若きテレビマンたちによる笑って泣ける大河ドラマ誕生奮闘記「大河ドラマが生まれた日」に中井貴一が出演することが分かった。中井さんが演じるのは、「映画に負けない新しい連続大型時代劇を作れ」と大号令を発するNHK芸能局長・成島庭一郎。部下からは親分と呼ばれ、厳しくも包容力のある人物だ。そして放送されたのが、大河ドラマの第1作「花の生涯」。中井さんの父は、本作への出演を決断する映画スター・佐田啓二。今作では、中村七之助が演じている。中井さんは「撮影中に、父・佐田啓二の扮装をしてくださっている中村七之助さんに会った時は、『僕が映像で見た父にとても似ているな・・』と思いました。実は僕も子供のころ、七之助さんのお父さまの勘三郎さん(当時は勘九郎)に似ていると、言われたことがあるんです。七之助さんとは、大河ドラマ『武田信玄』でも父子として共演していたので、とても感慨深かったです」とコメント。また今回、佐田さんの形見の腕時計を七之助さんに預けて撮影したそうで、「父の持っていたこの時計を身に着けて、何かを感じながら演じてもらえたらうれしいなと思い手渡しました。僕が今この仕事をしている意味は、佐田啓二という名前を、僕を通して少しでも知ってもらうためなんだと思うことが時々あります。今回のドラマをたぶん父も喜んでくれている気がします」と思いを語っている。成島は、生田斗真演じるアシスタントディレクター・山岡進平の上司。生田さんは「中井貴一さんの持つ品格、色気に一瞬で心を奪われました。今回ご一緒する事が出来て本当に光栄です。沢山の学びをいただきました」と共演をふり返っている。さらに七之助さんも「撮影では、中井貴一さんが一日しかスケジュールがなかったのですが、その一日で再会することができました。実はその日が偶然にも、佐田啓二さんの祥月命日だったんです。思わず鳥肌がたちました。かつては大河ドラマ『武田信玄』で中井貴一さんの子供役を演じ、そして今度は中井貴一さんのお父様・佐田啓二さんの役を演じて・・・・。本当に運命を感じました」と話している。テレビ70年記念ドラマ「大河ドラマが生まれた日」は2月4日(土)19時30分~NHK総合にて放送。(特別版)は2月20日(月)21時~BSP/BS4Kにて放送。(cinemacafe.net)
2023年01月10日ミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』のフォトコールが7日に東京・日生劇場で行われ、小瀧望、木下晴香、益岡徹、瀬戸山美咲(演出)が登場した。同作は2000年9月に初演を迎え、日本では2006年にジョーイ・マクニーリー演出、櫻井翔主演によって初演、2014年にも上演された。イギリス領北アイルランドの首都ベルファストのサッカーチームのエース選手でありプロサッカー選手になることを夢見ているジョン(小瀧)だが、街はカトリック派とプロテスタント派の争いが日増しに激しくなり、ジョンやチームにも不穏な空気が忍び始める。逆らうことのできない運命は、ジョンに人生を大きく変える選択をせまることになる。同作にはほか東啓介、豊原江理佳、加藤梨里香、新里宏太、皇希、木暮真一郎らが出演する。初ミュージカルとなった小瀧だが、今作は歌に加えサッカーのシーン、さらには恋愛や社会情勢など表現する要素が詰まっており、「年下のキャストがいるのが初めてで新鮮だったのと、メインキャストやアンサンブル含めてこんなにも同世代が集まる作品がこの先あるのかもわからない。同世代が多いからこそ、今回のチームワークが築けたと思いますし、仲間というのが大事な作品になってると思う」と喜びも。木下も同様に「同世代の方たちと一緒に作品に携わる経験がほぼなくて、稽古場でタメ口で話している感覚がまず不思議だと思い、青春してるなあと感じながら、素敵で大好きで楽しいみんなと一つの作品を作れることが幸せだなと毎日思ってます」と噛み締めていた。作品には「本当に飛び込んだという感じ」という小瀧だが、「やっていないことをやってみたいという思いが強いので、なんでも挑戦してみたい」と意欲は十分。「見どころはとにかく登場人物全員の生命力とエネルギー。明日、命があるかもわからないくらい死と隣り合わせに生きている人たちの作品なので、僕達が1日1日を全力で120%出して生きている、生命力を感じてもらいたいです。僕ら世代の方には馴染みがあまりかもしれないと思うんですけど、今まさに海を挟んでの国では、こういうことが行われていますし、戦争、紛争、分断みたいなことがいかに無意味か伝えられる作品じゃないかなと思います」と伝えたい思いを表した。また、木下は「今回(アンドリュー・)ロイド・ウェバーさんの音楽で、リプライズが多い作品だなと感じています。前半で歌うメロディーと一緒だけど、後半では状況や立場が違っていたりという部分が多いので、その変化を音楽と共に感じていただければ。あとは『決して過去の物語じゃない』というところをしっかり感じて帰っていただけたらいいなと思って全力で頑張りたい」と意気込む。益岡は「若者たちが一生懸命生きて素晴らしい人生を歩もうとしているんだけど、許されない時代。大人として宗教家であり大人なのに、なんともしてやれないという役の無力感があります。本当にみんなキラキラして、必死で少年たちが生きているというのがどれだけ胸を打つか、実感しました」と語った。サッカーシーンについて、経験者の小瀧は「サッカーをやっててよかった。ボールを使わずにエアーで見立ててサッカーをするシーンが結構長くあるんですけど、そこは全員で入り乱れて全員で動いて作っているので、サッカーの見せ場かなと思っています」と注目シーンをピックアップする。稽古中にはちょうどW杯も盛り上がっており、キャストの半分は「ほぼ寝不足で来てました」と苦笑しつつ、「あれだけ希望や勇気や夢を与えてくれて、僕達自身も盛り上がりました」と感謝する。今回、元日本代表の大久保嘉人が監修をしているということで、小瀧は「稽古が始まる前、顔合わせ前に男子だけ集まって、大久保さんにサッカーを見てもらう機会がありまして、本当に感動しました。大久保さんに自分がサッカーしてる姿を見てもらえるなんて、サッカーやってた頃の小さな自分に『お前、いつか見てもらえるぞ』と言ってあげたいくらい」としみじみ。大久保選手はすでにゲネプロ観劇もしており、小瀧は「『面白かった、感動した』と素敵な言葉をいただいて自信になりました。サッカーのシーンが大事なので、大久保さんの顔を思い浮かべながら頑張ります」と誓っていた。東京公演は日生劇場にて1月7日~26日、大阪公演は梅田芸術劇場 メインホールにて2月4日~13日。
2023年01月08日映画『嘘八百 なにわ夢の陣』(1月6日公開)の公開初日舞台挨拶が6日に都内で行われ、中井貴一、安田章大、中村ゆり、友近、武正晴監督が登場した。同作は中井貴一×佐々木蔵之介がW主演で贈るお宝コメディ『嘘八百』シリーズの第3弾。大物狙いで空振りばかりの目利き古美術商・小池則夫(中井)と、腕は立つのにくすぶり続けている陶芸家・野田佐輔(佐々木)の骨董コンビが、新たに豊臣秀吉の幻のお宝をめぐって大騒動を繰り広げることになる。新年を迎えてのめでたい公開初日に主演の中井は「明けましておめでとうございます! 新年早々に劇場に足をお運びいただき、ありがとうございます!」と満席の客席に向かってご挨拶。一方、仕事の都合でこの日参加できなかった佐々木蔵之介からはビデオレターが届いたのだが、その中で佐々木は「正月気分が抜けず、お酒を飲み過ぎて今日はいけない」などと“嘘八百”な理由を述べて場を盛り上げる。そんな佐々木のジョークに対して中井は「これは本当のことですね!」と悪ノリし、「皆さんもご存じだと思いますが、彼の実家は京都でも有名な酒蔵です。水道をひねると水ではなくて日本酒が出てくると言うし、彼は日本酒のことをお米ジュースだとも言っていますから。あながち嘘ではない。これはやむを得ない事情ですね」と語る。これに安田は「日本酒をお米ジュースと言う方ですから、お正月に溺れたのかお酒に溺れたのか……」と応じていた。また安田は、自身が演じたカリスマ波動アーティスト・TAIKOHについて武監督から「だいぶ当て書きです。安田さんに出会ってTAIKOHがより現実的な人物になっていった」などと説明されると「贅沢で幸せなこと。自分ではないキャラクターなのに自分をイメージしていただき、見ていただいた方々の心に響く瞬間を頂けているのはラッキーなこと」と喜んでいた。今年挑戦したいことについて聞かれた友近は「一心同体の西尾一男と水谷千重子の幅を広げて、ハワイ公演をしたい!」と抱負を述べて、それに安田も「そこに自分も参加できたら…」と興味津々。中村は「決まっているお仕事を一つ一つ丁寧にやって、人に親切に優しく穏やかに過ごせたら」と新年の抱負を口にしていた。
2023年01月06日俳優の鈴木福、女優の本田望結が出演する、はるやま商事の新CM「おめありメンズ」編、「おめありレディス」編が、12日より放送される。新CMには、フレッシャーズと同世代の鈴木と本田がイメージキャラクターとして登場。両親とともに店舗を訪れた鈴木と本田がスーツを試着する様子を「メンズ」編は父、「レディス」編は母目線で描かれている。監督から内容の説明を聞いた本田は、CMの完成を想像して「泣いちゃうやつだ」と一言。また、川崎鷹也が書き下ろしたCMソング「春がくる」を聴くと、「この曲はCMのために作ったの? よすぎる!」と絶賛していた。一方の鈴木は共演者やスタッフと撮影の合間に野球談議を交わすなど、終始リラックスした様子で撮影。試着室のシーンでは、「スーツを着慣れていない感じをだすべきか」「このセリフないバージョンはどうか」など監督へ積極的に提案し、演技に真剣に取り組む姿も見られた。■川崎鷹也コメント―――楽曲や歌詞に込めた思いを教えてください。「ありがとう」という5文字には、きっと色んな感情や思いが詰め込められていて、そんな到底伝え切ることなどできない思いを書かせて頂きました。親になって気づくこと、子供の成長も、覚悟も、全てを理解することはできないにしても、せめて笑って見送ることができるよう、心を込めて歌いました。――フレッシャーズに向けたメッセージをお願いします。フレッシャーズの皆様、ここから先は自分自身で責任を負わなければならない現実が待ち受けています。きっと散々、言われ飽きてることだと思いますが、本当にそうです。ただ、その分好きなことを自由に謳歌することもできます。あなたの明日が明るいものになることを信じて、胸を張って生きていってください。――“フレッシャーズ時代“の思い出は?振り返ると、楽しかったことよりも苦しかったこと、しんどかったことの方が鮮明に思い起こされます。自分自身、フレッシャーズの頃は毎日を乗り越えることに必死で周りなど見れていませんでした。でも、数年経った現在、あの頃のがむしゃらに戦った日々が今の僕を形成していると、心から言い切ることができます。どんなことであれ、全ていい思い出になるように、毎日を大切に生きていくことが重要だと、今もなお、気付かされる日々です。
2023年01月06日俳優の中井貴一と佐々木蔵之介がW主演を務める映画『嘘八百なにわ夢の陣』(1月6日公開)のお正月ビジュアルが1日、公開された。同作は中井貴一×佐々木蔵之介がW主演で贈るお宝コメディ『嘘八百』シリーズの第3弾。大物狙いで空振りばかりの目利き古美術商・小池則夫(中井)と、腕は立つのにくすぶり続けている陶芸家・野田佐輔(佐々木)の骨董コンビが、新たに豊臣秀吉の幻のお宝をめぐって大騒動を繰り広げることになる。この度公開されたのはお正月ビジュアルで、赤い法被姿の則夫(中井貴一)と、佐輔(佐々木蔵之介)が笑顔で新年をお祝いするもの。金の扇子に赤い傘、とまさしく“おめでたい”雰囲気で、今作のテーマのひとつ“夢”にかけて、「2023年、でっかい夢とロマンをつかみましょう!」という言葉も添えられ、さらには大阪城も顔を出し、新年にぴったりな縁起の良いお正月ビジュアルとなっている。(C)2023「嘘八百 なにわ夢の陣」製作委員会
2023年01月01日映画『嘘八百なにわ夢の陣』(2023年1月6日公開)の完成披露試写会が19日に都内で行われ、中井貴一、佐々木蔵之介、安田章大、中村ゆり、友近、塚地武雅、武正晴監督が登場した。同作は中井貴一×佐々木蔵之介がW主演で贈るお宝コメディ『嘘八百』シリーズの第3弾。大物狙いで空振りばかりの目利き古美術商・小池則夫(中井)と、腕は立つのにくすぶり続けている陶芸家・野田佐輔(佐々木)の骨董コンビが、新たに豊臣秀吉の幻のお宝をめぐって大騒動を繰り広げることになる。シリーズ3作目で初参加となった安田は「気を遣わなくていい現場だったんです。あとあとお話を聞いたら、貴一さんや蔵之介さんが空気作りをしてくださってたんだなということがわかりました。それだけ何も気にせず入れました」と感謝する。一方で「ラジオ体操してたら貴一さんに見られてました」と苦笑。中井は「待ち時間にけっこう真剣なラジオ体操をされてて。朝、車で行ったら、正面に安田くんがやってるのが見えて、どう見ても『ラジオ体操第一〜!』がハマるんですよ」と振り返る。さらに中井は「それもおざなりにやるのではなく、ちゃんとやってるんで、『ラジオ体操やってるの?』と聞いたら、『そうなんです。絶対にコンサートの時も、どんな時でもラジオ体操がいいんです』とおっしゃってやってらっしゃったんです」と説明し、安田は見られたことについて「ハプニングが起きました」と照れていた。
2022年12月19日岡田将生&中井貴一共演「ザ・トラベルナース」の7話が12月1日放送。中井さん演じる静の身に起きた“異変”に「静さん治りますように」「最終回前に一気にズドンときたわ」など視聴者から静の今後を憂う声が上がっている。スーツケースひとつでいろんな街を渡り歩き看護に従事する、優れた資格を持ったフリーランス看護師であるトラベルナースの主人公たちが活躍する痛快医療ドラマとなる本作。医師の指示で医療行為を行うことができるNP(=Nurse Practitioner)としてアメリカで働いていたが、日本に呼ばれ「天乃総合メディカルセンター」で働くことになる那須田歩を岡田さんが。医療従事者を目指す貧しい人たちを支援するフローレンス財団の理事長ながら「天乃総合メディカルセンター」でナースをしている九鬼静を中井さんがそれぞれ演じる。2人を取り巻く人々として「天乃総合メディカルセンター」看護部長・愛川塔子に寺島さん。ナースの金谷吉子に安達祐実。向坂麻美に恒松祐里。弘中スミレには宮本茉由。ナースの森口福美には野呂佳代。「天乃総合メディカルセンター」外科医の郡司真都には菜々緒。院長の長男で内科医の天乃太郎に泉澤祐希。院長の元愛人だと発覚した事務長の西千晶に浅田美代子。院長の天乃隆之介に松平健という顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。筋線維芽細胞腫が再発し「天乃総合メディカルセンター」に再入院していた大学生・三上礼(荒木飛羽)。映画祭でシナリオ大賞を受賞し、賞金で映画を作れることになり仲間たちと撮影計画を練っている最中だったが、がんの進行が思いのほか速い上、脳転移までもが見つかりもはや外科的治療が極めて困難な状態になっていた。主治医の真都が母親・三上七海(青山倫子)に、延命効果が望める専門病院での抗がん剤治療を勧めると、七海は息子に1日でも長く生きてほしい一心から、礼本人に相談することなく転院を決めてしまう…というのが今回の展開。礼の本心を聞いた静と歩は、礼のために外出許可を取り、礼は1日で映画を撮ることになる。撮影現場には事情を知った真都もやってきて付き添う。途中で容体が悪化するものの礼は映画を撮り終え、転院先で亡くなる。病院で礼の映画を見ていた静は苦しそうな様子を見せると離席。それに気づいた歩が後を追うと、静は階段で力尽き倒れ込んでしまう…というラストだった。自分の生きた証として映画を完成させ逝った礼に「礼くん元気になって欲しかった まだ涙が止まらない」「礼くんが、逝ってしまった。。。」「礼くん、よく頑張ったね」などの声が送られる。またラストで倒れ込んだ静には「静さんが病気なんて~」「静さん死んじゃうの?そんなの嫌だって!!!」「最終回前に一気にズドンときたわ」などの反応とともに「静さん治りますように シリーズ化希望」「あの2人いいコンビなのに...シリーズ化してほしい」と“続編”を踏まえ、静の回復を願う声も上がっている。【最終回あらすじ】歩の目の前で静が急性心不全を起こして倒れる。一命を取り留めるが検査結果に歩は愕然とする。心不全の原因が遺伝子異常で突然死を起こすこともあるマルファン症候群である疑いが浮上、しかも病状はひどく悪化しており、手術で治る可能性が極めて低い状態に陥っていた。また静本人も死期が近いことも悟っていた…。「ザ・トラベルナース」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2022年12月01日アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が、12月17日(16:00~16:54)に放送されるTBS系特別番組『1万人の第九 2022(仮)』でメインパーソナリティーを務めることが14日、わかった。同番組は、12月4日に大阪城ホールで開催されるコンサート「サントリー1万人の第九」の特番。番組では、佐渡裕氏と布袋寅泰によるクラシックとロックの融合、3年ぶりに大阪城ホールに集う2,000人の合唱団のレッスン、2020年から始まった投稿動画による合唱など、今年で40回目となる同公演の取り組みを小瀧が体験レポートしていく。同番組のパーソナリティーをジャニーズ事務所所属のタレントが務めるのは、2008年の国分太一以来となる。コメントは以下の通り。■小瀧望「サントリー1万人の第九」の40回目の記念公演の特別番組に出演させていただくことが決まり大変光栄に思います。佐渡裕さん、布袋寅泰さん、角野隼斗さんのステージはもちろん、9月からレッスンをされている合唱団の方々のひとり1人の思い、動画投稿による第九合唱参加、いつでもどこでも「合唱」でつながれるこの素晴らしいコンサートの取り組みを、番組を通じてみなさまにお届けできるようがんばります。
2022年11月14日校舎の取り壊しを目前に控えたとある高校を舞台に、世界の全てだった学校と恋にさよならを告げる4人の少女たちの卒業式までの2日間が描かれる、朝井リョウの連作短編小説の映画化『少女は卒業しない』。この度、本作の場面写真が公開された。今回到着した場面写真では、調理室でデザートを選ぶ、料理部部長の主人公・まなみ(河合優実)と彼氏・駿(窪塚愛流)のカットをはじめ、気まずい空気が流れる後藤(小野莉奈)と寺田(宇佐卓真)、桜の木の下で自撮りする神田(小宮山莉渚)と森崎(佐藤緋美)、先生に密かな想いを寄せる作田(中井友望)が図書室で先生と対峙する様子と、少女たちのそれぞれの恋模様が垣間見える。ほかにも、答辞を読もうとするまなみやバスケットボールを持つ後藤、軽音部の部室で驚きの表情をみせる神田、廊下で本を抱え泣きそうな表情の作田の姿もとらえられている。第35回東京国際映画祭のアジアの未来部門に正式出品され、ワールドプレミアにて初のお披露目となる本作。上映に向けて中川駿監督は「かつて卒業を経験された方にも、コロナ禍により“本来あるはずだった卒業”を迎えられなかった方にも、きっと特別な感情を与え得る作品になっていると思います。ぜひご覧ください」とメッセージを寄せた。また本作の主題歌は、17歳で異例の「FUJI ROCK FESTIVAL‘19」に出演し、YouTubeによる「Artists to Watch 2019~注目の新人~」に選出され、次世代ミュージシャンとして注目されるみゆなの書き下ろし楽曲「夢でも」に決定。優しくも力強い歌声と、ミドルテンポでアコースティックなサウンドが特徴的なナンバーで、繊細ながらもどこか前向きな力強さを感じる楽曲となっている。みゆなさんは「奇跡のような作品に携われたこと、有難く思います。感情移入のしすぎで冷静に歌えず、レコーディングはとても苦戦しました。初めての体験で自分の楽曲ではありますが嬉しくなりました」とコメントしている。『少女は卒業しない』は2023年2月23日(木・祝)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:少女は卒業しない 2023年2月23日より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 朝井リョウ/集英社・2023 映画「少女は卒業しない」製作委員会
2022年10月20日アイドルグループ・ジャニーズWESTの小瀧望が、ミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』の主演を務めることが3日、明らかになった。同作は2000年9月に初演を迎え、日本では2006年にジョーイ・マクニーリー演出、櫻井翔主演によって初演、2014年にも上演された。イギリス領北アイルランドの首都ベルファストのサッカーチームのエース選手でありプロサッカー選手になることを夢見ているジョン(小瀧)だが、街はカトリック派とプロテスタント派の争いが日増しに激しくなり、ジョンやチームにも不穏な空気が忍び始める。逆らうことのできない運命は、ジョンに人生を大きく変える選択をせまることになる。『オペラ座の怪人』『キャッツ』『エビータ』など数々の名作ミュージカルの作曲を手掛けたロンドン・ミュージカル界の巨匠、サー・アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『We will Rock You』を手掛けた人気作家ベン・エルトンによって誕生した大ヒットミュージカルで、北アイルランド紛争が激化の一途を辿っていた1981年、プロサッカー選手になるという夢を目前にハンガーストライキによって刑務所内で自殺したIRA戦士のドキュメンタリー番組に胸を打たれたベン・エルトンが、実話をもとに書き上げたという。2000年9月からロンドンのケンブリッジ劇場で上演されると約1年に渡りロングラン上演を達成。さらに、2001年にイギリス演劇界で最も権威があるとされるローレンス・オリヴィエ賞ミュージカル部門において優秀新作賞ほか、主演男優賞、主演女優賞、振付家賞の4部門にノミネートされ脚光を浴びた。今回の上演では、演劇ユニット「ミナモザ」主宰にして気鋭の劇作家・演出家の瀬戸山美咲を演出に迎え、ミュージカル初演出。さらに主演の小瀧も今作でついにミュージカルに初挑戦し、初舞台を踏んだ『MORSE-モールス-』(2015年)で上演台本を務めた瀬戸山と待望のタッグを組む。東京公演は日生劇場にて2023年1月7日~26日、大阪公演は梅田芸術劇場 メインホールにて2月4日~13日。○上演台本・演出:瀬戸山美咲 コメント小瀧さんとは、以前、上演台本をつとめた舞台『モールス』でご一緒しました。その後も舞台での活躍を観ていて、繊細で丁寧な芝居をする素晴らしい俳優さんだと思っています。ジョンは仲間思いでサッカーに情熱を捧げるまっすぐな若者。彼の変化を表現するのはなかなか難しいと思います。でも、小瀧さんはしっかり演じきれると信じています。出演者のみなさんと考えていきたいのはスポーツと紛争、友情と紛争、恋愛と紛争の違いについて。誰かを大切に思う気持ちや何かを愛する気持ちが、そうではないものを排除し始めるときから、人間の対立は始まってしまいます。どうしたらそれを回避して人間は”ビューティフル・ゲーム”を描いていけるか、考えて表現したいと思います。この作品にはサッカーの試合を表現するナンバーがあります。役者ひとりひとりの存在感と歌とダンスで、実際のサッカーの試合の興奮を凝縮して見せていきたいと思っています。○小瀧望 コメントミュージカル出演のオファーと聞いたとき、もう少し先のことかな? と思っていましたが、挑戦したいという思いが沸き起こってきましたし、うれしかったです。しっかり歌とダンスの稽古を積んで臨みたいと思っています。瀬戸山さんとはじめてご一緒したのは7年前(2015年)の舞台(『MORSE-モールス-』)の時です。瀬戸山さんは上演台本で参加されていました。瀬戸山さんもミュージカル初演出と伺いましたので、何か縁を感じます。僕は幼稚園から小学校6年生まで、サッカー一筋でした。その後事務所に所属する直前まで試合に出ていました。あれが運命の分かれ道だったと思います。僕が演じるジョンという男は、余計な計算やずるがしこさはなく、まっすぐな目が印象的。とにかくまっすぐ。賢くはないけど、自然と周りに人が集まってくるタイプの人間なんだと思います。初ミュージカル出演なので、未知のことばかりですし、不安もありますが、それ以上に楽しみですし、この壁と向き合って、乗り越えたいです。稽古、本番を含めて約3か月、この作品にどっぷりつかって、成長したいです。
2022年10月03日直木賞作家・朝井リョウの同名連作短編小説を主演・河合優実、共演に小野莉奈、小宮山莉渚、中井友望を迎えて映画化する『少女は卒業しない』から、ティザービジュアルと特報が解禁。さらに、追加キャスト陣も発表された。今回到着したティザービジュアルは、取り壊し直前の校舎の教室で、卒業を迎える少女4人が切なげに真っすぐな視線を投げかけて佇んでいる。「あの頃、ここが世界のすべてだった」という懐古するキャッチコピーとともにエモーショナルなビジュアルとなった。併せて解禁となった特報では、屋上で物憂げな表情を浮かべるまなみ(河合優実)と彼女の答辞の言葉から始まり、“最後の卒業式”を翌日に控える4人の少女たちが“学校”と“恋”にさよならをするさまが瑞々しく切り取られている。映像のラストでまなみがブレザーを握りしめて涙を流す姿は、高校を卒業することへの寂しさだけではないことが伝わり、彼女が背負う悲しみが気になるところ。高校生活の全てが凝縮されたシーンの数々と透明感ある河合さんのナレーションにより、青春時代の感情を湧き上がらせ心揺さぶる映像となった。特報映像には、少女たち4人以外の登場人物も。まなみ(河合優実)の彼氏・佐藤駿役には、『泣き虫しょったんの奇跡』で映画デビューして以来、映画やドラマで活躍する窪塚愛流。杏子(小宮山莉渚)が片思いする軽音部員の森崎剛士役には、『ムーンライト・シャドウ』で話題となり、俳優だけでなく歌手としても活動する佐藤緋美。バスケ部員で後藤(小野莉奈)の彼氏・寺田賢介役には、「オオカミくんには騙されない」で一躍注目を浴びて以降、舞台やドラマにも出演する宇佐卓真。そして、作田(中井友望)がひそかに恋焦がれる、図書室を管理する現代文の先生・坂口優斗役には、『佐々木、イン、マイマイン』『空白』『his』など数々の話題作に出演する藤原季節。次世代の日本映画界を担う逸材が集結し、映画史に残る“卒業”をスクリーンに焼き付ける。『少女は卒業しない』は2023年2月23日(木・祝)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:少女は卒業しない 2023年2月23日より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 朝井リョウ/集英社・2023 映画「少女は卒業しない」製作委員会
2022年09月14日10・11月に開催される望海風斗 20th Anniversaryドラマティックコンサート『Look at Me』のキービジュアルが公開された。公開されたビジュアルは、ニュートラルな望海風斗を赤、青、黄色のカラフルな望海が囲む賑やかな写真となっている。併せて、キャスト・スタッフなどの公演詳細も発表され、7月22日よりオフィシャルファンクラブ「nozomist」での最速先行抽選予約の受付も決定した。『Look at Me』は望海の宝塚歌劇団初舞台から20周年を記念したコンサート。宝塚歌劇団退団後も『INTO THE WOODS』『next to normal』『ガイズ&ドールズ』に出演し、圧倒的な歌唱力と豊かな演技力で観客を魅了してきた望海が、竹村武司、ウォーリー木下、武部聡志と初タッグを組みミュージカルとコンサートを融合させたスペシャルなショーをお届けする。舞台となるのは、視聴率の低迷により打ち切りが決定した音楽番組の収録スタジオ。演出を務めたひかり(望海)は最終回の収録が終わったスタジオで、片づけられていくステージセットを一人寂しく眺めていた。そんなひかりに、新人ADからある提案が……。<公演情報>望海風斗 20th Anniversaryドラマティックコンサート『Look at Me』【東京】2022年10月20日(木)〜27日(木) 東京国際フォーラムホールC【名古屋】2022年11月3日(木・祝)〜6日(日) ウインクあいち【大阪】2022年11月10日(木)〜13日(日) 梅田芸術劇場 メインホール【福岡】2022年11月23日(水・祝)〜24日(木) キャナルシティ劇場構成:竹村武司演出:ウォーリー木下音楽監督:武部聡志【出演】望海風斗石川新太 / 伊藤わこ / 榎本成志 / 高倉理子 / 隼海 惺 / 松島 蘭 / りんたろう / 渡辺崇人 ※50音順【スタッフ】美術:中根聡子照明デザイナー:加藤 学照明:PRG音響:安藤拓也映像:大鹿奈穂衣装:伊藤佐智子振付:AOI MATSUO / KAORIalive / シス×ブロ ※50音順美術助手:山田 翠舞台監督:小林広道公式サイト:
2022年07月16日中井貴一主演、実話をベースにした、笑って泣けて、そして日本史の常識をもひっくり返す〈歴史発見〉エンタテインメント映画『大河への道』のBlu-ray&DVDの発売が、10月5日(水)に決定した。世界を驚かせた[初の日本地図]完成から200年。その裏に隠され続けた秘密が、遂に明かされる。とある“大河ドラマ”の開発チームが発見してしまった、驚きの秘密。日本地図を完成させたのは、あの伊能忠敬ではなかった?原作は“究極の話芸”と評される落語家・立川志の輔による新作落語。名もなき人々が歴史を変えた感動の実話に、「笑って泣けて、感動した」「ラストシーンは鳥肌」などの声が届いた。主演は幅広いジャンルにおいて一線で活躍し続ける国民的俳優、中井貴一。時代劇への熱い想いから、なんとしても新作落語「大河への道」を映画化したい!と、立川志の輔に映画化を直談判し、本作の企画も務めた。脇を固めるのは、軽妙かつ喜怒哀楽豊かな演技で観客を魅了する松山ケンイチ、凛とした着物姿で圧倒的な存在感をみせた北川景子。そのほか、岸井ゆきの、和田正人、西村まさ彦、平田満、そして原作者の立川志の輔、さらに草刈正雄、橋爪功と、個性豊かな実力派キャストが揃った。キャストが一人二役で、「令和の現代劇」と「江戸の時代劇」の二つの世界の登場人物を演じたことも、大きな話題を呼んだ。まったく別人のキャラクターでありながら、共通する性格にも注目してみてほしい。このたび発売される特別版Blu-rayには、中井、松山、北川らキャスト、志の輔や監督による本作への想いや見どころを語ったインタビューを収録。イベント映像集からも、それぞれが作品にかけた想いを知ることができる。メイキングでは、コロナ禍で奮闘しながらも、和気あいあいとした撮影シーンを公開。感動のラストシーンの制作過程も見逃せない。さらに発売決定を記念して、中井・松山・北川より動画コメントも到着した。中井は「ぜひ、ブルーレイとDVDで、ご自宅で何度でもお楽しみください!」と、熱く呼び掛けている。『大河への道』10月5日(水) Blu-ray&DVD発売特別版Blu-ray(数量限定生産):6,380円(税込)●映像特典・メイキング・イベント映像集完成披露試写会先行プレミア上映イベント初日舞台挨拶・予告通常版DVD:4,180円(税込)●映像特典予告Blu-ray&DVD特設ページ: 映画公式HP:
2022年07月15日デイリー使いにぴったりのニューアイテムがたくさん登場。アスリートの長﨑望未さんが新商品をお試し!アスリート・長﨑望未さんが新商品をお試し!1、AdrySモイストクレンジングクリーム乾燥肌への負担を抑えたふかふかテクスチャー。弾力のある独特な質感で、肌を摩擦からガード。シュガースクワランやシアバターなど、保湿成分たっぷり。「クリームは洗浄力が弱い印象だったけど、このアイテムは、アイメイクもしっかりオフできる。乳液のようなテクスチャーで、保湿感もバッチリ」。モイストクレンジングクリーム 120g¥2,750(TAISHO BEAUTY ONLINE TEL:0120・160・901)2、SNIDELシルキー タッチ アイズ EX02夏の気分を盛り上げるブラウン×オレンジの限定色。太陽の熱気が残る、夏の夕暮れ時をイメージ。ほんのり焼けた肌にマッチする。「優しい印象に仕上がる暖色系。左のシアーブラウンをぼかすだけで、ぱっちりした眼差しに。キラキラした輝きで表情がパッと明るくなるので、気分を上げたいときにぴったり」。シルキー タッチ アイズ EX02¥2,970 限定発売(スナイデル ビューティ TEL:03・3261・9968)3、JILLSTUARTブリリアントジュエル シアー オードトワレ庭に咲き乱れる花々がみずみずしく光り輝く様を表現。フレッシュフルーティフローラルブーケの香り。「箱を開けたとき、“可愛い~!”と声を上げてしまったお洒落な見た目。インテリア小物っぽく部屋に飾っておくだけで幸せ。香りは優しくふんわりした感じ。耳元につけても邪魔になりません」。ブリリアントジュエル シアー オードトワレ 30ml¥6,380(ジルスチュアートビューティ TEL:0120・878・652)4、Primavistaさらさらロングキープパウダーマスク着用時のベースメイクを一日中キレイにキープする。テカリや化粧崩れ、マスクへの色移りを防ぐルースタイプのフェイスパウダー。「マスクをすると血色が悪くなり肌がくすみがちでしたが、マスクを取っても明るく血色感をキープできていたのでびっくり。パウダーがしっとり肌に密着して、ベタつきを防ぎます」。さらさらロングキープパウダー¥2,420*編集部調べ 7月9日発売(花王 TEL:0120・165・691)ながさき・のぞみアスリート。ソフトボール元日本代表。ファッションブランド『nopon』をプロデュース。「紫外線が強くなってきたので、肌の透明感を保つために色々な日焼け止めを試しています」※『anan』2022年7月13日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・風間裕美子
2022年07月09日2022年6月20日放送のバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、本田真凛さん、望結さん、紗来さんが出演。『本田三姉妹』と呼ばれ、そろってテレビ番組に出演する機会も多い3人ですが、番組中、長女と長男の存在について言及し、視聴者の反響を呼んでいます。番組中、出演者たちに『本田姉妹メモ』と題して手紙を渡した3姉妹。そこには、家族構成についてつづられていました。よく三姉妹でくくられますが、実は5兄弟です。しゃべくり007ーより引用番組MCを務めるお笑いコンビ『くりぃむしちゅー』の上田晋也さんから、兄弟構成について問われた望結さんは、一番上に長女、その下に長男がいることを明かしました。なお、本田三姉妹のYouTubeチャンネル『本田姉妹やで』では、長男の本田太一さんが出演している動画も公開されています。以前から、本田三姉妹の上に長女と長男もいることは語られていましたが、広くは周知されていなかったようで、放送後には「知らなかった」というコメントも寄せられました。・さらに2人いるとは、知らなかった。・きっとお兄ちゃん、お姉ちゃんも美形なんだろうな。・さらに長女がいるということは、実際は『本田四姉妹』ということか。中には、「5人そろってテレビ出演するところが見たい」なんてコメントも。YouTube以外でも、本田三姉妹あらため、本田五兄弟の活躍を見たくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2022年06月21日映画『大河への道』(5月20日公開)の公開初日舞台挨拶が20日に都内で行われ、中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきの、和田正人、田中美央、中西健二監督が登場した。同作は立川志の輔の新作落語『伊能忠敬物語―大河への道―』の映画化作。観光促進として伊能忠敬を主人公とした大河ドラマの開発プロジェクトを立ち上げた千葉県香取市役所のメンバーが、1821年に史上初の日本地図を完成させたのは伊能忠敬ではなかったという驚くべき新事実を発見してしまう。一方200年前の江戸時代では、忠敬の志を継いで地図を完成させるために、涙なしには語れない弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出していた。プロデューサーとしても同作に関わっている中井は「昨日はちょっと緊張もしました。今日こうやって皆さんのお顔をここで拝見することができて、今はホッとしております」としみじみ。松山も「今回貴一さんが企画された作品ですけれども、貴一さんの人柄がよく出ているような、優しい映画になってます」と太鼓判を押す。中井はさらに観客に「僕たちにとってこうやってお客様がこの映画館に足を運んでくださることが何よりの喜びであり、この仕事をやっててよかったなあと思える瞬間でもあります。いろんな状況がありましたけれど、本当にすべての映画館の皆さんや劇場の皆さんは、皆様がこちらにお越しいただいても絶対に安全にお帰りいただけるような工夫をし、苦労しておりますので、どうぞこの先も……いや、この映画を何回も見ろって言ってるわけじゃないんですけど、この先もいろんな映画をご覧になることを怖がらずに、映画館や劇場に足を運んでいただけたら嬉しいなあという風に思います」と語りかけた。最後にはヒットを願って鏡開きを行ったが、写真を撮っている途中で誰かが蓋を叩いてしまい、割れてしまうというハプニングも。スタッフがやってきて直す姿について、和田が「撮らないで!」と叫び、会場の笑いを誘っていた。
2022年05月20日『大河への道』は、立川志の輔の落語に感動した中井貴一が自ら映画化を企画し、主演した意欲作。日本地図を作った男、伊能忠敬をモチーフとした物語には、志の輔ならではの発想があり、それが見事に映画に結実している。ふたりに聞いた。――今回、中井さんは志の輔師匠の落語を映画にするために尽力されました。映画にしたら面白いと思われた点はどこでしたか。中井この数年、時代劇は作られていますが、圧倒的に本数が少なくなりました。コロナ禍でエンタテインメントに廻るお金もどんどん少なくなっています。そんな中で時代劇を遺すのは至難の業。現代と時代ものが重なるものはタイムスリップものが多いと思いますが、師匠の落語を拝聴したら、タイムスリップを使わず、過去と現代を重ね合わせて描くことができる。こういう形でも時代劇は遺していけるのではないか、と思いました。また、僕が喜劇の台本をいただいたときにまず探すのが、悲劇性。どこに悲劇性があるかによって喜劇として成立する。悲劇の台本をいただいたときには、どこに喜劇性があるか。その落差を作っていくことによって、悲劇はより悲劇に、喜劇はより喜劇になる。今回で言えば、現代劇はコメディとして、時代劇はシリアスとして作ることができる。そこが強く惹かれたところです。中井貴一――師匠の落語はこれまでも映画化されていますね。師匠の落語は映画と相性がいいと今回も思いました。志の輔伊能忠敬という人の存在に感動して書き始めましたが、結局、伊能忠敬を登場させることはできませんでした。なぜかと言えば、伊能忠敬が自分のことを“私”と言っているか、“わし”と言っているか、“俺”と言っているか、一人称でなんと言っていたか、言葉が浮かばないんですよ。伊能忠敬の最初の台詞が書けない。それで作っては壊し、作っては壊しをしているうちに、伊能忠敬を大河ドラマにしたかったけど結局できなかった人たちの熱い想いだけが残る、でもその想いは間違ってはいない、物語になんかできないくらいに凄い人なんだというところに着地しました。73歳までに4万キロ、地球1周分歩いた人ですよ。人間だったかどうかも分からない。いまだに(存在自体)嘘なんじゃないかと思うくらい不思議な感覚がある。「伊能忠敬は凄いな」と、中井さんをはじめとする映画の人たちにも思ってもらえたのかなと。落語のいい加減なところも含めてなんとか映画にしようと思ってくださったのは、僕の根底にある「伊能は凄い」があったからなのだと思います。立川志の輔――主語が浮かばなかった、というのは重要ですね。志の輔偉業を成した人は講談と相性がいいんですよ。落語は“凄い人”とは合わない(笑)。凄い夢を持った人を支えた人たちなら落語になるなと。偉業は偉い人ひとりでやったんじゃなくて、いろんな人が助けた結果なんだと。――“落語は江戸の風を感じること”という言葉があります。この映画を観ていると、かつて人が生きていた時代の風を感じますし、その時代の生命を感じます。志の輔なんでみなさん落語を安心して聴いてくれるのか。落語は必ず目の前の人間と話をしているんですね。必ず相手とちゃんと話をしている。顔を見て、目を見て。馬鹿なことも。自分が言うつもりじゃなかったことも。なにもかも全部。江戸時代では目の前にいる人間としか話はできないんです。長屋であろうが、江戸城であろうが。今はネットなどで、目の前にいない人間とコミュニケートできる時代でしょう?時代劇も目の前にいる人としか話をしていない。(師匠の立川)談志は「(落語には)江戸の風が吹いてないといけない」と言った。つまり相手の気持ち、了見を分かりながら話をしていく。己をさらけ出して話をしていく。その江戸っ子の潔さが気持ち良く、お客の腹におさまるような落語じゃないといけないと師匠には言われました。この映画も物語が江戸時代になると、なぜか落ち着く。特別、映像が変わっているわけではないのに安心する。パソコンやスマホや電話だけの新作落語にもチャレンジしましたが、なかなか上手くいかなかった。人の目を見て、顔色も見て、気持ちも慮って。特に日本人はそういう生き物だと思います。――確かに、落語も時代劇も、コミュニケーションが至近距離なのだと思います。中井さん扮する主人公は、役所内の部下である松山ケンイチさんや北川景子さんを相手になんとか至近距離のコミュニケーションを取ろうとしてますよね。なるべく“圧”にならない形で。中井ここ数年、パワハラやモラハラの問題がありますよね。特にこれは市役所が舞台。そこはいろいろ考えました。10年前ならありえたコミュニケーションも、今はありえない。スキンシップによって、互いの距離が近づいたりするわけですが、それは描写しづらい時代。表現の幅がどんどん狭くなっている。そんな中で現代劇における上司と部下の関係性を出すことの難しさを感じました。それだけに、僕自身も時代劇はどこか安心していたかもしれませんね。取材・文:相田冬二撮影:川野結李歌ヘアメイク:藤井俊二(中井)、池田真希(立川)『大河への道』5月20日(金)より公開
2022年05月19日5月20日(金)に公開される映画『大河への道』から、特別版予告映像が公開された。この予告映像には、本作で企画も務めた主演・中井貴一の熱いメッセージも収録されている。原作は立川志の輔の新作落語『大河への道―伊能忠敬物語―』。その画期的な“伊能忠敬が出てこない伊能忠敬物語”は、2011年の初演以来、「落語を超えた究極の話芸」と評され再演を繰り返している。中井がこの落語を観劇し、感動のあまり自ら立川志の輔に映画化の直談判をしたことが、本作の始まりとなった。千葉県香取市では地元を盛り上げるために、郷土の偉人「伊能忠敬」を主役にした大河ドラマの開発が進むが、驚くべき新事実が発見される。それは1821年に史上初の日本地図を完成させたのは彼ではなかった、ということだ。では一体、初の日本地図は誰が、どのように作ったのか。そこには歴史に埋もれた、涙なしには語れない秘密の物語が隠されていた。前途多難な大河ドラマ実現を描く現代の喜劇と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代ミステリーの2つのドラマが描かれる本作は、主演の中井のほか、共演の松山ケンイチ、北川景子、橋爪功といった日本映画界のトップランナーである俳優陣が一人二役で出演している。このたび、公開された特別版予告映像には、ついに完成した日本地図の壮大な姿が映し出されている。さらに、中井が思いの丈を語っている様子も。「エンターテイメントの世界はずいぶん苦しめられたが、そんな中救いとなったのもエンターテイメントだったように思う」とコロナ禍を振り返る中井だが、「でもそれを支えてくださったのは、お客様しかいません!」と映画館へ足を運んでくれた全ての観客に感謝の気持ちを伝える。そして、「(コロナ禍でも劇場で)笑ったり泣いたりしてくれる観客の勇気が映画・演劇産業が続いていく力になります」と語り、「映画館にくることを恐れないで足を向けていただきたい」と、本作だけではなく、エンターテイメントへの並々ならぬ想いを熱く語っている。『大河への道』5月20日(金)公開
2022年05月16日アクティブな春の気持ちを盛り上げてくれるコスメを厳選。自分が心地よくいられる肌とメイクを叶えてくれるラインナップでお届け。アスリートの長﨑望未さんが新商品をお試し!アスリートの長﨑望未さんが新商品をお試し!1、Hada Labo肌ラボ 極潤 ヒアルロン泡洗顔こだわりのヒアルロン酸配合泡洗顔。洗い流し後のうるもち肌にうっとり。厳選された3種のヒアルロン酸を配合した濃密な泡が肌の潤いを守りながらメイクや顔に付着した汚れをスッキリオフ。「洗い流しただけなのに化粧水をつけた後みたいにしっとり。ワンプッシュで濃密な泡が出て摩擦レスで洗えるところも便利で、もう手放せない」。肌ラボ 極潤 ヒアルロン泡洗顔 160ml¥495(ロート製薬 TEL:06・6758・1272)2、JILL STUART Beautyブルームドロップリップ&チーク シフォン(上から102 限定、04)どこまでもみずみずしくて美発色なソフトマットなリップ&チークに恋。肌や唇になめらかにフィットして内側から上気したような優しい血色感をもたらしてくれる。「マスクを長時間つけて外出してもくずれ知らず。102のラベンダーはデートに、04のピーチコーラルはデイリーにピッタリ」。ブルームドロップリップ&チーク シフォン(上から102 限定、04)各¥3,300(ジルスチュアートビューティ TEL:0120・878・652)3、athletiaリフレッシングデオドラントミスト汗ばむ季節を爽やかで快適に彩るハイスペックな薬用デオドラント。汗そのものではなく汗の中の菌にアタックすることでニオイを抑えてくれる、制汗剤フリーの処方が画期的。「天然植物精油をブレンドした爽快で涼しげな香りで気分もリフレッシュ。1本あるとスポーツシーンはもちろん、日常的にも安心」。リフレッシングデオドラントミスト[医薬部外品]100ml¥3,850 4/8発売(アスレティア TEL:0120・220・415)4、THE MYTOLザ マイトル エッセンス肌に潜在する美しさを引き出して輝くようなハリ肌に導く先行美容液。シワ改善成分“ナイアシンアミド”をはじめ、大人の肌にうれしいリュクスな美容成分を配合。「洗顔後のまっさらな肌になじませるだけで肌がハリと潤いで満ちるのを実感。軽やかなテクスチャーとフローラルの香りが心まで潤してくれる名品」。ザ マイトル エッセンス[医薬部外品]30ml¥11,000(TAISHO BEAUTY TEL:0120・160・901)長﨑望未さんアスリート。月に1回、フォトフェイシャルで肌をトーンアップ中。ユニセックスで可愛いアパレルブランド『nopon』のプロデューサーとしても活躍。※『anan』2022年4月13日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・石橋里奈
2022年04月13日三島由紀夫がその死の約2年前に、ヒトラーによるナチス党内の粛清事件を題材に執筆した戯曲「わが友ヒットラー」が演劇ユニット「CEDAR」(演出:松森望宏)によって上演される。初日に向け稽古が進む中で谷佳樹、君沢ユウキ、桧山征翔、森田順平が本作への思いを語った。本作のオファーを「とんでもないものが我が身に降り注いできた感覚」と語る谷。膨大なセリフを通じ、ヒットラーの葛藤や権力者としての欺瞞を体現するという難役を任されたが、稽古が始まって「ひとりで考えても意味がないって気づきました。みんなで挑んでいるという感覚が強いですし、いまは玩具を手にした子どものような気持ちでワクワクしています」と語り「演劇の面白さが直球で届く、『すごいものを観た』と肌で感じてもらえる作品になると思う」と自信を口にする。ヒトラーによる粛清の対象となる突撃隊幕僚長レームとナチス党内左派のシュトラッサーを演じる君沢と桧山。彼らが第二幕で繰り広げる1対1での激論は本作の大きな見どころ。君沢は「相手の目を見てセッションの中で生まれるものを感じています。ヒットラーへの友情が日に日に強くなっているし、それが強ければ強いほどヒットラーの決断の大きな負荷になり、この作品の醍醐味になるんじゃないかと思います。守るものがある者同士のすれ違いを届けたいです」と言葉に力を込める。桧山は第二幕でのレームとの対決を「怒涛の40分」と呼ぶ。「シュトラッサーは頭の回転が速く、言葉も巧みな男ですが、そこが一番難しいところでもある。他人を説得するには必死さだけでもダメだし、上から言えば心が離れていくけど、下手に出過ぎてもうまくいかない。あの手この手でレームの気持ちを惹きつけ続けるのがこんなに難しいのか! と感じながらやっています」と苦笑を浮かべつつ、セッションを楽しみにしている様子。森田は三島が割腹自殺を遂げた三島事件当時は高校生。「担任が突然『三島が死んだ』と言って授業が中止になったのを覚えています」とふり返る。大学時代にこの戯曲と出会い「クルップを演じたいと思った」と明かす。「なぜクルップなのか? 当時はクルップがこの3人を動かしている役だと思ったからなんですが、いま稽古をする中で常に新たな発見があって『もしかするとクルップも動かされているんじゃないか?』という思いに行き着いています。日々、全く違うものが見えてきて、まだ先があることにワクワクしています」と笑みを浮かべる。男たちがただひたすら言葉をぶつけ合う。その極上のやりとりを堪能してほしい。
2022年03月15日中井貴一、松山ケンイチ、北川景子ら豪華共演の『大河への道』より、玉置浩二書き下ろし主題歌入り本予告と本ポスターが解禁された。本作は、市役所に勤める池本保治(中井貴一)が伊能忠敬を主人公とする大河ドラマを実現させようとするも、意外な史実が明らかになるという〈歴史発見〉エンターテインメント。大河ドラマ実現を描く現代パートと、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代劇パートの2つのドラマで構成され、主要キャストはそれぞれの時代のキャラクターを一人二役で演じている。今回解禁となった本予告映像は、舞台を令和から江戸へと移し、亡くなった伊能忠敬を囲む測量隊(和田正人、田中美央、溝口琢矢、平田満)たちを前に天文学者・高橋景保(中井貴一)の「今しばらく伊能先生には、生きていていただきましょうか」という一言から、驚愕の隠密作戦が実行されていく様子が描かれている。測量隊の面々、高橋の助手・又吉(松山ケンイチ)、下女のトヨ(岸井ゆきの)、伊能のかつての妻・エイ(北川景子)らは亡くなってしまった伊能の志を引き継ぎ、地図の完成に向けて尽力する。【初の日本地図完成の裏側】では一体何が起きていたのか?そして、映像の最後に映された景保の涙の理由とは…。初の日本地図完成への壮大なドラマを感じさせる予告映像となっている。本予告で解禁となった書き下ろし主題歌「星路」(みち)を手掛けた玉置浩二は「コメント等はあまり得意ではないので、 上手く言えませんが、微力ながら、僕の歌が映画『大河への道』を少しでも照らすことが出来たなら、嬉しく思います。映画の御成功、心からお祈りしています」と語っている。「星路」(みち)は日本地図の完成目前で亡くなった伊能忠敬の志を引き継いだ者たちの物語に寄り添い、明るく照らし出すような楽曲となっている。また、今回の本予告映像解禁と併せて解禁となった本ポスタービジュアルでは、伊能忠敬の志を継いだ面々が唇に指を当て何かを隠すしぐさをしながら、大河ドラマ開発プロジェクト成功に向け奔走する池本の周りを取り囲んでいる。伊能忠敬が完成させたと思われている初の日本地図の裏側に隠された驚くべき秘密とは?物語の全貌が気になるデザインとなっている。『大河への道』は5月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大河への道 2022年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2022年03月11日NGT48の中井りかが、プロデュースするアパレルブランド『Recandy(リーキャンディ)』のアイテムが31日(12:00~)から発売される。同ブランドは、昨年2月に中井が自腹の100万円で立ち上げたソロプロジェクト。「富山から上京してきた当時の自分のように、東京のかわいいお洋服屋さんに行けない人たちにも、アイドルの子たちが着ているようなかわいい洋服を届けたい」という思いで、知識やデザイン技術、お金や人に至るまですべてゼロの状態からスタートして1年をかけ、満を持して発売されることとなった。ブランド名の『Recandy』は、女の子の気分を上げる魔法のアイテム”キャンディ”のように、「身にまとった女の子のかわいさを引き出す、そんなブランドにしたい」という思いで命名。アイドルとしてだけではない“一人の女子としての中井りか”が凝縮された、唯一無二の世界観が広がる。本人コメントは以下の通り。■NGT48中井りかコメント今回初めて自分の頭の中にあるものが形になるので、とても変な感じがしています。時間はかかってしまったけどその分良いものが作れたので、ファンの方々やお洋服が好きな女の子、もちろん男性の方にも、まずは私がちゃんとデザインしたものを見てなにか感じて頂けたらと思います。着る人やシチュエーションをたくさん考えながら幸せな気持ちで作ってきました! 好きなことをしている幸せを、今回買ってくださる方にお裾分けする気持ちで届けたいと思います。“女の子はだれでもお姫様になれる”っていうわたしの理想をたくさん詰め込んだお洋服たちです! 好きな時に好きな服を着て好きな人に会って好きな場所にいく、人それぞれの人生の1ページにわたしの作ったお洋服が登場したら嬉しいです!
2022年01月24日女優でフィギュアスケーターの本田望結が、昨年12月9日に東京・明治記念館で行われた、オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」に出席。歌手デビューを果たすなど新たな挑戦もあった2021年を振り返った。――恒例の晴れ着撮影会の日を迎えました。昨年から妹の紗来さんも一緒に参加するようになりましたね。お姉ちゃんとして、いつもよりグッと背筋が伸びるというか、カッコよくいなきゃいけないと思っていたのですが、妹が「お姉ちゃんがいると、心強い」と取材などで話してくれていたので、すごく嬉しかったです。こうして(お仕事でも)一緒にいられることは幸せだなって感じます。――お互いに学業やお仕事が忙しいと会えない日もありますよね。そうですね。最近なかなか帰れていなかったので、昨日久しぶりに会って、最初はちょっと敬語になっちゃいました(笑)、でも、ものの数分で元に戻れたので良かったです。――今日まで敬語を引きずっていたら、周りも心配したかもしれませんね(笑)。「どうしたの……?」ってなりますよね(笑)。――2021年も色々な活動をされましたが、振り返っていかがですか?ターニングポイントとなるような1年でした。高校サッカー応援マネージャーから始まり、歌を出させていただいたり、映画やドラマだったり作品も撮影できました。そしてスケートでは、インターハイ出場も決まり、1月に本戦があります。2022年にまたここで振り返った時に「最高の1年でした」と言い切れるよう、一つひとつ丁寧に向き合っていきたいです。――今年7月に放送された『関西コント保安協会』(ABCテレビ)では、コントにも挑戦されました。すごく楽しかったです! コントもセリフがしっかりと決まっているのですが、芸人さんはアドリブも入れるのかなと思って、あまりセリフをガチッと入れずに挑戦したのが良かったのかなと。家族や友人からも連絡が来ました。恥ずかしかったんですけど、関西人はやっぱりお笑いが好きなんだなと思いました(笑)。――ちなみに、今注目している芸人さんはいらっしゃいますか?小籔(千豊)さんがめっちゃ好きです!――小籔さんですか! 小籔さんとは『こやぶるSPORTS』(関西テレビ)でも共演されていますよね。最初は正直、ちょっと怖いイメージがあって、番組が始まる時も“大丈夫かな……”と不安だったんです。でも、初回の収録の時に小籔さんが現場に入られるのをお待ちしてたら、「望結ちゃん久しぶり! 待ってくれてなくても良かったのに!」と言ってくださった時の笑顔で、“あっ、最高”と思いました(笑)。――笑顔にやられましたか(笑)。はい(笑)。小籔さんは私にとって師匠のような存在です。――では最後に、2022年の抱負を教えていただけますか?来年は高校3年生で18歳になるので、人生の方向性を固める1年にしたいなと思います。■プロフィール本田望結2004年6月1日、京都府生まれ。2008年、4歳のときCMで芸能界デビュー。11年に日本テレビ系ドラマ『家政婦のミタ』への出演で人気を獲得する。女優、タレントとして活動しながら、現役のフィギュアスケーターとしても活躍を続けている。女優としての主な出演作にテレビドラマ&劇場版『コドモ警察』、テレビ朝日系ドラマ『探偵少女アリサの事件簿』、映画『ポプラの秋』など。2021年には「サクラクライ」で歌手デビューを果たした。
2022年01月03日俳優の中井貴一が主演を務める映画『大河への道』(2022年5月20日)の特報映像が20日、公開された。同作は立川志の輔の創作落語『伊能忠敬物語―大河への道―』の映画化作。観光促進として伊能忠敬を主人公とした大河ドラマの開発プロジェクトを立ち上げた千葉県香取市役所のメンバーが、1821年に史上初の日本地図を作ったのは、あの伊能忠敬ではなかったという驚くべき新事実を発見してしまう。一方200年前の江戸時代では、忠敬の志を継いで地図を完成させるために、涙なしには語れない弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出していた。特報映像では、江戸時代の秘密を知った市役所のメンバーたちと、伊能忠敬の弟子たちのコミカルな姿が収められた。千葉県香取市では、総務課主任・池本(中井貴一)が、ひょんなことから観光課の課長・小林(北川景子)によって大河ドラマ開発担当に任命される。池本はお調子者の部下・木下(松山ケンイチ)と共に、今は引退したという噂の大物脚本家・加藤(橋爪功)をなんとか口説いて脚本の執筆を依頼するが、日本地図を完成させたのは、伊能忠敬ではないという発見を伝えられる。舞台は200年前に飛び、江戸下町の伊能忠敬邸では、天文学者の高橋景保(中井)と助手の又吉(松山)、日本地図完成を目指す忠敬の測量隊(和田正人、田中美央、溝口琢矢、平田満)、下女のトヨ(岸井ゆきの)、そして伊能のかつての妻・エイ(北川)によって、驚くべき隠密作戦が決行されようとしていた。200年前の江戸時代に何が起こるのか、タイトル『大河への道』と共に現れる、大人数がひれ伏す大広間のシーンが意味するものなど、気になる特報映像となっている。中井と松山は2012年に放送された大河ドラマ『平清盛』(松山が主人公である平清盛、中井が清盛の父である平忠盛を演じた)以来の共演となる。映画『大河への道』では市役所総務課の上司と部下の関係で、松山は中井との共演について「投げた球を全部キャッチしてくださる方で、ものすごく信頼をしています。緊張しないで、自分の地続きで、地に足がついたままで演技ができるのは中井貴一さんしかいないです」と信頼を語っている。(C)2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2021年12月20日中井貴一、松山ケンイチ、北川景子が、一人二役を演じる、歴史発見エンタテインメント映画『大河への道』。この度、本作の特報映像が初お披露目となった。立川志の輔の創作落語を映画化した本作。市役所職員たちと大物脚本家が「伊能忠敬の大河ドラマ」実現を目指して四苦八苦する様をコミカルに観せる〈令和の現代劇〉、伊能忠敬の日本地図完成に隠された驚くべき感動秘話を描く〈江戸の時代劇〉と、2つの時代を映し出す。今回到着した特報映像では、市役所の観光事業として、初めて日本地図を作った郷土の偉人・伊能忠敬を描く大河ドラマの開発プロジェクトが立ち上がるも、日本地図を完成させたのは、伊能忠敬ではないということが明らかになる。そして、舞台は200年前へ。伊能忠敬邸では、天文学者の高橋景保(中井さん)と助手の又吉(松山さん)、日本地図完成を目指す忠敬の測量隊(和田正人、田中美央、溝口琢矢、平田満)、下女のトヨ(岸井ゆきの)、そして伊能のかつての妻・エイ(北川さん)によって、驚くべき隠密作戦が決行されようとしていた…。中井さんと松山さんは、大河ドラマ「平清盛」以来の共演となった今回。本作では、市役所総務課の上司と部下を演じている。松山さんは、中井さんとの共演について「投げた球を全部キャッチしてくださる方で、ものすごく信頼をしています。緊張しないで、自分の地続きで、地に足がついたままで演技ができるのは中井貴一さんしかいないです」と語っており、2人の演技の掛け合いを存分に楽しめる本作の一部分が、今回の映像ラストで垣間見ることができる。『大河への道』特報映像『大河への道』は2022年5月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:大河への道 2022年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2021年12月20日リーガロイヤルホテル(大阪)から、イラストレーター・湯浅望とコラボレーションしたチョコレート「アート ショコラ ギャラリー(Art Chocolate Gallery)」が登場。テイクアウトショップ「グルメブティック メリッサ」ほかにて2022年1月4日(火)から3月31日(木)まで発売する。リーガロイヤルホテル(大阪)×イラストレーター・湯浅望湯浅望は、可愛らしく鮮やかな表現で人気を博すイラストレーター。リーガロイヤルホテル(大阪)と初のコラボレーションとなる今回は、1粒ごとにテーマが異なる9種類のチョコレートを詰め合わせた「アート ショコラ ギャラリー」を展開する。“家具”や“ステンドグラス”を描いたチョコレートチョコレートには、ホテル館内のメインラウンジや緞通など長く愛され続けているデザインをファッショナブルなイラストで表現。たとえば、カプチーノ風味のチョコレートには、“アンティーク”をテーマにレトロな家具をデザイン。“エレガンス”がテーマのフランボワーズフレーバーには、大聖堂「ザ・クリスタルチャペル」のステンドグラスを表現した。その他、シャンデリアを描いたアーモンド風味や、ベルボーイが主役のジャンドゥーヤ、ホテルの庭園で可愛がられていた“あらいぐま”がモチーフのキャラメルフレーバーなどが揃う。見た目も味わいも楽しいチョコレートのアソートボックスは、バレンタインやホワイトデーギフトにはもちろん、自分へのご褒美にもおすすめだ。【詳細】リーガロイヤルホテル(大阪)×湯浅望販売期間:2022年1月4日(火)~3月31日(木)販売店舗:リーガロイヤルホテル(大阪)「グルメブティック メリッサ」、リーガロイヤルホテル オンラインショップ住所:大阪府大阪市北区中之島5-3-68TEL:06-6448-2412(直通)営業時間:10:00~19:00商品:「アート ショコラ ギャラリー」 2,160円内容:Relaxation(バニラ風味)、Elegance(フランボワーズ風味)、Antique(カプチーノ風味)、Hospitality(ジャンドゥーヤ)、Classic(アーモンド風味)、Symbol(ピスタチオ風味)、Luxury(紅茶風味)、Cutie(キャラメル風味)、Specialty(シャンパン風味)※写真はすべてイメージ。※商品は予告なく販売を終了することがある。※販売期間・営業時間は状況により変更する場合がある。【問い合わせ先】株式会社ロイヤルホテル ホテル製品事業部TEL:06-6448-3907営業時間:10:00~16:00(土・日・祝日を除く)
2021年12月13日アスリートの長﨑望未さんと一緒に、新作コスメ情報をお届け!アスリートの長﨑望未さんが新商品をお試し!1、amritaraフレッシュな植物の恵みを閉じ込めたカプセルタイプのエイジングケア。ハトムギ種子エキスやローズヒップ油など天然由来の成分を贅沢に配合したオイル美容液。ブースターやパックとしても使える。「夜のお手入れで肌になじませたら朝までうるおいが続いて感動。華やかなフローラルの香りにも癒されます」アムリターラ ビューティエイジ ブルーミングエッセンス 24粒¥4,950(アムリターラ TEL:0120・980・092)2、PAUL & JOEサンタ帽をかぶった猫ちゃんにキュン。うるおいリッチで美発色な神リップ。「トリートメントは唇をうるうるにしながらほんのりオレンジに染めてくれるのでふらっとお出かけするときにピッタリ。リミテッドはテクニックいらずで顔つきを華やかにしてくれる愛らしいピンキッシュレッド」右から、リップスティック トリートメント 001、同 リミテッド 010 各¥2,750 共に限定発売(ポール & ジョー ボーテ TEL:0120・766・996)3、AYURAほっと安らぐハーブの香りに抱かれて極上のボディトリートメントを満喫。軽やかなミルクベースに3種類の植物性オイルをブレンド。「肌の上でスーッとのびてあっという間に肌がもちもちに。お手入れしている間、ローズマリーやカモミールなどハーブの香りに包まれるのも幸せを感じます。プッシュ式のボトルも手軽に使えて便利」アユーラ メディテーションボディミルク 200ml¥3,850(アユーラ TEL:0120・090・030)4、KANEBOビジューをあしらったとっておきのケースにセットされた極上のパウダー。上質なベールをまとったようなキメ細やかな肌へと誘って、明るさや透明感をアップ。「ベースメイクの仕上げになじませるだけで肌がサラサラに。マスクをしていてもテカリ知らずの美肌をキープしてくれる」カネボウ ミラノコレクション フェースアップパウダー2022¥9,900*編集部調べ 数量限定発売(カネボウ化粧品 TEL:0120・518・520)長﨑望未元ソフトボール日本代表。外野手としての実力とともにビジュアルやファッションセンスにも注目が集まる。素顔がのぞけるYouTubeチャンネル「のんストップ」好評更新中。※『anan』2021年12月8日号より。写真・田村昌裕スタイリスト・荻野玲子取材、文・石橋里奈
2021年12月03日“殺さず、犯さず、貧しきものからは奪わず”のおきてを守り、悪どい大金持ちから、鮮やかな手口で大金を奪う希代の大盗賊――。中井貴一(60)主演の人気時代劇『雲霧仁左衛門』シリーズ(NHK BSプレミアム)は、“時代劇離れ”が叫ばれて久しい昨今でも根強い人気を誇っている。2013年にスタートしたこのシリーズは、昨年8月に5作目が放送されるはずだった。「撮影は、2020年2月から京都で始まり、全8話中5話まで撮り終えていました。しかしコロナ禍で、同年4月に緊急事態宣言が全国に発出されて、『雲霧5』の撮影は中断となってしまいました。当初、中井さんサイドは撮影をなんとか続けられないかという意向を示していましたが、ほかの主演ドラマの撮影などが控えていたこともあって、再開のめどが立たなかったのです。しかし、今年10月から第6話の撮影を始めることになりました」(ドラマ関係者)だがこの間に、時代劇には欠かせない“かつら”を巡ってある騒動が起きていたのだ。同ドラマに関わる芸能プロ関係者は、一連の経緯についてこう振り返る。「今年8月、『雲霧』の制作会社である松竹さんから、『これまで使っていたかつらが使えなくなったから、作り直したい』という連絡があったんです。9月上旬に、中井さんほか出演者が、東京の松竹の施設に集まって、そこで採寸しました。なぜ第6話からかつらを作り直すのかと不思議に思っていたのですが、かつら会社と松竹が、お互いを訴える裁判に発展していたのです」今年の7月26日に、第1回口頭弁論が開かれた裁判の経緯について、地元紙記者はこう解説する。「2020年春ごろから、松竹側とかつら会社の間で、人件費や秋以降のかつら製作の体制などを巡って意見が対立し始めたのです。かつら会社は、京都の松竹撮影所内に、メーク室などを借りて、およそ3千800点ものかつらを保管し、そこで役者に装着もしてきましたが、その年の9月に賃借契約が終了することになり、かつらを引き揚げようとしました。すると松竹側は、『双方に所有権・使用権がある』などと主張し、かつらの所有権・使用権を巡り争う状態になってしまったのです」かつら会社は、京都市にある「八木かつら」という、1927年創業の老舗メーカーだ。「映画『武士の一分』や『たそがれ清兵衛』のほか、数多くのテレビ時代劇などのかつらを手がける松竹の“お抱え”業者でした。中井貴一さんだけではなく、堤真一さん、阿部寛さん、佐藤浩市さん、堺雅人さん、大泉洋さんといった俳優の特注のかつらを作ってきました」(映画関係者)■“沈黙”に秘めた中井の時代劇への危機感撮影の途中で、訴訟問題のせいでかぶっていたかつらが”消失”――。しかし中井は、淡々と事態を受け止めたという。「長年愛用してきた特注のかつらは、けっして一朝一夕にできるものではなく、新しいかつらは、すぐになじむものじゃありません。でも中井さんは文句のひとつもこぼさず、作り直しに協力していました」(前出・芸能プロ関係者)出演者たちを巻き込みながら、なぜお互い一歩も引かずに、かつらの所有権を主張するのか――。本誌が松竹撮影所に取材を申し入れると、こう回答があった。「対象のかつらは、八木側がもともと自作して常備・保管していたかつらではなく、当社での撮影のためにかつらの製作費と修理費をすべて当社が負担して製作され、かつらを撮影所ですべて保管し、当社が使用したいときに撮影に使用してきたものです」一方、八木かつら側の主張は異なる。同社はこう話す。「かつらは、当社が自らの費用で製作し、管理し、他の会社の業務にも使用してきたものです。所有権を松竹撮影所に移すという合意はありません。当社の所有物として火災保険もかけていました。業界では、『かつらはリース品』ということは常識です」コロナ禍で冷え込んだ業界事情もあるが、中井が“沈黙”した理由には、「このままでは時代劇がダメになる」という危機感があるからだという。《原形をとどめない時代劇を、お手本とした場合、ちゃんとした時代劇を作ることが出来る人がいなくなる…そこを危惧しています。もういっぺん、振りだしに戻って所作、籠、かさの1つ、1つをきっちり再現して「これがベースなんだ」というものを提示しないと、もっと、もっと時代劇が衰退していく。時代劇のお手本、見て勉強しようというものを作っておかないといけない時期に来ていると思うんですよ》(『日刊スポーツ』2017年6月4日)長い俳優生活のなかで、数多くの時代劇に出演してきた中井だからこそ、強い自負がある。「よく中井さんは、『俳優の仕事は基本的に伝承される芸能ではないが、時代劇は別だ』とおっしゃっています。コスプレまがいの時代劇作品が増えることに危機感を覚えていて、“本物”へのこだわりは人一倍強い。中井さんは、『雲霧』シリーズを代表作として力を入れてきました。だからこそ、作品が訴訟問題に巻き込まれても、動じることなく撮影に臨んだのでしょう」(前出・ドラマ関係者)中井の強い決意がにじむ『雲霧5』は来年1月14日にスタートする。渾身の芝居に期待したい――。
2021年12月01日女優でフィギュアスケーターの本田望結、タレントでフィギュアスケーターの本田紗来が出演する、エディオンの新CM「エディオン TV! / ポイントドーン!」編が、19日より東海・関西などで放送される。新CMでは、たくさんの家電が並ぶ“YouTube風”セットと共に本田姉妹が登場。望結と紗来が交互に、セール内容が書かれた積み木を「ドーン!」と言いながら積み上げていき、最後は「エディオンへ、よーいドン!」という掛け声を発する。撮影後のインタビューで、「年末に楽しみにしていること」を聞かれ、望結は「毎年クリスマスの期間にフィギュアスケートの全日本選手権大会があって、今年はお姉ちゃん(本田真凜)の出場が決まっているので、お姉ちゃんの応援をします」と回答。一方の紗来は「家族と一緒にゲームをしたり色々なことをして、年越しとかクリスマスを過ごせたらと思います」と答えていた。
2021年11月19日中井貴一主演、松山ケンイチと北川景子の豪華共演で贈る映画『大河への道』の公開が決定した。千葉県香取市役所では、観光促進として地元を盛り上げるために、大河ドラマの開発プロジェクトが立ち上がる。主人公は伊能忠敬。しかし、その脚本作りの最中、伊能忠敬は地図完成の3年前に亡くなっていた、という事実を発見してしまう。舞台は江戸の下町へ。弟子たちに見守られ、伊能忠敬は日本地図の完成を見ることなく亡くなった。そんな中、ある人物が意を決し発言する。「では、今しばらく先生には、生きていていただきましょうか…」。忠敬の志を継いで地図を完成させるために、弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出す。そこには、歴史に埋もれた感動のドラマがあった――。本作は、前途多難な大河ドラマ実現を描く現代の喜劇と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代ミステリーの2つのドラマで構成。その2つの時代の登場人物は、中井さん、松山さん、北川さんの一人二役によって演じられる。中井さんは「この数年、数少なくなった時代劇を、日本の文化、伝統として残したいと思って参りました。容易ではないことは百も承知。交通の発達により、海外が近くなり、より海外の影響を受けやすくなった今だからこそ、日本の真の美しさ、日本人としての心の在り方を、もう一度考え直したい。そんな思いでいた時、出会ったのが志の輔さんの落語でした」と思いを述べ、「気楽に観れる、時代劇。でも、その中には、我々が教科書で習わなかった、驚くべき真実が…。必死で生きる人間たちの、大いなるロマン。是非、お楽しみになさってください」とメッセージ。松山さんは「貴一さんとは久しぶりにご一緒させて頂きましたが、前の現場でも待ち時間に話をさせて頂いてる間いつも笑っていたのを覚えていました。今回はその普段笑いながら話していた雰囲気のまま出来たような気がします。景子さんも久しぶりでしたが、貴一さんの演技で笑いを堪えている表情を見ていて幸せな現場だなと思いました。僕自身楽しんで遊びつくしたような現場でした」と撮影をふり返っている。また、中井さんとは今回が初共演となる北川さんは「撮影では中井貴一さんと松山ケンイチさんの掛け合いを見ているだけで何度も吹き出してしまいました!中井さんとは初めて共演させて頂きましたが、中井さんの懐の広さや温かさを間近で感じ、言葉の選び方や人との接し方、現場での佇まいなど、人間として多くのことを学ばせて頂きました」と話し、「時代劇だからとあまり敷居の高さを感じず、是非お気軽に楽しんで頂ければ幸いです」とコメントを寄せている。公開された3種類のティザービジュアルでは、秘密を知ってしまった現代の登場人物と、その秘密を隠そうとする江戸時代の登場人物との関係性が表現されている。原作は、立川志の輔の創作落語「伊能忠敬物語―大河への道―」。“伊能忠敬が出てこない伊能忠敬物語”は、2011年の初演以来、「落語を超えた究極の話芸」と評され再演を繰り返す、最もチケットが取れない演目のひとつ。中井さんが、原作となる落語を観劇し、感動のあまり自ら志の輔さんに映画化の直談判をしたことから、本作が始まったという。当時をふり返り、志の輔さんは「中井貴一さんから『この落語、映画化したら面白いと思うんです。是非やらせてもらえませんか』とずいぶん熱いお電話を頂いて、『いやそんな、落語だから適当にやってますけど、映画だったら本当にいろんな事が厳密になって大変ですよ!』と言ったら、『勿論、適当過ぎるところは、埋めて参ります!(笑) 別に私が主演という事でなくても、プロデューサーでもスタッフでもいいから作りたい!というくらいの気持ちでおります』とおっしゃっていただいて。どんな形であれ中井さんが関わってくださるなんて最高の喜びです」と思いを明かしている。なお監督は、『青い鳥』『花のあと』の中西健二が務めた。『大河への道』は2022年5月20日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年11月09日