女優・中谷美紀を主演に迎え、「ハツキス」(講談社刊)にて連載中の人気コミックを実写映画化する『繕い裁つ人』。このほど、本作の童話の挿絵ような可愛らしいポスター・ビジュアルと予告編が公開された。さらに、主題歌を平井堅が務めることが明らかとなった。本作の舞台は、頑固でこだわり深い仕立て屋によって“人生で一番自分に似合った服”に出会える、町の仕立て屋・南洋裁店。祖母が始めたこだわりの洋裁店を受け継いだ2代目の店主・市江(中谷美紀)が、古びたミシンで作るオーダーメイド服は大人気。しかし職人スタイルを貫くため量産は出来ず、百貨店の営業マン・藤井(三浦貴大)からのブランド化の依頼も断り続けている。市江はその人だけの服を繕う日々で十分だったのが――。今回届いた予告編では、中谷さん演じる市江が、見事な手つきでミシンを使いこなし、色鮮やかな洋服を仕立てる姿が映し出される。世界に1着しかない“人生で一番似合う服”を作り続ける市江と、そんな彼女を「頑固じじい」と評する藤井役の三浦貴大を始め、黒木華、片桐はいり、杉咲花ら豪華キャスト陣扮する彼女に魅せられた周囲の人々の掛け合いにも注目だ。また、平井さんが歌う本作の主題歌となるは、70年代に発表された財津和夫の超名曲をジャズ・テイストにアレンジした楽曲「切手のないおくりもの」(コンセプトカバーアルバム「Ken’s Bar III」に収録)。平井さんからは、「今回、僕がカバーした『切手のないおくりもの』が、この映画の主題歌に起用して頂けると聞いて、驚きと共にとても嬉しく思っています。大切な気持ちを伝え送るこの歌が、最後に映画をふんわり包み込んでくれる事を願っております。一針一針心を込めて仕立てる誰かの為の一生の一着。歌手として、僕もそんな歌を一曲でも多く作れたら最高に幸せだなと思いました」とコメントが寄せられている。『繕い裁つ人』は2015年1月31日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月10日女優の中谷美紀が30日、都内で行われた第27回東京国際映画祭のラインナップ発表会に登壇し、映画に対する思いや、同映画祭の思い出などを語った。東京国際映画祭の顔として、主要イベントなどで盛り上げるフェスティバル・ミューズに就任した中谷美紀は、「私自身、一人の映画人である前に、ただの映画のファンです。人生において、苦しい時もいつも映画が私を救ってくれたように思います」と語り、「日常を少しでも彩るような、何か大変なことからエスケープできたり、夢を抱いたり、豊かにするようなツールであってほしいと願っています」と映画に対する思いを伝えた。中谷は、過去に5回、東京国際映画祭に参加。一番の思い出について「19歳の時に初主演させていただいた『BeRLiN』の時に、特別招待作品として呼んでいただいたことが、本当にうれしくて」と振り返った。そして、「いまだにコンペ作品に出演したことがない」と言い、「コンペ作品を持ってレッドカーペットを歩くというのが夢です」と今後の目標を掲げた。また、「映画を愛する者として、日本、東京を愛する者として、何か貢献できれば」とフェスティバル・ミューズとしての意気込みを述べ、「映画人と一般のお客様の交流の場でもあるので、その交流をさらに深めていきたいと思いますし、映画人同士も、国、宗教、人種を越えて、交流の場となったらいいなと心から願っています」と期待。さらに、「公開規模が小さかったり、日本では公開されないような小さな作品にも注目していきたい」と語った。
2014年10月01日第27回東京国際映画祭のラインナップ発表会見が9月30日(火)、東京・港区の虎ノ門ヒルズで行われ、今年のフェスティバル・ミューズに中谷美紀が就任。また、コンペティション部門の審査委員に映画監督としても活動する芸人・品川ヒロシが選ばれたと発表された。『ゼロの焦点』など過去に出演した数作品が特別招待された中谷さんは、「19歳のときに初めて主演した『BeRLiN』を、(当時、同映画祭のメイン会場だった)渋谷Bunkamuraのオーチャードホールで上映していただき、とても嬉しかった思い出がある。いつかはコンペティション作品をもって、レッドカーペットを歩くのが夢ですね」と東京国際映画祭という舞台に、強い思い入れ。自身も熱心な映画ファンとして知られるだけに、「映画祭を通して、映画人とお客様、さらに国境を超えた映画人同士の交流が深まることを心から祈っている」と映画祭を彩るフェスティバル・ミューズとしての抱負を熱く語っていた。会見ではコンペティション部門に出品される15タイトルも発表され、 邦画で唯一のコンペ部門出品を果たした『紙の月』を手がけた吉田大八監督が出席。前作『桐島、部活やめるってよ』で映画賞を席巻しており、「勝負ごとは嫌いじゃない。存分に楽しめそう」と“日本代表”として武者震いが止まらない様子だ。女優の宮沢りえが、平凡な主婦から横領犯へと転落するヒロインを熱演し、約7年ぶりの映画主演を果たした『紙の月』。吉田監督は「女優として内面にもっているものを、この映画のためにすべて出し切ってくれた」と宮沢さんに感謝の意を表し、「女性とお金という切り口から、社会に切り込んでいけたらと思った。予想不可能な原作を読み、これは他人には映画化されたくないと思った」と自信を示した。今年のコンペティション部門は92の国と地域から、計1373作品がエントリー!その中から厳正な予備審査を経た15本が上映され、最高賞・東京グランプリ(東京サクラグランプリから名称変更)を争う。最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が世界的大ヒットを記録中のジェームズ・ガン監督が、史上3番目の若さでコンペティション国際審査委員長に就任したほか、審査委員はイ・ジェハン(映画監督)、ロバート・ルケティック(映画監督)、エリック・クー(映画監督)、デビー・マクウィリアムズ(キャスティング・ディレクター)、品川ヒロシ(映画監督/芸人)とバラエティ豊かな面々が勢ぞろい。また、比類なき感性を武器に“サムライ”のごとく、革新的な映画を世界に発信し続ける映画人の功績をたたえる「SAMURAI(サムライ)」賞が新設され、第1回受賞者として、北野武(映画監督)、ティム・バートン(映画監督)に同賞が贈られることが決定した。第27回東京国際映画祭は10月23日(木)~31日(金)、六本木ヒルズ、TOHOシネマズ日本橋ほかで開催。【コンペティション】・『1001グラム』(監督ベント・ハーメル)ノルウェー=ドイツ=フランス合作・『来るべき日々』(監督ロマン・グーピル)フランス・『マルセイユ・コネクション』(監督セドリック・ジメネス)フランス=ベルギー合作・『神様なんかくそくらえ』(監督ジョシュア・サフディ、ベニー・サフディ)アメリカ=フランス合作・『アイス・フォレスト』(監督クラウディオ・ノーチェ)イタリア・『メルボルン』(監督ニマ・ジャウィディ)イラン・『ザ・レッスン 授業の代償』(監督クリスティナ・グロゼヴァ、ペタル・ヴァルチャノフ)ブルガリア=ギリシャ合作・『マイティ・エンジェル』(監督ヴォイテク・スマルゾフスキ)ポーランド・『ロス・ホンゴス』(監督オスカル・ルイス・ナビア)コロンビア=フランス=ドイツ=アルゼンチン・『ナバット』(監督エルチン・ムサオグル)アゼルバイジャン・『紙の月』(監督吉田大八)日本・『壊れた心』(監督ケビン・デ・ラ・クルス)フィリピン=ドイツ・『破裂するドリアンの河の記憶』(監督エドモンド・ヨウ)マレーシア・『草原の実験』(監督アレクサンドル・コット)ロシア・『遥かなる家』(監督リー・ルイジン)中国【特別招待作品】・『ベイマックス』(監督ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ)アメリカ*オープニング・『寄生獣』(監督山崎貴)日本*クロージング・『THE NEXT GENERATIONパトレイバー エピソード 10:暴走!赤いレイバー』(監督田口清隆)日本・『天才スピヴェット』(監督ジャン=ピエール・ジュネ)フランス・カナダ合作・『サンバ』(監督エリック・トレダノ)フランス・『デビルズ・ノット』(監督アトム・エゴヤン)アメリカ・『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(監督犬童一心)日本・『くるみ割り人形』(監督増田セバスチャン)日本・『シェフ三ツ星フードトラック始めました』(監督ジョン・ファブロー)アメリカ・『GARM WARS The Last Druid』(監督押井守)日本・カナダ合作・『ザ・レイド GOKUDO』(監督ギャレス・エバンス)インドネシア・『救いたい』(監督神山征二郎)日本・『花宵道中』(監督豊島圭介)日本・『チェイス!』(監督ビジャイ・クリシュナ・アーチャールヤ)インド・『アップルシード アルファ』(監督荒牧伸志)日本・アメリカ合作・『劇場版「進撃の巨人」前編紅蓮の弓矢』(監督荒木哲郎)日本・『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(監督パトリック・ヒューズ)アメリカ・『もしも建物が話せたら』(監督ビム・ベンダース、ミハエル・グラウガー、マイケル・マドセン、ロバート・レッドフォード、マルグレート・オリン)ドイツ・デンマーク・ノルウェー・オーストリア・フランス・アメリカ・日本合作・『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス 50年の挑戦』(監督マーティン・スコセッシ、デビッド・テデスキ)アメリカ・イギリス・日本合作・『「ティム・バートンの世界」×第 27 回東京国際映画祭 提携企画「ビッグ・アイズ」スペシャル・プレゼンテーション』(監督ティム・バートン)アメリカ・『「百日紅(仮題)」スペシャル・プレゼンテーション』(監督原恵一)日本(text:cinemacafe.net)
2014年09月30日石原さとみと松下奈緒がフジテレビの新ドラマで初共演にして、W主演を務めることが明らかとなった。今回、2人の参加が発表されたのは、10月よりフジテレビの木10枠で放送される連続ドラマ「ディア・シスター」。ラブコメディーを描く本作で、2人は“凸凹姉妹”を演じることとなる。本作で石原さんが演じるのは、偏差値は低いけど要領がいい妹・深沢美咲(27歳)。天性の美貌に加え、生粋の甘え上手で、器用に生きてきた典型的な妹タイプ。一方の松下さんが演じるのは、そんな美咲に幼少期に母親からの愛情を全て奪われたという思いがトラウマになっている、姉・深沢葉月(29歳)。几帳面で潔癖で偏差値も高い、なのにちょっぴり不器用な委員長タイプだ。物語は、高校卒業後、家出をして行方知れずになった美咲が、ある日突然、葉月の部屋に転がり込んできたことから始まる。姉の家で自由奔放に暮らし始めた美咲だったが、彼女には周囲に内緒にしている“ある秘密”が、一方の葉月にも美咲には言えない“ある秘密”を抱えていて…。2人は本作が初共演となるが、お互いの印象について「TVで見ていてとても綺麗な方なので緊張します。(撮影現場で)カットがかかっても、なれなれしく“お姉ちゃん”と呼ばせてもらいます(笑)」(石原さん)、「とてもかわいらしい方という印象。かわいい妹にどんなことを言われ何をされるのかドキドキします」(松下さん)と、カメラが回らずともまさに“姉妹”といった様子だ。偶然、プライベートでも実際に“妹”の石原さんと、同じく“姉”の松下さん。私生活では、お兄さんに子どもが生まれて“叔母”になったという石原は、「これから環境や悩みは変わっていくけど、もっと相談し頼っていきたいなと思います」と明かし、松下さんは「たまに、(妹と)ケンカしますが、お互い20代になってからは友達のような部分もある」とコメントを寄せている。役の年齢設定も実年齢と同じ。果たして、どんな等身大の姉妹像を魅せてくれるのか?ドラマ「ディア・シスター」は10月よりスタート/毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年09月02日可愛らしいのに色っぽさも兼ね揃えている男ウケの鉄板ヘアと言えば、「石原さとみ風ヘア」。今回は、今流行りの石原さとみ風ヘアをご紹介。■ 石原さとみ風ヘア1 シンプルなのにこんなにロマンティックな可愛い印象になる秘訣は“質感”。空気感のある動きを出すことで、黒髪なのに重すぎない柔らかい印象を与えます。あごラインにおちるフロントの毛束もデザイン性があり、どんな骨格の方にもおすすめ。■ 石原さとみ風ヘア2 無造作なウェーブが可愛いセミロング。梅雨時期はすぐにうねってしまうのが悩みの方!うねりを強みにして可愛くスタイリング。 前髪は眉ラインで短めにしてスッキリがイチオシ!■ 石原さとみ風ヘア3 作りこみすぎない「丁度良い」カール感が魅力。厚めに作った前髪でふんわり感もアップ。洗い流さないトリートメントをつけて指で梳かすようにドライし、仕上げヘアクリームを毛先になじませて完成。■ 石原さとみ風ヘア4 ツヤツヤ輝くロングスタイル。毛先に束感が出るようにレイヤーを入れ、重過ぎないやわらかな質感に仕上げています。カラーは6レベルのチョコブラウンで透明感UP!■ 石原さとみ風ヘア5 ハイライトとローライトを入れてあるので、髪に凹凸が出て、より動きが出るスタイルです。ストレートでも髪が風になびくたび、色々な表情が楽しめます。太陽の日差しとも相性抜群。■ 石原さとみ風ヘア6 バングで個性を出し、レングスはローレイヤーで重ためにし、全体のシルエットをIラインに。シャープになりがちなロングをふんわり感を出して女性らしさをプラス。黒髪のアジアンビューティーヘアーに変身。■ 石原さとみ風ヘア7 揺るぎない男性人気のゆる巻きロングスタイル☆モテ度アップ間違いなしです!!気になるあの人のハートもがっちりキャッチ!!フェミニンさとセクシーさのエッセンスが女度を最大限に引き上げてくれます◎■ 石原さとみ風ヘア8 パッツン前髪に黒髪ロングでおしゃれな仕上がりに。パーマは大きくゆるいクセをつけるイメージで。キメすぎないカジュアルさがポイントに。■ 石原さとみ風ヘア9 厚めバングと毛先のワンカールがクラシカルさを演出してくれるスタイルです。ベースはローレイヤーで重めに。パーマは毛先に大きくワンカールで。■ 石原さとみ風ヘア10 ゆるい雰囲気とクールな雰囲気、どっちも感じさせてくれるスタイルです。やりすぎない、けどきまる、オススメです。あなたも今流行の「石原さとみ風ヘア」に挑戦して、男ウケ抜群のモテ子になってみてはいかが?提供:ビューティーナビ編集部 ・美容室検索サイトビューティーナビ
2014年06月21日ドラマ「失恋ショコラティエ」でもその美貌を知らしめたのが女優の石原さとみさん。思い浮かべるのは、ふわっと膨らんだミニスカートで細い脚をのぞかせ、ゆる巻きふんわりヘア、マシュマロのようなふわふわスベスベ肌という、可憐で奥ゆかしい古典的美人。そのスタイルはデビュー当初から守り抜いているのに、今とても新鮮に私たちの目を惹きつけます。「容姿も洋服もそこそこ真似出来そう」と思っていたらそれは大きな落とし穴!今回は、本気で石原さとみさんのような、愛らしく魅力的な女性になりたい人のための、とっておき情報をお伝えします。これは「女性が最高に輝く美容論」とも重なるので、ぜひ日常的に取り入れてみましょう。■28才は女性が最も輝く時期人は、その人の肌を見て、無意識のうちに実年齢よりも若いとか老けていると判断する節があります。それだけ肌のみずみずしさとつややかさの多少が、見た目の年齢を決める大きな要素となっているということ。失礼ながら石原さとみさんが何才なのか調べたところ、現在27才。その年齢を知って美肌と美髪の理由に納得!つい先日、皮膚臨床薬理研究所の医学博士、北澤秀子先生に「年齢と肌の関係」について取材させて頂いた際に、「女性が最高に美しく輝くのは、28才なんですよ」という貴重なお話を伺いました。■キレイの秘密は女性ホルモン!女性は初潮を迎える十代から28才をピークに、女性ホルモンの分泌が活発になります。みずみずしく滑らかな肌も、艶やかでコシのある髪も、女性ホルモンの影響がとても大きく、内側からにじみ出る魅力にもつながります。ちなみに肌の水分量は、25才を堺にどんどん減少し、乾燥肌やシワを自覚するケースも。十分な水分を肌に与えて、余分な皮脂を毛穴に詰まらせない丁寧なスキンケアを意識して行うことが美肌の秘訣です。■冷え、過度のダイエット、ストレスに要注意!では、28才を過ぎると肌も髪も美しさが失われていくのかという疑問ですが、そうではありません。実年齢が35歳の人でも、肌測定で二十代後半という好結果が出ることがあります。その逆に、二十代前半の人が、肌年齢は三十代後半という結果になることもあるのです。医学的に28才あたりから50代の閉経に向かって女性ホルモンの分泌は減ると言われていますが、年齢を重ねるごとに皮脂分泌が落ち着くため、ニキビの悩みは減り、肌質が安定してくるという、うれしい話も忘れないで下さい。また、実年齢をはるかに上回る肌年齢の場合、一つの目安として生理周期が正常かどうかを把握しておくことが何より大事です。体の冷えや過度なダイエット、ストレスなどが原因で生理不順になると、女性ホルモンが正常に分泌されていないことがあります。生理の開始日と最終日を必ずメモ帳に記入し、自分が何日周期なのかを把握しておくことが、美肌以前に、女性として体を守るためにとても重要です。そして生理不順や生理痛が激しい場合は、自己判断せず、婦人科の診察を受けることをお勧めします。■むくみ知らずの美脚を叶える石原さとみさんといえば、脚が長く細くてキレイ。こればっかりは真似出来ないと、諦めるなんてもったいない話。脚はお手入れ次第で、今より細くなれる可能性を秘めている部位です。脚は寝ている時間以外は重力に逆らっているため、血液の流れが悪くなりやすく、むくみやすいという特徴があります。朝の脚よりも夜の方が太くてパンパンになるのは、そのような理由によるものです。足首がキュッとくびれた細く美しい脚を目指すために、ぜひ次のことを実践してみましょう。1.入浴はしっかり湯船につかり、足の5本指を上に倒すように、手で抑えます。10秒経ったらパッと離します。これを5回繰り返します。血流をよくする目的の指圧です。2.パンパンにはった筋肉やむくみを解消させるために、ホットジェルのようなアイテムで、足首からふくらはぎ、太ももにかけて、雑巾を絞るように両手を使って揉みほぐしましょう。この時、圧が強すぎるとアザになるのでやり過ぎに要注意です。3.脚を冷やさないようにしましょう。また、血行を促進するビタミンEを積極的に摂り、塩分を控えめにするような心がけも、むくむ対策につながります。■さいごに石原さとみさんのような女性を目指すことで、肌と心と体のつながりを知り、女性としての体の大切さを知ることが出来るはずです。(米村亜希子/ハウコレ)
2014年04月03日女優の石原さとみが26日、ホテル椿山荘東京で行われた女性誌『with』(講談社)のイベントに出席し、純白のウエディングドレス姿を披露した。“理想の結婚”について聞かれた石原は、庄司智春と藤本美貴夫妻を憧れの夫婦像に挙げ、「お子さんを連れて海外に行ったり、明るくて温かくて素敵だと思った」と明かした。【写真】セクシーに背中見せ!純白のウエディングドレスで登場した石原さとみ自身は「包み込むような優しい女性になりたい」といい「旦那さんが帰ってきて、優しく癒せる妻にはなりたいかな…」と照れながら話す一方で、仕事については「続けないと楽しくない気がする。メリハリをつけてやっていきたい」とした。また、理想の男性は「タキシードがさらっと似合う人」と明かし、結婚は「いつでしょうね…。いつになるか楽しみ」と笑顔を見せていた。米人気歌手のマライアキャリーらも愛用するドレスブランド「Vera Wang」の衣装に身を包んだ石原は、「ドレスもこういう白いのを着ると幸せな気持ちになります」と満面の笑み。それでも自身は「白無垢がいいと思ってる」とキッパリ。「こういう洋物はプライベートで着ることはないかもしれないので、仕事で存分に着たい」と声を弾ませた。さらに「身内や親友だけの手作りな感じ」を希望し、「地味婚とは言わせない(笑)」と苦笑していた。
2013年06月26日最近、男性からの支持を集めまくっている石原さとみさん。見るたびにキレイに、そしてセクシーになっていく石原さんは、モテの王道を行っています。今回は、石原さとみさんをお手本にして、あざとすぎない「無邪気エロ」の作り方をご紹介したいと思います。■1.常に笑顔石原さとみさんといえば、よく笑い、かわいらしくはしゃいでいる姿が印象的です。モテへの一番の近道は、ズバリ男性の話を聞いて笑うこと。男性は、自分のトークに好意的な反応をしてくれる女性をみると安心するのです。無邪気さをアピールするためにも、常に笑顔である必要があります。「いつでも楽しそうだね」と言われるくらいのハッピーオーラを出しましょう。■2.天然っぽい天然キャラの女性はあまり深く物事を考えていないように見えるので、男性は「この子なら誘えそうだな」と思います。また少し抜けているぐらいの女性の方が、男の保護本能を刺激できるので、自然に「守られキャラ」になれます。普段はリラックスした雰囲気でほんわかしている女の子が、時にセクシーな一面をのぞかせると、効果的なギャップがうまれます。■3.色っぽさを意識する男性は色っぽい女性が大好きです。黒目で黒髪ストレート、落ち着いた声のトーン、白くてキレイな肌。「色っぽさ」イコール「品の良さ」でもあると言えます。胸元をあける、ミニスカートをはくなど、露出を増やすことが色っぽさに直結するというわけではありません。色っぽさとは、全体の雰囲気から醸し出されるものなので、気を抜いてはいけません。男性を惹きつけるのは、内面から磨きあげられた品のある女性らしさなのです。■4.ぷるっとした唇石原さとみさんのエロさが光るのは、唇です。ぽってりとした厚い唇は、とてもセクシーです。ふとした表情でもキスしたくなる愛らしさに満ちているので、男性ウケ間違いなし。石原さん本人も、唇の保湿には気を使っているそうで、完璧に自分の武器を活かしきっていることがわかります。そんな彼女の姿勢に学び、自分が人よりセクシーさに長けている武器を見つけて磨いていきましょう。■5.丸みのあるボディライン石原さんは、女性らしい柔らかそうなボディラインを持っています。エロさを醸し出すためには、モデル体型である必要はないのです。むしろ、抱き心地が良さそうな印象を与えた方が、エロさを感じてもらえます。モテたいのであれば、ただ単にダイエットをすればいいというものではありません。無意識にエロスを感じさせてしまうような、丸みのあるボディライン作りに励みましょう。■おわりにいかがでしたでしょうか?天然キャラで無邪気さを出しながら、どこの部分を切り取っても女性的で、男性がエロさを感じられる石原さとみさんは、最強のモテ女です。計算ずくのあざといエロさには、引いてしまう男性も多いです。皆さんも、自分の武器を見つけて無邪気にエロさを演出できるようになると、自然と男性が寄ってくるモテ女に近づけますよ!(白武ときお/ハウコレ)<おすすめ記事>・壇蜜に学ぶ「お色気テクニック」6選・エッチの最中に男が萌える秘密の言葉・5選・男性に「脱がせたい」と思わせる方法・5選
2013年06月11日意外にも初起用の出演女優の石原さとみが、新たに花王「ソフィーナプリマヴィスタ」のイメージキャラクターとして起用され、テレビCMにも登場することが22日、分かった。VOGUE NIPPON Women of the Year 2010の他、さまざまな美容関連での受賞経験もあるうえ、憧れの存在として、ランキングなどで挙げられることも多い彼女だが、意外にもこれが化粧品CMの初出演となる。23日からオンエアされる新CMでは、「下地で差がつく-5才肌。篇」として、おでこや小鼻のテカりが気にならない「皮脂くずれ防止化粧下地」の魅力をたっぷりアピール。キュートな彼女らしいスマイルの輝きや、ちょっぴり大人っぽくセクシーな表情などを存分にみせてくれている。ほぼすっぴんで撮影に挑むいつも肌も美しい彼女だが、化粧下地を塗るシーンがあることから、撮影にはほぼノーメイクで挑んだとか。多くの関係者に囲まれた状態で、すっぴんという経験は初だったようで、ちょっと恥ずかしかったというコメントも寄せている。花王「ソフィーナプリマヴィスタ」の公式サイトでは、CM動画のほかメイキングフォトも公開されている。3月1日からは「キレイがはじまる-5才肌。石原さとみ篇」も公開されることとなっているので、こちらも楽しみにしたい。元の記事を読む
2013年02月23日文芸誌「パピルス」にて2005年12月号から連載している中谷美紀氏のエッセイが、この度、一冊の本としてより幻冬舎から刊行される。およそ6年振りになる、待望の単行本発売だ。「自宅のベランダにひと粒だけなった南高梅」「厄落としと体質改善を兼ねての断食チャレンジ」「旅先で出会った忘れられない味と人々」など。何気ない毎日が、愛おしく思えてくる、珠玉のエッセイ集。自身による写真も多数掲載している。今回、著者・中谷に刊行にあたってのインタビューを行った。●中谷さんにとってエッセイを綴ることとは?様々な場面での素晴らしい出逢いについて、口から発する言葉では伝えきれないことを、文字にしています。●作品を書くことと、女優として演じること。その共通点と相違点は?他人の価値観を演じるストレスを自著で発散するのが初期の目的でしたが、いつしか演技と同様、私個人の気持ち云々よりも、優れた先人の話に耳を傾け、媒介に徹して書くことが心地よくなって来ました。●自分のエッセイを映像化するとしたらどう演出したい?今回のエッセイに書かせていただいた方々は皆さん魅力的なので、ドキュメンタリーで長期にわたって追いかけたいです。●今回の作品のオススメ点は?7年の間に、成長と後退を繰り返しながらずいぶんと変化を遂げましたが、「女心と秋の空」のタイトルのごとく、不確かな人生の変遷を見守っていただけたら嬉しいです。●最近他にハマっていることは?糖質制限で、強靱な肉体と精神を培っています。●今後チャレンジしたいことは?質問力を磨いて、人間の本質に迫りたいです。お問い合わせ:幻冬舎 tel. 03-5411-6211
2012年07月19日堺雅人と中谷美紀が出演する映画『ひまわりと子犬の7日間』の特報動画とポスターが公開された。『ひまわりと子犬の7日間』特報動画『ひまわりと子犬の7日間』は、2007年に宮崎県で実際に起きた出来事をもとに、管理所に収容され、命の期限が決められた母子犬と、職員たちの姿を描いた物語。山田洋次監督のもとで20年にわたって脚本家、助監督として経験を積んだ平松恵美子監督がメガホンをとり、堺、中谷の他に、でんでん、若林正恭 (オードリー)、吉行和子、夏八木勲らが出演する。このほど公開された動画では、宮崎県の農家で夫婦の愛を受けてすくすくと育った子犬が、ある事情からひとりぼっちになり、管理所に収容されるシーンが描かれている。本作の原作は、宮崎県中央動物保護管理所に収容された母子犬をめぐる実話を記録した山下由美の著作『奇跡の母子犬』(PHP研究所刊)。ポスターには、「首輪を失った母犬“ひまわり”。もういちど、きみに、愛を伝えたい」とあり、“ひまわり”という名前は、太陽の下を堂々と歩いてほしい、そんな思いを込めてつけられた名前だという。本作で堺は管理所職員の彰司を、中谷は彰司を見守る幼なじみの獣医・五十嵐美久を演じる。これまで、『武士の一分』、『母べえ』、『おとうと』などで“家族”と“生と死”をテーマに人間ドラマを深く描いてきた平松監督が、初監督作品となる本作で、どのような物語を描くのか注目したい。本作は、2013年3 月16日(土)新宿ピカデリーほか全国で公開される。『ひまわりと子犬の7日間』2013年3月16日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年06月22日人気のホラーシリーズを3Dで描く新作映画『貞子3D』が12日(土)から全国公開される前に、本作で主演を務めた石原さとみがインタビューに応じた。その他の写真『貞子3D』は、シリーズの生みの親である鈴木光司氏が書き下ろした新作小説が原作。ネット上に拡散する“見たものはすべて死ぬ動画”の謎を追う高校教師・茜を主人公に、長い眠りから目覚めた貞子の恐怖を3D映像で描きだす。石原が主人公の高校教師・茜を、瀬戸康史が茜の恋人でウェブデザイナーの孝則を、山本裕典が貞子復活のカギを握る謎の男・柏田を演じる。「ホラーは深夜にDVDで観たりします。『わー!怖い!』と言いながら楽しめるタイプ」という石原が本作で演じたのは、教え子が謎の死を遂げ、その秘密を追う教師・茜。復活を願う貞子の恐怖に怯えながら、同時に自身の“過去”に悩み、時に愛する者を守るために立ち向かっていく女性だ。石原は「茜は暗い過去のことで悩んでいるし、今の幸福を壊したくないという気持ちも持っている。単に怖がるだけじゃなくて、感情面がしっかりと表現されている役」と分析すると同時に「CGも多いし、エンターテインメントではあるんだけど、全体のトーンは決して派手ではなくて、“日常”の中で、観ている人の隣の学校で起きていてもおかしくないことなので、映画を観て家に帰ってからふと、怖くなってもらえるかもしれない」という。ちなみに時に貞子に追いつめられ、時に貞子に立ち向かう役どころだけに撮影ではアクションシーンも多かったそうだ。「撮影はとにかく大変でした。どれだけサポーターをしたことか(笑)。ワイヤーでつられたり、飛ばされたり、投げ飛ばされたり……ケガが絶えずで(笑)。でも、アクションは楽しかったですし、大変だった分、いい画がしっかりと撮れた気がします」。大ヒット作『リング』以来、貞子は日本だけでなく世界中のホラー映画ファンから愛される“アイコン”として親しまれているが、本作ではついにその貞子が3Dになり、テレビだけではなくスマートフォンや街頭ビジョンなど、ありとあらゆるモニタから飛び出すという。「まず、映画を観る前に貞子が3Dで飛び出してくる場面を想像してほしいですよね。それから映画を観終わった後も携帯電話や街頭ビジョンから貞子が飛び出す場面を想像してもらえると思います。暮らしていてモニタを見ない日はないですから」。映画を観る前も、上映中も、そして帰宅してからも恐怖を感じさせる『貞子3D』とは一体、どんな映画なのか? 間もなく日本の観客がその“恐怖”を味わうことになる。『貞子3D』5月12日(土) 角川シネマ有楽町、角川シネマ新宿ほか全国ロードショー
2012年05月10日佐藤健と石原さとみが出演する舞台『ロミオ&ジュリエット』の公開稽古と会見が4月29日、東京・赤坂ACTシアターにて行われた。舞台『ロミオ&ジュリエット』チケット情報シェイクスピアの傑作戯曲『ロミオ&ジュリエット』は、敵対する名家の娘・ジュリエットと運命的な恋に落ちた青年ロミオの悲恋を描いたもの。本作で初舞台にして初主演を務める佐藤は「正直、ここまで苦労するのかと思いました」と役作りの難しさを明かしたものの「(感情は)すごく高まっています。ついにみなさんに見てもらえるんだと思うと、悔いの残らないよう演じたい」と気合充分。また、相手役の石原については「(ロミオが)出会った瞬間にひと目ぼれする女性なので、その瞬間に大きなことが起きなきゃいけないと思うのですが、石原さんは説得力があってよかったです」とべた褒め。すると石原も「稽古場からセリフも入ってましたし、滑舌もいいですし。自分の気持ちを大切にしてお芝居をされているので、嘘がない感じがします。一緒にお芝居を作れて本当に幸せですね」と佐藤を絶賛。すでに息もピッタリなふたりだが、記者からキスシーンについて訊かれると「稽古場で(キスのタイミングを)探っていたら、演出のジョナサン(・マンビィ)に『しろ』って言われたのでしました(笑)。いい感じで収まりました」と佐藤が照れながら答え、石原も「いい感じでございます」とニッコリ。舞台の仕上がりについて佐藤は「僕たちのお芝居で観に来たみなさんに魔法をかけることができたら、このお芝居は成功なんだなと思います」と話すと、すかさず石原が「今、“魔法”って言ったでしょ?!シェイクスピアをやっていると会話がロマンチックになるんですよ!」と嬉しそうに語り、「美しいセット、音楽、衣裳、セリフがいっぱいの舞台なので、早くみなさんに見ていただきたいです」とアピールしていた。公演は5月2日(水)から27日(日)まで東京・赤坂ACTシアター、5月31日(木)から6月10日(日)に大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!にて開催。
2012年05月01日年明けに公開を迎える映画『月光ノ仮面』の大ヒット祈願イベントが12月12日(月)に行われ、監督・主演を務める板尾創路をはじめ浅野忠信、石原さとみ、矢部太郎(カラテカ)が新宿のゴールデン街に敷かれた“ゴールデンカーペット”の上を練り歩いた。板尾監督にとって監督2作目となる本作。記憶を失って戦地から帰った男と、彼とかつて愛し合った恋人“森乃うさぎ”であると信じて受け入れるヒロイン、そして自分こそが本物の森乃うさぎだと主張するもうひとりの男の奇妙な三角関係が独特のタッチで描き出される。飲み屋が並ぶ新宿ゴールデン街でこうした映画のイベントが開かれるのは今回が初めて。板尾監督らは細い小路に敷かれた幅90センチのゴールデン・カーペットを歩いたが、交通規制などは一切していないため時折、キャスト陣とカメラを持って待ち構える報道陣の間をトラックや自転車が通り過ぎるなどのハプニングも。艶やかな着物姿で登場した石原さんは「こんなシュールな経験は初めて!」と笑顔を見せた。“勝負服”の全身白のスーツに身を包んだ板尾監督は「(カーペットの)幅が狭かったですね(苦笑)。初めてということですが、これまでにやりたいと思った人がいたのか…?」と首をかしげたが、矢部さんは「飲み屋で普通に飲んでる人が手を振ってくれた」とニッコリ。これまで国内はもちろん、名だたる各国の映画祭でレッドカーペットを歩いてきた浅野さんも「忘れられない経験になりました」と楽しんだようだった。その後、一同は花園神社の本殿で行われたヒット祈願のお祓いに参加した。再び境内に現れたときにはすっかり日も落ち、気温もかなり下がっていたが、浅野さんは「撮影のときも寒かったです」としみじみ。それぞれのキャスト陣の起用について尋ねられた板尾監督は「間違えられる男の話ですが、顔が似ているよりも空気感が似ている人がよかった。浅野くんは一緒に仕事したことはないけど、ひょっとして似てるのかなと思い、ずっとイメージしてました。石原さんに関しては、昭和の初期の物語ということで、和装が似合う、かわいらしさと美しさと色気がある女優といったら石原さとみしか出てこなかった」とベストの選択でイメージ通りに撮れたことに満足そうに頷いた。さらにその後、登壇陣は“月光ノ仮面”にちなんで月見そばを食べて改めてヒットを祈願。板尾監督は「そばのように細く長く上映できれば」と映画の成功を祈っていた。『月光ノ仮面』は2012年1月14日(土)より角川シネマ有楽町、シアターN渋谷ほか全国にて公開。■関連作品:月光ノ仮面 2012年1月14日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 「月光ノ仮面」製作委員会■関連記事:ヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!
2011年12月12日堺雅人が故郷の宮崎を舞台にした、実話に基づいて作られる映画『ひまわりと子犬の7日間』に主演することが決定。『壬生義士伝』以来となる中谷美紀との共演を果たしていることも明らかになった。映画の原案となったのは山下由美の手による「奇跡の母子犬」(PHP研究所刊)。宮崎県のとある農家でのちに“ひまわり”と名付けられる子犬が飼い主の老夫婦の元ですくすくと成長するが、悲しい事情でひまわりは一人ぼっちに…。やがて、彼女は愛くるしい子犬たちを授かるが、近所からの通報がきっかけで管理所に収容されることになる。飼い主が見つからなければ、7日後には母子ともども“処分”されてしまうことになるが、管理所の職員やその家族、仲間たちは必死に子犬を守ろうとするひまわりの姿に心打たれ…。全国で殺処分されてしまう犬と猫は毎年約23万匹。管理所に収容されて生きて出られるのはわずか10%ほどで、7日間の「命の期限日」を過ぎるとその命は消されてしまうという現状がある。映画の冒頭では、犬の目線で世界を描くことで母犬の想いや子犬たちの“生命”を深く訴えると共に、こうした悲惨な現状に対し、少しでも多くの小さな命を救うべく一石を投じる。家族や管理所に関わる人間たちの衝突や葛藤をも描くことで、単なる動物愛護にとどまらず幅広い層に訴えかけていく。管理所の職員・神崎を演じる堺さん。過去に、故郷の宮崎に凱旋し舞台「宮城野」に出演したことはあるが、映画で宮崎の人間を演じるのは初めて。「『宮崎が舞台の作品』ということで、一も二もなく飛びつきました。18歳で上京しましたが、故郷の人間を演じるのは初めてのことです。幼い頃からなじんだアクセントで芝居をすることは、長年の夢でした。中年にさしかかったいま、こうしたお仕事をいただいたことは、俳優としても何か意味があるような気がしています」と喜びを語る。さらに「宮崎県では去年、口蹄疫が発生しました。自らの手で、大切に育ててきた命を終わらせなければならない日々は、本当につらかったことと思います。また、今年は東日本大震災もありました。そうしたこともあり、この仕事は僕にとって、『命と向き合う』作業になるのではないかとも思っています」と作品への強い思いを明かしてくれた。撮影も宮崎で行われるが、中谷さんとの久々の共演に触れ「なんだか生まれ育った土地にお迎えするような照れ臭さも感じますが、彼女の、精魂こめた、力強い演技を間近で見られることを、本当に楽しみにしています」とも。現在放送中のTVドラマ「南極大陸」に続いて犬と縁の深い作品が続くが、犬たちとの触れ合いも楽しみなところ。中谷さんが演じるのは、獣医・五十嵐美久。映画について「動物を飼うことの幸福な面だけではなく、その影に隠れた悲しい現実に目を向けた上で、それでも動物とふれあうことの喜びを伝える作品であることに共感を覚えました」と語ると共に、役柄について「動物と子供と向き合うことになるので、虚飾のない素直な心で演じたいと思います」と意気込みを語る。さらに、堺さんとの共演については「市井の人を魅力的に演じるという一見簡単そうでとても難しいことをサラリとなさる方という印象があるので、今回の作品での共演を楽しみにしています」と期待を口にする。『壬生義士伝』公開からおよそ9年。その間、数々の映画やドラマ、舞台に出演してきた2人が再共演で起こす“化学変化”に注目したい。監督を務めるのは山田洋次監督の下で映画を学び『十五才学校IV』、『武士の一分(いちぶん)』、『母べえ』、『おとうと』では共同脚本、『たそがれ清兵衛』、『隠し剣 鬼の爪』で助監督を務めた平松恵美子。「“憎しみの連鎖”ではなく、“愛情の連鎖”というものが本来あるべきことではないか。それがこの作品のテーマ」と語り、宮崎ロケについても「抜群のロケーションを最大限に生かして、ひまわりが巡り会う大切なシーンを丁寧に撮影したいと思います」と抱負を語った。これまで『クイール』、『犬と私の10の約束』、『きな子〜見習い警察犬の物語〜』など動物を扱った数々の感動作を世に送り出してきた松竹だが、ここに山田洋次監督が育んできたエッセンスを注入!そして地元・宮崎で堺さんがどのような輝きを見せるのか?撮影は12月まで行われる予定だが、完成が楽しみだ。『ひまわりと子犬の7日間』は2013年春、全国にて公開の予定。■関連作品:ひまわりと子犬の7日間 2013年春、全国にて公開
2011年11月17日堺雅人と中谷美紀が2013年春に公開される映画『ひまわりと子犬の7日間』で共演することが発表され、新作への想いを語った。その他の情報映画は、宮崎県中央動物保護管理所に収容された母子犬をめぐる実話を記録した山下由美の書籍『奇跡の母子犬』を原作に、山田洋次監督のもとで脚本家、助監督として経験を積んだ平松恵美子監督がメガホンをとる。タイトルにある“ひまわり”とは、太陽の下を堂々と歩いてほしい、そんな思いを込めて母犬につけられる名前。堺は、“命の期限日”が付けられる母子犬と対面する管理所職員を演じ、中谷は獣医役だという。平松監督は「“憎しみの連鎖”ではなく、“愛情の連鎖”というものが本来あるべきことではないか。それがこの作品のテーマです」と語る。宮崎県出身の堺は、「“宮崎が舞台の作品”ということで、一も二もなく飛びついた。幼い頃から馴染んだアクセントで芝居をすることは、長年の夢だった」と喜び、「宮崎県では去年、口蹄疫が発生し、今年は東日本大震災もあった。この仕事は僕にとって、“命とむきあう”作業になるのではないかと思っている」と意欲的。獣医役を「虚飾のない素直な心で演じたい」と話す中谷は、「動物を飼うことの幸福な面だけではなく、その影に隠れた哀しい現実にも目を向け、その上で動物とふれあうことの喜びを伝える作品で、共感を覚えた」と語っている。ふたりが映画で共演するのは『壬生義士伝』(滝田洋二郎監督)以来、約9年ぶり。本作は今年の11月から宮崎で撮影を開始し、2012年3月の完成を目指す。『ひまわりと子犬の7日間』2013年春全国ロードショー
2011年11月17日中谷美紀の初舞台『猟銃』の日本公演が10月3日、東京・PARCO劇場で開幕した。本公演は、文豪井上靖の同名恋愛小説をカナダ人演出家のフランソワ・ジラールが舞台作品として創作したもの。ひとりの男の13年間にわたる不倫の恋を、妻、愛人、愛人の娘による3通の手紙によって浮き彫りにするストーリー。中谷は登場する女性3役をひとりで演じ分ける。「猟銃」チケット情報9月7日にカナダ・モントリオールで開幕し、全公演ソールド・アウトを記録した日本での凱旋公演となる。中谷は初日前の舞台稽古で「フランソワとの出逢いがなかったら、恐らく舞台に立ち、身体と魂を使って台詞を述べ、感情を露わにするなどということは、この先もなかっただろうと思います。そもそも演じるということを職業にしているにもかかわらず、人前に出ることは決して得意な方ではありませんし、何かしらの結果を出さなければならないと思うと、カナダ公演を終えた今でも、未だに身がすくむ思いです。しかしながら、舞台で繰り広げられる芝居と観客は一期一会。一服のお茶を点てるかのごとく、お客様をもてなすつもりで公演一つひとつを誠心誠意演じることが私に与えられた役割だと信じて、フランソワ、(共演の)ロドリーグ、そして私を支えてくれている全ての方々と共に、明日から日本での新たな旅に出てまいります」とコメントした。東京公演は、10月23日(日)まで同劇場にて上演。その後、10月29日(土)・10月30日(日)兵庫県立芸術文化センター、11月18日(金)・11月19日(土)に福岡・キャナルシティ劇場、11月23日(水・祝)・11月24日(木)愛知・名鉄ホール、11月27日(日)京都芸術劇場春秋座にて上演する。チケットは一部を除き発売中。
2011年10月06日中谷美紀の舞台「猟銃」・カナダでの全公演がソールドアウト中谷美紀が、初舞台にして1人3役に挑戦し、カナダ・モントリオールでの全公演をソールドアウトにした。上演後は、スタンディングオベーションで迎えられ、大成功に収めた。また、日本でのチケットの売り上げも好評で東京での追加公演も決定している。2日に、舞台「猟銃」の舞台稽古が、渋谷・パルコ劇場で公開され、主演の中谷美紀が翌日の公演初日に向け、迫真の演技を披露し「公演一つ一つを誠心誠意演じることが、わたしに与えられた役割」と、凱旋公演への意気込みを語ったという。(シネマトゥデイによる)カナダ、メディアが「光り輝く女が女王の如く」と絶賛中谷は以前、年齢や考え方、立場の違う3人の女性を1人で演じることについて「日本女性の強さ、しなやかさに魅力を感じた」と語っていたが、舞台では、その言葉通りに、躍動感あふれる動きの中にも、鬼気迫る表情ばかりでなく、可憐さ、美しさが存分に表現されており、カナダの現地メディアから「光り輝く女が女王の如く優雅に舞台に佇んでいる」と絶賛された存在感は、稽古からでも十分に伝わってくる。舞台「猟銃」は、文豪・井上靖の名作小説「猟銃」を、アカデミー賞受賞歴を持つ映画監督/演出家・フランソワ・ジラール氏が、中谷を起用して完全舞台化した作品だ。13年に渡る不倫によって翻弄(ほんろ)された妻、愛人、そして愛人の娘からの3通の手紙を通して愛憎劇が展開されていく。PARCO劇場にて10月3日~23日まで上演。東京公演後、兵庫、新潟、福岡、名古屋、京都にて公演予定だ。元の記事を読む
2011年10月04日中谷美紀が初舞台にして1人3役を務める、舞台『猟銃』がカナダ・モントリオールのUSINE Cで、9月7日(カナダ時間)に開幕した。舞台『猟銃』のチケット情報9月8日には舞台上演後、中谷と、共演者のロドリーグ・プロトー、演出のフランソワ・ジラール、翻案のセルジュ・ラモットによるトークショーが行われた。中谷は通訳を介することなく全てフランス語で受け答えする堂々とした姿をみせた。中谷は「未知なるものへの恐れの気持ちもありましたが、飛び込んでみると、そこにはあたたかく輝かしく、深い世界が待っていました。そして終演後、舞台袖にて『ようこそ、この素晴らしい舞台の世界へ』とフランソワ・ジラール監督が抱きしめてくださった時、思わず涙が溢れました」と初舞台への感想を語った。そして、「3人の女性を通して、心の奥深くに眠っている本当のご自身がみえてくるかもしれません。あなたは愛することを望みますか?それとも、愛されることを望みますか?」とこれから開幕する日本公演の観客に向けてメッセージを送った。本作は、ひとりの男の13年間にわたる不倫の恋を、妻、愛人、愛人の娘による3通の手紙によって浮き彫りにするラブストーリー。原作は文豪・井上靖が雑誌「文学界」発表第2作目となる恋愛小説。1961年には五所平之助監督により映画化されている。カナダ公演は9月10日まで行われ、その後、日本凱旋公演として10月3日(月)から東京・パルコ劇場を皮切りに兵庫、新潟、福岡、名古屋、京都にて上演される。なお、東京公演は10月6日(木)、13日(木)、20日(木)の追加公演が決定し、先行販売実施中。その他公演のチケットは現在発売中。
2011年09月13日第3回プラチナ・ミューズアワード受賞!いつの時代も光り輝くワーキングウーマンを選出する「プラチナ・ミューズアワード」。その第3回受賞者に女優中谷美紀が選ばれた。14日、東京都内で授与式が行われ。中谷も出席。その美しさを輝かせていた。この日のスタイルは、デコルテ部分が大きく開いたセクシーかつ上品で格のある黒のジャンプスーツにアップヘア。授与されたオリジナルデザインのプラチナ・ネックレスが非常に映えるスタイルで、彼女ならではの魅力とプラチナの輝きが見事に融合していた。プラチナのような自分磨きを!この賞は、「プラチナ・ギルド・インターナショナル」が「Domani」(小学館)とコラボレーションし、選出される賞で、過去には女優米倉涼子とフリーアナウンサーの滝川クリステルが受賞した賞だ。中谷はこれに続く3人目の受賞者となる。受賞した中谷は「とても素敵な賞をいただきうれしいです、このプラチナのようにいつまでも光り輝く女性でいられるよう、自分磨きに努めていきたい」と喜びのコメントを発表。また「プラチナはそれ自治が主役とならずに、つけている人を輝かせ、引き立たせてくれる。自分の理想とする女性像にとても近いものがあると思う」とし、「“年齢”をあきらめる理由にするのではなく、いつまでも新鮮な気持ちで挑戦し続けたい」と力強いコメントを残した。挑戦を続け、自分磨きを怠らない。プラチナのような女性像を、真の美を、追い求めたいものである。元の記事を読む
2011年07月18日「第3回 プラチナ・ミューズ アワード」が7月14日、都内にて行われ、中谷美紀が授与式に登壇した。舞台『猟銃』のチケット情報「プラチナ・ミューズ」はプラチナ・ギルド・インターナショナルと雑誌『Domani』(小学館)のコラボレーションで設立され、プラチナのようにいつの時代にも光り輝くワーキング・ウーマンを選出する。受賞した中谷は、大人の魅力を際立たせるシンプルな黒のパンツドレスで登場。「大変、有り難い栄誉ある賞をいただいて、本当に嬉しく思っています。プラチナのように輝き続けることができるように、自分磨きに努めていきたいと思います」と笑顔でコメント。プラチナのみで制作されたジュエリー、プラチナ・アラベスクを贈られると「プラチナって、こんなに輝きが美しかったということを、改めて実感しました。年齢とともに肌の輝きは減っていくのかもしれませんが、美しいジュエリーをつけることで自分自身の輝きを増すことができたらいいなと思います」と語った。時を超えても高純度に輝くプラチナ・ジュエリーにちなんで、時を超えても変わらないことについて聞かれると「年齢を諦める理由にするのではなく、挑戦し続けていきたいし、新鮮で純粋な気持ちで役を演じていくことができたらいいなと、常々思っています」と話した。トークショーでは、9月にカナダ・モントリオールで初挑戦する舞台『猟銃』について質問され「心の奥深くで秘めている本質というか、ただ、慎ましいだけではない日本女性を表現できるのではないかと思って、今まで挑戦したことのなかった舞台に挑むことになりました。もしかしたら、今は自分自身に試練を与えるべきときなのかもしれないです」と意気込みを語った。中谷の初舞台『猟銃』日本公演は、10月3日(月)から23日(日)までの東京・PARCO劇場を皮切りに、兵庫、新潟、福岡、愛知、京都にて上演する。なお、チケットぴあでは東京・兵庫・京都公演の先行抽選販売(プレリザーブ)を7月19日(火)11:00まで受付中。愛知公演は7月16日(土)11:00から20日(水)11:00、福岡公演は7月22日(金)11:00から31日(日)11:00まで、受け付ける。
2011年07月15日女優の中谷美紀が「第3回 プラチナ・ミューズ アワード」を受賞。その受賞式が7月14日(木)に都内で開催され、トロフィーとプラチナのネックレスが贈呈された。プラチナ・ジュエリーの国際的広報機関である「プラチナ・ギルド・インターナショナル」が雑誌「Domani」(小学館刊)とのコラボレーションで、プラチナのように光り輝く“ワーキング・ウーマン”を表彰するというもので、過去には米倉涼子、滝川クリステルが受賞している。映画やドラマなど女優としての活躍に加え、エッセイや紀行文など多彩な活躍で広い年代に支持されているということで今回、中谷さんが選ばれた。プラチナ・ギルドのハンキンソン尚子代表は「知性あふれる凛とした佇まいがプラチナ・ミューズにふさわしい」と中谷さんを絶賛。トロフィーを手渡し、“プラチナ・アラベスク”と呼ばれる、宝石を使わずにプラチナだけで制作されたネックレスを中谷さんの首に掛けた。中谷さんは「プラチナってこんなに輝く美しいものだったのか、と改めて実感しています。年齢と共に肌の輝きは減っていくものかもしれませんが、プラチナを身につけて輝きを増すことができたら。プラチナのように輝き続けられるように自分磨きに努めたい」と喜びを語った。この日は、大胆に肩を露出しつつも、下は黒のパンツスタイル。「シンプルな服が大好きなんですが、プラチナもシンプルで控え目な輝きを持っていて気に入っています」と微笑んだ。いわば、働く女性の理想として今回の受賞に至ったわけだが、中谷さん自身が憧れる女性像を聞かれると「日本の女性は空気を敏感に読み取り、和を保つことができてすごく素敵だと思います。女優として、亡くなられた高峰秀子さんを素敵だなと思いますが、憧れの女性に近づくのにあと何十年かかるのかな、とも思っています」と明かした。映画にドラマと活躍する中谷さんだが、今年は舞台に初挑戦。井上靖原作の「猟銃」がまずカナダのモントリオールで上演され、その後、10月に日本で凱旋公演が行われる。中谷さんは初舞台で一人三役をこなす。一人の男性の不倫の愛が、妻、愛人、愛人の娘の手紙で浮かび上がってくるという物語で「日本の女性の心のマグマのようなものが表現できるのでは?と思いました」と語り、初舞台で三役、しかも初演がモントリオールという点についても「自分に試練を与えるときなのかも、と思っています」と不敵な笑みを浮かべていた。さらに「演じるときに、年齢を(役を)あきらめる理由にするのではなく挑戦し続けたい。つい惰性で日々を過ごしがちですが、常に新鮮、純粋な気持ちで演じていきたい」とさらなる飛躍に向けた決意を口にした。■関連作品:源氏物語 千年の謎 2011年12月10日より全国東宝系にて公開© 2011 「源氏物語」製作委員会■関連記事:生田斗真の恋の相手は…?『源氏物語』に真木よう子、多部未華子、田中麗奈ら出演生田斗真主演『源氏物語』に中谷美紀、窪塚洋介、東山紀之が出演!
2011年07月14日中谷美紀の初舞台作品『猟銃』の製作発表が7月8日、都内で行われ、中谷のほか、映画監督、脚本家としても知られるカナダ人演出家フランソワ・ジラールが登壇した。『猟銃』のチケット情報この作品は井上靖による1949年発表の恋愛小説『猟銃』が原作。三杉譲介というひとりの男に宛てられた3人の女性の手紙で構成された書簡体小説で、彼の13年に及ぶ不倫が妻・みどり、愛人の彩子、愛人の娘・薔子の3通の手紙により浮かび上がる。中谷が演じるのは妻、愛人、愛人の娘の3役。セリフのない三杉役は俳優でダンサーのロドリーグ・プロトーが象徴的に演じる。シルク・ドゥ・ソレイユ『ZED』やNYメトロポリタンオペラの演出も手掛けたフランソワ・ジラールが、自身で監督を務めた映画『シルク』での中谷の演技に魅了され、彼女に白羽の矢を立てた。中谷に本作の舞台のオファーがあったのは2006年。それまでも舞台の出演依頼はあったが「舞台の上に立つ俳優というのは身体能力に優れ、声のトレーニングも鍛錬された方でないといけない」と思い、断り続けていたそう。しかし全幅の信頼を置くジラールよりこの作品の女性3役のうちどれか好きな役をひとつ選んでと依頼を受け、思わず「NOと言うはずが、3役すべて演じたい」と答えてしまったとか。またオファーから5年経ったが「むしろ5年前にこの作品を舞台で演じるのではなく、今の年齢で世界中が日本という国に注目をしているなか、日本人がカナダの舞台に立ち、日本人がたくましく生きているということをお伝えできたらいい」と決意のほどを語った。また日本公演に先がけ9月7日(水)から10日(土)までカナダ・モントリオール、USINECで公演を行うことについて中谷は、「『旅の恥は掻き捨て』と言いますか、カナダのお客様は日本語がわからないからセリフを間違ってもお気づきにならないかな?と思っていました。ただ、欧米のお客様は大変正直でいらっしゃるので、自分の意に介さない公演では平気で席を立ちお帰りになる。それも実はトラウマになっていまして」と、自らの気を引き締めていた。日本公演は10月3日(月)から23日(日)までの東京・PARCO劇場を皮切りに、兵庫、新潟、福岡、愛知、京都と各地を回る。なおチケットぴあでは、東京公演が7月12日(火) 11:00より19日(火) 11:00まで、兵庫・京都公演は7月14日(木) 11:00より19日(火) 11:00まで先行抽選販売「プレリザーブ」を実施。
2011年07月12日中谷美紀の初舞台となる『猟銃』。本作の演出をシルク・ドゥ・ソレイユ『ZED』の作・演出を手掛けたフランソワ・ジラールが担当する。舞台『猟銃』のチケット情報『猟銃』は、ひとりの男の13年間にわたる不倫の恋を、妻、愛人、愛人の娘の3通の手紙によって浮き彫りにするラブストーリー。原作は文豪・井上靖が雑誌「文学界」発表第2作目となる恋愛小説。1961年には五所平之助監督により映画化されている。フランソワ・ジラールは、『ZED』のほかにも、アカデミー賞を受賞した、映画『レッド・バイオリン』や中谷も出演した『シルク』など映画監督としても、世界からも注目を集めている。2008年に公開された映画『シルク』の日本での撮影中に『猟銃』と出会ったフランソワ・ジラールは、この小説にインスパイアされ、舞台化に着手。主演を務める、中谷にひとりで妻、愛人、愛人の娘を演じさせ、立場の違う3人の女性の中に秘められた“男性”への想いの共通項を浮かび上がらせる。舞台『猟銃』は、カナダ・モントリオールにて9月7日(水)から10日(土)まで公演が行われる。日本では10月3日(月)から23日(日)まで東京・PARCO劇場を皮切りに、兵庫、新潟、福岡、名古屋、京都にて上演。チケットは東京、兵庫、京都公演が7月30日(土)より発売。なお、チケットぴあでは、6月28日(火)11:00から30日(木)11:00まで先行抽選プレリザーブを受付。
2011年06月28日映画『阪急電車 片道15分の奇跡』が先日の関西先行公開に続き全国公開。都内劇場で行われた舞台挨拶に中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子、南果歩、谷村美月、有村架純、芦田愛菜という総勢7名の女優陣が揃って出席した。有川浩の人気小説を原作に、宝塚から西宮北口間を走る阪急今津線に乗り合わせた、様々な事情を抱えた人々の人間模様を温かく描く。最初にマイクを握った中谷さんは「素晴らしい共演者、温かい演出をなさる監督に恵まれ、関西のみなさんの協力を得て完成しました」と挨拶すると、様々な思いが脳裏をめぐったのか、しばらくの沈黙。そして、声を詰まらせながら「いま、日本中が震災の動乱で疲弊しています。温かい思いを届けられたらと思います。失敗しても傷ついても立ち上がれる――自分の人生を肯定したくなる作品に仕上がっています」と強い思いを語り、会場は温かい拍手に包まれた。関西を舞台にした本作だが、戸田さん、谷村さん、有村さんに愛菜ちゃんらをはじめ、関西に住んでいたことのあるキャストが数多く参加している。戸田さんが「全国に阪急電車を知っていただくよいきっかけになる、この映画に携わることができて光栄です」と語れば、谷村さんも高校時代に通学のために阪急電車を使っていたことを告白し思い入れを明かす。有村さんも「昔から使っていてたくさんの思い出があります。関西にお立ち寄りの際はぜひ一度乗って、気分を味わっていただけたら!」と映画と一緒に電車もアピールしてくれた。映画の内容、そして新たな季節にちなんで、この春から始めたいことは?という問いに南さんは、最近、編み物にいそしんでいることを明かし「すでにマフラーを7本くらい編んで、家族にも『もういらない』と言われてますが、編み続けます!」と宣言。宮本さんは、お子さんから誕生日プレゼントで自転車を贈られたそうだが「(自転車に乗るのが)何十年ぶりで降り方が分からなくてショックでした」と苦笑交じりに告白。「降り方から、何とかこなそうと思います」と決意を語った。監督に抱っこされて満面の笑みで登場した愛菜ちゃんは、この春から新一年生。この春の目標は「目覚まし時計でひとりで起きられるようになりたい」とのこと。さらに学校は楽しい?という質問に「楽しいです。好きな科目は国語と図工」と愛くるしい笑顔で答えてくれた。最後は、阪急電車に勤める現役の車掌さんの音頭で会場と一緒に「出発進行!」。女優陣一同、敬礼の姿勢で映画の“出発”を祝った。『阪急電車 片道15分の奇跡』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:阪急電車片道15分の奇跡 2011年4月29日より全国東宝系にて公開© 2011「阪急電車」製作委員会■関連記事:宝塚の聖地に、中谷美紀、宮本信子、南果歩、谷村美月が華麗なドレス姿で降臨!【沖縄国際映画祭】中谷美紀、涙をこらえ沖縄から被災地へエール!木村祐一監督、次回作の主役はスリムクラブ!?「M-1取るまでの軌跡を描きたい」『阪急電車』で天才子役・芦田愛菜が宮本信子の孫に!阪急沿線で撮影スタート丸刈りで登場の加瀬亮戸田恵梨香の暴走に「ハメられています」
2011年04月30日映画『阪急電車片道15分の奇跡』の完成披露会見&舞台挨拶が、兵庫県の宝塚大劇場「兵庫県・キャパ2500」にて開催され、中谷美紀、宮本信子、南果歩、谷村美月という豪華女優陣が出席した。「図書館戦争」シリーズ(アスキー・メディアワークス刊)やドラマ化もされた「フリーター、家を買う。」(幻冬舎刊)などで知られる有川浩の人気小説「阪急電車」(幻冬舎刊)を映画化した本作。えんじ色の車体とレトロな内装で知られ、大阪・神戸・京都を繋ぐ阪急電車の中でも、特に阪急今津線とその沿線の街を舞台にした心温まる群像劇が展開する。タカラジェンヌ、そして宝塚歌劇のファンにとって“聖地”宝塚大劇場は、阪急電車沿線のシンボルともいえる存在で、史上初めて、この宝塚大劇場を会場にして映画の会見と舞台挨拶が執り行われた。舞台挨拶では、現役の駅長(西宮北口駅統括駅長・山田憲太郎氏)による呼び込みで、キャスト陣は特製の“阪急電車”に乗って登場!会場は拍手と歓声に包まれた。中谷さんは「ご存知のとおり、いま、日本では苦しい思いをしていらっしゃる方がたくさんおりますが、おそらく本日来ていただいた方の中にも、15年前に同じ痛みを味わった方がたくさんいらっしゃると思います。阪急電鉄も震災の際に、大変な被害を受けたと聞いております。地元のみなさまのご協力を得て、また、阪急電鉄のみなさまの努力により復興がかなったとお話をうかがいました。この作品は、阪急電車を舞台にした、人と人とのふれあいと優しさをみなさまにお伝えできる映画だと思っています。いま、この時期だからこそ、本当に喜んでいただける作品ではないかと思っております」と思いを語った。宮本さんは「4年ぶりの映画でした。この大劇場で完成披露させていただいて、この阪急電車の素晴らしい電車の前で記念すべきものだと思っています。撮影の折には、たくさんのエキストラに応募していただいて、本当にお世話になりましたし、関西の総力を挙げて作った映画だと思っております」と感謝を口にし、さらに「日本の底力、東北の底力を結集して、長い道のりがかかると思いますが、1日も早くぜひ立ち直っていければと祈っております。この阪急電車から、西の方から東北に向かってエールを送りたいものです」と力強く語った。南さんも、15年前の阪神・淡路大震災に触れ「15年前のときは、宝塚大劇場も被害にあって、公演ができなくなりましたが、こうして新しい劇場になり、たくさんの方々で席を埋め尽くされ、また街が賑わい、お店が賑わい、また人が集まる場所となりました。この15年前の姿、そしていまの姿、それはきっと東北の目標となる姿であり、いい先輩だと思います」とコメント。客席に「神戸のように、元気になれるで」と書かれた垂れ幕を見つけ「ありがとう。そう思います。この関西の元気を少しでも、北上させるように、私も努めてまいりたいと思います」と誓った。「震災のことは自分の言葉でどう言えばいいか、さっきまですごく悩んでいました」と切り出した谷村さん。「ただ、自分にできることは、小さいことかもしれませんが、節電だったり、いまできるお芝居…少しでも心に残る作品に出て、いまやるべきことをきちんとしようかと思います。この映画が上映している間は、少しでもハッピーになれるように楽しんでいただければと思います」と会場に駆け付けた人々に語りかけた。『阪急電車片道15分の奇跡』は、4月23日(土)より関西先行公開、4月29日(金・祝)より全国にて公開。■関連作品:阪急電車片道15分の奇跡 2011年4月29日より全国東宝系にて公開© 2011「阪急電車」製作委員会■関連記事:【沖縄国際映画祭】中谷美紀、涙をこらえ沖縄から被災地へエール!木村祐一監督、次回作の主役はスリムクラブ!?「M-1取るまでの軌跡を描きたい」『阪急電車』で天才子役・芦田愛菜が宮本信子の孫に!阪急沿線で撮影スタート丸刈りで登場の加瀬亮戸田恵梨香の暴走に「ハメられています」
2011年03月31日第3回沖縄国際映画祭の長編プログラム「Peace部門」出品映画『阪急電車片道15分の奇跡』の上映が沖縄国際コンベンションセンターにて行われ、中谷美紀、南果歩、三宅喜重監督がレッド・カーペット、舞台挨拶に登壇した。「フリーター、家を買う。」(幻冬舎刊)などの人気作家・有川浩の大ベストセラー小説「阪急電車」(幻冬舎刊)を映画化した本作。片道15分のローカル線、阪急今津線の電車内を舞台に、偶然同じ車両に乗り合わせた乗客たちのふれあいを描く心温まる奇跡の物語だ。沖縄に来て、沖縄の方々の笑顔から元気をもらったという3人は、東北地方の被災地へのチャリティーを目的とした映画祭に参加できた喜びをそれぞれに語った。三宅監督は、「この映画は観ると、笑顔になれるので、映画祭のテーマでもある『Laugh&Peace』のコンセプトにあっていると思います」とコメント。南さんは「これからの私の笑顔は、沖縄からもらった笑顔です。この笑顔を持って帰ります」と明るく観客の声援に答えた。沖縄が大好きで何度も訪れているという中谷さんは、劇場に多くの知人や友人たちが応援に駆けつけていることを明かした。続けて、中谷さんは「この作品は、町と町、人と人を結ぶ温かい作品です」と見どころを伝えた。ここで(東日本大震災のことが頭をよぎったのか)突然声を詰まらせた中谷さんは、「大変なときだと思います。どうぞ頑張ってください」と涙を浮かべながら被災地の方々へ向けてエールを送った。映画『阪急電車片道15分の奇跡』は4月23日(土)より関西先行公開の後、4月29日(金・祝)より全国東宝系にて公開。第3回沖縄国際映画祭は3月18日(金)から27日(日)まで、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターをメイン会場に開催。特集「よしもと芸人が贈る!沖縄国際映画祭2011」■関連作品:阪急電車片道15分の奇跡 2011年4月29日より全国東宝系にて公開© 2011「阪急電車」製作委員会第3回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2011年3月18日よりカウントダウンイベント開始、22日から27日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】相武紗季、初の子持ち役で新たな境地が開けた!【沖縄国際映画祭】黒沢、鬼奴の彼氏いない歴に「映画の中だけでも恋愛しないと」【沖縄国際映画祭】私たちにも、できることがきっとある。吉本芸人が贈る映画祭開幕!映画、エンタメイベントの中止が相次ぐ中で、少しずつ開催の動きも木村祐一監督、次回作の主役はスリムクラブ!?「M-1取るまでの軌跡を描きたい」
2011年03月24日生田斗真主演で映画化されることが決まった『源氏物語』の共演陣が発表され、紫式部役を中谷美紀、陰陽師・安倍晴明役を窪塚洋介、そして藤原道長を東山紀之が演じることが明らかになった。平安時代に成立した古典文学の傑作で、光源氏が宮廷内で紆余曲折を経ながら、栄華を極めていくさまが、様々な恋と共に描かれる。映画は作家・高山由紀子による「源氏物語 悲しみの皇子」を原作に、物語の中の光源氏の世界と物語を執筆した紫式部の世界が交錯する形で、夢と現実を往き来しつつ展開する。先日、映画の製作と共に生田さんが光源氏役を演じることが発表されたが、このほど明らかになった共演陣は3人。「源氏物語」を執筆する文豪・紫式部を中谷さん、時空を超えて、現実と物語の世界の2つの世界を往き来し怨霊と戦う陰陽師・安倍晴明を窪塚さん、そして紫式部に物語を執筆させる人物であり、光源氏の辿る軌跡が自らの人生と重なる、栄華の頂点に立つ男・藤原道長を東山さんが演じる。壮大なる愛の物語を生み出すという役柄に、中谷さんは「千年の時を経て今も尚語り継がれる物語を綴った紫式部が、長い髪と重い装束の内側に隠した修羅を演じることは、光栄であると同時に恐ろしくもありますが、鶴橋(康夫)監督を信じてついて行きます」と意気込みを語る。窪塚さんは「みんなが見たことのない、安倍晴明を御覧に入れます。京都/嵐山なう」とコメント。窪塚さんは役作りのため、晴明神社や京都・嵐山を巡り、勉強しているとか。かつてTVドラマで光源氏役を演じたこともある東山さんは「人生で二度も同じ文学作品に携われるなんて大変光栄です。日本文学最高峰を生み出した“紫式部”。僕は“藤原道長”を演じることをとても楽しみにしています。斗真には負けないぞ(笑)!」とこちらも気合十分の様子。撮影は本日9月20日(月・祝)にクランクインし、年内にクランクアップの予定で、岩手や京都を中心に行われるという。『源氏物語』は2011年公開予定。■関連作品:源氏物語 2011年完成予定
2010年09月20日「結婚もしておらず、子供がいるわけでもないのに『なぜ?』という驚きはありました」。中谷美紀は不思議そうな表情でそう言って、しかし、心底嬉しそうに笑った。『ゼロの焦点』、『スイートリトルライズ』と“重厚”という言葉がぴったりの役柄を演じた彼女の新たな仕事は、劇場版「アンパンマン」の最新作『それいけ!アンパンマンブラックノーズと魔法の歌』でのゲスト声優。中谷美紀とアンパンマンという、どこか結びつかなさそうな組み合わせだが、インタビューで彼女の声を聞いていると、なぜこれまで、彼女にアニメーションの声優の話が来なかったのか?と逆に不思議になった。そして、この声で絵本を朗読してもらえたら、子供たちは幸せだろうな、とも。改めてオファーが届いたときの気持ちをふり返ってもらうと、冒頭の言葉に続いて、少しイタズラっぽい笑顔でこんな言葉も。「そうですね、下心…といいますか。例えば私の周りにも子供を持っている友人もいますし、そういう子供たちの顔を思い浮かべて『子供たちのヒロインになれるかも?』と思ったりはしましたね(笑)」。「アンパンマン」という作品については、「アンパンマン世代ではないので、たまたまTVで流れてるのを少し見たことがある程度だった」とのことだが、長年にわたって愛されてきたシリーズに、こう敬意を払う。「まず、戸田恵子さんをはじめ、素晴らしい声優さんたちが20年以上、ずっと変わることなく続けてこられたということに『すごいな』という思いで見てました。実際にこの仕事に携わらせていただくことが決まって、改めて拝見したのですが、子供向けの作品でありながらとても深いテーマを含んでいて驚きましたね」。実際に、アフレコに参加して、熟練の声優陣の高度なテクニックに刺激される一方、声優の仕事の“楽しさ”を強く感じたという。「今回、20人ほどの声優さんがひとつのブースで3本のマイクでアフレコする姿を拝見したんです。もちろんテクニックも素晴らしいのですが、何より印象的だったのはみなさんが活き活きと楽しそうに、子供のようにはしゃぎながら演じてらしたこと。私も、もちろん、上手に演技ができるだろうかという思いはあったんですが、それよりもまずは自分自身の心が動かされて、アンパンマンやキャラクターたちの中に入って、心がほぐされていくっていうことを改めて教えていただきました。(中谷さんが演じた)カーナの心が閉ざされていたのが解きほぐされていくのと同じように、私もみなさんとの楽しい姿を浮かべながら心が開いていきましたね」。前作『スイートリトルライズ』に関しては「難産だった」と役柄になりきる難しさを語っていた中谷さん。今回はどのようにカーナを作り上げていったのか?「最初は、子供向けということで『分かりやすく』というのを自分の中でテーマに置いていたんです。子供らしい声を作って練習したりしていたのですが、現場で監督に求められたのは、カーナというのは心を閉じている、子供らしからぬキャラクターなので、母親と対峙するとき、会話するときでも緊張感を大切にしてほしい、ということ。それを聞いて、もしかしたら『子供だから』と考えてはいけないんだ、むしろ子供の可能性を信じなくてはいけないんだな、と思いました」。シンプルでありつつも、中谷さんも語っているように、深いテーマをはらんだ本シリーズ。そのバランスが、演じる上でも難しそうだが…。「でも、演じるときに自然と、劇場で映画を観る子供たちひとりひとりの表情が浮かんできたんです。あの子たちに向かって、同じ目線で演じるんだ、と思ってからは意外なほど迷いなく演じることができました」。ちなみに、中谷さんは本作に続いて別の作品でも声優を務めることが決まっている。これまで来なかった仕事が、何の運命かひとつ決まると立て続けに決まる、というのも女優という仕事の摩訶不思議なところだが、今度は「くるねこ」(関西テレビ、東海テレビ)というTVアニメ。「実は、こちらではひとりで5匹の猫をはじめ全ての役を演じるんです。これもすごく楽しいですよ」。そう笑う彼女の声は、やっぱり優しく、心地良かった。(photo:Toru Hiraiwa)■関連作品:それいけ!アンパンマンブラックノーズと魔法の歌 2010年7月10日より銀座テアトルシネマほか全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV © やなせたかし/アンパンマン製作委員会2010■関連記事:ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5友達にしたいアニメのキャラクターは?中谷美紀ほか舞台挨拶付き『それいけ!アンパンマン』試写会に10組30名様ご招待中谷美紀アンパンマンの少女役に「いいものですねぇ」
2010年07月09日女優の中谷美紀が6月2日(水)、都内スタジオで、アニメの声優に初挑戦する映画『それいけ!アンパンマンブラックノーズと魔法の歌』のアフレコ収録に臨んだ。声優は、デンマークの人形映画『ストリングス〜愛と絆の旅路』に続いて2度目。アニメの声優初挑戦に「最近ヘビーな役が多く、お家に帰ってグッタリしてしまうので、アンパンマンと聞いて『ぜひやらせてください』と言いました。アニメの世界に入った途端、繕っていた心や体裁、ごまかしていたいろんなことが外れ、純粋な気持ちで(お客さんに)伝えたい、と思いました」とニッコリ。アフレコを終えると「キャラクターに口を合わせるのは決して簡単ではありませんでした」と実力派らしからぬ感想も。本作はシリーズ第22弾で、中谷さんは暗闇の森に住む闇の女王ブラックノーズに育てられた、ヒナ鳥の化身の少女カーナ役。最近では、今年公開の映画『スイートリトルライズ』で不倫する人妻役、昨年のTBSドラマ「JIN-仁-」では最高位の花魁役など大人の役が続いており、ギャップのある役どころに「いいものですねぇ〜、背伸びする必要はない、しなくていいんだ、と思いました」とはにかんだ。劇中では歌にも挑戦しており、「得意ではないので、監督(矢野博之)に『ヘタですけど一生懸命やりますのでいいですか?』と聞いたら、『気持ちがこもっていればいいですよ』とおっしゃってくださったので、ヘタなりに一生懸命やりました」と報告。歌については「私たち(女優、俳優)が長い期間かけて作ってきたものより、1分とかで人の心を動かしたりするから、すごい」としみじみ。と言いつつ「よく映画でも最後に主題歌がかかったところで(観客が)泣いたりするのを見ますけど、映画と主題歌とどっちなんだろう?と思ったりします」とちょっぴり敗北感をにじませ苦笑いしていた。『それいけ!アンパンマンブラックノーズと魔法の歌』は7月10日(土)より銀座テアトルシネマほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:それいけ!アンパンマンブラックノーズと魔法の歌 2010年7月10日より銀座テアトルシネマほか全国にて公開© やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV © やなせたかし/アンパンマン製作委員会2010
2010年06月02日