2020年3月。一匹のワニの人生が、日本中を感動で包み込んだ。あれから1年あまり。ついにあの物語がスクリーンで甦る。声の出演を果たした中村倫也は「オファーをいただいたときは、流行ったから映画化かな?と思ったんですよ」とさらりと本音を口にする。隣で聞いていた山田裕貴も「俺もまったく同じこと思った」と頷く。だけど、決して流行りに乗っただけの作品ではない。そう感じ取ったから、ふたりはこの有名すぎる物語の登場人物として生きることを決めた。7月9日(金)公開の『100日間生きたワニ』。これは、今生きていることを慈しむ気持ちになれる、この時代にふさわしい映画だ。『俺のイタリアン』に日常のいとおしさを感じました――映画を観ながら、ささやかな日常の美しさを感じました。おふたりが日常のいとおしさを感じる瞬間はどんなときですか。山田風が吹いてるとか。中村お。山田鳥が鳴いてるとか。中村(他には?という目で促している)山田お風呂に入った瞬間とか。中村(それから?という目で促している)山田今日10時入りだから、もうちょっと寝れるなってときとか。中村(まだあるでしょ?という目で促している)山田あとは初めて食べてみたデリバリーのお店の「これうまい」に出会えたときとか。最近だと『俺のイタリアン』がうまかったです。中村じゃあ、今、裕貴が言ったこと、原稿では全部俺が言ったことにしてください。山田えー(笑)。――じゃあ、すみません、山田さん、今度は自分の分を…(笑)山田えっと…セミが鳴いてるとか。桜が咲いたなとか。人が笑ってるとか。中村あ、それ、NGワード。言っちゃダメ。山田え、自分のものにしたいからですか。中村そうそう。山田(笑)。中村切り札だったのに。もう1回こっちに来るだろうなと思っていたから、そのときのためにとっておいたのに全部言う、この人。先輩つぶしにかかってるわ。山田そんなわけないでしょ(笑)。中村怖いですね〜。――じゃあ、改めて中村さん、日常のいとおしさを感じる瞬間はどんなときですか。中村(即答で)お金を稼げたときです。山田さすがですね。一個上のジョークで来ますね(笑)。裕貴は、痛みを知っているやつな気がする――中村さんは、ワニの親友のネズミ。そして、山田さんは映画オリジナルキャラクターのカエルを演じます。お互いのキャラクターについてどんな印象を抱きましたか。中村カエルが身近にいたら、ウザいですよね(笑)。山田(笑)。中村僕の演じるネズミは、例えるなら山登りをするときにいちばん後ろにいるタイプ。全体を見ながら、ふざけるときはふざける、気遣い屋なんだろうなと思いましたね。僕も17、8ぐらいのときに言われたことがあるんですよ、山登るとき後ろにいるタイプだって。そういう性格なんでしょうね。山田倫也さんのいいフレーズを引用させてもらうと、カエルは山登るときにいちばん前を歩いてるタイプ。みんながついてきてないのにも気づかず、ズンズン先に行きすぎて、「なんで来ないの?ねえ!」となってるような。中村誰も頼んでないのに「あそこまで行ったら休憩しよう!」とか言ってそう(笑)。山田そうそうそう。中村ひとつふたつエンジンをかけすぎちゃってるんだよね。周りはみんな「いいんだよ、そんな音量で喋らなくても」ってなってるけど、本人は気づかないという。生活の中でもいるじゃない?そういうギアが入りすぎている人って。でも、そういう人を見ると、僕なんかは何かあるんだなと思うんですよね。昨日盛大にスベったから今日は逆に元気いっぱいで来ているのかな?みたいな。ネズミがどこまで感じていたかはわからないですけど、僕から見たカエルはこういうところあるよなと思う“緑”でした(笑)。山田ネズミは落ち着きがすごくいいですよね。しっぽりお酒を飲みながら話を聞いてくれそうな“仏感”がある。思いやりがベースにあって、でも楽しめるところは一緒にはしゃいで楽しめる。なんか、いい生き方をしているなと思います。倫也さんみたいな人ですよね。中村でも、人がしっぽり飲もうとしてるのに。この人はカラオケでミスチルの真似をはじめるから。山田ははは。そうでしたね。中村しかも、あんまうまくねえなあっていう。裕貴のまんまじゃんって(笑)。山田そういうノリをしたくないんですけど、しちゃうんですよね。中村裕貴は人間としていいやつなんですよね。すごいまっすぐですし、繊細ですし。痛みを知っているやつな気がする。これからもっともっと周りに年下も増えていくと思うんですけど、きっとどんどん人としても優しくなっていくと思うし。なんか一緒にいて楽しいですよ。山田うわ〜。うれしいです。中村ただ心配なのは、すごく不器用だから。そこの石つまずかなくてもいいのにというところの石にわざわざ足を伸ばしにいくところがありそうな。山田確かに。そこで言うと、倫也さんは何かあったときにそばにいてほしい人ですね。中村そう?山田さっきも「最近忙しいの?」という話になって。「まあ、パツパツではありますね」と言ったら、「これ超えたら楽になるから頑張りな」と言ってもらえたのがすごいうれしかったです。2〜3作品縫うこと(作品を掛け持ちすると)とか、ひとつの作品が終わって次の作品に入るまで1日あるかないかみたいなスケジュールが続いて。本当にありがたいことですけど、クオリティだけは落としたくないという気持ちでいっぱいいっぱいになっていて。そんなときに、自分の前を歩いている人に「これ超えたら楽だよ」って言われると、すごい救われますね。「人間を生きないと」って言われてハッとしましたーー落ち込んでいるワニをネズミがさりげなくツーリングに誘ったり。改めて友情っていいなとも思いました。おふたりは友達に励まされた思い出はありますか。中村俺、励ますことは多いけど励まされることないな。何でかって言うと、自分がヘコむこととかあんま人に喋んないんですかね。山田なんかできそうと思っちゃうのかも。倫也さんなら自分で解決できそうって。中村だからあんまり自分から相談するということはないですけど。ただ、何にも話さずに、何にも聞かずに、一緒に飲んでくれたりとかね、カラオケ付き合ってくれたりとかね。そういう思い出はありますね。山田それいいですね。中村一緒になって上脱いで尾崎(豊)歌ってくれたりとかね。――中村さんにもそんな時代があったんですね。中村そう。そんな時代もあったねと。山田それは中島みゆきさんです(笑)。――山田さんは友情に厚いイメージがあります。山田人並みだと思うんですけど、友達が落ち込んでいるときに支えてあげられたらいいなとは思います。でも、みんな最終的に自分の人生は自分で選択していくわけですから、僕にできることってそんなないとは思う。自分から「あれ、どうなったの?」と聞くタイプではないけど、相手から「聞いてよ」と言われたら、ちゃんと聞ける人でありたいですね。――おふたりにとって、親友と言うと誰が浮かびますか。中村生田斗真と、小中高ずっと一緒の幼なじみですね。その幼なじみは、メイクの仕事をやっているんで、たまに現場にも来ています。山田僕も地元の友達ですね。芸能界で言うと、吉沢亮と福士蒼汰。中村そこ仲良いんだ?山田僕が『海賊戦隊ゴーカイジャー』をやっているとき、ふたりは『仮面ライダーフォーゼ』をやっていて、仲良くなりました。あ、そうだ、この間、蒼汰から「裕貴、仕事ばっか頑張りすぎてもダメだよ」と言われました。「人間を生きないと」って。それは、めっちゃハッとさせられましたね。死の前後を描くことで救われる人がいると思った――では、最後に改めてこの『100日間生きたワニ』への想いを聞かせてください。中村オファーをいただいたときは、流行ったから映画化かな?と思ったんですよ。でも、監督や製作陣の想いにふれて、改めて偏見なく原作を読んだときに、どうしたって死というものが真ん中にあるこの作品の前後を描くことで、もしかしたら救われる人もいるだろうし、改めて見つめ直すこともあるだろうなと思って。今ってどんどん価値観が変わっていってるじゃないですか。僕自身、年齢もあるのかもしれないですけど、「ありがとう」とかちゃんと言えるうちに言おうみたいなことが変化としてあって。そんなふうに生きていく上で大切なものがほんのりと匂ってくる作品になっているんじゃないかなと思います。山田僕も流行ったから映画化したんだろうなと、最初はまったく同じこと思ったんですよ。でも倫也さんの言う通りで、台本を読むと日々のこととか生きることとか考えさせられて。今、30歳で、デビューから10周年経って、出演作品も100作を超えて。僕は何のために生きているのかということを最近すごく考えるようになったんですね。もちろん観てくれる人のために映画なりドラマなり作品に参加しますけど、それで自分が幸せかどうかなのかを考えたときに、ずっと作品や人のことばかりを考えて、僕自身のことを考えられていなかったことに気づいて。そんなときにこの作品のお話をいただいたことにご縁を感じたというか。もっと僕は僕のために生きていいのかもしれないと、アフレコをしながらそんなことを考えていました。観ている人にも何かそんなことを少しでも感じてもらえたらうれしいですね。映画『100日間生きたワニ』は7月9日(金)より全国公開!撮影/友野雄、取材・文/横川良明中村倫也さん・山田裕貴さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=f6d8bd0a-d265-43a3-9360-73b08b6dfe50&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。ぴあアプリでは、もっとおふたりの写真が見られます。
2021年07月08日俳優の中村倫也が出演する、ブルボン「ルマンド」の新WEB CM「宇治抹茶カカオとの出会い」編が29日より公開される。中村を起用した「#ルマンド男子」シリーズの新WEB CMとなり、#ルマンド男子が、新商品「贅沢ルマンド宇治抹茶カカオ」を「お抹茶はいかがですか?」という優しく上品な言葉でおすすめする内容となっている。これまでルマンドカラーに身を包んできた#ルマンド男子は、今回初の和服姿に。和服の濃い緑色は宇治抹茶色で、「贅沢ルマンド」 シリーズのパッケージをイメージした白い布が重なる不思議な空間の中で、優雅に上品に「贅沢ルマンド宇治 抹茶カカオ」を味わう。
2021年06月29日俳優の中村倫也が20日、都内で行われた映画『100日間生きたワニ』(7月9日公開)オンライン ヒット祈願イベントに、VTR出演した。昨年、社会現象を巻き起こした4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』(著:きくちゆうき)をアニメーション映画化した本作は、100日間のワニの日常と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちのその後の姿を描いた物語。イベントには、主人公・ワニを演じた神木隆之介、モグラ役の木村昴、イヌ役のファーストサマーウイカ、メガホンを執った上田慎一郎監督&ふくだみゆき監督夫妻が集合した。ワニの親友・ネズミ役を演じた中村はVTR出演。「どうも~中村倫也です。そっち行きたかったんですけど都合がつかなくて。でもなんとかこうやって参加できてよかったなって」と話し、「ちょっと電波悪い。はいカット」と中継しているかのようにVTRを終わらせた。そして、キャスト陣が完成した映画の感想を述べたタイミングで再び中村のVTRが流れ、「試写を見て、すごく身近な気分になりましたね。想像はしていたし、そういう風に思ってもらえたらなと思って芝居していたんですけど、思っていたよりグッとくる瞬間が多かったですね。見てくださった方は、最後のいきものがかりさんの曲の最後まで、ずっといろんな思いが続く作品になっているんじゃないかな」と感想を語った中村。再び、「電波悪いですか? しょうがないな。はいカット」と終わらせ、木村は「ちょけながらちゃんといいこと言う」と笑った。イベントの終盤には、今月29日に31歳の誕生日を迎える木村へのバースデーサプライズが行われ、最後の挨拶のタイミングで再びスクリーンに登場した中村は「そろそろお別れの時間ということで、改めて言いますけど、本当に木村昴さんの声の表現、僕もほしいなと思っています」と木村に言及。そして、「ということで、7月9日公開です。みなさんぜひ、お近くの映画館でご覧くださいませ」と呼びかけ、「私からは以上です、切ります」と最後も自分でカットをかけて締めくくった。
2021年06月20日8月21日から東京の寺田倉庫 G1ビルで開催される『バンクシーって誰?展』のアンバサダーに、俳優の中村倫也さんが就任。その記者発表会が行われ、ananwebでもインタビューをさせていただきました!中村倫也さんがアンバサダー!【女子的アートナビ】vol. 209中村倫也さんがアンバサダーを務める『バンクシーって誰?展』は、この夏開幕する注目のイベント。世界各都市で開かれた『ジ・アート・オブ・バンクシー展』の傑作群が展示される予定で、リアルな街並みを再現した映画セットのような空間で作品を楽しむことができます。ストリートアート界の人気作家、バンクシーの出身地は英国ブリストル。しかし、名前も年齢も顔も隠して活動を続けており、謎に包まれた存在です。2018年には、オークションに出品された《風船と少女》が1億5千万で落札された直後、シュレッダーで作品が切り刻まれる事件が発生しますが、これはバンクシー本人が仕組んだこと。このニュースは世界中で報道されました。さらに都内でも「バンクシー作品らしきネズミの絵」が見つかり、2019年には都庁などで公開。日本でも彼の知名度は急上昇中です。本展では、ストリートや美術館では見ることのできないプライベート・コレクター秘蔵のオリジナル作品も多数出展される予定で、バンクシーをさらに深く知ることができる貴重な機会です。中村さんにインタビュー!今回、展覧会のアンバサダーに就任した俳優の中村倫也さんにインタビューを実施。展覧会の楽しみ方やバンクシーの魅力など語っていただきました。――アンバサダーのお仕事を打診されたとき、どう思われましたか?中村さんバンクシーだったので、おもしろそうだなと思いました。バンクシーって、生では見られない場所にばかり描いていますよね。イスラエルの壁とか。そういう現地にある作品を生で見たことがないので、なんかおもしろそうだな、自分も見たいな、と思いました。――バンクシーを最初に知ったのは、いつごろですか?中村さんあのオークションで作品がシュレッダーにダーッとかけられてしまったというニュース。こんなおもしろいことをやっている人がいるんだなぁと。そこから自分でも作品をいろいろ調べてみました。でも、どこからどこまでが彼の作品なのか、よくわからないんですけどね。バンクシーが自分で「これを描いた」といっているものがそんなに多くはないので。彼自身、描いたことを忘れているようなものも、あるかもしれないですよね(笑)。彼の作品は一つひとつがシニカルで、目線が鋭くておしゃれでセンスがいい。アウトプットの仕方がすごくおもしろいと思うんですよ。作家本人も謎めいていますし、とても魅力的だなと思います。トリップできる場所――展覧会で楽しみにしている作品はありますか?中村さんバカでかい子猫の作品も再現するらしいですよ。壁に描かれている巨大な子猫の作品なんですが、何を意味しているのかな。どんなメッセージ性があるのかわかりませんが。――今回は体験型の展示になるそうですね。中村さん見に行ったら異世界に没入できそうですよね。美術館や展覧会というのは、空間そのものがけっこう異世界で、日常の喧騒を忘れられる瞬間になっている。そういう意味で、今回のように映画セットみたいにつくりこんでいる展示は、トリップできる場所になるんじゃないかなと思います。――この展覧会には、どんな人と出かけたいですか?中村さん僕はひとりで行きたいですね。基本、美術館にはひとりで行くタイプです。ゆっくり眺めて好きな絵があれば、その前で立ち止まるという感じ。直感で見て「これ興味ないな」と思ったらスルーしたり。今まで人と一緒に美術館に行ったことはないです。――好きな画家とかはいますか?中村さん特別に好きな画家とかもいなくて。でも旅先にある美術館は見ておこうかなと思って、ふらっと入ってみることはよくありますが、何かを目がけていくという感じではないです。バンクシーがうらやましい!?――バンクシーは神出鬼没で正体も明かしていませんが、そんな謎の多い活動スタイルをどう思いますか?中村さんどこまでバンクシーが自分で手を出してセルフプロデュースしているのか、よくわからないですよね。けっこう、画商の人が有能らしいですよ。うらやましいです。――うらやましい?中村さん謎のほうが楽しいです。自分の「中村倫也」というのは、どうしたって顔も名前も出す仕事なので、隠しようがない。隠したら商売にならないかもしれないし。でも、例えば、顔と名前が一致している役者が誰も出ていない映画を見ると、例えばヨーロッパの作品とか見ると、役者が誰か知らないですよね。そうなると、すっごい世界観に入り込めたりする。なんかちょっと、そういう“うらやましさ”みたいなものはありますよね。謎があったほうがおもしろい――中村さんも、ご自身のセルフプロデュースは意識なさっていますか?中村さんそこまで意識しているわけではないです。だけど、もともと昔から「よくわからない人」と周りからいわれているので、放っておいても自分自身は「謎」があるのかなと思うのですけど(笑)。でも、例えば「中村倫也ってこういう人だよね」とパキッとわかりやすい存在で、それが世に浸透してしまったら、作品を見ても「なんかマジメな顔しているよ、あんな奴なのに」という入り口がちょっとある気がします。それは作品にとって邪魔だなぁと思うので。そのためにも、よくわからない奴でいたほうが、役者は安心。作品を見て、本当にこういう人なんじゃないかと思ってもらったほうが、役が本当にそこに存在するという感じで、説得力が増します。やはり謎があったほうがおもしろい。自分が客として作品を見るときも、そう思います。体験に勝るものはない――では、中村さんご自身にとって謎の存在は?中村さん謎なのは……昆虫。あの人たちは、わけがわからない(笑)。特に蝶。彼らはサナギの中で溶けているんですよ。イモムシからサナギになって、ドッロドロに溶けて、体の組織をもう一回組み換え直しているんです。最初から成虫で出て来いよ、がんばれよって(笑)。成虫になるためのエネルギーが足りないから、イモムシになって葉っぱを食べるらしいです。謎でおもしろいです。――昆虫の生態もお詳しいですね。最後に、読者のみなさまにメッセージをお願いします。中村さんバンクシーの名前は、みなさんも一度は聞いたことがあると思います。今、世の中便利で、ネットでいろいろなことを調べて知ることもできますけど、体験に勝るものはないので、やはり展覧会で見たら楽しいと思います。展示手法もユニークですし、生で接することができる貴重な機会です。それに、今回の展示は、すごくインスタ映えすると思います。『バンクシーって誰?展』は「バンクシーって映え展」です(笑)――ステキなキャッチコピーもいただきました。ありがとうございました!音声ガイドも担当!また、中村さんは『バンクシーって誰?展』の記者発表会にも出席。展覧会の音声ガイドも担当するということで、「作品にはこういうメッセージがある、という目線を語ることになると思うので、作品を見るうえでの手助けになる」とコメント。「一回は自分の眼で見て感じて、二回目に音声ガイドを手に取っていただければ」と笑顔でアピールしていました。取材を終えて取材中は終始とても気さくな雰囲気で、撮影のときもカメラマンに向かって「ananだったら笑顔のほうがいいかな」と自らステキな笑顔を見せてくれた中村さん。用意された答えではなく、一つひとつ考えながら穏やかな表情で話されていましたが、役者について語るときだけは、真剣な表情をされていたのが印象的でした。そんな中村さんがアンバサダーをつとめる『バンクシーって誰?展』は8月21日から開催。公式サイトでは現在前売券が発売中です。ぜひチェックしてみてくださいね!Information会期: 2021年8月21日(土)〜2021年12月5日(日)会場: 寺田倉庫 G1ビル開館時間: 11:00〜20:00 (金・土・祝前日は21:00まで)※最終入場は閉館時間の30分前休館日:10/5(火)、10/12(火)、10/19(火)※混雑緩和のため、土日祝は日時指定となります。チケット情報の詳細はオフィシャルサイトをご確認ください。衣装協力:コート¥52,800 (HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE / ISSEY MIYAKE INC.)シューズ¥19,800(オニツカタイガー / オニツカタイガージャパン お客様相談室)その他、スタイリスト私物スタイリスト中井綾子(crêpe)[問い合わせ先] ISSEY MIYAKE INC.(03-5454-1705)オニツカタイガージャパン お客様相談室(0120-504-630)写真:山本嵩(中村倫也)
2021年06月12日「コントが始まる」の8話が6月5日放送。中村倫也演じる楠木がマクベスに渡した「解散ライブのネタ順」に「ゾワってなった!」「そこも伏線だったのか」と驚きの声が続出。里穂子への“チラシ”の渡し方にも「流石マネージャー!」などの反応が上がっている。「俺の話は長い」で第38回向田邦子賞を受賞した金子茂樹による20代後半の青春群像ドラマとなる本作。お笑いコンビ「マクベス」の高岩春斗に菅田将暉、美濃輪潤平に仲野太賀、朝吹瞬太に神木隆之介、マクベスオタクのファミレス店員・中浜里穂子に有村架純、里穂子の妹・つむぎに古川琴音。潤平の彼女・奈津美に芳根京子、マクベスのマネージャー・楠木に中村倫也、伊武雅刀、鈴木浩介、松田ゆう姫、明日海りお、小野莉奈、米倉れいあ(821)らも出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。瞬太が働く焼き鳥屋「ボギーパット」を久々に訪れた楠木は、5年前初めてマクベスに会ってから、懸命に3人の売り込みをしてきた日々を振り返る。「ボギーパット」でライブのチラシをもらい、その後彼らからマネージャーになって欲しいと頼まれた楠木。3人とファミレスで徹底的に話し合い、朝までネタ合わせに付き合い、4人目のマクベスになったつもりで頑張ったその時間は彼にとって“青春時代に戻ったような熱い時間”だった。しかし3人との距離は徐々に広がっていった。ラストで楠木はファミレスで打ち合わせ中のマクベスのもとを再び訪れ「解散ライブのネタ順」を渡す。「あくまでたたき台だと思って」と言う楠木に、春斗は「これでいいと思います」と返答。「ちゃんと見ててくれたんだなぁ」と口にする…というのが8話の展開。「楠木マネがほんとにいい人でまじで胸がギューってなった」「楠木さんは仕事としてマクベスとクールな関係だと思っていたらめっちゃ熱い人だった」など感動の声が上がるなか、楠木が渡した“ネタ順”に「楠木さんのネタ順が1話からの順だったのマジで鳥肌すぎるそこも伏線だったのかーー」「楠木さんの提案したネタ順見たとき、ゾワってなった!」といった反応も。さらにファミレスを出る際、レジで楠木は里穂子に「そういえば事務所にこんなものがあった…」とマクベスの第1回単独ライブのチラシを渡す。クリアファイルに2枚のチラシを入れて渡す楠木の“計らい”に「つむぎが前にチラシを貰って来た時。一枚だけで折り畳んでいて…里穂子があり得ないと、オタクらしく怒った事があったな。楠木さん流石マネージャー!」「きれいなチラシ2枚をクリアファイルに入れてきてる楠木さんも、他のチラシもないか貪欲に尋ねる中浜さんもオタク的に最高」といった投稿も多数。またつむぎが瞬太と付き合っていることを聞いた里穂子が、つむぎに放った「ファンの妹はファンよ」というセリフや、奈津美がマクベスの名付け親だと知り、一緒に写真を撮って欲しいと懇願。驚く奈津美に「マクベスの名付け親である方が横にいるのに写真を撮って帰らないとは、逆にファン失格なのではと」とその理由を伝える姿に、改めて「中浜さんって崇高なファンだな」「気持ち分かる!お笑いファンとしては同じ考え!」「中浜さんのオタクぶり、本当に良い」「本当に筋金入りのヲタクしてて素晴らしいな」といった感想も続出している。(笠緒)
2021年06月06日森見登美彦の小説『夜は短し歩けよ乙女』が、「ヨーロッパ企画」上田誠の脚本・演出、歌舞伎界の中村壱太郎と乃木坂46の久保史緒里のW主演で舞台化され、6月6日(日)から東京・大阪にて上演される。“先輩”役の中村壱太郎と、“学園祭事務局長”役の白石隼也に話を聞いた。演じても観ても楽しい“ゴチャゴチャ感”──昨日は初めて通し稽古をやられたそうですが、いかがでしたか?壱太郎いやあ、もう一回やりたいですね。白石ははは!壱太郎めちゃくちゃ緊張しちゃって。「春」「夏」「秋」「冬」と物語が進んでいくのですが、あっという間に「冬」になった気がしました。僕が演じる“先輩”は、「冬」に布団の中にいるシーンがあるんですけど、布団の中でずーっと反省していました。白石(笑)。でもまだ段取りの段階で、お芝居の演出がついていないからさ。──お芝居の手前の段階だったんですね。白石はい。ただこの座組は、熟練の舞台俳優の方々がいらっしゃるので、「この短期間で!?」というクオリティで横にいてくださってなんとかできちゃったっていう感じでした。皆さんすごかったよね。壱太郎すごいですよ……。昨日はさらにひとつギアが上がっていた気もしました。それに圧倒されつつ、感じることの多い時間でしたね。──この作品は次々とシーンも変わりますし、描かれていることも幻想的ですし、やることが多そうだなと想像しています。舞台『夜は短し歩けよ乙女』メインビジュアル白石やることたくさんありますよ! 主演のおふたり以外のキャストは本役以外に2~3役ありますし、セットも出演者が動かしますし、途中とんでもないテンポ感でいくところもありますしね。これをまとめていく作業ってとても難しいだろうと思うんですけど、でも完璧にやり切ったら、すごいショーになりそうだなという気配を昨日感じました。壱太郎ほんとそうだね。この作品って、この作品のポスターが醸し出している通りのゴチャゴチャ感がある。キャストもいろんなジャンルから集まっていますしね。そのゴチャゴチャ感が観ていても演じていても楽しいところなので。──原作小説は独特なムードがありますが、それは舞台版でも同じですか?壱太郎言葉遣いは森見さんの世界感そのままですよ。だけどよりワンダーランド感が増してると思います。そこが素敵なところ。生の舞台でやるからこその空間が広がるんじゃないかなと思います。白石いろんなものがあの手この手で具現化されているもんね。──ちなみにSNSで作・演出の上田誠さんは「巨大感情絵巻」とおっしゃっていました。壱太郎すごい!そうだと思う。白石まさにそんな感じです。いろんな感情が次々と出てくるから。お客様もどこに目を向けていいかわからないと思いますよ。まず登場キャラクターの数からすごいですし。壱太郎しかも「この人は重要な登場人物なのかな」と思ってもそんなことなかったりするし(笑)。一回観ただけじゃ気付けないことが多々あって、何度も観たくなる作品になるんじゃないかなと思います。──衣裳が150着あるという情報をもらいました。壱太郎150着!?うそでしょ!?でもその中にはきっと5秒くらいしか出ない衣裳もあるよね。白石あるね(笑)。──白石さんは何役も演じていかがですか?白石楽しいし、難しいです。初めてやります。壱太郎僕は自分の役しか演じないので、「みんな大変そうだな」と思いつつも、「ちょっと面白そう」という気持ちにもなるよ。白石大変は大変だよ。でも稽古場で隣の席が玉置(玲央)さんでさ、いろんな役「やりたい!やりたい!」って感じなのよ。俺はまだ自分の役でいっぱいいっぱいだから、できればやりたくないんだけど……(笑)壱太郎はは!白石隣の席で「やりたい!」って言うからさ、「僕もじゃあ……」って感じでやっちゃう(笑)。壱太郎(笑)。玉置さんすごいもんね。別のお仕事でお稽古に来られない方の代役が必要な時とか、ほぼほぼ玉置さんが代役で立ってくれる。白石尾上さんもそうだしね。今回は、演劇が好きで好きでしょうがない人たちの集まりって感じ。僕自身、これまであまり共演したことがないタイプの人たちなので、すごく刺激を受けています。久保史緒里さんはただものじゃない──“黒髪の乙女”役の久保史緒里さんはどうですか?白石佇まいや声の質感がとても上品で、古風な雰囲気もあって、役にぴったりなんですよ。すごくナイスキャスティングだと思う。壱太郎それでいて緋鯉背負っていてもあんまり違和感ないんだよね。白石なのにインテリ感もあるし。壱太郎夏目漱石の小説読んでそうだもんね。そう。摩訶不思議なのにインテリ感もあるって、おもしろいよね。それにすごい舞台魂も感じる。ただものじゃない感じがするんですよ。先日、乃木坂46の「9th YEAR BIRTHDAY LIVE」を拝見して、輝きとか、見せ方とか、立ち居振る舞いとか、本当に素敵で圧倒されました。共演できて嬉しいです。久保史緒里「なんとも愉快な現場です!」 舞台『夜は短し歩けよ乙女』インタビュー()──壱太郎さんは、“先輩”役を演じていてどうですか?壱太郎実は稽古に入るまで、なかなかキャラクターが落ちてこなかったんです。僕はどちらかというと“黒髪の乙女”のような好奇心の持ち主なので、性格が真逆なこともあって。でも今皆さんと芝居をしているうちに、「こんな感じなのかな」というのがだんだん見えてきているところです。──そもそも壱太郎さんは普段は歌舞伎の世界で活躍されている方で、今回のようなタイプの舞台作品は初めてですよね。壱太郎そうです、初めての環境です。歌舞伎の稽古って新作でない限り80%は巻き戻さずお稽古が進むんですよ。「このシーンを返します(=繰り返して稽古します)」ということがあまりない。稽古が4日間だとしたら4回しか通さないし、その日の課題は翌日までの宿題になるんです。白石そうなんだ!舞台はその場ですぐだもんね。壱太郎そう、だから新鮮。その場その場の対応力も試されているなって感じです。──歌舞伎が生かされるシーンもあるそうですね。壱太郎劇中劇で歌舞伎のシーンがあります。僕は歌舞伎では女方を演じることが多いので、女性役のシーンもあるんですよ。白石上田さんは役者それぞれが持っているものを活かしてくれている感じがします。──楽しみです。白石さんは“学園祭事務局長”の役はどうですか?白石すごく難しいなと思っています。──役柄がですか?白石いえ、芝居がです。この作品は展開が怒涛なので、その中で感情を呼び起こして、発散して、次のシーンにいって、別の感情で、みたいなことがたくさんあるんです。さらに別の役もありますし。そこの切り替えが今はまだ難しい。頭ではわかっていても、心が乗ってこないんですよね。──現状、どうしようと思われていますか?白石いったん忘れてみようかなと思います。動きは覚えたので、いったん立ち戻って、これから新たに試行錯誤していこうかなって。これからですけどね。──ちなみにおふたりは生年月日が同じだそうですね。壱太郎そうなんです。「同い年だから敬語はやめてくださいね」って僕のほうから言ったのに、結局僕だけ敬語なんですよ。白石そうなんですよ。僕だけため口で距離を感じる……。壱太郎距離を感じないで(笑)。大丈夫、今、徐々に変化してるから!白石(笑)壱太郎くんは背中で語るタイプの座長──稽古場での印象は?壱太郎(白石は)抜け感というのかな、そういうものがあるなと思います。事務局長の芝居もカッコいいんだけどそれだけじゃない。そういうところが見ていて面白いし、素敵です。白石ありがとう。壱太郎くんは本当にストイックでまじめです。その姿勢がキャラクターに滲み出て、今、“先輩”は壱太郎くんにしかできないものになってきていると思います。いわゆる“それっぽい芝居”もできるような役だと思うんですけど、壱太郎くんは自分が感じるままに演じていて、「彼がやるとこういうふうになるんだ!」という面白さを感じる。それは僕にとっても新鮮です。初めての環境で苦労していると思うけど、初日から台詞がちゃんと入っていることとかもそうですし、背中で語るタイプの座長で、自然と「みんなで支えていこう」という雰囲気になっています。その雰囲気が“先輩”をみんなで応援している感じにもつながっていますね。壱太郎ありがとうございます。本当に不安でね……ありがたい。白石でも俺もマジで不安よ!?──白石さんの不安はなんですか?白石俺にはできない!と思って。壱太郎そんなことないじゃん(笑)。白石皆さんすごいんですよ。うまい人ばかりだから。「向いてないな」と思う時がある。みんな稽古場で、いろんなアイデアをパッと出すじゃん。はって思う。壱太郎しかもその役に合った案が出るからね。すごいことだよね。白石そう……。でも焦らずに、開幕までに持っていけばいいと思って今はやっています。壱太郎それはほんとそうだね。上田さんにすべてを託して。白石稽古場で脚光は浴びたいけどさ。壱太郎ええ?(笑)白石こんなアイデア持ってきたぜ!って脚光を浴びたい気持ちもあるけど、その欲に惑わされずにやっていこうと思う。まずは真面目につくっていけばいいと思うんだよね。真面目にやってるうちに余裕が出てくるはずだから。そしたらアイデアも出せるはず。壱太郎ああ、本当にそうだよね!いや、昨日すごく落ち込んでいたからさ。今この話できてよかった。ありがとう。──では最後に、開幕に向けておふたりが楽しみにされていることを教えてください。白石僕はこの作品が、劇場でどんなふうになるのかが楽しみです。セットも豪華絢爛だろうし、映像も使われるし、転換もあるしで、まだ想像しきれていない部分も多いんですよ。特に僕はスクリーンの前でお芝居するところがあるので、劇場に入ってやっと見えてくるところもあるはず。そこが楽しみですね。壱太郎僕は、この作品はきっと何度も観たくなるものになると思っているから、そういう反応を見られるのが楽しみです。「あれ?あの人あの時どうしてたんだろう」とか、観た後にふと気になったりすると思うんですよ。それでまた観たくなると思う。映像だったら誰かのアップになるようなシーンでも舞台は全部が見える、その面白さが味わえる作品だと思いますし、そういう芝居にしていきたいです。取材・文:中川實穂撮影:森好弘舞台『夜は短し歩けよ乙女』原案・原作:森見登美彦劇作・脚本・演出:上田誠出演:中村壱太郎 / 久保史緒里(乃木坂46)玉置玲央 / 白石隼也 / 藤谷理子 / 早織石田剛太 / 酒井善史 / 角田貴志 / 土佐和成 / 池浦さだ夢 / 金丸慎太郎 / 日下七海 / 納谷真大鈴木砂羽尾上寛之 / 藤松祥子 / 中村光 / 山口森広 / 町田マリー竹中直人【東京公演】2021年6月6日(日)~2021年6月22日(火)会場:新国立劇場 中劇場【大阪公演】2021年6月26日(土)・2021年6月27日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールチケット情報
2021年06月04日俳優の中村倫也が27日、都内で行われた「バンクシーって誰?展」記者発表会に出席。街中で人に気づかれることがないと言い、「顔バレちょっとくらいしたい」と話した。8月21日に開幕する同展のアンバサダーに就任した中村。謎に包まれて秘密の多いバンクシーにちなみ、自身の秘密を聞かれると、「僕の秘密…あんまないんですけど、『秘密が多そうだよな』ってよく思われます。10代から言われていて、自分としてはすごくオープンに生きているつもりなんですけど、『つかみどころがないです』とか。そのおかげで勝手に、いいように解釈してもらったりもしていて」と答えた。そして、「よく『弱点何ですか?』とも聞かれる」と言い、「高いところが怖い、暗いところが良く見えない、ゆで卵の殻がむけない」と弱点を紹介。「それは思いついたんですけどね。痛いのは嫌いですし、うまいこと答えられない質問も怖いですし、だから今ちょっと“せな汗”(背中の汗)が止まらないです」と笑いを誘った。また、「もし顔バレしなかったらやりたいことは?」と質問されると、「僕、顔バレしないんですよね。自分が舞台やった帰りに電車に乗ったりして、舞台の感想を言っている人の横にいたこともあるくらい」と驚きのエピソードを明かし、「今も普通に歩いている。逆に顔バレちょっとくらいしたいですね。『いや、ここでは静かに』って、それがやってみたいです」と顔バレへの憧れを明かした。「バンクシーって誰?展」は、ストリートを中心に表現を続け、世界で最も注目を集める現代アート界のフロントランナー、バンクシーの活動の軌跡を辿るもの。プライベート・コレクター秘蔵のオリジナル作品に加え、活動の主戦場である“ストリート”に焦点を当てたリアルな街並み再現で、その活動の意味を体感できる。8月21日~12月5日に東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルにて開催。また、12月以降、名古屋、大阪、郡山、高岡、福岡に巡回予定。
2021年05月27日俳優の中村倫也が27日、都内で行われた「バンクシーって誰?展」記者発表会に出席。8月21日に開幕する同展のアンバサダー就任が発表された。中村は「アンバサダーです」とあいさつ。「バンクシーの作品と僕が出会ったのが、シュレッダーのやつ。ネットニュースなどで取り上げられて『何してるんだ? この人は』と思って、調べたら素性も謎だし、アートもセンスのあるものを残されていて興味が湧いた」と話し、「今回、バンクシーの魅力を伝えられるアンバサダーになりたいと思っています」と意気込みを語った。また、アンバサダー就任の心境を聞かれると、「『アンバサダーって何!?』って思いました。アンバサダーって何ですか?」と素朴な疑問をぶつけ、司会者から「代表して伝える人」と言われると、「あ、よかった。なんとなくニュアンスは知っていたんですけど」と笑った。さらに、「アンバサダー(上がるイントネーション)ですか? アンバサダー(下がるイントネーション)ですか?」と発音についても質問していた。自身も絵を描く中村。インスピレーションはどういうときに湧いてくるのか聞かれると、「大した絵を描いているわけではないんですけど、現場とかで特徴的な顔立ちの人を見ると、むくむくっと描きたい気持ちが湧いてきます」と答え、「1回その人を描いたら次から見ずに描いて、現場のいろんなところに貼るっていう、ストリートアートを僕も。それを自分では名乗らないんです。バンクシーってますね」と笑った。「バンクシーって誰?展」は、ストリートを中心に表現を続け、世界で最も注目を集める現代アート界のフロントランナー、バンクシーの活動の軌跡を辿るもの。プライベート・コレクター秘蔵のオリジナル作品に加え、活動の主戦場である“ストリート”に焦点を当てたリアルな街並み再現で、その活動の意味を体感できる。8月21日~12月5日に東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルにて開催。また、12月以降、名古屋、大阪、郡山、高岡、福岡に巡回予定。
2021年05月27日女優の新垣結衣と俳優の中村倫也が出演するアサヒ飲料「アサヒ十六茶」の新CM「自然に、 健康。夏編」が27日、公開された。前作「自然に、健康。春編」の続編という設定の今回のCM。日本のとある村で暮らす新垣と中村が、涼やかな大自然の川べりでキュウリや「アサヒ十六茶」を体に取り入れる様子が描かれている。「今日は隣のお兄さんに会ってない?」と少年に尋ねる新垣と、少年から「さっきまでお姉ちゃんいたよ!」と告げられ、「えっうそ!」「その辺にいるかな? 走るよ!」と答える中村。二人がお互いを気に掛けるCMのラストにも注目だ。さらに、CM楽曲は前作に引き続き、久石譲氏の書き下ろし楽曲が使用されている。CM撮影中、少年役の斎藤汰鷹と和気あいあいと微笑ましいやり取りを交わした新垣と中村。 撮影終了後、「じゃあね〜」と名残惜しそうに声をかける斎藤に、中村が優しく微笑む様子も印象的だった。
2021年05月27日歌舞伎俳優の中村壱太郎がMCを務めるオンライン・トークライブ「上方藝能、おもろいねんで!」の第四回が5月31日(月)20:00より開催されることが決定。舞台『夜は短し歩けよ乙女』より、脚本・演出の上田誠(ヨーロッパ企画)と俳優の白石隼也がゲスト出演することも明らかとなった。2021年1月29日に開幕した配信トークライブ「上方藝能、おもろいねんで!」。歌舞伎俳優の中村壱太郎がMCを務め、毎回、上方の藝能を担う多彩なゲストを招き、視聴者と一緒にその「おもろさ」に迫るオンライン・トークライブだ。壱太郎は、第一回開催に向けて、「上方歌舞伎の家系に生まれながら、東京生まれ東京育ち、しかし上方文化に対する愛情・情熱は常に強くもって日々舞台に励んでおります!」とコメントするなど、常に熱い想いで配信に挑んでいる。第一回では上方歌舞伎の中村鴈治郎と松竹新喜劇の藤山扇治郎、第二回では能楽シテ方観世流の大槻文藏(人間国宝)、能楽狂言方大蔵流の茂山逸平と茂山千之丞、第三回では宝塚歌劇団元トップスターの紅ゆずるという“上方ゆかりの多彩なゲスト”が出演し、彼らが繰り広げる爆笑トークと上方藝能への真摯な想いが詰まった内容が大好評となった。そして、第四回には壱太郎が主演を務める6月6日より新国立劇場にて開幕の舞台『夜は短し歩けよ乙女』より、京都府生まれの劇作家で演出家の上田誠と、俳優の白石隼也を迎える。上田は、同志社大学在学時に演劇サークル「同志社小劇場」へ参加、同年サークル内で「ヨーロッパ企画」を旗揚げ。2000年に「同志社小劇場」を退団した後に「ヨーロッパ企画」を独立させ、映画化もされた代表作『サマータイムマシン・ブルース』をはじめ、一貫してコメディにこだわりながら、全公演の作・演出を手がけている。2017年には『来てけつかるべき新世界』で岸田國士戯曲賞受賞。森見登美彦原作の劇場用アニメ「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」「ペンギン・ハイウェイ」で脚本を担当するなど多彩なジャンルで才能を発揮している気鋭の劇作家だ。一方、白石は母方のルーツを関西に持つ。2007年に「第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で準グランプリを受賞し、2008年に映画デビュー。2012年9月から2013年9月まで放送された特撮テレビドラマ「仮面ライダーウィザード」では、主人公の操真晴人(仮面ライダーウィザード)役を務めた。今年1月には、WOWOW開局30周年プロジェクト“アクターズ・ショート・フィルム”にて監督・脚本にも挑戦し、多方面に活動の幅を広げている。また、壱太郎とは偶然にも同じ1990年8月3日生まれという共通点も。そんな三人は『夜は短し歩けよ乙女』の稽古の真っ最中。初日を目前に控える5月31日の夜に果たしてどんな話が飛び出るのか。 「おもろい」話はもちろん、今しか聴くことができない貴重な話が出ること間違いなしのトークライブをお見逃しなく。■上田誠稽古場での壱太郎さんは、たいへんタフで冒険家で、むろん努力家です。初めての男子大学生役をいきいきと演じてくださるそのお姿には越境の意思を感じますし、歌舞伎の色味をひょいと織り交ぜてくださるさまは軽やかです。僕も嬉しくなってつい、ラップをお願いしたりお笑いでいうツッコミをやってもらったりと無茶ぶりな日々です。今回は僕が越境する番です。ジャンルとネットワークを軽やかにまたいでいま会いに行きます。■白石隼也コロナ禍にあって、壱太郎くんや上田さんとまだじっくりとお話出来る機会がなかったので、この場をいただけて嬉しい限りです。壱太郎くんは、歌舞伎の公演以外にも様々な場所で精力的に活動しているイメージがあります。お互い30歳を迎えた今、壱太郎くんは何を思っているのか聞いてみたいです。■中村壱太郎(MC)「上方藝能、おもろいねんで!」第四回は、京都を本拠地に活動されている劇団「ヨーロッパ企画」より上田誠さん。私とまさかの生年月日が全く同じ! 家族のルーツが「上方」にある俳優の白石隼也さんがゲストです!6月6日より始まる舞台『夜は短し歩けよ乙女』は、そんな上田さんの脚本・演出、そして白石さんとはお互い大学生の役で共演をしております!関西をルーツに演劇へ取り組む3人のクロストークをお楽しみください!【配信概要】「上方藝能、おもろいねんで!」 第四回配信内容:上田誠(ヨーロッパ企画) 白石隼也 / 中村壱太郎(MC)によるトーク配信配信日時:2021年5月31日(月) 20:00開始 ※配信時間は70分程度を予定配信場所:イープラス「Streaming+」チケット:2,000円(税込) 5月21日(金) 10:00より発売開始※チケットは6月6日(日) 20:00 まで発売。※配信開始後・終了後に購入の方も6月6日(日) 23:59 までアーカイブ視聴ができます。購入方法: イープラス 上方藝能 で検索
2021年05月25日中村倫也主演でコナリミサトの漫画をドラマ化した「珈琲いかがでしょう」が5月24日放送の8話でフィナーレを迎えた。磯村勇斗演じるぺいの「兄貴の永遠のラブ」にネットが沸き上がるとともに、中村さんの演技に改めて賞賛が集まっている。原作は中村さんも出演した「凪のお暇」などで知られるコナリさんの人気漫画。原作の主人公、青山一を中村さんが演じたことで1話の放送後には「中村倫也くんまんま青山さん」など、その再現度の高さを絶賛する声がネットにあふれた。共演にはかつて青山の“弟分”だった杉三平(通称:ぺい)を磯村さんが、青山の珈琲で救われた垣根志麻を夏帆が、青山を探す17歳にして暴力団三代目組長の通称ぼっちゃんを宮世琉弥が、二代目組長を内田朝陽が、組を支えてきたベテラン幹部の夕張を鶴見辰吾が、青山に珈琲を伝授したたこを光石研がそれぞれ演じる。幼い頃から慕っていた青山が、自分を“裏切って”行方をくらましたあと、二代目だった父が亡くなり、ぼっちゃんは青山に報復しようとぺいを使ってその足取りを追わせ、ついに青山を拉致することに成功。巻き込まれた垣根、そして自分も含め“毒入り珈琲ロシアンルーレット”を行うのだが、垣根、ぺいは進んで珈琲を口にする。父やぺいだけでなく周囲から慕われ、信頼される青山にぼっちゃんは「なんでお前ばっかり」と嫉妬が入り混じった怒りをぶつける…というのが前回のストーリー。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「おしゃれな暴力を教えてよ」…暴力ですべてを制するようになったぼっちゃんに、青山は「そのやり方で手に入れたコーヒー牛乳はおいしかったか」と問いかけ「おしゃれな暴力、ねえよそんなもん」と殴りつける。ぼっちゃんが青山が持ち逃げしたと思っていた金は、ぼっちゃんの誘拐を阻止してくれたお礼に二代目がボーナスとして渡したものだった…というのが今回のストーリー。青山に見捨てられたと嘆くぼっちゃんにぺいは「兄貴の永遠のラブなんて誰もゲットできないだよ」と言い、自分のほうが“青山愛”があると言い出す。すると垣根も青山の今後は自分が支えると言い出す…。「あ、兄貴の永遠のラブ?!」「永遠のラブ…パワーワード…」「青山さんの永遠のラブ争奪戦だった」など、“兄貴の永遠のラブ”というワードにネットが沸き上がる。青山の細かな癖やしぐさをことごとく熟知しているぺいに「青山のこと好きすぎてかわいい」「最終回にしてぺいちゃん愛がMAXになってしまってどうしよう」といった声も。ぼっちゃんから“開放”された青山、ぺい、垣根はたこの遺骨を渡すためにたこの親戚の家に戻る。亡くなったと思っていた幸子(市毛良枝)は存命で、青山はたこの遺骨を渡す…「右手の指三本だけで御骨渡してた中村さんは、そこ徹底して演技してたんだろうなぁ、、一話から見直したい!!」「中村倫也さんの、指が2本無い演技、細かいけれどすばらしい」等の声や、冒頭でのぼっちゃんに対する暴力シーンでみせた表情と、幸子との会話や、ラストでみせた涙に「今日の演技も予想を遥かに超えていくよ!!」「演じ分ける中村倫也くん、天才だわ」「振り幅にどうしたら良いかわからない…」といった感想も多数SNSに投稿されている。(笠緒)
2021年05月25日2019年実写映画No.1ヒットとなった『アラジン』が、5月21日(金)今夜、日本テレビ系「金曜ロードショー」にて放送。その前に、日本語吹き替えを務めた中村倫也と木下晴香からコメントが到着した。本作は、1992年公開(日本は1993年)となったオリジナルアニメーション映画『アラジン』を、ガイ・リッチーが監督を務め実写化。金曜ロードショーでは今回、本編ノーカットでテレビ初放送。「演じるにあたり、彼の持つ生命力とコンプレックス、真っ直ぐな想いが声に乗るように意識しました」とふり返った、アラジンの吹き替えを務めた中村さんは、「普段の芝居と違い、ブースでウィルスミスさんの英語と掛け合いをしながら収録していたのですが、途中山寺さんの吹き替えが入ったらこちらの芝居もみるみる変わり、頭から録り直してもらいました。ジーニーのように、山寺さんは偉大です」と“七色の声を持つ”山寺宏一について明かす。また、お気に入りのシーンについては「パーティーの会場で気後れしたアラジンが、ジャスミンになかなか話しかけに行けず、もじもじとしているシーンです。この場面のアラジンとジーニーの会話が気に入ってます。笑」とコメント。「是非アラジンと共に、夢と魔法の冒険を楽しんでください。ご自宅のクッションを魔法の絨毯に見立てながら」と視聴者へメッセージを送った。一方、ジャスミン役の木下さんもお気に入りのシーンについて「本当にたくさんあるのですが、強いて言えば、アラジンが最後の願いをジーニーに伝えるシーンです。あと、出会ってすぐのアラジンから言われる『捕まらなきゃ平気』というセリフがあるのですが、このセリフをジャスミンが最後にアラジンに向けて言うところもお気に入りです」と語っている。金曜ロードショー『アラジン』は5月21日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年05月21日俳優の中村倫也が、9月より上演される2021年劇団☆新感線41周年興行 秋公演 いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』で主演を務めることが20日、発表された。共演には、吉岡里帆、向井理らが決定した。劇団41周年の秋は、2020年春の『偽義経冥界歌』から約1年半ぶりに、王道“いのうえ歌舞伎”を上演。いのうえひでのり演出、中島かずき描き下ろしによる伝奇時代劇『狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)』を届ける。これまで小説、漫画、映画、ゲームと数多くの作品が生み出されてきた安倍晴明だが、“いのうえ歌舞伎”では、晴明伝説にひと味もふた味もスパイスを加え、新感線らしいアクション、歌、ダンス、笑いを盛り込んだ伝奇ファンタジーとして創り上げる。「狐の子」を名乗る陰陽師・晴明と、陰陽師に化けた九尾の狐との手練手管の頭脳戦。総勢38人のキャストによる、王道にして正統な“いのうえ歌舞伎”となる。主役の安倍晴明を演じるのは、中村倫也。新感線には 2016 年の『Vamp BambooBurn~ヴァン! バン! バーン!~』以来5年ぶりの出演となる。また、吉岡里帆が新感線初参加。九尾の狐と因縁のある狐霊を演じる。そして、2017 年『髑髏城の七人』Season風以来2度目の参加となる向井理は、陰陽師に化け日の本の支配を企てる九尾の狐役。晴明との頭脳戦は必見だ。さらに、浅利陽介、竜星涼、早乙女友貴、千葉哲也の出演が決定。そして、高田聖子、粟根まことら劇団員の活躍にも注目だ。同舞台は、9月に東京・TBS赤坂ACTシアター、10月に大阪・オリックス劇場にて上演。■作:中島かずき20年ほど前から安倍晴明を主役にした話がやりたいと考えていました。今回、「次のいのうえ歌舞伎の新作を中村倫也くんが主演で」というオファーを受けて、彼なら晴明がやれるんじゃないかと思いつきました。倫也くんには謎めいたアルカイックスマイルがよく似合う。晴明伝説をちょっとひねって、人間なのにわざと狐の子だと騙る晴明でいこう。だったら相手役は九尾の狐。しかも人間の陰陽師に化けた狐が日の本支配を企てる。これは向井 理くんがいい。理知的で、一見優しく、でも悪い役を思いっきり演じて欲しい。第一、烏帽子がよく似合う。そして吉岡里帆さん。九尾の狐に対抗して晴明とコンビを組む霊狐です。多分、尻尾と耳がつきます。すみません、あれです。他にも色々考えたんですが、妖狐がモチーフで彼女が出演するとなると、結局あのイメージから逃げられない。だったらむしろ真っ向から挑もう。その気概で書きました。というわけで、狐を騙る陰陽師と陰陽師に化けた狐の虚々実々の頭脳戦。ちょっと毛色の変わったいのうえ歌舞伎。みなさん、楽しく化かされに来てもらえればと思います。■劇団☆新感線 主宰・演出:いのうえひでのり中村倫也君でいのうえ歌舞伎シリーズを上演しよう、というところから始まり、座付き作家の(中島)かずきさんから安倍晴明と聞いた時に、イメージできて、イケる!と思いました。倫也君は、かつて作品を観て、若く芝居の上手い才能のあるあの子は誰だ、と思っていて。いくつかの作品でご一緒しましたが、ようやく主役として新感線に呼べて感慨深いです。吉岡さんは作品を拝見していて、元々舞台をやっていただけあり、声もきちんと出ていて、この作品のキャラクターにも合っていますし、いいタイミングでお仕事できて嬉しいです。そして、向井君は以前ご一緒した作品は再演だったので、役のフォーマットがある中で演じてもらいましたが、もっと論理的な役が合うと思っていたので、今度の役は当て書き部分も多く、本人の魅力を余すところなく出してもらえると思います。今回は、久しぶりのフルスペックで魅せる、劇団☆新感線の伝奇ファンタジーの真骨頂になります。巨悪・裏切り・物語の闇が渦巻く“ザ・中島節”満載です。僕自身もワクワクしていますし、皆さんのご期待に沿えるように頑張りたいと思います。■中村倫也17歳の時に、同じ俳優養成所の同期の家で見た、髑髏城のDVD。あのバカカッチョ良くてエネルギーの塊みたいな、日本最高峰の劇団で主演を務める日が来るとは。あの頃の僕は…、実は少しだけ、野望として抱いていた。久しぶりの演劇、久しぶりの新感線、久しぶりにご一緒する方達。あの頃と今じゃきっと重さが違くて。舞台上から見える景色は特別だろう。兎にも角にもフルスロットルで陰陽しまくろうと思います。まずは部活以来の走り込みから始めようかな。乞うご期待!■吉岡里帆劇団☆新感線さんからお声がけいただき、本当に光栄です。同時に、まずは体力作りから始めなければと燃えました。以前『髑髏城の七人』を観劇させていただいたのですが、360 度回転する劇場の形と劇団☆新感線のエンタメ力がマッチして圧倒される世界観でした。殺陣の気持ち良さや照明や音の迫力、エンタメ作品を愛するお客様が楽しんでいらっしゃるキラキラした視線が印象的でした。カンパニーの規模も大きく、チームワークが大切だと思うので、キャスト、スタッフの皆さんと息を合わせて面白い作品をお届けできたらなと思います。また、お越しくださる観客の皆さまには、ライブならではの臨場感を楽しんでいただけるよう、精一杯頑張ります。■向井理出演が決まって、嬉しい思いと、大変そうだなぁという思いが半分ずつ湧いてきました。しかし今回は新作ということもあり、どんな演目になるのか期待の方が大きいです。『髑髏城の七人』Season風の時は、まさに部活のような稽古でした。自分の不甲斐無さに何度も心が折れそうになりながら、スタッフ、演者の皆様に助けられ、鍛えられ、初日を迎えたことを昨日のことのように覚えています。それだけにカンパニーの結束は強く、またその空間に戻れると思うととても楽しみです。今回、まず、この大変な時期に舞台に立てることの喜び。そしてそんな中でもご来場下さるお客様へ、最高のエンターテインメントを感じていただきたいです。そのためには、まず安全第一!自分の出来得る限り暴れたいと思います。さぁ劇団☆新感線の新作です。こんな時代だからこそパワフルなエンターテインメントを存分にご堪能ください。
2021年05月20日コナリミサトの原作を中村倫也主演でドラマ化した「珈琲いかがでしょう」の7話が5月17日放送。ぼっちゃん役の宮世琉弥に「笑顔可愛すぎ」「ギャップがやばい」など声が上がるとともに、幼少期のぼっちゃんの世話係をする青山にも数多くの反応が寄せられている。中村さん演じる素敵な移動珈琲屋「たこ珈琲」の店主・青山一が、街から街へと行く先々で、一杯一杯、丁寧に、誠実に、心を込めて珈琲を淹れながら、人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく“幸せを運ぶ珈琲物語”となる本作。ヤクザ時代の青山の“弟分”で、青山が珈琲に入れ込んだことで寂しさを感じていた杉三平(通称:ぺい)に磯村勇斗。青山の珈琲を味わったことで珈琲の魅力にハマっていく垣根志麻に夏帆。青山を探す暴力団組長の17歳の三代目・通称ぼっちゃんに宮世琉弥。二代目に内田朝陽。組を支えてきたベテラン幹部・夕張に鶴見辰吾といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。たこ(光石研)の親戚宅までたどり着いた青山だが、ぼっちゃんに拘束。移動販売車でどこかに運ばれる青山に、ぼっちゃんは幼少期の話を語り始める…。10歳の頃のぼっちゃん(長野蒼大)の面倒を見ることになった青山。いじめられていたぼっちゃんにヤクザの息子であることを明かせばいいとアドバイスするが、ぼっちゃんは自力でクラスの底辺から脱出しようと逆上がりの自主練に励む。拉致されそうになったぼっちゃんを救い、眠れない夜にはコーヒー牛乳を飲ませるなど、自分に優しくする青山を慕うようになるぼっちゃん。だが青山が組を抜け消え、父が死に、学校で孤立したぼっちゃんは“闇落ち”していく。青山に復讐するためぼっちゃんは、垣根、ぺい、自分も入れた“毒入り珈琲ロシアンルーレット”をしようとする…というのが今回のストーリー。ぼっちゃん役の宮世さんに「待って笑顔可愛すぎます」「宮世くん…??初見…鬼かわ」などの反応とともに、可愛らしい笑顔と残虐性を兼ね備えたその演技に「可愛い顔で恐ろしいことしてるギャップがやばい」「坊ちゃんの目が笑ってない感じ良いですねぇ」といった声も。幼少期のぼっちゃんと手をつないで歩くなど、世話係をしている青山の姿にも「いつも手を繋いでくれてたの?ずるい!!!!私とも繋いで!!!」「幼少期のぼっちゃんと居る金髪青山さん、なんかめっちゃ刺さる………好き」「私にも逆上がり教えたり、自転車教えたり、手繋いだり、布団かけたりしてよー」などの反応が寄せられていた。(笠緒)
2021年05月18日中村倫也主演の幸せを運ぶ珈琲物語「珈琲いかがでしょう」が現在放送中。この度、早くも本作のBlu-ray&DVD-BOXのリリースが決定。本日5月17日(月)より予約受付がスタートした。本作は、原作ファンから「主人公が中村倫也にしか見えない」とネットで話題となっていたコナリミサトの同名漫画を、『かもめ食堂』の荻上直子が監督・脚本を務めドラマ化。中村さんが、人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく移動珈琲店「たこ珈琲」店主・青山一を演じるほか、青山に大きく関わっていく主要キャラクターを夏帆と磯村勇斗が、ほかにも各話に豪華ゲストが登場している。初回放送の見逃し配信の再生数は196万回を突破し、テレビ東京の番組の1週間の再生数として過去最高を記録し毎話、盛り上がりをみせている本作も、いよいよ最終回間近。そんな中今回リリースが決定したBOXには、ドラマ本編を余すところなく収録しているのはもちろん、未公開映像集や出演者インタビュー集、荻上直子監督&メインキャストによる特別座談会など、ここでしか見られない特典映像も存分に収録予定だ。そして今夜は「ぼっちゃん珈琲」を放送。青山は、かつて「ぼくのとらモン」と青山を慕っていたぼっちゃん(宮世琉弥)と再会。車中でぼっちゃんは、青山との思い出をふり返る…という形で物語は展開していく。「珈琲いかがでしょう」は毎週月曜日23時6分~テレビ東京系にて放送中。地上波放送終了後Paravi&ひかり TVにて配信。(cinemacafe.net)
2021年05月17日主演ドラマ「珈琲いかがでしょう」も好評の中村倫也が、ミステリアスなのに天然な探偵役を演じるWeb動画が公開された。本Web動画には、昨年2月に公開したニキビ治療啓発Web動画「ニキビは肌のラビリンス」の、中村さん扮する“探偵”が再び登場。今回は、中村探偵が「忙しい時に限って再発する口唇ヘルペス」に悩む頑張り屋の助手(櫻井健人)に、治療法を教える様子が描かれている。30秒の動画2本に加え、6秒のショート動画を計4本公開。また、動画公開に合わせて、撮影の裏側をおさめたメイキング動画と、撮影の感想や今後演じたい役などについて伺った中村さんの特別インタビューも公開された。中村さんは探偵役を演じるにあたり、「ある種シュールなというか、ミステリアスな、ちょっと抜けているというか。そういう世界観だったので、その中に存在する人物として、しっかりとメリハリをつけて」演じたとコメント。そんな探偵・中村倫也の先輩感が印象的だが、「多分、僕自身は後輩気質なんです」と中村さん。「でも、年々やっぱり年下も増えていくじゃないですか。良い先輩でいなきゃいけないなみたいなことは、心がけるようにはなってきていますね。慕われたいじゃないですか、年下から。ちょっかい出されたりもしたいし。自分が若い頃お世話になっていた素敵な大人達のような存在になりたいなと思っているので、“先輩気質”憧れですかね」と打ち明ける。また、今後演じてみたい役を尋ねてみると、「この間、ふと思ったんですよね、俺医者やってないなって。お医者さん。いわゆる、白衣着て、みたいな。それはいつかやりたいなと思ったんですけど、まあただ、専門用語を覚える自信がないので、寡黙な、孤高の医者を。側だけの医者を、やりたいなって思います(笑)」とコメント。「どうですかね。ダメダメなのも楽しいですしね。人間味が出ると良いですね」と期待を持たせていた。「忍び寄る口唇ヘルペスの予感」メイキング動画【第1話「頑張りヘルペス編」】中村探偵は、助手とともに、連日、新たな事件の張り込み中。連日の仕事に疲れ、張り込み中に寝てしまう助手。そして犯人を取り逃がしてしまう…。事務所に戻ると助手が、「すみません、疲れが溜まってて…でも中村さんの力になりたくて。口唇ヘルペスもできちゃって…。何回もなっちゃってて…」と、疲れからくりかえし口唇ヘルペスができていることを告白。すると中村探偵は、「しかも忙しい時に限ってか。頑張りヘルペスってことだな」と頑張り屋の助手に言葉をかけ、その優しい言葉に「中村しゃーーーん!」と感動する助手。【第2話「潜伏するウイルス編」】犯人が潜伏するアジトで張り込み中の中村探偵と助手。「潜伏してる間、何度でもそれは起こる」と、中村探偵が急に口唇ヘルペスについて語り始める。犯人に見つかるのも気にせず、説明を続ける中村探偵。「忙しい時にやつは現れやすい!問題は再発した時にどう対処するかだ」「早く治したいなら、皮膚科行けよ」と助手に優しく声をかけ…。口唇ヘルペス治療啓発 Web動画「忍び寄る口唇ヘルペスの予感」は公開中。(text:cinemacafe.net)
2021年05月11日コナリミサトの同名原作を中村倫也主演でドラマ化した「珈琲いかがでしょう」の6話が5月10日オンエア。青山がぺいの頭を軽くはたくシーンに“かわいい”の声があふれるなか、夏帆演じる垣根の“告白”にも多くのツッコミが送られている。素敵な移動珈琲屋の店主が街から街へと行く先々で、一杯一杯、丁寧に、誠実に、心を込めて珈琲を淹れながら、人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく“幸せを運ぶ珈琲物語”となる本作。中村さん演じる主人公の“癒し”感が話題となる一方、磯村勇斗演じる主人公を追うぺいの独特の存在感や、2人の過去が明かされていく回想シーンでみせた中村さんの金髪姿も大きな反響を呼んでいる。移動珈琲店「たこ珈琲」店主の青山一を中村さんが、かつての青山を慕っていた杉三平(通称:ぺい)を磯村さんが、1話で青山の珈琲に救われ、再び青山と再会を果たすがそれにより彼の過去を知ることになる垣根志麻を夏帆さんがそれぞれ演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。垣根が淹れた珈琲を味わいながら、青山は珈琲の道に進むきっかけとなったホームレスのたこ(光石研)との出会い、そして珈琲を淹れながら各地を巡っている本当の理由を打ち明ける。それは自分に珈琲を教えてくれたたこの手がかりを探すため。青山はたこの淹れた珈琲に魅了され弟子入りを懇願。たこは単純に「珈琲を美味しく淹れる」だけではない、青山自身に足りていない何かを気づかせるための修行を始める。今まで自分が過ごしてきたヤクザな世界とは真反対の日々を送り、珈琲の腕前が上達していくのと比例するかのように青山の中でも小さな変化が起き始める…というのが今回のストーリー。自分で淹れた珈琲をぺいに飲ませる青山。しかしぺいは最初「旨いです」というのものの、すぐに「嘘です。本当は苦くてよくわかんないっす」と打ち明ける。すると青山はぺいの頭を軽くはたく…このやり取りに「叩き方かわいい」「かわいいぺしっだったな」「ちょっとムスッとして頭ペしってするのかわいい」「ペチッって叩くの可愛すぎた」などの反応が集まる。過去を告白し、たこの奥さんを探そうとする青山に「力になりたい」と話す垣根は、理由を尋ねる青山に「好きだからです」と即答。かすかに声を上ずらせて「気持ちはうれしいのですが…」と、“告白”を断ろうとすると、垣根は「大好きなんです。青山さんの珈琲が」と続ける。自分が“勘違い”してると気づいた青山は気まずそうに照れながら、垣根を家に送るため車を出す…。「好きってそっちwwwww」「あくまで珈琲のことなのねw」「涙とまったわい」など垣根の“天然ぶり”に、視聴者からも多くのツッコミが入っていた。(笠緒)
2021年05月11日俳優の中村倫也が出演する口唇ヘルペス治療啓発Web動画『忍び寄る口唇ヘルペスの予感』が11日、公開された。インタビュー動画も公開され、今後やってみたい役を明かした。同動画には、昨年2月に公開されたニキビ治療啓発Web動画『ニキビは肌のラビリンス』で中村が扮した“探偵”が再び登場。中村探偵が、「忙しい時に限って再発する口唇ヘルペス」に悩む頑張り屋の助手に、治療法を教える様子が描かれている。頼りがいはあるもののミステリアスで少し天然な探偵。そんな中村探偵のために奮闘する頑張り屋の助手として、櫻井健人が出演している。30秒の動画2本に加え、6秒のショート動画を計4本公開。また、動画公開に合わせて、撮影の裏側をおさめたメイキング動画と、撮影の感想や今後演じたい役、口唇ヘルペスに悩む人へのメッセージなどについて中村が語る特別インタビューも公開された。中村は、演じる上でこだわったことについて「ある種シュールなというか、ミステリアスな、ちょっと抜けているというか。そういう世界観だったので、その中に存在する人物として、しっかりとメリハリをつけて、今回のその口唇ヘルペスというものに興味を持ってもらえるように、演じることを心がけました」と説明。この動画における探偵は先輩感が印象的だが、中村自身は普段、先輩気質なのか、後輩気質なのか。「多分、僕自身は後輩気質なんですけど、年上の人といる方が楽ですし。でも、年々やっぱり年下も増えていくじゃないですか。良い先輩でいなきゃいけないなみたいなことは、心がけるようにはなってきていますね。慕われたいじゃないですか、年下から。ちょっかい出されたりもしたいし。自分が若い頃お世話になっていた素敵な大人達のような存在になりたいなと思っているので、“先輩気質憧れ”ですかね」と語る。また、今後演じてみたい役について、「いろんな、お仕事させてもらっていて、結構いろんな役をやらせてもらっているんですけど。この間、ふと思ったんですよね、俺医者やってないなって。お医者さん。いわゆる、白衣着て、みたいな。それはいつかやりたいなと思ったんですけど、まあただ、専門用語を覚える自信がないので、寡黙な、孤高の医者を。側だけの医者を、やりたいなって思います(笑)」と明かした。
2021年05月11日「珈琲はすごく飲みます。“ブラック”で、男の中の男の飲み方で(笑)。苦ければ苦いほどいいですね」。そんな珈琲好きの中村倫也さんが、移動珈琲店の店主・青山一を演じているドラマ『珈琲いかがでしょう』が放送中だ。僕自身、人の身の上話を聞くのが好きだし、人に興味があるんです。原作漫画ファンの間では、実写化決定以前から「青山の見た目や仕草などが中村倫也さんにしか見えない!」と噂になっていたが、いざ放送が始まると「まさに青山さん!」などと称賛の声も。これまでの放送回では、会社でくすぶっているOLや平凡な毎日に嫌気がさした主婦などが登場し、その悩みに寄り添いながら心を癒してきた青山。「毎話変わる登場人物たちが身の上話を膨大なセリフ量で説明し、青山はその気持ちを引き出す相槌や言葉の返し方で次のステップに運んでいくんですが、これこそ芝居の本質だな、と演じながら思っていました。というのも、自分の役柄を紹介するためにセリフを言うのが役者の仕事だと思われがちですが、本来は自分のセリフによって相手をどう動かすか、というのが芝居だと思うから。そういう意味では、この作品では純粋に芝居を楽しめたと思います」思わず自分の話をしてしまうような包容力を持つ青山のように、プライベートで悩みを打ち明けられることもあるという中村さん。「たぶん、自分の話をするよりも人の話を聞くのが好きなので、僕自身が相手の身の上話を聞きたいと思っているのかもしれません。その人の話を聞いていると純粋に興味を持って質問したくなったり、『へぇ~』ってうなずけたりとか。まあこれが青山と似ているかというとちょっと違って、青山の場合は“使命感”から相手の話を引き出すタイプ。とはいえ目的は違えど、やっていることは似ているものがあると思いますね。上手に人の話を聞く方法?まずは相手に興味を持つことかな。僕は撮影の合間の待ち時間に、共演者のいろんなことが知りたくなって聞いちゃうぐらい、人に興味があります」人懐っこい性格をのぞかせた中村さんが、ドラマ放送前に自身のツイッターで「ぎゃー!!!!!」とつぶやきネット上をざわつかせた出来事が。それは、オープニングテーマが小沢健二さんの書き下ろしと発表された時。しかも、そのつぶやきに小沢さん本人がリプライするという嬉しいサプライズも。「ツイッターやっててよかったです(笑)。しかも小沢さんがそれに対して『倫也さんにぴったりと思ってます』なんて言ってくれるとは。そもそも僕が小学生の頃、小沢さんの曲がよくテレビから流れてきていたから知っている曲がたくさんあったんですが、この世界に入り、先輩の役者さんたちと飲んでいた時に小沢さんの曲を薦められて聴き始めて。いつまで経っても色褪せない瑞々しい音楽と歌詞に衝撃と感銘を受けて、すっかりファンになっていたんです。『ドアをノックするのは誰だ?』のサビの歌詞とか痺れますよね。新生活がスタートしたこの時期、気が重くなりがちな月曜日の夜に、気軽にこのドラマを見て心を軽くしてほしい。みなさんにとって“ラブリー”な存在になると嬉しいです」『珈琲いかがでしょう』移動販売車で街を回る「たこ珈琲」の店主・青山一が、訪れる人の身の上話に寄り添う。癒されたい人や、珈琲が好きな人に幸せを運ぶ移動珈琲物語。毎週月曜23時06分~テレビ東京で放送中。Paravi、ひかりTVで配信中。なかむら・ともや1986年12月24日生まれ、東京都出身。2005年俳優デビュー。5月28日に公開予定の出演映画『100日間生きたワニ』ではネズミを演じる。初のエッセイ集『THEやんごとなき雑談』が発売中。ニット¥34,100Tシャツ¥17,600パンツ¥38,500(以上Acne Studios/Acne Studios Aoyama TEL:03・6418・9923)※『anan』2021年5月5日-12日合併号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・戸倉祥仁(holy.)ヘア&メイク・Emiyインタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2021年05月07日中村倫也主演でコナリミサトの漫画をドラマ化した「珈琲いかがでしょう」の5話が5月3日放送。磯村勇斗演じるぺいがいちご飴を口にする理由を知った視聴者からは、ぺいの青山に対する想いに「切なすぎる」という声が溢れている。「凪のお暇」などで知られるコナリさんの原作をドラマ化。以前から原作ファンの間では主人公の青山のビジュアルや仕草、佇まいが「中村倫也にしか見えない」と話題になっていたが、その青山を中村さんが演じているのも話題となっている。裏社会を抜け、現在は移動珈琲店「たこ珈琲」店主として、人生に少し傷ついた人たちの心を癒す青山一を中村さんが演じるほか、青山を追い続け、ついに見つけ出した杉三平(通称:ぺい)に磯村勇斗。1話で青山に救われ、そこから珈琲に興味を持つように。電車を乗り継いで3時間かけ元バリスタチャンピオンのワークショップに通うが、そこで青山と再会する垣根志麻に夏帆。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ぺいが目の前に現れ青ざめる青山。そこにカフェで再会した志麻も、青山を追いかけて来てしまう。ぺいは自らを青山の元仕事仲間だと自己紹介し「静かなところで3人で話そう」と提案。ぺいの目的が自分を花菱(渡辺大)のもとへ連れていくことだと知っている青山は、志麻を巻き込みたくなかったが、ぺいは志麻を保険だと逃がそうとしない。青山の運転で移動中、志麻から青山の前職について尋ねられたぺいは「強いて言えば清掃業」と答える。そして“清掃業”をしていた当時について語り出す…という「ほるもん珈琲」。青山を逃がしたことでぺいは花菱らから暴行を受ける。自分の血を見ながら小学校時代の初恋の相手・ひとみを思い出すぺい。ぺいはひとみの家で手作りの珈琲ゼリーをごちそうになったことを思い出す。そして大人になったぺいはひとみと再会。自分には手の届かない存在となったひとみを見たぺいは、青山から「フラれたか」と心の内を見抜かれる。一方青山は、志麻に珈琲にハマるきっかけになった、ホームレスのたこ(光石研)との出会いを明かす…という「初恋珈琲」の2エピソードが発表。自分の憧れの存在だった青山を奪った珈琲に、嫉妬にも似た憎しみを抱き、青山を追い続けたぺい…そんなぺいに「置いてかれた悲しみと怒りに溢れているのか」「青山さんのこと恨んでるとかじゃないんだ……」などのコメントが送られる。ぺいが飴を口にしている理由を知った視聴者からは「飴をよく口に入れていたのは寂しさ故だった……」「青山さんがいなくて寂しかったからあんなにいちごの飴食べたんだね」などの反応が。「ぺい切なすぎるって………」「ぺい切なすぎて泣く」など、ぺいの想いに“切ない”の大合唱が巻き起こっている。(笠緒)
2021年05月04日「凪のお暇」で知られるコナリミサトの人気漫画を実写ドラマ化した「珈琲いかがでしょう」で、主人公の“移動珈琲屋さん”を演じる中村倫也が話題となっている。以前から、原作ファンの間では移動珈琲屋・青山のビジュアルや仕草、佇まいが「中村倫也にしか見えない」と話題に上っていた本作。柔和な雰囲気ながらもタダ者ではない過去を匂わせる、中村さんが演じる青山は「漫画の中から飛び出たみたい」「シンクロ率がビックリするほど高すぎ」と言われ、中村さん自身「僕以外の役者が演じていたら何よりもまず僕が文句を言っていたと思う」とコメントするほど。中村さんはまた新たな代表作を手にしている。コナリミサト・ワールドにハマる“ゆるふわ”存在感テレビ東京などで放送中の「珈琲いかがでしょう」は、中村さん演じる素敵な移動珈琲屋「たこ珈琲」の店主・青山一が、街から街へと行く先々で、一杯一杯、丁寧に、誠実に、心を込めて珈琲を淹れながら、人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく“幸せを運ぶ珈琲物語”。脚本・監督を『かもめ食堂』や『めがね』『彼らが本気で編むときは、』の荻上直子が務めており、“丁寧に、誠実に”がきちんと映像化されているのも見どころとなっている。中村さんは、2019年夏にドラマ化されたTBS系「凪のお暇」に引き続いての、コナリ作品への出演。「凪のお暇」では誰にでも優しい天性の“人たらし”で、“メンヘラ製造機”ともいわれたイベントオーガナイザー・安良城ゴン役に扮し、毎週タイムラインを沸かせた中村さん。原作でも人気の高い、けだるい色気と癒しの空気を同時にまとうゴンを実写化できるわけがない、というファンの懸念も何のその。中村さんが演じたことで、ドキドキときめきながらも一緒にいて居心地よく、隣にいれば安心して“息ができそう”なゴンは実在した!と思わせてくれた。そんな中村さんには、原作のコナリさんも「ゴンが素晴らしすぎたので青山も素晴らしすぎる未来しか見えません」と大きな期待を寄せる。この満を持しての再タッグは、愛でる要素しかないのだ。珈琲屋・青山のダークな過去にも興味津々…作品中での振り幅は必見2005年に映画『七人の弔』で俳優デビューした中村さんが、一気に花開いたのが2018年ごろ。妻に浮気をされたモラハラ夫役の「ホリデイラブ」に、シェフ役の「崖っぷちホテル!」など話題作出演が相次ぎ、その変幻自在ぶりが注目を集めた。特に、永野芽郁がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で演じた、佐藤健演じる律の友人“マアくん”こと朝井正人役は強烈なインパクト。肩に子猫を乗せたセーター姿で登場し、微笑みだけで間を持たせる“マアくん”は中村さんの魅力を炸裂させることになった。また、ディズニー実写映画『アラジン』のプレミアム吹替版をはじめ、のん主演『私をくいとめて』では主人公・みつ子の“心の拠り所“となる脳内相談役“A”を担当するなど、声の仕事にも定評があるだけに、その癒しボイスも“幸せを運ぶ”移動珈琲屋にハマっている。中村さんが演じる青山のゆっくりと穏やかな口調と、柔らかな笑顔で悩める人たちのために丁寧に、誠実に珈琲を淹れていく所作はいちいち絵になり、画面からいまにも立ち上ってきそうな淹れ立て珈琲の香りも相まって観る者を心地よくさせていく。かと思えば、第2話、山田杏奈演じる雅のピンチを助ける際には一瞬の殺気が宿り、第3話では金髪姿で暴れるシーンも。映画『孤狼の血』の血気盛んな若手ヤクザのダークさを彷彿とさせた。第4話でも、過去を知るゴンザ(一ノ瀬ワタル)に「あの青山が珈琲屋なんて」と言われるほど。スイーツが苦手なコンビニチェーン社長を演じた「この恋あたためますか」や映画『ファーストラヴ』の弁護士役といったスマートなイメージも記憶に新しい中で、“ワル”時代の青山の姿はまさに衝撃。第5話「ほるもん珈琲」では、青山を追うぺいこと杉三平(磯村勇斗)がついに目の前に現れ、しかも、第1話で出会った垣根志麻(夏帆)とも再会することになる。青山の元仕事仲間だと自己紹介したぺいが、「静かなところで3人で話そう」と提案する。だが、ぺいの目的は青山を花菱(渡辺大)のもとへ連れていくこと。垣根を巻き込みたくない青山だが、ぺいは“垣根は保険だ”と逃がそうとしない。移動中、垣根から青山の前職について尋ねられたぺいは、「強いて言えば清掃業」と答える。そして血や泥にまみれながら“清掃業”をしていた当時について語ることになるが…。また、「初恋珈琲」では、ある理由でぺいは花菱らから殴る蹴るの暴行を受けることに。一方、青山は、垣根に珈琲にハマるきっかけになった、ホームレスのたこ(光石研)との出会いを打ち明ける。青山の過去とは?なぜ、青山は移動珈琲店で各地を転々としているのか?右手の手袋の意味は?青山とぺいの関係とは?気になることだらけの今作は次回が1つのターニングポイントとなりそうだ。「珈琲いかがでしょう」は毎週月曜日23時6分~テレビ東京ほかにて放送中。地上波放送終了後、Paravi・ひかりTVにて配信。(text:Reiko Uehara)
2021年05月03日ジャニーズJr.のグループ・Travis Japan(宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也、松田元太、松倉海斗)のメンバーが、新型コロナウイルスに感染したことが28日、明らかになった。同日、ジャニーズ事務所が発表した。同グループの宮近・中村・七五三掛・吉澤・松田・松倉のメンバー6名とマネージャー1名が感染。中村は2020年12月にも感染し、2021年1月半ばに回復、仕事に復帰していた。同グループはライブツアー「Travis Japan Live Tour 2020 IMAGE NATION」を行っており、札幌公演のため25日に北海道に到着したが、メンバーの吉澤が北海道に到着後に体調不良を訴え、39度近い発熱と倦怠感があったことから、北海道公演(26日〜27日)そのものを中止とした。メンバー全員とマネージャーがPCR検査を実施したところ、28日にメンバー6名とマネージャー1名の新型コロナウィルス感染が確認され、川島のみ陰性だったという。「今後につきましては、保健所にご指導いただき、療養及び経過観察いたします。当初に比べて、吉澤の症状は落ち着き、他のメンバーは、現在も感染した際に見られるような症状はございません」と発表している。数日の間に同社関連施設への立ち入りがあったため、該当施設の消毒作業を実施。開催を予定していた宮城公演と愛知公演については中止となった。
2021年04月28日中村倫也主演の「珈琲いかがでしょう」第4話が4月26日放送。青山の過去が明かされた今回、“金髪&ワル”青山に「ドキドキ」「心臓持っていかれた」などの反応が続出。磯村勇斗演じるぺいの“涙”にも様々な声が寄せられている。中村さんが素敵な移動珈琲屋「たこ珈琲」店主の青山一を演じ、青山が街から街へと行く先々で一杯一杯、丁寧に、誠実に、心を込めて珈琲を淹れながら、人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく“幸せを運ぶ珈琲物語”となる本作。夏帆、磯村さんも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はワゴン車のタイヤがパンクした青山が、昔の知り合いのゴンザ(一ノ瀬ワタル)がやっているガソリンスタンドに立ち寄る。そこにトラックの運転手・菊川貞夫(野間口徹)がやってくる。珈琲を“飲めないのではなく飲まない”と、青山の誘いを頑なに断る菊川だが珈琲を口にしてしまう。菊川によれば妻が入院、治るまでの願掛けに珈琲断ちしていたという。そんな菊川に青山はブルーマウンテンの豆を渡す。自宅に帰った菊川が妻に珈琲を入れると、妻は「今まで長い間、私のために大好きな珈琲を断ってくれてありがとう」と感謝の言葉を残し、その場から“消える”…という「ガソリン珈琲」。ゴンザの元を去る青山だが、ゴンザはぺい(磯村さん)に脅されワゴン車にGPSと盗聴器をしかけていた。そんなこととは知らず青山は元バリスタチャンピオンでカフェ店主のモタエ(光浦靖子)に“幻の珈琲豆”コピ・ルアックの豆を届ける。そこにモタエがやっているワークショップの生徒が来店するのだが、そのなかに垣根志麻(夏帆さん)の姿を見つけた青山は思わず影に隠れてしまう。電車を乗り継いで3時間かけてワークショップに通っているという志麻が、青山の淹れた珈琲に救われてその人の味を再現しようとしたが、自分で淹れた珈琲の味が違っていて驚き、珈琲に興味が沸いたと話すのを影で聞く青山。隙を見てその場を離れるも、モタエが青山のことを志麻に話し、彼女は青山の後を追う。ワゴン車に乗り込んだ青山の前にぺいが現れる。驚く青山だが、そこに志麻も追いついて…という「ファッション珈琲」の2エピソードが放送。青山の過去が明かされていった今回のエピソード。冒頭から“金髪”&“ワル”青山が登場すると「初っ端から金髪はアカンやろ」「いきなり金髪出てくるとか聞いてない」などの声が続々。その後も「所々に金髪の青山さんが出てきてドキドキした」「金髪青山に心臓持っていかれた」などの反応が次々と上がる。一方、モタエの店に志麻が現れたことに驚き、思わず身を隠してしまう青山には「驚いた顔が死ぬほどかわいい青山さん」「びっくりの仕方可愛すぎだろwww」「隠れる青山さん可愛い」など、“可愛い”のワードがタイムラインに並ぶ事態に。またこれまで青山を追い詰めていく存在として描かれてきたぺいだが、回想シーンで涙を見せながら青山を殴りつけるなど、単純に青山に敵意だけを抱いているのではないことがわかる場面も。「ぺいの涙… 続きが気になりすぎる」「取り乱していたぺい、人の心が本当はあった」「ぺいちゃんにはぺいちゃんの事情が色々ありそう」など、青山とぺいの過去が気になる視聴者も続出している。(笠緒)
2021年04月27日中村倫也主演で “幸せを運ぶ珈琲物語”を描いたドラマ「珈琲いかがでしょう」から、公式ビジュアルBOOKが発売されることになった。原作ファンから「主人公が中村倫也にしか見えない」とネットで話題となっていた、コナリミサトによる名作漫画が原作。4月に放送が開始されると、初回放送(第1話)の見逃し配信の再生数が196万回を突破(※1)、テレビ東京の番組の1週間の再生数として過去最高を記録(※2)している。舞台は移動珈琲車。中村倫也演じる珈琲店店主・青山一は行く先々で、1杯1杯丁寧に、誠実に、心を込めて珈琲を淹れる。そして、そこに集まってくる、傷ついたり、悩んだりしている人々をさりげない言葉で癒していく、優しくもほろ苦い珈琲青春群像劇。公式ビジュアルBOOKは、そんなドラマの魅力を詰め込んだ1冊。写真とセリフで振り返る名シーンや、中村さんをはじめとする出演者インタビュー、荻上直子監督、原作者コナリミサトのインタビューを掲載。珈琲レシピも紹介され、「珈琲いかがでしょう」の世界観によりひたれそうだ。「珈琲いかがでしょう」は毎週(月)23時6分~テレビ東京ほかにて放送中。地上波放送終了後、Paravi・ひかりTVにて配信。「珈琲いかがでしょう」公式ビジュアルBOOKは5月24日(月)より発売。定価:1,540円(税込)※1.「ネットもテレ東」「TVer」などでの1週間の合計再生数※2.テレビ東京の歴代番組において(text:cinemacafe.net)
2021年04月26日中村倫也主演「珈琲いかがでしょう」の3話が4月19日放送。ゲスト出演した滝藤賢一の“ママ”姿に「綺麗すぎ」「永久保存版」といった反応が上がるとともに、中村さんの“黒服”と“金髪”姿に視聴者から絶賛の声が上がっている。中村さんも出演し話題を呼んだ「凪のお暇」の原作者でもあるコナリミサトの同名コミックをドラマ化。中村さん演じる素敵な移動珈琲屋さんの店主・青山一が、街から街へと行く先々で、一杯一杯、丁寧に、誠実に、心を込めて珈琲を淹れながら、人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく“幸せを運ぶ珈琲物語”となる本作。中村さんのほか青山の過去に深く関わる謎の男・杉三平(通称:ぺい)役で磯村勇斗が出演。毎話豪華ゲストが登場し2人と共演していく1時間2話構成のスタイルとなっている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は戸次重幸、筧美和子、小手伸也らをゲストに迎え、仕事もルックスも完璧で、本人も周囲に慕われていることを自覚し、女子社員に青山の珈琲を奢るなど、いい上司をアピールしていたサラリーマン・飯田正彦(戸次さん)が新しい企画について部下と意見が衝突。そんな矢先飯田はひょんなことから、女子社員の陰口を耳にし自分が嫌われていることを知ってしまう…というストーリーが展開する「男子珈琲」。滝藤賢一、丸山智己らが出演。ぺいの姿を見てワゴン車で逃亡、田舎町にたどり着いた青山がスナックのママ・アケミ(滝藤さん)と出会い、なりゆきでスナックの手伝いをすることに。あっという間に人気者となった青山を、アケミは昔どこかで見かけたような気がしていた。そんな折、偶然にもアケミの中学の同級生・遠藤(丸山さん)が来店、青山が入れた珈琲焼酎を味わいながら久々の再会を喜ぶ。そしてスナックを営む傍ら母親の介護にも追われ、かつて夢を諦めた後悔のような思いを青山に吐露するアケミに、遠藤は「閉鎖的な町から抜け出して、もう一度夢と向き合うべき」と訴える…という「金魚珈琲」の2エピソード。滝藤さん演じるアケミが登場すると「滝藤さんのアケミちゃん似合いすぎる」「滝藤さんのあけみちゃん自然!似合う!」などの声が。さらに客のリクエストに答え中森明菜の「DESIRE -情熱-」を歌い始めると「滝藤さん綺麗すぎないか」「永久保存版の滝藤賢一」といった反応が続々と集まる。一方、青山は上下黒の装いでアケミの店をヘルプ…こちらにも「オールブラックはやばい」「ブラック青山さんめっちゃくちゃかっこいいです」といった声が。さらに終盤ではアケミが以前にも青山に救われたことを思い出すという展開に。回想シーンの“金髪”青山にも「金髪の中村倫也の破壊力に震えた」「覚悟はしてたけど今夜の数秒のシーンでやられた」などの感想が殺到中だ。(笠緒)
2021年04月20日現在放送中の中村倫也主演ドラマ「珈琲いかがでしょう」より、シーン写真が先行公開。さらに、第4話以降に登場するゲストも発表された。初回放送の見逃し配信の再生数は196万回を突破し、テレビ東京の番組の1週間の再生数として過去最高を記録するという好スタートを切った本作。今回発表されたのは、中村さん扮する移動珈琲店の店主・青山の過去に関わる人物を演じる4人。第6話から登場する、青山の過去を中心に描くドラマ後半のキーパーソン、暴力団組長の三代目ぼっちゃんを、「恋する母たち」「青のSP-学校内警察・嶋田隆平-」などの出演で話題を集めた宮世琉弥。後半の展開に大きく関わっていく、第4話から登場のぼっちゃんの組の幹部・花菱を渡辺大、第6話から登場するぼっちゃんの組を支えてきたベテラン幹部・夕張を鶴見辰吾、第7話から登場する10歳のぼっちゃんを長野蒼大が演じる。宮世さんは「昔から中村さんの作品をたくさん見ていて、ずっと憧れていたので、決まった時はこの役をやらせて頂けることが凄く嬉しかったです!」と今回の参加を喜び、鶴見さんは「ロケの帰り、ぼっちゃん役の宮世琉弥くんと一緒に電車に乗って帰った。連日の撮影で疲れが出たのか、座るとすぐに船を漕いでたのが、何とも可愛かったな。俺にもそんな日があったのが懐かしい」とふり返る。渡辺さんは「4話から花菱の登場で空気が変わり、ラストまでドキドキの展開になるので是非お楽しみください」とメッセージを寄せ、長野さんは「初めて長台詞があったので撮影が終わるまで緊張しっぱなしでした。そんな僕に、中村さんが声をかけて下さり、沢山アドバイスを頂きました。作品の中だけでなく、撮影中も僕の心に寄り添ってくれた中村さんは、これから先も僕のヒーロー、とらモンです! 」とコメントしている。そして、怪しげな表情のぼっちゃんと驚いた様子の青山、青山のどこか切なげな金髪姿のシーン写真も併せて公開。なお、今夜の第3話では、「男子珈琲」「金魚珈琲」という2つの物語を放送。「男子珈琲」は、監督・脚本を務める荻上直子のオリジナルエピソードとなっている。「珈琲いかがでしょう」は毎週月曜日23時6分~テレビ東京ほかにて放送中。地上波放送終了後、Paravi&ひかりTVにて配信。(cinemacafe.net)
2021年04月19日3月18日に発売された俳優・中村倫也の初エッセイ集『THE やんごとなき雑談』(KADOKAWA)が、発売から3週間で再重版が決定。累計発行部数は7万部突破(電子書籍含む)となった。また、3刷決定に合わせてバナナマンの推薦コメント入り新帯が作成された。主演ドラマ『珈琲いかがでしょう』(テレビ東京系列)も話題の中村倫也が文章で“自意識”をさらけ出し、イラストも手掛けた本書。刊行情報が解禁されると、予約段階で大手ネット書店に予約が殺到するなど、大きな反響を呼んだ。その勢いは発売後も加速。発売日には即重版、発売から3週間で再重版が決定した。『THE やんごとなき雑談』には各方面から絶賛の声も続々。本書収録のエッセイを連載した雑誌『ダ・ヴィンチ』最新号(5月号)では、そんな本書をとりまく盛り上がりを特集。書評家・吉田大助氏は特集内の寄稿で「中村倫也のエッセイ集を通読して驚き、そして感動したのは、書き手の内側に『利他』の精神が脈動していること」「全人類が読めばいいのに、と思う」とその魅力を熱く語り、バナナマン・設楽統は「『こんな感じだけど責任もってやります』っていう倫也くんらしさがよく出てる」と、中村本人を知るからこその本書の魅力を解説。全国書店員も「(中村倫也の)表面をすくっていた自分に猛省をうながしております」「きっとあなたの心を支えてくれる本になるはず」など大絶賛している。再重版決定を受け、中村は「事件です!『THE やんごとなき雑談』、発売から3週間で再度の増刷が決定いたしました。ありがとうございます。そして今回の帯には、なんとバナナマンさんからのコメントが載るそうで!こんな素敵なことあっていいのかしら!皆様本屋さんで見かけたら、是非手に取ってそのまま『お会計して~!!』」とコメントを寄せた。
2021年04月13日コナリミサトによる同名コミックを中村倫也主演でドラマ化する「珈琲いかがでしょう」の2話が4月12日放送。臼田あさ美演じる女性のエピソードに「ヒリヒリする」「めちゃくちゃ胃にくる」など視聴者からのコメントが殺到している。中村さんも出演してドラマ化された「凪のお暇」などで知られるコナリさんの人気作を映像化した本作は、素敵な移動珈琲屋の店主が街から街へと行く先々で、一杯一杯、丁寧に、誠実に、心を込めて珈琲を淹れながら、人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく“幸せを運ぶ珈琲物語”。移動珈琲店「たこ珈琲」店主の青山一に中村さん。青山を追う謎の男、杉三平(通称:ぺい)に磯村勇斗。そして各話ごとに豪華なゲストが登場。今回は「荒ぶる季節の乙女どもよ。」「書けないッ!?」などの作品で注目を集める山田杏奈と、『蜜蜂と遠雷』「アンサング・シンデレラ」をはじめ数多くの出演作を持つ臼田あさ美がゲスト出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。田舎生活から抜け出し「東京で何かしらになりたい」と考える高校生の大門雅(山田さん)が、田舎道で「たこ珈琲」を開店していた青山のトラックに忍び込み東京に。雅のインスタのファンだという礼(臼田あさ美)の女性限定シェアハウスに泊まることになっていたのだが、行ってみるとそこにはガラの悪い男性がいて…という「キラキラ珈琲」。危機に瀕する雅だが、彼女の父と密かに連絡を取り、雅のあとを尾けていた青山によって助け出される。しかし礼の部屋にスマホを忘れてしまい青山が代わりに取りに行くことに。礼の部屋でスマホを探していると古いエスプレッソマシンが見つかる。マシンは礼が上京した当時購入したもので、画家を目指していた礼は専門学校の同級生“ネネモ”が認められていくことに嫉妬、ネネモが売れるに伴ってネットに誹謗中傷を書き込むなど、“闇落ち”してしまったのだった…という「だめになった珈琲」の2エピソードが今回オンエア。「今日は田舎育ちで芸大美大通った人刺してくるじゃん」「葛藤が嫉妬に変わっちゃったのかなぁ……」「原作の時から好きだったけどドラマになると余計にくるなぁ」など“闇落ち”していく礼の姿に心が“刺された”視聴者からのコメントが続々。また山田さん演じる田舎の高校生、雅に青山が淹れた珈琲「ロサ・メヒカーノ」にも「かわいいコーヒーだなあ~!」「ロサメヒカーノ…美味しそ」「ピンクのコーヒー可愛いし飲みたい」などの反応が多数寄せられている。(笠緒)
2021年04月13日中村倫也主演でコナリミサトの漫画をドラマ化した「珈琲いかがでしょう」の初回が4月5日オンエア。中村さん演じる主人公の青山に「シンクロ率がビックリするほど高すぎる」「漫画の中から飛び出たみたい」など絶賛の声が集中している。「凪のお暇」に続きコナリさんの原作で中村さんが主演を務める本作は、中村さん演じる素敵な移動珈琲屋さんの店主が、街から街へと行く先々で、一杯一杯、丁寧に、誠実に、心を込めて珈琲を淹れながら、人生に少し傷ついた人たちの心を癒していく“幸せを運ぶ珈琲物語”。以前から原作ファンの間でそのビジュアルや仕草、佇まいが「中村倫也にしか見えない」と話題になっていた、移動珈琲店「たこ珈琲」店主の青山一を中村さんが演じるほか、また会社で要領のいい後輩に出し抜かれ、上司にも認められず、人の失敗の尻拭いをさせられる毎日に心が折れていたが、偶然出会った「たこ珈琲」に癒されていく垣根志麻に夏帆。青山の過去に深く関わる狂気を感じさせる謎の男・杉三平(通称:ぺい)に磯村勇斗。その他多彩なゲストが各話を彩る。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。本作は1時間枠で2つのエピソードがオンエアされ、「人情珈琲」では誠実・丁寧・義理・人情をモットーに働く垣根だが、その不器用さゆえ効率重視の部長(井上肇)に毎日のように怒られ、明るくて要領がいい後輩・馬場(足立梨花)に仕事を奪われていく。一人寂しくランチタイムを過ごしていたある日、「たこ珈琲」と出会い、その丁寧な仕事ぶりと珈琲のおいしさに感動した垣根は、自分が不器用ゆえにしんどさを感じていることを青山に打ち明ける…。「死にたがり珈琲」ではクレーム対応の電話オペレーターとして、ひたすら謝る毎日を送っていた早野美咲(貫地谷しほり)が、ある晴れた休日、ベランダで洗濯物を干していて「こんな昼下がりは死にたくなる」と、手すりに片足をかけたその時、真下にいる青山の姿を見て思わず干していたガードルを落としてしまう。謝罪する美咲に青山は手を差し伸べる。販売車で向かったその先は近くのカレー屋で…というストーリーが展開。視聴者からは「原作の青山さんと中村倫也のシンクロ率がビックリするほど高すぎる」「やっぱり青山さんは中村倫也くんだね!見事実証」「中村倫也くんまんま青山さんだもんなー」「漫画の中から飛び出たみたい!とは正に彼のこと」など、中村さんの“青山ぶり”を絶賛する投稿が殺到。また「ほぉ、1杯目・2杯目って2話分あるのかぁ。面白い!」「1日に2話見れるとはお得感があって嬉しいな」「なんと2話詰め込んでいくのか。サクッと見やすい」「まさか2話もみれるとは…ありがたや…」など、1時間で2つのエピソードをオンエアするスタイルも好評の模様。また「足立梨花さんがいい味出してるな。ああいう役上手い」など足立さんの“悪女”ぶりや、「磯村勇斗まじで目がやばい」「磯村さん、ヤバイ人の匂いをさせるの、ほんとすごい」と、ぺいを演じる磯村さんの演技も注目を集めている。(笠緒)
2021年04月06日俳優の中村倫也が出演する、ブルボン「ルマンド」の新TV CM「贅沢な出会い」編が6日より全国でOAされる。これまで、職場でジェントルマンすぎる「#ルマンド男子」、おうち時間の「#ルマンド男子」を演じてきた中村。第3弾は新商品「贅沢ルマンド」のCMとなり、これまでとはひと味ちがった夢のような不思議な空間で「贅沢ルマンド」と出会う「#ルマンド男子」となる。CMでは、「贅沢ルマンド」のパッケージをイメージした白い布を垂らした不思議な空間に、紫のルマンドカラー衣装で中村が佇む。「贅沢ルマンド」を香り、味わい、贅沢なおいしさを実感していく中村の細やかな表情の演技が見所となっている。ルマンドシリーズの公式ブランドサイトには「贅沢ルマンド」の特設ページを開設。TVCM映像はもちろん、CM撮影の模様や中村へのスペシャルインタビューを収録したメイキング映像、新ラジオCMなどが公開される。また、ルマンドシリーズ商品購入者の中から抽選で、贅沢な賞品が当たるキャンペーンも開催される。○中村倫也 コメント・中村さんが最近贅沢だなぁと思ったことはありますか?ありますよ。この間、ドラマを撮っていたんですけど、ドラマを撮り終わって「終わったぁ〜」ってなるじゃないですか。そしたら、これはもう贅沢飯だと自分の中で思ったんです。いつもそんなにガンガン食べられるわけではないので、何かのタイミングで自分にご褒美飯をもうけるんです。出前で「パスタ」と「ピザ」と「ポテト」を頼んで食べました。それが最近の贅沢です(笑)・最後に、今回のCM撮影と新商品「贅沢ルマンド」の感想をお願いします!すごい、あの布キレイでしたね。結構ヨリで僕みていたんですけど、きめ細かくて高いんだろうなぁ(笑) って思いました。あの独特な空気感の中で漂っているような、日常にそういう時間がもうけられたら素敵ですね。僕、撮影中に贅沢ルマンドを初めて食べたんですけど、バターの香りがすごくあって、あと大きさも普通のルマンドよりも大きいので、その分中に入っているものも増加されている……食べ応えもあるし、まさしく贅沢な瞬間をお送りできるのではないだろうかと思います。なので、是非みなさん! 見かけたら手に取ってください。「これが贅沢なんだ!贅沢ってこういう事なんだ!」と思っていただけると思います。
2021年04月06日