オリックス不動産が運営する京都水族館(京都市下京区)は12月21日、京都・宮津の海で捕れた「マダコ」の産卵、ふ化に成功したことを発表した。同館が「マダコ」のふ化を確認したのは12月16日。「マダコ」の産卵・ふ化は珍しくはないが、人工海水での飼育環境で、日本の水族館が産卵・ふ化に成功した事例は珍しく、同館においても「マダコ」の産卵・ふ化は今回が初めてだという。現在、ふ化・産卵した「マダコ」の赤ちゃん(仔ダコ)の飼育を試みているが、飼育方法が明確に確立されていないため、大人にまで成長させるのは非常に難しいと言われている。大人の「マダコ」にはアジやキビナゴなどの餌を与えているが、仔ダコには現在、エビやシラスをミンチにした餌や、アルテミア(動物プランクトンの一種)を与えている。仔ダコは現在、展示コーナーで一部を公開している。「無脊椎の世界」内の「マダコ」の水槽の中をよく観察すると、かわいらしい透明な姿の赤ちゃん(仔ダコ)が浮遊している姿を見ることができるとのこと。同館営業時間は9時~17時。休館日はなし。料金は大人2,000円、高校生1,500円、中・小学生1,000円、幼児(3歳以上)600円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日京都市左京区の京都造形芸術大学はこのほど、「芸術教養学科」を通信教育課程に新設。2013年4月より授業を開始する。同学科は、「手のひら芸大」を通称として、卒業までのすべての課程をスマートフォンやタブレット端末によるインターネット学習に特化した通信教育学科。近年急速に進むスマートフォンやタブレット端末の普及に合わせ、まとまった時間が取れない社会人が、自宅、通勤途中などで芸術を学び、仕事やくらしをより豊かにしてもらうことを目的に開発されたものだという。「総合教育科目(一般教養)」「学部共通専門教育科目」「学科専門教育科目」の3つの科目群に、全71科目135単位を用意。1本あたり3~5分の動画教材を1科目あたり75本視聴してレポートを提出する「Webスクーリング科目」と、電子テキストで学習し、レポート提出と単位修得試験の受験で単位取得をする「Webテキスト科目」の2種類の履修方法をベースに、すべての課程をスマートフォンやタブレット端末で履修できる。募集定員は460名。大学入学資格保有者を対象にした芸術学部正規課程で、卒業と同時に学士(芸術)の学位を取得できる。年間授業料は17万円。初年度は入学金3万円および入学選考料2万円が別途必要となる。前期募集期間は2013年2月1日10時~4月15日5時。授業開始は2013年4月1日10時。無料体験講座への参加など詳細は「手のひら芸大公式ページ」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日うどん食文化に関する博物館や、全国のご当地うどんが食べられる飲食店を手掛ける一般財団法人うどんミュージアムは12月22日、博物館と飲食店が一体となった「うどんミュージアム」(京都府京都市東山区祇園北側238-2)をオープンする。博物館では、全国に45種類以上の文化と伝統がある、うどんの麺、歴史、食べ方、具材、だしなどを展示。全国のうどんの麺の形状・太さ・色・長さ等の違いを、目で見て楽しめるように、食品サンプルを使った展示になっている。飲食店では、全国のご当地有名店から取り寄せた、45種類以上のうどんを提供。通常の半分程度の丼であるため、さまざまな種類のうどんを食すことができ、麺やだしの違いを楽しめるとのこと。また、全国から取り寄せた、お土産うどん(乾麺)も販売。店頭のほか、同ミュージアムのホームページからも購入できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日財団法人 日本漢字能力検定協会は12日、京都府・清水寺の舞台で、森清範(せいはん)貫主(かんす)の揮毫(きごう)によって、2012年「今年の漢字」を発表した。同協会が11月1日から12月5日まで2012年の世相を表す漢字一字を全国から募集、全25万8,912票の応募の中から、9,156票(3.54%)を集めて「金」が1位となった。「金」の文字が揮毫された和紙は13日から大晦日の正午まで清水寺の本堂に設置され、一般公開されている。応募者が「金」を選んだ理由として挙げたのは、「金」に関する天文ショーの当たり年だったこと。932年ぶりに日本の広範囲で観測された金環日食をはじめとして、21世紀最後となる金星の太陽面通過、金星食と珍しい天体現象が続いた。また、世界一の自立式電波塔「東京スカイツリー」の開業、ロンドンオリンピックでの日本史上最多のメダル38個獲得、レスリング・吉田沙保里選手の国民栄誉賞受賞、iPS細胞の研究による山中伸弥教授のノーベル賞受賞など、数多くの金字塔が打ち立てられた1年にもなった。政治・経済分野で、多くの金の問題が表面化したことも挙げられた。企業の年金資産運用をめぐる詐欺事件、生活保護費の不正受給問題、消費税増税論議、電気料金の値上げや東日本大震災の復興予算の使途をめぐる問題などがあった。なお、1位の「金」に続いて票の多かった漢字は順番に「輪」「島」「領」「乱」「空」「政」「復」「輝」「国」だった。今年で18回目を迎える「今年の漢字」は、1年を振り返り世相を表す漢字一字を考えることで、漢字の持つ奥深い意義を再認識してもらいたいとの考えのもと、1995年から毎年実施されている。これまで1995年の「震」をはじめとして順番に「食」「倒」「毒」「末」「金」「戦」「帰」「虎」「災」「愛」「命」「偽」「変」「新」「暑」「絆」が選ばれている。前回同じく「金」が選ばれた2000年は、シドニーオリンピックでの日本人選手の金メダル獲得や、南北朝鮮統一の実現に向けた”金・金”首脳会議などがあった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月13日京都府立植物園は12月15日~24日まで、「夜間観覧温室開室&イルミネーション」を開催する。同イベントは17時30分~20時まで、同植物園と観覧温室をオープンするというもの。日中の開園を17時にいったん終了し(温室は午後16時閉室)、園内安全点検後にあらためて温室を開室する。観覧温室では期間限定展として、「ポインセチア展」を開催しており、色とりどりのポインセチアを見ることができる。また、高さ20mのトウカエデをはじめとする樹木や花壇に、LED約12万球を装飾するイルミネーションも実施。植物園会館展示室では、18時30分と19時の2回、ハンドベル等のミニコンサートも行う。ミニコンサートの京都ノートルダム女子大学ハンドベル演奏は、12月15日、16日、19日、22日。室内管弦楽は12月23日。京都府立大学のギター・マンドリン演奏は12月17日。ジャズは12月18日、20日。リコーダーは12月21日に開催する。さらに、15日、16日、22日、23日、24日は京都のご当地キャラ「まゆまろ」サンタが登場。引換券と交換で特製ポストカードをプレゼントする。引換券は、「まゆまろ」Facebookページで発行している。入園料(17時30分からの料金)は、一般200円、高校生250円、小中学生80円(温室入室料を含む)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日京都府京都市の小川珈琲本店は12日、「ラテアート&ビュッフェイベント」を開催する。同イベントでは、同店のバリスタ、村山春奈氏(ジャパンラテアートチャンピオンシップ2010&ワールドラテアートチャンピオンシップ2010優勝)、大澤直子氏(ジャパンラテアートチャンピオンシップ2011&2012優勝)の2人がラテアートを披露、その技を間近で見ることができる。また参加者は、本格的なエスプレッソマシンで、自分好みのラテアートを体験できる。ビュッフェでは、直江和宏シェフによるイタリアンが提供される。開催日時は、12月12日18時30分~20時30分。会場は小川珈琲本店(京都府京都市右京区西京極北庄境町75番地)。料金は一人3,000円。定員は26名で、要予約となる。その他、詳細は同店Webページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日オリックス不動産が運営する京都水族館は2013年1月26日~2月28日、「~福を呼び込む節分イベント~福がフクらむ幸福(フク)水槽」を開催する。2月の京都市内の寺社では、春が来る季節の変わり目に、豆をまいて邪気を追い払い、無病息災を願う「節分の行事」が多く行われる。同館では「鬼は外、福は内」の「節分」にちなみ、福に通じることから「フク」とも呼ばれ、縁起が良いとされるフグの展示や、フグにまつわる体験プログラムを開催する。また、節分やフグの展示にちなんだお土産やカフェメニューも登場する。「幸福(フク)水槽」は、2013年1月26日~2月28日、同館・山紫水明ゾーン出口のテラス付近にて、クサフグやハコフグなど京都に生息するフグ約5種・約20点を展示予定。スペシャルワークショップ「京都のフグ図鑑をつくろう!」は、2013年2月9日、10日、11日の3日間、各日とも10時、13時開催。場所は、2階交流プラザワークショップスペース。対象は、小学校3年生~中学校3年生で、料金300円。定員は各回10名。まんまるとした姿がかわいい、フグの巾着を作るワークショップ「ぷくぷくまんまる♪フグ巾着」は、2013年1月26日~2月28日(2月9日~11日は除く)10時30分~で、1回あたり約15分開催。場所は、2階交流プラザワークショップスペース。対象は3歳以上で、料金無料。定員は平日150名、土・日・祝日300名。その他、詳細は同館Webページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日グランドプリンスホテル京都(京都市左京区)は、「ポンドカフェ」にて旬のいちごを楽しめる「ストロベリーバイキング」を、「いい いちごの日」である1月15日より開催する。バイキングではホテルの女性スタッフが話し合い、厳選した人気のいちごスイーツメニューが登場。また、女性パティシエが作るオリジナルいちごジャム、野菜ソムリエプロデュースのサラダバーなど、女性による女性のためのいちごメニューを用意する。いちごスイーツは定番のショートケーキをはじめ、ミルフィーユ、タルト、パンケーキなど常時12種類以上用意。全長約60cmの「なが~いいちごショコラロール」は、好きなだけ切り分けることができ、自由にトッピングも楽しめる。さらに「イチゴリゾット」「スペアリブの煮込み」など、趣向を凝らしたいちごごはんも登場する。野菜ソムリエがプロデュースするサラダバーでは、身体を温めるという根菜を厳選。シャキシャキの食感が楽しめるスライスした状態で提供する。ドレッシングやディップにもこだわり、美肌効果も考えた内容となっている。また、ケーキやなどにトッピングできるオリジナルいちごジャムは、いちご果肉たっぷり、砂糖少な目の体に優しい仕上がり。ポンドカフェ「ストロベリーバイキング」は、2013年1月15日~3月31日に開催。時間はディナータイムのみの営業となり、18時~22時(最終入店21時)。料金は大人3,500円、子ども(7~12歳)2,000円。子ども(4~6歳)1,000円、シニア(65歳以上)3,200円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日京都と聞くと、やはり「金閣寺」や「舞妓さん」といった、京都市内の観光スポットをイメージされる方が多いと思います。しかし、京都の魅力は京都市内だけにある訳ではありません!そこよりずっと北側、京都府の日本海側には知られざる観光スポットや名物が盛りだくさんなのです!今回は、京都府北部出身者がオススメする、京都の日本海側の観光スポットを紹介します!●田辺城資料館(舞鶴市)戦国時代の武将・細川幽斎が築城した田辺城跡地に建てられた資料館です。田辺城は有名な関ヶ原の戦いの前哨戦とも言える、『田辺城の戦い』が行われた知る人ぞ知るマニアックなスポット。歴史好きに特にオススメです。●五老スカイタワー(舞鶴市)舞鶴市のほぼ中央に位置する五老岳の頂上に立てられた展望タワーです。このスカイタワーからの眺めは「近畿百景」の第1位に選ばれるほど美しく、リアス式海岸として有名な舞鶴湾はしばらく眺めていても飽きません。昼でも夜でも景色が楽しめるスポットです。●自衛隊桟橋(舞鶴市)海上自衛隊の基地が置かれている舞鶴ならではの観光スポットと言えるのが、この自衛隊桟橋です。土・日・祝日は一般公開されており、間近で護衛艦などを見ることができます。●舞鶴港とれとれセンター(舞鶴市)魚介類が豊富に水揚げされる舞鶴で忘れてはならないのが、ここ。新鮮な魚をおみやげとして買って帰ることができます。季節によって旬の魚介類が変わるので、行くたびに楽しめます。その他、舞鶴市には『舞鶴かまぼこ』や『丹後とり貝』、さらには舞鶴発祥とされる『肉じゃが』など、食べ物でもさまざまな名物があります。●天橋立(宮津市)京都府北部で最も有名な観光スポットと言えるのが、この『天橋立』です。逆さに見ると砂浜が空に続いているように見えることから、天橋立と言われています。宮島、松島と並ぶ日本三景の1つなので、名前だけは聞いたことがあるかもしれませんね。がっかりスポットとも言われていますが、「超楽しい!」という観光地ではないので、海を眺めながら松の木陰をゆっくりと歩いたり、安らぎを感じることのできる場所なので、癒しを求めたい人にオススメです。●琴引浜(京丹後市)踏むと「キュッキュッ」と鳴いているように聞こえる「鳴き砂」が有名な景勝地です。日本の白砂青松100選などにも選ばれており、鳴き砂の音だけでなく、美しい砂浜の景色も楽しむことができます。●伊根の舟屋(伊根町)京都府のほぼ最北に位置する伊根町には、舟屋と呼ばれる、1階部分が船のガレージ、2階部分が住居スペースになっている建造物があります。約230もの舟屋が海際にズラっと立ち並んでいる景色はなかなか見られるものではありません。民宿として利用できる舟屋もあるので、一風変わった宿泊体験がしたいという人は、一泊してみるのもいいですね。これらの観光スポットはそこまでメジャーではない場所が多いので、観光シーズンでもメジャースポットと違ってゆっくりと観光することができます。また、一泊二日の車での旅行なら全部のスポットを回ることができる範囲ですよ。慌ただしいレジャーはちょっと……という人は、こういった少し外れにある観光スポットに足を伸ばしてみてはいかがですか?(貫井康徳@dcp)
2012年11月28日京都市北部の北山地域の一角にある、周囲約1.5km、面積約9haの「深泥池(みぞろがいけ)」。この池は、植物の遺骸(いがい)が積み重なって泥炭化し、水面に浮いている「浮島」があることで知られている。しかしこの池、うわさが尽きない神秘の池なのだ。この池は近隣に住宅地があるにも関わらず、今もなお氷河期と変わらぬ動植物が生き続けていることで知られている。水生植物や魚類の他に、昆虫や野鳥なども数多く生息している。ちなみに、上賀茂(かみがも)神社や国立京都国際会館、京都府立植物園などにも近く、池に沿った道の交通量は多い。池では数々の不思議な現象が見られる。中でも、池中央部で全体面積の3分の1を占領している浮島は奇怪だ。というのも、理由は定かではないがこの浮島、夏には浮かび上り、冬は沈んで冠水するというのだ。水に浸かるところと浸からないところがあるため、冬になって冠水する平たん部分にはミツガシワやカキツバタなどが育つ。一方、冠水しない部分にはアカマツやネジキなどの樹木が密集し、そこに多くの小動物も住んでいる。そのため、一見すると池の大部分は陸地のように見える。また、この一帯は全国屈指の心霊スポットとしても知られている。その類いの話が出るようになったのは、かつて近くに結核患者を隔離する病院があり、自殺した者がいたためだと言われている。幽霊や人だまの目撃例は多く、また怪談話もいろいろと伝えられている。そうした恐ろしい話が出るもう1つの理由は、池の底が何層にもなっている“底なし沼”状態のため、自殺者をはじめとして溺死体がたくさん沈んでいるという説が持ち上がるからだ。実際、現地に行くと、池にすむ生物も多いはずなのに、虫の羽音や水が波打つ音も聞こえず、静かでどんよりとした雰囲気が漂っている。怪談話の中で最も有名なのは、深夜、タクシーが市街地で陰気な雰囲気の若い女性を乗せたところ、消え入るような声で「深泥池まで」と言うので車を走らせたが、着いた頃には女性の姿は見えず、後部席のシートがビッショリとぬれていたというもの。この話はその後、定番の怪談話定番になっている。池の近くには鬼が住んでいたという伝承が残る貴船(きふね)という地区がある。ここは平安時代、鬼が出入りする場所だったとも言われているだけに、ひょっとすると魑魅魍魎(ちみもうりょう)が交差するミリテリーゾーンになっているのかもしれない。その他、池に面して建っているマンションでは、幽霊の目撃談が多い。また、うそか誠か分からないが、京都のタクシーは夜になると深泥池へ行くという客は乗せなくても乗車拒否にはならないという話もある。いずれにしても深泥池が、日本を代表する心霊スポットであることは間違いない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月23日20代・30代の独身男女が増えているが、中には“結婚したいけれど縁がない”という人も少なくないのでは?そんな人たちはぜひ一度、京都を訪れてみてほしい。縁結びにご利益がある神社が何と10以上もあるばかりか、縁結びのお寺もあるのだから!それらの中でも特にご利益があると言われているのが、東山区にある「安井金毘羅宮(やすいこんぴらぐう)」だ。この神社にお参りすると、崇徳(すとく)天皇の御神徳(ごしんとく)によって、全ての悪縁が切られ良縁が結ばれるといわれている。境内にある「縁切り円結び碑(いし)」には、良縁を願う人の思いがこもったお札が無数に貼り付けられており、碑そのものの姿は全く見えない。次に人気なのが、「仏教大学」近くの柴野にある「今宮(いまみや)神社」だ。この神社は、徳川5代将軍・綱吉の生母である「お玉」の氏神だったという。八百屋の娘として生まれたお玉が将軍の生母にまでのぼりつめたことから、お玉の名をとり“玉の輿(こし)”という言葉が生まれたとされている。まさに、玉の輿を願う人にはピッタリの神社だろう。また、世界遺産にもなっている、京都で最も古い神社の1つである「下鴨神社」も人気が高い。東本殿に鎮座している玉依媛命(たまよりひめのみこと)にまつわる神話にちなんで、縁結びはもちろん、安産や子育てにもご利益があるとして、古くから多くの人の信仰を集めてきた。最近、若い人を中心に人気が高まっていて、TVなどでもよく紹介されているのが「地主神社(じしゅじんじゃ)」。有名な「清水寺」の隣にあって、実は京都で最も古い縁結びの神様である。境内には2つの守護石「恋占いの石」も置かれるなど、恋愛のメッカになっている。あまり知られていないが、地元で人気なのが、学問の神様である菅原道真を祀った「北野天満宮」近くにある「千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう)」。本堂造営で失敗した夫を救うため、自らの命を懸けて夫を守った「おかめさん」を祀っている。そのため、ここに参拝することで、男性は献身的な女性との出会いが期待でき、女性は命がけの恋が実ると言われている。お寺では、京都の中心部である河原町近くにある「六角堂」が有名だ。正確には烏丸通りの三条と四条のほぼ中間に位置していて、587年に聖徳太子が創建したと伝わる古刹(こさつ)。境内には、2本の枝を一緒にして結ぶと恋が実ると言われている「縁結びの柳」がある。その他の京都の縁結びの神様としては、鞍馬(くらま)にある「貴船神社」や嵯峨野(さがの)にある「野宮神社」、祇園にある「八坂神社」、嵐山にある「鈴虫寺」なども有名。それぞれ京都を代表する観光スポット近くにあるので、京都観光も兼ねて巡ってみるのもいいかもしれない。いずれにしても、京都には“八百八寺(はっぴゃくやでら)”と言われるほど多くの神社仏閣があり、上記に挙げた以外にも様々なスポットがある。有名観光所を目指すのもいいが、“いま自分が抱えている悩みを解決してくれそうな神社や仏閣”を探せば、旅行を楽しみながら運気もアップできて一石二鳥になりそうだ。●information京都観光Navi【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日ラッシュジャパンは、12月8日に、京都にラッシュ初となるコンセプトショップ『LUSH 京都四条通り店』をオープンする。同社では、これまで「GO! GREEN」と題し、環境問題解決に向けて、使用済み容器の回収や、固形商品の開発によるパッケージレスなどに取り組んできた。このほどオープンする京都四条通り店は「GO! GREEN」を体現した初のコンセプトショップになるという。具体的には、店内什器の80%に、奈良県吉野の間伐材など、森林環境や地域社会へ配慮した木材を使用。10%の什器は、ビルオーナーが以前使用していた家具をリサイクルしたものを使用する。さらに原材料となる野菜やハーブ等は、関西エリアのものを使用して、輸送にかかるCO2を軽減する。また、同店は通常店舗の約3倍の60坪の面積を誇り、日本最大規模のラッシュとなる。世界のラッシュ初の“キッチン”と呼ばれる工場を併設し、作りたてのフェイスパック、クレイ洗顔料等の量り売りを開始。店内奥には展示や勉強会を実施するためのワークショップスペースも設置する。同店は12月8日オープン。営業時間は、10時30分~20時30分。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日京都銀行は12日、同行が絶対的な営業エリアとする近畿2府3県において最も産業集積の高い大阪市内の営業体制を強化するため、2013年5月27日に大阪支店を「大阪営業部」へ昇格させ、路面店舗として新築移転すると発表した。これに併せて、新店舗から至近距離にある大阪中央支店を「大阪営業部」に統合し、営業人員を充実させ営業力の一層の拡充を図っていくとしている。同行では、1953年12月に大阪支店を開設して以来順次店舗を開設し、大阪府内27か店(うち大阪市内5か店)体制にて営業を展開してきた。このたび、地銀トップ5を目指し、広域型地方銀行としてさらなる業容拡大を図るため、マーケットの規模が大きく集積度の高い大阪市内における営業強化が必要不可欠であると考え、大企業取引とともに中堅・中小企業取引の強化と、住宅ローンなど個人取引の拡大に向け新たに営業体制を構築する。京都銀行大阪営業部の所在地は、大阪府大阪市中央区高麗橋二丁目57番他 京都銀行ダイワロイネットホテルビル1階、2階。「大阪営業部」の設置により、大阪市内の各店舗との連携を図り、顧客の要望により一層応えることができるきめ細やかなサービスを提供するとともに、新店舗では、顧客の利便性をより高めるため、土曜日も利用できる「全自動貸金庫」を設置するなど、機能も一層充実させていくという。同行は4月に池田支店を新規開設し、2013年1月21日には堺北花田支店の開設を予定するなど、大阪府下での「地元化」を進めており、「大阪営業部」は中核的営業拠点として、同行の大阪府下における存在感の向上と地域への浸透を目指していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月13日不動産会社の三井不動産グループならびに、百貨店の大丸松坂屋百貨店は、京都市中京区新町通六角下ル(旧松坂屋京都業務部・染織参考館跡地)において「(仮称)三井ガーデンホテル京都新町通(客室数130室・予定)」を着工した。同プロジェクトは大丸松坂屋百貨店が所有する「松坂屋京都業務部・染織参考館」跡地にホテルを建築し、完成後三井不動産グループが賃借・ホテル運営を行うもの。ホテル建築にあたっては、京都の町家が数多く残る地域の街並みに調和するよう、旧松坂屋京都業務部建物の外観・意匠を活用するという。客層ターゲットは、国内外のレジャーユース(女性グループや家族・カップル、個人観光客など)をメインに、ビジネスニーズにも幅広く対応。客室はツインタイプを中心とし、シングルもすべて2人利用が可能とのこと。なお、京都市における「三井ガーデンホテル」は3施設目。同ホテルの開業は平成26年(2014年)春を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日京都府相楽郡和束町は、11月3日~4日に同町で開催する「茶源郷まつり」において、会場内でのみ流通する期間限定お祭り通貨「茶源券」を発行する。「茶源券」は、茶源郷まつりの会場内で飲み流通する、2日間限定の専用通貨。貨幣価値は1茶源=1円に設定され、券面は100茶源の「番茶源」、500茶源の「抹茶源」、1,000茶源の「煎茶源」が用意される。サイズはドル紙幣とほぼ同サイズ。券面にはお茶や和束の景色をあしらい、またすかしには和束町のゆるキャラ「茶茶ちゃん」が入っている。会場では日本銀行券と茶源券を両替し、飲食やサービスを茶源券で購入する仕組み。1,000円(1,000茶源)両替するごとにお茶の種が1個プレゼントされる。茶源郷まつりの開催日時は、10月3日~4日の10時(4日は9時)~16時。開催場所は京都府相楽郡和束町白栖猪ケ口の和束運動公園。祭りの詳細は茶源郷まつり公式ページへ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月29日大阪府大阪市の水族館「海遊館」(大阪府大阪市港区海岸通1-1-10)で9月12日、今年2羽目となるオウサマペンギンの赤ちゃんが誕生した。赤ちゃんは自分で卵の殻を割ることができず、海遊館の獣医師が殻をむいてやっと誕生した。その後健康管理のため人工保育されていたが、20日に赤ちゃんを親鳥の元へ戻したところ、親鳥からエサをもらう姿が確認され、現在は順調に生育中だ。なお、1羽目の赤ちゃんペンギンは9月2日に誕生。生まれた時は240gしかなかった体重が、9月下旬には1,700gにまで成長しており、海遊館の「南極大陸」水槽では現在2羽の赤ちゃんペンギンを見ることができる。詳細は海遊館ホームページで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日京都府は10月23日に熊本県と連携し、府県で連携した観光プロモーションを実施する。今年のゆるキャらグランプリに参戦中の京都府広報監「まゆまろ」と、昨年のグランプリ覇者、熊本県営業部長「くまモン」がコラボレーションしたプロモーションとなる。当日はくまモンからゆるキャラグランプリに参加する「まゆまろ」に、陣中見舞いが行われる。また、くまモンからまゆまろに「球磨焼酎」、まゆまろからくまモンに「西陣織の衣装」をそれぞれ贈る贈呈式も行う。立会人として、熊本県大阪事務所長と京都府知事が出席する。また同日、まゆまろとくまモンは「メルパルク・京都駅ビルきものステーション」の1時間所長に就任する。贈呈式の後、京都府知事から、1時間所長の任命書・委嘱状が交付される。その後、11時から「清水寺 仁王門」前で記念限定グッズ、観光パンフレットを1時間で200セット配布する街頭プロモーションを展開。200セットという数字は、京都駅から熊本駅の新幹線の最速時間200分にちなんだ数だという。なお、同日は活動とあわせ、府立植物園等でネット配信用動画「『まゆまろ』×『くまモン』THEムービーです~モン」の撮影も行われる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月18日アートダイブ実行委員会は、若手アーティストによる作品展示・販売・パフォーマンス等を行う、京都初の大型屋内型アートイベント「京都アートフェスタ2012秋“artDive♯07”」を開催。10月20日・21日に京都市勧業館みやこめっせにて行われる。同イベントは2009年より開始して今回で第7回目。様々なジャンルの若手アーティストたちが、それぞれのブースで作品の展示発表・販売・ワークショップを行う。来場者は作品を気軽に鑑賞・購入できるという、来場者参加型の催しだ。関西最大規模のアートフェスタで、2日間で5,000人の来場者が見込んでいる。今回は2012年5月に全国からアーティストを募集。過去最多となる総勢360名もの若手アーティストの出展が決定した。ジャンルは絵画や写真、イラストレーションなどの平面作品からファッション・アクセサリー・雑貨まで様々。230の出展ブース・ライブペイントブースで、作品展示・販売を行う。また、来場者が作品作りを体験できる「ワークショップエリア」では、羊毛フェルトや焦がし絵アート、パステルアート、切り絵など9種類の講義を13回開催。ワーゲンカフェでは、ドリンク・軽食などが提供され、アートを軸とした交流を楽しめる「コミュニケーショエリア」も設置される。特別企画展として、全国100人の作家が参加した800作品のポストカードが一斉に展示・販売される「ARTs*LABoポスカ展 -aD♯07-」も行う。さらに、7月~10月のポスター作品を展示する「WATT SENSE AWARD 2012 ポスター展 inKYOTO」も開催。28名のクリエイターによるポスター作品を並ぶ。同イベントは、10月20日・21日の11時~17時に開催。入場料は無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月16日今年11回目となる、京都府向日市の秋の恒例イベント「竹の径かぐやの夕べ」。向日市観光協会が昨年同様「京都市洛西竹林公園」(京都市住宅供給公社)と共催で、10月20日(土)17時30分~20時30分に開催する。なお、少雨実施で、荒天の場合は中止となる。「竹の径かぐやの夕べ」は、向日市観光協会が名産の竹のPRと観光振興を目的に、2002年から毎年10月に開催しているもの。今年は、向日市立第6向陽小学校周辺から向日市寺戸町の宗竹の竹垣が続く美しい竹林道である「竹の径」へ、さらに「京都市洛西竹林公園」まで、水を張った竹筒の中にろうそくを浮かべた「竹行灯(たけあんどん)」約4,500本を並べて、沿道に明かりを灯す。また、剪画(せんが・切り絵)の紙行灯や手づくり竹行灯なども使用し、夕闇の竹林を幻想的に彩る。第6向陽小学校周辺では、琴、ジャズ、和太鼓などのライブや土産品の販売、飲食コーナー(おもてなし処)が設けられる。また、京都洛西竹林公園周辺では、市民が作製した竹による作品のライトアップや、キャンドル作品の展示とあわせ、バイオリンやフルート、尺八によるミニライブも行う。楽器の音色が漂う夕闇深まる竹林が、ろうそくの優しい灯りに照らされ、まさに”かぐや”の夕べとなる。アクセスは、JR「向日町駅」「桂川駅」または阪急電鉄「洛西口駅」からバスで「第二回生病院前」下車徒歩10分。阪急電鉄「東向日駅」からバスで「東山」下車徒歩10分。駐車場は用意されていないので、公共交通機関の利用を。また、竹林内には外灯などがない場所があるので、懐中電灯は必携。なお、9月23日(日)には、「竹の径かぐやの夕べ」を前に、オリジナルろうそくを作る「竹あかりワークショップ(キャンドル編)」を開催する。場所は向日市役所第1会議室、講師にはキャンドルクリエーターの泉邦江さんを招く。第1部13時00分~14時30分、第2分14時30分~16時00分で、各定員は30名で予約制。同ワークショップでは、カラフルな”ろう”のブロックを組みあわせて、自分だけのキャンドルを作る。制作したキャンドルは「竹の径かぐやの夕べ」作品展示コーナーに展示される。問い合わせは向日市観光協会へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月24日京都府と三菱自動車工業、京都三菱自動車販売、ニチコン、GSユアサ(以下、協力企業)は21日、京都府内で自然災害や大規模停電等が発生した場合に、京都府が応急対応や災害復興のため、協力企業に対して電気自動車及び給電装置の提供(無償貸与)協力を要請できる協定を締結したと発表した。このような災害時等において電気自動車を移動可能な非常用電源として活用する協力協定は、全国で初めての事例とのこと。同協定の締結により、京都府内での災害等発生時において、電気自動車は機動力ある非常用電源としての活用が期待される。また、災害状況に応じて、電気自動車の避難所等への分散配置や現地災害本部等へ集中配置等の効率的な運用も可能であり、災害時等における初期対応への貢献が期待されるという。提供車両及び給電装置は、協力企業が所有する三菱自動車工業製電気自動車「i-MiEV」(アイ・ミーブ)と「MINICAB-MiEV」(ミニキャブ・ミーブ)で、当面は25台を提供。また、電気自動車の駆動用バッテリーに蓄えられた電力の一部を、交流(AC)100Vで最大1,500Wまで取り出すことができるニチコン製給電装置「MiEV power BOX」(ミーブ パワーボックス)を車両と同時に提供。これにより、駆動用バッテリー16.0kWh仕様車(満充電)に接続して1,500Wで連続使用した場合、約5~6時間(一般家庭の約1日分の電力消費量)を使用することが可能という。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月21日13日からの記録的な大雨により京都府宇治市が災害救助法適用地域に認定されたことから、日本損害保険協会は被災地域において、各損害保険会社による保険料の支払い猶予などの特別措置が受けられる場合があると発表した。各種損害保険(火災保険の総合保険、自動車保険の車両保険および傷害保険など)には台風などによる水害をはじめとする自然災害を補償するものがある。また、災害救助法が適用された地域の契約者が被害を受けた場合、各損害保険会社は、火災保険、自動車保険、傷害保険などの各種損害保険について、保険料の支払い猶予などの措置をとる場合もある。今回の大雨被害では、京都府宇治市が災害救助法適用地域に認定された(8月14日現在)。○印は、補償の対象(損害の程度が一定以上の場合に補償の対象になるという条件や支払われる保険金に限度が設けられていることがある)になることを示す。△印は、地震などによって河川の堤防やダムが決壊し、洪水となったため生じた家屋・家財の流失、埋没によって生じた損害を補償。(※注1)火災保険では、地震・噴火・津波による損害は、火災損害(延焼・拡大を含む)を含め補償されない。(※注2)自動車保険(車両保険)には、地震・噴火・津波による損害を補償する特約もある。契約している損害保険が「自然災害を補償する損害保険」に該当するか、詳しくは損害保険会社または代理店に問い合わせを。0570-022808(ナビダイヤル:有料)受付時間9:15~17:00(土・日・祝日および12/30~1/4を除く)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日13日からの記録的な大雨により京都府宇治市が災害救助法適用地域に認定されたことから、日本損害保険協会は被災地域において、各損害保険会社による保険料の支払い猶予などの特別措置が受けられる場合があると発表した。各種損害保険(火災保険の総合保険、自動車保険の車両保険および傷害保険など)には台風などによる水害をはじめとする自然災害を補償するものがある。また、災害救助法が適用された地域の契約者が被害を受けた場合、各損害保険会社は、火災保険、自動車保険、傷害保険などの各種損害保険について、保険料の支払い猶予などの措置をとる場合もある。今回の大雨被害では、京都府宇治市が災害救助法適用地域に認定された(8月14日現在)。○印は、補償の対象(損害の程度が一定以上の場合に補償の対象になるという条件や支払われる保険金に限度が設けられていることがある)になることを示す。△印は、地震などによって河川の堤防やダムが決壊し、洪水となったため生じた家屋・家財の流失、埋没によって生じた損害を補償。(※注1)火災保険では、地震・噴火・津波による損害は、火災損害(延焼・拡大を含む)を含め補償されない。(※注2)自動車保険(車両保険)には、地震・噴火・津波による損害を補償する特約もある。契約している損害保険が「自然災害を補償する損害保険」に該当するか、詳しくは損害保険会社または代理店に問い合わせを。0570-022808(ナビダイヤル:有料)受付時間9:15~17:00(土・日・祝日および12/30~1/4を除く)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日京都市動物園(京都府京都市左京区岡崎法勝寺町 岡崎公園内)では現在、人工哺育から、母親のもとでゴリラとして生育させる試み「BR(バトンリレー)プロジェクト~人からゴリラへ~」を進めている。8月10日から、午前11時から正午までの間、「類人猿舎ニシゴリラ寝室」2室を利用して、赤ちゃんのゲンタロウと母親のゲンキの寝室間のおり越しの見合いを実施。その様子は、類人猿舎観覧通路から見ることができる。ただし、赤ちゃんの体調などにより、時間帯が前後する場合や観覧できない場合があるので、あらかじめご了承を、とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日京都市動物園(京都府京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内)では、普段子どもたち向けの施設と思われがちな動物園で、“あえて”大人向けのイベントを開催する。本格的な夏が到来し、子どもたちは夏休みの真っ最中。各地で子どもたちのためのイベントが多数開催される中、同園では、この夏休み期間にあえて大人向けのイベントを開催。テーマは「キリンの骨を組み立てよう」。ほかの多くの哺乳(ほにゅう)類とは、見るからに体形が違うキリンだが、今回は生きているキリンの観察ではなく、骨の勉強をする。教材となる骨は、かつて同園で活躍してくれたキリンの「貴船」さん。1980年に同園で生まれ、98年に息を引き取った。同園飼育課では、「彼女の生前のお話もしながら、勉強させてくれることに感謝しつつ、みなさんと一緒に骨を組み立てたいと思います」と話す。開催は、8月12日の13:30から。中学生以上の20名限定で整理券が必要となる。当日10時から事務所前で整理券を配布する。ちょっと難しい話をいっぱいできるのが大人向けイベントのいいところ。室内でゆっくりと行うこのイベントにぜひ、参加してみては。なお、「え~! 大人ばっかりずるい!」と叫んでいるキッズのために、10月にはキッズ向け「キリンの骨を組み立てよう」を開催。キリン好きはもちろん、恐竜好きな子どもたちも要注目だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日京都府長岡京市と阪急電鉄はこのほど、阪急京都本線の大山崎~長岡天神間で建設中の新駅の名称を「西山天王山(にしやまてんのうざん)」とすることを発表した。新駅の開業は2013年度下半期中を予定している。新駅は大山崎駅から2.5km、長岡天神駅から1.5kmに位置し、京都第二外環状道路(2012年度末開通予定)と交差する。駅周辺が西山地域に含まれているほか、付近には「天王山」(勝負の分岐点・天下分け目を意味する)の語源となった天王山があり、これらの地域性や歴史を表現できる駅名として「西山天王山」に決定した。駅設備としては、地平駅舎と相対式ホーム2面、改札口2カ所、上下ホーム連絡地下通路などを設置。駅の東西両側に駅前広場がつくられ、パーク&ライドを推進するため、東側駅前広場に隣接して自動車駐車場が設置される。東西の駅前広場を連絡する歩行者用の自由通路もつくられる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月06日京都府は、不妊治療のうち保険適用外となっている人工授精を受ける人に、年間10万円を上限として助成することを決めた。1月31日発表の11年度一般会計当初予算案に、約2億4千万円の費用を盛り込んだと毎日新聞が報じている。(画像はイメージ)保険適用される投薬や注射では効果がない場合に行う人工授精には、1回に数万円の自己負担が必要となるが、大抵は複数回受けることとなる。期限や回数制限のない助成制度は他になく人工授精への助成は大分県でも実施しているが、助成期間は5年間に限られており、期限や回数の制限を設けていない今回の府の制度は、他に例が見当たらないとのこと。府ではこれまで、保険適用される治療につき年間3万円を上限に助成してきたが、女性1人が産む子供の数が全国で最低レベルとなっていることなどを考慮し、大幅拡充を決めたもの。なお、体外受精などは国の助成制度があるため対象外という。府の「こども未来課」では、不妊治療の患者は府内に毎年3千人以上おり、このうち4割程度が人工授精を希望していると見込んでいる。
2011年02月06日こんにちは、おーまえです。京都のちょっといいこと、連載5回目の今回は、京都の涼です。京都も夏本番!盆地で湿度が高く、蒸し暑いのが京都の夏の特徴。ジリジリ、ムシムシしていて本当に京都の暑さって身体に堪えるんですよねー。そんなこともあって、昔から涼をとりながら夏の風情を楽しむ、鴨川納涼床や川床などの文化が生まれました。さて、そんなあっつい京都の夏。市内の中心地に比べると−5°の気温差があると言われる京都の奥座敷、鞍馬-貴船へ出かけてきました。鞍馬へは、出町柳駅から叡山電車へ乗っていきます。ただ昨年の台風の影響で現在も市原駅までの運行となっていますので、ご注意を。1日も早い復旧を願うばかりです。叡電市原駅からはバスに乗り換えて鞍馬へ向かいます。▲市原駅は無人駅。緑がいっぱいののどかな駅周辺。鞍馬寺は、西暦770年建立の歴史あるお寺で、また牛若丸が修行をした場所など、伝説もいっぱいです。鞍馬山はお山自体が尊天の御神体と考えられており、天狗が住むと言われる京都屈指のパワースポット。なるほど、見るからに圧倒されるパワーを感じるお寺です。山門をくぐって参道を30分ほど登って本殿へ。ケーブルカーを使って登る方法もあるので脚力に自信のない方もご安心を。▲バスを降りたらすぐに登場!幻想的で神々しい雰囲気が漂っています。▲途中にある神社も厳かな雰囲気。立派な杉の木が目を引きます。そこからもうひと頑張り。清少納言も『枕草子』で「近うて遠きもの、鞍馬のつづら折りという道」と書いた「木の根道」を通って川床の名店が立ち並ぶ、まさに京都の涼の聖地、貴船へ向かいます。歩いて約40分ほどの道のりです。▲これが木の根道。すごい迫力です。▲山を下ると川のせせらぎが。ついに貴船へ到着!やはり街中よりも少し涼しい気が!それに川の流れる音が聞こえることで、気持ちも洗われるようです。川床料理のお店の間を少し歩けば、貴船神社に到着です。▲青紅葉が美しい貴船神社。縁結びで有名です。ここも京都市内かと疑いたくなるくらい、清涼感のある場所でした。いつかはリッチに川床で流しそうめんや懐石料理を楽しんでみたいものです。京都へ住んでいてもなかなか近くて遠い鞍馬と貴船。大人がしっとり涼を楽しむ地域としておすすめです。ぜひ足を運んでくださいね。今月の京都のちょっといいことは、ここまで。また来月お会いしましょう! おーまえ京都在住。ほぼ毎日自転車行動。時間があると気になる場所やお店をウロウロ探し回りがち。お笑いと犬がずっと好き。最近はリボベジに小さな幸せを感じてます。
2001年12月05日こんにちは、おーまえです。京都のちょっといいこと、連載2回目の今回は、京都御苑のお話です。親しみを込めて御所と呼ばれることが多いのですが、京都御苑(キョウトギョエン)が正式名称。京都市内の真ん中に位置し緑がたっぷりで癒される、まさにセントラルパーク的存在でありながら、葵祭や時代祭などの起点ともなる由緒のある場所です。京都御苑の基礎知識を少しご紹介すると、明治になるまで天皇がお住まいになられた京都御所をはじめ、京都大宮御所・京都仙洞御所、京都迎賓館などのある国民公園。約100ヘクタールという広さは、東京ディズニーランドとディズニーシーを合わせた広さとほぼ同じなんだそう!こう聞くとどんなに広いか、わかりますよねー。車がビュンビュン走る大通りから、歴史ある門をくぐれば広がる自然たっぷりの大空間。思わず深呼吸したくなるほど、本当に気持ちがいいです。▲こちらは蛤御門。よく見ると蛤御門の変の際についた弾痕が残っているとか。。。御苑のほぼ中央にあるのが京都御所。現在あるものは1855年の造営。中の参観も可能です。歴史的でもあり、是非見ておきたい建築物でもあります。▲立派な門とどこまでも続くように見える塀も美しい。中には野球場やテニスコート、池や小川、神社などがあり、みなさん思い思いにいい時間を過ごされています。休憩所も三ヶ所あり、車も通らないので、わんちゃんのお散歩や小さいお子様連れの方にもおすすめ。私も子どもが小さい頃はよく連れてきて、お弁当食べたりしてましたー。▲小川周辺は、保育園の子どもたちなどでいつも賑わっているスポット。中で食べるお弁当もいいのですが、御苑周辺には美味しいお店もたくさん!今日は、御所西にある懐かしい雰囲気の人気のお店でカレーライスをいただきました。お家カレー風に見えて実はスパイスの効いた本格派。▲来た人ほとんどみんなが頼むカレーライス。ルーのおかわりができるのも人気のポイント!また、憩いの公園である御苑ですが、市内の真ん中に位置することで、通勤通学の道としても使われています。普通の通りよりも静かで緑もたっぷりで、ショートカットになることもあるから嬉しい!朝から森林浴してる気分になれます。▲御苑名物、自転車の轍。この細い轍の上を走るのが京都自転車あるある。コンパクトな市内の中心に、こんな広大で気持ちのいい場所があるのは有り難く、ちょっと?いや、すごくいいことだと思います。改めて京都御苑の魅力に気づけましたー。今回はここまで。また次回にお会いしましょう。 おーまえ京都在住。ほぼ毎日自転車行動。時間があると気になる場所やお店をウロウロ探し回りがち。お笑いと犬がずっと好き。最近はリボベジに小さな幸せを感じてます。
2001年12月05日