールも到着した。原作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2001年から連載を開始し、瞬く間に国民的人気コミックへと上り詰め、既刊74巻でシリーズ累計発行部数9,000万部と圧倒的人気を誇り、日本だけでなく海外のファンをも魅了するコミック「BLEACH」。本作は、霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護が、ある日突然現れた死神・朽木ルキアから死神の力を与えられ、家族や仲間たちのために虚<ホロウ>と呼ばれる悪霊たちと戦う物語。主人公・黒崎一護を、映画やドラマだけでなく、最近ではバラエティ番組でも活躍する福士さんが演じ、『GANTZ』『アイアムアヒーロー』の佐藤信介監督がメガホンをとった。超特報では、一護が死神だけが使うことができる刀“斬魄刀”を使い、一振りで虚<ホロウ>と呼ばれる悪霊の腕をたたき切る場面が登場。虚<ホロウ>の腕は切り落とされて炎に包まれているが、この腕ひとつの大きさからも、一護が立ち向かう悪霊の巨大さが分かる。原作では、仲間や家族を守るため、斬魂刀で、虚<ホロウ>と激しい戦いを繰り広げるシーンが満載となっているが、アクションとCGで作り上げられる本作は一体どんな風に仕上がるのか、ますます期待が膨らむ。初お披露目になった原作ファンお馴染みの斬魄刀でのアクションについて福士さんは、「一護の斬魄刀はどデカイ刀なので、日々振り回してまずは慣れることを考えました。斬魄刀での攻防は予想以上に大変でしたが、見応えのあるアクションになっていると思います」と自信を見せている。また、虚<ホロウ>の腕について佐藤監督は、「CGや持てる技術全てを使い、1カット1カットこだわり抜いて作っています。いまはまだ腕だけしか見てもらえませんが、空前絶後の大アクションと相まっていままで見たことのない映画になると思います」と明かしている。『BLEACH』は2018年夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年07月07日『トイ・ストーリー』で“おもちゃの世界”、『モンスターズ・インク』で“モンスターの世界”、『ファインディング・ニモ』では“海の中の世界”、そして『インサイド・ヘッド』では“頭の中の世界”をイマジネーション豊かに描いてきたディズニー/ピクサー。今度は“死者たちの世界”を舞台に描く『リメンバー・ミー』が、2018年3月16日(金)に改めて公開決定、初映像となる特報が到着した。本作の主人公となるミゲルは、音楽が大好きな天才ギター少年。しかし、過去の悲しい出来事がきっかけで彼の一族には「音楽禁止」の厳しい掟があり、ミゲルはギターを弾くどころか、家で音楽を聞くこともできない…という。このたび到着した初映像となる特報では、家族に見つからないよう憧れのミュージシャン・デラクルスを真似て、こっそりギターを弾くミゲルのシーンからスタートする。ある日、家族から禁じられた音楽への夢を募らせるミゲルが、デラクルスの霊廟に飾られたギターを手にしたことをキッカケに、夢のように美しく、まるでテーマパークのような“死者の国”へと迷い込んでしまった!生きている人間に驚いてしまうような、ユーモラスなガイコツたちが暮らす国で、1人混乱するミゲル。そんな彼が出会ったのはガイコツになった、彼のご先祖たち。果たして、彼は無事に元の世界に戻れるのか?すべての謎を解く鍵は、故デラクルスの美しい名曲バラード「リメンバー・ミー」に隠されているというが…。イマジネーションの無限の可能性を追求してきたピクサーが初めて描いた、誰も見たことのない死者の世界を垣間見ることができる、まさに驚きたっぷりの映像だ。そして、『リメンバー・ミー』の重要なキーワードの1つとなるのが、音楽。音楽といえばディズニー・アニメーションが得意とするところだが、ミゲルのセリフでも「音楽の力を信じる」という言葉や、日本語タイトルに使用された作中の「リメンバー・ミー」という曲など、ピクサー史上初めて“音楽”が重要な意味を持つことになった。そんな本作の制作陣には、ピクサー・スタジオの精鋭が集結。製作総指揮は、もちろんジョン・ラセター。そのエモーショナルな展開で世界中を涙させた名作『トイ・ストーリー3』の監督リー・アンクリッチ、プロデューサーのダーラ・K・アンダーソンの2人が再びタッグ。本作でアカデミー賞長編アニメーション賞と主題歌賞にも輝いた2人が7年ぶりに生み出す最新作は、彼らが得意とするファンタジックなストーリーと音楽で、涙なしには観られない感動作となりそうな予感大。とはいえ、今回届いた劇中画像にもあるように、コミカルなガイコツたちの表情には何だかワクワクしてしまう。ラセターも「『リメンバー・ミー』は、あなたの家族を称え祖先を称賛する、とてもエモーショナルで、日本の皆さんにとっても、とても特別な作品になると思います」とコメントを寄せている本作。そんな不思議で、どこか陽気な、“この世のものとは思えない”驚きの世界を、ここから確かめてみて。『リメンバー・ミー』は2018年3月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月30日東京・上野にある東京都美術館で、「ボストン美術館の至宝展ー東西の名品、珠玉のコレクション」が、2017年7月20日(木)~10月9日(月・祝)まで開催。ゴッホの傑作・ルーラン夫妻の肖像画2点を筆頭に、古代エジプト、日本美術、中国美術、フランス絵画、現代美術など、選りすぐりの作品80点が来日します。アートファンは必見ですよ。ボストン美術館とは?ボストン美術館は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン市にある美術館です。地元市民の熱意と、さまざまなコレクターの作品寄贈によって、1870年に設立されました。アメリカ独立100周年にあたる1876年に開館し、国や州の財政的援助を受けずにコレクションの拡充や施設の拡張を続け、2020年に設立150周年を迎えようとしている現在は、世界有数となる約50万点の作品を所蔵しており、世界有数の規模を誇っています。展覧会の見どころ「ボストン美術館の至宝展」では、古代エジプト、日本美術、中国美術、フランス絵画、現代美術など同館の幅広いコレクションから厳選された珠玉の80点が紹介されます。ボストン美術館のコレクションによる展覧会は、これまでも繰り返し開催されてきましたが、幅広い内容を総合的に楽しめる展覧会は、日本で実に約40年ぶり。さらに今回は、世界有数となる約50万点のコレクションの形成に寄与したコレクターやスポンサーの活動にも光を当てていきます。●ボストン美術館が誇る傑作80点が集結。本展では、ボストン美術館が誇る傑作80点が大集結。古代エジプト美術、中国美術、日本美術、フランス絵画、アメリカ絵画、版画・写真、現代美術と、古今東西の名品が一堂に集う、またとない機会です。●日本初!ファン・ゴッホの傑作、ルーラン夫妻の肖像画を2点同時に展示!注目は、ファン・ゴッホの傑作と名高い「郵便配達人ジョゼフ・ルーラン」 と「子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人」。パリを離れ南仏アルルに移り住んだゴッホにとって、ジョゼフ・ルーランはモデルとなってくれる数少ない相手でした。2点同時に展示されるのは日本で初めての試みなので、見逃せませんね。●英一蝶(はなぶさいっちょう)の巨大涅槃図、約170年ぶりの修理を経て初の里帰り!ボストン美術館で約170年ぶりに修理が行われた英一蝶(はなぶさいっちょう)の仏画の代表作「涅槃図」が、本展で初めての里帰りを果たします。海を渡ってから、その作品を実際に見た人はごくわずか。江戸時代の人々が祈り、想いを馳せた、一蝶による幻の巨大涅槃図は必見です。●世界屈指のコレクションに隠れたコレクターたちの物語をたどる!ボストン美術館は、世界有数の規模と知名度を誇る美術館ですが、世界中の多くの美術館とは異なり、公的な財政的援助を受けていません。ボストン美術館のコレクションは、ボストンとニューイングランド地方の市民の慈善活動によって支えられてきました。今回の展覧会では、美術品だけでなく、コレクションの形成に関わった人々にも焦点が当てられます。いつ、どのように、何が収集家たちを駆り立てたのか、そのストーリーを辿りましょう。各セクションの見どころと注目作品を紹介!●1章 古代エジプト美術三大ピラミッドが建つギザで発掘された王の頭部や、墓からのレリーフ、ヌビアの王の立像、ジュエリーなど、ボストン美術館とハーバード大学による共同発掘調査の成果を中心に展示されます。●ツタンカーメン王頭部《ツタンカーメン王頭部》エジプト、新王国時代、第18王朝、ツタンカーメン王治世時、紀元前1336-1327年Museum purchase with funds donated by Miss Mary S. Ames,11.1533Photograph © 2017 Museum of Fine Arts, Bostonこの名前のない王頭部は、第18王朝の若き王として知られるツタンカーメンと考えられています。王はネメス頭巾をかぶり、額にある縦の溝にはウラエウス(蛇形記章)あったとのではないかと推測されており、頭巾の上には、上下エジプト統一の象徴である二重冠の赤冠の一部が残っています。加えて、アーモンド型の眼、官能的な唇と、その魅力的な顔立ちは、1922年に「王家の谷」で発見された黄金のマスクと酷似していることが指摘されています。●2章 中国美術約9千点からなるボストン美術館の中国美術コレクション。その内容は、絵画、陶磁器、彫像、装飾品など多岐にわたります。今回は、その中から、ボストン美術館が誇る北宋・南宋絵画の名品を厳選して紹介します。●九龍図巻(作者:陳容)陳容《九龍図巻》(部分)南宋、1244年(淳祐4年)Francis Gardner Curtis Fund, 17.1697Photograph © 2017 Museum of Fine Arts, Boston約10mに及ぶ長大な画面に描かれた九匹の龍。沸き立つ雲と荒れ狂う波の中、あるいは悠然と飛翔し、あるいは佇むさまが粗放な筆墨で描き出されています。作者の陳容は南宋末期に活躍した画家で、龍図を得意としたことで知られており、特に、本図は、かつて清朝の乾隆帝も旧蔵した龍図の名品です。●3章 日本美術ボストン美術館の約10万点に及ぶ日本美術コレクションの形成には、モースやフェノロサ、ビゲローら、日本を愛したコレクターたちが大きく貢献したことで知られています。初めて里帰りを果たす作品も含め、江戸美術の優品が集結します。●風仙図屏風(曾我蕭白)曾我蕭白《風仙図屏風》江戸時代、1764年(宝暦14年/明和元年)頃Fenollosa-Weld Collection, 11.4510Photograph © 2017 Museum of Fine Arts, Boston勢いよく渦を巻き、強風を呼び起こす黒雲は、まるで龍の存在を示唆するかのようです。荒れ狂う波濤、揺れ動く木々のなか、剣を持つ男が橋を挟んで黒雲に対峙しており、緊張感ある攻防の後方には、風に吹き飛ばされた滑稽な表情の男たちが描かれています。さらに、その後ろには白と黒の兎のつがいがひっそりと姿を見せています。墨の濃淡、線と面、緊張と弛緩、大胆さとユーモアを巧みに織り交ぜた、蕭白の代表的作品です。●三味線を弾く美人図(喜多川歌麿 )喜多川歌麿 《三味線を弾く美人図》江戸時代、1804-06年(文化1- 3年)頃Fenollosa-Weld Collection, 11.4642Photograph © 2017 Museum of Fine Arts, Boston繊細で優麗な描線を特徴とし、様々な姿態、表情の女性美を追求した美人画の大家・喜多川歌麿。本作は、晩年に手掛けられた作品で、集大成とも言える傑作です。横長の軸にモデルは上半身のみという珍しい構図になっています。●涅槃図(英一蝶)英一蝶《涅槃図》(写真は修理前)江戸時代、1713年(正徳3年)Fenollosa-Weld Collection, 11.4221Photograph © 2017 Museum of Fine Arts, Boston英一蝶(はなぶさいっちょう)は、江戸に生きる人々の風俗画を得意とした一方で、仏画も多く手がけたことで知られる画家です。同展で公開される「涅槃図」は、一蝶による仏画の大作であり、江戸時代の仏画の代表作。画面だけでも高さ約2.9m、幅約1.7m、表具を含めれば高さ約4.8m、幅約2.3mにも及びます。画面いっぱいに、涅槃に入る釈迦と悲しみにくれる菩薩、羅漢、動物たちを鮮やかな色彩で描いており、一蝶の力の入りようが伝わる傑作です。本図は、1886年以前にフェノロサが購入して以来、ボストン美術館で収蔵されてきましたが、作品の大きさと経年による劣化ゆえ、同館でも25年以上にわたり公開が実現できませんでした。そのため、本展での公開に際して、画面の折れや亀裂、汚れ、糊離れなどを改善するため、約170年ぶりに本格的な解体修理を実施。初めて里帰りを果たします。●4章 フランス美術所蔵するヨーロッパ美術コレクションの中から、世界的に名高い19世紀フランス絵画のコレクションを紹介。バルビゾン派、印象派、ポスト印象派の絵画には、ボストン市民の好みを色濃く反映されています。●睡蓮(クロード・モネ)印象派を代表する画家モネは、1890年代から「積みわら」や「ルーアン大聖堂」、そして代表作でもある「睡蓮」などの連作を開始し、同じ主題を繰り返し描きながら、天候や時間帯によって様々な表情をみせる対象を捉えていきました。本展で展示される「睡蓮」では、水平線はなく、モネの視線は水面に集中しています。それにもかかわらず、画面の下から上へと遠ざかるように奥行きを感じさせる睡蓮や、水面に映る空と岸辺の木々が、絵画の外に広がる無限の空間が想像させてくれます。なお、こちらの作品は、1909年にパリで開催された48点の「睡蓮」による「睡蓮――水の風景」展で発表されたもので、ただちにボストンのコレクターに購入されました。●卓上の果物と水差し(ポール・セザンヌ )ポール・セザンヌ《卓上の果物と水差し》1890–94年頃Bequest of John T. Spaulding, 48.524Photograph © 2017 Museum of Fine Arts, Bostonキュビスムをはじめとする20世紀の美術に多大な影響を与えた「近代絵画の父」、ポール・セザンヌ。セザンヌは「静物画のモチーフは果物が良い」として、リンゴを好んで描いたという逸話が残っています。卓上の皿に盛られたリンゴなどの果物はもちろん、水差し、テーブルクロスの柄までもが計算しつくされ、絶妙なバランスを保っています。●腕を組んだバレエの踊り子(エドガー・ドガ )エドガー・ドガ《腕を組んだバレエの踊り子》1872年頃Bequest of John T. Spaulding, 48.534Photograph © 2017 Museum of Fine Arts, Bostonフランスの印象派画家・ドガは、踊り子を扱った作品を数多く残していることで知られる「踊り子の画家」。踊り子とは、パリオペラ座のバレリーナを指す言葉で、オペラ座の定期会員になると舞台裏に入ることが許されました。裕福な銀行家の息子だったドガは、定期会員となり舞台裏にも出入りしており、目撃した踊り子の自然のしぐさ、表情を丹念に描きました。本作は、目を閉じて腕を組む踊り子を描いた作品で、背景は燃えるような赤い色をしています。何か物思いに耽っているような踊り子の憂いの帯びた表情にも注目してください。●郵便配達人ジョゼフ・ルーラン(ファン・ゴッホ)フィンセント・ファン・ゴッホ《郵便配達人ジョゼフ・ルーラン》1888年Gift of Robert Treat Paine, 2nd, 35.1982Photograph © 2017 Museum of Fine Arts, Bostonファン・ゴッホ(1853~1890)が描いた、ジョゼフ・ルーランをモデルにした油彩画は全部で6点です。本作は、最初に描かれたもので、ほぼ全身を描いた唯一の作品して知られています。ファン・ゴッホがソクラテスにたとえた立派なあごひげをもつ頭部だけでなく、魅力的な手の動きも力強く丹念に表現されています。また、青を基調とした画面に、制服の装飾やボタンの黄色が効果的に配されているのも特徴です。●子守唄、ゆりかごを揺らす オーギュスティーヌ・ルーラン夫人(ファン・ゴッホ)フィンセント・ファン・ゴッホ《子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人》1889年Bequest of John T. Spaulding, 48.548Photograph © 2017 Museum of Fine Arts, Boston組み合わせた手にゆりかごの紐を持つジョゼフの妻。「子守唄」という副題が付けられることや、「ルーラン夫人の肖像」もしくは「子守するルーラン夫人」とも表記されることがあります。ゴッホの入院により一時中断したこちらの作品。制作の再開を伝えるファン・ゴッホの手紙には、「絵画を制作することは、傷ついた心を慰めるものだ」と綴られています。どことなく母性を感じさせる作品で、「人の慰めとなる芸術」を目指した画家の意が反映されているとも言われています。なお、画家自身によって4点の同じ構図の油彩画が制作されています。●5章 アメリカ絵画ボストン美術館の天井画も手掛けたサージェントの作品やアメリカ印象派の絵画など、18世紀から20世紀半ばまでの作品によって、アメリカ絵画コレクションの一端を紹介します。●ロベール・ド・セヴリュー(ジョン・シンガー・サージェント)ジョン・シンガー・サージェント《ロベール・ド・セヴリュー》1879年The Hayden Collection - Charles Henry Hayden Fund, 22.372Photograph © 2017 Museum of Fine Arts, Bostonジョン・シンガー・サージェントは、19世紀後半から20世紀前半にかけてイギリスで活躍したアメリカ人の画家です。イタリアに生まれフランスで美術教育を受けており、様々な国の絵画の影響を受け、独自の優美な画風を生み出しました。また、伝統的な古典技法によって多数の肖像画を手掛け、「最後の肖像画家」とも言われています。「ロベール・ド・セヴリュー」は、上流階級の子供と小型犬を描いたサージェントの代表作です。その洗練された技巧に圧倒されますよ。●6章 版画19世紀半ばから20世紀のアメリカを描いた充実した収集作品の中から、アメリカを代表する芸術家・ホーマー、ホッパー、シーラー、アダムス4人を紹介。人々の暮らしや自然の美しさを映す版画と写真が並びます。●機関車(エドワード・ホッパー)1920年代以降のアメリカン・シーンを描いたホッパーは、油彩画が広く知られていますが、秀でた版画家でもありました。特にアーティストとしての活動の初期に多くの版画を手掛けており、「機関車」も、その時期の作品です。機関車の存在感が際立つ構図、その先に広がるトンネルの闇と周囲との明暗のコントラストに、その後の作品に共通する特徴を見ることができます。●7章 現代美術同時代のアーティストの作品に常に着目してきた美術館において、成長著しい現代美術コレクションからウォーホル、村上隆をはじめ、ホックニーの色鮮やかな風景画、テイラー=ジョンソンの映像作品などを紹介します。●ジャッキー(アンディ・ウォーホル)ウォーホルは、1960年代にスープの缶詰や著名人の写真を素材にした作品を発表し、その後のポップ・アートの隆盛を牽引したアーティスト。1963年に起きたケネディ大統領の暗殺事件後には、広く配信された大統領夫人ジャクリーンの写真をもとに複数の肖像画を制作。また、それらを組み合わせ作品として発表しました。そこには事件前の笑顔のジャクリーンや葬儀の際に深い悲しみに暮れる彼女の姿が繰り返し登場しました。さらに、期間中は、タイアップイベントやスペシャルコンテンツが登場予定です。詳細は公式サイトにて随時発表となりますので、ぜひチェックしてくださいね。イベント詳細名称:ボストン美術館の至宝展ー東西の名品、珠玉のコレクション会場:東京都美術館 企画展示室住所:東京都台東区上野公園8−36会期:2017年7月20日(木)~10月9日(月・祝)開催時間:9:30~17:30 ※金曜は20:00まで、7月21日、28日、8月4日、11日、18日、25日は21:00まで ※入室は閉室の30分前まで 休室日:月曜日、9月19日(火) ※ただし、8月14日(月)、9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開室料金:一般 1,600円(1,400円)、大学生・専門学校生 1,300円(1,100円)、高校生 800円(600円)、65歳以上 1,000円(800円)公式サイト:
2017年06月21日累計2,200万冊の発行部数を超える大人気コミックを、主演に窪田正孝を迎え実写化した話題作『東京喰種トーキョーグール』。このほど、本作の特報映像が待望の“初”解禁!窪田さんの壮絶なバトルアクションや人気キャラクターのビジュアルなど、ベールに包まれていた喰種の世界がとうとう明らかになった。舞台は、「喰種(グール)」が潜む街、東京。人間の姿をしながら人肉を喰らう正体不明の“喰種”の脅威に人々は恐れを感じていた。さえない大学生の金木研(カネキ)はある日事故に遭い、病院に運び込まれたカネキは、喰種の少女・リゼの臓器を移植されたことで半喰種になってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店「あんていく」で働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧嶋董香(トーカ)と出会う。店には喰種が集まり、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつもカネキを助ける存在となっていく。そんな中、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの熾烈な戦いに巻き込まれていくのだった…。内気で平凡な大学生だった主人公・金木研(カネキ)を演じるのは、窪田さん。半喰種となりもがき苦しむが、喰種たちを深く知ることで、両者の衝突が激化するこの世界の未来を模索してゆく。ヒロインの霧嶋董香(トーカ)を演じるのは、清水富美加。喰種として生きる運命を背負いながら、人間の世界になじもうと努力する女子高生でありながら、愛する仲間の為に強大な敵に立ち向かう。亜門鋼太朗には鈴木伸之。喰種対策法を背景に活動する国の行政機関であるCCG(Commission of Counter Ghoul)本局所属の一等捜査官であり、喰種との熾烈な戦いを繰り広げる。表向きは理知的で清楚な女性だが貪欲な大喰いの喰種である神代利世(リゼ)に蒼井優、CCG本局所属のベテラン喰種捜査官・真戸呉緒に大泉洋が扮し、「東京喰種」の世界を体現する。今回の特報映像では、「人間は誰も知らない、喰種の世界を――」という冒頭テロップから一転、恐るべき存在として捉えられている喰種の“真実”の世界へと一気に誘い込まれる。人間と喰種、のちに2つの世界を知る唯一の半喰種となるカネキは、行く末を象徴する不安気で複雑な表情を見せ、女子高生のトーカ、正義感溢れる亜門、理知的で清楚な印象のリゼ、不敵な笑みを浮かべる真戸の一見どこにでもいるような人間らしい姿が映し出される。しかし、後半は一変して、それぞれの憎悪が渦巻く中、激しいバトルシーンが展開!カネキとトーカの研ぎ澄まされた身のこなし、喰種の象徴であるマスクをまとったカネキと亜門の手に汗握る大迫力のアクション、喰種に対抗するために開発された武器“クインケ”を手に持った真戸が垣間見え、<喰種VS人間>の壮絶な闘いを予見させる。ラストには、人間を捕食するための喰種特有の殺傷能力のある武器“赫子(かぐね)”が出現した状態のカネキの姿が!さらに、後半には喫茶店「あんていく」のマスター芳村功善の、印象的な劇中台詞「人間と喰種、きみは2つの世界に居場所をもつ、ただ1人の存在なんだ」が使われ、まだ発表されていない俳優のこの声を誰が演じているのか、期待が高まる。『東京喰種トーキョーグール』は2017年夏、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:東京喰種トーキョーグール 2017年夏、全国にて公開(C) 2017「東京喰種」製作委員会
2017年04月13日「天下統一ラーメンバトル2017」が、大阪・西梅田で開催される。期間は、2017年3月15日(水)から26日(日)まで。2016年の開催時に、8万人が来場したラーメンの祭典。今回の開催にも全国屈指の有名ラーメン店が20店舗集結し、「こってりvsあっさり」をお題に各店魂のこもった“究極のラーメン”を販売する。勝敗はそれぞれの杯数によって決定される。注目のラーメンは、ミシュランに掲載されている「黄金の塩らぁ麺ドゥエイタリアン」。まるでイタリアンを食べているかのような一杯は、黄金の塩ラーメンと呼ばれるほど美しい。また東西の人気ラーメン店がコラボレーション。大阪で人気の「ムタヒロ」と、東京の「凪」が今回だけの特別なラーメンを作り上げる。さらに、イベント内企画として、「学生ラーメンバトル」と「ラーメンガールズコレクション」を開催。「学生ラーメンバトル」では関西の4大学(関西、関学、同志社、近大)のラーメンサークルが、各々一番うまいラーメンを創作し競い合うもの。試行錯誤し完成させた一杯を、有名店の店主に食べてもらい、味やコスト、オペレーションを含め審査する。【概要】天下統一ラーメンバトル2017 〜全国究極「味」バトル こってりvsあっさりの巻〜開催:2017年3月15日(水)〜26日(日)時間:10:00〜21:00 ※店舗入替日と最終日については変動有場所:西梅田スクエア(元大阪中央郵便局跡)住所:大阪府大阪市北区梅田3-2-4店舗数:20店舗(前半10店舗+後半10店舗)【問い合わせ先】天下統一ラーメンバトル実行委員会(神広企画株式会社 田淵)TEL:078-360-6336
2017年02月11日「ファッションとアート 麗しき東西交流」展が、2017年4月15日(土)から6月25日(日)まで横浜美術館にて開催される。本展では、明治維新後の19世紀後半から20世紀前半のファッションと美術に焦点を当て、東西の文化交流によって生まれた当時の人々の美意識を反映する、美しいドレスや装飾品を中心に、工芸品、絵画など計約200点が紹介される。ジャポニスムのドレスコレクションみどころは、世界屈指のドレスコレクションを有する京都服飾文化研究財団(KCI)が提供するドレスの数々だ。とりわけ、日本の文化にインスピレーションを得て制作された有名メゾンのピースは必見。蒔絵を思わせるような金糸の菊の紋織を施したシャネルのコートや、和服の形状を踏襲したジャンヌ・ランヴァンのコートなどが展示される。19世紀後半のジャポニスムブームの影響が現れた、テーブルウェアやアクセサリーといった調度品も見ものだ。これら工芸品の展示によって、服飾を含めた当時の生活文化を広く知ることができる。昭憲皇太后の大礼服日本文化が西洋へと波及した一方で、西洋の文化も日本へ大きな影響をもたらした。とくに、女性のファッションの洋風化は、皇族や華族から始まったと言われており、その最高峰として紹介される昭憲皇太后が着用した大礼服は展示の目玉だ。3メートル近いトレーンを引く豪華なドレスは、当時の洋裁の縫製技術を尽くして制作されたもの。大小の菊花が日本刺繍で施され、まさに和と洋の融合が現れた大作である。画家が描くファッション19世紀後半の画家たちが描いた絵画には、当時の服飾文化を詳しく見ることができる。日本の画家が描いた西洋風の装身具を身に着けた女性画や、西洋の画家が描いた日本の着物を纏った女性像など、絵画作品も展示される。当時の絵画を、本物のドレスや工芸品と見比べることができるのも、本展覧会ならではの楽しみかもしれない。展覧会概要「ファッションとアート 麗しき東西交流」展期間:2017年4月15日(土)~6月25日(日)会場:横浜美術館住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1TEL:045-221-0300開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)※5月17日(水)は20:30まで。(入館は20:00まで)休館日:木曜日、5月8日(月) ※ただし5月8日(月)は開館。入館料:一般 1,500(1,400)円/大・高生 900(800)円/中学生 600(500)円/65歳以上 1,400円(要証明、美術館券売所のみ対応)※( )内は20名以上の団体料金、要事前予約。※小学生以下無料。※毎週土曜日は、高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)。※障害者手帳持参者および付添1名は無料。※本展チケットで観覧当日に限り、横浜美術館コレクション展も観覧可能。※その他の割引料金については別途問い合わせ。前売り:一般 1,300円/大・高生 700円/中学生 400円/先行ペア券 1セット2枚で2,000円(先行ペア券販売期間は2017年1月15日(日)~2月14日(火))※前売券販売期間は2017年2月15日(水)~4月14日(金)。※チケットは横浜美術館、セブンチケットにて取り扱い。関連イベント■シンポジウム「ファッションとアートにみる東西交流の諸相」日時:5月27日(土) 13:30~16:30会場:レクチャーホール定員:240名参加費:無料、先着順■講演会「日本のジュエリーの歴史と美-近代髪飾り、帯留め、指輪など」日時:4月22日(土) 14:00~15:30会場:レクチャーホール定員:240名参加費:無料、先着順■「夜の美術館でアートクルーズ」日時:5月20日(土) 19:00~21:00会場:企画展展示室対象・定員:18歳以上・60名(事前申込、先着順)参加費:3,000円■キュレーターズ リレー・ギャラリートーク4月28日(金)、5月12日(金)、5月19日(金)、5月26日(金)、6月9日(金)会場:企画展展示室参加費:無料(当日有効の観覧券が必要)
2017年01月24日書籍『世界シネマ大事典』が、2016年12月9日(金)より発売される。『世界シネマ大事典』は、イギリスQuintessence社刊行の”THIS IS CINEMA”の日本語版。オールカラー576ページ、図版総数1,100点以上という豪華な内容で映画製作のバックステージへと導く。幻想映画、ホラー映画、SF映画、コメディ、そしてロマンス……。撮影技術の発展や多種多様なカメラワークがあみだされ、映画は世界各地の社会、技術、歴史、経済といった文脈と密接に関係しながら発展を続けてきた。本書では映画草創期から21世紀の現在に至る古今東西の名作映画を、年代別およびジャンル別に網羅。サイレント映画を紹介する第1章からはじまり、CGIと特殊効果による作品が並ぶ第6章まで、ジャンルごとに主要な作品や監督、俳優などについて、豊富なポスターや写真を用いて分かりやすく解説。さらに歴史年表を通して当時の社会や政治の状況もあわせて追うことができる。見開きで個々の映画をとりあげているページでは、作品についての評価も含めた短いエッセイ、写真を使ったあらすじの紹介、映画制作者のプロフィールや関連事項に関するコラムなどの多角的な解説も。日本映画では、黒澤明の『七人の侍』や宮崎駿の『千と千尋の神隠し』など4作品が詳しく紹介される。【詳細】書籍『世界シネマ大事典』 4,200円+税発売日:2016年12月9日(金)※発売日は地域によって異なる。著書:フィリップ・ケンプ 責任編集、遠藤裕子ほか訳体裁:B5変型判/576ページ
2016年12月12日