俳優・中山優馬らが、福士蒼汰の主演映画『曇天に笑う』(2017年公開)に出演することが8日、発表された。中山は同作で、時代劇アクションに初挑戦する。原作は、唐々煙氏が漫画誌『月刊コミックアヴァルス』(マッグガーデン)で連載している同名コミック。物語の舞台は、明治維新後の滋賀・大津。人に災いをもたらす大蛇(オロチ)の復活の年、曇(くもう)家の曇天三兄弟と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(やまいぬ)は、それぞれ別の方法で大蛇を再び封印し、平和をもたらそうとしていた。しかし、大蛇の力を手に入れ、明治政府の転覆をもくろむ忍者集団・風魔一族の暗躍により、行く手が阻まれてしまう。曇天三兄弟、犲、風魔一族、三つどもえの様相を呈した戦いを描く。中山が演じるのは、曇天三兄弟の次男・空丸。兄・天火(福士)の奔放な性格にへきえきしつつ慕っているが、いつかは彼を超えたいと悩んでいるという役どころで、この空丸の存在が物語を大きく左右することになる。6月21日にクランクインし、撮影も中盤を迎えているが、本広監督からは「すごく優しく演出してもらっています」と報告する中山。撮影は「台本にとらわれず現場でのアイデアで作っていらっしゃるなという印象」のようで、「伸び伸びとやらさせてもらっています」と充実感を口にする。初共演となる福士については、「頼れる座長」と表現。「人としても周りへの気配り、現場での姿勢など尊敬しています」と敬意を表している。そんな福士演じる天火の弟・空丸は、「向上心あふれるエネルギッシュな役所」とした上で、「力強く、スピーディーにアクションシーンを演じさせていただきました」と明かす。また、「オロチ討伐というエンタメを想像しながら共通認識を持ちながら作品を作るというのは本当に楽しい」と感慨を示し、「兄貴を越えたい一心でアクションを頑張っています」とアピールした。さらに、子役の若山耀人が、天火や空丸の弟となる宙太郎役を務めることも決定。大好きな長兄・天火の言うことであれば何でも聞く甘えん坊の子どもだが、持ち前の足の速さを武器に、獄門所から逃れようとする囚人の捕物も手伝う三兄弟の末っ子だ。
2016年08月08日約2年ぶりのドラマ主演となる中山美穂に、高岡早紀、竜星涼、田辺誠一ほか注目のキャストで贈る、WOWOW連続ドラマW「賢者の愛」。“愛”と“復讐”と“欲望”に翻弄される女性の愛憎劇を濃密に描き出す本作から、中山さん&竜星さんの絡み合う姿を含む30秒スポット映像が解禁となった。高級ホテルの一室で、ある美しい青年の体をいとおしむように拭く、敏腕編集者の高中真由子(中山美穂)。彼女との密接な関係を持つその青年は、真由子の親友・朝倉百合(高岡早紀)と初恋の人・澤村諒一(田辺誠一)の子。真由子は百合と出会った少女時代から、なんでも欲しがる彼女に大切なものを奪われてきた。ある日、「諒一との子どもができた」という百合の告白で幕を開けた、20年に及ぶ真由子の復讐とは…。本作は、谷崎潤一郎の「痴人の愛」になぞらえ、主人公の女性・高中真由子が、初恋の人である澤村諒一と親友・百合の間に生まれた息子を、20年の歳月をかけて“自分好みの男”にしようとする、直木賞作家・山田詠美の同名小説が原作。中山さん演じる、美しさと賢さを併せ持つ凛とした大人の女性・真由子が、親友の百合やその周辺の人々に復讐を果たすべく、百合の息子で25歳年下の青年・澤村直巳を、復讐の“道具”として仕立てあげるという衝撃のストーリーで話題を呼んでいる。今回解禁された映像では、官能的なシーンとともに、背筋の凍るような登場人物たちの心理戦が鮮烈に描かれ、親友、恋人、親子、さまざまな人間関係と、それを取り巻く感情の揺らぎが垣間見える仕上がりとなっている。特に、映像後半の真由子の「私は、1日だけあなたのものになる」「そしてあなたは、一生私のものになる」というセリフは、全4話で描かれる濃厚な“愛”と“復讐”と“欲望”に翻弄される女性の愛憎劇を象徴するもの。中山さんをはじめ、高岡さん、竜星さんらのそれぞれの行く末が気にならずにいられない映像となっている。連続ドラマW「賢者の愛」は8月20日(土)22時~WOWOWプライムにて放送(全4話)。(text:cinemacafe.net)
2016年08月08日7月4日(月)今夜放送される世界の様々なテレビ番組を紹介するバラエティ「世界まる見え! テレビ特捜部」に、全国公開中の映画『ホーンテッド・キャンパス』で主演を務めている中山優馬がゲスト出演する。今夜「運命の出会いSP」と題して、かつてイギリス王室にいた「もう一人のウィリアム王子」グロスター公・ウィリアム王子の、美しいモデルとの運命の出会いと恋の行方をはじめ、ラオス北部の村で人々が「電気と運命の出会い」を果たした時、人々の生活や価値観はどのように変化していくのか。運命の出会いを果たしたばかりの見知らぬ男女が水なし、食料なし、洋服なしで21日間大自然に放り出される究極のサバイバル番組など、世界じゅうの様々な“運命の出会い”や“運命的なストーリー”を紹介する。番組MCは所ジョージと日本テレビアナウンサーの杉野真実。スペシャルパネリストはビートたけし。中山さんのほか、「トレンディエンジェル」の2人、内藤剛志、中川翔子をゲストに迎える。今回ゲスト出演する中山さんの主演最新作『ホーンテッド・キャンパス』は第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞した櫛木理宇による同名小説の映画化作品。ビビりなのに霊がみえてしまう主人公・八神森司を中山さん。森司の後輩・灘こよみに「AKB48」島崎遥香。森司の仲間の黒沼麟太郎を「ジャニーズJr.」で「Love-tune」として活動中の安井謙太郎。そのほか『高台家の人々』の大野拓朗や『みんな!エスパーだよ!』「火花」の高橋メアリージュンらが出演。怖がりなのに幽霊が視えてしまう森司は高校時代、不吉な影に狙われている後輩・こよみに出会い恋をするが、臆病な性格から告白もできずに卒業してしまう…。そして一浪の末に大学へ入学すると、そこで再会したのは片想いのこよみだった!久々の再会に胸をときめかせる森司。夢に見たキラキラのキャンパスライフが待っている!と思ったのもつかの間、こよみが「幼馴染みの知り合いがいるから…」とオカルト研究会に入ることになり…というストーリー。中山さんは今作で初の映画主題歌にも挑戦。「2年ぐらい前からここぞというときまで温めてた曲」ということで劇場ではその歌声にも注目だ。「世界まる見え! テレビ特捜部」“運命の出会いSP”は7月4日(月)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年07月04日映画『ホーンテッド・キャンパス』が7月2日に公開を迎え、主演の中山優馬をはじめ、島崎遥香(AKB48)、大野拓朗、高橋メアリージュン、安井謙太郎(ジャニーズJr.)、竹本聡志監督が上映後の舞台あいさつに臨んだ。『ホーンテッド・キャンパス』舞台あいさつの模様大学のオカルト研究会を舞台に、ヘタレな大学生が好意を寄せる後輩のため、呪われたキャンパスの謎を解明していくという“青春オカルトミステリー”。中山はようやく公開を迎え「撮影は1年前以上前ですが、初めてできた映画を見たときは、懐かしいと思いつつ、迫力もあって、映画って価値のあるものだなと思いました。今日を楽しみにしていました!」と晴れ晴れとした表情で挨拶。ところが、隣の“ぱるる”こと島崎は、渋い表情…。「私、本当に昨日の夜から全く同じことを考えてたのに言われてしまって『ちくしょう!』と思いました。言うなよーって(苦笑)」明かす。「嘘でしょ?」と笑う中山に「本当! あとでメモ見せてあげる!」と食い下がり「言うことなくなっちゃった」とボヤいていた。大野は、そんな島崎こそが現場では「影のムードメーカーだった」と告白。「塩対応とか言われてますけど、現場では『ぱるは砂糖だよ』と言ってました」と明かす。中山が島崎にやさしく「よかったな」とほほ笑むも、島崎は「うーん…」とここでまさかの塩対応…!? 会場は爆笑に包まれる。大野はさらに「ぱるの好きなタイプって、身長180センチ以上でスポーツをあんまりしない人だって!」と自身が条件に該当することをアピール。さらに、島崎が「飲んでる人を見ると(いい意味で)うわっとなる」というジャスミンティーを「2杯も飲んできました!」とノリノリで公衆の面前でアタックを仕掛けていた。一方、中山は常々、さかなクンに顔が似ているとイジられてきたが、この日も高橋からの「ユーモアがある。さかなクンみたいなことを言ってくれる」という“前振り”に乗って「撮影中も、監督から『さかなクンの顔になってる』とNGをもらったことがありました…」と告白。監督は「ひとつ後悔してて、最後のカットの表情がちょっとだけさかなクンに見える…」と明かし、会場は笑いに包まれる。後輩の安井から「実は虫が怖くて、とんでもない声を出すんです」と暴露され、実際にどんな声を出すのか?と実演を求められると期待に応えて「ギョギョっ!」と絶叫し、会場は爆笑に包まれた。『ホーンテッド・キャンパス』公開中
2016年07月02日中山優馬主演で、「AKB48」の島崎遥香がヒロインを務める映画『ホーンテッド・キャンパス』が7月2日(土)に公開を迎え、初回上映後に中山さん、島崎さんに加え、共演の大野拓朗、安井謙太郎(ジャニーズJr.)、高橋メアリージュン、竹本聡志も登壇して舞台挨拶が行われた。第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞した櫛木理宇の同名小説を原作に、大学のオカルト研究会の面々が、呪われたキャンパスの謎を解き明かしていく。中山さんは撮影、プロモーションを経てようやく公開を迎え「撮影は1年以上前だったんですが、初めて(完成作を)観たときは『懐かしい』と思いつつ、迫力があって、映画って価値のあるものだなと思ったし、今日の日を楽しみにしていました」と万感の思いを口にしたが、この言葉に島崎さんはお怒りモード!?その理由は…?島崎さんはふくれっ面で「私、本当に昨日の夜から、まったく同じこと考えてたのに、言われて『ちくしょう!』って思いました(苦笑)。言うなよーって」と中山さんに言いたいことを言われてしまったと明かす。「嘘でしょ?」と笑う中山さんに「本当だよ!後でメモ帳見せてあげる!言うことなくなっちゃった!」と語ったが、これもオカルト研究会の仲のよさゆえ…?この日は、知られざるキャスト陣の真の姿について、ぶっちゃけてもらったが、「一番ヘタレなのは誰?」という問いに中山さんは「謙ちゃんやわ(笑)」と安井さんを指さす。「(完成した映画を)隣で一緒に観たんですが、怖いシーンで毎回、ビクッとするのがすごくイラつきました。キミ、出てるやん(笑)」と暴露!島崎さん、高橋さんも同じく安井さんを“ヘタレ認定”し「ヘタレ謙太郎!」(大野さん)、「ヘタケン(笑)!」(中山さん)と散々な扱いだった…。一方、「一番のムードメーカーは?」という問いに大野さんは「ぱるは影のムードメーカーです。塩対応とか言われますけど、現場では『ぱるは砂糖だね』と言われてました」とニヤリ。これに中山さんが「よかったね」と声をかけるも島崎さんは「うーん」とここで塩対応!会場は笑いに包まれた。そして、「中山さんの意外な一面」について共演陣に尋ねると、高橋さんが「顔もかっこいいし完璧だけどユーモアがある!」と語り「さかなクンみたいなこと言ってくれたり」と付け加えると、中山さんは「顔がカッコいいって言っといて、ユーモアあるのはさかなクンに似てるってところ?」と苦笑。実際の撮影中も「NGがかかったところで監督に『さかなクンの顔になってる』と言われたところがあった」と明かし、監督も「ひとつ後悔してるのは、最後のカットの顔が、ちょっとだけさかなクンだった」と語り、再び会場は笑いに包まれていた。『ホーンテッド・キャンパス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月02日歌手で俳優の中山優馬が2日、都内で行われた映画『ホーンテッド・キャンパス』(7月2日公開)初日舞台あいさつに、共演の島崎遥香(AKB48)、大野拓朗、高橋メアリージュン、安井謙太郎(ジャニーズJr.)、竹本聡志監督とともに登場した。劇中では中山が”ヘタレ”という設定だったが、登壇者の中で誰が一番ヘタレだったかを一斉に指さすと、中山、竹本、高橋、島崎が安井を指し、最もヘタレな人物が決定した。安井は「初日にヘタレの烙印を押されるって……」と納得がいかない様子。そのまま「ヘタレ安井」(中山)「ヘタレ謙太郎?」(大野)「ヘタ謙?」(中山)と周囲からいじられると、安井は「改名しませんよ!」、「オカ研(オカルト研究会)みたいに言わないでよ!」と反論しつつ、「もういいですよ、ヘタレで」と諦めていた。撮影中のムードメーカーの話になると、安井は「姐さんです」と高橋をあげた。中山も、高橋について「関西出身なんで、関西弁でフランクに話してくれるのが、みんな和んだと思います」と称賛。また、中山の意外な一面を聞かれた大野は「これ言っていいのかな~」と逡巡しつつ、「この男、スケベなんですよ……」と暴露した。中山は「そうね、スケベはスケベやね」と同意するも会場は静まり返り、大野は「今のは適当に言ったんですけど、のってくれてよかったです」とフォローした。具体的な“スケベ”エピソードを求められ、困惑した空気が流れると、安井が「ジャニーズなんで! すいません!!」と割って入り、中山をヘルプ。「謙ちゃん(安井)はスケベだよね?」と振られると、「あ、僕スケベです!」と爽やかに宣言した。
2016年07月02日歌手で俳優の中山優馬が2日、都内で行われた映画『ホーンテッド・キャンパス』(7月2日公開)初日舞台あいさつに、共演の島崎遥香(AKB48)、大野拓朗、高橋メアリージュン、安井謙太郎(ジャニーズJr.)、竹本聡志監督とともに登場した。同作は第19回日本ホラー大賞・読者賞を受賞し、現在累計70万部を突破した同名人気小説を実写化。大学のオカルト研究会メンバーの5人を中心に、恋愛、青春、ホラーの要素が盛り込まれた映画となっている。中山は「撮影したのは1年以上前で、懐かしいという気持ちもあった」と映画を振り返りながら、「仕上がったのを見て、迫力があって価値のあるものやなと思ってたところがあって。本当に今日の日を楽しみにしてたので、足を運んでいただけてありがたいですね」と満足げに語った。ヒロインの島崎は、中山の言葉を聞いて「私、本当に昨日の夜から全く同じことを考えてたのを今言われて……ちくしょーって思いました。言うなよ! と思いました」と抗議。中山は「こんないっぱいの人の前でちくしょーって思わんでもらっていいかな!?」と驚いた様子を見せた。さらに「昨日からメモ帳に書いてた! 後で見せてあげる」と拗ね顔で主張する島崎に、中山は「それは申し訳ない」と謝罪した。また大野が、撮影の中では島崎が「影のムードメーカー」だったと語ると、会場からも驚きの声が上がった。大野は現場で「『ぱる(島崎)、砂糖だね~。塩(対応)とか言われてるけど、楽しそうにしてくれて嬉しいね』って。スラッフの意気とかも上がって」と話していたことを明かすと、竹本も「やってること間違えてないって感じになったよね」と同意。中山が島崎に「砂糖やって、良かったな」と話しかけると、島崎は「う~ん……」とそっけない返事で"塩対応"を見せていた。
2016年07月02日映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回とりあげるのは、中山優馬(22)だ。2008年にNHKドラマ『バッテリー』で鮮烈な印象を残して以来、抜群の存在感で様々な活動を続け、CD発売、ソロコンサート、舞台主演など活躍の場を広げ続けている。ついに初主演となる映画『ホーンテッド・キャンパス』(7月2日公開)では、オカルトが苦手なのに霊感のある大学生・八神森司を演じる。ホラー×恋愛×青春という、3つの要素を取り入れた作品を引っ張る存在として、一体どのように中心となっているのか。○中山優馬の印象今回の作品は、コメディあり、怖いシーンもあり、恋愛シーンもあり……という構成だったのですが、3パターンの使い分けがすごく上手なんですよ。しかも、リハから本番までにいろいろと形を変えてきて、こちらも「じゃあ、このパターンで行こうか」と言えるくらいに引き出しを持っている役者です。コメディ部分では、王子様顔なのに、変顔がすごかったですね。男前の変顔はやっぱり面白い! 綺麗な顔を崩せば崩すほど笑いが生まれました。実は、関西にいたときに何回か仕事をしたことがありまして。がっちり仕事をしたことはなかったんですが、僕が関ジャニ∞の歌の撮影を担当していたときに、優馬くんがバックで踊っていたんです。たぶん、はじめてメディアに出たくらいのときだと思います。今回再会して感じたのは、若いのに、めちゃくちゃ大人だということ。ふだんは本当にもの静かというか、決して大きな声も出さないんですよ。○撮影現場での様子後半の降霊会パートは、朝から次の日の朝まで撮影をぶっ通しで行う、地獄のスケジュールだったんです。カットがかかったらすぐにぐったりしてしまうような現場でしたが、本当に切り替えがプロでしたね。図書館が撮影場所でしたが、次にほかの作品の撮影が入る予定で、意地でもその日に撮りきらなければいけないような状況でした。そんなときでも優馬くんの切り替えはすごかったですね。あとは関西人なので、細かなボケを逃さなくて、ちゃんとつっこんでくれます(笑)。僕と優馬くんで、スタッフを巻き込んで謙ちゃん(安井謙太郎)をいじったりもしていました。タイトなスケジュールだったので、みんなが疲れているときも、優馬を先頭に一瞬みんなでどかんと笑って気持ちを切り替えて、「さあはじめよう!」という空気になることが多かったです。メアちゃん(高橋メアリージュン)も関西人なので、みんなにすぐ関西弁が乗り移る現場でした。○映画『ホーンテッド・キャンパス』でのおすすめシーン「壁ドン」が流行っていましたが、今回は世間とは違う「壁ドン」シーンを撮りました。予告でも映っていますが、イケメンが目に涙を浮かべて行う壁ドンは、すごく良かったなと思いますね。でも、一番おすすめなのはやっぱり、森司が酔っ払ってるシーンでしょうか(笑)。あの時の優馬くん、一つ一つがすごくいい表情になっているんですよね。謙ちゃんがクラッカーを鳴らすときの優馬くんの顔も、必見です!■作品紹介映画『ホーンテッド・キャンパス』怖がりなのに幽霊が視えてしまう八神森司(中山優馬)は高校時代、不吉な影に狙われている後輩・こよみ(島崎遥香)に出会い恋をするが、臆病な性格から告白もできずに卒業してしまう。一浪の末に大学へ入学すると、そこで再会したのは片想いのこよみ。久々の再会に胸をときめかせ、夢に見たキラキラのキャンパスライフが待っていると思ったのもつかの間、こよみが「幼馴染みの知り合いがいるから」とオカルト研究会に入ることになり、彼の夢は瞬く間に崩れ去ってしまう。7月2日公開。
2016年07月01日第19回日本ホラー小説大賞・読者賞に輝く櫛木理宇の小説を映画化した『ホーンテッド・キャンパス』の“大学生限定”公開直前イベントが6月27日(月)、都内で行われ、映画初主演の中山優馬、島崎遥香と竹本聡志監督が出席した。イベントでは事前に寄せられた、キャンパスライフに関するアンケート結果が発表され、なんと96%が「いま好きな人がいる」と回答。「めっちゃ好きな人いるやん!残り4%どうした?」(中山さん)、「すごく楽しそう!」(島崎さん)と同世代の2人も大はしゃぎだったが、一方「いま恋人がいる」のは15%だけという結果で、中山さんは「世知辛いなあ」と現役大学生の恋愛事情に驚いていた。また、理想の告白シチュエーションに話題が及ぶと、中山さんは「やっぱ、屋上ですね。風を浴びながら、告白したら、いい返事が風に乗って帰ってきそう」とイメージ通りのさわやか回答。島崎さんは理想のデートを「パリ旅行」と答えたが、「でも、やっぱりパリはひとりがいいかなあ。美術館とかで、隣に(恋人が)いたらジャマかなあ」と島崎さんらしいコメントも飛び出した。映画は怖がりなのに幽霊が見えてしまう八神森司(中山さん)が、不可解な“影”に付きまとわれる片思いの後輩・灘こよみ(島崎さん)を守ろうと、オカルト研究会に入り、次々と奇怪なことが起こる呪われたキャンパスの謎を解明しようと奮闘する姿を描いている。『ホーンテッド・キャンパス』は7月2日(土)から全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月27日俳優で歌手の中山優馬が27日、都内で行われた主演映画『ホーンテッド・キャンパス』(7月2日公開)の”大学生限定”スペシャルトークイベントに、共演の島崎遥香、竹本聡志監督とともに登場した。同作は第19回日本ホラー大賞・読者賞を受賞し、現在累計70万部を突破した櫛木理宇の同名人気小説を実写化。大学のオカルト研究会メンバーの5人を中心に、恋愛、青春、ホラーの要素が盛り込まれた作品となっている。会場には約150名の大学生が集まり、大学生のリアルな”胸キュン”アンケートを実施した。観客の96%に「好きな人がいる」と知って「めっちゃ好きな人いるやん! 残り4パーどうした!」と興奮。しかし、実際に現在恋人がいる率は15%と聞くと「世知がらいな!!」と驚いていた。最近胸キュンしたエピソードを聞かれた中山は、「いつも家に帰ると、待ってる子がいるので、まとわりついてくるんですけど」と意味深に匂わせつつ「愛犬のティンクっていうんですけど、めっちゃかわいい」とネタばらし。竹本も「アイドルはしかたない」と納得していた。また、胸キュン不足の会場のために、中山が特別に”胸キュンするセリフ”を披露することに。司会に急に振られた中山が、大学の屋上という設定で「あの……好きやで」と決めると、会場からは照れたような笑いが発生した。しかし、歓声を期待していた中山は「気絶してた!? 精気がなくなった感じですよ」と関西人らしく客席にツッコミを入れていた。
2016年06月27日●共演者との食事会で驚きの体験確かな実力と存在感で、俳優・歌手として多彩な活躍を見せる中山優馬。ドラマ主演、舞台主演など多くの経験を積み、この夏、『ホーンテッド・キャンパス』(7月2日公開)で映画初主演を果たす。島崎遥香、大野拓朗、高橋メアリージュン、安井謙太郎(ジャニーズJr.)など、フレッシュなメンバーとともに描かれる爽やかな大学生活と、様々な因縁が絡み合うホラーの融合したエンタテインメント作品をどう演じたのか? 中山は、「コミカルな役をやってみたかった」と語る。中山優馬1994年生まれ、大阪府出身。08年4月、NHK連続テレビドラマ『バッテリー』でドラマ初出演にして初主演を務める。その後も『恋して悪魔~ヴァンパイア☆ボーイ~』(09/KTV)、『Piece』(12/NTV)など話題の連続ドラマに主演。12年には、初のソロシングル「Missing Piece」をリリース。その後も、「High Five」「Get Up!」「YOLO moment」、アルバム『Chapter1』などを発売。15年には自身初の単独ソロコンサート「中山優馬 Chapter1 歌おうぜ!踊ろうぜ!YOLOぜ!TOUR」を開催。舞台、音楽、映画、ドラマと多彩な活躍を見せている。○普通に、普通に、と意識――完成した映画を見て、いかがでしたか?すごく面白いなと思いました。撮影の時も、仕上がりをイメージしながら演技をしていましたが、音やCGも入って、客観的に観ることができました。ずっとコミカルな作品をやりたかったんです。あとは、思ったより怖かったかなと思いました。――中山さんの作品を見ていると、影のない役ってなかなか少ないですが、今回は少しコミカルな役ですね。影のある変人役が多かったので(笑)。"ヘタレ"というのが新鮮でした。演じた八神森司は、幽霊が見えるというだけの普通の大学生なので、普通に普通にと意識しましたけど、思ったより演じやすかったので、自分もヘタレなんだろうなと思いました。もし出てくるのが幽霊じゃなくて、虫だったら、映画での”ヘタレ”リアクションを超えます(笑)。憧れているというか、大好きな俳優はジム・キャリー。かわいいですよね。作品を全部家に並べているんです。少年のような人が好きなので、あんな風になりたいなと思います。――映画の中では、大学生活が描かれているのも良かったですよね。サークルとか、いいなと思いますよね。でも僕だけではなく、社会人になった人は特に「懐かしいな、こういう感じやったな」となるんじゃないかと思います。オカルト研究会なんて特殊なサークルに入って、仲良くハプニングがあって……そんな楽しいことがあるなら、幽霊くらい見えてもいいか、と思いますよね。○共演者とのコミュニケーション――仕上がりについて、監督や、共演者の方とお話はされましたか?監督と、謙ちゃん(安井謙太郎)と3人で試写を見て、「面白かったね」「安井はすごいはまってたな」という話をしましたね。謙ちゃんとは横で並んで観てたんですけど、怖いシーンでビクッとなるんですよ。それにちょっとイラっとはしました(笑)。「いやもう、自分(映画に)出てるやん!!」って。――監督はこれまでTVドラマやバラエティ番組の制作をされていて、映画が初めてだったそうですが、一緒に作品をつくられて発見などはありましたか?すごく情熱的な方で、勢いもパワーもあるし、委ねる気持ちでやらせてもらいました。バラエティ番組の制作もされていて、関西人としても面白いので、作品にも活きるところがあったと思います。現場の雰囲気も、監督のボケで明るくなっていました。――食事にも行かれたそうですが、どのような話をされるのでしょうか。基本はやっぱり映画の話になりますね。あとは、「もし次があるなら、これをやりたい」とか、夢のある話。撮影が終わった今でもコミュニケーションをとっています。この間も大野(拓朗)君と謙ちゃんと、3人でご飯を食べに行きました。その時男性5人くらいのグループに声をかけていただいて、「ありがとうございます」と言ったら、今回の映画の主題歌「Feeling Me Softly」を作った方だったんですよ。――すごい偶然ですね! 中山さんは安井さんとも仲良しなんですね。謙ちゃんとは、今までお互い名前で呼んだことないみたいな、すごく微妙な距離だったんですよ。でもこの映画が決まってから一気に仲良くなりました。謙ちゃんは現場でもいじられていて、僕もいじる側に回っていたので、本人は大変だったと思うんですけど(笑)。プライベートでも、最近バーベキューをしたりして、仲良くしています。――中山さんがいじりに持っていったところもあるんですか?たぶん、持っていったんでしょうね。この際、呼び名を決めちゃおうと思って「謙ちゃん」と呼んでいたら、現場もみんな謙ちゃんって呼ぶようになったので。「謙ちゃん」って呼ばれる男の子って、いじられるでしょう(笑)。「安井くん」なら、いじられてなかったと思います。●プレッシャーはいつからか感じなくなった○思いつめても仕方ない――映画に出るのが夢だったとお聞きしましたが、どのような理由でしょうか。大きいスクリーンというのもありますし、時間とお金を払って見るものだから、価値のあるものだなと思っていました。映画の話を聞いた時は、「よっしゃ」という感じでした。――映画ならではのお仕事ができたという、手ごたえはいかがですか?映画は、1時間半~2時間くらいの上映時間に全てをかけるので、より濃厚な時間になってくるとは感じました。初日から全員絆ができてないと成立しないのではないかと、意識もしながらやったので、手応えはありました。また映画に出たいし、ぜひ『ホーンテッド・キャンパス』の続きをやりたいです。――主演映画や主演ドラマ、主演舞台など大きなお仕事も多いと思いますが、プレッシャーを感じた時など、克服する方法はありますか?あんまり、プレッシャーを感じないんですよね。昔はよく重荷に感じてたんですけど、いつからか感じなくなりました(笑)。なんでやろな。「できるでしょ!」と思うようになったところはあります。思いつめても、もう遅い、仕方ないというか。例えばお芝居の面に関しても、最終的には自分でしかできないから。アドバイスを噛み砕いて、自分の中に入ってきたものを取り入れて「俺にしかできひん」という気持ちでいます。――座長、センターポジションの位置につくときも、そういった気持ちで受け止められているんでしょうか。外部の舞台などに出演させてもらうと、まだ他の役者さんがにスキルで勝てることはないから、逆にプレッシャーに感じることもないですね。「勉強させてもらおう」「いいところを盗もう」「引き出しを増やそう」という気持ちでやっています。自分が"座長"というよりも、「この人たちがいるから大丈夫だ」という心意気です。ずっとそうです。○現場では名前を覚えるように――今回の撮影現場で、コミュニケーションの面で気をつけていたことはありますか?名前を覚えるようにしました。基本は全員です。あとは、いろんな人と、たくさんしゃべるようにしていました。共演者とは、同じシーンも多かったので、よくお話してましたね。お芝居のこともそうですけど、今まで出た作品で大変だったこととかを聞くと、まだまだ頑張れるなと思います。――最近ジャニーズのみなさんが映画で活躍したり、賞をとったりという状況がありますが、中山さんも映画に出られて、意識する部分はありますか?すごいなと思います。でも、まだそのレベルに達してないと思っているので、ライバル視することもないです。自分も続きたい、という気持ちはもちろんあります。――そういった作品の話を、先輩や後輩の方とされることはありますか?Hey! Say! JUMPの山田くんとは、ちょこちょこ予定を合わせてごはんに行って話したりしますね。あとは、舞台をやる時に同じ事務所の人が出ていたら話しますし、他の人の作品も舞台もよく観に行きます。――完成した映画を観てもらいたいなという人、観てもらいたいなと思う人は。それはもう全員に観ていただきたいですけど、それこそお芝居をたくさんされている先輩方に、ぜひ観ていただきたいですね。ほめて欲しいわけではなくて、アドバイスをもらえたら、と思います。■作品紹介映画『ホーンテッド・キャンパス』怖がりなのに幽霊が視えちゃう八神森司(中山優馬)は高校時代、不吉な影に狙われている後輩・こよみ(島崎遥香)に出会い恋をするが、臆病な性格から告白もできずに卒業してしまう。一浪の末に大学へ入学すると、そこで再会したのは片想いのこよみ。久々の再会に胸をときめかせ、夢に見たキラキラのキャンパスライフが待っていると思ったのもつかの間、こよみが「幼馴染みの知り合いがいるから」とオカルト研究会に入ることになり、彼の夢は瞬く間に崩れ去ってしまう。7月2日公開。(C)2016「ホーンテッド・キャンパス」製作委員会
2016年06月27日第19回日本ホラー小説大賞・読者賞に輝く櫛木理宇の小説を映画化した『ホーンテッド・キャンパス』の完成披露試写会が6月14日(火)、都内で行われ、中山優馬、島崎遥香、大野拓朗、高橋メアリージュン、「ジャニーズJr.」の安井謙太郎、竹本聡志監督が出席した。怖がりなのに幽霊が見えてしまう八神森司(中山さん)が、不可解な“影”に付きまとわれる片思いの後輩・灘こよみ(島崎さん)を守ろうと、オカルト研究会に入り、次々と奇怪なことが起こる呪われたキャンパスの謎を解明しようと奮闘する。中山さんにとって、本作は初の主演映画で「思い入れが深いです。ホラー、青春、恋愛のエッセンスが詰まった新鮮な映画」と感激した表情。自身が演じる役どころについては、「ヘタレですけど、演じやすかった。自分と共鳴する部分があるのかなと思った」と語った。そんな中山さんは本作のクランクアップ後、主人公同様「霊が見えるようになった」と明かし、「自宅のベランダに置いてあるイスに、シャドーマンが座っていた」と怪奇現象を告白。シャドーマンは影のように見える未確認物体だそうで、「こっちが気づくと消えてしまうので、気づかないふりをしていたら、最終的に10体くらいいて(笑)。悪い気はしなかったですけど」と涼しい顔だった。ヒロイン役の島崎さんが、「いかにピュアさを出せるか意識した」と語ると、大野さんは「ピュアでしかなかった」とリップサービス。ホラーが苦手と自称する高橋さんは「いままで、ホラーの仕事はことごとく断ってきた。でも、この作品は人間ドラマがあり、苦手な人にも安心して観てもらえる」とアピールした。また、イジられキャラの安井さんは、中山さんから「安田くん」、大野さんから「安本くん」、高橋さんから「安村くん」とことごとく名前を間違えるボケを食らい、そのたび「安井だわ!」と突っ込んでいた。『ホーンテッド・キャンパス』は7月2日(土)から全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月14日中山優馬が6月14日に、都内で行われた初主演映画『ホーンテッド・キャンパス』の完成披露試写会に出席。「ホラー、青春、恋愛とすべてのエッセンスが詰まった新鮮な映画。思い入れが深いです。青春を懐かしんだり、憧れたりしてもらえれば」とアピールした。完成披露試写会その他の写真怖がりなのに幽霊が見えてしまう主人公・八神森司(中山)が、大好きな後輩・灘こよみを守るため渋々、オカルト研究会に入り、個性的な仲間たちとともに呪われたキャンパスの謎を解決しようと奮闘する。原作は櫛木理宇の同名小説。完成披露試写会には中山をはじめ、こよみを演じる島崎遥香、大野拓朗、高橋メアリージュン、安井謙太郎(ジャニーズJr.)、竹本聡志監督が出席した。中山は自身が演じる役柄について「ヘタレ」だと語り、「でも、自分としては演じやすく、どこかで共鳴する部分があるのかなと思った」と親近感も。若手キャストが集結した現場を「シリアスなシーンもあるなか、和気あいあいとしていて、チームワークが良かった」と振り返った。また、年上の大野から「最年少なのに、しっかりしていて現場を引っ張ってくれた。アニキという感じ」とたたえられると、「おれが?うれしいです」と笑顔を見せる場面もあった。一方、ヒロインを演じる島崎は「いかにピュアさを出せるか意識した」と役作りをコメント。高橋は「ホラーが苦手で、今までホラー映画(のオファー)は断り続けていた」と明かし、「でも、この作品はただ怖いだけじゃなく、人間ドラマもあるので、苦手な人にも安心して見てもらえるはず」と太鼓判を押していた。安井は、共演者から「安田」「安本」「安村」と名前を間違われ、そのたび「安井だわ!」とツッコミを入れ、イジられキャラの本領を発揮していた。『ホーンテッド・キャンパス』7月2日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年06月14日橋本愛主演で映画化、東出昌大主演でドラマ化もされた「さよならドビュッシー」で、2009年の「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した人気推理小説家・中山七里。このほど、中山さんによる法医学ミステリー「ヒポクラテスの誓い」が、WOWOWの連続ドラマWとして、10月に放送されることが決定した研修医の栂野真琴は、尊敬する内科医・津久場教授のすすめで法医学教室での研修を受けることに。真琴は、異様な雰囲気に覆われる法医学教室に恐る恐る足を踏み入れるが、法医学教授・光崎藤次郎は彼女をあしらい、その場を去ってしまった。ひとり残された真琴のところに突然、電話がかかってくる。「そこは、解剖してくれるとこですか?」と少女の声。父親が起こした自動車事故で亡くなった女性を解剖してほしいと言うのだ。父のせいではないと言う少女に、刑事・古手川和也が光崎へ解剖を依頼。警察では“解剖の必要なし”と処理された事故だが、光崎は遺族感情を無視するかのように解剖を強行する。光崎のやり方に納得できない真琴であったが、彼の天才的な腕によって明かされる真実を知り、心が揺らぎ始める。しかし、その解剖の先に隠された闇に真琴が巻き込まれることに。息つく暇もないスリリングな推理劇が幕を開ける!主人公の女性研修医が、偏屈だが解剖の腕は超一流という法医学教授の下で学び、成長していく物語を軸に、死因の特定など犯罪捜査や法の適用過程で必要な医学的研究と、その応用を指す“法医学”に重点を置いた本作は、WOWOWが初めて挑む法医学ドラマ。原作者・中山さんの著作「連続殺人鬼カエル男」「切り裂きジャックの告白」にも登場した、法医学教授・光崎藤次郎を取り上げ、“あえて映像化困難になるような描写”を心掛けたという本作の映像化には、NHK連続テレビ小説「まれ」やドラマ「いま、会いにゆきます」、連続ドラマW「震える牛」など数々のヒット作を生み出してきた篠崎絵里子が脚本、連続ドラマW「石の繭」「CO 移植コーディネーター」の内片輝が演出。目まぐるしく二転三転するストーリー、“解剖”をめぐる人間ドラマを描きだしていく。中山さんは、今回の連続ドラマ化決定に「本当に驚きました。同時に、映像化を決断された関係者の皆さんに深く尊敬の念を抱いたものです」とコメント、「個人的に映像表現は尖っていて、なんぼと考えている不届き者です。規制と常識を突き破らなければ、映像の明日はないと信じている無法者です。報せを受けてからというもの、その完成をずっと待ち侘びていました」と、映像で本作をどう見せるのか、期待を込めて語る。そして、視聴者へは「これは大人の観るドラマです。お子ちゃまはさっさとテレビから離れて寝ていなさい」と、辛辣ともいえるメッセージを贈る。気になるキャストの発表はこれからとなるが、ひと筋縄ではいかない本格法医学ドラマのできあがりが楽しみだ。連続ドラマW「ヒポクラテスの誓い」は10月、毎週日曜22時~WOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月13日一世を風靡した人気画家・中原淳一氏の人生を描いた舞台「それいゆ」の公開ゲネプロが6月1日(水)に行われ、出演する中山優馬、桜井日奈子らが囲み取材に応じた。本作で女優デビューを果たした桜井さんは、キャスト陣に向かって「中山さんもそうですし、ほかのキャストの方も優しくて愛を感じました」と、初々しく微笑んだ。「それいゆ」は、挿絵画家としての確固たる地位を築いた中原氏が、「美しく生きる」ことを信念に置いて活動する苦悩と挑戦の物語。雑誌「それいゆ」創刊から70周年という記念すべき本年、中原氏の人生が初めて舞台化されることでも注目を集めた。すでに5月26日(木)~29日(日)までの大阪公演を終え、充実の表情を浮かべて取材の場に現れた面々。座長を務めた中山さんは、大阪での反響を「自分で言っていいのかわからないですけど、自信は持っていますね」と胸を張る。稽古の様子についてもふり返り、「すごくみんな、悩んでたのではないかなと思います。でも、稽古場はそうして悩んで成長していく場だと思ってます」と、役者としての階段を着実に上っているようだ。女優になることを夢見ている女学生で、中原のファンでもある大河内役の桜井さんは、「いままでずっと女優になりたいと言ってた夢が、今回この舞台で叶ったのでうれしいです。中山さんは稽古中に私が役で行き詰まったというか、悩んでしまったんですけど、アドバイスをくれました」と、中山さんに助けてもらったと話す。さらに、稽古中は各々の役を深めていく日があったとのことで、桜井さんの日は、その下の名前をとり「日奈子デー」と名付けられたという。桜井さんは「(稽古中)パニックになっちゃったんですけど、その後に皆が“お前はひとりじゃない、皆で頑張ろう”と言ってくれて」と笑顔を見せると、中山さんが「われら桜井親衛隊ですから」と声をかけ、ほかのキャスト陣もうなずき、桜井さんの健闘をたたえていた。そのほか、囲み取材には金井勇太、施鐘泰(JONTE)、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、佐戸井けん太が出席した。「それいゆ」は6月1日(水)~5日(日)まで、Zeppブルーシアター六本木にて上演。(cinamacafe.net)
2016年06月01日歌手で俳優の中山優馬が1日、都内で行われた主演舞台『それいゆ』の公開稽古に登場し、共演の金井勇太、施鐘泰(JONTE)、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、桜井日奈子、佐戸井けん太とともに取材に応じた。同作は、雑誌『少女の友』の挿絵で戦中・戦後の少女たちに夢を希望を贈り、今も愛され続けている画家・中原淳一が”美しく”生きる姿を描く。ドラマ『ガリレオ~season1~』『任侠ヘルパー』などを手がけた脚本家・古家和尚のオリジナル作で、関西テレビ放送の木村淳がプロデュース、演出を担当する。公開稽古には、ジャニーズ事務所の後輩が多く駆けつけた。中山は「同じ事務所の人間としても、切磋琢磨しながら、もっともっと上を目指していきたい」と目を輝かせ、「刺激しあうために見てもらうのは、すごくいいんじゃないかなと思います」と語った。そして、後輩たちに「負けへんで~」とメッセージを贈った。また、中山の先輩である辰巳は、稽古中に中山からの手紙を受け取ったことを明かした。中山演じる中原淳一が、辰巳演じる中原の弟子・桜木高志に書いたという設定となっており、台本の後日談を想像して書かれていたという。中山は「それ言うんだ」と驚いた様子を見せたが、辰巳は「優馬の作ってきたものを少しでも伝えたい」と笑顔に。中山は、手紙について「台本に書かれていない部分の大事さを教えていただいて、書かれる前の中原淳一の人生も過程として落とし込むという作業をみんなでやっていたので。その後、気持ちを忘れないようにしようと思った」と、背景を説明し、辰巳も嬉しそうにうなずいていた。
2016年06月01日タレントの中山秀征が、11日に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『あいつ今何してる?』(毎週水曜19:00~19:56)に出演し、中学時代のエピソードを語る。この番組は、ゲストの学生時代の同級生の"今"を調査していくもの。MC・ネプチューンの事務所の先輩である中山は、中学生の頃からスターになることを夢見て、「芸能人になりたい」と周囲に言って回っていたという。「バカじゃないの?」と一笑に付す友人も多かったそうだ。そんな中にも、中山を応援した女子がいたそうで、「将来ビッグになるから今のうちに」と当時、自ら考えたサインを渡したという。中山によると、学年一の秀才だった彼女は、その"無名時代のサイン"も迷惑がらずに喜んでいたような気がするとのこと。今回の調査では、彼女の手に渡ったサインの行方や、ネプチューンも大爆笑の事実が明らかに。また、同級生たちが語る思いに中山が涙する。この日の放送では、神奈川・森村学園の同級生だった宮澤エマとMay.Jも登場。宮澤が「普通にイケメン」だったと覚えている字が奇麗できちょうめんな、かつてのクラスメートの現在が明かされる。
2016年05月10日中山優馬と共演する初舞台「それいゆ」や数々のCMで活躍する桜井日奈子が、ニベア花王「8×4 BODY FRESH」の新CMに登場。自身でも特技とするバスケットボールを披露しながら、仲間との友情を感じさせる、爽やかな“青春”CMとなっていることが分かった。今回の新CMは、2014年「岡山美少女・美人コンテスト」でグランプリを獲得して以来、“岡山の奇跡”といわれ、今年最もブレイクしそうな若手女優として注目を浴びている桜井さんが、高校の部活を舞台に、自身でも特技にしているバスケットを披露するというもの。まず、部活で練習に勤しむ桜井さんのシーンからスタートするが、練習中にミスをしてしまい、コーチに怒られて落ち込んでしまう桜井さん。その様子を心配そうに見つめる仲間たち。帰り道、そんな桜井さんに仲間たちはふだんと変わらず明るく話しかけたり、一緒にアイスを食べたりしながら励ます。仲間たちのいつもの明るい笑顔を見て、次第に笑顔になっていく桜井さん。次の練習では気持ちを切り替え、見事なシュートを決めてスランプを脱出。部活を終えた後には、汗を拭いながら、仲間の大切さを実感する、というストーリーとなっている。撮影では、実際の学校の体育館を使用。数か月前まで現役の女子高生で、元バスケ部員でもあった桜井さんは、撮影前から慣れた手つきでドリブルするなど、リラックスした様子。監督から指示された7発のゴールもすべて決めるなど、バスケの腕前を発揮していた。また、共演者全員がバスケ経験者で年が近いこともあり、撮影の合間もバスケットボールの試合をするなど、終始、笑みがこぼれていたという。なお、この新CMはTVオンエアに先駆け、本日5月9日(月)よりニベア花王公式ブランドサイトおよびび花王動画チャンネルにて先行公開、WEB限定の60秒Ver.も用意されている。新CM「8×4ボディフレッシュバスケ部・友情ドラマ篇」は5月14日(月)より全国にてオンエア。(text:cinemacafe.net)
2016年05月09日中山優馬(NYC)主演の舞台「それいゆ」の制作発表会見が5月2日(月)に開催され、中山さんをはじめ、共演の金井勇太、施鐘泰(JONTE)、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、桜井日奈子、佐戸井けん太が出席した。戦争中の混乱期に雑誌「少女の友」の挿絵で戦時下の少女たちに希望を与え、終戦後は「それいゆ」「ひまわり」などの出版で復興期の女性たちに光を与えた画家・中原淳一が美しさを追い求め、生きる様を描く。登壇陣は全員、カンバスをイメージした全身真っ白の衣裳で登場!「美しさを追求する」という中原さんのスタイルが本作のテーマとあって、中山さんは「ごらんの通り、美しい人しか出てきませんのでどうかお楽しみに(笑)」と自信たっぷりに語り笑いを誘う。舞台で実在の人物を演じるのは初めての経験であり「アプローチが難しい」と語るが「尊敬や憧れの思い、敬意を持ちつつ、モノマネをするのではなく、ただ軌跡をそのまま表現するのではなく、中原淳一という人物像をしっかりと舞台で提示したい!」と力強く語る。中原さんの絵は戦時中、戦後と多くの少女たちの救いや癒しとなり、大きな影響を与えたが、自身にとってのそうした存在は?という問いには中山さんは「一番は愛犬ですね。その日のストレスを全てぶつけてるので…そろそろ毛が抜けてくることかと(苦笑)」と家で人知れず、犬に悩みや愚痴を吐露している模様…。桜井さんは“岡山の奇跡”として注目を集め、この春より本格的に芸能活動を開始しており、本作が女優デビュー作となる。会見では初々しい表情で「先輩方を見習って、精いっぱい頑張ります」と意気込みを語る。中山さんはそんな桜井さんについて「バスケ部出身でパワーがすごいです!」と語る。稽古が始まる前に、桜井さんがバスケ部時代にやっていた練習方法を“日奈子トレーニング”として取り入れていることを明かし、壇上で全員でそれを披露するなど、和気あいあいと仲の良い雰囲気を伺わせた。桜井さんは、女優を目指す少女で中原に憧れを抱く少女を演じるが、現場で中山さんと対峙し「一瞬で淳一先生になるので、本当に憧れを持ってしまいます!」と尊敬のまなざし。ただ、初対面の時はたまたまポスターの撮影で、中山さんは女装していたそうで「そういう方なのかと…(苦笑)」と勘違いしてしまったと明かし、会場は笑いに包まれていた。舞台「それいゆ」は5月26日(木)より5月29日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて、6月1日(水)より6月5日(日)まで東京・Zepp ブルーシアター六本木にて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年05月02日俳優で歌手の中山優馬が2日、都内で行われた主演舞台『それいゆ』の制作発表に、共演の金井勇太、施鐘泰(JONTE)、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、桜井日奈子、佐戸井けん太とともに出席した。同作は、雑誌『少女の友』の挿絵で戦中・戦後の少女たちに夢を希望を贈り、今も愛され続けている画家・中原淳一の生きる姿を描く。ドラマ『ガリレオ~season1~』『任侠ヘルパー』などを手がけた脚本家・古家和尚のオリジナル作で、関西テレビ放送の木村淳がプロデュース、演出を担当する。「美しく生きる」という作品テーマにのっとり、中原淳一役を演じる中山は「見ての通り美しい人ばかり」とあいさつし、共演者は苦笑。2014年に「岡山美少女美人コンテスト」で美少女グランプリに輝き”岡山の奇跡”と呼ばれる桜井は、今作が女優初挑戦ということで、緊張した様子を見せた。「一瞬で淳一先生になってしまう中山さんに、本当に憧れています」と気持ちを伝えると、中山も「ありがとう」と優しく答え、周りからは「お兄ちゃん!」と声がかかった。また会見では、出演者が稽古時に行っているというトレーニングを披露。バスケ部出身の桜井の号令に合わせて全員で足を踏み鳴らし、ジャンプしながら頭の上で手を叩くハードな動きだが、桜井も開演まで「ビシバシやらせていただきます」と強気に答えた。アイドルユニット・ふぉ~ゆ~として情報番組『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』金曜レギュラーとしても活躍している辰巳は、初めてユニットを離れた舞台に立つということで、「ふぉ~ゆ~に返していけるように頑張りたい」と気合を入れた。「メンバーは桜井さんとの共演をうらやましがってるかも」と語る辰巳は、「(松崎)祐介」が一番うらやましがりそうだと名前をあげていた。
2016年05月02日タレントの中山エミリが21日、都内で行われたガルデルマの幼児向けスキンケアブランド「セタフィルベビー」新CM発表会に出席した。スイスの医薬メーカー、ガルデルマは、人気ブランド「セタフィル」から幼児のデリケートな肌を保湿し、外的刺激から保護する初のベビーライン商品を発売。これに伴い、新CMが今年の夏に全国で放送予定で、イメージキャラクターに起用された中山エミリが愛娘とヌードを披露している。昨年5月に誕生した長女と一緒に出演したCMについて中山は「自分ひとりとは勝手が違い、皆さんにはお手数をお掛けしましたが、貴重な体験で大きな思い出が増えました」と振り返り、愛娘とヌードを披露したことに「セクシーな感じではなかったんですが、現場では皆さんが気を遣って下さいました。それほど抵抗もなく、うまい具合に色々としていただきました」と笑顔。すでに使用したという新商品について「とっても肌につけた時の気持ちよさはもちろんですが、伸びも良かったですね。洗って守るというステップが分かりやすく、こういうステップが短く済むので時間がない中でも手間を掛けられるのはありがたいことです」と母親目線で語った。同CMでメディアデビューを果たす愛娘の今後については「(子役や芸能界は)全然ないと思います。この先本人がどんなことに夢中になってくれるのか楽しみです。芸能界に入りたいと言ったら家族会議ですよ!元気で育ってくれたら他に望むことはありません。素敵な旦那さんを見つけて欲しいですね」とすっかり母親の顔だった。
2016年04月21日劇作家・内藤裕敬の新作『魔術』が、3月27日、東京・本多劇場で開幕した。本作は、デビュー30周年を迎えた中山美穂が、初めて挑む本格的舞台作品。舞台『魔術』チケット情報出演者は中山、萩原聖人、橋本淳、勝村政信と個性派揃い。深夜の高架下のおでん屋台を舞台に、ここ十年余りに社会が直面してきた言い知れない不安、世界の不確実性や他者との距離感の欠如を、4人の会話劇として描いていく。中山は本番を前に「今、本当に緊張しています。楽しみな気持ちも同じくらいあるんですけど…」と緊張の面持ちを見せながらも「お稽古の中で日々いろいろな気付きがあって、毎日(芝居が)変わっていくんです。だから本番でも(気付きを)見つけていきたいと思っています。そういう流れる変化が魅力的な作品だと思うので」と話した。作・演出の内藤は、「作・演出をやっていて稽古中にこんなにも気付かされることが多いことはなかなかない。日に日に『ベストメンバーだな』と確信しました。稽古の過程で(4人を)信用していますので、あとはもう任せるだけ」と自信をのぞかせた。内藤作品には過去3作品出演している萩原は、今作の印象を聞かれ「さっぱりわからないです」と答え、内藤は大笑い。「でもわからないままでいいと、ゴールがないと、この芝居には。そういう意味で、わからなくていいと思っています」と話した。中山については「(中山以外の)僕ら4人は舞台をそれなりにやっていて、美穂さんは(舞台が)初めてなので、『なんでも聞いてください』なんて言ってたんですけど、最終的には僕らが背中を押されました。美穂さんは稽古場では余計なこと一切喋らないし一番隅っこに佇んでるんですけど、日に日に“女(役名)”が変わるんですよ。それに触発されて、引っ張られたところはありますね」と印象を語った。勝村は「それぞれバラバラの場所から来ているメンバーなので、稽古場でなにかするのが楽しかったですね。難しい部分ももちろんありましたけど楽しいことの方が多かったです」と稽古を振り返った。また、宮田慶子、宮本亜門ら名だたる演出家の作品への出演が続き注目を集める橋本が「僕は一番下ですし、舞台上で先輩の胸を借りながらやらせてもらってます」と話すと、萩原らにちょっかいを出される場面も。仲の良さを感じさせた。自分たち以外ひと気のない世界で一体何が起きているのか。“魔術”にかかったのか、とけたのか。おでん鍋の底に沈むのは果たして…?『魔術』東京公演は4月10日(日)まで本多劇場にて。その後、愛知、兵庫、愛媛、高知、宮城、北海道と各地を巡る。取材・文:中川實穗
2016年03月29日昨年は自身初の単独ソロコンサートを成功させ、オスカー・ワイルド原作の舞台『ドリアン・グレイの肖像』では、外部作品初出演にして初主演を見事務め上げた中山優馬。映像での活躍も著しく、注目を集める彼が、次は人気画家・中原淳一を題材にした舞台『それいゆ』で主演する。『それいゆ』チケット情報昭和初期、雑誌『少女の友』の挿絵で戦時下の少女たちに夢と希望を贈り、一世を風靡した中原淳一。終戦後も『それいゆ』『ひまわり』を出版し、「美しく生きる」というメッセージを込めながら、女性たちに光を与えてきた。その彼の思いを、中山が舞台で届ける。「伝記ものではなく、中原淳一さんが提案した“美しく生きる”とは何か?ということをテーマに描かれていきます。身なりを美しくするというのはもちろんですけど、身も心もファッションも美しく生きる。流行りに乗っかるということではなく、自分が美しいと思ったものを信じて、その信念を持つことが美しく生きるというテーマにつながるんじゃないかな。モノが溢れている今の時代にも、通じるものがあると思います」。そう話す中山にとっての“美しく生きる”とは…?「仕事でも、プライベートでもそうですが、何に取り組むにしても、目標というのがあると思うんですよね。例えば“この技術を習得したい”とか。その何かひとつでも決めたことに向かって一生懸命に取り組む姿とかは、美しいなと思いますね」。実在した人物を演じることについては、「不思議な気分」と話す中山。「昨年のドリアン・グレイは小説の中に生きている人だったので、勉強方法が全然違うんです。中原さん自身のいろんな資料を読むだけではなく、全然関係ないけれど、何か役作りのヒントになりそうな映画を観て、主人公が何を思ってその行動に出たのかとかを考えたりもしますね。中原さんの絵をちゃんと拝見したのも、このお話をいただいてからです。すごく現代風に描かれていることが印象的でしたし、絵から力強いエネルギーを感じました」。そして、落ち着いた口調で、力強く放つ。「中原淳一さんという方の生き様を、しっかりと読み取って演じたい。とても前向きな作品になると思うので、“美しく生きる”とは何かということをお客さんにちゃんと提示して、観劇後に希望を与えられたらと思います」。公演は、5月26日(木)から29日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、6月1日(水)から5日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演。チケットは3月26日(土)10:00より一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2016年03月25日AKB48の島崎遥香が、中山優馬主演映画『ホーンテッド・キャンパス』(7月2日公開)に出演することが10日、わかった。同作は第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞し、累計70万部を超える『ホーンテッド・キャンパス』(原作・櫛木理宇)シリーズを映画化した作品。怖がりなのに幽霊が見えてしまう主役・八神森司を演じる中山、八神が入部するオカルト研究会の部長・黒沼麟太郎役の安井謙太郎(ジャニーズJr.)の出演が発表されていた。今回島崎は、中山演じる八神が思いを寄せる後輩・灘こよみ役を演じることになる。またあわせて、オカルト研究会の仲間の黒沼泉水役に大野拓朗、アネゴ肌の副部長・三田村藍役に高橋メアリージュンの出演が発表された。役柄について、島崎は「原作が小説ということでまず自分自身が読者となり、原作ファンの方をガッカリさせたくない! という想いで挑みました」と意気込みを語る。共演する中山については、「同世代で同業者ということで興味深さがありましたし今後も切磋琢磨し合いながらエンターテイメントを盛り上げていけたらと思いました」と、トップアイドルとしての意識を感じさせるコメントを残した。主演の中山は、島崎について「差し入れなどをしてくれて現場を和ませてくれました。撮影時は素直で率直な演技をされていたので、共演できてよかったです」とコメント。大野は「ぱるるは『塩対応』と言われていますが、我々といる時は『砂糖? 対応』。素敵な女優さんで、役同様に我々のヒロインでした」、高橋は「オカルト研究会のみんなが本当に仲良くて学生に戻った気分で和気あいあいと撮影を楽しめました!」と、作中さながらに仲の良い姿をうかがわせた。また、同作の主題歌は中山の新曲「Feeling Me Softly」(ジャニーズ・エンタテイメント)に決定した。中山は「この曲は2年ぐらい前から、ここぞという時まで温めてた曲です」と背景を明かした。更に、「曲調的には前例がないテイストになっていますし、歌詞も映画の内容に合うように歌いました。試写の時にもぴったりだと再認識させていただきました」と感想を述べた。■神山明子プロデューサー・コメントこの夏、大人気の原作を素晴らしいキャストで映画化しました「ホーンテッド・キャンパス」をお届けいたます。主演の中山優馬さんは、今まで見たことない「ヘタレ」で頼りない、だけど一途な森司役を生き生きと演じています。島崎遥香さんは、竹本監督が最初からこよみは彼女しかいないと決め込んでいました。静かで優しい話し方、古風なたたずまい、黙っていても何かを感じさせる独特の存在感が、「無色透明」なこよみちゃんそのものだそうです。島崎さんも髪をこよみカットにして臨んでくれました。大野拓朗さんは若いのに包容力にあふれ、森司の理解者としてオカ研を支えてくれました。高橋メアリージュンさんは無敵の明るさ、強さでみんなを引っ張ります。安井謙太郎さんは、好奇心いっぱいの、愛されキャラ・いじられキャラとしてみんなを癒してくれました。この5人の個性豊かなメンバーが大学で起きた怖い事件に挑みます。ホラーながらも胸キュンしますので、ぜひご覧ください。■主題歌「Feeling Me Softly」中山優馬(ジャニーズ・エンタテイメント)作詞:MiNE作曲:川口進/MiNE/Atsushi Shimada編曲:Atsushi Shimada(C)2016「ホーンテッド・キャンパス」製作委員会
2016年03月10日シリーズ累計70万部突破し、いま若者の間で大人気の同名小説を原作に、中山優馬主演で映画化する『ホーンテッド・キャンパス』。この度、新たにキャストが発表され、ヒロインに「AKB48」“ぱるる”こと島崎遥香が抜擢されたことが明らかとなった。怖がりなのに幽霊が視えてしまう八神森司は、高校時代不吉な影に狙われている後輩・灘こよみに出会い恋をするが、臆病な性格から告白もできずに卒業してしまう 。そして一浪の末に大学へ入学すると、そこで再会したのは片想いのこよみだった!久々の再会に胸をときめかせる森司。だが、こよみは「幼馴染みの知り合いがいるから…」とオカルト研究会に入ることになり、彼の夢は瞬く間に崩れ去ってしまう。高校時代に起きたある事件のこともありこよみを放っておくこともできず、森司は彼女を守るために嫌々ながらもオカルト研究会に入ることに。個性的な仲間たちが集まる通称“オカ研”の部室には、日々原因不明の怪奇現象に悩む人々が訪れていた。次々と奇怪なことが起こる大学を舞台に、森司はオカ研の仲間とともに呪われたキャンパスの謎を解決することができるのか――。原作は、シリーズ累計70万部を突破し、「第19回日本ホラー小説大賞」読者賞を受賞するなど、いま若者の間で大人気の櫛木理宇の同名小説。キャストには、怖がりなのに幽霊が見えちゃう主人公・八神森司役に、映画初主演となる中山さん、仲間の黒沼麟太郎役に「Love-tune」の安井謙太郎が配役されている。そして今回新たに発表されたキャストには、森司が想いを寄せる後輩の灘こよみ役に、『劇場霊』など話題作に次々と出演する島崎さん、そしてオカルト研究会の個性的な仲間たちとして、森司と同じく幽霊が視える能力を持つ面倒見のいい先輩・黒沼泉水役に、『黒執事』『セーラー服と機関銃-卒業-』など話題作の出演が続いている期待の若手俳優・大野さん、男勝りのアネゴ肌でオカ研メンバーを温かく見守る三田村藍役に、『シマウマ』の公開を控える高橋さんといった旬のキャストたちが顔を揃えている。『劇場霊』に続き2度目のホラー映画に出演する島崎さんは「前回とはまた違ったホラーが観れるのではないかと思います。今回は、甘酸っぱい青春ミステリー。いろんな意味でドキドキする映画になっています!」とコメント。また、大野さんは「同世代と一緒に仕事をすることが滅多にないので、すごく新鮮でした。すぐに打ち解けて仲良くなったので、オカ研としても、良い空気感が自然とできたのではないかと思います」と述べ、「撮影が終わったいまでも仲良しなんですよ。ぱるるは『塩対応』と言われていますが、我々といるときは“砂糖”?対応。素敵な女優さんで、役同様に我々のヒロインでした」と共演の島崎さんについて語っている。さらにホラーは苦手という高橋さんは「この作品はドラマやストーリー性が強いので感動させられることが多かったです。そしてオカルト研究会のみんなが本当に仲良くて学生に戻った気分で和気あいあいと撮影を楽しめました!」と仲の良さをアピールした。また今回の発表に併せて本作の主題歌も決定。現在ソロとして活動する主演の中山さんが初の映画主題歌に挑戦している。「この曲は2年ぐらい前から、ここぞというときまで温めてた曲です。曲調的には前例がないテイストになっていますし、歌詞も映画の内容に合うように歌いました。試写のときにもぴったりだと再認識させていただきました」と自信を覗かせた。『ホーンテッド・キャンパス』は7月2日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月10日中山優馬の初主演映画『ホーンテッド・キャンパス』の主要キャストと主題歌が発表になった。主人公が秘かに思いを寄せるヒロインを島崎遥香が演じるほか、大野拓朗、高橋メアリージュンが出演する。主題歌は中山が「2年ぐらい前から、ここぞという時まで温めてた曲」と話す『Feeling Me Softly』に決定。このほど中山らキャストのコメントが届いた。その他の画像映画は、怖がりなのに幽霊が見えてしまう主人公・八神森司(やがみ・しんじ)が、大好きな後輩・灘こよみ(なだ・こよみ)を守るため渋々、オカルト研究会(通称=オカ研)に入り、個性的な仲間たちとともに呪われたキャンパスの謎を解決しようと奮闘する青春映画で、櫛木理宇の同名小説を映画化したものだ。大野は、主人公と同じく幽霊が見える先輩・黒沼泉水(くろぬま・いずみ)役。高橋は、男勝りのアネゴ肌でオカ研メンバーを温かく見守る三田村藍(みたむら・あい)役。そのほかジャニーズJr.の安井謙太郎がオカ研の部長・黒沼麟太郎(くろぬま・りんたろう)役を演じる。中山は初主演作を「怒涛の撮影であっという間でした。ドラマとはまた違い、一発勝負な緊張感が印象的です」と振り返り、「素朴な普通な大学生を常に意識していました。監督とかなり相談しながら撮影した、除霊のシーンは必見です!」とコメント。主題歌については「曲調的には前例がないテイストになっていますし、歌詞も映画の内容に合うように歌いました。試写の時にもぴったりだと再認識させていただきました」と自信を見せた。島崎はヒロインを演じるにあたり「原作が小説ということでまず自分自身が読者となり、原作ファンの方をガッカリさせたくない!という想いで挑みました」といい、「今回は、甘酸っぱい青春ミステリー。いろんな意味でドキドキする映画になっています!」とPR。撮影について大野と高橋は「みんな志が一緒で、性格も明るくて、作品を語りあったり、夢を語りあったり、すぐに打ち解けて仲良くなったので、オカ研としても、良い空気感が自然とできたのではないかと思います」(大野)。「オカルト研究会のみんなが本当に仲良くて学生に戻った気分で和気あいあいと撮影を楽しめました!」(高橋)と明かした。『ホーンテッド・キャンパス』7月2日(土)より全国公開
2016年03月10日中山優馬を主演に迎え、「ガリレオ」「LIAR GAME」などの大ヒットドラマの脚本を手がけた古家和尚が初めて書き下ろす舞台作品「それいゆ」の追加キャストが決定!“岡山の奇跡”と称されTVCMなどで活躍中の桜井日奈子、佐戸井けん太、施鐘泰(JONTE)の名前が発表された。太平洋戦争の混乱期、雑誌「少女の友」の挿絵で戦時下の少女たちに夢と希望を贈り、終戦後まもなく、オリジナルの女性誌「それいゆ」「ひまわり」の出版により焼け跡の復興に生きる女性たちに光を与えた男、中原淳一。戦中戦後の暗い時代に大輪のひまわりが咲くかの如く、色あざやかにその想いを綴った中原氏の“美しく生きる”というメッセージを、信念を持って生きることが難しい、いまの時代に問い掛ける――。雑誌にとどまらず、日本のファッション、イラストレーション、ヘアメイク、ドールアート、インテリアなど幅広い分野で時代をリードし、日本発の“Kawaii”の原点となった中原氏の物語を描く本作。主演を演じるのは、「バッテリー」でドラマ初出演にして初主演を務めて以降、「サムライ転校生」「恋して悪魔~ヴァンパイア☆ボーイ~」など俳優として活躍し、今年は初主演映画『ホーンテッド・キャンパス』の公開が控える中山さん。脚本を、「ウロボロス~この愛こそ、正義~」「S-最後の警官」「メイちゃんの執事」「任侠ヘルパー」やアニメ「血界戦線」など、数多くのヒット作を生み出すヒットメーカー・古家さんが務め、演出には、古家さんとは「幽かな彼女」「37歳で医者になった僕」でタッグを組み、中山さんとは7年ぶりのタッグとなる木村淳が参加する。今回、本作を彩る追加キャストが発表。岡山美少女コンテストで“美少女グランプリ”を獲得し、「LINE MUSIC」のCMに出演するやいなやTwitterをはじめとしたSNSで「超絶可愛い」と話題沸騰となった桜井さん。“岡山の奇跡”と称され、現在は「白猫プロジェクト」や「いい部屋ネット」などTVCMで活躍中の彼女は、本作が舞台初出演!中山さん演じる中原淳一の大ファンで、女優になることを夢見ている女学生役を担当する。桜井さんは「女優さんになることが目標でした。いよいよだなって思うと本当に私にできるかな、と不安にもなります。いまはまだ演じる自分のことが想像できないというか…。けれど、周りの応援してくださっている方々の期待に応えたいです。精一杯努力して一生懸命に舞台『それいゆ』にとり組みたいと思います!!」と意欲十分な様子。演出の木村さんは、桜井さんの起用について「“ひまわり”を探していました。経験の有無、これまでのキャリアは関係なく…“ひまわりのような少女”が舞台『それいゆ』には不可欠なピースです。一途に真っ直ぐと、天空を見上げる佇まい…決してそれは叶わぬ想い…。それが私が考える“ひまわり”。役者・桜井日奈子は勿論、未知数です。しかし彼女は“ひまわりのような少女”であることを私は確信しております。彼女が『役者としての第一歩を踏み出す瞬間』を共有できることに、大きな責任感とワクワク感を持って現場に臨みたい、そう考えております」と、大きな期待を寄せた。また、「踊る大捜査線」シリーズをはじめ、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」など数多くのドラマや映画に出演し、温厚な父親役から腹黒い権力者役まで幅広く演じ分ける実力派の佐戸井さん。そして、アーティストとして2007年「ゆれる」で日本・中国・韓国の3か国同時デビューを果たし、その後は俳優業も精力的に行う施鐘泰(JONTE)がキャスティングされた。「それいゆ」大阪公演は5月26日(木)~5月29日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて全5回、東京公演は6月1日(水)~6月5日(日)Zeppブルーシアター六本木にて全8回実施。(text:cinemacafe.net)
2016年02月16日中山美穂が舞台『魔術』で、念願の初舞台に挑戦する。舞台『魔術』チケット情報「舞台は20代の頃から憧れていました。コンサートでのライブ感が大好きで、お芝居もやってみたいな、と。ここにきて初めてお話をいただき、脚本を読んだらものすごく面白い!まさかこの年齢になって、初めての経験ができるとは思ってもみませんでした。でも人生は一回きり。今は楽しみで仕方ありません」と喜びを語る。『魔術』は南河内万歳一座座長の内藤裕敬による書き下ろしで、演出も内藤が手がける。キャスト4人が出ずっぱりで挑む、ワンシチュエーションの会話劇だ。男女4人がおでんの屋台にたどり着くが、その途中、まるで魔術にかかったみたいに周りから人が消えてしまう。実はその4人はそれぞれの生活の中で、人との密度、距離を失っていた者たちだった…という、何ともミステリアスな物語だ。「不思議な話で、私が演じる女性も脚本だけではどんな人物なのか、まだ捉えられなくて。全てはお稽古が始まってからですね。お稽古では、内藤さんに厳しく何でも言っていただきたいです。私、激しい性格ですから傷つきますけど、早くレベルアップできるところまで持っていきたいです。人見知りも強いけど、自分をオープンにして、いいところも悪いところもさらけ出して、積極的に臨むつもりです。相手の役者さんが心開いてくださり、上手く気持ちのキャッチボールができるといいですね」初舞台の稽古場で自分をさらけ出すにはかなりの勇気が必要だろうが、「私、恥ずかしいことなんて、もうそんなにないので。失敗から学ぶことのほうが大きいと思っています」と、肝が座っているから頼もしい。演出の内藤に、中山の起用理由を聞くと、「野良猫でも、田舎にいる野良猫と都会の野良猫では違うでしょ?中山さんには都会的なシャープさがあり、油断の出来ない寂しさが伴っているのが魅力です。彼女の役は生活感がありながら、同時に都会の中を漂流している雰囲気が漂っている。初舞台でご本人も緊張なさっているでしょうが、中山美穂という存在感を舞台ならではの新しい感じで立体化したい。映像とは違う形で、ジタバタしていただこうかな」と語った。出演は中山の他、萩原聖人、橋本淳、勝村政信。公演は3月27日(日)から4月10日(日)まで東京・本多劇場、4月15日(金)から17日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールで上演。その後、4月中旬から下旬にかけて全国ツアーが予定されている。取材・文:三浦真紀
2016年01月15日昨年、初の単独ソロコンサートや外部舞台主演を成功させ、2016年は初主演映画『ホーンテッド・キャンパス』が控える中山優馬が、「ガリレオ」「LIAR GAME」などの大ヒットドラマの脚本を手がけた古家和尚が書き下ろす初舞台「それいゆ」に主演。戦時中や戦後の混乱期、少女たちに色あざやかな“挿絵”や先駆的な女性誌を通して夢や希望を与えたアーティスト、中原淳一を演じることが分かった。太平洋戦争の混乱期、雑誌「少女の友」の挿絵で戦時下の少女たちに夢と希望を贈り、終戦後まもなく、オリジナルの女性誌「それいゆ」「ひまわり」の出版により焼け跡の復興に生きる女性たちに光を与えた男、中原淳一。戦中戦後の暗い時代に大輪のひまわりが咲くかの如く、色あざやかにその想いを綴った中原氏の“美しく生きる”というメッセージを、信念を持って生きることが難しい、いまの時代に問い掛けるーー。可憐な少女画や詩で“色のない”時代に少女たち夢と希望を与え、日本のファッション、イラストレーション、ヘアメイク、ドールアート、インテリアなど幅広い分野で時代をリードし、日本発の“Kawaii”の原点となった中原淳一の物語を、本日1月13日に22歳の誕生日を迎える中山さん主演で舞台化。書き下ろしで初めて舞台の脚本を手がけるのは、ドラマ界のヒットメーカーとして知られる古家さん。演出を、古家さんとは「幽かな彼女」「37歳で医者になった僕」でタッグを組み、2015年は舞台「本日、家を買います。」の脚本・演出を担当した関西テレビ放送の木村淳が務める。いまは「中原淳一さんやその時代背景(戦中戦後)を学んでいる途中」という中山さんは、「この物語は、中原淳一さんという“人”と、テーマである“美しく生きる”というところを、“美しく生きる”という言葉だけではなく、その本質の部分、その奥深さを追求するというところが見どころになると思います」とコメント。「普段から、人前に立つ仕事をしているので、“希望”や何かを伝えるというという意味では、中原淳一さんに通じる部分はあるかもしれませんが、その人、そのキャラクターをちゃんと自分の中でかみ砕いて、中原淳一という“人”を演じたいと思っています」と意気込んでいる。また、2009年の新聞に掲載されていた、明治41年に創刊された雑誌「少女の友」の付録である手帳の表紙に描かれていた可憐な少女画で、中原淳一の存在を知ったという古家さんは、「持ち主の女性は、戦中戦後の激動の時代から取材当時まで70年もの間、その手帳を宝物として手放さなかったのです。セーラー服姿の自分と友の写真、友が書いてくれた自作の詩、そして、仲良く海辺で遊んだ思い出を栞のように挟んで……」と心打たれたことを明かす。「中原淳一は美しい少女画を描くだけでなく、『美しくあれ』という願いを発信し続けた人」と評し、「彼の作品は、戦時下では『華美』『時局に合わない』と圧力を受け、戦後のモノが溢れる時代が訪れると、一転して『素朴だ』と評されます。それは彼の目指した“美しさ”が、時代や社会に翻弄されることのない、“生きる姿勢そのもの”だったことを表しています。 この物語は、いまの時代を生きる私たちに向けての、中原淳一からの問いかけです。『あなたは美しく生きていますか?』と……」とコメントを寄せた。また、「中山優馬さんとは7年ぶりの作品作り」という演出の木村さんは、「彼の中にある“潔癖性”と“かたくなさ”に魅かれ、今回オファーさせていただきました。天才アーティスト・中原淳一が世に送り出した数多くの、かわいらしく、柔らかい作品と対極に存在していた…固い信念、そしてその自らの信念に縛られて生きた天才の“狂気”と“渇き”を中山優馬演じる“中原淳一”を通して浮き彫りにしたい」と思いを込めている。「それいゆ」大阪公演は5月26日(木)~5月29日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて全5回、東京公演は6月1日(水)~6月5日(日)Zeppブルーシアター六本木にて全8回実施。(text:cinemacafe.net)
2016年01月13日アイルランドに生まれ、19世紀末のヨーロッパで一世を風靡した作家オスカー・ワイルド。その唯一の長編小説で、究極の美青年ドリアン・グレイの数奇な運命を描いた『ドリアン・グレイの肖像』が今夏、G2脚本、グレン・ウォルフォード演出で舞台化される。中山優馬演じるドリアン・グレイと恋に落ち、やがて自殺に追い込まれる女優シビルを演じるのが、舞羽美海だ。舞台『ドリアン・グレイの肖像』チケット情報「シビルは小さな劇場でヒロインを演じている10代の女性。“芝居バカ”で、自分が生きる場所はここしかない!と思っているところは私自身とリンクします。そんなシビルが愛を知り、芝居ができなくなって死を選ぶところまで表現できるのは、女優として幸せなこと。これまでハッピーな役が多かったので、今回は大きな挑戦。自分の殻が破れるんじゃないかと思っています。原作を様々な翻訳で読みながら、イメージを膨らませています」。舞羽は役作りのため、稽古に入ると普段の生活も変えることがあるという。「舞台上でも、素の自分ってどこかに表れると思うんです。私は性格的に大雑把なところがあるので、いかに繊細に演技を作るかが生涯の課題。ドリアンの人生の歯車を最初に狂わせていく役なので、その意味でも繊細に、でも守りに入らず大胆に演じたいですね」と意気込む。舞台上に普段の自分が表れるとする彼女の考え方は、美と若さを保つドリアンの老いや醜さを肖像画が映し出すという本作の世界観に通じるかもしれない。「そうですよね。嘘をどれだけ本当にできるのかといったことも、この作品のテーマ。まず中山さんは、肖像画から出て来たように美しい方なので、それだけでこの作品の世界観の象徴のような存在。そんな中山さんとどんなキャッチボールができるか、私自身、楽しみにしています。オスカー・ワイルド特有の耽美な世界を感じつつ、舞台ならではのリアルさもあるものに仕上がるのではないでしょうか」。ドリアンは、『ロミオとジュリエット』のジュリエットを演じるシビルを観てひと目惚れする。既に宝塚歌劇団時代、ミュージカル版『ロミオとジュリエット』で同役は経験済み。「ミュージカル版では言葉も現代的でしたし、歌で感情表現できましたが、シェイクスピアの詩のような台詞をストレートプレイで表現するのは難しい」としながらも「シェイクスピアといえばお芝居の基本ですから、勉強し直すつもりで今、じっくりと読んでいます。女優として再スタートしたいんです」とする表情からは、決意の強さがうかがえた。今年はこの『ドリアン・グレイの肖像』、そして秋にはミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』ヒロイン・サラ役と、大役が続く。「この2作で、今年こそ、今までと違う自分に変わりたい。一生分を賭けるくらいの気持ちで、逃げずに自分をさらけ出して臨みたいです」。8月16日(日)から18日(火)・9月1日(火)から6日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場、8月22日(土)から26日(水)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、29日(土)・30日(日)福岡・キャナルシティ劇場にて。取材・文:高橋彩子
2015年07月24日