作を丸尾丸一郎が、演出を菜月チョビが担い、数々のアツい青春劇を世に送り出してきた「劇団鹿殺し」。活動20周年記念公演vol.2『ランボルギーニに乗って』は、劇団としての今の鹿殺しの決意表明とも言える、意欲に満ちた新作だ。そこで丸尾と菜月、さらに主人公テルオを演じる松島庄汰の3人に、公演にかける現在の想いを語り合ってもらった。作っては壊しの20年。今は旗揚げのような気持ちに――活動20周年とのことですが、この20年で「劇団鹿殺し」は、どういった劇団へと成長してきたと思いますか?菜月鹿殺しは私と丸さん(=丸尾)のふたりで旗揚げして、当初13人ぐらい劇団員が入ったんですが、いきなり全員即辞める、みたいなことになりました(笑)。本当ここまで紆余曲折あったので、20年ずっと積み上げたというよりかは、作っては壊し、作っては壊し、みたいな20年だったなと。だからどんな劇団にしたいか、3年に1回ぐらい考え直す、みたいな。さらにコロナで、本当に演劇を続けたいのか、みんなの意思を確認し合いました。そこから今回の稽古が始まっているので、今は演劇をやること自体をみんなで楽しんでいる、旗揚げの時みたいな気持ちですね。丸尾これまでは「売れたい!」って気持ちがとにかく強い、野心の塊みたいな劇団だったと思います。でもコロナを経たことと、年齢的なこともあってか、今はもう少し楽な気持ちになっていて。だから「あそこに行ってやろう!」ではなく、「行きたくなった方向に向かえばいい」みたいな感覚。ここ数年で、ちょっと自由になれた気がします。――活動20周年記念公演第2弾となる『ランボルギーニに乗って』は、待望の新作となります。創作の起点になったことは?活動20周年記念公演vol.2『ランボルギーニに乗って』チラシ丸尾もともと書いてみたいものがあったんですが、庄汰が僕のお芝居を観に来てくれた時、「家族の話が観たい」と言ってくれたんです。それを聞いて「なるほどな」と。自分の原点に返った家族ものと、新しく書いてみたい要素。イメージとしては、それぞれ半分ずつ混ぜ合わせたような新作になったと思います。元ハンドボール部キャプテン松島が演じるイケてなさ――本作にも影響を与えた松島さんは、「OFFICE SHIKA PRODUCE」ですでに丸尾さんとはご一緒されています。ただ劇団公演への参加は今回が初。ここまでの稽古の感触は?松島今は劇団の稽古という環境に慣れることに必死ですが、とにかく劇団員の方が頑張っているなという印象ですね。菜月・丸尾(笑)。松島皆さんの頑張りが本当にすごくて!日々刺激をもらっています。丸尾本読みの段階から、庄汰に頼んでよかったなと思いました。自分の役割ってものをすごくよく理解してくれていますし、庄汰が真ん中にふわっと優しくいてくれるだけで、グッと物語が締まる。心から信頼出来る役者ですし、ここからチョビが庄汰にどういうリクエストをし、どんな新しい主人公像を見せてくれるのか。すごく楽しみです。――演じるテルオについて、松島さんはどういった人物として捉えていますか?松島気弱なキャラクターですね。でもちょいちょい外していかないと、単に陰にこもった役になってしまう。そこをどうバランスよく遊ぶのか、今悩んでいるところです。丸尾庄汰って学生時代はモテた?松島……いや、普通でしたよ。菜月これはモテてましたね(笑)。松島ハンドボール部のキャプテンだったんです。菜月そうなんだ!それはモテるね。丸尾でも今回の庄汰は、そんなキャプテンのイメージとはかけ離れていて。ものすごくイケてない、イケてなさがちゃんと出た人物になっているので、それは本当にすごいなと思います。劇団公演のメインは劇団員。その努力が報われて欲しい――演出家としてはここまでの稽古の感触、手応えのほどはいかがですか?菜月なんかいつも以上に丸さんが楽しそうでよかったです(笑)。ゲストさんとの相性もすごくよくて、リラックスしつつ、アイデアを出し合えている感じ。不安なのは、上演時間が結構長くなりそうなことくらいで……(苦笑)。松島このままだと3時間コースですよね(笑)。菜月その間、庄汰くんはほぼ出ずっぱりですし、ほかのゲスト陣も全然お客さんでいられないというか。ただ20周年なので、一緒に演劇の楽しさを味わえる、むしろ教えてもらえるぐらいの方とやりたいなと思って。それは庄汰くん、演劇集団キャラメルボックスの多田(直人)くん、河内(大和)さん、花組芝居の谷やん(=谷山知宏)、みんなそう。キャスティングの一番の決め手はそこでしたね。――そのゲスト陣の存在が、若い劇団員たちの刺激にもなっていそうですね。菜月その通りですね!――そして松島さんは、その劇団員たちから刺激を受けていると。松島はい!皆さん本当にすごいです!――劇団公演として、とても理想的な稽古場になっているかと思います。そこから立ち上がる作品が、お客様にとってどういった時間になればいいなと思いますか?松島劇団公演なので、やっぱりメインは劇団員の方だと思っています。その全員を生かしてあげたいという想いがあるからこそ、丸さんのホンも長くなってしまっているんでしょうし(笑)。丸尾それはあるね(笑)。松島だからみんなが活躍しつつ、お客様にも楽しんでいただきたい。それでこそ劇団員の皆さんの頑張りが報われるんじゃないかなと思います。丸尾見出しは「劇団員に報われて欲しい」だね(笑)。まぁこういう時期に劇場に足を運んでいただくからには、ぜひ皆さんと一緒に、楽しい時間を共有出来たら嬉しいですね。そしてこの舞台が、明日以降をちょっと前向きにさせてくれる、なにか“新しい靴”みたいな存在になれたらいいなと思います。菜月私は旗揚げの時から一番に思っていることがあって、それは「自分が客席にいたら救われるような作品を作りたい」ということ。だからダメな主人公が自分のダメさを変えることでうまくいく、もっと頑張れよっていう作品をずっと作ってきて。でもこの作品は、庄汰くん演じるテルオが変わらなきゃいけないんじゃなくて、この子の中にはすでに可能性があり、周りがそれに気づくことで世界はもっと広がっていく。つまり今までの鹿殺しからひとつシフトチェンジした、頑張れじゃないメッセージをこの作品からは届けられるんじゃないかと思います。取材・文=野上瑠美子<公演情報>活動20周年記念公演vol.2『ランボルギーニに乗って』【東京公演】2022年7月8日(金) ~7月18日(月・祝) あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)【大阪公演】2022年7月22日(金) ~24日(日) 近鉄アート館チケットはこちら:★劇団公式YouTubeチャンネルでは、活動20周年を記念して過去20作品を週替わりで連続無料配信中!(毎週日曜20時更新)詳細は下記サイトよりご確認ください。
2022年06月27日「劇団鹿殺し」約3年ぶりの新作本公演『傷だらけのカバディ』が11月・12月に東京と大阪で上演される。作・出演の丸尾丸一郎と、出演の椎名鯛造に話を聞いた。【チケット情報はこちら】丸尾丸一郎が作、菜月チョビが演出、オレノグラフィティが音楽を手掛ける本作は、インドの国技・ガバディを題材にした物語。2020年の東京オリンピックでミスし、日本国民を落胆させた元日本代表男子ガバディチームのメンバーが、10年後に場末のスナックで再会して…というストーリーだ。丸尾は「オリンピックを目標にしていた人たちの、その後の話です。これからどう生きようかとか、何に向かって走ればいいかわからないと思っているような人たちに向けて、何度でも立ち上がることを思い起こさせる作品になればいいなと思っています」。初めて劇団鹿殺しの公演に参加する椎名。今回、出演を依頼した理由は「去年、僕が脚本・演出を手掛けた舞台でご一緒したときに“なんでもできる、演技がうまい”という印象で。鯛造がもっとのたうち回るような、心に溜めているものを出すようなお芝居を見てみたいと思いました。だから今回は彼に“こんなはずじゃなかった!”とか言わせたい(笑)」。それを聞いた椎名は「それは僕も見たことのない僕です(笑)。そういうふうに悩めたら、それはそれで楽しそう。鹿殺しさんの公演には初めて参加するので、郷に入っては郷に従えではないけど、劇団員の一員のような感じで楽しめたらなと思っています」と嬉しそう。約3年ぶりの新作本公演であることについて丸尾は「この3年、劇団での新しい活動をあまりしていませんでした。僕の中で、劇団で作品をつくることの意味を探していました。見失っていたから。劇団が“売れなきゃ”っていう気持ちが強すぎたんだと思います。でも大前提として、劇団というのは夢を追いかける、共有するものだと気付いた。だから劇団をこれからも守っていきたいし、そのためには、劇団で作品をつくることを“年に1度のご褒美だ”ってくらい楽しめるものにしたい。その結果売れたらいいけど、売れるためにやることじゃないと今は思っています。今は旗揚げの頃のように“やりたい、お芝居をつくりたい”という気持ちです。それが舞台上でどう出るかはわからないけど、とにかくほとばしってるはずです!」椎名が「丸さん(丸尾)と、役者として絡むのも楽しみです。去年、演出を付けてもらったとき、“お芝居も上手い人だ”という印象があるので。演出のチョビさんと一緒にゴールに向かっていけたらと思っています」と意気込む『傷だらけのカバディ』は11月21日(木)から12月1日(日)まで東京・あうるすぽっと、12月5日(木)から8日(日)まで大阪・ABCホールにて上演。取材・文:中川實穗
2019年10月25日ミルク(MILK)原宿本店の地下1階「ヴィクセン・プロダクツ(VIXEN PRODUCTS)」にて、博覧会「丸尾末広博覧会」が開催される。期間は、2019年7月15日(月)から8月4日(日)まで。「丸尾末広博覧会」は、『少女椿』などで知られる漫画家・丸尾末広をテーマに、ファッション・カフェ・アートを融合させたイベント。丸尾末広の残酷ながら美しい世界を五感で体感することができる。会場では、過去にもコラボレーションした経験のあるミーウィー(MEEWEE)と丸尾末広が再びタッグを組み、アイテムの先行販売や受注受付を行う。先行販売されるのは、丸尾末広の絵をコラージュをプリントしたビックTシャツ。ワンピースとしても着られるオーバーサイズで、男性の着用も可能だ。また、タイツが先行販売されるほか、総柄ワンピースやスウェット、トートバックが受注商品としてラインナップする。併設のカフェスペースでは、丸尾末広の世界観を再現した限定メニュー「MARUO SUEHIRO SAVED ICE SET」が登場。血液を模したベリージュースに、『少女椿』のキャラクター・カナブンの目玉を表現したゼリーが入った血液ドリンク、汁が出るジュースカプセルや目玉ゼリーをトッピングしたかき氷などがセットになっている。アートでは、映画『少女椿』の美術を担当した佐々木健一によるインスタレーション作品を公開。その他、丸尾末広のジークレー作品の展示販売も実施される。【詳細】「丸尾末広博覧会」開催期間:2019年7月15日(月)~8月4日(日)営業時間:12:00~19:00(L.O. 18:30)会場:ヴィクセン・プロダクツ住所:東京都渋谷区神宮前6-29-3 KY ビルB1TEL:03-6419-7798■ミーウィー×丸尾末広 限定アイテムTシャツ 8,860円+税Tシャツ総柄 13,600円+税ワンピース2種 36,800円+税※先行販売:Tシャツ、タイツ※受注受付:ワンピース、スウェット、スカート、トートバック■カフェメニューマルオ スエヒロ シェイブ アイスセット 1800円+税
2019年07月20日劇団鹿殺しの丸尾丸一郎が脚本・演出を手掛ける舞台「山犬」が5年ぶりに上演される。本作に出演するAKB48 Team 8京都府代表/Team Bの太田奈緒と丸尾に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、人間の極限状態と純愛を描く“監禁劇”で初演は2006年。今回はメインキャストを男女逆転させた新バージョンとなり、メインを岩立沙穂(AKB48 TeamB)、太田奈緒(Team 8京都府代表/Team B)、谷口めぐ(AKB48 TeamB)が演じる。丸尾は「今回は彼女たちが等身大で演じられる設定に変えました。歌も入れたいと思っています。3人とは舞台版「マジムリ学園」(2018年/丸尾は脚本・演出を担当)を一緒に作った間柄で、役も当て書きです」ストーリーについて「ちょっとしたことの積み重なりで人が変わっていく様がすごく怖かった」と感想を語るのは太田。本作では、内気で歌と料理が好きな元コーラス部・山本雲雀を演じる。「すごく感情の高低差がある役柄なので、最初は“大丈夫かな?”と不安に思いました。だけど今まで演じたことのない役柄ですし、今回で自分の殻皮を破れたらと思っています」と楽しみにしているそう。丸尾も「奈緒が演じるうえで1番苦労するのは狂気じみたところなんじゃないかなと思います。僕の中で奈緒には、負けん気や人を蹴落とすようなイメージがないんですよ。だからこそ役ではそういうことをやってもらいたい。奈緒の汚いところが出ればなと思います(笑)」と期待する。これまで5作の舞台を経験し、そのうちの4作が昨年に集中している太田。その理由を、「将来的に女優の道を考えたがまずは実際にやってみて、自分がどう感じるか、向いているのかどうかを知ったほうがいいと思って。それで“舞台に出たい”と口に出すようにしたら、すごく充実した1年になりました」と明かす。その日々を経て「やっぱり楽しかった。難しいなと思うこともたくさんありますが、これからもやっていきたいです」と目を輝かせた。そんな1年で出会った丸尾の印象は「ひとりひとりと向き合ってくれる方で、それがすごく嬉しかった。今回もまた勉強になるんだろうなと思っています」。逆に丸尾から見た太田の印象は「女優としての偏差値が高い。何色にでも染まれるし素質があると思います」ホラーとも言われる作品だが、丸尾は「この作品をホラーにしたい気持ちはない」と語る。「作品のテーマは“僕たちは人殺しをしたことないですか?”ということ。“間接的にでももしかしたら人を殺しちゃってるんじゃないですか?”って。そういうことに気付いて、少しでも愛が大きくなった状態で劇場を出てもらえるような作品にしたいなと今は思います」舞台「山犬」は2月27日(水)から東京・池袋のサンシャイン劇場、3月6日(水)から大阪・ABCホールにて上演。取材・文:中川美穂
2019年02月19日「劇団鹿殺し」の代表・丸尾丸一郎による初めての小説(10月12日刊行)を原作にした舞台「さよなら鹿ハウス」が11月8日(木)に開幕する。小説の著者であり舞台では作・演出を手掛ける丸尾と、丸尾をモデルにした“角田角一郎”を演じる主演・渡部豪太に話を聞いた。【チケット情報はこちら】丸尾が「小説のお話をいただいたときに“自分しか経験していないことを書きたい”と思い、人生で1番濃い2年間を書きました」と語るように、本作は、劇団鹿殺しのメンバー7人が中古のハイエース1台で関西から上京し、「鹿ハウス」で共同生活をしながら“伝説”になるために心身を燃やし尽くした日々を描いた作品。小説を読んだ渡部は「すごく面白かったです。路上パフォーマンスをしたり警察のご厄介になったりとなかなかハードコアな生活なのですが、それを仲間の愛で乗り切ってる感じがやさしくて。丸尾さんの人柄が出てるなと思いました」と感想を語った。登場人物は、角田角一郎、鹿の子チョビン、オレノハーモニー、ジョン・J・ウルフ、入交ヨシキ、渡辺ダガヤ、山本サトル。微妙に名前を変えたのは「7人の思い出を自分の主観的な目で書くから」だそうだが、舞台化について「『劇団鹿殺し』の話にはならないと思います。こういう7人組がいた物語として捉えてもらえれば」と丸尾。演出するうえでも「自分の記憶とは完全に切り離してフラットにつくっていくと思います。“この劇団員はこういうヤツだった”とこだわるつもりもない。7人のキャラクターが立って、単純に劇として会話が面白くなればいいです」と構想を語る。それを聞いて渡部も「僕も“角田さん”を演じるのであって、丸尾さんを演じる感覚ではなかったので、今の言葉を聞いて“それでいいのだな”と思いました。丸尾さんには当時の出来事やみそ汁の匂いとかを教わって、役に繋げていこうと思っています」。脚本については「小説に書いていない日常生活を、会話劇でみせたいと思っています。でも日常会話ってすげー難しいの!」(丸尾)と頭を抱えつつも楽しそう。「いきいきとした7人の生活を表現したいから」と、今までやったことがないというエチュード(即興劇)を稽古に取り入れる予定だそう。渡部も「今は一緒に冒険に出られるというような気持ちです。劇中で劇団員になれるのも面白そう」と期待をのぞかせ、同じく楽しげな顔。そんなふたりを筆頭にどんな作品が生まれるのか、幕が開くのを楽しみに待ちたい。OFFICE SHIKA PRODUCE「さよなら鹿ハウス」は、11月8日(木)から18日(日)まで東京・座・高円寺1、11月22日(木)から25日(日)まで大阪・梅田 HEP HALLにて上演。
2018年10月26日芸能界で一、二を争うにゃんこLOVERたちに、愛に満ち溢れた相棒さんとの生活を見せて(自慢して?)いただきました。飼い主さまと一緒だからこその猫さまたちのゆるゆるお顔に、こちらも頬がゆるみます。今回は上野樹里さんと愛猫のフランさんが登場です!臆病だけど、優しくて頼りになる私の大切な同志。青い瞳の愛らしい顔に、ふわふわなクリーム色の長い毛。上野樹里さんと暮らすフランさんは、まるでぬいぐるみみたいなラグドールの女の子。先住のチワワのブーブーくんの友達として、10年前にやってきた。「ペットショップに半年以上もいたようで、初めて会った時はすでに大きくなっていて。早く出してあげたい気持ちと、穏やかそうなところがブーブーには合う気がして連れて帰ることにしました」気になる実際の二匹の仲は、「うーん、良くも悪くもないかな。フランはちょっとお嬢様気質だから、自分から歩み寄ったりはしなくて(笑)」だそう。そんなフランさんは、今回が待望の雑誌デビュー。でも、初の一眼レフカメラでの撮影や、見知らぬ人に囲まれて緊張気味の様子。「ちょっと臆病だけど、本当はすごく優しい性格。私が疲れて帰ってきたら、背中にそっと乗ってフミフミとマッサージしてくれたり。あ、夏になるとセミを捕まえて、得意げな顔でプレゼントしてくれます(笑)。意外と頼もしいところもあるんですよ!」上野さんにとって「大切な同志」のフランさんだけど、彼女は上野さんを守っているのかも?うえの・じゅり女優。約2年ぶり、結婚後初となる連続ドラマ『グッド・ドクター』(フジテレビ系、7月12日スタート。毎週木曜22時~初回15分拡大)に、小児外科医・瀬戸夏美役で出演。公式Instagramは@_juri_art_ワンピース¥26,000ギャザードレス¥62,000(共にHOUSE OF LOTUS/HOUSE OF LOTUS 青山店TEL:03・6447・0481)フランさんラグドール、メス、10歳。チワワのブーブーくん(オス・11歳)とともに、上野さんが結婚する前から暮らす。音楽を聴くとリラックスし、特にビーチ・ボーイズの「サーファー・ガール」がお気に入り。※『anan』2018年7月4日号より。写真・丸尾和穂スタイリスト・岡本純子ヘア&メイク・MIZUHO取材、文・野尻和代(by anan編集部)
2018年06月29日劇団鹿殺しの丸尾丸一郎と松岡充が、新たな演劇ユニットを始動。OFFICE SHIKA PRODUCE VOL.Mとして『不届者』を上演する。一見意外な組み合わせにも思えるこのふたりが、なぜ共に新作舞台を創作するまでに至ったのか、話を聞く。【チケット情報はこちら】2012年の『リンダリンダ』で俳優として共演したふたり。お互いの第一印象を訊ねると、丸尾いわく「世間一般でいうチャラ男」、一方松岡は「稽古中は演出家の、公演中は観客の求めることが手に取るように分かるズルい男」と、決していいものではなかったよう。しかし「松岡さんはすごくストイックだし、お客さんに何か残さないといけないという意識がすごく強い」、「鹿殺しの作品を観続けていくうちに、鹿殺しとは、丸尾丸一郎とはってところがブレない人だと分かってきた」と続け、徐々にお互いに対するリスペクトの度合いを高めていった様子。丸尾は『不届者』創作の原点について、「『リンダリンダ』ではすごくポジティブだった松岡さんですが、僕はその腹の底にある、何か黒い部分を描いてみたくて」と明かす。さらにそれは、残忍な一面を隠し持っていたとも言われる“徳川吉宗”を松岡が演じることで、作品としての明確な輪郭をもち始める。そんな丸尾のアイデアに対し松岡は、「鹿殺しのファンだから」と切り出し、「僕は丸尾丸一郎の描く世界観というものにグッときているひとり。しかも丸くんは、“人間”というものをちゃんと描くことが出来る稀有な存在でもある。だから不安はありません」と、丸尾に全幅の信頼を寄せる。松岡が徳川吉宗を演じるということで、江戸時代が舞台の時代劇かと思えば、決してそうではないと丸尾は言う。「ある詐欺事件と吉宗のいる江戸時代の話がシンクロしていく、そんな劇構造にしようと思っています。だから時代劇でもないですし、恐らく着物も着ない。お客さんにいろいろ想像してもらって、最後には誰もが感じる怖さや情けなさ、生きたいっていう願望なんかが残る作品になればいいなと思います」。ふたりの創作は今後も続いていくのかと問うと、「そう思わせる作品にしないといけない」と丸尾。「松岡さんはもちろん、お客さんに対しても『丸尾と組むといろんな松岡充が見られるぞ』って思わせたいなと。ある意味、松岡さんのことが嫌いな人にも観てほしいです」と笑うと、「本当は俺のこと嫌いなんちゃう?(笑)」とすかさず松岡。だがそんなツッコミも、丸尾への期待の表れなのだろう。「やるからには松岡充の、丸尾丸一郎の代表作だって言えるものじゃないと嫌だからね!」と松岡が見つめた丸尾の顔には、一瞬の不安の後に、はっきりとした自信を見てとることが出来た。OFFICE SHIKA PRODUCE VOL.M 「不届者」は9月27日(水)から10月1日(日)まで、東京・天王洲銀河劇場で上演。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2017年09月04日インスタグラムを中心に、SNSでは次々とかわいいにゃんこたちが話題に。その中から、これから注目を集めそうなにゃんこを本気で捜索!ananリサーチ隊の独断による次世代のスター候補をご紹介しちゃいます。■微笑ましすぎる、仲良し“ 短足兄妹”物語茶太郎さん、きなこさんちょこちょこと短い脚で歩き回ったり、すっくと立ち上がって何かをじーっと見つめたり……。愛くるしい2匹のマンチカンのインスタグラムのフォロワーはなんと8万人近く!スターのオーラをすでに漂わせている茶太郎さんときなこさん。2匹は同じブリーダー出身で、約半年違いの仲良し兄妹。「性格はまるで違っていて、茶太郎はおっとり系。きなこはおてんばだけど、内弁慶で人見知りなんです」と飼い主さん。取材班がお邪魔すると、2匹とも最初は隠れていたけれど、しばらくすると茶太郎さんが様子見にひょっこりと登場。マイペースで寛ぎ始めると、それを見たきなこさんも少しずつ警戒心を解いてくれました。「2匹のお気に入りはベランダ。やっぱり外の空気を感じるのは楽しいみたいで、いい写真が撮れますね」。というわけで、取材班もベランダで撮影大会。2匹ともすっかり和んで、かわいい姿が撮れました!◇獲物に向かって短い前脚を伸ばしてみるものの、空を切る……。◇特に脚が短めの茶太郎さん。時々、お腹で掃除をしちゃってます。※『anan』2016年7月27日号より。写真・丸尾和穂(KiKi inc.)文・野尻和代
2016年07月24日ガス・ヴァン・サント監督作で、渡辺謙さんがマシュー・マコノヒーさんと共演!その顔合わせだけでも期待せずにいられない『追憶の森』。謙さんが演じるのは、死に場所を求めて青木ヶ原の樹海へ足を踏み入れたアーサー(マシュー・マコノヒー)が出会う日本人タクミ。「ガスだったらこの世界観をすごくいい感じで撮ってくれるだろうなと楽しみでしたね。ガスは繊細に演出する人かと思っていたら、セッティングが終わったら“だいたいこんな感じ”と撮りはじめる。マシューとは打ち合わせもほとんどせずに現場に行って、ライブな感じで演じてました」謙さんもマシューさんも、これまでのハリウッド作品で観るのとは顔が違って見えるのも印象的だ。「ガスとこの作品によって、ありのままの自分でいさせられたのかもしれない。ストイックと言っちゃうとそれまでだけど、撮影中はほとんど口をきかなかった。嫁さんとも連絡事項をメールでやりとりしたんですけど、電話もしなかったですね。何もせずにホテルの部屋にずっといて、呼ばれたら現場に行くという俗世と縁を切った生活で。でも、混ぜご飯は作りました。マシューにあげたら、一番下の子供がすごい大きなおにぎりを一人で食べちゃったって言ってましたね(笑)」実はガス監督とマシューさんの参加が決まる前に、震災直後に一度オファーを受けていた作品。生と死を描く世界は、当時はヘビーに感じて「今はできない」と答えたそう。「死というものは、永遠の命題なんですよね。それは今回、病気を発見してもらった時に再認識しましたし、家族や近親者も大切な人の死をどう受け止めて、前を向いて生きていかなければならないかということは震災の時も考えた。若い世代がこの映画をどう受け止めてくれるのか、怖さも含めて興味ありますね」一見ガス監督らしからぬサバイバル劇の様相を呈しながら、死にたがっていた2人の男が、生を渇望しはじめる姿を描く物語は、ミステリアスでありながらも温かい余韻が待っている。とはいえ、日本の観客にはちょっと引っかかる部分も。「最初にスクリプトを読んだ時に、僕もそれはありました。で、変えたんですけど(笑)。でも、ガスがこだわったラストに合わせて元に戻した。逆に謎かけみたいになっていて、これはありだなと」そう、劇中に登場する言葉やモチーフが物語の鍵になっている。そんな鍵を握るもう一人の人物が、ナオミ・ワッツ演じるアーサーの妻。アーサーは妻のことを何も知らなかったと自分を責めますが、謙さんはそんなことありませんよね?「いや、知ってるつもりだったんだけど、全然知らないということはあるかもしれない。結局、どんなにわかりあったつもりでいても、いい意味で他人だし、違う人間なんだよね。だから興味もあるし、一緒にいても飽きないんですよ(笑)」◇わたなべ・けん‘15年のトニー賞ミュージカル部門主演男優賞にノミネートされた『王様と私』が、この春に再演され話題を呼んだ。映画『怒り』(李相日監督)は9月17日公開。◇脚本のクリス・スパーリングは『リミット』で脚光を浴びた注目株。監督/ガス・ヴァン・サント出演/マシュー・マコノヒー、渡辺謙、ナオミ・ワッツほか4月29日、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。(C)2015 Grand Experiment, LLC.※『anan』2016年4月27日号より。写真・丸尾和穂(KiKi inc.)スタイリスト・馬場順子ヘア&メイク・筒井智美(PSYCHE)インタビュー、文・杉谷伸子衣装協力・GUCCISalvatore Ferragamo
2016年04月21日楽しく熱くセンスある、猫さまコミュニティ『ilove.cat』。SNSで人気の猫さまもたくさん登場し、おしゃれにアツ~く盛り上がっています。「猫を飼っているクリエイターのTwitterやブログをチェックしていると、猫との接し方や暮らし方からパーソナルな部分が見えてきておもしろいなと。インテリアや使っている猫グッズも洗練されていて、参考になることがたくさん。そんな猫とクリエイターの暮らしぶりを紹介できる場所があればいいなと思ったのが、WEBマガジンを始めたきっかけです」愛猫家のフォトグラファーやWEBディレクターとともに、「ilove.cat」を立ち上げた服部円さん。取材する人選は、猫好きの人脈を駆使して、さらに新聞や雑誌などもチェックして、猫アンテナを張り巡らしているのだとか。「ご自宅におじゃますることが絶対条件なので、なかには取材NGの人もいます。でもそこにいる猫の姿、暮らしぶりが見たいので、そこはこだわりたいんですよね」これまでに取材をしたクリエイターは60人以上。画家や漫画家、デザイナー、モデル……実に多彩。「猫との付き合い方、暮らし方は本当に人それぞれ。こんなに違うんだと、改めて実感しています」なかでも驚いたのは、フォトグラファーの井上佐由紀さんと飼い猫のどんこさんが繰り広げる、猫ぐるみの交流だったとか。「井上さん宅で、留守中の友人の飼い猫を預かっていることを知り、うちのスカイをお願いしてみました(笑)。どんこさんは噂どおりの安定感で、スカイも仲良くやっているようなので、以来時々お世話になっています。体調管理や食べ物についてなど、飼い主同士もいろんな猫情報の交換ができるのもよかったです」◇2011年1月にスタートした猫×クリエイターがテーマのWEBマガジン。主宰者はフリー編集者の服部円さん。愛猫家のクリエイターやSNSなどで有名な猫の取材記事を、空気感のある写真とともに掲載。◇福島・三春シェルターからやってきたスカイさん。黒猫で体が大きいので精悍な印象ながら、かなりおっとり屋さん。◇昨年、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催された「猪熊弦一郎展猫達」のために、画集の編集やグッズの企画も。◇「ilove.cat」でのインタビュー記事を中心に書籍も制作。オリジナルのステッカーのイラストは長崎訓子さん作。◇とにかく遊びたいやんちゃ盛り(当時)。cinecaさん+テトさん。さまざまなイベントでお菓子を製作・販売するcinecaさん。「“ilove.cat祭り”をした時に、カリカリをモチーフにしたクッキーを作ってもらいました。プライベートでも仲良しです」。取材時はまだ2歳と若かったテトさん。「遊んでほしさ全開でとてもかわいかったです」◇多頭飼いがますます憧れに。酒井駒子さん+ミツ&コトさん。絵本作家の酒井さんとロシアンブルーのミツ&コトさんとの出会いは、ブックデザイナーの名久井直子さんを介して。「グレーの毛にブルーの瞳。2匹ともとてもきれいで賢く、酒井さんとの関係性も絶妙。しかもご自宅も猫にとって楽しそうな造りで、羨ましかったですね」※『anan』2016年2月17日号より。写真・丸尾和穂文・野尻和代
2016年02月11日猫好きの間で話題のプロジェクト「Cat’s ISSUE」。『伊勢丹 新宿店』(2/17~3/1)などでポップアップストアを開催。でも、実際は何をテーマに、どんな活動をしているの?主宰者の太田メグさんにインタビュー!「コムタンが家に来てから、私の友達のゆーないとも猫と暮らし始め、彼女を介して坂本美雨ちゃんと知り合ったり、猫好きの輪がどんどん広がっていって。猫会いたさにお互いの家を行き来するようになり、長く留守にする時にはお互いに猫のお世話をしたり、親密になりましたね。“ネコ親戚”って言ってます(笑)」その“ネコ親戚”のクリエイターたちを中心に生まれたプロジェクトが「Cat’s ISSUE」。結成のきっかけのひとつには、2011年3月11日に起きた東日本大震災があった。「被災地ではたくさんの猫や犬たちが取り残され、行き場を失っていることを知り、そういった犬猫のために何かできないかと思いました」まずは野良猫や犬を保護し、里親探しを行っている団体があることを知ってもらうために、もともと知り合いだったという「ミグノン」の活動のサポートを開始。「私はイベントやグッズを企画したり、イラストレーターのメンバーはイベントでステッカーなどのイラストを描き、美雨ちゃんはイベントで歌ってくれたり。各メンバーが得意ジャンルで猫愛を炸裂させつつ、楽しみながら支援しています。SNSもかなり活用していて、知らない人でもかわいい猫写真を見つけたらみんなで“いいね!”を押しまくったり(笑)。結構見てるんですよ」ストイックになりすぎず、気軽に参加できることがモットー。「細々と長く、地道にお金を集めながら保護活動を応援していけたら。家族を必要としている猫がいることをみんなに知ってほしいんです」『Cat’s ISSUE POP-UP STORE』で人気のステッカーのモデルは、SNSで人気の猫さまや動物保護団体ミグノンから巣立った猫さまたち。売り上げの一部はミグノンへの支援になっています。◇太田メグさん+コムタンさん。猫偏愛のクリエイターたちが保護活動をサポート◇この日は太田さんに甘えんぼモードのコムタンさん。得意技の立ち姿も目撃できず、残念~!◇猫への偏愛を爆発させた新聞『The Cat’s Whiskers』。2013年8月に創刊。表紙はポップアップストアのチラシデザインに。◇『Cat‘s ISSUE POP-UP STORE』で購入したお客様のショッパーにつけるのし紙。イラストのモデルはコムタンさん!※『anan』2016年2月17日号より。写真・丸尾和穂文・野尻和代
2016年02月11日テレビ・スクリーンで話題のスターにゃんこが大集合!日なたでマイペースにゴロンゴロンまどろむ様子は、いたってふつうの猫といった風情。国民的ドラマ『あまちゃん』で女優デビューを飾ったスター猫の看板とのギャップに、少々戸惑っていたけれど、いざ撮影が始まれば、凛としたこの美顔!スターのオーラを纏っています。現在5歳のドロップさんは、茨城の農家の生まれ。‘13年に『あまちゃん』でデビューして以降、バラエティ番組『ヨルタモリ』、映画『先生と迷い猫』と話題作に次々に出演し、超売れっ子に。ドロップさんのすごさは、現場でけっして動じないところ。宮本信子さん、タモリさん…スター猫たるもの、どんな大物芸能人と絡もうとも、常に平常心なんです。一方パンプさんは、ドラマ『最高の離婚』『問題のあるレストラン』と数々の作品に出演してきた、所属プロダクションきってのベテラン俳優。歩いての撮影をお願いすると、カメラマンが撮影しやすいようにゆっくりカメラ目線で歩く気遣いに感心させられ、なでれば「もっともっと」とばかりにグーッと額を押し付けてきて、取材班はすっかりパンプさんにメロメロです。最新作は映画『世界から猫が消えたなら』。余命わずかの主人公に大切なことを気づかせる重要な役どころを、変に目立つことなく演じつつ、しっかり存在感を残すあたりはさすがの一言です。◇『あまちゃん』『ヨルタモリ』…と話題作に続々出演する国民的美猫ドロップさんの妖艶ショット公開!◇映画『先生と迷い猫』全編にわたり代役なしでドロップが演じ切った野良猫のミイと町、そして夫婦愛を描く。主演のイッセー尾形さんも「賢い猫でした」と絶賛!4/22、DVD&Blu-ray発売発売元:クロックワークス販売元:TCエンタテインメント(C)2015「先生と迷い猫」製作委員会◇ベテラン名優猫“パンプさん”が魅せる超熟練の名演技とは?◇『世界から猫が消えたなら』30 歳の若さで余命宣告を受けた僕(佐藤健)の前に同じ姿の悪魔が現れ、僕の大切なものと引き換えに1日の命を与えると言う。5/14 より全国ロードショー。(C)2016 映画『世界から猫が消えたなら』製作委員会※『anan』2016年2月17日号より。写真・丸尾和穂(KiKi inc.)取材、文・小泉咲子
2016年02月10日昨年6月のanan『にゃんこLOVE』特集は、おかげさまで完売店続出!熱いアンコールにお応えして、猫さま大増量で第2弾をお届けします。美猫もブサ猫も長毛も短毛も、ページをめくれどめくれど猫尽くし。寒さが身に染みるこの季節、想像力を駆使して脳内で思う存分、にゃんこたちにまみれて、もふって、ぬくもって、悶絶してくださいませ!近年トレンドのブサカワ猫の新星といえば、ドラマ『オトナ女子』の“ちくわ”ことアリスさん。そのふてぶてしいのに愛らしい不思議な魅力は、ハマったら抜けられない底なし沼。ドラマでは、アラフォー独身のヒロインを癒しつつも、シュールな突っ込みを入れ、女子の共感を呼びました。「アリスは、感受性が豊かな一方、状況を受け入れるのが上手くて、『まあいっか』と達観しているようなところも。人といるのが好きですが、やっぱり寝ているときがいちばん幸せそうですね」(ZOOプロ・北村まゆみさん)言われてみたらアリスさん、いつも眠たそうな瞳ですもんね♪◇アリスさん。エキゾチックショートヘアの1歳で、チャームポイントはモフモフの毛。撮影中は、カメラマンがシャッターを切るたびに反応するなど好奇心旺盛な面もちらり。それでも、さすがはスター、立ち位置はしっかりキープ。ちなみに、好きなキャットフードのフレーバーはささみ。◇仕事も恋も諦めないアラフォー女子の本音を描く。ちくわは、主演の篠原涼子さんはじめ、キャスト&スタッフのアイドル。サンタのコスプレをしたり掃除機に乗ったり、大活躍。◇『オトナ女子』(2015年、フジテレビ)Blu-ray BOX¥23,500DVD-BOX¥19,000発売元:フジテレビジョン販売元:ポニーキャニオン(C)2015 フジテレビ※『anan』2016年2月17日号より。写真・丸尾和穂(KiKi inc.)取材、文・小泉咲子
2016年02月10日猫好きなら一度は訪れずにはおれない!今やNY、ロンドン、ミュンヘンなどでもオープンするほどの人気となった猫カフェ。とりわけ断トツの店舗数を誇る日本は、いわば“猫カフェ大国”です。今回はそのなかでも注目のお店とナンバーワン猫をピックアップしました。今注目のお店が、吉祥寺の『てまりのおうち』。’13年オープンの新店ながら、休日は満席になるほど猫好きが殺到中です。そんなお店で人気を得ている子とあれば、さぞやかわゆいはず…とお邪魔したところ、想像を超えるにゃんこたちが待っていました!今回はお店の看板娘と、第1回人気投票で同率1位に輝いた2匹をご紹介。家で猫が飼えない人はもちろん、飼っている人も、“たくさんのにゃんこに囲まれる”その歓びを、ご堪能あれ!■“ブサかわ猫”ブーム、ここに極まれり!女の子編 第1位きのこ見てください、この特徴的なお顔!お世辞にも美猫とは言えないけれど、人気投票では見事第1位!「見たままの性格。だいたいぶちゃーっと寝ていて、おもてなしはほぼナシ。食事の時もおばあちゃんみたいに一粒一粒噛みしめて食べます。けど、媚びのない落ち着いた姿に癒されるんですよね。ディープな猫ファン票が根強いです」(スタッフ・緒方さん)■神々しいほど美しい!No.1のプリンス男の子編 第1位もっぷきのこちゃんとは対照的な、お手本のような美猫のもっぷくん。食欲旺盛で、遊ぶのも大好き!とても人懐っこい『てまりのおうち』のプリンスです♪「マンチカンなので脚が短いのですが、運動神経が良く、高いところにもひょいひょい跳んでいきます。朝が特に元気なので、もっぷと遊ぶなら早めにいらっしゃるのがオススメです」(スタッフ・緒方さん)◇てまりのおうち広々とした空間に、約20匹の猫がリラックスして暮らす猫カフェ。東京都武蔵野市吉祥寺本町2‐13‐14‐3FTEL:0422・23・550310:00~21:00不定休詳細はHPまで。www.temarinoouchi.com※『anan』2015年6月10日号より。写真・丸尾和穂
2015年06月06日猫が好きだけど、家では飼えない……なんて人にとってありがたいのが、ネットでの猫画像の数々。日常に癒しをくれる、猫画像を楽しめるHPをご紹介します!■幸せ“だらけ”ポーズ連発のビビりにゃんこ・くまお猫ネット界に彗星のように現れ、熱烈ファンが急増中なのが、くまお。どこか昭和の父親像と重なる、どっしりとした佇まいとはうらはらに、性格はビビりなんだそう。「元は野良だったせいか、とても慎重な性格。引き取ってから1週間はソファの下から出てこなくて。懐くまで1か月くらいかかりました」(飼い主・鎌田さん)とはいえ、いつもインスタグラムにアップされている、鎌田さん夫妻の前で見せる姿はまさに“ごろにゃ~ん”。見た目とギャップがある仕草やポーズが、おかしい&可愛い♪■まとめ記事が“バズった”!21世紀型スター猫・おもち丸い顔、全然くびれてない首がたまらない!見るからに柔らかそうなおもちさん人気のきっかけは、「【かわいすぎる】オレの同僚、丸山が飼っている猫『おもち』がかわいすぎる【猫】」という一つの記事でした。飼い主の丸山さんがSNSに投稿していたおもちさんのあまりの可愛さに、職場の同僚がウェブの記事を作成。たちどころに人気猫に!「よく意外だと言われますが、オスなんです。おっさんですね。普段はおとなしいけど、排便後いきなりテンションが上がったり、夜中に寝ている僕の顔をゆっくりと踏んでいったり…。ちょっと不思議で、見ていて飽きない。可愛い見た目とのギャップが魅力です。これからもいろんな姿をお見せしたいです」(丸山さん)※『anan』2015年6月10日号より。写真・丸尾和穂
2015年06月05日今、テレビで話題のスター猫の1匹なのが、「にゃーにゃ」。テレビ東京で放送中の『週刊ニュース新書』にレギュラー出演している看板娘です。2時間限定で設置された献花台に約500人ものファンが訪れた、先代のまーごが急逝したのが昨年10月。のっそりとしていた彼とはまた違う、天真爛漫な性格のにゃーにゃが、“お堅い話題を和ませる”役を引き継いでいます。今回は土曜日の出勤前後のにゃーにゃに密着。オフの間の素顔も含め、そのさらなる魅力をお届けします。「にゃーにゃきた!!」「にゃーにゃもっと映って…」とSNS上で動向を実況する人多数。生放送のTV番組で活躍する猫・にゃーにゃの人気は、出演開始から半年が経っても、いまだ衰えません。AM10:00お部屋におじゃま!すでに起床していたにゃーにゃは、スタッフに興味津々。一日よろしくお願いしまーす!AM10:10身だしなみもキチンとね!朝は顔・耳の掃除から。「しっかりね!」と言わんばかりに、抵抗するどころか身を任せます。AM10:20朝ごはんはあっさり!ご飯は1日2食。番組内で軽快に跳び回るため(?)あんまりたくさんは食べないそう。AM10:30専用カーで送迎!スタジオに行くとわかってるのか、喜んでケージに。テレビ局まで安全運転で向かいます。AM10:50みなさんとご挨拶!リハーサル終了後、出演者・スタッフは真っ先ににゃーにゃの元へ。皆の顔がほころびます。AM11:00台本チェック!「このVTRの終わりに、ゲストの○○さんの膝にダイブ…」なんて綿密に計算中?AM11:30本番開始!スタジオ内に、にゃーにゃが入っちゃいけない場所はナシ!自由に動き回ります!AM11:35スタジオ内を調査!まずは1週間ぶりのスタジオの様子をチェック。机の下やセットの裏など隅々まで見て回ります。AM11:45本番中でもリラックス!にゃーにゃにとってスタジオはもう一つの広~いおうち。寝転がってくつろぐことも。AM11:50お気に入りはココ!最近は、スタジオ全体が見渡せる、セットの裏側がお気に入り。人間の様子をじーっと見ます。PM0:00マネージャーさんも活躍!カメラに映る時間が少ない時には、マネージャーさんがキャッチ&リリース!PM0:05番組終了!この日は収録が終わった直後に猫グッズ遊びがスタート。残念ながら、放送には間に合わず…。PM0:15「今週のにゃーにゃ」撮影!番組終了後は繁田アナウンサーと一緒にHPで公開する動画撮影。心待ちにするファン多数!PM1:00ごほうびはにぼし!専用カーで帰宅後、マネージャーさんからごほうびが。にゃーにゃさん、お疲れさまでした!◇『田勢康弘の週刊ニュース新書』テレビ東京・毎週土曜11:30~12:05放送。田勢康弘さんの強い希望で、猫がレギュラー出演することに。“お堅い”雰囲気を和らげます。※『anan』2015年6月10日号より。写真・丸尾和穂
2015年06月03日テレビで活躍する猫たち。なかでも人気の俳優猫“春馬くん”に、今回はグラビア撮影を兼ねて、普段の彼の様子について話を聞きました。ぽっちゃりしていて、ふてぶてしい。オジさんのような風貌で人気の春馬くん。スタジオに登場すると、CMにたがわぬ存在感!「昔はシャイですぐ物陰に隠れる子でした。今は…達観ですかね」(ZOOプロ・北村まゆみさん)ソファにお連れすると“好きにしな”とでも言うように鎮座。この包容力、もはや抱きたいというより抱かれたい…。綺麗な肉球も覗くセクシーショットをGET。でもこのクールな視線…お怒り?「眠いんでしょう(笑)。何もなければずっと寝てます。浮世を離れて何の夢を見てるんでしょうね」撮影後はお気に入りのバッグへ。オンとオフをばっちり切り替える、やはりプロ。ありがとうございます…と言う間もなく、夢の世界に帰る春馬くんなのでした。◇昨年12月に放映開始の「Y!mobile」のCM。「雑誌、視聴者からたくさんの問い合わせをいただき“春馬くん効果”を実感しています」(広告宣伝課・矢尾板英子さん)※『anan』2015年6月10日号より。写真・丸尾和穂
2015年06月03日